このページでは南好雄衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。南好雄衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○南委員 ただいまの話、政府の方で遺憾であると言つて陳謝されたのですから、その問題について深く追及しないのですが、大体隠退藏というのは、自分が持つべからざるものを持つておつて処分を受けるのであつて、造兵局がすず地金を持つている場合には、隠退藏にならぬと思うのです。それを処分する場合に、價格平衡資金とか何とかの三分の一というのはあとでくつつけた説明のように思うのですが、なぜ日本金属に賣らなければならなかつたか。ほんとうの事情を聞かしていただきたいと思う。どうもわれわれには納得が行かないのです。
【次の発言】 そうしますと、造幣局から日本金属株式会社に出した値段は、民間のいわゆる購入値段と同じに出……
○南委員 ただいま簡單に薪炭の特別会計の概要をお伺いしたのでありますが、問題をはつきりするために、もう少しつつ込んでお尋ねを申し上げたいと思うのであります。いずれはつきりした数字が出て参りますから、それからでもけつこうでありますが、どうせそのときにやるにいたしましても、今世の中に相当問題になつておりまする関係から、政府側にまじめになつて御返事願いたいと思います。 この問題で、一体薪炭特別会計で最近三十億とか五十億とかいう赤字があるということを聞いているのでありますが、この特別会計開始以來、一体政府が賣られた数量がどれだけであり、その金額は一体どれだけかということを伺いたいのであります。三十億……
○南委員長代理 それではこれから人事委員会を開催いたします。 本日は委員長におさしつかえがあつて出席ができないとのことでありますから、私が委員長の職務を行います。 まず委員の異動について御報告いたします。去る四月平川篤雄君が委員を辞任さられ、竹山祐太郎君が新たに委員になられました。以上御報告いたしておきます。 次に理事追加選任の件についておはかりいたします。去る四月議院運営委員会におきまして、図書館運営委員会を除いた各委員会の理事の員数を、一名ずつ増員することに決定いたしまして、昨日議長より委員長にあてて、理事の追加選任の取扱いに関する通知に接した次第であります。つきましては從來七名であ……
○南委員 寒冷地手当に関連してお尋ねしたいのですが、寒冷地手当と同じ性質を持つている地域給は法制化されておるのでございますが、これが実施につきましてまだ徹底しておらぬように聞いております。われわれの郷里におきましても、ほんの境を接して地域給がある所とない所がありまして、性質上から見ましても、また勤務條件の内容から見ましても、非常に氣の毒な境遇にある方が多いのであります。その間の実施状況はどうなつておるのか、政府委員の方にお見通しをお聞きしたいのであります。
○南委員 ちよつとお伺いしたいのでありますが、私の國でありますけれども、昨年の十月十四日に大藏省の給與局長から、乙地に指定していただきました輪島、山中、山代、大聖寺、動橋、片山津、これだけのものが乙地のなつたのであります。ところがこういうものがなるのは当然でありますが、ほとんどこれと同じような條件にある町村が、まだほかに数箇町村あるのであります。たとえば金沢の郊外にあります津幡町、あるいはそれから約汽車にしても三十分ばかりの羽咋町、七尾市附近の、すぐ郊外になります所とか、そういうような所から人事院の対して乙地に指定していただくように、すでに縣を経由して陳情書も出ていることと思うのでありますが、……
○南委員 その説明だと支拂い遅延が起きぬはずですが、どういうわけでしようか。いろいろ法律と経済のギヤツぷでつじつまを合わすためにひまがかかつておるというのなら一応の御説明になりますが、今の御説明だと大体できるというなら、どうやつてこんなにたくさんの支拂い遅延が起きておるのか。
【次の発言】 そこはよくわかるのですが、結局現在のいろいろの場合に、あなたの御説明ではやはり手続がじやまになつて支拂い遅延が起きておるという結論になるのですか。
【次の発言】 先般から中小企業対策をやつておりますと、ただいま村上委員の言われたように、政府支拂いが大きく中小企業を圧迫している実情もあるのでありますが、そうい……
○南委員 そうしますと、ただいまの御説明によりますと、中央の方では予想で拂われる。地方の方では供出の事実から、それを報告して行つてとられるというのでありますが、あなたの御見解では、供出完了後幾日くらいで金がもらえるのが理想的な体系でしようか。
【次の発言】 今のような形で、そういうようなことはただりくつであつて、実際はできないのではないですか。中央だけが前金拂いになつておつて、ほかは全部前金拂いになつていないのに、完了後に二日ないし三日で、電報送金にするにしても何にしても金が行くわけはないのでありますから、そういういわゆる架空的な理想論ではなくて、ほんとうのことをおつしやつていただきたい。
○南委員 砂糖と油糧とを将来配給統制を継続しなければならぬという実質上の理由を、東畑政府委員にお伺いしたい。
【次の発言】 そういたしますと、いわゆる單なる需給のバランスがとれないことのために配給統制をやらなければならぬ。輸入であるからという理由でなくして、需給のバランスがとれるという理由から配給統制を継続する、こういうことに大体了解してさしつかえないですか。
○南委員 新聞の販売の面においては競争にならぬように思うのですが、いかがですか。
【次の発言】 新聞の値段の統制におけるいろいろの意見があるので、むしろはずせばよいという意見の方が強いのですが、実際はなかなかはずせないので、むしろはずした方がよいのですか。
【次の発言】 むしろ私たちは新聞などというものは、ほんとうはゆがめられざる公正な世論の反映が一番大事なのであつて、そういう意味合いにおいて、公正な競争のもとにおける大きな新聞が、日本のすみずみまで読まれることが望ましい。つまり競争を恐れるのあまり、現状のような状態のもとにおいて、小さな新聞、いわゆるごろつき新聞が目にあまるほど地方にできてお……
○南委員 同僚中村委員から、大体私の申し上げようとすることをほとんどしていただきましたので、別に蛇足を加える必要はないと思うのでありますが、一、二私の質問だけをいたしておきたいと思います。 第一点は、この附則の第二項の従業者の範囲であります。これはもちろん広い意味だろうと思うのでありますが、念のために通産省の意向をお聞きしておきたい。 それから第二点は、一応今大蔵省の説明員からお話を承つたのでありますが、中村委員が言われたように、単に考慮するという程度の問題ではないと思うのであります。結局のところやはり同じ役人であつて、形式上の区別にすぎないのでありますから、ほつておくということは、いかに……
○南委員 日本の鉄鋼対策につきましては、同僚の中村委員から詳細御質問がありましたので、私別段お聞きしたいという点もないのでありますが、日本の銑鉄に対する補給金をはずす時期といたしましては、現在の時期が最も適当な時期ではないかと私は考えております。と申しますのは、外国の生産せられる銑鉄の値段が、ほぼ日本の生産コストに接近して参つたこの時期において、補給金政策を一擲して、鉄鋼の自立をはかつてその合理化をねらつて行くという意味合いにおいて、補給金をやめて行くというならば、それは時期としてはしごくよい時期ではないかというふうに思うのであります。御承知の通り鉄鋼と申しますものは、一国の文明の尺度とも申し……
○南委員 出願中の権利の移転を認めないという御趣旨ですが、それは実際試掘の実態から見ますと、そういう不安定なものはだれも買いたいという者はないのであつて、先願のないもの、おそらくは一定の期間がたてば必ず鉱業権として認められるもの、そういうものに限つて取引の対象となつて来るのであります。
しかもこの出願提出中の鉱業権の転々讓渡は、鉱業法以来ずつと認められているものであつて、急激にこれをそういう何と申しますか、独断的な考えで否定することは少し行き過ぎのように思うのです。もう一ぺん十分考えていただきたいと思うのです。
【次の発言】 一つの考え方だろうと思いますが、それは鉱業権であろうが出願中の権利……
○南委員 今政務次官から特段の考慮を拂うという御返事があつたのでありますが、この問題は單に格段の努力をするという程度で済ますべき問題ではないのであります。ここで政務次官に、朝鮮事変がわが経済に及ぼすその根本的な問題、その見通しというようなことを広く御質問するつもりではないのでありますが、鉄にいたしましても、銅にいたしましても、朝鮮事変の特別な、偶発的な需要の増加によつて、そのまま根本的な対策を失つてしまうと、好むと好まざるとにかかわらず日本はどうしてもインフレの段階に入つて来る。このことをよく銘記していただいて、今お話になりました獲得した外貨によつて失われた日本のいろいろの資材を適当に、それか……
○南委員 電力の問題は、御承知の通り約二箇年にわたつていろいろむずかしい問題があり、さぞかし通産大臣もお困りになつたろうと思います。それでこの電気の問題が非常にむずかしかつたために、電源開発その他に対して、意外な遅延を及ぼした、そういう観点、さらに今各同僚議員からいろいろの質問がありましたような点で、どこかで一線を引かなければならないという意味合いにおきまして、今度のポ政令がおそらく出たものだろうと私は考えております。その意味合いにおいて出されたことについては、私は別に異存がないのでありますが、はたしてそのポ政令が適当な時期に出たものかどうかという点につきましては、これは通産大臣として深い反省……
○南委員 今福田委員からいろいろ御質問になりましたが、そうすると通商産業大臣と公益事業委員会の関係はどうなるのでありますか、ちよつとつつ込んで御説明願えないでしようか。
【次の発言】 そういたしますと、ただいま武内電力局長の御答弁にありましたように、電気の保安の関係は通商産業大臣がこれをやり、それ以外のことをあるいはできるかもしれぬ主管大臣がやる。電力行政は二元的になるのでありますが、さらに水利権の許可その他で従来のように建設大臣がやるということになりますと、現在の電力行政よりももつと悪いことになつて来るのでありますが、この点通産大臣としてどういうふうにお考えになつていらつしやるか、はつきりと……
○南委員 関連して……。今同僚福田さんからお話がありました北陸の問題は、地方的に見ますと非常に重大な問題であります。單に御考慮なさるという程度でなくて、私はかかる事態の発生をすでに一年、二年前から想像いたしまして、北陸通産局設置の問題をしばしば前代臣、前々大臣に陳情いたしておつたのでありますが、そういう面につきましても、いつもただいま大臣がお答えになつたように、愼重に考慮するという程度のお答えで事態がここまで参りました。福井県の実例などは、道一つはさんで料金が違つたり、道一つはさんで電気の節約程度が違つて来る。こういう東京などでは考えられない不便と申しますか、不平等、不均衡がそこに起るのであり……
○南委員 ただいま議題と相なりました中小企業信用保險法案につき私は自由党を代表いたしまして賛成の意を表するものであります。 申すまでもなく、わが国中小企業は農村と相並んでわが国経済の一つの弱点とも言われておりますとともに、わが国資本主義発展の特殊事情に関連して発展して参つたのであります。すなわちかかる中小企業が今なお各産業に広汎に存在いたしております現象は、日本以外の諸外国におきましてもしばしば散見せられるのでありますが、わが国におきましては技術的の優秀性、あるいはわが国生産態様の一つの適正規模として、大企業とともに競合的に存在いたしまして、大工業または大商業への下請として存在しております点……
○南委員 すでに同僚委員から希望があつたことと思いますが、由来特許、実用新案、意匠、商標につきましては、審査が非常におそいという評判であります。現在の機構のもとにおいては、これはやむを得ぬかもしれませんが、こういうふうに料金が改訂になつて参りますと、これを單なる国の收入に向けずに、審査に努力する人たちの実員を増加して、出願した人にもつと早く権利を與えるようにごくふうになつておいでになるかどうか、その構想の一端をひとつ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 それは審査官だけでありますか。特許権については往々にして、実用新案でも同じでありますが、権利関係につきましていろいろの争いが起るのでありま……
○南委員 私は中小企業の対策につきまして、本委員会に緊急動議を提出したいと思うのであります。 御承知の通り、中小企業はわが国におきまして、農業と相並立いたしまして国民暦の一大支柱をなしておることは、私が申し上げるまでもないと思うのであります。中小企業は戰争後いろいろの問題に災いされまして、最近はなはだ困つておるということもまた私から申し上げるまでもなく、皆様御承知の通りだと思います。何とかしてこの中小企業にある程度のよき対策を講じて行つて、その中小企業によりましてわが国生産を勃興させたいということにつきましては、政府においてもつとにいろいろお考えのもとに対策を講ぜられていることと思うのであり……
○南委員 通産大臣と繊維局長に、最近の繊維の情勢について御説明かたがたその対策についてお伺いしたいと存じます。 御承知の通り、最近繊維の状態は非常に困つたことになつておるように思うのであります。一時のように、非常に糸へん景気でもはなはだ困るのでございますけれども、このごろのように糸高の製品安ということが続きましては、何と申しましても中小企業の中核体になつております機屋に対する影響が非常に大きうございまして、私たちの国の北陸、あるいは静岡、岡山あたりでは休業のやむなき事情に至つておることは私申し上げるまでもなく、よく御承知のことと思うのであります。こういう問題について、とりあえずこういう事情が……
○南委員 伊藤委員のお言葉、これは法律的なお言葉であります。今同僚の福田君とかあるいは今泉君が質問された通り、電力料金の値上げは、日本経済にとつて非常に大きな問題である。少くともこういう大きな問題をきめられる際に、こんな法律論ではなくて、今の時期は日本の自主経済にもどりつつある時期なのでありますから、あなた方に責任をとつていただくことは言うまでもありませんが、いわゆる国民の代表である国会を少くとも納得させてから、この問題をきめてくれという福田委員の希望なのであります。これを聞かれずにそういう不得要領のお返事をなさることは、いかに口に国会を尊重されると言われても、国会軽視だと思う。少くなくとも方……
○南好雄君 自由党におきましても、すでにこの電気料金の今回におきまする値上げにつきましては、その影響するところが非常に大きい関係から、特別委員会をつくりまして慎重考究いたしました結果、去る七月の十八日に党の正式機関にかけまして、党の意見が決定いたしましたことは、新聞紙上で御承知の通りと思います。この電気料金値上げに関する結論をもちまして、幹事長から公益事業委員会の委員長及び委員長代理に正式にお話があつたことと存じまするが、その党の意見を、私たまたま委員をしておりました関係上、一応簡単に御説明申し上げたいと思います。 先ほど私申し上げましたように、電気料金は国民生活及び産業に与うる影響がきわめ……
○南委員 ただいま政府当局から、改正案の提出理由としてプラント輸出の促進にあるということをお聞きしたのであります。しかし最近の鉄鋼関係の輸出の状況を見ておりますと、むしろプラント輸出というようなものはほとんど影をひそめまして、逆にプラント輸出の原料になつております鋼材そのものが、世界各地から引合いがあるように見受けられるのであります。私の申し上げることが間違いであればこれに越したことはないのでありますが、別に本法案を提出したことが悪いというのではないのであつて、その根源にある鉄鋼政策についての御検討が少し足りないようにも見受けられるのであります。御承知の通り輸出の最後の目的は、鉄鋼の輸出よりも……
○南委員 ただいま議題と相なつておりまする商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案について、自由党を代表して簡単ではありまするが、以下賛成討論をいたしたいと思います。 中小企業のわが産業界における地位と申しまするのは、申し上げるまでもなく重要なものでありまするし、またこれが活動に必要である資金、金融制度につきましても、刻下の最も急務でありますので、先国会におきましても、中小企業信用保険法等をつくつて、中小企業の金融梗塞につきまして、あらゆる観点からその打開に努めて参つたことは皆様御承知の通りであります。がしかし、その上においても、この年末を控えまして、中小企業等協同組合の系統金融機関と相なつ……
○南委員 私も大臣に二、三点質問したかつたのですが、その話はあとで政務次官からお聞きすることにいたします。まず法律について、ぜひお聞きしておきたいと思う点があるのであります。すでに同僚議員から質問があつたと思うのですが、何と申しましても、合理化法案――私も提案者の一人で、こういう質問をするのはどうかと思うのですが、やはり問題は第二條と第六條との政令の内容だろうと思うのであります。いずれこれは大蔵委員会と連合審査になりますので、その際におきまして、詳細に大蔵省側の意見も聞いてみたいと思つておりますが、とりあえず第六條の「政令で定めるものを営む者が機械設備等の近代化のため」という、その政令の内容と……
○南委員 今同僚風早委員から金融事業に対するいろいろの質疑があつたのでありますが、私もまた組合員だけの信用事業と申しますものは、今まで大蔵当局がいろいろ反対しておりました理由から相当遠いもののように思うのであります。結局大蔵当局の考えておるのは、この預金業務を認めて行くと、金融業者とかあるいは不特定多数の預金利用者に不安を抱かすようなことになるのではないかというところに反対の理由があるのではないかと思うのです。しかし今大蔵当局がおらないのですから、その間につきましても詳細な答弁を聞くわけに行かぬのでありますが、組合員だけに限つて預貯金を認めて行くというやり方は、私はそう今までの考え方と違つて強……
○南委員 関連して伺いますが、今アウト・サイダーの問題について政府当局の方から輸出承認制ということを言われたのでありますが、この組合は御承知の通りボランタリーの組合で、加入、脱退自由なのです。御承知のように日本の貿易の戦争前から一番問題になつておりますのは、要するに価格が非常にまちまちであつて、そのために日本のメーカーも非常に困るし買つておる連中も非常に困つておるというのが現在の実情です。そういたしますと、この法律の程度では、やはり日本人は食わんがために輸出したいという気持が多いのですから、一つの品物の価格の協定をやりましても、組合員でないものが束縛を受けないで、安く売る場合には、どういうふう……
○南委員 ただいま議題となりました特定中小企業の安定に関する臨時措置法案の提案理由について御説明いたします。 思いまする中小企業がわが産業構成上特異な重要なる地歩を占めていることについては、いまさら申すまでもないことであります。わが中小企業は、企業者数においても、生産量においても特定産業部門の過半以上を占むる部門が多く、また生産品目においてはいわば普遍的性質を持つた品目の生産分野のものが多く、さらに資本構成におきましては弱小にもかかわらず、その従業員数は全産業の七八%を占め、その関係層は広く、その結果は社会問題的性質をも内包していることは御承知のとおりであります 従つてわが国の産業経済を考……
○南委員 お答えいたします、中小企業庁を内局の中小企業局にする問題につきましては、先般当委員会にも決議があつたのでありますので、私たちとしてはこの問題については非常に真剣に考えたのであります。つまり機構をそのままにしておくという問題と、それから実際それが動くという問題とは区別して考えなければならぬというふうな議論もありまして、一応その方に私個人といたしましては、賛成したような次第であります。 それから第二の御質問の金融の点でありますが、中小企業金融につきましては、いずれその方面の政府委員から説明いたさせますけれども、私たちといたしましても、中小企業金融の大事と思い、繰返し繰り返し政府を鞭撻い……
○南委員 御質問の通り、この法律案は中小企業の中で業種が指定せられたものに対する安定に関する臨時措置的なことをねらいにいたしました関係上、この法律案そのものには、中小企業に対する積極的な施策が盛り込んでございません。しかし全般的にながめますならば、先般衆参両院を通過いたしております中小企業等協同組合法に基く中小企業者の積極的団結、またこれの積極的な事業に対する各般の政府の施設、そういうようなものと相まつて一本になつて、今一番問題になつております中小企業者の、一つの筋金が入つて行くのだと私たちは考えておるのであります。中小企業等協同組合決の持つておりまする欠陥をこの法案によつて少しでも直して行こ……
○南委員 お答えいたします。この中小企業中に、国会において第二條の要件を備えるものとして指定があつた場合、そういう指定業種については五條以下の調整組合ができる、こういう意味合い、で、国会で業種指定があるのですから、そういう意味でこういう言葉を使つたわけであります。
【次の発言】 私は、政府でありませんで、この法律案の提案者でありますが、こういう法律のねらつていることも現下の中小業者の救済に役立つものという考えで法律案をつくつて提出したようなわけであります。中小企業全般の対策につきましては、中小企業庁の担当の政府委員から御答弁いたします。
○南委員 お答えいたします。それらは大体山手さんの御質問にありました通り、自動車のタイヤ、チューブを除く予定になつております。従つてそれは政令で、すなわちこの法案の第二條のこういう問題に現実的に当てはまらぬという部門がありますので、そういう点から見ますと、今参考人から言われた通り、自動車のタイヤ、チューブは除かなければならぬと思つております。そこで別表第五には、ゴム製品製造業で政令で定めるもの」ということで政令で一曲のものを除く予定にしてこの法案ができたわけであります。
【次の発言】 綿織物関係は、あなたが御存じの通りです。専業、桑業二つありまして、兼業者、いわゆる紡績業者があわせて織機をやつ……
○南委員 今、今澄さんからこの法案の提出前における経過の話をするようにというお話でございますが、私たちもこの法案をつくる際におきましては、中小企業の振興のために少しでも肉づきになるという意味合いにおきまして、調整組合の行つた金融事業に対して、政府が予算の範囲内において可及的に利子の補給なりともするのがもつともだ、こういうふうに考えまして、関係方面と十分折衝いたしたのでございます。しかしながら、この法案は二箇年しか期間を持つていない短かい法案でございまして、それが比較的長期にわたるだろうと見られる金融事業を行つて、しかもそれに対して政府が利子補給をするというのは、法案の内容として少しそぐわぬ点が……
○南委員 私は、先ほどから長谷川君、福井君あたりが質問をしておりましたことについて、少し掘り下げてお伺いしたいと思うのであります。この武器等製造事業法案に関係しているかどうかは、はつきり申し上げることはできぬかもしれませんが、最近しばしば新聞に出、けさも出ておりましたが、佐世保船舶工業とかいう会社が新々特需とか新特需とかいうものについて出血受注したといつて業界で非常に問題になつているというお話を聞いている。また大分前のことでありましたが、日立航空機が、富士ではとてもやつて行けないので富士を引受けるというような新聞の報道も見たことがあるのであります。先ほど小平君からもちよつとそれに触れた御答弁も……
○南委員 関連してお伺いしますが、長谷川さんからも御質問があつたと思うのですけれども、武器等製造法案の提案理由の説明を見ますと、この法案は、むしろどちらかと申しますると取締りの見地の方が強いように見受けられるのであります。現在政府のほんとうの意見が取締りにあるのか、それから武器製造メーカーのある程度の保護助成ということも考えておいでになるのか、その間における提案理由の変化がございますかどうか、お伺いします。
【次の発言】 そうだろうと思うのでありますが、この法案の内容を拝見いたしますると、主として許可と届出なのであります。その程度ではむしろ取締りの方が強いのであつて、許可することによつて許可せ……
○南委員 先般当委員会に提案になりました中小企業金融公庫法案につきまして、少しばかり御質問を申上げたいと思うのであります。中小企業対策につきましては、政府の方もいろいろと考究をなさつておいでになるようであります。また中小企業対策と申しますことは、各政党におきましても非常に大き問題でありまして、いろいろの対策を考究しておいでになるようであまするが、中小企業の持つておりまする複雑性からいたしまして、どの政党におきましても、なかなかいい対策がない、こういうことでまことに困難な対策になつて参るのであります。しかしながら現下の日本の産業機構におきまする、中小企業の占めておりますその重要度から考えますなら……
○南委員 ただいま提案になりました特定中小企業の安定に関する臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を簡単に、またその概要を御説明申し上げます。 まづ、提案の理由について御説明申し上げます。 本法の立法当時におきましては、不況発生によるコスト割れの著しい業種について独占禁止法及び事業者団体法の適用を除外する点に最大の意義を持つておりましたが、現在国会において御審議中の独占禁止法の改正に伴い、本法にも所要の改正を加える必要が生じて参りますとともに、現在までの施行の経験上著しく支障のある点についてもこの際あわせて改正せんとするものであります。 すなわち改正の要点は、第一に独占……
○南委員 私は鉱業法の一部を改正する法律案につきまして、一点か二点、ごく簡単に御質問申し上げたいと思うのであります。きようは文部省から文化財保護委員会のどなたがおいでになつていらつしやいますか。
【次の発言】 それじや事務局長を大臣と見なして御質問申し上げます。文化財保護法という法律がただいまあるのでありますが、これは参議院議員の議員提出法であつたので、私たちも非常にうかつであつたのでありますが、この法律と鉱業法とのいわゆる法益調整を目的として、今回の一部改正が一番大事な点になつているものと私法律案を拝見して考えたのであります。現行法三十五条を改正するその主要点は、現行鉱業法の、文化財もしくは……
○南政府委員 今日は大臣が出席いたしまして御あいさつするはずであつたのでありますが、ちよつと官邸に人を招いておりまして、失礼いたしております。かわつて出てごあいさつするようにということでございましたので、私つつしんで皆さんにごあいさつ申し上げます。
今回政務次官を拝命いたしました。御承知の通り、すべての点において至らぬ者でございます。どうかひとつよろしく皆様方の御指導によつて、あやまちなく過し得られますよう、御支援のほどをお願い申し上げまして、私のごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 お言葉の通り、私就任早々で、その間におけるいきさつは聞いてはおりますが、詳しく存じておりません。よ……
○南政府委員 御質問ごもつともと拝承いたしております。もちろんこの法律によつて得る財源でできる道はきまつておるのでありまして、それ以外のものにつきましては、公共事業費その他の費用からやつて行かなければならないのでありますが、この法律プラス、アルフアでなければならぬのであリます、しかし今瀬戸山さんがお尋ねになつたように、今まで建設当局といたしましても十分手を尽したのでありますが、国家財政の見地から道路に対する予算が十分にとれなかつた。そのためにこういう法律も必要になつたのでありますけれども、そこは今後われわれが一生懸命になりまして、その御趣旨にそむかぬように十分に努力して参りたいと思つております……
○南政府委員 このたび北九州に発生いたしました梅雨前線は、六月二十五日の午前八時ごろから福岡、佐賀、大分、熊本の各県に、明治二十二年以来の、いわば六十年ぶりの大降雨をもたらしまして、二十八日に至つてもまだ降りやまないような状態でありまして、ほんとうに未曽有の惨禍を引起しておるのであります。 まず建設省所管の河川につきましては、直轄河川といたしましては筑後川を初めといたしまして、遠賀川、菊池川等が被害をこうむつておりまして、なお中小河川といたしましても矢部川、嘉瀬川、松浦川、大木川その他同地域の中小河川はほとんど全部といつていいほど大部分が被害をこうむつておるというような状態であります。しかも……
○南政府委員 お答え申し上げます。第一の、この法案の適用範囲につきまして、なぜ国や地方公共団体を除いたかという御質問であります。これはこの法案の名前にございますように、産業労働者住宅というような意味で、でき得る限り産業労働者の住宅という意味合いにおきまして、国または公共団体を一応除いたのであります。厳密に申し上げますれば、御質問の通り公共団体にはガス、水道のように、民間産業とほとんど同じものもあるのでございますが、この法案がとにもかくにも民間資金をできるだけこういう住宅建設の方に導入させて行きたいということをまず第一のねらいにしておりましたために、国または公共団体を一応除いてあるのであります。……
○南政府委員 土地收用法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の趣旨及び法案の概要を御説明申し上げます。 改正の要点は二つありまして、その第一点は、近時電源開発、治山治水等のため、ダムの建設事業が増加して参りましたが、これら事業の準備のために測量、調査を行うにあたりまして、障害となる植物、かき、さく等を伐除し得るという規定は、現行法にありますが、地質調査のための土地の試掘等、いわゆるボーリングをする場合の規定がありませんため、土地所有者の同意が得られない場合は、ダム工事等は準備の段階におきまして行き詰まるという事態が起きますので、この点を解決いたしますため、事業施行者は、知事の許可を受……
○南政府委員 建設工事の適正な施行を確保し、かつ建設業の健全な発達に資するため、昭和二十四年法律第百号をもつて建設業法が制定せられ、ほぼ所期の成果を収めて今日に至つているのでありますが、施行以来四年間にわたる経験にかんがみ、なお若干の改正を加える必要があります。すなわち、本法律の適用範囲の拡大、建設業者の登録要件の強化、一括下請負の禁止の強化及び建設業審議会の委員の任期の延長と権限の強化等をはかる必要があると存ずるのでありまして、これが本改正法案提案の主たる理由でございます。 以下、本改正案の主要な点につきまして御説明申し上げます。 まず第一に、現行の建設業法におきましては、板金工事外八種……
○南政府委員 御質問のように、元来あつせん制度というものが、法律改正の目的が、土地収用の強制段階に入つて参りますと、感情的になりがちになるので、その感情を取去るために、土地収用に入る前に、もう一つあつせん制度を設けまして、適宜にいい案を考え出してもらう、こういうためにこのあつせん制度の法律を整備したわけであります。御承知の通り、これは随時に設けられるものであり、その範囲を学識経験者と書いてありますが、非常に問題がこんがらがつて参つたあとのあつせんになりますと、それは非常にむずかしいと考えます。ただこれは、こんがらがらない前に、いろいろあつせん制度によつて有終の美を出して行こうと申すのであります……
○南政府委員 お答え申し上げます。現在の公共事業の実情から御判断くださいまして、ただいま高田さんから率直な御意見を承りまして、いろいろの点において私といたしましても同感の点があるのでざいます。この業法の改正の際におきましても、昨日戸塚大臣が答弁されましたように、私たちといたしましても、このフロア・リミットをきめることは、何と申しますか、この業法に魂を入れることになるような気もいたしまして、こういう点につきましても、事務当局としていろいろ研究させておるのであります。しかしながら、きのうも大臣から答弁いたしましたように、実際問題といたしまして、どの程度がほんとうのフロア・リミツトであるかという点に……
○南政府委員 お答え申し上げます。ただいま御質問になりました点も、明らかになつておるのでありますが、現在災害復旧公営住宅の建設戸数については、政府の計画は、全壊流失戸数を対象として、厚生省所管のもとに約二割五分応急住宅をつくつておることは、御承知の通りであります。私たち建設省所管のもとにおきましては、滅失戸数の三割に相当する戸数を三分の二によつて建設する、それから住宅金融公庫より二割五分に相当する戸数につき、特別優先貸付をすることといたしておつて、大体八割ぐらいの滅失戸数は再び建てることができる、こういう見通しを持つておるのであります。水害地委員会の方におきましての四分の三とか、あるいは五割ま……
○南説明員 お答え申し上げます。佐藤さんも御承知のように、大体新規要求と申しますものは、今年の予算の御審議の状態から、大分遅れて参つて来ておることは事実でございます。先般の国会で二十八年度の八月以降の予算を御審議願いまして通過いたしましへので、さつそく新規のものにつきましても、それぞれ予算執行の明細を付して、財務当局と打合せ中でございます。御承知の通り負担行為をやる場合におきましては、財務当局の承認がいるのでございまして、新規要求につきましては、大体建設当局といたしましては、ほぼ実行対策を策定いたしまして、財務当局と目下打合せ中であります。いずれ遠からざるうちに御承認があつて、着手ができるもの……
○南政府委員 ただいま今澄さんから治山治水の恒久策について御質問がありましたが、毎年風水害による被害は、はなはだ激甚なものでありますが、これに対処いたしますために、根本的な予防対策の確立が必要でありますことは、御趣旨の通りでありまして、その対策といたしましては水源山地を酒養いたしますとともに、河川の上流部における砂防事業、多目的ダムの建設、下流部におきまする河川改修事業を計画的にかつ強力に遂行することであると存じます。これに関連いたしまして、河川を水源から河口に至るまで一元的に強力に完備する必要があると存じております。
○南政府委員 お答え申し上げます。村瀬君の御質問の通り、建設省といたしましては、災害復旧につきましては初年度三割、次年度五割、最終の三年目には二割という方針を堅持したかつたのであります。またそうする予定のもとにおいて財政当局と交渉したのでありますが、国家全般の財政事情から、将来いずれ大蔵省財務当局の方からも御説明あると思いますが、現在の状態においてはこの程度の金額しか捻出できない。百四十億ほど既定経費を節約して、しかもその財源に充てて行くというようなやり方しか、財政的に切り抜ける方法がない、こういう全般的な見方のために、やむを得ずこういう予算になつたのであります。しかしながら、私たちの考えとい……
○南政府委員 冷害に対する政府の措置といたしましては、只野さんも御承知の通り、今国会におきましても相当問題になつたことでございます。総額において相当御希望の通り行かなかつたようでありまするが、現下の財政状態から見て、政府としてできるだけのことはやつたようであります。そのうちに建設省所管といたしまして、約十億金が参つたのでありますが、これの使用方法といたしましては、大体今のところ、半分は河川の方に使用いたしまして、半分は道路の方に使つて行く、そういうことになつておりまするが、現地民に現金収入の道を与えるという意味合いにおきまして、できるだけ七〇%ないし七五%くらいが労賃になるような工事を選別いた……
○南説明員 お答えいたします。それは御承知の通り道路運送法に基いて自動車道路事業規則という省令が出ております。それに基く免許申請でありまして、運輸大臣、建設大臣の共管事項になつております。
【次の発言】 先ほどから道路局長なり官房長が御返事申し上げているように、従来この種のものに対する建設省側の監督の簡囲内で、審査の上さしつかえないものとして許可をした、こういうのでありす。
【次の発言】 御承知の通り、先ほど申し上げました道路運送法の四十八条に基いて、いわば一種の専用道路みたいなものであります。そういう趣旨で申請になつたものであり、おそらく建設省といたしましては、都市計画の上から見、あるいは公……
○南政府委員 建設省設置法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。 去る九月下旬の台風十三号により東海地区の海岸かこうむりました被害は激甚をきわめ、その復旧及びこれと関連する改良工事の施行には約二百億円を要する見込みであります。 しかしこの工事は愛知、三重及び静岡の三県にまたがるきわめて大規模なものであり、かつ短期間にこれを完了する必要がありますが、関係地方公共団体の力をもつてのみでは工事の施工に万全を期し得ない状況でありますので、これらの地方公共団体から工事の委託を受け国において工事を施工し、その万全を期したいと思うのであります。 この委託工事も相当な工事量となりますので……
○南政府委員 お答えいたします。私たち建設者といたしましては、建設省の査定について水増しとか不正があつたというようなことは、まだ聞いたことがありません。但し御承知の通り、災害は府県から報告いたします。この報告があとで災害査定官と申すものが参りまして、その報告についていろいろ調査し、実地に審査をいたしまして、査定を決定するのでありますが、そのいわゆる決定せられたる査定について水増しがあるとか、そういうようなことはまだ聞いておりません。ただ新聞紙その他に報道されますのは、各府県の報告官から、二割ないし二割三分というようなものが内輪に査定されるものですから、そういう点をあるいは水増しの報告があつたと……
○南説明員 長谷川委員、受田委員、その他皆様の北海道の引揚者住宅に関する御報告、非常に有意義に拝聴いたしたのであります。建設省といたしましては昭和二十九年度から第二種公営住宅といたしまして担当いたすことになつたのでございますが、今中山さんからお話になりましたように、北海道におきましては国または国が融通するようなものについては、耐寒建築をするようにという議員立法がございまして、これは衆議院におきましても参議院におきましても全会一致をもつて前国会において通過しておるのであります。考え方の問題であります。受田さんのお考えも私もつともだと思いますが、また、そのときの提案者の御説明なり両院におきまする御……
○南政府委員 まだ正式に予算案が提出されておりませんので、決定せられました予算案の概要について、簡単でありますが御説明申し上げたいと存じます。 まず一般会計から申し上げますと、建設省所管の昭和二十九年度歳入歳出予算は、歳入が四十四億九千七百余万円で、歳出が九百七十三億七千九百余万円でありますが、この歳出に総理府所管に計上されております予算執行の際、建設省所管に移しかえになる予定の北海道開発のための経費を合算いたしますと、歳出合計額は一千五十三億八百余万円になるのでありまして、これを前年度の予算と比較いたしますると、歳出において二十四億六千百余万円の減額となつております。 以下歳出予算案の各……
○南政府委員 内海委員のだんだんの御質問、建設当局といたしましては、私、従来から考えておりました道路整備という点につきましては、まことに遺憾な点が多々あるのであります。しかしながら、さらに、何と申しますか国家財政の全体からながめまして、忍びがたきを忍ぶという意味合いにおいて、最後のいわゆる協調線が今日決定せられて提出せられておりますような予算案になつたことは、内海委員も御承知の通りであります。ただ、私たちといたしましては、議員立法である措置法もございますので、与えられた、限られた予算ではありますが、できるだけこれを道路整備五箇年計画にマッチするように使つて行きたい。今日私たちのしなければならな……
○南政府委員 先般来から委員の各位におかれましては、措置法と地方譲与税との関係につきまして、いろいろ御協力をいただいておるのでありますが、政府におきましても、地方譲与税法案の骨子につきまして、大体案ができたようでございまして、先般その骨子につきまして、建設省の方に相談がございました。お手元に差上げてあります地方譲与税法案要綱という一枚紙でございますが、その要綱によりますと、私たちが考えておりましたよりも、措置法の精神と非常に相反するものがあるのでありまして、この譲与税法案につきましては、建設省といたしましても、とうてい同意することができかねるのであります。この要綱によりますと、大体私たちが想像……
○南政府委員 お答え申し上げます。内海委員の御質問は、まことにごもつともな御質問でございますが、今までの公庫の貸付け条件は、御承知の通り、主として土地を持つておつて、それの上に建てる建築費がない方を、まず第一段に置いて救つて行つたわけであります。ところが御承知のように、建築費もそう予定されたように安く上らぬというような例がいろいろございます。のみならず、自分の住宅でございますので、希望もいろいろ加わつて参りまして、とかく建築費というものがかさはつて参ります。その結果、土地を買う方面の費用などはなるべく少くするということで、御指摘になるような地価の安いところというふうになつて参りますので、公共団……
○南政府委員 お答え申し上げます。臨時措置法は、御承知の通りこれは両院をほとんど全会一致で通過いたしました、議員立法とは申せ、最高の国家意思の決定でございます。政府といたしましても、この法律に基きまして、すみやかに道路五箇年計画を策定いたしまして、二十九年度から法律の趣旨通りに事業を始めるべきでありました。ところが、御承知の通り二十九年度以降は国家財政が格別困窮いたしますような状態が発生いたしました関係から、遂に一兆円予算の編成となり、この予算を達成するために、いろいろな方面に法律改正を必要とするような結果になつたことは、すでに委員各位が御承知の通りでございます。措置法もまたその意味合におきま……
○南政府委員 ただいま提案になりました土地区画整理法案につきまして、提案の理由とその概要とを御説明申し上げます。 御承知の通り、現在土地区画整理の事業は、都市計画法及び特別都市計画法に基いて運営されているのでありますが、その施行の方法に関する主要事項は、これらの法律において準用する旧耕地整理法の規定によつているのであります。この旧耕地整理法は、明治四十二年に制定され、昭和二十四年に廃止されたものでありまして、その規定は、その後における社会事情の変遷に即応しない部分もあり、また元来農地に対して適用するために制定されたものでありますので、市街地に施行される土地区画整理の事業については、適合しない……
○南政府委員 お答え申し上げます。こういう種類の答弁につきましては、ほんとうは大臣みずから当られた方がよいのでございますけれども、まことに申訳ないことですが、大臣病気で休んでおりますので、私がかわつてお答え申し上げますから、御了承願いたいと存じます。 御質問の第一点は、高速度交通営団が運輸、建設両大臣の共管になつている、今問題が起きているようであるが、こういうような状態のもとにおいて、大事な交通に当つている営団の事業に支障がないかどうかという御質問と拝承したのでございます。御質問のように確かに総裁、理事、部長、課長というような方々が刑事上の被疑事件によつて勾留されておりますので、これで会社業……
○南政府委員 公共工事の前払金保証事業に関する法律の一部を改正する法律案の提案の理由並びにその概要について御説明申し上げます。 本法律案は、追つて御説明申し上げることとなります建設機械抵当法案と同様と、わが国建設工事の機械化を促進することをその目的といたすものでございます。すなわち、公共工事の前払金の保証事業に関する法律により設立せられております建設業保証事業会社をして、従来の業務のほか新たに政府、地方公共団体が建設機械の製造代金の前払いをいたします際におけるその保証をなし得ることとするとともに、建設業者が建設機械購入のための資金の融通を受げる際に、その債務の保証をなし得る道を開き、もつて建……
○南政府委員 ただいま提案になりました建設機械抵当法案の提案理由並びにその大要について御説明申し上げます。 近時電源開発事業の樹立を初め、治山治水対策事業、道路整備、農地開拓、災害復旧事業その他各種国土総合開発事業等の推進によりまして、建設工事の量はたいへん増加するとともに、工事の規模も非常に拡大いたして参つているのでありますが、これら諸工事を機械化してその工期を短縮し、工費を節減してその能率的施行をはかりますことは、わが国経済再建のため緊急不可欠のことと考える次第でございます。しかしてこれらの工事に要する建設機械につきましては、一部の大規模な設備的な機械は、その多くは発注者において購入して……
○南政府委員 お答え申し上げます。公共工事の前払金保証事業に関する法律の一部を改正する法律案についての御質疑で、今改正案の御審議をお願いしておる以外にまだあるか、こういう御質問でございます。公共工事の前払金保証事業に関する法律の一部を改正する法律案そのものには、現在のところ改正を考慮しておるというようなことはないのでございますが、皆さんも御承知のように、建設業の最近の現況をながめますと、場合によつては、いわゆる請負工事の価額、ロア・リミツトについての制限も考えなければならぬ、こういうお話が前々委員会にも議論になつておりますし、前国会においても、当委員会において問題になつておりますことは御承知の……
○南政府委員 建設省関係法令の整理に関する法律案の提案の理由及びその概要について御説明申し上げます。 本法律案は、建設省関係法令のうち実効性のなくなつたもの及び事務を簡素化すべきものについて、所要の改廃を行うことを目的とするものであります。すなわち、すでに実効性のないもの、または存在の意義がないものについて、廃止の措置をとるとともに、水防法及び建築基準法の二法律について必要な改正を行い、事務の簡素化を行うことにいたしたのであります。 この法律案の概要を申し述べますと、第一に、三件の法令を廃止することにいたしておりまするが、これらの法令は、すべてすでに死文化しているもの、または存在の意義が消……
○南政府委員 お答え申し上げます。その問題は、建設機械に限らず、自動車につきましても、あるいは工場財団抵当法における、その中に含まれた工場内のいろいろな機械につきましても、起り得る事例だと存じます。この動産に抵当権を認める、いわゆる占有権を取得せずして、しかも不動産のように抵当権の対象とするということにつきましては、どういう動産についても、そういうことが適当であるかないかという問題に関連して参るのでありまして、この建設機械抵当法案につきましても、別個の見地から抵当権を設立いたしまして、民法百九十二条との関係におきましての第三者保護についての関連につきまして、十分考えなければならぬものがあるとい……
○南政府委員 川俣さんの御質問、私途中から拝承したのでありますが、お考えにつきましては、私もまことに同感の面があるのであります。最近の情勢を考えてみますと、都市計画を立てる上におきましても、現在のような町村合併促進法に基いて急激に大きくなつたいわゆる自治団体の区域を、そのまま東京や大阪のような都市計画と同一視してやるべきものではないという御趣旨については、私まつたく同感でありますし、そういうように行政指導をして参りたいと思つております。 なお、既存の市街地につきましても、建設省は二、三年来、従来のような平面的都市の造成ということであつては、四つの島における人口問題を解決する上においてもどうか……
○南政府委員 お答えいたします。ガソリンの地方譲与税につきましては、法案が自治庁から提案になつておられるので、その二十九年度限りにするかどうかは、むしろ鈴木政府委員から答弁していただいた方がいいのでありますが、関係がございますので申し上げますが、私たちの了解しておりますところでは、少くとも現在の状態においては二十九年限り、こういうふうに承つておるのであります。
【次の発言】 門司さんのその御質問につきましても、自治庁の塚田長官ないし鈴木さんからお答えしていただいた方が、私ベターだと思うのでありますが、私も関係がありますので、私の了解しておる限り内におきまして御返事申し上げますと、考え方の点にお……
○南政府委員 塚田長官並びに平野政務次官から、大体砂防関係で両省が事務的に錯綜しておりますことにつきましてはお話があつたと思うのであります。ただ現地の実情は、御承知のように大体のところ土木部に砂防課というものができておりまして、そこでやつておるのであります。中央からの命令が、それが建設省であろうが、農林省であろうが、実際問題といたしましては、そう大して矛盾撞着は起きていないようにも聞いております。しかし理論的に掘り下げてみますと、どつちの仕事か非常にむずかしい問題も出て参りますし、また具体的の例につきましても意見がいろいろわかれて参りますときには、なかなかむずかしい問題が起きると思うのでありま……
○南政府委員 建設省関係の定員法の改正につきまして、ごく概括的に御説明申し上げたいと存じます。建設省は御承知の通り、官房以下内部部局におきましては六つございまして、その現在定員の総計が千百三十八名になつております。今回の整理によります減員が百四十二名でございまして、そのほかに、現地をいろいろ監査する関係の人員が、合計で二十六名新規増がございますので、改正定員は千二十二名になつておるようなわけでございます。ほかに付属機関が三つございまして、その定員が合計で九百二十七名、整理等によります減員が五十八名、新規増はございませんので、差引八百七十九名になつておるわけであります。この下部機構といたしまして……
○南政府委員 補助金等の臨時特例等に関する法律案中、建設省が関係いたしまする二十三条、すなわち公営住宅法に基く補助等の特例につきまして御説明を申し上げたいと思います。 この法律案の二十三条の規定は、現行公営住宅法に基いて行つておりまする補助等の特例について定めることを目的とした規定でございまして、第一項では第一種公営住宅の建設費用についての国の補助率の特例を規定しているのでございます。すなわち、公営住宅法第七条第一項に規定いたしておりまする第一種公営住宅の建設費用についての国の補助率は、政令で定める第一種公営住宅にかかわるものにつきましては、当分の間、同項の規定にかかわらず、二分の一以内とす……
○南委員 関連して。瀬戸山委員から、道路についての総括的な御質問があったのでございますが、いま一点、大臣の御答弁に関連して伺いたい。 この道路整備費の財源等に関する臨時措置法というのは、主として五カ年計画の道路をやろう、その財源を捻出するために作った法律であります。ところが、御説明を聞いておりますと、ややともすると日本の道路を直すためにそのガソリン税が使われても差しつかえないというふうに、私はしばしば拝承した。地方財政が困っているから七十二億をやると言われる。その点についても、私は瀬戸山君のように総括的にながめれば、特別にそういう措置も必要かと思いますが、去年われわれが非常に苦心したことは、……
○南委員長代理 山中貞則君。
○南委員長代理 委員の皆さんにお諮りいたします。専務が傍聴しているそうですが、昨日もそういう例があったそうです。その事実を確かめて、証人の口から返事をさせて差しつかえありませんか。
【次の発言】 それでは、山根専務がおいでになりましたら、どうど事実の打ち合せをお願いいたします。
ついでに、ここは大事なところですから制限するつもりはありませんが、松岡委員にちょっと注意いたしておきます。発言要求がまだ三人あるそうでありますから、なるべく簡略にやって、他の委員にも質問させ得るように御協力願います。
【次の発言】 ここは大事なところですから、あえて制限するつもりはありませんが……。
○南委員長代理 松岡君に御注惹いたしますが、持ち時間が経過いたしておりますから、簡略にお願いいたします。
【次の発言】 高津正道君。
○南委員長代理 委員長の承認を得て発言して下さい。
【次の発言】 佐々木委員に申し上げますが、時間が相当経過しております。なるべく簡潔にお願いいたします。
【次の発言】 ただいまの佐々木君の要求いたしました通り、各支部の経理内容についての文書をすみやかに本委員会に御提出願うことに、皆様御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決します。
米田証人から一つ委員会にあてて文書で御報告願います。
辻原弘市君。
【次の発言】 濱野清吾君。
【次の発言】 濱野君が資料を要求されましたが、その資料を委員会、として要求しなければなりませんから、濱野君の請求された資料を委員会として米田証……
○南委員 資料を一つついでにお願いいたします。戦前十カ年間の坑内夫、坑外夫の総数、それから一人当りの出炭量、それから戦後十カ年間の坑内、坑外の坑夫の総数及び一人当りの出炭量、それから実働時間があったら、それを一つ資料として要求いたします。
【次の発言】 私おくれて来たので、あるいは同僚委員の方からすでに資料を要求になったかもしれませんが、もしなっていなかったら、今申し上げます資料をお願いします。戦前十年ほどの炭価、平均炭価でけっこうです。炭価と賃金の毎年の比率を見たい。一年々々の平均でけっこうですから、炭価に占める労働賃金の割合、それから戦後九カ年の割合、もしできますならば賃金と一般物価、鉱工……
○南委員 関連して……。従来持っておりました鉱業権の、こういう特殊の会社ができた場合における承継の方法は、今政府委員の言われたような簡単な問題ではないと私は思います。帳簿価格で単に一札が入っておるといいましても、その帳簿価格の内容たるや、一つの会社の――いわゆる会計士におそらくかかっておると思いますが、要するに一つの会社の帳簿価格であって、取引上あるいは経済的に見ましてほんとうに妥当なものかどうかという点になってきますと相当むずかしい問題であります。これは大臣もよく御存じだろうと思いますが、そういうものの承継につきましては非常に慎重に考えなければならぬ、さらに進んで帝国石油はそうでありましても……
○南委員 通商産業大臣にちょっとお伺いして、そのお伺いしたことで少し御質問申し上げたいと思うのであります。そのお伺いしたいと申しますことは、これは当委員会においての発言ではございませんので、新聞紙の報道によるものでありますが、どういういきさつになっておりますか、果してまた通商産業大臣の話か、新聞の伝うるところによるか、その真偽のほどはわからぬのですが、昨日の大ていの新聞に出ておりましたけれども、日本経済新聞に、大臣もごらんになったろうと思いますが、問題を残す全漁連外貨割当という見出しで、相当詳細なあなたの大蔵委員会での御答弁を報道しております。と同時に、けさ拝見したのでありますが、昭和三十年七……
○南委員 修正案につきまして一言だけ、これは質問並びに意見を申し上げたいと存じます。 現在の日本の置かれた状況から考えますると、この改正案の趣旨につきましては、私個人といたしまして、非常に時宜を得た改正だと考えておるのでありまするが、法律体系の上から見ますると、非常に大きな意味を持っておるのであります。事輸出入に関係いたしますると、その商品が輸出品でありまする場合におきましては、内地におきましてもいわゆるメーカーの協定ができる、こういうところまでこれが広がっておるところから考えますると、いわゆる独占禁止法との関係におきまして、今度の改正は非常に大きな意味を持っておるのであります。今まで現行法……
○南委員 関連して。今御質問のありました租鉱権でありますが、租鉱権者が稼行することが不可能な状態になってきた、それで労働賃金なりその他の不払いが起きたというような場合に、その労働賃金の不払いとかそういうものは租鉱権者に対する債権なのか、それとも採掘権者に対する債権なのか、そこをはっきりしていただければ、私らその問題についても解釈ができると思いますが、夜逃げした場合にどうするかという問題もありますし、そういうような租鉱権が政府の買収の権利としての対象になるかならぬかという問題がございます。要はそういう場合の債権債務関係は採掘権者にあるのか、租鉱権者にあるのか、これは政府委員でけっこうですから御返……
○南委員 重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置に関する法律案に対する修正案を御説明申し上げます。本文を読みます。 重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置に関する法律案の一部を次のように修正する。 第四条中「認めるときは、」の下に「次の各号に掲げる事項を勘案して定める基準に従い、」を加え、同条に次の三号を加える。 一 その者が、重油以外の燃料を 使用することができるボイラー を設置しているかどうか。 二 その者の生産若しくは加工に 係る製品の品質を損じ、又はそ の品質に与える影響のため輸出 に支障を及ぼすこととなるおそ れがないかどうか。 三 その者の……
○南委員長代理 これより会議を開きます。
本日は委員長が所用のため出席いたしませんので、委員長の指名により私がかわって委員長の職務を行います。
本日公報に掲載いたしました請願七十四件を一括議題に供します。まず請願審査小委員長の報告を求めます。請願審査小委員長代理内田常雄君。
【次の発言】 これより各請願の採否を決定いたします。ただいまの小委員長の報告の通り決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決定いたします。
なお、ただいま議決いたしました請願の委員会報告書の作成等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
○南委員 ちょっと関連して中山さんにお尋ねしたいのですが、この試射場の問題が起きたときから、私いろいろ皆様方の御相談を受けておったのでありますが、当時の情勢を判断いたしまして、今あなたが公述で言われました通り、出かせぎも漁場その他の整備とともにだんだんむずかしくなっていくはずだ。そこで内灘の生きる方法は、何としても河北潟を干拓してもらうか、埋め立てをしてもらって、そこでいわゆる農村計画に入らなければ、これはとうていやれるものではない。ですからあなたは少くとも試射場問題に要求として出してはどうかとも考えられるが、最低要求として内灘が生きるために河北潟を干拓するとか埋め立てをすることを、第一に政府……
○南委員 ただ一つだけお伺いしたいのですが、今たしか福田さんだったと思いますが、参考人の話の中で、今後のバナナの販売で自分たちの今回のやり方が正しかったかどうか、御判断願いたいというお言葉があったりであります。私はよく知らないのですが、参考人名簿を見ますと、福田さんはバナナの加工ということで参考意見を私たち拝聴しているのです。だから、谷川君からもちょっと釈明があったようにも記憶いたしますが、これはあなたにはっきり聞いておきますが、あなたの方はバナナの加工だけで今回の輸入を受ける権利、入札をする権利を獲得されたのか、半分以上ほかの商売人と同じようにやるが、一部を加工するために、そういう資格でお入……
○南委員 永井さんの質問に観念的に返事されているのでありますが、私聞いておってよくわからない。キロワット・アワー制度をアンペアの制度に変える、こういう方が合理的だと言われます。その合理的な理由を局長よく説明していらっしゃる。設備的な点を加味してアンペア制度が合理的だという。ところが私らの家庭では配線から設備から一切需用者負担です。配電会社は一銭も持っておりません。設備はみな需用者に持たせて、設備の点を入れてアンペア制が合理的だと言われても、どうしても私は納得できない。われわれが電力会社に金を払ってやって、二十五灯つけたら四十五キロしか使わないのに、十灯つけて四十五キロの方が安くて、われわれが出……
○南委員 自由民主党及び日本社会党両党を代表いたしまして、電気料金に関する件について、本委員会の決議案の趣旨を御説明申し上げます。 まず案文を朗続いたします。 電気料金に関する件 今般、東北電力並びに北陸電力の両社は政府に対し、需用の増大と新規稼働設備の経費高などを理由に大幅な値上げを申請しているが、料金の値上げはこの地域の産業に及ぼす影響まことに大きく、地方民の生活をおびやかすものである。 よつて、政府は東北及び北陸の立地条件を尊重し、電源配分の再検討を行うとともに、今次の電気料金の値上げについては、全国的見地より充分の考慮を払い、これを回避するよう努力せられたい。 右決議する……
○南委員長 一言ごあいさつ申し上げます。
ただいまは、委員各位の御推挙によりまして、不肖私が委員長の重責をお受けすることになりましたことは、身に余る光栄に存じます。委員会の運営に当りましては、私ふなれでございますが、幸い委員諸君の格別の御協力によりまして、大過なくその任を全ういたしたいものと念願している次第でございます。何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 これより理事の互選を行いたいと存じますが、その方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの松澤君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、理事は、その数を七名とし、
青木 正君 ……
○南委員長 これより会議を開きます。
この際お諮りいたします。理事大村清一君より理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。
これより理事補欠選任を行いたいと存じますが、これは、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、古川丈吉君を理事に指名いたします。
【次の発言】 それでは、内閣提出の公職選挙法の一部を改正する法律案及び島上善五郎君外八名提出の公職選挙法の一部を改正する法律案を一括議題とし、順次その提案理由の説明を求めることにいたしま……
○南委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の公職選挙法の一部を改正する法律案及び島上善五郎君外八名提出の公職選挙法の一部を改正する法律案を一括議題とし、質問に入ります。質疑は通告順により順次これを許します。
青木正君。
【次の発言】 この際申し上げますが、郡大臣は参議院の本会議に出席しましたけれども、すぐ戻ることになっておりますので、かわりに中島政務次官が出席いたしましたので、一応お知らせ申し上げます。
【次の発言】 島上善五郎君。
【次の発言】 本日はこの程度にし、来たる八日火曜日午前十時理事会、引き続き委員会を開催いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時四十……
○南委員長 これより会議を開きます。
この際お諮りいたします。内閣提出、公職選挙法の一部を改正する法律案及び島上善五郎君外八名提出、公職選挙法の一部を改正する法律案について公聽会を開きたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。
つきましては、公聽会開会承認要求の手続その他開会に関する手続等は、先例によりまして、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。
【次の発言】 では、内閣提出の公職選挙法の一部を改正する法律案、及び島上善五郎君外八名提出の……
○南委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、公職選挙法の一部を改正する法律案及び島上善五郎君外八名提出、公職選挙法の一部を改正する法律案を一括議題とし、前会に引き続き質疑を継続いたします。
この際申し上げますが、総理大臣が出席されております。本会議の関係もあり、また質疑を通告されている委員もただいま四名ありますので、総理大臣に集約して質疑をなされるようお願いいたします。
森三樹二君。
【次の発言】 森君、もう一問でお願いいたします。
【次の発言】 森さんに申し上げますが、お約束の時間がかなり超過いたしておりますから、もう一間にお願いします。
○南委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、公職選挙法の一部を改正する法律案及び島上善五郎君外八名提出、公職選挙法の一部を改正する法律案を一括議題とし、前会に引き続き質疑を継続いたします。
井堀繁雄君。
【次の発言】 この際申し上げますが、郡国務大臣は参議院の委員会に採決の関係上約三十分間出席いたすことになりますが、中島政務次官が出席されておりますので、質疑を継続してなされるようお願いいたします。郡国務大臣は、参議院の採決が済み次第、こちらに戻っていただくことになっておりまするから、御了承をお願いいたします。
【次の発言】 それでは、ちょっと速記をとめて下さい。
○南委員長 これより会議を開きます。
この際お諮りいたします。さきに決定を見ました四月十四日開会の公聴会における公述人の選定につきましては、理事会において協議いたしました通り、公述人として坂千秋君、吉田直治君、吉村正君及び清水慶子君、以上四名の諸君に出席を求め、意見を聴取いたすことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 ついで、内閣提出、公職選挙法の一部を改正する法律案及び島上善五郎君外八名提出、公職選挙法の一部を改正する法律案を一括議題とし、面会に引き続き質疑を継続いたします。
井堀繁雄君。
○南委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、公職選挙法の一部を改正する法律案及び島上善五郎君外八名提出の公職選挙法の一部を改正する法律案を一括議題とし、審査を進めます
この際お諮りいたします。両案について、本日参考人として東京電力株式会社営業部長笹森建三君及び電気通信共済会広告課長小山常次君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、この際参考人の諸君に委員長よりごあいさつ申し上げますが、本日は御多用中御出席をいただいて、まことにありがとうございました。本日の意見聴取は質疑応答の形……
○南委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の公職選挙法の一部を改正する法律案及び島上善五郎君外八名提出の公職選挙法の一部を改正する法律案の両案を一括議題といたします。
右両案中、内閣提出の公職選挙法の一部を改正する法律案につきましては、質疑も昨日をもって大体尽されているようでありまするから、右案に対する質疑はこれにて終局いたすことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、内閣提出の公職選挙法の一部を改正する法律案に対する質疑はこれにて終局いたし達した。
この際、内閣提出の公職選挙法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党の青木正君及び日本社会党の森三樹二君よ……
○南委員 関連して、繊維局長と大蔵省の係官の方に伺います。過剰織機の買い上げの基本方針は、すでに予算においてもついておる。従って、過剰織機を何とかしなければならぬということは、政府部内においても、すでに一般に政策として認められておると考えます。そこで、今まで予算金額が非常に少いために、五千台―七千台という程度で買い上げを実施して参ったのでありますが、その内容は、本年になると、いささか内容が変ってくると思う。先ほど繊維局長は、少くとも五千台というようなお話でありましたが、登録織機の場合は、登録料が実際業界にあったのでありまして、六千円、七千円というものがついておる。そういうものを勘案すると、昨年……
○南委員 公職選挙法の特別委員会が成規の手続を経て招集されましたのは、たしか十一日であったと記憶いたします。当時の情勢は、今島上委員が言われたような情勢であったのでありますが、すでにいろいろの新聞紙上にも委員長候補者の名前も出ておりまするし、委員会も手続をなして、そうしてどうしても開かなければならないような情勢になっておったのであります。私も、できますことならば、最初から正規に与野党ともに出席いたしまして委員会を開いた方がよいと考えましたので、当日は、私みずからが社会党の河野国会対策委員長と、それから春日副委員長のところまで二度も参りまして、委員会が招集されておるので、委員長互選だけは一つこれ……
○南委員長代理 次に田中鋳三君にお願いいたします。
○南委員 私、独禁法の改正の案文を見ておらぬのですが、今回政府は独禁法改正の提案をしておりませんので、それとこれとの関係を聞くことはいささかどうかとも思うのでありますが、今度の国会にも独禁法の一部改正の案が出るという話も聞いておったので、なお念のためにお聞きするのであります。独禁法が伝えられるように改正されますと、こういうような改正は要らぬような気がするのでありますが、独禁法でいかれて、足らぬところは現在でも輸出入取引法でいけるような気がする。独禁法を出さないならば、当該の輸出に関連して、必ずしも輸出でない内需のものでも、輸出を奨励する意味で一部広げていく、いわゆる独禁法の例外措置をとっていく……
○南委員 動議を提出いたします。一班、二班、三班に分れて、この間の災害につき貴重な御報告を拝聴いたしましたのですが、その後引き続きまして、たとえば石川県のごときは、奥能登の災害は二十六日ということで、全然建設委員会としては、災害調査の委員派遣というようなことがまだないのであります。なおこの九月は、皆様御承知の通り災害月とでも申しましょうか、今後いろいろ災害があり得ると思う。そのつど委員会を開きまして、すみやかに災害調査の委員派遣を決定されることもけっこうでありますが、なかなか手続上それも困難だと思いますので、まだ調査してない地区の出張調査、またこれから災害が起るかもしれないおそれが現実に起きた……
○南委員 関連して一点だけ。今通産大臣が羊毛、綿花については、いずれはできるだけ早く為替の自由化を実現したい。そこへ行くまでにいろいろ方法があると思うのであります。大臣みずからもその点については国内産業の影響その他を考えなければ、早急に簡単にやれないというお言葉もあったのですが、その方法実現の一段階として設備割当から商社割当を増していくような方向に持っていきたいという意見も聞いております。確かに一つの方法だと思うのであります。今のいわゆる羊毛、綿花を単純に設備割当だけにやっていくというのではなくてなるべく自由化に近ずく実現の方法の一つとして、商社になるべく手持ち外貨を与えてそうして商社の自由で……
○南委員 動議を提出いたします。委員長の互選は、投票を用いずに、高橋英吉君を推薦いたしたいと思いますが、いかがでございましょうか。
○南委員 今同僚小平君の質問の中で、途中でお返事がなかったのですが、私の記憶では、たしか代理貸しの場合には、手数料の中には貸し倒れあることをおもんぱかって、ある程度の補償料金というようなものも含まれて手数料というものが成り立っておるように思っておる。ところが、実際現実の貸付については、必ずしも保険で算定した率と貸し倒れが起きる率とのバランスがとれないものでありますから、代理貸しの場合において手数料を引き上げるか、別個の再保証機関を作るのでなければ、中小企業金融は円満にいかないというので、信用保険公庫制度があとに発生したように私記憶しております。そういう場合において当初の公庫から金融機関に払って……
○南委員 関連して一点だけお聞きしたいのですが、商工会議所は、たとえば東京の商工会議所の会員であるべき会費などは、企業局においては調べてあると思いますが、聞きますと、一万円とか二万円とかという高額の会員費用だそうであります。商工会法の中の一番の盲点は、商工会議所の区域と商工会の区域とをダブらしているかどうかという問題なんですが、法律では商工会議所と商工会をダブらせないように割り切っている。しかし、割り切ったところに、従来のような商工会議所の指導方針では非常に困る点ができてくる。今小平委員からも御質問があったように、今までの商工会議所のような考え方――一人の会員が一万円、二万円というような高額の……
○南委員長代理 これより会議を開きます。
都合により委員長が不在でありますので、私が委員長の職務を行ないます。
輸出入取引法の一部を改正する法律案を議題とし、審査に入ります。
【次の発言】 まず趣旨の説明を聴取いたします。通商産業大臣池田勇人君。
【次の発言】 以上で趣旨の説明は終わりました。質疑は後日に譲ることにいたします。
【次の発言】 次に、弁理士法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
本案につきましては、前会すでに質疑は終局いたしておりますので、これより討論に入るわけでありますが、別に討論もないようでありますので、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか……
○南委員 通産大臣に特にお願いしておくのですが、例の十八億を信用保険公庫に政府が融資をしてその金で信用保証協会の経費をまかなうとともに、十分な信用限度の維持の経費に充てておることは、御承知の通りです。三十五年度の予算が通った間もなしでありますが、今回のいわゆる広範囲なチリ地震の融資については、十八億の金がまだありますので、それを至急配分していただけばさしあたりはいけると思うのであります。ところが私の県などは前年非常に大きな災害を受けまして融資限度が一ぱい一ぱいになっており、すみやかに十八億を配分していただかなければ一般の中小企業金融がストップしている状態であります。それに加えてこの別ワクとして……
○南国務大臣 はからずも今回運輸大臣を拝命することになりました。運輸委員会の皆様方の格別な御協力と御指導を得ましてどうかして大任を全ういたしたいと考えておりますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。 御承知の通り、私は運輸行政につきましては全くのずぶのしろうとでございますので、当惑いたしておるのでありますが、何にいたしましても運輸行政が国の経済、文化というものの発展の上にいかに重要な地位を占めているかにつきましては、よく私自身認識しているつもりでございますので、これから一つ大いに勉強いたしまして、これもまた何とかして御期待に沿うように運輸行政の推進をいたしていきたいと考えております。どうか……
○南国務大臣 關谷委員のお話ありました船舶公団の解消後におきます共有船の跡始末問題につきましては、私就任の際事務当局からも一応の話を聞いたのであります。ただそれが事務的には非常にうまくいってないようなお話も承っておったので、その後大蔵大臣とも話をしておるのであります。ただいま承りますと、財政部会の方でも特別の御配慮がしていただけるようなお言葉を承りましたので、大蔵大臣との交渉においても、その点が強く出るような、問題の解決がさまでむずかしいことでもないように考えられます。ところが何を言いましても、長い間かかってなかなか解決できなかった問題でありますので、しょせんは法律改正でもやって特別に扱うとい……
○南国務大臣 私、途中で参ったので、今、久保さんから概要を承った上での見解をどう思うかというお話でありますが、承った範囲内においてはごもっともな点も多いと思います。中小漁業者の問題につきましては、私もかねがね関心を持っております。従って、まだその事情等も私はっきりは存じておりませんが、研究いたしまして、農林大臣あるいは必要があれば労働大臣等ともよく協議いたしまして、御趣旨になるべく沿うように善処していきたいと考えております。
【次の発言】 福家委員のただいまの御質問でございますが、私、就任早々のことでもあり、先般四国支社長が上京してその間の詳細な事情を聞いたのであります。あまり人のけのないとこ……
○南委員長代理 これより会議を開きます。
都合により委員長が不在でございますので、私が委員長の職をつとめます。
内閣提出の計量法施行法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許可いたします。田中武夫君。
【次の発言】 質問ありませんか――ほかに本案について質疑の通告はありませんので、おはかりいたします。
本案についての質疑を終局するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めますので、さよう決しました。
【次の発言】 次に、討論に入るのでありますが、通告もありませんので、直ちに採決するに御異議ございませんか。
○南委員 いま小笠委員はほかの問題に移ったのですが、私、償却制度について一言だけ……。基本法ができて、特別にそういうような条文もできたのですから、今後、この条文を活用して、そうして中小企業の一番ウイークポイントになっている面を有利に解決してくれるのだろうと非常に期待して政府委員の答弁を聞いておったが、ただ、いままでのやり方の持続にすぎない。いやしくもこういう法律をつくって、そうしてほんとうに償却制度の根本まで考えていくというなら――この償却制度というものは、非常に中小企業にとっては重大なんです。これは一例をあげますが、繊維産業などというものは、大きな資本もありますが、通産大臣の郷里の福井県や私……
○南委員 内閣提出五法案は、これにて質疑を打ち切られんことを望みます。
○南委員 関連。大蔵省に聞くのが筋なんですが、局長に聞いたほうがよいと思いますが、いま長谷川委員から、三千万を寄付すると千三百万を贈与税とかなんとかで取られるが、国の場合にはそれがないのだ、こういうお話であります。私税制のことはしろうとですが、一体これは税法上そういう特殊規定があるのか。よく民間では財産隠匿のために寄付したようなかっこうにするが、脱税の疑いがある。これは徴税上の技術なのか、制度のしなのか。国とか公法人とかいっても、これは性質は違っても同じ取り扱いであるべきだと思います。そんなことくらいは文部省は大蔵省に話をして解決できそうなものだと思います。これはいずれ大蔵省を呼んでここで詰め……
○南委員 関連して。いま質問している問題は前回の文教委員会のときに、文部大臣に私から御質問申し上げて、いろいろその答弁から、どうしても大蔵大臣にも出ていただいて、あなたは特別にこういう問題については御理解のある方だし、あなたみたいな人でなかったらこの問題は解決できない、そのような意味において与党を代表して大蔵大臣に特にお願いを申し上げます。 東京大学へ私が寄付するときには税金はかからないが、早稲田大学に寄付するときには法律上いろいろ制限があるんだ。ただし大蔵大臣が許可すれば、一年とか三年とかいう許可年限の間はいいが、その許可年限後においては私はそれ相当の寄付はできないし、また収益の何%か以内……
○南委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、保科善四郎君を委員長に推薦いたしたいと思います。何とぞ御賛成をお願いいたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事はその数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○南委員長代理 これより会議を開きます。
渡海委員長が病気のため私が委員長の職務を行ないます。
文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますのでこれを許します。山中吾郎君。
【次の発言】 お聞きのとおりですから注意してください。
○南委員 私は航空法案について、航空機製造法案との関連につきまして、政府当局の御所見を伺いたいと思うのであります。 御承知の通り、この航空機と申しますのは、何と申しましても文明の最先端を走つておるものでありますし、またこれをつくる航空機工業と申しますものは、自動車工業と相並んで、非常に高度の工業であります。すなわち総合組立て工業でありまして、何と申しましても機械工業の花といわなければならぬのであります。幸い独立後におきまして国際航空條約に日本が入りまして、日本もまた、民間航空その他について、国際社会の一員として巣立ちますために、航空法案はぜひとも必要な法案ではありまするが、一体この法案の目的……
○南委員 同僚議員の御質問によつてだんだんと法案の不備の点がはつきりして参つたのであります。ことに今奥村君からの質問によりまして、通産政務次官から委任立法せられた政令を出す場合には、それぞれ通産委員会、大蔵委員会に相談をするという言明もあつたのでありまして、ここであらためて私が御質問しなくてもいいかとも思うのでありますが、この法案の目的が、やはり何と申しましても日本の遅れている技術をなるべくすみやかに世界水準まで持つて行こうというところにあると考えて参りますならば、たとい財政の面において税の減があつても、これはそういう世界水準に遅れている産業を特段に御考慮を願つて、そうして指定していただかなけ……
○南主査代理 塚田君。
【次の発言】 ほかに質疑の通告者もございますが、いずれも本日はおさしつかえがあるということで御出席になりませんので、きようはこの程度にいたし、明日は午前十時より開会いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後六時三十八分散会
○南主査代理 来ておりません。
【次の発言】 午前の会議はこの程度にいたし、午後二時より再開いたします。
暫時休憩いたします。
午後零時四十五分休憩
【次の発言】 動議を提出いたします。質疑はこの程度をもつて終局し、なお本分科会所管の予算各案に対する討論採決は、予算委員会に譲られんことを望みます。
○南政府委員 寺島さんの御質問にお答え申し上げます。河川法の改正は、水制度部会と関係なしに、数年来建設省で研究しておるのであります。河川法を改正する最後の意見と申しますものは、水制度部会あたりの結論が出れば、その結論にして公正妥当でありますものならば、河川法改正にも参酌すべきものだと私は考えます。しかしながら、河川法を改正するという考え方は、今起きた問題ではなく、すでに四年か五年か前から河川法の改正は幾つも案をこしらえてやつておることは、寺島さん御承知の通り。最近治水、利水というような問題について、いろいろむずかしい問題が起きまして、水というものを一貫性をもつてながめてみた場合にどうすべきかと……
○南政府委員 お答え申し上げます。先ほど瀬戸山委員が申されたように、日本の道路の悪いということも実情であります。何とかして直したいというのも、建設省当局としてのもつともの考えであります。従つてガソリンの税を道路の整備費に充てるという法律を議員立法で提出されました際におきましても、建設省としてはむしろこれに賛意を表して、そうしてぜひとも昭和二十九年度以降に五箇年計画をつくつて、日本の立ち遅れている道路の整備を一日も早くやりたいというのが、建設省として当然の考え方になつておるのであります。今瀬戸山委員から立法当時の事情、今回の立案の考え方につきまして御説明がありましたが、私たち建設当局として、自治……
○南政府委員 建設省関係の昭和二十九年度歳入歳出予算案について概要を御説明申し上げます。 まず一般会計から申し上げます。建設省所管の昭和二十九年度歳入歳出予算は、歳入四十四億九千七百余万円、歳出九百七十三億七千九百余万円でありますが、この歳出に、総理府所管に計上されており、予算執行の際建設省所管に移しかえになる予定の北海道開発のための経費を合算いたしますと、歳出合計額は一千五十三億八百余万円に相なるのでありまして、これを前年度の予算額と比較しますと、歳出において二十四億六千百余万円の減額となつております。 以下歳出予算案の各項目について御説明いたします。 まず治山治水に関する経費について……
○南政府委員 昨日当委員会におきまして道路行政についての御質問につきまして、私の方で多少あいまいな御返事を申し上げました点もございましたので、本日引続いて運輸省と一緒にというお話でございますので、お答え申し上げます。言うまでもなく、道路と自動車との関係におきまして、道路関係につきましては建設省が所管をいたし、自動車の生産につきましては通商産業省がこれを所管する、それから交通につきましては運輸省というふうに、三省がそれぞれ関係しております関係上、こちらの答弁に多少のあいまいな点がありましたことはまことに申訳ございません。委員会の御質問につきましては重々ごもつともの点がございますので、至急三省の事……
○南小委員 どなたでもけっこうですから、一つ御意見だけをお伺いしておきたいのであります。まだ国会を通っているわけではないのでありますから、どうなるかわからないのですが、輸出入取引法の一部改正が提案されております。この法律によりますと、輸出入品については現行法でも一種のカルテルができることになっておりますがそれでは不十分で、つまり機械とか、あるいは鉄鋼などはメーカーみずからも輸出組合の中に入っております。ところが承わりますと、繊維関係は大きなメーカーは輸出組合の中に入っておらぬそうであります。そうしますと、繊維の輸出についての協定は、入らなければ拘束を受けないというような関係で、それは非常に困る……
○南小委員 それで本題に入っていただくために、関連して少しお伺いしたい。今すぐ御答弁をいただかなくても、あとで文書でけっこうです。 今お話を聞いておりますと、基礎工事の完了しておらぬものについていろいろの見地をしんしゃくして、百貨店審議会の答申によって、ある百貨店の面積を半分にしたり、二割減らしたり、一割減らしたりしておられるらしい。これは中小企業に対する影響きわめて甚大なものがあるのでありますから、この立法趣旨から見て個人の営業の自由、憲法の保障を大きく制限することもやむを得ないと思います。しかしその半面においては、法は公平でなければならぬ。どういう見地において半分にしたり、一割減らしたり……
○南小委員 関連して、佐藤さんにあまりむずかしい問題を聞いてもお困りだろうと思うのですが、この間新聞を見ますと、外貨予算編成の問題について大蔵省と通産省との間に方針の食い違いがあるように出ております。事実そういう食い違いがあるのかないのか。事務当局として一つ率直に話していただきたい。新聞の伝えるところによりますと、外貨の事情が今日のような状況であるならば、諸般の情勢を勘案ずると、できるだけAA制に持っていくのがほんとうだ。つまり割当ということでなくて、限られたワク内においてでもできるだけ自由に――先ほどあなたが説明されたように、商社割当もその一つの方法でありましょう。ありましょうが、ともかく一……
○南委員長 これより会議を開きます。 つきましては本日これから公聴会を開催いたします。 この際申し上げますが、本日公述人として御出席になりました方は、弁護士坂千秋君、東京都選挙管理委員会委員長吉田直治君、東京地方労働組合評議会議長岡本丑太郎君及び評論家の斎藤きえ君、以上四名の方々であります。 なお、先に公述人として選定いたし、一応御報告いたしました吉村正君及び清水慶子君より、それぞれ本日出席できない旨の連絡がありましたので、ここに御報告いたしておきます。 議事に入ります前に委員長より公述人の各位に一言ごあいさつ申し上げたいと思います。本日御多用中のところ特に御出席をお願いいたしましたの……
○南小委員長 これより会議を開きます。 学校警備員に関する件について調査を進めます。 質疑の通告がありますので、これを許します。長谷川正三君。
○南小委員長 これより会議を開きます。 学校警備員に関する件について調査を進めます。 質疑の通告がありますのでこれを許します。三木喜夫君。
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