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田中伊三次 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

田中伊三次[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
184位
委員会発言歴代TOP500(衆)
401位
委員会出席(幹部)歴代TOP100
71位
委員会出席(無役)歴代TOP1000
645位
委員会発言(議会)歴代TOP100
86位
委員会発言(政府)歴代TOP500
110位
各種会議発言(政府)歴代TOP100
96位

25期委員会出席(幹部)TOP100
55位
25期委員会発言(議会)TOP50
11位
27期委員会発言(政府)TOP25
23位
28期委員会出席TOP100
54位
28期委員会出席(幹部)TOP50
41位
28期各種会議出席TOP25
22位
31期委員会出席(幹部)TOP100
87位
32期委員会出席(幹部)TOP100
84位
33期委員会出席(幹部)TOP100
78位
33期委員会発言(議会)TOP10
10位

このページでは田中伊三次衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。田中伊三次衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 議院運営委員会 第1号(1949/03/05、24期、民主党)

○田中(伊)委員 ちよつと私の方から委員会にお諮りを願うことがあります。この間わが党より中曽根君外六名合計七名を除名いたしまして、幹事長名をもつて除名をお知らせ申し上げたが、その議席の変更ということについて、どういう取扱いをしていただくか、一應お諮りを願いたいと思います。法規の関係からは、議長がおきめになることと考えますが、それも当委員会で一應お諮りをいただければ議長が御決定がやりやすいと思います。
【次の発言】 もう一言つけ加えますが、委員長のお考えできようはいけない。次がよかろうというお考えであれば、次会にお諮りをいただいてもけつこうです。

第5回国会 議院運営委員会 第10号(1949/03/31、24期、民主党(第十控室))

○田中(伊)委員 それは私からかわつてお答えいたします。届出それ自体には別に異議を言う筋のものでない。名称が既存の交渉團体の名称と抵触をする。そういう既存のものと抵触するような届出は、一般論としてもあるべきものでない。既存の交渉團体も迷惑するし、議院運営の立場からもたいへんな御迷惑である。こういう二つの理由から、新しい届出は既存の届出の名称と抵触しない名称を使つていただきたい。これだけのことであります。もう一つは三十七名ということでお届出がございますが、その三十七名というものについては、御本人の御承諾があつて、自分たちは新国体に参加をするのだどいう意思表示がありやいなやを確かめていただければ、……

第5回国会 議院運営委員会 第11号(1949/04/02、24期、民主党(第十控室))

○田中(伊)委員 ただいまのお話に関連して一言私どもから意見を申し上げます。私の方の民主党は院内交渉團体として結成をいたしましてから後に、数を減じたという届出を申し上げた事実はございません。今日まで民主党の役員を変更して何がしを幹事長に改めますと言つたこともございません。すなわち届出をいたしましてから以後今日まで党機関を持つた民主党は変更なくして現存をいたしております。現存している上に今新たな民主党の届出がありましても、私どもの名前と同様な名前を使つていただく民主党ということは私の力も困る。私の方が困るのみならずこれは議院運営の建前上から考えましても、同一党名があるということは取扱い上まことに……

第5回国会 議院運営委員会 第47号(1949/05/31、24期、民主党(第十控室))

○田中(伊)委員 私の方も異議なし。

第5回国会 商工委員会 第12号(1949/05/11、24期、民主党(第十控室))

○田中(伊)委員 私は賛成の意を表明いたしたいと考えております。この自轉車の改良あるいは増産がよりよく進められるであろうという観点、從つてさらによりよき自轉車の輸出に対して寄與するであろうと考えられます。こういう点からまず考えまして本案に賛成をいたしたいのであります。なおとかく地方財源の貧困が嘆かれておる折柄でありますが、この法律案の実現によつて、地方財源に若干の増收が予定せられるのではないか、そういう希望を持つことができるという点も、賛成をする一つの理由であります。ただ一点問題になると思いますのは、ただいま御発言がありましたようなこの法案の実現によつて、善良な地方町村の人々に賭博の習性を植え……

第8回国会 建設委員会 第4号(1950/07/22、24期、自由党)

○田中(伊)委員 京都国際文化観光都市建設法案につきまして、提案者を代表して、私よりきわめて簡單に提案理由を御説明申し上げたいと存じます。まず総括的な説明を一言いたしまして、続いて各条についての簡單な説明を申し上げたいと存じます。  わが京都市は、皆様御承知のごとくに、五百三十平方キロメートルにわたる広い面積と、百十万に上る人口を持つておりまして、延暦十三年に遷都以来、延々実に千年を越える都市の生命を保ちつつあるところの、古くてまことに美しい都でございます。まず国際文化観光都市としての姿を眺めてみますると、教学の機関としましては、京都大学、立命館、同志社、女子大学等、十指に余る最高学府を有し、……

第8回国会 人事委員会 第1号(1950/07/19、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより人事委員会を開会いたします。  ごあいさつを申します。どうぞよろしく。  議事に入る前に、去る十七日、横田甚太郎君が委員を辞任せられております。これをお知らせ申し上げておきます。  まず諸君の座席についてお諮りいたします。これは必要の際は委員長において随時変更することといたしまして、ただいま御着席の通りにいたしておきたいと思いますが、これに御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、さよう決定いたします。  ただいまより理事の互選を行います。
【次の発言】 藤枝君の動議に御異議はございませんか。

第8回国会 人事委員会 第2号(1950/07/31、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 それではこれより人事委員会を開会いたします。  まで政府委員が参つておりませんが、間もなく参りますから、ちようど参りましたころに陳情に入ることになろうと思います。  議事に入るに先立ちまして、お知らせを申し上げておきます。去る十九日本委員会の決議によりまして、議長に対して承認方を求めておりました国家公務員の給與並びに人事行政に関する国政調査の件は、去る二十日議長において承認をいたしました。これを御報告申し上げておきます。  また去る十九日には、土橋一吉君が委員を辞任せられまして、加藤充君が委員となられましたが、同日再び加藤君が委員を辞せられて、河田賢治君が新たに委員となられました……

第9回国会 人事委員会 第1号(1950/11/25、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより人事委員会を開会いたします。  まず諸君に御了解を願つておきたい点がございます。この間の二十二日、松澤委員外八委員の諸君の連名で、給與べース改訂に関し委員会をすみやかに開会されたいとの要求書が提出ぜられました。よつて本日開会することにいたしまして、諸君のお集まりを願つた次第であります。御了承をいただきたいと存じます。  なお閉会中にこの委員会において審査をいたしました会務員の副利厚生施設に関する件、それから勤務地手当支給地域に関する件、寒冷地手当及び石炭手当に関する件の三件について調査するために、各地に委員の派遣をいたしまして、熱心に御調査を願つたのでありますが、閉会中で……

第9回国会 人事委員会 第2号(1950/11/27、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 それではこれより人事委員会を開会いたします。  まず国政調査承認要求の件についてお諮りをいたします。国家公務員の給與に関する問題、職階制に関する問題、さらに職階制に関する法律の規定に基く職種の名称とか定義とかいつたようなものを決定する、あるいは改正するというようなことをめぐる問題、そういう問題でいろいろ問題がございますので、この際国政調査の承認要求をいたしておきたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつてそうすることに決定をいたします。  それでは国政調査承認要求書についてお諮りをいたします。これは例によりまして委員長において作成をして提出……

第9回国会 人事委員会 第3号(1950/11/28、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより今事委員会を開きます。  この際諸君にお諮り申し上げます。一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案は、おそくも昨日中には付託されるものと思つたのでありますが、ただいままでにはこれがございませんので、当委員会はこのまま休憩しておきたいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。さようにいたします。  なお本日中に付託がない場合は時間切れになりますので、あらかじめ定めておきたいと思いますが、明日は十時三十分より理事会、十一時より委員会を開会することにいたしたいと存じます。  それではこれで休憩いたします。     午前十一時二十五分休憩……

第9回国会 人事委員会 第4号(1950/11/29、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 それではこれより人事委員会を開会いたします。  去る二十七日、当委員会より議長に対して承認方を要求しておりました国家公務員の給与並びに職階制に関する国政調査の件については、昨二十八日議長においてこれを承認されましたので、ここにお知らせ申し上げます。  ただいまより、本日この委員会に付託せられました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出、第十二号を議題としてその審議に入ります。まず政府当局より提案理由の説明を聽取いたします。岡崎内閣官房長官。
【次の発言】 この際お諮りをいたしますが、暫時休憩いたしたいと存じます。御異議ありませんか。

第9回国会 人事委員会 第5号(1950/11/30、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより人事委員会を開会いたします。  まず理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。去る第八回国会の七月三十日に、理事であられた今村長太郎君が委員をやめられ、その後理事一名が欠員となつたままでありますので、この際理事の補欠選挙を行いたいと存じます。これは先例によりまして、委員長において指名することに御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは田中重彌君を理事に指名いたします。
【次の発言】 それから当委員会の参考人を選定いたしまして意見を聞くことに、前会決定をしたわけでございますが、参考人の指名は委員長に御一任になつておりましたので、委員長において選……

第9回国会 人事委員会 第6号(1950/12/01、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより人事委員会を開会いたします。  ただいまより一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第十二号を議題といたしまして、審査を継続いたします。  本日は、特に本法案について多年の御経験と御研究を積んでおられる方々の貴重な御意見を拝聽することによつて、この法案の審査の万全を期して参りたいと考えまして、公共企業体仲裁委員会委員今井一男君、官庁労働組合給與共同闘争委員会議長佐藤忠夫君、官公庁労働組合協議会、全逓信従業員組合中央執行委員長永岡光治君、郵政省大臣官房人事部長松井一郎君の四君の方々を参考人として御出席を願つておるわけであります。参考人の各位におかせられ……

第9回国会 人事委員会 第7号(1950/12/02、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより人事委員会を開会いたします。  ただいまより一般職の職員の給與に関する法律の一応を改正する法律案、内閣提出第一二号を議題といたします。  本法律案につきましては、昨日をもつ大体の質疑を終了しかけておるのでありますが、この際特に御質疑があれば、許可をすることにいたしたいと思います。何か御質疑ございますか。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか。――御質疑がなければこれにて本法案に対する質疑を終了いたします。  引続き本法案を議題として討論を行います。討論は通告順によつてこれを許します。
【次の発言】 加藤君のただいまの議事進行に関する御発言でございますが、かねてよりこの法……

第9回国会 人事委員会 第8号(1950/12/04、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより人事委員会を開会いたします。  この際御報告を申し上げます。国家公務員に対する年末手当の支給に関する法律案(内閣提出第二八号)の審査を本委員会にただいま付託せられましたので、御報告を申し上げます。  ただいまより、国家公務員に対する年末手当の支給に関する法律案(内閣提出第二八号)を議題として審査に入ります。まず政府より提案理由の説明を聽取いたします。岡崎官房長官。
【次の発言】 これにて提案理由の説明を終了いたしました。  午前中の会議はこの程度にとどめまして、午後は一時より再開をいたしまして、質疑に入りたいと存じます。  これにて休憩いたします。     午前十一時四十……

第9回国会 人事委員会 第9号(1950/12/05、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 それではこれより人事委員会を開きます。  国家公務員に対する年末手当の支給に関する法律案(内閣提出第二八号)及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第二九号)、この両法律案を一括して議題として質疑を継続いたします。岡田君。
【次の発言】 岡田君、発言を継続してください。
【次の発言】 それは大蔵大臣が今答弁しておるではありませんか。
【次の発言】 池田大蔵大臣が急いでおりますから大蔵大臣に対する質疑を先にお願いいたします。加藤君。
【次の発言】 八百板君。
【次の発言】 質疑はこれで終了いたしました。  ただいまより国家公務員に対する年末手当支給に関する……

第9回国会 人事委員会 第10号(1950/12/09、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより人事委員会を開きます。  議事に入る前に、お諮りを申し上げます。四月に理事松澤兼人君、五日に理事田中重彌君、なお昨八日には藤枝泉介君が、それぞれ委員を一旦辞任されましたので、理事三名が欠員となつております。この際欠員選任を行いたいと思いますが、これは先例によりまして、選挙の手続を省略して、委員長において指名をするに御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは藤枝泉介君、田中重彌君、松澤兼人君をそれぞれ理事に指名いたします。
【次の発言】 この際進駐軍労務者の給與の問題に関係をいたしまして、成田君より御発言を求められておりますのでこれを許します。成田君。

第10回国会 厚生委員会 第35号(1951/06/02、24期、自由党)

○田中伊三次君 ハイアライ競技法案につきまして、その提案理由を御説明申し上げたいと存じます。敗戦直後の混乱と無秩序からわが国の国情は今やだんだんに立ち直りつつありますことはまことに慶賀にたえないところでございますが、しかしながら敗戰の社会的変革によりまして、具体的に申し上げまするならば傷痍者、引揚者、戦災未亡人、孤児、貧民、老廃者等に対する救済保護の政策とその施設は、その企画と目的におきまして現在はいまだその半ばをも達していない実情にございます。さらに結核対策等につきましても、一段とこれを強化する必要を痛感する実情に置かれておるのであります。しかしながら国家再建の重大要件としてのこれらの事態を……

第10回国会 人事委員会 第1号(1950/12/10、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより人事委員会を開きます。  国政調査承認要求の件についてお諮り申し上げます。これは前国会におけると同様に、国家公務員の給与並びに職階制に関する事項と、さらにこれにつけ加えて人事院において調査研究中の国家公務員に対する災害補償制度並びに恩給制度に関する事項について承認を求めることといたしまして、委員長より書面をもつて議長に要求をいたしておきたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつてさように決定いたしました。  なお要求書の内容につきましては、委員長に御一任を願つておきたいと存じます。  暫時休憩いたします。     午前十一時五十五分休……

第10回国会 人事委員会 第2号(1950/12/11、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これにて提案理由の説明は終りました。  引続き両案について質疑に入ります。質疑は通告順によつてこれを許します。まず平川篤雄君。
【次の発言】 大蔵大臣は大蔵委員会で説明をするために、ちよつと席をはずされますので、御了承願います。
【次の発言】 それでは次に成田君。
【次の発言】 大蔵政務次官、もつとはつきり詳しく答弁をしてください。
【次の発言】 松澤君。
【次の発言】 八百板君。
【次の発言】 御意見はまことにごもつともであると存じます。前国会に配付をした案をそのまま援用して参りたいと存じます。最初に言うことを忘れておりましたが、御注意によつて申しあげておきます。

第10回国会 人事委員会 第3号(1951/01/27、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 それではこれより人事委員会を開会いたします。  本日の議題に先だつて、諸君に御報告をかねてお諮りをいたしておきたいことがあります。それは前国会において、青森県の石炭手当に関して、国家公務員に対する寒冷地手当及び石炭手当の支給に関する法律の一部を改正する法律案について、その改正案の立案並びに関係方面との折衝を委員長に御一任を願つたのでありますが、私の微力のいたすところ、遂に前国会会期中には関係方面の完全な了解点に達することができなかつたのであります。しかしながらこの施行の時期が二十六年度よりということになつておりますが、これを二十七年度よりと修正して、あらためて提出をいたします場合……

第10回国会 人事委員会 第7号(1951/05/18、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 それではこれより人事委員会を開催いたします。  議事に入るに先だちましてお知らせを申し上げておくことがございます。昨十七日、人事院より国会と内閣に対して一般職の職員の給與に関する法律第二条第六号及び国家公務員法第二十三条の規定に基いて、一般職の職員の勤務地手当の支給地域の区分に関する法律制定に関する意見書が提出せられましたので、ここにお知らせを申し上げます。  本日はまず先に意見書を中心として一般職の職員の勤務地手当の支給地域の区分に関して政府当局より説明を聽取いたします。山下人事官。
【次の発言】 これで政府側の説明を終りました。

第10回国会 人事委員会 第8号(1951/05/19、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 それではこれから人事委員会を開会いたします。  議事に入るに先だつてお知らせ申し上げます。この委員会で予備審査中でありました国家公務員災害補償法案が、昨十八日参議院で修正議決になりまして、本院に送付され、昨日この委員会に正式に付託となりましたのでお知らせ申し上げておきます。なお参議院における修正の箇所を明瞭にするために、印刷をしてお手元に配付をいたしておきましたから御参考にごらんおきください。
【次の発言】 それではただいまより、昨日に引続いて一般職の職員の勤務地手当の支給地域の区分に関して、政府に対して質問を継続することにいたします。松澤兼人君。

第10回国会 人事委員会 第10号(1951/05/22、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより人事委員会を開会いたします。  ただいまより国家公務員災害補償法案、内閣提出第六八号、参議院送付を議題といたしまして、質疑を継続いたします。成田知巳君。

第10回国会 人事委員会 第11号(1951/05/23、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより人事委員会を開会いたします。  議事に入る前にまず理事の補欠選任についてお諮りをいたします。昨二十二日午後、理事の藤枝泉介君が委員を辞任せられましたので、理事一名が欠員となつております。この際理事の補欠選任を行いたいと思いますが、これは先例によりまして選挙の手続を省略して、委員長において指名をいたすことに異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは藤枝泉介君を理事に指名をいたします。
【次の発言】 ただいまより国家公務員の災害補償法案、内閣提出第六八号、参議院送付、これを議題として質疑を継続いたします。平川君。

第10回国会 人事委員会 第13号(1951/05/31、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより人事委員会を開催いたします。  お知らせを申し上げておくことがございます。電気通信委員会から、電気通信省の職員に対する給与制度の改善に関する申入書というのが当委員会のあてに参つておりますので、皆様のお手元に配付いたしておきました。御研究おきを願いたいと存じます。なお郵政委員会、それから運輸委員会からも同様趣旨の申入れがございます。あわせてお知らせを申し上げます。
【次の発言】 人事院から提出になつております意見書を中心として一般職の職員の勤務地手当の支給地域の区分に関する質疑は、去る二十四日の委員会において大体終了をいたしておりますが、なお相当の質疑が残つておることである……

第11回国会 人事委員会 第1号(1951/08/22、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより人事委員会を開きます。  議事に入る前にお知らせ申し上げます。かねてより閉会中審査を申し出ておりました公務員の給与改訂問題に関する件については、去る十八日議院の決議によつて当委員会にその審査を付託せらるることになりました。  またもう一つは、一昨二十日に人事院より国家公務員法第二十八条及び一般職の職員の給与に関する法律第二条第三号の規定に基く一般職の職員の給与に関する報告及び勧告が国会に提出せられました。この二つをお知らせ申し上げておきます。
【次の発言】 ただいまより公務員の給与改訂問題に関する件を議題といたしまして審査を行います。まず最初に一昨日提出せられました一般職……

第12回国会 人事委員会 第1号(1951/11/08、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより人事委員会を開会いたします。  去る一日、昭和二十六年度における国家公務員に対する年末手当の額の特例に関する法律案、内閣提出第一九号の審査を当委員会に付託されました。
【次の発言】 それから理事の補欠選任についてお諮りいたします。  去る十月二十六日、理事であられた淵上房太郎君が一旦委員を辞任せられたので、理事が一名欠員になつております。この際理事の欠員補充を行いたいと思いますが、これは先例によりまして、選挙の手続を省略して、委員長が指名することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは淵上房太郎君を再び理事に指名をいたします。

第12回国会 人事委員会 第2号(1951/11/10、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 それではこれより人事委員会を開会いたします。  議事に入る前に御報告を申し上げておきます。本日一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出、第二六号の審査をこの委員会に付託せられました。これを御報告申し上げます。  次に理事の補欠選任についてお諮りをいたします。去る五日理事であられた松澤兼人君が一旦委員を辞任せられたことがありますので、理事一名が欠員となつております。この際理事の補欠選任を行いたいと存じますが、これは先例に従つて、選挙の手続を省略して、委員長より指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは松澤兼人君を再び理事に指名……

第12回国会 人事委員会 第3号(1951/11/12、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより人事委員会を開会いたします。  ただいまより昭和二十六年度における国家公務員に対する年末手当の額の特例に関する法律案、内閣提出第一九号、及び一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第二六号、両案を一括して議題といたしまして、質疑に入ります。質疑は通告の順序によつてこれを許します。まず藤枝泉介君。
【次の発言】 地方財政委員会の政府委員は明日にしてほしいというお話でございます。それでは午前中はこの程度にいたしまして、午後は一時より開会をいたします。     午前十一時五十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  ただいまより昭和二十六年……

第12回国会 人事委員会 第4号(1951/11/13、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより人事委員会を開きます。  ただいまより昭和二十六年度における国家公務員に対する年末手当の額の特例に関する法律案、内閣提出第一九号、及び一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出第二六号、この両案を一括議題として質疑を継続いたします。田中重彌君。
【次の発言】 それでは政府の方から、今田中委員の御質問のあつた減税の級別影響「覧と申しますか、それを詳しく、今お述べになつたものも、漏れておるものも一覧表にして出してください。それからただいま御質問の要領のうちで答えのない部分、本俸、勤務地手当、扶養家族手当、それから特殊勤務手当はわかりましたが、それ以外の超過……

第12回国会 人事委員会 第5号(1951/11/14、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより人事委員会を開会いたします。  ただいまより昭和二十六年度における国家公務員に対する年末手当の顯の特例に関する法律案、及び一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案の両案を一括して議題とし、審査を継続いたします。  本日は特に一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案について深い関係をお持ちになる方々、及び学識経験者を十五名お招きいたしまして、この法案の審査の参考となる御意見を承りたいと存じます。この法案についてかくのごとく参考意見を承わるゆえんは、この法案が国家公務員の大半を占めておる一般職の職員の給與改善に関するものであることもに、他面地方公務員の……

第12回国会 人事委員会 第6号(1951/11/15、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより人事委員会を開きます。  議事に入る前に御報告を申し上げます。昨十四日特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出、第四五号、この審査を当委員会に付託になりましたので、御報告を申し上げます。  これから昭和二十六年度における国家公務員に対する年末手当の額の特例に関する法律案、及び一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案の二案を一括議題として質疑を続行いたします。まず淵上君。
【次の発言】 それではこれに関連して中曽根君。ごく簡単に願います。
【次の発言】 次に加藤君。
【次の発言】 柄澤君、きようの質問場の順序は松澤君、平川君、あなたという順……

第12回国会 人事委員会 第7号(1951/11/16、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 柄澤君。ちよつと御注意を申し上げますが、特別職の職員の給与に関する御質疑でないと、今の御質問のようなことは、もう昨日までに終了しておるのです。そこをよくわきまえてやつてください。少しおかしいですよ。政府委員のお答えがありますか。
【次の発言】 政府委員が今お答えをするから……。お答えありますか。きようは特別職関係の方ばかり来ておるのですから、お答えできないはずです。
【次の発言】 お答えありますか。
【次の発言】 午前中はこの程度にいたしまして、午後は二時から続行いたします     午後零時三十分休憩

第12回国会 人事委員会 第8号(1951/11/17、24期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより人事委員会を開きます。  ただいまより特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第四五号)を議題といたし、質疑を続行いたします。柄澤君
【次の発言】 動議に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。それでは動議の通り決しました。これにて本法律宋に対する質疑は終了いたしました。ただいまより本案を議題として討論をいたします。討論は通告順によつてこれを許します。藤枝泉介君。
【次の発言】 中曽根君。
【次の発言】 松澤君。
【次の発言】 柄澤君。
【次の発言】 これにて討論は終りました。ただちに本案の採決をいたします。この法律案の原案に賛成の諸君……

第13回国会 人事委員会 第4号(1952/02/29、24期、自由党)【議会役職】

○田中(伊)委員長代理 井上良二君。
【次の発言】 局長さんは政府委員となつておりますから、政府を代表して責任のある答弁をする立場にあります。
【次の発言】 井之口君に申し上げますが、今の御質問はたいへん大事な点でもあろうと思いますから、労働省と特別調達庁を適当な時期に呼びまして、あらためてお聞きを願うことにいたします。きようはよろしゆうございますか。
【次の発言】 今井君。


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 労働委員会 第1号(1952/11/08、25期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 それではただいまより労働委員会を開会いたします。  この際ちよつとごあいさつを申し上げます。  このたびは諸君の御推挙によりまして委員長の重責を汚すことになりました。非才未熟でありますが、皆様の御後援と御協力によりまして、この重責を全ういたしたいと存じます。  これから理事の互選を行いたいと存じます。いかがいたしますか。
【次の発言】 ただいまの持永君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは委員長より理事を指名いたします。    大橋 武夫君  山村新治郎君    石田 一松君  前田 種男君    青野 武一君以上の五名のお方を指名いたします……

第15回国会 労働委員会 第2号(1952/11/13、25期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 それではただいまより労働委員会を開きます。  まず国政調査の承認要求の件についてお諮りいたします。委員会の国政調査に関しては、衆議院規則第九十四條によりまして、あらかじめ議長の承認を受けなければならぬこととなつております。つきましては、当労働委員会としては、次のごとく要求いたしたいと存じます。  調査する事項としては、一、失業対策に関する事項、二、労資関係に関する事項、三、労働基準に関する事項、こういたしまして、調査の目的は、労働行政の適正を期するためとし、調査の方法としては、関係各方面より意見の聴取及び資料の要求等ということにいたしまして、調査の期間は本会期中といたしたいと存じ……

第15回国会 労働委員会 第3号(1952/11/28、25期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 それではこれより会議を開きます。  お諮りをいたします。去る十一月二十四日に、理事の大橋武夫君が委員を辞任せられましたので、理事の補欠選挙を行いたいと存じます。これは委員長から指名することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは吉武惠市君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に前回の委員会におきまして、けい肺病対策小委員会及び港湾労働に関する小委員会を設置するごとに決定しておりますが、その委員の指名を委員長に御一任を願つておりますので、けい肺病対策小委員会につきましては、       吉武 惠市君    持永 義夫君       重政 誠之君   ……

第15回国会 労働委員会 第4号(1952/12/02、25期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 ただいまより労働委員会を開会いたします。  この際委員長よりお諮りをいたしますが、けい肺病対策小委員会の小委員の数を一名追加選任いたしたいと存じます。そこで小委員の氏名は委員長より指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それではけい肺病対策小委員会の小委員に石野久男君を指名いたします。
【次の発言】 本日はこれから電産及び炭労争議に関する件について、調査を進めて参りたいと存じます。申すまでもなく、この問題は、国民経済ないし国民の生活に重大なる影響を及ぼしつつある問題であると存じまして、この調査を進める次第でございますから、ここに御列……

第15回国会 労働委員会 第5号(1952/12/05、25期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより労働委員会を開きます。  公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件(内閣提出、議決第一号)これを議題といたしまして審議を進めます。
【次の発言】 本件に関しては、すでに昨日連合審査会において、参考人の諸君の意見を十分に聴取したのでございます。本日は政府に対して質疑をいたしたいと存じます。  質疑の通告がありますので、これを順次許します。石田君。
【次の発言】 石田君……。
【次の発言】 法制局第三部長の西村健次郎君が出席しました。

第15回国会 労働委員会 第6号(1952/12/08、25期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  まず公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件(内閣提出、議決第三号)を議題といたします。政府より提案理由の説明を求めます。愛知大蔵政務次官。
【次の発言】 次に本件について審査の必要上、参考人として専売労組の執行委員長平林剛君、公共企業体等仲裁委員会の委員長今井一男君の両君の出席を求めまして、意見の聴取をいたしたいと存じますが御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、さように決定をいたします。
【次の発言】 次に公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件(内閣提出、議決第一……

第15回国会 労働委員会 第7号(1952/12/09、25期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより労働委員会を開きます。  本日は御多忙中のところを、参考人におかせられましては御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。お礼を申し上げます。重要な案件についての御意見を伺うことでございますから、どうか隔意なき御意見をお伺い申し上げたいと存じます。  それでは公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件(内閣提出、議決第二号)これを議題といたします。関係各位の御意見を求めることにいたします。  まず日本専売公社総裁秋山孝之輔君。  それから秋山さんにお願いをいたしますが、いろいろな都合で国会が遅くなつて時間がございませんので、今日まで……

第15回国会 労働委員会 第8号(1952/12/10、25期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件(内閣提出、議決第一号)、公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件(内閣提出、議決第二号)この両件を一括議題として、審議を進めることにいたします。質疑の通告がございますので、順次これを許します。石田一松君。
【次の発言】 石田君、御質問はございませんか。――それでは森山君。――おりませんね。春日君。
【次の発言】 青野君。――山花君。
【次の発言】 山口君。
【次の発言】 山口君、いいですか。――それでは青野君。

第15回国会 労働委員会 第9号(1952/12/12、25期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 ただいまより労働委員会を開きます。  この際議事に入ります前に、皆さんに御報告を申し上げます。かねてより懸案になつておりました労働金庫法案に関して、昨日委員長が参議院の委員長と会見をいたしまして懇談を遂げました結果、労働金庫法案については、参議院が議員提出として先議をしたい、すみやかに本院に送付をして来られるようにいたしたいという御希望でございましたので、お願いをしておきました。御報告を申し上げておきます。
【次の発言】 これより公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件(内閣提出、議決第一号)及び公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国……

第15回国会 労働委員会 第10号(1952/12/13、25期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 ただいまより労働委員会を開きます。  公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件(内閣提出、議決第一号)公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件(内閣提出、議決第二号)この両案を一括議題といたしまして審議を進めるのでありますが、議案は非常に重要な段階に参つておりますので、次会、明後日一時より委員会を開きまして、委員長は、各位の御意向を十分尊重いたしまして……(「反対々々」と呼び、その他発言する者あり)結論を出すことに全力を尽したいと存じます。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。     午後四時五十三分散会

第15回国会 労働委員会 第11号(1952/12/15、25期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより労働委員会を開きます。  公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件(内閣提出、議決第一号)及び公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件(内閣提出、議決第二号)この両件を一括して議題といたしまして、審議を進めることにいたします。
【次の発言】 ただいまの伊能君の御提出の動議の通り決することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、さように決定をいたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後五時三十三分散会

第15回国会 労働委員会 第12号(1952/12/16、25期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 それではこれより労働委員会を開きます。  公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件(議決第一号)及び公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件(議決第二号)を一括して議題といたしまして、質疑を継続いたします。山村君。
【次の発言】 ただいまの山村君の質疑打切りの動議に御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決定をいたします。これによつて質疑は終局をいたしました。  この際両件につきまして、自由党の山村君及び改進党の森山君より、いずれも発言を求められております。順次……

第15回国会 労働委員会 第13号(1952/12/18、25期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 ただいまより労働委員会を開きます。  この際お諮りをいたします。去る十五日、理事山村君及び委員重政君、中君、また昨十七日には理事吉武君が、いずれも委員を辞任しておられますので、理事とけい肺病対策及び港湾労働に関する小委員並びに小委員長の補欠選任を行わねばなりませんが、これは先例によりまして委員長より指名をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、さようにいたします。  理事には、山村新治郎君及び吉武惠市君を指名いたします。またけい肺病対策小委員には吉武惠市君、松山義雄君、その小委員長には吉武惠市君、港湾労働に関する小委員に山村新治郎君、中……

第15回国会 労働委員会 第14号(1952/12/23、25期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  お諮りをいたします。去る十九日春日君が委員を辞任せられましたので、港湾労働に関する小委員会が一名欠員となつております。この際小委員の補欠選任をしなければなりませんが、これは先例によりまして委員長より指名をいたしたいと存じますが、御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議がなければさようにいたします。港湾労働に関する小委員会の小委員に春日君を再び指名をいたします。
【次の発言】 次に、労働行政に関する件を議題といたしまして、質疑をいたしたいと存じます。まず前田君。
【次の発言】 春日君。
【次の発言】 調達庁から根道長官が出席をしております。それから、……

第15回国会 労働委員会 第15号(1953/02/27、25期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  去る二十三日に委員山口丈太郎君、また二十四日に委員赤日一幸君がいずれも一旦委員を辞任をしておられますので、ただいま港湾労働に関する小委員に欠員を生じております。この際補欠の選任を行いたいと存じます。これは先例によつて委員長に指名の御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 異議なしと認めまして、指名をいたします。港湾労働に関する小委員に春日一幸君、及び山口丈太郎君をそれぞれ指名いたします。
【次の発言】 さらにお諮りをいたします。理事吉武惠市君及び石田一松君より理事辞任の申出がございますが、……

第15回国会 労働委員会 第16号(1953/02/28、25期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより労働委員会を開きます。  電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案(内閣提出第八八号)を議題といたしまして市会に引続いて質疑を進めるごとにいたします。本日は犬養法務大臣、小笠原通産大臣が出席をするはずでございましたが、予算委員会の都合上、本日は出席をいたしかねますから、御質疑はこの両大臣の分を除いて御留保の上で御質問を願いたいと存じます。まず森山君。
【次の発言】 森山君に申し上げますが、労働大にはお聞きの通り、劈頭申しましたように、推測をしておるといろ程度でありまして、具体的にこういう動きがあると認定する秘度にまでは行つていないとこういうのでありま……

第15回国会 労働委員会 第17号(1953/03/02、25期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより労働委員会を開きます。  電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案(内閣提出第八八号)を議題といたします。前会に引続いて質疑を継続いたします。森山君。

第15回国会 労働委員会 第18号(1953/03/03、25期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより労働委員会を開きます。  電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案(内閣提出第八八号)を議題といたします。前会に引続いて質疑を継続いたします。菊川君。
【次の発言】 それでは午後二時まで休憩いたします。     午後零時十九分休憩
【次の発言】 午前に引続いて会議を再開いたします。  まず労働行政に関する件を議題といたします。簡単に森山君。
【次の発言】 それから調達庁に委員長からも一言希望しておきますが、この問題は非常に重大な影響のある問題だと考えております。重要法案の審議中に、特に御出席を願つて質疑をしておるような状態であります。どうかあとう限り……

第15回国会 労働委員会 第19号(1953/03/09、25期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより労働委員会を開会いたします。  電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案(内閣提出第八八号)を議題といたし、前会に引続いて質疑を継続いたします。山花秀雄君。
【次の発言】 この点は非常に大事な点ですが、関連質問は他にございませんか。――それでは山花君継続して……。
【次の発言】 その点大島政府委員、お答えできませんか。
【次の発言】 大島君にちよつと委員長から申し上げますが、今の質問にもつと簡単に答えができませんか。スイツチ・オフ以外に許された争議行為としてどんなものがあるか、具体的にはつきり言えるじやないかと思います。

第15回国会 労働委員会 第20号(1953/03/10、25期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 これより労働委員会を開きます。  電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案(内閣提出第八八号)を議題といたします。昨日に引続いて質疑を継続いたします。  それからこの際皆さんに申し上げますが、間もなく副総理が参ります。それからここに佐藤法制局長官、法務府からは岡原刑事局長、これだけが労働省開係以外に出席をいたしております。  それでは質疑を継続いたします。山口丈太郎君。
【次の発言】 山口君にちよつと申し上げますが、官房長官、法制局長官がおりますから、あとは留保しておいて、その方の質疑を先にお願いします。


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 商工委員会 第30号(1955/06/24、27期、自由党)

○田中(伊)委員 それでは重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置に関する法律案について、通産大臣の御意見を伺いたいと存じます。  まず私の質問は、この法案が鉄鋼の部門からも、ゴムの部門からも、砂糖その他の部門からもいろいろ意見がありましょうが、私は御承知の京染め――京染めのみならず、京都における染色業界というものに過去二十年間にわたって深い関係を持ち、その実態をよく存じております関係で、ひいてこの京都関係の染色と軌を一にするわが国の染色工場、その全局について深い影響があるものと考えるので、ここに質問をするわけであります。一口に申しますと、この法律案を厳格に適用なさるということになると、京染……

第22回国会 文教委員会 第14号(1955/06/07、27期、自由党)

○田中(伊)委員 私は文部大臣に端的に伺いたいのでありますが、一体この学生事件というものを、学生に無理があるんだ、大学側の処置には欠陥はないんだ、こういう考え方に立って簡単にものを扱おうとすることには反省すべき点があるんじゃないか、こう私は考える。本来この事件は、もう事件としては起ってしまったので、それをどうとかこうとかいうことは必要がないわけでございますが、私がここに特に論及したいと考えることは、一体この事件の――ただいま経過は詳細に承わりましたが、直接原因となった当面の原因は何か、これをまずとらえることが一つ。その原因を分けて、一体その学生側にはどのような欠陥があったか、総長側にはどのよう……

第22回国会 法務委員会 第8号(1955/05/14、27期、自由党)

○田中(伊)委員 刑務所の中における囚人同士の殺人事件、それから刑の執行停止中に、その停止された囚人が市中の病院に入院中に、善良な市民を殺害せんとしたいという、ここ数日前に起りました二つの事件について、花村法務大臣の所見をただしておきたいと存じます。  第一の、この刑務所内の殺人事件というものは、去る五月四日午後二時十分ごろ、京都刑務所の中の第一工場で作業中の囚人が、何か同性愛のもめごとが動機となって、仲間の囚人を殺害したという事件が起っております。それから、続いて五月十日の夜中のできごとのようでありますが、京都刑務所で刑の執行を停止いたしました囚人が外に出て、これは結核患者のようでありますが……

第23回国会 議院運営委員会 第1号(1955/11/22、27期、自由民主党)

○田中(伊)委員 二日でいいだろう。

第24回国会 法務委員会 第30号(1956/05/07、27期、自由民主党)

○田中(伊)委員 この事件は、その概要はすでに委員長におかれても他の委員諸君におかれてもよほど明確になっておる内容でございますから、私はその内容を一々申し上げることを省略いたします。この事件を私が初めて知ったのは、ちょうど四月八日の地元の京都新聞の朝刊であります。ただいま森島参考人から出ておる書面の中にも書いてありますように、この不良少年四人の殺人事件は、真の犯人がほかにある、その真犯人が他にあるの、だという新聞記事であります。こういうめずらしいことがあるのかなと思っておりますと、その日の夕刊及び翌日の朝刊には、全国有力な各紙に同様なことが掲載され、容易ならざることであると考えましたが、現地を……

第26回国会 決算委員会 第17号(1957/03/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 私もうかつでありますが、昨日の午後でありましたか、今朝の新聞を見たかということで、昨日の午後とにかくあらゆる新聞を集めまして事件をながめてみたのであります。また今朝、衆参両院におけるこの事件の取扱い方についても新聞の記事を拝見した、こういうこと以外に、実は事実は知らないのでございます。しかしながらお説の通りいやしくも県の経理に関する重大な問題である、こう考えますので、この点はさっそく調査をすることにいたしております。遠からずして調査の実態が明瞭になろうかと存じます。その程度でございます。
【次の発言】 先ほどもお答えを申し上げましたように、昨日初めて知ったという内容の事件でござ……

第26回国会 決算委員会 第19号(1957/04/02、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 二十八日に御質疑のありました福岡県庁に起った会計の経理に関する事件でありますが、その後電話をもって事件の概要を知ろうとしたのでありますが、どうも電話をもってしては完全に参りませんので、福岡県東京事務所の所長を呼びまして意見を聴取いたしましたが、これも事柄が明瞭となりません。よってその翌々日の三十日の朝の第一便の飛行機で山本調査官を派遣いたしまして、慎重に調査をなさしめております。ところが大へん調査が困難でありまするのは、御承知の通りすでに検察庁の手によって調査の対象となるべき文書の大部分が押収されておるという現状に置かれておりまして、調査は容易でないのであります。しかしながらい……

第26回国会 決算委員会 第20号(1957/04/04、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 一昨日の委員会におきまして、淡谷委員の御発言に対しまして、もし不穏当な言辞がありましたならば、これを取り消すことにいたします。

第26回国会 建設委員会 第9号(1957/03/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 ただいまのお言葉は、災害地の住宅に金融をした場合に、地方の自治体がこれに対して適当な保証の道を考えることが妥当ではなかろうかという御意見と拝聴いたします。事柄自体は、地方の事情をよく存じております地方の自治体が何らかの方法において裏づけをするという行き方は、どうお聞きをいただいておるかは存じませんが、私の方ではそんなにむきになって反対をしておるというわけではないのでございますが、何分にも地方行政の大へん窮屈なときでございます。そういう窮屈なるときに、何とかして地方は地方の分に課せられた固有の責任で、行政水準の引き上げをするために全力を傾けておる、こういうときでございますので、本……

第26回国会 建設委員会 第10号(1957/03/22、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 災害を受けました地方住民の住宅建設について大へん御同情と熱意のある御意見を拝聴いたしまして、自治を預かる私の立場におきましても大へんお礼を申し上げたい心持でございます。  そこで、ただいまお尋ねの、そういう場合に地方自治体がその借入金の債務につき保証を行うことが許さるべきことであるかどうか、これらの運用についてお前の見解はどうかということでございますが。これは御承知の通り一昨日でございましたか、当委員会で瀬戸山先生から熱心な御質疑がございました結果、私も調べてみなければならぬという点も考えまして地方自治法を調査をしてみたのでございます。ただいまお言葉のありましたように、こういう……

第26回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1957/03/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 おくれまして申しわけございません。おわびを申し上げます。  国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及び内容を簡単に御説明申し上げます。  国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律は、都道府県及び市町村の選挙管理委員会が管理する国会議員の選挙、最高裁判所裁判官の国民審査等の執行について国が負担すべき経費の基準を定め、もってその適正かつ円滑な執行を確保する目的をもって昭和二十五年に施行されたのでありますが、以来、公務員の給与改訂、物価の変動その他この法律の施行の状況にかんがみまして、六回にわたる改正を行い、常に実情に即する基準……

第26回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1957/03/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 いろいろ詳細な御質問をいただいておりますが、御承知の三十二年度の予算上における人夫賃の単価がたしか二百五十円内外であったと記憶しております。そこで、この二百五十円という単価でございますが、失業対策の場合と比べますと、今のお説の通り、遠慮をして一割減と踏んで見て三百二円という単価になっておるわけでございます。私の方の考え方は、失対事業に全く準ずる経費というものをだんだん考えてみたのでありますが、予算単価の二百五十円というものを基準にして、これをちょうどまん中に当る市に持っていってみよう。それから町村分は、二百五十円よりは勢い安く、二百二十円となっております。それから区の分は、それ……

第26回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第10号(1957/05/17、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 今仰せになりましたような助役と選挙管理委員長との兼務という問題は、兼務のゆえにいろいろ職務上の混淆なり疑いを生ずるおそれがあったもの、こう考えるわけであります。そこで、制度の建前といたしましては、何とかして、こういう事態にもかんがみまして、できるならば兼務を禁ずるような一つの方向にこれを持っていくことが理想である。ところが、だんだんと町村の方も合併をいたしまして、その規模においても大きくなっては参りましたけれども、まだ、選挙管理委員長というむずかしい特殊な知識を要する仕事につきましては、話は違いますが、教育委員長と同様にどうも人を得がたい。人材の降るほどある都市の部におきまして……

第26回国会 大蔵委員会 第21号(1957/03/29、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 昨年の九月の終りか十月の初めであったかと記憶をいたしますが、選挙区のものが参りまして、ひどい増徴をするそうじゃないか、これは反対だから反対のサインをせよというお話がございました。私も当時在野時代のことでありまして、ちょうど私のザインをいたしますときの耳に入っておりました常識では、大体一キロ当り一万円程度を増徴すべしというような意見が相当強くあったときでございました。いやしくも一万円という増徴はひどい、こう私も腹から考えてもおったし、その際は増徴すべきものではなかろう、こういうふうに考えておりましたので、そういうひどい増徴に対しては同意すべきものではない、こう当時個人としては考え……

第26回国会 地方行政委員会 第1号(1957/02/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 ごあいさつを一言申し上げます。昨年の十二月二十三日に石橋内閣の組閣に当りまして、私ははからずも自治庁でお勤めをすることになりました。何分地方行政は私のようなしろうとでは及ばざるところが多いと存じますが、皆様の格別の御支援をお願い申し上げたいと思います。(拍手)
【次の発言】 例年のことでございますが、地方財政計画に関しては当委員会で所管の長官から詳細に御報告をできるだけ早くするということの慣例になっておるようでございます。そこでやや時がおくれておりますので、ここで中間報告のようなことになりますが、地方財政計画は二つの点で少し計数がまとまらぬ点がございます。第一は地方税の改正をや……

第26回国会 地方行政委員会 第2号(1957/02/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 まず法案の見通しでございますが、本日の閣議で、地方税法の一部を改正する法律案と交付税の特例法、それか特別トン譲与税の三つを、ただいま閣議で決定をして参りました。この三つの法律案は今日中に提出のできる見通しでございます。  それから次の金曜日の閣議で国有資産等所在市町村交付金及び納付金法の一部改正法律案を、いわゆる基地交付金に関連をいたしまして決定する予定でおります。  それ以外の自治庁所管の法案は、地方財政再建促進法の一部改正と、公営企業の金融公庫の法律案、それから地方交付税法の一部改正、地方財政法の一部改正という簡単なものもございますか、この法案は来週の火曜日の閣議には間に合……

第26回国会 地方行政委員会 第3号(1957/02/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 ただいま議題となりました三つの法律案についてその趣旨を御説明申し上げます。  まず昭和三十一年度分として交付すべき地方交付税に関する特例に関する法律案について、その趣旨を簡単に御説明申し上げます。  最近の経済界の好況によって、ことしは租税収入の相当の自然増収が見込まれますし、また別途所得税及び法人税の増収を財源として一般会計の予算の補正が行われまして、地方交付税が百億円増額されることになります。これが関係予算の御審議をただいまお願いしておるわけでございますが、地方交付税の増額に伴い今年度内において緊急措置を必要とする要措置額といたしましては、交付税の増額に伴い法律に当然に交付……

第26回国会 地方行政委員会 第4号(1957/03/01、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 御意見のように本年は大体七百億近い増収がある見通しとなっております。これをさらに申し上げますと、地方税法を改正いたします結果百億に余る減収があるにかかわらず、一方においては七百億に相当する増収が見込まれる、こういう時期でありますので、御説の通りに地方税が重いということはもう通説でありますから、この重い地方税をこの際思い切って減税の措置を講じてはどんなものかという意見は、御意見のごとくあるわけでありますが、御説の通り今日は赤字団体再建の第三年に入らんとしておる段階にあるわけでありまして、給与のベース・アップもこれを押えてきておる。それから事業も圧縮をいたしまして、できるだけ自治体……

第26回国会 地方行政委員会 第5号(1957/03/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 公営企業金融公庫法案について、その趣旨を御説明申し上げたいと存じます。  地方公共団体が経営しております公営企業は、水道、交通を始め多岐にわたっておりますが、これが整備拡充は、民生を安定するためにも地方産業を振興するためにも、きわめて緊要と存ぜられ、政府といたしましても、一段とその積極的な推進をはかりたいと存ずるのであります。すなわち、地方債につきまして、一般会計分は公債費対策の一環としてこれを漸減し、必要な限度にとどめる一方、公営企業債は、可能な限り増額することといたしましたのもこのためでございます。しかして、これら地方債につきましては、できるだけ政府資金で処置することが望ま……

第26回国会 地方行政委員会 第6号(1957/03/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 この問題は、予算折衝の際の事情を申し上げると見通しの御参考になると存じますので申し上げるわけでございますが、私の方の要求いたしましたものは、三十二年度、初年度より十億円を計上しろという要求をしておったわけでございます。財源の都合上三十二年度は五億にとどまりました。しかしながら次年度以降においては十億を予定したい。大体こういう意味を含んでおるわけでございます。そこで世に言われておるところによりますと、第一年度五億、二年度十億、それ切りなんだ、三年度以降においてはやらないのだとは言わぬけれども、約束はないのだというふうに伝えられておるようでございますが、そういうことでは、この制度を……

第26回国会 地方行政委員会 第9号(1957/03/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 芸者論でいつも皆さんに笑われるわけでありますが、私が予算委員会で話をいたしました芸者以外の芸者というのは――御承知の通りに芸者の花代に課する税金であります。行為税でございます。ところが類似行為をしておるものがある。どんなものかというと、やとなと名づけられるものですが、芸者とやとなの行為は少しも違わない。その行為をする彼女のからだを見ましても、着物の着方から帯の結び方に至るまで違わない。そしてサービスも同じことをするのです。その法律の知らない行為についてはわれわれがここで関知することではございませんが、法律の知る範囲の行為というものは全く同じ行為なんです。その同じ行為をしている一……

第26回国会 地方行政委員会 第11号(1957/03/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 地方交付税法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明します。  御承知のように、昭和三十一年度においては、地方行財政制度について各般の改正が行われ地方財政再建の方途が開かれたのでありますが、政府は、これに引き続き昭和三十二年度におきましても、さらに地方財政を健全化するために各種の方策を講ずることにいたしたのであります。  その方策の一環として、地方交付税の率を現行の百分の二十五から百分の二十六に引き上げ、その総額の増加をはかるとともに、これに伴い、単位費用について、給与改訂等に伴う改訂、投資的経費の算定の適正化等をはかり、また、測定単位の新設、補正方法の合理化など、基準……

第26回国会 地方行政委員会 第12号(1957/03/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 福井県をめぐる事態に限らないわけでございますが、今お言葉のございました福井県の問題につきましてはさっそく検討をいたしまして、行き過ぎがあるといたします場合においては、これに対しまして慎重に善処いたしたいと考えております。  なおこの福井県に類似いたしましたような地域が、全国的に見まして他にないともいえないような複雑な情勢になっております。これらにつきましてもお言葉の趣旨を拡充いたしまして十分慎重に検討をして、これに対しては適当なる指導を加えていくようにして参りたいと存じます。
【次の発言】 それぞれの議会の開催の地域を指定をしてみたり、あるいは警官の出動を要請するような事態があ……

第26回国会 地方行政委員会 第13号(1957/03/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 住民税課税の方式の選択に伴う不均衡是正のための改正を、お願い申し上げておるわけでございまするが、この場合に国全体としての計画を、財政計画にあげておりますのは、御承知の通り、詳細な数字は忘れましたが、ほぼ五十億内外の減収を見込んでおるわけでございます。しかしこれは全体の地方財政計画として五十億ということを見込んでおるのでありまして、個々の団体についてどうか、見通し違いというものもないとは言えませんので、そういう場合は特別交付税の配分において十分見ていきたい、これが大体の大ざっぱな方針でございます。
【次の発言】 この特別交付税の幅がどれくらいあるかという問題でございますが、三十二……

第26回国会 地方行政委員会 第14号(1957/03/22、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 ことしは産投からの政府の出資金が五億で、公募債の限度額を七十億、こういうことといたしておりまする理由は、すでにお言葉にもありましたように、ことしは仕事始めがどうしても九月になろうが、なるべく早くやる考えでございますが、役員の任命が大体六月の一日、店をあけますのが九月、こういう見通しでございます。そういうことから公募債は三百二十億に及んでおる、そういう区分けでございますにかかわらず、七十億でがまんをして運営しようという方針でございます。そこで将来はこの金額をもっとふやすべきではなかろうかということで、これはそもそも金融公庫を作ろうではないかという交渉の段階においてすでにその話をし……

第26回国会 地方行政委員会 第15号(1957/03/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 二五%の税率を一%引き上げるという措置を行いまして、法律の改正をお願い申し上げておりますことは、御承知の通りでございます。実質的にながめまして、この交付税法の改正が一%の引き上げで、果して合理的であるかどうかという問題でごさいますが、この問題に関しましては、かねてよりしばしばの機会に申し上げておりますように、第一は地方税収それ自体に、相当の量にわたりまして自然増収があるということ、もう一点は、国の財源の都合によりという、第二の理由等をあわせ考えまして、形式上一%引き上げるということに意見の一致を見た次第であります。
【次の発言】 本来は三十一年度に交付すべきもの、これが法律の命……

第26回国会 地方行政委員会 第16号(1957/03/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 農地につきましては、農民の負担を増すようなふうには取り扱わない、これは明白に申し上げてよいだろうと思います。その他の面につきましては、部長からお答えを申し上げます。
【次の発言】 福岡県の問題のようでございますが、これは今朝の新聞を見まして、こういうことがあったことを初めて知ったようなわけでございます。従ってまだ何らの報告を受けておりませんので、これは後刻調査をいたしまして御報告を申し上げます。
【次の発言】 私よく存じませんので、政務次官からお答え申し上げます。
【次の発言】 第二方式、第三方式をとります場合にあるいは生ずるかと考えられる歳入欠陥を、具体的にはどんな方法で補う……

第26回国会 地方行政委員会 第19号(1957/04/04、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お尋ねをいただきました、いわゆる基地交付金をめぐる問題でございますが、閣議決定によるにあらずして、あくまでも法律によって一定の率を定めて交付をする方針をとることになりまして、目下立案をいたしまして、最後の調整にいっておるというわけでございます。大へん時間がかかって、最終的決定が長びいておりますことは、まことに私の微力のいたすところで申しわけがございませんが、いつでもここ一両日ということを申し上げておるように聞えるわけでありますが、もういよいよ最終のところに参りましたので、今お言葉をいただきましたごとくに、その内郭を盛りました法律案をここ一両日のうちに提案をすることになろうと存じ……

第26回国会 地方行政委員会 第20号(1957/04/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 基地交付金の問題につきましては、当委員会をあげて大へん御心配をいただいておりまして、政府部内でその決定がおくれておりましたことをまことに恐縮に存じております。おわびを申し上げる次第でございます。本日の閣議で内閣総理大臣が発言を求めまして、総理大臣から明確な線を打ち出しまして閣議の了承を得たわけでございます。  第一に、本件の助成交付金の事務を取り扱う所管の官庁をどこにするかという問題でございますが、この問題は本件の事項はすべて自治庁長官が所管としてこれを扱う、この旨を法律の明文の中に書き込むべきものである、これが第一点でございます。  第二は、この交付金の配分のやり方はすべて政……

第26回国会 地方行政委員会 第21号(1957/04/10、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 交付公債はその性質から考えまして、公債返済の考え方というものはいろいろな角度がございましょうが、最も合理的な考え方といたしましてはなしくずしというか、崩済をするという考え方に立ってものを見ることが、一番無理がない見方であろうと存じます。そういうことになりますと、一体交付公債から一般の公債同様の六分五厘の利息を国家がとっておるというようなことは、全くわけのわからぬことである。こう考えまして、一応重要事項であると考えますので、閣議に持ち出してこれに対する政府の方針をきめたい、こういう念願でございますが、まずものの順序といたしましてこれが私が閣議に持ち出しまして、閣議で相談をいたしま……

第26回国会 地方行政委員会 第22号(1957/04/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 国有提供施設等所在市町村助成交付金に関する法律案につきましてその趣旨を御説明申し上げます。  昨年創設されました国有資産等所在市町村交付金の制度は、固定資産税を課さないものとされていました国または地方公共団体が所有する固定資産についても、そのうち国または当該地方公共団体以外の者が使用している固定資産、国有林野の土地及び発送変電施設の用に供する固定資産については、現に固定資産税の課されている他の同種の固定資産との均衡及び当該固定資産と所在市町村との間における受益の関係等を考慮して、所有者たる国または当該地方公共団体から固定資産税相当額を資産所在の市町村に交付するものでありますが、……

第26回国会 地方行政委員会 第25号(1957/04/24、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お説はまことにごもっともと存じますので、大蔵当局とも十分に折衝を遂げまして、起債の許可手続の簡素化になりますように、最善の努力に着手していきたいと思います。
【次の発言】 承知いたしました。御意に沿うように善処をいたしまして、御報告を申し上げます。

第26回国会 地方行政委員会 第27号(1957/05/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 今のお尋ねでございますが、この問題は制度の面において反省すべき点もあろうかと存じます。と申しますのは、今回のできごとは、職員の相互扶助を目的にして作った信用組合に金を預けたことがよかったか悪かったかという問題よりは、もう一段進みまして、預託をいたしましたその金が、預託という名義のもとに実は第三の金融機関に流れることを目的に預託をしたんではなかろうか、まだはっきりいたしませんが、そういう節があるところの問題ではなかろうか、こう思うのであります。そういたしますと、こういうけしからぬできごとを将来根絶するために、制度を、また運用をいかにすべきか、こういう物の見方で真剣にこれと取り組ん……

第26回国会 地方行政委員会 第28号(1957/05/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 国税三税の減税に伴います結果、交付税においても地方税自体につきましても減収が生じておりますことはお説の通りでございます。そこで三十二年度におきましては予算編成の前後から痛切に感じておることではございますが、ともかく今年度においてはこれは何とか苦心を重ねるといたしましても、この現状そのままでは三十三年度以降におきましては、とうていまかなうことを得ないということで非常に苦悩を重ねておるという現状でございます。実情をありのままに申し上げますと、やむを得ず一%の引き上げということに予算折衝を見たわけでございますが、そういう意味におきまして非常に苦悩を重ねておる、こういう現状でございます……

第26回国会 地方行政委員会 第31号(1957/06/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 事務的なことでもございますから、事務の方から説明を先に申し上げます。
【次の発言】 公営住宅の固定資産税の問題は、原則としてこれを取る、こういう方針であるとお答えを申し上げるより仕方がないと思います。ただ極力軽減の方法も考えなければならぬと考えますし、この固定資産税相当額の取り方が、地区によってまちまちである、こういうことも不合理なことでございますので、一定の基準を設けまして、地区によってまちまちな課税を行わないようにすることが一つ。  それからもう一つは、建築後三年間は課税の対象となるべきものの評価を二分の一にするということで、負担の軽減を極力はかりながらこれには課税をしてい……

第26回国会 内閣委員会 第25号(1957/03/29、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お説の通り、国家公務員の行政職は表が二つにわかれておる。地方公務員は地方公務員法の精神にのっとりまして、国家公務員の給与の改訂には右へならえをする、こういう方針であります。ところが実際に右へならえをしようという段階になって、(一)表、(二)表いずれをとるべきか、ほかにもたくさん種類があるということになりますと、私の方でこの表を頭において、地方公務員の職務内容についてあらかじめ調査研究しておきませんと、実施の指導は急速にできぬという事態になっておりますので、現在は二、三の手近な府県についてその実態を調べておりますが、複雑でなかなかその結論が出ないのです。そこでありのままに申し上げ……

第26回国会 農林水産委員会 第10号(1957/03/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 出席がおくれまして、申しわけがございません。ただいまお尋ねの点でございますが、国と地方がそれぞれの区分に応じて利子の補給をいたしておるという事情になっておることは、お説の通りでございますが、その利子の補給をいたしております財源措置はどういうふうになっておるかという点が、お尋ねの第一点であろうかと思います。これは私もうかつでございまして、交付税の単位費用でこれをまかなっておるものと実は考え、そういう常識を持っておりましてただいま御質問があるということで調べてみますと、交付税の単位費用では扱っておらないのであります。天災、地変等に関する融資の利子に関するものでございますので、それぞ……

第26回国会 農林水産委員会 第17号(1957/03/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 この天災融資法――もっと長い法律のようでございますが、この天災融資法で融資をいたしました場合の利子の補給につきましては、災害を受けた人々の負担部分を除く部分につきましては、第一次的には府県がこれに対して補給をいたしまして、同時にこの府県の融資分については国が半額の補給をしておるという態勢と心得ております。しかし二十八年災害でございますと、三十一年の方針には全額償還をしなければならぬという事態も参りますので、ここにこの開拓営農振興臨時措置法案が心配されておるという事態ではないか。これに関連して申し上げますと、そういうことでないかと存じます。そこで問題は、府県が負担をいたしまする利……

第26回国会 農林水産委員会 第19号(1957/03/30、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お説のような場合に、その災害地の災害の状態並びにその地方の財政事情の実態をよく押えてみまして、このような場合にはお説のごとく平衡交付金の算定につきましては格別の考慮を払いまして、その地方の負担の減少に努めて参りたいと存じます。

第26回国会 予算委員会 第4号(1957/02/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お答えを申し上げます。国税の減税に伴う税のはねっ返りをでき得るだけ避けようと努力をいたしました。そこで避ける方法はいろいろございますが、まず一番端的に無理のない避け方というものはどうすればよいかというと、これは交付税率の引き上げということ以外に無理のない方法はないわけであります。このほかに、いや地方税を逆に上げて財源の確保をしてはどうかというようなことがないとは言えませんが、これは私の断じてとらざるところであります。そこで交付税率の引き上げを理想といたしますと、皆様御存知じの通りに百分の三を引き上げることを理想といたします。詳しい計算では百分の三・〇五を引き上げるということを理……

第26回国会 予算委員会 第6号(1957/02/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 新年度の公債費の具体的対策としてどういうやり方をするのかというお尋ねでございます。  まず、ただいまお話しのように、公債費の重圧が日を追うに従って忍びがたいものになりつつあることはお説の通りでございますので、何とかこの公債費対策というものを具体的に地方各自治体の得心するごとくに立てて参りたい、こう考えたわけでございますが、理想といたしましては、予算の柱の上に別の公債費の柱を立てまして、予算の実行として国の責任を明らかにして、補給すべきものはその公債費の補給をいたしまして、重圧を緩和するごとく努力をするということが行き方としては最も理想のことでございますが、来年度は財政上の都合も……

第26回国会 予算委員会 第7号(1957/02/16、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お尋ねの御趣旨は、公債費の中で給与費に該当する部分については、将来国がこれを補給するという方法をとるべきではないか、こういう御質問のように承わりました。そこでまだ政府の方針はそれを行うことに明確にきまっているわけではございませんが、自治庁の考え方を申し上げますと、それは将来予算の実行として、そういう形において来年度限りでやろうとしておる交付税の考えでなしに、独立した予算の項目の上に柱を立てて、予算の実行としての法律を別個に制定をいたしまして、国の責任を明らかにして、給与に関する部分だけは、とにもかくにもお説の通り、これは国家の責任を明らかにして補給をしてやるべきもの、こういう考……

第26回国会 予算委員会 第11号(1957/03/02、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 収入の大づかみの総額でございますが、手元に資料がございませんので、午後の機会にお答えを申し上げます。  それから切りかえの点につきましては、本年度はこれを具体的に切りかえる処置を考えてはいないのであります。
【次の発言】 ただいまの御質問の競輪でございますが、競輪は本年度は四十四億五千万円、来年度は四十五億円、それから競馬は今年度が七億円で来年度が同じく七億円、モーターボートは本年度が十億円で、来年度はややふえまして十億五千万円というようなことで、総額にいたしまして大体一億円前後にふえる見通しを持っておるのであります。それからこれを何に使っておるかという問題でございますが、これ……

第26回国会 予算委員会 第13号(1957/03/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お答えをいたします。ただいままでに市町村合併は比較的順調に進みまして、三月末日の三十一年度の年度末が参りますと、約一万の町村が三千三百の町村に、三分の二を減じまして三分の一に数が減ぜられるという状況でございます。これはただいまお説のありました通り。ところがそこで現在どうしてもうまく参りませんところが一千町村ございます。この一千の問題も、ただいまのお話によりますと、知事の勧告を行わしめ、総理大臣の勧告を行わしめて、聞かざる場合においては財政的に冷遇する、これは何事かというお話でございますが、そういう考えは自治庁はこれをやる意思はないのであります。ほんとうにないのであります。一口だ……

第26回国会 予算委員会 第15号(1957/03/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 御心配をいただいておりますように、わが国の市町村のほとんど全部が、このたびの新市町村の合併問題には関係を持っておるわけでございますから、ほとんど全国の市町村にわたりまして、今御心配をいただきましたような心配があるわけでございます。そこでその点は、せめてこの部分だけでもすみやかにその修正対策を必要とするということを強く政府に要望いたしまして、私も政府の一員としてこのことの解決を急いでいるわけでございます。そういうような気配も一つの強い動機となりまして、ここに地域給制度全般に関して、わが政府の方では具体的な一つの案を立てまして国会に御相談をすべきものである、この時期は急ぐべきもので……

第26回国会 予算委員会 第16号(1957/03/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お言葉のありました芸者の花代でございますが、現行制度のもとでは、芸者の花代は税率三制、芸者に類似するもの、芸者以外の芸当でありますが、これは税率が一割五分でございます。そこで私が就任をいたしまして、このたびの地方税法の改正を志しました第一の改正の大方針としては、遊興飲食税全般に関して、同じ税の中における負担の均衡がとれていない。その不均衡を是正することが公平である。同じような仕事をしておって、芸者と名がつくと三割、芸者以外の芸者は一割五分、これくらいわけのわからぬ不均衡はないわけであります。これの均衡をとるというきわめて簡単な理由でございますが、これによって一側五分におろしたわ……

第26回国会 予算委員会 第18号(1957/03/18、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お答え申し上げます。道府県の設立にかかる大学の経費に充当するための地方起債を認めないのではないかといおしかりでございますが、そうではないのであります。認めない方針ではないわけであります。しかしそれだけでは答弁になりませんので、やや申し上げますと、高等学校以上の府立、県立という場合でございますが、これは御承知の通り、自治体の単独事業として取り扱っておるわけでございます。国家の補助はないわけでございます。そこで単独事業として取り扱います場合は、ほかにも都道府県いずれもたくさんな単独事業をお持ちの場合が多いわけでございますので、勢いこれに割り当てられる金額が少くなりがちであるという事……


28期(1958/05/22〜)

第31回国会 予算委員会 第15号(1959/02/28、28期、自由民主党)

○田中(伊)委員 第一分科会の審査の経過並びに結果についてここに御報告申し上げます。  本分科会の審査の事項は昭和三十四年度の予算三案のうち、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、経済企画庁を除いた総理府、法務省、外務省及び大蔵省所管の分、並びに他の分科会の所管に属せざる事項でありましで、二月二十五日より本二十八日までの間、慎重審議を重ねて参りました。審査の順序は、まず、各省庁当局よりそれぞれ所管予算の説明を聴取いたしまして、続いて質疑を行なったのであります。これらの詳細は会議録でごらんを願うことといたしますが、そのうち重要なものについて二、三、報告をいたしたいと存じます。  まず警察庁関係……

第33回国会 予算委員会 第2号(1959/11/04、28期、自由民主党)

○田中(伊)委員 あらかじめ私の質問要綱を用意しておきましたが、お手元に回してある通りであります。これはこのまま私が読むだけでも三十分くらいかかる。そこでこの順序と要領によって漸次お尋ねをして参りますから、政府側においても答えは簡単明瞭、要領よく舌を短くしてお答えをいただきたい。  まず第一は災害対策、続いてベトナム賠償、続いて安保の問題についてお尋ねをいたします。  まず災害対策でありますが、私の質疑のねらいは、災害対策以前の対策ともいうべき台風対策でございます。私の手で各省関係の各省庁にわたる終戦以来の予算の計数を拾ってみますと、わが国は台風、水害等のいわゆる天災によって受けておる災害復旧……

第34回国会 法務委員会 第4号(1960/02/19、28期、自由民主党)

○田中(伊)委員 不動産登記の公信力という問題について御意見を伺いたい。ドイツ、フランスにおいては、不動産登記の場合に、取引の安全をはかるための登記の公信力というものを非常に強力に認めておる。わが国の登記制度においても、かかる画期的な大改正を行なう機会に、登記制度の公信力を認める方針をとっていく必要があるのではないかと考えておるのでありますが、御意見を伺いたい。
【次の発言】 次に、登正記簿と台帳との一元化の問題ですが、答弁は簡単に願いたいと思いますが、大体何年間で実施をするお考えか。それからもう一つこれに関連して、登記簿と台帳が一元化するわけであるが、これはやがてメートル法の計算にやりかえる……

第34回国会 法務委員会 第20号(1960/04/12、28期、自由民主党)

○田中(伊)委員 裁判所にちょっと伺っておきたい。裁判官の災害補償は、従来は何らの規定もないのですね。そこで従来の扱いはどうしておられたのか。それから裁判官の災害補償の一つのわかりやすい実例をあげてみて下さい。なるべく普遍的なものを。
【次の発言】 この労働基準法等の施行に伴う政府職員に係る給与の応急措置法の中を見ると、裁判官の災害補償に関連をして聞きたいのですが、福祉施設というものは全然規定がありませんね。裁判官の災害補償を行なうことは非常に大事なことですが、同時に福祉に関する施設についても考えを持ってみたいということを考えるわけです。裁判官の福祉についてはどういうふうにお考えになっておりま……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 法務委員会 第5号(1961/03/09、29期、自由民主党)

○田中(伊)委員 裁判所にお尋ねをしておきたいと思います。  今度は判事の数が二十八名増員になるということですが、二十八名の判事を補充する具体的な計画がお立ちになっておるのか。具体的計画と申します意味は、どの方面から採用するか、補給源はどうなっておるのかという見通しであります。それをお尋ねいたします。
【次の発言】 この欠員四十七名ということですが、一体判事の欠員は始終数十名の欠員が続いておる。ずっと以前はそうではないでしょうが、最近の状況は、補充しても補充しても欠員になる。これはどういう実情ですか。
【次の発言】 簡易裁判所の判事も現に四十名ばかり欠員がある。判事補にも四、五名の欠員があるよ……

第38回国会 予算委員会 第2号(1961/02/03、29期、自由民主党)

○田中(伊)委員 一昨日起こりました中央公論の社長宅で行なわれた殺人事件、いわゆる嶋中事件について、きょう劈頭に総理の御決意を伺いたい、また法務大臣、警察庁長官等の御所見も伺いたいと考えておりましたが、すでに参議院と衆議院の本会議でこの問題が熱心に論議せられて、こまかい対策についてはわが衆議院におきましては与野党一致の意向で、法務、地方行政連合審査会まで設ける方針がきまった。そこでこの席にこれを譲って、根本的対策にしっかり力を入れたい、こう考えて、きょうはそのことに触れません。大臣諸公にもお手元に差し上げてある私のプリントによりまして、順次お話を申し上げていきたい。そこで時間が二時間というかた……

第40回国会 予算委員会 第2号(1962/01/29、29期、自由民主党)

○田中(伊)委員 与党を代表してお尋ねをいたしたいと存じます。  質疑の前に一つ池田総理以下の諸君にお願いを申し上げます。与党質問は三人で分担をするという結果、質疑の事項はたくさんな量を私が背負っております。お手元に回してあるプリントのごとくに、その数は数十項目に及んでおる。たとえば質問が一分で答えが一分だとしても、二時間はたっぷりかかるプログラムである。私の方も注意をするが、答えは簡明に一つ要を尽くしてもらいたい。これを一つお願いをしておく。私の方も気をつけます。  まず第一の私のプログラムの憲法問題でありますが、これは総理すでに本会議においてたびたび言明のあるところで、これを略します。  ……

第41回国会 予算委員会 第1号(1962/08/20、29期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お答えいたします。高い次元というのは、日本と韓国とが歴史的にもつながりがあり、一衣帯水であるというような、そういう両国の、しかも唯一無二の隣国でありながら、十年間もやっておってさっぱり進まないというようなことでは困るので、日韓の国交正常化のためによりよい道を選ぼうという姿勢を高い次元と言ったのだと思います。内容に対しては、相手のあることでありますし、今まで表に出ておりますのは、妥当な合法な請求権をお互いの両国がどういうふうな状態で突き合わせをするかというのが現在まで出ておるのでありまして、その後の問題に対しては、ここで申し上げる段階になっておらないということは外務大臣の答弁と同……

第43回国会 法務委員会 第3号(1963/02/12、29期、自由民主党)【議会役職】

○田中(伊)委員長代理 次に、検察行政に関する件について調査を進めます。猪俣浩三君。
【次の発言】 志賀君。
【次の発言】 次会は公報でお知らせすることにいたしまして、本日はこれにて散会いたします。    午後二時十二分散会


30期(1963/11/21〜)

第45回国会 議院運営委員会 第1号(1963/12/07、30期、自由民主党)【議会役職】

○田中副議長 ごあいさつを一言申し上げます。  私は、今度皆さまの御推挙によりまして、はからずも副議長に当選いたしましたことは、まことに光栄の至りに存じます。  これからは議長を補佐して国会運営の責任をになうことになったのでありますが、その課せられた責任の重大さを深く痛感しておる次第でございます。今後は、誠心誠意その職務の遂行に努めまして、国会の正常な運営に尽くしてまいりたいと存じます。議長の御指導と、議事運営の経験まことに豊かなる委員長並びに委員の皆さま方の特段の御協力をお願い申し上げる次第でございます。  簡単でございますが、一言ごあいさつといたします。(拍手)

第50回国会 議院運営委員会 第13号(1965/12/01、30期、自由民主党)【議会役職】

○田中副議長 お答えを申し上げます。すみやかに国会の正常化をお願いいたします。
【次の発言】 非常な困難はございましょうが、誠心誠意をもって努力をするならば、正常化はできると思います。
【次の発言】 お答えをいたします。この場合の国会の正常化は、国会の運営の事実上の責任を有する各党の執行部が中心となり……
【次の発言】 議長並びに副議長は、これに尽力をする信念を持っております。
【次の発言】 ぜひ御信頼を願うべく努力をいたします。
【次の発言】 やや詳細に申し上げます。私が十一日最終の議長席に着きまして、数時間にわたる職をつとめておりてまいりましたときに、ただいま終了して明日に延会をした旨の報……

第51回国会 議院運営委員会 第1号(1965/12/20、30期、自由民主党)

○田中(伊)議員 一言ごあいさつを申し上げたいと思います。  ただいま船田前議長の言われましたごとく、先般来の事態に対して、各党間で国会運営正常化のために円満な話し合いが行なわれ、新しい申し合わせをせらるるとともに、この方針でこの通常国会に臨んでいただくことになったことを機会に、私はこの際、副議長を辞任させていただくことになった次第であります。  過去二年間にわたり、皆さま方には種々お世話になりました。ことに昨今は、私の短気のいたすところより、御無礼のことばを重ね、まことに恐縮に存じております。なみなみならぬお世話になりましたことに関しまして、深くこの機会にお礼を申し上げたいと存じます。  簡……

第51回国会 建設委員会 第1号(1965/12/24、30期、自由民主党)

○田中(伊)議員 ただいま議題となりました古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法案につきまして、自由民主党、日本社会党、民主社会党を代表して、私よりその提案の理由及びその内容のあらましを御説明申し上げます。  およそ一国の文化と伝統は、その国独自の歴史的背景のもとにつちかわれた民族の源流であるとともに、国民共有の世襲的な資産であります。  肇国以来幾変遷、古い歴史と伝統を持つわが国においては、由緒ある古跡文化財等が全国に散在をしておるのでありますが、なかんずく、往時、政治文化の中心都市として、史上けんらんたる一時期を画しました京都、奈良、鎌倉などの史跡は、その明媚な風光と相まちまして、……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 外務委員会 第17号(1967/07/12、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お説のとおり、国際的な関係から申しましても、およそわが国の利益と安全を害する心配がない限りは、原則としてお説のとおり出入国を許すという態度をまずとっていきたいと考えております。  もう一つは、お説に関連して申し上げますと、その利益と安全に反せざる限度においてなるべく手続はすみやかに簡略な手続でやっていきたい、こう考えるのであります。しかるところ、現在の出入国管理令は占領下にできたものでありまして、占領の落とし子の一つがいまだに残っているという事情でございます。これはすみやかにそういう趣旨に合うように改正すべきものである。ことに、最近旅行者が激増しておりますが、中でも短期の旅行者……

第55回国会 決算委員会 第19号(1967/06/29、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 遅刻をいたしまして、おわびを申し上げます。  昭和四十年度法務省所管一般会計歳入歳出決算の大要を御説明申し上げます。  まず、法務省主管の歳入につきましては、予算額三百一億一千二百三十五万一千円に対しまして、収納済み額三百十三億七百三十八万二千円であり、差し引き十一億九千五百三万一千円の増加となっております。  収納済み額の増加のおもなものは、罰金及び.科料の五億二百五十万三千円、刑務所作業収入の三億九千三百七十二万七千円でございます。  次に法務省所管の歳出につきましては、当初予算額五百四十三億三千六百三十四万三千円に、前年度からの繰り越し額三億七千三百八十万三千一百円、大蔵……

第55回国会 交通安全対策特別委員会 第15号(1967/07/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 私の所管であります刑法の一部改正の法案は、ここに御審議をいただいておりますダンプによる交通事故の防止に関する特別措置法と並んで重要な交通対策に意義を持つ法案である、こう私は信じております。かく信じておりますがゆえに、今国会早々より、三度目の法案を提出いたしました。すでに委員会に出まして答弁をいたしますこと十回近くに及んでおります。十分時間をかけて審議を尽くしていただくように、法務大臣といたしましては、全力を傾けて、お願いもし、苦心も重ねておるわけでございますが、申しわけのないことには、私の努力足らずの結果、昨今に至りましてこれは継続審査としよう、衆議院の継続審査という方針が理事……

第55回国会 内閣委員会 第4号(1967/05/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 法務省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案の改正点の第一は、栃木県塩谷郡喜連川町に少年院を新設するとともに、神戸にあります再度山学院を廃止しようとする点であります。  まず、喜連川少年院の新設についてでありますが、近時大都市周辺の少年院におきましては収容者が増加をする傾向にあり、ことに関東地方の少年院におきましては過剰収容の状態が続いております。そこで、少年院における教化活動を充実強化して非行少年に対する矯正教育を一そう有効適切に行なうために、少年院を増設する必要がありますので、このたび栃木県塩谷郡喜連川町に新たに喜連川少年院を設……

第55回国会 内閣委員会 第17号(1967/06/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 政府の態度でございますが、これは十一月十二日の最終から三カ月前の八月十二日までに、帰りたいと思う人々は全部申し出をしていただく。申し出をしていただきました人々については、全力を尽くして三カ月間の十一月十二日までに帰還さすのだ。残らず帰還をさす、さしてみせるというたてまえでございます。たてまえでございますが、実際は相当の数にのぼるものと考えられますので、お互いのやることでありますから、三月の間に全部を帰し切れないで、幾ら残るものかわかりませんが、あるいは残らぬものかわかりませんが、幾らかの人が残ることがあり得る。残りましたものをどうするかということは、ありのままに申しますと、考え……

第55回国会 法務委員会 第2号(1967/03/24、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 私は、昨年の十二月三日、引き続きまして法務省に来ることになりました。  私は、衆議院の議員生活は本年をもって二十四年目を迎えるのでございます。その間、一貫して法務委員の職におったのでございますけれども、何分にも不敏な者でございます。はたしてこの重責にたえ得るやいなやを内心おそれておるのでございます。諸先生の御協力をいただきまして、また御叱正をいただきまして、大過なきを期してまいりたいと考えております。どうぞ格別によろしくお願い申し上げます。(拍手)

第55回国会 法務委員会 第3号(1967/04/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  この法律案は、裁判所における事件の適正迅速な処理をはかる等のために裁判所の職員の員数を増加しようとするものでありまして、以下簡単にその要点とするところを申し上げます。  第一点は、裁判官の員数を増加しようとするものであります。御承知のとおり、第五十一回国会において成立いたしました借地法等の一部を改正する法律の施行に伴い、地方裁判所及び簡易裁判所においては、本年六月から新たに、借地条件の変更などに関する申し立て事件を取り扱うこととなっております。これらの事件は、特に大都市においては、現在の借地事情に……

第55回国会 法務委員会 第5号(1967/04/21、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 御承知のように、三十四年の八月以来、北鮮と日本両国の赤十字の手によって協定が結ばれまして、それ以来協定を延長すること前後六回に及んでおります。昨年は、もう今回限りで延長をしないのだという意味のことを決定いたしまして、これを公表してきたということが大体の経過でございます。そういう経過でございますので、きょうの閣議においては、相談がありまして、昨年、一年前に決定した決定のとおり、もう延長しないでこれで打ち切りにしよう、ただ、十一月十二日まで期限がございますのに、三月も早く、八月十二日で締め切るというのでありますから、それは一体どういうことかという疑念が、お起こりであろうと思いますが……

第55回国会 法務委員会 第6号(1967/05/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 旧執達吏規則に基づく恩給の年額の改定に関する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、一般の公務員の恩給の増額に伴い、旧執達吏規則に基づく執行吏の恩給を増額しようとするものであります。  御承知のとおり、執行吏を退職した者には、一般の公務員の場合と同様に、恩給が支給されることになっておりますが、今回、政府におきましては、一般の退職公務員の恩給年額について所要の是正を行なうため、その恩給年額の計算の基礎となる仮定俸給年額を、受給者の年齢に応じ、六十五歳以上七十歳未満の者についてはその二〇%を加えた額に、七十歳以上の者についてはその二八・五%を加えた額にそれぞれ……

第55回国会 法務委員会 第8号(1967/05/12、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 先生の御主張になる教育制、教育刑主義を徹底いたしますことは、同時に社会的責任論にもつながるわけでございます。そういう立場から申しますと、幾らか主観主義に傾き過ぎる傾向がないとは言えないのでありますけれども、社会的責任論にもつながることでありますから、これはやはり将来の行刑としては、極力教育刑主義にのっとって、ひとつ職業訓練もさようでございますが、職業以外の問題につきましても、精神的には少なくとも教育をしていくのだ、そうしてよい社会人として犯人が社会に復帰をしてもらうことを目的とする、そういう目的刑主義で貫くんだという考え方を持っていくことは、まことに私は時宜を得た考え方であると……

第55回国会 法務委員会 第10号(1967/05/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 いまお読みになりました論文は、私は寡聞にして、実はいま初めて承ったので、そこで詳細な事柄は、さらに検討した上でないとお答えをいたしかねる、こう考えるのでありますが、はっきり申し上げ得ることは、一応打合わせによる基準によって求刑が行なわれた、こういうことはままあろうかと思います。事件そのものが同一類型に属するものが多いこと、比較的単純なる性格を持っておる事件が多数出てくるというような場合においては、およそそういうことがあり得ることかと思います。ただし、裁判官が裁判するにあたりましては、どこまでも憲法、法律に従って、もう一つ従うべきものはおのれの良心であります。良心に従って、憲法並……

第55回国会 法務委員会 第11号(1967/05/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 これは答えのしようでありますが、法律的にはあり得る。なぜあり得るかというと、強制送還処分を停止する裁判所の決定があったわけでない。強制送還を取り消してもらいたいとの訴えを起こして、その審理の最中である、こういうことでございます。そういう執行をしてはならぬという停止の強制執行法上の仮処分があったわけではないということでございますから、したがって、法務大臣の行ないました強制送還の処分というものを執行することは、裁判をしておる場合といえども一向差しつかえはない、こういうことになるわけであります。ただ、それだけの答弁をいたしますと、それがかりに新聞の記事になり、ラジオの電波に乗った場合……

第55回国会 法務委員会 第15号(1967/06/01、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 この事実を承りまして、まことに驚くべき事態であると言うほかはないのであります。この問題の無罪になりました真相その他につきましては、事務当局よりお聞き取りいただきたいと思います。
【次の発言】 国際法的に考えますと、取り扱いは外国であるという形になるわけでございます。しかしながら、いまお説のとおりに、沖縄住民百万近い者の人権が、どのように推移しておるかということの実態は、調べて悪いはずがございません。調査して悪いはずがございませんので、調査のやりよういかんということによりましょうが、とにかく先生お示しの本件につきましては、さっそく手をつけて、その真相を調べてみたい。なお、類似の事……

第55回国会 法務委員会 第16号(1967/06/02、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 美容整形術に関する問題でありますが、いまお話しの地検において取り調べ中の案件につきましては、犯罪捜査のたてまえ上、当該の案件自体としてこれを捜査する以外に道はなかろう。そういう類似のものが、はたして全国にどういう姿であらわれておるかというような事柄までは、捜査当局としては無理であろう。むしろこれを逆に、いまお話しのような美容整形を本人が希望して、医師との合意が成立をして手術を受けるということは、何ら人権問題はなかろうと思う。これはお説のとおりでございます。しかるところ、整形手術のじょうずへた、用いる薬の影響その他の関係上、結果において遺憾な結果が出てきておるということが事実であ……

第55回国会 法務委員会 第18号(1967/06/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 あるいはお説のようなことにもなろうかと存じます。

第55回国会 法務委員会 第20号(1967/06/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 刑法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  今次の刑法の一部を改正する法律案は、最近における交通事犯の実情等にかんがみ、刑法第二百十一条の罪の法定刑に五年以下の懲役刑を加え、かつ、その禁錮刑の長期を現行法の三年から五年に引き上げるとともに、同法第四十五条後段の併合罪となる罪の範囲を禁錮以上の刑に処する確定裁判があった罪と、その裁判確定前に犯された罪とに限ろうとするものであります。  まず、刑法第二百十一条の改正についてでありますが、最近における交通事故と、これに伴なう死傷者の数の増加の趨勢は、まことに著しいものがあり、政府におきましては、かねてから……

第55回国会 法務委員会 第21号(1967/06/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 まあこれは、ありのままにひとつ私のほうもお答えを申し上げます。  この法律上の形式的な外形からながめてまいりますと、内閣総理大臣という行政権の、裁判所の決定という司法権に対して、異議の申し立てによってこれをくつがえしたという結果が起こっておるといえるのであります。これ、加藤先生でなくとも、どなたがお考えになりましても形式的にはそういうことになる。そこで、憲法は、先生御承知のとおりに、司法権には行政権は介入まかりならぬということを明文をもって規定してある。その明文に照らすときに、この法律によるところの異議の陳述というものは、憲法上の精神からおかしいのではないかという一応の外形がそ……

第55回国会 法務委員会 第22号(1967/06/16、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 立場を異にいたします政府の立場では、たいへんお答えがしにくいのであります。仰せのとおりにお答えをせぬわけにいかぬ。またうそを言うわけにいかぬ。調子のいい話でここを切り抜けようというわけにいかぬ。そこで、これは明白に申し上げますと、この二十七条の条文が存在する限りは、政府の方針は、開会中の国会の周辺においてはデモは許さぬとの方針であります。いや、女なら許すとか、数が少なかったら許すということじゃないのでありまして、集団示威運動と認められるものについては、いかに静かなものであろうと、いかによい目的を持っておるものであろうと、いかなるものであろうと、国会の周辺は御遠慮を願いたいとの考……

第55回国会 法務委員会 第23号(1967/06/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 会社更生法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  この法律案は、会社更生法の運用の実績にかんがみ、中小企業者の債権の優遇その他各種の権利者の利害の調整を行ない、保全処分制度の改善その他の方法の方法による更生手続の乱用防止の対策を講じ、調査委員の制度を拡充する等、更生手続の円滑化及び合理化をはかるため早急に改正を必要とする事項について、会社更生法等の一部を改正しようとするものであります。  次に、この法律案の要点を申し上げます。  第一に、中小企業者の債権の弁済許可の制度を創設いたしました。すなわち、中小企業者の更生会社に対する債権については、管……

第55回国会 法務委員会 第25号(1967/06/23、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 本件は、お説のとおりに、まことに重大な影響がある事件と考えております。一般の事件でありますと、警察が第一線の捜査機関として苦心をしてくれるわけでございますが、本件は、重大なる影響を及ぼす事件であると存じましたので、特に検事を派遣をいたしまして、現場を見ていろいろと指揮をしておる、そういうやり方で、全力を尽くしておりますが、本日現在でまだ犯人の検挙の見通しが立たないということは、まことに申しわけのない点でございますが、今後この方針で、さらに一段と力を尽くしまして犯人の検挙をあくまでいたしまして、御期待に沿いたいと考えております。

第55回国会 法務委員会 第26号(1967/06/27、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 まず、行き詰まりました大会社を信頼いたしまして取引をしておる、そういう意味での依存度が高い関係にある中小企業者でありますが、この中小企業者は、この法律ができますことによって、全面的に共益債権になるわけではございませんが、管財人が裁判所の許可を得て、その会社の会計の許す限り中小企業者に弁済していく、更生計画の認可を待たずして、順次弁済をしていくということができるようになりますので、本件法案の改正の一番大きなねらいとなっております大企業に依存度の高い中小企業者を救うという意味では、全面的なものではございませんが、たいへんお役に立つものではないかと考えます。  それから第二は、退職金……

第55回国会 法務委員会 第27号(1967/06/29、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 中谷さんね、それは御質問が御無理ですね。そういうぐあいにパーセンテージをもって減少していったり、悪質な事故の現象がパーセンテージで示され得る筋のものではございません。それで、逃げるわけではないのでありますが、局長からも御説明申し上げたことと存じますが、未必の故意ということばを使って問題があったようでございますが、自動車という凶器を振りかぶって人を殺傷したのに近いような、故意の殺人、故意の傷害というものに近いような悪質なものが最近たくさんあらわれてきております。こういうことでは、禁錮――懲役のない単なる心細い禁錮、三年以下という禁固、罰金をもってしてはとうていまかないきれない。こ……

第55回国会 法務委員会 第28号(1967/06/30、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 最高裁のことは、最高裁からお答えいたします。  法務省関係機関に対して、米軍から――御質問のあった事実は、調査をしてみましたが、それはございません。法務省の職員がアメリカに参りましてアメリカで研究中に、研究費の一部を寄贈を受けたような事実は一、二あるようでございます。機関それ自体が寄贈を受けたという事実は、今日まで調べたところではございません。
【次の発言】 問題の人物でございますが、これは外務省所管の事項でありますけれども、事は重大であるということで、外務省より本人の出入国記録のコピーを法務省に取り寄せて調べましたのでわかったことでございますが、昨年の十月十九日旅券をとってお……

第55回国会 法務委員会 第29号(1967/07/04、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 結果において、間々そういうことに移行をする危険もお説のようにないとは言えません。しかし、本件会社更生法を改正しようとするねらいがそういうところにないことは、いままで関係者より御説明を申し上げておるとおりでございます。
【次の発言】 まず、中小企業者の持つ債権でございますが、この債権については、従来申しますと、共益債権でない限りはたな上げされてしまう。更生決定が認可になりますまでたな上げになるということであります。こういうことでは倒産の連鎖反応が起こるおそれがあろうということから、いろいろ苦心をいたしました結果、提案を申し上げておりますような中身のもので、これを裁判所の許可を求め……

第55回国会 法務委員会 第30号(1967/07/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 まあ、言いにくいことをずばり申し上げるということになりますと、最も大きな原因は道路にあろうと思います。車は、スピードの上でも、発車時の機能の上でも、非常によくなっている。いやでもスピードを出しやすいように、出しやすいように、こういうように車が発展していく。道路の幅員一つにしても同じことだと思います。こういう道路の幅員が狭く、悪路である。大都会を通っておりますような道路は、比較的りっぱにできておりますが、しかし、それは国道でございます。地方道を含めて、全体として申しますと、道路の進み方が足らない、車の機能は進んでいる。車で進めていないのは、大型車にならないように、中型車でとめてい……

第55回国会 法務委員会 第31号(1967/07/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 御心配をいただきましたお説、まことにごもっともであります。そこで、新しい更生会社の機関といたしましては保全管理人、管財人、それから裁判所の諮問機関ではございますけれども、調査委員というような制度の運用にあたりましては、いまおことばに出ましたような事柄を極力留意いたしまして善処をさしていきたいと存じます。  それからもう一つは、この会社更生法は、何を申しましても、いろいろ御質問を承って反省をしてみますと、これで十全のものとも考えられぬ節もなくはないと存じます。これを運用してまいりまして、どうもこの点が不徹底であるというようなことになりました場合においては、さらに第二次の改正という……

第55回国会 法務委員会 第32号(1967/07/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 前国会並びに前々国会で、どうしてこの法案が流れたのであろうかということは、私はありのままにしかものを言わぬ男でありますから、これは実は私のほうから伺いたい、こっちの伺いたいことである、そういう気持ちを持っておる、にもかかわらず、今回どうしてこれを提案したかという御質疑、ごもっともでございますが、これが前国会、前々国会で不成立に終わったのにかかわらず、依然として刑法一部改正のねらっております必要性が消えない。依然としてその必要性が消えないのみならず、ますますこの改正のねらいとしておりますところの必要性がだんだん強くなってくる状況にある、こういうふうに考えるのでございます。交通事犯……

第55回国会 法務委員会 第36号(1967/07/21、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 第一点の、来年の参議院選挙を控えていかなる対策を講ずべきかという問題でございますが、私はこのたびの衆議院選挙が、前回のそれに比べてまず悪どい買収のみならず、違反案件全体についても五割ちょっとという程度にとどまった。それから地方選挙につきましては幾らかそうでもありませんが、それでも四年前に比べますると六割六、七分ということにとどまっております。この原因がどういう点にあったかを考えてみると、やはり共和製糖その他をめぐる政界の黒い霧、したがって、政界の粛正という綱紀粛正ムードが非常に高かったことが、おそらく最大の原因ではなかろうか、こういうふうに私は考えるのでございます。したがって、……

第55回国会 予算委員会 第2号(1967/03/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 近代の民主国家におきましては、国民はすべて何ものによっても奪われることのない権利と自由を持つ。しかしながら、その権利と自由は、また同時に、他人の権利と自由を侵さない義務を伴うものである。これは近代国家における施政の基本となるべきものであるということにおいて、御意見に全く同感でございます。

第55回国会 予算委員会 第3号(1967/03/22、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 私的独占禁止違反に関する問題については、妙な言い方でありますが、法律のたてまえをそのまま申し上げますと、公正取引委員会がいけないと認めたときにはこれを告発する、その告発によって捜査の手続を進めなければならないという立場であります。したがって、告発のなき事件について、法務大臣がこうだああだということを表明することは適当でないと考えます。

第55回国会 予算委員会 第4号(1967/03/23、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 全貌は、一部明らかとなり、一部は明らかとなっておらない点がございますが、とにかくせっかくの御質疑でありますから、捜査に差しさわりがないと私が信ずる限度において、ありのままに御報告を申し上げてみたいと思います。  昨年の十一月九日、社会党の十一議員より、共和製糖グループの代表者と見られる菅貞人を相手といたしまして、私印偽造――私印というのは私の判こという意味でございます。公印に対する私印、私印偽造行使、私文書偽造行使罪の罪名のもとに告発が出されたのであります。まことに重大な告発であると捜査当局は存じまして、厳重な態度をもって直ちに捜査に着手をいたしました。その間、私は法務大臣にそ……

第55回国会 予算委員会 第6号(1967/03/26、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 法理論で答えを申し上げるつもりはないのでありますが、しかし法律に基づく取り締まりをしたのでありますから、一口申し上げなければならぬ。  それはどういうことかと申しますと、地方公務員法では、すでに御承知のとおりに、争議行為をあおる行為、そそのかす行為、共謀する行為、かつこれを企てる行為、いずれもこの行動は労働組合法第一条第二項に基づく免責規定は適用されないのだ、一口に申しますと罪になるのだということが規定のたてまえでございます。その規定のたてまえに基づいて起訴をいたします場合に、その起訴を最小限度に食いとめたいという努力を政府はしたわけでございます。最低限度に食いとめたいというこ……

第55回国会 予算委員会 第7号(1967/03/27、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お答えを申し上げます。  ただいまお尋ねになった事項でございますが、先般の当委員会の席で私からお答えをいたしましたように、捜査は最終段階を迎えております。非常な慎重な態度で捜査当局は捜査に臨んでおるというのが事情でございます。それが特殊な事情でございます。長くやってまいりました中で、最終段階で最も慎重を要する。その慎重を要するという事情は、私の意見をもって申し上げますと、私の見解でございますが、法務大臣としての見解でございますが、政治的な圧力を及ぼすようなことをすべて避けて、公正な検察の手で厳正な判断のもとに罪になるものかならぬものか、これの見通しをつけさす段階がきておるのでご……

第55回国会 予算委員会 第8号(1967/03/28、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 公安調査庁の予算の総額は二十八億余りと承知をしております。それで、ただいまお尋ねの調査費はそのうち八億余り。そのうち調査に協力してくれた人々に対する報償費という名目でございますが、これは大体六五%程度、すなわち六億近いものかと存じます。詳細は公安調査庁長官に答弁をさせます。
【次の発言】 公安調査は公安調査庁の重要な任務でありますから、予算を計上いたしまして国費をもってこれをやっておる。そこで、調査はみずからできることあり、第三者を経なければできないこともございます。そこで、調査に協力を求めたときに、協力してくれて成果のあがったものに対しては、左翼も右翼もこの区別を問わず、協力……

第55回国会 予算委員会 第9号(1967/03/29、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 おことばのとおり、最初の警察の取り調べは、器物毀棄で捜査に着手したやに聞いております。しかるところ、捜査が漸次進んでいくに伴うて、これは自衛隊法にいう防衛の用に供する物である、こう判断をするに至ったので、自衛隊法百二十一条に違反するものとして送致してきたものでございます。
【次の発言】 そういう複雑な意図を持っておったものとは考えられません。そういう意図はなかったものと御承知を願いたい。
【次の発言】 これは下級裁判所における裁判所の一判断を下したものでございます。判断のしかたは二つあろうと思う。これは学問的に見ましても、実務家の判断から申しましても、二つの判断があろうと思う。……

第55回国会 予算委員会 第12号(1967/04/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 四十年の没収の金の競売価格でございますが、競売のことでございますから、競売のつど金額は幾らか前後違うわけであります。その平均をいたしますと、六百七十八円二十銭という程度でございます。お示しのものはその程度であります。
【次の発言】 四十年の分では、ただいまの御質問の金の押収の物件の量でございますが、これは二百六十三キロちょっと余るもの、それだけの大量のものを、いまお説のごとくに民間に競争入札という形式で売却しておりますが、これは現在の法制のもとでは違反ではございません。しかし、お説のごとく、これは検討をする必要があろうと存じます。これはやはり正規のルートに乗せていくべきものでは……

第55回国会 予算委員会 第14号(1967/04/26、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 まことに恐縮に存じます。二日目の日に、特にはっきり意識をしておりますのは、たいへん殺気立っておりまして、連呼をやる。そこで、連呼はいけないと私が言いますと、はっとしてすぐにすなおにやめはするのです。やめはするのですが、街頭演説会場から街頭演説会場に、十数カ所の会場をきめて行く途中のできごとでございます。走っておる最中に、手を振ってあいさつをしてくれる人があると、ありがとうございますと言う。これは言うてよろしい、あいさつだ。そうすると、それを言うついでにすぐその名を言うので、これはいかぬ、いかぬ、こう言うとまたやめる、またやる、ということが実は連続いたしまして、そこで、私もそうい……

第55回国会 予算委員会 第15号(1967/04/27、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お説のとおりに考えます。これは政治資金規正法を御答申の趣旨を尊重して思い切って改正を行なうということを断行いたしまして、入るほうに非常にきびしい規制を行なうということになりましょう。ところが、各議員の立場から申しますと、それだけでは政界の粛正はむずかしいと考えます。もう一つ、各議員のふところから出ていくあまりかんばしからざる支出の面について、やはり公職選挙法の立場において厳格にこれを禁止、制限をしていくということが必要ではなかろうか。その具体的な例は、いまおあげになった中で、私の調査をいたしましたところでは、綱紀粛正の点から調査をした筋でございますが、その点から申しますと、第一……

第56回国会 法務委員会 第1号(1967/08/01、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 刑事局長から答弁させます。
【次の発言】 検察審査会は、御承知のとおりにその構成の中には法律の専門家は除いてあるわけであります。一口に申しますと、しろうとばかりの素朴な印象でどうお考えになるかということを尋ねる制度となっておるわけであります。したがって、何ものにもこだわらぬ素朴な印象で、検察審査会が、間違いだ、こういう結論が下されたということは、私は非常に大切な意味を持っておるものであると思う。  そこで、これに対する検察の態度でございますが、検察の態度は、これは法律の専門家でございます。その素朴な印象を、法律の明文にもありますように、決議が出ましたならば、その素朴な印象による……

第56回国会 法務委員会 第2号(1967/08/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 さように心得ております。
【次の発言】 横山さん、この問題をいまの段階でどうだと、こう問い詰められると、帰還協定は打ち切り方針変わりはございません。変わりはないのみならず、いままでのような帰還協定を新たに協定し直す考えでありますなどということは、それは言えない立場でございます。言えない立場でございますが、そのものをよく考えてみたら、それならそういう切り口上でいけるのかというと、この問題は、実際問題は、あとは一切やりませんと、そんなことでいけないんですね。第一、八月十二日までにお申し込みのありました数でも、一万四千といわれ五千といわれ、一万数千に及んでいる。それは帰りたいという希……

第56回国会 法務委員会 第3号(1967/11/01、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 簡潔にですけれども、ちょっと申し上げなければやはりどうもいかぬことがあります。日朝両赤十字のモスクワにおける会談が成功いたしませんで、残念でした。その理由は、わが国のほうの見解はすでに昨年の打ち切り声明、閣議の決定によって本年十一月十二日以後打ち切りを断行するのだということの既定の事実についての主張でございます。その主張は全然いれないで、これを延長すべしとの主張を先方が行ないました結果が、決裂となっております。したがって、今後セイロンでやりますか、どこでやりますか、まだ決定はいたしませんが、わが国の内閣の昨年の打ち切り声明というもの、したがって、本年の十一月十二日には打ち切りを……

第58回国会 懲罰委員会 第5号(1968/04/04、31期、自由民主党)【議会役職】

○田中(伊)委員長代理 それでは質疑を続行してください。安宅君。

第58回国会 懲罰委員会 第6号(1968/04/05、31期、自由民主党)【議会役職】

○田中(伊)委員長代理 本人穗積七郎君に対して質疑の申し出がありますので、これを許したいと思います。鍛冶良作君。

第58回国会 法務委員会 第10号(1968/03/19、31期、自由民主党)【議会役職】

○田中(伊)委員長代理 岡沢完治君。

第58回国会 法務委員会 第12号(1968/03/22、31期、自由民主党)【議会役職】

○田中(伊)委員長代理 お待たせいたしました。猪俣浩三君。
【次の発言】 猪俣先生、法務大臣は十二時過ぎに出席をいたします。

第58回国会 法務委員会 第25号(1968/04/25、31期、自由民主党)【議会役職】

○田中(伊)委員長代理 林君。

第58回国会 法務委員会 第26号(1968/04/26、31期、自由民主党)【議会役職】

○田中(伊)委員長代理 岡沢完治君

第58回国会 法務委員会 第30号(1968/05/16、31期、自由民主党)

○田中(伊)委員 御提案になった提案の理由を拝見をしますと、いろいろ意見のあるところもありますが、また尊重をしなければならないと考えるところも多い。そこで私は、本案は極力積極的な姿勢をもって誠意を尽くして審議をすべきものである、こういう結論を胸の中では得ておるわけであります。そういう点から、短い時間の間に二、三お伺いをしてみたい。  いまの応答もありましたが、第一に伺ってみたいことは、一体、事件が起こって起訴をされると、国民の常識、国民感情は、裁判所の判決が確定するに至るまでは有罪か無罪かわからない、これが国民感情だと思うのであります。有罪か無罪かきまるまでは、有罪とも無罪ともわからない。それ……

第59回国会 法務委員会 第2号(1968/08/09、31期、自由民主党)【議会役職】

○田中(伊)委員長代理 本日は、これにて散会いたします。     午後五時四十九分散会

第60回国会 法務委員会 第2号(1968/12/18、31期、自由民主党)【議会役職】

○田中(伊)委員長代理 畑君、大臣はよろしゅうございますね。
【次の発言】 代理御苦労さまでした。  この際、暫時休憩いたします。     午後六時十四分休憩

第60回国会 法務委員会 第3号(1968/12/19、31期、自由民主党)

○田中(伊)委員 外国の例はどうですか。
【次の発言】 やはり外国にも死者は出ておるのですか。

第61回国会 法務委員会 第11号(1969/04/04、31期、自由民主党)【議会役職】

○田中(伊)委員長代理 松本君、お待たせしました。
【次の発言】 松本君に申し上げます。まだ長いですか。
【次の発言】 松本君、もう一問。
【次の発言】 猪俣浩三君、お待たせしました、どうぞ。
【次の発言】 それでは、山田太郎君、お待たせいたしました。
【次の発言】 松本善明君。
【次の発言】 中谷君、お待たせいたしました。
【次の発言】 次回は、来たる八日午前十時より理事会、理事会散会後委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。    午後二時一分散会

第61回国会 法務委員会 第18号(1969/05/27、31期、自由民主党)【議会役職】

○田中(伊)委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が……(離席する者、発言する者多く、聴取不能)私が委員長の職務を行ないます。  ……(聴取不能)内閣提出、出入国管理法案を議題といたします。
【次の発言】 提案理由の説明を求めます。西郷法務大臣。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。    午後二時五十七分散会

第62回国会 法務委員会 第1号(1969/12/01、31期、自由民主党)

○田中(伊)委員 法務省並びに最高裁の両当局に御決意を伺っておきたいと思います。  それは、およそ人事院の給与に関する勧告なるものは完全実施をすべきものと考える。しかるところ、今回のこの法案についても完全実施には至っていない。今回並びに将来は完全実施に関してどういう見解をお持ちになるか。両当局の御見解を承っておきたいと思います。
【次の発言】 終わります。


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第8号(1970/09/07、32期、自由民主党)

○田中(伊)委員 大臣もお見えになっておりますので、大臣と参考人の三先生に御意見を伺ってみたいと思います。  理想の選挙をやっていくためには、だれが考えても、金のかからぬ選挙をやりたい、それから選挙運動の自由をなるべく拘束せぬようにしたい、この二つでございます。ところが、この二つは両立しない。選挙運動の自由を認めていくということになると、金はどんどんかかる。そこで、この両立しない二本の柱をどう扱うかということになりますと、少し思い切ったことをやる以外に道はないだろう。それはきょうは公営というお話が御議論の中に出てきませんが、ひとつ公営を徹底する。徹底するということは、公営以外の選挙運動は遠慮さ……

第63回国会 法務委員会 第23号(1970/05/06、32期、自由民主党)

○田中(伊)委員 まず、金嬉老事件について二、三の点を明らかにしておきたいと思います。  この金は、収容をいたしましたのはいつで罪名は何であるか、まずこれをひとつ……。
【次の発言】 この金君はいままでも前科歴がありますね。それが刑務所に収容された前歴は何回くらいあるか。そうしてもう一つついでに伺っておきますが、収容中に自殺をはかった事実があるようです。また服役の規律に著しく違反をしたような重大な違反と見るべきものが相当量ある人物ではなかろうか、この点はどうでしょうか。
【次の発言】 そこで伺っておきたいのは、何回も収容されておる前歴がある、また服役の成績もよくない、こういうことが明らかであっ……

第63回国会 法務委員会 第24号(1970/05/08、32期、自由民主党)

○田中(伊)委員 事務総長にお尋ねいたします。  私は、裁判官の思想問題、この大事な問題が、上下一貫して貫かれることが非常に必要だ。上と下との考えがちぐはぐになるようなことがあれば、これは公共の福祉の上からこれほど遺憾なことはない。こういうことで裁判官の思想問題というものを非常に心から憂慮をしておる。憂慮しておるからこれを国会に持ち出して論議をするという前に、あとうべくは最高裁の中において上下一貫の御処理を願いたいという希望を持っておったのですが、いろいろなことが新聞に出てくる。本日もこの委員会の席において各党の諸君が熱心に言及をされんとしておる。そういうときでありますので、私はこれをあえてこ……

第63回国会 法務委員会 第26号(1970/05/13、32期、自由民主党)

○田中(伊)委員 最近のハイジャッキングの傾向は、法務省も御承知のとおり、まさに世界的な傾向である。だんだんこの危険は濃くなりつつある。しかもこれは航空機だけではなく、昨今の問題としては船舶についても同様のことが起こっておる。海や空ばかりではなかろう。場合によっては陸上においても起こりかねない。たとえば、汽車において、電車において、大型のバスにおいて、こういう事態というものは発生しないとは言えない。  きょうは三点を聞きたいのでありますが、第一点として聞いておきたいのは、航空機ハイジャック法をこの間提出をするときに、なぜ一体船舶、汽車、電車、大型バス等、海についても陸についてもこのことを配慮し……

第64回国会 法務委員会 第5号(1970/12/09、32期、自由民主党)【議会役職】

○田中(伊)委員長代理 それでは、宮崎参考人はお時間のようでございます。貴重な御意見を長時間お述べをいただきましてありがとうございました。どうぞ御退席ください。  鍛冶君。
【次の発言】 ちょっと鍛冶君に申し上げますが、時間が――なるべく簡単に。
【次の発言】 羽田野忠文君。
【次の発言】 畑和君。
【次の発言】 岡沢君。
【次の発言】 青柳君。
【次の発言】 わかったようで大事なことがわからぬことが一つございます。それは、この法案は危険を生じた場合に処罰をするという法案になっております。ところが、参考人の皆さんは御存じはないのでありますけれども、野党から有力な修正案が出ておりまして、やはり最……

第64回国会 法務委員会 第7号(1970/12/11、32期、自由民主党)【議会役職】

○田中(伊)委員長代理 これより会議を開きます。  本日は、委員長が所用のため欠席をしておりますので、指名により私が委員長の職務を行ないます。  裁判官の報酬等に関する法律等の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律等の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。  両案につきましては、昨日質疑を終了いたしております。  これより討論に入るのでありますが、討論の申し出がありませんので、直ちに採決いたします。  まず、裁判官の報酬等に関する法律等の一部を改正する法律案について採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。

第65回国会 法務委員会 第11号(1971/03/12、32期、自由民主党)【議会役職】

○田中(伊)委員長代理 青柳盛雄君。
【次の発言】 それでは次に、法務行政に関する件について調査をいたします。  質疑の申し出があります。これを許します。岡沢完治君。
【次の発言】 次回は十六日午前十時より理事会、十時三十分より委員会を開くことといたしまして、本日は、これにて散会をいたします。     午後零時四十八分散会

第66回国会 法務委員会 第4号(1971/10/12、32期、自由民主党)【議会役職】

○田中(伊)委員長代理 青柳さん、お待たせしました。

第68回国会 外務委員会 第11号(1972/04/26、32期、自由民主党)

○田中(伊)委員 青木、石井両君の御発言で、この問題に関する私たち党の見解は十分に尽くされておると思います。しかし、一言私から委員長にも申し上げ、外務、防衛両当局からも、大事なことで明らかにしておいていただきたいと思うことがございます。  一体、アメリカの海軍長官が、日本におる米軍司令官に対して打った電報がにせものであるとかないとかいう問題は容易な問題ではない。この問題を何か水かけ論であるかのごとき姿でいつまでも結論をつけないでこのまま置くということは、わが国益のためにおもしろくない。そればかりでなく、一体国会の権威は地に落ちるではないか。ただいま外務大臣からおことばがありましたように、この電……

第68回国会 法務委員会 第16号(1972/04/19、32期、自由民主党)【議会役職】

○田中(伊)委員長代理 これより会議を開きます。  本日、委員長所用のため、指名により私が委員長の職務を行なうことにいたします。  法務行政に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中谷鉄也君。

第68回国会 法務委員会 第20号(1972/04/28、32期、自由民主党)【議会役職】

○田中(伊)委員長代理 次回は、来たる五月十日午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会しることといたしまして、本日は、これにて散会いたします。    午前十一時二十二分散会


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 外務委員会 第21号(1973/06/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 熱心な御質問でございますが、ありのままに申し上げますと、何ぶん初めての入国で、オーケーをするとすると、初めてのケース。初めてのケースをやります場合には隣国その他に対する外交上の配慮も必要といたします。それからどういう用件で、どういう経歴の人物がどれくらいな期間、どんな形の身分でお入りになってくるかということ、これらは簡単にはいきません。慎重なる手続を踏んでその真相を確かめなければならない。これはその確かめる責任がございます。そういう点から申しますと、パリ協定尊重のたてまえから当然ではないかというふうに仰せになりますけれども、なかなかそう簡単にいかない。パリ協定も尊重しなけ……

第71回国会 決算委員会 第2号(1973/02/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 昭和四十五年度法務省所管一般会計歳入歳出決算の大要を御説明申し上げます。  法務省主管の歳入につきましては、歳入予算額は二百九十四億二千百二十七万円余であります。  これに対しまして、収納済み歳入額は三百二十三億五千六百八十万円余であり、予算額に比べまして二十九億三千五百五十三万円余の増加となっております。  この増加しましたおもなものは、罰金及び科料の二十二億一千百十万円余、刑務所作業収入の六億二千九百二十万円余等でございます。  次に法務省所管の歳出につきましては、当初予算額は九百四十九億七千二百七十八万円余であります。これに予算補正追加額四十七億五千三百十四万円余、予算補……

第71回国会 決算委員会 第21号(1973/07/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 私に憲法に関する御質疑をいただきましてもいかがかと思うのでございますが、まあ法務大臣が憲法の解釈に関して御答弁を申し上げたから見当違いというわけでもなかろうと存じますから、お答えを申し上げます。  わが国憲法の採用しております基本的人権というのは、非常に高度なものであり、これほど高い見地に立った全面的、絶対的の基本的人権というものを規定しておる憲法は世界の憲法にも類例がない、こういうものでございます。ところが反面、一つの制約がございまして、これは先生のお読みになりました十一条のすぐ隣に十二条という条文がございます。このお隣の十二条の条文によりますと、十一条によって認めてお……

第71回国会 決算委員会 第24号(1973/09/11、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 昭和四十六年度法務省所管一般会計歳入歳出決算の大要を御説明申し上げます。  法務省主管の歳入につきましては、歳入予算額は三百九億九千九百八十三万円余であります。  これに対しまして収納済み歳入額は三百五十三億八千六百七十五万円余であり、予算額に比べまして四十三億八千六百九十二万円余の増加となっております。  この増加しましたおもなものは、罰金及び科料の三十九億百三十万円余、刑務所作業収入の五億六千二十二万円余等であります。  次に法務省所管の歳出につきましては、当初予算額は一千七十一億六千六百十四万円余であります。これに予算補正追加額六十二億八千八百五十八万円余、予算補正……

第71回国会 決算委員会 第25号(1973/09/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 外交に関連する事項と存じます。外務省からお答えを申し上げます。
【次の発言】 衆議院の委員会の答弁であったかと記憶をいたしますが、日本に亡命という制度があるのかないのか、彼がやってきたときには亡命の扱いをするのかどうかといったような意味の御質問がございました。それに対して私がありのままの答えをいたしましたことをもう一度申し上げますと、わが国には亡命制度はない、したがって、亡命の取り扱いはいたしようがない、こういうお答えをいたしますと同時に、一般論として言えば、条件が整うならば特別の滞在を許す道がなくはない。それは、しかしながら仮定の問題であって、本人が実際に日本に来てみて……

第71回国会 決算委員会 第27号(1973/10/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 御意見は、私もそのとおりごもっともと思う。ただ、一言申し上げたいと存じますことは、からだが日本におったのが韓国に移されておる、それ自体が問題ではないかというおことばはそのとおり思えるのでありますが、だれが連れていったのか、拉致したのは何びとか、個人か国家機関か、これを明白にいたしませんと主権の侵犯は明白にならぬ、原状回復というものは国際法的には明白にはならぬのであります。その国際法的に何びとの行為であるかということを明白にするために時間がかかっておる。何ぶん関係者が日本にいないものでございますから、捜査当局も非常に骨が折れる、時間がかかるという事情にあることを御了承をいた……

第71回国会 内閣委員会 第25号(1973/06/01、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 法務省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  この法律案の改正点の第一は、沖繩の弁護士資格者等に対する本邦の弁護士資格等の付与に関する事務の終了に伴い同事務に関する規定を整理しようとするものであります。  改正点の第二は、現在松山市にある松山刑務所の所在地が市街地化したこと等の事情により、同刑務所を愛媛県温泉郡重信町に移転すること、及び現在鹿児島市にある鹿児島入国管理事務所鹿児島空港出張所の所在地が、鹿児島空港の廃止、新鹿児島空港の設置により、鹿児島県姶良郡溝辺町に移転することに伴い、その位置の表示を改めようとするものであります。  改……

第71回国会 内閣委員会 第35号(1973/06/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 ありのままに申し上げますと、先生お説のように、この法律は大会社の間に幾らかそぐわぬ点がなくはないという感じでございます。と申しますのは、大会社はこの会社更生法によって相当程度会社更生の目的を達しておる。しかるところ中小会社につきましては、何ぶん銀行関係が、大蔵省所管の話になりますが、大口銀行関係、この協力関係がうまくいかない。銀行を債権者としておる大口の関係がうまくいかぬ。それぞれの理由はあるわけでありますが、そういうことでございます。しかし、現在のところ、会社更生法をしからば改正して、そうして中小会社の実情に即するように改めていかなければならぬかと申しますと、そこまでど……

第71回国会 内閣委員会 第36号(1973/06/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 坂本先生仰せの御心配よくわかります。本来この刑務所の移転とか拡充とかいうことはなかなかむずかしい問題でございまして、法務省の方針といたしましては、極力地元の代表者、自治体の皆さまの御了解をいただきました上で、無理のないように善処をしたいという方針をとらしております。ことに本件問題は、改築ができ上がりました上は、城野から多数の者、その他全九州からたくさんの人が収容され、膨大に数もふえるという事態が結果において出てくるわけでございますから、こういう場合においては、なおさら地元住民の皆さんを代表する自治体の皆さんとの間に十分の懇談を詰めて、そうして御了解をいただき、御協力をいた……

第71回国会 内閣委員会 第37号(1973/07/04、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 大いに検討するに値するものと存じます。国有地、もう一つは地方自治体の有に属する公有地、そういうものは大いに検討をする余地があろうかと思います。ただ、条件がそれぞれむずかしいのでございまして、そういう条件に当てはまります限りは検討の要があると思います。
【次の発言】 無理にがんばろうという考えはないのですが、いやしくも法務省が法規違反の疑いがあるなどという質問をされるようでは、これは困るのですね。そこで、すみやかにどういう実態であるのかということを調査をさせます。  大体の答えは、これは契約である。しかし、契約内容を遺憾なく実施してもらうためにはいろいろ注文もせねばならぬ、……

第71回国会 内閣委員会 第38号(1973/07/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 承認国と非承認国との間に幾らか区別のありますことは避けがたい。国際関係を見ましても、世界どの国もそのようでございます。しかし、承認国であろうが非承認国であろうが、事いやしくも人道問題戦災復興などということは人道以上の問題でもございます。人道並びに人道以上の問題というものについては国境を越えるべきものである。承認国はよろしい、非承認国はいけない、非承認国の中でもベトコンはいけないというようなことも言うべきものでない。ベトコンということばは、臨時革命政府ということばに取り消して訂正を申し上げますが、それはそういうことを言うべきものではない。日本が道義の国家というものを看板にあ……

第71回国会 内閣委員会 第49号(1973/08/31、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 大出先生の御発言で一つ気になることがあるのです。それは、大平外務大臣の仰せになってきたことと私の発言に食い違いがあるという。これは参議院でもそういうことをおっしゃったので、冗談じゃないという話をしたのですが、それはそうでない。これは違う場所で違う人間がものを言うておりますから、質問も違うでしょうから、答えのニュアンス、発言のニュアンスというものには幾らか差はあってあたりまえなんです。あたりまえなんだが、それは違うことを一つも言うておらぬ。同じことを言うておる。どこが同じなのかというと、ごちゃごちゃいろいろございましょうが、どこが違わないのかというと、いま先生仰せのとおり、……

第71回国会 内閣委員会 第52号(1973/10/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 私も先生の御意見と同様でございます。私が第六感ということばを使って発言をいたしました当時と事情は全く違ってきた。その事情の変わってきた根拠は、ただいまお話しになりました金東雲一等書記官の行動というものが指絞によって証明されたということが明瞭になり、日本の捜査当局がこれを公式に発表いたしました。この発表をいたしました瞬間から私は先生と同様の考えを持っておる。いまや某国ではない、KCIAというか国家機関だ。韓国国家機関だということを政治的に限定して差しつかえがないのだ。  政治的とはどういう意味か、こういうことでございますが、政治的ということは、法律的、国際法的という意味に対……

第71回国会 法務委員会 第2号(1973/02/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 私は、昨年末三たび法務大臣に就任をいたしました。内外の諸情勢が大きく転換しつつあるこの時期にあたりまして、国家の繁栄の基盤である法秩序の維持と権利の保全を使命とする法務行政に課せられた使命は、まことに重大なものがあると考えております。私はこの使命を遂行するため、法務行政各般の適正な運営に最善の努力をいたす所存でありますので、どうかよろしくお願い申し上げます。  本日はせっかくの機会でございますので、就任のごあいさつとあわせて、当面その実施に努力をいたしたいと考えております法務行政の重点施策につきまして、所信の一端を申し上げたいと存じます。  まず、第一は、法秩序の維持につ……

第71回国会 法務委員会 第3号(1973/02/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 遅刻のおわびを申し上げます。  裁判所職員定員法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  この法律案は、裁判所における事件の適正迅速な処理をはかるため、裁判所職員の員数を増加しようとするものでありまして、その要点は大略次のとおりであります。  第一点は、裁判所の員数の増加であります。これは、地方裁判所における交通関係の業務上過失致死傷事件の適正迅速な処理をはかるため、判事補の員数を三人増加し、また、簡易裁判所における民事事件の適正迅速な処理をはかるため、簡易裁判所の判事の員数を四人増加しようとするものであります。  第二点は、裁判官以外の裁判所……

第71回国会 法務委員会 第4号(1973/02/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 おことばのとおり、この法律ができますと、その適用を受けるのは裁判所でございます。これはおことばどおりでございます。ただし、私のほうの職務としまして、法律の改正の作業、これはすべて法務省の所管となっております。そういうことで、法律の提案をいたしまして、その改正の手続を私どもがやっておるという事情でございます。
【次の発言】 私の先ほどのことばが足らなかったのでございますが、法案の提出をいたしました場合の責任は政府、内閣にある。本来申しますと、先生仰せのとおりに、裁判所が提出すべきものである。裁判所が提案の理由を説明すべきものであり、答弁すべきものである、こういうことになるの……

第71回国会 法務委員会 第5号(1973/02/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 裁判遅延の原因でございますが、これはやはり裁判所もたいへん少ない定員のもとで裁判の急速な進め方ということについては御苦心をいただいておる。これに対しましては何としても、まず刑事事件について申しますと、検事それから弁護人、この訴訟関係三者が、十分協力をいたしまして、裁判所も円滑なる訴訟指揮ということには全力をあげていただくということで、訴訟当事者の協力によりまして、現行制度のもとにおいてできるだけ迅速な裁判の実現ということに努力、苦心を重ねていくべきものであろう、こう考えております。
【次の発言】 横山先生御心配をいただてておりますこの執行官制度改正の根本問題は一体どの点に……

第71回国会 法務委員会 第6号(1973/02/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 法律の明文に直接の規定はございません。ございませんが、何を根拠にやっておるのかというお尋ねでございますと、破壊活動防止法に根拠がある。破防法の命ずるところによって調査をいたします調査は、調査を受ける団体の人権に、団体の人権というのはおかしいのでありますが、団体のお立場、権利にできるだけ影響のないように、いわば御遠慮をしながら必要最小限度の調査をしなければならないということが破防法の大精神でございます。それは破防法の条項のどこにも注意をしろ、注意をしろと書いてあるとおりでございます。その条文にのっとって考えます場合には、わが国には数千の団体がございます。その数千の団体を選ば……

第71回国会 法務委員会 第7号(1973/03/02、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 結論を先に申し上げますと、罰則については、という前提が速記録にちゃんとあるのですね。罰則については現行法の活用で十分ではなかろうかと思う、新たなる立法の必要はないと考える、こういう趣旨でございます。
【次の発言】 現行の法律と重複するような内容の法規はつくらないでいいじゃないか、こういうふうに私は考えております。ことに罰則に関しては強すぎるほどの罰則がちゃんと並べてございますので、何も強い、最高でやらなければならぬことはないんで、ずっと下でやっていいのでありますから、これは必要がない。新たなる罰則立法の必要がない、こういう趣旨であります。

第71回国会 法務委員会 第8号(1973/03/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 人権擁護について格別の御配慮をいただきまして、たいへんありがたいと思っております。先生おことばのとおりに二百人余り、二百人ちょうどぐらいになっておる。そこでこれだけの人員をもってしては、人権擁護の重要性、多様性、複雑性にかんがみまして、とうてい数は足らぬのであります。年々歳々その増員に苦心をいたしておりますが、なかなか微力で思うとおりにまいりません。本年もごくわずかな増員ということでこれをまかなうことになったのでございます。しかし、そうきめられております以上は、これを十分にその能力を動員をいたしまして、最善を尽くして御期待に沿うようにやっていきたい。将来の問題としましては……

第71回国会 法務委員会 第9号(1973/03/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 刑事補償法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  刑事補償法による補償金の算定の基準となる金額は、昭和四十三年の改正によって、無罪の裁判またはこれに準ずる裁判を受けた者が未決の抑留もしくは拘禁または自由刑の執行等により身体の拘束を受けていた場合については、拘束一日につき六百円以上千三百円以下とされ、また、死刑の執行を受けた場合については三百万円とされているのでありますが、最近における経済事情にかんがみ、これを引き上げることが相当と認められますので、この法律案は、右の上限額である千三百円を二千二百円に、三百万円を五百万円に引き上げ、いわゆる冤罪者に対……

第71回国会 法務委員会 第11号(1973/03/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 間に合わぬということになりますと重大事態でございますので、そういうことにならぬように格別の御配慮をいただきたいという念願でございます。あとは裁判所から……。
【次の発言】 この訴訟遅延、遅延とこう皆さんが仰せになるのですけれども、実態をよく調べてみますと、一般事件はそんなに非難を受けますほど遅延はございません。そこそこいけております、民事も刑事も。ところが大型の特殊事件になりますと、事件の様相が複雑であるというようなことからまま非難を受けるほどの長い期間がかかっておる。それは立証一つを考えてみましても、証人喚問一つを考えてみましても、事案自体が複雑であります場合においては……

第71回国会 法務委員会 第14号(1973/04/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 大体六年前と思いますが、私がこの前に法務省のごやっかいになっておりましたときに、たしかこの部屋であると記憶をいたしますが、社会党さんから質問が出まして、いま時分に監獄とは何ごとだ、この名称自体けしからぬ、いいかげんにしたらどうだという、たいへん御熱意のこもったお話がございました。私は非常に感激をいたしまして、その日即日、その日の日付をもって矯正局に命じまして、いわゆる監獄法の改正作業に着手をせよということを、その日の日付から起こしまして監獄法の改正に着手をいたしました。自来私は間もなくいなくなったのでありますが、今日まで一次、二次、三次と矯正局案ができ上がっております。お……

第71回国会 法務委員会 第15号(1973/04/04、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 技術的なことでございますので、刑事局長から先にちょっとお答えいたさせます。
【次の発言】 私がりっぱな説明ができるわけでもないのでありますが、私の見るところを申し上げますと、いま局長から話の出ました四大公害訴訟事件、これは御承知のとおりに水俣事件、それから四日市事件、阿賀野川事件、神通川事件というものをいま局長が申したのだと存じます。こういう事件が起こりまして、世間は、民事の裁判で損害賠償がとれるということになるほどであるならば、なぜ一体刑事的に処罰をせぬのか、刑事罰をなぜおろそかにしておるかということ、これは国会でも盛んに論議が出ておるところでございます。  ちょっと考……

第71回国会 法務委員会 第16号(1973/04/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 商法の一部を改正する法律案、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律案及び商法の一部を改正する法律等の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案につきまして、その趣旨を便宜一括して御説明申し上げます。  商法の一部を改正する法律案は、現下の社会経済情勢にかんがみ、株式会社の運営の適正及び安定をはかり、あるいはその資金調達の方法に改善を加える等のため、早急に改正を必要とする事項について、商法の一部を改正しようとするものであります。  この法律案の要点を申し上げますと、第一に、株式会社の業務が適正に行なわれることを確保するために、監査役は、会計監査のほか、業務監査をも行な……

第71回国会 法務委員会 第17号(1973/04/11、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 提出をいたします。
【次の発言】 二百条に関する判決が出ました結果でございますが、これを無効とするということに結論が出ましたので、いま先生お話しのように、これを改正するという方向に向かっていくべきものであろうか、それとも二百条は改正でなくて削除すべきものではなかろうか、この二つの方法のどちらをとることが現状にかんがみて一番妥当であろうか。刑法の一般改正というものに関しまして、全面的改正を目下法制審議会で審議中でもあって、この審議会もこの問題に触れており、それからまた、政府の与党という立場から自由民主党に関する所見もございまして、これも手続的には踏んでいかなくちゃならぬ。ど……

第71回国会 法務委員会 第19号(1973/04/17、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 ありのままに申し上げますと、二千二百円の上限が、これがもう妥当なもので現段階はこれ以上上げる必要はないんだというふうには実は考えていないわけでございます。いないのでありますが、財源を要する法律でございます。財源はどうなったのかというと、予算折衝の結果は二千二百円という御交渉が裁判所と大蔵省との間に成立をした、これを閣議はそのままのんで国会にお願いをいたしまして予算が通った、したがって刑事補償法を適用して使う財源というものはきまってしまったわけであります。そのきまってしまった財源を限度として考えますと、上限二千二百円ということで財源の準備ができた、こういうことでございます。……

第71回国会 法務委員会 第20号(1973/04/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 いまお読み上げの御質問、私の答え、よく記憶しております。お説のとおりいまも考えております。  軍法会議で裁判をいたしましたものには、大体大まかに見まして二種類ございます。  一つは軍刑法、これは陸軍刑法、海軍刑法、軍法会議は別でございますが、軍刑法というものに違反をした事件として裁判をいたしましたものが一つ。  それからもう一つは、軍法会議で裁判をやったのだけれども、適用をいたしました法律は、軍刑法でなしに一般刑罰法規、一般民間で適用しております刑罰法規というものを適用していたしましたものと二種類ございます。  これの影響が、終戦になりまして大赦、恩赦をいたしまして、陸海……

第71回国会 法務委員会 第21号(1973/04/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 先生抑せのお気持ちは、私もそのとおりに響くのでございます。ございますが、憲法四十条、この条文がどうも御意に沿えない結果になるんですね。それはいまさら言うまでもございませんが、無罪の判決を受けたときは、法律により補償を求めることができるということが書いてある。無罪の判決を受けた者は場合によっては補償を求めることができない、こういう法律をつくれば、この法律は憲法違反でございます。だから憲法どおりいいますと、無罪の判決を受けたら、無罪の原因が責任無能力であろうが、人違いであろうが、何であろうが、無罪の判決を受けた以上は無罪の理由のいかんにかかわらず補償を求めることができる。補償……

第71回国会 法務委員会 第22号(1973/04/24、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 いまのおことば、たいへん恐縮に存じますが、不拘束の場合につきましても何とか補償の道を講ずべきものであるという、私が数年前に在任をいたしておりました当時にお答えをいたしましたそのことばどおり検討を加えたのでありますが、今回の提案にこれを盛ることができなかった、こういうことで、前回も申し上げましたように、不拘束の場合の刑事補償につきましては今後も引き続き検討させていただく、こういうことを重ねて申し上げる次第でございます。
【次の発言】 裁判費用に関します点については、局長の申しましたとおりでございます。
【次の発言】 現行法で出しております補償額の決定に際しましては、前の委員……

第71回国会 法務委員会 第23号(1973/04/25、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 検察官も血の通うた人間でございますから、おことばのように感情が全く入らないとは言いかねるのでございます。しかしこういう重要な判決に対して上訴手続をとるかどうかという重大な事柄を決しますには、検察をあげて一貫して冷静に感情を離れて判断するということを永年の鉄則とし、これをかたく守って今日に至っているのでございます。そういうことでございますから、先生御心配をいただきますようなことのないように十分注意をさせたい。注意の上にも注意をさせたい、こう考えるのでございます。  なお、この上訴をすべきかどうかという問題に関しましては、私の意見は永年にわたって苦労に苦労を重ねてきてくれまし……

第71回国会 法務委員会 第24号(1973/05/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 御質問の問題は、具体的な場合に当面をいたしますと、おことばのようにたいへんむずかしい問題であろうと思います。むずかしい問題でありますが、今度の改正案におきましては、監査役に地位と権限を与えております。この新しい権限を与え、その地位を強化しておりますので、この改正制度のもとにおいて、監査役に人を得ることができるならば――これはなかなかむずかしい問題でございますが、こういう内容の地位で、こういう強化された権限を使っていくということはなかなかむずかしい問題でありますが、監査役に人を得るならば、この与えられた権能に基づいてぐんぐん仕事をやれる。それは買い占めも売り惜しみも断固遮断……

第71回国会 法務委員会 第25号(1973/05/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 廖承志氏御一行は、中日友好協会の代表という資格で親善のために日本を訪問する、こういうことでございます。
【次の発言】 小島先生、これはありのままに申し上げるのでございますが、入国の目的に反する言動が入国後において行なわれた場合にはという仮定の御質問、この仮定の御質問に対して、さような事態があった場合は断固たる態度をとらねばならぬということを答えますことは、この両国の友好親善の関係にたいへん誤解を招く、仮定で答えているんじゃないかという説明をしなければならぬということになりますので、そういう入国目的に反するような言動があった場合にはどうするのかという御質問に対するお答えは、……

第71回国会 法務委員会 第26号(1973/05/11、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 たいへん先生のお尋ねは具体的でむずかしい御質問でございますけれども、専門家がおりますから民事局長から先に……。
【次の発言】 擬制説は、御承知のとおりに、自然人だけが権利の主体となれるんだ、したがって、法人は権利の主体となるためには擬制によって権利の主体となし得るんだというようなこの考え方ですね。その考え方には私は賛成せないほうでございます。法人といえども権利主体として実在するものという考え方に立ちまして、実在説をとるほうでございます。
【次の発言】 これを省きますこと、なかなか容易な技術ではむずかしい問題と私は考えます。民事局長から一応私にかわって答弁をさせます。

第71回国会 法務委員会 第27号(1973/05/30、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 ただいまおことばのうちの裁判所の関係につきましては、裁判所のほうからお答えを申し上げることが適当かと存じます。  そこで、その裁判所の関係を除きます法務省の刑務所その他諸般の施設につきましては、できるだけこの施設は内地の施設並みに内容を改善し、これを引き上げていきたい、こういうふうな方針でやっているのでありまして、それぞれの施設についての具体的な行き方というものについては事務当局から答弁させます。
【次の発言】 私は、申しわけないことでございますが、現場を知らないのでございます。知らないのでございますが、部下からの報告を受けておるところによりますと、おことばのとおり、元刑……

第71回国会 法務委員会 第28号(1973/06/01、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 商事行為を行なう、いわゆる一口に申します営利企業、そういう営利企業といえどもすべからく社会性を持つべきである、社会性を反省しない企業などというものは有害のものではないかという御意見は、私もそのとおり賛成でございます。問題は、その重要な事柄ではありますが、これを商法の規定の中に設けることが適当であるかどうか、この問題はなかなかむずかしい問題。およそ国家組織のもとにおける私企業というものは、いま先生仰せのごとくに、会社に限らずどのような企業もみな社会性を持ってもらわなければ困る。その企業に関する一切の規定の中にこれを設けていくということを徹底すること、一つの方法でございましょ……

第71回国会 法務委員会 第29号(1973/06/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 一つ一つお願いします。
【次の発言】 広範囲な御質疑を一挙に仰せになりましたので、まごつくわけでございます。そこでまず企業の社会性――私は社会性と申し上げておくのでありますが、この問題につきましては、いわゆる自由経済時代、経済統制のない自由経済時代において、ことに営利を目的とする営利会社、私企業が業務をやっていく、こういう場合に企業が利潤を得るための企業としての取引は自由である、何をやったってかってだという考え方に立って仕事をされたのでは国家、社会に及ぼす影響というものがまことに憂うべきものが出てくるおそれがある、こういうふうに考えますので、営利を目的とする私企業といえど……

第71回国会 法務委員会 第30号(1973/06/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 最高裁から四月四日にただいまお話しのような違憲判決が出ました。出ましたことは最高裁裁判事務処理規則、これは最高裁の規定でございますが、最高裁の規定に基づきまして両院の議長さん、内閣総理大臣に対してこの旨が通告されております。そうなっております以上は、法務省の立場といたしましては、そのままこれを見過ごすわけにはむろんまいりません。まず方針といたしましていろいろ検討いたしました。改正のやり方いろいろございます。どうすることがよかろう。まず第一に最高裁の出す意見に従って刑法二百条の下限を上げる――下限を上げるということばはこれは間違いで、上限を下げるということが妥当でございまし……

第71回国会 法務委員会 第31号(1973/06/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 私が直接に財界人との間に懇談をしたということはございませんけれども、この商法改正をめぐる、ことに監査制度の改正、ことに監査役の権限の強化ということを公表いたしまして以後、財界の方面では、この改正が行なわれる場合を前提にしまして、監査役には当該企業について権威のある大ものを起用していくべきである、これによって会社の経営を堅実に進めていかなければならぬという方向に向かって動きがあるようで、この点はたいへん喜んでおるのでございます。しかし先生仰せのように、前回もおことばがございましたが、制度の改正をいたしましても、その制度に沿うような人材を企業内部の監査役に起用していくというこ……

第71回国会 法務委員会 第32号(1973/06/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 本年三月以来公安調査庁長官に対してたいへん熱心に御質問をいただいておる。一部は私がここで承っておる。また他の部分は調査庁長官からの報告もあり、お説のとおり速記録も拝見をしました。どういう御質問を共産党がなさるのかということについてはたいへん、まあありのままに申し上げますと、私は注目をして、どんなことをおっしゃるのかということをまことに注目をしておる。そういうことでございますので、一言申し上げますと、破防法に基づく調査だとは言いながら、調査をされる立場に立ちますと、この法律の劈頭にもくどく書いてありますように、調査を受ける人々の基本的人権に影響するところが大きい、少なからざ……

第71回国会 法務委員会 第34号(1973/06/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 おことばのように、企業の社会性とでもいうべきものが高揚されなければならぬ時期に当面をしておると考えるのでございます。先生仰せのように、自由経済のもとに営利企業が行なわれておって、その営利企業が社会性を無視して、売り惜しみ、買い占め、公害その他の問題を引き起こして御迷惑をかけております。これは一体基本的にはどういうことに原因があるのかといいますと、これは、会社法的観察といたしますと、会社の運営の中心をなしておりますものは、社長、副社長、専務、常務取締役を中心とするいわゆる執行部でございます。その会社の執行部が積極、消極に行なっております行為をチェックして、これを規制する制度……

第71回国会 法務委員会 第35号(1973/06/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 ただいまの質疑応答を承っておって考えることでありますが、安保条約六条に基づく地位協定、いま先生御指摘の地位協定の中の十七条の三項の(a)の(ii)というものに関してお手元に記録をお持ちのようでありますが、日米両国間の合意議事録ができておる。私はここに問題点があるのではないかと思う。その議事録によりますと、公務の証明書が出された場合には、その証明書に対して反証をあげ得ない限り裁判においてものを言う。これはあたりまえのことを言うておるのでしょうけれども、問題は、その証明書はだれが書くのか。米軍の司令官か司令官に準ずる者が書くのでしょう。向こうさんがお書きになったもので、こうい……

第71回国会 法務委員会 第36号(1973/06/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 山陽特殊鋼事件のような事件が起こりまして、よく流行しております粉飾決算、逆粉飾決算というようなものをなくするためには監査制度の強化をしなければならぬという意向は各方面から先生御承知のように強く出てきたわけであります。したがって今度の改正は、それだけではないのでありますが、それが動機になっておる、こういうことでございます。  さて、その結論としまして、ここにお手数をわずらわしております改正法案というものの実施ができて、具体的には監査制度の強化、これが行なわれて、粉飾決算、逆粉飾決算などというものがなくなる見通しがあるのか、そんなことは形だけで役に立たぬのではないかという先生……

第71回国会 法務委員会 第37号(1973/06/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 昨日の御質問に対する、殖産住宅事件と申しますが、その概要を刑事局長から御報告申し上げます。
【次の発言】 横山先生、ひとつ御理解をいただきたいのですが、どういうことかといいますと、昨日あなたの重要な御質問があって私が答弁に立った、そのときに申し上げたことは、事件は捜査中である、全部は申し上げられませんが、差しつかえのない限度においてぜひ明日御報告をしたい、商法の御審査を願っておるという関係がございますので、積極的に私はこのことをお答えを申し上げたので、そこでこの重要な事柄が限度を越えて国会に出る、報道されるとものの一時間もならぬ間に業者は知ることになりましょう。そういうふ……

第71回国会 法務委員会 第38号(1973/06/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 自由主義経済のもとにおいては利益の追求は自由であるというたてまえも言えぬことはございますまいが、いま先生仰せのように、何としても、企業には申すまでもなく社会性を十分認識をしてもらわなければならぬ、こういう点から申しますと、商法の中に規定ができないまでも、何らかの方法で、いま申しました社会性という見地に立ってこれを究明する、明らかにする方途は研究する余地がある、検討をしてみなければならぬものだ、こう考えております。
【次の発言】 現実の問題として、いまお話しのような天下りであるとか政治献金というようなことが売り惜しみ、買い占め等の財政、経済関係の地盤というものに何らかの影響……

第71回国会 法務委員会 第39号(1973/07/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 まず先生仰せの動機の問題でございますが、山陽特殊鋼事件等によりまして粉飾決算を防止するためには当時現行商法このままではいけないということを感じて、これが動機となって商法改正ということに着手をいたしましたことは事実でございます、これはおことばのとおりでございます。  しかし、それ以前からも商法改正問題というものは重要問題として議題にのぼっておったものでございまして、これが粉飾決算を基本的に防止をしていくためにはいかにあるべきかということを考究いたしました結果、これはやはり株式会社の監査制度の充実強化ということ以外にはなかろうということの結論になりまして、今回の案を立案をいた……

第71回国会 法務委員会 第43号(1973/07/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 小林先生の深刻なお話を承って政府として思うのでありますが、要は誤った戦争に従事をさして、その従事したことに関連をして陸軍刑法、海軍刑法に触れたとして軍法会議で刑に処せられた、三十年を経過した今日の段階において、この人たちをどう取り扱うかということが御質問の御趣旨であります。  これは私はこう思う。いろいろと仰せになりました。これを承って思うのは、何としても刑に処せられた御本人並びにその遺族の名誉を回復して差し上げるということ以外にはない。それは理屈はいろいろあるのですよ。法律上の理屈をいうと冷たい理屈がいろいろある。刑を受けて十年たったら刑は言い渡しを受けなかったことにな……

第71回国会 法務委員会 第44号(1973/08/24、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 この事件の重要性をどう認識しておるかというお尋ねでございます。  私は、日韓両国の関係は、他国の関係とは違う、一衣帯水の隣接した関係にあるばかりでなく、両国の間には、すでに、両国民が結婚をいたしまして、子供ができ、孫ができ、ひ孫ができておる、その数は膨大な数に及んでおる。現にわが国がおあずかりをしてある、いわゆる法務省が入国管理をいたしております人々の頭数が六十二万人にも及んでいます。外国人をあずかっております数は七十三万人でございます。そのうち六十二万人まで朝鮮半島の出身の諸君である。こういう深い関係にあります両国の間柄が、本件事件のいきさつのために、誤って、両国の間に……

第71回国会 法務委員会 第45号(1973/09/11、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 お説のようにアジアの情勢は朝鮮民主主義人民共和国、北ベトナムの関係がだんだん好転をする傾向にあり、たいへんうれしいことでございます。しかしながらこの御審議をいただいておりまする出入国法は、これらの特定の国を対象として適用しようというものでないことは申し上げるまでもないことでございます。そこで日中国交回復、北部の諸国との友好関係の方向に打ち向かっておりますような傾向は、かえって出入国の増大を来たしており、ますます出入国関係が多くなっておる、こういうことでございますので、事務から説明を申し上げたと存じますが、激増してまいります旅行者の大部分が短期の旅行者である。これに複雑な審……

第71回国会 法務委員会 第46号(1973/09/21、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を便宜一括して説明をいたします。  政府は、人事院勧告の趣旨にかんがみ、一般の政府職員の給与を改善する必要を認め、今国会に一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案及び特別職の職員の絵与に関する法律等の一部を改正する法律案を提出いたしましたことは、御承知のとおりでございますが、そこで、裁判官及び検察官につきましても、一般の政府職員の例に準じましてその給与を改善するなどの措置を講ずるために、この両法律案を提出いたしました次第でありまして、改正の……

第71回国会 法務委員会 第47号(1973/09/25、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 両君の来日の見通しでございますが、私は、わが国の態度があくまでも強腰で入念に交渉を継続するならは来日必ずしも悲観的ではない、初めからそう言うておるんでありますが、これは来日は可能であるというふうに私は今日もなお考えております。
【次の発言】 具体的な捜査に関する事柄に私が触れられぬものでございますから、そこで、単なる見通しの問題として考えておることでございますが、来日をしなければ捜査は進まない、少なくとも捜査は終局を迎えかねる。来日をするには二つの方法がありまして、主権の侵犯が明白になったときには返さなければならぬ国際法上の義務を生ずる。その段階が来ますまでにということに……

第71回国会 法務委員会 第48号(1973/11/16、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 御承知のとおりに刑法改正の問題は十年前、三十八年の中垣法務大臣当時の諮問でございます。それで今日までに特別部会を設けまして部会三十回そして小委員会七百回をちょっとこえておるぐらい開きまして、先生仰せのように大体の結論が出かけております。この審議会の結論をえらい私が急ぐようでまだ言いにくいのでありますけれども、大ざっぱなねらい、大ざっぱな見通しを申し上げますと、大体来年の春三、四月ごろまでには結論が出るのではなかろうか、大体の傾向でございます。それが出ましてそれが直ちにそのまま立案されてその内容で国会に付議される、一般にはこう思っておるようでございます。そういうことであれば……

第71回国会 予算委員会 第8号(1973/02/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 本件は、事件を立てる立件前の内偵中かと存じます。刑事局長から御報告を申し上げます。

第71回国会 予算委員会 第9号(1973/02/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 ちょっとひとつ御了解いただきたい。この神戸判決は行政庁が不服の申し立てをしまして、目下大阪高等裁判所に係属中でございます。係属中の事案に関しましては、民事、刑事にかかわらず、行政府、立法府で論議をすることは、司法独立の精神を尊重して遠慮をするということになっておりますので、そこで、その見地でなしに、私は幸か不幸か訴訟を指揮する担当大臣でもございますから、こういう理由で控訴をしたのだという控訴理由の説明を国会で行なうことは一向差しつかえがない、評論ではない、こういう立場で一口私の感想を申し上げます。  それはこういうことでございます。身体障害の母親が児童をかかえておる、自分……

第71回国会 予算委員会 第15号(1973/02/24、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 お説のとおり、裁判が確定をいたしましても、実際にその賠償金がなかなか取れないということ、先生お説のとおりと存じます。  そこで、この対策といたしまして私が申し上げたいと思うことをありのままに申し上げますと、これは裁判所の司法行政、裁判所に専属する司法行政に関することに言及せなければならぬ。それは私の立場においては慎むべきことでございます。しかし、そう言うておっては答弁になりませんので、裁判所の司法行政に介入をするのではないという限度で私の所見を申し上げますと、これは一口にずばり申しますと、交通事故による損害賠償請求事件という民事事件は、極力力を入れて、迅速な裁判で解決をし……

第71回国会 予算委員会 第17号(1973/02/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 お話の事件は、去る二十二日、関係者四名の逮捕をいたしまして、目下厳重に捜査を進めております。そういう捜査中の事件でありますので、捜査の内容をここに御報告申し上げることがたいへん困難と存じますが、専門の刑事局長が来ておりますので、刑事局長からお答えを申し上げます。
【次の発言】 裁判中の案件でございますから、具体的裁判事件としてでなくて、一般論として、こういう立場にお立ちになった方に対して名誉の回復をする道が制度として何かなかろうかという、その問題としてこれをとらえまして、一言お答えを申し上げてみたいと思います。
【次の発言】 ああそうですか。はい、それじゃ……。

第71回国会 予算委員会 第24号(1973/03/30、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 お説はごもっともな点が多いのでありますが、ありのままに申し上げますと、ただいま先生お示しになりました四大訴訟事件というのは、これは水俣事件、四日市事件、阿賀野川事件、神通川事件を仰せになるのだと思います。  そこで、これらで判決が示されておりますことを一口に申しますと、これらの企業体の不法行為に原因いたしまして損害賠償責任があるという判決をいたしております。刑事の裁判はそういうわけにいかぬこと、御承知のとおりであります。故意、過失を立証いたしまして、殺人罪、過失傷害致死罪というものを立証していかなければならぬ、こういう事態になるわけでございますが、ただいまもお触れになりま……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1976/05/14、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 諸君の御推挙によりまして委員長に当選をいたしました。まことにありがとうございます。  この特別委員会は、すでに各位御承知のとおり、ロッキード問題の真相を究明して、国民の輿望にこたえる委員会でございます。それぞれの立場はありましても、真相の究明に全力を傾け、いろいろ党の主張その他がありましても、これには全力を傾けて国民の御要望に沿いたい、この決意でございます。どうぞ御協力をお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは、異議なきものと認めて、委員長は、理事に       大橋 ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号(1976/05/24、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  請願の審査に入ります。  本日の請願日程全部を一括して議題といたします。  審査の方法についてお諮りをいたします。  各請願の内容につきましては、文書表によって御承知のことと存じますし、先ほどの理事会で御検討をお願いいたしましたので、この際、各請願について、紹介議員からの説明の聴取等は省略し、直ちに採決を行いたいと存じますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり〕
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決定をいたしました。  これより採決いたします。  本日の請願日程中第一六九ないし一七二の各請願は、いずれも採択すべき……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1976/05/27、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  まず、防衛庁及び国防会議事務局から順次発言を求めることにいたします。坂田防衛庁長官。
【次の発言】 内海国防会議事務局長。
【次の発言】 これで説明を終わりました。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 それでは、質疑の申し出があります。順次これを許します。まず箕輪登君。
【次の発言】 それでは、関連して大橋武夫君。
【次の発言】 この際、木村運輸大臣の発言を求めたいと思います。木村運輸大臣。
【次の発言】 質疑を続行いたします。楢崎弥之助君。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第4号(1976/06/02、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 それでは、開会をいたします。  ちょっとお耳に入れておきますが、きょうは木村運輸大臣は十一時十五分までここにおります。十五分から勲章伝達式が予定されておりますそうで、退席をいたします。御了承をいただきたいと思います。  それから、航空局長を呼んでおりましたが、中村航空局長は本日付で次官に転任をいたしまして、とりあえず松本航空局次長が参っております。山元監理部長も来ております。  それで、高橋君が新任の航空局長になるわけですが、これはきょう来られますか、来られぬか。
【次の発言】 なるほど。  そういうことです。御了解をいただきます。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第5号(1976/06/03、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  この際、証人の出頭要求の件についてお諮りをいたします。  ロッキード問題に関する件について調査を行うため、来る六月九日午後一時三十分に、朝田静夫君を証人として本委員会に出頭を求めたいと存じます。これに御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めて、さよう決定をいたしました。衆議院規則第五十三条の規定により、その手続をとることといたします。  次回は、来る六月九日午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後五時二十三分散会

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第6号(1976/06/09、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 それでは、これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について石黒規一君より証言を求めることにいたします。  証言を求める前に証人に一言申し上げておきます。  昭和二十二年法律第二百二十五号、議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律によって、証人に証言を求める場合には、その前に宣誓をさせなければならないことになっております。  宣誓または証言を拒むことのできるのは、まず証言が、証人または証人の配偶者、四親等内の血族もしくは三親等内の姻族または証人とこれらの親族関係の過去にあった者及び証人の後見人または証人の後見を受ける者の刑事上の訴追または処罰を招くおそれのある事項に……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第7号(1976/06/10、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出があります。順次これを許します。まず、大橋武夫君。
【次の発言】 佐藤文生君。
【次の発言】 それじゃ、それを御検討願います。  佐藤君、もうそれでよろしゅうございますか。
【次の発言】 横路孝弘君。
【次の発言】 運輸大臣、先ほどから論議になっておる行政指導ですね、四十九年以降が大型エアバスの採用はよくはなかろうかという行政指導をした、だれからだれに指導をしたのかということがくどく尋ねられてもわからぬとおっしゃる。これはお調べになればわかるんじゃないですか。部長か、課長か、課長補佐か、わ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第8号(1976/06/16、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について渡辺尚次君より証言を求めることといたします。  証言を求める前に証人に一言申し上げておきます。  昭和二十二年法律第二百二十五号、議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律によりまして、証人に証言を求める場合には、その前に宣誓をさせなければならないこととなっております。  宣誓または証言を拒むことのできるのは、まず、証言が、証人または証人の配偶者、四親等内の血族もしくは三親等内の姻族または証人とこれらの親族関係のあった者及び証人の後見人または証人の後見を受ける者の刑事上の訴追または処罰を招くおそれのある事項に関するとき……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第9号(1976/06/17、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について大庭哲夫君より証言を求めることにいたします。  証言を求める前に証人に一言申し上げておきます。  昭和二十二年法律第二百二十五号、議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律によって、証人に証言を求むる場合には、その前に宣誓をしなければならないことになっております。  宣誓または証言を拒むことのできるのは、まず、証言が、証人または証人の配偶者、四親等内の血族もしくは三親等内の姻族または証人とこれらの親族関係にあった者及び証人の後見人または証人の後見を受ける者の刑事上の訴追または処罰を招くおそれのある事項に関するとき、また……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第10号(1976/06/23、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題について調査を進めます。  この際、木村運輸大臣に申し上げておきます。  先般、問題になっておる運輸省の行った行政指導は、いつ、どこで、だれからだれに対して行ったかということについて調査をお願いしておきました。これについて御発言を願います。木村運輸大臣。
【次の発言】 ただいまの運輸大臣の御発言に対して御質疑があろうと存じますが、法務大臣が時間を急いでおりますので、法務大臣から先に発言を願います。稻葉法務大臣。
【次の発言】 それでは、法務大臣は午前中は出席ができるようであります。両大臣に対する質疑を進めます。まず佐藤文生君。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第11号(1976/06/24、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 それでは、これより会議を開きます。  この際、御報告を申し上げておくことがございます。  昨日の委員会で、鈴切康雄君に対する昨日の証人内村信行君の証言の中で、証人が地検に呼ばれた日は先週だと証言をいたしましたが、同証人から連絡がありまして、それは先週でなく、先々週の誤りであった、訂正を願いたい旨申し出が事務局にございました。昨日、理事会において協議をいたしました結果、この申し出は了承することにいたしましたので、この段御報告を申し上げておきます。
【次の発言】 それでは、ロッキード問題に関する件について、本日は松田功君から証言を求めることにいたします。  証言を求める前に証人に一言……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第12号(1976/06/30、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 それでは会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  質疑の通告があります。順次これを許します。まず佐藤文生君。
【次の発言】 坂本恭一君。
【次の発言】 現に居所がわかっておるかどうかをお尋ねになっておるのですよ。
【次の発言】 松本善明君。
【次の発言】 坂井弘一君。
【次の発言】 永末英一君。
【次の発言】 それでは、次回は明日七月一日、午前十時より理事会、十時三十分より本委員会を開きます。  本日は、これにて散会いたします。     午後一時三十六分散会

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第13号(1976/07/07、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  質疑の通告があります。順次これを許します。まず松永光君。
【次の発言】 田中武夫君。
【次の発言】 中島武敏君。
【次の発言】 お静かに、御静粛に。
【次の発言】 法務大臣、わき役という言葉はいかがなものであろうか。捜査権と調査権は、両者が同時に行われる場合には、かかる重大な事態のときには捜査権が優先するものと考えるという御意味であろうと思う。そういう意味に御訂正を願います。(発言する者あり)静かに、静かに。
【次の発言】 中島君、時間……。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第14号(1976/07/08、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  質疑の通告があります。順次これを許します。まず稲葉誠一君。
【次の発言】 浅尾君、先ほど稲葉君から要求の資料、これは委員長から要求の資料としてぜひお出しを願いたい。わかりましたね。
【次の発言】 野間友一君。
【次の発言】 ちょっと野間君、この点は重要ですから、大蔵省銀行局に一遍、答弁させてみたらどうですか。
【次の発言】 近江巳記夫君。
【次の発言】 河村勝君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。     午後零時五十三分休憩
【次の発言】 それでは、休憩前に引き続いて会議を開きます。  ロ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第15号(1976/07/15、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告をいたします。  去る六月十六日及び二十四日の全日空副社長渡辺尚次君の証言につきまして、偽証の疑いがあるものと認め、七月八日告発の議決を行い、告発状の作成その他告発の手続はすべて委員長に一任されておりましたが、翌七月九日告発いたしましたので、ここに御報告を申し上げます。  なお、告発状は本日の会議録に掲載をいたします。御承知を願います。
【次の発言】 次に、七月九日、東京地方検察庁検事正高瀬禮二君より、ロッキード問題に関する調査特別委員長あてに、渡辺尚次君が六月十六日及び二十四日本委員会において行った証言について、議院における証人の宣誓及……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第16号(1976/07/21、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  この際、お諮りをいたします。  去る六月二日の委員会に証人として出頭を求め、病気のため出頭できなかった証人児玉譽士夫君につきましては、当日の不出頭はやむを得ないものと認め、このたび本人の同意を得ましたので、本委員会において委員を派遣し、その所在においてロッキード問題に関する調査を行うことといたしたいと存じます。  派遣委員は私、田中伊三次、派遣日は明二十二日、派遣地は東京都世田谷区等々力六の二十九の二十、児玉譽士夫君自宅として、議長に対し委員派遣の承認申請をいたしたいと存じます。これに御異議はありませんか。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第17号(1976/07/22、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  質疑の通告があります。これを許します。まず、松浦利尚君。
【次の発言】 松浦君、何か御発言がございますか。――松浦君。
【次の発言】 松浦君にお答えを申し上げます。  ごもっともな、重要な御発言と存じます。この動議の取り扱いについては、直ちに理事会を開き相談をいたしたいと思います。  暫時休憩をいたします。     午後零時七分休憩
【次の発言】 これより委員会を再開いたします。  ロッキード問題に関する件について質疑を続行いたします。  質疑の申し出により、順次これを許します。まず増本一彦君。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第18号(1976/07/28、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  質疑の通告があります。順次これを許します。  まず、大橋武夫君。
【次の発言】 お静かに。
【次の発言】 田中武夫君。
【次の発言】 楢崎弥之助君。
【次の発言】 松本善明君。
【次の発言】 それでは坂井弘一君。
【次の発言】 法制局長官、機種それ自体の選定はユーザーの自由である、そうじゃありませんか。
【次の発言】 永末英一君。
【次の発言】 次回は、明二十九日午前十時理事会、十時三十分委員会を開きます。  本日は、これにて散会いたします。     午後零時二十九分散会

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第19号(1976/07/29、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  この際、お諮りをいたします。  本日、最高裁判所岡垣刑事局長から出席の要求が出ております。これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと決定をいたしました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。まず、稲葉誠一君。
【次の発言】 十分、検討いたします。  庄司幸助君。
【次の発言】 庄司君、行政管理庁がおりますよ。
【次の発言】 近江巳記夫君。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 永末英一君。
【次の発言】 岡垣局長、差し支えがないですね。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第20号(1976/08/05、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告をいたします。  さきに本委員会において偽証の疑いで告発をいたしておりました渡辺尚次君に関し、検察当局から、去る七月三十一日公訴提起を行った旨、処分通知書が私あてに参りましたので、この際、ここに御報告を申し上げます。  なお、この通知書は本日の会議録に掲載をいたします。
【次の発言】 ロッキード問題に関して調査を進めます。  質疑の通告があります。順次これを許します。松浦利尚君。
【次の発言】 関連して、大出俊君。
【次の発言】 稲葉誠一君。
【次の発言】 松永光君。
【次の発言】 では、会議を開きます。  ロッキード問題について調査を進……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第21号(1976/08/11、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題について調査を進めます。  質疑の通告があります。順次これを許します。まず斉藤正男君。
【次の発言】 ちょっと林君。先ほど要求のインボイスに関する資料、出せますね。
【次の発言】 理事会一致の要望でもあるから、差し支えのない限度で提出してください。
【次の発言】 帰って、よく相談してみてください。(「声が低くて聞こえない」と呼ぶ者あり)監督官庁はここにおらぬから、信頼をして、監督官庁と相談の上で出せる限り出させます。委員長にお任せを願いたい。
【次の発言】 それで林君、いまもお聞きのとおり、御発言のインボイスの限度で十分ですから、上司と相……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第22号(1976/08/12、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題について調査を進めます。  質疑の通告があります。順次これを許します。まず、松浦利尚君。
【次の発言】 横路孝弘君。
【次の発言】 午後一時再開することとして、暫時休憩いたします。     午後零時四分休憩
【次の発言】 それでは、休憩前に引き続いて会議を開きます。  この際、証人出頭要求の件についてお諮りをいたします。  ロッキード問題に関する件について調査を行うため、小佐野賢治君を本委員会の証人として出頭を求めることとし、出頭を求める期日については委員長に御一任を願いたいと存じますが、これに御異議はありませんか。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第23号(1976/08/18、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  去る八月十二日の委員会において小佐野賢治君を証人として出頭を求めることに決定をし、その出頭の日時については委員長に一任されておりましたが、委員長は、来る八月二十五日午前十時三十分、出頭を求めることにいたしましたので、この段御了承願います。  なお、衆議院規則第五十三条の規定により、その手続をとることにいたします。
【次の発言】 ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。まず楢崎弥之助君。
【次の発言】 いま急ぎ連絡します。ほかの質問を……。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第24号(1976/08/19、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題について調査を進めます。  質疑の通告があります。順次これを許します。まず横路孝弘君。
【次の発言】 法制局がおらぬね。
【次の発言】 楢崎弥之助君。
【次の発言】 楢崎君、ちょっと待ってください。――楢崎君、この問題は、ここに三木総理がおりません。いつかの機会に三木総理が出席をしておるときに特に発言を求めて、発言を特に許しますから、発言を求めて直接聞いてもらいましょう。その方がしゃんとして……
【次の発言】 庄司幸助君。
【次の発言】 結構です。
【次の発言】 ちょっと待ってください。いま答えが出ます。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第25号(1976/08/25、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  この際、委員長から申し上げておくことがございます。  本日出頭を求めておりました小佐野賢治君から、去る八月二十三日、前尾議長あてに、医師の診断書を添えて、書面をもって、病気のために出頭できない旨の申し出があり、議長から当委員長にこの通知がございました。  この際、診断書を朗読いたします。     診断書      住所 東京都世田谷区野毛三の九の一      氏名         小佐野賢治         大正六年二月十五日生   病名 高血圧症兼冠不全   上記疾病にて加療中のところ、血圧上昇著しく、狭心症発作頻発し、種々検査の結果、当分の間絶対安……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第26号(1976/08/26、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  理事の補欠選任に関する件についてお諮りをいたします。  理事亀岡高夫君が本日委員を辞任されましたことに伴い、理事一名欠員となりました。  これよりこの欠員の選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名することに御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定をいたします。  それでは、理事に山下元利君を指名いたします。
【次の発言】 ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  この際、参考人の出頭を要求する件についてお諮りをいたします。  本件について、本日、委員会に参考人として、日本放送協会会長小野吉郎君……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第27号(1976/09/01、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。まず、稲葉誠一君。
【次の発言】 三浦久君。
【次の発言】 それでは鈴切康雄君。
【次の発言】 河村勝君。
【次の発言】 法務大臣、刑事局長に、大事なことだから、委員会はこれで終わるのですけれども、ちょっと一口確かめておきたい。  灰色高官の定義は、これは議長裁定にうとうてあることであるからあたりまえのことで、国会が決める。決めて、このとおりの定義に該当する人物を出せということを国会が法務当局を通じて捜査当局に要求をしたときには、ややこしいことを言わない……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第28号(1976/09/02、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 それでは会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  質疑の通告があります。これを許します。まず、斉藤正男君。
【次の発言】 それを委員長が答える前に、田中武夫君、関連して。
【次の発言】 徳田君、答弁ありますか。
【次の発言】 ちょっと徳田君、委員長から尋ねますが、慣習上という説明ですね。いままでに、いかなる事情があっても出したことはないか、例外は幾らかあるか。答弁に無理があってはいけませんよ。
【次の発言】 例外はあるでしょう。ありそうに思う。  そこで、ただいま田中武夫先生がおっしゃるとおりに、いやしくもこの委員会は、御承知のような経路を経てロッキ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第29号(1976/09/08、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題について調査を進めます。  質疑の通告があります。順次これを許します。まず、田中武夫君。
【次の発言】 田中君、万事理事会で打ち合わせましょう。
【次の発言】 銀行局長、何か言うことはありますか。
【次の発言】 大事なことですから、お答えをいたします。  衆議院の法制局長、内閣法制局の第一部長の発言のとおりと存じます。
【次の発言】 松浦利尚君。
【次の発言】 松浦君、ちょっと待ってください。  せっかく熱心な御質問ですが、あなたが御出席になっておる前回の委員会で、委員会側と法務大臣側との間にすっきりした、しっかりした話し合いがこの問題は……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第30号(1976/09/09、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  安原刑事局長より発言を求められております。安原刑事局長。
【次の発言】 では、ロッキード問題に関する調査を進めます。  質疑の通告があります。順次これを許します。大出俊君。
【次の発言】 横路孝弘君。
【次の発言】 諫山博君。
【次の発言】 坂井弘一君。
【次の発言】 永末英一君。
【次の発言】 橘欧亜局長が来ております。
【次の発言】 橘君来てませんか。――外務省、だれか来てませんか。――ちょっと後回しにしましょうか。
【次の発言】 ちょうど時間です。
【次の発言】 この際、暫時休憩をいたします。     午後四時二十七分休憩

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1976/09/16、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 委員各位の御推挙によりまして委員長に就任することになりました。  この委員会の重要任務にかんがみまして、多数決によって物事を決するようなやり方は極力避けまして、円満な理事会の運営によって事を進めていこうと考えます。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)  次回は公報をもってお知らせすることにし、本日は、これにて散会いたします。     午後七時二十九分散会

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号(1976/10/08、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの山下元利君の動議に御異議はございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 異議なしと認め、さように決定をいたします。  よって、委員長は、理事に       塩崎  潤君    瀬戸山三男君       松永  光君    森  美秀君       山下 元利君    田中 武夫君       横路 孝弘君    松本 善明君       坂井 弘一君 以上、九名の方を指名いたします。  暫時休憩いたします。     午前十時四十一分休憩

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1976/10/13、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題について調査を進めます。  質疑の通告があります。順次これを許します。まず、楢崎弥之助君。
【次の発言】 秘密会で政府が発表をいたしましたものにつきましては、政府が秘密会で出したものを国会が公表するということは一体どんな論拠でやるんだという議論もあろうかと思いますから、一口でお答えをいたしますと、いま法務大臣が仰せのとおりに、捜査当局は個人の刑事責任を追及しておる。したがって、刑事訴訟法の精神にのっとって、この発表問題は個人の人権と公共の福祉との兼ね合いを非常に細かく心配をしていらっしゃるようであります。できるだけ個人の人権を傷つけないよ……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第4号(1976/10/15、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題について調査を進めます。  この際、稻葉法務大臣からロッキード事件の捜査処理に関する中間報告を求めることにいたします。稻葉法務大臣。
【次の発言】 御苦労さん。
【次の発言】 ただいまの中間報告に対して質疑の通告があります。順次これを許します。  本日の発言は、特に受け持ち時間を厳守されんことを望みます。  まず、松永光君。
【次の発言】 横路孝弘君。
【次の発言】 稻葉大臣、ただいまの御発言中、文句を言うという言葉はいかがかと思います。御批判を得る、御批判という言葉に……
【次の発言】 よろしい。

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第5号(1976/10/20、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する調査を進めます。  質疑の通告があります。順次これを許します。まず、瀬戸山三男君。
【次の発言】 塩崎潤君。
【次の発言】 田中武夫君。
【次の発言】 まあ、まあ、政府が発言を求めておるんだから……。稻葉大臣。――稻葉大臣から一口。
【次の発言】 ちょっとお静かに。  田中君に申し上げます。内閣総理大臣は、政治的道義的責任という問題は、議長裁定の条項に基づいて国会でおやりになるべきことであるということをおっしゃっているのですね。そこのところのどこがわからぬかを、もう一口重ねて御質問願います。

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第6号(1976/10/21、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  この際、証人出頭要求に関する件についてお諮りをいたします。  ロッキード問題に関する件について調査を行うため、来る十月二十七日午前十時三十分に、小佐野賢治君を証人として当委員会に出頭を求めたいと存じますが、これに御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決定をいたします。  衆議院規則第五十三条の規定により、その手続をとることといたします。  暫時休憩いたします。     午後一時六分休憩

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第7号(1976/10/27、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 鈴切康雄君。お待たせしました。
【次の発言】 鈴切君にちょっと申し上げますが、私を数回お呼びになりまして、そして何とか譲歩をすべきところは譲歩をして基準の設定に対しては協力をしてやれということを、大変熱心に御伝達になりまして、きょうも私がここに出ることができませんでした理由は、二度にわたって総理公邸の方に呼ばれたからです。時間がない、ぐずぐずしておると選挙が早くなる、そういうことであるから急いで妥結をするように、譲歩をすべきは譲歩をして最善の努力をしろということを言っておられまして、まことにこれは熱心でございます。  以上御報告を申し上げておきます。

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第8号(1976/11/02、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 それでは、これより委員会を開会いたします。  ロッキード問題に関する調査を進めますが、質疑に先立って、委員長たる私より総理並びに法務大臣に対して一つの提案を申し上げたい。  ロッキード問題がこのまま推移をいたしますと、会期わずかである、ロッキード問題の、ことに灰色高官の名前を発表せないままでこの国会が終わるおそれなしとしない。政府、お困りでしょうが、国会も困る。この委員会は、今日までの審議で、いわゆる灰色高官の基準を定めることにつきましては与野党いまだに一致を見るに至っておりません。  そこで、委員長が一つの提案を申し上げるわけでありますが、従来の委員会及び理事会の審議の経緯にか……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第9号(1976/11/04、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  去る二日、政府より、ロッキード事件に関し、田中角榮君、佐々木秀世君、加藤六月君、二階堂進君、福永一臣君の四君に関し報告書が寄せられております。  本日は、四君各人別に政府から寄せられた報告書を御披露申し上げ、同時に、御本人の弁明を十分以内に限り許すことにいたしたいと存じます。  この四君のうち田中角榮君からだけは、本人の出頭にかわり弁明書が寄せられております。  まず、田中角榮君に関する政府の報告書を御紹介申し上げます。  一、前内閣総理大臣田中角榮  二、ロッキード事件の捜査の過程において得られた資料、すなわち、全日空関係者及び丸紅関係者の供述、米国……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 予算委員会 第14号(1977/02/25、34期、自由民主党)

○田中(伊)議員 ただいま委員長からお尋ねの当時の経過について、簡単に御報告を申し上げます。  私は、ロッキード特別委員会の委員長になりまして以来今日まで、いわゆる灰色高官、起訴を免れた者の灰色高官、そういう灰色高官につきましては、これを公表すべきものであるとの信念を今日も持っております。当時はもちろんそれを持っておったわけで、しかるところ、ありのままに申し上げますと、法務省は私の考えとは違っておる。刑事訴訟法四十七条の明文に従って、訴訟書類は公判前に公表すべきものにあらずとの見解をとっております。何としても言うことを聞かない。私は断じて公表をしよう、法務省はそれを聞かない。相当の期間対立があ……


各種会議発言一覧

25期(1952/10/01〜)

第15回国会 労働委員会公聴会 第1号(1953/03/07、25期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 ただいまより労働委員会公聴会を開きます。  この際お諮り申し上げたいことがございます。それは本日の公聴会に御出席の予定でありました吉田一吉君及び箕浦多二君の両君が出席できませんので、それぞれ東京電力労働組合本部の副執行委員長前川一男君及び三井鉱山株式会社取締役労務部長山本浅吾君の両君を代理といたしたいとの申出がございます。これを許可することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めて、さようにはかろうことに決定いたします。  なおお諮り申し上げますが、この法案に重大な関係をお持ちになる総評の議長藤田進君を公述人として追加することに御異議はありませんか。

第15回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1952/11/13、25期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 それではただいまより労働委員会、人事委員会、運輸委員会の連合審査会を開会いたします。  私が本連合審査会の委員長の職務をとることをお許し願います。  これより公共企業体等労働関係法第十六條第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件(内閣提出、議決第一号)につきまして、まず政府の提案理由の説明を伺うことにいたします。牛島運輸事務次官。
【次の発言】 本件につきまして質疑に入りたいと存じますが、ただいま運輸、大蔵両大臣、それから国鉄総裁に出席を求めてその交渉中でございます。間もなく返事があろうと思います。  それから質疑が各党より多数出ておりますので、質疑の順序等についても理事会で相……

第15回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会連合審査会 第2号(1952/11/14、25期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 ただいまより前会に引続いて労働委員会、人事委員会、運輸委員会の連合審査会を開きます。  ただちに公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件について質疑に入ります。まず熊本虎三君。
【次の発言】 それではその点は日本国有鉄道総裁長崎惣之助君。
【次の発言】 ちよつと委員長より申し上げます。労働大臣は間もなく参ります。参らなければ、参りましてからまた熊本君の御質問にお答えいたします。
【次の発言】 それでは熊本君の労働大臣に対する質疑を留保いたしまして、次は楯兼次郎君。
【次の発言】 楯君にちよつと申し上げますが、労働大臣は今参議院の労働委員会で、一人だ……

第15回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会連合審査会 第3号(1952/12/04、25期、自由党)【議会役職】

○田中委員長 ただいまより前会に引続いて労働委員会、人事委員会、運輸委員会の連合審査会を開催いたします。  本日は参考人の皆さんは御多忙中わざわざ御出席をいただきまして、まことに感謝にたえません。お礼を申し上げます。  これより公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件(内閣提出、議決第一号)を議題として、参考人各位の御意見を求めることにいたします。  あらかじめ参考人の各位にお願いをしておきますが、わざわざお招きをして時間に制限などを申し上げて、はなはだ恐縮でございますが、大体十五分以内で御意見を承りたいと存じます。経過の概要は、各委員がみなよくわかつております……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 議院運営委員協議会 第1号(1955/11/18、27期、自由民主党)【議会役職】

○座長代理(田中伊三次君) 椎熊委員長代理がまだお見えになりませんから、私が暫時かわって司会をいたします。どうぞよろしくお願いいたします。  それではこれから議院運営委員の協議会を開きます。  この際、議長から発言を求められております。
【次の発言】 それは民主党内閣だ。選挙したときが民主党内閣なんだから……。

第26回国会 内閣委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1957/04/16、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お説の通り準じて取扱いをしたい、こう考えております。
【次の発言】 このたびの給与改訂に際して、一挙にこの問題を解決するということはなかなか困難ではなかろうかと思います。将来の問題としまして、新たに編成をいたしました合併新市町村の同一地域内における不均衡というものを是正をすることは、将来の問題としまして何とかこれを御意向に沿うように考えたい、こういう方針でございます。
【次の発言】 詳細な意見を言えという御意向でございますからやや申し上げてみますと、大体今御質問をいただきました点は、新たに編成された新市町村の内部における地域的な不均衡でございますが、本来を申し上げますと、この地……

第26回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1957/02/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お尋ねはまことにごもっともな熱意のある御意見と拝聴いたしまして、まことに恐縮に存じます。石橋内閣はお言葉をいただきました通り、まず官界の粛正については、内閣それ自体、政府それ自体が大いに反省をしていきたいという心持で、まず改めるべきはおのれであるという意味の強い、一般から申しますと少し強過ぎるほどの発言をいたしたわけで、その通りの信条で、まず内閣、続いてそれぞれの所管の政府をという意味で、自粛の念に燃えておるわけでございます。さらに一般の政界の粛正ということは、まことにおこがましい話なんでありますが、これを何とか実行するためには、ただいまのお言葉の通り、選挙をでき得る限り公正に……


28期(1958/05/22〜)

第31回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1959/02/25、28期、自由民主党)【議会役職】

○田中主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。  私が第一分科会主査の職務を行うことになりましたので、よろしくお願い申し上げます。  分科会は本日より二十八日まで四日間開会いたしまして、二十八日の午後四時より主査報告を行うことになっておりますので、審査の都合上、一応の予定といたしましては、本日は、本分科会の所管の全部について説明を求めまして、明二十六日は皇室費、国会費、裁判所、検査院、内閣及び総理府所管の経費について、二十七日は法務省及び外務省所管について、最後に、二十八日は大蔵省の所管について審査をいたしたいと存じます。これは大体の予定でございますが、審査の都合上質疑の多いものが……

第31回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1959/02/26、28期、自由民主党)【議会役職】

○田中主査 これより第一分科会を開会いたします。  昭和三十四年度一般会計中、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣及び総理府所管、昭和三十四年度特別会計予算中総理府所管を議題といたします。  これより質疑に入ります。川崎秀二君。
【次の発言】 皇宮に関連して、茜ケ久保さん。
【次の発言】 小平忠君。
【次の発言】 川崎秀二君。
【次の発言】 それではこれで休憩いたします。午後は二時から正確にやりますから、政府委員の方もお願いいたします。     午後一時五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続いて会議を開きます。  永井勝次郎君。
【次の発言】 北山愛郎君。

第31回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1959/02/27、28期、自由民主党)【議会役職】

○田中主査 これより第一分科会を開会いたします。  昭和三十四年度一般会計予算中皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、総理府、法務省及び外務省所管、昭和三十四年度特別会計予算中総理府所管を議題といたします。  質疑を続行いたします。北山愛郎君。
【次の発言】 岡良一君。
【次の発言】 それでは、午後一時三十分より正確に開会することとしまして、暫時休憩いたします。     午後零時三十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続いて会議を開きます。  質疑を続行いたします。松前重義君。
【次の発言】 多賀谷真稔君。
【次の発言】 小平忠君。

第31回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1959/02/28、28期、自由民主党)【議会役職】

○田中主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。  昭和三十四年度一般会計予算中、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、経済企画庁を除く総理府、法務省、外務省及び大蔵省所管、昭和三十四年度特別会計予算中、総理府及び大蔵省所管、昭和三十四年度政府関係機関予算中、大蔵省所管を議題といたします。質疑を続行いたします。石村英雄君。
【次の発言】 河野密君。
【次の発言】 次に北山愛郎君。
【次の発言】 それでは午後は正二時から開会することといたしまして、暫時休憩いたします。     午後零時四十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続いて会議を開きます。  質疑を続行いたします。大西正道君。

第36回国会 地方行政委員会法務委員会連合審査会 第1号(1960/10/24、28期、自由民主党)

○田中(伊)委員 ただいま政府側の事案についての御説明を承りますと、国家公安委員長のお説では、このたびのこの事案は異例といわれるほどの厳重なる警戒をしたのだというお言葉であります。警視総監の報告を聞いてみると、五十数名の警官を中に入れて全力を尽くして警備をしてみたが、あっと思う間の、間髪を入れざる行動でやむを得なかったという御説明であります。この両君の御説明を総合すると、何だか不可抗力によって本件の事件が起こったかのごとくに聞こえる。私は、はたして本件の警備が万全を期した警備であるということがいえる状態にあったのかどうか、この点について具体的な見解を述べて、警備の計画それ自体をお尋ねをしてみた……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 地方行政委員会法務委員会連合審査会 第1号(1961/02/06、29期、自由民主党)

○田中(伊)委員 まず警察庁長官に伺います。現在わが国の右翼団体、その右翼団体の数はどれくらいあるか、それからその右翼団体に属しております人員の数は全体としてどのくらいあるか、第三にはその右翼団体に属するものの中で、いわゆるテロをやりそうな危険人物と目されるものは、人員がどれくらいあるか、さらにそれが東京に何人くらいおるか、これだけのことを数字だけでけっこうですから、先にお答え願いたい。
【次の発言】 ずいぶんおるものですね、暴力行為に出そうなものの数が千名。私はもう一つ伺いたいのは、凶器を持つ。凶器といってもいろいろな意味がありましょう。性質上の凶器もあれば用法上の凶器というものもありましょ……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1967/04/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 昭和四十二年度法務省所管予算の内容につきまして、大要を御説明申し上げます。  昭和四十二年度の予定経費要求額は六百六十九億二千百八十四万一千円であります。このほかに官庁営繕費として建設省所管予算中に五千五百三万三千円が計上されております。前年度当初予算額五百九十四億八千五百六十万二千円と比較いたしますと、法務省所管分は、七十四億三千六百二十三万九千円の増額となっております。なお、前年度の補正後予算額六百十億七千七百八十万九千円と比較をいたしますと、五十八億四千四百三万二千円の増額となっております。  増減の詳細は別途の資料により御承知願いたいのでありますが、増額分の内訳を大別し……

第55回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1967/04/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 いまお話の、明治百年の記念事業というものを、非常に盛大な、内容のあるりっぱな事業としてこれを打ち立てていくということは、たいへんよいことであると考えるのであります。しかしながら、いやしくもこの事業を立案し、その事業を遂行していきます上に、どのような角度から見ました場合でも、いやしくも時代の右翼化などというような傾向にこれが移行いたしますことは厳に警戒すべきものである、また政府は、いかなる事情がありましても、どのような角度からもそういうおそれのないように今後は十分注意をしていきたい、こう考えるのであります。
【次の発言】 赤尾発言でございますが、この問題は、先生御承知のごとくに、……

第55回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1967/04/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 まことに恐縮に存じます。そこで、実は非常に殺気立った運動を展開しております中で、街頭演説会場が十数カ所設けてございました。その街頭演説会場から演説会場に走る途中のできごとでございました。連呼はだめだ、連呼はだめだと、こう何度も注意をいたしますと、はい、はいと言って、そのときはやめるのでありますが、手をあげて応援をしてくれると、ありがとうございますということを言いまする、これは差しつかえないことでございます、連呼じゃありませんので。そのありがとうございます、ありがとうございます、御声援ありがとうございますというついでに、ついその候補者の名前をまた言う、連呼はいかぬじゃないかと私が……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 法務委員会刑法改正に関する小委員会 第4号(1973/07/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 政府の案に反対という態度がきまっておるわけじゃないのです。政府の態度に反対だということも賛成だということもいまだきまっていない。ペンディング。そういうことでございますので、まあ政府案に賛成というほうは、政府の提案理由というものがちゃんと容認できておるものですから、それはそれで賛成ということになるものと想定されます。政府の案に反対だというほうは何で反対をなさるのかということの反対の理由、これは私つまびらかに大体のことはわかっておりますけれども、どうもそれに言及することは遠慮をしなければならぬ。まだきまっていないことで論議の最中、論議が進んでおる、花の咲くような論議が展開され……

第71回国会 法務委員会大蔵委員会商工委員会連合審査会 第1号(1973/06/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 本件につきましては、御承知のとおり、捜査を継続しております最中でございます。昨日も若干の逮捕者を出しておりますが、この経過の詳細をまだ申し上げる段階に至っておりませんが、先生おことばのように、商法改正をめぐりまして深い関連のある事項でもございますので、早急に捜査の見通しをとりまとめまして御報告を申し上げたいと考えておりますが、本日この段階ではまだ御報告を申し上げる材料がとりまとまっておりません。本日午後この委員会が終わりました時点において中間的な報告を求めてみたい、こう考えておるところであります。まことに申しわけございませんが、できるだけ早急に御報告申し上げることにいたし……

第71回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1973/03/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 昭和四十八年度法務省所管予定経費要求の内容につきまして、大要を御説明申し上げます。  昭和四十八年度の予定経費要求額は千四百五十億九千二百三十八万三千円でございます。前年度予算額千二百九十七億八千六百九十万九千円と比較いたしますと、百五十三億五百四十七万四千円の増額となっております。  増減の詳細は別途の資料によりまして御承知を願いたいのでありますが、その内容を大別して御説明いたしますと、第一に、人件費関係の増百十二億二千五百四万二千円であります。これは、公務員給与ベースの改定等に伴う増額分、昇給等の原資としての職員基本給及び退職手当等の増額分がおもなものでございますが、……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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