国会議員白書トップ衆議院議員原田雪松>委員会発言一覧(全期間)

原田雪松 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

原田雪松[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


24期委員会出席(無役)TOP50
50位

このページでは原田雪松衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。原田雪松衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 厚生委員会 第2号(1949/03/30、24期、民主自由党)

○原田委員 この保險法はまことに結構でありまするが、事実地方町村におきましては、不振状態である。何ゆえに不振状態であるかと申しますと、保險医という医者が、第一被保險者と普通の者との差別待遇をやつ。一例を申し上げますると、カルテも別でありますので、何らかそういうところにおきまして、これに支拂い等の関係がありますし、点数によつて支拂いが遅れる。私熊本縣でありますが、縣の監査関係を長い間やつておるものでわかつておりますが、二箇月くらいで支拂いが済むのが一番早い。そういうことによつて医者の方で非常に被保險者の診療というものを喜ばない傾向があります。そういう関係からして、たとえば、貴重な藥品等は被保險者……

第5回国会 農林委員会 第27号(1949/05/20、24期、民主自由党)

○原田委員 大藏大臣は、畜産の奬励には相当の額を計上してある。その額は六億だと、こういうお話でありますが、その六億の内容を調べてみますと、四億が競馬開催費用になつております。そうすると、日本中の畜産奬励を、わずか二億でやろうという考え方が、すでに私は間違つておるのではないか。今お話を開きますと、六億と七億だから、その差額の一億を何とかしよう、非常にどうも消極的な考え方だと思うのです。だから私どもの要求しますことは、六億の上に畜産奬励費を七億、先ほどの三分の一それをぜひ別途に御計上願いたいと思うのであります。

第5回国会 農林委員会 第38号(1949/06/18、24期、民主自由党)

○原田委員 第五國会におきまして、政府は多数の法令をこしらえたのでありますが、私ども農村出身者といたしましては、食確法以上に重大な法令はないと考えるのであります。その節いろいろ政府からお話があつたのでありますが、最後の三十一日の議会終了時における雰囲氣というものは、実に緊迫した情勢下において継続審議となつたのでありまして、政府の方へわれわれの要求いたしましたことについて、その後いろいろお考えがあると存じますので、その点を本日お伺い申し上げたいと思うのであります。  なおかんしよ供出問題について、私どもの縣を申し上げますと、昨年のごときは、強権発動により、品物がないからほかの縣、ほかの郡から買い……

第5回国会 農林委員会 第46号(1949/09/08、24期、民主自由党)

○原田委員 長官にお尋ねしますが、近次新聞の傳えるところによりますと、米の供出後の自由販賣ということですが、これは、私は一つのゼスチュアだと思います。しかしいもに至つては一応全部統制のわくをはずす、こういうことが新聞に出ている。またその次には供出だけは認めるが、そのあとは一般の配給にする、こういうふうな記事も見ておりますが、はたしてこのいずれがほんとうであるか、この際お伺いしたいと思います。  第二点は、去る六月の十八日にいもの價格のことについて長官にお尋ねしたのですが、沖縄百号は三等級に属する、そしてその價格は澱粉の多寡によつて決定した、こういう説明でした。ところが私の方で試驗してみると一八……

第6回国会 農林委員会 第4号(1949/11/14、24期、民主自由党)

○原田委員 本日家畜伝染病了防法の一部を改正する法律案、要するに二十四條の一項の各号を改正せられるということは、まことに慶賀にたえないのであります。日本の再建のためにも、畜産の重要性にかんがみ重要だと存じますが、有畜営農によるところの肥料経済、生産経済、労働経済を最も有効に利用し、農村経済復興のために畜産を大きく取上げられる段階に立ち至つたものと、欣賀にたえないのであります。この大事な畜産、すなわち各家畜も、一たび伝染病にかかつた場合は、現行法の殺処分その他によつて、簡單に三万円程度で片づけられることはまことに遺憾に存じておるのであります。今日ほど農村が供出の過重なり、不当税金の過重なりに苦し……

第6回国会 農林委員会 第13号(1949/11/28、24期、民主自由党)

○原田委員 この法案には大体において私賛意を表するのでございますが、この際家畜共済保險について二、三点お伺い申し上げたい。これは最も重要な問題でありますので、確答を得たいと思つております。  本独立予算は一億七千六百八万八千円でありますが、この財源に国営競馬益金收入の三分の一を入れる、こういうふうになつておるようであります。私どもは競馬の益金につきましては、大蔵大臣に直接ぶつかつて聞いたときも、全額をやろうというようなことの言明を得ておりません。農林大臣にお問いいたしましたところ、予算措置の場合は、大蔵省と相談しなければならぬから、はつきりお答えできない。こういうことで競馬益金というものは、は……

第7回国会 農林委員会 第5号(1950/02/09、24期、民主自由党)

○原田委員 幸い競馬部長おいででありますから、競馬の話が出ましたのでお尋ねしておきたいと思います。先ほどの御説明を聞きますと、官営でこういうふうにやつておるのだというようなお話でありますが、元来競馬の将来ということに対しての部長の意見から一応お聞きして、次々にお尋ねしたい。
【次の発言】 先ほど部長は、競馬の收入は一般会計に繰入れて、全国民の負担軽減方面に使用すること、こういうお話でありましたが、大体従来の行き方は、部長すでに御承知の通り、競馬の純益というものは馬産の改良資金と畜産振興奨励と農村復興、そのほか畜産の向上発展を期せねばならないと思う。そうして国家の畜産の興隆をはかつておつた。本農……

第7回国会 農林委員会 第10号(1950/03/01、24期、自由党)

○原田委員 私も本案に対しては賛成の意を表するものでありますが、ただこの中で二、三点お聞きしておかなければならぬ重要な点があるのであります。その第一は、畜産のことを伺いますが、今回災害補償の範囲を広められて、特に牛馬の方は生産共済と胎児共済というようなものを含んでもらつているようでありますが、これには専門的な見地から見ると、いろいろな疑点があると思います。これは生れた子供に対する保険金は、生後の経過日数によつてやるということでありますが、一日に対してどうであるとか、一箇月に対してどうであるというような期日があるのでありますか、それを一点お伺いしたいと思います。第三点は災害補償の限界の点でありま……

第7回国会 農林委員会 第22号(1950/03/31、24期、自由党)

○原田委員 私はこの牧野法の使命についてお尋ねしたいと思いますが、この法案がなるべく早く出ることを、実は期待しておつたのでありまして、ただいま議題になつていることを見まして、心から喜ぶものであります。趣旨に全面的に賛成をいたすものでありますが、この際一点だけお伺いしておきたい。大体お尋ねしようという要点は、各委員において言い盡されたように考えますが、牧野というものが畜産の改良、増殖上きわめて重要なる使命を持つておるということは、申すまでもないことであつて、牧野法に対しての政府の考え方が、従来のような軍馬涵養時代と全然趣きを異にして、少くも牧野を利用して、内地に貸付する優良種牡畜の涵養をやらなけ……

第7回国会 農林委員会 第23号(1950/04/03、24期、自由党)

○原田委員 この増殖法案の第二条の問題でありますが、これに「国又は都道府県は、第二章以下において規定する事項以外の事項であつても、家畜の改良増殖の促進に有効な事項については、これを積極的に行わなければならない。」この積極的ということが、どういう程度のものであるか、その範囲を一応伺いたい。
【次の発言】 積極的にということが非常にぼけてしまつて、末端に行つた場合には、解釈に苦しむのではなかろうかと懸念するのであります。今、局長の説明で内容の一部はわかりましたが、これを合法的に修正して、この法文がほんとうに生きるようにやることがよいのではなかろうかと思うので、修正案をここに提議したいと思うのであり……

第7回国会 農林委員会 第26号(1950/04/10、24期、自由党)

○原田委員 この際政府にお伺いしておきたいのであります。事業経営の制限に関する規定のことでありますが、この範囲についてどうお考えであるか、もう一応伺いたいと思います。たとえだ指導販売、購買、信用という三つ、この前データーをもらつたのですが、そのときにその性格についてお導ねしたときには、はつきりしなかつた、この際局長にもう一度お尋ねしたい。
【次の発言】 今お話を聞きますと、医薬品の取扱い等をやられるごとになりますと、こういうのは経済行為でないかと私は思うのであります。なお過般お伺いしましたのは、養鶏、養蚕、畜産の面も三つの示される団体に吸収する意図があるかどうか、こういうことをこの前聞いたので……

第7回国会 農林委員会 第28号(1950/04/12、24期、自由党)

○原田委員 本案はもと種畜法というものを改めて今回提案されたのであつて、まことに内容においてけつこうなものと思うのであります。わが国の畜産の改良増殖上、基本となる計画的の重要なる法案であると思います。これはさきに制定いたされました家畜衛生法案と並行実施することにおいて、初めて運営が完全になろうと存ずるのであります。わが国の農業経営の農宝的存在は、畜産であるということを私はこの際強調したいと思います。古き詰まれる農村の経済復興のためにも、はたまた困難なる農家経済の打開のためにも、密接不可分の重大使命を課せられておることは、いまさら申し上げるまでもないのであります。農村恐慌対策といたしましても、各……

第8回国会 厚生委員会 第4号(1950/07/25、24期、自由党)

○原田委員 ただいま議題といたしていただきました狂犬病予防に関する件について近く提案いたしたいと存じますので、その内容を一応御説明申し上げまして御了承を得ておきたいと存じます。  元来狂犬病予防に関する法律は、大正十一年の一月、法律二十九号で家畜伝染病予防法の一部に規定されておつたのでありますが、近時著しく狂犬病がここ数年間に非常に激増いたしまして、特に本年のごときは、昨年の三倍を超過しておる状態であります。そういう意味からいたしまして、この予防撲滅の面におきまして、非常に法の上に不備な点がたくさんございますので、この際この法律を改正いたしまして、少くとも社会不安の除去とそれから撲滅の方法を講……

第8回国会 厚生委員会 第7号(1950/07/29、24期、自由党)

○原田委員 ただいま御審議を願います狂犬病予防法案の提案理由を御説明いたします。  国民の福祉を増進し、社会の安寧をはかるにあたりまして、公衆衞生の向上が重要な役割を演ずることは、多言を要しません。そのため公衆衛生に脅威を與える疾病予防のため、現在種々の施策が進められておりますが、人に感染する家畜の疾病につきましては、飲食用に供せられるものは、屠場法(明治三十九年法律第三十二号)、食品衛生法(昭和二十二年法律第二百三十三号)によりこれを防止し、人に直接危害を與える家畜の疾病につきましては、家畜伝染病予防法(大正十一年法律第二十九号)により、予防撲滅の対策が講ぜられる等、種々の対策が講ぜられて着……

第8回国会 農林委員会 第3号(1950/07/19、24期、自由党)

○原田委員 昨日来米畜産の必要性については、各委員からるる質問がありましたので、重ねてお尋ねする必要はないかもしれぬと思いますが、ただこの際、重要な点を二、三つまんで、お尋ねをしておきたいと思います。  その前に、この委員会に私どもしよつちゆう出ておるのでありますが、新農林大臣になられましてから、時間の励行を嚴格に、しかもまじめに、真剣に私どもにお答えくださいました。これはまことに従来に見られないところの現象だと感謝いたしております。私きようは遅刻して申訳ないのでありますが、この後は時間を必ず励行いたしますので、どうかその意味において、政府委員も必ず時間通りに御出席願いたいということを、一応前……

第8回国会 農林委員会 第10号(1950/07/31、24期、自由党)

○原田雪松君 今畜産小委員長から、総括的な要望は大臣に述べられたようでありますが、もう少し具体的な事柄について、大臣の御協力を願いたいと思つております。元来畜産というものか農業の一つの副業であるという定義をつけたことが、まず誤りの第一歩であると思う。次に政府は今申し上げましたように、農業関係でも、何か別種の感情をもつて畜産を考えておるというような気分が、どうも私たち專門的見地からうかがわれる点が多々あるのであります。いろいろの指導をされておりますが、畜産に対する予算の裏づけというものは、小委員長の言われる通りまことに貧弱でありまして、これではおそらく有畜農業の普及徹底には間に合わない。こういう……

第8回国会 農林委員会 第16号(1950/10/04、24期、自由党)

○原田委員 ただいま田中課長代理からいろいろお話がありましたが、昨年の十六万頭という頭数は、これは一部のものであろうと私は思うのです。まだ本省の方に報告しないものが倍以上じやないかと存じます。昨年の九州の例から申しましても、本省の方の報告というものは、和どもの数字から見ますと三分の一にならないくらいのものになります。死亡率はなるほど〇・五%ぐらいでありますが、ただいま発病後、その後の見通しはどうかという質問に対して、もう峠を越したと、こういうお話でありますが、私どもの経験からいたしますと、この時候の転換期が一番発生しやすい。そうしておそくなればなるほど非常な重い病気が多い、死亡率が多いというこ……

第9回国会 農林委員会 第4号(1950/12/04、24期、自由党)

○原田委員 單作地帶の問題が大分取上げられままして、真劍に検討されておりますが、二毛作地帶について私はお尋ねしてみたいと思う。  最近政府の方針は、麦の統制をといて自由買入れをするということでありますが、二毛作の方は何分にも麦が非常に生産コストが高くて、非常に苦労している。しかも統制ははずすわ、その上に価格は下るわということになると、二毛作の麦作というものはほとんど壊滅に瀕するのではないか、また変災等の関係でいろいろ転換するのではないかという心配が多分にあります。麦に対する生産の費用というものはすでに米と比較して麦の方が高い。高いにもかかわらず価格は何割も下だ。これをこのままで続けられるかどう……

第9回国会 農林委員会 第5号(1950/12/05、24期、自由党)

○原委員 ただいま議題と相なりました小笠原八十美君外二十八名提出にかかります競馬法の一部を改正する法律案の提案理由を説明申し上げます。  最近における競馬の実施状況を見まするに、国営競馬におきましては、昭和二十四年度四月から九月に至る開催回数十二回を、昭和二十五年度の同期と比較しまするに、発売金額二十六億四千万円余に対して、十四億八千市百万円余に低下し、減少率四割三分を示しており、地方競馬におきましても、昭和二十四年度において赤字を示しているものが七県八市町村に及び、他の県または市町村においてもかろうじて収支償つている程度のものが多く、昭和二十四年度一月から十月までを本年度同期に比較して、二割……

第9回国会 農林委員会 第6号(1950/12/06、24期、自由党)

○原田委員 六人の諸先甜からいろいろ有益な、数十年も体験せられました尊いお話を承りまして感謝いたします。この問題はおそらく学問ばかりではなくて、数十年間土と汗にまみれた皆さん方の体験であつて、私どもはまことにごもつともと存ずるのであります。しかしながら今局長のお話を聞きますと、まだそれが国策として取上げられて、いない。もしこれがよいものであるならば、もちろん取上げられなければならない。しかも黒沢式米作法等は相当成績をあげられているということを聞いております。しからば本省の方でも、こういうものはこういう土地においてこういう成績が上つているのだというようなことで、実は成績発表等もいたしてもらいたい……

第10回国会 農林委員会 第3号(1951/02/02、24期、自由党)

○原田委員 本案は大体簡單なのでありますが、内容はいろいろあると思うのです。すでに装蹄師の問題は装蹄師学校に入つて免許を受けられるか、受けられないか、非常に今の在学生は不安の念とともに、この法案の通過を期待いたしておるのであります。しかも参議院を通過して衆議院に付託された問題でありますので、趣旨において大体賛成でありますが、この際二、三お尋ねしておきたいと思ます。  第一点は、ただいま装蹄師の数はデーターでいただきましたが、この中で学校を出た装蹄師が何人おるか、それから軍出身の装蹄師が何人おるか、これをあとでお知らせ願いたいと思う。今小笠原委員からお話がありました通り、牛も馬も要するにいろいろ……

第10回国会 農林委員会 第4号(1951/02/05、24期、自由党)

○原田委員 議事進行について申し上げます。  いろいろ今農業改良局長の説明を聞いたのでありますが、お出しになつておりますデータが、一号は予算の概要で、総括的には次官から説明を聞いておりますので、大体のことはわかります。しかし今のような御説明の場合には、お持ちになているデータとわれわれが持つているデータと違いますので、あつちを繰り、こつちを繰りして見なければわからないので、聞く方で聞き流しのような点があります。このことは蚕糸局、畜産局あるいはその他の農地局などいろいろなものが、あると思いますが、ぜひお示しを願わなければ、委員の方ではあつちを繰り、こつちを繰りしなければわからない。これは非常に迷惑……

第10回国会 農林委員会 第6号(1951/02/07、24期、自由党)

○原田委員 肥料とえさに詳しい河野言から、いろいろお話があつたのであります。ただそのうちに、見通しがつくまでは拂下げを延ばす、こういうことでありますが、実は午前中の小委員会では延ばしては困るなぜあるものを死なんとする家畜に早く與えないかというのが、総合的輿論の結果であつたと思います。現在政府が持つておりますのは六千トン余であるが、これを第一次としてさつそく拂下げをしてもらい、そうして国内産の二万トンがそのうちに出るから、それを一緒にまとめてやることがいいだろう。こういうことで、食糧庁の需給課長と飼料課長の天の課長さんがいろいろお話になりました。私どももその中に入りましていろいろ懇談を遂げたので……

第10回国会 農林委員会 第7号(1951/02/08、24期、自由党)

○原田委員 大臣お急ぎのようですから、お帰りにならないうちにお聞きしておきます。家畜も人間も生物であり、動物である。これは申し上げるまでもないことでありますし、人間の方の食糧需給は確保して、一人でも飢える者を出さないようにという施策をします。ところが家畜も同様でありまして家畜の飼料はもちろん劣等のものだから、食い物はどうでもいいというわけには行かぬと思います。飼料の中でもでも粗飼料と濃厚飼料とあるのでありますが、粗飼料のみで養われる動物と、濃厚飼料をやらなければどうしてもいけない動物とがある。そういう意味からいたしますと、少くもこの飼料政策というものをいまだに政府が樹立していないということが、……

第10回国会 農林委員会 第12号(1951/02/27、24期、自由党)

○原田委員 遠藤委員から大体言い盡されたと思います。二万五千トンのとうもろこしの問題なのですが、この価格の問題をどう取扱うが。現に統制のわくをはずしましてから非常な暴騰を続けております。私の県のごときも、今の状況から見ますと、十四貫で千三百円から千五百円、これではえさとなりません。そういう関係からいたしまして、今政府が持つている手持品の拂下げ価格は、従前の通りやるかどうか、これが一点。その次は遠藤委員からお話がありました通り、大豆かす五千トンは暫定措置である。少くも動物の中では、濃厚飼料でなければならない動物がありますので、それは重ねて一回、二回、三回、四回というようなことでやる意思があるかど……

第10回国会 農林委員会 第16号(1951/03/06、24期、自由党)

○原田委員 政務次官が先ほど、農地とは牧場もさすというお話だつたのですが、なるほど四十二億の土地改良費の中に、牧場を一部含むということは聞いておりますが、牧場を農地とただちに考えることはどうかと思います。この点をお伺いしたい。  それから六十億のわくの問題でありますが、この六十億は、政府とわれわれと会議の上、強力なる推進をもつて確保する、その面を畜産なり養蚕なりの融資にする、しかもその利息はプールにすればいいではないか、こういうお話で、安心はしておりますが、はたしてこの預金部資金からの六十億というものは確保できるかどうか、その点、もう一度確かめておきたいと思います。一応その点をお伺いして、次の……

第10回国会 農林委員会 第21号(1951/03/14、24期、自由党)

○原田委員 小笠原委員に対する大臣の御説明でほぼ了承を得たのでありますが、大臣みずからの答弁でありますので、おそらく間違いはないと固く信じております。しかしながら政府のおつしやることは、ややもすると龍頭蛇尾といいますか、全然形を消してしまう傾向がある。一例を申し上げますと、昨年来国営競馬のマージンを畜産奨励費に三分の一出そう、こういうことを実は農林委員会で決議をいたしまして、了承を得ておる。ところがその後一銭も出しておられません。それと同時に、今度の農林漁業資金金融法の改正でも、ようやくオーケーをとつたのが畜産業と蚕糸業だけであります。けれどもこれは言つただけで、中身は何にも伴つていない。だか……

第10回国会 農林委員会 第23号(1951/03/17、24期、自由党)

○原田委員 どうも政務次官の話もその場濁しのように聞えて、危険千万であります。大体私たちは、食糧庁からえさを買つて、畜産局に流してもらうのは、その末端の配給部面は畜産局に責任があるように、長官と大臣とで話をきめてもらつたと思うのですが、今なお話を聞くと、五千トンというのは豆かすの話だと思いますけれども、五千トンも畜産局を経て実需者団体に入札さぜることになつていますが、その後変更になつたかどうか、その点をお尋ねいたします。
【次の発言】 そうすると、今山根さんは入札をしたようなことをお話になつたのでありますが、畜産局にまわすえさの分を入札させられたかどうか、それが一点。  それから入札のやり方が……

第10回国会 農林委員会 第25号(1951/03/20、24期、自由党)

○原田委員 今回の一部改正案では、ただ休みのあるところを運用して、回数を増すというようなことのように思いますが、これで一部の休閑地帶がカバーされることはもちろんけつこうなことだと思います。しかしながら、競馬法は前国会において保有率の問題の一部改正をやりました。なおまた今度一部改正をやる、こういうことになつておるのでありますが、ただわずかな改正のみで進むことがはたしていいかどうか、こういうことを私は非常に懸念するものであります。幸い部長もおいででありますから、聞きたいのでありますが、将来競馬法を根本的に改正する意思が、当局としてあるかどうか、その点を一点お伺いいたします。

第10回国会 農林委員会 第30号(1951/03/28、24期、自由党)

○原田委員 家畜伝染病予防法案の起草小委員長といたしまして御報告申し上げます。  農林委員会の議決に基きまして、昭和二十六年二月二十日家畜伝染病予防法案の起草のための小委員会が設置せられ、各派より委員の選任をみましたので、爾来約一ケ月にわたり六回の会議を開催いたしまして、熱心に法律案の起草並びに法律の施行に伴う予算の増額に関する折衝を行つて参つたのでありまするが、その間農林省畜産局の協力を得まして、このたびようやく成案を得、予算についても一応の見通しがつきましたので、ここにこの旨を委員長並びに委員各位に報告し、会期切迫の折柄ではございますが、本案を委員会の成案とせられんことをお願いする次第であ……

第10回国会 農林委員会 第34号(1951/05/16、24期、自由党)

○原田委員 ただいま議題と相なりました原田雪松外百二十二名提出畜犬競技法案に関しまして、提案者を代表し、提案理由の説明をいたします。  今回畜犬その他の中小動物に関する国、地方公共団体の積極的な施策を推進し、あわせて地方財政を改善する目的をもちまして、優勝投票券を発売して行う畜犬競技に関する法律案を提出することといたしたのでありまするが、この際この法律案の趣旨につきまして御説明申上げたいと存ずる次第でございます。まず畜犬競技收入の一部を充当することによりまして、次のような文化的、社会的、経済的ないしは産業的目的の達成に積極的に寄與することが、本案の大きな眼目とするところであります。すなわち畜犬……

第10回国会 農林委員会 第36号(1951/05/18、24期、自由党)

○原田委員 今大臣のお話で、肥料はすべからくよくやつておる。六十億の方もその方に使うのだという話でありますが、きめられてもなかなかその金が流れないのが欠陷なんであります。いつ流れて来るのかはつきりいたしておりません。それと同時に、もう一つは、肥料問題で化学肥料の問題が非常に叫ばれておりますが、今小笠原委員のお話のように、有畜営農をいたしますことによつて、厩堆肥の肥料というものをやるのにそこにたいへんな経済的問題が起つて来る。しかも土地改良の面では厩堆肥でなければいけないということは、これは理論的にも裏づけられておる。ところが厩堆肥増産に対するところの施策が何ら行われていない。ただ厩堆肥の品評会……

第10回国会 農林委員会 第42号(1951/05/28、24期、自由党)

○原田委員 私は一点だけお尋ねしておきたいと思います。生活様式につき、あるいは保健衛生上の見地から、井上委員より詳しいお話がありましたので、私は人を離れた動物の面にこれをくつつけて少しお話をしてみたいと思います。  今輸出見込みが合計五千五百トンあるということでございますが、将来いろいろのことを考えておるのでございますが、今の日本における米ぬか油の生産量はどのくらいになつておりますか、一応お尋ねしてみたいと思います。
【次の発言】 家畜の飼料といたしまして、米ぬかは重要なる役割を果しておるのであります。油があり余つてよけいに出さなければならないということであれば、搾油をやらずに、少くともえさの……

第10回国会 農林委員会 第44号(1951/05/31、24期、自由党)

○原田委員 今度この告示を出されることによりまして、全国の養畜農民は非常に脅威を感ずるだろうということは、多分に想像ができるのであります。こんな重要なものをお出しになるのに、これを天くだり的に押しつけて納得が行くと当局は考えておるかどうか。なおついでにお考きいたしたいことは、こういうことをやるのには、少くともこれは畜産行政に関連がありますので、畜産局並びに保険審議会等にかけてこの案をつくつたものであるかどうか、その点をお伺いしたい。
【次の発言】 それではこの実施をいつごろからやられる見込みであるか、これも聞いておきたいのであります。元来この保險は家畜そのものが対象でありますので、少くとも畜産……

第10回国会 農林委員会 第45号(1951/06/02、24期、自由党)

○原田委員 本案は、ただいま参議院の方で御審議中と思つております。予備審査と存じますけれども、時間の都合等であるいは話を許されないかもしれません。この際私は、これに対して根本的な改正をしていただきたいのでありますが、この法案自体が実に重要な問題であるのにかんがみ、あながち反対をしないで修正意見の希望を申しておきたい、さように考えておるのであります。大体昨年の四月に植物防疫法というものができたのでありますが、あらためてこの植物検疫所を農林省防疫所と改めねばならぬ理由はどこにあるか。
【次の発言】 過渡期に統制機構を整備しなければならぬことはもちろん必要であります。今日のように、いろいろな施策が平……

第10回国会 農林委員会 第48号(1951/07/13、24期、自由党)

○原田委員 私ども九州、四国班に関する国政調査の概要を報告いたしたいと思います。  本調査班は私ほか坂口、井上両委員並びに岩隈専門員の四名をもちまして編成、六月の二十六日高知市に集合いたしまして、愛媛県、大分県、熊本県、長崎県、佐賀県、福岡県の各県にわたりまして、七月六日まで十日間、折からの梅雨期にもかかわらず、天候に恵まれまして、熱心にかつ能率的に予定の計画に従つて調査を行つたのであります。この間の調査日程は、四国、九州各地の農林一般事情に関しましては、時間の都合もありますのでこの際省略することといたし、それぞれの地域が今日の問題といたしまして、これらの解決に追られておりまする案件を、われわ……

第10回国会 農林委員会 第51号(1951/08/10、24期、自由党)

○原田委員 災害復旧の問題につきまして決議案を提案いたしたいと思います。以下決議案を朗読いたします。    災害復旧促進のため昭和二十六年度公共事業費予備費を急速に支出する件   ケイト台風並びに七月中下旬の豪雨は、九州、中国、近畿、東北、北陸を初め、全国的に非常な災害をもたらし、農家経済に深核な打撃を与えたにもかかわらず、罹災農民は早くも復興に立ち上りつつあるが、いずれも資金不足のため復旧事業は意にまかせず、せつかくの復興熱意も挫折するおそれがある。   よつて政府は昭和二十六年度公共事業費中の予備費からこの際少くとも五十億円程度を急速に支出して罹災農民の復興を助成し、農家経済の安定をはかる……

第10回国会 農林委員会 第52号(1951/08/11、24期、自由党)

○原田委員 私どもの農林委員会に湯河理事長がおいでになつたのは、おそらく初めてではないかと思います。この機会にいろいろお尋ねしたいと思いますが、大臣に対する質問が残されておりますから、要点だけをつまんで、一、二お尋ねをしてみたいと思います。  第一、私どもは去月四国、九州の各県を農林委員として実は国政調査に参つたのであります。その当時に、各県の要望いろいろなものがある中でも、特に今回の農林漁業資金融通の面が非常に活発な意見として現われました。この点では、少くとも金融に苦しんでいるということを如実に物語るような強い要望があつたのであります。その要望の要点をつまんで申し上げますと、今までの中金が官……

第12回国会 農林委員会 第1号(1951/10/17、24期、自由党)

○原田委員 私も熊本県のルース台風の被害状況についてお願いを申し上げたいと思います。十四日の午後六時九州南部に上陸しました台風は、九州を横断いたしまして、同夜半山口県徳山市に達したのであります。熊本県では午前九時に、中心示度が九百四十五ミリバ一ルで、風速三十四メートルないし四十メートルの非常な被害があつたようであります。雨量は二百三十ミリくらいあつたという報告であります。これはきようの午前十一時の県庁からの報告に基いてお願いをする次第であります。災害地帯は特に南部の地方がはげしゆうございまして、球磨郡、葦北郡、八代郡及び宇土郡、特に私の住まつておりますところの天草地方一帯が非常に重大な被害をこ……

第12回国会 農林委員会 第7号(1951/11/10、24期、自由党)

○原田委員 次官がおられるうちにひとつ聞いておきたい。価格の問題については河野委員からお話がありましたが、私も同感であります。根本問題として考えなければならぬことは、今畜産局は、無畜農業解消のために百二十七万戸の有畜化をはかつておられることは事実でありますが、はたして飼料の需給が不足なく行くかということを考えなければならぬ。飼料のうちには粗飼料と濃厚飼料とありますけれども、国内における需給態勢というものは、大体百二十七万戸の有畜化をした場合には足りないのが現実の問題であります。そうなると飼料を相当量輸入しなければならないことになる。私はこの際無謀な増産計画をやつても、えさというものの根本的な基……

第13回国会 農林委員会 第5号(1952/02/01、24期、自由党)

○原田委員 畜産の関係の有畜農家創設維持法についてでありますが、こまかいことは小委員会でやりたいと思つております。しかし昨日の大臣の答弁中にちよつと考えが違つているようなところがありました。大臣の答弁は、国が導入の家畜を買い入れて集団的に配付する、こういうふうな説明であつたのであります。なおもう一つは、価格の調整の意味においても国並びに県がやる方がよろしい、こういうようなことに聞き取れたのでありますが、われわれは、無畜農家解消の意味から、これを集団的にやることは必ずしもいいということは考えられません。しかも国がすべてをやるというふうになりますと、機関もそれだけ国の方で整備をしなければならない。……

第13回国会 農林委員会 第32号(1952/05/09、24期、自由党)

○原田委員 ただいま議題と相なりました原田雪松外四十四名提出、畜犬競技法案に関して、提案の理由を説明申し上げます。  この法律案の目的としますところは、優勝投票券を発売して行う畜犬競技を公認し、その競技の施行と收入とによつて、畜犬の能力検定、畜犬その他の動物の改良増殖並びに伝染病の予防、輸出の促進等をはかりますとともに、一面においては窮迫する地方財政にもでき得る限り寄與するというにあります。  わが国における畜犬の飼育登録数は、百五十三万六千頭でありますが、実数はこれに数倍すると言われております。ほとんど一顧の価値もない駄犬にさえ深い愛着を覚える国民の盛んな愛犬思想は、わが国が平和愛好の文化国……

第13回国会 農林委員会 第49号(1952/06/27、24期、自由党)

○原田委員 関連して……。今私が聞きますと、水道行政は公衆衛生上の見地からやるべきだということですが、それは私も了承できます。また簡易水道というものは農村に充当すべきだということで力を得たのでありますが、今までの簡易水道の出願の例を見ますと、おそらく水が豊富であるところは出願をいたしておりません。農村にしても町にしても、非常に水がなくて塩水や泥水を浄水して飲まなければならぬという、水の不便な地域のものが出願をいたしておることは事実と考えられます。そういう意味から見ますれば、簡易水道というものに対して、衛生上の見地からこれを考えました場合に、非常に重大な問題であろうと考えております。先ほどお話の……


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第8回国会 地方行政委員会大蔵委員会農林委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1950/07/17、24期、自由党)

○原田委員 ただいま畜産の課税の問題が出ましたので関連してお尋ねしておきたいと思います。農業が甲種農業と畜産と有機的につながりを持つて行かなければならぬことは事実でありますが、ただいまのお話の模様を聞きますと、畜産業にも、ある部面においてはかける、こういうお話のようであります。しかしながら、シヤウプ勧告によりますと、農業と同様に取扱えというような勧告をしておるにもかかわらず、過般の新聞紙を見ますと、中島修正案のごときは、水産が非課税で、畜産がとり残された、そういうところに非常な矛盾があると私は考えております。この後の日本の畜産のあり方は、少くとも農業とタイ・アップして、いろいろな土地改良等をや……

第13回国会 通商産業委員会農林委員会連合審査会 第1号(1952/05/14、24期、自由党)

○原田委員 私もついででありますから一言お尋ねしておきたいと思います。本立法が臨時立法で、特に一般鉱害の方まで親心をもつて伸べるということについては、心から感謝するものであるし、ほんとうはおそきに失する感もあるわけです。さしあたりお尋ねしたいことは、鉱害地の中で一般鉱害と特別鉱害との比率がどうなつておるか、このパーセンテージを一応お尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 そこでお尋ねしますが、特に私も鉱害地の調査を二、三回やつたことがありますが、地下と地上の万般の権利関係の調整を実際上現在までどうやつておられるか。まことに涙ぐまといような悲惨な状態もあつたように見ておるのですが、一向手をつ……

第13回国会 農林委員会公聴会 第1号(1952/05/13、24期、自由党)

○原田委員 私は小巻さんに伺います。あなたの所は酪農地帶で、酪農組合長をなすつておられる、そうして乳牛の頭数が三千七百頭、死亡率が百六十七頭ということであります。百六十七頭と言いますと頭数の約〇・〇四五くらいであります。そうして任意保険はぐあいが悪い、死亡率が多いから強制でなければいけない、こういうようにお聞きしたのでありますが、一体重要な乳牛が三千七百頭もおりますものを、どういうようにやつておられますか。私の見方からしますと、若干死亡率が多いように思います。その点からいたしますと、はたしてその乳牛は自分の村だけのものであるか、あるいは隣村も含めたものであるか。なおまたその乳牛の健康診断などを……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

原田雪松[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊
荻上チキ編著『選挙との対話』(青弓社)

【内容紹介】「あなたにとって選挙とは?」「政治参加の手段?」「民主主義の根幹?」、それとも「行っても/行かなくても変わらないもの…?」科学的な分析に加え、杉並区長へのインタビューやお互いの話を聴き合いながら思索を深める哲学対話から、選挙を、そして政治をより身近にたぐり寄せるためのさまざまなヒントをちりばめた、すべての世代に向けた選挙の新しい入門書。
当サイト運営者の既刊
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。