このページでは木村俊夫衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。木村俊夫衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○木村(俊)委員 確認する際にも資料は十分お集めになつておると思いますか。と申しますのは、借入れせられた場合に、外務省の訓令を出しております。その外務省の訓令の内容を承知いたしたいのでありますが、その際返済の條件等について、外務省の訓令の中に規定しておられますか。その点についてちよつと……。
【次の発言】 そうしますと、訓令をお出しになるなり、返済條件についてははつきりした條件をおつけになつておらぬ。というのは個人の利益の問題でありますから、政府の保障においてただ後日に返済するというだけでお借入れになつたのか、あるいはどういう借款の形式を踏んでお借入れになつたのか。その点……。
○木村(俊)委員 大体私のお尋ねしたいことは、午前中岡田委員からお尋ねいたしました点でほとんど了承しておりますが、二、三疑問といたします点について、再確認という意味でお尋ねいたしたいと思います。 まず第一の点でありますが、政府が買入れする場合に、主要設備を撤去して、單なる船骸として買入れをする、こういうことになつております。先ほど岡田海運局長から伺いますと、あるいは情勢の変化によりまして、船主が買いもどしをすることがあるかもしれないということを予想しておられます。そうなりますと、主要設備を撤去して船骸として買い入れるということについては、非常なむだを生ずることになりはしないか、こういう感じが……
○木村(俊)委員 運輸大臣にはいろいろお伺いしたいことがありますが、本日はまず昭和三十年度の港湾予算の問題につきまして、大臣の御所見を伺いたいと思います。 昨日の委員会におきまして、昭和三十年度の港湾関係公共事業費予算要求について、事務当局からアウト・ラインについて概略御説明を承わったのでありますが、それによりますと、一昨年昭和二十八年度におきましては、港湾予算全体として百十六億円、昨年昭和二十九年度は八十五億円に減っておりますが、これは緊縮予算の関係もあっだのでありましょう。私ども心配しておりますのは、総選挙中におきまして民主党が特に住宅政策等につきまして大いに宣伝をされた。そういう関係も……
○木村(俊)委員 この法案の内容につきまして、二、三航空局長に御質問したいと思います。まず第一点は、大臣の提案理由の御説明の内容によりますと、日航におきましては本年三月期決算において、日航の設立以来の欠損が累計十五億四千万円になったということであります。これは非常に莫大な欠損なんで、これは当初からこの会社が悪条件で出発したのですから仕方がないと思いますが、こういうことになりますと、政府の強力な助成措置をやる一方におきましては、日航自体においても相当経営の合理化をやらなければならないことは当然だと思います。最近ちょっと聞きますと、大蔵省と運輸省の両省で何か共同監査をなさるということを聞いておりま……
○木村(俊)委員 関連。今まで同僚議員に対する御答弁を承わりまして、大体わかったのでありますが、要するに大臣は、海運業の保護育成という海運政策の大筋と、タンカー船舶の総体的不足という、この間のジレンマに立っておられるというふうに受け取れたのです。しかしながら今回だけは事情が違う。と申しますのは、御承知の通り世界の状況は、スーパー・タンカーでなければ立っていけない、太刀打ちできないというような状況になりつつある。そこで十一次計画造船におきましても、政府は五万四千トンの中でスーパーをお作りになるという方針、これは非常にけっこうだと思います。ただ問題は、このやさきにおきまして、丸善石油がスーパー・タ……
○木村(俊)委員 私は日本航空株式会社法の一部を改正する法律案に対しまして、日本民主党、自由党、日本社会党両派及び小会派を代表して、修正動議を提出いたします。 まず修正案につきましては、ただいまお手元に配付いたしました案文によりまして、御承知を願いたいと存じます。 次に修正の理由並びにその概要を、きわめて簡単に御説明申し上げます。政府原案は、助成策の拡充に対応いたしまして、政府の監督権の強化をはかっておるのでありますが、その内容を詳細に検討いたしましたところ、これら監督権は必要と認められる程度を越えて強化されることになっておりまして、その結果、会社自体の創意工夫による闊達なる企業意欲が阻害……
○木村(俊)委員長代理 ちょっと池田君に申し上げますが、ただいま説明員として開銀の小林総裁がお見えになりましたので、この点について開銀の立場からの説明を、お求めになるならば許しますが、いかがですか。
【次の発言】 今まで各参考人の方から、いろいろ有益な御意見を承わっておったのであります。その中で、特に米田参考人のおっしゃいました従来のわが国の海運政策の基調と申しますか、それは諸外国の例から申しましても、アメリカのごとく単に荷主に隷属した海運ではなくして、どちらかといえばノルウェーの海運のような、海運業そのものの保護育成というものに従来の海運政策の基調があったという御意見には、全く同感であります……
○木村(俊)委員 それについてちょっと大臣に確認をしておきたいことが一つありますが、先般の委員会で私の質問に対しまして、いろいろタンカー政策その他について再考なさるというお話でありましたが、今承わりますと、まだその最高方針がお立ちになっておらぬようであります。それができた場合には当委員会に御報告をいただく。しかも丸善問題の許可の前にそれをいただくということを申し上げたはずでございます。それに対して大臣はそのように御了承なすっておる。しかるに先ほどの御答弁では、もし国会開会中にそういう最高方針がまとまればここに報告するというお話だったのですが、私が考えますのは、この問題は大臣の措置いかんによって……
○木村(俊)委員長代理 それでは本日はこれをもって散会いたします。次会は公報をもってお知らせいたします。 午後四時十七分散会
○木村(俊)委員 きわめて簡単に一点だけお伺いしておきます。昨年の特別国会で私たちが日航法の改正案を審議しました際、国際航空については日本航空が将来非常に明るい見通しであるという御答弁がありました。私たちもそれを非常に希望し期待しておったのですが、いよいよ今年度になりまして日航が非常に明るい見通しであり、また業務の方も軌道に乗ったという御報告を承わりまして、これは非常にけっこうだと思います。そこで国際航空につきましてはやや明るい見通しができましたが、今回この空港整備法によって第二種空港、これは国内航空の用に供する飛行場ですが、これに対応しましてこれを使用する国内航空事業が現在どういう現状である……
○木村(俊)委員長代理 続いて旅行あっ旋業法の一部を改正する法律案を議題として質疑を許します。通告順によりこれを許します。畠山鶴吉君。
○木村(俊)委員 今回の国鉄法の改正の重要な点の一つは、国鉄財産の管理に関する規定を明確にしたことであると思いますが、この改正案の四十五条、四十六条の規定をもってしても、なお必ずしもその運用上について疑義なしとはいえません。少々こまかい質問になりますが、この際政府の確定解釈を明らかにしていただくという意味において二、三お伺いしてみたいと思います。 現行法では財産管理についての規定は四十六条のみであります。それも営業線についてはきわめて明瞭であります。その他はこれに準ずる重要な財産ということだけで、運用上従来必ずしも明確ではない点がありました。国有財産の管理について従来も国会方面で鉄道会館問題……
○木村(俊)委員 まず第一にお伺いしたいと思いますが、倉庫業に対して発券の許可ができましてからもう約二十年になると思います。その間におきまして、この倉庫業自体の許可制がとられなかったという理由ですね。そういう経過的な理由を承われば、大体今回倉庫業法案を提出された理由がわかると思いますので、その点をちょっと伺いたいと思います。
【次の発言】 今回の改正案によりまして、倉庫業自体の許可をなさるという理由はよくわかりますが、そこでこの許可制の運用いかんによりましては、従来ありました、ことに終戦直後雨後のタケノコのように発生してきた弱小倉庫業に対して、相当差別的待遇をいたしておりはしないかという心配が……
○木村(俊)委員 すでに本日の委員会におきまして質疑及び答弁によりまして、参宮線事故の概要につきましてはほぼ明らかになったと考えるのであります。それで私はこの際各委員の御賛同を得まして、本委員会においてお手元に配りましたような内容の決議を提議いたしたいと思います。この決議案の内容はきわめて簡単ではありますが、その念願といたしますところは、当委員会において再びかかる決議を行うことのないことでございます。次に決議案の内容を朗読いたします。 国鉄参宮線列車事故に関する件 昭和三二、一〇、二〇 今回国鉄参宮線において列車事故を惹起し多数の死傷者を出したことは極めて遺憾である。 ……
○木村(俊)委員長代理 ただいまより運輸委員会を開会いたします。
本日は委員長が御病気のため、私が御指名により委員長の職務を行います。
前回港湾荷役の問題に関しまして、運輸大臣に対しての質疑を保留しておりましたので、この際これを許します。春野武一君。
【次の発言】 次に前会に引き続きまして、ガソリン税の増徴問題について質疑を許します。通告順によりこれを許します。中居英太郎君。
【次の発言】 關谷君。
【次の発言】 本日はこれをもって散会いたします。次会は公報をもってお知らせいたします。
午後一時十三分散会
○木村(俊)委員長代理 ただいまから運輸委員会を開会いたします。
前会同様、委員長が御病気のために御指名によりまして私が委員長の職務を行います。
陸運に関して調査を進めます。最初に陸運関係の免許の問題に関して質疑を許します。原健三郎君。
【次の発言】 瞬時休憩いた
します。
午後零時十三分休憩
○木村(俊)委員長代理 青野武一君。
○木村(俊)委員 私は自由民主党を代表いたしまして、国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案に対し賛成をいたしたいと思います。 国鉄経営の問題につきましては、従来も当委員会におきましてしばしば論議を重ねて参ったのでありますが、国鉄の現状が累積した老朽施設、車両の取りかえを急速に行なって、輸送の安全を期さなければならないこと、また一方、最近の国内経済の活況を反映いたしまして、急速に増加した輸送需要に対応するために、輸送力の増強をも行わなければならないこと、さらに電化その他鉄道の近代化をはかりまして、サービスの向上、経営の合理化を促進すべき段階に来ていること等につきましては、先ほどの反対討論において……
○木村(俊)委員 ただいま議題となりました小型船海運組合法案につきまして、提案者を代表いたしまして提案理由及びその概要を御説明申し上げます。 木船を中心としまして、小型船は現在総数約二万三千二百隻、百七十五万重量トンに及びますが、これらの船舶によって輸送されますものは石炭、鉄鋼、石材、砂利等、わが国基礎産業の重要物資でありまして、昭和三十年度における総輸送量は約三千七百七十五万トンに達しております。この輸送量はわが国の内航総輸送量の六三・五%に相当しておりまして、海運において小型船の占める地位はまことに重要なるものがあるのであります。しかしながらこの小型船による輸送を担当しております小型船海……
○木村(俊)委員 今お話のありました木船海運業の実態から申しますと、確かにこの組合員たる資格者を捕捉する方法が非常にむずかしいという点は私も同感でございます。これは地方海運局の機構も相当充実しておりますし、またこの海運組合を作る際にいろいろ行政指導上の点も勘案いたしますと、今おっしゃった通り必ずしも捕捉することが絶対困難とは考えられません。そこでこの小型船海運組合法を実施する場合におきまして、従来以上に地方海運局の行政指導を強化する意味で、あるいは現存しております協同組合あるいは任意組合の海運組合を指導いたしまして、極力その捕捉をしようという方針でございます。
○木村(俊)委員 ちょっと提案者から今の御質問に対してお答えしておきますが、この法案の十九条に、組合員の資格の制限ということがあります。それに従いますと、この組合は「組合員の資格について、地区、航路、貨物又は運輸省令で定める業種以外の制限をしてはならない。」こうあります。この趣旨は、今お話のあったような回漕業者だけが組合を設立するということは、これを排除しようという趣旨なのであります。従いましてこの運輸省令の内容でありますが、これは運輸省におまかせするわけでありますが、大体今提案者として運輸省にお願いしたいことは、この運輸省令で定める業種とは、鋼船とか木船とか、あるいは貨物船、油送船、あるいは……
○木村(俊)委員 私は政府に対して一点だけお尋ねしておきたいのですが、これはむしろ私どもの強い要望と申し上げる方がいいかもしれない。今回の船舶職員法の改正案におきましては、現行法が設けられましてから客観情勢が大きく変化したので、船舶職員の資格、定員について根本的改正を加える、こういうのが第一の眼目であります。しかしながら私どもがこの内容をつぶさに検討いたしますと、なお一点非常に重要な点について私は不満なところがあります。その点については政府の御見解を承わると同時に、私ども運輸委員会としましては、今後の問題にはなりましょうけれども、非常に重大な関心を持って、むしろ政府に対する要望という意味におき……
○木村(俊)説明員 長らく運輸委員といたしまして皆様にお世話になっておりましたととろ、先般運輸省の方へ政務次官として出向いたすことになりました。今大臣より御説明のありました重要諸政策推進のために、特に運輸委員会における従来の経験を十分生かしまして、最善の努力を払うつもりであります。今後とも一そうの御指導と御鞭撻とをお願いいたます。
【次の発言】 私から概括的に明昭和三十三年度の運輸省の重要施策について御説明いたしたいと思います。お手元にただいま配付いたしました印刷物がございますが、これによってごらんを願いたいと思います。
まず第一ページ目に大体重要施策を八つの項目に分けまして、「わが国経済の……
○木村政府委員 国鉄公社を監督しておりまする運輸省の立場といたしましては、労働大臣が申されました通り、ただいまは公社の根本的検討について委員会にかかっておりますが、率直に申し上げますと、私も横山委員と同感であります。でき得るならば自主的な解決ができるような公社の改革が望ましいと考えております。
【次の発言】 公社制度の全般的な問題につきましては、私からお答えする立場でございません。国鉄公社に関しましては、ただいまのところ、根本的な審議会の結論が出ておりません。結論を待って、私どもも考えたいと思います。現在までのところでは、国鉄公社の根本的改革についての結論が出ておりません。従来そういう経験がご……
○木村政府委員 ただいま運輸大臣が閣議に出席中でございまして、とりあえず私から一昨二十六日夕刻紀伊水道におきまして突発いたしました南海丸の海難事故につきまして、御報告を申し上げたいと存じます。 南海丸は一月二十六日午後五時三十分、乗組員、乗客百六十四名を乗せまして、徳島の小松島港より和歌山港向け出港いたしましたが、同六時三十分ごろ淡路島南東の沼島付近西方約二キロ半の地点より超短波無線電話でもって、危険に直面している旨の遭難通信を発したまま連絡を断ちました。神戸の第五管区海上保安本部では、報告に接しまして直ちに小松島海上保安部に南海丸の救難捜索本部を設けまして、海上保安庁巡視船十二隻、ヘリコプ……
○木村政府委員 捕獲審検所の検定の再審査に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。 捕獲審検所の検定の再審査に関する法律は、日本国が、日本国との平和条約第十七条に規定する義務を履行するため、連合国の要請がありました場合に、旧捕獲審検所が検定いたしました事件で、連合国人の所有権に関係のあるものを、国際法に従って再審査することを目的とする法律であります。 捕獲審検の再審査の要請につきまして、平和条約におきましては期限が定められておりませんが、事柄の性質上、平和条約の効力が発生いたしました後、比較的短期間に連合国の要請が出尽すものと予想せられ、国内法である……
○木村政府委員 実は私も非常に専門的でないお答えをして恐縮なんですが、私もしろうと考えといたしましては、こういう気象台の通報下においてどうして南海丸が転覆したかということにつきましていろいろ考えておりましたのですが、今正木先生の御指摘になりましたような気象情報下におきまして私が考えますのは、きわめて局部的な突風が起りまして、時あたかも潮流の変化の時期でございますので、この二つの悪条件が重なりまして転覆したのではないか、こういう感じを持っております。しかしながらこれは非常に専門的でございませんので、今後専門的な調査によりましてまた訂正をさしていたただきたいと思いますが、この気象台の専門的な、たと……
○木村政府委員 ただいま上程されました航空法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明いたします。 御承知のごとく航空法は民間航空の再開とともに昭和二十七年制定公布されまして、自後昭和二十九年に一部の改正を見たのみで今日に至っておるのであります。しかるにこの間、航空の発達は日進月歩まことに目ざましいものがありまして、今後においてもさらに飛躍的な発展を遂げるものと思われるのであります。この目ざましい航空界の発展に即応いたしまして、かつ最近における航空機の運航の実情及び数年来の航空法施行の実情にかんがみまして、本法に所要の改正を加える必要が生じたのであります。 まず航空の安全の確……
○木村政府委員 御指摘の通り政府といたしましても、五ヵ年計画の前途を決して楽観はしておりません。しかしながら今言われました百億の繰り延べにいたしましても、昭和三十三年度において四十三億の復活をいたしております。いずれにいたしましても、運賃値上げその他からの経緯にかんがみまして、五ヵ年計画は国民に対する政府の公約でございます。今仰せの通り、決してしり切れトンボに終らせることなしに、極力資金の確保に努めまして、むしろしり上りの状態において、五ヵ年後には必ずこの五ヵ年計画の輸送力増強の点をぜひ確保したいと思います。
○木村政府委員 お説の通り、運輸省におきましては東海道にどうしても新しい幹線が必要だという見地に立ちまして、目下日本国有鉄道幹線調査会におきまして慎重に審議をいたしておりますが、経過をちょっと御説明いたしますと、昨年八月三十日、閣議決定で設置されました幹線調査会は、九月十一日にその第一回の調査会を開きまして、自後四回にわたって調査をいたしました。十一月二十二日に第一次の中間答申を受けたのでございます。その答申によりますと、東海道の本線の輸送力は、他の交通機関への転換を極力はかりましても、昭和三十六、七年ごろには、ほほ全線にわたって行き詰まるものと推定される、輸送力の限界と建設に要する期間を考慮……
○木村(俊)委員長代理 次に、港湾局関係につきまして説明を聴取いたします。天埜港湾局長。
【次の発言】 次に海難審判につきまして説明を求めます。長屋海難審判庁長官。
【次の発言】 次に気象庁の所管事項につきまして説明を聴取いたします。
【次の発言】 次に海上保安庁関係について説明を聴取いたします。島居長官。
【次の発言】 これにて運輸省の所管事項の説明は全部終りました。
明日の委員会は主として志免鉱業所の問題について調査をいたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後三時十四分散会
○木村(俊)委員長代理 河野正君。
○木村(俊)委員 関連質問。すでに同僚委員に対する建設大臣の御答弁で私のお尋ねすることも尽きておりますので、ただ一点だけお尋ねしたいと思います。 仮締め切りをいたしましてからわずか二週間で再決壊するということになりまして、災害地は人心が非常に動揺しております。まことにこれはもっともなことであると思います。さて、その再決壊した場所についての工事の責任が非常にあいまいだといううわさが現地で流れております。たとえば今回再決壊いたしました福地地区につきまして、これは私真偽のほどは確かめておりませんけれども、その当夜、非常に危機が迫ったというので、自衛隊の出動、消防隊の出動もありまして、その防護を必死……
○木村委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 このたび私、はからずも当委員会の委員長に選任されました。当委員会には従来も引き続きその末席を汚しておったのでございますが、委員会の運営につきましては、まことに不案内でございます。加うるに、当委員会におきまして審議されます案件は、近来わが国の産業、経済上にも、また社会、文化の面におきましても、さらに一段と重要性を加えつつある現状でございますので、当委員会に課せられました責務は、いよいよ重かつ大であることを痛感するものであります。幸い当委員会におられます練達たんのうの皆様方の適切な御指導によりまして、大過なく期間中委……
○木村委員長 これより会議を開きます。
この際、小委員会設置に関する件についてお諮りいたします。
すなわち、都市交通に関する小委員会、観光に関する小委員会及び踏切道整備に関する小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
なお、各小委員の員数並びに小委員及び小委員長の選任につきましては、委員長に御一任願いたいと存じます。が、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
各小委員及び小委員長は、追って公報をもって指名することといたします。
また、委員の異動に伴い、小委員及び小委員長に欠員が生じ……
○木村委員長 これより会議を開きます。
この際、委員各位にお伝えいたしたいと存じますが、先般太平洋ヨット横断に成功いたしました堀江謙一君の父君が、昨日委員長をおたずねになりまして、先般の委員会の議事その他に関して、当委員会に対し深甚の謝意を表しに来られたのでございます。皆さんによろしくとのことでございますので、この際お伝えをいたしたいと存じます。(拍手)
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
すなわち、海運に関する件について調査のため、参考人より意見を聴取いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
なお、参考人の人選、招致……
○木村委員長 これより会議を開きます。
この際、気象に関する件、特に先般の三宅島における噴火について調査を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。加藤勘十君。
【次の発言】 船舶職員法の一部を改正する法律案を議題として、審査を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。肥田次郎君。
【次の発言】 内海清君。
【次の発言】 次会は、二十九日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時五十四分散会
○木村委員長 これより会議を開きます。 この際、先般の委員会において委員長に一任されておりました都市交通、観光、及び踏切道整備に関する各小委員及び小委員長を次の通り指名いたします。 都市交通に関する小委員に 有田 喜一君 壽原 正一君 鈴木 仙八君 關谷 勝利君 高橋清一郎君 細田 吉藏君 井岡 大治君 久保 三郎君 島上善五郎君 肥田 次郎君 観光に関する小委員に 有馬 英治君 伊藤 郷一君 加藤常太郎君 川野 芳滿君 簡牛 凡夫君 砂原 格……
○木村委員長 これより会議を開きます。 本日は、海運に関する件について、御出席の参考人各位より御意見を承ることといたします。 この際、参考人の皆様に一言ごあいさつ申し上げます。本日は御多用中のところ御出席下さいまして、まことにありがとうございました。委員会を代表いたしまして、厚く御礼申し上げます。 申すまでもなく、日本の基幹産業であります海運業は、わが国経済の発展にとってきわめて重要な役割をになうものでありますが、これら海運企業の現状は、きわめて困難な事態に直面いたしております。本問題につきまして、それぞれのお立場から忌憚のない御意見を承り、もって今後の調査の上に貴重な参考に供したいと存……
○木村委員長 これより会議を開きます。
日本国有鉄道の経営に関する件について調査を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。赤松勇君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 この際暫時休憩いたします。
午前十一時二十二分休憩
【次の発言】 これより再開いたします。久保三郎君。
【次の発言】 ただいま久保君より御発言の通り、委員長において取り扱いをいたします。
【次の発言】 海運及び気象に関する件について調査を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。久保三郎君。
○木村委員長 これより会議を開きます。
陸運に関する件、海運に関する件、及び日本国有鉄道の経営に関する件について調査を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。勝澤芳雄君。
【次の発言】 安藤覺君。
【次の発言】 この際、海上保安に関する件について、あわせて調査を進めます。井岡大治君。
【次の発言】 久保三郎君。
【次の発言】 内海清君。
【次の発言】 次会は十月三十一日及び十一月一日、午前十時三十分より委員会を開会いたす予定でありますから、あらかじめ御承知おき願いたいと思います。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時四十分散会
○木村委員長 これより会議を開きます。
海運に関する件について調査を進めます。
この際、政府当局より第十八次計画造船の現在までの経緯について、説明を聴取いたしたいと存じます。大石政務次官。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、これを許します。内海清君。
【次の発言】 井岡大治君。
【次の発言】 次に海上保安に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。肥田次郎君。
【次の発言】 明十一月一日、木曜日、午前十時三十分より委員会を開会いたすこととし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時八分散会
○木村委員長 これより会議を開きます。
陸運に関する件及び日本国有鉄道の経営に関する件について、調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。高橋清一郎君。
【次の発言】 赤松勇君。
【次の発言】 この際、私鉄運賃値上げ問題について、ただいままでの経緯を政府当局より説明を聴取いたしたいと存じます。岡本鉄監局長。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、これを許します。井岡大治君。
【次の発言】 田中織之進君。
【次の発言】 港湾に関する件について調査を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。山田長司君。
○木村委員長 これより会議を開きます。
海上保安及び航空に関する件について調査を行ないます。
この際、川崎港におけるタンカー衝突事故及び全日空機墜落事故について、政府当局より説明を聴取いたしたいと存じます。和田海上保安庁長官。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 おります。
【次の発言】 次会は、来たる十二月七日午前十時三十分より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十一時五十四分散会
○木村委員長 これより会議を開きます。
海上保安に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますのでこれを許します。久保三郎君
【次の発言】 次に、陸運に関する件について調査を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。壽原正一君。
【次の発言】 川野芳滿君。
【次の発言】 局長、経済企画庁の意見を……。
【次の発言】 次会は来たる十一日火曜日午前十時三十分より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時三十六分散会
○木村委員長 これより会議を開きます。 国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。 衆議院規則第九十四条により、委員会は、会期中に限り議長の承認を得てその所管に属する事項について、調査ができることになっております。つきましては、今国会におきましても、 陸運に関する事項 海運に関する事項 航空に関する事項 日本国有鉄道の経営に関する事項 港湾に関する事項 海上保安に関する事項 観光に関する事項 気象に関する事項 以上の各事項につきまして調査をいたしたいと存じますので、この旨議長に申し出たいと存じますが、御異議ありませんか。
○木村委員長 これより会議を開きます。
この際、小委員会設置の件についてお諮りいたします。
すなわち、都市交通に関する小委員会、観光に関する小委員会及び踏切道整備に関する小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
なお、各小委員の員数並びに小委員及び小委員長の選任につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
それでは都市交通に関する小委員に、
有田 喜一君 壽原 正一君
鈴木 仙八君 關谷 勝利君
高橋清一郎君 細田……
○木村委員長 これより会議を開きます。 国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。 衆議院規則第九十四条により、委員会は会期中に限り議長の承認を得て、その所管に属する事項について、調査ができることになっております。つきましては、今国会におきましても、 陸運に関する事項 海運に関する事項 航空に関する事項 日本国有鉄道の経営に関する事項 港湾に関する事項 海上保安に関する事項 観光に関する事項 気象に関する事項 以上の各事項につきまして調査をいたしたいと存じますので、この旨議長に申し出たいと存じますが、御異議ありませんか。
○木村委員長 これより会議を開きます。
陸運、海運、国鉄の経営、港湾及び気象に関する件について調査を進めます。
水先案内及び海上通信に関する問題について質疑の通告がありますので、これを許します。關谷勝利君。
【次の発言】 次に、先般来の豪雪による運輸施設の被害状況について政府当局より説明を聴取いたしたいと思います。大石運輸政務次官。
【次の発言】 質疑の通告がありますのでこれを許します。高橋清一郎君。
【次の発言】 次会は来たる八日金曜日、午前十時三十分より委員会を開会いたすこととし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時五十四分散会
○木村委員長 これより会議を開きます。
この際小委員会設置に関する件についてお諮りいたします。
すなわち、都市交通に関する小委員会、観光に関する小委員会及び踏切道整備に関する小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定しました。
なお、各小委員の員数並びに小委員及び小委員長の選任につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定しました。
それでは、都市交通に関する小委員に、
有田 喜一君 壽原 正一君
鈴木 仙八君 關谷 勝利君
高橋清一郎……
○木村委員長 これより会議を開きます。
海運に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。關谷勝利君。
【次の発言】 次に、陸運に関する件、特に豪雪による私鉄被害に関する問題について調査を行ないます。
質疑の通告がありますのでこれを許します。肥田次郎君。
【次の発言】 次に、日本国有鉄道の経営に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますのでこれを許します。勝澤芳雄君。
【次の発言】 次に航空に関する件、特に航空管制職員の待遇改善等に関する問題について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。久保三郎君。
○木村委員長 これより会議を開きます。
本委員会に予備審査のため付託されております内閣提出、木船再保険法の一部を改正する法律案及び船舶安全法の一部を改正する法律案の両案を一括議題といたします。
【次の発言】 まず政府当局より提案理由の説明を聴取いたします。綾部運輸大臣。
【次の発言】 両案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 航空に関する件について調査を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。肥田次郎君。
【次の発言】 次に、観光に関する件について調査を行ないます。
質疑の通告がありますのでこれを許します。勝澤芳雄君。
○木村委員長 これより会議を開きます。
【次の発言】 昨十九日本委員会に付託されました内閣提出、海運業の再建整備に関する臨時措置法案、及び、外航船舶建造融資利子補給及び損失補償法及び日本開発銀行に関する外航船舶建造融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案の両案を一括議題といたします。
【次の発言】 まず政府当局より提案理由の説明を聴取いたします。綾部運輸大臣。
【次の発言】 両案に対する質疑は後日に譲ることにいたします。
【次の発言】 船舶職員法の一部を改正する法律案を議題として審査を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。肥田次郎君。
○木村委員長 これより会議を開きます。
この際、運輸大臣より発言を求められておりますので、これを許します。綾部運輸大臣。
【次の発言】 去る十九日、本委員会に付託されました久保三郎君外九名提出、踏切道の改良促進及び踏切保安委員の配置等に関する法律案を議題といたします。
【次の発言】 まず、提出者より提案理由の説明を聴取いたします。久保三郎君
【次の発言】 本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 木船再保険法の一部を改正する法律案を議題として、審査を行ないます。
質疑の通告がありますのでこれを許します。久保三郎君。
○木村委員長 これより会議を開きます。
議事に入るに先立ちまして、昨二十六日、神戸和田岬沖におけるときわ丸とりっちもんど丸の衝突事故によりなくなられました多数の犠牲者の方々に対し、ここにつつしんで哀悼の意を表します。
海上保安に関する件について調査を行ないます。
この際、神戸海外におけるときわ丸とりっちもんど丸の衝突事故について、政府当局より説明を求めます。大石政務次官。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、順次これを許します。關谷勝利君。
【次の発言】 久保三郎君。
【次の発言】 次長がおります。
【次の発言】 内海清君。
○木村委員長 これより会議を開きます。
日本国有鉄道の経営に関する件について調査を行ないます。
この際、昨二十八日の信越線における貨物列車の転覆事故について、政府当局並びに国鉄当局より、それぞれ発言を求められておりますので、これを許します。綾部運輸大臣。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、これを許します。肥田次郎君。
【次の発言】 加藤勘十君。
【次の発言】 井手以誠君。
【次の発言】 次に、船舶安全法の一部を改正する法律案を議題として、審査を進めます。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 速記をとめて。
○木村委員長 これより会議を開きます。
船舶安全法の一部を改正する法律案を議題として審査を行ないます。
質疑の通告がありますので順次これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 次に、久保三郎君外九名提出の踏切道の改良促進及び踏切保安員の配置等に関する法律案を議題として審査を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。肥田次郎君。
【次の発言】 次に、海運業の再建整備に関する臨時措置法案並びに外航船舶建造融資利子補給及び損失補償法及び日本開発銀行に関する外航船舶建造融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案の両案を一括議題として審査を行ないます。
質疑の通告がありますので、……
○木村委員長 これより会議を開きます。
船舶安全法の一部を改正する法律案を議題として審査を行ないます。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 次会は、明後八日金曜日、午前十時より委員会を開会することにいたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時五十二分散会
○木村委員長 これより会議を開きます。
日本国有鉄道の経営に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 矢尾喜三郎君。
【次の発言】 資料提出をお願いいたします。
【次の発言】 次に、船舶安全法の一部を改正する法律案を議題として審査々行ないます。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 内海清君。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。――ほかにないようでありますから、本案に対する質疑はこれにて終局いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、別に討論の申し出もありません……
○木村委員長 これより会議を開きます。
海運業の再建整備に関する臨時措置法案並びに外航船舶建造融資利子補給及び損失補償法及び日本開発銀行に関する外航船舶建造融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案の両案を一括議題として審査を行ないます。
質疑の通告がありますのでこれを許します。關谷勝利君。
【次の発言】 細田君。
【次の発言】 内海清君。
【次の発言】 次会は明十三日午前十時より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後一時一分散会
○木村委員長 井手以誠君。
【次の発言】 来ております。
【次の発言】 まだです。
【次の発言】 勝澤芳雄君。
【次の発言】 肥田次郎君。
【次の発言】 次に、踏切道の改良促進及び踏切保安員の配置等に関する法律案を議題として審査を行ないます。質疑の通告がありますのでこれを許します。肥田次郎君。
【次の発言】 次会は明後十五日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後一時三十八分散会
○木村委員長 これより会議を開きます。
海運業の再建整備に関する臨時措置法案、並びに、外航船舶建造融資利子補給及び損失補償法及び日本開発銀行に関する外航船舶建造融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案の両案を一括議題として審査を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。加藤勘十君。
【次の発言】 久保三郎君。
【次の発言】 次会は来たる十九日、火曜日、午前十時より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時二十一分散会
○木村委員長 これより会議を開きます。
去る十六日本委員会に付託されました、内閣提出、日本航空株式会社法の一部を改正する法律案を議題として審査を行ないます。
【次の発言】 まず政府当局より提案理由の説明を聴取いたします。綾部運輸大臣。
【次の発言】 本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 海運業の再建整備に関する臨時措置法案、並びに、外航船舶建造融資利子補給及び損失補償法及び日本開発銀行に関する外航船舶建造融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案の両案を一括議題として審査を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。久保三郎君。
○木村委員長 これより会議を開きます。
本委員会に付託されております木原津與志君外十三名提出、離島の住民の旅客運賃等の特例に関する法律案を議題といたします。
【次の発言】 まず、提出者より提案理由の説明を聴取いたします。井手以誠君。
【次の発言】 本案に対する質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 日本航空株式会社法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 田中織之進君。
【次の発言】 加藤勘十君。
【次の発言】 ほかに御質疑はありませんか。――ほかにないようでありますので、本案に対する質疑はこれにて終局いたし……
○木村委員長 これより会議を開きます。
木原津與志君外十三名提出、離島の住民の旅客運賃等の特例に関する法律案を議題として、審査を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。肥田次郎君。
【次の発言】 内海清君。
【次の発言】 次に、海運業の再建整備に関する臨時措置法案、並びに、外航船舶建造融資利子補給及び損失補償法及び日本開発銀行に関する外航船舶建造融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案の両案を一括議題とし、審査を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 けっこうです。
○木村委員長 これより会議を開きます。
海運業の再建整備に関する臨時措置法案、並びに、外航船舶建造融資利子補給及び損失補償法及び日本開発銀行に関する外航船舶建造融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案の両案を一括議題として審査を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 井手以誠君。
【次の発言】 内海清君。
【次の発言】 井手以誠君。
【次の発言】 次会は明二十七日水曜日午前十時より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後一時九分散会
○木村委員長 これより会議を開きます。 海運業の再建整備に関する臨時措置法案、並びに、外航船舶建造融資利子補給及び損失補償法及び日本開発銀行に関する外航船舶建造融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案の両案を一括議題として審査を行ないます。 まず両案について御出席の参考人各位に御意見を承ることにいたします。 この際、参考人の皆様に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は御多忙中にもかかわりませず御出席を賜わり、まことにありがとうございました。両法案につきましては深い御識見と御経験を有せられる参考人各位からそれぞれの立場に立って忌憚のない御意見を承り、もって両法案審査の貴重な参考に供し……
○木村委員長 これより会議を開きます。
この際、航空局長より発言を求められておりますので、これを許します。今井航空局長。
【次の発言】 日本国有鉄道の経営に関する件について調査を進めます。
この際国鉄当局より発言を求められておりますので、これを許します。吾孫子副総裁。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、順次これを許します。井手以誠君。
【次の発言】 久保三郎君。
○木村委員長 これより会議を開きます。
日本国有鉄道の経営に関する件について調査を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 もしおわかりにならなければ、あとでまたあらためて……。
【次の発言】 井手以誠君。
【次の発言】 本日の会議はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。
午後零時五分散会
○木村委員長 これより会議を開きます。
この際航空局長より発言を求められておりますので、これを許します。今井航空局長。
【次の発言】 加藤勘十君。
【次の発言】 本委員会に付託されております内閣提出、港湾整備促進法の一部を改正する法律案、道路運送車両法の一部を改正する法律案、港域法の一部を改正する法律案及び港則法の一部を改正する法律案の四案を一括議題といたします。
【次の発言】 まず各案について、政府当局より提案理由の説明を聴取いたします。綾部運輸大臣。
【次の発言】 各案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 日本国有鉄道の経営に関する件について調査を行ないます。
質疑……
○木村委員長 これより会議を開きます。
日本国有鉄道の経営に関する件について調査を進めます。
この際、国鉄総裁に就任されました石田禮助君より発言を求められておりますので、これを許します。石田禮助君。
【次の発言】 質疑の通告がありますのでこれを許します。久保三郎君。
【次の発言】 次会は明二十二日午前十時より委員会を開会することといたし、本日はこれにて散会いたします。
午前十時五十八分散会
○木村委員長 これより会議を開きます。
日本国有鉄道の経営に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 いま呼んでおります。
【次の発言】 井手以誠君。
【次の発言】 田中君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせいたすこととし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時五十一分散会
○木村委員長 これより会議を開きます。
福家俊一君外二十三名提出、観光基本法案を議題として審査を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 細田吉藏君。
【次の発言】 肥田次郎君。
【次の発言】 ほかに御質疑はありませんか。――ほかにないようでありますので、本案に対する質疑はこれにて終局いたしました。
【次の発言】 これより討議に入るのでありますが、別に討論の申し出もありませんので、これより直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり〕
【次の発言】 御異議なしと認めます。
これより採決いたします。
観光基……
○木村委員長 これより会議を開きます。
この際おはかりいたします。理事福家俊一君より理事を辞任いたしたい旨の申し出がありますので、これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
ただいまの理事の辞任に伴い、理事が一名欠員になりましたので、これよりその補欠選任を行ないたいと存じますが、これは先例によりまして、委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、細田吉藏君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、去る二十四日、新たに国鉄副総裁に就任されました磯崎叡君より発言を求められておりますので、これを……
○木村委員長 これより会議を開きます。
内閣提出港域法の一部を改正する法律案を議題として審査を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 ほかに御質疑はありませんか。――ほかにないようでありますから、本案に対する質疑はこれにて終局いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、別に討論の申し出もございませんので、これより直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、これより港域法の一部を改正する法律案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
○木村委員長 これより会議を開きます。
陸運に関する件について調査を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。肥田次郎君。
【次の発言】 日本国有鉄道の経営に関する件について調査を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。肥田次郎君。
【次の発言】 次会は、明七日金曜日、午前十時より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時十四分散会
○木村委員長 これより会議を開きます。
港則法の一部を改正する法律案を議題として審査を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 關谷勝利君。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか――ほかにないようでありますから、本案に対する質疑はこれにて終局いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、別に討論の申し出もありませんので、これより直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、これより港則法の一部を改正する法律案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
○木村委員長 これより会議を開きます。
日本国有鉄道の経営に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 肥田次郎君。
【次の発言】 次会は明十二日水曜日午前十時より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時五十一分散会
○木村委員長 これより会議を開きます。
海上保安に関する件について調査を進めます。
この際、先般の洞南丸の遭難事故について、政府当局より説明を聴取いたします。辻海上保安庁長官。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 内海清君。
【次の発言】 次に、日本国有鉄道の経営に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますのでこれを許します。内海清君。
【次の発言】 この際おはかりいたします。
すなわち、久保三郎君ほか九名提出、踏切道の改良促進及び踏切保安員の配置等に関する法律案を、本委員会に設置されております踏切道整備に関する小委員会におい……
○木村委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、日本鉄道建設公団法案を議題として審査を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。矢尾喜三郎君。
【次の発言】 勝澤芳雄君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時五分散会
○木村委員長 これより会議を開きます。
日本鉄道建設公団法案を議題として審査を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。内海清君。
【次の発言】 次会は来たる二十四日月曜日午前十時より委員会を開会することといたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時九分散会
○木村委員長 これより会議を開きます。
去る二十日本委員会に付託されました鉄道新線建設緊急措置法案を議題といたします。
【次の発言】 まず提出者より提案理由の説明を聴取いたします。久保三郎君。
【次の発言】 次に、日本鉄道建設公団法、案を議題として審査を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。加藤勘十君。
【次の発言】 午後一時二十分より再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時四十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き、会議を開きます。
日本鉄道建設公団法案を議題として、質疑を続行いたします。加藤勘十君。
○木村委員長 これより会議を開きます。
航空に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 いかがですか、その点。
【次の発言】 ちょっと私から申し上げますが、本件につきまして、閉会中においても必要に応じ委員会を開いて、その後の進捗状況を調査することにいたしたいと思います。
【次の発言】 次に、日本国有鉄道の経営に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。加藤勘十君。
【次の発言】 久保三郎君。
【次の発言】 勝澤芳雄君。
【次の発言】 この際暫時休憩いたします。
なお、ただいまから理事打ち合わ……
○木村委員長 これより会議を開きます。
日本国有鉄道の経営に関する件について調査を進めます。
この際、日本国有鉄道にかかる東海道新幹線工事費不足問題に関する特別監査報告について政府当局より説明を聴取いたします。大石政務次官。
【次の発言】 次に道路運送車両法の一部を改正する法律案を議題として審査を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。高橋清一郎君。
【次の発言】 細田吉藏君。
【次の発言】 久保三郎君。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。――ほかにないようでありますので、本案に対する質疑はこれにて終局いたしました。
○木村委員長 これより会議を開きます。
本日の請願日程全部を議題として、審査を行ないます。
これらの各請願につきましては、委員各位ともすでに文書表でその内容は御承知のとおりと存じますが、理事会において慎重に検討いたしましたので、これより直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
これより採決いたします。
本日の請願日程中、第一ないし第一九、第二二ないし第二七、第二九ないし第三一、第四〇ないし第四二、第四四ないし第四八、第五〇及び第五一の各請願は、いずれも採択の上、内閣に送付すべきものと決し、第二〇及び第二一の両請願は、議決を要しないと決……
○木村(俊)委員 私、委員長在職中は非常に不行き届きでございましたが、幸いに運輸委員会の伝統と皆様の格別の御協力とによりまして、大過なく職をつとめさせていただきまして、まことにありがとろございます。委員長をやめまして後も、私の希望といたしましては、この委員会に席を置かしていただきまして、なお皆様といろいろ御交誼を賜わることと思いますので、よろしくお願いいたします。
○木村(俊)委員 動議を提出いたします。 理事は、その数を八人とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○木村(俊)委員 関連して。いまのお話ですが、ちょっと現実の問題で、最近国会に提出を予定されておる流通業務機構の整備に関する法律案、これが出ますと、もうすぐ現実の問題になってきますが、それは政府内部で、何か単複問題で調整が行なわれておるのですか。
○木村国務大臣 いまお話のありました三つの決議案の取り扱いにつきましては、非常に高度の政治的考慮が必要でございますので、当然、総理においては全般の立場からその実現に努力をしておりますが、ただ、いまお話の三つの問題について、それぞれ主管もございます。あるいは外務大臣あるいは総務長官がおられますので、私、官房長官の立場といたしましては、ただいま申し上げたとおり、全般的な立場において総理がその実現に努力を払っておるということのみ申し上げたいと思います。
【次の発言】 先ほど提案理由の御説明を承りまして、その御趣旨についてはまことに私どもも賛成ではございますが、ただ、事柄の性質上、なお非常に大きな問題……
○木村国務大臣 ただいま御提案をいただきましたが、内閣調査室の仕事は、当然国として、その安全あるいは重要政策に関する情報の収集、いろいろな面におきまして、私は非常に重要な職務であると思います。そこでいまおっしゃいましたような内閣調査室を廃止するような考えは、政府としては毛頭ございません。 かつ先ほどCIAとの関係にお触れになりましたが、私の知れる限りでは、もちろん内閣調査室とCIAとの関係にあろうはずがございません。特にCIAは米国の、外国機関でございまして、日本に何らのそういうブランチもございません。(穗積委員「しょっちゅう情報交換をやっておるじゃないか」と呼ぶ)そこで外務省の窓口を通じて……
○木村国務大臣 そのたび内閣官房長官に任命せられました。きわめてふなれでございますが、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 お手元にお配りいたしました資料について御説明をいたします。
まず、提出予定が百五十九件でございまして、その中で閣議決定済みが百四十八件でございます。その中で国会提出済みが百四十六件になっておりますが、ただこの中で一件、引揚者等に対する特別交付金の支給に関する法律案、これは本日閣議決定いたしました上、明日国会に提出をいたします。成立がそのうち四十五件、余すところの百一件が国会で御審議を願っておるものでございます。したがいまして、国会未提出が十三件、明日で……
○木村国務大臣 さきの委員会で私が御説明申し上げましたのは、会期末も迫りまして、まだ国会に未提出の法案が相当ございました。その法案について、特に国会と密接な関係を持つ意味におきまして、大体今後における未提出法案の取り扱いについて一応御説明したつもりでございます。
【次の発言】 いずれにいたしましても、政府側といたしましては、国会に提出いたします以上は、国会の審議の段階において政府とよく連絡の上で審議の円滑化をはかっていただきたい、こういう気持ちからでございます。
【次の発言】 そのとおりでございます。
【次の発言】 記憶しております。
○木村国務大臣 総理がいろいろ前もって政治資金規正法の提出、あるいはその内容につきまして申し上げましたことは、今回国会に提出いたしました法案の中に十分盛られておると考えております。 御承知のとおり、この政治資金規正法案というのは、本来私どもが自由とすべき政治活動を、ある意味におきましてはその政治の倫理性というものを法律でもって規制するという内容でございます。そこで、そういう重要な内容を持つ法案でございますから、答申が出ましてから慎重に自治省及び政府部内で検討いたしました。そのために相当日にちがかかりましたのは事実でございますが、答申が御承知のように四月七日に出まして、私どものほうで閣議決定を……
○木村国務大臣 一昨日の本会議で総理から御答弁申し上げましたとおり、総理といたしまして、本法案をこの国会で成立をさしていただきたいという所信に変わりはございません。ただ、審議日程等におきまして非常に窮屈になっておりますが、この上とも格別な御協力を賜わりたいと思います。
【次の発言】 いま申し上げましたのは、国会に対して格別の御協力を賜わりたい、こういうことを申し上げた次第であります。
【次の発言】 総理は当然総裁でございますから、与党内において本案の成立に対していろいろお願いしていることはしばしばでございます。ただ、私の立場といたしましては、総理にお話を申し上げまして、総裁として党の機関を通じ……
○木村国務大臣 ただいまの総理の委員会出席に関する御要望、確かに私から即刻総理にお伝えをいたします。その他同時に、当委員会の理事会あるいは国会対策委員会等の連絡を通じまして、できるだけ御趣旨に沿うようにいたしたいと考えております。
なお、私どものほうから、政府から提案いたしまして国会にお出ししました法案の審議の順序につきましては、提出いたしました上は、これは国会の審議におまかせするのでございますから、政府のほうからとやかく申し上げる限りではないと思います。
【次の発言】 私の立場といたしましては、先ほどお答えしたとおりでございますが、総裁としての総理に対するいろいろの御要望、これは当然党の機……
○木村政府委員 ただいま議題となりました内閣法の一部を改正する法律案について、提案理由及び概要を御説明申し上げます。 申すまでもなく、内閣総理大臣は、内閣を代表して、行政各部を統轄し、社会、経済あるいは外交等各般にわたる国政運用の最高責任を負う立場にあり、その職責は、きわめて重要であります。このような職責を遂行するにあたって、国政の各分野に通暁した者が内閣総理大臣の側近にあって、その思考及び判断を助け、直接、内閣の重要政策に関し進言し、または行政施策の総合調整に関し意見を具申することは、内閣総理大臣に負荷された責任を果たす上にきわめて緊要となってまいったので、今回、先般の臨時行政調査会の内閣……
○木村国務大臣 いま内閣調査室の仕事についていろいろ御批判がございましたが、御承知のとおり、政府がいろいろ重要政策を立てますときに、当然それに必要な情報を収集並びに調査することは、これはいずれの政府においても当然考えられる点でございます。ただ、その内閣調査室の仕事が、その目的とかあるいは手段において非常にまずいということがあれば、これは私ども警戒しなければいけない。しかしながら、いずれの国におきましても、たとえば対外的に申しましても、相手国との友好関係あるいは国際法、国際慣例に違反しないという限界におきましては、いずれの政府機関も大なり小なりやっておることでございます。また国内的に申しましても……
○木村国務大臣 一般の災害対策に関する御陳情は、承ったことがございますが、これは災害対策全般にわたる問題でもございますので、政府部内で慎重検討中でございます。なるべく近い将来にお答えいたしたいと思います。 今回の災害につきましては、御承知のとおり、御陳情を受けるまでもなしに、私どものほうでさっそく災害対策本部を設けまして、緊急及び恒久的対策を講じつつございます。 以上、お答えいたします。
○木村国務大臣 お説のとおり、この四国―本土連絡橋は国の大事業でございます。一部の政治的圧力等によって左右さるべきものではないと考えますので、閣僚を含めまして、政府当局といたしましては、今後一そう慎重な態度でこれに対処したいと考えておる次第でございます。
【次の発言】 あの連絡橋の問題は、四国地方の開発、瀬戸内海地域の開発、ひいてはわが国国土全体の総合開発に重大な影響を及ぼす問題でございます。そのため国土の将来像を十分検討の上、建設費、工費、経済効果等を総合的に判断してきめるべきものであると存じます。先ほど申し上げましたとおり、いやしくも一部の所論によって左右されるべきものではないと考えており……
○木村国務大臣 この三月七日の閣議申し合わせば非常に文面は簡単ではございますが、当時予算等も終わりまして、その時点においてややもすると行政組織がふくれ上がるおそれがございますので、この際政府部内を引き締めるという観点におきまして、また臨時行政調査会の答申が出ておりまして、その答申案を尊重して、今後行政部内で大いに行政改革の実をあげようという観点に立ちまして、申し合わせをいたしたわけでございます。
【次の発言】 そのとおりでございます。
【次の発言】 いま吉田先生が申されましたとおり、この臨時行政改革閣僚協議会の構成メンバーをごらんいただきますとおわかりのとおりでございますが、特にこの行政改革は……
○木村国務大臣 第一点でございますが、オズボーン公使が参りまして外務省に申し入れをいたしました中には、もちろんエンタープライズを含みますが、原子力水上艦艇ということで出ております。そこで、常識的な見解といたしましては、空母エンタープライズが単独で入ることはなかろう、これに伴う付属艦艇がございますが、そういうものが入ってくるであろうということはわれわれも推察しております。 それから第二の点でございますが、これは御承知のとおり当然その申し入れを受けまして、政府としてはやるべき措置がございます。まずその安全度について確認しなければなりません。この確認が、原潜に準じてやりますが、原潜のときは御承知の……
○木村国務大臣 人事院から勧告を受けまして、政府におきましてはできるだけ早い機会に政府としてのこれの実施に関する決定をいたしたいといろいろ努力を続けております。従来これは一つの慣行でございますが、また俗称ではございますが、給与担当閣僚で六人委員会というものを設けまして、そこでまずいろいろ率直に検討し合おうということになっております。六人委員会に今回の都市手当等の関係上文部大臣が加わりまして、七人委員会という構成であります。そういう俗称六人委員会をたびたび開催いたしまして、この人事院勧告の内容、これは実施期日を含めましていろいろ協議をいたしておるのでございますが、何せこの人事院勧告が出されます時……
○木村国務大臣 いまのお尋ねは大体二点でございますが、これは農林大臣からお答えしたほうが適当かと思いますけれども、ただ、私政府の立場としてお答えいたしますことを御了承願いたいと思います。 第一点の消費者米価でありますが、これは先ほど食料庁長官からお答えいたしましたとおり、九月上旬に米価審議会が開かれますので、そこに諮問いたしまして、その答申を待って政府が決定すべき問題であります。 その際の米価審議会の構成その他につきましては、これも先ほど食料庁長官からお答えがございましたが、これは農林大臣において慎重に御考慮中と承っております。政府部内におきましては、それについてはまだ何も検討しておりませ……
○木村(俊)国務大臣 詳しいことは文部省の当局からお答えすると思いますが、大体この映画は、広島、長崎における原爆の影響につきまして、主として学術的な記録映画でございます。アメリカの政府が日本政府の利用に供するため複製を準備して、こちらに引き渡しを受けたものでございます。したがって、この使用につきましては、日本政府に全部一任されておると、私どもは考えております。本映画の利用につきましては、学術的見地からの利用に供することを主として考えておりますが、適当な方法によってできるだけ公開もしたい考えでございます。目下文部省を中心にいたしまして、学識者の間の意見を聞きまして、検討中でございます。なおまだ結……
○木村(俊)国務大臣 いろいろ新聞記事に相違がございますので、最も正確に伝えた新聞記事を私手元に持っております。私はもちろんそういう質問に対して補足的にあるいは解説的にお答えしたものでございます。「米国の中期債券の買入れは、わが国の国際収支に余裕があればともかく、いまは絶対に困るというのが首相の考え方だ。」とはっきり言っております。そこで、「ただ首相答弁も今後絶対に買入れないといいきったわけではない。三年とか五年後にわが国の国際収支に余裕ができれば、額は別としてドル防衛への協力も考えなければならぬだろう。」こういう点を解説的にお答えしたのです。
○木村(俊)国務大臣 いま大蔵大臣、厚生大臣からお述べになったとおり、政府は前向きにこれを考えたいと思っております。
【次の発言】 いま大蔵大臣から、財政当局としてのいろいろお考えをお述べになりました。しかしながらまだ政府部内で統一した見解を出しておりませんので、今後政府部分でできるだけすみやかに方針を打ち出したい、こう考えております。現在のところ、総理と大蔵大臣の意見には何ら矛盾はございません。
【次の発言】 各省の出しております白書を拝見いたしますと、各専門的な角度からいろいろ取り扱われております。必ずしもこれを統一的に総合するわけにはまいりません。ただ、その中に扱っておりますいろいろな角……
○木村(俊)国務大臣 政府で予定しておりました法案で閣議決定未済のものがまだございますが、大体において現在まで相当数を国会の御審議をお願いいたしておるわけでございます。私どものほうとしましては、すべて重要法案でございますが、その中で最も提出を急いでおりますのは、まず政治資金規正法案、これはいま党との間にせっかく調整が進んでおりますので、調整がつき次第すみやかに国会に提出して、御審議をお願いしたいと思っております。また、公害関係の二法案――大気汚染防止法案、これはすでに火曜日の閣議で決定しておりまして、国会にお出しする予定でございます。また、残る騒音規制法案、これはただいまのところほとんど調整も……
○木村(俊)国務大臣 政府として現在恩赦は考えておりません。
【次の発言】 主として東南アジア、大洋州のオーストラリア、ニュージーランドを含めまして十一カ国であります。先般の外遊の目的と申しますのは、もちろん日本の総理大臣として各国の最高首脳と直接触れ合って、アジアの平和についての率直な意見を交換するということ、それから総理といたしましても、アジアにおける平和と繁栄、特に日本がこれから果たさなければならない役割りと申しますか、やはり経済協力の面におきましても実施に見聞いたしまして、その国の首脳と意見を交換し合うということがどうしても欠くことのできないことでございます。また、たとえばオーストラリ……
○木村(俊)国務大臣 一昨日午前の私の記者会見内容といたしまして、夕刊各紙に報道されました酒税法案の国会審議見通しに関する記事につきまして、同法案の審議に当たられる大蔵委員の各位はもちろん、国会に対しまして政府が国会審議の内容に介入するかのごとき印象を与え、多大の御迷惑をおかけいたしましたことをまず深くおわびを申し上げます。すでに私といたしましては、総理よりもきびしい注意を受けておりますが、今後かかる誤解を招くことのないように発言等を一そう慎重にいたしたいと存じます。 各位のお許しを得まして、まず記者会見の経過について事実を説明させていただきます。 当日朝刊の記事に関連いたしまして、記者団……
○木村(俊)国務大臣 ただいま御審議をいただいております国立病院特別会計法の一部改正法律案は、国立療養所に関する経理を一般会計から特別会計に移すことを内容とするものでございます。実体法とは別個に定められる会計手続法的な性質のものでございます。したがいまして、社会保障に関する立法には該当いたしません。たとえば、国民年金法、厚生年金保険法、健保、国民健保、生活保護法等の社会保障に関する実体的内容を定める法律の制定または改廃は、社会保障に関する立法に該当いたしますが、これらの法律の実施にかかる国の会計手続について規定いたしております国民年金特別会計法その他の各特別会計法の制定または改廃は、社会保障に……
○木村(俊)国務大臣 大体は先ほど総務長官からお答えしたとおりであります。今回、同和対策協議会の意見が出てまいりました。私から総理にも御報告いたしまして、総理はその内容をよく承知しております。そこで先般三月九日でしたか、予算委員会において佐藤総理と八木委員との間に質疑、それに対する総理の御答弁がございました。私もよく承知しております。ただ申し上げられることは、現在依然として総理の考え方はその当時お答えいたしましたように「いま言われるようにできるだけ早く国会に出せとおっしゃる、これはもっともなことだと思います。」八木委員の御質問に対してこう答えられました。できるだけそういうふうに努力したい、そう……
○木村(俊)国務大臣 国の行政機構について定員その他の規定をしております。
【次の発言】 国の行政組織を構成する職員でございますので、その定員については、これは立法機関である国会で御承認を得た上で政府が定めなければならない、基本的にはそうなります。
【次の発言】 法律問題でございますので……。
【次の発言】 まだ当委員会で御審議中でございますので、政府といたしましては、そういう考えを持ったことは全くございません。
【次の発言】 先ほどお答えいたしましたのは、政府としてはそういう考えを持ったことはないということを申し上げた。ただ、まだ御審議中でございますから、そういう事務的検討もあるいは慎むべき……
○木村(俊)国務大臣 総理大臣が出席できないのは、はなはだ申しわけないと思っております。すでに当委員会の理事会で御了承を得たかどうか私わかりませんが、その日程については、もうすでに国際行事その他で時間が一ぱいであるということでございます。
【次の発言】 ただいまお読みになりました公開質問状、確かにいただきました。その節お話し申し上げたことでもございますが、現在この食管制度に関するいろいろな論議が行なわれておりますが、最終的な政府の意見なり見解というものは、当然閣議決定をもってきめるものでございますので、それに至るまでの各種マスコミ等を通じて出る議論は、一切政府としての最終決定ではない、こういう……
○木村(俊)国務大臣 私はもうこの問題は、単に条約上の権利義務だけで片づけられない問題だと考えております。そこで条約上の関係から申しますと、御承知のとおり、提供された施設地域内の用途の変更でございますから、これはとやかく言う筋のものではございません、しかし私はこの問題に関連しての地元の住民の非常に純粋な反対等、よくわかっております。先般政府部内でも、特に総理みずから私に指示いたしましたのは、現在もうすでにきまったこの四月三十日の時点を前にして、すぐこれをとやかく言うことは現実の問題としてはできないが、将来の日米長い間の政治的な問題を考えましても、これは将来ある時期に、あるいはできるだけ早い機会……
○木村(俊)国務大臣 当日の閣議ではそういうことはございません。
【次の発言】 私から水産庁長官に、日本海における漁船の安全操業についてどういう措置をとっておるかという質問をいたしました。その際、すでに農林大臣の指示を受けまして水産庁におきましては外務省を通じて米、ソ、韓、三国に対して漁船の保護に対して十分な措置をとってくれるように申し出をしておりました。その事実があるわけです。
○木村(俊)国務大臣 先ほど倉石農林大臣より内閣総理大臣あて辞表の提出がございました。これを受理いたしました。
○木村(俊)国務大臣 いまの総理のお答えと変わりございません。
○木村(俊)国務大臣 私が会見で申しましたのは、先ほど世論調査でお示しになったとおり、国民の理解が非常に足りなかった、それは政府としても反省しなければならぬ、こういう点でございます。特に広報関係を預かる私としての責任から出た発言でございます。
【次の発言】 私はあまり法律的に詳しくございませんので、ただ常識的な意味において、紛争が起こる前に検挙をされたという意味で申したのであります。
○木村(俊)国務大臣 まだ私のところには伝わっておりません。
【次の発言】 今後の問題につきましては、党関係のお話ができた上で検討したいと思います。
【次の発言】 委員の任命に関します基本的な考え方につきましては、おりに触れて農林大臣から総理に連携をとっておりました。
【次の発言】 ただいまも申し上げましたとおり、基本的な考え方については相談があったと私どもは承知しております。
【次の発言】 いろいろ審議会に性格、特徴がございますので、その審議会の構成につきましては、各所管の大臣に大体おまかせするというのが政府の行き方でございます。
【次の発言】 どうも私からお答えするのは適当でないかもわかり……
○木村(俊)国務大臣 内閣におきましてもたびたび通牒その他で厳重に注意をいたしておりますが、単に一片の通牒ではこれはとうてい達成できないことは明白でございます。したがいまして、こういう事件があるたびに厳重に処断いたしまして、一罰百戒ということでいきたいと思います。
【次の発言】 総理がたびたびお答えの中で、前の国会の苦い経験をかみしめてと言っておりますが、これは総理自身、前国会の国会の審議のことはとにかくといたしまして、この成案を得なかった、また、国会で成立しなかったことについての総理みずからの反省のことばでございます。その反省を生かしまして、今国会においてはぜひとも成案を得まして、この国会で……
○木村(俊)国務大臣 佐藤内閣の人間尊重に関する考え方は、毛頭変わっておりません。ただいま問題になっております公害の問題にいたしましても、昨年成立を見ました公害基本法の理念に基づきまして、今国会に、公害関係の関連法案を提出いたしまして御審議を願いたい、こういう段階でございます。
【次の発言】 問題がたいへん重要でございますので、政府部内でよく検討してまいります。
【次の発言】 御承知のとおり地価対策、非常にむずかしい問題でございまして、政府においてはもちろんいろいろ決意を持ってやっておりますが、ただ土地の問題にいたしましても、その供給面あるいは取得また造成面、と同時に、先ほど岡木委員がおっしゃ……
○木村(俊)国務大臣 いまそれぞれ担当の大臣から申し上げましたが、いずれにいたしましても、行政上特に必要あるものについて、これをあくすで制限するという意味ではないと思います。臨調の精神もそのところにあると思います。
○木村(俊)国務大臣 いまおあげになりました公団、事業団また公的金融機関、いずれも公社と同じような程度で、一般に法規制はございません。
【次の発言】 現在のところ、一般的に法律でもってこれを規制することは考えておりませんが、ただ、やはり関係政府機関でございますから、国家公務員法の適用を受けない、また法律に特別の規定がありませんでも、部内的にある基準を設けて、そういう弊害を除去するのが適切であろう、こう考えております。
【次の発言】 政府部内におきまして、今後の問題として慎重に検討したいと思います。
○木村(俊)国務大臣 政府といたしましては、人事院の勧告が出ましたら、これを尊重して、かつ国民経済、財政事情を考慮して極力……。
○木村(俊)国務大臣 昨日の嘉手納基地におけるB52の事故は、たいへん遺憾なことであります。したがいまして、政府としては直ちに外務省を通じましてアメリカ大使館に、今後こういう事故が再び起こらないよう、十分な安全対策をとってほしい、また、これに関する調査の報告をしさいにやってほしい、また、今回の事故についての補償を十分やってほしい。この三点を申し入れいたしました。当然のことながらアメリカ大使館からそのようにいたしますということばをいただきました。
【次の発言】 B52の墜落事故にかんがみまして、沖繩現地の住民の不安が非常に高まっておりますが、これは政府もきわめて重大関心を持っております。しかしな……
○木村(俊)国務大臣 いまお話しのありました二十日の閣議で人事院勧告の報告をいたしました際に、園田厚生大臣、灘尾文部大臣から発言がございました。その発言の概要は、人事院勧告を政府として尊重すべきである、こういうような発言でございます。
【次の発言】 園田厚生大臣の発言は、そういうニュアンスはございましたが、しかしこれは園田厚生大臣に限らず、閣僚全体として、政府としてできる限り尊重したいという気持ちは変わりございません。
また文部大臣の発言でございますが、毎年御承知のようなああいう処分の繰り返しは避けたいという気持ちから出た発言だと思います。
○木村(俊)国務大臣 私が申し上げましたのは、スナイダー日本部長が米国の下院の歳出委員会対外援助分科会でやった議会内の発言である、こういう意味であります。
【次の発言】 これは米国の憲法ないし議会の権限内で行なわれていることであります。政府としてとやかく言うべき筋合いではないと思います。
○木村(俊)政府委員 従来、皇室の慶弔、また国家の重要行事等がございますと、そのつど、不幸にして罪を犯して刑に処せられた方々、もちろんこれは刑の執行がすでに終わった方々に対して、その更生、改善の一つの機縁を与えるために恩赦を行なってきております。 明治百年というものをどういうふうに考えるべきか、これは政府のみならず国民の側に立っても考えるべきことでございますが、われわれ政府側におきましては、明治百年の持つ意義というものを相当大きく評価しております。もちろん、明治百年と申しましても、明治創業時代のメリットというものを評価するだけでなしに、明治年代から大正、昭和にわたるこの百年間というものの国の……
○木村(俊)政府委員 予算関係の法律案で、まだ閣議決定の済んでおらない案件が八件ございます。その内容は、公害紛争処理法案、交付税及び譲与税配付金特別会計法の一部改正、公害医療救済特別措置法案、健康保険法等の一部を改正する法律案、厚生年金保険法等の一部を改正する法律案、国民年金法の一部を改正する法律案、失業保険法及び労働者災害補償保険法の一部を改正する法律案、地方交付税法の一部を改正する法律案、以上八件でございます。 このうち公害関係、交付税関係、公害医療救済関係、地方交付税法、この四件は、二十八日の閣議で閣議決定をする予定でございます。残ります四件につきましては、御高承のとおり、審議会の答申……
○木村(俊)政府委員 いまの問題は非常にむずかしい問題でございますが、政府といたしましては、いま人事院総裁からお答えしたような趣旨で、ケース・バイ・ケースで事を処理しております。しかしながら、将来の大きな見通しとしましては、いま林さんがおっしゃったことも一つの御意見かと思いますし、また、そういうふうに社会的風潮も向かっているのではないかということも十分考えますが、しかし、現在のところ、それにかわる一たとえば一般的に、天下りという名前はいけませんけれども、高級官僚にしろ、あるいは中級の官僚にしろ、公務員が、全然何らの規制を受けないで、あるいは、ある規制のもとに民間企業に就職してはいけないという一……
○木村(俊)政府委員 正直に申し上げて、私にもその心理はちょっとわかりません。わかりませんが、察するに、やはり大学を同じ時期に出てまいりまして、同じ時期に局長になり、さて次官は一人しかおりませんから、そのときに、あとに残った同期生の連中に対して非常に気まずい思いをさせるであろうという大臣の配慮、それもあろうかと思います。また、本人にしましても、そこまでいけば、自分としてはもう後進に道を譲る時期ではないかという自主的な判断もあろうかと思います。いろいろ要素があろうかと思います。
【次の発言】 公社、公団に転出する本人から申せば、そういうことが言えると思います。元来、公社、公団等の性格そのものが、……
○木村(俊)政府委員 いまお尋ねのありました点でございますが、なかなか事が人事に関することでございます。また、したがって任期等の関係がございまして、いまだ浅井さんの御期待に沿うような成果をあげていないことはきわめて遺憾でございます。しかしながら政府といたしましても昭和四十年の閣議口頭了解以来その改善につきましては鋭意努力中でございますが、その具体的な詳細にわたりましてはまた御質問に応じてお答えしたいと思います。
【次の発言】 これは御承知のとおり人事院の承認にかかっております。国家公務員法第百三条に基づきまして人事院が承認することになっております。したがって政府としては一応人事院にお預けをした……
○木村(俊)政府委員 まず、おわびを申し上げなければならぬのは、保利官房長官、ただいま地方連絡会議に司会者として出ておりますので、私、代理で伺ったわけでございます。 いまお述べになりましたように、どうも政府関係特殊法人の賃金紛争が例年長引きつつある、こういう傾向は、政府としても非常に好ましい状態ではない、こう考えております。ただ、そのことによって来たるところがなかなか困難であることは御推察のとおり、一般の民間企業と違って、公益性また公共性がきわめて強い、また、そのために法律によって、そういう事実上の制約を受けているということから来る問題であろうと思います。政府といたしましては、ことしの賃金紛……
○木村説明員 人事院勧告の取り扱いについての政府の基本的な方針は、保利官房長官がお答えしたことと、現時点においても少しも変わっておりません。その後二回給与関係の閣僚会議を行ないまして、本年も人事院勧告の実施について最大限の努力を行ないつつあります。いまお話しのとおり、大蔵大臣が海外出張をしております。帰りましたら、できるだけ早い機会に三回目の給与関係閣僚会議を開きまして、できるだけ早い機会に政府としての方針を決定したい、こういう考えでございます。
【次の発言】 先ほど申し上げましたとおり、現在の財政状態、また国際経済の動向もきわめて微妙でございますので、そういう諸般の事情を考慮いたしまして、最……
○木村(俊)政府委員 いまおあげになりました政府関係機関、これはもちろん国家公務員法は適用されませんので、したがって人事院規則による私企業との隔離規制は行なわれておりません。これは事実そのとおりでございます。しかしながら、一方考えまして、公団、公社、事業団いずれも政府関係機関としての性格を持っております。またその役員、職員は、収賄罪その他刑事罰を受けることになっておりますから、そういう公務員に準ずる立場ということで規定されております点から見ましても、やはり全然これを野放しにしていい、無承認のままでやっていいかどうかということは一つの問題点ではあろうかと思います。したがいまして、昨年の予算委員会……
○木村(俊)政府委員 事実問題は先ほど床次総務長官から申し上げたとおりであります。 事の起こりが違法ストであることは、これも事実でございますが、しかしその違法ストをあえてした労組の側に立ってみれば、今後大量解雇を予想されるという非常に危機感があったと思います。そういう場合に、本土と違いまして、退職金、手当あるいはその後における再就職の措置なんかについては十分な措置が講じられていないということを考えれば、まず政府としては当然今後外務省なりあるいは総理府を通じまして、そういう面におけるそういう労組の危機感をどうして取り除くかということについての措置がまず必要だ。しかしながら当然これは施政権のもと……
○木村説明員 いろいろ報道はされておりますが、政府といたしましてはまだ臨時国会を開く時期はきめておりません。ただ御承知のとおり、臨時国会を開きますにはいろいろな前提があるわけでございます。従来の例によりますと、野党のほうから成規の手続によって御要求のある場合もあります。また当然開くべきときには政府が召集する場合もございます。今回の場合いろいろ想定いたしますと、まず、いま大出さんがおっしゃったとおり、前国会のいい意味におけるあと始末が第一にございます。第二はこの人事院勧告、また今後いろいろ発生してまいります災害の問題、この三つが前提条件であります。したがいまして、災害状況のことは今後を待たないと……
○木村(俊)政府委員 まず、基本的に申しますと、先ほど法務大臣がお答えしましたとおり、この北鮮帰還問題は、国と国との外交関係を越えた人道的問題でございますので、従来政府といたしましても、そういう見地に立ちまして、あくまで人道的問題として処理する、こういう方法をとってまいっております。しかしながら、御承知のように、もうすでに八年も経た一昨年の時点において、一応帰還事業という特別方式による帰還は打ち切りまして、その後これは従来もそのとおりでございますが、日赤と北鮮赤十字との間の問題として取り扱われております。政府としては、その両赤十字社間の協定を支持しております。しかしながら、特別方式による協定帰……
○木村政府委員 いろいろ人事院総裁からお答えいたしましたが、ただ、毎年公務員制度の問題で根本的な問題がいろいろ問題になりますが、確かに改善のあとはあまり顕著なものはございません。たとえば、先ほどお触れになりました天下りの中で、渡り鳥だとか、あるいは長期在職だとか、その点については数字は一々あげませんが、改善のあとがあるということだけは申し上げておきます。 公務員の給与問題、これは概して低いことは世評のとおりでございます。また、政府でも何とかこれは改善したい。これは財政的な問題もございますが、この問題については安宅委員と全く同意見でございます。また、具体的に――来年度の四月以降の公務員給与、こ……
○木村政府委員 昭和四十二年度における内閣所管の歳出決算について、その概要を御説明いたします。 内閣所管の昭和四十二年度歳出予算現額は、二十八億三千七十三万三千円でありまして、支出済み歳出額は二十五億六千一百八十二万四千円であります。 この支出済み歳出額を歳出予算現額に比べますと二億六千八百九十万九千円の差額を生じますが、これは不用となった額であります。 以上申し上げました内閣所管の歳出決算は、内閣官房、内閣法制局、人事院及び国防会議に関するものであります。 また、不用額は、迎賓館施設としての旧赤坂離宮の改修使用計画案を検討中のため、実施設計がおくれていること等により施設整備費が不用と……
○木村説明員 国会でたびたび天下りの問題についていろいろ御議論を拝聴しておりますが、特殊法人はいろいろ具体的に性格が違っております。特にある特殊法人についてどうかということになれば、一般的に私どもは――その法人の歴史的沿革またその成り立ちと申しますか性格等からいたしまして、ある場合には過渡的に、天下りというと語弊がございますが、関係官庁との延長的な性格の法人が多いものですからそれはやむを得ない。ただ一般的に申しまして、できるだけある時期を過ぎた時期におきましては、部内から登用するようにという一般的基準は各省に伝えてございます。 したがいまして、今回の海外技術協力事業団、これはその性格からいえ……
○木村政府委員 先ほど人事院総裁からいろいろお話しになりました点とは公社、公団の場合はやや違うわけです。したがって普通の民間企業に――どうも天下りということばはよくありませんけれども、天下る場合は、これはどっちかといいますと官庁側は受け身の立場。公社、公団の場合には、何といいますか、むしろ主導型なんです。したがって、これについて積極的に任命するとか、あるいは所属の官庁の長がそれを承認するとか、いろいろな場合がございます。したがって、そういう各省庁でやっております人事をそのままにおいては、全般としていろいろ弊害が多い。話は別だと思いますが、私は、いわゆる高級公務員が天下る、そのこと自体は決して悪……
○木村(俊)政府委員 官邸におきまして、藤原弘達氏の来訪を受けて、会ったことは事実でございます。
【次の発言】 大体のあらましについては藤原弘達氏から承りましたが、その中で私が総理にお伝えするのは、私の判断で取捨選択をいたします。したがいまして、その大要についてはお伝えいたしました。たとえば田中幹事長云々の点については、詳しくお伝えしておりません。
【次の発言】 私の名前が出ましたので、まず私からお答えいたします。
その当時の新聞記事をよくお読みになっていただけばわかると思いますが、有事とは何ぞやということをテーマにして対談しております。すなわち、事前協議における有事――これは第六条による有……
○木村政府委員 この問題はもう外務省から御答弁が済んでおると思いますが、当然日米安保条約の存立基礎は相互の信頼関係でございます。したがいまして、日米安保条約に基づく地位協定また事前協議制に関係する口頭了解――いろいろ核の問題については日米相互間でかたい約束がございます。この約束にそむいて日米相互間の信頼関係を裏切るがごときことは絶対しないという日本政府の確信に基づくものでございます。
【次の発言】 総理が答弁を申し上げました内容、また防衛庁長官が――ここにおいでになりますが、答弁をされた内容、ちっとも食い違いはないと思います。したがいまして、この相互の信頼関係を破壊するようなことは、当然これは……
○木村政府委員 昭和四十三年度における内閣所管の歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 内閣所管の昭和四十三年度歳出予算現額は三十億二千五百二十八万円余でありまして、支出済み歳出額は二十七億三千七十万円余であります。 この支出済み歳出額を歳出予算現額に比べますと、二億九千四百五十七万円余の差額を生じます。このうち翌年度へ繰り越した額は二億三千三百三十五万円余でありまして、これは迎賓館施設としての、旧赤坂離宮の改修工事が特殊な建造物であるため、基本設計及び実施設計に多くの日数を要し、工事に着手することがおくれたため、年度内に支出を終わらなかったものであります。 また、不用とな……
○木村政府委員 昭和四十六年一月現在の数字を申し上げますと、まず内閣が四、人事院が三、総理本府が六、警察庁が九、首都圏二、宮内庁一、行政管理庁七、北海道開発庁一、防衛庁二、経済企画庁六、科学技術庁八、法務省一、外務省六、大蔵省四十四、文部省十二、厚生省十二、農林省三十一、通産省二十九、運輸省十八、郵政省六、労働省十五、建設省十二、自治省八、会計検査院十、合計して二百五十三名であります。
【次の発言】 まず内閣が二、総理府が二、警察庁が三、首都圏整備委員会一、行政管理庁四、経済企画庁二、科学技術庁二、外務省二、大蔵省十、文部省四、厚生省二、農林省六、通産省十、運輸省三、郵政省一、労働省四、建設省……
○木村政府委員 自主解決のために漸次改善をしていきたい、また、そのために努力することはいまも変わりはございませんが、ただこの政府関係特殊法人の特殊性、また公務員給与との関連性、その時期等から考えますと、やはり一挙にこれを自主解決の線に持っていきますにはまだまだ困難があると思います。したがいまして、先ほど大蔵省の事務当局から説明がありましたとおり、一昨年からはこの初任給についてアローアンスを認めるようになったのも一つの改善の点だと思いますが、ただ、できればその内示の時期を早めていきたいということはきわめて必要であろうと思いますので、昨年は公務員給与が時期ともに完全実施いたしましたので内示の時期を……
○木村政府委員 私もハロラン記者なるものをいささか存じておりますが、あれほど老練なハロラン記者がああいう記事をどうして載せたか実は理解に苦しんでおるのでございます。その背景等につきましては推測するだけでございますが、政府といたしましては、私がはっきり否定いたしましたとおり、そういう通過協定なるものは、口頭にしろ文書にしろ一切存在いたしません。
【次の発言】 一回昭和三十九年に原潜の入港を認めたのです。それ以後、今回横須賀に入港したソードフィッシュが入っております。合計四十六回になります。
【次の発言】 昭和四十三年一月佐世保にエンタープライズ及びトラクストンが入港して以来、四十五年三月トラクス……
○木村政府委員 表現の問題でございますが、正確に申しますと持ち込ませないこととわれわれは言っております。したがいまして、これは外国の軍隊が核兵器をわが国に持ち込む場合、それを持ち込ませないという内容でございます。したがいまして、また憲法あるいは原子力基本法の法的規制を受ける範囲ではございませんので、わが内閣の政策の決定としてそういう原則を打ち立てておる、こういうふうに御解釈願いたいと思います。
【次の発言】 貯蔵するのに二通りあります。わが国が核兵器を保有する形態における貯蔵と、それから外国軍隊がわが国に持ち込んだことによって生ずる貯蔵と、この二つがあると思いますが、いま御指摘の点はおそらく持……
○木村国務大臣 このたび、先般の内閣改造で御就任になりました福田外務大臣が御病気のため、はからずも不肖私が外務大臣臨時代理の大任を仰せつかることになりました。
内外の情勢がきわめてきびしいおりでございますので、微力ながら全力を尽くしてまいりたいと思います。何とぞよろしく御指導、御協力を賜わりますよう、切にお願い申し上げる次第でございます。
まことに簡単でございますが、一言ごあいさつを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 今回の米中接触、これは世界的にいろいろ衝撃を与えております。しかしながら、わが国の中国問題に対する基本的な態度、これはいまさら申し上げるまでもなし、わが国の国益を踏まえまし……
○木村国務大臣 商工委員会が開かれるにあたりまして、所信の一端を申し述べまして、委員各位の御鞭撻をお願いしたいと思います。 初めに、最近の経済状勢と経済運営の態度について申し述べます。 わが国経済は、昨年後半以降景気の後退局面に入り、いまだにこれを脱し切っておりません。 この間、昨年十月以降三次にわたる公定歩合の引き下げを中心として金融緩和措置が実施され、企業金融には緩和感が一段と広がっております。しかし、在庫調整がなお進行しており、また、従来成長をリードしてきた主要産業を中心とする設備投資意欲はいまだ回復いたしておりません。また、個人消費輸出、さらに財政面からの支出等は堅調に推移してお……
○木村国務大臣 いま御指摘になりましたわが国の海外経済協力、これは民間の行なう経済援助も含めまして、最近非常に活発に行なわれておりますが、いまお話のありましたその内容、質的な方面においては、必ずしもまだ満足な程度に至っていないと私は思います。そういう意味におきまして、今後はむしろ、量的面よりも質的な面にウエートを置きまして経済協力のあり方を再検討していく必要があろう、こう考えております。
【次の発言】 いまお話のありましたとおり、対外援助を行なう前提といたしましてまず、国内のコンセンサスが必要だ、私もきわめて同感でございます。そのためには、やはり国内の社会資本の充実というものがまず行なわれなけ……
○木村国務大臣 率直に申しまして、いままで国民のエネルギーを集中してきた一つの目標がこの時期に達成したと思います。そこで、一つの目標が達成したそのときから新しい目標が国民の前に出ております。したがって、私どもはいままでの政府の政策すべてを検討し直すというわけではございませんけれども、その中で新しい時代に即応しないものはこれを捨てる。したがって新しい目標に適応するような新しい政策を立てること、これは政府として当然の責任だと思います。したがいまして、いままでの経済成長、これは確かに国民のエネルギーを結集した結果きわめて急激な成長を遂げましたが、またその対価を支払うべき時期にもきておると思います。そ……
○木村国務大臣 私も大蔵大臣と同意見でございまして、ニクソン大統領としては全部パッケージディールとしての政策であろうと思います。
【次の発言】 なかなかわが国の不況が回復しない。そこへもってきて今回のアメリカの措置でございます。この不景気の回復がこれによっておくれることは明らかでございます。そういう意味におきまして、わが国の対内経済政策、これはもう当然不況対策と同時に、この機会は、わが国のおくれておった社会資本の立ちおくれを取り返す最もいい好機であろうと思います。お説のとおり私は考えます。
【次の発言】 私は、公共投資の増大、これも決して御指摘のようでなしに、景気回復に対して相当乗数効果がある……
○木村国務大臣 物価問題等に関する特別委員会が開かれるにあたりまして、物価対策及び国民生活行政の基本姿勢についての所信の一端を申し述べまして、本委員会委員各位の御理解と御協力を得たいと思います。 わが国経済は、昨年後半以降景気の後退局面に入りまして、いまだにこれを脱し切っておりません。 このような景気情勢を反映いたしまして、最近の卸売り物価は、ほぼ安定的に推移いたしておりますが、消費者物価は、依然として根強い上昇基調にあります。 すなわち、本年に入りまして、季節商品が全体としてやや落ちつきを示しているものの、サービス料金、中小企業製品等の値上がりはなお顕著でございまして、消費者物価の先行……
○木村国務大臣 御承知のとおりこの機密文書、いろいろ発表はされておりますが、アメリカ国内におきましてもまだ裁判事件にもなっております。まだアメリカ政府全体の公表文書ではございません。正式的に公式の立場で政府がその材料、資料要求をする立場ではございませんが、しかしながら、すでにもう報道されておりますので、そういう意味におきまして入手する考えはございません。
【次の発言】 まだアメリカ国内における正式の措置がきまっておりません。政府同士のルートでこれを要求するというようなことでは、まだ時期尚早であろうかと思います。
【次の発言】 事実上の照会はいたします。しかしながら、政府間の話し合いとして、正式……
○木村国務大臣 いまお話しのとおり、沖繩が復帰いたしますと、すみやかに新全総の一部に組み入れることになっております。その時期といたしましては、当然復帰後、直ちに国土総合開発審議会、これを開催いたしまして、そこで答申を得たものを閣議決定する段取りになると思います。しかしながら、それを待たずに、その国土総合開発審議会に諮問をいたします諮問案というものを年度内に成立させたいと思いまして、いま沖繩・北方対策庁を中心にいたしまして、私どもの経済企画庁、関係省庁とせっかく作業をしておる段階でございます。また当然、この際には、昨年九月に琉政が策定いたしました長期経済計画、この内容を十分尊重して、これを取り入……
○木村国務大臣 物価問題等に関する特別委員会が開かれるにあたりまして、物価対策及び国民生活行政について所信の一端を申し述べたいと思います。 最近の物価動向について見ますと、卸売り物価は、景気情勢を反映いたしまして、工業製品を中心として落ちついた動きを示しております。 しかしながら、消費者物価につきましては、本年春以来幾ぶん落ちつきぎみに推移してはまいりましたが、九月に入って、生鮮食料品等季節商品の急騰もあって、かなりの上昇を示しました。十月の東京都消費者物価は、九月に比べて若干反落はいたしましたものの、前年同月比では、なお高い水準にあります。このような最近の消費者物価の上昇は、国民生活の安……
○木村国務大臣 ただいま当委員会において御決議がありましたとおり、物価の安定は政府の最重要課題の一つであり、政府といたしましては従来も物価対策に努力をいたしてまいったところでありますが、最近の消費者物価の上昇は国民生活にとってまことに憂慮すべきものがあり、このような事態に対処いたしまして、政府はこの際、行政各般のあり方について一そうの改善を行ないますとともに、旧来の諸制度にも根本的再検討を加え、すみやかに有効適切な措置を講ずることにより、御決議の趣旨に沿いたいと存じます。
【次の発言】 ただいま通産省からいろいろと御答弁を承りまして、私も実は意外に思っておるわけでございます。
今回報道されて……
○木村国務大臣 今回の所信表明で、物価の問題についての総理の言及が非常に簡単であったということを御指摘になりましたが、これは物価問題に対する内閣、政府の態度が変化したものでは毛頭ございません。むしろ物価安定というものは、もう終始政府の最大の課題であるというところから申しまして、ある意味では、もうそういう施政方針演説に盛らなくても当然やるべきことであるというような考えが根底にもちろんございます。しかしながら、およそ政府が、また総理が、そういう所信表明を行なう場合には、どうしてもその決意をあらためて再現しなければならない、そういう考えに立って、所信表明にもその意思、決意を表明したわけでございます。
○木村国務大臣 私もいろいろ最近流通機構を分析いたしまして、いままでの流通行政というものは非常に不十分であったということをみずから痛感しております。そこで最近、農林省におきましても、この問題に、もちろん従来からでございますが、真剣に取り組んでおりますが、どうもやはり二階から目薬的な間接の指導行政ではもうとても間尺に合わない、こういうことを私、最近痛感しております。どうも野菜行政の部面におきましても、主食のごとくではございませんが、ある程度やはり直接現物操作、市場介入が必要な時期ではなかろうか、こう思います。 いずれにいたしましても、経済政策の一環としての物価問題でございますから、いままでのよ……
○木村国務大臣 いま御指摘の点の中で、経済企画庁が長期計画を立てて、あと全然事後の追跡調査をしていないというおことばがございました。いままでわが国の経済体質で一番おくれておりますのは社会資本の相対的不足でございます。その点を、われわれ昨年つくりました新経済社会発展一計画の中でこれを軌道修正するという目的で計画を作成しておりますが、先ほど総理が三年間と、新全総の問題で申しました。実はこれは新経済社会発展計画の見直しを三年後にやるということでございます。したがいまして、私どもはたとえば昭和四十四年に国民総生産の中における政府資本というものを大体八・四に見込んでおりました。昭和四十五年度の実績調査の……
○木村国務大臣 いまお尋ねの点でございますが、御承知のとおり、経済企画庁におきまして、新経済社会発展計画を、これは昭和四十五年から六年間の計画でもって策定しておりますが、これは平価調整が行なわれます大きな経済政策の転換期でもございますし、そういう機会にこの計画の見直し作業も根本的にやるという心組みで、いま作業を準備中でございます。したがいまして、いま御指摘になりました住宅あるいはその他社会福祉政策万般につきましては、その各部門において、それぞれその計画の一つの軌道修正が行なわれるだろう。これは当然でございます。それを通じて数字的に具体的にこれを明示していきたいと思っております。
○木村国務大臣 最近非常に生鮮食料品を中心にして消費者物価が上がっております。たいへん私ども心を痛めております。 ところで、この生鮮食料品の最も大きい対策と申しますか、これはやはり何といっても生産力、供給力の確保と、それに対応して流通段階における対策、この二つでございますが、何と申しましてもいままでの、これは政府の政策的反省も含めて申し上げますが、中途はんぱなことではもうとても立ち行かぬような時期ではないか。したがいまして、単に間接的な指導行政の段階から、いまやもう政策的に介入するというようなことをやらなければならぬと思います。当然それには農林省が従来やってまいりましたような、ああいう中途は……
○木村国務大臣 国鉄再建十カ年計画と新全総計画との関連という問題は、御承知のように新全総についてはいまの現行計画におきましても、全国的に交通通信ネットワークを拡大していく、これが根本の趣旨になっております。結局するところ、いままでのような拠点発展主義でなしに、国土開発の可能性を全国に広げるという意味で幹線鉄道を広げていくということが趣旨でございます。したがいまして、そういう趣旨に今回の新しい三つの新幹線の計画がはたして合っておるかどうかというお尋ねでございますが、私は、その点からいいますと、新全総計画の交通通信ネットワークの拡大について、この新しい三新幹線はむしろその趣旨に沿うものである、決し……
○木村国務大臣 いま御指摘の、土地税制の結果がその所得面に非常な形であらわれておる、これは、私どもも事実そのとおりであると思いますが、ただ、土地税制の目的が土地政策の一環として税制面を通じて土地政策に何らかの大きな効果を与えたいという意図であったことは、これはもう当然のことであります。ただ、そのメリットもたしかあったとは思いますが、その反面、社会面にあらわれたああいうような異常な高額所得者の出現ということで、たいへん社会的公平という面で望ましくない印象を与えたということは私どもも否定できないと思います。したがいまして、これは大蔵大臣からお答えすることでありますが、経済運営面から見れば、いまや土……
○木村国務大臣 商工委員会が開かれるにあたりまして所信の一端を申し述べたいと存じます。 当面のわが国経済は、設備投資や民間住宅建設の低迷などにより昨年に引き続き停滞基調を続けており、こうした経済情勢のもとで、昭和四十六年度の国民総生産は、実質四・三%程度の伸び、規模にして八十兆二千二百億円程度になるものと見込まれます。 このような情勢にあって昭和四十七年度を迎えるにあたり、景気の早期回復をはかることは急務であります。このため政府といたしましては、公債政策を活用した積極的、かつ、機動的な財政・金融政策の運用をはかるとともに、わが国の高まった経済力にふさわしい国民福祉の向上と対外均衡をはかるた……
○木村国務大臣 いま、いわゆる旧全総、新全総と私たち言っております。旧全総は、御承知のように都市の過大化の防止と地域格差の是正、これは二つの目標でありましたが、その戦略方法としては、どっちかというと地域拠点開発主義でありました。したがって、いわば既成都市の軒先を借りて工業地をふやすというような方式でありましたので、ある意味では国土の利用の硬直化というものを防ぎ切れなかった。とにかくわが国の経済成長経済、社会情勢の変化のほうが急激で旧全総の計画どおりにはなかなかまいらなかったというのが実情でございます。したがって、そういうような旧全総そのものの拠点開発主義によるたとえば新産都市、工特等のやり方は……
○木村国務大臣 その前に、四十六年度の実績見通しもございますが、いままでのところ、四十六年度の実績見通しにおいてもおおむね政府の見通しのラインをたどっておりますので、現時点で四十七年度の政府見通しを改定する考えは、現在のところございません。
【次の発言】 昭和四十六年度のGNPの見通し、御承知のとおり私どもはおおむね四.三%という修正をいたしましたが、この一月−三月の実績あるいは経済指標を見ますと、この四.三%は上回るという可能性が非常に強く出ております。いまのところ私どもは、昭和四十六年度は四・三%を上回って、四・五から六、七ぐらいの線で落ちつくのではないか、こういう考えでございます。
○木村国務大臣 今後この委員会で御採決になるように承っております離島振興法の改正案の中でも、医療の確保が非常に大きく取り上げられておると承っております。従来政府においても、この医療の確保については離島のみならず一般的無医地区の解消ということに努力はしておりますが、何せ報酬の点だけでなしに、医師の不足という点もございまして、ただ予算上定員をふやすのみではその目的が達成できないという点で、厚生省はじめ政府としても非常に悩みの種になっております。特に医療問題で非常に後進的なこの離島におきましては、特にこういう問題で政府が力を入れなければならぬということは申すまでもございません。したがいまして、本日御……
○木村国務大臣 今回の閣僚理事会の背景と申しますか、一つの過渡期であるということでございます。スミソニアン体制と申しますか、通貨多角調整はできたけれども、現実の通貨改革は未だし、それを残している、という意味では準備期でもございます。また通商面におきましては、昨年私が出席いたしましたガットの総会で次期国際ラウンドを提唱いたしましたが、その後日本とアメリカ、アメリカとECとの間にこれに対する共同コミュニケも発表されました。いよいよ一九七三年、来年から国際ラウンドの交渉が開かれる、そういう意味でも準備時期でございます。そういうような過渡期におけるOECD加盟国の責任と協調ということが強調されたという……
○木村国務大臣 結論から申し上げれば、一般物価の基調というものは変わってない、こう考えております。 いま御指摘の四月の全国消費者物価指数は確かに一%前月比上がっております。例年この年度初めの月は上がるようなそういう一つの傾向を持っておりまして、昨年は一・四%上がっております。したがって、そういうような四月の情勢が今後続くかどうかということは一番大事な点でございますが、いま御指摘のような公共料金いろいろございます。ございますが、いま不景気というものが、不況の影響が一年半くらいのタイムラグでもってようやくここに浸透してきた。生鮮食料品はいろいろ手当てもいたしましてまず落ちついているという状況から……
○木村国務大臣 OECDに出席いたしました感じを率直に二、三申し上げたいと思います。 とにかく今回のOECD閣僚理事会は、背景といたしましては昨年の通貨調整、スミソニアン体制後初めての、国際経済を先進国の間でお互いにひとつ率直に話し合おうという機会でありました。また昨年のガットで大体方向が出ましたが、またその後において日本とアメリカ、アメリカとECの間で共同コミュニケで方針をきめました例の次期の国際ラウンド、これをいよいよ来年から始める。双方にとっては一つの準備期というような背景で開かれたOECDの理事会でございます。 そこで、私ども参ります前に覚悟をいたしましたのは、どうも日本の経済拡大……
○木村国務大臣 さっき総務長官からお答えしましたのは、大体千二百七十一平方キロ、これが五七%の進捗率ということで答えられたのですが、その後の進捗を見ますと、アメリカのは一九七一会計年度ですから、ことしの六月末までの見込みも入りまして、それが加わりますと、百十一平方キロ加えますと、千三百八十二平方キロ、六一%、こういう数字が出るわけであります。
【次の発言】 沖繩が復帰しますと、当然わが国の国土調査法に基づく国土調査に切りかわるわけです。それと同時に、国土調査促進特別措置法、例の十カ年計画の地籍調査の法律がまた別個にございます。これが十カ年にわたって調査をやるわけですが、その際に、沖繩の今後の土……
○木村国務大臣 物価問題等に関する特別委員会が開かれるにあたりまして、物価対策及び国民生活行政について所信の一端を申し述べたいと思います。 最近の物価動向を見ますと、卸売り物価は、景気情勢を反映して、総じて横ばいに推移しており、消費者物価につきましても、最近その騰勢が鈍化してきております。これは、昨年九月の異常天候により高騰した野菜等季節商品が値下りを示すとともに、これら季節商品以外の一般物価の騰勢も鈍化の傾向にあり、各般の政策努力に加えて、景気の停滞が消費者物価に影響してきたものと考えられます。 このような物価その他の経済情勢を総合的に勘案いたしまして、さきに閣議決定を見ました経済見通し……
○木村国務大臣 メーカーが、自分の売った商品について最終まで責任を持つということは、当然のことだと思います。そういう意味で、特に火事その他の安全性についてまで、そういう問題のある商品がすでに売られておるときに、最終までそういう問題について、その監督官庁である通産省がぜひ指導してもらいたい、こういう考えのもとに、私、その技術的あるいは事情がまだよくわかっておりませんので、通産省と相談した上でしかるべき指導をしていただく、こういうことをお答えしておきます。
【次の発言】 経済企画庁のたてまえとしては、直接そういう指導をやることになっておりませんけれども、しかし、消費者保護という重大な問題でございま……
○木村国務大臣 国鉄の運賃、確かにいま御指摘のとおり、最後には国民にしわ寄せするのではないかという御不満、これは私もよく耳にするところでございます。ただ、私ども、国鉄再建というものをどうしてもやらなければならぬということから、まず第一に考えますのは国鉄自身の合理化努力、これが完全に行なわれているかどうかという判断、第二は、国自身の国鉄に対する財政援助その他が十分であるかどうか、これが二つの前提になるわけでございます。 そこで、その第一の国鉄自身の合理化努力でございますが、私は決して十分であるとは思っておりません。したがって、今度新たな再建計画においてその点を十分検討いたしまして、今後十年間に……
○木村国務大臣 先ほどから経済企画庁また運輸省、農林省からお話があったと思います。鉄道運賃を改定いたします際に、やはり国民の日常生活に一番影響の深いそういう農林水産物、生鮮食料品に対する影響に対する激変というものがございます。そういう激変緩和の意味で、そういう特別の品目に対する公共割引を実施したと思うのでございますが、その当時の国有鉄道というものは、まだ現在の国鉄の現状ではございませんでしたので、それに耐え得るような体質をまだ持っておった。また、耐え得るような力を持っておったわけでございます。現在の国鉄は、国会で御審議を願っておりますように、非常に経営のピンチに見舞われておりまして、国鉄財政の……
○木村国務大臣 ただいま本委員会で行なわれました物価安定対策及び消費者保護の強化に関する件の御決議につきましては、この御趣旨を十分尊重いたしまして、国民生活の安定のためにさらに一そうの努力をいたす決意でございます。
○木村国務大臣 いま、新全総のことについてお尋ねがございましたが、実は、その新全総そのものの基本的方針は、私は、決して古くはなってはおらぬと思います。その中で、もちろん環境問題、自然保護、いま御指摘になりましたような産業の地方配置、そういうものを取り上げております。ただ、何せ昭和四十四年に策定されたばかりで、その実施面でおくれをとっております。そういう意味におきまして、今後の方針といたしましては、大企業プロジェクトの地方分散、遠隔地におけるそういう大規模プロジェクトの設置を急ぎますと同時に、さらに最近特にまた問題になっております環境問題、あるいは自然保護の問題について、さらに総点検をする方針で……
○木村国務大臣 わが国の防衛力の整備、当然これは国力、国情に応じてということになっております。その国力の内容をなすものは経済力でございます。したがいまして、わが国の経済国力、その内容をなす具体的に経済成長との均衡、調和ということは、最も必要でございます。そのために、われわれがいまから策定いたします経済長期計画、それとの食い違いのないように四次防をぜひ策定すること、これは最も肝要でございますが、また国情に応じてという中には、国内諸施策との調和の問題がございます。すなわち、わが国の社会福祉水準との均衡、調和というものが四次防の中ではかられなければならぬ。 こういうような意味におきましても、私は四……
○木村国務大臣 いまお話しのとおり、デフレギャップの実態をつかむことはなかなかむずかしい。大体の測定をいたしますと、大まかな数字でごかんべん願いたいのですが、昭和四十六年度のデフレギャップはおよそ六%台、こう見ております。その中で特に四十六年度の下期にデフレギャップが非常に大きくなります。その下期のデフレギャップは大体七・二%ぐらいであろう、こういう測定をしておりますが、その測定の算定根拠と申しますと、お察しのとおり非常にむずかしい数字その他がございますので、もしそれ以上必要であれば、事務当局から御説明いたしたいと思います。
【次の発言】 御承知のように、昭和四十年当時の不景気を回復する場合に……
○木村国務大臣 まず第一点のお尋ねでございますが、経済企画庁といたしましては、もうすでに値上げが決定しておりますもの、これは予算的に決定しておるものを含めまして、次に値上げを大体予定されておるもの、これについては御説明ができますが、値上げが全然まだ予定されていないもの、報道その他でいろいろ取りざたはされておりますけれども、そういうものについては、私どもはまだ値上げがないものと見ざるを得ません。そういう意味において、いま御指摘になりました、すでに値上げが予算的にも決定しておるもの、すなわち郵便料、これは御承知のとおり、もう昨年六月に国会を通していただいております。医療費、これは今回の国会で予算措……
○木村国務大臣 いま再建計画の中で、そういうあと二回の値上げを一応予定してのお話でございますが、その率で申しますと、まさにそのとおりになると思います。
【次の発言】 このたび御審議願っている値上げはいま申し上げたとおりでございますが、今後の値上げにつきましては、今回の再建計画の進捗状況、またその時点における物価事情等をそのつどつど私どもは検討したい、こう考えております。
【次の発言】 今回の国鉄運賃の値上げが他の交通料金に波及しないように、当然これは個々の経営実態について審査さるべきものでございますから、そういうような便乗値上げは認める筋合いではございません。
○木村国務大臣 基本的にはいま建設大臣からお答えしたとおりと思いますが、わが国の限られた土地というものの利用面におきまして、これが経済政策の運営に非常に大きい影響がございます。また国民生活、福祉政策の上にも、大きな見地から申しまして、どうしても土地の利用を今後計画的に、また公共的にこれを考えていかなければならぬというところに土地問題の発生があったものと考えております。
【次の発言】 生活環境基準と申しますか、そういうものを設定いたしますのは、これは御承知のように福祉第一の政策運用をやる場合に、その資源配分の適正化という一つの方向としてぜひ必要なものでございますので、昨年四月から経済審議会にNN……
○木村国務大臣 まずお尋ねの第一点でございますが、現在総理府の統計局でとっております物価指数、これは全国の八千世帯を対象にしてとっております家計調査に基づくきわめて客観的な数字でございます。いずれにしても、やはりわれわれの日常の生活実感からずれておるという点は、これはいなめないところでございます。 そこで、そういう意味におきまして、私どもは年々消費構造の変化を端的にあらわすような指数を何らかの方法でとれないかというので、連鎖方式の指数方式を昭和四十七年から採用いたすことにいたしました。また、その世帯の実態をあらわすような、たとえば老人世帯あるいは独身者の世帯、そういうものについての物価指数を……
○木村国務大臣 土地が売買されますときに、非常に単純な取引ではAからBに移るわけですから、そこに通貨の増大はないわけですが、ただし、土地を担保にして銀行が信用を与える、それによって取引される場合がございます。その場合も、現行の通貨管理制度、中央銀行が通貨全体をコントロールしまして、あるいは公定歩合操作、あるいはオペレーション操作、あるいは準備率操作、そういうような金融政策を中央銀行がしっかりやっておりますいまの通貨管理制度のもとにおいては、その土地の信用贈与が直ちに通貨量全体に増大を示すとは私ども考えておりません。そういう意味で、いろいろこれは学説また御意見もあろうかと思いますが、そういうよう……
○木村国務大臣 私ども、経済の見通しにおきましては、昭和四十六年度、今年度の経済成長の見通しを実質大体四・三%、こういう見込みをしております。四十七年度になりましても、おそらく上期には相当景気も停滞傾向を続けていくでございましょうが、私どもは、四十七年度の後半で相当景気の回復基調があらわれてまいりまして、昭和四十七年度を通じまして実質で七・二%程度の経済成長を遂げるであろう、こういう見通しを持っております。
○木村国務大臣 まず第一点の、公共料金がどうしてこの時期に集中したかという理由でございます。 御承知のとおり、公共料金の一つ一つを取り上げてみますと、まず二月一日に郵便料金、三月一日に電報料金が改定されましたが、これは御承知のとおり、昨年五月に、第六十五国会で国会を通りました法律によって実施期日がすでに定められておりましたので、そういうことに相なったわけでございます。 また二月一日に医療費、診察料が改定されましたが、これは中医協がもう半年以上審議を重ねておりましたことでもあるし、また国民の健康問題に非常に重大な関連があるというので、もちろん中医協の中には支払い側の代表も含んで御了解になった……
○木村国務大臣 昭和四十七年の、大体夏過ぎには景気が回復過程に入る、こういうような見通しをしております。
【次の発言】 全体計画といたしましては本年中に策定する予定でございますが、およそのアウトラインと申しますか見通しは夏ごろ、八月過ぎに作成したいと思っております。
○木村国務大臣 ただいま作業を進めております新しい長期経済計画は、もちろんいま御指摘のとおり、その二つの基本的な考え方は、国民福祉の向上と国際協調の推進、こういう二つが柱でございます。その作業は四月より本格的に進めますが、おそらく年内はかかると思います。しかしながら、そのおおよそのアウトラインと申しますか、大筋は、この夏過ぎには中間的に取りまとめたい、こういう考えでいま作業を進めておるところでございます。
【次の発言】 御承知のとおり、長期経済計画はマクロの国民経済的視点から立てた見通しでございますから、その中でわれわれが取り扱いますのは、まず政府経常支出をどの程度押えるかということです。防衛……
○木村委員長 これより会議を開きます。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび私が外務委員長に就任いたすことになりました。本委員会はきわめて重要な使命を有するものでありまして、責任の重大なることを痛感いたしておる次第でございます。幸いに練達たんのうなる委員各位の御協力を賜わり、委員会の公正かつ円満なる運営を行ない、その職責を全ういたしたいと存じておりますので、何とぞ各位の御指導と御協力をお願い申し上げる次第でございます。
簡単ではございますが、就任のごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 次に、理事辞任についておはかりいたします。
理事金子満広君から、理事辞任の申し出……
○木村委員長 これより会議を開きます。
連合審査会開会申し入れに関する件についておはかりいたします。
ただいま商工委員会において審査中の石油需給適正化法案及び物価問題等に関する特別委員会において審査中の国民生活安定緊急措置法案について、商工委員会及び物価問題等に関する特別委員会に連合審査会の開会を申し入れたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、連合審査会の開会日時につきましては、委員長間において協議の上、追って公報をもってお知らせいたします。
次回は、来たる十八日火曜日、午前九時四十五分理事会、午前十時委員会を開会す……
○木村委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石井一君。
【次の発言】 石井君のただいまの御要望に沿うよう、後日理事会で協議いたしたいと思います。
【次の発言】 堂森芳夫君。
【次の発言】 ただいま堂森委員から要求のありました資料、御提出をお願いします。
【次の発言】 河上民雄君。
【次の発言】 金子満広君。
【次の発言】 渡部一郎君。
【次の発言】 永末英一君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時五十八分散会
○木村委員長 これより会議を開きます。
この際、山田外務政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。外務政務次官山田久就君。
【次の発言】 国際情勢に関する件、特に中東問題について調査を進めます。
本日は、昨年十二月、中東諸国を歴訪されました三木国務大臣並びに本年一月わが国と中東諸国との長期的友好関係を促進するための特派大使として中東諸国を訪問されました委員小坂善太郎君に中東諸国の実情を御説明願い、かつ今後の見通しなどについて承りたいと存じます。
それではまず三木国務大臣からお願いいたします。国務大臣三木武夫君。
【次の発言】 次に、小坂善太郎君にお願いいたします。小坂善太……
○木村委員長 これより会議を開きます。
この際、大平外務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。外務大臣大平正芳君。
【次の発言】 次に、第七十一回国会において、交換公文等の取り扱い問題につき、外務省に対して、これを検討の上、当委員会に対しなるべく早い機会に報告するよう要請しておきましたところ、大平外務大臣から、本件に関し報告したいとの申し出がありますので、これを許します。外務大臣大平正芳君。
【次の発言】 国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石原慎太郎君。
【次の発言】 石野久男君。
○木村委員長 これより会議を開きます。
渡り鳥及び絶滅のおそれのある鳥類並びにその生息環境の保護に関する日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間の条約の締結について承認を求めるの件及び渡り鳥及び絶滅のおそれのある鳥類並びにその環境の保護に関する日本国政府とオーストラリア政府との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上両件を議題とし、順次政府から提案理由の説明を聴取いたします。外務大臣大平正芳君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
両件に対する質疑は、後日行なうことといたします。
【次の発言】 国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出があり……
○木村委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。
国際情勢に関する件について調査のため、参考人の出頭を求め、その意見を聴取することにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。水野清君。
○木村委員長 これより会議を開きます。 国際情勢に関する件について調査を進めます。 条約に関する問題調査のため、本日は、参考人として明治大学教授宮崎繁樹君が御出席になっております。また上智大学教授佐藤功君は御都合により後ほど御出席になります。 この際、参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は御多用のところ本委員会に御出席くださいまして、まことにありがとうございます。どうか忌憚のない御意見をお述べくださいますようお願い申し上げます。 なお、議事の進め方につきましては、最初に十分程度御意見の開陳を願い、そのあと各委員から質疑が行なわれることになっておりますので、よろしくお願いいたし……
○木村委員長 これより会議を開きます。
渡り鳥及び絶滅のおそれのある鳥類並びにその生息環境の保護に関する日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間の条約の締結について承認を求めるの件及び渡り鳥及び絶滅のおそれのある鳥類並びにその環境の保護に関する日本国政府とオーストラリア政府との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上両件を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石井一君。
【次の発言】 河上民雄君。
【次の発言】 松本善明君。
【次の発言】 渡部一郎君。
【次の発言】 次回は、来たる八日金曜日、午前九時三十分理事会、午前九時四十五分委員会を……
○木村委員長 これより会議を開きます。
渡り鳥及び絶滅のおそれのある鳥類並びにその生息環境の保護に関する日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間の条約の締結について承認を求めるの件、及び渡り鳥及び絶滅のおそれのある鳥類並びにその環境の保護に関する日本国政府とオーストラリア政府との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上両件を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。永末英一君。
【次の発言】 松本善明君。
【次の発言】 これにて両件に対する質疑は終了いたしました。
この際、暫時休憩いたします。
午前十時三十九分休憩
○木村委員長 これより会議を開きます。
この際、理事補欠選任についておはかりいたします。
委員辞任に伴いまして、現在理事一名が欠員となっております。これよりその補欠選任を行ないたいと存じますが、先例により委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは松本善明君を理事に指名いたします。
【次の発言】 所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とアイルランドとの間の条約の締結について承認を求めるの件、及び所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とスペイン国との間の条約の締結について承認を求めるの件、以上両件を議……
○木村委員長 これより会議を開きます。
所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とアイルランドとの間の条約の締結について承認を求めるの件、及び所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とスペイン国との間の条約の締結について承認を求めるの件、以上両件を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松本善明君。
【次の発言】 なお、松本君の資料要求につきましては、理事会で協議することにいたします。
渡部一郎君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。渡部一郎君。
○木村委員長 これより会議を開きます。
日本国と中華人民共和国との間の貿易に関する協定の締結について承認を求めるの件を議題とし、政府から提案理由の説明を聴取いたします。外務大臣大平正芳君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
本件に対する質疑は後日行なうことといたします。
【次の発言】 国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石井一君。
【次の発言】 河上民雄君。
【次の発言】 土井たか子君。
【次の発言】 石野久男君。
【次の発言】 松本善明君。
【次の発言】 渡部一郎君。
○木村委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。堂森芳夫君。
【次の発言】 小林正巳君。
【次の発言】 松本善明君。
【次の発言】 次回は、明二十八日木曜日、午後二時三十分理事会、午後二時四十五分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後五時五十分散会
○木村委員長 これより会議を開きます。日本国と中華人民共和国との間の貿易に関する協定の締結について承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。堂森芳夫君。
【次の発言】 河上民雄君。
【次の発言】 松本善明君。
【次の発言】 渡部一郎君。
【次の発言】 これにて本件に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。
日本国と中華人民共和国との間の貿易に関する協定の締結について承認を求めるの件について採決いたします。
本件は承認すべきものと決するに賛成の諸君……
○木村委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石井一君。
【次の発言】 堂森芳夫君。
【次の発言】 河上民雄君。
【次の発言】 後日理事会で協議することにいたします。
【次の発言】 津金佑近君。
【次の発言】 渡部一郎君。
【次の発言】 次回は、明五日金曜日、午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後六時二十五分散会
○木村委員長 これより会議を開きます。 民間航空の安全に対する不法な行為の防止に関する条約の締結について承認を求めるの件、業務災害の場合における給付に関する条約(第百二十一号)の締結について承認を求めるの件、欧州共同体委員会の代表部の設置並びにその特権及び免除に関する日本国政府と欧州共同体委員会との間の協定の締結について承認を求めるの件、千九百六十七年七月十四日にストックホルムで署名された世界知的所有権機関を設立する条約の締結について承認を求めるの件、千九百年十二月十四日にブラッセルで、千九百十一年六月二日にワシントンで、千九百二十五年十一月六日にヘーグで、千九百三十四年六月二日にロンドンで……
○木村委員長 これより会議を開きます。
国際協力事業団法案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。河上民雄君。
【次の発言】 渡部一郎君。
【次の発言】 次回は、来たる十日水曜日、午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後五時三十二分散会
○木村委員長 これより会議を開ききます。連合審査会開会に関する件についておはかりいたします。
本委員会において審査中の国際協力事業団法案について、農林水産委員会及び商工委員会から連合審査会開会の申し入れがありましたので、これを受諾するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお連合審査会の開会日時につきましては、委員長間において協議の上、追って公報をもってお知らせいたします。次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十時三十八分散会
○木村委員長 これより会議を開きます。
民間航空の安全に対する不法な行為の防止に関する条約の締結について承認を求めるの件及び業務災害の場合における給付に関する条約(第百二十一号)の締結について承認を求めるの件、以上両件を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石井一君。
【次の発言】 堂森芳夫君。
【次の発言】 渡部一郎君。
【次の発言】 午後一時三十分より再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時二十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。石井一君。
○木村委員長 これより会議を開きます。
日本国と中華人民共和国との間の航空運送協定の締結について承認を求めるの件を議題とし、政府から提案理由の説明を聴取いたします。外務大臣大平正芳君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、大平外務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。外務大臣大平正芳君。
【次の発言】 引き続き本件に対する質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石井一君。
【次の発言】 石原慎太郎君。
【次の発言】 水野清君。
【次の発言】 堂森芳夫君。
○木村委員長 これより会議を開きます。
連合審査会開会に関する件についておはかりいたします。
本委員会において審査中の日本国と中華人民共和国との間の航空運送協定の締結について承認を求めるの件について、運輸委員会から連合審査会開会の申し入れがありましたので、これを受諾するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、本連合審査会は、運輸委員長と協議の上、本日午前十時より当第一委員室において開会することといたしますから、御了承ください。
この際、暫時休憩いたします。
午前九時五十四分休憩
○木村委員長 これより会議を開きます。
ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。河上民雄君。
【次の発言】 土井たか子君。
【次の発言】 金子満広君。
【次の発言】 この際、午後二時十分まで休憩いたします。
午後一時三十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。永末英一君。
【次の発言】 水野清君。
【次の発言】 次に、国際協力事業団法案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松本善明君。
○木村委員長 これより会議を開きます。
国際協力事業団法案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。永末英一君。
【次の発言】 河上民雄君。
【次の発言】 土井たか子君。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めて。
松本善明君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とアイルランドとの間の条約の締結について承認を求めるの件一及び所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とスペイン国との間の条約の締結について承認を求めるの件、以上両件を議題とし……
○木村委員長 これより会議を開きます。
欧州共同体委員会の代表部の設置並びにその特権及び免除に関する日本国政府と欧州共同体委員会との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松本善明君。
【次の発言】 土井たか子君。
【次の発言】 これにて本件に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、別に討論の申し出がありませんので、直ちに採決いたします。
欧州共同体委員会の代表部の設置並びにその特権及び免除に関する日本国政府と欧州共同体委員会との間の協定の締結について承認を求めるの件につい……
○木村委員長 これより会議を開きます。
日本国とベルギー王国との間の文化協定の締結について承認を求めるの件及び航空業務に関する日本国とギリシャ王国との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上両件を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。河上民雄君。
【次の発言】 紺野与次郎君。
【次の発言】 土井たか子君。
【次の発言】 そのように取り計らいます。
【次の発言】 これにて両件に対する質疑は終了いたしました。
この際、暫時休憩いたします。
午後零時四十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
日本国とベルギー王国との間の文化……
○木村委員長 これより会議を開きます。 千九百六十七年七月十四日にストックホルムで署名された世界知的所有権機関を設立する条約の締結について承認を求めるの件、千九百年十二月十四日にブラッセルで、千九百十一年六月二日にワシントンで、千九百二十五年十一月六日にヘーグで、千九百三十四年六月二日にロンドンで、千九百五十八年十月三十一日にリスボンで及び千九百六十七年七月十四日にストックホルムで改正された工業所有権の保護に関する千八百八十三年三月二十日のパリ条約の締結について承認を求めるの件、千九百十一年六月二日にワシントンで、千九百二十五年十一月六日にヘーグで、千九百三十四年六月二日にロンドンで及び千九……
○木村委員長 これより会議を開きます。
この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。
国際情勢に関する件(北朝鮮における日本人妻問題)調査のため、本日、日本赤十字社外事部長木内利三郎君に参考人として御出席を願い、御意見を聴取することにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、参考人からの御意見は、質疑応答の形式でお聞きすることにいたしたいと存じますので、さよう御了承願います。
【次の発言】 国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石井一君。
○木村委員長 これより会議を開きます。
請願の審査を行ないます。
今国会において、本委員会に付託になりました請願は全部で百七十一件であります。
これより請願日程第一から第一七一までの各請願を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についておはかりいたします。
各請願の内容につきましては、請願文書表等によりましてすでに御承知のことと存じます。また、先刻の理事会におきまして慎重に御検討いただきましたので、この際、各請願についての紹介議員よりの説明等は省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
採決い……
○木村国務大臣 一言ごあいさつを申し上げます。 私は、昨年十二月一日本委員会の委員長に選任されました。本委員会の皆さま方の御協力を得まして、その職責を全うするよう努力いたしてまいりましたところ、今回、はからずも外務大臣を拝命いたしました。 内外の情勢が多様化の度を加えまして、わが国の外交もきわめて困難な局面を迎えております。国民の皆さま方の御支持を得て、微力ながら全力を尽くして外交の衝に当たる所存でございます。持に本委員会の皆さま方には、従来からわが外交につきまして格段の御指導と御鞭撻をいただいておりますが、今後も何とぞよろしく御指導、御協力を賜わりますよう、切にお願い申し上げる次第でござ……
○木村国務大臣 今回の事件に関しまして韓国側からいろいろなパイプを通じまして各種の要請ないし意見の表明があることは事実でございます。それに対しまして、わがほうは、ある場合には回答いたしておりますが、まだこれについてのわが国政府の最終的な考え方は韓国側に出すまでには至っておりません。
【次の発言】 主として捜査協力に関する問題でございます。
【次の発言】 これは団体規制の問題でございますから本来法務省からお答えするのが筋かと思います。しかしながら、いやしくも内政干渉にわたるようなことを韓国政府が考えておるとは私ども考えておりません。
【次の発言】 その問題については、法務省からお答えするのが筋だ……
○木村国務大臣 御承知のとおり、核の存否に関する問題は米政府にとりまして最高の機密事項とされております。そういう意味合いから、私どもの立場からすれば、いま水野委員の御発言のとおり希望したいところではございますが、そういう関係でインガソル副長官のような説明に相なったと思います。
【次の発言】 いまお尋ねの点は、今回のいわゆるラロック発言に関連した場合でなしに、従来もたびあるごとにそういう努力はいたしております。
【次の発言】 政府の立場といたしましては何ら矛盾を感じておりません。わが国が非核三原則を、国会の決議もございますし、守るべきのは当然でございます。まあしかしながら、また同時にわが国がその……
○木村国務大臣 先般の田中総理とフォード大統領の会談におきまして、ラロック発言事件以来のわが国内におけるこの核問題に対する世論の動向、またそれに伴う波紋等につきまして、田中総理からフォード大統領に対していろいろ説明をいたしました。それに対しましてフォード大統領は、もうすでに数回にわたって米政府のこれに対する見解を明らかにしておるとおりであるが、あらためて日本国民の核兵器に対する特殊の感情を深く理解して、日米安保条約及びこれに関連する取りきめを今後も忠実に順守する考えであるということを答えられました。
【次の発言】 日米安保条約をはじめといたしまして、日米間の関係はお互いの友好信頼の上に成り立っ……
○木村国務大臣 昭和四十七年度外務省所管一般会計歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 歳出予算現額は七百九十億三千二百八十一万円余でありまして、支出済歳出額は七百五十一億六千五百三十五万円余、翌年度繰越額は三十一億二千三百七十六万円余、不用額は七億四千三百六十八万円余であります。 歳出予算現額の内訳は、歳出予算額七百三十七億九百八十五万円余、前年度繰越額十五億六千八百四十二万円余、予備費使用額(バングラデシュ人民共和国緊急救援費、テル・アヴィヴ・ロッド空港事件特別支出金、フィリピン水害救援費、ヴィエトナム難民救援費、ニカラグァ震災救援費に要した経費)三十七億五千四百五十三万……
○木村国務大臣 御承知のとおり、これは米議会の原子力合同委員会の軍事利用小委員会における発言でございます。ラロック発言の意図するところは、最近における核兵器の発達が非常に著しいものがございまして、特に戦術核兵器と申しますか、そういう核兵器が非常に拡散の傾向が強まっておる、これを管理しないと非常に危険である、またある時期にはこれが略奪されるような危険もないではないというようなことから、しかもそういう戦術核の拡散というものが米軍事力にはたして必要かどうか、また軍事経費の節減上、そういう戦術核の拡散傾向はこれを防止すべきではないか、こういうような小委員会における意見の背景のもとに行なわれた、こう解し……
○木村(俊)委員 これより会議を開きます。
私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの竹中君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、坂田道太君が委員長に御当選になりました。
委員長坂田道太君に本席を譲ります。
○木村(俊)委員 参考までに伺つておきますが、國際約定に加入するについていろいろ経費がいりますが、その経費についてはどういう予算を計上しておりますか。
○木村(俊)小委員 内閣観光事業審議会についてでありますが、その事務局はどういうような規模になっておりますか。
【次の発言】 小委員長に対するお願いというよりも、むしろ運輸委員長に対するお願いですが、せっかくそういう答申案が出ておるのですから、これをこの際運輸委員会で取り上げて、運輸委員会の決議とか、そういうことをやっておく必要があるのじゃないかと思います。予算も済みましたし、この国会でどうするということはむずかしいかと思いますので、次の臨時国会で取り上げて、早急にその答申案を生かすということが必要じゃないかと思いますので、お願いしておきます。
○木村(俊)国務大臣 いまのお話の中にありましたように、政府と東京都の間は終始円満にやってまいりましたし、またいよいよ返還が実現することになりましたので、なお一そう東京都の間の連絡を密にいたしまして、将来帰島される旧島民並びに現島民の間に不安のないように、また小笠原諸島がせっかく返ってまいりまして、国へ返ってきてよかったというような島にしたい、こういう方針で将来開発計画を進めたい、こう考えております。
【次の発言】 今回のこの法案の立法形式と申しますか、法制的見地から申しまして、決して満足すべき内容とは私も考えておりません。ただ、御承知のように、長い間日本の施政権から離れておりまして、もう島内……
○木村(俊)国務大臣 いまお尋ねがありました第一点でございますが、私は破防法というものは、破防法にすでに規定がありますとおり、公共の安全確保のために、必要最小限度において発動されるべき法律だと考えております。したがいまして、政府としても、まだきわめて慎重な態度で、ただいま検討中でございます。 第二、第三の点につきましては、もちろんこの破防法の適用に際しまして、しさいに事務的また法律的検討が先立たなければなりません。したがいまして、法務省あるいは警察庁当局におきましても、破防法の適用については、従来もまた現在も、きわめて慎重な態度をとっておられるようでございます。政府といたしましては、そこに至……
○木村(俊)国務大臣 私が発言いたしました趣旨はこうでございます。沖繩の直訴団の方でこられて、そのとき持ってこられた文書、ビラでございますけれども、それに、B52が水爆を積載しておる、これはたいへんに危険だというふうに書いてございましたので、そういう文書をお出しになることはかえっていろいろ不安をかもすことになるであろうし、また――私もこれは新聞で知ったのでございますけれども、高等弁務官が、あまり事実に基づかないよけいな憶測はかえっていけないというようなことを話したように新聞で報道されておりました、そういうこともあるから、そういうようなあまり極度に不安をかもすような文書はかえってお出しにならぬほ……
○木村(俊)国務大臣 現在奥村勝蔵さんでございます。
【次の発言】 いまお話がありましたとおり、私は、最も理想的な形としては専任大臣がいいと思います。しかしながら、現時点で――将来必要に応じて置くことになるかもしれません。かつてオリンピックの際にも、国務大臣の中からオリンピック担当大臣を設けたことがございます。これはある場合には、科学技術庁長官である佐藤現総理がオリンピック担当大臣として兼務したことがございます。また、特別の事情もございまして、河野一郎さんがオリンピック担当のまさに専任大臣として国務大臣であったこともございます。そのおりおりに応じてその運営をはかってまいりましたが、将来は別とい……
○木村(俊)政府委員 この問題に関しましては、法務大臣からお答えするほうが適当かとも存じます。いまお尋ねの点で私が記者会見で申し述べました範囲のことについてお答えしたいと思います。 御承知のとおり北鮮帰還問題、コロンボ会談以後の経過についてはもう米田委員も御承知のとおりでございますが、諸般の事情でたいへんおくれておりますが、コロンボ会談決裂後におきまして国際赤十字を介しまして、また日赤、北鮮赤十字間で電報による交渉も続いておりまして、ようやく最近に至りまして北朝鮮と日赤との話が煮詰まってまいりました。もちろんこれは会談によるものではございません。電報の往復によるものでございますが、その内容と……
○木村(俊)政府委員 この事案は、まだ裁判所の決定が出ておりません。この段階におきましては……。後刻、国家公安委員会または法務大臣からの要請を待って慎重に考慮したい、こう考えております。
【次の発言】 これは東京都公安委員会の措置でございまして、政府は関与しておりません。
【次の発言】 前四回こういう措置をとったことがございますが、いずれも公共の福祉に重大なる関係あるときに限っております。政府としても当然慎重な考慮をしたいと思っております。
○木村政府委員 行政がだんだん複雑化いたしまして、かつ専門化、分化されてまいりますと、特に内閣の政策調整能力、これがますます大事になってくることはお説のとおりでございます。 政府が一昨々年、内閣補佐官制度を取り上げましたのは、間接には臨調の答申に基づくものでございますけれども、かねてから政府自身が大いにその必要を認めておったところでもございますし、内閣補佐官制度というものを立案いたしまして、内閣法の改正として国会に提出いたしました。ただ、この内閣補佐官制度の考えております点が、ややあいまいな点があったことは御承知のとおりでございまして、内閣の行政機能の強化にプラスするのか、あるいは内閣総理大……
○木村国務大臣 今回の事故に際しまして、さっそく米マイヤー大使が総理のところ、また私のところへ参りまして、今回の事故に対して弔意を表するとともに、今後わが政府がとるべきであろう航空管制措置については全面的に協力をしたい、こういう申し入れがございました。今回政府が、今後とるべき新しい航空管制措置については、もちろん政府からあらためて米側に対して協力の申し入れをする所存でございます。
【次の発言】 午前中に総理がお答えしたとおりと思いますが、ただ、付属書が今回の事故と直接関係ありやいなやということは別にいたしまして、当然日米間の航空管制に対する合意は、一応見直す必要がある、こういう考え方でございま……
○木村国務大臣 お答えをする前に、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、全くはからずも、外務大臣の臨時代理を仰せつかりまして、皆さまとこうしていろいろおつき合いをすることになりました。どうかひとつよろしくお願いいたします。 ただいま御質問の点でございますが、ニクソンの訪中、これは極東の緊急緩和にとってまことに望ましいことでございまして、かねてから、すでにもう調印が済んでおります沖繩返還協定によい影響はあっても、悪い影響は考えられないと思います。したがいまして、この協定調印後における両国間の立法手続がまだ残っておりますので、その立法機関の審査を経て、できるだけ早い時期に、わが国民全体の悲……
○木村国務大臣 いま大蔵大臣からお答えしたようでございますが、ただ、私ども想起いたしますのは、かつての万博時代に、関西において相当物価、賃金が上昇したことがございます。そういうような一時的な地域的インフレがないとは限りませんので、そういう面においては、もちろん、御承知のとおり、現在の本土の供給力から申しましても、これが経済一体化すれば一般的には心配ございませんけれども、そういう地域的かつ一時的な要因による物価の上昇ということは、やはり慎重の上にも慎重を期さなければならぬ、こう考えます。 また、労働力の点も、私ども実はいろいろ考えておりますが、本土の景気が沈滞しておりますので、昨年までは一万人……
○木村国務大臣 今回の法案による家計に対する影響と申しますか負担、これは御承知のごとく保険料の増額でございますから、したがって消費者物価指数から申しますと影響はない、こういうことが申せます。しかしながら、実質的には家計の負担になることは、事実そのとおりでありまして、したがいまして今回の保険料の増額が、政管健保の本人一人当たりにいたしまして、大体二百六十七円くらいのものになると思います。そういたしますと、昭和四十六年度の平均、この保険料の支出負担額と申しますか、たしか千八百五十五円と申しますと、一四・四%くらいの負担増になると思います。しかしながら、昭和四十六年度の家計の平均的な一世帯当たりの所……
○木村国務大臣 いろいろ物価の問題がございますが、総じて、やはりこの物価というものは経済活動全体から出てくる一つの現象でございますから、経済政策そのものを根本的に考えるということが大事でございます。
当面の問題としては、輸入化問題あるいは公共料金の問題、いろいろございますが、その個々の物価現象をとらえてどうこうするよりは、やはり経済成長そのものを安定化するということがすべての基本になると思います。そういう意味で、物価政策はやはり総合的にこれをやらなければならぬというような決意で政府部内でも取り組んでまいりたい、こう考えております。
【次の発言】 最近の物価の動向、御承知のとおり非常に落ちつき……
○木村国務大臣 昭和四十七年度の経済企画庁関係の予算及び財政投融資計画につきまして、その概要を御説明申し上げます。 昭和四十七年度の総理府所管一般会計歳出予算のうち経済企画庁の予算の総額は六百四十二億四千百七十五万円でありまして、前年度予算額に比較いたしますと九十六億九千五百六十八万円の増額となっております。 これを予算の主要経費別に区分いたしますと、経済企画庁の一般経費は六十六億六百四十五万円を計上しておりまして、前年度予算額に比較いたしますと、十一億一千六百三十八万円の増額となっております。 公共事業関係費では五百七十六億三千五百三十一万円を計上しておりまして、前年度予算額に比較いた……
○木村委員長 これより外務委員会運輸委員会連合審査会を開会いたします。
先例によりまして、私が委員長の職務を行ないます。
日本国と中華人民共和国との間の航空運送協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
日本国と中華人民共和国との間の航空運送協定の締結について承認を求めるの件
【次の発言】 本件についての提案理由の説明は、お手元に配付してあります資料によって御了承願うこととし、直ちに質疑に入ります。
この際、御質疑される各委員に申し上げます。質疑は、申し合わせの時間内で御協力をお願いいたします。
なお、政府当局におきましては、その答弁を簡潔にお願いいたしたいと存じます。
……
○木村委員長 これより外務委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会を開会いたします。
先例によりまして、私が委員長の職務を行ないます。
国際協力事業団法案を議題といたします。
【次の発言】 本案についての提案理由の説明は、お手元に配付してあります資料によって御了承願うこととし、直ちに質疑に入ります。
この際、御質疑される各委員に申し上げます。質疑は申し合わせの時間内で御協力をお願いいたします。
なお、政府当局におきましては、その答弁を簡潔にお願いいたしたいと存じます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。竹内猛君。
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