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上林山栄吉 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

上林山栄吉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
145位
委員会発言歴代TOP500(衆)
415位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
122位
委員会出席(無役)歴代TOP500
265位
委員会発言(議会)歴代TOP500
494位
委員会発言(政府)歴代TOP1000
639位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
336位
各種会議出席歴代TOP50
42位
各種会議発言歴代TOP50
33位
各種会議出席(幹部)歴代TOP250
124位
各種会議出席(無役)歴代TOP50
41位
各種会議発言(議会)歴代TOP250
109位
各種会議発言(非役職)歴代TOP50
33位

23期委員会発言TOP50
34位
23期委員会発言(議会)TOP50
46位
23期委員会発言(非役職)TOP50
19位
24期委員会発言TOP100
81位
24期委員会発言(非役職)TOP100
57位
24期各種会議出席TOP5
2位
24期各種会議発言TOP5
3位
24期各種会議出席(幹部)TOP5
2位
24期各種会議発言(非役職)TOP5
3位
27期各種会議発言TOP25
17位
27期各種会議発言(非役職)TOP25
15位
28期委員会出席TOP100
81位
28期委員会出席(幹部)TOP100
79位
28期各種会議出席TOP25
22位
28期各種会議発言TOP25
15位
28期各種会議発言(非役職)TOP25
15位
29期委員会出席TOP50
44位
29期委員会発言TOP100
82位
29期委員会出席(幹部)TOP100
83位
29期委員会出席(無役)TOP100
84位
29期委員会発言(議会)TOP50
37位
29期委員会発言(非役職)TOP100
71位
29期各種会議出席TOP25
11位
29期各種会議発言TOP25
16位
29期各種会議出席(無役)TOP10
8位
29期各種会議発言(議会)TOP10
8位
29期各種会議発言(非役職)TOP25
14位
30期委員会出席TOP100
58位
30期委員会出席(幹部)TOP100
66位
30期各種会議出席TOP25
18位
30期各種会議出席(無役)TOP25
16位
31期委員会出席(無役)TOP100
90位

このページでは上林山栄吉衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。上林山栄吉衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 財政及び金融委員会 第50号(1947/12/08、23期、日本自由党)

○上林山榮吉君 まず第一に鹿兒島縣揖宿郡に税務署を設置せられたいという請願の趣旨を拜明いたしたいと思います。鹿兒島縣揖宿郡はちようど人口が約十五萬人を有しておるのでありますが、現在は知覺税務署の管轄に屬して非常に不便を感じておるのであります。知覺町までこの郡民が行くには、遠い所は交通機關の不便なために、二日間もかかるというような非常な不便を感じておるのであります。ひいて納税上に非常なる不便を感ずるばかりでなく、當該税務署職員にいたしましても、揖宿郡内の事情に通じないために、しばしば納税の適正を缺く憾みがあるのであります。こういうような事情でありますので、郡民は一致して新たに税務署を設置せられた……

第1回国会 通信委員会 第9号(1947/08/26、23期、日本自由党)

○上林山榮吉君 請願の要旨を簡單に御説明いたしたいと思います。屋久島に無線電信電話局を設置していただきたい。こういう請願でありますが、屋久島はわが國の南方の洋上にあるところの寶庫でありまして、なお林業、水産物が非常に豊富であります。なかんずく林業のごときは國家の一大寶庫とも見るべき場所であることは各位の御承知の通りであると考えますが、しかるにこれらの寶庫を活用することができない一つの原因として、通信機關がほとんどあるかないかの状態になつておるのであります。戰前においては海底電信がありまして、相當通信は便であつたのでありますが戰爭開始のために杜絶せられ、その後は屋久島の宮浦局に小規模の無線機があ……

第1回国会 通信委員会 第13号(1947/09/26、23期、日本自由党)

○上林山榮吉君 第一に鹿兒島縣下硫黄島に無線電信電話局復活の請願についての要旨を御説明いたしたいと思いますが、該硫黄島は鹿兒島縣の十島村にあるのでありまして、戰時中は無線局が設置されておつたわけでありましたが、その後事情によりましてこれが撤去されたのであります。しかるに今日に至るまで政府においては何らの處置が講ぜられないために、この方面の島民は非常に不自由になつておるのであります。殊に南方に位する絶海の孤島でありまして、鹿兒島との通信運路はわずかに船によつてせられておるというよいな状態でありまして、この點先ほど政府委員の説明にありましたごとく、單に遞信省の基準による擴充というような概念からいき……

第1回国会 予算委員会 第2号(1947/07/11、23期、日本自由党)

○上林山委員 議事進行について……。議事進行について一言大藏大臣にお伺いいたしたいのであります。御承知のように法案も出ておりませんし、また緊急對策の面から考えても、追加豫算は急がなければ結局豫算を組んでも執行の面において、また再び行き詰まると考えておりますので、できるだけ早く追加豫算の提出期を急いでもらいたいと考えておるのですが、政府はいつごろになつたらはつきり追加豫算案を提出し得る見込みであるか。この點をあらかじめ承知いたしておきたいと考えるのであります。

第1回国会 予算委員会 第10号(1947/10/10、23期、日本自由党)

○上林山委員 私は追加豫算が近く提出されるその前提となる一、二の問題についてお尋ねしておきたいのでありますが、まず第一に、一昨日政府から示された連合軍最高司令部の指令に關しましてお尋ねいたしたいのであります。この指令書は九月十五日に受理されておるのでありますが、こういつたような指令、殊に追加豫算あるいは通常豫算にも重大なる關係のある指令が、非常に遲れて委員會に示されておるのであるが、これは何か特別な理由があつたのであるか。その點をまず承つておきたいのであります。
【次の発言】 もちろんこの指令書は日本政府に指令されたのであつて、われわれ國會とは直接には關係がないと言えば關係がないのでありますが……

第1回国会 予算委員会 第11号(1947/10/11、23期、日本自由党)

○上林山委員 安本長官に質問したいのでありまするが、その前提となるべき一、二の問題について簡單に總理大臣の意見を伺つておきたいのであります。  第一に尋ねておきたいのは、安本長官は食糧が滿配になるというようなことを基準にして、その他各般の事情を斟酌しまして、十一月には黒字になるという説を固執しておられるようでありますが、これに對しまして片山首相はどういう御意見をもつておられるのか。殊に報道せられておるところを承りますと首相はこの千八百圓ベースに關しては自信を失つておる、言いかえますと流通秩序が確實に確立せられなかつたという關係等からして、もつと言葉をかえると國民の協力が十分でなかつたために、こ……

第1回国会 予算委員会 第12号(1947/10/13、23期、日本自由党)

○上林山委員 まず大藏大臣に質してみたいのは、政府職員に對する一時手當の支給に關する問題であります。この問題については、すでに大藏當局に對して私は質疑を試みたのでありますが、その際大臣が出席してなかつた關係がありますので、この際特に大臣の率直なる御意見を質して善處をば希望したいと考え、質問を續けるわけであります。要點は一時手當の支給に關する差額の按分の基準が、地方と中央の格差があまりにもはなはだしくて、實情に適しない。だからこれを諸般の事情をよく勘案せられて、連絡すべき方面には連絡をとつていただいて、これが適正なる按分をしていただく意思はないかどうか。この點についてまず伺いたいのであります。こ……

第1回国会 予算委員会 第13号(1947/10/30、23期、日本自由党)

○上林山委員 私は自由黨を代表いたしまして、昭和二十二年度一般會計豫算補正(第五號)、昭和二十二年度特別會計豫算補正(特第二號)に關しまして、條件というか警告というか、そういう意味を含んで本案に贊成をするものであります。  補正豫算第五號は終戰處理費その他緊急な支出に充てる費目でありまして、やむを得ないと認めるものでありますが、本補正(第五號)に贊成をするという理由をもつて、今後提出さるべきいわゆる追加豫算に、必ずしも贊成をするものでないことを、この際留保いたしておきたいのであります。  さらにこの際政府に警告いたしたいのは、こういうような重要な豫算を提出するにあたつて、ほとんど資料が杜撰であ……

第2回国会 司法委員会 第49号(1948/07/03、23期、民主自由党)

○上林山榮吉君 紹介議員として御説明申し上げます。今回政府におかれては、裁判所法第二十二條第一項に規定する高等裁判所支部を設置せられることになりましたが、その内一部をぜひとも鹿兒島市に御設置くださるるよう陳情申し上げる次第であります。  その理由といたしましては、鹿兒島縣は御承知のごとく、九州の最南端いわゆる三十八度線をもつて國境に位する三市百十五箇村人口百七十四万を算する大縣であります。なかんずく鹿兒島市は、空襲によつて灰燼に帰したとはいえその復旧はめざましく、今や西日本の雄都とし、はたまた観光鹿兒島として、大きくクローズ・アップしてきたのであります。  しかして九州各管内の高等裁判所への控……

第2回国会 予算委員会 第2号(1948/01/31、23期、日本自由党)

○上林山委員 私は本案に対する自由党の立場をばまず明らかにしたいと思います。  自由党は三十日に党の決議によつて声明を発したのでありまするが、参考のためその声明をここで私は敷衍して説明いたして、本案に対する反対の態度をば明らかにしたいと思うのであります。「声明、政府は今回官公吏の生活補給金の残額支拂いのため、鉄道運賃と通信料金の大幅引上げをきめたが、これは一、インフレ抑止と國民生活の安定を呼号する政府の自殺行為である。一、本案提出はその手続において國会無視の專断行為である。一、特別会計の独立採算制を宣傳しながら虚偽的行為であるといわねばならぬ。われらはインフレ抑止、國民生活安定のため、かかる大……

第2回国会 予算委員会 第4号(1948/02/03、23期、日本自由党)

○上林山委員 この際総理大臣にお尋ねいたしたいのであります。ただいまの庄司君の、この予算を組みかえて提出する意思はないか、この質問に対して、万やむを得ずこれを提出しなければならぬというような事情を、るる説明されたのでありますが、その中の、社会党の党内をまとめ得る自信ありや否やという質問に対しては、曖昧模糊とした答弁のように承つたのであります。自分の属する党内をまとめ得ずしてこの案を出したということ自体は、これは片山内閣が一時野党時代に官僚を攻撃しておりながら、このやり方は官僚のいわゆるロボツトとなつて、片山氏がこの案を出しているというふうにわれわれは見るのであります。政党政治の眞髄は、言うまで……

第2回国会 予算委員会 第6号(1948/02/05、23期、日本自由党)

○上林山委員 私は日本自由党を代表いたしまして、ただいま提出の動議に賛成するものであります。もちろんわれわれは社会党有志委員諸君とは、幾分立場を異にするものでありまするが、本案に対する反対の理由としては、すでにわが党は反対声明をしたところであつて、その趣旨は明らかであるのであります。今これを要約すれば、國会を無視せる態度をもつて本案を提出し、しかも〇・八の生活補給金のごときは、二箇月以前より支拂われねばならぬことはわかつていたのにかかわらず、支拂い直前の一月二十九日にこれを提出して、自己の政治的責任を痛感することなく、一方的に決議を強要するの態度に出たことは、民主議会を無視したものと言わねばな……

第2回国会 予算委員会 第7号(1948/02/24、23期、日本自由党)

○上林山委員 私は今西村君によつて質問されたように、もちろん法規的に考える場合、所管大臣が説明してもあえて差支えないと思いまするが、本問題は、われわれ委員会が政府に組替えを要望して、そうして要求したにもかかわらず、政府においては、何ら具体的な誠意を示さなかつた。政府側が何ら具体的な責任をとらなかつた、組替えに應じなかつた。しかも予算返上の決議をしたにもかかわらず、これに対してですらも、何ら打つべき手を打たずして、結局政策の行き結まりというどたんばに追いこまれて、片山内閣はもろくも退陣をした。しかもその片山内閣が残務整理というような形式論に名をかりて、ほおかむりをして、その責任の所在を明らかにせ……

第2回国会 予算委員会 第12号(1948/03/30、23期、民主自由党)

○上林山委員 ただいま西村君から質問された軍事公債の利拂の問題は、きわめて重要だと思いますので、関連して大藏大臣に質問をしてみたいのであります。大藏大臣に私本会議でこの問題について質問をしたのであるけれども、明快な答弁がないのでありますが、三月十三日において大藏大臣は記者団との会見でこういうことを言つておる。政策協定は三党の連帶の責任であるけれども、具体的にはまだきまつていないから、二十三年度の予算には政策協定を取入れないで、別個にこれを編成するつもりである。こういうことを言つておるが、そういう考えをもつたことがあるのであるかどうか。この点をまず質してみたいのであります。

第2回国会 予算委員会 第13号(1948/03/31、23期、民主自由党)

○上林山委員 本暫定予算の性格は、去る二十日芦田総理大臣の施政方針演説の裏づけになるべきものであると、私は考えるのであります。かつまた、そういう観点から見て、二十三年度の予算の前提となるベき性格をもつておる、こういうふうに考えておるのでありまして、政府が考えておるがごとく、單に暫定予算という、一時的な緊急なものであるというふうに、私どもは考えていないのであります。そういうような立場からいたしまして、本暫定予算を、われわれは非常に重要視しておるのであります。これはまた、暫定予算というけれども、九百億円というような厖大な予算であることを考えて、これは当然の帰結であると思うのであります。そこでそうい……

第2回国会 予算委員会 第14号(1948/04/01、23期、民主自由党)

○上林山委員 運輸大臣に質したいことは、二十三年度の予算に直接関係するところの鉄道料金の値上げについてであります。鉄道料金の値上げは、前の片山内閣の時に〇・八の生活補給金の財源として、植上げをしようとしたのであつたのでありますが、あれが原因になりまして、内閣が総辞職をしたことは、御承知の通りであると思いまするが、聞くところによりますと、運輸省においては、大幅の値上げをば計画している、こういうことであるが、旅客、貨物等の料金を、どの程度に大幅に値上げせんとする用意をもつているのであるか、この点について質してみたいのであります。
【次の発言】 いつごろからこれを実施するか、あるいはどの程度に値上げ……

第2回国会 予算委員会 第15号(1948/04/02、23期、民主自由党)

○上林山委員 二十二年に支出さるベき六・三制の予算が、ようやくここに提出されたということは、不満足ながら諒とするものであります。元來片山内閣時代から芦田外務大臣、あるいは栗栖大藏大臣、こういう方々の考え方は、教育事業について、特に六・三制について、私は熱意が足らなかつたと考えているのでありますが、ここにさらに三党の連立内閣ができて、森戸文部大臣が再び文部大臣に就任されたのでありますが、私はそういう見地から言つて、現内閣もまた六・三制に対しては熱意を示していない。この点はまことに遺憾とするところでありまして、文部大臣としても、積極的に政治力を発揮せられる責任があるのではないか。前内閣の延長である……

第2回国会 予算委員会 第21号(1948/05/19、23期、民主自由党)

○上林山委員 まず私は大藏大臣に対しまして質疑を試みてみたいのでありますが、第一にわが党は、本会議において、予算総会において、暫定予算を四月までで止むベきものであつて、五月以降はいかなる理由によるとしても、これを認むベきものではない、こういう観点から主張をし、政府に強く要望をしてきたのでありまするが、これに対して、政府も極力その線に沿つて努力をする。單に努力をするというだけではなしに、その責任をもつという約束をしたにもかかわらず、先般五月の暫定予算を出し、さらにまたここに六月の暫定予算を出し、うわさに聞くと、七月月もあるいは暫定予算を出さなければならないかもしれない、こういうような情勢にあると……

第2回国会 予算委員会 第22号(1948/05/21、23期、民主自由党)

○上林山委員 ちよつと税制の問題に関連いたしまして質問をいたしたいと思いまするが、二十二年度の年度末における滯納の額は、約四百五十三億円であつたと思うのでありまするが、現在における滯納の状況は、どういうふうになつておりますか。この点をまず質してみたいのであります。
【次の発言】 私がお尋ねしたのはそういう趣旨の質問ではないのでありまして、二十二年度の年度末において四百五十三億円の滯納があつたのであるが、すでに本予算を実行していなければならぬ時期において、数百億の滯納があるかのごとく答弁せられるに至つては、いかにこの税金の過重なものであつたか、西村君が言われるように國民が目から火が出るような思い……

第2回国会 予算委員会 第23号(1948/05/22、23期、民主自由党)

○上林山委員 ただいま、商工大臣は、鈴木君の肥料に関する質問の答弁の中において、商工省としては、所管大臣として肥料の百パーセントの増産に努めておるという言明でありまするが、われわれはその増産の内容もさらに檢討を要する点があることを知つておるのでありますけれども、その点はさておきまして、配給その他の問題については、農林大臣の所管であるから、その方面の大臣から聽いてくれというような答弁であつたと思うのであります。私は釈迦に説法かもわからないが少くとも商工大臣が責任をもつて肥料の増産について努力しておるものとするならば、所管大臣として、その結果がいかに取引され、いかに農家に行届いておるか、最終の目的……

第2回国会 予算委員会 第24号(1948/05/24、23期、民主自由党)

○上林山委員 私は教育費に関連いたしまして、文部大臣に質疑を試みたいと思うのであります。  まず地方においては新学制の実施によりまして、政府も御承知のように、財政的に非常に過重な負担をしておるのであります。これは中央集權的な教育制度が、地方分權的な方向に轉換していくという時代においては、地方財政に占める教育費が、非常に負担が重くなるということはやむを得ないのでありますけれども、現在においては過渡期的処置であり、あるいは基礎的処置であるということを考慮に入れまして、教育費に対して考えてもらわなければ、地方財政は立ち行かぬという状態になつておるのであります。殊に最近六・三制を実施する結果、財源の非……

第2回国会 予算委員会 第27号(1948/05/27、23期、民主自由党)

○上林山委員 私は民主自由党を代表しまして、六月分暫定予算である一般会計及び特別会計について、警告を付して賛成の意を表するものであります。  予算編成の方針として最も変則的な暫定予算を、しかも三箇月も続けて出したということは、芦田内閣の政治的貧困を現わすものであり、予算が根本的にきまらないということによつて國民に不安を與え、しかも行政能率を低下せしめていることは、まことに遺憾にたえないところであります。わが党初め國会は、特に再三この問題について強く申入れをしてきたのでありまするが、かくのごとき政府の態度では、四たび暫定予算を出すに至るのではないかと思われるのでありまして、かかることは、わが党と……

第2回国会 予算委員会 第33号(1948/06/15、23期、民主自由党)

○上林山委員 私はまず総理大臣に伺いたいのは、特に本予算と切り離して考えなければならぬ重大な問題になつておりますところの、西尾國務大臣に対する政令違反の嫌疑による起訴の禀請が法務廳総裁のところに來たのでありますが、この事実を総理大臣は知つておるのであるかどうか。もし知つているとするならば、この問題に対して、いかなる処置をとらんとせられるのであるか、この点を質したいのであります。しかし聞くところによりますと、法務廳総裁のところにこの禀請書が來たにもかかわらず、法務廳総裁は調査の必要があるということで、これを法務廳から檢察廳に返したということを聞いておるのである。なるほど法務廳総裁としての権限によ……

第2回国会 予算委員会 第36号(1948/06/21、23期、民主自由党)

○上林山委員 法務総裁に私はこの問題についてお尋ねいたしたいと思います。ただいま庄司委員との問答において、私は腑に落ちない多くの矛盾を感ずるのであります。そこでまず第一にお伺いをいたしたいことは、稟請書がきて、その書類が不備であるということについての具体的な御披瀝がないのを遺憾とするのであるが、その前にまずその不備であるということは、事務的な不備であるのか、あるいはその内容的なものであつたのか。その点をまずお伺いいたしたい。
【次の発言】 不備という言葉も適当でない。あるいは事務的の手続に不備な点があるということも適当でない、いくらか内容に関係があるけれども、ただ自分は知りたいという意味で、こ……

第2回国会 予算委員会 第42号(1948/06/28、23期、民主自由党)

○上林山委員 この問題については、私は特に発言を求めたわけでありますが、政府はこの予算を一日も早く通さなければならない、そういう見地から、あらゆる手段を講じ、あらゆる宣傳をいたしておりますが、この委員会に限らず、政府委員の出席、大臣の出席は非常に悪いのであります。われわれは國会として審議に忠実でなければならぬのでありますけれども、政府の方が、多分にわれわれにその機会を與えない傾向が強い。その結果予算の審議その他の審議が遅れておることも事実であるのでありますが、政府が一方に予算を早く通さなければならぬと宣傳するにもかかわらず、大藏大臣は前からの放送局との約束であつたから、その約束を守るために、し……

第3回国会 建設委員会 第5号(1948/11/19、23期、民主自由党)

○上林山榮吉君 伊作川改修工事施行に関する請願の要旨を御説明申し上げたいと思います。この川は鹿兒島縣鹿兒島郡谷山町字鬢石分水嶺にその源を発しているのでありますが、さらに鹿兒島縣日置郡伊作町大字中原の水流において支川湯之浦川と合流して、観光地であります吹上浜に注ぐ伊作川でありまして、その上流は大森林地帶でありますために、水量が非常に多いのであります。しかしながらその川幅があまりに狹いばかりでなく、屈曲がはなはだしいために、豪雨の都度沿岸地域に多大の災害を與えている実情であります。この川の改修工事の促進については鹿兒島縣当局及び地元伊作町、谷山町等において関係当局に熱心な陳情がありましたし、本員も……

第3回国会 予算委員会 第1号(1948/11/09、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  この際、私より委員長就任のごあいさつを申し上げたいと思います。  御承知のごとく、今回の政変により、不肖私が委員長に満場一致をもつて当選したわけでありますが、これひとえに諸君の御理解ある御援助の結果であると思い、責任の重大なることを反省いたしております。ついては委員長としては常に大局的見地に立つて各党委員諸君の立場を尊重し、何事も公平に善処していきたいと思つておりますから、今後一段と理解ある御協力をお願いいたしたいと思います。なお國家財政再建上最も困離なるときでありまするがゆえに、各位の御奮鬪を切にお願いいたしまして、簡單にごあいさつにかえさしていた……

第3回国会 予算委員会 第2号(1948/11/26、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  お諮りいたしたいことがあります。前会におきまして理事二名の御指名を留保いたしておきましたが、本日これが追加選任をいたしたいと思いますが、委員長において指名するに御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議がないようでありますから、今井耕君、大原博夫君の二名を理事に御指名いたします。
【次の発言】 引続きこれより打合会を開きたいと存じます。まず当局より追加予算に関し、各般の説明を聽取いたしたいと思います。大藏大臣の説明を求めます。
【次の発言】 叶君の発言は了承いたしました。  それではしばらく休憩いたしまして理事会を開きたいと思います。     午前……

第3回国会 予算委員会 第3号(1948/11/27、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  お諮りいたします。本日の議事の運営については、先刻來理事諸君とも御協議申し上げた結果、本日はまず当局より追加予算に関して各般の説明を願うのでありますが、これは打合会において聽取することといたしたいのであります。  なお委員諸君より御質疑なり御意見は、委員会を再開して議事を進めたいと思いますが、御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なければさように取運びます。
【次の発言】 それではここで休憩いたしまして、大藏大臣が見えましたから打合会に入りたいと思います。     午後二時五十四分休憩      ━━━━◇◇━━━━━     午後三時六分開議

第3回国会 予算委員会 第4号(1948/11/30、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  昨二十九日本委員会に付託されました昭和二十三年度一般会計予算補正第一号及び昭和二十三年度特別会計予算補正特第一号の両案を一括議題といたします。政府の説明を求めます。塚田大藏政務次官。
【次の発言】 以上をもつて政府の説明を終りましたが、この際お諮りいたしたいと思います。本日午前中理事諸君と御協議いたしたのでありますが、御承知の通り第三回國会は本日をもつて会期の終了を告げるのでありまして、この短時間をもつてしては会議を継続いたしましても、とうてい満足に審査を盡すことは不可能と考えられますので、今期はこの程度で終えたいと思いますが、御異議はありませんか。

第4回国会 議院運営委員会 第13号(1948/12/15、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山予算委員長 委員外発言を許可していただいて感謝いたします。  ただいま予算案組みかえに関する責任の所在についての緊急質問というのが出ておりまして、予算委員会における審議の状況について田中君より発言がありましたが、多少私の考えと違つている点があると思いますので、この際発言を求めた次第であります。予算案の組みかえが予想できるという状態に立ち至つておりません。ただこの予算の緊急性にかんがみまして、予算委員諸君に審議の促進方を極力今日まで求めて参つたのでありますが、不幸にして十二日ごろまでには、國会を通過するであろうと予見せられておつたものが、逆にそのどたんばになりましてから、修正案の研究を始……

第4回国会 予算委員会 第1号(1948/12/02、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 会議を開きます。  御承知のごとく、本追加予算には給與及び災害復旧等の緊急なる予算を含んでいますので、つとめて定刻より会議を開き、長時間の審議を煩わすことがあるかと思いますが、特にこの際御協力をお願いいたしておきたいと思います。なお政府においても委員会の審議に支障なきよう、つとめて善処せられたいと思います。  この際公聽会開会の件についてお諮りいたします。昨日内閣より提出されました追加予算両案は、今次國会における最も重要なる案件と思われますので、審査に愼重を期するため、公聽会を開会し、学識経驗者ないし諸團体の代表より意見を徴したいと存じます。ついてはさつそく委員長より議長に開会……

第4回国会 予算委員会 第2号(1948/12/03、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 会議を開きます。  この際政府より、新給與法案に関し発言を求められております。これを許します。大藏大臣泉山三六君。
【次の発言】 川島君の御質問に、委員長としてお答えいたします。開会劈頭にごあいさつ申し上げたごとく、本追加予算は給與及び災害復旧というような緊急なものを含んでおりますので、定刻に会議を開き、長時間委員諸君の審議を煩わすことがあると思うから、積極的に御協力を願いたいという趣旨のごあいさつを申し上げたのでありますが、その政治協定を必ず確保できるという建前において、私は委員会の運営をはかつて行くと同時に、政府に対しても極力これが審議に支障を來さないように努力をしたい。こ……

第4回国会 予算委員会 第3号(1948/12/04、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 会議を開きます。  これより質疑に入ります。川島君。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。川島君。
【次の発言】 速記をとめて……。
【次の発言】 川島金次君。質疑を続行願います。
【次の発言】 川島君に申し上げますが、通貨收縮に関して政府委員の答弁をやつてもいいという申出がありますから、さようとりはからいます。
【次の発言】 午後は一時半より開会いたします。これにて休憩いたします。     午後零時三十二分休憩      ━━━━◇━━━━━     午後三時二十二分開議
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  質疑を継続いたしま……

第4回国会 予算委員会 第4号(1948/12/06、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  今委員外の発言を短時間にわたつていたしたいという申し出がありますが、これを許すに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。森三樹二君。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 本会議の都合がありますので、暫時休憩いたします。     午後三時十八分休憩

第4回国会 予算委員会 第5号(1948/12/07、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 会議を開きます。  お諮りいたしたいことがあります。理事宮幡靖君が理事を辞任されましたので、その補欠を行いたいと思いますが、これは先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは森直次君を理事に指名いたします。  これより質疑に入ります。川島金次君。
【次の発言】 長野長廣君。
【次の発言】 午後は一時半から再開することにいたしまして、これで休憩いたします。     午後零時五十四分休憩      ━━━━◇━━━━━     午後二時三分開議
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。竹谷源太郎君。

第4回国会 予算委員会 第6号(1948/12/08、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 会議を開きます。質疑に入ります。
【次の発言】 この際竹谷君の御了解を得まして、建設大臣に対する他の委員からの発言を許可したいと思います。井出委員。
【次の発言】 この際、昨日竹谷委員より船員ストに関し質疑があつたわけでありますが、政府委員の答弁を保留してありましたから答弁を求めます。岡田海運局長。
【次の発言】 これで休憩いたしますが、一時半より理事会を開催いたしたいと思います。委員会は二時から開きます。     午後零時四十九分休憩      ━━━━◇━━━━━     午後二時十七分開議
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  質疑に入ります。宮幡君。

第4回国会 予算委員会 第7号(1948/12/09、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 会議を開きます。  質疑を続行いたします。
【次の発言】 松原喜之次君。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 井出一太郎君。
【次の発言】 勝間田清一君。
【次の発言】 大藏大臣、できるだけ簡單に御答弁を願います。
【次の発言】 大藏大臣に御注意申し上げます。質問者の要旨を明確にお聞き願います。
【次の発言】 勝間田君におはかりいたしますが、大藏大臣は本会議に呼ばれておりますので、後刻質疑を続行願いたいと思います。
【次の発言】 本会議優先の原則に從つて議長から申出がありますので、その点御了承の上、本日は相当長時間にわたつて審議……

第4回国会 予算委員会 第8号(1948/12/10、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 会議を開きます。  質疑に入ります。世耕弘一君、商工大臣に対する質疑を続行願います。
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  この際岩本國務大臣が見えておりますから、世耕君の発言を許可いたします。
【次の発言】 苫米地英俊君の議事進行に関する御意見はきわめて適切な御意見であり、委員長としては劈頭から本予算の緊急性にかんがみまして、理事会を通じ各委員諸君を通じまして、積極的に協力方をお願いしたわけでありますが、御承知のような事情になつておる点にかんがみまして、しかるべく処置をいたしたいと考えます。
【次の発言】 では質疑を続行いたします。この際林大作君に発言を許可します。……

第4回国会 予算委員会 第9号(1948/12/11、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 会議を開きます。  お諮りいたします。理事森直次君が委員を辞任されましたので、理事の補欠を行いたいと思いますが、これは先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは若松虎雄君を理事に御指名いたします。
【次の発言】 続いて質疑に入ります。織田正信君の発言を許可いたします。
【次の発言】 できるだけ要点を御答弁願います。
【次の発言】 織田さん、後刻ゆつくり許します。この際総理大臣に対する発言を中曽根君に許します。ちよつと速記を止めてください。
【次の発言】 ただいまの総理大臣並びに中曽根君の発言は、いずれも速記をとめての話でありますから、……

第4回国会 予算委員会 第10号(1948/12/12、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  この際諸般の御報告のため、特に祕密懇談会といたしまして、御懇談申し上げたいと思いますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 それではこれより祕密懇談会に入りますから関係政府委員以外の方の御退席を願います。      ━━━━◇━━━━━
【次の発言】 これにて祕密懇談会を終ります。暫時休憩いたします。     午後九時四十五分休憩

第4回国会 予算委員会 第11号(1948/12/13、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  諸般の事情により、時刻も移りまして、本日の審査時間もあとわずかでありますので、本日はこの程度として、明十四日午前零時五分より開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後十一時四十二分散会

第4回国会 予算委員会 第12号(1948/12/14、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  この際委員長より議事運営について発言申し上げたいと思います。御承知のように諸般の事情によりまして、予定通り議事が進行していないということは、委員会としてまことにこの予算の緊急性にかんがみて、遺憾であるというふうに考えていますので、何らかの方法によつて、これが打開を講じて行きたい。こういう意味から委員長としては会議を開いたわけでありまして、この方法については理事会なり、あるいは懇談会なり、あるいはこのまま委員会を継続するなりして、議事運営の進行方法について特に御協力を願いたい、こういうふうに考えておるわけでありますが、できるものならば、本日中に討論採決……

第4回国会 予算委員会 第13号(1948/12/19、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  議事進行について委員長から御相談を申し上げたいと思います。御承知のように給與法案が今明日中に通過する運びになるやもしれないという情勢のもとにおきまして、予算委員会といたしましても、これと不可分の関係にありますので、できるだけ審議を早く進めたい。こういうふうに考えておるわけであります。御承知のように、給與の支拂いを急速に間に合せなければならないという事情もあり、予算と給與法案とは不可分であるというような関係もありますので、各党にそれぞれの事情があるということは察せられますけれども、できるだけ給與法案と並行して審議に入り、できるものならば同時に可決をいた……

第4回国会 予算委員会 第14号(1948/12/21、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 会議を開きます。  質疑に入ります前に委員長として希望がございます。御承知のごとくすでに質疑は一應済んだ形において協定が成立しておるわけでありまするが、その後の問題についてできるだけ重複を避けて、簡單に質疑を続行いたしたいと思います。では小枝一雄君の発言を許可いたします。
【次の発言】 叶君にお諮りいたしますが、議長が総理に至急に会いたいと言つて、先ほどから督促されておりますので、そういうふうに御了解願いたいと思いますが……。
【次の発言】 総理大臣はあとで來るそうですから、適当の機会に願います。――小枝君、農林大臣に対して簡單に御質疑を願います。


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 議院運営委員会 第1号(1949/03/05、24期、民主自由党)

○上林山委員 それは從來通りやりたいと思います。
【次の発言】 それも含めてやつていただきます。
【次の発言】 淺沼君から今御意見がありましたが、二十二日になつてみて初めて明確になるわけでもありますから、そういう都合の場合はその際にきめていただくことにして、政府の方では、ただいまのところ大綱はそれ以前にきまるし、予算の細目もそれ以前において大体きまるわけで、ただ事務的に遅延するかもしれないという程度であるから、その問題はその際にさらに明確にきめる。こういうふうにお願いできないかということを私は申し上げたいのであります。
【次の発言】 一週間をフルにやれば、二週間分の審議はできます。

第5回国会 予算委員会 第1号(1949/03/19、24期、民主自由党)

○上林山委員 理事互選について動議を提出いたします。理事はその半数を九名とし、委員長において御指名あらんことを望みます。

第5回国会 予算委員会 第3号(1949/03/30、24期、民主自由党)

○上林山委員 昭和二十四年度暫定予算は、緊急やむを得ずして十五日分の予算を組んでやるわけでありますが、その目的は四月一日のあらゆる支拂い、なかんずく給與の支拂いを間に合わせなければならぬという、まことに急がなければならない予算であると考えるのであります。でありますから、質疑を打切つて採決を願いたいと思います。動議を提出いたします。

第5回国会 予算委員会 第7号(1949/04/08、24期、民主自由党)

○上林山委員 私は予算編成の根本方針について、民主自由党の立場を説明いたしつつ、大藏大臣の所見をただしたいのであります。  御承知の通りに予算編成にあたりまして、われわれは政府に種々申入れをしたのでありますが、その申入れのまとまつたものをここに便宜申し上げておきたいのであります。予算編成直前において、われわれは経済九原則並びに企業三原則に示された均衡財政を基調として、負に健全にしてかつ強力に経済の自立体制を整備することを基本方針とし、次の要綱によつて予算編成をすること。  一、國民負担の軽減に留意し、課税のの適正化をはかり、租税調整委員会の設置党、徴税技術の改善をはかること。取引高税は四月以降……

第6回国会 地方行政委員会 第13号(1949/11/29、24期、民主自由党)

○上林山榮吉君 ただいま議題となりました地方財政法等の一部を改正する法律案の提案理由を簡單に御説明申し上げたいと思います。  まず第一條に「地方財政法(昭和二十三年法律第百九号)の一部を次のように改正する。」という点を御説明いたしたいと思います。第三十二條は御承知の通り「都道府県並びに京都市、大阪市、横浜市、神戸市及び名古屋市は、当分の間、公共事業の財源に充てるため必要があるときは、当せん金附証票法の定めるところにより、当せん金附証票を発売することができる。」とあるのでありますが、その三十二條中「及び名古屋市」とあるのを「、名古屋市及び戰災による財政上の特別の必要を勘案して内閣総理大臣が指定す……

第6回国会 通商産業委員会 第3号(1949/11/09、24期、民主自由党)

○上林山委員 電力問題について各委員からきわめて熱心なる論議が展開され、政府もまた熱意ある準備をされていることを聞きまして、意を強うするのでありますが、きわめて問題は重大でありますので、私この際特に問題を局限いたしまして質問を試みてみたいのであります。御承知の通り全国的に電力問題は非常に重大な問題でありますが、なかんずく北海道、九州方面において特に政府が積極的関心を持つて積極的な努力をしなければならぬのは、たびたび公開の席上において政府の言明せられた通りでありまして、私どももその点を信用いたしまして、今日来ておるわけでありますが、そこで火力の問題については各委員からの適切な質問もありましたので……

第6回国会 予算委員会 第3号(1949/11/17、24期、民主自由党)

○上林山委員 本年度の補正予算について、質問を試みたいと思います。  本年度補正予算は明年度予算と表裏一体をなすものであり、十五箇月計画の一環として見ねばならぬものであり、しかも国際的環境において審議をせねばならぬ重要な予算であると思うのでありますが、今その予算の特色を結論的に要約してみますと、予算編成の方法で、食管特別会計の増加運転資金を日銀の一時借入金に求めずに、一般会計の租税収入でまかなつておることであり、また経済の基本的條件となる米価、運賃引上げを一月より改訂して、一方においては物価水準の上昇を避けるために、年来の主張である取引高税、織物消費税の廃止をなし、物品税の減免などによりまして……

第6回国会 予算委員会 第4号(1949/11/18、24期、民主自由党)

○上林山委員 御承知のような事情によりまして、どうも質問者においても大きな被害を受けたわけでありますが、これから本質的な質疑に入りたいと思います。  まず私は大蔵大臣に対する昨日からの質問を保留いたしまして、建設大臣に対しましてお尋ねいたしたいのであります。公共事業費は国民の切実な要望がほとんど実現いたしまして、今年度は百六億円、明年度は失業対策費四十億円を含んで一千億円が確定したことは、有効需要の喚起の点からいつても、効果的な失業対策からいつても、注意するに足ると思うのでありますが、さらに一歩前進せしめて、われわれが考えて、しかも準備したいことは、公共事業、特に災害益盆復旧の予備費をば二百億……

第6回国会 予算委員会 第6号(1949/11/21、24期、民主自由党)

○上林山委員 勤労所得税に対するただいまの御見解に対しては、われわれもある程度共鳴をし、また実質的な改正をはからなければならぬと考えておるのでありますが、そういう立場からいたしまして、勤労所得税のみを中心にして、実質賃金が下つておるんだ、こういうようなご見解、ないしは増税になつておるんだというようなご見解のようでありましたが、間接税の減税による面、ないしは米麦中心の輸入食糧が非常にふえまして、大体二合七勺の米麦を配給することができると政府は言明しておるのでありますし、かつまた厚生施設によつて勤労大衆に対する実質的な賃金の向上をはかる、こういうような、予算全体から来る立場から考えた場合に、実際の……

第6回国会 予算委員会 第7号(1949/11/22、24期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長代理 中曽根君に申し上げます。ただいま大蔵委員会に御要求の政府委員が出席しておるそうです。後刻取調べて大臣より報告するということでありますから、御了承願えませんか。

第6回国会 予算委員会 第9号(1949/11/24、24期、民主自由党)

○上林山委員 聞くところによりますと、大蔵大臣は見返り資金の問題についてドツジ公使と打合せをした、しかもその結果が、報ずるところによりますと相当好転しつつある、こういうようなことでありますが、漏らし得る範囲内においてその結果と見通しを伺いたいと考えます。
【次の発言】 御承知の通り、本年度予算にしても来年度予算にしても、見返り資金の活用いかんということが、予算執行に重大なる関係があることは当然のことでありますが、しかもその見返り資金を早く出すか、おそく出すかということによつて、特に予算執行については重大な影響があるわけでありますが、現在まで残つている本年度の見返り資金六百億円は、大体見通しにお……

第6回国会 予算委員会 第10号(1949/11/25、24期、民主自由党)

○上林山委員 会期も切迫しておりますし、協定もありますので、議事進行をはかられたい、こういう意味において動議に反対いたします。
【次の発言】 勝間田君の動議に反対いたします。

第7回国会 予算委員会 第4号(1950/01/31、24期、民主自由党)

○上林山委員 まず総理大臣に対しまして、虚心坦懐に見解を求めたいことは、講和に関する問題であります。言うまでもなくかくのごとき厳粛な問題は、ためにせんとする論議を愼み、またいたずらに政争の其にせんとするようなことに対しては、断固として国民とともに排撃しなければならぬと考えておるものであります。ことに独裁的な思想ないしは暴力主義的な立場を持つておる一部の諸君が、口に最も相矛盾する愛国を説き、ことに全面講和を唱道して、その実際はいかなる講和であろうとも妨害せんとしておる態度に対しましては、真に平和を愛好し、自主独立を熱望しておる国民大多数の健全なる輿論によつて、これを排撃せねばならぬと考えておるの……

第7回国会 予算委員会 第8号(1950/02/04、24期、民主自由党)

○上林山委員 関連して……。政府が国税、地方税を通じて減税の方向に努力していることは認めるのでありますが、さらに地方税の負担を軽減する意味において、ただいま問題になりました附加価値税あるいは住民税、並びに固定資産税に対する税率を安くするために、努力せられておることも私ども了とするのであります。そこでその他の地方税の配分の問題について、今日府県当局と市町村とが対立して、政治問題化しておるいわゆる電気ガス税について、私は政府の方針をこの際ただしておきたいのであります。この税金はその性質から私ども考えまして、市町村に均霑し得る税金である、こういう意味から市町村税とするのが妥当である、こういうふうに考……

第7回国会 予算委員会 第9号(1950/02/06、24期、民主自由党)

○上林山委員 私はこの際外務大臣を兼ねておる総理大臣に対しまして、韓国に関する諸問題についてただしておきたいのであります。ことにこれに対する政府の根本方針についてお尋ねをいたしたいのであります。  御承知のごとく李承晩大統領は、数次にわたつて日韓通商関係の増進について、強い希望を有する旨の談話を発表しおるのでありまして、われわれとしてもこれに対しては、一つの明るい見通しとして期待をいたしておるところであります、しかるに最近対馬の近海におきまして合法的に出漁しておるわが国の漁船が襲撃をされ、拿捕抑留された等の事件が頻発しておることは、まことに遺憾であると考えるのでありますが、マッカーサー・ライン……

第7回国会 予算委員会 第19号(1950/03/02、24期、自由党)

○上林山委員 私は與党の立場からではありますが、野党の諸君とはもちろん違つた立場において、大蔵大臣である池田君に、率直に質問をいたしてみたいのであります。  まず先ほどの小峯君の、質問に対して、新聞に報道されておるものの中に、言い足りないものもあり、言つたことを全然発表されていないものもある、こういう答弁をされたのでありますが、それならば大体において有力な新聞に書かれておることを言うたのは事実であるかどうか。この点を私はまずお尋ねしたいのであります。
【次の発言】 新聞記事に載つておるその内容は、記者団会見において言われたことが書かれておる、この点はお認めになつたようでありますが、それであるな……

第7回国会 予算委員会 第20号(1950/03/03、24期、自由党)

○上林山委員 本多国務大臣に地方税に関連いたしまして、質疑をいたしたいと思います。  御承知の通りに取引高税、あるいは織物消費税、あるいは物品税、地方税においては農業事業税、こういうようなものを廃止あるいは税率の軽減、こういうことをやつて来たのでありますが、言うまでもなく、惡い税種の整理、あるいは税率の変更による税の軽減、こういつたような問題を解決することは当然のことではありますが、それよりもさらに一層考えなければならぬことは、国税、地方税を通じての税制全般の改正こういう点から地方税というものを考え、税制全般を考えなければならぬのでありますが、この際において本田国務大臣は、国税の方においては御……

第7回国会 予算委員会 第23号(1950/03/07、24期、自由党)

○上林山委員 この際入場税に関連いたしまして、国務大臣に伺つておきたいのであります。というのは、前進座の河原崎長十郎は共産党員でありますが、この一派が地方に巡業いたしまして、会員制度により、脱税の方法によつていろいろ演劇会を開いておるのであります。これに対しては地方の当局が非常に徴税上いろいろ物議をかもしておりまして、先般来本議場においてもいろいろ論議されたのでありますが、最近に至つてまたこれが非常に大きく再燃しておる。そこで会員制度による演劇会を開いた場合は、われわれの意見をもつてすれば、これは脱税であると考えるが、政府はこれをどういうふうに考えておるか。またこれがもし脱税であるとするならば……

第8回国会 建設委員会 第3号(1950/07/21、24期、自由党)

○上林山委員 私は自分の質問に入る前に、ただいま建設大臣の御答弁の中にふに落ちない点がありますので、一言だけ確かめておきたいと思います。もちろん普通法と特別法の区別、あるいは新法と旧法の区別くらいは、国会議員である人々はみな知つておるわけでありますが前田君の質問の中に、恩給法を改正するのが原則ではないか、こういうような改正でいいのかという質問に対して、新法は旧法にまさるのであるから、その趣旨によつても当然できるのであるといふ解釈は、法律解釈としては私は少し行き過ぎじやないか、こういうふうに考えますので、この点を一応ただしてから自分の質問に入りたいと思います。

第8回国会 建設委員会 第7号(1950/07/27、24期、自由党)

○上林山委員 賢明なる同僚諸君の御提案であるから、無條件に賛成いたしたいのでありますが、私ども大局的に考えて質疑をしなければならぬ点もあるし、また時期尚早ではないかという意見も持つておりますので、これから順次質疑を試みてみたいと思います。  まずただいまの御提案の趣旨を拜聽いたしますと、一応もつともな御議論でございますが、私ども全国的な状態からこれを考えますと、必ずしも御意見のよりには考えません。というのは五年前に戰災を受けた各都市が、今日財政的にあるいは都市計画の上に非常なる困難を持つております。しかもようやく政府は五箇年計画を二十五年度から実施することになつたのでありますが、この予算等を見……

第10回国会 建設委員会 第4号(1951/02/08、24期、自由党)

○上林山委員 わが国の住宅政策は戦後非常に重要な問題であり、これが救済策として公庫ができたわけでありますが、申込みが多いためと、基本金が少いために、運営者としての非常に困難な点は、ただいまの御説明を聞くまでもなくわれわれは十分に承知しておるのであります。そこでわれわれが一番考えなければならぬ点は、総裁の説明にもあつた通り、頭金の問題で、頭金の問題は十二分に考えてこれをば運営して行かなければならぬのではないか、こう思うのでありますが、これに対して、特に私は個人住宅の場合について、見解をただしたいのであります。この場合に現在においては七割五分までを公庫が融資する、こういうことになつておるのでありま……

第10回国会 建設委員会 第5号(1951/02/13、24期、自由党)

○上林山委員 議事進行について委員長に要求いたしておきます。ただいま建設大臣から閣議決定の事項が説明されましたが、貧弱町村あるいは貧弱府県に対する補助の率を増す、その他万般にわたる説明があつたわけでありまして、これはきわめて重要な問題だと思いますので、さらに資料として政府にこれを要求されるように、この機会に希望いたしておきます。
【次の発言】 さつま汁の味を知らない増田君に率直に味を知るように質問してみたいと思います。  まず私は予算が多いとか、少いとかいう問題を論ずる前に、特に根本的な問題であると思いますので、與党でありますけれども、功罪ともあわせて質問してみたいと思います。というのは、安本……

第10回国会 建設委員会 第9号(1951/03/06、24期、自由党)

○上林山委員 終戦処理費に対して国民は重大な関心を持つておるし、吉田内閣としても終戦処理費をば少くするについて非常に努力をして来た。この点はわれわれこの問題について関心を持つておつた者が証明していい事実であると考えるのであります。そういう観点からいたしまして、今後といえどもこの問題について適正なる、責任のある手を打つようことは、われわれも同感であるという前提のもとに、私は二、三質問を試みてみたいのであります。  先ほど田中委員から根本的に反対の意思を持ちながらも、非常に思いやりのある質問をじゆんじゆんとしているのを見て、私は個人的に敬意を表しておるのでありますが、政府委員側の答弁を聞いておりま……

第10回国会 建設委員会 第20号(1951/05/15、24期、自由党)

○上林山委員 関連しておりますので、一言だけお伺いいたしますが、先ほど鎌田説明員の説明によりますと、天災よりも火災の方は軽く見ていた、今まで補助の対象にしなかつたのだ、今回ようやくこれを対象にするようになつたのだから、結局現在においても天災の方を主として見て、火災の方は従として見ているんだ、こういうふうに聞いたのですが、それに間違いはないかどうか。もしそうであるとすれば、五百戸以上の天災の場合は対象になる。火災の場合に二百戸以上ということになれば、結局基準として優遇しておる、こういうふうにわれわれ考えるのですが、あなたの立法理由をもう少しはつきりしておきたいと思います。

第10回国会 建設委員会 第21号(1951/05/17、24期、自由党)

○上林山委員 お互い知合いの中で、次官に対して緊急質問をするということは不本意でありますけれども、私どもは、ただすべきを一応ただしておくことが最も明朗なやり方であると考えますので、私本会議において質問する前提におきまして、中田建築次官に質問をしてみたいのであります。  まず質問の前提でありますところの要点を一、二伺つた上でさらに質問したいのでありますが、建設次官は本年の四月九州地方に出張されましたのは、公務を帯びて出張されたのであるかどうか、この点をまずお伺いしておきたいのであります。しかもその公務出張は大臣の許可を得て出張されたのであるかどうか、この点を伺つておきたいのであります。

第10回国会 建設委員会 第22号(1951/05/19、24期、自由党)

○上林山委員 ただいま共産党の池田君の発言の中に、私ども建設委員として聞き捨てておくことのできない重大な発言がありましたので、私は責任のある池田君の言論をさらに拝聴する意味において、委員長を通じて確かめていただきたい、こういうことがあります。それは、なるほどわれわれも一面工事が不十分であるという点を認める場合もありまするが、ただいま池田君が、大阪の工事がドラムカンをもつて工事をしたというような、まことにずさんな工事があつた、こういう発言であるが、それは大阪の何の工事であつたのであるか。また時はいつごろの問題であつたのか。あるいはまた、これを請負つた業者はどういう人たちであつたのか。これの所管は……

第10回国会 建設委員会 第30号(1951/07/05、24期、自由党)

○上林山委員 災害復旧の緊急かつ重大なるにかんがみまして、当委員会がその善処方について決議案を可決したということは、私ども特に災害を宿命的に受けておりまするところの九州、ことにその南部地方の者にとつても、心から共鳴をするものであります。そこで今度のケイト台風の被害状況を簡単に、関係分について申し上げて、当委員会並びに国会、政府のこれに対する緊急なる処置を私どもは要望したいのであります。今度のケイト台風は、御承知の通りに、宮崎、鹿児島両県下が特にひどいのでありまして、鹿児島県の分について申し上げますならば、これは第一報の調査でございまして、さらに第二報の調査によらなければ十分ではございませんが、……

第10回国会 地方行政委員会 第16号(1951/02/27、24期、自由党)

○上林山委員 ただいま共産党の諸君から、突如として委員長の不信任案が提案されましたが、私はその趣旨の弁明を聞いておりますと、ほとんど趣旨弁明というのは一部であつて、その大部分は共産党一流の宣伝を織り込んだところの一つの弁明であつたかのごとく考えるものであります。まず私は、共産党の諸君が、われわれは人民のために議会において闘つているのだ、この共産党の立場を尊重せずして言論を封鎖している、こういうようなお話でありますが、ソビエト共産党の教科書を見れば、あるいはその指令を見れば、議会單に闘争の場所であつて、究極の目的は議会を否定するのが、共産党出身の議員の任務であると書いてある。こういうような思想を……

第10回国会 地方行政委員会 第17号(1951/02/28、24期、自由党)

○上林山委員 時間の関係もありますので、私は平盤式に一、二の問題について簡単にお伺いいたしたいと思います。  まず第一にお伺いいたしたいことは、平衡交付金に関連いたしまして、北海道、東北地方の寒冷地方面に対しましては、相当にこれを政府は考慮して来たのでありまするが、九州方面におけるしらすの災害あるいはぼら、こらというような特殊火山灰の地帯の問題に対しては、今日まで何ら考慮していない、しらすは御承知の通りに寒冷地方の災害以上の災害を受けておるのであります。非常に地層が脆弱であります関係上、豪雨がありますと、非常に荒れるのであります。またぼらあるいはこらの地層を見ますと、これを取除かないと、作物は……

第10回国会 予算委員会 第15号(1951/02/16、24期、自由党)

○上林山委員 委員長がたつての希望であるというので許してくれたわけでありますけれども、同僚諸君に時間を十分にお譲りするという意味において一問だけお尋ねをいたしたいと思います。  十三日の本会議において、総理とダレス特使との間の会談の内容を発表せられたので、私どもは十分に納得が行つたのでありまするが、ただ一点だけ領土の問題に対して私はもう少しお尋ねしてみたいと考えるのであります。しかし領土の問題は言うまでもなく、講和條約の重要なる部分をなすと考えますので、詳しくお尋ねすることをやめまして、一、二要点だけをお尋ねしたいと考えるのであります。というのは、まず歴史的に考え、あるいは法律的に考え、かつま……

第10回国会 予算委員会 第17号(1951/02/21、24期、自由党)

○上林山委員 第二分科会における審議の経過及びその結果について御報告いたします。  本分科会に付託されました議案は、昭和二十六年度一般会計及び特別会計予算中外務省、文部省、厚生省及び労働省所管に関するものでありまして、昨二月二十日より本二十一日まで二日間にわたり、慎重審議いたした次第であります。  質疑に入るにあたり、各関係当局よりそれぞれ所管別に予算の説明がありました。それより各般の問題にわたり、委員側と政府側との間に熱心かつ活発なる質疑応答がかわされたのであります。これらの質疑応答の詳細につきましては、速記録によりごらんを願うことといたし、ここにはその大要を簡單に御報告申し上げることといた……

第10回国会 予算委員会 第18号(1951/02/22、24期、自由党)【議会役職】

○上林山委員長代理 この際暫時休憩いたします。     午後三時四十九分休憩

第12回国会 運輸委員会 第11号(1951/11/17、24期、自由党)

○上林山榮吉君 日程四六の伊集院駅改築及びホーム移設に関する請願についてまず説明を申し上げます。伊集院駅は鹿児島本線のうちにあるわけでありまするが、鹿児島本線と南薩鉄道株式会社との分岐点の接続駅でありまして、鹿児島市、日置郡と枕崎市、川辺郡の二市二郡の輸送の関門であり、薩南半島交通の要衝点であります。こういう重要な場所でありますけれども、この駅は非常に老朽いたしておりますし、あるいは操作その他の上から機構が非常に不完全でありますので、朝夕の乗客その他の混雑は雑踏をきわめております。ついては伊集院駅の駅舎を拡築いたしまして、南薩鉄道ホームをさらに本屋の前に移設されたいという趣旨であります。  こ……

第12回国会 運輸委員会 第14号(1951/11/27、24期、自由党)

○上林山榮吉君 鹿兒島測候所の地方気象台昇格に関する請願でありますが、その要旨を説明いたしたいと思います。  御承知の通りに鹿兒島地方は、気象災害による毎年の厖大な損失に対しまして、気象機関の防災機能を高めることはきわめて重要で、ことに鹿兒島県は地理的條件よりしても、気象機関の分布上よりしても、日本全土の防災と安寧に重要な関連を有しており、史上最多の災害地であります。また南方諸地域を喪失し、南からの気象報を得られなくなつた現状においては、本県の気象官署気象報が一層重要度を加え、これが機能いかんは、県下及び九州の災害程度に千要な影響を及ぼすものであります。ついては現在の鹿兒島測候所を地方気象台に……

第12回国会 外務委員会 第10号(1951/11/27、24期、自由党)

○上林山榮吉君 まず奄美大島の航行自由に関する請願の説明から申し上げます。  鹿児島県奄美大島諸島は、昭和二十一年二月連合軍総司令官マッカーサー元帥の軍事命令で、当時北緯三十度以南の諸島は、わが国の行政権及ばずとして、日本の行政権から分離せられ、爾来六箇年間交通の自由を束縛せられ渡航がほとんど外国並となり、渡航希望者は渡航願を提出して許可を受けなければ、日本から奄美大島に行けず、また同島から日本にも渡航できず、二十二万住民はもちろん、向島出身の本土在住十八万人の奄美同胞も非常なる不便を忍んで来たのであります。渡航の許可がおりるのが、普通今まで六箇月もかかつており、長きは一箇年を要する例も珍しく……

第12回国会 建設委員会 第2号(1951/10/31、24期、自由党)

○上林山委員 今度の災害は、御承知のように今まで一番大きいと言われておつたキジア台風の場合などよりも非常に被害が甚大であるということで、国会開会中にもかかわらず各省政務次官を初め事務当局の方が現地にさつそく参りまして、真剣な調査をしていただいたということは、災害地の復旧対策はもちろんのこと、志気の上に非常なる好影響があつたと、私ども被害地を代表する議員として、当委員会の席上をかりて私謝意を述べると同時に、今後の対策について多くの期待を持つものであります。  そこで委員長を初め委員諸君に要望したいことは、今までの災害でさえも衆議院内に特別委員会をつくつて、これが善後処置についていろいろ努力をして……

第12回国会 建設委員会 第6号(1951/11/24、24期、自由党)

○上林山委員 不要不急のビルの建設に対して政府が権威ある勧告をして、諸般の情勢の調和をはかる、こういう趣旨に対しては私賛成するものであります。  そこで伺いたいのは、案の主要なる精神が勧告にある、もし勧告を聞かない場合には、さらに法的処置を講ずることがあるかもしれない、こういう説明であつたようでありますが、もし勧告を聞かない場合の有効適切た処置とは具体的にどういうことを考えておるか。着想は非常によろしい、よろしいが、単なる勧告であるとすれば、これは勧告に終るというのが普通の建前であるが、この勧告案以外の法案、あるいはその他の有効なる処置というものをどういうふうに考えておるか、この点をまず伺つて……

第12回国会 電気通信委員会 第7号(1951/11/09、24期、自由党)

○上林山榮吉君 通信当局が御承知の通り、鹿児島は戦災都市でありまするが、鹿児島市の電話の普及率は全国的に見て、あるいは九州各都市と比較いたしまして、相当低位にあるのであります。これは電話希望者が低調であるためではなくして、現在の加入申込み積滞数は、実に二千四百八十四件になつておるのであります。こういうような状況であるにもかかわらず、局内及び路線の設備が伴わないために、年次の電話架設数が僅少であるのであります。そこで私どもといたしましては、この状況を打開するために、現任の方式であるいわゆる共電式による方法を自動父換式にぜひとも改めてもらいたい、こういう意味の請願であります。ことに全国的あるいは九……

第12回国会 文部委員会 第10号(1951/11/26、24期、自由党)

○上林山榮吉君 奄美大島在住教職員の身分保証に関する請願でありますが、その要旨を説明申し上げますと、北緯二十九度線によつて、日本と一応分離された奄美大島在住の教職員は、ひたすら祖国日本への復帰を念じつつ、教育の現場を維持し続けて来ておるのでありまするが、待望の講和会議も、遂にその念願をいれられず、教育公務員としての今後の身分保障について、非常な不安におののいているわけであります。ついては日本本土へ引揚げる教員に対し、日本本土の教員免許状を持つている者は、身分及び待遇その他一切を本土と同一條件のもとに処理する等の措置を講ずるとともに、恩給、扶助料及び退職手当は、日本本土と同一條件のもとに恩給法に……

第12回国会 予算委員会 第2号(1951/10/17、24期、自由党)

○上林山委員 鉄道運賃の改正について国鉄の方から先ほど説明があり、運輸省の方からこれに対してさらに御説明があつたわけですが、私まず国鉄の当局者に伺いたいのは、旅客貨物等に三割五分の値上げをしなければ運営ができないという立場に立つたわけでありますが、それがただいま運輸省の説明によつては、合理化の線によつてそれぞれまかないができる、その金額等もお示しになつたわけでありますが、これに対して国鉄としてはどういう考えを持つておるか。さらにつけ加えて申し上げたいことは、三割五分値上げしなければ経営ができないかどうか、あるいは合理化は今後どういうふうにやつて行く方針であるか、ことにこれが運輸省が言うがように……

第12回国会 予算委員会 第8号(1951/10/29、24期、自由党)

○上林山委員 御承知の通りに、補正予算においては勤労所得税の減免を相当にやり、一面法人税の率の引上げをやつたわけでありますが、これに対して先ほどのお話の中で、法人税を引上げることはやむを得ないんだという消極的な意味において御賛成の意を表せられたようであります、一面この問題に対して、再生産のためにこういう率を上げるのは困るんだというような意見もあるようであります。しかしわれわれはこういう意見に対しては、この税率の上昇によつても、内輪において相当の技術的な操作ができるという含みにおいてこの意見に賛成をしかねるのでありますが、実際金融に携わつておるあなたの御意見として、この問題に対してもう少し何かは……

第12回国会 予算委員会 第9号(1951/10/30、24期、自由党)

○上林山委員 まず大蔵大臣に対しまして質疑を試みてみたいのであります。  本補正予算に対しましては、概略われわれ賛成の意を表しておるのであります。ドツジ氏の来訪によりまして、本補正予算には大した変更はないであろうと私ども考えておるのでありまするが、これに対しまして、財政当局としては、いかなる考えを持つておるのでありまするか。ことに本補正予算を離れまして、二十七年度の予算の構想に、ドツジ氏の来訪によつて、何らか変化をもたらすのではなかろうかという、一部の批評が行われておるのでありまするが、これについて財政当局としては、どういう見解を持つておるのであるか。御承知の通り、いまだ賠償額や賠償の支拂いの……

第12回国会 予算委員会 第10号(1951/10/31、24期、自由党)

○上林山委員 私昨日からルース台風を中心として農林大臣、大蔵大臣、文部大臣その他の政府委員に対して、いろいろ積極的な質疑応答をいたしたのでありまするが、まず建設大臣に総くくりに私質問をいたしたいと思いますけれども、今回建設大臣が国会開会中にもかかわらず、各関係政務次官とともに、あるいは政府の事務当局とともに災害地を視察されたわけでありまするが、閣僚のうちで災害地を実際に見聞したのは建設大臣であります。でありますから、私はまず質問に入る前に、特に建設大臣に要望したいことは、建設大臣が政府を代表してただ一人九州及び山口方面の視察をしたのでありますから、私は閣議における建設大臣の発言の比重は相当重要……

第13回国会 建設委員会 第1号(1951/12/14、24期、自由党)

○上林山委員 ただいま内藤、増田両委員からルース台風の調査の結果について、詳細にして適切な御報告を承つたわけであります。それに対して、政府事務当局からそれぞれの御答弁がありましたが、私はこの際委員長にまず要望しておきたいことは、ルース台風に対するつなぎ資金の問題を初め、進んでは二十七年度の予算編成期に入つたこの際、大蔵当局、安本当局あるいは建設、農林当局、ことに大臣を当委員会に招致して、現実の問題として私どもはこの問題を検討してみたい。あるいは積極的に今まで委員会ないしは本会議等においていろいろ要望して来たのでありますが、特にこの際は時間的にも重要な時期であると考えるので、このとりはからいをあ……

第13回国会 建設委員会 第5号(1952/02/08、24期、自由党)

○上林山委員 私は第二條の要求物資ということについて、政府の意見を伺いたいのであります。  第二條を見ますと、「この法律施行の際現に要求物資使用収用令に基き使用されている連合国最高司令官の要求に係る物資(以下「要求物資」という。)は、この法律施行の日後九十日間を限り、引き続き同令の規定により使用することができる」、こう書いてあるのでありますが、その要求物資の種類、これはどういうものを指すのか、まずそれを伺いたいのであります。
【次の発言】 この種類の法案については、政府は全部九十日間というふうに統一されて改正しようとしておるのであるかどうか、その点。  それから第二はどんな物資でも要求に応じな……

第13回国会 建設委員会 第12号(1952/03/18、24期、自由党)

○上林山委員 ただいま議題となりました特殊土じよう地帶災害防除及び振興臨時措置法案について、最初から世話して来たものとして、かつまた提案者を代表いたしまして提案理由の説明をいたしたいと思います。  御承知の通り、本法案の概要についてはすでに当委員会において非公式に説明を申し上げ、委員各位の建設的な御援助を得て、この法案の結論を得たわけでございまするが、それぞれ困難な所定の手続を経て本日ここに本法案を提出する機会を得たことは、われわれ関係者といたしましてまず深甚の敬意を表し、これが通過に対しましてさらに一層の御協力を得たいと思うものであります。  次にこの法案の内容を簡単に説明いたし、提案の理由……

第13回国会 建設委員会 第13号(1952/03/25、24期、自由党)

○上林山委員 かねて理解ある態度によりまして、本法案等の成立について御指導いただいております内海委員より、建設的な御質問を受けたのでありますが、本法案のねらいとするところは、特殊のうちの特殊の事情を中心にして、しかも特殊の土壌による災害が非常に大きいのでありますから、これを防除し、しかも低位生産地帯の生産をもあわせて向上せしめるというのがねらいであるのであります。  そこで幾らかこれに似たような国土総合開発法が提案されるわけでありますが、これを切り離してやらなければならない理由は何か、こういう意味のお尋ねであつたかと思うのでありまするが、ただいま立案中の国土総合開発法は、これも特別の地区を指定……

第13回国会 建設委員会 第14号(1952/03/26、24期、自由党)

○上林山委員 本法案の成立にあたりまして、最初から最後まで、当委員会が理解ある態度をもつて御援助くださいましたことに対しまして、提案者を代表しまして深く敬意を表する次第であります。今後とも、本法案の実施いたされる時期が参りましたならば、直接間接御指導、御助成を賜わりまして、所期の目的を達することができますように、この席上から重ねてお願いを申し上げまして、ごあいさつにかえたいと思います。

第13回国会 建設委員会 第15号(1952/03/27、24期、自由党)

○上林山委員 淺利君も関連して、池田君にしてはめずらしく論理の通つた質問であつたということであつたが、私も同感であります。ただいまの政府委員の答弁を聞いておりますと、まことに不合理な答弁にわれわれにも聞える。だからこういう問題は、あのまま率直に御説明になつて了解を求めるという態度の方が、むしろこの時期に至つては私は賢明な方法である、こういうふうに考える。だからこれ以上私はこの問題については追究はいたしませんが、どうも政府委員の態度は率直でない、何かわだかまりのあるような答弁をしておる。こういう行き方は今後ぜひともひとつ慎んでいただかないと、單に池田委員に対する答弁ではなしに、場合によつてはわれ……

第13回国会 建設委員会 第18号(1952/04/02、24期、自由党)

○上林山委員 ただいまより水道に関する小委員会における調査の経過につきまして、簡単に御報告をいたしたいと存じます。  本小委員会は、その主目的を水道法の立案に置いて、去る一月二十九日設置されたものでありますが、本件につきましては、過ぐる第七国会以来内海委員を小委員長とする水道小委員会におきまして長期間にわたつて調査、検討された問題でありまして、本小委員会におきましては、これら過去の調査を基礎といたし、さらに調査を進め、研究をしたのであります。従いまして、小委員会の意向といたしましては、過去の小委員会における結論を再確認し、多少修正したにとどめたのでありまして。これらの点につきましては、委員諸君……

第13回国会 建設委員会 第19号(1952/04/15、24期、自由党)

○上林山委員 日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴う土地等の使用等に関する特別措置法案について、若干質疑を試みたいと思います。  まず第一にお尋ねをいたしたいことは、本法案を臨時措置法案とせずに特別措置法案とした根本の理由について伺いたいのであります。あくまでもわれわれは、これは臨時措置法案の性質が適当である、こういうふうに考えておるのであるが、何がゆえに特別措置法案というふうな性格を持つて来たか、この点であります。
【次の発言】 私の質問の趣旨の通りであるとするならば、これは特別臨時措置法案とでも改めるのが私は最も妥当である、こういうふうに考えるが、政府に……

第13回国会 建設委員会 第21号(1952/04/17、24期、自由党)

○上林山委員 私はこの際建設行政一般について所管大臣である野田建設大臣に所見をただしてみたいのであります。まず第一点は、建設大臣は健全な意味における政党政治を推進して行く考えを持つておられるのか、それともこれとは違つた意味における政治を推進して行こうとしておられるのか。奇妙な質問をするようでありますけれども、いろいろ誤解も生まれておりますので、私はこの点をまず伺つてみたいと思います。
【次の発言】 そこでまずお伺いいたしたいことは、政府提案として建設大臣から出されておる法案が当委員会に相当あるようでありますが、この案に対してわれわれ委員会が正式に聞くのは、もちろんただいますが初めてでありまする……

第13回国会 建設委員会 第22号(1952/04/22、24期、自由党)

○上林山委員 本法案の前後の取扱いについては私は納得の行かない点のあることをこの前申し上げましたが、その点は他日に讓りまして、一、二質問してみたいのであります。  まず第一点は保証事業会社は法的に見て法人格はどういうふうになつているのか。保証事業会社という名目をただ使つているだけでありまして、その性格がよくわからないのでありまするが、法人格で言うならばどういう法人格に当るか。この点をまず伺つておきます。
【次の発言】 保証事業会社は法人格は商法上の株式会社に当る、これはもしそういう性格であるとするならば、なぜ保証事業株式会社と明記しないのか。この点を伺つておきたい。

第13回国会 建設委員会 第32号(1952/05/19、24期、自由党)

○上林山委員 建設省設置法案はきわめて重要な案件でありますので、当委員会において、建設大臣に対して私は建設行政一般に関する問題として先般の委員会において発言をしたのでありまするが、その発言の際において、ただいま伝えられておる設置法は、まとまつた案ではないし、結論でもないのである、よつてできるだけ正しい輿論を背景にして、これが改正をするつもりである、こういう発言が建設大臣からあつたのであります。そのときの発言の内容について、私が特に強調した問題は、今日日本の行政を見てみると、農林省の行政は、不満足ながらも相当よくやつて行つておる。建設行政も部分的には飛躍して来たが、まだまだ道なお遠しの感がする。……

第13回国会 建設委員会 第33号(1952/05/21、24期、自由党)

○上林山委員 昨日建設大臣に対して設置法に関連して私は種々意見を述べたのでありますが、なかんずく計画局は御承知の通り国土計画というような意味を含んだものである、こういうことでいろいろ研究した結果、大体においていまだ行政の域に達する仕事をするのではなくして、単に研究の段階にある仕事をする、こういう意味でありますから、この問題はさらに研究を後刻に譲ることにいたしまして、私どもといたしましては、直接行政に重点を置いて、しかも能率を上げるという点重点を置いて、設置法の改正をしなければならない。なかんずくその中で都市行政は重要なものであるから、都市局どころか都市庁を置くべきであるという意見を持つているの……

第13回国会 建設委員会 第34号(1952/05/22、24期、自由党)

○上林山委員 住宅金融公庫法の改正について総括的な質疑を二、三いたしてみたいと思います。  住宅政策を充実して行くことはもちろん賛成であるし、われわれこれを強調しておるのでありますが、その一環として住宅金融公庫の運営をどうするかということが特に重大な問題であると考えます。そこで私がまず第一にお伺いいたしたいことは、貸付に対する利率の問題であります。政府においては郵便貯金の利率を引上げたということと関連して、五分五厘のものを六分に値下げした、こういうことでありますが、私はこの考え方は役人的な、官僚的な考え方であると考えるのであります。それならばどういうわけで官僚的な感覚による改正であるかというと……

第13回国会 建設委員会 第36号(1952/05/28、24期、自由党)

○上林山委員 ちよつと議事進行について意見を申し上げます。参考人の陳述が全部終つてから参考人に対して質疑をした方がよいか、それとも質疑応答を明確にする意味から、お一人が済んだ直後簡單に短かい時間で一人ずつ質問して行つた方がよくはないかとも思うのでありますが、ひとつ委員長から委員各位にお諮りを願いたいと思います。
【次の発言】 それでもけつこうです。
【次の発言】 本問題は言うまでもなく、国民の納めた税金によつて、家を建てることができないで困つている人たちに、できるだけ有利に家を建てさせる、そうしてその結果はさらにこれをあらゆる角度から拡大して行つてできるだけ多くの家を建てさせるという点から判断……

第13回国会 建設委員会 第43号(1952/06/23、24期、自由党)

○上林山委員 私は請願の取扱いについて、委員会の態度というか、委員長の態度というか、そういうことについて一言意見を申し上げておきたいと思います。  私が提案した三〇五の民間住宅会社助成に関する請願、これは言うまでもなく住宅をよけいつくらせようという趣旨でありますが、これを御採択願つております。さらに都市庁設置に関する請願、これは行政機構改革にちなんで、私ども当委員会においても都市局を置くという修正をしたほど重要な問題と関連しておるのでありますが、ここにこの問題を採択していただいたということは、まことに敬意を表するものであります。さらに第三の問題として、三九二、指定府県道鹿児島山川線外六箇線を二……

第13回国会 建設委員会 第44号(1952/06/25、24期、自由党)

○上林山委員 公営住宅はわれわれ心ある有志議員によつてつくられた法律でありますし、かつまた本法の修正を試みている田中参議院議員は右派社会党に属する人でありますので、住宅政策についてはわれわれの意見と大体似通つているという点からいたしまして敬意を表するのでありますが、先ほど西村委員から適切な質問かあり、かつまた提案者からもるる答弁があつたのでありますけれども、まだまだ私どもはふに落ちない点が二、三ありますので、これから質疑を試みてみたいのであります。  まず第一点は、改正の第一の理由でありますところの「公営住宅及び共同施設の主要構造部を耐火性能を有する構造とするように努めなければならない。」、こ……

第13回国会 建設委員会 第48号(1952/07/03、24期、自由党)

○上林山委員 委員長から建設当局に対して要望があつたので、詳しく私は申し上げませんが、私も委員長の意見に全然同感であります。なおわれわれは宿命的な災害地の者でありますので、内藤委員の出身県であるところの冨山県その他面日本等の災害に対しても、急速に適切なる具体策を講じなければならないという意味において本委員会が政府とともに活動しなければならないということも、これまた心から考えておる者の一人であります。そこで私は河川局としては、事務的には誠意をもつて善処しておるとかねてから思つておりますので、河川局長に対して災害全般についてわれわれが要望するということは、ある意味において無理だと考えます。けれども……

第13回国会 法務委員会 第19号(1952/03/03、24期、自由党)

○上林山委員 矢内原総長に対しまして、二、三要点だけをお尋ねいたしたいと思います。  まず第一にお尋ねいたしたいことは、最近東大学部内におきまして、公認した集会が約三十件、無届でやつたものが十一件、不許可をされたにもかかわらずやつたものが三件、さらに政令違反となる集会が二件あつたということでありまするが、これを御承知であるかどうか。その点をまず伺いたいのであります。
【次の発言】 数字については責任が持てないということは一応了といたしまするが、こういう事実があつたことはお認めになりますか。
【次の発言】 さらにお尋ねいたしますが、東大自治会中央委員会、あるいは全学連、都学連という団体は公認の団……

第13回国会 法務委員会 第20号(1952/03/06、24期、自由党)

○上林山委員 文部大臣に二、三お伺いいたします。昨日から警察当局、学生側、それから大学当局からいろいろと話があつたのであります。そこでただいま文部大臣をお呼びしてわれわれは質疑を試みるわけでありますが、まず第一に伺いたいことは、ポポロ劇団の内容が政治色を帯びておるということについてお考えになつたことがあるかどうか。  第二点は共産党の細胞が東大内にあるということを知つておるかどうか。さらにまた団体等規正令の違反になるような公認でない団体が、東大内にあるということを御承知になつておるかどうか。しかもこの共産党の細胞があつて、不穏なビラが毎日のように無秩序に東大学園内その他にまかれておるというこの……

第13回国会 法務委員会 第70号(1952/06/25、24期、自由党)

○上林山榮吉君 串木野市の裁判所管轄変更に関する請願でありますが、御承知の通り、串木野市は従来川内支部川内簡易裁判所の管轄であつたのでありまするが、新裁判所法の施行により伊集院簡易裁判所の管轄に属せしめられたのであります。地方裁判所、家庭裁判所各支部としては、鹿兒島地方裁判所、同家庭裁判所に属することになつた結果、簡易裁判所の事件はもちろん、最も事件の多い家事事件等は、鹿兒島まで著しくその距離が延長されましたので、時間的にも、あるいは費用の点にも多大の不便を感じておる始末であります。また家事事件は鹿児島、戸籍事務関係は川内というように、両断されまして、執務上にも非常なる不便を感じておりますから……

第13回国会 予算委員会 第5号(1952/01/31、24期、自由党)

○上林山委員 総括的な問題について二、三総理大臣にその所見をただしてみたいのであります。  まず第一は、第三次世界大戦が起る可能性があるかという見通しについてでありまするが、総理は常に平和主義者として多年終始されて来たので、比較的公平な判断ができると思うし、また世界における権威ある情報を集め得るのは、ただいまのところ日本では内閣以外にはないのでありますから、半ば仮定の問題ではあるけれども、その所見を率直にただしたいのであります。御承知の通り、アメリカは軍備の拡張を盛んにやつておるわけでありまするが、それは戦争を進んでするためではなく、戦争を回避するためであるといわれ、また西欧の防衛力増強も、ま……

第13回国会 予算委員会 第8号(1952/02/04、24期、自由党)

○上林山委員 関連して運輸大臣に一言お尋ねしておきたいのでございますが、二十六年度に、一般会計から二十億円の新線予算として繰入れてあつたものは、その後どういうふうに使われたか。聞くところによると、新線建設のために二十億円を一般会計からとつた金は、他の方面にも流用したかのごとく聞いておくのでありますが、そういう事実があるのかどうか。この点をお尋ね申し上げます。第二点は、帝国議会当時に建設線として予算を伴う決定をした線の話がありましたが、その後の経済情勢あるいは交通の情勢、その他を勘案して、これらは変更してさしつかえのないものであると、われわれはこう考えるのであるが、これはそのまま踏襲して行かなけ……

第13回国会 予算委員会 第10号(1952/02/06、24期、自由党)

○上林山委員 まず建設大臣に一、二の問題について質疑を試みたいのであります。御承知の通り、本年度の予算は特に食糧増産の費用と、公共事業の費用が増大されておることは、国民の期待に沿う大きな問題であると考えまするが、そのうちで一般の公共事業費が百億円、災害の公共事業費が百二十九億円、合計二百二十九億円の増となつておるのでありまして、私ども一歩前進した政府の方針であるという意味において、決してなれ合いでなく、確かに一歩前進したところの政策である、こういうふうに考えておるのであります。しかしここに盲点というのは、公共事業についてどういう点があるかということについては、私は再三本会議上において、あるいは……

第13回国会 予算委員会 第16号(1952/02/15、24期、自由党)

○上林山委員 與党としては、できるだけ早く予算の通過をはかるという意味から、発言等も控え目にいたしておるのでありますけれども、警察予備隊の質問に関連いたしまして、よくかねて無責任な発言をするところの共産党の山口、風早両君から、いろいろと発言があり、しかも重ねて議事進行に名をかりて、右派社会党の川島君からも、念入りに本委員会において発言のありました、南方向けのテントをば作成をしておるという発言がありましたが、はたしてこれは南方向けのものであるか、内地向けのテントの発注であつたのかどうかという点が第一点。第二点は、帝国製麻並びに日本繊維の重役ないしは顧問に、大橋、池田両大臣が就任しておるという発言……

第13回国会 予算委員会 第19号(1952/02/19、24期、自由党)

○上林山委員 議事進行について発言をいたします。ただいまの中曽根君と政府当局との質疑を聞いておりますと、当委員会、いわゆる予算に関係ある質疑とは考えません。こういうような問題は、別に行政監察委員会もあるのでありますから、そういう方面で十分に審議を盡すべきであつて、当委員会においてはあまりに予算とかけ離れていると思いますから、委員長においてこれ以上の質疑を続けることを中止されるように、おとりはからいを希望いたします。

第13回国会 予算委員会 第23号(1952/02/26、24期、自由党)【議会役職】

○上林山委員長代理 委員長が退席されましたので、委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行います。  ただいま早川君外十七名より、塚田委員長に対する不信任の動議が提出されましたから、これについて議事を進めます。  まず、その趣旨弁明を許す順序でありますが、その発言時間は五分以内とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 賛成の方は起立を願います。
【次の発言】 起立多数。よつて本件に対する発言は五分間と決しました。趣旨弁明を許します。
【次の発言】 趣旨弁明を許します。早川崇君――早川君に発言を許しております。早川崇君。
【次の発言】 早川君に発言を許しております。早川崇君。

第13回国会 予算委員会 第24号(1952/04/02、24期、自由党)【議会役職】

○上林山委員長代理 この際、山手君の質問にも触れて答弁を願います。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 私語を禁じます。
【次の発言】 できるだけ結論にお願いたします。
【次の発言】 山手委員。

第13回国会 予算委員会 第27号(1952/05/19、24期、自由党)

○上林山委員 軍人恩給の問題について、政府においては遺家族の問題を解決する際、さらに傷痍軍人の問題を解決する際にも、相当調査を進められ、できるものならば、財政が許すならば早くやりたい、こういう意向を、われわれの要望に、あるいは国民の要望にこたえて明確な答弁をしておられたのでありますが、すでに御承知の通り、遺家族の問題も不満足ながらもあの程度に実現したし、傷痍軍人の問題も御承知の通りに解決されたりしたのでありますから、私はでき得るだけ早くこの問題を解決してもらわなければならぬ時期に至つたのではないか、こういうことを考えるものであります。そこで政府特に大蔵大臣が、ただいま理解のある答弁をせられたの……

第13回国会 予算委員会 第28号(1952/05/22、24期、自由党)【議会役職】

○上林山委員長代理 できるだけ簡潔に願います。
【次の発言】 一問に願います。
【次の発言】 井出一太郎君。
【次の発言】 横田甚太郎君。
【次の発言】 議事進行の発言ですか。委員長に対する質問ですか。
【次の発言】 委員長の考えを申し上げます。委員会としては、あるいは自由党という言葉が出たから申し上げますが、自由党としては、できるだけ野党の方々に多くの時間を、過去においても、現在においても、与えて参つたつもりであります。むしろ与党の議員の発言は押えて、ほとんど野党の諸君に発言の機会を多く与えておるというふうにわれわれは解釈いたしておりますので、ただいまの御質問は当らぬと思います。  なお外務……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 運輸委員会 第4号(1955/03/29、27期、日本民主党)

○上林山委員 私は運輸大臣と国鉄総裁に一言お尋ねいたしたいと思います。日本も戦争が済んでもう十年になるのでありますが、国鉄の独立採算は昭和何年度ごろになったら完全にできるお見込みであるか。ことに新線建設を含んでの独立採算は、昭和何年度になったならば実施できるものであるか。この基本的な問題をまずお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 あまりにも断片的でよくわからぬのでございますが、基礎的な問題の質問は申し上げませんが、一応の見通しとして、新線建設を含んで昭和何年度ころになつたら、これは五年先でもあるいは十年先でもよろしいが、何年度ごろになったら一体完全に実施できる見込みかという、あくまでも見……

第22回国会 運輸委員会 第25号(1955/06/28、27期、日本民主党)

○上林山委員 本問題に関連して国会及び当委員会の権威のために、委員長に質問をいたしたいと存じます。それはどういう点であるかと申しますと、どの団体であったかはっきり記憶をいたしませんが、問題になった団体から、現職の国会議員諸君に対して顧問になってもらいたいという郵便物が届いた。それに対して顧問を承諾した者およそ七十数名であったかと思いますが、こういう事実があったかなかったか。委員長として承知しておるか。もし承知していないとするならば、私はこういう不正な競争が行われた問題に関連して、しかもその団体の顧問に就任するということは、それぞれの御意見はあろうと思いますけれども、適切でないと考えますので、こ……

第22回国会 運輸委員会 第31号(1955/07/19、27期、日本民主党)

○上林山委員 本件に対しては、提案の説明のあった通り、われわれとしても全面的に賛成でありますが、念のために一、二点承わっておきたいと思います。  まず第一点は、戦前の待遇よりも幾らか控え目に待遇をしたという点でありますが、金額にして三億円程度の負担を国がする程度、こういうふうになっておりますが、戦前と同じような待遇をするとすれば、国はどれほどの負担を国鉄に向ってしなければならないか。まずこの点を承わりたい。
【次の発言】 なお、これに類似した無賃乗車のもので、国鉄に国がその肩がわりとして負担しておる例は、どういう種類のものがあったでありましょうか。

第22回国会 運輸委員会 第32号(1955/07/20、27期、日本民主党)

○上林山委員 数日前から本法案に対して質疑をしたいという通告をしてあったのでありますが、審議の都合でこれができなかったのを遺憾といたしますが、ただいま簡単に質疑を試みたいと思います。  まず第一点は、昨年六月農協法の改正によって共済事業が法的にできるようになっておるのでありますが、本法案を提出するに当りまして、政府はこの点を考慮したことがあるかどうか。あるいはもし考慮したとすれば、この農協法の改正によって共済事業ができるという法的処置は、これは一種の特別法だと考えておるが、今出されておる法案もこれと同じ性質のものを取り扱う法案で、これまた特別法といわなければならぬ。特別法と特別法がここに競合し……

第22回国会 議院運営委員会 第14号(1955/04/30、27期、日本民主党)

○上林山委員 ほかの委員会から同様な申し出があっても、それは抑制してもらうということですね。
【次の発言】 さっきちょっと明瞭でなかったようですが、建設委員会とか通産委員会とかから申し出があった場合は、農林水産委員会の分は特別のケースということに時期的に考えたということで、ほかのは抑制してもらうということをはっきりきめておいた方がいいのじゃないですか。
【次の発言】 はっきりきめておかないと、ほかの委員会から特別のケースとして認めてくれといってきた場合、どうして断わるかということです。
【次の発言】 何かそこを含んでおかなければ困るでしょう。

第22回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第10号(1955/07/25、27期、日本民主党)

○上林山榮吉君 公職選挙法の一部を改正する法律案については、根本的に検討すべき点が多々ありますので、詳しい質問は後日に譲って、簡単な問題についてだけ質疑を試みたいと思います。  まず、第一点は、参議院の全国選出議員の選挙の場合の供託金でございますが、これを二十万円に増額した根本的な考え方といいますか、その点についてお伺いをいたしたいと思います。  私どもをして言わしむれば、供託金をやたらにふやしたからといって、選挙がりっぱに行えるとは考えていないのでありますが、そういう選挙をりっぱにやろうという意味から、もしこれを増額する必要があるとすれば、それより先に施すべき手段がまだ多々あるのじゃないか。……

第22回国会 商工委員会 第30号(1955/06/24、27期、日本民主党)

○上林山委員 非常に緊急を要する問題でありますので、委員各位の御了承を得まして、要点のみを質疑いたしたいと思います。  問題は委員長お示しの通り、日本本土と南西諸島、主として琉球との貿易に関連しての質疑であります。伝えられるところによりますと、琉球政府が日本から輸入するめん類、みそ、卵、食用油、茶、魚介類、大豆かす、衣料品など約十数品目の大衆必需品について、琉球政府の税法の改正の結果、物品税が大体二〇%課せられる、こういう確実な情報が入っておるのであります。対沖繩の貿易の昨年の総額は百七十億円程度であると言われておりますが、これが影響を受けるものはその約六〇%でありまして、百億円以上のものがこ……

第22回国会 予算委員会 第4号(1955/03/28、27期、日本民主党)【議会役職】

○上林山委員長代理 時間が経過しておりますから、できるだけ簡単に願います。
【次の発言】 阿部君に申し上げますが、申し合せの時間が経過しておりますから、どうぞそのおつもりでお願いいたします。
【次の発言】 井堀繁雄君。

第22回国会 予算委員会 第6号(1955/05/06、27期、日本民主党)【議会役職】

○上林山委員長代理 橋本君にお願いがありますが、持ち時間はすでに経過しておりますから、適当にお願い申し上げます。
【次の発言】 橋本君にお願いいたしますが、もう持ち時間を三十五分経過しておりますから、あと五分ぐらいでできるならばお願いいたします。
【次の発言】 橋本瀧伍君、適当に願います。

第22回国会 予算委員会 第8号(1955/05/09、27期、日本民主党)【議会役職】

○上林山委員長代理 静粛に願います。
【次の発言】 動議を採決いたします。田中君の動議に賛成の諸君の起立を願います。
【次の発言】 起立多数。動議は可決されました。  暫時休憩いたします。    午前十一時五十八分休憩

第22回国会 予算委員会 第9号(1955/05/10、27期、日本民主党)【議会役職】

○上林山委員長代理 政府の方でもう一ぺん答弁する考えはございませんか。
【次の発言】 一時まで休憩いたします。    午後零時七分休憩

第22回国会 予算委員会 第10号(1955/05/11、27期、日本民主党)

○上林山委員 これに関連して質問があります。ただいま中間報告を承わりましたが、先ほどその原因並びに措置について、政府の大体の方針は承わりましたけれども、もっと積極的に、あるいは適切ないかなる手を打たれておるか、この問題についてお尋ねをいたしておきたいと思います。
【次の発言】 議事進行の動議を提出いたします。本予算の性質にかんがみまして、議事を続行せられるよう、この際その動議を提出いたします。

第22回国会 予算委員会 第13号(1955/05/14、27期、日本民主党)【議会役職】

○上林山委員長代理 野田君、時間の関係がありますから、できるだけ結論をお願いいたします。
【次の発言】 時間が経過いたしました。
【次の発言】 事務的に説明いたさせます。
【次の発言】 野田君、すでに二十分経過いたしましたので、簡単に願います。
【次の発言】 まだ長くかかりますか。もうすでに二十分協定時間を経過しておるが……。
【次の発言】 野田君にちょっと申し上げます。もう協定時間はすでに二十五分経過いたしております。今回限りお願い申し上げます。
【次の発言】 野田君、発言を許しません。野田君、協定時間はもうすでに経過したし、理事の御相談も得ましたから、やめていただきたいと思います。

第22回国会 予算委員会 第14号(1955/05/16、27期、日本民主党)【議会役職】

○上林山委員長代理 事務的なことのようですから、政府委員から答弁するそうであります。
【次の発言】 政府委員に発言を許可いたしました。
【次の発言】 委員長代理は規則に従ってやっております。
【次の発言】 大臣が、政府委員をして答弁させますと言っておるのですから、御了解願います。
【次の発言】 委員同士の応酬はやめて下さい。
【次の発言】 馬橋君、もう時間がきております。
【次の発言】 その前に靖国神社関係で厚生大臣から発言を求められております。川崎厚生大臣。
【次の発言】 芳賀貢君。
【次の発言】 大臣はすぐ来るそうですが、ほかの大臣ではいけませんか。

第22回国会 予算委員会 第15号(1955/05/17、27期、日本民主党)【議会役職】

○上林山委員長代理 阿部君、時間の関係がおりますから適当にお願い申し上げます。
【次の発言】 阿部五郎君、結論にどうぞお願いいたします。
【次の発言】 春日一幸君。

第22回国会 予算委員会 第17号(1955/05/21、27期、日本民主党)

○上林山委員 私は民主党を代表いたしまして、二十九年産米に対する減収加算を認めなければならぬという農林委員会の申し入れの内容には反対ではありませんが、予算委員会の権威のため反対をいたしたいと思います。すなわち他の常任委員会から申し入れを行なって、予算の審議を中止せよというようなことは前例もないし、またこれを認めることによって悪例となる、こういうように第一に考えるものであります。  第二の点については、私どもといたしましては減収加算を認めなければならないという、その内容については賛成をいたします。でありますから、これが実現のためには積極的に協力を惜しまないものでありますけれども、なおこの際におい……

第22回国会 予算委員会 第31号(1955/07/15、27期、日本民主党)【議会役職】

○上林山委員長代理 この際井堀君に御連絡申し上げますが、本会議の都合で、通産大臣はしばらく座をはずしますから、御了承願います。
【次の発言】 井堀繁雄君、時間ですから簡単に願います。
【次の発言】 時間が参りましたから御協力願えませんか。
【次の発言】 井堀君、簡単に願います。
【次の発言】 井堀君に申し上げます。二十五分までが協定の時間ですから御協力を願います。
【次の発言】 井堀繁雄君の質問に関連し、池田禎二君より発言を求められております。これを許します。池田禎二君。

第23回国会 逓信委員会 第1号(1955/11/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山説明員 私今回郵政政務次官の任命を受けましたので、所管事項について懸命に勉強いたしたいと思っておりますが、何分浅学非才でございまして、委員各位の御理解ある御援助を得なければ、任務を全うすることはできないと考えておりますから、今後よろしくお願い申し上げます。(拍手)

第23回国会 逓信委員会 第2号(1955/12/03、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 森本委員の言われるような、条章に照らして歴然と不当労働行為がある、そういうものにつきましては、われわれといたしましても、そういうことが起らないように十分に処置していきたい、こういうように考えております。
【次の発言】 御指摘の通り、この問題はきわめて重大な問題でありますので、本省としても直属の郵政局等と連絡の上で一応の調査を終ったのでありますけれども、権威ある労働基準局あるいは法務局等の権威ある調査も行われつつある事態でありますので、これらのものとにらみ合せて、さらに研究の上で本省が乗り出していきたいものである、こういうように総合的に進んでいきたいと考えております。

第23回国会 逓信委員会 第4号(1955/12/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 森本委員から貯蓄増強の問題について適切な御意見がございまするが、大臣から基本的な問題についてお答えになりましたので、少しつけ加えてお答えいたしたいと思います。言うまでもなく一番大きな原因は、国家全体の経済の影響であるということは、これは否定できないと私は考えます。そういう影響から、中小企業に対しては事務当局から説明した通り、デフレの影響も出てきておりますし、労働者の面は、これは大体において横ばいの状態ではないかというように考えるのでありますが、ただ農村の問題として、期待をしておりました増収からくるところの貯金というものが、案外この期においては伸びなかった。しかしこの次の期にお……

第23回国会 逓信委員会 第6号(1955/12/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 地方の事情によっても、労働強化になるようなことは慎しまなければならない、私は前提としてはそういように考えますが、ただ労働強化にならないような調節を地方の特殊事情によって考えていくということは必要ではねいか、こういうように考えるのであります。たとえば農村の事情などを聞いてみますと、昼間参りましても、畑に行って働いておるので、勧誘しょうにも勧誘のしょうがないのであります。だからそういう場合においては、勧誘される側から言っても、夕食の済んだとろくらいに来てもらいたい、こういうのが一般の希望のようでございますので、そういう意味から考えて、私は特殊事情というものは相当地方の事情によって……

第23回国会 逓信委員会 第7号(1955/12/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 ただいま愛知議員からきわめて適切な、しかも示唆に富んだ御要望を承わったのでございますが、その趣旨を体しまして、私ども積極的にこういう事件が起らないような具体的措置を考えて参りたいと思っております。いずれまた詳しい具体的な案件等については御相談申し上げる機会もあるかと思いますので、御了承を願っておきたいと思います。
【次の発言】 おっしゃる通り管理者側に対してもあるいは従事員側に対しても適切なる処置をとるというのでございまして、あくまでも具体的事実について処置をとる、こういうふうに御了解願えるならば幸いだと思います。
【次の発言】 言うまでもなく森本委員の言われたようなことを総……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1956/02/03、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 海外同胞救援のために、郵政省としても積極的に協力をしなければならぬということは、いうまでもないことでございますが、ただいま、そのために記念切手を発行することが、どういう状態になるかということだけを、まず御説明申し上げたいと思います。  切手は、御承知の通りに非常に国際性を持っておりますので、これを慎重に取り扱わなければならぬのではないか、たとえば、竹島の問題について記念切手を云々といわれたときに、日本側が非常なる刺激を受けたことも事実でございます。またドイツが、御承知の通りに抑留者の援護のために発行した切手がソ連圏との間に非常にトラブルを起しまして、一時いろいろな支障を来たし……

第24回国会 大蔵委員会 第43号(1956/06/02、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 ただいま春日委員から御指摘になりました問題については、最近に至りまして事務当局から経過の報告を受けております。
【次の発言】 ただい京春日委員が御熱心に指摘せられた点については、私も全部同感だと申し上げたいと思いますが、報告を受けましてから、この問題は大蔵省あるいは外務省当局も関係があるから、よく事務的に調整をとって、できるだけ早く結末をつけた方がいいだろう、こういうことで、事務当局とも連絡をいたしまして、今申し上げた大蔵あるいは外務当局等とも調整をしてもらうように今日までになったわけでございます。しからばこれを払った方がいいのか、あるいはどう考えておるのか、こういう御質問だ……

第24回国会 逓信委員会 第4号(1956/02/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 森本委員の御質問になった郵便貯金法の第一条の法律の目的は、お示しの通りでございますが、言うまでもなくこの法の示すように、郵便貯金を簡易で確実な貯蓄の手段として奨励しなければならぬということは当然であると思います。しかしこの場合、国民の経済生活の安定をはかり、あるいは福祉を増進する方法としては、個人の場合もあるいは団体の場合もこれに含むものである。だから財政融投資の問題をきめる場合も、おっしゃるように基礎的には郵政大臣が大蔵省に対して、われわれの努力目標はこの程度であるということを当然主張されるべきであり、また主張してきたのであります。しかしながら一方また、財政融投資が国民の経……

第24回国会 逓信委員会 第5号(1956/02/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 非常にむずかしい御質問であると思うのですが、現在の予算制度においては、交付金あるいは補助金というような制度は非常にはっきりしているのでございますけれども、納付金というような制度が予算上の適当な言葉であるかどうかということは、これは御質問の趣旨がどうであったかわかりませんけれども、非常に不明確なものであるということは率直に認めていいのじゃないかと私は考えるのであります。しかしながら私どもの意図したところは、できるだけ固定資産税の性格と同じであるという解釈をある方面において主張しないようにするためには、こういう言葉の方が適当ではなかろうか、これは楽屋裏を正直に申し上げますとそうい……

第24回国会 逓信委員会 第7号(1956/02/16、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 先ほどから松井委員も指摘せられた通り、またただいまあなたも指摘された通り、この制度を永久にやっていくという考え方は公社の性格からして妥当でないということは、大臣の答弁された通りでありまして、私どもといたしましてもできるだけ早く、できるだけ多くの需要者の希望に応じたいという建前上、暫定措置としてのこの法案を審議しなければならない羽目に陥ったということを、すなおに認めて御了解を得たいと考えておるのでございますが、ただいま御指摘の債券の売買が行われておるが、これは不明朗じゃないか、こういう点については、それぞれ考えようもあるかと思いますが、これは社債市場に当然出し得る性質の株でござ……

第24回国会 逓信委員会 第9号(1956/02/24、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 ただいま議題となりました日本放送協会の昭和三十一年度収支予算、事業計画及び資金計画の提案理由と、これらに対する郵政大臣の意見書の提出につきまして御説明申し上げます。  この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条の規定によりまして、国会の承認を受けるため協会から提出され、郵政大臣はこれに意見を付することになっているのでありますが、郵政大臣といたしましては、この収支予算、事業計画等につきまして、放送法の趣旨、放送事業の現状、聴取者の要望等、各方面からこれに慎重な検討を加えました結果、お手元にお配りいたしました通りの意見書を付して、国会の御審議をお願いすることになったの……

第24回国会 逓信委員会 第11号(1956/03/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 公社当局から郵政大臣の方に参考資料を提示して相談をいたしてあると聞いておりまするが、具体的にはまだ打ち合せをしていない状況であるというふうに承知をいたしております。
【次の発言】 調停案に対しては言うまでもなく尊重しなければならぬ、ということは、公社当局の意見と全く同じでございますが、総裁も敷衍いたしましたように、予算措置その他各般の事情というものを勘案して、いかにこれを実施するかということについてはただいま結論を得ておりませんので、その点は御了承を願いたいと思います。
【次の発言】 これは先ほどお答えした通り、先般郵政大臣の方に公社から書類によって提示をしてきておりますので……

第24回国会 逓信委員会 第12号(1956/03/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 協会の施設は富裕町村にあるので、今回の固定資産税の改正は、貧困町村救済の目的に反するのではないかというような御趣旨であろうと考えるのでございますが、これにつきましてお答えいたします。協会施設がかりに富裕町村に多くあると予定いたしましても、地方税収全体の額を増加させることが、結局貧困町村救済の道にも通ずるのではないかと考えておるのであります。このような場合には、政府において他の手段で貧富の町村間の調整を行うことが当然に考えられると思っております。
【次の発言】 松井委員からこの種の問題について種々御質問がございましたので、先ほどああいうお答えをいたしたのでございますが、ただいま……

第24回国会 逓信委員会 第19号(1956/05/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 非常に技術的、事務的にわたっておりますので、事務当局から御説明させます。
【次の発言】 きわめて適切な、しかも大きな理想を含んでの御意見を拝聴したわけでございますが、ラジオの普及に比べてテレビジョンの普及が非常におくれておる、しかも基礎的な、たとえばチャンネル・プランにしても、マイクロウエーブの建設にしても、受像機の量産にしても、ほとんど完成に近づきつつあるのに、経済的に恵まれない地方等が特に受像を見ることができない、これは困るじゃないか、何か根本的な対策はないかということで、まことに大事な問題でありますが、具体的に即答せよといいますと、これまた非常に考えなければならぬ点が多……

第24回国会 逓信委員会 第20号(1956/05/23、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 先般当委員会で御質問がございましたので、そういう趣旨の答弁をいたしたことは事実でございますが、そういう意向に従って研究を進め、できるものならば、予算関係等もあるから、その方面とも相談をいたしまして実現を期するように努力をいたしたいという、そういう趣旨の説明を申し上げたつもりでございますから、御了承願いたいと思います。なお研究の段階といたしましては、たとえば小学校、中学校あるいは公共的施設の全部に費用を入れるとすれば幾らくらいかかるか、あるいは何年計画くらい立てればそれを理想に近いものに持っていけるか、あるいはもし補助するとすればどのくらい補助したら果して需要に適するものである……

第24回国会 逓信委員会 第21号(1956/05/25、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 簡易保険の現在の保険金最高制限額十五万円は、現在の経済事情から見まして十分とは考えておりません。しかしこれが引き上げにつきましては、諸般の事情もありますので慎重に検討することといたしたいと思って、現在検討を進めておるところでございます。なおその額等については、そういうような趣旨から最後の結論を得ておりませんけれども、請願の趣旨に十分滑りように努力をいたしたいと考えております。
【次の発言】 政府の所見を申し上げたいと思います。地方産業振興のための融資については、現在においても地方債を通じ実行しており、明年度においては農林漁業金融公庫への融資も行われるので、さらに地力産業に寄与……

第24回国会 逓信委員会 第22号(1956/05/30、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 請願の地区は、利用予定人口が多く、不便が著しいと認められますので、利用上最も便利であると認められる西小山駅付近に近く無集配特定局を設置することとして取り運んでおります。なお右に伴い請願地区の不便も解消すると思われます。
【次の発言】 お答えいたします。請願の地に無集配特定局を設置することは、最近局にやや近く、設置標準に達しないので、現状においては実現は困難と思われます。
【次の発言】 お答えいたします。郵便年金は加入者の払い込んだ掛金の一部をもって事業経営に必要な人件費、物件費等に充て、その他はこれを積み立て運用利殖し、将来支払うべき年金に充当し、収支の均衡を得るように一定の……

第24回国会 逓信委員会 第23号(1956/05/31、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 お答えいたします。中津川支所に電話を架設する方法といたしましては、中津川郵便局の電話を共同電話とする、あるいはもよりの求名局または永野局の加入電話を新設するかの二方法がありますが、前者は中津川郵便局の電話が公衆電話でありますので、料金収納、通信の秘密の保護等の関係から、これを共同電話とすることは適当でないと考えられます。従って御要望に応ずるためには、求名局または永野局の加入電話を新設する方法によるわけでありますが、この場合は区域外加入となりますので、区域外部分の線路設備費を別に加入者に負担していただくことになりますので、地元と話し合った上御要望に沿うことといたしたいと思います……

第24回国会 逓信委員会 第24号(1956/06/02、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 非常にむずかしい御質問でございますが、私はあくまでも大臣の補佐役でございますので、大臣の指揮命令に従って一切のことをやってきておるつもりでございます。そういう立場から考えまして、できるだけ誤まりなきを期しなければならない。特に国会の御決議あるいは委員会等の御意向に対しても、努めてその御意思に沿うようにしなければならぬということを、事務当局諸君にも常に連絡をいたしておるつもりでございますが、なかなかふなれでございまして、十分その意の届かぬ点もあるかと思っておりますので、今後山本委員に限らず、そうした問題について山本委員の御発言の趣旨に沿うように努力いたしたいと考えております。

第24回国会 逓信委員会 第25号(1956/08/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山説明員 太陽族映画を中心にして、各民間の関係団体が自粛していこうという意図を示されておることは、私は郵政省としても歓迎すべき状態である、こういうふうに考えております。確かに御指摘の通りラジオにしても、特にテレビのごときは、そういう悪影響なしとせざるものも時には散見されますけれども、これは経営者の良識にあくまで訴えて自粛していっていただくということを根幹にしていくべきものであって、郵政省が何か具体的に成案をもってこれを規制していこうということまでには、ただいまのところまだ至っていない、具体的にもそういう成案をいまだ持っていない、もう少し事態を見た上で、おっしゃるような線に沿って善処してい……

第24回国会 逓信委員会 第26号(1956/08/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山説明員 この問題は御指摘の通り竹内委員から通常国会において御熱心なる御要望があったわけでございますが、われわれとしても文化政策の一端として恵まれざる方面に、できるものならこれを普及していきたいという意図を十分に持っております。それならば現段階においてはどういう処置をしておるか、こういうことになるのでありますが、御指摘の通り郵政省としても電波を監理しておる建前から、積極的に働かなければなりませんが、公民館、学校、こういう方面の担当は文部省の所管に属しますので、事務当局から文部省の関係官とこの問題について研究をしてもらいたい、こういうことで一方においては資料を集め、一方においてはこれは政府……

第24回国会 逓信委員会 第27号(1956/10/31、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山説明員 かねてから委員長はこの方面について非常に見識のある御議論をされているのでございますが、今回各国をお回りになったので、さらにみがきのかかった示唆に富んだ御意見であるようでございますが、ただいまの国際放送をどう考えるかというような問題を初め、これは緊急に可能な限りにおいて、政府としてもNHKなどと協議の上善処すべきものである、こういうふうにこれは真剣に考えております。簡単でございますがお答えいたします。
【次の発言】 たとえば国際向けの放送の時間をふやすとか、あるいは一、二本方向をふやしていくとか、そういうような問題については予算の許す範囲内において努力してみたいものだ、こういうふ……

第24回国会 逓信委員会 第28号(1956/11/01、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山説明員 この問題は非常に重要な問題でございますので、郵政省だけでここでどうするという言明をすることはいかがかと思いますので、大臣を通じて政府全体の問題として検討していただくように進めていきたいものだと考えております。
【次の発言】 全面的に能率が増進されたとは考えませんが、部分的には確かに能率が増進した点があると私どもは存じております。

第26回国会 逓信委員会 第7号(1957/02/27、27期、自由民主党)

○上林山委員 議事進行について。ただいま橋本委員から郵政当局に根本的な問題について御質疑があるようでございますが、ちょっとお伺いいたしたいのは、その他の重要案件もあるので、できるだけ大臣も御出席になる必要があるかと思うのですが、聞くところによると御病気であるということでありますが、いつごろになったら大体全快される見通しであるか、その点を公式に一応伺っておきたい、こう考えます。
【次の発言】 来週大臣が大体出てこられるという見通しであれば、それはそれとして承知をいたしますが、私は政務次官の前歴がある者として申し上げることは、これは遠慮した方がいいようにも思いますけれども、いい意味において一言申し……

第26回国会 逓信委員会 第9号(1957/03/11、27期、自由民主党)

○上林山委員 議事進行について。春季闘争の問題は、大局的に冷静に判断して、国民に迷惑を及ぼさぬように一日も早く解決をしなければならぬという趣旨については賛成でございますが、これとは別に、私の議事進行について委員長にお伺いをいたしたいのです。  社会党の熱心なる申し入れ等もあったと聞いておりますが、そういう事情で、両党が話し合って、常任委員長の五人が社会党に割り当てられた。当委員長には松井君が御就任になった。これはやむを得ないことでありまするが、両党が話し合った以上、お互いがこれを尊重して、委員会の運営というものをできるだけ円満に公平にやっていただかなければならないわけであります。不肖私も委員長……

第26回国会 逓信委員会 第10号(1957/03/12、27期、自由民主党)

○上林山委員 関連。森本委員の質問に関連して政府にお伺いいたしますが、中共並びに韓国方面から日本に放送されておりまして、非常に混信して困っておるという状態ですが、こういうものについては日本側はこれを承認していいのかどうか、これをあわせてお答えを願いたいと思います。

第26回国会 逓信委員会 第11号(1957/03/13、27期、自由民主党)

○上林山委員 まずNHK当局にお伺いいたしたいのですが、放送を始めるについては大体一年間にどういう番組を組むかというような、大まかな御計画があるのではないかと思っておるわけでございますが、テレビジョン放送について世間では教育放送に重点を置かないで、民放がやるような娯楽放送に重点があるようにいわれているわけです。これに対してはNHK当局として相当弁明もできるとは思いますが、そういうような状況にあるのです。この最近の国民の世論に対して三十二年度の計画とでも申しましょうか、たとえば教育放送の時間を多くとるようにするというようなお考えが実現されつつあるのかどうか、この点をまずお伺いいたしておきたいので……

第26回国会 逓信委員会 第19号(1957/04/06、27期、自由民主党)

○上林山委員 竹内委員の質問に関連して、少しばかりあいまいな点を質してみたいと思います。  テレビの免許について、言論の統制になってはいけないというので、今の話によると、一応電波当局としての試案みたいなものがあるようでございます。過去において新聞人がその知識経験を旺盛にいたすために、ラジオやテレビに貢献した点は、これは大いに認めなければならぬし、今後もまた相当これを活用していかなければならぬこともわかるのでありますが、ただいまの竹内委員の質問に対して郵政当局の答えを聞いておりますと、単にケース・バイ・ケースによって置局は決定するのである、免許を決定するのである、こういうふうに受け取れるのであり……

第26回国会 逓信委員会 第23号(1957/04/25、27期、自由民主党)

○上林山委員 本問題は、森本君が今御質問になっているのでございますが、局長の説明を聞きますと、大体了承できますが、どうも答弁の中に、そうじゃないだろうかと思いますというようなことがあるので、そういうことではかえって将来の運営に私は影響を及ぼすものだ、こう思う立場からもう少し関連してお尋ねしたいと思いますが、たとえば保険局長が各郵政局なり、郵政局がまた各普通局ないしは特定局なりに具体的に割当をし、さらにその局長がまた具体的にお前これだけやれと、こういう意味のものでは全然ないように考えるのだが、そういうふうに報告を受け、あるいは調査をされているかどうか。それから同時にもう一つは、その局においてばら……

第26回国会 逓信委員会 第27号(1957/05/14、27期、自由民主党)

○上林山委員 本請願にある、一カ月分の取扱い高百万円以上は無料とするという、現在の規定になっておる点でございますが、これは件数あるいは金額にして、無料になっておる部分がどれくらいになっておるかという点をまず第一に伺っておきたい。第二点は、最近専売公社がたばこの手数料について改正をしたわけでありますが、それと比較した場合に、これは相対的の御意見でけっこうだと思いますが、比較した場合に低きに失するのかどうか。相対的の経営としてお答え願えればそれでいいのでありますが、この二点についてお答えを願いたい。なおこのままでは金利、経営その他の関係で郵政当局としては困難である、こういうお答えでありますが、しか……

第26回国会 逓信委員会 第29号(1957/05/16、27期、自由民主党)

○上林山委員 本請願は、愛媛県知事あるいは松山市の商工会議所その他からも出ておりますが、さらに四国の四県の県会議長会からも熱心な要望のある問題でございます。電電公社の計画を見ますと、三十三年度の第二次五カ年計画の中に松山―徳島間が入っておる、こういうふうにいわれておりますが、御承知の通りマイクロウェーブは単に通信機関の充実をはかるばかりでなく、一方においてはテレビ設置等の関係もありますので、多少の困難はありましょうとも、政府としても電電公社としても本件の促進をぜひお願いしなければならぬ、こういう趣旨であります。なお具体的な問題については多くを申し上げませんが、三十二年度末までには、考えようによ……

第26回国会 逓信委員会 第33号(1957/09/16、27期、自由民主党)

○上林山委員 新大臣が就任されてからまだ一回も発言の機会がございませんので、私は新大臣を非常に信頼しておる立場から二、三の点について質疑を試みたいのであります。  まず第一に郵政省の機構改革の点でありますが、そのうちで一番重要な点は、何といっても電波監理局をどうするかという問題であろうと考えます。この問題についてはすでに他の委員からも発言がございましたが、私もその趣旨において大体同意見であります。他日電波事業というものが国内的に国際的に、あるいは関連事業までこれを拡大して考えるときにおいては、貿易にも非常な密接なる関係を持ってくる事業である、こういう大きな観点に立ってこれを考えますときに、現在……

第26回国会 内閣委員会 第43号(1957/05/18、27期、自由民主党)

○上林山委員 先日当委員会において返還財産金十丸の損害補償に関する請願を御理解をもって採択をしていただいたそうでございますが、紹介者としまして感謝をいたしております。  本請願の要旨は、鹿児島県大島郡十島村が米軍政下に置かれていた当時、同村唯一の財産であった金十丸は、昭和二十一年の二・二宣言により、運輸大臣の命によって米軍に接収管理されたのでありますが、接収のとき日本政府を通じてなされたものが、返還のときに当っては直接解除者十島村に対し、米軍利用中の一切の損害を要求しないこと、かつ日本政府への債務は払えという冷厳きわまる通告のもとに無料使用され、昭和二十七年七月二日、船体、機関ともに全然使用に……

第26回国会 予算委員会 第11号(1957/03/02、27期、自由民主党)

○上林山委員 私は、まず大蔵大臣にお尋ねしておきたいのでございます。  戦後から三十一年度までやむを得ない事情によって、まことに緊縮財政その他で行き詰まるような予算であった。しかし三十二度は、しばらくぶりに積極的な予算を政府が組みまして、国民としてはある意味においてはほっとした明るい気持を持っておるだろう、こういうように了承するのであります。そういう点から問題点もありますけれども、私は二、三の点について大蔵大臣に簡単にお尋ねしておきたいのであります。  まず第一に、三十二年度の予算は、一部は、見ようによってはインフレの予算ではないか、こういうことを言っておりますけれども、われわれは与党ならずと……

第27回国会 逓信委員会 第2号(1957/11/04、27期、自由民主党)

○上林山委員 郵便貯金法の一部改正する法律案が政府側から提案されておりますが、われわれも貯金制限額を三十万円以上に引き上げたいという点、並びに定額貯金等に対する利子を引き上げて、民間金融との貯金の競争が公平にできるようにという建前において、原案に対しては積極的に賛成であります。これは従来われわれの強く主張しておったことでありますから、時宜を得た提案であると考えるのでありますが、これに関連いたしまして、せっかく貯金の制限額を引き上げ、ないしは定額貯金の利子を是正して貯蓄の奨励をする政府の意図にもかかわらず、これが全面的にお考えが及ばなかったのは、多少考えの足らないうらみがあるのじゃないかと思うの……

第27回国会 逓信委員会 第3号(1957/11/06、27期、自由民主党)

○上林山委員 関連。郵便貯金法の一部を改正して貯蓄の増強をはかろうとする政府の考え方は、われわれの考えと一致しておるので積極的に支持するわけですが、ただこの際一言大臣に強く要望を申し上げておきたいことがあります。それは民間の金融機関のサービスと郵便貯金の窓口のサービスとは雲泥の相違がある。その雲泥の相違か、郵便局の窓口が非常に親切な方であればいいのですけれども、世間のうわさではそれが反対なんです。非常に事務的で、役人的な気持で扱っておる。信用金庫なり銀行なんかに預金をしますと、窓口では、預金していただいてありがとうとか御苦労さんとかという言葉を言っておるのです。言葉に金はかからぬのです。ところ……

第27回国会 逓信委員会 第4号(1957/11/12、27期、自由民主党)

○上林山委員 特定局設置に関連してお尋ねしておきたいのですが、特定局を設置する場合に、大体ここからここまでという一応の基準を郵政局等で示しますが、それはただいま御説明になった趣旨から亨便人口なり、あるいは交通の利便なり、あるいは局間の距離等を調査して、大体この辺でよかろうという一応の基準を示すわけだと思うのでありますが、その場合にそこに適当な土地がない、しかし亨便人口からいっても百メートルくらい離れたところに置くことがかえって便利である。局間の距離もかえってよい場合があり得るわけなんですが、そういう場合は、はなはだしくその指定した地域に離れていない以上、常識的に考えて区域を行政的に事務的に拡大……

第28回国会 逓信委員会 第3号(1958/02/14、27期、自由民主党)

○上林山委員 簡易生命保険法の一部を改正する法律案について質疑をいたしたいと思います。大臣が軽いかぜぎみで出席ができないからということでございますから、最上政務次官並びに事務当局に対してお尋ねをし、後日締めくくりとして大臣にお尋ねしたいと思います。  ただいま説明を承わりまして、現段階においては概略この程度でやむを得ないのじゃないか、こういうように考えられるのでありますが、ただ私どもが不思議に思うのは、なぜ当委員会においてもその他の方面においても最高限度は三十万くらいが適当である、あるいは物価指数その他を今日に換算したりあるいは民間の無審査の保険等を考慮するならば、三十五万円も場合によってはい……

第28回国会 逓信委員会 第13号(1958/03/12、27期、自由民主党)

○上林山委員 関連して。今までの大臣並びにNHKの会長との質疑応答を伺っておりますと、結局双方とも、最善の予算ではないけれども、次善の策としてやむを得ずこれを出したのである、こういうふうに受け取れるのでありますが、前提としてそう見ていいのであるかどうか、まずこれを伺っておきたい。
【次の発言】 そこで申し上げたいことは、最善の策でないから三十二年度だけはこうしたような組み方でいくが、三十四年度になったならば、新しい構想によって、たとえば料金値上げという原則的なものを含んだ予算書をNHKとしては出す、もしそうしたような予算書が郵政省に回ってきた場合言は郵政大臣としては適正なものなりとして国会に対……

第28回国会 逓信委員会 第14号(1958/03/14、27期、自由民主党)

○上林山委員 おととい会長に質問をいたしたのでございますが、時間の関係で本日に延びたわけでありますので、一応お伺いをいたしておきたいと思います。  御承知の通りにNHKは限られたる電波というよりも、むしろ国民の貴重な財産を割り当てられた上に、しかも聴取料、聴視料を取って公共放送をしておるということは、これはもう言うまでもないことでありますけれども、往々にしてこの基本がぐらつくことがあるように見受けられるのであります。これは経営者としてもその他の関係者としても慎重に、この点を大前提として物事を考えていかなければならない、私はさように考えるのであります。そこで私は会長にお伺いいたしたいのでございま……

第28回国会 逓信委員会 第18号(1958/03/27、27期、自由民主党)

○上林山委員 ただいまの問題に関連して一言お尋ねしますが、払い渡し局を指定して、その小切手を受け取った者が払い渡し局に幾ら入っておるのかと問い合すのか、あるいは小切手に五万円と書いてあるが五万円入っていますかと照会するのか、その辺の事情はどういうふうに考えておられるかを承わっておきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの答弁で私は大体了承できるのでありますが、御承知の通り秘密を保持するところに、相手方の信用の保持ないしは郵政事業における貯金その他の事業の拡充がなされるわけで、そういうものが起った場合に今のような答弁であるといいけれども、かりに幾ら入っておりますかと聞かれ、三万円入っております……

第28回国会 逓信委員会 第19号(1958/03/28、27期、自由民主党)

○上林山委員 関連して。先刻の大臣の答弁と原委員の質疑応答を聞いておりますと、もう少し明確にしておいた方がいいじゃないかという気がいたしますので、質問をいたしたいのでありますが、まず第一点は警官を出動させたことが非常に問題になっておるようでありますが、初めから団体で違法行為をやることが予想されている場合に、未然にいろいろな事件を防ごうという意味で警官の出動をさせることはそきるだけ避けなければなりませんが、そういう事態がはっきりしておる場合は、これを出動せしめることは決して不当なことではないとわれわれは思う。こういう点は明確にしておくべきであるが大臣はどう思われるか。それから第二点は職場大会、特……

第28回国会 逓信委員会 第22号(1958/04/03、27期、自由民主党)

○上林山委員 千葉参考人並びに高橋参考人に少しばかり御意見を聞かしていただきたいと思います。御承知の通り電波は国民の貴重な財産でございますが、それにもかかわらずNHKがやる場合は税金にも匹敵する聴取料を取っておる、民放の場合にはスポンサーが広告費を出して経営をやっておる、こういうことになっておることは御承知でございますが、そういう立場から今度の放送法も、たとえば世間の非難を受けておる放送の低俗化あるいは偏向的な放送、こうしたようなものを国民にかわってある程度軽い規制をする、こういうことであって、これに対して昨日も今日の参考人も、概してやむを得ないであろうという意味でお認めになっておるようでござ……

第28回国会 予算委員会 第3号(1958/02/08、27期、自由民主党)

○上林山委員 私は自由民主党を代表いたしまして、総理以下各閣僚に質問を試みたいと思います。  本年度予算案は、岸内閣としての初めての予算でありますが、政党内閣として、わが党の打ち出した重点政策を大体盛り込んでおるのでありまして、見ようもいろいろあるかもわかりませんが、大体において萎縮もせず、かつまた放漫にも流れず、大体よく見ると均衡のとれた予算であると考えるのであります。しかし反面、現在わが国の経済情勢が輸出を伸ばして国際収支を改善せねばならぬという至上命令的立場にあるので、財源の一部をたな上げして超均衡予算になっておるのは、昭和二十四年度のドッジ・ライン以来のことで、日本の財政としては全く異……

第28回国会 予算委員会 第8号(1958/02/19、27期、自由民主党)

○上林山委員 私は、自由民主党を代表しまして、ただいま議題となりました昭和三十二年度一般会計予算補正(第2号)及び特別会計予算補正(特第四号)の政府原案に賛成の意を表するものであります。  この予算の内容につきましては、さきに大蔵大臣から説明がありました通り、歳出におきましては、食糧管理特別会計の昭和三十一年度決算による損失の補てん百六十億円、及び今回新たに法律をもって食管会計に資金を設けることに伴い一般会計から百五十億円を繰り入れる経費を中心とするもので、食管会計改善の適切な処置であるが、その他、地方交付税交付金の増加額七十八億円、駐留軍労務者に対する特別給付金八千八百余万円、イルカ漁業の漁……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 逓信委員会 第4号(1958/06/27、28期、自由民主党)

○上林山委員 私はこの問題はできるだけ控え目にしておりたい、そうして野党の諸君の質問の機会を多くしたい、こういう気持で拝聴しておるのでございます。しかしながら、われわれと見解が違う点もあるし、また当局に参考のために承わっておかなければならぬこともあるので、関連質問を申し上げるわけでありますが、まず世間でいわれておるのは、今まで郵政省の管理当局が、ほんとうの意味の一罰百戒であり、その結果がまた従業員諸君によく理解されているならば、それでいいのでありますけれども、一罰百戒の名にとらわれて、あまりにも徴温的な処分をしたために、国民はこれを見て歯がゆく思っていた。これだけ国民に迷惑をかけておりながら、……

第29回国会 逓信委員会 第10号(1958/09/11、28期、自由民主党)

○上林山委員 ただいまの寺島君の発言に対しまして、関連して一、二お尋ねをいたしたいのでありますが、第一点は、私どももちろんカラー・テレビが早く実現でき、国民がひとしくこれを見られるようにすることについてはやぶさかでないのでございますが、その前提に立って、寺島君の発言の中に、郵政当局は慎重に名をかりて一種のサボタージュをやっておるのだ、そのためにせっかくできる段階にありながらこれができないことになっているのではないか、こういう質問があったのでありますが、ただいまの説明で具体的な話はありましたけれども、このことに関して明確な発言がないのでそれぞれ疑いを持たれるのではないか、こう思いますので、この一……

第30回国会 逓信委員会 第1号(1958/10/08、28期、自由民主党)

○上林山委員 全逓が怠業行為を前提として職場の規律を乱している結果、郵便物が非常に遅配し、国民に奉仕すべきこの種事業が、こういうようなことではまことに遺憾であると思う。ことに現在は就職試験その他非常に緊急を要する問題もあるにもかかわらず、郵便物の遅配のために実害をこうむる向きが多い。中小商工業者の立場を考えてもまたそうである。一般国民の側から見てもまたそうである。だから郵政当局としては、これを放置しておるわけではないと思いますけれども、あまりにも目に余るものがありますので、私はこの際質疑を試みてみたいのであります。  まず第一にお尋ねをいたしたい点は、このサボ行為、いわゆる怠業行為を全逓の幹部……

第30回国会 逓信委員会 第3号(1958/10/17、28期、自由民主党)

○上林山委員 私は、この前の質問に続いて電電公社当局に対して掘り下げて質問をしたい、こういう考えを持っておるのでありますが、特に世の中の誤解を受けている公共建物株式会社の問題並びに日本電気の問題等についてお尋ねしたい、こういうふうに考えておったのでございますが、正副総裁も更に更迭になった直後でもございますので、次期にこの問題について詳しく質疑を継続したいと思います。  電電公社の問題はそういう方向で官疑を継続していきたいと思いますが、この前全逓の超勤拒否闘争に関連して私が指摘した二つの暴行事件、これはその当時はまだ耳にしていない、これから調査をして報告をいたしますという答弁を郵政当局から得てお……

第30回国会 逓信委員会 第4号(1958/10/22、28期、自由民主党)

○上林山委員 まず有光参考人にお伺いしておきたいのでございますが、あなたは教育映画あるいは青少年の映画に御関係があるようでございますので、特に教育放送あるいは教養放送などについて一言承わっておきたいと思います。  あなたのお立場からごらんになって、ただいま放送なりあるいはテレビなりに出ている放送やその他のことは、あの程度で質からいっていいとごらんになっておるか、もう少し質の向上をしたらなあというようなことをお考えになっておられるかどうか、これが一点。  第二点は、ただいまの改正案でも各番組の調和をはかるようにいたしておりますが、教育放送あるいは教養放送の割合と申しましょうか、そうしたようなもの……

第31回国会 逓信委員会 第7号(1959/02/18、28期、自由民主党)

○上林山委員 関連。森本委員の今の質問は私は非常に適切だと思うので、われわれもときどきそういうことを考えて、一体どうなるんだろうということで疑問を持っておるのですが、今大臣のお答えで部局長と同格である、こういうことで一応郵政省としての考えはきまったかと思いますが、しからば仕事の内容、それから各省の官房長とどういうふうに違うか、各省の官房長と同じ仕事を取り扱うかどうか、あるいは同じ仕事を扱わないとするならば、これは各省の設置法でそれぞれきまっているわけですが、ほかの省で言っている官房長と郵政省で言っておる官房長とは、身分も仕事の内容も違うということになるのかどうか。この点について一つ明瞭にしてお……

第31回国会 逓信委員会 第17号(1959/03/19、28期、自由民主党)

○上林山委員 国際電電の待遇改善に関連いたしまして、郵政大臣に一言所見を承わっておきたいのでありますが、御承知のように、従来一般郵政、電電公社、国際電信電話の事業は郵政省いわゆる逓信省の所管で経営をしておった。それが時代の変遷その他によって、あるいは強制的にあるいは自発的に分離をした。そこでその後の状態の変化等によって、待遇にそれぞれ差異を生じてきておる。私は、形は変りましても同じような仕事で、低いところはできるだけ高い方向に持っていく、できるだけいわゆる平均化をはかっていくということが一つの目標ではないだろうか、こういうふうに考えると同時に、三つの業態はそれぞれまた特殊の性格もありますから、……

第31回国会 逓信委員会 第19号(1959/04/28、28期、自由民主党)

○上林山委員 ただいまの質問、これに対する応答で、マスコミの独占に対する徴候が中央においてあるいは地方において現われておるということの質疑応答があったのでございますが、この点は私も全く同感でございます。そこでただいま大臣が、省の方針はマスコミの独占を排除するのが大方針であるから、現実の問題としてはむずかしい徴候も現われているが、これを一々検討して、そしてまず話し合いをする、強力なる行政指導をする、こういう御答弁でございましたが、今の段階ではそこまでしか大臣としても事務当局としても言えないだろうと私もお察しできるのでございます。しかし、これはやがてはだれかがその悪役を引き受けなければならぬ問題だ……

第32回国会 逓信委員会 第4号(1959/09/10、28期、自由民主党)

○上林山委員 郵政大臣は就任以来、郵政事業の向上のために日夜御奮闘のことと存じますが、当委員会において、大臣に対して何らいまだ質疑も行われていないかのごとく存じますので、この機会に一、二の問題についてお尋ねをしておきたいと思います。  大臣は就任以来相当に御研究になったのだろうと思いますが、ときどき談話を拝見しておりますと、その談話の中にカラー・テレビに対する御見解がときどきうかがわれて、ある意味においては非常なる期待を持ち、ある意味においては危惧の念をも持っておるものの一人でございます。カラー・テレビに対する現段階における大臣の御方針と申しましょうか、あるいは見通しと申しましょうか、そういう……

第33回国会 逓信委員会 第3号(1959/11/10、28期、自由民主党)

○上林山委員 私は法務大臣と郵政大臣に対して特に緊急な問題を含んで質疑をいたしたいと思います。  まず最初に法務大臣にお伺いいたしたいのでございますが、最近行き過ぎた労働争議のために人権が無視され、中には自殺をする者がだんだんふえてきたというこの事実、ことに多数の暴力あるいは傷害あるいは脅迫、こういうような事案が非常にふえておりますが、これは三権分立の立場からわれわれにも質問の節度があり、法務省側においてもお答えの限度があり、また裁判所側も、それぞれの手続を経てわれわれは適当な機会に質疑をしてみなければならぬと思っておるのでありまして、その前提に立ってお答え願っていいのでありますが、この大きな……

第33回国会 逓信委員会 第6号(1959/12/04、28期、自由民主党)

○上林山委員 私は前田参考人と永田参考人に少しばかりお伺いをしてみたいのでありますが、NHKは、これは言うまでもなく公共放送でございます。だから公共放送を国民としてもわれわれとしても力を入れてもらいたい、これは議論の余地がないと思います。そこで問題は、永田さんから非常に示唆に富んだ御意見があったと私は思いますが、映画会社がせっかく努力をして、そして作り上げたものを安上がりで自分たちが手に入れて、いわゆる森本君あたりの御主張になる大衆にこれを見せよう、こういうような意図があるように先ほどのあなたの御意見を拝聴して考えたわけであります。(森本委員「それは関係がないじゃないか」と呼ぶ)関係があるのだ……

第34回国会 逓信委員会 第2号(1960/02/09、28期、自由民主党)

○上林山委員 私は郵政事業一般について二、三お伺いいたしたいと思います。  まず第一に電気通信関係についてお尋ねをいたしたいと思いますが、先般来問題になっております太平洋ケーブルの設置について伺ってみたいと思います。  「新型のケーブルの利用による世界的な通信網の急速な発展の状況に即応し、わが国としましてもその設置の必要を認め、」云々と郵政当局がその方針を明示せられておることは、私もきわめて適当な言明である、こういうように考えますが、しかしわれわれは国政に参与しながら、この方面の知識は常識の程度を出ない。若干研究していることもありますけれども、そういうような状態であります。そこで今回この問題を……

第34回国会 予算委員会 第3号(1960/02/06、28期、自由民主党)

○上林山委員 私は自由民主党を代表して、三十五年度予算の幾つかの問題について、岸総理大臣及び関係各大臣に質問したいと思います。  まず総理にお伺いしたいことは、安保条約改定調印後、岸・アイク共同声明の中に日米新時代が来たとあるが、その新時代を裏づけるものとして、具体的には一体何をさしておるのかという点でございます。もちろんこの新時代を経済面から裏づけるものとして、東南アジアにおける経済協力を日米協力して行なうということははっきりとしておるのでありますが、ほかに何かあるかということでございます。まずこれを劈頭に伺っておきたいのであります。

第35回国会 逓信委員会 第3号(1960/08/10、28期、自由民主党)

○上林山委員 今、森本委員と大臣との質疑応答を聞いておりまして関連して一言だけ聞いておきたいと思いますが、電信電話料金の調整はあくまでもでこぼこの調整であって、値上げではない。総対的に見て何億円か収入が減になるかもしれない、こういう話も聞くのでありますが、それはどうか。さらに今全体的に調整であろうと値上げであろうと検討する場合は並行してやった方がいいという意見は、私は確かに一つの見方だろうと思うのですが、あなたもそれに符節を合わせるがごとき答弁をしておられるのでありますけれども、その郵便料金の値上げというものは当分やらない、ただし調整はやる、そのでこぼこの調整は場合によっては収入は何がしかマイ……


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 逓信委員会 第2号(1960/12/16、29期、自由民主党)

○上林山委員 議事進行。森本君の勉強ぶりにはわれわれかねてから立場こそ違え敬意を表しておる一人ですが、公開の席上で速記録が残るので、一言注意を申し上げて、もし善処願えれば幸いですが、善処願えないとするならば委員長にしかるべく取り計らっていただきたい点がございます。それは、われわれは国民年金制度というものはりっぱな制度で、さらにこれを肉をつけ血を通わせてもっとりっぱなものにしていかなければならぬ、こういう考えを持っておるものでありますが、ただいま森本君の発言の中に、あんな━━━━国民年金制度であっても云々という言葉がありました。立場が違ってこれを批判されることは自由といえば自由でありますが、もっ……

第37回国会 逓信委員会 第3号(1960/12/21、29期、自由民主党)

○上林山委員 大臣の出席を要求したのですけれども、参議院の予算委員会の関係で政務次官がおいでになったということでございますから、私はかねてから政務次官の地位というものを高く評価をいたしておる一人でございますが、そういうような意味で言うまでもなく大臣に質疑をしておるのだという、こういう意味におとりを願ってお答えを願いたいと思います。  まず第一にお伺いしたいことは、国民年金制度が四月から実施されるわけでありますが、これには正確な名前ははっきりいたしませんが、拠出年金については証票を張らなければならぬ、こういうようなことになっておると思います。そこでこの証票を厚生省がどういうふうに取り扱わせるかと……

第38回国会 逓信委員会 第1号(1960/12/26、29期、自由民主党)

○上林山委員 私は、この前の委員会において政府側に質問したことについて資料を要求しておきますから、次回の委員会までに提出を願いたいと思います。それは、三十五年度中に簡易郵便局を特定無集配局に昇格させた各府県別の数と、許可場所並びに許可をしたる年月日、以上をまず要求しておきます。  次に、強く要望しておきたいことは、簡易郵便局を優遇する処置として、法の改正をいずれはわれわれとしてやらなければならぬと思っているけれども、次善の策として手数料その他経費を大幅に増額する処置をどうするのかという点。  その次に申し上げておきたいことは、拠出制国民年金の証票の問題について厚生省と交渉したか、こういう私の質……

第38回国会 逓信委員会 第3号(1961/02/08、29期、自由民主党)

○上林山委員 私は、昭和三十六年度の所管事項について郵政大臣から説明を承りましたので、これに関連して、数点についてお伺いをいたしたいと思います。  言うまでもなく、郵政大臣は、郵政大臣であると同時に国務大臣であられるわけでございますから、それぞれ時によりお立場の苦しくなる点もあるだろうと想像するのでありますが、私の考えをもってすれば、郵政大臣七分、国務大臣三分、こういうふうに割り切れないだろうけれども、こういう気持で郵政事業に情熱を打ち込んでいただきたいと考えるものであります。  そういうような観点から、まず第一にお伺いいたしたいことは、郵便貯金の利子の引き下げの問題です。金利は、言うまでもな……

第38回国会 逓信委員会 第4号(1961/02/09、29期、自由民主党)

○上林山委員 私は太平洋ケーブルの問題について昨日郵政当局を相手に質問を重ねたのでありますが、現段階においては不明な点もありましたので、国際電電当局に二、三伺っておきたいと思います。  第一に伺いたいのは、どこまでが日本とアメリカ両会社の共有になるのか、あるいはどこからどこまでは共有にはならないが、永久使用権を確保できるか、こういう問題について郵政当局から答弁があったのでありますが、その共有というのはもちろんこれは両会社の共有でありますが、言うまでもなくこれは国際的な問題なんです。単に両国の営利会社がただ営業をやっていくという単純なものではなくして、国際性を伴い、あるいは公共性を伴い、場合によ……

第38回国会 逓信委員会 第6号(1961/02/22、29期、自由民主党)

○上林山委員 三十六年度の今度の国会に、郵政省が予算関係の法案を四件、その他を六件、合計十件出しておりますが、その中にはきわめて国民生活と密接な関係のある重要法案も相当にあるようでございまして、これは近来にない郵政当局の積極的な意欲が見られる国会だ、こういうように考えております。その中で、たとえば郵便法の改正あるいは簡易生命保険法の改正、あるいは簡易生命保険及び郵便年金積立金の運用の改正、こうしたような問題はきわめて重要な問題だと思うのでございます。私は先般本委員会で、郵政大臣として、国務大臣を兼ねておるが、一つ情熱を持ってすべての問題に対処してもらいたい、こういう要望をいたしましたが、郵政大……

第38回国会 逓信委員会 第13号(1961/03/22、29期、自由民主党)

○上林山委員 関連して。ただいまの森本君の質問に対して政府当局の答弁を聞いていると、その論旨が明確でない。将来に対する計画というものが、私どもから見ると不安な点がある、こういうふうに考えるので、一言お聞きしておきたいのですが、受信料は、公共放送の建前からいって、安いにしくはない。あるいはできれば無料でもよろしい。ところが、そうしたようなことをあまり極度に考え過ぎて計画を立てていくと、公共放送の本質を失ってしまう。公共放送は、言うまでもなく国民にあまねく聞かせ、見せていくべきものである、そういうような性質からいって、広い立場から予算のやりくりをして、これを建設的な方向に――ものを作るという意味の……

第38回国会 逓信委員会 第15号(1961/03/24、29期、自由民主党)

○上林山委員 決して無理に質問するわけじゃないので、私は質問は山積するほど持っているのですが、できるだけ簡明に一部の問題だけをこの際質疑をいたしたいと思います。  これは大臣が来ましたならば、あとでまた大臣に最終的答弁をしていただくという意味でお伺いするわけでありますが、それは私が当委員会並びに予算委員会において取り上げた問題であります。ことにこの貯金金利の引き下げについては、郵便貯金の本質から考えて、預金者、新しい預金者、古い預金者ともにできるだけ有利になるように、郵政省、政府としては処置していただかなければならぬ、こういう意味で申し上げて、大蔵省立ち会いの前で私はるる意見を述べた。また大体……

第38回国会 逓信委員会 第16号(1961/03/28、29期、自由民主党)

○上林山委員 時間の関係で平板式に並べてお尋ねしますから、並べてお答え願いたいと思います。  まず第一点は、大臣のおるところでも大体私申し上げてこれに確約されたように思うのでございますが、との機会に再確認しておきたいことは、地方公共団体に対する短期の融資、この期間の問題については、実情に沿うたように検討を加えていくという御答弁を、この際にはっきり願っておきたい。三カ月ではあまりに期間が短いし、地方公共団体の事情に適しない。こういう短期融資に対するととろの考え方を一歩前進せしめる。これが一つ。  もう一つは、せっかく利回りをよくして利潤を高めていこうとする法案でございますから、ここでこの利益を一……

第38回国会 逓信委員会 第17号(1961/03/29、29期、自由民主党)

○上林山委員 私は、幸い大臣、政務次官、事務次官も見えておられますので、いろいろな問題について質疑をしてみたいと思います。  まず最初に、いろいろ論議されておるようでございますが、私は保険という以上は、民営といわず、簡易保険といわず、両々相待って大いに発展していくべき性質のものだという考えを基本的には持っております。しかし簡易生命保険というものが庶民大衆から金を集めて、しかもこれが国の財政資金としていろいろと貢献をしておるという特殊事情からして、簡易保険事業に対しては一段と注意深く検討いたしておる者の一人でございます。そういう観点から、私ども自由民主党においても、郵政当局に対し、あるいは政府当……

第38回国会 逓信委員会 第21号(1961/04/12、29期、自由民主党)

○上林山委員 関連。ただいまの問題は私はきわめて重要な問題と思いますので、一言お伺いしておきますが、私どもの法律常識をもってすれば、これは聴取料を郵政省の従業員が、いわゆる役人が受け取った瞬間に公金とみなすべきものである、法の擬制によってそういうように解釈していくのが法律常識からいっては正しいと思うので、先ほどの森本君の質問に対して具体的に答弁されたのは、振替用紙で振り込んだときが公金になるのだ、こういう御答弁であったと思います。それは私は御検討の上、法制局等とも打ち合わせの上、正確なる解釈を郵政当局はとっておかれるべきものだと考えます。なお総括的にただいま経理局長から御答弁があったけれども、……

第38回国会 逓信委員会 第22号(1961/04/21、29期、自由民主党)

○上林山委員 私は、郵便法の一部を改正する法律案、すなわち郵便料金の値上げ案について、政府の所信をただしてみたいと思うのでございます。これに関連して申し上げたいことがたくさんあるのでありますけれども、時間の関係で残念ながらその問題に多く触れることができません。しかしただいま、かねて質問を控えがちにしておられる羽田君から、長野郵政局管内において数年の間に特定局長が三人も自殺をしたという事件を取り上げられたことに対して、私は敬虔な気持でえりを正して拝聴をいたしたわけでございます。  単なる郵便料金の値上げによって郵政事業の運営がうまくいくなどとお考えになってはいないと思いますが、これをめぐって密接……

第38回国会 逓信委員会 第23号(1961/04/24、29期、自由民主党)

○上林山委員 本日の六人の参考人の方々の貴重な御意見を拝聴したのですが、大体この程度の値上げはやむを得ないのじゃないだろうか、部分的にはこうしてもらいたいという点もあるけれども、まあこの程度の値上げはやむを得ない、人によって審議会の意見をもっと尊重してもう少しぐらい上げてもいいじゃないか、こういう御意見もありますが、総じて今言ったような印象を私は強くしたのであります。なかんずく郵政事業は独立採算制をとっていかなければならぬ、これは特別会計である立場上当然の大原則でなければならぬと私も思うのでございますが、そういう立場から、赤字が出た場合これをどういうふうに処置したらいいか、ここで参考人の方々の……

第38回国会 逓信委員会 第24号(1961/04/25、29期、自由民主党)

○上林山委員 議事進行。ただいまの資料ですね、これは未確定なものであるけれども、それが今度の値上げの基礎になっているとすれば、その資料を早急に一つ当委員会にお出しを願いたいと思います。それから未確定の要素があるから、それを加えた場合はどうなるかという見込みでもいいから出し得るものを出していただきたい。議事進行にかりて資料要求をいたしておきます。
【次の発言】 記念切手の質疑に関連して一言当局の意見を確かめておきたいのでございますが、世界各国に比べてちょうど中ごろの記念切手の発行であって、妥当な発行回数である、こういう御意見であります。印刷能力その他があればもう少しくらいは発行して親しまれる郵便……

第38回国会 予算委員会 第20号(1961/03/04、29期、自由民主党)

○上林山委員 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました昭和三十六年度一般会計予算外二件に対し賛成し、日本社会党並びに民主社会党提案の予算組みかえ案に反対の討論を行なうものであります。  まず、私が本案に賛成いたします最も大きな理由は、わが自由民主党が、昨年の総選挙において国民諸君に公約しました多くの重要政策が、本予算案においてことごとく実現を見ているということであります。  総選挙における公約の中心的課題は、一言にしていえば、国民所得の倍増を目ざす新しい経済成長の政策であります。  この計画は、申すまでもなく、十年以内に国民総生産を倍増し、完全雇用を実現し、生活水準を大幅に引き上げ……

第38回国会 予算委員会 第21号(1961/05/15、29期、自由民主党)

○上林山委員 私は、仲裁裁定完全実施を内容とする四百十八億余の補正予算案並びに当面の重要な案件について、自由民主党を代表して、池田総理外各大臣に質疑をいたしたいと思います。  まず、私は総理大臣にお尋ねをいたします。総理は渡米を前にして、箱根で当面重要と思われる諸問題について勉強会を開かれたということを聞いておるのでありますが、その内容を列挙的に大項目だけでもこの際伺っておくことが必要ではないかと思われます。またもちろんこの問題の中には直ちに外交交渉に移されたものもあろうと思われるので、何も詳細な数字とかこまかい内容を承ろうとは思いませんけれども、国民としては総理の渡米の問題について相当重大な……

第39回国会 災害対策特別委員会 第7号(1961/10/16、29期、自由民主党)

○上林山委員 時間の関係で、岡本委員の御了解を得て質疑を若干いたしてみたいと思います。  それは、昭和三十六年五月二十九日及び三十日の強風に際し発生した火災同年六月の水害または同年九月の風水害に伴う公営住宅法の特例等に関する法律案の問題についてでございます。本件については、私は建設大臣に予算委員会の席上において質疑を試みたのでございますが、当時は、地元の調査がまだ不十分であるということで、大臣も、考慮はしたいが、そういう状態であるから、しばらく時間をかしてほしいという趣旨の御答弁があったわけでありますが、それから相当間もたち、本法案の審議も進んでおるようでございますので、この機会に重ねてお伺い……

第39回国会 災害対策特別委員会 第13号(1961/10/24、29期、自由民主党)

○上林山委員 私は、天災融資法に関連いたしまして、お尋ねをいたしてみたいのでございますが、幸い、大臣の代理として、この事情に最も通じている政務次官が御出席でございますから、お尋ねをしたいのでございます。  桜島を初め、阿蘇、浅間というように、噴火によって焼けた石が落ちてくる、あるいは降灰がひどい、そのために、農作物、なかんずく果樹等に非常なる被害がある、こういう事情から考えまして、とっくの昔、天災融資法の中にこれが含まれていなければならなかったのでありますが、これが残念なから落ちておる。こういう事情から考えまして、ただいま提案されております三十六年五月から三十六年九月までの間の特別措置法に、で……

第39回国会 逓信委員会 第5号(1961/10/27、29期、自由民主党)

○上林山委員 関連して。大臣がお急ぎでなければ遅配、欠配の対策としてこの前施政方針が述べられましたので、ただいま問題になりました機械化の問題についてじっくり質疑を試みてみたかったのでありますが、この問題だけに限って関連でお尋ねをいたしたいと思います。  私は施政方針の遅配、欠配の対策を見まして、確かに一歩前進した案であると思いまして、総括的には敬意を表しております。また堀り下げて考えてみると、もう一歩根本的にその対策を拡充していく必要があるのじゃないか、こういうふうに考えたのでありますが、その中で機械化の問題は、郵政事業はほかの事業と違って機械化をやりにくい部面が相当あると思うのですけれども、……

第39回国会 予算委員会 第5号(1961/10/07、29期、自由民主党)

○上林山委員 私は、理事諸君の御了解を得て、この機会に一言政府の所見をただしておきたいことがございます。それは、今回政府が提出されました法案の一つでございますが、昭和三十六年五月二十九日及び三十日の強風に際し発生した火災、同年六月の水害又は同年九月の風水害に伴う公営住宅法の特例等に関する法律案、これでございますが、御承知の通りこれはフェーン現象による八戸や何かの大火の問題、あるいは第二室戸台風等々に関する臨時立法だと考えるわけでありますが、政府としても、国会としても、もちろんこれは今国会中に通過されるものだろう、またぜひそうしてもらわなければならぬ法案であると私は考えておるのでありますが、これ……

第40回国会 災害対策特別委員会 第8号(1962/08/02、29期、自由民主党)

○上林山委員 ただいま井手委員から本年度の災害対策の国庫負担が幾らであるかという質問に対して、官房長官から九十億円程度であろうというお話があったのでありますが、それは七月一ぱいの災害は含んでおるものと見て差しつかえございませんか。その点がはっきりしなかったようでありますので、お答え願います。
【次の発言】 これは判明した分は七月一ぱい分を含んでおる、こういうふうにお答えになったわけですね。
【次の発言】 そこで、金額においてあるいは範囲において非常に量が多いところは、大きな災害のように見えるわけでありますし、また、それはそれなりに大きな被害になっておるわけでありますが、これが局部的に、たとえば……

第40回国会 大蔵委員会 第39号(1962/05/07、29期、自由民主党)

○上林山委員 藤井君の質問に関連して発言を許していただいたわけでございますが、私は、塩業の問題、特に塩業整備の問題について、去る予算委員会において大蔵大臣、専売公社総裁、今非常に熱心な答弁をしておられる谷川監理官、この三君に対しましてそれぞれ質問をしてきたのであります。その際、この問題について、価格の問題にしてもあるいは塩業整備の問題に対しても研究して、これが前向きの姿勢で解決をはかっていきたい、こういうような趣旨の、こまかい相違は別としても、御答弁があったわけでありますが、その後この状態をどういうふうに運んでいただいておるか、よく見詰めて参り、また連絡も申し上げてきたわけでありますけれども、……

第40回国会 逓信委員会 第6号(1962/02/08、29期、自由民主党)

○上林山委員 本委員会で二回ほど問題になりました三十六年秋季年末闘争等におけるおもなる被処分者の非違行為概要について、私も、少しばかり角度を変えて質疑をしてみたいのであります。  おそらく処分する方も、処分される方も、まことにお気の毒なことだろうと深く察するにやぶさかではございませんが、いずれにいたしましても、国民に奉仕する重要なる業務でございますので、これに従する者は、管理者といわず、あるいは被管理者といわず、重点はまずここに置かれてすべての問題がなされなければならない。私は、冷静に考えて、そういうように思うのであります。そういう意味からいって、信賞必罰というものをやっぱり双方が尊重していく……

第40回国会 逓信委員会 第9号(1962/02/21、29期、自由民主党)

○上林山委員 この際、資料要求をいたしておきたいと思いますから、審議に間に合うように一つ出していただきたいと思います。  教育テレビに関する番組一覧表、これはラジオの方もやっていますから、ラジオの方の番組も。それから新たに通信高等学校を作るのだが、それのテキストができておればそのテキスト。それから僻地の小、中学に対する学校放送のテキスト、こうしたものを提出願いたいと思います。

第40回国会 逓信委員会 第10号(1962/02/22、29期、自由民主党)

○上林山委員 この前の逓信委員会で、処分問題について私質問をいたしたわけですが、その際、郵政局にまかしてある、結果並びにその数字というものはまだ手元に集まっていない、これからぼつぼつそういう資料が集まるだろう、こういうことであったので、質料の集まるのを待っていたわけですが、その資料が手元にありますならば、当委員会に資料としてお出しを願っておきたい、こう思います。
【次の発言】 今人事部長から答弁を聞いたわけですが、資料をできるだけすみやかにお出しを願いたい。これだけ申し上げて、大臣も見えたようですから、森本委員の発言があるそうですので、次の機会に、私の質疑を続けたいと思います。

第40回国会 逓信委員会 第13号(1962/03/07、29期、自由民主党)

○上林山委員 私は、今大臣が言われたように、役人にも長所も短所もあるのだから、反省の期間を得るならば役人から採用してもよろしい、同時にまた民間からも、適任者があれば、今栗原君が言われるような意見を尊重して、やはり新しい水を入れていく、こういうような行き方を併用してやっていかれることを期待するものでございますが、私は、これに関連して、郵政大臣であると同時に国務大臣であるあなたに、これは私は各大臣にもあらゆる機会に申し上げておる一環でございますから、要請しておきたいことがございます。それは、これもどちらかといえば、名前は変わっても政府関係機関と同じような、それに類似した団体だと思います。栗原君も御……

第40回国会 逓信委員会 第15号(1962/03/13、29期、自由民主党)

○上林山委員 関連して。NHKは、この、予算関係の書類は郵政大臣に出す、そして郵政大臣は、意見を付して内閣を経てこれを国会に提出する、こういうことになっております。そうすると、その郵政大臣の修正の意見を付することができるようになっているはずです。そうすると、修正の意見を付した場合は、国会の当委員会は、結局NHKに来てもらってこれを審議することができるのです。そういう道を与えているんだから、全面的承認、全面的不承認というだけではなくて、一部修正の場合も、差し戻さないで、国会でこれが議決できるのですよ。私は、そういうような見解をとるのですが、どうも郵政省の法律的解釈は、実情に合わないのじゃないか。……

第40回国会 逓信委員会 第16号(1962/03/14、29期、自由民主党)

○上林山委員 郵政大臣に時間の都合でお伺いしますが、三十七年度NHKの予算はおおむね妥当である、こういう意見書がついて当委員会に提出されておるわけです。おおむね妥当であるというのをどういうふうに解釈しておられるか。少なくとも最善ではない、最善ではないがおおむね妥当である、こういうような印象を受けるわけですが、具体的にいってどういう意味ですか。
【次の発言】 それは、頭のさえておる大臣にしては、あまりにも無難な答弁だと思うのです。少なくとも、最善ではない、最善ではないが妥当だということは、もし許すならば、こういうところはこういうふうにしたいのだけれども、現状ではやむを得なかろう、ただ、まあまあこ……

第40回国会 逓信委員会 第17号(1962/03/15、29期、自由民主党)

○上林山委員 関連して。今の料金策定の根本の問題は、あなたの御答弁のようなことでも説明はつくと思うのですけれども、私は、もっと一皮むいて、料金改定の基礎を考えておかなければ紛淆を来たすおそれがある、こう思うのでお尋ねいたしますが、それは実態は、あなたが言われるように、また谷口君が言われるような状態も部分的に認めなければならぬのです。しかし、そういう実情に即した改定というよりも、新しい観点に立った改定なんだ。それはなぜかというと、テレビ、ラジオをワン・セットとして契約するんですね。ワン・セット。これを二つとも見たい人は、二つとも見て下さい。一つはちょっとやめたいというのは、それは御自由です。けれ……

第40回国会 逓信委員会 第18号(1962/03/28、29期、自由民主党)

○上林山委員 NHKの決算について若干質疑をいたします。  まず第一に、固定資産百五十九億九千七百余万円でありますが、これは言うまでもなく土地建物がその主たるものであると思いますが、これはいつの評価をもって帳簿に記載したのか、これを評価した時期あるいは評価の基準、そうしたようなものはどういう方法でやっておられるか。あまりこういう問題について聞く機会がお互いにないので、この際あらかじめ聞いておきたいと思います。
【次の発言】 まあそれが普通のやり方でございます。言うまでもなくこれは商法の適用を受ける評価の方法によってやっておる、こういうことですが、ただ一般の業態と業態が違う。たとえば建物の構造に……

第40回国会 逓信委員会 第19号(1962/04/04、29期、自由民主党)

○上林山委員 NHKの決算について、この前当委員会で私が質問をしたのに対して、郵政当局がお答えできなかった問題についてお答え願いたいのでありますが、それは国際放送に関する問題であります。国際放送の交付金の交付が、三十四年度の分が三十四年度に決算ができておらない、これはいろいろの事情があろうけれども、適当ではないと思うがどうだ、こういう質問に対して、郵政当局も、NHK当局も、研究の上お答えいたしますと、こういうお話でございましたので、まずその点をお答え願いたいと思います。
【次の発言】 会計法上第四・四半期の分は精算払いになっておる、それは間違いありませんか。会計法の第何条でそういう措置をしてい……

第40回国会 逓信委員会 第20号(1962/04/11、29期、自由民主党)

○上林山委員 私はNHKの決算の問題に直接関連して、二回にわたって、一方遠慮しながら、質疑を試みたのでございますけれども、NHKの答弁が不十分であるので、きょうは場合によっては、会計検査院を呼んで真相を明らかにした方が将来に禍根を残さないであろう、こういうような気持でおりましたけれども、スケジュールが変更になって、きょうの午前中にこの決算を上げたい、こういうような理事会の申し合わせもあるとかいうことを聞きましたので、簡潔に結論をお尋ねして、NHKとしても誠意ある最後の答弁をお願いをしておきたい、こう思うのであります。  それは、第一にNHKが、解釈の相違もあったでありましょうけれども、共済組合……

第40回国会 逓信委員会 第22号(1962/04/18、29期、自由民主党)

○上林山委員 請願は、国民が国会を通じて政府に強く伝達する、要望する大事な窓口なんですが、時間の都合、やら諸般の都合やらで、とかくこれが簡略になりがちであるわけであります。それはやむを得ない事情もあるので、あまりやかましくは言っておりませんけれども、請願を取り次ぐ議員にしても、あるいはこれを審議する各委員会としても、もっと真剣に取り扱うべき性質のものだと思います。特に、これを紹介する議員の諸君が、どこの委員会に行っても、あまり出ておらない。私は、この辺に国会の正常化の前提があり、かつまた国民とのつながりを密接にしていく大事なポイントがあるのじゃないかと思います。当委員会の委員長はきわめてこうい……

第40回国会 逓信委員会 第25号(1962/07/10、29期、自由民主党)

○上林山委員 ちょっと了解を得ましたから。この問題は、一つ大臣から御研究の上で答弁していただかなければならぬ問題だと思うので、私は多くを申し上げませんが、NASAの法的性格といいますか、法的地位はどういうものであるか、まず、これをあなた方が今まで研究された結果をはっきりしなければ、どうも質問が先に進まぬのですが、NASAの地位、法的な性格について……。
【次の発言】 NASAは、アメリカの正式の政府機関である。だから、単に行政府ですね。いわゆる政府を代表するものではなくて、もちろん単なる行政府としての政府機関ですね。
【次の発言】 そうすると、日本の行政機関とアメリカの行政機関とが協定みたいな……

第41回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1962/08/11、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 この際一言ごあいさつを申し上げます。  このたびはからずも、各位の御推挙により委員長の重責をになうことになりましたが、身に余る光栄に存じておる次第でございます。  本委員会はエネルギー革命のさなかにあって、世界的不況とも言うべき石炭産業の将来に対して、明確な指針を立てて参らなければならないきわめて重要問題の山積している委員会であると存じます。  私は、本委員会は初めてでございますが、幸いにして本委員会には、石炭産業に対してきわめて御理解のある、しかも深い御造詣を持っておられる方々が多いようでございますので、各位のあたたかい御支援と御協力によりまして、円満に委員会を運営し、わが国……

第41回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1962/08/14、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  この際、福田通商産業大臣より発言を求められておりますので、これを許します。福田通商産業大臣。
【次の発言】 続いて、廣瀬通商産業政務次官より発言を求められておりますので、これを許します。廣瀬通商産業政務次官。
【次の発言】 次に、中野石炭局長。
【次の発言】 なお、大橋労働大臣も出席するはずでございますが、次に石炭対策に関する件について調査を進めます。  最近各地に発生いたしました炭鉱災害について、政府の説明を求めます。八谷鉱山保安局長。
【次の発言】 石炭政策について質疑の通告がありますので、これを許します。岡田利春君。

第41回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1962/08/24、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  この際、理事辞任の件についてお諮りいたします。  齋藤憲三君から理事辞任の申し出があります。この際これを許可するに御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、辞任を許可することに決しました。  引き続き理事の補欠選任についてお諮りいたします。  齋藤憲三君の理事辞任により、理事が一名欠員となりました。この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。理事の補欠選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、有田喜一君を理事に指名いたします。……

第41回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1962/08/29、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  岡田利春君。
【次の発言】 ただいまの岡田委員の資料要求に対しては、通産省においてしかるべく御処置を願いたいと思います。
【次の発言】 石炭対策に関する件について調査を進めます。  大臣の所信表明に対して質疑の通告がありますので、これを許します。井手以誠君。
【次の発言】 滝井義高君。
【次の発言】 次に、去る八月二十七日付託になりました井手以誠君外四十九名提出、鉱山保安法の一部を改正する法律案及びぼた山崩壊防止法案を議題といたします。
【次の発言】 まず、提出者に提案理由の説明を求めます。井手以誠君。

第41回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1962/08/30、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  石炭対策に関する件について調査を進めます。石炭対策について質疑の通告がありますので、これを許します。中村重光君。
【次の発言】 この際本委員会の運営に関連して委員長から一、二お尋ねをいたしておきたいと思います。  まず第一に、石炭対策の根本的な解決をするためには、有沢調査団の報告がいつあるかということを考えなければならぬし、委員会の運営もこれにマッチしてやっていかなければならないと思いますが、政務次官並びに担当の局長が出席しておるので、大体の見通しを伺えれば幸いであると思いますが、その点いかがでございますか。

第41回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1962/09/01、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  まず、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  井手以誠君外四十九名提出、鉱山保安法の一部を改正する法律案及びぼた山崩壊防止法案並びに石炭対策に関する件については、閉会中も審査をいたす必要がありますので、議長に閉会中審査の申し出をいたすことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。  なお、閉会中の審査案件が付託されました後、審査のため委員派遣を行なう必要が生じました場合の手続等に関しましては、あらかじめ、すべて委員長に御一任願っておきたいと存じますが、御異議ありませんか。

第41回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1962/10/18、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  この際、参考人の出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  すなわち、石炭対策に関する件については、将来いろいろな問題で参考人の出頭を求め、意見を聴取いたさなければならない場合が多いことと存じますので、この際、閉会中の参考人の出頭要求については、その人選、出頭日時等をあらかじめ委員長に御一任願っておきたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。  なお、先般理事との協議に基づきまして、本日は午前中に伊万里湾のボタ処理の問題について、参考人として佐賀県知事、長崎県知事の御出席をいただいて御……

第41回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1962/10/24、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  石炭対策に関する件について調査を進めます。  石炭鉱業調査団の答申について、前会に引き続き質疑を行ないます。  本日、参考人として石炭鉱業調査団の団長有澤廣巳君、経済部門の稲葉秀三君、技術部門の中野實君、金融部門の平田敬一郎君に御出席をいただいております。  この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。参考人各位には、御多用中のところわざわざ御出席下さいまして、まことにありがとうございました。厚くお礼を申し上げておきます。  質疑の通告がありますので、これを許します。井手以誠君。
【次の発言】 伊藤卯四郎君。

第41回国会 逓信委員会 第2号(1962/08/22、29期、自由民主党)

○上林山委員 関連して――。目的がよければ手段はどうでもいいという考え方は、これはいかなる場合でもとらざるところでなければならぬじゃないかという主張を、私は従来から持っておるのですが、ただいまの森本委員との質疑応答を聞いておりまして、たとえば社員が住宅をつくるからそれに貸付をやった。ケーブルをつくる会社に、一億円の貸付ですか投資ですか知らないが、貸付というふうに聞いたんですが、貸付をやった。これは私は、目的はやはりいいと思うのです。しかし、手段というものを考える場合に、これが全部承認できるかというと、今聞いただけでは、私は、納得することができないのでありますが、郵政当局及び国際電電当局両方から……

第41回国会 逓信委員会 第4号(1962/08/28、29期、自由民主党)

○上林山委員 関連――岡田委員と郵政当局との質疑応答を承りまして、明確を欠くうらみがありますので、少しばかり質問いたします。  その第一点は、無線通信士は通信を行なう以外に何をやっておるかという質問に対して、レーダーの機械の操作も兼ねてやっておる、こういう答弁でございましたが、このレーダーの監視あるいは操作というものは、無線通信発達によりまして将来はどしどしそう士がやることが今の船員組織では一番適当であると思われるかどうか。同時に無線通信士がレーダーを――レーダーというものは、これはもう船の心臓あるいは目にあたる大事な機械なのですね。こうしたようなものは将来船としては非常に重要に考えていかなけ……

第41回国会 逓信委員会 第5号(1962/08/29、29期、自由民主党)

○上林山委員 私は、三十六年三月三十一日現在の財産目録について若干お尋ねいたしますが、私の質問に対して時間ができるだけかからぬように、ありのままを一つお知らせ願いたいと思います。決して悪意を持って質問しているのではないのでありますから、そのつもりで御答弁を願いたいと思います。  まず目録の土地の問題でございますが、ここに局舎敷地外二十二億二千万円計上されております。この内訳はどうなっておるか、その内訳をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 あなたの説明が低音でよく聞こえないのですが、資料を、価格と坪数と後刻明瞭に一つお出しを願いたいと思います。  そこで今度雑用地ですが、雑用地というのは、一……

第41回国会 逓信委員会 第8号(1962/11/10、29期、自由民主党)

○上林山委員 関連して。私は、この問題については、白紙であり、大局的に考えていきたいという態度を持っておるのですが、ただいまの政務次官の大柴委員に対する答弁の中で、今の段階でこういう問題で郵政省が関与することが、放送の公共性を阻害するおそれがあるので適当でない、こういうような答弁のように聞こえたのですが、それにもし誤りなきものとすれば、私は、少し考えが、いな、根本的に考えが違っているんじゃないかと思う。なぜかと言えば、プログラムに、あるいは放送の内容、こういうものに郵政省が一々権限によって関与することは、これは放送の公共性を阻害するものだといわれても仕方がない。しかしながら、免許の条件が、だれ……

第41回国会 逓信委員会 第9号(1962/12/07、29期、自由民主党)

○上林山委員 それぞれ熱心なる質疑応答が参考人との間にかわされたようでありますので、角度の違った点から、あるいは問題によっては補充的な意味で、質問をしてみたいと思います。  私は、まず三浦知事に伺いたいのですが、三浦知事が五%の株をお持ちになったのは、知事として、地方の開発に、あるいはまた経済の交流のために、あるいは国の電波というものを公正にその地域に反映させようとする、きわめて善意に出発して五%をお持ちになったのである、こういうようにただいまの質疑応答を聞いて考えたのでありますが、私のこの見解は、単にあなたをおだてる意味じゃなしに、誠意のある立場からお聞きしておきたいのですが、その点に間違い……

第42回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1962/12/10、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 この際一言ごあいさつを申し上げます。  本日、各位の御推挙により再び委員長の重責を担うことになりましたが、身に余る光栄と存じておる次第でございます。  今国会は、御承知のごとく、石炭問題が中心となっての国会の審議が進められることと存ぜられますので、さらに委員各位の一そうの御支援と御協力によりまして円満に委員会を運営し、窮迫しておる石炭問題の解決に寄与することができ得ればまことに幸いと存じておる次第でございます。何とぞよろしくお願いを申し上げます。  簡単でございますが、一言ごあいさつを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。  理事の員数及び互選の……

第42回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1962/12/12、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  去る十二月十日本委員会に付託になりました内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案及び産業炭地域振興事業団法の一部を改正する法律案を議題とし、まず、政府に提案理由の説明を求めます。上林通商産業政務次官。
【次の発言】 次に、内閣提出、炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案を議題とし、まず政府に提案理由の説明を求めます。田村労働政務次官。
【次の発言】 これにて四法案の提案理由の説明は終わりました。  ただいま提案理由の説明を聴取いたしました四法案に対する質疑は、次会に譲ることといたします……

第42回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1962/12/17、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案、産炭地域振興事業団法の一部を改正する法律案及び炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案の四法案を議題として質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、これを許します。始関伊平君。
【次の発言】 始関君にちょっと御相談がありますが、質疑通告者が多数ありますので、できるだけ簡潔に結論の方に願えれば幸いだと思います。御協力願います。
【次の発言】 結論を願います。
【次の発言】 次会は明十八日午前零時五分より開会することとし、本日はこれにて散会いたし……

第42回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1962/12/18、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案、産炭地域振興事業団法の一部を改正する法律案及び炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案を議題として、前会に引き続き質疑を行ないます。質疑の通告がありますので、これを許します。岡田利春君。
【次の発言】 ……(発言する者、離席する者多く、聴取不能)賛成の諸君の起立を願います。……(聴取不能)

第43回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1963/01/26、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、委員各位の満場一致の御推挙によりまして、三たび委員長の重責をになうことになりましたが、身に余る光栄と存じておる次第でございます。  石炭問題に対する世間の関心もいよいよ高まり、今国会においては、その抜本策の確立が至上の急務とされておることにかんがみ、各位のあたたかい御理解と御支援のもとに、円満なる委員会の運営を行ない、石炭問題の解決に努力を重ねて参りたいと存じますので、特によろしくお願いを申し上げます。  簡単でございますが、一言ごあいさつを申し上げる次第でございます。(拍手)  次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1963/01/29、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  これより理事の互選を行ないます。理事の員数及び互選の方法についてお諮りいたします。
【次の発言】 ただいまの神田博君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。  委員長は理事に    有田 喜一君  岡本  茂君    神田  博君  始関 伊平君    中川 俊思君  岡田 利春君    多賀谷真稔君  中村 重光君を指名いたします。
【次の発言】 次に、去る二十六日本委員会に付託になりました内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1963/02/01、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案、産炭地域振興事業団法の一部を改正する法律案及び炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案を議題として質疑に入ります。  なお質疑に先だち、質疑をされる方に念のため申し上げておきますが、先ほどの理事会で御協議いただいた時間を厳守して下さるようお願いいたしておきます。  なお、政府側が定刻に少しおくれられたことは遺憾であります。  質疑の通告があります。これを許します。神田博君。
【次の発言】 時間を節約していただいてありがとうございます。  多賀谷真……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1963/02/08、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案、産炭地域振興事業団法の一部を改正する法律案及び炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案を議題として、前会に引き続き質疑を行ないます。  質疑の通告がありますので、これを許します。木村守江君。
【次の発言】 木村君に御相談があります。あと質問者が控えていますから、今度限りくらいでお願いします。
【次の発言】 多賀谷真稔君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後零時五十九分散会

第43回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1963/02/13、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案、産炭地域振興事業団法の一部を改正する法律案及び炭鉱離職君臨時措置法の一部を改正する法律案を議題として、前会に引き続き質疑を行ないます。  質疑の通告がありますので、これを許します。多賀谷真稔君。
【次の発言】 ただいまの資料の提出の件は、政府の方において善処されるよう要望いたします。
【次の発言】 私語を禁じます。
【次の発言】 私語を禁じます。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後三時十……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1963/02/19、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 質問者にお知らせいたしますが、労働大臣はすぐ見えるはずになっております。一応発言を政府委員がお求めになっておりますから、これを許します。
【次の発言】 滝井君にお願いいたしますが、関連だから、またあなたは適当な機会に一つ発言を求めていただきたいと思います。答弁だけ許します。
【次の発言】 大臣の都合により、暫時休憩いたします。    午前十一時五十三分休憩

第43回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1963/02/27、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案、産炭地域振興事業団法の一部を改正する法律案及び炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案を議題として、前回に引き続き質疑を行ないます。  質疑の通告がありますのでこれを許します。中村重光君。
【次の発言】 質問者に申し上げますが、通産大臣も見えておりますから、参考のためお知らせしておきたいと思います。
【次の発言】 岡田利春君。
【次の発言】 次会は明二十八日十時三十分より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後零時三十分散会

第43回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1963/02/28、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案、産炭地域振興事業団法の一部を改正する法律案及び炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案を議題として、前会に引き続き質疑を行ないます。  質疑の通告がありますので、これを許します。井手以誠君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後零時五十五分散会

第43回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1963/03/05、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 岡田委員に申し上げますが、運輸、郵政、建設、国鉄等、他の政府委員も来ておりますから、しかるべく……。
【次の発言】 岡田君、できるだけ結論をお願いします。
【次の発言】 次会は明後七日午前十時三十分より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後一時七分散会

第43回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1963/03/07、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案、産炭地域振興事業団法の一部を改正する法律案及び炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案を議題として、前会に引き続き質疑を行ないます。質疑の通告がありますので、これを許します。滝井義高君。
【次の発言】 井手以誠君、できるだけ今回限りにして下さい。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  石炭関係四法案に対する質疑を続行いたします。中村重光君。

第43回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1963/03/08、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案、産炭地域振興事業団法の一部を改正する法律案及び炭鉱離職者措置法の一部を改正する法律案を議題として、前会に引き続き質疑を行ないます。質疑の通告がありますので、これを許します。伊藤卯四郎君。
【次の発言】 伊藤君に申し上げますが、時間の関係でもう一問だけにお願いいたします。
【次の発言】 この際、委員長から政府にお尋ねをしておきたいと思います。第一点は、雇用促進手当の最高額は四百五十円とするも、扶養加算はそのワク外とする。第二点は、離職加算金については……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第12号(1963/03/23、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 他に質疑の通告もありませんので、本件に対する質疑はこれにて終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、別に討論の通告もありませんので、直ちに採決いたします。  地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、鉱山保安監督署の設置に関し承認を求めるの件を承認するに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本件は承認すべきものと決しました。  なお、本件に関する委員会報告書の作成等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  次会は公報をもってお知ら……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第13号(1963/05/14、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  去る二月十四日付託になりました内閣提出石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案、同じく内閣提出で三月二十六日付託になりました、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、電力用炭代金精算株式会社法案、石炭鉱害賠償担保等臨時措置法案、臨時石炭鉱害復旧法の一部を改正する法律案、石炭鉱業経理規制臨時措置法案及び同じく三月三十日に付託になりました、重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案の七法案を議題として、政府に提案理由の説明を求めます。福田通商産業大臣。

第43回国会 石炭対策特別委員会 第14号(1963/05/16、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、石炭鉱害賠償担保等臨時措置法案及び臨時石炭鉱害復旧法の一部を改正する法律案を議題として、質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、これを許します。井手以誠君。
【次の発言】 参議院の採決で十分ぐらいだそうですから……。
【次の発言】 岩田助成課長が見えております。

第43回国会 石炭対策特別委員会 第15号(1963/05/17、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、石炭鉱害賠償担保等臨時措置法案及び臨時石炭鉱害復旧法の一部を改正する法律案を議題として、前会に引き続き質疑を行ないます。質疑の通告がありますので、これを許します。多賀谷真稔君。
【次の発言】 参議院の本会議で質問者の占部秀男議員が卒倒して、移動が困難であったので、本会議を中止しておったのですが、いまさっき本会議が始まったから、やがて大臣が見える、こういうことですから、そのつもりで質問を継続願います。

第43回国会 石炭対策特別委員会 第16号(1963/05/21、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  この際、先般山口県小野田市の大浜炭鉱における出水災害の実情を調査してまいりました派遣委員から、その報告を聴取することといたします。藏内修治君。
【次の発言】 石炭対策に関する件について、調査を進めます。  ただいま派遣委員より報告を聴取いたしました、大浜炭鉱の出水災害に関しまして質疑の通告がありますので、これを許します。細迫兼光君。
【次の発言】 次に内閣提出、石炭鉱害賠償担保等臨時措置法案及び臨時石炭鉱害復旧法の一部を改正する法律案を議題として、前会に引き続き質疑を行ないます。  質疑の通告がございますので、これを許します。滝井義高君。

第43回国会 石炭対策特別委員会 第17号(1963/05/23、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案を議題として、質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、これを許します。岡田利春君。

第43回国会 石炭対策特別委員会 第18号(1963/05/24、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案を議題として、前会に引き続き質疑を行ないます。質疑の通告がありますので、これを許します。中村重光君。

第43回国会 石炭対策特別委員会 第19号(1963/05/28、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案を議題として、審査を進めます。  本案に対する質疑はすでに終了しております。よって、これより討論に入るのでありますが、別に討論の通告もありませんので、直ちに採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
【次の発言】 ただいま議決いたしました法律案に対して、始関伊平君外二名から、附帯決議を付すべしとの動議が提出されております。  この際、提出者に趣旨説明を求めます。始関伊平君。

第43回国会 石炭対策特別委員会 第20号(1963/06/06、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、電力用炭代金精算株式会社法案、石炭鉱業経理規制臨時措置法案及び重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題として質疑に入ります。質疑の通告がありますので、これを許します。岡田利春君。
【次の発言】 次会は、明七日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後一時二十一分散会

第43回国会 石炭対策特別委員会 第21号(1963/06/07、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  この際、参考人の出頭要求に関する件についておはかりいたします。  ただいま本委員会において審査中の内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、電力用炭代金精算株式会社法案、石炭鉱業経理規制臨時措置法案及び重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案について、参考人の出頭を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。  なお、参考人の出頭日時、人選等については委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

第43回国会 石炭対策特別委員会 第24号(1963/06/13、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 中村重光君。
【次の発言】 この際、稻葉参考人に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は御多用中にもかかわらず、長時間にわたり貴重な御意見をお述べいただき、まことにありがとうございました。厚くお礼を申し上げます。(拍手)  次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後零時三十四分散会

第43回国会 石炭対策特別委員会 第25号(1963/06/15、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、電力用炭代金精算株式会社法案、石炭鉱業経理規制臨時措置法案、重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題として、前会に引き続き質疑を行ないます。質疑の通告がありますので、これを許します。岡田利春君。
【次の発言】 多賀谷真稔君。

第43回国会 石炭対策特別委員会 第26号(1963/06/19、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、電力用炭代金精算株式会社法案、石炭鉱業経理規制臨時措置法案、重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案、産炭地域における中小企業者についての中小企業信用保険に関する特別措置等に関する法律案及び多賀谷真稔君外七名提出、産炭地域の中小企業者等に対する特別措置法案を議題として質疑を行ないます。  質疑者の都合で、暫時休憩いたします。    午前十時十六分休憩

第43回国会 石炭対策特別委員会 第27号(1963/06/24、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、電力用炭代金精算株式会社法案、石炭鉱業経理規制臨時措置法案、重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案、産炭地域における中小企業者についての中小企業信用保険に関する特別措置等に関する法律案(内閣提出第一七八号)及び多賀谷真稔君外七名提出、産炭地域の中小企業者等に対する特別措置法案を一括して質疑を行ないます。  質疑の通告がありますので、これを許します。岡田利春君。
【次の発言】 自治省はまだ来ていません。

第43回国会 石炭対策特別委員会 第28号(1963/07/05、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  まず、閉会中審査に関する件についておはかりいたします。  石炭対策に関する件については、閉会中も審査をいたす心要がありますので、議長に閉会中審査の申し出をいたすことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。  なお、閉会中の審査案件が付託されました後、審査のため委員派遣を行なう必要が生じました場合の手続等に関しては、あらかじめすべて委員長に御一任願っておきたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。
【次の発言】 次に本日の請願日程七件を一括して議題とし、審査を進……

第43回国会 逓信委員会 第2号(1963/01/31、29期、自由民主党)

○上林山委員 本委員会において、各委員から熱心に論議せられた例の仙台放送の問題について、私は、郵政大臣に対しまして、その後の調整が責任を持ってそれぞれの人たちがやっておるかどうか、あるいは見通しは現段階においてはどういうふうであるのか、私どもには電波行政に対して、新しい大臣が非常に関心を示されておるように思われるので、この点をまずお尋ねしておきたい。なお、大臣で十分説明ができないならば、この問題を十分知っておられる人から補充的にさらに説明をしてもらっても差しつかえありません。われわれ真相をきわめて、しかもこれがきわめて当然の姿において善意の解決ができることを期待しておるという意味から聞いておる……

第43回国会 逓信委員会 第4号(1963/02/07、29期、自由民主党)

○上林山委員 関連して……。そういう議論になってくれば、私は郵政当局に質問をしておきたいと思います。  沿革から言えば、これは言うまでもなくその地域の有力者、ことに人格的な手腕のある有力者、こういう者が主として請願によって、国の郵政事務が予算その他の関係で末端まで行き届いていなかったので、これを穴埋めするために、そういう人を優先的に扱ってきたのが歴史なんだ。これを忘れちゃいけないのです。そういう歴史があった。その流れを今日も制度上においてもくんでおるわけなんです。ただ組合運動あるいはその他の圧力で、最近は有経験者を多く採用するようになっていて、全特定局長の採用率が、今お話の通り二、三年前までは……

第43回国会 逓信委員会 第8号(1963/02/21、29期、自由民主党)

○上林山委員 本問題は重要な問題であるわけですが、大臣が御出席でありませんから、結論的には他日またお聞きする場合があるかもわかりませんが、そうした前提のもとに御出席の政務次官ないし事務当局から、それこそ率直な、正直なお答えをお願いしておきたいと思います。  私は、本案が一年ぐらい前に論議の対象になったころ、どちらかというと批判的でございました。時期尚早の感があるという考えから批判的でございましたが、最近の情勢から見て適当な時期に来ておるのではなかろうか、こういうように私自身は考えておりますけれども、先ほど申し上げた通り重要な案件でありますので、念のためもう一度お尋ねしておきたい点があるわけであ……

第43回国会 逓信委員会 第21号(1963/05/15、29期、自由民主党)

○上林山委員 関連して一言だけ。大臣、いまの株式の質疑応答ですが、どうなんですか。これは国際電電のほうからお答え願ってもけっこうなんですけれども、増資の場合は、ほとんどいまの持ち株の人に一対一か幾らか知らぬが、比率で割り当てる、こういうことだと思うのですが、現在市場で個人のものなり、あるいは法人が持っておるものの全持ち株の幾らくらいが市場に取引されているのか。私はたいして取引されているんじゃないと思っておるのですが、取引があるのかないのか。その点をまずひとつ数字的にわかっていれば参考に聞かしてほしい。これによって、これが非常に多ければ、相当行政指導的な株の割り当てをやっていかなければならぬ。し……

第43回国会 逓信委員会 第22号(1963/05/22、29期、自由民主党)

○上林山委員 私は、有線電気通信法の改正に関連しまして、若干質疑を試みたいと思います。  まず第一に、有線放送電話は、御承知のとおり沿革を考えると放送が主体であった。ところが、いつの問にか電話をこれに利用するようになって、あとから追っかけるように法律を改正して、御承知のような有線放送電話に関する総合的な法律ができたわけです。  そこで私は、現在から将来に対するこの種の考え方、沿革は放送であったのが、電話を兼ねてやれるようになったのであるが、将来はこの二つを兼ね備えたような方向で進んでいくのか。どちらかといえば、電話に重点を置いたような傾向にいかざるを得ないとお考えになっておるのか。これは将来本……

第43回国会 逓信委員会 第23号(1963/05/29、29期、自由民主党)

○上林山委員 公衆電気通信法及び有線電気通信法の一部を改正する法律案について、私は先日当委員会において質疑を試みたわけでございますが、不明確な点がありましたので、この点をまずただしてから残余の一、二の質問に移りたいと思います。  先日の委員会で私が質問をしたのは、共同して二つあるいは三つの有放が、電気通信法の改正案にのっとってこれを接続する場合、これらの共同施設者は法人なりやいなや、こういう質問をまずしたわけであります。ところが、それは法人でない、こういう答弁が郵政当局からあったわけです。法人でないものにいわゆる権利義務を付与することができるかという質問をしたところが、この点が私を満足せしむる……

第43回国会 逓信委員会 第24号(1963/05/30、29期、自由民主党)

○上林山委員 私はまずNHK当局に伺いたいのでございますが、固定資産が三十六年度末に比較をいたしまして七十八億増加になっておる。これはあとに説明してあるように、いろんなものをつくったからそういう結果になったんだ、こういう説明になっております。さらに、ただいまの小野専務理事の説明によりますと、四十二年度までこういうような状況で固定の設備初めその他いろいろとやっていかなければならぬ、こういうことになっておるのでありますが、三十六年度の収入増に比較して三十七年度――これはまだ決算が終わっていない途中であるから正確なことは言えないということはわかりますが、三十六年度の増収に比べて、これは概略でけっこう……

第43回国会 逓信委員会 第25号(1963/06/06、29期、自由民主党)

○上林山委員 私は、公衆電気通信法及び有線電気通信法の一部を改正する法律案について、先日から郵政大臣をはじめ政府当局に質疑を試みておるのでありますが、その答弁があいまいでありないし不明確な点が多いので、さらに継続して質疑を試みたいと思います。  まず、私がお伺いいたしたいのは、有線放送電話を共同で設置する場合について、最終的な結論を得る気持でお尋ねいたしますが、この有線放送電話の共同設置者といいましようか、これは許可をするのは、単数に許可をしておるのか、複数に許可をしておるのか、この辺がどうも法案を読んでみても非常に不明確です。私は、法的人格のない者に権利を付与することは、立法者としてはできる……

第43回国会 逓信委員会 第29号(1963/06/19、29期、自由民主党)

○上林山委員 私は与党だから、郵政事業に対しては、表裏ともに前向きで協力申し上げてきておるつもりでございますが、郵便貯金法の一部を改正する法律案に対しては、積極的に強い批判を持っております。そういう立場から質疑を試みることをまことに遺憾といたしますけれども、われわれは国会に席を置いておるという意味においてやむを得ないと思いますので、その点、大臣にあらかじめ私の考え方を申し上げておきたいと思います。  まず第一に、私は、この法案を出されたことによって、共産党などは何とこれを批評していくだろうか、これは政治家として一応考えておかなければならぬ大事な点だと思うのであります。共産党などは――などという……

第43回国会 逓信委員会 第30号(1963/06/20、29期、自由民主党)

○上林山委員 昨日に引き続いて郵便貯金法の一部を改正する法律案について質疑を続行いたしたいと思います。  私は、この法案に出ている部分だけをとってみても、郵政大臣が説明されるように、十分預金者の保護あるいは育成というようなことに注意が足らない、思いやりが足らない、こういうことを申し上げましたが、きょうもまたその二、三について質疑をいたしてみたいのであります。  まず、割増金附定額郵便貯金でございますが、これを金品に改めたという点は非常にまずい、こういう意見を申し上げましたが、政府側の答弁も、やるかやらぬかわからぬ問題だけれども、法文のていさい上そういうふうにしたのだというような御意見もあったよ……

第43回国会 逓信委員会 第35号(1963/07/04、29期、自由民主党)

○上林山委員 郵便年金の問題について関連してお尋ねしてみたいのですが、三十六年、三十七年、三十八年、三十九年――四十年はいいとして、三十九年は来年度の予算編成をするから言えるわけですね。その四年間の郵便年金の実績と募集目標、それをまず聞きたいし、第二点は、郵便年金を始めてから今日までの集計はいまどれだけになっておるか、この二つをまず聞いて、私の意見を述べてみたいと思います。
【次の発言】 大臣、実績はいまお聞きのとおりなんですよ。ということは、過去における取り扱いは、いま森本委員が言ったような欠陥があるんです。やむを得ないこととはいいながら、そういう欠陥が出てきておる。また現実の問題としても、……

第44回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1963/10/18、29期、自由民主党)

○上林山委員 ふつつかな者でございましたが、石炭問題の非常に困難な事態に、委員各位の非常なる御理解を得まして、やっと石炭問題もあるところまで解決をしたかに見える次第でございます。これはひとえに委員の方々の御理解と心からなる御協力のたまものであったと思いまして、私ほんとうに皆さま方に心からお礼のことばを申し上げたいと存じます。  なお、後任の山本委員長は識見、手腕ともにりっぱな方でございますから、私に御声援いただいた以上に、皆さんの御声援をお願い申し上げたいと思います。  まことに簡単でございますが、委員長退任のことばにさせていただきたいと思います。(拍手)


30期(1963/11/21〜)

第45回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1963/12/13、30期、自由民主党)

○上林山委員 私は、前に当委員会の委員長として、同僚諸君とともに石炭合理化問題その他重要な条件について審議をした関係上、今回の突発事件に対しては非常にショックを受けた一人でございます。石炭の合理化問題その他もまあまあというところで、前向きの姿勢でああいう体制を整えてほっとしたようなやさきに、ああいう事件が起こったということは、まことに遺憾であった、こういうように考えておるものでございます。  この問題は突発事件でございまして、私ども、これによってなくなられた方々に対しては、大臣がいまお述べになったように、心から哀悼の誠をささげたいし、御遺族の方々に対しても、御同様に心から御慰問申し上げたい気持……

第45回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1963/12/18、30期、自由民主党)【議会役職】

○上林山委員長代理 多賀谷君に申し上げますが、参議院の石炭委員会が始まるので、石炭局長だけでもちょっと貸してくれないかという話があるから、あなたが質問があればそちらのほうを先にしていただけますか。

第46回国会 逓信委員会 第2号(1964/02/12、30期、自由民主党)

○上林山委員 私は郵政一般についてたくさんの質問の材料を持っておるわけでございますが、時間の関係もあるようでございますから、きょうはその一部に触れて、そしてまた委員会の適当な時期に残余を質問させていただきたい、こう思っております。  まず郵政大臣に伺いたいのでございますが、郵政大臣は参議院議員であられるので、不幸にして私はあなたのことをよく知らなかったのでありますが、聞くところによりますと、かつて郵政省におられたということで、それ以来郵政事業に対するあなたのやり方について非常なる期待を持っておった一人であります。しかし、その苦心のあとはよくわかりますけれども、私どもが、おりに触れ時に拝見いたし……

第46回国会 逓信委員会 第7号(1964/03/04、30期、自由民主党)

○上林山委員 関連して。私は、ただいまの大臣が苦しまぎれに答弁されたその答弁は間違いだと思う。あなたが大臣の職にあろうとなかろうと、この問題は、内閣が責任を持つべきものは内閣が責任を持たなければならぬ。党が責任を持つべきものは党が責任を持たなければならないのですよ。そこが政党内閣の微妙な点であります。  そこで、いまのあなたのその答弁は、これは閣僚としての答弁なんだが、あなたの後任にどなたがおいでになるか知らないが、閣僚としては連帯責任ですよ。時が変わっても連帯責任ですよ。よほどの事情のない限り、よほどの間違ったことでない限り、これはやはり受け継いで責任を持つ体制にならなければならないはずです……

第46回国会 逓信委員会 第8号(1964/03/05、30期、自由民主党)

○上林山委員 関連して。非常に微妙であり、大事な点であり、私はただいまの質疑応答では不十分なものがありますので、一言お尋ねしておきます。  新しい土地は時価よりも二万円も安く払い下げることができた、古いのは元来なら契約解除して国に返さなければならないものであるが、解除まではしなかった、そしてこれを比較的安い価格で国に返した、あるいは譲り渡した、こういう形でありますが、これを実質的にながめた場合、プラス、マイナスはどれくらいになるか、概算でけっこうでございますから、その概算がここで説明できれば説明してもらうし、説明ができないならば、適当な機会にその数字をお出し願ったほうがいいのじゃないだろうかと……

第46回国会 逓信委員会 第13号(1964/03/25、30期、自由民主党)

○上林山委員 この際大臣に政治問題でございますから伺っておきたいと思いますが、簡易保険制度が日本にしかれて何年になったと思いますか。その当時における民間保険の実情はどうであったとごらんになっておりますか。まずこれを伺って、最後にわずかばかり聞いておきたいと思います。
【次の発言】 ただいまお述べになったとおりであることは私も承知しておるのですが、私が聞かんとする点は、当時簡易保険制度ができたために、育成途上にあった民間保険を圧迫してはならないという配慮から、いわゆる金額等に対して最高限度の規定を設けていったのだ、それがだんだん時を得たにもかかわらず、五十万だ百万だというふうに遠慮しながら上げて……

第46回国会 逓信委員会 第14号(1964/03/26、30期、自由民主党)

○上林山委員 俗にいう自動化法案については、私も森山委員と同じような理解のもとに、こういう進歩的な、前向きな法律は一日も早く本委員会で成立するように要望しておきたいのであります。この問題については他日質問することがあるかと思いますが、私は本日は日本電信電話公社法の一部を改正する法律案について若干質疑を念のために試みておきたい、こういうように考えます。  まず第一に、改正案の内容に盛られておる投資条項のことでございますか、投資条項を必要とする程度――電電公社が当然自分の本業を営みつつ、あるいはまた本業の一部を委託して、相ともに事業の目的を達しようとするその程度、これについて伺いたい。言いかえます……

第46回国会 逓信委員会 第16号(1964/04/01、30期、自由民主党)

○上林山委員 関連。この郵便年金制度をどうすればいいかという問題について、郵政省が非常に苦心をして研究を続けておるようでありますけれども、一向にその結論が出ないのです。  そこで私は大臣に伺いたいのですが、事務当局ともよく打ち合わせた結果であろうと思いますが、この制度を存置すべきであるかどうか、存置するとすればこのままでいいかどうか。こういう質問をなぜするかといいますと、ただいま御論議になっておる点もさることながら、国民年金あるいは福祉年金その他の年金制度というものが、国家として福祉国家をつくっていく前提のもとに非常に力を入れてきたが、さらに飛躍的な充実をはかっていかなければならぬ。これはもう……

第46回国会 逓信委員会 第20号(1964/04/15、30期、自由民主党)

○上林山委員 関連して。  私もこの問題について質問をしておった関係もあり、また、ただいま問題になりましたので、関連して一言だけお伺いしておきたいと思います。  先ほど千代営業局長の答弁の中に、電電公社用の器具機械、そうした製品を大部分取り扱う会社はこの法律で投資することができる、こういう法解釈を答弁されたようでございますが、私に答弁したときにはそういう答弁ではなくて、たとえば、もしやるとするならばこういうものもなり得るかもしれないという程度で、わずかばかり例示をされたのであります。そのときの答弁ときょうの答弁とは食い違っているし、非常に拡大して解釈をしておる。拡大して解釈をすることができると……

第46回国会 逓信委員会 第21号(1964/04/18、30期、自由民主党)

○上林山委員 議事進行について発言をいたします。  ただいまごらんのような状態でございますが、議院運営委員会は、どの委員会に法案を付託するかというような取り扱いをやるところであると承知しておりますが、現在私は議運にいっておりませんから、よくわかりませんが、(「わからないなら言う必要はないじゃないか。」と呼ぶ者あり)わからぬから聞くんじゃないか。だからこの法案の付託の前提として、法案の内容が議運で審議された事実があるのかどうか、この点を委員長は御承知であるならば、こういう状態になっておるから、これを氷解する意味において発言されたいと思います。答弁されたいと思います。

第46回国会 逓信委員会 第25号(1964/05/08、30期、自由民主党)

○上林山委員 関連。私は特定局、普通局に限らず、郵政犯罪が起きるということはまことに遺憾であると思いますが、こういう状態を続けていきますと、大臣が当委員会において何回遺憾の意を表しても絶滅できないのではないか、こういうような感想を、私は長い間委員をしておる関係で痛切に感じております。当局も決してほってあるとは言いませんが、抜本的な改善というものに欠くるところが多いように私は感ずるのであります。  そういう点から抜本的な問題としてはそれぞれやり方がたくさんありますが、何といっても予算と人の問題が解決できていないのじゃないか、なかんずく指導監査をやるところの監察官という方面の人たちがあまりにも少な……

第46回国会 逓信委員会 第29号(1964/06/10、30期、自由民主党)

○上林山委員 関連して。大臣、言うはやすく、行なうはかたいで、われわれは言うほうですし、あなたは行なわなければならぬほうだから、それぞれ苦心があると思います。ただ、そこで私は先ほど問題になりました通信政策を根本的に、新しい時代に適合するように立案し、推進しなければならぬということ、これは私も同感なのです。そこで支障になるのが、いま出てきた高層建築の問題であるわけでありますが、これは政府としてはどういう考えのもとにこの程度の法律を出したかということですね。たとえば建設大臣と郵政大臣がどういう話し合いをしたか。あるいは内閣全体としては日本の通信政策といわゆる高層建築、いわゆる都市の発展との調和をど……

第46回国会 逓信委員会 第31号(1964/06/17、30期、自由民主党)

○上林山委員 地震国日本の悲劇が、またまた新潟を中心にして起こりまして、関係地域民の方々にはまことにお気の損な状態であると考えます。  ただいま大臣等から、それぞれ所管について御報告がありましたが、私はその報告の質疑に入る前に一言お聞きしたいことは、指導によっては、自粛のいかんによっては、こういうときにアマチュア無線というものがいかに効果をあげたかということを知ることができるわけですが、どうですか、電気通信関係、もちろん無線関係あるいはその他の放送関係、これらの方々は、現地のアマチュア無線、東京のアマチュア無線がこの災害の実情あるいは災害の起こったことを知る以前に知り得なかったのかどうかという……

第47回国会 逓信委員会 第2号(1964/12/04、30期、自由民主党)

○上林山委員 会計検査院の指摘事項の中に、郵政省の所管が二件ですかあって、その金額が約四千三百万円の不正がある。これは妥当を欠くとかという意味じゃなしに、不正があるという指摘を受けたと聞いておりますが、その事実があるかどうか、まず伺いたい。
【次の発言】 これは会計検査院がごく最近指摘した事項でございます。だからまだ発表してからわずかにしかなりませんので、金額は四千三百万円、これはさっき申し上げたとおり、単に取り扱いの手違いというようなものではなくて、いわゆる不正であるという発表をしていると思います。そういうことがあったのかどうか。何年度と言わなくても、君わかるじゃないか。そんなつまらないこと……

第48回国会 逓信委員会 第2号(1965/02/12、30期、自由民主党)

○上林山委員 私はこの事件を、当局並びに新聞その他を拝見して資料を得たところによれば、いろいろな郵政犯罪があるが、どの郵政犯罪に比べてみても、こういう重大な事件を起こしたことは、私も逓信委員を約十年やっておりますが、その間に聞いたことがないぐらいでございます。まことにその点は遺憾しごくであると考えるものです。わずかの金銭の問題で郵政犯罪を起こすことも、もちろん国民に対して悪いことでありますが、今度の事件のように、半ば脅迫、暴行、場合によると、考え方によっては、犯罪の性質が殺人にも関係をするような、きわめて重大な事案であると考えます。これは専門的に調査した上、検察当局がきめることではございますが……

第48回国会 逓信委員会 第5号(1965/03/04、30期、自由民主党)

○上林山委員 関連して一言お尋ねいたしますが、今度の郵便貯金法の改正は、最高限度を百万円に引き上げ、さらに郵便貯金に預入することのできる証券の範囲を拡大した点など、確かにこれは一歩前進した案だと私は思うのでありますが、画竜点睛を欠く思いがする点が二、三ありますけれども、きょうは一点だけを申し上げておきたいのであります。  それは、貯金を預け入れた人が、預け入れた局以外で、たとえば旅行等において払い出し得る制限は、現在はたしか五万円だったと思うのです。五万円のときの論議を私は提唱した一人でございますが、これは最高限度が五十万円であったわけです。それでやっとその当時五万円に踏み切ったわけですが、こ……

第48回国会 逓信委員会 第9号(1965/03/18、30期、自由民主党)

○上林山委員 御承知のように、昭和四十年度はNHKにとっても、民放にとっても、ある意味では非常に多難な時代であるかと思われるわけですが、私は、まずNHKに対しまして質疑を申し上げ、かつ大臣が来たら、大臣に引き続いてNHKの問題、並びに関連した民放の問題等についてお尋ねをしておきたいと思うわけです。  NHKがオリンピックを頂点として、非常に技術水準の高い放送をやって、国内的に、国際的に非常に貢献したことは、私は近来における一つの大きな歴史になるであろう、こういう意味において、その点は深く敬意を表する次第であります。  ただ、そうしたような大きな成果をあげながら、われわれが気になる点は、世帯が大……

第48回国会 内閣委員会 第34号(1965/04/20、30期、自由民主党)

○上林山委員 農地問題について質疑を試みたいと思っているのですけれども、当委員会において他の委員から何か発言があれば、後刻に譲りたい、こういうふうに考えておりますので、おはかりを願っておきたいと思います。

第48回国会 内閣委員会 第42号(1965/05/11、30期、自由民主党)

○上林山委員 時間の関係で、関連質問を許していただきたいのでございますが、まず第一に、本法と最も密接の関係のあるのは、昭和二十五年でございます。昭和二十五年八月一日現在の農地売り渡し未済の面積は、私が農林省の統計を調べたところによりますと、三万二千二百十七町歩でありますが、この数字に間違いがあるかどうか、まずそれを伺いたい。
【次の発言】 大体という答弁ですが、確かに三万二千三百七十・三というのが、最も正確な数字だと思います。これは先ほどからも違った角度からいろいろ質疑があるようでございますが、私は、いかなる理由があったにしろ、結局マッカーサーの命令によって強制的に買収をされて、しかも、買収し……

第48回国会 内閣委員会 第43号(1965/05/12、30期、自由民主党)

○上林山委員 まず第一にお伺いしておきたいことは、原則としてはもちろんのことですが、特に国民の権利を奪う場合、これは立法府も反省しなければなるぬ点があるのですが、不遡及の原則は尊重しなければならぬと思います。中村参考人は非常にこの問題について御研究が深いようであり薫ずし、また一部を除いて共鳴するところがあるようでございますので、まず端的に私が伺いたいのは、この不遡及の原則を農地開放の中に取り入れたことはきわめて自然な立法処置であったかどうか、不自然じゃないのか、原則としてはもちろん、ことに権利を奪う場合は、これは立法府としても行政府としても反省しなければならぬ点であろう、こう思うのですが、この……

第49回国会 逓信委員会 第3号(1965/08/10、30期、自由民主党)

○上林山委員 時間の関係もありますし、やがて請願に出てくる案件でございますけれども、この際、政務次官は当委員会での発言は最初だと思いますが、政務次官からひとつ私の質問に対して簡潔にお答え願っておけば幸いだと思いますので、若干質疑をいたす次第でございますが、請願に出ている案件というのは、鹿児島県枕崎市東鹿籠地区に特定郵便局を設置してもらいたいという趣旨であります。ここは市とはいいながら地方都市でございまして、しかも農山漁村が大部分を占めるところでございます。そういった形の市でございますので、これは純粋の市街地を形成している市などと取り扱いを別にしていただくことが実情に合っておる、こういうように私……

第51回国会 逓信委員会 第11号(1966/03/17、30期、自由民主党)

○上林山委員 関連。ただいまの会長の答弁の中に、見識のある会長でありながら、公開の席上というよりも、国会ですから、あなたのことばの中に総司令官がNHKにおるかのごときことばが速記録に残りますので、それは総指揮者の意味だろうと私は解しておりますが、速記録のつごうがありますので、お取り消しなり訂正なりを願っておきたいと思います。

第51回国会 逓信委員会 第18号(1966/04/05、30期、自由民主党)

○上林山委員 関連して一問だけ伺っておきたいのですが、値上げを契機としてそれぞれ改革を加えて便宜をはかっていくという方針に対しては私は賛成なんですが、ただその際のやり方について、先ほどの答弁をお聞きしますと、ただいま森本君からも意見があったように、どうも十分準備ができていないような気がしたので具体的な例を一つだけ聞くわけです。  自動販売機を百台つくるということは、方向はいいと思いますが、その百台はもう試作の域を脱したのかどうか、これから試作をしようとしておるのかどうか、さらにその販売機は一体実用に適するものだと思っておられるのか、たとえばはがきを七円にした場合に、はがきの自動販売ができるのか……

第51回国会 逓信委員会 第19号(1966/04/06、30期、自由民主党)

○上林山委員 関連質問を一問だけします。  大臣の答弁は、特定局長諸君の士気に関連があるので心配しておりましたが、単なる親睦団体ではないのだという御発言があったので、その点私は了承したわけです。  そこで、大臣の答弁の中に、特権連は公達によってできておるものだから、これは行政機構ではない、また行政機構の補助機関でもない。あとで補助機関でもないということについてはまたふえんされたようですけれども、そういうような答弁があったので、私は角度を少し変えて、ただあなたと論争する意味じゃなしに、公開の席上でそういう発言があったからもう少し確かめておきたい、こういう趣旨でお尋ねするわけです。  それは、公達……

第51回国会 逓信委員会 第33号(1966/05/27、30期、自由民主党)

○上林山委員 私も資料の要求をいたしておきたいと思います。  第一に、昭和四十一年あるいは昭和四十二年に予想される中継所の設置数、そのうちでどれだけ、どれをつくらなければならないかという予想、それに、民放が一緒に同じところにつくるのが一体どれくらいあると予想されるか、この点が一点。  第二点は、これは文部省とNHKとの関係ですけれども、便宜NHKにお願いしておきたいのですが、学校テレビは現在幾らになっておるか。大体五万台くらいにはなっているんじゃないかと思うのですが、その状況、あるいはこれがここ二、三年後にどういう推移をたどるかという青写真、これは具体性を伴ったものが私はほしいのですが、そうい……

第51回国会 逓信委員会 第35号(1966/06/03、30期、自由民主党)

○上林山委員 関連。この問題は、森本、栗原御両君から熱心に質疑が続けられておるわけですが、私どもとしても将来のために重大な関心を持っておるわけです。そういう見地から関連して少しばかりお尋ねいたしたいのは、ただいま監理官の説明で、大臣お聞きのとおり、これは違法もしくは妥当を欠くということになるのじゃないかと思われるのでございますが、当時としてはやむを得なかった点も相当あるのじゃないかと私は同情申し上げるわけですけれども、しかしこれは将来のためにやはり明確にしておかなければならない。  そこで監理官に聞きたいのですが、この祇園の地域は電電公社の加入率のパーセンテージはどうなっているのですか。

第52回国会 内閣委員会 第4号(1966/10/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○上林山国務大臣 今度の訪米は、マクナマラ国防長官の招待を受けまして参ったわけでございますが、(「大臣の就任のあいさつがないぞ」と呼ぶ者あり)――ただいま御指摘を受けましたように、質問にお答えする前に、今回の改造で防衛庁長官を拝命いたしましたので、どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。  ただいまの岩動君のお尋ねでございますが、これは先ほど申し上げましたように、マクナマラ国防長官の招請が従来に比して早めに来たわけでございまして、この招請に応じたわけでございます。  その訪米はどういうわけで行なわれたかというとでございますが、これは何も議題を持って、そうして特定の案件をきめるべく招請を受け……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 逓信委員会 第13号(1967/06/14、31期、自由民主党)

○上林山委員 関連。この郵便年金制度について、ただいまあなたから答弁がありました。小額の問題を今度調整していけば、将来はこの郵便年金制度は非常に発展する、こういう見通しの答弁がありましたが私は、せめてここ三年間でいいですが、あなたが記憶があるならば、三年間の推移はどうなっておるか、発展の方向にいっておるのか。あなた方が役人的なセンスでこれを少しくらい改正し調整しても、本制度は労多くして効果はない。だから、発展の方向に進むという御議論に対しては、私は批判的であります。とてもむずかしいだろう。だからそういうことに精力を使わないで、特に力を入れていかなければならない貯金、保険という郵政省本来の仕事の……

第55回国会 逓信委員会 第21号(1967/07/12、31期、自由民主党)

○上林山委員 放送法改正の採決の前に、委員会審議その他の資料にいたしたいと思いますので、資料を要求いたしておきます。  まず第一に、過去三年間におけるNHK並びに民間放送がどれだけの誤報をやったか。誤った報道をしたか。あるいはまた、同時に針小棒大な放送をしてこれを修正したものがあるか。あるいは自発的にそういうことをやったものと、抗議もしくは申し入れによって、訂正したものとの区分をやったものを出していただきたい。私はそれだけを要求いたしておきます。

第58回国会 逓信委員会 第20号(1968/05/08、31期、自由民主党)

○上林山委員 関連して。  これは従来私も考えておった一つですが、この段階にくれば、もう物による、ことに商品によるお年玉つきの賞品制度はあっさりと廃止すべき時期にきておるのではないか、私は、小手先のいろいろの改良も必要かもしれぬけれども、根本的には、この制度はもうやめたらどうか、そうしてやはり正常な郵政事業だけに終わるべきだ。もし百歩譲ってやるとすれば、いま森本君も触れておられたようだが、私は、郵政省自体でできるもの、たとえば切手とはがき、これだけを賞品としてやるならばそれでもいいかもしれぬが、それ以外のことをもう考える時期じゃない、あっさりこれはやめるべきものだ。  これは私が言っても、あな……

第58回国会 逓信委員会 第23号(1968/05/22、31期、自由民主党)

○上林山委員 これから私がたださんとする問題は、自民党のだれかがいつか必ず質問してくれるのではないかと思って待っていたのでありますけれども、だれも一向に腰を上げる気配がないので、やむを得ず、国会が終わらんとするこの時期を特に選んで質疑をすることにきめたわけでございます。  問題の内容はあとで説明をいたしますが、この問題が起きて以来、次々に類似の暴力事件等が起きていることは、私は、健全なる郵政事業の育成の上からきわめて遺憾である、こういうように考えておるところでございます。  その一つに、九州管内の折尾局で参議院議員の横川君が坂根という庶務会計課長に暴行を加え、傷害を与えたというきわめて遺憾な事……

第59回国会 逓信委員会 第1号(1968/08/09、31期、自由民主党)

○上林山委員 議事進行について一言発言いたしたいのですが、簡易郵便局法の一部改正案は、私どもは本委員会で継続審議にしてもらいたいという考え方を持っていたところ、理事会において、次の通常国会にこれを提案して、そのときには本会議での趣旨説明も省略し、あるいは委員会等においても物理的抵抗は行なわないというきわめて紳士的な申し合わせができたと聞いておりますが、そういう事実があったのかどうか、承っておきたいと思います。
【次の発言】 けっこうです。

第61回国会 災害対策特別委員会 第7号(1969/07/03、31期、自由民主党)

○上林山委員 昭和四十四年六月及び七月の梅雨前線による豪雨災害について、ただいま政府側の御報告を聞いたわけでございますが、私は、質疑に先立ちまして、この豪雨災害によって、鹿児島県をはじめとする南九州あるいは西部日本の各地においてなくなられた方々に対し、つつしんで哀悼のまことをささげたいと思います。  まず、政府が、この災害が起こるや直ちに災害救助法の適用をされたこと、また御報告にありましたとおり、昨日各省庁の関係官がそれぞれ現地に視察調査に行かれたこと、当然のことながら、私は適当な時期に緊急にその処置をとられたことに対して多とするものであります。ただ、願わくば、これが事務的調査に終わらず、そし……

第61回国会 逓信委員会 第22号(1969/05/28、31期、自由民主党)

○上林山委員 関連して一言だけお尋ねしたいと思います。  私もこの問題は一部わからぬところがあるけれども、野党の諸君が質疑をされるということで遠慮しておったのですけれども、やむを得ず一言だけ質問をいたします。  その一点は、ただいま加藤君が指摘された戦前の沖繩の郵便貯金あるいは保険に関する「覚書の骨子となるべき事項」を示して誓書をとっておられるわけでありますが、この背景をなす代表者は、当局の説明で、それぞれの人々が当たっておるわけですけれども、ただ私が懸念する点は、これは正式の法人格を持った団体であるかということです。法人格を持っておれば、すなおに解釈をして、このままでいいと思いますけれども、……

第61回国会 逓信委員会 第31号(1969/06/25、31期、自由民主党)

○上林山委員 関連して。  森本委員のいまの発言とさきの発言に関連して質問しますが、第一点は、普通郵便局、特定郵便局、簡易郵便局の犯罪件数と被害額、これをもう一度ここで再確認したいという点。第二点は、普通郵便局で一番大きい犯罪額は一口で幾らであったか。特定郵便局は幾らであるか、簡易郵便局は百七十何万になると報告があったから省略していいのでありますが、それはどうなっておるか。さらにその中を分析して、たとえば普通局でいえば、課長など管理者と一般職員の犯した犯罪の件数と総額はどうなっておるか、どちらが多いか。はっきりした数字が言えなければ抽象的に言うてもらえばそれでもけっこうでございます。  それか……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 逓信委員会 第15号(1970/07/10、32期、自由民主党)

○上林山委員 ただいま郵便貯金に関連した質問がございました。せっかく大蔵省も見えておりますので、私もこの機会に関連して少し質問をしてみたいのであります。また適当な機会に、私は大蔵省の幹部あるいは大臣、郵政省の大臣や幹部の人もそろったところで、もう一度根本的に質疑をしたいと思います。  とりあえず私が聞きたいことは、ただいま大蔵省の答弁を聞いていると、何となくうしろ向きの気配を感じてなりません。問題を一升ますではからなくとも、うしろ向きに考えているように受け取られたのであります。やはりこういう問題は前向きで取り扱っていかなければ、時代の要請にこたえられないのではないか、私は大局的な立場からそう思……


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第2回国会 予算委員会公聴会 第2号(1948/06/19、23期、民主自由党)

○上林山委員 ちよつと金融機関の代表者という意味でお伺いすることは無理な点もあるかと思うのでありますが、その点を考慮に入れられましてお答えを願いたい。こういうように考えるのであります。というのは、金融機関全体から考えると、今度の政府の原案になつておりまする軍公の利拂を一年間たな上げする、この問題が非常に金融界の混乱を來すべきものであるという有力なる意見があるのでありまするが、あなたの立場からこれに対してどういう見解をもつているか。できるなら金融界を代表したような氣持で御発表願いたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。

第2回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1948/06/29、23期、民主自由党)

○上林山委員 質疑に入る前に、質疑を簡潔にするという趣旨に対しては賛成でありますけれども、会期が切迫しておるから、本委員会に與えられた時間は、午前中が商工省所管、午後が農林であるというふうにはつきりとしたことを言われることはどうかと思います。この点は御訂正願いたいと思います。

第3回国会 労働委員会公聴会 第1号(1948/11/22、23期、民主自由党)

○上林山榮吉君 委員外の発言を許していただけますか。
【次の発言】 ただいまの公述人に簡單に伺いたいのですが、第一点は、組合運動のあり方は、鬪爭的協力を主眼にしなければならない。こういうお言葉を使われたのでありますが、その性格をもつと掘り下げて具体的に言えば、一体どういうことであるか。御承知のようにサチアグラツハの運動に見られる無抵抗の抵抗主義による生産の低下、こういつた氣持を含んでの鬪爭的協力であるか。言いかえますと、鬪爭が主であるのか、あるいは協力が主であるのかという点について伺いたいのであります。  第二点は、公共企業体は純然たる特別会計になるべきものであるという一つの理想を示されたわけ……

第4回国会 予算委員会公聴会 第1号(1948/12/06、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 これより予算委員会公聽会を開会いたします。  さきに公述人の選定に関しては委員長に御一任を願つておりましたが、理事諸君とも御協議の上公述人を選定いたしました。ここに公述人諸君を御披露いたします。まず学識経驗者として慶應大学講師永田清君、民間労組として総同盟の清水愼三君、官業労組のうち、現業は國鉄の加藤閲男君、非現業は全官公労の南磐男君、商工業代表として三樹樹三君、経営者代表として高見重義君、以上六名を御紹介申し上げます。  この際公述人諸君にごあいさつを申し上げます。本日は御多用中のところ当委員会の公聽会に御出席くださいまして、委員長として厚くお礼を申し上げます。御承知の通り、……


24期(1949/01/23〜)

第7回国会 人事委員会公聴会 第1号(1949/12/17、24期、民主自由党)

○上林山委員 ただいま日本教職員組合の木嶋君から御意見があつたのでありますが、御意見の中に、職階制改正の前提をなすものは、社会的必然性によつてこれがなされた。こういうような前提に立つての御説明でございましたが、そこで私伺いたいのは、その社会的必然性というのは一体どういう意味であるか、もう一ぺん念のためにただしておきたいと思います。  第二点は、新しい憲法によりますと、常に国民と使つてありますが、あなたの説明によりますと、すべて人民という言葉を使つております。單にこれは言葉の相違であると言えばそれでよいのでありますが、それに思想的な背景というものがあるとすれば、われわれは愼重に考えておかなければ……

第7回国会 予算委員会公聴会 第1号(1950/02/10、24期、民主自由党)

○上林山委員 個々の具体的な問題についてお尋ねすることをやめまして、私はきわめて常識的な立場から意見をお伺いしてみたいのであります。  まず第一は、近藤さんはこの予算をごらんになつて、総じて賛成だと思われるか、あるいは総じて反対だと思われるかという点が一点。  それから第二点はただいまお話になりましだインフレを收束して安定せしめるための均衡予算であるが、財政規模をあまりに縮小した。現状においてはあまり圧縮し過ぎたじやないだろうかというこの一点であります。もし立場をかえてあなたが財政当局であるとするならば、(笑声)財政規模をどれくらいにした方が、あなたの主張に合つた財政規模であると思われるか。私……

第7回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1950/02/17、24期、民主自由党)

○上林山委員 きわめて常識的なことについて、簡單にお伺いしてみたいのであります。まず人事院の関係についてお尋ねいたしますが、現在人事院の機構について、改めるとか、拡大するとか、あるいは縮小するとか、こういうようなことが考えられておるかどうか、その点について伺つてみたいと思います。
【次の発言】 九十名の増加ということについて、どういう意味で特に人事院が増加をしなければならなかつたか。われわれから見ると、人事院が拡大しつつあるような気持がするわけです。これは言うまでもなく、人事院は一般公務員の待遇改善、あるいは福利の増進という立場から、独自の見解をもつてそれらの改革に当らなければならぬのでありま……

第10回国会 予算委員会公聴会 第1号(1951/02/14、24期、自由党)

○上林山委員 ただいまの公述人に対しまして一、二簡単にお尋ねいたしたいと思います。御承知の通りに地方の財政が非常に逼迫しておるということは、われわれ国政に参與しておる者も十分にわかつておるのでありまするが、これに対しまして、国民の非常な苦しい中から出して来る税金を、地方財政の方面へ還元するわけでありまするが、この際に特に私どもが重点的に考えなければならないのは、貧弱なる府県あるいは町村に対する、特に災害というような問題に対しての国庫補助の率、このものは相当に公平に考えて行かなければならぬ、こう思うのであります。そこでその観点に立ちまして、さらに私ども掘り下げて考えなければならないことは、昨今政……

第10回国会 予算委員会公聴会 第2号(1951/02/17、24期、自由党)

○上林山委員 できるだけわれわれの意見を拔きにいたしまして、二、三の点について見解を伺いたいと思います。  第一点は、おつしやるように、日本の経済の確立は貿易立国でなければならぬのでありますが、現在非常に障害が多い。先ほど船舶の問題が出ましたが、船舶はある程度緩和し得るような方向に向つておるのでありますが、そのうちで特に障害になるのは船賃の問題であると思います。あなたは実際家として、理論を拔きにして、船賃を具体的にいかに処置するならばこうなるというような、最近の見通しというようなものがあれば、まずそれを伺つておきたいと思います。
【次の発言】 運賃なども努力のいかんによつては善処できるはずであ……

第10回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1951/02/20、24期、自由党)【議会役職】

○上林山主査 私も苫米地さんと同様な実感を持つておりますので、この点を明瞭にせられたいと思うのであります。私ほかの在外事務所は知りませんが、アメリカの各在外事務所の活動状況及びその規模について、実地に見て参つたのでありますが、あれでは單に渡航者のちよつとした軽い援助をするという程度のものであつて、いわゆる貿易その他の問題について活動状況が危ぶまれる点が非常に多いと思います。御承知の通りに、向うでは一労働者でも、あるいは郵便局の配達夫でも、自動車を持つておるのでありますが、いまだ平和会議の来ない以前の日本の在外事務所として考えてみても、自動車一台も持つていないというような状態では、これはまことに……

第10回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1951/02/21、24期、自由党)【議会役職】

○上林山主査 これより第二分科会を開会いたします。  昨日に引続き質疑を続行いたします。平川委員。
【次の発言】 この際私から便宜文部大臣に一言だけお尋ねいたしておきたいと思います。というのは、教育事業の重大性にかんがみまして、あるいはまた過去の行き過ぎを是正するという意味において、かつまた選挙の公正を期するという意味において、地方公務員法が改正せられたことは御承知の通りでありまするが、近く地方選挙が行われるにあたりまして、これらの行き過ぎのないように、文部省としてはいかなる指導、助言をせられる御方針であるか、この点はすでに地方選挙をめぐつて微妙な行き過ぎも見られつつありますので、この際はつき……

第13回国会 建設委員会法務委員会連合審査会 第1号(1952/04/21、24期、自由党)

○上林山委員 できるだけ法務委員の方々に発言の機会が多い方がいいかと思うのでございまするが、ただいま鍛冶委員と政府委員との質疑応答を聞いていて、少し重大な問題が漠然として来たので、一言だけ関連質問をいたしますが、第一所有権が主であるという答弁をするかと思うと、今度は賃借権が主であるから、対抗要件さえ備わつておれば、それを主として今後もやるのだ、こういう御意見のようでありますが、そこに私は非常に矛盾を感ずるわけであります。なるほど対抗要件を備えた賃借権であれば、一応賃借権の範囲内においては、御説の通りそれを対象としてやることもいいと思いますが、使用の目的が所有権の範囲を侵す場合に、それでも賃借権……

第13回国会 予算委員会公聴会 第1号(1952/02/11、24期、自由党)

○上林山委員 いろいろ貴重な御意見を伺いましたが、結論としてお尋ねいたしたいことは、貿易に関する限り、政治が先行すべきか、貿易が先行すべきかという非常な議論が、今日日本に行われておるのでありますが、実際家としてのあなたは、これに対してどちらが先行すべきものであるかということについて、どんなお考えを持つておられますか、簡単にお伺いできれば幸いと思います。
【次の発言】 大分込み入つた話でありましたが、私がここでもう一言伺つておきたいことは、いよいよこれは独立国の予算となると思うのでありますが、その予算を検討する上において重要なポイントは、ドル輸出に対する政府の見込み、それからポンド輸入に対すると……

第13回国会 予算委員会公聴会 第2号(1952/02/12、24期、自由党)

○上林山委員 非常に現実の構想に基く御意見を拝承したのでありますが、その中で一、二お伺いしてみたいのは、この予算を見てむだが相当にある、節約ができる部面が相当にある、こういう観点から行政費の節約が中央、地方を通じて相当部分できるのではないか。こういう御意見でありますが、この点については私も若干同じ意見を持つておるのでありますが、どういう点に行政費の節約のできる点があるかというのが一点。第二点は、われわれは公共事業はまだ日本においては不徹底である。もつと公共事業を積極的にやらなければならぬ。こういうことでこの予算の擴大につきましても相当政府に強く要望したわけでありますが、これについても検討すれば……

第13回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1952/02/20、24期、自由党)

○上林山委員 大臣もしくは政府委員でもいいのですが、民間の保險の平均が七万一千円であるというのは、過去、現在までの平均だともちろん推察するわけでありますが、一番最後に改訂した当時から今日までの平均はどのくらいになつておりますか。この点は非常に重要な参考資料だと思いますので、お答えできるならばこの席で伺つておきたいと思います。

第13回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1952/02/21、24期、自由党)

○上林委員 この前予算委員会において、村上運輸大臣に質疑を試み、後刻調査の報告を願つたのでありましたが、それは二十六年度の一般会計から繰入れた二十億円の問題についてであつたわけであります。そのときの説明によると、これは何も新線建設のために一般会計から持つて来たのではない、よつてこれはほかの方面に流用したのだ、ただそのとき、両院の運輸委員長あるいは政務次官等が協議の上、できるだけこれは新線に充当すべきものであるとの附帯決議はあつたけれども、本来の趣旨が決して新線のためではなかつたのである、但し五億円程度の別途の金によつて、新線の建設を希望に沿うようにやつたのであるという趣旨の御答弁があつたのであ……

第13回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1952/02/20、24期、自由党)

○上林山委員 分科会で承るのが適当かと思いますので、一点だけお伺いいたしたい。まず自転車競技法は政府案として改正案を本国会に出す意思があるかどうか伺いたいのであります。
【次の発言】 政府案でなくて政府と連絡の上議員提案で出そう、こういうふうに了解してさしつかえありませんか。
【次の発言】 政府案即議員提案というような意味でお出しになるのであれば、政府としてお答えができると思いますので、内容について少しお伺いをいたします。その改正のおもなる点はどういうところですか。
【次の発言】 ただいまのお答えによると、結局現在届出主義になつておるのを許可主義にしたい、第二点は自転車振興会等を監督する監督官……

第13回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1952/02/21、24期、自由党)

○上林山委員 分科会で適当だと思いますので、本会議あるいは予算委員会、その他の委員会で論及して常に政府に要請しておりますところの奄美大島の問題について、具体的に二、三その後の経過あるいは見通し等について私はお伺いいたしたいと思います。  御承知の通りのような結果になりましたので、奄美大島は鹿児島県の一部でありながらも非常に不便を感じておつたのでありまするが、これに対しましてまずわれわれが要請した点は、交通を自由にするということが第一点。第二点は貿易を自由にする。第三点は為替の送金等を簡素化する。第四点は内地への入学等を自由に簡單にする。その他これに類した問題が二、三あるのであります。たとえば同……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 予算委員会公聴会 第1号(1955/05/19、27期、日本民主党)

○上林山(榮)委員 公述人に対して、二、三の点について、基本的なことだけを一応お尋ねしておきたいと思います。  まず第一点は、財政規模は、財源のめどさえつけば幾らでも膨張する性格を持っているわけでありまするが、最近一部に、銀行の支払い準備の積立みて割合を政府が強制的にきめて、この割合を政府が自由に操作していったらいいというような意見が伝えられておるのでありまするが、こういうふうにいたしていきますと、財源は幾らでも調達できることはできるのでありましょうけれども、こういうような構想を無秩序にやっていくということになれば、いわゆる財政投融資計画を放漫にして、インフレの要素を場合によっては含んでいくと……

第22回国会 予算委員会公聴会 第2号(1955/05/20、27期、日本民主党)

○上林山委員 公述人は非常に御多忙であられますから、予算全体を検討する時間も少なかったのではないかと思いますので、一言できるなら御意見なり御訂正なりをいただきたいと思うのであります。まず第一は、昨日も申し上げたのでございますが、減税の問題であります。現政府の減税の総額は、平年度において五百十四億円、ことしは途中からでありますから三百二十七億円の減税になります。そこで上の方の減税をやって、下の方の減税をやってないではないかという御意見を述べておるのでございますが、月額一万九千円、標準家族にして、この者が無税になっております。その他基礎控除にいたしましても、七万円から八万円にいたしてきているのであ……

第22回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1955/06/03、27期、日本民主党)

○上林山分科員 われわれ与党の委員は、本委員会において発言の機会もなくて、議事を進行するために遠慮して参っておるのでございますが、分科会でありますので、少しばかり質疑を試みたいと思います。  まず第一に、重要港湾のうちで県工事でやらなければならぬものを運輸省に委託してやっておるものとして、鹿児島港あるいは熊本の本渡瀬戸港などがあるわけですが、これは従来から所管外といいますか、直轄へ移管せよといいますか、そういう要望が非常に強いのでありまして、また両方ともこれはそういうふうにしてもさしつかえない時期にもう来ておる、こういうように考えたのでありますが、これが障害になっているのは一体具体的にいって何……

第22回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1955/06/04、27期、日本民主党)

○上林山分科員 ただいま相川委員から、災害に対する立法措置について適切な御意見があったようでございますが、それに対して政府の方でも積極的に考えたい、こういうことでありますので、ぜひそう願いたいと思います。ただいま農林関係において災害が非常に多い方面に対する議員立法をやろうじゃないか、こういう考えが台頭いたしまして、私もその世話人の一人でございますが、私はこの問題に関しては、建設省所管のものも含むべきであって、別々に出さずに総合的に出す方が、議員立法にしても政府提案にしても、いずれにしてもその方が効果があがる、こういう考えで、いろいろ会議等において自分の意見を述べておるのでございますが、政府の方……

第24回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第4号(1956/08/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山説明員 大きな問題でありますので、慎重に研究を要する点もあるだろうと思うのでございますが、一般論として申し上げることを許していただけますならば、NHKといわず、民放といわず、一般文化を高めるという意味において、あるいは放送の質を向上せしめるという点については、これは大いに自粛をし、それがやりやすいような方向に政府としても援助をしていくというような考を持たなければならぬと思いますが、事教育放送という部分に限ってもし御指摘であるとするならば、この点は今直ちにどういう方針で進んだらいいということは、ただいまの放送法を中心にしての建前もありますので、その範囲内において考えていく以外に方法はない……

第24回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第8号(1956/10/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山説明員 森本委員がたって言えということでありますから申し上げますが、ただいま大臣並びに事務次官がお答えした通りの段階である、こういうふうに承知しております。

第24回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1956/02/21、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 非常に大きな問題で、同時にまたきわめて大事な問題であると考えておりまするが、逓信委員会等においてもこの問題については熱心に審議されておりますし、また森本委員等も常に重大な関心を持っておられるようでございまするが、金融全体という立場から考えてみても、あるいはまた貯蓄全体という立場から考えてみても、それぞれの種類によって一方に偏在しますと、一方の方が手薄になるということも考えられるのでありまして、一概に突き詰めた的確な原因というものはなかなか申しにくいのでございますが、そうした制度とか種類とかいうものによって貯蓄全体の変動というものは自由に行われ得るものであるけれども、貯金がふえ……

第26回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第1号(1957/07/10、27期、自由民主党)

○上林山小委員 大臣ないし政務次官の御出席を得て質問をしたいと思ったわけでありますが、残念ながら御出席がありませんので、質問の趣旨を大臣、政務次官等にお伝えを願っておきたい、こいうう趣旨でまずお尋ねをしてみたいのでありますが、私は平井郵政大臣以下郵政省の幹部、梶井総裁外公社の幹部に対しては常に信頼をしておる者の一人でありますし、また今回の人事の異動についても、何らの他意のないものである、こういう前提に立って、なおかっただしておきたいのであります。  それは、両方の最高首脳者がおられないので、先ほどから申し上げる通り遺憾でありますが、元来公社を第一次的に監督すべき監理官、これが今までの沿革から、……

第26回国会 法務委員会閉会中審査小委員会 第2号(1957/07/03、27期、自由民主党)

○上林山榮吉君 関連して法務大臣と警察庁長官にお伺いしておきたいのですが、ただいまの御答弁で大体の方針はわかったわけでありますが、田中、松岡町議員の一身上の弁明を聞きまして、われわれは同僚の言としてこれを信用いたしておるのでありますが、われわれとしては、社会から暴力や汚職を追放するのにやぶさかでないし、検察当局や警察当局かその公平な立場から職責を全うすることについても、むしろ御援助を申し上げたいくらいの気持を持っているのであります。しかし、今お聞きの通り、具体的に人権じゅうりんの話をそれぞれ私どもは承知をしたのでありまして、これに対しまして法務大臣から一般的な抽象的な御方針を示され、警祭庁長官……

第26回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1957/02/12、27期、自由民主党)

○上林山分科員 岸首相代理に対しまして一言お尋ねし、できるだけその要望にこたえていただきたいと思うわけでございます。それは、首相臨時代理も御承知の通り、今や各国が科学陣を動員いたしまして、南極の探検を今までになく歴史的な意図をもっていろいろ競ってしておるわけでございますが、幸いに日本の探検隊も、去る日オングル島に上陸をいたしまして、政府としても非常に喜びをもってこれを迎えられたようでございました。聞くところによりますと、十五日に本隊はオングル島を離れて日本に帰国をし、かつ越冬部隊は基地をようやく完成して、これが残ることの可能性が十分にできた。こういうことで、南極昭和基地と銚子無線局との間にその……

第26回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1957/02/11、27期、自由民主党)

○上林山分科員 私も質問に入る前に資料を要求したいと思います。  先ほど新線建設の関係の予算の配分の資料の要求がございましたが、私もその点についてはもう少しく資料をととのえてほしいと考えておりますので、さようお取り計らいを願いたいと思うのであります。  次に、公務員住宅もしくは政府関係機関の住宅、ことに寮、あるいは夫婦者の寮にしても、あるいは個人の寮にしても、どういう運営になっておるか、その詳細を知りたいと思うわけであります。  もう一つ追加したいことは、三十二年度の計画の各空港別の予算の配分並びにいつごろできるかというめど。  以上三点について資料要求をいたしておきます。  では質問を進めた……

第26回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1957/02/12、27期、自由民主党)

○上林山分科員 道路局長がほかの委員会に呼ばれているそうで、便宜ここでお尋ねをいたしておきたいのであります。ただいま道路整備の問題についていろいろ質疑があるようでございますが、私もこれについて少しくお尋ねいたしておきたいのであります。  今お聞きいたしますと、一級国道は十カ年計画で舗装が全部完備する見通しである、こういう御答弁でありますが、そのお言葉の通り受け取って差しつかえございませんか。
【次の発言】 おそらくその辺であろうと私も御推察いたしたので申し上げるわけでございますが、そこで、さらに話を進めまして、十カ年計画を立ててみても完全にこれが実施できる見通しでないとするならば、私は、計画を……

第26回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1957/02/13、27期、自由民主党)

○上林山分科員 運賃の値上げは、国鉄が徹底した経営の合理化を前提としてやるのだということと、輸送力を増強するという点から、われわれはこの程度の値上げはやむを得ないと思う。しかし、これからあまりにひどい影響を受ける方面が二つばかりある。その一つは、先ほど岡本委員からも御指摘になったように、通学に対する割引料はもう少しくらいは温情をたれてやってもらわなければならぬということが一点、もう一点は、私はこの点に重点を置いてお尋ねいたしたいのですが、北海道、九州あるいは四国、この方面の遠距離にある貨物輸送の問題でございます。聞くところによりますと、あなた方の方では遠距離逓減の方式を今回改めるお考えを持って……

第28回国会 予算委員会公聴会 第1号(1958/02/24、27期、自由民主党)

○上林山委員 時子山公述人に対しまして、少しばかりお尋ねをいたしておきたいと思います。先ほど川島委員の質問で、ある程度明らかになったのでありますが、たな上げ資金は、本質的には大体この方がいいのだ、今の日本の財政経済の状態から見て、この制度をとったことはけっこうなことであった。ただ、しかし財政法から見ると、補正予算なんかに移行する場合に疑わしい点なんかがあるから、この本質はいいことだから、これにピントを合せる意味で、財政法の改正をやった方がいい、こういう意味にとっていいのでございましょうかどうか。一説には、予算規模をもっとふくらまして、そうしてこれを減税に回した方がいいというふうな意見を述べる人……

第28回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1958/02/13、27期、自由民主党)

○上林山分科員 私は消防関係について、消防本部の御意見を伺いたいと思います。  御承知の通りに、消防は今日においては単に火を消すだけではなくて、火災の予防あるいは水防事業、その他の重要な仕事をやっておることは、よく承知せられておるところでありますが、そういう意味で、今回も市町村の消防に対して補助金を相当額ふやしておる点についても、私ども一応の敬意を表したいと思いますけれども、予算の面においてもまだ不十分であるし、かつまた消防本来の組織ないしはいろいろな体制を整えるという点からいきましても、まだまだ不十分である。これに対してもっと予算の面においても、あるいは消防組織法の改正等による体制を整えると……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1958/02/14、27期、自由民主党)

○上林山分科員 まず運輸大臣にお伺いいたしますが、公共企業体審議会から昨年答申があったことは御承知と思います。これは三公社に対する機構なり運営なりについての答申であります。そのうちで国鉄に関する部分について、運輸大臣は、あの答申は大体妥当である、こういうふうにお考えになっておるのか、あれは、妥当でない、こういうふうにお考えになっておるのか、まずその点を伺ってみたいと思います。
【次の発言】 盲従しているとか盲従していないとかいうことを聞いているのじゃないのです。せっかく公共企業体審議会が三公社の機構整備なり運営について答申を総理大臣あてにしておるのでありますから、これに対する運輸大臣の見解を伺……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1958/02/15、27期、自由民主党)

○上林山分科員 大臣は声があまり出ないそうだから、簡単に質問を行いたいと思います。  田中構想は、郵政省でいい意味でいろいろと発表せられているものが多いようでございますが、その中で、窓口改善のために、俗にいう四等郵便局を作って、郵政事業本来のサービスを末端にまで徹底していきたい、こういう構想を発表せられ、それぞれ苦心をせられつつあるようでございますが、この四等局の性格は一体どういうことになるのか。特定郵便局でももちろんないし、簡易郵便局でもないわけでありますが、一体どういう性格による四等局を設置しようとしておられるのか。もうすでに構想もまとまっているんじゃないか、こういうふうに考えられるので、……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1958/02/17、27期、自由民主党)

○上林山分科員 これは運輸大臣にも私が強く要望しておいたのでありますから、建設大臣もよく聞いて積極的に善処してもらいたいと思うのであります。  行政の盲点とでもいいましょうか、運輸省と建設省で交通事故防止の立場から踏み切りの共同の負担部分をきめて工事を進めていこうとする問題です。今日交通事故が非常に大きな問題になっておることは御承知の通りでありますが、そのうちでも、一番事故の分量の多いのは汽車の踏み切り、いわゆる建設省所管と運輸省所管の踏み切りが一番事故が多いところなんです。ところが、先ほど言ったように、これは運輸省がやるだろう、あるいは建設省がやるだろう、こういうことで、とかく工事がおくれが……


28期(1958/05/22〜)

第31回国会 予算委員会公聴会 第1号(1959/02/16、28期、自由民主党)

○上林山委員 江幡公述人に一言お尋ねしておきたいのでございますが、今度の予算の中に相当公約を織り込んでおるのですが、その一つとして、国民年金制度を確立したことは御承知の通りであります。ただいまの御意見を伺っておりますと、無拠出制度の年金制度という点から主として援護年金の性格である、こういう御議論でありますが、その限りにおいてはそういうふうに考えなければならないかもわかりませんが、そこでお伺いいたしたいことは、国民年金の本質といいましょうか、また別の意味で広い意味の社会保障、こういうような意味でもけっこうでございますが、その本質が救貧を本質として対策を立てるべきか、それとも防貧を主として立ててい……

第31回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1959/02/25、28期、自由民主党)

○上林山分科員 私は予算の本委員会で質疑をいたしたいと思ったのでありますが、委員会の運営の御都合で御遠慮申し上げておりましたので、本分科会で若干お尋ねをしておきたいと思います。なお一歩下って御遠慮しながらお尋ねをいたしますから、お答えになる方は明確にお答えをお願いいたしたいと考えます。  まず第一に私鉄運賃値上げについてお尋ねをいたします。私鉄運賃の値上げについては、事情を知ってか知らずでかわかりませんが、世間には賛成する者もあれば、反対する者もあるようでございます。私はその目的が輸送量の増加あるいは輸送の安全の確保ないしは設備の改善を主たる目的として運賃値上げがなされたものであるとするならば……

第31回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1959/02/27、28期、自由民主党)

○上林山分科員 午前中島上、田村両分科員からきわめて参考になる住宅問題についての質疑がございましたので、御両氏がお触れにならなかった一、二の点について、私は建設大臣その他にお尋ねをしてみたいのでございます。  建設省においては毎年住宅の数をふやし、あるいは質の改善に意を用いられて非常に御心配になっておることは、われわれ具体的事実についてよく承知をいたしております。言うまでもなく住宅政策のねらいは、中産階級及びそれ以下の低所得者を対象として考えなければなりませんし、かつまた燃えない住宅、ことに大都市においては燃えない住宅というような方面に意を用いて、住宅政策を進めていただかなければならぬのではな……

第31回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1959/02/28、28期、自由民主党)

○上林山分科員 郵政省所管について、数項目ぐらい質疑をしたいと思って準備しておるのですけれども、時間の関係もあるそうでございますから、そのうちの二、三の点についてこれから質疑をいたしてみたいと思います。  まず第一点は、御承知の通り、皇太子殿下と正田美智子さんが四月十日に御成婚の式をあげられるということで、国民ひとしく心からお喜びをいたしておるわけでございますが、これに関する記念切手の問題について、あらゆる角度から要望なり希望なりが出ておるようでございます。私は、こういうことは普通の記念切手とは違って、それこそお互いの一生の間に何回あるかわからぬというほどの機会を記念する記念切手でございますの……

第31回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1959/02/28、28期、自由民主党)

○上林山分科員 残念ながら時間の制約があるようでございますので、私はきわめて要点だけを二、三お尋ねしたいと思います。  まず文部大臣にお尋ねしたいのでございますが、御承知のように日本の教育は、国あるいは公共団体、こういうような方面が、ことに高等学校以上は約半分、それ以外の私学がこれまた約半分というふうに、大体経営主体が二分されておるということになっておるのでございますが、もしそれ、国が財政的に非常に恵まれておれば、義務教育制度のいかんにかかわらず、高等学校、大学まであまねく教育の機会均等があるようにしてやるのが、最高の理想でありますけれども、これが財政的その他の都合でできない、こういうことにな……

第34回国会 予算委員会公聴会 第1号(1960/02/17、28期、自由民主党)

○上林山委員 山屋公述人にお伺いいたします。ただいまの公述を承っておりますと、三十四年度の中小企業関係の予算に比べて三十五年度の予算はそれぞれでこぼこはあるが相当増額されておる。これはけっこうであるが、その中で特に留意していただきたい点は、中央会に対する助成金が非常に少ないという御指摘でございました。これは公述にもありました通り、指定的な補助を組んで一千数百万円増額しているわけでありますが、あなた方がほんとうに要望されておる額は、これぐらいあったらこれぐらいの建設的な仕事ができるのだという、そのめどは一体どの辺にあるかという点が一点。  第二点は、小企業金融公庫の増額も四十億円あった、あるいは……

第34回国会 予算委員会公聴会 第2号(1960/02/18、28期、自由民主党)

○上林山委員 ただいま佐藤公述人の公述を承りましたが、一、二不明瞭に聞こえた点がございますので伺っておきたいと思います。  現在は、国民の世論を背景にして政党ができて、その政党が内閣を担当しておるいわゆる政党内閣であるということは御承知の通りでございます。そこで区々たる圧力団体とかあるいはあとからの復活要求がどうであったとかいうような点については、新聞やその他でいろいろ批評を受けておりますから、こういう点は是正できる点は是正しなければならぬと思いますけれども、いわゆる本筋は、予算の編成権は言うまでもなく政党出身の大蔵大臣にあるわけであります。そこで、国民の世論を背景にしてできておるいわゆる政党……

第34回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1960/02/24、28期、自由民主党)

○上林山分科員 私は、まず第一にお尋ねいたしたいことは、政府がよく御承知の通り、日本の不幸というものは、いろいろありますけれども、第一に台風等による天然の災害、第二には交通事故による災害、第三には火災による災害、これはほかの国に見られる損害よりも、わが日本の損害の方が大きいことは、これはよく御承知だと思います。私は二、三年前にも、分科会で特にこういう問題を取り上げて、政府を督励申し上げたことがあります。  その一つは、交通事故の防止というものが、ある程度やりながらも不徹底であるから、政府に対策本部を設けて、交通事故の防止というものを徹底的にやらなければならぬというので、各関係省を動員してその対……

第34回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1960/02/25、28期、自由民主党)

○上林山分科員 運輸大臣から、特に港湾関係の予算が五十億四千何がし純増されてという御説明がございました。特に純増というところに非常に力が入ったようでございますが、私どももこういう点については、大臣初め政府の非常なる努力を多とするものでありますが、私はそういうような大きな問題から、分科会でもございますので、かねて日陰になっておるような問題をできるだけ取り上げてみたい、こういうように考えます。  まず第一点は、私が当委員会で二年前に指摘した問題で、大臣は直接あるいは御存じないかもわかりませんが、国鉄の財産の管理あるいは整備というものがきわめてずさんである、こういうことで、帳じりがそのときにおいて評……

第34回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1960/02/26、28期、自由民主党)

○上林山分科員 私は外務大臣と農林大臣おそろいの上で質疑をいたしたいと思っておるわけでありますが、農林大臣がお見えになっていませんが、水産庁長官がお見えになっておるようですから、まず私は水産庁長官に最初お伺いをいたしてから、外務大臣その他へ質疑をいたしたいと思います。  木原委員から日韓関係について適切な質疑が繰り返されておるようでございますが、私もこのうちから一、二だけ捨い上げてまず伺いたいと思います。  第一に、現在韓国に抑留されておる漁民は幾らであるか、なお抑留されておる船舶は何隻か、この点をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 韓国は、御承知の通り不法なる竹島の占領をやるとか、あるい……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 逓信委員会郵政事業に関する小委員会 第1号(1961/05/31、29期、自由民主党)

○上林山小委員 私は、本国会始まって劈頭に、郵政当局に対して御注文を申し上げておいたのでございますが、それは長い間懸案になっておる、しかも関係者が非常にその実現を要望しておるところの簡易郵便局法の改正についてでありました。当時この法案は、国会の事情を考慮しつつできるだけ早目に出すようにしなければならぬ、もしいろいろな事情で早目に出すことができないならば、次善の策を立てて、そしてこれらの強い要望にこたえなければならぬではないか、こういう意味で私が取り上げたのでございましたが、それに対して郵政当局は、できるだけ出すように努力をしたい、しかしもし改正案を出すことができない場合は、要望の線に沿って努力……

第38回国会 予算委員会公聴会 第1号(1961/02/16、29期、自由民主党)

○上林山委員 先ほどの遠藤公述人にも伺いたいと思っておったのですけれども、時間の関係で御遠慮したのですが、適当な機会だと思いますのでお尋ねいたしたいのは、先ほどの質問と大体方向を一緒にしておるのでございますが、まず予算の編成過程ないしは技術がまずいじゃないかという議論がごらんの通り行なわれているわけです。そこで政府の原案というのは大蔵省の原案をすなおに原案と見るのか、それとも、総理が内閣を統率しておるわけでありますから、総理が主宰する閣議決定が政府原案であるのか、まだこの見解をつまびらかにしていないようでございますが、これをどういうふうにごらんになるのかというのが第一点。  第二は、言うまでも……

第38回国会 予算委員会公聴会 第2号(1961/02/17、29期、自由民主党)

○上林山委員 中林公述人に一、二お伺いいたしてみたいのでございますが、ただいま長谷川君の質問で、私の質問も半ば尽きたわけでありますけれども、まず一点として伺いたいことは、地域、職域を通じて生活協同組合を強化していく、それについては国としてもそれぞれの施策をとらなければならぬ、ここまでは私ども一応了承できるのでありますが、さらにそういうふうにして統制をとり、あるいは強化をしていくことになりますと、現実の問題としては中小商工業者と競合するわけです。そこで中小商工業者を蚕食していってもいいとはおっしゃらないけれども、何らかそこで話し合いなり、中小商工業者は商工業者独特の立法助成をして強化していく、こ……

第38回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1961/03/01、29期、自由民主党)

○上林山分科員 まず最初にお伺いいたしたいのは、国際空港に関連してでございます。三十六年度もまた国際空港を整備するために必要な経費として、十八億二千百四十万円を計上しておるわけでございますが、ただ単に東京と大阪の国際空港に充当するための費用に見られるのであります。日本も終戦後立ち上がりがおくれたために、航空事業は遅々としてはかどらなかったのでありますけれども、ようやく充実の方向に向かっておるわけでありますが、御承知の通り国際的な航空路の開設あるいは延長、こうしたような問題とあわせて、日本の国際空港というものは、東京と大阪だけに一応重点を置くことはわかるけれども、近い将来――あるいは三十六年度、……

第38回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1961/03/02、29期、自由民主党)

○上林山分科員 私はまず第一に郵政大臣にお伺いしたいので、ございます。それは別の機会でも郵政大臣に要請をしておいたわけでありますし、なおそれとあわせて大蔵省に対しても要請をしておいたのでございますが、それはいわゆる金利を引き下げるために今回政府がそれぞれ政策をとられたのでありますが、その一環として郵便貯金の利子の引き下げもやられる準備をしておられるわけでございます。言うまでもなく、郵便貯金は普通の銀行預金とは違いまして、その集められる階層が国民大衆、いわゆる庶民大衆であるということと、集められた金がまた地方公共団体その他の事業に使われていく、あるいは政府の財政資金となっておる。こういうようなこ……

第40回国会 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第4号(1962/02/28、29期、自由民主党)

○上林山小委員 今、局長の答弁やら事務次官の答弁を聞いていると、僕がこの問題を予算の分科会で質問したときの答弁とニュアンスが食い違っている。だから、順序は少し逆になるけれども、この機会に是正をしてもらっておかぬと、もちろんその結論は、ほかの委員諸君からも私どもからも質疑をさらにしますけれども、この段階でそこがきまらぬと、ほかの技術的な問題を聞いてみたって、これはただ審議がうまくいったというだけのことになるというので、私は一言聞いておきたいのですが、今竹内委員に対する答弁では、ただ青写真を目標にして進んでおるかのごとき印象を受けた。私の質問は、再免許の時期がきておる、この再免許の時期にFMの免許……

第40回国会 予算委員会公聴会 第1号(1962/02/13、29期、自由民主党)

○上林山委員 少しばかり詳しくお尋ねいたしたかったのですが、時間がないそうで、一、二点だけ要点をお尋ねしておきたいと思います。  大島公述人の最初の公述を聞いておりまして、質問の点が非常に多かったわけですけれども、だんだん質疑応答をかわしていく間にその疑点が少なくなりまして、われわれもあなたの公述が非常に穏健にして適切であるかのごとき印象を受けて参りました。  その中で、ことしの農林予算は二千四百五十九億円だが、これは確かに三一%当初予算に比べてふえた、補正後に比べて一一%ふえた、しかしながら内容を検討すると予算はふえたけれども批判すべきものがある、こう言っていろいろ御説明になったのであります……

第40回国会 予算委員会公聴会 第2号(1962/02/14、29期、自由民主党)

○上林山委員 まず村松公述人にお伺いいたしたいと思います。  御承知の通り、お述べになりましたように、中共の工業化促進のために農業の問題が非常におくれておる、そのために飢饉等も伴って非常に中共は困っておる、確かにその通りであると思いますが、この前香港に参りまして、中共木上が非常に飢饉であるというので、台湾等から小包その他の方法で、香港を経由して、盛んに食糧その他が送られておる現状を私はまのあたり見まして、確かにその通りだと思うのでございますが、この農業の遅れというものが単に飢饉だけによって起こったものか、これも一つの原因でありますけれども、先ほど前提に述べられたやはり工業化促進があまりに急であ……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1962/02/20、29期、自由民主党)

○上林山分科員 時間の関係で、まくら言葉をやめて、さっそく本論に入って質疑をいたしたいと思います。  政府が、三十七年度の予算において従来からの方針を踏襲して減税をやられたこと、ことに新機軸を出して減税をしたことは、いろいろな見ようがあろうけれども、私は、一歩前進である、こういう意味において、本問題に関しましてはそれぞれ御苦労のほどがわかるつもりでございます。そこで、これが多いとか少ないとか、あるいはもっとこういう方面にやったらどうかということはさておきまして、せっかく所得税、特に酒税、物品税、入場税、こうしたような方面に減税をしたことは、これは税の本質からの改正もさることながら、二面、インフ……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1962/02/22、29期、自由民主党)

○上林山分科員 国会の問題はあまり当委員会で論ぜられないのでございますが、きょうはこういう問題が取り上げられて、私は非常にけっこうであった、こう思うのであります。  事務総長は当委員会に出てくることを避けておられるようでありますが、それはどういうわけでございますか、お答えを願いたいと思います。
【次の発言】 われわれは何もあなたをいじめようという魂胆は何もないのです。お互い国会の運営のために、あるいはもろもろの問題のために、それぞれ楽屋裏ではやっておるわけだけれども、やはり当議場を通じてお聞きしなければならぬようなこともたくさんあるわけです。しかし時間の関係でそういう問題は適当な時期にまた申し……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1962/02/19、29期、自由民主党)

○上林山分科員 時間を制限されたので、二、三の問題について重点的に発言したいと思います。  私はまず第一に消防関係についてお尋ねをしておきたいのであります。本問題については当委員会において私は年来それぞれ主張してきた関係もありますので、そういう関係から三十七年度の予算編成に対しては相当自治省としては新機軸を出しておる面も見られないではない。しかしながら、これをもってしてはあなた方の理想とする消防の拡充強化ということはむしろ不可能に近い。あるいは十年かかってもその希望を満たすに至らないだろう、こういうふうに私は率直に考えるのであります。そういう見地からまずお尋ねをしておきたいことは、あなた方は日……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1962/02/22、29期、自由民主党)

○上林山分科員 大臣が来るという約束だが……。
【次の発言】 基本的な問題は大臣が来てからにいたしますが、それ以外の問題について、二、三質問をいたしたいと思います。  第一点は、航空関係でございますが、航空関係で現在外国人パイロットを何人使っておりますか。
【次の発言】 外人パイロットの待遇と日本人パイロットの待遇の差は、どれくらいになっておりますか。
【次の発言】 月に、外人パイロットが最高七十万、最低四十万、日本人パイロットは最高二十九万五千円、最低七万五千円、こういうように非常な開きがあって、日航はそれほど経営がいいのか、悪いのか。どれだけ国が投資をしておるか。こういうことはもう序論でご……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1962/02/23、29期、自由民主党)

○上林山分科員 政府の一部あるいは国会の一部には、公共事業に対して消極的な考え方を持った人もなきにしもあらずでありますが、今回建設省が昨年度に比べて七百五十八億、特別会計で百七億という大幅の予算を編成されたことは、私は大臣初め事務当局諸君の御苦労を多としているものの一人でありますが、しかし、これでもまだあれもやらなければならぬし、これもやらなければならぬしという問題は相当多いのでございまして、やがて七、八月になりますと、三十八年度の予算の内輪の大綱というものもきめなければならぬ段階であるかと思いますから、さらに遠慮せずにこういう方面の最善の努力をまず期待しておきたいと思います。  そういう前提……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第7号(1962/02/26、29期、自由民主党)【議会役職】

○上林山主査代理 午前の会議はこの程度にとどめ、午後一時五十分まで休憩いたします。    午後零時五十六分休憩
【次の発言】 私は郵政省関係の予算について質疑をいたしたいと思いますが、時間の関係で、たくさんありますけれども、大部分は逓信委員会に譲ることにいたしまして、きょうはその二、三の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  郵政省の予算は、実体的に見ますと、前年度の予算に比べて百八十二億四千六百万円、一〇・五%の増加となっておるわけで、その中にはいろいろな問題があるが、なかんずく業務運営費とか郵便局舎の建設費に漸増が見られるようでございます。二の点一歩前進した予算である、こういうことが……

第40回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1962/02/20、29期、自由民主党)

○上林山分科員 外務大臣の立場は、私はよくわかっておるつもりであります。同時に、国会議員がどんな立場にあるかということもあなたは御承知かと思うわけであります。そういうような、話せばわかる間にありますけれども、どうしても当議場を通じてお尋ねしておかなければならない重要な問題があるわけでありますので、これからお尋ねをしていきたいと考えます。  まず第一点は、外交は、言うまでもなくすべてのものが外交なんですけれども、簡単にこれを分けますと、一般の外交と経済外交に観念的に分け得ると思います。私はその意味では、一般の外交も、また経済外交も、それぞれ特徴を持って、それぞれ重要であると、こういうように前提と……

第40回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1962/02/22、29期、自由民主党)

○上林山分科員 時間を十分いただいて、あす質疑をいたしたいと思いましたが、主査がぜひきょう済ましたいから簡単にやってくれ、こう言うので、二点だけしぼってお尋ねをいたしておきたいと思います。  厚生大臣初め、事務当局にしろ大蔵省にしろ、それぞれの立場があるのだが、社会保障に関しては、確かに一歩前進したと私は思っておる。しかしまだまだ足らないものが相当ある、こういうように思いますが、そういう観点からまずあけたいことは、福祉施設にいるところのことしの中学校卒業生が全国で何名おりますか。まずこれを伺いたい。
【次の発言】 これくらいのことは、大臣はともかくとして、ここにおられるほかの局長も知っておらな……

第40回国会 予算委員会第二分科会 第7号(1962/02/26、29期、自由民主党)

○上林山分科員 私は文部省所管について若干質疑を試みたいと思いますが、三十七年度の予算を見ますと、文部省としては初等中等教育の改善充実、なかんずく教科書を無償とする方針を確立したこと、さらに、科学技術教育の振興に一段と力を入れておること、さらには、国立学校の拡充整備、国立文教施設の整備等、従来になく非常に積極的な予算を組んでおる点は、私は率直に文部大臣ほか文部省の努力を多としていい、こういうように考えるのでありますが、どちらかといえば、教育の谷間にあるといいましょうか、あるいは国の立場から見て比較的日の当たらぬ場所にあるといいましょうか、そうしたような方面にも、従来に比してこまかく御配慮を願っ……

第43回国会 逓信委員会電気通信に関する小委員会 第2号(1963/03/09、29期、自由民主党)

○上林山小委員 六十六条の解釈について、ただいま問題になっているようであります。郵政省の監理官の答弁は、私は少し聞きとれなかったのですが、聞きようによってはあいまいに聞えたのだが、ただいまも公社の方から答弁する通り、すでにこの条文によって事業を開始しておるケースもあるのだ、こういうこともあるのですが、あなたの今の答弁は、大体これで間違いないようですけれども、もう少し検討してみたい点もあるようである、こういうふうに聞こえたんだが、そのもう少し検討してみたい点もあるようであるという点は、どういうことですか、明瞭にしておきたいと思う。私もこれでやれると解釈しておる。


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第3号(1964/05/22、30期、自由民主党)

○上林山小委員 お互い親しい仲で、しかも前向きの姿勢で日本の放送界をいかにすべきかというわけでございますので、見解はお互い相違するかもしれぬけれども、私は性格的に率直にものを言うほうでございますから、その点、ひとつあらかじめ含んで御答弁を願いたいと思います。  まず第一に、だれも口を開けば言論の自由、これを主張されます。当然のことだと思います。しかしその反面、もう少し良識といいましょうか、それとも大局的な見地に立って報道するというような心がまえといいましょうか、その点が足らないのではないかと、私は多くの疑問を持っております。  そこで、お出しになりました番組の自主規制、これはわれわれだけで全部……

第46回国会 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第5号(1964/06/03、30期、自由民主党)

○上林山小委員 私はただいま四名の参考人の方からそれぞれ意見を伺いましたが、四名の方々のおっしゃるように、確かにラジオ、テレビは一つの文化である、何ものからも規制されることはないんだ、そしてよりいいものをつくっていけるんだ、こういう非常に自信に満ちたお話で、私どもさもあらんと思って、かねてから北條さんの「虹の設計」とか、あるいはまた、ことに淡島千景さんなどが関係した「花の生涯」などのテレビを拝見いたしまして、この点同感であります。  ただ、そこで、日本のテレビ、日本のラジオというものは幾変遷を経て、確かに向上の一途をたどっておるわけですが、いまだに低俗なものがある。あるいは一時はテレビ・ラジオ……

第48回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1965/02/24、30期、自由民主党)

○上林山分科員 日本の行政は頭でっかちで、しり細りであると俗にいわれていますが、法務省所管で、私は、そうではなくして、末端に血の通う行政をやっていただいておるものに登記所があると思います。これは私はりっぱな制度だというふうに考えておるわけでございますが、とかく行政機構の改革、こう言いますれば、一番やりやすいところからやってしまって、やりにくいところはあと回しになる。言いかえますと、頭の大きいほうにはあまり手を触れないで、抵抗力の弱い、小さいところに手を触れてしまう。こういうことになりがちでありました。私はただいま党の行政機構調査会の副会長をやっていますが、各省のいろんな行政機構の改革の話を聞き……

第48回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1965/02/24、30期、自由民主党)

○上林山分科員 日本の行政は、どちらかといえば頭でっかちでしり細りといいますか、言いかえますと、末端に血の通う行政があまり行なわれていない。これは郵政大臣に限らず、各国務大臣が所管事項についてよくお考えにならなければならないポイントの一つだと私は思います。  そういう視野に立って郵政事業所管をながめてみますというと、末端に血の通う行政の一つとして簡易郵便局があり、あるいは農村公衆電話がある。この二つの事業は、当局としては、郵政省に限らず電電公社に限らず、あまり重きを置いた考え方を従来していなかったわけでありますが、幸い、最近に至っては、これに対して非常に思いやりを持って、それぞれ仕事をしておら……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1965/02/26、30期、自由民主党)

○上林山分科員 私は消防関係について、特に質疑を試みてみたいのであります。消防とこう一口に言いますけれども、これは火災が起こったときは、ひどいときは命がけで防火につとめなければなりませんし、火災のないときは火災がないようにという予防のために、これまた苦労しておるわけです。ことに災害基本法ができてからは、水害あるいは風水害、あらゆる災害に対しても法の規定するところによって、それぞれ広範なるむずかしい仕事をしておるわけです。しかるにこれに物質的にも精神的にも十分に報いているかというと、私は必ずしも十分に報いていない、こういうように考えまして、従来からこういう問題について政府にも再三要望してきた一人……

第51回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1966/03/01、30期、自由民主党)

○上林山分科員 文部大臣にまずお伺いいたしたいのですが、放送が文部省にとってもきわめて大事な役割りをしつつあるということは、御承知のとおりでございますが、政府は、近く今国会に放送法の改正を提出すべく準備中であるということを私どもも承っております。これに対しまして、文部大臣は自分が所管する立場から、放送法の改正に何らかの意見を具申されたか、あるいは担当大臣等とこの問題について御協議をなさったかどうか、この点をまず伺っておきたいのであります。
【次の発言】 文部大臣の一応のお考えなり、一応の所管事務を郵政省あるいは放送協会、放送連合等へいろいろ御連絡になったということは、いまお話の中の高等学校の通……

第51回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1966/03/01、30期、自由民主党)

○上林山分科員 ただいま兒玉君から政府に質疑を通じて強い要望のございました特殊土壌法の事業進捗状況、並びに特に南九州などにおいては、その事業量が政府が答弁せられるのとは違った強い要望があるという事実、これから考えまして、できるものならば時限のきた場合に政府のほうでもっと精密なる御調査をせられると同時に、これが時限立法の処置を、少なくともあと五年くらいはとるべきではないか、こういうように考えるものでございます。瀬戸山建設大臣は、私らとともに、本法案を議員立法の手続によって、議会で難儀をして通した経験を持っておられる人でありますから、多く説明しないでも、この問題についてはわれわれ以上に理解を持って……

第51回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1966/02/26、30期、自由民主党)

○上林山分科員 私は与党である関係上、予算委員会の本委員会で発言の機会がございませんでしたので、本分科会で大蔵大臣外各位に若干質疑を試みたいのであります。  まず第一は、御承知のように不況である、あるいは物価高であるといわれながら、また確かにその一面がありながら貯蓄が順調に伸びているのは一体どういうところに原因があるのか、あるいは政府はその実態をどういうふうに把握しておるのか、この点を率直に、この議場を通じて国民がわかるように説明せられることが必要ではないだろうか、こういうふうに私は考えるのであります。御承知のように、昨年の十二月の貯蓄の状況を見ますと、当座預金を除いて、一昨年に比べて約二九%……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 予算委員会公聴会 第1号(1970/03/03、32期、自由民主党)

○上林山委員 ごく簡単に断片的に少しばかりお伺いしておきたいと思います。  まず正木公述人にお伺いいたしたいのですが、日本の消費物価は国際的に比較してみて特徴のあるものかどうか。たとえば消費者物価を調べてみると下がったものもある。家庭用品のごとき下がっておる。だが野菜のごときは天候その他自然的条件で上がっておる。この物価調整をするために、たとえば野菜のごときを外国から直ちに輸入できるかどうか。非常に困難じゃないだろうか。そういう調整ができないというような日本的な特異性というものをお認めになっておるかどうか。物価が上がった、上がったというけれども、上がったという意味における内容、この点はどういう……

第63回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1970/03/12、32期、自由民主党)

○上林山分科員 御承知のように、日本が戦争に負けて、そして進駐軍が日本に来て、日本の教育というものに深くタッチをした。そのことから得たものもあるが、あるいは失ったものもあるんじゃないか、こういうことで、中央教育審議会で今後の日本の教育のあるべき姿を再検討しておられるのだろう、こういうように思うわけですが、これはきわめて大事なことで、私は積極的に賛成をしておる一人でございます。  そこで、その一環として、今回文部省で新構想大学の費用を一千二百万、それから郵政省のほうで放送大学の調査費を三百万組んでおるのでございますが、私は、これもまた考え方としては一つの前進だと思うのです。ただ、これを推進してい……

第63回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1970/03/12、32期、自由民主党)

○上林山分科員 けさの新聞を見ますと、新幹線網の法案要綱がきまった、こういうふうに報ぜられておりますが、これはかねて国民の要望もあり、かつまた、自民党としても積極的にこの問題を取り上げてきたのでございますが、この点について、大臣がせっかく御出席でございますので、一、二要点を伺っておきたいのは、私は、高度成長があと十年たつとたいへんな勢いで伸びてくるし、かつまた、国民の所得も非常に増加するという見通しは、常識のある者ならばだれでも想像できる点ではないか、こう思うのであります。だから、それを踏んまえて、この程度の新幹線網をつくるということは、あながち実情に即しないものではない。見ようによっては、前……

第65回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1971/02/19、32期、自由民主党)

○上林山分科員 与党は分科会でもなければなかなか発言の機会がないので、この際、質疑を若干いたしたいと思いますが、まず第一に、放送大学に関する調査に必要な経費が組まれておるようでございますが、われわれも昨年末のこの問題に対する若干の情勢は承知をしておりますが、その後、文部省、NHKあるいは郵政省がこれにどういう役割りを果たしているかは別として、その間にどの程度の調整といいますか、あるいは歩み寄りといいますか、ことに電波をどこに免許するかというような問題、そういう問題についての現段階における情勢とその見通し、非常に困難なのか、あるいはある程度曙光を見出したという段階なのか、その辺をひとつお聞かせ願……

第65回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1971/02/22、32期、自由民主党)

○上林山分科員 政府が道路問題に対して非常に積極的に予算を組んで推進しておることにまず敬意を表しますが、なかんずく、五道の問題に対しても、最近急ピッチで、重点的に施策を推進していることも、また力強く感じております。私は、その五道のうちの一つである九州縦貫道路に関連して、少しばかり要望をかねて質疑をいたしたいと思っております。  九州縦貫道路は、いま用地買収や工事をそれぞれ場所場所によって進めておるわけですが、九州の南部、特に鹿児島県に関する部分について強く要請したいことは、これと重要な関連を持つ大型空港が昭和四十七年に完成をして、飛行機はもう飛ぶようになるわけです。同時に国体が、ちょうどこれと……

第65回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1971/02/24、32期、自由民主党)

○上林山分科員 私は、運輸大臣が積極的に政府部内や大蔵省とよく折衝されて、そして総合交通政策に筋を一本入れた、そのスタートに一本筋を入れてきたという点に対して、まず与党らしく敬意を表しておきたいと思います。  そういうような観点から、順次質疑を試みますが、その中で、新港湾の整備五カ年計画あるいは新空港の整備五カ年計画あるいは国鉄新幹線の新たなる追加出発といいましょうか、そういうような問題について総合的にスタートしたことになると思うのでございますが、ここでひとつ考えてもらわなければならないことは、陸海空の総合交通政策の上から見て、ただ一見したところでは、縦割りの運輸省所管に属する問題だけを取り扱……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

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