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西村直己 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

西村直己[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
174位
委員会発言歴代TOP500(衆)
412位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
205位
委員会出席(無役)歴代TOP500
240位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
619位
委員会発言(政府)歴代TOP500
113位
各種会議出席歴代TOP250
137位
各種会議出席(幹部)歴代TOP50
37位
各種会議発言(議会)歴代TOP250
120位
各種会議発言(政府)歴代TOP250
112位

24期委員会出席TOP50
39位
24期委員会出席(無役)TOP50
30位
25期委員会出席TOP100
63位
25期委員会出席(無役)TOP50
35位
26期委員会出席(幹部)TOP100
54位
26期各種会議出席(幹部)TOP10
6位
27期委員会出席(幹部)TOP100
60位
28期委員会出席(幹部)TOP100
87位
29期委員会発言TOP100
88位
29期委員会発言(政府)TOP25
15位
31期委員会発言TOP100
88位
31期委員会発言(政府)TOP25
16位

このページでは西村直己衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。西村直己衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 運輸委員会 第27号(1949/05/23、24期、民主自由党)

○西村直己君 簡単にお願いをいたし」ておきます。清水港を第一種重要港昇格指定の請願に関しまして、先ほど共産党議員の砂間君からもお話がありまして、御趣旨はおわかりと思います。が、特に清水港は全國第四位または第五位の取扱い貨物を有し、貿易再開の折柄、ようやくその本来の面目を発揮し縛るような重要な事態になつておるわけでありまして、かつて昭和二十二年九月二十日静岡、甲府、浜松等のいわゆるヒンターラノドの市長、それから当面の清水の市長、市議会関係の者、並びに商工会議所方面から、連署をもつて当局にも再三陳情いたしておる次第であります。政府は時局下港湾行政の重要性にかんがみられまして、港湾法を制定し、港湾の……

第5回国会 考査特別委員会 第18号(1949/07/11、24期、民主自由党)

○西村(直)委員 二、三お伺いしたいと思います。  第一番目に今回の中央委員会において國鉱ストに対する批判が行われたと思いますが、これは証人御存じですか。
【次の発言】 その批判の形態としては、最初に鈴木副委員長が経過報告の形態をとつて、それから批判に入つたわけですね。
【次の発言】 鈴木副委員長の意見としては、國鉱のいわゆる在來の人民電車であるとか各職場で行われた職場鬪爭というものは大約して成功であるというふうな発言がされておることは事実ですか。
【次の発言】 たとえば職場鬪爭というものの実例としていろいろ報告されております。それで職場鬪爭というものは、私の方にあります材料から申しますと、廣……

第6回国会 考査特別委員会 第3号(1949/11/11、24期、民主自由党)

○西村(直)委員 一つだけ簡單にお尋ねいたしますが、帝国油糧からかわつた場合に、株の処分はできるだけ公団職員が所有することは避けたいと言われましたが、あなたの場合はどうですか。
【次の発言】 ちよつと関連して―会長はそうすると手当以外に自動車はどうされておりますか。
【次の発言】 その自動車は大豆協会の費用で買つた自動車ですか。
【次の発言】 それは会長がほとんど專用に使つておる自動車ですか。
【次の発言】 現在はどこに置いてありますか。
【次の発言】 夜間も……。
【次の発言】 会長はそれをほとんど專用に使つておつて、しかもなお公団の支出についてはほとんど知らない、こうおつしやるわけですね。

第6回国会 考査特別委員会 第4号(1949/11/12、24期、民主自由党)

○西村(直)委員 もう一度油糧産業から第一油料に転換されたときの状況を聞きたいと存じます。それは油糧産業が経済事件で検察庁からいろいろ事故を起したというので、調べられたのが主体になつておるようですが、解散の理由は……
【次の発言】 実態は第一油料をやめて、人格をかえたというにすぎないのでしよう。
【次の発言】 人格はかわるわけですが、しかし公団の外郭会社として、下請会社として存続させる意味においてできておるわけでしよう。
【次の発言】 あなたの建前では純然たる民間会社であるが、公団から見れば便利な会社が存続しておるわけでしよう。
【次の発言】 この会社に対する採算の目標はどうです。前のように相……

第6回国会 大蔵委員会 第14号(1949/11/21、24期、民主自由党)

○西村(直)委員 時間も追つておりますから要点だけ質問いたしますが、問題は物品税でございます。物品税のうちで大部分はいろいろ手をお入れいただきまして、御当局の御努力に対しては御同慶を申し上げるわけでありますが、ただ物品税そのものの課税の趣旨というものを考えますと、昭和十二年の軍需政策の時代に、抑制という点が出て来たという関係から来ておると思うのであります。これが大きな租税財源としての観点から漸次拡がりまして、しかもなお今日まで続いておる。今回のシヤウプ勧告案をもちましてある程度の減税をなさいましたが、しかしながらなお実用品に対しまして相当全般的にかかつておるように思います。従いましてひとつお伺……

第6回国会 大蔵委員会 第16号(1949/11/24、24期、民主自由党)

○西村(直)委員 三浦長官になお聞きたいことがありますが……。
【次の発言】 よろしゆうございます。

第6回国会 大蔵委員会 第18号(1949/11/26、24期、民主自由党)

○西村(直)委員 大体本案の説明はただいままでの質疑によりまして明らかになり、希望意見等も明らかになりましたので、この程度で質疑を打切り、討論を省略してただちに採決せられんことを希望いたします。

第7回国会 考査特別委員会 第11号(1950/02/15、24期、民主自由党)

○西村(直)委員 一つお伺いしたいのですが、千代田商業のパージの旧公団の幹部のお顔ぶれをお聞きしたいのですが……
【次の発言】 社長が梶という方……
【次の発言】 それからパージの理由は何でありますか。
【次の発言】 もう少し根本へさかのぼりまして、配炭公団の第一次監督責任者はどこになりますか。
【次の発言】 第二次監督責任は……あなた方自分たちの監督者は……
【次の発言】 たとえばこれが政府と考えた場合に、今の通産大臣、当時の商工大臣、こういう考えでありますか。
【次の発言】 それから先ほどから保險料の割もどしの御意見、あるいは開陳があつたわけでありますが、保險料の割もどしにつきまして、たと……

第7回国会 考査特別委員会 第15号(1950/03/31、24期、自由党)

○西村(直)委員 私はただいまの意見に反対をいたします。先ほど参議院におきましていろいろな調査が行われた、それが計画的な調査であるというふうな議論が出ておつたようでありまり。また今石田君の方から單にこれは事実がなくて、一方的認定である、し心もそれを基礎にして新しく問題が発展するらしいから、日本共産党の引揚げ妨害であるというふうに取上げることは反対であるという御説明があつたわけでありますが、参議院におきまする事柄は参議院自体のことでありまして、はたしてこれが計画的であつたかいなかということは、軽々に論ずることは私はできないと思うのであります。いわんやこれは国家機関としての参議院がやられたことであ……

第7回国会 考査特別委員会 第16号(1950/04/01、24期、自由党)

○西村(直)委員 私はただいまの石田君の意見には反対でございます。従つて鍛冶委員長の不信任の動議に対して反対の理由を申し上げます。ただいま石田君の意見によりますれば、昨日来の委員長の議事運営はきわめてへんぱであり、あるいは証人に暗示を與えたというような詭弁を弄されたのでありますが、私どもここに列席いたしておりますところの委員の大多数は、そういう事実を絶対に認めておりません。きわめて公正に運営されておる。ことに今日においては、梨木委員の発言も許されております。また昨日は冒頭において緊急動議の形態において、梨木委員は三十分にわたつて大演説を繰返しておるような攻勢ぶりを発揮されております。また石田委……

第7回国会 考査特別委員会 第17号(1950/04/03、24期、自由党)

○西村(直)委員 証人に二、三お尋ねいたします。  日本新聞の日本側の最高責任者、あるいは編集長、そういつた運営機構をお聞きしたい。  それからいま一つ、これは日本人自体の手で発行されたか、ソ同盟の手で発行されておつたか、その点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 一昨日の証人の言によりますと、表題の見出しの下に、日本軍事捕虜に対する新聞というような解説かついておると聞きましたが、その事実はありませんか。
【次の発言】 次に、亀沢証人が参議院において――先ほども触れました徳田要請に関連する問題でありますが、証人は二回徳田要請の問題については見られておるのでありますが、たとえば万国赤十字云々……

第7回国会 考査特別委員会 第18号(1950/04/04、24期、自由党)

○西村(直)委員 一点だけお聞きいたしますが、先ほど二回目に話された、十六日に徳田書記長のはがきの伝達式があつたが、あなたは出なかつた。だが食堂の入口にはがきが張つてあつた。そのはがきについて記憶をひとつたどつていただきたい。そのはがきはどういうはがきであつたか。たとえば万国赤十字の名において日本の留守家族に配られてあつたそのはがきか、それとも他のはがきか。その点記憶を呼び起してください。
【次の発言】 そうすると、そのはがきは大きさは普通のはがきですか。
【次の発言】 これは記憶があるかどうかわからぬが、墨で書いてあつたのですか。それとも万年筆で書いてあつたのですか。

第7回国会 考査特別委員会 第19号(1950/04/05、24期、自由党)

○西村(直)委員 反動は帰してくれるなということを聞いたという、第九分所の証人が先日来異口同音にそれを答えております。また地区をかわつた証人におきましても、徳田書記長の名前において同じよらな意味にとられることがあつたということを答えておりますし、あるいは巨人軍の水原君が帰り、あるいは柴田法務中尉が国内に帰つて来まして、ソ連の実情、それから反フアシズム委員会の猛烈な強制による共産主義教育というものの実態をあばかれた結果として、徳田書記長の名前で、身体の虚弱な者、あるいは素行不良な人間を内地に帰してくれては困るというような手紙が来ております。それははつきり各証人から出ておるのでありますが、本日の菅……

第7回国会 考査特別委員会 第20号(1950/04/06、24期、自由党)

○西村(直)委員 先ほどの私の意見に関連して、議事進行に関して言わしていただきたいと思います。証人はあくまでも真実を述べなければならない。そういう際に、横田君は「真相小説」なるところの材料をもつて、証人を誘導尋問するがごとき態度はきわめて不見識である。たとえば板垣正なる人が「真相小説」なる最近売り出した雑誌の中に書いてあるところのものを持つて来て、あの席で読みながらやつているということは――私は証人が真実を述べるのに対して、あまりにも一つの小説を主題にしてものを聞いて行くということは、その信憑性を疑う。この点は私は今後審議をする上にはつきりしていただきたいと思います。「真相小説」という雑誌が小……

第7回国会 考査特別委員会 第22号(1950/04/08、24期、自由党)

○西村(直)委員 ちよつと委員長関連して……。昨日の毎日新聞で私は拝見したのでありますが、日本新聞の写真版と、それから別に日本の活字になつて大きく出ておりました水原君の事件につきまして、水原君が内地でソ連の実情あるいは政治教育について、あるいは圧迫の状況について詳しく述べた。それのはね返りといたしまして「帰還戰列からたたき出せ」、こういう文句を使つております。これは日本新聞に出まして、載つておる写真を解説してあるのを見たのでありますが、それにはこう書いてあります。「腰巾着どもをわが帰還戰列からたたき出せ」こういう記事なんです。これは日本新聞に載つておつた。

第7回国会 考査特別委員会 第23号(1950/04/10、24期、自由党)

○西村(直)委員 いいです。
【次の発言】 関連して簡單に御質問をいたします。実は何回各委員からお聞きいたしましても、言葉というものは非常に便利でありまして、あくまでも民主々々という言葉でお通しになるが、しかし平清盛が衣の下にちよつとよろいをお隠しになつておるような姿がちよいちよい現われている。その一つをごらんに入れますと、ここに委員部からいただいた資料に、一九四七年二月六日の木曜日発行第二百十六号の日本新聞に、反動の定義を、あなたが編集責任に加わつておつた当時の新聞に、はつきり書いてある。豆字引という題で、これは大衆宣伝の意味でわかりいいようにお書きになつたと思いますが、これとあなたのおつし……

第7回国会 考査特別委員会 第25号(1950/04/13、24期、自由党)

○西村(直)委員 先ほど委員長から聞かれましたが、あなたは日本共産党第六回大会における引揚者・復員者・留守遺家族の生活擁護並びに帰還促進闘争決議は大体御存じでございますね。
【次の発言】 記憶にないというのは、そういう決議がなされたことも御存じないのですか。それとも決議の個々の文章的な内容と申しますか、それを知らないのですか。
【次の発言】 しかしあなたは共産党に帰国するとするとすぐ入党申込みをされたわけですね。そういう点からいつて、少くとも共産党に自分が入つておられるのですが、それを知らないということはないじやないですか。帰還者生活擁護同盟の委員長をやつておられるのですから、その点は何か隠し……

第7回国会 考査特別委員会 第28号(1950/04/27、24期、自由党)

○西村(直)委員 先ほど徳田証人は、全員入党を考えたことはない、それを考えるのは白痴だ、こう言つておるが、私どもが今持つておる材料の中に、昨年の四月、日本共産党中央委員会事務局という名前で、各府県地区委員会あてに、ソ同盟帰還者の受入れ態勢を強化せよという指令を出しておる。その中にはつきり今度来る帰還者というものは、猛烈ないわゆる積極分子を――この二十数万と予想される積極分子を敵の謀略と懐柔から守つて、全員をわが党の組織に吸収することが大事である、これを書いております。これにつきまして私が聞きたいのは、日本共産党中央委員会の名前で、各府県地区委員会あてに出している以上、徳田書記長の先ほどの言葉と……

第7回国会 大蔵委員会 第16号(1950/02/16、24期、民主自由党)

○西村(直)委員 簡單に次長にお聞きしておきたいと思いますのは、実は先ほどのアルコール工場の拂下げの問題でございます。これを政府委員の御説明によつて伺いますと、民間業者の熱心な声によつてと、こうおつしやるのでありますが、はたしてそうであるのか、あるいは政府がそういう方針をお立てになつたかどうか、その辺をはつきりさせていただきたい。
【次の発言】 十三工場とおつしやいましたが、今は時間もないと思いますから、あらためて資料で具体的に事業能力や従業員数を確実にいただきたいと思います。  それから次に拂下げの方針につきまして、いま少し私は政府の具体的な責任のある御答弁をお願いしたいのでありますが、本日……

第7回国会 大蔵委員会 第18号(1950/02/21、24期、民主自由党)

○西村(直)委員 連合軍の接收家屋については、前国会でも多少審議するとかいうような下話が出ておつたのでありますが、接收家屋の返還と補償の問題であります。これらの問題につきまして、補償に対する御当局の方針、それから特に私はこの時期にお伺いしておきたいことは、日本家屋等を接收された場合に、致命的な変更をやつている。これらに対しまして、特に木造家屋の補償ということにつきましては、民間一般の人が非常な猜疑心というか、不安感を持つておる。これらにつきまして、御当局として何か御方針をお持ちでありましようか。大臣あるいは事務当局からお伺いしたいと思います。

第7回国会 大蔵委員会 第27号(1950/03/07、24期、自由党)

○西村(直)委員 国税庁長官にひとつ眞剣に聞いておいていただきたいことがあるのであります。それは今度新法がしかれる場合における税務署職員の態度の問題であります。実は国税庁長官は、この席では非常に適切妥当な御答弁をなさつておりますが、末端におけるところの税務署員の動きというものは、あなた方の御趣旨とはかなり違つた姿で動きやすいのであります。従来警察官というものが、かつての政府の時代に、いかに警察の主脳部がやかましくいいましても、末端において怨嗟の的になつておつたことは御存じの通りであります。いかにあなた方が口頭の辞令、口頭の訓辞を與えられましても、末端における税務署の官吏というものが、新法をどう……

第7回国会 大蔵委員会 第28号(1950/03/08、24期、自由党)

○西村(直)委員 刑政長官はお忙しいと思いますが、簡單に二点ほどお伺いいたしたいと思います。実は法務総裁においで願いまして、司法全般に関係がありますので、総裁からお答えを願つた方があるいは適当かと思つたのでありますが、法務総裁はお忙しいと思いますので、刑政長官から代理の意味で御感想なり私の質問にお答え願いたいと思います。実は納税制度が税法として全般に大改正いたしまして、今度のは比較的合理的な税である。しかも現在の日本のインフレ経済が終息するような段階において、また封鎖経済が解かれつつある日本の実情のもとにおきまして、はたして合理的な税制をしいた場合にある程度摩擦が起るかどうか。その点に対しまし……

第7回国会 大蔵委員会 第41号(1950/03/28、24期、自由党)

○西村(直)委員 あるいは御説明があつたかもしれませんが、この損失か生じた理由です。ただいま説明員のお話を聞いておりますと、あるいは清算事務に入つてから御関係になつたのかもしれませんが、先般以来考査委員会で、この問題は公団当局の最高幹部による違反事実として調査されておるわけです。お話を聞きますと、比較的物事を簡單にお考えになつておるようです。苫米地委員からもお話がありましたが、そういうことがあつたかなかつたか知りません。しかし一つの事例としてはつきりしておりますことは、当時の公団の幹部も了承しておりますが、どろぼう炭――石炭が山元から、あなた方の手を通して末端に配給になる場合に、海中に拾てられ……

第7回国会 大蔵委員会 第42号(1950/03/29、24期、自由党)

○西村(直)委員 百二十億の赤字が出ましたことは、おそらく各公団を通じて一番大きな赤字だと私は思います。昨日来実は清算事務所の方が御答弁に当られたのでありますが、過去の経緯を全然知らない。この問題は、川島君は突然出たように言われますが、これはわれわれの調査から言いますれば全然違つておる。従いまして安本長官自体も当面の責任者ではありますが、過去まで問われる責任はない。しかし当面の責任者である立場から、できますればわれわれがこの議案を審査するにあたつて、大筋から言つてどういう面からこの赤字が出たかということを、かいつまんで御説明願いたいと思います。それが第一点。  それから第二点は重ねて御質問する……

第7回国会 大蔵委員会 第54号(1950/04/19、24期、自由党)

○西村(直)委員 ただいま御説明になりました国家公務員共済組合法の一部を改正する法律案について、私の質問の中心点は旧海軍共済組合年金給付の問題でありますが、その前提といたしまして一、二お伺いしておきたい点がございます。  恩給法による恩給、それから今回増額になつた共済組合法による共済年金、これは大体の取扱いは同じように考えるのでありますが、これらのいわゆる共済組合法による長期給付と、それから恩給法による恩給というものは、政府におかれましては大体同一性格のもの、また同一の状況下に立つているという考えで措置をされた、こう解釈してよろしゆうございますか。

第7回国会 大蔵委員会 第56号(1950/04/21、24期、自由党)

○西村(直)委員 国家公務員共済組合法の一部を改正する法律案に関しまして、先日来主計局長さんに大体お尋ねしました。特に川島委員から大臣に対する御質疑があるはずでありましたが、川島委員がお休みでありますので、私から大臣に簡單に御質問申し上げますから、ひとつ大臣の端的な御答弁をお願いしたいと思います。  御承知の拠り今日恩給のベースが改正になりまして、三七ベースで支給されておつたものが、たいへん助かつたわけです。それに相順応しまして、国家公務員共経組合のいわゆる年金受給者も、さらに新しいベースにかえていただくというわけで、これは善政であると思うのでありますが、たまたま終戰時に、この国家公務員法を制……

第8回国会 考査特別委員会 第9号(1950/10/24、24期、自由党)

○西村(直)委員 佐々木委員から出ましたところの、新聞記事として理事会の内容が事前に漏れたということは、確かに佐々木君の言う通りであります。事前にこれを手当しようと思えば手当できる。もしその事実がない、しかも一般の委員の知らないうちに理事会においてああいうことが事前に漏れてしまうならば、今度対象になつた個人が非常に迷惑であります。そういう意味合いにおいて、その内容のあるなしにかかわらず、あるいはその結果の報告以前にいかなる方法から漏れたかということを、詳細にしていただきたいのであります。従つて私はここに至急委員会を閉じて、この問題を処理する理事会を開かれんことを要求いたします。

第8回国会 考査特別委員会 第11号(1950/10/30、24期、自由党)

○西村(直)委員 私は二、三聞きたい点がございます。第一は日発の見返り資金を中心にした工事についていろいろ世間で疑惑が飛んでおりますが、日発の見返り資金を中心とした工事を請負うについてような意見も出ておりますが、いずれにしましても見返り資金が放出になつて工事が施行された場合に、どういうの形体、たとえばどういう形で、また行政機構としてはどういうところで監督して行くか、こういう点をお伺いいたします。先ほど水力課長のうわさ話などもあつて、疑惑を招いたというふうにされるか、それを担当する監督官、日発の機構並びに電力局系統の関係者をお聞きしたいと思います。

第8回国会 考査特別委員会 第14号(1950/11/13、24期、自由党)

○西村(直)委員 私西村でございます。お疲れと思いますから二点だけ聞かしていただきますが、あなた様を中心としておつくりになつた松永機関とか、銀座電力局とか、世間でずいぶんでつち上げられたようなことを書かれたことは、非常に御迷惑であつたろうと私は思うのでございます。あれがどういう根拠からあんなふうに、だれのいたずらでどういう意味でああいうふうなことをでつち上げたか、あるいは一部の策士あたりが何かわざとああいうことをやつたのか。そういう点でお感じになつたことはありますか。
【次の発言】 ある程度これにかかる場合に御想像になられましたね。大体こういうようなデマを飛ばされやしないかと……。

第8回国会 大蔵委員会 第11号(1950/07/28、24期、自由党)

○西村(直)委員 主計局長がお見えでございますから、一、二簡単に御質問申し上げて、要点だけお答えを願いたいと思うのであります。先般の国会で私どもあるいは他の代議士から言われました陸海軍の共済組合、特に私の場合におきましては海軍の共済組合でありますが、現在勅令団体になつていない。従つて年金が戦前のベースのままで支払われておるという、非常に不幸な数万の人間がおるのでございます。この人たちに対して、ぜひ現在のベースによつて年金の改訂をやつていただきたい。それに関連いたしましては、陸海軍あるいは外地あるいは日鉄等の共済組合の職員等もあると思いますが、さしあたりこれらの団体につきまして、大蔵御当局として……

第8回国会 大蔵委員会 第12号(1950/07/29、24期、自由党)

○西村(直)委員 この問題につきましては、有田委員の言われることはもちろん当然であるとは思いますが、しかし他にも同じような問題もありますので、金融制度あるいは状況についての小委員会等をなるべく早い機会につくられて、その機会に詳細にひとつ――先ほど銀行局の言葉もありました通り、時と場所を得て十分お話申し上げたい、こう言つておられますから、そういう方法を理事会に諮られて、なお他の問題に移られんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 先ほどの私の動議をさらにお諮り願いたいと思います。有田委員の言われる通り、これはわれわれも明確にしていただきたいのでありますが、できるならばさらに小委員会等において……

第8回国会 大蔵委員会 第16号(1950/09/01、24期、自由党)

○西村(直)委員 ちよつと議事進行について……。実は銀行局長においでを願つて一時からお伺いしたいというので、一時間半もわれわれこうして漫然と待つておりましたが、どういうわけで御出席が遅れるのでありますか。非常に困るのですが……。
【次の発言】 その関係の方というのは個人で委員ですか。それとも総司令部関係で御折衝になつておつたのか。たとえば個人の委員でこういうふうに一時間半も待たされるのは、非常にわれわれ議事の運営の上から困るのです。昨日は主計局長がお見えにならぬので非常に困つた。委員の間で大きな不平があるわけでありますから、その間の事情を明らかにせよと言うのではありませんが、今後国会があるとき……

第8回国会 大蔵委員会 第17号(1950/09/15、24期、自由党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 ちよつとその問題はあとで触れたいと思いますから、先にただいまの農林水産金融に関する事柄を承りたい。
【次の発言】 淺香君の御質問に対しましては、後ほど災害復旧に対する金融緊急措置に関する件として大きな問題でありますので、別にこれを取上げたいと思います。ただいままでの湯河理事長の農林水産金融に関する件についての御質問を許します。夏堀源三郎君。

第9回国会 大蔵委員会 第2号(1950/11/27、24期、自由党)

○西村(直)委員 関連いたしますが、今の政府よりの借入金の予算の関係で、大体預金部資金の運用ができるという先ほどの御説明はわかつたのでありますが、実は二十六年度の予算はまた提示になつておらないわけであります。この三十億新しく一般会計から繰入れる問題、それから借入金を予算化するという問題でありますが、これについて、はたして大蔵省において相当具体案が進んでおるかどうか、この点をお伺いいたしたい。  いま一つは、時間の関係から質問を重ねて申し上げますが、国民金融公庫が少くとも来年度において六十億前後の資金回転をやり、はたして国全体の資金需要からいつて、零細業者、中小企業者が非常に望んでおる国民金融公……

第9回国会 大蔵委員会 第4号(1950/11/29、24期、自由党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 これにて散会いたします。     午後零時九分散会

第9回国会 大蔵委員会 第6号(1950/12/01、24期、自由党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 これより会議を開きます。  政府委員の出席がございませんので、はなはだ遺憾でありますが、午前中暫時休憩をいたします。  午後一時より再開いたします。     午前十一時十六分休憩
【次の発言】 塩田等の災害復旧の補助に関する法律案に関する質疑は相当進みましたので、この際一応これで打切るよう動議を提出いたします。

第9回国会 大蔵委員会 第7号(1950/12/02、24期、自由党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 次に国民金融公庫法の一部を改正する法律案を議題といたします。本案につきましては、すでに昨日の委員会におきまして質疑終了となつておりますので、本案を議題といたしまして討論に入ります。討論は通告順によつてこれを許します。小山長規君。
【次の発言】 内藤友明君。
【次の発言】 川島金次君。
【次の発言】 米原昶君。
【次の発言】 討論は終局いたしました。  次に本案を採決いたします。本案に賛成の諸君の御起立をお願いいたします。
【次の発言】 起立総員。よつて本案は原案の通り可決されました。  なお本案に関する報告書作成及び提出の件につきましては、委員長に御一任を願いたいと思い……

第9回国会 大蔵委員会 第8号(1950/12/04、24期、自由党)

○西村(直)委員 給與課長が見えておりますので二、三お伺いいたします。  この法律案は従来たびたび国会に請願をされまして、今回政府並びに民間の強い要望の結果、提案になつておると思うのでありまして、これに該当する人たちにとつては、この法案が成立すれば、まことに喜ばしいことではないかと思うのであります。ところでこの法案の中で一つお伺いしたいのは、何がゆえに年金支給に関する事務を統一的に、いわゆる非現業の共済組合連合会に受継がしたか。この点についての御説明を願いたいと思うのであります。
【次の発言】 そこでそれに関連してお伺いいたしたいのは、これの事務は統一されますけれども、あくまでも年金受給者は公……

第9回国会 大蔵委員会 第9号(1950/12/05、24期、自由党)

○西村(直)委員 私は自由党を代表いたしまして、ただいま議題となつておりますところの所得税法臨時特例法案外三法律案に対しまして、賛成の意見を表明いたします。  税制につきましては、今年すでに国税、地方税を通ずる画期的大改正を行いまして、国民負担の軽減と合理化をはかつたことは御承知の通りであります。国民の租税負担は、現在なお相当重いものがあるのでございます。従いまして政府は極力歳出の削減に努めますと同時に、今後一層の減税を実現するよう、検討を加えて参つておるのでございますが、今回いわゆる十五箇月予算の構想におきまして、相当の減税、財源を生ずる見通しを得ましたので、まず本年度補正予算に関連いたしま……

第9回国会 大蔵委員会 第10号(1950/12/06、24期、自由党)

○西村(直)委員 今の問題に関連して一言だけお伺いしておきたいのですが、従来の特別鉱害復旧公社というものを廃止して、今度の形にかえたと思うのでありますが、これを廃して特別会計にかえた経緯、それといま一つはこれによつて今の納付金なり負担金なりが多少変動しておるか。従来のままの負担区分であるか。その点をひとつ……。
【次の発言】 特別鉱害復旧特別会計を設定する件につきましては、質疑の打切りをいたしたいと思います。その動議を提出いたします。
【次の発言】 議事進行に関して……。旧令による共済組合等からの年金受給者のための特別措置法案につきましては、一応質問を打切りたいという動議を提出いたします。

第9回国会 大蔵委員会 第11号(1950/12/07、24期、自由党)

○西村(直)委員 国有財産法第十三條の規定に基き、国会の議決を求めるの件に関しましては、質疑を打切り、討論省略の上、採決を願います。
【次の発言】 旧令による共済組合等からの年金受給者のための特別措置を講ずる法律案につきまして、自由党を代表いたしまして賛成の意見を表明いたします。これはすでにたびたび国会におきまして、各党各派を通じまして熱心なる年金受給者からの請願がございまして、また政府当局におかれましても、これははなはだ社会正義にももとり、かつ気の毒であるというので、今回あらゆる御労苦を払われまして提案になつた次第でございます。すでにこの該当者のうち最も厖大なるものは海軍の共済組合でありまし……

第9回国会 大蔵委員会 第12号(1950/12/08、24期、自由党)

○西村(直)委員 中小企業信用保險特別会計法案に関しましては、質疑を打切り、討論採決に入られんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 日本輸出銀行法案につきましては質疑を打切り、討論採決に入らんことを望みます。
【次の発言】 ただいま議題となりました日本輸出銀行法案につきまして、私は自由党を代表いたしまして賛成の意を表するものであります。  わが国の経済復興に貿易の演ずる役割はきわめて大でございまして、わが国経済が自立を達成するためには、何よりも輸出振興をはからねばならぬと思うのでありますが、ことに米国の対日援助が打切られるいうおそれがある情勢にかんがみましては、あらゆる施策を輸出の促進に……

第10回国会 大蔵委員会 第4号(1951/01/30、24期、自由党)

○西村(直)委員 私も基本は理事に運営を御一任いただければ、比較的スムーズに行くのではないかと思います。  それから参議院との関係も、内藤君のおつしやることも、まことにごもつともでありますので、これら参議院との関係は、ひとつ委員長に適当に御判断を願うということに御一任願つた方がやわらかで、運営がうまく行くのではないかと思います。どうぞ、そういうふうにお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 今竹村君のおつしやることまことにごもつともでございます。そこで理事に御一任願いまして、議員側でこちらから提出することは、これは独自に行くものもありましようが、ただ国会というものは憲法上二院からなつておりま……

第10回国会 大蔵委員会 第10号(1951/02/07、24期、自由党)

○西村(直)委員 第一に大蔵大臣にお伺いしておきたいのは、証券投資の問題でありますが、本会議の財政方針の演説の中に入つておりましたように、証券投資はどれくらいの利子をお考えになつておりますか。大体われわれが承つておる八分前後の利子で、はたして投資信託によつて――もちろんこれには保証もないわけでありますから、資金の吸収ができるかどうか。言いかえれば、経済が今のようにまだ完全な安定状態でないときに、はたして投資信託によつて資本の蓄積ができるやいなや。これに対する大蔵大臣のお考えを伺いたい。かつて戰争中に投資信託を一、二の会社がやりましたときには、これは敗戦経済によつて明らかに失敗に終つておる実例が……

第10回国会 大蔵委員会 第16号(1951/02/16、24期、自由党)

○西村(直)委員 老人控除と未亡人控除は、條文上はつきり重なつた場合でもわけるようになつておるのですか町法律的にそのダブつた場合はダブつて恩典が行くようになつておるのですか。あなたの解釈によれば違つて来るわけですが、一般の受ける印象は、おそらく要綱だけを発表された場合には、老人と未亡人と両方いただけるように世間では思つておるというふうに、私は解釈しておるのですが、法文上の解釈ははつきりダブつた場合には片方落す……。その点はつきりお願いします。

第10回国会 大蔵委員会 第17号(1951/02/19、24期、自由党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 深澤君にお伺いしますが、ほかにまだ一、二質問の御希望者がありますから、その点をどうぞ……。
【次の発言】 松尾委員。

第10回国会 大蔵委員会 第24号(1951/02/28、24期、自由党)

○西村(直)委員 動議を提出いたします。この際、先般来本委員会において準備委員を設けまして中小庶民金融機関の整備の一環といたしまして、相互銀行設置に関して研究をして参つておるのでありますが、これに関しましてある程度案を得ましたので、その案の検討、並びにその結果によりましては提出手続の促進方も考えたいと思います。この点におきまして、相互銀行設置に関する小委員会設置の件の動議を提出いたします。なお小委員につきましては、委員長にその指名の御一任をお願いいたすことに、各位の御賛同を得たいと思います。

第10回国会 大蔵委員会 第25号(1951/03/01、24期、自由党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 ただいまより会議を開きます。  三宅委員の申入れによりまして、公認会計士管理委員会委員長河本文一君が出席せられております。質疑を許します。三宅則義君。
【次の発言】 次に昨二十八日、本委員会に付託になりました国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。政府当局より提案理由の説明を求めます。西川政府委員。
【次の発言】 ただいまの奧村又十郎君の動議のごとく決定するに御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは信用金庫設置に関する小委員会を設置することに決定いたしました。  次に、委員長におきまして本小委員会の小委員長並びに小委員の指名をいたし……

第10回国会 大蔵委員会 第27号(1951/03/03、24期、自由党)

○西村(直)委員 私は一点基本の問題をお伺いいたします。これはあるいは誤長にお伺いする以上に大きい問題であるかもしれませんので、場合によれば後日に留保してもよろしうございますが、旧軍用財産の整理の概況については、今深沢君の質問に御答弁がありましたが、この旧軍用財産でまだ未整理のものがたくさんある。さつきの御説明では、たしか六割残つておるようにおつしやられましたが、これらのものは整理して返還して行くのもありましようし、あるいは今後国家としてこれらの返還を受けた場合に、国家的な見地からいろいろ考えて行かなければならない場合もありましようし、そこらの基本的な考えはどういうものでありましようか。もちろ……

第10回国会 大蔵委員会 第28号(1951/03/05、24期、自由党)

○西村(直)委員 一昨日私御質問を申し上げまして、御答弁を留保しておきました点につきまして、政務次官がお見えになりましたので、もし本日間に合いますれば御答弁を願いたい、こう存じております。
【次の発言】 大体御趣旨はわかりますが、私はこの点も、あるいは急にここで御質問申し上げると御答弁しにくいかもしれませせんが、また御答弁いただけなくてもやむを得ぬかもしれませんが、実は私委員といたしまして知つておきたいのは、旧軍用財産が一体日本の国有財産の中でどの程度の位置を占めているか。ことにある程度の整備をしておりますが、相当のものが残つている。この点をひとつお聞きしたかつた。それから第二は、私が心配して……

第10回国会 大蔵委員会 第37号(1951/03/19、24期、自由党)

○西村(直)委員 運営上の問題ですが、実はさつきから御議論を聞いておりますと、この契約自体の法律解釈の問題が一つ、それから行政上の責任の問題が一つ、こういう二つの問題があるように思つております。この法律解釈は、官庁たる厚生省と、それから官庁的性格を持つた鉱工品貿易公団との間の契約であつて、しかもその契約條件というものは、厚生省の通牒によつて契約内容が一つ付随されております。これは通産省、文部省、厚生省、公団の間でよく法律解釈について休憩時間中に話合いを願つて、はつきりしていただきたいと思います。普通の債務契約なら、さつき小山君の言われたように、官庁的な性格でありながら、しかも通牒によつてその條……

第10回国会 大蔵委員会 第38号(1951/03/20、24期、自由党)

○西村(直)委員 ただいま議題となりました農業共済再保險特別会計法の一部を改正する法律案に対しまして、自由党を代表して賛成の意見を申し上げます。  農業共済再保險は、御存じの通り農業共済保險の再保險制度でありますが、日本の農業の性格から申しまして、この共済保險が将来に向つて拡充されて行くべきことは当然であります。ことにややもすれば、日本の農業には性格の弱い面がまだ多分に残されており、これに対しまして、共済保險を拡充して、天変地変から来る損害を補償するということについては、前国会の大蔵委員会その他におきましても活発に論議されております。今般の改正案におきましても、新たに再保險金の支拂基金勘定を設……

第10回国会 大蔵委員会 第39号(1951/03/22、24期、自由党)

○西村(直)委員 ただいま議題となりました旧令による共済組合等からの年金受給者のための特別措置法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明いたします。その前に一言お断り申し上げておきたいのは、この旧令による共済組合等からの年金受給者のための特別措置法は“先般の国会において通過をいたしたものでございますが、その該当すべき一部の者が漏れておるような形でありましたので、先般来この委員会におきまして準備委員等を設け、再三にわたりまして研究の結果、さらに関係方面との折衝を始めたのでございます。幸いにいたしましてごく最近これが了承を得られましたので、今回ここに提案申し上げ、御審議を願う次第でございます。御承……

第10回国会 大蔵委員会 第45号(1951/03/29、24期、自由党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 ただいまより再開いたします。  お諮りいたします。去る三月十二日、本委員会において討論採決の結果、修正議決せられました国家公務員等に対する退職手当の臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、なお手続上において未了の分がございましたので、本会議上程をとどめておりましたが、手続を完了いたしましたので、この際本案を再議に付したいと存じますが、この点御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議があるようでございますから、採決をいたします。  本案を再議に付することに賛成の諸君の御起立を願います。
【次の発言】 起立多数。これによりまして本案を議題として討論、採決に入……

第10回国会 大蔵委員会 第47号(1951/03/31、24期、自由党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 これより会議を開きます。  まず本日付託されました相互銀行法案を議題として、提出者より提案趣旨の説明を求めます。提出者小出長規君。
【次の発言】 次に税理士法案を議題として質疑に入ります。竹村君。
【次の発言】 ただいまの有田君の動議のごとく決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議があるようですから採決をいたします。ただいまの有田君の動議に賛成の方は御起立を願います。
【次の発言】 起立多数。これをもつて有田君の動議のごとく質疑を打切ります。  暫時休憩いたします。     午後零時三十一分休憩

第10回国会 大蔵委員会 第48号(1951/05/08、24期、自由党)

○西村(直)委員 この相互銀行法案につきましては、大体休会前から小委員会を設けまして慎重に審議されました。またただいま各委員からも基本的な御意見が出ておりまして、大体質疑も盡きておるように思いますので、質疑を打切り、なお討論を省略されまして採決をいたされるよう、動議を提出いたします。

第10回国会 大蔵委員会 第49号(1951/05/10、24期、自由党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 これより会議を開きます。  法案の審査に入ります前にお諮りをいたします。理事天野久君の議員辞職に伴いまして、理事が一名欠員になつております。この際理事一名の補欠選任を行いたいと存じますが、前例によりまして委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めますので、内藤友明君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に信用金庫法案及び信用金庫法施行法案を議題といたします。
【次の発言】 ただいまの奧村又十郎君の動議のごとく決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないようでございます。  これより右両法案を一括議題といたし採決いたします……

第10回国会 大蔵委員会 第50号(1951/05/16、24期、自由党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 ただいまより会議を開きます。  昨十五日本委員会に付託に相なりました租税債権及び貸付金債権以外の国の債権の整理に関する法律業及び租税特別措置法の一部を改正する法律案の両法律案を一括議題といたしまして、まず政府当局より提案趣旨の説明をお願いいたします。
【次の発言】 次にただいま提案趣旨の説明を聴取しました右両案を一括して質疑に入ります。  本日は大蔵省主税局調査課長、国税庁徴収部長、国税庁間税部長、国税庁調査査審部長がお見えになつております。御質問がありますか。
【次の発言】 了承いたしました。
【次の発言】 本日はこれをもつて散会いたします。     午後三時五十七分……

第10回国会 大蔵委員会 第55号(1951/05/25、24期、自由党)

○西村(直)委員 提案者に二、三お伺いしたい。この資本金を五千万円以上と一応された根拠はどういう根拠ですか。
【次の発言】 御趣旨はよくわかります。ただ具体的に言いますと、現在五千万円以上の株式会社、これは登録でありましたね。
【次の発言】 登録になると、大体今度公布されまして施行になつたあかつき、該当して来るような、またやるだろうと想像されるようなものは、証券会社としてはどういうものが上つて参りましようか。
【次の発言】 さしあたりこれを開始しました場合の、もちろんこれは民間にされることで、長期資金の民間吸收になるわけですが、提案者とされてというよりは、政府としては、資金量が近い将来において……

第10回国会 大蔵委員会 第56号(1951/05/26、24期、自由党)

○西村(直)委員 ただいま提案いたしました修正案は、今国会で商法の一部改正が行われましたにつきまして、関係条文の整理をいたします意味におきまして、修正案をつくりまして提案いたした次第であります。どうぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 ただいま議題となりました船主相互保険組合法の一部を改正する法律案、外国保険事業者に関する法律の一部を改正する法律案、及び保険業法の一部を改正する法律案の三法案につきましては、すでに質疑打切りになつておりますので、この際討論を省略しただちに採決に入られんことを望みます。

第10回国会 大蔵委員会 第57号(1951/05/28、24期、自由党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 これより会議を開きます。  税理士法案を議題といたします。本案につきましては、修正案が提出せられておりますので、まず修定案の提出者より提案の趣旨弁明を求めます。修正案提出者小山君。
【次の発言】 趣旨の弁明は終りました。これより修正案に対する質疑を行います。原案に関しましては質疑打切りになつております。宮幡靖君。
【次の発言】 政府側からは、主税局調査課長泉美之松君が見えしおります。
【次の発言】 ただいまの小山君の動議のごとく決定することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がないようでありますから、これからただちに採決に入ります。まず奥村君提出にかかる自由党の……

第10回国会 懲罰委員会 第5号(1951/02/10、24期、自由党)

○西村(直)委員 ちよつと補足関連で質問したいのです。戦争の問題で……。よくあなたは戦争という言葉を使つておられるが、ひとつはつきりしておいていただきたいのは、内戦に干渉しているとあなたはときに言つておりますね。朝鮮事変は内戦だ、あれは戦争でなくて内戦だという言葉を使つておる。一方戦争ということをあなたは非常に演説の中に使つている。そしていや自分じやないのだ。人が戦争という言葉を使つているではないかということで御答弁になつておる。と同時に、逆にあなた自体が、今度は時と場合によつては、内戦への干渉だ、こういうような言葉で演説をやつておられる。どうも言葉の受け渡しであなたは逃げまわつておる。その点……

第10回国会 懲罰委員会 第6号(1951/02/13、24期、自由党)

○西村(直)委員 大体おもなる点は各委員から御質疑いただいておりまして、私あえてたくさんの質問をいたさないでけつこうなのでありますが、特に今回の懲罰事犯は、国会で行われた言動を審議されることでありまして、私からも、それから一応対象になつておられる川上君の方からも、これがいいとか悪いとか、お互いに言い合うことなしに、事実あるいは必要な程度の、私が委員長から許された御意見だけ聞きたいと思いますから、その点はひとつお答えになる方も御了承願いたいと思います。特に川上君のお立場に対して、私も一つの政党に所属をして、自分の考え方を特つておりますので、従つてある場合にイデオロギー的な議論をやりますと、急行列……

第12回国会 大蔵委員会 第4号(1951/10/26、24期、自由党)

○西村(直)委員 委員長にお願いしたいのであります。これは百億を限度として法案はできておるようでありますし、全体の計画は二百七十億です。今回の平和條約、あるいは安全保障條約を通しまして、賠償の問題、防衛分担金の問題、外債利拂いの問題、続いて連合国財産の補償の問題がありますが、連合国財産の補償については、二年なり二年半なりのうちに返されるわけであります。ただ他の財政との関連があると思いますので、百億という会計年度をきめた以上は、おそらくそこにある一定の方針をもつてきめたのだと思いますから、大蔵大臣からこれらを関連した財政計画の見通しを、適宜なる機会に伺いたいと思いますので、委員長を通しまして、そ……

第12回国会 大蔵委員会 第7号(1951/10/30、24期、自由党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 これより会議を開きます。  その前にちよつと御報告いたしておきますが、大蔵大臣は十一時過ぎにこちらへ参りますから……。  議案の審査に入ります前に御報告申し上げます。去る二十七日の委員会におきまして、在外公館等借入金の返済の実施に関する法律案についての参考人の選定等につきまして、委員長に御一任願つておきましたわけでございますが、その決定を見ましたので、その氏名等をここに御報告申し上げます。東京大連会会長山田浩通君、元滿鉄副総裁、元全滿居留民会会長平島敏夫君、元北京総領事華山親義君、元上海居留民団民会議員宮沢綱三君、元京城電気株式会社社長、元京城日本人世話会長穗積眞六郎君……

第12回国会 大蔵委員会 第11号(1951/11/07、24期、自由党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 休憩前に引続き会議を開きます。  国民金融公庫法の一部を改正する法律案を議題といたしまして、質疑を継続いたします。ほかに質疑はございませんか。
【次の発言】 ただいまの佐久間者の動議のごとく決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、本案につきましては質疑を打切り、討論を省略し、ただちに採決いたします。  本案を原案の通り可決するに賛成の諸君の御起立をお願いいたします。
【次の発言】 起立総員。よつて本案は原案の通り可決せられました。
【次の発言】 次に、日本輸出銀行法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案についてはすでに質疑打切と……

第12回国会 大蔵委員会 第14号(1951/11/12、24期、自由党)

○西村(直)委員 農政局長がおいでになつておりますので、あるいは家畜災害の問題より少しはずれるかもしれませんが、当面切実な問題でありますので、農業災害の問題について伺います。  私は静岡県の出身でございまして、今回のルース台風で西部で非常な被害が起つたと同時に、ルース台風の関係から全国的に気圧が変化したために、相当の県で例のうんかの大量発生による予想外の災害が事実上進行しておる。この現状に対しまして、農政局長としてどういうふうな対策をお考えになつておられるか。たとえば農業災害の共済の点とかあるいは農村金融の点とか、こういう点について一、二御意見を承つておきたいと思います。もちろんこれにつきまし……

第12回国会 大蔵委員会 第15号(1951/11/13、24期、自由党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 休憩前に引続き会議を開きます。  まず外国為替資金特別会計法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑の通告がありますからこれを許します。小山長規君。
【次の発言】 本案について他に御質疑はありませんか。――他に御質疑がなければ、本案に対する質疑はこれにて終局いたしました。次会において討論採決に入るここといたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、さよう決定いたします。
【次の発言】 なおこの際お諮りいたします。未復員者給與法等の一部を改正する法律案に対し、海外同胞引揚特別委員長若林義孝君より発言を求められております。この際これを許す……

第12回国会 大蔵委員会 第17号(1951/11/15、24期、自由党)

○西村(直)委員 関税法等の一部を改正する法律案につきましては、大体質疑も盡きていると思います。この機会に質疑を打切りまして、討論省略の上、採決を求められんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 議事準行で……。ただいま議題となつております五法律案のうち、保險業法の一部を改正する法律案、損害保險料率算出団体に関する法律の一部を改正する法律案、この両法律案につきましては、質疑もすでに盡されておりますので、この際質疑打切りを動議として提出いたします。

第12回国会 大蔵委員会 第19号(1951/11/17、24期、自由党)

○西村(直)委員 議事進行に関しまして動議を提出いたします。ただいま議題となつております六法律案のうち、旧外貨債処理法による借換済外貨債の証券の一部の有効化等に関する法律案、並びに食糧管理特別会計の歳入不足を補てんするための一般会計からする繰入金に関する法律の一部を改正する法律案を除いた四法律案につきまして、すでに質疑も尽きたと思いますので、この際右四法律案につきまして、質疑を打切られんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 ただいま委員長から御発言のありました両法律案につきましては、討論を省略し、ただちに採決に入られんことの動議を提出いたします。

第12回国会 大蔵委員会 第22号(1951/11/22、24期、自由党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 暫時休憩いたします。     午後零時二十分休憩

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第6号(1951/10/22、24期、自由党)

○西村(直)委員 時間がございませんから、十九條の(d)項を中心に要点だけ二、三簡単に御質問申し上げます。  第十九條は、趣旨としましては、一口に申しますれば、占領中に占領当局の指令、または日本の法令によつて行われた作為とか不作為の行為の合法性を認めて、連合国民の刑事責任、民事責任を問わないということだと思うのですが、これに関連しまして、占領中に占領軍の権威並びに占領政策の結果として出ました覚書、あるいは指令その他、これに基くポツダム政令等のいわゆる占領諸法規の効力についてであります。これは平和條約発効の日まで有効であることはもちろん疑いないのでありますが、この條約発効の日以後において、従来の……

第13回国会 運輸委員会 第39号(1952/06/05、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 御趣旨につきましては御同感であります。
【次の発言】 お答え申し上げます。ただいま御説明いただきますまでもなく、離島航路につきまして採算がとれぬ、それに対して地元島民の負担というわけに行かない、そこに経営上の悩みがある、しかも公共性があるということは御趣旨ごもつともでありまして、一面におきまして三千五百万円ばかりで、六百三十二のうち三十一ばかりの離島航路が助成されて行くということだけでは、とても公共性が保てないではないかということでありますが、一面におきまして三千五百万円という予算の査定でよいということにつきましては、国の財政上からの勘案もあると思うのであります。しかしな……

第13回国会 決算委員会 第9号(1952/03/25、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました昭和二十五年度一般会計予備費使用の件外五件の事後承諾を求める件につきまして御説明申し上げます。  昭和二十五年度一般会計予備費の予算額は四億五千万円でありまして、このうち財政法第三十五条の規定によりまして、昭和二十五年五月十二日から同年十一月二十日までの間に使用いたしました二億一千五百十余万円につきましては、第十回国会にその事後承諾を求める件として提出いたしましたが、その後昭和二十六年一月十七日から同年三月二十三日までの間におきまして六千八百四十余万円を使用いたしました。そのうちおもな事項は、参議院議員補欠選挙及び住民投票に必要な経費、地方公共団体……

第13回国会 決算委員会 第11号(1952/04/25、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま今国会に報告として提出いたしました昭和二十五年度国有財産増減及び現在額総計算書並びに国有財産無償貸付状況総計算書について御説明申し上げます。  昭和二十五年度国有財産増減及び現在額総計算書について申し上げます。  昭和二十五年度中に増加いたしました国有財産の総額は、六百二十七億六千八百九十一万余円であり、同年度中に減少いたしました国有財産の総額は、四百三十九億一千百五十二万余円でありまして、差引百八十八億五千七百三十九万余円の総増加となつております。しかして、前年度末現在額二千五百二十七億八千八百四十三万余円に右純増加額を加算いたしました二千七百十六億四千五百八十……

第13回国会 決算委員会 第14号(1952/05/14、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 昭和二十五年度一般会計歳入歳出決算及び同特別会計歳入歳出決算並びに同政府関係機関決算報告書を、会計検査院の検査報告とともに今国会に提出いたしましたので、その大要を御説明申し上げます。  昭和二十五年度予算は、昭和二十五年四月三日に成立いたしました本予算と昭和二十五年十二月四日に成立いたしました補正予算とからなるものであります。  昭和二十五年度の本予算は、前年度に引続きまして、国民経済の安定を強化しつつ、さらにその再建復興のための諸施策を積極的に実施することを目標として、総合予算の均衡、財政規模の縮減、税制の合理化、教育文化及び社会政策関係費の充実等、一連の構想のもとに編……

第13回国会 大蔵委員会 第3号(1952/01/29、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりましたポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く大蔵省関係諸命令の措置に関する法律案につきまして、その提案の理由を御説明いたします。  平和條約の効力発生に伴いまして、政府はいわゆるポツダム命令につきまして、別に存廃の措置のなされない限り、平和條約の効力発生後も六箇月間を限り法律と同様の効力を持たせるため、別途法律案を提出いたしておりますが、これとともに、今後も存続ざせる必要のあるものは、法律としての効力を持たせることとする一方、この際整理すべきものについては、所要の改廃の措置を講ずることとしているのであります。この法律案は、その一環といたしまし……

第13回国会 大蔵委員会 第6号(1952/02/04、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました国民金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明いたします。  国民金融公庫は、昭和二十四年六月発足して以来、国民大衆の資金需要に応ずるため、五回に及び増資を行い、昨年十二月末までに、普通貸付約百二十一億円の貸付を行つて、一般の金融機関から融資を受けることが困難な、国民大衆の生活の再建と経済の復興とに寄與して参つたのであります。昭和二十七年度におきましても、公庫に対する資金需要は、依然相当の額に上ることが予想され、この種資金の円滑な疎通をはかることは、きわめて緊要であると存ぜられますので、明年度予算におきまして、公庫に対する……

第13回国会 大蔵委員会 第7号(1952/02/05、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました開拓者資金融通特別会計において貸付金の財源に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案につきまして提案の理由を御説明申し上げます。  開拓者資金融通法による農地の開拓者に対する資金の貸付に関する歳入歳出につきましては、開拓者資金融通特別会計を設けまして、これを経理いたしておりますが、同特別会計法におきましては、この開拓者に対する貸付金の財源は、同会計の負担において発行する公債または借入金によつて調達することになづでおります。しかしながら、このような公債または借入金によりますことは、健全財政の見地から妥当でないものと考えられますので、昭和二十四……

第13回国会 大蔵委員会 第17号(1952/02/20、24期、自由党)【政府役職】

○西村政府委員 ただいま委員長から御報告がありましたように財政法、会計法等の財政関係法律の一部を改正する等の法律案の原案を、昨年の第十二国会に提案申し上げまして、全会一致をもちまして衆議院を通過、その上参議院において審議を十二国会において行われたのでありますが、継続審議になりまして、先般十三国会におきまして、ただいま委員長から御報告がありましたように修正されまして、ただいま当委員会に付託になつておる次第であります。その提案の理由そのものにつきましては、第十二国会におきまして詳細申し上げました際、さらに他の政府委員からも詳細御説明申し上げましたが、参議院の側における修正点につきまして、本来ならば……

第13回国会 大蔵委員会 第19号(1952/02/23、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました国民貯蓄組合法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明いたします。  最近におけるわが国の経済情勢の推移に応じ、貯蓄増強の緊要性はますます加わつて参りましたが、貯蓄しやすい環境の造成をはかりますとともに、特に少額貯蓄を奨励し、これを優遇いたしますため、この際国民貯蓄組合法を改正いたすこととし、この法律案を提案いたした次第であります。  次にこの法律案による改正の内容について申し上げますと、まず第一は、国民貯蓄組合のあつせんする貯蓄の利子等に対し所得税を非課税とする金額の限度を引上げたことであります。すなわち、現行法においては元本三……

第13回国会 大蔵委員会 第20号(1952/02/25、24期、会派情報なし)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました公庫の予算及び決算に関する法律の一部を改正する法律案の提出の理由を御説明申し上げます。  国民金融公庫及び住宅金融公庫の予算につきましては、公庫の予算及び決算に関する法律の定めるところにより作成執行いたしているのでありますが、従来の規定によりますと、公庫が固定資産の取得に要する経費はその收入支出予算に計上することになつております。しかしながら公庫の收入支出予算には、その業務上の損益に関する收支のみを計上し、固定資産の取得費はその支出予算から除外するのが適当であると考えられますので、昭和二十七年度予算からは、これを收入支出予算に計上することなく、固定……

第13回国会 大蔵委員会 第26号(1952/03/04、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました農業共済再保險特別会計の歳入不足を補てんするための一般会計からする繰入金に関する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  昭和二十五年度において風水害等が異常に発生いたしましたため、農業共済再保險特別会計の農業勘定における再保險金の支払いが増加し、その支払い財源に七億一千七百八十七万五千円の不足を生ずる結果となりました。この財源の不足を補填するには、農業共済再保險特別会計法の規定により、借入金をすることもできるのでありますが、均衡財政の見地から見まして、借入金によることは適当でないと考えられますので、これを一般会計からの繰入金によ……

第13回国会 大蔵委員会 第27号(1952/03/05、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました農林漁業資金融通特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  農林漁業資金融通特別会計におきましては、一般会計及び米国対日援助見返資金特別会計からの繰入金をもつて資本とし、これをもつて農林漁業者に対する貸付金の財源としているのでありますが、このほかに貸付金を支弁するため必要があるときは、資本の額の範囲内で予算をもつて定める額を限度といたしまして、この会計の負担において、資金運用部から借入金をすることができることとなつておるのであります。  昭和二十七年度以降におきましては、米国対日援助見返資金特別会計からは、……

第13回国会 大蔵委員会 第28号(1952/03/07、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました、日本輸出銀行法の一部を改正する法律案の提案理由を、御説明いたします。  日本輸出銀行は、わが国のプラント設備等機械輸出の促進をはかるため、昭和二十五年十二月二十八日、資本金百五十億円をもつて設立されたのでありますが、その後における融資状況その他諸般の情勢にかんがみまして、去る第十二国会において、日本輸出銀行法の一部を改正して、その資本金を百七十億円に増加する措置をとつたのであります。しかしながら、わが国経済の拡大発展を将来にわたつて確保するためには、輸出の振興をはかるとともに、重要原材料の外国からの継続的な輸入を、ぜひとも確保する必要があるのであ……

第13回国会 大蔵委員会 第30号(1952/03/11、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました関税定率法等の一部を改正する法律案外二法律案につきまして、その提出の理由を御説明申し上げます。  この法律案は、わが国経済の実情に対処して、関税率の適正合理化をはかることを目的とするものでありまして、その主要な点は次の三点であります。  その第一は、国内関連産業の保護育成及び財政収入の増加をはかるため、砂糖及びこれに関連する物品の輸入税を引上げようとするものであります。すなわち粗糖につきましては、現行輸入税の一割を二割に、精製糖につきましては二割を三割五分にそれぞれ引上げるとともに、これに関連して氷砂糖、角砂糖、糖蜜、菓子、ジャム等の輸入税につきま……

第13回国会 大蔵委員会 第31号(1952/03/12、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました国有財産特別措置法案の提案の理由を御説明申し上げます。  終戦以来旧軍用財産の引継ぎなどにより、普通財産である国有財産はにわかに増加したのでありますが、さらに近く平和條約の発効に伴つて、賠償指定の解除、連合国軍接收財産の返還などが予想されます。このような事態に対処して厖大な国有財産の処理を適切に行うとともに、他面これらの国有財産の処理にあたりましては、公共の福祉の増進、民生の安定、産業経済の振興等、国の各般の政策に寄與するために、国有財産の管理及び処分について国有財産法の特例を設けることが適当と考え、この法律案を提出いたした次第であります。  次に……

第13回国会 大蔵委員会 第32号(1952/03/13、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました一般会計の歳出の財源に充てるための米国対日援助物資等処理特別会計からする繰入金に関する法律案外一法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  昭和二十六年七月一日以降米国の対日援助は打切られ、また同年九月一日以降軍払下げ物資の払下げも打切りになりました結果、昭和二十七年度における米国対日援助物資等処理特別会計は、同年度に持越しを予想される若干のストック物資の処分並びに売掛金の回収という清算事務の段階に入り、その事業規模は著しく縮小を見ることとなつたのであります。これに伴いまして、この会計の昭和二十七年度の歳入歳出予算は、歳入におきましては……

第13回国会 大蔵委員会 第33号(1952/03/14、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました郵政事業特別会計法及び電気通信事業特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  この法律案は、郵政事業特別会計及び電気通信事業特別会計につきまして、その経理の合理化をはかることを目的といたしたものでありまして、改正の第一点は、両会計所属の固定資産について、一般物価の変動によりその価額が著しく不適当となつた場合に、一定の基準に従つてその価額の評価がえをすることができることといたしますとともに、これによつて生ずる評価増または評価減については、両会計の経理上固定資産評価積立金の勘定を設けて経理することにいたしたこと……

第13回国会 大蔵委員会 第34号(1952/03/15、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました租税特別措置法等の一部を改正する法律案外三法律案につきまして、その提案の理由を説明いたします。  政府は、国民の租税負担の軽減と課税の簡素化等をはかるため、さきに所得税法の一部を改正する法律案外三法律案を提案した次第でありますが、さらに、最近における社会及び経済の情勢等に即応して、租税負担の軽減合理化をはかるとともに、所得税の災害減免の制度の合理化等を行うこととし、ここに関係法律案を提出することといたしたのであります。  以下、順次法律案についてその大要を申し上げます。  まず、租税特別措置法等の一部を改正する法律案におきましては、第一に、住宅の建……

第13回国会 大蔵委員会 第35号(1952/03/18、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました資金運用部預託金利率の特例に関する法律案外二法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  第一番目に、資金運用部預託金利率の特例に関する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。この法律案は、明年度実施を予定されます郵便貯金の利率の引上げなどに伴いまして、郵便貯金特別会計におきまして、支払い利子などの経費が増加し、明毎度以降当分の間、収支の不均衡を生ずることが予想されますので、郵便貯金特別会計から資金運用部に預託されました資金の利率を引上げる措置を講じ、同会計の収支の不均衡を緩和しようとする趣旨のものでございます。現在郵便貯……

第13回国会 大蔵委員会 第38号(1952/03/25、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりましたポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く連合国財産及びドイツ財産関係諸命令の措置に関する法律案外三法律案につきまして、その提案の理由を御説明いたします。  まず第一に、ポツダム宣言関係に関する法律案でありますが、この法律案は、さきに提出いたしましたポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く大蔵省関係諸命令の措置に関する法律案の一環をなすものでありまして、大蔵省関係のいわゆるポツダム命令のうち連合国財産の返還等に関する政令、連合国財産上の家屋等の譲渡等に関する政令、連合国財産である株式の回復に関する政令及びドイツ財産管理令について所……

第13回国会 大蔵委員会 第39号(1952/03/26、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました国家公務員共済組合法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  この法律案は、国家公務員共済組合法につきまして、その運営の実情にかんがみまして、所要の改正を加えようとするものであり、内容の概略を申し上げますと、まず国家公務員共済組合の保健給付について、その支払いの適正化をはかりますため、療養費の現金払いは、組合が必要と認めた場合に限りまして、行うようにいたしたのであります。それとともに組合員の診療について、医療機関から不当な請求がなされますことを防ぎますために、医療機関に対する報告徴収及び検査に関する規定を設けました。  ……

第13回国会 大蔵委員会 第40号(1952/03/27、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました国庫出納金等端数計算法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  この法律案は、事務の簡素化に資するため、国庫出納金の端数計算について若干の改善を加えようとするものであります。すなわち地方税の延滞金及び加算金につきましては、これまで国税及び地方税の本税についてと同様な端数計算方法によらないで、一般の国及び地方公共団体の出納金の端数計算方法により、一円未満の金額を四捨五入することといたしていたのでありますが、今回これを国税の利子税及び加算税についてと同様の方法に改め、收納の場合には十円未満の金額を切り捨て、還付の場合に……

第13回国会 大蔵委員会 第42号(1952/03/29、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴う所得税法等の臨時特例に関する法律案外三法律案につきまして、その提案の理由を説明いたします。  日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の締結に伴い、同協定に従つて米国の駐留軍の構成員、軍属またはこれらの家族等につきまして、所得税等の課税に関する特例を設ける必要がありますので、ここに関係法律案を提出いたした次第であります。  以下順次法律案の大要を申し上げます。  まず、日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴う所得税法等の……

第13回国会 大蔵委員会 第43号(1952/03/31、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました長期信用銀行法案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  わが国現下の経済事情にかんがみ、長期資金を確保するため、政府は従来とも格段の努力を傾注し、一昨年来政府機関として、日本開発銀行並びに日本輸出銀行を設立する等、政府資金の活用をはかつて参つたのであります。しかしながら政府機関等による長期資金の供給は、民間機関の行う長期金融等に対して、補完的立場に立つべきものであり、民間金融機関の整備強化が証券市場の育成と相並んで、長期資金の確保のための根本義であると考えられます。民間機関による長期資金の供給に関しては、従来銀行等の債券発行等に関する……

第13回国会 大蔵委員会 第44号(1952/04/01、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました設備輸出為替損失補償法案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。この法律案は、設備を本邦から輸出いたしまするものが、外国為替相場の変更に伴つて受ける損失を補償する制度を確立することによりまして、重要物資の輸入の確保に貢献する設備輸出の促進をはかることを、目的としたものであります。その内容の概略を申しますと、第一に政府が設備輸出者を相手方として、外国為替相場の変更による損失を補償する契約を締結することができる場合としては、設備輸出が重要物資の輸入市場を、国際収支上有利な地域へ開拓し、または国際收支上より有利な地域へ転換することに役立つと認められ……

第13回国会 大蔵委員会 第48号(1952/04/11、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴う国税犯則取締法等の臨時特例に関する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  日米行政協定の締結に伴い、国税犯則取締法または関税法等による臨検、捜索または差押えについて特例を設ける必要がありますので、ここにこの法律案を提出いたした次第であります。すなわち国税に関する犯則事件を調査するために、合衆国軍隊の使用する施設及び区域内において、国税犯則取締法または関税法の規定によつて臨検、捜索または差押えを行う場合におきましては、合衆国軍隊の権限ある者の承認を受け、またはこ……

第13回国会 大蔵委員会 第49号(1952/04/14、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴うたばこ専売法等の臨時特例に関する法律案につきましてその提案の理由を御説明申し上げます。  この法律案は、日米行政協定の締結に伴い、協定の円滑な運営をはかるためたばこ専売法、塩専売法等の特例を設けることを目的としたものであります。その内容の概略を申しますと、まず製造タバコ、製造タバコ用巻紙または塩の輸入の特例を設けたことであります。すなわち製造タバコ、製造タバコ用巻紙または塩につきましては、現行専売法規によれば、日本専売公社以外のものが輸入するときには、公社の委託または許可を受……

第13回国会 大蔵委員会 第51号(1952/04/16、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました地方公共団体職員の給與改善のための地方公共団体に対する国の貸付金に係る債務の免除等に関する法律案について、提案の理由を御説明申し上げます。  昭和二十二年度におきまして、国は、地方公共団体の支弁にかかる職員の給與の改善の財源に充てるため、五十一億七千九百五十万円の政府資金を、都道府県及び五大市に対しまして貸し付けたのであります。この貸付金は、昭和二十三年度から同二十五年度までの間に、半年賦元利均等償還の方法で償還することとなつておりましたが、その元利の償還状況を見ますと、昭和二十五年度末における償還未済額は、三十五億三千八百六十五万余円になつており……

第13回国会 大蔵委員会 第53号(1952/04/19、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました国有財産法第十三條の規定に基き、国会の議決を求めるの件につきまして、御説明申し上げます。  現千代田グランドは皇居外苑の一角にありまして、皇居外苑を公共福祉用財産といたしました際、普通財産として残されていたものでありますが、これを外苑の一環として整備運営することが適当であると考えられますので、ここに国会の議決を経るために提案した次第であります。  何とぞ御審議の上、すみやかに御承認あらんことをお願いいたします。

第13回国会 大蔵委員会 第58号(1952/04/26、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました製塩施設法案外一法律案につきまして、その提案の理由をご説明申し上げます。  この法律案は、国内における塩の生産を維持増進し、もつて日本専売公社の行う塩に関する国の専売事業の健全な運営に寄与するため、塩田等の改良、新設または災害復旧事業の費用について公社に補助を行わせるとともに、製塩施設の保全及びその効用の維持のため、所要の措置をとることを目的としたものであります。  その内容の概略を申しますと、まず塩田等について暴風、洪水等による災害があつた場合には、現在、塩田等災害復旧事業費補助法に基いて、災害復旧事業の費用の一部を補助金として交付しておりますが……

第13回国会 大蔵委員会 第60号(1952/05/07、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 国民金融公庫法の一部を改正する法律案外一法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  国民金融公庫は、銀行その他一般の金融機関から資金の融通を受けることの困難な国民大衆に対して、その必要とする事業資金の供給を行うことを目的とする、全額政府出資の公法人でありまして、広義の金融機関に含まれるものであります。国民金融公庫は、その業務の遂行について一般の金融機関に代理させるほか、みずから貸付、管理等の金融業務を行つているのでありまして、このように現業的性格を持つているにもかかわらず、その役職員は現在国家公務員とされているのであります。国民金融公庫が、このように庶民金融機……

第13回国会 大蔵委員会 第65号(1952/05/13、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律案につきまして、その提案の理由を御説明いたします。  今回わが国は国際通貨基金協定及び国際復興開発銀行協定に加盟することといたし、これがため国際通貨基金協定及び国際復興開発銀行協定加盟につき承認を求める件を、別途国会へ提出中でありますが、加盟に伴つてわが国は基金協定及び銀行協定の規定によつて、出資の払込みその他各種の義務を負うこととなるのであります。これらの義務を履行いたしますためには、国内法的な措置を必要とするものがありますので、このためこの法律案を提出いたした次第であります。  次に……

第13回国会 大蔵委員会 第77号(1952/05/27、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました、資金運用部資金法の一部を改正する法律案、及び簡易生命保險及郵便年金特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を説明いたします。  簡易生命保險及び郵便年金特別会計の積立金は、従来契約者貸付を除いては、他の特別会計の積立金と同様、資金運用部に預託しなければならないことになつており、資金運用部においてこれらを一元的に運用していたのでありますが、今回簡易生命保險及び郵便年金特別会計の積立金については、その運用方法を改正することとなり、これに関する法律案が本国会に提出されましたので、これに伴いまして、資金運用部資金法及び簡易生命保險及郵便年……

第13回国会 大蔵委員会 第90号(1952/06/14、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 お答え申し上げます。大蔵省にまず起債に関するところの許可と申しますか、どの程度に関與しているかという問題は、大体御存じと思いますけれども申し上げますと、地方自治法によりまして、地方債の起債、あるいは起債の方法、あるいは利息の定率、あるいは債券の償還の方法等につきましては、政令で定めて、そしてその定める範囲内において地方財政委員会等が許可を與える、こういう形になつております。その政令に讓りました範囲内におきまして、当分の間地方財政委員会及び大蔵大臣のこれは協議によるということになつております。従いまして、その協議という問題になつて参りました場合に、大蔵大臣が協議を受ける以上……

第13回国会 大蔵委員会 第91号(1952/06/16、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました連合国財産の返還等に関する政令等の一部を改正する法律案の提案理由を説明申し上げます。政府は、さきに連合国財産の返還等に関する政令、連合国財産補償法等を制定いたしまして、サンフランシスコで署名されました平和条約第十五條(a)項に規定する連合国財産の返還または補償に関する義務を履行することとしたのでありますが、このたび締結されましたインドとの間の平和条約第五條の規定によりますと、サンフランシスコ条約の第十五條(a)項と同様、日本政府は、インドまたはインド人が有していた財産で、開戰時から終戰時までの間に本邦内にあつたものを返還すること、及びこのような財産……

第13回国会 内閣委員会 第19号(1952/05/12、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました大蔵省設置法の一部を改正する法律案外一法律案につきまして、その提案の理由並びにその内容を概略御説明いたします。  まず大蔵省設置法の一部を改正する法律案でありますが、今般の行政機構改革の趣旨にのつとりまして、その一環として大蔵省関係の行政機構の合理的な再編成を行うため、大蔵省設置法に所要の改正を加えることとし、この法律案を提出いたした次第であります。  次にその内容の概略を申し上げますと、第一に、大蔵省の外局たる証券取引委員会、公認会計士管理委員会、及び国税庁、並びに総理府の外局たる外国為替管理委員会、及び経済安定本部の外局たる外資委員会ぱ廃止して……

第13回国会 文部委員会 第2号(1951/12/27、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 圓谷さんからおつしやる通り、私案は就任早々でございまして、わかつていないといえばわかつていないのであります。ただ私としまして、実は大臣がきようここへおじやまして、十分御説明になり、また経緯を申し上げるべきでありますが、まだ予算も、御存じの通り最後決定まつていない段階であります。従つて産業教育法の重要性につきましては、大蔵当局も十分認識しているわけであります。問題は、財政措置としてどうこれを調整して行くかということで、現在も実は省議を開き、続いてきよう政府部内においても閣議等もあるように承つておりますので、御趣旨のあるところは、私としても十分大臣なり大蔵当局にお伝えしたい、……

第13回国会 文部委員会 第39号(1952/06/24、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 私御質問の意味が、十分のみ込めていないかもしれませんが、御了承願います。もしこの選挙というものを施行した場合に、それに対する経費をどうするかという問題、扱いの問願だろうと思うのであります。たとえば、予備費を幾ら出し得るかという、そういう御質問のように承ります。これは、もちろんその場合においては、予備費というような方法も一つの方法でありましようし、また金額いかんによつて、あるいはその扱い方いかんによつては、現在まだ政府として補正予算を立てるという方針はきめておりませんが、他にもたくさんこういつた似たような地方財政に関連するところの国家財政との関連の需要がありますから、補正と……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 大蔵委員会 第20号(1952/12/22、25期、自由党)

○西村(直)委員 動議を提出いたします。  ただいま議題となりました三案中、国際連合の決議に基く民生事業のため必要な物品の無償譲渡に関する法律案及び日本専売公社法の一部を改正する法律案の両案につきましては、質疑を打切り、討論を省略して、ただちに採決に入られんことを望みます。

第15回国会 大蔵委員会 第37号(1953/03/03、25期、自由党)

○西村(直)委員 一言、あなたの御発言で、私の方でお伺いというか、あるいはお取消しいただくかもしれませんが、私はこれは税務官吏のために嘆くものでありますが、今の企業組合に対して、社会党がつくつたものであるからどうだというお言葉が大きな原因としてあつたようでありますが、それに対しましては、御責任をおとりになりますか。
【次の発言】 それでは、事実をひとつお述べいただきたいと思います。

第15回国会 大蔵委員会 第38号(1953/03/04、25期、自由党)

○西村(直)委員 私は二、三点お伺いしたいのですが、株主相互金融その他を総括したやみ金融と申しますか、少し正常なルートをはずれたような金利を持つた金融の扱いの問題につきましては、ある方は、むしろ積極的に新しい制度を設けよという御主張もいたします。ただいままでの大蔵当局の御説明を聞くと、やや前進はしておるようですが、どこか割切れない線がある。たとえば違法とは断じがたいという説明がある。そうすると、裏をひつくり返せば、それは合法ではないかというように受取る人もあります。いや違法に近いものだというふうに受取る方もあります。そうなると、これは個々に当つて行かなければならない。ところが一般の預金者は、今……

第15回国会 予算委員会 第26号(1953/02/20、25期、自由党)

○西村(直)委員 法務大臣がお見えになりましたので、実は昨晩夕方から首都を中心に大問題になつておりますところの脱獄死刑囚の問題でございます。これは昨晩初めて夕刊なりラジオで放送されたのでありますけれども、控訴中の死刑囚二名、一名は日本国籍を持つていないというふうに私どもは新聞を通して解しているのでありますが、現在に至るまでおそらくまだ逮捕になつていない。しかも東京の拘置所から逃げた。東京の拘置所は、私どもが常識的に判断すれば、きわめてりつぱな完備したもので、日本で一番いい。それを破つて出た。なお新聞記事を通してうかがうところによりますれば、一月以上この脱獄の用意をいたしておる。しかも新聞記事の……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 昭和二十八年度一般会計暫定予算につき同意を求めるの件外六件特別委員会 第2号(1953/05/21、26期、自由党)

○西村(直)委員 動議を提出いたします。投票を用いず、尾崎末吉君を委員長に御推薦いたしたいと思います。

第16回国会 人事委員会 第2号(1953/06/05、26期、自由党)

○西村(直)委員 ちよつと――おとといは打合せ会に正式に各党からそれぞれお出になつておられたように私は拝見します。その際は、きようは参考人を呼んで参考人側の意見を十分に聴取する、しかし参考人の意見を基本にしてきよう態度を決定するというような最終的なものではなかつたと、当時立会つた委員の一員として私はそう解釈いたします。それに関連して、必要があれば人事院なり大蔵省をお招きして聞く、こういうふうに私らは了解して本日出席いたしておる。従つて私としては、ここへ政府が出て来なければ参考人の意見聴取にただちに支障を来すとか、あるいは参考人の意見だけ聞いて、ただちに委員会の最終決定になつてしまうのだ、こうい……

第16回国会 予算委員会 第4号(1953/05/29、26期、自由党)

○西村(直)委員 ただいま議題となりました昭和二十八年度一般会計、特別会計、政府関係機関の暫定予算につきまして、自由党を代表いたしまして政府原案に賛成をいたし、社会党の編成がえを求めまする動議には不賛成の意を表明いたすものであります。  さきに参議院緊急集会におきまして成立し、去る二十七日本院において同意いたしましたいわゆる昭和二十八年度四、五月分暫定予算に続き、六月以降の予算措置につきましては、新内閣におきましてなるべくすみやかに昭和二十八年度本予算案をつくりなして国会に提出すべきことはもちろんでございますが、特別国会が五月十八日に召集されました関係上、国会におきまする予算案の審議期間等の関……

第16回国会 予算委員会 第12号(1953/06/27、26期、自由党)

○西村(直)委員 ただいま議題となりました昭和二十八年度一般会計、特別会計、政府関係機関暫定予算につきまして自由党を代表いたしまして政府原案賛成、社会党の編成替を求める動議には反対の意を表明いたします。  今回の暫定予算は四月から六月までの暫定予算が二十七年度の予算を基礎にいたしました骨格予算でありましたが、それに対しまして今回の七月分の暫定予算は今審議されております二十八年度本予算を大体基礎にいたしておる点が特徴でございまして、従いまして二十八年度予算のうちのそれぞれの特色を一箇月分計上いたし、あるいは本予算におきまして、七月から実施を予定しております新規事業や、あるいは単価の改訂等は、それ……

第16回国会 予算委員会 第13号(1953/07/02、26期、自由党)

○西村(直)委員 長代理 河本敏夫君。
【次の発言】 長代理 委員長からお答えいたします。具体的には個々に御説明いたしませんが、あらゆる程度資料がすでに配付になつておることは御存じの通りでございます。その他の資料につきましては、委員長におきまして政府の方に御督促を申し上げておきます。なおものによりまして、政府において時間等がかかるものもあるのではないかと思いますが、この際、たとえば保安庁その他の関係におきまして、資料提出について御意見がありますればお伺いしておきたいと思います。なければ御了承願いたいと思います。
【次の発言】 長代理 河本君に委員長から申し上げますが、実は理事会の申合せの質疑の……

第16回国会 予算委員会 第20号(1953/07/10、26期、自由党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 八百板君にちよつと御相談いたしますが、もう大体よろしゆうございますか、時間も経過していますから。
【次の発言】 八百板君に申し上げますが、あとわずかの時間にお願いいたします。

第17回国会 予算委員会 第4号(1953/11/03、26期、自由党)

○西村(直)委員 ただいま議題となつております補正予算案に対しまし自由党を代表して、政府の原案に賛成、両派社会党提案の共同組みかえ案につきましては、反対をいたします。  災害地の窮状に思いをいたしますれば、災害対策にできるだけ費用を出すということは、だれも異存のないところでありますが、他面この経費をインフレを引き起さない範囲で、どうまかなつて行くかというところに、苦労があつたと思うのでございます。またこの国会を通じても、これが重要な課題になつているのは御存じの通りであります。政府におきましては、災害対策のみを中心とする補正予算を今回出され、特に諸般の事情から三党協定の線に沿つて、原案を提出せら……

第18回国会 予算委員会 第4号(1953/12/05、26期、自由党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 稻葉修君。

第19回国会 地方行政委員会 第62号(1954/05/14、26期、自由党)

○西村(直)委員 保守三党共同提案によります警察法案に対する修正案、及び警察法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案に対する修正案の提案理由と、その内容の概要を御説明申し上げます。  まず警察法案に対する修正案の提案理由でありますが、今回政府から提出いたしました警察法案に対しましては、この際修正を加えることを適当と認めますので、その修正案の内容並びに修正の理由について申し述べます。  まず修正の第一点でありますが、任免権の点であります。すなわち警察庁長官の任免は、これを国家公安委員会が内閣総理大臣の承認を得て行うこととし、また警視総監の任免は、国家公安委員会が都公安委員会の同意を得て、内閣総……

第19回国会 予算委員会 第4号(1954/02/04、26期、自由党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 これより会議を始めます。  昭和二十九年度一般会計予算外二案を一括議題といたします。質疑を継続いたします。福田赳夫君。
【次の発言】 小峯柳多君。
【次の発言】 本日はこの程度にいたします。  次会は明五日午前十時より開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時三十一分散会

第19回国会 予算委員会 第10号(1954/02/11、26期、自由党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 堤君に申し上げますが、時間が大体来ておりますから、なるべく簡潔に願います。
【次の発言】 今要求しておりますが 自治庁長官が見えましたから、先になさつたらどうですか。
【次の発言】 櫻内義雄君。
【次の発言】 櫻内君の質問に関しまして尾崎末吉君、川崎秀二君から関連質疑を求められております。なるべく簡単にお願いいたします。
【次の発言】 先刻船越弘君の保安庁関係の御質問につきまして保留になつておりますから、この際これを許します。船越弘君。
【次の発言】 この際要望申し上げます。明日及び明後日の二日間は公聴会を開きます。公聴会に委員各位の特に多数の御出席をお願いいたしますと……

第19回国会 予算委員会 第12号(1954/02/16、26期、自由党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 それでは午後本会議の散会後再開することといたしまして、暫時休憩いたします。    午後零時三十四分休憩

第19回国会 予算委員会 第15号(1954/02/19、26期、自由党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 これより会議を開きます。  昭和二十九年度一般会計予算外二案を一括議題として質疑を継続いたします。西村榮一君。
【次の発言】 では簡単に、質問をもう一回。
【次の発言】 間もなく参る予定であります。

第19回国会 予算委員会 第16号(1954/02/20、26期、自由党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 松原喜之次君。
【次の発言】 松原君に申し上げますが、時間の制約がありますから、なるべく質問をお急ぎになり、また要点だけお願いいたします。
【次の発言】 松原君、お手元にも通知してありますように時間が超過いたしておりますから、簡潔にひとつまとめてやつていただきたいと思います。
【次の発言】 松原君、その質問はもう前回繰返されてここでやられたのでございます。ですからなるべく重複を避けていただきたい。
【次の発言】 あとどのくらいな質問がありますか。一問ぐらいならば私は発言を許しますが……。あと一問か二問にしてください。

第19回国会 予算委員会 第17号(1954/02/22、26期、自由党)

○西村(直)委員 私はこの際国会の権威を保つために政府並びに委員長に質問申し上げたいと思うのであります。実は今朝来の中曽根君御発言を聞いておりますと、まるで検察庁の検事の一歩手前のようなことを、しかも証拠もはつきりなくして発言をしておる。最近の国会の空気はまことは遺憾でありまして、たとえば先般の今澄君の発言のごときにおきましても、はつきりした証拠がなく、いたずらに宣伝の場所にここを使つておる。そうして最終の目的は、ただ倒閣をやればよいという党利党略に出ておるのであります。たとえば、今澄君の発言の場合におきましても、営業案内であるとか、新夕刊というような新聞、あるいは真相というような雑誌に名前が……

第19回国会 予算委員会 第18号(1954/02/23、26期、自由党)

○西村(直)委員 昨日来問題になつております各種の汚職等の問題で、国会が建設よりはむしろ民主政治をただ、けなして参る、傷つけて参るというような印象が、非常に国民に深く与えられておるのであります。ある発言に至りましては、残念ながら逆に国会の権威に対しまして、国民の疑惑を深めるような形で運行されておるのは、非常に残念な状態でありますが、私どもといたしましては、政治はあくまでも建設へ向つて行かなければならない重要なる段階であると思うのであります。  そこでこの機会に総副理にひとつ所信をお伺いいたしたいのでありますが、今回の予算は特に緊縮政策をとりまして、かなりドラスティックな行き方をとつておる際であ……

第19回国会 予算委員会 第20号(1954/03/01、26期、自由党)

○西村(直)委員 第三分科会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。  第三分科会は二月二十五日より二十七日まで三日間会議を開き、外務省、経済審議庁、通産省及び農林省所管大臣より説明を聴取し、次いでこれに対して熱心なる質疑が行われました。おもなる問題点は次の通りであります。MSA援助に伴う軍事顧問団の問題、余剰農産物の買付に関する問題中小企業対策の問題、電気料金値上げの問題、畜産振興の予算に関する問題並びに繭の関取低価格保証の問題についてであります。  その詳細につきましては速記録に譲ります。  質疑を終りまして後、討論採決は委員会に持ち越すことと決定いたしました。  以上御報告……

第19回国会 予算委員会 第21号(1954/03/02、26期、自由党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 小平忠君。

第19回国会 予算委員会 第22号(1954/03/03、26期、自由党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 久保田豊君。

第19回国会 予算委員会 第24号(1954/03/17、26期、自由党)

○西村(直)委員 昨日来の問題になつておりますが、まぐろ採取に参りました漁船が、ビキニ環礁近くにおいて相当の被害を受けて帰つて参つておる、この事実につきましてまずお伺いをいたしたいのであります。今日までに判明をいたしましたこの漁船の行動、それからどういう措置をとられたかをまず海上保安庁長官からお聞きしておきたいと思うのであります。と申しますのは、焼津は御承知の通り漁業の港でございます。李承晩ラインにおきまして、さば船が相当制限を受け、逃げて帰つておる事実、それから昨年の暮れには三十数名の犠牲者を金華山沖で出しております。今回三たび原爆というか、水爆というか、これによる被害によりまして、地元とし……

第19回国会 予算委員会 第26号(1954/03/19、26期、自由党)

○西村(直)委員 私は佐竹議員は古くから存じ上げておって、人格高潔の士であると存じておりますけれども、本日のこの席における発言につきましては、非常に遺憾に思います。先般来、いかにして国会の審議の権威というものを保つかということは、再々各党派を越えて論議された問題であります。しかるに今日、事実何ら根拠のない、また根拠をお示しできないような状態において、国務大臣しかも副総理という要職を占めておる人に対して献金があったといって、一方的に言いつばなすということは、いわゆる国会の権威を失墜するところの非常な暴言であると思う。従いましてこれはみずから佐竹議員をして取消しをなさしめるように、委員長に御要求を……

第19回国会 予算委員会 第27号(1954/03/20、26期、自由党)

○西村(直)委員 私は自由党を代表しまして、ただいま議題となつております補正(第3号)案に対して政府原案に賛成、社会党の組外動議には反対をいたします。  特別法案が否決をいたされましたため、昭和二十八年十二月から昭和二十九年三月までの給与費の負担金のいわゆる所要額、二十七億八千万円が不足することになりました。この不足額を補うために二十八年度の既定予算の中から不用見込額を財源としてまかなうことに政府原案はなつておるのであります。二十八年度の一般会計の規模一兆二百七十二億円にはかわりはないのであつて、単に予算的措置を施したのでございますので、問題はないと存じます。  これに反しまして社会党の組替動……

第20回国会 予算委員会 第2号(1954/12/03、26期、自由党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 川島君に申し上げますが、外務大臣はちよつと所用のため政務次官以下関係局長が参つております。
【次の発言】 本日はこの程度にいたしまして、次会は明四日午前十時より開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後五時三十六分散会

第20回国会 予算委員会 第3号(1954/12/04、26期、自由党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 休憩前に引続き会議を開きます。  昭和二十九年度一般会計予算補正(第1号)、昭和二十九年度特別会計予算補正(特第2号)、昭和二十九年度政府関係機関予算補正(機第1号)の三案を一括議題といたします。  質疑を継続いたします。佐藤觀次郎君
【次の発言】 小平忠君。

第21回国会 予算委員会 第2号(1954/12/22、26期、自由党)

○西村(直)委員 持時間も非常に少いのでありますから、簡単でありますが、要点を総理に御質問いたしたいと思います。  第一にお伺いしたいのは、平和的共存の問題であります。――共存、御存じありませんか。それでは、御説明する時間もありませんが、中ソ国交回復を主張されて、両国が平和的に共存できる、この論に乗つて鳩山総理は各地で演説もされております。そしてその方法としては、チヤーチルの平和的な方法論を御利用になつておるのでありますが、問題はマルクス・レーニン主義以来の平和的共存論がどういうふうに変更になつておるのか、戦略戦術としてやつておるのか、あるいはそうでないような意味でお受取りになつておるのか、そ……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 予算委員会 第4号(1955/03/28、27期、自由党)

○西村(直)委員 自由党を代表いたしまして、ただいま提案されております昭和三十年度の四、五月暫定予算三件につきまして、以下述べまするところの意見を付して、政府の原案に養成、両派社会党の組みかえ案には反対を申し上げます。  その第一点でありますが、意見でありますけれども、政府の説明にもございましたように、この暫定予算は四月、五月にわたる経常的事務や事業の運営に支障を来たさざる程度の、いわゆるこま切れ骨格予算である。こういう見地から考えますと、日本経済や国民経済の建設的発展のためという点からいえば、暫定予算という措置はできるだけこれを回避するというのが、政府の当然の責務でなければならぬのであります……

第22回国会 予算委員会 第6号(1955/05/06、27期、自由党)

○西村(直)委員 議事進行を申し上げます。先刻来わが党の橋本委員から、主として中共貿易問題につきまして詳細にいろいろ検討を加えておるわけでありますが、政府の方としては、たとえばココムの品目の解除の問題でも、参議院における総理の全廃論賛成だというのと、それから外務大臣においては、これは世界各国政策に非常に大きな関連を持つから、簡単に行かないという答弁の食い違いもあるわけであります。いわんや鳩山第一次内閣以来、ココムの品目が一体解除になったものがあるのかないのか。それらに対しましても、これはきわめて重要な問題であるだけに、すぐ答弁できるものが、いまだにできていない。あるいは貿易協定等が先般調印にな……

第22回国会 予算委員会 第10号(1955/05/11、27期、自由党)

○西村(直)委員 自由党の立場から与えられた時間一、二御質問申し上げておきます。わが党といたしましても、今朝の事態に対しましては、心から被害者に対しましてお見舞を申し上げます、と同時に、政府のこの事故を起しました諸般の原因がいまだ十分明らかではないにいたしましても、遺憾の点を表する次第であります。  特に先般世界の耳目を聳動いたしました洞爺丸の事件がございました。ただいま藤本君から御質問がありましたが、レーダーは当然つけてある、しかるにこのレーダーが濃霧に対して作用しなかった、その原因はどこにあるか。一応現在の状況においては何かそこに怠慢あるいは技術的な欠陥あるいはそれに従事する人的欠陥、そう……

第22回国会 予算委員会 第25号(1955/06/07、27期、自由党)

○西村(直)委員 ただいま議題となっております昭和三十年度本予算三案そのものに対しまして、私は自由党を代表して自民両党提案の共同修正案に賛成いたします。両派社会党の組みかえ動議には遺憾ながら反対いたします。  私はまず政府提案の原案に対して批判を加えまして、自由党の立場を明らかにいたして、修正案の賛成の理由も述べてみたいと思います。そして各位の御了解を得たいのでありますが、その前提として一言、二言両鳩山内閣の政局収拾に対する態度について不満足であり、また御意見も申し上げ、批判もいたしておきたいと思うのであります。  従来御存じの通り世間で言っておりますが、わが党内閣は何といってもとにかく信念が……

第23回国会 予算委員会 第4号(1955/12/09、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 久保田鶴松君。

第23回国会 予算委員会 第5号(1955/12/10、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 静粛に願います。
【次の発言】 この際ちょっと御報告申し上げますが、日本社会党から門司亮君を一人答弁者に加えたいということであります。その点を御了解願います。
【次の発言】 古井君発言中でしょう。発言中です。
【次の発言】 先ほどの古井君の御意見に関連して門司君から御意見があります。なるべく簡単に願います。

第24回国会 予算委員会 第4号(1956/02/07、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 しかし発言を許しました。

第24回国会 予算委員会 第12号(1956/02/24、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。委員の異動によりまして理事一名欠員となっておりますので、その補欠を選任いたしたいと存じます。先例によりまして委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に川崎秀二君を指名いたします。
【次の発言】 それでは昭和三十一年度一般会計予算外二案を一括して議題といたします。  この際各分科会主査よりそれぞれ分科会の審査の結果について報告を求めることといたします。  まず第一分科会主査山本勝市君より報告を求めます。山本勝市君。

第26回国会 社会労働委員会 第43号(1957/04/23、27期、自由民主党)

○西村(直)委員 関連。今滝井委員から御質問がありました団体法と環衛法との関連ですが、大体の御趣旨はよくわかります。ただこれはそれぞれの行政機関としての解釈であり、同時に立法府としてもそれぞれの所管の委員会においてその点に同じような意味での質疑がかわされておりますが、一応法律の建前からいっても、サービス業というものが向うは全部をかけております。同町に環衛法の方は法定業種が対象になるわけです。そこで行政運営としてそういう御方針をおとりになるように私は解釈するわけですが、実際今度末端で組合が、かりに設立業者がもめてきた場合に、いや私は団体法の方で一応いくのだ、片方は環衛法でいくのだ、こういうような……

第26回国会 商工委員会 第26号(1957/04/16、27期、自由民主党)

○西村(直)委員 中小企業団体法案が政府から提案になりましたし、社会党から中小企業の基本法である組織法を合せまして三法出ております。社会労働委員会にはその裏打ちとしての最低賃金法を出しておられます。こういう形で中小企業のいわゆる組織面と申しますか、そういう面からの対策がいよいよこの国会に出て参りました。  実は先般首藤新八君がわが党を代表いたしまして質問しました。社会党からも質問がありました際に、総理大臣に御出席を願って、これに対する根本的な考え方を国民に明らかにしてもらうようになっておったわけですが、これが御返事が出ておりません。そこで適当な機会に総理大臣からこの所信、特に今まで私どもが見て……

第26回国会 商工委員会 第27号(1957/04/17、27期、自由民主党)

○西村(直)委員 中小企業団体法並びに社会党からも幾つかこれに関連する法案が出ておりますが、先般総理大臣にわが党から首藤新八君が、この非常に中小企業に基本的に大きな影響を与えまするところの団体法に対しまして質問がありましたが、御答弁がそのときの都合でいただいておりませんので、あらためまして私から基本的な問題について一、二御質問申し上げます。本日非常に短かい時間でありますから、きわめて端的に要点だけを申し上げたいと思います。  この団体法というものができますにつきましては、各方面の要望もありましたし、またこういったような形のもの、いわゆる中小企業の人たちの過当競争を中心にして非常に共食い競争をや……

第26回国会 商工委員会 第29号(1957/04/22、27期、自由民主党)

○西村(直)委員 委員長、ただいまの春日委員の発言中私的な云々というところは速記から削るようにしていただきたいと思います。

第26回国会 商工委員会 第31号(1957/04/24、27期、自由民主党)

○西村(直)委員 経団連の代表の方の大企業を中心にしました御意見を一応お聞きしまして私が心配いたしますのは、組織化ということ自体については別に御異論がない。問題は、内容とかそれの運営とか措置とか、この点は確かに一部私どもについても考えなければならぬ点はあろうと思います。そうするとあなたの方では、中小企業の組織化について、もちろん大企業である以上は――しかし日本であれだけ大きな分野を持っておる中小企業との関連なくしては大企業そのものもうまくいかないというのが日本の経済の実情からはっきりしていると思います。何かそれにかわるべきお考えを御研究なり持っていらっしゃるか、この点についてお述べ願いたい。言……

第26回国会 商工委員会 第33号(1957/04/27、27期、自由民主党)

○西村(直)委員 この際、動議を提出いたします。すなわち、ただいま議題となっております中小企業団体法案外五法案のうち、中小企業団体法案、中小企業団体法の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案、中小企業組織法案及び中小企業組織法の施行に伴う関係法律の整理に関する法律案、以上四案に対する質疑はこれをもって終了せられんことを望みます。以上動議といたします。

第26回国会 地方行政委員会 第36号(1957/08/19、27期、自由民主党)

○西村(直)委員 加藤君から大意を尽しておりますが、私も国会策対の仕事をやっております関係上、いささかこの委員会の今回の運営については疑惑を持っております。というのは、私は率直に申しまして、静岡市民の一人でございますが、地元で見ておりますと、一応遠野氏の死亡等の問題は新聞にちらちら旧ました。市内部の職組と執行部とのいろいろな問題点があったようでありますが、そのうちに何か県連が三重県の自治労の大会で県連の名においてはっとこれを取り上げた。また総評のいろいろな春季闘争とかスケジュール闘争の発展する関連において、大きく取り上げられた。と同時に、自治労というものが臨時闘争本部という指導部を静岡市に持っ……

第27回国会 商工委員会 第4号(1957/11/11、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 ただいまより商工委員会を開会いたします。  福田委員長が所用のため、暫時出席がおくれますので、私が委員長の指名により委員長の職務を行います。  この際、請願審査小委員会設置の件についてお諮りいたします。ただいままでに、本委員会に付託せられました請願は、合計二十三件であります。これらの請願審査のため、小委員七名よりなる請願審査小委員会を設置することとし、なお、今後本委員会に付託されるものがありますれば、これらもあわせてこの小委員会の審査に付することにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり〕

第27回国会 商工委員会 第6号(1957/11/13、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 委員長に御要請になりました件は、重要な事柄でございますから、理事会で諮りまして、検討の上善処いたしたい、こう思います。
【次の発言】 よく理事会で相談をいたします。
【次の発言】 この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。本日、理事松平忠久君が委員を辞任せられ、ただいま再び委員に選任せられましたので、この際同君を再び理事に指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。本日は、これにて散会いたします。   午後六時三十一分散会

第28回国会 建設委員会 第1号(1958/01/29、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を聞きます。  議事に入るに先だちまして一言ごあいさつを申し上げます。私、去る十二月二十日、今回はからずも建設委員長に御指名をいただきました、職責の重大なるにかんがみまして、微力ではありますが、誠心誠意努力いたしまして遺憾のないようにいたしたいと存じます。何とぞ委員各位におかれましては御援助、御協力のほどを切にお願い申し上げます。簡単でございますが、ごあいさつにかえます。  この際、前委員長薩摩雄次君より御発言を求められております。これをお許し申し上げます。薩摩雄次君。
【次の発言】 これより国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。先ほどの理事会におきまし……

第28回国会 建設委員会 第2号(1958/02/06、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  建設省関係重要施策及び昭和三十三年度予算の概要について建設大臣より説明を承わります。根本建設大臣。
【次の発言】 次いで官房長より、ただいまの大臣説明に対する補足説明を承わります。
【次の発言】 ただいままでに建設省関係重要施策と予算の概要について大臣、並びに官房長から補足説明を承わりましたが、ただいまの説明に対する質疑は次会に行うことといたします。
【次の発言】 次に、去る一月三十日付託になりました内閣提出水防法の一部を改正する法律案を議題として審査に入りたいと思います。  まず本案の趣旨につきまして説明を聴取いたします。堀内政務次官。

第28回国会 建設委員会 第3号(1958/02/11、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  前回の委員会におきましては、昭和三十三年度建設省関係重要施策と、これが実施に要する予算の概要につきまして説明を聴取したのでありますが、本日はこの説明に対する質疑を行います。質疑は通告順によって順次お許しをいたします。前田榮之助君。
【次の発言】 三鍋義三君。
【次の発言】 中島さん、あまり不明確なら、ここでいいかげんな答弁を受けるより、すみやかな機会にはっきりした答弁を伺いましょうか。
【次の発言】 河川局長、時間もたちますから、これは法律問題ですし、なるべくすみやかな機会に明確な答弁をよく研究していただくことにいたしましょうか。

第28回国会 建設委員会 第4号(1958/02/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  前会に引き続き、昭和三十三年度建設省関係重要施策、これが実施に要する予算の概要説明に対する質疑を行います。中島巖君。
【次の発言】 お諮りいたします。三鍋理事からただいまのような御提案がございましたが、ここで暫時休憩いたして、午後一時から定刻に再開して、御協力願いたいと思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 暫時休憩いたします。     午前十一時五十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続けます。中島巖君。
【次の発言】 続いて小川豊明君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることにいたしまして、本日はこれに……

第28回国会 建設委員会 第5号(1958/02/18、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  水防法の一部を改正する法律案を議題として質疑に入ります。質疑の通告がありますからこれを許します。三鍋義三君。

第28回国会 建設委員会 第6号(1958/02/19、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  この際、關盛河川局次長より発言を求められております。これを許します。河川局次長。
【次の発言】 次に、前回に引き続き、建設省関係重要施策とこれが実施に要する予算の概要説明に対する質疑を続行いたします。三鍋義三君。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることといたしまして、本日はこれにて散会いたします。     午後零時十八分散会

第28回国会 建設委員会 第7号(1958/02/21、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  水防法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。本案に対する質疑は前回の委員会におきまして、すでに終了いたしております。  これより本案を討論に付します。討論の通告がありますから、これをお許しいたします。三鍋義三君。
【次の発言】 討論はこれにて終局いたしました。これより水防法の一部を改正する法律案を採決いたします。本案に賛成の諸君の起立をお願いいたします。
【次の発言】 起立総員。よって本案は原案の通り可決すべきものと決しました。  なお本案の報告書の作成につきましては委員長に御一任を願いたいと思いますが、御異議はありませんか。

第28回国会 建設委員会 第8号(1958/02/27、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  去る二月二十一日付託になりました内閣提出、日本道路公団法の一部を改正する法律案及び同じく二十二日付託になりました内閣提出、道路法の一部を改正する法律案、道路整備緊急措置法案の各案を一括して議題とし、審査を進めます。  まず各案の趣旨につきまして説明を聴取いたします。根本建設大臣。
【次の発言】 続いて補足説明を聴取いたします。富樫道路局長
【次の発言】 これより質疑に入ります。質疑の通告がありますのでこれを許します。久野忠治君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることといたしまして、本日はこれにて散会いたします。     午後零時十一分散会

第28回国会 建設委員会 第9号(1958/02/28、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  日本道路公団法の一部を改正する法律案、道路法の一部を改正する法律案及び道路整備緊急措置法案の各案を一括して議題とし、審査を続けます。質疑を行います。中島巖君。
【次の発言】 関連質問を許します。久野忠治君。
【次の発言】 三鍋義三君。
【次の発言】 次に昨二月二十七日付託になりました内閣提出、公営住宅法第六条第三項の規定に基き、承認を求めるの件を議題といたします。まず本件の趣旨につきまして説明を聴取いたします。堀内建設政務次官。
【次の発言】 三鍋義三君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることといたしまして、本日はこれにて敬会いたします。 ……

第28回国会 建設委員会 第10号(1958/03/04、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  連合審査会開会の件につきましてお諮りいたします。当委員会におきまして審査中の地すべり防止関係二法案について、農林水産委員会より連合審査会開会の申し出がありました。つきましては、明五日水曜日午後一時より建設委員会・農林水産委員会連合審査会を開会するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決します。
【次の発言】 次に建設省関係重要施策に関する件につきまして調査を進めます。質疑の通告がありますから、これをお許しいたします。三鍋義三君。
【次の発言】 松澤雄藏君。
【次の発言】 次に、日本道路公団法の一部を改正する法律案、道路法の一部……

第28回国会 建設委員会 第11号(1958/03/07、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  日本道路公団法の一部を改正する法律案、道路法の一部を改正する法律案及び道路整備緊急措置法案の三案を一括議題とし、審査を進めます。質疑の通告がありますから、これをお許しいたします。  この際お諮りいたします。門司亮君より道路三案につきまして委員外発言を求められております。これをお許しするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。門司亮君
【次の発言】 中島巖君。
【次の発言】 その点につきまして、理事とちょっと打ち合せをいたしますから……。なお建設大臣からその前に……。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて。

第28回国会 建設委員会 第12号(1958/03/11、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。天龍川水域のダム建設による災害につきまして、参考人の出頭を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。なおその人選、日時につきましては、理事と協議して決定いたしたいと思いますので、委員長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
【次の発言】 次に地すべり等防止法条及び地すべり等による災害の防止等に関する法律案の両案を一括して議題とし、審査を進めます。質疑がありますから、これをお許しいたします。三鍋義三君。

第28回国会 建設委員会 第13号(1958/03/13、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  この際、政府より道路五ヵ年計画につきまして、発言を求められております。これをお許しいたします。富樫道路局長。
【次の発言】 さらに根本大臣から発言を求められております。これを許します。根本建設大臣。
【次の発言】 次に日本道路公団法の一部を改正する法律案、道路法の一部を改正する法律案及び道路整備緊急措置法案の道路関係三案を一括して議題とし、審査を進めます。これら三案に対する質疑は、前回の委員会におきましてすでに終了いたしております。  この際、道路整備緊急措置法案に対しまして三鍋義三君より修正動議が提出されておりますから、その趣旨弁明をお許しいたします……

第28回国会 建設委員会 第14号(1958/03/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  公営住宅法第六条第三項の規定に基き、承認を求めるの件を議題として審査を進めます。  質疑の通告がありますから、これをお許しいたします。三鍋義三君。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。――ないようでありますから、本件に対する質疑はこれにて終了いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
【次の発言】 次に、建設省関係重要施策に関する件につきまして調査を進めます。質疑の通告がございますから、お許しをいたします。山口好一君。
【次の発言】 神田大作君。

第28回国会 建設委員会 第15号(1958/03/18、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長  これより会議を開きます。  公営住宅法弟六条第三項の規定に基き、承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。本件につきましては、前回の委員会におきまして質疑はすでに終了いたしております。  これより本件を討論に付します。討論の通告がありますから、これをお許しいたします。三鍋義三君。
【次の発言】 討論はこれにて終局いたしました。  公営住宅法第六条第三項の規定に基き、承認を求めるの件につきまして採決をいたします。本件を承認するに賛成の諸君の御起立をお願いいたします。
【次の発言】 起立総員。よって本件は承認するに決しました。  なお、報告書の作成につきましては、委員長に御一任願……

第28回国会 建設委員会 第16号(1958/03/20、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  地すべり等防止法案、地すべり等による災害の防止等に関する法律案の両案を一括して議題とし、審査を進めます。前会に引き続き質疑を行います。井手以誠君。

第28回国会 建設委員会 第17号(1958/03/25、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  昨日付託になりました内閣提出下水道法案を議題とし、審査に入ります。まず本案の趣旨につきまして説明を聴取いたします。堀内政務次官。
【次の発言】 続いて補足説明を聴取いたします。町田計画局長。
【次の発言】 本案に対する質疑は次会より行うこととし、次会は公報をもってお知らせすることといたしまして、本日はこれにて散会いたします。     午前十一時三十七分散会

第28回国会 建設委員会 第18号(1958/03/27、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  理事の補欠選任についてお諮りいたします。理事三鍋義三君が昨二十六日委員を辞任されましたので、理事が一名欠員になっております。理事の選挙は、先例によりまして選挙の手続を省略し、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、再び委員になられました三鍋義三君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に地すべり等防止法案及び地すべり等による災害の防止等に関する法律案の両案を一括して議題とし、審査を進めます。御質疑はございませんか。――井手以誠君。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。――御質疑がないようでありますから、両……

第28回国会 建設委員会 第19号(1958/03/28、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  下水道法案を議題として審査を進めます。質疑の通告がありますからこれを許します。前田榮之助君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。     午前十一時二十八分散会

第28回国会 建設委員会 第20号(1958/04/01、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りをいたします。先ほどの理事会において御相談、御決定を願ったのでありますが、東京―名古屋間高速自動車道に関する件並びに都内高速道路整備計画につきまして、参考人の出頭を求め、意見を聴取したいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。なおその人選、日時につきましては、委員長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 この際お諮りいたします。地方行政委員会より、当委員会において審査中の下水道法案につきまして、連合審査会開会の申し入れがありました。こ……

第28回国会 建設委員会 第21号(1958/04/08、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  下水道法案を議題とし、審査を進めます。質疑の通告がありますから、これをお許しいたします。三鍋義三君。
【次の発言】 次会は明九日午前十時より開会することにいたしまして、本日はこれにて敬会いたします。     午後零時二十八分散会

第28回国会 建設委員会 第22号(1958/04/09、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  下水道法案を議題として審査を進めます。御質疑はございませんか。――御質疑がないようでありますから、本案に対する質疑はこれにて終了いたしたいと思いますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めて、さよう決します。  この際、前田榮之助君並びに薩摩雄次君よりそれぞれ本案に対する修正案が提出されております。両修正案の内容は、すでに各位のお手元に配付いたしておる通りであります。まず前田榮之助君提出の修正案の趣旨について、提出者の趣旨弁明を求めます。前田榮之助君。
【次の発言】 次に、薩摩雄次君提出の修正案の趣旨について、提出者の趣旨弁明を……

第28回国会 建設委員会 第23号(1958/04/10、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  都内高速道路整備計画について調査を進めます。本日はお手元に配付してあります通り、四名の参考人の方、並びに建設省、首都圏整備委員会より御出席を願っております。  御承知のごとく、最近におきまする都内の自動車登録台数の増加はまことに著しいものがありまして、これをこのままに放置いたしますと、旧市域の主要交差点の交通量は、平均しておおむね昭和四十年には限界に達し、都内における交通は全くの混乱状態に陥るものといわれておるのであります。これが対策といたしましては、一応交通整理方式の改善、交差点付近の妨害物の除去あるいは路面電車等の撤去等の措置が考えられるのではあり……

第28回国会 建設委員会 第24号(1958/04/11、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  東京―名古屋間高速自動車国道建設計画につきまして調査を進めます。  本日は、お手元に配付してあります通り、四名の参考人並びに政府委員の御出席を願っております。本日はさきに松永安左衛門君を委員長とする産業計画会議の第三次レコメンデーションとして関係各方面に勧告が行われました「東京神戸間高速自動車道路についての勧告」につきまして御説明を願いたく、各参考人に御出席をいただいた次第であります。  この際委員長から一言お断わりいたしますのは、参考人のうちの松永安左衛門君は、本日この席に午前中待機をしておりましたが、時間の都合上帰られましたので、その点を御了承を願……

第28回国会 建設委員会 第25号(1958/04/18、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  まず理事の補欠選挙を行います。  理事久野忠治君が去る四月十日委員を辞任されましたので、理事が一名欠員になっております。理事の選挙は、その手続を省略し、委員長において指名するに御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、再び当委員になられました久野忠治君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、去る四月十四日付託になりました内閣提出、首都圏市街地開発区域整備法案を議題とし、審査に入ります。まず、本案の趣旨について説明を聴取いたします。根本建設大臣。
【次の発言】 これより質疑に入ります。質疑の通告がありますから、これをお許しいたし……

第28回国会 建設委員会 第26号(1958/04/22、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  本田の請願日程全部を議題とし、審査を進めます。  先ほどの理事会におきまして、本日の請願日程全部につきまして慎重御審議、御検討願ったのでありますが、日程第一ないし第二二、第二四ないし第二七、第二九ないし第四六、第四八ないし第五〇、第五二ないし第六二、第六四ないし第六八、第八三ないし第八六、第九二ないし第一一六、第一一八ないし第一二〇、第一二三ないし第一三二、第一三四、第一三六ないし第一四七、第一四九及び第一五〇、第一五二ないし第一五七の各請願は、いずれもその趣旨は適切妥当なものと認め、衆議院規則第百七十八条の規定によりまして議院の会議に付するを要するも……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 商工委員会 第7号(1958/07/02、28期、自由民主党)

○西村(直)委員 時間がありませんから、簡単にちょっと伺います。この中共貿易の扱いは非常に御苦労だと思いますし、またただいまの御意見も非常に私もよく参考になりましたが、ただ現実の問題として御存じの通り、先ほど山本さんからもお話がありました通り、四次協定の裏に絶えず流れておる根本原則というものがある。ところが日本の置かれた立場というものがあります。はっきり申しますれば、中華民国政府との関係はあちらでは一つの国内問題となっておる。日本としては外交問題、この前提がある以上、なかなか竹を割ったような形にいかない。もう一つは議連というものを考えなければならぬ、われわれも議連に参加しておった時代もあります……

第29回国会 予算委員会 第1号(1958/06/19、28期、自由民主党)

○西村(直)委員 この際動議を提出いたします。理事は、その数を八人とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第29回国会 予算委員会 第3号(1958/06/24、28期、自由民主党)

○西村(直)委員 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま日本社会党提出の動議に対しまして反対の意見を表明し、各位の御賛成を得たいと思います。  ます景気に対する認識の問題であります。なるほど今日の景気につきましては、なべ底と言う者もありまして、特に中小企業方面において相当強い各種の要求もわれわれ承わっております。しかし、さればといって、これに対する見方ないし見通しの問題があるのでありまして、すでに当委員会でも政府側からしばしば発言がありました通り、昨年の緊急対策以来国際収支も漸次黒字に転じておりますし、鉱工業生産も四月、五月から横ばいでありますし、物価も横ばい状態、失業者の数も五月に入りま……

第30回国会 商工委員会 第2号(1958/10/07、28期、自由民主党)

○西村(直)委員 関連して簡単に通産大臣に御質問申し上げます。もちろん今回の二十二号台風では、伊豆を中心に各関係地は、非常な被害をこうむっておりまして、大へんわれわれ関係者はお世話になっております。問題は建設委員会あるいは農林委員会またこの委員会、社会労働委員会等でそれぞれ論議する問題でございますが、山口国務大臣も特に伊豆の災害に関して災害対策本部長として、また総理大臣も現地視察に行かれたようであります。そこで問題は今のワクあるいは金利の問題というようなものが当然出てくる場合に、特別立法というようなことについて、もちろんこれはまだ政府は態度をおきめになるには、あるいは被害の状況の真相をおつかみ……

第30回国会 予算委員会 第2号(1958/10/29、28期、自由民主党)

○西村(直)委員 私は自民党を代表いたしまして、本日この予算の総括質問に当りまして、第一に、今般国内におきまして、特に警職法を中心としてではありますが、その前から法律の秩序が非常に乱れておるいろいろな状況について、政府に御質問をいたしたいと思います。続いて安保条約の改定等の問題、並びに、時間がありますれば、今般計上になりました補正予算、外債関係に触れてみたいと思います。  まず最近の状況を見ますと、民主主義――われわれは敗戦によりまして新憲法を作り上げ、そうしてそのもとにおいて民主政治をできるだけ完全にやって参りたい。御存じの通り敗戦いたしました当時は相当な混乱であり、また戦争の災害から来る気……

第30回国会 予算委員会 第4号(1958/10/31、28期、自由民主党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 久保田さん、一括して質問して下さってもけっこうです。
【次の発言】 午後三時より再開することといたしまして、暫時林憩いたします。     午後二時二十二分休憩

第31回国会 予算委員会 第10号(1959/02/13、28期、自由民主党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 北山君に申し上げますが、申し合せの時間がきておりますから、一つ簡潔に願います。
【次の発言】 先般委員長に御一任願っておりました公述人の選定につきましては、次の通り決定いたしましたので、この際御報告申し上げます。  十六日の公述人は、武蔵大学教授芹沢彪衛君、朝日新聞論説委員江幡清君、毎日新聞論説委員山本正雄君、信越化学工業株式会社社長小坂徳三郎君、翌十七日の公述人は、日本女子大学教授松尾均君、東日本建設業保証株式会社会長荒井誠一郎君、全国銀行協会連合会会長小笠原光雄君、全国農業会議所農政部長平尾卯二郎君、以上であります。  本日はこれにて散会いたします。     午後九……

第33回国会 予算委員会 第6号(1959/11/10、28期、自由民主党)

○西村(直)委員 与党の立場からただいまの動議に対する態度を申し上げておきます。  ただいま社会党を代表されまして井手理事から激甚地の指定の基準をすみやかに出せということでありまして、その点については私ももっともな点があると思います。ただし当局の立場を考えますれば、政府与党といたしまして被害がきわめて甚大であったという点から被害の事実が漸次わかってくる部分もあるのでありまして、政府当局としても非常に急いでおられることもまた一面わかります。また被害を受けました人たちとしましては、一日もすみやかに本予算が正常な形で進行することも望んでおると思うのであります。  従ってこの問題につきましては、ただい……

第33回国会 予算委員会 第9号(1959/11/14、28期、自由民主党)

○西村(直)委員 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題になっております社会党並びに社会クラブの組替案に対しまして、自民党を代表して残念ながら反対の意見を申し上げたいと思うのであります。  討論に先立ちまして、今回の未曽有の災害で非常に打撃を受けられました被災民に対しては深甚なる御同情の意を表するのでありますが、同時に、一日もすみやかにこの予算措置が行なわれるということが、心からのあの人たちの念願ではないかと考えておるのであります。  そこで組替案でありますが、それには政府原案に触れつつ組替案を御批判しなければならぬと思います。政府原案の方は、原案が出ます前から、もう災害が起ると同時に……

第36回国会 予算委員会 第1号(1960/10/23、28期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。予算の実施状況につきまして、議長に対し国政調査の承認要求を行なうこととし、その手続については委員長に御一任を願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、さよう決しました。直ちに委員長において所要の手続をとることにいたします。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任の件についてお諮りをいたします。現在理事が一名欠員になっておりますので、これよりその補欠選任を行ないたいと存じますが、これは先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 内閣委員会 第1号(1960/12/12、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 私はこのたび防衛庁長官に就任することになりました西村直己でございます。  申し上げるまでもなく、自衛隊はわが国の平和と独立を守り、わが国を直接間接の侵略から防衛することを任務とする重い責任を持たされておるのであります。私といたしましても責任の重かつ大であるということを痛感いたします。今後当委員会におきまして何かと委員各位の御指導、御鞭撻を賜わることが多いと存じますが、どうぞ今後ともこの上ともよろしくお願いを申し上げます。私は極力国民に対しまして信頼される、親しまれかつ頼もしい、こういう自衛隊の育成に一そうの努力を払いたい覚悟でございますが、一つ皆様方の重なる御協力をお願い申し上……

第37回国会 内閣委員会 第2号(1960/12/14、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由並びに内容の概要を説明申し上げます。  この改正案は、今般提出されました一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案の例に準じまして、防衛庁職員の俸給月額の改定等を行なおうとするものであります。すなわち、まず事務次官、統合幕僚会議の議長及び参事官等並びに自衛官の俸給表につきましては、一般職の例に準じて改定を行なうこととし、事務官等の俸給表につきましては、従前通り一般職に適用される俸給表によることといたしております。これにあわせて、防衛大学校の学生に対する学生手当の額につきましても改定を行なうことといたして……

第37回国会 内閣委員会 第3号(1960/12/17、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 ただいま御提案の修正案につきましては、自衛官俸給表の構成上から見まして必ずしも適当とは申せませんので、遺憾ながら賛成いたしかねる次第でございます。

第37回国会 内閣委員会 第4号(1960/12/20、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 防衛庁設置法の一部を改正する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案の提案の理由及び内容の概要について御説明申し上げます。  最初に、防衛庁設置法の一部を改正する法律案について申し上げます。  政府は、国力国情に応じて防衛力を整備する必要があると認め、防衛庁の職員の定員を八千四百五人増加し、現在の定員二十五万四千七百九十九人を二十六万三千二百四人に改めることといたしました。この八千四百五人の増加分のうち、七千四百十六人が自衛官で残りの九百八十九人が自衛官以外の職員であります。自衛官の増加分は、そのおもなるものについて申し上げますと、陸上自衛隊については千五百人でありまして、施設……

第37回国会 内閣委員会 第5号(1960/12/22、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 来年度予算要求は、ただいまはまだ事務折衝の段階でございまして、私着任いたします以前からある程度の事務折衝に入っているわけでございます。従って私といたしましても、その方針は一応引き継いで参っておるわけであります。その方針といたしましては、陸、海、空三軍のうちで、陸の特異性としましては三十六、三十七年度に師団編成に、言いかえれば十三個師団の方向へ変えて参りたい。同時に装備等においても必要なる限度においての近代化を行ないたい、これが一つの方向でございます。それから海の自衛隊につきましては、これは御存じの通り艦船が古くなって使用に耐えない、国土防衛上役に立たない面に対しまして、代艦建造……

第37回国会 予算委員会 第4号(1960/12/15、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 お答えいたします。  アメリカのドル防衛政策が日本の防衛費を拡張しはせぬか、端的に申しますれば、そういう御質問のように承りました。そこでアメリカの極東、特に日本における戦略というか、それに伴うところの兵力その他の装備、配置等が大きな変更がくるかどうか、ただいまのところ私どもはそういう話を聞いておりませんし、またそう考えておりません。問題はただドル防衛の見地から家族の引き揚げ、こういうことは当然発表にもなっております。これ自体は直ちに私の所管いたしております防衛庁の経費に影響を及ぼすものでない、こういうことでございます。  それからいま一つ、対日軍事援助の問題でありますが、従来確……

第37回国会 予算委員会 第5号(1960/12/16、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 ドル防衛とともに昨日基地の縮小というような問題についても、ゲーツ国防長官の指令というものが報道されております。しかしドル防衛からきて、御存じの通り援助に対しての削減があるかどうか、これについては昨日御答弁申し上げたように、防衛庁としては大体従来から有償に切りかえていく。従ってさしあたり大きなる変化はない。それから昨日の基地縮小のことについては、まだわれわれの方には正式に何ら話もない段階であります。特に後方部隊に対して多少、たとえば家族の引き揚げはもちろんでありますが、多少病院、学校等、そういうものには影響がある。あるいは厚生施設、これらはさらに米軍の方の具体的実施という影響と相……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1961/03/23、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 お答えいたします。  基地一般論といたしましては、私ども日米安全保障体制を持っておりますから、必要最小限度の基地は提供しなければならぬという義務を持っておることは、御理解をいただけると思います。個々具体的の問題になりますと、ケース・バイ・ケースで、その必要度あるいは国民に与える不利益、こういうものを十分に認識しながら考えていかなければならぬと思います。  ただいま御質問の水戸の射撃場の問題につきましては、私も十分従来からの御要望、特に原子力諸設備に関連いたしましての問題、あるいは地元の総合開発という面からの強い御要望を聞いておるのであります。私以前の歴代の長官、並びにまた、直接……

第38回国会 内閣委員会 第1号(1961/02/07、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 新島の問題で紛争が起こっておるのは、まことに遺憾であると思います。ただ新島の問題は、御存じの方が大部分でありますが、これはあくまでもミサイルの試射場でありまして、私どもの立場としてはこれが村民の一部に宣伝されるように、将来のいわゆる防衛基地になるとか、そういうようなことは毛頭考えてもおらないのであります。しかもミサイルの試射そのものは年に二十回程度であります。年間わずかに二十回程度のミサイルの試射をやろう、こういうことであります。そして試射されましたミサイルは落下傘をつけてフロートによって回収しまして、もちろんこれには爆発物も装填しない、こういうようなことはすでにあの当初から村……

第38回国会 内閣委員会 第2号(1961/02/09、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 昭和三十六年度防衛庁予算につきまして、その概要を御説明いたします。  一 昭和三十六年度の防衛庁の歳出予算の総額は、千七百十七億千六百七十五万六千円でありまして、これを昭和三十五年度の歳出予算額千五百十六億三千七百三十八万七千円、これは補正予算を含んでおりますが、これに比べますと二百億七千九百三十六万九千円の増加となっております。  このほか国庫債務負担行為として、航空機の購入について五十九億七千六百五十一万千円、器材の整備について百六十二億九千百十一万六千円、弾薬の購入について十二億四千五百八十九万一千円、施設の整備について二十四億七千五百十八万四千円、艦船の建造について二十……

第38回国会 内閣委員会 第4号(1961/02/16、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 防衛庁設置法の一部を改正する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案の提案の理由及び内容の概要について御説明申し上げます。  最初に、防衛庁設置法の一部を改正する法律案について申し上げます。  政府は、国力国情に応じて防衛力を整備する必要があることを認め、防衛庁の職員の定員を一万三千五百三十四人増加し、現在の定員二十五万四千七百九十九人を二十六万八千三百三十三人に改めることといたしました。この一万三千五百二十四人の増加分のうち一万千七十四人が自衛官で、残りの二千四百六十人が自衛官以外の職員であります。自衛官の増加分はそのおもなるものについて申し上げますと、陸上自衛隊については千……

第38回国会 内閣委員会 第7号(1961/02/28、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 第一次防衛力整備計画は、すでに辻委員も御存じの通り、三十五年度が最終年次になっております。従ってでき得れば三十六年から次期防衛力整備計画にのっとって参るのが一番妥当だということは私も考えておりました。しかし遺憾ながらその間に諸般の情勢の変化がございました。またその審議をすべき過程におきまして、諸情勢が緊迫をいたしておったわけであります。一つは御存じの通り、私の口から申し上げるまでもなく、昨年の上半期の大半は、いわゆる安保騒動という状態があったことを御存じの通りであります。続いて政変があり、また続いて総選挙、その後におきまして従来の構想に加うるに職員のべース・アップというような一……

第38回国会 内閣委員会 第9号(1961/03/03、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 連合国占領軍等の行為等による被害者等に対する給付金の支給に関する法律案の提案理由及び概要について御説明申し上げます。  占領期間中における連合国占領軍等の行為により、死亡し、負傷し、または疾病にかかった被害者に対しましては、昭和二十一年五月、閣議決定により見舞金支給措置を講じ、さらに昭和二十七年五月、閣議了解により追給措置を講じてきたのでありますが、これについてその金額が少なきに過ぎるという理由をもって、被害者より政府並びに国会に対し、しばしば救済の陳情並びに請願が行なわれてきたところであります。  政府は、昭和三十四年度に調達庁をして全国的に実態を調査せしめました結果、被害者……

第38回国会 内閣委員会 第11号(1961/03/10、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 特殊海事損害の賠償の請求に関する特別措置法案の提案理由及び内容の概要について御説明いたします。  この法案は、新安全保障条約に基づく地位協定第十八条第五項(g)の規定により、同項の他の規定の適用を受けないこととなる特殊の海事損害の賠償請求の円滑な解決をはかるものであります。  旧行政協定にかわる地位協定におきましては、民事請求権に関する第十八条の規定は全面的に米国がNATO諸国と結んでおります同種協定と同様なものになったことは御承知の通りであります。従いまして同条第五項(g)におきまして、日本国にあるアメリカ合衆国軍の船舶の航行等から生じます事故によりまして第三者がこうむりまし……

第38回国会 内閣委員会 第20号(1961/04/04、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 ただいま御審議願っておりますものは、主として御審議願いました三十六年度予算案とうらはらであるわけでございます。御存じの通り第一次防衛力整備計画は三十五年度、つまり三月三十一日をもって一応終了した格好になっております。しかしながら全部これがりっぱに完成したわけでありませんで、未充足、未完了の部分も残っております。と同時に第二次防衛力整備計画というものは、従来赤城構想といわれまして、三十六年度を初年度として五カ年間の長期計画を立てる意欲のもとに発表されたものでありますが、御存じの通り昨年一年は安保国会あるいは選挙、政変等の事情から、それが政府として確定を見るに至りませんでした。しか……

第38回国会 内閣委員会 第22号(1961/04/07、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 昨日の昼前後におきまして、北海道の第二航空団所属のF86F昼間ジェット戦闘機訓練中に起きた事故、この点はまことに遺憾に存じております。また昨夜来夜半を徹しましてその後の状況等を詳細に現在聴取中でございます。従いまして現在までにわかりました一応の概況を教育局長から詳細に御報告し、その上におきましてさらに私どもの考えなりを御質問によって申し上げてみたい、こう考えておる次第でございます。
【次の発言】 石橋さんの御質問でございますが、私も全く同感でございます。これによりまして、現在までは、御存じの通り昨日の午後のできごとでございますし、また場所も離れております。従いまして夜を徹しまし……

第38回国会 内閣委員会 第23号(1961/04/11、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 お答えいたします。非常に遺憾な事故を起こしたわけでありますが、一人だけ現在まで遺体がまだ見つからないのでございまして、十日の日に葬儀その他等を執行いたし、同時に事故の状況の調査につきましては、従来は地方の隊におきまして事故調査等の機関を置いたのでありますが、今回は空幕にその中心を置きまして、そして関係の気象庁その他とも十分合同いたしました形において調査会を設け、その間に私としましては、防衛庁並びに関係の諸君に対しましてできる範囲、わかりました範囲は明らかに事実を申し上げる、こういうふうに国会に御報告するように私も指導いたしております。本日までにわかりました状況等につきまして、所……

第38回国会 内閣委員会 第24号(1961/04/13、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 まず防衛二法案の改正そのものが、よく世間から安保条約に基づいて改正するのじゃないか、こういうふうに一部宣伝され、解釈される向きもありますが、私どもはそういう建前ではございません。ただいま総理からるるお話がありましたように、わが国はわが国の立場において、国力国情に応じて自衛力というものを漸増して参る、この基本方針に基づいたものが今回の防衛庁設置法あるいは自衛隊法の改正でございます。いわんやこの防衛二法案を曲解いたしまして、あるいは曲解以上の宣伝の意味をもちまして解釈をいたしまして、核装備などと結びつけるということは、これはいささか私どもとしては噴飯に値する程度の解釈ではないかと思……

第38回国会 内閣委員会 第26号(1961/04/18、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 お尋ねの出動時と申しますのは、防衛庁設置法二十六条第四号、出動時の自衛隊、これは自衛隊法の七十六条一項内閣総理大臣の命令によって行なわれる防衛出動、それから七十八条一項でございますか、内閣総理大臣の命令によって行なわれる治安出動、それから八十一条一項、二項の規定による都道府県知事の要請によって内閣総理大臣の命ずる治安出動、この三者を含めて出動時、こういうふうに解釈いたしております。
【次の発言】 今回は防衛庁設置法におけるシビリアン優位の原則はくずしてないつもりでございます。統合幕僚会議の所管の事務を変更した。そうしておっしゃる通り作戦の流線型といいますか、機動化、効率化をはか……

第38回国会 内閣委員会 第27号(1961/04/20、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 重ねての山内さんの御質問でございますが、私ども憲法解釈といたしまして、憲法だけを取り上げて憲法の法理論的解釈としては、自衛隊が核装備する、自衛隊のため必要最小限度の実力以下のものとして認められるかどうか。この場合でありますが、もちろん原水爆のような他国に攻撃的脅威を与えるような核装備をするということは、私ども憲法では認めないと解釈しております。ただ核兵器と名がつけば一切これを禁止するのだ、これを保有することは一切違憲であるということは、ちょっとわれわれとしては憲法解釈上行き過ぎである。言いかえますれば軍事技術の発展と申しますか、兵器の研究開発の進んだ場合におきまして、他国に攻撃……

第38回国会 内閣委員会 第28号(1961/04/21、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 ただいま新島の問題について御質問がございましたが、新島は御存じの通り私どもとしては基地ではない。基地だというお説もありまして、いろいろ批判なり強い反対運動もありましたが、基地でない。現在のところは、本村におきましては九割の島民の御賛成を得ているというふうに私どもはとっておるのでございます。もちろんこれが試射場と申しますか、ミサイルの誘導の試験場が設置されて開始されますれば、当然年間においてある程度、大体二十回くらいという考えでありますが、二十日とか一月とか、特定の時間海上の制限を受けなければならぬ。それにつきましては十分現地の関係者と了解を得まして、そのもとに協定なり補償なりの……

第38回国会 内閣委員会 第29号(1961/04/24、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 まず厚木におきまして貴重な人命がそこなわれましたことは、まことに遺憾であると思います。また飛鳥田さんがお話になりますように、米軍の事故が最近頻発しておる。これに対しましては調達庁はその所管の範囲内において十分、あるいは合同委員会あるいはその他の方法を通じて折衝する。私も確かに地位協定の第三条三項に基づきまして、やはりこの精神というものはあくまでも貫かしていかなければいかぬ。元来この安保協定そのものが、日米の共同利益、また相互信頼に基づいていること御存じの通りでありますから、その精神を生かすのであります。従ってわれわれは貴重な人命をそこなうような方法において、安保体制を守るという……

第38回国会 内閣委員会 第30号(1961/04/25、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 ただいまの総理大臣の御答弁に関しまして、私から申し上げますが、最初新しくこういう定員増を、しかも一次計画の中で定員増をしたのではないか。一次計画というのはあくまでも計画でございまして、たとえば陸上においては十七万に対して目標十八万、それから艦艇におきましても現在保有しておる艦艇は目標に達しておりません。その範囲内においてのいわゆる増員であり、艦艇あるいは航空機増に対しまする増員でございます。問題は、主力は海空でございまして、一万一千名の自衛官の中で九千五百名は海空の増員でございますから、この点は御納得がいただけると思うのであります。問題は陸上自衛隊について千五百名増員する。これ……

第38回国会 内閣委員会 第31号(1961/04/26、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 この安保条約の基本は、それの根底にある思想と申しますか、考え方がきわめて大事なんであります。そこで日米安全保障体制を結ぶことによって、平和あるいは安全というものが確保できるかどうかでございます。われわれといたしましては、これは国会でも非常に問題になりましたが、長い論議の結果、安全保障体制を結ぶことによって、むしろ国の安全、言いかえますればこれによって戦争が抑止できる、あるいは進んでは平和の確保ができる、そういう趣旨のもとにこれが結ばれておる。この観点からまずものを見ていただきたい。またわれわれはそう見ておるのであります。特にこの第一条におきましても、締約国は、国際連合憲章に定め……

第38回国会 予算委員会 第6号(1961/02/08、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 お答えいたします。私どもといたしましては、調達庁の面とそれから自衛隊の面と二つの農地関係を持つ、いわゆる基地と称しますか、そういうものがあるわけであります。駐留軍の方は、講和条約発効後、特にまた岸・アイク共同声明で米軍の駐留がなくなりましてから、かなりの部分が返還になっております。それから自衛隊自体につきましても、農地をできるだけつぶさない、こういう方針のもとにやっておるわけであります。ただ飛行場であるとかへ特殊な場合に農地にかかる場合があるのであります。
【次の発言】 おっしゃる通り、今自衛隊の施設区域の総面積は一億二千万坪であります。この中で農地は千二百万坪、約一割でござい……

第38回国会 予算委員会 第7号(1961/02/09、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 ドル防衛自体が直接影響する面は、駐留軍の経費の節約という点から、駐留軍労務者等に関係が出てくる場合がある。もう一つは、購入物資等の関係がありますが、駐留軍労務者につきましては、家族の引き揚げは今のところ見合わせる。しかし新大統領の国際収支の特別教書等でも、年間一軒で八十ドルぐらい節約させようという線から、非常に強い影響は出ていないと思います。ただしすでに横須賀で直接雇用の労務者につきまして、PXの従業員が千名のうち百九十五名、これが二月までに漸次整理される、こういう格好になりまして、その他につきましてはまだ強い影響は出ておりません。しかし私は多少の経費の節約が出て参ると思います……

第38回国会 予算委員会 第10号(1961/02/13、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 保科委員から言われる通り、ケネディの新教書あるいはモスクワにおける各国の共産党の首脳者の会合等を通して、世界に対する外交その他の面についての意見というものは相当われわれもよく理解し得るところであります。従って、私どもといたしましては、防衛庁すなわち自衛隊の本来の任務、言いかえれば国土の自衛、そのための安全、平和を守る、こういう任務に向かってますますこれを生かしていかなければならぬというのが私どもの所信であります。言いかえますれば、日米の安全保障体制の基盤、いま一つは国土の自衛、二つの面を有効適切にやって参る。その基本方針は、すでに昭和三十三年でございましたか、国防会議において示……

第38回国会 予算委員会 第12号(1961/02/15、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 お答えいたします。ちょっと御質問の趣旨がわかりませんが、全般の発注でございますか。武器生産、航空機から一切弾薬等を含めてということでございますれば、それではちょっと時間をおかし願いたいと思います、数字のことでございますから。
【次の発言】 防衛庁といたしましては、自衛隊の在来武器と申しますか、在来兵器の刷新改善と同時に、誘導弾の研究開発、多少の購入をやっております。そこで在来兵器はさておきまして、誘導弾、ミサイル関係につきましては、防空を主眼にしまして、防御用ということに限界を置きます。従って比較的小型な、小規模のものであります。その中ですでに購入いたしましたものには、御存じの……

第38回国会 予算委員会 第13号(1961/02/18、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 中共が核武装をする、あるいはまた核実験をやるという的確な情報はつかんではおらないのでありますが、しかし、不確実な情報としては核実験を数年あるいは二、三年後には行なうのではないかということが言われておるのであります。また核実験とは別に核武装の方はより安易であろうと思うのであります。従ってわが国に対してこれ自体が直接の脅威になるかどうか、この問題につきましては、とにかくそういう方向をとることについては好ましくないということは一応言えると思うのであります。もちろんこれに対して、先ほどお話がありました核実験等は外交上の問題あるいは原水協等が取り上げらるべきじゃないかと私も同感に存じてお……

第38回国会 予算委員会 第16号(1961/02/22、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 外務省の身分をもちまして防衛庁から派遣になっております。
【次の発言】 自衛隊は国内の安全と独立を守るのが任務でありますから、別に米軍とラオス問題について打ち合わせなどはいたしません。
【次の発言】 具体的な事実は存じませんが、時おり、年に一回か二回ぐらいは米軍の招聘で視察等はいたす場合があろうと思いますが、それらの一つの事実ではないかと思います。詳細必要であれば政府委員から説明いたします。
【次の発言】 お答えいたします。私の記憶では逆で、海幕長が陸幕の者を連れて三、四名でマニラにありました演習展示と申しますか、それに招聘を受けて行って帰って参った、こう記憶いたしております。

第38回国会 予算委員会 第18号(1961/02/24、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 キャラウエー高等弁務官が沖繩に赴任する途次に、あいさつにお寄りになったことは事実でございます。その機会にお会いしました。また従来から自衛隊員を希望する沖繩在住の人たちがありますので、できるならばわれわれとしてはそういう者は自衛隊にほしい、こういうことは話をしました。
【次の発言】 自衛隊員を希望しまして、沖繩の人たちが内地に参りまして試験を受けておるのは、現在ではこれは常識でございます。それ以上に昭和二十八年でございましたか、沖繩で南方連絡事務局ですか、それを通じ、向こうの琉球政府あるいは米軍の代表機関、それらの了解のもとに募集をやって応募を受けたことがあります。そういう例から……

第38回国会 予算委員会 第20号(1961/03/04、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 お答えいたします。ただいま外務大臣からお話がありましたように、中立の可能な条件としては、何といっても戦略的価値があるかどうかということ。わが国の場合には戦略的価値は相当重要を帯びておるということは私から申し上げるまでもないのであります。いま一つは、これは外交上の問題でありますが、周辺の関係ある国々がその国の中立を保たせるという強い決意があるかどうか、この関係があります。この場合に、日本においてはたしてその関係国の決意というものが見られるかどうか、私は疑いなきを得ないのであります。と同時に、もちろん経済の自給自足、いろいろございますが、最後には、その国の国民が独力をもって排除する……

第40回国会 予算委員会 第16号(1962/02/28、29期、自由民主党)

○西村(直)委員 第一分科会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  本分科会は、昭和三十七年度総予算中、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、経済企画庁を除く総理府、法務省及び大蔵省所管並びに他の分科会の所管事項以外の予算につきまして、慎重に、審議いたしました。  審議は、まず二月十九日、各省、各庁当局よりそれぞれ所管予算の説明を聴取し、翌二月二十日より昨日まで、七日間にわたり質疑を行ないました。質疑応答の詳細につきましては、時間の関係もありますので、会議録に譲ることといたしまして、ここではその中の若干についてごく簡単に申し上げます。  まず大蔵省関係につきまして、EEC……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 運輸委員会 第8号(1964/02/19、30期、自由民主党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 この際関連質問がございますから、関連を許します。長谷川峻君。
【次の発言】 この際関連がありますからこれを許します。肥田次郎君。
【次の発言】 質問者にお聞きしますが、予算分科で大臣を呼びに来ていますが、よろしいでしょうか。
【次の発言】 それでは、ちょっと答弁を待っている間に、久保三郎君。
【次の発言】 それでは大臣は分科会のほうに回ってもらって……。
【次の発言】 次回は来たる二十一日金曜日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後二時十八分散会

第46回国会 運輸委員会 第10号(1964/02/25、30期、自由民主党)

○西村(直)委員 ちょっと関連して――たいへん久保君の御質問はおだやかなんですけれども、実は新宿だけでなく、ああいう現象は赤羽あるいは東京駅のおりるほう、池袋、各線で起こっております。また単に東京だけでなくて、大阪にもあると思う。しかし問題を全体的に大きく広げて恒久対策を考えなければならぬと言うだけで毎日毎日そのままを置いておくということでは、大衆政治のためにはたしていいのか。こう考えてまいりますと、当面解決のできる点は極力しぼって早く推進しなければならぬ。いま久保君の御要求は適当に早くやれ、こうおっしゃるが、私はこれを適当にというとなかなか話がつかない。特に国鉄あるいは運輸省のほうに聞きたい……

第46回国会 運輸委員会 第13号(1964/03/03、30期、自由民主党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 次会は、委員長の指定により、明四日水曜日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午前十一時五十三分散会

第46回国会 運輸委員会 第16号(1964/03/10、30期、自由民主党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 これより会議を開きます。  本日、川野委員長が所用のため欠席いたしましたので、かわって委員長の職務を行ないます。  特定船舶整備公団法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案に対しまして、他に御質疑はございませんか。――他にないようでございますので、本案に対する質疑はこれにて終局いたしました。
【次の発言】 この際、山田彌一君外二名提出の本案に対する修正案が委員長の手元に提出されております。
【次の発言】 まず、本修正案について、提出者より趣旨説明を求めます。山田彌一君。
【次の発言】 ただいまの修正案について御質疑はございませんか。

第46回国会 運輸委員会 第31号(1964/04/28、30期、自由民主党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 久保三郎君。

第46回国会 運輸委員会 第38号(1964/05/29、30期、自由民主党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 これより会議を開きます。  川野委員長が所用のため、委員長の指名により、私が委員長の職務を行ないます。  臨時船舶建造調整法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を行ないます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。久保三郎君。

第46回国会 運輸委員会 第47号(1964/07/31、30期、自由民主党)

○西村(直)委員 そういう大臣の御答弁、まことにあれでございます。ただ問題は、これは運輸委員会でございますから、運輸大臣の御責任でやっておられる。したがって国会が開会であればかなりはっきりした空気が持てる段階でございますが、事柄は非常に重要であります。ひとつ大臣を通してお願いいたしたいのは、この航空というのは特殊な分野であります。また使うほうも特殊な人であります。ところが外国においては、特にアメリカの場合にはパンやノースを中心に、むしろビジネスとしてでなくて、それ自体ナショナル・インタレストとして、極端な場合においては大使自体がある特定の航空会社の出先機関のような方向で活動してまで国益を守る。……

第46回国会 運輸委員会 第48号(1964/08/01、30期、自由民主党)

○西村(直)委員 私は自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表いたしまして、日米国際航空路線に関し、次の決議をいたされんことを望みます。  案文を朗読いたします。    日米国際航空路線に関する件  日本航空のニューヨーク経由世界一局線を実現することは全国民的要望である。然るに現行の日米航空協定はこれを阻んでおり、反面米国側に対しては、一方的に広範な東京経由以遠権を認めている。  かかる不平等協定をこれ以上続けることは、国民的に到底容認できないところである。  よって政府は、現在交渉中の日米航空協定の改訂に当たっては、強い決意を以って、あらゆる手段をつくし、その不平等を是正し、国民の宿願を達……

第51回国会 予算委員会 第6号(1966/02/05、30期、自由民主党)

○西村(直)委員 ただいま予算委員会を通しまして、党派を越えて国会一同が、なくなられました犠牲者に対しまして心から弔意を表しました。まさに日本といたしまして、また世界の航空史上におきましても、一機によって百三十三名失われたというのは初めてのことだそうであります。まことに御同情にたえません。同時に、われわれとしても、今後航空輸送事業、ことに世界一周あるいは日ソの間におけるモスクワ路線等が新しく始まる、日本の航空事業に対して信頼を増さんとするやさきだけに、本問題は重大であります。細部にわたりましては、本日、私、質問の時間をいただいておりますから、その際に触れることにいたしまして、基本的な問題だけち……


31期(1967/01/29〜)

第58回国会 災害対策特別委員会 第3号(1968/03/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 えびのの地震に際しまして羅災されました方々に対しましては、心から御同情を申し上げます。と同時に、また政府といたしましても、各省関係事項を通し、また現地のそれぞれの機関、また地方公共団体に御苦労をお願いいたしまして、これが復旧なり今後の対策に推進をしてまいりたいと思います。  具体的に、ただ天災融資法の発動いかんという具体問題に入りまして御答弁いたすにつきましては、天災融資法の対象である農作物の被害というようなものをどうつかんでいくかというところが、県の報告、実態調査等から見まして、必ずしもこれが直ちに法の適用になり得るというふうには、ちょっと現在の段階では困難ではあるのでありま……

第58回国会 災害対策特別委員会 第10号(1968/05/27、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 今般の地震の被害というものは各方面にわたっておりますが、特に植えつけ前におきます、あるいは植えつけしたての水田を中心に相当な被害が起こっていることはお説のとおりでございまして、北海道、特に青森県下におきまして、ため池の決壊等で水田が崩壊する、あるいは同時に浮き稲が生じておる、あるいは用水路で植えつけが不能になっておる、こういう状況は、私どももいち早くよく承っております。したがって、地元あるいは県その他との連携によりまして、あるいは人を派遣しまして、大体の状況は刻刻にとりつつございました。と同時に、何と申しましても、植えつけを可能ならしめる状態に戻し得るところは応急に植えつけ可能……

第58回国会 災害対策特別委員会 第11号(1968/05/28、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 幹線用水、要するに私のほうとしては植えつけた水を確保する、これが最大の大事なことでございます。したがって、必要な現地におきまして、地域県知事あるいはその他地元の市町村長等の判断でもって、自衛隊、あるいは中学校、あるいは高校その他のいわゆる協力を求めて進めておるわけであります。  それから、特にこの応急用排水の確保につきましては、技術面が必要でございますから、そういう面からも私のほうなり出先の機関から技術者を置いているわけであります。したがって、現在の状況におきまして特にこれ以上自衛隊の協力を求めなければならぬかどうかということは、現地からその要請判断があれば、また私どものほうと……

第58回国会 災害対策特別委員会 第12号(1968/06/03、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 今般突如として長野とか栃木その他茨城等、北関東を中心に降ひょうがございまして、被害をお受けになった農民は、さぞかし善後措置に非常に困惑されておると御同情申し上げます。そこで、いま農林省の当局から被害総額は御報告申し上げたと思いますが、これをさらにできるだけすみやかに集計を終えたいと思います。  そこで、これらの調査結果で天災融資法が発動になるかならぬかでありますが、従来の例にかんがみまして、できるだけ天災融資法が発動できるように私どもも集計を詰めて、そういうような方向で努力をしてみたいという考えでございます。
【次の発言】 今回のひょう害につきましては、融資面で、御存じのとおり……

第58回国会 商工委員会 第30号(1968/05/17、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 アジアを中心にしました開発途上国に対しましての農業開発の問題、それに対する協力の問題でございますが、ただいま経企庁長官からもお話がありましたように、これらの国々が食糧が安定するということ、これはたいへん大事なことでございまして、むしろ現在御承知のとおり入れるような形になっております。それが資本財を入れるために外貨を食ってしまうというようなかっこうになって、そこで一面穀物協定等の援助という中にも食糧というものが入ってきているような状況であります。そこで基本的にはどうしても農業開発を積極的に進めるように協力をしてあげる、これは私のほうも望ましいことでございます。  そこで現在までど……

第58回国会 商工委員会 第31号(1968/05/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 インドネシアの安全操業の問題につきましては、経過はすでに御存じだと思います。昨年実は私も総理と同行いたしまして、当時この問題を扱う経緯等にも関係はいたしております。先般スハルト大統領がおいでになりまして、そうして最終的には、確かに総理大臣とスハルト大統領との間でもこの問題の意見の交換があったことは事実でございます。  そこで見通しでございますが、御存じのとおり、法律問題はたな上げして、そうして政府間で基本的な考え方をまとめ上げ、そうしてやがてこれを民間へ移してまとめ上げよう。漁民の立場からは一日も早く安全操業できるということ――特に私といたしましては、これは国民的な基盤で漁業を……

第58回国会 商工委員会 第32号(1968/05/21、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 東南アジア、特にインドネシアを中心に考えてみますと、食糧の不足、これが非常に慢性化している。そこで、経済開発をその国が進めるということ自体について、必要な外貨をそれによって食われてしまう。言いかえますれば、経済開発を制限される。こういう意味から、米の輸入がどうしても多い。したがって、こういうような国の政治経済の安定のためにも、食糧、特に米の増産ということについては必要だというふうに私も考え、また、御説もそうではないかと思うのであります。そこで、米の増産を中心にした経済協力といいますか、農業協力と申しますか、特に技術協力と申しますか、こういうものをやはりわれわれとしては積極的に進……

第58回国会 内閣委員会 第21号(1968/05/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 ただいま議題となりました農林省設置法の一部を改正する法律案の提案の理由と改正の内容を御説明申し上げます。  第一は、農林省本省の付属機関として農業者大学校を新設することであります。  国民経済の高度成長に伴う他産業部門の旺盛な労働力需要は農業就業人口の急速な減少をもたらしつつありますが、なかんずく若い農村青少年の流出には著しいものがあり、農業生産の確保と農村社会の発展のためには、次代の農業をになう優秀な農業後継者を育成確保することが緊要と存ずるのであります。政府といたしましては、従来から農業経営の近代化と農村生活環境の改善を通じて青少年にとって魅力ある農業と農村生活を築くことと……

第58回国会 内閣委員会 第22号(1968/05/10、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 現在、総合自給率は、御存じのとおり、四十一年で八一%、その中で、米がたしか九四%――正確に申しますと
【次の発言】 はい。米が四一年で自給率は九五%ということになっております。そこで、この米の自給率を九五%でいいか悪いかということにつきましては、これは必ずしも、五で一〇〇にしなければいかぬとか、そういう数字的な議論よりも、私どもとしては、食糧の、何といいますか、消費の動向というものを十分見ていかなければならない。御存じのとおり、消費の内容というものがかなり高度また変化している、こういう問題もあわせて考えてはいます。しかし、いずれにしましても、日本人としては、主食の中の米の自給率……

第58回国会 内閣委員会 第23号(1968/05/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 変わってはおりません。
【次の発言】 もちろん米は大事なものでございまして、まだこれは米以外に、先般申し上げましたように消費動向というものがかなり変わっていくということは当然でありましょう。経済の成果が上がりまして動物性のたん白資源というものをもっととっていく、こういう段階におきまして酪農、もちろんその裏には飼料をどうするかという問題はございますが、いずれにしましてもそういうものは上がっていく。それには水産資源のほうからも補給をしていかなければならぬ。これも当然考えてまいります。それから同時に、それ以外に果樹、蔬菜、こういったものの供給も当然でありましょう。  そこで、私どもと……

第58回国会 内閣委員会 第24号(1968/05/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 米審の構成につきましては、私としましては、各党間で協議をした上でということが一応取り上げられているものですから、もし協議がおまとまりになりますればそれを尊重していきたいというのが、私どもの基本の考えでございます。  それからもう一つは、米審の構成の段階におきまして、生産者、消費者の声が反映しないじゃないかということ、これはまあ当然のことでありますが、そこでそれは二つの面があると思います。構成の中に入ってやれという議論と、いや、構成の中に入らぬでも他に方法があるじゃないかといういろいろな議論があることは当然で、いずれにしましても生産者、消費者の意向というものを十分反映するように私……

第58回国会 農林水産委員会 第2号(1968/02/27、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 予算審議中のこの重大な時期に、ほんとうにはからずも農林大臣を拝命いたしまして、その職責の重大なことを痛感いたしております。何とぞよろしく御協力なり御指導をいただきたいと思います。  農業をめぐります内外の諸情勢がまことに容易ならざる昨今ではありますが、私は常日ごろから、農業の健全な発展なくしては日本経済の豊かな繁栄はあり得ないと考えております。今回、農政の責任者となるにあたりまして、全力をあげてこの重責を果たしてまいる決意でありますので、何とぞ皆様方の理解ある御協力を賜わるようお願い申しあげます。  本日この機会をかりまして、農政の基本方向について私の所信の一端を申し述べたいと……

第58回国会 農林水産委員会 第3号(1968/03/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 米価審議会につきましてのただいままでの状況を御報告申し上げます。  米価審議会は、去る一月二十四日、その委員の発令が行なわれたのでありますが、その後審議会の構成、ひいては米価決定のあり方の問題について、国会において各政党間のお話し合いが続けられ、現在は、国会対策委員長会談等においてせっかく御折衝中と承っております。  米価の決定に際しまして、米価の決定に直接の利害関係を有する方々の意見を十分反映させるよう配慮いたしますことは、政府の従来からの基本的な考え方でありまして、私は、先般はからずも農林大臣を拝命いたしましたが、全く同様の考え方に立ってこの問題に取り組んでまいる心がまえで……

第58回国会 農林水産委員会 第7号(1968/03/28、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 まず畜産局長から経緯を……。
【次の発言】 私はあとでやります。
【次の発言】 その点はわかります。おそらく御意見の中心は、全部一本化して評価がえしたいというような意味で御意見が出ておるのじゃないかと思います。したがって答申の精神というものは、昨年やりました主要飼育管理労働の評価がえと申しますか、それをなぞってと申しますか、その線においての答申ではないかと思うのでございます。そこが価格決定の大きな、やはり御意見のいろいろ出る点だと思うのでございます。そこで私といたしましても、答申の精神というものは十分よくわかります。同時にまた御意見が出ておりますから、それらも十分検討しながら最……

第58回国会 農林水産委員会 第9号(1968/04/03、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 農業だけでございません。日本経済全般をめぐる国際環境がきびしい関係に立っている。これは日本の経済だけではないと思いますけれども、日本の経済もまたそれは免れていない。この打開のためには、日本経済といたしましてもいろいろな考え方を持って進んでまいっており、またまいっていかなければならないと思います。農業におきましても、その一環として当然国際経済の中のきびしさの中へ入ってまいると思いますけれども、日本農業におきましては、価格支持の制度と輸入割り当て制度と、この二つにつきましては、今後とも必要に応じてこれは十分やってまいりたい、こういう考えでございますし、同時にあわせまして各方面の施策……

第58回国会 農林水産委員会 第11号(1968/04/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 経済局長から……。
【次の発言】 お話しだいぶ承りましたが、生鮮食料品の中央卸売市場の将来の方向と申しますか、この使命でございますが、生鮮食料品の生産、流通、消費、この環境が、いまおっしゃるように相当変わってきておる、内容も変わってきておることは事実でございます。いわゆる消費の状況も変わってきておれば、需給の関係も変わってきておる。また都市そのものの構成がかなり変わってきて、環境が変わってきておりますが、しかし、本来の使命というものは、御存じのとおり生産者あるいは消費者の間にあって、一つの公益的な使命を果たしている、いわゆる取引の価格形成の場である。この使命というものはもっとよ……

第58回国会 農林水産委員会 第12号(1968/04/10、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 生鮮食料品の流通の近代化、これをやることによって価格安定をはかりたいということで、政府といたしましても、予算面あるいは融資面で毎年この拡充につとめておりますが、四十三年度におきましてもこの安定をはかりたい、そういう意味で、生鮮食料品の集配の拠点でございます卸売市場につきましては、中央卸売市場の計画的な開設、整備、国の補助金の大幅な増額で、御存じのとおり四十三年度十三億五千六百万円というふうに増額をいたしております。もう一つは、地方卸売市場の整備、これも計画的な整備をする。そこで拠点的な公設市場、これに対しましては国の補助を六千万円でありますか、それから地方市場の大部分が民営でご……

第58回国会 農林水産委員会 第13号(1968/04/16、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 ただいま農産物関係では、御存じのとおり非自由化品目が七十七品目、それが自由化を簡単にできるかどうか、こういう問題でありますが、私どもとしては、その中の重要なものにつきましては、自由化としては考えられないものでございまして、それぞれの施策を通して農業として育成をしてまいりたい、こう思います。
【次の発言】 鹿野先生おっしゃるように、御存じのとおり自由化の問題それからもう一つは低開発国、発展途上国のいわゆる一次産品の問題がございます。ここいらに国際環境として日本農業にきびしく迫ってくるものがあることは事実でございまして、これはこれなりに私どもは正しい認識を持っていなければいけない。……

第58回国会 農林水産委員会 第16号(1968/04/24、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 すでに済みました分もあり、現在進行中のこともございますし、それから事柄が外交折衝で、現在、御存じのとおりモスクワで代表団が折衝いたしておりますから、国会の場を通しまして発言したことが、あちらさまに、受け取り方いかんによっては誤解を招いてもいけませんので、事柄によっては、また水産庁長官から正確に事実を補足させることもお許しを願いたいと思うのであります。  カニにつきましては、昨年長期取りきめが行なわれまして、それに基づきましてわがほうとしてはまいりたいと思っておったところ、大陸だな資源論というものが出てまいりまして、あちらさまにはあちらさまの立場はあるでしょうが、われわれとしては……

第58回国会 農林水産委員会 第17号(1968/04/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 農業振興地域の整備に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  近年における国民経済の高度成長のもとで、地域の社会経済情勢は著しい変貌を遂げつつありますが、特に、都市地域への人口集中と工業開発及び交通網の整備の進展に伴って、農地の無秩序な壊廃、土地利用度の低下、農業経営の粗放化などの事態が、都市周辺のみならず、漸次農村地域にも波及していく傾向が見られるのであります。  政府といたしましては、従来から各地域の実態に応じた農業施策の推進に意を用いてまいったのでありますが、右に述べたような地域農業をめぐる情勢の変化に対処し、需要の動向に即応した農産……

第58回国会 農林水産委員会 第19号(1968/05/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 お答え申し上げます。  この法案を出しましたごく中心の思想と申しますか、考え方は、もう申し上げるまでもなく、経済が非常に発展をしてきている。これはまた、ある意味から言えば近代国家としての一つの経済趨勢でもあると思うのであります。しかし同時に、その行き方について、必ずしも十分調和のとれた行き方でなかったかもしれませんが、いずれにいたしましても、その結果として工業が伸びる。こういうような工業開発が進むとか交通網が進んでまいるとか、それで都市化現象というのが非常に強くなってくると、それ自体はそれ自体で一つの調和がとれればいいのでありますが、それと関連いたしまして、無秩序ないわゆるスプ……

第58回国会 農林水産委員会 第20号(1968/05/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 ただいまお話がありましたように、なま乳の問題は、食生活が変わってまいりまして、米に次ぐ国民の関心の強い食糧である。これは全く同感であるし、また、将来の方向として、私らも十分その方向づけというものをやっていかなければならぬ。そのために酪農振興というものを基盤的にやっていかなければならぬ、これがまず基本的態度だと思います。ただ問題は、それを価格の面だけで是正し得るかどうかという問題が一つあるわけで、基本的にはやはり酪農振興というものが必要だろう。ただし、それには時間が少しかかるであろう。どうしたって時間がかかる。これは御了解願えると思う。  そこで、当面酪農をやっておられる方々の間……

第58回国会 農林水産委員会 第21号(1968/05/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 森田先生が政治家としてこの問題に政治生命をかけて、非常に長い問研究されている、またそれに対する一つの御見識をお持ちになっていることは、私も十分存じております。国有林野が東北とか南九州とかに多く存在している、これは事実でございます。これの理由につきまして、いろいろお話もありました。また、平素も承っておるわけであります。  そこで、これに対して、明治百年の歴史的な経過をした今日、いろいろな考え方があると思います。また、その事実をどういうふうに見るか、あるいはその事実そのものをいろいろな考察のしかたはあろうと思いますけれども、一つの考察としては、そういう御考察もあり得るし、また、他の……

第58回国会 農林水産委員会 第24号(1968/07/12、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 生産者の諸君が、非常にししとして米をつくっていただくことに対しては、国民の大事な主食であります、主要食糧でありますので、それに対しては非常にけっこうなありがたいことだと思っております。  問題は、価格の決定の問題が御質問の中心であります。農林大臣は生産者の立場を重んずるか、こういう御意見であります。もちろん農林大臣という職責の中には、農業政策また食管法に基づく国民経済の観点から、主食の安定供給を確保していく、この食管法の使命に従って生産者米価、消費者米価、これをきめていくというのは当然の職責であります。  そこで率直に申しますと、生産者の意向というものは十分米価に反映しなければ……

第58回国会 農林水産委員会 第26号(1968/07/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 お答えいたします。  一口に申しますと、あなたのおっしゃることとほとんど基本は変わっておりません。と申しますのは、実は私、就任いたしまして、いろいろ農政も多少勉強させていただきました。それから諸般の状況下にかんがみまして、農政において展開していくべきこと、また、すでに国会等を通して御審議をお願いしておること、たとえば、昨年は構造政策というものをひとつ推進しよう、しかし、御審議の過程においていろいろな御議論もありまして、成案を得たものもあります。得ないものもございます。そこいらも一つありますが、同時に生産対策というものを、たとえば長期の需給見通し等をしっかり立てる、これも急いでや……

第58回国会 農林水産委員会 第27号(1968/07/23、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 食管法の以前におきましては、御存じのとおり、非常に米の足りない時代、また米の余った時代、そのころにおきましては低米価、そこで米穀統制法というふうなものをつくった時代もある。その後シナ事変等を経過して、一時また米が出ないというような現象もあった。しかし、いよいよ戦時になりまして、米の供給量を確保して配給していく食管法というものが昭和十七年にできたわけであります。その後におきましてのいろいろな内容におきましては、ただいまお説のとおり変化してまいりました。  そこで、根幹についての考えでありますが、少なくとも今日、私は食管法の大事な点は、第一条の目的が一つあると思います。それから出て……

第58回国会 予算委員会 第5号(1968/02/24、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 一言ちょっとごあいさつ申し上げます。  はからずも農林大臣を任命されましたので、微力でございますがひとつ御指導、御鞭撻をお願い申し上げたいと思います。  ただいま御質問ございました暴風雪に対します対策、私の農林省としての所管面につきまして、ごく概要を御報告いたしたいと思います。  ただいま各地方農政局を通じまして当面の調査に当たらしておりますが、農林省のほうの担当面としての災害の特徴は、御存じのとおりビニールハウスそれから果樹の樹体被害、これが中心でございまして、これに対しましては、すでに前大臣の手におきまして、各地方農政局にあてまして至急手当の方法についての通牒は出しておりま……

第58回国会 予算委員会 第6号(1968/02/26、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 米価につきましては、御存じのとおり、ただいま直ちに米価決定の段階ではありませんが、いずれ国会とも御相談の上、米価審議会等を構成いたしまして、生産者の意向等も十分反映しながら、その間において具体的決定にまいるわけであります。それで、御存じのとおり、米価におきましては、生産者米価、それから消費者米価、そうしてそれを守っていくところの食管と申しますか、食管制度というものがあるわけでありまして、その間にわれわれは正常な関係の位置づけをいたしながら、それぞれの価格の扱いをしてまいりたいというのが現在の段階でありまして、それだけお答え申し上げておきたいと思います。

第58回国会 予算委員会 第8号(1968/02/28、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 日韓の漁業権の問題がありますれば、あくまでも外交処理によってまいりたいという考えでございます。

第58回国会 予算委員会 第10号(1968/03/01、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 先般例の台湾坊主といわれますものから起こりました雪害が、漸時私どものほうには統計調査の関係で集約をいたしておりまして、県報告を集めましたものでも、現在の段階で林野関係を除きまして一応二百九十七億、そのうち樹体関係を含めて農作物が二百八億、それから施設で八十九億となっております。それから予想外に林野関係、これが官行造林はもちろん、民有林におきましても多いわけであります。これがおそらく三百億あるいはそれ以上になるかもしれません。これらの統計をいち早く集めまして、被害を受けられました農業あるいは林業が一日も早く正常な状態あるいは将来のために回復し得るように措置をとりたい。  そこで、……

第58回国会 予算委員会 第11号(1968/03/02、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 ただいまお説のように、漁業におきましては、沿岸におきましても公害その他の問題もございます。それから遠洋漁業におきましては国際的な制約と申しますか、規制、きびしい環境に立っておる。一方需給におきましては、需要が非常に強く、供給がそれに伴わない。たん白資源としてはこれを確保してまいらなければならぬ。こういう中における漁業政策、水産政策を推進いたしてまいる。  そこで第一は、何と申しましても政策の基本としては基盤の整備、まあ漁港振興でございますね。そこで、おそらくことしも国会において、新しい第四次の修正計画、漁港振興計画というものを立てることになって、御承認を受ける段階にいくと思いま……

第58回国会 予算委員会 第12号(1968/03/04、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 私、着任いたしましても、もちろん生産者団体の特に強い要望というものは十分聞いております。そこで、私といたしましては、ただ問題が党並びに党との間、特に予算委員会から始まりまして、国対委員長間におきましてこの問題を処理したい、検討したい、こういうような状況下に立っておりますので、それに預けておるような状況でございます。なお、その努力につきましては、したがって私はこの席を通して申しますように、できる限り生産者の意向というものは米価決定には反映すべきだ、こういう考え方はいまでも堅持しておるわけであります。
【次の発言】 先般もお答え申し上げましたように、米審の構成につきましては、大きな……

第58回国会 予算委員会 第14号(1968/03/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 申し上げます。  五日の記者会見での米審問題に関します私の発言によりまして、関係者に誤解を与え、多大の迷惑をかけ、まことに遺憾に存じます。  米審の構成につきましては、四日の衆議院予算委員会におきます発言のとおりでありますが、特にその構成については、御趣旨に沿うよう努力し、各党間の協議の結果を尊重いたします。
【次の発言】 数字の問題でございますから、水産庁長官からお答えさせます。
【次の発言】 この地域におきまする農業被害でございますが、ただいまのところ地元の富山県からの報告によりますと、過去において認められたような被害は現在ではほとんど認められない、こういう報告をもらってお……

第58回国会 予算委員会 第15号(1968/03/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 小笠原の基本産業は、将来とも――従来も農林漁業、したがって、今後もそれに相当な主力が置かれるであろうということは基本になると思います。ただ問題は、いまそれの基盤になる土地に対する法律関係であります。  そこで法律問題でありますから、厳格なことを要しますが、一応私どもがいま検討の基礎に置いております考え方は、一つは土地所有権の問題であります。一般の不動産所有権と同じように、強制疎開されましたときにおける旧農地の所有権はそのまま存続していたものとして、復帰後もそのまま取り扱われることになる方向に考えております。これは法律関係でありますから、具体的にはさらに検討を要しますが、復帰後も……

第58回国会 予算委員会 第16号(1968/03/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 過疎地域の基本的な体制としては、経企庁それから自治省等と連携をとりまして振興山村の指定とかその他の中で解決をしてまいりたい。ただ、限界生産の地帯がございます。生産してもどうしても意味のない農業生産、そういうようなところ以外のところで、しかも過疎地帯に対しましては、その地帯に合いますような特産、高冷地の野菜であるとかあるいは林業、園芸、こういったものにウエートを置きながら、なお市場との結びつきを考えてまいりたい、こういう農業政策をとっております。
【次の発言】 農民年金の目標といたしまして大体検討をする中心は、内容の問題が一つございます。農業者の老齢の保障、それから後継者への経営……

第58回国会 予算委員会 第17号(1968/03/16、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 先へ拿捕の問題を申し上げます。歯舞、色丹の周辺北方水域では、ソ連が領海として御存じのとおり十二海里を主張しておる。そしてわがほうとはその点が食い違っておるために、日本漁船の拿捕事件が発生しておるのであります。そこで私のほうとしては、所管の面もございますので、拿捕されました漁船の返還、抑留されました漁船員、これは非常に気の毒な状態、家庭の環境もございます、そこで早期釈放につきましては、もちろん正式の外交ルートの外務省を通じまして、ソ連と交渉を続けてまいりました、また今後も続けてまいる。同時に、国際法上不当な行為による拿捕に対しましては、損害賠償の請求権を留保しておる、これが拿捕に……

第58回国会 予算委員会 第19号(1968/03/29、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 日ソの漁業交渉でございます。ポイントはおっしゃるとおりの問題が出ておるわけでありまして、簡単に経過を申し上げますと、日ソの漁業委員会の第十二回の定例会議が三月一日からモスクワで開かれておりまして、サケ、マス、カニについて、例年のとおり資源状態の検討を相互に検討する。これは漁獲量それから規制措置について審議を行なっておりますが、ただいまお話しのように、ソ連側からサケ、マスの休漁区の設定、沿海州等の海域におきます日本のカニ漁業の操業停止、きびしい規制措置を言い出してきたのであります。われわれのほうとしましては、この点は日ソ漁業条約の規定に準拠いたしまして、科学的な基礎に立って、資源……

第59回国会 決算委員会 第4号(1968/09/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 日本の畜産業は御承知のとおりかなりの部分を輸入飼料にたよっております。そこに一つは畜産の根本的な弱さがございます。いま一つは国民の食糧の需要の内容がかなり高度化、多様化して、畜産的なものに対する需要というものが強くなってきた。これに農政の焦点を合わせるというような観点から、私どもは米は米なりにこれは大事なものとして扱いつつも、なお農政の形なりあるいは姿というものは総合農政として取り上げていきたい。これは先般来私が政府その他と相談し合ってやっておりますが、総合農政ということばを使っておるわけであります。基本的な考え方については私は華山さんの御意見とおそらくそう違うわけではない。あ……

第59回国会 決算委員会 第5号(1968/09/30、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 御存じのとおり食肉につきましては輸入をもって補っております。国内的にはできるだけこれの自給と申しますか生産をあげていきたい、これが基本でございます。  それから輸入につきましては、ただいまのところ価格等を十分考えつつ、国内の需給に応じまして必要な地域、需給に合う地域から輸入導入をいたしたい、かように考えております。
【次の発言】 数字的には事務局の方面からお答えいたさせます。ただ、私といたしましては、農政の転換におきましてお答えいたしておりますように、食肉の需要に対しましてはできるだけ国内の自給度を高めたい、こういう考え方を持っているわけであります。

第59回国会 災害対策特別委員会 第3号(1968/09/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 先ほども渡辺さんその他の方々の御紹介で、現地の方々の御要望等、特に中心は、今回の激甚災害の指定ということについて非常な強い御要望を持っていることは重々存じております。それはただいまも建設大臣との間でもお話がありましたような問題でございまして、中央防災会議でどういう形で指定をするか、その基準の問題に実はかかってくると思うのでありまして、私どもといたしましても、将来に向かいましてこれは前向きに検討していかなければならぬ。多くは申し上げませんが、基盤整備ということはなかなかこれは、率直に申しますと、個人負担では、特に農道等におきましてはきわめて――生産基盤の整備ということは一番大事な……

第59回国会 災害対策特別委員会 第4号(1968/09/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 三方原用水につきまして、地元も非常にこれを待望しておりまして、これが今回一種の機能調整が十分でないというようなことから事故を起こしまして、地元民に対して被害をかけましたことを私は心からおわびをしなければならぬと思います。当時私のところへ関東農政局長もすぐ報告に見えましたし、続いて浜北の市長さんもおいでになり、また私も地元の県知事にもお目にかかり、県としての御要求なりあるいは県民に対する万全の措置をひとつとっていただくように、またわれわれとしてやるべきことは当然やらなければならぬ、こういうように考えておりまして、今日いろいろ地元を中心に、復旧あるいは場合によれば補償の問題もありま……

第59回国会 大蔵委員会 第2号(1968/08/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 政府試算の問題だと思うのでございます。  御存じのとおり、政府の試算は、つくります前に米価審議会に対して――この構成についても国会で御議論があったわけです。この問題はさておきまして、諮問をするという場合に、三閣僚集まりまして、いろいろ、本年度の生産者米価のあり方につきまして、数回寄りまして、基本的な意思統一をしばしばはかったことは事実でございます。そしてその中において、従来とりました方式というものは、生産費・所得補償方式、これはとってまいる。それから積み上げ方式もとってまいろう。ただ、その中で、二、三の修正の方式につきましてはいろいろな意見の交換があって、経企庁には経企庁なりの……

第59回国会 農林水産委員会 第1号(1968/08/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 米価の決定はできるだけ早い時期にいたしたい、こう思っております。そこで、米価審議会には政府の試算を参考として出したわけであります。もちろんその後におきまして、これは試算でありますから、その他の事情を入れまして党側の意向とも調整をいたしたいと思っておりますが、いまだに調整に至っておりません。  調整の間におきましては、二、三の考え方等も出ております。これはまだ固まっておらないものでありますから、内容についてまだ御説明する段階ではないと思います。
【次の発言】 まだ、党との最終的な決定には至っておりません。
【次の発言】 これは、政府が最終価格を決定する際に農林大臣としても決定する……

第59回国会 農林水産委員会 第3号(1968/09/17、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 私も部内におきまして、山梨県等のブドウあるいは桃の被害につきまして、細部にわたりまして承っております。また、その関係向きからも御陳情等も承っております。政府との間にいろいろ質疑応答もございましたと思いますが、できる限りの対策なり手当てなりを私どもはとって、いわゆる主産地としての園芸の育成につとめてまいりたいという覚悟でございます。
【次の発言】 種子島周辺におきますロケットの打ち上げについて、長い間、漁業者の生活権と、それから一方国の要望する宇宙開発目的、これの調整問題で両者非常に苦労し、特に地元の関係者、また知事を中心にした関係者は非常に苦労されております。  御存じのとおり……

第59回国会 農林水産委員会 第4号(1968/11/12、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 御趣旨のほどはよくわかります。問題は、一般論としては、さっき官房長から話があったように、時代に即応した営農ができるようにということはわかりますけれども、こういう問題になりますと、具体的適用については、受けるほうとしては相当深刻な問題であろうと思います。  そこで、私どものほうとしても県と連絡はとっております。しかし、同時に建設省は建設省なりの一つの、その部分だけの目的を果たそうという少しお急ぎもあるかもしれませんが、十分私どもとしては農政の立場として、の意見も話し合いまして、できるだけ妥当な考えで善処をするように努力をしてみたい、こう考えております。

第59回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1968/09/24、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 おっしゃることはみんなごもっともです。私も国民の一人として、その実感というものはまことにそのとおりだと思います。私も、実は呼ばれるたびに喜んで主婦の会合に進んで出ております。昨日も実は都内の主婦の会合に出まして、よく話し合いをしてみたのであります。そうすると、まず、お米が余っているのに値段を上げるとは何だ、これは正しいと思います。それが一つ。それから、味のいいものをつくれ、これも正しいと思います。それから、配給についても、一体いまごろ何か配給所というような看板をかけて、それで通帳で配給してやるという感じを持つのはおかしいじゃないかという実感は、私はまことにそうだと思います。ただ……

第59回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1968/11/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 ことしの生産者市乳価格につきましては、御存じのとおり、非常に長いもみ合いがありまして、その結果、今年度においては末端価格に影響しない範囲内において一応妥結したわけであります。しかし同時に、生産者、メーカー、また小売り業者におきましても、労賃その他の値上がりで経営が楽でないという事情は、私どももある程度存じておりますが、今年度はこれで推移するという形でおさまりつつあったところが、残念ながら最近におきまして、ただいままでにお話があったような事態が起こっておる。  そこで、私の基本的な考えとしましては、牛乳の料金に対して、小売りという一つのサイドだけでこういう問題を急遽実行するという……

第59回国会 予算委員会 第1号(1968/08/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 実は米の問題は、これはもう申すまでもなく、たいへん大事な問題でございます。また、米並びにこれを管理する事柄についての所管責任は、行政としては私の責任であることは、もう申し上げるまでもないのであります。  そこで、実は私の考えといたしましては、単に米だけの問題ではなくして、農政全般の中に占める米作あるいはそれからくるところの管理制度等々が、当然そういう形でもって論議をされなければいけないのでありまして、単に米価であるとか管理であるとか、これだけではありません。そこで私は、かねて総合農政というたてまえにおいてその転回の考え方を省議にかけまして、そうして少しでも全体の姿勢を正す中にお……


32期(1969/12/27〜)

第66回国会 内閣委員会 第4号(1971/08/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○西村(直)国務大臣 私といたしまして初めて内閣委員会に出席をいたしますので、一言委員長並びに委員各位にごあいさつを申し上げます。  実は先般、非常な大きな事故を起こしまして、前長官退任をされましたあとを受けまして、不肖私、防衛庁長官の職に任ぜられたわけであります。自衛隊並びに防衛のあり方については、御論議もきわめて多い時期であります。また、国民各位を代表される各委員の方々、御審議の過程を通じて、十分の御叱正なり御批判なり、あるいは御指導なりを賜わりますように、不肖でございますが、よろしくお願いを申し上げる次第でございます。
【次の発言】 自衛隊の原点に立つという、ただ単なることばでございます……

第66回国会 内閣委員会 第5号(1971/08/16、32期、自由民主党)【政府役職】

○西村(直)国務大臣 私が着任したのは二日でございますから、諸般の事項または政府の航空安全対策等も閣議了承等を得る、そのあとでございますから、十日でございます。
【次の発言】 大事な自衛隊の大きな総反省の時期でありますから、従来は着任してごあいさつを直ちにやるのでありますが、事故対策ということで政府全体の意思等を見きわめまして、そうして実は基本的には、私は文書で所信としてこれを出発点としたわけであります。ただ全体に対するあれは、この文章に書いたようではきわめて抽象的でありますから、そこで、航空安全対策ではこういうものが出たとか、犠牲者に対してはさらにこういう心がまえでいけとか、これは単に航空だ……

第66回国会 内閣委員会 第6号(1971/09/30、32期、会派情報なし)【政府役職】

○西村(直)国務大臣 その前に、防衛分担金とか兵器を買ってもらいたいとか、こういうものは、合同委員会等に出た閣僚諸君からも、私に何らの要求もなければ相談もない。またアメリカサイドからも、正式に何ら私に打診してきたものはございません。ただ一般論として、アメリカがドル防衛の立場から、世界の関係与国、また日本を含めた関係与国に対して、何らか負担をしてもらいたいという気持ちがあることはわかります。  そこで今度は、四次防という一つの問題とここで関連して裏をひっくり返せば、兵器の国産化との関係、そういうふうになってまいります。もともと四次防というものは一つの防衛庁の原案でございます。まだ何らこれが確定し……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1971/11/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○西村(直)国務大臣 沖繩における公用地等の暫定使用に関する法律案の提案の理由と内容の概要について、御説明いたします。  この法律案は、沖繩の復帰に伴い、沖繩における公用地等のために必要な土地または工作物に関する暫定使用について特別な措置を定めるものであります。  いわゆる沖繩返還協定の効力発生の日から沖繩はわが国に復帰することになり、わが国は、この地域に対する施政の権能と責任を持つこととなりますが、アメリカ合衆国が現在施政権者として公の目的のために使用している土地または工作物のうちには、国等がそのまま引き続き公用地等として使用することを必要とするものがあります。  これらのものを大別いたしま……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1971/11/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○西村(直)国務大臣 基本的には総理からお話いただきまして、多少つけ足しをさしていただきます。  沖繩の基地が、返還に向かって強化されているんじゃないかとよく一部の方はおっしゃいますが、私どもが現在見ておるところでは、それは逆行しておると思います。実際の人員の傾向からまいりましても、昨年の四月には五万八千名ぐらいの米軍人がいたのが、その後にはかなり減ってきておりまして、一万数千名もうすでに減っております。したがって、現在は四万四、五千というような状況に立っております。これにあわせて、軍属方面も減っておる。それからもちろん機能的にも、いろいろいわれるようなものも、日本がナイキなどを引き受けますれ……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1971/11/13、32期、自由民主党)【政府役職】

○西村(直)国務大臣 自衛隊の配備につきましていろいろ御心配いただいておるが、この席で私はそれについても、ひとつ地元のいろいろな歴史的な状況、また感情、受け入れ体制、自衛隊に対する認識等も考えて慎重には考えたい、このことはしばしば申し上げておるのであります。  配備の計画を具体的に申せとおっしゃれば詳細に申しますが、大略申しますと、一応考えられておるのは、当初において三千二百名、これは陸海空それぞれに分かれます。最終的に、大体お説のように六千八百程度を考えておるわけであります。  なお、これは時期とかあるいは内容につきましてはいろいろ考えますが、内地と比べて過大であるというふうなお考えにつきま……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1971/11/17、32期、自由民主党)【政府役職】

○西村(直)国務大臣 ただいまお尋ねの公用地等暫定使用法案、その名のとおり、一つは公用地等でございます。一つは暫定使用、この二つに性格がなっているわけであります。この問題につきましては、何としても非常に大事な土地であります。これはもうよくわかります。したがって、その中で巨大なものを――占領下時代からずっと大きな基地が存在しておる。これは将来の沖繩のためにも非常に不幸なことである。でありますから、基本的には基地を整理統合するという方針、返還協定にも一部そういう形は出ておりますが、万全でない。これは今後ともできる限り政府が努力をしてまいりたい。  また、第二は公用地等でございますが、公用地等と申し……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1971/11/29、32期、自由民主党)【政府役職】

○西村(直)国務大臣 請求権あるいは諸請求につきまして、アメリカサイドがやるものはもちろんアメリカサイドでやってもらうわけでありますが、日本の責任においてやらなければならぬものにつきましては、実態の把握というものが大事であります。ただ残念ながらただいま施政権下にありますから、言いかえれば人のふところまで入り込んでということがなかなか権限上できない。しかし、われわれとしては来年度予算に必要なる調査費を計上して、復帰後直ちに実態調査等をやり、われわれの施設庁等で原則としてやるべきものについては、われわれのやるべきものを明らかにして処置をしてまいりたいという考えであります。

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1971/11/30、32期、自由民主党)【政府役職】

○西村(直)国務大臣 中谷君は、ただいま七つの演習地の問題で御質問になりました。それは具体問題でありますが、私の趣旨説明は、沖繩の提供すべき基地、その他公用地等全般につきまして、もちろん、海外に行っているとか、あるいは不在者があるとかいう趣旨で、全体をさして私どもは申し上げたわけであります。
【次の発言】 七つの演習場のうち、一部は、御存じのとおり、その時点において契約がないという部分については暫定使用法が適用になるわけです。これは先般の協定委員会で申し上げたのでありますが、残った分については、ただいま事務当局の諸君が言われるように、契約としてのあるいは引き続き使っておるという実態があれば、私……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号(1971/12/03、32期、自由民主党)【政府役職】

○西村(直)国務大臣 先般楢崎委員、堀委員から御指摘がありました件について御答弁なり釈明なりをさせていただきます。  私の発言でございますが、一カ月余ほど前でございまして十分な記憶はございませんが、ただ、それらにつきまして、委員各位また国会を通して非常に御心配、御迷惑、いろいろ誤解を生んでいるという点については、私が不明であり不徳であるという点は深くおわびを申し上げる次第であります。  そこで、ちょっと当日のことを記憶をたどってまいりますと、朝の閣議のあとでございまして、当日は記者の方々も四、五名しか集まっておりません。普通の通例の閣議事項を報告して、それから雑談、懇談に移りまして、そしてそれ……

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第3号(1971/11/11、32期、自由民主党)【政府役職】

○西村(直)国務大臣 ニクソン・ドクトリンは、御存じのように、できるだけアジア地域において、大規模な戦争の場合は別として、一応局地の紛争等に対してはなるだけ自助でいってもらいたい、セルフヘルプでいってもらいたい。それは、マンパワーとか、あるいはそれぞれの国の事情に応じてというような段階に入っているわけであります。いま一つは、ベトナム自体は、すでに御存じのとおり相当な撤兵をしておりますし、韓国もやっているわけであります。台湾等については、私どもはあまり具体的に聞いておりません。  数字を具体的にということは、必ずしも的確には答えられないかもしれませんが、防衛局長から、簡単に要点だけさらに補足させ……

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第4号(1971/11/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○西村(直)国務大臣 そういう細部にわたっての状況はとっていないかもしれません、アメリカ施政権下におけるアメリカ軍の行動でございますから。
【次の発言】 軍事的な問題だから、私から御答弁申し上げます。  現在はアメリカのいわゆる沖繩駐留の軍はアメリカの施政権下にあって、全体のいろいろな仕事をやっていると思います。ただ、これが返還になりますれば、安保条約上の任務としての極東の安全、これは日本を含む、並びに日本の本土の防衛――これは訓練というものは、戦争をするのではなくて、戦争の抑止力としてすべて訓練をしている、こう解釈するので、訓練していればすぐ戦争に結びつけるというのは、これは私は行き過ぎでは……

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第5号(1971/11/15、32期、自由民主党)【政府役職】

○西村(直)国務大臣 ちょうど私、全日空事故のあとを受けまして、急遽――わずか三カ月前後でございます、その間にこの問題を扱わされたわけであります。経過等もいろいろ調べました。決してこれは久保・カーチス協定そのものから出ておるものではございません。(「協定か」と呼ぶ者あり)取りきめですね。失礼。それで、私としましては、国のファンクションとして、いろいろ国家がやらなければならぬファンクションというものがある、これを引き継いでいく、その場合には、確かに公用地あるいは公共用地――直接でないものもあります。公共団体等が受けるもの。しかし、いずれにしても、国家のファンクションとして引き続いて円満に諸行政を……

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第6号(1971/11/16、32期、自由民主党)【政府役職】

○西村(直)国務大臣 そういう約束はした覚えございません。
【次の発言】 これは先ほど来施設庁長官がお答えしたとおり、メースBの基地なんかでも、一つの基地のワンセットになっておるものですから、なるほどランチャーは取り除いたけれども、私は返還の対象になっている、こう思います。
【次の発言】 それは施設庁長官からお答えさせます。
【次の発言】 在日米軍になります。――沖繩返還後の沖繩にいる軍隊は在日米軍になるか、こういう御質問でしょう。

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第7号(1971/11/17、32期、自由民主党)【政府役職】

○西村(直)国務大臣 存じません。
【次の発言】 核に関しましては、自衛隊はあまり研究いたしません。御存じのとおり、原潜そのものが文書に出たとかいうことでも国会からおしかりを受けるような状況で。しかし、御質問がありますから――核の基地という意味は、私は、核兵器、運搬兵器を含めて、それに関連してランチャーというようなものがついている場合のそれの部分を称するのではないかと思うのであります。したがって、メースB等は、御存じのとおりランチャーまで撤去する。撤去すればあとは土地が残るのでありますが、これは核の基地とはいえないと思います。
【次の発言】 御存じのとおり、私のほうには防衛施設庁がございます。……

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第8号(1971/11/22、32期、自由民主党)【政府役職】

○西村(直)国務大臣 久保・カーチスは、これは取りきめでございまして、協定ではございません。これは御存じのとおりに、沖繩が本土に復帰いたします、そうすると、わが国の国の作用あるいは責務といたしまして、陸上あるいは海上、あるいは防空、また民生協力のために自衛隊を配置する、これはもう当然の国の責務でございます。もちろん、やり方につきましては、いろいろこれは慎重な方法をとります。そこで、それを配置しますのにあたりまして、率直に申しますと、防衛力であるとか、アメリカは軍の作用でございます、したがって、かなり技術的なものが要るわけであります。また自衛隊自体も、一つの単位をもって、最小限の単位を組み上げて……

第67回国会 内閣委員会 第2号(1971/10/28、32期、自由民主党)【政府役職】

○西村(直)国務大臣 ただいま議題となりました防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、このたび提出されました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案の例に準じて、防衛庁職員の給与の改定を行なうものであります。  すなわち、参事官等及び自衛官の俸給並びに防衛大学校学生の学生手当等を一般職の職員の給与改定の例に準じて改定するとともに、営外手当についても従前の例にならい改定することといたしております。  なお、事務官等の俸給、扶養手当、医師及び歯科医師である自衛官または事務官等に対する初任給調整手当等につきまし……

第67回国会 内閣委員会 第4号(1971/11/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○西村(直)国務大臣 沖繩の復帰に伴う防衛庁関係法律の適用の特別措置等に関する法律案の提案の理由と内容の概要について御説明いたします。  この法律案は、沖繩の復帰に伴い、防衛庁関係法律の適用についての暫定措置その他必要な特別措置等を定めるものであります。  その第一は、防衛庁職員の給与等の特別措置に関する規定であります。これは、琉球政府の職員で、沖繩の復帰の日から引き続いて防衛庁の職員となる者、及び復帰の日以後沖繩県で勤務する医師または歯科医師である防衛庁職員につきましては、一般職の国家公務員の例に準じ、政令で定めるところにより、当分の間、特別の手当を支給することができることとし、また、琉球政……

第67回国会 予算委員会 第2号(1971/10/25、32期、自由民主党)【政府役職】

○西村(直)国務大臣 公用地等の暫定使用に関する法律につきましてのその趣旨でありますが、日本の国は、御存じのとおり安保条約、また今回沖繩が復帰いたしますにつきましては、これが国土の一部と申しますか、本土の一部になります。そうしますと、日本の国といたしましても、これを自主的に防衛する責務と申しますか、これは当然生じてまいるわけであります。陸海空、いわゆる領空なりあるいは空、海につきまして生じてまいります。したがって、これをある程度配備するということは御了解いただけると思います。私どもはできるだけ、米軍の基地はもちろん、いわんや自衛隊の基地等におきましてできる限り話し合いを主体にしたい。したがって……

第67回国会 予算委員会 第4号(1971/10/28、32期、自由民主党)【政府役職】

○西村(直)国務大臣 HEが高性能の爆薬であることは、これはおっしゃるとおり。問題は、核弾頭というものがどういう形であるか、これはなかなかわれわれ自体が確認はできない問題でありますが、核物質そのものがいろいろ、飛行機の墜落、スペインであった事故等、これ自体が爆発をしたという例はまだない。問題は、しかし起爆をどういう形でやるか、ときにHEなどを使うということは想定される。その性能についていろいろだだいま、相当な距離に非常に被害を与えるというような御説明がありましたが、これはやや専門的なことでありますので、私どものほうで一応調査しておるHEに関する所見を、専門職から述べさしたいと思います。

第67回国会 予算委員会 第5号(1971/10/29、32期、自由民主党)【政府役職】

○西村(直)国務大臣 現在アメリカの施政権下にあり、アメリカのいわゆるハワイその他の指揮系統にあるものもございまして、直接日本自体の関係ではございません。それから、その中にただいまお話のありましたような特殊部隊といわれるようなもの、これは一応私から申し上げますと、第三海兵水陸両用部隊、第七心理作戦部隊、アジア特殊行動部隊、陸軍混成サービス群、SR71型の偵察機の群、それから楚辺にある統合情報処理センター、FBIS、これも通信関係の機関だと思います。太平洋陸軍情報学校、こういうものもございます。ただいま私らがキャッチしたのでは太平洋の陸軍情報学校、これらは復帰のときに大体撤廃されるという話を聞い……

第67回国会 予算委員会 第6号(1971/10/30、32期、自由民主党)【政府役職】

○西村(直)国務大臣 昨日お求めいただきました資料は、一応ごらんのとおり差し上げてあります。御存じのとおり、われわれの……(楢崎委員  「時間がありませんから、言ったことだけ答えてください」と呼ぶ)開発計画ですな、四次防の。その中にはそれは入っていないです。(楢崎委員「委員長、困りますよ、私が質問したとおり答えてもらえばいいんです」と呼ぶ)ですから、四次防の開発計画……。
【次の発言】 私の手元にあります議事録は、これが直接あなたにもお見せしましたものであります。そして、その中には、いまお読みになりましたような原潜というようなものは全然出ておらないのであります。それで、問題は、しかもそれをきょ……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 地方行政委員会 第12号(1973/04/05、33期、自由民主党)

○西村(直)委員 ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、私は、自由民主党を代表して、その提案理由及び内容を御説明申し上げます。  案文は、お手元に配付いたしてありますので、朗読は省略させていただきます。  まず、本案を立案いたしました理由でありますが、御承知のように、市街化区域内の農地に対する固定資産税及び都市計画税につきましては、周辺の宅地等との間の税負担の不均衡を是正するとともに、土地対策に資するため、昭和四十六年度の税制改正において、宅地等との間の税負担の均衡をはかるよう段階的に税負担を求めることとされましたが、昭和四十七年度においては、市街化……


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第7回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1950/03/02、24期、自由党)

○西村(直)委員 公述人があとお控えになつておりますから、一点だけ簡單に伺います。租税研究協会でこの付加価値税の問題は相当議論されたように私は思います。その際に地方税として一番大きい問題になりましたのは附加価値税と固定資産税、これははつきりしておるかと思いますが、特に中小商工業の方は附加価値税は今度従来よりも非常に楽になる。これももちろんだと思います。問題は基礎産業ないしはマル公の産業というような、ある程度価格を押えられがちな大きい産業、それから労務を非常に使つておられる産業においては、附加価値税は非常に問題になつて来る。ところでシャウプ勧告で大体一応の計算をして、この当時財務当局が御計算にな……

第9回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1950/11/29、24期、自由党)

○西村(直)委員 私は公述人の御意見まことにごもつともな点と十分承りました。実は各階層を代表して減税を主張されております。あるいは特に労働組合の関係の方々は、給與ベース、人事院の勧告、国鉄の裁定等に関心を持つておられまして、それぞれ減税を主張しておえるということは、われわれも身にしみて感じております。かつてはやみと警察が対立した。今日は税の苦しみと税務署が対立をし、これをいかにして打開して行くかということが、私ども国会議員として皆様から承りたい点であります。減税はもちろんわかつておりますが、問題は、いかにしてこの苦しみを取去るか。いわゆる共産党を中心にしたあの反税闘争において、昨年全国において……

第12回国会 通商産業委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1951/11/14、24期、自由党)

○西村(直)委員 商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案についてお伺いしたいと思いますが、第三條の三項にあります、中小企業等協同組合は商工組合中央金庫に対し構成員云々とあります。この構成員の問題でありますが、この條文はいささか解せないのであります。と申しますのは、信用協同組合の組合員自体もこの該当者になるかどうか、その間の事情をまず御説明願いたいと思います。
【次の発言】 非常に條文が難解でありますだけに誤解を生ずると思うのでありますが、連合体の場合には「事業協同組合タルトキハ其ノ組合員ヲ含ム」となつておりまして、信用協同組合の系統の組合員は入らないのであります。単位協同組合の場合においては……

第13回国会 大蔵委員会地方行政委員会通商産業委員会決算委員会連合審査会 第1号(1952/04/18、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいま議題となりました国有財産特別措置法案の提案の理由を御説明申し上げます。  終戰以来旧軍用財産の引継ぎなどにより、普通財産である国有財産はにわかに増加したのでありますが、さらに近く平和條約の発効に伴つて、賠償指定の解除、連合国軍接收財産の返還などが予想されます。このような事態に対処して厖大な国有財産の処理を適切に行うとともに、他面これらの国有財産の処理にあたりましては、公共の福祉の増進、民生の安定、産業経済の振興等国の各般の政策に寄與するために、国有財産の管理及び処分について国有財産法の特例を設けることが適当と考え、この法律案を提出いたした次第であります。  次にこ……

第13回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1952/02/20、24期、自由党)【政府役職】

○西村(直)政府委員 ただいまから昭和二十七年度一般会計歳入予算並びに大蔵省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び政府関係機関収入支出予算について御説明いたします。  まず一般会計歳入予算について申し上げます。昭和二十七年度一般会計歳入予算額は八千五百二十七億五十三百六十七万八千円でありまして、これを前年度予算額七千九点三十七億七日十一万二千円に比較いたしますと、五百九十億四千六百五十六万六千円の増加と相なつております。  以下各部について簡単に御説明いたします。まず租税及び印紙収入は、総額六千三百八十一億七千七百万円でありまして、これを前年度予算額五千六日八億九百万円に比較いたし……


26期(1953/04/19〜)

第19回国会 予算委員会公聴会 第1号(1954/02/12、26期、自由党)

○西村(直)委員 ちよつと簡単にお伺いしておきますが、あなたの方の資金の回収の状況は割合よいのではないかと思いますが、どのような状況になつておりますか。それから大体平均してどのくらいの線で貸出しをやつておられますか。もう一つは、大体御意見ごもつともで、あなたの公庫としては資金量の多い方がよろしいし、また多くなければいけないと思いますが、一番因つておるのは、受ける力でも調査について手が足りない、また中間都市においては店もない、そこでどうしても一部の都市に片寄りやすいという状況で、これも将来金融公庫を拡大して行かなければならぬという問題があるだろう。私の意見ですけれども、最近類似金融がずいぶん倒れ……

第19回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1954/02/25、26期、自由党)【議会役職】

○西村主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。  議事に入るに先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。私が本分科会の主査に選任されましたが、分科会各位の御協力によりまして、円滑に議事を進めて参りたいと存じます。何分よろしくお願い申し上げます。  なお分科会における審査日程につきましては、予算委員会理事会の申合せによりまして、本二十五日は一日間、明二十六日は本委員会がありますので午後より、明後二十七日は一日間ということになつておりますから、お含みおきを願つておきます。  なお分科会は、御承知の通り、昭和二十九年度一般会計予算中、経済審議庁、外務省、農林省及び通商産業省所管、昭和二……

第19回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1954/02/26、26期、自由党)【議会役職】

○西村主査 これより第三分科会を開会いたします。昨日、外務省、経済審議庁、通商離業省所管について、一応質疑を終了いたしておりますので、本日は昭和二十九年度一般会計予算、同じく特別会計予算中、農林省所管を議題といたし、質疑に入ります。質疑は通告順によりましてこれを許します。小林絹治君。
【次の発言】 佐藤觀次郎君。
【次の発言】 小峯柳多君。
【次の発言】 明日は九時半より開会することといたしまして、本日はこれにて散会いたします。    午後六時四分散会

第19回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1954/02/27、26期、自由党)【議会役職】

○西村主査 これより第三分科会を開会いたします。  本日は昨日に引続きまして昭和二十九年度一般会計予算、同じく特別会計予算中、農林省所管を議題といたし質疑を続行いたします。質疑は通告順から順次これを許します。足鹿覺君。
【次の発言】 足鹿さん、実は大臣はきのう了解を得ましたようなわけで十一時半過ぎに退席しなければならぬ、ことに参議院その他の他の常任委員会から要求が強く来ておりますし、そこで大臣に対する御質問を一、二待つておられる方がありますから、恐縮ですが、それを先にちよつとお譲り願つて、続いて足鹿さんの政府委員に対する質問を続けてください。


27期(1955/02/27〜)

第26回国会 運輸委員会請願審査小委員会 第1号(1957/05/17、27期、自由民主党)

○西村直己君 ちょっと各委員の方々に御説明を簡単に申し上げたいのは、一三一号の国鉄燧道の払い下げの問題でございますが、ちょっと短時間いただきまして、御説明いたしたいと思います。私どもの郷里の静岡市がございます。それからその次に東海道線で用宗という駅がございます。用宗の駅の隣に焼津駅というのがございまして、その用宗駅と焼津駅との間に、旧国鉄の遊休燧道があるわけでございます。現在東海道線をお通りになりますと、焼津を出ますと、あるいは用宗を出ますと、そこに新燧道が昭和十七年以来ずっとできております。これは日本坂燧道といっておりますが、これを本線が上下線通っております。その下に昭和十七年以来約十五年間……

第28回国会 建設委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1958/03/06、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより建設委員会・地方行政委員会連合審査会を開きます。  本件を所管する委員会の委員長である私が委員長の職務を行います。  これより道路整備緊急措置法案、道路の一部を改正する法律案、日本道路公団法の一部を改正する法律案の三案を一括して議題とし、審査を進めます。質疑の通告がございますから、順次お許しをいたします。北山愛郎君。
【次の発言】 中井徳次郎君。
【次の発言】 加藤精三君。
【次の発言】 加藤さんに申し上げますが、本会議が始まって出席要求がありますから、簡単に願います。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。     午後一時五分散会

第28回国会 建設委員会地方行政委員会連合審査会 第2号(1958/04/04、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより建設委員会地方行政委員会連合審査会を開きます。  案件を所管する委員会の委員長であります私が委員長の職務を行います。  これより下水道法案を議題とし審査を進めます。質疑の通告がありますから順次これをお許しいたします。三鍋義三君。
【次の発言】 公報に載せておきましたが、きょうの本会議散会後、第十二委員室で、下水の科学という題で記録映画をごらんに入れたいと思います。委員の方はどうぞ……。
【次の発言】 門司君。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。――他に御質疑がないようでございますから連合審査会はこれにて終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。     ……

第28回国会 建設委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1958/03/05、27期、自由民主党)【議会役職】

○西村委員長 これより建設委員会、農林水産委員会連合審査会を開きます。  案件を所管する委員会の委員長でございますので、私が委員長の職務を行います。  これより地すべり等防止法案及び地すべり等による災害の防止等に関する法律案の二案を一括して議題とし、審査を進めます。
【次の発言】 質疑の通告がありますから、順次これをお許しいたします。大野市郎君。
【次の発言】 井手以誠君。
【次の発言】 綱島正興君。
【次の発言】 他に御質問はありませんか――。ございませんければ、本日はこれにて散会いたします。     午後四時三十七分散会


28期(1958/05/22〜)

第30回国会 地方行政委員会公聴会 第1号(1958/11/03、28期、自由民主党)

○西村(直)委員 簡単に三、四要点だけ御質問をいたしたいと思います。私どもは、学界の代表である鵜飼先生の御発言は、相当国民が大きな関心を持つでありましょうと思います。それだけに今日の御発言は相当御研究であり、慎重なる御考慮の結果であることは私も尊敬を払うわけでありますが、ただ私どもはこの法案に対して、どちらかと言えば支持をする立場であります。
【次の発言】 従って先ほど来聞いておりますと、本法案はややもすると国民の内面的な、精神的な分野に立ち入る部分があるから、どちらかというと御反対である。言いかえれば表現の自由とか、良心、言論あるいは学問の自由にまで警察が立ち入る。しかし私どもはこういう立場……

第31回国会 予算委員会公聴会 第1号(1959/02/16、28期、自由民主党)【議会役職】

○西村(直)委員長代理 これより会議を開きます。  委員長所用のため出席がおくれますので、委員長の指定によりまして、委員長がお見えになりますまで私が委員長の職務を行います。  昭和三十四年度総予算につきまして公聴会に入ります。  開会に当りまして、御出席の公述人各位にごあいさつ申し上げます。  本日は御多忙のところ貴重なるお時間をさいて御出席いただきまして、まことにありがとうございました。委員長といたしまして厚くお礼申し上げます。  申すまでもなく、本公聴会を開きますのは、目下本委員会において審査中の昭和三十四年度総予算につきまして、広く各界の学識経験者たる各位の御意見をお聞きいたしまして、本……

第31回国会 予算委員会公聴会 第2号(1959/02/17、28期、自由民主党)

○西村(直)委員 一、二お伺いしておきたい点がございますが、税を原則と理論から政治の場面に実行に移していくのにはなかなか抵抗が多くてゆがめられる。一面また税の理論だけでいくと国民経済の実態にそぐわない。このお説まことにごもっともです。当面しておる問題として、直接税と間接税のバランスの問題が最近ずっと税制調査会あるいは税制懇談会、いろいろな機関で言われる。今後も政府の設けられる調査会でも当然登場してくる問題だと思います。私ども意見を申し上げる段階ではありませんが、経済の拡大の段階において、消費支出というものを相当対象にした税源の把握といいますか、こういう面は伸ばさなければなりませんが、何か急激な……

第34回国会 予算委員会公聴会 第1号(1960/02/17、28期、自由民主党)

○西村(直)委員 時間がございませんから、ごく簡単にお答えを願いたい。簡単にお答え願える問題でないかもしれませんが、ちょっとお伺いしておきたい点が一つございます。  それは今、岡君から民主社会主義というお話があったのでありますが、そうすると民主社会主義に相対して、何かおかしな表現でございますが、非民主社会主義というものがあるのか。その点でございますが、よくわれわれの旨言葉としてはソシアル・デモクラートという言葉が長い歴史の過程においても使われておったわけでありますが、それに対してちょっと私は解せないような感じがする。  それから、まとめて申し上げますが、社会主義の中においてのみ民主主義は成り立……

第34回国会 予算委員会公聴会 第2号(1960/02/18、28期、自由民主党)

○西村(直)委員 公述人にちょっとお伺いしてみたいのですが、だいぶアメリカの極東戦略について具体的事例で責任を持ってというお言葉で御説明をいただきまして参考になりましたが、実はわれわれ一つ考えますのは、中ソ友好同盟条約というものがありますね。これに基づいて、日本国またはそれに同盟する国の侵略という言葉を使って今日厳然とその条約が存在している。その場合に、防衛問題で公述をいただいたものですから、おそらく極東戦略――アメリカは世界の平和を守る極東戦略を立てる、同時に中ソ友好同盟条約の目標も世界平和の目的であると思う以上、対アメリカあるいは侵略仮想敵を持っておられる中ソはそれぞれの国でありますから、……

第34回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1960/02/26、28期、自由民主党)

○西村(直)分科員 短い時間、ちょっと一点だけ法務大臣と法務省、それから大蔵省にもお聞きしたいのであります。問題は、大蔵省にむしろ中心があるべき問題じゃないかと思いますので、実は大蔵大臣にと思いましたが、一応法務関係の方から御説明願い、それに対して大蔵省の主計局関係からでも返事をもらいたい、こういう考えでおります。  その一つは、全国にわたっております刑務所の移転の問題であります。これについての構想と申しますか、基本的な考え方を、大臣あるいは関係局長からちょっと御説明願いたい。簡単でよろしゅうございます、内容は大体知っておりますから……。


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1961/02/27、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 第一次防衛力整備計画の目標は、ただいま国防会議事務局長からお話があった通りでございまして、この目標の自衛官十八万名に対して、現在十七万ということであります。それから海上自衛隊は、艦艇が十二万四千トンに対して十万四千三百八十一トンであります。航空機目標二百二十二機に対して二百十五機、航空自衛隊が、航空機目標千三百機に対して千百七機ということになっております。
【次の発言】 防衛局長からお答えいたさせます。
【次の発言】 先般の一月十三日の国防会議の決定に基づきまして、すみやかに防衛庁においてこれを策定して、国防会議において慎重審議決定する、こういう基本方針に基づきまして、私どもの……

第38回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1961/02/28、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 細部にわたりましては政府委員から御説明いたしますが、海上、航空は別といたしまして、陸上について特にお尋ねがあったように、自衛官の欠員が多い。確かに十一月現在では二万、九月では一万八千でございますか、そういう数字が出ておることは事実でございます。そこで、万台の一万とか二万とか欠員があるのはどういう理由かと申しますが、一応従来の事例を申し上げますと、欠員は三十一年度で四千、三十二年度が九千六百、三十三年度が六千三百、三十四年度が九千五百、こういうようなのでありますが、昨今は、特に法律上の定員に対する欠員が多いことは事実でございます。これは一つは、国内の諸情勢に基づきまして、好況であ……

第38回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1961/03/01、29期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 私、就任いたしまして、その間の事情を引き継いでおります。従いまして、富士演習場の返還の問題については、その努力を続けて参りたいというのが、まず私の考え方であります。もちろん、その返還は自衛隊に返還する、こういうのが大体の内容であります。  それから、その経過でございますが、経過につきましては、調達庁におきまして合同委員会等の小委員会といいますか、専門委員会を通して折衝を続けておるのであります。なお、私といたしましても、その間に、さらにできる限りの努力をいたしておる次第でございます。
【次の発言】 返還という意味は、自衛隊に返還を受ける、その間において、国内の農民その他との調節は……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1962/02/19、29期、自由民主党)【議会役職】

○西村主査 予算委員会第一分科会を開会いたします。  私が第一分科会の主査の職務を行なうことになりましたので、よろしくお願いいたします。  分科会は本日より八日間開会し、二月二十七日午後主査報告を行なうこととなっております。審査の都合上、本分科会の日程は、本日、全所管について説明聴取、明二十日及び二十一日、大蔵省所管、二十二日、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、経済企画庁、防衛庁を除く総理府及び法務省所管、二十三口及び二十四日、防衛庁関係、二十六日、内閣、経済企画庁、防衛庁を除く総理府所管を審査することといたしました。審査の都合上、質疑の多い省庁がありました場合は、多少変更することもあり……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1962/02/20、29期、自由民主党)【議会役職】

○西村主査 ただいまより予算委員会第一分科会を開会いたします。  本日は、昭和三十七年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、大蔵省関係を議題とし、質疑に入ります。  質疑の通告があります。順次これを許します。上林山榮吉君。
【次の発言】 滝井君。
【次の発言】 田口誠治君。
【次の発言】 赤松勇君。
【次の発言】 午前の会議に引き続き、大蔵省関係予算について質疑を続行いたします。川俣清音君。
【次の発言】 横山利秋君。
【次の発言】 井手以誠君。
【次の発言】 明二十一日午前十時より開会し、大蔵省関係について質疑を続行することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後五時……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1962/02/21、29期、自由民主党)【議会役職】

○西村主査 予算委員会第一分科会を開会いたします。  本日は、昭和三十七年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、大蔵省関係を議題とし、質疑を続行いたします。  質疑の通告があります。順次これを許します。横路節雄君。
【次の発言】 楯兼次郎君。
【次の発言】 永井勝次郎君。
【次の発言】 永井さん、もし国税庁が来なければ、後日時間がありますから、本日は残しますが……。
【次の発言】 明二十二日午前十時より開会し、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、総理府、法務省所管予算の審査を行なうこととし、本日はこの程度で散会いたします。    午後一時九分散会

第40回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1962/02/22、29期、自由民主党)【議会役職】

○西村主査 これより会議を開きます。  本日は、昭和三十七年度一般会計予算中、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣並びに防衛庁、経済企画庁を除く総理府、及び法務省所管を議題といたします。  質疑の通告があります。順次これを許します。緒方孝男君。
【次の発言】 横路節雄君。
【次の発言】 休憩前に引き続き質疑を続行いたします。稻村隆一君。
【次の発言】 臼井莊一君。
【次の発言】 では坪野君。
【次の発言】 坪野さん、あとまだたくさん待っておられますから、むしろ御質問に重点を置いてやっていただきたいと思います。
【次の発言】 川俣清音君。

第40回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1962/02/23、29期、自由民主党)【議会役職】

○西村主査 第一分科会を開会いたします。  本日は、昭和三十七年度一般会計予算総理府所管中一防衛庁関係予算を議題といたします。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。足鹿覺君。
【次の発言】 足鹿さん、防衛局長から、さっきの件で何か御説明したいそうです。海原防衛局長。
【次の発言】 辻原君、関連ですから一つ簡単にお願いします。きょうは時間も詰まっておりますし、本会議も間に入っておりますので。辻原弘市君。
【次の発言】 岡田君に申し上げますが、もう時間もだいぶ過ぎて、まだもう一人食事前にやりますから……
【次の発言】 東海林稔君。

第40回国会 予算委員会第一分科会 第7号(1962/02/26、29期、自由民主党)【議会役職】

○西村主査 ただいまより予算委員会第一分科会を開会いたします。  昭和三十七年度一般会計予算中経済企画庁を除く総理府所管について審査を進めます。  質疑の通告があります。順次これを許します。滝井義高君。
【次の発言】 滝井さん、この辺で終わって下さい。
【次の発言】 横路節雄君。
【次の発言】 資料の要求がありますから、またよく相談します。委員長を通して御要求下さい。  それでは、午前の会議はこの程度にとどめ、午後二時三十分まで休憩いたします。    午後一時五十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑の通告がありますので、これを許します。横路節雄君。

第40回国会 予算委員会第一分科会 第8号(1962/02/27、29期、自由民主党)【議会役職】

○西村主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。  昭和三十七年度一般会計予算中皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、経済企画庁を除く総理府、法務省所管、昭和三十七年度特別会計予算中大蔵省所管及び昭和三十七年度政府関係機関予算中大蔵省所管を議題とし、質疑を続行いたします。武藤山治君。
【次の発言】 永井勝次郎君。
【次の発言】 永井君、きょうはあとまだ四人あるのです。それから本会議もありますし……
【次の発言】 井手以誠君。
【次の発言】 午前の会議はこの程度とし、本会議散会まで休憩いたします。    午後一時二十五分休憩


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 運輸委員会航空に関する小委員会 第1号(1964/03/12、30期、自由民主党)【議会役職】

○西村小委員長 これより運輸委員会航空に関する小委員会を開会いたします。  航空に関する件について調査を進めます。  まず、提出されました資料に基づきまして、政府より説明を聴取することといたします。栃内政府委員。
【次の発言】 本日は第一回でございますが、何か御発言がございましたらどうぞ。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 では速記を始めてください。
【次の発言】 委員会の運営については、いま正規発言をなさいましたが、それらも関連して、話し合いで十分両方の統一意思がとれるようにしながらやっていきたいと思います。  本日はこれにて散会いたします。次会は公報をもってお知ら……

第46回国会 運輸委員会航空に関する小委員会 第2号(1964/04/02、30期、自由民主党)【議会役職】

○西村小委員長 これより運輸委員今航空に関する小委員会を開会いたします。  航空に関する件について調査を進めます。  本日は二名の参考人の方々の御出席をお願いいたしておりまして、航空に関する諸問題につきまして、貴重な御意見を承ることにいたしました。  参考人の方々には御多忙のところ、本小委員会に御出席くださいまして、まことにありがとうございました。どうか忌憚のない御意見をお述べいただければ幸いと存じます。  それでは、日本航空株式会社社長の松尾静磨君にまずお願いをいたします。
【次の発言】 次に、全日本空輸株式会社副社長福本柳一君にお願いいたします。

第46回国会 運輸委員会航空に関する小委員会 第3号(1964/05/07、30期、自由民主党)【議会役職】

○西村小委員長 これより運輸委員会航空に関する小委員会を開会いたします。  航空に関する件について調査を進めます。  本日は、日本国内航空株式会社社長菅野義丸君を参考人として御出席をお願いいたしまして、航空に関する諸問題につきまして、貴重な御意見を承ることにいたしました。  参考人には御多忙のところ本小委員会に御出席くださいまして、まことにありがとうございました。どうか忌揮のない御意見をお述べいただければしあわせと存じます。  なお、本日は速記をつけておりますので、御発言される方は小委員長の許可を得て明確に御発言くださいますようよろしくお願いいたします。  それでは参考人の方の御意見をお願い申……

第46回国会 運輸委員会航空に関する小委員会 第4号(1964/05/14、30期、自由民主党)【議会役職】

○西村小委員長 これより運輸委員会航空に関する小委員会を開会いたします。  航空に関する件について調査を進めます。  本日は日本航空工業会専務理事有森三雄君及び日本航空機製造株式会社取締役社長荘田泰蔵君を参考人として御出席をお願いいたしておりまして、航空に関する問題、特に航空機に関する機種及び機材等の面から見た貴重な御意見を承ることにいたしました。  参考人の方々には御多忙のところ本小委員会に御出席くださいまして、まことにありがとうございました。どうか忌憚のない御意見をお述べいただければ幸いと存じます。  それでは参考人の方の御意見をお願いいたします。有森参考人。

第46回国会 運輸委員会航空に関する小委員会 第5号(1964/05/28、30期、自由民主党)【議会役職】

○西村小委員長 これより運輸委員会航空に関する小委員会を開会いたします。  航空に関する件、特に国際空港に関する問題について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 大臣にちょっと御質問いたしますが、閣議その他から流れてくる新聞記事が、スーパーソニック用の国際空港であるのか、単なる国際空港であるのか、そこいらがごっちゃになっている。  それからもう一つは、最初のころには幅広く四つの島の中で探そうじゃないかとか、それは近畿までかけての間とか、いろいろ問題が出てきたので、所管の運輸大臣としては問題を整理する必要があるのじゃないでしょうか。スーパーソニ……

第46回国会 運輸委員会航空に関する小委員会 第6号(1964/06/12、30期、自由民主党)【議会役職】

○西村小委員長 これより運輸委員今航空に関する小委員会を開会いたします。  航空に関する件について調査を進めます。質疑の通告がありますので、これを許します。茜ケ久保君。
【次の発言】 久保三郎君。
【次の発言】 ちょっと関連して局長にお伺いしますが、現在の幹線の収益のシェアはどんなふうになっていますか。全日空と日航と、ざっと計算していうと、六対四とか七対三とか、どっちをどう使っているかということ、大づかみでいいですから……。
【次の発言】 そこで私が大臣にお伺いしたいのは、大事な点ですが、幹線の乗り入ればさておきまして、大臣がかわるつどに国策がいろいろな情勢から変わってくるような印象を与えるこ……

第46回国会 運輸委員会航空に関する小委員会 第7号(1964/09/29、30期、自由民主党)【議会役職】

○西村小委員長 これより運輸委員会航空に関する小委員会を開会いたします。  この際、佐々木良作君より発言を求められておりますので、これを許します。佐々木良作君。
【次の発言】 小委員長から発言さしてもらいますが、佐々木さんの一つの大事な面から見た問題であります。問題はそれに対してはかなり具体的な事例をもって自由な立場で、政府側からも意見、また場合によれば会社の営業関係の責任者にも列席してもらったほうがいい、そして問題をしぼりまして、やっていい一つの方法論が発見されれば、やがて来たるべき国会において小委員会なり運輸委員会なりその他の場でまた政府と折衝する、そういう意味で佐々木さんのお許しがあれば……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1964/02/20、30期、自由民主党)

○西村(直)分科員 関連でございますからそう長くしゃべりませんが、この問題は運輸大臣というよりはむしろ建設大臣も関連しているようで、御出席が願えればいいのだができないでしょうね。
【次の発言】 では別の機会にしますが、ただ一つ運輸大臣に申し上げて、答弁を願っておきたいと思いますことは、この所管はまず運輸大臣であるということがはっきりしておるのかどうか、これが一つ。もちろん政治問題ですから閣議報告、了承、こういうことはあり得ると思いますが、この点は運輸大臣はどういうように御決意になっておるか。  それから第二番目は時期の問題でございます。常識から考えても東京を中心にした空港であるということがわか……

第48回国会 予算委員会防衛図上研究問題等に関する予算小委員会 第3号(1965/03/12、30期、自由民主党)【議会役職】

○西村(直)小委員長代理 次会の小委員会の開会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後五時五十五分散会

第48回国会 予算委員会防衛図上研究問題等に関する予算小委員会 第4号(1965/03/19、30期、自由民主党)

○西村(直)小委員 いま委員部のほうから参考に取り寄せましたが、岡田委員から配っておられる当時の速記録に載った資料に基づいてやっておられるのかということを確認したいのですが、その資料によってやっておられるかどうか、ちょっと委員長のほうから石橋委員にお尋ねを願いたいと思います。実はただいま、配ってある資料というものですから、われわれには渡ってないですから、配ってある資料というのは、委員部で岡田委員が質問した当時配られた資料に基づいて御質問になっておるかどうかということをちょっとお尋ねいたします。
【次の発言】 そうなりますと、配ってあるということばがだいぶ違ってくるわけでありまして、ただ石橋委員……


31期(1967/01/29〜)

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1968/05/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 現在の小笠原の実態の状況をどうつかむかというので、いろいろ、政府のほうでも調査団を出しましたが、現状におきましては、かなり荒れている、これは申し上げるまでもない。そこで非農地になっている現状に対して、これを法律的にどうつかんでいくか、制度的にどうつかんでいくかという問題について、私どもとしてはこれから意見を立てて、そうして実施に移してまいりたいと思います。その中でもっていろいろの方式を取り上げまして、そうしてそれによって農業上の復興をはかってまいりたい、かように考えております。
【次の発言】 小笠原の農地の開発、選定は、いま非常に荒れておる状態であります。この権利関係もなかなか……

第58回国会 建設委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1968/04/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 新都市計画法におきまして、御承知のとおり、市街化区域、調整区域に分ける。その場合に、農林大臣が建設大臣とよく協議をして区域を設定する。この協議というものは、具体的協議については、第一は、慎重を期さなければならぬと思います。市街化区域になりますと、法のたてまえとしては、十年を見通した市街づくり、こういうことになります。したがって、調整区域のほうは、思想としては、農地のいわゆる市街化を抑制していこう、こういう思想が前提になって調整をしていく。もちろん、その中に相当の農地が入っております。したがって、これに対しては積極的に土地改良その他の事業も進めて、農地の保全なり、むしろ農業の基盤……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1968/03/12、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 昭和四十三年度農林関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  最初に、各位の御協力を得て御審議をいただくにあたりまして、予算の裏づけとなっております農林水産業施策の基本方針について申し上げます。  最近の農業の動向を見ますと、国民経済の高度成長に伴う食糧需要の動向に対応した農業生産の選択的拡大、農業の機械化による生産性の向上、高度化、専門化された農業経営の形成等農業の近代化が順調に進んでいる面も見られますが、他方解決を要する幾つかの重要な問題が生じてきております。  その第一は、農産物需給の問題であります。農産物に対する需要は、近年畜産物、青果物等を中心にきわめて旺盛で……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1968/03/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○西村国務大臣 まあ法律上の争いが訴訟になっておる。そこで時効の問題、いま法務省からお話しになったような意見が出ておるわけであります。問題は、ただその間において林野庁は正式の権利としてこれを保存するというか維持をしていく、それに対して行為が不法であるとして検察処分が起こってきた。その間の法律的な検察側が起こした事由。また検察側も法律的根拠なくしてかってに行動はしないと思います。そこいらの事実をさらにすべて明らかにしてみませんと、私の妥当であるかどうかの意見は出ないと思います。C武藤(山)分科員 この訴訟で弁護士側は、これは林野庁の不当な行為だといって、今日まで三十七年からずっと長引いているわけ……


32期(1969/12/27〜)

第66回国会 運輸委員会内閣委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1971/08/04、32期、会派情報なし)【政府役職】

○西村(直)国務大臣 御答弁申し上げる前に、簡略ではございますが心からごあいさつを申し上げます。  今回はからずも、この大事故に際しまして、新しく防衛庁長官を拝命いたしました。非常に重責であることを痛感いたしておると同時に、あの事故に対しましての国民に対するおわび、またなくなられた方々並びに御遺族に対しまして、心から深くおわびを申し上げる次第であります。そして、長官が交代をいたしましても、その責任は私といたしましてはますます深く痛感をして、これからの身を処してまいりたいということを一言申し上げ、また、国民を代表される各位におかれましても、心からのおしかりなり御鞭撻なり御指導なり、ひとついただき……


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ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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