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小林進 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

小林進[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP50(衆)
32位
委員会発言歴代TOP50(衆)
17位
委員会出席(幹部)歴代TOP100
84位
委員会出席(無役)歴代TOP100
60位
委員会発言(議会)歴代TOP500
462位
委員会発言(政府)歴代TOP1000
769位
委員会発言(非役職)歴代TOP10
10位
各種会議出席歴代TOP50
30位
各種会議発言歴代TOP10
5位
各種会議出席(無役)歴代TOP50
21位
各種会議発言(非役職)歴代TOP10
5位

24期委員会発言TOP100
100位
24期委員会出席(無役)TOP100
68位
24期委員会発言(非役職)TOP100
74位
24期各種会議発言TOP25
13位
24期各種会議発言(非役職)TOP10
10位
26期委員会発言TOP50
38位
26期委員会発言(非役職)TOP50
29位
28期委員会出席TOP10
7位
28期委員会発言TOP50
18位
28期委員会出席(幹部)TOP100
53位
28期委員会出席(無役)TOP50
33位
28期委員会発言(非役職)TOP50
14位
29期委員会発言TOP50
26位
29期委員会出席(幹部)TOP50
28位
29期委員会発言(非役職)TOP50
21位
29期各種会議発言TOP25
20位
29期各種会議発言(非役職)TOP25
18位
30期委員会出席TOP100
85位
30期委員会発言TOP10
6位
30期委員会発言(非役職)TOP10
6位
30期各種会議発言TOP5
5位
30期各種会議発言(非役職)TOP5
5位
32期委員会発言TOP100
74位
32期委員会発言(議会)TOP50
26位
32期委員会発言(非役職)TOP100
62位
32期各種会議発言TOP25
12位
32期各種会議出席(無役)TOP25
24位
32期各種会議発言(非役職)TOP10
10位
33期委員会発言TOP50
46位
33期委員会出席(幹部)TOP100
90位
33期委員会発言(非役職)TOP50
35位
33期各種会議出席TOP10
6位
33期各種会議発言TOP10
6位
33期各種会議出席(無役)TOP25
18位
33期各種会議発言(非役職)TOP5
5位
34期委員会発言TOP50
46位
34期委員会発言(非役職)TOP50
35位
35期委員会発言(議会)TOP50
22位
36期委員会発言TOP50
22位
36期委員会発言(非役職)TOP50
15位
36期各種会議発言TOP5
4位
36期各種会議発言(非役職)TOP5
4位
37期委員会発言TOP100
58位
37期委員会発言(非役職)TOP50
48位
37期各種会議発言TOP10
7位
37期各種会議出席(無役)TOP25
25位
37期各種会議発言(非役職)TOP5
5位

このページでは小林進衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小林進衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 議院運営委員会 第23号(1949/04/21、24期、社会革新党)

○小林進君 議長からごもつともなお話もあり、また民自党の廣いお氣持を見せていただきまして安心いたしたのでありますが、実は今まで懲罰動議が出ますとわれわれは非常に心理的な圧迫を感ずるのであります。やじは一つの言論封鎖であり、弾圧でありますから、大いに自粛自戒することは賛成でありますが、しかしのびのびと責任ある氣持で発言する際、一、二の言葉の行き過ぎは、どうか大政党は大きな氣持で処していただきたいということをお願いしたいのであります。

第5回国会 議院運営委員会 第26号(1949/04/27、24期、社会革新党)

○小林進君 社会革新党も反対であります。その理由は皆樣の言われた通りでありますから省略いたします。

第5回国会 議院運営委員会 第54号(1949/10/21、24期、新政治協議会)

○小林(進)委員 新政治協議会を代表いたしまして、四十二条第一項、四十三条第二項、七十八条第一項は賛成であります。三十九条中の改正の問題は、事態がここまで来ればやむを得ざるものとして賛成いたします。
【次の発言】 新政治協議会も大体第二案に賛成の意見を持つて来たのであります。ところが、今ここで第三案が出た。それによると、さつき石田君の話では、むしろ新政治協議会などにはぐあいがいいじやないかと言われましたが、実際は反対であつて、たとえば常任委員では、われわれは二十八名もらえるのが、今度は減つて二十六になり、かえつて重要なポストが減る勘定になる。それから隣の民主党十室と新政治協議会は、代議士の数に……

第5回国会 決算委員会 第3号(1949/04/02、24期、社会革新党)

○小林(進)委員 一つお伺いしますが、古河電氣の値増しで八十六万円ばかり過剰に支拂われておる。これを現場を発見してとりもどされたというのでありますが、職員の方の犯罪を見ますと、大体十万か五万かせいぜい十八万程度のもので、首になつたりそれから懲役に行つたりしているのであります。この上の方で八十六万円からの損害を國家にかけた。これは檢査が未了のためにこんなことになつておるのだという御説明でありましたが、國家側から見れば十万円や五万円の損害をかけた人が懲役を食つたり首になることよりも、八十六万円のわずかの檢査の手続の粗漏で損害を受けられた方がもつと大きいのであります。こういうことに対して今のお話では……

第5回国会 決算委員会 第9号(1949/04/22、24期、社会革新党)

○小林(進)委員 今のお話に関連するのですが。先ほどの御説明で、拂込金額で二十一億万円の株を処分して、その売上代金八十五億八千四百なんぼを入れられた。それに対して、規定に基いて二十億の現金は最初の株の所有者に出すか、あとの金は國債で拂うのだというお話でございました。私どもが聞いておると、最初の人は二十一億万円の額面の全額を持つていて、証券処理調整協議会が何かホールデイング・カンパニーみたいで、株主の株を時價に操作して、うまく高値で売つて、最初の取上げられた株主は、このお話でも二十一億万円の金額が四十五億なんぼになつて、差引二十四億ばかりの利益を上げさしてもらつたことになります。だから株は手から……

第5回国会 決算委員会 第10号(1949/04/26、24期、社会革新党)

○小林(進)委員 私も予備費が本來の性格を少し離れて使われているのではないかという感じを受けたのでありますが、それは大体井之口さんが個々にわたつて御質問されましたので、そういう重複の点を避けたいと思ひますが、同じく二十二年度の予算の中で閉鎖機関の整理委員会に七百万円立てかえられております。その説明に、回轉資金が必要だが、こういう委員会の性質上金を貸してくれるものもないのだから、政府の予備金で立てかえたという御説明がついておるようであります。これは貸してくれないことは最初からわかりきつておることでありますので、それをわざわざ予備費からお出しになつておるのもふしぎでありますし、そういうことの御説明……

第5回国会 決算委員会 第12号(1949/05/12、24期、新政治協議会)

○小林(進)委員 今の未済額の中に徴收の決定していない金額云々ということがあるのですが、これは一体どういう性質のものですか。ちよつとお知らせ願いたい。
【次の発言】 私も二、三点簡單に御質問をいたしたいと思います。その一つはやはり終戰処理費、この中で百五十億ばかりの金が翌年度に支出されるようなことになつております。こういうようなことがあると、せつかく組んだ國の予算の本質をこれは乱つているので、こういうことに対する会計檢査院の考え方をひとつお聞きしたいと思います。
【次の発言】 それから同じ終戰処理費の関係なのですが、えてしてどうもこういう復金だとか、終戰処理費だとか、あるいは予備費だとかいうよ……

第5回国会 決算委員会 第14号(1949/05/18、24期、新政治協議会)

○小林(進)委員 檢査院当局の実に御懇篤な御回答を得て、私も非常に満足したような次第であります。特にさもありなんと思われる項目が非常に明確にせられたのは、私は非常に嬉しく思います。今までどうもこういう問頭が、いつも表面だけの言葉の技術で終つたのでありますが、ただいま官吏のあり方というものに対して、根本的にその急所をつかれたいわゆる遵法精神の稀薄だとか、あるいはまた責任観念の薄い点だとか、あるいはまた國家予算を経理する者の考え方、こういうようなことを一々御指摘願つたのは、まことにわれわれの常日ごろ考えていたこととまつたく一致するのであります。これはもはや会計檢査そのものを離れて、われわれは國会議……

第5回国会 決算委員会 第16号(1949/10/04、24期、新政治協議会)

○小林(進)委員 今の早場米のことで、前の話を聞いてなかつたのでちよつと伺いますが、中間経費の中に早場米と超過供出の價格が入つて何か高くなるというような御説明だつたらしく想像するのでありますが、昨年度あたりの米でいうと、十一月だけで石三千五百九十三円でございますが、それに七月の最終に決定した米價で五十一円ばかり上つて三千六百四十四円になつたというので、それに早場米の報奬金、超過供出の奬励金を入れて平均米價をとると、大体私の聞いたところでは三十八円くらいのものが生産者價格、消費者價格が五十八円何がしになつて、二十余円の開きが出て消費者の手に入る、こういうことでありまして、今の例によれば、早場米の……

第5回国会 考査特別委員会 第4号(1949/05/14、24期、新政治協議会)

○小林(進)委員 ちよつと聞きたいのですが、組合長のところに行つて、内示があつたかどうかということを聞かれましたか。
【次の発言】 行きずらかつたのですか。何か組合長は信用するに足らぬというようなお氣持でもあつたためですか。
【次の発言】 たとえば二十二年度の税金なんかで組合長の税金が特に安かつたというような感じを受けられたこともなかつたでしようか。
【次の発言】 返事できませんか。ではいま一つお聞きいたしたい。あなたは交渉委員でも何でもないのに、そういうふうにして四人で会つて、いろいろ税金のことなんか相談されたのですが、それはやはり組合長や幹部の人にまかせていたんではどうもわれわれの利益にな……

第5回国会 考査特別委員会 第7号(1949/05/26、24期、新政治協議会)

○小林(進)委員 ちよつとお伺いしたいのは、その晩の銀月でおやりになつた費用はたれがお拂いになつたかわかりませんか。
【次の発言】 岸本さんがお払いになつたような形勢はありませんか。
【次の発言】 岸本さんがあなたが十五万を拂わないならその内金として拂おうとおつしやつたのですね。それがどうもわかりませんから少し詳しくおつしやつてください。
【次の発言】 そうしますと、岸本さんはさつきのお話では警察の話を総合して十五万円くらいは自分の罰金をお拂いになつたはずですね。
【次の発言】 十五万円拂つておるのにあなたの分も自分の罰金として十五万円拂つておるのですか。

第5回国会 考査特別委員会 第8号(1949/05/28、24期、新政治協議会)

○小林(進)委員 大分お疲れのようですから、私は簡單に一つだけお尋ねいたします。これは取引高税に関する問題であります。二十四年度はまた違いますが、二十三年度の最初は証紙を張る、張らないということで大分問題になつたようで、証紙を張らないものが罰則の対象になつたのであります。これが年度末に至ると、もう証紙の問題でなくなつて、予算が足らないからこれだけのものは必ずとつてくれと、天くだり式に各團体、各業者に取引高税の割当をされたことは、天下周知の事実でありますが、大藏大臣はこれを御存じであるかどうか。証人としてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 天くだり式にともかく割当てたということを御承知であり……

第5回国会 考査特別委員会 第12号(1949/06/27、24期、新政治協議会)

○小林(進)委員 ぼくはしろうとですからわからないのですが、一体弘済会というのはどういう人たちでつくつているのですか。みんな鉄道関係者だけですか。
【次の発言】 鉄道関係以外の方も入つておるわけですね。
【次の発言】 鉄道の退職した者、あるいはその家族、こういうわけですか、そこに一つの封建的な王國というものができたわけですな。
【次の発言】 とにかくいろいろ役所もあると思うのでありますけれども、ほかの役所あたりでは退職された方とか、関係者でそういう弘済会みたいなものをつくつている團体がほかにごさいまいすか。
【次の発言】 そうすると、日本の官廳の組織の中で、鉄道弘済会みたいなものは、まずあなた……

第5回国会 考査特別委員会 第13号(1949/06/29、24期、新政治協議会)

○小林(進)委員 だから私は先ほど委員長に、なぜ理事会を開かないかと言つたのです。こういうことが予想せられたから私は言つた。こんな証人を前に置いて考査委員会の内情を暴露して、政党の争いを万人の前でやるような議事の仕方は、非常に委員長としての手腕のほどを疑わざるを得ない。これでは私どもの方で委員長の不信任案を出さなければならない。そういうことはやめてもらつて、もしこういう話があつたら、一應はひとつ理事会なり、あるいはまた別の形式でそういうことを処理してもらいたい。  いま一つは、私は参考までに知りたいのですが、一体この郡とそれから下甘田村ですか、この村でいわゆる民主党の大森君の票と共産党の票かど……

第5回国会 考査特別委員会 第14号(1949/06/30、24期、新政治協議会)

○小林(進)委員 今そういう事実があるという御答弁なんですが、その事実としてあなたはさつき具体的にいろいろ例をあげられたかと思う。いわゆる報奬物資の問題やら隠し田の問題やら、あるいは組合の問題やらをいろいろあげられたと思うのでありますが、私は公平な第三者としてお話を聞いて、事実があるとおつしやるけれども、具体的に私はあなたの例を一つも確認できないのです。  まず第一になぜあなたが一体この隠し田の問題を、こういうふうに四町も隠し田があるということを問題にされたかというその理由を私はお聞きしたいと思う。これはぼくはあなたに教えるためにしやべつているのではないけれども、隠し田があるということは全國共……

第5回国会 考査特別委員会 第15号(1949/07/01、24期、新政治協議会)

○小林(進)委員 あなたの方に私のお開きしたいのは割当なんです。この割当は私の想像では、縣からあなたの村へ割当量が來て、その割当量を村の農業調整委員が役場へ行つて相談して、各部落の割当量を持つて來る。その部落でもらつた割当量を、今度は部落の各個人に割当てて行くという勘定になると思うのですが、その方法はどうですか。
【次の発言】 そうすると、あなたは農業調整委員ですから、村の村長を中心にした農業調整委員会の会議で、あなたの部落の割当量をおもらいになつて來たわけですね。
【次の発言】 そこでもらつて來たその部落の割当量を、あなたのさつきのお話によれば、部落の総会を開いて、結局村の連中が全部集まつて……

第5回国会 考査特別委員会 第32号(1949/08/05、24期、新政治協議会)

○小林(進)委員 六月三日に組合側は大会を開かれて首切に絶対反対するということを決議されたわけでありますが、その決議に対しては、あなたの御意向はどういうのでございますか。やはり大会の決議に全面的に賛成だつたわけですか。
【次の発言】 今でもそのお気持にかわりはございませんか。
【次の発言】 それでは首切りには絶対反対であるということを承認されておるわけですか。それではあなたがこの組合闘争というものがどうもあなたのお気に沿わぬという心境にかわられたのはいつからですか。
【次の発言】 十日の警察へのデモまではあなたも賛意を表していられたわけですね。警察にデモに行くというようなことについて不服は何も……

第5回国会 考査特別委員会 第36号(1949/09/13、24期、新政治協議会)

○小林(進)委員 國警本部長官の御高名を伺つて、実は質問をいたしておきたいと思います。ただ一つでございます。それは今國電ストとか平事件を通じて大体民自党、與党の諸君や、吉田内閣はこういう左派あたりの集団事件を目標にして、警察能力が無能である。だから警察制度を改革し、これを強化しなくちやならないということが、盛んに報道せられておるのでありまするが、だがこれは國内の一つの輿論というか、民自党の輿論になつておる。この民自党の輿論に対しまして、マッカーサー元帥の覚書には現在の警察制度というものは現状のままでよろしいという話が出ているのでありまするが、この声明による言葉の裏づけには、一つの例として日にち……

第5回国会 懲罰委員会 第5号(1949/05/21、24期、新政治協議会)

○小林(進)委員 今の提案の理由についてですが、これは当時者にお聞きして、さらにはつきりしなければならない点だと思うのであります。提案者に一つお聞きしたいことは、今言う小西君が暴力でなぐられたということの前に、聞きますれば何か佐々木君の所へ神山君が行つていて、打合せ中の言葉のやりとりで小西君が飛び出して神山君の所へ行つてその交渉の仲間に入つた。そこへあとから立花君が來てなぐつたということになつておるのでありますが、そのなぐられる前の小西君の行為に――自席を立つて神山君の所まで行つて、そして何かの言葉のやりとりをして、それが遂に暴力を振わしむるに至るような――正当な行為としてなつたのか、あるいは……

第5回国会 懲罰委員会 第7号(1949/05/24、24期、新政治協議会)

○小林(進)委員 この問題につきまして、われわれはいろいろ討論をして最後の結論をださなければならないのでありまするが、わが党といたしましては、ここにどうしても議長と法務総裁のこの問題に対する偽らざる心境を聞かないと、その罰の量定の上において支障があるというわけで、この動議を提出したのであります。こういう意味において、ここに私は議長と法務総裁の御出席を得たいというのであります。
【次の発言】 私は民主政治あるいは議会政治というものは二つの原則の確立を常に心がけていかなければならないということを考えております。その一つは言論の自由であります。徹底的なる暴力の否定と、徹底的なる言論の自由、この二つを……

第6回国会 議院運営委員会 第1号(1949/10/25、24期、新政治協議会)

○小林進君 竹山君は今見えませんけれども、きようの新聞によると小麦の世界協定に参加するために、政府から派遣員が行くそうです。その協定に入るに際しては政府は一体どんな腹で参加するか。その腹を聞きたいというのだそうです。
【次の発言】 小麦協定に参加しなければならないことについては、各政党とも相当に真劍に考えたろうし、また世界の食糧事情がどんなになつておるかについて、国民全般が相当関心を持つておることです。だからそういう方面について、緊急という言葉はあるいは使わないかもしれませんが、かれがね国民全般が興味を持つておる問題について、政府自身の見解やその他が表明せられない、あまり国民が納得するようか形……

第6回国会 考査特別委員会 第4号(1949/11/12、24期、会派情報なし)

○小林(進)委員 一言だけお伺いしますが、その閉鎖機関の売掛金を西川副総裁が公団を代表して申し込まれたのか、あるいはまた何かあなたと個人的な特別なおつきあいでもあつて、個人的にひとつその金をまわしてくれるようにお話になつたのか、その点をお聞きしたいと思うのであります。
【次の発言】 そうすると、この申入れは油糧公団の総裁も、その他の理事者も全部御承知の上で、その話を代表して副総裁が来られた、こういうふうに解釈してよろしいですか。
【次の発言】 そうすると、あなたのお話では、西川副総裁がそういうような正しいことをおやりになる方だという個人の人格を信用して、その要求をいれたというわけですね。

第6回国会 考査特別委員会 第5号(1949/11/14、24期、社会革新党)

○小林(進)委員 一つお聞きしたいのですが、一体大豆協会の奬励費の経理を、どなたがおやりになつているのか、お聞かせ願いたいと思います。出し入れ、帳面の責任者です。
【次の発言】 経理部長がおやりになつているのじやないのですな。
【次の発言】 そうすればこの奬励金の一切の出し入れは本村、いわゆる公団の経理部長がおやりになつたと解釈してよろしゆうございますか。
【次の発言】 それは大豆協会でなく、公団の経理部長として、大豆協会の経理を担当されたわけですか。
【次の発言】 本村さんは大豆協会の嘱託なんてすね。
【次の発言】 これは嘱託の辞令が出ておりますな。

第6回国会 考査特別委員会 第6号(1949/11/15、24期、社会革新党)

○小林(進)委員 先ほどのお言葉の中に、大豆の増産奨励金だけは予算化ができなかつたから、この方の別途会計は余儀ないものであると思う、こういう御答弁でございましたが、このお考えは間違いございませんか。
【次の発言】 すべて官庁や公団その他の内部において、いろいろ計画があつたりしておりますが、その機関の内部における計画が予算化の面において阻止された場合に、その計画を推進するために、他の官庁や他の公団においても、このように別途会計をもつて、あくまでも内部の自分たちの計画を推し進めて行くということは、やはり一般的に見て正しいとお思いになりますか。

第6回国会 考査特別委員会 第9号(1949/11/25、24期、社会革新党)

○小林委員 はい。

第6回国会 考査特別委員会 第10号(1949/11/30、24期、社会革新党)

○小林(進)委員 お忙しいところ失礼でございますが、先ほどのお言葉の中で、私の聞き違いかもしれませんが、アメリカで実験の結果、中間子でありますか、素粒子が発見されたその実験の裏づけをする湯川理論というものが当時アメリカにはわからなくて、あとで日本にその理論があつたということがわかつたのだというようなお言葉かと思うのでありますが、そうすると、アメリカは理論のないところに実験によつて発見した。そうするとその価値問題としまして、理論を発見したものが優先をするのか、実験によつてその存在を発見したものに価値があるのかというようなことがちよつと疑われるのであります。さつきのお言葉をいま一回わかりやすくお教……

第6回国会 考査特別委員会 第11号(1949/12/01、24期、社会革新党)

○小林(進)委員 それでは二、三お聞きしたいのでありますが、厚生省で厚生大臣の表彰状をお出しになつたのでありますから、講義その他は十分遺漏なくやられたと思うのでありますが、さつきの表彰状にも、原子爆彈によりと、永井博士の一切の事の初まりが、原子爆彈によつて被害を受けられたようになつておる。その後に書かれたお言葉にも、原子爆彈の影響を受けということになつておるのでありますが、永井博士は実際原子爆彈によつて何か身体の方をそこなわれられたのでございましようか。この問題の根本は、私はまずそこからひとつ研究してみたいと思つているのでありますが、あれは八月九日に長崎へ原子爆彈が落ちたのであります。その原子……

第7回国会 外務委員会 第8号(1950/03/11、24期、社会革新党)

○小林(進)委員 まだほかに質問がありますが、ちようど関連事項で新潟県のことが出ましたから、私は御参考までに申し上げておきたいと思うのであります。私も新潟にいてそのミシンの沒收といいますか、一旦拂下げを受けたものを県庁を通じて取上げられたという事情をよく知つておるのでありますが、そのときには業者がはたして欠損を受けておるかというと、私の知つておる範囲においては欠損を受けていないのであります。これを一応御参考までに申し上げておきたいのであります。というのは、やはり県の政治的な力があつたためでもありましようが、一旦拂下げを受けた人がまた取上げられる。そうすると今までのミシン業ができない。何とかして……

第7回国会 外務委員会 第9号(1950/03/14、24期、社会革新党)

○小林(進)委員 それでは三点ばかり質問させていただきますが、この略奪品は政府の方で没収されたものに対する跡始末の支出でありますが、今後司令部を通じて新しくまた略奪品の没収がなお行われるような見通しがありますかどうか、それを承りたいと思うのであります。
【次の発言】 そういたしますと、今おつしやつた一億という金は、従来没収いたしましたもののみに対する見積り額でございますか。新しくまた指令されて取上げる方の額については、どのくらいのものかというような御想像も何もつかないものですか。
【次の発言】 どうもこういう略奪品の返還などというようなことは、私どもはすべからくもう済んでいたものと思うのであり……

第7回国会 外務委員会 第18号(1950/05/01、24期、社会革新党)

○小林(進)委員 時間もありませんし、特にきようは外務大臣がおいでになるというので、おいでになりましたら二、三質問させていただきたいと思つたのでありますが、おいでになりませんので、そのうちの一つだけをお伺いしてやめます。  今期国会も終末になりましたので、この外務委員会の会期を通じて、実は私ははなはだ悲観をいたしたことがございますので、冒頭にそれだけ申し上げておきたいと思うのであります。それは外務省の首脳部のお方の御勉強や專門知識には、私は実は敬服いたしたのであります。敬服はいたしましたが、しかしその間を通じて今わが日本がまさに百年の大計を誤るかいなかのどたんばに遭遇している思えばまさに重大な……

第7回国会 議院運営委員会 第1号(1949/12/04、24期、社会革新党)

○小林進君 前の六つの特別委員会については、考査を別にした五つは他の各党と同じであります。考査委員会についてはやはり不当財的な性格を出してもらう、特にその運営は最も超党派的にやつていただくことに強い希望をもつております。社会党提案の社会保障制度の問題は、全面的に賛成いたします。講和の問題は外務委員会を拡大強化して行くという第六国会のわが党の党議がそのままになつております。食糧政策に対する特別委員会については全面的に賛成いたします。
【次の発言】 私先ほど間違えて採決に手をあげましたが、私オブザーバーで議決権がありませんので、取消していただきます。それについて実はお願いしたいと思いますが、国会も……

第7回国会 考査特別委員会 第7号(1950/02/06、24期、社会革新党)

○小林(進)委員 簡單に三つばかりお聞きしたいと思いますが、元総裁は御存じなければ、御存じないでけつこうなんです。われわれの調査の中に出て来ましたことで、聞き漏れたことを補充的にお聞きするのでありますが、一番目は菅家君が質問いたしました問題で、結局公団法の十七條で、認可になつていないという問題に関連するのでありますが、石炭価格の問題であります。総裁にお聞きしたいのは、この石炭価格の中に福利協会の費用としてトン七円、坑木補償金といたしまして金十三円トシ、特別鉱害補償金としてトン十三円五十銭の代金が含まれているということを御存じでございますか。

第7回国会 考査特別委員会 第10号(1950/02/13、24期、社会革新党)

○小林(進)委員 個人尋問のようになりますけれども、荷後炭の所有権の問題は別にしまして、ただ毎月百五十トンないし二百トンであつたものが、公団がしまう間近になると、べらぼうに数量がふえたということついて、何か協会あるいは公団で特別に打たれた手がありましたら、ひとつお知らせ願いたいと思います。もつと具体的に言えば、所有権の法律論なんかは別にしましても、ともかく百トンなら百トンで来た品物が、そのまま公団、いわゆる国家の財産として百トンで納められるのですから、その中に荷後炭が多く出るということは、それはだれが見てもそれだけ国家に損害を與えることは、三つ子の常識でもわかることであります。その常識をお持ち……

第7回国会 考査特別委員会 第11号(1950/02/15、24期、社会革新党)

○小林(進)委員 私はちよつとあなたのお気持をはつきりお聞きしたいのですが、先ほどのお話で、料率を下げる交渉を保險会社にされたというのであります。これは前からの尋問でみんなそうおつしやるのですが、この料率の引下げの交渉をされるときの気持でございますね。この気持は何とか引下げをさせて、内輪のぽつぽを暖めるという気持で交渉をされたのですか。最初の交渉のときは、これは国家の保險料金なんだから、国家の財産を少しでも軽減させるという気持で交渉されたのですか。その気持をひとつお聞かせ願いたい。
【次の発言】 経費の節約をするという気持で出発された、その経費はやはり国家の経費でございますね。

第8回国会 議院運営委員会 第2号(1950/07/13、24期、社会革新党)

○小林進君 社革は、小林進十七分。
【次の発言】 わがままかもしれませんが、もう議会が始まつてわれわれの方も非常に忙しいし、整理など人にまかしておけないものもある。会期が長ければまだいいのですが、会期も短かいのだから……。

第8回国会 文部委員会 第9号(1950/11/11、24期、社会革新党)

○小林(進)委員 総長に簡單にお伺いしたいと思います。実はこのたびの問題で、総括的にお考えくださいまして、遺憾の点、マイナスの点は、私ども十分わかつたのでありまするが、これをいま一歩批判的の立場に立ちまして、何かプラスの面はなかつたかどうか。あるいは教授の立場、あるいは学生の立場、これをもつと進んで総長の立場、こういう立場から見まして、何か得るところはなかつたかどうか、これをひとつ私はお伺いしたいと思うのであります。
【次の発言】 いま一つ私は今の問題に関連してお伺いしたいのでありまするが、時間がありませんので、簡單に申し上げます。私どもも実は学生時代にこういう問題に関連して騒動のいわゆる張本……

第8回国会 文部委員会 第10号(1950/11/13、24期、社会革新党)

○小林(進)委員 関連事項になりますが、ひとつお伺いいたします。それは学校地区付近に歓楽街ができ上つて、非常に文教上重大なる影響を及ぼしておるという問題であります。現に東京でも、池上、高田馬場、池袋、王子、立川などという、ほとんどあらゆる地区でこの問題が持ち上つております。その具体的な例といたしまして、ただいまここに一つ陳情書が参つておりますので、これを読み上げまして、文部当局の御意見を伺いたいと思います。    陳情書  池上特殊喫茶街設置反対学校連盟   目下東京都内池上、高田馬場、亀有、調布等の各地に起つております学校付近に歓楽街を設置することをめぐる数々の紛争は、文教上ゆゆしい問題であ……

第8回国会 予算委員会 第3号(1950/07/27、24期、社会革新党)

○小林(進)委員 時間がありませんので、簡單に項目だけ御質問をいたします。きのう不参いたしましたので、あるいは質問がダブりましたら、その点あらかじめ御了承願いたいと思います。  最初大蔵大臣にお伺いしたいのでありまするが、これは参考までにお伺いしたいのであります。二十六年度の納税者の推定総数をお聞かせ願いたいのであります。特に二十五年度に比較いたしまして、職業別にその増減をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 次は積雪寒冷地帯の減税の問題でありまするが、これもおそらくきのうあたり出たのじやないかと思いまするけれども、本会議場における大蔵大臣の御説明がどうも納得できないので、再び繰返すのであり……

第9回国会 予算委員会 第6号(1950/12/01、24期、社会革新党)

○小林(進)委員 山田さんに一言お伺いいたします。先ほどからの御説明では、よく百分の一の比率をお用いになつておりまするが、これはもちろん概算であり、あるいは一つの例として用いやすいためにお用いになつたことと思います。従つて正確な比率を私はお伺いしたいと思うのではありませんが、私ども国会において米価の問題あるいは労働賃金の比率の問題等を正確に出すために、戰前との物価の比率をいわゆるパリティ方式で研究しているわけでありまするが、それにつきましても米価において六十八倍がまだ安過ぎる。労働賃金において基準年度よりも百五十何倍がまだ安過ぎるということで盛んに論争を繰返しているのでありまして、その観点から……

第9回国会 予算委員会 第8号(1950/12/03、24期、社会革新党)

○小林(進)委員 持ち時間がありませんので、集約してまず大蔵大臣にお伺いいたしたいのでありますが、積雪寒冷地帯における特に減税の処置を講ずること、並びに平衡交付金において、特別の増額をすること等が、第七国会において衆参両院で全会一致で可決されておるのでありますが。この決議をいかに具体化されるか、これをひとつ大蔵大臣にお伺いいたしたいのであります。
【次の発言】 ただいま大蔵大臣は、相当に困難であるということを言われたのでありますが、この給与の問題につきましては、公務員については政令の二百号で寒冷地手当というものがありまして、六割ないし四割の特別給与が与えられておるのであります。もちろんこれは大……

第10回国会 議院運営委員会 第59号(1951/08/09、24期、社会民主党)

○小林進君 社会民主党でありますが、政府の説明を一日ゆつくりお聞きしてあとで各党で細部の仕上げの結論をつくつて、それからわれわれ小会派までも十分質問をさしていただく。質問の期間を四日、計やはり一週間はぜひとつていただきたいと思う。

第10回国会 文部委員会 第4号(1951/02/28、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 遅れて参りまして、ちよつと前後のつじつまの合わない質問になるかもしれませんが、率直に私の考えていることを伺わせていただきたい。ただいまの御説明では、教科書の発行を担当している事業会社といいましようか、営利商人と申しましようか、そういう方々の仕事の苦難を代弁されているような感じがなきにしもあらずであります。昔の文部省発行の一律の計画を改めて、現在のような教科書の発行制度を持たれましてから、すでに四、五年を経過いたしておりますが、根本的にさかのぼりまして、現在の方法にかわるもつといい方法がないものかどうか、こういうことをお考えになつたことがあるかどうか。願わくは、私どもは国民教育……

第10回国会 文部委員会 第22号(1951/03/31、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 佐藤委員の質問に関連して伺います。民間研究所に四千万円くらい出しておられるというのですが、民間研究所のこの四千万円に該当する数はどれくらいですか。
【次の発言】 この問題は、かつて衆議院で決議案が上程されまして、科学技術を重視しなければならぬということが、全体の要望でもつて決せられたのですが、その場合にもやはり民間研究所をもつと考慮しなければいかぬということが特に強調されたのです。今お聞きしますと、大臣御苦労なさつておるようですが、非常に零細な補助であつて、おそらく国民が要望するところにこたえられておらないように考えられるのであります。三十六としましても、四千万円ならば一つに……

第10回国会 文部委員会 第24号(1951/05/14、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 緊急質問でありますが、実は事が重大問題でありまするので、願わくば文部大臣の御都合がつきましたら、御出席をお願いしたいと思います。
【次の発言】 それでは大臣が到着せられます前までに、事務的にその後の経過がどうなつておるかお尋ねいたしたいと思うのでありまするが、問題は、五月一日の朝日新聞に報道せられました記事の内容についてお伺いいたしたいのであります。五月一日の朝日新聞に「からくり接待費、文部省、田辺(工博)夫人の名をかたる」こういう見出しで―ちよつと読み上げますが、「官庁、会社が接待費を生み出すからくりを税務署が問題にしているやさき、文部省が他人の名前を利用、原稿料名目で二万……

第10回国会 文部委員会 第27号(1951/05/23、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 この大学管理法案成立の経過に至るまで、文部省では相当いろいろな方面の意見を聽取せられたと、御説明になつておるのでありますが、願わくは、審議の経過の記録の書類でもありましたら、ひとつわれわれの方にも見せていただきたい、これをひとつお願いしておきます。
【次の発言】 その書類を見せていただきましてから、またあらためて御質問いたしたいと思います。  次に、漠然とした質問でありますが、まず大学成立の要素をひとつお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 物的要素は別にいたしましても、人的要素といたしましては、私は学校というものは、学校経営者と申しましようか、それと教授と学生、この三つ……

第10回国会 文部委員会 第31号(1951/06/01、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 この雨天体操場の問題は、特に東北、北陸目下北海道のごとき、一年の半分以上を雪や雨でおおわれておる地方におきましては、雨天体操場というものは、教室と同等、より以上に必要な条件でありまして、今六・三制の教育の補助費その他が、教室にのみ重点が置かれて、雨天体操場に何らの補助金及び起債の方法も認められていないということは、学校教育上、非常に重大な支障を来しておりますので、この請願は特に可及的すみやかに実施せられるよう御努力を願いたい。よつて特に賛成の意を表明するものであります。
【次の発言】 今論ぜられておる問題は、私は今後の国情と大学のあり方に関する実に重大問題だと思うのであります……

第10回国会 予算委員会 第5号(1951/02/02、24期、社会革新党)

○小林(進)委員 委員長にお尋ねしますが、総理は十分前に何か御用事でお帰りになるというのでありますが、それはほんとうでありますか。
【次の発言】 私も二十分与えられたものと思つて予定したのでありますが、時計を見ると、あと七分しかないのであります。これでやれということになると……。
【次の発言】 それでは時間の来ますまで首相にお伺いいたしますが、ダレス氏の声明の中にも、日本の経済を安定するということが非常に重要視せられておるがごとく感ずるのでありますが、その経済を安定するということについて、総理といたしましては、連合国に対する問題と、それから国内の態勢を整備するという二つの問題があると思うのであ……

第10回国会 予算委員会 第13号(1951/02/12、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 関連して……。
【次の発言】 ちようど法務総裁がお見えになつておりまするので、かねがねお聞きしたいと思つている一点をお尋ねいたしたいと思いますが、特に自由党が政権をとりまして以来、だんだん国家警察――これは自治体警察にもその色彩があるのでありますが、政党色がだんだん顯著になつて参りまして、いわゆる警察の無色公平というような点が薄れているということを、われわれは地方において具体的問題にぶつかりまして痛感するのでありますが、これに対しまして、何か法務総裁に、お気づきになつている点があるかないか、まずひとつお伺いしておきます。

第10回国会 予算委員会 第14号(1951/02/13、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 ただいまの問題でありますが、実は昨日この委員会で川崎秀二君からも農相に質問があつたのであります。今の協同組合の負債整理の問題について、現に議院運営委員会では、その法案が出るものとして議院運営委員会でこれを認めた、こういう日程の予定表にも入つておるのですから、この負債整理の問題について蔵相の御見解を承りたいという質問に対しまして、蔵相は、いまだこの負債整理の問題に対しては何ら関知していないというふうにお答えになつたのでありまして、これはわれわれを非常に唖然たらしめたのであります。何らか農林省、大蔵省関係に連絡の不備があつたか、あるいは大蔵大臣も最近の広島の選挙なんかでお負けにな……

第10回国会 予算委員会 第22号(1951/02/26、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 社会民主党を代表いたしまして、本予算案に反対の意見を申し述べます。  昭和二十六年度の予算は、われわれはまず講和條約を受入れるという態勢で組まなければならないと思うのでありまするが、この予算案全般を拝見いたしましても、ここには講和條約の受入れの態勢というものを一つも見ることができないのであります。農民、労働者あるいは中小企業者その他一般大衆は、まさに生活のどん底に追い込まれておるというのが現状でありまして、現在政府並びに一部の人たちが講和條約だ、あるいは独立だ、あるいはまた再軍備だと言う反面にも、一般大衆はそういうことは身近に考えられず、大体国民の八割ないし九割というものは、……

第11回国会 議院運営委員会 第1号(1951/08/16、24期、社会民主党)

○小林進君 私どもの方も、実は自由党の方からひとつ同調をしてくれぬかというような申出を受けまして、爾来いろいろ考えて、願わくば超党派的に小会派も講和条約の問題を取扱いたいというような意見もあるのでありますが、何といつても党には党のお聞きしたい点もありますので、そういう点を明らかにしていただいた上でわれわれの態度をはつきりしよう、こんな形になつておりますので、願わくば明日の質問も、最少の時間十五分くらいお許しをいただきたいと思います。ひとつ皆様方の御配慮をお願いいたします。

第11回国会 文部委員会 第3号(1951/08/21、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 国民プール建設の用地として、新宿御苑の西北端の一部の空地を指定せられたき旨の請願が、去る六月一日の衆議院本会議において採択せられておるのでありますが、これが一体その後どうなつておりまするのか、厚生大臣ないしは次官でもよろしゆうございますが、お尋ねいたしたいと思うのであります。私のお尋ねいたしたいのは大臣でございまして、大臣か次官がおいでになつたら、ぜひお尋ねしたいと思うのでございます。実はこの前の厚生委員会でも、すでにこの問題は一応質問が繰返されていたようでございまするが、そのときの御答弁が国立公園部長でありまして、同じ答弁を厚生委員会と文部委員会で繰返していたのでは、ちつと……

第11回国会 文部委員会 第5号(1951/09/12、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 一言お伺いいたしたいのでありますが、今までの委員諸君との質問応答を聞いておりますと、一応閣議で決定したが、予算の面でそれが御破算で白紙にせられるというような感じを受けるのであります。おそらくその閣議の決定には、閣議の決定でありますから、当然大蔵大臣も出席されておつて、大蔵大臣も臨席の上で、その閣議の会議の決定がなされたものと私は了承するのであります。そのような閣議で決定せられた、最も権威あるべきその決定が、予算面とはいいながら、それが白紙にされたという陰には、何か閣議以外の力が、そこに働いているのではないかというような感じを受けたのです。その閣議以外の力とは何か、これはすなわ……

第12回国会 文部委員会 第2号(1951/10/31、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 私ちよつと欠席していましたので、あるいは問題が重複するかもしれませんが、予算の問題についてお伺いいたしたいと思うのであります。  ここで、六・三制の設備の増加資金として九億五千六百四十五万三千円が計上せられておりますが、この中へ、私どもが委員会でしばしば要望いたしておりまするところの、積雪寒冷地帯における雨天運動場に対する経費がどれくらい見積つてあるかをお伺いいたしたいのであります。私は予算委員といたしましても、この夏ごろ東海あるいは関西方面をずつと旅行いたして、その都度文部委員の立場を兼ねて学校の設備も見て来たのでありますが、雪の降らない地方の雨天運動場と、雪の降る地方の運……

第12回国会 予算委員会 第2号(1951/10/17、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 今の二重機構の問題に関連いたしまして、運輸省と国鉄の関係の二重制のみならず、いま一つ、私は御答弁できないならば、ぜひ資料でほしいと思いますのは、国鉄と外郭団体であります。いわば俗に世間で姥捨山というふうに、おやめになつた役人並びに関係者等が中心になつて、何々団体、何々協会などというものが、どうも運輸省と民間団体その他の中に介在しておる。そうした中間的な存在の者が非常に多い。しかもそうした中に介在する人たちが、事実上総裁以上の権力を持つている者がいたり、局長以上の権力を持つている者がいるようにも伺つておるのであります。こうした外郭団体が一体どれくらいあるか、これもひとつできたら……

第12回国会 予算委員会 第11号(1951/11/01、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 では総理大臣に御質問いたします。  賠償の問題についてお伺いいたしたいのでありますが、これはしばしば繰返されておりまするので、大体了承したものとお考えになつておるかもしれませんが、私どもまだ不明の点が多いので、この点ひとつ納得の行くように御説明願いたいと思うのであります。このたびの條約の規定によりますれば、一般の連合国は在外財産の処分によつて満足をされる、あるいはまた特殊な侵害を受けた連合国は、これはまた特殊な役務賠償によつて満足せられる、捕虜虐待は今度は中立国や枢軸国の日本財産の処分で満足される、全世界におけるわが国の財産が、それぞれの方法で全部取上げられるのでありまするが……

第12回国会 予算委員会 第15号(1951/11/07、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 私は社会民主党を代表いたしましてただいま上程されております補正予算に対し簡單に反対討論をいたします。政府はまず歳出の面におきまして千五百六十八億円に上るところの自然増収を見込んでおるのでありますが、その政府の説明がみずから明らかにせられておりまするごとく、この自然増収は中小企業法人に対して、今後重大なる収奪を加えることは明らかであります。特に一応政府の説明が妥当であるといたしましても、少くとも二十六年度当初予算において租税及び印紙収入が四千四百四十五億円を計上いたしておりましたにもかかららず、半年を待たずして一千五百六十八億円の自然増加を見るということは、年間を通じ、収入に関……

第13回国会 議院運営委員会 第20号(1952/02/29、24期、社会民主党)

○小林進君 委員長、ちよつと……。

第13回国会 議院運営委員会 第76号(1952/07/30、24期、協同党)

○小林進君 協同党は小林進。

第13回国会 議院運営委員会 第77号(1952/07/31、24期、協同党)

○小林進君 どういう標準で選んでおるのですか。共産党は入るのですか。

第13回国会 文部委員会 第2号(1951/12/27、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 実はまだ最終案ではございませんが、文部当局の交渉の経過の今までの説明を承りまして、実は私は二つの失望を覚えたのであります。  第一の問題は、あるいは観念論になるかもしれませんが、いやしくもいよいよあちら様の桎梏をのがれて、これから独立の、独自の予算を組むという、まつたく構想を新たにして進まなければならない二十七年度の予算におきまして、文部省といたしましては、この独立日本を建設して行く予算の中に、教育という問題が、今の内閣なり今の予算の面に、どれだけの比重をもつてこれが現われるかということを、私は非常に重大なる焦点としてながめておつたのでありますが、ここに現われた予算面は、単に……

第13回国会 文部委員会 第3号(1952/01/26、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 一般質問は、日をあらためてお願いすることにしまして、きようの御説明の中で事務的にお尋ねしたい点を、一、二お伺いします。  この六・三制の現在の十五万坪の問題でありますが、文部省としては、来年度もこの設備資金を断じて要求せられる腹があるかどうか、あるいは文部省としてはやはり出される意向があるのかどうか、この点を先にお聞きしたい。
【次の発言】 そこで私は文部当局の机上の御調査が非常にずさんであるということを申し上げたいのであります。幸いに百四十五万坪でございますが再調査をされるというので、実は私ども安心した。同時に戦災都市の、すなわち児童復帰ということに重点が置かれるのでありま……

第13回国会 文部委員会 第4号(1952/02/07、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 文部大臣にお伺いしたいのですが、この前本会議で、警察予備隊と軍隊との定義について、文部大臣の御答弁があつたそうでございますが、私ちようど予算委員会に出ておのまして、不幸にして承らなかつたのであります。承るところによれば、警察予備隊と軍隊との定義については、装備によつて区別するのは間違いで、機能によつて区別するのが至当であるというふうな御答弁であつたかのごとくであります。私は、やはり警察と軍隊とは、装備、機能両方の面から区別しなくてはならないと思つておるのであります。現在のわが日本の警察予備隊は、御承知のようにバズーカ砲を持つたり、機関銃を持つたり、あるいは高射砲を持つたりして……

第13回国会 文部委員会 第9号(1952/03/12、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 御質問いたしますが、大体この私学振興会法案を通じて感ぜられることは、私学のために、こうした援助、補助、助成の道が開けたことは、幸いでありますが、わずかな金を補助するというその恩典のために、どうも極端に文部大臣、ということは、結局文部省でありますが、その監督を受けて、私学の特質が失われるのではないか、こういう感じを、私どもは強く受けるのであります。金はもらいたいが、そのためには私学の特質が非常に失われる、こういうことを痛感するのでありまして、その考えでこの條文を拜見いたしておりますと、至るところに文部大臣の認可、許可、あるいは監督命令、あるいは検査、こういう一連の非常に強い線が……

第13回国会 文部委員会 第10号(1952/03/14、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 私は遅れて参りまして、参考人の方々の御意見をお聞きすることができませんでしたので、どなたでもけつこうでございますが、お答え願いたいと思います。この振興会法案を通じて、一番われわれの懸念せられることは、先ほどからもずいぶん質問がございましたが、わずかな金で縛られて、文部当局の監督がはげしくなり過ぎるのではないかということの一点と、いま一つは、この私学振興会なるものは、結局官僚の姥捨山になつて、いよいよ役人の私学に対する一つの圧迫を強めると同時に、自分の将来の失業のこもり場所にするのではないか、こういう二つの懸念を持つておるわけでありますが、その観点から参考人の方にお聞きしたいと……

第13回国会 文部委員会 第14号(1952/03/28、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 図書館法の一部を改正する法律案でございまするが、その理由に「図書館職員の充実を図るため、司書及び司書補の講習についてすべての大学に講習を委嘱し得ることとし、また、大学以外の学校に附属する図書館の職員て一定の資格を有するものに対しても受講資格を與えることとする必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。」こういうのでありまするが、これだけでは、なかなか提案の趣旨がはつきりいたしませんので、いま一応具体的に御説明願いたいと思うのであります。
【次の発言】 その講習の委嘱でありますが、これは今も私学とおつしやいましたが、そういうところに委嘱をするその委嘱の形は、特別な講習を……

第13回国会 文部委員会 第17号(1952/04/11、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 実は今の若林君の提案に私は反対の意向を表明しようと思つたのでありますが、幸い文部大臣のお話で、私の考えにやや近いお答えでございましたので、まつこうからは反対いたしません。従来の経過からながめておりましても、今一応、文部大臣の行政的、政治的手腕によつてこれを解決してもらいたいという時期は過ぎているのではないか、こういうふうに感じたのであります。できれば、私の考えとしましては、われわれもやはり国民を代表する国会議員ないし文部委員としまして、当面の責任者として、一応これは国会の文部委員会に今の東京建設事務所なり、都長官なり、あるいは契約を延期せられた文部省の関係者なり、学校当局、一……

第13回国会 文部委員会 第21号(1952/05/09、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 提案者に御質問いたしたいと思うのであります。(「提案者ではないか」と呼ぶ者あり)私は産業教育振興法の提案者の一人に加わつておるのでありますけれども、一部改正案に対する提案者ではございません。この内容を拝見いたしまして、実はこの点教育の将来に根本的に重大な影響があろうと思いますので、いささか時間を拝借して、特にお伺いいたしたいと思うのであります。提案者の説明の中に「現在これに対する予算は、一般にきわめて不十分であるばかりでなく」云々の言葉があります。そのために、ともかくこれを收益をあげて、学校の自由にまかせて、そして生徒の労働意慾をそそるというようなことが趣旨になつておるようで……

第13回国会 文部委員会 第22号(1952/05/14、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 議事進行について……。今までずつと委員諸君の質疑応答を承つておりますと、まだこの法案に対する予算関係というものが、財政当局と完全に了解点に達していないという感じを非常に抱くのでありまして、この点をひとつ明確にしていただきませんと、われわれは議事の進行上非常に不便がありますので、願わくはひとつ大蔵大臣を次の機会にこの委員会に御出席を願つて、そこら辺からこの問題を解明して行きたい、これをお願いしたいと思います。

第13回国会 文部委員会 第23号(1952/05/16、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 それでは提案者に御質問申し上げます。――その質問に先だつて、実は委員長にお伺いいたしたいのでありますが、大体この法律案の当文部委員会における審議の期間は、どれくらいを予定せられているかということが一つ。それからこの前の文部委員会で、きようは岡野国務相と池田大蔵大臣の御出席をお願いしていたはずでありますが、この問題はどうなつておるか、以上お尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 委員長の御説明で了解いたしました。諸般の事情より思い合せて、この法律はなるべくすみやかにひとつ審議を終了いたしたいというわれわれの希望があるのでありますが、あわせて、一方には重大な法律でありますので、……

第13回国会 文部委員会 第25号(1952/05/23、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 一時までという時間なので、私も全部尽すわけにはいかぬのでありますが、時間の許す範囲でお聞きしたいと存じます。  その前に、委員長にお答えを願いたいと思うのは、せつかくこの前に、私どもは文部委員会を開いて、早急にこれを打上げて、何とかかつこうをつけようというさ中に、休憩のままで流会してしまつたのでありますが、その後どうも新聞紙上などで見ますと、与党の方で相当歩調が乱れて、何かこれが審議未了に終るのではないかというようなことが報道せられておる。私は用事で遅れて参りましたのですが、同僚諸君からちよつと聞いたところによりますと、地方行政委員会連合審査が行われるということであります。そ……

第13回国会 文部委員会 第26号(1952/05/29、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 私はこの前の連合審査会の続きで、岡野国務大臣に質問いたしたいと思うのでありますが、大臣はお見えにならないのですか。
【次の発言】 それでは大臣にかわつて御答弁を願うことといたしまして、局長にお尋ねをいたします。この義務教育費国庫負担法の問題について、これを文部省の管轄にすることは、いたずらに中央政府の官僚の権限を強大ならしめて、官僚による地方行政に対する統制支配を可能にするということが、第一の反対の理由にあげられているようでありますが、これが現在の地財委の手で配分をしておられるときには、中央集権ないし官僚統制の強化にならないで、管轄を委譲することによつて中央集権あるいは官僚の……

第13回国会 文部委員会 第27号(1952/06/04、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 同じ質問を、何回も繰返すことになるのでありますが、どうも奧野課長は、やはり自治の暢達完成、不干渉ということに重点を置いておいでになるようでありますし、われわれは、何といつても国家の基本問題であります教育の機会均等と、特にこれの完成に重点を置いておる、そこに私は大きな開きがあると思うのであります。あなたは、平衡交付金をお取扱いになつておる、その平衡交付金の三十数項目の中で、特に教育に関する問題は、他の費目と併立に考えなくて、これは国家の性格を決定づける基本的な問題であるというわれわれの主張を、一体お認めになるかどうか、これを私はお聞きしたいのであります。

第13回国会 文部委員会 第29号(1952/06/09、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 今の前の新発田の問題でございますが、これは昭和二十五年の三月に、新潟県の県会では、どうしても存置してもらいたいという決議をいたしております。今年の一月、またその決議が県会で再確認をせられ、特に国会にもその問題の御協力を願いたいということで、われわれもその存置の問題の請願書に署名をいたしておりまして、存置方に関して、住民に対する一つの責任を持つているわけでありますが、それが今の文部大臣の御答弁で、何かもはや既定の事実であるかのごとく御答弁になつております。時間がありませんので、私はそういう言葉を省略いたしますが、ともかく、この問題は、住民をあげて、あるいは大きくは国家的に関心を……

第13回国会 文部委員会 第31号(1952/06/12、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 私が言わんとすることを、実は井出君、岡君がるるお話になりましたので、もうつけ加える必要はないと思うのでありますが、ともかく選手諸君が晴れの舞台に出るというその門出に、国会へこうしておいで願つたことが、何か選手の気持に微妙な心理的な悪影響を及ぼすようなことがあつてはいけないのでありますし、また盛り上る国民の輿論にいささかでも悪い影響を及ぼすようなことがあつてはいかぬということをおそれておつたのでありますが、幸いに同僚諸君の説明で、十分この点は払拭されたと思いますので、私は余分なことはつけ加えませんが、一言岡君の言葉に続いて、われわれ国会がいかに皆さん方のこの晴れの門出を心から所……

第13回国会 文部委員会 第32号(1952/06/13、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 議事進行――私は教育公務員特例法の問題は、慎重に審議し尽しましたが、これも参議院で審議を尽して、またわれわれの方に送付になつたのであります。私どもは、この問題の内容については、審議し尽しておるのでありまして、もう質問もないと思うのであります。今ただちにここにおいて、委員長において採決せられんことを、私は提案いたしたいと思います。すぐやつてもらいたい。これはもう内容がわかつておるのでありますから、委員長の決意をもつて、ただちに採決していただきたい。まだいろいろの法案がありまして、われわれはほかの問題を全部おいて、こうやつて毎日審議をして――会期も迫つておるのでありますから、教育……

第13回国会 文部委員会 第38号(1952/06/21、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 議事進行について……。
【次の発言】 もちろん関係します。
【次の発言】 全部関係します。
【次の発言】 これはもちろんこの法案にも関係いたしますが、文部委員会のそれ自体に関係する重大問題であります。  実は委員長も御承知のように、きのうの衆議院におきまして、会議を開いて十日間の会期を延長するよう決定せられた。ところが、その会期延長を決定する決議の前には、参議院の方で、何か会期を十日間延長するがごとくに決定せられたからという、参議院の議院運営委員長の話に基いて、衆議院がその決議をなした。ところが、あにはからんや、衆議院の方では、十日間の会期の延長というようなことは、決議されて……

第13回国会 文部委員会 第40号(1952/06/25、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 文部省にお尋ねしたいのであります。例の教育委員会の問題で、結局与党の党議がまとまらないで、まつたく私ども野党は引きずりまわされて、わけのわからぬ浮草のお手伝いをさせられて、貴重な時間を費させられているわけなんであります。ただ、今までの見解では、先ほどの質問の通り、教職員関係の方々が一年延期を支持して、それから地方の教育関係者の教育委員設立を促進する方では、何とか今年中から教育委員会をつくる方向へ持つて行つてもらいたい、こういう利害相反する二つの流れがあると、われわれは理解しておつたのでありますが、昨年、市町村の方面からも、教育委員会設置法を一年間延期してくれ、市町村としても、……

第13回国会 文部委員会 第41号(1952/07/03、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 今の新発田分校の問題につきましては、私も請願をお願いしております一人でありますので、いろいろ申し上げたいと思いますが、私と考えを同じゆうし、請願の趣旨を同じゆうし、また立場も同じゆうしております稻葉君が、今るる申し上げられましたので、同じことを再び繰返すことは省略いたしたいと思います。しかし、いずれにいたしましても、独立を回復して新しく教育問題が取上げられようとしているこのさ中に、警察予備隊というようなものとこんがらかりまして、――同一じやないのでありますが、同一のコースを進んでその予備隊の受入れのために大学が廃校になるというような形ができ上りつつあるということは、将来のわが……

第13回国会 予算委員会 第2号(1952/01/28、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 先ほどから質問が繰返されているようでありますが、川島君並びに蔵相のやりとりの中に、全会一致で衆議院を通過したから提出してもさしつかえないというお言葉があつたのでございますが、衆議院を通過して参議院で審議中だからこれは違法でないという、その法律的な根拠は一体どこにあるのか、これをお示し願いたいと思います。委員長にお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 それではあらためて委員長にお尋ねいたします。衆議院を通過したからよい、目下参議院でこれを継続審議中だから違法でないという法律的な根拠は、どこにあるかをお伺いいたしたいと思います。

第13回国会 予算委員会 第6号(1952/02/01、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 総理にお伺いいたしまするが、私も時間がありませんので、詳しいことはお尋ねできないのであります。もつともあまり詳しいことを聞いて、明治二十七年の数字を上げられたり、帝国議会の外交論を聞くことも目的ではありませんので、この点私勘案して御質問いたしたいと思うのであります。実は国民の一人として今までの論争を冷静にお聞きしておつたのでありまするが、私は今までの論争の中でも、まだ国民の大半が持つておりまする軍備、国防に関する疑点というものが、一つも払拭されていないということを痛感いたしたのでありまして、重複いたしまするが、一応国民の立場から、率直な言葉でお尋ねいたしたいと思うのでございま……

第13回国会 予算委員会 第9号(1952/02/05、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 若干質問が重複するかもしれませんが、あらかじめお許しを願つておきたいと思うのであります。  先ほどから、この費用は援護費であるとしばしば言われたのでありまするが、援護費ということは救済費と同じ意味であるかどうか、お伺いいたしたいと思うのであります。
【次の発言】 私は寡聞にして、援護費と救済費との意味が違うということは、どうもこの解釈に苦しむのであります。われわれは普通援護費といえば、救済費と同様に考えざるを得ないのであります。ところがこれにつきましては遺家族や未亡人や遺児は、われわれは何も国家の情を受けて援護費だの、救済費だのというものを頂載する考えはない、政府の情におすが……

第13回国会 予算委員会 第20号(1952/02/20、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 安本長官にお伺いいたしたいのでありまするが、電源開発のために政府資金に重点を置き、民間資金の活用と相まつて昭和二十七年度は千二百億円程度の電源開発資金を確保すると言われるのでありまするが、その数字を少し具体的にお伺いいたしたいと思うのであります。
【次の発言】 ただいま言われました特殊地域と申しましようか、開発規模が大きいというような特定の地点については、新たに電源の開発機構を設けるというようなことを言われておるのでありまするが、その新たな電源の開発機構というものに対する具体的な案と、それからその特定地域というものを具体的にお示し願いたいと思うのであります。

第13回国会 予算委員会 第25号(1952/05/15、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 総理大臣にお伺いいたします。問題を三つにわけて、簡単にお伺いしたいのであります。  第一の問題は、日本の独立と経済の自立というものは、私は不可分だと思うのであります。自立のない独立というものは考えられない。今日のわが日本の状態では、独立は回復いたしましたが、中小企業者、労働者並びに農民諸君の、この経済自立から見た貧困と窮乏というものは、まさに悲惨なものがあるのであります。国民大衆の経済の基盤がこんな不安定な状態であつて、いかに政府の施策が進められて行つても、とうてい国民は満足することはできない、この問題を総理は一体どうお考えになつているか。今の中小企業者の窮乏、農民の窮乏を率……

第13回国会 予算委員会 第26号(1952/05/16、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 今の問題に関達して、ひとつ大橋国務大臣にお伺いしたいのであります。これは巷間明らかに発表されまして、私はその雑誌の名前を言つてもいい、それを書かれた人の個人の名前を言つてもいいのであります。けれども、私はその資料をここへちようど持つて参りませんので、あとで出してもいいが、その中に権威ある人の名前で、しかもりつぱな雑誌の中で、これは日本が一九五四年を目途にいたしまして、陸軍がどれだけ、海軍がどれだけ、空軍がどれだけ、それに要する費用は陸軍が約四千億円、海軍で約四千億円、空軍関係が約五千億円というふうな数字もあげられていて、それがすでに現政府とアメリカ当局ともすつかり了承がついて……

第13回国会 予算委員会 第28号(1952/05/22、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 関連して今の統合の問題について一言お伺いいたしたいのであります。その文部省の通達が昨年の六月というお答えでございましたが、最近それをまた何らかの形で通達されたことがないかどうか。それからいま一つ、文部省の大学設置審議会というもののその通達が、どれほどの拘束力をお持ちになつておるのかという問題についてお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 私は関連でございますので、なるべく冗漫な言葉は避けてお尋ねしたいと思うのでありますが、ともかく地元においては、最近文部省から確固たる通達が発せられたということで、それが金科玉条のような強い力をもつて輿論を圧迫しておる、こういう形勢がありま……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 経済安定委員会 第5号(1953/06/29、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 それでは提案者に御質問いたしたいと思うのでありますが、この離島振興法案には、これ以外に何か政令というようなものを予定しておられるかどうかを承りたいと思います。
【次の発言】 今の御説明で一応納得したのでありますが、ただこの法案を拝見いたしただけでは何が何やらさつぱりわからないのでありまして、やはり政令で相当補充しなければ法律にならないではないかというふうに感じましたので、お尋ねいたすのでありますが、まず第一に離島振興法案の離島とは一体何をさすものか、提案者の予定せられている離島の定義内容といつたものをお聞かせ願いたいと思うのであります。

第16回国会 経済安定委員会 第8号(1953/07/02、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 大臣もお急ぎのようでございますが、非常に緊急重大な問題がございますので、それだけお伺いしておきたいと思うのであります。今の審議庁長官の演説の中にもありましたし、また今の自立経済についての試案の中にもありましたが、いわゆる国内自立のために、食糧増産と電源開発という二点にともに非常に重点を置いておられるようであります。この二つの問題について特にお伺いしたいと思いますが、時間がないようでございますから、食糧増産の方は省略いたしまして、電源開発の点について一点お伺いしたい。というのは、実はこれも時機を失すれば重大な問題でありますので、今年度においては、相当の予算も組んで、特に電源開発……

第16回国会 経済安定委員会 第9号(1953/07/03、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 これからこの独占禁止法の公聴会も聞いて専門的にいろいろ私ども研究さしていただくのでありますが、今の最後のお言葉では、七人の委員はそれぞれ相当の立場における権威者であるというような御説明があつたのでありまするが、横田委員長の知られる範囲において、この七人の方の名簿はこの前すでにちようだいいたしましたが、ここでひとつ七人の方の経歴その他概略お聞かせ願えれば幸いに思います。

第16回国会 経済安定委員会 第12号(1953/07/07、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 議事進行について。この委員会が開かれましてから、審理庁長官の施政のお話を承つただけでありまして、われわれはまだこれに対する質問を留保いたしておるのでありまするが、これに対しては委員長初め理事の間においてしばしばこれが繰返されて、長官には各党を総計して五時間、少くとも三時間以上の質問戦を終つて、その後においてこういう独禁法の問題の審議に入るというふうに、われわれ委員は了解をいたしておつたのであります。なお理事会において話がどういうふうにかわつたのか知りませんが、毎日の新聞によると、ああやつて大臣は予算委員会へ出て長々と質疑応答をせられておるにもかかわらず、所管であるこの委員会に……

第16回国会 経済安定委員会 第13号(1953/07/08、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 公正取引委員長の横田さん、お見えになつていらつしやいませんか。それではけつこうです。他の政府委員にお伺いいたしまするが、本年の二月の二十八日に公正取引委員会が審判を開始されて、目下進行中と承つておりますインド、パキスタン航路の海運同盟事件、この問題についてその後の経過をお聞かせ願いたいと思うのであります。
【次の発言】 この問題は国際カルテルの問題でありますが、これをお取上げになりました際の被告は一体どこであるかをお聞きしたい。
【次の発言】 それではまた後ほど資料をいただきましてから、詳しく御質問をすることといたしまして、ただ大ざつばにお伺いいたしたいことは、この公正取引委……

第16回国会 経済安定委員会 第14号(1953/07/13、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 それでは大臣にお伺いいたします。これは石油カルテルの問題でございますが、ちよつと今資料を失いましたので、正確な日時を申し上げられないのでありますけれども、ともかくアメリカ上院の小企業委員会において、何か石油カルテルの秘密の内容を発表いたしまして、国民の輿論に訴えた、それに並行いたしまして、アメリカにおける五大石油会社のカルテルによつていわゆるMSAの援助資金が相当に損害を受けたということで、この五大石油会社を相手に損害賠償の請求を起しておるということを承つておるのでありますが、こういうことについて御存じでありますれば、その後の経過を承ると同時に、大臣の所見をお披瀝願いたいと思……

第16回国会 経済安定委員会 第15号(1953/07/14、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 関連して……。ちようど私も疑問としている問題が提示されましたから関連してお伺いするのでありますが、この再販売価格維持についての非契約者をも拘束する、しないの問題であるのでありますが、何かアメリカのマツクギヤ法というのですか、あの法律には従来非契約者をも拘束するというように何か規定ができ上つている、内容を知らないのでありますが、そういうことはなかなか法律技術もむずかしいが、そういうふうになつている。最近それが非常に再検討せられて非契約者をも拘束することは不当であるということで、この法律が今議題に載つて改正の道程にあるということを承つておりますので、それに関連いたしまして、いま少……

第16回国会 経済安定委員会 第19号(1953/07/24、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 まず公取委員長にお先にお尋ねしたいのでありますが、それは前の質問の残りであります。この前に今公取でお取上げになつておりますインド、パキスタンの海運同盟に関する問題、最近の審判の内容を詳細に承り、経過もあわせてお尋ねしたいということを申し上げたのでありますが、それに対しては、近く資料をもつてというような御返答でしたが、今日に至るまで返答がないのであります。これは公取委員長以下はなはだどうも国会議員の質問を軽視せられているということは、大きな侮辱であると思うのであります。あわせて委員長も、委員長の席にいられる限りには、そうした問題は常時間断なく督促して、政府委員その他が答弁をごま……

第16回国会 経済安定委員会 第21号(1953/07/29、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 ちよつと関連してお聞きしますが、この只見川の問題についてきのう政府の案が固まつて、閣議決定をしたというのでありますが、一体この閣議決定はもはや不動のものであるかどうか、これをひとつ、あなたが自信がなければよろしゆうございますが、自信があつたらお答え願いたい。何かきようの新聞では、新潟県の方では受入れたが、福島の方は何ですか、回答を留保したとかいうことであります。これに関して確信ある御回答ができたらお願いしたいと思います。

第16回国会 経済安定委員会 第22号(1953/07/31、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 私は質問するつもりじやなかつたのですが、政府委員の長谷川君に対する答弁をお聞きしてちよつとふに落ちないところがありますので、関連してお尋ねするのであります。只見川の総合開発の問題を、北上川と一緒にかねておやりになつていたというような御答弁でありましたが、従来われわれは経済審議庁に関する限りは、只見川の問題に対しては何ら御調査がなかつたというふうに了解をしおつたのであります。ところがただいまのお話ではどうも前々からおやりになつていた、それならばここであらためてお尋ねをするのでありますが、この只見川の問題では御承知のように本流案、分水案で大騒ぎをやつて、ようやく一年日ごろこれが解……

第16回国会 行政監察特別委員会 第5号(1953/07/08、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 関連して、ちよつとお伺いいたしますけれども、二十年の八月二十一日に、海軍が何か箱のようなものを持つて来たときに、ちようど貞明皇太后様が軽井沢へ行かれる日であつて、あなたも随行されて軽井沢へ行かれたというのでありますが、それは間違いございませんでしようか。
【次の発言】 そういたしますと、二十一日に軽井沢に随行されて行かれまして、いつまで御滞在になつていたか、東京をその間何日お留守にされていたかかを承りたいと思います。
【次の発言】 それで私の質問は実は終つたのでありますが、同じく八月の二十三日に森賢少佐なる者がダイヤを運んでいるのでございますから、あなたが軽井沢に二、三日間滞……

第16回国会 行政監察特別委員会 第6号(1953/07/13、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 大分証人もお疲れのようですから、気分抜きにお聞きしたいのですが、証人は陸軍の一体何期生とおつしやるのですか、ひとつお聞きしたいのであります。
【次の発言】 終戦後いつごろ軍隊をおやめになつて、それからどういう職業につかれて今日まで来られて、今日またどういう職業をされておるか、いま一度ひとつつまびらかにお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 私は、あなたにひとつ御注意までに申し上げるのでございますが、何もおやめになつて数箇月ということでなしに、軍服を脱がれて地方人になられて一箇月というふうに明確になさつて一向さしつかえないと思います。それからまた、何か出入りしたお店の人など……

第16回国会 行政監察特別委員会 第8号(1953/07/21、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 少し承りたいと思うのですが、私は、その筧課長のお部屋でお会になつた当時の模様をいま少し詳しく伺いたいと思うのです。まん中に軍人が腰かけておつて、その前に机があつて、そこに包みが二つあつた、その二つの包みの一つをほぐして目方をはかつたというのでありますが、一体だれがそれをはかる作業をやつたか。それから、あなたがお入りになつて行つて、その腰かけておる軍人と名刺の交換とか、名前を名乗るとかような一般的な行動を一体おやりになつたかどうか。第三には、大体二時間くらいの仕事をおやりになつておるのでありますから、その間しばしば部屋を出られたということも十分わかるのでありますが、筧さんとあな……

第16回国会 行政監察特別委員会 第10号(1953/07/28、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 今他用のために席をはずしておりましたから、あるいは前に質問をされた同僚諸君の御質問とダブるかもしれませんが、ダブりました点は、委員長において適当に御注意をお願いしたいと思います。  証人にお尋ねいたしますが、証人が区画整理委員になられてから、自分で土地を買つて換地をしたり、あるいはまた、自分で買つた土地ではないが、みずから関係をして換地をせしめた、すなわち俗に言うブローカー的行為をやられた土地が合せて幾つあるか、この地図でひとつ御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 あなたは土地を買わないで、いわゆる個人的に中へ入つて換地をさせてやつた、そういう土地を、この地図でお示……

第16回国会 行政監察特別委員会 第11号(1953/07/29、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 今の問題、私も問おうと思つていたのですが、一体区画整理をあなた方がおやりになるときに、その土地の利益のためにやるのだからということを非常におつしやるが、その利益ということをおつしやるときに、個人の利益ということを非常に軽視されていると私は思うのであります。いかに土地の利益と言つたところで、人の住んでいない政府の土地、あるいは東京都の土地をあなた方が扱うなら、それはけつこうですが、今おつしやるように、借地人もおり、借家人もおり、地主もおる人の土地を動かすのであります。その動かされる個人個人にとつては、まつたく身を切られるようにつらいので、一人として関心を持たない者はないのであり……

第16回国会 懲罰委員会 第2号(1953/08/05、26期、日本社会党(右))

○小林進君 篠田弘作君の懲罰提訴の理由を御説明いたします。  七月三十一日、この国会において、政府の職員により大乱暴狼藉が行われ、国家の官物が破損棄却せられたるのみならず、その暴力行為により、無慮百名に近い国会議員が直接間接の被害を受け、直接には打撲傷、内出血等、医師の診断を受け治療を要する者のみでも六名の多きに達するという、まさに日本憲法制定以来まれに見る大不祥事件が勃発したことは、すでに諸君御承知の通りでありまして、この不祥事件につき、私は、まず第一に政府の責任をたださんとするものでありまするが、委員各位におきましても、十分提訴の理由を御納得願いたいのであります。  そもそもこの事件が日本……

第16回国会 懲罰委員会 第3号(1953/08/06、26期、日本社会党(右))

○小林進君 私は、篠田弘作君が農林政務次官であるということを、政府の職員という言葉で言い表わしたのであります。
【次の発言】 私は、懲罰委員会において政府の責任をたださんとするのではないのであります。これは、提案者の私並びにわが党といたしましては、どうしても政府の責任をたださなければならないが、しかし、この委員会におきましては、委員各位にすべからく提出の理由を納得の上御調査願いたいというのでありまして、政府の責任までもこの委員会において御糾弾願いたいということをお願いしておるのではないのであります。あとの方をちよつとお読みくださればわかりますが、できれば立法府として、「政府の責任をあわせて御糾……

第16回国会 予算委員会 第20号(1953/07/10、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 関連して簡単にお伺いいたします。只見川開発が政府の計画に入つておることは主管大臣の御答弁で明らかになつたのであります。ただいま三者会談の結論を電源開発調整億議会に持ち込んで、その審議会が幹事会に命令をして、技術的な調査をしておられるのでありますが、これについて開発会社の総裁の高碕さんが、今月中にこの結論が出なければ、おそらく今年中にこの開発に着手することは不可能だろうというような悲観論を述べておられるのであります。主管大臣といたしまして、この只見川の開発を率本計画通り非常の熱意をもつて今年中にどうしてもやるというお考えでありのか、あるいはもう事ここに至りましては、今年中にはど……

第17回国会 経済安定委員会 第2号(1953/11/03、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 それではひとつ質問をさしていただきます。いろいろの問題をお尋ねしたいのでありますが、さしあたつてただいま御説明になりました三目標回原則でございます。特には、いつも言われておりますが、内閣成立以来輸出第一主義、それから国内資源の開発などということはありふれたお題目で、耳が痛いくらいなんでございますが、せつかくの御説明でございますから、まずその方面からひとつお尋ねしたいのであります。  輸出を第一主義とする、それから国内資源の開発とおつしやる。この二つの目標はどこかでぶつかつて相矛盾をしないかどうか。私どもは常にこういうことを考えるのでございますが、企画庁たる皆様方において、輸出……

第19回国会 行政監察特別委員会 第2号(1953/12/17、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 簡単に一、二をお伺いしたいと思うのであります。先ほどからの議論のやりとりで大分はつきりしたのでありますが、明治の初めに今おつしやる富士山が国家のものになりました。この国家に帰属をいたしました数十年の間、依然として官幣大社浅間神社は現存して来て、国有地の富士山を拝んでおられたわけでありますが、その間において信仰上どれほどの支障があつたか、これをお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 将来の問題といたしましては、この土地をあなたの浅間神社へ払下げしてもらいたいというのと、これを明治維新以後の通りの国有地にしておきたいという争いがあるわけですが、将来やはり従前通り国有地にして……

第19回国会 行政監察特別委員会 第3号(1953/12/18、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 下村、田村両先生はお帰りをお急ぎのようでございますから、下村先生に一言お尋ねをいたしたいと思うのでありますが、先ほどのお話で、あくまで富士は国有にしておいて、国家の計画でこれをりつぱにすべきであるという強いお言葉があつたのであります。実は私も、この委員会を開催するに際しまして、当委員会を代表して八月の十四日、富士山の頂上をきわめて、九死に一生を得て帰つて来たのであります。八月十四日は、御承知のように京都、和歌山に大台風のあつた第十三号台風の日でございますから、富士山頂はまさに三十メートルの暴風であつたのでありまして、それはもう名実ともに九死に一生を得るような大遭難をいたしたの……

第19回国会 行政監察特別委員会 第4号(1954/02/01、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 さつきの委員長の質問を補足する意味で、二、三お伺いをいたしたいのでありまするが、やはり第一番目には、顧問に就任をされたその動機をいま一応明らかにしていただく必要があるのじやないかと思います。書面で申入れがあつて、今度は本人に会われて、しばらくして口頭で顧問を承諾をされた、こういうことになつておるのでありますが、伊藤とお宅でお会いになりましたときに、私は人種、性別にこだわるわけではございませんが、伊藤君が日本人ではなくて朝鮮人であるということをそのときにお気づきになつたかどうか、一応参考までにお伺いをいたしたいと思います。

第19回国会 行政監察特別委員会 第5号(1954/02/02、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 落葉拾いのようにひとつ質問さしてもらいたいと思うのでありまするが、第一には、今も言われた、名士のいる保全経済の実体を信用したという、さつきの六つの項目の中の第五番目でありますが、平野力三以下名士が顧問をしておるから、私はこの保全会を信用したということをおつしやつたのであります。ところが、仏教保全会を設立せられるというお気持になつたのが、さつきの御証言で昭和二十六年の二月であります。ところが、きのうからの証言で、平野君や松本信次君、早稲田柳右エ門君等がこの保全会の伊藤斗福と初めて話をし知り合つたのが二十六年の四月末ないしは五月ということでありまして、あなたの方が四箇月も先に伊藤……

第19回国会 行政監察特別委員会 第7号(1954/03/09、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 これは委員長にお相談でありますが、もう一時で、昼食の時間も一時間過ぎておるのでありますが、証人の都合で、やはりこれ以上尋問をされる御予定なのか。されるなら私はこれから四、五十分質問させていただきたいと思います。それとも、昼食の時間を設けて、その後にまたこの証人に来ていただいてやりますか。どうしますか。
【次の発言】 それでは松本証人にお尋ねいたしまするが、第一番目に、これはあなたのこの保全経済会における客観的な地位を判断をする材料としてひとつお尋ねしたいのでありまするが、あなたが最初に新聞で応募せられたときの最初の給料が幾らで、それから東海の総支店長をやられているときの俸給が……

第19回国会 行政監察特別委員会 第8号(1954/03/11、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 議事進行について発言をいたします。これは今の問題とは問題が違いますが、実は一昨日の委員会でも最初に御質問申し上げようと思つておつたのを、つい私の出席がおそくてそのままになつたのであります。それは、この前の理事会で決定いたしました事項で、いわゆる決算委員長田中影治君が決算委員会でわが行政監察委員会をやや侮辱、軽侮するような発言があつたことについて、理事会を開きまして、この問題については次回の委員会に田中君の出席を請うて正式におわびさせる、こういう理事会の申合せがあつたはずでありますが、一昨日の委員会でとうとうその行事がなされなかつたのであります。どんなぐあいになつておるか。

第19回国会 行政監察特別委員会 第10号(1954/03/16、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 私はまず結論からひとつお伺いいたしたいと思うのでありますが、あなたの答弁を承つていると終始自分の責任のがればかりの話である。これくらいずうずうしい話は聞いたことがございません。自分も興奮を感じながら答弁を聞いたのでありますが、一体この保全経済会の問題でだれが責任をとればいいのか、こういうような十五万の出資者で四十五億の零細なる大衆の金を金融機関まがいの形で取上げて、そうして今この連中の被害はこれだけに上つておるが、これに対する責任者というものがない。責任者は一体あるのかないのか、だれも責任をとる必要がないのか、私はそれからまずお聞きしたい。

第19回国会 行政監察特別委員会 第11号(1954/03/18、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 緊急動議の提出をいたしますが、今、本証人に対して、田渕委員並びに中野委員から、実に行政監察委員として当然追究しなければならない最も重点を追究いたしているのであります。いわゆる行政庁の長として、国家公務員法並びに人事院規則に照しまして、局長としてその責務を全うしているかいなかということを言葉を重ねて追究しているにもかかわらず、彼はそれに対して誠意のある答弁を行うことをしない。またそれに対する自己の責任を一つも意識していない。考えていない。ただ自分の責任のがれのみに汲々といたしているのでありまして、これには私は国家の公務員あるいは公僕として見のがしておくことはできないと思うと同時……

第19回国会 文部委員会 第5号(1954/02/17、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 私は文部大臣に質問をいたす前に、しばらく大臣にお休みをいただきまして、文部委員長に二つばかり質問をいたしたいのであります。その第一は、これはひとつ委員長に御善処を願いたいと思います。私も過去二年ばかり文部委員をやりました。一時は大野さんが文部大臣であつたのでありますが、またわが党の人事配置のめぐり合せで文部委員会にもどつて来たのであります。このたび私どもがお伺いする文部大臣は大連文部大臣で、いわゆる文部行政の主宰者がかわつておるのであります。巷間いろいろ文部行政が伝えられて、おそらく二十九年度はわが国における文部行政に関する限り、一つの革命が行われるであろう。こういうことも伝……

第19回国会 文部委員会 第6号(1954/02/19、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 今ちやうど入つて参りましたら地教委選挙の延期の問題が中心になつておりますので、これは重大問題だと思つております。私も興味を持つておりますので、同僚諸君から質問が前々から繰返されたようでありますから、なるべく重複を避けて私の疑問とするところをお伺いいたしたいと思います。従来公職選挙法ではありませんが、公のものの選挙をするものとして一旦きめられたものを、そう簡単に廃止せられたり延期せられたりする前例が一体他にありますか、これからお伺いしたい。衆議院選挙においてしかり、参議院選挙においてしかり。特に参議院は三年ごとに選挙をすることになつておるのだが、これを三年ごとの選挙の経費がない……

第19回国会 文部委員会 第7号(1954/02/23、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 私は一般質問で文部大臣に、相当時間をいただいて質問さしていただくつもりでおつたのでございまするが、時計を見ますると、まさに零時四十分、委員長においてあるいは文部大臣においておさしつかえがないとおつしやるならば、私はこのまま質問を続行さしていただきたいと思うのでございまするが、大臣もあるいは空腹でお前の答弁には立たれぬというような御事情があれば、このたびは一応休憩に入つて、午後からでもひとつ御答弁をしていただくように委員長においておとりはからい願います。

第19回国会 文部委員会 第8号(1954/02/24、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 いろいろ大臣にお伺いいたしたいのでございまするが、第一の問題といたしましては、最近どうも憲法の改正とか、あるいは再軍備とかいうようなことが唱道をせられおります関係上、学校の教職員諸君が、この憲法に基く平和教育を行うという点においてはなはだ自信を喪失いたしておる傾向があるのでございますが、こういう教員の教育に対する心構えといいまするか、憲法に対する心構えというものをひとつお伺いをいたしておきたいと思うのであります。
【次の発言】 昭和二十六年に地方公務員法が施行せられましてから初めて公立学校の教師となる者は、赴任地の教育委員会へこういうような宣誓書を出すことしなつておるのであり……

第19回国会 文部委員会 第10号(1954/02/27、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 先般のこの委員会におきまして、文部省によつて代表される日本国政府と、在東京米国大使館文化交換局によつて代表されるアメリカ合衆国政府間の協定ということについて御質問いたしたのでございますが、その際、当該の事務担当官がおられないからということで、この質問が留保になつておるのでありますが、この点いま一度担当官からまずその内容の具体的な御説明を承りたいと思うのであります。
【次の発言】 この原文の写しは後日そのままの形でお見せ願いたいと思います。これは委員長において責任をもつて御配付を願いたいと思います。原文を見せていただいた上で、あらためて質問することがあれば質問いたしまするが、と……

第19回国会 文部委員会 第12号(1954/03/03、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 ただいまの坂田君の質問に対しまして、提案者のお答えになりましたこの権力支配の問題は非常に重大だと思いますので、これに関連いたしましてなお私が質問することをお許しを願いたいのであります。  先ほども、わが日本の教育が権力支配のもとに一つの批判性と自主性を失つたことが、誤れる教育から戦争に突入した根本であるということが言われたのでありますが、この点私もまつたく同感であります。けれどもそれにつけ加えて、権力支配が特に教育に携わつておる者の自主性と独立性を失わしめたことが第二のわが日本を誤らしめた根本問題ではないかと思います。たとえて言えば、例の昭和八年当時でございましたか、当時の文……

第19回国会 文部委員会 第13号(1954/03/05、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 長官は一時にお帰りになるそでございますから……。これは質問ではありませんが、この前の水曜日の文部委員会のときに、日教組の中に共産党員が数百名おりシンパが二、三千名いるということで、それはこの法案を審議する上の重大なるポイントであるから資料をちようだいしたいと言うつたら、長官は心よく了承してお帰りになり、委員長もそれを了承された。おそらくその資料を本日いただけるものと思つて期待したわけでありますが、まだ配付になつておりませんので、具体的に府県別、郡別、できれば学校別に共産党員の名簿をちようだいしたい。なおそのほかに、わが党の前田榮之助委員から、郡別あるいは月別の他の資料もお願い……

第19回国会 文部委員会 第16号(1954/03/12、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 ただいま文部大臣と野党の諸君との問答を聞いておりますと、答弁が少しも進展いたしておらないのであります。しかしこの問題は、この二法案の根底をなす重大問題であります。いわば日教組あるいは教職員一諸君がいかに偏向教育を行つているかということの事例の問題、それから日教組の中に共産党員がいて、それがどれだけフラク活動ないしはオルグ活動をやつて教育にいかなる重大なる影響を及ぼしておるか、この二点がこの二法案の事実上の根底をなす問題である。だからわれわれは、この国会の忙しいさ中において、われ川、同僚諸君をわざわざ現地に派遣をさせまして、文部省提出の資料が適当であるか適当でないか、そういうこ……

第19回国会 文部委員会 第17号(1954/03/15、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 大臣に対する質問に先だちまして、委員長に一言お願いを申し上げたいのでありまするが、実は本文部委員会が開かれまして以来、われわれは相当の資料を文部当局に要求いたしておるのであります。私が質問したうちでも、二月二十七日に、例の映写機の問題について、アメリカ当局との条約の原文の写しをひとつ当委員会に御配付願いたい。それによつてさらにわれわれの新たなる質問を開始したいというふうな申し出をいたしておるのでありますが、今日なお依然としてその原文の写しが配付されていないのであります。なお同僚諸君の質問にも、たしかまだ資料の提出の要求があつたと思います。その点はひとつ委員長においてしかるべく……

第19回国会 文部委員会 第23号(1954/03/25、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 時間がありませんので、坂田議員に御質囲いたします。今度の改正案の中で臨時措置法という条項を加えて、「当分の間、その効力を有する」というふうに改められたのでありまするが、一体この「当分の間、効力を有する」という言葉を加えたのと加えない場合と実質上にどれだけの相違があるのか承りたいと思うのであります。
【次の発言】 こういうわれわれの明瞭なる質問を理解できないで、同じことを繰返して、これをみな約束の時間に入れられたらわれわれはたまらない。こういうことは、委員長において十分考慮をせられたい。考慮をされないならば、われわれもまた重大なる決意をしなければならない。その点をお含みおきを願……

第19回国会 文部委員会 第29号(1954/04/30、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 私は委員長に緊急質問をいたしたいと思うのであります。実はこの問題は、期日を明確にいたしませんが、新聞紙上に伝うるところによれば、去る三月の二十八日ということであります、そのほんとうの期日は一、二日のずれがあるかもしれませんが、二十八日を前後とする両日の間において、衆議院文部委員長の辻寛一なる者が、同じく衆議院の文部委員である右派社会党の小林進、並びに文部委員。はないが、左派社会党の山田長司両君を懲罰に付すべしという申請を、衆議院議長に提出したということが報道せられているのであります。私はこの両名のうちの、いわゆる懲罰に付すべしという申請を受けた被害者の一人たる立場から、委員長……

第19回国会 文部委員会 第31号(1954/05/12、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 私は委員長にいろいろな質問があるのでございますが、さしあたつて一体きようのこの委員会でございますが、これは委員会として成立しているのかどうか。私の質問は非常に重要であることを私は確信いたしておりますので、国会法に定められた正式の委員会で私は発言をしたいと思つておつたのでありますが、国会法第四十九条に基けば、「委員会は、その委員の半数以上の出席がなければ、議事を開き議決することができない。」こういう規定がございます。この解釈と、当委員会の成立がはたして合法的であるかどうか、まずこの点委員長からひとつ御説明を願いたいと思うのであります。

第19回国会 文部委員会 第35号(1954/06/02、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 たまたまわれわれ野党の提出いたしました教育に関する重要なる議員立法に対し、委員長は今までのわれわれの委員会における審議が相当の質問もなかつたからその必要を認めないというような御答弁でありまするが、三月二十六日、教育二法案が上つて以来六十七日の間、一体われわれは何回委員長に委員会の開会を要求したか。その間にこういうぼくらの重要な法案であるから、当然その質問の中心は文部大臣に対して行わなければならない。しからばその三月二十六日以後今日に至るまで、十何回開かれたという文部委員会に、文部大臣がわれわれの重要なる質問を受けるために一体何回この委員会に出席されたか。私はそれをひとつ承つて……

第20回国会 予算委員会 第3号(1954/12/04、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 私は両派社会党を代表いたしまして、政府提出の補正予算案に反対をし、ただいま同志松原委員が説明をいたしました両派社会党提出の補正予算組みかえ案に賛成をするものであります。  討論に先だつて、特に政府に警告を発しておきたいことは、本年度予算提出の当初、わが党委員の質問に答え、大蔵大臣は、本年度は断じて補正予算を編成しないと大言壮語せられたのであります。もちろん災害復旧費のごとき、予想せざる自然の変異に基く予算の追加をさすのではございません。政府のデフレ政策失敗のために、今回補正の必要性を生じて来た社会保障関係のごとき地方財政関係のごとき、これらはいずれも本年度当初予算審議の際、両……

第21回国会 人事委員会 第4号(1954/12/18、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 私も簡単に質問をいたします。これは昭和二十九年十二月十七日、きのうでございますが、人事院の総裁から給与担当大臣の三好国務大臣に要望書が出ております。読み上げて質問いたしたいと思うのであります。「本院は、十二月六日付をもつて、本年十二月に支給すべき一般職の職員の年末手当については、一般職の職員が団体交渉権を認められていないことにかんがみ、公共企業体等職員と均衡を失せざるよう措置されたい旨申し入れしました。その後各公共企業体等職員については、団体交渉の結果、その年末手当支給率は相当程度増加することに逐次決定を見つつあります。本来公共企業体等職員と一般職職員との年末手当については、……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 議院運営委員会 第10号(1958/06/28、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 僕は、もう一度この問題を確認しておきたいのです。ともかく、二十三日、われわれはここで議運を開いて、警察庁長官や刑事局長の答弁では逮捕許諾の内容がどうもまだ了承できぬ、だから、当該本部長と浦和の警部の二人を呼んで、さらに、その真相をきわめようじゃないかというときに、この議運で、われわれは真剣にこの問題を討議した。非常にけんけんがくがくの議論を重ね、結論においては、全会一致、二人を可及的すみやかに呼ぼう、こういうことを慎重審議の上に決定して、事務総長を経由して事務的手続をとった。ところが、委員長の中間報告がありましたが、二十五日まで何か捜査上の緊急の要務があって、この議運にはこれ……

第29回国会 議院運営委員会 第13号(1958/07/02、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 配ってないね。やはり公平にやってもらいたいな。
【次の発言】 これから見てから……。
【次の発言】 各種委員は、性格によって、今のように出席のつど日当をくれる委員もあるし、それから月俸で、たとえば十一万だの九万だのくれているのもあるが、日銀の政策委員会だけは、月俸でもなければ、出席のつどでもなくて、年俸だね。年俸できめてあるのはどういうわけか、私はお聞きしたいと思う。手当を含めて合計二百五十何万で、一カ月にしますと、私の計算では二十一万くらいになりますよ。どうしてこれだけを年俸にしてあるのか。そしてそれは七人の政策委員に――これは総裁も入って、みんな含めて二十一万円くれるのか……

第29回国会 議院運営委員会 第14号(1958/07/03、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は特に賢明な自民党の国会対策委員長に……委員長、呼んでもらうわけにいきませんか。それじゃ、私は与党側の理事にお伺いしたいのですが、ともかく、さっきも池田委員から御質問になりましたが、賢明な皆様方が先見の明あらずして、わが党がどうしても会期は、審議の状況を見れば一ヵ月を要すると言ったにもかかわらず、あなた方の方は二十日でいいということをおっしゃった。そこでようやく中間をとって二十五日にきまったのです。その賢明な与党が、最初の予定の二十日間を五日延ばしているにもかかわらず、今日にきて、またどうも足りなくて、われわれが最初に申し上げた一カ月に近い四日間を延長してもらいたいというこ……

第29回国会 社会労働委員会 第4号(1958/06/26、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 議事進行について。今までの滝井委員並びに堤委員の発言は非常に重大でございますので、この問題を直ちに理事会で取り上げまして、委員会の議事が円満に進行できるように一つしばらく休憩をして、緊急に理事会を招集していただきたいと思います。

第29回国会 社会労働委員会 第9号(1958/07/04、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、実は厚生行政についていろいろ大臣にお伺いしたい問題があるのでございまするが、すべての質問に先だって、これから同じ厚生行政を一つ大臣とともにやっていくわれわれの立場から、大臣の信頼の度合いということがやはり根本の問題になってくるのでございまして、われわれいかに厚生行政を一つ政府に協力いたしまして一生懸命やっていこうと思ったところで、大臣自身に熱意がない、あるいはその場その場の答弁に終始せられて何ら真実を語られない、こういうことになれば、われわれはどうも協力のしようがないのであります。何もわれわれは厚生大臣に能弁の士を求めているわけでもなければ、あるいは焼舌の徒を求めている……

第29回国会 社会労働委員会 第10号(1958/07/08、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 大臣とこれからずっとこの委員会を通じて社会保障制度の問題を研究させていただくのでございますが、そういう大臣と、政治、行政をともにするその出発に当って、私どもはやはり大臣がどういうお考えをお持ちになっているかということを明確につかんでおくことは、何かにつけて私は一番大切な問題であると思いますので、あえて具体的な答弁の問題ではございませんが、一つお伺いしておきたい。  それは、大臣のしばしばの談話の中でお用いになる言葉に、福祉国家の実現を期するということを言われておるのでございます。私も一応の研究はいたしてみましたが、福祉国家と称するものの明確な定義をわきまえておりません。私ども……

第29回国会 社会労働委員会 第13号(1958/09/26、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 私ども亘、小林両委員は、去る八月十九日より五日間、労働および厚生行政実情調査のため鳥取、島根両県の視察を行いました。  日程の第二日は、鳥取県庁において労働、厚生行政及び労働基準局、婦人少年室の概況等について関係者から説明を聴取しました後、要望事項の陳情を受けました。  鳥取県はすでに御承知のように県面積狭隘でありまして、財政的にも決して恵まれているとは申せませんが、社会福祉の諸設備がよく整備され、今回視察いたしました奨徳学校や肢体不自由児収容施設の整肢学園等は、関係者のなみなみならぬ苦労が察せられました。また県内における産業のほとんどが中小零細企業で占められている関係上、労……

第30回国会 議院運営委員会 第6号(1958/10/16、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 私ども、せっかくわが党の池田理事の方から今あいさつがありましたので、いろいろ余分なことはしゃべりたくありませんけれども、このことだけは一つ記録にとどめておきたいと思いますので、あえて申し上げます。それは金曜日の夜、私ども議運の協議員にあらざるわが党の議運の委員が全部そろいまりして、そうして議長室に参りまして、議長さんに正式な申し入れをいたしましたときに、たまたま副議長さんもおいでになりまして、議長、副議長のお二人の前で、われわれは正式に申し入れをいたしました。それは今後事態が発展いたしましたときに、議長はやはり議長の職権に基いてこれにタッチせられるようなことがあろうとわれわれ……

第30回国会 議院運営委員会 第7号(1958/10/17、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 ただいまの院内の警務部長の動員の問題ですが、先ほどの、何のために動員をしたのかという御質問に対して、何か議員が出入りできるようにするとか、秘書が云々とか、あとはちよつと聞き取れませんでしたが、その動員の理由、目的をいま一度明確に部長からお答え願いたい。
【次の発言】 議員の身辺を守つていただくとか、第一委員室に出入りするとか、秘書云々とかいうお話がありましたけれども、たしかわれわれは、その前に、むしろこの議院におきまして秩序が乱れておつて、もし身辺を守る必要があるとすれば、議員同士の間にあらずして、議員や秘書にあらざる者が、この国会の中にいろいろ合法に名をかりて出入りをしてい……

第30回国会 社会労働委員会 第3号(1958/10/07、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 委員長にお尋ね申し上げますが、去る九月二十六日の当社会労働委員会におきまして、新潟の国鉄監理局の不当労働行為についてわれわれは質問を開始いたしました。その結果、労働大臣並びに労政局長の御答弁が、まだその事実について御調査ができていない、こういうような御答弁で、はなはだ不満足なものでございましたので、その後の理事会において、国鉄の最高責任者でありまする総裁並びに関係理事者においで願って、そうして這般の問題についてさらに細部にわたってお伺いいたしたい、かようなことを決定いたしました。本日われわれの理事会の決定に基いて、国鉄の総裁並びに関係者がお見えになっておるかどうか、お伺いいた……

第30回国会 社会労働委員会 第12号(1958/10/24、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 関連で企画庁長官にお伺いいたしたいのですが、ただいまの御答弁の中に私は非常に重大な――というのは悪い意味ではないのですよ、傾聴に値する貴重な御意見があったと思うのであります。それは一定の賃金を支払えぬような企業は企業として成り立たないのである、こういうお言葉がございました。これは私どもが常日ごろ考えていることでございまして、私は実に長官の名御答弁であると思うのでございまするが、その賃金というのは何かとおっしゃれば、それは動物的、物理的賃金ではないのだ、やはり人間として文化的あるいは一定の教養、娯楽をかまえた生活を営み得る賃金をいうのである、そういう大臣のお言葉をそしゃくしてみ……

第30回国会 社会労働委員会 第13号(1958/10/28、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 貴重な時間を拝借いたしまして、最賃法に対する質問をする機会をお与え下さいましたことを感謝いたしたいと存じます。  直ちに最賃法の質問に入りたいのでございまするが、しかしその前に、若干一つお許しを得て委員長に御質問申し上げることをお許し願いたいと思うのであります。それは去る十月七日のやはり本社労委員会におきまして、われわれは国鉄の総裁の十河信二君の出席を求めまして、そこで国鉄の新潟監理局の不当労働行為の問題について質問をいたしました。その際国鉄総裁並びに吾孫子豊常務理事の回答は、いずれもわれわれの満足するところではなかったのであります。従ってその際私が具体的な事例をあげまして質……

第30回国会 予算委員会 第5号(1958/11/01、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 きわめて限られた時間の質問でございまするので、簡潔にして要を得た御答弁を賜わりたいと思います。  私は、わが党を代表いたしまして、主として雇用問題、不当労働行為の問題、ILOその他関係事項について御質問をいたしたいと存じます。  まず第一番目に、経企長官に、雇用の状態についてお伺いをいたしたいのでございまするが、経済企画庁が中心になられまして、関係各省が参加をせられて新長期経済計画なるものを昭和三十二年の十二月十七日に発表をされました。この計画によりますると、昭和三十三年度から三十七年度に至る五年間に、基準状態から、年平均六・五%の経済の成長率の維持を達成し、これによって、三……

第31回国会 議院運営委員会 第5号(1959/01/23、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 議員宿舎の新築というのは、今の三つのほかに新しく作られるのですか。赤坂宿舎の改築というのはどうなったのですか。

第31回国会 議院運営委員会 第6号(1959/01/26、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 正一時開会。

第31回国会 議院運営委員会 第12号(1959/02/06、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 ここでは、決議案の取扱いについて労働大臣の気持を聞きたいというのですから、内容問題には私は触れませんけれども、今度の国会でも、本会議場で山花さんが質問しておる。予算委員会でも、きのうからやっておる。社会労働委員会でもやっておる。みなあなたの答弁は、労懇の答申によってきめる、今白紙だとおっしゃるのですが、この国会だけでも三回、去年の三月の二十八日の国会でも、総理大臣みずからが、やはり労懇の結論に基いて直ちにきめますよと言った。労懇の結論はいつごろ出るのだと聞くと、おそくも八月には出るはずですから、早急にやりますということを総理大臣みずからが言っておる。これは国内の問題ならいいけ……

第31回国会 議院運営委員会 第23号(1959/03/17、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 この問題は、特に第一の問題は、去月十九日に待望の労懇の答申もありましたし、特に先般岸総理にもおいで願って、わが党の委員からきびしく質問申し上げまして、それがそのままになっておるわけでありますから、どうか一つ早く与党の方で結論を出していただきたい。きょう、もしこの席上で結論がお出しになれないというならば、少くとも、この次までにはできるようにお願いいたしたいと思います。

第31回国会 社会労働委員会 第1号(1958/12/16、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 緊急質問の時間をお与え下さいましたことを、委員長に深く感謝を申し上げます。当面国立療養所関係の最高の責任者であります厚生大臣、医務局長並びに、これは警官の不当なる権利乱用の問題等もございますので、警察庁長官の御出席もお願いいたしたいと思うのでありますが、長官はお見えになっておりましょうか。
【次の発言】 長官の御出席ができなければ、その下級の最高責任者でよろしゅうございますが……。
【次の発言】 大臣もお忙しいようでございますから、私の質問はむしろ警察庁当局に聞いていただきたい問題でございます。これは新潟県においては非常に大きな問題として取り扱われ、最近開かれている県議会にお……

第31回国会 社会労働委員会 第2号(1958/12/17、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 ただいまの厚生本省における課長並びに課長補佐の退職問題について、どうも大臣の御答弁が明確でありませんので、私は関連質問でお伺いしたいのでありますが、どうも大臣の御答弁を伺っておりますと、これは日本の官僚制度の美徳と申しますか、何でも自分たちの省内やあるいは同僚、部下の間に起ったことはその事実を内輪に発表して、何とか一つこれを糊塗しあるいはごまかして、そうしてその罪をないように、不正を犯した人を守っていくことが何か美徳である、あるいはそれが官僚道における、何といいますか長い慣習であるかというふうな感じをわれわれは受けるのでありますけれども、そういうようなことのないように、大臣み……

第31回国会 社会労働委員会 第3号(1958/12/19、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 ただいま政府提案によりまする国民健康保険法案及び国民健康保険法施行法案に対し、日本社会党を代牽いたしまして、反対の意思を表明するものでございます。  ただし、その反対は、警職法に対する反対とかあるいは再軍備等に対する反対とはいささか違いまして、同一の方向に足先を向けながらも、わが日本の現在置かれている政治情勢、経済情勢あるいは社会情勢からながめて、この社会保障制度というものはもっと前進することが可能であるにもかかわらず、政府のいまだ医療制度に対する認識の足りなさ、あるいはサボタージュあるいは誤まれる再軍備政策等々によって、われわれが考えておりますほどに前進をしていない点におい……

第31回国会 社会労働委員会 第7号(1959/02/17、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は昨年の十月二十八日に、同じくこの最低賃金法に関しまして質問を許されたのでございまするが、そのときに私はこういうお願いをいたしておったのでございます。それは、社会労働委員会の会議録の第一類第七号、昭和三十三年十月二十八日の十五ページでございまするが、「私の最賃法に対する質問を一つ始めたいと思うのでございます。私は一般論、各論それから各章について、全部お伺いいたしたいと思いまするが、何しろ時間が制約せられて、本論から入っていきますと各論の方に時間がなくなると困りますから、一応各論の方において特に重要と思われる分だけを最初にお願いいたしておきます。」かようにお断わりをいたしまし……

第31回国会 社会労働委員会 第10号(1959/02/24、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 最低賃金法案につきまして、御質問を申し上げたいと思うのであります。  先般私は、最低賃金法を政府が制定される目的が那辺にあるのかということをお伺いいたしました。それに対しまして大臣からいろいろお答えを得たのでありますが、私どもの立場からは、その目的はあくまで労働者のための、保護のものであり、その一点に目的を置いて、それを条文にも明確にしておくべきであるということをくどく申し添えたのでございます。それに対しまして政府原案の意図されるところは、最低賃金の本質はあくまでも目的の多様性にあるのだ。一つには経営者の不当競争を防止するのである。二には経営基盤の育成をはかるためである。三に……

第31回国会 社会労働委員会 第18号(1959/03/12、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 関連をいたしてお伺いいたしたいのでございますが、同じくこれは新潟療養所の問題でございまして、この前も山田看護婦に対する警察の不当尋問というようなことがございまして、これは私警察庁長官に質問をいたしている。しかし長官がお見えにならないで刑事局長がお見えになったものですから、いま一回来て詳しくその状況をお伺いすることになって、質問を留保したのであります。従いましてこの問題はよろしゅうございますけれども、新しく起った問題、これも一月中の話でございますから、若干時日を経過しておりますが、われわれにはまだ一般質問をする機会がありませんので、今日になりましたけれども、今の女子職員の生理休……

第31回国会 社会労働委員会 第22号(1959/03/19、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 先生もお急ぎのようでございまするから、具体的な個々の問題は私は省略いたしまして、最近この委員会で公私ともにささやかれている問題について、私は率直に先生にお伺いいたしたいと思います。あるいは御気分に反しまして失礼な結果になるかもしれませんか、一つお許しをいただきたいと思います。それはほかでもございません、われわれはこの社会労働委員会だけでも最賃法あるいは国民年金等々、数回こういう公述人あるいは参考人等の諸先生方においでを願って御意見を伺っておるのでありまするが、その間を通じまして、最近の風潮として、お許しをいただきたいのでありまするが、どうも学者の意見が学者らしくなくなったのじ……

第32回国会 議院運営委員会 第1号(1959/06/22、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、荒舩委員のお話に反対するわけではありませんけれども、両党でいま一回お話いただくにしても、私がここで川島幹事長にどうしてもお伺いいたしておきたいことは、この四項目の中で、参議院の自主性をとにかく尊重しても、参議院が了承しなければだめなんだ、その意味においては、今の正副議長党籍離脱の問題は、自民党の参議院の方で了承されないから、この申し合せを実行することはできないのだというお話ですが、もし、この理論を推し進めていけば、それでは、第一の方は自民党はだめだ、第二項ないし第三項、特に国会に対する集団的要請行動の規制等について、今度社会党の参議院の方で、われわれの方は、この条項は参……

第32回国会 社会労働委員会 第1号(1959/07/03、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 議事進行について。発言を許されましたから、委員長にお伺いをいたしますが、委員会には、委員会開会の規則もあり、いろいろの条件もあるはずでありますが、今私は召集を受けて来たわけであります。この出席の状況を見ますと、わずかにりようりようたるものでございまして、一体、委員長はこの委員会を成立したものとみなされて今のごあいさつをされたのかどうか。一体これで委員会は成立いたしますか。ちょっと委員長にお伺いをいたします。

第32回国会 社会労働委員会 第2号(1959/07/06、28期、日本社会党)

○小林進委員 それではまず第一に、使用者代表の三城晁雄さんに約四点ばかりお伺いしたいと思うのでございますが、先ほどのお話の中に、ソビエトの使用者代表を排除することで非常に終始御苦心をされたというお話がございましたが、ソビエトの使用者を各国の使用者が排除したいというお気持は何かわかるような気持がするのでございますけれども、一つ日本の使用者側の口を通じて、その具体的な理由をわかりやすくお話し願いたい、これが第一点でございます。  第二点では、先ほどのお話で、今度のILO八十七号の批准の問題は政府側と労働者側の問題で、使用者は第三者、調停者の立場に置かれたのであるからというようなお話があったと思いま……

第32回国会 社会労働委員会 第3号(1959/07/07、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 まだ大臣がお見えになりませんので、労働大臣が見えられましたら同じ質問をいま一度繰り返すようになるかもしれませんが、その点あらかじめ御了承をいただきたいと思います。  技能検定の問題について関係政府委員にお尋ねをいたしたいのでありまするが、技能検定の実施に関する答申が、中央職業訓練審議会会長内田俊一氏の名前で、たしかきのう答申があったはずでございますが、この答申に対しまして、労働大臣は一体これをどう処理せられるお考えであるか、労働省のこれに対する取扱い方をお尋ねしたいと思います。大臣がお見えになっておりませんから、かわって局長からお答えを願いたいと思います。

第32回国会 社会労働委員会 第4号(1959/08/10、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 厚生大臣にお伺いいたしますが、人命救助もしくは他人の災害、危難を救助するために一般人が協力をし、そのためにみずからが負傷をする、あるいは疾病にかかる、廃疾になる、時にはみずからの命を失うという、そういう犠牲的な行為に対しまして、まだわが日本の現行法には盲点があって、この人たちの犠牲を補償するような制度がないのであります。これは人命救助の問題にも関係しますので、その点においては、自治庁の関係事項でもあったり、あるいは公安委員会にも関係する問題であるかもしれませんけれども、しかしその最も必要とする点は、そういう犠牲者の残された遺族の扶助の問題、あるいは生活保護等の問題にもまた関連……

第32回国会 社会労働委員会 第5号(1959/09/21、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 ここ数年どうも労働省の労働行政が、労働省設置法第一条にうたわれております労働者に対するサービス機関としての趣旨を逸脱いたしまして、むしろ労働者を圧迫する警察的な立場をおとりになっているのではないかというような感じをわれわれはしばしば受けるのでありますが、ともかく労働盾が反動化されつつあることだけは、もう世間一般周知の事実であります。そういうような労働本省の反動化といいますか、右寄りの形が全般的に普及いたしましたその結果は、全国各地において労働諸法規違反の行為がたくさん起きておるのでございまして、私はその一つの例としてまことに黙過することのできない事例を持っておりますので、その……

第32回国会 社会労働委員会 第6号(1959/10/10、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 きょうは大臣もお疲れのようでございますし、時間も非常に差し迫っておりますので、私はいろいろ御質問申し上げたい問題を持っておりますが、やや緊急性のあります一問だけにとどめて、あとは一つあげて臨時国会の開会に待ちたいと思いますので、いましばらくの間だけ時間をおかし下さいますことをお願い申し上げる次第でございます。  私の御質問したい問題は技工士養成所設立に関する問題でございまして、現在日本歯科技工士会が全国的な規模でただいま反対運動を続けておりまして、厚生省にもしばしば陳情も続けておりますので、大臣はその内容をよく御承知のことと存じます。私も関係者と一緒に厚生省の関係官と直接面接……

第33回国会 議院運営委員会 第9号(1959/11/28、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 山野さんにお伺いしますが、正門の前に淺沼稻次郎氏も僕らもその三十名の陳情団と一緒に参りまして、これは事前に議長さんとお打ち合せが済んで、三十名前後の者なら院内において代表団として陳情を受けていただくという前々のお話があるので、われわれはここへ来たのであるから、一つ門をあけて入れてもらいたい、こういう交渉を門の外と内とでいたしました。その交渉いたしたことに対して、門をあけないで、その間約十分か十五分の交渉を経過している。経過しているうちに――淺沼書記長以下三十名が、向かって図書館側の舗道から、警官に道をあけてもらって、案内をされて、これは正式の陳情団だからという了解のもとに、舗……

第33回国会 議院運営委員会 第12号(1959/12/10、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、理事会で始終われわれの言い分をしゃべっておりますから、きょうのこの委員会においては、なるべく理事の立場で遠慮をして、それ以外の方から一つおしゃべりを願おうと思って控え目にしておりましたけれども、どうも今まで繰り返されている議論を聞いておりますと、このまま黙っているわけにはいかない。山村君から今の長谷川君に至るまで、どうも二十七日の問題は、暴徒による侵入である、不祥事件である、あれは前古未曽有の問題であるといって、何か奥歯に物のはさまった、黙っていれば、社会党に一切の罪でもぶっかけるような、非常に悪意に満ちた、しかも、事実を捏造――とまでは言わぬけれども、努めて拡大解釈し……

第33回国会 社会労働委員会 第2号(1959/11/12、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は国民福祉年金の問題について実は大臣、年金局長等にお伺いいたしたいと思っておるのでありますけれども、大臣も局長も何かお差しつかえがあるそうでございますので、主としてほんの事務的な数字に関する問題等を一つお尋ねをして、基本的な問題はまたの機会に譲りたいと思います。  十一月から実施をせられまして、もうだいぶ時日も経過いたしておりますので、その実施状況をお聞かせ願いたいと思うのであります。
【次の発言】 今までの申請の状況が、十月末現在で四十県とおっしゃいますから、まだ六、七県ほど残っておるわけでございますので、正確な数字ではないと思いますけれども、まず老齢が八割二分、それから……

第33回国会 社会労働委員会 第3号(1959/11/13、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 大臣が御就任になりましてから数カ月の歳月を経過いたしたのでございますけれども、御就任のごあいさつを承っただけで、まだわれわれは新大臣が――新といっても相当古くなったのでありますけれども、その古き間に、まだ新大臣の労働行政一般に対するお考えというものを詳しく承っておらぬのであります。同じ政党に所属をせられておりましても、やはり大臣ともなればその人、その人によって何らかの特徴あるいは本質というものが現われていいと私は思う。そういう意味で、労働行政を担当しておいでになります大臣が、今われわれの足元にころがっておりまする重大なそれぞれの問題について、一体どういう御所見をお持ちになって……

第33回国会 懲罰委員会 第4号(1959/12/23、28期、日本社会党)

○小林(進)議員 小林進でございます。  十一月二十七日行なわれた国会の集団陳情について、当日の私の任務を申し上げておきたいと思うのでございまするが、私は、他の社会党の議院運営委員の諸君と一緒に、衆議院議長に対し陳情をする方々を院内においてお世話をするという、こういう任務を受けておりました。すなわち、事前に議長と打ち合わせをしたり、当日は、陳情代表を面会所から、議長が指定をした院内の面会場所まで案内をする、そういう指令を受けておりました。  議長との事前の打ち合わせば、下平正一議運理事が主として当たっておりましたが、その内容は次の通りでございます。すなわち、事件当日の前々日の十一月二十五日、下……

第34回国会 議院運営委員会 第2号(1960/01/29、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 これは図書館だけの問題じゃありませんが、この国会の予算についても、それぞれ小委員会を設けて満場一致でおきめになったというのですが、私ども議運の委員としては、こういう予算を拝見するのは初めてなんです。これはおかしいじゃないかと思う。そうして、ここで委員会を招集せられて、数字を読み上げられて、そのまま承認しろといったところで、そういう形式的な審議は――今までおやりになったのかもしらぬが、今後はやめてもらわなければならぬ。こういう数字をわれわれに見せて、そのまま読み上げて、これを承認せいということでなしに、少なくともこういう数字は、小委員会でおやりになると同時に――私らも委員だから……

第34回国会 議院運営委員会 第11号(1960/02/26、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 今の文章を、さきにこの委員会に諮ったというふうな委員長のお話がありましたが、小澤委員長の申し入れをこの委員会でお取り上げになったことがございますか。さきに御報告いたしましたというのは……。
【次の発言】 その問題について貴意に沿う所存だということは、今の文章をいま一回委員長から御解明いただきたいと思うのですが、修正権があるかないかという問いに対して、貴意に沿うよういたしたいというのは……。
【次の発言】 イエスかノーかでなく、その問題について研究していくということが、今の回答になるというのですか。
【次の発言】 西澤君から御意見を聞くのは私は賛成でございます。賛成でございます……

第34回国会 議院運営委員会 第12号(1960/03/01、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 それは理事会でおきめになったのでありますか。今私どもの方は議員総会がありまして、理事会の報告を受けるいとまがありませんでしたから、変更の余地のないものでありますれば、私は希望意見だけを述べて、あえて意見は固執いたしませんが、ただ、国会に条約の修正権ありやいなやという問題は、わが党としては、これは実に重大問題でありますから、特に特別委員会を設けて、そうして慎重に、時間をかけて審議すべきだ、その特別委員会というわが党の主張の中には、それは非常に憲法にも関する問題でございますから、安保特別委員会にも匹敵するような、最も権威のある特別委員会を設けて、そこで一つ国家構造の基本問題を慎重……

第34回国会 議院運営委員会 第28号(1960/04/27、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 関連。ただいま法制局の三浦次長から御説明がありましたけれども、これは民主主義国家における人民の権利義務を抑制する重大な法規です。また、法律の建前から申し上げましても、一たん行政庁あるいはこれに準ずるものが与えた許可というものは、民衆に権利を与えたのです。民衆に権利を与えたものを、官庁側、ないしは、与えられたものでなく、与えたものの状況の変化その他によってそれを取り消す場合には、法律上の明確な根拠がなければならないと思う。ところが、先ほど佐々木議員の説明によると、取り消すことは法律違反じゃないとか、あるいは、議長の要請があれば勝手にできるような答弁がありまして、私は民主政治の公……

第34回国会 社会労働委員会 第5号(1960/02/17、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 労働大臣にお尋ね申し上げるのでございまするが、先般「第三十四通常国会が開かれるにあたり、」というまくら言葉で、大臣の労働行政の運営についての御所信を承わったのでございます。大臣が御就任になりましてから一回まとまった御所信を承わりたいとかねがね非常に希望いたしておりましたが、その機会がなくて、ようやく基本的な大臣のお考えをお伺いする機会を得たわけでございまするが、率直に申し上げまして実は私は非常に落胆をいたしました。もしこの御所信が大臣自身がお認めになった御演説であれば、私は大臣の労働行政に対する考え方というものを非常に疑わざるを得ないのでありまするし、これがだれか大臣の側近の……

第34回国会 社会労働委員会 第10号(1960/03/01、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 大臣にお伺いいたします。この大臣の、昭和十五年度厚生省所管一般会計及び特別会計予算案についての説明明書でございますが、その説明書によりますと、昭和三十五年度の一般会計予算の総額が一千六百四十七億一千四百九十四万五千円、これを昭和三十四年度の当初予算に比較いたしますると三百四十一億七千百八十九万円の増額になっておる、こういうふうに大臣は御説明になっておるのでございまするが、今度は厚生省からちょうだいいたしました一般会計歳出予算各目明細書、特別会計歳入歳出予算予定額各目明細書によりましても、また厚生省所管の予算要求額主要事項別調によりましても、前年度に対する増額の分は三百四十一億……

第34回国会 社会労働委員会 第23号(1960/03/30、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 私はまたあとで時間をいただきまして、いま少し本質的な問題を質問さしていただきたいと思っておりまするが、ただ関連して、ただいま山下委員と中山委員からお話がありました件についてだけ一点お伺いしたいと思います。  それは精神薄弱児と痴漢の問題でございます。これからいよいよ春先に現われて、着物を切るだけでなくて肉体にまで傷害を及ぼす、そういう痴漢薄弱児が多いんじゃないかという話でございまするが、そういう点をこの新しい法律の上で、一体どういうふうに処置しようとお考えになっておられるか。私ども今も中山委員と私語をいたしたのでございまするけれども、どうも精神薄弱児の性欲に目ざめてきた者の狂……

第34回国会 社会労働委員会 第24号(1960/04/05、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 関連して。この法案が通れば、この七月からいよいよ公庫が発足されるというのでございまして、それに備えて、厚生省は内々に人選をもはや内定をしておいでになるのじゃないかというふうなことを私どもは聞いておるのであります。いわゆる理事長一名、理事三名、監事一名はもはや人選が済んでいるのじゃないか、こういうのでございますが、もしも内定を進めておいでになりましたら、ここでざっくばらんにお示しを願いたいと思うのであります。

第34回国会 社会労働委員会 第28号(1960/04/13、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 こういう機会ですから、しろうとの私も日ごろ疑問に思っておりますることの一、二を質問いたしたいと思います。  第一番目の、今もお話のありました流産の胎児の処理の問題ですが、これは話のついでですから、私はこういう企画があったことだけを申し上げて、一つ御意見だけ聞いておきたいと思うのであります。それは流産を病院なり医者のところに行って行なうときに、手術料の中に胎児を処理する料金を含めてお医者さんにとってもらう、これは強制的にとってもらう。そのかわり都なり市なり――町村まではいきませんけれども、それを処理する何かの機関を設けて検討する。そうして病院の通知を受けて、四カ月なり三カ月なり……

第34回国会 社会労働委員会 第34号(1960/05/10、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 関連質問として伺いますが、今栗原委員と医務局長との話を聞いていると、何にも責任のない、実に僕は無責任きわまる答弁だと思うのです。それでは一体国立病院とか国立療養所の定員の不足だとか、そこへ入って命を託しておる、そういうものに対する責任の所在はどこにあるのですか。責任はだれが持つのですか。私はここで一つ、政務次官通達というものが発せられておるのですが、これを読み上げてみます。これは一体どんな工合にあなたは責任を感じておられるのですか。「特殊病院に置くべき医師その他従業員の定数化について」昭和三十三年十月二日、厚生省発医第一三二号、これには、御存じでしょうけれども、「主として精神……

第34回国会 大蔵委員会 第12号(1960/03/17、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は実は大蔵大臣にお伺いをいたしたいのでありますが、きょうは大臣は参議院だそうでございますから、奧村政務次官にと申し上げるよりは、大臣代理としての奧村さんに御質問申し上げたいのでありますから、どうか大臣のお気持になって責任のある回答をお願いいたしたいわけであります。  税の徴収について一体いかなる指導をされているかいなや、この問題であります。戦前、戦争中は、おまわりさんが来れば泣く子も黙るといわれまして、非常におまわりというものが人民を圧迫する象徴のごとく考えられておったのでありますが、これが戦後になりますと、かわって税務署が来ればおとなも逃げるといいまして、戦後は何か権力を……

第34回国会 大蔵委員会 第23号(1960/05/12、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 第三債務者に対する国税の不当取り立てに関する問題でございます。この問題については、すでに三月の八日わが党の平岡忠次郎委員が第一回目の質問をいたしまして、第三回目には私が三月の十七日にその質問を繰り返しているのでございまして、同じ問題について本日また第三回目の質問をするに至ったのでございます。よって来たるところは大蔵省国税当局の不当なる税の取り立て、これに対するわれわれの質問に対しては、どうも肯綮に当たるような御答弁がありません。残念ながら、国会の貴重なる時間を拝借いたしまして、なおかつ当委員会の優秀なる委員諸君がそれぞれ質問をお持ちになっているにかかわらず、そういう方々の時間……


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 社会労働委員会 第2号(1960/12/15、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 関連して一言。時間もありませんから、私は自分の質問はやりませんけれども、実は今まで副社長のお話を承っておりまして、私は非常に落胆をした。日本の国会がこういうような答弁で質問を終わったというふうにとられては私は非常に残念でありますから、最後に一言申し加えておくのでありますけれども、あなたの先ほどの答弁は、結局財源がない、金がないから十月二十九日の線で妥結する以外にはない、集約すればこういう答弁になっている。実際金がないのかどうか。それならば一体本社経理はどうなっておるのか、収入はどうなんだ、支出はどうなんだという今の滝井君の質問に対しても、わからないじゃありませんか。大まかに言……

第38回国会 社会労働委員会 第1号(1961/02/07、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 今の問題で事務的にちょっと聞きたいのですが、雇用促進事業団というのは、これはできているのですか。行政措置でやれるのですか。
【次の発言】 そうなんでしょう。われわれの手できめなくちゃならぬのでしょう。話を聞いていると、何かすっかりでき上がっていて、もう用事がないような話だから、聞いていて非常に錯覚に陥るのだな。七月から発足しまして、なんて言っているが、しかし、これはできなければだめなんでしょう。その法律はあなた方がお作りになったわけじゃないのでしょう。ここでわれわれの方で作り上げたらという仮定の上に立った説明でございましょうね。その点どうも誤解しやすいですから、間違いのないよ……

第38回国会 社会労働委員会 第4号(1961/02/15、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、厚生大臣に実はいろいろのことをお尋ねしたいたくさんの質問を持っているのでございます。大臣が御就任になりましてから、特別国会もあったのでございますけれども、なかなか大臣の所信というものを拝聴する機会が今までありませんでした。これからまた各法案が出て参りますと、法案の審議に追われて、またわれわれの聞きたいという厚生行政一般に関する所信をお伺いすることもできません。それやこれやを思い合わせますと、厚生大臣とひざを合わせて真意をお尋ねするという機会は、今をおいてほかにないのであります。従いまして、本日は一つ夜の十時であろうと十二時であろうと、われわれの納得のいくまで私どもの質問……

第38回国会 社会労働委員会 第5号(1961/02/16、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 本日は午前中から両会長の具体的な医療担当者の立場に対する御解明がございまして、われわれは医師会の立場というものを相当誤解をいたしておりましたし、また知らない点もあったのでありますが、その点の理解を深めたので、まことにきょうは有意義だったというふうに考えるのでございます。しかし私どもは、この当面いたしております緊急の事態を一体どう解決していいかというその解決の方法については、残念ながらまだその曙光を見出すようなお話を承っておりません。この点まことに遺憾に存じますので、私は主として、これを一体どう収拾した方がよろしいかという私なりの考えに立って、二、三の質問をさせていただきたいと……

第38回国会 社会労働委員会 第6号(1961/02/21、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 関連して。これは非常に重大な問題でありますから、特に大臣にお伺いしておきたいのでありますけれども、この就労回数の増加の問題は数年来の懸案でございまして、こういう事業に関係いたしております者の二十五日間をどうか獲得していただきたいというのが数年来の悲願であったのであります。重要なる要求のポイントであった。大臣の御説明では、賃金にウェートを置くか、就労日数の増加に重点を置くかというウエートの問題について、何か就労日数を譲って、賃金の五十二円の増額を獲得したというふうな御説明がございました。これは最大限の成功であるかのようなお話がありましたが、五十二円の増額、ことに地域差があります……

第38回国会 社会労働委員会 第7号(1961/02/22、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 私はこの前、十五日でございましたが、時間がなくて質問を途中で終わったのであります。その際に大体アウトラインだけは申し上げておきましたが、それは今行なわれておりまする病院ストと、直接関係はございませんけれども、間接には非常に影響いたしておりまする病院管理の問題であります。この病院管理について厚生省も大へん責任をお感じになったわけでありますが、急遽これが対策として、何か厚生省の医務局の機構改革に着手をされて、そのために一千五百万円予算を獲得して、この四月から医務局に指導課というものを創設して、そして病院に対する行政指導を強化する、あるいはまた病院管理研修所を研究所に昇格せしめて、……

第38回国会 社会労働委員会 第12号(1961/03/10、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は小児麻痺の極数をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 今私どもは、脊髄性の伝染病の小児麻痺だけを論じておるのでありますが、脳性の小児麻痺というのは、どれくらいの人数がいて、それほど心配する必要がないのかどうか、ちょっとお聞かせ願いたい。
【次の発言】 次は昭和三十六年度改正法がしかれてから三百十万人に要する――第一期、第二期と分けて、一体ソーク・ワクチンの総量がどれくらい要るのか、総軍と価格をお知らせ願いたい。
【次の発言】 その総価格はどれくらいになりますか。
【次の発言】 これは第一期分でございますから、総経費というわけにはいきませんけれども、約二兆円予算からな……

第38回国会 社会労働委員会 第14号(1961/03/15、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 委員長のただいまの報告は、柳谷委員とともに私も加わりまして、三名で調査をいたしましたその結果の報告でございまするから、もちろん私は委員長の報告を私自身も了承するにやぶさかなものではございませんが、ただこの際補足をいたしておきたいことは、以上の委員長の報告をもって、われわれ三人の報告が完全に終了したものというふうにとられることは、はなはだ意の満たない点がございまするので、この点あえて補足をいたしておきたいと思うのでございます。  このたびの調査におきましては、私どもは管理上の不備の問題、施設上の不備の問題、事件の処理後における不備の問題という三つの点において、非常に了承しがたい……

第38回国会 社会労働委員会 第21号(1961/03/30、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 精神衛生法の一部改正法案について、二、三の点を御質問いたしたいのでございますが、先般からの厚生省側の御答弁をお伺いいたしておりますと、精神障害者の実態として現在百三十万人でございますか、精神障害者がおられるというふうな御答弁のように聞いておりますけれども、その百三十万人という数字は一体何年にお調べになった数字なのか、それを一つお聞かせを願いたいと思うわけであります。
【次の発言】 世界の一流国でこういう精神障害者の数字を具体的に調査しているような例がないかどうか、お聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 私は、今もおっしゃるようなわが日本の調査のやり方は、いささかずさんじ……

第38回国会 社会労働委員会 第22号(1961/04/04、29期、日本社会党)

○小林(進)議員 ただいま議題となりましたわが日本社会党提出の失業保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由並びにその趣旨を御説明申し上げます。  本案の目的は憲法第二十五条並びに失業保険法第一条の精神にのっとってその給付の改善をしようとするものでございます。元来失業保険制度は再就職するまで、失業保険金を支給することにより、その生活の安定をはかるとともに、労働力の維持保全をはかるものでございます。それにもかかわらず現行法における給付期間は最長のもので二百七十日であり、給付日額はわが国貸金水準が先進諸国に比してきわめて低位にあるにもかかわらず、平均賃金の六割であり、しかも最高日額が三……

第38回国会 社会労働委員会 第24号(1961/04/06、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 これは関連じゃないかしれませんけれども、ちょっと国保の名前が出ましたので、これは大臣にお伺いしておきたいのでございまするが、これは実際問題として、今方々で私どもが苦情を持ち込まれてくる問題なのでございまするが、国保は御承知のように市町村別で管理せられるようになっておりますから、大体今のところは東京におりまして国民健康保険に加入しております者が、病気になると郷里へ帰って、そうして郷里の市町村で国保で結核の療養をする。そうすると、小さな市町村はその患者をかかえて保険財政がいたい打撃を受けるわけです。ところがまた、各町村によっては、そういう保険証を持って罹病者になると帰ってくるよう……

第38回国会 社会労働委員会 第25号(1961/04/11、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 大臣に一点だけお伺いをいたしておきたいのでありますが、それは離農者に対する処置の問題でございまして、農業基本法はまだ審議中で発動していないようでありますけれども、現実においては農村における離農、兼業、第二次、第三次産業に流れていく人員というものは非常に多いという傾向が生じているのでございますが、これに対して大臣は一体どういうようなお考えを持っておるのか、政府の農業基本法の第二十条には、就業機会の増大と銘打って、「農業従事者及びその家族がその希望及び能力に従って適当な職業に就くことができるようにするため、教育、職業訓練及び職業紹介の事業の充実、農村地方における工業等の振興、社会……

第38回国会 社会労働委員会 第27号(1961/04/13、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 議事進行に名をかりて発言いたしまするが、私は、きょうは質問をするつもりで前々から準備をしていたのでありますが、大臣がお見えになりません。ここでしばしば論ぜられている結核対策の問題を承っておりますると、厚生省内部における厚生行政の面で、どうも私は結核対策の一貫性がないということを痛感いたします。これはやっぱり公衆衛生局、医務局、社会局、保険局というふうに、全部に関連してくるのでありまするから、各局の中で意思の統一をはかるなり、また対策の面においても、私は一つ大いに連絡を密にしてやっていただかなければならないと思うのであります。公衆衛生局の方では、特に今年度は予算を増額して入院の……

第38回国会 社会労働委員会 第30号(1961/05/10、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 議事進行について……。国会対策委員長会談を重ねて、ようやくきのう約二週間にわたる国会の紛争――その紛争も、われわれの側から言わしむれば、農業基本法という当然農民の生活を守る基本法たるべきもの、それの慎重なる審議に応じない、そういうようなことから勃発をいたしまして、この重要法案審議の重大なる時期を約二週間有余、社会労働委員会にいわせればそのほかいわゆる国保の補助金の問題も含めて三週間有余、われわれは審議をストップしてきたのであります。それが国会対策委員長会談に基づいてようやく糸がほぐれて、そしてきのうはわが社会労働委員会においても理事会を開いて、一つ明日から審議の促進をやろうと……

第38回国会 社会労働委員会 第34号(1961/05/18、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 関連で一言申し上げますが、この厚生省からいただいている参考資料の中を見ましても、こういう母子家庭の非常にお気の毒な方々が、こういうおきめになった生業資金、支度資金その他の種目に基づいて貸付の申し入れをするわけです。その申し入れの状況によりますると、これは二十八年度ですか、ずっと三十四年度まで出ておりまするけれども、申し込みの希望に対してその決定の比率が七一・九%までいっておる。金額にしては六三・八%というふうに、どうしても希望者の要求を満たしておいでにならないわけです。ここに、私は、赤松先生、八木先生の言われている問題点があると思うのでございまして、私どもは、こういう気の毒な……

第38回国会 社会労働委員会 第36号(1961/05/23、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 総裁、幸いにしてこの次国鉄の不当労働行為をやることになりまして、七時過ぎまでで私は発言を封ぜられておりますので、これはあなたにとって非常に幸運だと思うのです。私、実はきょうは四時間ばかりやらしてもらうつもりで楽しみにしておりましたけれども、きょうはできないそうでありますから、時間の足りない分はまた来週ということにいたしまして、来週やらしてもらいまするが、私はやっぱり繰り返されていた問題の中でどうしても了解できない問題があるのです。それは私が被害者の立場でありまするから、なおさらその問題は痛切であるわけです。今も島本委員が言われた電話の架設、電話の切断の問題なんですが、たしか公……

第38回国会 社会労働委員会 第39号(1961/05/30、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 私も、実はこの国鉄の不当労働行為の問題については、一口ばかり時間をお借りいたしまして徹底的にやりたいのでございます。それば吾孫子副総裁も御存じの通り、例の天下に名をなした新潟のストの不当労働行為の問題で、あなたや総裁に出ていただいて丁々発止の議論をしたことは御存じのはずでございます。私はあの問題はあれでほこをおさめたわけではないのでありまして、自来も時折新潟の現場の中を私は私なりに調査をしたわけでございます。ところが当局は、御承知のように河村現職員局長をトップに立てまして、あそこで第二組合をお作りになった。自来新潟の国鉄労働組合は、この経営者側の分裂をそのままモデルにしたよう……

第38回国会 社会労働委員会 第40号(1961/05/31、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 きのうの質問に続いて、残っておりまする分を御質問いたしたいのであります。  きのうの私の質問に対して、きょうは資料をいただいたのでありまするが、それによりますると、日本の総人口は九千三百九十万人、そのうち二十才から五十才未満の人間が四千二十七万人、その中で国民年金の強制加入に該当すべき人員、世帯調査結果による被保険者見込み数という、強制加入の一応の該当者でありまするが、それが二千百四十二万人、そのほかに他の公的年金制度の被保険者及び配偶者で二十才以上五十才未満の者が千八百八十五万人、この中で世帯調査結果による国民年金任意加入の申込者が二百五十九万四千人ということです。こういう……

第38回国会 社会労働委員会 第41号(1961/06/01、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 実は総理、われわれの方では八木さんを含めて総理に十の質問を用意をしておったわけであります。今一問を八木さんが言われただけでもう時間が逼迫してきたのでございまして、とうてい全部をお問いするわけにはいきませんが、かけ足で私は今一言申し上げておきたいのであります。  それは、農業基本法に関係する問題です。農業基本法は御承知のように、農村の所得が低い、そうして生産性も低い、文化的にもおくれている、この格差をなくするために農業基本法をお作りになる、こういうことを目的にされまして、そうして農村のレベルを向上するためにいろいろの条件をお作りになったのでありまするが、その基本法の二十条の中に……

第38回国会 社会労働委員会 第43号(1961/06/06、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 厚生大臣も医療協の問題等で相当の抵抗を示されて御多忙中と存じますけれども、その問題はその問題として、いささか本法案についても一つ確信ある御答弁をお願いいたしたいのであります。  昭和三十五年の法律第百二十三号で身体障害者雇用促進法という法律が制定をせられまして、その第二条にあんま師を盲人の特定職種に指定をされまして、あんま師の七〇%は盲人を優先的に充てなければならないという規定がせられまして、あんま師は盲人の優先業務であることが法律で確認をせられておるのでございますが、この法律が制定をせられて以来今日まで、このパーセンテージが正しく法律通りに施行せられているかどうか、私は厚生……

第38回国会 逓信委員会 第27号(1961/05/10、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 関連。私も、この長岡、信越地方本部の不当馘首の問題については、実は党の命令を受けまして、長岡、新潟、長野三カ所の公社側のやり方を現地視察いたして参りました。その面において非常にふに落ちない新しいケースを幾つも拝見をしてきたわけでございます。特にその中には、今後のわが日本の労働行政の上にどうしても一つ解明をしておかなければならない問題も幾多含まれているというふうに考えてきたわけであります。  その一つは、今、島本委員から言われております組合の役員が何もしなかった、いわゆる不作為の作為であります。何もしないということがすなわち処罰の対象にせられていることは、実に私ども新しい刑法の……

第40回国会 災害対策特別委員会 第3号(1962/01/24、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 私もこの際、政府側と委員長と両方に一言要望いたしておきたいと思うのであります。  この災害特別委員会が開かれましてから、提案理由の説明その他について各関係大臣がここにおいでになったことを、私寡聞にして知らない。大体は政務次官が最高にして、その他は局長、課長あたりが来てそうして答弁その他説明に当たられておるようであります。これは私は災害に対する認識の問題、比重のとり方が非常に間違っていると思う。何か、三月中にも予算を成立さして、支障ないように末端に回したいというような理事会の打ち合わせがあったようでございますが、そういうようなことを事務的に処置して、各行政の最高の地位におられる……

第40回国会 社会労働委員会 第1号(1961/12/16、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 医務局長に伺いますが、あなたの方は病院の設備の縮小をおやりになりますか。
【次の発言】 考えておりませんね。それでいいのです。それから……。
【次の発言】 そういうことを言うから、私はさっきから聞いているのです。私が縮小する気があるかないかということは、全般の数字を言っているのじゃないのです。地区的にも、あるいは全国のトータルにおいても減らす気があるかないかと言っているのです。私の質問の中には、その地域の問題も入っているのです。その地域によっては利用度が少ないという、その利用度というのはどこから出しますか。結核の患者はないというのか、ないから減らす言っているのか。その利用率が……

第40回国会 社会労働委員会 第6号(1962/02/14、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は灘尾厚生大臣が厚生大臣に御就任になりましてから、初めての質問を申し上げるのであります。昨年の何月でございましたか、大臣に御就任になりましてから、今度の厚生大臣の厚生行政全般に対する方針は一体何であるかということを、私なりに研究させていただいたのであります。非常に研究させていただきましたが、いわゆる灘尾厚生と称するものの特徴をつかむことができなかった。これは私といたしましてはまことに残念にたえないのであります。それで今度の第四十通常国会の予算編成の途上において、おそらく灘尾厚生の性格というものが現われてくるであろうということで、大きな期待を持っていたわけでございますが、さて……

第40回国会 社会労働委員会 第7号(1962/02/15、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 国民年金で、年金額の引き上げは保険料にも影響してきますから、なお五年ごとに規定を改正するという規定があるから、今困難だという厚生省側の御説明も一応は無理からぬ。しかし、それを私は今ここで全部肯定するわけではないのですが、一応の数字は出ておる、こう考えます。そのうちで一体福祉年金はどうか、これは保険料はございません。まして補完的処置ではありましょうけれども、福祉年金にしても、老齢年金にしても、母子年金にしても保険料はありません。五年の規定もございません。これは先ほどからわが党の吉村委員が言っておるように、私はやはり生活保護法を一応基準としておきめになったものと思う。どういう基準……

第40回国会 社会労働委員会 第16号(1962/03/13、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、どこでも予算委員会でも質問したことなんでございますけれども、どうしても納得ができないものでありますから、また一つこまかく掘り下げる関係になりますが、大臣にお伺いいたしたいと思うのであります。それは主として数字に関することでございまして、基準局長関係でありますが、局長は今同僚が連れていきましたので、局長が来ますまで別の問題、失業対策に関する問題を、基準局長が来るまでの問、御質向いたしたいと思うわけです。  今年度の失対賃金は四百二十五円というふうにおきめを願ったのでございますが、今与党の方も思わず声を発せられたように、この賃金は私は非常に安いと思う。実情に即していないと思……

第40回国会 社会労働委員会 第17号(1962/03/14、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 ちょっと関連して。私は今の一部負担金の問題でわからないから大臣にお尋ねするのですけれども、船員法の第十章の八十九条の中に、「船員が、雇人契約存続中職務外で負傷し、又は疾病にかかったときは、船舶所有者は、二箇月の範囲内において、その費用で療養を施し、又は療養に必要な費用を負担しなければならない。」と言っているのです。だから、職務外で、こういうふうにはっきり、船舶の所有者が療養費を持つか費用を負担しなければならないと書いてある。その法律があるのに、船員保険法の二十八条ノ三では、今八木さんが言われておるように、「策二十八条第三項ノ規定二依リ保険医療機関ニ就キ給付ヲ受クル者ハ初診(命……

第40回国会 社会労働委員会 第19号(1962/03/20、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 短い関連ですから結論を言いますけれども、駐留協定がありまして、労働条件については日本の法規によるというふうな規定がありましょう。労働協約の問題は労働条件の問題です。それはちゃんと米軍と日本の政府との約束で、日本の法規によるとやっておるじゃないですか。一体何の遠慮があって五年間もそういうことが守られないのですか。失効のままにしておいて、しかも失効のままにしておいて労働省は――さらに有利に待遇してくれているのならいいですよ、今まで占領中にもあった労働条件、労働協約を廃棄して、結ばないということによって弾圧しているじゃないですか。休憩時間も労働者が自由に得られないような、封建的な弾……

第40回国会 社会労働委員会 第20号(1962/03/22、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 大臣の約束の時間が四十五分だそうでございまして、私四十五分にはやめます、一人ぐらい約束を守る者がいないと委員会も進まぬと思いますから。御答弁の方も簡単にお願いします。  国民健康保険法施行法の第十四条の第一項を三十七年度中において廃止するような法律の改正案をお出しになる熱意があるかどうか、お聞かせ願いたい。私はぜひとも三十七年度中に、この一項を廃止していただきたいと思います。施行法第十四条の第一項を三十七年度中に廃止をしていただきたい、これを一つお願いいたしたい。
【次の発言】 これを廃止をしていただかなければ、第一この法律案に私どもが賛成するか反対するか、態度をきめかねます……

第40回国会 社会労働委員会 第23号(1962/03/28、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は駐留軍の労働者の権利の問題について、関係当局にお伺いいたしたいと思うのでありますが、一体駐留軍労働者に労働基準法は適用されているかいなか、適用されるように調達庁との間に一体契約ができているのかどうか、その点を所管の大臣にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それでは防衛庁長官にお伺いいたしますが、労働基準法の第三十四条が、駐留軍労務者に適用されておりますか。今のお話によりますれば、基準法は適用になっているとおっしゃるのでありますから、当然三十四条も、法律のごとく適用されているものと了解いたしますが、いかがでございましょう。

第40回国会 社会労働委員会 第24号(1962/03/29、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、免除の内容についてお伺いをいたしたいのでございますが、三十七年度において、拠出の国民年金において免除されるものを大体どのくらい予定せられておるのか、承りたいと思うのです。
【次の発言】 一〇%といいますと、大体何人になりますか。
【次の発言】 百六十万人の中に、法定免除と申請による免除があるわけでございますが、その内訳をお聞かせ願いたいと思うのであります。
【次の発言】 法定免除と申請免除を含めて、免除をされる人たちの職業別、階層別の内容をお聞かせ願いたいと思うのであります。
【次の発言】 三十七年度の予算の折衝において、厚生省は大蔵省と折衝されましたときの免除される人……

第40回国会 社会労働委員会 第25号(1962/04/04、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は先週のちょうど水曜日ですから一週間前に御質問いたしまして、そこで御答弁をいただけなかった問題をきょうお尋ねするというお約束をしていたわけでございます。一週間もたったわけでございますから、十分御調査をいただいたと思いますし、しっかりした資料も、もうお持ちになっていると確信をいたしますから、前回のようなあいまいなお答えにならないように、一つお願いいたしたいと思います。何しろ社会労働委員会も忙しいので、駐留軍関係だけでもう三週間も日にちを費やされておるのは、みんなあなた方のおかげでございまして、国権の最高機関たる国会を、皆さんの不手ぎわのためにあまり時間を浪費するようなことのな……

第40回国会 社会労働委員会 第27号(1962/04/11、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 私、厚生大臣に一言だけお伺いをいたしておきたいのでございます。それは前回も繰り返したことなんでございますが、生活保護基準を三十七年度から幾らにおきめになって、実施をされるかということなんです。それをまず大臣からお聞かせを願いたい。
【次の発言】 それは私はこの前にも質問したのですが、大蔵大臣と厚生大臣、他の大臣もそうですが、この間の理論といいますか、考え方がどうも一致していない。この一三%基準を上げたということは、他の一般の予算と違いまして基準の改定なんです。生活保護法には、生活保護基準は厚生大臣がこれをきめるといっておる。厚生大臣がおきめになる。これは法律ではっきりしておる……

第40回国会 社会労働委員会 第29号(1962/04/17、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 関連して。本問題につきましては、先ほども理事会を開きまして、われわれの方では、こういう特殊なケースに対しては今後の労働行政のあり方といたしまして徹底的に追及すべきである。その意味において労使双方を当委員会に参考人として招集をして、そして這般の事情を明らかにすべきであるということを提案いたしたのでありまするが、委員長が、きょうのところ一日だけは一つ委員長にまかしてくれ、淡谷委員や吉村委員の発言、並びに労働省、警察庁当局の答弁を聞きながら委員長において公正な判断をするから、こういうことで、きょう一日のところは委員長にわれわれはお預けをしたわけであります。そういう這般の経緯を経まし……

第40回国会 社会労働委員会 第33号(1962/04/25、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 限られた時間でございますから、結論だけごく簡単にお尋ねいたしたいと思うのであります。私どもは、医師会の関係でも支払者団体の関係でもございません。厳正な中立の立場で、この混迷せる事態を何とか一つ収拾できないかという願いを込めてお尋ねをするのであります。  せっかく昨年度三十九国会で成立をいたしました三者構成の中央医療協議会も、先生がおっしゃいましたように、支払者側がいわゆる委員を送らないということで、まだ発足の見通しもつかないという、せっかくの法律が活用せられていないのであります。しかるにまた、この臨時医療報酬調査会の問題を含みまして、もしこれがかりに成立をいたしますれば、今度……

第40回国会 社会労働委員会 第35号(1962/04/27、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 三先生にごく簡単にお尋ねをしたいと思うのでございまするが、まず菅原先生にお伺いいたしたいことは、厚生省、警察等で麻薬の取り締まりは年々歳々強化をされているふうにも考えられるのでございますが、患者の増加率でございますが、一体ふえているものか、現状に停頓しているものか、減っているものか、この点を一つお聞かせ願いたいと思うのであります。
【次の発言】 いろいろ貴重な御意見を拝聴いたしたのでございますが、このおそろしい麻薬が、先ほどもお話のありました通り、中国においては百年もたたないうちに清朝を倒したではないかということ。日本もこうやって毎年激増して参りますから、おそらくはこのままで……

第40回国会 社会労働委員会 第36号(1962/05/07、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 ただいま小沢君の提案にもありました通り、わが党も加わりまして三党共同の提案になっておりますので、むろんわれわれの賛成していることも明らかなのでありますが、この法案をこの委員会に上程いたします過程において、われわれはどうしても了承できない問題がございますので、あえてこの際、委員長にわが党を代表いたしまして申し入れをいたしまして、委員長の御答弁によって賛成の態度を最後に決定いたしたい、かように考えておる次第でございます。  本来、もし国会の期日がありますならば、こうして委員長に申し上げるという手段によらずして、本委員会を開いて、本法案に関係のある方々を参考人として招致いたしまして……

第40回国会 社会労働委員会 第37号(1962/07/10、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、質問を開始します前に、この席をおかりいたしまして、委員長初め先輩委員の各位に一言お礼を申し述べたいと存じます。  それは去る六月二日、私の不注意のために交通事故を生じまして若干の負傷をいたしましたが、これに対しましては委員長並びに同僚委員各位から懇切なお見舞やらお志をちょうだいいたしました。まことに感謝にたえません。ごらんの通り非常に早期に回復いたしまして、もう心配ない状態になりましたので、ここにあらためて御礼を申し上げる次第でございます。(拍手)  私は、最近の国鉄の種々の問題について、国民を代表いたしまして質問をいたしたいと思うのであります。  大体質問の要点を集約……

第40回国会 予算委員会 第17号(1962/03/01、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は社会保障の二重性の問題、二重構造の問題とあわせて、雇用と賃金の同じく二重構造の問題について、関係大臣に御質問いたしたいと思います。  きわめて限られた時間でございますので、私の方もなるべくこの委員会の速記録を見まして、問題が重複しないように質問をいたしまするから、各大臣におきましても、要領よく一つお答えをいただきたい。わからないのはわからない、間違ったのは間違った、こういうふうに一つ明確に御答弁をお願いいたしたいと思うのであります。  社会保障は申し上げるまでもなく、所得の再分配をして国民にひとしく豊かな生活を保障し、みんながしあわせになる社会を実現しようとする制度であり……

第41回国会 運輸委員会 第7号(1962/09/01、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 関連。  実は官房長官が用事があってお帰りになりましたから、官房長官に直接お伺いできないのが非常に残念でありますけれども、今も運輸大臣、いみじくも国鉄総裁の辞任の問題は本人の良心の問題であるとおっしゃいました。これは、官房長官も、前回の社会労働委員会には、しばしば総裁の良識と良心によって進退をきめてもらわなければならぬと、悲痛な声で叫ばれておりました。けれども、あれくらい運輸大臣も、新聞紙を通じ、また委員会を通じて、本人の良識と良心に基づいて出処進退を明らかにしなければならぬ。内閣の番頭の官房長官も、本人の良心と良識でもって行動してもらわなければならぬ。しかも、それくらいあな……

第41回国会 社会労働委員会 第3号(1962/08/22、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 関連。この失対打ち切りの問題は、私ども全党的な戦いを組むことになっておりまするので、これはきょう質問を終わるわけじゃありません。私ども全部質問を用意しております。いずれまた役者をかえて御質問したいと思います。  きょうは時間もありませんので、たった一問だけ、これはすなおに質問しておきたいと思います。それは今年度から新しく制度を設けられました雇用奨励の問題です。私ども、これも失対打ち切りの前ぶれじゃないかということで非常に警戒いたしまして、激しい御質問をしてきたわけでありまするが、そういうことでもないということで、今年度予算に計上せられて四月から発足をしたはずであります。その経……

第41回国会 社会労働委員会 第4号(1962/08/23、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 生活保護法の問題について、関連で一問お伺いしたいのですが、これは去年も私は予算委員会で、水田大蔵大臣から灘尾さんから全部質問いたしましたけれども、どうもまだこの点が納得のいかないところがある。それはほかでもありませんけれども、今の生活保護法には、生活保護基準は厚生大臣がこれを定めることになっています。ところが厚生大臣は、毎年やはり物価水準その他をながめながら、今年おきめになった基準を二二%引き上げるとか、あるいは何か一八%引き上げるとかいう、引き上げのパーセントは忘れましたけれども、私ばそういう法律に基づいて厚生大臣が、今日ある基準の中から、かりに二二%なら二二%上げて三十六……

第41回国会 社会労働委員会 第6号(1962/08/29、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 関連して。今おっしゃった昇職の例の三十七年の四月というのは、どこの例ですか。
【次の発言】 昇職ですよ、三十七年の四月からと言われた六十五名のうちの云々というやつですよ。これもやはり高岡でございますか。福井ですか。違うでしょう。
【次の発言】 それでは、私は関連して御質問いたします。  私まだ質問をたくさん持っていますのであとでいたしますが、今ここで言っておかぬと、あなたの話がもっともらしく聞こえるから私はここで言っておきます。ここにいる河村君が、この前も国会で証人としてうそを言っております。いやしくも証人台に来てうそを言っておる。これはあとで言いますけれども、うそを言っては……

第41回国会 社会労働委員会 第8号(1962/09/01、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 これはいみじくも私の選挙区内に起こった問題であり、また選挙にはライバルとして戦う大野市郎君がこの問題の質問をいたしております。私がここでまた彼を反論いたしますと、何か選挙区の恨みをここへ持ち込んだような形にもなりますので、その点を一つ私は警戒をいたしまして、国政を愛し、国家を愛し、国民を愛するという高度の立場で一つ質問をいたしたいと思うのであります。そういう意味において、当日の事実関係は一つ同僚坪野君から詳しく質問をさしていただくことにいたしまして、ただ先ほどのお話の中で、私自身に関連する問題だけを述べて這般の事情を明らかにしておきたいと思うのであります。ついては、これについ……

第41回国会 社会労働委員会 第12号(1962/11/10、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 大臣にお伺いしますけれども、いよいよILOの理事会の本会議で、十一月の八日に結社の自由委員会の報告書を審議して、結社の自由委員会の、もう一度非常に強い失望をしたとの報告書が、そのまま理事会の本会議で採択になった。その採択になりましたものを、一体正式な通知を受けられているのかどうか承りたい。大臣にお伺いするのであります。
【次の発言】 その内容を見ますならば、八十七号を批准するための約束を、やります。やりますということを日本政府が何回もしておきながら、なお実行してないことに対する非常な不信感がにじみ出ているわけでありますが、これに対して大臣は一体どのようにお考えになっておるのか……

第41回国会 社会労働委員会 第13号(1962/12/07、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 厚生大臣にお伺いいたしたいのでありますが、大臣いらっしゃいませんか。
【次の発言】 私は、今回は盲人あんまに対する政府側の見解を承っておきたいと思うのでございますが、労働省はお見えになっておりますか。
【次の発言】 身体障害者雇用促進法の実施の状況については一つ労働省にお伺いいたしたいのでございますが、それについて、最近国立病院等において盲人のあんまが晴眼者と入れかわっておるというふうな情報をわれわれは得ているのでございます。せっかくこういう身障法までつくって盲人の唯一の職場をつくり上げてあげたにもかかわらず、何か労働省と厚生省との話し合いの上で、これを晴眼者に入れかえておい……

第43回国会 社会労働委員会 第2号(1963/01/30、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 議事進行について。実は委員長から、きのう理事会の申し合わせの事項について、大臣の所信をお聞きする前に何らかの確認をされる発言があるものと私どもは考えておりましたけれども、残念ながら委員長から御発言がございませんので、あらためて、きのうの理事会の申し合せを委会員の席上で一つ確認をしていただきたいと思うのであります。  それは、私どもは第一にこういうことを申し上げました。すなわち、国会法に基づいて、委員会というものは過半数をもって成立するというのが委員会成立の最低の条件であります。それで、私どもは再度理事会で意見を戦わせまして、今後は一つどうしても与野党ともに過半数の委員をそろえ……

第43回国会 社会労働委員会 第10号(1963/02/19、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 きょうは、労働大臣の所信表明に関しまして、わが党では大原君と吉村君が御質問を申し上げる順番になっておりまして、一切の資料を整えておったのでありますが、公務やいろいろの用事でまだここへ参っておりません。両君が参ります間のつなぎまでに、若干の質問を行ないたいと思うのであります。  私の本会議場における代表質問に対しまして、総理大臣から、ILOの批准の問題について、この通常国会中に行ないたいという御答弁がございました。労働大臣からも、その総理の御答弁を受けて、総理の答弁の通りである、こういう御答弁を得たわけであります。その後、その問題が一体どう具体的に進んでいるのかということを、私……

第43回国会 社会労働委員会 第11号(1963/02/20、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、昨年の七月に西村厚生大臣をお迎えいたしましてから今日に至るまで、まだ一回も御質問をいたしておらぬのであります。かねがね大臣の所信を承りたいと思いながらも、わが党には多士済々でございまして、なかなかわれわれ老骨の出る舞台にあらず、つい今日に至ったのでありますが、ようやく今日において大臣の御所信を承る機会を得ましたことは、まことに喜びにたえない次第であります。きょうの日を逃がしますと、またいつ回ってくるかわかりませんので、きょうは――、きょうという日にちは十二時までありますので、夜の十二時の時間まで十分私の質問にお答えいただきたいと思うのであります。  さしあたり、その所信……

第43回国会 社会労働委員会 第19号(1963/03/12、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 関連して一つ。これは労政局長にお伺いしたいのですが、今の問題に関連いたしまして、今ILOから第十三回目の勧告を受けて、日本政府は、労働省は、わざわざそれに対する回答を、ジュネーブの自由委員会まで寄せられている。今次通常国会の開会中にこれを批准したい、批准するために努力する、こういうことの回答を寄せてある。これは労働省だけでなくて、総理みずからも本会議からあらゆる機会をとらえて、新聞の談話等でその意思を発表せられている。しかし現実のそのさなかにおいて何ですか。春闘が行なわれている。労働者の賃上げ要求は、労働者の基本権に基づいた唯一の権利行使だ。そういう権利行使の問題について、符……

第43回国会 社会労働委員会 第20号(1963/03/13、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 ただいま附帯決議の話し合いを継続中でありますから、附帯決議の原案ができ上がるまで、関連で御質問をいたして参りたいと思いますが、附帯決議の原案ができない限りは、四時間でも五時間でも一つやらしていただきたいと思うのであります。  修学資金について、従来高校は一千円でございましたが、政府の悪政の結果と申しますか、諸物価値上がりのおりから、これに便乗するがごとく、高校の授業料も政府は値上げなされた。政府と言うよりも県立は各府県でありますけれども、授業料が値上げになった。そういう関係から、三十八年度からの修学資金を一千五百円にされたのではないか、かように考えるのでありまするが、そもそも……

第43回国会 社会労働委員会 第24号(1963/03/29、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 関連。大蔵大臣は四十分までにはお帰りになるそうでありますから、せっかくですから一言だけ申し上げておきますけれども、今国民健康保険の被保険者は、あらゆる公租公課の中で一番高い税金を払っていますよ。これは市町村民税所得割よりも高い、一番高い保険税をとられながら実際は医者にかかれないのだ、あなたの御存じの通りです。医者にかかるときは、今も言うようにまた半額の現金を窓口に持っていかなければならない。それを世帯主だけ三割にするというのでありますけれども、あなたたちは大蔵省の官僚と一緒になって税金をかけたところで、農民は税金を払っていませんよ、農民で税金を払っているのは全農家の五%か六%……

第43回国会 社会労働委員会 第27号(1963/05/09、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 まだ御質問を申し上げたい関係官庁のお役人がお見えになっていないようでありますから、私の質問も若干前後いたしますけれども、まず最初に厚生大臣にお伺いいたしたいと思います。  麻薬取締法等の一部を改正する法律案を提出せられた。非常に膨大なものでありまするが、これで一体麻薬禍を撲滅し得るという確信をお持ちになって、この法案をお出しであるのかどうか。私どもから言わしめますならば、だんだん質問を展開いたしまして、まだ不備の点を多く感ずるのでありますけれども、行政を担当せられておりまする行政官庁、特に厚生省が一番この法律運用の上に責任が加わってくるわけでありますけれども、これで十分である……

第43回国会 社会労働委員会 第47号(1963/07/05、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 関連して、援護局長にお尋ねいたしますが、いま軍人軍属関係が、何とおっしゃいましたか、ことばの表現は忘れましたが、それが二百三十万、それから外地でなくなられた者が三十万人、二百三十万人のほかの三十万人はどういう区別になっておるか、その区別を明らかにしていただきたい。  それから、第三番目の原爆や戦災でやられた者が五十万人という数字は、私自身正確な数字を持っているわけではありませんが、どうも了承できない。ただ、いまのあなたのお話を承っておると、そういう軍人軍属や外地でなくなった方の数字は、特に軍人軍属のほうの数字は、要求や援護措置がありますから正確につかまれているけれども、非戦闘……


30期(1963/11/21〜)

第45回国会 社会労働委員会 第2号(1963/12/13、30期、日本社会党)【政府役職】

○小林国務大臣 厚生大臣の小林でございます。第四十五回特別国会の社会労働委員会の御審議に先立ち、この機会に一言ごあいさつを申し上げます。  私は、本年七月、西村前厚生大臣のあとを受けまして大臣に就任して以来、厚生行政の責任者として直接その衝に当たってまいりましたが、このたびの第三次池田内閣の発足に際し、再びその任につくことになりました。  今日、厚生行政が幾多の重要な問題に当面し、その解決が急がれておりますことは委員各位が御承知のことでありますが、私といたしましても再び任につくにあたりましては決意を新たにし、厚生行政を国民の要請にこたえ、一そう前進させるべく最大の努力を払っていきたいと考えてお……

第45回国会 社会労働委員会 第3号(1963/12/14、30期、日本社会党)

○小林委員 関連でございますが、実はきのう質問をいたしまして、大臣がおいでにならないで、政務次管では答弁ができないという問題が一つありました。自治大臣にも御質問いたしましたが、大臣も局長もおいでにならない、残っておりますこの二つの問題だけ簡単にお伺いしたいと思います。  第一番目の自治省に対する質問は、例の地方自治法改正に基づく特別区の問題であります。東京都における清掃事業を特別区に移管をするというふうな改正案が前の国会に出て、それが流れてしまったかに伝え聞いておるのでありますけれども、私ども社会党といたしましても、いまも質問が重ねられておりましたように、行政府の中における最も中心的業務であり……

第45回国会 地方行政委員会 第5号(1963/12/19、30期、日本社会党)

○小林委員 私は、自治省にお伺いいたしたいのは、末端における自治体の財政紊乱の問題と――紊乱ということばが適当かどうか知りませんけれども、実際末端の市町村には、相当住民が疑惑を深めているような、そういう財政の混乱の問題、あるいは行政の非常にルーズな問題等が、いまなお繰り返されているのでありますが、そういう問題に対して一体自治省はどういうふうな監督と指導をおやりになっておるか、こういう問題について実はお伺いをいたしたいのであります。  私ども考えると、自治省が定期的といいますか、あるいは固有の権限に基づいて自治体の行政の監視、監督をせられるという場合もあるでしょうし、具体的に問題が起きて、問題が……

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第9号(1964/05/27、30期、日本社会党)

○小林委員 私はILO八十七号条約批准の問題に関連をいたしまして御質問申し上げたい要点を十問に集約をいたしまして御質問を申し上げていきたいと思いますので、政府側もひとつ要領よく、しかも誠実味のある答弁をしてくださることをあらかじめお願いを申し上げる次第であります。  まず第一問といたしまして総理大臣にお伺いをいたしたいのでありますが、総理大臣がお見えになっておりませんければ、その代理といたしまして官房長官にお答えをいただきたいのであります。  ILO八十七号条約が今日に至るまで一体なぜ批准できないのかというその理由を率直にお聞かせを願いたいと思うのであります。

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第12号(1964/06/02、30期、日本社会党)

○小林委員 きょうは六人の先生方のお話を聞かしていただきまして、その中には一人の先生くらいは国内法における政府の原案でよろしいというふうな御証言でもいただけるものかというふうに期待をいたしておったのでございますけれども、そういう意見をちょうだいする先生が一人もおいでにならない。最低限度、何とか倉石さんとか河野さんとかおっしゃる修正案程度のものならというその程度の御証言にとどまっておるのでございまして、いささか私どもは期待に反したような次第でございます。この点だけをひとつ申し上げまして、時間に制限もございまするので、参考人の先生方に一括してひとつ御証言の中で若干お教えいただきたいことを申し上げて……

第46回国会 社会労働委員会 第3号(1964/01/30、30期、日本社会党)

○小林委員 関連。せっかく八木委員の質問中でございますけれども、これは重大な問題です。人間の生死に関する最低の生活基準をどこに置くかという問題です。そこで、大臣の御答弁も私は少し進歩したと思いますけれども、ほかの予算の要求は、これは行政的措置なんです。行政的措置ですから、それは大臣折衝で、あるいは大臣の実力で伸ばしたり縮めたり、あるいはパーセンテージを上げたりする、それは行政措置として各省の折衝において許されることなんです。けれども、生活保護の基準をきめるということは行政的措置じゃない、法律行為なんです。生活保護法に、いわゆる生活保護の基準は厚生大臣これを定めると法律でちゃんと規定されているの……

第46回国会 社会労働委員会 第4号(1964/02/04、30期、日本社会党)

○小林委員 きょうは、私どもの党を代表いたしまして吉村委員が厚生行政一般について御質問申し上げることになっておりますので、私はまだ一般行政についてお尋ねをする順序が回ってまいりません。一般質問はあとに回していただきまして、ただこの問題一点だけであります。  昨週木曜日の社労委員会でありましたが、厚生省医務局行政でありますインターン問題について私は御質問いたしました。それについて医務局長から御回答がございまして、当面問題になっておりますインターン学生の出願拒否の問題、この問題は三十一日に解決いたしまして、いま大半出願が終了いたしておるようであります。それにいたしましても、彼らが要求をいたしており……

第46回国会 社会労働委員会 第10号(1964/02/18、30期、日本社会党)

○小林委員 大臣にお伺いいたしますが、これは予算委員会等でも、もう質問が出ておりまして、若干内容を繰り返すような形になりますけれども、重大問題でございますので、やはり主管の委員会においてきめのこまかい御答弁を得たほうがよろしかろうと思いまして、あえて御質問を申し上げる次第でございます。  その第一点は、春闘に関する問題であります。今回の春闘のかまえは、従来にない組織的な姿勢の高い、しかも長期にわたる戦いの組み方ができ上がっているようでございますし、各労働団体も非常にかたい決意でこの問題に対処していこうとしているようでございます。われわれが外部で調査いたしたところによりますと、大体春闘の目標は三……

第46回国会 社会労働委員会 第13号(1964/02/26、30期、日本社会党)【政府役職】

○小林国務大臣 ただいま議題となりました母子福祉法案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  わが国における母子家庭の総数は、昭和三十九年現在約九十五万世帯と推計されておりますが、これら母子家庭の中には、経済面におきましても、社会生活の面におきましてもきわめて不安定な状態に置かれているものがあり、児童の養育面ではもとより、家庭生活の健全性がそこなわれる要因が多々内在していると考えられるのであります。  政府といたしましては、このような母子問題の重要性にかんがみまして、この際、母子福祉に関する施策を整備し、他の関連諸施策の充実、強化と相まって母子福祉施策を推進してまいりたいと考え、こ……

第46回国会 社会労働委員会 第14号(1964/03/03、30期、日本社会党)

○小林委員 質問が二問に制約をせられておりますので、ごくかいつまんで重点的にお尋ねをいたしたいと思いますので、どうか参考人の先生方もひとつ私の質問に対して落ちのないように、懇切にお答えくださいますことをあらかじめお願いを申し上げる次第でございます。  まず最初に、政府代表の青木大使にお尋ねをいたしたいと思いますが、この二月十五日のILOの理解会が正式に対日実情調査の手続をきめられて、モース事務局長から日本政府に対し、その受諾の要請があったわけでございまして、先ほどのお話では、その要請文を大使みずからお持ちになって帰国されたということでございましたが、私は第一にお伺いいたしたいことは、この理事会……

第46回国会 社会労働委員会 第16号(1964/03/05、30期、日本社会党)

○小林委員 医療金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして質問をいたしたいと思うのでございまするが、今度の法律の改正案を拝見いたしますると、大体二つの点において改正をせられているようでございまして、第一点は、医療金融公庫に対する政府の追加出資についての規定を整備して、今後は出資金を増加していくたびにそのつど法律改正をするという、そういう繁雑をなくそうというのが一点のねらいであり、第二点は、監事の報告の責任を積極的にしようというふうに改められているようでございます。この医療金融公庫法、案が初めて国会に出ましたのが、たしか三十五年でございますか、三十五年の六月からこれが実施をせられ、六年、七年、……

第46回国会 社会労働委員会 第17号(1964/03/10、30期、日本社会党)

○小林委員 それでは林野庁における労働行政について御質問をいたしたいと思うのでありますが、長官がお見えになりませんので、まず林野庁の職員部長にお尋ねをいたしたいと思うのであります。いらっしゃいますか。――それでは法務省の刑事局長がお見えになっているようでございますから、竹内さんにひとつお尋ねをいたしたいと思います。  ほかでもございませんが、林野庁の高知営林局におきまして、職員の懲戒処分の問題が起きているのでございます。その問題はいずれまた林野庁関係がお見えになりましたらお尋ねをすることにいたしまするが、その中で林野庁では始末書というものをとって、その始末書の問題に関連をして本人を懲戒処分にし……

第46回国会 社会労働委員会 第19号(1964/03/13、30期、日本社会党)【政府役職】

○小林国務大臣 ただいまのお話でありまして、多少の懸念をされるのは当然と思いますが、私どもも、来年度も私どもの見たところ、希望の七〇%程度しか満たさない、こういう状態でありまして、原資が不足であるということは明らかな事実でありますので、今後厚生省といたしましても十分の努力をし、大蔵省の了解を得ましてこの資金を増加するということに格段の努力をいたしたい、この点につきましては国会でも十分注意をしていただいておる点でありまして、私どもも御懸念の点の心配のないように努めたい、かように考えます。
【次の発言】 お話しのように迅速を欠く心配が従来ともあったのでありますが、厚生省といたしましてはややもすれば……

第46回国会 社会労働委員会 第20号(1964/03/17、30期、日本社会党)

○小林委員 同僚の諸君が微に入り細に入り質問をしてくれましたので、新しい問題もないと思うのでありまするけれども、私はちょっと忙しくて同僚諸君の質問を全部聞いておりませんので、あるいは重複をするかもしれませんけれども、その点はひとつお許しをいただきたいと思うのであります。  労働保険の審査官を現在の在名から六名にふやすとおっしゃるのでございますが、参考までに現在の三名の審査官の略歴をお聞かせをいただきたいと思うのであります。
【次の発言】 これからかりにこの法律が通ったと仮定いたしますならば、あらためて加わる三人の審査官にどういう方を予定しておられるのでございますか、腹案がもうございましょうから……

第46回国会 社会労働委員会 第24号(1964/03/25、30期、日本社会党)

○小林委員 当今、重大な政治問題化しておりまする日韓会談の問題に関連をいたしまして、在日朝鮮人労働者の実態並びに在日いたしておりまするそういう方々の生活状態の問題等、主としてわれわれ社会労働委員会が関心を持たなければならない問題について、二、三、御質問をいたしたいと思うのであります。  まず、第一番目に法務大臣にお伺いをいたしたいのでありまするが、日朝鮮人の登録総数は現在どれくらいになっておりまするか、お聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 その中で、不幸にして朝鮮は政府が二つに分かれておりまするが、それに従って韓国と称するものに帰属する者、人民共和国、北朝鮮に属する者の概略の数字をお聞……

第46回国会 社会労働委員会 第25号(1964/03/26、30期、日本社会党)

○小林委員 きょうは問題がたくさんありますが、現実の問題といたしまして三十八年の十二月二十一日の朝日新聞に、「米人が麻薬密輸米軍チャーター機利用」こういう見出しで、「厚生省関東信越地区麻薬取締官事務所は二十日、米ミネソタ洲出身の元パイロット、ケネス・L・マイラン(四〇)をアヘン法違反の疑いで東京地検に書類送検した。調べによるとマイランはバンコクから米軍チャーター機を利用してアヘンを米空軍立川赤地に密輸入していた疑いで、同事務所と立川米空軍特別犯罪捜査部はさる六月十五日、立川基地内の物置から女物スーツ・ケースにはいった生アヘン七・三キロ(特価約六千万円相当)を押収している。これはわが国で昨年中に……

第46回国会 社会労働委員会 第26号(1964/03/30、30期、日本社会党)

○小林委員 私はこの前だいぶ麻薬問題については質問をいたしました。いたしましたが、その質問の中で、総理府総務長官に対する質問と海上保安庁に対する質問と、二つの問題だけが残っておりますので、まずこの問題からひとつお答えをいただきたいと思うのであります。  第一番目には、野田総理府総務長官は、おそらく前任者と事務の引き継ぎをしたときには十分お話があったんだから、這般の経緯については了承せられているものと考えまするけれども、昨年のいまごろこの麻薬取締法改正案が国会に出ましたときには、これは非常に重要法案の一つとして扱われている。何しろ、御承知のとおり、一年間でわが日本が麻薬のために第三国人に取り去ら……

第46回国会 社会労働委員会 第27号(1964/03/31、30期、日本社会党)

○小林委員 中小企業退職金共済法の一部を改正する法律案をお出しになったのでありまするが、この改正案を拝見いたしますると、大別いたしますと二つの点で改正が行なわれている。  一点は、三十四年にこの法律が施行せられて以来、三十六年に一回、このたび第二回目の改正が行なわれておるようでございまして、これは従来の法律の手直しが重点的に行なわれている、それが一点であります。  いま一点は、第五章が新しく追加せられまして、従来ない特定業種をこの法律の中に包含をして共済金を給付できるような、大きくいえば歴史的な改正、画期的な改正が行なわれている。この二点に特質があると思うのでございます。したがいまして、私もこ……

第46回国会 社会労働委員会 第29号(1964/04/07、30期、日本社会党)

○小林委員 実は六百五十万組織労働者の組織ある春闘のかまえもいよいよ急迫を告げておりまして、たいへんな事態が起こりつつありますので、その問題を中心に大臣の御決意を承りたいと思っておったのでありますけれども、先ほどの理事会の約束で、与党の諸君がその前に法案の審議の進捗上若干の質問をしてほしいという要望がございましたので、急性のありまする春闘問題はあとで伺うことにしまして、最初は約束どおり法案を少しばかりお尋ねをしたいと思います。  この前にも大臣に申し上げまして、御反省をいただくものならばいただきたいということで話を打ち切っておりました建設事業における元請人の掛け金支払いの責任の問題であります。……

第46回国会 社会労働委員会 第32号(1964/04/14、30期、日本社会党)

○小林委員 関連して総裁にお尋ねいたしますけれども、総裁は先ほどの御答弁で、国鉄の経営が困難で賃金の要求にも応じかねる理由として、公共性が多く、もっぱら政府が負担すべきものを国鉄が負担をしておる、運賃が安過ぎる、そういう二つのことで経営が困難におちいっているのだ、この問題に対しては、ひとつこれから政府と戦っていくつもりであるというお話をされました。その点は私同感です。しかし、政府がそういう運賃を押えている、あるいは公共性で当然政府が負担すべきものを国鉄に背負わせている、その矛盾がしわ寄せせられてきている、そこにいま一つ、いまの政府の国鉄に対するやり方の間違いがあるのではないか。そのいま一つの間……

第46回国会 社会労働委員会 第33号(1964/04/15、30期、日本社会党)

○小林委員 いよいよ春闘もたけなわになってまいりまして、この十七日には、わが日本未曽有の争議が行なわれるということで、まさにあらしの前の不気味さを加えているのでありますが、こういう問題に際しまして、われわれは、公労協に対して関係官庁がまた不当な弾圧をおやりになるのではないかということを非常に心配いたしておるのであります。大体、賃上げと純粋な経済問題については労使の間で話し合いのもとにきめる、そういうことで、なるべく官憲の介入などというものは許さるべき性質のものでないのでありますけれども、いまだ未成熟なわが日本の権力機構はともすると弾圧、あるいは力でこれを押えようとする傾向があるのでございまして……

第46回国会 社会労働委員会 第42号(1964/05/14、30期、日本社会党)【政府役職】

○小林国務大臣 いわゆる近代的の社会保障というふうな考え方も、日本においては遺憾ながら戦後の問題でありまして、したがって、社会保障というものが世間に唱えられ、その必要が認められてきたのでありますが、そのときどきの必要によって事柄、施策が行なわれてきておった、こういうことでありますので、これらの基礎的な研究、あるいは相互調整、あるいは体系化というようなことがきわめて不十分であったのでありまして、社会保障そのものは、国民の生活を保障するということが根本でありまして、抽象的に申せば、いまお話しのように、憲法二十五条の健康にして文化的な生活を営む権利がある、したがって、その権利を保障するということが社……

第46回国会 社会労働委員会 第43号(1964/05/19、30期、日本社会党)

○小林委員 労働災害の防止に関する法律案について御質問を申し上げたいのでございますが、この法律案を提出されるに先立ちまして、昭和三十八年の四月に、労働省は新産業災害防止五カ年計画推進要綱というものを御発表になったのでございますが、その推進要綱と、このたび提出をせられましたこの法律案との関係がどういうふうになっておるか、特に推進要綱に盛られた内容がそのままこの法案の中に盛られているのかどうか、そういうことについてお話を承りたいと思うのであります。
【次の発言】 それによりますと、あるいは事業場だとか、業者団体だとか、あるいは安全団体、業種団体という、そういうようなものの名前を羅列をいたしまして、……

第46回国会 社会労働委員会 第52号(1964/06/09、30期、日本社会党)

○小林委員 関連で申し上げますけれども、国鉄の総裁はILOの質問のときにもおいでにならなかった。前から出席を要望しておりましたけれども、あなたはこのときにもおいでにならなかった。それから五月十九日の社会労働委員会における労働災害の防止に関する法律案の審議、このときにも運輸大臣と総裁の出席を要望しておいたが、このときにもおいでにならなかった。いまこの労働災害防止に関する法律案が上がるのです。いま上がるときに、私どもが出席をしてあなたに質問しょうというときに、あなたがおいでにならなければ、結局来ないっぱなしという形でこの労働災害防止法が上がってしまう。そういう形じゃ、われわれ委員としてそれを見のが……

第46回国会 社会労働委員会 第56号(1964/06/17、30期、日本社会党)

○小林委員 その問題に関連いたしまして、一言だけお伺いをいたしたいのであります。  いまの局長のお話では、沖縄、南方、北方、中国大陸等、一部を残して遺骨の収集、墓参等――インドネシアはいまのお話のとおりであります。そういうことも行なわれているとおっしゃったのでございますが、それ以外で海の中へ沈んだ者に対してはどういうふうな御処置をされるのか。これば墓参ということが一体できるのかできないのか。現に私の弟も学徒動員で日本の港を出ていって、そして遺骨と称するものだけは、家族に取りに来いと言うので二、三年たってもらいに行ったのでありますけれども、箱の中に砂利だか石だか入っているものをいただいただけでご……

第46回国会 社会労働委員会 第60号(1964/07/31、30期、日本社会党)

○小林委員 自治大臣にお伺いいたしますけれども、自治大臣はきのう総理大臣とお会いになっている。ここに書いてあります。それが約一時間にわたって東京都政の問題を中心にお話になっておる。その中で、昨年の十二月やった自治省の監査の結果を主として報告をせられているのだけれども、その監査の報告の中にこの水の施設の問題については入っていない。大体東京都なんてものは、都長官はいるけれども都政なしというのが世間の風評で、東さんなんていうものが、有能な都長官だとはあまり大衆は考えていない。いないだけに、やはり直属の監督官庁である自治省というものの足もとですから――それは県に行ったって、県知事が部長と一体になって、……

第46回国会 社会労働委員会 第61号(1964/09/30、30期、日本社会党)

○小林委員 お尋ねをいたしますが、やはり緊急医療の是正の問題についてお尋ねするのでありまするけれども、河野委員がお聞きになりましたから、なるべく重複をすることを避けるようにして私は厚生省側の御意向をお尋ねしたいのであります。  まず第一番目には、中央医療協の答申がこの四月の十八日に出て、あなたの前任者でありまする小林厚生大臣はこれを受けて、そして六月の何日でしたかには少なくとも緊急是正の答申の作業に入って、十月からこれを実施したい、こういうことをしばしば言明をされておったのであります。それがたまたま総裁選挙が済んだあとで閣僚の入れかえがあった。総理大臣には変わりがございませんし、自民党内閣には……

第46回国会 社会労働委員会 第62号(1964/10/01、30期、日本社会党)

○小林委員 私は人事院勧告の問題と、それから最近、新潟地震に便乗いたしまして、企業合理化の名前において不当なる首切りが行なわれておる、この二点についてお伺いいたしたいと思うのであります。  まず第一番目の人事院勧告でありますけれども、人事院総裁と給与担当の増原国務大臣来ておりますか。
【次の発言】 増原君はいまどこへ行っていますか。
【次の発言】 できれば順序上人事院勧告から先にやりたいのですが、来ますか。いれば来てもらいたいのですが……。  それから人事院も来ておりますか、人事院はいませんね。
【次の発言】 かけ足でひとつ……。
【次の発言】 まず人事院総裁にお導ねをいたしますが、給与に関す……

第46回国会 大蔵委員会 第53号(1964/06/16、30期、日本社会党)

○小林委員 私は大蔵大臣にお伺いいたしますが、先ほどの情報によりますと、新潟市の沖合い二十キロが震源地で大きな地震がございまして、そのために新潟市が関東大震災に次ぐがごとき大きな被害を受けている、こういう情報を得たのであります。まだ細部はわかっておりませんが、何か新潟の信濃川の水が逆流をいたしますとともに、万代橋、旭橋という、あの長い旭橋が落ちた。なお駅前がほとんど地盤が沈下いたしまして、そのために建物が――あのコンクリートの永久建物がほとんど傾斜をいたした。まあ新潟市三十数万の人口の中で、満足な家は三割程度ではないか。七割くらいは大小それぞれの被害を受け、特に昭和石油のタンクあたりは、ガソリ……

第47回国会 社会労働委員会 第2号(1964/12/16、30期、日本社会党)

○小林委員 年末を控えましてあわただしい歳末の空気のみなぎっておりまするときに、昨今の新聞紙上等の伝うるところによりますると、全電通の組合の皆さんが、いよいよ実力行使といいまするか、公社側との話し合いが不成立に終わったために、やむを得ず不意の行動に出なければならないというようなものものしいことが報道をせられております。これに対して、何かまた公社側といたしましては、違法行為をやる者は断固として処分するという、これもまた勇ましいようなことが新聞に報道せられております。いま年末を控えて、国民の耳であり、口であり、体質の一部をなしているようなこの電信電話が、そういう不測の事態に至るというようなことはた……

第47回国会 社会労働委員会 第3号(1964/12/17、30期、日本社会党)

○小林委員 大臣もお急ぎのようでございますから、ごく簡潔に、現在世論をわき立たせております医療費の改定の問題についてお尋ねを申し上げたいと思うのでございます。  中央医療協議会では八・五%の引き上げを勧告せられたにもかかわらず、大臣はこの緊急是正の引き上げの幅を九・五%にせられた。なおかつ、薬価基準の振りかえで三%を浮かせて、それを技術料に持っていくというふうに御決定になりまして、これを中央医療協の答申を得て一月一日から実施するという基本方針をおきめになったようでございますが、第一にお尋ねをいたしたいことは、この問題について国民は、また医療費が上がるのじゃないか、患者負担がふえるのじゃないかと……

第47回国会 地方行政委員会 第11号(1964/12/18、30期、日本社会党)

○小林委員 この問題については、自治大臣の吉武君と、それから法務省の刑事局長と、それから法制局長、この三名にひとつおいでをいただくように、事前に申し込んでおいたのでありまするが、委員長、それぞれ関係者お見えになっておりましょうか。
【次の発言】 それでは、大臣は若干おおくれになるそうでございますから、大臣がおいでになりまして御質問申し上げるその問題はあと回しにいたしまして、政務次官がお見えになっているようでございますから、つなぎという関係ではございませんが、政務次官に御質問をいたしたいと思うのであります。  最近の自治省では地方議会議員の報酬といいましょうか、地方議員には歳費ということばを使う……

第48回国会 外務委員会 第10号(1965/03/27、30期、日本社会党)

○小林委員 私はもろもろのことを大臣にお伺いいたすのでありまするけれども、どうもあまり時間がないということで、私は非常に残念なんでございまして、まあきょうはそういうあわただしい質問をやめようかと思ったのでありまするけれども、やはり何かのやりくりで必要だそうでございまするから、若干のことをお伺いいたしまして、それからまた、最後には、いま言われた領海問題で、この領海に関する裁判権やらあるいは警察権行使の問題がございまするから、そういうこともひとつお伺いいたしたいと思うのであります。  第一番に、一体この日韓会談を政府がなぜこんなにお急ぎになるのか、国民の側から私はお尋ねしたいと思うのです。国民大衆……

第48回国会 決算委員会 第19号(1965/04/01、30期、日本社会党)

○小林委員 議事進行についてちょっと。いま発言を許されましたので、一言発言さしていただきます。  秘密会でございますけれども、国政の調査上重大問題でございますので、これは委員長から田中委員にひとつお話しくださいまして、できればその資料をこの委員会に配付をするように、ひとつ手続をとっていただきたいと思います。委員長に私は議事進行の名において要求するのでありますから善処してもらいたい。

第48回国会 社会労働委員会 第6号(1965/03/16、30期、日本社会党)

○小林委員 きょうは労働大臣に対して社会労働委員会といたしましては初めての御質問を申し上げるわけでございますので、十分な時間を拝借いたしたいと思ったのでございまするけれども、参議院の予算委員会もあるそうでございますので、私のほうもごくかいつまんで主要な点だけ羅列的に御質問をいたしたいと思います。その点ひとつ御了承をいただきたいと思うのであります。第一番目には春闘の問題であります。第二番目は労働災害の問題、三番目には最低賃金制の問題、四番目は職安行政、五番目は中高年者の訓練を主にいたしました職業訓練行政、第六番目には現在問題になっておりまする山陽特殊製鋼にからむ社内預金の問題であります。その他、……

第48回国会 社会労働委員会 第8号(1965/03/18、30期、日本社会党)

○小林委員 昨日は、実は労働大臣の用事がありまして、夜おそくまでかかったのでございまして、帰ってまいりましてから、きょう党の指令で私が質問するという割り当てを受けておることに気がつきまして、若干この法律案に関する従前の速記録を、まあ寝ながらと言っては悪いのでありますけれども、軽い気持ちで読んでみたのでありまするが、私は、実はこの従来の速記録を読んで一つの大きな憤りを感じた。はなはだしい憤りを感じて、たいへんなことである、こういう感じを受けてまいりまして、そこでいままで質問をいたしたいと思っておりましたことの内容を私は変更いたしました。これ一点だけ、ひとつ責任ある回答を得なければこの法案を通すべ……

第48回国会 社会労働委員会 第11号(1965/03/25、30期、日本社会党)

○小林委員 厚生大臣にお尋ねいたしますが、今朝の新聞には「社員に新薬の人体実験」という見出しで、一つの薬会社がその社員を百八十七名も新薬の実験にこれを使って、十七名も入院をせしめ、ついに一名を死亡せしめたという、こういう民主主義のわが日本には考えられないようなおそろしい事件が報道せられておるのでございまするが、この事実をまず一体大臣はいつお知りなったのか、その点から御質問を始めてまいりたいと思うのであります。
【次の発言】 大臣がお知りになったのはきょうの新聞で初めてでございますか。ははあ、これは実におそるべきことだ。間違いございませんか。いま一回御答弁を願いたいと思います。

第48回国会 社会労働委員会 第13号(1965/03/30、30期、日本社会党)

○小林委員 電電公社の総裁にお伺いいたします。昭和三十六年の全電通の俗にいう春闘でありますが、その春闘の一環として、新潟県の長岡電報電話局が拠点闘争地区に指定をせられて、そこで労働条件と利用者サービスの向上を中心とする戦いをいどんだのでありますが、そのときにあなたたちは、当の新潟県の電電労組の支部の役員六名中五名を解雇せられて、一名を十カ月の休職ですか、停職の処分をせられた。その問題は非常にやり方が不法であり、不当であるということで、当時の衆参両議院において、それぞれ社労委員会あるいは逓信委員会等で論議せられたのであります。その論議をせられたことは御記憶でございましょうね、御承知でございましょ……

第48回国会 社会労働委員会 第27号(1965/05/07、30期、日本社会党)

○小林委員 私は関連ですし、しかも与えられた時間は三分ですから、羅列的に申し上げますから覚えていただいて、メモをとっていただきたい。そうしてお答えいただきたいと思います。  第一に、こういうふうな大きい法案に対しては、やはりいま少し立法例とかあるいは各国のこういう制度の比較法とかいうものを、あなた方は丁寧に出してくれなければ困ると思う。それから法文のていさいだってそのとおり。まだこの法文のていさいに関する論議は一つも行なわれていないが、この法体系は実に矛盾しておりますよ。そういうことは、残念ながら時間がありませんから一々述べませんけれども、第一に立法の問題で申し上げたいのは、この年金の一番の中……

第48回国会 社会労働委員会 第30号(1965/05/12、30期、日本社会党)

○小林委員 実は、私は国民年金に対する質問もたくさんありますけれども、この社会労働委員会といたしましては、法案の審議に先立ちまして、いま日本の国内に起きているもろもろの厚生関係、労働関係に関係する社会事象の問題をとらえていかなければならないと思うのでありますけれども、残念ながら今度の国会においては、百五十日の期間の間、それがなかなか与えられていないのです。私はこの社会労働委員会の運営のあり方に対しては、若干の不満を持っております。いまこうやって激しく世界も動けばアジアも動く、日本も動いておる。その中でもろもろの問題が起きている。国民の息吹きをこの社会労働委員会に取り上げてもらって、ここで国民の……

第48回国会 社会労働委員会 第32号(1965/05/15、30期、日本社会党)

○小林委員 私も農業労働の問題について実は質問しようと思ったのですが、伊東君が質問してくれましたから、私の本質問はやめて関連して一言押えておきたいと思いますが、いまいみじくも伊東君が、農業労働の問題を労災の問題で質問するというところに、大臣、日本の農政というものがいかに貧弱であるかということがかかっていると思うのですよ。彼は多年農林省にいた農林事務次官ですよ。だから、本来ならばこういう農業労働災害の問題なんかは、ほんとうは農林省の中で解決しなくてはならぬというのが、ぼくは労働省の皆さん方の考えじゃないかと思うのです。しかし、日本の農政というものはそれほどおくれているのですよ。明治初年そのままな……

第48回国会 社会労働委員会 第36号(1965/05/31、30期、日本社会党)

○小林委員 私は、この際、薬務行政全般についてもそれぞれ御質問したいと思ったのでございまするが、残念ながら連合会長の武田長兵衛さんは二時になればお帰りになりたいという、佐々先生は二時三十分に帰りたいということで、そういう御希望だそうでございまして、この点は私ども非常に残念にたえない次第でございます。国会の仕事は、やはり私ども片手間にやっているのじゃございませんでして、国民全体のしあわせや幸福を願ってやっておるのでございますから、先生方がどういう御認識でおいでになったのか知りませんけれども、学校の講義の片手間でひとつ国会へ行ってやろうとしたならば、それはたいへん間違いだと思います。もちろん講義も……

第48回国会 大蔵委員会 第36号(1965/04/28、30期、日本社会党)

○小林委員 私はわが党の専門家の諸君の質問を聞いておりまして、私は専門家ではございませんけれども、しろうととしてどうしてもふに落ちない点がありまするので、その点を一問だけ三菱銀行の副頭取にお尋ねをいたしたいと思うのであります。  それは問題の起きた十月十九日一日のあなた方のおやりになった仕事なんです。いま一回申し上げますが、午後の三時までに吹原のほうで三十億円を長原支店に払い込みますからということで、そこで預金証書を持って長原の支店長その他関係者が吹原産業の本社に行かれた。それは何時であるか知りません、午前中であるか知りませんが、森脇君はまた別室に置いて、そこで吹原といま申し上げました長原支店……

第48回国会 予算委員会 第18号(1965/03/03、30期、日本社会党)

○小林委員 どうもかぜを引いておりまして頭が痛いのでございますが、党の命令でございまするので、あえて質問をさせていただくわけでございまするが、政府側においても、私どもの要求いたしておりまする閣僚、大臣が全部おそろいになっているかどうか、委員長において御確認をお願いいたしたいと思うのであります。よろしゅうございますかな、委員長。そろっておりますか。――総理大臣はお見えになっていないようでございまするが、委員長、どういう事情でございましょうか。
【次の発言】 それでは、残念でありまするけれども、私はかぜを引いておるけれどもしゃべらなくちゃならない、総理大臣はかぜを引けば休まれるという、人間的な差別……

第49回国会 社会労働委員会 第5号(1965/09/30、30期、日本社会党)

○小林委員 大臣にお尋ねしますが、大臣が就任されまして非常に期待をしているのでありますけれども、どうもその後の実績を見てもさっぱり厚生省の実績があがらないようであります。その点非常に残念だと思いまして、きょうはひとつ大臣に、終日厚生行政のあり方についてこの委員会における多年の経緯等を申し述べて、大臣の新たなる決意を促したいと思います。  ところが、たまたま、何か佐賀県の藤川という医師がアリナミンの名称を詐称して、おかしな薬を飲ませるというようなことで同僚の八木君がおやりになる。私の時間を三十分に制限されたのであります。三十分じゃどうも一何も言えない。これはまことに私は残念でありますけれども、し……

第50回国会 日本国と大韓民国との間の条約及び協定等に関する特別委員会 第6号(1965/10/29、30期、日本社会党)

○小林委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、同僚の諸君がいままで行ないました質問と重複することをつとめて避けまして、基本的な政府の態度について、三、四点の問題について御質問を申し上げたいと思うのでございます。  まず第一には、善隣友好、平和を基調にした条約を結びたいとおっしゃる総理の考えの中に、中国人民共和国と北朝鮮人民共和国をいかようにお考えになっているかという問題が一つ。第二点といたしましては、現在韓国の朴政権の性格をいかように判断をしておいでになるか。第三番目には、この日韓条約は表玄関で、その裏には不可分の関係で日米間の強力なる軍事体制が進められているということ。こういう問題について……

第51回国会 社会労働委員会 第10号(1966/03/18、30期、日本社会党)

○小林委員 私は、ただいまから、新たに原爆病ともなりかねないおそろしい農薬の薬禍の問題について、国民の健康と生命を守る立場にありまする厚生大臣に、次の諸点をお伺いいたしたいと思うのでございます。  このところ毎年のように豊作が伝えられ、この豊作は農薬の効果によるところがはなはだ甚大であるといわれているのでありまするが、その反面、農薬が保健衛生上見のがすことのできない問題を引き起こしている事実も注目をしなければならないと思うのであります。三月九日の衆議院科学技術振興対策特別委員会においても、学者を招いて参考の意見を徴せられたようでございまするが、最近の新聞紙上にもこの問題はしばしば報道せられまし……

第51回国会 体育振興に関する特別委員会 第4号(1966/02/24、30期、日本社会党)

○小林委員 お伺いいたしますけれども、いまも大臣のおことばの中に、国民の体力をつくるのに総理府は連絡調整役をつとめて、文部省、労働省、厚生省等にそれぞれ企画、運営、実行をおまかせしているというふうなお話があるのですが、これをいま少し統合をする責任官庁というものを明確にできないものですか、どうですか。総理府なら総理府で一括して、全国民の体力増進その他万般を扱う、できれば体力省というのができればいいでしょうけれども、この際行政庁をあまりふやすことは、国民の期待にも沿うわけでもありませんので、私はやはりそういうのを総理府なら総理府で一括して、責任官庁としておやりになるというふうな構想がいいのではない……

第51回国会 大蔵委員会 第9号(1966/02/15、30期、日本社会党)

○小林委員 議事進行について一言発言をさせていただきたいと思います。  第一番目には、この委員会には十時半の招集を受けている。第一回目であります。私どもは十時半に参りましたが、大臣の御都合が悪いから、昼休みの休憩の時間を見て委員会を開こう、少なくとも十二時まではどうぞひとつ行動御自由にということでございます。そのときに、私は冗談まじりに、委員長、われわれ野党の議員の時間だって時間の尊さの点においては変わりはないだろう、十二時までにあなたは何か処置を講じなさいよと言った。吉田理事もおられて、しかし、まさか昼間から一ぱい飲むわけにもいかぬし、どうぞ御自由にということで、私は次の行動の計画を立ててお……

第51回国会 大蔵委員会 第11号(1966/02/18、30期、日本社会党)

○小林委員 実は、二十二日に大臣がこの委員会へおいでになって所信表明に対する一般質問を聞いてくださるということで、私はそのときにあなたに御質問を申し上げるつもりでございます。きょうは歩積みと両建ての問題だけで質疑応答をするというふうに聞いておりましたが、私はその問題だけに限定して質問するのかと思いましたが、そうではなくて一般質問もやるんだということで、若干私どものほうの連絡が疎通を欠いたようであります。しかし、初心を変えるわけにはいきませんので、一般の質問は二十二日に大臣にやらせていただくことにしまして、きょうは私が理解をしておりました歩積みと両建ての問題だけについて実はお伺いいたしたいと思う……

第51回国会 大蔵委員会 第13号(1966/02/23、30期、日本社会党)

○小林委員 私は、この大蔵委員会においていろいろ専門的なことをお尋ねいたしたいと思いまして、実は日に夜をついで勉強してきたのであります。きょうの朝から、言いかえれば、きのうからでありますが、この委員会の運営方法をながめて実に概嘆にたえない。立法府の中におけるこういうようなでたらめな委員会のあることを、私はいままで不詳にして知らなかった。私個人のことを申し上げてはなんでありますけれども、きのうも委員会を聞くがごとく開かざるがごときだらしのない運営のために、一日の日程を全部めちゃくちゃにしてしまった。きょうもまたそのとおりであります。大蔵大臣に日程があれば、小林進にも日程がある。小林進だけではあり……

第51回国会 大蔵委員会 第16号(1966/03/02、30期、日本社会党)

○小林委員 議事進行で発言します。  このためにここで不規則発言をしているのですが、政府側の答弁がほとんど聞こえないのだ。だから、委員長の責任において、マイクをつけるならマイクをつける、あるいは政府側の説明に、もっと大きな声を出すなら出すようにという的確な指示をしてください。さもなければ、議員席を変えて、もっと前へ出すなら前へ出すようにする。対人関係で、一対一でやるなら、何も委員会を開く必要はない。これは大臣室へ行ってやるなり、政府委員室へ行って話を聞けばいいのであって、やはり委員会を開いて会議方式でやる以上は、この会議に列席する者が全部聞こえるような、そういう配慮を委員長がしなくちゃいけませ……

第51回国会 大蔵委員会 第17号(1966/03/04、30期、日本社会党)

○小林委員 時間の関係上、最初はごく正常な質問を申し上げますが、開発銀行の協調融資の経緯、今日における状態、民間金融との比率等を具体的にお示しをいただきたいと思うのであります。
【次の発言】 金利までいかない。
【次の発言】 私がお尋ねいたしたいのは、開発銀行が融資をいたしますね。そうすると、一般の民間銀行が協調融資の形で融資をいたします。開銀が融資をいたしております産業――貸さない産業は聞かないのだ。貸しているその貸し付け金額と、協調融資で民間がやっている貸し付けの金額の比率がどんなぐあいになっておるか、それも、過去の歴史から今日に至るその経緯と、今日の状況をお示し願いたい、こういうことです……

第51回国会 大蔵委員会 第22号(1966/03/17、30期、日本社会党)

○小林委員 私は、税制の改正の問題点等についてお伺いをいたしたいと思うのでございますが、その前に、実は先般、大蔵委員長のお肝いりで板橋の税務署を一つ見てまいりました。見たのでありまするから、その所感を申し述べないのもいささか礼を失すると思いまするので、所感の一端を申し述べて、大臣のお考えもお聞きしておきたいと思うのであります。  私は率直に言って、あの状況をながめて、世の悲惨なる姿、悲壮なものの感じを受けたわけでございまして、一年間営々として働いたその所産を取られる話の会談が続けられているわけでございまするが、何かあの状況をながめていると、どうも刑務所の玄関から入って、刑務所の作業場をながめて……

第51回国会 大蔵委員会 第29号(1966/04/01、30期、日本社会党)

○小林委員 私は、この国民金融公庫法の改正の問題については、前々日から政府側の出席を要求いたしておきました。大蔵大臣です。厚生大臣です。国民金融公庫の総裁です。にもかかわらず、一人もいないじゃありませんか。私はそんなことで質問するわけにいきません。そろえてくださったら、あらためて私は質問いたします。そういう人をはかにした一どうぞひとつ答弁者をそろえたら呼びにきてください。
【次の発言】 御病気とあれば、これはしかたがありません。どうぞ総裁には全快されるまでごゆっくりお休みいただきますことを念願いたします。ただ、大蔵大臣や厚生大臣は、どうかそういう御連絡を密にされまして、すべからく、要求があった……

第51回国会 大蔵委員会 第32号(1966/04/15、30期、日本社会党)

○小林委員 参考人の先生方、まことに御苦労さまでございます。  私、新潟でございます。あの新潟地震のときに、これは銀行関係ではございません、保険会社の協会といたしましてお幾らをお払いくださいましたか。金一封をたしかいただいたはずでございますので、幾らでございましたでしょうか。
【次の発言】 金一封でございますかな。金一封、二億円なりをちょうだいいたしたわけでございますが、あのときには、新潟には労働組合が主体になって経営しております福対協というものがございまして、それがやはり損害保険、火災保険等をやっているのでございますが、まあ、規模の非常に小さい保険でございまして、これは加入者には全部保険金を……

第51回国会 大蔵委員会 第39号(1966/05/10、30期、日本社会党)

○小林委員 関連質問を申し上げます。  新潟県知事選挙も終わったのでありまするが、例の選挙を六カ月以内にやり直しをしなければならなかった理由がどこにあるか。これは大蔵大臣にお聞きしたいのでありまするが、大臣おいでになりませんから、国税庁長官にお伺いしましょう。半年もたたないうちにやり直しをしなければならぬ理由はどこにあったか、お伺いしましょう。わかりませんか。では政務次官にお伺いしましょうか。――おわかりにならなければ、時間の節約上私のほうで説明いたしまするけれども、昨年の七月二十日から八月十日にかけて約二十日間、塚田前知事が、自民党の県会議員四十二名に中元と称して二十万円から最高百万円の金を……

第51回国会 大蔵委員会 第40号(1966/05/11、30期、日本社会党)

○小林委員 地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、税務署の設置に関し承認を求めるの件、この議題に関連をいたしまして、昭和四十年度のいわゆる長者番付なるものが、五月一日、全国五百七の税務署から一斉に公示をせられた。この問題に関係いたしまして、資料の提出方を願いたいということを昨日政府委員を通じて国税庁に申し入れをいたしましたところ、そういうようなことは発表いたした覚えはないから、資料をお渡しすることはできない、こういう拒絶のあいさつを受けた。これは商業新聞から週刊誌から、あらゆるところに公表されているものだが、国税庁は発表した覚えがないから資料をやるわけにはいかぬと言って拒否せられた。どう……

第51回国会 大蔵委員会 第49号(1966/06/08、30期、日本社会党)

○小林委員 私は、このアジア開発銀行を設立する協定の締結について承認を求めるの件という議案につきまして実は勉強をしてみたのでありますが、この膨大な協定の内容を見れば見るほど、実に問題の重要性に、新緑の候はだなお寒さを感ずるような驚きを感じておる次第でございます。  現在アジアの中にありまする問題の重点は、いろいろございましょうけれども、要約すれば私は二つあると思う。一つは、アジアの貧困の問題であります。しかし、その貧困の問題よりもさらに重要であると解せらるる問題は、長い間帝国主義の侵略を受けて植民地の悲哀の中に泣いておりましたこのアジアの国々が、いま独立を目ざして、一民族一国家をつくるための苦……

第51回国会 大蔵委員会 第50号(1966/06/10、30期、日本社会党)

○小林委員 私がおとといの質問の中で明らかにいたしましたことは、何といっても、アジア開発銀行は、アジアの平和と、それからアジアにあるそれぞれの国の独立と、全般の利益のために奉仕をするものでなければならないということを質問をしてきたのでありまするが、その質問をいたしておりまする過程の中でだんだん明らかになったことは、いまも藤田君が質問をいたしておりましたけれども、その三十二カ国というものは、域内国域外国を問わず、そのほとんどがアメリカのひもつきの国であり、軍事援助を受けている。経済的の援助に至っては全部がアメリカの経済援助を受けている、あるいは狭い意味の債権債務の関係においてもアメリカから金を借……

第51回国会 大蔵委員会 第51号(1966/06/21、30期、日本社会党)

○小林委員 議事進行。  これは委員会なんでございましょうから、やはり各委員に、質問も明瞭に聞こえれば政府側の答弁も明確に入るように、委員長も委員会の構成から何から十分気をつけてお考えになっておると思うのです。単なる個人的な受け答えならば、何もこの委員会を開いてここでやる必要はない。大蔵省にでも行って、大臣室でコーヒー飲んだりウイスキー飲んでやられたらいい。ここで質疑応答しているということは、各委員、少なくともこの会場にいる者に、傍聴人もひっくるめて全部にその趣旨内容が徹底するための委員会なんですから、一体、委員長はいまの答弁や質問がこの委員会全部に徹底するとお考えになりますか。私はここなんで……

第51回国会 大蔵委員会 第53号(1966/06/24、30期、日本社会党)

○小林委員 租税特別措置法及び所得税法の一部を改正する法律案に対して御質問を申し上げますが、どうもけさからの委員会開催の経過をながめておりまするというと、なかなか与党のほうに混乱が巻き起って、どうもわれわれの質問せんとする意向に対して大きな阻害をなしておるようでございます。  申し上げるまでもなく、政府と与党というものは常に一体であり、うらはらなんです。その政府がお出しになりました法案に、与党のほうの歩調がそろわないで、不謹慎にも、この委員会の中で、開催を妨害をしながらも賛成、反対の意見をたたかわせるというがごとき、どうもぶざまなかっこうを如実に見せられたかっこうでございまして、まことにわれわ……

第51回国会 法務委員会 第19号(1966/03/25、30期、日本社会党)

○小林委員 それではお許しをいただきまして、委員を差しかえていただきまして、きょう一日の法務委員といたしまして、法務当局に、新潟県知事の公職選挙法違反問題についてお尋ねをいたしたいと思うのであります。  この問題の内容につきましては、この委員会はもちろん、予算委員会あるいは参議院等においても繰り返しもう質問をせられた問題であります。同時に、社会党といたしましても、成田書記長を先頭にいたしまして、最高検察庁あるいは高検等にも数度申し込みをいたした問題でございまするので、私は時間の関係上あまり詳しくこの問題を申し上げることは省略をいたしたいと思いまするけれども、一体十二月末に起訴、不起訴を決定する……

第51回国会 法務委員会 第26号(1966/04/14、30期、日本社会党)

○小林委員 関連質問。
【次の発言】 そのお話はいま理事間でお話がされておりますから、理事間で話がつくまで、私は関連質問をいたします。お許しを願いたいと思います。  先ほどの刑事局長のお話を聞いておりますと、大臣、これはわが検察行政の上における重大なるポイントが幾つも含まれております。幾つも含まれておりますから、これは大臣もひとつ将来のわが日本の大きなポイントになる問題でありますから、私は、第一番にひとつお尋ねいたします。  先ほどのお話しのように、四十二名の県会議員がお金をもらった。その中の大半は、――これは検事正を呼んでいただけば一番よくわかります。大半は、選挙運動の金としてもらったんだ、……

第52回国会 大蔵委員会 第1号(1966/07/15、30期、日本社会党)

○小林委員 私は、きょうはゆっくりと、公社の姿勢の問題やら新総裁の高邁なる所見などをひとつお伺いいたしたい、できれば夜の暮るるを知らず十二時ごろまでやりたいというふうに考えたのでありますが、午後の二時から私も橋本官房長官に会見を申し込んでお話をしなければならぬ問題もあるのです。そこで、私のお伺いいたしたい最も重要な問題をひとつお尋ねするつもりでありましたが、同僚議員のほうから、小林某の問題については、目下専売公社の内部において着々と粛正中でありますから、しばらくそのやり方を見ておいてもらいたいという、またこういう勧告がございまして、一番大事な問題にいささか触れ得ないのであります。何しろ多年友情……

第52回国会 大蔵委員会 第8号(1966/10/19、30期、日本社会党)

○小林委員 きょう私は、党の命令によりまして、主として国会議員の所得税申告に対する問題について御質問を申し上げたいと思うのでございますが、質問に入る前に、国税庁長官に、これはお尋ねじゃない、先般の国会において質問いたしました問題についての確認をいたしておきたいと思うのであります。  五月十一日の本委員会で、昭和四十年度における全国五百七の税務署における五百万円以上の所得の申告者の氏名を教えてもらいたいということを要求したら、何しろ膨大なことでもあり、五月十一日という、発表になって間もないのでありますから、その作業は困難であるという御答弁があった。そのときは大臣のお口添えもございましたから、私は……

第52回国会 大蔵委員会 第9号(1966/11/08、30期、日本社会党)

○小林委員 いまの国税庁長官の御答弁によりますと、消費者にその恩典がいくならばリベートはよろしい、そういう意味のお話があったが、私は、これはあなた方のところへしばしば抗議を申し込んでいる問題で、小売り業者は、自分の販売する酒を自分の計算において消費者に出す、特に私どものほうは労働組合その他のめんどうを見ておるのでありまするけれども、組合なんか、自分の共済組合において盆暮れの酒等を組合員に安く売るために、小売り業者から市販の一般の値段よりは安くそれを買って組合員に配付しよう、そういうことをやっているときに、あなた方はそれを妨害しているじゃないか。それをみな妨害している。もちろん組合に売るのであり……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 決算委員会 第17号(1970/05/19、32期、日本社会党)

○小林(進)委員 厚生省にお伺いしますけれども、昭和四十四年度における消費者の側から見た薬の消費量の総額は幾らでございましょう。それは薬屋がつくった薬の製造価額は大体八千四百億円とかという数字を聞いておりますが、これが売薬を加えて、あるいは被保険者の立場で医師の手を通じて請求される、そういうものの総額を含めたその消費額の総合計が概算幾らになりましょうか。
【次の発言】 若干私の計算と違うようでありまして、私は一兆二千億前後と踏んでいるのでありますが、その数字はあとで突き合わすことにいたしまして、あなたのおっしゃる一兆四百億円と  いたしましても、国民一人当たりにいたしますると、生まれたばかりの……

第63回国会 災害対策特別委員会 第7号(1970/06/11、32期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、いま歯を修理をいたしておりまして、少し聞きづらいところがあるかと思いますが、その点は、あしからずひとつ御了承をいただきたいと思います。  雪害問題は、これは政党政派の問題ではございません。地域住民あげての要望でございまするので、この点ひとつよく御了承をいただきまして、先ほど質問がありました、自民党の高鳥委員、社会党の米田委員ともに、私の質問も同じであります。何ら変わりがないのでありまするから、この点はひとつ最初から、重々にお含みおきをいただきたいと思うのであります。  両君との質問の重複を避けたいと思いますが、私どもが各省各党にお願いいたしました七つの項目の中の重点は、……

第63回国会 災害対策特別委員会 第9号(1970/08/10、32期、日本社会党)

○小林(進)委員 いまの米田さんの問題に関連いたしまして御質問をいたしたいと思いますので、他の政党の方々も、どうも前後いたしまして申しわけありませんが、しばらくの間お許しをいただきたいと思うのであります。  私も加茂の近くの在住でございまして、現地はしばしば見ておるのであります。現地をしばしば見ておりまするから、いまの河川局長や、特に国鉄の当局の御答弁には、私は安心して聞いているわけにはいかないのであります。  河川局長にまずお尋ねをしたいのでありますが、応急措置のほうは、四十八年の災害期を避けてこれを完成したい、こういう御答弁でございます。四カ年計画を若干繰り上げても完成をしたいというお話で……

第63回国会 社会労働委員会 第7号(1970/03/31、32期、日本社会党)

○小林(進)委員 本日は出かせぎの問題について政府の御所信をお伺いいたしますとともに、その出かせぎに関連をいたしまして具体的に大きな災害が起こっております、その災害がどうして起こり、その問題について政府並びに関係者がどういう処置を講ぜられたか等の問題について御質問をいたしたいと思うのであります。  まず第一番目に、総括の問題といたしまして出かせぎでございますが、出かせぎということばは、申し上げるまでもなく、わが日本においては、江戸時代からすでに存在をしておったのでございまするが、今日と申し上げるよりは、この十年以来特に出かせぎ問題が大きく取上りげられておる理由が一体どこにあるのか、私はまず政府……

第63回国会 社会労働委員会 第15号(1970/04/27、32期、日本社会党)

○小林(進)議員 私は、提案者を代表して、日本社会党提案の労働者災害補償保険法一部改正案の提案理由とその概要を説明いたします。  今日、労働災害が深刻化していることは、事あらためて指摘するまでもありません。労働省の統計を追ってみますと、一九四〇年代には毎年三千人以上の労働者が労働災害によって死亡しました。一九五〇年代には五千人以上、一九六〇年代には毎年六千人をこえる労働者が死亡しております。死亡のみならず、休業八日以上の重傷者は毎年四十万人に及ぶのであります。  最近の労働災害の特徴は、まず、死亡事故が多いことであります。統計を見てみますと、全体の災害件数はやや減少の傾向にあるにもかかわらず、……

第63回国会 社会労働委員会 第17号(1970/05/06、32期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、質問に入ります前に、労働省婦人少年局からちょうだいいたしました資料についてちょっとお伺いいたしたいのでありまするけれども、これは一ページから四ページまでありまして、それからまたこれがページが逆に戻るのです。三ページ、四ページまできましてまた一ページから始まるのですが、これは一体どういうことなんですか。私こういう資料をあまりちょうだいしたことがないのです。それからまた、この分厚いものもやはり一生懸命に読んだのですが、政府機関がお出しになる資料ですから、私は一字一句も誤りなきものと確信をいたしまして、懇切丁寧に読み上げてまいりましたが、これも一五ページですか――委員長、こう……

第63回国会 社会労働委員会 第20号(1970/05/11、32期、日本社会党)

○小林(進)委員 検疫法の一部を改正する法律案について御質問をいたしたいと思うのでありますが、この検疫法が日本に施行されましてから今日まで、大体何年ぐらいになっておるものか、ひとつお伺いをいたしたいと思うのであります。
【次の発言】 昭和二十六年に改正になったのでございますか。
【次の発言】 二十六年施行ですか。それ以前には検疫に関する法律というものは日本になかったのでございますか。
【次の発言】 その明治十二年に検疫法のもとになる法律――法律でなく措置でございますか、その名称は何といったのですか。
【次の発言】 明治十二年に太政官布告があって、昭和二十六年に初めて法律の形をつくって今日に至っ……

第63回国会 社会労働委員会 第22号(1970/05/13、32期、日本社会党)

○小林(進)委員 昭和三十年の夏、西日本各地で乳児の奇病が発生したという事件、いわゆる森永ドライミルク中毒事件です。御承知のように、これは二十六府県で百三十人が死亡した。患者は一万二千百三十一人にのぼった。これが訴訟問題を起こしたのですが、徳島の裁判所へ行って、第一審では無罪になって、検察側の控訴になって、高松の高裁でこれが有罪の判決になって、第一審が破棄になったわけです。徳島の地裁に差し戻しになったが、今度は弁護士側が上告して、最高裁の第一法廷に行ったのは去年の二月ですか、これがまたその上告が適法でないということで、現在徳島の地裁に差し戻しになって、いま裁判中でありますが、この問題のアフター……

第63回国会 社会労働委員会 第23号(1970/06/10、32期、日本社会党)

○小林(進)委員 私の質問に対していまお見えになっている方はどなたですか。委員長ひとつお聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 それから政府側は。
【次の発言】 私は、委員長を通じて外務省とそれから海外技術協力事業団に出席を要望したのは、いま見えている人ではありません。委員長に出席を要求した人の名前をひとつここで言っていただきたいと思うのです。私はこんなものの出席を要望したわけではありません。どうぞお聞かせください。委員長、お忘れになったわけではないでしょう。
【次の発言】 委員部は委員長に報告をしなかったのか。
【次の発言】 私は、外務省は政府委員として経済協力局長に出席を要望しているの……

第63回国会 社会労働委員会 第24号(1970/07/10、32期、日本社会党)

○小林(進)委員 関連。海外技術協力事業団にひとつ申し上げますが、一カ月前の六月十日に参考人に来ていただいて、この問題の御意見を承りました。外務省からも来ていただきました。きょうは田付理事長お見えになっておりますが、そのときに、こういう争議のために関係外国に非常に迷惑をかけている、その迷惑をかけている出先公館におわびを兼ねたあいさつに行かなければならぬから、理事長は国会に参考人としてお呼び出しを受けているけれども出席することができない、こういう回答でございました。間違いありませんな。だからあなたの考え方には、その争議のために外国に迷惑をかけている――国民に迷惑をかけている、国会に迷惑をかけてい……

第63回国会 社会労働委員会 第25号(1970/08/10、32期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は最近、いまの政府のおやりになっておりますことについてふに落ちない問題があることを感じておるのであります。それは何かというと、現在の医師不足の問題をどう解決をするかということに対して各省それぞれの異なった意見をお出しになっている。国民ははなはだ迷惑をしているというこの問題でございまして、これははなはだ重大問題でございますので、関係大臣に御出席をいただいて、それぞれ公式の場所で公式の発言をお願いをいたしたい、こういうことで御出席を要望したわけでありますが、残念ながら文部大臣がお見えにならないということで、はなはだ残念しごくであります。  第一に、私は文部大臣にお伺いいたしたい……

第63回国会 社会労働委員会 第27号(1970/10/09、32期、日本社会党)

○小林(進)委員 まず公社に伺いましょう。  国鉄公社にお伺いしますが、昭和四十三年の八月八日にも、国鉄の黄害の問題について――「こうがい」というのは公の害じゃないんだ。黄色い害なんだ。黄色い害について、当衆議院の運輸委員会で相当激しく国鉄公社にこれを排除することの要望が繰り返されて一年たちました。一年もたたぬけれども、今度は四十四年の四月十六日も、同じく六十一回の国会の中で、同じく国鉄の黄害排除の問題について激しい質問が行なわれた。それに対して四十三年のときには運輸省としては、運輸大臣が中曽根康弘運輸大臣。四十四年のときには原田憲運輸大臣が、それぞれ委員会の中でりっぱな答弁をしておられる。そ……

第63回国会 社会労働委員会 第28号(1970/11/09、32期、日本社会党)

○小林(進)委員 厚生大臣にお伺いをいたします。  「国を誤るものは、大蔵省の金貸し根性と厚生省のフヌケだと思っている。厚生省は、生れてから死ぬまでの人間のすべてを預かっている大事な役所だ。それなのに理念と指導性がない。どうしてそうなったかというと、劣等感があるからだ。成績が良い者は、ほかの省庁へ行ってしまう。だから、厚生省の役人は、予算もよう取ってこれん。だいたい、政府が指導性に欠けている。」以上でありますけれども、こういうようなことを堂々と天下の一流紙にはたかれて、大臣は一体どうお考えになりますか。これは三文新聞ではないのですよ。天下の朝日新聞という一流紙にちゃんと報道せられているのであり……

第63回国会 予算委員会 第11号(1970/03/06、32期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、社会党を代表いたしまして、中国問題、厚生、労働その他一般に関して御質問を申し上げたいと存じますが、質問に先立ちまして、回答を下さる大臣各位に一言お願いをいたしておきたいのであります。それは、私に与えられた質問の時間は一時間半でございます。大臣の答弁を含めて一時間半でございまするので、回答をなさる大臣側で、だらりだらりと御回答をなされまするというと、肝心の私の質問ができない。消極的な妨害行為を成立いたしまするので、その点は特に御注意をいただいて、簡潔に要領よくひとつ御答弁を願いたいと思います。特にこの点は厚生大臣にお願いいたしておきまするが、えてしてあなたの答弁は、どうも……

第65回国会 外務委員会 第11号(1971/03/24、32期、日本社会党)

○小林(進)委員 外務省にお伺いいたします。  ILOの二十六号条約の批准についてでございますが、これを批准するための必要な条件は一体何と何であるかをまずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 私は、満たされているか満たされていないかというところまで伺っているのではないのでありまして、ただ、第二十六号条約、この国際条約を批准するための条件は何かということをお尋ねいたしておるのでございます。
【次の発言】 その必要な国内法は何でございましょう。
【次の発言】 それが最低賃金法であると申しまするならば、わが日本では、最低賃金法が制定されたのが昭和三十四年でございます。もちろん私どもは、この法案……

第65回国会 社会労働委員会 第10号(1971/03/11、32期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は順序なしに思いつくままに御質問いたしたいと思うのでございますが、きょうは幸いにして深夜までもやってよろしいということでございますので、ゆっくりやりたいと思います。  第一には生活保護の問題でございますが、社会保障で守られる生活というのは一体どんな水準をさしておるのか、私は社会保障の最低生活の水準をひとつお聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 私はまず生活扶助だけにしぼってお尋ねをしたいのでございます。今年度は生活保護費を一四%ぐらい値上げをされました。昨年も一四%。例年一一%ないし一三%、一四%というふうにお上げになっております。それで今年度は標準四人世帯で月三……

第65回国会 社会労働委員会 第21号(1971/05/10、32期、日本社会党)

○小林(進)委員 大臣にお伺いいたします。  野党の各位からそれぞれ優秀な質問があったものでございますから、私はつとめて重複を避けるようにいきたいと思いますが、いままでの質問をお伺いいたしておりまして、どうしてもやはり政府側のほうが無理じゃないかと思われる点が、私の考えでは大体六点ばかりあるのでございます。  第一点は、新規の失業者のために窓口を全部コンクリートしてしまっても、失業者を一〇〇%職業につけしめることができるというこの政府側の確信、これはどうも私納得がいきません。  第二点は、人間にはやはり適性ともいうものがありますから、一たん民間事業に入っていった場合、性格上どうしてもその職場に……

第65回国会 物価問題等に関する特別委員会 第1号(1970/12/26、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が、はからずも本特別委員会の委員長の重責をになうことになりました。  委員会の運営にあたりましては、委員各位の御支援、御協力をいただきまして、万全を期してまいりたいと存じます。  どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 この際、理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの青木正久君の動議に御異議がございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  よって、委員長は、理事に       青木 正久君    砂田 重民君       登坂重次郎君    松山千惠子君   ……

第65回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1971/02/03、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  この際、佐藤経済企画庁長官から、政府の物価対策及び消費者保護の対策について発言を求められておりますので、これを許します。佐藤経済企画庁長官。
【次の発言】 次に、公正取引委員会の業務の状況について、谷村公正取引委員会委員長から説明を聴取することといたします。谷村公正取引委員会委員長。
【次の発言】 次に、昭和四十六年度物価対策関係経費及び消費者行政関係予算の概要について、宮崎国民生活局長から説明を聴取することといたします。宮崎国民生活局長。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。  本日はこの程度にとど……

第65回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1971/02/10、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  この際、おはかりいたします。  本日は、特に野菜の価格及び流通機構の問題等について、全国販売農業協同組合連合会青果部長榊春夫君、全国中央市場青果卸売会社協会副会長金井実次君、全国青果小売商組合連合会会長大澤常太郎君、下馬生活協同組合専務理事竹井二三子君、以上四名の方々を参考人として、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決定いたしました。
【次の発言】 この際、簡単にごあいさつを申し上げます。  参考人の方々には、御多忙中にもかかわら……

第65回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1971/02/18、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  この際、連合審査会開会の件についておはかりいたします。  本委員会において調査中の物価問題等に関する件について、農林水産委員会及び商工委員会から、それぞれ連合審査会の申し入れがありましたので、これを受諾するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、本連合審査会の開会は、明十九日金曜日、午前十時の予定であります。  本日は、これにて散会いたします。     午後三時四十三分散会

第65回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1971/02/24、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。松浦利尚君。
【次の発言】 長松浦委員の要望は、そのまま経済企画庁並びに食糧庁に申し入れいたします。  次は、有島重武君。
【次の発言】 和田耕作君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後一時二十四分散会

第65回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1971/03/03、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  この際、おはかりいたします。  本日は、特に電器製品の価格問題について、電子機械工業会会長大久保謙君、電子機械工業会副会長平賀潤二君、全国電機卸売商組合連合会会長角田照永君、まや商会取締役社長山崎信雄君、全国電器小売商業組合連合会理事長馬生天都之助君、横浜国立大学経営学部教授久保村隆祐君、以上六名の方々を参考人として、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決定いたしました。
【次の発言】 この際、簡単にごあいさつを申し上げます。  参……

第65回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1971/03/11、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  この際、委員長より一言申し上げます。  本日の会議では、公共料金の物価に及ぼす影響を中心として、郵政大臣の出席を求め、これに質疑をしたいという申し出が委員数名の方よりありましたが、郵政大臣は、本日都合がつかず、出席できないということでございました。  その御返事を得るまでの間に、委員長としてはふに落ちない疑点がございましたが、この点につきましては、先ほどの理事会の申し合わせによりまして、委員長より本問題の究明をいたしたいと思いますので、この点御了承をいただきたいと存じます。  質疑の通告がありますので、順……

第65回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1971/03/24、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  本日は、参考人として、日本経済新聞社編集局次長小島章伸君、東京大学農学部教授新沢嘉芽統君、横浜国立大学経済学部教授井手文雄君、中央大学経済学部助教授丸尾直美君、以上四名の方の御出席を求めております。  この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。  参考人の方々には、御多忙中にもかかわらず本委員会に御出席をいただき、まことにありがとうございました。  経済政策、財政、地価等が物価に及ぼす影響等につきまして、それぞれの分野に造詣の深い先生方の忌憚のない御意見を拝聴し、当委員会の調査の参考にいたしたいと……

第65回国会 物価問題等に関する特別委員会 第9号(1971/03/25、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  本日は、特に新聞購読料の値上げ問題につきまして、物価安定政策会議特別部会長松隈秀雄君を参考人として、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 武部文君。
【次の発言】 委員長より経過の御報告を申し上げます。  二十三日の当物価問題等に関する特別委員会の理事会において、本二十五日ないしは二十六日委員会を開催することを予定し、この委員会に朝日新聞、毎日新……

第65回国会 物価問題等に関する特別委員会 第10号(1971/04/28、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  おはかりいたします。  理事和田耕作君より理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  これよりその補欠選任を行ないたいと存じますが、これは先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、栗山礼行君を理事に指名いたします。
【次の発言】 物価問題等に関する件について調査を進めます。  この際、おはかりいたします。  本日は、特に乳価問題につきまして、参考人として社団法人中央酪農会議事務局長西原高一君、雪印乳業株式会社社長……

第65回国会 物価問題等に関する特別委員会 第11号(1971/05/06、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  本日は、参考人として朝日新聞社取締役業務局長富山韶蔵君、毎日新聞社役員待遇経理局長池田友治君、読売新聞社販売局長上子俊秋君、以上三名の方々が御出席になっております。  この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。  参考人各位には、御多用中にもかかわらず本委員会に御出席をいただき、まことにありがとうございました。  去る四月一日から一斉に値上げになりました新聞購読料の問題につきまして忌憚のない御意見を承り、調査の参考にいたしたいと存じますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  なお、議事の進め方……

第65回国会 物価問題等に関する特別委員会 第12号(1971/05/12、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  この際、おはかりいたします。  理事栗山礼行君から理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  これより、その補欠選任を行ないたいと存じますが、これは先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、和田耕作君を理事に指名いたします。
【次の発言】 物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。砂田重民君。

第65回国会 物価問題等に関する特別委員会 第13号(1971/05/21、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  本日の請願日程を議題とし、審査に入ります。  本日の請願日程に掲載されております請願は二件であります。両請願の内容につきましては、文書表等で御承知のことでありますし、先ほどの理事会において御検討願いましたので、この際、紹介議員よりの説明聴取等は省略し、直ちに採決に入りたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  本日の請願日程第一及び第二の両請願は、採択の上内閣に送付すべきものと決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、……

第66回国会 社会労働委員会 第4号(1971/08/03、32期、日本社会党)

○小林(進)委員 大臣に御質問をいたします。  時間の関係上一点だけでよろしいのでございますが、ここに「厚生大臣と日本医師会長との了解事項」という資料をちょうだいをいたしておるのでございますが、この資料についてお伺いいたしたいと思うわけであります。  午前中からもいろいろの質問がございました。その経緯は私は繰り返して申し述べるようなことはいたしません。ただ、結論から申し上げて、ここにありまする了解事項の中の、一、二、三、四、五とありまするけれども、この五であります。「右実施についての了解細目」というこの五の中で、アラビヤ数字の1から8まで書いてありますが、私は率直に申し上げまして、この了解の細……

第66回国会 社会労働委員会 第5号(1971/09/03、32期、日本社会党)

○小林(進)委員 いまの山本委員の質問に関連をいたしまして、実は私もこの問題について、岡山の玉島の住友重機の不当労働行為の現地の調査をしてきたのでございます。そのあらましはそこにおいでになる労政局長にも若干私は御報告いたしておきましたし、管理、衛生の問題に関係して、そこにいらっしゃる基準局長にも私は御報告いたしておきました。しかし私もこの国会の中で十数年労働問題を扱ってきておりますが、これくらい露骨に、しかも巧妙に組合の分裂工作をやっている経営者というものは初めてなんであります。あんまり巧妙で、しかも露骨で、そして労働者と経営者の中間にいるような者をじょうずに使嗾しながら、やはり経営者でないよ……

第66回国会 物価問題等に関する特別委員会 第1号(1971/07/14、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、重ねて私が、本特別委員会の委員長の重責をになうことになりました。  委員会の運営にあたりましては、委員各位の御支援、御協力をいただきまして、万全を期してまいりたいと存じます。  どうぞよろしくお願いをいたします。(拍手)
【次の発言】 この際、理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの青木正久君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  よって、委員長は、理事に       青木 正久君    佐藤 文生君       竹内 黎一君    武藤 嘉文君       ……

第66回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1971/07/23、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  この際、閉会中審査申し出の件についておはかりいたします。  本委員会といたしましては、閉会中もなお審査を行なうため、物価問題等に関する件につきまして、議長に対し閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、おはかりいたします。  ただいま申し出ることに決しました閉会中審査案件が付託になり、現地調査の必要が生じました場合には、議長に対し委員派遣の承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第66回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1971/08/11、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。松浦利尚君。
【次の発言】 私は、食肉価格の値上がりの問題に関しまして、どうも政府並びに関係事業団あるいは商社等を含めて、若干そこに間違いがあるのではないかというふうな点から御質問をいたしたいと思うのでございますが、食肉の中のまず第一に豚から始めたいと思います。  最近どうも豚の肉がたいへん高い。小売りで百グラム百円もしておるということで、非常に消費者は悲鳴をあげておるのでございますが、どうして一体こんなに豚肉が高いのか、まずそこら辺からお伺いをいたしたいと思……

第66回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1971/09/10、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。武部文君。
【次の発言】 松浦君。
【次の発言】 有島重武君。
【次の発言】 和田耕作君。
【次の発言】 大臣官房の藤岡審議官が見えております。

第67回国会 社会労働委員会 第4号(1971/12/02、32期、日本社会党)

○小林(進)委員 大臣にお伺いいたしますが、七月十六日に、ドル・ショックでございますが、思わざる一つの衝撃がわが日本の経済に与えられたわけでございます。もちろん、その前からも不景気の様相はございましたが、これを契機にいたしまして、いま、深刻な不景気が日本に訪れてきておる。そういう変わった情勢の中にある厚生行政のあり方というものも、私は、こうした時代に適応して形を変えていかなければならないのではないか、かように考えておる次第でございまして、不景気と厚生行政との関係、あり方について大臣の御所見を承っておきたいと思うのであります。
【次の発言】 大体私の問わんとするところを大臣からお答えいただいたと……

第67回国会 物価問題等に関する特別委員会 第1号(1971/10/29、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、はからずも、重ねて私が、本特別委員会の委員長の重責をになうことになりました。  委員会の運営にあたりましては、委員各位の御支援、御協力をいただきまして、万全を期してまいりたいと存じます。どうぞ、従来にまさる御支援と御協力を切にお願いを申し上げまして、私のごあいさつといたします。よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 この際、理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの竹内黎一君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  よって、委員長は、理事に       青……

第67回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1971/11/10、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告を申し上げます。  長い間、本特別委員会の委員として御活躍なされ、物価問題等に深い造詣を有し、われわれの先達でもあり、本特別委員長の要職にもつかれました戸叶里子君が、去る七日逝去されました。まことに哀惜のきわみであります。ここにつつしんで哀悼の意を表し、御冥福をお祈りするため黙祷をささげたいと存じます。御起立をお願いいたします。
【次の発言】 黙祷終わり。御着席を願います。
【次の発言】 物価問題等に関する件について調査を進めます。  この際、木村経済企画庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。木村経済企画庁長官。

第67回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1971/11/17、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  この際、物価安定に関する件について、山口シヅエ君より発言を求められております。これを許します。山口シヅエ君。
【次の発言】 ただいまの山口シヅエ君の動議について採決いたします。  本動議のとおり決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。(拍手)  なお、本決議の関係各方面への参考送付等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう取り計らいます。  この際、ただいまの決議……

第67回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1971/12/01、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  本日は、特に輸入食肉の流通及び価格問題につきまして、参考人として社団法人日本食肉協議会常務理事中沢壽三郎君から意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 参考人には、御多忙中にもかかわらず本委員会に御出席をいただき、ありがとうございました。  本日は、輸入食肉の流通及び価格問題等につきまして忌憚のない御意見をお述べいただき、本委員会の調査の参考に……

第67回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1971/12/15、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質議の通告がありますので、順次これを許します。松浦利尚君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記始めて。
【次の発言】 松浦委員のお申し越しの趣旨は、委員長も十分了承いたしました。御趣旨ごもっともでございまするので、委員長の責任において、大蔵省の責任者にひとつ厳重申し入れをいたしたいと思います。よろしゅうございますか。
【次の発言】 渡部通子君。
【次の発言】 斉藤君に申し上げますが、速記がありますから、ちょっと声を大きくしてしゃべってください。速記が取りづらいようですから……。

第67回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1971/12/22、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  この際、閉会中審査に関する件についておはかりいたします。  本委員会といたしましては、閉会中もなお審査を行なうため、物価問題等に関する件につきまして、議長に対し閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、物価問題等に関する件について調査を進めます。  この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  物価問題等に関する件について、本日、全国製麦工業協同組合連合会会長栢森新吾君、同専務理事今井嘉重君、以上二名の方を参考人として意……

第68回国会 法務委員会 第30号(1972/06/07、32期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、ことしの三月二十五日の予算委員会の分科会において、司法試験問題の漏洩に関する疑義の問題と、あわせて司法試験考査委員の任命問題に関する点について御質問をいたしたのでありまするが、一つは、時間がわずかに三十分ということの時間の制約、いま一つは、司法試験管理委員長の津田さんがかぜか何かお引きになって当時お見えにならなかった、こういう二つの事情で、問題の解明をすることができなくて留保しておいたわけでございます。その続きをこれからお伺いをいたしたいと思うのでございますが、今度もどうも与えられた時間が少し足りないようでございますので、その間にひとつ明快な御答弁をいただければ幸いであ……

第68回国会 予算委員会 第6号(1972/02/29、32期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、与えられた時間の中で主として日本と中国との国交回復の問題、あとの残された時間を物価問題、社会保障あるいは文教政策、そういう順序で御質問を申し上げたいと存じます。  昨日の質問でほとんど問題は出ておるのでございまするけれども、なおしかし、日本と中国との国交回復を真剣に実現しようという立場からは、まだまだ政府の姿勢の中で不明瞭の点が非常に多いのでありまするから、若干重複はいたしまするけれども、中国問題について同じような質問を重ねて申し上げたいと存じます。  まず第一問といたしましては、ニクソン大統領が中国訪問をされたのでございますが、そのニクソンの訪中を政府は一体いかように……

第68回国会 予算委員会 第12号(1972/03/08、32期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、総括質問に残りました分を一般質問でお伺いする予定でおったのでございますが、今朝目をさまして各紙を見まするというと、はからざりき自衛隊立川基地抜き打ち移駐という、たいへんショックなニュースを目にし、耳にするに至ったのでございます。実にこれは国民をだまし、あるいはわれわれ国会議員をもだまし、そしてこの国会の中で十九日間も、これを空白にして論ぜられたシビリアンコントロールという、この自衛隊の基本的なあり方、その問題をも弊履のごとく捨てた、たいへん憂うべき問題が惹起しているのでございまして、実に驚愕をいたしたのでございます。  そこで用意をいたしておりました問題を振りかえて、ま……

第70回国会 予算委員会 第3号(1972/11/06、32期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、内政問題について政府に御質問を申し上げますが、いま国民が政府に何を一番要望をしているかといいますと、第一には物価の問題であります。第二番目は公害であり、第三番目は税金であります。第四番目は社会保障の充実。これを称して国民の四つの請願、あるいは四大請願とも申しておるのでございますが、私は、この四つの国民の祈るような願いの中の、特に物価問題と、そうして社会保障の問題にしぼって御質問をいたしたいと存じます。  まず物価問題でございますが、この物価がなぜ上がりっぱなしで下がらないのかという問題でございますが、これに対して政府は、数年前までは、米価と労働賃金が物価値上げの犯人であ……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 決算委員会 第27号(1973/10/09、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 私に与えられた時間はわずかでございますので、ほんの項目をあげて資料を要求する程度にとどまるかと思いますが、関係大臣のほうもひとつ簡潔、要領よくお答えを願いたいと思います。  まずこれは法務大臣、外務大臣、両方にお尋ねをいたしたいと思いますが、金大中さんの問題を中心にして、国民が対韓国問題に血道をあげるような状態になってきたのでありますが、したがってこれを中心にして、韓国の問題のいろいろの醜悪な事実が国民の前に明らかにされてきたわけであります。対売春の問題、対わいろの問題、対リベートの問題、あるいは覚せい剤の問題等、実に日韓両国の間には、国民の良心や魂を麻痺するようなもろもろの……

第71回国会 決算委員会 第28号(1973/11/13、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、去る十月九日の日に本委員会で、主として韓国に対する経済問題その他、金大中事件等に関連をいたしまして質問を申し上げました。ただ、その質問の中で、いろいろの資料の提出やまた政府側に早急に措置をしていただかなければならない問題等を含めて御質問をいたしたわけでございますので、本日は、この去る十月九日の私の質問の継続という形で御質問を申し上げたいと思いまするので、あらかじめ御理解をいただきたいと思います。  まず、外務大臣にお伺いいたしますが、私は、金大中事件に対して問題は二つある、一つはやはり金大中氏の人権が侵されている、これが正しく復元をしたかどうかという問題でございまするし……

第71回国会 社会労働委員会 第33号(1973/06/25、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 関連して。  関連質問でございますので、ごくかいつまんで御質問を申し上げたいと思いますが、健康保険法の改正に関する審議もまだ十分尽くされていないようでございますが、いろいろ与野党との折衝の関係でどうも今週中にこの衆議院の審議は終わるように話が進められておるように承っております。しかし、まず国民の側からいたしますと、何で一体政府はこの法案に執着をして、どうしても通そうとする頑迷な態度を続けておるか。野党四党は精力的に、この悪法は断じて通してはならないということで、これ、絶対的な抵抗を続けているのでございますが、この与野党の対立関係がまだ国民の間には明確にされていない点があるやに……

第71回国会 逓信委員会 第18号(1973/05/30、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、年次有給休暇の問題についてお伺いいたしたいと思います。  これはまことに古くて新しい問題であり、この国会においても、もうすでに十数年にわたって繰り返し質問をされておるのでありますが、常に政府側並びに、特に主管官庁たる労働省のサボタージュ――これはもう官側の重大なサボタージュだ、サボタージュによりまして、ただいままでまだ解決をいたしておらぬのであります。その結果、今年の三月の二日に最高裁の第二小法廷において、村上朝一裁判長、現在の最高裁の長官でありますが、によって、年次有給休暇は法律上の当然の権利であり、その休暇をどのように利用するかは使用者の干渉を許さず、労働者の自由で……

第71回国会 法務委員会 第20号(1973/04/18、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 まず法務大臣にお伺いいたしますが、これは古くて新しい問題でございます。四十八年の二月二十七日の予算委員会における質問でございますが、例の軍法会議の問題でございます。戦時中における軍法会議の不当性を縷述をいたしまして、それに対する法務大臣のお考えをお伺いいたしました。そのときに大臣はこういうふうにお答えになっております。速記録を読み上げます。  「私は、先生仰せの重要なこれらの人々の名誉回復、いやしくも戦争自体が間違っておったというのに、その戦争のまっ最中に軍法会議をやったことがどうかこうかなどということは論外で、これは何かの法制上の道がありますならば、これを根本から取り除く、……

第71回国会 法務委員会 第43号(1973/07/18、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 ただいま委員長からのお話のありましたとおり、戦時中における軍事裁判、軍法会議の問題を主体にして質問を申し上げたいと存じますが、この問題は、私は衆議院の予算委員会でも取り上げ、なおかつこの法務委員会でも再度取り上げておりますので、御列席をいただいた大臣各位には、もう私の質問の内容は大かた御推察をいただいておると存じます。けれども、参考人の先生方には、あるいは問題の核心をおつかみになっていないかと存じますので、ごく簡単に、この問題の発生から申し上げて御理解をいただきたいと思うのであります。  実は、私がこの問題を国会で取り上げるに至りましたそもそもの動機は、吉池事件という問題がご……

第71回国会 予算委員会 第5号(1973/02/03、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、党の指示に従いまして、主として物価問題、社会福祉の問題中、年金、保険、国鉄運賃等について御質問を申し上げたいと存じます。  まず、第一の物価問題でございますが、物価がなぜ上がるのかという物価上昇の原因をまず正確にとらえていかなければ、これに対する的確な対策も生まれてこない、こういうことになると思うのでありますが、私は、物価がなぜ上がるかという、その原因は、国際的理由と国内的理由の二つがあると思います。  国際問題としては、輸入インフレでありまして、これはアメリカの世界的戦略の失敗でございまして、世界じゅうにドルのたれ流しをしたこと。ベトナム戦争だけでも三千億ドルに近いも……

第71回国会 予算委員会 第17号(1973/02/27、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は物統令が廃止されました以後の消費者米価の状況について、まず関係大臣にお伺いをいたしたいと思うのでございます。  物統令廃止のときに、私ども社会党並びに野党はあげて、その廃止後の消費者米価は必ず上がりますよ、だから廃止すべきじゃないということでたいへん激しく反対をいたしましたが、そのときに政府並びに食糧庁は、物統令を廃止しても消費者米価は値上がりをいたしません、その自信はありますという、こういう答弁を繰り返して、ついに廃止をされたのであります。その後の経過を見てまいりますと、私どもの調査では、大体消費者米価はその後最低五割、ものによっては倍に値上がりをしている、こういうふう……

第71回国会 予算委員会 第23号(1973/03/13、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 限られた時間でございますので、結論だけをお伺いいたしたいと思うのでございますが、政府が食管法のもとで統制をしておいでになります米が、一〇〇%のうちいわゆる政府米と称するものが六九%、自主流通米といって政府が補助金、財政支出をおやりにならない米が約二三%あるわけでございます。私は、その政府が補助金をお出しになって消費者のほうへ安くいくように手当てをされている米についてどうしても納得いかないので、政府並びに農林大臣にお伺いいたしたいと思うのであります。  政府が一トンについて四万から四万五千円の補助金をお出しになっておる。これが食管会計の赤字のもとになって二千六百億円の赤字になっ……

第72回国会 予算委員会 第4号(1973/12/08、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 私に与えられた質問時間は一時間四十分であります。答弁を含めて一時間四十分でございますので、それを私は、物価問題で十分間、社会労働、社会厚生問題で二十分、それから農林、労働、郵政で三十分、あとの四十分は外交、特に金大中、韓国問題というふうに時間を配分いたしておりますので、その配分以内で、御答弁をいただくほうも、密度の深い、しかも合理的な答弁をお願いいたしたいと思います。  まず第一番に、私は大蔵大臣にお伺いいたしますが、高度成長と安定成長についての大蔵大臣の御所見を承りたいのでありますが、これについての理論的な構成は、何回もここで答弁を承っておるのでありますが、私がお伺いをいた……

第72回国会 予算委員会 第15号(1974/02/08、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 わが党に割り当てられた総括質問の時間の残余一時間弱を、まあ残飯整理の形で私が御質問を申し上げることになっておりますので、理論の構成はあとにいたしまして、事実の問題だけでひとつ簡単に受け答えをさせていただきたいと思います。  まず、外務大臣にお尋ねしますが、金大中氏はほんとうに自由が与えられているのでございましょうか。正直にお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 金大中氏が昨年の八月八日に、わが日本から白昼公々然と拉致せられて、すでに五カ月有余の歳月が経過をいたしております。その間あなたは終始一貫、韓国政府のメッセンジャーボーイでもないのに、韓国政府がこう言ったから私はそれ……

第72回国会 予算委員会 第21号(1974/02/23、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 委員長、議事進行について発言をお許しいただきたいと思います。
【次の発言】 われわれは、この四十九年度の狂乱怒濤の社会情勢の中で、国民の負託を受けて、真剣にこの予算の審議とその可決のために努力をいたしておるのであります。それに対して、どうも政府側の一部に、この国民とわれわれの真剣な審議に対して、直接、間接的な妨害をしている、あるいは反対的に阻止の行動とも思われるようなそういう行動に出られていることは、まことに遺憾にたえないのであります。  今日に至るまで、私どもは、ちゃんと、十時なら十時の開会五分前にこの会場に参りまして、そして真剣な気持ちで、十時ジャストの開会を待っているの……

第72回国会 予算委員会 第23号(1974/02/26、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、きょうお集まりをいただきました石油企業、業界の代表の方々には、きょう初めてお目にかかるのであります。また、この業界の、皆さん方の企業の方々に対しては、今日まで、そう言ってはなんでありまするが、一銭の政治献金その他もちょうだいいたしておりません。その意味において、私は全く個人的には何らの悪意も善意もない、まことに白紙であります。  ただ、ここで質問いたしますゆえんのものは、私ども予算委員会並びに理事といたしまして、この日本だけに限られた特有の物価高、気違いじみた物価高、これは一体どこに原因があるのかということを追及してまいりましたら、はからざりき、このインフレは、物価高は……

第72回国会 予算委員会 第30号(1974/03/11、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 私に与えられた残された時間は、もうわずかしかないのでありますから、これはどうも命拾いしている人がいるかもしれませんけれども、そうはいきませんので、ちょっとお尋ねしますが、昭和石油の永山社長にお伺いいたします。  二月の二十六日の私の質問に対して、あなたは、ほとんど否定をされたり、あるいは年をとったからもの忘れをしたなどというような、人を食った答弁をされたり、あるいは中には、帰ってから調べて御答弁をしましょうなどということで言われたんでございますが、それからだいぶ時日も経過をいたしましたので、十分反復再考されて、反省を願うところは反省をされたのではないかと思います。どうでしょう……

第74回国会 予算委員会 第3号(1974/12/20、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 総理大臣にお尋ねいたしますが、昭和四十九年度の経済見通しについて、政府は十二月十三日の閣議において、この見通しをたいへん大きく改められました。その改められた理由が一体どこにあるのか、その理由が一つであります。  それから、国民総生産で申し上げますと、実質成長率二・五%に対し、これがマイナスの一、二%、名目のGNPで一二・九%という当初の見通しに対し、一九%というたいへんな見込み違い、総生産の金額において約九兆円の大きな見通しの誤差を生じているわけであります。こういう経済の見通しの大きな誤差を生ぜられたのでは、国民生活はたまったものじゃない。国民は大体政府の経済見通しに基づいて……

第75回国会 予算委員会 第2号(1975/01/30、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 大体、総理の真意は、私ども理解するにやぶさかではございません。しかし、この一国の総理が、参議院という公の場において、公式に、酒、たばこはその値上げを六カ月延ばすと言われたということは、これはそう簡単に修正に応ぜられる問題ではないと私は思うのであります。やはりもしその言葉なら、私どもがここに配付されている一切の予算書類というものは、これは根底から崩れるわけであります。これは五月から値上げをすることにできて、一切の書類ができ上がっているのであります。でありまするから、これはどうもちょっと普通の言い過ぎで、これを是正をするというような安直な問題ではいけないというふうに私は解釈するの……

第75回国会 予算委員会 第5号(1975/02/03、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 これは議事進行で発言をいたしますが、いま安宅委員が政府に要求していることは、この海外協力基金または輸出入銀行、そのわが日本の二つの機関が中心になって、韓国に合弁でできている日韓合弁の会社か、あるいは法人か個人に貸し付けたり投資したり、あるいは協力したり補助をした、その金が生きて使われているかどうなっているか、その調査をした結果の資料を見せろというのでありますから、私どもの要求に一分の間違いがありますか。その経済協力基金といい、輸銀といい、これはみんな国民の金です。日本国民の金です。韓国の金でもなければ、特殊な個人の金でもない。国民の金をいわゆる海外経済協力基金の手を通じ、輸銀……

第75回国会 予算委員会 第6号(1975/02/04、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 議事進行。  これは防衛庁長官は大変な間違いを犯しております。これは防衛庁長官が言われる、学生だとか、あるいは幹部学校の幹部だとかというのは、国で抱えられている特殊な公務員です。これは軍人です。それが幹部学校の幹部という地位にありながら、この民主的な国民の中の政党を、一つの特定政党を敵に回して、一つの連合政権ができたらサボタージュをせい、もっとそれが強い連合政権ができたら、あるいはそれに対しては機敏に行動を起こせなどということ、これを、いわゆる幹部学校のそういう現在の軍人の地位にいる者に、そんなことは自由だなどという発言は、とても了承できません。もしその人たちが軍人の地位を離……

第75回国会 予算委員会 第7号(1975/02/05、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 議事進行について申し上げますが、いまの主計局長がお読みになりました財政法の第五条は、それはあなたのおっしゃるとおりです。憲法の八十五条を受けまして、財政法で言うように「法律に基くもの又は歳出予算の金額若しくは継続費の総額の範囲内におけるものの外、国が債務を負担する行為をなすには、予め予算を以て、国会の議決を経なければならない。」こうなっているのです。いまあなた方は、外替銀行に対する債務を国が保証する行為は、法制局長官が言われたように、債務負担行為だと言われておる。債務負担行為であるならば、やはり憲法、財政法に基づいて、ちゃんと国会の議決、承認を経なければならぬということは明確……

第75回国会 予算委員会 第10号(1975/02/12、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 この際、予算委員会理事会一致の申し合わせについて発言をいたします。  去る六日及び七日の予算委員会における岡田君、安宅君及び矢野君その他の質疑に対する外務大臣の答弁は、明確を欠くのみならず、立法府の尊厳にも影響する誠意を欠くものとの各党の指摘があります。この際、委員長は、予算委員会理事会における右の申し合わせにより、外務大臣に対し、答弁は誠意を持ってかつ明確に答えるよう、厳重に警告されることを望みます。
【次の発言】 議事進行で。  これは国家公務員を、いまも言うように常勤と非常勤がある、その非常勤は、いつでも仕事の形態でそれを雇い入れて、無期限に何十年でも非常勤のままで使う……

第75回国会 予算委員会 第13号(1975/02/15、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 議事進行の発言のお許しを得て、ありがとうございました。  副総理、総務長官にお伺いいたしますが、独禁法の政府改正法案をいつ一体お出しになるのか、この際お伺いをいたしておきたいと思うのであります。ということは、三木総理もしばしば、独禁法の改正案は二月中旬までには成案を得て国会に提出するということを言明されているのであります。しかるにもう本日は二月十五日、まさに中旬でございますが、先ほどの独禁法の真剣な答弁の中にも、その重大なる主役を演じなければならない大蔵大臣が、政府はまだ独禁法の改正に対しては意見を持っていない、だから答えられないという非常に緩慢な答弁をされておるのであります……

第75回国会 予算委員会 第14号(1975/02/17、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 私に与えられた時間はわずかでございますから、簡単に事実関係だけ申し述べますから、それでイエスかノーかだけお答え願いたいと思います。  まず第一番目に、金融機関の、大商社、中小企業、個人に対する関係での不公平の問題について、事実を申し述べます。  第一番目には、都銀の四十九年九月における半期間の総利益額を申し述べますから、事実なら、ひとつ事実とお答え願いたいと思います。すなわち、十三行の四十九年九月期の経常利益は、前三月期に比較して五一・一%の増収である。細かく言いますと、第一勧銀が三百四十三億円、富士が三百九億円、住友が三百四十四億円、三菱が三百三十億円、三和が二百八十七億円……

第75回国会 予算委員会 第15号(1975/02/18、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 議事進行について。  これは大変重大問題だと思います。文部大臣は教育の最高責任者であれば、政務次官はナンバーツー、その次です。教育行政を預かっている者の最高責任者のその次です。そこにいられる仲にかかわらず――文部大臣は先ほどから、日教組を敵としない、どこにも敵を求めない、静かな教育の環境づくりをやりたい、人間の集団を動物にたとえるようなことはやらない、こういうふうに明確に言われた。ところが、あなたと並立をするナンバーツーのその政務次官が、しかもあなたの代理で出た。あなたの代理で出て公開の席上で「日教組は羊の皮をかぶったオオカミ」であると言っている。動物にたとえているんです。日……

第75回国会 予算委員会 第16号(1975/02/19、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 委員長、議事進行。  いまの御答弁は二十一日ですか。二十一日は、これは御承知のとおり、いまのところ、議運は済んだはずでございまして、おそらく本会議が開かれるはずでございます。農林大臣が、本会議の行事をおいて、北海道へ行かれることに対しては、この予算委員会の理事だけでも判断できる問題ではございません。国会全般の問題でございますので、どうも委員長のそういうお取り計らいはありがたいですけれども、われわれは国会全般を考えて、それをちょうだいするわけにはいきません。次のまた理事会において、慎重御審議の上にお決めを願いたいと思います。

第75回国会 予算委員会 第18号(1975/02/21、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 ちょっと議事進行でございますが、いま月末までという資料提出のお話がございましたが、やはりこれは予算委員会の仕上げまでには、大変重要な一つの議題でございますので、予算委員会の議事の進捗に支障のない程度に、ひとつ委員長からもその資料を提出するように御督促を願いたいと思います。
【次の発言】 議事進行。  ただいまの岡田質問に対する総理、外相の御答弁では、やはり外交演説として本会議場でおやりになった、この国民全部に与えた、あるいは国際的には海外にも与えた日本外交の姿勢というものは、何ら解決するまでに至っておりません。残念ながら解決するまで至っておりません。したがって、委員長、御承知……

第75回国会 予算委員会 第19号(1975/02/22、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、社会的不公正という集中論議のテーマの中で、特に、最も社会からあるいは行政から冷遇、あるいは残酷と言ってもいい取り扱いを受けている精神障害者の問題について、御質問をいたしたいと思うのでございます。  まず、政府にお伺いいたしますが、この高度成長下における社会的ひずみの中で、精神障害者の数は漸次増加をしていると思いますが、一体どの程度にふえているのか、実態についてお聞かせいただきたいと思うのでございます。
【次の発言】 精神障害者がふえているというお答えをいただきましたが、それに対応する病院の数は一体どの程度にあるものか、これも政府からお伺いをいたしたいと思います。

第75回国会 予算委員会 第20号(1975/03/01、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 議事進行の発言をお許しいただきたいと思いますが、ただいまもお聞きのとおり、楢崎質問の要点は非常に単純無比であります。その三光汽船の株主の中で香港在住の六つの株主のその名前を教えろ、しかしその名前はかたかなで出ているから、そのかたかなの英語のスペルをひとつ教えてもらいたい。それからいま一つはその六つの会社の住所、ただこれだけのものである。これだけの問題を、この国会の中で一体何回この質問を繰り返しましたか。もはやきのうきょうの問題ではありません。予算委員会は一月の二十八日から開かれておる。総括質問の中からこれを要求しているのであります。こういう単純無比なことを、まだ捜査中だ、まだ……

第75回国会 予算委員会 第22号(1975/03/04、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、総括質問に入る前に、いま国民が一番関心を持ち、なおかつ恐れております間組本社爆発の問題についてお尋ねをいたしたいと存じます。  三菱重工の爆撃から始まって大成建設など、この民主的な平和なわが日本には考えられぬような、凶悪な一連の爆発事件が連続して行われておるのであります。しかもこれに加えて、頻繁として要所要所には、まだ実行行為には至りませんけれども、爆発予告とも言うべき脅迫の電話等が行われて、世道人心はまことに戦々恐々たるものがあるのでございまして、これに対しましては、私も実は数カ月をかけて私なりに資料を集め、きょうその資料に基づいて実は御質問申し上げるという予告もして……

第75回国会 予算委員会 第24号(1975/06/10、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 議事進行について発言のお許しをいただきたいと思います。  きのう、すなわち六月九日、本委員会において、わが党楢崎委員の質問に対する坂田防衛庁長官の御答弁について若干の疑義があります。すなわち、わが党楢崎委員の質問に対して、坂田防衛庁長官は「ちょっと申し上げておきますが、上田哲さんに対してお答えいたしました中で、その「海域分担」ということが速記録に残っておりますが、あの際には、実は「海域分担」ということを申しておりません。このことは上田委員も御了承になり、恐らく事務当局つまり参議院の事務当局においても了承されて、手続をとられたはずだと記憶をいたしております。」云々の御答弁があり……

第76回国会 予算委員会 第8号(1975/10/29、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 総理大臣にお伺いいたしますが、戦争に負けて、新しい憲法が生まれて約三十年になんなんといたしておるのであります。この際、この新憲法が旧憲法の残滓を払いのけて、国民の間に正しく定着をしているかどうかということを見直すことが、私はむだではないと考えておるのであります。憲法が最も正しく実施されているか、これを正しくテストする場所は、私は国会をおいてほかにないと思います。日本国憲法が正しく国会の中で実施されているかどうか、帝国憲法の残滓を払いのけて正しく行われているかどうか。私は、残念ながら、三十年たちながらもまだ新憲法は国会の中に完全に定着をしていない、そういう説に立つものであります……

第77回国会 予算委員会 第2号(1976/01/29、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 第七十七回通常国会の予算審議に当たり、与野党理事の一致した意見として、総理大臣に要望いたします。  本委員会は、ここ数回の会期を通じ、国会の本務とする国政に関する調査権、監督権についても政府の協力を強く要請してきたのであります。しかるに、行政府の側において国会の要請に正しく応ぜざる点があることをまことに遺憾とするものであります。  議員の質問に正しく答えないこと、あるいは答弁に責任を負わざること、あるいは要求資料を約束どおり提出せざることなどの事例が幾つもあることはきわめて遺憾であります。  行政府に、もしもその場逃れの答弁に終始し、あるいは責任を負わぬというような態度がいさ……

第77回国会 予算委員会 第4号(1976/01/31、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は事前に政府に質問の要旨を申し上げておきました。その予定の質問を申し上げる前に、重大な問題について、突如ではありますが、まず前もって御質問申し上げたいと思います。  その第一は、けさの新聞の報道によりますというと、きょうの午前十時でありまするかを期して、国鉄当局は昨年十一月のスト権闘争に対して大幅の処分をおやりになるという、そういう記事が載っておりましたが、これが一体事実なのかどうか。これが報道されるとおり事実の問題であるとするならば、大変重大な問題であると私どもは考えざるを得ないのであります。責任ある政府当局の御答弁をまずお伺いをいたしたいと思うのであります。総理大臣から……

第77回国会 予算委員会 第6号(1976/02/03、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 議事進行ですが、先ほどからもう議論をお聞きのとおり、何を根拠にして一体――第一次、第二次、第三次というお話がございましたけれども、そういう要求を人事院にされるについては、その要望する根拠がなければいけない。その根拠をお示しいただきたいというにもかかわらず、何らその根拠のお示しがないのであります。ないが、まあ人事院は、何とか政府が、圧力とは言いませんけれども、要望すればそれを承諾して前向きの勧告をしてくれるだろうという手前勝手な勘案の上で予算を組んでおいでになる。そういう予算を一々組まれたのでは、もう法治国はどこにあるか、われわれ予算委員がどの責任を持ってこれを審議していいのか……

第77回国会 予算委員会 第8号(1976/02/05、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 いまの阿部委員の質問に対しまして、運輸省は、国費を使ってそして調査を依頼されたそのコンサルタントの資料をみずからの結論が出るまでは国会に出せないということは、これは憲法第六十二条に言う国会の調査権に対する重大な侮辱であるとわれわれは解せざるを得ないのであります。しかし、それに対しましては、委員長の適切な御裁定がございまして、理事会において慎重に審議するとおっしゃいましたが、それは結構でございますけれども、その審議のまま打ち切られますと阿部質問の最後が死んでしまいますので、やがて、その審議の結果、問題を再度この委員会で再質問する必要がある場合には質問させていただくということを留……

第77回国会 予算委員会 第9号(1976/02/06、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 たまたま楢崎委員から――予算委員会理事会の、日本に対する核の持ち込み、保有の問題についてアメリカの議会と会談し調査をするということが十二月一日から十日まで実行をされたわけでありますが、この出発に際しまして、実はアメリカへ行ってだれに会うかということを、委員長の指示で、ここにお見えになりませんけれども、自民党では谷川理事、私に細部を打ち合わせよというお話がありました。そこで二人の打ち合わせの中で、いま楢崎委員の言われました、アメリカへ行って会う相手方の委員会の中にこの銀行委員会を入れたのであります。銀行委員会を入れて、銀行委員会のプロキシマイヤー委員長にもぜひ会うということを、……

第77回国会 予算委員会 第12号(1976/02/13、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 おいでいただきました参考人の方々に申し上げますが、きょうは集中審議の二日目でございます。集中審議というのは、公聴会と違いまして、公聴会というのは公述人の皆さん方に貴重な御意見を拝聴するというのが公聴会でございますが、集中審議というのは一昨年から初めて国会の予算委員会に設けられた新しい一つのやり方でございまして、その年における最も特異な現象をとらえまして、これは一体どこに原因があるのかというようなことを国民に成りかわって解明をしていこうということでこの形が設けられたのでございまして、今年は三年目でございます。ことしのテーマは、もう御承知と思いますが、不況と雇用という問題でござい……

第77回国会 予算委員会 第15号(1976/02/17、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 時間もありませんから、ほんの駆け足で重点だけ申し上げておきます。質問にもなりませんけれども。  ただ、児玉、小佐野、コーチャンについてあなたは全然お知りにならぬでしょう。これは言っておきますけれども、コーチャンは小委員会の中で、この売り込み工作中に十回訪日し、延べ十一週間日本に滞在したが、その間何回も児玉、小佐野両氏に面会をし、売り込みの戦略について話し合った、こう言うのであります。私は、これは当然丸紅さんが中心になっておやりになったというのだと思いまして、あなたたちの答弁は全部私は明らかになるときがあると思いまして、これだけ御注意を申し上げておきます。  時間がありませんか……

第77回国会 予算委員会 第20号(1976/03/01、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 ちょっと議事進行について一言委員長に要望をいたしたいと思います。  若狭証人について一言委員長に要望いたしますが、若狭証人は控え室に待機中、食堂へ行ったり、食事をしたりしております。証人として待機中は控え室にいて、テレビを見ることも、生理的要求以外外出することも、固く禁ぜられているのであります。しかるに若狭証人は、特にあなたと対決をする大庭証言の最中にのこのこ部屋を出ていられることは、まことに証人としての厳粛性を失われていると見なければならぬと思うのであります。あなたの前回の証言も含めて、あなたは国会を軽視し、国会の証言を軽視されているというおそれがあるということが議員の中に……

第77回国会 予算委員会 第23号(1976/03/04、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 これは、出した法案自体がインチキだということになれば、これは理事会で協議していただかなければならない。

第77回国会 予算委員会 第25号(1976/03/29、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案された昭和五十一年度一般会計暫定予算、同特別会計暫定予算及び同政府関係機関暫定予算三案に対し、反対の立場から討論を行います。  暫定予算について申し述べます。  まず第一に、四十日間の暫定予算の編成に追い込まれた理由を考えると、その全責任は三木首相にあると言わなければなりません。断固たる信念と決意をもって、国会正常化のために公約を履行されることを心から要望するものであります。  言うまでもなく、不況とインフレの共存のもとで、わが国の経済、財政と国民生活はかつてない厳しい状況にあります。したがって、五十一年度予算がこれらの難題の解決に当た……

第77回国会 予算委員会 第29号(1976/06/25、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、捜査当局が大久保を逮捕されたことに対して賛意こそ表すれ、決して異議を申し上げるものではありません。非常に結構だと思っております。思っておりますが、この国会で証人に出られた方々はまだ大久保に準じて相当偽証の疑いが多いのでありますから、まあわれわれの側からすれば、全部逮捕していただいてもいいというくらいにも考えておるのでありますが、それはそれといたしまして、やはり手続がひとつ問題ではないかと思うのでございまして、私ども国会の中でも、いまを去る二月十七日、三月一日と二回ここへお呼びをして、これはもう明らかに偽証をおやりになっているという状況判断はできたのでありまするけれども、……

第77回国会 予算委員会 第30号(1976/07/06、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 最初に、法務省が、前、大久保逮捕に関するわれわれ予算委員会の理事会で要望をいたしましたこの通知書の文書の形式等も正常な形に改めていただきましたし、なおまた、われわれ国会における予算委員会のこの証言をもとにして逮捕をされたというその関係上、やはり予算委員長等に事前に通告を、連絡をすべきじゃないかというそういうわれわれの要望もいれられて、予算委員長に通告の態度をとられた。たまたま委員長不在のために、与党筆頭理事の小山氏にその話を通じられた。こういう二つの態度をおとりいただいたことは非常に結構だと思いまして、私ども率直にその労苦を感謝するものであります。こういう重大問題は、後でも言……

第77回国会 予算委員会 第31号(1976/07/16、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 ほんの一問だけ御質問をいたします。  この予算委員会における二月十六日の小佐野賢治証言についてでありますが、そのときの証言はアメリカの上院多国籍企業委員会におけるコーチャン証言とは異なっておることが明らかであります。この問題について捜査当局は小佐野証言の偽証について調査を現在お進めになっているかどうか、これをお伺いをしておきたいのであります。
【次の発言】 この予算の委員会で都合四日間にわたり証人の喚問をしたわけでございますが、その中で、若狭証人、檜山証人、大久保、伊藤証人、それから同じく渡辺証人はこれはロッキードの特別委員会でありまするが、このうちの檜山氏は偽証ではございま……

第78回国会 外務委員会 第8号(1976/10/29、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 法眼さんそこに座っているから、あなたにひとつ質問しましょう。  例の済州島の開発の問題で、第七閣僚会議か第六閣僚会議で日韓協力で済州島の開発をやるということを決定をして、それであなたのところと運輸省あるいは通産省等関係省が共同して済州島の開発の調査に着手せられたはずだけれども、一体その後の調査の結果はどうなったのか、ちょっとひとつお聞かせを願いたいと思う。
【次の発言】 あなたの前だからといって、事業は引き継いでいるんだろうから、人がかわったから知らぬといって、機関は一つだから。大分国費を使って、そして閣僚会議に基づいて調査をして、それでその中には、何か無税にすればよろしいと……

第78回国会 予算委員会 第1号(1976/09/30、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 三木総理大臣にお伺いいたしますが、九月二十七日の本会議場におけるわが党の石橋政嗣氏の質問に答え、総理は、野党が国民の納得するようないわゆる政権担当の用意を示しておったならば、日本の政党政治の事態はもう少し変わっていたかもしれぬが、しかし現在も野党に政権を渡せという世論の高まりは見られない、こういうふうに答弁をしておられるのでありますが、これは野党第一党の存在を無視し、自民党の永久政権を正当化するファッショに通ずる思想と思うが、どうか。社会党は現在衆議院百十二名であります。参議院六十二名であります。自民党に続く第二党であります。第一党の自民党が重大な失敗を犯し、政権担当の能力を……

第78回国会 予算委員会 第3号(1976/11/02、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 証人小佐野賢治君偽証告発に関する件、右の件について次の動議を提出いたします。  五党代表日本社会党小林進、同日本社会党楢崎弥之助、日本共産党・革新共同寺前巖、公明党山田太郎、民社党小平忠、新自由クラブ田川誠一。昭和五十一年十一月二日。     動  議  去る二月十六日の予算委員会において、小佐野賢治君が証人として宣誓の上行った証言は、議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律第六条に該当するものと認め、同法第八条により本委員会の決議をもって告発する。     理 由  右の小佐野君の証言は、米国上院外交委員会多国籍企業小委員会におけるコーチャン証言、国会における質疑で明ら……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第9号(1977/05/11、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 ちょっと関連でお伺いいたしますけれども、時間もありませんから、ほんの要件だけをちょっと申し上げます。声は大きいのですけれども、決して腹は悪くありませんから、どうぞリラックスしてお聞き願いたいと思います。  ここにあなたが検察庁でお答えになったという若干の資料があるのであります。その中では、あなたは、中曽根代議士が上座に座ってから、中曽根さんが、あなたにまで心配をかけたことを児玉先生から聞いたが申しわけない、こう言われたということで、中曽根さんの始終児玉先生という言葉をお使いになっていたということがあなたの証言の中に出ております。先ほどもその質問出ましたが、何か記憶がないという……

第80回国会 予算委員会 第2号(1977/02/07、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 三十八年以来の豪雪でございまして、この雪のために北海道から鳥取に至る十三の道と県が雪の被害を受けて、実に惨たんたる状況を呈しておるのでございますが、まだこれに対して政府は対策本部も設けられていないようでありまするが、これは一体どうなっておるのか。被害地域の住民は、福田総理は何しろ群馬の産でいらっしゃる、上州の空っ風とかかあ天下には大変経験を積んでいらっしゃいますけれども、どうも雪に苦しむ住民の悩みというものにはやや理解が足りないのではないか、これがどうも政府のこの対策がいまなおおくれているゆえんではないかということで、大変心配をしているわけでございます。  そこで、時間もあり……

第80回国会 予算委員会 第10号(1977/02/18、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 質問に移ります前に、ひとつ資料の要求をしておきたいと思うのでございます。  第一番には、外務大臣に対する資料要求でございますが、金大中事件がKCIAのしわざであるということ及び日本の政財界に相当の賄賂が飛ばされておることなどの一連の不正事件に関し、日本の外務省に対し昨年中に正式に回答を寄せているというレイナード氏の発言があるのであります。これはこの予算委員会においても、あれは一市民の発言等というようなことで軽く扱われて、こういうレイナード氏が外務省に正式に回答を寄せているなどということは一言も外務筋から述べてこなかった。しかし、御本人はちゃんと正式に回答を寄せていると発言され……

第80回国会 予算委員会 第12号(1977/02/23、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 申し上げるまでもないことでございますが、予算委員会における総括質問が済んだ最後の積み残しの質問というのは、大体総括で出ましてまだ未解決の問題をその最後の一日で解決をいたしまして、後に仕事が残らないようにして明日からの一般質問に入ろう、こういうことで、あえてこういう予備日が一日設けられた。どうも先ほどからの質問を聞いておりますと、この積み残しの一日を持った理由が一つもない。理事会に諮ります、また一般質問に譲ります、後日に譲ります、これでは私どもがせっかく設けた積み残し処理の目的がやや逸脱しているのではないかと私は思います。これは委員長においても十分ひとつ御考慮をいただいて、問題……

第80回国会 予算委員会 第20号(1977/03/05、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 福田法務大臣にお伺いいたしますが、あなたは二十四日の予算委員会でこういう発言をしておられます。「行政府の長官といたしましては、議院の方でお決めになっても、やはり法律というものが現存している以上はその法律を守るのが私の責任だと考えておりますので、」云云、またロッキード特別委員会では「法律においてはそういうことはしないことに決まっておるのでございます。」云々と言っておられまするが、これは非常に重大な発言であると思うのであります。「議院でお決めになっても」ということは、ロッキードに関する両院の議決、議長裁定、またはロッキード特別委員会の決定等を指しているものと思わなければならぬので……

第80回国会 予算委員会 第25号(1977/03/18、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 限られた時間でございますので、簡単に積み残しの問題について締め上げの質問をいたしたいと思います。それが締め上げ切らなければ、ここで長々と寝せていただくこともあることもあらかじめお含み置きをいただきたいと思うのでございます。  まず、それに先立って、明日、総理はアメリカへお立ちになるのでございますから、アメリカにお立ちになるに先立って、二つだけ要望を込めた御質問をいたしておきたいと思うのでございます。  一つは、やはり在韓米軍の撤退の問題でありますが、自民党の中で、在韓米軍の撤退について大変反対であるという、そういう運動が根強く続けられておる。具体的には、青嵐会等が百数十名の署……

第80回国会 予算委員会 第26号(1977/03/30、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は総理に、日米首脳会談の内容について、問題を五つばかりに整理をしながら御質問をいたしたいと思うのであります。  予算の審議中アメリカに行かれて御苦労さまでございましたが、その会談の内容については、やや賛成すべきところもありますが、まだまだ疑問とする諸点が幾つも並んでおります。その疑問とする点を、時間がありませんからまず申し述べて、総理の御意向を承りたいと思うのであります。  まず第一問は、これは米日両首脳儀礼のアクションでございましょうが、アメリカ大統領は日本を国連安保常任理事国にひとつ推薦をしたいというお話、日本の首相は大統領夫妻の日本への招待を口にせられた。この二つのエ……

第82回国会 商工委員会 第4号(1977/11/01、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 外務大臣にお尋ねをいたしますが、ただいま審議に入りましたこの特別措置法の母体でありまする日韓大陸棚協定の問題につきまして、中国政府の方から大変強い抗議が寄せられておりますが、この問題について、一体外務大臣、政府はどうお考えになっているのか。最近、中国を訪れた藤山前日中議連の会長に対し、李先念副首相は、日本の政府はこの大陸棚協定についてうそを言っている、こういう明確な指摘がありまするし、中日友好協会の会長である廖承志氏は、もっとこれを具体化して、外務大臣はこの問題に対して中国の了解を得ていると言うがこれは全くうそである、鳩山外務大臣はうそを言っている、こういうふうに具体的に名前……

第82回国会 予算委員会 第2号(1977/10/11、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 総理にお伺いをいたしますが、日中共同声明が発せられてからすでに五年の歳月が経過をいたしておりますが、今日なお平和条約の締結ができていないのであります。共同声明の第八条に「日本国政府及び中華人民共和国政府は、両国間の平和友好関係を強固にし、発展させるため、平和友好条約の締結を目的として、交渉を行なうことに合意した。」ということがありまして、もはやいま当然これができていなければならないわけであります。特に立法府の一員といたしましてまことに遺憾にたえないことは、この共同声明が出された直後であります昭和四十七年の十一月八日、参議院においては同じく十一月の十三日であります。「共同声明に……

第82回国会 予算委員会 第5号(1977/10/14、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 私に与えられた時間は十二分でございまして、十二分ではどうしても質問になりませんので、かいつまんで二つだけ申し上げます。しゃべっていると十二分過ぎますから。  やはりわれわれ日本にとっては韓国の経済の動きが一番気になります。そこで一つは、私はいまの藤野さんが韓国で――これはちょっと事件が違うかもしれませんよ、言葉じりをとらえぬでください。何か韓国の横断鉄道の電力化の問題で大変苦労されて、相手はフランスの企業であって、大変努力されたが最終的にはフランスに負けて、その事業の入札は落とせなかった。勝った話はどこでも聞きますけれども、韓国で負けたという話は珍しいものでございますから、し……

第82回国会 予算委員会 第6号(1977/10/15、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 公営競技の第二次の調査会を設置する意向があるかどうかという私の質問であります。  これはことしの二月、三月、三回にわたる質問でありますが、その質問に答えて二月の十八日、総理は「公営競技に関する御所見をいろいろ承りまして、非常に私も裨益するところが多かったと、こういうふうに思います。調査会の設置につきましては、小林委員の御意見も重要な資料といたしまして、早急に考えたいと、かように考えます。」このようにお答えになりました。 だから、調査会の設置について早急にやりたい、かように考えておりますと言われたのでございますが、その後これが一体どのように具体化したか、総理にお伺いをいたしてお……

第82回国会 予算委員会 第7号(1977/10/17、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 私の質問に対してただいま外務大臣から御答弁がありましたが、私はいまの御答弁はいささか前回の答弁よりは前向きであるということだけは認めるのにやぶさかではございませんが、まだ二、三疑点が残るところがございますので、あえてこの問題をひとつ総理に御質問をして、明快な回答を得たいと思うのであります。  第一点は、御承知のとおり、外務省元アジア局長、いま聞きましたら、審議官で相当高位の地位にいられるそうでございますが、この人が覇権問題を解説をいたしました。いま外務大臣の言われたとおり、元総理大臣、それから元外務大臣、官房長官等が中国へ行かれて、この日中共同声明の第七項というものをお決めに……

第84回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1978/03/01、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、まず委員長にお伺いをいたしたいと思うのであります。  それは、われわれ理事会の前回の話し合いに基づいて、いわゆる灰色と言われる四人の方々に、このロッキード特別委員会の証人台に立つ意思があるかどうかということを確かめていただくという、その申し合わせに従って四人の方の意思を確かめられた、その御報告がございました。先ほどございました。で、四人の方々ともこのロッキードの委員会の証人台に立つことを拒否をせられた。その理由は二つある。一つは、目下公判進行中であるから、これに影響を与えるおそれがあるので出ない。第二番目は、一切の捜査資料が示されない限り、どうも証人台に立った四人の方々……

第84回国会 社会労働委員会 第11号(1978/04/11、34期、会派情報なし)【政府役職】

○小林説明員 最近の雇用情勢について申し上げます。  私ども手元の資料としまして、労働省の毎月勤労統計調査を見ましても、この数年、雇用情勢はきわめて厳しい状況にあるわけでございますけれども、特に昨年の後半から、全体的な数字としまして、ずっと減少傾向にありましたのを、ことしに入りまして一、二月やっと下げどまったというような状況でございます。  ただし、その産業別の状況を見ますと、精密機械のごとく一貫して増加傾向をたどってきている業種、あるいは建設関係のごとく、ことしに入りましてから増加に転じたというところもございますけれども、鉄鋼、化学、繊維というのは、なお引き続き減少をたどっているというふうな……

第84回国会 予算委員会 第4号(1978/02/01、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、第一問といたしまして、日ソの問題について総理大臣にお伺いいたしたいと思うのであります。  ソ連との平和条約交渉に行かれた園田外相に敬意を表します。  私は、一九一七年、ソ連の社会主義革命が成功したときは満七歳でありましたが、世界で初めて労働者、農民の国家ができたということで大変喜んでいる大人の姿を見て、子供ながらにも感激をした、その記憶がいまでも気持ちの中にあります。そして、中学の三年ごろから社会主義の研究に入り、ますますソ連邦に興味と敬意を感じてきたのでありまして、いわば、だれよりもソ連派でございます。したがいまして、私のこれからの質問は、決して反ソ的な気持ちで物を言……

第84回国会 予算委員会 第12号(1978/02/14、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、政府の、F15及びP3Cが戦力ではないというこの回答をいただきまして、いまさらながらに、そのうその大きいことに驚いておるのであります。  そこで私は、一言だけ申し上げておきたい。それは朝鮮戦争が勃発したときに、マッカーサー氏は、当時吉田首相に対して七万五千人の自衛力をつくることを指示をいたしました。吉田氏はこの指令を受けて一九四九年警察予備隊をつくったことは、これは皆様御承知のとおりであります。そのときに、マッカーサー元帥の側近であった米軍事顧問団の幕僚長フランク・コワルスキー大佐がそのことを日誌にこう書いている。「これから時代の大うそが始まろうとしている。日本の憲法が……

第85回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号(1978/10/18、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 福永一臣議員の証人喚問につきましていま委員長から若干の御報告がございましたが、何か少し聞き漏らしたけれども、今年中はだめだというふうな発言ではなかったかと思うのであります。そんなことはゆめにも考えられないことでございますので、まだ私は委員長の言われたことが何かの間違いではないかと思うのでございまして、この問題についてお伺いいたします。  証人喚問については、公判に影響のない時期が非常に重要なポイントだということで、それは一体いつなんだと言ったら、まあ第八十四国会でございますか、六月何日かに終わりましたが、その国会中には間に合わないけれども、終わった七月ないし八月ころには影響が……

第85回国会 予算委員会 第5号(1978/10/06、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、与えられた一時間半で多くの質問を持っておりますので、若干要旨が緻密を欠いて粗雑になるかもしれませんけれども、言葉の足らざるところはひとつ政府側でよく判断をしていただいて、的確にして要領のいい回答をしていただきたいと思います。  まず第一に外交問題でございますが、私は、園田外交にはいままでの官僚外交とは違った、二味も三味も味のよい外交をやっていただいたと、これは率直に感謝をいたしたいと思います。もちろんその内容は何かといえば、第一は、日中平和友好条約を締結された。第二番目には、国連の軍縮総会において、いままでの官僚大臣のやり得ない非常に国民の魂を打つ演説をおやりになった。……

第87回国会 外務委員会 第6号(1979/04/25、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、本日は総理大臣の出席を求めていたのでございますけれども、総理はまだお見えになりませんか。委員長、これはどうなっているんでしょうな。  実は、後でも質問しますけれども、五月の二日には総理はカーター会談においでになる。これは重要会談です。ですから、そういう大きな任務を持って行くときには、やはり国民に向かって所信を表明していくというのが一国の総理大臣の基本的姿勢でなければならぬ。総理が国民に向かって、私は来月の二日にはアメリカに行きます、カーター大統領とこういう重大問題を話します、その場所をあえて提供するために私は総理大臣の招請を促した。私の親切なんですよ。そういう親切を受け……

第87回国会 外務委員会 第8号(1979/04/27、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 質問に先立って、委員長に一言お伺いいたします。  委員長は、この国際人権規約に関する政府側の説明をこの委員会でお聞きになりましたか。
【次の発言】 私は、残念ながら聞いていないのであります。私は、今次第八十七国会から外務委員を命ぜられて委員をやっているのでありますけれども、説明を聞いていない。国会というものは、それは陰では別として、正式にこの委員会で政府側の説明を受け、それに対して質問するというのがたてまえであります。聞いていない。なぜ聞いていないかというと、これは継続審議になっているからであります。だから、私ども新しく委員になった者は聞く機会がない。  一体継続審議というも……

第87回国会 外務委員会 第9号(1979/05/07、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 何しろわずかな時間でございますので、おいでいただきました先生方に全部御質問を申し上げたいと思いますので、私の質問が全部終わりましたら、順次先生方から御答弁をちょうだいいたしたいと思います。一問一答で参りますととてもなかなか時間内で消化できませんので、あらかじめ御了承をいただきたいと思います。  まず第一間でございますが、これはどなたと申し上げませんが、まず参考人の方の団長と思われる方から御答弁いただきたい。その方がいなければ、ひとつ皆さん御相談をいただいてお答えいただきたい。  第一は、私は皆さん方の御意見を聞いていますと、批准を早めるべきだということをおっしゃっておりますが……

第87回国会 外務委員会 第13号(1979/05/30、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 それでは、外務大臣が来るまでお待ちして、その間ひとつ捜査当局と法務省に、来ていますね、お伺いいたします。  五十年の十月二十九日に、予算委員会で、当時荒舩委員長ですが、私はそこで、金東雲という人はもはや公務員の地位を離れて民間人になったんだから、これはひとつ日本の政府に出頭をしていただいて、任意に出頭していただいて、そしてこの金大中拉致事件に対して証言を求めるような処置をしなさいということを要求した。大変もめたんですよ。もめたんですが、最終的には荒船委員長がこういう発言をしている。「先ほど小林委員から、金東雲事件に関し、本人の出頭を要請するよう要望がありましたが、私もごもっと……

第87回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第3号(1979/04/25、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 法務大臣にお伺いいたしますが、今朝私どもは、新聞を通じて、海部前日商副社長が偽証で再逮捕されたこと、それから海部メモがやはりわれわれの想像どおり海部自身の書いたものであることが明らかになったということが報道せられておるのでございますが、ただしかし、その海部メモの内容についてはまだ捜査当局の見解が述べておられないのであります。その内容について法務大臣はどういう御見解をお持ちになっているのか、まず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 私もその一部新聞の報道を見まして、あれは、大半はどうも正しいけれども、若干一部はあるいは間違いがあるのではないかという、これは私の政治的第六感で……

第87回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第4号(1979/05/09、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、日本社会党、公明党・国民会議、民社党、日本共産党・革新共同及び新自由クラブを代表して、次の動議を提出いたします。  本委員会に来る五月十六日午前十時三十分松野頼三君を、同日午後二時岸信介君を証人として出頭することを求め、本動議は直ちに本委員会において議決すべきことを要求いたします。  次に、動議提出の理由について申し上げます。  まず、松野君については、F4Eファントム及びRF4Eその他の航空機を導入するに当たり、政界工作資金として約五億円を受領したとして検察当局の事情聴取を受けたと言われています。したがって、その間の経緯について証言を求めるため、ぜひお呼び願いたいと存……

第87回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第6号(1979/05/24、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 きょうはひとつ国民の聞きたいことをお尋ねいたしますので、松野さんも、小林進じゃなくて国民にお答えをするという気持ちで真実を語っていただきたいと思うのでありますが、やはり問題は五億のお金のもらい方、使い方でございまして、いままでの大出質問に対するものではまだ国民は納得をしていないと私は思います。  そこで、順次お尋ねいたしますが、あなたは東京地方検察庁から本事件に関しまして事情聴取をされましたが、何回聞かれましたか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 たしか三回聞かれたというふうに聞いておりますが、具体的にいかがでございましょう、お答えできませんか。

第87回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第9号(1979/07/11、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 刑事局長にお尋ねいたしますが、いまの質問のやりとりを聞いておりますと、どうも中村長芳――川部氏はまだ参考人ですか、何かお調べになっていないというのでございますけれども、中村長芳の方は、これはドイツではございませんので、一体捜査当局はお調べになったことがあるのかどうか、これ一つだけお聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 きょう午前中からの証人に対する質問の中で、中村長芳、中村長芳、耳が痛いくらい出てまいりまして、この航空機輸入に対しては大変重要な人物であるということがさらに浮き彫りされたのでございますけれども、いまのお話では、そういうふうな答弁しかちょうだいすることができ……

第87回国会 予算委員会 第11号(1979/02/15、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 SECの報告書の中にコンサルタントの報告として――これはあなた顧問とおっしゃったが、あなたは顧問でも、SECの中にいるコンサルタントはあなたを指していることは、もうあなたもお認めになっておりますから、言葉の問題でなくお答え願いたいのでございますけれども、その中に、その報告書に日本政府当局者一人に一万五千ドルを渡したという意味にとれる文章がここにあるわけであります。でありまするから、SECはともかくコンサルタントから一万五千ドル日本の政府高官に渡した、けれども、それに対する領収証その他裏づけるものは来ていないが、というこういう報告書になっているわけでございまするから、これを素直……


35期(1979/10/07〜)

第89回国会 逓信委員会 第1号(1979/11/16、35期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、はからずも私が逓信委員会の委員長に選任されました。  御承知のとおり、当委員会は、郵政関係、電気通信関係及び電波・放送関係とその分野が多岐にわたり、国民の日常生活にきわめて密着した重要なる逓信行政を所管しており、その使命はまことに重大でございまして、その責任の大きいことを痛感いたしておる次第でございますが、委員長たる私は、皆様御承知のとおりまことに浅学短才であり、それに加うるに、この行政については全くの素人であります。幸い当委員会には練達堪能な方々ばかりであり、その上、特に人格、識見まことに優秀な方々……

第90回国会 逓信委員会 第1号(1979/11/26、35期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  逓信行政に関する事項  郵政事業に関する事項  郵政監察に関する事項  電気通信に関する事項  電波監理及び放送に関する事項 以上の各事項について、議長に対し、国政調査の承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 逓信行政に関する件、特に国際電信電話株式会社に関する問題について調査を行います。  この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  本件調査のため、本日、国際電信電話株式会社取締役社長……

第90回国会 逓信委員会 第2号(1979/11/28、35期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  電波法の一部を改正する法律案を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。郵政大臣大西正男君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。野口幸一君。
【次の発言】 これにて質疑は終了いたしました。
【次の発言】 討論の申し出がありませんので、これより採決に入ります。  電波法の一部を改正する法律案について採決いたします。  本案に賛成の諸君の御起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  ただいま議決いたしました本案に関する……

第90回国会 逓信委員会 第3号(1979/12/11、35期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  逓信行政に関する件  郵政事業に関する件  郵政監察に関する件  電気通信に関する件  電波監理及び放送に関する件 以上の各件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 この際、御報告いたします。  去る十一月二十六日の委員会において、参考人国際電信電話株式会社社長古池信三君及び同社前社長室参与保田重貞君に対し、武部委員及び野口委員が、石野議員に商品券を贈り返却された件について、事実……

第91回国会 逓信委員会 第1号(1980/03/05、35期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  逓信行政に関する事項  郵政事業に関する事項  郵政監察に関する事項  電気通信に関する事項  電波監理及び放送に関する事項以上の各事項について、本会期中、その実情を調査し、対策を樹立するため、関係各方面からの説明聴取及び資料要求等の方法により国政調査を行うこととし、議長にその承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 逓信行政に関する件について調査を行います。  まず、郵政大臣の所信表明を聴取いたします。郵政大臣……

第91回国会 逓信委員会 第2号(1980/03/06、35期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  逓信行政に関する件について調査を行います。  質疑の申し出がありますので、これを許します。木下敬之助君。
【次の発言】 これをもって木下敬之助君の発言は終わりました。  電電公社総裁から発言を求められておりますので、これを許します。秋草電電公社総裁。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午前十時五十分散会

第91回国会 逓信委員会 第3号(1980/03/19、35期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  逓信行政に関する件について調査を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。野口幸一君。
【次の発言】 久保等君。
【次の発言】 次に、武部文君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。田中昭二君。
【次の発言】 鳥居一雄君。
【次の発言】 次に、藤原ひろ子君。
【次の発言】 藤原委員に申し上げますが、いま郵務局長はこの委員会に向かってもっぱら精力的に進行中だそうでございますが、来ますまで待ちますか、他の質問に移っていただきますか。
【次の発言】 お待ちになりますか。それではそのように措置いたします。……

第91回国会 逓信委員会 第4号(1980/03/27、35期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。森中守義君。
【次の発言】 委員長から、特に平野電波監理局長に忠告をいたします。  質問者は、二月十九日に政府に提出せられた法案が本委員会にかかる三月十七日まで約一カ月間の空白があるが、その空白はどういう理由かということを聞いておるのでありますから、あなたの答弁は答弁になっておりません。限られた時間内でありますから、いま少しまじめに答弁をやってください。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。

第91回国会 逓信委員会 第5号(1980/04/02、35期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  小委員会設置に関する件についてお諮りいたします。  先ほどの理事会におきまして御協議願いましたとおり、電波・放送に関する調査を行うため、小委員十二名からなる電波・放送に関する小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、小委員及び小委員長の選任並びにその辞任及び補欠選任につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  小委員及び小委員長は追って指名し、公報をもってお知らせいたしま……

第91回国会 逓信委員会 第6号(1980/04/09、35期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。  この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  本件審査のため、本日、日本民間放送連盟事務局長泉長人君の御出席を願い、意見を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。堀之内久男君。
【次の発言】 堀之内委員に申し上げます。発言を求めて発言してください。堀之内君。
【次の発言】 それでは、須藤参考人には大変御苦労さまでした。御退席いただいて結……

第91回国会 逓信委員会 第7号(1980/04/10、35期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。  質疑の申し出がありませんので、本件に対する質疑はこれにて終局いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、討論の申し出がありませんので、直ちに採決いたします。  放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件について採決いたします。  本件を承認すべきものと決するに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本件は承認すべきものと決しました。
【次の発言】 ただいま議決いたしました本件に対し、左藤恵君外四名より附帯決議を付すべしとの……

第91回国会 逓信委員会 第8号(1980/04/16、35期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  国際電信電話株式会社法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案審査のため、本日、国際電信電話株式会社から参考人として御出席を願い、意見を聴取することとし、その人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。森中守義君。
【次の発言】 参考人に申し上げますけれども、外部のそんな不規則発言に答える必要はありませんから、問うている質問者にきちっと答えてください。

第91回国会 逓信委員会 第9号(1980/04/23、35期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  国際電信電話株式会社法の一部を改正する法律案を議題といたします。  この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  本案審査のため、本日、参考人として国際電信電話株式会社及び同社労働組合並びに監査法人朝日会計社から御出席を願い、意見を聴取することとし、その人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。米田東吾君。
【次の発言】 この際、午後零時三十分まで休憩いたします。     午……

第91回国会 逓信委員会 第10号(1980/05/07、35期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  国際電信電話株式会社法の一部を改正する法律案を議題といたします。  この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  本案審査のため、本日、国際電信電話株式会社から参考人として御出席を願い、意見を聴取することとし、その人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。武部文君。
【次の発言】 次に、西村章三君。
【次の発言】 次回は、来る十四日午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会す……

第91回国会 逓信委員会 第11号(1980/05/14、35期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  国際電信電話株式会社法の一部を改正する法律案を議題といたします。  この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  本案審査のため、本日、国際電信電話株式会社から参考人として御出席を願い、意見を聴取することとし、その人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     「異議なしと呼ぶ者あり〕
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。吹田ナ君。
【次の発言】 次に、鳥居一雄君。

第91回国会 逓信委員会 第12号(1980/05/15、35期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  郵便法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、これを許します。畑英次郎君。
【次の発言】 次回は、来る二十七日午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午前十一時四十七分散会


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 法務委員会 第1号(1980/10/15、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 限られた時間でございますから、簡略に質問したいと思います。  第一問は、やはりあなたの憲法問題に関連する発言について私自身が腑に落ちない問題の一、二について御質問をいたしたいと思うのであります。わが党の稲葉委員の質問に答えた八月二十七日のあなたの御答弁ですが、これを見ますると、至るところに、私個人の考え方としてはとかあるいは政治家個人として私は云々という、こういうまくら言葉がついている。一体これをつけた場合とつけない場合の効果はどう違うのでありますか、ちょっとお教えいただきたいと思います。
【次の発言】 結論から申し上げますと、公人が公式の場所において発言したものは、私個人の……

第93回国会 法務委員会 第2号(1980/10/22、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 法務大臣にお伺いいたしますが、先般の当委員会において、書面をもって御回答願いたいという問題を私は提起いたしてまいりました。それはほかでもございません、行政と検察の争いの問題、具体的に言えば、大橋法務大臣と当時の最高検の次長検事木内氏との理論闘争の問題について、法務省と検察庁との間に重大なる意思の相違がありました。それについて、ひとつ最終的な御回答を得たいということを私は注文いたしておきました。まだ書面は出てまいりませんが、どうなっているのか、お伺いいたしたいと思うのであります。
【次の発言】 法務大臣、それでよろしゅうございますか。

第93回国会 法務委員会 第3号(1980/11/05、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 まず委員長に御質問をいたしたいのでありますが、夕べの夕刊でございますか、何げなしに見ておりましたら「衆院議院運営委員会は四日の理事会で、松野頼三元防衛庁長官の偽証告発問題の取り扱いを協議した結果、法務委員会に舞台を移して折衝を続けることで与野党が合意した。」なおその次に「自民党側は法務委員会が松野問題を所管事項として審議するならあえて反対しない」これは法務委員会で松野問題を取り上げることに賛成をしたという表現でございますが、これに対して「野党側は「松野問題でなく松野証言問題だ」と反論したが、法務委に所管を移すことでは一致した。」こういうふうに載っておるのでございまして、この議……

第93回国会 法務委員会 第5号(1980/11/11、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 聞くところによりますと、当委員会は一週間三回やって、火曜日と金曜日には法案の審議、それから水曜日は一般質問、こういうことだそうでございまして、きょうは法務大臣お見えになっておりまするし、しばらくぶりでひとつ格調の高い質問をやりたいと思いましたが、残念ながらきょうは法案日だということでございまして、一般質問ができないということで、これは残念でございますが、ついては、法案に対する審議に対して私は、きのうからやかましく大蔵大臣と総理府長官、この出席を要望いたしておりました。これは委員長に要望いたしたわけであります。ずらっと顔を見ましたところ大蔵大臣もお見えにならない、総理府長官もお……

第93回国会 法務委員会 第6号(1980/11/12、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 委員長にお伺いいたしますが、先般からこの委員会でもお願いいたしておきました例の衆議院の議運で取り扱いました松野代議士に対する法務委員会――あるいは偽証告発問題と野党は言い、与党は松野問題というふうに若干のニュアンスが違うようでございますが、この法務委員会で取り扱うことにおいては、積極、消極の違いはあっても支障はないというふうな話し合いになっているというのでありまするけれども、これを受けて当委員会はどう扱うことに決まりましたのか、お伺いをいたしたいと思うのであります。
【次の発言】 いまの委員長の御発言によりますと、そうすると、これはまだ当委員会理事会としては決定していない、い……

第93回国会 法務委員会 第7号(1980/11/26、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 いまの稻葉さんの質問を聞いておりまして、ちょっと私の聞き違いであるかもしれませんから、この点ひとつ質問をし直してみたいと思うのであります。  いま稻葉さんは、泰道代議士の選挙違反の冒陳の削除、訂正の問題やら富士見病院やらあるいは証券金融等の問題でなかなか格調の高い御質問があったのでありますが、最後に、どうも政治家が絡むと捜査当局は腰倒れをするような疑点を国民に与えているから、いま少ししっかりするように法務省ですか行政当局で指導せい、監督せい、何かそういう言葉があったように聞いた。これはもしそうであるならば、私はそこにこそ非常に危険があると思うのでございまして、捜査当局は法務大……

第94回国会 災害対策特別委員会 第3号(1981/01/28、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、国土庁長官に、このたびの豪雪と従来との違いについて認識をしていただくためにちょっと申し上げておきたいと思うのでありますが、積雪量その他については三十八年あるいは二十年と差がない、むしろそれ以上かもしれませんが、その中でも違いのあることの第一は、  今度の豪雪は、新潟県等はもう十二月の中旬から来た。福井、富山等も十二月の二十七日あたりからこの豪雪が始まった。例年よりは早過ぎた。しかも年末だった。こういうようなことで不意に訪れた。そういうわけで、雪が余りにも早過ぎたということが一つだ。  それからいま一つは、ともかく去年十二月中旬あるいは下旬から、あるいはことしの一月の十五……

第94回国会 社会労働委員会 第20号(1981/07/30、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、医学の問題は全く素人でございまして、なおかつ言葉を知りません。あるいは先生方に失礼なことを申し上げるようなことがありましても、ひとつあらかじめお許しをいただきたいと思うのでございます。  社会党でございますが、社会党は、この丸山ワクチンに対しましては党議によってこれを保険薬として採用すべきであるということを決定をいたしております。その決定に基づきまして昨年末、わが党の飛鳥田委員長が鈴木総理と党首会談をやるときに幾つかの重点項目を並べましたが、その中で、この丸山ワクチンを早期に採用することも党首会談の重大な項目として話し合いをいたしました。これに対して鈴木総理も、これを受……

第94回国会 法務委員会 第1号(1981/02/25、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、きょうは一時間半という時間をちょうだいして、その時間割りで質問しようと思って実は計画してきたのでありますが、ここへ参りましたら、どうも山崎君と理事から強力に、時間を縮減をして一時間でやれというのでございまするから、私の質問の構成もまたぐるぐると変えなくちゃならない。こういうのもやはり言論の圧迫の一つでございまして、なるべくこういうことは言論の府においてはやらないようにひとつ御注意をしていただきたいということを事前に申し上げておきます。  ところで、私の用意いたしました質問の第一は、法務大臣が二十二日、これは静岡の何とかという自民党のパーティーでございましょうか、そこでや……

第94回国会 法務委員会 第3号(1981/03/03、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 大臣、社会党は毎年十二月になりますと、各代議士の希望を募りまして、それで委員の入れかえを一年に一回ずつやるのです。それで、わが党の中では一番希望者の少ないのが懲罰委員でございまして、その次が法務委員なんです。なかなか希望者がないのです。それで結局その割り当てられた委員を満たす意味において、私のような古い余り党内で役に立たないのが希望者のない委員会に割り当てられるということで、そんなわけで、私も強いて希望したわけじゃないし、私は法務行政は全く素人なんでありまするけれども、そういう党のやりくりで求めずして法務委員にならせられたということでございます。したがいまして、私の質問はあく……

第94回国会 法務委員会 第7号(1981/04/22、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 今朝の新聞に関連をいたしまして御質問をいたしたいと思うのでございます。  まず第一番目に、裁判官の事犯に関係して、戦後でよろしゅうございますが、一体どれだけ訴追をされて、そのうちから一体どれだけ弾劾裁判所に回って、その結果、シロ・クロになれた事件がどれくらいあるか。いまここでおわかりになりましたら、ちょっと教えていただきたいと思うのです。  なお、現在まだ訴追にかかっている事件がどれくらいあるか。あわせてこれもひとつお伺いいたしたいと思うのでございます。
【次の発言】 私は素人の立場で申し上げるのですが、裁判官の行動といいますか、日常生活といいますか、そういうものに対する社会……

第94回国会 法務委員会 第8号(1981/04/24、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 それでは第一問として、これは委員長にお伺いすればいいのか、法務大臣にお伺いすればいいのか、どなたでもいいや、お答え願いたいのですけれども、この商法の改正というものが、商法、商行為に関する法案が法務委員会にかかる理由、これがわからない。本来、この会社法だとか商法だとか、商法に基づく商行為などというものは、これは国会で言えば商工委員会ではないか、また、この改正せられる法律そのものを事実動かし、あるいは監督し、その行為を見ているものは通産省ではないかと私は思うのです。これは私は担当大臣は通産大臣がしかるべきではないかと思うのだな。その商行為に関する法案を何で一体法務委員会へ持ってこ……

第94回国会 法務委員会 第10号(1981/05/06、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 私に与えられた時間はわずかに十分でございますので、ごくかいつまんでひとつ三先生に質問を申し上げたいと思うのでございますが、第一番目には、経団連の小委員長さんにお伺いいたしたい。  企業というものは、会社というものは、もうければ正しい。損して赤字を出せば、これは間違いなのだ、これは不正なのだ。でありまするから、会社の本体はもうけるか損するか、そのためにはときに手段を選ばずという形にならざるを得ない。この意味において私は会社性悪説なのです。会社というものは悪いのだ。社会正義なんて言ったのじゃ、企業はもうからないのであります。会社性悪説。刑法のたてまえは、御承知のとおりに悪意の推定……

第94回国会 法務委員会 第12号(1981/05/12、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 ともかく、ぼくは大変自分が不満に思っておることからぶつけます。ぼくだって二日分くらいこれを勉強してきているのですよ。本当に一月もかかって勉強しているのだ。それをたった四十分か二十分でやれというのだから、神わざでもできないのだ。だから率直にぼくは不満から先にぶつけますけれども、四十九年に商法を改正せられてから自後、この法律改正のために、国会提出までどういうような経緯を経られたのか。これはうちの稲葉理事の質問にも若干あったようでありまするけれども、関係団体それから利益団体その他に対してどういうふうな調査を依頼したり、アンケートを出したり、意見を聞いたりされたか、その経緯をひとつ私……

第94回国会 法務委員会 第15号(1981/05/22、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 何しろ、私はこれを八時間ぐらいやるつもりで楽しみでいたら、たった三十分だというのだ。三十分じゃ大した質問もできません。  そこで大臣、憲法二十二条のあなたの解釈をちょっと教えてくださいませんか、これは主権に関する重大問題でございまするから。
【次の発言】 この問題について議論したのじゃ大変ですけれども、最高裁の判決の中にも多数意見と少数意見の二つに分かれている。これはこれからの入管法の審議をする上においてわれわれの哲学的議論の基礎をなすのでありますから、どちらの説をおとりになるか、それも含めて、いわゆる信念、哲学に基づいた法務大臣の御答弁をひとつ願っておきたいと思うのでありま……

第94回国会 法務委員会 第16号(1981/05/27、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 外務大臣、御多忙の中、当委員会に御出席をいただきまして感謝を申し上げます。たしか時間は十五分という全く短いのでございまして、この点は若干不満はありますけれども、御都合もありましょうから、駆け足でまず外務大臣から御質問を申し上げたいと思います。  インドシナ難民問題に関連をいたしまして、日本政府の首脳がこの問題に関与されたのが数項目あるのでございまして、第一には七九年の六月、東京サミットで、亡くなられた大平首相がこれに関連をしてここで特別声明というものを発せられた。これは総理が関係された。続いてその年の七月に、ジュネーブでインドシナ難民問題国際会議が開かれた。そのときには、ここ……

第94回国会 予算委員会 第13号(1981/02/20、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、今冬の東北、北陸、中部を中心とする豪雪、これは三十八年の豪雪をはるかに凌駕をいたしておりますが、社会党の豪雪・雪害対策委員長といたしましてずっとこの地域を実際に見てまいりまして、地元の方々とつぶさに御意見を闘わしながら今日に至っておるのでございますが、その調査の結果に基づいて、限られた時間、御質問をいたしたいと思います。  第一番目には、折損木、倒木に関する問題でございまして、ことしの大雪は例年にない非常に重い雪が降りまして、そのために森林の災害というものは非常に大きいのでございます。これはもはや行政的には処置しかねるので、現在、与野党ともに、これは与党の方でも法律改正……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第10号(1981/10/28、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 大臣にお伺いいたしたいと思いますが、いまこの行革に上程をされている法律案が三十六でございますが、その中で厚生省が三つ、文部省が三つ、農水省七つ、大蔵省三、自治省八、運輸省三、国土庁五、通産省一、建設省二と、若干の違いがありますが、これぐらい各省所管の法律案が一括してここへ持ち込まれたわけでございますが、いま申し上げましたそれぞれの省には、その省をこの国会で主管して扱う常任委員会が全部あるのであります。しかも、いま申し上げましたこの三十六の法案は、それぞれの常任委員会で、長きは数十年にわたり、短きは数年にわたり、それぞれの専門委員が血を吐くような研さんを重ねてきた歴史があるので……

第95回国会 法務委員会 第3号(1981/10/23、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 大臣にお伺いいたしますけれども、供託されたお金というものは政府の金でございましょうか、人民といいますか、供託者のお金であるかどうか、そこら辺からひとつお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 ならば、供託したその人民、国民の金にいままで利息がつけられていたということは、国民の、供託者あるいはときには被供託者がその金を得る場合もありましょうが、いずれにしてもそれは関係者の一つの権利だ。利息をもらうということは大変な権利です。その国民の権利、供託者の権利を、無利息にするということは権利の剥奪であります。制限などというものじゃない、剥奪。そういう人民の権利を剥奪するというような恐……

第95回国会 法務委員会 第4号(1981/10/27、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 国会の常任委員会は、常任委員会を開くための国会法のルールというものがありますが、午前中に引き続いてという委員長の御発言でございますけれども、この委員会は国会法で定めていられるとおりの定員を一体充足しているのかどうか、まず委員長にお伺いいたしたいと思います。――委員長、御答弁ありませんか。
【次の発言】 ようやく定数がそろったようでありますから質問を開始いたしますが、それにいたしましても委員長、一言私はあなたに申し上げておきたい。  私も、何も意地悪くこういう処置に出たわけではありませんけれども、私もささやかながら常任委員長の経験もありますし、特別委員長の経験もあります。また、……

第95回国会 法務委員会 第7号(1981/11/13、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、きょう三時間の時間をやらせてもらうというので、三時間を予定して段取りをしてきたわけです。私の質問時間は何ぼだ。――それならばはしょらなければいけない。  私は、前段において法務大臣に実は三十分だけ御質問するつもりだった。はしょられましたから、私は残念ながら質問をやめますけれども、私は一応警告をしたいと思うのですよ。  あなたは前回も、例の靖国神社なり憲法改正の問題について、質問に答えたというのだが、法務大臣ではなくて個人として、そういう前置きをつけられた。これはあなたの答弁の非常にずるいところです。いつでも前置きをつけて、逃げ道をつくってそういう答弁をされる。今度の例の……

第96回国会 外務委員会 第4号(1982/03/31、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 それでは五分だそうでございますから、質問は山ほどありますけれども、本当に事務的な問題で、三月十一日でございますか、朝鮮半島経由の日中空路、成田と北京の空路開設の問題であります。これについては、いま御承知のとおり南回りで大変不便をしていること、上海をぐるっと北へ上がったりして不便で非常な時間を要しているのですが、新聞によりますと、これはバンコクにありますICAO、いわゆる国際民間航空機構、そこの理事長のコタイテという方が近くソウルに行かれて、成田―ソウル経由―北京の航空路開発の交渉をされる。これができると、北の方の朝鮮民主主義人民共和国の方の平壌ですかもその会談に同時に入って、……

第96回国会 外務委員会 第6号(1982/04/07、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 与えられた時間だけ簡潔にやりたいと思いますが、どうか関係各省、特に大臣もわかりやすく直截簡明に御回答をいただきたいと思うのでございます。  私は外務委員になってきょうが初めてでございますので、(「二遍目」と呼ぶ者あり)若干関連でやりましたのは原則に入りませんので、原則としては初めて。大臣の所信を承りたいという気持ちで質問をしたいのでございます。  いずれにいたしましても、私は、外交というものは哲学だと思っている。信念です。そして正義です。一貫した信念と哲学、これはやはり国を越えて世界の正義に訴え、世論に訴える、そういう迫力がなければ真の外交にならないが、どうも最近のわが日本の……

第96回国会 外務委員会 第8号(1982/04/14、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 関連。  ちょっといまの外務省の顧問の問題に関連いたしまして、井上先生の時間を一分ばかりお借りして関連質問いたしますけれども、この前百人委員会とかというものができ上がった。あの内容は御存じでしょうけれども、正確なことは忘れましたが、安保条約を改定をするとかあるいは日本の軍事力をもっと独立強化するとかあるいは憲法改正の条項もあったのではないかと思いますが、ともかく現わが日本の政府の進み方と大変違ったコースを歩む内容を中心とした百人委員会。ところがその百人委員会のメンバーを見ていると、この外務省のOBが入っている。しかもいま顧問のお話を承ってみると、法眼晋作などというのは外務省の……

第96回国会 外務委員会 第13号(1982/05/12、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 私の持ち時間は一時間でございますが、これが櫻内外務大臣ですと、あの人はなかなか正直で人柄もいいので一時間有効に使えるのだけれども、どうも宮澤さんがここに来られると、御承知のとおり宮澤さんは白を黒とも言い、黒を白とも言うテクニシャンでなかなか上手に逃げられるので、われわれとしては非常に悪いのが来たという感じですが、きょうはそのテクニックはやめて、そのものストレートでお答えをいただきたいと思うのでありますが、時間が時間ですから、ひとつ順序、序列はこだわらないで、そのものだけ順次質問を続けていきたいと思います。  第一問といたしましては、これは最近でありまするけれども、アメリカスリ……

第96回国会 外務委員会 第16号(1982/05/27、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、今度の第二回の国連の軍縮総会には、第一回と違いまして、何か、いまのところはまだ明確ではありませんけれども、イギリスのサッチャー首相も出るのではないか、あるいはミッテランはまだ明確じゃないそうでありますが、シュミットも出る、それからベルギーの首相、イタリーの首相等、ましてアメリカのレーガン大統領も、ここで格調の高い演説をやるために、いま心魂を傾けて演説の草稿を練りつつあるという。いま米ソの核競争の世界の世論をアメリカに引きつけたいということで大変苦労しているという。これは華々しい舞台になると私は思いまするし、言うまでもなく、また人類を挙げて、この核の恐怖、生命の恐怖にさら……

第96回国会 外務委員会 第17号(1982/06/02、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、この三条約、一つの国内法案を見まして、何というつまらない、くだらない条約もあったものだと思った。しかし、これがいわゆる国連の軍縮総会においでになる総理大臣に対するおみやげだから早く通せとなると、何でこれがおみやげになるのか、それもわからない。わからないのであります。率直に申し上げるけれども、こんなつまらない条約、これを読みながら、私はこの表面にちょっとメモだけさっさっとやってみた。メモだけでも、何だこいつは、米ソ二超大国のエゴだけからでき上がった条約じゃないかというのがまず第一番目だ。  それから、五十六年の四月十日以後四十八カ国が署名しているというけれども、批准したの……

第96回国会 外務委員会 第18号(1982/06/16、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 辻さん、あなたは外務政務次官ですかね。
【次の発言】 どうもあなたとは古いなじみで、きのうやきょうの仲じゃない。思い起こせばもう三十年にもなるけれども、あの労働省の薄暗い部屋の中でのこのこしているときからの友人だが、まさか外務省の政務次官とは、いまのいままで私は気がつかなかった。あなたに外交問題を質問するというのはどうも何か木に竹を接ぐようで、これは質問する方も板につかない、まことに残念ながら。そういうわけで、櫻内さんがASEANの方に行っておられるということも承知だけれども、外務大臣はかわりに宮澤君が大臣に任命されたというものだから、きょうは宮澤君と一戦を交えることを楽しみ……

第96回国会 外務委員会 第23号(1982/07/30、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 官房長官、外務大臣兼任だそうですが、私はこの問題について政府は三つの重大な錯誤を犯していると思うのです。  一つは、このいわゆる侵略論争の問題は、いま国際問題ですよ。対中国政府だけじゃない、台湾政府も厳しく反論している。あるいはこれは韓国ではなくて北朝鮮、いわゆる朝鮮民主主義人民共和国、香港、シンガポール、タイ、いまこの波はだんだん大きくなっている。世界的な規模に広がっているのですよ。これを政府は一体どんなぐあいに考えているのか。この認識が一つ大変な間違いです。  それから第二番目の間違いは、これを文部官僚に任しておるということだな。文部官僚は全部うそを言っているのです。全部……

第96回国会 建設委員会 第4号(1982/03/19、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 建設省にお伺いいたしますが、わが新潟県のここ数年の一年間の公共土木事業は、大体、千五百億円から二千億円と推定をせられるのであります。この一年間の工事量の大きな発注者は知事でありますけれども、その知事がその事業を受注する県下の土建業者を自分の後援会、正確に言えば北日本政経振興会という、五十一年に設立されてこれが政治団体としての届け出もされている、その政治団体に百五十社前後を会員に加入せしめて、そしてそこから多額の会費、寄附金を取っているというこの問題でございます。  ここは人の名誉にも関することでありますから、余りあいまいなことは言えない。五十四年度分の自治省に届け出たそれだけ……

第98回国会 予算委員会 第6号(1983/02/07、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、質問の第一に、倫理の問題に関しまして中曽根総理大臣に御質問申し上げるつもりで、実はこれだけ資料を用意いたしてまいりました。けれども、この質問台に上がりまして、若干心境の変化を来しましたので、一言だけ総理に申し上げておきたいと思います。  それは、五十二年の四月の十三日でありますが、総理は、そのときは自民党の幹事長でいらっしゃったと思ったのですが、この衆議院のロッキード特別委員会に証人にお立ちになったことがありました。いわゆる宣誓をされて、そして証言をなすった。主としてロッキード問題あるいは殖産住宅の問題あるいはその他いろいろございましたが、それが終わった後で、総理は一方……

第98回国会 予算委員会 第16号(1983/03/03、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 限られた時間でございますから、私は質問を文書にして読み上げることでなるべく無駄を省いていきたいと思いますので、ひとつ答弁くださる方もそのおつもりで答弁をいただきたいと思います。しかし、用意いたしました質問が限られた時間でおさまらぬときには分科会、分科会でおさまらぬときにはまた改めて所管の委員会に行きまして質問を継続してやりたいと思いますので、御了承いただきたいと思います。  まず第一番に、質問に入る前に委員長に一つ要望いたしたいと思います。  それは、理事会でもこの問題は取り上げられたそうでございますが、私はこの予算委員会における審議をずっとながめておりまして、腑に落ちないこ……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 外務委員会 第3号(1984/03/02、37期、日本社会党・護憲共同)

○小林(進)委員 限られた時間でございますので、私は項目だけ挙げて御答弁をいただきたいと思うのでございます。  一つは、予算委員会における中曽根総理の発言に対する外務大臣の御所見、これは後で言います。第二番目は、素朴な質問ですが、米ソは一体なぜ戦わなければならぬのか、これは国民はちっともわからない。これをひとつ国民にわかるようにお教えいただきたい。第三番目は、日ソもそうなんです。ソ連が何か日本を今にも侵略してくるような危険性ありだとか、あるいは膨張国家だとかいろいろ言うが、日本国民の側から見ると、一体日本とソ連の間に相戦わなければならない理由はどこにあるかわからない。四つ目は、去年の九月起こっ……

第101回国会 外務委員会 第10号(1984/04/25、37期、日本社会党・護憲共同)

○小林(進)委員 限られた時間でございますので、駆け足で御質問を申し上げます。  アメリカの大統領レーガンさんがいよいよ明日中国へ行かれるようであります。また、来月の九日には胡耀邦総書記が朝鮮民主主義人民共和国、長過ぎますからこれは北と言わせてもらいますが、北朝鮮へおいでになる。その間になりましょうか、ソ連の第一副首相が中国を訪問する。それとまた前後いたしましてユーゴの党幹部会議長、何と申しましたか、ちょっと忘れましたが、ユーゴの党幹部会議長が中国を訪問する。どうも諸般の事情では、中国はユーゴの党幹部会議長の訪中を一番重要視して、中国の基本的な外交政策を世界に向かって発表するという段取りを進め……

第101回国会 外務委員会 第13号(1984/05/09、37期、日本社会党・護憲共同)

○小林(進)委員 外務大臣にお伺いいたしますけれども、今朝の新聞によりますと、ソ連はオリンピック不参加を国内オリンピック委員会の声明の形で発表したというのでありますが、突然この報道に接しまして、私どもはあらゆる機会を利用して東西の対立を緩和し軍縮平和の方向へ持っていっていただきたいという悲願を持っているわけでありますけれども、またこのオリンピック等を通じて米ソあるいは東西の対立がさらに激しくなるのではないかというふうな危惧の念を覚えて大変びっくりしているわけでございます。これに対する外務大臣、政府の考え方をまずお伺いをしてみたいと思うのであります。

第101回国会 外務委員会 第17号(1984/07/18、37期、日本社会党・護憲共同)

○小林(進)委員 関連質問で十分だけ与えられましたので、結論だけひとつ申し上げます。  一つは、これはけさの新聞を見て、きのうの参議院の外務委員会における全斗煥大統領訪日の問題について、天皇のお言葉というのが出ていた。その中に「米、中の場合とは異なることもある」などといって、何か天皇に特別の発言をしてもらうような、こういう雰囲気が出ておるのであります。私は、これは非常に重大問題だと思いまして、理屈を言っていると時間がなくなりますから結論だけ申し上げますが、天皇は本来政治のらち外にある、だから、レーガンが来ようとケ小平が来ようとサッチャーが来ようと、戦争に関係するこういう問題については何も発言は……

第101回国会 外務委員会 第20号(1984/11/09、37期、日本社会党・護憲共同)

○小林(進)委員 私は、まず、外務大臣の御再任をお祝い申し上げたいと存じます。次いでは、アメリカで、中曽根さんの親分と言ってはちょっと言い過ぎかもしれませんが、レーガン大統領、圧倒的な勝利を得て大変これも一応おめでたいということになりましょうが、ただしかし、日本の国民は、レーガンざんが当選されたことによりまして、ますますアメリカの対ソ強硬態度が続けられるのではないか、いま一つは、それに基づくアメリカの軍拡競争、いろいろまた軍事力強硬路線ヘレーガン政策は走るのではないか、こういうことに対して非常に心配をいたしておるのであります。  これをまた受けて、新聞紙上でありますが、ソーラ・アメリカの下院委……

第102回国会 外務委員会 第3号(1985/03/26、37期、日本社会党・護憲共同)

○小林(進)委員 何か十二時でやめるのだそうだけれども、十二時では話にならないね。  いずれにしましても、久しぶりで外務大臣あれですけれども、あなたの論議に対するもの、私は全部用意してきた。アメリカと日本とのいわゆる軍事条約の差や、その対応の仕方とかあるいはSDI、スターウオーズに対する中曽根さんの答弁なんか、私は非常に気になっております。けれども、これはひとつ午後にゆっくりお伺いすることにして、さしあたりあなたにお伺いしたいのは、あなたのおっしゃるいわゆる創造的外交だ。この創造的外交という問題は、私どもは非常に期待しましたよ。それは、中曽根外交に私どもは非常に期待を裏切られたということがある……

第102回国会 外務委員会 第6号(1985/04/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○小林(進)委員 私は、外務大臣の質問に入ります前に、外務委員長に二つのことを要望いたしたいと思います。  一つは、アメリカの両院に対する当衆議院の外務委員会として抗議文を打っていただきたい。そのことの決意をひとつこの委員会でやっていただきたい。ほかでもありません、それはお気づきのとおり、今アメリカの上院、下院ともに日米貿易の問題に関連して大統領に向かって、日本に対して報復措置を行うべきであるという意味の三百一条の決議を行っている。上院は九十何対ゼロ、下院は何か反対は十九票で賛成が三百何ぼか四百何ぼかという、実に驚くべきそういう決議が行われている。これは大変重大問題である。これは日本に対する経……

第102回国会 外務委員会 第12号(1985/05/15、37期、日本社会党・護憲共同)

○小林(進)委員 きょうは法案の審議でございまして、米州投資公社を設立する協定についての質問日ということで設定されたようでございますので、問題をこれに限りまして御質問をいたしたいと存じます。  第一に、私はこの協定書を読みまして、どうも最近の法案のつくり方がさっぱりわからないので、まず事務的にひとつ外務省のお役人にお伺いいたしたいのでございますが、例えて言えば、第何条というのを見ますと、この第何条の中に第何項があって、その項の中に(a)(b)(c)(d)(e)(f)(g)があって、そのまた(c)のところで(@)(A)から(G)(H)までいっているんだが、こういうのを一体何と読めばいいのか。まず……

第102回国会 外務委員会 第13号(1985/05/17、37期、日本社会党・護憲共同)

○小林(進)委員 大臣まだお見えになりませんようでございますので、この際、委員長にひとつ御要望申し上げておきたいと思うのであります。  今朝も寝ながらにしてテレビを見ておりますと、アメリカ、カナダ、スウェーデンの三国が貿易自由化の問題について、ガットを基礎にして、国産品、外国品ともに平等に扱わなければならない、それを盾にして、日本に対して、石油公団や宇宙開発その他電電公社等九の企業体に対して輸入の自由化を認めるというふうな、こういう申し入れをされたという。最近は朝となく晩となく、この貿易不均衡に対する各国の要望がアメリカを中心にいたしまして強過ぎる。  私どもは、これを非常に不愉快に感じている……

第102回国会 外務委員会 第16号(1985/05/29、37期、日本社会党・護憲共同)

○小林(進)委員 私は今理事会において、本委員会が重大問題について二つ決議をされることを要望いたしました。  一つは、ソ連との漁業交渉の問題。こんなことが断じて黙って見ておれる問題ではありません。これは立法府として、ひとつ我が国会の意思をちゃんとソ連政府に通じてもらいたい、それが一つ。  いま一つは、今朝の新聞を見て驚いた。これは何です。「男女均等 われ関せず女性次官を締め出す 「差別」森山さん憤慨」。これはどこの国の話かと思ってこの新聞記事を見ていたら、驚くなかれ、我が日本の外務省のものである。近ごろ、ゴルフコースの名門、小金井カントリー倶楽部、ここと外務省が女性差別をめぐって対立していると……

第102回国会 外務委員会 第17号(1985/05/31、37期、日本社会党・護憲共同)

○小林(進)委員 前回に引き続いて御質問をさせていただきます。  私の非公式な情報でございますけれども、外国にいる友人等から、何か日本では外務政務次官がみずから主催した会にゴルフ場からキャンセルを食って出れない、その外務政務次官が七月に行われる婦人差別の十年の総会に団長でおいでになるという話があるけれども、それは一体本当か、これは実に奇異なる現象である、日本という国はどうなんだ、国内でそういう婦人差別を天下にさらしておきながら、その人を団長にして婦人差別撤廃の会議によこされるという、この神経はどうなっておるかどうもわからぬが、そこらの事情はどうなっておるのかというような質問を私は受けたわけなん……


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第9回国会 地方行政委員会人事委員会文部委員会労働委員会連合審査会 第1号(1950/12/02、24期、社会革新党)

○小林(進)委員 文部大臣にお伺いいたします。地方財政委員会の審議の経過は、私は不幸にして知らないのでありますが、この前の文部委員会のときには文部大臣がお見えになりませんで、政府委員からの御答弁があつたのでありまするが、あるいは私の政府委員の答弁の聞き違いでありますれば、あとでまたその記録を見ていただいて訂正してもよろしいのでありますが、そのときの政府委員の説明では、この三十五億の平衡交付金の中で、ベース・アツプの九億と年末手当の十億、十九億は、大体文部省としてはこの中から出してもらえる確信がある。それから昨年末のあと始末の、七億二千六百万円は、これも従来から懸案の問題でありますから、これに対……

第10回国会 予算委員会公聴会 第2号(1951/02/17、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 一言でよろしいのでございますが、研究費の増額の要求の御趣旨はよくわかつたのでございますが、さつきも林君が申し上げました生活の不足の問題でございます。大学側と各省の研究機関、民間の機関と三つにおわけになりました。おそらく先生は大学側のお話が多かつたと思うのでありますが、その大学側の立場で生活給の問題をるるお訴えになりました。しからばどんな形にしてほしいかというその具体案であります。今この生活給の問題はあらゆる各層から生れて来るのでありまするが、国会で扱つておるのは一般給と特別給、まずわずかに格差をつけて特別給などというものを支給しておる官公吏もあるのであります。そういう意味の特……

第10回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1951/02/20、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 私は、この分科会は四、五日ゆつくりやらせてもらえると思つてのんきに構えておつたのですが、あすで終りなんだそうでありますので、まとまつた質問はできません。それでひとつ概略的な問題をぼちぼちお聞きしたいと思うのであります。特に大臣にお聞きしたかつたのですが、帰られたので次官その他の方でけつこうであります。第一に昨年の六月に朝鮮事変が起きたのでありますが、いよいよ輸入が困難だということを政府特に主管官庁たる通産省あたりがお気づきになつて、大分あわてられたようでありますが、その気づかれる間の空白――七月から十月までといたしまして、そこに適当な手を打たなかつたことに対する損失――といえ……

第10回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1951/02/21、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 大臣がお見えになりませんので、次官でもけつこうでございまするが、大体私は今年度の農林予算をながめて、当局が自画自讃せらるるほど、興農予算といいますか、そうりつぱにでき上つているとは、とうてい思えないのでありまして、まず予算関係からお伺いいたしたいと思うのであります。公共事業費でありますが、これに対して、今年度の公共事業費関係の物価の値上りを、昨年度に比較して何パーセントぐらいにお考えになつておりますか、それをひとつお伺いいたしたいと思うのであります。
【次の発言】 この政府の予算の説明書を見ましても、これは農林予算だけではなく、公立事業費全部を含めての説明ではありますけれども……

第13回国会 文部委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1952/05/24、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 質問に入る前に、議事進行をお許し願いたいと思います。
【次の発言】 これは重大な問題でありますので、実は質疑に入る前に、ぜひお許しを願いたいという私のお願いをいれられたので、まことに感謝にたえないのでありますが、実はただいまの財政委員会の一公務員である奥野君の説明をるる承つたのでありますが、私は奥野君の説明は、地方財政委員会の委員長の代理として、委員会の総意を私はお話になるものと思つて謹聽いたしておつたのであります。ところが、そのお話の中に、しばしば、ただいま若林さんのお話に上れば云々というお言葉とともに、私は云々、私としては、あるいは私の意見としては、あるいは私はとかいうよ……

第13回国会 文部委員会地方行政委員会連合審査会 第2号(1952/05/26、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 私も時間がありませんので、ほんの申訳的な質問をして終りますが、地方行政費の中にはいろいろの費用がございます。あるいは衞生費とか土木費とかいうような費用でございますが、これもみな国家の事業、国家の責任に関連をするのでありますから、そういう意味からいえば、中央、地方の行政費というものを、何も差別をつけて考える必要はないと思うのであります。しかし、今この教育費を論じます場合に、同じ地方の行政費の中にも、この教育費というものについて、われわれ文部委員としましては、その必要限度、あるいは重要性といいますか、そういうものを非常に高く評価をする。ところが、地財委の考えとしましては、ほかの地……

第13回国会 予算委員会公聴会 第2号(1952/02/12、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 簡單にお伺いいたしたいと思うのであります。一つは国民所得の問題でありますが、政府の発表によりますと、二十七年度が五兆二百七十億、あるいは安本はそれを少し上まわりまして五兆三百億円、こういうふうに言つておるのでありますが、私どもの研究が足りなくてそれを追究して行く材料がないのであります。しかし何が直感的にこの数字はどうも当てにならないような気がしてしかたがない。これに対しましては、何か世間のいうところによりますと、このほかに一橋方式とかいう所得の計算方法がある。政府の発表は官庁方式、こういわれておりますので、もし先生のところでこういう所得の統計的な計算方式あるいはその結論があり……

第13回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1952/02/21、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 大臣にひとつお伺いしたいのは安本の資金計画であります。二十七年度の安本の資金計画を御説明願いたいのであります。
【次の発言】 それではいただいてからでよろしゆうございます。  もう一つオーバー・ローンの問題で何か長官の御意見をひとつ承つておきたい。たとえば企業の不健全性あるいは固定資産の再評価などという問題に対する何か長官の御意見、どういうふうにこれらを解消したらよいか、それを承りたいと思います。
【次の発言】 オーバー・ローンの原因はいろいろある思いするが、その中で固定資産の寡小評価という問題も重大な原因の一つじやないかと思うのでありますが、もう一度これを再評価する必要がな……

第13回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1952/02/22、24期、社会民主党)

○小林(進)委員 ちようど主計局長が見えておりますから質問したいのですが、匿名供出の問題の課税、あれは農林省と大蔵省と完全に意見が一致しておるのでしようね。
【次の発言】 それでは食糧庁長官にお尋ねてたいのであります。現在の供出の進行状態はどんなぐあいになつておりましようか。
【次の発言】 パーセンテージでどのくらいですか。
【次の発言】 割当の根本は実収高の推定数量になるのでありましようが、割当の基準を一体どこの調査の数字に、一番重点をお置きになつておやりになつておるのか、これを一つお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、作報の数字だけをお用いになつたわけでもなく、府県の答申を……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 経済安定委員会農林委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1953/07/09、26期、日本社会党(右))

○小林(進)委員 最近の新聞によりますと、浅草のどつかの飲み屋でビールを一本百円で売つたら、ヒール会社が販売を拒否したというようなことが載つておつたのであります。そのときの新聞の批判によりますと、ビール四合びん一本が小売価格百二十二円、うちビールのびんが十五円で、中味だけの小売値段は百七円だそうであります。それに対する卸売値段が百二円で、五円のもうけです。この百二円の卸値のものをその飲食店が百円で廉売した。客は押すなすなの盛況であつた。それはそうでございましよう。私も行きたいくらいでございます。そうしたら――もつとも大分他の小売業者も反対したそうでありますけれども、同業者の反対もあつたせいでご……


28期(1958/05/22〜)

第30回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1958/10/29、28期、日本社会党)

○小林(進)委員 私午後からは用事がありまして出たり入ったりしておりましたので、あるいは同僚委員諸君の質問と同じことを繰り返すようになるかもしれませんが、この点は一つお許しをいただきたい。  それでは保険者代表として小田原の市長さん、今一人は担当者の代表で蓮田さんにお願いすることにいたします。これは私のは何も新しい問題ではございません。先ほどから話を承わっておりましたら、いろいろ細部の条項の希望や意見が述べられましたが、大綱から見ますと、問題が四つに分れておるというふうに私は解釈をいたしまして、そのうちの三割を国庫負担で実施してくれ、七割の給付の実現をしてくれという点は、全会一致で意見の相違は……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 災害対策協議会 第9号(1961/08/18、29期、日本社会党)

○小林(進)協議委員 私はまず農林省にお伺いいたしたいのでありますが、実は午前中も被害地の代表者をお連れいたしまして、直接農林省に陳情にも上がりました。それから小委員会にも参りました。二つの機会を通じて政府各機関のこの災害に対する考え方を静かにお伺いをいたしておったのでありますが、その二つの機会を通じての御意見を総合いたしますと、まず、その規模において伊勢湾台風よりは若干規模が小さいから、従ってこれに対する救済の方法も若干これを下回らなければならないし言葉が適当ではないかもしれませんが、そういう考え方がどうも農林省にもあるいは大蔵省にもあるごとく私は伺ったのであります。この点は、私ども実際に被……

第38回国会 災害対策協議会 第11号(1961/09/20、29期、日本社会党)

○小林(進)協議委員 今の住宅対策の問題でございますが、私、関連で一つ要望やらお願いをしたいのであります。  まず第一には、先ほどから同僚議員諸君が繰り返してお願いをしておりますように、どうも融資の行政の事務処理が非常におそいんですね。だから、私どもに言わせると、とにかく、そういう災害の住宅に対しては金も用意している、いつでもめんどうを見るという、こういう国会の場だけではうまいことを言って、実際には、かえって建設省や末端の行政機関がじゃまをしているんじゃないか、こう思われるくらい事務は進展をしていない。これは一つの例でありますが、私ども自分の選挙区が一番詳しいから例をあげるのでありますけれども……

第38回国会 災害対策協議会農林水産小委員会 第5号(1961/08/30、29期、日本社会党)

○小林(進)協議委員 ちょっと関連ですが、芳賀さんが私のお聞きしたいことを全部聞いてくれたのですけれども、私は一つだけ言います。  さっきの天災法の問題だが、既往の災害でまだ貸付の残額が残っているという、その問題じゃなくて、一年のうちに二回も災害を受けてようやく天災法の適用を受けて借りたばかりなのに、また同じところで災害が起きている。一年に二口だ。こういうのは残額じゃないのですかね。こういうことが今の官房長の答弁じゃどうも納得できないのだが、どうですか。二回の連続災害を受けて、前に借りたばかりなのに、またこのたび借りなければいけない。これも今までのように償還をせよということになれば、ちょうど倍……

第38回国会 商工委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1961/03/29、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 関連して時間がありませんからほんの一言お伺いします。  私も国会の命令で上清炭鉱の災害の視察に行って参りました。視察に行って参りました者の総点を代表して御質問するわけであります。現状のままではとても炭鉱の災害は永遠に防止できない、こういう結論を持って参りました。その結論は、大別いたしますとこの三つであります。それは、鉱山保安法という現状の法律の上において一つ欠陥がある。第三番目は、この法律を運営する技術の面において一つの欠陥がある。それから第三番目には、いわゆる管轄の問題と申しましょうか、現在の監督行政を分担をいたしておりまする通産省のもとでは、労働者の権利というもの、生命の……

第38回国会 大蔵委員会地方行政委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1961/02/27、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 時間もありませんから、私は簡単に申し上げますけれども、このたびの雪害の問題で、暮れから正月にかけて、汽車が一週間も十日も動かなかったとか、今も言うように列車があとからあとから続いてきて、そしてみんな各駅へ駐屯して、除雪の汽車も動かなくなったような問題は、それは単線だとか流雪溝とかといういろいろ設備の不備もありましょうが、私は、根本的にはやはり国鉄当局の責任だと思っておる。それは今起こったことじゃないのでありまして、例の青函連絡のあの状態、あの台風でわれわれの先輩、同志が死んだときにも、私は、その調査のために行って現地を視察しながらつくづく考えたことは、ああいう事態に立ち至って……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1961/03/01、29期、日本社会党)

○小林(進)分科員 関連でございますが、私は、今も堂森議員と厚生大臣との応答を聞いておりまして、どうしても納得ができないのであります。それは例の社会労働委員会においても、この混乱せる医療行政、単価の問題あるいは一本化の問題、簡素化の問題、制限診療の問題等について、厚生大臣はこの事態をどう収拾するのかというわれわれの質問に対して、あなたは常に、医療協議会を改組して、私の諮問機関である医療協議会へ問題を持ち込んで、そこで一つ答申を出してもらう、で、私は、その医療協議会の改組の必要があるならばそれが改組を早急にやりたい、そのために、社会保障制度審議会に、その改組の問題も含めて今結論をお願いしつつある……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1961/03/02、29期、日本社会党)

○小林(進)分科員 議事進行について。――大臣の診断書も出ておりまするし、お工合も悪いようであります。質問はやはり予算に関連いたしまして相当重要な問題が残っております。残っておりまするが、しかしこれは人権問題であり、病気で質問にたえざる大臣をここまでくぎづけにして審議を進めることもどうかと考えますので、大臣の病気が全快されるまでこの分科会は一つ延期する、こういうことできょうはやめていただきたいという提案をいたします。
【次の発言】 私は社会労働委員会のレギュラー・メンバーでございまするから、労働問題に関する諸般の問題は、いずれ社会労働委員会で一つゆっくりお伺いをいたすことにいたしまして、きょう……

第40回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会公聴会 第1号(1962/04/09、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 私はまとめて先生方にお尋ねをいたしたいと思うのでございますが、一つは、品川の選管委員長ですか、これは現状認識の問題でございますけれども、私は、選挙に関する限りは、毎回質が悪くなっているというふうに考えているのでございますが、あなたの先ほどからのお話を承っておりますと、日本の民主政治もここまできたのだから、そう大きく法改正をやらぬでも、現状のような形で、だんだん国民の認識も深まって、きれいな選挙に向上していくんじゃないか、こういう意味のお話があったというふうに私はお聞きしましたが、私の経験によりますと、終戦後でも、衆議院の選挙が八回行なわれております。参議院がこれで四回目になり……

第40回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会公聴会 第2号(1962/04/10、29期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、簡単に諸先生方にお伺いいたしたいと思うのであります。実は制度審議会の答申案に対する政党の態度の問題でございます。御承知のように、昨年の国会で、制度審議会の答申は尊重するという建前で委員の方が任命をせられて、そうして、けっこうな答申をしていただいたわけであります。その答申に対しまして、自民党さんは相当大幅な修正をされて改正案をお出しになった。社会党の方は、その答申案を非常に尊重いたしまして、答申そのままの改正案を作って国会に出した。どちらの態度が正しいか、こういう問題なのであります。私は、率直に政党を超越して先生方の御意見を承りたいと思うのであります。もちろん一般的には、……

第40回国会 予算委員会第三分科会 第7号(1962/02/26、29期、日本社会党)

○小林(進)分科員 それはどうも。五時まで企画庁長官に質問せよというお言葉ですが、神わざをもってしても困難なことでございまして、民主主義と常識を尊ぶ国会において、そういう非常識な強制を主査がおやりになるということはまことに残念でありますけれども、できるだけ協力いたしたいと思うのでございますが、なかなか企画庁長官に私ども質問する機会がございませんので、あるいは企画庁の問題でないかもしれませんけれども、一つ、まげて御答弁をお願いいたしたいと思うのであります。  今までのわが日本経済というものは、大別いたしまして、金と物を中心にして経済というものが企画せられ、運用せられて参りましたが、もう二十世紀も……

第40回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1962/02/21、29期、日本社会党)

○小林(進)分科員 時間がきめられているようでございますから、きわめて事務的に御質問を申し上げたいと思うのであります。  第一番目には、これは生活保護基準の問題であります。これはおそらくここでは結論は出ないと思うのでありまするが、本会議場やらあるいは予算委員会等で、総理大臣や大蔵大臣の御答弁を聞いておりますると、総理大臣は保護基準の引き上げはことしも一三%やって、毎年々々基準を上げているので、低所得者の水準は非常に上がっておりますよ、生活はよくなっておりますよ、こういう答弁をせられて、暗々裏に、どうも日本にはだんだん生活保護の必要がなくなっているような感じを受ける答弁をしておられるし、大蔵大臣……

第40回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1962/02/23、29期、日本社会党)

○小林(進)分科員 私は実は明日ゆっくり伺わせていただくつもりでしたけれども、大臣の御都合が悪いそうで、きょうだけということでございます。実は六時に私が言い出した会合があるのでございますが、せっかくでございますから、大臣のペースに一つ合わせましてきょうはサービスをさしていただくことにいたしますから、よろしくお願いいたします。  実は予算の分科会でございますけれども、大臣が御就任になってから、私実は質問するのが初めてなんでございます。社会労働委員会で、大臣に一つ御就任の御意見を承りたい、承りたいと思いまして、半年有余大臣のおしりを追い回したのでありますが、どうもジュネーブにおいでなっているとか、……

第43回国会 社会労働委員会麻薬対策小委員会 第1号(1963/02/05、29期、日本社会党)

○小林(進)小委員 これは大蔵省の方ではずいぶん思い切って出したことでしょうが、われわれの方に言わせれば、こんなわずかな予算では抜本的な麻薬対策はできぬと思っている。予算関係は別として、一つお聞きしたいことは、これは委員会でも正式にお尋ねしますけれども、今度の罰則は、最高無期もしくは三年以上の懲役及び五百万円以下の罰金となっておりますが、要綱をおつくりになるまでには、法務省、厚生省、特に外務省を通じて、条約とか外国立法なんかも参考にされてやられたことだと思うのでありますけれども、率直に言って、五百万円以下の罰金なんて少な過ぎると思うのです。麻薬犯罪などというものは、何しろ膨大な金を扱うのですか……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 大蔵委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1964/03/12、30期、日本社会党)【政府役職】

○小林国務大臣 医療法人は、お話のように昭和二十五年に医療法の改正によって設けられたのでありますが、その趣旨は、私人による病院経営の経済的困難を、医療事業の経営主体に対して法人格取得の道を開きまして、これによって資金の集積の方法を容易にさせる、これによって経営難を緩和しよう、こういうところから出たものでございます。これができましてからいろいろのいきさつがありましたが、ごく最近、昭和三十七年末の数字で千八百二十五ということになっております。  なお、医療法人制度は、課税上の特例を設けることが直接の目的と必ずしもしてはいなかったと思うのでございますが、従来、法人となることが困難であった医療事業の経……

第46回国会 逓信委員会大蔵委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1964/04/23、30期、日本社会党)

○小林委員 先ほどからの質問を拝聴いたしておりましたが、この法案の中に含まれる問題は、われわれ労働行政を担当いたしております委員の側からは、将来の労働行政に重大なる影響を及ぼす重大問題が含まれておることを私どもは知りまして、実に驚いておるような次第でございます。この際、この合同委員会を通じて、やはり郵政当局のものの考え方、あるいは労働省のものの考え方等々をあわせて明確にしておかなければならないポイントが含まれておることを痛感いたします。したがいまして、若干昼食の時間も過ぎて腹も減っておりまするけれども、その点はひとつがまんをしていただきまして、問題の解明をしていきたいと思います。まだ労働大臣が……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1964/02/20、30期、日本社会党)

○小林分科員 限られた時間でございますので、かいつまんで御質問を申し上げますので、政府側も要領よく御答弁をお願いいたしたいと思います。  私は共産圏貿易について若干御質問申し上げたいと思うのであります。さしあたり対中華人民共和国との貿易についてまずお尋ねをいたしたいのでありますが、LT協定が結ばれて以来今日に至る中華人民共和国との貿易の状況はどんなぐあいになっておりますか、御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 この一九六三年の一億三千七百万ドル、これは友好商社の分も、LT協定に基づくものも、全部含めての総合計でございますな。
【次の発言】 六四年度の予定数はどのくらいになっておりますでし……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1964/02/19、30期、日本社会党)

○小林分科員 私は、主査として国際航路の問題について御質問いたしたいのでありますが、航空局長が十二時二十分まで第一分科会のほうへ行くことを了承願いたいという話がありましたので、その前に若干本筋からはずれた質問をいたしたいと思います。  第一の問題といたしましては、きのう社会労働委員会で、私は運輸省並びに国鉄当局の労働行政のあり方や災害防止に関する問題について貴重な質問を進める準備をいたしてまいりまして、運輸大臣と総裁、副総裁並びに関係理事の出席を要望したのでありますけれども、一人もおいでにならなかった。どういう事情で大臣はおいでにならなかったのか、お聞かせを願いたいのであります。

第46回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1964/02/17、30期、日本社会党)

○小林分科員 予算に関連いたしまして、皆保険の問題でお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、わが日本に皆保険制度がしかれたのは何年でございますか。
【次の発言】 大臣にお尋ねしておりますので、なるべく大臣から御答弁を願いたいと思います。  皆保険が実施をせられたのが昭和三十六年という御答弁でございまするが、私はその皆保険というものの定義をお聞かせ願いたいと思うのであります。皆保険というのは、国民全部が保険税を、あるいは保険料を支払うというのが皆保険の意味なのか、国民の全部が医者にかかれるという制度をさしていうのか、その点をひとつつまびらかにお聞かせ願いたいと思うのであります。

第48回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○小林分科員 文部大臣にお伺いいたしますが、何か限度政令なるものをまたお出しになりまして、これは昨年の話でございましょうけれども、またどうも実情に即した日本の教育行政をいたずらに混迷せしめるような悪い画一的な中央集権的なことをおやりになっているという、そういう非難の声がほうはいとしてわれわれのところへ来ておるのでありますけれども、それに関しましてごく簡単にお伺いいたします。  現在文部省に登録されてない、あるいは文部省が認めない、県だけが全額を負担しながら小中学校の教育に任じているような、そういう教職員が概算全国で何名いるか。また、県の段階でも認めない、市町村だけが教育の立場上やむを得なくして……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1965/02/24、30期、日本社会党)

○小林分科員 私もかぜを引いておりまして、非常にぐあいが悪いものでございますから、まことに願ったりかなったりで、なるべく簡潔に終わりたいと思いますので、ひとつよろしくお願いをいたします。  きょうも大臣は、午後の四時でございますか、例の総評の岩井氏が出された予備折衝の五項目に対する回答等を兼ねて会見されるという、重大な御用事もあるようでございますから、その会見に支障を来たさない程度で質問を重ねてまいりたいと思うのでありますが、第一番には、若干時期がずれましたけれども、直接大臣からお聞きをする機会がございませんでしたので、この分科会をおかりいたしまして、あらためてお尋ねをいたしたいと思うのであり……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1965/02/26、30期、日本社会党)

○小林分科員 それではひとつ厚生大臣にお伺いいたしますが、御承知のとおり、私は社会労働委員会の委員をいたしております。社労は今通常国会ではまだ一回も開かれておらない。ということは、例の中央医療協の三者構成に基づく答申案を大臣が正しく、忠実にお守りにならなかったということが支払い者側を刺激いたしまして、これが法律違反である等々の問題でもめておる。そこへきて、また屋上屋を重ねるように保険審議会や制度審議会の答申も待たないうちに、大臣と大蔵大臣と自民党の三役でございますか、そこで文書を取りかわされて、社会保険の薬代の半額を徴収するの、あるいは総報酬制を用いてボーナスからも保険料を取るし、五万二千円の……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○小林分科員 それでは十二時五十分まで御質問を申し上げます。
【次の発言】 十二時五十分まで……。いやいやどうもありがとうございます。私も質問をまとめてまいりませんからばらばらでいくのですが、現在地方自治体における市町村を単位に申し上げますが、国民健康保険財政の赤字はどれくらいになっておりますか。
【次の発言】 若干古いようでありまするが、三十八年度の決算において国民健康保険特別会計の赤字は百三十二億円、こういうことになるわけでございまするが、三十九年度はまだ決算が出ておりませんが、その見通しあるいは四十年度、ことしはまた九・五%値上がりいたしておりまするが、四十年度の見通し等はいかがでござい……

第48回国会 予算委員会第四分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○小林分科員 限られた時間でございますから、ひとつ簡潔に質問をして、簡潔にお答え願いたいと思うのであります。  太平洋漁業協定の問題、日米加三国漁業協定の問題、これは、総理大臣もことしの一月行かれて、ああやってジョンソンと会って、握手したりだきついたり、いろいろなゼスチャアをやってこられた。ところが、ゼスチャアは別として、内容は何もない。あのときには、日米航空協定や太平洋漁業協定や綿製品の輸出入の問題をひとつ早急に解決したいと言われた。あの文章をもってすれば、緊密な協議、協力をはかることによって云々という表現で共同宣言を出してこられた。大臣はどういうふうにお考えか知りませんけれども、あれはアメ……

第48回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1965/02/26、30期、日本社会党)

○小林分科員 防衛庁長官にお尋ねをいたしたいのでありまするが、最近何かの資料で私は見たのでありまするけれども、その資料を忘失をいたしましたのでちょっと困っておるのでありますけれども、アメリカがいまなお各国で軍事援助をいたしている国が相当ありまするけれども、その序列の中に、日本はまだ相当高位の軍事援助を受けている国の中に入っているようでありますが、そういうような資料がありましたら、ひとつ資料に基づいて、日本がアメリカから軍事援助を受けている国の何番目で、現在なおどれくらいの援助を受けているものか、数字でひとつお示しをいただきたいと思います。

第48回国会 予算委員会第二分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○小林分科員 外務大臣にお尋ねいたしますが、私どもは、外務大臣に質問するという機会がなかなかございません。ところが政治の中心は外交にあるのでございますから、私は、一日千秋の思いで今日を待っておりました。幸いにしてお目にかかる光栄に浴しましたので、きょうはひとつゆっくりお願いしたいのでありますけれども、いま主査から時間の制限がありましたから、私もつとめて簡潔にやりたいと思いますけれども、外務大臣も明瞭、濶達にお答え願いたい。あなたのお答えは、本会議においてもどこにおいても、ふろの中でへをひるようで、どうも不明確でいかぬ。あれも作戦の一つかもしれませんけれども、どうかこういう機会にはああいうことは……

第51回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1966/02/28、30期、日本社会党)

○小林分科員 私は、文部行政について大体八点の質問を準備いたしてまいりました。要領よく質問いたしたいと思いますので、大臣並びに関係局長のほうも要領よく御答弁をいただきたいと思うのでございまして、答弁が納得のいかないときには、私どもは深夜に及ぶこともあることを、ひとつ御推定をいただきたいと思うのでございます。  まず第一番には、今年の一月二十八日であります。約二週間にわたって行なわれましたジュネーブにおけるILO、ユネスコの共同主催に基づく専門家会議において、教師の地位に関する勧告が行なわれたはずでございます。この最終案は四十一年の九月パリで開かれる外交官会議で正式に審議採決される予定になってお……

第51回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1966/02/25、30期、日本社会党)

○小林分科員 春でございまして、昨年もいまごろは国会も開かれておりましたし、特にその中にはILO八十七号の批准問題等を含めて、あるいは春闘、労災等で、国会のあらゆる審議の中にも労働行政というものは脚光を浴びておった。 非常に議会の中心をなしまするし、労働大臣もそういう諸般の問題を含めて、労働省全軍を引き連れて非常に活気のある積極的な動きを見せていたのでございまするけれども、最近の労働省の動きはさっぱりどうも、動いているのか、沈んでいるのか、泣いているのか、眠っているのか、労働大臣、労働省の存在さえも疑われるくらい寂として声なし、これは私は労働省の立場から見てまことに遺憾にたえないのでございます……

第51回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1966/03/02、30期、日本社会党)

○小林分科員 限られた時間でございまするし、私はもう社労では十何年めしを食っているのでありますから、一言言えば、大臣以下幕僚も私が何を問わんとしておるかということはよく察知していただけると思いますので、なるべく冗漫なことばは避けて、項目だけ簡単に申し上げて御答弁をいただきたいと思います。  まず第一番に大臣にお伺いいたしたいのは、現在保険行政を進めていく上において医師の数がどれくらい不足をいたしておるか承りたいと思います。
【次の発言】 私は、そんなことを聞いておるのじゃないのです。それだから私は先ほどから余分なことは言いませんから、なるべく要領よく返答してくれとお願いしておるのはそのことなん……

第51回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1966/02/24、30期、日本社会党)

○小林分科員 私は大臣に数点についてお伺いをいたしたいと思います。初めは処女のごとく、あとは脱兎のごとしというようにまいりますから……。  まず、ひとつやわらかいところからお伺いをいたしたいと思うのであります。ことしの一月十六日に大臣はソ連を訪問されました。航空協定やら経済、貿易の問題等についてそれぞれお話をなされてきたようでありますが、その中で、日ソの領事館協定を促進をしようではないかという話し合いもあったかに聞いておりまして、その後、この話が相当に具体化しているということでございますが、現在まではどういう進行状態を続けておるのか、お聞かせを願いたいと思うのであります

第52回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1966/07/21、30期、日本社会党)

○小林小委員 私は定められた時間の中で質問をいたします。小林進でございます。  私が大蔵委員になってきましたもろもろの用事の中に、実はこの歩積み・両建てをどうしてもやめてもらわなければならぬ、やめさせなければならないという任務もその一つであったわけでありまして、これをやめさせるためには、きょうおいでいただきました皆さま方と差し違えてもよろしいくらいの決意を私は持っておるのであります。  そこで、ささやかな私の調査機関を活用いたしまして、それぞれの都銀、市銀、地銀その他相銀信金というぐあいに調査をしております。あなた方が一体どういう具体的な方法でおやりになっているかということを私の機関を通じて調……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 農林水産委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1970/04/27、32期、日本社会党)

○小林(進)委員 私はこの農業者年金基金法案につきまして、問題を約七点に集約いたしましてお伺いをいたしたいと思うのであります。  まず第一問といたしまして、この法案の名称でございますが、どういう意味で農業者年金基金法案というお名前をおつけになったのかどうか、名称の由来を農林大臣にお伺いいたしたいと思うのであります。
【次の発言】 大臣の御答弁は雑で、どうも質問の核心に触れてないと思う。社会党はこれに対抗する案といたしまして、農民年金法と銘打って法案を提出いたしておるのであります。真に農民のための年金であるならば、あるいは農業者年金あるいは農民年金、こういう名称でいいものを、なぜ一体その下に基金……

第64回国会 産業公害対策特別委員会地方行政委員会法務委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1970/12/04、32期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、主として総理に御質問を申し上げたいと存じます。  まず、公害基本法に関係してでありますが、政府のこの公害基本法に対する姿勢について承りたいのでございます。  いま国民が一番知りたいと思っておることは、政府がこの基本法の改正案を提出するに際し、国民の側を向いているのか、あるいは財界の側を向いているのかという点であります。昨日の本会議中において、わが党の島本君の質問に総理は答えられて、生活を優先する考えであるということをおっしゃいましたが、国民は、きのうの総理の御答弁だけではいまだ疑いを晴らしておらぬのであります。そこへ昨晩の新聞は一斉に、政務……

第65回国会 物価問題等に関する特別委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1971/02/19、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより物価問題等に関する特別委員会、農林水産委員会、商工委員会連合審査会を開会いたします。  先例によりまして、私が委員長の職務を行ないます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  この際、委員長から一言申し上げます。  現今、わが国における消費者物価は、生鮮食料品、中小企業製品、サービス料金、地代、家賃、貸し間料等を中心に依然騰勢を強め、国民生活を逼迫させており、いまや物価の安定は、全国民のひとしく願うところとなっております。  このような国民の要望にこたえるため、この連合審査においては、物価問題の実態を究明しつつ、これまでの物価対策の問題点を問い、より適切な物価……

第65回国会 物価問題等に関する特別委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第2号(1971/02/20、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより物価問題等に関する特別委員会、農林水産委員会、商工委員会連合審査会を開催いたします。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  昨日に引き続き質疑を続行いたしますが、質疑時間につきましては、昨日同様、関係委員長の協議により定められた時間を厳守していただきますようお願いいたします。  なお、政府委員の方々は、答弁の際、そのつど官職、氏名を委員長に告げて、発言の許可を求めていただきます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石田次男君。
【次の発言】 石川君に申し上げますが、あなたの持ち時間は余すところ二分になりました。結論をお急ぎ願います。

第65回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1971/02/22、32期、日本社会党)

○小林(進)分科員 文部省にお伺いいたします。けれども、日本の義務教育の比率はどれくらいいっていますか。一〇〇%いっていましょうか。時間ありませんから、早々に質問に答えてください。
【次の発言】 大体などということではなしに、こういうことはやはり基本問題ですから、正確に言ってもらわなければいけない。義務教育を受ける義務の根底をなすものは、属地主義ですか、属人主義ですか。日本人ならば必ず義務教育を受けなければならないというのか。日本の国内に住んでいる者は、必ず日本の教育を受けなければならぬのか。この点をひとつ明確にお聞かせをいただきたいと思います。

第65回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1971/02/25、32期、日本社会党)

○小林(進)分科員 企画庁長官にお伺いしますが、第六十四国会、昨年の十二月二十六日付で豪雪地帯対策特別措置法の一部を改正する法律が通過をいたしました。そこで特別豪雪地帯というものができて、そこで政府があらためて特別の措置を講ずるという公約ができ上がっておるのでございまして、もちろんこの法律の決定に至る過程の中では、経済企画庁を中心にいたしまして各省それぞれ公約をされておるのであります。その公約が四十六年度の予算の中にどう一体具体化していただいたかということを私は限られた時間の中で御質問をいたしたい、こういうことでございます。  まず経済企画庁長官にお伺いいたしたいことは、こういう特別豪雪地帯と……

第65回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1971/02/22、32期、日本社会党)

○小林(進)分科員 私は在外公館のことについて一問だけ御質問いたしたいと思うのでございますが、現在わが日本の在外公館は幾つございましょうか。外務省何か会計課長がお見えになっておるそうですが……。
【次の発言】 在外公館というのは、俗に言う公邸といわゆるオフィス、事務所、どこの外国へ行きましても、大使館等に行くと、大使の公邸とそれから大使館の事務所等がありますが、それを全部含めて百四十でございますか。
【次の発言】 そうすると、それは複数になりますか。
【次の発言】 まるまる複数にはなりませんか。大体しかしオフィスと公邸は一国に二つ、一国というわけにいきませんな、領事館もありますから。大体複数に……

第65回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1971/02/23、32期、日本社会党)

○小林(進)分科員 限られた時間でありますので、第一問は要望程度にいたしまして、主として中国問題についてお尋ねいたしたいと思います。  第一点の要望は、きのう大蔵大臣にお願いをいたしましたが、それは在外公館の問題でございまして、百四十ある在外公館の中で、私どもがいつも見て、まず貧弱である。第一級の国の在外公館らしくなく貧弱である。第二番目は、どうも借家が多い、借地が多いということでございまして、こういうことをひとつ改めてもらいたいということに対しては、大蔵大臣も全面的な賛意を表されまして、今年度の予算の中には、去年の十六億に比較して十九億何ぼの予算を組んで、二六%以上そういう整備にかかっておる……

第68回国会 予算委員会公聴会 第1号(1972/03/10、32期、日本社会党)

○小林(進)委員 時間の制約もございますので、ごく簡単に、私は嘉治先生にお伺いをいたしたいと思います。  問題点だけ大きく分けて二つだけ申し上げて、まとめてお教えをいただきたいと思いますが、物価の問題でございます。四十七年度の予算は生活改善をする予算あるいは福祉優先の予算だということをいわれておるのでございますが、国民は、大型予算でさらに生活が圧迫を受けるのではないか、もっと苦しくなるのではないかということをたいへんおそれております。この率直な国民の気持ちを解明する意味でお教えをいただきたいのでございまするが、一つは、四十七年度のこの大型予算で消費者物価の値上がりが、政府は五・三%でとどまると……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1972/03/23、32期、日本社会党)

○小林(進)分科員 大臣、私は昭和二十四年からたしか二十八年ごろまでしばしば文教委員をやりまして、教育二法案等の問題もみずから手がけたこともございますが、それ以後、文教委員には久しくなったことはございませんけれども、その当時からいままで一貫いたしまして、どうも文部省というのは要らないんじゃないか、日本の平和教育や憲法を守り、国民をしあわせにし、真実を教えるという面からいくと、文部省という行政庁は、むしろわが国のために私はないほうがいいんじゃないかという気持ちがいまでもしてならないのであります。国民のためにはあまりしあわせにならない、反動的な面ばかりあらわれてくる、うそを教える、真実を隠す、そう……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1972/03/25、32期、日本社会党)

○小林(進)分科員 私は司法試験漏洩問題について大臣にお伺いいたしたいと思うのでございますが、時間が三十分でございまするので、ひとつ簡潔に御答弁をいただきたいと思います。  司法試験の漏洩問題は、戦後におきましても、大きなもので昭和二十八年あるいは三十四年等の問題が起きておりまするが、いずれも的確な証拠は出ていないようでありまするけれども、被疑十分というところでございます。なお加えて、これは毎年受験生の中から、大小にかかわらず試験問題の漏洩が出てまいりますので、基本的には制度に欠陥があるのかあるいは管理委員会における試験委員の人選その他に欠陥があるのか、あるいはまたその選んだ試験委員に対する処……

第68回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1972/03/18、32期、日本社会党)

○小林(進)分科員 これは予算の総括や一般質問にも出たのでございます。同じ問題でございますけれども、地価の抑制の問題でございまして、私も去年一年間物価問題特別委員会の委員長をやっておりましたけれども、物価問題を追及に追及をしていくと、最後にやはりぶつかるのは地価です。この地価をどうしても荒療治をしていただかなければ、物価抑制の問題は解決しない。そこで同じことを繰り返して大臣にお尋ねするのでございますけれども、わが日本の総面積が三十七万平方キロというのでございますけれども、その中で日本の市街地の面積が一・八%だというのでありますが、それに匹敵するほどの土地を投機の対象として企業が持っておる。その……

第68回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1972/03/22、32期、日本社会党)

○小林(進)分科員 運輸大臣、いまの主査のお話のとおり、的確にひとつ御答弁をいただきたいと思います。  いまあなたのこの予算の大綱に対する説明をお伺いいたしました。実に血も涙もないですね。砂をかむような御説明で、非常に私どもは落胆をいたしました。いま、運輸行政並びに国鉄公社に対しまして国民が何を要望しているか。それは近代化、合理化じゃないのです。サービスなんですよ、国民の側からは。いかにわれわれに住みよい、ここちのよい運輸行政と汽車を走らせてくれるかというのが国民の切実な要望です。この中には一つもない。国民が何を要望しているか。一つもない。ただ合理化だ、近代化だ、人件費の節約だ。こんなものは国……

第68回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1972/03/18、32期、日本社会党)

○小林(進)分科員 厚生大臣にお伺いいたしますけれども、厚生省は、どうもわれわれ国会議員に対して食言というか、その場その場の言いのがれの話があって困りますね。第一の問題といたしましては、やはり政管保険の問題ですけれども、内容の問題は別といたしまして、去年の三月十九日、これはいまの改正案と同じような一部改正案が出ておるのだが、その中に、わが党の田邊君が、医療保険の抜本改正に対する公約を再三にわたって実行できなかった佐藤内閣の政治責任はどうだということに対して、医療制度全般の抜本改正についての意見を求められました。「今回の改正は」――政管保険の改正です。社会保険の改正は「抜本改正の第一着手として行……

第68回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1972/03/23、32期、日本社会党)

○小林(進)分科員 経企庁長官にお伺いいたしますけれども、物価対策関係経費という資料をちょうだいいたしておるのでございますが、その合計が一兆四百二十億八千百万円でございますが、その内容を見ますと、何で一体これが物価対策と関係があるのか、見れば見るほどどうも私ども小ばかにされたような感じを受けるのでございますが、時間もありませんのでかけ足でお伺いしますけれども、家畜伝染病予防費補助、これは一体物価にどういう関係があるのか。七億四千七百万円。繊維工業構造改善対策費七億三千四百万円、これが何で物価に関係があるのか。職業安定官署、これは百八十六億、これが物価に何の関係があるのか。環境衛生施設等整備経費……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1972/03/18、32期、日本社会党)

○小林(進)分科員 大臣には一番最後に御質問いたしますから、どうぞそこにおいでください。  各局長にお伺いしたいと思うわけでございますが、いまの農林関係予算の御説明の中にも、国際競争力に耐え得る農業ということをしばしば言われるのであります。おそらくこれからの農政の中心は、私はこれではないかと思うのであります。ことばとしてはりっぱですが、国際競争力に耐え得る農業というからには、その抽象的なことばを具体化した具体的な方策というものが、米の面においても、野菜の面においても、畜産の面においても、果樹の面においても、そのビジョンがなければならないと思うのでございます。なおまた、一方には価格の面あるいは人……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1972/03/23、32期、日本社会党)

○小林(進)分科員 通産大臣にお伺いをいたしますが、限られた時間でございますので、問題を三つにしぼりましてお伺いいたします。  第一は、近くチリのサンチアゴで行なわれる国連の貿易開発会議に関することですが、それに対する政府の態度、それから第二番目は、対中国貿易に対する通産大臣のお考え、それから三番目は、例のシベリア開発に関する問題でございます。  まず第一問からお伺いいたしますけれども、この四月十三日から五週間にわたりましてチリの古都サンチアゴで国連の貿易開発会議が行なわれる、百四十一国でございますか、千五百人くらいが参加をするたいへんな会議だと思うのです。日本政府におきましても、通産大臣が首……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1972/03/24、32期、日本社会党)

○小林(進)分科員 限られた時間でございますから、事務的にひとつお伺いをいたしたいと思いますが、私は、前の労働大臣の行政の中で、国民に、しろうとにすなおに入った政策が二つあると思う。一つはやはり週休二日です。これはすなおに入ったと思う。一般質問やその他で労働大臣の御意向も承りました。またそれに加うる、最近はどうも山中総務長官等も院外発言みたいなことで発言されて、どうも官公庁あたりが指導的に週休二日を実施するのは云々というふうな発言があったりして、どうも内閣全般としては少し後退したのではないかという感じを受けているのでありますが、これは時間ですからやめます。  いま一つは、夏期休暇です。労働省内……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 予算委員会公聴会 第1号(1973/02/22、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 何か時間もないようでございますから、私は、私の主張は簡単にして、三人の先生方にそれぞれお伺いをいたしたいと思います。  御発言をいただきました順序に従って、まず矢野先生にお尋ねいたしたいことは、実は国鉄の赤字の問題に関連いたしまして、労使でこの問題を真剣にもっと考えるべきではないかという御発言だったというふうに聞いておりますが、先ほどからしばしばお話のありましたように、二百億ドルに近いドルは国民の血と汁の結晶である。しかし、このたまったドルが結局インフレの種になったり、土地の買い上げに化けたり、株の値上がりに化けたり、骨とう品や絵画、書籍の購入費に化けたりして、一切の悪の根源……

第71回国会 予算委員会公聴会 第2号(1973/02/23、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 ほとんど限られた時間でございますので、三先生というわけにはまいりません。発言順序の中村先生にお伺いいたしまして、ほかの先生方でもひとつ貴重な御意見があったら、それに関連してお聞かせいただければありがたいと存じます。  私は、中村先生のお話を承っておりまして、率直な感じでございますが、ちょうど大蔵大臣の予算説明書を二度承っているのと同じ感じを受けたのでございます。ただ一番最後へまいりまして、財政主導型のその考え方にはやはり民間も加えて、民間と財政主導型と相一体でいかなければならぬ。その点だけは、確かに銀行マンらしく違っているなという感じを受けたわけでございます。  そこで私は、……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1973/03/03、33期、日本社会党)

○小林(進)分科員 厚生大臣、ひとつ最初に文句を言いたいのでございますけれども、大体いまの政府は、この四十八年を福祉元年とすると言うのでございますが、福祉元年といえば、福祉元年に値する福祉行政、厚生行政というものが予算の中にぱっと浮き彫りにされなければならないと思うのでありますけれども、何も浮き彫りにされていない。単に去年、おととし、さきおととしの予算の編成方針の中に、何%積み上げた、何%積み上げたというだけの話であって、いわゆる大きく流れを変えて福祉の元年と言い得るような、そういう画期的な予算の編成がえもなければ、画期的な福祉行政というものも、見るべきものはない。  私は、福祉元年を迎えるに……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1973/03/07、33期、日本社会党)

○小林(進)分科員 私は、出かせぎの問題と、それから身障者の雇用の問題と、二つにしぼって質問いたしたいと思いますが、まず出かせぎの問題について大臣にお伺いいたします。  出かせぎとは何ぞ、定義を承りたいと思います。出かせぎの定義であります。
【次の発言】 出かせぎの数ですが、労働省の持っておられる出かせぎの数、農林省の持っておられる出かせぎの数、それぞれ各省の数を御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 農林省は何だ。まず返事をする前に、おそく来まして申しわけありませんと、速記録にはっきり残るように言っておきなさい。
【次の発言】 どうして労働省と農林省と、同じ出かせぎの数に――もっとも……

第71回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1973/03/03、33期、日本社会党)

○小林(進)分科員 通産大臣にお伺いいたしますが、あなたは通産大臣になられて、通産行政の中で、福祉行政を優先するということでたいへんはなばなしく花火をお上げになっていらっしゃいますが、通産行政の中における福祉行政というのは一体何をさすのか。あなたは多弁ですが、多弁は要りません。そのものずばりで一言教えていただきたいと思います。通産行政の中における福祉行政優先ということばは一体どういうことを意味するのか。学のあるところで、簡単でよろしゅうございます。
【次の発言】 私は、いまおっしゃった業者、事業家を優先にする政治、生産者本位から消費者の利益を守るというあなたのおことばは非常に賛成でありますが、……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1973/03/02、33期、日本社会党)

○小林(進)分科員 外務大臣にお伺いいたしますが、まず最初に、先般キッシンジャー補佐官が北京に行かれましたけれども、これについて事前に通告があったかどうか、一言でお答え願いたいと思います。
【次の発言】 それではキッシンジャ補佐官来日のおりに、今回の米中会談について大要の内容を聞いていらっしゃいましたかどうか。
【次の発言】 北京における米中、いわゆるキッシンジャー・周恩来会談の内容をキッシンジャーが日本へ来たときにお聞きになったかどうか、報告を受けられたかどうかということであります。
【次の発言】 今回の米中会談の結果から見て、米中間の国交の正常化は案外早いのではないかと私はしろうとなりに推……

第72回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1974/03/05、33期、日本社会党)

○小林(進)分科員 ともかく三十分でございますので、問題を切り詰めてお尋ねいたしますので、ひとつ要領よくお願いいたしたいと思いますが、まず第一間といたしましては、四十九年度の予算の中で、いまも御説明のありましたとおり、一億三千四百万円が減少になっております。総額において、この減った理由は一体どこにあるのか、簡単にお聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 私は、いまちょっと数字を間違えましたが、四十八年度の予算に比較いたしまして一億五千七百万の減少でございます。前の数字を訂正いたします。  私は、営繕費等を主にして費用を節減されたということでございますが、この内容をまずお伺いいたしますと、宮……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1974/03/05、33期、日本社会党)

○小林(進)分科員 古くて新しい問題でございまして、新しくて古い問題でございまして、これは二十年このかた同じことを繰り返しているのでございますが、例の超過負掛金の問題、補助金の問題でございますが、最近のインフレで、さらに自治体は悲鳴をあげているわけでございます。昨年の十二月に、革新市長会から政府に対して強い意見書が出されておるはずでございます。また指定都市の九市の市長が、一致して政府に意見書を出している。二十三区、七十一の市と二つの町が一緒になって、これまた内閣に対して意見書をお出しになっております。相当切実な要望をされているわけですが、これに対して自治省はどういう回答をお寄せになったのか、承……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1974/03/08、33期、日本社会党)

○小林(進)分科員 局長八人に来ていただきましたが、大体一人四分ずつの質問でございますので、そのお気持ちで要領よくひとつお答えを願いたいと思います。  まず第一に、大臣でいいのでありまするけれども、大臣ができなければ社会局。これはもうわが党の八木委員等からきめのこまかい質問があったのでございますが、私自身まだなかなか理解ができないのでありまするので、同じことを繰り返して質問いたします。  四十八年度の生活保護費をおきめになった基準の年月日。何月何日を基準にして四十八年度の生活費をおきめになったか、その年月日をお聞かせ願いたいと思います。

第72回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1974/03/06、33期、日本社会党)

○小林(進)分科員 外務大臣にお伺いいたしますが、三十分ですから項目だけでけっこうでございます。  韓国と結んだ大陸だなの協定でございますが、これは完全にもうコンクリートされて、将来に向かっても動かし得ないものかどうか、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 それじゃ、もうコンクリートされて、これは動かし得ないものですね。
【次の発言】 そうすると、もう国会の批准を待つだけですか。完成するには、国会の批准を待てば完全なものになるわけですね。
【次の発言】 もはや実質的には、政府間の協定は完全にでき上がっていると見なければいけない。じゃ将来、中国が御承知のとおり反対をいたしておりますが、中国……

第75回国会 予算委員会公聴会 第1号(1975/02/08、33期、日本社会党)【議会役職】

○小林(進)委員長代理 それでは、次に櫻井公述人にお願いをいたします。
【次の発言】 どうもありがとうございました。
【次の発言】 これより各公述人に対する質疑に入ります。お申し出の順序によって、順次質疑をしていただきたいと思います。順次これを許します。石野久男君。
【次の発言】 湯山勇君。
【次の発言】 よろしゅうございますか。時間がございますからどうぞ。――よろしゅうございますか。  荒木宏君。
【次の発言】 和田耕作君。
【次の発言】 質疑の途中ではございますが、ただいま鶴田公述人が参りましたので、ここで御意見を承ることといたします。鶴田公述人、お願いをいたします。

第75回国会 予算委員会公聴会 第2号(1975/02/10、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 まず金森先生にお伺い申し上げますが、消費者の立場から大変有意義なお話を承りました。食品の添加物に気をつけろ、化学肥料も危険性が多い、商品の耐久性についても努力をせよ、大変有意義なお話があったのでございますが、この中でも私は、商品の耐久性の問題についてお伺いいたしたいのでございますが、家電といいますか、家庭電器等を見ますと、どうも同じ品物を一年に一回ないし二回ずつ、ちょっとスタイルを変えて、そして故障したものを持っていきましても部品がない。むしろここで、新しいこういういいものがありますということで、消費経済といいますか、浪費経済といいますか、そういうふうな販売方法を大企業を中心……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○小林(進)分科員 勤労者財産形成促進制度だけについて御質問をいたしたいと思うのでございます。  まず第一に、政府は一九七二年でございますか、勤労者財産形成促進法を大変自信を持って国会にお出しになりました。しかるに、四十九年の末にその成果を見ますると、まず加入者が三百九十六万人、全勤労者のわずかに一割、貯蓄残高が三千七百五十億円、貸出金に至ってはわずかに三十一億円という、決して見るべき成果のないような形でこの法律が終わった。そこでいろいろの場合を勘案されたのでございましょう、今国会でこの法律の一部改正案を用意せられておるのでありますが、その改正案に論述を進める前に、なぜ一体この法律が政府の予期……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1975/02/28、33期、日本社会党)

○小林(進)分科員 農林大臣、あなたに質問しようと思って一年がかりで問題を用意すると、あなたの部下が来られて、先生、うちの大臣にはひとつお手やわらかに、何の問題でございますか、と言うから、この問題だ、と言うと、さあ、先生、三十分の分科会ではちょっとどうでしょうか、私の方で説明しましょうか、こういうことで、あなたはなかなかいい部下を持たれましたな。どうもそういうことで撹乱されて、私の用意した問題が、次から次へとだんだんずれていきまして、私も、心ならずも、用意した問題を出さないことにしちゃったのです。改めて後日ほかの委員会でゆっくり申し上げることにしまして、あなたの忠実な部下諸君に免じて、きょうは……

第77回国会 予算委員会公聴会 第2号(1976/02/09、33期、日本社会党)

○小林(進)委員 きょうはロッキードの問題でどうも走り回っておりまして、先生方の貴重な御意見を承る時間もなかったわけでありますが、板倉先生にはかねがね私は御質問申し上げたいと思っておりました。ここへ参りましたらお顔が見えましたので、ちょっと思いつきのようで悪いのでございますが、ひとつお教えをいただきたいと思うのであります。  それは、ほかでもございませんけれども――また、私は言葉が悪いのでございますけれども、ひとつ誤解のないように、腹はきれいな男でございまして、決して意地悪く申し上げているわけではございません。  ただ最近の、また政治献金を開始されるというようなことに関連をいたしまして、たしか……

第77回国会 予算委員会予算審議とその執行に関する調査小委員会 第1号(1976/06/03、33期、日本社会党)

○小林(進)小委員 いまの楢崎委員の質問に関連いたしまして三点ばかりお伺いいたしたいと思います。  いまも議論になりましたこの推定ということですね。建設省は正確、確実であるということで認定をされているのに対して、行管は、推定としては否定できないという意味の言葉を二つお使いになっているのでございます。これは文章上非常に疑問がありましたが、先ほどからの建設大臣のお言葉を聞いておりますと、行政庁内部、いわゆる両省の間では、両大臣の間では完全に一致している。一致しているが、完全に了解はできあるいは見解は一致しているが、ただ公式の文書として表へ出す場合、行政管理庁としてはこういう言葉を使わざるを得ないん……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 予算委員会公聴会 第1号(1977/02/21、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 質問に移る前に議事進行に名をかりて委員長に一言お伺いいたしたいのであります。  本予算委員会の公聴会は、これは新憲法と立法府が持つ新しい行事でありますから、大いにこれを権威あらしめ、特に陳述は重要視しなければならない。その意味において、これは立法府だけが承るのではなくて、行政府もともにやはり謙虚な気持ちで聞かなければならぬ。だから、できれば各省大臣も来てお聞きを願いたいが、まあ大臣もそれぞれ御用事があれば不可能な場合やむを得ない。そのときには、わかって副大臣ができるだけ多く来て、そして真摯な態度で陳述を承るということになっていたのであります。そういう慣習をわれわれはだんだん手……

第80回国会 予算委員会公聴会 第2号(1977/02/22、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 十分でございますから、簡単な質問にとどめますが、まず木下先生にお伺いいたしたいのでございます。  大体、自由主義経済というものは、なるべく国家の保護も国家の干渉も受けないで自由濶達に、自由そのままの言葉のとおり経済活動を行う。しかるにわが日本の今日は、国家独占資本といいますか、自由の名において非常に過分な国家の保護を受けているわけであります。税制、金融、あらゆる面において保護を受けておる。でありまするから、人によっては、これくらい日本の企業が国家の保護を受ければ、それはどんなに能力がなくても利益を上げるのは普通だというのが外国、特に先進国等から日本に行われている一般の風評であ……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1977/03/15、34期、日本社会党)

○小林(進)分科員 それでは外務大臣にお伺いをいたします。  内閣の継続性の原則に立ちまして、前の三木内閣当時の問題について再確認をしておきたいと思って質問を申し上げるのであります。  それは、昭和五十年の十二月二十四日、「金大中氏の自由、その他に関する質問主意書」というものを前尾議長を通じて内閣に提出をいたしました。その内容の一部分についての政府の回答書が納得できませんので、改めて御質問するわけでありますが、それは、私の質問書の中にこういうことがあります。   外国公権力の日本国内における行為について、次の点を明らかにされた。  (1)金大中事件以後、外国公権力によって、日本に居住する日本国……

第84回国会 予算委員会公聴会 第2号(1978/02/10、34期、日本社会党)

○小林(進)委員 私は新田先生にお伺いをいたしたいと思います。  問題が五つ、六つございますので、項目だけ挙げて、きめの細かい先生のお教えを得たいと思うのでありますが、一つは、産業政策及び経済政策を考える際、今日の不況下では、従来のような市場経済に任せるだけでは何らの解決策も見出せないではないか。一定の社会的――先生は介入というお言葉をお使いになりましたが、社会的介入が必要である、これは決して統制経済ではないという御趣旨でございましたが、この社会的介入ということについていま少し具体的にお教えをいただきたい。これが一点でございます。  なお、第二点といたしましては、日本における戦略的産業構造の変……

第84回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1978/02/27、34期、日本社会党)

○小林(進)分科員 総務長官にお伺いいたしますが、公営競技は、ここ十年以来非常に盛況になってまいりまして、現在一年間の売上総額が大体四兆二、三千億円、そこに動員される人員は延べ一億三千万人前後になっておるのでございます。しかも、その売上金の中からあらゆる地方団体、その他の公益団体、あるいは環境衛生、教育、保育、そういう方面に税金の補助的役割りをいたしておりまする金額が大体四千億円から五千億円近く、大ざっぱに言ってたばこの専売益金の約半額以上がそういう方面に使用されておるのであります。したがいまして、これを従来どおりの形にとどめておくことは決して妥当ではないということで、私はこの予算委員会におき……

第84回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1978/02/28、34期、日本社会党)

○小林(進)分科員 法務省は昨年の十一月二十八日法制審議会に諮り、今年の一月二十三日、審議会に提出をされたと同じような内容の審議会からの答申がございました。それを受けて、刑事訴訟法の一部を改正する法律案要綱を、刑事事件の公判の開廷についての特例を定める法律と銘を打たれて、刑訴法に対する特例法として、特別立法として今次国会に上程されるやに聞いておりますが、本当にもうお出しになる決意が決まったのか、あるいはまだ再考慮の余地あるとして一時それを見合わせることにされたのか、承っておきたいと思います。
【次の発言】 いつごろ御提出になる予定でいらっしゃいますか。

第84回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1978/03/03、34期、日本社会党)

○小林(進)分科員 私は、金大中事件についてお伺いいたしまするけれども、外務大臣、金大中を拉致した犯人がだれであるかおわかりになっておりますか。あるいはまた金大中が拉致されて、いまでも病院に拘禁されている体でありまするけれども、その被害者である金大中自身から、一体この問題について直接お話をお聞きになったことがありますか。  時間がありませんから、私が申し上げまするけれども、それやこれやも含めて、一つも問題は明快になっておりません。日本の国に平穏無事に暮らしておる人が、ある日突然として拉致された。金大中自身の人権もまだ一つも回復されていない。それを日本政府は、政治的解決が済んだと言っている。こう……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1980/03/07、35期、日本社会党)

○小林(進)分科員 限られた時間でございますが、私は金大中事件について、予算その他で十五回以上質問いたしておりました。本衆議院においては、一つの問題で十五回の質問はレコードだそうでございます力記録づくりだそうでございます。これをきょうは質問するに際しまして読み直してみましたが、この中における外務省、責任者の答弁は全部うそであります。  この問題に関連いたしまして、今度はいみじくも金大中さんはいわゆる公民権を回復せられた、内外ともに自由の身になられたのでありまするが、これに対して外務省は一体いかなる処置をおとりになったのか、一言ごあいさつなさったのかどうか、まず承っておきたいのであります。


36期(1980/06/22〜)

第96回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1982/03/01、36期、日本社会党)

○小林(進)分科員 何を質問するかと思いまして、法務大臣、道を歩きながら考えてきました。それで、何も事前に約束する必要はないので、質問も自由ならば答弁も自由です。  そこで、あなたに私は質問しますけれども、青山学院の入学の問題については法務大臣の資格でおやりになったのか、国会議員の資格でおやりになったのか。学生の入学のあっせんをされたというようなことで若干新聞紙上に出ましたが、私もあれを拝見いたしまして、大臣、意地悪い質問じゃないのですよ、私も頼まれているから同病相哀れむつもりで質問するのですから、あなたは安心して答えていいのですよ。  それで、そうしたら文部省が若干あわてて、何か青山学院の理……

第96回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1982/03/01、36期、日本社会党)

○小林(進)分科員 厚生省にお伺いいたしますが、ことしの二月の十二日にピシバニール、クレスチン、丸山ワクチンの臨床の成績を発表されました。それからこれは昨年の七月十日にもピシバニール、クレスチンの臨床の成績を発表をされました。  まず、昨年の七月十日のデータはだれが作成をして、いつ発表されたものなのか、まずそこからひとつお伺いをいたしたいと思います。大臣から答えてもらいたい。
【次の発言】 その丸山ワクチンは関係なしだよ。七月十日に発表したデータは、だれが作成して、何年の何月に発表したものを昨年の七月十日に発表したのかと聞いているのだ。時間がないからぱっぱっと答えろ。

第96回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1982/03/08、36期、日本社会党)

○小林(進)分科員 どうも通産大臣、最近の日米関係はまことに不愉快なことばかりでございまして、特に私ども野党から見ると、貿易のトラブルの問題といい、あるいは防衛力拡大の問題といい、何か日本の基本に関するようなことを平気でアメリカが干渉される。黙って第三者から見ると、どうも日本がアメリカの属国のような感じも受けざるを得ないという感情でございます。これについてゆっくり御質問したいと思うのですが、与えられた時間が三十分ですから論じている暇はない。  そこで、ひとつ個条的にお伺いしますが、いよいよ明日から日本で日米貿易小委員会が開かれるわけであります。そこへ提出される資料とか内容はもうでき上がっている……

第98回国会 予算委員会公聴会 第2号(1983/02/10、36期、日本社会党)

○小林(進)委員 丸山先生、どうも久しぶりでございました。きょうは、もうあなたは防衛庁ではございませんから対決の必要はない。私はあなたから教えていただくために三点ばかり、関連でございますが、ひとつ質問させていただきます。  一つは、マクナマラ、シュレジンジャー等アメリカの防衛庁長官のお話が出ましたけれども、このお二人、それにケネディ等も含めて、レーガンさんとは考えが大変違うようでございます。マクナマラさんは、核については核先制不使用をアメリカ政府は宣言すべきじゃないかということを強く主張しておられるが、こういう点をどうお考えになるか。私もその後しばしばこの両氏には会見いたしておりますが、これは……

第98回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党)

○小林(進)分科員 ちょっと防衛庁長官に資料の要求をいたしますが、これは大したものじゃございません。  きのうの予算の一般で欧亜局長も答えておりましたが、以前に外務委員長の指示で例のレフチェンコの資料を、全部じゃないけれども、いま外務省も防衛庁もお持ちになっている。それでいいのです。まだ細部のものはアメリカから届いていないそうですから、届いているもので結構ですから、それをひとつ私の方へお出しくださるように。これはもう発表されているのですから、もうあすでもすぐ下さるようにお願いいたします。よろしゅうございますね。
【次の発言】 結構でございます。  防衛庁長官とは、ともに外国旅行もした旧友の仲で……

第98回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党)

○小林(進)分科員 私は、二つのことで質問をいたします。  何しろ四つの海に取り囲まれた日本ですから、平穏無事のときにはいいけれども、異常事態が起きた場合には一体国民の食生活をどうしてくれる、糧道をどうやって守ってくれるか、その問題が一点でございます。農林省も研究されているはずですから、どうぞ細かくお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 いま短期あるいは長期の食糧政策をお挙げになりましたが、その前に、いま食糧というものが戦略物資になっているのじゃないですか。対ソ連の問題。アフガニスタンなんかの事件が起きてからアメリカはソ連に食糧を売るとか売らぬとか、結局レーガンもカリフォルニアにおける農民……

第98回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党)

○小林(進)分科員 限られた時間ですからスピードをかけて申し上げますが、この前の予算の一般質問のときに、私は、これだけ世論が支持をしている丸山ワクチンを採用すべきであるということを言ったときに、厚生大臣は繰り返しこういうことを言われた。ともかく医薬の許可認可というものは人間の生命身体に関する重大問題だから慎重に慎重に構えなければいけない、こういうことをおっしゃいましたね。  そこで、私はこの言葉に非常にこだわりを感じている。それほど新薬の認可というものが慎重に、かつ大切な重大な問題であるとするならば、何で一体ケミファなどというああいう問題が起きたのですか。あなたのおっしゃるように慎重に構えたら……

第98回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1983/03/05、36期、日本社会党)

○小林(進)分科員 きのう、おととい等から大分新聞にやかましく報道されておりますけれども、ILOの結社の自由委員会の日本向け勧告文を一部削除するという問題、この問題は、四日の日の午後のILOの理事会で自由委員会の申し立てどおり修正されて満場一致で採択されたということが、けさの新聞に報道されているわけでございます。非常に結構だと思うのでございますが、このように自由委員会の報告が理事会の場で訂正されたということは、これはILOの場合では初めてじゃないかということが一つ。  それから、五十七年度の人事院勧告見送りについて政府決定に再考を求めるのは有益ではない、これは自由委員会の原文でしたが、これが完……

第98回国会 予算委員会第七分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党)

○小林(進)分科員 長谷川運輸大臣にひとつ御質問をいたしたいと思いますけれども、あなたと私は古い仲だから、ここで改めてそういうことを言うのもちょっと面映ゆいけれども、まあやはり公式は公式ですからね。しかし、気持ちの中ではひとつフランクにいきましょうや。何もあなたをひっかけてどうのこうの、そんなさもしい気持ちは一つもないのであって、お互いに腹の中を探り合う、いろいろな話を出すということで……。  実は私は、今度の国会の一つのメーンと言われているあの国鉄監理法案、予算が近く八日あたりに通るというと、後に残るのは国鉄監理法案、これをどう処理するかということが今次国会の重大なポイントになるわけですが、……

第98回国会 予算委員会第七分科会 第3号(1983/03/07、36期、日本社会党)

○小林(進)分科員 法制局長官と人事院総裁お見えになっていますか。――私は第二何とかというのは要求してないので、法制局長官を要望しているのでありますから、その点は間違いのないように。ここは立法府ですから、部長やら局長やら課長やらなんという細かい者とは何もここで論じる必要はないのであって、この点間違いのないようにしてください。立法府の権威のためにもきちっと処置してもらいたい。きょう私は、公務員、昔で言えば官吏だ、この服務が大変乱れておりますから、この問題を関係の責任者にお尋ねしたいということであえて出席を要望したわけであります。  公務員の官紀の紊乱、特に見るにたえないのは郵政省だ。一番悪いから……

第98回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党)

○小林(進)分科員 私は一般質問で、外務大臣、どうも外務省はまだ人員、機構が足りない。特に、情報時代に情報を収集する能力が非常に外務省は劣っています。だから、われわれはあらゆる面に資料を要求しても、なかなか要求するような資料が入ってこない。これは最大の外務省の欠陥だと私は思いますが、その意味においても、行政改革のときにあっても、ひとつ思い切って膨張するようにしていただきたいと思うのです。  この分科会でいろいろな注文を出しておきましたけれども、ここへ来ましたらちょっと考えが変わりましたから、思いつくままに三十分、大きな声を出していると終わりになりますから質問をいたしますけれども、やっぱり世界の……

第98回国会 予算委員会第六分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党)

○小林(進)分科員 三十分ですから、長い答弁をされると、それで三十分終わってしまう。  大臣にお伺いしますけれども、今年度の輸出の総額、見通しをひとつお聞かせ願いたい。
【次の発言】 輸入は。
【次の発言】 今年度の石油価格の見通しについて、大臣に承ります。
【次の発言】 そんな慎重論を聞いているのじゃないですよ。大体の予想は、三十四ドルかあるいは三十ドルくらいに落ちつくのか、二十五ドルくらいに落ちつくのかあるいは二十ドルくらい来るのか、その価格の見通しを言っているのですよ。慎重論を聞いているのじゃないんだ。
【次の発言】 こんなことで議論していると時間がたってしまうけれども、あなた、経済企画……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○小林(進)分科員 私は、まず衆議院議長にお伺いいたしたいと思うのでありますが、選挙法の改正の問題であります。  これは各党でそれぞれの案を練っておられるようでございますが、やはり立法府の公正妥当な最高の地位におられる衆議院議長として、一体この問題をどうお考えになっているかということをお聞きをしておくことも重要だと思います。  第一に、私がわからないのは、最高裁でいろいろ格差の問題、兵庫の五区と千葉県の第四区ですか、四・五四倍の格差がある。これは憲法違反である、法律違反であるということになる。そこで何か各党はその修正案をつくっているようでございますが、もちろん私は、社会党とは関係ありませんよ。……

第101回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○小林(進)分科員 日本の農業における専従者と第一種兼業と第二種兼業の数をちょっと教えてもらいたい。
【次の発言】 ここでお伺いしたいのですけれども、日本の農家の一年間の総所得、総収入と言ってもいいが、これは幾らになっていますか。
【次の発言】 総額は十兆になる。  日本の農家の一年間の一戸平均の総収入……。
【次の発言】 今のは五十七年度ですが、農家の一年間の総収入は四百九十六万円で、その中に占める農業収入が九十五万円、これは比率にすると二割いってないわけです。二割切れますね。だから、農家農家と言っておきながら所得面から見れば、ただうちが田んぼや農村にあるというだけであって、生活実態や所得の……

第101回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○小林(進)分科員 きょうは、大臣、いろいろの約束がありますから内容には触れません。触れませんが、大臣も深く関係しておられます例の講道館・全柔連対学柔連の紛争の問題。  これは、前の参議院議長の安井さん等も入られて調停委員会が結成せられ、調停作業をお進めになっている。これはまあいいと思いますから私も静かに見守りまして、その成果を見るまでは私も口にチャックをはめている、こういうことになっていますから内容には触れませんが、大臣はこの問題の調停の見通しについてどういうふうに所見をお持ちになっているか、それを二言お伺いしておきたいと思います。

第101回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1984/03/12、37期、日本社会党・護憲共同)

○小林(進)分科員 大臣、一つは、聞きたいことは行革と地方税の問題なんです。時間がないから急ぎますけれども、地方税の徴収、これは国税は五万三千人、地方税は八万七千人、若干のあれがあるかもしれませんが、徴税の能力ということで大体百円に対して国税の方は一円二十五銭か何かなんです。地方税の方は三円七十銭か何かで、三倍近く徴税費がかかっているわけです。私は、民主政治は地方自治を中心にいかなければならぬということでいくけれども、その問題と徴税の問題は違うと思うのです。  我々の子供のときは賦課税といって皆中央も地方税もこれ一緒だった。払う者にしては、二回も三回も催促されるよりは一回で済む方が納税者から見……

第101回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1984/03/12、37期、日本社会党・護憲共同)

○小林(進)分科員 今二時四十分、私に与えられた時間は三十分でございますから、三時十分を目途にして質問をやります。  質問の要旨はもう官僚のところへ行っておりますから、大体準備はされておりますが、駆け足でひとつ申し述べていきたいと思います。  第一番には、日雇い労働者の総数、これは職安に登録してあるだけじゃありませんよ。あとは、その実態並びに出稼ぎ労働者の総数及び実態。これは全部登録の人員を言っているのじゃないのだ。むしろ登録外の者も含めて、その総数を承っておきたいと思うのであります。
【次の発言】 次は、私は建設業に対する日雇いとか出稼ぎの実態をひとつ聞きたいのでございますが、私どもの大ざっ……

第101回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○小林(進)分科員 限られた時間でございますから駆け足で質問いたしますが、五十五年、五十六年、五十七年、五十八年ができていれば五十八年も含めて、その中の総企業の総配当金、それから総交際費の総額、それから広告料の総額、なおあわせて使途不明金と称するものの総額、これだけをひとつ資料としてお示しをいただきたいと思うのでございます。
【次の発言】 今の御報告がありましたとおり、大体配当金と交際費と広告費を三つに分けてお聞きいたしますと、私は総括的に言って、これは古い、今おっしゃった数字の五十四年度の数字を基準にして言えば、配当金が二兆一千億円、それから交際費が二兆九千億円、それから広告費が二兆一千億円……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

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