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山手満男 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

山手満男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP1000(衆)
964位
委員会発言歴代TOP1000(衆)
773位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
590位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
796位
委員会発言(政府)歴代TOP500
390位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
750位
各種会議出席(幹部)歴代TOP250
122位
各種会議発言(議会)歴代TOP250
131位

25期委員会発言TOP100
69位
25期委員会出席(無役)TOP100
78位
25期委員会発言(非役職)TOP100
52位
26期委員会発言TOP100
66位
26期委員会出席(幹部)TOP100
79位
26期委員会発言(非役職)TOP50
49位
26期各種会議出席TOP25
19位
26期各種会議発言TOP25
20位
26期各種会議出席(無役)TOP25
22位
26期各種会議発言(議会)TOP5
5位
29期委員会発言(議会)TOP50
50位

このページでは山手満男衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。山手満男衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 議院運営委員会 第4号(1949/03/22、24期、公正倶楽部)

○山手滿男君 先ほどお話が出ましたが、公正倶樂部に運営委員を一人割当ててもらうという問題を御決定願いたいと思います。
【次の発言】 公正倶樂部としてはここで一名お願いすることは、さつきの議論から見ましても、各派の公正な連絡ないし運営に対する意見の反映ということからも、ぜひこの場でかえていただけるか、お譲り願えるか、御決定をお願いしたいと思います。

第5回国会 議院運営委員会 第6号(1949/03/26、24期、公正倶楽部)

○山手委員 施政方針がいかに遅れておるかというようなことについても、國民は関心は持つておるし、反対意見や修正意見、與党や野党の立場で、いろいろありましようが、これを知らせるという意味でも、それぞれ議論をしたらいいと思う。これは一應議題に上つておるのですから、何もここで押しつぶしたようなことはせずに、そうした國民の方に知らせるというような意味でも、大いに賛成意見、反対意見を闘わして決を取ることが、議会のやるべき道だと思う。
【次の発言】 申合せをしたからといつて、これを拒否する理由にはならぬと思う。反対をする立場になれば、委員会がかくのごとき申合せをしても、もう少しうがつた意見を賛成意見なり反対……

第5回国会 議院運営委員会 第10号(1949/03/31、24期、公正倶楽部)

○山手委員 そうすると以前から届出のあつた民主党としての七十名は、自然現象的に三十三名に減つてくるわけですね。

第5回国会 議院運営委員会 第34号(1949/05/14、24期、新政治協議会)

○山手委員 今議院における証人の宣誓、及び証言等に関する法律案、それから裁判官彈劾法の一部を改正する法律案とを見て、非常に対蹠的のものがあると思う。両方とも大きなねらいは罰則を加えるところにあると思うのでありますが、片方では罰則を軽くするようにはかつていただき、片方は同じ証人の罰則について重くするような行き方をとつている。これはいろいろの関係もあると思うが、院内におけるものを非常に軽くして、それから裁判官彈劾法の方を非常に重く扱つて行くということは、どうもそこにつり合いのとれないものがあるように思います。

第5回国会 議院運営委員会 第35号(1949/05/16、24期、新政治協議会)

○山手委員 これをきよう取扱わないということにきまれば別でありますが、さつきから聞いておりますといろいろの議論が出ております。あの日にわれわれは歩いて帰りがら、傍聽席におつた連中がいろいろな批評をして歩いているのをうしろから知らぬ顔をして聞いたのでありますが、國会の中の議場のいろいろのやじの應酬の問題については、非常に痛烈な批判をしている。椎熊さんが陣がさ云々と言つたことについては、今ここでこういう議論をすると非常に侮辱をしたことにもなると思うのでありますが、そういうことをやじるようになつたその雰囲氣をあの議場では非常につくつていると思う。ぼくはそういう点に対して、こういう懲罰を取上げるのであ……

第5回国会 議院運営委員会 第38号(1949/05/19、24期、新政治協議会)

○山手委員 参政官の規定の意味を伺いたい。議会が常任委員会中心で動いて行つておるのでありまして、それに対應する意味が各常任委員会から参政官を出すという提案者の意図がうかがわれるのでありますが、参政官と常任委員長と各行政官廳との関係、参政官と委員長との関係、そういうふうなものをもつと詳細に承りたい。またこの常任委員会というものを非常に大きく取上げて、参政官というものを生かして行かれたわけでありますが、そうしますとたとえば水産委員会のような常任委員会の場合は、参政官というものが出ないわけですが、これはどうも提案者のお考えにちよつと矛盾ができて來る。單に國務大臣だけということでなく、國会の常任委員会……

第5回国会 議院運営委員会 第46号(1949/05/30、24期、新政治協議会)

○山手委員 昨日の日曜娯樂版のラジオの放送は、あまりに行き過ぎだと思います。懲罰問題とかいろいろあつて、本院として自粛しなければいかん。よい自粛の材料にはなると思います。この中にもお聞きになつた方もおそらく相当あると思うのでありますが、あまり國会を傷つけ過ぎた、行き過ぎた放送が長時間にわたつてされている。これは録音なども残つているだろうし、お聞きにならない方はひとつ聞いてもらつたらいいと思いますが、委員長あたりの御意見を伺いたいのは、もう少しああいう面について、穏当な娯樂版の内容にしてもらいたいということを、申入れか何かすることがいいのではないかと思います。お聞きになつた方はぼくらの控室でもた……

第5回国会 逓信委員会 第5号(1949/04/15、24期、公正倶楽部)

○山手委員 私先ほどちよつと遅く來まして、大臣のお話を聞きそこねたのでありますが、この逓信事業につきましては、郵便業務というものは非常に國民の生活に直結しておりまして郵便料金が上ると同時に、これがどういうふうに家計に響くかという問題よりも、むしろサービスがどういうふうに動いて行くかということが非常に重要な問題で、これは行政整理ともいろいろな関係があると思うのでありますが、單にこれ以上サービスを惡くしない程度でひと行たいというような消極的なお考えであつたならば、現在でも地方に行きますと、ずいぶん國民が不便を感じている面も多々持つているのでありまして、ますます私はサービスは改惡されて行くことは必定……

第6回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第3号(1949/11/22、24期、新政治協議会)

○山手委員 この二十四年度の予算は、ちよつと今説明があつたように思うのですが、もう一ぺん、ちよつと次長の方から御説明願いたいと思います。
【次の発言】 引揚げて来た人が非常に少かつたので、予算を十億二千四百万円削つたというお話でありますが、政府に、当初は大体四十六万九千人引揚げさず予定であつたのであります。それで大体引揚費の方は総額で六十六億組んでおると私は思つておるのでありますが、人が少かつたから予算を削つたということ、これは私ちよつと了解に苦しむのであります。そういたしますと、政府は今からの引揚げというものを、どういうふうに見込んでいらつしやるのか。現在までは幾分予定より少かつたかもわから……

第6回国会 議院運営委員会 第3号(1949/10/27、24期、新政治協議会)

○山手滿男君 この問題はいろいろあると思いますが、この数日来新聞にも突如として出ておるのですけれども、日本の貿易の状態はほとんど麻痺状態になつております。ことに最近日英通商協定とか、あるいは日独通商協定の問題等、全然われわれにわからない状態においていろいろなことが行われておるのであります。ことに昨日のフロア・プライスの打切りの問題、それに続く貿易手続の改善、あるいは自由港地帯の設定というような問題等、非常にいろいろな問題を提供しておるのでありますが、この緊急質問を見ますと、国内問題、労働問題関係のような問題に大しては、政府の所信を早めに明らかにしてもらう必要がありますので、この緊急質問はぜひさ……

第7回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第6号(1950/02/07、24期、新政治協議会)

○山手委員 大蔵省の関係政府委員の方にひとつ簡単に、一、二私のお伺いしたい点をただしてみたいと思います。戰時中に主として中国関係からでありますが、日本に送金をいたしました場合に、興亜院その他が強制的に公債を各商社なんかに持たせましてその公債がいわゆる登録公債になつて現在大蔵省でいろいろ登録という形で管理をしていらつしやると思つております。これは私の関係している会社にも二、三あるのでありますが、相当な金額になつていると思うのであります。先般来一、二利子の使用の許可その他があつたのでありますが、この登録公債は外地から引揚げて参りました者たちにとつては、何とかして利用したい最大のものでありますが、な……

第7回国会 通商産業委員会 第15号(1950/03/03、24期、新政治協議会)

○山手委員 時間がないという委員長からの御連絡でありますので、簡單に一点だけ私は通産大臣にお聞きをしておきたいと思います。というのは、先日通産大臣を初めてこの委員会に就任早々おいでを願いまして、通産大臣の抱負を聞こうということで、理事会をやつた席上におきまして、どんな重要な問題があるか、どういうふうな問題があるかというふうな話の行きがかりからいたしまして、あるいは電力再編成の問題あるいは中小企業の問題などがあるのだという話が出ましたところが、通産大臣はそんな問題は大した問題ではないのだというようなことを、ここで放言されておるのであります。今おいでになるこの席で放言されておる。その場におりました……

第8回国会 地方行政委員会 第3号(1950/07/15、24期、国民民主党)

○山手委員 私は簡單にいろいろの点について、少し大臣の御所見を承つてみたいと思うのですが、反対をするための反対ということでなしに、現在いろいろの事態が地方において起りつつありますので、そういうことを中心にして御所見を伺いたいと思います。今地方に参りますと、この地方税の問題とからみまして、市町村の統合あるいは分離というようなことが、いろいろな形で紛争の中心になつておるのでございます。今度あたり私が地方をまわつて見ますと、これが地方の市町村のたいへんながんになつておるし、あるいは県会に持込まれて、県会をたいへん紛糾さしておるという事例もたくさんあるのでございます。いろいろ実情を探つて見ますと、この……

第8回国会 地方行政委員会 第7号(1950/07/19、24期、国民民主党)

○山手委員 今減額申請の話が出たのでありますが、三重県あたりにおきましても、これは非常に極端なことが行われておるのであります。私ども地方に参りまして、いろいろ地方民から話を承りますと、想像以上にむちやくちやなことが行われておる。六月十五日に締切つたのでありますが、その直前にラジオや何かを通じまして、早くやれというふうな放送をしておるが、その期間もないのでわざわざ行くと、税務署の窓口ではできるだけ用紙を渡さない。用紙がないというようなことを言つて帰すようなかつこうをして、全然話にならない。しかもこういうような方法をとつておるのだということだけは、新聞やラジオなんかで宣伝をしている。何のことをおや……

第8回国会 地方行政委員会 第14号(1950/07/29、24期、国民民主党)

○山手委員 官房長官はお忙しいようでございますから、私ぜひきようお尋ねしておきたいと思うのであります。それはきようの本会議の鈴木さんの緊急質問に対しまして、総理大臣は半ば反駁的に、現在の日本の警察制度はきわめてずさんなものである、非常にまずいものである、不十分である、こういうふうなことを強く繰返し言明をされておるのであります。これは将来におきましても、国民もいろいろの角度から、各人各様ではありましようけれども、気にしておることでありますし、政治的にも何かのきつかけがあつて不測な事態でも起きました場合には、これは政府としても相当責任のある政治問題にもなるおそれがありますので、総理がきようおつしや……

第9回国会 地方行政委員会 第1号(1950/11/24、24期、国民民主党)

○山手委員 会期も非常に短かいのでございますが、また日曜も委員会をやろうという御計画のようでありますが、この法案を審議いたしますについて、附属書類といいますか、たとえていえば東京都職員服務規律とか、市町村職員服務紀律というような、これに関係する書類を、もう少し地方自治庁の方で、この委員会にそろえて提出をしてもらうように、委員長の方から督促をお願いしていただきたいと思います。

第9回国会 地方行政委員会 第3号(1950/11/26、24期、国民民主党)

○山手委員 私が一番初めにお伺いしたいと思いますことは、例の平衡交付金の振り割つた分の返還の問題でございますが、第一に聞きたいと思うのは、一般の分九百億は十月に仮決定をされて、渡し過ぎの分については返還をさせるということでございますが、どの程度、何億ぐらい、あの率から言いますと返すことになるのか、それをまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 金額にしてどのくらいですか。
【次の発言】 私はもつと多いように思つているのでありますが――今の数字をもつとはつきり後ほどまたお聞かせ願いたいと思います。市町村ではところによつては相当相違もあるかと思いますが、もう皆使つてしまつたのだ、地方税が数字の上……

第9回国会 地方行政委員会 第5号(1950/11/28、24期、国民民主党)

○山手委員 今の藤田委員からの質問にも関連いたしまして、私一、二点お伺いをいたしたいと思いますが、憲法の規定によりまするところの基本的な人権の重大なる制限をするわけでございますが、これに対する公務員自体の保護といいますか、救済というものは人事機関の運営のよろしきを得るということが、きわめて重大な意義を持つことじやないかと、私どもは考える。国家公務員の場合におきましても、現在の運営状態を見ましても、政府と人事院との間に、勧告をしても勧告しつぱなし、取合わないというようなことで、人事院というものがきわめておざなりのものになつて行きつつある。ところが今政務次官のお話がありましたように、できるだけ簡素……

第9回国会 地方行政委員会 第6号(1950/11/29、24期、国民民主党)

○山手委員 議事進行について……。昨日も私から地方財政委員長の出席を求めてお約束をしておいたのでございますが、この時間になつてまだ御出席がないのでございます。きようも知事会議もやつておりますが、地方に対する交付金の問題その他きわめて重大な問題が山積をしておりますし、その地方の熱望というものはきわめて強固なるものがあるのでございます。でありましてこの地方公務員法の審議にあたりましても、この問題をどうしても解決して、並行してかからなければならないという建前なんでございますが、野村さんの地方財政委員長の御出席はいかがでございましようか。
【次の発言】 野村さんの方からお出しになりましたところの意見書……

第9回国会 地方行政委員会 第9号(1950/12/05、24期、国民民主党)

○山手委員 時間がございませんので、大体要点たけ重点的に大臣にお聞きしたいと思います。この法案の中心は、何と申しましても地方公務員の政治活動の制限の問題であろうと思うのでありまするが、この三十六條の規定は、その第五項に、「本條の規定は、職員の政治的中立性を保障することにより、地方公共団体の行政の公正な運営を確保するとともに職員の利益を保護することを目的とするものであるという趣旨において解釈され、及び運用されなければならない。」こういうことが書いてあるのでありまするが、その辺のところを、大臣からこれを書きおろしたときの気持というふうなものを、もう少し具体的にお伺いしておきたいと思うのであります。

第10回国会 地方行政委員会 第7号(1951/02/07、24期、国民民主党)

○山手委員 警察予備隊に関する石炭の話が出ましたので、関連して一、二聞いておきたいと思うのでありますが、警察予備隊関係でいろいろな政商的な動きが行われておりまして、たとえて言えば被服、繊維関係のいろいろな業者が、警察予備隊の創設に伴いまして非常な暗躍をして、一時ある実力のない業者が一手に引受けて、結局それが手に負えないという事実がわかつて、さらにキャンセルをしたとか、いろいろなうわさが飛んでおりますけれども、政府委員の方でそういうことについてどういうようにお考えになつていらつしやるか。巷間ではそういうことについてうわさもあるのでございますから、お聞きしておきたいと思うのであります。

第10回国会 地方行政委員会 第8号(1951/02/08、24期、国民民主党)

○山手委員 ただいま床次君からのいろいろの質問に対しまして、一応概略的な御説明を承つたのでありますが、私ども考えますのは、今小野次官から御答弁がございましたが、できるだけ地財委の案をプッシュして行くようにして、政府案の中に盛り込ますように努力したというお話でありまして、それは多とするのでありますが、現実にはそれでやつて行けるかどうかということが、問題であろうと思うのです。昨日もこの委員会に群馬県の知事さん、県会議員さんが出て参られまして、きわめて悲痛な陳情があつたのでございまするが、そういうことは、ただ一群馬県の問題だけではないのでありまして、全国的な現象として、公選知事がこれからどうなつて行……

第10回国会 地方行政委員会 第11号(1951/02/17、24期、国民民主党)

○山手委員 辻さん及び齋藤長官からのお話で、意図しておられる警察法の改正そのほかの問題のアウトラインは、大体わかるような気がするのでありますが、二、三の点について御質問をしてみたいと思います。  今しよつぱなに、定員を約二万人増加しまして、五万人にするというお話でございますが、現在の国家警察の三万人という方々は、一つの村の駐在所にぽつつとおられる。それが全国的な広い区域に散在をしておるわけでございまするが、二万人ふやすといたしまするならばどういうふうなぐあいにこれを配置する御意図であるか、その点をお伺いしたいと思うのでございます。
【次の発言】 さつきお話がございましたが、北海道のように非常に……

第10回国会 地方行政委員会 第29号(1951/05/12、24期、国民民主党)

○山手委員 今の質問に関連して、私ちよつと聞いておきたいと思つておりますが、今日警察法の改正の問題が提起されておりますが、この警察法の改正の問題ともにらみ合して、われわれが大いに考えさせられる問題は、この間のリツジウエイ声明、そのほかにからみまして、政令で出されたもの、そのほかこれを順次日本側が自主的に改廃をして行くというふうなことが許される、自主性を回復することができるという傾向ができて来たのでありますが、この地方行政事務の再分配に関する勧告というのは、いわゆる占領下においてこういう勧告がなされたのでありますが、近く講和が締結されることとにらみ合せまして、警察法の改正が地方自治の本旨を徹底す……

第10回国会 地方行政委員会 第30号(1951/05/14、24期、国民民主党)

○山手委員 警察法の改正につきまして、いろいろ世間もやかましく議論をしておるようでありますが、私どもの党の方の関係もありますし、一般的なものを、まずお聞きしてみたいと思うのであります。  法務総裁にお伺いしたいと思うのでありますが、この警察法の改正を一時は出されないのじやないかというふうなことが言われておりましたのに、さらに極力奔走されまして、急遽御提出になつた理由、特に現在こういうものを出さなければならないほど、治安状況が緊迫をしておるのかどうか、そういう点についてお伺いをしたいのであります。
【次の発言】 ただいまの御答弁にありましたが、現在の実情より見まして、こういうものを早急に審議し、……

第10回国会 地方行政委員会 第32号(1951/05/16、24期、国民民主党)

○山手委員 私昨日お聞きをいたしましたことに引続いていろいろお伺いをいたしたいと思うのでございますが、提案されましたこの法案の中をよくかみしめて読んでみまして、いろいろまた自警連、自公連、そういう立場の人人の意見も聞いてみたり、陳情書なんかを読んでみましても、どうも私はこの改正案というものが新しく要請されております警察力の強化というものに、どれだけ役立つて行くものか、あるいは根本的にどれだけこれが解決の道を開くものであるかということについて、非常に疑問を抱くような気がするのであります。どちらにいたしましても、警察制度が今日のように国警、自治警、そういう二本建てになつているというところ、いろいろ……

第10回国会 地方行政委員会 第42号(1951/08/14、24期、国民民主党)

○山手委員 財政委員会の方からも、自治庁の方からもいらつしやつておりますから、二、三お伺いしたいのでありますが、きようの新聞あたりを見ておりますと、例の教育平衡交付金制度というふうなものを創設するのだというふうな議論が出てみたり、それから行政事務の再配分について、相当つつ込んだ答申を各委員会の方からされているようなふうに新聞が報道しておりますが、新聞は非常に漠然とした報道でありますし、誤解も相当あるように私は思うのでありますが、その辺のことについて、自治庁並びに財政委員会の方から、ひとつ詳細な現在の段階の御意見を承りたいと思います。
【次の発言】 教育平衡交付金制度の問題がただいま出たのであり……

第11回国会 地方行政委員会 第1号(1951/08/16、24期、国民民主党)

○山手委員 簡単にお聞きしたいと思いますが。地方財政の計画を立てます上において、何といつても平衡交付金と起債のわくの問題が大きな問題になるのでありますが、と同時にやはり今年度の当初予算あたり以後の、地方税の自然増収というふうなものを、どういうふうに見積つて行くか、これもたいへん重要な問題になつて来ると思うのであります。これは地方の府県の見ておる数字とそれからの地財の方で見ていらつしやる数字、あるいは今承りますと、大蔵省の方の当局の方々はもつと多いように見ておられるというふうにお考えでございますが、私はよほどこの自然増収というものを正確に見ておいていただかぬと、問題が残ると思うのでありますが、大……

第11回国会 通商産業委員会 第1号(1951/08/17、24期、国民民主党)

○山手委員 ただいま私の聞きたいと思つていたことを二、三お聞きになりましたので、重複しない限りにおいて少しお伺いをしてみたいと思うのであります。  一般論でありますけれども、今日大企業を含めて業界が非常な金融難に陥つておることは御承知の通りでありますが、今国内物価の水準を少し引下げるというような一律の大わくで、中小企業の金融に対しても非常な引締めが大蔵省の方の指令で行われておるのじやないか、こういうことが私ども感ぜられるのであります。中小企業の金融とインフレとの関係が、どの程度にまで大企業のそれと性格が違うかというようなことも議論をして行かなければならぬのでありますが、大蔵省が相当金融を引締め……

第12回国会 地方行政委員会 第1号(1951/10/12、24期、国民民主党)

○山手委員 市町村税課長がお見えになつておりますから、私一点だけお聞きをしておきたいと思いますが、市町村間の税の配分の問題で、相当各地で不公平が起きておるのではないかというような気がするのです。というのはある町に、その町の大きさからいつて固定資産の評価額が、二億以上になつている一つの会社がある、二億以上越すからその税は近接町村に配分しなければいかぬというふうなことになつて来る。ところがその近くに同じような大きさの町村があつて、その町村には、一億四、五千万円くらいの評価をされる工場が三つばかりある。ところがそれは二億を越しておらないために、全然近接町村に持つて行かれない。たまたま一つの二億以上に……

第12回国会 通商産業委員会 第3号(1951/11/08、24期、国民民主党)

○山手委員 私も関連して二、三お尋ねしておきたいと思います。先ほどの次官のお話はよりますると、ガス方面は二、三日の貯炭しかなくて相当にきゆうくつであるけれども、その他の関係部門におきましては大したことはないような、いわば楽観的なお話があつたように私は聞き取つたのでございまするけれども、これは相当事実と相違している。なるほど非常に大きな資本力を持つておつたり、余裕のあるところは相当に手当をして買い込んでおりますが、きわめて偏在していると考えるのでありまして、さつきのお話をもう少し敷衍し、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 なるほど今年は今まで石炭の生産は比較的順調に来たように私は思つており……

第12回国会 通商産業委員会 第8号(1951/11/15、24期、国民民主党)

○山手委員 今御答弁がありましたが、一点だけ私お伺いしておきたいと思います。さつき問題になつておりました品川という人は係長でもないし、一係員にすぎないというふうなお話でございました。私どもいろいろ承つておるところによりますと、各地で相当な融資の申込みがありましても、係員なんかに相当手を尽して説明をいたしましても、すぐ上の段階に、またその上の段階にというふうに、地方ではなかなか借入れられないのが、商工中金から融資を受ける実態であると思う。ところが今度問題になつたのが、今豊田さんからお話になつたところによりますと、係長でもないのに、それだけの収賄をし、あるいはまた莫大な饗応を受けて、一億何千万円と……

第12回国会 通商産業委員会 第12号(1951/11/28、24期、国民民主党)

○山手委員 そのことについて私は大臣に一、二お伺いをしておきたいのでありますが、大臣はあの四日市の施設の一部分をある会社に転用さす了解運動を総司令部の方へ行つておやりになつております。しかしわれわれ考えますると、私はあの厖大な施設の実情をよく存じておりますけれども、あれは化学工場でございまして、四方八方パイプが通つておる。あるいはその関連というものがくもの巣のようになつておる。それのまん中あたりのいいところを一部の会社に転用さすというような動きについて、大臣が総司令部に乗り出してされますると、それに関連して地下のパイプでつながつておる周囲のいろいろな施設が全部だめになつてしまう。今お話の諮問委……

第12回国会 通商産業委員会 第14号(1951/11/30、24期、国民民主党)

○山手委員 風早委員の質問に関連して一点だけ伺いたいと思いますが、今の御答弁の中で、私ちよつとおそく来たのですが、米の供出代金が一千億円くらいもうどんどん出ているというふうな御答弁であつたように思うのですが、この供米代金が、中小企業、特に関西方面からずつとああいう早作地帶以外のところでは非常に年末金融と関連があるのですが、もう供米代金が一千億も出て、正月前に円滑に動くというようなお考えのようでありましたが、その点ちよつとお考え違いじやないかと思うのですが、どうですか。
【次の発言】 今のお話と関連するのでありますが、商工中金の方で特にめんどうを見ていただかなければだめではないかと私は思うのであ……

第13回国会 通商産業委員会 第3号(1951/12/14、24期、改進党)

○山手委員 官房長も来ておられるようでありますから、実は大臣にお聞きをしたいと思つておつたのでありますが、いろいろの意味でこれは注目をされておりますので、きようは事務的なことを中心にしてお尋ねをしてみたいと思います。賠償指定施設については、終戦後六年でありますし、講和條約も締結されたのでありますから、当然これがおちつくべきところにおちついて行くだろうということは、だれも考えておることであります。従つていろいろ業者の方では払下げの運動をし、あるいは活用するということについての構想を進めておつたわけでありまするが、先般それとは逆の指令が総司令部から出たということが新聞にも報道をされております。その……

第13回国会 通商産業委員会 第5号(1952/02/04、24期、国民民主党)

○山手委員 大体言い尽されたような気がするのでありますが、あえて重複をして少し質問をしてみたいと思うのであります。  先ほどから御答弁がありましたように、織機の台数も絹、人絹だけでなしに全般的に過剰になつて来ておるという事実があります。ところが織機だけでなしに紡績あたりでも、今日では中小紡績はもう整理統合の段階に来ておるというふうな実情が新聞紙上などに報ぜられておるのであります。私は、先ほどからの政府の御答弁を聞きますと、終戦後、あれだけの計画的な統制経済を現政府が一ぺんに野放しにされた結果がこういう実情に立ち至つた、徐々に、段階的に、もう少し現実を見きわめた統制の解除なり業界の指導がなされな……

第13回国会 通商産業委員会 第6号(1952/02/09、24期、国民民主党)

○山手委員 年末、この問題が少し具体的に動き始めた当時、私はここで少し質問をしたわけでありまするが、その後の事情もありまするので、大臣及び通産当局に御説明を求めたいと思う次第であります。  御承知のように、賠償指定施設はわが国内に全部で八百数十箇所あるということは御承知の通りであります。この八百数十箇所の賠償指定施設は、その後民間そのほか私有のものは逐次返還をされたり、逐次活用済みにもなつておりますが、百四、五十箇所の政府、国家所有のものが、非常に大きなウエートを占めているにもかかわらず、いわゆる国有財産であるために今日まで凍結されたような形で温存をされ、日本の経済再建のためには未稼働の状態に……

第13回国会 通商産業委員会 第7号(1952/02/12、24期、改進党)

○山手委員 この問題については、私はこの委員会でも再三大臣初め皆さんにお聞きをしておりまするので、もうくどくどとは申し上げませんが、先般ああいう新聞記事も出ましたし、いろいろ話も伝わつておるように思いますので、私は実際にあの施設を見ておりまする一人として、大臣は非常に良心的に、まじめに御答弁になつておりまして、非常にいいと思います。しかしいろいろな動きもあるし、かつあれだけ大きなものが野ざらしになつておるし、しかもそれが非常に重要なものでありますので、私はこういう問題は、ぜひとも早急に裁断をお下しになつた方が、ある意味ではむしろ問題を解決して行く方法ではないかと思います。日米経済協力の問題や将……

第13回国会 通商産業委員会 第9号(1952/02/21、24期、改進党)

○山手委員 改進党はいろいろ研究してみましたが、本案については賛成をいたすものであります。
【次の発言】 この石油及び可燃性天然ガス資源開発法が上程されました機会に、少し石油のことについて御質問をし、あわせてこの法案についても御質問をしてみたいと思います。  この石油の問題は、戰争中からずいぶんいろいろ問題がありますし、現在も統制の残つている唯一のものであるといつてもよいくらい特殊な性質のものでありますが、今日一般の鉱物油は大体需給が見合つていることは御承知の通りでありますが、ガソリン等につきましては通産省と運輸省の間で相当見方が違つておる。運輸省の方はまだ相当量不足しているような見方でやつて……

第13回国会 通商産業委員会 第10号(1952/02/25、24期、改進党)

○山手委員 最近この通産委員会はきわめて不活発であります。この時の流れが非常に急ピツチで流れておつて、ポンドの問題とか、あるいは繊維工業の操短の問題であるとか、あるいは商社の金融対策の問題であるとか、緊急非常事態に対処して行かなければならない問題が山積しておるのでありまするが、それらの事柄がこの通産委員会、国会を素通りをして顧みられないような風潮があるように思つておるのでありまして、私どもはきわめて遺憾に思つております。かつての軍工廠の活用の問題のごときものも、きわめて日本の経済再建にとつては重要な意義を持つものでありまして、これらの経過なり、あるいは具体的ないきさつというものがつぶさに説明を……

第13回国会 通商産業委員会 第11号(1952/02/29、24期、改進党)

○山手委員 田嶋君が出て来ていろいろ各論的なことをやつたのでありまするが、今日日本の経済界で大きな問題になつておるのは、御承知のポンド地域向け輸出調整の措置であろうと思います。これが十八日に実施をされまして、業界は相当に迷惑をこうむつておるし、相当動揺を来しております。昨日は政府におきましてもいろいろな議論が出て、経済協力最高顧問会議などというところでも相当議論をされたようであります。通産省はその独自の立場から大臣を先頭にしていろいろ敢闘をされておることも承知をいたしておりまして、この委員会をもう少し早くやつていただいていろいろ意見を言いたかつたのでありますが、少し遅れて時期はずれの気味があり……

第13回国会 通商産業委員会 第12号(1952/03/05、24期、改進党)

○山手委員 今大臣から御答弁がありました。私も今日本の経済界の実情を見まして、これを憂慮しておる一人でありますが、繊維の関係で操短が起きる、鉄鋼関係でそういう事態が真剣に取組まれて考慮されておる、ゴム工業界においてしかり、一時盛んで殷賑をきわめておつたパルプ工業においてもその余波を受けておる、製造工業部門に選てもいろいろな事態が起きつつある。こういうことを私は実際に率直に見て行つて、この付近で何か手を打たなければどうなるであろうかということをいろいろ考えておるものであります。それにつきましても、私はきよう材料を持つて来なかつたのでありますが、国際連合の列国の工業生産指数の調査を調べてみますと、……

第13回国会 通商産業委員会 第14号(1952/03/11、24期、改進党)

○山手委員 本会議が始まりましたので、私簡單に一、二お伺いしておきたいと思います。  債権者に不測の事態が起らなければもちろん問題はないのでありますが、日鉄がああいうふうになりまして、その基本的な資産関係を明示する登記の面が、かようになおざりになつておるようなかつこうで参つたり、あるいはさらにそういうことが継続されて行くということは、單に担保の問題ばかりではなしに、いろいろな問題でいかにも従来の官僚式のやり方の継続であるように思えて、私はふしぎでかなわぬと思うのであります。今資金計画のお話がありましたが、それについて思い出すのは、最近オーストラリアの方の輸入制限の問題でも、鉄鋼の輸出が相当影響……

第13回国会 通商産業委員会 第16号(1952/03/19、24期、改進党)

○山手委員 大蔵大臣が久しぶりに出て来られて、私ども聞きたいことは山ほどあるのですが、まず最初に聞きたいことは、先般大蔵省が中心になつて外為と話合いをし、通産省の方を出し拔いたようなかつこうであのポンド措置をおやりになつた。大臣はいつか施政方針演説の中でもはつきり言つておるように、朝鮮事変後の備蓄輸入によつて、先般来全産業界の不況、困窮というものはきわめて深刻に現われて来ておつた。ところが通産省の方の考え方を無視して、單に金融面だけの配慮からあのポンド措置をやつて、ポンド圏に対する輸出が全面的にとまつたというふうな混乱状態を現出させた。これは單に金の面だけから大蔵大臣の一方的な考えでああいう措……

第13回国会 通商産業委員会 第19号(1952/03/27、24期、改進党)

○山手委員 先般の本委員会において、私どもの党の森山委員からコンサーべーシヨンの問題に関して質疑をいたしておりまして、政府当局よりの答弁が保留をされておりました。この際保留をされた部分について、概略でよろしゆうございますから御答弁をお願いしたいと思います。
【次の発言】 電力料金の問題がようやくやかましくなろうとしております。今福田君からお話があつた通りでありますが、この問題は非常に重大でありますから、公益事業委員会の方からも、今お話があつた資料なり、事業委員会の方の腹を確かめてから、もう少し深く掘り下げて議論をしたいとは思つておるのでありますが、昨年の六割余の申請、今度の申請に対して、公益事……

第13回国会 通商産業委員会 第20号(1952/03/28、24期、改進党)

○山手委員 簡単に一点だけお尋ねをします。各地で米の関係で取引所をつくりたいというふうな動きがあるようでありますが、そういうものについての動きをできれば御説明を願いたいと思います。

第13回国会 通商産業委員会 第22号(1952/04/12、24期、改進党)

○山手委員 いろいろ電源開発そのほかについて御盡力を賜わつておりまする白洲さんに一、三お尋ねをしてみたいと思います。  御承知のように、今自由党の五十数氏の提案にかかりまする電源開発促進法案が国会にかかつて、先般からいろいろ研究をし、審議をいたしておるのでありまするが、この法案については、白洲さんはもとより十分よく御承知であるし、御連絡の上でおやりになつておられると思うのでございますが、この法案について白洲さんはどういうふうにお考えであるか、まずその基本的なお考えをお漏らし願いたいと思います。
【次の発言】 白洲さんは東北電力の会長であつて、その意味でも関係がありまするが、御承知のように、安本……

第13回国会 通商産業委員会 第28号(1952/04/23、24期、改進党)

○山手委員 私も改進党を代表いたしまして、ただいま議題になつておりまする中小企業等協同組合法の一部を改正する法律案に賛成をするものであります。本改正によりまして中小企業者の規模の基準を引上げる等の措置をし、あるいは広地域の連合会の事業に関する制限を廃止いたす等の処置がとられるのでありまして、これらについては一応、私どもは何ら異議もないし当然かくあるべきものであると考えておりまして、賛成であります。現在中小企業が大企業の操短そのほかによりまして、遠慮会釈もなしに、下につながつておる中小企業が見殺しにされつつある実情にあるのでありまして、どうしてもこの中小企業者に金融をつけてやらなければならない実……

第13回国会 通商産業委員会 第29号(1952/04/24、24期、改進党)

○山手委員 この問題についてお聞きすることはさつきから大体同僚議員によつて明らかにされておりますので、私は一、二点だけお伺いしておきたいと思うのであります。提案者の方からの説明もいろいろ聞いておりますが、只見川のような大電源地帯の問題にからんで、東北あるいは東京、各電力会社において、争いというほどじやないが、お互いにわが田に水を引くような、非常に困つた問題がないことはない。さつき東電の社長さんのお話によると、積極的に協力をしてやるのだというお話でありましたけれども、これを逆に見れば、相互にとり合うというかつこうで、開発問題そのものについて、なかなかきめがたい点が出ておるのではないか。そういう関……

第13回国会 通商産業委員会 第31号(1952/05/08、24期、改進党)

○山手委員 予定にはなかつたのでありますが、昨日来各電気会社の株式の高騰を見ておりまするし、いろいろ先般来この委員会でやつております電気料金の値上げの問題についても、その後政府と公益事業委員会との間が決定的に対立したまま政府が押し切られたようなかつこうになつておる。公益事業委員会の方はそういう状態でいろいろ新しい材料も出ておりますので、今株式市場で起りつつある現状というふうなものを電力料金とも見合つてどういうふうにお考えになつておられるか、松永委員長代理の方から御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 電力料金の問題は大きな社会問題でもあるし、わが国の産業経済界におきましても大きな問題であり……

第13回国会 通商産業委員会 第32号(1952/05/09、24期、改進党)

○山手委員 総括的に私は二、三点お伺いをしておきたいと思います。この臨時石炭鉱害復旧法案というのは、この法の精神は石炭を採掘することによつて生じた地表に現れたいろいろな故障を、鉱業権者とそれから土地の上に住んでいる、あるいはいろいろな権利者との話合いによつて除去することが建前なのでありますけれども、その話合いによつてそうしたいろいろな問題をセーヴし、除去して行くことが適当でない、そこに国家というものがさらに介入して強力に原状回復をするという考え方でありまするので、そういう考え方自身は私は何も反対する必要もなければ、大いにやつてもらわなければならないことだと思つております。しかしこの問題を軽卒に……

第13回国会 通商産業委員会 第37号(1952/05/16、24期、改進党)

○山手委員 簡単にいたします。私は石油の問題については、いろいろ関心を持つております。今同僚の加藤委員からいろいろ勧告の点について質疑が行われておりましたのを聞いておりましても、いよいよ私どもの考えておることについて、じつくり考えなければならないという気を起す次第であります。というのは、結局今大臣がお話になりましたように、この勧告は、石油という特殊な資源に対して格別なる関心を政府が持つておられるということから私は出発したものだと考えるのであります。日本の近い将来のいろいろな情勢を考え合せてみましても、政府がこれから先さらに燃料資源、石油政策というものに対して、格段の努力を拂つてもらわなければい……

第13回国会 通商産業委員会 第41号(1952/05/27、24期、改進党)

○山手委員 輸出取引法案について少しお伺いをしてみたいと思います。この法案は地味な経済問題でありますので、全般的には議論があまり沸騰しておらないのでありますが、交易で過剰人口を養つて行かなければならない日本にとつては、この法案は将来非常に重要性を増して来る法案であることを確信いたしております。この法案の目的は、第一條に書いてありますが、「不公正な輸出取引を防止し、及び輸出取引の秩序を確立し、もつて輸出貿易の健全な発展を図ることを目的とする。」こう書いてあります。しかしながら、私は従来の例からいたしましても、単にこういう抽象的なお座なりのことでは、こんな法律をつくる意味が了解できないのであります……

第13回国会 通商産業委員会 第43号(1952/05/29、24期、改進党)

○山手委員 私はきようは各條文についてお尋ねしておきたいと思います。まず通産省の方にお尋ねをしたいと思うのでありますが、第二條の第四号におきまして、「公正な商慣習にもとる輸出取引であつて、政令で定めるもの」というふうに、非常に漠然と規定をしてございますが、これについて特にどういうふうな政令をお出しになるつもりか、まず最初にお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 最近アメリカから輸入しておりまする大豆などについて、国際的な大きな紛議が起きようといたしておるようでありますが、日本とアメリカの商社との間の契約によつて輸入をされた大豆が、契約で定めてありまする要件と著しく異なつたものを実際には……

第13回国会 通商産業委員会 第46号(1952/06/03、24期、改進党)

○山手委員 討論、採決を行うに先だちまして、一言あらためて公正取引委員会の委員長にお尋ねをいたし、将来解釈上疑義が起きないようにしておきたいと思う次第であります。と申しますのは、輸出取引法案は、第十一条において輸出組合の行う事業を規定しておるのでありますが、組合がこの事業を行うにあたつて、独禁法及び事業者団体法の適用を除外しておりますのは第十一条第二項の場合のみでありまして、輸出業者の不公正な輸出取引を防止する第十一条第一項についてはその適用を除外されておらないのであります。輸出業者の行う不公正な輸出取引は何ら保護される筋合いのものではないのであつて、当然に禁ぜられているのであり、独禁法、事業……

第13回国会 通商産業委員会 第48号(1952/06/05、24期、改進党)

○山手委員 先般の本会議における今澄議員の緊急質問の際に、議場が騒然といたしておりまして、松本委員長のお話せられることがわれわれにもよく徹底をしてお聞き取りすることができなかつたのが残念であつたわけでありますが、この委員会は、十分詳細に従来の経過なりいろいろなお考えを承つて、この問題の解明に役立ちたいという気持を持つておりますので、まず松本公益事業委員会委員長から、本会議でお述べになろうとした大要でもよろしゆうございますから、経過の詳細を承りたいと思います。
【次の発言】 ただいま松本委員長から経過を承りまして、日本の産業を左右するところの電力界において、かくのごとき不祥事が起つておつて、あた……

第13回国会 通商産業委員会 第49号(1952/06/06、24期、改進党)

○山手委員 提案者にお伺いをいたしたいと思うのであります。この法案が提出されました中小企業の育成をはかるという趣旨については何らわれわれも異議をさしはさむ理由を持ち合せませんし、全面的に賛成でございます。趣旨には賛成でございまするが、二、三この法案の中に疑義もありまするし、不徹底な面もあるように思いまするので、お尋ねをしておきたいと思うのであります。  まず第一に、私がお伺いをいたしたいことは、この法案によつて企図されているいろいろな構造というものが中小企業に有効なものであることは一応認めるのでありまするが、中小企業庁を廃止してみたり、いろいろな金融措置そのほか中小企業に対して従来積極的にやる……

第13回国会 通商産業委員会 第50号(1952/06/10、24期、改進党)

○山手委員 前会に二、三私からこの法案に対して質疑をいたしたのでありまするが、残してある部分を、重複を避けつつもう一度お伺いしてみたいと思います。私がこの法案を読み直してみて痛感することは、この法律の題目は中小企業の安定に関する臨時措置法ということになつておるのでありまするが、実際には、政府側が積極的にこうするのだという規定は何ら入つておらない。業界の中で、何か相互に大企業と中小企業というふうなものを対立させた観念の中に追い込んで行くというふうな規定、中小企業と大企業とが対立の前提に立つて、これを調整して行くというふうな響きが非常に強い法律であるように思うのであります。政府あるいは国家が中小企……

第13回国会 通商産業委員会 第52号(1952/06/12、24期、改進党)

○山手委員 今いろいろお話を承つたのでありますが、まず第一にゴムの山本さんにお伺いをいたしたいと思います。先ほど、二百工場ばかりあつたのが七十五工場ぐらいに現在減つているというお話でありますが、このことは、ゴム工業の大部分が家内工業のようなかつこうで操業しているということを意味しておるのであろりと思うのでありまして、非常に実情の深刻なことがうかがわれます。ところで自動車のタイヤ、チューブというふうな比較的大規模のゴム会社によつて経営されておる品種につきまして、この法案が通つた場合に、大規模なブリヂストン・タイヤとか横浜護護というようなものと中小企業者の立場というものとは、特にタイヤの輸出という……

第13回国会 通商産業委員会 第54号(1952/06/14、24期、改進党)

○山手委員 ただいま議決されました特定中小企業の安定に関する臨時措置法に附帶をいたしまして自由党、改進党及び日本社会党三党で、特定中小企業の安定に関する臨時措置法附帶決議案を提出をし、御賛同を得て可決をしていただきたいと思います。まず案文を朗読いたします。   特定中小企業の安定に関する臨時措置法附帯決議 この法律案は中小企業安定の一助として有効なるも、なお万全とは申し難い。よつて政府はその運営に遺憾なきを期するため本法施行に当つて次の各項につき格段の留意を拂うべきである。  一、生産数量に関する勧告及び命令を発する場合に通商産業大臣は特に愼重を期し、いやしくもわが国の輸出産業に悪影響を……

第13回国会 通商産業委員会 第59号(1952/06/24、24期、改進党)

○山手委員 資源庁の長官の顔を見ましたものですから、私は一言お尋ねをいたしておきたいと思いますが、例の帝国石油の調停を資源庁の長官がおやりになつたように聞いております。しかし新聞紙上にも調停がすでに完了したようなことを伝えておりまするが、実際ほそうでもないということで、さらに会社がごたごた紛糾を行くようなうわさも聞いておるのでありますが、この際長官からその調停の経過をひとつお聞かせをお願いします。
【次の発言】 今のようなことは私も知つておりますので、お聞きしようと思つたわけではないのであります。要するに私がお聞きしたいと申し上げましたのは、あなたの方は労働組合の方から委任を受けられて調停に立……

第13回国会 通商産業委員会 第62号(1952/07/26、24期、改進党)

○山手委員 ただいま自由党の福田委員から、きわめて慎重に扱うべしという建前で、資料を十分にそろえなければいかぬという御提案がありました。私は本法案が全国民生活に、全産業の消長に関係をするきわめて重大な御提案であることをいまさらのごとく考えまして、私はもつともだと思います。しかも会期がわずか数日しか残つておらない。先般来本法案はすでに提案をされておるとかおらないとか、きわめて不明朗なことがたくさんうわさに伝えられておつて、私は聞いておつたのでありますが、どうもすでに解散気構えにもなつており、会期が余すところ数日というときに突然こういう重大法案を出して来られたのでありますが、これは審議をして衆議院……

第13回国会 通商産業委員会 第63号(1952/07/29、24期、改進党)

○山手委員 いろいろありますが、私は一意だけ通産政務次官にお伺いをしておきたいと思うのです。さつき理事会で、例の東南アジア諸国へ修好使節団を派遣するという問題について、委員長並びに与党の理事諸君はどういうふうに聞いているのかという質問をいたしたのでありますが、何ら聞いておらない、こういう話であります。いろいろ聞くところによると、これは政府の修好使節団であるとかあるいは国会議員団を派遣するとかいうふりなことで、性格もあいまいでありますが、この点について東南アジア諸国と日本との貿易なり友好関係、経済上り関係を親密にするという議論は、この委員会が終始一貫していろいろ研究をし、また推し進めるようにやつ……

第13回国会 法務委員会 第12号(1952/02/13、24期、改進党)

○山手委員  私は法務委員ではなかつたのでありますが、三重県の松阪事件について法務委員会が参考人を多数お呼びになつて糾明をされるというお話でございますので、私本日臨時にかわつて実はお聞きしておつたのでありまするが、今田嶋委員からいろいろ質疑がありました。私地元でいろいろなことを聞いておりましたし、見ておりましたことと、相当考えさせられる議論がかわされておりますので、一言なかるべからずで申し上げる次第でありますが、今お話がありましたように、私はこの松阪の大火の与えた社会的な影響は非常なものであつた。相当に混乱を地方に与えたことも事実であつたと私は考えております。難事件を私は警察当局がよくよく糾明……

第13回国会 予算委員会 第24号(1952/04/02、24期、改進党)

○山手委員 関連して。今の問題ですが、今の御答弁は、通産委員会で通権大臣以下が答弁をしておることと、まつたく食い違つた逆の方向を管財局長は御説明になつておる。私はその問題について、貸しくだされという事態が将来起きる場合が考えられるのだが、貸すのか、売るのかということを質問いたしました。本間次官も同席されておつたと思いますが、これは原則として払い下げない、これは貸与だということをはつきり通産大臣は言つておる。そうすると五人委員会の結論を出して、先般播磨の工廠の問題を決定されておるのでありますが、その払下げ価格なんかも、ここで大いに議論をしなければいかぬ事態になつて来る。ところがあの当時通産委員会……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 通商産業委員会 第3号(1952/11/12、25期、改進党)

○山手委員 関連して通産大臣に簡単に伺いたい。こういう問題は、いわゆる防衛産業に関係があるのでありますが、今のお話の国有財産を安く払い下げるという方法を是正して行こうという考えであることは、われわれも承つております。しかし今までいろいろ仮決定のようなことがされた高蔵工廠の問題やあるいは火薬廠その他の工場に対して、新通産大臣が全然新規な見地からこれを検討いたして、いわゆる国有民営方式でこういうものを処理して行こうという基本観念を新聞などに発表しておられるようでございますが、その点についてもう少上明確な御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 ちようど通産省の官房長が来ておりますから、今たまたま……

第15回国会 通商産業委員会 第4号(1952/11/27、25期、改進党)

○山手委員 私は簡単に三点、次官及び局長にお聞きをしておきたいと思います。この暫定法が出されましたのは半年も前だつたと思いますが、電気事業再編成令及び公共事業令が平和條約の効力発生の日から六箇月をもつて完全に効力を失うことがわかつておつて、その当時政府側の方からも、それに対処する立法をして出て来る、今日見られるような、法律が全然ないという状態を防ぐ意図に出ておられた。ところが私どもの方は、そういう事態が起きているくトラブルもあるであろうから、早急に根本的なものをつくつて国会に出すべきではないかということを言うておつたのでありますが、何の理由かわからずに与党側によつて伏せて来られた。そうしてとう……

第15回国会 通商産業委員会 第7号(1952/12/08、25期、改進党)

○山手委員 私は大臣にお伺いいたしたいのでありますが、今の大臣の御説明そのほかから伺つておりますと、どうも今までやつて来たことを羅列されたというふうな感じであつて、新味がちよつともないのであります。今までのいろいろな数字をよく検討してみますと、鉱工業生産においては、わが国はヨーロッパやそのほかの各国に列しましても、決して遜色のないくらいに回復をして参つておる。戦後すでに一三一というふうな数字を示しておるのでありまして、これはイタリア、ドイツに比べて何ら遜色はない。ところが、事貿易になりますると、ドイツは輸出が一三六、輸入が一三一、イタリアは輸出が一四一、輸入が一二四であるのに対し、日本は特需を……

第15回国会 通商産業委員会 第9号(1952/12/13、25期、改進党)

○山手委員 私は一点外務大臣にお伺いをしたいのですが、機密保持の約束があると言われるが、そういう機密保持の約束をして一定の国際的なとりきめに日本が参加する、吉田さんは秘密外交じやないと繰返して言つておるのでありますが、この場合やはり一種の秘密外交になると思う。国民に知らされないような内容のものを政府がかつてに締結しておいて、これは機密保持の約束をしておるのだ、これはどういう意味なのですか。私は外務大臣に率直にこの点について釈明をしていただきたい。
【次の発言】 今の大臣のお話で私は了承しない点があるのであります。大筋だけは国民に了承していただけばいいというお話でありますか、この問題については大……

第15回国会 通商産業委員会 第12号(1952/12/17、25期、改進党)

○山手委員 きようはやめておこうと思つたのですが、一言お伺いいたします。貿易の振興問題についていつも非常に強調される問題は、通商航海条約の問題をうまく処理して行く、推進をするということが一つの主眼点になつていると思うのであります。この点についてはほとんど国会にも報告されないままにいつも政府の方で何がしかの代表を派遣して、通商航海条約はこそこそときめられているというようなことが実態でありますが、この際通商航海条約を締結すべく各国と交渉をしている、あるいは折衝している、そういうことに対する政府の態度なり経過を一応御報告を願いたいと思います。

第15回国会 通商産業委員会 第13号(1952/12/20、25期、改進党)

○山手委員 私は改進党を代表いたしまして、強い希望意見を付して、本案に賛成の意を表明いたします。  公共事業令及びこの再編成令は、独立と同時に当然改変さるべきものであり、失効の時期が来ることはあらかじめ明らかにされておつたところでありまするし、政府と公益事業委員会との従来の行きがかりからいたしましても、法の空白期間をつくることなしに、政府は国会の審議を通じて電気、ガス等の公益事業に対してしつかりした恒久的な立法を早くすることが当然であつたのでありますが、今日まで放置をされて、今日の段階になつてポツダム政令を単に焼き直して法律にして、暫定的にその効果を復活さすというふうなことは、きわめてまずいこ……

第15回国会 通商産業委員会 第14号(1952/12/22、25期、改進党)

○山手委員 今社会党の左派の加藤君は繊維局長非常に頼もしいというような御発言をされましたが、私は逆であります。さつきからのお話を聞いておりまして、私は非常に心細くなつたのです。と申しますのは、今日の繊維業界の実情は、国際的に非常に競争力がある、ただわずかながら外国の政治的な手によつてその輸出力というものが消されている、それを消しもどすことが必要だという程度に消極的で、それ自体が非常に競争力を持つておるようなお話でありましたが、私はそれは逆である、今日コストがわずか一円や二円安いからとか高いからということで、品物がわずかばかり安ければ輸出がどんどんきくという状態なら問題はないのです。ところが価格……

第15回国会 通商産業委員会 第19号(1953/02/13、25期、改進党)

○山手委員 私はちよつと中座をしますので、簡単に貿易のことを二、三お尋ねしておきたいと思うのであります。輸出品取締法の改正案が提出されましたのも、すべて現下の事情からいたしまして、貿易の振興ということに力を注ぐという御意図の一つの現われであろうと思うのであります。今も話が出ましたように、いろいろな施策が具体化されて行く状態を見ておりますと、私どもは努力をしておられることに了承を与えるに必ずしもやぶさかでないのでありますが、実際にはどこまで実効のある手が打たれておるかということについて疑問を持つものであります。  私がここでまず第一にお尋ねをしたいと思うのは、貿易振興という問題を、現在どういうふ……

第15回国会 通商産業委員会 第26号(1953/03/02、25期、改進党)

○山手委員 関連して……。さつきからの御説明に関連をして一言お尋ねしておきたいと思うのですが、行政協定に基いて駐留軍の施設がいろいろ整理をされつつあると承知しております。ことに日本政府側から要望された都心地区、目抜きの通りとか、主要な地域における施設は全然目立たないところに疎開をするなり、撤去して持つて行つてもらいたいという方針で交渉しておられて、ある程度それが実行されつつあることも承知をしておるのでありますが、しかし今回東京にいたしましても、この国会周辺でも、だだつ広い大きなキヤンプを高慢然と構えておつたり、いろいろしおります。ことに地方などに行きますと、これが政府によつてはあまり認識されて……

第15回国会 通商産業委員会 第30号(1953/03/06、25期、改進党)

○山手委員 副総裁からただいま御説明を伺つたのですが、二、三の点について私はお伺いをしたいと思います。電源開発会社が昨年できて以来、いろいろ世間から注目をされておるのでありますが、特にいろいろ問題になつた地点、しかも重要な電源地帯、そういうものに手をつけておられるのでありまするが、工事の進捗状況は必ずしも当初予想したように円滑に行つておらないのじやないか、こういう風評があるのであります。今御説明のありました佐久間地方の発電所の問題にいたしましても、水没家屋の移転に対する補償の問題、そのほか土木工事の関係で、外国土建業者を入れるというふうな問題、いろいろ方々困難な問題が錯綜して来て、うまく円滑に……

第15回国会 通商産業委員会 第32号(1953/03/10、25期、改進党)

○山手委員 ちよつと関連して。今同僚の南委員の質問に対する岡田長官の御説明でありますが、私はこの二十條から二十一條、二十二條、ここらあたりがこの法案の一つの山でもあろうと思うのであります。こういう公庫をつくつて、実際に中小企業に金が流れて行くかどうか、これが問題なんです。従来も政府は、相当な資金を中小企業に流すと称して来た。しかし実際には流れておらない。今度公庫をつくつてみても実際に中小企業にそれが円滑に流れて行くかどうか。流れる態勢をつくらなければいかぬというのが私どもがこの法案を審議する主眼点であろうと思うのであります。そこで商工中金が一つある。一般銀行が八十ある。相互銀行が七十ばかりある……

第15回国会 通商産業委員会 第33号(1953/03/12、25期、改進党)

○山手委員 長谷川委員が今質問しておりましたことに関連して一、二大臣に、これは緊急問題でありますから御質問申し上げます。  ポンド圏に対する外貨予算の問題で、通産省と大蔵省が意見が対立をしておるように承つておりますが、ポンド圏貿易については先般――先般といいますのは、池田大蔵大臣当時通産省の意向を踏みにじつて、あたかもポンド貨幣は紙くずであるがごとき態度で臨んで、今日貿易不振は大蔵省あるいは外為のああいう行動が今日日本貿易の不振の一つの大きな原因になつておると私は思う。あの当時この通産委員会でも私どもみんなで大蔵大臣を呼んで来て、あるいは外為の木内委員長を呼んで来て議論をしたのでありますが、何……

第15回国会 予算委員会 第31号(1953/02/28、25期、改進党)

○山手委員 私は独禁法の改正に関係いたしまして、関係閣僚、公取委員長に御質問いたしたいと思います。独禁法の改正は巷間伝えられる以上に、日本の経済界にとりましては、将来重大な影響を与えるものであると考えております。未組織な経済界が、さらにこれを通して公々然とカルテルあるいはトラストを結成いたしまして、日本の経済界に非常に大きな影響を与えることは必至でございまして、この問題を政府が慎重に検討をされた上で、この提案をされたものであると確信をいたす次第でありますが、しかしこの提案そのものを見て、私どもは必ずしも納得ができないのであります。  まず第一にお伺いしたいことは、この独禁法の番人であるところの……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 通商産業委員会 第3号(1953/05/29、26期、改進党)

○山手委員 日本の産業界が知らないうちに日々非常な困難な状態に陥りつつあることは、もうみんなが認めておるところであるし、非常に憂慮をしておるところであります。こういう窮状を打開するために、抜本的な手を打たなければいけないということは、みんなが承認をしておるところであります。その中でもまず第一に大きく取上げられなければならぬのは貿易政策でのるわけでありますが、最近通産省内部において、貿易打開の抜本的な政策再出すためにいろいろおやりになつておるようでありますが、まずこの方回の説明を大臣からお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 きようの新聞にも通産省の方で態度を決定したようなことが出ておりま……

第16回国会 通商産業委員会 第4号(1953/06/01、26期、改進党)

○山手委員 金曜日の日にもいろいろ申し上げたのでありますが、私どもは貿易そのほかの問題について、通商産業省の政策に関係することが非常に危険な状態に瀕して来つつあるという事態であつて、一刻もゆるがせにできないということから、ここで大臣にがんばつていただかなければたいへんなことになる、こういうことで申し上げておるわけであります。率直にお答えを願うことの方が、われわれも了承するし、いいことだと思うわけであります。まず私がお伺いをしたいのは、金曜日にも大臣は経済外交を推進しなければいかぬということをおつしやつたのでありますが、経済外交を推進するということになると、実際的には通商協定の締結ということがす……

第16回国会 通商産業委員会 第5号(1953/06/22、26期、改進党)

○山手委員 予定をしておつた鉱工業地帯の整備促進法はどうしたのですか。
【次の発言】 この通産省の予算は大したものでないのですが、通産行政とからんで一番重要な問題は、外貨予算の問題を検討しなければならないと思うのですが、外貨予算に関する資料をもう少し具体的に、早急にこの委員会に提出していただきたいと思います。
【次の発言】 私はこの際例の四日市海軍燃料廠の問題について大臣にお尋ねをいたしておきたいと思います。先月の中旬に、改進党の決定をもつて総理大臣に申入れをいたし、この委員会において私も大臣にいろいろ質疑を申し上げ、休会明けにはこの問題を何とかするというふうなお話であつたのでありますが、その……

第16回国会 通商産業委員会 第7号(1953/06/25、26期、改進党)

○山手委員 今の問題に関連するのですが、駐留軍の方で発注しておる砲弾そのほかで、正式には今統計を申されました中に入つておるだろうと思うのでありますが、いわゆる特需になつておつて、砲弾の引取りだけは保安隊がしておる、こういうものが相当の額に上つておるようでありますが、これはどのくらいあるものか。MSAの援助を日本が受けるとかなんとかいうことで適用されることになつた場合に、従来からすでにそういうふうに特需というてもらつておつたものを、これから振りかえられたりするような事態もあり得るわけです。そういうものがどのくらいあるか、ここで明らかにしてもらい煙いと思います。

第16回国会 通商産業委員会 第8号(1953/06/27、26期、改進党)

○山手委員 時間がありませんので次会にいたしますが、この際一、二伺いたいと思います。  一番初めに要望しておきたいと思いますことは、今永井君からのお話で企業の合理化の内容云々という問題がありましたが、それは例の企業合理化促進法によりましていろいろ業種が指定され、減税そのほかいろいろな促進措置がとられておるわけでありますが、一度この委員会において具体的な内容を検討してみたいと思いますので、次会の劈頭にそれらの点について資料を御提出願いたいと思います。  それからもう一つは、先般外貨予算を研究しようということで資料をちようだいしておりますが、外貨予算全般について大臣の所見を承りたいと思いますけれど……

第16回国会 通商産業委員会 第9号(1953/07/02、26期、改進党)

○山手委員 貿易の面、特に外貨を通じていろいろな問題が起きておりますので、われわれにはわからない点もあるから、主として大臣にお伺いをしたいと思いますが、大臣がまだ御出席になられませんので、次官からまずお答えを願いたいと思うのであります。  施政方針演説の中においても、通産大臣は経済審議庁長官を兼ねておられますので、その演説の中で、今年度の輸入は大体十八億ドルくらいに押えたいものである、輸出は十二億ドルくらいにしたい、昨年の二十億ドルに加えて、若干奢侈品そのほかについて抑制をして、真の自立経済の達成に第一歩を踏み出すのである、こういう御説明がございました。私はまだそれでも手ぬるいと思つて聞いたの……

第16回国会 通商産業委員会 第12号(1953/07/06、26期、改進党)

○山手委員 関連して。今長谷川君からいろいろお話がありましたように、人絹糸の国内製品の割高という点を問題にしたわけでありますが、これは一八絹糸だけの問題じやない。綿糸もそうですし、いろいろなもの全部そうです。モーター一つとつても自動車一つとつても全部そうです。これは結局最近に至つてやむを得ざる事情があるのでありますが、通産省当局が為替管理を強化して割当制を厳重に励行して行くという方針をとつて来たことにその原因があるのであります。一人絹糸の問題ばかりじやない。この問題については通産大臣とひとつ徹底的に議論をしなければいかぬと私どもは思つておるのですが為替管理そのほか外貨の割当等について厳重なわく……

第16回国会 通商産業委員会 第14号(1953/07/08、26期、改進党)

○山手委員 ただいま、議題となりました中小企業等協同組合法の一部を改正する法律案について、その提案の理由を御説明いたします。  終戦後七年有半を閲しまして、待望の独立を迎えましたが、政治上の独立を確立いたしますためには、経済自立の裏づけが必要であることは、贅言を要しません。このためには、我が国経済の基盤を形成するところの中小商工業に対してその育成振興を強力に具現いたさなければならないこともまた多言を要しないところであります。しかるに、わが国の中小企業は、資本力が脆弱であるのみならず、経営、技術の面においても不合理な点が多く、かかる欠陥が循環的に資本力の脆弱さを倍加いたしておるのが実情でございま……

第16回国会 通商産業委員会 第20号(1953/07/18、26期、改進党)

○山手委員 私は、蛇足のようでありますが、もう一ぺん簡単にお聞きをしておきたいと思います。  法案の第一条でありますが、「中小企業者の行う事業の振興に必要な長期貝金であつて、一般の金融機関が融通することを困難とするものを融通する」この第一条の「一般の金融機関が融通することを困難とするものを融通する」という字句は、非常に大切であると私は思つておりますが、提案理由の説明にも同様な字句が出ております。これは中小企業金融の本質的なものを言つておられるのだろうと思うのでありますが、この法案の第一条の意味をもう一ぺん伺つておきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、長期資金であるとか、あるいは金利の……

第16回国会 通商産業委員会 第21号(1953/07/21、26期、改進党)

○山手委員 今の長谷川君の質疑に関連して一、二点私はお伺いをしておきたいと思います。銃弾あるいは砲弾が種々許可制になつて、指定をされて行くわけでありますが、たとえて言えば砲弾なら砲弾で一社が指定になる。そうすると関連あるいは下請負といういろいろな業者がそれについて来ることになるわけですが、大体どのくらいの段階にわかれて下請負業者あるいはそれぞれ異なる種類の関連産業というものがひつついて出て参りますか、その点技術的に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと政府で指定をいたします会社は、弾身から火薬、そのほか全部一貫作業でなく、今のお話によりましても四つ五つくらいの段階的な過程にわか……

第16回国会 通商産業委員会 第22号(1953/07/22、26期、改進党)

○山手委員 ただいま議決されました商工会議所法案に附帯をいたしまして、附帯決議を本委員会でいたしたいと思います。  お手元に配付いたしました附帯決議案文をまず朗読いたします。   政府は、貿易及び中小企業の振興、技術の普及、商工業に関する調査等につき商工会議所を一層活用すると共に特に中小企業金融に関し、商工会議所の行う信用調査を活用する途を講ずること。 以上であります。  本法案が正式に成立をいたしますと、商工会議所は今までとは違いまして、順次機能を活発に発揮することができるようになつて参ることと期待できるのであります。それにつきましても、商工会議所の同産業におきまする重要な地位にかんがみ荒し……

第16回国会 通商産業委員会 第23号(1953/07/23、26期、改進党)

○山手委員 ただいま小川委員のお説の通りでございまして、この法案を慎重だ審議をしていただき、慎重に御検討をいただいて御賛同を得たいと思つているわけでございまして、逐条的にもいろいろ問題はあろうと思いますが、ぜひ御納得の行くようにわれわれ説明をいたいし、もちろんこの法案自体にまだずさんな点も多々あろうと思いますので、皆さん方の方でかくあるべしという御議論があれば十分しんしやくをいたしましてこれを修正する、そうしてより完璧なものにするごとについてはやぶさかではないのであります。その点をまず最初にお断りをいたしておいて、今お尋ねの第一点でありますが、この法案を通すと民営保険がくずれてしまうのではない……

第16回国会 通商産業委員会 第24号(1953/07/24、26期、改進党)

○山手委員 私は三善さん、安並さん、いわゆる元請会社の関係の方からまず伺つてみたいと思います。  先ほどからいろいろお話があつたのでありますが、向うとの契約、JPAとの関係等いろいろ問題があるようでありますが、従来ずつと兵器の製造契約をして参られました今までの経験にかんがみて、こういう点で非常に困つた、こういうふうに改善してくれればまだうんとやりやすくなるというふうな、契約をし、あるいは契約に基いて仕事をやつておいでになる上での御不便なり苦情というものがあれば、まず承つておきたいと思います。
【次の発言】 そこでお伺いしたいのでありますが、ねこもしやくしも一緒にして入札をさせる、不当に値段を引……

第16回国会 通商産業委員会 第28号(1953/07/29、26期、改進党)

○山手委員 一応そういうふうに思われると思いますけれども、「各組合員の探険契約の種類、」とあげておきましたのは、やはりこれはこういう保険をかけておるのだ、こういうことをはつきりさせた方がいいであろうということで、一応こういうふうにここにあげておいたわけでございまして、別に他意かあるわけではございません。
【次の発言】 一般的には保険契約にもいろいろな種類もございまするし、ここにこういうふうな字句を入れてはつきりさしておいて、はつきり記載をさすというふうにしておいた方が便宜であろうというところから、軽い意味で入れておいた次第でありまして、不必要だとかなんとかいうことではないと考えております。

第16回国会 通商産業委員会 第29号(1953/07/30、26期、改進党)

○山手委員 お忙しいのに御出席をいただきましてありがとうございました。簡単に一、二お尋ねしておきたいのであります。今鈴木先生は、協同組合や何かでも、こういうものを認めた方がいいのか、あるいは保険業法一本で行つたのがいいのかということは、ある意味で決定的なお話でもなしに公述をされたように思うのであります。この法案の内容、こまかい技術的問題については異論があるように、今申されたことによつて了承いたしましたが、協同組合が火災保険をやるというようなことについては、根本的にはいけないというふうにお考えになるのか、やらしてもよいというふうにお考えになるのか、その点をお伺いしたい。

第17回国会 通商産業委員会 第1号(1953/11/04、26期、改進党)

○山手委員 ぼくは留守をしておつて、こういう申合せなんかをされたことについては承知しておらないのですが、どうも中小企業金融公庫法を審議いたしましたときの気分が一朝にしてうせてしまつて、こういう申合せになつたのではないかという気がいたします。中小企業金融公庫法を審議したときのわれわれの気分は単なる商業的な金融をこれにさそうという考えではない、やはり中小企業対策の重要な一環としての金融政策に筋金を入れようということが私どものねらいであつた。言いかえれば、大銀行などではなかなか入りにくい、相手にされがたいような中小企業者に対して、入りやすい筋金の入つた政策金融をやろうというのが、あの当時私どもが中小……

第18回国会 通商産業委員会 第2号(1953/12/03、26期、改進党)

○山手委員 大臣から通産行政の全般にわたつて一応のお話を承りましたが、私は今の日本にとつて大臣のお話のように経済の自立ということが優先されなければ何にもできない。これは根本問題であるとこう考えておるのでありますが、非常に御苦労されておるそうで、私どもけつこうに思つておりますが、二、三そういう基本的な今の御説明に対して、質問を申し上げておこうと思います。  経済自立のためにいろいろやつておられるのにもかかわらず、輸出入が非常なアンバランスになつておつて、予期せざる非常な入超になつておる。こういうことを続けておつたならば、現在の手持ち外貨なんというものは、一ぺんに吹つ飛んでしまう。こういう情勢であ……

第18回国会 通商産業委員会 第3号(1953/12/04、26期、改進党)

○山手委員 私は昨日の私の質問に引続いて、実は二十九年度の予算における、主として産業投資の関係について、大臣か官房長から説明をさすという予定の約束をいたしておりましたが、私はこれは単にここで説明を聞くだけでなしに、プリントにでもして配付をして説明を聞く方が適当だろうと思うので、きようは時間もありませんから、明日官房長から、この産業資金について、二十九年度通産省の方から要請をしたいと思つておられ、あるいは折衝を開始しておられるものについて、詳細な御説明を、ひとつこの間の続きをお聞きしたいと思います。ぜひ明日、ひとつできれば書類にして出していただきたいと思います。それをまず第一に要望しておきたいと……

第18回国会 通商産業委員会 第4号(1953/12/05、26期、改進党)

○山手委員 今砂糖の話とかバターの話が出たのですが、結局これは輸入物資であるし、外貨の割当の問題が当然からんで来ておるわけでありますが、さつきからのお話のように、非常に計画性がない。政府が朝令暮改をやるということがこういう原因になつていると私は思う。砂糖の話がありましたが、今冬を控えて非常に大きな問題になつておるのは石油の問題です。これは私は見のがすことができないと思うのですが、昭和二十六年の暮れごろから政府は率先して、熱源を電力や石炭から切りかえて重油転換をやれというので国会においても重油転換の必要性を政府が説き、かつそれに応じていろいろな施策をし、石油の供給についても十二分に確保するという……

第18回国会 通商産業委員会 第5号(1953/12/07、26期、改進党)

○山手委員 私は二、三お伺いしてみたいと思います。まず中小企業金融金庫の坂口さんにお伺いをいたしたいと思いますが、実は先般中小企業庁の長官から公庫の金融の現状について伺つて、大体のことは承知をいたしておるのでありますが、どうもわれわれのところに最近いろいろな陳情が来ます。その陳情の一番数の多いのは、中小企業金融公庫の業務についてでありまして、そのいずれもの現実の実情を聞いてみますると、きわめて窓口は狭いものである。この年末を控えて、相当いろいろ問題が起きておるこの重要な時期に、大いに御活躍を願わなければなりませんのにもかかわらず、実情は逆であることがよくわかるのでありますが、まず最初に長官の方……

第18回国会 通商産業委員会 第6号(1953/12/08、26期、改進党)

○山手委員 磁硫鉄鋼なんかに話が飛びましたが、私はその前に関連質問をしようと思うのです。それは石油の問題ですが、さつき次官、鉱山局長から御説明がありましたが、ちよつと私了解の行かない点があるのです。というのは、できるだけ外貨を節約しなければならぬということは今日の至上命令なんですが、石油については、つい先般重油転換を積極的に政府は推進をして参つておりまして、これがある程度需要があるということは当然の前提に立つております。石油の資源を開発をしなくちやいかぬということはもちろんで、大いにやつてもらわなければなりませんが、これには相当の日数がかかる。今日片一方では石油が非常に高騰いたしておる、ところ……

第19回国会 通商産業委員会 第2号(1953/12/15、26期、日本民主党)

○山手委員 関連して。今の局長の御説明ですが、それは非常に問題があるのです。それは一応二重価格の問題になつて来るのですけれども、出血輸出をしているというか、国内よりか安く売つている商品はあに硫安のみならずで、たくさんあるのです。この法律を実施して特殊輸出会社というものが成立をして参りますと、硫安の方は政府の方も資金的にもめんどうを見て行くということになると、これはある程度円滑に行くだろう、そうすると硫安以外の同じようなケースのものがたくさんある、ほとんど今日本の貿易は二重価格制で行つている、リンク制とか何とか言つているが、ほとんど二重価格で行つている。その場合にほかのものは次々とこの硫安と同じ……

第19回国会 通商産業委員会 第3号(1953/12/16、26期、改進党)

○山手委員 関連して。今長谷川委員の質問がありまして大臣から御説明がありました。私は大臣の説明はそれで一応了承をいたします。ただ大臣が自由主義経済の中で相当計画性を持つてやるのだという話があつて、政府もそういうふうに御努力になつていることも私は了承いたします。特に中小企業者なんかは非常にいわば無秩序でありますために、少しでも秩序を得させ、製品の安定、生産業界の安定を来させようということの具体的な現われが先般この国会で成立をいたしました中小企業安定法であります。この中小企業安定法こそはそうした業界を安定させ得る一つの具体的な案として取上げたものであります。しかしあの法律が成立をいたしましてから今……

第19回国会 通商産業委員会 第5号(1954/02/01、26期、改進党)

○山手委員 きようぼくはやらない予定だつたのですが、今長谷川君がたまたま触れた問題で、大臣からもつと明確な答弁があると思つて聞いておつたのですが、御答弁がなかつたので一点だけきようはお聞きをしておきます。それは私が年末に提案をいたしまして、例の中小企業安定法の二十九条の調整命令を発動すべしという勧告をこの委員会で決議をして政府に出しました。聞くところによると事務当局の方においては準備が完了しておるというお話でありましたが、大臣の更迭もあつて、大臣の方からもう少し研究をするようにというふうな事態になつておるのではあるまいか。これは私の推測でありますが、今日なお結論が出ておらない。しかるにこの問題……

第19回国会 通商産業委員会 第6号(1954/02/02、26期、改進党)

○山手委員 私は少し大臣にお聞きをしてみたいと思うのですが、先般の本会議における施政方針演説で、新大臣は、新しい事態に即応するために国際収支の均衡を回復し、正常な、均整のとれた経済を確立することが非常に急務である。こういうことを中心にいろいろなことを強調をされたのでありますが、このことは緊縮財政まで飛火をし、これからの日本の政界、財界各方面に非常に深刻な影響を与えることであつて、きわめて重要と思うのでありますが、今のお説は抽象論としては私どももまつたく賛成であります。しかし具体的な個々の問題についてはいろいろ御説明を聞かなければならないと考えるのであります。  まず第一に、国際収支の均衡を回復……

第19回国会 通商産業委員会 第8号(1954/02/06、26期、改進党)

○山手委員 長谷川委員の質問に関連をして、私はよくわからない点もありますので、一言お尋ねをしておきたいと思います。というのは、最近通産省にも参りましても非常な異風景として感じられることは、外貨の割当を獲得するということが業界の最大の関心事であるし、外貨の割当さえ受ければ非常な利益があるということがそういう事態を引起さしておるわけであります。ところか外貨事情が貿易の関係でこういうふうにだんだんきゆうくつになつて来まして、その外貨を目ざしてという動きがいよいよ本年は拍車をかけて激烈なるものが起きてくるであろう、こういうふうに私は考えている。ところが先般来大臣の御説明もいろいろありましたが、外貨予算……

第19回国会 通商産業委員会 第10号(1954/02/12、26期、改進党)

○山手委員 石油の話が出ましたから私も石油に関連をして一、二お伺いをしておきたいと思いますが、それは例の四日市の海軍燃料廠の処理の問題であります。御承知のように四日市の海軍燃料廠の問題につきましては、数年間にわたつて国会内外においても非常な大論争が続けられ、前岡野通産大臣が昨年の夏に業界による収拾を決定いたしまして、閣議決定の上、新しく四日市石油精製株式会社を発足さすことに決定を見たことは御承知の通りであります。ところが突然、新春早々大臣は静岡においてこれは白紙還元をするというふうなことを発言をされて、これが各地の新聞に大々的に報道されて、非常なシヨツクを与えたことは御承知の通りであります。し……

第19回国会 通商産業委員会 第11号(1954/02/13、26期、改進党)

○山手委員 ぼくは加藤委員の質疑に関連をいたしまして、ぜひ一点伺つておきたいと思います。それはさつきの輸出振興の問題とからんでのプラント輸出の問題でありますが、この問題は先般私が質疑をいたしまして、御説明を聞いておりまするし、その後私もいろいろ調べ、事務当局からの御説明も承つておりますが、私は考えてみましてどうしても納得が行かない点がある。と申しますのは、この二月から三月に約百十二億ばかりのプラント輸出を承諾をしてやられる。来年度は今御提示のありました輸出の中の約一億ドル近くがプラント輸出だというふうに見込んでおられるように私は聞いております。ところがこの二月から三月までのプラント輸出の百十二……

第19回国会 通商産業委員会 第15号(1954/02/24、26期、改進党)

○山手委員 ロンドンに行かれて、長日月非常な御苦労をされたことに対して敬意を表します。私ども勉強不足でよくわからないので、少し局長から御説明を承つてみたいと思つております。表面的にはこの協定はうまく行つたというふうに伝えられておるのでありますが、要はこの日英通商支払協定の問題は、今後に問題がかかつておるのではなかろうかと考えます。自治領諸国と今後個別的に話合うというふうなことに、まだまだ伏線を張つておるように思うのであります。日英協定の実際の具体的な実行者というのは、いわゆるユナテイツド・キングドムという線を包括しておるのか、自治領諸国というのはどの程度までかという、そういうところをまずお伺い……

第19回国会 通商産業委員会 第16号(1954/02/26、26期、改進党)

○山手委員 この問題は通商局長からこの席で御説明を聞いたことから端を発しておると思うのでありますが、今の大臣の御答弁は少し甘くて違つておるように私は印象づけられておるのであります。というのは、イランからは石油を直接日本は買わないということを約束をした。石油の問題は非常に向うも関心を持つておつて、単にイランだけでなしに、どこからでもよろしいが、英国側が入手する石油に対しては、日本の石油外貨を一定限度以上は割当てるという約束をして来た。そういうことが石油に関する今度の日英支払協定の日本側の負つた責任である。そういうことが明らかにされておるわけです。これは私は非常に問題になろうと思うのですが、二億ド……

第19回国会 通商産業委員会 第21号(1954/03/12、26期、改進党)

○山手委員 私はこの際大臣から承つておきたいと思います。それは外貨予算の編成を急いでおられるようでありますが、非常に票が重大になつて参りまして、日本の産業界は相当以上に神経をとがらしておるようであります。そこで明年度の外貨予算の編成に当つて、私は政府が今日どういう態度で臨んでおられるのか、大蔵省関係あるいは日銀というものと通産省側の意見の対立も相当にあるように思いますが、調整のできた面ももちろんあるようでありますが、どういう方針で臨んでおられるのか、まずその説明を承りたい。
【次の発言】 ただいまの御説明一応了承をいたしますが、どうも私どもからいたしますと、ふに落ちないことばかりであります。二……

第19回国会 通商産業委員会 第22号(1954/03/16、26期、改進党)

○山手委員 大臣に外貨の関係でお尋ねをいたしたいと思います。先般大体のお話は承つておりますが、外貨引締めと並行して資金統制がされて、金融がうんと引締められております。そのために問屋あるいは小中企業者が非常に困難な状態に陥つて手持ちの滞貨を投売りする段階に来ている。滞貨を不当に安く投売りをするということは、その次に来ることは商社あるいは中小企業君の倒産なのであります。こういう外貨から火がついて来て、金融をむちやくちやに締めて行くだけで、とうてい物価は引下らない。ただ経済界が混乱をするだけだ。私はこういうふうに感じております。聞くところによると、政府の方では一部の品物については物的な直接統制をして……

第19回国会 通商産業委員会 第23号(1954/03/19、26期、改進党)

○山手委員 中小企業金融公庫の問題でございますが、いろいろ実地に貸し出しておる状況を見ますと、われわれも、どうもこれじやいかぬという点が多々あると思いますが、さつき同僚委員からもお話があつたかと思いますが、要は私は代理貸しというものをどういうふうに見るか、あるいは公庫の性格をどういうふうに見て行くかということから問題が発足しておると思います。そこで代理貸しの場合においては、危険負担の大部分を代理の方に背負わして中央の方では二割か三割しか危険負担をしない。国家は二割か三割しかしない。従つてこれは形式的な最低限度の書類審査だけで行つて、そこにどつちが危険負担をどういうふうにするかという問題があつて……

第19回国会 通商産業委員会 第24号(1954/03/23、26期、改進党)

○山手委員 私は時間もありませんので大臣に簡単にお尋ねをいたしておきたいと思います。それは例の四日市の海軍燃料廠のその後の処置、いろいろ御配慮いただいておるようでございまして私は誠意ある大臣の御処置に信頼をいたして、あまりしちよつちゆうぎやあぎやあ言うことは避けて参つておつたのでありますが、相当日数もたつておることでありますし、その後の経過なり、どういうふうに進んでおるか、この際御答弁を承りたいと思います。
【次の発言】 先般もすみやかに結論を出すからというお話でありましたし、今も検討を続けておるという程度のお話でありますが、どうもこういうふうなことで、今月さらに何の結論もなしに延びて行くとい……

第19回国会 通商産業委員会 第26号(1954/03/26、26期、改進党)

○山手委員 先般来この公庫法の一部改正に関係をいたしまして、本委員会で公庫の運用の問題について種々論議がかわされました。その問題点は、もう少し窓口に参ります一般中小企業者の声にこたえて、気やすく迅速に公庫資金を流してやるような方法を考えてもらいたいということが中心でございます。現在全国の窓口におきましては、各金融機関に割当てられておりまするわくがきわめて小さいこともありますし、それに加えて甲方式のみを採用いたしておりますために、金融機関の方でも比較的危険視されておる中小企業そのものについては、融資をすることを非常に躊躇をいたしておる実情があるのでございまして、その辺から非常に不平も出ております……

第19回国会 通商産業委員会 第29号(1954/03/31、26期、改進党)

○山手委員 地方行政委員会において今般政府が提案をいたしました税法の改正に関し、事業税、固定資産税、自動車税、不動産取得税等々について、種々修正案を小委員会まで設けてつくつておりまして、その修正案がほぼ妥結に至ろうといたしております。ただいま大臣からも御答弁がありましたことに関連をいたしておりますし、緊急の事態でありますから、時間がおそくなりましたけれども私から特に発言をして、大臣の御善処を要望したいと思うのであります。  その第一点は、今大臣が電気料金のことについて御発言がありました。私どもも立場を了とするものでありますが、今度の修正案におきましては、固定資産税の分におきまして、発電施設に対……

第19回国会 通商産業委員会 第30号(1954/04/02、26期、改進党)

○山手委員 きようは与党の諸君から珍しくこういう活発な議論が出たので、ぜひ私も一、二関連して御質問を申し上げたいと思います。  帝石の問題でありますが、最近非常に人事そのほか、主導権の問題について業界が荒れておる、これは御承知の通りでありますが、その荒れておる原因が何であるかということについても、私は一、二聞いております、そういうことにまた関連をして参るのでありますが、この法案が通りますと、今年度はさしあたり一億三千万円の助成をする。しかし政府は十億程度の助成をしたいということを言つておられるし、この委員会の雰囲気からいたしましても、この助成金は順次年を追つて増額をして行く勢いにあることは当然……

第19回国会 通商産業委員会 第31号(1954/04/06、26期、改進党)

○山手委員 関連して。人造石油の問題について今鉱山局長のお話を聞いたのでありますが、ヨーロツパ各国の実情は局長のお話とは相当相違しておつて、地下の資源の開発にはもちろん積極的に努力をいたしておりますが、ドイツのごときは人造石油工業を戦後復活して、これを何とか大成功裡に工業化しようという努力を着々と今日進めておる。日本は総司令部がこれを禁止して、そのままどうかと思うというふうなことで、まだ研究もしておらぬが、高くつくだろうというようなことを言つてほつたらかしにしておくということは、今日日本の外貨がこういう状態になつておるさ中、きわめて私は不満足であります。ドイツの事情は私が言わなくても鉱山局長よ……

第19回国会 通商産業委員会 第32号(1954/04/07、26期、改進党)

○山手委員 関連して。これは昨年あたりもたびたび聞いておるのですが、日本からの輸出品にクレームがついて非常な国際的な不信を買つておる事実をいろいろ聞いております。たとえて言えば、昨年の上期において、薄板鉄板をアフリカ方面に輸出する大阪商人が、外だけは規格品をつくつておきながら、中味はさびたものやいろいろ規格外のものなんかを送つておつて、全部クレームになつた。だんだん調査して行つたところが、最後には送り出した荷づくりをした連中はもうすつかり倒産をしたような形になつておつて、所在をくらましておつた。そういう事実があつて、裁判になり刑事問題になつておる事実があります。あるいは昨年あたりも、通産省の方……

第19回国会 通商産業委員会 第33号(1954/04/09、26期、改進党)

○山手委員 石油関係の法案も出ておりますし、この際懸案の四日市旧海軍燃料廠の処理の問題に関してその後の経過の御説明をいただき、いろいろこの委員会で決定をいたしました方針そのほかについてもこの法案の審議と並行して結論を出していただきたいと思うわけでありますが、旧海軍燃料廠の活用についていろいろお骨折りをいただいております佐々木設立準備委員長のわざわざの御出席をいただましたことに対して深く感謝をいたします。つきましては、佐々木さんの方では今日までどういうふうになつておるか、その経過をまず御説明願いたいと思います。
【次の発言】 今の説明で私少し了解のつかないところがあるのでありますが、当初、昨年お……

第19回国会 通商産業委員会 第44号(1954/05/07、26期、改進党)

○山手委員 私は改進党を代表いたしまして、本法案及び修正案に対して強い希望意見を申し述べて、賛成の態度を表明したいと思います。  硫安工業のような重要産業におきまして、国内価格と輸出価格とが大きな開きがある、しかも諸外国の売り出しておる値段と日本の輸出価格とに非常に大きな相違があつて、絶えず出血輸出だとか、あるいはその赤字を一農民に背負わせておるというような、いろいろな難問題を提起して、はてしがないということは、きわめて悲しいことであつて、どうしてもこれは早急に解決して行かなければならないわけであります。この法案もまた、私はそれらの問題を解決する一つの道でもあろうと思う次第でありますが、この法……

第19回国会 通商産業委員会 第46号(1954/05/12、26期、改進党)

○山手委員 関連して。この問題は木材利用小委員会でも種々問題になり関係者を招致して検討いたし、その結果についてはまず大多数の議員が賛成をいたし、私も技術を導入することについて賛成をいたした者の一人でありますが、いろいろ私どもが賛成いたしましたときの理由は、このアメリカのジヨンス・マンビルの技術が、英国、イタリア、ドイツ各国に導入されておつて、非常な成果を上げておる事実がある。それからまた、最近東南アジアにおいても、アメリカ側の方ではどこか東南アジアの一国にこのノーハウを使わした方がいいのじやないかという考え方に立つて、それはやはり日本がいいだろう、こういうことであつて、昨年来小野田との話がつい……

第19回国会 通商産業委員会 第51号(1954/05/20、26期、改進党)

○山手委員 各派の御了解を得て附帯決議案を提出をいたします。まず最初に案文を朗読いたします。    附帯決議   通商産業大臣が本法案に基く命令を発する場合は、特に左記事項に付き留意すべきである。   (一)当該中小企業の技術の向上、合理化の促進を積極的に推進すること。   (二)我が国の国民生活及び輸出産業に悪影響を及ぼさざること。   (三)申請のあつた場合は、すみやかに処置を講ずること。 以上であります。  一応附帯決議提出の理由を説明申し上げますが、公取そのほかからも議論があつたようでございまするが、調整組合をつくつて業界が一致していろいろな本法に基く行動をいたしまするときにおいては、……

第19回国会 通商産業委員会 第53号(1954/05/22、26期、改進党)

○山手委員 ちよつと関連して……。私はこの航空機製造法案について冒頭に質疑をする予定であつたのですが、同僚議員に質疑を譲つたわけでございます。時間が少しありますから簡単に大臣に承つておきたいと思いますが、まず一番初めに伺いたいことは、今度の武器製造法あるいはこの航空機製造法の改正案を通して、こういう事業を許可制にする必要というのは、どういうことから許可制に切りかえて行かれようとされるのか、承りたいと思います。
【次の発言】 大臣の今の御答弁、私はけつこうだと思います。しかし私どもわかりませんことは、さつきからの質疑にも断片的に出ておりましたように、今日日本の経済界全般を見渡してみますと、資金は……

第19回国会 通商産業委員会 第54号(1954/05/24、26期、改進党)

○山手委員 業界の皆さん方に多数おいでをいただいて、貴重な御意見を承つたこの際に、二、三お伺いしてみたいと思います。  まず私は藤井さんにお伺いをしたいのでありますが、ただいま御公述がございました、非常に濫立が起きる可能性がある、従つてここらあたりで許可制にして参つた方がよかろう、こういうお話でございましたが、今日では機体だけにつきましても十数社が届出をしていろいろ準備をいたしているということでありますが、現在の日本の経済事情等、いろいろな関係を勘案をいたしてみまして、大体何社くらいが適当な数であろうか、そういうことについて御意向があれば承りたい。  もう一つ承りたいことは、航空機工業というよ……

第19回国会 通商産業委員会 第55号(1954/05/25、26期、改進党)

○山手委員 私どもはこの法案に賛成でございます。航空機の製造を私どもは単に兵器の製造というふうに考えたくないのであつて、今日科学の進歩とともに、航空機の、交通そのほかいろいろな面に寄与しております役割というものは、何人も無視することはできない。従つて日本が新しい建国をやりまして、新しい国家として伸びて参りまする上から、健全な航空機工業さえも持つておらぬというふうなことでは、新しい健全な国家と私は言うことさえできないのじやないか、こういうふうに考えるわけでございまして、今日のようにいたずらに濫立をし、何を健全に育てたらいいのかわからないような状態に放置をしておくということは、私は非常な国家的な損……

第19回国会 通商産業委員会 第56号(1954/05/26、26期、改進党)

○山手委員 私は、改進党及び両派社会党共同して砂利採取法案に対する修正案を提出し、その提案理由の説明を申し上げます。  お手元に配付しておりまする修正案をまず朗読をいたします。   砂利採取法案に対する修正案  砂利採取法案の一部を次のように修正する。  第四条但書中「規模以下」を「業態」に改める。  「第四章土地の使用」及び第十三条を削る。  「第五章」を「第四章」に改め、第十四条中「第九条第二項、」を「第九条第二項及び」に改め、「及び前条第二項」を削り、同条を第十三条とし、以下第十八条まで一条ずつ繰り上げる。  新第十五条を次のように改める。  (手数料)第十五条第十条第二項の規定により準……

第19回国会 通商産業委員会 第59号(1954/05/31、26期、改進党)

○山手委員 電気、貿易のことをきようやることになつておりますが、会期もありませんし、一、二懸案になつておつた問題を大臣にお伺いをいたしておきたいと思います。  それは例の四日市の旧海軍燃料廠の問題でありますが、大臣からも非常な御配慮をいただいて、業界の方も踏み切つて来たように私どもも考えております。先般この委員会に業者の代表を招致して事情を承つたのでありますが、向うの方でも、国会なんかの雰囲気あるいは政府側の真意がわからなかつたようでございますが、ようやく了承をして、自分たちで約束通り、要望通り断固踏み切つてやるのだ、こういうふうな態勢を、資金繰りそのほかで決意をしたというお話でございます。大……

第19回国会 通商産業委員会 第62号(1954/08/12、26期、改進党)

○山手委員 久方ぶりの委員会でありますから、いろいろ国会終了後に起きている事態に即して質問したいと思いますが、まず第一に大臣にお伺いしたいことは、その後政府の金融統制、デフレ政策が順次滲透して参りまして、新聞紙上そのほかでいろいろ伝えられておりますけれども、政府はどういう見通しを持つておられるのか、物価は今どういうふうに成果を収めて引締まつて行つているのか、あるいは生産指数はどういうふうに動いているのか、貿易は実際にはどういう見通しが得られたか、そういうことについてまず大臣から御説明を伺いたい。
【次の発言】 物価が七%下落をした、こういうように言われておりますが、この数字が出たその内容を見て……

第19回国会 通商産業委員会 第63号(1954/08/13、26期、改進党)

○山手委員 きようは少し各論的にいろいろお尋ねをしてみたいと思います。  まず中小企業庁の長官及び金融公庫、商工中金の皆さんにひとつお尋ねをいたします。まず記内長官にお伺いいたしますが、このデフレ経済下において中小企業が困るようになるということは、もう明らかに目に見えておることであつて、議論の余地はありませんが、現在中小企業の中で中小企業安定法について政府側の善処を要求している。たとえて言えば、調整命令の発動等について要望しておる組合が相当あるように聞いておりますが、それらについては今どういう段階になつておるか、まず御答弁願いたい。
【次の発言】 絹人絹等について非常に要望があるのでありますが……

第19回国会 通商産業委員会 第64号(1954/08/14、26期、改進党)

○山手委員 私は時間がないから、ごく簡単に労働省及び通産当局にお尋ねをいたしておきたいと思います。広くデフレ下の中小企業と労働問題をやりたいと思つておりましたが、時間がございませんので、私は近江絹糸の争議の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。昨今報道されるところによりますと、近江絹糸の争議はまつたく最後的に決裂したようなことになつて、大臣の談話によりますと、政府の方でももう解決をする手はなくなつたというふうなお話でございます。これは私は非常に遺憾なことだと思うことは、今度起きたこの近江絹糸の問題は、日本の重要な輸出産業であるところの繊維産業の内部に起つたことである。しかもそれが背後には全……

第19回国会 通商産業委員会 第65号(1954/09/09、26期、改進党)

○山手委員 私は大臣にお伺いをいたしますが、さつきからの小委員長に対する御答弁、あるいは先般の小委員会における大臣の御説明を聞きましても、どうも私は了解が行かないのであります。私は大臣からいただいたこの改訂要綱を読み直してみましても、基本方針のすべてがこれに明らかにされておるはずでありますが、どの点を見れば来年夏の夏料金を廃止をするということが書いてあるのか。私はこの基本方針の中にはどこにもそれが見当らないように思います。基本方針は二つにわかれておつて、昭和三十年三月末日までこういうふうに合理的改正をするということが書いてある。三十年四月以降の料金については再検討をするとだけ書いてあつて、夏料……

第19回国会 通商産業委員会 第66号(1954/09/10、26期、改進党)

○山手委員 先般政府よりこの委員会において発表をされましたところの電力料金改訂に関する政府の発表に対しまして、この委員会を通じていろいろわれわれも政府の意のあるところを調査をし、お聞きをいたしました。党においても種々政策委員会そのほかにおいて、成規の機関に諮つてこれを審議いたしましたので、この際私は改進党を代表いたしまして、今度の電力料金改訂に対する改進党の結論をここで申し上げたいと思います。  結論は今度の政府の電力料金改訂に対しては改進党は反対である。こういうことでありますが、以下五項目にわたつて私はその理由を御説明申し上げまして、大臣の、政府の反省を求める次第であります。  第一、電力料……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 商工委員会 第1号(1955/03/24、27期、日本民主党)

○山手委員 理事はその数を七名として、委員長において指名せられんことを希望いたします。

第22回国会 商工委員会 第5号(1955/03/30、27期、日本民主党)【議会役職】

○山手委員長代理 加藤清二君。――なお加藤君にちょっと申し上げまが、大臣が一時に参議院の予算委員会に行かれるそうですし、あとまだ佐々木君の質問が残っておりますから……。
【次の発言】 約束の時間が来ているので、簡単に願います。
【次の発言】 次は佐々木良作君。
【次の発言】 次会は明三十一日午前十時より会議を開き、残余の質疑を続行することといたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時三十二分散会

第22回国会 商工委員会 第6号(1955/03/31、27期、日本民主党)【議会役職】

○山手委員長代理 田中君、三時までという約束になっておりますし、経審長官も来ておりますので、通産大臣に対してはその程度にしていただきたいと思います。
【次の発言】 田中君、通産大臣はすぐに行かれますので、前田君も二、三分ということでありますから……。前田君。
【次の発言】 代理次は伊藤卯四郎君。
【次の発言】 帆足計君。
【次の発言】 田中利勝君。
【次の発言】 本日はこの程度とし、次会は公報をもってお知らせいたします。  これにて散会いたします。    午後五時二十一分散会

第22回国会 商工委員会 第17号(1955/05/25、27期、日本民主党)

○山手委員 本法案は昭和二十六年制定されました臨時措置法を廃止しようとする法案でございまして、別に質疑もございませんし、本日質疑、討論を省略されまして採決をされるよう動議を提出いたします。

第22回国会 商工委員会 第34号(1955/07/01、27期、日本民主党)

○山手委員 関連して。前回のこの委員会において、またただいまは横田委員長から公取の立場からしまして、独禁法そのものに関していろいろ御発言がございました。特に輸出入取引法の改正の問題にからんでこの委員会において相当の緩和をしようということに対する明確な公取としての見解をお示しになりました。私ども傾聴する御意見であるとは思いますが、公取の立場にばかり御賛成を申し上げるわけにはいかない。と申しますのは、この輸出入取引法の制定当時からの経緯を見ておりますと、あの当時は日本の独立前後であった関係もあろうと思いますが、今度改正をしようとするこの法案に書かれておる文句というものは、日本のためにこの法律を作っ……

第22回国会 商工委員会 第35号(1955/07/06、27期、日本民主党)【議会役職】

○山手委員長代理 この際議事進行について加藤清二君より発言を求められておりますので、これを許します。加藤君。
【次の発言】 お諮りいたします。ただいまの加藤君の動議のごとく、輸出入取引法の一部を改正する法律案について、参考人より意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決定いたします。なおその日時、参考人の選定につきましては、追って理事会にお諮りをいたしまして決定をいたしたいと思います。  午前中の会議はこの程度にいたし、午後は一時四十分より輸出入取引法案、石油資源開発株式会社法案について審議を続行いたします。  暫時休憩いたします。    午後一時二……

第22回国会 商工委員会 第36号(1955/07/07、27期、日本民主党)【議会役職】

○山手委員長代理 これより会議を開きます。  前会に引き続き石油資源開発株式会社法案、並びに石油及び可燃性天然ガス資源開発法の一部を改正する法律案、特定の物資の輸入に関する臨時措置に関する法律案、並びに輸出入取引法の一部を改正する法律案を一括議題とし、質疑を続行いたします。  ちょっと速記をとめて。

第22回国会 商工委員会 第37号(1955/07/08、27期、日本民主党)【議会役職】

○山手委員長代理 次は長谷稔君。
【次の発言】 次は山下保市君。
【次の発言】 山下君に申し上げますが、参考人がたくさんあります。時間がございませんので、要点だけをかいつまんで簡単にお願いをいたします。
【次の発言】 堀井清章君。
【次の発言】 次は新保英一君。
【次の発言】 次は堀江忠男君。

第22回国会 商工委員会 第40号(1955/07/12、27期、日本民主党)【議会役職】

○山手委員長代理 これより会議を開きます。  昨十一日本委員会に付託せられました砂利採取法案を議題となし、審議に入ります。まず提出者よりその趣旨の説明を求めます。首藤新八君。
【次の発言】 質疑に入ります。長谷川四郎君。
【次の発言】 長谷川君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって質疑及び討論を省略いたします。  砂利採取法案について採決をいたします。本案を原案の通り可決するに御異議、ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。よって本案は原案の通り可決すべきものと決しました。
【次の発言】 次に輸出品取締法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑……

第22回国会 商工委員会 第42号(1955/07/14、27期、日本民主党)

○山手委員 一昨日輸出入取引法に関する法律案について修正案を提出いたしましたが、その後多少字句の修正等もありますし、これを撤回いたしまして、この際民主党、自由党両党の共同修正案の提案をいたしたいと思います。  まず修正案文を朗読いたします。    輸出入取引法の一部を改正する法律案に対する修正案   輸出入取引法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。  第五条の二第一項中「前条第一項の規定による届出をして協定を締結するとともに、」を削り、「当該仕向地に輸出すべき当該貨物の国内取引」を「特定の仕向地に輸出すべき特定の種類の貨物の国内取引」に改め、同条第二項中「次の」を「前条第二項」に……

第22回国会 商工委員会 第44号(1955/07/19、27期、日本民主党)

○山手委員 私ども九州班は十六日朝出発をいたし、空路十六日午後二時福岡に到着をいたしました。出張いたしました委員は民主党野田、山手、自由党神田委員、社会党多賀谷、伊藤両委員、それに現地で淵上委員が参加をし、調査員藤沼君が同行をいたしました。十六日到着いたしました直後、福岡県庁において福岡県、佐賀県、長崎県の官界関係者を招致いたしまして懇談会を開催いたしました。鍋島佐賀県知事以下多数の関係者が出席をされまして、きわめて貴重な意見の開陳がございました。  十七日には九時半から福岡県町村会会議室を借りまして、公開公聴会を開催いたしました。参考人として列席をされました方は宇部興産株式会社副社長岡田完二……

第22回国会 商工委員会 第45号(1955/07/20、27期、日本民主党)【議会役職】

○山手委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  石炭鉱業合理化臨時措置法案について質疑を続行いたします。質疑の通告がありますから、順次これを許します。片島港君。
【次の発言】 中崎君に申し上げますが、政府側にはその案はないというのです。
【次の発言】 次は淵上房太郎君。
【次の発言】 次は中崎敏君。
【次の発言】 不規則発言を禁じます。
【次の発言】 残余の質疑は次会に行うことといたします。  次回は明二十一日午前十時より会議を開くこととし、本日はこれをもって散会いたします。    午後五時五十四分散会

第22回国会 商工委員会 第50号(1955/07/27、27期、日本民主党)

○山手委員 私どもの考えておりますことは、内田さんのおっしゃったことと全然同様でございますが、ただ、今お話のありましたように、水産業界で起きますような事態について、第六条によって十二分に対処させたいというのが私どもの意図でございまして、水産業者の必要とする重油について、今中崎さんからお話のありましたように、べらぼうな値段で売りつけるというような事態が起きましたときには、当然価格についても適当ないわゆる必要な措置もとられるでありましょうし、あるいは水産用の重油について不足が起るような場合、あるいは何かの事情で不当に品物を売り渡さないというような事態が起きました場合には、当然必要な措置がとられるも……

第23回国会 建設委員会 第3号(1955/12/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 健全財政の線をできるだけ堅持しつつ、しかも地方財政の窮状を救わなければいかぬということで、先般来御承知のような決定がなされまして、当委員会の皆様方にもいろいろ御心配をかけておることをまことに恐縮に思っております。 今お尋ねのございました点等につきましても、私どももいろいろ御注意を心いたしまして、皆様方の御期待に沿えるように善処したい、こういうことで事務当局をもいろいろ鞭撻し注意をいたしておりますが、御承知のように、昨年度も六十数億の繰り越しがありました。しかも年度内に相当な節約をした上に繰り越しがありました。一昨年も大災害がございました関係もあって、公共事業費の補正をやつたこと……

第23回国会 大蔵委員会 第1号(1955/11/29、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 私は、今回はからずも政務次官に任命をされまして、皆様の御厄介になることになりました。私は、大蔵省のことにつきましてはきわめてふなれでございますので、皆様方のお引き回しによりまして、大過なく任務を果さしていただきたいと思います。勉強もいたしますから、どうぞよろしくお願いをいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいま春日委員から指定預金のお話がるるございましたが、私どもも一々もっともだと考えます。私は着任早々でございまして、さっき銀行局長から御説明を申し上げました大蔵省の方針についても、いろいろまだふに落ちない点もございますし、今後よく関係官と協議をいたしまして、善処をすることにい……

第23回国会 大蔵委員会 第2号(1955/12/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 ただいま議題となりました食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案の提案の理由を御説明申し上げます。  この法律案の内容は、現在、食糧管理特別会計法第四条の二によりまして、この会計の負担に属する証券、借入金及び一時借入金の限度が二千六百億円と定められておりますのを、三千五百億円に引き上げようとするものであります。  食糧管理特別会計における借入金等のピークは、例年十二月ないし一月となっている現状でありまして、本年度におきましても、この会計の収入、支出の状況から見まして、そのピークは十二月になるものと予想されるのであります。  すなわち、本年度におきましては、米の増収等によりまして……

第23回国会 大蔵委員会 第3号(1955/12/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 本日日本経済にああいう記事が出ております。昨日年末金融の問題について、通産省の関係官にも大蔵省に来てもらいまして、いろいろ協議いたしたことは事実でありますが、指定預金を引き揚げる云々というふうなことは全然話題にも上らないし、ああいうことを昨日特に取りきめた事実もございません。おそらく私が就任いたします前に、政府の方で、来年度はできるだけ指定預金は引き揚げることにしたいというふうなことを相談をしたようでございまして、そのことが何かのかげんで現われたものと思われるのであります。先般の当委員会及び商工委員会等におきましても、種々中小企業の年末金融の問題について真剣な御討議、要望がござ……

第23回国会 大蔵委員会 第4号(1955/12/10、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 ただいま議題となりました交付税及び譲与税配付金特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  政府におきましては、今般、地方財政の現状に対処するため、本年度限りの臨時の措置といたしまして、総額百六十億円の臨時地方財政特別交付金を地方団体に交付することとし、今国会に昭和三十年度の地方財政に関する特別措置法案を提案いたした次第でございます。この措置に伴いまして、臨時地方財政特別交付金に関する経理は、これを交付税及び譲与税配付金特別会計において行うこととし、この交付金に相当する金額につきましては、別途、予算で定めるところによりまして、一般会計からこの……

第23回国会 大蔵委員会 第5号(1955/12/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 中央地方を通じまして、予算の総計は一兆七千億ばかりになっておると思っておりますが、そのうち中央の分につきましては、非常に大きな金額に上るもののうちで、地方に対する交付税あるいは補助金、そういうふうなものが中央の支出の中には含まれておりまして、これは地方の方とは違って、地方の方は組まれておる予算はストレートに全部そのものが地方の歳出になるということになるわけでありまして、ただいま御指摘になりました数字の比率は、まだ私もよくつまびらかにしてはおりません、けれども、十分検討してみるならばいろいろ問題はあろうと思います。特に職員の給与の問題等につきましても、これはほとんど最後的な集計が……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1956/02/18、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 ただいま正力大臣からお話がありました通りでございまして、方針の調整をされ、総合調整をされまして御決定になったものは、大蔵省としては当然尊重する建前で参りたいと思います。
【次の発言】 ただいまのお尋ねの点につきましては、閣議でも決定いたしておりますし、昭和三十二年度からは、その方針でやっていきたいと思います。

第24回国会 決算委員会 第3号(1956/02/03、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 昭和二十九年度一般会計歳入歳出決算、同特別会計歳入歳出決算、同国税収納金整理資金受払計算書及び同政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに、本国会に提出いたしましたので、その大要を御説明申し上げます。  昭和二十九年度の予算の執行につきましては、予算編成の趣旨に従いかつその目的の実現に鋭意努力いたしますとともに、その経理につきましても厳正かつ適正な執行に配意いたしたのであります。  これがため会計職員に対する研修等の励行に努め、これら職員の資質の向上に留意するとともに、他方会計諸制度につきましても、引き続きその整備改善の措置を講じ、また各省各庁における内部監査の強化をはか……

第24回国会 決算委員会 第6号(1956/02/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 ただいま議題となりました昭和三十年度一般会計予備費使用外一件について、財政法第三十六条第三項の規定に基き、国会の事後承諾を求める件につきまして御説明申し上げます。  昭和三十年度一般会計予備費予算額は八十億円でありまして、このうち、財政法第三十五条の規定によりまして、昭和三十年四月十五日から同年十二月二十七日までの間において、使用を決定いたしました金額は四十四億一千三百二十余万円であります。そのおもなる事項は、河川等災害復旧事業に必要な経費、農業施設災害復旧事業に必要な経費、港湾災害復旧事業に必要な経費、文教施設災害復旧事業に必要な経費、災害救助に必要な経費、租税還付加算金に必……

第24回国会 決算委員会 第12号(1956/03/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 ただいま議題となりました昭和二十九年度国有財産増減及び現在額総計算書並びに国有財産無償貸付状況総計算書についてその大要を御説明いたします。  まず、昭和二十九年度国有財産増減及び現在額総計算書の内容について御説明申し上げます。  昭和二十九年度中に増加しました国有財産は行政財産六千六百一億七千三百九十七万円余、普通財産六百七十四億千四百六十一万円余、総額七千二百七十五億八千八百五十九万円余であり、また本年中に減少しました国有財産は、行政財産三百六十八億四千八百十一万円余、普通財産百九十七億五千二百四十七万円余、総額五百六十六億五十九万円余でありまして、差引総額において六千七百九……

第24回国会 商工委員会 第12号(1956/03/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 私は今来たばかりで、あなたの議論は何の議論か、初めから聞いておりませんので、もう一度……。
【次の発言】 何の決議か、そこを私はよく聞いてないのです。
【次の発言】 私は、当委員会が熱心にいろいろ商工行政について御検討を願い、御決議をいろいろされるだろうと思いますが、そういう決議がありました場合にはできるだけ尊重して参りたい。ただ私は中途で来ましたものですから、具体的に何の決議を尊重するかという……。(「すべてですよ」と呼ぶ者あり)それはもちろん尊重いたします。
【次の発言】 その問題につきましては、お示しの通り私どもがこの委員会で審議をいたしておりますときに決議をいたした案件……

第24回国会 商工委員会 第13号(1956/03/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 中小企業金融公庫を新設したゆえんのものは、市中銀行の金融ベースに乗らないものも中小企業の特質上たくさんあるので、そういうものについて政府が特段の手を差し伸べていこうということでございまして、決して市中銀行と同じようにこれを取り扱い、あるいは考えていくはずはないのであります。ことに最近のように市中銀行の関係で金融が非常に緩慢になって参りましたが、そうなればなるほど中小企業にしわが寄ってくる面もございましょうし、今後さらにいろいろな点を考えて、お示しのような弊害がないように努めて参りたいと思います。ただ従来は御承知のように、中小企業金融公庫の融資の大部分は市中金融機関を窓口として運……

第24回国会 商工委員会 第56号(1956/05/25、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 初めいろいろ構想が出て参りまして、事業団を作りたいというお話があったことは事実でございます。しかしことしは、道路公団ができたり、北海道開発公庫の構想がいろいろ出たりいたしまして、いろいろ検討をいたしました結果、公団式のものをあまりめちゃくちゃにたくさん作ってもいかがであろうかということで取りやめることにいたしたわけでございますが、特にこの機械振興の方策につきましてはいろいろ検討の結果、融資でいってもほぼ何とかいけるだろう、こういうことで諸般の事情から公団方式をとらないことになったわけでございまして、最終的には財政上の都合、そのほかいろいろなことから十五億開銀にワクをつけるという……

第24回国会 大蔵委員会 第3号(1956/02/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案外八法律案の提案の理由をご説明申しあげます。  最初に所得税法の一部を改正する法律について提案の理由を説明いたします。  政府は、国税及び地方税を通じて、わが国の最近の諸情勢に即応すべき合理的な租税制度を確立するために、昨年八月以来内閣に臨時税制調査会を設けて税制改正の諸方策について鋭意検討を加えておりますが、租税制度の全般的改革は、その影響するところも広く、内容も複雑でありますので、なお慎重に研究を続け、昭和三十二年度においてこれを実行に移したいと考えております。従いまして、所得税につきましても、その全面的な改正は、昭和三……

第24回国会 大蔵委員会 第5号(1956/02/10、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 先ほどからいろいろ御質疑の点を伺っておりましたが、この納付金の割合が予算の総額に対して多少大きくなり過ぎておるのじゃないかというような御質問でございますけれども、戦争前におきましては、いろいろな関係から、国債なども相当多く出して一般会計をまかなっておりました関係もあって、比較パーセンテージを見ますると多少高くなっておるように見えると思いますけれども、実際にはそう多くなっておるとも考えておりません。たばこは嗜好品でございますので、各階層に応じて、それぞれその階層に適応するようなたばこを、高級なもの、あるいは中級、下級なものを作りまして、その程度々々に応じて間接税で出してもらった方……

第24回国会 大蔵委員会 第6号(1956/02/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 この前固定資産税の問題につきまして、この委員会で御質問に答えましたことと、その後自治庁等において最終案を決定いたしましたことと、大体同じことでございまして、自治庁が一括して評価をいたしまして、市町村ごとに配分をするという形で額をきめ、これを取ることになるわけでございまして、その点については、問題は前会御説明したことと同じだと思います。  あとの点につきましては、事業の用に供さないものについては、従来も固定資産税を取っておりましたが、新たにこういう納付金を納めさす、交付金を出すということになるならば、率を一律にして、以前のものも引き下げたらいいとかいうような議論もございますし、い……

第24回国会 大蔵委員会 第7号(1956/02/16、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 ただいま議題となりました補助金等の臨時特例等に関する法律の一部を改正する法律案外三法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  最初に、補助金等の臨時特例等に関する法律の一部を改正する法律案について申し上げます。  政府は、国の財政の健全化等の目的から、補助金等の整理につきまして、昭和二十九年度以降予算において所要の措置を講ずるとともに、法的措置を講ずる必要があるものについては、補助金等の臨時特例等に関する法律により所要の措置を講じてきたのでございます。  政府といたしましては、昭和三十一年度予算の編成に当り補助金等の整理につき換討の結果、同法の対象となった補助金等に……

第24回国会 大蔵委員会 第9号(1956/02/21、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 ただいま議題となりました特定物資納付金処理特別会計法案外一法案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  最初に特定物資納付金処理特別会計法案について申し上げます。  今回政府は、バナナ、パイナップルカン詰等その輸入が制限されるため、国内の需給の不均衡が著しく大きくなり、その輸入によって通常生ずる利益を越えて異常な利益を生ずると認められる特定物資につきまして、その輸入により生ずべき利益の一部を徴収するため、別途特定物資輸入臨時措置法案を提出をいたし、御審議を願っているのであります。この法案によりますと、特定物資の輸入について外貨資金の割当を受けた者は、適正な利潤を越え……

第24回国会 大蔵委員会 第11号(1956/02/24、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案外二法律案について、提案の理由を説明申し上げます。  最初に租税特別措置法の一部を改正する法律案について申し上げます。この法律案は、日本に住所を有しないが、日本に一年以上居住している者、すなわちいわゆる居住外国人の所得税について従来設けられておりました特別措置法の適用期間が、昨年末をもつて満了したのに伴いまして、その税負担の急増を避けるために、暫定的な経過措置を講じようとするものであります。  終戦後当分の間は、当時の連合国軍最高司令官の覚書によりまして、外国人がドルやポンドのような円以外の通貨で合法的に取得した所得に……

第24回国会 大蔵委員会 第12号(1956/03/01、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 ただいま議題となりました金融制度調査会設置法案外二法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  最初に金融制度調査会設置法案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  御承知の通り、昨年来の金融情勢は、資金の需給状況が緩和し、貸出金利の低下を見、市中銀行の日本銀行依存の状態も改まるなど、正常化の進展を見た一面、種々新しい問題も現われて参りました。政府といたしましては、これまでも金融制度の改善について検討を続けて参ったのでありますが、この際、金融制度の改善のために、広く各方面の権威者の御意見を承わりたいと考えまして、ここに大蔵省の附属機関として、金融制度調査会……

第24回国会 大蔵委員会 第14号(1956/03/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 ただいま御起草になりました法律案につきましては、実際は税収が六千万円減って参りますわけで、多少問題になる点もあろうと思いますけれども、当委員会の御意向をも尊重いたしまして、政府といたしましては、善処することにいたしたいと思います。
【次の発言】 食糧証券の問題も、非常に大きな額に現在なっておるということはお示しの通りであります。ことしは非常な豊作でありまして、政府の買い入れ量も予想以上に大きな数量になっている、そういう関係、あるいは手持ちがそれに従って大きくなったということで、食糧証券の額も大きくなったわけであります。それではすぐインフレにならないかというお話でございますが、私……

第24回国会 大蔵委員会 第15号(1956/03/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 ただいま議題となりました、昭和二十三年六月三十日以前に組付事由の生じた国家公務員共済組合法等の規定による年金の額の改定に関する法律案外一法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  まず、昭和二十三年六月三十日以前に組付事由の生じた国家公務員共済組合法等の規定による年金の額の改定に関する法律案について申し上げます。  国家公務員共済組合法及び旧令による共済組合等からの年金受給者のための特別措置法の規定による年金のうち、昭和二十三年六月三十日以前に給付事由の生じたものにつきましては、昭和二十三年六月三十日以前に給付事由の生じた国家公務員共済組合法等の規定による年金の特別……

第24回国会 大蔵委員会 第16号(1956/03/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 ただいま課題となりました国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由並びに概要を御説明申し上げます。  国家公務員等が内国旅行を行う場合、従来、国家公務員等の旅費に関する法律の規定に定められた等級より下位の等級によって鉄道旅行または水路旅行を行うことが多い反面、日当及び宿泊料の定額は、旅館の宿泊料金等の実態に比べて低額であると考えられますので、この際運賃、日当及び宿泊料等の旅費額を実費弁償の建前に即して改訂するとともに、外国旅行につきましても、右の趣旨に準じて実態に応じた改正を行うほか、あわせて所要の規定の整備を行い、旅費制度の内容及び運営の……

第24回国会 大蔵委員会 第17号(1956/03/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 ただいま議題となりました関税法等の一部を改正する法律案外一法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  最初に関税法等の一部を改正する法律案について御説明を申し上げます。  この法律案は、税関手続の簡素化及び関税行政の適正化に資するため、関税法及び関税定率法の一部を改正する法律の一部を改正しようとするものであります。  以下、改正の内容について簡単に御説明申し上げます。  第一に、関税法につきましては、外国貿易船等が簡易手続により入出港することがきるで場合を拡張し、福島県小名浜港及び娘本県水俣港を開港に、福岡県板付空港を税関空港にそれぞれ指定するほか、所要の規定の……

第24回国会 大蔵委員会 第18号(1956/03/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 ただいまの御質問でございますが、私どもも、こうした気の毒な人々にはできるだけ政府としても手厚く処遇をしていきたい、こう考えておるわけでございますが、先般も御説明を申し上げましたように、この法律は、そのほかの旧軍人等の場合等もあわせ考えまして、それらの負傷されました方々との間の処遇にあまりにも開きがあって、バランスがとれないというふうなことでも困りますので、公務傷病の場合について、いろいろな関係の法律の間のバランスがとれますようにこの表の改正をし、待遇を均等にいきますようにならしていこう、こういう趣旨でございまして、私どもは、これによって相当待遇も改善されていくものと考えておるわ……

第24回国会 大蔵委員会 第19号(1956/03/16、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 その点につきましては、外務省の方からお答えをさせます。
【次の発言】 その終戦直後のそういうあれについては、よく調べてみなければわかりませんけれども、情報は持っておらないと思います。
【次の発言】 この特別会計の法案は、御承知のように、文字通り特別会計を作りまして、別個に経理をいたしまして明らかにしようということでございまして、直接には、そういうこととは関係ないと思っております。
【次の発言】 閉鎖機関の問題でございますけれども、御承知のように、終戦直後ああいう命令炉出まして、指定をされて、閉鎖機関として清算をしてきたのでございます。その後順次清算をいたして参りまして完了をいた……

第24回国会 大蔵委員会 第21号(1956/03/22、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 アルゼンチンのように、相当な国との国際貿易におきまして、当初からアルゼンチンの通貨がどうなるだろうかというようなことを一一腰だめ的に調べてやるわけにもいきませんし、日本も大いに輸出をやらなければならぬということで、不幸にしてこういう事態が起きたわけでございますが、今後におきましても、長期にわたりいろいろ契約等もございますし、多少無理な点もございますが、順次引き締めまして、さらにこういう金額が膨大な数字になって焦げつかないように十二分の注意をし、いろいろ対策を研究しておることでございますので、御趣旨の点は今後もよく注意していきたいと思います。

第24回国会 大蔵委員会 第22号(1956/03/23、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 ただいま議題となりました税理士法の一部を改正する法律案について、提案の理由を御説明を申し上げます。  この法律案は、税理士の業務運営の適正化をはかるため、税理士が所得税、法人税等の申告書を作成した場合に、税理士が申告書作成に関して計算し、または整理した事項等を記載をした書類を添付することができる制度を創設するとともに、今後五年間に限り、一定年数以上実務経験を有する計理士、税務職員等について、一般の税理士試験にかえて、特別な税理士試験によって税理士となる資格を与えることとする等のため所要の改正を行おうとするものであります。  以下改正案の内容につきまして簡単に御説明を申し上げます……

第24回国会 大蔵委員会 第23号(1956/03/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 ただいま議題となりました国家公務員共済組合法の一部を改正する法律案外二法律案につきまして、その提案の理由を御説明を申し上げます。  最初に国家公務員共済組合の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  この法律案は、主として次の四点につき改正いたすことといたしました。第一は、健康保険法の改正に伴うもの、第二は国家公務員共済組合審査会の設置に関するもの、第三は共済組合の年金制度を合理化しようとするもの、第四は、船員保険と共済組合との給付を調整するためのものであります。  第一の健康保険法の改正に伴う措置といたしましては、まず療養の給付についての一部負……

第24回国会 大蔵委員会 第24号(1956/03/30、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 ただいま議題となりました物品税法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  現行税法におきましては、テレビジョン受像機及びその部分品に対する物品税は、原則として三〇%の税率で課せられることになっておりますけれども、十四インチ以下のブラウン管を使用したテレビジョン受像機及びその部分品につきましては、その生産及び普及の状況等を考慮いたしまして、本年六月三十日までは一五%の軽減税率が適用されることとなっているのであります。  従いまして、本年七月一日以降は、何らかの改正をいたしませんと、これら十四インチ以下のものにつきましても本来の三〇……

第24回国会 大蔵委員会 第28号(1956/04/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 ただいま議題となりました財政法の一部を改正する法律案外一法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  最初に財政法の一部を改正する法律案につきまして御説明を申し上げます。  政府は、行政機構の改革及び行政運営の改善をはかる目的のもとに、別途内閣法、国家行政組織法の一部改正等を今国会に提案し、御審議を願っておりますが、本法律案は、これらの諾法律案と並んで、予算編成に際しまして、あらかじめ予算編成方針を作成すること及び予算閣僚会議に関する制度を設けることにつきまして、財政法に所要の改正を加えようとするものでございます。  以下その内容について申し上げますと、まず、政府……

第24回国会 大蔵委員会 第32号(1956/04/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 ただいま議題となりました接収貴金属等の処理に関する法律案の御審議を願うに当りまして、去る二十四日本院の御承諾をいただいた修正につきまして、その趣旨及び内容の概略を御説明申し上げます。  さきに提案いたしました接収貴金属等の処理に関する法律案は、目下本委員会において御審議を願っておる次第でございますが、これら接収貴金属等の処理につきましては、その数量が膨大である上に、きわめて困難な事務であり、また、かねて行政監察特別委員会で議題として取り上げられた経緯もあり、その処理は特に慎重かつ厳正に行う必要がありますので、大蔵省管財局に臨時貴金属処理部を新設して、これらの事務を専担させるのが……

第24回国会 大蔵委員会 第34号(1956/05/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 ただいま議題となりました会計法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  現行の会計法におきましては、国が契約をする場合には、すべて公告して競争に付することを原則としております。これによりまして、国がその取引において競争による利益を享受する上に遺憾なきを期するとともに、関係職員の公正を確保することといたしておるものであります。しかしながら、最低の落札者によっては、工事の投げ出し、竣工遅延等により完全な履行がなされない場合も予想されますので、かかる場合に備え、相手方とすべき者の申し出に、かかる価格によってはその者により契約の内容に適合した履行がされ……

第24回国会 大蔵委員会 第36号(1956/05/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 御承知のように、連合国占領軍は、進駐の直後におきまして、日本政府に貴金属の保有高等の報告を求めまして、政府側の方から口頭で報告をいたしたわけでございますが、その後占領運は直接行動によって接収をいたしました経緯は、皆さん御承知の通りでございます。すでに戦争状態は一応の終結をいたしまして、国内に平和的に進駐をして参った占領軍が、なぜこのような行動をとったかということについては、もちろん日本側においては、その真意が那辺にあるのか推測しがたいところがございました。しかしながら、その間の経緯を見ますると、これは、一部には終戦処理戦上戦後において賠償に充てるというふうな意図があったようにも……

第24回国会 農林水産委員会 第56号(1956/10/10、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手説明員 ただいまお話ございましたように、衆議院からの調査班に随行させまして大蔵省の主計局の方からも調査員を派遣いたしております。派遣をいたしましてできるだけのことはしたいということで、よく調べてくるようにという話をして出したわけでございますが、まだ本日帰って参っておりません。けさ聞くところによると、数日中を出ず、ごく近い機会に帰るようになっておるような次第でございますから、帰り次第六蔵省としてはさっそく会議を開きまして、そうして最終的に腹をきめたいと考えております。
【次の発言】 今度の北海道の冷害は想像以上に深刻なものがあったことは、大体報告を受け、私どももよく承知をいたしておりますの……

第25回国会 運輸委員会 第4号(1956/12/03、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 御決議の点につきましては、御承知の臨時税制調査会等において種々研究をいたし、鋭意その結論を急いでもらっておるところでございます。いろいろ御議論もただいま拝聴をいたしておりまして、片一方において、最近大型のトラック等を中心に陸上輸送が非常に多くなりまして、ために道路を特に大型のトラック等がひんぱんに通るようになりまして、道路等がとても現在の状態では間に合わないような格好に踏み荒されておるような実情でございます。これに対処いたしますために、来年度の予算の編成に際しましても、何らか画期的な手を打って、長い目で見て運輸業界の皆様方等にも非常に喜んでいだけるような施策をしたいというのが、……

第25回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1956/11/22、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 ただいま長谷川委員から、米英あるいはソビエト等の科学技術振興のために出している予算についていろいろ御説明がございまして、わが国のそれが非常に少いじゃないかというお話でございました。ソビエトあるいはアメリカ、英国等におきましては、確かに相当の科学技術振興費を予算に計上していることは事実のようでございますが、それらの中に、いわゆる軍事的な要請によって盛られたものと思う非常に多くのものがあるように見受けられます。そういうことで、わが国の科学振興関係の予貿とすぐ一緒くたにして比較をするのもいかがであろうかと思いますけれども、この国土の小さい、狭い日本で、しかも資源の乏しい状況からいたし……

第25回国会 外務委員会 第10号(1956/12/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 同胞援護会につきましては、先般来国会方面あるいは与党方面からも非常に熱心な御要望もございまして、御承知のように政府も官房副長官からただいま申し上げましたように踏み切って、これに十分な誠意を尽してできるだけのことはするという方針を決定いたしました。先般沖縄方面に相当な災害がございまして、先ほど官房長官からも申し上げましたように、わが国としては法律上からも、現在のいろいろな情勢上からも問題はありますけれども、この援護会を通じまして気の毒な沖縄の罹災者に対しましては、できるだけの措置をしたいということで、一千万円をとりあえず予備費の方から支出をいたしまして、誠意の一端を見せることにい……

第25回国会 決算委員会 第2号(1956/11/21、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 ただいまいろいろ御指摘がございまして、批難事項等につきましても相当多くのものが出ておりますことについては、まことに遺憾に思っておる次第でございますが、いろいろこれには経緯もあることでございまするので、国税庁長官、そのほか直接の担当官が出ておりまするから、その方から補足説明を申し上げることにいたします。
【次の発言】 繰り越し状況につきましては、詳細な資料を本日持って参りませんでしたので、今数字をあげて御説明を申し上げるわけに参らないのでありますけれども、先般わかりましたところによると、相当今年度は繰り越し等につきましても減少を見ておりまして、実態に即したような予算の執行が行われ……

第25回国会 大蔵委員会 第3号(1956/11/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 ただいまお尋ねがございました点については、本年度におきましても、食管特別会計のしりが相当な赤字になる見通しでもございますし、ことに豊作で従来とは違った様相も出ておりますので、政府の中において、特に農林省の方において種々御検討を願っておることでございます。ただこの食糧の問題につきましては、国民生活にも非常に重大な影響を与えることでございまするから、ただその年豊作であって食糧が余っておるから、すぐ根本的に制度をこういうふうに変える、そういうふうなことでは、やはり不測の事態が起きる関係もございまするので、輸入食糧そのほかのこと等もあわせ考えまして、慎重にこの問題は取っ組む必要があろう……

第25回国会 大蔵委員会 第6号(1956/11/29、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 専売のことについて特にお尋ねがございましたが、直接には公社の方でやっておることでございますけれども、給与総額、あるいは業績を見て決定をいたしまする給与等の定められたワクの範囲内におきまして、団交をいたし、妥結をいたした線で、公社の方で自主的にいくことについては、われわれの方も異論がないわけでございます。
【次の発言】 その点は、非常にデリケートな点でございますけれども、公社自体と組合との間で団交が行われまして、その団交が大体財源の範囲内で行われ、妥結をしたということでありまするならば、もちろん私どもの方においては異論はないわけでございまするし、実際にその妥結をした結果を見て、わ……

第25回国会 大蔵委員会 第9号(1956/12/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 ただいま議題となりました厚生保険特別会計法の一部を改正する法律案外一法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  まず厚生保険特別会計法の一部を改正する法律案について申し上げます。  政府管掌健康保険は、医療保険の中核をなすものでありますが、近年収支の均衡を失し、その運営の基盤を脅かされている状況でありますので、その運営を正常化し、その健全な発達をはかるため、一部負担金の範囲の拡張、標準報酬の改訂等、根本的対策を講ずるとともに、国庫におきましても、予算の範囲内において、当該事業の執行に要する費用の一部を補助することとし、別途健康保険法の一部を改正する法律案について……

第28回国会 商工委員会 第15号(1958/03/11、27期、自由民主党)

○山手委員 私は、通産当局が、貿易振興に非常な熱意を持っておられ、非常な努力をされておることについては、敬意を表しておるものでありますが、この法案にからみまして、二、三お尋ねをいたし、さらに、今後、貿易振興のために、この振興会が一段と活発に動けますように、御配慮願いたいと思う次第でございます。  私は、まず聞いてみたいと思いますことは今度、政府が、こうした法案を提出されまして、従来のジェトロを改組しようとする意図は、どういうところにあるのか、どういうところをねらって改組しようとされておるのか、その点を、まずお聞きをいたしたいと思うのであります。


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 逓信委員会 第1号(1960/12/13、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  議事に入るに先だちまして一言ごあいさつを申し上げます。  私、今回はからずも逓信委員長に選任されましたが、職責の重大なるにかんがみまして、微力ではありますが、誠心誠意努力して遺憾なきを期したいと存じます。何とぞ委員各位におかれましても御援助、御協力のほどを切にお願い申し上げます。  簡単でございますが、一言ごあいさつを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。  理事の員数は議院運営委員会決定の基準に従いまして八名とし、前例によって委員長において指名するに御異議ございませんか。

第37回国会 逓信委員会 第2号(1960/12/16、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  まず日本放送協会昭和三十三年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書を議題とし、審査を進めます。
【次の発言】 まず小金郵政大臣より概要説明を聴取することといたします。小金郵政大臣。
【次の発言】 この際、本件に関し、日本放送協会副会長溝上_君を参考人とし、補足説明を聴取することにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決します。溝上参考人。
【次の発言】 次に会計検査院当局より検査報告について説明を求めます。会計検査院第五局長平松説明員。
【次の発言】 本件に関する質疑は後日行なうことといたします。

第37回国会 逓信委員会 第3号(1960/12/21、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 それではこれより会議を開きます。  これより請願の審査に入ります。  請願日程第一、栃木県小俣電話局の自動式化等に関する請願を議題とし、審査を進めます。  紹介議員がお見えになりませんので、専門員より趣旨の説明を聴取することといたします。吉田専門員。
【次の発言】 これに対する政府の意見を聴取したいと思います。森山政務次官。
【次の発言】 次に、請願日程第二及び第三、郵便物遅配解消に関する請願以上二件を一括して議題といたします。  紹介議員がお見えになりませんので、専門員より趣旨の説明を聴取することにいたしたいと思います。吉田専門員。

第38回国会 逓信委員会 第1号(1960/12/26、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  まず国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  今国会も従来通り本委員会の所管事項、すなわち郵政事業に関する事項、郵政監察に関する事項、電気通信に関する事項、電波監理及び放送に関する事項について国政に関する調査をいたしたいと思いますので、承認を得るため、この旨議長に申し出ることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決します。  なお、議長に提出すべき国政調査承認要求書の作成並びに提出の手続につきましては委員長に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第38回国会 逓信委員会 第2号(1961/02/03、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  まず理事の補欠選任についてお諮りいたします。  理事片島港君及び松井政吉君が去る一月三十日委員を辞任されましたので、理事が二名欠員になっております。この際、理事の補欠選任を行ないたいと思いますが、これは先例により、委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、栗原俊夫君及び松前重義君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、郵政事業、郵政監察、電気通信並びに電波監理及び放送に関する件について調査を進めます。  まず小金郵政大臣より所管事項について説明を聴取することといたします。小金郵政大臣。

第38回国会 逓信委員会 第3号(1961/02/08、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  郵政事業、郵政監察、電気通信並びに電波監理及び放送に関する件について調査を進めます。  この際、参考人の出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  放送に関する件について、本日の委員会に日本放送協会副会長溝上_君、専務理事前田義徳君、専務理事田辺義敏君、専務理事小野吉郎君、経理局長春日由三君、編成局長島浦精二君を参考人として出席を求め、意見を聴取することといたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。  上林山榮吉君。

第38回国会 逓信委員会 第4号(1961/02/09、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  郵政事業、郵政監察、電気通信並びに電波監理及び放送に関する件について調査を進めます。  本日は電気通信に関する件について、まず参考人より御意見を聴取することといたします。  本日御出席の参考人の方は、国際電信電話株式会社専務取締役大野勝三君及び取締役営業部長八藤東禧君のお二方でございます。参考人のお二方には御多用中にもかかわらず御出席下さいまして、まことにありがとうございました。本日は、国際電気通信事業の最近の概況につき、まず参考人より御説明願って、そのあとこれに対し各委員より質疑を行ない、これに答えていただくことといたします。  それでは大野参考人よ……

第38回国会 逓信委員会 第5号(1961/02/16、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  郵政事業、郵政監察、電気通信並びに電波監理及び放送に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。森本靖君。
【次の発言】 谷口善太郎君。
【次の発言】 それでは来週どうですか。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 予算の関係がありますから、いろいろの都合があろうと思うのですが、できるだけ出席するようにいたします。  本日はこの程度にとどめ、次会は公報をもってお知らせすることとし、これにて散会いたします。    午前十一時五十三分散会

第38回国会 逓信委員会 第6号(1961/02/22、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  郵政事業、郵政監察、電気通信並びに電波監理及び放送に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。大柴滋夫君。
【次の発言】 谷口善太郎君。
【次の発言】 上林山榮吉君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は公報をもってお知らせすることとし、これにて散会いたします。    午後一時二十一分散会

第38回国会 逓信委員会 第7号(1961/03/01、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  まず去る二月二十四日本委員会に付託になりました内閣提出の郵便為替法の一部を改正する法律案、郵便振替貯金法の一部を改正する法律案、簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律の一部を改正する法律案の三案を一括議題とし、順次提案理由の説明を聴取いたします。小金郵政大臣。
【次の発言】 次に、昨日本委員会に付託になりました郵便法の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。小金郵政大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明聴取を終わります。ただいまの各案に対する質疑は後日に行なうことといたします。

第38回国会 逓信委員会 第8号(1961/03/09、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  まず本日本委員会に付託になりました郵便貯金法の一部を改正する法律案及び本日本委員会に予備付託になりました簡易生命保険法の一部を改正する法律案を議題とし、順次提案理由の説明を聴取いたします。小金郵政大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明聴取は終わりました。  なお両法案に対する質疑は後日行なうことといたします。  次会は明十日午後一時より理事会、一時三十分より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午前十一時三十一分散会

第38回国会 逓信委員会 第10号(1961/03/14、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  まず、去る十日本委員会に付託になりました公衆電気通信法の一部を改正する法律案を議題として、提案理由の説明を聴取することといたします。森山郵政政務次官。
【次の発言】 これにて提案理由の説明聴取は終わりました。  本案に対する質疑は後日に行なうこといたします。
【次の発言】 次に、放送法第三十七条第二項の規定に基づき、国会の承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。質疑の通告がありますので、これを許します。谷口善太郎君。
【次の発言】 速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 よく相談してやります。

第38回国会 逓信委員会 第11号(1961/03/15、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  議事に入るに先だちまして、本逓信委員として長い間委員会のために御尽力いただきました渡邊本治君が昨十四日死去されましたので、この際本委員会といたしまして哀悼の意を表したいと存じます。つきましては、御起立を願いまして御冥福を祈りたいと存じます。御起立を願います。
【次の発言】 黙祷終わり。御着席を願います。
【次の発言】 放送法第三十七条第二項の規定に基づき、国会の承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。栗原俊夫君。
【次の発言】 森本靖君。
【次の発言】 今連絡しているようですから、すぐ来ます。

第38回国会 逓信委員会 第12号(1961/03/16、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  放送法第三十七条第二項の規定に基づき、国会の承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。森本靖君。
【次の発言】 それではこの際午後一時三十分まで休憩いたします。    午後零時二十分休憩
【次の発言】 橋本登美三郎君。
【次の発言】 次会は来たる二十二日午後一時より理事会、一時三十分より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後三時三十七分散会

第38回国会 逓信委員会 第13号(1961/03/22、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  放送法第三十七条第二項の規定に基づき、国会の承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。森本靖君。
【次の発言】 今連絡しておりますから、すぐ参ると思います。
【次の発言】 暫時休憩をいたします。    午後三時二十七分休憩
【次の発言】 それでは休憩前に引き続き、質疑を続行いたします。森本靖君。
【次の発言】 ほかに質疑もないようでありますから、本件に対する質疑はこれにて終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入ります。討論の通告がありますから、順次これを許します。秋田大助君。

第38回国会 逓信委員会 第14号(1961/03/23、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  郵政事業及び電気通信に関する件について調査を進めます。質疑の通告がありますのでこれを許します。森本靖君。
【次の発言】 次に、郵便貯金法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。大上司君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は明二十四日午前十時より理事会、十時三十分より委員会を開会することとして、これにて散会いたします。    午後零時三十二分散会

第38回国会 逓信委員会 第15号(1961/03/24、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  郵便貯金法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。谷口善太郎君。
【次の発言】 谷口君、大臣はちょっと参議院に出席して、また帰ってきますから……。
【次の発言】 谷口君、ちょっと大臣は参議院の方に……。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  上林山榮吉君。
【次の発言】 この際、午後一時まで休憩いたします。    午前十一時四十二分休憩
【次の発言】 これより再開いたします。  休憩前に引き続き質疑を続行いたします。

第38回国会 逓信委員会 第16号(1961/03/28、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  郵政事業及び電気通信に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。森本靖君。
【次の発言】 私語を禁じます。
【次の発言】 森本君、継続してやって下さい。
【次の発言】 森本君、やって下さい。
【次の発言】 簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。  森本君。
【次の発言】 受田新吉君。
【次の発言】 谷口善太郎君。
【次の発言】 ほかに質疑もないようでございますので、本案に対する質疑はこれにて終了いたしました……

第38回国会 逓信委員会 第17号(1961/03/29、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  簡易生命保険法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。  森本靖君。
【次の発言】 上林山榮吉君。
【次の発言】 谷口善太郎君。
【次の発言】 ほかに質疑もないようでございますので、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。
【次の発言】 これより討論に入るわけでありますが、討論の通告もありませんので、これより直ちに採択に入ります。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、本案は原案の通り可決いたしました。

第38回国会 逓信委員会 第18号(1961/04/05、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  郵便為替法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。  森本靖君。
【次の発言】 暫時休憩いたします。    午前十時四十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  森本君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は明六日午前十時より理事会、十時三十分より委員会を開会することとし、これにて散会いたします。    午後零時二十八分散会

第38回国会 逓信委員会 第19号(1961/04/06、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  郵政事業及び電気通信に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。森本靖君。
【次の発言】 この際、小委員の追加選任についてお諮りをいたします。  先ほど設置されました電波監理及び放送に関する小委員会の小委員の数を二名増加し、その追加選任を行ないたいと思いますが、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、上林山榮吉君及び廣瀬正雄君を小委員に指名いたします。
【次の発言】 郵便為替法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。  ……

第38回国会 逓信委員会 第20号(1961/04/11、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  郵便振替貯金法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。田邊誠君。
【次の発言】 郵政事業及び、電気通信に関する件について、この際調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。森本靖君。
【次の発言】 郵便振替貯金法の一部を改正する法律案を引き続いて議題とし、質疑を続行いたします。田邊君。

第38回国会 逓信委員会 第21号(1961/04/12、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  この際参考人招致の件についてお諮りいたします。  来たる二十四日本委員会に郵便法の一部を改正する法律案の審査のため参考人を招致し、意見を聴取いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  なお、参考人の人選については委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決します。
【次の発言】 郵便振替貯金法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。田邊誠君。

第38回国会 逓信委員会 第22号(1961/04/21、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  郵政事業及び電気通信に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを順次許します。  森本靖君。
【次の発言】 御静粛に願います。――御静粛に願います。
【次の発言】 暫時休憩します。    午前十一時十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続いて会議を開きます。  順次質問を許します。  森本靖君。
【次の発言】 井手以誠君。
【次の発言】 島本虎三君。
【次の発言】 どうぞ次会に。
【次の発言】 松井君。
【次の発言】 次に郵便法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。  この際板野郵務局長より補足説明を聴取することと……

第38回国会 逓信委員会 第23号(1961/04/24、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  郵便法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。  本日は参考人より意見を聴取することといたします。  参考人の方々には、御多忙中にもかかわらず本委員会に御出席いただきまして、まことにありがとうございました。参考人の方々におかれましては、本案に関してそれぞれの立場より忌憚のない御意見をお述べ下さるようお願いを申し上げます。ただ時間の都合もありますので、最初に御意見をお述べいただく時間は大体一人十分程度にお願いをし、後刻委員から質疑もあろうかと存じますので、そのとき十分にお答え下さるようお願いを申し上げます。  それでは、はなはだ勝手ながら御発言……

第38回国会 逓信委員会 第24号(1961/04/25、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  郵便法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。  田邊誠君。
【次の発言】 経理局長、どうですか。
【次の発言】 この際午後一時五十分まで暫時休憩いたします。    午後零時四十八分休憩
【次の発言】 これより再開いたします。  休憩前に引き続き、郵便法の一部を改正する法律案を議題として、質問を続行いたします。受田新吉君。
【次の発言】 谷口善太郎君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は明二十六日午前十時より理事会、午前十時三十分より委員会を開会することとして、これにて散会いたします……

第38回国会 逓信委員会 第25号(1961/04/26、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  郵便法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。森本靖君。
【次の発言】 この際、午後一時三十分まで休憩いたします。    午後零時二十分休憩
【次の発言】 これより再開いたします。  休憩前に引き続き質疑を続行いたします。森本靖君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 廣瀬正雄君より本案に対する修正案が提出されております。
【次の発言】 提出者より趣旨の説明を求めます。廣瀬正雄君。
【次の発言】 原案及び修正案を一括して討論に入ります。  討論の通告があります……

第38回国会 逓信委員会 第26号(1961/05/08、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  公衆電気通信法の一部を改正する法律案を議題として審議を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。  大高康君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は明九日午前十時より理事会、午前十時三十分より委員会を開会することとして、これにて散会いたします。    午前十一時五十九分散会

第38回国会 逓信委員会 第27号(1961/05/10、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  公衆電気通信法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。  島本虎三君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 この際、午後一時半まで休憩をいたします。    午前十一時五十八分休憩
【次の発言】 これより再開いたします。  休憩前に引き続き質疑を続行します。島本虎三君。
【次の発言】 島本君、午前中ずっと労働問題、処分問題についてあなたは質疑をされたんですから、午後はできるだけ法案に直接関係のある御質疑をされるように望みます。

第38回国会 逓信委員会 第28号(1961/05/11、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。去る四月八日本委員会に予備付託になりました日本電信電話公社法の一部を改正する法律案を議題とし、審査に入ります。
【次の発言】 まず、提案者より提案理由の説明を聴取いたします。参議院議員鈴木強君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明聴取は終わりました。
【次の発言】 次に公衆電気通信法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。  下平正一君。
【次の発言】 下平君に申し上げますが、処分問題等について質疑をされるのでなくて、理事会で決定をしておる法案についての御質疑を願いたいと思います。

第38回国会 逓信委員会 第29号(1961/05/12、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  公衆電気通信法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。  この際、参考人招致に関する件についてお諮りをいたします。  本案について来たる十六日、本委員会に参考人を招致し、意見を聴取いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  なお、参考人の人選については委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
【次の発言】 昨日に引き続き質疑を続行いたします。  田邊誠君。
【次の発言】 この際、午後二時三十分まで休憩いたします。  ……

第38回国会 逓信委員会 第30号(1961/05/16、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  公衆電気通信法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。  本日は参考人より意見を聴取することといたします。  参考人の方々には、御多忙中にもかかわらず本委員会に御出席いただきまして、まことにありがとうございました。参考人の方々におかれましては、本案に関して、それぞれの立場より忌憚のない御意見をお述べ下さるようお願いを申し上げます。ただ、時間の都合もありますので、最初に御意見をお述べいただく時間は大体一人十分程度にお願いをし、後刻委員より質疑もあろうかと存じますので、そのとき十分にお答えいただきますようお願いを申し上げます。  それでは、はなは……

第38回国会 逓信委員会 第31号(1961/05/17、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  公衆電気通信法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。  受田新吉君。
【次の発言】 この際、本会議散会後まで休憩をいたします。    午後零時四十九分休憩
【次の発言】 これより再開いたします。  休憩前に引き続き質疑を続行いたします。谷口善太郎君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は明十八日午前十時より理事会、十時三十分より委員会を開会することとして、これにて散会をいたします。    午後五時五十五分散会

第38回国会 逓信委員会 第32号(1961/05/18、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  公衆電気通信法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。松前重義君。
【次の発言】 この際、午後二時まで休憩をいたします。    午後零時二十四分休憩
【次の発言】 これより再開いたします。  休憩前に引き続き質疑を続行いたします。安宅常彦君。
【次の発言】 安宅君、今呼んできますから進めておって下さい。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は公報をもってお知らせすることとし、これにて散会をいたします。    午後六時十五分散会

第38回国会 逓信委員会 第33号(1961/05/23、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  公衆電気通信法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。森本靖君。
【次の発言】 これより再開いたします。  休憩前に引き続き質疑を続行いたします。  森本靖君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次これを許します。森本靖君。
【次の発言】 次に佐藤洋之助君。
【次の発言】 次に受田新吉君。
【次の発言】 次に谷口善太郎君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。  これより採決を行ないます。  ……

第38回国会 逓信委員会 第34号(1961/06/07、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  これより請願の審査に入ります。  先ほど理事会において協議いたしました結果、本日の請願日程中、第一ないし第九、第一一ないし第二一、第二四ないし第二六、第二八ないし第三一、第三三ないし第三六、第三八、第三九、第四一、第四三、第四五ないし第四七、第六三、第六四、第七一、第七四、第七六、第七七、第八四、第八五、第八七、第八八、第九二、第一〇二、第一〇五、第一一二、第一二七及び第一三三については、その趣旨が妥当と思われますので、いずれも採択の上内閣に送付すべきものと、第一〇、第二七、第三二、第四二、第四四、第六五、第七二、第七三、第八六、第九一、第九三、第一〇……


30期(1963/11/21〜)

第52回国会 社会労働委員会 第2号(1966/09/09、30期、自由民主党)【政府役職】

○山手国務大臣 先般の内閣改造で労働省を担当することになりました山手でございます。  労働問題がますます重要性を増してまいりました今日、私は労働行政に誠意と熱意をもって取り組んでまいる考えでございまするので、どうかよろしくお願い申し上げます。  これまでの高度の経済成長は、経済社会の構造に急速な変化をもたらしましたし、わが国経済はかっての労働力過剰から労働力不足基調へと移行しつつあり、その過程におきまして労働面にも数多くの問題が今日生じてまいっております。  すなわち、地域、年齢、職種等による労働力需給の不均衡や、種々の摩擦現象の発生、経済社会の発展の陰にあって、恵まれない労働者層の問題、さら……

第52回国会 社会労働委員会 第3号(1966/11/09、30期、自由民主党)【政府役職】

○山手国務大臣 症状が固定をし、あるいは労働能力がすでに回復をしている、職場復帰が可能だと考えられるような七百三十八名の皆さま方に対しましては、そうした療養や休業補償等は今後障害補償給付に切りかえるということでございますが、労働省といたしましては、決して突然行なったわけではございませんので、いままでもいろいろ何回かに分けて退院の通知をいたしましたり、いろいろな話し合いを関係者といたしておったわけでございまして、決して突然抜き打ち的にそういう通告をした、処置をしたということではないわけでございます。
【次の発言】 河野さんよく御承知のように、三十八年当時のあの事故が起こりました直後に、わが国の医……

第52回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1966/08/11、30期、自由民主党)【政府役職】

○山手国務大臣 今度労働大臣を拝命をいたしました。いろいろ皆さん方の御協力をいただいてうまくやっていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 当初は相当多額のものが残っておりましたけれども、いろいろ努力をいたしまして最近は非常に少なくなっておる。未払い賃金等も二億余ぐらいになっておると私は思っておりますが、詳細は局長から答弁させます。
【次の発言】 ただいま局長から御答弁を申し上げましたように、一応三億六、七千万円程度のものになって圧縮されておる、こういうふうに私は了解をいたしておりますが、いろいろよく事情を調べてみなければわかりませんが、いろいろな問題もあるよ……

第52回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1966/10/17、30期、自由民主党)【政府役職】

○山手国務大臣 一酸化炭素中毒患者に対しましてどういうふうな処置をとったらよろしいかということについては、いまお話しのように労災保険審議会に答申を求めております。目下答申をつくるためにいろいろ御協議を願っておるところでございまして、まだその結論は出ておりませんが、結論を拝見をいたしましてから立法措置をする決意でございます。
【次の発言】 先ほどお話しになりました一酸化炭素中毒問題、これは非常に重要でございまして、この問題を処理しようということが非常に重要な眼目でございます。しかし同時に同様な中毒症状を起こします二硫化炭素等いろいろの問題もございまして、ただ一酸化炭素だけを見て、ほかのものは全然……

第52回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1966/11/08、30期、自由民主党)【政府役職】

○山手国務大臣 さきの委員会でそのようなお話がございまして、いろいろ私も都合をつけて出張をしたい、こういうような考えを持っておりましたが、あれから、御承知のように、十月二十一日前後、統一スト等もございましたし、さらに今月に入りましてからは、御承知のように、北海道の一日内閣等もあるというようなことで、次から次へと日程に追われておりまして、今日まだ九州に出張する機会を得ておりません。
【次の発言】 先ほど申し上げましたとおり、御承知のように、その間、岡山で全国安全大会、一万人ばかり集めて年次大会が開催される予定になっておりました。それの出席もかねてから予定をし、約束をいたしておりましたが、いろんな……

第52回国会 大蔵委員会 第8号(1966/10/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○山手国務大臣 大光相互銀行におきましていろいろ問題があったようでございます。使用者の側で、労働組合の民主的な運営あるいは組合員の自由な意思に基づいて行動をいたしますことに不当に介入をする、いまお話しのように不当な圧力を加えるというようなことは当然不当労働行為でございます。ただしかし、よく調べてみなければわからないことでございまするが、この大光相互銀行につきましてそういう事例がもしありましたならば、地方労働委員会そのほかに提訴をして救済をしてもらう道があるわけでございまして、私は、いまお話しのように使用者側が非常な暴力をふるうというようなことがあれば、そういう救済手段を当然おとりになるべきもの……

第52回国会 予算委員会 第3号(1966/10/20、30期、自由民主党)【政府役職】

○山手国務大臣 私も総務長官の答弁のように、できるならば少しでも前進をしてまいりたい、こういうように考えておりましたが、大局的な見地に立ちまして、経済に及ぼす影響あるいは税収の問題等が必ずしも十分でないというような判断でございまして、閣議でああいう決定をいたした次第でございます。
【次の発言】 できるだけ順次改善をいたしてまいりたいと思います。  人事院勧告につきましては、相当月日がたちましてから勧告をされるというような事例もございまするし、いろいろ当初予算に組まれないというような事情もございまするので、できるならば勧告のやり方等についても改善する方法はないかというようなことを、給与担当大臣等……


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第9回国会 地方行政委員会公聴会 第1号(1950/11/30、24期、国民民主党)

○山手委員 国民民主党の方でも、できるだけ地方公務員諸君の立場も考えて修正案をつくりたいと思つて、党の役員会なんかをやつて、全部よく聞きませんでしたものですから残念でありますが、私ちよつと聞いただけのことで、一点だけ東京都労連の河野平次さんにお聞きしたいと思うのであります。最初にお話があつたと思いますが、地方公務員法を出すこと自体については、出さなければならぬような必要性もいろいろあると思うというお話があつたように思います。そのあとで、政治活動の制限などについてるるお話があつたのでございまするが、初めに一方において地方公務員法を制定する必要があるという見解を一言述べられたことは、これは聞いてお……

第10回国会 地方行政委員会公聴会 第1号(1951/03/09、24期、国民民主党)

○山手委員 井藤さんにちよつとお聞きしたいと思うのでありますが、さつきお述べになりました今度の市町村民税で、大陸式でなしに英国式のやつで、少し法人にも所得割で課税することになつたのでありますが、どうもこの市町村民税の本質というようなものを私ども考えて参りますと、個人なんかとは比較にならないような活動を現に市町村でやつておりながら、市町村に対する配当があつたときには、それを通じて個人が負担をして行くということで、わかるのはわかるのですが、しかし現在の日本としては、法人の活動範囲のあまりにも大きいことを思いますと、個人と法人というものを、もつとバランスをとつて行つた方がいいのではないか、こういう気……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 経済安定委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1952/12/19、25期、改進党)

○山手委員 私の方の党の栗田君、そのほかあるいは自由党の諸君からもいろいろお話がありましたし、時間がたいへんおそくなりましたから、抽象的な問題やいろいろな信念論は私はこの際省いて、せつかくでございますから、簡単に二、三問お尋ねしておきたい。質問に御答弁なかつた点、そのほかの点についてお伺いをしておきたいと思うのであります。  なおこの際申し上げておきたいことは、私どもの方の党としては、一つは電力行政をいかに持つて行くかという根本方針を確立するために、この問題は徹底的に糾明をして行く。もう一つは綱紀粛正ということがきわめて重大な問題でありますから、この問題は、今後さらにこういう委員会やそのほかで……

第15回国会 経済安定委員会農林委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1953/03/11、25期、改進党)

○山手委員 私は少し公取委員長に御質問をしたいと思います。資料としていただいてあります「海外における独禁政策の動き」というのにも書いてあるわけでありますが、私はこの独占禁止法の改正問題は、考え方として、単に日本の国内経済問題としてだけこれを取扱つて改正をして行くということは、いかがであろうか、こういうふうに考えるのであります。この資料に、「占領時代の遺児と言われ」云々ということが書いてありますが、独占禁止法は、単に日本の国内の経済のあり方を規制するというよりか、これはやはり全世界的な問題としてこれを取上げてみて、日本はどういうふうな保護措置をすべきかというところから出発しなければならないのでは……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 通商産業委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1953/08/04、26期、改進党)

○山手委員 本法案はすでに通産委員会で屡次にわたつて審議をしておりますが、大蔵委員の皆さん方にはまだ正式に御説明申し上げておりませんので、さしあたつて提案理由の説明をいたします。  終戦後七年有半をけみしまして、待望の独立を迎えましたが、政治上の独立を確立いたしますためには、経済自立の裏づけが必要であることは、贅言を要しません。  このためには、わが国経済の基盤を形成するところの中小商工業に対して、その育成振興を強力に具現いたさなければならないこともまた多言を要しないところであります。  しかるに、わが国の中小企業は、資本力が脆弱であるのみならず、経営、技術の面においても不合理な点が多く、かか……

第19回国会 通商産業委員会化学工業振興に関する小委員会 第2号(1954/06/03、26期、改進党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  化学工業振興に関する件について調査を進めます。本日は特に参考人各位より化学工業に関する諸問題につきまして、御意見を聴取することといたしました。  この際参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。本小委員会は、現下の化学工業の重要性にかんがみ、特に通産委員会に設置せられたものでありまして、過日の衆議院本会議においても、有機合成化学工業の振興に関する決議案が全会一致をもつて決定されておるのであります。かかるときにおきまして、参考人各位には御多用中を特に御出席くださいましたことに対し、厚く御礼を申し上げます。何とぞ十分隔意ない御意見を御開陳くださいますよう特……

第19回国会 通商産業委員会化学工業振興に関する小委員会 第3号(1954/08/13、26期、改進党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  先般来この委員会では合成繊維工業、合成樹脂工業、石炭化学工業、石油化学工業あるいは合成ゴム工業のような、このデフレ経済下においてもなおかつ日本の新しくやらなければいかぬ産業を育成しなければいかぬということで、これらの各工業を取上げていろいろ検討をいたしておるわけでございますが、ごく最近石油工業に関連をし、石油化学工業が現にいろいろ問題になつて来た際でもありまするので、本日は石油工業及び石油化学工業について審議を進めたいと思います。これらの化学工業の関係の政府当局の係官の皆さん方が先般の異動で幹部の方が大部分おかわりになりました際でもありますので、もう一……

第19回国会 通商産業委員会化学工業振興に関する小委員会 第4号(1954/09/08、26期、改進党)【議会役職】

○山手委員長 これより会議を開きます。  本日は原塩の輸入に関する件及び石油化学工業に関する件について調査を進めます。  まずこの際お諮りいたしますが、小委員外の発言の通告がありました場合は、これを随時許可いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさよう決定をいたします。  まず最初に原塩の輸入の問題に関して調査を進めたいと思いますが、日本の化学工業にとつて原料塩の問題は非常に重要な問題であるとともに、同時にいろいろ議論もあるようでございますから、まず私、委員長の方から関係当局、大蔵省及び専売公社の方に御説明をお願いしたいと思いますが、順序として御説明願いたい事項は……

第19回国会 通商産業委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第6号(1954/03/19、26期、改進党)

○山手委員 きようは多数参考人の方から貴重な御意見を承りまして、私ども非常に参考になつたような気がいたしますが、参考人としておいでいただいた方々の御発言の中で二、三疑問のある点をお尋ねし御説明を願いたいと存じます。  第一に寺尾さんと出光さんと御発言に矛盾がございます。寺尾さんの方は、外貨を原油につけて日本の国内に原油を持つて来て精製する政策をとつてくれ、こういう御発言でございます。出光さんの御発言は、原油に外貨をつけるのではなくて、むしろ製品に外貨をつけるべし、製品で輸入をすべし、こういうことでございまして、製品主義か原油主義か、これは石油政策の上において大きな両者の相反する御主張であつたと……

第19回国会 通商産業委員会中小企業に関する小委員会 第6号(1954/04/14、26期、改進党)

○山手滿男君 本日は各地から業界の皆さん多数にお越しいただいて、いろいろ貴重な御意見を承ることができましたことは、非常に仕合せであつたと思います。特に陶業界の皆さんが、輸出振興の総合対策要綱を作成されて、積極的にわが国の輸出の促進に寄与しようという熱意を示されていることに対しては、深く敬意を表する次第であります。この資料を拝見し、また今いろいろな御陳述を聞いて、気づいた点について一、二お教えを願いたいと私は考えます。  この総合対策の中に法制措置の強化ということがございます。これはいわば中小企業安定法の問題になつて来ると思うのでありますが、この委員会は中小企業安定法の生みの親でございまするし、……

第19回国会 通商産業委員会電気及びガスに関する小委員会 第3号(1954/09/06、26期、改進党)【議会役職】

○山手委員長代理 委員長を交代いたします。以上で政府当局よりの説明は終りました。これより質疑に入ります。この際お諮りをいたしますが、特に本件は重要案件でありますので小委員外の発言の通告もありますので許可いたしたいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたします。  まず小委員長が総括的に質疑をいたしたいそうでございますからこれを許可いたします。長谷川君。
【次の発言】 この際お諮りいたししよす。永井勝次郎君、加藤清二君より小委員外の発言を求められておりますが、これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 それではさように決します。永井勝次郎君。

第19回国会 通商産業委員会電気及びガスに関する小委員会 第4号(1954/09/07、26期、改進党)

○山手滿男君 私はまず白井さんにお伺いをいたしてみたいと思いますが、三割を限度とする頭打ち制度が皆さんの方には適用されるのだと政府側は言つおりますが、さつきのお話でございますと相当運賃にはね返つて来る、はね返らせなければ自分の方はやつて行けないのだ、こういう御陳述がありました。電力料金の引上げが即運賃の引上げを伴うということでは、これは私どもはたいへんなことになると思うのであります。さつき簡単にお話がございましたが、まだよくわかりませんので、あなた方の運賃構成上電力料金の占めるウエートはどういうものであるか、もう少しその点を詳しく御説明をお願いいたします。

第19回国会 通商産業委員会木材利用に関する小委員会 第2号(1954/03/11、26期、改進党)

○山手委員 ぼくも田中さんに一、二お伺いをしてみたいと思うのですが、合理化促進のための貴重なお話をいただいたわけでありまして、非常に同感の意を表するものでありますが、この措置そのほかについて、いろいろ会社をつくるとか、あるいは予算措置をしなければいかぬとか、こういうことがいろいろ註につけてございます。それを並行していろいろやつて行くところは、現在の国家財政そのほかの面では非常に困難の伴つて来る問題なんでありますが、私が承りたいことは、どうしてもこれはやらなければいかぬし、われわれのすぐ座右にある問題であつて、あまりにもなれなれしくなつているために忘れておる問題でありますから、ちよつと目を見開い……

第19回国会 通商産業委員会木材利用に関する小委員会 第6号(1954/04/08、26期、改進党)

○山手委員 木材利用に関する小委員会は、木材の節約そのほかを目標にして鋭意努力をいたしておるわけでありますが、木材の節約に非常に大きな関連を持つておるスレート協議会の小杉会長さん以下御出席をいただいて、熱心なお話を聞いたことは、非常に喜びとするものでありますが、どうもただいまの日米石綿の竹中さんのお話と、小杉さんの両者のお話を聞いておりまして、非常に不幸と思いますることは、日米石綿の方は小野田セメントの系統で事業をおやりになろうとしておることであるし、一方また小杉さんの所属される会社なんかは、浅野セメントそのほかいわゆるセメント業界とタイ・アツプをした事業会社であつて、そういう同じセメント業界……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 商工委員会中小企業に関する小委員会 第4号(1955/07/07、27期、日本民主党)

○山手滿男君 境野さんにお尋ねしておきたいのですが、今お話のありましたマフラーの問題でありますが、あなたの所属をしておられまする絹人絹織物調整組合ですか、それはマフラーだけでなく、いろいろな織物を作っておるとお述べになりましたが、品種別に調整組合を作らしてくれというふうなお話しでありましたが、その場合は私はむしろ――今度輸出入取引法の改正がされますが、輸出入取引法による輸出組合が商社の届出によってカルテルを認められる。そうするとそれに見合うメーカーのカルテルを作ることの方が適切じゃなかろうか。今お話のありました百万ダース余りの商品だけのために、絹、人絹は総合的にやるのでありますからよろしゅうご……

第22回国会 商工委員会日本経済の総合的施策並びに国土総合開発に関する小委員会 第2号(1955/05/25、27期、日本民主党)【議会役職】

○山手小委員長 これより会議を開きます。  まず昭和三十年度経済計画に関し調査を進めます。本件について政府側の御説明をお願いいたします。調整部長松尾政府委員。
【次の発言】 ただいま政府より説明のありました諸問題について、御質疑はございませんか。  この際、議員永井勝次郎君より小委員外の発言を求められておりますので、これを許すに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、これを許します。永井勝次郎君。
【次の発言】 この際議員齋藤憲三君より委員外の発言を求められておりますので、これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、これを許します。齋藤憲三君。

第22回国会 商工委員会日本経済の総合的施策並びに国土総合開発に関する小委員会 第3号(1955/06/01、27期、日本民主党)【議会役職】

○山手小委員長 これより会議を開きます。  本日は国土総合開発計画に関する件、特に全国総合開発計画に関する件、及び特定地域総合開発計画に関する件、離島振興計画に関する件、工業用水、特に愛知用水に関する件についてそれぞれ調査を進めます。順次政府委員より説明を求めます。佐々木計画部長。
【次の発言】 次に離島振興の問題について経済審議庁から説明を求めます。水野調査官。
【次の発言】 次に工業用水の件につきまして奥田第二課長。
【次の発言】 これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので、順次これを許します。加藤精三君。
【次の発言】 次に櫻井君。

第22回国会 商工委員会日本経済の総合的施策並びに国土総合開発に関する小委員会 第4号(1955/06/14、27期、日本民主党)【議会役職】

○山手小委員長 これより会議を開きます。  まず工業用水、愛知用水計画について調査を進めます。工業用水の件につきましては、前回の小委員会におきまして経審当局から概略その説明を聴取いたしましたが、なお通産当局より本件につき説明を求めます。企業局長。
【次の発言】 引続き愛知用水計画について、経審当局並びに農林当局より順次御説明を願います。――農林省の方がまだ来ておられないそうです。すぐ来られるそうですが、工業用水について何か御質問はございませんか。ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。それではちょっと私から御質問いたしますが、二十九年度の工業用水道の事業概要はこれで了承いたしており……

第22回国会 商工委員会日本経済の総合的施策並びに国土総合開発に関する小委員会 第5号(1955/06/21、27期、日本民主党)【議会役職】

○山手小委員長 これより会議を開きます。  愛知用水に関し、まず農林省より説明を求めます。農林省農地局計画部長和田説明員。
【次の発言】 何か御質疑はございませんか。――私から一、二お尋ねをいたしますが、国土開発の関係でいろいろ重要な地点が取り上げられておりますが、この愛知用水が最初に取り上げられました理由と申しますか、特に初めにこれを浮き上らした理由について少し農林省側の経過を御説明を願います。
【次の発言】 以上で愛知用水に関しては一応質疑を打ち切ります。いずれ近く公団法が上程をされました暁には、本格的にあるいは農林水産委員会と合同審査を本委員会がする等の処置を講じたいと思います。

第22回国会 商工委員会日本経済の総合的施策並びに国土総合開発に関する小委員会 第6号(1955/07/13、27期、日本民主党)【議会役職】

○山手小委員長 これより会議を開きます。  まず経済白書について、政府側より説明を聴取することにいたします。田中政務次官。
【次の発言】 経済白書の説明は終りました。質疑があるようでございますから、これを許します。佐々木君。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 それでは速記を始めて。  それでは次に国土総合開発に関する件、電源開発に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますから、順次これを許します。佐々木良作君。
【次の発言】 本日はこの程度で散会をいたします。来週の日程は公報をもってお知らせをいたします。    午後四時十分散会

第22回国会 商工委員会日本経済の総合的施策並びに国土総合開発に関する小委員会 第7号(1955/07/26、27期、日本民主党)【議会役職】

○山手小委員長 これより会議を開きます。  国土総合開発に関する件、電源開発に関する件について、調査を進めます。  先般来本委員会において調査を進めて参りました西吉野発電所に関する問題並びに愛知用水計画について、本日は特に参考人として関西電力株式会社副社長森寿五郎君の御出席を願っておりますので、まず森参考人から御説明を承わることにいたします。  ごあいさつを申し上げます。森参考人には御多用中のところ、遠路をいとわず本小委員会に御出席をいただきまして、厚くお礼を申し上げます。  それではまず御意見を伺うことにいたします。
【次の発言】 参考人に対して質疑がございますから、順次順次これを許します。……

第22回国会 商工委員会木材利用の合理化に関する小委員会 第1号(1955/05/16、27期、日本民主党)

○山手小委員 風倒木のできたことによって、業界の方でいろいろ思惑もあり時価が変ってきたという先ほどからの話でありますが、去年の九月からこっち、この風倒木が木材の値段、業界にどういうふうに影響を与えておるか、それについてちょっと説明していただきたい。
【次の発言】 御説明を伺いましたが、政府が住宅だけでも四十二万戸建設しようという計画を立ててやっておるときであります。従来の木材は不当に値上りし過ぎておった、私はこういう感じを持っておりまして、ある程度頭打ちになることは、業者の方では幾分反対はあっても、これはいいことである。四十二万戸の住宅を建設しようという際に、どうしても木材の需要が千四百万石も……

第24回国会 商工委員会木材利用の合理化に関する小委員会 第2号(1956/06/01、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 私はさっき担当者から当委員会出席の要求があったことをお聞きをいたしたのでありますが、今朝来税制調査会そのほかがございまして、相当な入を委嘱してやっておりますそちらの方に出席をいたしておりましたりいたしまして、午後こちらにやって参りまして、さっき御連絡を聞いて確かめましたところが、確かにけさから出席要求があったのでありますが、いろいろな関係があって延び延びになっておった、こういうふうな係員の説明でございました。
【次の発言】 お尋ねの点でございますが、第一点につきましては今お示しがございましたように、税制調査会をずっと継続して開いておりまして、初め大所高所から税全般の議論をし、さ……

第24回国会 大蔵委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1956/02/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 ただいま議題となりました関税定率法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  この法律案は、昭和二十九年に制定されました関税定率法の一部を改正する法律の附則の規定による関税の暫定的減免措置につきまして、原子力研究用の物品を新たに免税品に追加するとともに、従来免税されていた物品の一部について軽減税率により課税することとし、その他昭和三十一年三月三十一日に減免税の期限が到来するものについて、その期限を延長すること等を目的とするものであります。  以下、改正の内容について簡単に御説明申し上げます。  まず、原子力の研究につきましては、そ……

第25回国会 大蔵委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1956/11/29、27期、自由民主党)【政府役職】

○山手政府委員 その通りでございます。
【次の発言】 これは借り入れ限度の問題でございまして、補正をする必要はないと思います。
【次の発言】 従来の例も、こういう場合にピークがありまして、非常に大きな借り入れをするようなことがありましても、必ずしも補正をしておるわけではないように思います。
【次の発言】 三十年度の補正の場合、私当時おりませんでよく知りませんから、事務当局の方から説明させます。
【次の発言】 御承知のように、余裕も見まして一千億借り入れ限度を引き上げることにいたしておりますが、この特別会計におきましては、いろいろな要素がここに最終的に現われてくるわけでございますので、現在といた……


29期(1960/11/20〜)

第43回国会 商工委員会繊維に関する小委員会 第2号(1963/02/13、29期、自由民主党)

○山手小委員 前回局長からいろいろお話を承りましたが、私、議論するのじゃなくて、二、三お伺いをしてみたいと思うのです。  天然繊維業界で構造上に大へんな問題があることは、私たちもよくわかるのでありますが、業者が多過ぎるとか、設備が過剰であるとかいうことで過当競争を続けて参りまして、昭和二十七年には七五%程度あった天然繊維が、三十六年にはすでに五九%程度にまでウェートが小さくなったということであり、さらに四十年には、これが化学繊維と半々くらいまでに構造上変わってくるということでありますが、この間の事情をもう少し詳しく堀り下げて御説明を承りたいと思います。と申しますのは、問題を申し上げますと、設備……

第43回国会 商工委員会繊維に関する小委員会 第3号(1963/03/06、29期、自由民主党)

○山手小委員 私は、酒井参考人のただいまの御意見に従いまして、二、三お尋ねをしてみたいと思うのでございます。  取引所がある業界がいろいろ相場に変動を起こして困っておるという御意見があったのでございますが、このことについて、もう少し詳しく御意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 それから輸出秩序の確立について御意見がございましたが、この点について、今、紡績業界の原委員長からもお話がございましたが、毛についても、日米間に綿におけると同様なトラブルが起きる可能性が十分にあるというお話がございましたけれども、この点について、もう少しお伺いしたいと思います。

第43回国会 商工委員会繊維に関する小委員会 第4号(1963/03/13、29期、自由民主党)【議会役職】

○山手小委員長代理 ほかに質疑もないようでございますので、この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用中にもかかわらず、当小委員会の調査のために、大へん長い間貴重な御意見をお述べいただきまして、まことにありがとうございました。委員一同にかわりまして、委員長より厚くお礼を申し上げます。  次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後四後三十四分散会


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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