このページでは鈴木幹雄衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。鈴木幹雄衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○鈴木幹雄君 私の方は異議がありません。
○鈴木(幹)委員 本案に賛成いたします。
【次の発言】 民主党を代表いたしまして、私は希望意見を付して賛成いたしたいと思います。世論調査のごとき事業は、從來ありまする官僚の組織をもつていたしましては、完全なる目的を達することはなかなか困難であると考えるのであります。從つてこの世論調査所のごとき機構を十分に所期の目的を達成するためには、その運用組織におきまして格段の留意をいたさなければならない。かように考える次第でありまして、さようなことを政府におかれましては特に御留意の上、この組織運営にあたつて考慮をいただきますことを條件にいたしまして、賛成いたしたいと思います。
○鈴木(幹)委員 民主党を代表いたしまして、本案並びに修正案に賛成をいたします。なお総理府の一部をなしまする特別調達廳設置法案に対しましては、すみやかに提出になりまして、審議されんことを希望いたしまして、終りたいと思います。
【次の発言】 民主党を代表いたしまして、私も建設省設置法の一部を改正する法律案に賛成の意を表するものであります。ただ先ほど來同僚委員から述べられましたごとく、私も一言希望を申し上げたいと思います。
それは今回の各省設置法案あるいはその一部改正に伴います法律案というものは、今日は行政機構を改革する最もよい機会でありまして、それをただ行政簡素化をいたしまして、行政整理を実施……
○鈴木(幹)委員 民主党を代表いたしまして、ただいま上程せられておりまする農林省設置法案並びに同法案中の一部を修正する法律案に賛成をいたすものであります。ただ希望を一つ申し上げておきたいのでありますが、それは地方出先官憲の行政整理は大体二割を標準にしてやられておるということを聞いておりますが、本案の審議中に同僚委員からたびたび質疑がありましたように、食糧事務所等の出先機関に関しましてはその事務の重大性にかんがみまして、この行政整理の実行に当りましては細心の注意をもつて実施をし、その事務の遂行に遺憾なきを期していただきたいということを希望として申し上げて終りといたします。
○鈴木(幹)委員 民主党を代表いたしまして、ただいま提案になつております経済安定本部設置法案に対するところの池田委員の修正案並びにそれを除きまする原案に対しまして、賛成の意見を申し上げたいと思います。経済安定本部が持つております使命は、日本経済再建途上におきます現段階におきましては、いまだ消滅いたしておらぬのみならず、ある部面におきましては、さらにその必要度を増しておると考えなければならぬ点があるように思うのであります。ただこれに関しまする機構につきましては、先般來討議の節にも申し上げましたごとく、定員法の関係における行政整理を主眼にした機構改革にとどまつておりますが、より高い見地からいたしま……
○鈴木(幹)委員 民主党を代表しまして、私は今提案されておりまする郵政省設置法の一部を改正する法律案並びに電氣通信省設置法の一部を改正する法律案の両案につきまして、賛成の意見を表明いたします。 現段階におきまする日本の電氣通信並びに郵政関係の行政におきましては、かくのごとき機構にあることを妥当と私は認めるからであります。 なおこの法案の実施にあたりましては、私は希望をいたしたいことが二、三点あるのであります。それを加えて申し上げておきたいと思います。 第一はこの郵政省設置法並びに電氣通信省の設置法の一部を改正する法律案を実施するにあたりましては、これの裏面の問題といたしまして、定員法の関……
○鈴木(幹)委員 私は民主党を代表しまして、本法案に対しまして賛成の意見を申し上げます。ただこの機会に強く労働当局に対しまして希望を申し上げておきたいと思います。 激変する現下の情勢におきまして、労働行政のきわめて多元的な緊要な施設が要望されておることは、御承知の通りでありますが、この時機に際会いたしまして、労働省がこの機構のもとにおいて、あるいはまた新しく制定される定員法の上におきまして、その機能の機動的なる運用をはかり、新しい施策に基くところの労働対策を至急に樹立することこそ、必要な施設であろうと私は考えるのであります。この労働省の一部改正並びに修正案、これらはこと事態に対処いたしまして……
○鈴木(幹)委員 民主党を代表いたしまして、本案並びに修正案に賛成をいたします。有田委員と同じような希望を申し添えていることを御留意願いたいと思います。
○鈴木(幹)委員 民主党を代表して、私は行政機関職員定員法の修正案並びに本法案に対しまして、賛成の意見を開陳いたしたいと思います。 本法案は経済九原則の実施に伴いまして、昭和二十四年度の予算の編成並びに各省設置法案と、三者表裏関係にあるところの法案でありまして、前二案に対して賛成をいたしましたわが党は、本法に対しましても賛成の意向を表するものであります。 行政整理の必要は、叫ばれましてから相当な年月を経過いたしました。この行政整理をいかなる形において、いかなる時期に断行するかということは、きわめて重要な問題であり、いかなる内閣におきましても、相当な困難の伴う問題ではありますが、今回吉田内閣……
○鈴木(幹)委員 民主党連立派では、正式の決定でにはまだ至つておりませんが、大体の結論といたしましては、参議院選挙法におきましては、現行法通り、衆議院選挙法におきましては、選挙区を五人一区の一県一区のところにおきましては、二人区を認めるという意見が相当有力であるという現段階であります。なおすみやかに結論を得るようにという御意向ならば、さらに党において正式に決定したいと思つております。
○鈴木(幹)委員 これは第三号におきまして「法律の定めるところにより」二項では「この法律の定める選挙に」というように書きわけられたのは、何か意味があるのでありますか。
【次の発言】 わかりました。
○鈴木(幹)委員 私は簡單にお伺いいたしたいのでありますが、その趣旨は、警察、消防に対します、自治体関係の退職手当の問題でありまして、ただいま菅家委員からその点の御質疑があり、樋貝国務大臣から御答弁がありまして、大体本年度の補正予算におきまして、これを連帶支弁金の中からまかなつて、明年度において連帶支弁金の方を相談する。こういうことで解決をはかつておるという御答弁をいただきましたので、一応了承いたしたのでありますが、ただこの際に注意を喚起いたしたいと思いますのは、昨年の三月、自治体警察の制度が確立されまして、制度ができてから今まで退職いたしましたものは、相当な数に上つておるはずであります。ただ……
○鈴木(幹)委員 私は昭和二十三年度の法律第百七十九号にありますところの、いわゆる戰時中に合併いたしました市町村の分離の問題につきまして、政府の調査に基く結果をお聞きいたしたいと思うのであります。前の本委員会におきまして、戰時中に合併いたしました市町村の分離に関しまして、今日まで問題になつた案件を数字的に承り、そのうちにおきまして府県会の議決によりまして、分離の問題がその当該市町村の投票の結果と合致するものと、相反するものとの数字の一応の結果を拜聽いたしたのであります。それによりますると、分離を希望いたすにもかかわらず府県会の議決が要件となつておりますがゆえに、多く希望に反するところの結果が出……
○鈴木(幹)委員 私は民主党の連立派を代表いたしまして、賛成の意見を開陳いたしたいと思います。 本改正法律案によるところの九十億の増加につきましては、すでに各党から述べられました通り、決して満足するものではないのであります。今日地方財政が窮乏をいたし、非常に困窮の渕に立つておりまする現状を直視いたしましたときに、さきの国会におきまして地方配付税を約半額に減額いたしましたことが、今日の窮状を招いた大きな原因であるのであります。今回これに対しまして九十億の増加をいたしまして、この地方財政の緩和をはからんとする趣旨でございますが、自治庁当局の説明にありますところの今後さらに二、三百億の増加をもつて……
○鈴木(幹)委員 私は法務総裁にお伺いしたいのでありますが、新聞紙上に伝えられるところによりますと、占領政策が終了いたしまして後における国内の治安を処理いたしますために、治安の機構いろいろととりざたをされております。坊間伝えられるところによりますと、木村構想であるとか、あるいは大橋構想であるとかいう名のもとに伝えられておりまして、われわれはどこに今政府の政策がきまりつつあるか、あるいはまた具体化しつつあるかということにつきましては、確かな情報を持つておらぬのであります。ただ考えるところによりますと、今後日本の国内における治安の処理ということに関しましては、非常に深刻なるものを予想せらるる状態に……
○鈴木(幹)委員 この五月一日の事件につきましては、日本の帝都の中心であります皇居前広場において、約二時間にわたつて治安がまつたく乱れて、ここに市街における一種の戰闘状態が現出したということは、日本の国全体といたしましても、きわめて遺憾なことでありますし、独立後旬日を出でざる間におけるこの種の行動については、(「独立してない証拠だ」と呼ぶ者あり)私は非常に遺憾の意を表するものであります。この原因を各種の観点から見て参りますと、私は政府当局に相当の責任を追究しなければならぬものがあると思うけれども、この問題は本委員会におきましてやるのには不適当であると思いますが、問題を治安確保の観点からだけに限……
○鈴木(幹)委員 簡単に二、三の点をお伺いしたいと思います。一つは字句の問題でありますが、集団行進、集団示威運動、こう書きわけておりますが、この違い並びに意義を明瞭に示していただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、集団行進というものは、公衆に対して何ら自分の威力を示すとか気勢を張るという行為ではない。一定の目的を持つて単に場所的に移動するにすぎない。こういうことになりますと、これは取締りといいますか、これに対して制限を加える対象にはならないのじやないかということが考えられるのでありますが、特にこれを取上げた理由をお伺いいたします。
○鈴木(幹)委員 私は改進党を代表いたしまして、本案に対して反対をいたすものであります。 今日市が自治警察を持つということは、地方自治法並びに警察法の明らかに示すところであります。この原則を、この特例をもちまして新たに市になつた区域につきましては、警察維持の責任を国警に転嫁しようという案でありますが、このことは、市が持たなければならない義務であり、同時に権利でありますところの法の根幹に触るる根本的な問題であります。従つて今日警察制度がしかれまして、すでに四年の年月が流れておりますが、この四年の年月の期間を経過してみますならば、国家地方警察のあり方並びに自治警察のあり方につきましては、種々な検……
○鈴木(幹)委員 警察法の改正案につきまして、法務総裁の御意見を承りたいと思うのであります。今回の改正は提案の理由によりますると、治安の責任が内閣にあり、しかも警察法におきましてこの責任の所在を明らかにする根拠に欠けておるというところに大きな理由があるというのでありますが、治安の責任という意味においては、私は警察だけが治安の責任を負うべきものでは決してない。一国の政治がどうあるか、経済がどうあるか、社会状態がどうあるかということが、全部治安に影響を持つて来るものでありまして、かような意味から申しますと、治安の問題が内閣の責任であり、政府の責任であるということは、明々白々の事実であります。警察法……
○鈴木(幹)委員 改進党の修正案につきまして簡單に御説明を申し上げます。案文はお手元に配付をしてありますので、これによつてごらんを願いたいと思います。修正の要点は三つございます。一つは公安委員会の構成を改正いたしまして、これを強力なものとし、改正原案並びに自由党の修正案に対しましては、内閣総理大臣が人事に干与しようとする案でありまするがゆえに反対をいたしましたが、これにかわりまして公安委員会の組織運営をより以上有効適切なる強力なものとし、しかもこれに治安の責任を警察の部面において担当する立場を明らかにする意味におきまして、国家公安委員会には国務大臣の参加を認めたいというのが第一点であります。 ……
○鈴木(幹)委員 ひとつお諮りを願いたいのでありますが、今内閣提案の刑事訴訟法が法務委員会に付託をされております。その刑事訴訟法の改正の案文のうちにおきまして、捜査権をめぐつて警察のあり方と重大な関連がある事項が含まれておるのであります、従つて地方行政委員会としても、この刑事訴訟法の改正に関して、法務委員会と合同審査をする機会を持つた方がいいのじやないか、しかもその機会をなるべく早い機会に持つように御配慮を願えればと存じまして、お諮りを願いたいのであります。
○鈴木(幹)委員 この刑事訴訟法の改正案が本委員会に付託されまして、今日まで他の同僚委員から幾多の質問がありました。私もこの質問になるべく重複しないように数個の点についてお尋ねをいたしたいと思います。 この委員会の審議の経過を振り返つてみますと、この改正法案が上程されるに至りました内部的な問題につきましては、検察庁側と警察側との間におきまして、完全な意見の一致を見ておらないということは、今日におきましては明らかな事実であります。このようなぐあいにして法案が提出されるということにつきましては、やむを得ざる事情は私は了とするものでありますが、でき得べくんば同じ大臣のもとに統轄されまする、しかも犯……
○鈴木(幹)委員 簡単に二、三点だけお伺いいたしたいと思います。
第一点は改正法百五十三条の二の問題でありますが、この条項のうちに「一時最寄の警察署その他の適当な場所にこれを留置することができる。」とありますが、この一時という字句はどれくらいの期間をさすのでありましようか。事の性質上長期にわたるとは考えられませんが、大体の解釈を承つておきたいと思います。
【次の発言】 次に二百九十一条の二の改正案についてお伺いをいたしたいのであります。この簡易公判百手続による場合におきまして、原案によりますと、「裁判所は、検察官及び被告人又は弁護人の意見を聴き、」となつております。私どもはこの問題を考えまし……
○鈴木(幹)委員 ごく簡単に一、二の問題をお伺いいたしたいと思います。 一つは、この法律案は、奄美群島の本邦復帰に伴う暫定的な経過的な措置を規定するものでありますが、法案に規定されておるように、幾多の国内法の適用が政令にゆだねられております。これはまことに異例なことでありますが、大島の今日までの経過から見ますと、これもまたやむを得ないかと存ずるのであります。従つて私は、原則としてこういう取扱いはできるだけすみやかに廃止をして、国内法を全面的にこの地域に施行することが、法の建前から申しましても、また大島復帰の建前から申しましても、当然であろうと思うのであります。そこで私のお伺いいたしたいのは、……
○鈴木(幹)委員 簡単に二、三点お伺いいたします。あなたは仏教保全経済会に副会長として今日まで就任をされておりますが、就任をされるにあたりまして、この仏教保全経済会は仏教の興隆に資する、また同時に出資をしたところの本手や信徒は配当というようなもので経済的な利益も得る、非常にいいことだからというわけで進んでお引受になつたのでありますか。それともまたこれは頼まれたから単に名義を出しておけばいいのだ、こういうようなおつもりでお引受になつたのでありますか、お伺いいたします。
【次の発言】 それは進んでこういう仕事に対して積極的に仕事をしよう、こういう意味でお引受になつたのでありますか。あるいはまた進ん……
○鈴木(幹)委員 お伺いをいたします。ただいま委員長の御質問のうちにあつたわけでありますが、仏教保全経済会を設立なさるにあたりまして、大体こういうような構想をお話になつたのは保全経済会の方からお話になつたのか、それともあなたや仏教界の方々からこういうような組織をつくろうじやないかというようなお話があつたのでありますか。その点はいかがでありましよう。
【次の発言】 そうするとあなたの方で仏教の興隆のため、あるいは社寺の経済上の窮乏も救いたいというようなことをかねがね考えておいでになつたのですか、保全経済会を利用しようということも自発的にお考えになつたわけでありますか。
○鈴木(幹)委員 改進党を代表いたしまして、ただいま議題となつておりまする地方税法の一部を改正する法律案につきまして、わが党より提案いたしました修正案並びに修正部分を除く原案につきまして賛成の意見を述べたいと思います。 現行の地方税制は、制定後いまだ四年に満たないものでありますが、御承知のごとく世論の批判も相当にきびしいものがあり、わが国の現状においては税制本来の目的を達し得ない面が多いのであります。 地方税制度の改正を論ずるにあたりましては、まずこれを地方財政計画全体との関連において考察する必要があると思うのであります。現行地方税制度の最大の問題点は、地方税の量、すなわち税収の総額が過少……
○鈴木(幹)委員 今回新しく警察法の改正案が出されましたが、この問題は昭和二十二年に公布されました警察法を根本的に改革しようとする実に大きな改正でありまして、その意味から申しますと、今まで数次試みられました部分的な改正にあらずして、全文改正という趣旨もここにあろうと私は存ずるのであります。それで私は大臣にお伺いしたい点が数箇点あるのでございます。第一にお伺いしたいのは、この法案の提出をめぐりまして、今非常に大きな政治問題が起つております。それは一方におきましては国警と自治警との間におきまして、この法案の成否をめぐる論争が政治問題にまで発展をしつつあるような状況であります。またこれを地域的に見て……
○鈴木(幹)委員 ただいまの理事会では、この問題につきまして門司さん、西村さんの方から、明日にでも召喚をして証言を聞きたい、こういうような強力な発言がございました。それに対して自由党の灘尾委員から、時間も切迫しており、申合せもあることであるから、この問題を他日に延ばしたい、こういうようなこれまた強力な発言があつたのでございます。私はこの問題につきまして、喚問することにつきましては、警察の将来の問題から大きな考慮を払わなければならないことを申し上げまして、喚問することにつきましては原則的には承認いたします。しかしながら、これには若干の条件を付し、さらに喚問の時日に関しましては、次の理事会を開いた……
○鈴木(幹)委員 大蔵大臣の御所見をお伺いしたいと思います。 さきに本院が地方交付税の税率を二王%に修正したのは、その算出の基礎となつた地方財政計画に少くとも平年度三百億円程度の算入不足があることを確認したことによるものであります。しかるに参議院においてこれを二二%に再修正をしたことはわれわれのはなはだ遺憾とするところであります。特に地方財政窮乏の原因をなす既定財政規模の是正について何らの考慮を払わないのみならず、経費の自然増加に目をおおい、一方的に自然増収の算入不足額の現象のみを主張していることは、地方財政の直実を直視せず、財政の何たるかをわきまえないものであると考えるのであります。しかし……
○鈴木(幹)委員 私はこの重大な警察法の質問がおそらく今晩をもつて終了いたすこの機会に、昭和二十三年の警察法制定の当時にその責任の一半をにないましたことを考えまして、非常に感慨無量であります。 昭和二十三年の改正前の警察におきまして、反省すべき点が多々あつたことは率直に認めなければならぬと思いますが、その新しい昭和二十三年の警察法によつて企図されたものは警察の能率を犠牲にしても警察の民主的運営を急がなければならないということであり、こういう趣旨のもとに二千になんなんとする自治体警察ができたのであります。しかしながら六年の運用の間におきまして、あるいは財政的な理由により、あるいはその他運営上の……
○鈴木(幹)委員 お手元に配付してございます修正案の案文につきまして、ごく簡単にその概略を御説明申し上げます。 第一は、地方自治法の一部を改正する法律案につきまして、別表第六中の第三号を次のように改めたいと思うのであります。この理由は、今回の警察法に修正を加えました結果、市の警察部長という職名が新たに生れ、同時に条文を一条ずつずらしたためでありますが、「第五十四条第二項」とありますのを「第五十五条第二項」と改め、また附則第一項中「その他の部分は警察法施行の日から施行する。」とありますのを、さらに一年の延期をいたしましたので、これを「別表第六第三号の改正規定中市警察部長に係る部分は、警察法施行……
○鈴木幹雄君 ただいま議題となりました昭和二十九年七月の大雨、同年八月及び九月の台風並びに同年八月の冷害により被害を受けた地方公共団体の起債の特例に関する法律案についてその内容の概要を御説明申し上げます。 本年七月の豪雨、八月及び九月に内地及び北海道を襲いました台風は、各地に甚大な被害を与えたのでありましたが、八月、東北、北海道地区の冷害による農作物の損害もまたきわめて甚大でありまして、そのため、本議会にその諸対策を盛つた補正予算が提出されておりますことは、御承知の通りであります。 ところで、地方財政の実情は、いよいよ窮乏の一途をたどつておりますが、昨年以来相次ぐ災害によりまして、地方公共……
○鈴木(幹)委員 その点で内山さんにもう一ぺん念を押しておきたいと思います。なるほど画一的なものがアメリカにないということはよくわかつております。それから人事委員会その他の諸経費が、この法案に裏づけされておらないということもよくわかります。それで今のお尋ねと重複をいたしますが、それならば全体として地方公務員法というものは、この裏づけがない限りは、ない方がよろしいか、あるいはその裏づけの方法を講ずるごとによつて、この法律案を成立せしめる方がよいか、私も一、二の点におきましては若干不満な点を持つておるのでありますが、全体の価値判断としてこの法律案を成立せしめる方がよろしいか、あるいはそれを成立せし……
○鈴木(幹)委員 鵜飼先生に私一、二点お伺いをいたしたいと思います。私も政府の原案に全面的に賛成のものでもございません、同時にまた現行法についてもそのまま全部が正しいと考えておるものでもないのであります。ただいまお話のありました中で、一つの問題は公安委員会の問題でございます。先生の御意見は、国務大臣を委員長にするということについて、公安委員会というものの機能が破壊をされる、こういうようなふうに承つたのであります。私も公安委員会というものが、政治からの中立を守るという警察民主化の一つの重要な委員会であると了解しておるわけなのであります。ただ問題は、現行法におきまして、公安委員会の委員の選任を総理……
○鈴木(幹)委員 熊本の久原さんに一、二点簡単にお伺いをいたしたいと思います。あなたの過去三十年の体験に基く、ことにまた六年間の自治警の濫觴から今日までの体験から出ました御意見に対して、多大の敬意を持つて拝聴いたしたものであります。あなたのお話の中で一、二の点につきまして御意見を伺つてみたいと思います。 その一つは、警察は治安の維持確保ということが目的でありますが、それの最終の場面こおきましては、実力を行使する機関ということは争えない事実であろう。実力を行使してでも、また自分の身体に対する侵害をも顧慮することなくしてやらなければならない。こういと使命を持つておる機関なのであります。そういう機……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。