国会議員白書トップ衆議院議員井手光治>委員会発言一覧(全期間)

井手光治 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

井手光治[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


24期委員会出席TOP50
37位
24期委員会出席(無役)TOP50
11位
24期各種会議出席TOP10
8位
24期各種会議発言TOP25
11位
24期各種会議出席(無役)TOP5
4位
24期各種会議発言(非役職)TOP10
8位

このページでは井手光治衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。井手光治衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 考査特別委員会 第12号(1949/06/27、24期、民主自由党)

○井手委員 今の問題に関連して……。あなたは事務的に処理をされておるので、抽象的にいろいろ取扱いの問題を聞いてもわからないと思うが、この処分の原則が、あなたが先ほど答弁されたマル公あるものはこれにより、しからざるものは時價見積りによる。このマル公があるものはあなたの持つておる表によつてわかるでしよう。しからざるものは機材課の方にまわして、機材課の方で價格の算定をする。教えてもらう。その総務局にまわつて参ります。そこで総務局にまわつて來た書類上の物品について、今高木先生からも質問があつたようにたとえばこれはマル公があるか、不要不急品に属するということを事務的に決定するのは、特別に立案をして、決裁……

第5回国会 考査特別委員会 第15号(1949/07/01、24期、民主自由党)

○井手委員 ちよつと伺います。今町長さんのお立場で、在江の部落会というものがあつて、部落会長に長谷川という人がある。そこに專任書記として表君が書記をしておるということになつておりますね。そこで私が伺いたいのは、あなたの部落会の制度というものが――今日御承知の通り政令によつて廃止されておるのですが、依然としてこういうような者の制度を踏襲した形においての部落会かあるのかどうかを伺いたい。
【次の発言】 あの政令は名目、内客のいかんを間わず、町会、部落会または類似の團体をつくろことができないという規定になつております。あなたはよく御存じだと思いますが、類似團体ということになつておると、町会、部落会あ……

第5回国会 考査特別委員会 第17号(1949/07/08、24期、民主自由党)

○井手委員 先ほどから証人の証言によりますと、この熱海の中央委員会は、ひらたく言えば琴平大会の延長だと言つておる。そこで具体的闘爭方針ということが明白に掲げられている。これはあなたに説明を聞くまでもなく、具体的に闘爭方針というものがきめられておつて、單なる意思決定をしたのだというあなたの証言とは社会通念上のギヤツプがあると見ているが、あなたはこの点をどういうふうに見ておりますか。
【次の発言】 そこでなお例をとりましよう。この中で第三の具体的闘爭方針という中に、一から五までは具体的事実が羅列してあります。これが闘爭方針の決議である。ところで第六項に限つては最惡の場合はストをも含む実力行使を行う……

第5回国会 考査特別委員会 第20号(1949/07/15、24期、民主自由党)

○井手委員 今の文章の表わし方は、これは事務局としてはあまり証人に呼び出しますというふうな強制的な意味はなるべく強めたくないという、むしろ相手の人格を尊重して出された文書だと思います。しかし今のような議論がありますから、今の文章を少し訂正していただきます。そうして証人になる場合がありますから、あらかじめ御了承くださいといつた意味のはつきりした意思が表明できるように、親切にひとつ文章を直すことを希望しておきます。

第5回国会 考査特別委員会 第21号(1949/07/16、24期、民主自由党)

○井手委員 証人に二、三お伺いいたしますが、交番制というものは國鉄の労働組合が結成をされて何回くらい一体変更になつておりますか。
【次の発言】 列車の運行によつて必然的にかわつて行かなければならないものですか。
【次の発言】 そこで私の伺いたいのは、鉄道の列車運行、業務運営の上に必然的に伴う問題であつて、これは一般の官廳の公務員諸君が、ときの事務の内容あるいは事業の運営の変化に伴つて、当然勤務の内容に変化が來る状態と同じだという見解を私とつております。今あなたからも御証言がありましたが、そこでこのたびの新交番制の切りかえにあたつて、たまたまこういう新交番制に反対である、賛成である、基本的な勤務……

第5回国会 考査特別委員会 第23号(1949/07/21、24期、民主自由党)

○井手委員 大分お疲れのようですから、ごく簡單に一つ伺います。先ほどあなたは、回送電車に車掌を乗込まぬでもよろしいという事務命令があつたので、これは自分たちの見解として規定違反である、だからこれを研究するために、職場大会を開いた、こうおつしやつた。ところが今のお話によると、共同の鬪爭態勢を整えるために、だれが連絡をしたか知らぬが連絡して、それによつて職場大会を開いた、こう二重の開きのある証言があつたが、この点はどつちがほんとうですか。
【次の発言】 そうすると、あとから言つた、車掌区と共同鬪爭をするために職場大会が開かれたというのはうそですね。

第5回国会 考査特別委員会 第28号(1949/07/30、24期、民主自由党)

○井手委員 あなたがアカハタの支局員としてのりつぱな新聞記者であることを前提に、二つだけお聞きしたい。あなたは大月三十日の平市を中心とする事件についてまことに廣汎な、深刻な問題をたくさん取上げて、こういうことが原因になつておるということを先ほど証言なさつたが、新聞記者の立場とすれば、こういうことが原因になつておるから六月三十日に福島縣下の各地において行われた騒擾事件、あるいは暴動事件というか、別な言葉でいえば非常に平和裡に解決したというか、ああいう一連の体系をもつて行われた事実が、具体的事実として出ておる。そこであなたはこういう廣汎な原因ということをよく突きとめられておられるならば、ああいう事……

第5回国会 考査特別委員会 第29号(1949/08/01、24期、民主自由党)

○井手委員 内郷町会で主食の掛賣りを議決するということについて、何か事務的なそういう起案かなんか見たことがありますか。
【次の発言】 それについては主食の掛賣りをすることを議決するという意味の議決ですか、どういう意味の議決ですか。
【次の発言】 これは私がどうして聞くかというと、主食の掛賣りという問題をめぐつて、全國の地方議会にそういつたふうなデモ隊を派遣して、あるいは町会議長あるいは村会議長、あるいは縣会議長各方面に全部それを申し入れているのです。そこで私があなたにお伺いするのは、こういうことをかりに町会が議決しても、それは町会とか地方議会の権限外のことであつて、もし議決するとすれば、主食の……

第5回国会 考査特別委員会 第31号(1949/08/04、24期、民主自由党)

○井手委員 あなたは六日の日にその團体交渉のところにいなかつたというが、そこであなたが今度の事件が警察から四百名も山に上つて來て、そういうふうに人が逮捕された原因はどこにあるかと思いますか、それをちよつと聞きたい。どういうわけで警察が山に来て、そうして取りかこんでその犯人と目されているものを檢挙したか、どういうわけでやつたか御存じありませんか。
【次の発言】 正当なる團体交渉であるのに、警察が來てひつぱつて行つたというのはどういうわけか。
【次の発言】 あなたが言うのは、何時間も監禁をして、ほかの証人からも暴カが行われるというような状況にあるのに、あなたは正当な團体交渉である、こう言つておる。……

第5回国会 予算委員会 第11号(1949/04/14、24期、民主自由党)

○井手委員 だんだん質問も修了に近づいて参つたようでありますが、私大衆的な問題といたしまして、大藏大臣に二、三御質問申し上げたいと思います。  日本の本年度の予算の編成にあたりまして、いわゆる竹馬経済を排除いたしまして、健全なる自立経済に切りかえるということを目途として、この予算が編成されておることは、私どもよく了承できるのでございます。そこで今日までに至ります池田大藏大臣の最大の努力に対しまして、私どもは敬意を表するにやぶさかでないのであります。この予算を総括的に見てみますと、いわゆる國家財政の本格的な立直りに対しまする一應の基盤整備を終つた予算であるということが達観せられる。そこでそのため……

第6回国会 考査特別委員会 第3号(1949/11/11、24期、民主自由党)

○井手委員 今あなたの御見解を伺いますと、油糧公団は大豆の奬励をするとい事う業及びその支出については、油糧公団の職務権限の範囲外だから、これを支出することは自分たちとしてはできなかつたから、大豆協会をしてなさしめたというあなたの御証言だつたですね。
【次の発言】 そこであなたの御見解は、油糧公団がみずから奬励金を出してはいけないということだろうと思う。そうするとさかのぼつて、その奬励金に該当する金を支出するということも、おそらくそれはできないことだと私どもは解釈する。大豆協会を通して奬励金を出させる。その元金を出すこと自体も、油糧公団としては不当支出じやないかと私どもは思うのですが、その点につ……

第6回国会 考査特別委員会 第5号(1949/11/14、24期、民主自由党)

○井手委員 それに関連しておるからちよつと伺います。ずつときのうからの証言を伺つておりますと、大豆増産奬励金は公団へ末端のわれわれの方から納めた、いわゆる販売益金の中に当然含めたものであるから、しかもそれが公団に入つた金は、監督官庁の承認を求めて大豆協会に交付したから違法でないと主張されたようにわれわれは伺つておる。ところがその表面の形だけを見ると、なるほどおつしやる通りかもしれませんが、しかし大豆増産奬励金というものは、一体大豆をつくつて、増産の実績が上つた農民の手に当然これが入つて行かなければならぬと思う。従つて大豆増産奬励金を交付することについては、相手が何人たるを問わず、その計産の基礎……

第6回国会 考査特別委員会 第11号(1949/12/01、24期、民主自由党)

○井手委員 ちよつと小島局長にお伺いしたいのですが、永井博士の「この子を残して」という著書に対して、今のお話のように、世人の胸を最もつくものであるという点、永井博士がその著書を通して兒童福祉の精神運動に寄與したという、そういう面で表彰されたということをわれわれは承知しておるのですが、われわれはこの問題に対して、世人の批判が相当あつたということを記憶しておるのです。今日でもこの点についていろいろの考え方、あるいは意見があるようであります。本来から言うと、あれだけの立派な科学者が、自分の生命を賭してああいう業績を残されたということについては、おそらくこれは国民全般が十分承知しておつて、平たく言うと……

第6回国会 懲罰委員会 第2号(1949/12/03、24期、民主自由党)

○井手委員 議員砂間一良君の懲罰事件につきましては、これに懲罰を科すべきものとして、国会法第百二十二條第二号による公開議場における陳謝を命ずべきものと議決せられんことを望みます。  その理由につきまして二、三申し上げてみたいと存じます。本日午前中から、本委員会に付託されておりまする砂間議員の懲罰の審議が進められたのでありまするが、砂間議員自体も本委員会に出席をされまして、みずからの昨日本会議におきまする賛成討論の内容につき、種々弁明を試みられておることは、皆様お聞きになつた通りでございます。ところがこの趣旨弁明を一貫して私どもが承るところによりますと、砂間議員は、一体みずからがいかなる理由によ……

第7回国会 建設委員会 第11号(1950/02/28、24期、民主自由党)

○井手委員 これはしばしば問題にもしておることですが、旧軍部の使用しておつた建物、その他公共の用に供しておつた建物で、終戰後住宅になつたものがある。しかも千葉県にあつたものを東京に持つて来たとか、辺鄙な山の中にあつたものを市街地に持つて来て住宅とした。おもに集団住宅をつくつており、主として戰災で家を失つた者とか、引揚者が使つております。私どもの地域でも、東京の中ですが、相当に集団住宅があります。ところがこの建物は、御承知のように非常に粗末なもので、火災があると、三百坪ぐらいな建物は十五分間で焼失しておる。その都度人命が失われるという事例がたまたまある。これは関係方面でもいろいろ心配され、公共団……

第7回国会 建設委員会 第16号(1950/03/24、24期、自由党)

○井手委員 ただいま上程せられました首都建設法案につきまして御説明申し上げたいと存じます。その前に、本法案の提出に関しましては、本委員といたしまして、各位におかれ、特段の御配慮をいただきましたことを、この機会にあつく御礼を申し上げたいと存じます。  法案の説明の段階といたしまして、まず本法案を提出いたしまする総括的な説明を申し上げまして、逐次、逐條説明をいたしたいと存じます。  私がここで申し上げるまでもなく、元来、都市の機能といいますものは、国内の他諸地域及び世界各地との関連におきまして考慮されねばならないのであります。敗戦によりまして、わが国は将来永久に戦争を放棄し、自由と平和を愛する文化……

第7回国会 建設委員会 第24号(1950/04/10、24期、自由党)

○井手委員 なるべく重複を避けて御質問をいたしたいと思いますが、この法律案を事前に私どもに示されたとき、希望としてなるべく実際運用面を簡素化するようにしてもらいたいということを申し上げておつたのでありますが、この法案を見ておりまして、私はまつたく驚くべき非能率きわまる法律案であるということを痛切に感じます。第一常識的に考えてみまして、十坪の住宅に対し三十坪の土地を基準にして貸し付ける、そうして十年ないし三十年にわたる不動産に対する抵当権を設定し、そういうものに対して貸付及び運用するという内容は、これくらい能率の悪い法律案は、おそらくこれは大正十二年に、住宅組合法によつて震災復興等の住宅難緩和を……

第7回国会 考査特別委員会 第13号(1950/03/03、24期、自由党)

○井手委員 ちよつと私は数字的なことを聞きたいと思うのですが、先般企業会計という雑誌に、計理士の花田雄治という人が、薪炭会計の赤字の内容という論文を発表したのを私は拝見した。これは仄聞するところによると、おそらく農林省が太田哲三氏に委嘱して、その下でその人たちが働いたのを、結果報告を発表されたものだということだそうですが、その計数の内容を薪炭課長は御存じですか。またそういうものを事実上取寄せて、個々の計数と照し合せてお調べになつたことがございましようか。その資料は農林省の中に、お手元にあるかどうか、ちよつと伺いたい。
【次の発言】 そうしますと、あの数字は特別にプライベートに農林大臣が処置して……

第7回国会 考査特別委員会 第28号(1950/04/27、24期、自由党)

○井手(光)委員 証人にお尋ねいたしますが、昭和二十四年九月十五日カラガンダ地区で政治部将校が、証人から反動分子は帰してくれるなと要請した。このことがあるかということに対して、要請した事実はないということを証人はお述べになつております。どうして要請した事実がないかということは、ただいまもお話がありまするように、右はタス通信がソ同盟の政府の公の発表機関としてこれを否定しておる、この事実をもつて自分が要請した事実がないということを証人は言つております。これは違いありませんね。
【次の発言】 そこであなた自身は、自分の気持の上と及びタス通信の発表とを両々裏書きして言つております。そこでこれは悲しいか……

第7回国会 考査特別委員会 第30号(1950/06/15、24期、自由党)

○井手(光)委員 たいへんけつこうな御証言をいただいたのですが、先ほど来青少年問題に関しての御意見、詳細にありましたが、むしろ御証言の内容から言うと、青少年に與えた影響もさることながら、戦災者、未亡人団体等、おとなに與えた影響も社会的にも相当大であつたと思います。ただ私どもが注意をしなければならぬのは、春少年の不良化の問題はなかなか大きな問題であります、けれども、そういう面に対して大きな影響を與えたということが、重要な問題だということは申し上げるまでもないのでありますが、りつぱな善行なり、その本人のりつぱな性格、こういうものがむしろ青少年の教育方面に與えた影響というものは、よほど注意しなければ……

第7回国会 予算委員会 第4号(1950/01/31、24期、民主自由党)

○井手委員 実例をということでございますから、関逃して私東京都下におきまする一、二の例を申し上げたいと思うのですが、文京区におきまする追分小学校は、学芸大学の校舎に転用しております。それから四谷小学校は、ただいま大蔵省の本庁舎に使用しております。それで学芸大学に、これは地域的に校舎の存在に制約を受けない。ところが小学校に関します限りは、通学区域の関係で、絶対にその学校でなければならぬという強い制約を受ける。これが各方面の地元の要望が非常に強い。小学校は教室が不足しておつて、二部教授、三部教授を現に行つておるにかかわらず、国立学校がこれを転用して占有しておるという事実に至つては、これは地元民の希……

第7回国会 予算委員会 第19号(1950/03/02、24期、自由党)

○井手委員 私の質問は、私どもの先輩諸君の質問と若干重複をするきらいがないでもないでありますが、ただいままでのいろいろな党の諸君のお話を伺つておりますと、現在国の安定経済の線上におきまする国民耐乏の考え方を、反対的な小さな議論によりまして、より以上不安感を助成して、わが国の経済安定政策に汚点を加えんとする傾向が見えまする関係上、私は次の諸点について大蔵大臣に御質問を申し上げたいと存ずるのでございます。  昭和二十四年度から二十五年度に至りまする一連の財政及び金融政策は、ドツジ・ラインの強行によりまして、池田大蔵大臣のいわゆるディスインフレの典型的状態においての経済安定が、徐々にその実力を示しつ……

第8回国会 考査特別委員会 第7号(1950/09/18、24期、自由党)

○井手委員 従来理事会に議案を付託して取上げるときは、何らかそこによるべき根拠を求めておるというのが前例になつておる。ところが、この問題に関する限りは、わが党から提出いたしましたにかかわらず、各党とも何ら材料を持つておらない。材料のないものを、單なるうわさだけで取上げてはいかぬじやないかという議論も出たのでありますが、問題が重大であるから、材料はなくても、うわさだけでまことに申訳ないけれども、それを下調査することはさしつかえないということにわれわれも賛成した。でありますが、今日材料がそろつておつて、さらに理事会を再開して、その材料に基いて、本委員会を開くかどうかということでありますれば、私はそ……

第8回国会 考査特別委員会 第14号(1950/11/13、24期、自由党)

○井手委員 証人に伺いますが、この問題はただいままで両委員から御質問があつたように、あなたはたまたま部内のどこかで雑談をしておつた。この雑談が新聞記事を前提として、新聞記事に出ておるが、われわれの常識として、そういうことはあり得ないということで否定した。そうして四億円のリベートを日発がとつて、それを政界の大きなスキヤンダルの問題にしているということを、あなたはある人に漏らしたというようなことを根拠に、大きな事件になつている。そこで私が伺いたいのは、あなたはその雑談をしておるときに、そういう話をしたという記憶が、うろ覚えにあつて、そこで何か電力再編成をめぐつて部内からあなたに対して何か特殊な考え……

第8回国会 考査特別委員会 第17号(1950/11/18、24期、自由党)

○井手委員 ちよつと関連して……。あなたのおつしやるのは、予算額というものはあるが、それは見積りをとつて入札額を決定する金額ではない、つまり設計仕様書、見積書というものが整えられて、それが指名された業者に引渡される間に技術的に検討されて、そうして技術的に検討されたいわゆる官庁方面でいうところの入札予定価格というものがきめられるが、あなた方がそれをきめるのである。こういうことだと思うのですがどうですか。
【次の発言】 そこでは、その入札予定価格というものは技術的に検討されて適正妥当なものであるから、入札をした結果、その入札予定価格よりも著く下まわつておる札がかりにある、最低の札があつても、それに……

第9回国会 予算委員会 第8号(1950/12/03、24期、自由党)

○井手委員 この点、われわれに配付された資料は、一万五千円の月収の家庭、こういうものを選んでおり、その中における主食の影響というものが一六%程度、これは今の国民階層の中では比較的上流の――上流と言わないまでも、俸給生活者の中では中以上、こう見て私はよろしかろうと思うのであります。御承知のようにエンゲル係数などから割出しても、国民のおしなべた平均というものは、物価庁あたりの計数から見ると約二五%が主食によつて占められておる。この観点から見ましても、私はどうも減税が生計費の値上りを吸収してはおらない。私が先ほど申したのは、角度をかえて内地米の政府管理による分だけを取上げて、その値上りが八十四億とい……

第9回国会 予算委員会 第9号(1950/12/04、24期、自由党)

○井手委員 私は自由党を代表いたしまして。ただいま上程されておりまする昭和二十五年度一般会計予算補正第1号。同じく特別会計予算補正特第1号。同じく政府関係機関予算補正機第2号に対し、賛成の意を表明せんとするものであります。  昭和二十五年度予算補正の内容を見まするに、歳出の追加額は三百六十三億三千三百余万円が計上せられ、一般会計総予算総額は、歳入出ともに六千六百四十五億七千六百余万円となり、歳入、蔵出ともにわずかに三十一億円余の増加と相なつております、政府は昭和二十五年度予算編成にあたり、惡性インフレ収束後の経済の安定度を強化するために、まずもつてわが国の財政規模を極力縮小することに努め、均衡……

第10回国会 運輸委員会 第16号(1951/03/28、24期、自由党)

○井手光治君 お許しをいただきまして、委員外でございますが、私は地元の関係で一言出費者各位に御質問したいと思います。  ただいまお話を伺つておりますと、先ほども小高さんの発言の中に、帝都の交通網に対する総合的な計画というものがあつて、その間に官公私企業間の調整をはかる必要があるのじやないかということを痛感するという御意見があつたのであります。それに対する従来の法律的運用がまつたく死んでしまつた、生きておらない、そのためにいろいろ各私企業間その他営団関係等の企業間の問題に、いろいろ意見の食い違いが生ずるという御意見がありましたが、私はその基本的な考え方から推しまして、ただいままでの話の経過を聞い……

第10回国会 行政監察特別委員会 第11号(1951/05/25、24期、自由党)

○井手委員 ちよつと伺いたいのですが……。商船管理委員会の所属船員としてあなたはお勤めになつておつたそうでありますが、その船の船主は商船管理委員会でなしに東洋海運ですか。
【次の発言】 あなたの身分上の保障はもちろん商船管理委員会において行つておつたのでありますけれども、本来海運界の常識としまして、あなた方の身分、進退については船主が相当ものを言わなければならぬ。そういう点について、東洋海運と商船管理委員会との間において、何らの理由なくして船主の承諾を得ざる船員の馘首ということが行われたとすれば、これは異例なことだと思います。そういうことについて、あなたは自分の心の中に思い当るような、そういう……

第10回国会 行政監察特別委員会 第14号(1951/06/21、24期、自由党)

○井手委員 ちよつと簡単に……。昭和二十一年の末から二十二年にかけて、あなたは労働学校を開催したということを先ほどの証言で言われましたけれども、昭和二十一年の暮から、昭和二十二年のいつごろまでに労働学校をやられたか。開始されたのはいつごろで、閉鎖されたのはいつごろですか。
【次の発言】 私の今聞いたのは、いつごろ始まつていつごろ終つたかということです。
【次の発言】 そこで、昭和二十二年の春に労働学校を閉鎖したが、あなたは労働学校を開いておつた当時は、ほかの地方にからだを移したことはありますか。
【次の発言】 そうすると、いわゆる党の方針によつて労働教育をやつて、労働学校の講師をしておるという……

第11回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1951/10/08、24期、自由党)

○井手委員 この選挙法の百三十九條ですが、「何人も、選挙運動に関し、いかなる名義をもつてするを問わず、飲食物を提供することができない。」飲食物提供のことだけは非常に厳格に規定してある。ところが最近大分選挙気構えで選挙戰が熾烈になることを予想しておりますが、明らかに選挙前に、大量の物品の配付をやつておる人間が多い。何千何万というものをもつて、大衆相手に物品の配付をやつておる。これは明らかに特定の選挙運動を目的にしておる。こういうことをやられると、対抗上他の議員もこれをやらなければならぬということになつて来る。これはこの機会に何とかわれわれ委員会としては阻止しておかなければならない現状にあるのでは……

第13回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1952/06/05、24期、自由党)

○井手委員 私はちよつとこの問題については意見があるのです。私は日本の選挙違反の取締りについて、従来の検察当局及び警察当局の態度を見ても、いつの場合でも選挙に対しては特別捜査本部といつたようなものを設けて、特殊に選挙違反に対して集中的におやりになつている。今刑事部長さんの御説明からいつて、そういう式に重点的に力を集中して取締るということは、刑事政策の上からは当然だと思うのですが、このことがむしろ行き過ぎになる場合がある。私はほんとうのことを言うと、国民に公正な選挙を行わしむる上においては、みずから進んでこれを取締りの対象にしてしまうという方針については、根本的に反対なんです。もつとおおらかに国……

第13回国会 電気通信委員会 第7号(1952/02/28、24期、自由党)

○井手委員 私もしろうとでよくわかりませんけれども、テレビジヨンの標準をきめる問題について論議の対象になつているものは、一応現段階における技術的な標準からいつて、白黒でやむを得ないという主張が一応通されている。先ほどから意見があつたように技術というものは、科学というものは、日進月歩で、朝晩に違うくらいに進歩している。従つて日本においても天然色テレビジヨンはある程度完成されていると聞いている。私どもはこれから技術検討を加えようと思つているのですが、そこまで来ているということ々聞いている。そこで各人の考え方としまして、何も白黒の標準ということできめなくとも、いつでも天然色をやり得る、あすでも完成さ……

第13回国会 電気通信委員会 第11号(1952/03/06、24期、自由党)

○井手委員 ただいまの福永委員の意見に関連を持つておりますから、その方からひとつ質出をいたしたいと思います。  先ほど電波監理委員長の方から、先般来テレビジヨンの送信の標準方式というものは一応決定されているので、現行法において審査をするということは、法律上きめてあることであるから当然である、それでいいんじやないかという考え方を持つているという御意見があつたわけであります。この意見については、私どもはもちろん現行法がきめてあるのであつて、審査決定する権能が委員会にあるということも了承しております。しかし問題は審査決定をすれば、委員会の権能が終れりということは私どもは考えていない。これは重大な問題……

第13回国会 電気通信委員会 第25号(1952/05/21、24期、自由党)

○井手委員 ちよつと大臣にお伺いします。私は時間を遅れて参りましたので、冒頭に皆さんが御質問される前に、一言だけ伺つておきたいと思つておりましたが、最後にまわされたのでありますが、過般の鳥取市の災害につきまして、各般の復興計画が進められておるようでありますが、ちようどこの委員会には、山陰方面を代表する委員がありませんために、十分それらの復興についての意見がかわされておりません。これは私どもまことに遺憾に存じますが、いろいろ政府等においても、その復興についての各省関連ある事項について考慮せられておりまするので、この機会にお伺いをしておきたいと思います。鳥取市は御承知のように山陰方面においてこの有……

第13回国会 電気通信委員会 第33号(1952/05/31、24期、自由党)

○井手委員 ただいま一括して議題となりました日本電信電話公社法案及び日本電信電話公社法施行法案に対する修正案に関しまして、提案の趣旨並びに内容を御説明申し上げます。  本委員会におきましては、電信電話経営形態の適否が、わが国電気通信事業の将来を左右する重大案件たるにかんがみまして、すでに昨年八月以降十箇月にわたり、特に電気通信事業の経営方式に関する小委員会を設けまして、政府当局と協力し、詳細な研究を進めて参つたのでありますが、去る五月十日、法案の付託を受けまして、以来十数回にわたり会議を開いて、政府と質疑応答を重ねて参つたのであります。五月二十日には公社法案及び会社法案について公聴会を開催し、……

第13回国会 電気通信委員会 第44号(1952/06/26、24期、自由党)

○井手委員 だんだん本委員会も終結に近づいておりますので、一言当局にお尋ねをいたしたい。公社法案が衆議院の本会議を通過いたしまして、参議院に送付になつております。従つて政府の考え方では、公社法案が通過をすると同時に、それの実体法である公衆電気通信法も有線電気通信法も、当然伴つて来ているわけです。そこへ持つて来て、さらに施行法が同時に提出をされなければ、公社法案から一貫したわが国の電気通信事業の運営というものが、蹉跌を来すと思われるのであります。そこでおそらく技術的な関係であつたと思いますが、通信法が遅れたために、臨時的に従来の電信法の一部改正によつて、この業務を行い得るようなことになつておるこ……

第14回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1952/08/27、24期、自由党)

○井手委員 立花君の説を引用するとこういうふうになるのです。演説会場を何箇所もやつている場合に、六十回の範囲内では一日に五回演説会をやつてもいいのですから、各演説会場にマイクがあつてもいいということになる。だからわれわれは二台以上はいかぬと言つているのです。つまり二台も使えるということになると、五回の演説会場では十台も使えることになるから、それはいかぬと言つているのです。もしどうしても必要があるなら、本人が演説をするのだから、本人の鑑札を使つて、一台あれば活用できるのですから、その範囲でやるべきだと思う。それを許したならば、一日、五回やれば十台のマイクを使えるという解釈になると思う。

第14回国会 電気通信委員会 第1号(1952/08/27、24期、自由党)

○井手委員 私は総裁に一言御希望申し上げたいと思います。梶井新総裁の御就任を心からお祝い申し上げます。先ほど来橋本委員及び石原委員より質問がありましたが、私も国政調査で若干地方に出て参りました。問題は、何と申しましても建設資金の獲得にあると思う。いろいろな理論があります。経営を合理化して企業体の本性を十分発揮するようにすべきだ、官僚の独善性をやめて、もつと民間企業の合理性を入れるべきだ、能率的に運用すべきだ、こういうことのために公社に移行された。しかしどういうことを並べてみましても、根本は、今日の日本の電気通信事業の根幹を固めるべき資金の需要をどういうふうにして補つて行くか、これをどう獲得する……


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第7回国会 大蔵委員会建設委員会連合審査会 第1号(1950/03/30、24期、自由党)

○井手委員 ただいまの村瀬さんの御質問に対する答弁が不明確でありますから、こういうふうに解釈していいかどうか、ちよつと伺います。  第一條の災害復旧事業とみなすということは、災害復旧を含む原形工事がありましても、その工事は災害復旧とみなしてやる、経費は災害復旧の限度しか出さないのだというふうに規定してあると思うのですが、どうでしようか。
【次の発言】 でありますから、この補助の対象とする工事は、たとい災害復旧の原形復旧でなくとも、そのときの事業は災害復旧とみなすという、その事業をみなすのであつて、経費はあなたの言うように、災害復旧の限度でやるというふうに説明なさつたらあるいははつきりわかります……

第7回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1950/02/17、24期、民主自由党)

○井手委員 今ちよつと私手元に実は資料を忘れて参りまして、数字的なことを申し上げかねますが、薪炭特別会計の赤字につきましては、会計検査院の検査の結果がきわめて不明瞭である。そういうところから農林大臣が特に委嘱をいたしまして、計理士の太田哲三氏と花田何がしという計理士に委嘱をして、薪炭特別会計の赤字の調査をさせておるようでございます。その報告書が企業会計という雑誌の一月号に詳細に発表されております。計理士がその会計の赤字補填の内容を詳細に調査をした報告書が論文として掲載されております。その論文をきようちよつと持つて来るのを忘れたのですが、その中には先般の本会議において社会党の井上君が、社会党内閣……

第10回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1951/02/20、24期、自由党)

○井手委員 大分時間も経ちましたので、郵政省所管関係についてごく簡單に質問申し上げたいと存じます。  最初に郵政事業特別会計の一般会計から赤字補填のための繰入れの関係でございますが、これは昭和二十五年度において十二億円、昭和二十六年度の予算を拝見しますと三十五億円で、二十五年度より二十三億円の増額ということになつております。これはもとより職員の給與改訂等によつて生じますところの、郵政事業特別会計の赤字を補填するものであるという一般的な説明になつておりますが、この会計は郵便及び郵便為替並びに郵便振替貯金のごとき国有業務のほかに、保険、年金の業務でありますとか、あるいは電気通信の業務でありますとか……

第10回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1951/02/21、24期、自由党)

○井手委員 電気通信省関係について、二、三御質問を申し上げたいと思います。先般の予算委員会におきまして、自由党の天野議員から質問がいたされたのでありまして、主として電話架設関係の実情について、大体の御質問が終つたように考えておるのでありますが、私はこの問題をもう一歩掘り下げてお聞きいたしたいと存ずるのであります。  昨日の電気通信事業関係の政務次官の報告によりますると、二十五年度における電話は、大体戰前の架設数に達したという御報告があつたようでございます。しかしなお戰災都市方面、ことに大都市関係の復旧は、五〇%ないし八〇%しか及んでいないので、戰前に比して著しくまだ遅れておる、この関係を急速に……

第13回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1952/02/21、24期、自由党)

○井手委員 私はこの問題について、ひとつ根本的なことについて大臣の意見を伺つておきたいと思います。  本年度の地方税の二千九百二十四億円に対しまする千二百五十億という地方財政交付金の比率は、大体四八%になつておる。昭和二十三年度以来地方財政調整交付金制度が生れてからの交付金の増額の比率というものは非常に驚くべきものがある。四百億程度だつたのが今日千二百五十億になつておる。しかも地方財政の税収の四八房に相当する交付金というものを――国家の八千五百億の予算総額から見ましても大体一三%、一五%といつた厖大な交付金を地方に交付をしなければ地方の財政確立ができないという現状に追い込まれておつて、地方財政……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

井手光治[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。