このページでは坂田英一衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。坂田英一衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○坂田(英)委員 なお先ほど数字の問題が出たかもしれませんけれども、炭鉱その他に対する労務用の地下たびの配給数量と、農村の方回に向つての地下たびの配給数量等は、一例でありますが、一人当りに対しまして著しく差を持つております。これはどういうところから、かような差別をつけられておるものであるか。その点もあわせて御答弁を願いたいと思います。
○坂田(英)委員 議事進行について本日は非常に委員会においても、いろいろ審議すべき点が多いのでありますが、今の問題につきましては、これは非常に重大な問題でありますので、農林大臣の今御説明になつたことにつきましては、われわれは非常に感謝し、また納得いたしておるのであります。安本長官もこれと同樣の御意見であろうと思いますので、農林大臣と同樣の御意見であるということをひとつお話を願いたい。これだけでよろしいから……。
○坂田(英)委員 ただいまの質疑應答の結論を、私はそのお答えがいいとか、あるいは質問がいいとかいう問題ではなしに、その過程において行われたことが、國際的にも國内的にも非常に重大であると思いますので、その点をはつきり政府から答弁をしていただく、あるいは管理局長官でもよろしいし、あるいは大臣に、今日でなくてもよろしいが、はつきりしていただきたい。というのは、その一点は、食糧が余つている、供出のやり方さえよければ日本の國内において食糧は十分であるということ、十分とまでは行かなくても近いというようなことについての、はつきりしたお答えを願つておかなければならぬと思う。この點は大体米がゆつくりしておるので……
○坂田政府委員 価格調整公団法の一部を改正する法律案提案の理由を御説明申し上げます。 価格調整公団の運転資金は、現行法によりますれば、復興金融金庫よりの、借入金によることになつておりまして、復金借入金残高は本年三月末以来常に二十七億九千万円余に上つているのであります。さらに本年六月の価格改訂、認証手形の立替決済等のため、本年三月以降において最高十二億余円の増加運転資金を必要とするのでありますが、復金の新規貸出しが行われないため、資金計画を極度に切詰めて運営している実情であります。 一方認証手形についてみますに、公団の業務を買取り売りもどし制から差金取引制に移行するとともに、買取売りもどしの……
○坂田政府委員 預金部を予定しております。
【次の発言】 今のところ預金部だけでありまして、裏から申しますと、市中銀行からは融資しないという裏書のためにこういうふうになつております。
【次の発言】 御説の通りでありまして、現に現状といたしましては差金決済の方面に移行しておるのであります。ただその移行をいたしまする際におきましても、非常に金請りの実情にありますこと、それからまた品物にいたしましても、売切れ等の傾向が最近相当弱つておるような物資もあります関係から、その方面に移行することが相当困難な実情にはありますが、極力そういう方法をとつて進んでおります。
○坂田政府委員 お答えいたします。現在の価格行政といたしましては、大体現行の為替レートを堅持する方針のもとに、輸出の確保あるいは生計費の安定維持という建前から、従来通りやはり一般物価水準の低位安定を考えて行くということを中心にして、進んで行きたいという所存であります。しかしながら現在の行政からいたしますと、財政金融政策等によりまして、安定計画が軌道に乘つておる現在においては、單に物の統制ということだけによつてそれを達成することよりも、本来の経済の行政に立ちもどつて行くという意味から、需給のバランスのとれたものとか、はずしてもそう上らないという見通しのつくものが、かなり多くここに現われて来ておる……
○坂田政府委員 では政府の意見を述べさせていただきます。 日程第四、価格調整公団職員に対する不当解雇取消に関する請願についてでありますが、価格調整公団石砂支部取扱い品目については、本年九月一日以降公団扱いを廃し、十一月一日以降は石砂支部の存続を認めない旨物価庁長官より通牒あり、また十月一日以降の公団の定員についても物価庁庶務課長より依命通牒があり、この通牒によりますと臨時処理部定員三百五十九人は昭和二十五年三月三十一日までに零となるよう逐次整理することになつておるので、清算事務に関係ない職員の整理を行うことになり、本請願の武藤洋一、大内淳、櫻井弘の三名も、以上の趣旨により十一月八日付をもつて……
○坂田政府委員 消費税撤廃後における二重価格制の問題は、どうなつているかというお尋ねであると思いますか、これは別に私どもといたしましても、二重価格制をとるといつたようなことをまだ確定いたしておりません。と申しますのは各業界の事情によつて非常に違う点があると思いますので、その業界の実態に即して業界の御意見をよく拜聽して、それでいろいろとその点をきめて参りたいと一応存じております。大体綿やスフにつきましては、二重価格制をとるのがいいのじやないかというふうに一応は考えておりますが、その他のものにつきましては現行価格にすえ置きまして、しかる後税拔きの新価格を実施するというような考えを持つております。い……
○坂田政府委員 現行輸入原皮の通産省払下価格は、昨年九月、一定期間すなわち昭和二十三年七月から同二十四年六月までにおける各品種ごとの輸入契約価格を加重平均したものでありまして、原皮のごとく一枚心々それぞれ価値差のあるものについては、必ずしも適当とは申されませんが、統制下特に政府貿易のもとにおいては、やむを得ざる措置としてとつたものであります。なお当庁においても、その後原皮全般について種々検討の結果、需給関係が大体一致する見通しがつき、また一般市場価格も安定する方向にありますので、近く原皮について統制額を廃止することにいたしましたから、本請願の趣旨とする難点もおのずから解消し、製革業者としても、……
○坂田政府委員 ただいまの御質問にお答えいたします。この固定資産税、並びに附加価値税も同様であると思いますが、その性質は大体今お話の通り、外形標準の課税でありますので、当然理論的には、公定価格あるものにつきましては、原価計算に算入することになろうと思います。しかしこれによつてただちに公定価格を引下げることになるかどうかということに相なりまするならば、この物価の統制といたしまして御存じの通り漸次正常の経済にもどして参りまする関係上、統制並びに価格の統制につきましても、自由にこれをもとして参るという方針をとつて進んでおるわけでありまして、多くのものが統制価格を撤廃するという方向に進んで行きたい。従……
○坂田政府委員 衆議院の委員会におかれまして、十日、十一日両日にわたつて、いろいろな御質疑もあり、御意見も承つたわけでありますが、十一日に衆議院の委員会から、政府に対して要望の点申入れがありまして、その間いろいろとごもつともともの点も、若干ございまするような関係からいたしまして、司令部とも折衝いたしたわけでありますが、結局大局的見地に立ちまして、まず実施するということに、相なりましたようなわけであります。もちろんその間におきまして、第四・四半期の火力の石炭の割当の増加の問題とか、あるいは電力量の割当を均衡に、地域的にするといつたような問題につきましては、御了承を得まして、さようにいたすことに、……
○坂田政府委員 お答えいたします。井上委員のお話は、まつたく私どもとしても同様に考えておるのでありますが、御存じの通り、今回の改訂料金におきましては、業種別による割引料金は一切これを認められないということに相なりましたので、今お話のあつた灌漑排水用電力の値上げも、比較的高く相なつておりますのも事実であります。しかしながら灌漑排水の電力の問題は、お説の通り、まつたくこれはでき得る限り低くすることに努めなければならぬと存じておりますので、この種の電力の需用に対しましては、料金以外に割当てる、つまり高い超過料金がかからないように、でき得る限り割当の操作によつて低くするように努めて参りたい、こう考えて……
○坂田委員 ちよつとお伺いしたいと思います。農林省の方の林野庁を国土省に移すという点でありますが、これについて何か治山治水を中心にしてお考えをなされたように承るわけでありますが、林野庁の中には、やはり林産のいろいろな問題もありますし、農村問題と非常に密接な関係のところもありましようが、そういう点については、やはり全部国土省に移すというようにお考えになつたものでしようか。こういうことについて何か御意見はなかつたでしようか。
○坂田委員長代理 それではこれから会議を開きます。
委員長が所用のために、理事の私が委員長の職務を行います。本日は行政機構に関する件を議題といたし、行政管理庁から行政査察の結果に関し報告を求めたいと思います。行政管理庁監察部長柳下昌男君。
【次の発言】 御質問なり御意見があれば、この際御発言を願います。
【次の発言】 ほかに御発言はありませんか。――御発言がなければ本日はこれにて散会いたします。
午後二時二十三分散会
○坂田(英)委員長代理 これより会議を開きます。
委員長が所用のために私が委員長にかわつて委員長の職務を行います。
本日は昨日に引続きまして、運輸省設置法案等の一部を改正する法律案、及び行政機関職員定員法の一部を改正する法律案の両案について審査を行い、次に請願及び陳情書の審査を行いたいと存じます。
まず運輸省設置法等の一部を改正する法律案を議題といたし、質疑に入ります。
【次の発言】 今の松本委員の御質疑の点は、運輸省と電通省との間に、十分了解がついておるそうであります。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。――他に御質疑がなければ、本案についてこれより討論採決に入りますが、討論は……
○坂田(英)委員長代理 これより会議を開きます。 委員長が所用のため、理事の私が委員長の職務を行います。 本日は法務府設置法の一部を改正する法律案、国家行政組織法の一部を改正する法律案、行政機関職員定員法の一部を改正する法律案、経済調査庁法の一部を改正する法律案、及び経済安定本部設置法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案を一括して議題とし、政府委員の見えられております方から逐次説明を願います。 まず国家行政組織法の一部を改正する法律案及び行政機関職員定員法の一部を改正する法律案を一括して、政府より提案理由の説明を求めます。城政府委員。
○坂田(英)委員 私は自由党を代表しまして、引揚同胞対策審議会設置法の一部を改正する法律案に全面的に賛意を表するものであります。 申し上げますまでもなく、まだ三十七万の未帰還者が残されておるのであります。これらの家族の人々、遺族の人々の思いを思い合せまするときにおいては、何としてもこれらの送還の問題に、あるいは送還後における援護の各種の問題、特に住宅の問題その他に関連して、本対策審議会は非常な熱心さを持つて調査その他対策についてのいろいろの事柄行つて参りましたことは、国民とともにこの審議会に対して感銘いたしておるわけであります。かような実情にあるのでありまして、それらの理由をごたごたとたくさ……
○坂田(英)委員長代理 これより会議を開きます。
委員長が所用のため理事の私が代行いたすことにいたします。
まず審議会の整理等のための運輸省設置法の一部を改正する法律案を議題といたし、政府より提案理由の説明を求めます。山崎運輸大臣。
【次の発言】 次は利根川開発法案を議題といたし、提出者より提案理由の説明を求めます。石川榮一君。
【次の発言】 委員長からあらかじめ申し上げたいのですが、本日の議題は利根川開発法案並びに審議会等の整理の必要上それぞれ各省設置法等の一部を改正しようとする法律案十四件でありますので、逐次提案理由の説明を求めることにとどめ、質疑は次会においていたしたいと思います。な……
○坂田(英)委員長代理 ただいまより会議を開きます。
本日は委員長所用のため、理事の私が委員長の職務を行います。
本日の日程に入ります前にお諮りいたします。利根川開発法案について、建設委員長より連合審査会を開催いたしたいとの申入れがありましたが、建設委員会と連合審査会を開くに御異議ありませんか。
【次の発言】 ではさよう決定いたし、時日につきましては、建設委員長と打合せの上、公報をもつてお知らせいたします。大体の予定は明日午後一時より開会いたす予定であります。
本日はまず利根川開発法案参議院提出法案第十七号を議題といたし、質疑に入ります。質疑の通告がありますから、これを許します。青木正君……
○坂田(英)委員 これから重大なる行政機構改革に関する質疑をいたしたいのでありますが、担当国務大臣でありまする野田長官が見えておりませんので、この長官に対する質疑をいたしたいと存ずるものでありまするので、出席されるまで私の質問を留保いたします。
【次の発言】 私は行政制度の機構の問題につきまして、責任国務大臣でありまする野田国務大臣に御質問をいたしたいと思います。
まず行政の制度機構を徹底的に簡素化して、国政運営の能率化をはかり、経費の節減をはかる必要のあることは、いまさら申すまでもないのでありますし、さらに被占領状態からのがれて、独立国として再出発することになつたのでありますから、この情勢……
○坂田(英)委員 主要農作物種子法案について、提案理由の説明を申し上げます。 米麦等主要食糧の増産をはかり、国内においてその自給率を高めますことが、わが国の自立の基礎條件であることは申し上げるまでもないところであります。従いまして施策の重点が米麦の増産に集中されていることは当然でありますが、米麦の増産のためには、優良な種子を確保し、これを普及するということが根本的な方法であると存ずるのであります。しかしながら米麦の種子につきましては、需要者が極度に現金支出をきらう農家であり、しかも自家採種ができますので、優良な種子の導入が増産の要締であることを知りながらも、自発的にこれを行つていないというの……
○坂田(英)委員 ただいま議題と相なりました松浦東介外二十三名提出米穀の政府買入価格の特例に関する法律案に関しまして、提案の理由を御説明いたします。 米穀の政府買入れ価格は、食糧管理法第三條第二項の規定に基きまして、政令の定めるところにより、生産費及び物価その他の経済事情を参酌して定めることと相なつておりますことは御承知の通りであります。 しかしながら、この規定に基く政府の買入れ価格は、諸般の事情により、通常供出の始まる時期から相当遅れて決定される実情にありまするので、その価格の決定あるまでの間における供出分に対しましては、一応政府の定めました仮の額を、食管特別会計から農業協同組合等を通じ……
○坂田(英)委員 お答えします。この法律を特に出さないとどうしてもそういう処置をとることができない点については、先ほど政府委員からお答えを申し上げた通りでありまして、さような意味合いから、二十七年度から特別の処置をとつてこの価格の点を全うして行こう、こういう趣旨であります。さかのぼつてやる意思はないわけであります。
○坂田(英)委員 ただいま議題となりました耕土培養法案につきまして提案の理由を御説明申し上げます。 米麦等の食糧を始め各種農産物の生産を増加いたしますことは、経済自立の基本要件でありますとともに、農家経済安定のためきわめて重要な施策であることはいまさら申し上げるまでもないところであります。農産物の増産をはかりますためには、まずもつて農産物生産の基盤である農地の土壌、いわゆる耕土の生産力を培養すること、すなわち土をつくり、土を肥やさなければならないのでありまして、特にわが国のように、過小の国土の中に過大の人口を養わねばならない国柄におきましてはその感をいよいよ強くするのであります。 農地の生……
○坂田(英)委員 農林大臣の定める面積は、大体五十町歩ぐらいを見当にしております。
【次の発言】 今のこの五十町歩というのはそれだけに集団されておる所を予想するのであつて、しかしその中には酸性土壌でないもの、いわゆる秋落ち田にいたしましても、集団を意味するのであつて、実際の施行は、それ以下であつてもその範囲内において施行するということになると思います。
○坂田(英)委員 請願に関する小委員会の審査並びに結果の報告を申し上げます。 請願に関する小委員会は去る二月二十八日、五月九日及び六月十九日の三回にわたりまして小委員会を開催いたし、本会期中本農林委員会に付託となりました請願二百四十九件につきまして、慎重に審議いたしましたので、ここに御報告申し上げるわけでありますが、二百四十九件の請願の内訳を申し上げますと、農政に関するもの七十二件、農地に関するもの六十二件、林業に関するもの四十二件、畜産に関するもの四十八件、食糧に関するもの十五件、蚕糸に関するもの八件、農業改良に関するもの一件となつております。これら二百四十九件中二百二十二件は、現下におき……
○坂田(英)委員 昨二十八日、第四回請願審査小委員会を開催いたし、六月二十六日以降七月二十三日まで、本農林委員会に付託となりました請願につき審査をいたしましたので、ここにその概要を御報告いたします。 今回付託となりました請願の件数は二十一件でありまして、その内訳を申し上げますと、農政に関するもの四件、農地に関するもの四件、畜産に関するもの一件、農業改良に関するもの二件、蚕糸に漢するもの三件、林野に関するもの一件、食糧に関するもの六件となつております。これらにつきまして慎重に審議いたしました結果、うち十七件は食糧増産、営農の確立、あるいは生産意欲の高揚等に関するものでありまして、現下の農政推進……
○坂田委員長 これより会議を開きます。 この際、今回はからずも私農林委員長の重責を帯びることになりましたにつきまして、一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。 御承知のごとく、農林行政は祖国再建の経済的基盤をなすものでございまして、その政策の立案、遂行のいかんは今後の国運の消長、盛衰にかかわるところすこぶる甚大であることと存じます。特に食糧自給の確保いかんは民心の安定、産業の発展に甚大なる関係を持つものでありまする。また終戦以来鉱工業の方面の回復はかなり目ざましいものがあるのでありますけれども、農業におきましてはやや発展の曙光を見るに至つた程度でありまして、また農家経済におきましても相当の……
○坂田委員長 それではあらためて農林委員会を開会いたします。
本日は農林大臣から農政に関する内閣の所信を承る予定でありましたが、先ほど速記が参る前に農林大臣からごあいさつがありましたように、大臣はよんどころない理由のためにこれを次会に譲ることにいたしまして、とりあえず関係当局から米価の問題、また近く国会に提出予定の補正予算中、農林関係について御説明を承ることにいたします。
まず補正予算の経過につきまして、山添農林次官から御説明を承ります。山添農林次官。
【次の発言】 この農林関係の予算につきましては、正式に提案されましてから、さらにいろいろお伺いいいたすことにいたしまして、きようは昨日の理……
○坂田委員長 これより農林委員会を開会いたします。
農林大臣が予算委員会に緊急な問題で出席を求められておるような次第でありますので、農林委員会は午後一時から再開することにいたしまして、暫時休憩いたします。
午前十時四十分休憩
【次の発言】 午前に引続き農林委員会を開会いたします。本日は、この前の委員会において延期いたしておりました農政に関する農林大臣の所信を承ることにいたします。すなわち政府は、さきに消費者米価その他当面の農林問題について決定を見、さらに先般新たに諸般の基本政策を取上げ、特にわが国社会経済の基盤をなす農林関係につきましては、食糧自給の強化をはかるための諸施策の決定を見……
○坂田委員長 これより農林委員会を開会いたします。
この際お諮りいたしたいことがあります。寺島隆太郎君より農林金融に関する小委員を辞任いたしたいとの申出かあります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。つきましては、この補欠、及び先般委員の異動に伴い欠員になつております畜産に関する小委員の補欠を委員長において指名いたしたいと思いますか、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは農林金融に関する小委員に大島秀一君、畜産に関する小委員に寺島隆太郎君を指名いたします。
次にこの機会に念のためにお知らせいたします。昨日中馬君外二十六名提……
○坂田委員長 これより農林委員会を開会いたします。
本日は昨日に引続き大臣に対する質疑を続行する予定でありましたが、専仕の農林大臣の任命等のことで事情がかわりましたので、ただいまの理事会の申合せによりまして、当面最も重要な肥料問題につきまして調査を進めることにいたします。
まず順序といたしまして、関係政府当局から、最近における肥料の需給状況、輸出問題並びに価格の推移等につきまして、一応御説明を求めることにいたします。農林経済局長小倉武一君。
【次の発言】 通産省軽工業局長中村辰五郎君。
【次の発言】 これより質疑を行います。通告がありますのでこれを許します。井上良二君。
○坂田委員長 これより農林委員会を開会いたします。
念のため御報告いたします。去る十二月六日、井上良二君外七名提出、飼料需給調整法案及び平野三郎君外十三名提出、狩猟法の一部を改正する法律案が本委員会に付託になつております。右御承知おき願います。この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。平川篤雄君が一時委員を辞任されておりましたので、理事が一名欠員となつておりましたが、同君は再び農林委員に選任になりましたので、委員長において平川篤雄君を理事に御指名いたしたいと思いますが、柳異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて平川君は理事に選任されました。
○坂田委員長 これより農林委員会を開会いたします。
この際御報告いたします。ただいま青木正君外七十七名提出、湿田単作地域農業改良促進法案が本委員会に付託に相なりました。これより本案を議題どいたし審査を進めたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは本案の趣旨について提出者の説明を求めます。青木正君。
【次の発言】 本案に対する質疑は次会にこれを行います。
【次の発言】 次に食糧関係職員の問題について調査を進めます。質疑の通告がありますのでこれを許します。足鹿覺君
【次の発言】 了承いたしました。
○坂田委員長 これより農林委員会を開会いたします。
本日、本委員会に付託に相なりました野原正勝君外四十一名提出、てん菜生産振興臨時措置法案及び松田鐵藏君外六十二名提出、農山漁村電気導入促進法案の趣旨について提案者の説明を求めます。松田鐵藏君。
【次の発言】 本案に対する質疑は、次会よりこれを行うことにいたします。
【次の発言】 次にてん菜生産振興臨時措置法案の趣旨について、提出者の説明を求めます。野原正勝君。
【次の発言】 本案に対する質疑は一時これを留保することとします。
【次の発言】 次に去る十三日本委員会に付託に相なりました野原正勝君外五十六名提出、農林漁業金融公庫法案を議題といたし、……
○坂田委員長 これより農林委員会を開会いたします。
湿田単作地域農業改良促進法案を議題といたし、審査を進めます。質疑を許します。
なお前もつて申し上げておきますが、質疑者が相当多くありますので、要点をつかんでお願いいたしたいと思います。金子與重郎君。
【次の発言】 足鹿君。
【次の発言】 平川君。
【次の発言】 ちよつと速記をやめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。それでは松浦政務次官から……。
【次の発言】 それでは地域の解釈並びに指定の基準については松浦政務次官から答弁があつた通り、政府部内で案をつくつて御答弁を申し上げることによつて進行することにいたします。それ以外につ……
○坂田委員長 これより農林委員会を開会いたします。
まず湿田単作地域農業改良促進法案を議題といたし、前会に引続き審査を進めます。
この際前回の委員会における平川委員の質疑に関しまして、委員長から政府に要望しておきました湿田の解釈並びに地域指定の基準につきまして説明を求めることにいたします。
【次の発言】 質疑を続行いたします。川俣清音君。
【次の発言】 井上君。
【次の発言】 先般電柱の敷地の問題について調査をいたしました際、電信電話公社総裁に対する質疑を留保いたしておりましたので、この際これを許します。金子與重郎君。
【次の発言】 委員長からも梶井総裁に申し上げますが、これは農林委員会と……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
この際小委員の補欠選任についてお諮りいたします。委員の異動に伴いまして、畜産に関する小委員が一名欠員になつておりますが、その補欠を委員長において指名することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは中馬辰猪君を畜産に関する小委員に指名いたします。
【次の発言】 次に農林漁業金融公庫法案の審査に関してお諮りいたしたいことがあります。本案に関しまして、本日午後の委員会におきまして、農業協同組合の関係者より、参考意見を聴取いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。なおその人選は、委員長に御一任……
○坂田委員長 これより農林委員会を開会いたします。
まず農林漁業金融公庫法案を議題といたし、審査を進めます。
ただいま原健三郎君より本案に対する修正案が提出いたされました。その内容はただいま各位のお手元にお配りいたした通りであります。この際、本修正案について提出者の説明を求めます。原健三郎君。
【次の発言】 これより修正案並びに原案を一括して討論に付します。青木正君。
【次の発言】 青木君の動議に御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり〕
【次の発言】 異議なしと認め、さよう決しました。
これより採決いたします。まず原君提出の修正案について採決いたします。本修正案に賛成の諸……
○坂田委員長 これより農林委員会を開会いたします。
この際お知らせいたします。本日小笠原八十美君外十二名提出、飼料需給安定法案が本委員会に付託になりました。これより本案を議題といたし審査を進めます。まず本案の趣旨について提出者の説明を求めます。寺島隆太郎君。
【次の発言】 これより質疑に入ります。通告がありますのでこれを許します。金子與重郎君。
○坂田委員長 これより農林委員会を開会いたします。 井上良二君外七名提出、飼料需給調整法案及び小笠原八十美君外十二名提出、飼料需給安定法案を一括議題といたします。右の両案は先般来、畜産に関する小委員会において審査せしめておりましたが、小委員会におきましては、昨日一応審査を終了し、両案を併合して一案とし、修正議決すべしとの報告書が、委員長の手元まで提出いたされました。その報告書は、ただいま各位のお手元にお配りいたした通りであります。 この際畜産小委員会における審査の経過及び結果につきまして、小委員長の報告を求めます。小笠原八十美君。
○坂田委員長 これより会議を開きます。 本日は肥料問題について調査を進めます。 昨年末本委員会は肥料小委員会を設け、肥料に関する諸般の問題について調査検討を加えて参つたのでありますが、昨年十二月二十四日の委員会におきまして、肥料価格の適正化並びに供給確保に関する委員会の決議をいたし、議長に報告するとともに、関係政府当局に参考送付し、その善処方について要望いたしておきました。しかしながら、さしあたり当面の春肥の問題について、農民の間にいささか不安の点もあるようでありますし、また特に小委員長よりの御希望もありますので、最近における肥料事情及び政府の措置等について明らかにしておきたいと思う次第で……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
この機会にお諮りいたします。先ほどの理事会で協議を願つたことでありますが、先般本委員会に農業団体の再編成に関する小委員会を設置することに決定いたしておりましたが、都合によりまして、その名称を農業団体に関する小委員会に変更いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
なお小委員の選任につきましては追つて公報をもつてお知らせいたします。
【次の発言】 これより海岸砂地地帯農業振興臨時措置法案を議題といたし審査を進めます。
本案に関し質疑または御意見のある方は発言を許します。平川篤雄君。
○坂田委員長 これより会議を開きます。
海岸砂地地帯農業振興臨時措置法案を議題といたし、昨日に引続き審査を進めます。質疑または意見があれば発言を許します。
【次の発言】 委員長からお答えいたします。これは口頭で私のところへお話に相なるはずであつたと思うのでございまして、私は公文としては取扱いません。
【次の発言】 ちよつと申し上げますが、建設省の米田河川局長に御質問の点だけを固めてされるよう、皆さんにもさように御了承願います。
【次の発言】 河川局長に対する質疑を一応先にしていただきたいと思いますが……。
【次の発言】 本案に対する質疑は引続き次会に続行することとし、本日はこれにて散会いたし……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
この際お諮りいたしたいことがあります。理事の原健三郎君より理事を辞任いたしたいとの申出があります。これを許すに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて引続きその補欠を互選いたしたいと思いますが、これは委員長において御指名することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは青木正君を理事に指名いたします。
次に、農林金融に関する小委員長野原正勝君より、小委員長を辞任いたしたいとの申出があります。これを許すに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、許可するに決しました。よつてただいまの小委員長……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
海岸砂地地帯農業振興臨時措置法案を議題として、前会に引続き審査を進めます。質疑または御意見があれば、発言を許します。
【次の発言】 農林大臣は農林行政についてはきわめて熱心で、予算委員会等には熱心に出席もし、またお答えもしておりまするし、農林委員会に対しても同様進むように考えておりまするし、また私としてもさように進みたいと存じます。なお松浦政務次官は熱心に出席されておりますから、その点をつけ加えて申し上げます。
【次の発言】 松浦政務次官がかわりに出席しておりますから、つけ加えて申します。
【次の発言】 農林大臣はでき得る限り農林委員会に出席するように……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
輸入食料に関して調査を行います。最近昨年末から本年初めにかけて輸入されました外米中、相当大量が食糧に不適当であるということで問題を起しておりますが、貴重な財政資金を投じて輸入しておる外米にこのような不適格なものがあるということは、重大な問題であると思います。まずこの間の事情について、簡潔に政府の説明を求めます。東畑食糧庁長官。
【次の発言】 質疑の通告があります。これを許します。井上良二君。
【次の発言】 委員長に対して井上委員から言われた件につきましては、お諮りの通りにいたしたいと存じます。
○坂田委員長 これより会議を開きます。
本日はまず、農林関係予算について説明を聴取することにいたします。昭和二十八年度予算は、目下本院において審議中でありますが、今後農林委員会に付託される予定の諸種の重要法案の審査や、議長の承認を経ておりまする国政に関する調査の参考に資するために、農林関係の予算につきまして、政府の御説明を承りたいと存じます。山添次官。
【次の発言】 ただいまの説明に対する質疑は、次会に大臣の御出席を得た上で行いたいと思いますが、この際足鹿君及び井上君並びに金子君より特に発言を求められております。すなわち足鹿君は資料の要求につき、井上君は農業災害基金に関し緊急を要する事項につ……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
この際理事の補欠選任についてお諮りいたします。委員の異動伴にいまして、現在理事が二名欠員になつおります。その補欠を委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、平川篤雄君、足鹿覺君を理事に指名いたします。
【次の発言】 前回の委員会におきまして、来年度の農林関係予算につきまして説明を承りましたが、本日はまずこれらの予算に盛られている農政の諸問題についての政府施策の大綱、及びかかる施策の背景をなす農政に関する基本的な考え方等につきまして、農林大臣に対する質疑を行います。質疑はお一人三十分以内において簡潔にお願いいたしたいと……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
本日は予算委員会の分科会との関係もありますので、本日の日程は次会に延期することにいたします。
なおこの際お諮りいたしたいことがあります。肥料の問題につきましては本委員会といたしまして常に深甚の努力をいたしておりますが、この際肥料の生産部門を所管する通産委員会と連合審査会を開催するよう申し入れたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なければさよう決しました。
本日はこれにて散会いたします。
午前十一時十分散会
○坂田委員長 これより会議を開きます。
まず肥料問題について調査を進めます。本日は主として肥料の安定帯価格における建値の問題について質疑を行うことにいたしたいと存じます。なお公正取引委員会委員長横田正俊君が出席をされております。足鹿覺君。
【次の発言】 井上良二君。
【次の発言】 この際横田正俊委員長は所用があるそうですが、他に御質問はございませんか。
【次の発言】 それではこれより去る二月二十五日本委員会に付託になりました内閣提出、農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案、同じく二十六日付託になりました内閣提出、農業災害補償法の一部を改正する法律案及び農業災害補償法に基く家畜共済の臨時特例……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
農政及び農林関係予算につきまして議事を進めます。農林大臣はいずれ間もなくお見えになると思いますから、それまで各局別の予算について、前会の説明に対する質疑を行うことにいたします。官房、農林経済局、改良局、畜産局の関係について御質疑ございませんか。
【次の発言】 ただいま井上委員からのお話でありますが、その通り本日農林大臣が出席することに相なつております。ただいま農林大臣にも出席を求めつつあるわけでありますが、いまだ連絡がつかないのであります。また当局の政府委員の出席につきましても、現在渡部官房長、谷垣協同組合部長、大澤農政課長、農業改良局関係の坂村総務課……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
この際新任の農林大臣及び農林政務次官よりごあいさつをいたしたいとの申出があります。これを許します。田子農林大臣。
【次の発言】 それでは、去る三月三日本委員会に付託になりました、内閣提出農業委員会法の一部を改正する法律案、及び農業協同組合法の一部を改正する法律案の両案を議題とし審査を進めたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それではただいまの両案を一括議題といたします。まず両案の趣旨について政府の説明を求めます。農林大臣。
【次の発言】 ただいまの両案については、次会より質疑を行うことにいたします。
○坂田委員長 これより会議を開きます。
農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案を議題といたし、審査を進めます。御質疑があれば許します。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか――なければこれより討論に入ります。金子君。
【次の発言】 川俣君。
【次の発言】 他に御発言はございませんか。――なければこれにて討論は終結いたしました。
これより農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案について採決いたします。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。本案は原案の通り可決すべきものと決しました。
次に、先ほどの金子君の提案になりました附帯決議に賛成の諸君の起立を求めます。
○坂田委員長 これより会議を開きます。
去る三月五日本委員会に付託になりました、中馬辰猪君外二十四名提出、主要農作物種子法の一部を改正する法律案及び寺島隆太郎君外二十四名提出、有畜農家創設特別措置法案の両案を順次議題といたし、審議に入ります。
まず主要農作物種子法の一部を改正する法律案の趣旨について、提出者の説明を求めます。中馬辰猪君。
【次の発言】 次に有畜農家創設特別措置法案の趣旨の説明を求めます。寺島隆太郎君。
【次の発言】 ただいまの両案に対する質疑は次会より行うことにいたします。
【次の発言】 次に農業災害補償法の一部を改正する法律案及び農業災害補償法に基く家畜共済の臨時特例に関……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
この際、農林大臣より発言を求められております。これを許します。田子農林大臣。
【次の発言】 山本幸一君に申し上げますが、議事進行に関する発言だけにして……。
【次の発言】 井上良二君に申し上げますが、大臣はそこまでいろいろお取消しになつておるわけなのですが……。
【次の発言】 芳賀君に申し上げますが、大臣は取消されているのでありますし、二時から参議院の委員会に出席を要求されております。(発言する者あり)取消されたのでありますから、同じようなことを何べん御質問になつても、お答えは同じことと思いますが、一応今の点についてお答えをいたして、その上で、二時まで……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
有畜農家創設特別措置法案を議題といたし審査を進めます。質疑または御意見があれば発言を許します。井上良二君。
【次の発言】 この際お諮りいたします。目下農業団体に関する小委員が一名欠員になつておりますが、この補欠を委員長において指名することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、芳賀貢君を小委員に指名いたします。
有畜農家創設特別措置法案に対する質疑は引続き次会に続行することといたし、本日はこれにて散会いたします。次会は公報をもつてお知らせいたします。
午後零時十五分散会
○坂田委員長 これより会議を開きます。
有畜農家創設特別措置法案を議題といたし、昨日に引続き審議を進めます。発言の通告がありますのでこれを許します。高倉定助君。
【次の発言】 芳賀貢君。
【次の発言】 他に御発言はありませんか。――別に御発言かなければ討論を省略して、ただちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それではこれより有畜農家創設特別措置法案について採決いたします。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よつて本案は原案の通り可決すべきものと決しました。
なお、お諮りいたします。本案に対する衆議院規則第八十六……
○坂田(英)委員 先ほど私、石川県の県会の決議等について陳情いたしたわけでありますが、皆さんに御了承いただきまして、大へんありがとうございました。 そこで、まず委員長にお願いしたいのですけれども、あのような特殊な、つまり局部的に、しかも非常に深刻なというのは、最近珍しい災害の状況であると思いますので、最初委員長にお願いしたいことはこの激甚な能登地区あるいは加賀の一部、この水害の変った、しかしてまた激甚な意味の災害でございますので、建設委員の方々で一つ調査をしていただきたいということを、特に委員長にお願いする次第であります。 それから河川局長に御質問申し上げたいのでありますが、先ほどの中島委……
○坂田(英)委員 小委員会の審議の経過並びに小委員会において決定を見ました昭和三十四年七月及び八月の暴風雨等による農林漁業災害対策に関する件について御報告を申し上げます。 農林水産委員会農林漁業災害に関する調査小委員会が去る八月三十日に設置され、直ちに同日から小委員会を開いて調査審議に着手いたし、その後、九日一日、八日、九日、十日にわたり調査審議を進めたのであります。その間、委員長初め各委員とも、今回の激甚なる被害地における被害者の窮状に思いをいたし、適切かつ迅速なる措置を講ずべきことを念願しつつ、熱心に調査検討をなし、審議を重ねて参りました。その間、委員会においては農林大臣、建設大臣、その……
○坂田(英)委員 農業共済に関する調査小委員会の小委員長報告を申し上げます。 農業共済に関する調査小委員会におきましては、再度にわたり農業共済制度の基本的な問題について調査検討を加えて参ったのでありますが、昨日、各派の賛同を得まして次のごとき小委員会の結論を得た次第であります。本委員会におきましても、お手元に配付いたしてあります通りの小委員長報告に御賛同下さり、本委員会の決議としてその立法化の促進に御協力を賜わりまするようお願いいたし、以下案文の朗読をいたす次第でございます。 農業災害補償制度の抜本改正に関する件 農業災害補償制度は、昭和二十二年農業災害補償法制定以来十余年を経過し……
○坂田委員長 これより会議を開きます。 この際一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、はからずも不肖私が農林水産委員長に選任せられ、その重責をになうことに相なりました。何分にもふなれな者でございまするので、今後、委員各位の御厚情と御協力によりまして、委員会の円満なる運営をはかり、大過なくその職員を果たして参りたいと存じまするので、何分よろしくお願いいたします。 申すまでもなく、この農林水産委員会は常に非常に重要なる役割を果たして参っておるのでありますが、特に今回は、いわゆる農政の転換期といわれる時期にあたりまして、わが国の経済成長の一環として農林漁業の生産並びに所得の増強におきましても……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
委員各位の座席につきましては、ただいま御着席の通りとし、今後委員の異動、委員室の変更等に伴い必要が生じました場合は委員長において適宜変更いたしたいと存じますので、御了承願います。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は毎会期議長の承認を得て国政に関する調査をいたして参りましたが、本会期におきましても
一、農林水産業の振興に関する事項
二、農林水産物に関する事項
三、農林水産団体に関する事項
四、農林水産金融に関する事項
五、農林漁業災害に関する事項の各事項について国政に関する調査をいたしたいと存……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は毎会期議長の承認を得て国政に関する調査をいたして参りましたが、本会期中におきましても、調査する事項は
一、農林水産業の振興に関する事項
二、農林水産物に関する事項
三、農林水産業団体に関する事項
四、農林水産金融に関する事項
五、農林漁業災害に関する事項の各事項とし、その他調査の目的、方法等につきましては委員長に御一任願うこととし、衆議院規則第九十四条により議長に承認を求めることに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決定いたしました。
○坂田委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
国民所得倍増計画のうち主として農業所得の問題について経済企画庁から説明を聴取することにいたします。大來総合計画局長。
【次の発言】 ただいまの説明に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、農林漁業災害に関する件について調査を進めます。
東北、北陸地方の雪害問題について質疑の通告がありますので、これを許します。大野市郎君。
【次の発言】 石田宥全君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時二分散会
○坂田委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
農林水産業の基本施策について質疑の通告があります。これを許します。
質疑される方に念のため申し上げておきますが、理事会の申し合わせにより、質疑時間は一時間程度にお願いいたします。
片島港君。
【次の発言】 関連して角屋堅次郎君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時三分散会
○坂田委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
農林水産業の基本政策について質疑の通告がありますので、これを許します。小枝一雄君。
【次の発言】 山田長司君。
【次の発言】 承知しました。
東海林稔君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後三時四分散会
○坂田委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
農林水産業の基本施策について質疑の通告がありますので、これを許します。山田長司君。
【次の発言】 午後二時より再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時二十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。新島の漁業問題について質疑の通告がありますので、これを許します。西村関一君。
【次の発言】 次に、農林水産業の基本施策について質疑を続行いたします。湯山勇君。
【次の発言】 片島港君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
農林水産業の基本施策について質疑の通告がありますので、これを許します。楢崎弥之助君。
【次の発言】 午後一時三十分より再開することとし、暫時休憩いたします。
午前十一時五十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。玉置一徳君。
【次の発言】 次に、大豆の価格問題について質疑の通告がありますので、これを許します。芳賀貢君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後三時四十五分散会
○坂田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の森林開発公団法の一部を改正する法律案、公有林野等官行造林法を廃止する法律案及び森林火災国営保険法の一部を改正する法律案を議題とし、まず政府に提案理由の説明を求めます。八田農林政務次官。
【次の発言】 ただいま提案理由の説明を聴取いたしました三法律案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、議員提出の南九州防災営農振興法案及び南九州防災営農公団法案を議題とし、提出者に提案理由の説明を求めます。片島港君。
【次の発言】 ただいま提案理由の説明を聴取いたしました二法律案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
○坂田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、農業基本法案を議題とし、政府に提案理由の説明を求めます。周東農林大臣。
【次の発言】 次に、北山愛郎君外十一名提出、農業基本法案を議題とし、提出者に提案理由の説明を求めます。北山愛郎君。
【次の発言】 次に内閣提出、魚価安定基金法案及び漁業生産調整組合法案を議題とし、まず政府に提案理由の説明を求めます。周東農林大臣。
【次の発言】 次に、内閣提出の農業基本法案について補足説明を聴取することにいたします。大澤政府委員。
【次の発言】 ただいま提案理由の説明を聴取いたしました内閣提出の農業基本法案及び議員提出の農業基本法案並びに漁業関係二法案に対……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の森林開発公団法の一部を改正する法律案、公有林野等官行造林法を廃止する法律案及び森林火災国営保険法の一部を改正する法律案を議題とし、政府に補足説明を求めます。山崎林野庁長官。
【次の発言】 ただいま補足説明を聴取いたしました三法案のうち、森林火災国営保険法の一部を改正する法律案の質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、これを許します。石田宥全君。
【次の発言】 次は、角屋堅次郎君。
【次の発言】 午後一時三十分より再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
森林火災国営……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
開拓融資保証法の一部を改正する法律案、果樹農業振興特別措置法案及び農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案を議題とし、まず政府に提案理由の説明を求めます。井原農林政務次官。
【次の発言】 次に、果樹農業振興特別処置法案の補足説明を求めます。齋藤振興局長。
【次の発言】 ただいま提案理由の説明を聴取いたしました三法案のうち、開拓融資保証法の一部を改正する法律案及び農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
これより果樹農業振興特別措置法案の質疑に入ります。質疑の通告がありますので、これを許します。倉成正君。
○坂田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の農業近代化資金助成法案、農業信用基金協会法案、農業協同組合合併助成法案、農業協同組合の一部を改正する法律案、農地法の一部を改正する法律案、大麦及びはだか麦の生産及び政府買入れに関する特別措置法案及び愛知用水公団法の一部を改正する法律案を議題として、まず政府より提案理由の説明を求めます。井原政務次官。
【次の発言】 ただいま提案理由の説明を聴取いたしました各法案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
午後一時より再開することとし、暫時休憩いたします。
午前十一時三十六分休憩
○坂田委員長 これより会議を開きます。
果樹農業振興特別措置法案を議題として、質疑を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。田邉國男君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
果樹農業振興特別措置法案に対する質疑を続行いたします。湯山勇君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
果樹農業振興特別措置法案に対する質疑を続行いたします。湯山勇君。
【次の発言】 了承します。
【次の発言】 では、残余の質疑は次会に譲ることにいたします。
次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後四時五十二分散会
○坂田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の畜産物の価格安定等に関する法律案、大豆なたね交付金暫定措置法案、漁業権存続期間特例法案及び予備審査のため本委員会に付託になりました農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題として、まず政府に提案理由の説明を求めます。八田政務次官。
【次の発言】 ただいま提案理由の説明を聴取いたしました四法案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、果樹農業振興特別措置法案を議題として、質疑を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。湯山勇君。
○坂田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の農業基本法案及び北山愛郎君外十一名提出の農業基本法案を一括議題として質疑に入ります。
念のため申し上げますが、昨日の理事会の申し合わせによりまして、質疑時間は一人一時間三十分程度にお願いいたします。
質疑の通告がありますので、これを許します。綱島正興君。
【次の発言】 倉成君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
暫時休憩いたします。
午前十一時五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
内閣提出の農業基本法案及び北山愛郎君外十一名提出の農業基本法案に対する質疑を続行いたします……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の農業基本法案及び北山愛郎君外十一名提出の農業基本法案を一括議題として質疑を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。芳賀貢君。
【次の発言】 でき得る限り総理の御答弁を願うけれども、農林大臣が同席でありますから、農林大臣から説明がありましたときには、同席の上でお答えしてもらうことにいたします。周東農林大臣。
【次の発言】 芳賀委員に申し上げますが、総理は、昨日からのお話の通り、やむを得ぬことでもう退席されまするので、引き続いて農林大臣にお願いいたします。
【次の発言】 暫時休憩いたします。
午前十一時六分休憩
○坂田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、農業基本法案及び北山愛郎君外十一名提出、農業基本法案を一括議題とし、質疑を行ないます。
本日は主として北山愛郎君外十一名提出農業基本法案に対し質疑を行なうことといたします。質疑の通告がありますので、これを許します。綱島正興君。
【次の発言】 次は、藤田義光君。――藤田君に申し上げますが、時間の都合上、途中で切れることを御了承願います。
【次の発言】 午後一時三十分より再開、質疑を続行することとし、暫時休憩いたします。
午後零時三十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。藤田義光君。
○坂田委員長 これより会議を開きます。
午後一時三十分より再開することとし、暫時休憩いたします。
午前十一時五十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
連合審査会開会申し入れの件についてお諮りいたします。
ただいま運輸委員会において審議中の、内閣提出、国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案について、運輸委員会に連合審査会開会の申し入れをいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
なお、連合審査会開会の期日等につきましては運輸委員長と協議の上しかるべく取り計らうことといたしますから、御了承を願います。
○坂田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の開拓融資保証法の一部を改正する法律案を議題として、質疑を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。西村関一君。
【次の発言】 本案に対する質疑はこれにて終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、別に討論の通告もないようでありますので、直ちに採決をいたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます
○坂田委員長起立総員。よって、本案は原案の通り可決いたしました。
【次の発言】 ただいま議決いたしました開拓融資保証法の一部を改正する法律案に対して、西村関一君より、自民、社会及び民社共同提案の附帯決議を付すべ……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
この際理事の補欠選任についてお諮りいたします。
すなわち、理事小枝一雄君及び石田宥全君より理事辞任の申し出がありますので、これを許可し、その補欠として田口長治郎君及び中澤茂一君をそれぞれ委員長において理事に指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決しました。
【次の発言】 次に、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。
委員長において必要と認めた場合は、静岡県由比町における地すべりによる被害状況調査のため、現地に委員を派遣し、その実情を調査いたしたいと存じます。つきましては、派遣委員、期間等の決定について……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案、農業協同組合合併助成法案、森林開発公団法の一部を改正する法律案及び公有林野等官行造林法を廃止する法律案を議題として、質疑を行ないます。
本日は初めに農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案について質疑を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。湯山勇君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案に対する質疑を続行いたします。北山愛郎君。
【次の発言】 次は、芳賀貢君。
【次の発言】 川俣清音君。
○坂田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案、農業協同組合合併助成法案、森林開発公団法の一部を改正する法律案及び公有林野等官行造林法を廃止する法律案を議題として、質疑を行ないます。
本日は初めに農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案について質疑を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。山田長司君。
【次の発言】 川俣君。
【次の発言】 稲富稜人君。
【次の発言】 農林漁業金融公庫法の一部改正法律案については他に質疑の通告もないようでありますから、これにて本案に対する質疑を終了いたしました。
○坂田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、農業協同組合合併助成法案、森林開発公団法の一部を改正する法律案及び公有林野等官行造林法を廃止する法律案を議題といたしまして、質疑を行ないます。
本日は初めに農業協同組合合併助成法案について質疑を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。角屋堅次郎君。
【次の発言】 次は、玉置一徳君。
【次の発言】 午後一時四十分より再開することとし、暫時休憩いたします。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
農業協同組合合併助成法案に対する質疑を続行いたします。芳賀貢君。
○坂田委員長 これより会議を開きましす。
参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
ただいま当委員会において審査中の森林開発公団法の一部を改正する法律案及び公有林野等官行造林法を廃止する法律案について、参考人の出頭を求め、その意見を聴取いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決定いたしました。
なお、参考人の人選及び出頭の日時等については委員長に御一任願いたいと存じます。
【次の発言】 内閣提出、森林開発公団法の一部を改正する法律案及び公有林野等官行造林法を廃止する法律案を一括議題として質疑を行ないます。
質疑の通告がありますの……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、森林開発公団法の一部を改正する法律案及び公有林野等官行造林法を廃止する法律案を一括議題として質疑を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。湯山勇君。
【次の発言】 ちょっと湯山さんに申し上げますが、簡潔に一つお願いいたします。
【次の発言】 午後一時より再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
なお、本日長野県伊那市会議員田畑五郎司君がお見えになっておりますので、この際市長の代理として他の参考人とともにその意見を聴取することにいたしたいと存じますが、御異……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、森林開発公団法の一部を改正する法律案及び公有林野等官行造林法を廃止する法律案を一括議題として、質疑を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。湯山男君。
【次の発言】 次は片島港君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
最初に、去る四日静岡県由比町における地すべりによる農林被害状況調査のため当委員会より丹羽兵助君及び内海清君が現地に派遣せられましたので、その調査報告を聴取することといたします。丹羽兵助君。
【次の発言】 次に、森林開発公団法の一部を改正する法律案及び公有林野等官行造林法を廃止する法律案に対する質疑……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、森林開発公団法の一部を改正する法律案及び公有林野等官行造林法を廃止する法律案を一括議題として質疑を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。芳賀貢君。
【次の発言】 ちょっと芳賀委員に申しますが、あまりそこをこまかくなにせずに、先ほどのお約束もあることでありますから、ごく簡単に一つ御質問あらんことをお願いいたします。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 ちょっと、山崎長官、また御質問者にも申しますが、あまり微に入り細に入り――これはお約束もあることでありますから、なるべく簡潔に御答弁を願いたいし、御質問もさように…………
○坂田委員長 これより会議を開きます。
この際、公聴会開会承認要求の件についてお諮りいたします。
ただいま本委員会において審査中の内閣提出農業基本法案及び北山愛郎君外十一名提出農業基本法案は、今後のわが国農業の基本的な方向を定めんとする画期的な法律案でありますので、この際、理事会の申し合わせの通り、両案について公聴会を開き、広く学識経験者、利害関係人等の意見を聴取いたしたいと存じます。
つきましては、右の公聴会開会につき議長の承認を求めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、委員長においてその手続をとることにいたします。
公聴会は来たる十九日及び二……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
この際、飼料問題について政府に説明を求めます。周東農林大臣。
【次の発言】 ただいまの説明について質疑の通告がありますので、これを許します。芳賀貢君。
【次の発言】 大野市郎君。
【次の発言】 午後一時三十分より再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時三十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
予備審査のため本委員会に付託になりました天田勝正君外二名提出の農業基本法案を議題として、提出者の提案理由の説明を求めます。天田勝正君。
○坂田委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
日ソ漁業交渉の経過等について政府に説明を求めます。周東農林大臣。
【次の発言】 ただいまの説明について質疑の通告がありますので、これを許します。角屋堅次郎君。
【次の発言】 角谷委員に申し上げますが、できる限り簡潔に。また、政府答弁も簡潔に願います。
【次の発言】 楢崎弥之助君。
【次の発言】 芳賀貢君。
【次の発言】 芳賀委員に申し上げますが、時間もないですから……。
【次の発言】 午後二時より再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時五十七分休憩
○坂田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の農業基本法案及び北山愛郎君外十一名提出の農業基本法案を一括議題として質疑を行ないます。
なお、総理がお見えになるまで、主として北山愛郎君外十一名提出の農業基本法案について質疑を行なうことといたします。
質疑の通告があります。これを許します。藤田義光君。
【次の発言】 ええ、参ります。
【次の発言】 次に、総理がお見えになりましたので、内閣提出、農業基本法案について質疑を行ないます。
質疑の通告があります。これを許します。西村関一君。
【次の発言】 西村関一君に申し上げますが、お気の毒ですけれども、ちょうど時間でございますから……。
○坂田委員長 これより会議を開きます。
本日付託になりました芳賀貢君外十一名提出、農業生産組合法案を議題とし、提出者に提案理由の説明を求めます。芳賀貢君。
【次の発言】 次に、石田宥全君外十一名提出、土地改良区の財政の再建に関する特別措置法案を議題とし、まず提出者に提案理由の説明を求めます。石田宥全君。
【次の発言】 ただいま提案理由の説明を聴取いたしました両法律案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、内閣提出、農業基本法案及び北山愛郎君外十一名提出、農業基本法案を一括議題とし質疑を行ないます、
質疑の通告がありますので、これを許します。野原正勝君。
○坂田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、農業災害補償法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案及び予備審査のため付託になりました肥料取締法の一部を改正する法律案を議題とし、まず政府に提案理由の説明を求めます。八田農林政務次官。
【次の発言】 ただいま提案理由の説明を聴取いたしました両法案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、内閣提出、農業基本法案及び北山愛郎君外十一名提出、農業基本法案を一括議題として質疑を行ないます。
質疑の通告がありますのでこれを許します。野原正勝君。
【次の発言】 静粛に願います。
○坂田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、農業基本法案及び北山愛郎君外十一名提出、農業基本法案を一括して議題といたします。
この際、右両案審査のため札幌、仙台、福岡、大阪の各市において実施いたしました委員派遣による意見聴取の状況について、順次その報告を求めることといたします。
まず、第一班班長田口長治郎君から報告を願います。田口長治郎君。
【次の発言】 午後一時半より再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時三十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
内閣提出、農業基本法案及び北山愛郎君外十一名提出、農業基本法案についての派遣委員よりの報告聴取を続……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、農業基本法案及び北山愛郎君外十一名提出、農業基本法案を一括議題として質疑を行ないます。
質疑の通告がありますのでこれを許します。北山愛郎君。
なお、総理大臣に対する御質疑は、昨日の理事会において、でき得る限り午前中に終わることに約束いたしておりますから、御了承願いたいと存じます。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 ちょっと北山委員に申し上げますが、昨日のなにもありまして、あと質問をお三人願うということに御相談がなっておるのでありますから、(発言する者多し)もちろん十二時きっちりというわけではないが、常識で考えていけるように御相……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、農業基本法案及び北山愛郎君外十一名提出、農業基本法案を一括議題として、質疑を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。中澤茂一君。
【次の発言】 午後四時より再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時三十三分休憩
【次の発言】 午前に引き続き会議を開きます。……
〔発言する者、臨席する者多く、
議場騒然、聴取不能〕
午後七時五十一分
○坂田委員長 これより会議を開きます。 この際一言申し上げます。私は委員長就任以来及ばずながら当委員会の正常な議事の運営に努力して参りましたが、去る四月二十七日の農業基本法案の議事にあたり委員会の運営に円滑を欠く点がありましたことは、委員長としてはなはだ不本意に存じておる次第でございます。当日、内閣提出案について、質疑を終局し、採決の結果、多数をもってこれを可決した次第でありますが、委員会の議事が混乱しましたことは、委員長といたしましてもまことに遺憾に存じておる次第でございます。今後、委員会の運営にあたりましては、十分に協議の上、円満にして能率的な運営に努めて参りたいと存じますので、委員各位……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、愛知用水公団法の一部を改正する法律案を議題とし、まず、補足説明を聴取いたします。伊東農地局長。
【次の発言】 これより本案に対する質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、これを許します。上村千一郎君。
【次の発言】 ちょっと上村さんに御相談しますが、まだだいぶ時間がかかりますか。
【次の発言】 午後一時三十分より再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際お諮りいたします。
前回の委員会において愛知用水公団法の一部を改正する法律案について参考人出頭要求の件に……
○坂田委員長 これより会議を開きます。 愛知用水公団法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。 本日は本案について参考人各位から御意見を聴取することにいたします。 本日御出席をいただいておる参考人の方々は、お手元に配付いたしてありまする参考人名簿の通りであります。 この際、参考人各位に対しまして一言ごあいさつ申し上げます。本日は御多用中にもかかわらず遠路わざわざ当委員会に御出席いただき、まことにありがとうございました。厚くお礼を申し上げます。愛知用水につきまして深い関係を持っておられる参考人各位には、それぞれの立場から、この際忌憚のない御意見を承りたいと存じます。 最初に、……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
愛知用水公団法の一部を改正する法律案を議題として、質疑を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。角屋堅次郎君。
【次の発言】 角屋君に申し上げますが、時間が切迫しておりますので……。
【次の発言】 他に質疑の通告もないようでありますので、本案に対する質疑はこれにて終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、別に討論の通告もありませんので、直ちに採決いたします。
愛知用水公団法の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、本案は原案の通り可決いたしました。
ただいま議決……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
この際お諮りいたします。過日大蔵委員長とも協議いたしたいのでありますが、ただいま本委員会において審査中の内閣提出農業近代化資金助成法案と、大蔵委員会において審査中の内閣提出農業近代化助成資金の設置に関する法律案は互いに関連を有する法案でありますので、両案について大蔵委員会と連合審査会を開会いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決しました。
なお、開会の日時につきましては委員長に御一任を願います。
【次の発言】 角屋堅次郎君外二十三名提出、水産物の価格の安定等に関する法律案を……
○坂田委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、魚価安定基金法案、漁業生産調整組合法案、角屋堅次郎君外二十四名提出、沿岸漁業振興法案、角屋堅次郎君外二十三名提出、水産物の価格の安定等に関する法律案及び芳賀貢君外二十四名提出、水産業改良助長法案を議題として審議を行ないます。 これより五法案について参考人の方々より御意見を承ることといたします。 本日御出席をいただいております参考人の方々は、病気のため出席ができないとの申し出がありました伊藤佐十郎君と会議のためおくれて出席するとの申し出のあった安藤孝俊君を除きましては、お手元に配付いたしてあります参考人名簿の通りでありますので、御了承を願い……
○坂田委員長 これより会議を聞きます。
この際お諮りいたします。
ただいま外務委員会で審査中の関税及び貿易に関する一般協定に附属する第三十八表(日本国の譲許表)に掲げる譲許を修正し、又は撤回するためのアメリカ合衆国との交渉の結果に関する文書の締結について承認を求めるの件について、外務委員会に連合審査会開会の申し入れを行ないたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
なお、連合審査会を開会する場合の時日につきましては、外務委員長と協議の上追って公報をもってお知らせいたします。
○坂田委員長 これより会議を開きます。
韓国産のりの取扱に関する件について角屋堅次郎君から発言を求められております。これを許します。角屋堅次郎君。
【次の発言】 お諮りいたします。
ただいま角屋堅次郎君から提案されました韓国産のりの取扱に関する件を本委員会の決議とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
次に、ただいまの決議に対する政府の所見を求めます。周東農林大臣。
【次の発言】 なお、ただいま決定いたしました決議の関係当局への参考送付の手続につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○坂田委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、農業近代化資金助成法案、農業信用基金協会法案、農林中央金庫法の一部を改正する法律案、内海安吉君外四名提出、自作農維持創設資金融通法の一部を改正する法律案及び芳賀貢君外十一名提出、自作農維持創設資金融通法の一部を改正する法律案を一括議題とし、審議を進めます。 まず五法案について参考人各位から御意見を聴取することにいたします。 本日御出席をいただきました参考人の方々はお手元に配付いたしてあります参考人名簿の通りであります。 この際、参考人各位に対しまして、一言ごあいさつ申し上げます。本日は御多用中にもかかわらずわざわざ当委員会に御出席いただ……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
湯山勇君。
【次の発言】 ただいまの湯山勇君の資料要求に対して、了承いたしました。
【次の発言】 内閣提出、農業近代化資金助成法案、農業信用基金協会法案、農林中央金庫法の一部を改正する法律案、内海安吉君外四名提出、自作農維持創設資金融通法の一部を改正する法律案及び芳賀貢君外十一名提出、自作農維持創設資金融通法の一部を改正する法律案、右各案を一括議題とし、審議を進めます。
まず、内閣提出、農業近代化資金助成法案、農業信用基金協会法案及び農林中央金庫法の一部を改正する法律案について、政府に補足説明を求めます。坂村農林経済局長。
○坂田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の農業近代化資金助成法案、農業信用基金協会法案、農林中央金庫法の一部を改正する法律案を議題といたします。
他に質疑はありませんか。
それでは、別に質疑もないようですから、三法律案に対する質疑はこれにて終了いたしました。
【次の発言】 この際、内閣提出、農業近代化資金助成法案、農業信用基金協会法案、農林中央金庫法の一部を改正する法律案の三法案に対し、足鹿覺君よりそれぞれ修正案が提出されております。修正案はお手元に配付してある通りであります。
まず、修正案の趣旨について提出者の説明を求めます。足鹿覺君。
○坂田委員長 これより会議を開きます。
日本社会党の出席がありませんので、出席方を要請いたしましたが、いまだに出席がありません。よって、これより議事を進めることにいたします。
本日付託になりました野原正勝君外一名提出、オリンピック東京大会の馬術競技に使用する施設の建設等のための日本中央競馬会の国庫納付金等の臨時特例に関する法律案を議題とし、審議を進めます。
まず、提出者から提案理由の説明を求めます。野原正勝君。
【次の発言】 引き続き、これより、ただいま提案理由の説明を聴取いたしました法律案、内閣提出にかかる畜産物の価格安定等に関する法律案、家畜取引法の一部を改正する法律案、家畜商法の一……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
肥料取締法の一部を改正する法律案を議題として質疑を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。川俣清音君。
【次の発言】 川俣君、相済みませんが、簡潔にお願いいたします。
【次の発言】 他に質疑の通告がありませんので、本案に対する質疑はこれにて終局いたしました。
【次の発言】 これより討論に入りますが、別に討論の通告もありませんので、直ちに採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案の通り可決いたしました。(拍手)
ただいま議決いたしました法律案の委員会報告書の作成につきましては委員……
○坂田委員長 これより会議を開きます。
家畜商法の一部を改正する法律案及び家畜改良増殖法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
他に質疑はありませんか。
質疑もないようでありますので、両案に対する質疑はこれにて終了いたしました。
【次の発言】 これより両案を一括して討論に入るのでありますが、別に討論の通告もありませんので、直ちに採決いたします。
まず、家畜商法の一部を改正する法律案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案の通り可決いたしました。
次に、家畜改良増殖法り一部を改正する法律案について採決い……
○坂田(英)委員 これより会議を開きます。
私が年長者でございますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。
これより委員長の五選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの佐々木義武君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、寺島隆太郎君が委員長に御当選になりました。(拍手)
委員長寺島隆太郎君に本席を譲ります。
○坂田(英)委員 これより会議を開きます。
私が年長者でございますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行ないます。
これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの中曽根康弘君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、寺島隆太郎君が委員長に御当選になりました。(拍手)
委員長寺島隆太郎君に本席を譲ります。
○坂田(英)委員 今回の豪雪に対処して、政府におかれてはいち早く豪雪非常災害対策本部を設けられ、河野本部長がさっそく北陸三県を視察督励され、続いて関係各官庁のほうからも調査に出られ、さらに自衛隊のほうからもうんと出て活動してもらうというわけであり、しかも本委員会におかれましては、十数回にわたって詳細に質疑応答を重ねられ、この間において官庁の諸君の非常な努力と、また熱心な質疑に対する応答に対して、今度のこの豪雪災害に対しての対策ということについては、実は私は非常に感謝しておる一人であります。しかしながら、何も完全にすべてがいっておるというわけではないし、まだ決定していない面もあるし、はっきりしな……
○坂田(英)委員 農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案に関する附帯決議について、自由民主党、日本社会党、民主社会党の三党共同による附帯決議の提案をいたしたいと存じます。 まず、案文を朗読いたします。 農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 最近の農業政策における金融の果す役割の増大に鑑み、政府は長期低利資金がより円滑かつ潤沢に農林漁業者に供給されるよう審議会等において各種制度金融及び系統金融に綜合的且つ根本的な検討を加えその結果にもとづき適切な措置を講ずべきである。 なほ、当面の措置として農業政策の綜合施策を強力に実施し得るよう左の諸点に留意し制……
○坂田(英)委員長代理 次は華山親義君。
○坂田(英)委員長代理 この際暫時休憩いたします。 午後零時四十分休憩
○坂田(英)委員長代理 この際、暫時休憩いたします。 午後零時四十五分休憩
○坂田(英)委員長代理 委員長からも申しますが、でき得る限り、可及的に御指示に沿うようにいたしますから、御了承願います。
○坂田(英)委員長代理 それでは赤路友藏君。
【次の発言】 松浦定義君。
○坂田(英)委員長代理 これより会議を開きます。
本日は委員長が不在でありますので、委員長の指名により、私が委員長の職務を行ないます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
主として前会の農林大臣の説明に対する質疑を行ないます。
なお、理事会の申し合わせによりまして、質疑は午前一人、午後二人以上程度となっておりますので、御承知おき願います。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。山田長司君。
【次の発言】 次は松浦定義君。
【次の発言】 次会は明十一日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後五時一分散会
○坂田(英)委員長代理 これより会議を開きます。
本日は委員長が不在でありますので、委員長の指命により、私が委員長の職務を行ないます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
前会に引き続き質疑を行ないます。小平忠君。
【次の発言】 次は兒玉末男君
【次の発言】 次会は明十八日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後四時三十分散会
○坂田(英)委員長代理 これより会議を開きます。
本日は委員長が所用のため、委員長の指名により、私が委員長の職務を行ないます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。中村時雄君。
【次の発言】 午後一時より再開することとし、これにて休憩いたします。
午前十一時五十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について、質疑を続行いたします。藤田義光君。
【次の発言】 それでは中村時雄君。
【次の発言】 なお、先ほど赤路委員等から要求された資料をなるべく早急に出していただきたいと思います……
○坂田(英)委員長代理 これより会議を開きます。
委員長が病気のため、委員長の指名により、当分私が委員長の職務を行ないます。
漁港法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。角屋堅次郎君。
【次の発言】 次は、松井誠君。
【次の発言】 他に質疑もないようでありますから、本案の質疑はこれにて終局いたしました。
午後一時から再開することとし、これにて休憩いたします。
午前十一時四十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
漁港法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案に対する質疑はすでに終局いたしております。
これより討論に入るのでありますが、討……
○坂田(英)委員長代理 これより会議を開きます。
連合審査会開会申し入れに関する件についておはかりいたします。
目下建設委員会において、審議中の内閣提出、治山治水緊急措置法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会に連合審査会開会の申し入れを行ないたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。
なお、連合審査会開会の日時等につきましては、建設委員長と協議の上、公報をもってお知らせすることにいたします。
【次の発言】 次に、笹山茂太郎君外二十三名提出にかかる競馬法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
○坂田(英)委員長代理 これより会議を開きます。 農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。 質疑の申し出がありますので、これを許します。芳賀貢君。
○坂田(英)委員長代理 川俣委員。
○坂田(英)委員長代理 これより会議を開きます。
本日は、委員長が所用のため、委員長の指名によって、私が委員長の職務を行ないます。
開拓融資保証法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、これを許します。卜部政巳君。
【次の発言】 次に、内閣提出、八郎潟新農村建設事業団法案を議題といたします。
本案に対する質疑は、すでに終了いたしております。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、別に討論の申し出もないようでありますので、直ちに採決に入ります。
八郎潟新農村建設事業団法案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
○坂田委員長代理 これより会議を開きます。
本日は委員長所用のため、委員長の指名により、私が委員長の職務を行ないます。
酪農振興法及び土地改良法の一部を改正する法律案を議題とし、まず、提案理由の説明を聴取いたします。舘林政務次官。
【次の発言】 引き続き補足説明を聴取いたします。檜垣畜産局長。
【次の発言】 本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、笹山茂太郎君外二十三名提出、競馬法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、これを許します。東海林稔君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
農林水産業……
○坂田(英)委員長代理 開拓融資保証法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑を続行いたします。卜部政巳君。
【次の発言】 芳賀貢君。
【次の発言】 松浦定義君。
【次の発言】 暫時休憩いたします。
午後一時三十三分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
午前に引き続き、農林水産業の振興に関する件について質疑を行ないます。湯山勇君。
【次の発言】 次会は来たる三十日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後四時十一分散会
○坂田(英)委員長代理 これより会議を開きます。
委員長が病気のため、委員長の指名により当分の間私が委員長の職務を行ないます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
この際、過日の近畿地方等における降雪による林産物及び農作物等の減収状況について、農林省当局の説明を求めます。安藤総務課長。
【次の発言】 質疑の申し出がありますのでこれを許します。森義視君。
【次の発言】 次は、開拓融資保証法の一部を改正する法律案を議題といたします。
前回に引き続き質疑を続行いたします。卜部政巳君。
【次の発言】 午後は本会議散会後再開することとし、これにて休憩いたします。
午後一時二……
○坂田(英)委員長代理 これより会議を開きます。
この際、山村振興法案起草の件につき議事を進めます。
本件につきましては、かねて自由民主党、日本社会党及び民主社会党の各党間におきまして、案文の作成について御協議を願っておりましたが、今般各党の意見の一致を見、お手元に配付いたししてありますとおりの起草案が作成されました。
この際、便宜委員長からその趣旨について御説明申し上げます。
【次の発言】 山村が、その経済的文化的諸条件からきわめて後進的な地位に置かれていることは、すでに周知のとおりでありますが、特に最近、国民経済の急速な進展に伴い、ますますその立ちおくれが顕著となってきております。す……
○坂田(英)委員長代理 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
昭和四十年度畜産物安定価格に関する畜産物価格審議会の答申及び告示価格について、説明を聴取いたします。桧垣畜産局長。
【次の発言】 質疑の申し出があります。これを許します。東海林稔君。
【次の発言】 芳賀貢君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後零時十四分休憩
○坂田(英)委員長代理 芳賀貢君。
【次の発言】 中村時雄君。
【次の発言】 次会は明八日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後四時四十分散会
○坂田(英)委員長代理 次は卜部政巳君。
【次の発言】 本会議散会後再開することとし、これにて休憩いたします。
午後零時十七分休憩
○坂田(英)委員長代理 これより会議を開きます。
本日は委員長所用のため、委員長の指名により、私が委員長の職務を行ないます。
農地開発機械公団法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出もないようでありますから、本案に対する質疑はこれにて終局をいたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、別に討論の申し出もないようでありますので、直ちに採決に入ります。
農地開発機械公団法の一部を改正する法律案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
○坂田(英)委員長代理 次は小平忠君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後一時五分休憩
○坂田(英)委員長代理 次会は明二十三日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。 午後五時三十四分散会
○坂田(英)委員長代理 これより会議を開きます。
本日は、委員長が所用のため、委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行ないます。
内閣提出、酪農振興法及び土地改良法の一部を改正する法律案、東海林稔君外二十一名提出、学校給食の用に供する牛乳の供給等に関する特別措置法案及び小平忠君外一名提出、学校給食の用に供する牛乳の供給等に関する特別措置法案、以上三案を一括して議題といたします。
前会に引き続き質疑を行ないます。松浦定義君。
【次の発言】 内閣提出、農地管理事業団法案及び芳賀貢君外十一名提出、自作農維持資金融通法の一部を改正する法律案、以上両案を一括して議題といたします。
前会に引……
○坂田(英)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
内閣提出、酪農振興法及び土地改良法の一部を改正する法律案、東海林稔君外二十一名提出、学校給食の用に供する牛乳の供給等に関する特別措置法案及び小平忠君外一名提出、学校給食の用に供する牛乳の供給等に関する特別措置法案を一括議題といたします。
質疑の申し出がありますのでこれを許します。芳賀貢君。
【次の発言】 酪農振興法及び土地改良法の一部を改正する法律案に対する質疑は、これにて終結いたしました。
【次の発言】 この際、松浦定義君外二名から、酪農振興法及び土地改良法の一部を改正する法律案に対する修正案が提出されております。
○坂田(英)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
午前に引き続き質疑を行ないます。芳賀貢君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後四時四十七分散会
○坂田(英)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。 午前に引き続き質疑を続行いたします。永井勝次郎君。
○坂田(英)委員長代理 これより会議を開きます。 本日は委員長が所用のため、委員長のお見えになりますまで、委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行ないます。 内閣提出、加工原料乳生産者補給金等暫定措置法案及び芳賀貢君外十一名提出、牛乳法案の両案を一括して議題といたします。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小平忠君。
○坂田委員長代理 これより会議を開きます。 本日は委員長所用のため、委員長の指名により、私が委員長の職務を行ないます。 内閣提出、加工原料乳生産者補給金等暫定措置法案、芳賀貢君外十一名提出、牛乳法案、内閣提出、砂糖の価格安定等に関する法律案、沖縄産糖の政府買入れに関する特別措置法の一部を改正する法律案、芳賀貢君外三十二名提出、甘味資源の生産の振興及び砂糖類の管理に関する法律案及び沖縄産糖の政府買入れに関する特別措置法の一部を改正する法律案、以上各案を一括して議題といたします。 質疑の申し出がありますので、これを許します。兒玉末男君。
○坂田(英)委員長代理 これより会議を開きます。
本日は委員長所用のため、委員長の指名により、私が委員長の職務を行ないます。
内閣提出、加工原料乳生産者補給金等暫定措置法案を議題といたします。
この際、谷垣專一君外二名から、本案に対する修正案が提出されております。
【次の発言】 趣旨説明を許します。谷垣專一君。
【次の発言】 以上で趣旨説明は終わりました。
【次の発言】 本修正案に対する質疑の申し出もないようでありますので、これより原案及び修正案について討論に入るのでありますが、別に討論の通告もないようでありますので、直ちに採決に入ります。
まず、谷垣君外二名提出の修正案について採決い……
○坂田(英)委員長代理 これより会議を開きます。 本日は委員長所用のため、委員長の指名によりまして、委員長がお見えになるまで私が委員長の職務を行ないます。 内閣提出、天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法及び開拓営農振興臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。 前会に引き続き質疑を行ないます。松井誠君。
○坂田(英)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
最近における日米間の漁業問題について、外務大臣より説明を聴取することにいたします。椎名外務大臣。
【次の発言】 質疑の申し出があります。これを許します。丹羽兵助君。
【次の発言】 赤路友藏君。
【次の発言】 次会は明六月一日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後三時三十二分散会
○坂田(英)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
閉会中審査に関する件についておはかりいたします。
農林水産業の振興に関する件、農林水産物に関する件、農林水産業団体に関する件、農林水産金融に関する件、農業災害補償制度に関する件、以上の各件につきまして、閉会中もなお審査を行ないたい旨議長に申し出たいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。
なお、閉会中の委員派遣の取り扱いにつきましては、すべて委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。
暫時休……
○坂田国務大臣 いまの事件の詳細、私どもまだ聞いておりません。なかなか複雑なようなことでありますが、よく検討させるようにいたしたいと思います。
【次の発言】 ただいまのイグサ、たばこ、果樹等の被害が非常に甚大でありましたことにつきましては、いませっかく調査を進めておりますので、その調査の結果を待ちまして措置を講じたい、こう考えております。
なお、天災融資法の発動等について、たぶんこれはできるのではないかという見込みを持っております。なおこれらについてよく調査の結果を待って善処いたしたいと思います。
なお、償還その他の問題については、それぞれの金融機関のほうに、一応かような場合にはかようにす……
○坂田国務大臣 いまお話しのとおりに、ことしはいろいろな災害が非常に多い年でございます。特に、ひょう害があり、最近また二十三号、二十四号等、災害が非常に多いのであります。二十日までの報告によりましても、農業だけの災害において、施設関係が二百五十五億、農林水産物の被害関係だけでも、報告によりますと、これはまだ正確な調査を必要としますけれども、八百二十億というような関係であります。相当大きな被害をこうむっておるわけでございます。しかして、これらの問題に対しましては、農林省といたしましては、御存じのとおりに、冷害問題が非常に問題でありましたので、災害対策本部を、ずっと以前から、四月以来置きまして、そ……
○坂田国務大臣 このたび農林大臣を拝命いたし、農林水産行政をになうことになり、その職責のきわめて重大なことを痛感しております。つきましては、農林漁業の国民経済に占める役割りの重大性に思いをいたし、全力をあげてこの重責を果たしてまいる覚悟でありますので、何とぞ皆様方の御理解ある御協力を賜わるよう特にお願い申し上げます。 この機会に、わが国農林漁業の当面しております問題点とこれに対処する施策の基本的方向について、私の所見を申し述べたいと思います。 御承知のとおり、近年国民所得水準の上昇につれまして、農産物に対する需要は消費形態の高度化を伴いつつ、かなりの増大を示しており、農業生産及び農業所得は……
○坂田国務大臣 日米貿易経済合同委員会において、漁業問題についてどういう話し合いをしたか、また結果はどうだったかという御質問のように思いますが、先月の十二日から十四日まで三日間、それからなお個別的にユードル国務大臣とも漁業問題について懇談をいたしたのでありますが、その際、私どもとしては、北太平洋漁業に関する条約、すなわち、日米加漁業条約でありますが、それにつきまして、この条約のかわりに新しい条約、すなわち、科学的根拠に基づきまして両方の資源を保護するという点、及びわが国の権益というか、いわゆる資源の利用という点につきまして、十分話し合いをし、そういう趣旨に基づいての新協定を結ぶということについ……
○坂田国務大臣 芳賀委員のお尋ねの問題、三点のうち、ソ連産スケトウタラの買い付けの件につきましては、まだ御報告をするところにきておりません。しかし、でき得る限り早くこれは決裁をいたしまして御報告できると思うので、しばらくお待ちを願いたいと思います。
それからバレイショでん粉の件につきましては、食糧庁長官からお答えさせることにいたします。
それから森尾調査官の発言等については、林野庁長官からお答えをいたさせます。
【次の発言】 新聞紙上で何か水産庁から発表したとか、いろいろお話しでございますが、これは別に発表したものではなくして、目下事務当局が調整作業を進めております段階において検討中の数字……
○坂田国務大臣 輸出は最近確かに減っておるのであります。三十九生糸年度の生糸の輸出は約二万八千俵で、前年度の五〇%に減少しております。また、月別に見ましても、最近数九月はおおむね千俵程度に激減いたしております。 この原因といたしましては、一つは、昭和三十八年に糸価の異常な高騰があり、また、本年初めにもかなりの糸価の騰貴があって、海外の需要者が生糸を使用することに不安を持って、いわゆる合成繊維等に転換するものがかなりあったことが一つの理由であると思います。 二つには、この間に他国産の生糸、特に中共生糸が日本生糸に比し安くて、しかも、安定した価格水準できわめて積極的に売り込みを行なったことが第……
○坂田国務大臣 お答え申します。
昨年の、三十九年の北海道の冷害のために相当数量の不足もあり、また四十年度は御存じのとおりに、異常気象等の関係で冷害のおそれがありますので、輸入については特別の増加をはかってまいりまして、いままで準内地米で六十二万トン、それからそうでない普通の外米として合計二十万トン入っております。そこで、需給関係はそれで心配はないところへいっておりますが、数字的には食糧庁長官から答弁いたさせます。
【次の発言】 四十年産米価の決定につきましては、審議会においても十分御審議を願ったわけでありますが、この際指数化方式によるのである、しかし、この本質は、御存じのとおりに、やはり生……
○坂田国務大臣 日本国と大韓民国との間の漁業に関する協定の実施に伴う同協定第一条1の漁業に関する水域の設定に関する法律案の提案理由及びその内容を御説明申し上げます。 まず、提案理由について申し上げます。 日本国と大韓民国との間の漁業に関する協定第一条におきまして、日韓両国は自国の沿岸から十二海里以内の水域を、自国が漁業に関し排他的管轄権を行使する水域、すなわち漁業に関する水域として設定する権利を相互に認めております。このことに伴い、わが国においても沿岸漁業の保護をはかるため、必要に応じかかる漁業に関する水域を設定し、当該水域においてわが国が行使する排他的管轄権に関し、大韓民国及びその国民に……
○坂田国務大臣 お答えします。 済州島といわゆる本土との賜のなにを一体としての直線基線による水域を設けようとするのが向こうの主張でありました。それに対して、それはどうも国際的に見てもおかしいのであって、どうして毛やはり独立してそれぞれの基線からの十二海里を設けなければならないというようなことが日本側の主張でございまして、結局そういうことにいたしたわけでございまするが、ちょうど両方の間のなにが重複しておるところもありまするし、また、非常に入り込んだところもあったりして、その点は操業上いろいろの紛争が起こるというようなことも考えられまして、さようなことから、その部分については、一部韓国の漁業水域……
○坂田国務大臣 拿捕の漁船に対する賠償の問題については、そのつど要請いたしておりましたのでありまするが、御存じのとおり、いろいろ請求権について全部御破算ということに相なりました一環として、これもその中に入ったわけであります。さようなことからいたしまして、国内的にこれらの問題をどうしても解決しなければなりませんので、これらの点について、大体今日までも約十五億数千万円の解決はいたしておったのでありまするが、なおそれにつけ加えまして給付金として大体四十億円、そのほかに長期低利の資金十億ということで解決をいたしたい、かように考えておる次第であります。
○坂田国務大臣 御存じのとおり、漁業水域並びに共同規制水域の問題ですが、ともに合意によってこれはいくわけでございます。ところが、漁業水域の問題は、排他的管轄権を持っておる必要がある。それがなければ、いかに合意があってもそれは効果がないわけであります。したがって、その排他的管轄権を有するその沿岸だけまでは延び得るわけでございます。
【次の発言】 先ほど漁業水域の問題と二つ申したのでありますが、共同規制水域のほうは、これは公海の中に行なわれることでありまして、資源を保護するという趣旨をも加えて行なわれておる、両国のいわゆる合意によって定められるものでございまするので、これは公海の上において行なわれ……
○坂田国務大臣 今度の韓国と日本との漁業協定の締結についての基本的な態度はどういうことであるかという御質問であると存じまするわけであります。これにつきましては、もちろん私どもとしましては、李ラインの実質的な撤廃を目途とするということ、それにまた、現在の水域においてでき縛る限り日本の漁業の実態をそこなわないようにしてまいりたいという問題、なお、根本的には、先ほどお話のように、漁業の資源の確保という問題を念頭に置きながら、こういう点について十分検討を加えまして、でき上がったようなわけでございます。
【次の発言】 ただいまお話しのとおりでございます。
○坂田国務大臣 拿捕の時期でございますか。
【次の発言】 それは李ラインの問題からです。それから始まっておるわけであります。
【次の発言】 水産庁長官から答弁いたさせます。
【次の発言】 協定第一条には、いまお述べになったように、「両締約国は、それぞれの締約国が自国の沿岸の基線から測定して十二海里までの水域を自国の漁業に関して排他的管轄権を行使する水域として設定する権利を有することを相互に認める。」と規定してありまするが、ここにいう自国の沿岸とは、かかる漁業水域を設定して有効に管轄権を及ぼし得るような沿岸でなければならないわけでありまするので、その国が管轄権を及ぼしている沿岸に限られるべきもの……
○坂田国務大臣 ただいまの中村委員の御質問でありますが、私もそのとおりに考えておりますし、また、そうなければならぬと思うのでございまするが、とにかくこの干拓をやりまする際に、非常に長い期間を要する場合が多いようなことでありまして、その間に、都会の膨張とかいろいろな問題がそこへ加わってまいりまするようなわけで、非常に不本意なことでございまするが、そういう結果のものが若干生じてくることは、私どもも非常に遺憾でございまするが、時代の変遷、時の変遷の関係上、どうしても許可をせざるを得ないような姿に相なっておるわけでございます。それで、私どもとしては、やはり開拓、干拓等は、農地として干拓したものは、でき……
○坂田国務大臣 お説のとおりでありますが、この農林省関係の、地方、たとえば県あるいは市町村地域の、小さな地域の災害が非常に多いのでございまして、その場所が非常に多いというような関係からいたしまして、一つは人員の不足、それからもう一つは、そういう小さい地域的なものでございまするので、その災害の当時とそれからその後復旧してみた場合のその災害の状態というものが非常に違う。この二つがおもなる原因じゃないかと思います。それから人の少ない県につきましては、でき得る限り地方農政局の間の、多いところと少ないところとの交流をやったり、あるいは県と町村内部との技術者の査定――同じぐらい置くわけにはなかなかいきませ……
○坂田国務大臣 お答え申し上げます。 足鹿委員の申されるとおり、確かにこの出かせぎというものをなくしていきたいということはお説のとおりであると存じます。私どもは決してこれを軽視いたしておるのではありません。ただ、最近の情勢を調査いたしました農林省の農家動向の調査によりますと、三十九年においては三十万――これはお調べであろうと思いますが、四十年は二十九万、三十九年は三十万ですから、一万ばかり一年のうちに減ってはおるわけでございます。これは減ったからといって非常にいいということも考えられないので、むしろ働き場が減ったとも解釈できるのでありますから、これをもって解決の一歩を踏み出したとは考えており……
○坂田国務大臣 ただいま議題となりました農林省設置法の一部を改正する法律案の提案の理由と改正の内容を御説明申し上げます。 まず、水産庁の付属機関である水産研究所について所要の改正を行なうことであります。 水産研究所は、全国で八カ所に設置され、水産に関する試験研究、調査等を行なっているのでありますが、近年、わが国の漁業をめぐる諸情勢の推移に伴い、水産研究所が行なうべき業務の内容、重点は、相当に変化しております。すなわち、遠洋漁業の著しい発達と国際的問題の処理のため、遠洋漁業に関する試験研究、調査等の重要性が一そう加わり、その業務も著しく増大しております。沿岸漁業等についても、その振興が強く要……
○坂田国務大臣 専管水域は、向こう側にあるわけであります。
【次の発言】 外務大臣と協議をして、この問題は強力に押して、最初の問題でありまするから、やってまいりたい、こういうふうに考えております。
【次の発言】 これは外交ルートを通じてやることでありまして、私としては、外務大臣に対しては強く要請をいたし、協議をいたしておるところであります。
【次の発言】 御指摘の点については、極力その充実をはかってまいりたいと思います。
【次の発言】 現在までに情報によって、また海上保安庁の情報を本日の朝も得ましたわけでありますが、この情報によりまする範囲においては、確かだと思っております。
○坂田国務大臣 ごもっともな御質問でございまして、今回の委託に伴いまして、八郎潟の事業所の職員の一部は事業団に転出して、一部は他の国営事業所等に移動させる予定でございますが、職員の転出につきましては、本人の希望を十分に尊重いたしまして、人事を行なうことにより、職員の不安をなからしめるようにいたしますことを基本的な方針といたしたいと存じます。また、将来農林省に復帰を希望する職員につきましては、その希望一を十分に尊重する方針でございます。 なお、今回のような事例はすでに過去にもあったことでございまして、円満にこれらを処理しておるような実情でございます。 なお、詳細については、農地局長からお答え……
○坂田国務大臣 稻村委員の御説でございますが、実際私も昨年就任いたしましてから、構造改善の問題について、非常によくいっている実例も相当ある、しかし、中にはそうでない実例も耳にするし、私も見ておる。そういう関係から、現在の農業構造改善の実績はどうなっておるかという調査をひとつやってもらいたいというので、昨年の暮れころに全体的な大体の調査をいたしたわけでございます。その結果も取りまとめております。それによりますと、やはり大多数としては、その結果は大体よろしいという調査の結果に相なっておりますが、中には、やはりいまお話しのような面に向かってこれはかなり考えなければならぬというものも若干あるように、そ……
○坂田国務大臣 米価問題でございまするが、まず一つは生産者米価と消費者米価を同時に決定するのかどうか、こういうお問い合わせでございますが、これはまだ決定いたしておりません。以前それらの問題を同時に決定した時期もありましたが、あれは三十二年以後でしたか、ずっと別になっておるわけです。これをいかにするかという問題については、決定はいたしておりません。その点を御了承願いたいと思います。 それから次は、生産者米価についてはいかようにするかという問題につきましても、いろいろの点についての事務的な調査はもちろんいたしておりますけれども、まだ結論に到達はいたしておりません。ただ、生産費及び所得補償方式によ……
○坂田国務大臣 いま田中部長から大体御答弁申し上げたとおりでございまするが、この普通外米については、前から自由にやっておるということを申しております。今度は、それについて一般の小売店だけでなしに広めていこうということで――これは配給米として適していないことは御存じのとおりでありますので、一般の米と同様な扱いにしなくてもいいじゃないか、もっと広くこれを販売のほうへ向けていく、すでに自由になっておるのでありますから、そういういき方でいっておるわけでございます。 準内地米、いわゆる外米のうちでも準内地米は、まだ国内産が需給において多少不足いたしておりますので、これは国内産と同じく取り扱っていきたい……
○坂田国務大臣 繭糸価格安定法の一部を改正する法律に案つきまして、その提案理由を御説明申し上げます。 繭糸価格安定法の目的といたしますところは、生糸の輸出の増進及び蚕糸業の経営の安定をはかるために、繭及び生糸の価格の異常な変動を防止することにあるのでありまして、このような観点から、政府保有生糸については、申し込みに応じて最高価格で売り渡すこととしているのでありますが、最近における生糸輸出の状況を見ますと、わが国生糸の輸出はきわめて不振であり、これに反し、海外市場における他国産生糸の進出がきわめて顕著な現状であります。これはわが国における糸価の変動が激しかったこと、一方海外の需要者において糸価……
○坂田国務大臣 ただいま賜わりました附帯決議につきましては、政府といたしまして、十分にその御趣旨を体して善処する所存でございます。
○坂田国務大臣 今国会に提出いたします農林省関係の予算及び法律案につき、各位の御協力を得て御審議をいただくにあたりまして、農林水産業に対する施策について所信を申し述べたいと存じます。 まず、最近における農業の動向にかんがみ、農政推進にあたっての私の考えの基本について申し上げます。 その第一は、国民食糧の安定的供給をいかにして確保するかということであります。国民所得水準の上昇、国民生活の向上に伴って、農産物に対する需要は堅調を持続しております。特に食糧需要は畜産物、果実、野菜等を中心に強いものがあり、今回の景気調整下においても、これまでのところ大きな影響は受けていないものと思われます。 こ……
○坂田国務大臣 農業年次報告によって申し上げる場合において、特に重要な事柄はどういうことかという御質問であると思います。 まず第一は、やはり農村の労働力、いわゆる農業就業者が減っているということ。最近その減り方がやや微減しておるというふうに思われますけれども、やはり相変わらず減少いたしております。これは一つ大きな問題であります。 それから、労働就業者のほうはそうでありますが、戸数はどうかと申しますと、戸数も最近やはり就業者ほどは減りません。これは就業人口よりも減り方はきわめて少ないけれども、少しばかり減ってきている、こういう状態であることでございます。 それから生産の状態はどうかと申しま……
○坂田国務大臣 西宮さんからいろいろの御質問があったわけでございますが、その前段としてのなには、あるいはお答えは別にしなくてもいいのかもしれませんが、農政に関しまして、いろいろはっきりしないじゃないかというお話でございますが、確かに、昭和三十年前後から、非常にいろいろな意味において変わってきております。したがって、それらに対処してどういう方向に進むかということは、これは非常に検討を加えましたことは御存じのとおりでございます。農政の方向としては、農業基本法をつくって、農業基本法の線に沿って進む、こういう方向をはっきり出しておるわけでございます。ただ、工業のように、それがたとえば一つの工場を建てる……
○坂田国務大臣 満期保険の伸びなかった理由でございますが、第一には、保険期間中途において全損した場合において、いわゆる積み立て保険料が掛け捨てになっていること、第二には、普通損害保険と比較いたしまして、全損以外の損害が生じたとき、同一の支払い保険金を受けようとする場合、保険料が高くなるという不利な点がある等の理由で、保険組合が積極的に満期保険を推進しなかったということ、また、組合員も、これらの理由によって満期保険に魅力を感じていないことが、おもな原因であったと思われます。今回の法律改正によりまして、これらの欠点が除かれますので、加入が相当増大するものと考えております。
○坂田国務大臣 来年からその努力を払う、こういうことであります。
【次の発言】 実施の方向で努力すると言ったように記憶しております。
【次の発言】 今日までの経過につきましては、芳賀委員の言われるようなものであったように思います。
【次の発言】 金利の問題でありますが、畑作地帯の農業振興につきましては、北海道のほか、南九州等の畑作農業について、昭和四十一年度以降その実態を調査し、その結果をまって適切な処置を講ずる所存でございます。
金利につきましても、その結論との関連において対処する考えでございまして、今回金利については現行どおりとしたものでございます。なお、現行資金の金利と同一のものには、……
○坂田国務大臣 ただいまの点についてお答えいたします。 昭和四十一年度においては、特別な財政事情を顧みまして、一般会計の歳出の財源に充てるために、助成資金から一般会計に繰り入れることにいたしましたが、四十一年度においては、近代化資金の八百億円を融通することにするために、必要かつ十分な利子補給、補助金が一般会計予算に計上されておりますので、農民の必要に応じ、円滑に農業近代化資金を融通することに何ら支障はないと思います。 なお、本制度は、やはり存続をすることといたしております。そのたてまえから十億円を存置しております。今後財政事情が好転した場合にありましては、この助成資金に所要の積み立てを行な……
○坂田国務大臣 ただいまの芳賀委員の御説については、昨日の質疑応答等について、よく政府委員のほうから聞き取っておるわけでございます。しこうして、そういう方向に向かっての努力は、私としても必要だと存じておるのでございますが、今日の現段階においては、そのとおりの姿というものは、現実において実行が非常に困難であるという事態でありますし、また、この不足払い制度という画期的な制度を皆さんの御協力によって実現いたしたのでありますから、これを極力推してまいるのでありますが、さような意味からして、その趣旨に沿って完成していきたいという点については異存はないわけでございますが、現段階においては、なお若干困難な場……
○坂田国務大臣 ただいま乳価の決定について、保証価格の決定に自家労賃の計算をいかにするか、こういう御質問であると思うのでございます。この問題につきましては、この前もお答え申し上げたのでございます。根本的に申しますならば、農業労賃というこの労賃を見た場合に、家族労賃も雇用労賃も、米のように、いわゆる農業だから賃金が低くていい、そういったものであってはならぬ、こう思うのであります。その点においては、別に異存はないわけでございます。 ところが、乳価の問題に相なりますと、自家労賃の問題については、いわゆる経営の問題が実は固まっていないということが根本であると思う。つまり、非常に小さな経営もある。また……
○坂田国務大臣 繰り返すようでございますが、芳賀委員の御質問に対しましては、私は赤城前農林大臣の発言した趣旨そのものを継承していきたいと考えておることは、昨日も申し上げたとおりでございます。今後とも努力を続けてまいりたいと存じます。
【次の発言】 お答え申し上げます。
四十一年度の基本価格その他につきましては、その趣旨に沿うように考え方を進めておるのでございまするが、実際の問題としては、やはり実情に即応せざるを得ないということを御了承を願いたいと存じます。
【次の発言】 昨日も申しましたとおり、赤城前農林大臣の申されたことについては、私も、その趣旨そのものについて、早くその実現を期する努力を……
○坂田国務大臣 この農業開発会議というものを別にやるのではなしに、東南アジア全体に対する農業、中小工業、それからいろいろの衛生関係の問題等について会合を催すのでございまして、そのうちで、農業の問題は非常に大きな議題であることは、これは言うまでもございません。しかし、農業会議というものを別に催してまいるというような考えは持っておらぬのでございます。もしそれが必要であるといたしましても、日本のわがほうからそれらの必要を主張するのではなしに、参加国のほうにおいてそれが非常な希望として述べられる場合において、あるいは農業会議を開催するというようになるかもしれぬと思うのでございますが、同時に、わが国のほ……
○坂田国務大臣 森田委員の申された論点については、私も共鳴の点があるのでございます。しこうして、それは現在よりももっと以前においては、特別にそういう思想が強かったことは、私も申し上げることができると思います。しかし、現在のように、だんだんかような情勢に相なってまいりますと――もちろん、今度のこの法律も、いかなるところも必ずやるという思想ではございませんので、いわば手続方法になるわけでございます。つまり、この入り会い権を現代的に近代化して、そしてそこらの権利関係をはっきりさせて、そして土地の利用を十分ならしめつつ、その部落の発展をはかろうということについて、そういう場合において、どうしてもこの際……
○坂田国務大臣 ただいまの御質問でございますが、その後の情勢と申しますと、先ほどお話しのとおりに、兼業農家が非常にふえる、しかも第二種兼業がふえてまいる、兼業農家の所得が相変わらずふえてまいっておる、その速度もふえておるという点については、お説のとおりでございます。 それからもう一つは、この事業団そのものについての問題でございますが、事業団法に対して、昨年においても賛成論者、反対論者ということで、かなりいろいろ分類がありましたけれども、最近の情勢においてはこの必要性を非常に認められて、各町村においてもでき得る限りこれをパイロットでなしに、実際上これを適用するようにしてもらいたいというような情……
○坂田国務大臣 野菜生産出荷安定法案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。 最近における国民所得の増大に伴う国民の食生活の向上により、野菜に対する需要は増大を続けておりますが、野菜生産の現状は天候に支配されるところが大きい上、その生産及び出荷体制が必ずしも十分に整備されていない等のため、野菜農業の健全な発展の上からも、国民消費生活の安定の上からも困難な問題を生ずるに至っております。 特に、人口の集中の著しい大都市におきましては野菜の消費量も多く、かつ、種類も多岐にわたり、これを出荷する地域も広範囲にわたる等のため、そこで形成される価格が全国の野菜の価格に大きな影響を及ぼしている状……
○坂田国務大臣 ただいまの御質問でございますが、総理も、農業基本法について、もちろんその改正の必要があれば、そういうことはこだわる必要はないということを申し上げた。その当時の速記録を十分見ておりませんが、そういう意味のことを申されておるわけでございますが、なお、あわせて、いましからばということになりますと、基本法の改正はいまする意思はない、こういうことをつけ加えて申しておったように思うのであります。もちろん、それは、この農業基本法にいたしましても、全体のものをうたっておるわけでもございません。先ほど申されましたように、農業の総生産並びに所得の格差是正という問題を中心にして、農業基本法ができてお……
○坂田国務大臣 農業構造改善の問題と農地の問題は、密接不離の関係にありますので、それを自然に放置しておくということでは、十分その目的は達成されない。しかし、年々七万五千町歩程度、また将来の傾向を見ると、それがだんだんふえるという傾向もありますので、その移動というものをでき得る限り合理的な経営の方向に持っていきたいということからくるわけでございまして、これは当然さような結びつきと申すか、関連性を持ってこなければならぬ、こう考えておるわけでございます。
【次の発言】 いま申された点について、はっきりとは私もいま了解しかねておる点もありますが、大体の大筋から申しまして、構造改善とこの農地事業団との関……
○坂田国務大臣 先ほど農政局長からお答えしたようなことになるわけですが、この最後の一点につきましても、努力はもちろん続けるつもりでございますが、ほかとの均衡もありますので、実現ができない、実情にあるわけでございます。努力は続けます。
【次の発言】 そのとおりでございます。
【次の発言】 先ほども私から御答弁申し上げたとおりに、いろいろその点についてのバランスの点もございますので、将来にわたってその点は前向きで十分検討いたしたい、こう考えております。
【次の発言】 その点はちょっとごかんべん願いたいと思うのでございます。というのは、現在もいろいろそういう点についての検討を加えて今日まで至って、こ……
○坂田国務大臣 規模拡大については、いわゆる個人経営というだけでなしに、協業の問題、共同の問題、これらの問題を並行的にもちろん考えていくわけでございます。その間において、法律的には何ら軽重はございませんけれども、現状の事実の問題としては、やはり個人経営のほうが多くなってくるであろうと思われます。
【次の発言】 御質問の趣旨がはっきりわかりませんけれども、大体基本法においても、経営規模をでき得る限り合理的に持っていきたいということでございます。したがいまして、自立経営として個別的にまいります場合、それがまた共同的にあるいは協業的に行なわれる場合と、いろいろあるわけでございまして、それらに対して法……
○坂田国務大臣 農地法ないし農地制度につきましては、これを現状のまま固定することは、申されたとおり、日本農業の発展をはかる上から問題であり、若干部分についてはすでに手直しすべき段階に来ておるのではないかと思うのでございます。しかし、農地制度は農業問題の基礎であり、きわめて重要な問題でありますので、鋭意検討を進めておりますが、なお各方面、またいろいろな立場の人々の御意見も十分伺って、慎重に取り計らってまいりたいと考えておる次第でございます。
【次の発言】 いまの芳賀委員の言われる小作料は、現在は確かに私も安いように思います。しかし、その小作料をいまどう変えるかという問題になりますと、これはまた非……
○坂田国務大臣 農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案に対する修正案については、政府としてはやむを得ないものと考えます。
【次の発言】 ただいまの御決議を尊重いたしまして、検討の上、善処いたします。
○坂田国務大臣 森田委員の御質問でございますが、これらの問題については、農林省としても十分検討を加えておることは申すまでもないのでございます。たとえば労働力の減少その他による経営上の面でございますが、それらにつきましては、でき得る限り労働の生産性を上げる、特に果樹経営についてはその必要があるのではないかということでございますので、そういう面に向かって特に重視してまいりたい。したがって、これらについては、構造改善の点においても、果樹経営は構造改善に取り入れられる部面が非常に多いということも、その点であろうかと思うのでございます。 それから一番大きないわゆるバナナの輸入等の問題についてでございま……
○坂田国務大臣 この野菜問題については、現在いわゆる指定産地の生産及び出荷に関する近代化をはかって、いま御質問をいただいておるような問題についての振興をはかっておるわけでございます。これは根本的なことでございまして、これと、いままでの制度は相当の効果をあげてはおりますけれども、もっとこれは制度を拡大強化していく必要がありますので、本年予算を拡大もいたし、またいまいろいろ御質問の点についても、お答え申し上げたように、予算も拡大し、そうしてなお法案をいま御審議を願っておるというのでございます。ところが、御存じのとおり、野菜の問題は、その出荷の面についてはいま御審議を願っておるが、その出荷後における……
○坂田国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その趣旨に沿って十分検討の上、善処いたしたいと思います。
【次の発言】 旧慣使用林野の整備につきましては、特に旧慣使用権者の意思を尊重し、これを十分に計画に反映させるために、それらの者の意見を聞かなければならないことといたしておりますが、さらにその実施にあたりましては、入り会い林野整備における全員同意方式に応じて、すべての旧慣使用権者から意見を聴取し、これを十分尊重して整備を行なわせるよう指導する考えでございます。
【次の発言】 整備計画の認可にあたりましては、一部の者に対して権利の集中その他不当な利益をもたらすものでないことが条件となっておる……
○坂田国務大臣 七割をめどにいたしまして予算折衝を進めたいつもりであります。
【次の発言】 果樹の点につきましては、調査の結果が本年出るのでございますから、本年度中に成案を得るように努力を進めてまいるつもりであります。
それから畑作の点でありまするが、北海道、それから内地の調査を検討して、成案を得るよう検討したい、かように存じております。
肉豚につきましては、これも調査の結果を待ってなるべくすみやかに成案を得るようにいたしたい。
これらのやり方は十分検討することにいたしたいと存じます。
【次の発言】 ただいまお尋ねの件でございますが、来年度を目安に実施するようにいたしたいので、さように準……
○坂田国務大臣 ただいまの議案につきましては、院議に従いまして善処いたしたいと思います。
○坂田国務大臣 いまの点につきましては、国会の要求によりましてそういうふうに変わったわけでございまして、現実の問題としては、これを適用するかしないかということは、これは別問題でございます。そういうことできまったわけでございます。
【次の発言】 これは、こういう問題は全般的になにしておりますけれども、それは国会議員の特別の地位という点から見ての考え方でありますが、この法案に関する限りは絶対入れません。その点を御了承願います。任命はいたしません。
【次の発言】 この場合において、国会議員を任命しないということだけをはっきりと私から言明いたします。
○坂田国務大臣 ただいまの野田委員のお説のとおりでございまして、非常に向こうから輸入するものよりも輸出するものが多いのでございますから、第一次産品のごときはでき得る限り輸入につとめてまいりたい、こう考えております。ただ、非常な零細漁民あるいは農民の関係でありますから、国内の調整、それはよく考えながら、その態勢を整えながら、十分その目的に沿うようにやってまいりたいと存じます。私が向こうへ参りまして、車農林部長官とも長らく懇談をいたしまして、いろいろお話をいたしたのでございますが、ノリの問題も、いまお話しになりましたが、今年のやつは解決しております。その困難ないろいろの事情等については、別に政府の……
○坂田国務大臣 ただいまの御質問の点に対してお答えいたしますが、農業の生産性向上については、いまお話しのとおり、なかなか早くはいかないのは事実です。しかし、やっていないのではないのであります。農業基本法制定以来、構造改善もやれば、機械の発展もやれば――たとえば機械にいたしましても、初めほとんど牛馬によって労働をやっておったのが、現在は機械力によって相当進めております。何百万台というものがいま普及されておることは、御存じのとおりでございます。それからまた、基盤整備にしても、小さな基盤であっては、そこへ生産性向上をやろうといってもできないわけでございますが、これは御存じのとおりでございます。そうい……
○坂田国務大臣 お答えしますが、それは今月の十七日に日本の輸入組合のほうと、それから韓国の輸出組合との話し合いができまして、日本の輸入組合のほうでこれを買い取ることに相なりました。確定いたしました。
【次の発言】 お答えします。価格は百枚一ドル四十セントということできまりました。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 それは日本の輸入組合のほうで持っておるのでありますが、これは現在日本の生産期間中でありまするので、三月までは保管することになっております。
【次の発言】 値段は七百五十四円です。
【次の発言】 これは、生産期間中は出さぬということになっております。
○坂田国務大臣 ただいまおっしゃったとおり非常に減少が続いております。しかし、かつて農家の二、三男の問題が農村の大問題であったことは、これは別に遠い過去ではなかったと思うのでありますが、最近はいまお話しのとおり農家戸数及び農業人口、特に農業従事者が非常に減っておりますことは、これはお説のとおりでございます。統計が示しておりますから。このことは、生産力の非常に少ない一部の開拓地とかあるいは貧弱な生産力の農村では、人口減はある意味においては必要であって、幸いであるというところも少なくないと思います。しかし、このことは地方の実情によって異なることでありますことは言うまでもございません。農業就業者の著……
○坂田国務大臣 米価の問題については、生産者米価と消費者米価の二つがございますことは御存じのとおりでありますが、その生産者米価については、これは、食管法によりまして、生産費及び所得補償方式によって定めるということに相なっておりますわけでございます。消費者米価のほうは、御存じのとおりに、家計の安定を旨として定めるということに相なっております。これらの問題については、それぞれの要素、つまり生産者米価につきましては物価、それから賃金、それから生産性向上、たとえば反収等がどうなるかという問題がしんしゃくすべきことでありまするわけでございます。それらの問題については、まだ要素が現在のところわかっておりま……
○坂田国務大臣 日ソ漁業条約につきまして、お話しのとおり三月一日から委員会があるわけでございます。確かに今年は不漁の年に当たっております。したがって、いろいろ問題もあろうと思いますが、しかし、数年来の慣行といたしまして、この問題は科学的に基礎を置いて十分審議を進めるという慣行がついてまいりました。したがいまして、今度の交渉におきましても、漁業協約の要綱により、そして科学的基礎によって、資源の保護ということに十分力を入れながら、十分な審議を進めていくという方向に進んでいきたいと存じます。 なお、今年の十二月十二日に、御存じのとおり漁業協定が終了するわけでございます。そのときには、この破棄を通告……
○坂田国務大臣 農産物輸入でございますが、輸入額は、全部入れまして三十九年度は十七億九千一百万ドルになります。ただし、これには綿花、羊毛、ゴム等は入っておりません。
【次の発言】 国内の生産でございますが、国内農業生産総額は、二兆六千八百六十億円になります。ドルにはちょっと換算しておりませんが……。
【次の発言】 国内の農産物について申しますと、まず一つは米でございますが、米は若干不足いたしております。これは、大体努力によって自給し得る見込みを持っておるわけでございます。
それから次は、畜産物でありますが、畜産につきましては、一つは酪農及びその酪農製品、一つは肉類でございます。この酪農関係は……
○坂田国務大臣 この国有林の問題について、市町村に対する交付税ですが、これはいろいろ固定資産税の関係も見まして、今年は二二%の増額をいたしておるわけでございます。
【次の発言】 これは、川俣委員もよく内容は御存じのことであるので、時間の関係もありますから詳しく申していないのでございますが、国有林の会計は、ここ十数年になりますか、だんだんと悪くなりまして、このごろは非常に窮屈に相なっております。したがって、今年のごときは、普通の予算は横ばいでありますが、この交付金の問題だけは、そういういろいろの問題もございますから、これは精一ぱい努力をしたのでございまして、関係の市町村ともよく話し合いをいたして……
○坂田国務大臣 そのとおりでございます。
○坂田国務大臣 出かせぎの問題でございますが、いまお話しのとおりに、ここ数年間非常にふえております。ただ、三十八年がピークのようで、三十九年からまた若干減っております。これはお調べのとおりであると思います。 この出かせぎのうちで、東北地方が数においておそらく約半分を占めておると思います。したがって、東北地方が非常に多い。それから、東北地方のほかに北陸、それから次は北海道と、こういう順序であろうかと思います。 大体においてこの出かせぎがふえるということに相なりましたことは、もちろん他産業の非常な激しい成長がございまして、経済全般の高度成長がございまして、その間に農業との格差が大きい。農業に対……
○坂田国務大臣 ただいま兒玉委員のおっしゃるとおりでございます。
【次の発言】 兒玉委員の御質問、御指摘の点でございますが、そのとおりであると思いますが、この芝浦屠場を中央卸売市場にいたしまする件については、御存じのとおりに昭和三十八年の八月の閣議決定以来の問題でございまして、それは御存じであろうと思いますが、その後農林省も側面的に力を注いでまいりましたことも御了承のとおりであります。ところが、それが三十九年の十二月になりまして大体案が固まりまして、東京都が中心でこれを中央卸売市場にする、その場合においての卸売り関係の会社を設立するといったような点についても大体話がまとまったわけでございまする……
○坂田国務大臣 お答えいたします。
現在の農政において、やはり生産性向上をはかりまするためにそれぞれの施策を講ずるということと同時に、食糧の可及的自給をはかってまいる、しこうしてさらにまた、農村における環境の整備という点がおくれておりまするので、その点もでき得る限り拡充してまいりたい、かように考えておるわけであります。
【次の発言】 お答え申し上げます。
足鹿委員から御指摘になりました現在の内地の米の生産でございまするが、三十七、八年ころから反収が減っております。したがいまして、全体として、若干振幅はありますけれども、ごく少量減りつつございます。したがって、需要は微増いたしておるけれども、……
○坂田国務大臣 生産者米価については生産費及び所得補償方式による考えで進めておるのでございまするが、そのいき方についてはいろいろございまするのでありまするが、その点についてはまだ確定はいたしておりませんのでございます。
【次の発言】 お答えいたしますが、生産費及び所得補償方式によることは、それでいきたいと思うのでございまするが、昨年は生産費及び所得補償方式のうちで指数化方式というものを用いてやりましたわけでありますが、今年はどういう方式によるかはまだきまっておるわけでございません。しかし、昨年の指数化方式は率勢米価等とは相当違う点がありまするのでございます。特に最近生産費及び所得補償方式の算出……
○坂田国務大臣 ただいまの御決議につきましては、農林省といたしましても、十分に御決議の趣旨を尊重いたしまして、適切な措置を講じてまいりたいと存じます。
○坂田国務大臣 東南アジアの問題につきましては、確かに現在、食糧、農産物その他が非常に不足しておる。一部の地帯においては若干輸出能力はありますが、全体を通じて非常に不足をいたしておる。また、将来を見ましても、人口の増加よりも食糧の増加の部分が非常に少ないという点から見まして、これらの問題はできる限りの援助をいたしたい、かように考えておるのでございます。さようなことから、主として食糧増産についての援助をいたしたい、かように考えておりますが、何ぶん各国々の実情が非常に違いますので、これらに即応して考えてまいりたいということと、また、東洋の本質といたしましては、やはり自分みずからが発展したいという心……
○坂田国務大臣 北洋漁業問題につきましては、イシコフ漁業相と話し合いを進めてまいったわけでございますが、その当時、なお引き続いてこの問題は検討してまいりたいということでございまするので、さらに引き続いてこれらの問題を検討をしてまいりたい、かように存じておるわけでございます。 それから、日ソ漁業条約の改定の問題ですが、これは、十二月末に改定の期限が切れることになりまするのでございます。黙っておればどっちもこれは続くわけでございます。これらの問題については、いままで両国とも、これによってそれぞれ漁業の問題については非常に効力を発してまいりましたのであるから、これらの問題は続けてまいりたいのである……
○坂田政府委員 今宮幡政務次官から政府を代表してお話になつたわけでありますが、私どもも同様に考えておるのであります。ただこの電気料金の問題は、昨日も通商大臣から申し上げました通り、どうしても速急にこれを実行しなければならぬ段階に立ち至つておりますので、ただいまいろいろ申されました点につきましては、われわれも十分考慮いたして参りたいとは存ずるのでありますが、速急に実施しなければならない段階に立ち至つております点だけは、御了承を願いたいと存じます。
○坂田委員長 これより農林委員会大蔵委員会連合審査会を開会いたします。私が連合審査会の委員長の職務を行いますので御了承を願います。
それでは農林漁業金融公庫法案を議題といたし、審査を進めます。まず本案の趣旨について、提出者の説明を求めます。野原正勝君。
【次の発言】 内藤友明君のお申出もありますので、小倉農林経済局長からなおその方の詳細なる点の御説明を求めることにいたします。小倉農林経済局長。
【次の発言】 これより質疑に入ります。通告がありますので、順次これを許します。
なお御参考のため申し上げますが、農林省から小倉農林経済局長、林田金融課長、大蔵省から河野銀行局長、有吉特殊金融課長、農……
○坂田委員長 これより農林委員会、大蔵委員会連合審査会を開会いたします。
農林漁業金融公庫法案を議題といたし、前会に引続き審査を進めます。なお大蔵委員の要望もありますので、懇談の形で議事を進めたいと存じますが、御了承願いたいと存じます。
それでは懇談に移ることにいたします。
【次の発言】 それでは、これをもつて懇談会を終ります。
ただいまの懇談会において、大蔵委員会から申入れのありました修正意見につきまして、大蔵委員の方から詳細な御説明を承り、また農林委員からも種々御意見が出ましたが、大きな考え方につきましては、そう大した相異もないようでありますし、過渡的な点について、いくらか疑点もあり……
○坂田委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、農業基本法案及び北山愛郎君外十一名提出、農業基本法案について公聴会に入ります。 この際公述人各位に一言ごあいさつ申し上げます。 本日は御多忙中にもかかわらず公述人として御出席を賜わり、まことにありがとうございました。農業問題につきまして深い御識見と御経験を有せられる公述人各位より、それぞれのお立場から忌憚のない御意見を承り、もって両案審査の貴重な参考に供したいと存ずる次第でございます。 なお、公述人各位には、最初委員長の指名順に一人約二十五分程度お述べいただき、あとで委員の質疑に応じていただきたいと存じます。 なお、大坪、大島、田中の……
○坂田委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、農業基本法案及び北山愛郎君外十一名提出、農業基本法案について公聴会に入ります。 この際公述人各位に一言ごあいさつを申し上げます。本日は御多忙中にもかかわらず公述人として御出席を賜わり、まことにありがとうございました。農業問題につきまして深い御識見と御経験を有せられる公述人各位より、それぞれのお立場から忌憚のない御意見を承り、もって両案審査の貴重なる参考に供したいと存ずる次第でございます。 なお、公述人各位には、最初委員長の指名順に一人約二十分程度お述べいただき、あとで委員の質問に応じていただきたいと存じます。 なお、田中、凌、村谷、梅沢……
○坂田委員長 これより農林水産委員会大蔵委員会連合審査会を開会いたします。
大蔵委員長との協議により、私が委員長の職務を行ないます。
農業近代化資金助成法案及び農業近代化達成資金の設置に関する法律案を議題として審査を行ないます。
【次の発言】 これより両案について質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、これを許します。武藤山治君。
【次の発言】 次は、有馬輝武君。
○坂田委員長 これより農林水産委員協議会を開会いたします。 まず、三十六年梅雨前線降雨等による農林水産関係の被害状況及びその対策について政府当局より説明を聴取することにいたします。昌谷官房長。
○坂田国務大臣 昭和四十一年度農林関係予算について、その概要を御説明申し上げます。 最初に、各位の御協力を得て御審議をいただくにあたりまして、予算の裏づけとなっております農林水産業施策の基本方針について申し上げたいと存じます。 まず、最近における農業の動向にかんがみ、農政推進にあたっての基本的な考え方について申し上げます。 その第一は、国民食糧の安定的供給をいかにして確保するかということであります。国民所得水準の向上に伴い、食糧を中心として農産物需要は堅調を持続しており、これに対応し、農業生産もこれまでおおむね順調に増大してきましたが、最近、一部に増大する需要に対し生産が必ずしも対応し得……
○坂田国務大臣 ただいまの問題は、なかなか大きな問題でございますが、お話のとおり、については、米なりあるいは畜産物等については、それぞれおもなるものについて多年の実績が積み重ねられてこれらの問題ができておるのは、お話のとおりでございます。 次に、水産の問題でございますが、これらにつきましては、そういう米あるいは畜産物のような、そういうものがはたして、適当であるかどうかという問題も、もちろんあります。いま御指摘のようなことについて、輸入水産物に対してどうこれを処理するかという点についていろいろお考えになっておるその趣旨そのものは、私も同感でございます。そこで、現在のところは、御存じのとおりに外……
○坂田国務大臣 ただいま山本分科員からお話しになりました問題について私もいま承っておるのでありますが、まず手続のそごから来る問題は、これはほんとうにたいへんな迷惑になると思いますから、さっき局長からお話もありましたとおり、その手続から来るそごというものがないようにぜひとも検討しなければなりませんし、やっていただきたい、こう思うのでございます。 それから細分化の問題も問題でございますが、これも、こういうことが非常に大きな問題でありますのと、一つは若い世代に少し早く循環させたいということが、これは山本先生もよく前からお話のことでありますが、これは早く世代をかえていきたい。それはむちゃくちゃに早く……
○坂田国務大臣 後刻水産庁を呼んでさっそく……。
【次の発言】 具体的にいろいろ御質問があろうと思うのでありますが、具体的の問題についてそれぞれ検討を加えなければならない。もちろん、このために農民が非常な不利を来たすようなことのないように十分考えていきたいと思うのでありますが、事案そのものは非常に複雑で、法律的にも複雑であると思います。したがいまして、それぞれの事案についてよく検討いたさなければならぬかと思います。
【次の発言】 土地改良等によっていろいろ事業が行なわれる場合において、たとえば用水の問題ならば、それは農民の利用に十分それが間に合うようにすべてを中心的に考えていくべきものであろう……
○坂田国務大臣 田口委員のいまの指摘された点でございますが、確かに公務員と比較してあまり十分ではない。したがいまして、先ほど経済局長からお話し申し上げましたとおり、でき得る限りこの国庫補助の増額等をほとんど毎年のようにいたしまして、その線に到達するように、毎年努力いたしておるわけでございます。非常によく働いていただいておるのでございまして、したがって、この共済事業もたいへん最近よく進めていただいておることを感激いたしておるものであります。いま申しましたように、毎年それに近づくべく最善の努力を払いたいこう考えております。
【次の発言】 各方面ともいろいろ御相談をしなければならぬ問題ですから、プラ……
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