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小林信一 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

小林信一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
326位
委員会発言歴代TOP500(衆)
189位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
132位
委員会出席(無役)歴代TOP1000
722位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
797位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
129位
各種会議発言歴代TOP250
215位
各種会議発言(非役職)歴代TOP250
167位

24期委員会発言TOP100
73位
24期委員会出席(幹部)TOP50
36位
24期委員会発言(非役職)TOP100
51位
26期委員会発言TOP100
100位
26期委員会発言(非役職)TOP100
76位
29期委員会発言TOP100
66位
29期委員会出席(幹部)TOP100
80位
29期委員会発言(非役職)TOP100
54位
31期委員会発言(非役職)TOP100
85位
32期委員会出席(幹部)TOP100
78位
32期委員会発言(議会)TOP50
41位

このページでは小林信一衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小林信一衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 内閣委員会 第2号(1949/03/24、24期、公正倶楽部)

○小林(信)委員 大臣は今各省の所管事務についてはあまり知らないと言われておりますが、文部関係のことについて、もしお知りでしたらお伺いしたいのです。教員の行政整理をするか、それから今新制中学の三年を当然義務制にすべきでありますが、本年度これをしないというふうなうわさも聞いております。そうして当然自然増加をしなければならぬものも押えて、行政整理をするというふうなことも聞いておりますが、その辺御存じでしたらお伺いします。

第5回国会 内閣委員会 第4号(1949/03/29、24期、公正倶楽部)

○小林(信)委員 延期することを至当と考えまして賛成いたします。

第5回国会 内閣委員会 第10号(1949/04/16、24期、公正倶楽部)

○小林(信)委員 ちよつと伺いますが、この道監事務所ですが、これの資材の配給部面はうまく行つておりますか。民主的に、一部の運送業者に壟断されることなく、全般的に配給されておりますか。  それからもう一つ、この問題は相当地方産業の進展に影響を持つていると思いますが、そういうことが即應できるような処置が、この事務所でできるかどうか。地方官廳あたりと密接な連絡を持つているとか、あるいはその事務所自体が主として農村方面の産業進展に即應するようなことが考慮されるかどうか。そういう点について伺いたいと思います。
【次の発言】 今のは貢献するということでなくて、即應できるかどうか。この地方の産業と運送という……

第5回国会 内閣委員会 第19号(1949/05/12、24期、新政治協議会)

○小林(信)委員 先ほど地方公務員の問題がちよつと話に出たわけですが、地方公務員の中で補助費という形でもつてこの予算に盛つてありまするうち、小学校の教員の問題です。これに対しては、今まで地方に流布されている問題は、定員法がやはりきまる、こういうように言われておるのですが、大方それにのつとつて、地方では教員の馘首という問題が論議されているわけです。この際政府として定員法の問題は、これと同等に取扱わないで、実質的にはそうであるけれども、形式的には隠されてしまうというような形にするのかどうか、それをお聞きしたい。
【次の発言】 ところが中、小学校の教員は、義務制という今までの慣習から、一應國家の、文……

第5回国会 内閣委員会 第22号(1949/05/16、24期、新政治協議会)

○小林(信)委員 新政治協議会は本案に反対であります。
【次の発言】 新政治協議会を代表いたしまして、反対意見を申し上げます。  本法案の任務の所に出ております「地方自治廳は、國と地方公共團体との連絡及び地方公共團体相互間の連絡協調を図る……」これは当然のことでありまして、これが目的を遂行するためには、自治的に、しかも民主的に運営され、これを政府も助長し、そこになされるところの決議とか意見を、政府の政策の上に批判し反省することは当然でありますが、しかしそういう自治的な運営にも、こういう法的な根拠を持ち、しかもこれを総理大臣が任命権を持つというような形で運営されると、そうした面をもすでに阻害する……

第5回国会 内閣委員会 第23号(1949/05/17、24期、新政治協議会)

○小林(信)委員 新政治協議会は元來二つにわけることに対して反対であります。ただいま上提されました両案の末端業務組織と業務運営とを考えますと、非常に複雑化し、その実際運営にあたつて末端組織の紛糾することを考えるときに、これは反対すべきであると考えるのであります。
【次の発言】 新政治協議会は反対であります。

第5回国会 内閣委員会 第24号(1949/05/18、24期、新政治協議会)

○小林(信)委員 新政治協議会は、本案並びに修正案に対しまして反対するものであります。理由は、行政整理をしようとする現段階、並びに今後の問題を考えますときに、いよいよ労働行政は重大でありますが、本省がその機構を縮小し、並びに人員を縮減するというようなことにおいて最も遺憾に思うのであります。かかる点から反対するものであります。
【次の発言】 新政治協議会を代表いたしまして、反対をいたします。理由は省略いたします。
【次の発言】 新政治協議会は修正案に賛成であつて、本案に対しては反対であります。  反対の理由は、その機構が單なる行政整理を目的とする点にありまして、この廣大な施設を持ち、しかも複雜な……

第5回国会 内閣委員会 第25号(1949/05/19、24期、新政治協議会)

○小林(信)委員 新政治協議会は本案並びに修正案に対して反対であります。反対の理由は省略いたします。

第5回国会 内閣委員会 第26号(1949/05/20、24期、新政治協議会)

○小林(信)委員 労働大臣にひとつお願いいたしますが、労働省として労働者の利益を保護するという建前からすれば、今度の行政整理に対して関心を持つておるわけですが、先ほど人事院と本多國務大臣との間において問題にされましたところの整理基準というような問題も、それほどでなくとも整理の一つの基準あるいは注意、そうしたものが労働省から各省に通達されるような措置がされておるかどうか、あるいはそういうことが用意されておるかどうか、こういう点もお聞きしたいのであります。つまり失業対策、失業した者に対していかに対策するかということでなく、失業させる場合に対する積極的な対策も、私はぜひともしていただきたいのでありま……

第6回国会 文部委員会 第6号(1949/11/19、24期、新政治協議会)

○小林(信)委員 簡單に一つ聞きます。改正案の提案説明の第五の「円滑を失う」の具体的なもの、及び教育長の職務の特殊性についての効力の見解、両者の間を確にするの点をお聞きしたい。
【次の発言】 しかし教育委員会の方が專門的な場合がありますよ。どうも仕事がしづらいから、教育長にさせるように聞えるのだが、この見解を文部省が持つているのが心配になるので、教育長の職務の特殊性について御説明願いたい。
【次の発言】 保健衛生の面の権限について、ちよつと聞きます。各学校に特別な教員の配置をしなければならないが、文部省としてはその意思があるのですか、どうですか。

第6回国会 文部委員会 第8号(1949/11/22、24期、新政治協議会)

○小林(信)委員 ただいまの四十二條の削除の問題に関連して、この際大臣の御意見を承りたいのです。先ほど質問された方も非常に疑問に思われたのですが、五十條の三の方に新しく出ておるとはいえ、大分性格が違つておるように、一般からは受取れるわけであります。四十二條の従来のものは、「教育委員会の指揮監督を受け、教育委員会の処理するすべての教育事務をつかさどる。」こういう上下の関係をはつきりしてあるのですが、新しい教育長の教育委員会に対する関係は、非常に教育長の方に権限が強くなつておるように感ぜられるのであります。これがやはり今度の改正の全般を通じて見受けられるところであります。何ゆえ教育長の権限がこうい……

第6回国会 文部委員会 第13号(1949/11/28、24期、新政治協議会)

○小林(信)委員 私は新政治協議会を代表いたしまして、修正案並びに修正案を除く原案に対して賛成するものであります。  教育委員会法が設定されましたと同時に、私立学校に対するところの法的な、教育委員会と同様なものが、私立学校に対してもなされなければならないことは、当然であるのでありますが、それが今日まで遅れておつたということは非常に教育上重大であります。政府といたしましても教育行政の確立のために、いろいろと苦心されたことは確信いたしますが、しかし政府の要望よりも一般のこれに対する関心が非常に重大でありまして、教育そのものが持つ文化国家に対するところの責任からいたしましても、早く法的措置がなされな……

第6回国会 文部委員会 第14号(1949/11/29、24期、新政治協議会)

○小林(信)委員 その問題は非常に委員長の態度がはつきりしなくて、われわれは終始この問題は不快に思つておるのです。やはりこれは、委員長の決断によつてどうとでもはつきりさせることが、この委員会の大事な使命ではないかと思うのです。何となくあいまいな形でやりますが、やはり委員会の面目にかけても、事重大でありますから、ぜひともこの際はつきりとお願いするものであります。

第6回国会 文部委員会 第15号(1949/12/01、24期、新政治協議会)

○小林(信)委員 紹介議員にかわつて要旨を申し上げます。  本請願は愛知県丹羽郡城東村の中央にある東京大学農学部演習林の約七十町歩の荒廃地は、地質悪く、降雨の都度土砂が流出し、用排水路と道路の決壊、さらに溜池等の埋没により、多大の被害を受けておる実情であります。ついてはこの復旧をすみやかに実施されたいというのであります。よろしくお願いいたします。
【次の発言】 紹介議員にかわつて申し上げます。  本請願の要旨は、奈良県は日本古美術の宝庫であり、十三世紀にわたる諸様式を網羅せる国宝木造建築物三百五十を有し、世界的観光地である。この優秀な古美術の研究調査に便宜を與え、さらに新しい国民文化の創造によ……

第7回国会 議院運営委員会 第9号(1949/12/23、24期、新政治協議会)

○小林信一君 私の方は大体河野金昇氏だと思います。

第7回国会 文部委員会 第8号(1950/03/10、24期、新政治協議会)

○小林(信)委員 免許法及び施行法の一部を改正する法律案の提案理由中に「現職教育が活発に行われ、教育界に清新の気のみなぎりつつありますのは、まことに御同慶にたえない」というような御意見があつて、そのあとに「両法の施行後各方面から種々の検討を求められ、また改正の要望もございました」こういうことがあるのであります。前の御意見からすると、各方面からの検討とか、あるいは改正の要望というようなものも、いい方面かもしれませんけれども、われわれの予想するところでは、これに対して教職員の諸君あたりからは、現在の情勢ではあまりに自分たちの実情に沿わないというような点から、もう少しゆるやかにしてもらいたいとか、あ……

第7回国会 文部委員会 第9号(1950/03/16、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 この前お伺いした点で、なお私がはつきりしないところをお聞きしたい。校長に対しては昭和三十年の三月三十一日まで、一般に対しては昭和二十八年の三月三十一日まで、こういう修正でありますが、一般に対する二十八年は何ら意味がないのだというふうにお聞きしたのです。よく調査してみますと、やはり二十八年に期限を延ばしてもらつたことが、教職員諸君には非常にありがたいのであつて、これがさらに校長と同じように三十年まで延期されれば、この人たちが上級の免許状をとるのに、非常に助かるということは、一般の職員から聞いておるのであります。この前は大したことはないというふうな政府の御見解だつたのですが、もし……

第7回国会 文部委員会 第10号(1950/03/17、24期、新政治協議会)

○小林(信)委員 荻田政府委員から聞く前に、この問題についての経緯というようなものを、文部省の方からあらかじめ聞いておく方が、われわれとしては都合がいいわけですが、そういうことが文部省の方で可能かどうか聞いていただいて、できるなら、来るまでの間聞きたいのですが……。

第7回国会 文部委員会 第11号(1950/03/20、24期、新政治協議会)

○小林(信)委員 今の御質問に関連してお聞きしたいのですが、ただいま土木建築の問題では、地方の財政から考えても、ちよつと困難であるというふうなお話だつたのですが、ただいまの中、小学校等の建築のあり方等について、教育上、政府は常にどんな考慮をされているか、その点お聞きしたい。学校の建築の教育的な立場からの考え方、こういうものについて相当考慮されていると思いますが、そういうものをどういうふうに考えておられるか。
【次の発言】 それだけお聞きしただけでも、学校建築に対しては、相当教育的な立場から考えて行かなければならぬ問題があると思います。これが常に考慮されることと、もう一つは、地方の実情に即するこ……

第7回国会 文部委員会 第13号(1950/03/28、24期、新政治協議会)

○小林(信)委員 この法案が通りますと、ここに新たに定員が増加せられるわけなんですが、今まで獲得してあるところの定員の上に、これだけの定員が新たに増員されることが可能であるかどうか、はつきりお伺いしたいのです。
【次の発言】 そうでないと、この法案が通りましても、地方の実際上非常に心配の点がたくさんあるわけです。さらにこの学部の組織等は、本年に限らず、また来年度においても、新たに考慮されることが多いと思いますし、さらに学年進行等によつて、増員しなければならぬと思いますが、そういうことは、定員を決定する場合に、文部行政の上において特別に考慮さるべきものだと思うのであります。従つて今回も、これの増……

第7回国会 文部委員会 第14号(1950/03/30、24期、新政治協議会)

○小林(信)委員 この請願は、東京都千代田区二番町二、理学会連合委員長の村越という人からの請願でありまして紹介議員がおりませんから、かわつて申し上げます。  本請願の要旨は、文化国家の建設は国を富ませねばならぬ。国を富ますのには、切りつめた経費のもとに能率を極度にあげるよりほかに道はない。そのためには、科学的研究を完遂せねばならぬ。しかるに二十五年度においては科学研究援助費としてわずか五億円を計上するのみで、これでは一人当り平均二万円強でも毎月十数枚の写真代にしか当らない。戦前と違つて他に全然財源がないから、政府予算の増額を緊急にはかられたいというのであります。何とぞ御採択を願います。

第7回国会 文部委員会 第17号(1950/04/13、24期、新政治協議会)

○小林(信)委員 本請願は、早稻田大学学生自治会、堀越稔君からの請願でありまして、請願の要旨は、私学振興のための金融機関設立に関する決議案がたな上げになつたのは、文部大臣の十一月二十六日の衆議院文部委員会の答弁において、同法案は憲法第八十九條とはまつたく関係なく、單に財政的な理由で実現不可能になつたものであるとあるので、憲法第八十九條との関連において、私学校を必要とするという政府側の答弁をくつがえすものである。従つて左の理由から、官僚統制のない国庫補助金並びに貸付を交付されたというのである、一、父兄の経済的破綻に伴う学生生活の危機、学生生活の危機に根ざす学校経営の破綻、二、教職員の生活の低下は……

第7回国会 文部委員会 第20号(1950/04/24、24期、新政治協議会)

○小林(信)委員 両法案に対しまして、新政治協議会を代表しまして賛成の意見を述べるものであります。ただ提案理由の説明の中にも述べてありますように、両法案とも、各方面からいろいろな要望があり、政府としても一応その不備を認められて、今回最少限度の改正を行うということが意図されておるのでありますが、私たちもこの点を十分に認めるものでありまして、なるべく早い機会に、政府が考えておる不備と認める点、十分でない点を是正されて完全なものにしていただきたい、これが私たちの要望しておるところであります。  先ほど社会党の方から要望された、質をいたずらに強要して現状に即しないものがあるといつたような御意見があつた……

第8回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第2号(1950/07/20、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 今の受田委員の質問に関連してお聞きしたいのですが、直接交渉ということは非常に困難な現在、留守家族の方たちはどんな方法でもやつて一人でも帰してもらいたい、こういう熱望が今の実情だと思うのですが、これに対して先ほど質問の中に、やみ船でも帰つて来るような事実があるというようなことを申されたのですが、はたしてそういう事実を外務省当局において調査されておるかどうか。
【次の発言】 もしあるとすれば、政府はどういうふうに処置されるかお伺いしたいと思います。
【次の発言】 留守家族の人たちの気持を考えれば、そういう何らかの方法があれば、先ほど受田委員の言われたように、これを司令部なりあるい……

第8回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第6号(1950/08/31、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 今の御質問の中で、ちよつと私初めてですから納得できないところがあるのですが、その中間をとつたということですね。これはその当時未復員者に対して何か支給するものが、上は大将から下は兵卒に至るいろいろな種類があつたわけですね。だから中間をとつたというか、その平均をとつた、しかもその平均を算定する基礎は、今は勤務関係はないにしても、その人たちの何か生活的なものを救済するというふうな観点に立つての算定だつたわけですね。
【次の発言】 大体わかりましたが、そうしますと、現在援護局長は、三百円に対してどういう見解を持つておられるのですか。三百円は何ゆえに支給するか、どういう目的で支給するか……

第8回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第7号(1950/10/03、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 私は九月十日から十日間、引揚者の定着援護実態調査のために中部、近畿地方に派遣されましたので、この際一行を代表しまして御報告を申し上げます。  私たちは三名の委員でありましたが、事故がありまして、私と堤先生がこれに当つたのであります。われわれ一行の班は岐阜、京都、兵庫の各県を順次視察をしたのでありますが、あらかじめ調査項目を一応各府県に渡しておきましたので、調査資料等がよく整つておりまして、これを調査し、さらにその府県の案内してくれたところを視察して来たのでありますが、私は各府県を順次調査順に申し上げまして、その実情を報告したいと思います。  まず岐阜県の引揚げ援護状況から申し……

第8回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第8号(1950/10/04、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 その内容の問題ですが、委員長の考えで、それだけでいいかどうか。そのほかさしあたつていろいろな問題が出て来ることは予想できないかどうか。そういう点はやはり一応検討して、その法律だけの改正を云々することに限定されると、せつかくつくつたものが行動が束縛されるわけなんです。そういう点はいかがなんですか。
【次の発言】 この問題はきのう動議として提出されたのですが、これは単にそのときのその人の意向に限つたものではなくて、従来から本会議においても、またこの委員会においても要望されておつた問題であります。これは多少反対する人があるかもしれませんが、大多数が納得して、極力これは進めていただき……

第8回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第9号(1950/10/19、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 やはりそれに関連してお伺いするのでありますが、ただいまのお話を聞きますと、非常に中共からの引揚げ許可も悲観的なように聞かれるのであります。しかし前にお伺いしたところでは、中共政府が非常に好意的に許可するようにも聞かれたのですが、そのいずれが真であるか、ただいまのお話によると非常に表面的であつて内面的なものはそれと反しておるというふうなところもあつたように伺いますが、外務省当局の方はどういうふうに中共の態度を見ておられるか、お伺いしたい。
【次の発言】 私はやはり政府が当然この際力を入れなければならぬ点は、集団引揚げの問題だと思いますが、そういうように政府が仕事を運ぶ点からして……

第8回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第10号(1950/10/20、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 今の堤先生の御質問に関連して、お伺いするのですが、今の援護局の方からの三つの問題の中に、集団住宅の問題があるというようにお話になつたのですが、その集団住宅に対して、援護局としてどういうふうに考えておられるか、なるべく詳細にお伺いしたいと思います。これは建設省にしましても、また安本にしましても、住宅問題としては、やはりおそらく重大な問題だ、こう考えますから、両者の御意見も承りたい。
【次の発言】 集団住宅の問題は、やはり住宅問題として一般的に考えられるわけなのですから、建設省、それから安本、こういうところに何か御意見がありましたらお伺いしたいと思います。

第8回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第11号(1950/10/31、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 浦野さんにお伺いしたいのですが、帰してもいい、帰したいというふうな中国の一般的な態度に対して、最近の朝鮮問題の結果からして、それが正式機関として引揚げを促進する態度を延期しなければならぬような情勢にあるというふうな御批判がありました。何となくうなづけるのですが、浦野さんのこれに対する見解を、できたら詳細に伺いたいと思います。
【次の発言】 先ほど多数の方から、必要のない日本人は返したいとか、あるいは單に返したい意向が多分にあるというふうなことをお伺いしたのですが、やはりこれが促進されないというのは、朝鮮問題の結果から見ましても、ただいまの方の一つの予想なんですが、多分にそうい……

第8回国会 文部委員会 第2号(1950/07/24、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 私は教職員の認定講習の問題で、どなたからでもよいのですが、お聞きしたい。第七国会にその改正案が提出されたときに、免許法とその施行法によつて行われるところの認定講習が、非常に一般から歓迎されて、非常に喜ばしい現状にあるというような提案理由のもとに、一部改正が提案されたわけなんです。そのときにも、しかしこの方法については各方面にもいろいろな要望が来ておる。従つて大分根本的に検討しなければならぬという考えがあるけれども、この際はきわめて重要な面だけ改正する、というようなことが言われておつた。従つて提案されるときにも、これはただちに根本的に検討して、なるべく早い機会にこれはもつとりつ……

第8回国会 文部委員会 第3号(1950/07/26、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 先ほど笹森先生から質問した点ですが、この法律がこういう形になつて現われるのには、相当文部大臣が御苦労なさつてここまでこぎ着けたということを、私はよく知つておるのでありまして、衷心から感謝しておるものですが、やはりこういう形式的なものになつて現われて来れば、形式的に質問することをお許し願いたいと思います。諸般の事情により相当困難と判断されるという笹森先生の指摘された点でございますが、この言葉からうかがいますと、何か受講者がたくさんあつて、これを受入れるのに困難であるから、その事情からして年数を延ばしたというような形に受取れるのですが、一般の輿論、あるいは教育当事者の叫びというふ……

第8回国会 文部委員会 第5号(1950/07/29、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 やはり本法案の内容といたしまして、期日を延期した点で、お伺いしたいのですが、まず第一に前の教育委員会の選挙は、わが国に初めて行つたものでありまして、教育委員会なるものの趣旨を、一般国民に認識させるのに大分苦労したと思います。しかし一般の認識というものは、ごく低調でありまして、相当棄権数があつたのじやないかと思います。その点何か御調査がありましたら、お伺いしたいのですが、全国的にどんな数字になつておりましたか。
【次の発言】 七割の投票としますと、一般の選挙と同じような投票率、棄権率であるわけですが、しかしこの選挙の実態から考えますと、教育委員会というものは、これは一般の人たち……

第8回国会 文部委員会 第6号(1950/07/30、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 教育功労者の表彰に関する請願で、請願者は福島県白河市の森盛五郎氏であります。請願の要旨は、教職員が教育の使命の重大性を認識して、経済的窮乏に耐えながら、全身全靈を教育に傾注しているのは、実に偉大なものがある。ついては三十年以上勤続、成績が優良な教職員を、教育功労者として、文部大臣が表彰する規定を定められたいというのであります。

第8回国会 文部委員会 第8号(1950/10/13、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 私は関連してちよつとお尋ねするのですが、先ほどからいろいろのお話を聞いておりますと、結局今日非常にむずかしい世相の中に、学生も、それから教授も、ほうり込まれておる、そういう点からして、今日のような事態が生れたのだ。しかしこれはあくまでも学園の自由の立場から防衞しなければならぬ、こういうふうに結論的には承つたわけなんです。しあしそこで私大臣に、大臣がいつか谷崎潤一郎氏と対談されたときのことが新聞にありまして、その点からお聞きをしておるのですが、確かに谷崎潤一郎氏とのお話の中で、大臣は、現代の若い人が思想だけでなく、実践にまで入つて来ておることは困る、こういうことをほんとうにおつ……

第8回国会 文部委員会 第9号(1950/11/11、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 私は最初にお断りしておきますが、本日総長に来ていただいたということは、あくまでも文教政策確立のための参考意見をお聞きするのでありまして、別に総長の責任追究ということに及ぶべきでないという考えを持つておるのでございます。先日吉田総理も、講和への自立態勢確立の急務は、経済の自立と文教政策の確立であると、ちようど全学連問題で騒いでおるさ中、新聞協会で発表されております。私たちもこれには同感であります。ことに自由党の諸君は、この意を体する方たちでありますから、非常に本問題に対しても熱心でありまして、総長の責任追究のようなところまで行かれたようでありますが、しかしそれでは教育の真の建設……

第8回国会 文部委員会 第10号(1950/11/13、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 視察をした者として、視察の中からこの際特にお尋ねしたい点を、文部省にお聞きするのですが、やはり認定講習の問題で、先ほど岡委員から報告がありましたように、当時日教組で受講拒否というような態度に出て、非常に不穏当であるというようなことが、世間一般に流布されておつたのですが、私たちが九州方面を視察してみますと、やはりこれは計画的なものでなくて、受講の途次においてそういうことが一般から痛感されて起つたというような情勢が多分に見られたわけです。それは御承知のように、九州方面は、離島関係のところが多く、また地勢的にも、講習会場に通うのに非常に困難なところが多い所があつたのです。これは教員……

第9回国会 文部委員会 第2号(1950/11/28、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 記録でも見せていただけばわかるのですが、今ちよつとお伺いしただけなので、聞き直すような形でちよつとお伺いしますが、そうすると昨年度の年末手当のものは、平衡交付金の中へ入つたわけですね。
【次の発言】 そうして今年度の年末手当、あるいはそのベース・アツプの分も平衡交付金に含まれて三十五億、そしてその三十五億の平衡交付金というのは教育費だけでなくて、その他あらゆるものを総合された三十五億だと思いますが、その点はいかがですか。
【次の発言】 そうすると最後的に決定された昨年度の年末手当の額と、本年度必要な年末手当の額、さらにべース・アツプの額、これをもう一ぺん幾らであるか、ひとつ御……

第9回国会 文部委員会 第3号(1950/11/30、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 この際お伺いしたいのですが、教育便師団の第二の勧告案の中に、文部省以外の省に直轄されるところの学校、こういうものは早く文部省に入れなければいかぬというふうな勧告があつたのですが、そういう文部省で直轄していない、他省に属する学校、それからそれらに対する文部省の態度、こういうようなものについてお伺いしたいのです。
【次の発言】 そこで商船学校の問題ですが、現在運輸省の管轄下にあるのです。最近の海運界の情勢あるいは職業教育の重視というような点からして、いよいよ海員の養成ということが必要になつて来るのじやないかと思いますが、そういう趣旨からいたしましても、この運輸省に直轄されておると……

第9回国会 文部委員会 第5号(1950/12/05、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 大体文部省の方へ移管できるようなことを、両省からお伺いできたわけですが、大事な点は、これが文部省の方に移管された場合に、国立という建前がとれるかどうか、またその理由が成り立つかどうか、そういう点についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうした場合にただいまの運輸省の方で持つております定員が、そのまま移譲されて、文部省としてその定員でやつて行けるかどうか。さらに経費等の問題もあると考えますが、その点が、はたしてこの法律を通しただけで運営できるかどうか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 定員の問題は、運輸省の方の内容を見ますと、三百七十三八がこのために減になりますか……

第9回国会 文部委員会 第6号(1950/12/06、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 今の御説明でわからないところをお伺いいたしますが、最初の年末給与、それから給与の引上げ、これらは文部省直轄の職員に対してのものと、もう一つは地方の教職員に対するところの国庫の補助というふうなものがあるのですが、それの区別、それらをお伺いしたいのです。
【次の発言】 そうすると、大蔵省の見解とすれば、三十五億の中に入つてはいるけれども、幾ら幾らその中から教員の年末手当を出すべきである、あるいは給与引上げに使うべきであるということは、数字的にははつきりしない、こういうわけですね。
【次の発言】 そういうことは、前々から承つておるのですが、それでは、はたして教員という特別な立場に置……

第9回国会 文部委員会 第8号(1950/12/08、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 今質問なされたような問題は、全国的にたくさんある問題でありまして、私この点について当局のお考えをお聞きしようと思つておつたのですが、はからずも今そういうお話が出ましたから、関連してお伺いしたいのですが、実は私の山梨県あたりも――山梨県は学校が少いものですから、大学ができましても、総合整備しなければならぬものが一つあるところですが、これはかつて女学校に使つておつたものを師範学校に提供しまして、従つて、物は持つて行かれないから全部師範学校に提供したわけです。結局地方の所有が国庫に移つた。ところが現在大学が整備されたために、大学の所有物であるからということで、の師範学校の形がどんど……

第10回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第11号(1951/07/24、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 私はこの留守家族その他戦争のための犠牲者という方たちの援護の問題を、一般生活困窮者と一緒に考えるか、それとも国民感情というふうなものを相当考慮して、別個に取扱うかというふうな基本的な問題をお聞きして、しかる後に文部省当局で留守家族あるいは遺家族の方たちの子弟の教育に対して、どういうふうに特別に考慮されるかということをお伺いしたいのですが、そういう根本的な問題はまたいずれあとにしまして、この際稲田局長に、私たちが地方をまわりまして幾多目撃した問題からしてぜひともお伺いしなければならぬ点を申し上げるのでございます。  私たちがたまたま視察の途中、車中で目撃したのでございますが、私……

第10回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第12号(1951/07/26、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 同僚の中曽根委員が、どうしても自分の考えというものを最後まで目的を達するために努力しておつたのに対しまして、全委員が今日の段階では結論を得ることができないから、委員長並びに政府の努力をお願いして、この結果が得られるように、明後日は外務大臣も出席させるという了解のもとに、われわれは一応先日了解をしたわけでございますが、この点につきまして、委員長といたしましても私は大きな責任があると思う。ことに昨日留守家族の方たちの大会に出ておるときに、委員長は留守家族の方たちにも言明をしておられる、途中から退席しなければならないのは、明日重大なる会議を控えて、これがために私は準備しなければなら……

第10回国会 文部委員会 第4号(1951/02/28、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 時間がないそうですから、簡單にお伺いするのですが、この保証金三分という現行の法律の中の数字というものは、どういう根処に立つておるか御存じですか。
【次の発言】 とにかく、これが一番基礎になるわけであります。この三分の保証金をとることによつて、その約束、義務を履行させるというのが、きつと根拠だと思うのです。そしてこの金額が、商法上大体そういう義務を履行させるだけの拘束と、もう一つは、発行する者によけいな負担を與えないという一つの根拠になるわけで、ここには相当問題があると思うのですが、ただいまお伺いすると、いいだろうというようなところから出発されたという、まことにあぶない数字なん……

第10回国会 文部委員会 第9号(1951/03/13、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 実は今教科書の提案もあつたのですが、さらに本日の会議で教科書発行に関して発行所の保証金の問題が可決されたのでありまするが、これらと一貫して私重大に考えますことは、最近の用紙の情勢なんです。大体承るところによると、教科書の用紙は、何か内閣の方では、統制からはずしてしまうというようなお話を聞いているのですが、こういう根本的な問題をわれわれが等閑視して、教科書の問題あるいは保証金の問題等を審議することは、私どもは矛盾と考えるのです。この点に対して、きようできれば文部大臣にお伺いしたいのですが、次官が何かその点についてお聞きのことがありましたら、お話を承りたいのです。もしそういう事態……

第10回国会 文部委員会 第11号(1951/03/15、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 あるいはほかの方から質問されておるかもしれませんが、一応了解したいと思いますから、御説明願います。やはり問題になるのは、附則の第二項であります。こういう規定をつくるについて、非常に心配されておられる方たちが多いのですが、昨年旧制高等学校が廃止になつた際の法律は、どんなふうにつくられたか、まずそれをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、性質からいえば同じ性質のものであつた。こうして新しく特につけるというふうな場合には、何か事情があるからつけるというふうに解釈してよろしゆうございますか。
【次の発言】 同じ性質のものでありながら、前には特別な事情があつたからつけなく……

第10回国会 文部委員会 第13号(1951/03/20、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 今のお話で思いついたのですが、あの伊勢神宮の巫女ですが、あれが何か労働基準局からしかられたというような話があつたのです、が、その場合にはどういう解釈を労働基準局ではしたのですか。

第10回国会 文部委員会 第14号(1951/03/22、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 私の方では、主として笹森委員から全体的にお伺いしておるのでありまして、ほんの二、三の問題だけお聞きしたいのであります。それは一昨日笹森委員の概括的な質問に対しまして、その中で、特に文部大臣のこの法案を提出するについての根本的な意図というようなものについてお伺いした中で、大臣が答えられるのに、現在人心が非常に不安を感じておる従つてこれは結局今後宗教というようなものが非常に盛んになることが予想される、そこで健全な宗教を育成するためにこの法案を用意したのである、こういうようなお話があつたのです。その人心が非常に不安に置かれておるという問題は、私も同感でありますが、もう少しこの問題に……

第10回国会 文部委員会 第15号(1951/03/23、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 私は地方の問題ですが、認証権が知事に与えられておる点からいたしまして、今後この所轄庁と称するものは、どういう形で設置されて行くか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 私はこの対象になるものの性格というものと、もう一つは量的な面からいたしまして、相当この所轄庁の構成というものは、愼重を期さなければならない。何か従来あるものにこれを当てはめて行くようことで、はたしていいかどうかということを、非常に心配するのであります。審議会というふうなものがない以上は、そこの構成する人だとか、あるいはその人の質の問題というふうなことを、相当考慮して行かなければ、これが単に物的な、ものの裏づけ……

第10回国会 文部委員会 第17号(1951/03/26、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 今回のこの改正を見ますと、いろいろな点で、一般教職員が希望しておるような傾向に向つて来ておるのでありますが、この問題は、国会が開かれるたびごとに問題になつて来ておるものでありまして、単にこれが、教員諸君が受講するために費用がかかるとか、あるいはそのために時間がどうのというふうな問題だけでなく、考えてみますと、この免許法の運営いかんということが、やはり日本の現在の教育を進展させるかいなかというふうな重大なものを持つて、おるように考えられるのであります。そういう点を十分御考慮しての修正だと考えておりますが、私たちの見ておるところでは、ただいま行われておるこの免許法というものは、根……

第10回国会 文部委員会 第19号(1951/03/28、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 施行法の二十五号の問題でありますが、校長の仮免許状を与えるにつきまして、いろいろな情勢からして、従来のものが改正されて、そこに、三つの項目で仮免許状を与えるような措置ができたのでありますが、ロの場合に、現在校長にある者に対しては、仮免許状を与えることになつておりますが、これがイに該当しないような場合で、現在仮免許状をもらつておつて、もし校長から下に下るというふうな場合があつたときに、これは既得権としてその者に仮免許状が続継して与えられておるかどうか、そういう点ちよつとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 だから、私はこういうふうに質問したわけです。イに該当しない場合で、該当……

第10回国会 文部委員会 第21号(1951/03/30、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 修正をした両法案に対しまして、賛成をするものであります。  この両法案の提案理由の中に、この法律が教育職員の資質の保持と向上を考慮するものであつて、そのために、政府といたしましては、ここに修正案の改正案を提出した、こういうふうに申されておるのであります、なるほど修正したものから見ますと、相当にその点が考えられておると思いますが、まだまだ根本的にこの法律をもつて教育職員の資質の向上、あるいは保持ということが全うできるとは、私たちには考えられないので、政府に対してこの点十分なる考慮をしていただきたい、こういうことを念願するものでありまして、私は特に次の点をこの際申し上げたいのであ……

第10回国会 文部委員会 第26号(1951/05/18、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 民主党を代表して申し上げますが、民主党といたしましては、ただいまの自由党の修正案に対しましては反対でありまして参議院から送付されました修正案に対して賛成するものであります。  その自由党の修正案に対する反対の点を申し上げますと、教職員の結核療養の問題でございます。ただいま自由党の方から申されました点も了解できないわけではありませんけれども、しかし教職員の実態を考えますときに、他の公務員とのつり合いというような点も、お考えになられたようでございますが、これは教育公務員の置かれておる立場を考えますときに、決して他の公務員とのつり合いが、比でないということが言えると思います。それは……

第10回国会 文部委員会 第27号(1951/05/23、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 この民間学術研究機関と称する数は、先ほどお伺いしたようですが、種類というふうなものが、分類できてわかつておりますかどうか。
【次の発言】 できるならば、この際そういう資料がありましたら、実は見せていただきたいと思うのですが。
【次の発言】 そういう研究所の、たとい三つに大きく、分類されておつても、その中でどういうふうなものが今一番困窮しておるか、割りに困窮しておらないものはどういうものかという傾向が、もし御調査がありましたら、この機会に資料として受けたいわけです。実は経済自立計画というふうなものが一応出たわけですが、そういう計画等を見ましても、今後日本の科学技術という面で、重……

第10回国会 文部委員会 第28号(1951/05/28、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 この際二、三お伺いしたいのですが、最初に定時制高等学校の問題です。最近これに該当する勤労青年の関心が高まりまして、各所に分校の設置が見られて来ておるのでございます。しかし小学校等を利用するような、あるいは中学校を利用するような形で校舎等が置かれておる点から、もう少し青年諸君の熱意に応ずるような誠意が、政府並びに地方自治団体におきましてもほしいような感がするわけでありますが、最近の傾向からしてこの施設あるいは先生というふうなものについて、文部省当局で何か自然の推移に従つて御考慮なさつておるような点がありましたら、お伺いしたいと思います。

第10回国会 文部委員会 第30号(1951/05/31、24期、国民民主党)【議会役職】

○小林(信)委員長代理 日程一七四、国旗の祝日並びに国旗憲章制定に関する請願、第二三一七号、日程一七五、幼稚園の国費設置に関する請願、第二三一八号は、紹介者の説明並びに答弁を省略いたします。
【次の発言】 次は日程一七七、伊豫田與八郎及び西澤眞藏両氏の事績を教科書教材として採用の請願、第二三五七号を議題といたします。紹介議員の説明をお願いいたします。
【次の発言】 日程第三、第四、第五、第五二、第五三、第八四、第一一四、第一三〇、第一三一、第一三八、第一三九、第一四〇、第一四一、第一四七、第一四八、第一四九、第一五二、第一六三、第一七〇、第一七六の各請願は、いずれも教職員の結核対策強化に関する……

第10回国会 文部委員会 第31号(1951/06/01、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 この問題は、政府当局におきましても継続するということは言明されております。また目下の状況からいたしましても、継続さるべきものでありますので、これは採択していただきたいと思います。
【次の発言】 教育財政確立の問題は、教育委員会の運営から行きましても必要でありますし、また現在の地方の教育に対する財政の問題ばかりではなくして、一般的な地方財政の見地からしましても、教育財政の確立をはかつていただいて、十分な、安全な教育費の運営をはかつていただかなければはらない点からいたしまして、ぜひともこれは採択していただきたいと思います。

第10回国会 予算委員会 第20号(1951/02/24、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 ただいま大蔵大臣から教科書の問題を通しまして、非常に現内閣が教育に対して重大な関心を持つているというようなお話を承つたのでありますが、これは私たちとしても喜ばしいことであります。また日本の国情からいたしますれば、これまた当然のことであるのであります。そこで世界の経済情勢が非常にこんとんとしている中で、日本の自主権は回復されようとしておる。その両者の問題からいたしまして、日本の経済自立の問題はいよいよ緊急になつて来ておるわけでありますが、日本の国情からいたしまして、先ほど申しましたように、單に文化国家というのは宿命的なものでない、日本の一つの国家目的であるという考えをやはり現内……

第11回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第3号(1951/10/02、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 この問題につきまして、地方の方からいろいろな意見が出ておるのでございます。その中で、ただいまもちよつとお話があつたのでありますが、審査当局で言明したところでは、この在外公館の借入金の中の調査料の問題がはたして確認されるかどうかということがまだ不明であつて、これに該当する人たちは非常に不安を持つておるのでございますが、その後の経過並びに現在お考えになつておられるところ等をお漏らし願えれば非常にけつこうだと思います。
【次の発言】 ただいまのお話で番問題になるところは、その調整料という、いわゆる中支方面において特別に行われたものが、何に使われたかということが一番問題になると思うの……

第11回国会 文部委員会 第1号(1951/08/17、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 ただいま岡委員の方からお伺いになつた点ですが、この工事費値上り補填の十九億二千万円というのは、いつからというお話だつたのですか。結局これは本年度政府の方で出したものについては、すべてその値上りを見て十九億二千万円というものが平等にわけられるのか、そこをお伺いたしたのです。
【次の発言】 それから文部省のお考えとしては、ここでどうでも〇・七坪完成するというような御意向のように承つて、非常に私たちも地方の実情等をお伺いして、これに対して賛成するものであります。この際地方といたしましては、先ほども認証外の問題が出たのですが、認証外等も、相当苦しい中でやらなければならない実情にありま……

第11回国会 文部委員会 第2号(1951/08/20、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 きようは、大体文部省に質疑をいたしまして説明をしてもらうということでなくて、大蔵省の方に来てもらつて、そうして大蔵当局の文部予算に対する意見を聞くというのが目的であつたのですが、その大蔵省の方は今日どういうことになつておるか、その点ひとつはつきりして、きようの計画というものを立てていただくことがいいと思います。
【次の発言】 そうすれば、この前、次官にはおいでを願つて、文部省としての予算に対する御意見を承つたのですが、結局文部省としては、委員会の協力を求めて、文部省の考えておる点をいかにそれぞれ関係する当局に折衝をして、この希望を実現しなければならぬかという結論に立ち至りまし……

第11回国会 文部委員会 第3号(1951/08/21、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 大体小林委員の方から質問されたのが、私たち文部委員全体の意向であつて、そういう切実なものを文部委員会は持つておるということを御承知願いたいと思うのです。いずれこの問題については、いろいろお聞きしなければならぬと思うのですが、この際承つておきたい点は、先ほど問題になりましたいわゆる鶏を飼つてこれを天然記念物と称しておる点でございます。あの区画というものは、従来から新宿御苑の中でも、その庭園としての生命のうち外にあるところのように、区画から考えますとわれわれは見て来たのですが、やはりあれも含めなければ、新宿御苑の庭園としての生命はないのか、その見解を承りたい。

第11回国会 文部委員会 第4号(1951/09/11、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 大臣は出席しますか。
【次の発言】 今の御質疑に関連して、少しお伺いしたい点を申し上げるのですが、ただいまの岡委員の質問に対して、政務次官は、六・三制の問題は、一般国民が非常に心配しておつたのだが、心配する必要はない。しかもりつぱに六・三制は堅持するというような御意向をお漏らしになつたのですが、しかし文部省がこの際要望いたしました十九億円という補正予算の要求額というものは、決して文部省の考えておる意図全部を要望しておるものでなくて、ほんとうにつつましい要求のように私は考えます。文部大臣はしばしばこの席で、本年度必ず〇・七坪を完成するということを言明されておつたのであります。し……

第12回国会 文部委員会 第1号(1951/10/29、24期、無所属)

○小林(信)委員 私はあとから来たので、きようは質問をいたしませんが、ただ、今課長さんからのお話で、つき合いでやられるということは、これはどこでそういうことを言つているのか、それを文部省は了解しているのか、もう少しはつきりお話願いたいと思います。
【次の発言】 そのつき合いという言葉は、この前の行政整理の場合も、前の高瀬文部大臣でありましたか、やはり大臣自身も同じように、文部省としては、先生の数を減らすということは、一般の行政整理と同じようには考えられない、ただつき合いでやつていて、これは行政上やむを得ないことであるというふうなことを言われたのです。そのときに、各委員からも、そういうことはいけ……

第12回国会 文部委員会 第2号(1951/10/31、24期、無所属)

○小林(信)委員 今の御質問の中で、さらにお聞きするのですが、校舎建築の補助金として今御質問にありました屋内体操場に対する補助金の問題ですが、これははつきり屋内体操場に対して補助をするという建前で予算を計上されたのですか、それとも前のように雪中避難所というような名目で出しておるのですか、そこをはつきりお聞きしたいのですが。
【次の発言】 それは内輪の話でして、実際屋内体操場ということになれば、これは相当範囲が広くなるわけです。それを雪中避難所というような名目で出しておれば、やはり非常に限定されるものじやないかと思うのです。これは文部省の方からお聞きする方が早いと思うのですけれども……。

第12回国会 文部委員会 第10号(1951/11/26、24期、無所属)

○小林(信)委員 請願者は、金沢市仙人町一丁目十四番地池田外作君外一万七千二百名であります。紹介議員にかわつて申し上げます。  本請願の要旨は、今回政府は、一般公務員の整理と同時に学校教職員についても、その一割程度を減員するらしいが、教職員の能率的な定数を確保し、その質を高め、また待遇の改善をはかることこそ現下最も必要であるにもかかわらず、この教育の特殊性を無視して、行政官庁と一律に一割の整理を行うことは、日本の教育を崩壊させるものである。ついては、これが整理に反対するというのであります。
【次の発言】 請願者は水戸市天王町九百六番地横山俊珠君外五百六十名であります。  本請願の要旨は、教育の……

第13回国会 文部委員会 第2号(1951/12/27、24期、無所属)

○小林(信)委員 大臣はお急ぎのようですから、簡単にお伺いいたしますが、先ほどもちよつと問題になりました六・三制を堅持するかというような問題があつたのですが、大臣は必ず六・三制は堅持する、これは前からもお話があつたところであります。しかし、最近の情勢から伺いますと、制度上六・三制というものは、文部大臣が堅持されても、実際これに対して負担を受けるところの地方財政からすれば、六・三制は堅持しがたいという声まで聞いておるのであります。これは単に地方の声ばかりではなくて、今度臨時国会におきまして、補正予算の問題で地財委等にいろいろ意見を聞きますと、地財委等も現在地方財政の苦しくなつているのは六・三制か……

第13回国会 文部委員会 第4号(1952/02/07、24期、無所属)

○小林(信)委員 あらかじめ委員長にお願いいたしますが、せつかく文部大臣が出て来たのに、他の委員会の方へとられてしまうということは、非常に委員長の権威を失墜するものであります。おそらく私だけでなく、各委員とも文部大臣に聞きたいことがたくさんあると思うのであります。簡単に商船大学の問題だけで、きようは終つたようでありますが、なるべく早い機会に、ゆつくり質問する機会を与えてもらいたいと思います。
【次の発言】 そうしませんと、せつかく名委員長の権威が保たれないと思いますから、御忠告申し上げます。  質問したいことがたくさんあるのでありますが、やはりきようは午前中で切り上げる予定ですか。

第13回国会 文部委員会 第5号(1952/02/13、24期、無所属)

○小林(信)委員 今の若林委員の質問に関連してお伺いしたいのですが、その都度大臣からも社会教育の面について、いろいろ考慮されておる点をお聞きしておるのですが、大臣のいろいろの御苦労にもかかわらず、社会の実情というものは、ますます頽廃の一途をたどつておるかのような感がしてならないのです。この際本年度の予算を通しまして、社会教育に対する、文部省としての最も重点的に考えておられる点を、実はお聞きしたいのです。結局さしあたつてはこれに当ります機関の問題、どういう機関を通して、そういう社会教育を文部省としては重視して行くか。その機関を利用するとするならば、これに対する財政的な裏づけは、どういうふうにして……

第13回国会 文部委員会 第6号(1952/02/22、24期、無所属)

○小林(信)委員 先ほど次官が、現在のいろいろな情勢からして、文教地区の設定を、学校教育法の一部改正によつてしたい、こういうようなお考えを述べられたのでありますが、現在の次官のお考えになつておられる点でけつこうですが、これに該当するもの、いわゆる教育上障害になつて困る、従つてこういうものは学校の地域から除去したいという具体的のものを、次官の考えておられるところでけつこうですから、この際お伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 そこできよう問題になりました豊島小学校の問題等は、これはいわゆる利権というふうなものを目標にした暴力的な行為であるし、またその周囲に歓楽街のようなものができて、教育上これ……

第13回国会 文部委員会 第8号(1952/03/06、24期、無所属)

○小林(信)委員 大臣お忙しいところですから、できるならばまたの機会にお願いしたいと思うのですが、一つだけお答え願いたいのであります。それは今度の行政協定を結ぶにつきまして、文部委員会からも、政府当局に対して要望があつたはずなんです。それは今まで占領下という特殊の事情のもとに置かれておつたために、やむを得なかつたとはいいながらも、学校が占領軍のために使用されているとか、あるいは駐屯するために、児童の教育環境としていろいろな悪影響があつた事案がある。しかし、こういうふうなことは、お互い不便であり、それが悪影響のあることを知りながらも、今まで政府としても、これに対してどうすることもできないような状……

第13回国会 文部委員会 第9号(1952/03/12、24期、無所属)

○小林(信)委員 第二十二條の「第一條の目的を達するため、左の事業を行う」――この條項に対しまして、こまかいことですが、お聞きいたします。一の方は大体わかるのですが、二の「学校法人に対し、その設置する私立学校が教育の振興のため行う事業について助成を行うこと。」――これはどういうような面について考えられておるのかお伺いします。
【次の発言】 続いてこの三に「私立学校の職員の研修、福利厚生」ということが出ておるのですが、特に福利厚生に対しまして、それはおそらく振興会にゆだねるべきものであると思いますが、何かこれに対しまして政府として考えておられるところがあるかどうか、お聞きしたいのです。というのは……

第13回国会 文部委員会 第10号(1952/03/14、24期、無所属)

○小林(信)委員 どの方の御意見を伺いましても、ないよりはある方がいいのだというようなお考えのようであります。とにかくこの法律を通して、将来もつとこれに対して積極的に政府で考慮してほしいというような御意見があつたわけですが、しかし、どの方のお話の中にも、当然国家として私学のめんどうを見るべきである、貸付というようなことでなくて、助成であるべきだというふうな、そういう見地に立たれておるわけです。私立学校法が通りましたときに、日本の憲法の精神にのつとつて、当然私学に対しての援助はあるべきだという基本的なものが確立しておるのですから、やはりこういう法律が生れる場合にも、もつと公共的な立場を堅持されま……

第13回国会 文部委員会 第11号(1952/03/19、24期、無所属)

○小林(信)委員 提案理由の説明の中からお尋ねするのでありますが、改正の第三点としてあげております小樽商科大学短期大学部、福島大学経済短期大学部、千葉大学工業短期大学部、この三つの国立短期大学の設置の問題であります。これはいずれも夜間の授業を行うものであつて、勤労青年の進学希望にこたえたものであるという御説明なんですが、おそらくこういう要望は、全国至るところにあると思うのであります。これに対して、文部省としては、どういうふうに見ておられるか。全国でこういう勤労青年として希望しておる状況を、少しお聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 希望する者が非常に多いということは、私は文部省としても認め……

第13回国会 文部委員会 第12号(1952/03/20、24期、無所属)

○小林(信)委員 教科書の問題で一番地方から聞く声は、非常に教科書が高くなつて困るという、父兄の財政的負担の問題なんですが、それにつきましても、教科書が年々新しくなるということが、これが父兄たちの最も関心を持つところなんです。従来は二年間、三年間ぐらいは古い教科書が使えたために、経済的負担が割合軽く済んだ、そういう過去の事実があるわけです。そういうことを思い起して、一般父兄の方たちは、どうしてこんなに教科書が年々新しくなるかということで、疑問を持つているわけです。これにつきまして、文部省として考えていることをお伺いしたいのですが、その原因とすれば、私たちの想像するところでは、やはりこういう時代……

第13回国会 文部委員会 第15号(1952/04/02、24期、無所属)

○小林(信)委員 今年の予算の中を見ますと、この適格審査の問題はなくなるけれども、しかし、何か特別の予算がとつてありまして、当分の間、これにかわるものを存置するために費用が必要であるというふうに、予算書に説明がついてとつてあると思いますが、これとは関係はありませんか。
【次の発言】 まずユネスコ活動の目標についてお伺いします。ここに出ておるので、十分わかるとは思いますが、しかし私は、もつと具体的にお聞きしたいのです。「教育、科学及び文化を通じ、わが国民の間に広く国際的理解を深める」こういう言葉で表現されておるのでありますが、具体的に申しますと、どんなことをするのが目標であるか。それは法には書い……

第13回国会 文部委員会 第18号(1952/04/18、24期、無所属)

○小林(信)委員 今お話が出て来たから、私もお尋ねするのですが、行政協定がとりかわされておるときに、私は文部大臣に、この点につきまして、どうかできるならば一つの協定項目として、この問題は業者の間で検討し、将来できるだけこの問題が善処されるように御協力願いたい、こういうお話を申し上げたら文部大臣から、岡崎さんにこのことはよく話してある、必ずそういう結果が得られるだろう、こういうお話を承つたのですが、なるほどお話はそうかもしれないし、あるいはこれに対して今後業者の間で努力されてくれるかもしれませんけれども、しかしそういうことが、今のお話から伺うと、われわれの希望するように一掃されるようなことには参……

第13回国会 文部委員会 第20号(1952/05/08、24期、改進党)

○小林(信)委員 私もやはりその問題でお聞きするのですが、今までメーデーの騒擾問題につきまして、文部大臣からもお聞きしたし、今局長からもお聞きしたのですが、しかし、それはすべて行政的、事務的な面についての御発表のように承るので、もつと広く教育的な立場に立つて考えてみますと、私はこの問題をもつと深く考えなければならぬのじやないかと思うのです。それは、その心情がどうであつても、とにかく自動車を焼くとか、人をどうするとかいうふうな問題は、やはりしてはならないことなんです。そういう場合に、われわれ最も理想とする立場から考えますと、そこには第三者の人たちも相当いただろうと思うのですが、そういう人たちがそ……

第13回国会 文部委員会 第21号(1952/05/09、24期、改進党)

○小林(信)委員 委員長にあらかじめお伺いいたしますが、いろいろ法律がこうたくさん出て来て、どれだけどういうふうに審議するのか、どれが先に上るのか、ちよつとわからないのでありますが、義務教育費国庫負担法の方も急がれておるようだし、今の産業教育振興法の改正も急がれておるようですが、大体委員長としては、今のところどの法律を最も急がれておるのか、ちよつとお伺いしたい。
【次の発言】 委員長とすれば、そういう点は非常に御心配になつておられると思うのですが、やはり委員長も人間である以上、御自分の提案している国庫負担法に頭が向いておるのじやないかと思うのです。これは委員長は非常に御苦労されておつて、私たち……

第13回国会 文部委員会 第22号(1952/05/14、24期、改進党)

○小林(信)委員 この問題をお聞きする前に、内容はもう申し上げませんが、去る九日の委員会のときに、重要なことについて委員長にお願いしてあることがあるのです。何かきようの委員会あたりに、委員長としてはこれに対する御意思が表明されるかと思つたのです。しかし私たちは、あくまでもこの問題は重大な問題であるから、きわめて冷静に、しかも与党の議員の立場を考えておるわけですが、何かそういうことについて私たちにこの際見通しとか、あるいはこのことについて、近々のうちに委員会を開いて何とかするというような、そういう御表明がしていただけたら、私らはその問題はこれでおくつもりなんですが、委員長にお願いできませんですか……

第13回国会 文部委員会 第25号(1952/05/23、24期、無所属)

○小林(信)委員 私も、時間がありませんから、浦口委員の質問をされたのに関連してお聞きいたしますが、先ほど定員の問題と、それから給与の問題でいろいろご意見があつたのですが、地財委等からは、この内容からしては、相当に豊富な人員が出て来る、こういうふうな見解であるがどうかというような御質問があつたのですが、決して多くないというように文部省の方ではお答えになつております。私たちが最近地方から聞く声は、当初政府の方の考えとしては、地方財政的な見地からだつたと思うのですが、地方公務員の定員を減すというような意向が多分にあつたようです。しかし、教員に限つてはこれはしないという形に一応なつたのですが、しかし……

第13回国会 文部委員会 第27号(1952/06/04、24期、改進党)

○小林(信)委員 この法律は、ただいま文部大臣が御説明になりましたように、非常に重大な法律でありますし、御説明を伺いまして、私たちも根本的に賛成するような法律に伺うわけであります。これはすでに参議院で先議いたしまして、政府の御意向に従いまして全会一致、與党も賛成して来ておるわけでありまして、当然野党の諸君も御賛成の上、通ると私は確信するものでありますが、ただここに私が不審に思う点が一つあるのであります。それは第三條の「教育公務員特例法の一部を改する法律の一部を次のように改正する。」というところがあるのであります。それは現行から参りますと、五月十日までの期限で現行法ができておりますが、これがさら……

第13回国会 文部委員会 第28号(1952/06/06、24期、改進党)

○小林(信)委員 議事進行について――たくさん法案がたまつているのでございますが、おそらくきようもお聞きするところでは、委員長は図書館法の一部を改正する法律案を上げるというふうなお話があるのですが、野党少しといえども、やはりそれぞれ党籍を持つておりますので、なるべく理事会等を、委員会が終了しましたらお集め願いまして、次の予定はこんなふうだと、あらかじめお話していただきますと、今のところいろいろな法律がなかなか複雑になつておりますので、各党ともその方が都合がいいのじやないかと思います。今後なるべくそういうふうに御善処願いたいと思います。  それからもう一つの問題は、一昨日提案されました教育委員会……

第13回国会 文部委員会 第30号(1952/06/11、24期、改進党)

○小林(信)委員 大臣は、きようは日教組の諸君とお会いするということで、非常にお忙しいように承つたのですが、何時ごろからお会いになられるのですか。その御時間によりまして、私だけでなく、委員の方たちの御質問が、大臣におありになると思うのですが、その点を聞いておきたい。
【次の発言】 それではごく簡單に、ただいま議題になつております特例法につきましてお伺いいたします。大臣の提案理由の説明をお伺いしたのですが、大臣といたしましても、独立国家となりましての教育行政を非常に重大にお考えになつておられまして、ここで簡單に大臣の考えておるものを、ただちにどうするというふうな軽卒なことをおやめになられて、慎重……

第13回国会 文部委員会 第31号(1952/06/12、24期、改進党)

○小林(信)委員 私は質問をするのであります。この委員会を開くにあたつて用意した質問でなくて、その後に起きた問題なんですが、この委員会が開かれることが一応発表された後に影響されたような形で、体協の方で役員があらためて、淺野団長ですか、団長であることを再確認したとい記事が新聞に出たんですが、これは事実かどうか、伺います。
【次の発言】 案は私たちも、常時スポーツに関係する人たちは、非常に明朗な気持をもつて、すべて事に当つているというような点から、スポーツ界に対して、そういう疑惑というものを全然持つておらなかつたわけですが、しかし、あのことが一応発表されますと、文部委員会で何かそういう計画をしたの……

第13回国会 文部委員会 第34号(1952/06/16、24期、改進党)

○小林(信)委員 ただいま松本委員から提案されました竹尾委員長不信任の動議に対しまして賛成するものであります。  今、この文部委員会において山積しておりますたくさんな法律案の検討に際しまして、竹尾委員長が、教育そのものをよく理解し、文部委員会の使命というものを重大に考えて今日まで来られたことは、われわれ委員としても、非常に敬意を表するものがあるわけであります。また竹尾委員長の個人的な人格識見というものに対しましては、私たちも今まで非常に尊敬しておつたわけであります。しかし、本委員会におきまして、教育委員会法等一部改正の法律案が上程されますと、これに対しまして、まことに私たち委員として理解の行か……

第13回国会 文部委員会 第37号(1952/06/20、24期、改進党)

○小林(信)委員 大臣がおいでになりますので、ぜひお願いしたいことをお伺いいたします。文部省の本年度の予等を御審議なさいますときに、文部省としては、今問題になつております教育委員会を地方に設置するか設置しないかというようなことは、提案なさる御態度があるわけですから、当然これに要する予算とか費用とかいうようなものは、考慮されずに出されたと思うわけで、これは與党の方たちによつて了解されておるわけなんです。提案されるときに、すでにこの教育委員会につきましては、こういう態度でございますということを、自由党にお話申し上げて了解を得ておると思うのですが、その点は、大臣いかがでございますか。

第13回国会 文部委員会 第38号(1952/06/21、24期、改進党)

○小林(信)委員 野党の方たちがあまり見えないのですが、実はきのう教育委員会法の審議をしました際に、私は幸いにして、十分でないのですが発言を多少得られたのですが、しかし、あと野党の方たちが大部分発言を要望しておりまして、ちようど時間がおそくなつたというので、切つてしまつたので、大分憤慨しておられたのです。多分教育委員会法につきまして、相当な質問があると思うのです。何か事情で、きようは出て来られないと思うのですが、やはり本来ならば教育委員会法の審理を続けていただくのが、至当だと思うのです。今不幸にして、與党の諸君から、強引に議事進行の形がとられたのですが、ぜひとも教育委員会法を続けて審議すること……

第13回国会 文部委員会 第39号(1952/06/24、24期、改進党)

○小林(信)委員 單刀直入にお伺いいたしますが、年度の予備費が三十億ありますが、その三十億の中から、もし地方教育委員会が設置されるならば、それに要するところの費用は出す、こういうことを大蔵省は予算編成の場合に、大臣として了承されたことがあるかどうか、お伺いいたします。
【次の発言】 私は金の出しようをお聞きしておるわけじやないのですが、今の補正予算を出してもというふうなことは、これは今審議しておる問題から考えまして、非常に重大なことになつて来ると思うのです。というのは、一応教育委員会を地方に設置するかしないかというふうなことは、政府が政策を立てる上から、重大な問題である。これに関連して、そのた……

第13回国会 文部委員会 第41号(1952/07/03、24期、改進党)

○小林(信)委員 今の若林委員の質問に対して、文部省当局は御答弁なさつたのですが、これを国民が聞いたら、文部省に対する信頼というものは、いよいよなくなつて来るのじやないかと思うのであります。今まで、われわれがそういう面も含めて質問をしましたときには、大臣初め全部が、その点が私たちは今のところ不明瞭であるから一年延ばすのだ、こういうことでもつて、あらゆるものを一年延ばすために答弁がなかつたわけでありますが、今自由党の方から教育委員会を地方に設置するという前提で考えたらどうなるかというような場合には、とにかく及ばずながらも一応答弁をしておるのですが、こういう態度は、いかに與党の政府であつても、卑怯……

第13回国会 文部委員会 第42号(1952/07/04、24期、改進党)

○小林(信)委員 まず委員長にお願いいたしますが、大臣に出て来ていただきまして、この問題でゆつくりお話をいただく機会が今までなかつたのですが、最終段階になり、大体方向もきまつて来ておるようなわけですから、われわれとしても、大臣にお話を聞くことは非常に重大に考えておるわけです。従いまして、ただ大臣からお話を聞くだけでなくて、大蔵大臣とあわせてお話をお聞きしなければならぬような事態が必ず出て来ると思うのですが、今お話によりますると、時間が齟齬しておいでになり、大臣の御都合で二時からというふうなお話です。大蔵大臣が一時からでありますが、大蔵大臣と文部大臣がかち合うように御配慮願いたいと思うのです。大……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 議院運営委員会 第39号(1953/10/28、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 小会派といたしまては、この救農という名目を持つた国会であつても、なお一週間というような短期の国会は無理ではないか、さらに諸般の情勢を考えますときに、どうしてももつと長期な国会を要望しなければならぬ。従つて三十日の国会を要求するというのが私たちの考えです。
【次の発言】 これはやはり前例がありますから、御本人も御用意なさつておるらしいのです。

第16回国会 文部委員会 第3号(1953/06/25、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 時間がないから、私は簡単に関連の質問をいたしますが、こういう問題は、ただそこに現われただけの問題を検討しておりますと、質問をする方の意見も一応ごもつとも、答弁される大臣の方の意見もごもつともというふうな形になつて、この問題に対するわれわれ国会としての態度というものははつきりしないことになるわけです。われわれはもう少し根本問題を持たなければいけない。ことに新しい大臣にはわれわれ大きく期待しているわけなんです。その点私は大臣によくお聞きしておき、またわれわれの考えを申し上げておきたいのですが、要は、今日本の吉田政府がとつております教育行政が、ほんとうに国民に信頼されておるかどうか……

第16回国会 文部委員会 第8号(1953/07/07、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 簡単なところを聞くのですが、第十六条の三項に「日本育英会ハ学資ノ貸与ヲ受ケタル者が左ノ各号ノ丁一該当スル場合ニ於テハ政令ノ定ムル所ニ依リ其ノ貸与金ノ全部又ハ一部ノ返還ヲ免除スルコトヲ得」とあるのです。政令で定めるというのでありまして、これは今後問題にもなると思いますが、当局としては、大体一部とかあるいはその全部とかという限定の内容というものについてあらかじめ御承知になつておるかどうか、できましたらそういう点を率直にお話願いたいと思うのです。
【次の発言】 実は一部というふうな場合は特殊なことで、大よそ全部が免除をされるというような傾向にしてほしいと私は思うのでございますが、そ……

第16回国会 文部委員会 第10号(1953/07/11、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 関連して……。法案の内容についてお伺いするわけですが、附則の2と書いてあるところでございます。提案理由の説明の中には、この項を設ける理由は、必要な課目を担当する教員を採用することができない場合がある。従つてこういう処置をしなければならぬというふうに御説明があつたのですが、その採用することができない場合をなるべく詳しく御説明を願いたいと思います。事実これは私たちも所々からその実情を承つて困つておるわけでございます。しかしその原因というものをはつきり当局がつかんでおらないと、かえつてこれは弊害を起すおそれもあるのでございますから、ひとつその点文部省のつかんでおられる詳細を御説明願……

第16回国会 文部委員会 第11号(1953/07/14、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 ただいま九州地方の大害の、特に教育関係についての御報告を承つたわけでありますが、委員の各位も関心を非常に持つておられるのですから、御説明ばかりでなく、少し詳細な資料を提供されて、われわれがしさいに検討できるようにしていただきたいと思います。これでは罹災児童がどのくらいあるかとか、各府県の実情というものがはつきりわからなくて、せつかく各委員が、どうしたらこれら罹災児童あるいは学校を救うことがでさるかということに関心を持つておられても、熱意がわいて来ないわけですから、ぜひすみやかに調査、報告をししいただきたい。こういうことを最初にお願いを申し上げます。  私も衆議院の決議によつて……

第16回国会 文部委員会 第13号(1953/07/18、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 今の御質問にちよつと関連してお尋ねをして、それから私の本論に入りたいのですが、あの例の次官通牒の問題がいろいろ論議されますが、私は内容とか、それについてどうこうというのではなくて、その次官通牒そのものでございますが、これは大臣は、指導助言の性格を持つたものとしてお考えになつておるかどうかをお伺いいたします。
【次の発言】 大臣の御答弁をお聞きしますと、指導、助言のような形でもつてこれを見ておられるのですが、大臣が都道府県の教育委員会に対して指導、助言をする権限がおありですか、お伺いいたします。
【次の発言】 教育委員会法の中に、文部大臣の権限として都道府県の教育委員会に対して……

第16回国会 文部委員会 第14号(1953/07/20、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 大分いろいろな角度から御質問申し上げて明らかになつておるわけでございますが、なお私の了解できない点を二、三御質問申し上げます。  第一番に老朽校舎の方の問題ですが、法案の目的であり、第一条に害いてあることを考えますと、地方財政が今非常に苦しいから、地方財政の実体を考え、それから危険校舎の現状をながめて、どうしてもただちに何らか対策を講じなければならぬ。だからここにこういう法律をつくつて、そういう校舎を解消するのだという目的が書いてあるのでございますが、しかし現実の問題としまして、地方財政というものは、小学校の校舎を新しく建てたり、中学校の校舎を建て直すということはなかなかでき……

第16回国会 文部委員会 第16号(1953/07/22、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 私は先日、九州地方の災害の状況を、国会を代表しまして視察したのでございまするが、その際家を失い、あるいは田畑を失つておる人たちが、その問題よりも、自分のかわいい子供にすぐに学用品を手渡されて、しかも学校で勉強ができることを、一日も早く要望する切なる声を聞いて参りまして、この法案が通ることを非常に要望したのでございます。二の際にも、現地におきまして、ただいま修正されました箇所につきましては、非常な希望を述べられて参つたのでございまして、法案の通過と、さらにその修正の箇所の通過に対しまして、非常に喜びを感ずるものでございます。おそらく災害にあつておる現地の方々も、この修正案が通る……

第16回国会 文部委員会 第17号(1953/07/23、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 今の問題は青年学級の関係からはずれて行くような形ですが、しかし青年学級の問題はやはり重大なる問題だと思う。大臣としましても御自分が一半の答弁をなさつているようでありますが、私たちにぴたつと納得できないところがあるのであります。どうかこの問題はあらためて真剣にやつていただくことをお願いして、きようはこれで打切つておきます。

第16回国会 文部委員会 第18号(1953/07/24、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 目的というものは、はつきりここに書いてあるのですが、とりようによつてはいろいろに考えられる。「勤労青年教育がわが国の産業の振興に寄与し、且つ、民主的で文化的な国家を建設するための基盤をなすものである」つまり勤労青年の教育をやれば、国の産業が興り、国の文化というものが高まるのだ、こういう考えが主であるのか。それとも青年自体に、当然憲法の精神、教育基本法の内容からして、教養を積むところの機関を設置してやることが必然的なものである、というような二つの考えが、この目的を考える場合にも、読んで感ずる場合にも、取上げられるのですが、この点まず最初に、はつきりしていただきたいと思います。

第16回国会 文部委員会 第19号(1953/07/25、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 最近出される教育法案の中に、振興法がたくさん出るのでございますが、これがたくさん出ることは、決して喜ぶべきことではない。もつと基本的な教育政策が確立しておれば、こういうものは出す必要はないのじやないか、こう思うのであります。確かに青年教育に対する国家としての配慮は、目下におきましては非常に重要でございますが、こういう形で出されることを非常に遺憾に思うものでございます。公民館制度、あるいは定時制高校が設けられておる。こういうようなときに、何ゆえにかかる措置をしなければならぬか。これは結局、できておるものに対しまして、政府が適当な措置をしない、だからこそ青年諸君が自発的に青年学級……

第16回国会 文部委員会 第21号(1953/07/28、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 私だけの問題ではなくて、委員会全体の問題になるかもしれぬのですが、第二章の「役員及び職員」というところですが、ここには役員のいろいろな規定が出ているのですが職員の規定は何も出ておりませんが、ただここに項目だけで、実際内容としては、必要ないのかどうか。
【次の発言】 私たちも、この法案を通すつもりでございますので、委員会の責任にもなるわけでございますから、私が質問申し上げたのであります。この責任を遂行する意味で、だれが任用するとか、だれが採用するとかあるいはその権利義務はどうであるかということは、やはり加えまして、そしてこの法律を完成すべきだと思うのですが、どうですか。これをぜ……

第16回国会 文部委員会 第23号(1953/08/05、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 この前産業教育振興法という法律をつくつたのですが、その法律をつくるときに、高等学校の生徒から三十円ずつ集めた。私はそのときはやはり文部委員をやつておりました。これはいい法案なんですが、そのために共同提案の中に入らなかつたのです。そうして私一人が天野文部大臣にそのことについて、慎重に御考慮願いたい、日本の国は、法律をつくるのに金を出さなければならない、こういうような印象を子供に与えたら、私たちのつくる法律がいくらよくても、それは教育的にもゼロなんだ。これに対して大臣はいかなるお考えを持ちますか、という質問をしたのです。そうしたら天野文部大臣のいわくは、今の大連文部大臣の言とは多……

第17回国会 文部委員会 第2号(1953/11/04、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 大分各委員からいろいろな点につきまして質問がなされ、それから大臣から、直接すべての問題につきまして、たいへん明確な、しかも相当今後努力されるような御意見を受けたので、非常に喜んでおるものでございますが、なお取残されたような小さな問題を二、三お伺いしたいと思います。  まずこの災害地に対する教育行政としての対策問題でございますが、先ほども給食の問題について辻原委員から御質問がありましたが、非常に御心配になつておられるような点もお伺いして、現地の人たちも喜ぶと思います。しかし何と申しましても非常に広範囲にわたるものでございますので、相当これは御努力願わなければならぬのでございます……

第17回国会 文部委員会 第3号(1953/11/07、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 今の問題ですが、とにかく選挙人名簿がつくられてこれが告示されておるわけですね、これは今どういうふうになつておるか、その事情をひとつお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 それは今の一般的な問題でもつて――私の尋ねておるのは、これを地方自治庁等の通達等が影響して地方においてなされておる、その問題と、それから実際学生諸君の要望する問題と、これらがいかに処置されておるかということをお尋ねしておるわけであります。
【次の発言】 この問題は先ほど田中委員が一般の人たちの要望しておることをよく表現されたことで尽きておるわけですが、やはりこういう見解というものがあつて、そうしてこういう……

第18回国会 文部委員会 第1号(1953/12/05、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 ちよつと関連して。
【次の発言】 給食問題で大臣が考えておられるという話なんですが、問題は今のような趣旨で持つて行く面と、もう一つは、水害とか冷害とか、欠食児童が出て来るこういう問題をどうするかということをその中にとり入れてあるかどうかということを聞きたいのです。今非常に先を急がれておる方たちはお年寄りが多いのですが、(「先が短いからな」と呼ぶ者あり)そうそう。――その点は今お聞きしませんが、さしあたつての冷害地あるいは水害地における欠食児童の問題について、この前の国会のときた大臣にお伺いしましたら、大臣はやはりこれに対てこういう措置があるというお話を承つて、何かそういうこと……

第19回国会 議院運営委員会 第39号(1954/04/01、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 委員長、それはどういう理由ですか。
【次の発言】 あまりむずかしい意味じやないですね。

第19回国会 行政監察特別委員会 第2号(1953/12/17、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 先ほど証人が御説明になりました中で、ちよつとわからない点がありますのをお聞きいたします。これを神社が領有するということは完璧を期する、こういう説明があつて、それについて明治神宮の例をとられてお話がありましたが、その完璧というのは、富士山そのものの保存という面での完璧を期するのか、あるいは、あなたが先ほどからおつしやつておる宗教活動そのものの完璧を期する、そういう意味であるか、お伺いします。
【次の発言】 その宗教活動の問題でござまいますが、あなたの御説明の中に、いろいろな面からお話があつたのですが、帰するところ、あなたの所属する神社を通じてという限定された富士信仰者の宗教活動……

第19回国会 行政監察特別委員会 第3号(1953/12/18、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 お忙しいようですから簡単にお伺いいたしますが、あなたの名前で、総理大臣、大蔵大臣、厚生大臣に、富士山頂国有地処分に関する意見書というのが出されております。これについて下村さんに詳しくお話を承りたいのですが、時間がありませんので、その中の、きのうあたりから問題になつておるような点についてお伺いいたします。  「かかる公益性は一神社の宗教的活動上の必要性しかもその宗教活動上致命的な支障を来さぬ程度の必要性とは比較にならぬほど重視さるべきものである」、こういうふうに主張されまして、一神社の宗教活動よりも公共的な立場での富士山頂の問題が重大であるとしておられるのですが、そこのところを……

第19回国会 文部委員会 第3号(1954/02/13、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 関連して。今の大臣の御答弁は非常に重大な問題に関連しますので、大臣が忘れないうちに聞いておく方がいいと思うのです。というのは、昭和二十八年度の、つまり現年度の義務教育費について地方の方ではいよいよ決算期を控えて、政府が予定した額では、半額を見てくれるという法の建前が実現されそうもない状態である。従つて何とかしてくれないかという希望があるわけです。今大臣のお言葉を聞くと、かかつた半分は必ず国が負担するんだ、それがもし来年度であれば補正予算を組むとかあるいは予備費から出すとかいうようなお言葉があつたのですが、今ここへ参りまして昭和二十八年度分についてそういう措置をするかあるいは過……

第19回国会 文部委員会 第6号(1954/02/19、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 今野原委員の質問に対しまして大臣がお答えなさつたのですが、私はどういう意図で三本建の問題が出たかというふうなことに別にこだわつているのではなくて、実際この三本建が影響するところのものを見たときに、非常に遺憾なものを感じておつたわけなんです。ことに今の国会に対する国民の批判の仕方、こういうふうなものをあわせて考えたときに、せめて教育だけはこの国会においても国民の信頼を得て行きたいといろ考えから、大臣の御答弁を聞いておつて非常に残念に感じて、大臣から黙つておれというようなおさしずまで受けるような行動もとつたわけであります。(「やじだから」と呼ぶ者あり)しかし私は真剣なんです。(「……

第19回国会 文部委員会 第10号(1954/02/27、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 委員長は私のきようの質問をあとへまわせというお話なんですが、あとへまわすことを確約していただけますか。
【次の発言】 適当な機会がなければだめですか。
【次の発言】 そうすると、私を承諾させる場合に、それをもつとはつきりしてくれなければ、私としては簡単に承諾できないわけです。お使いの方は必ず次の機会をみつけてやつてくれるというから私は承諾したのですが……。
【次の発言】 それじやもう一ぺん交渉してください。  関連の点だけ質問いたしますが、これは私たちが大臣に申し上げるようなことじやないと思うのです。しかし今お聞きしておりますと、私のようなものが大臣に申し上げなければならぬよ……

第19回国会 文部委員会 第11号(1954/03/01、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 まず委員長にお尋ねいたしますが、そこにおいでにたる行政官が、議員に対して個人的な侮辱を与えたような場合、委員長としてはこれに対してどういうふうな御処置をなさいますか。
【次の発言】 今の文部大臣のいろいろな御答弁の中に、私個人に対していささか侮辱を与えるようなものを感じたわけです。これは単に私個人はとにかくとしまして、国会の権威にもかかわるわけなのですから、この点私は強く感じておるのですが、委員長としては何らお考えにならなかつたか、お伺いいたします。
【次の発言】 それではお伺いいたしますが、文部大臣は私に日教組のひもつきであるということを断言されました。さらに無所属の中にお……

第19回国会 文部委員会 第13号(1954/03/05、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 今の町村委員と文部大臣との質疑応答に関連いたしまして多少お尋ねいたしますが、お二人のお話を聞いておりますと、今度の法案提出が、主として教職員の教育活動に多大な影響を与える。しかもそれが政治的な影響を与えるものが日教組であつて、これを何とかしなければ正しい教育が保たれない。しかもその日教組の主体というものが、共産党の多分な支配を受けるということを非常に大臣が強調されておるわけでございます。それで実態というものを大臣が相当に把握されておるようにお話の中からお伺いするわけです。国警長官もいろいろな資料を提出されて、日教組の中に確かに共産党のあることを支持されておる。合法政党である以……

第19回国会 文部委員会 第16号(1954/03/12、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 大体松平委員の報告で私の報告しようとするところが重複しておりますので、それ以外の点につきまして簡単に御報告申し上げます。  まず青森県下の警官の教職員に対する思想調査の問題でございます。これはまず調査した事実があるかないか、さらに調査の理由、またその調査が何らか国あるいは県等の中心から指令がなされておるかどうか、こういうことについて調査をしたわけでございまして、大体先ほど松平委員から説明された通りでありますが、国警隊長は、一署四駐在所のやつたことに対しましては、事実調査をいたしましたということを答えておるのであります。しかもそれはその巡査並びに刑事を呼びまして、その人たちから……

第19回国会 文部委員会 第21号(1954/03/19、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 最近制限することは政府もすきでありまして、委員長も大分それにかぶれたようであります。一時間しか許されぬのでありますから、こういう重大な法案が審議においてすでに制限せられることはまことに遺憾でございまして、その結果を考慮しますときに、まことに憂慮すべきものがあるのでございます。  私はまず最初に、本会議の席上で緒方副総理に尋ねたことが納得が行かないので、もう一度ここで本来ならば副総理に聞きたいのですが、大臣からお聞きすれば、同じ閣僚でございますからいいと思うのでお尋ねいたします。  日本を再び官僚的行政機構にしてはならない、また中央集権にしてはならない、それには教育者に公民とし……

第19回国会 文部委員会 第23号(1954/03/25、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 先ほど来「ための」の問題について非常に論議があつたのでございますが、文部省側の答弁も、それからこの修正案を提案した人たちの答弁も、われわれにはよく納得できないのでございますが、その中でも先ほど小林進君が事例をあげて説明をされたときの文部大臣の答弁は、今後のこの運営にあたつて非常に疑問を持つ点がたくさんあるのでございます。その点まずお伺いいたしますが、どんな事象でも取扱い方によつては悪用できる、こう大臣がおつしやつた。従つてどんなことでも縛ることができるように法律はできておらなければいけないというような印象を受けたのでございますが、大臣はそういうふうにお考えになつて御答弁をなさ……

第19回国会 文部委員会 第24号(1954/03/26、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 私はこの法律が制定されるならば、ますます政治が腐敗堕落し、この頽敗しております道義がますますく地に落ちてゆく。そしてこの社会に希望を見出し得ない、国民全体にいよいよ前途に暗影を投げかけるという点からいたしまして反対をするものであります。それは教育者ばかりでないかもしりませんが、教育者の使命として、日本の将来はいかにあるべきかという理想を常に現実に引き下して来て、これを批判、検討して、そうして達し得られるところの理想というものを教師は常に考えて行くわけでございますが、こうした教師の熱意を奪つてしまつて、そうしていよいよその法律の上に政治が昼寝をするようになつてしまつたならば、困……

第19回国会 文部委員会 第26号(1954/04/20、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 私も同じようなお願いをするわけですか、従つて、本日いろいろお伺いしたいことは避けまして、要件だけ申し上げますと、本委員会におきましていつも問題になりますのに、大学の研究室の施設あるいは研究費等の問題でございます。これは、当局も非常に御心配になるとはおつしやるのですが、実際の当事者から意見を聞きますと、物足りない御不満がしよつちゆうあるわけであります。そこで、この研究室あるいは研究機関が目下当面しております一番大きな問題は、過日ビキニ環礁で行われました水爆実験の問題でございますが、これはわれわれ日本国民に大きな恐怖を与えておるばかりでなく、実に世界的な不安として問題が提出されて……

第19回国会 文部委員会 第28号(1954/04/28、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 お二人の先生から非常な権威のあるお話を承つたのでありまするが、私たちはその必要性とか、あるいは今持つておいでになる構想というものを基礎としてお伺いいたしまして、私たちの責任としてこれらに対してどういうふうに政治的に処置しなければならぬかというような面で、いろいろお話を承りたかつたのでございますが、全般的な問題に触れていただく時間がなかつたのを非常に遺憾に思つておるわけであります。私たちのお伺いするところでは、先生方がそうした研究をなさつておるのに非常に不自由を感じておいでになる。実験等も日本ではできないために、すでに世界では相当な研究が進められておるのに、ここ十数年間日本は空……

第19回国会 文部委員会 第29号(1954/04/30、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 時間がないそうですから簡単にお答え願いたいと思います。  まず第一番に、この振興法をもつてほんとうに僻地教育を振興するという考えはおそらく文部省当局にもないと思います。要するにこれを土台として今後順次予算を多くとつて充実して行かなければならぬというような考えでいることも、私たちうなずけるわけでございますが、しかし法案全体からうかがいまして私たちの最も残念に思うことは、町村長に訓戒をするような法律にとどまつておる傾向があるわけです。僻地の要望するところは、地方財政が非常に窮迫しておつて、しかも教育の機会均等がそのために行われておらぬから、何らかの措置をしてもらいたいというのが要……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1955/06/09、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 抑留生活の非常に苦しい体験を通じて、われわれ同胞のいろいろな情報を得たのでありまして、厚くお礼を申し上げます。また、なお残っている方たちに対する切実な気持を披瀝されまして、われわれもまた同じような感を深くしたものでございますが、一つ、簡単でけっこうですが、お気づきでありましたならばお聞かせ願いたいと思いますことは、実は、昨年ちょうど今ごろ参りまして、七月の二十二日にソ連の外務省をたずねまして、ヴィシンスキーがときの副大臣でございますが、私たち会いまして、抑留同胞の帰国を要望したことがございます。そのときに、私たちもまことに用意がなかったわけでございましたが、大体聞いております……

第22回国会 議院運営委員会 第19号(1955/05/26、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 まことにごもっともな御意見のようでございますが、考えてみれば、この日ソ国交問題というのは実に重大な問題でございまして、国際関係にも及ぼすいろいろ影響があると思います。それだけに国民は非常な関心を持っておりまして、おそらく本日質問される各党も、ただ単なる質問でなくて、この国交調整に対しての国民の要望というものを政府当局に訴える機会だと思うのです。従って、あらゆる人たちの意見を政府に反映をするように、この質疑というものは取り扱われなければならない。そういう点から考えて、どういう意見が出ようとも、国民各層の意向を政府が聴取する、そうして国民の期待する国交を調整する、そういう大きな見……

第22回国会 議院運営委員会 第20号(1955/05/28、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 私はあまり発言をしても意味がないのですが、ただ筋を通さなければならぬという建前から申し上げますと、今までの話を聞いていると、やはり野原君の言うようなことが当然だと思うのです。扱い方が、同じ沖繩の問題だからまとめたのだ、そうしてその中の一つを許すという、こういう解決は、この委員会としてぜひ一つ避けてもらいたいと思います。それはきょうは時間がないから、また今まで社会党の方でやって、自由党の方でやらなかったからということもありましょうが、この八、十、十一は、内容においても性格においても違うものであるかもしれないのです。従って八、十は保留して、また時間があり、必要性があれば再度取り上……

第22回国会 行政監察特別委員会 第9号(1955/07/06、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 私は中途から来ましたためにあまり委員会の審議過程を知りませんので、あるいはこういうことがすでに論議されておるかもしれないのですが、その点の御了承を願って御答弁願いたいと思います。  まず第一番にお伺いしたいのは、かつては用紙は配給制作度になっておったわけですが、その場合には、各学校の教科書の需要数がわかりますと、これが文部省に集められて、その需要数に応じて用紙の割当が各会社になされたのですが、その用紙の割当を持って参りますと優先的に確かに融資がされたわけなんですが、それはそのときだけであって、現在はそういう点では優先的にはなされておらないのかどうか、金融の面について今の事情を……

第22回国会 行政監察特別委員会 第10号(1955/07/08、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 そうすれば、あそこに取り上げたものが、確かに、表題にありますように教科書を食う国会議員とかあるいは労働貴族とかいうふうなことになるとあなたは了承して、それを意味するところの内容であるというふうに御了承なさるわけですか。
【次の発言】 内容の意味するものが、教科書を国会議員が食っているというふうに了承するのかどうか。
【次の発言】 ぼくはまじめなんだから、あなたも一つ真剣にやって下さい。そうすると、八芳園でもって僕ほか何名かが招待されたのは、時日はいつで、そしてその内容もお知りにならなければならぬ。従って、あなたはそれに対して述べないわけですが、その点についてはどうですか。

第22回国会 行政監察特別委員会 第18号(1955/08/01、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 先ほど来委員長並びに委員からの質問によりまして証人の御答弁を承わっておったわけでありますが、これは私の非常に失礼な言い分でございますが、受けた感じというものは、福島県の教育委員会は、この限定採択の問題を通して見れば、その職責を非常に無責任に果しておるというような感を受けるわけでありますが、しかし、福島県の教員並びに教育庁の人々の中には、そうした人ばかりでなくて、教育に御理解のある方も多分においでになるわけであって、今のような印象というものはこの限定採択の問題だけに限ってであるような感じがするわけでありまして、やはりこの限定採択の裏には何か不純なものがあるのではないかという印象……

第22回国会 文教委員会 第6号(1955/05/10、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 関連して――この問題について、私は多少地元ですから承知しておりますので、お聞きしたいのですが、文化財保護の問題は非常に重大な問題であります。今文化財保護委員会の委員長は、大事ではあるけれども、いかんともしがたい立場にあると御説明があったわけですが、これは占領治下から引続きまして、文部委員会でもたびたび問題になったことがたくさんあるのです。たとえば例の刀劍類等が、終戦当時米軍に持ち運ばれてしまったとか、あるいはそのほかに、重要文化財が、占領下という特別な権力下に置かれたときに、持ち運ばれてしまった。こういうふうな物をどういうふうにして取り返すか、あるいは向うに運ばれてしまった物……

第22回国会 文教委員会 第8号(1955/05/17、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 関連してお伺いいたします。さっき大臣は修学旅行に対しまして、もちろん全部とは言わないでしょうが、物見遊山的なものが多い、こういうふうに言われたのですが、これは非常に残念な言い分だと思うのです。物見遊山的に考えているのは文部省じゃないかと思うのです。学校当局におきましては、修学旅行をいたしますような場合には、それは子供の大事な命を預かるのですから、決してそんな簡単な考えでするのでなくて、周囲が物見遊山的に見ていることが多いと思うのです。だからこそきょう文部省通達を見ましてもそういうところが非常に多い。先ほど来のお話を承わっておりましても、文部当局はこの修学旅行をやはり教育的に認……

第22回国会 文教委員会 第10号(1955/05/24、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 私は前の人身売買の問題に関連して質問を申し上げたい。またただいまの富士山麓の演習地の問題にも関連して少しくお尋ねをいたします。  まず第一番に山麓の問題からお伺いいたしますが、委員長のこの前の本委員会におけるところの答弁の御態度ときょうの御態度はだいぶずれてきておるような感がいたすのでございます。この前の委員会におきましては、確かに文化財保護委員会の委員長としてのりっぱな御決意、御態度を伺いまして、私は非常にうれしく思ったわけですが、きょうのお話によりますと、だいぶ委員長としての責任を忘れておいでになるような感がしてならないのです。その点ではおそらく地元の者はもちろんのこと、……

第22回国会 文教委員会 第19号(1955/06/24、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 今大体並木委員から質問されたので、私の質問の一つは終っているようでございますが、なおこまかいことをお尋ねいたします。一万五千俵の綿花をもらって、加工費はその中から出してまかなうというようなお話があったのでありますが、そういう場合の会計面等については給食会以外のものが監査するというようなことになっているのですか。
【次の発言】 この前の給食問題等では、大豆問題等で非常なスキャンダルがあったわけですが、だからといってこれは文部省では扱いかねるから、農林省あるいは通産省にまかせるというような御答弁ですと非常におもしろくないわけで、やはりそれが文部省という一つの仕事から離れているよう……

第22回国会 文教委員会 第22号(1955/07/04、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 この問題はきょうの新聞を見ましても、りっぱに両者の了解のもとに解決しておって、第三者であります一般の人たちも非常に喜んでおるわけでございます。従ってきょう各委員も、円満な解決を期待して実はこの委員会に皆さんに来ていただいたわけでございますが、すでに委員会を開いて皆さんにいろいろお聞きする目的がなくなっておるわけでございまして、私もそういう心境でありますので別にもうこれ以上質問をする理由もなくなっておるわけでございますが、ただいまお話を聞いておりまして、一つだけ残念な点がございますので、私はその一つの立場から皆さんの心境をお伺いしたいのでございます。それは俳優側とそれからNHK……

第22回国会 文教委員会 第25号(1955/07/12、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 私は少しこまかい点をこの際お伺いいたすわけでございますが、時間がございませんので項目的に申し上げますから、お考えのほどを簡単に御答弁願いたいと思います。  まず第一番に育英資金の問題でございます。最近育英資金を希望する者が非常に多くなっている傾向で、これに対しましては大臣としても非常に御心配をしていただいておるようでございますが、御質問する点は、返済をする状態、借りたものを返す状態でございます。この成績が大体どうであるかということですが、育英会の方からどなたか来ていただけばいいのですが、御存じの程度でよろしゅうございます。さらに最近の情勢から見まして、高等学校に支給されるのが……

第22回国会 文教委員会 第29号(1955/07/26、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 ただいまの質問の中にもあったのですが、高等学校の問題について重ねてお伺いいたします。時間がございませんから、私の方で申し上げますことを一つまとめて御説明願いますが、本年度の高等学校分として計上される額は幾らで、それはどれくらいの坪数を解消するつもりか、実際の高等学校の危険校舎はどれくらいに推定しておるか。その全部を解消するには、どれくらいの額と年限を文部省としては用意しておるのか。これくらいの、現在の文部省で予定しておる計上額で、毎年これを踏襲して行くのか。本年は当初であるからわずかの予算であって、来年度からは相当の予算を計上するのか、とにかく高等学校対策に対しての文部省のま……

第24回国会 文教委員会 第27号(1956/04/10、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 この問題は、相当慎重を要する問題で、文部省としましては納得のいく材料を用意されることが必要だと思うのです。私は今後この問題につきまして質問いたしますが、文部省は用意されるようですから、それにつけ加えて御用意願いたいと思うのですが、もちろんあればけっこうです。これを承認するという言葉を使った以上は承認をする方法、機関こういうものに対しても構想がおありだと思います。おそらくこれが実施されたらその方法なりあるいは承認する機関というものが必要になってくると思うのですが、そういう点については文部省ではお考えになっておりますか、なっておりませんか。

第24回国会 文教委員会 第28号(1956/04/11、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 先ほど来の三十三条をめぐっての質疑応答を聞いておったのですが、大臣にこの点、教育行政をつかさどっていただくという立場からして、よほど考えていただかなければならない問題があるのではないか。要するにこの法案のそれが根拠ともなり、今後の運営方針ともなるわけでございますので、その点を文部大臣にお尋ねをしたいのでございます。それは教育の上で教材というものが決して私は決定的なものではない、教材よりもその教材をいかに取り扱うかということが、教育の一番重大問題だと思うのであります。もちろんその根拠となるものは、教師が指導しようとする積極的な意欲に燃えて、熱意と努力を傾注して、しかもそこにみず……

第24回国会 文教委員会 第29号(1956/04/12、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 関連して。私は非常に第四条については問題を考えておったわけなので、大臣もごまかさずにお答え願いたいと思うのです。前もってお伺いしたいことは、この法律は、教育委員会というのか、教育というのか、あるいはその教育にも国家的な目的を持った教育というのか、そこら辺をほんとうに大臣の御意思を聞いてないのですからわからないのですが、以前よりも発展するのだというような御主張をなさっておられます。最小限度の問題として、大臣の御見解では、政治的な中立性あるいは民主性はそこなうことはないということを今までもお述べになっておられますが、今までよりも減退するなんてことは絶対にないという御主張でございま……

第24回国会 文教委員会 第39号(1956/05/16、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 まず第一に、きのう与党側委員から逐条的に御質問がありまして、その際関連して御質問申し上げようと思ったのですが、時間がなかったので、ちょっと課長さんにお伺いいたします。四十八条の二項「教科書は、文部省令で定める場合その他正当な理由がある場合を除き、定価以外の価格で使用者に販売してはならない。」ここを御説明になったのですが、省令でどんなことを定めるかということにつきましては、教科書を古本屋で売るような場合、その他「正当な理由がある場合を除き、」というその正当な場合に対しましては、販売店が買う人と親類づき合いであるような場合には安くすることがで送る、こういうふうな御説明があったので……

第24回国会 文教委員会 第40号(1956/05/17、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 きのう大臣がお忙しくて御質問を申し上げることができなかったので、政府委員にいろいろ御質問申し上げておいたのですが、きょうは私が特に重要と考えるところを大臣にお伺いいたします。  一体今日の教育制度のもとにおける教育の仕事の中で、教科書というものはどういうふうに見なければならないかということが、この法案を検討する上に重大な問題だと思うのでございますが、大臣に、教科書に対するお考えをお聞きいたします。ただばく然と教科書についてというふうにお尋ねするといけないので、私はこういうふうにお聞きして参りたいと思います。まず教科書というものは、教科書を教えるのか、教えるために教科書を使うの……

第24回国会 文教委員会 第41号(1956/05/18、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 大臣にきのう私の一番大事な点としてお伺い申し上げて、大体結論が出ようとしたときに、思わざる事態が起きまして、中途で終ったわけでございますが、もう一度その点を繰り返すようですが質問してみたいと思います。  大臣は、この法案の趣旨はよい教科書を作ることなんだ、よいということはそれが正しいということを意味しておるし、あるいは低廉な教科書を作るというようなことも加えてのよい教科書でございますが、それを私は、大臣の考えでは検定制度あるいは検定の仕方、あるいは採択の仕方によってよい教科書ができるんだというような印象を受けたのです。しかし私は、あくまでもそういうところからはよい教科書は生ま……

第24回国会 文教委員会 第50号(1956/09/28、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 だいぶ時間が過ぎていますので、簡単にしたいと思いますが、委員長の方からも時間を短かくというようなお話ですから、箇条的に御質問申し上げますが、今まで質問された方たちの中で、私のちょっとふに落ちない点がありますので、それを最初にお伺いいたしますが、先ほどの小牧委員の質問の校長会議の問題ですが、私はその校長会議云々は申しませんが、校長に対する見解ですが、これは教科書法の法案審議のときにも、教育委員会法の審議のときにも、校長という問題について文部省は一応あれらに掲げられておる条項についての校長の見解を言われたはずなんですが、この招集される校長会議は校長個人ですか、学校を代表する校長で……

第24回国会 文教委員会 第52号(1956/10/25、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 これはあとでもいいのですが、今の大臣のお話を聞いて非常に感心しておることですから、ちょっと大臣に御質問申し上げたいのです。  大臣の道徳教育に対する御信念をきょうは詳細に承わったように私は感じたわけですが、大臣のお考えは――これは私なりの解釈ですが、それなら安心だと思うのです。方法といい、大臣の信念といい、これは非常にけっこうだと思うのです。しかしその考え方から、教育の実際問題というものが多少心配になるからお伺いするのですが、先ほど大臣の最も私を感銘させたところは、道徳教育というのは、一つの部門を設けてそれをどうするとか、一つの科目で担当するということでなくて、数学の中にも、……

第24回国会 文教委員会 第53号(1956/10/26、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 新しい教育委員会法にのっとりまして教育委員が生まれたわけでありますが、選考された人たちは大体大臣の御満足のいくような人たちがそろったかどうか、あるいはその選考の方法におきまして、文部省としましても予想しない支障になるような問題が出てきやしなかったか、あるいは手続上の問題で法律上不備な点がありはしなかったか、要するに新しい制度の施行でございますので、いろいろ文部省としてのこれに対する反省というようなものがありましたらお聞きしようと思っておったのですが、大へん時間がないようでございますし、ことに当該局長もおいでにならぬようですから、この問題はいずれかの機会にゆっくりお聞きすること……

第26回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第5号(1957/02/19、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 援護局長にお伺いします。これは学校の先生が直接の問題ですが、そのほかにも類例があると思うのです。戦争当時に多かったのですが、華北交通ですか、あれが経営しておった扶輪学校というのがあるのですが、これは満鉄が経営した学校と同じような性格なんです。しかし、ここへ奉職した先生は、外務省で派遣をした形でなくて、一会社が何ら政府と関係なく先生を採用したというような形に扱われておるのです。従って、この扶輪学校に奉職した先生は、この期間というものは、前に満鉄に奉職するとか、あるいは内地の学校に奉職した者と違って、また内地の学校に奉職するというような場合に、その間の年限というものは恩給に該当し……

第26回国会 文教委員会 第26号(1957/05/16、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 関連して。今提案になっておりますのはこれは純然たる軍関係です。しかし同じような立場にあるものがまだ私取り残されていると思うのです。辻さんのごく懇意の広瀬正貫という者がおりますが、これなんかが、これはやっぱり軍関係の人間ですが、しかし私が今申し上げるのは軍関係以外のものです。これをやっぱり国会で取り上げて何とかしてくれというふうな話があって、おそらく辻さんも御存じだろうと思うのですが、私もこの法案に対しましては、かつてはどうあっても、その人たちの立場というものを考慮するとき、これは無理からぬことだと思うのです。やはりそういう場合には、これと同様な立場にある者もあわせて考えていか……

第26回国会 文教委員会 第33号(1957/09/26、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 今のお話を聞いておりますと、文部省の計画は賛成するところがたくさんあるのですが、今当面しておる大きい問題を文部省ではどういうふうに処理されておるか、非常に心配なので、その点をお聞きしたいのです。というのは、教員の養成機関を充実するということもたしか決議の中にあったはずです。それから顕微鏡一つない、試験管もろくにないというような施設で科学技術教育が行われておる中小学校の実情も考えると、そういう点も文部省が十分考慮されることは非常にいいことなんですが、今一番現場の人たちが要望しておることは、算数とかあるいは理科というふうなものを指導する場合、今のように五十人、六十人というたくさん……

第27回国会 文教委員会 第3号(1957/11/08、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 今の問題ですが、私は新聞でもこのことを見ましたし、また業者の一部からこの旨について意見を聞いたことかあるのですが、そのときにこれはやはり相当問題だなと思って、自来研究しようと思っていたのですが、研究しておりませんが、今野原君の質問に対する文部省の御意見というものは、私たちの今の程度の聞いておったところとはだいぶ違う、そういう気がするのです。ことに大臣が実際業者間の声というものをお聞きにならずに、やはりその文章と文章に対する局長あるいは課長の註釈というふうなものでお聞きになっておられると思うのです。従って大臣はそう大したことはないのだ、拘束しないとか一片の注意だというふうにお考……

第27回国会 文教委員会 第4号(1957/11/11、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 大臣がお急ぎのようでございますので――実は監理局長かおいでになっておるから、監理局長等から詳しく御説明願った上で大臣のお考えをお聞きしようと思ったんです。実は来年度予算の問題ですが、この機会に大臣の御意見を承わって、私たちの希望も申し上げ、今一般父兄の方々あるいは教育団体はもちろんのこと、地方自治体も非常に問題にしております施設のことについて、大臣の御決意を承わっておきたいと思います。  御承知と思いますが、上院月十五日の朝日新聞の社説に、人工衛星が飛んだことについての意見が出ておりました。科学技術教育の根本はどこにあるかというふうな表題で述べてあった、その中にもあるのですが……

第27回国会 文教委員会 第5号(1957/11/14、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 今のお話のことに関連して一つだけ聞いて、それからまた一つ特別なものをお聞きしたい。この中学校のコースの問題ですが、二つのコースを持つという場合には、おのずからその教科内容というものは変るわけだと思うのですがね。それで今非常に心配しているのは音楽の先生なんですね。就職コースの音楽を減らすとか、大へんな心配をしておるわけなんです。そういうことまでおそらく審議会に答申を求めているのじゃないかと思うのですが、そのいい悪いはとにかくとして、局長として希望しておるものはどんな内容なんです。
【次の発言】 そういう御答弁であれば、それだけで私はおきたいと思うのですが、私が特にお願いしたいの……

第28回国会 文教委員会 第4号(1958/02/27、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 今の問題に関連して二、三承わりたい。今度の南極における観測というものはそれぞれが単独に行うのではなくて、あの周辺に陣をしいております各国の観測が総合されて一つの目的を達するというふうにわれわれは聞いているのですが、そういうものであるかどうか。とするならば、昭和基地もその一つを担当しているようなことにもなるわけですが、そうすると、日本の昭和基地における観測は来年も継続されることになるだろうと思う。そこで全体の観測に対して不足する部面が出れば、これは大きな問題でもあるわけですが、そうなると、日本の責任というものは非常に大きくなるわけです。そういう点を少し御説明願って、そしてそれに……

第28回国会 文教委員会 第12号(1958/03/26、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 あまり時間がないようですから、ここでぜひ聞いておきたい点を二、三散発的に御質問いたしますから御答弁を願います。  まず第一番に、勤務評定と関係のあることなのですが、新しい教育委員会法が実施されて以来、文部省としていろいろ検討されておる点を私実は聞きたいのです。しかしそれを一々お聞きする時間がないので、二、三御質問するのですが、その第一は、昨年の年度末における地方の各府県の人事行政のあり方というものが新しい教育委員会法にのっとって行われたわけですが、これを文部省におきましてはどういうふうに見られておるか。新しい委員会法でうまくできておると考えておるか、あるいはいろいろ問題があっ……

第28回国会 文教委員会 第14号(1958/04/01、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 時間が延びてまことに恐縮でございますから、ほんとうに簡単な質問を一つ申し上げまして、御答弁願いたいと思います。  先ほど西堀隊長のお言葉の中に、この失敗をこのままにしておいて今後継続しないというようなことは、青少年の希望というふうなものに非常に悪い影響を与える、だからぜひとも何らかの方法でこれは継続したいというようなお話があったのですが、私、これは非常に意義のあるお言葉だと思います。そこでその点からお尋ねするのですが、何か今のところの日本の青少年層の受ける感じというものは、いわゆる観測上の南極の問題でなく、従来よく言われておりますような探険的なものに失敗したというふうな感じで……

第28回国会 文教委員会 第16号(1958/04/04、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 関連して。今の平田さんの質問で、もう少し念を押しておきたいところがあるのです。  今多少でも養護教諭を、文部省の出した定数基準のワク外に、多く確保しているところがあるわけです。そういうところは減らすようなことはない、こういうふうに局長はおっしゃったのですが、ここのところをどういうふうに文部省は確約してくれるが、よく念を押しておきたいのです。私の心配するのは、かけ持ちでおやりになるとか、養護教諭の使命ということについて、文部省のお考えは、従来学校看護婦時代から養護教諭という形になってきた段階をまだ捨て切らないわけです。やはり学校保健法を出す精神というものは、普通の先生の仕事と、……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 文教委員会 第4号(1961/02/24、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 大臣がお忙しいようですから長く質問することはやりませんが、しかし今御発言になったことは非常に私にも重大に考えられますので、この機会に一言だけお伺いしておきます。  なるほど制度上あるいは所管というふうな問題では、権限もないあるいは責任もない、こういうことは言われるでしょうが、文部大臣が今この際それをおっしゃることは、私は大臣が文教行政をあずかるという点で非常に遺憾に感ずるわけでございまして、この点大臣にしっかり一つ考えていただきたいと思うのですが、一体この文化財保護委員会法というものを作る場合に、これはやはり文部大臣が提案をして作ったわけだと思います、提案したのはだれか知りま……

第38回国会 文教委員会 第6号(1961/03/10、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 関連して。この法案の中の趣旨というのは、私、現状を見ますときに、非常にこれはいい内容を持っておると思うのです。実際定時制に勉強しておる人たちの現状を見ますときに、こういうような形がとられることは非常にいいと思うのですが、この法案の作られ方がはたしてそういう実情に沿っておるのか、あるいは事業家の方の立場を考えてこういう立法措置をするのかというようなところが、今後これが運営されるについて非常に問題があると思かのです。おそらく大臣にそういう点を質問を申し上げても、事業家の要望にこたえたのだというようなことは言わないと思うのですが、これは非常にまじめな勤労青年の問題でございますので、……

第38回国会 文教委員会 第9号(1961/03/22、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 簡単にお伺いしますが、大学院の問題をどうお考えになっておるかお聞きしたいのですが、別に、この法案には新しく大学院の設置というようなことはないようですが、政令で定められる範囲の中で研究科というようなものを増設するような御意向があるのかどうか、お伺いいたします。
【次の発言】 非常に科学技術の振興という面で文部大臣初め当局が一生懸命になっておられるのですが、今のようなお話をお聞きしますと、非常に下級の技術者を養成するということには一生懸命であるけれども、ほんとうに国の科学技術を高度に高揚するというふうな点では、今の簡単な御答弁から伺って非常に私は遺憾だと思うのですが、この点につい……

第38回国会 文教委員会 第19号(1961/04/26、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 関連してちょっとお伺いいたしますが、今文部省の方でも逐次年次計画で、さっき大臣もおっしゃったように、各校に必置の状態を作るというお話しなんですが、これが完了するには一体、どれくらいの予定を持っておられるのですか。
【次の発言】 その十年というのは、先ほど来文部省の皆さんが言っておられるように、養成機関というものが困難であるからそうなのか、財政的な面で大蔵省説得がむずかしいからできないというのか、われわれが今までこの問題で当局のお話を承っておったのは、やりたいことはやりたいんだ、しかしやりたいということよりも、実際当事者が非常に要望しておる、その希望に沿いたいんだけれども、財政……

第38回国会 文教委員会 第20号(1961/05/10、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 この国会は、政府の方としては、一般社会の要請に応じて工業技術科を作るということに非常に終始されたような形なのですが、教員の不足というような問題、あるいは工業技術科の不足というような問題、そのことから関係して、この免許法も一部改正がなされるわけなのですが、特にお聞きしたい点は、大体最近の教育学部あるいは学芸学部というようなところを卒業する人たちが、必ずしも希望が達せられないような状態で、先生にもなれないような人も相当あるわけです。本年あたり、こういうところを出て、先生になろうとしてなれなかった人がどのくらいあるか、お聞きしたいのです。

第38回国会 文教委員会 第21号(1961/05/12、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 せっかく高等専門学校の設置ということがいいことであるという雰囲気の中に私のような質問をすることはいけないと思って実は遠慮したのですが、坂田委員から時間をなるべくかせぎたいということで質問せよという御命令ですから、せっかくの御趣意を無にしてはなりませんので質問したいと思います。と申しますのは、私も今竹下委員の御質問をお聞きしておりまして、これになお私としてもお聞きしたい点がたくさんございますので、その点をこれから質問して参りますからお答え願います。  まず第一番の社会の、要請という問題で質問が展開されたわけですが、お聞きしておりまして、竹下委員はきわめて簡単にこれを了解されたの……

第38回国会 文教委員会 第23号(1961/05/15、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 先日関連質問をする機会を与えられたのですが、非常に大事な質疑応答がありまして、それについて私も続けて質問したかったのですが、委員会の運営等の問題で中絶しておったので、それをきょうも引き続いてお伺いしたいと思うのです。  その前に私は、この法案提出に対しまして文部省の意見が一致しておらない、大事な法案提出の目標というものが明白になっておらないというような感が私自身はするわけなのですが、この際、この点を明白にして、内容についての御答弁を承りたいと思うのです。と申しますのは、この提案理由の説明を見ますというと、これは最も見解を明白にしたものだと思うのですが、「産業経済の著しい発展に……

第38回国会 文教委員会 第24号(1961/05/16、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 関連して、今農業のことと教育のことで話し合いができ、また農林省の方からも部長さんが来ておられて、非常にいい機会だと思いますので、質問いたします。  今大臣のおっしゃった農村にある潜在失業者ですね、これを工業関係に――大田のおっしゃることは私不適当だと思うのです。今潜在失業者である農村の人たちが、高等工業専門学校ができたから救われるということではなくて、まだ工業学校へも行くことが考えられないような状態なんです。それは財政的なものだけが問題でなくて、やはり農村に止まれた者は農村でもって何とか生きたいという希望が、私は一番強いと思うのです。従ってそれがすぐ、高等専門学校ができたから……

第38回国会 文教委員会 第25号(1961/05/17、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 三つほどお聞きしたいのですが、まず最初は、こういう法律を作りましても、要はその運営が満足にいかなければ、何ら従来と変わるところがない。一部の優秀な選手を養成することに終わってしまうわけなんです。いかに国民全体を、特に若い人たちがこぞって運動を愛好するというふうな方向に持っていくかということが問題だと思うのです。私はたまたまソ連へ参りましたときに、ソ連の最もはなやかな体育塾というのに出会ったのですが、各民族とか各市民とかいうような地方の団体が、まずそれぞれ体育祭を行なってきて、そしてソ連全体の体育祭をやったのに出会ったのです。それは単に早さを競うとか、優秀な技術を競うとかという……

第38回国会 文教委員会 第26号(1961/05/24、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 もう時間がありませんので、簡単にお尋ねいたしますが、これは今の大論争とはちょっと違いますが、しかしその大論争を聞くだけに、いよいよ教育行政がもっと根本的に一切のものを考えていかなければならぬということでは、ことに十分な関連を持つわけです。池田長官の声明書の中にもはっきりありますように、最近膨大な設備投資がなされる。私たちの伺うところでも、すでに池田内閣が十年後に予想したものを今現実に見るような状態である。従ってそれから考、えても、今論争しております三十六年度でいいだろう、あるいは三十七年度まで待てとかいうようなことも、これはことによるともう問題にならないような状態になるかもし……

第38回国会 文教委員会 第27号(1961/05/26、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 未加入の者が相当にあるということ。その理由として、厚生年金とか、あるいは健康保険組合というようなものに加入しておるために、未加入だったというお話ですが、あの当時、この法律が通り、まだそのほかに未加入の者があったと思うのですが、それはありませんか。
【次の発言】 理事者側が負担をしなければならないものがあるわけですが、その負担も当時の私立学校経営というものがなかなか困難だつた時代がありまして、理事者側の負担がないために、やむを得ず加入できないというような、そういう学校はなかったのですか。
【次の発言】 その時代からこれに引き継ぐ場合に、そのために漏れたというふうな人はないのです……

第38回国会 文教委員会 第28号(1961/05/31、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 私も関連して、そのことについてお尋ねをしたいのですが、これは文部省が提案をし、文部省が全体的には総括して管理するというふうな形になると思うのです。しかし、実際においてはあまり文部省には関係ないようなところで仕事をするわけですね。従って文部省の責任というのは非常に大きいけれども、それを果たすのにどうやっていくかということが非常にわれわれとしてはこの法案を通すのに疑義があるわけです。今いろいろお話を聞いておりまして、たとえばたばこの方で抽せん券を出しますね。これは一つの電気器具を売る会社で抽せん券を出すという場合に、これは地域的にはどういうふうに配分するのか。ある会社は東京のよう……

第38回国会 文教委員会 第29号(1961/06/02、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 先日はこの法案提出に対しまして一言次官から弁明をお聞きしたわけでございますが、なお大臣から直接お聞したい点もございますが、今の委員長のお話によりまして文部当局の御意向を聞いて参ろうと思います。  先ほどもお話がありましたように、高等学校に対して一般の関心というものは非常に高まっておりまして、就学率というものが非常に多くなって、義務制にしてもいいのじゃないかという状態まで私はきていると思うのです。それほど一般の要望というものは高まっておるのでありまして、従ってこの際、高等学校教育というものに対してはいろいろな点で検討していかなければならない段階だと思うのであります。法案の中にも……

第38回国会 文教委員会 第30号(1961/06/07、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 最初にお伺いいたしますのは、まだほんとうに学生の要求というものを満足するような状態でないわけでございますが、最も問題になるのは、回収状況というものが非常に問題になると思うのです。これを円滑にして大ぜいの学生に使わせるようにすることが大事だと思うのですが、われわれの伺うところでは、どうもこれがうまくいっておらないようなのです。この現状について文部省の方の調査の様子をお開かせ願いたいと思います。
【次の発言】 もちろん返還する人の経済事情ということも考えなければならぬわけでございますが、しかし一応その人たちはその育英資金によって勉強ができたわけでございますので、これから勉強する人……

第39回国会 文教委員会 第3号(1961/10/06、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 関連して。私は、今三木委員から、地方にこの問題を通していろいろ混乱が起きることを非常に心配して、これをどうするかというふうな御質問があったのですが、これに対して非常にきめつけた、他を顧みない、実態を無視したような大臣の御答弁を承って、非常に心外に思って質問をするわけなんですが、何か日教組が、中央の者だけが考えて一つの意向をきめて、これを地方の先生方に押しつけて、先生方は迷惑を感じながらその日教組の指令に従わなければならぬ。そこに起きる混乱というものは日教組の責任であって、文部行政の衝に当たる人たちの関知するところでないというような印象を受ける御答弁を受けたのですけれども、しか……

第39回国会 文教委員会 第5号(1961/10/13、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 今日の大臣との話し合いは、今野原君が言われたように、結論が出ておらない。もっと審議をしてほんとうに大臣の意思を聞きたいというようなお話で終わっておるのですが、ただ一つ、お話の中で、これだけは大臣としても考えてもらわなければならぬ点がある。ひいてはそれがあるいは大臣のものの考え方全般に及ぶような、私はおそれをなしておる点でございますが、あらゆるところに参りまして問題を生んでおるわけですけれども、それに対しまして大臣は、自分の考えというものに非常に自信を持っておられるようです。が、その自信が過剰になるとどうも問題を起こしやしないかと私おそれるのです。これはきわめて小さい問題で、一……

第39回国会 文教委員会 第6号(1961/10/18、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 今委員長の方から定数法の問題ついてというふうなお話がありましたが、定数法というものに固定せずに、いろいろな面からこの際質問をして参りたいと思います。  これは来年度予算等も考慮して御答弁願いたいと思うのですが、先月文部省の管理局の方が地方に出て、今後の学校施設の問題で文部省の構想というふうなものを述べておるのを聞いたのですが、資材が非常に高くなって、町村が建設に非常に困っておるというふうなことで、そういう点も考慮するとか、つまりこれは単価をもっと上げてやるとか、それから地方でも建築についての理解というものが高まって参りまして、木造建築よりも鉄筋が今後は建っていくというような傾……

第39回国会 文教委員会 第10号(1961/10/27、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 実は、きのう済みました問題の学力テストのことで質問したいと思っておったのですが、だいぶ時間が進みましたから、それはやめたいと思います。文部次官の重大な発言もございますし、新聞等では、いろいろ学力テストをやるのが、一〇〇%これに応じたかどうかが問題であるかのような調査局長あたりの言もございましたし、いろいろお聞きしたいところがあるのですが、そのことは、時間がございませんので、いずれまた機会を見て御質問します。  今の山中委員の質問に関連しまして、確かにこういう問題がたくさんあると思うのです。ところが政府は、大臣もこれは同じように責任を持っておられるわけですが、所得倍増ということ……

第40回国会 文教委員会 第4号(1962/02/14、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 大体いいと思うのですが、この二分の一を支給すると同時に――高等学校の生徒の中にも相当貧困な家庭があるのです。そういうものには、また貧困な家庭として救済する修学旅行の費用というものが出るのですか。そういう特別なものについては、もうこれ以上出ないのですか。
【次の発言】 それは高等学校の生徒にも適用されるわけですか。
【次の発言】 盲ろうの高等部というのは、大体小中学校でこれを学習したのでは一人前の生活を維持するような状態にならないわけなんです。だから貧困の家庭といえども、普通の中小学校の子供が高等学校に行くのと違って、どうしても高等部まで履修しなければ、生活の道が得られないわけ……

第40回国会 文教委員会 第6号(1962/02/21、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 面会合同委員会の形で若手県の問題でおいでを願ったのですが、非常に時間が少なかったのできょうに私の分だけ延びているわけです。私は主としてきょうおいでになっている警備局長それから刑事局長にお伺いをするのですが、この問題と関連をするかどうかわからぬが、たまたまこの学力テスト問題で岩手県が混乱をしておる中で、校長さんが二人自殺をしておる。それから富士屋印刷所の営業部長豊田寛という人がなくなっております。このことにつきましても私も現地に参りまして、警察からも検察庁からも御報告を願ったのですが、もう少し責任のある方たちから内容をお聞きして、この問題がはたして関係ないものか、関係あるものか……

第40回国会 文教委員会 第9号(1962/03/02、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 私も続いてお伺いすることがあったのですが。それはやめまして、ちょっと今の次官の御発言、実感云々の問題ですが、それは言葉の問題ではないのですよ。やはりこの際宮城県の問題を出されて、山梨県云々ということがありました。山梨県も一つお話を申し上げて実感を少し高めていただきたいと思います。実感とかなんとかということでなくて、行政責任者の大きな責任問題なんですからね。と申しますのは、今局長の方から暫定一級ですか、これがここでもって打ち切られないというお話があったそうですね。私の県あたりは、こういう今措置をしているのですよ、僻地はもうみんなで先生方が責任をもって僻地を守るというふうな、そう……

第40回国会 文教委員会 第10号(1962/03/07、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 最初に文化財の問題についてお尋ねいたします。  去年の十一月この文教教委員会は、民族の心のふるさととも称すべき奈良方面の文化財が最近危機に瀕しておるというようなことから、国政調査という名前で、委員長を中心としてわれわれも出向いたわけですが、確かにこのまま放置しておくことのできないような状態もあるし、埋蔵文化財を今まで割合軽視しておったのをこの際考え直さなければならぬのじゃないかというような幾つかの問題に最近出会ったわけでございます。さらに、現地の奈良市の貧困な状態、それから奈良県自体産業開発をしていこうという意向その他と関連して、この問題は国としても相当検討しなければならぬの……

第40回国会 文教委員会 第12号(1962/03/12、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 大臣も申されておるようにこの法案は確かに画期的な、文教行政の中で重大視すべき法案だと考えておるわけですが、政府で出されたこの法案について御質問申し上げるのですが、前に昭和二十六年に一応これと同じような形のものがとられたわけでございますので、これに対しまして政府としては研究しあるいは検討されておると思います。この点を少しお聞きして参りたいと思うのですが、まず第一番に、昭和二十六年の教科書無償の法律が出されたその趣旨を政府側としてはどういうふうになっておるかどうかお聞きいたします。
【次の発言】 そのときの趣旨は、義務教育は無償でなければならない、その原則にのっとってかかる行為を……

第40回国会 文教委員会 第13号(1962/03/14、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 前の委員会で、昭和二十六年、二十七年に実施されました教科書給与のことを少し丁寧に聞いたのですが、これは今回の無償法案の出し方が、一つの宣言をして、これに必要な法律はさらにこの後検討する、それについては調査会を設けるのだ、こういうような法律の出し方でありますので、私は、政府がこれだけ教科書無償の態度をとるに至ったならば、かつてどういう形であれ、無償の態勢というものは一応はとったわけであります。従って文部省には、これに対する相当な検討というものも用意されておるはずなんで、従って今さら他官庁の行政官も頼んで調査会を設け、その中から無償の態勢というものを作るということは文部省としては……

第40回国会 文教委員会 第14号(1962/03/16、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 前回の委員会のときに大事なところで休憩になりましたのでまことに残念でございましたが、そのところが引き続いてお尋ねして参ります。  発行会社のあり方について調査会に文部省としては諮問をするというようなお話から、どういうような御意向でなされるか、こういうふうにお聞きしたところ、新しく発行会社として出発するものには認可制を、許可制をとっていきたい、こういうふうなお話でしたが、非常にこれは問題のある点だと考えますので、これについて事前に文部省に十分御考慮を願いたい、とこう私は思うわけです。その中でも新しく発行会社を作る場合には許可制をとって既得権は認めるという形のようでございますが、……

第40回国会 文教委員会 第15号(1962/03/19、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 お忙しい参考人の方々にきょうおいで願ったことを心から感謝申し上げるものでございますが、ここに至りました経緯というようなものを私個人的な考えで申し上げて、それを御了察の上でいろいろと御答弁いただきたいと思うのです。  先ほども中村委員の方からお話がありましたように、また文化財保護委員会の事務局長からお話がありましたように、最近奈良の文化財に対しましていろいろな問題が聞かされましたので、特にこの問題で熱心な櫻内委員長が中心になりまして、昨年奈良方面を視察したのでございますが、そのときにたくさんな問題に出合いまして、もっと根本的に文化財対策を考えなければいけないというような反省がお……

第40回国会 文教委員会 第16号(1962/03/22、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 この教科書無償の法案が出されましたときに、われわれがまず政府に指摘したことは、非常に大事な法案であるけれども、法案の内容からして、政府の意見というものがほんとうに調整されておらないということを指摘して、以来今日まで政府のこの法案に対する態度、あるいはこれに対するところの考え方というふうなものを検討して参ってきたわけでございますが、やはり内容の不統一というふうな点、教科書の重大な問題であるというふうな点が、まだほんとうに検討されておらないというふうなことを、私たちは今また指摘しなければならぬわけでございまして、もし、この教科書行政というものが誤るならば、単なる教科書だけの問題で……

第40回国会 文教委員会 第19号(1962/04/13、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 関連して。先ほど来お話を聞いておりますと、いろいろ問題が出てきておりますが、これをお尋ねしておりますと、せっかくおいでを願った山田社長さんにお尋ねする機会もございませんので、山田さんにお尋ねして参りますが、先ほど来検察当局の言葉をかりていえば、業者は非常に悪らつだ、しかも執拗だ、この言葉はまことにあなたにとっては聞きずらい言葉だと思うのです。それから公取の方のお話を聞いておりましても、事件が事件だから非常に長引くのはやむを得ない、こういうふうに説明しておりますけれども、私たちの知るところでは、もう手をやいて教科書業者の問題はどうすることもできないんだ、私はそれがほんとうの心境……

第40回国会 文教委員会 第20号(1962/04/18、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 これはいよいよ重大問題で、質問を申し上げて問題解決に当たりたいというような希望を持っておったのですが、もう二時ですからきょうはやめますが、今三木さんが言われたように、また機会を持ちまして、さらに責任者に来てもらって問題の追及を深めていってもらいたいと思うのです。それについて一言申し上げたいのです。文部省の態度は、何とか質問を避ければよいというようなことでいるように思うのですが、もっと根本的にこの問題を解決する方策というものを立てなければいけないと思うのです。今課長さんの御答弁なんか聞いておりますと、この教科書の汚職問題が教育にどういうふうな影響を及ぼすかという点を十分に考えて……

第40回国会 文教委員会 第23号(1962/05/07、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 時間がございませんので、ほんとうに重要な問題を一、二大臣にお伺いしておきたいと思います。  それはきょうの新聞を見ますと、道徳教育について教科書をお出しになるというふうなことが出ておったのですが、教科書を出すということについてまたいろいろ問題も考えられるわけです。それに関連して何か日教組の云々というようなことで、文部省が出しておる指導要領にも従わずに教師が勝手な道徳教育をやっておる、これはけしからぬから教科書を出すのだ、そんな言葉が見えたのですが、これは真実はどうかわかりませんが、とかく大臣がすぐ日教組というふうなものに関連してこういうふうなことをするんだ、こういう意図を出さ……

第41回国会 文教委員会 第4号(1962/08/29、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 まず初中局長にお伺いいたしますが、先ほど進学率の問題でいろいろ県の名前も出て参りましたが、進学率の非常にいい県は教育に熱心だというふうな話し合いがあったわけですが、ほかに何か初中局長として見方をしておられやしないかと思うのですが、お考えをまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 大体大臣も言われましたように、高校の急増対策というものはすべて制度論で片づけられておる、だから文部省としてもさまざまな要求をしたけれども、これが貫徹できなかったというふうなお話があり、現にそういう形になっているわけですが、もっと制度論以外のもので問題を解決しなければならないので、文部省がもっと高校の……

第41回国会 文教委員会 第5号(1962/08/31、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 この国会は、たまたま政府の予算編成の時期でありますので、他にも重要な問題はございますが、われわれとしては来年度の予算を要求するについて、政府にいろいろと申し入れをしたい、こう思っておったんですが、国会も終わることになるし、しかもきょうの新聞を見ますと、文部省の重点施策きまるという見出しで、要求する予算の内容等が出ているわけですが、できるだけこの際われわれの意向というものを文部省としても聞いてもらいたく、実はきょう申し上げようと思ったのですが、大臣もお留守のようでございますが、そういう意味で二、三、特に一般の人たちが希望する問題を申し上げたいと思います。  まず最初に、文化財の……

第43回国会 文教委員会 第3号(1963/02/13、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 大臣がまた予算委員会の方に呼ばれるということでございますので、その呼ばれるまで主として教科書の無償問題でお尋ねしたいと思うのです。  この無償問題は、政府もだいぶ張り切って前々国会に提案をされ、その後仕事も進んでおるようでございますが、答申も出たようでございまして、この際どういうような計画で進められるのか、それをまずお聞きしたいと思うのです。あのときにもやはり問題にしました、なるべく早い時期に中小一斉にしてもらいたいというふうな一般の希望がありますが、これはどういうふうに進められるのか。それからこれの費用の支弁でございますが、新聞等では、国が購入して市町村に渡して、それから校……

第43回国会 文教委員会 第4号(1963/02/22、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 予定された質問者もあるししますから、関連したものをたくさん申し上げたいのですが、一問だけ初中局長にお尋ねいたします。  さっき高校入学の問題で自殺をしたというお話があったのです。それに対して文部省ではこれを調査しない、こういうお話があったのですが、調査しないことが建前になっているのですか、調査する必要のない問題だというお考えでおっしゃったのですか。
【次の発言】 私、何かそういうことについては調査しないというような印象を受けたので、文部省の態度をお聞きしたのですが、この具体的な問題として今山中さんが言われました川崎市の問題が週刊誌にこんなに大きく取り上げられているのですが、こ……

第43回国会 文教委員会 第6号(1963/02/27、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 今給食の問題で、次官の熱意の表明を聞きながら、話がだいぶ進行しているわけですが、今お話になっているような問題につきましても、この前の委員会あたりで大臣が、やはりアメリカの余り物で、かすみたいな物だと言っております。政府が非常に自信を持って給食をやるというのに、まことにふさわしくない発言があり、また今次官からもまことにこれは不十分な物であるというような言明があったのですが、こういう点につきましても今後この委員会で相当考えていかなければならぬ問題だと思います。  それからこれを支給する場合に、現場の問題あるいは学校給食会の問題というふうに相当研究をしていかなければならぬ問題だと思……

第43回国会 文教委員会 第8号(1963/03/06、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 今主として、国立大学の施設、設備についての計画というふうなものを中心に山中さんから質問があったわけです。私はそこで、もっと内容の面で今のような計画的なものがあるかどうか。ということは、最近科学技術の要望から自然科学の面が非常に重視されて、それが極端な言葉を使えば思いつきのように毎年々々ふやされていく、しかし、人文科学あるいは社会科学というふうな面については考慮されておらないというふうな印象も受けるわけですが、こういう点について当局の計画あるいはお考えをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 それはおかしいと思うのです。片一方は社会的な要請、需要というものがあるからそれには力を……

第43回国会 文教委員会 第11号(1963/03/15、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 時間がありませんからこれまた一つあとでゆっくりお聞きしようと思うのですが、やはり地方の教育に対する問題とすれば施設の問題が一番大きな問題だと思うのです。ところが今回は給食とかあるいは教科書の問題、非常な金が教育財政の中から出たというようなことで、国会そのものが施設の問題を軽視した感があるのですが、やはりこれはもっと重大な問題として取り上げて政府の意向も聞き、これからこの問題をもっと充実するように考えていただかなければならぬと思うのですが、今問題になった点だけでも、私はこの際相当資料等も文部省の方で用意をしてもらって、一つ勉強の参考にさしてもらいたいと思うのです。と申しますのは……

第43回国会 文教委員会 第12号(1963/03/20、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 これは学校給食が整備の緒につくために非常に意義のある法案でございますので、この際十分審議をして、将来の充実を期するために委員会は努力をすべきだと思うのでございますが、諸般の事情がありまして、急速に法案を可決することを迫られておりますので、きわめて簡単でありますが、私の最も大事だと思う点を二、三申し上げまして政府の所信をお聞きしたいと思うわけでございます。  まず第一番に、私はパンフレットを見たのでございますが、この中にこういうことが書いてあります。「この予算の実現には当の文部省はもとより給食関係者も正直のところ意表をつかれたといってもよく、」云々と書いてあるわけですが、という……

第43回国会 文教委員会 第16号(1963/05/22、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 ただいまの論議の中で、非常に重大な問題でございますが、まことに要領を得ないので、私はここでひとつ文部省の見解を統一していただきたいと思うのです。大臣に対しまして教科書観というものをいま村山さんが尋ねられたのですが、やはりこの教科書観、教育観がしっかりしておらなければできてこないわけです。しかもこの教育観が明白になっておらなければ、教科書制度がどういうふうにつくられようとも意味のないものになるわけでございまして、教科書は教材にすぎないのかあるいは教科書を教えるというのか、こういう簡単な問題ではっきり教科書観というものは表明できると思うのですが、どうも大臣のは非常に回りくどくて、……

第43回国会 文教委員会 第18号(1963/05/29、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 これは、前の委員会で村山委員のほうから質問をいたしまして、文部省のほうでも調査をいたしますということになっておった例の王子中学の問題でございますが、いわゆる人権侵害の疑いがあるという問題についてでございますが、たまたまおとといの新聞を見ますと、東京法務局のほうから都の教育委員長、それから当該学校の校長に対しまして、憲法違反である、こういうきつい題目で、今後差別をしないよう万全の措置をとれというきつい勧告があったわけなんです。法務局のほうとしてはこういう態度をとっておりますが、文部省は、その後調査をし、これに対してどういう見解を持っておるか、この点をお聞きしたいと思うのです。

第43回国会 文教委員会 第20号(1963/06/03、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 私もお聞きする重点は同じようなところになるわけです。の問題は検定制度というものを常に生かすように、これがこわされることを防ぐように努力していかなければならぬという考えでおるわけでございまして、これは教科書を発行する人も、あるいはこれの採択に当たる教育委員会も、常にこのことを念頭に置いていかなければならない使命を持っておると思うのでございまして、各参考人からこの点につきましてお伺いをする予定でございますが、特に教育長さんという立場で鈴木さんには、この点でゆっくり御意見を承りたく思ったのですが、時間がございませんので、まことに失礼な言い分でございますが、私のほうから要点を申し上げ……

第43回国会 文教委員会 第22号(1963/06/07、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 これは文部省あるいはわれわれという立場でどうのこうのと言うことではなくて、法律上の問題であるし、実際国が負担すべきものである以上は、あくまでも国がめんどうを見て、なるべく地方財政に迷惑をかげないようにする。実際問題として、この両者から正しいものを見つけることがお互いの話し合いだと思うわけです。文部省としましても、むりに地方財政に経費を負担させるというふうなことを考えずに、できるならばできるだけ国の財政でもってまかなうように心配することが、私は文部省としての配慮だと思うわけです。先日からの話し合いの中では、なるべくそういう経費は除こう、あるいは法律上の手落ちを何とか文部省側に有……

第43回国会 文教委員会 第23号(1963/06/10、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 関連して。この段階になっていまのような御意見を承ることは非常に残念です。問題が非常にたくさん出てきたわけです。  まず第一番に初中局長にお伺いしますが、いま法制局のお話を聞けば、指定とか罰則とかいう問題はなぜつけたか。これは法制局も非常に判断に苦しんだけれども、国が責任を持って無償で給与するという大きな責任を遂行するためには、そういう規定を設けて完全を期さなければならぬということを聞いたから、いまのその指定、罰則の問題で了承したという話ですが、あなたのおとといの私の質問に対する答えというものから考えると、これは非常に矛盾をした話になるわけです。というのは、契約を不履行する、返……

第43回国会 文教委員会 第24号(1963/06/12、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 それは調査した――調査というか、都の教育委員会や区の教育委員会が調査をした。それを文部省が受け取ってきてそこで発表されただけのことなんですが、文部省のそれに対する見解というふうなものは何ら表明されないのですか、あるいは文部省が都の教育委員会あるいは区の教育委員会に対して指導する何かがあったですか、それはないのですか。
【次の発言】 大体御説明で文部省のこの問題に対する見解というふうなものがわかるわけなんですが、なおこれに対する見解があれば、いわゆる指導とか何とかいうことでなくて、この問題に対する見解というものがあれば、この際御発表願いたいと思うのです。


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 文教委員会 第7号(1967/05/17、31期、日本社会党)

○小林委員 その問題についていろいろとお聞きしたいことがあるのですが、いまお話を聞いておりまして、非常に重大な問題で、あらゆるところでこの問題についてはいろいろ検討はなされているわけなんですが、いまの長谷川委員とのお話し合いの中で、私は一つの結論が見えたような気がするのです。というのは、日教組の倫理綱領というものは、これはどういう形であろうとも問題ないので、そういうことを教師自体が持つことは、これは文部大臣としてどうこう言っているわけじゃないのだ、それが教育の場でそういうものを生徒に押しつけるということに大臣は非常に問題を感じておる。したがって、そこから日教組の諸君と交渉を持つとか会うとかとい……

第55回国会 文教委員会 第8号(1967/05/19、31期、日本社会党)

○小林委員 お二人のお話を承りまして、こういう学問の必要と、そしてこれを完成するための問題点というようなものが私たちにもわかったわけです。  お二人の先生に御意見を承りたい点は、まず最初に関口先生のほうにお伺いするのですが、高い次元のデザイナーの養成である、人間像としてはたくさんな技術を高い程度で総合する人間である、そして技術と芸術の中間で、しかもそれを応用する、こういうように要約をされたお話を承ったのです。これは、私の質問することは非常に幼稚な質問になるかもしれませんが、そのことばから受け取るとすると、いわゆる芸大等で専門的に芸術を専攻する程度でなくとも、芸術の面はいいんだ、技術の面も工業大……

第55回国会 文教委員会 第13号(1967/06/07、31期、日本社会党)

○小林委員 時間がありませんから要点だけお聞きしたいのですが、まず唐川先生にお伺いいたします。  この法案が出された意図を考えますと、大体ピークが過ぎた、ピークのために確保した先生というものがある、そうすると、生徒数が減るということと先生を確保した問題とで、自然に一学級の生徒数を少なくしていくことができるのではないかというきわめて消極的な学級編制なり、あるいは先生の定数を確保するというふうなようにも受け取れるわけです。そこで、最近の進学率の問題ですが、三十六年のときに全国的な調査を文部省から出してもらったときには、広島県あたりは瀬戸内海沿岸の工業地帯を持っておる関係で、中学校からすぐ就職するこ……

第55回国会 文教委員会 第16号(1967/06/23、31期、日本社会党)

○小林委員 実は、私は前から行政全般についての御質問を申し上げようとお願いをしておったんですが、いろな都合でその機会が得られず今日になったわけですが、その一つが、特にいま政府が提案をしてまいりましたこの学術振興会法にも関係を持っておりますので、その問題からいろいろお聞きをしていきたいと思っております。したがって、継続したような形でもって御答弁を願いたいと思うのです。  第一番に、この法案の提案理由の説明を拝見いたしますと――いま大臣は、非常に重大な問題であってこの経緯については非常に努力もした、したがってその点も理解し、慎重に検討してもらいたいというふうなお話があったのですが、しかし、ここに書……

第55回国会 文教委員会 第17号(1967/06/28、31期、日本社会党)

○小林委員 国有財産第二課長に来ていただいておりますが、私も一時からということで御無理を願っておったわけでありますが、道路公団の一時のほうにお譲りいたしまして、長谷川委員のほうから質問をしていただいたわけですが、お約束ですから時間を繰り合わせていただきまして、これから私のほうから御質問を申し上げます。  私がきょう文化財の問題でお尋ねしようとする目的は、日本の文化財というものは非常に保護しにくい。そういう中で平城宮趾のように、非常に重大な問題でありましたが、文化財保護委員会を中心として、関係する学者とかあるいは一般世論、こういうふうなものが強く盛り上がって、最近ともすれば経済成長政策の中で道路……

第55回国会 文教委員会 第19号(1967/07/05、31期、日本社会党)

○小林委員 時間がございませんので率直に御質問を申し上げますが、いま提案されておりますこの学術振興会法の目的と、それから日本学術会議法の目的というものと比べますと、多少表現のしかたは違っておりますが、内容においては同じような性格を持っておる、こう私は考えるわけです。そういうものがいまここに出てまいりますということは、もちろんいまの時代の要求というようなものも、相当に政府は考えて出したとも考えられます。しかし、日本学術会議というものが同じ性格であるにもかかわらずこれを出すということは、そうした時代の要求が切火であるということかもしれませんが、一面日本学術会議を無視する――無視すると言っては失礼か……

第55回国会 文教委員会 第23号(1967/07/20、31期、日本社会党)

○小林委員 たくさん質問をする必要ないと私は認めまして、一言だけ御質問申し上げます。  この法案は、国家公務員等の災害補償制度の改正にならって公立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の待遇を改善するという趣旨でありますが、この人たちの基礎額というものが非常に低いことは御承知だと思います。したがって、国家公務員並みに改善をしたといいましても、私はたいしたことないと思います。しかも学校教育の中で、この人たちにいま要望されておるものは非常に大きいと思います。これに対して、この法案を提出されております政府当局はどういうふうな御心境でおられるか、それを明確にしていただけばけっこうであります。

第56回国会 文教委員会 第3号(1967/10/11、31期、日本社会党)

○小林委員 いまの長谷川委員の問題について関連をして二、三私から申し上げたいようなことを申し上げるのですが、私は、実はこの八日の八時ごろという問題については、アメリカのロスアンゼルスにいたのです。いま私は時計をそのままにしてきましたが、ロスアンゼルスの時間でいえば、ちょうどこちらの朝の八時ごろは向こうの午後三時ごろだと思います。私は別にロスアンゼルスで日本人に会おうと思っていなかったのですが、私の県の人たちが、領事館の発表があそこの地域の邦字新聞に出たためにわざわざ出迎えてくれまして、その人たちと実は懇談しておったのです。それは夜でした。したがって事件があってから三時間か四時間後ですが、小林さ……

第56回国会 文教委員会 第5号(1967/11/10、31期、日本社会党)

○小林委員 いま学校給食の問題で長谷川委員のほうからお話がありましたが、私は別にそれに触れる予定ではなかったのですが、一言、文部省なり大蔵省にものを申したい。別に質問はいたしませんから、聞いてだけいただければけっこうです。もっと積極的になってほしいというところは、いま脱脂粉乳の問題にしましても、おそらくこれは学校給食法の中に、施設は補助するけれども、まだ給食そのものには補助するという制度ができていないと思うのです。そういう基本的なものを検討して、前向きの学校給食をしてほしいということを私は申し上げたいのです。  と申しますのは、先日アメリカへ行って学校給食の実態を見る機会があったのですが、実際……

第57回国会 文教委員会 第2号(1967/12/22、31期、日本社会党)

○小林委員 時間がありませんし、いろいろ大臣からお聞きしたいことがたくさんあるのですが、やはり差し迫った問題で、いままで委員会として来年度予算編成についてお伺いする機会がなかった問題をお聞きするのですが、一つは大臣御承知のように、ことしはだいぶ医学校の生徒がストライキ等いたしまして、インターン制度の問題あるいは医局の制度の問題、これが非常に論議されたわけです。厚生省のほうでも何かこれに対しては対策を考えておられるようですが、文部省としては、この問題は慎重に考えなければならぬ問題だと思いますが、大臣就任早々で、そのことについてはあるいは御存じないかもしれませんが、もしありましたら、これに対して文……

第58回国会 文教委員会 第2号(1968/03/06、31期、日本社会党)

○小林委員 ちょっと質問しますが、この文化財の予算というものはやはり文部省がひっくるめて発表するものですか。文化財なら文化財の委員会として出すんじゃないのですか。
【次の発言】 了解いたしました。

第58回国会 文教委員会 第6号(1968/03/28、31期、日本社会党)

○小林委員 これは私は委員長に提案をする。それほどやはり大きな問題だと思うのですよ。文部省は、去年私が剱木文部大臣に文部広報の問題を取り上げて質問したことがあるのです。御存じですか。こういうふうにすべてを曲解するような文部省は、われわれのまじめなことばも受けないのだな。だから、こういう常に過失をおかすのだ、過失じゃない、これがあるいは文部省の態度であるかもしらぬ。文部広報に、全国の教育委員、教育委員長、教育長、これらを集めて文部大臣が何か訓話をやったわけです。それがずっと出ておる。その出ておることが、それは文部省としては集めた人たちを対象にするからこれは目的かと思うけれども、見る人はさまざまあ……

第58回国会 文教委員会 第9号(1968/04/12、31期、日本社会党)

○小林委員 大臣お急ぎのようでございますので簡単に申し上げますが、これは昨日からきょうにかけて、テレビ、新聞等できわめて大きく取り扱われておる問題でありますが、どの行政機関にあってもならないことなんですが、特に文部行政にあってはならない重大な問題であります。学校給食会に不正の問題が起きておりますが、これについて、われわれはこの際、文部大臣から、その真相がおわかりであれば、この委員会を通して国民にお知らせ願いたい。
【次の発言】 まことに残念なことでございまして、おそらくきょう給食は全国に行なわれており、それに携わる方たち、また給食を受ける生徒、児童、こういう人たち、また父兄も、おそらくきょうの……

第58回国会 文教委員会 第12号(1968/04/24、31期、日本社会党)

○小林委員 前回、この問題が世間に知れたときに、私は大臣にこの問題についてお伺いをしたわけですが、早急のことであってまだ調査中というふうなお話がございましたので、適切な調査と御処置をお願いした。問題は単に一給食会だけの問題でなく、一般父兄あるいは給食を受ける児童生徒にも問題が及ぶことであるからということで、一応大臣の御意向を承りながらお願いをしておったわけでありますが、この給食会の仕事を見ますと、単に保管料だけの問題ではなく、輸入する価格の決定の問題、あるいは不適格品が出てくる場合の問題、あるいはいままでもそういう問題がたくさんありましたが横流しの問題、こういうふうにこの給食脱脂粉乳をめぐりま……

第58回国会 文教委員会 第14号(1968/04/27、31期、日本社会党)

○小林委員 関連。いま大ぜいの質問をする人たちの問題点になっておるのは、いろいろ御説明願うのですが、おそらく了解できない状態だと思うんですよ。皆さんにも、ほんとうにわれわれを了解させる自信がないんじゃないかと思う。何かそこでもって逃げる道は、当分の間ということばなんですね。ある人は当分の措置あるいは暫定的であるから、あるいは今後検討するから、これは非常にこの不明確な点を逃げることばとしては、まことに適当なんですよ。しかし、この当分の間というのは、一体どこまでどういうふうに了解していいか。私は、当分の間を大体どれくらいの期間にお考えになって文部省と労働省、文部省と人事院、お話しになっているか、ひ……

第58回国会 文教委員会 第17号(1968/05/10、31期、日本社会党)

○小林委員 委員長、ただいま与党のほうからわれわれの質問時間の計測の発表があったのですが、もしああいうことを論拠とするならば、非常にこれは重大な問題だから、委員部にストップウォッチを用意させてください。どんぶり勘定じゃいけないので、やはり積算基礎をしっかりしてもらわなければならない。それは失礼な場合がありますよ。さっきのように政府側の答弁がちゅうちょするような時間もこっちのほうに入れられたらたいへんなんだ。重大な発言も控えなければならぬようなことになる。あれは一つの発言を押えることにもなるわけだから、もしこれから計測するならば、ストップウォッチを使っていただきたい。これほど重大な法案を取り扱っ……

第59回国会 災害対策特別委員会 第4号(1968/09/19、31期、日本社会党)

○小林委員 前の質問者がだいぶ時間のないところを遠慮して私に時間をさいていだだきましたので、ごくわずかでございますが、お願いをしたいと思います。  実は山梨県の果樹地帯の農民が今回非常に被害を受けまして困っておるのですが、その問題についていろいろ御質問申し上げたい、あるいは農林省の対策をお聞きしたいと思っておったのですが、特に大臣がおいででございますので、その中の、これは困難だと思うのですが、農民の切実な要望がございますので、一つお聞きしたいのですが、それはブドウを栽培している人たちが、今回は台風、それからひょう害にもあいましたし、また集中豪雨等を受けまして、ブドウ地帯というのは非常に悲惨な状……

第59回国会 文教委員会 第4号(1968/09/04、31期、日本社会党)

○小林委員 たいへんにおそくなって申しわけないのですが、唐橋委員が大学の問題でいろいろとお尋ねをしたわけでありますが、一つだけ私、この際非常に重大だと思ってお聞きするのですが、大臣のお話を聞いておると、意外にも、新聞等では、やっぱり大臣が最後には強硬な指令を下すのではないかという印象を持つような記事も見たことがあるのですが、先ほどの御意見では非常に慎重を期しておられる。そして非常に混乱をして、どうなるかというふうに世間が心配しておるのですが、しかし大臣には、何かそこに見通しがあるようなものもうかがえたわけでありますが、しかしまた一面、大臣がよく理由はどうであっても暴力は云々、こういうことばを使……

第59回国会 文教委員会 第5号(1968/10/04、31期、日本社会党)

○小林委員 大学の問題についてお伺いしたいのですが、その前に、先ほど大臣も一つの決意を表明され、また委員会全体がその会議に臨む大臣に期待をしていたわけです。その会議を終えてこられて何か希望があったかどうかお伺いしたいのですが、いかがですか。
【次の発言】 先ほど同僚委員からこの問題についてはかなり心配しておる気持ちでもってお願いをしておるわけなのであります。一そうの御検討をお願いしたいと思います。  大学の問題について二、三お伺いしたいのは、きょう偶然昼めしを食いながら新聞を見ましたら、一つの新聞に三面記事にもあるいは論説の面にもまた経済欄にも、当面しておる大学問題についてかなり緊迫した問題が……

第60回国会 文教委員会 第2号(1968/12/19、31期、日本社会党)

○小林委員 高等学校が必ずしも大学に進学をする機関であると私ども考えておりません。高等学校そのものが人間形成の場である、私どもそう考えておるし、先生のお話を聞いてそういう点を十分うかがえるわけなんですが、しかし、何といっても大学に進学しようとする者が大部分である以上、そういう生徒をかかえております高等学校の皆さんは、この問題についていろいろな角度から検討され、また憂慮されておられるわけでありまして、先生方のその御真意というものを私ども心から尊重するわけであります。  時間がございませんので、十分先生からも御意見を承りたいのですが、一つだけ私、こういう意見を申し上げて先生のお考えを聞きたいのです……

第61回国会 文教委員会 第5号(1969/02/28、31期、日本社会党)

○小林委員 警察庁の警備局長がたいへんお忙しいようでございますから、最初お伺いいたします。  今回のこの予算の中に警察官の増員の問題が出されておりますが、その増員をする根拠というのが、学生問題を考えておるからだというふうに私ども聞いておりますが、そのとおりですか、お伺いいたします。
【次の発言】 学生問題が非常に関心を持たれておるときでありますので、学生問題がかかる状態であるからということが増員をするのに最も都合がいいと私ども想定をいたしております。とにかく学生問題については、これは警察庁だけでなく、一般もそういう考えを持つだろうというような考えもあるわけです。いまおっしゃられた先行きの問題で……

第61回国会 文教委員会 第9号(1969/04/02、31期、日本社会党)

○小林委員 委員長、私は最初は一問だけという腹でおったのですが、だんだん審議を聞いておりますと、あれもこれも聞きたいという問題がたくさん出てきたわけなんですが、しかし、約束を守れというどこかから強い要望がございまして……。しかし、一つの法案が通るのですからなるべく審議を尽くしたいという気持ちでおりますが、もうすでに定足数もなく、まことに審議をするには私自身もの足りないものがあるわけなんです。委員長きょうは代理でございますが、かかる状態で審議をしない委員会の本質的なものを確立していただきたいと思うのですが、しかし、われわれは法案審議に誠意を持っておりますために、あえてきょうの状態をがまんをして審……

第61回国会 文教委員会 第11号(1969/04/11、31期、日本社会党)

○小林委員 関連。いまの大臣のおっしゃったことは、かつてすでにそういうことがあったということで通達を出しておることを先ほどもお伺いしたわけです。それが多少内容は深まったにしても、さらに通達をして云々というようなことで終わったのでは、やはりこの問題は解決しないと思う。そこで、問題をもう少し深めて――この問題はこの委員会としても責任ですからね。だから、会計検査のほうでそういうものを、いまのお話しによれば、摘出することがなかなか困難だ、しかし、そういう疑惑、疑問というものはたくさんに上がっておるという場合、会計検査として、あなた方のその職責として、それをどういうふうに処理するかということをもう少し明……

第61回国会 文教委員会 第20号(1969/06/04、31期、日本社会党)

○小林委員 最初に、いま唐橋さんとの応答の中で私非常に問題に思ったことがあるのです。というのは仲介業務法の問題ですね。あなたはこの法案が審議をされた後に業務法を考えたいというお話でありましたね。私の考えるところでは、唐橋さんの質問も、元来これは密接不離なもの、だから一つの著作権法が改正になるならば、同時にこのほうもそれに応じて――答申案の中にはその必要がないというようなことが書いてあるけれども、たとえば日本音楽著作権協会、これなんかの問題は、音楽の関係ではこの協会が全部その衝に当たって、いわゆる著作権を持っているような形ですね。そういう具体的な問題を考えれば当然並行して法律改正がなされなければ……

第61回国会 文教委員会 第21号(1969/06/06、31期、日本社会党)

○小林委員 前の委員会でいろいろ私の基本的な問題として考えておる点をお伺いしたのですが、残念ながら長官がおいでにならなかったので、多少残念なところがございましたが、きょうはおいでになっておりますから、長官から二、三お伺いをしたいと思うのです。  相当長期間法案を整備するために御苦労なさって、一般の関心も相当寄せられてきたと思うのですが、なおまだこれに該当する人たちからいろいろな異議がこの法案に対して出ておりますが、いま政府が出しておりますこの法案について、長官は、大体そういうような意向というものも整理して、長官としてはこの法案が完ぺきなものである、こういうふうにお考えになっておられるかどうか。……

第61回国会 文教委員会 第23号(1969/06/13、31期、日本社会党)

○小林委員 私は、まず委員長に申し上げたいのですが、この委員会は、いまのような問題が非常にあとからあとから出てまいりまして、しかも国民全体が非常に心配をしておるわけですが、残念ながら、いままで法案審議を重点にしてまいりましたので、こういういわゆる国政一般の問題について審議する時間がわりあい少なかったわけですけれども、先日も与党の皆さんと話をしたのですが、確かにその点もっと多くして、委員会の使命というものを十分果たすように努力をしなければいけない、こういう意見も出たわけですが、私は、回数を多くしろということでなく、いまのような長谷川さんのきわめて重大な問題等は、単に野党から政府関係に問題を提起し……

第61回国会 文教委員会 第24号(1969/06/18、31期、日本社会党)

○小林委員 私立学校教職員共済組合の総務部長の清水さんに来ていただいたわけでありますが、私は、この法律がつくられるときに、当時の理事長さんと一緒に清水さんが非常に御苦労なさって今日までおいでになっておることを知っておりますので、この法律がつくられる機会に、いろいろな御苦心をお聞きしたり、あるいは今後の留意しなければならぬところを、実際御苦労なさっておる立場からわれわれにお聞かせを願いたい、こういう考えで委員長にお願いをしたわけであります。したがって、できるならば詳細に実際問題をお聞きしたいと思うのですが、その時間もございませんので、私が重大だと考えておる点を二、三お伺いいたしますが、お気づきの……

第61回国会 文教委員会 第32号(1969/07/09、31期、日本社会党)

○小林委員 理事の話し合いでは、私はこれは非常に重大なことだから理事諸君の話し合いの中で、私の意向というものを今後の委員会運営について協議していただきたい、こういう提案を申し上げたんですが、話し合いの中から、じゃあ私に劈頭議事進行についての発言を許してくれる、こういうお話だったんですが、約束がもうすでに違う。(「許したじゃないか。」と呼ぶ者あり)おそらく許したって、脚ぼくが発言をしたから許したんじゃないか。そういう委員長だよ。というのは、先ほど休憩になるときの委員長の発言の態度というのは、私はきょうこの審議をして一おる、国民が関心を持っておるこの大学法案審議について、非常に不適当な発言だと私は……

第61回国会 文教委員会 第34号(1969/07/23、31期、日本社会党)

○小林委員 関連。ちょうど高見委員長代行であるから、この際この修正案の問題について委員長としてひとつ考えていただきたいことがあるんです。というのは、二十日の日曜日の国会討論会、NHKの放送です。あの中でやはりこの問題に触れて話し合いがされたんですが、特に自民党の幹事長田中さんの発言の中に、何かいままでの各委員会の審議の中で強行採決をされる場合に、その提案というものがまことに明白でないままに終わっておって、これが非常に問題になっているわけです。自民党の諸君はこれを何とも意に介しておらぬかもしれぬけれども、少なくとも国会の審議という面からすれば、ただわあっと言っただけで、提案もされた、内容の審議も……

第61回国会 文教委員会 第37号(1969/10/15、31期、日本社会党)

○小林委員 きょう政府並びに参考人の皆さんに出ていただきまして、山梨学院大学の問題について私がお尋ねをすることは、山梨学院大学の内部のいろいろなこまかいことをこの際さらけ出すということでなくて、山梨学院大学の問題が一つの危機に来ておりますので、この際、政府並びにきょう参考人に来ていただいた皆さんにもそれぞれ責任がある、私はこう考えまして、この際、皆さんの総力をあげてこの問題解決に善処していただきたい、そういうことが念願でこれから御質問を申し上げるのですが、その実情を申し上げれば、私は前からいろいろと話をしておったわけですが、学生諸君は、最近の各大学における紛争と同じようなものに扱われない前にこ……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 文教委員会 第11号(1970/04/08、32期、日本社会党)

○小林(信)委員 この法案審議の中で、大臣に御質問申し上げる機会というのはいままでなかったわけですが、大臣のほうもたいへん忙しかったと思います。  きょうまで小委員会の中で非常に詳細な審議をしてまいりまして、その結果を総合いたしました私の感想を申し上げれば、この著作権法というのは、著作権者を守るのじゃなくて、著作権者にいろいろと制限あるいは規制を加える法律ではないかというような、極端に申し上げれば、印象まで私は受けておるわけです。この際、そうでない、著作権者を守る法律であるという点を、大臣にひとつ壁頭にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 帰するところは、やっぱり大臣の御答弁のように、第一条……

第63回国会 文教委員会 第12号(1970/04/09、32期、日本社会党)

○小林(信)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党並びに日本共産党を代表いたしまして、著作権法案に対し、附帯決議を付すべしとの動議を提出いたします。  まず案文を朗読いたします。     著作権法案に対する附帯決議案   政府は、著作権法の重要性にかんがみ、次の点について、特に留意すべきである。  一 著作権法は、著作者等の権利の保護を第一義的な目的とすることにかんがみ、今後の法の運用に十分配慮するとともに、その趣旨において著作物利用の公正な慣行が育成されるよう、著作権思想の普及等についてなお一層努力すべきである。  二 今日の著作物利用手段の開発は、いよいよ急速なものがあり、すで……

第63回国会 文教委員会 第15号(1970/04/17、32期、日本社会党)

○小林(信)委員 一時までという予定でございますので、もう一時になりましたから、あまりお伺いすることは失礼だと思いますので、一つだけお伺いをいたします。  実はいろいろお話を聞きましてたくさんお聞きしたいことがあるのですが、時間の関係から一つだけにしぼってお伺いいたしますが、この財団法の生まれる原因というものを、私どもは考えなければならぬと思うのです。私は私なりに考えておりますが、あるいは他に特別な御意見がございましたら、お三人からお伺いをしたいのです。  一つは、いまの社会事情と申しますか、経済事情というふうなものの中から、ますます企業というものが拡大をされて、しかも技術革新が要望され、ある……

第63回国会 文教委員会 第18号(1970/05/06、32期、日本社会党)

○小林(信)議員 ただいま議題となりました公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数一の標準につきましては、すでに御承知のとおり、昭和三十四年度より同四十三年度までの間、二回にわたり改善五カ年計画が実施され、いわゆるすし詰め学級の解消をはじめ、学級規模の適正化と教職員の配置率の改善が行なわれたのであります。  さらに引き続いて、第三次改善五カ年計画が策定され、昨年度から複式学級編制の改善並びに学級担任外教員、養護教員及び事務職員の配置率の改善がは……

第63回国会 文教委員会 第20号(1970/05/08、32期、日本社会党)

○小林(信)委員 私は時間が少ないのでございますが、先ほど委員長のごあいさつにございましたように、この委員会はこの問題については特別な責任を感じてきょう皆さんにおいでになっていただき、今後こういうものは一日も早く問題が解消されて、そして国民の一般の期待するような野球というものが行なわれるように、建設的に、きょうのこのわずかな時間でございますが、これを有意義に使いたい、こういう趣旨で皆さんにお願いをするのですが、私の問題点は一つであります。それはここにおいでになる方たちそれぞれが、大臣は大臣、連盟は連盟、コミッショナーはコミッショナー、あるいは警察は警察という立場で、この問題にずいぶん悩んでおい……

第63回国会 予算委員会 第12号(1970/03/07、32期、日本社会党)

○小林(信)委員 私は、総理大臣の施政方針の中で教育問題が非常に強く取り上げられましたが、これについて大体私の考えを申し上げながら政府の意見をお聞きしようと思うのですが、公安委員長がお急ぎのようでございますので、公安委員長に一言、あとでお聞きしようと思った問題でありますが、お聞きしてまいります。  それは、プロ野球に生まれました不祥事の問題でございます。野球の問題につきましては、近年日本のこれに対する熱意というのか愛好というのか、非常に高まってきておりまして、ことに高校野球等の中ではかなり若い青少年に対して興味を持たせると同時に、あの母校の名誉とかあるいは若い人たちの情熱、そういうものを傾けて……

第65回国会 運輸委員会 第9号(1971/03/10、32期、日本社会党)

○小林(信)委員 関連いたしましてお伺いいたしますが、先ほど運輸省のほうから、この線は国鉄が乗り入れておる、こういうふうにお話になりましたが、国鉄が乗り入れれば、その乗り入れる形ですが、単に国鉄の列車が行くだけであって、一切の管理、運営、それは富士急行のほうにまかせるのか、乗り入れた列車は、運転からあるいは保安、そういう方面まで国鉄というものが責任を負うのか、そういう点を少し詳しく御説明願いたいと思うのです。
【次の発言】 そうすると、それは会社のほうの会社経営の方針として国鉄に頼んで乗り入れてもらう、国鉄自体が一つの意思を持って乗り入れている、そこら辺の問題なんですが、もしその国鉄の電車に事……

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第1号(1970/12/26、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙により、私が委員長の重責をになうことになりました。  今日、国民が健康で文化的な生活を営む上から、生活環境の保全は重大なる政治、社会問題であり、公害対策の整備拡充は急務となっております。  これらの現状に対処するため、第六十四回国会におきましては、公害関係法案が国民注視の中で成立しましたが、その施行と実施は今後の課題ともなっております。  さらに、各地には公害による紛争等が山積しており、これらの諸問題の解決等、本委員会の任務はまことに重要であります。  このような時期に委員長に選任されましたことは、私として光栄に存……

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第2号(1971/02/05、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  産業公害対策に関し、関係各大臣からそれぞれ所信を伺うことといたします。山中総理府総務長官。
【次の発言】 次に、橋本運輸大臣。
【次の発言】 次に、内田厚生大臣。
【次の発言】 次に、宮澤通商産業大臣。
【次の発言】 次に、佐藤経済企画庁長官。
【次の発言】 以上で、関係各大臣の所信表明は終わりました。  本会議散会後委員会を再開することとし、この際、暫時休憩いたします。     午後一時十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、参考人出頭要求の件についておはかりいたします。……

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1971/03/03、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。土井たか子君。
【次の発言】 お静かに願います。
【次の発言】 いずれ理事会で協議いたしまして、御意見ははからうつもりでございます。
【次の発言】 島本虎三君。
【次の発言】 午後一時十分再開することとし、暫時休憩いたします。     午後零時三十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。岡本富夫君。
【次の発言】 古寺宏君。
【次の発言】 古寺君に申し上げますが、家畜衛生試験場長が来ておりますよ。

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1971/03/09、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。阿部未喜男君。
【次の発言】 城戸審議官が来ております。
【次の発言】 土井たか子君。
【次の発言】 お静かに願います。
【次の発言】 お静かに願います。
【次の発言】 理事会に話をしまして取り計らいます。

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1971/03/12、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。古寺宏君。
【次の発言】 岡本君。
【次の発言】 内閣提出の悪臭防止法案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。内田厚生大臣。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。  本案についての質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 この際、連合審査会開会申し入れの件についておはかりいたします。  ただいま地方行政委員会において審査中の内閣提出、公害の防止に関する事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律案、及び細谷治嘉君外十名提出の公害防止事……

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1971/03/16、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  ただいま御出席の参考人は金沢大学教授、財団法人日本公衆衛生協会イタイイタイ病およびカドミウム中毒症鑑別診断研究班班長高瀬武平君でございます。  この際、参考人に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は御多用中のところ、本委員会に御出席をいただきましてまことにありがとうございました。  本委員会におきましては産業公害対策樹立のため調査を進めておりますが、群馬県安中市におけるカドミウム公害問題について忌憚のない御意見をお述べいただくようお願い申し上げます。  なお、参考人の御意見の開陳は、おおむね二十分以内……

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第7号(1971/03/19、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  この際御報告申し上げます。  先に委員長に御一任願いました内閣提出、公害の防止に関する事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律案、及び細谷治嘉君外十名提出の公害防止事業の実施を促進するための地方公共団体に対する財政上の特別措置に関する法律案についての地方行政委員会との連合審査会開会の日時は、地方行政委員長と協議し、来たる二十三日火曜日午前十時と決定いたしましたので、お知らせいたします。  質疑の申し出がありますので、これを許します。林義郎君。

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第8号(1971/03/26、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 よろしいですか。

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第9号(1971/04/13、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の悪臭防止法案、及び特定工場における公害防止組織の整備に関する法律案、細谷治嘉君外七名提出の環境保全基本法案、細谷治嘉君外八名提出の公害に係る被害の救済に関する特別措置法案、及び公害紛争処理法案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、これを許します。林義郎君。
【次の発言】 午後一時再開することとし、暫時休憩いたします。    午後零時十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。島本虎三君。
【次の発言】 岡本富夫君。
【次の発言】 西田八郎君。

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第10号(1971/04/14、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の悪臭防止法案を議題として審査を進めます。  質疑の申し出がありますのでこれを許します。島本虎三君。
【次の発言】 古手宏君。
【次の発言】 米原昶君。
【次の発言】 次回は、来たる二十六日午前十時理事会、十時三十分委員会を開くこととし、本日は、これにて散会いたします。    午後四時四分散会

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第11号(1971/04/26、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の特定工場における公害防止組織の整備に関する法律案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、これを許します。林義郎君。
【次の発言】 島本虎三君。
【次の発言】 ちょっと速記をやめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。  午後一時二十分再開することとし、暫時休憩いたします。   午後零時二十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  内閣提出の悪臭防止法案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、これを許します。浜田幸一君。
【次の発言】 島本虎三君。

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第12号(1971/04/27、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の特定工場における公害防止組織の整備に関する法律案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので順次これを許します。島本虎三君。
【次の発言】 岡本富夫君。
【次の発言】 次回は、明二十八日午前十時理事会、十時三十分委員会を開くこととし、本日は、これにて散会いたします。     午後一時四十五分散会

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第13号(1971/04/28、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の特定工場における公害防止組織の整備に関する法律案を議題といたします。  この際、参考人出頭要求の件についておはかりいたします。  特定工場における公害防止組織の整備に関する法律案について、本日、参考人として公害防止事業団理事長江口俊男君から意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。寒川喜一君。
【次の発言】 古寺宏君。
【次の発言】 関連して岡本富夫君。

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第14号(1971/05/07、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  連合審査会開会申し入れの件についておはかりいたします。  ただいま内閣委員会において審査中の内閣提出環境庁設置法案について、内閣委員会に連合審査会開会の申し入れをいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。  なお、連合審査会開会の日時等につきましては、内閣委員長と協議の上、しかるべく取り計らうことにいたしますから、御了承くださるようお願いいたします。
【次の発言】 産業公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。林義郎君。

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第15号(1971/05/11、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  質議の申し出がありますので、これを許します。古寺宏君。
【次の発言】 岡本富夫君。
【次の発言】 この際申し上げます。  さきに委員長に御一任願いました内閣提出、環境庁設置法案についての内閣委員会との連合審査会開会の日時は、内閣委員長と協議し、明十二日水曜日午前十時と決定いたしましたので、御報告申し上げます。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時十八分散会

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第16号(1971/05/14、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  この際、参考人出頭要求の件についておはかりいたします。  産業公害対策に関する件について、本日、参考人として公害防止事業団理事古澤實君に出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。岡本富夫君。
【次の発言】 島本虎三君。
【次の発言】 委員長からもこの際申し上げますが、問題が問題だけに、きょう島本委員の質問に対し納得いくような解明がなかったかもし……

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第17号(1971/05/18、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 次に、後藤参考人。
【次の発言】 次に、亀井参考人。
【次の発言】 次に、増田参考人。
【次の発言】 次に、越村参考人。
【次の発言】 次に、西川参考人。
【次の発言】 以上で参考人の御意見の開陳は終わりました。
【次の発言】 これより参考人に対する質疑に入ります。  先ほどの理事会の申し合わせにより、参考人に対する質疑は各自十五分以内にお願いいたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。林義郎君。
【次の発言】 阿部未喜男君。
【次の発言】 土井たか子君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第18号(1971/05/21、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。土井たか子君。
【次の発言】 ちょっと待ってください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求についておはかりいたします。  産業公害対策に関する件について、本日参考人として、日本鉄道建設公団総裁篠原武司君、同公団理事杉知也君及び東京都衛生研究所長辺野喜正夫君から意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。

第65回国会 文教委員会 第5号(1971/02/26、32期、日本社会党)

○小林(信)委員 沖繩が返還されるにあたって、国立に移管されるような教育施設というものはあるのですかないのですか。
【次の発言】 将来国立になり得るような付属高校とか付属幼稚園とか、付属のものはないのですか。
【次の発言】 国立に移管をさせるという方針はきまっておるわけですね。そうすると、それに対する構想というふうなものがあると思いますが、それをひとつ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 いまは程度の問題なんですが、その仕組みというふうなものが、たとえば教育委員会のように、公選制である、そして現在の日本は任命制であるというような違い、そういう違いは別にありませんか。

第66回国会 公害対策特別委員会 第1号(1971/07/14、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  委員各位の御推挙によりまして、不肖私が引き続き委員長の重責をになうことになりました。  委員会の運営にあたりましては、皆さまの御支援をいただきまして、万全を期したいと存じます。  どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。  理事の員数及び互選の方法についておはかりいたします。
【次の発言】 ただいまの浜田幸一君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  委員長は、理事に       始関 伊平君    橋本龍太郎君       藤波 孝生君    古川 丈吉君  ……

第66回国会 公害対策特別委員会 第2号(1971/07/20、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  理事補欠選任の件についておはかりいたします。  理事古川丈吉君が昨十九日委員を辞任ざれ、理事が一名欠員となっております。この際、その補欠選任を行ないたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  それでは、八田貞義君を理事に指名いたします。
【次の発言】 この際、大石環境庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。大石環境庁長官。
【次の発言】 次に、小澤環境政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。小澤環境政務次官。

第66回国会 公害対策特別委員会 第3号(1971/07/23、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。島本虎三君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 阿部未喜男君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 午後一時四十分再開することとし、この際、暫時休憩いたします。    午後一時十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑を続行いたします。松本忠助君。

第66回国会 公害対策特別委員会 第4号(1971/08/10、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。橋本龍太郎君。
【次の発言】 島本虎三君。
【次の発言】 来ています。
【次の発言】 ちょっとやめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。  安達文化庁次長。
【次の発言】 ちょっと速記は待ってください。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 午後一時三十分再開することとし、この際暫時休憩いたします。    午後零時三十二分休憩

第66回国会 公害対策特別委員会 第5号(1971/10/08、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  おはかりいたします。  理事岡本富夫君より理事を辞任いたしたいとの申し出がありますが、これを許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  引き続き、ただいま辞任されました理事の補欠選任を行ないたいと存じますが、これは先例によりまして、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは、古寺宏君を理事に指名いたします。(拍手)
【次の発言】 公害対策に関する件について調査を進めます。  先般、公害対策状況等の調査のため委員を派遣いたしましたが、この際、派……

第67回国会 公害対策特別委員会 第1号(1971/10/29、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  委員各位の御推挙によりまして、不肖私が引き続き委員長の重責をになうことになりました。  委員会の運営にあたりましては、皆さまの御支援をいただきまして、万全を期したいと存じます。  どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。  理事の員数及び互選の方法についておはかりいたします。
【次の発言】 ただいまの浜田幸一君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  委員長は、理事に       始関 伊平君    橋本龍太郎君       八田 貞義君    藤波 孝生君  ……

第67回国会 公害対策特別委員会 第2号(1971/11/11、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。始関伊平君。
【次の発言】 島本虎三君。
【次の発言】 来ております。
【次の発言】 古寺宏君。
【次の発言】 岡本富夫君。
【次の発言】 御意思を尊重いたします。

第67回国会 公害対策特別委員会 第3号(1971/12/01、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大原亨君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 島本虎三君。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 午後二時三十分再開することとし、この際暫時休憩いたします。    午後一時四十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑を続行いたします。古寺宏君。

第67回国会 公害対策特別委員会 第4号(1971/12/15、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。浜田幸一君。
【次の発言】 午後一時再開することとし、この際暫時休憩いたします。    午後零時三十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑を続行いたします。島本虎三君。
【次の発言】 山口鶴男君。  速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 古寺宏君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。  運輸省の航空局の泉さん、あな……

第67回国会 公害対策特別委員会 第5号(1971/12/17、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。林義郎君。
【次の発言】 西田八郎君。
【次の発言】 午後二時再開することとし、この際、暫時休憩いたします。    午後一時八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑を続行いたします。島本虎三君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 古寺宏君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。……

第67回国会 公害対策特別委員会 第6号(1971/12/22、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。  公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。加藤清二君。
【次の発言】 おります。
【次の発言】 島本虎三君。
【次の発言】 岡本冨夫君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 これより請願の審査に入ります。  本委員会に付託されました請願は四十八件であります。  本日の請願日程全部を議題とし、審査を進めます。  審査の方法についておはかりいたします。  本請願の内容につきましては、請願文書表等によりましてすでに御承知のことと存じますが、さらに先刻の理事会において御検……

第68回国会 文教委員会 第3号(1972/03/15、32期、日本社会党)

○小林(信)委員 与党の皆さんの久しぶりで熱心な御審議を聞かしていただきまして、別にこれはおせじではないんですが、真剣な御討論の中で問題をたいへんに深めていただきまして、ほんとうにありがとうございました。しかし教育は、何といってもいろいろな角度から深く掘り下げていかなければならない問題がありますので、私も少し時間をいただきまして質問させていただきます。  いまのお話は、大学を中心として論議をされたようでありますが、いろいろな意見が出ておることは私だけでなく大臣も御承知だと思います。ある新聞の社説では、ひとしきりマルバツ式の答案を書かした時代がある。要するに二者択一、マルかバツか、どっちかという……

第68回国会 文教委員会 第6号(1972/04/05、32期、日本社会党)

○小林(信)委員 文部大臣の所信表明について、なるべくその気分のうせないうちに御質問をいたしたいと考えておったのですが、なかなか大臣に会う機会がなくて残念でございます。またきょうもその機会を得られませんが、私の問題とするところは、大臣がいなくても十分御意見を承ればいいと思われることが多いのでございまして、その点をお尋ねしてまいりたいと思います。個々ばらばらに御質問を申し上げます。  まず第一番に、児童、生徒の健康管理の問題についてお尋ねしたいと思います。この所信表明の中に「大気汚染地域の児童、生徒の健康の保持増進をはかるため、特別健康診断を実施し、」と特に摘出して書かれてありますが、私は大気汚……

第68回国会 文教委員会 第16号(1972/05/24、32期、日本社会党)

○小林(信)委員 非常に国際交流の大きな問題のお話があったのですが、これは私いま思い出して、この際つけ加えてお伺いすることがいいと思うのですが、実は私、去年ソ連へ参りました。そのときに羽田から一緒に乗っていった女の子があったのですが、その女の子は、私は音楽の勉強に行くのですというのです。ソ連を通っていく飛行機に乗ってさらにヨーロッパのほうに行くらしかったのですが、話を聞いておりましたら、私は実はソ連へ留学をしたかった、ところが、そのソ連では入れてくれないという話でした。内容を聞いてみますと、ソ連との留学生交換がかつてはあったけれども、いまは日本のほうで受け入れてくれないから・われわれ日本人も留……

第68回国会 文教委員会 第19号(1972/06/02、32期、日本社会党)

○小林(信)委員 先ごろ大臣は中教審の委員を任命をされましたが、その委員の任命をする大臣としての方針、方法、こういうものをこの際われわれにお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 その選ぶ方針、選び方、こういう問題だけでも私どももいろいろ意見がありまして、いままでもその過程をいろいろお聞きをしたい気持ちはあったんですが、時間が得られず残念でございますが、私は、この中教審は、いま何かというと文部省では、ただいま中教審に諮問をしておりますとか答申を求めておりますとかというふうなことで、中教審は非常に大事にされる。したがって中教審というものは、いまや国の教育の大事な諮問機関として国民自体も重視して……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第1号(1972/12/26、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの林義郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、佐野憲治君が委員長に御当選になりました。(拍手)  委員長佐野憲治君に本席を譲ります。

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第11号(1973/04/03、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 私は、きょうはちょうど二人の大臣がおられるので非常に恵まれておるという、そういう気持ちで、これから二、三質問をいたすものでございます。  と申しますのは、公害の問題、自然を保護するという問題がいま非常に危機にあるわけでございます。これを当面の責任として努力をされる環境庁長官、さらにこれのお目付役としての行政管理庁長官、お二人そろっておられるということは非常に意を強くするものでありますが、こんなりっぱな長官が二人そろっておりながら、どうも政府のやっておることは、言うこととやることがだいぶ違うようなことがわれわれには目につくのであります。そういうことでは、決して自然を保護する、住……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第22号(1973/06/01、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 その前に、三木環境庁長官はこれから相当時間、質問に応じてくださるそうで、その間昼食をとらなければならぬという話も聞きましたが、ちょうど私の時間は一番最後に一言長官から聞けばいいのですから、どうぞひとつ昼食をおとりになっていただきたい。  実は本日の委員会は、第三水俣病について集中的に論議を進めようという理事会の意向だったので、それ以外の質問は遠慮しろ、こういうお話でございましたが、私の質問は非常に緊急な問題であるから、しかも環境保全の問題に関係のあることだからというわけで、特に許されたわけであります。大体この質問をしようと予想しましたのは、増原長官に質問をするつもりだったので……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第24号(1973/06/06、33期、日本社会党)【議会役職】

○小林(信)委員長代理 どうもありがとうございました。  次に、松野参考人にお願いいたします。
【次の発言】 どうもありがとうございました。  引き続きまして、参考人に対する質疑の申し出がありますので、順次これを許します。菅波茂君。
【次の発言】 ちょっと速記をやめてください。
【次の発言】 それでは速記を始めてください。
【次の発言】 島本虎三君。
【次の発言】 岡本富夫君。
【次の発言】 田中覚君。
【次の発言】 土井たか子君。

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第27号(1973/06/19、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 水俣病問題実情調査のため、議長の承認を得て、去る六月十六日から十八日までの三日間、福岡県、佐賀県、長崎県、及び熊本県に派遣されました。派遣委員を代表してその調査の概要を御報告申し上げます。  派遣委員は、委員長佐野憲治君、登坂重治郎君、林義郎君、島本虎三君、中島武敏君、岡本富夫君、小宮武喜君及び私小林信一の八名でありまして、ほかに現地参加として、委員土井たか子君並びに地元選出議員多数の参加を得たのであります。  今回の調査は、去る五月二十二日に熊本大学医学部水俣病研究班が熊本県知事に提出した報告書において指摘された、有明海沿岸におけるいわゆる第三水俣病について、その水銀汚染の……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第29号(1973/06/21、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 私のもらいました時間が最初の予定では十二時三十分ということになっておりまして、あと十二分くらいしかないのですが、長官は二時三十分までここにおいでになり、そのあとはというようなばく然としたお話になっておりますが、ぎりぎりのところ何時までここにおいでになりますか。
【次の発言】 こういう話をしておる間でも時間はたってしまうわけでありますが、実は何かの点から私がしわ寄せを受けまして、ほかの方たちの時間というものは正規にとって、一切私が調整をしなければならぬ役目なんですが、大臣は二時半とこうおっしゃっていますが、しかもこれは昼食抜きで大臣の時間というものは限定されているわけです。そう……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第33号(1973/06/28、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 私は、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党を代表して、内閣提出の自然公園法及び自然環境保全法の一部を改正する法律案に対する附帯決議を付すべしとの動議について御説明いたします。  まず、案文を朗読いたします。    自然公園法及び自然環境保全法の一部を改正する法律案に対する附帯決議   政府は、各種開発行為による自然環境の破壊が進行している現状にかんがみ、人間を含めた生態系の保全が急務であるとの基本的な認識に立ちながら、自然環境保全のための制度を体系的に整備し、特に次の諸点について適切な措置を講ずべきである  一 自然環境保全地域及び自然公園内の民有地……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第37号(1973/07/12、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 たいへんおそくなって申しわけありませんが、少しお願いしたいと思います。  白木参考人にお願いいたしますが、第二十二条に「公害医療機関の診療方針及び診療報酬は、環境庁長官が中央公害対策審議会の意見をきいて定めるところによる。」診療方針とか診療報酬、こういうものは特にこの法案に該当するものに別に考慮されるような――いまから中央公害対策審議会の意見というのはどういうふうに出てくるかわかりませんが、それに対してわれわれはほんとうに無知なものですから、先生にまずこの点はこうでなければならぬという基本的なものがありましたら聞かしていただきたいと思います。

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第48号(1973/09/13、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 私は、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党を代表いたしまして、公害健康被害補償法案に対する附帯決議を付すべしとの動議について御説明いたします。  まず、案文を朗読いたします。    公害健康被害補償法案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行にあたり、本法がもつ精神を尊重し、誠実に効果的に実施するとともに次の諸点につき適切な措置を講ずべきである。  一、現在の公害関係諸法令による規制では、環境汚染を完全に防止することが困難であるのみでなく、公害病患者が増加しつつある現状にかんがみ、汚染原因者の汚染防止努力が最大限になされるよう規制を大幅に強化し……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第53号(1973/11/13、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 公害対策並びに環境保全状況の実情調査のため、議長の承認を得て、去る十月十八日から二十二日まで五日間、富山県、福井県、滋賀県及び北海道に派遣されました派遣委員を代表して、その概要を御報告申し上げます。  派遣委員は、佐野憲治君、林義郎君、小林信一君、島本虎三君、木下元二君及び岡本富夫君の六名でありまして、ほかに現地参加として委員三枝三郎君並びに地元選出議員多数の参加を得たのであります。  調査団は、十月十八日、まず中部山岳国立公園における自然環境保全状況を調査するため、長野県大町市から関西電力ルートを通って富山県に入り、黒部ダムを経て、大観峰、室堂平、弥陀ケ原等、立山黒部アルペ……

第71回国会 文教委員会 第9号(1973/04/04、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 この法案を出す文部省としては、私の想像するところ、相当な自信と誇りを持って法案を提出しておるのではないかと思います。そういう点では私は敬意を表するものでありますが、しかし、いろいろ考えてみればまだ問題点はたくさんあり、不満のあるところが指摘をされるわけでありますが、何といっても私たちの頭の中には、こういうものを評価する場合の基準というものが、昔ながらのものがあるような気がいたします。戦前の学校は、津々浦々校舎のないところはないんだという単純なものが日本の教育の誇りだったわけであります。それは確かに教育の普及という点で誇りだった。それで、したがって校舎だけあれば、教育はもう足り……

第71回国会 文教委員会 第13号(1973/04/18、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 この改正案は、先ほど来お話を聞いておりまして、有能な人材を教育界に招致するというような、そういう思いやりもあるし、あるいは教員の不足するものを補うようなそういう意味もあるし、まだ見解をお聞きしていないような状態でありますが、とにかく先生をふやすというようなことが主になっておるような気がいたします。私どもは、従来教員の定数をもっとあらゆる角度からふやしていくべきであるということを主張してきた立場から、少し初中局のほうからお伺いをしてまいりたいと思います。  ことに僻地の中学校には、免許のない先生が、免許が全然ないわけではなくて、持ってはおりますけれども、先生が不足するから、自分……

第71回国会 文教委員会 第14号(1973/04/20、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 一般質問をさせてくれるというお許しをいただきまして非常にうれしく思うものでありますが、相当時期も延びておりますし、私ども非常に遺憾な点がたくさんあるのであります。その上、委員長から時間の制約をきびしくされておりまして、私の持ち時間は一時間半だそうでございますが、なお私の時間をさいてまでほかの方の質問を許さなければならないような事情をまことに残念に思うわけでございます。したがって、簡単に質問をいたしますが、その点を政府側も十分御了承願って、適切な御回答を願いたいと思います。  まず一番最初に、私は総理大臣の施政方針演説の中で述べられた問題について、これもこまかく申し上げればいろ……

第71回国会 文教委員会 第25号(1973/06/27、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 いま委員長から前の委員会の経緯について、その所信のほどが述べられたわけでありますが、理事会でどういう話がきまったのかまだ承っておりませんが、私の一番心配するものは、一応差し戻しというような声を聞いておりますので、そのとおりにこれから委員会は審議が行なわれますかどうか、委員長にまずお伺いをいたします。
【次の発言】 委員長の先ほどのお話は、先日とられました委員会の運営についてはまことによくなかったというような、きわめて謙虚な御反省のように承っておるのでございますが、こうやって見ますというと、先日あたりは与党席はかなり満員であったようでございますが、きょうはりょうりょうたるもので……

第71回国会 文教委員会 第29号(1973/07/06、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 この私学共済組合法というものは、私学の皆さんにとっては非常に大事なものだと思います。それにつきまして、この審議が始まって以来もっと国の負担を多くしてほしいとか、あるいは掛け金をふやさなければならないような情勢もあるとか、あるいは一医療費を国が心配しろとかいうような面でだいぶ御論議があり、これに対する政府側の御意向も承りましたけれども、大事なことは、この共済組合法の運営というものが一体どうでなければならぬか、現在のような状況でいいかどうかということが、もっと検討されてくれば、勢いいまのような政府の――これは文部省とは申しません、政府全体が踏み切るものも踏み切れなくておりますが、……

第71回国会 文教委員会 第31号(1973/07/13、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 最初に、この法律の第一条に「学校教育が次代をになう青少年の人間形成の基本をなすものであることにかんがみ、」ということばが出ておりますが、これはだれしもこのことについては常に考えておることであり、文部省もこのことは強調しておられるところでありますが、ことさらこのことばをきょうお使いになられる文部大臣の真意を、気持ちを私は承りたいと思うのです。  何か、きょうの教育というものを中心とした社会のいろいろな問題に対して、大臣、悩んでおられるのじゃないか、あるいはこれを解決するための決意があるんじゃないかというふうに私は非常に、いつも出される、普通使われていることばでございますが、この……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第1号(1973/12/01、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの渡部恒三君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、角屋堅次郎君が委員長に御当選になりました。(拍手)  委員長角屋堅次郎君に本席を譲ります。

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第2号(1973/12/14、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 先ほどの質問者が、それぞれ問題を政府側に申し上げて政府側の回答を要求したのですが、私は聞いておりまして、石油問題で日本の政治が全く混乱の極に達した、国民がもう何も政治に期待することができないじゃないかというようなもの、いまの公害対策そのものがそこへ来ているのではないかというふうに残念ながら感ぜざるを得ないわけなんです。  林さんの重大な質問に対しましても、水俣湾は三木長官も埋め立てます、しかも早急に埋め立てをいたしますと現地で述べられたのを私は聞いておりますが、やることはやるかもしれませんが、いつになるかわからないというような不安が感ぜられるし、あるいはこのカドミウムの問題に……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号(1974/02/19、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 長官、非常にお忙しい中をおそく来ていただいて、たいした質問をするのじゃないのですが、よろしくお願いいたします。  だからといって遠慮するわけでなく、真剣にお尋ねしたいと思うのですが、長官の所信表明の中に「引き続き全力を傾注する覚悟であります」と、こういうりっぱなことばが使ってあるのですが、普通の大臣なら、多く儀礼的なことばとして私は受けとめるのですが、大臣の公害に対するいままでの実際御努力の姿を拝見すると、これはほんとうに真剣なおことばだと思うのです。またそうでなければならない現状でもございますが、しかし、その前の「最大の政治課題」であるとか、あるいは「一つの時代は終わりを告……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第19号(1974/04/24、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 参考人の方々には、お忙しいところ、たいへん御苦労さまでございます。  実は二日にわたって参考人の方たちに御意見を賜わるように、私も希望いたしまして、委員長にお計らいを願って、そのように実は取り組んだわけでありますが、大体私が要請をした方々が出席をしていただいておるわけでございまして、時間も十分とって、富士保全法という法律よりも、富士山というのは、非常に大事な国の象徴であるというふうにいわれておりますが、実際はそうでない。まあ知事さんは非常に、御自分の県でございますので、御配慮を願っておられますけれども、全国民が大事にしておるようで、案外大事にしていない。これは千家先生にお尋ね……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第23号(1974/05/14、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 この法案で何といっても一番問題だったのは、この法案がほんとうに富士を保全するという考えから生まれたのか、この審議の中でたいへんな疑問になりました北富士演習場を自衛隊に使用転換させる交換条件として富士保全法がつくられるのではないかというような疑念が濃くて、元来もっと純粋であるべき自然保護の法律が、単なる演習場使用の交換条件としてつくられるようなことは、これは非常に今後この法律が動いていく場合に、その本来のものが十分に認識されないということが大きな論議であったわけでありまして、そうすればやはりその一番発頭人は官房長官であるわけであります。  官房長官に対するいろいろな質疑もかわっ……

第72回国会 文教委員会 第5号(1974/02/13、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 文部大臣の所信表明があったわけでありますが、非常に重大な時期でございまして、大臣のこの所信の披瀝に対しましては真剣に私どももお聞きいたしておったわけであります。  具体的な問題からお聞きいたしますが、長い間予算委員会に出ておられまして、高物価の問題、あるいは物がないというふうな問題についての論議が多かったようでありまして、経済閣僚、こういう方たちが、値段は下げます、あるいは物は出しますというようなことに大かた心をくだかれておるようでありますが、文部大臣はまた別の立場からその事態を論議の中からごらんになっておいでだったのではないかと思います。この際、私は教育行政の中にそれをどう……

第72回国会 文教委員会 第20号(1974/04/12、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 まず最初に警察庁にお伺いいたしますが、私は警察のほうの仕組みというのはよくわかっていないのですが、今度時間を期して全国一斉に行なわれましたが、その行なわれるにあたっては、警察庁から指令でも出てそして歩調を合わせるのですか、最初そのことをお伺いいたします。
【次の発言】 私は、県警というものは県の独自性があって動いておるものだと思っておったのですが、しかし最近、県警本部長というものはたいがい中央から出ていく。したがって、警察庁から指令一本で動くような機関になって、従来いわれております民主警察というふうなものとはだいぶ性格が違っておるのじゃないかという実は印象を持っておったのです……

第73回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第1号(1974/07/31、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの渡部恒三君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、角屋堅次郎君が委員長に当選されました。(拍手)  委員長角屋堅次郎君に本席を譲ります。

第73回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号(1974/11/22、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 私は、前の質問者にだいぶ時間を食い込まれましてわずかしか時間がないのであります。したがって、十分御意見を聞くことができないかもしれませんが、資料とか、そういうものをお願いいたしまして、なお今後この問題でさらに検討をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  と申しますのは、午前中吉川委員から山梨県と長野県の境のスーパー林道の問題で質問がありましておわかりになったように、林業行政とそして環境行政、これは非常に密接な関係を持っておるのですが、あの話を承りましても、二つの役所の間に密接な関係というものがほんとうに結ばれておらぬ。そしてその中からは林業のほうを優先すべき……

第74回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第1号(1974/12/09、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの藤本孝雄君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、角屋堅次郎君が委員長に当選されました。  委員長角屋堅次郎君に本席を譲ります。

第74回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1974/12/24、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 先ほど長官の環境行政に対する所信表明を承りまして、われわれ非常に意を強くしたわけですが、信念としては、何よりも人間を尊重する、そして自然を保護するという理念で、しかも政治的な手段としては先取りであって、あと追いでない、こういうものを披瀝されましたが、非常に大事なことでございます。私はそれをぜひやっていただきたいと思うのです。きょうこれから短い時間でございますが、私が御質問申し上げる点からいたしましても、環境行政はあと追いばかりであって、なかなか先取りにならない、こういう点も、ひとつ大臣に最初から印象づけていただいて、大いにきょうのお約束を履行していただくような御努力をお願いし……

第75回国会 文教委員会 第10号(1975/05/23、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 時間がないそうでございますので、直接おいでいただきました参考人の方たちに御質問を申し上げますが、この問題で、私、直接私学関係の皆さんから御意見を承ったわけではなく、いただきましたこの「共済だより」、これを拝見をしたのですが、組合といたしましても、今度の法律改正については相当自信を持って、最低二九・三%、最高三八・一%の大幅引き上げである、こういうふうに強く組合員に伝えてあるわけでございますが、確かに法律改正に組合、当局としても自信を持ち、そして本当に組合員が喜んでくれるだろうという気持ちでおいでになる心情は、私はよくわかるわけであります。それだけ、いままでの年金受給者というも……

第77回国会 文教委員会 第1号(1976/02/13、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 この国会が始まるに当たりまして、総理大臣から施政方針演説が述べられました。その施政方針演説の劈頭、二十一世紀に挑戦をするという大変なかけ声をされて、三木総理は、いま当面しております不況、インフレ、物価高、そういう問題もさることながら、常に長期の展望を持って政治は行わなければならないという趣旨から、二十一世紀に挑戦をするという問題を掲げられましたが、私もこの点は大賛成でございます。それはいかに当面しておるものが、どういう問題が山積しようとも、やはり民族の将来に計画をするということは政治の大事な条件だと思いますが、その二十一世紀への挑戦の課題として三木さんがいろいろ挙げてあります……


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 内閣委員会文部委員会連合審査会 第1号(1949/05/06、24期、公正倶楽部)

○小林(信)委員 最初にお伺いする問題は、もういろいろと質問をされた点がたくさんありますから、私は簡單に一つだけお聞きいたします。文化國家と教育の問題について、これはいつも論議されておる点であります。なぜ教育がいざとなると軽視されるかという面で、今回の六・三制予算の削除されたような点から考えますと、この経済的な困難な國情に対して直接生産する部面というようなものが重要視されて、教育というものは往々不生産的なものであるというような感を持たされるのではないかと思いますが、実際今度のような結果になりまして、地方の教育を担当する者、それからこれに関係する形の立場からするならば、政府において、教育が重大な……

第9回国会 地方行政委員会人事委員会文部委員会労働委員会連合審査会 第1号(1950/12/02、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 関連してお伺いするのです。若林さんがおられる方が都合がいいのですが、若林さんがおられませんが、実は若林さんが先ほど朗読されて、しかも教員の政治活動禁止について至当であるというふうな点から申されました香川県の民政部のサゼスチョンでありますが、これは国会におきまして話されたことはこれで二回でありますが、私は当初この話を聞きましたときに、その内容からいたしますと、公職選挙法に違反するものであり、教育者として最も糾彈されなければならない問題であるという点から、文部省当局にも、あるいは取締りをする当局に対しても、ただちに何らかの措置をすべきであつて、ただサゼスチヨンを国会等で朗読し合う……

第10回国会 文部委員会公聴会 第1号(1951/03/19、24期、国民民主党)

○小林(信)委員 ただいまの最後の第十四條の問題で、知事の認証について御意見があつたのですが、これらの要件を備えていると認めたときはというその要件の問題に対して何か修正して行くか、あるいは認証する機関、知事一人であるというようなことがいけないとか、そういうような具体的な問題で、何か御意見がありましたらお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうすると個人というようなものよりも、なるべく大勢の人たちの意見が総合された結果がいい、こういうふうなお考えだと思うのですが、ここに揚げてある要件というようなことについては、その程度でよろしいかどうか、なお重ねてお伺いしたいと思います。


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 地方行政委員会文教委員会連合審査会 第1号(1955/07/20、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 だいぶん時間が延びておりますので、簡単に質問申し上げます。  まず第一番に、先ほどの御答弁の中に、この法案は赤字で窮迫しておる地方財政を再建するための新しい財政運営である、こういう言葉があったのですが、なるほど現在の地方財政の窮迫する根本の問題は、おそらく地方にも責任があって、地方行政の運営の中にいろいろ問題もあったかもしれません。先ほどの質問者は、国の方の責任の点が重大であるということを言われたのですが、ないこともないと私は思うのです。しかし長が新しい財政運営をやるんだ、こういうふうなことを言われますと、これは単なる特別措置でなくて、長官においては地方行政に対する何か新しい……

第22回国会 文教委員協議会 第1号(1955/10/04、27期、小会派クラブ)

○小林信一君 ただいま教科書の問題で文部大臣からいろいろ御意見を承わったのでございますが、主として民主党が出しております「うれうべき教科書の問題」でのお話が中心だったわけですが、確かに大臣のおっしゃるように、批判することは自由であって、大臣がまたこれに対するところの批判をするということは立場上非常におもしろくない、そういういろいろな意見が出て、その意見の中からまた正しいもの、妥当なものが出てくるのだ、こういう御意見でありますが、どうもこの点で、私たち個人でなくて、これがかもしております教科書をめぐる父兄の声あるいは教師の声、こういうふうなものを聞きますと、これでは非常に残念なように思うのですが……

第24回国会 文教委員会公聴会 第1号(1956/04/07、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 議事進行について……。ただいま野原君から議事進行で、私がこれから申すような同一意見が出たのですが、ただいまの公述人からも同じような問題が出て、私は、これはやはりこの際委員長に善処していただきたいことを要望するのですが、この法案にからんで、過去の問題が事実を間違っていろいろと解釈されておるまま今後審議するというようなことは、法案の審議にも大きな問題を及ぼしますし、また国会の権威にもかかわる問題ですから、私はこの際委員長にぜひとも善処していただきたいのです。と申しますのは、ただいまの公述人が、この法案に対して、だれが賛成であったとか、だれが反対であったとかいうようなことが、やはり……

第24回国会 文教委員会公聴会 第2号(1956/04/09、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 尾形公述人が、二十三年教育委員会が設置されて以来、これに終始健闘された体験から、この法案に対する御意見を開陳されたわけでございますが、非常に敬意を表するわけでございます。今までたくさんの公述人に対して、この法案を基礎にして将来予想されるものについて多くの論議をされたわけでございますが、私は、今までの現行法における教育委員会のあり方というふうなものを尾形さんを通してお聞きして、今後の法案審議に参考にしたいと思うのでございます。  尾形さんが申されるように、今回の法案の趣旨というものは、いろいろ説明がなされるけれども、それは弁解にすぎないものであって、その趣旨がまことに明確でない……

第24回国会 文教委員会公聴会 第3号(1956/05/11、27期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 森戸先生にお伺いいたしますが、単刀直入に御質問することをお許し願います。私は教科書制度というふうなものはあまり詳しく規制をして取締りをすべきものでない、こういう考えでおるわけなんですが、しかし中教審の意向なり、あるいは先生の御意見なりを承わっておりますると、今教科書問題についていろいろな弊害が生じておる、あるいは戦後の事情からまた新しい事情が生まれておるので、これに改正を加えなければならぬということが出ますと、中教審もそれに従いましていろいろと詳しく検討をしておるようだし、また先生もそれについて一々御研究なさっておるようでございますが、先生は文教行政もいたしましたし、また実際……


29期(1960/11/20〜)

第40回国会 地方行政委員会文教委員会連合審査会 第1号(1962/04/30、29期、日本社会党)

○小林(信)委員 委員長の御配慮でこの委員会が開かれることになったわけです。しかもその委員長から、そのかわり時間を厳守せよというふうに私も個人的にお話を承ったわけですが、残念ながら、政府答弁の方がまとまっておらない。これは委員長お聞きにならなくて残念ですが、答弁が長いことは長いのですが、まことに意を得ないというふうなことで、とうとう私の質問時間がなくなってしまったのですが、委員長代理の御配慮で、次の委員会のときに私に質問をさせてくれるという御内諾を得ましたので、私ここでやめますが、一つ委員長もこの点を御確認願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、資料をここにいただきましたが、きょうは本来な……

第43回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1963/02/20、29期、日本社会党)

○小林(信)分科員 政府は今回の予算を提出するにあたりまして、人づくり予算ということをよく言われるのですが、これは英国あたりで、将来への投資というキャッチ・フレーズをもちまして教育を重視するという、世界各国の風潮にならって、今の政府も人づくりということを言われておるものと思うのですが、この予算をうかがいまして、ほんとうに誠意をもって人づくり政策をやろうとしておるのか、ということを私たちは非常に疑問を持つわけです。問題は人づくりの考え方であって、これは文教委員会等で大臣にとくと承りたいと思うのですが、ここではほんとうに誠意をもって人づくりをやろうとしておるような点を二、三取り上げまして、これに対……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 文教委員会文化財保護に関する小委員会 第1号(1967/07/20、31期、日本社会党)

○小林小委員 お三人の先生には、お忙しいところをおいでいただきまして、貴重な御意見を私どもにお述べになっていただいたことを厚くお礼を申し上げます。ことに、いま私どものところには、藤原宮の問題で至るところから陳情がされております。しかし、勉強しておらない私どもには、その重要性とあるいはいままでのこれに対する保存の経過とかいうふうなものについて不明な点がたくさんございますので、特に文教委員といたしましては委員長のお計らいで、このことにつきましては特に研究心もお持ちになって研究を重ねておられる中村先生を小委員長として小委員会が設けられ、そしていま貴重な御意見をいただいたわけでありましてありがたいわけ……

第56回国会 文教委員会文化財保護に関する小委員会 第1号(1967/11/22、31期、日本社会党)

○小林小委員 その前にお伺いしますが、大臣はきょう三時でしたね。時間が幾らかありますか。
【次の発言】 いまもちょっと話を聞いてきたのですが、二十四日の朝は辞表を取りまとめて大臣は一応皆さんがおやめになるということなんですが、再任されるされないということはともかくとして、これは私見でございますが、ほんとうに文教行政に終始してこられた剱木文部大臣が、とにかく熱意を持ってこの事に当たってこられたことは私は認めます。もし剱木文部大臣が大臣でなくなればどうなるかわからぬというような問題がたくさんあるわけなので、これらが宿題になったような形になるわけなのです。それらの問題について一体どうなるのかというこ……

第57回国会 文教委員会文化財保護に関する小委員会 第1号(1967/12/21、31期、日本社会党)

○小林小委員 私は、問題になっております帝国ホテルの問題について、その後文化財保護委員会としてはこれにどう対処するか。決定的なものがもう出ておると思うのですが、きょうはそれをお聞きしたく質問をいたすものですが、委員長からお願いいたします。
【次の発言】 私どもが大臣に御意見を聞いたり、それから文化財の御意向をお聞きするときには、もう少し責任を文化財が持って仕事をしてくれるように思っておったんですよ。私は少なくともそういうふうに感じておりました。しかし、この小委員会の文化財の御答弁等をよく調べてみると、文化財が責任を持つような答弁がないですね。なるほど、現状の推移はやはりその線から出ておるなとい……

第58回国会 文教委員会文化財保護に関する小委員会 第1号(1968/05/09、31期、日本社会党)

○小林小委員 だいぶ時間が延びておりますから、簡単にお伺いいたしますが、丸ノ内の例の三菱赤れんがの建物の問題です。これを文化財保護委員会はどういうふうに評価されて、これに対する処置をどういうふうにされておるか、御説明していただきたいと思います。
【次の発言】 昨年九月文書で要請したという、その文化財保護委員会の要請というのが弱いんじゃないですか。しかし、文化財保護委員会としては、重要文化財に指定をしたい、現地保存をしたい、そういう強い要望を持っておりながら、世間に表明したものは非常に弱いものであったというようなことを聞くのですが、ほんとうに重要文化財に指定し、いまおっしゃったとおり現地保存をし……

第61回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○小林分科員 私は、信州大学の繊維学部の蚕糸教育課程が東京農工大学に吸収をさせられるような動きがあるということで、これは長野県だけでなく、隣県であります山梨県とか、群馬県とか、埼玉県、それから福島県、こういうところの人たちが、そういうことをしてくれないようにという希望があるのですが、そういう事実があるのかどうか、まず文部当局にお伺いをしたいと思うのです。
【次の発言】 私も、その移転をすることがいいとか悪いとかということだけでなくて、こういう問題について文部当局が従来よりも真剣に考えていただきたいというところで私の意見を申し上げ、文部当局の御意向を承りたいと思うのですが、まず繊維学部というのは……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 文教委員会著作権法案審査小委員会 第2号(1970/03/26、32期、日本社会党)

○小林(信)小委員 本来ならば、せっかく参考人がああやって意見を述べたのですから、参考人にお聞きすることのほうがいいような気がいたしますが、利害相対するような関係もございまして、小委員長がこういうふうにお計らいしたと思いますが、一番最初の日本音楽著作家組合の委員長藤田さんの御意見の中に、私たちはこの法律が最高のものとは考えないが、しかし、一応次善のものとして、最高のものに到達することを希望を持ってこの法案の成立を期待する、それは私たちだけでなく、使用者側もおそらく最高のものとは考えておらないというような意見があったわけですが、一体何をもって最高のものにするかということを聞きたかったわけですが、……

第63回国会 文教委員会著作権法案審査小委員会 第3号(1970/03/27、32期、日本社会党)

○小林(信)小委員 私がお伺いしようと思ったことを前の質問者が大体消化していただいておりますので、二、三残された問題をお聞きしてまいりたいと思うのですが、これは審議の技術的な問題ですが、皆さんがひとしくこの法案が宙に浮いているから今回はぜひ片づけろというふうな御意見でございました。しかし、その宙に浮いたというのは、そんなことはほんとうは言えないことなんです。どちらかというと、利害相反する立場の、きょう御出席なさっておる皆さんの事情が食い違っておったために、このような状態になっていたのではないかと思うのです。もちろんそういうことに拘泥せずに政府は政府の所信を明確にして、そして私どもの審議というも……

第63回国会 文教委員会著作権法案審査小委員会 第4号(1970/04/01、32期、日本社会党)

○小林(信)小委員 参考人の皆さんにはたいへんに時間がおそくなっておりますので、長く質問を申し上げることは失礼だと思いますが、二、三この際でございますのでお聞きしておきたいと思います。  最初に大島参考人の御意見の中から伺ったことでございますが、映画というものは共同製作である、きょう大島参考人はそういう人たちを代表して意見を述べる、こういうような御意思も漏らされたわけでありますが、実はきょうこの問題が中心になって参考人の皆さんに来ていただくことを知りましたので、きのう私は個人で大映にお願いをいたしまして、撮影の状況というものを実際に見せていただいたわけであります。確かに共同製作であって、それぞ……

第63回国会 文教委員会著作権法案審査小委員会 第5号(1970/04/02、32期、日本社会党)

○小林(信)小委員 私どもは、参考人の皆さんに御苦労を願い、きょう最後にお願いをしましたお三人に対しては、実はいままでの段階では、それぞれの該当する方たちの代表としてお願いをしたわけですが、本日はその仕上げというのか、ある意味では公聴会的な目的をもってお三人にお願いをしたわけです。したがって、きょうはそういう意味で、皆さんにもそれぞれの個々の立場でなく、法律全体に対して総括をしたような御意見も承る、こういう意味だったわけですが、しかし何ぶんにも非常に時間がなくて、皆さんに御迷惑をかけたと思うし、私どものほうでもそういう十分な時間がとれずに、まことに申しわけない、委員長みたいなことを言いますが、……

第63回国会 文教委員会文化財保護に関する小委員会 第1号(1970/09/08、32期、日本社会党)

○小林(信)小委員 私は、実はきょう小委員会があるというので、この問題以外のことをお尋ねしようと思ったのですが、御説明を聞き、また長官のこの問題に対する悲壮にも似た決意のほどを伺いまして、一言私もお伺いしたいと思うのですが、おいでになる方、そのままひとつお願いしたいと思います。  文化財に関係してこの委員会は、いま長官が説明されたような点について、奈良だけでなくて、最近のこの経済成長という問題に関連して、いかにして日本の歴史的な遺跡を守をかということで、長官と同じようなことを何回か繰り返してきたのですが、しかし、それがなかなか思うようにならないわけでありまして、長官のお考えというものは、もっと……

第63回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1970/03/12、32期、日本社会党)

○小林(信)分科員 大臣にまず最初にお伺いいたします。  観測船「ふじの」問題ですが、きょうの新聞にこういうのが出ていました。「ミナタイクツシテイル、イケウチジュンコノゲキデンホシイ」、これは観測船のほうからの電報です。「オーロラトヒルネタノシ、シンパイスルナ」、まあ家族に対して、向こうのほうかう激励しているような電報が来ている。あるいは少し深刻になりまして「キョクチハニンノイチジ、シンパイナイ、ノンキダ」、しかし、ここになりますと、相当「ふじ」に乗っておる人たちも表面はきわめてのんきというのですか、大胆なことを言っているけれども、「ニンノイチジ」というふうなことばを聞くと、国民として何か忍び……

第63回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1970/03/12、32期、日本社会党)

○小林(信)分科員 つい先日、東京西管理局というところの総務部長という肩書きの人が私のところに見えまして、「中央線業務運営体制の再編について」というものを渡されて、これに協力しろということが要請されたのです。うわさは聞いておったのですが、こういうものを正規に聞く機会はなかったのですが、一管理局の総務部長なる者が来て、こんなものは当然あなた方は了解すべきだ、したがって、これを地元に実施することについて異議ないように協力しろという命令を受けるということは、多少抵抗を感じたわけです。まして、中を見ますと、これは問題を非常に多く感ずるような内容であります。  私は、この機会にこの点についてお聞きしたい……

第65回国会 地方行政委員会産業公害対策特別委員会連合審査会 第1号(1971/03/23、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 速記をやめてください。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 本会議散会後再開することとし、この際、暫時休憩いたします。    午後一時五十三分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。島本虎三君。
【次の発言】 古寺宏君。
【次の発言】 これにて連合審査会は終了いたししまた。    午後四時三十九分散会

第65回国会 内閣委員会産業公害対策特別委員会連合審査会 第1号(1971/05/12、32期、日本社会党)【議会役職】

○小林委員長 休憩前に引き続き会議を開きま  す。  内閣委員会、産業公害対策特別委員会連合審査会を再開いたします。  内閣委員長が所用のため、出席がおくれますので、指名により暫時私が委員長の職務を行ないます。  環境庁設置法案を議題とし、質疑を続行いたします。島本虎三君。
【次の発言】 答弁しておりますから、お静かに願います。
【次の発言】 岡本富夫君。

第65回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1971/02/22、32期、日本社会党)

○小林(信)分科員 文化庁の長官がおいでになっておるようでありますから、順序を変えて、文化庁の長官のほうからお尋ねをいたします。  長官は、四十六年二月二日、横浜の防衛施設局長あてに文化庁としての文書回答をしておりますが、「特別名勝富士山の現状変更について」という名目でございますが、この回答をしたこと、あるいはその内容等について御存じでありますかどうか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それでは次長からお答え願いたいと思います。
【次の発言】 その設置する物件ですね、それをもう一ぺん詳しく御説明願いたいのですが、文化庁ではどういうふうにおとりになっておいでになるのか。

第65回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1971/02/23、32期、日本社会党)

○小林(信)分科員 実は私は鉱山の休廃止した処理問題について適切な処置をしていかなければいけないという点を政府に申し上げて、それに対する御意見を承ろうとしたのですが、それなら通産省にお聞きすればいいのですが、帰するところはやはり水質汚濁防止法の問題にかかってくるわけでございますので、経済企画庁長官にお伺いして、いままで一つの問題と取り組んでまいりまして、通産省でも厚生省でもずいぶんその対策を練っていただきました。それを長官に聞いていただきながら、この水質汚濁防止の完全な実施というものをお願いをし、御意見を承ろうとするのですが、この法律の第一条を見ますと、これはたいへんな仕事だ。しかもこれをやっ……

第68回国会 文教委員会文化財保護に関する小委員会 第1号(1972/04/13、32期、日本社会党)

○小林(信)小委員 この問題は、きょうだけでなく、飛鳥全体の問題で、さらにいろいろとこの委員会でも委員長が検討をしなければいけないという御意見もあるようでございますから、きょうだけですべてを解決する必要はない。したがいまして、だいぶ中山委員のほうから詳細な検討が進められましたから、私どもはこれから簡単に御質問をしてまいります。  一つは保存の問題ですが、いろいろ学者等の意見が新聞等で述べられておりまして、私どもしろうとでございますから、公開という希望もあり、また、公開してそれが棄損をされたりなくなってしまうようなことがあってはたいへんだから、これを完全な保存をしてしまうというような二つの面があ……

第68回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1972/03/23、32期、日本社会党)

○小林(信)分科員 私も、同じような問題についてお尋ねいたします。  先ほど楢崎委員から、この問題はずばり施設庁長官に主としてお尋ねをした件でございますが、七月二十八日が来れば、米軍に接収されております軍事基地は、民法上からはこれは返還をされなければならないという解釈がされるのでございますが、これに対してどういうふうに対処されるかということをお尋ねをされたんで、私もその点を念を押してお聞きしたい。しかも、具体的な問題について特にお尋ねしたいと思うのです。  とにかく、もう期日を目前に控えておって、防衛庁長官もそうじでしょうが、施設庁長官もあまりに泰然自若としておいでになるのにいささか不審を抱か……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 運輸委員会地方行政委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/04/09、33期、日本社会党)

○小林(信)委員 私は主として公害関係のほうから御質問を申し上げてまいろうと思っておりますが、大臣の法案の提案理由の説明を拝見いたしますと、経済成長には港湾法というものは非常に大きな役割りを果たしてきたけれども、現在の段階ではこれを再検討しなければならない、それは環境整備と申しますか、いわゆる環境公害防止、そういう面から考え直さなければならぬというような御趣旨でこの法案に重点が置かれているようにお伺いしたわけでありますが、私どもも公害の問題に取り組んでおる者としては公害の発生地というと必ず港湾を中心としたその周辺がいつも対象になっておる点から考えれば、ほんとうにここに運輸省が力を入れるとすれば……

第75回国会 文教委員会文化財保護に関する小委員会 第3号(1975/03/04、33期、日本社会党)

○小林(信)小委員 江上先生に最初お伺いいたします。いま木島委員の方から陵墓の問題で御質問があったのですが、同じようなことでございますが、なぜ陵墓は文化財保護から外れておったか、その歴史的なものが私たち知りたいのですが、先生御存じであればお話し願いたいと思います。
【次の発言】 この日本考古学協会として出された資料を拝見いたしますと、陵墓の保存、保護ということは非常に強調をされておられますが、また一面、ただ保存するだけではない、歴史的な考古学的な調査研究の面にもまた考慮しなければならないものであって、はからずもこの資料の中に、公開されないことが遺憾であるような意思表示がありまして、考古学協会は……


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ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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