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坪内八郎 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

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このページでは坪内八郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。坪内八郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 運輸委員会 第18号(1949/05/13、24期、民主自由党)

○坪内八郎君 この紹介の件につきましては、私どもの先輩長崎縣選出代議士故本田英作代議士が相当力を入れて、ある程度の了解を求めておつた、また得ておつたということを承つておつたのでありますが、突然昨年本田英作代議士がなくなつたために、その後の交渉が絶えておるような状態であります。そこで本田英作氏の霊に報いるためにも、どうしてもこの請願を採択していただき、かつ実現方を願いたいために、私が再び紹介議員として、皆様に御審議をしていただくことになつたわけであります。簡単にその理由を御説明申し上げます。  大字長里は小長井村の一部として、東西十四キロ、南北八キロ、面積百平方キロの扇形をなす廣大な村の面積の約……

第5回国会 運輸委員会 第19号(1949/05/14、24期、民主自由党)

○坪内八郎君 私と同じ選挙区の岡西君が都合によつて出席しておりませんので、私がかわつて御説明申し上げます。この請願はすでに本省政府委員側におきましては、十分計画の内容を御承知のことと存じます。この計画は運輸省の下関地方施設部において計画されたものでございまして、地方の縣議会はもちろん、町村議会におきましても、これを議決されております。さらにまた九州、四國あるいは中國の町村会ブロック会議においても、これが取上げられまして、議決されておる重要な請願なのであります。その請願の趣旨を簡単に御説明申し上げます。本請願の要旨は、運輸省は長崎より茂木、日見、矢上を経由して、喜々津に至る路線を計画している。こ……

第5回国会 運輸委員会 第20号(1949/05/16、24期、民主自由党)

○坪内八郎君 どうもありがとうございました。愼重に御審査の上、御採択をお願いいたします。

第5回国会 逓信委員会 第2号(1949/03/25、24期、民主自由党)

○坪内委員 ちよつと遅れましたので聞き漏らしたのですが、大臣にお伺いしたいと思います。けさの新聞に例の電話公債のことについて何かはつきりしたことが出ておりましたが、あの経過について伺いたいと思います。公債法が本月をもつて終りになるから、將來は千八百円で電話取付ができるのだということがはつきり新聞に出ておりましたが、あれはほんとうかどうか、大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 大臣のお話はほぼ了承いたしましたが、今日の新聞では、ほぼこれは決定しておる、建設予算の点もこれはほぼ見面しがついて決定しておるというので、はつきり大きな見出しで新聞に出ておるのでありますが、電話建設につきましては全國の需……

第5回国会 逓信委員会 第6号(1949/04/22、24期、民主自由党)

○坪内委員 逓信行政のことについて大臣に質問がございますので、この際一言お尋ねしたいと思います。この前の委員会のときに高塩君から大臣に対しての質問がありまして、電話とか新設の局などの施設をする場合、その費用を地元で負担する場合は許可するのだというような大臣の御答弁でありまして、まことに意を強くしたのでありますが、この場合地元が費用を負担するというのは、私の考えでは、おそらく創設費のみ地元で負担するというのが、地元民の意向じやないかと思うのです。それで経常費は逓信省が持つことを前提としているのか、從つてこれによつて生ずる人員とか、あるいは予算面をどういうふうに考えているのか。あるいは來年度におい……

第5回国会 逓信委員会 第12号(1949/05/11、24期、民主自由党)

○坪内委員 諸吉本村の請願の紹介議員は西村久之でありますが、同君は水産委員会でただいま重要な審議をしておりますので、私からかわつて請願の理由を簡單に御説明申し上げます。  本町は諸吉、深江の二大字からなり、壱岐郡の東北端に位し、東北は玄海洋に面し南は内海十有余町を隔てて石田村に境し、西北は那賀村に、北方の一部は海を隔てて箱崎村に接す。その廣東西二里、南北三里あり、しかして漁業場の根拠地である。八幡浦は東端一里以上海岸に突出し、一孤島の観ある地にして、戸数百余戸、人口五百有余の漁民部落にて、加之町内本村、南の両触百五十余戸、石田村山崎及び筒城の百五十余戸の隣接地にて、常に他管漁船の出入また頻繁を……

第5回国会 逓信委員会 第14号(1949/05/16、24期、民主自由党)

○坪内委員 私がお尋ねしようという点に関連して、ただいま飯塚君からの質問がありましたが、私は地方議会におつて経験もありまするが、大体御承知の通り、今地方の公共團体はほとんどその行政事務が手一ぱいであるというか、各位の御承知の通りの現状でありますので、おそらくこの簡易郵便局をその公共團体に取扱わせるということになると、結局これは手が足りないということになることは、火を見るよりも明らかであります。そこで人を雇うということになるだろうと思います。そうするとわれわれは、わが民主自由党の政策として、行政整理を一枚看板として機構の簡素化をはかろうとするやさきに、かようなことにおいて人がふえることになるので……

第6回国会 運輸委員会 第2号(1949/10/31、24期、民主自由党)

○坪内委員 この法律の改正の要点の中で、所有者がその船舶の変更をする場合に、いわゆる変更登録とか、あるいは船舶の書きかえを申請した後にあらざれば、航行することができないというようなことになつておりますが、所有者が申請をしてどのくらいの期間がたつてから航行ができるのですか。その期間について伺います。
【次の発言】 書きかえの申請さえすれば、ただちに航海できることになつておるわけですね。

第6回国会 運輸委員会 第3号(1949/11/12、24期、民主自由党)

○坪内委員 この機会にちよつと大臣にお尋ねしたいと思います。この法律の改正要点は、申すまでもなく公共の福祉を増進することを目的とし、さらにまた独立採算という観点から、この改正法案となつたと思います。従来の運輸行政の面を考えてみますと、従来の手持の路線を能率的に運営するとか、その他サービスをよくするとか申しましても、ほとんど公共の福祉にならない。山間僻地は何らそういつた恩点に浴しないということになりますので、この機会に会計関係その他のいろいろな事情から、将来どうしても新規の事業を計画するとか、あるいは改良線を計画するとか、あるいは充実するとかいうことにならなければ、とうてい公共の福祉にはならない……

第6回国会 運輸委員会 第13号(1949/11/26、24期、民主自由党)

○坪内委員 ちよつと荒木政府委員にお尋ねしたいと思います。この警察官の増員ということについては、関係方面にもいろいろ問題があり、またいろいろなことを言うし、さらに日本の自治警察と国家警察との制度上の欠陷が、先ほど委員長からお話があつたように、犯罪捜査に大きな支障を来しておるというようなことが、いろいろ問題になつております。樋貝大臣もこのようなことについて言明されておりますが、そういう増員というようなことについて、数字の了解があつたのですか。
【次の発言】 相当時間も経過いたしましたので、簡單にお尋ねいたします。私の質問は、日本国有鉄道の所有地内にある日本通運株式会社の施設の処理等に関する法律案……

第6回国会 郵政委員会 第6号(1949/11/22、24期、民主自由党)

○坪内八郎君 この請願はよく請願したけれども、非常に深刻な請願なのであります。この長崎県の西彼杵郡川原村は私の隣村でありまして、請願の趣旨にも書いてありますように、大体戸数が五百、人口が三千余りあるわけであります。非常に郵政事務が多くて、現存隣村に行つて、いろいろな郵政関係の事務をやつているというような実情でありますけれども、並んで行列をつくつてやつているというような実情であつたために、たまたま今年の十一月から発足いたしました簡易郵便局も熊本郵政局でいの一番に取上げて、この川原村に簡易郵便局を設置したというような実情のところでありますので、ぜひこの委員会でも請願を採択していただくと同時に、関係……

第7回国会 運輸委員会 第12号(1950/03/22、24期、自由党)

○坪内委員 具体的ないろいろな質問事項につきましては、次々の委員会に譲ることといたしまして、この際ちよつとお伺いいたしたいことがあります。この旅客運賃の値下げにつきましては、われわれも賛成でありますが、この値下げによつてサービスの点はどうなりますか。今でさえサービスがよくないのに、この点をどういうように考えておるか。たとえばここに前田議員もおられますが、東京、鹿児島間の下り、上り急行等の一、二等の客車はしごくよい。しかるに私ども常に長崎から上京するのでありますが、長崎の急行ときたら、二等の手洗いの水も出ないというふうに、非常にサービスが悪いのであります。こういう点、一体同じ條件をとりながら、長……

第7回国会 運輸委員会 第17号(1950/03/29、24期、自由党)

○坪内委員 地方税のことにつきましては、今荒木政府委員からいろいろ説明があり、各委員の御質問がありましたが、私は関係方面との折衝の内容を、もう少し速記をとめてでもお聞きしたいと思います。附加価値税については今の説明では、これは国民があげて重大な関心を持つておりますが、百分の四を三・五に引げる。GHQの関係方面と折衝したけれども、できなかつたという御説明であります。固定資産税については、国内的には意見の一致を見た。あるいは車両税などを設けて折衝したけれども、これもだめだ。あるいは電気、ガス税については、造船事業関係は免税してもらいたいということを関係方面に折衝したけれども、ただ單にだめであつた。……

第7回国会 運輸委員会 第18号(1950/04/01、24期、自由党)

○坪内委員 ただいま政府委員から新規の路線計画、あるいはその他戰時中に中止された工事、いろいろなことについてかなりの詳細な説明があつて、要領のいい話だというふうにわれわれは考えているのでありますが、この際一、二お專ねしてみたいと思います。国内では新規路線の鉄道建設計画が相当あるように思うけれども、ただいまのお話はもちろんのこと、国鉄が独立採算の建前から、採算とれない計画はしないというような方針で行くことは、CPSその他の考えもそうだということも聞いております。しかしながらあらゆる科学的な調査資料に基いて、ほんとうに採算がとれるような路線かある場合は、積極的に調査をするなり、あるいは現状をつぶさ……

第7回国会 運輸委員会 第20号(1950/04/08、24期、自由党)

○坪内委員 造船法の提案理由にも、いわゆる造船技術のすみやかな回復向上をはかるとか、あるいは技術的方面の向上とともに経営の合理化とか、あるいは企業原価の引下げをやるために、ぜひともこの法案が必要であるというような説明でありますが、御承知の通りこういつた企業原価の引下げというようなことを考えても、要は電力が重要な問題の一つではないかと思うのであります。現在においても電力事情いろいろなアンバランスによつて、生産コストが非常に高いと思う。そういつた不均衡な造船所が全国にも多々ある。特に九州なんかの造船所は、この電力事情のいかんによつて、生産コストがずいぶん違つて来るというような大きな矛盾がある。たま……

第7回国会 運輸委員会 第27号(1950/04/19、24期、自由党)

○坪内委員 この際ちよつと参考までにお尋ねいたしておきたいと思いますが、停車場設置の件につきましては、各種の請願が出ておりますが、大体以前は、停車場を設置するには、CTSその他いろいろの関係があつて、一つの設置基準があるというようなことをわれわれ聞いたおつた。たとえば駅と駅との中間距離が七キロないしは八キロ以上なければいけないとか、あるいはときあたかも行政整理の最中だつたために、駅を設置するということになると、少くとも五名ないし七、八名の人が要る。そこで人件費その他でちよつと簡單に行かないということを聞いておつたわけであるけれども、最近でも停車場の設置について、いわゆるCTSなどの関係もあつて……

第7回国会 運輸委員会 第32号(1950/04/27、24期、自由党)

○坪内委員 委員会のメンバーのことについて、簡單に日本倉庫協会の武田君にお尋ねします。本案の第十六條に委員会のメンバーがうたわれてあるのですが、横浜並びに都の管理課長の津野君らの意見は、地方公共団体の議会から推薦する議員を一名入れてくれというような修正意見でありまして、その修正の趣旨はよくわかるのであります。横浜の方の答弁はいりませんが、武田君のお話は、私の聞き違いかどうかしりませんけれども、議員を一人入れるということは、絶対反対だというふうに承つたのであります。その絶対反対であるという根拠をもう少しお話願つて、さらにまた結果においては原案を賛成するのかどうかという点をお尋ねいたしたいと思いま……

第7回国会 運輸委員会 第33号(1950/04/28、24期、自由党)

○坪内委員 ちよつと関連して――先ほど同僚委員の尾崎委員並びに關谷委員から、この委員会のメンドーのいわゆる欠格條件についての質問がございまして、局長よりアメリカの行き方についてお話がありましたが、私は欠格條件の中に、どうしても地方公共団体の議会の議員を入れるべきだという強い意見を持つておるわけであまりす。先ほど政府委員の説明によりますると、アメリカの行き方は、そういう組織の中に地方公共団体の議会の議員を入れないような傾向にあるから、こういう措置をとつたということが、その原因の一つだというようなことを承つたのでありますが、御案内の通りアメリカにおきましては、サンフランシスコにおきましても、あるい……

第8回国会 運輸委員会 第1号(1950/07/18、24期、自由党)

○坪内委員 ガソリンの価格問題並びにガソリン税の問題につきましては、先ほど同僚の大澤委員から強い要望がありましたが、私もまつたく同感であります。この際二、三川上説明員並びに自動車局長及び關谷政務次官にお尋ねしておきたいと思います。  私が申すまでもなく、ガソリンの価格値上げの問題、あるいは税率の問題が、業界に大なる影響を及ぼすことは申すまでもないのでありますけれども、ガソリン税というものは、考え方によつては生活必需品である。従つて消費税だというように考えられる点もあるのでありますけれども、こういつた税に対しまして高価な、奢侈的な貴金属とか、あるいはゴルフ道具類といつたぜいたく品の物品税にまさる……

第8回国会 運輸委員会 第2号(1950/07/20、24期、自由党)

○坪内委員 私の質問は、問題の中心からちよつとはずれるようでありますけれども、この機会にこの燃料の配給関係について、幸い安本あるいは自動車局長も来ておりますから、質問いたしたいと思います。最近揮発油その他、運輸業界に対する燃料配給の機構がかわるというようなことを聞いておりまするが、われわれの調査するところによると、自家用にまわすところの油、あるいはトラツク、あるいはバス、あるいはいろいろの食糧輸送上の揮発の配給などが、どうも円満に周到に配給されておらない。たとえば自家用の方が、営業用より油の配給を多く受けておるというような事実も、われわれの調査では知つておるわけでありますが、この配給関係につい……

第8回国会 運輸委員会 第3号(1950/07/22、24期、自由党)

○坪内委員 ただいまの大澤委員の動議によりまして、ただいま局長からお話のありました船舶買入法についての質疑は次に讓るということでありますが、私はこの機会にこの法案と関連の深い機帆船の問題について、簡單に一言海運局長の御意見を聞いておきたいと思います。機帆船の問題につきましては、新政務次官の關谷代議士も前々われわれ運輸委員会の一員であり、わが党の政調の機帆船将別対策の委員長でありますので、新政務次官を初め、監督側の立場にある海運局長あるいは次官その他係官は、私が申し上げるまでもなく、この機帆船の問題につきましては十分御承知でございますので、重複を避けますけれども、すでに御承知の通り今日機帆船が約……

第8回国会 運輸委員会 第4号(1950/07/25、24期、自由党)

○坪内委員 滿尾委員の質問にも関連いたしておりますので、ちよつと政府委員に御質問いたしたいと思いますが、新線の路線計画につきましては、まつたくわれわれは双手をあげて賛成するものでありまして、この新規の新線計画が杜絶しておるやさき、このような計画、このような考え方を持つて来たということは、国民に対してひとしくこれは朗報でないかと思われるのであります。ところが今滿尾委員のお話に賛成するところもありますし、また私は意見を異にしておる点もあるわけでありますが、今日われわれ運輸委員、あるいは国鉄関係に、全国あらゆる地方からこの路線計画の陳情なり請願なりいろいろ出ておる。新線は滿尾委員によると、大体におい……

第8回国会 運輸委員会 第5号(1950/07/26、24期、自由党)

○坪内委員 私のお尋ねは、岡田委員の質疑と関連しておるのでありますが、この五條、九條、十條、十一條の第二号についてお尋ねしたいのであります。この点につきましては、同僚岡田委員よりお尋ねがありましたので、私は省略をいたしまするが、岡田局長のお話によると、このままの原案で行きたいというようなお話であります。すなわちその五條にうたつてある買上げ期間、申込み期間の関係から行くと、八月三十一日からいついつまでで繋船補助金が打切られ、実際の買入れ船舶の決定は十月一日ということになると、一箇月の空白をどうするかというような点でありますが、この点、附則を岡田委員の申されるがごとく修正する意思がないかどうか。こ……

第8回国会 運輸委員会 第7号(1950/07/28、24期、自由党)

○坪内委員 本請願の要旨は、港湾の施設と密接不離なものは臨港の鉄道線路である。江迎港は佐世保市を隔たる十キロにあり、資源豊富な北松浦郡の中央に位置し、交通、北松炭田の中心地であり、農産物、岩鉱積出港として有名であり、港湾改修工業の計画も着着として進んでおり、将来優秀港として期待されている。ついては、物資の移動、産業開発、交通の発達のために、臨港鉄道を敷設されたいというのでありますが、ただいま請願の趣旨を申し上げました通り、この臨港線は港湾と密接な関係がございまして、港湾の方はすでに改修あるいは港の浚渫も完了いたしまして、完全にでき上つたのでありますけれども、これと関連の深い鉄道施設がないために……

第8回国会 運輸委員会 第9号(1950/07/31、24期、自由党)

○坪内委員 私はこの際日本国有鉄道の役員の任命に関する動議を提案いたしたいと思うのであります。この動議につきましては、理事会にもお諮り願つて御了承をいただいておるのでありまするが、各委員におかれましては、御研究、御審議の上、強力なる御賛同を願いたいと思うのであります。そこでまず決議案の案文を朗読いたします。   国鉄の役員任命に関する決議案 国鉄の能率化をはかるためにこの際  一、副総裁をすみやかに補充すること。  一、副総裁は民間人を起用されたきこと。  一、理事その他役職員は民間人よりも起用されたきこと。  右決議する   昭和二十五年七月三十一日  以上が決議案の案文でありまするが、その……

第8回国会 運輸委員会 第12号(1950/10/03、24期、自由党)

○坪内委員 議事進行について……。委員長にちよつとお尋ねいたします。本日の委員会の招集は、もちろん委員長の責任のもとにわれわれ委員を招集したのだろうと思います。もつとも議事進行につきましては、理事の立場にあるわれわれも責任があることは、出すまでもないのでありますけれども、私たちははるばる南の九州の長崎からやつて来たのでありますが、今日の議事進行の運営ぶりを見てみますと、大体の議題は運輸省の機構の改正の問題である。次に運輸省所管事業に対する地方税制に関する件を審議するのであるということよつて、われわれは招集にはせ参じたのであります。本日運輸省側は次官、関谷政務次官を初め、各局長まで参り、あるいは……

第8回国会 運輸委員会 第15号(1950/11/20、24期、自由党)

○坪内委員 この高知県の大栃線の事故につきましては、当時われわれも新聞によつてわかつたのでありますが、まつたく唖然といたしたのであります。なお今日当局から詳細にわたる説明がありまして、これまたわれわれといたしましては、相当考えなくてはならないという点が多々あるわけであります。ここに三十三名の者が死亡なさつた、その霊魂に対しましても、われわれは衷心より哀悼の意を表したいのであります。なお三十名にわたる重傷者の方々が、一日も早くおけががなおられて、生業に復せられるように、これまた希望するところであります。ただいま当局の説明がありまして、なおまた地元の長野議員より、委員外発言といたしましていろいろな……

第8回国会 水産委員会 第10号(1950/07/29、24期、自由党)

○坪内八郎君 この請願の趣旨の要点のみを御説明申し上げまして、御採択をいただきたいと思います。  この請願は長崎県の西彼杵郡平島村という村の漁港を整備したいというのが請願の趣旨でありますが、大体この平島という村は漁港一本で立つておる村でございまして、長崎あるいは佐世保からは非常に離れておりまして、交通船も四日に一回通うというような、いわゆる離れ島になつておるのであります。以前は捕鯨船の漁業の根拠地とか、あるいはいわし網の根拠地であつたのでありますけれども、戦争をきつかけとし、いろいろな国の情勢によりまして、その後漁港が不備なために、非常に水産業が衰微して参つたのであります。ところがこの漁村がと……

第9回国会 運輸委員会 第1号(1950/11/28、24期、自由党)

○坪内委員 この際総裁にお尋ねしておきたいと思いますが、最近の国鉄におけるいろいろな事故につきましては、ただいま総裁からもお話がありましたが、大体国鉄の事故というものは、結果において考えてみると、いろいろな関係において事故が生ずるのだけれども、何かわれわれ国民に與える印象は、従業員の勤務ぶりの弛緩というようなこともうかがわれるのであります。京都駅の場合におきましても、わずか十五、六才の給仕のアイロンの不始末だというようなことを聞いておりますが、総裁は国鉄の総合的なそういつた事故が、一体どこにあるのかということの点について十分お考えになつて、そうしてそれを将来どういうふうな計画のもとに指導して行……

第9回国会 運輸委員会 第2号(1950/12/04、24期、自由党)

○坪内委員 新線問題につきまして、ただいまお話がありましたように、この問題は非常に魅力ある問題でございまして、各界各層ともあらゆる角度から見守つておるような状態でございますが、私はこの際五点ばかり局長にお尋ねしておきたいと思います。  その第一点は、新線建設審議会設置の問題でございます。過般来運輸省あるいは国鉄の中にも、この新線建設の審議会を設けて、具体化するというような話があつたのでありますが、その後この審議会の問題は一体どうなつたのか、われわれ委員会におきましても、先般新線建設につきましては小委員会でもつくつて、さらにそれを十分あらゆる角度から検討しようじやないかというような話も寄り寄りあ……

第9回国会 運輸委員会 第3号(1950/12/05、24期、自由党)

○坪内委員 簡単に一言お尋ねをいたしたいと思います。見返り資金の問題につきまして先ほどお話がございましたが、聞くところに上ると、最近各省の見返り資金の要請を安本でふるいにかけて、そのわくがきまつておるとい叶うようなことを聞いておるのでありますが、観光関係の見返り資金のわくはどのように決定したのか、その点がわかつたらお知らせを願いたいと思います。さらにまたこの観光事業に対する見返り資金の日銀の態度、大蔵省の態度についてお話もありましたが、いわゆるGHQの見返り資金関係のセワシヨンが、こういつた点についてどういう態度をとつているのか、この点についてお尋ねいたしたいと思います。

第9回国会 運輸委員会 第4号(1950/12/06、24期、自由党)

○坪内委員 二、三お尋ねしたいと思います。昨日われわれ地方公務員に対する政治的行為の制限を、法律によつて制限いたしたのでありますが、もちろん国鉄の職員は公務員ではありませんけれども、何か地方公務員に対して政治活動といつたものを制限した、こういつた考え方から、むしろこの法案はそれに遂行するような印象を與えるのであるが、その点どういうようにお考えになりますか。
【次の発言】 ただいま私の質問に対しまして、大臣よりまことに傾聽に値する御答弁がございましたが、地方公務員と国鉄職員、この件につきましては、非常にこれは重大な関係があると思いますので、私はさらにこれを十分検討いたしたいのでありますが、この点……

第9回国会 運輸委員会 第5号(1950/12/08、24期、自由党)

○坪内委員 この請願の要旨を申し述べます。本請願の要旨は、港湾法は港湾行政の簡素化と運営と効率増進をはかるものであるが、本法條文中にははなはだ妥当を欠く箇所があるので、これがすみやかに次の通り改正されたいというのである。(一)第一條「利用及び管理の方法」を「利用及び管理運営の方法」とすること、(二)第四條第一項中「又は予定港湾区域を地先水面とする地方公共団体」を「又は予定港湾区域を地先水面とする市町村(都の区を除く)」とすること、以上の通りでございますが、この港湾法はすでに御承知の通り先般国会を通過いたしておるのでありますが、仏をつくつて魂入れずというようなかつこうになつておりますので、なるべ……

第9回国会 運輸委員会 第6号(1950/12/09、24期、自由党)【議会役職】

○坪内委員長代理 これより会議を開きます。  暫時休憩いたします。     午後一時五十一分休憩

第9回国会 文部委員会 第8号(1950/12/08、24期、自由党)

○坪内八郎君 お許しを得まして、ちよつと発言させていただきたいと思います。  実は私の発言は、現在文部省所管になつておる大学の校舎の一部、建物、土地が、もともと地方公共団体の所有であつたから、この際もとの所有者である地方公共団体に返還してもらいたいということにつきまして、当局の御意見を伺い、かつまた御協力をいただきまして、すみやかにこの問題を解決していただきたい、かような問題なのであります。  元来、私は長崎県第一区の選出議員でございまして、この問題については非常な密接な関係があるわけでございます。と申しますのは、長崎に御承知のごとく長崎総合大学がございます。これは総合大学になる前には、長崎医……

第10回国会 運輸委員会 第3号(1951/02/09、24期、自由党)

○坪内委員 会計課長にちよつと簡単にお伺いいたしますが、先ほどの御説明の運輸技術研究所の来年度の計画の中に、騒音防止の予算を計上しておるように承つたのでありますが、騒音防止に関する予算額はどのくらい計上してございますか、お教えを願いたいと思います。
【次の発言】 この騒音防止の研究予算としての二百円十五万円は、二十五年度においてもこういつた予算があつたのであるかどうか。
【次の発言】 二、三お尋ねいたしたいと思います。まず工事経費の点でありまするが、二十五年度の工事経費のトータルは幾らであつたかということをちよつとお尋ねいたします。
【次の発言】 二十五年度の工事の総額は二百四十五億、しかも補……

第10回国会 運輸委員会 第4号(1951/02/12、24期、自由党)【議会役職】

○坪内委員長代理 玉置委員。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか。――御質疑がなければこの程度にいたしまして、次に移ります。
【次の発言】 昭和二十六年度運輸省関係予算につきまして、前会に引続き質疑を行います。質疑の通告があります。これを許します。岡田五郎君。
【次の発言】 滿尾君。
【次の発言】 黒澤委員。
【次の発言】 次に、鉄道輸送力整備計画に関する件を議題とし、前会に引続いて質疑を許します。岡田五郎君。
【次の発言】 山崎岩男君にお答えいたします。さようとりはからいます。  他に御質問はありませんか。――それでは本日はこれをもつて散会いたします。次会は公報をもつてお知らせいたします……

第10回国会 運輸委員会 第5号(1951/02/14、24期、自由党)

○坪内委員 須田部長に簡単にお尋ねいたしたいと思います。  この改正法律案の中に、罰則があるのだということになつておりますが、具体的にどういうふうな罰則を科するのでありますか。
【次の発言】 海上保安庁以外のものの行ういわゆる水路測量にあたつて、それに違反した場合は罰金三万円だということになりますと、申すまでもなく罰金は前科であるし、また海上保安庁が行う以外の水路の測量というものは、そう多くないのじやないかということも考えられますので、こういつた面は海上保安庁なり所管の省が、そういうことがないように啓蒙して行けばいいのではないかと思いますが、こういつた関係において、海上保安庁以外のものが行う水……

第10回国会 運輸委員会 第6号(1951/02/19、24期、自由党)【議会役職】

○坪内委員長代理 これより運輸委員会を開会いたします。  本日は都合によりまして、前田委員長が出席するまで私が委員長の職務を行いますから、御了承を願います。  去る十五日本委員会に付託となりました港則法の一部を改正する法律案及び海事代理士法案の両案を一括して議題といたしまして、その審査を進めます。  それでは両案につきまして趣旨の説明を願います。關谷政務次官。
【次の発言】 それではまず港則法の一部を改正する法律案につきまして質疑に入ります。江崎一治君。
【次の発言】 次に海事代理士法案に対する質疑に入ります。江崎一治君。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか。――それでは両案に対する質疑は……

第10回国会 運輸委員会 第7号(1951/02/26、24期、自由党)

○坪内委員 水先法の一部を改正する法律案について、動議を提出いたしたいと思います。ただいま議題になりましたこの法律案につきましては、ただいま提案者より詳細にわたる説明がありまして、賢明なる委員諸君は、この法律案についてことさらに疑義の点もないし、また質疑の要もないかと思うのであります。すなわち当委員会といたしましても、昨年八月に北海道を視察に参りまして、釧路港の状態も、実地についてつぶさにその実情を視察いたし、さらに請願におきましても、この案件を採決しておるというような関係もありますし、この際各党の討論によつて採決するというような煩わしい方法を用いずして、委員諸公におかれましては、これをただち……

第10回国会 運輸委員会 第8号(1951/03/01、24期、自由党)

○坪内委員 二、三点お尋ねいたしたいと思います。この法案の対象となる業務に従事する者は、全国で百三、四十名程度だというようなことを聞いておるが、こういつた少い者に対して、單独でこの法律を出すということは、どういうようなことであるのか、そういう点についてお伺いをいたしたい。
【次の発言】 そこで第一條の末尾のところに、「及び相談に応ずることを業とする。」ということがうたわれてあるわけでありますが、そうなりますと、弁護士法に抵触はしないかというようなことを感ずるのでありますが、この点はどうですか。
【次の発言】 この「相談に応ずる」という点は、鑑定や調査をしないということなんですか。

第10回国会 運輸委員会 第9号(1951/03/05、24期、自由党)

○坪内委員 海難審判法の一部を改正する法律案の第十條第三項中に、「運輸大臣」を「高等海難審判庁長官」に改めるということに改正いたしておるのでありますが、これはいかなる理由で運輸大臣をこの長官こ改めたのか、その理由をお尋ねいたします。
【次の発言】 審判官は俗にいう高等官であるか、判任官であるか、その点を伺いたい。
【次の発言】 ただいまの、運輸大臣の任命権を長官に改めた御説明は、どうも納得が行かない点があるのであります。高等海難審判庁といえども、海上保安庁のもとにあり、かつまたその指揮命令は運輸大臣の直轄下にあることは申すまでもありません。しかるに前々からの習慣といいましようか、官庁の例から行……

第10回国会 運輸委員会 第10号(1951/03/14、24期、自由党)

○坪内委員 予算関係でちよつとお尋ねいたします。新たに職業安定所を設けることになりますと、増設費あるいは人件費、そういつた関係がどういうふうになりますか、お尋ねいたします。
【次の発言】 この法案によりまして人員が増加するのでありますが、定員法の改正はこれに伴わないのであるかどうか、ちよつと伺いたいと思います。
【次の発言】 ただいまからモーターボート競走法案の提案理由を御説明いたします。  この法律案の内容は、直接には競走の施行主体、競走の運営、競走の監督等、モーターボート競走をいかにして行うかにつき規定しておるのでありますが、法律の究極の目的は、第一には、この競走の実施を通じて現下日本経済……

第10回国会 運輸委員会 第11号(1951/03/22、24期、自由党)

○坪内委員 ただいま議題となりました承認を求めるの件につきましては、先般の委員会におきましても愼重に審議をいたしまして、賢明なる委員諸君におきましても、別にこれは質疑もないことだろうと思うのであります。この際質疑、討論を打切つて、ただちに承認されんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 私はこの際運輸大臣がお見えでございますので、国鉄の運賃値上げの件のことにつきまして御意見をお伺いいたしまして、また必要が生じますれば、国鉄の首脳部に当委員会に御出席を願つて、その真備をただしてみたいと思うのであります。  すでに御承知のごとく、国鉄の最高首脳部の一、二の方々か、近き将来において国鉄の運賃の値……

第10回国会 運輸委員会 第12号(1951/03/23、24期、自由党)

○坪内委員 低能船舶買入法に基くいわゆる剰余金の件について、事務的に海運局長にお伺いいたしまして、しかる後に提案者に、あるいは海運局長にお尋ねいたしたいと思います。  すでに御承知の通り、この低能船買入法によつて、われわれ二十五年度の予算におきましては、二十七億の予算を計上して、予定通りこれを買い上げようということに相なつたのでありますが、その後朝鮮動乱を契機といたしまして、海運業界の変動により、意の如くならなかつたというような関係で、補正予算におきましては、八億そこそこの金を大蔵省に返還したというようなこともあつたのであります。海運局長にお伺いいたしたいのは、この関係が予算的にどういうふうな……

第10回国会 運輸委員会 第13号(1951/03/24、24期、自由党)

○坪内委員 私はこの際両案について、次のようなとりはからいをするよう動議を提出してみたいと思うのであります。両案の中で前者の場合は、私が申すまでもなく、提案者並びに政府当局からもお話がありました通り、朝鮮動乱を契機として、わが国の海運業界の状態からして、かかる処置をとることが妥当であるということは、賢明なる委員諸君のひとしく認識するところであろうと思うのであります。後者の件につきましては、これまた海運業界の現在の状態からして、政府が買い上げた低性能船舶をさらに元の船主側に還元をして、これを改修し、外航船舶として活用させようということも、時宜を得た処置だと私は考えるのであります。しかもこれに関連……

第10回国会 運輸委員会 第14号(1951/03/26、24期、自由党)

○坪内委員 ただいま提案されました港湾法の一部を改正する法律案につきまして、提案者を代表して簡単に提案の理由を御説明申し上げます。  御承知の通り港湾法は第七国会において制定され、次いで本年一月十九日に政令が交付されまして港湾管理者の設立について、着々諸般の準備が進められつつあるのでありますが、港務局または地方公共団体が港湾管理者として行う業務の範囲、港務局の委員会の委員の数及び委員の欠格條件について、実情に沿わない点がありますので、これらの諸点に所要の改正を加えようとするものであります。  本改正案の内容のおもなる点を御説明申し上げますと、まず第一点は、現行法第五十條において、港湾管理者が受……

第10回国会 運輸委員会 第16号(1951/03/28、24期、自由党)【議会役職】

○坪内委員長代理 次に川島金次君。
【次の発言】 次は柳原三郎君。
【次の発言】 ただいま議題となりました法律案につきましては、これは各党とも相当慎重に審議しなくてはならない重要な法案でございますので、われわれはこの法律案の審議にあたりましては、愼重を期したいと思うのであります。そこでただいま自由党、社会党、民主党から、それぞれの立場でこれの提案理由がございましたので、この際提案者に二、三お尋ねをしてみたいと思うのであります。まず社会党の提案者の方に御質問をしたいと思うのでございますが、どうぞ……。  そこでまずお尋ねしたい第一点は、提案者の提案された御説明でほぼ了承いたしますが、いわゆる憲法……

第10回国会 運輸委員会 第17号(1951/03/29、24期、自由党)

○坪内委員 提案者を代表いたしましてお答えいたします。ただいま玉置委員のおつしやること、まことにごもつともなお尋ねでありまして、私たちも同感の点もあるわけであります。そこで玉置委員のお尋ねの点は、過去の競輪、小型自動車その他の運営ぶりから見て、やおちようをするとかその他の関係が生じ、非常にぐあいが悪いじやないかというお尋ねのようであります。そういう状態であるがゆえに、われわれはこのモーターボート競走法案の提案理由にも説明申し上げました通り、ひとつ模範的にそういつた面も啓蒙あるいは指導して行こう。しかもこのモーターボート・レースを行う選手側にいたしましても、競輪側の――競輪の選手も優秀な方もおら……

第10回国会 運輸委員会 第18号(1951/03/30、24期、自由党)

○坪内委員 この際運輸大臣と提案者の岡田君にお尋ねいたしたいと思います。私の質問は、同僚議員の片岡委員の質問と関連した点でありますが、昨日われわれが現地を視察いたしましたのでありますが、問題となつている地下鉄が、地上に約二キロ余り出て来るということが、非常に問題になつていることは御承知の通りでありまして、その地下鉄が地上に出て来るということが、そこの住民の人方の住民権なり、あるいは民住権なり、あるいは都市の美観を阻害するというような関係になつて、重大なる問題になつていることは御承知の通りであります。この件につきまして地元側の要望に沿つて、地上に出ることなくして地下にもぐつたたらば相当の予算がか……

第10回国会 運輸委員会 第19号(1951/03/31、24期、自由党)

○坪内委員  一、二お尋ねしてみたいと思います。現行職員法が明治二十九年に制定されたというふうな古い法律であるから、この際船舶航行の安全を確保するという意味で、現行職員法を全面的に改正し、新法で行くということは、私も結論において賛成であります。ただこの前の委員会でもちよつとお尋ねいたしましたが、この改正法律案の中で、国家試験制度をもつて、今までのいわゆる認定学校の卒業者に対しても、何も恩典を認めないということは、非常に問題になる点ではないかと思うのであります。従つて現在の法律が施行される当時に、こういつた商船教育機関に在学中の者は、新たに卒業したあかつきに、初めて試験を受けるときは、学術試験を……

第10回国会 運輸委員会 第20号(1951/05/12、24期、自由党)

○坪内委員 大澤君の質問と関連しておるのでありますが、今般の事故につきましては十分その真相を糾明いたしまして、その原因を明らかにして、総裁以下それぞれの立場で責任をとらなくちやならぬ。信賞必罰を明らかにして、再びかくのごとき問題を惹起しないように、われわれは十分慎重な検討を加えなくちやならぬということを考えておるわけでありますが、ただいま大澤君の御質問によつて、加賀山総裁のお話でございまするが、昨年八月の国鉄開闢以来の機構改革によつて、この事故がそういつた機構上のことについて、あるいは関連があるのじやないかというようなことをわれわれは聞いておるのでありますが、昨年の機構改革については、御承知の……

第10回国会 運輸委員会 第21号(1951/05/14、24期、自由党)【議会役職】

○坪内委員長代理 本日はこれをもつて散会いたします。次会は公報をもつてお知らせいたします。     午後零時十九分散会

第10回国会 運輸委員会 第22号(1951/05/15、24期、自由党)

○坪内委員 この際、委員諸君のお許しを得まして、次の議題外のことにつきまして発言をさせていただき、次の件について動議を提出いたしたいと考えるわけであります。  すなわちいわゆるF型船の救済方について、わが国の海運業界の現状並びに周到なる海運政策の大局的見地からして、これに対し当委員会の委員諸君の強力なる御協力をいただきまして、次の措置について協力するという申合せをしていただきたい、かような動議を提出いたしたいと思うのであります。  そこで協力事項を簡単に申し上げます。すなわち第一に、F型レシプロ船をデイーゼル船に改装する資金を、日本開発銀行またはその他の長期低利資金より借入れできるよう特別の措……

第10回国会 運輸委員会 第23号(1951/05/16、24期、自由党)

○坪内委員 局長にお尋ねいたしたいと思います。第一條と第六條と第百二十三條についてお尋ねいたしたいと思うのでありますが、第一條の條文中「及び公正な競争」ということにつきましては、先ほど同僚委員よりもお尋ねがありましたので、この点は私も速記録をよく調べまして十分検討したい。しかしながら私の考えでは、この「及び公正な競争」という点も、将来削除してみる必要があるのではないかというようなことも考えておりますが、この点はあとに譲ることにいたします。さらに第六條につきまして、いわゆる有効幅員の道路が六メートル以下の場合でも、並行して許可できるように解釈できるのでありますが、この点は慎重な検討を要すると思う……

第10回国会 運輸委員会 第24号(1951/05/17、24期、自由党)

○坪内委員 道路運送審議会の点につきまして、実際の問題についてお尋ねいたしたいと思うのであります。道路運送審議会の運営というものにつきまして、またこれが事務的な、審議会の運営に当るところの費用、予算というものは、陸運局で持つように相なつておるようであります。これは大まかでもけつこうでありますが、こういつた関係の審議会を開く費用というか、そういうものの予算は大体において総額どのくらいになつておりましようか。
【次の発言】 質問を詳しくいたしたいのでありますが、相当時間も経過いたしておりますので、後日に譲ることにいたしまして、簡単に質問いたしたいと思います。そこでわれわれ自由党の考え方からいたしま……

第10回国会 運輸委員会 第25号(1951/05/18、24期、自由党)

○坪内委員 ただいま議題に供せられました戦時中政府が買収した鉄道の譲渡に関する法律案について、提案の理由を御説明申し上げます。  政府が地方鉄道会社から買収しました鉄道は、過去において相当多数に上つているのでありますが、その大部分は本来国が敷設すべく予定されておりました路線の買収でありまして、鉄道国有法の精神にまつたく合致いたしております。しかるに昭和十八年、十九年に至りまして、今次の戦争遂行の目的から必要なものである限り、本来地方鉄道であるべきものをも多数買収いたすことになりました。その買収路線は、この両年におきまして、実に二十二線に上つております。しかるに今日におきましては、この買収の目的……

第10回国会 運輸委員会 第26号(1951/05/19、24期、自由党)【議会役職】

○坪内委員長代理 これより会議を開きます。  委員長不在でありますので、理事の私が委員長の職務を行います。  道路運送法案、同施行法案、自動車抵当法案、同施行法案及び道路運送車両法案、同施行法案を一括して議題といたします。質疑を続けます。
【次の発言】 本案に対する審議は、今日はこの程度といたします。
【次の発言】 次に、ただいま日本国有鉄道法の一部を改正する法律案、前田郁君外四名提出、衆法第五九号が付託になりましたので、本案を議題といたします。まず提案者より提案理由の説明を求めます。前田正男君。
【次の発言】 これより質疑に入ります。質疑はございませんか。―質疑がないようでありますので、今日……

第10回国会 運輸委員会 第28号(1951/05/22、24期、自由党)【議会役職】

○坪内委員長代理 お答えいたします。石野君のような考えもわれわれ持つておりましたので、各党にそれぞれ連絡いたしておるのでありますが、さらに出席を願うように手配をいたします。
【次の発言】 石野君も御承知の通り、この法案は第二、第五国会で取上げられたものでありまして、各党におかれても大体においてその内容は了承しておるように考えておるので、また昨日から本法案を今日議題とすることを十分に連絡いたしておりますので、その点は各党においても十分御了承くださつておることと思いますから、さしあたりわが党の関係委員から質問を続行しているうちに御参集になろうと思いますので、御了承願いたいと思います。

第10回国会 運輸委員会 第29号(1951/05/23、24期、自由党)【議会役職】

○坪内委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が不在でありますので、理事の私が会議を司会することにいたします。  鉄道敷設法の一部を改正する法律案を議題といたします。まず提案者より提案理由の説明を求めます。岡田五郎君。
【次の発言】 本案に対する審査は都合によつて次の機会に壤りまして、次に道路運送法案及び同法施行法案を議題といたします。質疑を続けます。滿尾君亮君。
【次の発言】 本案に対する審査は後刻に壤りたいと思います。
【次の発言】 次に海上運送法等の一部を改正する法律案を議題といたしまして、質疑を続けます。  御質問がなければ、これにて質疑は終了いたしました。委員長の手元に本案に対……

第10回国会 運輸委員会 第31号(1951/05/25、24期、自由党)

○坪内委員 お答えいたします。昭和十八年または十九年以前の、いわゆる戰争中の場合も同様に考えられるのであるけれども、どうしてそれを除外したかというようなお尋ねでございますが、それらの路線につきましては、提案理由でも申し上げております通り、その大部分が本来国が敷設をしようと予定されておつた路線の買收であつたために、その線だけはそのままに相なつておる次第であります。なお政府が相当数鉄道を買收いたしたのでありますけれども、それらの部分は先ほどお話し申し上げました通り、もともと鉄道を敷設しようという予定になつておつた部分がおもでございまして、さらにまた今お尋ねの年度におきましては、買收した路線がないの……

第10回国会 運輸委員会 第33号(1951/05/27、24期、自由党)

○坪内委員 大臣にお尋ねいたします。この改正法律案によつて審議会が廃止されることになるわけでありますが、今までこの審議会は、大体においてどんな活動をして来たのかということが第一点、それからこの廃止に伴つて、それらの審議会の性格上、今まで民間関係の意見を十分調査していろいろ仕事をして来たのじやないかと想像されますが、そういつた民間の意見を今度はどのような方法で聴取し、あるいはこの運営に当るのか、この二つをお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 それでは次に移ります。
【次の発言】 日程第一七、第四三、第四六、第九二、第九三、第九八、第一二七、第一五三、第七八、第八九、第一九一、第二〇七、第二……

第13回国会 運輸委員会 第3号(1952/02/04、24期、自由党)

○坪内委員 私は委員各位の御後援によつて、昨年の九月以来渡米をいたしまして、米国の運輸政策全般にわたつて視察をしたのでありますが、この際その御報告を簡單に申し上げたいと思うのであります。  当委員会の代表は私でありましたが、参議院は植竹春彦君と、二人で予定の行動を済ませて、無事帰国したのであります。途中ハワイのホノルルからサンフフンシスコの間に飛行機の事故がありましたために、その後いろいろな予定が狂つたのでありますけれども、御承知のごとく米国において北部より遅れている南部を先に見ようというような計画のもとに、サンフランシスコからロスアンゼルス、それからニユーオルリアンス、ワシントン、フィラデル……

第13回国会 運輸委員会 第4号(1952/02/06、24期、自由党)

○坪内委員 運輸大臣にお尋ねいたしたいと思います。私は新線建設の問題につきまして運輸大臣に質問しようと思つておつたやさきに、同僚岡田君から鉄道債券の問題が出ましたので、この際もう少し明らかにしておきたいと思うのであります。ただいま運輸大臣のお話を承つておると、その他の関連産業にも影響があることであるから、鉄道債券については支障があつてとりやめたようなお話でありますが、聞くところによると、大体大蔵大臣がこれには全然反対であつたのだというようなことも漏れ承つておるのであります。運輸大臣といたしましては、ただいまお話のようなお考えからして、強力にこれを促進したけれども、大蔵省の方でこれがだめになつた……

第13回国会 運輸委員会 第5号(1952/02/07、24期、自由党)

○坪内委員 私は国鉄関係並びに船舶局関係並びに自動車局関係の所管にわたりまして、お尋ねしてみたいと思うのであります。  第一に国鉄関係につきましては、昨日も議題となりました新設建設の予算措置の問題並びに鉄道債券の件につきまして、十分質問したいつもりでおるのでありますが、今日はまだ大臣もお見えでないし、さらにまた大蔵大臣の出席を求めて、十分尋ねてみようというようなことになつておるようでございまして、この点はあとに保留をしておきたいと思います。  次に自動車局の関係について一、二お尋ねしたいと思うのであります。すなわち貨物運送による例の小型自動車、すなわち小型輸送の関係について、その行政上取締り基……

第13回国会 運輸委員会 第6号(1952/02/09、24期、自由党)

○坪内委員 同僚大澤委員より鉄道弘済会あるいは交通公社の問題につきまして質問がありました。これにつきましては新聞紙上で、いろいろと愕然とするような報道がなされまして、われわれも驚いた次第でありますが、大体弘済会につきましては問題が非常にありまして、その内幕なり、運営については、十分監視をしなければならぬということが、いつの国会におきましても議題になつておる。また参議院選挙のときにもそうであつたのですが、かつての弘済会の理事長であつた堀木鎌三氏が、選挙に出るために弘済会の金数千万円を、全弘済会の末端に至るまで流して、そうして検察当局の一網打盡の検挙によつて、理事その他が検挙せられたという問題もあ……

第13回国会 運輸委員会 第7号(1952/02/11、24期、自由党)

○坪内委員 関連して……。国鉄総裁にちよつとお尋ねいたしたいと思います。この離島航路の関係ではないのでありますけれども、駅設置の問題です。この問題は全国的に多数の請願にも出ておりますように、またわれわれといたしましても駅設置の関係につきましては、相当いろいろな強い要望をいたしたのでありますけれども、当時CTSの関係で、七キロ以上間隔がなければだめだとか、あるいは採算がとれなければだめだ、あるいは勾配関係の技術的な面から見てどうもこれはできない、あるいは駅を設置することにおいて定員法云々の関係もございまして、まつたく新設の駅設置というのはできていないようなかつこうであつたのですが、近く日本が独立……

第13回国会 運輸委員会 第9号(1952/02/22、24期、自由党)

○坪内委員 議事進行について……。行政改革の問題につきまして、運輸省所管の関係につきまして、各委員よりいろいろと真剣な御意見が出ておりまするが、ちよつと議事進行について私は発言いたしたいと思います。  大体本日の行政機構改革の問題につきましては、昨日の航空小委員会のときに問題になりまして、現在運輸省関係の行政機構改革案というものが、木村、大橋、関係大臣のもとに案があるらしいから、その案に基いて、われわれはいろいろ関心が深いのでありまするから、この際ある程度態度をはつきりしておきたい。それがためにはまず運輸省の所管大臣なり、あるいは関係事務官、あるいは政務次官も来ていただいて、はつきり運輸省の考……

第13回国会 運輸委員会 第16号(1952/03/29、24期、自由党)

○坪内委員 鉄道新線建設についてただいま前田委員よりいろいろお尋ねがございまして、総裁並びに大臣からそれぞれ御答弁がございましたが、この際私は根本的な問題につきまして、二、三運輸大臣並びに国鉄総裁にお尋ね申し上げておきたいと思います。  この鉄道新線建設の問題は、実に深刻にわれわれが考えている問題でございまして、常に問題になつて来たのでございます。しかるにこの二十七年度からは二十億の予算をもつて新線建設に当るということで、これまた全国的に大きな反響を呼んでいることは、すでに御承知の通りであります。そこでわれわれ自由党といたしましても、また当委員会といたしましても、かくのごとき二十億くらいの予算……

第13回国会 運輸委員会 第18号(1952/04/15、24期、自由党)

○坪内委員 今回のもく星号の事故につきましては、ある意味におきましては過般の桜木町事件以上に、国民に大きな衝動を與えたと思うのであります。私どもはこの事故によりまして遭難された関係者並びに霊魂に対しまして、心より哀悼の意を表するものであります。私は長崎県選出でありますが、私の地元におきましても二名の事故者を出しておるというような関係から、私はことさらに涙新たなものがあるわけであります。そこで私はこの際二、三点、大臣並びに長官にお尋ねいたします。  今回の事故にかんがみまして、まず責任態勢を確立するということが、私は本委員会にとつて重大なる目的の一つじやないかと思うのであります。この点につきまし……

第13回国会 運輸委員会 第19号(1952/04/16、24期、自由党)

○坪内委員 二、三お尋ねいたします。気象業務法の提案理由の説明に、観測施設及び予報業務を強化拡充して気象業務を円滑に運営できるようにするということも、この法案の提案理由の重要な点というようになつておりますが、これについては何か予算措置というか、予算を計上して施設を強化拡大するとか、そういうことが考えられておるかどうか、その点をお尋ねいたします。
【次の発言】 この法律の目的を遂行するためには、そういつた観測施設、あるいは予報業務の強化拡充ということになりますと、予算が伴わないと実際の目的を達することにならないと思うのでありますが、政府当局の方におきましては将来この法律によつてもし追加予算あるい……

第13回国会 運輸委員会 第20号(1952/04/17、24期、自由党)

○坪内委員 ただいまは具体的な数字があげられましたが、アメリカにおきましては大体四千五百万台の車両があつて、国民三人に一台ということになつておりますが、日本はどういうことになつておりますか。
【次の発言】 道路運送車両法の一部を改正する法律案採決の件について、この際動議を提出いたしたいと思います。この法律案につきましては、昨日問題となつた点は、車両検査証の有効期間の関係と手数料の問題が主として当委員会で問題になりまして、昨日は同僚大澤君を初め私どもが愼重審議をいたしたものでございます。従つて、私どもの意見は正しいものとして、この法案につきましては私どもの意見も相当当局において考慮してもらわなけ……

第13回国会 運輸委員会 第21号(1952/04/19、24期、自由党)

○坪内委員 この法律案は予算措置もしてあるし、またこの法律案が通らないと募集ができないということでありますので、私はすみやかにこの法律案が通ることを希重いたしますが、二、三お尋ねいたしたいと思います。この法律案の通過によつて警備隊員を募集するのでありますが、何名募集するのでありますか。
【次の発言】 そこで隊員の募集にあたりましては、国家公務員法の試験というようなものも、特別職であるから課せないで募集するそうでありますが、その募集については相当自信がございますか。
【次の発言】 隊員の募集につきましてのいろいろなお話を承りましたが、実際問題として、優秀なる隊員が集まるかということについては、非……

第13回国会 運輸委員会 第23号(1952/04/22、24期、自由党)

○坪内委員 議事進行についてちよつと発言したいと思います。私は江崎君の前に通告をしておつたのじやないかと思います。先ほど江崎君からお話がございましたが、この二法案につきましては、ただいま大臣より提案理由の説明があつて、ただちに委員長より質疑に入るというようなお話でございますが、その間、この法律案の提案につきましては、いろいろ事情もあつたであろうと想像はいたしますが、大体この二つの法律案につきましては、安全保障条約の第三条に基いて、さらにまた行政協定の第十条に基きまして、その基本的な要綱が定まつておる次第でございまして、こういつた法案はすみやかに当委員会に提案をされまして、そうして慎重審議をする……

第13回国会 運輸委員会 第24号(1952/04/23、24期、自由党)

○坪内委員 この両案につきましては、安全保障條約に賛成いたしました私どもといたしましては、結論的には賛成でありますが、二、三お尋ねしてみたいと思います。  まずあとの方の水先法の特例に関する法律案についてお尋ねをいたします。この行政協定の第五條の中にも「合衆国のために又は合衆国の管理の下に公の目的で運航されるものは、入港料又は着陸料を課せられないで日本国の港又は飛行場に出入する権利を與えられる。」こういうふうになつておりますが、この権利というのはいろいろな面において、合衆国のそれらの関係のものが優先するのかどうかということをお尋ねしたいと思います。

第13回国会 運輸委員会 第25号(1952/04/24、24期、自由党)

○坪内委員 昨日質問申し上げておつたのですが、御答弁は研究の上ということでございましたが、実は合衆国の船舶なりあるいは航空機が、わが国の港あるいは飛行場を使用した場合、これがいろいろな損害をこうむつた場合に、その負担は日本側でするのかという御質問を申し上げておつたのでありますが、それはわからないというのでございましたが、その後御研究の上おわかりになつたならば御答弁願いたいと思います。

第13回国会 運輸委員会 第26号(1952/05/07、24期、自由党)

○坪内委員 二、三点お尋ねいたしたいと思います。私どもの手元に配付されました鉄道建設審議会の答申のことにつきましては、すでにこれは運輸大臣がその答申を受けましてただいまお話がございました十一線につきましては決定を見たのでありまするかどうか。その点をお伺いしたい。
【次の発言】 その点につきましても岡異言いろいろと御質問があつたと思いまするが、その答申について運輸大臣が答申通りに大体決定することになるのか、あるいはまた大臣の方のお考えで、他に何か計画した線があるのか、その点についてひとつ大臣からお答え願いたいと思います。
【次の発言】 それではこの十一線は、大体そういつた事情のもとに国鉄関係から……

第13回国会 運輸委員会 第27号(1952/05/09、24期、自由党)

○坪内委員 もく星号事故につきまして、ただいま大臣より詳細なる御報告がございまして、いろいろと了承する点もございました。そこでこの際二、三お尋ねいたしますが、あのもく屋号の事故発生当時、大臣も御承知の通り重大なる誤報がございまして、その誤報に基きまして、そのもく星号の関係者は何と申しましようか、喜怒哀楽こもごも至るというような事態に立ち至つたのでありまして、全国的に非常にいろいろとシヨツクを受けたわけでありますが、その誤報によることにおいて、捜査の点に遺憾の点があつたのではないかということを、一部われわれ国民におきましても憂慮いたしたのでございます。ただいまの報告中、それらの点について御報告が……

第13回国会 運輸委員会 第29号(1952/05/12、24期、自由党)

○坪内委員 二、三お尋ねいたしたいと思います。ただいま議題となつておりまする航空法並びにもう一つの法律案につきましては、これは大体日本の講和條約の発效前に成立されるべき性質のものであるにもかかわらず、かくのごとく遅延したということについてはどこにその原因があるのかということを、価の同僚議員よりも何か御質問があつたと思いますけれども、私忙しくて遅れて恐縮ですが、その辺のいきさつをお尋ねして、さらに質問をいたしたいと思います。
【次の発言】 私がお尋ねいたしますのは、その点は私も十分承知いたしておるのでございまして、私ども当委員会におきましてもあるいは小委員会におきましても、ただいま大庭長官のお話……

第13回国会 運輸委員会 第30号(1952/05/13、24期、自由党)

○坪内委員 私の質問は時間の都合で本日は保留いたします。
【次の発言】 先ほど私は質問を保留しておつたのでありますが、長官も非常にお忙しいようですし、また相当時間も経過いたしましたが、明日あるいは明後日長官の御出席がないかのように承つておりまするので、この際基本的な問題について長官にお尋ねしておきたいと思うのであります。いろいろこまかい点につきましては、各同僚委員より質問がございましたので省略いたしますが、ただ一点、ただいままで各同僚委員の質問を承り、かつまたそれに対する長官の御答弁が具体的にございましたが、私ははなはだ矛盾に感ずる点がありますので、その点についてお尋ねしたいと思うのであります……

第13回国会 運輸委員会 第31号(1952/05/14、24期、自由党)

○坪内委員 第十章の罰則について質問を申し上げたいと思います。私が申すまでもなく嚴重な罰則を設けて、こういつた事故を未然に防ぐ、さらにまた安全な運行をはかるということは申すまでもないことでありまして、第十章に罰則が設けられてあるということは賛成であります。そこでこの罰則を設けた基本的な方針というようなものについて、一応まずもつて伺つてみたいと思います。
【次の発言】 信賞必罰を明らかにするというような御趣旨のようでございますが、私も賛成であります。  そこで各條文にわたつて具体的なこまかいことはあとに質問いたしたいと思いますが、この罰則を一通り見ますと、大体搭乘員、乘組員に対する罰則が主であつ……

第13回国会 運輸委員会 第32号(1952/05/15、24期、自由党)

○坪内委員 私の質問は航空法案の審議に関連してこれに重大なる関連を持つ資金関係について、昨日来大蔵大臣あるいは銀行局長の出席を求めて所見を伺うことを予定しておつたところ、いろいろな都合で局長もおいででないようでありますので、ただいま御出席になつた銀行課長にお尋ねをいたすわけでございます。銀行課長は当面の最高責任者でないので、十分われわれの質問の内容を上司に連絡をとつて、さらに適当な機会に何らかの方法をもつて委員会に出席を願つて、私の質問に対して答弁をしていただきたいと考えておる次第であります。なを昨日来銀行局長並びに関係者の御出席を要求しておいたにもかかわらず、一時間有余になつてもその連絡がと……

第13回国会 運輸委員会 第35号(1952/05/20、24期、自由党)

○坪内委員 ちよつと海上保安庁長官に、この法案と関連してお尋ねいたしたいと思いますが、それは主として海上警備上の問題でございまして、実は私は長崎県でございますが、すでに御承知と思いますが、東支那海に最近海賊らしいものが現われまして、そうして長崎県の業者を捕縛するとか、あるいは生命を脅かすというようなことで、健全な操業ができないということで、地元といたしましては非常にそういつた生業権なり生活権を脅かされる、これに対して海上保安庁からの警備船というものをひとつ配置して、そうして安全な操業ができるようにしてくれぬかというような強い要望が、現実にずつとありまして、二、三日前も水産委員会において、私は委……

第13回国会 運輸委員会 第36号(1952/05/26、24期、自由党)

○坪内委員 ただいま上程されました造船法の一部を改正する法律案につきまして、提案者を代表して提案理由を説明いたします。  今日わが国造船業は、戰争によつて崩壊した商船隊の再建に、あるいは輸出船の建造による外資の獲得に、目ざましい業績を上げていますが、わが国造船業の今日の地位は、ひとり戰後における造船業者の努力のみでなく、明治中期以来長年にわたつて造船業を培養して来た造船奨励法、製鉄奨励法、関税定率法等による国家の保護政策も、またあずかつて力があつたのであります。このように国家が造艦業に保護を加えて来たことは、この事業が海運業との関係においても、また関連諸産業との関連においても、その消長が重大な……

第13回国会 運輸委員会 第37号(1952/05/27、24期、自由党)

○坪内委員 提案理由の中にも詳しく説明してございます通り、この法律案の改正の要点の一部は、ただいまお話がございました通り、五百トン以上の場合と五百トン以下の場合の関係が生じて参ります。そこで従来総トン数百トンのものは許可制にしておつたのでありますけれども、この法律案の改正によりまして、五百トン以上並びに長さ五十メートル以上のものについては運輸大臣の許可制をとつたのでございますが、その以下のトン数につきましては、ただいまお話の通り十分考慮いたしまして立案いたした次第でございます。
【次の発言】 お話の通りでございまして、私どもがこの法律案を提案いたしました第一の趣旨は、将来のわが国の造船業を円満……

第13回国会 運輸委員会 第38号(1952/05/30、24期、自由党)

○坪内委員 大体提案理由にも御説明してあります通り、わが国の造船業界に外国の資本の投資によつて致命的な打撃を与えるようなことになつたら非常に大きな寒心事でありますので、もし三〇%以上である会社なり造船所に外国資本が投資されて、その会社を経営して行くということになりますと、これは非常に重大問題であるので三〇%程度のものだつたらさしつかえないのではないかという観点から、さように申したわけであります。なおわれわれ当委員会で審議中の航空法においてもその程度で押えておるし、また外資委員会の関係においてもそういつた建前をとつておるという観点から、さように御説明申し上げた次第であります。

第13回国会 運輸委員会 第39号(1952/06/05、24期、自由党)

○坪内委員 関連して……。この際予算措置のことについて大蔵当局にお尋ねいたしたいと思います。離島航路の整備法案につきましては、私も提案者の一人でありますが、参考までにお尋ねいたしたいと思います。離島航路に対する助成育の方法いろいろあろうかと思いますが、結局財源が問題だ。二十七年度についても三千五百万円程度ではどうにもならぬじやないかというお話が、ございまして、そういう点についても。極力考慮を拂うというお話でございましたが、そういうお気持になつたのは、国の財源面にゆとりができたからそういう気持になつたのか、またはこういつた関係の法律が出たために、離島航路関係についての認識が深まつてさようになつた……

第13回国会 運輸委員会 第40号(1952/06/06、24期、自由党)

○坪内委員 この法律案については結論的には賛成であります。いろいろ尋ねしたいことがあるのでありますけれども、私参議院の方に行かなければなりませんので、一言お尋ねいたします。  第二十條に「この法律に規定する運輸大臣の職権の一部は、政令で定めるところにより、陸運局長に委任することができる。」という規定になつておりますが、なぜこのような規定にしたのか、その点をちよつとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そういう方針であることが、むしろ今日の状況においては逆な結果になつているような点もありますので、私は質問を申し上げた次第であります。そこで提案者にお尋ねいたしますが、もちろん自動車行政というもの……

第13回国会 運輸委員会 第43号(1952/06/11、24期、自由党)

○坪内委員 ただいま議題となりましたこの請願につきましては、これはもう長年の念願、また請願でありますので、たびたび当委員会においても御採択をいただいておるのでありますそこでさらにこのたびこの請願を採択していただくと同時に、鉄道敷設法の一部を改正してもらつて、この請願の趣旨に書いてありますように、その実現を期していただきたい、こういうことが請願の趣旨なのであります。前の鉄道部長の石井部長はよくこの線を認識してくださつておつたのでありますが、今度新しく細田部長が御栄転になりましたので、この際これらの点についても、いろいろ事務引継ぎはやつておると思いますけれども、御認識をいただく意味において、簡單に……

第13回国会 運輸委員会 第45号(1952/06/17、24期、自由党)

○坪内委員 二、三簡単にお尋ねいたしたいと思います。この法案について私は反対ではないのでありますけれども、少し物足りない点もありますのでお尋ねしてみたいと思うのでありますが、大体私の気持を常識的に申し上げますと、こういう法律は私はいらないというような気持もあるのであります。そこでこの提案理由の内容にもございますように、こういう法律ができたということは、国内におけるいわゆる悪質の旅行あつせん業を営むものがおつて困つておるから、こういう法律にしたということでございますが、大体そういう悪質の旅行あつせん業を営むものを取締る、あるいは監督するということにつきましては、こういう法律をつくらないでも、現在……

第13回国会 運輸委員会 第47号(1952/06/19、24期、自由党)

○坪内委員 この機会に一、二お尋ねしておきたいと思います。日暮里駅の事故によつて生じた罹災者に対しては、私どもも心より哀悼の意を表をするものでございますが、この事故について今日村上運輸大臣から、本会議におきましてもその報告を聞いたのでありますが、はつきりした原因については、まだ別に発表はなかつたのであります。そこでいろいろ情報を聞きますと、はめ板の腐敗によるものであるとか、あるいは人の混雑の圧力によつて事故を生じたというようなことがいろいろ言われております。先ほどこれについても長崎総裁からちよつとお話があつたようでありますけれども、はつきりしたお話はなかつたのであります。大体これははめ板の腐敗……

第13回国会 運輸委員会 第48号(1952/06/20、24期、自由党)

○坪内八郎君 びわに対する貨物運賃等級引下げに関する請願でございますが、この貨物運賃等級引下げに関しては、ただいま關谷委員よりのこれらの請願に関しまして、政府委員の御意見もあつたようでありますけれども、この際この関係の請願の内容の特殊性を強調いたしまして、委員各位におかれましては御採択の上、政府委員においても御所見を承りたい、かように思うわけであります。 今日盛りでありまするびわは、私の郷土の中心に生産されるのでありまして、この地元関係といたしましては、非常に地方の経済に密接な関係があるわけであります。従つてこの請願の趣旨は、従来第六級であつたものをこの際七級に引下げられるよう要望する請願でご……

第13回国会 運輸委員会 第50号(1952/06/28、24期、自由党)

○坪内委員 この請願は、長崎県の南高来郡の口之津町というところに海員養成所を設置してほしいという請願でございます。本日御出席いただきました船員局長におかれましては、十分この請願の内容あるいは趣旨については御承知のことと存じますけれども、簡單に請願の趣旨を御説明申し上げまして、委員会におきましても御採択の上、ぜひひとつ当局においてもこれに対して積極的に御善処を願いたい。なお局長の御答弁によつて二、三お尋ねしたい、かように考える次第であります。  長崎県南高来郡口之津町というところは、御承知の通り今から四百年前、例のザヴイエルの弟子であるアルメーダーがポルトガル船に乘つて来航して以来、明治十一年に……

第13回国会 水産委員会 第35号(1952/05/15、24期、自由党)

○坪内八郎君 委員各位のお許しをいただきまして、簡単に、幸い海上保安庁より警備救難部長がお見えでございますので、お尋ねいたしたいと思うのであります。私は長崎県の第一区の選出議員でございますが、私が申すまでもなく、長崎県は水産県をもつて生命といたしておるのであります。従つて遠洋漁業その他の漁業に従事しておる者が県民の大多数でございまして、それによつてほとんど生活しておるということは申すまでもないことでございます。最近御承知と思いますが、東支那海が非常に不安のために操業ができない。これに対して、海上保安庁の警備船をそちらの方にまわしてくれないかというような強い要望がございまして、毎日私どもはかくの……

第13回国会 郵政委員会 第21号(1952/06/19、24期、自由党)

○坪内八郎君 紹介議員として請願の趣旨を御説明申し上げる前に、ちよつと政務次官にお尋ねいたしたいと思います。大体無集配特定郵便局を設置する関係とか、あるいは無集配局を集配局に昇格させるというようなことについては、予算関係上、二十七年度なり来年度なりあるいは補正予算なり、そういう関係においてやることになつておるのかないのか。前からの話を聞くと、そういうことはやらないのだ。特に戰災によつて非常に破壊されたような、そういう特定の局だけを取扱うのだから、それでやらないということをわれわれはちよつと聞いたのですが、所管外の委員でよくわからないので、その点をまず承りたい。


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第6回国会 観光事業振興方策樹立特別委員会地方行政委員会大蔵委員会厚生委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1949/11/21、24期、民主自由党)

○坪内委員 ただいまこの法案の所管はどこにあるかということが論議されておりまするが、私はそれとは別個に、簡単なことをちよつとお尋ねしたいと思います。この法案に基く業務基準は、別表の第一に東京都、京都、大阪、横浜、神戸及び名古屋という都市をあげられ、三十室以上で、かつ客室総数の二分の一以上という規定がありますが、私はこういうように東京、京都、大阪、横浜と都市の名前をあげる必要はなく、一律に十五室以上で客室総数の三分の一以上というふうにきめた方がよいのではないかと思います。この点のいきさつを委員長にお伺いいたします。
【次の発言】 委員長の今の御説明はどうも了解しがたいのであります。東京とか大阪の……

第10回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1951/05/21、24期、自由党)

○坪内委員 関係法案のそれぞれの人にお尋ねいたしたいと思いますので、その順序によつて一括して答弁していただきたい。委員長においてよろしくおとりはからいが願いたいと思います。  道路運送案についての公述につきまして、天野公述人と杉野公述人に対してお尋ねいたしたいと思います。この二人の方は、本法案について結論的には賛成であるのか反対であるのか、この点を御説明願いたい。  それから次に塚田耕一郎君にお尋ねいたしますが、第一條の公正な競争の削除方についてよく話はわかりました。さらに第六條の追加修正の点につきましても十分話はわかりました。法案の第三十四條におきまして、運輸大臣は、当該運送が災害の救助その……

第10回国会 運輸委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1951/05/26、24期、自由党)

○坪内委員 その通りであります。
【次の発言】 お答えいたします。第二条第四号に記載してあります文字を文字通りに解釈していいのであります。
【次の発言】 御解釈の通りであります。
【次の発言】 御総明な石野委員の御想像にまかせますけれども、これらの讓渡価額決定につきましては、昨日もかなり詳細に御説明申上げました通り、運輸審議会の意見を運輸大臣が十分検討を加えまして、責任ある運輸大臣の責任において価格を決定いたすのでありますから、そのような懸念は絶対にないと思つております。
【次の発言】 お尋ねの三点につきまして、運輸審議会は、この讓渡申請者のいわゆる申請書に基いてそういつた結論を出すのでござい……

第13回国会 建設委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1952/04/23、24期、自由党)

○坪内委員 相当時間も経過いたしましたので、努めて簡單に質問いたしたいと思います。私の質問は道路法案の第六章道路審議会の点でございますが、この点につきましは先ほど滿尾委員からもちよつと質問がございましたし、また所管の建設委員会でもそれぞれの立場から御質疑があつたと思いますので、私は質問の重複を避ける意味において、この道路審議会の点について、建設委員会で問題になつた点を簡單に要点のみお話願つてそれから質疑に入りたいと思います。
【次の発言】 道路審議会の点についてただいま提案者より説明がありましたが、大体この法律に盛られておる精神なり、あるいは思想というものには、私はまつたく賛成であります。しか……

第13回国会 通商産業委員会運輸委員会連合審査会 第2号(1952/05/22、24期、自由党)

○坪内委員 私は質問通告を昨日来しておりまして、きようも質問することにいたしておりますのですが、何か先ほど来同僚議員のお話によると、大臣は非常に急いでおられるということですが、大臣は何か都合があつて当委員会に長くおられないのかどうか。それによつてわれわれは質問のやり方をかえなくてはならぬし、これは重大な問題ですから、そのことを一応委員長にお尋ねしたい。大臣はすぐ出られますか。
【次の発言】 それではひとつ能率的に、結論的に御質問申し上げたいと思います。通産大臣と運輸大臣にお尋ねいたしますが、まずこの航空機製造法案につきましては、この法律があらゆる角度から検討、研究されて、国会に提案されたことは……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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