このページでは船越弘衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。船越弘衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○船越委員 今配付していただいております書類の中に、通貨増発が四月、五月、六月で漸増の傾向をたどつております。これが六、七月ごろまでにこの漸増がとまるのか。あるいは本年度の予算面からどういうところで、どういう増発の額でとまるというお見通しをつけておられるのか。それから二十三年度の増発額と二十四年度のこの発行額との増減なんかについての見通しを聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 それから産業資金についてこの表で見ますと、一般金融機関のみに依存することになると思いますが、大藏大臣が本会議におきまして、この一般金融機関の公共性ということを強調されたと思います。ただいま安本の課長さんからの説……
○船越委員 この委託業者の手数料ですが、これはどのくらいにきめてあるのですか。
【次の発言】 四二三、四一四でございますが、これは一年あるいは二年たつてもまだ現品の返納がないということでありますね。それで木材あたりは二年くらいたちますと、すでに使用できないようになりはしないかと思うのです。それから、「フエルト外七品目」ということが書いてありますが、すでに商品価値がなくなつたものを返して来るような場合があるのではないか、こう思うのでございますがそうなつた場合には、どういう御処置をおとりになるおつもりでございます。
○船越委員 この四三三でございますが、四百九十三万七千円は、買受人であるところの松庫商店が負担すべき二千七百六十五トンに対する作業費であつて、国の負担する解撤工事費に加算すべきではないとの檢査院の批難に対しまして、政府の説明は、作業費四百九十三万七千円は、出来高二千七百六十五トンに対する作業費でなく、佐世保工業から松庫商店が買い入れた一万三千五百トン分に対する買入れ価格、トン当り百円の値上げ分と、作業費トン当り四百円との合計額より、松庫商店の立てかえた作業費百八十一万三千円を差引いた差額であると言つておられる模様であつて、檢査院の意見と違つておると思います。右は事実の問題であるので、詳細に政府……
○船越委員 四八二号でございますが、先ほど高塩委員の仮事務所、乗用自動車、あるいは庁用器具等がその後有効適切に使用されているかという問いに対して、政府は有効適切に使用しておる、こういう通り一ぺんの答弁でございますが、これでは私は答弁にならないと思う。どういうふうに有効適切に使用されておるか、それをお示し願いたい。
【次の発言】 実はある選挙のためにこの自動車を利用しておるといううわさを聞いておるのでありますが、どうでございますか。
【次の発言】 実は岡山の農地事務局長が、広島県の方へ出歩かれたときに、この自動車を使用された、こういうふうに私は聞いておるのです。
○船越委員 ただいま会計検査院の方から、末端の部分々々においては一生懸命働いておつても、総体的に見ると、非常にばらばらになつて統一がない、こういう話がございましたが、どういうところに原因があるのか、政府当局の御答弁を求めます。
【次の発言】 経理局長の御答弁は、どうも私が頭が悪いためか、はつきりわからないのでございます。結局部あるいは課の横の連絡を密にして、今後はできるだけそういう批難事項のないようにやつて行く、こういう御趣旨のように思いますが、しからばそういうことをどういう方法をもつておやりになるのか、具体的にひとつ御説明が願いたい。
○船越委員 先ほど高塩委員からの質問の中に、借入金については相手はだれであるか、これは会計法上適法に借入れをなさつておるか、こういうような質問があつたように思いますが、この六一五号あるいは六一七号等におきまして、いろいろ借入金によつて操作をしておられますが、借入主はだれですか、一工事事務所長個人の名前で借入れをしているのであるかどうか。少くともこういう借入れは、私は国家の借金であるのではないか、こういうように考えるのでありますが、会計検査院と政府当局の両方からお答え願いたい。
【次の発言】 こういう大金が、そういう工事事務所長の名義で簡単に借りられる、こういうことになつておりますと、先ほどお話……
○船越委員 一昨日の平林参考人の御証言によりますと、專売公社の給與決定については、一般公務員あるいは国鉄の職員と均衡を失するようなことがあつても、これは公社ができた以上はやむを得ない、こういうふうな御証言がございまして、私ももちろん同感でございます。 いま一つ今井参考人の御証言によりますと、個々の労働問題の解決をはかるのであつて、人事院が検討しておるような一般的な問題を取上げてやるのではない、こういうふうな御発言があつたように聞いております。しかしわれわれ国会議員がこういう問題について検討する場合には、やはり各般の情勢を見て検討しなければならない、こういうふうに考えますので、私は簡單にまず今井……
○船越委員 私は自由党を代表いたしまして、失業保険法の一部を改正する法律案について、簡単に賛成の意を表したいと思います。 この改正案は、第一の目的は、失業保險の積立金が二十五年度末において百十二億円の多きに達しておるし、二十六年度におきましても相当額の積立金ができる予想が立つておるのであります。こういうときに、この法律案におきましては約二割の減額をしよう。すなわち二十七億円の労使双方の利益になるように法律を改正しよう、こういうのが目的の第一点であり、第二の目的は、国税徴収法の規定に準じまして、従来の遅滞金の免除事由を拡大しよう、こういう意味合いで出ておるのでございます。こういう意味合いにおき……
○船越委員 先ほど柄澤委員から、アメリカ式の夏時刻法を強行してやつたというような提案理由の御説明がございましたが、私は全然異なりまして、先ほど森山委員から言われましたように、わが国の労働者や、あるいはまた家庭の婦人や、あるいは農民たちが、このたびのこの夏時刻法によりまして労働が強化される、こういうのでわれわれはこれを廃止しようというのでありまして、アメリカ式のものを強行されているから廃止するということでは絶対にないのでございます。特にわが国におきましても、関西地方においては時差が相当ございますので、この夏時刻法によるところの労働強化は、関西においては特にひどいのであります。そういう意味合いにお……
○船越委員 このたび労調法あるいは労働基準法の一部改正等、こういう三法律案が上程されまして、なお破壊活動防止法案というようなものも、現在審議中でありますが、こういう一連の諸法律案が上程されましたために、内外に非常な反響を及ぼしておるのではないかと思うのであります。国内におきましては、御承知のように労闘が第三次ストを月末にやろうというような決議をやつている。また総評が、これはどういうお考えかわかりませんが、アメリカの大統領へ書簡を送つて、そうしてアメリカの大統領からどういう回答があつたか私はわかりませんけれども、何かアメリカの方でも反響があるのではないか。また労働基準法の改正につきましては、イギ……
○船越委員長代理 前田種男君。
【次の発言】 承知しました。
○船越委員 岡本さんにちよつと伺います。このたびの地方公営企業労働関係法によりまして、占領治下許されていなかつた団体交渉権が与えられるようになりました。ところがあなたのお話によりますと、逐条いろいろ不満な点をるるお述べになりまして、結局この法案には反対である、結論は、争議権を得なければ何にもならない、こういうふうな御所論のように聞いたのであります。そこで団体交渉権を認められるような本法案が出ても、たとい権利の復活があつても、憲法で許されたすなわち二十八条の労働基本権が許されざる限り反対である、こういうふうなお考えでございましようか、あるいはまたそこまでは行かなくても、今まで認められなかつた団体……
○船越委員長代理 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
○船越委員長代理 中原君に申し上げますが、次の質問者の時間の関係もございますので、簡潔に願います。
【次の発言】 森山欽司君。
【次の発言】 本日はこの程度にて散会し、次会は明後十一日午後一時より開会いたします。
午後三時三十四分散会
○船越委員 本請願の要旨は、失業対策事業は、当初失業救済事業であつたが、その後事業効果に重点が置かれ、事業名も失業対策事業とかわり、なお失業という字句のために失業者に対し悪影響を及ぼし、事業効果が上らない実情であります。ついては本事業については、失業対策という事業名を取除き、これを事業本位とし、労働者は公共職業安定所で紹介を受け事業に従事できるよう措置を講ぜられたいというのであります。
【次の発言】 本請願の要旨は、東北六縣における労働者の災害件数は近年激増の傾向にあり、ことに多数の鉱山を有する関係上、坑内作業による珪肺病患者が増加しているのであるが、これら災害者は遠く県外の東京労災病院、北海……
○船越委員 労働省の方に、この労働金庫法案を審議するにあたりまして、労働省の御意見を二、三お伺いしてみたいと思います。この労働金庫法は、結局労働者が従来いろいろな金融機関から救済されておらない、そこで労働者の生活的な援助とか、あるいはまた福利厚生の意味でこの法案ができたのではないか、こういうふうに考えておるわけであります。ところがこの原案によりますと、これは団体加入になつておる。団体加入といいますると、組織されないところの一般労働者はこの労働金庫法によつて救済されないことになると思うのであります。そこで労働省といたしましては、未組織労働者をもあげてこの法案の中に包含され救済さるべきであるとお思……
○船越委員 珪肺病対策小委員会における調査の経過について一応御報告いたします。 全日本金属鉱山労働組合連合会では、かねてより珪肺病に対し、特別な措置を講ずるよう関係方面に陳情いたしておりましたが、当委員会におきましても本年二月一日、珪肺病に関し、調査をするため小委員会を設けることとなり、小委員とし、金原舜二君、柳澤義男君、森山欽司君、熊本虎三君、青野武一君、中原健次君及び私が委員長より指名されましたことは御承知の通りでございます。 小委員会は二月六日に会議を開き、調査の方針について打合せを行い、二月十五日、二十日、二十二日の三日間にわたり、参考人として労使の代表八名を招き、実情及び意見を聴……
○船越委員 私は郵政委員会に初めてで何にもわからないのでありますが、簡易保険積立金あるいは郵便貯金について、本省の方から各郵政局あるいは局へいろいろな割当をなさつておられます。その割当はどういう基準によつてなさつておられるのか、それをひとつお示し願いたいと思います。
【次の発言】 今お話を聞きますと、なるほど無理はないと仰せられますが、地方へ参りますと、御承知のように保険契約八万円、貯金が十万円ということに押えられております。従つて上を押えられておるために、この目標額達成のために、いろいろ従業員が苦心をいたしまして、あるいは違法な方法でこの保険の契約をやつておる事実がある。もちろんこれは会計検……
○船越委員 この郵便物運送委託法の一部を改正する法律案について、今までの同僚委員のいろいろな質疑におきまして、一番心配なさつておられる問題は、独占事業になる憂いがあるのではないか、それからこの独占企業に対して、いろいろ郵政職員との間にいまわしいつながりを将来つけるようなことがあるのではないか、こういうような点を御心配なさつておられるのではないかと私聞いておつたのでありますが、すでに質疑がその点についても終つたのかもしれませんけれども、私が聞いておきたいことは、この日本郵便逓送株式会社の株主は、どういうふうな人々によつて構成されておるかということと、かつての郵政職員の方々が重役になつておられるか……
○船越委員 この際動議を提出いたします。本案につきましては、討論はこれを省略しまして、ただちに採決せられんことを望みます。
○船越委員 この請願の趣旨は、郵便切手類あるいは印紙の売りさばき手数料がはなはだ少いのでございまして、それがために売りさばき人の間におきましては、需要者が買いに参りましても、その必要とするところの郵便切手類がないという不便を感じておるのであります。それで昭和二十四年五月、法律第九十一号の郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所に関する法律の一部を、こういうふうに改正していただきたいというのであります。すなわち「郵政大臣は売さばき人に対し、第五条の規定による郵便切手類及び印紙の売渡額の百分の十に相当する金額の売さばき手数料を支払うものとする。」こういうように改正していただくことによりまして、売りさ……
○船越委員 終戦以来の郵政業務に対しまして、当時の占領治下におけるところのGHQの方からいろいろな勧告なんかがございまして、いわゆる三等郵便局制度というものについて、強い批判がなされたということを私たち承知しておるのでございますが、この特定局長の会議といいますか、どういう名前になつておるか、私もよく承知しておりませんけれども、中国地方におきましては、現在特定局長会議というようなものが設けられております。全国団体のそういう会議をことしの一月二十七日に設けようという決議をして、いろいろその運動をやつておるそうでございますが、それにつきまして、国家公務員法の九十八條によつて、職員の組合を結成したいと……
○船越委員 特定局の局舎で個人の所有に属しておるものが相当たくさんございますが、その局舎料の値上げの問建ついて郵政当局にいろいろ陳情が集まつておると私は思うのであります。それに対しまして、郵政局においては予算の関係でこの値上げについて非常に否定的な態度をとつておられるように思うのであります。大蔵省との予算獲得のときの折衝の状況につきましては、大蔵省関係はそういう局舎料金の予算についてはここ数年間上げて来ておらないように私は思うのであります。郵政当局のお力が足らないのか、あるいは国家財政の総合的な計画の面からそういうものは上げる要がないと大蔵当局が言うのか、そのいきさつについてお伺いいたしておき……
○船越委員 昨日この収入印紙の売りさばき手数料、あるいは郵便切手の売りさばき手数料の問題についていろいろ質疑を行つたのでありますが、その中で私がまだ納得のできない点がございますので、簡単に数点お伺いいたしたいと思うのであります。 まず第一番に郵政当局の方へお伺いいたしたいのでありますが、収入印紙三分の手数料で、郵政当局が売りさばき人にお渡しになつておる手数料が五千円までの金額が五分、五千円を越え五万円までが三分、そうして最低一分という手数料をお支払いになつておるようでありますが、収入印紙の三分の手数料を大蔵省からおとりになつて、それを売りさばき人にいろいろこういうふうに三段階にわけて手数料を……
○船越委員 私は各大臣に質問する前にちよつと委員長にお尋ねしておきたいと思います。委員長がこの国民が待望しているところの二十八年度の予算案が一日も早く上るようにといろいろ御苦労、御心配をなさつていることは了承いたしているのであります。本日も理事会におきまして各委員の質問時間を限定しているのであります。しかるに与党の委員はこれを厳重に守つているけれども、野党の委員はなかなか守らない。それがために審議が非常に遅延しているように思います。委員長は私たちの先輩でございますから、その御苦衷はよくわかりますけれども、今後の本委員会の審議の状況をとくと御勘案くださいまして、十分なる運営の円滑を、しかも早急に……
○船越委員 委員長からのお話がありますので、遅れましたが私から報告申し上げます。私ども第三班は、長野郵政局管内に調査に参つたのでありますが、あらかじめ予定されていた最初の局に参りましたところ、何かしら作意的な空気が察知されましたので、私どもは赤裸々な実情を見たいと思いまして、爾後の日程については郵政局並びに組合側のいずれからも予告されてない郵便局を主としてまわつたのであります。 まず御代田郵便局について申し上げますと、電話市内台は磁石単式一座席、市外三回線、加入者七十五で、呼数は昼間市内二百三十八、市外百七十二、夜間市内百三十八、市外八十五で、一日の計は市内三百七十六、市外二百五十七であり、……
○船越委員 議事進行について……。ただいま本会議が開かれるわけであります。実は本会議で重要法案か上つておりますので、ひとつこの際休憩してもらつて、本会議が済んだ後やらしてもらつたらどうかと思います。
○船越委員 簡保の問題について、ちよつと保険局長にお尋ねしたいのでございますが、二十九年度の予算によりますと、歳入が七百十億円、それから歳出の方で保険金が四十三億二千万円というような数字が計上されておりますが、これは簡保の保険金額の引上げを予定なさつて組んでおられるかどうか、その点をお伺いしたい。
【次の発言】 そういたしますと、当委員会において、政府原案によるところの十三万円に引上げた場合の保険料の増額分は、どういうような状況になりましようか。あるいはまたこれを十五万円ないし二十万円に引上げた場合の予算上の数字は、どういうふうになつて来るのでしようか、その点お伺いしたい。
○船越委員 この請願書の趣旨は、請願の冒頭にも書いてありまする通り、相当の実績を上げておりますので、これをすみやかに無集配局にしてもらいたい、こういう意味でございます。
○船越委員 私は六月二十八日より八日間、大助、広島両郵政局管内において、次の諸問題につき調査するとともに、現地における意見を聴取いたしました。ここに概略を御報告申し上げます。 第一に、郵便局舎の現状及び改善対策についてであります、 一、郵便局舎の現状。郵政事業は、国家の事業としてなるべく安い料金で、あまねく公平にサービスを提供して、公共の福祉を増進することを理想としているのでありまして、従つてこの事業の発展を期するには、全国に存在する一万五千余の郵便局の設備を整えてサービスを完全にし、国民の利用に満足を与えるよう心がけなければなりません。しかるに郵便局舎の現状を見ると、はたしてこの期待に沿……
○船越委員 宮本人事部長にちよつと伺いたいと思いますが、この年次休暇を与える場合には、先ほどのお話のように業務に支障を来さない範囲内でお与えになる、こうういうようなお話でございましたが、この二十五日の統計によると一一・七%の年次休暇の許可を与えておるというふうなお話のように聞きました。そうしますと平時においては約五%程度の年次休暇を与えておる、結局その差額の六・七%程度が、このたびの四波闘争の影響を受けて年次休暇を与えられておつたのだ、こういうふうに私聞いたのです。その結果国民に影響を与えるほどの郵便物の滞貨の影響はないというお考えのように聞いたのですが、もう一度その点を御説明願つておきたいと……
○船越委員 私は厚生大臣にまずお伺いをいたしたいのでありますが、わが国が占領されました当時、いろいろ国情に合わないところの諸法律がたくさんできております。一昨年独立いたしまして、自由党としてはできるだけ行き過ぎの是正をやろう、こういうことを国民に公約をいたしておるのであります。その行き過ぎの法律の一つといたしまして大麻取締法というものがあるのであります。この大麻取締法に基きまして、わが国の二万七千になんなんとする農民が、毎年大麻をつくるために一々所管官庁の許可を得なければならない、こういう状態になつておりまして、農民がまことに不便を感じている。それがために次第に大麻の生産の減産を来しておる、こ……
○船越委員 ただいま議題となりました昭和二十九年度特別会計予算補正(特第1号)に対し、私は自由党を代表し政府原案に賛成の意を表明せんとするものであります。 本補正予算はMSA協定に基く米国政府よりの贈与三十六億円を財源として、わが国の工業力増強、経済力漸増をはかるため、この資金を使うことになつておりますから、広義の経済援助というべきであります。この贈与受入れ資金は一般会計と区別し、新たに経済援助資金特別会計を設け処理せんとするものでありますから、単に予算的措置をはかつたにすぎないのであります。 この資金の使途の内容は目下慎重に検討中でありまするが、この贈与はMSA協定に基因するものであるた……
○船越委員 私はただいま議題となりました補正予算三案に対し、自由党を代表し政府原案に賛成し、社会党左右両派、労農党の組みかえ動議に断固反対するものであります。以下その理由を簡単に申し述べます。 今回提出されました補正予算案は、失業対策費、災害復旧費及び地方財政赤字補填費等に大別されます。その規模は三百八億余万円となつております。すれに対し財源としては、実行予算による歳出節減額約百五十三億余万円、輸入食糧価格調整補給金不用額面五十一億余万円、合計三百五億円をもつてまかなうことにし、その差額三億余万円が二十九年度当初予算総額九千九百九十五億余万円に加わり、新規総額ば九千九百九十八億余万円となり、……
○船越委員 長谷部さんにちよつと伺います。あなたのお説なるほどごもつともな点があると思うのでございますが、ただ私の聞き間違いかもしれませんが、憲法において財産権が侵害されたときに犯罪になると同様に、争議権が侵される場合にも犯罪として取扱うべきである、そうしてその筆法をもつて行きますと、このたびの改正法が憲法に與えられた争議権を特に侵しておるような印象の御所見があつたように思うのであります。ところが私考えますのに、財産権も結局公共の福祉というわく内で認められておる、だから財産権が保障されておるのは、やはり公共の福祉の範囲内で認められておつて、そこで侵されたときにこれを保護するということになつてお……
○船越委員 藤林先生に一、二お伺いしたいと思います。先生は緊急調整の必要性は認めている。ところがこの緊急調整を決定するのが、政府機関である労働大臣がやるところに修正する部面があるのではないか、こういうお説のように聞いております。それでこういうふうに緊急調整でもやらなければならないような国民生活に重大な損害を與えるような事態になつて来て、そのときに中央労働委員会の公益委員だけでこの緊急調整をおとりなつて――中央労働委員会は御承知のように政府とは独立した機関ではございますが法的には何ら責任を問われないところの機関である。ところが緊急にしてまことに重大な事態の場合これを放置することはできない、労働委……
○船越委員 私は経済審議庁の政府委員の方でけつこうでありますから、郷川の電源開発の点について、一点だけお伺いしておきたいと思います。中国電力は十四万キロの計画を持つておるといいますし、また岩崎さんの案は五十万キロという話でありますが、審議庁ではどういうふうな御計画をなさつておられるのか、それをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 その調査は大体いつごろに終るのか、その調査に基いていずれ御計画をお立てになると思いますが、電源の開発ももちろん必要なことでございます。ところがこの川に沿いまして、三江鉄道という陰陽連絡の最も便利のいい鉄道が、本年度から着工されることになつたのであります。これで五十年……
○船越委員 先日の一般質問の際に農林大臣にお伺いいたしておいたのでありますが、つまり食糧供出代金の七十五百円の米価については、憲法二十九条に保障しておるところの何ものも含まつておらないように私は思うのです。それでこの米価の価格を上げるとかなんとかいうことでなくして、少くとも農民に対して財産権を制限する以上は、何かこれに対して補償の裏づけをなすべきであろうと私は思うのであります。ところが、いろいろな財政的な見地からいたしまして困難があろうかと思いますので、私は米代金の前払い金制度をやるのがいいのじやないか、こういう話をしたのでありますが、農林大臣は、研究いたしておこう、こういうことでありました。……
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