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野上健次 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

野上健次[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


23期委員会出席TOP100
57位
23期委員会出席(無役)TOP50
29位

このページでは野上健次衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。野上健次衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 国土計画委員会 第21号(1947/11/04、23期、日本社会党)

○野上健次君 私は大分縣東國東郡の竹内津港を國營港にしていただき、さらにこれが改修工事をせられんことをお願いするものであります。この竹田津港というのは、大分縣國東半島の突端にありまして、周防灘中部におけるゆい一の避難港ともいうべきであります。地理的に申し上げますと、西は四十海里を距てて關門海峡に接し、東は室津、上ノ關に至る、その間最も安全な船舶の避難港と言えるのであります。しかるに近年ようやく港内に砂泥などが堆積してまいりまして、船舶の碇泊に危險を感じ遭難またしばしば起るというような状態であります。殊に今日船舶の建造きわめて困難な事情のもとにおいて、船舶保護の見地より、これが改修は一日もゆるか……

第1回国会 国土計画委員会 第34号(1947/12/08、23期、日本社会党)

○野上健次君 本請願 は地元大分縣會において滿場一致議決し、官民一體となつてこれが實現を熱望せるものであります。また請願の紹介に當たる者は大分縣出身の衆参兩院議員全員でありまして、まつたく、超黨派的にこれが促進を希ふところであります。請願書記載の通り津久見港は、全國重要港湾中、すでに昭和十五年において實質的には第十四位を占めており、現に指定の港灣を、はるかに續いている實情であります。さらに東九州沿岸には未だ一港も指定港になきありさまですから、何とぞ急速に御指定を願い、東九州の産業、貿易の發展のため御援助を賜りたい次第であります。本港の指定資格の十分なるは關税課長等のよく認識されるところでありま……

第1回国会 通信委員会 第2号(1947/07/29、23期、日本社会党)

○野上委員 どうぞ片島君の質問を御繼續になつてください。
【次の発言】 私は勞働關係に關して二、三局長にお伺いしたのですが、先般遞信從業員組合から七月十六日附で大臣に對して要求が出されておるわけであります。それに對して遞信大臣の名前で、囘答が去る二十三日になされました。一應この基準はきまりましたのが、今日の遞信從業員諸君の惱みは――單に遞信從業員に限るものではありませんが、一般の勤勞階級の生活がきわめて窮迫した困難な状態を續けておる。先般新物價體系による安定價格が發表されましたが、されによつてむしろ物價の安定をはかり得ずして、やみ物價の高騰を促進したいという現實と照らし合わして非常に各勤勞者の……

第1回国会 通信委員会 第10号(1947/08/29、23期、日本社会党)

○野上委員 ただいまの請願の第三の、安養寺村ですが、そこに郵便局を設置したいという請願の趣旨なのであります。それが今政府の御説明によると標準戸數に達しないということでありますが、そうした地域は非常にたくさんあると思う。なるほど今政府次官から説明されるように、ゆたかならざる國家財政をもつて、通信施設をするということは、急速にはできかねると思いますが、そういう所に施設をその部落で協同組織としてつくつてこれを利用する。その間何かそういつたような方法を講ずるということが許されるかどうか、この際お伺いしておきたいのす。

第1回国会 通信委員会 第13号(1947/09/26、23期、日本社会党)

○野上委員 私は先般この今町に行つたのでありますが、今同僚森山議員からこういう請願があつて、初めてあそこに電話がないということに氣がついたわけですが、あそこに電話がないというのはまことに不思議に思う次第です。今森山議員からも請願がありましたように、地理的な條件いろいろ考慮しまして、速やかに電話を架設されるよう、お願いしたいと思うのであります。

第1回国会 農林委員会 第9号(1947/08/06、23期、日本社会党)

○野上委員 私は緊急當面の食糧供出對策に對して動議を提出したいと思うのであります。現下の食糧事情の惡化はますます一般的な經濟危機に拍車をかけて、國民生活に深刻なる影響を與えつつあるのでありますが、過般來この供出問題に關しましては、本委員會においても速やかなる對策を得るために、きわめて熱心な討議が繼續されてきておるところでありますが、本對策はきわめて速度を必要といたしまするし、同時に當面の生産意欲にも至大な影響をもつものでありますので、本委員會において小委員會としての基本的な供出對策要綱の決定をして、原案をまとめることにしてはどうかと思うのであります。なおこの小委員會には、先般來問題になつており……

第1回国会 農林委員会 第27号(1947/10/02、23期、日本社会党)

○野上委員 ただいま議題になりました陳情書に關しまして、一應趣旨辯明をいたし本委員會の御同意を得たいと思うのであります。  農業協同組合金融事業分離に反對する陳情でありますが、これは大分縣農村青壮連盟結成大會が去る八月四日にございまして、この大會の決議として決定したものを、陳情の形にして送付してまいつたのであります。その趣旨といたしましては、戰時戰後を通じて農民組合金融は異常なる躍進を遂げ、わが國金融界に大きな地位を占むるようになつたのであります。しかしこのことは農業經營の正當なる餘剰價値の蓄積の結果ではなくして、かえつて掠奪農業の尊い犠牲の現金化、あるいは預金化であることに思いをいたしまして……

第1回国会 農林委員会 第33号(1947/10/15、23期、日本社会党)

○野上委員 簡單に要點のみについて總理大臣にお伺いいたしたいと思います。  米價決定に對する政府の基本的態度についてお伺いしたいのであります。先ほど總理大臣からも、米價は米價、供出は供出として考えてもらいたいという説明がございましたが、これは、私どもは一應その説明によつて納得し得るといたしましても、全國の働く農民は、こうした説明では絶體納得し得ないと思うのであります。御承知のように、戰時中から今日に至るまで、年年供出制度が變りまして、つくつたものはほとんどとられてしまう。正直に働いて百姓をするものがばかを見るというような現状において、値段もきめずに今年のごとき割當をしても、とてもこれは無理な注……

第1回国会 農林委員会 第37号(1947/10/21、23期、日本社会党)

○野上委員 ただいま鈴木委員からの訂正の動議について、私は委員會の權威、面目という點から考えまして、間違つた點があればこれは十分訂正すべきでありまして、第三項の「配給機構の全面的改正を行い、」その次の燃料統制組合が存在するかしないかということが問題になつたわけでありますが、これが存在していないということになりますれば、これをすつかり省きまして、そうして「配給機構の全面的改正を行い、農業會及森林組合、林産組合をして指定取扱を為さしめ配給面の圓滑を期すべし」というように、一部削除して、鈴木委員の意見をも參酌して、そういうように決定してはどうかと思います。それから第四項については、これもまた「薪炭價……

第1回国会 農林委員会 第38号(1947/10/22、23期、日本社会党)

○野上委員 米價の決定いたしました今日、その基準その他について議論をしようとは思いませんが、ただこのパリテイ樣式によつて、最も最新式のフィッシャー方式ですか、これを採用し決定された。そうすると、將來においてこの基準に取上げられました品目の價格が改訂されるような場合が生じたときに、當然米價もこれに從つて改訂さるべきであります。その間の處置を當局はどういうふうにお考えになつているか。米は御承知のように一年に一遍しかとれないものである。その間今日決定されて來米穀年度までそういう米價で行かれたのでは、まつたく農民は犠牲の上にもまた犠牲を強いられるようなことになりますが、それらの差額は一體どういうふうに……

第1回国会 農林委員会 第39号(1947/10/23、23期、日本社会党)

○野上委員 私は商工大臣に一點お伺いしたいのでありますが、それは先ほどたいへんこまかな數字につして詳細な御説明がありました。的場委員からも指摘されましたように、この數字が農家の實際必要量に對して何パーセント充足し得るかということであります。私は物の非常に乏しいときに、お互いにこれをわかち合つていく。國民總耐乏生活をするときですから、農家のみに重點的にくれということを申し上げているのではないのでありますが、他産業との比率はどういうふうになつているか。たとえば作業衣二百萬著を用意されているとすれば、これは農家一戸當りについて考える場合に、三人に一著という割合にしかなりませんし、地下たびにつきまして……

第1回国会 農林委員会 第40号(1947/10/24、23期、日本社会党)

○野上委員 私は米價の決定に至るまでの物價廰の態度については、各委員と考えを一にするものでありますが、先ほど消費者價格について物價廰の答辯を承つておりますると、お二人の間に食い違いがあるように思うのであります。それは次長は、消費者價格については大體においてきまつていないのだけれども五割くらい高くなる。現在の消費者價格の五割高だと思うのですが、そういうことになると二千二百二十七圓五十錢になります。ところが第二部長の方では、消費者價格と生産者價格との間には、大體差をつけないような方針でいくというようなぐあいに承つております。この點において食い違いがあるようでありますが、どちらが正しいかははつきり承……

第1回国会 農林委員会 第51号(1947/11/25、23期、日本社会党)

○野上委員  ただいま調査小委員ができましたことは、たいへん結構でありますが、この官有林の立木の拂下げその他につきましては、從來から慣行があり、先般の政府側の説明によりますと、特に資産、信用、そういつたものに重點をおいて、從來慣例に從つて拂下げ等がなされておりますが、こうした點について多くの國民の疑惑を招くというようなこしがあつてはなりませんので、今日におきましては、少なくともこれらの拂下げに關しましては、營林署別にきわめて民主的な委員會というようなものをつくりまして、十分にその拂い下げたものが國家の用に立つか立たないかということを検討されて、拂下げがされるというような處置が講ぜられるならば、……

第1回国会 農林委員会 第53号(1947/11/27、23期、日本社会党)

○野上委員 自作農創設特別措置法の一部を改正する法律案について、第十二條の二に、電氣事業用地に關する規定がそこに挿入されておるのでありますが、電線路の施設の用に供されておる土地の賃貸借を認めるというだけでありまして、これでは電氣事業の公益性等から鑑みまして、はなはだ不十分なる規定ではないかと考えられるのであります。從來御承知のように地役權が認められておつたのでありますが、これは賃借權を取入れるということになりますと、いろいろな煩瑣な問題が生じてまいると考えられるのでありますが、まず第一には賃借權設定の場合に生ずる手續上の困難について、登記について生ずるところの煩瑣な問題であるとか、あるいは譲渡……

第1回国会 農林委員会 第54号(1947/11/28、23期、日本社会党)

○野上委員 開拓局長に、この機會にちよつとお伺いしておきたいのであります。それは長野縣の諏訪市の霧ヶ峰における、二十一年度の未開墾地開拓の買收計畫の豫定になつております開墾地に關しまして、地方地元民から非常に猛烈な反對の陳情がここへまいつておるのであります。反對のおもな理由としては、先ほど細野委員が述べておられましたように、水源地と非常に關係のある土地であつて、これを開墾した場合には、將來水害の危険があるとか、あるいはまた灌漑用水及び約三百戸の住民の飲用水に困るわけで、住民の生活上一大支障を來すということが一つ、次には現在豫定されておる土地は採草地であつて、牛馬の飼料その他に非常に困る。また堆……

第1回国会 農林委員会 第56号(1947/12/01、23期、日本社会党)

○野上委員 自作農創設特別措置法の一部改正法律案に對しては、制般の委員會において質問をいたし、同時に第十二條について一部修正の點を意見として申し述べておきましたが、これに關しましては大體ここに原案を得ましたので、ここいうふうに修正が願いたいと思うのであります。この點委員會におきまして採擇せらんことを希望いたします。   修正要點としましては、第十二條第二項中地役權があるときは、」の下に「第十二條の第二項の場合を除いて」を加える。第十二條の二前 條第一項の規定により政府の取得した農地がその取得の當時電氣事業法による電氣事業者又は同法第三十條第二項の事業を營む者(以下電氣 事業者と總称する)の所有……

第1回国会 農林委員会 第57号(1947/12/03、23期、日本社会党)

○野上委員 ただいま議題となりました農地調整法の一部を改正する法律案竝びに自作農創設特別措置法の一部を改正する法律案の修正案につきましては、結論から申し上げまして贊意を表するものであります。ただ先般から私が申し上げましたように、自作農創設特別措置法の第十二條の二つの點に關しまして、一部本委員會において各派の共同提案という形において修正案を出したいと思うのであります。その内容につきましては、先般の委員會においても私が説明いたしました通りで、本日各委員のお手もとに配付しておりますので、内容の説明は省略いたします。この點を採擇していただきまして、その他の政府原案については、全面的に贊意を表したいと思……

第1回国会 農林委員会 第60号(1947/12/07、23期、日本社会党)

○野上委員 紹介議員に代りまして、私から請願の趣旨を御説明申し上げます。本請願の趣旨は、國家の重要施策である農地法に基く諸般の經費を都道府縣、市町村竝びに受益者負擔とすることは妥當ではないと考えられるのであります。殊に地方財政の最も窮迫している今日、政府は速やかに農地委員會の所要經費を國庫負擔とされたいというのであります。何とぞ請願の趣旨を御採擇されんことをお願いいたします。
【次の発言】 請願の趣旨を御説明申し上げます。  本請願の要旨は、山口縣周東三郡を中心とする本年の旱害は、昭和十四年の大旱害に匹敵するもので、應急對策も何ら效果なく、農業生産に及ぼす被害は多大であつた、ついては耕作農家の……

第2回国会 通信委員会 第2号(1948/01/30、23期、日本社会党)

○野上委員 本日は逓信大臣も政務次官もお見えになつておりますので、今日問題になつておりますところの逓信料金引上げに関して二、三点お伺いしたいと思う次第であります。すでに同僚議員から意見が述べられたとは思いますが、私遅れてまいりましたので、あるいは重復する点があるかもしれませんが、御了承をあらかじめ願つておきます。  私伺うところによれば、大藏大臣は年末支給されました二・八箇月分の生活補給金、赤字補給金の残額〇・八の支拂にあたつて運賃及び郵便料金を値上げしなければならない、財源をここに求めなければ、どうしても適切な財源がないのだというよう意見をおもちのように聞いておるわけであります。同時にこのこ……

第2回国会 通信委員会 第5号(1948/02/05、23期、日本社会党)

○野上委員 ただいま議題となりました郵便法の一部を改正する法律案について、御質問を申し上げたいと思うのであります。私提案理由の説明を欠席のためにお伺いすることができなかつたので、あるいはすでに展開された質問をむし返すことになるかもわかりませんが、大体料金の改訂が中心であるように考えられるのであります。二月の十五日からこれを施行されようとするのでありますが、大藏大臣の説明の中にも、鉄道運賃とともに郵便料金の改正をして、旧臘全官吏の手当を二・八箇分出しましたが、その給與額の残余である〇・八の財源に充てるのだというようなことも言われておるのであります。私は必ずしも鉄道運賃や郵便料金の改訂によるところ……

第2回国会 通信委員会 第15号(1948/06/11、23期、日本社会党)

○野上委員 かかる事件が起きたことは、まことにわれわれといたしましても遺憾に思うところでありますが、こうした事件の発覚が非常に遅れたということは、何としても送達証を便宜訂正するという事後処置がなされたところに、こういう犯罪事実を速やかに発見することができなかつたということが生れるのであります。逓信事務は國民の信頼のうちに最も嚴正に行われておるとわれわれは深く信じておるわけでありますが、今五坪政務次官の説明を聽きますと、そうした不審な点がある。これはあくまでそうした点について十分責任を糾されなければならないと思うのであります。それからいま一つ、私が疑問に思いました点は、千九百枚の請求があつたのに……

第2回国会 農林委員会 第1号(1948/03/22、23期、日本社会党)

○野上委員 先ほどの政府委員の御説明によりまして、さらにまた提出された資料等によりまして、大体本年度農業所得税に関しては、基本的な方針は理解できたのでありますが、地方の税務署管内において、必ずしも農家の反当收入の決定が妥当でない向きが相当見られるのであります。私今度地方をまわりまして、しばしばそうした問題にぶつかつたのでありますが、同じ税務署管内において、しかも地味、地方耕作條件等が大体ひとしいにもかかわらず、甲の村においては三千七百円、乙の村落においては二千八百円といつたような、格段の査定の相違があるわけなのです。これをいろいろと地方の実情について調べてみますと、どうもやはりその間に、はなは……

第2回国会 農林委員会 第6号(1948/05/20、23期、日本社会党)

○野上委員 政府から要請される法案も急を要するかもしれませんが、米價の問題等は二十三年度の予算と非常に重大な関係がありますから、この質問もまた先に延ばすわけにいかぬ。午後一時からということでなく、なるべく時間を多くとつて、至急この質問だけは済ますようにはかられたいと思います。

第2回国会 農林委員会 第7号(1948/05/21、23期、日本社会党)

○野上委員 本法案の審議にあたりまして、一應私は現在の開墾開発事業がどういうふうになつているかということを明確に御説明を願いたいと思うのであります。本体政府当局は今日の開拓者の生活状況、入植者の生活はどういう状態におかれており、しかも開墾が具体的にはどういうふうに進んでいるかを明確に御認識になつているかどうかということを、私ははなはだ疑わざるを得ないのであります。現に開拓者の半数以上は、ほとんでその生活に窮してしまつている。そうしてまつたく最低の生活を維持するといいますか、奴隷的な生活の中に、この開墾事業とまつたく血みどろの戰いを挑んでおるわけでありますが、それでも年々脱落していくところの入植……

第2回国会 農林委員会 第10号(1948/05/28、23期、日本社会党)

○野上委員 滋賀縣の旱害恒久対策事業國庫補助の請願に関して、紹介議員の矢尾さんに代つて私からお願いを申し上げたいのであります。本請願の要旨といたしまするところは、滋賀縣における昨年の旱害は昭和十四年以來のもので、農民は堀井戸あるいは揚水にあらゆる努力をしたが、その被害は一万四千町歩に及んだ。ついては今後このような惨害を繰り返さないために、本縣の旱害恒久対策事業費に対し格段の國庫補助をされたいというのであります。何とぞ旱害のもたらすところの被害が非常に甚大であり、食糧増産の上に重大な支障があると思われますので、十分御審議を願いまして御採択あらんことをお願いする次第であります。

第2回国会 農林委員会 第16号(1948/06/10、23期、日本社会党)

○野上委員 ただいま小委員会においてきまりました案はもちろん結構だと思うのですが、すでに各派交渉会において取上げられた米價改訂に関する決議、ただいま当委員会に諮られた案は、その筋の了解も得ておることでありますし、新たに各派共同提案の形においてただいまのような案をもつて決議するということになれば、その間にあるいは予測せざる問題が起るかもしれない。そういうことも考えられますので、できれば私はすでに各派交渉会においても大体了解を得て、これを農林委員会において了承をされるならば、これを共同提案の形において、院議をもつて決議しようということになつておりますがゆえに、大体その筋の了解を得た米價改訂に関する……

第2回国会 農林委員会 第24号(1948/06/23、23期、日本社会党)

○野上委員 本法に基いて農地改良委員会というものが構成されるという趣旨の説明を受けたのでありますが、本法には何らその委員の選挙に関する規定も、また委員会の目的権限等に関する規定の一箇條も挿入してないのでありますが、これは別途にそういうものが用意されておるのか、その点を一点伺つておきます。
【次の発言】 なおその際府縣の條例によつて委員会の規定が定められるということになれば、一應各府縣の自治性に基いて決定されることでありましようが、それの規範とか何らかの基準、あるいはそれに類したものが用意されておるか。あるいはそうして示達、指令、そういうたものがなされておるかどうか、これを伺います。

第4回国会 予算委員会 第9号(1948/12/11、23期、日本社会党)

○野上委員 大藏大臣にお伺いいたしますが、まず基本的な問題について二、三点お伺いして見たい。  第一に税制の基本理念に関して、現在予算申告制度がとられておりますが、この予算申告納税制度の民主化についてどのような見解をお持ちになつておるか。ほとんど納税義務者がみずからの所得を予定して申告するにかかわらず、一方的に更正決定がなされ、納税者はその更正決定に基いて非常に税の負担の過重にあえいでおる。これは私が申し上げるまでもなく、大藏大臣もよく御承知と思いますが、この基本的な税制の理念について大藏大臣の所見を伺つておきます。
【次の発言】 先ほど中曽根委員の質問によつても明らかになりましたように、そう……


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 商業委員会農林委員会鉱工業委員会連合審査会 第1号(1947/12/01、23期、日本社会党)

○野上委員 石油配給公團に関して配給機構の点、第十五條の業務について一点お伺いしたいと思うのであります。末端の配給機構ですが、御承知のように從来農業会等において油類の取扱いを認められておつたのであります。もし公團法においてこの取扱いができないということになりますと、農業生産上、殊に加工、供出その他について甚大な支障を生ずるおそれがありますが、これらの点についてそうした問題をなくして、スムースにこの運營をするためにどうした處置が講ぜられておるか。この点について當局の御意見を承りたい。  なおすでに時間がございませんので、詳しくお伺いすることは困難だと思いますが、販売業者の指定の基準はどういうふう……


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ページ更新日:2024/01/28
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