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高橋等 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

高橋等[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP1000(衆)
822位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
561位
委員会発言(政府)歴代TOP1000
550位

24期委員会出席(無役)TOP100
75位
27期委員会出席(幹部)TOP100
53位

このページでは高橋等衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。高橋等衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 厚生委員会 第13号(1949/04/27、24期、民主自由党)

○高橋(等)委員 厚生年金保險の保險料と年金額の基礎になりますものは、事業費と死亡率と積立金の運用いかんになることは申すまでもないことであります。それにつきまして事業費の収入保險料に対する最近の割合はどうなつておりますからちよつとその点伺つておきたい。
【次の発言】 死亡率の点におきましては、この厚生年金保險を創始されまして以來、おそらく変更はないものと思つておりますが、さよう承知してよろしゆうございますか。
【次の発言】 そういたしますと、結局厚生年金保險の保險料を安くするか、あるいはまたこの給付を厚くするかということは結局積立金の運用を有利確実にいたすということに帰着いたすと私は考えます。……

第8回国会 厚生委員会 第10号(1950/10/12、24期、自由党)

○高橋(等)委員 私ちよつと遅参をいたしましたので、私が参りますまでに御説明があつたかどうか、もし御説明があつたとしますれば後ほど速記録を読ませていただきますが、先ほど丸山さんからの御質問にお答えになりました際に、医薬の完全な分業を法律できめた場合、医師の治療に対する責任が分断するということをおつしやつておられる、これはこの問題につきまして、最も重要な点だろうと私考えます。もう少し詳しく具体的に承らわしていただきたいと思います。
【次の発言】 もう一度お伺いいたしますが、それは患者が御医者さん方がお書きになつた処方箋を薬剤師の方に持つて行かないというようなことを意味するのですか。それともあなた……

第10回国会 厚生委員会 第3号(1951/02/07、24期、自由党)

○高橋(等)委員 ちよつとこの括弧して「内施」としてあるのは。

第10回国会 厚生委員会 第5号(1951/02/22、24期、自由党)

○高橋(等)委員 国民健康保險について、若干お尋ねをいたしたのでありまする近来国民健康保險を廃止するといいますか、組合を解散するところが、相当出て参つておるように聞いておるのですが、それらの事情を少し御説明願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明によりますと、大体安定をしておるという御説明でありますが、事実私たちが地方へ参りまして、いろいろと調査いたしたところによりますると、国民健康保險を継続いたしておりまするところにおきましては、その市町村長が非常な苦境に立つております。国民健康保險をやめたり、あるいはまた国民健康保險組合を設立することをしない町村長は、非常に賢明な町村長であつて……

第10回国会 厚生委員会 第17号(1951/03/24、24期、自由党)

○高橋(等)委員 ちよつとお伺いいたしますが、厚生省令で検疫所の支所または出張所を設けるのに、現在どういう場所が必要になつておりますか。御計画がありますか。あればお伺いしたいのです。
【次の発言】 それは支所ですか。
【次の発言】 この支所または出張所を設けられるにつきまして、定員関係はどうなつておりますか、先ほどの麻薬取締官事務所の設定については、定員は従来のままだということで、非常にけつこうと思いますが、せつかく整理をしましてもいつの間にやら人がふえて数年たつとせつかく苦心した官庁定員がまた元へもどるというのは、従来の歴史がはつきり示しておるところであります。われわれはできるだけ定員の増加……

第10回国会 厚生委員会 第18号(1951/03/27、24期、自由党)

○高橋(等)委員 ただいま提案になりました法案は、いずれも国民医療の観点からいたしましても、非常に重要なるものでありまするし、また従来の沿革から見ましても、医薬関係者におきましてそれぞれ意見を異にいたしておつたような歴史もあるのでございます。本委員会に付託いたしましたのでありますが、委員長に一言お願いいたしたいのであります。これは愼重審議を要しますものと考えまするので、できる限り時間をいただいて委員会を開きまして、本法案の審議の完璧を期するようにお扱いを願いたい、このことを特にお願い申し上げておきます。

第10回国会 厚生委員会 第19号(1951/03/28、24期、自由党)

○高橋(等)委員 田中さんにお尋ねいたしますが、当分の間というのを大体どの程度とお考えになつておりますか。
【次の発言】 ただいま田中委員からの御発言並びに厚生当局の御説明を承りまして、歯科医師の補充につきまして、当分の聞こういう措置をとることは非常にけつこうだと思いますので、私はこの要望に対して賛成をいたすものであります。

第10回国会 厚生委員会 第20号(1951/03/29、24期、自由党)

○高橋(等)委員 医務局長にひとつお考え直しを願いたいと思うのであります。それは国会と事務当局との関係につきまして、お尋ねをいたしたいのであります。国会におきまして、ちようど本問題のごとく、小委員会をつくつて、そして仮の案を一応決定した。もし占領下でなければ、その案は委員会を通過しまして、法律となるべき性格のものであります。しかし占領下でありますから、一応の手続として、関係筋へ意見を聞くという手続をやるわけであります。ところが国会の委員会で仮決定とはいいながら、一応この問題のごとく、各派協同で意見の一致を見た案を、司令部へわれわれが送つた場合に、事務当局が司令部から意見を徴された場合に、これと……

第10回国会 厚生委員会 第21号(1951/03/30、24期、自由党)

○高橋(等)委員 厚生大臣にお伺いいたしたいと存じます。昨日看護婦制度の法律案の審議の過程におきまして、いろいろと医務局長その他と質疑をかわしておりまする際に、国会におきまする委員会の立法権と、これに公務員がどの程度関与し得るかという、われわれとしまして今後解決しておかなければならない重大なる問題に実は逢着をいたしたのであります。少し抽象的になるのでありますが、この際大臣より明確なる御見解を承りたいと存ずるのであります。委員会におきまして議員提出法案につきまして、大体委員会の議として法案ができ上りまして、もし占領下でなければ、ただちに本会議に上程になる筋合いのものでありますが、占領下の現在、こ……

第10回国会 厚生委員会 第25号(1951/05/19、24期、自由党)

○高橋(等)委員 事実といたしますれば、青柳委員の御発言の通り、これはまことに許すべからざることだと思う。そこでただいま亘さんから御発言になつたような調子で、一応その詳しい報告をいただきました上で、もし必要があるなら、われわれで独自に調査をする、こういうお扱いの方がいいじやないかと思います。

第10回国会 厚生委員会 第28号(1951/05/24、24期、自由党)

○高橋(等)委員 理容師法の一部改正法律案の内容を、ごく簡單に御説明申し上げます。  まず改正の第一点は、従来理容師という名前は、ややもしますると、理髪のみを意味するきらいがあるので、美容師方面より、はつきりした名前をつけてくれという要求もありまして、この際法律の名前を理容師美容師法と改めたことであります。  第二は、理容師及び美容師につきまして、できるだけ技術及び学術が、その資格に適当な人を得たいという考え方もありまして、一応従来の法律によりますると、一年間の学校教育を経まして、あと一年間厚生大臣の指定いたしまする場所で実地習練をした人は、ただちに理容師及び美容師になることになつておつたので……

第10回国会 厚生委員会 第32号(1951/05/30、24期、自由党)

○高橋(等)委員 ただいま議題となりました理容師法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  今回改正しようといたしまする趣旨は、本法の施行以来の実績にかんがみまして、理容師及び美容師の知識、技能を向上し、かつ衛生上の措置に万全を期することによつて、公衆衛生の増進をはかろうとするものでありまして、そのため次の諸点について必要な改正を加えた次第であります。次に改正の要点を簡単に申し上げます。  まずその第一点は、理容師及び美容師免許の資格要件に関する改正であります。従来理容師及び美容師の免許は、養成施設で一年以上知識、技能を習得し、さらに一年以上実地修練を終えたものに対しこれを与え……

第10回国会 厚生委員会 第33号(1951/05/31、24期、自由党)

○高橋(等)委員 昨日この点は大体詳しく御説明をいたしたのでありますが、なお重ねてお答えいたします。本来ならば、こういう試験をやらないで、理容師、美容師の営業をなす人に広く門戸を開放することが好もしいのでありまするけれども、現在の規定によりますると、養成所を卒業いたしまして後、一年間の実地修練を終えた者を理容師、美容師とすることになつております。しかし学校の設備あるいは施設がまだ非常におそまつなものが多いのでありまして、そういう学校を出て一年間の修練のみを経られた方に、ただちに理容師、美容師の資格を與えるということは、衛生上の見地からも、あるいはまた技能の点からも現在適当でないと考えられますの……

第10回国会 厚生委員会 第34号(1951/06/01、24期、自由党)

○高橋(等)委員 ちよつと伺いますが、先ほど御質問があつたかと思うのでありますが、一体現在看護婦の中で試験に合格してない、いわゆる既得権者は何人くらいあるのですか。
【次の発言】 その六万人というのは、試験を受ける資格のある人ですか。
【次の発言】 ただいまの御説明によると、講習はブロツク及び府県を合せて大体年間三千人、こういうことでありますね。そうすると、もちろん六万人の中にも試験を受ける人があるでしようが、相当長い月日を要さなければ講習は終了しないことになる。結局この前ここで問題になりました、例のあなたの方の係官が、講習会等の会合の席へ行かれて、認定講習ということをやるけれども、実際はとて……

第10回国会 厚生委員会 第35号(1951/06/02、24期、自由党)

○高橋(等)委員 医薬制度の問題は、国民医療の機会均等をはかる見地から、国民が医療に関していかなる便利を持ち、あるいは不便を持ち、あるいはまたその負担におきましてこれを考慮して、低廉良質の医療を與えることを目的として、私たちは今回の改正につきまして事前審議をいたして参つたのであります。そこでまずお伺いを申し上げたいのでありまするが、このたびの改正によりまして、国民の医療費が現在よりふえるような心配はないか、また、あるいは医療費を低廉にできるのかどうか、これらの点につきまして大臣より概括的な御答弁を承りまして、あとは政府委員から詳しく御説明を伺いたいと存じます。

第10回国会 厚生委員会 第36号(1951/06/04、24期、自由党)

○高橋(等)委員 先般大体の御質問は申し上げたのでありまするが、重ねて一、二の点につきまして御質問申し上げたいと思います。最近新聞紙を読んだり、ラジオを聞いたりしておりますると、ただいま議案になつておりまする法案につきまして、骨抜きの法案である、むりにこんなことをやらぬでもいいじやないかというような、非難めいた言論が行われておるのであります。先ほど来政府委員及び修正案の提出者の御意見を承つておりますと、決してこれが骨拔き法案でないということは、よく了承できるのでございまするが、この法案が決して骨拔き法案ではない、また国民の利益に非常に関係のあるいい法案であるという点につきまして、まず提案者の御……

第10回国会 厚生委員会 第37号(1951/07/20、24期、自由党)

○高橋(等)委員 ただいま准看護婦学校についての御説明を承つたのでありますが、一、二いろいろ誤解の点も各県の方であるようです。まだこの省令が出ておりませんが、一応はつきり、こまかい点でありますが、お聞きしておきたいと思います。  その第一は、教室及び実習室と申しますか、試験室というものの設備についてでありまして、教室といいますか、要するに学校の総合的形態を備えないで、たとえば商工会議所の二階であるとか、あるいは小学校の講堂とかいうようなところを一応借りまして、そこで学科の講習をする。そうしてその土地にあります病院の施設を利用して試験室及び調理室というような形態を備えて、学校を経営する。そういう……

第10回国会 厚生委員会 第38号(1951/07/21、24期、自由党)

○高橋(等)委員 食品衛生の方面の、いろいろの省令的な定めが出されております。これにつきましては、いろいろとその後実行されまして、大分食品衛生の面は、戦後見直すようになりつつあると考えます。指導におきましては、行き過ぎの面もありますが、大体監視員等の定員が、非常に少いといようなことが原因で、まだ十分と申すわけには行きません。しかし、大体におきまして進歩しつつあるものとしてわれわれも喜んでおるのでありますが、この点につきましては、また後刻機会を見まして、詳しくお尋ねをいたしたいと思います。本日は、ただ一点だけ、牛乳の低温殺菌という問題につきまして、お尋ねをいたしたいのであります。牛乳の殺菌につき……

第10回国会 内閣委員会 第20号(1951/06/02、24期、自由党)

○高橋等君 お忙しいところを、委員外として発言をお許しいただいて感謝いたします。一、二提案者にお伺い申し上げたいことがあります。  まずこの法案の名称でございます。戦傷病者等となつておりますが、なぜ遺族を表面にお出しにならなかつたか。戦歿者の数は大体二百万前後と推定され、遺族は相当多数全国におります。また傷痍者の方は、大体現在入院者が七千八百、受給者が五万弱であります。もちろん戦傷病者については重大に考えねばなりませんが、遺族の問題は非常にわれわれとしては関心を持つておるわけであります。この対策審議会に遺族という名前がないということだけでも、相当のシヨツクを与えるのではないかと考えますが、なぜ……

第10回国会 郵政委員会 第3号(1951/02/23、24期、自由党)

○高橋(等)委員 大蔵政府委員に一、二お尋ねをいたしてみたいと思うのであります。御存じのように簡易保險あるいはまた郵便年金を創始いたしましたところにおきましては、はたして国営の事業がうまく行くかどうか、過去における国営事業が非常によく行つておりませなんだものですから、いろいろと国会の審議にあたりましても、その創設におきましては議論が闘わされたのであります。ことにその議論の重点をなしておりまする一つの問題は、厖大なる契約者の積立金を、どういうようにして管理して行くか、はたしてこの管理がうまく行くかどうかということが、心配の種になつておつたのであります。しかしその後元の逓信省、郵政当局におきまして……

第11回国会 厚生委員会 第1号(1951/08/18、24期、自由党)

○高橋(等)委員 ちよつと議事進行について。―ただいま補正予算の御説明を承つたのですが、一緒に本予算をあわせて説明を聞いて、それから質問をするということにしてはいかがでしようか。
【次の発言】 ちよつとお伺いいたしますが、先ほどの御説明では、この補正予算は、こういうようなものを厚生省の省議を通して、大蔵省と今折衝中と承つたのですが、その折衝経過をもしお話願えれば非常にけつこうだと思います。
【次の発言】 いろいろ伺いたい点もあるのですが、そういう過程ですから、特にここで力こぶを入れなければいかぬと思いますのは、児童保護補助金に必要な経費、これは平衡交付金として計上せられておるものを、補助金に引……

第11回国会 厚生委員会 第2号(1951/09/28、24期、自由党)

○高橋(等)委員 特別未帰還者給与法施行に必要な経費、この分を説明して下さい。
【次の発言】 給与留守宅渡しの単価千円は、去年もことしも一切かえませんね。
【次の発言】 特別未帰還者給与法の施行状況につきまして、ただいま御説明を承つたのであります。八月末の件数三千六百八十八件という御説明でありましたが、この給与法の施行につきましては、この給与を渡す人を限定するというか、条件をむずかしくされておるような状況があるのじやないかという声を、地方を歩いてみますと、聞くのであります、実際の運用にあたつてどういう指導をなさつておられるか、その点を一応承つておきたいと思います。

第12回国会 厚生委員会 第6号(1951/11/09、24期、自由党)

○高橋(等)委員 ただいまの検疫所の増加に伴います定員の増加関係を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 いや予算に出ているのを説明していただきたい。
【次の発言】 最小限度の定員であるように伺いますが、定員をふやす一方、片方で整理するというようなことを繰返しておつたのでは、きりがないのであります。この前の検疫所設置法案のときに、私から十分にその点を御留意願いたいということをお願いいたしたはずでございます。今後の運営にあたりましても、その点を十分御留意願いたいということを希望いたします。  それからなお、まだこのほかに、今後検疫所の関係で追加をせられると予定されるような箇所がありますか。あれ……

第12回国会 厚生委員会 第11号(1951/11/28、24期、自由党)

○高橋(等)委員 遺家族傷い者等の援護に関しまする小委員会の中間報告を申し上げ、あわせて当小委員会で決定をいたしました政府に対する要望事項を申し述べておきたいと思います。  小委員会は第十国会以来本日まで二十五回にわたつて遺家族及び傷痍者の援護に関しまして詳細に検討を続けて参つております、その結果といたしまして本日までにできました結論をとりまとめまして、厚生委員会として、これを政府に要望をすることにいたしたいと考えます。ただいまよりその要望書の案文を朗読いたしまして、各位の御賛成をいただきたいと考えるのであります。    遺族援護に関する要望   戰歿者遺族に対しては国家補償の観念に立脚し援護……

第12回国会 厚生委員会 第12号(1951/11/30、24期、自由党)

○高橋(等)委員 先ほどから、社会局長さんのお話を聞いておりますと、どうもこういうようにやつておられるらしいとかなんとかいうお話が非常に多い。これは立場上無理からぬことと思いますが、厚生政務次官のお話を聞いて、私もそういう筋に、こういう問題は解決をしてもらいたいと思うのです。ただただいまは福岡の問題が問題になつておりますが、この種の進駐軍による事故というものは、全国的に相当広範囲にわたつて起つておるのではないかと思うのであります。そういう意味で、これは全般をにらんだ解決をお願いせねばならぬことは当然であります。ことに九月の八日という日にちを区切りに、あと先にその見舞あるいは補償の程度をかえると……

第12回国会 予算委員会 第7号(1951/10/27、24期、自由党)

○高橋(等)委員 庄司さんのただいまの御質問に関連いたしまして遺族、傷痍者に対しまする補償の問題につきまして、厚生大臣及び大蔵大臣に御質問を申し上げたいと存じます。  まず厚生大臣にお伺いをいたしますが、戰争に参りまして、国のため戰死をいたされました人々、また傷を受けられました人々に関しまする国家の補償と申しますものは、申すまでもなく、その戰争の結果がどうであつたかということと関係がないということは、当然でございます。理論的にはそうでございますが、政府においても、従来いろいろと御努力をお願いいたしておるように承つておるのでありますが、終戰以来六年以上経過いたしました今日、まだこれらの関係の人々……

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1952/01/31、24期、自由党)

○高橋(等)委員 私はただいまの苅田委員の発言中、われわれ当時大会に出席しておりました自由党の代議士に向けまして発言がございましたから、当時のことを一応お話をして、もし苅田委員が十分に御反省願えればけつこうでありますが、もし御反省願えねば、お取消し願いたいということを申し上げます。(「そつちこそ取消せ」と呼びその他発言する者あり)当時、先ほど小西さんからもお話がありましたように、予算のこの遺族保障に関しまする行き方について、少くとも筋道のはつきりとした解決をしてもらいたいという要求が遺族会からは出ておつたのであります。私たちはその当時政府案というものが発表せられた直後でありまして、非常に全国の……

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第8号(1952/03/10、24期、自由党)

○高橋(等)委員 先般来非常にむずかしい調査を困難を冒してなし遂げられまして、本日その全貌を明らかにせられたことに対して、御労苦をおねぎらい申し上げたいと存じます。新聞紙その他で、硫黄島にありまする遺骨の状況が写真入りなどで伝えられ、私はあの写真を見て非常に胸の痛む思いがいたした。それは草原の中にころがされておつたしやりこうべその他を見たのでありますが、本日の御報告を承りますと、一般の目に触れるところにはほとんどないのが実情だということであります。それはとにかくといたしまして、遺族の方々もこの遺骨の報道が伝えられ出しましてから、私たちが胸痛む思いがする以上に深刻な思いをなさつて過されておるので……

第13回国会 厚生委員会 第14号(1952/03/19、24期、自由党)

○高橋(等)委員 ちよつと簡単に関連質問をいたします。ただいまの公債の元本、利子の支拂いですが、これは一年すえ置きということで、今年はやらない、今年の四月一日にさかのぼつた日付でお出しになることになりますが、今年は出さないで来年からといわれるのですが、私はこれは今年から拂うということがほんとうであり、そうしなければならぬと考えます。但し予算措置を見ますと、金利は上つておりますが、公債の元本の支拂い関係のものは予算に含まれておらない。これは初めからすえ置きということを考えられておつたのだろうと思いますが、利子だけは予算に上つておるのです。そこにいろいろな含みも考えられるのでありますが、それにしま……

第13回国会 厚生委員会 第16号(1952/03/24、24期、自由党)

○高橋(等)委員 各委員から大体先日来御質問がありまして、法案の性格なりその他、いろいろな点で明らかにせられたのでありますが、私少し問題が具体的で小さくなるかと思うのでありますが、なおこの遺族補償をやります際に、あわせて考えねばならないいろいろな問題につきまして、政府のおとりになつておられまする措置その他について御質問をしたいと考えます。  まずその前に、青柳委員から遺族一時金の性格につきまして、非常に繰返し御質問を事務当局並びに大臣にいたして、御答弁をいただいておるのでありますが、その御答弁はこういうふうに承つておいてよろしいかどうかを、もう一度承つておきたいと思います。それは、この一時金の……

第13回国会 厚生委員会 第18号(1952/04/01、24期、自由党)

○高橋(等)委員 関連してお伺いいたします。国民金融公庫に、遺族の生業資金のわくを設けて貸出しをするということは、先ほど岡委員が指摘されましたように、二月五日の予算委員会で、私の大蔵大臣に対する質疑に対する答弁として、はつきりと承つているのであります。岡さんも、それを聞かれて質問されているのでありますがお話を承りますと、爾来相当の日数がたつているにかかわらず、この問題について、まだ見通しも何もついていないというお話であります。大蔵当局との話合いといいますか、あなたの国民金融公庫内部で、どういういきさつでもつておやりになつているか、その点を承らせていただきたいと思います。

第13回国会 厚生委員会 第19号(1952/04/02、24期、自由党)

○高橋(等)委員 戦没者遺族に対しまする一時金として交付せられます公債につきましては、その交付に伴いまして、いろいろな取扱いが、省令によつてきめられるように規定をいたされておるのでありまして、この際大蔵当局から、その省令等にきめられると思われまする点、並びにその他国債の発行、交付に関しますいろいろな点につきまして、御説明を承りたいと存じます。
【次の発言】 そうすると、大体半年払いであつたのを一年一回払いに御変更になるというように承つてよろしいと思いますが、その点はいかがですか。  それからもう一つ、生活困窮者、生活保護法に規定する要保護者というもの、またはこれに準ずる者と、なかなか国家もむず……

第13回国会 厚生委員会 第20号(1952/04/03、24期、自由党)

○高橋(等)委員 私は自由党を代表いたしまして戦傷病者戦没者遺族等援護法案に対しまして修正の意見を申し述べたいと思います。  その修正のおもなる点をまず申し上げますと、政府の提案理由の説明にもありますように、本法は、国家補償の精神に基いて援護を行うものとするということであります。戰争行為を強制せられまして、そうして犠牲を受けました人々に対しましては、国家は補償をなす責任があるのであります。従いまして、本法の目的、すなわち第一條に、国家補償の精神に基き援護をなすことを目的とすると「国家補償の精神に基き」ということを加えまして本案の目的をはつきりとさせたいと考えます。これが第一の修正点であります。……

第13回国会 厚生委員会 第29号(1952/05/16、24期、自由党)

○高橋(等)委員 まず国民金融公庫の方にお伺いいたしたいと思います。この前、生活困窮者に対します生業資金の貸付につきまして、特に遺族の生業資金に対します一定のわくを国民金融公庫に設けて、遺族の生業資金の貸付が一般よりもスムーズに行くようにいたしたいと、これは大蔵大臣並びに厚生大臣が数回にわたつて予算委員会及び当委員会において答弁せられたところであります。その後当委員会において、金融公庫の方の御出席を求めまして、これが生業資金に対しまする別わくの設定について、その後いかに取扱われておるかということをお伺いいたしたはずでございます。そのときの御答弁では、金融公庫としてはそういう別わくが必要であるし……

第13回国会 厚生委員会 第30号(1952/05/20、24期、自由党)

○高橋(等)委員 本日は簡単に質疑をいたしまして、あとは他日に讓りたいと思いますが、この年金をもらつている父母に対しては、何か特別の御考慮をお払いになつたか。払つてないとすれば、その理由はどういうようになつているのか。
【次の発言】 吉武厚生大臣及び池田大蔵大臣から、戦傷病者遺族等の援護法に対するわれわれのたび重なる質問に対しまして、御答弁をいただいたことは、生活保護法の適用については、遺族について特に考慮をするということだつた。ところが、今お聞きしますと、なるほど一般の未亡人の方も、そうして手厚く保護されることは非常にけつこうであります。しかし、われわれは、それ以上の保護を戦争犠牲者に与えた……

第13回国会 厚生委員会 第36号(1952/06/02、24期、自由党)

○高橋(等)委員 私は瀬尾参考人に、お伺いをいたしたいのであります。本日配付の書類の中に、瀬尾正吉さんから島津赤十字社社長あてに、陳謝書というものが出て曲るものが入つております。これは昭和二十六年十月二十日付であります。内容は読まなくてもわかつていると思いますが、参考人の方に聞いていただくために朗読いたしますと、    陳謝書  客年九月休職以来地労委に提訴致し、あるいは文書の配布等により紛糾して今日に至りましたが今般松井理事の斡旋により円満解決の運びとなりました。  ついては共の間私の誤解あるいは感情問題等により本社に対して御迷惑を御掛け致しました事は誠に遺憾に存じます。  依て茲に陳謝書を……

第13回国会 厚生委員会 第39号(1952/06/11、24期、自由党)

○高橋(等)委員 ちよつと関連してただいまの点を提案者に、一応疑問を解きますために私も伺いたいのですが、便宜を供与するというのは、運賃割引まで含んでお考えになつておるのかどうか。この点については、それぞれの方面に、それであるとすれば連絡が十分ついておるのかどうか、この点をはつきりさせておいていただきたいと思います。
【次の発言】 提案者のお言葉はわかるのですが、その運賃の割引等については、別途交渉すべきものであつて、運輸省としての立場から、今の鉄道運賃の割引の規定によつて割引をすべきかどうかは別途決定すべきものだ、こういうように御説明になつたと了解してよろしゆうございますか。

第13回国会 予算委員会 第9号(1952/02/05、24期、自由党)

○高橋(等)委員 私は政府当局に対しまして、主として遺家族の補償の問題につきまして、具体的な点にわたつて御質問をいたしたいと存じます。  昨日来いろいろと本委員会で、本問題についての質疑がとりかわされておるのであります。早川さんの論旨に対しましては、いろいろと私は賛成し得ない点もあるのでありまするが、本問題につきまして非常な真摯な態度で論旨を展開されましたことに対しましては、深く敬意を表するのであります。それとともに、政府当局におきましても、本問題について、十分なる理解と関心をお持ちになつておられることをお示しになりましたことに対しましても、私は満足をいたしておるのであります。ただいまから自由……

第14回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第1号(1952/08/27、24期、自由党)

○高橋(等)委員 動議を提出いたします。委員長の互選は、投票を用いずに、小平久雄君を委員長に推薦いたしたいと思います。


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1953/06/23、26期、自由党)

○高橋(等)委員 それでは、私は平野さんと阿部さんにお伺いをいたしたいと思つたのでありますが、大体平野さんにお伺いを申し上げれば事足りるかと思いますので、簡単に二、三の問題についてお伺いいたしたいと存じます。  今朝の新聞紙によりますと、白龍、白山丸等の日中友好協会あるいは日本平和連絡会の乗船代表の方々が、遺骨問題の解決と白龍丸スパイ事件に対しまする政府の陳謝がなければ乗船をしない、こう言つておられるという記事が実は見受けられました。それらについて、これは団体としての御意見と拝察してよいのか、あるいは個人としての御意見として承つておけばいいのか、その辺からちよつとお伺いいたしたいと思います。

第16回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第5号(1953/06/24、26期、自由党)

○高橋(等)委員 私は、昨日日中友好協会の代表の方、日本平和連絡会の代表の方に質問を試みたいと考えて、平野さんに若干の質問をいたしまして、あとは阿部さんに聞いてくれ、こういうことであつたのでありますが、本日は御出席がなくて、まことに遺憾に存じます。船が門司を出たそうでありまして、これは非常にわれわれは喜んでおります。おそらく留守家族の人々もお喜びでしようし、向うにおられる方も非常にお喜びのことと思うのでありますが、たとえば、この遺骨簡題、あるいは白竜丸の問題について政府が陳謝しなければ乗船しないというようなことをこの二団体の人々が主張されるというようなことを見ておりますと、どうもこの二団体の人……

第16回国会 厚生委員会 第24号(1953/07/23、26期、自由党)

○高橋(等)委員 私はただいま議題となりました法律案につきまして、自由党を代表して修正案に賛成し、修正案を除く政府原案に賛成をいたすものであります。  時間の関係上省略させていただきますが、昨年度実施せられました戦傷者戦没者遺族等援護法はきわめて暫定的なものであります。今般政府原案によりますと、年金その他の面におきまして相当大幅な修正がされております。これでも十分とは申されませんが、現下の財政状況とにらみ合せましたときに、相当思い切つた提案がなされておる、ことに敬意を表します。  なおこのただいま提出になりました修正案は恩給法の一部改正と歩調を合せたものであります。また平和条約第一条に掲げる、……

第16回国会 内閣委員会 第11号(1953/07/08、26期、自由党)

○高橋(等)委員 大蔵省設置法の一部改正について三、三の点でお伺いいたしたいと思います。この改正に伴いましての定員の増加あるいは定員をどういうふうにわけられるのか、及びこれに関する予算の点についてまず伺いたい。
【次の発言】 そこでお尋ねをいたしたいのでありますが、まず東京税関の問題、この既定人員を差繰つてそれでおやりになると言われますが、現在この東京港に関する税関事務は東京の税関支署でおやりになつておるわけであります。この支署を人員の差繰りも何もしないでただ局にして、それによつて税関の能率が上るとかなんとかいろいろ書いてございますが、それならそんなことをしないでもよいのではないか、ことに東京……

第16回国会 内閣委員会 第12号(1953/07/09、26期、自由党)

○高橋(等)委員 ごく簡単にお伺いしたいと思います。この定員法改正資料の中で増員になります総数と減員になります総数は幾らくらいになつておりますか、お伺いしておきます。
【次の発言】 この減員の三千九百十六名というのは、現在の欠員数一万百八十九名と何らか関係を持つておりますかどうですか。もう少し詳しくお尋ね申し上げますが、現在政府においては欠員の不補充をなさつておられるということであります。ところがここで減員にあげられておりますものが、そのまま欠員を食いまして、増員分の八千六百八十二名が実際に増員になるのかどうか。その点を私はなはだ心配いたしますが、どうでありますか。

第16回国会 内閣委員会 第14号(1953/07/11、26期、自由党)

○高橋(等)委員 私は緒方副総理に対しまして、大きな問題について御質問申し上げ、その他の点は政府委員の方から御説明を承りたいと思います。  戦傷病者戦没者遺族等援護法が第三次吉田内閣当時の国会において審議せられました際、国会におきましてもこれが暫定法であるということを要望いたし、また政府も将来遺家族並びに傷痍者に対しまして恩給を支給するということをお約束になつたのであります。このたび長らく顧みられなかつた旧軍人とあわせまして、恩給法一部改正法案が上程になりまして、これらの人々に恩給制度を確立なさるということに対しましてはへまことに意義深いものを感ずるのでありまして、全国数百万の、極端であります……

第16回国会 内閣委員会 第15号(1953/07/15、26期、自由党)

○高橋(等)委員 ただいま戦傷病死の問題につきましていろいろ御質問があつたのでありますが、これは今後恩給法を適用いたして行く上において問題が多いと考えます。現在援護法の裁定過程におきましても、非常に問題が多い関係で、戦病死者に対しまする年金あるいは弔慰金の支払い態度が未決定のものが非常に多いということは、先ほど来厚生当局からもお話があつたところでありますので、私は恩給法第四十八条のいわゆる「公務ノ為傷痍ヲ受ケ又ハ疾病ニ罹リタルモノト看做ス」この点を恩給局長から一応御説明を承りたい。  それから第四十九条の特殊公務と普通公務を今度なくされております。従つて公務のため傷痍を受け、疾病にかかりたるも……

第16回国会 内閣委員会 第16号(1953/07/17、26期、自由党)

○高橋(等)委員 議事進行について。副総理が多忙でまた席を抜かれると困りますので、できますれば副総理の方の質問を先にしていただいたらどうかこ思いますが、お諮り願いたいと思います。

第16回国会 内閣委員会 第18号(1953/07/21、26期、自由党)

○高橋(等)委員 修正案の共同提案の一人として、御説明いたします。なるほど鈴木さんの御指摘になりましように、内縁関係にあれば恩給がもえる、その姓のままであればもらえる、他家へ婚姻して姓をかえた場合にはもらえない。一見不合理のようでありますが、これは父母あるいは和父母の場合、たとえば母が家を出て他家へ婚姻した場合には、その戦死者と非常につながりが薄くなるということとが考えられる。もう一つは、従来の社会通念から見まして、その家を出たら関係がなくなるのだという一般の社会通念があるものですから、立法の建前は、元の恩給法の建前を尊重いたしまして、そういう建て方を実はいたした。そこで内縁の妻なんかの場合に……

第17回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1953/10/31、26期、自由党)

○高橋(等)委員 私は、簡単に厚生大臣に希望を申し述べまして、なお政府部内におきまして善処していただきたいことが一つございます。それは、援護法が実施せられまして今日まで一年有余の期間がたつております。その間厚生省におきましては不眠不休の努力を払われまして多数の案件の裁定をなされまして、現在わずかなものが残つておるという御報告を承りました。これはわずかと申しましても六万とかなんとかいう多数であります。しかも、受ける方の遺族の側から申しますと、この裁定が遅れておりまするために非常に焦躁の念にかられるようになり、ために非常に不安な気持、あるいは不満を感じておる者が多数あるのであります。そこで、このた……

第17回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1953/11/04、26期、自由党)

○高橋(等)委員 ただいまの長谷川君の要望は、委員会としてNHKの方に希望をお願いするということにしていただきたいと思います。

第17回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1953/11/06、26期、自由党)

○高橋(等)委員 私は、恩給の裁定、ことに遺家族関係の裁定等、援護法によります年金の裁定の問題につきまして、内閣恩給局及び厚生省に対しまして、それぞれ御質問を申し上げてみたいと思うのでありますが、本日は実は副総理の御出席を願い、でき得れば厚生大臣も出ていただきましてと思つておつたのでありまするが、それぞれ他の議事の関係でおさしつかえのような模様であることは、まことに残念でありますが、本日御質問を申し上げまして、その結果によりまして、今国会中に副総理その他の御出席が間に合わないようでありますれば、その間いろいろ措置も講じたいと思いますが、あらためて次の国会におきましても引続いて質問をいたしてみた……

第17回国会 厚生委員会 第2号(1953/11/02、26期、自由党)

○高橋(等)委員 関連して。ただいま異議申立てに関しまする審査会のお話が出ておりますが、それに関連しまして一点希望を申し述べまして、大臣の御考慮をお願いいたしたい点があるのであります。それは援護審査会の構成メンバーをながめますると、官吏でなければお医者さんであります。私はそういう方々が非常に親切に扱つておられることはよく了承いたしておりますが、ほかに一般の学識経験者あるいは特に深い利害を持つております遺族の方々というような方を二、三加えていただくことによつて、問題を取扱うにより妥当性を持たすということが、私は必要であると考えておるのでございますが、それに対しましてはこれは特に強く大臣に希望を申……

第18回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第1号(1953/11/30、26期、自由党)

○高橋(等)委員 この際動議を提出いたします。委員長の互選は、投票を用いずに、山下春江君を委員長に推薦いたしたいと思います。

第18回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1953/12/04、26期、自由党)

○高橋(等)委員 ただいまから、舞鶴に参りましてソ連地区帰還者の受入れ援護状況を調査いたしました結果を簡単に御報告申し上げます。  昭和二十五年春以来中絶しておりましたソ連地区残留同胞の引揚げが三年ぶりに行われ、去る十二月一日午前七時に引揚船興安丸が無事舞鶴に到着いたし、シベリヤにて苦難の収容所生活を送つて来られた同胞八百十一名を目のあたり迎え得ましたことは、まことに御同慶に堪えないところであります。  私たち派遣団は、この興安丸を迎えるべく十一月三十日の夜東京を出発、十二月一日の朝東舞鶴に着きましてただらに援護局のさん橋より舟で興安丸に行き、最初のランチが出ますまでの間長谷川梯団長と懇談いた……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1954/03/02、26期、自由党)

○高橋(等)委員 私は、日本赤十字社が李徳全さんを社賓としてお迎えになる目的につきてまして、もう一度お確かめをいたしておきたいと思う。先ほど来いろいろなお話が出いるのでありますが、この点ははつきりとさしておいていただきたい。元来残留同胞を中共から日本に帰すのは当然の措置であると考えておりますが、その引揚げにつきまして中国紅十字会が李徳全さんを中心として非常にいろいろな点で便宜を与えられお世話になつたことに対して感謝の意を表するために日本に来ていただきたい、これがまず第一点。さらに、第二点は、今後の引揚げについて一層の援助を要請して、うまく行くか行かないかわからないが、とにかく来ていただいて何と……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第6号(1954/03/16、26期、自由党)

○高橋(等)委員 私は、遺家族保障の問題について、三点にわたつて主として厚生大臣及び恩給局長にお伺いをしておきたいと思います。  まず最初に、当委員会におきましては、戦地において戦病死をした人または内地入営中病死をされた人の遺家族に対しまして何らかの保障をすべきであるという見地に立ちまして、従来各委員より熱心に要望をいたしておつたのでございます。承りますれば、内閣におきましてもすでに成案が決定いたしておるようでございますが、政府よりこの点につきまして御発表をお願いいたしたいと存じます。
【次の発言】 ただいまの弔慰金の決定に対しまする厚生大臣の非常な御尽力に対しましては、つつしんで敬意を表した……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第7号(1954/03/25、26期、自由党)【議会役職】

○高橋(等)委員長代理 御苦労さまでした。  午前の会議はこの程度にいたし、暫時休憩いたします。なお、午後の会議は二時に開会いたし、引続いて参考人より実情を聴取することといたします。     午後零時二十五分休憩
【次の発言】 午前中から引続きまして皆様方のいろいろなお話を承りまして、非常に感慨を新たにいたしております。また、引揚げられましてまだ時間が非常にないこの時期にわざわざおいでを願つて、ただいま承れば、酒井さんあたりはまだお国にもお帰りになつていないというようなことを承りまして、皆様方のお話を承つておりますうちに、引揚げの促進、また向うへ残つておられます人々をいかにすれば知り得るかとい……

第19回国会 厚生委員会 第3号(1954/01/29、26期、自由党)

○高橋(等)委員 いろいろ伺いたいこともあるのでございますが、非常にお急ぎのようでございますから、さしあたつての問題を一件だけ申し上げまして、大臣の処置をお願いしたいと思うのであります。それはただいまいわゆる軍人、遺家族等に対しまする恩給が裁定を進められている最中でございますが、援護法ができまして一年八箇月の現在、まだ未処理のものが相当あるのでございます。これは非常に努力をされておりますし、いろいろな露があることもわかつておりますが、こんなことで今度軍人、遺家族の恩給裁定でまたひまがいることがあつては私はたいへんだと思います。それの隘路の一環としましていろいろ申し上げたいことがあるのですが、さ……

第19回国会 厚生委員会 第6号(1954/02/16、26期、自由党)

○高橋(等)委員 狂犬病に対しまする大衆の協力が少いために、野犬の捕獲その他について不便なことがたくさんあるというようことを伺うのでありますが、狂犬病の周知と大衆の協力を求めることに対していかなる方策を従来講じておられますか、まずそれから伺いたいと思います。
【次の発言】 次に犬の捕獲人といいますのはどういうような性格を持つたものでありますか。犬の捕獲を業としておる者であるか。あるいはまた犬の捕獲は副業であつて、いろいろなことをなしておるのか。捕獲人の性格といいますか、そういうことについてお答え願いたい。
【次の発言】 東京都の話をお伺いしているのではないので、全国にわたつてのお話を私は伺つて……

第19回国会 厚生委員会 第10号(1954/03/02、26期、自由党)

○高橋(等)委員 狂犬病予防法の一部を改正する法律案に対しまして修正案を提出いたしたいと思います。  まず趣旨弁明をいたします前に修正案につきまして朗読をいたします。    狂犬病予防法の一部を改正する法律案に対する修正案   狂犬病予防法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   第六条の改正規定中「第九項」を「第十項」に、『「第六項」に』を『「第七項」に』に、「第八項」を「第九項」に、「第七項とし」を「第八項とし」に、「第六項とし」を「第七項とし」に、「第五項とし」を「第六項とし」に、「次の二項」を「次の三項」に改める。   第十条の改正規定の前に次の項を加える。  5 第三項……

第19回国会 厚生委員会 第17号(1954/03/20、26期、自由党)

○高橋(等)委員 広島、長崎の原爆の洗礼を受けましてからすでに九年になりますが、今眼前にそれに数十倍すると伝えられますビキニのいわゆる水爆実験の猛威を目のあたりに見、またそれが私たちの生活に偶然にも影響を及ぼしましたことは、国民に新たな脅威と不安とを与えておる事件でございます。ことにまぐろその他の水産物、食物に放射能が発見をいたされ、しかもこれが身体に恐るべき影響ありと発表せられまして、それら有害水産物がすでに市販に出され、これによりまして重大な社会不安をかもしております。ただいま承りますと、厚生当局におきましても、緊急対策といたしまして、いろいろと緊急の手を打たれ、これらの食物から及ぼされま……

第19回国会 厚生委員会 第22号(1954/03/26、26期、自由党)

○高橋(等)委員 政府委員に若干質問をいたしたいと思います。  まず第一にお伺いいたしたい点は、第三十四条の関係であります。軍務に服しておつて、それによつて戦病死というか、病死をいたしまして、なお公務とみなされないで、弔慰金をもらえない者があるのではないかと考えられます。この条文で申しますと、勤務に関連して云々という言葉があるのでございますが、この点について御説明を承りたいと存じます。
【次の発言】 具体的に伺いますが、学校の教官などをやつておつたところの軍人の身分を持つた人、これ、が病気になつてなくなつたというようなものについては、どういうふうにお考えになつておりますか。

第19回国会 厚生委員会 第23号(1954/03/27、26期、自由党)

○高橋(等)委員 戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部を改正する法律案に対しまして修正案を各党一致で提案いたすことになりました。その修正案の御説明を申し上げたいと思います。  まず案文を朗読をいたします。    戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部を改正する法律案に対する修正案   戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   附則第一項但書中「昭和二十七年四月一日から」の下に「、附則第六項中戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部を改正する法律(昭和二十八年法律第百八十一号)附則第十二項及び第十八項の改正規定は、昭和二十八年八月一日から」を加える。   附則第六項中「(昭……

第19回国会 厚生委員会 第65号(1954/10/07、26期、自由党)

○高橋(等)委員 しばらく休憩をしていただきたい。
【次の発言】 いろいろと有益な参考意見を拝聴いたしまして感謝いたしますが、竹内さんにちよつとお伺いしてみたいと思います。その前にただいま降旗委員からの最後の質問で十三億十五億という調剤についての価格がどれくらいになるかということは、今新医療費体系でかけてみなければわからぬというお話があつたわけです。先ほど数字を非常に分析せられまして、十三億にしても十五億にしても、実際に医薬分業をもし実施をするような場合に、推定としては医師が四〇%、薬剤師が六〇%程度の調剤になるだろう、それに注射を二分の一と仮定すると幾らになる、その金額が幾らとおつしやつたか……

第19回国会 厚生委員会 第66号(1954/10/08、26期、自由党)

○高橋(等)委員 私は、簡単に神崎さんと水越さんにお伺いいたしたいと思うのですが、最初に神崎さんにちよつとお伺いをいたしてみたいと思います。この新医療費体系につきまして、いろいろ有益な御意見を拝見いたしましてありがたくお礼申し上げます。ただ、私たちが今までいろいろと検討いたしておりまする点は、これを一月一日からいわゆる医薬分業の実施に当てはめた際に一体どういうようになるであろうかということで、これは非常に大きなわれわれの研究問題でございます。それで、それをまた分析しますと、積極的にいえば、国民の医療がはたして向上するだろうか、どうだろうかというような問題もありまするが、消極的に考えてみますと、……

第19回国会 厚生委員会 第67号(1954/10/09、26期、自由党)

○高橋(等)委員 私は厚生大臣に、一昨日の新聞に出ておりました医薬分業に関しまする厚生大臣談話のことにつきまして質問をいたしてみたいと思います。私がここで読み上げたりします材料は、十月七日付の東京新聞の夕刊でございます。あなたは七日に千葉県庁で記者会見を行つて談話をなされた。この新聞によりますと、その第一段は、国会を通過した医薬分業法が三十年一月一日から実施されるが、厚生省ではこの準備を行つている、こう書いてあるのです。それから第二段は、政府は現在の方針を急激にかえぬ建前で準備を進めておるが、次期国会でこの延期法を提出したい。もし通過しなければ予定通り実施するが、医薬分業法が施行されても医者の……

第19回国会 厚生委員会 第75号(1954/11/26、26期、自由党)

○高橋(等)委員 援護法関係の問題について一点だけ御質問いたしたいと思います。恩給法が改正になりまして、そのために大部分の軍人の遺族は恩給の適用を受けることになつておるのでございまするが、船員その他援護法で年金を受けとる人々もまた相当多数あると思うのでございます。ところがこの恩給法で支給を受ける人と、援護法で支給を受ける場合に、そこに非常な差別があるということがありといたしますれば、同じように戦争に出て、そして犠牲になつた人々であります。国がやはり同じようにこれを補償いたす建前に立つてやるのが一応筋かと思います。そこでこの恩給法と援護法との問で、常識的にみまして、当然これは歩調を合さねばならな……

第19回国会 懲罰委員会 第2号(1954/06/11、26期、自由党)

○高橋(等)委員 大体瀬戸山君の質問に対しまする提案者の御答弁で事犯の輪郭ははつきりいたしたのでありますが、本日はこの懲罰に付された人々が御出席になつておりません。そこで私は、週刊読売の六月二十月号へ堤ツルヨさんがいろいろとお話になつておる記事が出ております。その他新聞あるいはラジオ等でやはり同じようなことを、お話しになつておられますので、おそらく出て来られたらこういうことをお話しにもなるだろうと私は推測いたしまして、この記事を一応読み上げまして、それに対しまする御判断の御答弁をお願いいたしたいと考えます。  この堤ツルヨ議員が弁解しておしりまするのは、「なにしろ長い休憩やつたもんで、わてらは……

第19回国会 懲罰委員会 第3号(1954/06/12、26期、自由党)

○高橋(等)委員 私は、昨日の瀬戸山委員からの質問に対しまする提案者のお答えにつきまして、念のためにもう一度お答えをお願いいたしたいと思うのであります。それは、本委員会は不幸にして懲罰に付せられたる人々が出席をいたしません。従いまして、われわれとしましては、それらの人々にいろいろなことをお尋ねすることもできないのであります。しかし、それだけ私たちは、事実の積み重ねと言いますか、そうしたことについて昨日来慎重な態度で実は議事を進めて参つております。昨日、瀬戸山委員から、この議事を進めて行く上におきまするいろいろな証拠関係のことについて提案者に御質問があつたのでありますが、提案者としましては、もち……

第19回国会 内閣委員会 第6号(1954/02/24、26期、自由党)

○高橋(等)委員 大体前の質問で恩給裁定促進に関する要望は尽きたのでありますが、ただいま復員局に旧軍人恩給と遺族扶助料の書類がどのくらいたまつておりますか。
【次の発言】 そんなことでは困りますね。あなたの管轄下の復員局に今どれだけ書類がたまつておるか、毎日日報をごらんになつていただきたい。それくらいの監督をしていただいて、一日も早く復員局の事務処理を終えて、恩給局にこれが進達になる、このことをぜひお願いをしたい。また機会を見てその点の数字をひとつお知らせ願いたいと思います。  それから恩給局長に伺いたいのですが、旧軍人の恩給と遺族扶助科で支払うべき件数は大体どれくらいになる見込みでありますか……

第19回国会 内閣委員会 第35号(1954/05/19、26期、自由党)

○高橋(等)委員 ただいまの御質問、御要望に関連いたしまして、特に大臣及び厚生当局にお願いいたしておきたいのです。それはこの援護法の年金の裁定にいたしましても、戦病死その他のものはたいへんに遅れております。これらにつきまして私は山縣厚生大臣の時代だつたと思いますが、府政からあなたの書類は確かに受理いたしておるが、こういう事情で遅れておるのだということを一本出してやつていただけば、どれだけ遺族たちがそれで力強く思うか、そういう意味でこのことをぜひやつてもらいたいというこをお願いたいしておるのですが、数としては大したものじやないのです。ところがいまだにその実現がされておらぬことははなはだ遺憾でござ……

第19回国会 内閣委員会 第36号(1954/05/20、26期、自由党)

○高橋(等)委員 修正案の趣旨の説明を申し上げます。  昨年八月一日以降軍人遺家族、傷痍軍人に対しまして恩給法が復活施行いたされましてから相当の月日がたつておるのでありまするが、その間受給者の方面では、一日も早くこれが支給されることを熱望いたしております。  そこで修正案の第一点は、これらの恩給を支払いまする場合の手続を簡素化いたしまして、恩給の支払いを急速にいたすということであります。その内容は、戦傷病者戦没者遺家族等援護法の裁定に当つて、すでに厚生大臣は、戦死者の死因につきまして調査をいたしまして、これが公務に該当するものかどうか判定をいたした上で遺家族年金、弔慰金を支給いたしております。……

第20回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第1号(1954/12/02、26期、自由党)

○高橋(等)委員 この際動議を提出いたします。委員長の互選は、投票を用いずに、園田直君を委員長に推薦いたしたいと存じます。

第20回国会 厚生委員会 第3号(1954/12/03、26期、自由党)

○高橋(等)委員 関連して次官にお伺いいたします。なるべく簡単に結論だけお答えください。ただいまのお話ですと、よしんばこの法案が参議院の修正通り通過をいたしましても、あなたの方では国会でいろいろ指摘された問題についてなお研究なさる意思がないかどうか。ただいまの御答弁を聞きましてもこれ以上やらないのだというような印象を私は受けるが、そうであるかどうか。それと一年三箇月ではとうていできないのだ、こういうふうに今承りましたが、そうであるのかどうか、これはこの新医療費体系に対してはいろいろな角度から見方があるのであります。ところがこれをオールマイテイだということですべてそのままやられるということになれ……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 社会労働委員会 第42号(1955/07/15、27期、自由党)

○高橋(等)委員 援護法の問題について、若干お伺いをいたしておきたいと思います。  本来、今日は大臣が御出席であろうと思ってやってきたのですが、大臣の御出席がないようであります。この援護法の本質に関連いたしまして、恩給と非常な差別待遇があります。いわゆる父母の年令制限その他の問題につきましては、本質的な問題も含んでおりますから、ぜひ大臣においでを願いまして、大臣にお伺いをいたしたいと思いますので、適当な時期に委員長のお取り計らいをお願いいたしておきたいと思います。従いまして、本日は局長に、公務列の範囲拡大の問題について、先ほどからいろいろと議論があったようでございますが、政府の意図されるところ……

第22回国会 内閣委員会 第28号(1955/06/27、27期、自由党)

○高橋(等)委員 ただいま議題となりました恩給法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。本案は自民両党の共同提案にかかるものであります。  戦没者遺家族戦傷病者老齢旧軍人の人々は、今次戦争の犠牲者中最も気の毒な方々であります。国家が英霊の祭をおごそかにいたし、遺家族を初め、これらの人々の処置を厚くすることは、平和国家、道義国家の建設発展の重大要件であることは申すまでもありません。従って、わが国の独立とともに弔慰金及び遺族年金の支給をなし、引き続いて恩給の復活を実現し、予算掛額の八%強に当る金額をこれに充てておるのであります。しかもなお、これらの……

第22回国会 内閣委員会 第29号(1955/06/28、27期、自由党)

○高橋(等)委員 御存じのように、いわゆるポツダム六八政令によりまして、すなわち遺家族及び旧軍人の勅令では、傷痍軍人についてはある程度の給与を支給することを認めておりますが、それ以外に、今申し上げたものにつきましては完全に給与を停止せられたのであります。そこで過去においてあるいは戦死をなし、あるいは一定の年限に達した者に対して恩給を支給するという、これは公務員の軍人に対しての恩給でありますが、この支給をするという国家の約束がこのポツダム政令によって打ち切られた。そして長年にわたって、これらの人々が、御存じのように、非常に困った生活のもとに置かれておったのでありますが、その後われわれが常識的に考……

第22回国会 内閣委員会 第30号(1955/06/29、27期、自由党)

○高橋(等)委員 昨日その質問に対するお答えは、恩給法特例審議会でそうした標準で仮定俸給をきめたのは、おそらくそういうことも入っておるんではないかと推測せられるが、私としてはこれは推測であって、的確なるものをつかんでお話しておるわけじゃない、ただそういうこともあるのじゃないかという意味のことを申し上げたのであって、あとは特例審議会の審議を、その特例審議会の委員に聞かなければわからない。そこでちょうど特例審議会へ恩給局長の方が当時常に列席しておったはずでありますから、何でしたら恩給局長の方に御質問願えば適当で、私に御質問下さる点ではないと思いますので、私はただ想像的な意味のことを申し上げたのでご……

第22回国会 内閣委員会 第31号(1955/06/30、27期、自由党)

○高橋(等)委員 ただいま受田委員からの御発言、政府側がそういうことを言っておられるかどうか、私は遺憾ながら確認をいたしておりません。従ってそれに対する批判を一応差し控えさしていただきたいと思うのでありますが、私たちはこの問題は、要するに旧軍人あるいは遺家族、傷痍軍人の国家保障の観点に立っての保障の問題と考えるべきだ。それは文官恩給が現在ある以上は恩給法でやるのが至当である、社会保障でいくべきではないということを実ははっきりと考えておる。ただ社会保障という言葉がいろいろ手品のように社会保障という一本の言葉で使われるものですから、これを徹底的に狭く解釈しますと、いわゆる生活保護法というような問題……

第22回国会 内閣委員会 第35号(1955/07/06、27期、自由党)

○高橋(等)委員 私はきょうは御質問を申し上げないつもりでおったのでございますが、ごく大切なことで、まだ質疑がないようでございますので、特に長谷川さんに対しまして金額の引き上げの点についてお伺いをいたしておきたいと思います。  大体社会党の左右両派から、先ほどから議論になっておりますように、恩給の形における修正なりあるいは改正法案が提出されておることは、全く御同慶にたえないのでありますが、ことに右派の案を金額の点で拝見いたしますと、公務扶助料あたりで見ましても、少佐以上におきまして民自両党が出しております金額と若干開きがある。これはほんとうにごくわずかな開きでございます。たとえてみますれば、少……

第22回国会 内閣委員会 第38号(1955/07/11、27期、自由党)【議会役職】

○高橋(等)委員長代理 この際暫時休憩いたしまして、午後一時半から再開することにいたします。     午後零時二十一分休憩

第22回国会 内閣委員会 第46号(1955/07/23、27期、自由党)

○高橋(等)委員 この際動議を提出いたしたいと存じます。本委員会を休憩せられんことを希望いたします。

第22回国会 予算委員会 第14号(1955/05/16、27期、自由党)

○高橋(等)委員 私は遺家族、傷癖者、旧軍人の処遇に関しまして、いわゆる軍人恩給問題を中心として、その他諸般の関連問題につきまして所信をただしたいと存じます。  まず恩給制度の本貫につきまして大久保国務大臣にお伺いをいたしたいと思うのであります。恩給制度は、公務員の在職中に一切の兼業を禁止せられまして一身を国のためにささげ、奉仕をした、そのために経済上の所得能力を失ったことに対しまする国の補てん、補償である、すなわち国家補償であると私は考えておるのでありますが、この点について大臣はいかがお考えでございますか、まずこの点から伺わさしていただきたいと思います。

第24回国会 内閣委員会 第9号(1956/02/21、27期、自由民主党)

○高橋(等)委員 私は悪法改正の心がまえにつきまして、首相のお考えを承わりたいと存ずるのでございます。  もちろん憲法は国の基本法でございます。その改正は国民生活のすべての面に影響を持つものでございます。従いまして、国会の審議に当りましてもきわめて慎重であり、冷静を要するものでございます。本憲法調査会設置法におきましても、こうした態度で当らなければならないと考えております。また審議に当りましては、全国民の考え方を総合いたしまして、国民的立場でなされねばならないことももちろんでございます。従って私は本日も良心の命ずるところに従いまして、私の信念を吐露してお伺いを申し上げたいと存ずるのであります。……

第24回国会 内閣委員会 第16号(1956/03/01、27期、自由民主党)

○高橋(等)委員 ただいま西村委員からの動議の中に、本委員会の審議を一時中止するというような意味合いの動議が出ておりますが、これに対しましては質疑を続行し、約束通りこれが採決を本日実行されんことを私は動議として提出いたします。
【次の発言】 西村委員の御発言が、動議でないというお話で西村君からもお話がありましたので、私はこれに対する動議は一応取り下げることにいたしたいと思います。
【次の発言】 この際動議を提出いたします。両案についての質疑はこれをもって打ち切られんことを望みます。

第24回国会 内閣委員会 第30号(1956/04/03、27期、自由民主党)

○高橋(等)委員 昭和二十三年六月三十日以前に退職事由の生じた公務員の恩給是正につきましては、前々国会の当委員会において、これが是正をなすべしという付帯決議をいたしておるのでございまして、このたびの政府の措置はその付帯決議によったものとして、私は一応満足をいたしておるものであります。ただ、ここで二点だけお伺いをいたしておきたいと思うのでございます。その第一点は、号俸の引き上げに当りまして、二十四号以上は引き上げられておりません。これはどういうような理由で引き上げられておらないか、その点恩給局長より御説明をお願いいたしたいと存じます。
【次の発言】 そうすると、二十四号俸以上は現在の局長、次官が……

第24回国会 内閣委員会 第40号(1956/04/26、27期、自由民主党)

○高橋(等)委員 ただいま茜ケ久保君から山本委員長の不信任案の提案理由の苦しい説明がありましたが、私は自由民主党を代表いたしまして本動議に対しまして反対の討論をいたします。  どういうわけか茜ケ久保さんは委員長の不信任案の提案をなさりながら、委員長代理がその提案理由の発言を求めたにもかかわりませず、延々四時間にわたってその提案の理由の説明をなされず、多数の社会党の方々が本議場を独占せられまして、議事の進行を妨害せられたということは、まことに私の遺憾にたえないところであります。  この国防会議設置法案は前国会においても四十二日間論議が尽されておる。今国会になりますと、憲法調査会法案で国防問題に対……

第24回国会 内閣委員会 第53号(1956/06/01、27期、自由民主党)

○高橋(等)委員 この際政府に対する資料の提出の要求をいたしたいと存じます。すなわち昨年度の予算におきまして、旧軍人に対しまする恩給加算の調査費を組みまして、その加算調査の結果につきましては、先般私より当委員会において質疑をいたしたのでございますが、的確なる数字がまだできていないということで、後日に譲る旨の政府の答弁を了承いたしたのであります。しかし本国会も余すところ会期がわずかになっております。もし全般的な統計資料、その調査資料ができておらないにいたしましても、少くとも推定し得る、報告し得る範囲内の報告を資料によって本委員会に提出を求めたいと思います。それとともに、その機会に政府当局よりこれ……

第26回国会 決算委員会 第15号(1957/03/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)政府委員 本件のいろいろな手落ちと申しますか、そうしたものがあったことについては、今事務当局から申し上げた通りであります。ここへ空幕の人々を呼んできていろいろとお話を聞きたいとおっしゃることにつきましては、われわれといたしましても十分研究せねばならぬと思いますが、何分内局におきまして、いろいろ責任ある地位において十分なる調査をして、国会で皆さん方に御答弁申し上げておるのでございまして、答弁の足らない点はあくまでもお聞きただし下さいますれば、御納得のいくようにいたしたいと考えておりますので、この問題はしばらく御猶予をお願いいたしたいと存じます。

第26回国会 大蔵委員会 第30号(1957/04/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)政府委員 それでは、この駆逐艦の特別会計受託の経緯につきまして、私から概要を御説明申しあげます。防衛庁は、かねて昭和三十年から日米相互防衛援助協定によりまする援助の要請に当りまして、警備艦をわが国において域外調達をした上でわが国に供与されたいということを、米国政府に要請して参ったのでありますが、その後本年当初に当りまして、米軍事接助顧問団長から防衛庁に、正式に米海軍の軍事援助計画として、二千三百トン級の警備艦二隻を日本で域外調達した上日本に供与する旨の意向の表明があったのであります。そこで政府としましては、二月の初めごろ、域外調達によります艦船三隻の譲渡を受けること、及びこれが折衝……

第26回国会 内閣委員会 第4号(1957/02/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)政府委員 私、このたび防衛庁の政務次官に就任をいたしました。当委員会の皆様方とは、長い間いろいろとお世話になって参っておるのでございまするが、どうぞ今後とも従前以上の御懇情をいただきまするよう、この機会にお願い申し上げる次第でございます。

第26回国会 内閣委員会 第7号(1957/02/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)政府委員 受田さんに私から伺っては恐縮でございますが、その記事は一体何新聞に出ておりましたでしょうか。私はその翌朝のあらゆる記事を実は読んでおりますが、そんな記事が出ておるとは思っておりませんもんですから、何新聞が書いておりましたでしょうか。
【次の発言】 全然事実無根でございます。この問題につきまして調査はどういうように進んでおるか、いつごろ結末がつき、調査がはっきりするかという質問は、問題が広島県下で起っただけに記者諸君から質問を受けました。福山のすべての記者団と会見をいたしたわけでございます。それで今慎重に調査をいたしておるので、調査自体についてはできるだけ早く結論を出して、……

第26回国会 内閣委員会 第13号(1957/03/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)政府委員 お答えいたします。まことに御説の通りでございます。急迫不正の侵害に対しまして、あるいはまた国内におけるいろいろのできごとに対して最善の任務を果しまするために、その自衛力を最大限まで強化するということは、これは自衛隊としても、防衛庁としましても、当然やらねばならぬことであることは、申すまでもないのであります。ただ先ごろ来当委員会でたびたび御指摘になっておりますように、不測の事故が次々に起っております。そうしたことに対しましては、その原因を探究いたしまして十分に研究をして、そうしてそうしたことが起らないようにしながら、ただいま申した目的を完遂するということをわれわれとしては心……

第28回国会 内閣委員会 第9号(1958/03/05、27期、自由民主党)

○高橋(等)委員 このたびの恩給法の改正は、まことに機宜を得たときになされたものと考えております。昭和二十七年に援護法を制定しまして、自来いろいろと改正を継ぎ足し的にやって参りましたが、このたび、この遺族の父の年齢も、平均が六十七才になったといわれております。子供もだんだんと大きくなっておる。傷病者も傷を負ったままいろいろ苦労しております。結局一連の関係者が非常に老齢になり、これから数年先に、恩給を文官とつり合いがとれたようにいたしましても、手おくれになる状況にあったと考える。そういう意味から、政府がこのたび根本的に文官との均衡をとって、これらの人の処遇を改善しようとするこの法案自体の出されま……

第28回国会 内閣委員会 第24号(1958/04/01、27期、自由民主党)

○高橋(等)委員 ただいまの今松長官の御発言に関連しまして、一言政府の御見解を承わっておきたいと思います。国会議員の在職者で、恩給の受給をされておる人が相当あるということでございますが、当委員会におきましても、どうもそれは不当なんじゃないか、国会議員が国民の税金を二重取りしておるのじゃないかというのに類した御意見もちらほら承わったのでございます。そこで、もしそうであるとすれば、これは一日もゆるがせにしておくべき問題じゃないので、もちろん恩給というものを停止するのが当然だと思う。しかしながら、もしそうでないとすれば、これは国民に誤解を与え、また国会議員自体の名誉に関する問題であると思うのでありま……


28期(1958/05/22〜)

第30回国会 内閣委員会 第3号(1958/10/14、28期、自由民主党)

○高橋(等)委員 最近郵便物がいろいろ遅配することによって、大へんな迷惑を受けており、社会問題となっております。それぞれ善処せられて最近漸次好転しておるとは思いますが、まだまだ思うように行っていない。最近の状況と対策、見通しというものをこの際明らかにしていただきたい。
【次の発言】 全逓と違った組合を今結成する機運が出て、品川その他でそうした組合ができたり、また地方におきましてもそれに呼応する動きがあるようでありますが、どの程度に進行しておるか、差しつかえのない限度で一つ御説明願いたい。
【次の発言】 今度の郵便物の遅配といいますか、これの原因は超過勤務に対する協定の問題だと思います。そこで民……

第31回国会 内閣委員会 第27号(1959/04/03、28期、自由民主党)

○高橋(等)委員 ただいま保科議員から恩給法の問題点につきまして御質問があり、政府から御答弁を承わったのでありますが、私はどうも御答弁が少しなまぬるいのではないかというようなきらいがあることを残念に思います。保科君はお願いをされましたが、私はお願いでなしに、ぜひともやれということを、当内閣委員会の委員として政府に要望をはっきりいたします。それでいろいろ問題がございますが、従来あまりはっきりされておらない、ここであまり議論されておらない問題の一つが、例の加算制度の問題でございます。時間もあまりないようでございますから、ごく簡単に要点だけの御質問を、総務長官並びに恩給局長に対して明確にしておきたい……

第34回国会 内閣委員会 第37号(1960/05/10、28期、自由民主党)

○高橋(等)委員 ただいま議題となっております自治庁設置法の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨を説明いたします。  案文はすでにお手元にお配りしてございますので、朗読は省略させていただきます。  本修正案の要旨は、本法案における自治庁の省昇格に伴いまして、関係法律を整理しようとするものでありまして、四月二十八日公布施行せられました四国地方開発促進法の「自治庁長官」とあるのを「自治大臣」に改め、また四月五日本院において議決された行政書士法の一部を改正する法律案の「自治庁長官」とあるのを「自治大臣」に、「総理府令」とあるのを「自治省令」に改めるため、本法案附則第二十八条及び第三十五条にそれぞ……

第34回国会 内閣委員会 第41号(1960/05/16、28期、自由民主党)【議会役職】

○高橋(等)委員長代理 久保田豊君。


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 内閣委員会 第35号(1961/05/16、29期、自由民主党)

○高橋(等)委員 総理府総務長官に一つだけ意見を述べて御答弁をいただきたいと思います。それは終戦後、戦争が終わった直後から長年にわたりまして、シベリア、その他の外国へ抑留された方が非常にたくさんあるのであります。この人たちが抑留中に死亡などいたしました場合は、それぞれ国家としてこれに恩給等の補償の制度を設けております。しかるにこのたび問題になっておりまする恩給法等一部改正中、いわゆる加算の点におきましては、抑留は加算の年限に算入しないことになっておる。これは非常に検討を要すべき問題でありまして、何らかの加算措置を要するものと私は考えておるのであります。政府はこの法案を提出される場合にそれが落ち……

第43回国会 内閣委員会 第23号(1963/06/04、29期、自由民主党)

○高橋(等)委員 恩給関係につきまして、二、三御質問を申し上げたいと思います。  第一点は、沖繩本島及びその周辺等に対する戦地加算の指定の問題であります。  去る昭和三十六年に復活しました戦地加算につきましては、終戦前までは旧法第三十二条で戦地加算の基本的事項だけを規定し、その具体化は勅裁によることとして、内閣告示によって告示されて、初めて加算が認められることになっておったのであります。終戦時には、戦地との通信の途絶、逼迫した国内情勢等のために、この勅裁手続が間に合わなかったことも当然考え得るところでありますし、事実、沖繩とか満州等はその顕著なる例であるのであります。戦地加算が復活せられました……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 法務委員会 第46号(1964/07/31、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 このたびはからずも法務大臣に就任をいたすことになりまして、平素ごじっこんにあずかっておりまする皆さま方のたいへんな御後援のたまものであると感謝を申し上げております。特に法務委員会の皆さま方から見れば、たいへんこれからお世話になることと存じますが、何ぶんともによろしくお願いを申し上げまして、ごあいさつといたします。
【次の発言】 ただいまお述べになりましたように、オリンピックの予選のために北鮮へ往来をするということにつきましては、法務当局としては、いろいろな角度から考えましたけれども、この際は認めないことに決定をいたしております。

第46回国会 法務委員会 第50号(1964/10/09、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 いろいろ御指摘になりました点につきましては、私も法務大臣に就任いたしましてから同じ感じを実は持っております。いろいろなむずかしい点もあるのでありますが、十分にこうしたことについて事務当局のほうへも検討いたすようにさせておりますし、必要な指示も与えておる次第であります。  それと委員会への出席でございますが、法務委員会へ最優先に出席をいたすことは当然のことと存ずるのであります。ただいままで当委員会から出席の要求がありまして、欠かしたことは一回も実はないのでございます。ただきょうは、イタリアの最高裁の長官がいま日本へ参っておりまして、法務大臣として正午から正式にこれを招待をい……

第47回国会 議院運営委員会 第6号(1964/12/07、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 ただいまお尋ねの警察官の人権侵犯関係の状況ですが、いろいろな方面からそうした指摘を受けておることもあります。十分にわれわれとしてはこれには注意を促しておるのでございますが、具体的な御質問に対しましては、刑事局長から答弁さすことをお許し願いたいと思います。
【次の発言】 刑事局長……。
【次の発言】 いろいろと問題になっておりますケースはありますが、ただいまちょうどその御質問があると思わなかったものですから、ここへ持ってきておりませんのです。宙には覚えておりません。
【次の発言】 先ほども申しますように、警察官による人権侵犯事件が訴えられ、また、その中には人権侵犯の事実あり……

第47回国会 内閣委員会 第4号(1964/12/17、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 このケースは、職員として全くうれしい行為をやってくれたものと私は考えます。それらのいろいろなことで、実はまだ報告が上がっておりませんが、私としましても、十分好意のある扱いをしてみたい、こういう考えでおりますから、いずれもう少し検討をする時間をお与え願いたいと思います。
【次の発言】 全般的の問題としましては、関係省と十分打ち合わせをしてみたいと思います。
【次の発言】 法律できめられておりまするいわゆる事務充当検事、法務省の本省へ検事が勤務をいたします、それを法律で百三十三名まで認められていることは、御承知のとおりであります。そこで、検事をもって充てなければならないという……

第47回国会 法務委員会 第3号(1964/12/07、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律等の一部を改正する法律案について、その趣旨を便宜一括して説明いたします。  政府は、人事院勧告の趣旨にかんがみ、一般の政府職員の給与を改善する必要を認め、今国会に一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案を提出いたしましたことは、御承知のとおりであります。そこで裁判官及び検察官につきましても、一般の政府職員の給与の改定に伴ってその給与を改善する等の措置を講ずるため、この両法律案を提出した次第であります。  以下簡単に改正の要点……

第47回国会 法務委員会 第4号(1964/12/11、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 ただいまの御決議の趣旨につきましては、これを尊重いたしまして、極力実現の方向に努力いたすことといたします。

第47回国会 予算委員会 第3号(1964/11/30、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 ただいまお尋ねの大月事件は警察当局において現在捜査中の事件でございます。新聞等に伝えられておりますようなことがございますればまことに遺憾に存じまするが、せっかくのお尋ねですけれども、まだ検察官のほうへ送致になっておりません。したがって、事実を確認をいたしておりませんので、せっかくのお尋ねですが、その法的見解について私からただいま申し上げることは適当でないと思います。差し控えさせていただきたいと思います。

第47回国会 予算委員会 第4号(1964/12/02、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 日本共産党は破防法の運用上調査を要する団体である、裁判例でもこのような調査を合法と認めております。このたびの日本共産党の大会は、昭和三十六年に行なわれました第八回党大会以来の党活動を反省、検討いたしまして、日共のいわゆる反帝、反独占の反政府闘争を展開させるための具体的戦術を決定しようとするものであったのであります。このような反政府闘争の傾向を支持、助長すると認められまする外国共産党代表を参加をさせますことは、わが国の利益及び公安を害するおそれがあると考えましたから、ただいま御指摘の外国共産党員の日共大会への出席のための入国をやむを得ず許否をいたしたような次第であります。 ……

第47回国会 予算委員会 第5号(1964/12/03、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 綱紀の粛正につきましては多年にわたって努力を続けておるところでありますが、なお御指摘のような不正な事件があとを断たないということは、まことに遺憾に存じます。少なくとも政治に携わりあるいは地方行政に携わる人々が、清廉潔白なる態度でものに臨むということが根本のことでございます。しかし、汚職の問題につきましては、法務省の検察におきましても常時これを厳重に監視をいたし、捜査をいたしておる。そして、事実がありました場合は、法に照らしまして公正でしかも厳正な態度で臨んでおることは、御存じのとおりでございます。
【次の発言】 ただいま御指摘のものは、おそらく政治資金規正法によって届けら……

第48回国会 外務委員会 第10号(1965/03/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 ただいまお述べになりましたように、今朝未明まで法的地位について両国外相聞で政治折衝をいたしました。その結果、ただいま申し上げますような点が法的地位の範囲につきまして合意に達しました。  この大韓民国の国民の永住権の許可は、第一は、終戦以前から引き続き日本国に在住する者であること、第二は、その終戦以前から引き続き日本国に在住する者の直系卑属で終戦以後協定発効の五年以内に日本国で出生をいたしまして引き続いて在留をいたしておる者、それから、ただいま申し上げました人々の子であって協定発効の五年より後に日本国で出生をいたしまして引き続いて在留する者、以上の者に永住申請がありますれば……

第48回国会 内閣委員会 第2号(1965/02/04、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 法務省設置法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  この法律案の改正点の第一は、法務省における定員規模の適正化をはかるため、法務省の職員の定員を改めようとする点であります。  法務省におきましては、法務省設置法第十三条の十七において、その職員の定員が定められているのでありますが、今回の改正は、これを、法務本省について九十八人増加しようとするものでありまして、右の人員は、すべて法務省における業務の運営の適正化をはかるための新規増員であります。なお、この増員は、法務局及び地方法務局における登記事務の増加に対処し、並びに少年院を新設するため真に必要やむ……

第48回国会 内閣委員会 第7号(1965/02/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 法務行政は、御承知のように広範多岐にわたっておりまして、民事、刑事、矯正、保護、その他国民生活に深い関係を持っております法務に関する事項をつかさどっておるのであります。したがいまして、どの分野を重しとし、どの分野を軽しとするというわけにはまいりませんが、しかし、いまの法務行政上、当面の重点施策として考えてまいったところを申し上げてみたいと思います。  第一は、法の秩序を擁立するということでございます。申し上げるまでもなく、法の秩序を確立するということは、法治国家として国政の基本をなすものでございます。法務省としては、あらゆる分野にわたりまして、いろいろな施策を強力に推進し……

第48回国会 内閣委員会 第8号(1965/02/24、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 最近の青少年、ことに少年の非行は、御指摘のように、逐年増加の傾向を示しております。警察で補導、検挙いたしました少年は、三十一年が九十万くらいでありましたのが、三十八年になりまして、大体約その二倍強にあたります二百万近い人が補導、検挙されておる。その中の百万人というものが検挙をされる、こういう状況になっております。そのうちのおもなものは、結局道路交通法違反事件が非常にふえております。三十八年度で約七十五万という数字に実はなっておるわけであります。この道交法違反がふえておるということが一つの原因でございますが、刑法犯だけを見ましても、おとなの犯罪は、御存じのように横ばいの状況……

第48回国会 内閣委員会 第9号(1965/02/25、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 御指摘の点について私も同感でございまして、着任以来官房長を置くためにいろいろ検討いたしました。その結果、今年度の予算にあたりましては、官房長の、要求をいたすということで実は出発をいたした。いろいろと折衝をいたしますと、臨時行政調査会の答申で、官房長制度は総務局長制度に切りかえたほうがいいのではないかという意見が、実は出ております。政府としても、実はその線で検討を進めておるということがありましたために、またことしは機構の新設ということはできるだけ避けようという方針を内閣で立てておった関係もありますので、かたがた一年だけこれを見送ろう。それで、総務局長がもしできるならば同じよ……

第48回国会 内閣委員会 第11号(1965/03/02、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 臨時司法制度調査会の答申は適当なものと考えまして処理をいたしておるのでございますが、まず、法律改正を要します問題については、すでに法律改正に着手をいたしております。しかし、その中でも各方面でまだ意見の調整をなさねばならないものがありますので、この国会でそうしたものが全部出せるというわけではございません。意見の調整をして出すべきものもございますが、まず、法律改正を要するものはこの国会で出す。例の司法試験の問題等につきましては、この国会でお願いしてまいりたいと思います。また、実行でこれをやれるもの、それは法律なしでそれぞれの分野におきましてやっていきたい。予算の上でもこれを反……

第48回国会 内閣委員会 第12号(1965/03/04、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)政府委員 関係各省に対しまして、その省の所管する関係上、こうした祝日、祭日をふやすことにつきましてどういう支障があるかというような問題につきまして、意見があれば述べてくれ、こういうことで次官会議で話があったわけなんであります。紀元節を置くことがいいかどうかというような問題についての意見を述べろという意味ではない。私どもでは、手形の問題であるとかあるいは訴訟上のいろんな問題があるものですから、何か祝日をふやすことによってどういう支障があるのだろうということを検討したわけであります。
【次の発言】 詳しくは文書であったかどうかは聞いておりませんが、次官会議の席上、口頭で、次の次官会議に……

第48回国会 法務委員会 第2号(1965/02/09、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  政府におきましては、第一審の充実強化をはかりますための方策として、数年来逐次裁判官の定員を増加する等の措置をとってまいりましたが、裁判官の定員の増加は、先般内閣に対して述べられました臨時司法制度調査会の意見においても提案されているところであります。このたびは、その一環として、簡易裁判所における事件の審理及び裁判の適正迅速化をはかるため、簡易裁判所判事の員数を増加しようとするものでありますが、増加しようとする簡易裁判所判事の員数は、人員充足の見通し等を考慮した上、さしあたり十六人といたしており……

第48回国会 法務委員会 第4号(1965/02/16、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 訴訟費用等臨時措置法等の一部を改正する法律案についてその趣旨を説明いたします。改正の第一は、訴訟費用等臨時措置法の規定による執行吏の手数料及び書記料の額を増加しようとする点であります。  御承知のとおり、執行吏の手数料及び立てかえ金については、執達吏手数料規則にその規定があるのでありますが、現在、その額については、訴訟費用等臨時措置法の定めるところによることとなっております。現行の額は、昭和三十八年四月二十日から施行された同法の改正規定によって定められているものでありますが、その後の経済事情の推移等にかんがみますと、なお低きに失するものと考えられますので、このたび、一般の……

第48回国会 法務委員会 第5号(1965/02/18、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 裁判所のいろんな都合で配置転換とかなんとかいうことでやったのでしょうと思いますが、お説のとおり、そうしたことは筋を通したほうがいいように私は考えます。裁判所の所管のことで、私のほうからとやかくくちばしをいれられません。
【次の発言】 裁判所の予算が大蔵省と一致しない場合に、裁判所といたしまして財政法上の立場から独自の予算を国会に提出する権限がある。これは私よく存じております。政府といたしましては、なるべくそういうことが起こらないように、円満に予算が話し合いがつくように希望をいたすのでございます。筋はそういうことができるということで、あとは裁判所の判断にまかす以外にない、私……

第48回国会 法務委員会 第7号(1965/02/23、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 ただいまの決議につきましては、政府におきましても御趣旨に沿いまして十分なる努力をいたして、その実現を期したいと考えております。
【次の発言】 お答え申し上げます。執行吏の制度につきましては、長年の懸案といたしまして、本委員会におきましてもたびたびの御要望がございます。また法務省におきましても、その必要性を痛感いたしております。少し古い話ですが、昭和二十九年に法制審議会に対しまして、執行吏制度を改善する必要があるとすればその要項を示されたいという大臣としての諮問を発しまして、法制審議会の強制執行制度部会で審議を行ないました。結局、現行の執行吏制度を廃して、有給の国家公務員で……

第48回国会 法務委員会 第14号(1965/03/16、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 裁判所法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  改正の第一は、裁判所書記官補を廃止しようとする点であります。御承知のとおり、裁判所書記官補は、昭和二十四年七月一日から施行された裁判所法等の一部を改正する法律によって、新たに裁判所書記官が設けられたことに伴い、その事務を補助する職として設けられたものであります。なおその際、当時における裁判所書記官の不足に対処するため、当分の間、最高裁判所の定めるところにより、裁判所書記官補に裁判所書記官の職務を行なわせることができることとする措置がとられましたことも御承知のとおりであります。しかし、その後裁判所当局……

第48回国会 法務委員会 第15号(1965/03/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 一言ただいまの御発言で申し上げたいと思います。新聞等で報道をせられておりますることの出所につきましては、私は十分確かめておりません。法務省からばそうしたものは出ておらないように聞いております。ただ、いろいろな詳しい――実は新聞には申し上げませんが、政府が向こうへ示した非常に詳しい内容のようなものが出ておりますので、こんなものが出てはたいへんなのだが、どうなのだというて聞いてみますと、それは非常に不正確なものだ、昔のものを練り直して出ておるというようなものも最近あったわけでございます。  それはとにかくといたしまして、ただいま御発言の、衆議院における私の答弁が非常にぶっきら……

第48回国会 法務委員会 第18号(1965/04/02、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 先般山田長司委員から、国会の国政調査と検察権との関係に関する質問主意書が政府に出されました。公式閣議決定を経て答弁書を差し上げたはずでございます。その答弁書の中に、ただいま御指摘のような国政調査権と検察権との関係につきましては詳しく政府の意見を申し述べておるわけでございます。それをもう一度ここで念のために読み上げさせていただきます。   検察権は行政権の一部であるから、検察行政事務についてはもとより、検察事務についても、国政調査の対象となることは、質問のとおりであり、指摘にかかる犯罪の捜査及び起訴、不起訴の決定が検察事務に属することは、いうまでもない。   しかしながら、……

第48回国会 法務委員会 第19号(1965/04/06、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 刑法の一部を改正する法律案について、その趣旨を説明いたします。  今次の刑法の一部を改正する法律案は、最近における交通事犯の実情等にかんがみ、刑法第四十五条後段の併合罪となる罪の範囲を禁錮以上の刑に処する確定裁判があった罪とその裁判確定前に犯された罪とに限ることとするとともに、同法第二百十一条の罪の法定刑に五年以下の懲役刑を加え、かつ、その禁錮刑の長期を現行法の三年から五年に引き上げようとするものであります。  まず、刑法第四十五条後段の改正についてでありますが、近時道路交通法違反事件は急激な増加を示しており、たとえば、昭和三十八年に全国第一審裁判所において有罪の告知を受……

第48回国会 法務委員会 第31号(1965/05/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 その記事は、私が十四日ですか、閣議後の記者会見をいたしまして、公式に発表いたしましたあとだったか前だったかに雑談的に実は話が出て話した内容が記事になっておるのであります。しかし、それは記事の経過でございまして、私が申したことは申したのでございます。それでただ、そうした雑談的に話しました関係上、私の真意が十分に新聞に伝わってない面も一部にはあるのでございます。それは森脇が逮捕せられたことによって政界に関係がないということがはっきりしたというくだりは、私はそうした表現でなしに話をしたつもりでおるのでありますが、とにかく雑談的な話であったので、私の真意が十分伝わらなかったという……

第48回国会 予算委員会 第9号(1965/02/09、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 お尋ねの判決の内容につきましては、私つまびらかにいたしておりません。政府委員から答弁をさせていただきます。
【次の発言】 最近におきまする公務員の汚職事件は、全国検察庁におけるこの種事件の受理及び起訴人員から見ますと、年度によって若干の増減はありますが、ここ数年来おおむね横ばいの状況にあります。その件数を申し上げますと、受理いたしました件数は、昭和三十六年二千五百五十五件、昭和三十七年千九百九十三件、昭和三十八年二千二十五件、三十九年は一月から六月までで九百三十六件であります。そのうち起訴をいたしました件数は、三十六年が五百九十八件、三十七年が四百七十八件、三十八年が四百……

第48回国会 予算委員会 第13号(1965/02/16、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 旅券を出すということで実は進んでおるのですが、まだ旅券は出ておりません。請求がありました場合はいつでも出すようにいたしておりますが、それを出しておらないということを申し上げておきます。
【次の発言】 出入国管理局長から答弁させます。
【次の発言】 仰せのとおり、外国船へ乗っております関係上、船員手帳というものが不適当だということは仰せのとおりであります。そこで、旅券に切りかえたいということで、一日も早く旅券の交付を申請するようにということをいたしたのでありますが、組合との間でこの点で話し合いがつかないために旅券の請求が出てまいらないということで、いまきょうの現状になって問……

第48回国会 予算委員会 第15号(1965/02/20、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 政府委員から答えさせます。
【次の発言】 ただいまお答えをしたとおりでございますが、ふえんして申し上げますと、勤労者の中には広い意味ではもちろん入ります。しかし、国家に奉仕する者としての制約を受ける、こういう考え方でやっておるわけでございます。
【次の発言】 ただいまお答えしたとおりに考えておるわけでございます。
【次の発言】 ただいま労働大臣が答えたとおりでございます。
【次の発言】 公安課のほうでそうした指示をいたしておるような事実はございません。  また、後段の御質問でございますが、同じような文章を使っておると申しますが、それは、そうした一つの型ができれば、その型を……

第48回国会 予算委員会 第17号(1965/03/02、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 これは、行き過ぎの報道でございます。ちょうど法務省でほかの問題で局長会議をいたしましたときに、一、二の人がこの問題について自由な意見を述べたことは事実でございます。しかし、法務省としまして、紀元節が適当であるかどうかというようなことを決定すべき立場でもなし、私も、そうした局長会議があることも知っておりません。全然ほかの問題で局長会議をやりました際に、そうした反対というのではなしに、もう少し慎重にやったらどうかというようなことを言った者が二人ほどいるそうでございます。それがいかにも法務省が反対であるというようなことをきめたというように誤り伝えられているというように御了承願い……

第48回国会 予算委員会 第18号(1965/03/03、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 簡単にお答えいたしますが、廖承志氏個人につきましては、入国をお断わりするような理由はございません。また現在伝えられておりまするような入国目的でございますれば、これはもちろん差しつかえないと思うのでありますが、具体的にそうしたことがきまりましたときに、あらためて検討さしていただきます。
【次の発言】 外国人の入国を認めるかどうかということは、国の利益を害するかどうかということが大きな基準になるわけでございます。彭真氏の場合は、個人につきましてはもちろん問題はなかったんでありますが、この委員会でも御答弁申し上げましたような、共産党大会へ出られる、この目的は日本の利益に反し、ま……

第48回国会 予算委員会 第21号(1965/05/31、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 私は、直接検事総長からいろいろこうした事情を承るということは、検事総長にいろいろな影響を与えることを必配いたしまして、直接検事総長から話を聞くことはいたしておりません。しかし、私の職責上、私を補佐いたします事務次官あるいは刑事局長からは、事件の推移につきまして必要な段階においていろいろと報告を受けておるのでございます。そうした報告より私は判断をいたしまして、こうした発言になったわけでございますが、あのときの空気は、実は公式の発表をいたしましたあとでこの話が出て、実は雑談的に話したものが取り上げられたようなわけでございます。したがいまして、私が申しましたことは大体伝わってお……


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第6回国会 観光事業振興方策樹立特別委員会地方行政委員会大蔵委員会厚生委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1949/11/21、24期、民主自由党)

○高橋(等)委員 ただいま關谷さんの御質問に対して、公衆衞生の見地について特に力を入れてお述べになつたように聞きましたので、その点は一応御研究を願いたいと思います。  それから速記をとめていただきたいと思いますが……。
【次の発言】 それでは特に委員長にお伺いいたしたい。特別委員会の運営につきまして、いずれ事務総長がおいでになればわかることと考えておりますが、先般観光特別委員会を傍聽させていただきましたときに、そのときの議題は、厚生委員会から特別委員会の方へ、ある申入れをいたしましたことを御相談願つておりました。そのときの委員長のお言葉の中に、これが回答を與えるが、結局特別委員会は、先ほど委員……

第13回国会 厚生委員会公聴会 第1号(1952/03/25、24期、自由党)

○高橋(等)委員 末高先生にお伺いいたします。ただいま御発言になりました御意見も、よく承つたのですが、軍人軍属に対しまして、国が特にこれらの人に補償をするというのでは反対だ、こういうように承つてよろしゆうございますか。
【次の発言】 軍人軍属につきましては、実は戦争中から、なくなりました場合には遺族扶助料を出す、それから傷つきました者、要するに身体障害を受けました人には障害年金を出すという規定がありました。これは、ポツダム政令によりまして、一時停止をされております。この法律関係におきまして、戦前のそうした方面の約束というものを、敗戦後の日本が守る義務があるかどうかという点については、どういうよ……

第13回国会 厚生委員会公聴会 第2号(1952/03/26、24期、自由党)

○高橋(等)委員 任都栗さんにお伺いしたいと思います。これは全国的な問題と思いますが、勤労学徒で動員中に犠牲になりました者が、ある場所では靖国神社におまつりをしてあるのでありますが、広島の場合はいかがになつておりますか。
【次の発言】 もう一点伺いますが、勤労学徒等が犠牲になりました場合には、何か弔慰金等が従来出されておつたように承つておりますが、広島の場合も、やはりそうした弔慰金が出ておりますか、どうですか、その点を一点伺つておきたい。
【次の発言】 その見舞金は、どこから出ておりますか。
【次の発言】 国の金ですか。
【次の発言】 この見舞金を全部がもらわれておりますか、まだもらわれない人……

第13回国会 大蔵委員会厚生委員会海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会連合審査会 第1号(1952/06/27、24期、自由党)

○高橋(等)委員 提案者及び政府にお伺いをいたしたいと思います。外務関係はおいでになつておりますか。
【次の発言】 それでは外務関係の質問は外務関係の方が見えたときに譲りまして、一応提案者とその他の政府委員に御質問をいたしたいと思います。  この趣旨におきまして、戦犯の家族等をこのままにしておいてはならない、何とかこれに手厚い援護の施策を講じたいということは、これは人道上から考えましても、国民の感情から行きましても、私はごもつともだと考えているのであります。そこで特に一応提案者に伺つておきたいと思いますることは、一般の国民は生活が困られまする場合は、生活保護法によりましてこれを救済いたしている……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 内閣委員会厚生委員会海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会連合審査会 第1号(1953/07/13、26期、自由党)

○高橋(等)委員 私は恩給局長に対してまず質問をいたしたいと考えます。この恩給法一部改正法律案にはいろいろな改正が行われております。たとえば若年停止であるとか、あるいは加給の廃止であるとか、あるいは高額所得者の控除であるとか、特殊公務、普通公務の差をなくするとかいろいろな点が改正になつておりますが、それらをやりますために、一体予算的に見ましてどの程度の節約になり、どの程度の増加になるか。個別的に承りたいと思うのであります。もしそれがただいまお答えができませんようでしたら、後刻文書ででもお願いをいたしたいと考えます。
【次の発言】 次に増加恩給あるいは傷病年金につきまして、七項症以下四款症以上の……

第16回国会 内閣委員会厚生委員会海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会連合審査会公聴会 第1号(1953/07/14、26期、自由党)

○高橋(等)委員 先ほどの川原さんの御発言で、本公聴会へ出席するについていろいろお世話になつた先生方に感謝するということをおつしやいましたが、それは国会議員ですか、だれですか。


30期(1963/11/21〜)

第48回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1965/02/22、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 昭和四十年度法務省所管予算の内容につきまして、大要を御説明申し上げます。  昭和四十年度の予定経費要求額は、五百四十三億三千六百三十四万三千円であります。このほかに官庁営繕費として建設省所管予算中に一億八千九百十一万二千円が計上されております。前年度当初予算額四百九十四億一千二百九十万四千円に比して、法務省所管分は四十九億二千三百四十三万九千円の増額となっております。なお、前年度の補正後予算額に比して三十三億九千五百十万七千円の増額となっております。  増額分の内訳を大別して御説明いたしますと、第一に、人件費関係の四十九億五千四百九十九万一千円であります。これは、昨年実施……

第48回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1965/02/24、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 お答えいたします。  御指摘のとおり、最近また精神病者による犯罪が目立っております。これは最近ではございません。常に起こっておることで、最近ことにまた目立っておる。私は就任以来、この精神病あるいは精神薄弱者対策につきまして、法務省としても重点事項としていろいろ検討するようにということでやってまいった。今回とっております予算は、これは特殊のものでございまして、御指摘のように、検察陣あるいは更生保護のほうの関係なんかは予算が非常に少ない。ことに法務省としまして、これは厚生省なんかの分野のベッドをふやすとか、いろいろありますが、あるいは警察のほうで常時そうしたものをでき得る限り……

第48回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1965/02/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○高橋(等)国務大臣 先般村山委員からお尋ねのありました硫黄島における日本人労務者の出国につきまして、経過を御報告申し上げます。  いずれも総理府特別地域連絡会から、これは南方地域に渡航する者に対して発給する身分証明書に関する政令がありまして、この政令に基づきまして一般の身分証明書の発給をいたしております。そして立川の入国管理官より当該身分証明書に出国の承認を受け、正規に出国をしたものでございます。なお、最近の出国状況は、一月が十一名、二月が七名、いずれも硫黄島における滞在予定日数は六カ月でございます。要するに出たり入ったり常にいたしておるわけでございます。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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