このページでは小山長規衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小山長規衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○小山委員 ちよつと質問いたします。中間報告書でございますが、契約してから納入するまでには相当の時間があるのが当然だと思いますが、契約金額でなくして、実は知りたいのは納入したものが幾ら未拂いになついておるか、こういうことだと思います。納入済みのもので、幾ら未拂いになつておるかというようなお調べではなかつたのでありますか。契約したものの未拂いではなくして――政府ではただ契約しただけでは金を拂つてくれない。納入して初めて未拂い、あるいは支拂いの遅延というものが起こるので、これは納入契約と支拂い未済との間の関係が知りたいのでありますが、その点資料はないのでありますか。
○小山委員 説明員に伺いますが、ただいまの風早君の前提は、この二十四億の補償債務は、政府が負つていないというふうに聞えたのでありますが、そういうように了解してよいのですか。
【次の発言】 そういたしますと、この交付公債は金融機関再建整備法、あるいは企業再建整備法によつてすでに仮計算をしておりますね。確定債権と言うか、債権を確定させるための手段としてこの交付公債をやられるわけですか。
【次の発言】 その通りやられますならば、もし現在提案されております交付公債を発行する件を議会が否認したあかつきには、再建整備法あるいは企業再建、金融機関再建整備による從來なされておつたところのすべての制度は全部やり……
○小山委員 貿易資金特別会計法の一部を改正する法律案について質問をいたします。あるいは前者の質問がありましたならば簡單でけつこうであります。提案理由の第二に書いてありますところの決算上の剩余金は、一般会計に入れないで貿易資金に組み入れて資金の増加をはかる、こういうような提案理由になつておるのでありますが、一般会計への繰入れをやめるという理由がどこにあるのかということが一つ、それからもう一つは貿易資金会計が赤字になりますのは、從來のやり方として標準のレートに対しまして輸出品は高く買い上げる、輸入品は國内に安く放出しておる関係から、赤字が出ておるのでありますけれども、將來單一為替レートが設定されま……
○小山委員 紹介議員塚田十一郎議員が欠席しておりますので、かわつて私から請願の趣旨を御説明いたします。この請願は新潟縣の高田市に專賣局の出張所を復活していただきたいということであります。その理由を申し上げますが、高崎市地方專賣局の高田出張所は、昭和十九年の七月に廃止となつて、現在はタバコ配給所として存置せられておるのであります。ところが次に申し上げますような理由によりまして、ぜひこの際出張所を復活昇格していただきたいというのであります。高田市は上越三郡の中心地として、各主要官公衙、学校などが集中しておつて、政治、経済、文化の中心都市でありますが、戰爭時昭和十九年の七月高田市出張所が廃止になりま……
○小山委員 最初に字句の方から質問申し上げます。第三條に書いてあります貿易特別会計というのはどういうものかお伺いいたします。第四條の國債に運用する、それから國債の償還に関する費途に使用する、もう一つ公私企業に対する資金に運用する、公企業に対する資金に使用する、これの御説明をお願いしたいと思うのであります。それから第十一條の歳入歳出決定計算書は大藏大臣がつくることになつておりますが、これはいつつくりますか。第十四條の援助資金の運用は日本銀行にやらせることができると書いてありますが、日本銀行が直接に貸出しをするようなことを考えておるのか、まずそれを聞きまして、あと次の質問に移ります。
○小山委員 昨日途中で質問が切れたのでありますが、続いて質問をしたいと思います。まず一番先にお伺いしたいことは、今度の予算が健全財政予算ということでありまして、歳入と歳出は完全にバランスがとれているということの結果、民間その他において資金繰りが相当苦しくなつて來るであろうということが、一應考えられるのでありますが、さらに今度の援助資金が徹底的に民間に還流いたしませんと、さらにさらにそこに資金の逼迫が起きて來るというふうに感ぜられるのでありますが、これにつきまして、政府としては、今度の援助資金の使い方を、本來さらにインフレーションが進んで行こうとするのを押えるために、この援助資金をお使いになろう……
○小山委員 総裁の根本のお話を伺いまして、なるほどそうだろうと思いますけれども、今塚田委員が言われましたように、金融機関はとかく自分の預金がどうなるかということが根本にあると思います。從つて農村金融というようなことは、普通の金融にまかせておいたのではとうていできない。從つて農業金融なりあるいは漁業金融なりというものについては、普通の商業銀行ではむずかしいじやないか。從つてこの面においては、日本銀行としても特にこういう面に力を入れるようなお考えはないのですか。それとも何か適当な方法をお考えですか。
【次の発言】 現在農業手形あるいは漁業手形というような制度があるのですけれども、これは実際問題とし……
○小山委員 議事進行について……。ただいま風早委員と政府委員との間の質問は、まるで食い違つておるのであります。それと申しますのは、風早委員か今おつしやいましたところの五百一億円というものは、特別会計に入つておりますところの一般の援助物資を除外した輸出入の黒字分であります。これはたしかに五百一億です。援助物資の千七百五十億プラス千三百八十五億の物資がアメリカから輸入されて來るのでありまして、そのうちの千七百五十億は援助物資特別会計の中に通り拔け勘定になり、そのほかに日本としては、外國に輸出しますところの千八百八十六億の輸出の代金がドルその他ポンドで入つて來る。この千八百八十六億は日本から外へ向つ……
○小山委員 今の超過供出の代金の課税の問題でありますけれども、この超過供出の場合は局長が言われるように、時間外の勤務手当というようなものとは性質が違うと思う。すべて課税上特段の処置を講ずるというときには、そこに一つの目的があるからであります。たとえば税法の改正でありますが、それにプレミア課税の廃止があります。これは資本の蓄積ということを目的にしておる。それから納税準備預金の免税ということも、これは納税準備預金を大いにやつてもらいたい。こういうことが一つの目的でありますし、その他預貯金におきますところの源泉課税、これも預貯金を、國民大衆が税金の対象にならないような方法で、ひとつ大いにやつてもらい……
○小山委員 二、三質問いたしますが、シヨープ・ミツシヨンが参られた場合、減税ということをたびたび大藏大臣、主税局長がお話になり、それは大体價格調整費の節約によつて、何とかできるつもりであるというふうに言われておるのでありますけれども、三百三十円に想定されておつた為替が、三百六十円に相なりまして、價格調整費が足りなくなりはしないかというふうに考えられる折から、なおそのシヨープ・ミツシヨンが参つた場合には減税の措置をとることがありましようか、その辺のところをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと價格調整費の節減を、どの程度に見込んでいらつしやいますか。
○小山委員 開港場のことについてちよつと伺いたいのであります。この開港場の指定は、所要の條件を満たしております場合は自動的になるのでございますか。それとも申請あるいは行政廳の方の行政処分によつてなるのでございますか。つまり一定の條件を満たせば自動的に開港場に指定されるのか。それ以外の方法によつてされるのか。閉鎖の方は自動的になるようでありますが……。
【次の発言】 これは別の方面のことでありますが、関係方面ではその管理下にある横浜、神戸の埠頭の一部を、日本側に開放するという意向を表明したことを聞いておるのでありますが、この問題はその後どういうふうに処理されておりますか、お伺いいたします。
○小山委員 質疑に入るに先だちまして、ちよつとお願いがあるのでありますが、お諮り願いたいと思います。と申しますのは、きようの金融関係の法案は相当やつかいな法律案でありますので、あつちこつち飛びますと、聞いておる方も非常にやつかいでありますので、できましたならば、各法律案に質問を集中するような方法をおとり願いたいと思いますが、お諮り願いたいと思います。
【次の発言】 それでは日本銀行法の一部を改正する法律案について質問申し上げます。最初に法文の解釈を一應伺いまして、それから本論に入ることにいたします。
第十三條の二にありますところの「他ノ金融機関トノ契約関係ニ関スル基本的ナル通貨信用ノ調節」、……
○小山委員 いろいろ他の方からも監督のことで御質問がありましたが、どうもはつきりしない点がありますので、重ねて質問をいたしたいと思います。
まず政策委員会はその権限に属する事項は、多藏大臣の許可を受けたりしないで、独自にきめられるのかどうか。つまり大藏大臣は政策委員会がきめたことは取消し、あるいは変更の行政処分ができないのかどうかということをお尋ねします。
【次の発言】 そうしますと、政策委員会はその権限に属する事項は独自にきめられて、しかも大藏大臣はこれを取消しはできない。たとえば現在世間で問題になつておりますところの高率適用の問題がある。この問題は、おそらく現在ほとんど委員会に出て來られ……
○小山委員 ただいまの協同組合による金融事業に関する法律について二、三御質問いたします。この法律案はただいま商工委員会にかかつておりますところの中小企業等協同組合法案、これに対して出されたのでありましようが、あの中の信用協同組合及び保險協同組合に関する條項の削除を、ただいま商工委員会に対して当委員会から申し出たのでありますが、その條項が削除されたあかつきには、この法律は不必要になるのでありましようか。それともやはりこれは残しておいて、現在の農業協同組合、漁業協同組合の金融事業に対する法律として適用されるのでありましようか。この点をお伺いいたします。
○小山委員 協同組合による金融事業に関する法律案に対する民主自由党、民主党、社会党の共同提案になる修正案並びにその理由を申し上げます。 まず修正の部分を読み上げます。協同組合による金融事業に関する法律案の一部を次のように修正する。第二條第三項を削る。これが一つ。第二に、第二條及び附則中「第七十九條」とあるのを「第七十七條」に改める。この二つであります。 第一の理由といたしましては、大藏大臣の監督を有効ならしめ、協同組合による金融事業の健全な運営を確保するためには、第二條第三項を削除いたしまして、いわゆる免許の規則條項を排除するのが必要であります。これがこの修正案を提出する理由であります。 ……
○小山委員 ただいま議題となりました府縣に対する國庫支出金等の算定基準適正化に関する請願の趣旨を申し上げます。この趣旨は國において府縣に対する國庫支金等の算定の場合、單に縣内の市町村の数のみを主眼としないで、縣の特殊事情を勘案して基準の適正化をはかられたいというのがこの趣旨であります。その理由といたしまするのは、府縣に対する國庫支出金等の算定基準については、その基準が法定せられておるものは別といたしまして、各種において單なる内規などによりまして算定されるものには、從來府縣内の市町村の数だけを單位としまして、配分される場合が多いのでありますが、かくては宮崎縣のように面積においては全國第十四に位し……
○小山委員 年末金融に関係しておりますが、今度見返り資金の中から市中に散布されるうちで、百億の復金債、これはいいといたしまして、私企業の百億、これは新たなる資金の追加になりますか、それともすでに金融機関が前もつて貸しているやつであつて、その回収に充てられるというような形になりますか。その辺はどちらになりましようか。
【次の発言】 これはお答えは速記をとめてでもよろしいのでありますが、電源の開発についていろいろ言われております。それは主として日発でありましようが、その電源開発に対する見返り資金の年末までの使い方について、もしおわかりならばお話願いたいと思います。
○小山委員 二、三点お伺いいたします。農業所得の問題でありますが、まず第一にお伺いしてみたいのは、きのうでありましたか当局の説明に、農業所得の今度の予算の増加は二四%増と見たというのでありますが、米の買上げ価格は三千六百円から四千二百五十円でありますから二七%しかふえていない。この矛盾はどういうふうにして説明されますか。その点をまず第一にお伺いしておきたい。
【次の発言】 ただいま生産の増加という問題がありましたが、生産は去年と今年とではそんなにふえておらない。それであなたの方には的確な資料があつてそうおつしやるのでありましようから、その点はそれではいずれ資料を見せていただく、こういうことにい……
○小山委員 質疑に入ります前にお伺いしたいことがあるのです。特別会計の赤字内容についてという資料をいただきましたのですが、この資料はまことにどうも困つた資料でありまして、第一表題から、特別会計の赤字についてと書いてあるけれども、何の特別会計だかわからない。そこへ持つて来てこの表の、いろいろありますが單位と、それから何日現在かということがわからないのであります。それで私の質問も、その点であるいは的がはずれて来るかもわかりませんが、まずその單位を示していただきたいのは、まん中ごろに二十三年度より現在に至るまでの政府の手持薪炭の状況というのがありますが、これは一体單位は円なのか俵なのか。
○小山委員 ただいま議題になりました法律案の中で、一点だけお聞きしておきたいことがありますが、輸入の金融についてであります。輸入業者が輸入する場合にLCについての五〇%を納める。そうしてそれは担保を認めろということになつておるようでありますが、担保の中には不動産も入りますかどうか。また不動産を入れた方が輸入の金融上、非常に現下の金詰まり状態上、役に立つのではないかと思うのでありますけれども、その御方針であるかどうか。それをお伺いしたいと思います。
○小山委員 関連して銀行局長にお尋ねしますが、ただいまの地方銀行が地方の金融需要を十分に満たして、いないということに関連してであります。元来中小企業の金融ということが言われておりますことの裏をひつくり返して申しますと、地方産業に対する金融ができないということにあろうかと思うのであります。ということは地方銀行で集めた金が、とかく都会の方に集まりがちである。そのために勢い地方で集まつた金が地方産業に融資されない。これをほかの言葉で言いますと、地方産業の育成ができない。従つて地方に特に多い中小企業が育成されない。つずめて申せばこういうことが言えるかと思うのでありますが、その場合に地方で集めました地方……
○小山委員 今の三宅君の質問、それからただいまの質問と関連してでありますが、議論の焦点は外形標準をどういうふうにとつておるかということにあるのでありますが、残念ながらわれわれはあなた方がとつておる外形標準の内容を知らない。それでこれはすぐに間に合うかどうかわかりませんが、もし間に合わなければ来国会に間に合うように、農業なら農業あるいは商業なら商業、工業なら工業に対してあなた方が持つておられる外形標準を――もつと新しい外形標準を一つ。それからそれが二十二年度に比較してどういうふうに改善されたかという――改善したということを主税局長及び高橋長官はたびたび言つておられますから、どういうふうに改善した……
○小山委員 遅れて参りましたので、あるいは質問が重複するかもしれませんが、その点は御了承をお願いします。現在巷間金詰まり金詰まりと言われておりますが、これは何と申しても預金部の余裕金が民間に流れて行かないということが一つ、それからもう一つ見返り資金が潤沢に流れて行かないこと、およそこの辺に国内的な事情はあろうかと思うのでありますが、その事柄でお伺いしたいのは、預金部資金の運用状況というのは――実は私資料をもらつておりますので承知しておるのでありますけれども、現在のところは、公共団体あるいは公団その他の貸付あるいは債券の買入れという形で運用されて、なお二百五十億円見当の余裕金があるということにな……
○小山委員 この国民金融公庫と申しますのは、できた趣旨から申しましてなかなかりつぱなものなのでありますが、この運用の状況その他を明細に伺つてみませんと、はたして今後発展性のあるものかないものかも見当がつきませんので、その点に触れて若干お尋ねしてみたいと思うのであります。非常にこまかいことから始まりますけれども、貸付の申込みを受けてから実際貸出しが行われるまでの間に、どの程度の期間がただいまのところかかつておりますか。それをひとつ伺いたいと思います。
【次の発言】 ただいまのお話でよくわかりましたが、それだけの希望者数があつて、なおまだ手不足のために処理がうまく行かないということでありますれば、……
○小山委員 ちよつと一点だけお伺いしておきたいのですが、林道と普通の国道なり県道なりとの間に、どうもわれわれにぴんと来ない点があるのです。それは私の方の宮崎県の例でありますが、非常に厖大な国有林がありまして、埋蔵石数にして約五千万石見当と言われる国有林があります。その国有林の材木を出すのに、現在県道がその場所まで通つているわけであります。ところがその県道は非常な山坂越えでありまして、実際問題としてはトラックの搬送能力はないというような状態であります。その場合に県道であるがゆえに、つまり林野庁の特別会計からするところの林道を新たにそれに敷設することができない。実際の問題を申し上げますと、その山坂……
○小山委員長代理 奧村君、まだ続きますか。
【次の発言】 ちよつと時間の関係で、新しく提案されましたのがありますので、提案理由説明に移りたいと思いますが、よろしゆうございますか。
【次の発言】 それでは昨十五日本委員会に付託されました物資の割当に関する手数料等の徴收に関する法律を廃止する法律案、及び一般会計と国立病院特別会計との間における国有財産の所属替又は所管換の無償整理に関する法律案の両案を一括議題といたしまして、まず政府から提案理由の説明を求めます。水田大蔵政務次官。
【次の発言】 ただいま議題となりました両法案に関する質疑はあとまわしといたしまして、引続いて食糧管理特別会計の歳入不足を……
○小山委員長代理 午前中はこの程度にいたしまして、午後二時から再開いたします。
午後零時三十八分休憩
【次の発言】 ただいまの法案を見ますと、ほとんど全部は省令に讓つておるようですが、この省令に関する御構想を若干お尋ねいたします。それは銀行に委託するわけでありますが、この場合の委託の内容といいますか、委託はどういう方法でなされるのであるか。手数料はお拂いになるのであるか。手数料の予算はどこに計上してあるか。これをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 その次にもう一つ伺つておきたいのは、契約の担当者はどこの官庁になりましようか。連合軍に対する場合は調達庁ということでわかりますが、公共事……
○小山委員 長官にこの際お尋ねしておきたいのでありますが、先ほど来お話の出ておりまする輸入食糧の問題、これに関連しまして片一方においては農産物の生産費が償わないという問題があるのであります。一月ほど前でありましたか、農林省系統から米価の維持に関するひとつの構想を新聞紙上で見たのでありますが、米価の維持に関する御構想についてまとまつたものがありますならば、この際お伺いしたいと思います。
【次の発言】 まだ論議する段階にはないとおつしやいますが、実は肥料の補給金の廃止問題もからみ合せまして、農村は相当生産費の面に肥料の値上りが響いて来るのではないか。この点を非常に心配し、同時にただいまの最低価格の……
○小山委員長代理 これより会議を開きます。
去る二十一日質疑を終了いたしました食糧管理特別会計の歳入不足を補てんするための一般会計からする繰入金に関する法律案を議題といたしまして、討論採決に入ります。討論は通告順によつてこれを許します。前尾繁三郎君。
【次の発言】 川島金次君。
【次の発言】 宮腰喜助君。
【次の発言】 竹村奈良一君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。
これから本案を議題として採決いたします。本案を原案の通り可決するに賛成の諸君の御起立を願います。
【次の発言】 起立多数。よつて本案は原案の通り可決いたしました。
○小山委員 ただいまの島村さんの御意見も、この間の新聞発表に関連してのことであろうと思いますので、それに関連してちよつと御質問申し上げるのであります。最近自然増收が非常に多いというふうなことを、新聞でちよくちよく見るのでありますが、そういう事実がございますか。
【次の発言】 法人税及び酒税の自然増收、それから申告税の減税を差引いた場合に、予算よりも相当な増收になるのではないかというようなことが新聞に載つておるのでありますが、それに関連して、その増收分を物品税の免税点引上げに向けたらどうかという考え方が一部にあるようでありますが、この自然増收が差引きましてそれほどの額に上る見込みであるかどうか。……
○小山委員 大臣がちようどお見えになりましたから、地方税のことでかねがね承つておきたいと思つておりましたことを、三点ばかり伺いたいと思います。 一つは今度地方税が改正になりまして、それの補完として地方平衡交付金というものが交付されるのでございますが、御承知のように付加価値税を非常によけい取れる府県においては、平衡交付金を出さなくてもいい県が出て来るのではないか。そういうことになりますれば、従来の平衡交付金の各府県に対する配分の率というものは、貧弱な府県に対しては相当大幅に増加されるように考えるのですが、その点はどういうふうになつておりましようか。東京都とかあるいは神奈川とか、大阪とかいうよう……
○小山委員 所得税法について一、二点お伺いしたいと思います。所得税法でありますが、今度の新法によりますと、納税者が異議申立てを税務署長に申請した場合には、税務署長はこれを受入れるのであかますけれども、その場合に手続上の欠陥がある場合、あるいは請求の方式について欠陥がある場合にはこれを却下することができる、こういう規定があるのであります。このような條文が税法に入つて来たということは、非常に進歩的なことで、はなはだけつこうなことでありますが、ただこの場合の却下する方式であります。この方式が口頭でできるということになつて来ると現在と何らかわりがない。つまり現在の状況におきましては、納税者が異議の申立……
○小山委員 今度の財政法の改正にあたりまして、従来節であつたものを目に繰上げするというような監督の方法、そういうことを考慮されましたか。つまり予算配賦の場合には目から節まで配賦しておつたのを、目だけの配賦にするということでありますが、そうすると監督の立場から言うと、節の方の区分がわからなくなる。それで節の中が――あとで申し上げますが、この区分ではたしていいかどうかというものが二、三ありはしないかと思う。それでこれを改正する御意思があるか。あるいは従来のままで、ここに見本として出しておるような、このような区分の仕方で行くつもりでありますか。
○小山委員 二点ばかり伺いたいのでありますが、補助貨幣の発行高に相当する金額を回収のために、発行準備金として積み立てる。この制度をおとりになつた根本的な理由は、どういうところから出ておりますか。
【次の発言】 その次に、ただいまの問題と関連してでありますが、製造費を一般会計で負担するということになりますと、補助貨幣が非常にふえて製造費が非常にかさんで来た場合には、それだけ税金がふえるという理由論になりますが、これは一般会計で負担しなければならぬということになるのでありますか。
【次の発言】 回収準備金が発行高を上まわるという状態はどうして出て参りますか。
○小山委員 金融の根本の問題あるいは利子の問題、金利の問題につきましては、後刻大臣にお伺いすることにいたしまして、本法律案のこまかいところについて先にお伺いすることにいたします。
第一番にお伺いしたいのは、これは條文の順を追つて行きますので、いろいろ飛んで行きますけれども、七條の二項に、本法によつて銀行の発行する債券は無記名の債券ということになつておるのでありますが、これは将来強制的な登録制を採用することになるのでありますか。それをひとつ伺つておきたいと思います。
【次の発言】 次にこれも非常にこまかい点でありますが、五條の二と七條の十二に書いてあるのでありますが、この法律に基いて債券を発行……
○小山委員 大蔵大臣にお伺いいたしたいのでありますが、ただいま議題になつております銀行等の債券発行等に関する法律案が実施されましたあかつきには、相当巨額の長期資金が、少くとも今年度は金融機関に入つて来ると思うのであります。ところがこの金融機関に入りました金が、円滑に国民経済の中に入つて行くためには、単にこの法律を施行しただけでは、私は必ずしも円滑に行くかどうかについては確信を持たないのでありますが、それについて実はお伺いしたいのであります。第一は農林金融でありますが、今度の法律によりまして発行される債券の利率は、ただいままでに政府当局からの説明によりますと、優先株式の発行によつて見返り資金が引……
○小山委員 今度の法案におきましては、中山さんがただいま言われたように非常な特色があり、日本の経済界で最も渇望されておつたところの長期資金が、これでもつて五百二十億見当調達されるという点において、まことに画期的な法案でもありまするし、日本の金融の調達方式といたしましても非常な進歩した法案なのでありますが、ただいま御指摘がありましたように、私も同じような若干の不安を持つているのであります。と申しますのは法案の建前から申しますと、各銀行は資本金の二十倍を限つて債券及び預金の獲得ができる。これを裏返して申しますと、預金がぐんぐん伸びて行きますと、それだけ債券の発行限度は縮まつて来るという結論になるの……
○小山委員 ちよつとお伺いいたしますが、今度の銀行等の債券発行等に関する法律案につきまして、いろいろお伺いしたところにより、さらにまた安定本部から発表されておりますところの長期資金計画、その他を勘案いたしました場合に、若干疑問が出て来たのであります。今度の法律によつて二十五年度においては金融債を五百二十八億円と予定されておるわけであります。その五百二十八億円の金融債を発行するということは、長期資金計画とにらみ合せて、今年度中にどうしても必喜要な資金でありますか。あるいはこの発行額はこれよりも若干下まわつてもいいとお考えになつておりますか。ひとつお伺いしておきたいのであります。
○小山委員 まずお尋ねいたしますが、薪炭需給特別会計につきましては、去る十二月の国会におきまして、五十四億七千万円の薪炭証券の発行を認める法律案を、本委員会において審議通過したのでありますが、このいただきました表によりますと、收入未済の債権が、二月末現在におきまして十八億五千二百万円ありまして、薪炭証券が九億残つておるということになつております。なお三月末におきましては、それが十五億一千五百万円に收入未済が減りまして、なお薪炭証券が九億残るということになりますが、この收入未済の債権が十五億ある。この收入未済の債権の内容と申しますか、これがどういう方面に幾らあるか。これはおそらく資料があるのであ……
○小山委員 経済調査庁の方がお見えになつておるのでお伺いいたしたいのでありますが、三月五日付新聞によりますと、中央経済調査庁で、昨年の十月から約三箇月にわたつて船舶公団を除く八公団の業務の運営状況について、内部監査を行われたそうであります。その結果これらの公団に対しては、剰余金の不当内部保留だとか、金融機関との結託による浮貸しであるとか、あるいは運賃面などにおける不正など、数十億に達する国費の濫費が暴露された、こういうふうに新聞に載つておるのでありますが、その調査の概要、それからどのような不正なり不当支出が行われておつたか。これをお聞かせ願いたいのであります。
○小山委員長代理 食料品公団ですか。――それでは食糧庁長官を呼びますか。
【次の発言】 ほかにありませんか。苫米地君。
【次の発言】 今の答弁は公団の清算委員ではむずかしいと思いますので、午後まで保留していただいたらいかかでしようか。
【次の発言】 その点は理事会で御相談いたすことにいたします。
【次の発言】 三宅君に御相談しますが、この問題はむりではないかと思いますので、後刻適当な方が見えたときにされてはいかがでしようか。
【次の発言】 それではこの際暫時休憩いたしまして、理事会に入りたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 異議なしと認めまして、暫時休憩いたします。
午……
○小山委員 ちよつとお伺いしますが、この災害被害者に対する租税の軽減は入つておるわけですね。減免、徴收猶予等に関する法律の一部を改正する法律案の中で、附則の第三項はたいへんけつこうな項だと思いますが、これの適用のある場合を二、三具体的にお示しを願いたいのと、もう一つは必要の経費とみなすと書いてありますが、たとえば農村の場合のように、一応標準加税でやつている場合にどういうことになるだろうか。たとえば南九州あたりは去年、おとどしと非常な災害をこうむつておるわけでありますが、災害をこうむつておる分については、今度二十五年度の所得税のときにこの規定によりまして、何らかの方法で税の繰りもどしとでも申しま……
○小山委員 ちよつと二、三お伺いしたいのは、この優遇措置を講じたということは、三宅委員との質疑応答で若干わかつておるのでありますが、要するに日本の税率が高いということから出発したと思いますが、またそれ以外の理由があつてでありますか。まずそれから伺いたい。
【次の発言】 そういたしますと日本の税率が、来年度予算において余裕ができて、来年度において下つたというような場合には、やはりこの三百五十万円という限度はそのままにしておきますか。それともその場合には、それに合うように改正するという含みでありますか。
【次の発言】 この問題については、それではひとつ数字を出していただきたい。と申しますのは、これ……
○小山委員 ただいま議題となりました昭和二十五年度における災害復旧事業費国庫負担の特例に関する法律案につきましては、質疑もないようでありますから、質疑を打切り、討論、採決に入られんことを望みます。
○小山委員 国家公務員共済組合法の一部を改正する法律案につきましては、すでに質疑も十分行われましたので、この際質疑を打切り、討論を省略してただちに採決せられんことを望みます。
○小山委員長代理 それでは本日はこれにて散会いたします。 午後三時四十一分散会
○小山委員 各委員からいろいろ質問があつて、大体私の疑問としている点がおおよそはわかりかけておるのでありますが、二、三、ごく師即にお伺いしておきたいことがあります。 この法律は趣旨においてはわれわれはむしろ全面的に賛成で、ただ先般他の委員会で田中委員からもあつたのでありますが、一番われわれがおそれることは、ことに第七條の関係のために、「会計検査院は、予算執行職員が会計検査院法第三十七條第二項の規定に基き、支出等の行為に関し疑義のある事項についてあらかじめ書面をもつて意見を求め、これに対し表示された意見に従つて支出等の行為をしたときは、当該支出等の行為については有責任の検定をし、又は懲戒処分の……
○小山委員 予算執行職員等の責任に関する法律案に対する修正案の趣旨を御説明いたしますが、その前に修正案の内容を読みます。 予算執行職員等の責任に関する 法律案に対する修正案 予算執行職員等の責任に関する法律案の一部を次のように修正する。 第七條を削り、第八條を第七條とし、以下一條すつ繰り上げる。 第九條第二項中「第八條」を「第七條」に改め、同條第六項及び第七項を削る。 附則第二項による会計検査院法第十一條第五号の改正規定中「第十條」を「第九條」に、同條第六号の改正規定中「第十一條」を「第十條」に、[第九條」を「第八條」に、「第十條」を「第九條」に、同條第九号の改正規……
○小山委員 これは安定本部でもよろしい。建設省でもけつこうですが、災害が発生しますと、ただいまちようど田植えを終つて今稲の発育の途中でありますので、県なり市町村としてはほつておくわけに行かないのでありますが、この災害に対する予算の配分が確定するのは相当時間がかかろうかと思います。ただいまのお話につきましてもかかりそうでありますが、実際に工事を始める場合の資金についてはどういうふうな指示をされておりますか。これを一つ伺つておきたいのでりあます。予算が配分されるまでの間のつなぎの措置はどういうふうにやつておりますか。各省で考えておりますか、あるいは安定本部で考えておりますか、考えておられる点をちよ……
○小山委員 大蔵省にお伺いいたしますが、農林水産の被害について農林中金を活用する。こういうことに先ほど御説明がありましたが、具体的にはどのくらいの金額が農林中金を通じて流れて行くことになつておりますか。またその資金の調達方法はどういうふうにされておるか。それを具体的にお答え願います。
【次の発言】 大蔵当局は、農林中金の金繰りが楽になるというように考えておられるようでありますが、これは非常な誤りであると思います。と申しますのは、現在長林中金系統、ことに農業協同組合が困つているのは、もうすでに預金の支拂い資金がない状態で、制限抑いをやつておる農業協同組合が非常に多いのであります。そこでかりに災害……
○小山委員 ただいまの説明でまだよくわからないのでありますが、この債務継ぎをする場合には、どの債務が引継がれるかということは、この法律あるいはどこかに出ておるのでありますか。ただ総額においてこれだけの債務を引継ぐということは書いてあるけれども、どの債務を引継ぐかは、これはおそらく法律上も問題はあるだろうと思いますが、総括的に債務を引継ぐというような契約なんということはあり得ないと思います。どの債務をどういうように引継ぐかということは、法律のどこに書いてありますか。
【次の発言】 趣旨はそれでわかりますけれども、ここにはこういうふうにいろいろの数字が出ておつて、しかもこういう公式には、どういうふ……
○小山委員 この法律案が通過いたしましたあとにおきましての運営であります。この運営の方針は、大蔵省管財局でおきめになるのでありますか。それともその他の機関でおやりになるのでありますか。
【次の発言】 ただいまの御方針でよろしいと思うのでありますが、法的な根拠はどこにございますか。運輸省の海運局との協議の上でやるということは、ただ大蔵省の善意でもつてやるのでありますか。あるいは運輸省もそれに関与する権限を持つのでありますか。
【次の発言】 局長さんにお尋ねしますが、その覚書はもうできておりますか。一応お尋ねいたします。
【次の発言】 次にお伺いしますが、この共有契約書の第十二條の三の項によります……
○小山委員 ただいまの高田君の質問と関連するのでありますが、現在の証券業者は、法律によつて今後何箇年間は一定の基準まで来なくてもよろしい、こういう規定になつておりまするが、この何箇年後において適格性を失うであるうような状態の証券業者というものは、現在何店ぐらいありますか。
【次の発言】 聞くところによると、この業者整理について当局においては、何か腹案があるように聞いておるのでありますが、どのような方法でもつて、開店休業ではなくて、現在開店はしておるけれども純財産が少い。赤字が多い、あるいは債務が多過ぎるというような会社を、金融的な措置あるいは債務の肩がわりというような方法で、これを逐次内容を堅……
○小山委員 今の最初の指示目標の問題から移りまして、滯納処分の問題になつたのでありますが、また追つてこれを議題にしてやることにいたしますけれども、ちよつと関連して政府の行政処置として伺つておきたいことがある。と申しますのは、指示にいたしましても滯納の差押えにいたしましても、国税庁あるいは主税局長はこういうことになつておるはずだと言つておられますが、納税者各人にはその通知が行つていない。それで今後そういうむちやな執行をしないようにするためには、行政官自身がこの問題については良心的に確信を持つておるということでやらせるために、税務署が納税者に対して呼出しをするときには必ず責任者の名前を出しておく。……
○小山委員 時間の関係もありますので、この辺で休憩に移られんことを望むものでありますが、この預金部の問題はまだ相当残ります。そこで引続いて午後あるいは明日継続されることにいたしまして、午前中はこの辺で休憩されんことを望みます。
【次の発言】 正示さんに、この法人税の取扱い方について、あなたの方の根本方針を承つておきたいと思います。
それは現在法人税を、あなたの方の更正決定をされておるのを見ますと、大体昭和二十一年度あるいは二年度をやつておられるように思う。そうしてそこで、あとで申し上げますが、税務署の方針によつてある所得が追加せられまして、その追加せられたために非常に莫大な所得額が出て、それ……
○小山委員長代理 御希望のように取扱います。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午後零時四十一分散会
○小山委員 西村君から、今海軍及び陸軍の共済組合についてるるお話がありましたが、これは前国会からの繰越しの問題です。そのときには、主計局長は同時に日本製鉄の問題も取上げられたはずであります。それで日本製鉄の場合も同じような問題があるのであります。御承知のように、そのときにも盛んに論ぜられましたように、日本製鉄が国有から民有になつたときに、従業員には不公平な取扱いをしない、不利な取扱いをしないという速記録も残つておりますし、またその当時の日本製鉄の従業員の中で、いわゆる事務官級以上の人は、すべて他の官庁に転職せられまして、そして一般の官吏と同じく恩給の特典を得ている。しかるにいわゆる雇員の人々は……
○小山委員 他に質問もないようでございますから、ただいま議題になつております、国有財産法第十三條の規定に基き、国会の議決を求めるの件につきましては、討論を省略し、ただちに採決に入られんことを望みます。
【次の発言】 それでは日銀副総裁がお見えになつておりますのでお伺いしたいのであります。金融機関の合理化という言葉は、政府もこれを使つておりますが、同時に日本銀行でも金融機関の合理化ということをお使いになつておる。この金融機関の合理化というのはどういうお積りか。その内容については、どういうふうなことを意味しておつしやつているのか。まずそれからひとつお伺いしておきたいと思います。
○小山委員長代理 小委員長の報告は終りました。これより本日の日程に上せました請願及び陳情書を全部議題として採否を決定いたします。請願及び陳情書につきましては、小委員長の報告通り決定するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないようですから、小委員長の報告の通り決定いたしました。
なお報告書の作成その他につきましては委員長に御一任を願います。
【次の発言】 次に一昨二十九日本委員会に付託されました議員提出法律案、すなわち協同組合による金融事業に関する法律の一部を改正する法律案、これを議題としてまず提出者より提案の趣旨説明を求めます。提出者今澄勇君。
○小山委員 去る八月一日、本委員会において金融制度等の調査小委員会が設置せられ、有田二郎君が小委員長として指名をいただいたのでありますが、ただいまからその審議の経過並びに結果について簡単に御報告を申し上げます。 本小委員会は九月の二日第一回の小委員会を開き、特殊金融機関及び銀行検査の問題について政府当局より説明を求め、質疑を行つたのであります。ついで同月四日、これは懇談会でありますが、財政收支状況について政府当局より説明を求め質疑を行いました。十月三十一日第二回の小委員会におきまして、目下大蔵当局において立案中の新銀行法案について、政府当局から説明を求め、種々質疑を行い、さらに銀行側より参考……
○小山委員 農林大臣に一言お伺いいたしますが、この食糧の輸入税を免除する法律の立法の最初の趣旨は、ガリオア資金で輸入するから免除するのである、こういうふうに従来説明されておつたのでありますが、この間の新聞の情報によりますと、来年の七月から対日援助資金は打切るというような話が出ておりますが、その場会百にもなおかつこの免税は続けられるつもりでありますか。
【次の発言】 そういたしますと、農林大臣が言つておられますところの食糧一割増産との関連においては、これはじやまになりませんか。
【次の発言】 それはそうお考えかもしれませんけれども、この輸入関税を置くか置かぬかということは、局内の価格政策を決定す……
○小山委員 現在提案されております法案と離れたことを二、三質問いたします。現在の法案に関する質問は、私が要求しております資料が参りませんので、その分は後に譲ることにいたしまして、税法の全体についての質問を二、三いたしたいと思います。 第一は、現在の税法において例の予定申告の際における規定でありますけれども、減額申請の問題であります。現在の税法では、たとえば今年の場合を例にとりますと、六月十五日までに減額申請をして、七月三十一日でありましたか、予定申告をするということになつております。ところが、実際問題としては、たとえば六月十五日に減額申請の期日が来ているが、七月三十一日までの間に四十五日の期……
○小山委員 国民金融公庫がいろいろ問題になりますのは、要するに中小企業の金融が逼迫している。朝鮮事変の進展にもかかわらず、中小企業は非常に逼迫しているということから、いろいろ問題になるのでありますが、この国民金融公庫の問題を離れて、いよいよ年の瀬も押し迫つて参るのでありますが、年末金融について、政府において何か御構想がありますならば、ひとつお聞かせ願いたい。この際お願いしておく次第でございます。
【次の発言】 電力の見返り資金が早急に出るということは、仰せの通り、いろいろな面において金融の緩和を来すだろうと思うのでありますが、これはおそく出たのでは年末対策にならない。それが大銀行を通して末端に……
○小山委員長代理 気がつきませんで相済みませんでした。
【次の発言】 では速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 ただいまの西村君の動議のごとく決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がないようでありますから、本案に対する質疑は以上をもつて打切ることといたします。討論、採決の日取りはさらに理事会において決定して御通知申し上げます。
【次の発言】 ただいま大蔵大臣が出席されましたので、ただいま提案になつております法案の全般について質疑を続行いたします。宮腰君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午後五時十八分散会
○小山委員長代理 これより会議を開きます。
所得税法臨時特例法案、砂糖消費税法の一部を改正する法律案、揮発油税法の一部を改正する法律案、物品税法の一部を改正する法律案の四法律案を一括議題といたしまして、前会に引続き質疑を継続いたします。
【次の発言】 私は自由党を代表いたしましてただいま議題となりました国民金融公庫法の一部を改正する法律案については、賛成の意を表するものであります。
国民金融公庫の資金は、零細なる国民大衆の生業資金として融資せられておるのでありますが、すでに第七国会において増資いたしました分につきましては、政府当局の説明によりますと、九月においてすでに資金枯渇の状態になつて……
○小山委員 ただいま審査中の四税法案につきましては、大体質疑も盡されたと思いますので、この程度で質疑を打切られんことを希望いたします。
【次の発言】 今度の共済組合等の年金受給者のための特別措置法という法案を提案されまして、その中にわれわれがかねがね主張しておりました旧八幡製鉄組合の年令受給者に対する條項が、あわせて提案されたことに対しては、深甚の謝意を表するものであります。前国会における水田政務次官の答弁によりますと、官営時代に、官営から民営に移るときにおける種々のいきさつから考えて、旧八幡製鉄組合の場合にも、海軍共済組合その他のものと大体同様に取扱うべきものであるという趣旨の答弁があつたの……
○小山委員 この点はまだ一向問題になりませんでしたので、一、二点伺つてみたいと思いますが、食糧の輸入税を免除するということは、昨年度の法律できめたわけであります。その理由としては、ガリオア資金で入つて来るからであるということが非常に強い理由であつたように考えているのでありまするが、ガリオア資金がだんだん民間貿易に移らんとするとき、また他の方面におけると同じような理由のもとにおいて、砂糖の消費税は免除しておつたのでありますが、このたび砂糖に対しては消費税をかけるということになつたのであります。にももかかわらず、同じ理由で出発した食糧の輸入税について、なお免除を必要とする理由、これを簡單にひとつお……
○小山委員 ただいま田中君から要求されました資料のほかに、外国為替特別会計の資本増加に関する法律案につきまして、日本銀行の外貨貸付制度が始まつてから最近に至るまでの運用状況、これが明確になるような資料をお願いいたします。日本銀行の外貨貸付制度が、いわゆるユーザンスその他の制度ができましてから、ごく最近に至るまでの出入りの状況、それが明確になるような資料、これをひとつお願いいたします。
【次の発言】 食糧の輸入税を免除する法律の一部を改正する法律案につきましては、もう審議を尽したと考えられますので、質疑を打切られんことを希望いたします。
○小山委員長代理 午前中に引続き会議を開きます。
農業共済再保険特別会計の歳入不足を補てんするための一般会計からする繰入金に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、討論に入ります。討論は通告順にこれを許します。竹村君。
【次の発言】 川島君。
【次の発言】 田中君。
【次の発言】 天野久君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。
これより採決に入ります。本案を原案の通り可決するに賛成の諸君の起立を願います。
【次の発言】 起立総員。よつて本案は原案の通り可決いたしました。
【次の発言】 次に食糧管理特別会計の歳入不足を補てんするための一般会計からする繰入金に関する法律の一部を……
○小山委員 こまかいことはあとで局長にお伺いすることにしまして、大田に二点だけお伺いしておきたいと思います。この輸出銀行をつくるにあたりましては、国内のいろいろな長期金融の希望が非常にあつたということが、前提になつておるのであります。従つて相当巨額な輸出の金融の需要があろであろうと思います。これはあとでお伺いいたしますが、ただその場合にたちまち資金の枯渇を来しはしないかと考えられる。今明年度で輸出金融の資本として使える金は百五十億、従つて借入金をやつてはいけないということを書かれたのは、そのような心配はたいのであるという前提でありますか。それとも将来この問題は追つて考えるのであるということであ……
○小山委員 ちよつと関連して伺いたいのでありますが、輸出銀行だけではなく、輸出入銀行という考え方かあつたはずであります。安定本部としては、おそらくその間の利害得失を御研究されたでありましようが、なぜ輸出入銀行というふうにならなかつたか。これはきのう実は質問したかつたのですが、しかしきのうはちよつとそういり余裕も実はなかつたものでありますから、その機会を失したのでありますか、私は安定本部が関係しておつたとは美は知らなかつた。ところが安定本帥が関係して、あなたもその当事者であつたということでありましようかりその間のいきさつあるいは利害得失、あるいはその経過というようなことを一言説明していただき」た……
○小山委員 本案に関しましては、先国会においても質問があり、ただいま補足的な質問がありましたので、この辺をもつて質疑を打切られ、ただちに討論、採決に入らんことを望みます。
○小山委員 郵政事業の問題について、私設郵便対策ということについて伺つてみたいと思つたのですが、この問題は、先ほど清水さんの質問に対するお答えで大体見当がつきましたし、まだ十分の資料も整つていないようでありますので、後日伺うことにいたしまして、ちよつと方面をかえてい伺たいのは、今度の年賀郵便で気がついたことでありますが、平生は必ず届いておる郵便の名あてのところに出したのにもかかわらず、年賀郵便が私のところなどは相当返つて来ておる。平生は届いておる先であります。これがこんなに大量に返つて来るというのはどういう原因によるのか。つまり郵便配達夫の気持が弛緩しておるのか。どの辺にあるとお考えになるか。……
○小山委員長代理 本日はこれにて散会いたします。 午後零時二十八分散会
○小山委員 ちようど国税庁と通産省が見えておりますので、かねがねしろうとなりに疑問に思つている点を伺つてみたいのでありますが、アルコールの專売価格というものはどうやつてきめるのかということであります。この間からいろいろ聞いておりますと、アルコールは安ければ非常に需要が多いんだ、こういうことであります。安ければ代用燃料にもなるし、いろいろな面に非常に用途が多いのである。にもかかわらず、これをなぜ現在のような專売価格にしておかなければならぬのか。この間の説明によると、現在の專売価格は酒税との関連においてできているのである、こういう説明でありますが、そうすると、結局さつき奧村委員が説明されたように、……
○小山委員 ただいま議題となつておりまする鉱工品貿易公団の損失金補てんのための交付金に関する法律案につきましては、これはただいま宮幡委員から申されましたような意味におけるいろいろな疑惑の点もありますし、また事ここに至つた御説明を、さらに詳しく聞かなければならぬ点もありますので、先般設置されました小委員会、つまり食糧公団に関する小委員会の審議に付されんことを望むものであります。
○小山委員 局長にちよつと一、二点お伺いしたいのですが、所得税法を見てみますと、放送協会が免除されておるのはどういきさつですか。
【次の発言】 そうしますと、残余財産の分配ができない規定になつておるからという点でありますか。
【次の発言】 次に資産再評価の関係で、資産再評価法と関係はあるのでしようが、一定の期日以後に、現在あるいは今後において、株主に資産再評価積立金を分配します場合に、所得税法上譲渡所得税を課するとか、何とかいう考え方はありますか。
【次の発言】 次に伺いたいのは、寡婦いわゆる未亡人の特別控除と老年の特別控除をしたわけでありますが、老人でありかつ未亡人である六十五歳以上の未亡人……
○小山委員長代理 これより会議を開きます。
去る十三日本委員会に付託に相なりました、公団等の予算及び決算の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案、及び国家公務員等に対する退職手当の臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたしまして、政府当局より提案趣旨の説明を求めます。西川政府委員。
【次の発言】 次に所得税法の一部を改正する法律案外七税制改正法案を議題といたしまして、引続き質疑を継続いたします。深澤義守君。
○小山委員 質疑打切りの動議を提出いたしたいと思います。すなわち所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、通行税法の一部を改正する法律案、登録税法の一部を改正する法律案、相続税法の一部を改正する法律案、印紙税法の一部を改正する法律案、骨牌税法の一部を改正する法律案、国民金融公庫法の一部を改正する法律案、及び租税特別措置法の一部を改正する法律案、以上の法律案は長時日にわたつて審議もほぼ盡されたようでありますから、質疑を打切られんことを望みます。
【次の発言】 私はただいま議題となりました開拓者資金融通特別会計において貸付金の財源に充てるための一般会計からする繰入金に関する法……
○小山委員 旧軍用財産の貸付及び讓渡の特例等に関する法律の一部を改正する法律案につきましてお尋ねしますが、陸軍省が持つておりました財産の、大部分は、たしか開拓財産に移管されたはずであります。ところがその開拓財産の中に、開拓地としては不適当で、むしろ山林に直した方がいいようなものがたくさんあります。これを地方の公共団体が借り受け、あるいは買い入れて植林をしたいという希望があるのでありますけれども、このような取扱いについてはどういうふうになつておるのでしようか。大蔵省あるいは農林省からお答えを願いたい。
【次の発言】 一応開拓財産に入れて、開放地区という名前をつけておりますが、農地としては傾斜が非……
○小山委員 高橋国税庁長官がちようどお見えになりましたので、かねて問題になつている点をお伺いしてみたいと思うのであります。それは富裕税に対する資産の評価基準の問題であります。これは主税局の所管ではなくて、国税庁の所管であろうかと思うのでありますが、これについて一般的な基準をまずお聞きしたいのであります。不動産、立木、株式については、富裕税の算定基準をどんなふうに立てておられるか。まずそれを伺つてみたいと思います。
【次の発言】 問題になりますのは不動産の時価であります。この時価が、たとえば賃貸価格の九百倍とか千倍とかいうような処置をとられておるのでありますが、これは非常に実情に沿わないという非……
○小山委員 私もまだ十分に資料を見ておりませんので少しちぐはぐになるかとも思いますが、まず一番初めに伺つてみたいと思いますことは、提案理由によりますと、農林漁業の生産を維持増強する、こう書いてあるのでありますが、この費用でどのくらいの増産になり、どのくらいの生産物がふえるかというようなことが、計算されたものがあるのでありましようか。
【次の発言】 そのほかはわかつておりませんか。
【次の発言】 それではその方は資料で――資料もそういう非常にこまかいものでなくて、よくわかるような資料にして出していただきたい。この金を使つて、それがほんとうに有効に使われる見通しがあるのかどうか。その点を知りたいだ……
○小山委員 動議を提出いたします。ただいま議題となつておりまする旧軍用財産の貸付及び譲渡の特例等に関する法律の一部を改正する法律案、不正保有物資等特別措置特別会計法等を廃止する法律案、並びに国家公務員のための国設宿舎に関する法律の一部を改正する法律案の三案につきましては、すでに質疑も盡されたと思いますので、この際右三法律案につきましては、以上をもつて質疑を打切られんことを望みます。
【次の発言】 ただいま議題となりました不正保有物資等特別措置特別会計法等を廃止する法律案、及び国家公務員のための国設宿舎に関する法律の一部を改正する法律案の二法律案につきましては、この際討論を省略し、ただちに採決に……
○小山委員 この貸付政令案の第一條を見ますと、「貸付を受ける者」ということになつておる中に協同組合が入つておりますが、この協同組合という中には、開拓農業協同組合を含めてのおつもりですか。それとも開拓農協は入らないというお考えでございますか。
○小山委員 これは非常に幼稚な質問だと思うのですが、実行が完了して特経会社たることを解除された場合は、解除されない場合と比べてどういう恩典なりあるいは利益があるか。審議の関係上ちよつとその点を御説明願いたい。
【次の発言】 この企業再建整備法という法律は、金融機関の再建整備法と一緒にできた法律であります。この法律をかえることによつて、別に金融機関の再建整備法に影響するところはございませんか。
【次の発言】 在外公館等借入金の返済の準備に関する法律案、及び企業再建整備法の一部を改正する法律案につきましては、十分審議も盡されたと思いますので、質疑を折切られんことを望みます。
○小山委員長代理 午前中はこれをもつて休憩いたします。午後は一時半から再開いたします。 午後零時二十八分休憩
○小山委員 川野委員の言われたことその他の問題につきまして責任の問題をいろいろ論議されております。そうして答弁が非常にあいまいなんです。これはどなたか答弁できる者がおりますか。たしかこの荒川商事その他に関する代金回收の問題については、訴訟になつておつたのじやないですか。訴訟になつておるかどうかを、ちよつと記憶が薄れておりますから、お伺いしたい。
【次の発言】 そういたしますと、私どもが非常におかしいと思うことは、この契約書を見ますと、買主はこの場合でいえば厚生省大臣官房の総務課長、あるいは文部省の課長ということになつておる。ところが訴訟の相手方はその取扱者になつておる。もし責任が厚生大臣にある……
○小山委員長代理 次に三宅則義君。
【次の発言】 討論は終局いたしました。
これより右両案の採決に入ります。
まず外国為替資金特別会計法案の採決をいたします。右案に賛成の諸君の起立を願います。
【次の発言】 起立多数。よつて本案は原案の通り可決いたしました。
次に緊要物資輸入基金特別会計法案の採決をいたします。本案を原案の通り可決するに賛成の諸君の起立を願います。
【次の発言】 起立多数。よつて本法案は原案の通り可決いたしました。
【次の発言】 次に農業共済再保險特別会計法の一部を改正する法律案を議題として討論に入ります。討論は通告順によつてこれを許します。西村直己君。
○小山委員 ただいま議題となつております旧令による共済組合等からの年金受給者のための特別措置法の一部を改正する法律案、この法律案におきまして、第七條の八幡共済組合の年金に関する部分を改正しようというのでありますが、この法律案改正につきましては、当委員会において小委員会を設け十分に審議し、この法律案ば練りに練つたものなのであります。そしてこれは自由党、民主党、社会党、共産党各党を共同提出者として出されておるものでありまして、審議も十分に済んでおりますので、この際は質疑を省略し、かつ討論を省略して、ただちに採決に入られんことを望みます。
【次の発言】 ただいま議題となりました法律案につきましては、……
○小山委員 関税法と国税徴収法について二、三点政府の考えを伺つてみたいと思います。第一に関税のことでありますが、この関税定率法を国会が可決いたしました場合には、ただちにこれは施行されるわけであります。その場合に、輸入業者あるいはそれらの品物を最終的に輸入する人々の間に、契約上いろいろ混乱が起つて来はしないかということで、関税定率法の施行期日を二箇月ないし三箇月延ばしてもらいたいという希望があるのであります。また同じようなことでありますが、かりに延ばすことができないとするならば、たとえば三月末とか二月末とか、一定の期日までに契約を締結した場合、あるいはLCを開設した場合には、特に旧法による関税を……
○小山委員 物品税について二、三質問いたします。この物品税法の改正の内容を見てみますと、ズルチン、サツカリンについて徴収方法をかえるということと、それから特定の商品に証紙を貼るということがその内容でありますが、この証紙を貼らせるということは即時やるのでありますか。あるいは一定の期間を置いてやるのであるか。それから証紙を貼るという法律が施行されたあかつきにおいては、証紙を貼らないものは販売させない趣旨であるか。これをまず伺つてみたいのであります。
【次の発言】 証紙を貼らせるのは、店頭に出ておるものではなくて、製造業者あるいは卸売業者が、物品税を納めるときに貼らせるという趣旨であろうと思いますが……
○小山委員 ただいま議題となりました国税徴収法の一部を改正する法律案、及び物品税法の一部を改正する法律案につきまして、自由党を代表して賛成の意を表します。国税徴収法案は、われわれがかねがね主張しておりました滞納の整理に関しまして、一歩を進めた改善の法案であり、これによつて徴収困難な者に対しては、一定の猶予期間を与えて、そしてもつて無理のない徴収をするということが、その主眼でありますので、その点賛意を表するにやぶさかでないものであります。 物品税の改正法案につきまして、物品税法のうちの証紙を貼付させるという条項につきましては、いかなる品目に対して証紙を張らせるかという点について、法律上明定して……
○小山委員長代理 これより会議を開きます。
昨二十七日、本委員会に付託されました日本開発銀行法案を議題として、まず政府当局より提案趣旨の説明を聴取いたします。池田大蔵大臣。
【次の発言】 それでは復興金融金庫の現状に関する資料については、至急御提出をお願いします。
質疑に入るに先だちまして、銀行局長から開発銀行法案の内容のあらましについて説明を承りたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それではさよう決しまして、舟山銀行局長の説明を求めます。
【次の発言】 質疑はありませんか。――大上君。
【次の発言】 大上君、ただいまの趣旨を一つ何々何々というふうに明……
○小山委員 ただいま議題になりました農林漁業資金融通特別会計法案については、すでに質疑も盡番されたと思われますので、本案についてはこの際質疑を打切られんことを望みます。
【次の発言】 私は自由党を代表して、ただいま議題になつております法律案について賛成の意を表するものであります。
共産党の諸君は、農民が長年要望しておつたところの長期資金を与えようというこの法律案について反対であります。しかしわれわれは、現在の金額がいかに少かろうとも、こういう制度を打立てたというところに非常な意義を見出すのであります。もしもこの法律案を否決いたしましたならば、共産党の諸君は六十億と言われるが、その六十億の金す……
○小山委員 農林中央金庫法の一部を改正する法律案は、夏堀委員長外四十七名の提出になつておりまして、私もその提案者の一人になつておるのでありますが、実ははなはだうかつな話でありますが、提案をいたしましてから若干疑問の点が出たのであります。そこで直接の提案者にお伺いすることのほかに、実は監督官庁としてはこの点についてどう考えておられるのであろうかということを、幸いに銀行局長及び農林省の官房長が見えておりますので、参考のために伺つてわれわれの審議の基礎にいたしたい、かように思うのであります。 局長並びに官房長に御意見を伺つてみたい点は何かと申しますと、今度の改正法の第十一條に「理事長、副理事長、理……
○小山委員 ただいま議題となりました相互銀行法案につきまして、その提案の理由を説明いたします。 わが国における産業の構成上、中小企業の占める地位がきわめて重大であつて、これに対する適切な金融施策の必要が痛感せられておることは、申すまでもないところであります。従来、中小金融対策として預金部資金、見返り資金等の政府資金の導入、商工組合中央金庫の活用等の諸方策が講ぜられ、相当の効果を上げていることが認められるのでありまして、われわれは、今後これらの施策がますます拡充強化せられんことを、強く要望する次第であります。しかしながら中小金融対策の真の根幹をなすものは、この分野における民間金融機関による自主……
○小山委員 お答えいたします。この法律案が通過いたしましたあかつきにおきましては、無盡業法の現在の無盡会社というものは、今後はできないことに相なります。しこうしてただできるのは物品無盡だけでありまして、金融業務を営む無盡会社というものは今後できません。従つて新しく相互銀行になりたいという方々は、相互銀行法に定めるところの適格條件を備えて申請をする。それに対して大蔵大臣が認可をする、こういう形に相なるのでありまして、段階的にまず無盡会社、それから相互銀行という形はとらないのであります。
○小山委員長代理 ただいまより会議を開きます。
昨二十一日本委員会に付託に相なりました山本米治君外八名提出にかかわる証券投資信託法案を議題とし、提案者の提案理由の説明を求めます。参議院議員山本米治君。
【次の発言】 本法案に関する質疑はあとまわしといたすことについて、御異議はございませんか。
【次の発言】 異議なしと認めまして、次の法案に移ります。
【次の発言】 次に、地方自治法第百五十六条第四項の規定に基き、税関の支署及び出張所並びに支署の出張所及び監視署の設置に関し承認を求めるの件、及び租税債権及び貸付金債権以外の国の債権の整理に関する法律案の、両法律案を一括議題といたしまして、前会に引……
○小山委員長代理 これより会議を開きます。
議案の審査に入ります前にお諮りいたします。一昨二十三日、理事西村直己君の委員辞任に伴いまして、理事が一名欠員になつております。この際理事一名の補欠選任をいたしたいと存じます。前例によりまして、委員長において指名いたすことに御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは西村直己君が昨二十四日再び本委員となられましたので、西村直己君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に有価証券の処分の調整等に関する法律の廃止に関する法律案、証券投資信託法案、及び商法の一部を改正する法律の施行に伴う銀行法等の金融関係法律の整理に関する法律案の三法案を一括議題といたし……
○小山委員長代理 これより会議を開きます。
まず商法の一部を改正する法律の施行に伴う銀行法等の金融関係法律の整理に関する法律案を議題といたします。
【次の発言】 佐久間委員のただいまの動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 異議なしと認めまして、さようとりはからいます。
【次の発言】 次にお諮りいたすことがございます。会期も余すところわずか数日となりましたので、この際閉会中審査に関して御協議願いたいと存じます。本委員会といたしましては、これまで議院の閉会中に、納税及び徴税状況、金融状況等の調査を進めて参りましたので、今度の閉会中におきましても、本調査を行いたいと存じます。つきましては本調査……
○小山委員 税理士法に対する修正案の趣旨を申し上げます。 修正案はお手元に配つてある通りでありますが、この修正案の趣旨は第五十一条でありまして、第五十一条に、「弁護士は、所属弁護士会を経て、国税局長に通知することにより、その国税局の管轄区域内において、随時、税理士業務を行うことができる。2前項の規定により、税理士業務を行う弁護士は、税理士業務を行う範囲において、第一条、第三十条、第三十一条、第三十二条から第三十九条まで、第四十一条第四十三条前段、第四十四条(第三号を除く。)第四十五条(第一項中登録の取消の処分に関する部分を除く。)から第四十八条まで、第五十四条及び第五十五条の規定の適用につい……
○小山委員長代理 これより会議を開きます。
商法の一部を改正する法律の施行に伴う銀行法等の金融関係法律の整理に関する法律案を議題といたします。本案に関しましては修正案が提出せられておりますので、まず提出者より修正案の趣旨弁明を求めたいと存じます。修正案提出者宮幡靖君。
第
【次の発言】 ただいまの修正案の内容は、別紙速記録にとどめることにいたします。修正案の趣旨弁明を終りました。
これより本案及び修正案を一括議題として、討論に入ります。田中君。
【次の発言】 討論は終局いたしました。
これより採決に入ります。
まず宮幡靖君提出にかかる修正案の採決をいたします。本修正案に賛成の諸君……
○小山委員長代理 これより会議を開きます。まずお諮りいたします。ただいま本委員会において審査中の農林中央金庫法の一部を改正する法律案につきましては、今会期中に審査終了に至ることの困難なることが見通されましたので、この際本案を継続して審査いたしたいと存じますが、このために議長のもとに閉会中審査の申出をするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないようでありますから、本案は継続審査のため、議長のもとに閉会中審査の申出をすることに決定いたしました。
【次の発言】 次に請願及び陳情書審査小委員長より、その審査報告を求められておりますから、この際これを許します。
○小山委員 先ほどの内藤委員からの質問に対しまして、貸付は八億円あつた、こうおつしやるのですが、内容はわかつておりますか。またこの貸付の内容と、それから申出に対してどういう方針でやつておられるか。つまりある程度申出が来たところで、それの総額と資金量をにらみ合わせて査定すると申しますか、そういうふうなことをやつておられるのか、あるいは到着順に適当ならと認めたものは、そのままどしどしお貸しになつておるのか、その辺のところをひとつ承りたいと思います。
【次の発言】 私がお伺いしたいのは土地改良についてでありますが、土地改良の項目の中に災害復旧が入つておる。この災害復旧は田の植付の前にどうしてもやらな……
○小山委員 通商産業省の機械局長及び自転車課長にお伺いしたいのでありますが、この自転車工業の振興方策と申しますか、自転車競技法によつて施行者が車券の売上金を受取つて、そしてその経費を差引いた残りを、地方公共団体あるいは国庫に金を納付する建前になつておるようでありますが、その国庫に納付された金というものは、自転車競技法によつて、同額を自転車工業の振興のために使うというように、法律の条文はなつておるようであります。そこで二十五年度の国庫納付金はどの程度であり、そして自転車工業振興のために使われた費用はどの程度であり、かつその内容はどういうものであるか、及び二十六年度の予算においては、それはどういう……
○小山委員 同僚議員からいろいろ出ましたので、補足的に二、三お尋ねしたいのですが、開発銀行の資金の運用の方針としましては、新規の貸付に重きを置かれるのか。あるいは市中金融機関が長期設備資金を出しておるものを、肩がわりするのに重点を置かれるのか。どちらでありますか。
【次の発言】 そうしますと、肩がわりの部分は通貨の回収という意味で、市中金融機関が日銀から借りている分の回収という形でなしに、さらにまたそれは市中に放出される、そういう形になるのですか。
【次の発言】 これは銀行局長に聞いた方がよいのだろうと思うのですが、銀行局としては、開発銀行の肩がわり資金が市中金融機関から肩がわつたものは、回収……
○小山委員 質疑に入る前に、輸出銀行から専務理事が見えておるようでありますから、その運営状況その他について説明を求めたいと思います。
【次の発言】 輸出銀行は金融機関でありますし、財源の確保については万全の策を持つておられると思いますが、信用調査は一体輸出銀行の責任においてやつておられるのか。あるいは協調融資を、やつておる銀行がやつておるのか。どういうふうになつておりますか。それを伺つておきたい。
【次の発言】 そうしますと、あなたの方の判断はあなた方でされるが、その資料は市中銀行が出すのであるということになつて来ると、非常に国家機関として不安はありませんか。
○小山委員 日本輸出銀行法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、昨日の委員会において日本輸出銀行副総裁にお尋ねしたのでありますが、輸出銀行から満足すべき答弁を得ませんでしたので、あらためて銀行局長に伺いたいのであります。 日本輸出銀行法の改正にあたつては、二十億の増資をするのが今度の改正案の目的である。しかるに昨日輸出銀行の資金の運用計画を聞いてみますと、どうもさしあたり二十億今年度内にどうしても緊急必要とするという、こういう積極的な理由が見出されない。そこで銀行局としては資金繰りの関係その他から申して、二十億の資金はこの年度内にどうしてもいるのであるという積極的な理由があるかどうか。そ……
○小山委員 ほかの都合もありますので、今日は一点だけお聞きしておきたいのであります。 退職手当について分離課税をせられる。それは来年一月一日から実施するのでありますが、なお過渡的手段として、今年度における退職者に対しては、従来の一・五の控除に対して、それを三〇%の控除をするという点が考慮されておるようでありますが、それにいたしましても十二月三十一日の退職者と、一月一日の退職者との問には、非常に負担の差が出て来るのであります。そこで承るところによりますと、これは公式の話ではないかもしれませんが、漏れ聞くところによりますと、行政官庁の退職者に対しては今日以後、あるいはこの法案発表以後において退職……
○小山委員 塚田委員のだんだんの質問によりまして、非常にこまかくいろいろな事情であるとか、あるいは法律関係を聞いたのでありますが、根本は塚田委員が言われたごとく、この法律で借入金債務は設定されるのか。いわば形成権としてこの債務は決定されるのか。あるいはすでに在外公館で借入れをしたときに国の債務が発生しておつて、これはそれを確認するための法律なのか。これの根本のところを政府として意見をまとめていただきたい。それがまとまらぬ限りは、質問は始終堂々めぐりをいたします。だから根本は、そこで初めて五万円の限度を切ることが妥当なのかどうかということの問題も起りましようし、千円未満の借入金を千円程度にしたら……
○小山委員長代理 午前中はこの程度で休憩いたしまして、午後は一時半から再開いたします。 午後零時二十八分休憩
○小山委員 農政局長にお伺いしますが、私先ほど内藤君の質問中に参りましたので、あるいはダブるのかもしれませんが、その点お含みおきを願いたい。途中で片耳にいたしましたので、あるいは私の質問は的をはずれておるのかもしれませんが、さつき内藤委員に対する答弁を片耳で聞きますと、今後の農業災害保険は、方針としては農家自体の保険ということで持つて行きたいというふうに、お答えになつたように記憶いたしておる。ということは、つまり災害を受けるところの農家は、自分たちの危険負担において、料率を適当に持つて行くべきであるというふうなお考えのようで、もしそうだとすると、私は宮崎県でありますが、宮崎県のように毎年々々災……
○小山委員 農業共済再保険特別会計における家畜再保険金の支払財源に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案、これにつきましては質疑も終つたようでございますから、この際質疑を打切り、討論は午後まわされんことを要望いたします。
【次の発言】 この提案理由が非常に読みにくかつたので、なかなか理解しにくかつたのでありますが、だんだん読んで行くうちにわかつて来たので、疑同の点はあまりないのでありますが、ただ一点だけ伺つておきたいのは、提案理由の後半の方に、「外国資金の管理権が日本政府に委譲されてからは、実際の取扱いにおきましては、日本銀行から外国為替銀行に再委任しているのでありますが」、こう書い……
○小山委員 関税法等の改正について一言伺つておきたいのでありますが、改正法律案を見ますと、第百四條に、「本法ノ適用二付テハ本州、北海道、四国及九州以外ノ本邦ノ領域申政令ノ定ムル地域」こう書いてありまして、本邦の領域中に政令の定むる地域というものがあることになつておりますが、提案理由の説明を見ると、それは小笠原及び北緯二十九度以南の南西諸島ということになつております。これはこの法律だけに、北緯二十九度以南の南西諸島及び小笠原諸島は日本の領域であるということは、どういうことから起つたのでありますか。政府の解釈をお聞きしたい。
【次の発言】 もう一つ確かめておきたいことは、「本邦ノ領域中政令ノ定ムル……
○小山委員長代理 ただいまより会議を開きます。
物品税法の一部を改正する法律案、及び旧外貨債処理法による借換済外貨債の証券の一部の有効化等に関する法律案を、一括議題として質疑に入ります。
【次の発言】 奥村君にお諮りしますが、あなたの御質問は数字を基礎として進展して行くようでありますが、数字に関する資料は、きよう午後取寄せることにいたしまして、それ以外のことについて御質問をお進め願いたいと思います。
【次の発言】 物品税は午後にまわして、外貨債を午前中に上げたいと思うのですが……。高田君。
【次の発言】 次に第十回国会内閣提出第百六十号、租税特別措置法の一部を改正する法律案が参議院より送付さ……
○小山委員 昨日の委員会におきまして、物品税法の改正案の第十六條の四につきましては、主税局の考え方を聞いたのでありますが、執行当局である国税庁長官が見えておりますので、第十六條の四の第一項、これについて国税庁の今後における取扱いを伺つておきたいのであります。 第十六條の四の第一項は、主税局の意見によりますと、第二項、第三項を受けるための包括的な規定であるというふうな意見であります。しかし法案の條文をすらつと読みますと、必ずしもそうは読めない。というのは、第二項、第三項の、たとえば販売の事実を証する書類を購入者に交付しなければならぬ。あるいは第三項の物品税の額を表示しなければならぬ。この二つの……
○小山委員長代理 休憩前に引続き会議を開きます。
大蔵大臣が見えましたから、大臣に対する税制及び金融政策に関する質問を許します。
【次の発言】 ちよつと申し上げます。ただいま大蔵大臣は本会議において、緊急質問に対する答弁を要求されておりまして、二十分ばかり中座されますので、御了承願います。
【次の発言】 この際ちよつとお諮りいたしておきます。それはただいま通産委員会において審査中の企業合理化促進法案につきましは、大蔵委員会の所管に重要な関連を持つ法案でありますので、通産委員会に連合審査会開会の申入れをいたしたいと存じますが、この点御異議ありませんか。
○小山委員長代理 これより会議を開きます。
租税特別措置法の一部を改正する法律案、及び財政法、会計法等の財政関係法律の一部を改正する等の法律案の二法律案を一括議題といたしまして、質疑を継続いたします。深澤君。
【次の発言】 ただいまの佐久間君の動議のごとく決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、本案については質疑を打切り、討論を省略し、ただちに採決に入ります。
本案に賛成の諸君の御起立を願います。
【次の発言】 起立総員。よつて本案は原案の通り可決せられました。
なお本案に関する報書の件につきましては、委員長に御一任をお願いいたします。
暫時休憩いたしまして、午……
○小山委員 ただいま議題となつております租税姉別措置法の一部を改正する法律案につきましては、すでに質疑も尽されたと思われますので、この際本案につきましては質疑を打切られんことを望みます。
【次の発言】 租税特別措置法の一部を改正する法律案に対する修正案の案文は、お手元に配付してある通りでありますので、これは省略させていただきます。
この修正案の趣旨について申し上げますと、この修正案は所得税法の臨時特例に関する法律の第十九條第一項及び第二項の規定、すなわち源泉徴収の規定を、信託会社が引受けた証券投資信託の信託財産たる株式については適用しないというのであります。その理由は、右の第十九條によります……
○小山委員長代理 これより会議を開きます。
まず閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。一昨二十八日の委員会におきまして、徴税及び金融状況に関する件を、閉会中審査事件として議長に申し出ることに決定いたしましたが、さらに農林中央金庫法の一部を改正する法律案、及び在外公館等借入金の返済の実施、に関する法律案の両法律案につきましても、閉会中審査を進めて参りたいと存じますので、閉会中審査事件としてその旨議長に申し出ることといたしたいと存じますが、この点御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
なお右申し出の手続等につきましては、委員長に御一任願います。
○小山委員 関連して――ただいま佐久間委員から医師の健康保險に対する課税の問題が出ておりましたので、関連して当局の意見をただしておきたいことがあるのでありますが、この社会保險に対する課税の標準率を、三割ないし二割五分ということに国税庁が指示されたことは、私も承知しておりますし、またその文面も見ております。この標準率を三割ないし二割五分としたことにつきましては、社会保險の一点單価の引上げの問題とからんで、政治的な考慮が拂われて、ああいうふうになつたとわれわれは了承いたしおる。ところがその中央におけるいろいろな政治的な考慮の結果が、実際出先当局のところに参りますと、必ずしもそう行つていない。そこで……
○小山委員 ちよつと関連して……。ただいまの旧軍人軍属の援護対策と関連しての所得税の軽減、これは非常にけつこうでありますが、年金その他の場合には、非常にめんどうと申しますか、非常に金額がふえるというので、削除することになつているかと聞いておりますところの、学徒動員だとか勤労奉仕とかあの当時申しましたが、軍需工場あたりに動員されて、それで爆撃を食つてけがをし、かたわになつた、こういう人たちも税の面において、少くとも軍人軍属の遺家族と同じように取扱うべきではないか、というように考えるのでありますが、法案上はどういうふうに相なりますか。それをちよつと伺つておきたい。
○小山委員長代理 これより会議を開きます。
国民金融公庫法の一部を改正する法律案を議題とし、前回に引続き質疑を続行いたします。深澤義守君。
【次の発言】 次にそれでは、これから税制改正に関する件を議題といたしまして、質疑を行うことにいたします。奧村又十郎君。
○小山委員長代理 了承いたしました。三宅則義君。
【次の発言】 農林省の農地管理部営農課の大槻三郎君が見えております。
【次の発言】 ただいまの御質問に対する主管は大蔵省でありますので、管財局長の出席のときにお願いしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの質問は管財局長が御出席の場合にお願いいたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時三十五分散会
○小山委員 ただいまの武藤さんの問題は、私も先々国会かで申し上げたことでありますが、その同族会社の株式を評価する場合に、上場株式を参酌してこういう漠然たるお話でありますが、これは何か通牒でも出されてこういうふうな方式で参酌するということをやつておられるのか。もしそうであるとすれば、その内容をここでお聞かせを願いたい。
○小山委員 数点にわたつて主税局長の答弁を求めたいと思うのでありますが、第一は昨年の臨時国会から今国会にかけて、税の源泉徴收の方針を主税当局はとられ、いろいろな源泉徴收の税目ができて来たのでありますが、これらの対象になるたとえば株式配当の源泉徴收、あるいは今度新たに出て参りました社会保險による源泉徴收、従来からありますところの原稿あるいは放送による源泉徴收、これらの対象となる人たちの人員はどの程度になつておるか、おわかりでありますか。
【次の発言】 人員がまだ精細に出ていないということでありますが、私はその人員が何百何十何方いるのかということを、実は知りたいのではないのでありまして、このような……
○小山委員 運輸当局の方が見えておりますので伺いますが、三万台の車は条約発効後どういうふうに処置されるつもりであるかということと、現在進駐軍が使つておりますジヤポツク・ナンバーというものがありますが、このジヤポツク・ナンバーの車は、講和条約発効後はどういうふうにされるつもりであるか。つまりどういうふうにということは、依然として譲渡形式の処置をとられるのか、あるいは譲渡を自由に認めるような方法をとられるのか。ナンバーはやはり三万台というものは残しておられるのか。これは従来の観念における日本のナンバーに直されるのか。まずそれから伺つておきたいのであります。
○小山委員長代理 それもけつこうでありますが、先日の理事会の申合せで、税法案の討論採決の目標は、今月の二十八日においてあるのであります。これは理事会の決議を経て、委員会の御承認を得ておりますが、大体の目標でありますから、必ずしもそれを、諸般の状況によつては嚴守しなければならぬというほどのものではありますまいが、一応の目標はそこに置きたいと思います。そういうことでこの委員会の運営をやつて参りました関係で、一応さように御了承願つて、そのお含みで御質問をお続け願いたいと思います。
【次の発言】 質問をお続け願います。
【次の発言】 御静粛に願います。
○小山委員 この際主税局長及び国税庁長官に、一言われわれの要望申し述べたいことがあるのであります。先日来の質疑応答によりまして、申告納税者の所得が、昭和二十五年度に比較しまして、昭和二十六年度の所得は平均四割七分ふえていることは、国税庁長官がしばしばこの席上で言明されたところであります。この四割七分はもとより平均でありまして、中にはゼロの人もおれば、十割、二十割とふえている人もおるのでありましようが、平均四割七分ふえているということである。そしてその所得は的確に把握し、納税者自身も認めているのが大部分でありましようけれども、さて納税という段になりますと、現在の金融状況から申しますと、相当納税資……
○小山委員 輸出銀行の副総裁が見えておりますので、一、二お尋ねを申したいのでありますが、今度の法律の改正案は、資本金を百七十億増加するということだけの法律案でありますけれども、そのほかに輸入金融をもあわせ行う、この二つが今度の法律案の改正点であります。この輸入金融を行うことにつきましては、われわれ先国会以来主張して来ておつたのでありますが、現在具体的にこの輸入金融を行う目当というようなものは、どのようなことになつておりますか、お聞かせ願いたいのであります。
【次の発言】 それらの資金が、昭和二十七年度中にどのくらい出て行くお見通しを持つておられますか。
○小山委員 二、三追加して伺つておきたいのでありますが、この輸入金融をやる場合に、これは国内の業者に対して円の金融だけやるのでありますか。それとも外国の業者に対しても、たとえばポンドの金融をやるとかいうふうなことも、この法律でできるのでありますか。
【次の発言】 外国からの輸入原料、たとえば先ほど山際さんからお話のありましたように、外国の鉱山を開発する場合に、外国で資金の手当ができればというような場合のことも想定されておるようでありますが、その場合に日本政府が持つておる外貨を、外国の業者に貸し付けるというようなことも、この法律でできる余地があるのですか、ないのですか、それを伺いたい。
○小山委員 ただいま議題となりました在外公館等借入金の返済の実施に関する法律案につきましては、去る十二国会において提出され、本委員会において審査され、さらに閉会中の審査を受けて本国会に引継がれた法案でありますので、この際提案趣旨の説明聴取を省略し、ただちに質疑に入られんことを望みます。
【次の発言】 農林漁業特別会計の問題につきまして一、二点伺つておきたいのでありますが、昨年度この農林漁業特別会計制度ができましたときに、時の農地局長及び官房長の御同意を得まして、災害復旧の問題、災害復旧に対しまする資金の考え方につきましては、法本来の建前は、今年度に起つた災害に対して、それを復旧する資金というこ……
○小山委員 専売公社の久米監理官及びしよう脳課長が見えておりますので、この際質問を申し上げたいのでありますが、このしようのうの問題は、今度の物調法の廃止の問題にからみましても、いろいろな問題があるのでありますけれども、このしようのうの生産の状況、それから物調法廃止に伴いまするところの収納価格を、どういうふうにお考えになつているか。これをまず最初に御質問申し上げたいのであります。
【次の発言】 物調法が廃止になりますと、しようのうの収納価格というものについても、おのずから変化がありましようし、それから物調法でもつて今政府の買い上げる価格がきまつておるようなものについても、変化が出て来るであろうと……
○小山委員長代理 これより会議を開きます。 関税定率法等の一部を改正する法律案、国有財産特別措置法案、租税特別措置法等の一部を改正する法律案、資産再評価法の一部を改正する法律案、通行税法の一部を改正する法律案、及び災害被害者に対する租税の減免、徴収猶予等に関する法律の一部を改正する法律案の六案を、一括議題として質疑を許します。宮幡靖君。
○小山委員 ただいま議題になりました物品税法の一部を改正する法律案について提案者を代表いたしまして、提案の理由を御説明申し上げます。 本法律案は水あめ、ぶどう糖等に対する物品税を廃止することによつて、わが国農家の主要作物たるいも類に対する需要を確保し、その価格の低落を防止し、農家経済の安定に資しようというのであります。 わが国においてかんしよ及びばれいしよは、その栽培面積六十万町歩に及び、米麦に次いできわめて主要な農作物であつて、畑作地帶においては農業経営の根幹をなしているのであります。しこうしてその生産量の過半が販売され、販売量の半ばが澱粉に加工され、さらにその澱粉の八〇%が水あめ等の原……
○小山委員 租税特別措置法について一点だけ確かめておきたいのであります。先般所得税法の改正法案が出ました際に、外国技術等を使用するものに対する使用料に対して、源泉徴收をするということにつきまして、租税特別措置法では緩和の措置をとるという言明を得たのでありますが、現在その出ました法案を見ますと、重要産業につきましては所得税法にかかわらず、この源泉徴收の率二〇%というものを、今年の十二月三十一日まで延期するという法律案になつておるのであります。十二月三十一日まで延期するということになつた理由について、当局の御説明を承りたいのであります。
【次の発言】 特許権等の使用料について、税の負担が日本の法人……
○小山委員 有料道路についてまずお伺いいたします。いろいろあるのでありますが、時間が十分にありませんので、要点だけお伺いすることにいたしたいと思うのでありますが、この有料道路を設定しようというときの基準であります。どういう基準によつてこれをなさろうとするのか。これはどなたか質問が出たかと思いますが、私少し遅れましたので、あらためてお伺いしておきたい。
【次の発言】 さようでございます。
【次の発言】 それは合格点に達するものは、そういう基準でやられるでありましようが、優先、先後のいずれを先にし、いずれをあとにするかということの判定は、何によつてやられるのか。それをお伺いしておきたい。
○小山委員長代理 休憩前に引続き会議を開きます。
日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴う所得税法等の臨時特例に関する法律案、日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴う関税法等の臨時特例に関する法律案、日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴う国有の財産の管理に関する法律案の三案を一括議題として質疑を続行いたします。質疑は通告順によつてこれを許します。高田富之君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午後三時三十九分散会
○小山委員 日本とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴う所得税法等の臨時特例に関する法律案、並びに関税法等の臨時特例に関する法律案について、政府に質問を行いたいと思います。 まず最初にお伺いしたいのは、本法と国会の審議権の関係であります。先般来本会議におきましても、その他あらゆる機会において、行政協定中予算及び法律を伴うものについては国会の承認を求める旨は、しばしば首相並びに関係大臣が国会において答弁したところでありますが、この答弁は本法律案に対する国会の修正意見を認めたものと解してよろしいかどうか。政府の所見を伺いたいのであります。
○小山委員 日米行政協定の実施に伴う法律案のうちで、所得税法等の特例に関する法律案及び関税法の特例に関する法律案について、主税局長に確かめておきたいことがあるのであります。先日委員会におきまして、日本の業者がCPO、いわゆる中央調達機関に対しまして物品を納入いたします場合に、従来は物品税をかけていなかつたのでありますが、今回これをかけることに相なつたにつきまして、外国業者との間に不公平な競争関係が起りはしないかということを、質問いたしたのであります。それはCPOなる中央調達機関が、軍人、軍属用のいろいろな品物を入れます場合に、外国から入れますと関税もかからないし、物品税もかからないということが……
○小山委員長代理 これより会議を開きます。
議案の審査に入ります前に、連合審査会開会の件についてお諮りいたします。ただいま大蔵委員会において審査中の国有財産特別措置法案、及び長期信用銀行法案の両案について、通産委員会より連合審査会を開いてほしい旨の申出がありましたが、右両案について通産委員会と連合審査会を開くに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないようでありますから、さよう決定いたします。
なお連合審査会開会の日時等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じます。
【次の発言】 次に去る四日本委員会に付託に相なりました参議院提出にかかる補助貨幣損傷等取締法臨時特例案を議題といたし……
○小山委員長代理 これより会議を開きます。
議案の審査に入ります前に、連合審査会開会の件についてお諮りいたします。目下本委員会で審査中の国有財産特別措置法案につきまして、決算委員会より連合審査会を開いてほしい旨の申出がありましたが、右法案について決算委員会と連合審査会を開くことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないようでありますから、さよう決定いたします。
なお本案につきましては、通産委員会及び地方行政委員会とも連合審査会を開くことになつておりますので、これに決算委員会を加え、四委員会合同して審査を行いたいと存じます。それから連合審査会開会の日時等につきましては、委員長に御一任願……
○小山委員 閉鎖機関令の一部改正についてお尋ねをいたします。今度の提案理由の説明を見ますと、清算の結了したものは、民法及び商法の一般法に基いて清算を行うようにしたい、それからその他のものについては、政府が清算人を任命して特殊な清算をするのである、こういうふうなことでありますが、この商法及び民法によつて清算をする部分については、これは当然株主の発言権というものは、法律によつて出て来るのでありますけれども、このその他の政府が清算人を任命する特殊清算人の場合には、株主の発言権というものは全然ないことになろうかと思いますが、これはどういうおつもりでありますか。株主もこの清算の過程において発言の機会があ……
○小山委員 朝鮮銀行の方にも台湾銀行の方にも二点だけ伺つておきたいことがあるのでありますが、第一は、一般の商法、民法の規定によつて清算にかりに移すという場合に、第二会社的なものをつくりたいという御希望であるようでありますが、その第二会社は一体いかなることをやろうと考えておられるのか。これはただ単に金を預かつてそれを運用するというような意味なのか、あるいはその第二会社は、日本の経済復興に役立つような積極的な仕事をなさろうというのか、この点はぜひ伺つておきたいのであります。 その次の問題は、これは台湾銀行にも朝鮮銀行にもお伺いしたいのでありますが、台湾において発行しておつた台湾銀行券、及び朝鮮銀……
○小山委員 国民貯蓄債券法案というのが新しい法律として出て来たのでありますが、これについて当局の意向を若干確かめておきたいのであります。これは大蔵大臣に聞いた方がいいのかもしれませんが、きようは大臣が見えておりませんので、局長がかわつて御答弁願いたいのでありますが、この貯蓄債券法の体系は、政府が債券を発行して、それを政府の資金として扱つて行く、こういろ考え方であります。従つてこれはある角度から見ると、一種の公債政策ではないか。つまり産業資金に行く金ならば、公債を発行してもいいというふうな考え方で、出発されておるのじやないかというふうにも考えられる。その点はどういうふうな考え方でこの法案を立法さ……
○小山委員 ただいま大上委員からもお話がありましたが、この国有財産特別措置法につきましては、非常に政令事項が多いのであります。しかもその政令の内容いかんによつて、この法律の目的が右にも左にも曲るような分も、相当程度あると私は思つております。政令の内容は一体どういうふうにするつもりかというような方針は、この委員会を通じて伺つたのでありますが、実際にその政令が、この委員会において質疑応答されたような方向において、できるかどうかということについては、なおまだわかつていない。そこで委員会で質疑応答されたような方向に、この政令ができるかどうかということについては、われわれも強い関心を持つているのでありま……
○小山委員 関連して。ただいま奧村委員から申されましたところでありますが、われわれがこの問題について議員提案をしたいと考えましたそもそもの問題は、地方に参りますと非常に人員が不足しておるとか、あるいは旅費その他の予算が少いというようなことで、実際行われるべき貸出しが行われなかつたり、あるいは非常にそれが手間取つたり、これを何とかひとつ給與面あるいは旅費その他の面から、是正して行きたいということでこれは考えたのでありまして、この点について政府も同調されてこの法律案を出されたのでありますからして、この法律案が通りましたあかつきには、一日も早くその面から是正されないと、せつかく法律が通りましても、国……
○小山委員 それではこれはしばしば皆さんから議題になつたと聞いておりますが、私ここ二、三日忙しくて顔を出せませんでしたので、あるいは話が重複するかもしれませんけれども、その意味でお答えを願いたい。 問題は高金利取締りの問題であります。この高金利等の取締に関する法律案というものについて、まず最初にお伺いしておきたいのは、この法律案を出すに至つた事情であります。これをまず聞いておかないと、私のこれからの質問があるいは違つた方向に行くかもしれませんので、この高金利等の取締に関する法律案を出さざるを得なくなつた事情というものから、まず政府の側のお考えを聞いておきたいのであります。
○小山委員 今の問題に関連して二点お伺いしたいのでありますが、この説明書によりますと、「復興金融金庫から承継した資産に見合う政府借入金八百五十二億二千万円」となつておるが、ただいまの説明によると、資産という場合には不確定資産も含まれておる。つまり将来とれるかとれないかわからないものも、含まれておるという意味のように解釈するのでありますが、その通りでありますか。
【次の発言】 そうしますと、これは振りかえではなくて、合併なのですね。出資ではなくて合併なのじやないですか。つまり本来ならば、開発銀行に政府が出資するというならば、復金の資産を洗つて、純資産を引継ぐのがほんとうなんだろうと思うのだけれど……
○小山委員 長期信用銀行法案について二、三伺つておきたいと思います。長期信用銀行の問題は、制度としては私はどうしてもこういう制度でなければならぬと考えている一人であります。前に銀行等の債券発行の法律案というものが出ましたときに、その旨を申しているのでありますが、制度としては長期の金融を扱う銀行と、短期の金融を扱う銀行というものがなければならぬのでありますけれども、日本において現在の法律のもとにおいては、商業銀行も届出一本によつて債券を発行できるという制度になつている。これは制度としてはまずいのでありまして、その意味では、この長期信用銀行という制度を設けて、長期信用銀行というものだけが債券を発行……
○小山委員 貸付信託についてはいろいろ質問が出て来たのでありますが、一、二確かめておきたいので質問いたします。信託証券の買いもどしの制度を認めておるのでありますが、これは約款にそう書かせるという方針でお進みになるのか、それとも買いもどしは原則としてやらぬという方針でお進みになるのか、行政上の方針はどういうおつもりでありますか、伺つておきたいのであります。
【次の発言】 この買いもどしについては、約款上は無制限に買いもどしをすることになつておりますか。一定の制限をすることになつておりますか。
【次の発言】 ある会社には買いもどしを認め、ある会社には買いもどしを認めない――認めるというと語弊があり……
○小山委員 ただいまの理財局次長と夏堀委員との間の質問のやりとりは、私はまるでピントがはずれておると思う。と申しますのは、この法律は占領軍が占有者から接收したものを、占有者に返すということを書いてある。夏堀さんの質問は、その返された元の所有者が受取る場合に、一体どうするのかという質問なんです。それをあなたの方で混同されておるから、なお夏堀さんの方ではわからぬし、あなたの方もわからぬと、こういう結果になるのじやなかろうかと思うのでありますが、そうじやありませんか、この法律は。
【次の発言】 その通りでありまして、どうも先ほど来のやりとりは、何を質問し何を答えたかが、お互いに食い違つて飾るという結……
○小山委員 今日は皆様方お忙しいところおいで願いまして、そうして本法律案につきまして御公述をいただくことになりましたのは、この長期信用銀行という法律はまつたく新しい制度でありまして、ことにこの内容には、現在債券を発行されておる勧業銀行あるいは北海道拓殖銀行というようなものが含まれておりましてこれらの利害関係を持つ方々は、一体どのようにお考えになつておるであろうかということを、われわれは知つておく必要があるということから、お忙しい中をおいで願つたわけであります。ただいままでの御発言によりますと、長期信用銀行という制度はけつこうな制度である。それからまた利害関係者である勧業銀行あるいは北海道拓殖銀……
○小山委員 長期信用銀行法案は、長きにわたつて質疑を続けて来たのでありますが、すでに質疑も終了したと考えられますので、この際質疑を打切られんことを望みます。
【次の発言】 ただいま議題となりました長期信用銀行法案に対する修正案について、修正の趣旨を御説明いたします。
本修正案は共産党を除いた各派の共同修正案でございます。修正案の案文はお手元に配付いたしておりますので、これをごらん願うことといたしまして、この際朗読を省略いたします。
修正の箇所は、長期信用銀行法自体に関するものではないのでありまして一この法律の附則で農林中央金庫法の一部改正を行い、債券発行限度を二十倍に拡張いたしておるのであ……
○小山委員長代理 ただいまの有田君の動議のごとく決定することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がないようでありますから、右三案は以上をもつて質疑を打切ることといたします。
これより順次討論採決に入ります。
まず国立病院特別会計所属の資産の譲渡等に関する特別措置法案を議題として、討論に入ります。討論は通告順によつてこれを許します。松尾トシ子君。
【次の発言】 深澤義守君。
【次の発言】 ただいま議題となりました昭和二十七年度における行政機構の改革等に伴う国家公務員等に対する退職手当の臨時措置に関する法律の特例に関する法律案につきましては、討論を省略して、ただちに採決に入られんことを……
○小山委員 緊要物資輸入基金特別会計であるいは質問があつたのかもしれませんが、きわめて愚問かもしれませんけれども、一、二点伺つておきたい。
それは緊要物資輸入基金特別会計の第一条がかわりまして、「政府において取得することを緊要とするもの」ということになつたのでありますが、これがかわつたということは、従来日本で必要があろうがなかろうが、割当物資はとらなければならぬという制度であつたものを、今度は日本政府の希望するものだけをとることになつたという意味でありますか。その点を一つ伺つておきたい。
【次の発言】 その割当物資というものは、日本政府がそういうものは輸入しなくてもよいというものでも、買わな……
○小山委員 資料要求の追加をいたします。簡易生命保險が独立運用されたと仮定した場合の運用利益と申しますか、運用の利回り、つまり赤字が出るというお話でありますから、赤字が出ないようになるかどうかということを示すところの資料を、お願いいたしたいと思います。
○小山委員長代理 これより会議を開きます。
貴金属管理法の一部を改正する法律案及び緊要物資輸入基金特別会計法の一部を改正する法律案の両案を、まず一括議題といたします。
右両案につきましては、すでに質疑は打ち切りとなつておりますので、これより討論に入ります。
【次の発言】 ただいまの佐久間君の動議のごとく決するに御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議がないようでありますから、右両案につきましては討論を省略してただちに採決に入ります。
まず貴金属管理法の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を願います。
【次の発言】 起立総員。よつて本案は原案の通り可決いたしました。
次に緊要物資……
○小山委員 今大臣は非常にかんじんなことを仰せられたのですが、ちよつとしまいの方で語尾がはつきりしておりませんので、一言確かめておきたいのであります。二元運用になることを大臣は考えておるのではない、従つて事前調査もやらない、こうおつしやつた。それがはたしてその通りであるかどうか。それからもう一つ、事前調査もやらないということは、従来通り預金部と自治庁が地方債の額を決定し、それからその明細を決定したものに対して、大臣がしばしばこれは私に私的に申されたことでありますが、ごく平たい言葉でいえば、郵政省の側は資金の運用をするにあたつては、ただ單に伝票を切るだけであるというような考え方で、二元運用はしな……
○小山委員 忘れないうちに、この表の中でいかにもふしぎなところがありますので、これの説明を一応伺つておきたいと思います。先ほど配付になりました表の中で、簡易生命保險年度別府県別收入保險料額の北海道の欄を見ますと、いかにもふしぎなんです。というのは、二十一年が七千八百余万円、その次が十一億三千九百万円にはね上つておる。その次の年になると三億七千七百万円と四分の一に下つております。それからその次が一億二千三百万円でまた三分の一に下つておつて、昭和二十五年度になりますと、それがまた一躍して今度は十八億六千四百万円となつておるのでありますが、北海道はどうしてこのように波がはげしいのか。何か理由がありま……
○小山委員 松崎参考人にお伺いしますが、あなたの方に直接あるいは間接に聞えておるところの、この運用の方法と申しますか、運用の根本方針としては、どういうことでありますか。たとえば簡易保険が集まるならば、それで学校が建つとかあるいは橋がかかるとかいうふうなことで、独立運用がいいのだということを言つておりますか。あるいはまた地方還元になるから、独立運用した方が皆様方のために役に立つのであるというような、勧誘ないしはそういう要望が出ておりますか。その点をひとつ伺つておきたい。
【次の発言】 地方還元ということはどういうふうに聞いておられますか。たとえばその村で簡易保険なり郵便年金が積み立てられたものを……
○小山委員長代理 これより会議を開きます。
簡易生命保險及郵便年金特別会計法の一部を改正する法律案、及び資金運用部資金法の一部を改正する法律案の両案を一括議題として、質疑を続行いたします。質疑は通告順によつてこれを許します。内藤友明君。
【次の発言】 なお委員長からも補足質問をいたしますが、内藤委員が申されておることは、かりに白根保險局長の言われておる通りに、過去のものは有効的な取扱いをするといたしましても、何月何日以降のものが無効になるのか。何月何日以降の超過保險契約は、無効になるかどうかということも聞かれておると思いますので、あわせて御答弁を願いたいと思います。
○小山委員 ただいまの問題に関連いたしまして、一番重要な点でありますので、郵政大臣にお伺いいたします。これはこの間からの御説明のときには、若干違うお答えであつたと思うのであります。ただいまの御説明をそのまま聞き流しますと、あとで取返しのつかぬことが起るかと思うので、あらためて申し上げておくのですが、貸出しに貸主として必要な書類ということは、具体的にはどういうことを要求されるおつもりでありますか。これは窓口が二つになるからとか、あるいは手数がふえはしないかという国民の心配の種を説き明かすかぎでありますから、この点ひとつはつきりとお答え願いたいと思います。
○小山委員 閉鎖機関令の改正案についての当局の説明を求めたいのでありますが、閉鎖機関なるものはどういう根拠によつて、そうしていかなる目的をもつてこれは制定せられたものであるか。これを一通りまずお伺いしたいのであります。
【次の発言】 閉鎖機関を閉鎖機関として指定したということは、一つは政治的に考えて戰時中における活動の懲罰的な目的が含まれておる。第二には、戰後混乱の時代において国民経済に寄與するために、これらの資産を国民に配分するという目的があつたということでありますが、国民経済的な部面については、もはやすでにこの目的は達成せられたと思うのでありますし、また懲罰的な面と申しますか、これまた独立……
○小山委員 中野さんの御質問その他宮幡さんの今までの質問から見まして、どうも私わからなくなつてしまつた点があるのであります、報告を聽取して、それからそれをさらにどうするかということを考えるといたしましても、金や銀については大蔵省所管でありますから、大よそ自分の方で資料は持つておる、こう言われるのであります。金や銀については、あるいは経理が正しいかどうかという判断はつくのでありましようが、ダイヤモンドについてはその判断がつかぬのじやないか。それからもう一つ、それが全体としの判断がつかぬのみならず、一つ一つのダイヤモンドのアイデンテイフアイをどうするか。それがないならばダイヤモンドの場合は、報告を……
○小山委員長代理 これより会議を開きます。 議案の審査に入ります前に、ちよつとお諮りをいたします。昨日の委員会におきまして、未復員者給与法等の一部を改正する法律案について、海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会と、連合審査会を開くことに御決定を願つたのでありますが、その後厚生委員会からも同法案について連合審査会開会の申入れがありましたので、この際お諮りをいたします。未復員者給与法等の一部を改正する法律案について、本委員会及び海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会並びに厚生委員会の三委員会合同して、連合審査会を開会することに御異議はありませんか。
○小山委員長代理 了承しました。 次会は明二十八日午前十時より開会することといたしまして、本日はこれにて散会いたします。 午後四時五十分散会
○小山委員 動議を提出いたします。ただいま議題となつております両案中、接收貴金属等の数量等の報告に関する法律案につきましては、委員長発議により、質疑打切りとなりましたが、さらに食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案につきましても、この際質疑も大体講されたと思いますので、質疑を打切られんごとを望みます。
【次の発言】 動議を提出いたします。ただいま議題となりました両案につきましては討論を省略して、ただちに採決に入られんことを望みます。
○小山委員 議題となりております未復員者給與法等の一部を改正する法律案につきましては、すでに質疑も盡されたと思いますので、この際質疑を打切られんことを動議として提出いたします。
【次の発言】 未復員者給與法等の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨を御説明申し上げます。
この修正案の案文はお手元に差上げてありますので、ごらんを願うことといたしまして、その改正の内容並びに趣旨を御説明申し上げますと、修正点は二箇所あるのでありまして、その第一点は、参議院から出ておりますところの原案におきましては、拘禁中の戦争犯罪人は特別未帰還者の定義の中に含めることとなつておりますために、その結果先般制定され……
○小山委員 理事の選挙をいたすのでありますが、理事の数は五名としまして選挙の手続は省略して、委員長において指名せられんことを望みたいのであります。
○小山委員 修正案はお手元に配付いたした通りであります。一応読み上げます。 昭和二十七年産米穀についての超過供出奨励金等に対する所得税の臨時特例に関する法律鷹の一部を次のように修正する。 第一項を次のように改める。 1 昭和二十七年産米穀につき、米穀の生産者がその生産した米穀をその生産者の名をもつて政府に売り渡した場合において、当該生産者が受けるその売渡に対する代金の金額が早期供出奨励金、供出完遂奨励金又は超過供出奨励金の金額に相当する金額を含むものであるときは、その代金の金額のうち、当該早期供出奨励金、供出完遂奨励金又は超過供出奨励金の金額に相当する金額は、当該生産者の昭和二十七年……
○小山委員 ちよつと関連して。今松尾委員の質問に対して銀行局長は、株主相互金融の場合には、会社の役員がその株を買つて新しい株主に売却する、こういうお話だつた。そうすると分割納入の場合には、その役員のところに預け主は金を預けて行くことになりますか。会社の帳簿上には、おそらく会社に分割納入されているように書かなければおかしいだろうと思うのですが、本人は会社に預けたつもりで、実は役員たる個人に金を預けた、こういうかつこうになりませんか。
【次の発言】 役員の方か会社から借入金をするのですか、それとも新しく株主になろうという人が会社から金を借りるのですか、どちらですか。
○小山委員 有価証券の取引税について二、三質問をいたしたいのであります。まず最初に伺いたいのは、今度創設されました有価証券取引税と、廃止されました証券譲渡所得税との関連でありますが、これはわれわれの解釈によりますと証券譲渡所得税なるものを廃止いたしましたのは、これはわが党多年の要望であり、そしてその目的とするところは、有価証券の譲渡所得税があることによつて、資本の蓄積が非常に阻害されておる。であるからこの有価証券の譲渡所得税は、理論上から言えばこれは置くべきものかもしれないが、現在の日本の資本蓄積の状況その他を勘案して、こういうものは廃止した方がよろしい、こういう前提のもとに多年要望しておつた……
○小山(長)委員 ただいま同僚奧村委員からるる租税政策について質問があり、そして今度の特に預貯金利子についての所得税の全免ということについては、大臣も租税の公平原則を明らかに破っておる、こういうことはお認めになったのであります。自由党におきましても、むろん資本蓄積のための租税の減免ということは考えておったのでありますが、それは今政府から提案されておりますように、所得税を預貯金利子、公社債の利子に関する限りは全面的に免除する、こういう考えとは必ずしも一致していなかったのであります。それは、たとえば西ドイツに行われておりますがごとくに、五万円見当の預貯金に対して、租税をその人の所得から差し引いて、……
○小山(長)委員 提案者の、立法者の意思を確かめておきたいことがありますので、一点だけ質問をいたします。今度の臨時措置法によりまして、政令あるいは大蔵省の省令に譲っている部面がございますが、それは例の配当所得についての資料提出限度の点であります。これは、元来配当所得につきまして今度の修正をいたしました趣旨が、資本蓄積の観点から、政府案によれば、いわゆる預金の利子所得だけを優遇しておって、配当所縁に対して優遇の度が足りない。その結果は、政府案のままで行きますと、資本というものは預金にだけ片寄って直接投資という方向に向っていかない。従ってこれを是正しなければならぬということで、この一連の修正案を作……
○小山(長)委員 石油関税のことでありますが、今までの各委員の質問に対する税関部長の答弁を聞いておりますと、提案理由といささか違いまして、関税の引き上げは国産原油の方が大体目的なのである。たまたまここに石炭対策なるものが出てきたので、その石炭対策と合せるために六・五%というような税率をきめたというふうな説明のようでありますが、第一番に私が疑問に思いますことは、ただいま井上委員が言われましたように、石油というものは日本における原料であるが、外国もこの原料は日本と同じような値段で、あるいは場合によっては日本よりも安く買っている。その安く買っている原料でお互いが国際市場で競争しているのでありますから……
○小山(長)委員 大蔵大臣がせっかくおいでになりましたのでお伺いしたいのでありますが、この関税定率法の改正案をわれわれここ十数回審議をいたしました。ところがあなたの方の税関部長は、この関税定率を今度復活する目的は、国権原油の保護だ、こう言う。国産の原油を保護する機会ができたから、ここで関税定率を一部復活するのだ、こういう御説明です。ところが通産省の鉱山局長の言われるのには、関税の定率をかけるけれども、それは輸出産業用の重油であるとか、海上用の重油は値上りをさせない。ボイラー用の重油だけこれを上げるように行政措置をするつもりだ、こういうふうに言われる、この話しを聞いていると、非常に矛盾するのであ……
○小山(長)委員 この間政務次官から御答弁があったことでありますが、銀行局長に事務的なことをお伺いしたいのであります。自由党と民主党との予算折衝の通程におきまして、例の民間銀行の預金の一定割合を蓄積せしめて、そうして金融債その他の消化に充てさせる、こういう構想のもとに法律案を作ることが協定され、それは政府の方でただいま用意をしつつある、こういう御答弁でありました。ところがきのうでありますか、東京新聞を見ますと、大蔵省は、そういうことはなるたけやりたくないのだといって、民主党と自由党、あるいは大蔵省をやゆするような記事が出ておる。これはおそらくそういう空気が大蔵省にはあるんじゃないか。またきょう……
○小山(長)委員 金融機関の資金運用の調整のための臨時措置に関する法律案につきまして、大蔵大臣に最初にお伺いいたしたいことは、この法律案の提案に至りますまでの自由党と民主党との交渉については御承知のはずでありますが、どうしてこんなに提案がおくれたのでありますか。会期末になって、委員会は御承知のように非常に法律案が輻湊いたしております。非常に早くからかかっている法律案をやっと今審議しているような状況でありますので、会期末一週間やそこらでお出しになったのでは、とうてい審議は間に合わない、こういう状況であることは大蔵大臣たる者は御承知のはずであります。それが非常におそく提出されまして、その結果、法案……
○小山(長)委員長代理 本日はこの程度にとどめ、次会は明後二十三日午前十時から開会することとしまして、これにて散会いたします。 午後零時四十八分散会
○小山(長)委員 日本輸出入銀行法の改正に関しまして、一、二疑点をただしておきたいと思うのであります。貿易振興、外貨収入増加の政策監見地から、海外における土木建築に関する建設工事を促進することはきわめて重要であり、この政策を円滑に、かつ強力に具体化していく必要があると信ずるのであります。海外における建設工事は、それ自体外貨収入を増大する点で大いに振興する必要がありますが、さらに東南アジア、中近東地域の後進国の開発工事を日本が担当いたしますると、開発された港湾、道路、鉄道等を通じてわが国の商品輸出やプラント輸出がきわめて有利に、効果的に実現できるのであります。この意味において、建設工事の輸出は、……
○小山(長)委員 ただいまの横錢君の御質問は、ごもっともな点もありますけれども、問題は、賠償特別会計法を作るか作らぬか、こういうことなのでありまするし、そしてただいま御質問中の朝鮮に関する問題は、いずれ当委員会の議題になります閉鎖機関令等の際にも触れることのできる事項でありますから、この特別会計を設置するかしないかということの点に質問を集中されるように希望いたしたいのであります。そのように委員長は議事進行をお取り計らいを願いたい。
○小山(長)委員 閉鎖機関令の改正に関しまして質問いたしたいのでありますが、この閉鎖機関令というものが制定されてから、指定を受けた閉鎖機関は二千幾つあって、だいぶん最近片づいてきいのであります。しかしながら朝鮮銀行、台湾銀行、あるいは朝鮮殖産などの解除指定というものについては、株主側からは非常に急がれておったのにかかわらず、今日までこれが延び延びになって参りましたのは、仄聞するところによると、今の韓国側の日本に対する請求、いわゆる日韓相互間の請求事件といわれておりますところの、サンフランシスコ平和条約第四条に基く請求の問題がからんでおった。このようなうわさを耳にいたしておったのでありますが、こ……
○小山委員 金融制度調査会設置法案に対する附帯決議案を読んでみます。お手元に配ってある通りでありまするが、これを見ますると、 金融制度調査会設置法案に対する附帯決議案 金融制度調査会の設置に当っては、中小金融、農林漁業金融等又は中小企業、農林漁業等に関して深い知識と経験を有するもののなかからも、特に委員若干名を選任して、中小金融制度、農林漁業金融制度等の改善に資せられたい。 右決議する。これは小会派も含めまして、全員の共同の決議案であります。御審議をお願いいたします。
○小山(長)委員 動議を提出いたします。ただいま議題となっております公共企業体職員等共済組合法案につきましては、かねて自民党、社会党両党において十分検討済みのものであり、特に質疑の必要もありませんので、質疑並びに討論を省略して、直ちに採決せられんことを望みます。
○小山(長)委員 接収貴金属につきまして資料の要求をいたしておきます。それは、接収貴金属の法案の中で、交易営団とか金銀運営会とか、いろいろ現物を返還しない団体の規定がありますが、それらの資本金、それから資本の構成、つまり政府出資が幾らであり、民間出費が幾らであったか。それから時期をいつにとりますか、つまり借入金の状況なんですが、借入金の状況はどうなっておるか、できれば資産、負債、全部出していただきたい。それから資本の構成については、株主の名前を出していただきたい。それだけ要求しておきます。そうして、これは木曜日までに出していただきたい。
○小山(長)委員 接収貴金属についての質問をなすに当りまして、この接収された貸金属のよって来たる原因等についていろいろな疑問もありますので、まず第一に伺っておきたいのは、この接収貴金属法で返還を予定されておる団体は、私の今この法案で調べたところでは国、地方団体、日銀、交易営団、日本専売公社、日本国有鉄道、日本電電公社、それに社団法人中央物資活用協会、社団法人金銀運営会、社団法人金銀製品商聯盟、金属配給統制株式会社、軍需品の製造に従事しておった者、大体これだけは法律の上に出てくるのでありますが、それ以外に返還を受ける団体もしくは個人というものがあるのでありますか。その点を第一番に明らかにしていた……
○小山(長)委員 委員会もたびたび開かれませんので、一つ何っておきますが、不動産銀行はその後どういうふうに進捗しておりますか。大蔵大臣は、今後どういうふうに進めていかれるか、一方針だけ伺っておきたいと思います。
【次の発言】 この問題は、私法案審議のときも申し上げたのでございますが、単なる朝鮮銀行の救済ではないのでありまして、わが自由民主党としましても、中小企業の竹に苦しんでおりますのは、金融はどうにか現有ゆるんでついておりますけれども、依然短期の金融があって、始終期日に追いかけられておる。設備資金はもとよりでありますが、運転資金は特に短期によっておる。そこでこの不動産担保銀行なるものができれ……
○小山(長)委員長代理 引き続いて税制に関する件について質疑を許します。奧村又十郎君。
【次の発言】 それでは本日はこの程度にとどめまして次会は来る十一月十三午前十時から開会することとしまして、これにて散会します。
午後零時五十七分散会
○小山長規君 ただいまの問題に関連してでありますが、この法律の意味は政府にそういう法律を出せということを強制しておる法律でありますか。
【次の発言】 それではもう一つ伺いますが、それは現行税制の面において税法上特別の措置をとるべし、こういうのですか。
【次の発言】 両提案者の意見が違うようでありますが、政府に対して義務を課していないと前の小笠委員は申されるし、あなたは期待されるといわれるのでありますが、要するに政府はこれを出さなければならぬ義務は負わないのですね。
【次の発言】 それではその点は政府はこの法律によって税法を出さなければならぬ拘束は受けないというふうに解釈いたします。
次にもう……
○小山(長)委員 ただいまの問題に関連してでありますが、最近の金融の逼迫は、中小企業といわず大企業といわず、非常な逼迫ぶりであります。中小企業の問題に関しましては、政府の施策としては、ただいまの春日君の御意見の通り、中小企業金融公庫あるいは国民金融公庫を通じて処置する方法が第一番でありますけれども、元来、中小企業金融公庫、国民金融公庫の資金が逼迫いたしますのは、一般の金融が非常に逼迫しておるので、そこで市中企業者が、勢い中小企業金融公庫あるいは国民金融公庫になだれ込んでくる、これも争えない事実であると思うのであります。そこで、中小企業の金融逼迫を緩和するためには、さらにもう一段の努力が必要であ……
○小山(長)委員長代理 次に、所得税法の一部を改正する法律案外税関係十二法律案を一括議題として質疑を続行いたします。石村君。
○小山(長)委員 法人税法の一部を改正する法律案に対する修正案につきましては、お手元に配付してございますから、これをごらん願いたいのでありますが第一条に一項を加える改正規定中の「かつ、収益事業」というものの下にカッコをしまして、「(継続して事業場を設けてなすものに限る。以下同じ。)」を加えるわけであります。 理由といたしましては、しばしば委員会において問題がありましたように、この収益事業について、一時の収益事業も継続的なものもさすものかというような意味の疑義がありましたので、その疑義を明確にするためにいたしたのであります。御了承をお願いいたします。
○小山(長)委員 印紙税法の一部を改正する法律案に対しまして、与野党一致の修正案を御説明申し上げます。 現在政府から提案されております印紙税法によりますと、十万円までが二十円となっており、十万円をこえ五十万円未満は五十円となっておるのでありますが、中小企業者が使いますところの手形類は、大体二十万円ないし三十万円のところが相当なウェートを占めておりこすので、これをいきなり十万円以上は五十円という印紙を張らせるということは中小企業の圧迫にもなると思いますから、この間に三十万円のところに一本線を引きまして、この三十万円以下については三十円の印紙を張るというふうに訂正いたしたいというのが、この趣旨で……
○小山(長)委員 それでは揮発油税法案に対する修正案を読み上げます。 揮発油税法案の一部を次のように修正する。 第九条中「一万五千八百円」を「二万四千八百円」に改める。 附則第九項中「四千八百円」を「三 千八百円」に改める。 附則第十項中「四万八千円」を「三万八千円」に、「九万六千円」を「七万六千円」に、「二十八万八千円」を「二十二万八千円」に、「四十八万円」を「三十八万円」に改める。 以上が揮発油税法案に対する修正案であります。 次に、地方道路税法の一部を改正する法律案に対する修正案を読み上げます。 地方道路税法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。 第四条の改……
○小山(長)委員 両法律案とも、政府原案においては四月一日施行となっておりましたのを、四月一日を過ぎましたので、公布の日施行に改めたいというのがその趣旨であります。 全文を読みますと、 国有財産特殊整理資金特別会計法案に対する修正案 国有財産特殊整理資金特別会計法案の一部を次のように修正する。 附則第一項中「昭和三十二年四月一日」を「公布の日」に改める。国の庁舎等の使用調整等に関する特別措置法案に対する修正案 国の庁舎等の使用調整等に関する特別措置法案の一部を次のように修正する。 附則第一項中「昭和三十二年四月一日」を「公布の日」に改める。 こういうのであります。 趣……
○小山(長)委員 ただいま議題となっております公共企業体職員等共済組合法の一部を改正する法律案に対する修正案の提案理由の説明を申し上げます。 修正案の案文につきましては、お手元に配付してございますので、便宜朗読を省略させていただきます。 この修正案は、公共企業体職員等共済組合法の一部を改正する法律案中、健康保険法の改正に伴う改正規定等の施行期日を、今回別途修正の上、成立しました健康保険法の一部を改正する法律と同様にするため、これらの規定中一部負担金に関する改正規定は、昭和三十二年七月一日から施行することとし、その他の規定は、同年五月一日から施行することに改めるとともに、これに伴い、附則の規……
○小山(長)委員 この際、本委員会より所管事項調査のため委員を議員派遣として外国に派遣するという動議を提出いたします。 すなわちわが国の税制及び金融制度はなお多くの問題がありますので、海外各国におけるこれらの制度を実地に調査研究する必要が痛感されるのであります。特に関税の制度あるいは外国為替の実施状況等、その他あわせて調査いたしたい事項は多々あるのであります。本委員会は、四年前委員数名が議員派遣として欧米各国に派遣されまして、これらの調査を行なったのでありますが、その後の推移にかんがみ、最近における税制及び金融制度、あるいは外国為替の制度、あるいは関税の制度等調査のため、今回さらに欧米及び中……
○小山(長)委員 修正の案文につきましては、配付されておりますので、朗読を省略いたします。 提案の理由を申し上げますと、国有財産特殊整理資金特別会計法という法律が先般国会を通過いたしたのでありますが、御承知のように、接収貴金属等の処理に関する法律案は、前々国会よりの継続審議になっておりましたために、このあとから出た法律案が先に通った関係で、ただいまお手元に配付してあるようなふうに、この項をずらす必要が生じたわけであります。 もう一つは、第十七条第一項の表の改正に関する部分中に、「(昭和三十一年法律第 号」とありますのを、これもまた継続審議をする関係上、今回これを「(昭和三十二年法律第号……
○小山(長)説明員 小山でございます。今度防衛庁の政務次官を拝命いたしたのでありますが、内閣委員会の皆様方にはあらゆる面においていろいろ御厄介に相なります。よろしくお願い申し上げますとともに、防衛庁に関しましていろいろな御連絡等がございましたならば、私の方にお申しつけをお願いいたしたいと思います。
○小山政府委員 この掃海については、われわれの方には装備もあります。ただ非常に海が深いので、それから面積が広いので、非常な困難を伴うだろうという見当はついておるのでありますが、内閣の方から防衛庁で担当してやれという御決定があれば、いたすことについては、これは責任を持ってやることにいたします。
○小山(長)政府委員 去る二月二十五日の本委員会の要求によりまして、調査し報告することといたしました次の各項について順を追って御報告をいたします。 まず元調達実施本部職員酒作定一が退職した当時の事情について申し上げます。酒井定一は調達実施本部契約第二課の皮革係を担当しておりましたが、たまたま昭和三十二年六月上荷、株式会社白木屋――百貨店の白木屋ですが、この株式会社白木屋が東邦工業という会社を肩がわりいたしまして、白木興業株式会社というのを作るに当りまして、この白木興業株式会社から酒井定一を割愛の申し出がありましたので、本人の意思を確めましたところ、転職いたしたいとのことであり、かつ本人の公務……
○小山(長)政府委員 防衛庁設置法の一部を改正する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案の提案の理由及び内容の概要について御説明申し上げます。 最初に、防衛庁設置法の一部を改正する法律案について申し上げます。 政府は、現下の情勢に対処し、国力に応じて防衛力を整備する必要があることを認め、防衛庁の職員の定員を一万九千二百十六人増加し、現在の定員二十二万三千五百一人を二十四万二千七百十七人に改めることといたしました。この一万九千二百十六人の増加分のうち、一万七千九百九十七人が自衛官で、残りの千二百十九人が自衛官以外の職員であります。自衛官の増加分は、陸上自衛官にあっては施設、通信等技術関係部……
○小山(長)政府委員 防衛庁設置法の一部改正法律案の提案理由及び概要につきましては、昨年五月二十六日本委員会において御説明申し上げたところでございますが、同法律案はその後継続して御審議をいただき、今国会においてもさらに御審議を賜わることとなっております。前回御説明申し上げましてから相当の時日を経過しておりますので、前回と同一の内容ではございますが、あらためて御説明いたしたいと存じます。 政府は行政機構改革の一環として、調達庁を防衛庁の所轄のもとに置くことといたしました。 調達庁は、駐留軍が必要とする施設区域及び労務を提供し、また駐留軍から需要を解除された施設区域を保管、返還もしくは処分し、……
○小山(長)政府委員 農林省との関係と申しますか、岡山県の知事の方から、この日本原の演習場には希望条件があることは承知をいたしておりますが、それは中国国有財産審議会に対しまして岡山県の知事から希望条件が出ておるということは聞いております。
【次の発言】 まだ具体的に所管外の問題まで入っておりませんので、そこまでまだ聞いておりません。
【次の発言】 防衛庁としましては演習場でございますので、演習場としてぜひとも使用いたしたい、こう考えておりますが、その判断をいたしますのは、実は大蔵省なんでございまして、私どもの方としましては、演習場として使用いたしたいということを大蔵省に申し出るわけでございます……
○小山(長)政府委員 ただいま議題となりました防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由並びに内容の概要を御説明申し上げます。 政府は、今般人事院の勧告の趣旨にかんがみ、一般職の国家公務員に新たに通勤手当を支給するため、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を提出いたしましたが、防衛庁職員に対しましても一般職の職員と同様に通勤手当を支給することといたしますとともに、この機会に昨年末行われた期末手当の増額に伴いまして、航空手当等の額の俸給日額に対する割合の最高限度を改める等必要な措置を講ずることとし、本法律案を提出した次第であります。 次に本法律案の内容……
○小山(長)政府委員 自衛隊機を今度の聖火リレーに使いますここは閣議できまったのでありますが、これは文部省の要請により、また政府として、アジア大会を円滑に終らせるためというのがその主たる目的であります。自衛隊の飛行機が参って非常に物騒なようにお感じでありますが、たとえば国際親善のために軍艦を派遣するというようなこともあるのでありまして、軍艦が参りましたから物騒だということがないと同じように、飛行機が参りましても、別に武装しているわけでもありませんし、その点については、かえって、文部政務次官から申しましたように、むしろ国際親善を増進するものというふうに考えておるわけであります。
○小山委員 簡単にお尋ねしますから、簡単でけっこうですが、城戸さん、田口さん、秋山さんからそれぞれ……。実は入場税の軽減は、われわれ自民党としましては多いほどいいと思っております。それがただ予算その他の関係で今のような立案になっておりますが、これまた実情に即して、御意見を伺って、なお修正すべき点がないか、今盛んに探している最中であります。そこで一つ伺いたいのは、われわれは映画産業に関しては入場税だけでなしに物品税のことを考えておるわけです。それは今提案にもなっておりますが、たとえばネガ・フィルムは今二〇%の物品税をとっている。それを今度はゼロにしよう、無税にしよう、こう考えておる。それから映画……
○小山委員長代理 石村君、申し合せの時間が十一時半で、あとまだ質問者が三人おるのです。結論があるなら結論の方にだんだん論旨を進めて下さい。
○小山委員長代理 横山君、質問中でありますが、実は、予算委員会で、あなたの方の河野さんが大蔵大臣に対する質問を今始めようというので、先ほどから呼び出し命令がきておりますから、一つ簡単にお願いいたします。
【次の発言】 横山さん、大蔵大臣はもういいですね。
【次の発言】 簡単に附帯決議案の趣旨を申し上げます。
今回の物品税法の第六条第三項の改正によりますと、ある人が下請業者に委託して製品を作ります場合に、従来は資金あるいは労力を供給して作らした場合は、その委託者をもって製造者とみなしておったのでありますが、さらに今度の改正案には、それにつけ加えて、商標の指示をいたした場合、委託者が下請業者に対……
○小山委員 今の問題に関連するのですが、テープレコーダーでとった場合には何年間保存するのですか。それとも、その事案が解決するまでは保存してありますか、途中で消しますか、その点を一つ……。
【次の発言】 私はテープレコーダーをとるべしという意見なんです。なぜかというと、私がしばしば経験したところによると、横山委員は尋問を受けた側の恐怖心だけを言っておられるが、逆に誘導尋問をすることが非常に多い。この査察の場合には、その誘導尋問によってこういうような結論が出たということは、むしろテープレコーダーをとっておいた方がよいという意味で、これは次官、慎重に検討されなければいかぬ。というのは、結果だけを見る……
○小山委員長 これより会議を開きます。このたび私当委員会の委員長に選任されましたが、何分ふなれなものでありますから、委員の皆さん方の御協力を得まして円満に議事を遂行いたしたいと思います。よろしくお願いいたします。(拍手)吉川前農林水産委員長より発言を求のられております。この際これを許します。吉川前農林水産委員長。
【次の発言】 宇田農林政務次官より発言を求められております。この際これを許します。宇田農林政務次官。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
すなわち、秋山利恭君、田口長治郎君、永田亮一君、丹羽兵助君及び本名武君の各理事が、それぞれ昨二十二日委員を辞任されましたので……
○小山委員長 これより会議を開きます。
田口農林政府次官より発言を求められておりますので、この際これを許します。
【次の発言】 次に参考人出頭要求に関する件についてお諮りをいたします。
本日当委員会に、ビール麦問題について森川武門君、岩下豊水君及び山内正治君の三君を、参考人として出頭を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 異議なしと認め、そのように決定いたします。
【次の発言】 農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
まず肥料問題について質疑の通告がありますので、これを許します。永井勝次郎君。
○小山委員長 これより会議を開きます。
この際参考人招致に関する件についてお諮りいたします。
明二日、ビール麦問題について、当委員会に参考人を招致し、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決定をいたします。
なお参考人の人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じます。よろしゅうございますか。
【次の発言】 農林漁業災害に関する件について調査を進めます。
まず、去る七月の新潟県下の集中豪雨による災害問題について、質疑の通告がありますのでこれを許します。大野市郎君。
○小山委員長 これより会議を開きます。 農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。 まずビール麦問題について次の参考人より意見を聴取することといたします。すなわち全国販売農業協同組合連合会会長石井英之助君、全国農業協同組合中央会会長荷見安君、朝日麦酒株式会社社長山本為三郎君、栃木県麦酒麦耕作組合連合会副会長植野伝造君の四君であります。 この際参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。本日は御多用中のところ、当委員会の調査のため、わざわざ御出席をいただきましてまことにありがとうございました。厚くお礼を申し上げます。 ビール麦問題は八月十二日の当委員会におきましてそれぞれ関係当事……
○小山委員 今の問題に関連して、私も疑問がありますので、お答えを願いたいと思いますが、先ほど北山議員の御説明によりますと、共同保有というものは近代化するためにやるのだと言われた。近代化するためには、所有を共同にした方が一番いいわけなんです。そうしませんと、たとえばあぜを取っ払おうというのに、耕作権だけではあぜは取っ払えない。所有権を移さない限りは取り払えない。そうでしょう。機械を使おうというのには、あぜを取っ払う、あるいはみぞを埋め、あるいは高い土地を低くして、そうして初めて近代化ができるのだと私は思う。ところが、今の芳賀委員の御説明によると、これは所有権を移すのではないのだ、所有権を移す場合……
○小山委員長代理 次に、農業災害に関する件について調査を進めます。
東北、北陸地方における農林水産関係の雪害対策の措置について政府からその説明を聴取することにいたします。周東農林大臣。
【次の発言】 ただいまの政府の説明に対し質疑があればこれを許します。
別に質疑もないようでありますから、本日はこれにて散会いたします。
次の開会日は公報をもってお知らせいたします。
午後五時三十九分散会
○小山委員長代理 次に、小倉武一君に、きわめて簡単に補足説明をお願いいたします。
【次の発言】 ただいまの御両名の説明に対して質疑の通告がありますので、これを許します。楢崎弥之助君。
【次の発言】 湯山勇君。
○小山委員長代理 本会議散会後再開することとし、暫時休憩いたします。 午後零時四十三分休憩
○小山委員長代理 ありがとうございました。
続いて、宮城雄太郎君にお願いいたします。
【次の発言】 ありがとうございました。
以上で参考人の意見の開陳は終わりました。
質疑の通告がありますので、これを許します。角屋堅次郎君。
【次の発言】 森田君。
【次の発言】 これにて参考人各位に対する質疑は終了いたしました。
なお、この際一言ごあいさつを申し上げます。参考人各位には、御多用中にもかかわらず本委員会に御出席いただきまして、貴重な御意見をお述べいただき、まことにありがとうございました。厚くお礼を申し上げます。
二時まで暫時休憩いたします。
午後一時十四分休憩
○小山委員長代理 次に、質疑を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。足鹿覺君。
【次の発言】 それでは、一時半より再開することにいたしまして、暫時休憩いたします。
午後零時三十三分休憩
○小山委員長代理 一時半まで休憩いたします。 午後零時五十五分休憩
○小山委員長代理 途中の経過のやつは少し無理だろうと思うのだが、できるだけそれでは今の要求に応じたものを一つ出していただきたい。 それでは午後二時から再開することにしまして、この際休憩いたします。 午後零時二十三分休憩
○小山委員長代理 午後一時半より再開することとし、この際休憩いたします。 午後零時二十四分休憩
○小山委員 この際、私は自由民主党を代表して、次の修正案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 農地開発機械公団法の一部を改正 する法律案の一部を次のように修正 する。 附則第一項中「昭和三十七年四月 一日」を「公布の日」に改める。これが案文であります。 修正案の内容はきわめて事務的なものであります。原案においてはこの改正を昭和三十七年四月一日から施行することといたしておりますが、すでに期日を経過いたしましたので、これを公布の日から施行することに改めるものであります。 以上、趣旨の説明を終わります。
○小山委員長代理 これより質疑を続行いたします。西宮弘君。
○小山委員長代理 玉置一徳君。
○小山議員 私は、九州、四国及び中国地方の長雨による麦作等の減収について現地調査を行ないました派遣委員を代表して、調査の概要を御報告申し上げます。 本調査に参加された委員は、湯山委員、稲富委員と私であります。調査しました県は、九州は全県、四国及び中国は、愛媛、香川、徳島及び岡山の各県であり、調査期間は六月七日から十三日までの七日間であります。 今回の長雨被害は非常に珍しいケースの被害でありまして、本来ならば災害来襲と同時に被害が発生するのが常識でありますが、今回の災害は、被害発生の原因となった長雨が四月中旬から降りだし、それから二カ月余りを経た後において被害を発見したというように、その被害……
○小山委員 私は、九州、四国及び中国地方の長雨による麦作等の減収について現地調査を行ないました派遣委員を代表して、調査の概要を御報告申し上げます。 本調査に参加された委員は湯山委員、稲富委員と私の三人でありました。調査いたしました県は九州は全県、四国及び中国は愛媛、香川、徳島及び岡山の各県であり、調査期間は六月七日から十三日までの七日間であります。 今回の長雨被害は非常に珍しいケースの被害でありまして、本来ならば災害来襲と同時に被害が発生するのが常識でありますが、本回の災害は、被害発生の原因となった長雨が四月中旬から降りだし、それから二カ月余を経た後において被害を発見したというように、その……
○小山国務大臣 私、池田第三次内閣の改造に際し、建設大臣に就任いたしました小山長規でございます。本日、当委員会におきまして、就任にあたっての建設行政に関する抱負の一端を述べさせていただき、建設行政の基本政策についての所信表明といたすとともに、ごあいさつにかえさせていただきたいと存じます。 まず最初に、先日発生いたしました当省の前官房長の不祥事件に関しまして、深く遺憾の意を表するものでございます。綱紀の粛正につきましては、就任当初から部下職員に対し注意を喚起してきたところでありますが、このような事件の発生を見ましたことばまことに心外でございまして、かかる事例の今後絶対生じないよう、職員全員が国……
○小山国務大臣 東京の現状から見まして、その人口の状況、交通の状況、公害の問題等から見まして、何らかの措置を講じなければならぬ、これはだれしも感じておるところであります。その一環として、首都を移転したらどうか、これは一つの見識だと思うのであります。そこで、前大臣の引き継ぎ事項として、私もこの問題を研究しております。それで、前大臣のときに、民間の学識経験者の方々を集めまして、そこでいろいろな問題点を整理しているようでありますが、その中でまだ煮詰まらぬ問題が相当あるわけであります。たとえば行政機能と経済機能とを分離した場合に、はたして一体どういうことになるのだろうかというような問題、それから、首都……
○小山国務大臣 今度建設大臣に任ぜられました小山長規でございます。根っからの野人育ちで、まだ役所のことなどはあまりよくわかりませんが、御協力を願いまして無事大任を果たしたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。
【次の発言】 お答えいたします。
関屋分水のことについては、十分御主張も伺いましたが、これは県の計画もありましょうし、県の負担の問題もあろうと思いますので、県知事との間に十分なる打ち合わせをして、将来悔いの残らないような方策をとりたいと考えます。
それから単価の問題については、いろいろ学校とか土地とか河川とか、やり方が違っておるようでございますから、これは詳細なことについて……
○小山国務大臣 お答えいたします。 まず第一点の、住宅に対しては建設省が最後まで責任を持ってほしい、これはそのとおりでございます。 それで、例の災害復興の住宅につきましては、激甚災害法その他によりまして負担の区分について定めてあるのでございまして、したがって末端の市町村が住宅が幾ら必要であるか、そのうちでたとえば公営住宅については幾らの負担を政府がするかというようなことから、実際問題として末端の町村の負担能力が少ないというような場合には、激甚災害の指定地にならないことによっていろいろな不便が起こることは想像されるわけでありますけれども、いま申し上げたようなことで激甚災については負担の区分で……
○小山国務大臣 お答えします。
事情よくわかりました。いままでまだ大蔵省との間の打ち合わせをしてないそうでありますけれども、よくわかりましたので、来年度からひとつできるようにこれから折衝させます。
【次の発言】 お答えいたします。
この間、おととい伊那地方の、一市三ヵ町村ですか、見てまいりました。非常な災害で、御同情にたえません。本査定は十月の十四日に始めるのでありますが、非常に広範囲にわたっておりますので、大体十一月の六、七日ごろまでかかるだろうということで、いま急がしておるわけであります。
それから激甚災の問題は、御承知のように法律上の要件がありまして、総事業費の集計がまだできており……
○小山(長)委員長代理 本件に関して質疑の申し出があります。これを許します。楢崎弥之助君。
【次の発言】 楢崎君、時間を考えてやって下さい。
○小山(長)委員長代理 これより会議を開きます。
内閣提出、農林漁業団体職員共済組合法の一部を改正する法律案並びに湯山勇君外十一名提出、農林漁業団体職員共済組合法の一部を改正する法律案、右両案を一括して議題といたします。
昨日に引き続き、この際、両案の関係資料について、政府当局から説明をいたしたい旨申し出があります。これを許します。昌谷農政局長。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午後零時一分散会
○小山(長)委員長代理 林君。
○小山国務大臣 私は、今回成立しました新内閣におきまして、再任されて、建設行政を引き続き担当することとなりました。よろしくお願いいたします。 本日、新内閣発足後初の建設委員会が開催されるにあたり、就任のごあいさつをいたすとともに、建設行政の当面の重要問題について所信の一端を申し述べさせていただき、あわせて今般提出いたしました昭和三十九年度当省所管補正予算の概要について御説明いたしたいと思います。 まず、当面の重要問題について申し上げます。 すでに総理からも明らかにしましたとおり、新内閣は、経済開発と均衡のとれた社会開発を推進することを政策の基調といたしております。建設行政についても、特に……
○小山国務大臣 公営住宅の問題につきましては、御承知のように、政府部内においても、住宅を国民の税金でつくることがはたしていいことかどうかという議論があることは、御承知のとおりであります。私どもは、現在のような、まだ国民所得が十分でない、また低所得者層がまだきわめて多い、きわめて広範におる段階においては、住宅政策というものは、これは公共事業の一種であるという意味で、当然補助事業として実施すべきものである、こういう見解をとっておるわけであります。問題の、補助率をアップすることがいいかどうか、アップするにこしたことはないのでありますが、いま住宅局長から申しましたように、家賃との関係で、どの程度の補助……
○小山国務大臣 いまお述べになりましたような事情で突貫工事をやっておったということ、それから監督者が十分な目を光らせるだけの体制になかったというようなこと、実際そういうようなことから起こって異例の事件だと思っております。
【次の発言】 請負制度に原因があるのかどうか私も実はまだ見きわめかねております。と申しますのは、むしろ競争が激化しておるために、自分のところに何とかしてとりたいというようなことで、あるいは供応したりするような事例もあるようにも考えられる。そうしてまたときに食事をともにしたりするようなことが普通のことのように考えられているような慣習もあるように考えられる。そこで、この間から就任……
○小山国務大臣 昭和三十八年度決算の概要につきましては、お手元に印刷物をお配りしてございますので、それによって御承知いただきたいと思います。
何とぞ御審議のほどをお願い申し上げます。
【次の発言】 最近各地におきまして河川敷を国民の広場、体育向上のための広場に使ったらどうだろうという話が出ておりまして、具体的にどうするかということまでまだきめてありませんが、私どもとしましては、特に東京の近郊の河川敷はできるだけそういう方向に利用したいものだという考え方のもとに、さてしからば現在ある設備はどういうようにしたらよかろうかということをいま検討している最中であります。
なお河川管理の状況その他につ……
○小山国務大臣 ただいま河川敷の管理に関する決議がありましたが、大都市周辺の河川敷の利用につきましては、種々の問題があることは御指摘のとおりであります。 政府といたしましても、決議の趣旨に沿い、大都市周辺の河川敷の管理については、国民一般の要望にこたえて、最も適切な措置を講ずる所存であります。
○小山国務大臣 第四十八回国会の建設委員会審議に臨みまして、建設行政の基本施策について所信を申し述べたいと存じます。 政府は、経済開発と均衡のとれた社会開発の推進を政策の基調といたしており、社会資本の整備、住宅及び生活環境施設の充実が一そう要請されるに至っております。 このような情勢に対処して建設行政を推進するに当たり、私は、国土建設の基本構想に基づき、中期経済計画と関連をとりつつ、各種の長期計画を策定し、各般の施策を進めていく所存であります。 以下、建設行政の当面の重要事項について、施策の概要を申し上げます。 まず、住宅対策につきましては、社会開発の中核として、最重点を置いてその推進……
○小山国務大臣 ただいま議題となりました住宅金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。 住宅金融公庫は、昭和二十五年設立以来、国民大衆が健康で文化的な生活を営むに足りる住宅の建設に必要な資金を融通し、国民生活の安定と社会福祉の増進に寄与してまいったのであります。 この法律案は、最近の公庫の貸し付け金に対する要望及び公庫の業務運営の実情にかんがみ、公庫の業務の範囲を拡大するとともに、既存の貸し付け制度の改善等を行なおうとするものであります。 その要旨を申し上げますと、まず第一に、市街地の高度利用をはかりつつ住宅建設を推進する方策として、次の諸……
○小山国務大臣 参議院の本会議の都合がありますので、いままでのところだけまとめて、私の考え方を申し上げてみたいと思います。 最初の、特改三種、四種の問題でございますが、これは地方においてそういう要望があることは、私ども十分承知をいたしておるわけでございます。問題は、全体の事業量との間のバランスの問題であると思います。そこで、特改の三種、四種をかりにどんどんふやしていく、そうすると今度は片っ方が停滞するという問題が出てまいることは当然であります。そこで、いま申されました中で、特に特改三種の基準の問題でございますけれども、これは事業全体が伸びていかないと、基準を変えるということはなかなかむずかし……
○小山国務大臣 いまから考えますと、ずいぶん乱暴な法律であるというふうな感じがいたします。それは明治二十九年の法律ですから、そういう法律も可能であったろうし、国会も通ったのだろうと思いますが、しかし、これが有効か無効かということになれば、いま河川局次長が申しました有効、無効論にはならないと思います。これはやはり有効なんだろうと思います。ただ、それでは具体的に、一体こっちに一間寄ったところか二間寄ったところかという点は、それはおそらくいままでの習慣、あるいは残っておるくいによる、この線にあったであろうという推測とか、いろいろな慣例が確立しているのじゃないかと思うわけでありますが、いま栗原さんのお……
○小山国務大臣 ただいま議題となりました治山治水緊急措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。 現行の治山治水緊急措置法は、治山治水事業の重要性にかんがみ、その緊急かつ計画的な実施を促進するため、昭和三十五年に制定されたものでありまして、政府におきましては、同法に基づきまして、治山事業及び治水事業の両事業につき、それぞれ昭和三十五年度を初年度とする前期五カ年計画、及び昭和四十年度を初年度とする後期五カ年計画からなる十カ年計画を策定し、これにより治山治水事業を推進して、今日まで相当の実績をあげてまいりましたことは御承知のとおりであります。しかしながら……
○小山国務大臣 住宅の問題でありますが、国の全責任で住宅を建てるかどうかということでございますけれども、これは国が全責任を負うことができるならば、それが一番望ましい形であります。ところが、その責任にはおのずから力が伴わなければなりませんが、御承知のように、いま国がやっております公営住宅、あるいは公団住宅、いろいろありますけれども、公営住宅のように、国民の税の中から支払われる部分が非常に多いもの、それから住宅公団の住宅のように、国民の貯蓄にまつもの、二通りあるわけですが、そこでおのずから国の責任と申しましても、国の力の度合いによって、果たし得る責任の限界というものが出てくるわけであります。そうい……
○小山国務大臣 予算の金額上の伸びは、予算の数字をごらんいただければわかるわけでありますが、その中で、治山、治水費の伸びはどうだろうかということでありますけれども、これは私の考えでは、たとえば住宅にしましても、道路にしましても、用地費が上がったりあるいは建築単価が上がったりしますと、それだけ金額では伸びても、事業量は伸びないわけでありますが、その用地費などの比較なりあるいは工事費の比較におきましても、道路や住宅と比べると、治水事業のほうは、用地なりあるいは建設単価の、いわゆる物価騰貴に災いされる面は比較的少ないのじゃないかというふうな感じであります。 なお、詳細は事務当局から御説明いたします……
○小山国務大臣 この間、予算委員会でお話がありまして、私が二つ、これはひとつ私のほうでも調べてみようと言ったことがありました。一つは、例の公示をするときに、少数の場合には一人一人やったらどうだろうというお話で、私も一応それはもっともなように聞こえたものですから、調べてみましたら、事業の認定をするときには、まだだれが所有者であるかわからないときに認定をするのだそうであります。ですから、その場合に、一体権利者がだれであるかということまで調べてやりますと、事業の認定が非常におくれますので、そこで、だれが所有者であるかわからずに、この路線について事業認定をするという形をします。そこで少数の場合には、今……
○小山国務大臣 きのうも申し上げましたように、いまおっしゃったようなたびたびの災害で、最初の計画どおりやれない場所が出てくる。それから一方においては、緊急を要するために、そっちのほうをやってしまったということもあるわけでございます。そのほかに、流域の社会といいますか、人口、産業の模様が変わってきてしまって、緊急を要する場所がまた別のほうに移動したというような面もあります。が、やはり理論的な問題としましては、新河川法が施行されることになったので、そこで、いまの旧河川法によってつくっておったものとは、やはり法律的に違う新河川法の水系一貫の思想によって、五カ年計画をつくり直す必要が出てきたんだ。これ……
○小山国務大臣 いま数字をつまびらかにしませんから、数字の点は、あとで住宅局長から申し上ごますが、要するに、従来と比べて、住宅予算の伸び、あるいは住宅資金に回す財投資金の比率、そういうものについて、従来よりも非常な伸びを示している、こういうことと、それから、政府の心がまえとして、いままで道路や河川ということを強調してきたのでありますが、今年度はさらに一そう住宅について力を入れる、こういう趣旨を申し上げておるわけであります。
【次の発言】 社会開発というのは、いろいろな意味にとられておりますけれども、いままで国会で明らかにされた議論を要約いたしますと、経済の成長政策をとってきたわけでありますが、……
○小山国務大臣 この前の委員会以来、当事者能力の問題がよく出ておりますが、この間の委員会におきましても申し上げましたように、公団というものはいわゆる民間会社じゃないのでありますから、資金調達そのものが大体政府に依存しておる、そういう性質の法人であります。それからまたもう一つは、事業そのものが道路をつくったり管理するという公の目的を持って駆りますから、しかもその料金はできるだけ安くしなければならぬ要請もありますので、そういう意味で、法律上あるいは予算上の制約があるわけであります。その前提に立っておりますから、したがって、その給与の基準であるとかいうようなものは、建設大臣の認可事項として、法律上明……
○小山国務大臣 ただいま議題になりました地方住宅供給公社法案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。 御承知のように、政府は、社会開発の一環として住宅対策を重視し、昭和四十五年度までに一世帯一住宅を実現して、国民のすべてが健全な明るい住生活を営むことができるよう、政府施策住宅を拡充強化するとともに、民間自力建設住宅の促進をはかっております。 この施策の実施にあたっては、賃貸住宅を希望する者には賃貸住宅が、持ち家住宅を希望する者には持ち家住宅が得られるようにすべきことはもちろんでありますが、最近の宅地価格の高騰等により、住宅の建設費が増大し、中堅階層の勤労者にとっては、持ち……
○小山国務大臣 お話のように、せっかくこういう法律があるのでありますから、これを厳正に執行したいと思っておるわけであります。
【次の発言】 私、まだ立ち入り検査ができるかどうかの点がつまびらかでありませんので、あとで調べて申し上げますが、立ち入り検査ができるのであれば、当然に事前の予防ができるわけですが、ただ不正事実が確定してからという法律になっておりますと、この点が事後処理になりますので、その辺を少し確かめまして、御返事申し上げます。
【次の発言】 土地が投機の対象になって、そのために地価が上がったりすることは、確かに望ましくないことなのであります。ただ、自由なる投資を認めておる経済社会にお……
○小山国務大臣 私が予算のときに考えましたことは、建設省が住宅の所管省なのでありますから、最初は資金もこちらのほうに、たとえば厚生省の厚生年金というようなものも住宅公団あるいは住宅公庫に使えるようにしたい、こういう考え方を持っておったわけなんです。それで内部的にもいろいろやってみましたが、実際問題としては、厚生年金でつくる住宅と、われわれのほうでつくる住宅とは場所も違うし、使用目的も違うというようなことから、とうとうその問題は解決を見ないままにいまなっておるわけであります。ただわれわれのほうとしましては、たとえば住宅の規模とか戸数については、事務当局間で十分打合わせをしまして、政府施策住宅であ……
○小山国務大臣 この七日から今日まで委員会が開かれなかったいきさつについては、いろいろなうわさは聞いておりますけれども、確たるところは承知していないわけであります。
【次の発言】 元来、委員会というものは国会側のものでありまして、国会側が開く開かないをおきめになることでありますから、いわゆるうわさと委員会を開会しなかったということとの間には、私は公式にはつながりはないものだと思っております。
【次の発言】 それは、委員長個人と建設省の間に何かトラブルがあったことは聞いております。しかし、そのことと委員会が開かれなかったこととの間に関連があるというのはおかしいと思う。そういうことがあってはならぬ……
○小山国務大臣 現実に河床が低下して取水ができなくなっているという、その事実を主としてお話しでありますけれども、この河床が下がったこと自体が、その原因を与えたのは一体だれであるのか、故意にやったのか、故意にやったものであれば当然何とかしなければなりませんが、自然に下がった場合に、すべてこれを河川管理者が、その関係の取水口までやっていくということは、筋道としてはどうかと思うのであります。しかし具体的な場合には、また河川の維持管理の立場からいっても、そういう取水口とあわせてものを考えなければならぬ場合もあろうかと思います。これはやっぱり具体的な問題として考えなければならぬことであって、一般的な問題……
○小山国務大臣 首都圏整備法及び首都圏市街地開発区域整備法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその趣旨を御説明申し上げます。 現下の首都及びその周辺は、人口及び産業の集中化が無秩序に進んでおりますが、この対策として、全国においてはここ数年来ことに公共施設の整備に努力するとともに、他方、首都圏の既成市街地における工業等の制限に関する法律の改正強化を行ない、人口増加の原因となる施設の新増設を一そう抑制することとし、あわせて工業衛星都市としての市街地開発区域も十八地区にわたってその育成整備につとめているところであります。 このような政府あるいは地方公共団体等の懸命の努力にもかかわら……
○小山国務大臣 この間から引き続いての岡本先生のお話は、私もそのとおりだと考えます。つまり区画整理事業というようなものは、まだ住民がそれほど住んでいない、さら地も相当あるというところには非常に適した方法でありますけれども、密集してしまってさら地などはあまりないというところでこの方式をやるとしますと、非常な無理があります。したがって、密集地帯の改造は、やはり都市改造法によってやるべきであって、しかもそれにはいままでの手法をある程度根本的に考え直さなければいかぬのじゃないか。たとえば平家建ての住宅を高層化するとか、そのためには相当な国家資金も要りましょうし、住宅資金も要りましょうし、そういった面も……
○小山国務大臣 御承知のように、今年度の予算には、二十億円をもちまして、五つの路線について着工するという予算の決定を見たわけであります。そこで、とりあえずわれわれの当面の目標は、この五つの路線についてこれを早く完成したい、これを一応の目標にしておるわけであります。したがって、稚内から鹿児島に至る全部の路線をいつまでに完成するかということは、相当先の問題になりますし、そして相当な財源を必要とするわけでありますから、そこまでまだ申し上げる段階には参っておりません。とりあえず私どもの今年度から着工しようとする縦貫道路につきましては、一応こういうふうに考えておりますので、述べさせていただきたいと思いま……
○小山国務大臣 ただいま議題となりました建設省設置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。 近年の経済成長に伴い、産業の基盤となる各種の公共施設の整備あるいは住宅及び生活環境施設の充実に対する要請は、ますます大きくなりつつあります。また、経済成長と均衡のとれた社会開発を推進するため、宅地問題の解決が急務となってまいりました。このような事態に対処するため、建設省といたしましては、行政組織等の面においても、これに即応する体制の整備、特に宅地対策のための機構の整備、及び本省、地方建設局間の事務執行体制の再編成が必要とされるに至っております。 このような見……
○小山国務大臣 間違いがあるといけませんから、官房長からその点御説明申し上げます。
【次の発言】 いま官房長から答えたのは、一般論であります。要するに、たんのうであれば事務官であっても技術官であってもよろしいというのが一般論でありますけれども、実際問題として、いままで企画室は技術の人がやっておったわけですが、その人たちが当然今度はこの計画部長になる、こういう方向で動かしていくのが一番望ましいのじゃないか、こういうふうに思っておるわけであります。なお、将来事務の人でいわゆる技術的なことにも明るい人が出てくれば、そのときには、事務の人を当てることもあるかとも思いますけれども、当分のところは、おそら……
○小山国務大臣 御承知のように、建設省設置法を改正しようと考えましたのは、一つには、本省で扱っておる仕事で地方にまかしたほうがいいというものが非常にたくさんありますので、本省のほうは企画、統制、そういうことに専念すべきであるという臨時行政調査会あたりの示唆もあり、そういうことでやりたい。そういうことで、本省のほうは企画、統制に専念をし、地方のほうは実施事務に専念をする、こういうことであったのでありますが、歴史的には、その内容がはっきりのみ込めていないために、本来は地方に移すときに、地方庁、いわゆる知事に権限を移したらどうかというような意見も一時あったことはあります。これは本省の内部の仕事を地方……
○小山国務大臣 そのおっしゃった内容をあとで見せていただきますが、いま村山さんがおっしゃったような内容であるとすれば、それは現役の連中がそれに入るのは不穏当であります。第一、私は就任以来、職務中にゴルフをやったりマージャンをやったりしているような執務態度は絶体いかぬとたびたび言っておることでありますし、また現に私の目の届く範囲内ではやっておりません。ですから、そういったような疑いを持たれるようなことをやること自体もよくないのでありまして、その内容が、たとえばお互いの福祉を増進しようというようなことであるならば、まだ怒すべき点もありますが、一緒になってゴルフ場をつくろうなどというようなことである……
○小山国務大臣 いま道路局長からお答えしましたような趣旨で指導しておるわけですが、ただそれがたまたま目こぼれがあったのであろうと思いますので、今後所長会議などを開くたびにそういう点を注意しまして、いささかでもそういう苦情があれば、直ちに上司のほうに報告して、処置について判断を仰ぐ、こういうふろに指導いたします。
【次の発言】 いまのお話は、関越高速自動車道路のお話でありますが、これは御承知と思いますけれども、高速自動車道路をつくります場合には、予定路線に関する法律というものができまして、それから実行に着手をするわけなのであります。残念ながらまだ関越自動車道路については、予定路線の法律はできてお……
○小山国務大臣 お答えを申し上げます。 いま高田さんがおっしゃいましたうちで三宅坂のインターチェンジの問題は、これは、公団側には起訴された者はおりません。この点は申し上げておきます。これは、建設業者のほうが横流しをした事件でありまして、この点はまたあとで申し上げる機会があると思いますが、公団側のほうにはございませんことを申し上げておきます。 これと別個の事件で、二人ばかり収賄の容疑をもってただいま起訴されておる者がありますが、これは、司直の取り調べ中でありまして、まだ詳細のことはわかっておりません。 ただ、私がこの際申し上げておきたいことは、いま高田さんも申されましたように、こういう事件……
○小山国務大臣 お答えいたします。いまお話がありましたように、土地問題、地価問題を根本的にやろうといたしまして、一月ほど前に宅地審議会の諸先生方と、形式ばったことでなしに、お互いの考えをひとつ述べ合ってくれないかということで、私も五時間ばかり一緒に話を聞いておったわけです。いろいろな提案がありましたが、中にはとてもできそうにもないものもありますし、中には思い切ってやればやれないことはないような気もするというような提案がいろいろありまして、いまそれを整理いたしております。そこで、その中で考えましたことは、どのような案を進めるにしても、これ以上の案を進めようとすると、どうしても土地利用の問題にぶつ……
○小山(長)委員 一言いまのに関連して質問いたしたいと思いますが、激甚法の現在のたてまえからいって、小範囲のものに適用できないことはわれわれも了解しております。将来の問題としては当然改正しなければならぬと思いますけれども、現況では激甚法は適用できないだろう。しかし国会において総理みずからが激甚法に準ずる取り扱いをする、こう言われておる。とするならば、取りまとめ官庁である総務長官においても、激甚法に準ずる取り扱いとは具体的に何だということは、もうすでにその腹案があるはずだと思いますが、それについてひとつ腹案をお示し願いたい。
【次の発言】 しかし、結果において特別交付税でというお話はわからぬでは……
○小山(長)委員 いままで質問がありましたから、重複を避けます。
第一は、この基準の改定をするとおっしゃるが、目標としては何月ごろまでに基準改定が終わりますか。それは十勝沖、えびの地震、当然遡及するものと思いますが、そのとおりですか。
【次の発言】 そうすると、まだ今年一ぱいにとうてい期待できない、こういうことですか。
【次の発言】 遡及しますか。基準の改定ということを言っている以上は、十勝沖地震、えびの地震に遡及することは当然の前提だと思うのですが、その点どうですか。
【次の発言】 これだけ問題になっておるのは、準ずる措置というようなことを総理が国会で答弁したことに端を発しておるわけです。……
○小山(長)委員 小委員会の経過並びに結果を御報告申し上げます。 いも、でん粉等価格対策に関する小委員会は、八月十日、本委員会においてその設置が決定され、八月十二日、委員長より小委員長及び小委員が指名されました。この結果、小委員会は、九月十七日及び十月八日に開会し、政府からいも、でん粉の需給現況、価格算定等について説明を聴取し、質疑を行ないました。 以下、審査の過程を通じ問題となりましたおもな事項といたしましては、 一、いも、でん粉等の現況にかんがみ、適正な生産対策を講ずること。 二、いもでん粉とコーンスターチとの生産及び価格関係等について、その調整を適正に行なうこと。 三、いもでん……
○小山国務大臣 環境庁長官に就任いたしました小山でございます。どうか今後ともよろしくお願いいたします。 第六十九回国会衆議院公害対策並びに環境保全特別委員会の開催にあたりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 わが国経済の急速な拡大と都市化の過程で生じつつある公害と自然破壊は、最も緊急に解決を迫られている政治課題の一つであります。このことは、ひとりわが国のみならず、諸外国においても同様でありまして、過日ストックホルムで開かれた国連人間環境会議におきましても、環境問題を全地球的見地から取り上げ、対処していこうとしているのであります。 環境問題解決のため、新たに環境庁が設置されてから一年を経……
○小山国務大臣 いまお話しのありましたとおり、四日市の裁判あるいは三井金属が被告になりました裁判などにかんがみまして、今後の地域開発にあたっては、これらの裁判並びにそのよって来たるところの世論、こういうものを十分に配慮した政策を進めていかなくてはならない。私もまた閣内におきまして、そういう立場から、あらゆる場をとらえて、今後の企業のあり方あるいは地域開発の進め方については、これらの教訓にかんがみまして、その教訓をもとにして職責を尽くしてまいりたい、かように考えております。
【次の発言】 今後の被害者の救済あるいは予防対策という点からいいまして、おっしゃるように財産の被害をどうするかという問題に……
○小山国務大臣 瀬戸内海について、いまマスタープランをつくる段階において、特別立法を含めた調査を進めておりますことは田中委員長も御承知のとおりであります。そこで東京湾もまた瀬戸内海とほとんど同じくらいよごれておりますこと、また事実のようでございますので、これらの調査は当然やらなければなりません。そこでいまの法律をつくるかどうかというような問題については、これは当然規制を伴う法律でないといけないと思っております。そこでいまの瀬戸内海の問題のときにあわせて東京湾はどうするかということを当然考えていかなければなるまいと思っております。
【次の発言】 瀬戸内海のときにも申しましたように、いろいろな基礎……
○小山国務大臣 被害者の救済につきましては、一般的に来年の国会に被害者救済に関する制度をつくりたいということで、いまその準備を始めようとしておるところでありますが、その際に財産被害を含めるかどうか、これは含めるべきだと思いますが、財産被害を含める場合に、原因者負担ということからいいますと、一体どういう範囲にどういう徴収をすればいいかというような相当むずかしい問題もあるわけであります。財産被害を含めるべきだと思いますが、徴収の相手方あるいはその取り方、こういういろいろなむずかしい問題がありますので、準備の作業の際にこれらを含めて検討を加えていこう、こういう考え方でいま進んでおる最中であります。
○小山国務大臣 大雪山の国立公園内に貫通する道路をつくってほしいというのは前々からの懸案でありまして、私が引き継ぎましたときにも同じような提案があったわけであります。そこでこれは調査の結果に基づいてということで考えておったわけでありますが、現地の調査は四十五年の七月に一応やりまして、その際には動物についての調査、これは北海道自然を守る会の協力を得まして、その意見も入れたわけであります。それから四十七年の八月には植物関係と地質の調査、これは専門家を同伴しましてその調査をしたわけでありますが、私も現地に参りまして、ルートについてはこれは北海道庁がいっておるルートでは絶対いけない、こういう判断をした……
○小山国務大臣 お答えします。
鹿島の問題につきましては、御案内のように、過去においてたびたび失敗もありましたし、また、いろいろな、ミスがあったことは事実であります。現状ではどうかと申しますと、現状においては、たとえば大気につきましては、県の報告によりまして、これは基準以下であります。また、水については若干の問題があります。その他、住居と工場との間の接近の問題がありますが、これは、県において現在逐次移転の計画が進んでおりますので、この問題は間もなく解決すると思います。
【次の発言】 おことばですが、健康被害がなければ公害はないと申し上げた記憶はございませんが、いまお話がありましたように、大気……
○小山国務大臣 最初に、大隅開発に関します生態調査のお話でございますが、大隅開発につきましては、これはまだ県が試案を出している、試みの案を出しておる段階でありまして、私どもとしましては、これは、政府に対しましてその要請がありました場合に、いまの植物あるいは動物の関係はむろん、亜硫酸ガスその他によるところの公害の問題、そういったものを当然十分に事前に調査し、チェックした上で、初めていいか悪いかということを言う段階にありますことを申し上げておきたいわけであります。 もう一つの自然環境と道路の問題でありますが、この間、公園審議会に五本の道路を諮問をいたしまして、そのうち、大雪道路と妙高道路が審議保……
○小山国務大臣 大筋は、先ほど企画庁長官、建設大臣が申されたとおりであります。それで環境庁としましては、職住を分離するとかあるいは自然の環境を保持できるような地域を設けるとか、そういったような生活環境に密接な問題をこれに挿入するようにということで、事務次官会議で協議をいたしているところであります。
○小山(長)委員長代理 時間が終了しておりますので、明快にお願いします。
【次の発言】 これにて渡部君の質疑は終了いたしました。
午後一時より再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午前十一時三十八分休憩
午後一時三分開議
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。正森成二君。
○小山(長)委員長代理 関連して、堀昌雄君から要求がありますので、質問を許します。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 質問者の声が聞こえません。
○小山(長)委員長代理 三谷君、時間が終了しております。
【次の発言】 三谷君、時間が終了しております。簡単に願います。
【次の発言】 これにて三谷君の質疑は終了いたしました。
次に、楢崎弥之助君。
○小山(長)委員長代理 理事会で検討いたします。
【次の発言】 この件は理事会で検討することにしております。
【次の発言】 理事会で検討することにいたしております。
【次の発言】 残余の持ち時間を保留して、これにて石母田君の質疑は終了いたしました。
次に、多賀谷真稔君。
【次の発言】 多賀谷真稔君、次に進められませんか。(発言する者あり)多賀谷真稔君、続けてください。(発言する者あり)ちょっと速記をとめて。
○小山(長)委員長代理 ちょっと小沢さん、もう時間が来ているのですよ。
○小山(長)委員長代理 もう時間が来ましたよ。
【次の発言】 これにて坂口君の質疑は終了いたしました。
次に、林百郎君。
【次の発言】 財政局長からまず説明してください。
【次の発言】 建設大臣の要求はありません。
【次の発言】 建設大臣の都合を聞きます。
【次の発言】 林君に申し上げますが、建設大臣は建設委員会に出席中でございますので……。
【次の発言】 建設大臣は要求がありませんから。いま都合を聞いております。
【次の発言】 ちょっと旦審議官、いつまでにその資料を出せるの。
【次の発言】 数分以内にか――それでは数分以内に出させます。
○小山(長)委員長代理 これにて児玉君の質疑は終了いたしました。 柴田参考人、助川参考人には、御多用中のところ御出席をいただき、まことにありがとうございました。厚くお礼申し上げます。どうぞ御退席いただいて結構でございます。 次に、佐野進君。
○小山(長)委員長代理 これにて石野君の質疑は終了いたしました。
次に、嶋崎譲君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 理事会で相談することにいたします。
これにて嶋崎君の質疑は終了いたしました。
次に、寺前巖君。
【次の発言】 遠藤職業安定局長、正確に答えてください。
【次の発言】 質疑の時間は終了しておりますから、簡単に。
【次の発言】 これにて寺前君の質疑は終了いたしました。
恐縮ですが、このままの状態で、しばらくお待ちください。
○小山(長)委員長代理 これにて谷川君の質疑は終了いたしました。 次に、加藤紘一君。
○小山(長)委員長代理 次に、第二分科会主査前田正男君。
【次の発言】 次に、第三分科会主査野田卯一君。
【次の発言】 次に、第四分科会主査代理塩川正十郎君。
【次の発言】 次に、第五分科会主査谷垣專一君。
【次の発言】 以上をもちまして分科会主査の報告は終了いたしました。
【次の発言】 この際、理事会の協議による質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。多賀谷真稔君。
○小山(長)委員長代理 これにて楢崎君の質疑は終了いたしました。
次に、金子満広君。
【次の発言】 その取り扱いは理事会で決めることといたします。御了承願います。
○小山(長)委員長代理 それは専門懇に出した文書という意味ですか。
【次の発言】 取り計らいます。
【次の発言】 これにて堀君の質疑は終了いたしました。
次に、岡田春夫君。
○小山(長)委員長代理 静粛に願います。
○小山(長)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。松本善明君。
【次の発言】 安宅君に聞きますが、国際金融局長の答弁を求めたのでしょう。
○小山(長)委員長代理 これより会議を開きます。
委員長の指名により、私が委員長の職務を代行いたします。
昭和五十一年度一般会計予算、昭和五十一年度特別会計予算及び昭和五十一年度政府関係機関予算、以上三件を一括して議題といたします。
理事会協議による質疑を行います。楢崎弥之助君。
【次の発言】 よろしゅうございます。直ちに手続をとります。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 内閣総理大臣からやってもらいます。
【次の発言】 楢崎君に申し上げます。久保防衛事務次官が……
【次の発言】 楢崎君、久保防衛事務次官が出頭しました。
【次の発言】 すぐ呼びます。
○小山(長)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。掘昌雄君。
【次の発言】 次に多賀谷真稔君。
○小山(長)委員長代理 次に、田中武夫君。
【次の発言】 まず事実関係から。田辺銀行局長。
【次の発言】 参考人各位にはまことに恐縮でございますが、午後三時三十分に再びお越しくださるようにお願いいたします。
午後三時三十分より再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。小林進君。
【次の発言】 あとはいいですか。
【次の発言】 次に阿部助哉君。
○小山(長)委員長代理 これより会議を開きます。 委員長の指名により、私が委員長の職務を行います。 昭和五十一年度一般会計予算、昭和五十一年度特別会計予算及び昭和五十一年度政府関係機関予算、以上三件を一括して議題といたします。 本日の午前中は、参考人として釧路市長山口哲夫君、大井川町長渋谷昇次君、大阪市立大学教授吉岡健次君、以上三名の参考人の御出席を願っております。 参考人各位には、御多用中のところ御出席をいただき、まことにありがとうございました。委員会を代表して厚くお礼申し上げます。 参考人には、委員の質疑にお答えを願う方法で、順次、意見を承ることといたします。 質疑の申し出があ……
○小山(長)委員長代理 もう少し言葉を明瞭に。
【次の発言】 お静かに願います。
【次の発言】 次に松永光君。
【次の発言】 これにて奥野君、松永君の発言は終了いたしました。
次に大出俊君。
【次の発言】 聞こえませんから静かに。
【次の発言】 ちょっと静かに願います。
【次の発言】 大出君、先へ進んでください。
【次の発言】 関知せずの意味をもう少し明確におっしゃってください。
【次の発言】 何に関係ないか、はっきりしてください。
【次の発言】 次に川崎寛治君。
【次の発言】 これにて大出君、川崎君の発言は終了いたしました。
次に東中光雄君。
○小山(長)委員 まず最初に法務大臣にお尋ねいたしますが、このいまわれわれが受け取りましたのは逮捕通知書であります。これは逮捕した旨をただ通知するだけであって、国会に対し、告発をお願いするという趣旨ではないのですね。
【次の発言】 今度の問題はいままで恐らく前例がなかったのではないかと思うのであります。つまり国会の告発なしに偽証罪で逮捕し、起訴まで考える。そして逮捕はしてみたものの、国会の告発がなければ起訴ができない、こういう関係はいままで恐らく事例がなかったのではないかと思います。今後の国会と司法当局との間のいろいろな先例にもなりますので、少し入念に質問を申し上げてみたいと思うのであります。……
○小山(長)委員 最初に災害の問題から入りたいと思いますが、今回襲いました台風十七号、それから六月下旬には梅雨前線による集中豪雨がありました。またそのほか北海道や東北地方を襲った冷害があったのでありますが、この被災者に対し、私は自由民主党を代表して心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早く立ち直りを期待するものであります。また、災害によって亡くなられ、あるいは行方不明となられました方々の御遺族に対しましては、謹んで哀悼の意を表したいと思います。 なお、被災者対策については、後ほど時間がありましたらお伺いすることにいたしまして、次の質問に入りたいと思うのであります。 そこで、その前に財……
○小山委員長 これより会議を開きます。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび、はからずも予算委員長に選任されまして、まことに光栄であり、その職責の重大さを痛感する次第でございます。
何分にも微力な私でございますが、誠心誠意公正円滑な委員会運営に努めてまいる所存でございますので、何とぞ練達堪能な予算委員各位の御協力を切にお願いを申し上げまして、就任のごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 それでは、まず理事の互選を行います。
理事の員数は、議院運営委員会決定の基準に従いましてその数を九名とし、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
○小山委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
すなわち、予算の実施状況に関する事項につきまして、議長に承認を求めることとし、その手続等につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。
直ちに委員長において所要の手続をとることといたします。
【次の発言】 これより予算の実施状況に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。海部俊樹君。
【次の発言】 では配付させます。全員に配付してください。
○小山委員長 これより会議を開きます。
予算の実施状況に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大内啓伍君。
【次の発言】 大内君、この問題については理事会で相談したいと思いますので……。
【次の発言】 大内君、時間が参りました。
【次の発言】 これにて大内君の質疑は終了いたしました。
次に、正森成二君。
【次の発言】 この問題については、いずれ理事会で御相談いたします。
【次の発言】 だれの答弁を求めているのですか。
【次の発言】 静かに願います。
【次の発言】 これにて正森君の質疑は終了いたしました。
次に、柿澤弘治君。
○小山委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告申し上げます。
御承知のとおり、数次にわたって本委員会の委員長を務められました荒舩清十郎君が、昨二十五日、逝去されました。まことに痛恨の念にたえません。
ここに、委員各位とともに故荒舩清十郎君の御冥福を祈り、謹んで黙祷をささげたいと存じます。
全員御起立をお願い申し上げます。――黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
予算の実施状況に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○小山委員長 これより会議を開きます。
昭和五十六年度一般会計予算、昭和五十六年度特別会計予算、昭和五十六年度政府関係機関予算並びに昭和五十五年度一般会計補正予算(第1号)、昭和五十五年度特別会計補正予算(特第1号)、昭和五十五年度政府関係機関補正予算(機第1号)、以上各件を一括して議題とし、審査に入ります。
まず、各件の趣旨について政府の説明を求めます。渡辺大蔵大臣。
【次の発言】 これにて大蔵大臣の説明は終わりました。
大蔵大臣以外の大臣は御退席いただいて結構でございます。
引き続き、順次政府の補足説明を許します。松下主計局長。
○小山委員長 これより会議を開きます。
昭和五十六年度一般会計予算、昭和五十六年度特別会計予算、昭和五十六年度政府関係機関予算、以上三件を一括して議題とし、総括質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。武藤山治君。
【次の発言】 午後一時から再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。武藤山治君。
【次の発言】 これにて武藤君の質疑は終了いたしました。
次に、小宮山重四郎君。
【次の発言】 これにて小宮山君、唐沢君の質疑は終了いたしました。
次に、石橋政嗣君。
○小山委員長 これより会議を開きます。
昭和五十六年度一般会計予算、昭和五十六年度特別会計予算、昭和五十六年度政府関係機関予算、以上三件を一括して議題といたします。
この際、一昨日の石橋君、大出君の質疑に関し、鈴木内閣総理大臣、大村防衛庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。鈴木内閣総理大臣。
【次の発言】 大村防衛庁長官。
【次の発言】 総括質疑を行います。石橋政嗣君。
【次の発言】 この際、井上君より関連質疑の申し出があります。石橋君の持ち時間の範囲内でこれを許します。井上一成君。
【次の発言】 これにて石橋、井上両君の質疑は終了いたしました。
次に、矢野絢也君。
○小山委員長 これより会議を開きます。
昭和五十六年度一般会計予算、昭和五十六年度特別会計予算、昭和五十六年度政府関係機関予算、以上三件を一括して議題とし、総括質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、これを許します。山口敏夫君。
【次の発言】 これにて山口君の質疑は終了いたしました。
午後零時三十分より再開することとし、この際、休憩いたします。
午前十一時三十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。大出俊君。
【次の発言】 理事会で相談します。
【次の発言】 相談します。
【次の発言】 私は議事運営はちゃんとやっております。
○小山委員長 これより会議を開きます。
昭和五十六年度一般会計予算、昭和五十六年度特別会計予算、昭和五十六年度政府関係機関予算、以上三件を一括して議題とし、総括質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中村重光君。
【次の発言】 これにて中村君の質疑は終了いたしました。
次に、横路孝弘君。
【次の発言】 お静かに願います。
【次の発言】 これにて横路君の質疑は終了いたしました。
次回は、来る九日午前十時より開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後五時十八分散会
○小山委員長 これより会議を開きます。
昭和五十五年度一般会計補正予算(第1号)、昭和五十五年度特別会計補正予算(特第1号)、昭和五十五年度政府関係機関補正予算(機第1号)、以上三件を一括して議題とし、質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大原亨君。
【次の発言】 これにて大原君の質疑は終了いたしました。
午後一時三十分より再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時三十七分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。川俣健二郎君。
【次の発言】 これにて川俣君の質疑は終了いたしました。
次に、渡部一郎君。
○小山委員長 これより会議を開きます。
昭和五十五年度一般会計補正予算(第1号)、昭和五十五年度特別会計補正予算(特第1号)、昭和五十五年度政府関係機関補正予算(機第1号)、以上三件を一括して議題とし、質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。野間友一君。
【次の発言】 議事の途中でございますが、ただいまフランスの法務大臣アラン・ペルフイットさんが本委員会の傍聴にお見えになっております。御紹介申し上げます。
【次の発言】 野間友一君。
【次の発言】 これにて野間君の質疑は終了いたしました。
次に、中馬弘毅君。
○小山委員長 これより会議を開きます。 昭和五十六年度一般会計予算、昭和五十六年度特別会計予算、昭和五十六年度政府関係機関予算、以上三件を一括して議題といたします。 質疑に入るに先立ち、理事会の協議に基づき、武器輸出に関する問題について委員長より所見を申し上げることといたします。 一、武器輸出三原則及び政府統一方針を貫徹するため、武器輸出に関し法的措置をとるべきであるという御質問の趣旨を踏まえ、政府は制度上の改善をするとともに、なお新たな実効ある措置をとるべきである。 二、武器輸出禁止法の問題については、与野党間で話し合いを行い、衆議院予算審議終了までに結論を得るものとする。 三、政……
○小山委員長 これより会議を開きます。
昭和五十六年度一般会計予算、昭和五十六年度特別会計予算、昭和五十六年度政府関係機関予算、以上三件を一括して議題とし、総括質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。東中光雄君。
【次の発言】 もう時間ですよ。
【次の発言】 東中君、時間ですよ。
【次の発言】 これにて東中君の質疑は終了いたしました。
午後零時四十五分より再開することとし、休憩いたします。
午前十一時五十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。川俣健二郎君。
○小山委員長 これより会議を開きます。
昭和五十六年度一般会計予算、昭和五十六年度特別会計予算、昭和五十六年度政府関係機関予算、以上三件を一括して議題とし、総括質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。神田厚君。
【次の発言】 どなたに対する質問ですか。
【次の発言】 これにて神田君の質疑は終了いたしました。
次に、稲葉誠一君。
【次の発言】 これにて稲葉君の質疑は終了いたしました。
午後一時五十分より再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時五十五分休憩
【次の発言】 正森君、時間です。
○小山委員長 これより会議を開きます。
昭和五十六年度一般会計予算、昭和五十六年度特別会計予算、昭和五十六年度政府関係機関予算、以上三件を一括して議題とし、総括質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。草川昭三君。
【次の発言】 これにて草川君の質疑は終了いたしました。
次に、依田実君。
【次の発言】 これにて依田君の質疑は終了いたしました。
午後一時より再開することとし、休憩いたします。
午後零時二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、通商産業大臣から発言を求められておりますので、これを許します。田中通商産業大臣。
○小山委員長 これより会議を開きます。
昭和五十六年度一般会計予算、昭和五十六年度特別会計予算、昭和五十六年度政府関係機関予算、以上三件を一括して議題とし、一般質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。横路孝弘君。
【次の発言】 これにて横路君の質疑は終了いたしました。
次に、岡田利春君。
【次の発言】 これにて岡田君の質疑は終了いたしました。
この際、暫時休憩いたします。
午後一時一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。野坂浩賢君。
【次の発言】 これにて野坂君の質疑は終了いたしました。
次に、市川雄一君。
○小山委員長 これより会議を開きます。
昭和五十六年度一般会計予算、昭和五十六年度特別会計予算、昭和五十六年度政府関係機関予算、以上三件を一括して議題とし、一般質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中野寛成君。
【次の発言】 中野君の質疑はこれにて終了いたしました。
次に、栗田翠君。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 この際、山原君より関連質疑の申し出があります。栗田君の持ち時間の範囲内でこれを許します。山原健二郎君。
【次の発言】 理事会で相談します。
【次の発言】 三角局長。(発言する者あり)三角局長に発言を許しました。
○小山委員長 これより会議を開きます。
昭和五十六年度一般会計予算、昭和五十六年度特別会計予算、昭和五十六年度政府関係機関予算、以上三件を一括して議題とし、一般質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。平石磨作太郎君。
【次の発言】 これにて小渕君の質疑は終了いたしました。
午後二時より再開することとし、休憩いたします。
午後一時一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。中村重光君。
【次の発言】 この際、久保君より関連質疑の申し出があります。中村君の持ち時間の範囲内でこれを許します。久保等君。
○小山委員長 これより会議を開きます。
昭和五十六年度一般会計予算、昭和五十六年度特別会計予算、昭和五十六年度政府関係機関予算、以上三件を一括して議題とし、一般質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。阿部助哉君。
【次の発言】 これにて阿部君の質疑は終了いたしました。
次に、川本敏美君。
【次の発言】 この際、安井君より関連質疑の申し出があります。川本君の時間の範囲内でこれを許します。安井君。
【次の発言】 相談しましょう。理事会で相談します。
【次の発言】 これにて川本君、安井君の質疑は終了いたしました。
午後二時より再開することとし、休憩いたします。
……
○小山委員長 これより会議を開きます。
昭和五十六年度一般会計予算、昭和五十六年度特別会計予算、昭和五十六年度政府関係機関予算、以上三件を一括して議題とし、一般質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山田耻目君。
【次の発言】 これにて山田君の質疑は終了しました。
次に、瀬崎博義君。
【次の発言】 この際、栗田君より関連質疑の申し出があります。瀬崎君の持ち時間の範囲内でこれを許します。栗田翠君。
【次の発言】 これにて瀬崎君、栗田君の質疑は終了いたしました。
午後二時より再開することとし、休憩いたします。
午後一時二分休憩
○小山委員長 これより会議を開きます。
昭和五十六年度一般会計予算、昭和五十六年度特別会計予算、昭和五十六年度政府関係機関予算、以上三件を一括して議題といたします。
本日は、理事会の協議により、財政問題について質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。武部文君。
【次の発言】 これにて武部君の質疑は終了いたしました。
次に、堀昌雄君。
【次の発言】 配付してください。
【次の発言】 これにて堀君の質疑は終了いたしました。
午後二時三十分より再開することとし、休憩いたします。
午後零時五十八分休憩
○小山委員長 これより会議を開きます。
昭和五十六年度一般会計予算、昭和五十六年度特別会計予算、昭和五十六年度政府関係機関予算、以上三件を一括して議題といたします。
本日は、理事会の協議により、福祉問題について質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大原亨君。
【次の発言】 この際、金子君より関連質疑の申し出があります。大原君の持ち時間の範囲内でこれを許します。金子みつ君。
【次の発言】 これにて大原君、金子君の質疑は終了いたしました。
次に、土井たか子君。
【次の発言】 これにて土井君の質疑は終了いたしました。
この際、暫時休憩いたします。
午後一……
○小山委員長 これより会議を開きます。(発言する者多し) 開会に先立ち、再三、野党各党に出席を要請いたしたのでありますが、いまだに御出席がありませんので、事務局をしてさらに出席を要請いたします。このまましばらくお待ちください。(発言する者多し)――野党の予算委員に申し上げます。御出席をお願いいたします。御着席をお願いいたします。御着席をお願いします。野党の予算委員にお願いいたします。おいでになりましたら御着席を願います。(発言する者多し)なお、委員の方は委員席に、御着席を願います。(発言する者多し)――じゃ事務局、もう一度、委員の諸君に出席方を要請してください。(「理事会を開きなさい」「開会……
○小山委員長 これより会議を開きます。
この際、理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が四名欠員となっております。この際、補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
それでは
大出 俊君 川俣健二郎君
坂井 弘一君 大内 啓伍君
を理事に指名いたします。
【次の発言】 この際、奥野法務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。奥野法務大臣。
○小山委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
予算の実施状況に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたすこととし、その手続につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、閉会中審査のため委員派遣の必要が生じた場合の諸手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
本日は、これにて散会いたします。
午前十一時三十三分散会
○小山委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
予算の実施状況に関する事項について、議長に対し、国政調査の承認を求めることとし、その手続を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
直ちに委員長において所要の手続をとることといたします。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が二名欠員となっております。この際、その補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
○小山委員長 これより会議を開きます。
この際、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。この際、補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
それでは、小宮山重四郎君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。
予算の実施状況に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたすこととし、その手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議あ……
○小山委員 私も宮幡委員と同じような考えをもつて質問するのでありますが、つまり金融事業を営みます以上は、いくらお互い知り合つた組合員同志の間の金融であるといたしましても、金融事業が健全に発達して行きますためには、あくまで眞の預金者を保護する規定がなければ、決して円滿に発達して行かないということが一つ。もう一つは、今提案者からいろいろな動機を聞いておりますと、まことにごもつともな動機でわれわれそれに関する限りは、全幅の御援助といいますか、全幅的にこれが通るように御協力申し上げたいと思うのでありますけれども、ただいま申されましたように、今日本國中にはいわゆるやみ金融業者が、これをいかにして合法的に……
○小山委員 中傷企業等協同組合法について質問いたします。 この法律の趣旨は、第一條によりますと、中小の企業者、勤労者が相互扶助の精神をもつて協同して事業を行うために必要な組織を定める。こういうふうに、中小の企業者が大体主になつたおり、しかもそれは協同の事業を相互扶助の精神をもつて行うというところに主眼が置かれてあります。このことは、企業組合についてはまずよろしかろうと思うのでありますが、信用を基礎にする信用協同組合、廣く危險を分散しなければならないところの保險協同組合というような、まつたく性質の違つたものを含めて規定したために、各規定をずつと読んで参りますと、非常に矛盾があるように思うのであ……
○小山委員 中山さんにお伺いしますが、ただいま田中君から触れられましたのと反対の立場、すなわち総裁が議長ではなくて、一般の任命委員が議長になつた場合に、この政策委員会はどういうふうに運営ができるであろうかということをどういうふうにお考えになりますか。どちらの方がベターだとお考えになりますか。
【次の発言】 私がお伺いしましたのは、そういうことでなくて、日銀総裁以外の人が議長になりましても――かりにあなたがその委員におなりになつたとして、議長の職を盡して行くのには、日銀総裁以外の人が議長になつた場合にも、この法案のままで実行して行けるであろうかどうか。つまり制度の上におきまして、日銀総裁以外の人……
○小山委員 ただいま一番最初にお話になりました農村の税の負担の問題でありますが、これはわれわれが今まで政府当局から説明を受けておりましたのと相当違うのであります。それであなたの立論の基礎を、一応お伺いしてみたいのでありますが、その前に政府当局が出しました表によりますと――これは家族の構成がどうもはつきりしないので、その点が若干不安でありますが、所得八万円の農業者は、従来の地方税が二千二百五円で、新しい地方税が四千八百六円で、地方税において二千六百一円の増加を来しますが、国税において六千七百円の減少を来し、差引四千円の減少である。十万円の場合には、現在の地方税が五千八百八十九円で、新法によれば六……
○小山委員 ただいまの林百郎君の質問と関逹して来るのでありますが、私が先ほど来お話いたしたいと思つていたことは、実はそれに関連するのであります。先ほど来電気通信大臣の答弁、あるいは政府委員の答弁を聞いていると、この点がはつきりしないのであります。それは将来アメリカからの援助資金を返さなければならぬときには、必ずその見返り資金を使つた先の資産なり、そういうものを処分して返さなければならぬ。こういうことが皆さんの前提になつておるように思う。小澤大臣も何かそのような前提のもとに言つておられるような気がする。つまり皆さんのおつしやつていることは、それが交付であろうが、使用であろうが、何か暗默のうちにそ……
○小山長規君 久保田公述人にちよつとお伺いしたいのでありますが、先ほど来あなたの村で非常に税が重くなるとおつしやつておりますが、これは総体的な数字でごらんになつたのでありますか。個々にお調べになりましたか。
【次の発言】 それでわかりました。今度の税法においては、個々の農家には相当減税になるということは、数字が示しておるわけでありますが、先ほど委員の方々からの質問にあなたがお答えになつたことを聞きますと、大体標準反別が六反ないし七反、そしてそれを税務署が八万円か九万円に見ている。こういうお話がありまして、この八万ないし九万というものが非常に過重である。これはあなたの御説明によつて過重であるかの……
○小山委員 簡單に一、二点お伺いいたします。まだ皆さんから御質問の点がありませんので伺いたいのでありますが、大臣は新聞その他で見るところによりますと、地方税の税率引下げについて非常に奮闘されたように伺つておるのでありますが、しかしそのかいもなく、このような法律が出て参つたのであります。一体幾ら地方税をとれば十分であるというような一応の目安はあるのでありましようか、それをひとつ伺つてみたいと思います。
【次の発言】 そういたしますとこの税法によりますれば、制限税率というのがありまして、附加価値税の場合については最高八%あるいは六%というような制限税率がありますが、一体この財政計画あるいは標準税率……
○小山委員長代理 これより大蔵委員会公聽会を開会いたします。 本日意見を聞く問題は、目下本委員会におきまして審査中の税制改正案の中、所得税法臨時特例法案についてであります。但し公述人の方々の公述の便宜上、本案に関連する範囲内におきましての税制改正に関する御意見は、これを許可することといたす方針であります。 本日御出席の公述人の方々は、お手元に配付いたしてあります印刷物の通り大名であります。公述人におかれましては、本案に関しまして忌憚のない御意見の発表をお願いすることといたしまして、とれより御意見を拝聽することといたします。公述時間はお一人大体二十分以内でお願いいたします。発言順位につきまし……
○小山委員 先ほど来の堀出さんの資本蓄積に対する御意見につきましては、私どもまつたく同感なのであります。ただその場合に、その中の一環として申されました無記名定期預金の問題が、今党としても、われわれとしても、非常な決断の境目にあるのであります。なぜその決断がつかないかと申しますと、一つは、税の公平の観念を破りはしないかということ、しかし税の公平の観念を若干破つても、その税はいずれはとれる税である。今とれなくても二年か三年の後にはとれる税であるということを考えますならば、それは一つの考えとして押し切れそうであります。ただ最後の決断がつきかねるのは、一体この無記名定期預金によつてどれくらいの預金の増……
○小山委員 一、二点伺いたいのでありますが、朝鮮の場合に、政府が内地から送金をすることができなかつたであろうことは、当時の事情としてよくわかるのであります。そこで世話人会は、総督府から依頼があつたから、お金をお集めになつたのでありましようか、それとも当時の事情として、やむを得ずお互いに、ただいま塚田委員からお尋ねしましたように、自衛のためと申しますか、お互いの生きるために、ひとつ持ち合つて行こうというふうなことから始まつたのでありましようか、まずそこからひとつお伺いしたいのであります。
【次の発言】 そこで借入金を会長がお集めになりますときに、あとで政府が払うという約束がなかつたとすれば、そう……
○小山委員 提案者にお伺いいたしますが、今度の改正のねらいは、従来組合に対して商工中金が金を貸すということであつたのを、その構成員にまで及ぼす、及び構成員からも預金を受入れるということでありますが、そのねらいは預金を吸収しようというのでありますか、それとも貸出しを簡素化しようというところにねらいがあるのか、そのねらいをひとつ聞かせていただきたい。
【次の発言】 私がそれをお伺いいたしますのは、貸出しをふやして行くというお話でありますが、貸出しをふやして行くということにねらいがあるのであれば、その資金源についてお考えがなければならぬはずであります。預金をふやしつつ、それに伴つて貸出しをふやして行……
○小山委員 まず提案者にお伺いいたしますが、本日は大蔵委員会と通商産業委員会の合同審議ということでこの席に臨んだわけでありますけれども、この法律案の内容を見ますと、ほとんど税関係の法律案のようになつています。これは、今後の取扱いもありますので、この法律案を通商産業委員会において主管することになつたいきさつ、及び今後の取扱いについて提案者側の御説明を一応求めておきたいのであります。
【次の発言】 将来の取扱いはいかがですか。こういうことが先例になるかどうかということです。
【次の発言】 将来においてこのような取扱いが先例とならないという点を了承いたします。
それからもう一つ関連して伺いたいこと……
○小山委員 関連して質問いたします。今大上委員から申されたことをさらに敷衍して提案者並びに主税当局にお尋ねしたいのでありますが、この第六条関係の政令でもつて指定する事業、これが指定されますと、自動的に租税特別措置法が動いて来るということは、法律から見ても、この間からの説明を聞いてもそのようでありますが、指定された事業に対してこの法律が自動的に適用され、そしてそれが税収上に及んで行くであろうという数字は、この間から聞いておりますと、二十七年度において十億ないし十五億だと言われている。これが予算であるならば十億が少いとか、あるいは十五億が多過ぎるとかいうことが言えるのであります。ところがこれは法律……
○小山委員 私井藤先生にかねがね伺いたいと思つておりましたが、この機会にひとつ学者としての御意見を伺いたいと思います。 昨年の税制から特に目立つて来たのでございますけれども、源泉徴收という制度を盛んにとるようになりました。昨年、前国会で株式の源泉徴收をいたしました。また今度は社会保險の源泉徴收、その前には原稿料、放送料の源泉徴收を始めたのでありますが、それはおのおのりくつはあるのです。りくつはあるのでありますが、これを物によつては非常に返すものが多過ぎはしないかというものが、相当あるのでございます。この場合にどつちを重く税法上見るべきものであるか、まず源泉徴收をとつておいて、返すものは返すの……
○小山委員 関連してちよつとお伺いします。今奥村君の申されたところの基準と申しますか、政令を出すところの基準というものがはつきりしていなければならぬのじやないかということに対して、まだお答えがないのでありますが、私はほかの方面からその問題をとらえて尋ねてみたいのは、現在措置法に掲げられているものの中からどれを選ぶかということは、割合に簡單かもしれない。しかしたとえば新しい機械が出て来たとき、新しい発明品が出て来た場合に、そのものを企業合理化法の方の、五割償却の中に入れるのか。あるいは従来からありますところの措置法の中の五割増し償却の方に入れるのか。そこのけじめは何でつけるのか。新しい機械が出て……
○小山説明員 人口問題研究所の者がおりませんので、便宜私がお答えいたします。人口問題の研究所は、一般的に申し上げますと、日本の人口の現在の動態を研究しているわけでありますが、ただいまのお尋ねの問題として今最も力を入れておりますのが、日本の人口の現在のいろいろな条件に対する適応過程とでも申しましようか、そういつた問題を研究しております。それで先ほどからのお話では主として人口と資源と申しますか、最も基本的な問題ではありますけれども、ある意味で端緒的な問題だけが問題にされているわけでございますが、むしろ現在の日本の人口問題の重点は、そういつた問題に加えまして、もう一つもつと社会的な問題とでも申します……
○小山(長)政府委員 お答えいたします。これは率直に申し上げて今防衛局長か申し上げた通りであります。横路委員はたぶんこういうお尋ねかと思うのでありますが、今きまっている、たとえばP2Vあるいは潜水艦あるいは警備艦、そういうすでに年度割がきまっているものは既定の経費として、そのほかに、たとえば海でいうならば十二万四千トンに達するものを今の割合、たとえば警備艇と掃海艇の割合とか、そういう割合でやった場合には幾らになるか、あるいは、たとえば今航空機はF86Fを使っているが、そのF86Fをそのまま使うとすれば幾らになるが、こういうお尋ねならばそれは出るのです。それは出ますが、しかしそれでは今の昭和三十……
○小山小委員長代理 奧村又十郎君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は追って御通知することとし、これにて散会いたします。
午後三時四十一分散会
○小山小委員 国税庁に、執行面のことで、物品税の関係で少し伺ってみたいことがあるのですが、今度物品税の改正法案が出てきましたところが、ゴルフの道具屋の連中が参りまして、これは製造課税よりも小売課税の方がいいのではないかという意見を出してきておるのであります。というのは、ゴルフの道具というのはヘッドとシャフトとグリップ、大体この三つに分れるのですが、それはめいめいの製造業者が作っておって、そのグリップなりシャフトなりヘッドを完全に蔵出しのところでつかまえてあればいいけれども、実際はつかまえておらぬらしい。しかも、あれは簡単に組み立てられますから、それを組立業者が組み立てたものをあめ屋横町に持って……
○小山小委員 関連が多少はずれるかもしれませんけれども、今整理後の塩業者の立場をも考えなければならぬというお話がありましたが、整理中のことを一体どう考えているのかということを一つ聞いてみたい。それは、答申案の第四項の「製塩設備の整理」の第一には、これは原則は自主的に整理させるんだと書いてあります。法律案の要綱を見ますと強制である。むろんこれは強制だから法律があるのですが、書かれておるのであります。この答申の要綱は、原則はやはり自主的にやらせるんだ、こうなっておりまして、そうして、その裏づけとして、「塩業経営の合理化」という第六の項の第三に「整備が完了するまでの間、新技術の工業化等のため特に必要……
○小山委員長代理 次に、小池進君にお願いいたします。
○小山委員長代理 安井吉典君。
【次の発言】 連合審査会はこれにて散会いたします。
午後零時四十五分散会
○小山国務大臣 御承知のように、今度の五カ年計画では、一兆一千億という治水計画を立てたわけでありますが、そのうちで治水費を八千五百億を見ておるわけであります。そのほかに予備費が千億、それから災害関連と単独で千五百億。この治水の八千五百億の中には、当然に砂防費は見てあるのですけれども、予期せざるといいますか、やっております間に緊急を要するものが出てくるかもしれないということの用意のために、予備費千億をとっておるわけでありますから、今度の治水計画においては、そういう問題については、まず万全を期せられるだろうというふうに考えるわけであります。
○小山国務大臣 建設省関係の昭和四十年度歳入歳出予算につきまして、その概要を御説明いたします。 まず、総額について申しますと、建設省所管の一般会計歳入歳出予算といたしましては、歳入は二十二億三千二百余万円、歳出は四千五百四十二億八百余万円であります。歳出におきましては、このほかに、総理府及び労働省の所管予算として計上されますが、実質上建設省所管の事業として実施される予定の経費等がありますので、これらを合わせますと、昭和四十年度の建設省関係予算は、五千二百五十四億七千二百余万円となり、前年度の当初予算に比べ六百九十一億七千百余万円、また、前年度の補正後の予算に比べ六百二億二千六百余万円の増加と……
○小山国務大臣 あとで数字にわたって申し上げますけれども、一世帯一住宅と申しますときには、四十五年度までに七百八十万戸、そのうちの政府施策の住宅は三百万戸以上というふうに見ているわけであります。残りの四百五、六十万戸になりますか、その部分は、民間の住宅の築造に期待をしているわけでありますが、それでは、それだけの期待ができるかといいますと、従来の実績からいいまして、それは可能である。どうして可能であるのかというと、従来の毎年度の達成率を数字で見ますと、四十五年度までには四百数十万戸になる。では、どういう方策を講じておるのかといえば、一方において税法上の優遇措置を講じておる。この税法上の優遇措置な……
○小山国務大臣 私どもが七百八十万戸というもので住宅難を充足できると考えましたのは、やっぱり一つの数字に基づいておるわけでございます。念のためそれを申し上げてみますると、昭和三十六年度の企画庁の調査によりまして不足すると思われまする数字が三百六万戸、それで、十カ年間に世帯増、これはいまおっしゃった終戦後の人口増を見込んでの世帯増でありますが、その世帯増は四百二十七万戸と見ているわけであります。それから建てかえに要する――いまおっしゃいましたように木造建物でありまするから、わりあいに腐朽が早い。その建てかえに要するそれを百八十一万戸と見、それから人口の移動が伴いますから、当然ある程度のあき家がな……
○小山(長)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。 この際、御報告いたします。 本日御出席予定の五島公述人から、急病のため出席できない旨の申し出がありましたので、御了承をお願いいたします。なお、鶴田公述人は少しおくれて出席するとの連絡がありましたので、御報告いたします。 御出席の公述人各位にごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。この際、各位の有益な御意見を拝聴いたしまして、今後の予算審議の上におきまして貴重な参考といたしたいと存じます。何とぞ、昭和五十年度総予算に対しまして、それぞれの立場から、忌憚のない御意見を……
○小山(長)委員長代理 これより会議を開きます。 委員長の指名により私が委員長の職務を行います。 昭和五十一年度一般会計予算、昭和五十一年度特別会計予算及び昭和五十一年度政府関係機関予算、以上三件について公聴会を行います。 御出席の公述人各位にごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。この際、各位の有益な御意見を拝聴いたしまして、今後の予算審議の上におきまして貴重な参考といたしたいと存じます。 何とぞ昭和五十一年度総予算に対しまして、それぞれの立場から忌憚のない御意見をお述べいただくようお願いを申し上げる次第でございます……
○小山小委員長 これより予算審議とその執行に関する小委員会を開会いたします。 去る七十六国会の昭和五十年十月二十九日、予算委員会において、信濃川の河川管理に関する行政監察をめぐりまして、行政管理庁から、信濃川河川敷問題について、現存文書が限られており、客観的資料に基づいて問題の全般にわたり確認できなかった旨の答弁があり、建設省からは、現存の文書によって問題の解明ができる旨の答弁があり、両省の答弁に不一致があることが指摘されたのであります。これに対して三木内閣総理大臣から、行政管理庁と建設省から小委員会に報告書を提出いたします。小委員会で御論議を願い、それが済むまでの間は処分はいたさせません旨……
○小山委員長 どうもありがとうございました。
次に、池田公述人にお願いいたします。
【次の発言】 どうもありがとうございました。
【次の発言】 これより各公述人に対する質疑を行ないます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。熊川次男君。
【次の発言】 次に、横路孝弘君。
【次の発言】 次に、岡本富夫君。
【次の発言】 次に、林保夫君。
【次の発言】 次に、三浦久君。
【次の発言】 以上で各公述人に対する質疑は終了いたしました。
公述人各位には、貴重な御意見をお述べいただき、まことにありがとうございました。厚く御礼申し上げます。
午後一時三十分より再開することとし、この際、休……
○小山委員長 これより会議を開きます。 昭和五十六年度一般会計予算、昭和五十六年度特別会計予算、昭和五十六年度政府関係機関予算、以上三件について公聴会を行います。 この際、御出席の公述人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 公述人各位には、大変御多用中にもかかわらず御出席を賜りまして、まことにありがとうございました。昭和五十六年度総予算に対する御意見を拝聴し、予算審議の参考にいたしたいと存じますので、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただくようにお願い申し上げます。 次に、御意見を承る順序といたしましては、まず渡辺公述人、次に暉峻公述人、続いて高橋公述人の順序で、お一人約二……
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