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床次徳二 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

床次徳二[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP10(衆)
9位
委員会発言歴代TOP500(衆)
236位
委員会出席(幹部)歴代TOP50
37位
委員会出席(無役)歴代TOP50
29位
委員会発言(議会)歴代TOP100
75位
委員会発言(政府)歴代TOP500
230位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
324位
各種会議出席歴代TOP250
209位
各種会議出席(幹部)歴代TOP250
193位
各種会議出席(無役)歴代TOP250
228位
各種会議発言(議会)歴代TOP250
151位

24期委員会出席TOP50
49位
24期委員会発言TOP50
30位
24期委員会出席(幹部)TOP100
62位
24期委員会出席(無役)TOP100
90位
24期委員会発言(非役職)TOP50
23位
24期各種会議出席(無役)TOP25
25位
25期委員会発言TOP50
42位
25期委員会出席(幹部)TOP50
38位
25期委員会発言(非役職)TOP50
28位
26期委員会発言TOP100
83位
26期委員会発言(非役職)TOP100
68位
27期委員会出席TOP50
13位
27期委員会出席(幹部)TOP100
65位
27期委員会出席(無役)TOP50
38位
28期委員会出席TOP50
21位
28期委員会出席(幹部)TOP100
58位
28期委員会出席(無役)TOP100
61位
28期各種会議出席TOP25
11位
28期各種会議出席(無役)TOP10
7位
29期委員会出席TOP100
93位
29期委員会発言(議会)TOP50
34位
31期委員会発言TOP100
53位
31期委員会発言(議会)TOP50
12位
31期委員会発言(政府)TOP25
13位
32期委員会発言(議会)TOP50
19位

このページでは床次徳二衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。床次徳二衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 厚生委員会 第2号(1949/03/30、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 私は明日都合がよければ、人口対策について厚生省の御意見をいろいろ承りたいと思います。

第5回国会 厚生委員会 第4号(1949/04/02、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 人口問題に関して数点お尋ねいたしたいと思います。先はど日本の将来の人口の趨勢に関しまして御意見がありましたが、日本の人口の趨勢は今後日本の復興経済計画の実現、あるいは日本文化の興隆に関しましては、まことに重大な関係を持つておる問題であります。今回経済九原則を実施するに必要な予算上においても苦心を拂われておられるのであります炉、國民全体が將來の日本をいかにして再建するかということを考えました場合に、人口対策をいかような態度をもつてきめるかということは、まことに関係の深いことであります。先ほど御当局の御答弁によりますると、大体將來におきましては人口増加がとまつて来るから、それで何とかな……

第5回国会 厚生委員会 第6号(1949/04/09、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 ただいま生活保護法に関しましてお二人の御意見がありましたが、今日の生活保護法による保護費の額の少いという点につきましては、これに万人認めるところであります。適当の機会にこの修正を要することはもちろんでありまするが、今日の生活保護法は日本の社会事業の根幹をなすものでありまして、この委員会におきましても今後遺家族の問題、あるいは傷痍軍人、あるいは廣義の生活難、失業の影響に基くところの國民生活の部面に対しまして生活保護法によつて救われる分の非常に大きいものを考えておるのでありまするが、今日までの状況を見ますると、ただいまのように保護費の額が少いということも一つの問題でありまするが、この少……

第5回国会 厚生委員会 第7号(1949/04/12、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 八十三のみぶよもぎ生産拡充に必要な経費を今年はお出しになつておらぬが、それは何か特別の理由がおありですか。
【次の発言】 大体その方で補充がつくというお見込なのですね。

第5回国会 厚生委員会 第8号(1949/04/13、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 各委員の質問の中に漏れたことを質問申し上げます。今の自費その他の患者において、生活保護あるいは社会保險あるいは未復員者給與法等の法規による患者以外の患者の医療費につきましては、減免とか、徴收不能になることを予想されている額は、これは從來の実績に比べまして、どのぐらいの余裕を見込んでおられるかということをお尋ねしたい。ぎりぎり一ぱいこれを考えておられましたならば、来るべき二十四年度におきましては、これは経理が苦しいのじやないか。二十四年度においては、特にこの点については相当幅を残した数字を計上されなければ、経理が困難になると思いますが、どの程度の余裕を見込んでやつておられるか、この点……

第5回国会 厚生委員会 第9号(1949/04/16、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 当委員会においてたびたび人口問題に関しまして意見が述べられておつたのでありますが、昨日発表されたところによりますと、政府当局といたしましては人口対策審議会が新しく設置せられることを発表せられたのであります。この委員会においても実は人口問題についてはすでに小委員会を設けまして、数回にわたつて審議を続けておるのであります。政府はいかようなお考えを持つておるかということについては、実は今回審議会を設置せられるにあたりまして御報告があるのではないか、昨日要望しておつたのでありますが、まだその御報告がないのであります。こういう機会に政府の御考えを御発表していただくことが必要なことだと思うので……

第5回国会 厚生委員会 第10号(1949/04/19、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 ただいま議題と相なりましたところの遺族の援護対策確立に関する請願でございますが、二件ございます。請願者は静岡縣庵原郡袖師村字嶺一四六〇の長島銀藏君外十二名。それから盛岡市本町二十九番地岩手縣遺族連合会長梅津松夫外五名提出。趣旨は二つとも同様でございますので、この要旨だけを申し上げます。第二回國会におきまして、引揚同胞対策に関する決議案が議決せられましたが、いまだその具体化がありません関係上、遺族の生活は困窮の極に達しておりますので、これが援護対策といたしまして、一、遺族遺兒年金制度の実施、遺族ことに未亡人年金制度の実施、二、遺族ことに未亡人に対する職業のあつせん並びに授産場、職業補……

第5回国会 厚生委員会 第11号(1949/04/21、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 ただいま大石委員からのお話がありまして、ただいまの御修正ができまするならば、当委員会において懸念されておりましたことが氷解すると思います。すなわち独立採算制をとられるということに対する懸念がはつきりなくなる。これはたびたびの質疑によりまして、大臣も言明せられておりますが、この傾向を持たないということはまことにけつこうだと思います。しかしながらこの機会に委員長から大藏委員長の方へ十分な警告を発していただきたい。これはもつぱら運営の問題であります。特別会計になりますことはけつこうでありますが、しかしその運営が依然として独立採算制的なものであつたならば、たとい形が特別会計になりましても、……

第5回国会 厚生委員会 第12号(1949/04/26、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 この機会にちよつと一言お願いしたいのです。先ほど地方におきまする衞生部の問題につきまして、政府委員から御答弁がありましたが、実は地方衞生部の問題は、必ず置いていただけるものと安心しておつたものでありますから、これに対して特に強く御要望申し上げなかつたのでありますが、多少地方の状況によりまして、これが動揺するということがありましては、まことにこれは厚生行政から申しまして遺憾だと思います。現在各地方の状況を見ますと、どの府縣の状況を見ましても、これがほかのものと一緒になつてよいという状態ではないと思います。でき得べくんば厚生委員会といたしまして、地方の衞生部を存置するという方針のもとに……

第5回国会 厚生委員会 第13号(1949/04/27、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 二、三関係いたしまして御質問いたしたいと思います。第一に今回の改正は健康保険の会計が物價騰貴その他によつてつじつまが合わなくなつて來た。このアン・バランスを修正するために行われておるのでありまして、ここに資料が出ておりますが、私はこの中でやはり政府といたしましても、十分考えていただかなければならぬことは、政府の負担額が当初から見ますると非常に減じておる。先ほど青柳委員から御指摘になりましたが、このことはやはり重大な問題であると思います。一應この説明を見ますと、その点が抜けておるのでありますが、実はやはり政府の負担が当初設置いたしました以來だんだん減つて行つておることが、今日の赤字の……

第5回国会 厚生委員会 第14号(1949/04/28、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 私は民主党を代表しまして、この法案に賛成するものであります。しかしながらこの法案自体、この改正は私はまことに、不本意なもので、でき得べくんばこれを他の方法によつて行いたいと考えるのでありますが、すでに政府の財政計画、予算等もきまつておりますので、やむを得ないと存じまして賛成いたすものであります。  但しこれに対しまして私は強く三点要望いたしたいと思います。その二点は青柳委員からさらに希望されますから、私に簡単に申しますが、なるべくすみやかに今回の不合理な初診料の徴収あるいは保險料率の引上げということに対しましては、今後これを中止するようなな方法をとつていただきたい。第二点といたしま……

第5回国会 厚生委員会 第15号(1949/05/06、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 簡單に御質問申し上げます。傳染病予防思想の徹底をはかることは非常に必要であります。予防接種法も実施せられたのでありまするが、今日予防のために地方にいろいろの職員が配置されております。しかし一般に対しましてはまだまだ予防思想の普及の徹底は行われていないような氣がするのであります。かつては衞生組合その他の下部機構をもつて、その役割を果させておつたのですが、現在はどのような形において予防思想の普及の徹底に当つておられるか、御説明を願いたいと思います。

第5回国会 厚生委員会 第17号(1949/05/10、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 小委員会の経過を御報告申し上げておきます。小委員会は四月六日に設置を決定せられまして、九日に青柳委員ほか八名の小委員の選任をいたしまして、十三日第一回を開会いたしたのであります。不肖私が皆様の御援助によりまして小委員長としての役割を果して、以後五回にわたりまして審議を経ました結果、結論を得ましたので御報告申し上げる次第であります。  途中の審議におきましては、厚生省人口問題研究所より、日本の人口状況に関し意見を聽取し、さらに海外における日本人の移民問題あるいは現在の移民の受入れ状態につきまして、外務省管理局の在外邦人課長あるいは経済課長等の説明を聞き、さらに最近の予防藥その他の問題……

第5回国会 厚生委員会 第18号(1949/05/12、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 本案については、民主党としては賛成の意を表します。

第5回国会 厚生委員会 第19号(1949/05/14、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 各委員から、御質問がありましたので、漏れました点を一、二質問いたしたいと思います。  今日傷疾者のうちの相当大多数は疾傷者が重要な地位を占めておるのであります。これらの人の訴えるところによりますと、一番困りますのは義手、義足、特に義足の取扱いについて困難を感じておるようであります。生活保護法その他によりまして一時はこれができますが、あとの修理その他に対し非常な経費を要する。從つて義足を使わなければならない人は、この義足を扱つておるために、毎年々々金銭的に大きな負担をし、時間的にも非常なむだをしなければならぬということを訴えております。これに対しましては、やはり國家においてある程度ま……

第5回国会 厚生委員会 第20号(1949/05/16、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 優生保護法につきまして数点お尋ねいたしたいと思いますが、第一は、優生的立場の問題から取上げてみたいと思うのであります。第三條の「遺傳性病的性格」の字句を「遺傳性精神病質」に改めたことは説明にありましたが、かかる病気を「有し、且つ、子孫にこれが遺傳する慮れのあるもの」という字句を削りまして、單に「有しているもの」に改められました結果、少し範囲が広くなると思いますが、それを予想してお考えになつておるのでしようか。
【次の発言】 次に第四條の問題に移りますが、第四條の一番大きな問題は、今までのものは医師が「申請することができる。」とありましたのが、「申請しなければならない。」となりまして……

第5回国会 厚生委員会 第21号(1949/05/18、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 前回法務の方にご質問いたしましたが、途中でありましたので、引続いて法務関係を主としてお尋ねいたしたいと思うのであります。今回十三條に改正が行われましたが、この十三條の二号、三号に対しましてご意見を伺いたいのであります。現行法と比べていただきますと私がお伺いしたい点がよくわかると思いますが、まず現行法におきまして、特に二号、三号が加えられております点は、単なる医学的適でもつて二号、三号が加えられたのでなしに、医学的適範囲よりも廣いもので特に母性保護上あるいは同時に人口問題というようなことも加味せられまして、現行法にも置いてあるんだと思うのであります。この点ご見解はいかがですか。

第5回国会 厚生委員会 第25号(1949/05/25、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 ただいま大石委員からお話がありましたが、実はこの機会に一言御説明を加えていただいた方がいいのじやないか、いずれ審議の方法につきましては両論ありまするが、一言説明を加えていただいた方があとのためによろしいと思いますので、特にお願いいたしたいと思いますが、今度の処置につきましては大藏委員の意見を入れるか入れないかという点が一つ、それからもう一つはそれを採用しなかつた場合に、あとの残余の案でもつて改正を行うか行わないかという二点でございますが、その残余の点につきまして実はなお金融関係を除きましてもなお実益があるということを提案者は言つておられる。これに四つの点をその場合には述べられておら……

第5回国会 厚生委員会 第27号(1949/08/19、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 ただいま御説明がありましたが、実は未亡人の所得税の問題につきましては、私どもは両方で考えなければならぬ問題がある。所得税法そのもので考える、あるいはお手元に社会局案としまして、未亡人福祉法ですか、こういう方面で考えることも適当であろうかと考えますが、もう一つ考えなければならぬ問題は、社会保障の問題じやないかと思います。社会保障制度審議会の方でどのように考えておられるか知りませんが、この公的扶助の小委員会の中には必ずしも未亡人援護というような問題が取上げられておられないような氣がするのであります。いずれ委員会の方の御報告も承ることができるかと思いますが、根本はどちらかの部面において必……

第5回国会 厚生委員会 第28号(1949/08/20、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 この機会に希望と質問をいたしたいと思います。人口問題の決議に関しまして人口問題審議会において御研究のことにつきましては、ただいま御報告をいただきましてまことに御苦労に存じますが、御承知の通り現在いわゆる産児制限のうちの重要な役割をいたしますところの、避妊薬等の発賣が一般に認められた関係上、一般社会におきましてはこういう方面の民間の廣告が自由に行われておるのであります。從つてあるいは弊害もできつつあるのではないかというふうに考えるのでありますが、政府におかれましては人口問題審議会の結論を待つてなさるというお考えもあろうかと思うのでありますが、すでに結論の出ておることに対しましては、す……

第5回国会 厚生委員会 第29号(1949/09/14、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 大臣がおられますから二点ばかりお伺い申し上げたいのですが、第一は社会保險の問題です。これは本委員会においてたびたび問題になつたのですが、今日社会保險に相当の赤字が出つつあるということは、國民医療の点から見ましてまことに遺憾であります。すみやかにこの社会保險における赤字を清算いたしまして國民をして安心して医療を受けさせる、また医療に從事する医者その他の諸君も十分なる技術を発揮して、國民のために盡すことができるような設備にする必要があると思うのです。厚生省において今日審議しておるところの社会保障制度委員会、この小委員会におきましても、国庫より医療費に対して補助し、そしてその運営に遺憾な……

第5回国会 災害地対策特別委員会 第7号(1949/07/29、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 ただいま團長から御報告がありましたが、愛媛縣に関しましては、私が大分縣から別班をつくりまして視察いたしました関係上、簡単に愛媛縣の実情を申し上げたいと思います。農作物その他の被害に次きまして、特に愛媛縣について申し上げたいのは、水産関係の被害であります。愛媛縣の総額は大体十六億でありますが、このうち農業その他のものにつきましては、他の地方と大体同様な状況だと思います。しかし水産関係につきましては、まことに特殊なものでありますので、申し上げますが、たまたま出漁中の漁船がこの台風に遭遇いたしまして、死者二百三十四名、行方不明もありますが、大体二百三十四名、行方不明の者は亡くなつたものと……

第5回国会 災害地対策特別委員会 第8号(1949/08/09、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 ただいま両大臣の御報告によりまして、政府のお考えはわかつたのであります。國会並びに政府当局が親しく現地を視察いたしましてそれぞれ実情につきましては十分認識を持つておると思うのでありますが、しかしながら今日の委員会におきまして、まだそれが根本的な対策を立てることができないということは、私ども國民に対してまことに相済まぬと考えておるのであります。ただいまも盆谷大臣が仰せになつたように、私どもは金額を今すぐに発表してもらいたいということはあるいは事務の関係上やむを得ないと思いますが、しかしこの災害に当りまする政府の根本的態度だけはおきめになつて御発表になつて然るべきものであると考えており……

第5回国会 災害地対策特別委員会 第11号(1949/09/15、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 この機会に希望を申し上げておきますが、昨日までの委員会でもつて大体おわかりだと思いますが、私ども今回新しく多数の方に災害地を察視していただくわけでありますが、いずれ御派遣になりました方々は、お帰りになりましたならば災害対策に対する新しいお考えがいろいろ承れることと思うのであります。さらにデラ台風の災害視察に対して若林團長以下六名の者が行つて参りまして、その結論として御報告も申上げておきました。今日の段階におきましては、政府に対して應急措置を要求するということはすでに過ぎました。根本対策を立てなければならぬときになつておるのではないかというふうに私ども考えるのであります。委員会といた……

第5回国会 災害地対策特別委員会 第12号(1949/10/20、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 農地局長に簡單に三つばかりお尋ねしたいのですが、第一は農業の生産計画の変更の問題であります。災害がありました関係上、供出その他に影響のある場合、これに対して補正の行われることは当然でありまするが、植付前に災害がありました場合には、当然生産計画そのものに変更を来す。これをもつてしんしやくしたければ、生産農家の立場は非常に影響が多いのであります。これに対しましては、当局においてもいろいろお考えになつておると思うのでありまするが、過般のデラ台風の被害による鹿児島県の災害、これは生産計画を変更せられなければ、地元としては非常に影響が多い、各町村の供出にも非常に困難を生じておるというような状……

第5回国会 災害地対策特別委員会 第13号(1949/10/21、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 ただいま青木委員から御発言がありましたが、私その御意見に対しましては、全面的に賛成でございます。なお右につけ加えさせていただきたいのでありますが、本年は例年になく災害が多数発生いたしまして、その対策が非常に急を要し、しかもこれに対して多額の経費を要することは、すでに御承知の通りでございますが、この現象は單に今年だけのことでになく、従来の日本の現状から見ますると、かかる状態は、今後続々として発生することが考えられるのであります。かく一致をいたしましたところの委員長の報告、また現地の希望等から見まして、今日の私どもの仕事は、單なる災害の復旧にあらずして、今後の災害の根本的予防、別の言葉……

第5回国会 内閣委員会 第26号(1949/05/20、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 ただいま退職手当の予算増加につきまして、大体の御説明を承つたのでありますが、具体的に幾ら退職手当が支拂わなければならないかということにつきましては、これは政令によらなければ今日明瞭になつておらない。しかし退職せられる者の立場から申しますと、幾ら退職手当がもらえるか、ここであります。個人が幾らの割合で退職手当をもらえるかということは大きな関心を持つておるのでありますが、ただいまのお話におきまして、今後退職する者につきましては、從來の普通退職手当のほかに特別の退職手当がある程度あるということも予想せられるのであります。しかしながら今日までのこういう行政整理の場合を考慮いたしますれば、こ……

第5回国会 内閣委員会 第28号(1949/05/23、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 この請願の中の一六六に府縣衞生部存置の請願があります。同趣旨のものが二二六にあります。この二つは今回の行政整理にあたりまして、地方の衞生部があるいは廃止せられることがありましたならば、衞生行政上非常に影響が多いので、ぜひ存置せられたいというのであります。これは御採択願えればけつこうだと存じます。  なお同趣旨のものが厚生省の衞生三局を残すこととあわせて請願がしてあります。たとえば一四六、二四〇、二四九のごときもの、これが一部はやはり衞生部の存置ということを要望しております。この趣旨も御採択願えますればけつこうと存じます。

第6回国会 災害地対策特別委員会 第2号(1949/11/17、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 動議を提出いたします。本決議案を効果あらしめるため、災害防止国土保全に関する法律案を当委員会において起草することとし、同法律案起草小委員会を設置せられ、小委員及び小委員長の選任については委員長において御指名あらんことを望みます。

第6回国会 災害地対策特別委員会 第3号(1949/12/01、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 先程お手元にお配りいたしました国土災害対策立法要綱について、私より一言申し上げます。  前回の委員会におきまして、災害防止国土保全に関する決議案の案文を決定し、さらに進めてこの目的を達成するため、何らかの立法措置をはかることを申し合せたのでありますが、私は、委員各位の御研究の参考にもと、決議の内容及び従来の委員会における各位の御意見をもととして、国立国会図書館の調査立法考査局の協力を得て、一応かような要綱を作成いたしました。本要綱はごらんの通りいまだきわめて不十分なものでありますが、各位の御賛同により、委員会にお取り上げいただければ幸甚に存じます。

第6回国会 地方行政委員会 第2号(1949/11/02、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 ただいまの委員長のお話はごもつともだと思うのですが、都道府県会が否決したのが十二件あるようであります。何ゆえに否決しているかという事実――私は新しくこの委員会に出て参りましたので、過去の事実を存じておりませんが、否決しました理由その他について、多少調査を要するのではないか。もしその調査がなければ委員会で調査してこれを参考といたしまして、ただいまの委員長のお諮りのような議事進行をしていただいたらどうかと思います。
【次の発言】 私もただいまの問題に関連してお願いしたいのですが、海上保安庁の内容の充実ということはまだ行われていない。従つてただいまのようなトロール船の問題、また私どもの付……

第6回国会 地方行政委員会 第3号(1949/11/14、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 簡單に一、二点御尋ね申し上げたいと思います。  先ほど国務大臣は警察法の改正につきましては、なお今後考慮しておられるようでありますが、現在の経費並びに現在の定まつたわくの中におきまして、これをできる限り能率的に経済化するということにつきましては、これは異存がない問題であります。先ほど自治体警察の定員の問題につきしましては、その改正について考慮しておられるように伺つたと思いますが、この程度の手直しというものはどうしても必要なんじやないかと思うのです。できる限りこれを政府において考慮する、あるいは場合によつては委員会におきまして具体的にこの改正を考慮していただくことが必要だと思いますが……

第6回国会 地方行政委員会 第4号(1949/11/15、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 三点ばかり御質問申し上げたいと思います。  第一は、地方議会事務局の問題であります。先ほど政務次官より地方の自主性を尊重するがゆえに、あえて法制化せぬというようなお話であつたのでありますがその必要につきましては十分認めておられるようでありますが、私の意向をもつていたしますならば、地方において今日すでに十分に要望しておるのでありまして、この要望しておる事実に基きまして、これを法制化するということは、何ら地方の自治性を破壊するものでもないと私は考えておるのであります。これを十分御調査になりまして、もうすでに資料はおありになると思います。小さな町村を除きましてほとんど大部分のところが、全……

第6回国会 地方行政委員会 第6号(1949/11/18、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 簡單に二項ばかり御質問申し上げたいと思いますが、今度直接請求の問題に関しまして、請求者の署名簿を縦覧せしめる規定が加わつておりまするが、この署名簿にとりましたものを一般に縦覧せしめるというのは、どういう理由でその必要を認めておられるか。必ずしもここでは直接の必要要件ではないように思いますが、これに関して特にこの手続を加えられた点が第一点。それから第二点として、過般地方の出先機関の整理の問題について御質問申し上げて、その御報告もいただいたのでありますが、なおごの前におきましても相当問題になつておりました農林省関係の出先機関において、相当統合する余地があるのではないか、資材調整事務所の……

第6回国会 地方行政委員会 第7号(1949/11/19、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 もう一つ資料をお願いしたい。本年度配付税が非常に減額支給されました関係上、地方財政は非常に影響を受けておると思います。従つて各公共団体はよほどのむりをしておつたという状態があるんじやないか。今度九十億の増額によつて、ある程度まで潤うことはまことにけつこうだと思いますが、予定よりも本年度当初において少かつたことが、かなりの打撃を與えておると思うが、このむりをしておる状態、どういうふうにして地方はつじつまを合せたかということがおわかりにならなければ、大体のところでよろしゆうございますが、お知せ願いたい。
【次の発言】 ただいま御提案になつております委員会議設置法案を審議するにあたりまし……

第6回国会 地方行政委員会 第8号(1949/11/22、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 本多国務大臣のお立場から御意見を二つばかり承りたいと存じます。  第一はこの調査会議は民主化を徹底するために、特に設けられたものであると存じます。今日まで地方自治が発展しなかつたことは、国が第一優先的に自分の立場でもつて事務を執行し、その次に府県が行い、最後に市町村の立場を考えられるいうような状態にあつたためであることが指摘せられておりますが、この会議におきなしてでき得る限りその間の調整を行いまして、地方自治を発展せしめたいというのがこの法案の趣旨であつて、わざわざ特にこういう特例の委員会議をつくられたように伺つておるのであります。右に関しまして、ただいま申し上げた国、府県、あるい……

第6回国会 地方行政委員会 第10号(1949/11/25、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 先ほども大臣から御答弁がありましたが、この会議は将来の日本の自治政治を完全に発達せしむるためには、まことに重要なる役割を持つております。ただいまもお話のありましたことく、でき得る限り色彩を持たない立場にあり、しかも県、市町村、並びに国の事情に通じた者が結論を出すべきものである。これは当然であろうと思います。それで先ほども谷口委員から御質問もあつたのでありますが、この委員会議がその結果を内閣に勧告し、あるいは内閣を経由して国会に勧告するということに対しまして大臣から御答弁がありましたが、大体建前から申しまして、国会に勧告することがシヤウプの勧告の趣旨でもあり、方法は両方あるということ……

第6回国会 地方行政委員会 第11号(1949/11/26、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 民主党を代表しまして本案に対する意見を申し述べたいと思います。  今日まで私どもたびたび、述べたのでありまするが、この会議はまことに重要な使命を持つて生れたものでありまして、すなわち日本の地方自治を完全に育成したい、またこれに対する必要な処置をとるところの根本をつくる機関であるのであります。将来のわが国の行政上、中央地方を通じまして大なる影響を與えるものと信じます。従つてこの会議の組織に対しましては、十分愼重審議を要するりでありまするが、私はこの原案に対しましてまだまだ修正を要する点があるのを見るのであります。すなわち本会議は最も独自性を持ち、しかも公平なる意見を持ちまして、その結……

第6回国会 地方行政委員会 第12号(1949/11/28、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 大蔵大臣に一骨御質問申し上げたいのです。大蔵大臣は今回の予算によりまして、わが国の健全財政を主張いたしておるようでありますが、御承知の通り予想いたしましたところの地方配付税の配付を半減せられたのみならず、各方面の災害その他の支出が多いのでありまして、国と比べますと著しくその健全性を害したと、私ども見ておるのであります。また実際市町村民の負担の状態を見ますと、現在の所得難の際において、著しくその生活を脅かされておるというのが、現状ではないかと思うのであります。この点に関しまして、大蔵大臣は、あえて地方財政が健全であると考えられておるかどうか、これについて承りたいと思うのであります。こ……

第6回国会 地方行政委員会 第13号(1949/11/29、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 私は本案に賛成するものであります。この機会に一言希望を申し上げたいと思います。戰災都市がいまだ十分復興計画が行われておらぬ状態にかかわらず、国家財政の都合上漸次そういう復興事業が縮少せられる傾きがあるのは、はなはだ遺憾でありまして、この方法によりまして一部財源が與えられましたことはけつこうでありますが、なおでき得る限り今後国家におきましては、戰災都市の復興を早からしめるよう格段の手段を講じていただきたいということを、特に要望いたしまして賛成いたします。
【次の発言】 先ほど龍野委員から御質問がありましたが、さらに関連してお尋ねいたしたいと思います。ここに主務大臣の取消権及び停止権が……

第7回国会 外務委員会 第1号(1949/12/21、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 簡単に御質問申し上げますが、第五国会に衆議院におきまして人口問題に関する決議をいたしたのでございますが、その要旨の第一は、国内でできるだけ人口を養うように努力する。第二はある程度まで人口増加を抑制する。第三は従来の海外移民に関しまして、その研究調査準備を行うとともに、関係方面に対してあらかじめその援助を懇請する、こういうことになつておるのでありますが、政府はこの問題に対しまして、いかなる処置をとられるかということについてお尋ねしたい。また来年度の予算等において考慮しておられることがありますれば、この機会にお話を願いたいと思います。  第二の問題といたしまして近時講和問題と同時に移民……

第7回国会 地方行政委員会 第2号(1950/01/28、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 この機会に御質問申し上げたいと思うのですが、過般の総理大臣の施政方針の中に、税制の全面的改革にあわせまして、行財政の簡素化あるいは財政の緊縮、税の軽減というふうにすこぶる抱負が述べてあります。また地方の問題に関しましても地方制度を改革し、健全なる地方自治の発達と地方財政の確立をはかるということを目途とせられまして、なお特につけ加えられてありますのは、地方府県民の諸君は政府の趣旨のあるところを了解せられて、地方制度の簡素化支出の節約、府県民の負担の軽減を、自主的に実行せられることを要望するということが述べてあるのであります。この地方行政の問題に関しましては、地方自治法なるものが根幹を……

第7回国会 地方行政委員会 第4号(1950/02/10、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 私は地方財政に関しまして、概括的な部門について、まず御意見を伺いたいと思いますが、この前の質問のときにも実はお尋ねして、まだ御答弁をいただいておりませんので、来年度の地方歳出は六体幾らと予定しておられるかということについて、すみやかに御返事をいただきたいと思うのであります。御承知の通り今日すでに、予算総会におきまして、相当議論が進捗しておるのであります。しかしこの予算総会におきます議論のおもなものは、国民生活がはたして来年度において安定し得るやいなや、国民が全員担に対してどれくらいの負担をなすかどうか、この軽重という問題も大きな問題になつておることは御承知の通りでありまして、私ども……

第7回国会 地方行政委員会 第7号(1950/03/06、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 私もこの機会に一般的な問題につきまして、今後の審議にあたりまして必要と存じますことについて御注文申し上げ、あわせて私の感じておりますことを御参考に申し上げまして、今後御当局にしかるべく考えていただきたいと思うことを四点ばかり申し上げます。  第一の問題は歳出の問題でございます。これはかねがね私もここで議論いたしたのでありますが、ことしの予算全体を通じまして、国民負担を軽減するということを目標に編成せられておるのでありますが、国民負担を軽減するにあたりましては、これは国の歳出と地方の歳出と両方あるのであります。国の歳出につきましては相当予算審議が愼重に行われておる。しかしながら地方の……

第7回国会 地方行政委員会 第8号(1950/03/08、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 私は本委員会が今後この税法の審議を進めるにあたりまして、あらかじめ御注文を申し上げておきたいと思います。それは元来今年の予算につきまして、国民の負担がはたして軽減になるかどうかというような重要な問題であつたのでありますが、地方自治団体の財政の問題につきまして、私ども十分納得の行かないままに、予算が決定されそうになりつつあるのをはなはだ遺憾に思つておるのであります。税制の問題につきましては、やはり国民負担の均衡を得るということが、主眼目になると思うの、であります。その点につきましては、今後当委員会としてやはり遺憾のない審査をなすことが、必要であると思います。この立場からいたしまして、……

第7回国会 地方行政委員会 第10号(1950/03/25、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 ただいま藤田委員から御質問がありましたので、関連してちよつとお伺いいたします。新地方税法の施行までの暫定措置を講ぜられることになつておりますが、その準備が必要かと思うのであります。これにつきましてはなお法制化を要する場合もあり得るというお話が先ほどありましたが、法制化の内容について、大体の概要をお聞きしておくことが、やはりこの時間の切迫しましたときた、地方税法を審議する場合に非常に必要だと存じますので、この機会に一応内容を伺いたいと思います。

第7回国会 地方行政委員会 第11号(1950/03/29、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 ただいまの御説明でもつて、最悪の場合は三百億円、大体用意しておられるようでありますが、今日の審議の経過を見ますと、少くともまず一月は遅れるのではないかということが予想される。その場合に、三百億円を大体いつごろお出しになるかという点なのであります。予想されるように順調に法案の審議が進められればけつこうだと思うのでございますが、かなり困難があるのではないかという気がいたしますが、いかがですか。  それから、なお平衡交付金として、とりあえずこれだけ出されますから、相当一時は潤う。当分の間は間に合うようでありますが、毎年四月から相当歳計上困るのであります。五月になりますと、今年はさらに困つ……

第7回国会 地方行政委員会 第14号(1950/04/01、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 私は地方税制に関しまして、一般的に将来審議に必要になると思われます点で伺つておきたい点を、時間の都合上簡單にお尋ねしたいと思います。第一に今度の地方税制に関しまして、先ほど大臣からもお言葉がありましたが、地方の税制の金額が非常に少いときに、一番負担が軽減されておるときに、新税法をやることが、こういう大改革にはいいんじやないかという御意見のようで、この点も私はけつこうだと思うのであります。しかしながら今後、この税制を論じて参ります場合、課税額が少いから云々という理由でもつて御答弁になることも、過去の歴史において相当あつたと思います。私はそういう意味の御答弁によつて、新しい税制を審議す……

第7回国会 地方行政委員会 第15号(1950/04/03、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 ただいま野村委員の御質問に対しまして、大臣の御答弁がありましたが、附加価値税の性質につきまして、あるいは事業によつて、すなわち収益のなかつた事業に新しく附加されることがあるので、個々に影響が違うというお話ですが、昨日私は今度の新しい税制の影響というものが、どういうようなことになるかということを実はお尋ねしたときにも同じような御答弁があつたのでありまするが、税法の改正の趣旨の中には明らかに政府の方針として事業課視に対する軽減ということを、うたつておられるのであります。しかしはたして全体から見て事業課税の軽減になるかどうかということに対して、私たち非常に疑問を持つて、昨日御質問申し上げ……

第7回国会 地方行政委員会 第17号(1950/04/05、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 私は標準税率についてお尋ねいたしたいと思います。幸いにして昨日終始税率の問題が話題になつておりましたので、大体大臣も御了解と思いますが、所得税に関しまして今回改正が行われました際におきましては、シャウプ勧告の趣旨をいれましてでき得る限り税率を安くいたしまして、そうして逋脱をいたしました税を吸収して、そうして予期の歳入をあげるという方針をとつておられる、国税には確かにその方針が見えておると思うのであります。なお今回相当の減税になつたということは、徴収の実績をあげ得るものと考えるのであります。しかしながら地方税において行われましたところの改正案を見ますと、また今回の地方税の実情が相当増……

第7回国会 地方行政委員会 第18号(1950/04/07、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 ただいま川西委員並びに淵上委員から修正の御意見がありましたが、御意見には私賛成であります。川西秀、員は三点を指摘されましたが、そのうち、特にこの法律が昭和二十五年度一年度の特例になつておりましたものを、恒久的にするということには、全面的に賛成ございますが、疑いのないように重ねてその点御説明を申し上げておきたい。この間連合審査会に出たときに話がありまして、大臣の御答弁もいただきましたので、特にこの修正動議に賛成するものであります。今日の政府の予定では、昭和二十二年度及び昭和二十三年度は、千二百億から千三百億の予定工事が残つておりますが、そのうちの三分の二は本法によつて全額負担をする。……

第7回国会 地方行政委員会 第19号(1950/04/09、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 きようの新聞に出ておりますが、国税の納入状況が最近非常に悪い。今年三月までのを見ますと、昨年に比べまして、むしろ悪い傾向をとつております。そのおもなるものは、やはり申告税に原因があるようでありますが、地方税におきましては、どのような徴收状況になつておりますか、その状況がわかりますればお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 最近の徴税状況を見ますると、非常に事業関係が行き詰まつているということを現わしているのではないか。この二十四年度の後半期の傾向は、引続いて二十五年度において、同様予想されるところの現象であると思うのでありますが、このときに附加価値税その他、事業に対して新しい課……

第7回国会 地方行政委員会 第20号(1950/04/13、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 先ほど御説明がありましたが、政令に設けられるものについて、内容をいかなるものをきめるか、当然おわかりになつているものは、資料としてお出しになるべきだと思います。それに記載を予定している事項の用意は、当然あるべきものだと思います。先ほどから個別的にお話があるので、私ども非常に把握しにくい。準備のあるものについてはぜひお願いしたい。第何種の業務に入るかということは、課率に非常に影響があつて、これは利害関係が多い。少くとも一種、二種、三種、この最後にくつついておりますその他云々という例に入るものについては、おわかりの分だけは資料をお出し願いたいと思います。

第7回国会 地方行政委員会 第21号(1950/04/14、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 今度の五十二條の青色申告についてお尋ねしたいと思います。これは国税において採用せられました方式を、地方税においてそのまま採用するように聞いておるのでありますが、現在国において行われました実績を見ますと、非常に予想に反してよくないというふうに承つておるのであります。しかし本来の税制の建前から申しますならば、青色申告の精神がもつと一般に普及していいはずでありまして、この点にはやはり青色申告の内容において技術的な欠陥が少くないと思うのであります。本法におきましては、大体地方財政委員会において青色申告の形式をきめられるようでありますが、その内容においてはたしていかようにきめられるかどうか。……

第7回国会 地方行政委員会 第23号(1950/04/16、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 ただいまの御提案の最後の市町村の目的税として、国民健康保險税を創設するということは、趣旨においては非常にけつこうのようでありますが、いわゆる社会保障制度というものが確立しておらない今日、これを税として取扱うということに対して、まだ基礎的には少し行き過ぎがあるのではないか、もう少し国家の制度としての確立を待つ必要があるのではないかというところに、多少疑問がありますのが第一点であります。  それから現在の国民健康保險の実情を見て参りますと、非常に国家として考えなければならないことになつております。たびたび各種の審議会等においても、御意見が出ておるのでありますが、今のような状態で国民健康……

第7回国会 地方行政委員会 第24号(1950/04/17、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 昨日の懇談会等においても議論が出ましたが、遊興飲食税がある程度まで課率を減らしました場合に、均衡上入場税もこれは当然減らすべきではないかというふうに考えられるのであります。また均衡論をいたさなくても、元来入場税そのものが文化的に相当影響のあるものでありますから、これを軽減するということは、財減が許せばできるだけ軽減すべきものでありまして、過般三分の一の軽減をいたしましたが、しかしこれといえども決して安い税率ではないのでありましても、でき得るならばもう少し下げたいということは、国民ひとしく希望するところと思うのであります。これに対しまして課率をもう少し下げたい希望を、私たちは持つてお……

第7回国会 地方行政委員会 第25号(1950/04/18、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 昨日來の御質問の中で、あるいは済んだかもしれませか、私中座しましたので、二、三質問さしていただきたいと思います。  第一は今度の税制の改正によりまして、從來多額の町村寄付なるものが、財源を得ましたために寄付をとらずに済むという御説明でありますが、過般公聴会等の際におきまして聞くところによりますと、実際今日寄付金をとつておりますのは、町村税としてとるべきものがとれないために、財源かないために、やむを得ず寄付金をもつてするという事業もあるのでありますが、どうしても町村税としてはとり得ないというようなものも少くないので、公述人の意見によりますれば、從來とりました寄付金は、依然として寄付金……

第7回国会 地方行政委員会 第28号(1950/04/24、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 議事進行について……。ただいまの御説明を承りますと、地方財政平衡交付金法案の提案が遅れております関係上、市町村に交付することができませんので、市町村財政上非常に困つていることにつきましては、よくわかるのであります。従つてこの法案は相当重要なものであるから、これから十分審議を遂げなければならないと思うのでありますが、審議に入りますにあたりまして、私どもは市町村また国民全般に関して非常に重要な問題につきましては、当委員といたしまして、十分責任の持てるだけの審議をいたしたいと思うのであります。あえて時間の点を申し上げるのではないのでありまして、内容的におきまして、さしつかえのないだけの審……

第7回国会 地方行政委員会 第29号(1950/04/25、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 私は民主党を代表いたしまして、本案に対しまして賛成の意を表するものでありまするが、しかしながらその内容におきまして、相当意見を有するものでありまして、この機会に私どもの立場を明らかにいたしておきたいと思います。本法案を提出せざるを得なくなつたということは、特に政府が今日まで地方税法の審議において、非常に事務的な折衝その他によりまして遅延しておつたということが一つ、なお財政平衡交付金法案の提案を見ておらないということのために、ここに非常な支障を来したのでありまして、ここに政府の説明いたしまするごとく、地方財政平衡交付金法案の制定が施行せられるまでの間の暫定措置といたしまして、地方財政……

第7回国会 地方行政委員会 第31号(1950/04/28、24期、国民民主党)

○床次委員 今回の平衡交付金法案の交付額は、総額千五十億円になつておりますが、この法律におきまして、将来単位基準というものがきまつて来るようになつております。しかしながら本年度の交付額の算出について、まだ単位基準というものが出ておらないと思うのです。むしろ実態から申しますると、千五十億という予算の総額から、逆にいろいろな単位が逆算されるのではないかというふうに、この資料を通じて私たちは考えるのでありますが、政府の方はどういうふうにお考えになつておりますか。基礎の数字が出て総額の交付金額が出ておるのかどうか。この点を明らかに伺いまして、それから次に御質問申し上げたいと思います。

第7回国会 地方行政委員会 第32号(1950/04/29、24期、国民民主党)

○床次委員 私は国民民主党を代表いたしまして、ただいまの委員長の修正案を含めましたところの自治法の改正案に対しまして、賛成の意を表するものであります。  この機会に数点、要望事項を申し述べたいと思うのでありまするが、第一は住民の直接請求権が拡充せられ、またその手続が明瞭になりましたことは、相当の進歩と思いますが、ただこの際特に要望いたしたいことは、その運営を上手にやつていただきたいということでありまして、かなり規定がこまかくなりました関係上、ある程度までその運営ののいかんによりましては、その請求権の行例に相当支障があるのではないかというおそれもあるのでありまして、その点は十分に関係当局の注意を……

第7回国会 地方行政委員会 第33号(1950/04/30、24期、国民民主党)

○床次委員 この交付金の算出その他の資料といたしまして、いろいろの統計資料を使われることと思うのでありますが、地方によりましては、最近数年間に非常に変化がありまして、でき得る限り新しい統計を使つていただきたいと思うのでありますが、今政府で予定いたしておられるものは、何年度の統計を予定しておられるか伺いたいと思います。
【次の発言】 次にお尋ねいたしたいのは、第五條の第五項でありますか、国の行政機関はやはり委員会の要求によりまして、資料を出すようになつておりますが、たとえば文部省その他義務教育に対していろいろ注文があるものは、積極的に意見を出す場合もむしろあるのではないかと思いますが、もちろんこ……

第7回国会 地方行政委員会 第35号(1950/05/02、24期、国民民主党)

○床次委員 ただいまの修正の報告でありますが、第一案、第二案、第三案とありますが、これはどういう区別でありますか。
【次の発言】 ちよつと参考に伺つておきますが、投票所の数が非常にふえましたために、投票率がふえて、非常に棄権防止になることは、けつこうなことでありますが、いわゆる中都市が昨年のときと違つて、大分その費用が減らされたという意見を申しているのでありますが、参議院の修正におきまして、若干その点補われたように見受けるのであります。しかしながら今回の配付によりまして、多少投票所の数などを減らさざるを得ないというふうなことが出て来るかどうか、その点について承わりたいと思います。  それからこ……

第7回国会 地方行政委員会 第37号(1950/07/10、24期、国民民主党)

○床次委員 岡野国務大臣にお伺いしたいと思いますが、先ほど地方税法案不成立に伴います応急措置について御報告がありましたが、單に町村財政あるいは都道府県の財政において、交付金をもらいまして、それでつじつまがあつて、一応それで済んだという問題ではないと思うのであります。過去におきましてもいろいろの影響を生じております。また将来においてもいろいろの影響が生ずることが予想されるのであります。これがその団体の財政、経理という面から見まして、先ほど一言お触れになりましたが、その問題、さらに国家財政あるいは金融等の問題におきましても、やはり相当の影響を及ぼし、また今後も及ぼすものと思います。さらにまた納税者……

第7回国会 地方行政委員会 第38号(1950/07/11、24期、国民民主党)

○床次委員 この機会に政府にひとつ要望しておきますが、先ほど来政府当局とわれわれ委員との質疑応答がありましたが、私どもまことに不明朗のものがあると思うのであります。元来国内警備力の拡充につきましては、当委員会におきましても、たびたび議論になつておりまして、われわれといたしましても、もつとすみやかに警察力を充実すべきだと要望しておるのであります。海上保安隊につきましても同様でありますが、今回のマツカーサー元帥の書簡に伴うところの政府のお考え、本日それぞれ関係当局より承る次第でありまするが、政府の弁明されますところは、まことに態度がはつきりしておらない。書簡が来ましてから数日しかないということも、……

第7回国会 法務委員会 第35号(1950/04/27、24期、民主党(第九控室))

○床次徳二君 簡單に御説明申し上げます。これは普通にありまする位置変更に関する請願とは多少内容が違つておりますことだけを明かにいたしたいと思います。  少年観護所の設置につきましては、どこもあまり歓迎しないのでありまして、往々にして反対があることは皆様よく御承知の通りであります。鹿兒島市におきましても、すでに数箇所において反対があります関係上、その場所の決定を見なかつたのでありますが、たまたまここに書いてあります唐湊という場所において、一町八反歩ばかりの所有者が市の委員長でありました関係上、直接取引をいたしまして、地元の者が知らないうちに所有者たる者が契約をいたしまして、そのまま当局においては……

第7回国会 予算委員会 第21号(1950/03/04、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 私は実は大蔵大臣と本多国務大臣の両相御一緒に御意見を承りたいと思うのでありますが、まず本多国務大臣にお尋ねいたす次第であります。  明年度の予算におきまして、国民負担がはたして軽減せられるかいなかということは、国税並びに地方税両者を総合いたしまして考えなければならないことは、昨日以来の答弁によりまして明らかでありますが、すでに中央政府の歳出並びに国税に関しましては、今日までぼつぼつ審議が続けられておりまして、大体その輪郭も明らかになつておるのであります。地方歳出に関しましては、その歳出総額として大体四千八百八十億あるいは四千九百三十八億という数字を予想しておられるのでありますが、そ……

第7回国会 予算委員会 第23号(1950/03/07、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 大蔵大臣がお見えになりましたものですから、地方税に関連しまして御質問いたしたいと存じます。さきに本多国務大臣にも御質問いたしたのでありますが、今日の国民負担は、国税の負担と同時に地方税の負担と両々相見て検討いたさなければ、真に国民負担の軽減が行われたかどうか、あるいは過重になりつつあるかということはわからないと考えるのであります。本年度の予算におきましては、国民負担の軽減を期しておると大蔵大臣は言つておられるのですが、このうちに、前提となつておりますところの地方歳出、これはしばしばここでも論じたのでありますが、地方歳出の見積りがやや少額に失するのではないかという感じがいたすのであり……

第8回国会 災害地対策特別委員会 第3号(1950/07/29、24期、国民民主党)

○床次委員 今のことに関連して、過年度の災害におきまして各府県は復旧が忙しい関係上、割当補助を越えてすでに実施しておるのであります。そのために必要な経費は立てかえ、あるいは僭越しの形で補つておるので、その負担が相当に大きい。今年のごとき地方団体の苦しいときは、この負担は大きいものである。そこに持つて来て、引続いてこういう台風がありますと、ただいまおつしやつたように、その分の経費も必要になつて来るのであります。従つて今起つたところの災害に対して特別な金の融通をしてもらうことはもとよりでありますが、過年度の超過の分を早く出していただいて、少しでも地方財政を楽にしてもらう配慮が必要だと思います。特に……

第8回国会 災害地対策特別委員会 第4号(1950/07/31、24期、国民民主党)

○床次委員 中座をいたしましたので、あるいは同僚からすでに御質問があつたかと思いますが、伺わせていただきたいと同時に、建設大臣にお願いいたしたいのであります。昨年度においては災害は非常に多かつたのでありますが、これに対して予定された工事費は、比較的少額しか割当がなかつたために、各府県においては予定額を超過して工事をやつているわけであります。本年度から申しますれば、過年度の超過工事という形でありまして、府県ではそれぞれ自分のあり合せの金をくめんして工事をやつている状態であります。ここに再び新しい災害を迎えることになつたわけでありますが、この災害に対しましては、すでに各議員からその資金について政府……

第8回国会 災害地対策特別委員会 第5号(1950/08/31、24期、国民民主党)

○床次委員 一言委員長にお願いしたいのです。当委員会といたしましては、災害復旧に対しまして根本的に多額の経費をとつてこれに当らなければ、将来の災害を絶滅することはできない。累増するにとどまるという結論を得ておりまして、できるだけ災害予防に対しての予算をとるということは、昨年以来この委員会で議決いたされ、その後この方針で委員会は進んでおるのであります。今日さらに当局の説明あるいは同僚各位の御意見等を聞いてみましても、要するにその方針においては、依然として当時とかわつておらない。しかしながら委員会の実態を見ますと、單なる災害の陳情委員会に終るのではないかという感じがするのでありまして、まことに遺憾……

第8回国会 災害地対策特別委員会 第10号(1950/11/18、24期、国民民主党)

○床次委員 私は小委員会におきまして、この法案の要綱の作成に関與いたしました立場からいたしまして、ただいま前田委員のおつしやつたことに対しまして全面的に賛成なのであります。ただこの機会に一言お願いを申し上げておきたいことは、この災害の内容におきましては、土木に関しましては、一応本年の例によりまして事業費の全額を負担するという立場をとつております。また農林その他に関しましては、従来の慣習をそのまま踏習いたすように考えられておるのでありますが、今後の災害に関しましては、でき得る限り国庫においてよけい負担して、その災害の復旧を容易ならしめるという方針をできる限り強く主張して、これを実現するようにお願……

第8回国会 地方行政委員会 第2号(1950/07/14、24期、国民民主党)

○床次委員 昨日国務大臣より、地方税法の修正案に対して御説明を承つたのでありますが、右に関しまして数点お尋ねいたしたいと思います。  第一点は、この修正案を提案されましたにつきまして、その理由といたしましては、前国会の論議にかんがみ、かつ法案成立の時期が遅延したということが、大きな原因としてあげられております。なおこの問題を個々の例について申しますると、附加価値税に関しましては、法案成立遅延の結果、実施上非常に困難がある。従つて来年一月中実施するという技術上の理由で示されておるのであります。市町村民税につきましては、納期が多少の変更をせられまして、納税者の立場を考慮してやるという事情を述べられ……

第8回国会 地方行政委員会 第4号(1950/07/16、24期、国民民主党)

○床次委員 私はもつぱら附加価値税並びに事業税に関連いたしまして、若干御質問を申し上げたいと思います。  第一に、附加価値税を一年延期されました理由といたしましては、附加価値税が転嫁を予想しているにもかかわらず、半年以上もこれをさかのぼつて実施することは不穏当である、また新税の実施に相当の準備を要するということも御説明になつているのでございます。過般附加価値税が提案されましたときにおきましても、すでに数箇月の遡及を認めて、その前提の上において出されたので、当然予定通り実施せられましても、遡及して行われることはわかり切つておつたことでございますが、この際、遡及することがいかぬから、事業税にかえる……

第8回国会 地方行政委員会 第6号(1950/07/18、24期、国民民主党)

○床次委員 この機会に大蔵大臣に伺いたいのですが、今回の地方税の改正におきまして、非常に地方の業者において地方税の負担の過重を感じておる。たとえば地方鉄道のごときものは国有鉄道に比しますと、著しく負担の程度において差が出て来る。経営上にも困難があるということを感じております。反面におきまして、地方税法の税制全体から申しますと、あるいは国有鉄道あるいは日本放送協会あるいは專売公社というものが、今日におきましては課税の対象になつておらないのであります。ここに非常に地方のいわゆる民間事業との大きな開きがあるのでありますが、かかる差別待遇をあくまで残しておくことがよろしいということに、大蔵大臣はお考え……

第8回国会 地方行政委員会 第7号(1950/07/19、24期、国民民主党)

○床次委員 一言伺いたいと思いますが、最近は農山漁村の金融関係は非常に逼迫している。むしろだんだんと苦しくなつて来ているのではないかと存じます。特に地方税の不成立以来、案外に地方はこれが影響しておりまして、苦しくなつているように思いますが、四月予定通り地方税が成立しておりますならば、たとい相当増額になりました地法税でも、まずまず納める力ができたのだろうということも考えられます。それが半年遅れるようになりまして、下半期に税金がずれて来れば、同じ百の金額が今納める百とは大分意味が違う。今の苦しくなつた金融状態においては、なかなか困難です。その当時であつたら百納めることができたけれども、今では百は困……

第8回国会 地方行政委員会 第9号(1950/07/21、24期、国民民主党)

○床次委員 固定資産税に関しましては、前の国会において非常に議論の多かつた問題でありまするが、問題は固定資産の評価の範囲と申しますか、これがまことに不明確である。しかも税率が高い関係上、不当の圧迫が国民にあるのではないかというところに、大きな問題があつたのでございます。今回の改正法を見ますと、課率におきましては若干の改正が認められておるのでありまするが、固定資産の評価そのものに関しましては、依然としてあまり改善の跡が見られないというふうに考えるのであります。すなわち非課税の範囲におきましても、あるいは評価の内容におきましても具体的なものがさらにつけ加えられておらないということに対して、はなはだ……

第8回国会 地方行政委員会 第10号(1950/07/22、24期、国民民主党)

○床次委員 私は国民民主党を代表いたしまして修正案を提案いたしましたので、その修正の要旨を御説明申し上げたいと思います。藤田、山手、鈴木の各委員を代表いたしまして、簡單に御説明申し上げたいと思います。  修正案はお手元にまわつております十六箇條になつておるのでありまするが、その要旨は二点にまとめることができると思うのであります。第一点は附加価値税が原案におきましては明年一月一日より実施せられることに相なつておりまするが、さらにその実施を一箇年間延期し、昭和二十七年一月一日より実施せんとするものであります。第二点は固定資産税の税率は百分の一・七とありますのを、百分の一・六に減ぜんとするものであり……

第8回国会 地方行政委員会 第11号(1950/07/24、24期、国民民主党)

○床次委員 この受験資格がほかの司法書士その他と比べて、大体同じものと考えますが、何か違つておるところがあるのかどうかということを承つておきたい。第二点は、今後役所との関係におきましては、行政書士は法律の民主化に非常に役立つ人間だと思う。この者が適当に活動いたしませんと、役所との行政事務の運用について支障がいろいろ出て来ると思う。その意味におきまして、行政書士の報酬その他が条例等によつてきめられるようでありますが、なるべく一般の者が利用しやすいようにする必要があるのではないかと思う。従来代書の実情を見て参りますと、非常につまらぬことで相当金をとつておる。一件いくら、あるいは枚数が少くて済むもの……

第8回国会 地方行政委員会 第13号(1950/07/28、24期、国民民主党)

○床次委員 私はただいま問題になつておりまするところの警察予備隊の問題につきまして、政府から御説明を承りたいと思います。すでに新聞にも概要が出ておりまするが、本日、新聞ラジオ等におきまして、さらに一段と従来より具体化したように報道されておりまするが、この際政府におかれまして、明瞭に、しかも国民に対しまして、その趣旨が奈辺にあるやを、誤解を生じないように、ひとつ御説明をされることが必要であると思います。特に国会もすでに閉会が迫つておるのでありまして、なるべくすみやかに国会にこの問題に対して政府として説明をされることが適当であると考えられます。どうかこの機会に長官より御説明を願いたいと思います。

第8回国会 地方行政委員会 第16号(1950/08/25、24期、国民民主党)

○床次委員 委員長からシヤウプ博士に対する要望の要旨を報告いただきましたが、大体博士がどういうふうな意向を持つておられるか、委員長の要望に対する態度を、おわかりのことだけ伺いたいと思います。
【次の発言】 自治庁としては、シヤウプ博士にどういうふうな要望をされたか、要望した要点だけ、ひとつ御披露願いたい。
【次の発言】 大体予備隊の輪郭が明らかになつて参りましたが、今後予備隊が所要の目的を達成するためには、国民の十分なる協力がなければ、いざというときに、ほんとうの効果はあげ得ないのではないかということをおそれるのであります。従来の警察におきましても、国民の協力がなければ、十分なる活動ができない……

第8回国会 地方行政委員会 第17号(1950/08/26、24期、国民民主党)

○床次委員 今日国の予算の編成がだんだん進んでいるようでありますが、最近の国家予算は、相当の部分において地方の財政に大きな影響を及ぼしておるのであります。しかし従来の例から言いますと、結局国の予算が先にきまつてしまつて、そのあとの始末が地方財政にしわ寄せされてしまうということがここ最近数年間の傾向であつたと思うのであります。今年は地方税法の確立を見ましたので、できるだけ地方財政に国の予算編成方針がしわ寄せされることを避けたいというのが、私の考え方であります。特にこの点におきまして大臣に御努力をお願いしたいと思うのでありますが、たとえば平衡交付金の問題、新聞で見ますると依然として千五十億がそのま……

第8回国会 地方行政委員会 第18号(1950/09/11、24期、国民民主党)

○床次委員 一言関連してお尋ねしたいのですが、調査会議では十月ごろ結論を出されるようでありますが、今日政府は予算を編成中でありますが、今日編成中の予算に対しまして、調査会議の皆さん方のお考えがある程度まで反映しておるのかどうか。あるいは皆様方の結論は出ておらぬけれども、大体こういうことを考えつつある、そういうことを考慮してもらいたいということを、政府の方に通じてあられるのかどうか。別の言葉をもつて申しますれば、調査会議の御意見と政府の予算編成とは、全然別個の立場から今日行われておるかどうかということを、ちよつとお伺いしたいと思います。

第8回国会 地方行政委員会 第19号(1950/09/12、24期、国民民主党)

○床次委員 大分おそくなりましたから、簡單に安本政務次官にお尋ねしておきたいと思います。先ほど以来すでにお話がありましたように、災害によりまして、地方団体が非常に財政的に困難に陷つていることは申すまでもないのであります。昨年あるいは本年、災害の全額国庫負担という問題が起きましたが、これによりまして、災害が起きながら国庫の補助が受けられない。すなわち国庫が災害復旧をなすべき義務があるのだが、しかし国庫は金額が大き過ぎるために査定をしない。従つて手のつけられないところの災害復旧工事が今年は残つておるのであります。なお昨年、一昨年におきましても、査定外になりましたものが相当あるのであります。こういう……

第8回国会 地方行政委員会 第22号(1950/11/13、24期、国民民主党)

○床次委員 地方公務員法案につきまして、本日要綱の説明がありましたが、これに対しましては先ほどお二人から御意見がありましたが、この法案は来るべき国会において相当重要な問題でありますので、十分愼重な態度をもちまして審議し成案を得る。なお成案の審議に対しても、十分検討する余裕がほしいのであります。この点からいいますと、先ほど小野政務次官のお話だと確定案を得ない、従つて委員会において説明する段階に達していないとおつしやるのでありますが、現在委員会というものが開かれる以上は、今日世間にわかつておるところの、いわゆる政府案なるものに対しまして、一応の御説明があつてしかるべきものである。これは委員長におき……

第8回国会 地方行政委員会 第23号(1950/11/14、24期、国民民主党)

○床次委員 第二班といたしましては、関東班委員生田和平君、私並びに專門員の有松昇君の三人をもつて神奈川県、山梨県へ出張して、なお神奈川県のときは、野村專太郎君、門司亮君、小暮藤三郎君も特に参加していただいたのであります。  調査いたしました内容につきましては、報告書によりましてごらんをいただきたいと思うのでありますが、多少特に気のつきました点について御報告申し上げますと、地方税法の実施につきましては、有力な財源が多く市町村に移行したので、県としては非常な財源難で、特にこれに対して何らか恒久的な財源を要望しておる点は、他の地方とも同様であつたと思います。遊興飲食税及び入場税につきましては、税率が……

第9回国会 地方行政委員会 第2号(1950/11/25、24期、国民民主党)

○床次委員 地方公務員法が提案せられましたのは、地方の自治を円満にいたしまして、民主主義の発展を促進したいという趣旨のもとに、これは大きくお考えになつておられるようでありますが、今日の地方団体の状況を見て参りますと、ただいまも塚田委員から御質問がありましたごとく、地方自治団体の財政そのものがまだ十分に動いておらない。私どもの目から見ますと、まことに危殆に瀕しておるのではないかと見ております。地方税法が過般成立いたしました。またこれと伴いましたところの平衡交付金制度ができたのでありますが、この実際の運用等におきまして、はたして今日までの経験において、いかようにお考えになつておられるか、大臣の御意……

第9回国会 地方行政委員会 第3号(1950/11/26、24期、国民民主党)

○床次委員 ただいまのお話に関連して申し上げるのでありますが、大蔵大臣は、不足の分は地方の雑收入その他、いろいろやりくりをしてまかなつたら何とかなるのではないかというようなお考えのようでありますが、地方の雑收入、特に例としてあげられましたものは、これは地方によつて非常に違うのであります。雑收入の入ります地区――競輪を行いますものその他、これは一部分でありまして、市町村全体に関係を及ぼして参ります今度の補正予算のごときものにつきましては、公平な財源というわけにはならないと私ども考えております。なお昨日からもお話がありましたごとく、今日地方で所要としております数字は、これは町村経営の全般に関係して……

第9回国会 地方行政委員会 第4号(1950/11/27、24期、国民民主党)

○床次委員 法案の審議の前提といたしまして、しばらく大臣にお尋ねいたしたいと思うのであります。大臣の提案の御説明にもありましたごとく、国家公務員法については、すでに民主的な科学的な人事行政制度が確立せられておる、次に地方公務員の番であるというふうにお話になつておりますが、今日までの国家公務員法の運用状況を見ますると、相当改善されたむきも私どもはあると考えるのでありますが、一番重要に私どもが考え、まずまず民主的な運営において大事であると考えておりましたところの公務員の賃金ベースの問題が、遺憾ながら不十分なのであります。せつかく人事院というものがありながら、この賃金ベースの勧告が今日十分尊重されて……

第9回国会 地方行政委員会 第5号(1950/11/28、24期、国民民主党)

○床次委員 淺井総裁に一言お尋ねいたしたいのですが、人事院におきましては国家公務員法をすでに実施せられまして、多分の経験を持つておられるのでありまして、これが将来の地方公務員法の運用上大きな参考になるのでありますが、先ほども御議論がございましたごとく、今日国家公務員の賃金べースの問題について、いろいろ問題が多いのであります。かかる懸案を残したまま国家公務員法が実施せられておるということは、人事院総裁として国家公務員法を円満に施行するため、所期の法律の目的を達するためには、相当の障害を来しておるということをお感じになるのではないか、この国家公務員法の実施の責任に当つておられる総裁としては、非常に……

第9回国会 地方行政委員会 第6号(1950/11/29、24期、国民民主党)

○床次委員 門司委員から大体御質問がありましたので、なお漏れました点について二、三お尋ねいたしたいと思います。第七條の人事委員会または公平委員会の設置の問題でありますが、先ほど御説明がありましたごとく、公共団体が自分で置いてもよろしいし、あるいは共同で置いてもよろしい、あるいは委託で置いてもよろしい、この点は非常に地方団体の自主性を認めておられるのでありますが、本来から申しまして、この人事行政なるものの委託という問題は少しいかがか、あまりに自主性を認めておりながら、しかし自治団体自体がこういう人事の問題を委託するということは、少し取扱いが軽率に失するのではないかと思うのでありますが、この点はど……

第9回国会 地方行政委員会 第8号(1950/12/04、24期、国民民主党)

○床次委員 私ときどきやむを得ない用事で中座いたしましたので、あるいは質問がだぶるかもしれませんが、その点は簡潔なお答えをいただきますれば、けつこうであります。  まず昨日連合審査会で配付いただきましたところの地方公務員法施行に関する経費の所要額の調べの説明を見て参りますと、大部分の職員は、やはり新しく任命されるように見えます。委員の任命は、これは当然新しくなるのはやむを得ないと思いますが、事務局の職員に関しましては、むしろ現在までの各地方にありまする人事課あるいは職員局、あるいは秘書課等の者が、大部分当り得るのではないかと思うのであります。この説明を見ますると、実際相当の新任職員がある。これ……

第9回国会 地方行政委員会 第9号(1950/12/05、24期、国民民主党)

○床次委員 ただいま上程せられました地方公務員法案に対する修正案に対しまして、提案者を代表いたしまして趣旨の弁明を行います。一応修正案を朗読いたします。  以上が案文であります。以下簡單にその御説明を行いたいと存じます。  第一項は今回人事委員会及び公平委員会の設置に関しまして、その権限を強化いたしまするとともに、その経費の簡素化をはかりたい、かつその権能を強力にいたしたいと考えておるものであります。すなわち原案におきましては、人事委員会、公平委員会いずれも公共団体みずから設置しあるいはこれを共同により設置し、あるいはその事務の一部を委託するという三段階に定められておりまするが、この人事委員会……

第9回国会 地方行政委員会 第10号(1950/12/06、24期、国民民主党)

○床次委員 二、三これに対してお聞きいたしたいと思います。今度の特例によりますと、従来と同じように、選挙を二回実施することになつているのであります。現在の選挙法そのものの立場からいいまして、二回やることがどうしても必要かどうかということを研究いたしたい。でき得れば、これが一回になし得ましたならば、投票民としての立場から申しまして、非常に時間の節約になり、特に長い時間が選挙運動に償われるということにつきましては、国民の立場から申しましても、生産力その他に影響するわけであります。でき得れば、これは一日において実施することが可能ではないかという気がするのですが、この問題に関しまして、事務局において、……

第9回国会 地方行政委員会 第12号(1950/12/08、24期、国民民主党)

○床次委員 ただいま上程せられましたところの原案に対しまして、国民民主党といたしましては反対の意見を持つております。また修正せられました社会党案に対しましても、反対の意見を持つております。国民民主党といたしまして、別に修正案を提案すべきでありますが、手続の煩を省きまして、ここに討論の際におきまして私どもの修正案の意向を申し上げ、あわせて反対の理由を申し上げたいと思います。  私どもは、選挙というものは、でき得る限り選挙民の便宜を尊重して行われるべきであると考えておるのであります。この点におきまして、二つの選挙はできるならば同時選挙が望ましいということを考えておりました。でき得る限りその理想に近……

第10回国会 地方行政委員会 第2号(1950/12/11、24期、国民民主党)

○床次委員 一応民主党の修正案を朗読いたしまして、御説明いたしたいと考えます。    地方公共団体の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案に対する修正案   地方公共団体の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案の一部を次のように修正する。   第一條の見出しを「(議員の選挙の期日に関する特例及び任期満了後における議員の職務)」に、同條第一項中「昭和二十六年四月二十九日」を「昭和二十六年五月十三日」に改め、同條に次の一項を加える。  3 第一項の規定の適用を受ける地方公共団体の議会の議員は、その任期満了後においても、昭和二十六年五月十二日までの間は、引き続いて議員としての職務を行……

第10回国会 地方行政委員会 第4号(1951/01/30、24期、国民民主党)

○床次委員 私は警察法の改正に関しまして、かねがね当委員会におきましても研究しておるのでありまするが、最近特に国内警備体制の強化の点が懸案となつておりまして、警察予備隊等も半面において設置されておりまするが、同時に警察の問題に関しましても、ある程度までこれを解決すべき段階に達しておるように思うのであります。政府の方におきましては、この警察法の改正について今日いかようにお考えになつておるか、この際承つておきたいと思うのであります。  なお特に政府の注意を喚起しておきたいのは、自治体警察が相当の部分廃止せられるという意見が、今日新聞紙上に伝わつておりまする関係上、自治体警察に従事しております者の志……

第10回国会 地方行政委員会 第5号(1951/02/01、24期、国民民主党)

○床次委員 私は将来の地方財政に関する審議を行いますにあたりまして、あらかじめ当局から説明資料をお願いいたしたい、かように考えておるので、この際注文しておきます。  御承知の通り前の国会におきまして、地方財政の確立に対しましては、当委員会におきましても嚴重な警告を政府に発せられておつたのでありますが、それに対する処置に関しましては期待したところのものが現われておらないのであります。しかも来年度の予算を見て参りますると、政府が予定しておりますところの地方歳出の総額に関する見通しにつきまして、地方財政委員会あるいは大蔵省の考え方におい、相当差額があるように考えられるのであります。これに対しまして、……

第10回国会 地方行政委員会 第6号(1951/02/02、24期、国民民主党)

○床次委員 ただいま地方財政委員会の意見書の御説明を承つたのでありますが、ただいまの勧告書の趣旨の実現に対しまして、財政委員会としては、はたしてどのように考えておられるか。御意見は出ましたけれども、これがはたして実行できるかどうかということについて、どの程度までお考えになつておられるか、承りたいと思います。なおそのあとで国務大臣からも、一応自治庁の立場から、この国有鉄道の課税、あるいは專売公社の課税に対して、どのようなお考えを持つておられるか、つけ加えて御意見を承れれば幸いだと思います。私どもは地方税の改正の際におきまして、実はできる限り、国鉄あるいは專売公社に課税すべきである、これによりまし……

第10回国会 地方行政委員会 第7号(1951/02/07、24期、国民民主党)

○床次委員 関連してちよつとお伺いしておきたいのでありますが、今日国内自衛態勢を確立する意味において、警備を拡充するということはきわめて緊要でありますが、先ほどお話のありました予備隊の配置の問題であります。私どもはこの際建物その他にとらわれずに、必要な場所に対しましては、やはり新設いたしましても予備隊の配置を考えることがいいのではないか、先ほどのお話では、本年度の予算におきまして、相当未執行のものが残つておるようでありますが、必要な場所につきましては、ぜひ新築してでも治安に遺憾のないような処置をおとり願いたいということを、特にこの際要望しておきます。  なおこの機会に、さらにお尋ねしておきたい……

第10回国会 地方行政委員会 第8号(1951/02/08、24期、国民民主党)

○床次委員 昨日木村地方財政委員より地方財政委員会と政府案との差について、簡單な御説明をいただいたのでありますが、相当数字に大きい開きがありまして、運用上はたしてこれでもつて地方財政が欠陥を生ずるか生じないかという点は、今後重大な問題が起ると思う。なおその点は、実は本年度においても大きな問題が残されておつたのでありますが、地方財政委員会が推定されました本年度の赤字が、年度末に行つてどのようになるか。それが来年度に引継がれました場合に、来年度に予想ざれました赤字に、さらにそれが加わることになるだろうと思うのでありますが、その点は財政委員会ではいかように本年度の財源不足を生ずると御算定になつておる……

第10回国会 地方行政委員会 第10号(1951/02/16、24期、国民民主党)

○床次委員 ただいまの門司さんの質問と関連しておるのでありまするが、きようおいでになりました方は、いずれも自治体警察の代表の方でありますが、その自治体警察の中には、大は警視庁のごとく二万五千人近く、また久喜の町警のごときは十人の警察官を持つておられる。いずれも自治体警察としてそれぞれ法規のもとに円満に動いておられ、それぞれ自治体警察のいいところを認めておられるのでありますが、大体自治体警察が適正に動くのには、どれくらいの規模がいいかということについて、直接関係しておる皆様方からこの点御意見を承りたいのであります。  先ほどから財政上の問題がありました。小さい自治体警察は財政上の点において困難で……

第10回国会 地方行政委員会 第12号(1951/02/19、24期、国民民主党)

○床次委員 ただいまの質問に関連して、一つ質問したいと思います。海上保安庁の機能を整備するということは、これは確かに今日の実情から言つて必要である。国内警備態勢を充実する前に、やはり外部から侵入して参りますものは、海上において完全に捜査することがきわめて肝要であります。先ほどの密入国その他の数字から申しましても、海上におきます警備というものが、まだまだ十分でないのではないか、かような感じがするのであります。この際人間をふやし、船をふやすということも必要な方法でありますが、ほんとうに海上保安の目的を達するためには、私はやはり航空機による海岸の警備ということと保安ということが、必要だと思うのであり……

第10回国会 地方行政委員会 第13号(1951/02/20、24期、国民民主党)

○床次委員 先ほど尋ねられた残りでありますが、白鳥さんにお尋ねしたいと思うのであります。自治体警察に対しまして財政上の裏づけが弱いから、また規模が小さくて警察としての機能が十分発揮できないからという二つの理由から、自治体警察を大きくしたい、あるいは国に返上したいというお考えに伺えるのですが、現実に今までの経験からして自治体警察という組織自体がお気に入らないのかということを承りたい。国家警察でやつておられるところは、それぞれの立場もおありでしよが、自治体警察というものの組織において相当経験されたことと思います。だから規模において相当大きくなり、あるいは予算の裏づけにおいて確保されましたならば、従……

第10回国会 地方行政委員会 第14号(1951/02/22、24期、国民民主党)

○床次委員 この機会に一言政府委員の意見を聞きたいと思うのですが、先ほども御説明がございましたが、二十六年度の財政需要に関しましては、地方財政委員会と政府案と非常に食い違いがある。一応政府の御説明がありましたが、実際に政府の予定された通りに、二十六年度の経費の増額の分、これがまかなえるかどうかということについては。私はこれはやはり疑いなきを得ない。どうも政府の予定された範囲内では予期した事業はできない。もしもこの範囲内で攻めようとすれば、それは事業を小さくするなり、見送るなりいたさざるを得ないのじやないか。それだけ地方は苦しい状態に入つているということが言えると思う。このことは二十六年度の問題……

第10回国会 地方行政委員会 第19号(1951/03/06、24期、国民民主党)

○床次委員 私地方税の提案されましたものに対しまして、総括的な質問を二、三いたしたいと思うのでありますが、実はしばらく委員会を欠席しておりました関係上、前に質問せられたことと、あるいは重複するかもしれませんが、その点はあしからず御了承おき願いたいと存じます。なお十分準備ができておりませんので、少し足らないところがありますならば、適当なる機会に、さらにあらためて質問させていただきたいと思います。  まず第一に、この税法の提案の理由の中にもありますごとく、地方の住民の負担の合理化と均衡化を目標として、この前の画期的な地方税の改正が実施された、これが前の案でありますが、これに対しましてなお現在は多少……

第10回国会 地方行政委員会 第20号(1951/03/07、24期、国民民主党)

○床次委員 私はこの法案には賛意を表するものでありますが、この機会に事務当局に三点ばかり将来の選挙法改正のためにお願いしておきたいと思います。今度の改正は、これは来るべき地方選挙に対する応急のものでありますが、やはり根本的にはもう少し研究すべきものがあると思うのであります。特にお願いいたしたいのは、投票の方式であります。今まで投票はおのおの選挙人が書くことになつておりますが、やはり将来の投票におきましては、印刷に候補者の名前があるものに対しまして、これにしるしをつける、符号をつけるという方法に対してもつと積極的に御研究を願いたい。今後十分準備ができますれば、あるいは今度の選挙においても、もう少……

第10回国会 地方行政委員会 第22号(1951/03/13、24期、国民民主党)

○床次委員 二、三お尋ねしたいので、あるいは前後不同になるかと思いますが、その点御了承いただきたいと思います。  十五条の規定の改正によりまして、各先取特権に関する規定がかわつたのでありますが、今度の改正によりまして、債務者に対してはたしていかようなる影響を与えたかということについて御考慮になつたかどうか、場合によりましては、債務者に対しては不当の損害を与えるおそれがあるかもしれぬと思うのでありますが、立案者においてはどういうふうに考えておられるか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 次に、少し飛びますが、百四十七条の自動車税の改正がありますが、今度の改正の趣旨は、従来の税率を標準としてと……

第10回国会 地方行政委員会 第25号(1951/03/17、24期、国民民主党)

○床次委員 平衡交付金法の改正理由の第三点として、標準財政需要額の算定に対する單位費用の問題が上つておりますが、これが現在なお研究の段階にあるということと、将来の行政事務の再配分がまだ確定していないということが理由として上げられておりまするが、今日までの法律の建前から申しますならば、この範囲は法律で定め得るように政府当局においても準備が進んでおるのではないかと思うのであります。そこで私どもの感じから申しますならば、この平衡交付金の單位費用というものの定め方いかんは、将来の地方財政に非常に大きな影響があるので、一日も早くこれを確立いたしたいという要望を持つておるのでありまして、できるならば、従来……

第10回国会 地方行政委員会 第26号(1951/03/20、24期、国民民主党)

○床次委員 先ほど門司委員から平衡交付金の問題について、注文がありましたが、この機会に私あわせて資料をお願いしておきたい。なお御意見が承れればこの機会に承つておきたいと思うのでありますが、基準財政需要額の問題であります。明年度におきましてこれをいかように決定されるかということをお聞きいたしたいのであります。当然相当基準財政額は増加して参りました。もちろんこれはいわゆる單位費用におきまして増加を見るべきものだと思うのでありますが、政府は大体いかように財政需要額を見ておられるかということを承りたいのであります。  なお、今日におきましてはすでに予算額が出ておるのでありまして、政府におきましてはある……

第10回国会 地方行政委員会 第27号(1951/03/27、24期、国民民主党)

○床次委員 この機会に平衡交付金法改正に関しまして、一言大臣の御答弁を得たいと思います。それは平衡交付金法は、地方の自主的な財政運営を確保しながら、全地方団体を通じて、その必要なる財源を保障するというのが建前になつておりますが、この制度が実施されまして以後、今日のところ、地方の財政の実情を見て参りますと、決して財政が強化されたというのではなしに、今日は非常に窮迫な状態にあると、私どもは見ているのであります。過般予算の審議の際におきましても、政府の考えておりまするところ、あるいは地方財政委員会、あるいは当委員会等の見解から察しましても、およそ百九億に達する交付金の額に対しまして問題があるのであり……

第10回国会 地方行政委員会 第30号(1951/05/14、24期、国民民主党)

○床次委員 大臣の提案説明に述べられておりますが、本来警察法は、警察運営の民主化、その地方分権を基盤とする民主的警察制度として現在まで運営せられております警察制度に対しまして、警察力を強化して、それをさらに能率化して行くというところに、今回の改正の重点があるように思うのでありますが、今後の警察問題を論じます場合におきまして、民主的警察というものが、はたしていかような方角に向けられるかということについて、私どもは十分検討を要すると思うのであります。元来警察法の特色は、自治体警察というものが設けられたということが、現在の警察法の一番大きな特色と思うのでありますが、この警察制度におきまして、警察力を……

第10回国会 地方行政委員会 第33号(1951/05/17、24期、国民民主党)

○床次委員 それでは前回に引続いて一部質問を申し上げたいと思うのですが、第一に研究いたしたいのは警察の費用の問題であります。  今日地方警察と国家警察と両方にわかれておりまするが、実は自治体警察に関しましては、平衝交付金によつて警察費の支出が行われておりまする関係上、はたして幾らの警察費を国において持つているかということが、明瞭でないのでありまするが、一応の資料といたしましては、平衝交付金の單位費用が警察費に対する支出において、大体予想されておるのでありますが、今日の單位費用に計上されましたところの自治体警察の経費と、実際に自治体が支出しておりまする経費と、相当な開きがあるように考えますが、こ……

第10回国会 地方行政委員会 第36号(1951/05/23、24期、国民民主党)

○床次委員 それでは法文の順序に従つて御説明申し上げたいと思いますが、第一点は、二十条の二の修正であります。今度の二十条の二というのは、改正案に盛られましたところの新規定でありまするが、これは治安維持上重大なる事案に対しまして、やむを得ない事由があると認められましたときは、府県知事は都道府県公安委員会に対しまして、国家地方警察の発動の処置を要望することができるようになつておるのでありまするが、府県知事は平素治安に対しまして直接の責任に任じておらない立場からいたしまして、むしろ平素から都道府県の治安に関して、責任のありまするところの都道府県公安委員会の勧告に基きまして、その勧告の基礎のもとに、冷……

第10回国会 地方行政委員会 第42号(1951/08/14、24期、国民民主党)

○床次委員 簡単に二点ばかりお尋ねいたします。第一はこの委員会におきましても昨年以来地方財政の確立のために非常に努力して、平衡交付金あるいは税制問題について審議しておるのでありますが、政府においてはいろいろ説明せられました事柄が、現実になつて参りますと、非常に当初の目的と違つて来ておる。先ほどお話がありましたように、平衡交付金のごときも、必要と認められる額が与えられていない。あるいは地方財政委員会と大蔵省の意見の差異ということもありましようが、現実においては地方が非常に疲弊しておつて、今日においても財政的窮迫に立至つておるということは争えない事実であると思います。かような事実が今日出ておるとい……

第11回国会 地方行政委員会 第1号(1951/08/16、24期、国民民主党)

○床次委員 ただいま木村委員からお話がありましたが、この問題はむしろ仮決定を公表されない前に具体的な数字になりませんでも、大体のことを承つた方が将来のためにいいのではないかと思うのでありますが、なお今事務官の方からいろいろ御説明を承れれば、この際ひとつ御説明を承りたいと思います。
【次の発言】 河野局長にお尋ねいたしたいのですが、先ほど実態調査のお話がありました。実態調査の結果がいかようになるかということは、われわれ地方財政を論ずるものにとつて、根本問題だと思います。大蔵省としても御検討になるし、また地財委、市町村、府県側もそれぞれ研究されると思いますが、ぜひとも三者がそれぞれの立場において十……

第12回国会 地方行政委員会 第1号(1951/10/12、24期、国民民主党)

○床次委員 この機会に、固定資産税に関して、今日評価中であり、近くこれが決定になるようでありますが、この固定資産税の評価がいかにきまるかということは、本税の実施上非常に大きな問題であります。その評価状況がいかように行われておるかということについての当局の御説明を伺いたいと思うのであります。私はこれに関して一つの意見を持つておりますので、私の意見を申し上げますが、評価上ひとつ御考慮をお願いしたいと思つておるのであります。それは私の調べましたところによりますと、農地に関する評価に関しましては、地財委から通牒を出しておられまして、従来の賃借価格、あるいは農地の収益価格、収益から還元いたしましたところ……

第12回国会 地方行政委員会 第6号(1951/11/08、24期、国民民主党)

○床次委員 ただいままでいろいろ地方財政の議論が出ましたが、一番今日の地方財政において問題といたさなければならないことは、地方財政委員会の考えと大蔵省並びに内閣の査定額が、非常に違うという点であります。ここに地方財政の計画表がありまするが、地方財政委員会の意見によれば、四百三十億は欠陷がある。これに対しまして、内閣、大蔵省査定は七十七億のプラスがあるという結論になつておるというところに、大きな問題があるのであります。私どもはこの問題をこのまま看過することはできないと考えております。これについて順次御答弁いただきたいと思いますが、小野政務次官もおられるので、これは政府の意見を代表される方と思つて……

第12回国会 地方行政委員会 第7号(1951/11/13、24期、国民民主党)

○床次委員 質疑に入ります前に一応大臣にお聞きしたいのですが、平衡交付金の交付に関するこの法律案の改正手続につきましては、これは実情にかんがみまして御提案になつたことと思うのであります。しかしながら、私ども平衡交付金に関しまして一番困難を感じておりますることは、平衡交付金額の算定の基礎と申しまするか、平衡交付金額の決定そのものに関しまして、今日まで確たる数字をつかみ得ないというところに、非常に悩みを持つているのであります。数日前に本会議で決議が行われた次第につきましても、大臣もよく御承知だと思いまするが、事実に対する認識と、実際に国会においで取扱いました扱い方との間に、かなり矛盾を感じている、……

第12回国会 地方行政委員会 第9号(1951/11/15、24期、国民民主党)

○床次委員 ただいま提案せられました二つの案に対しましては、国民民主党を代表いたしまして、賛成の意を表するものであります。しかしながら現在の地方財政の状況を見ておりますると、地方財政平衡交付金に関する法律並びに地方税に関する法律が提案せられましたということに対しましては、実は私どもは根本的な解決を政府も意図せられて、またこれに対して相当努力せられたあとがあるのではないかということを、期待しておつたのでありまするが、御提案になりましたのは、きわめて事務的なもので、本論は後日に残されているのでありまして、はなはだ遺憾に思うのであります。すでに過般の質疑においても明らかにいたしましたが、平衡交付金に……

第12回国会 地方行政委員会 第10号(1951/11/28、24期、国民民主党)

○床次委員 ただいま大臣から地方の財源を確保する、また地方財政を確立するということに対していろいろ御抱負を承つて、ぜひそのように努力していただきたいのでありますが、特にこの機会に要望しておきますることは、今日まで地方財政の一番大きながんであつたことは、かねがね言われておりますところの地方財政委員会の意見というものと、大蔵省の意見が相当差がありまして、この基礎の上に予算が編成されているということでありまして、来るべき新予算の編成の際におきましては、ぜひともこれを何とか調整していただきたい。われわれ国会といたしましても、当然この点は解決すべきでありますが、予算編成の基礎になりまする政府当局において……

第13回国会 地方行政委員会 第2号(1951/12/15、24期、国民民主党)

○床次委員 私はこの機会に政府の災害に対する対策についてお尋ねいたしたいと思います。過般のルース台風に対しまして、政府は一応の対策といたしましてつなぎ資金を五十億融資することに決定されたのでありますが、今日正式に追加予算が決定しておらないことは、まことに残念に思います。これにかわるべきものとしてとりあえずつなぎ資金を出された趣旨は了とするのでありますが、実際に災害地方といたしましては、つなぎ資金の決定を受けたものにおいては、本格的の復旧工事というか、応急の仕事に対しましても、工事を進めるのに非常に困難を感じておるように聞いておるのであります。その実情につきましては、まだ現地を見ておりませんので……

第13回国会 地方行政委員会 第3号(1952/01/29、24期、国民民主党)

○床次委員 明年度予算がすでに提案せられておるのでありますが、地方財政方面におきましては、昨年以来幾多の懸案が残つておりまして、これに対しましては岡野国務大臣は新しい抱負を持ちまして新年度予算の編成に当られておることと思うのであります。過般本第十三国会が開会せられまして、大臣よりも少しずつ地方財政に関しまして、御抱負の一端を承つておつたのありますが、どうも政府の御意見がその後において変更をみたのではないということを感ずるのであります。第一に、地方財政の拡充という点に関しまして、予想いたしましたよりも、平衡交付金がすこぶる少いということにおきましても不満を感じますとともに、第三におきまして、その……

第13回国会 地方行政委員会 第5号(1952/02/05、24期、国民民主党)

○床次委員 ただいま局長から御説明がありましたが、第一に伺いたいのは、この計画表にありました数字に対しまして、補填方法について政府と地財委との間に折衝のありましたことは承つたのでありますが、歳入歳出その他の数字に関しましてここにあがりました数字は政府も大体用意しておる数字かどうか、これを承りたい。
【次の発言】 ただいまお話がありまして、折衝の内部につきまして、政府の回答は、地財委の要求に対しまして、その申出の措置については、すみやかに成案を得るよう努力するというふうに、大体委員会の意思を了としておられるようであります。委員会はこの返事によりまして、大体数字を、百億の平衡交付金を五十億に削る、……

第13回国会 地方行政委員会 第6号(1952/02/07、24期、国民民主党)

○床次委員 一つ伺いたいのですが、この取締令の運用に関しましては、終戦後と今日とでは大分社会情勢も違つておりますが、法文が同じでありましても、運用せられる精神において、相当大きくかわつてしかるべきものと思うのですが、この点について大臣の本法に対する施行の精神を、ひとつ伺つておきたいと思います。
【次の発言】 きわめて抽象的な御答弁でありまして、社会情勢の変遷に応じて、どういうふうに態度をかえて来られたか、あるいは今後かえて行くかという御趣旨があまり明瞭でない。これを明瞭にしていただけばなおけつこうであります。なお本法の骨子になつております所持することにつきましては、文化財保護委員会の認定により……

第13回国会 地方行政委員会 第7号(1952/02/14、24期、改進党)

○床次委員 過般、米軍の占領区域における南西諸島のうち一部が内地に復帰され、これが鹿児島県の一部になつたのでありますが、この俗に言う十島村の選挙の区域に関しまして、どういう手続を今日とつておられるか。長い間日本の行政下から離れておりましたので、今日までその引継ぎ等をいろいろやつておるようでありますが、選挙に関しまして、法制等が実は当初においてあまり整備しておらなかつたと思うのですが、この際どういうふうにこの法令を整備されておりますか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの点は、従来連絡が十分なかつたのでありまして、県の方におきましても用意が不十分だと思いますので、どうか管理委員会の……

第13回国会 地方行政委員会 第10号(1952/02/26、24期、改進党)

○床次委員 私は改進党を代表いたしまして、本案に賛成するものであります。  しかしながらただいまお述べになりましたが、本案の運用に関しては愼重なる留意を要するのであります。すでに占領行政以後事態はまつたく一変しておるのでありますが、今日の治安の状況から見ますと、本令のごときものがあることは確かに必要と認められるのであります。しかしながらその運用の問題、特に刀剣類に関しましては、わが国の現状から申して家庭ときわめて密接なる関係を持つておるのでありますから、この取締りに関しては当局としても十分意を盡されんことを望む次第であります。この点爾後の推移に伴いまして、すでに従来とは大分取扱いもかわつて来て……

第13回国会 地方行政委員会 第11号(1952/02/28、24期、改進党)

○床次委員 最近の新聞紙を見ますと、地方自治法の改正案について政府当局が研究しておられるようでありまするが、その案の大要について説明が願えれば御説明願いたいと思います。特にお願いしたいと思いますのは、地方の紛争事件その他に対する勧告権の問題について、これを規定しようという意見があるかのようですが、これが今地方ではいろいろ問題になつている懸案事項が大分あるのであります。そうして政府の方において、こういう修正案を考えておられるということに対しまして、この紛争の両者いずれもある程度の期待を持つている。従つてこの扱い方いかんによりましては、やはり現在一応静観しておつたものが、さらに次の動きを見せるとい……

第13回国会 地方行政委員会 第12号(1952/03/04、24期、改進党)

○床次委員 ただいまお答えがありましたが、実はこの単価の引上げについては、私は現状から申しまして必要なことだろうと思いますが、実はお説明の中に落ちておりましたのは、地方の管理委員会は、どのくらいの単価の増加要求をしているかという点であります。当局自体がいろいろお考えになつていることは、まことに適当とは思いますが、はたしてこれで地方の要求を満足せしめ得るかどうか、あるいは地方の実情となお相当開きがあるのではないかという点について、多少私ども疑いを持つている。この点について、やはり当局側としても、地方の要求にも合うし、また実情にも合い得るのだというだけの納得せしめる資料をお出しになることがよいので……

第13回国会 地方行政委員会 第16号(1952/03/18、24期、改進党)

○床次委員 大臣に伺いたいと思うのでありますが、政務次官でお答えができることはお答え願いまして、足らないところはあとで大臣からあらためてお答え願いたいと思います。  今税法の改正案並びにいわゆる財政、白書ともいうべき地方財政の大要について報告があつたわけでありまするが、これを拝見しておりますると、地方財政におきましては少くとも過去二年間においては赤字を続けて参つた。但しこの当時いわゆる池田大蔵大臣の財政方針におきましては常に均衡財政と言つておられたのであります。中央におきまして均衡財政をとりましたあげくが、地方において非常な赤字を来したという事実につきましては、私どもその当時から非常に警告いた……

第13回国会 地方行政委員会 第17号(1952/03/20、24期、改進党)

○床次委員 地方税法の個々の検討にあたります前に、大体国務大臣のお考えを承つておきたいと思います。地方財政委員会から地方財政の報告を受取りましたが、この報告の内容に関しまして大臣はいかように考えておるか。大体この報告に考えられておりまする数字、並びにその説明について、大臣は同意しておられるかどうかということを承りたい。特にこの報告の最後に、将来の対策というものが考えられておりますが、これはこの前に述べられましたいろいろの事実から、地方財政委員会として将来の御方針を大体対策して考えられておると思いますが、これに対しまして大臣は大体いかように考えておりますか、大臣のお考えになつておられることと、地……

第13回国会 地方行政委員会 第18号(1952/03/25、24期、改進党)

○床次委員 先ほど入場税について川本委員から質問がありましたときに、大臣から、非常に複雑な理由があつて、この軽減是正といいますか、この改正について実現できなかつたという御答弁があつたのであります。この前に私が質問いたしましたときも同じような御答弁がありましたが、しかしあとさらに政府委員の追加の御答弁によりますと、財源が困難であるからということが、おもな理由のように見えまするが、この入場税、遊興飲食税の問題に関しましては、これはかねがね懸案でありまして、この解決に対しましてて大体どういうふうな見込みを持つておられるか。財源の問題もありましようし、その他の問題もあり、相当複雑な理由があるように御答……

第13回国会 地方行政委員会 第20号(1952/03/28、24期、改進党)

○床次委員 ひとつ市町村税について伺いたいのですが、固定資産税あるいは木材取引税等につきまして、一つの町村でもつて課税標準だけをとらない、従つて業者の立場からいいますと、その分だけをほかよりも軽い負担をしているというものが相当あるのじやないかと思いますが、さようないわゆる過剰といいますか、余裕になつている、取残しになつているところの市町村税というものが、どのくらいになつておりますか、見当つきますか。ほとんど各関係町村で配分しておつて、とるだけのものは固定資産においてもとつているかどうか。発電所所在地の関係町村に税を配付します、その場合に取残しがあるかどうかということです。

第13回国会 地方行政委員会 第22号(1952/03/31、24期、改進党)

○床次委員 過般大臣に地方税法に関しまして御質問申し上げたのでありますが、その後財政法、交付金法が出て参りましたので、この三法を一貫して共通している立場において、これを検討いたして見ますると、あらためて大臣に御意見を伺いたいと思う問題が出たのでございます。すなわち一応政府の答弁によりますと、二十七年度の地方財政は大体つじつまが合うようにつくつてあるという御答弁でありまするが、地方財政法を厳格に実施する、すなわち寄付金その他の問題に関しましても、これを財政法の改正案通りに実施いたしますると、なかなか地方では財政が苦しくなつて参るのであります。なお現在の地方財政そのものを見ましても、かなり赤字があ……

第13回国会 地方行政委員会 第23号(1952/04/01、24期、改進党)

○床次委員 ただいまの地方財政法の改正案の御説明によりまして、この法規が厳格に実施されましたならば、非常に赤字が出て来るということが予想される。これはもうたびたび質疑いたしておりまするが、これに対しても大臣は、何だか赤字も出ずに二十七年度はうまく行くように見えるのでありまするが、ほんとうに実施されるつもりかどうか。ただいまお話がありましたところの寄付の問題にいたしましても、御説明のような趣旨において励行いたしましたならば、必ずや大きな赤字が出て来ることは明らかであります。これに対して大臣はいかように考えておられるか伺いたいのであります。

第13回国会 地方行政委員会 第24号(1952/04/02、24期、改進党)

○床次委員 ひとつ岡野大臣に伺いたいと思います。この地方財政法の趣旨を貫徹して参るという趣旨において、今後地方の財源を御配慮願うことはまことにけつこうだと思います。それについて一言お伺いしたいと思うのですが、義務教育の問題がいろいろ問題になつて、昨日本実は伺つたのでありまするが、この地方財政法の趣旨が徹底して行われるようになりますると、町村におきましても、義務教育費に対して必要な予算は、大体必要なだけ使うということになるのじやないか、こういうことを期待しておられるのだと思うのです。そういうことを予想いたしますると、地方財政法の中におきまして、義務教育費をある程度まで確保するという手段ができるの……

第13回国会 地方行政委員会 第25号(1952/04/03、24期、改進党)

○床次委員 ただいま上程になつておりまするところの地方財政法の一部を改正する法律案について、趣旨におきましては私賛成の意を表するものであります。しかしながら特にこの際お願いいたしておきたいことは、本法が趣旨通り実行せられます前提といたしましては、やはり地方財政の充実ということを十分に確保していただかないといけないと思うのであります。特に今後検討いたさなければならぬ問題といたしまして義務教育費の問題がありまするが、これが世上においてやかましいということは、地方の財源が乏しいというところに、大きな原因があるのでありまして、この点に関しましては、ひとつ特に当局におきましても、財源の確保方に対して、格……

第13回国会 地方行政委員会 第26号(1952/04/15、24期、改進党)

○床次委員 この道路交通取締法の改正に関しまして、一言お尋ねしたいのですが、歩行者の歩行指導の問題であります。歩行者が右側歩行になりましたが、これが実施の経過にかんがみまして、まだまだ十分励行されておらないいと思う。これが道路交通のいろいろ災害の原因にもなつておるんじやないかと思うのでありますが、道路取締当局の立場から見まして、歩行者の右側通行の問題は大体順調に発展しておるかどうか。また今後これが予期した効果を上げ得る状態になるには、どれくらいかかるかという点についてお尋ねしたいと思います。相当これは努力はしておりまするが、なかなか励行ができない悩みがあるように思うのでありますが、当局はどうい……

第13回国会 地方行政委員会 第28号(1952/04/17、24期、改進党)

○床次委員 平衡交付金法についてお尋ねいたしたいのでありますが、政府といたしましては、将来平衡交付金の総額というものを、だんだん減らす考えがあるか、あるいは将来増加する考えがあるか、あるいは一定の率をもちまして平衡交付金を確保して、そうして地方財政の将来の基準としようというお考えがあるかどうか、承りたいと思います。
【次の発言】 ただいまのようなお話でありますと、地方財政の立場から申しますと、ある意味において均一化ということに対しては、目的が達せられるのでありますが、独自の財源をもつて独自の仕事をするという場合にありましては、やや適当ではないのじやないか。均一化の事業をするという点には、確かに……

第13回国会 地方行政委員会 第29号(1952/04/18、24期、改進党)

○床次委員 この機会に伺いたいのですが、新年度において、消防の方におきましては、設備の改善等にどのような計画を持つておられるか、新年度計画の概要を簡單でよろしゆうございますから伺つておきたい。なおかねがね問題になつておりますが、火災保險会社の消防に対する協力は、多少ずつ消防に協力せしめるように、何か具体的な処置が進んでおられるのかどうか承りたい。なおこの問題に関連しまして、国民金融公庫等は、ある程度まで自家保険の制度等も考え、また各都市もよく自家保有の建物に対しましては、自家保險をやろうというような案が、いつも出て参るのでありますが、これはとりもなおさず、保險業者自体におきましても、反省すべき……

第13回国会 地方行政委員会 第30号(1952/04/21、24期、改進党)

○床次委員 ただいま提案になりました行政協定に関係する地方税の問題につきましては、各町村におきますところの免税額は現在は占領軍が来ておりますので、もちろん免税になつておりますが、事情は今後といえども本法施行によつて大した変更はないと思うのでありますが、あるいは増減があるかどうか、その点を伺いたいと思います。
【次の発言】 本法によりまして免税となるものと、将来本法が実施されなかつたならばとるべき数字との開きが相当あると思うのですが、これが地方自治団体にどのような影響を與えておるか、御説明をいただきたいと思います。進駐軍が来ておりますために、地方財政といたしましては、影響を受けたままになつておる……

第13回国会 地方行政委員会 第31号(1952/04/22、24期、改進党)

○床次委員 地方公務員に対しまする恩給あるいは退職等に対しまして、将来の恒久的な方法を考えておられるようでありまするが、さしあたり町村職員恩給組合がここに法制化されるわけでありまするが、町村関係者以外の市あるいはその他の地方公務員に関しまして、現在どのようなことを考えておられるか、現行について御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 この地方公務員の恩給に関する負担歩合でありますが、地方団体が負担するものと職員が負担する歩合に関して、これは都道府県あるいは市あるいは町村という関係が大体同じであるか、あるいは相当の差額があるかどうか。また支給額そのものに関しまして、三者大体いかようなる扱いに……

第13回国会 地方行政委員会 第33号(1952/04/24、24期、改進党)

○床次委員 本案に対しましては、改進党を代表いたしまして、賛成するものであります。しかしながら行政協定そのものに関しましては、御承知の通りわが党といたしましては、不満の意を持つておるものでありますが、実際上本法案を施行することはやむを得ないと考えまして、賛成をするものであります。しかし施行上につきまして、特に御注意申し上げたいことは、今後アメリカ軍の駐屯によりまして、地方財政におきまする影響を考えました場合、相当財源を失うところも出て参ると思うのであります。ことに占領軍が今後駐屯軍になりまして、場所を移動いたしました場合におきましては、新しく影響を受けるところの町村も少くないのでありまして、こ……

第13回国会 地方行政委員会 第34号(1952/04/25、24期、改進党)

○床次委員 この人事委員会あるいは公平委員会は、施行以来わずかの経験でありますが、今日までの経験に徴しまして、将来まだまだこの委員会の内容が充実されるように見ておられるか、あるいは大体現状の陣容でもつて法律の所期の目的を達せられるように見ておられるのか。その趨勢についてお見込みがありますれば、承りたい。

第13回国会 地方行政委員会 第35号(1952/04/26、24期、改進党)

○床次委員 今回自治法の改正案が提案せられました機会に、一言その基本になつておりますことについてお尋ねいたしたいと思います。  今回の改正は根本的な改正ではありませんが、しかし改正案の中を見ますると、少しずつ政府の将来の自治行政に対する考え方が織り込まれておるように見受けられるのでありまして、以下数点にわたつて基礎的なことについてお尋ねいたしたいと思うのであります。  第一は、民主政治の基礎といたしまして、われわれが自治行政を行うことはきわめて肝要でありまして、この自治行政の完璧な実施のために、政府もこの自治法を通じて努力をしておられることと思うのでありますが、大体この自治行政を行います国民の……

第13回国会 地方行政委員会 第38号(1952/05/07、24期、改進党)

○床次委員 簡單に御質問したいと思います。先ほど龍野政府委員の御報告によりますと、事前に若干の情報を手に入れて、三者が十分連絡して対策を練つたと言われますが、国警、法務府あるいは警視庁が得られました情報につきまして、はたして三者が同じ程度の情報を持つておつたかどうか、そしてこの得ました情報について、相互に完全にこれを連絡したかどかということを伺いたいのであります。特に伺いたいのは、なおこの事件について龍野政府委員が報告されました中に、この事件は今日から見ると、計画的、組織的活動であると認めるということを言つておられるのでありますが、事前に得られました情報におきまして、この計画的、組織的活動であ……

第13回国会 地方行政委員会 第39号(1952/05/08、24期、改進党)

○床次委員 ただいま御提案になりましたところの町村の警察維持の問題に関しましては、実際の便宜上まことに私は適切な考えであると思うのでありますが、当初予定いたしました町村のほかに、さらに希望町村がふえているように伺つておるのでありまして、その場合に対する予算措置についていかように考えておられるか、この機会に明らかにしておいていただきたいと思います。
【次の発言】 次に市の警察維持の特例に関する法律案を御提案になりましたが、ただいまの御提案の理由を伺つておりますと、警察を置かないという住民の意思を尊重して、市の場合におきましても特例を置こうという御説明であつたのであります。あくまで住民が警察を望ま……

第13回国会 地方行政委員会 第41号(1952/05/10、24期、改進党)

○床次委員 改進党といたしましては、本案に対して賛成の意を表するものであります。しかしながら特に委員長にも意見を申し上げておきたいのでありまするが、本案の趣旨については、まことに適切と思うのでありますが、しかしその内容におきまして、期間が少し長過ぎたと申しまするか、期間の規定の関係上、予想以外のものが新しく加わりましたという意味において、いささか本案に公明を欠くかの印象を與えたことは、はなはだ遺憾であります。この点におきましては、委員長におかれましても善処いたされまして、本法案の審議におきまして、それが公正に行われたものであるということに対しましては、十分ひとつ明らかにしておいていただきたい。……

第13回国会 地方行政委員会 第42号(1952/05/12、24期、改進党)

○床次委員 ただいま審議中の平衡歩付金法案のうち、教育費に関してお伺いいたしたいのでありますが、今日文部委員会において義務教育費国庫負担の問題について考慮しておられるようでありますが、今日研究しておられるところの負担法と、それから本法に計上せられておりまする教育費の測定単位と単位費用との関係について、お話願いたいと思います。私の主として伺いたいのは、現在の本法によりますところの測定単位並びに単位費用の教育費をもつて、はたして現在所要されておりますところの義務教育の実施にさしつかえがあるかないかが第一点であります。  なお今日考慮せられておりますところの義務教育費国庫負担法案なるものの内容につい……

第13回国会 地方行政委員会 第43号(1952/05/13、24期、改進党)

○床次委員 改進党といたしましては、本案に賛成するものであります。本案が実施せられた後、なお期間が浅いためでありますか、その内容、運営等におきましては、なお不十分なものがあるのであります。この際この点を政府に警告いたしたいと思うのであります。  すなわち第一におきまして、本法が制定せられました趣旨は、一応立つのでありますが、実際の運用におきましては、いつまだ本法が十分その効果を現わしていないということを考えておるものであります。政府は本年度以降におきましては、正確に地方の財政需要、また財政收入を把握して、本年度におきましては、地方財政に赤字を出さない決心であるということを述べておられるのであり……

第13回国会 地方行政委員会 第44号(1952/05/14、24期、改進党)

○床次委員 市の方におきましては従来人事委員会を置くことになつておつたのですが、今度第七条の三項の改正におきましては、十五万以下の市に対しましては公平委員会を置くことになつておるのであります。すでに置いた市がたしか一市あるという説明であつたのでありますが、すでに置いているものをしいてこれを廃して公平委員会とする必要はないのじやないか、特にこれを規定をもつて改正しなければならぬという強い理由があるかどうか伺いたいのであります。現在通りで置きましても大したことはないのじやないか、むしろ地方自治という立場から言えば、適切な運営を行わしておいて、しばらく様子を見てもいいのではないかと思いますが、今すぐ……

第13回国会 地方行政委員会 第47号(1952/05/17、24期、改進党)

○床次委員 この機会に岡野国務大臣にお伺いしたいと思います。本委員会におきましては、過般来提案せられたところの改正法案に対しまして修正の意見を持ちまして、小委員会におきまして提案をせられました修正案を委員会として今日持つておるわけであります。政府におきましても、修正案の内容がいかなるものであるかということについては御承知だと思いますが、昨日の予算委員会の席上の答弁を見ますと、岡野国務大臣あるいは池田大蔵大臣は、この点について御了承になつておらないかのような意見を聞いておるのであります。しかしながら今回行わんとする修正は、本年の十月以降およそ五十億に及ぶところの相当広汎なる負担の軽減あるいは負担……

第13回国会 地方行政委員会 第48号(1952/05/20、24期、改進党)

○床次委員 この第二條にありますところの地方団体の仕事でありますが、「その公共事務及び法律又はこれに基く政令により」地方団体に属する事務というものの範囲であります。地方団体の公共事務というものの考え方なんですが、法律または政令で規定しておるところの事務も、公共事務のうちに入るか入らぬかということを聞きたいのです。だんだんと地方団体が発達して来ると、法律あるいは政令で規定しておることも当然公共事務に入るのじやないか。さように考えていいのでございますか。
【次の発言】 この第二條第三項に書いてありまする事務ですが、この例示されたものは、これはだんだん固有事務に近くなるのじやないかと思うのですが、こ……

第13回国会 地方行政委員会 第49号(1952/05/21、24期、改進党)

○床次委員 第七條に関連して伺いたいのでありまするが、市の廃置分合に関しまして内閣総理大臣に協議をすることになつておりますが、市となる要件につきましては第八條以下にあげてあるわけであります。しかしこの中におきまして、人口をもう少し大きくするという意見も持つておられたのが、一応三万以上でとどまつたように見えるのでありますが、内容的に申しまして、過般提案されておりました市に警察を置きます場合に、従来でありますれば当然これを自治体警察とするのが市の一つの單位と申しまするか、一つの市たる條件であつたわけでありまするが、今日これに対しまして、あるいは自治体警察を保持しなくていいことにしようという特例も出……

第13回国会 地方行政委員会 第50号(1952/05/22、24期、改進党)

○床次委員 この機会に伺いたいのですが、いわゆる單純労務に対しまして、どういうような考え方を持つておられるか、あるいは單純労務に対しましても、本法と同様な趣旨の程度において適用することについて、政府当局としてはいかように考えておられるか。
【次の発言】 大体御趣旨はわかりましたが、いわゆる單純労務に対しまして本法程度の取扱いをするか、あるいは本法よりももう少し自由な、一般労働者と同じような立場において、より自由な行為を認めようとするお考えであるか、その点を伺いたいのです。

第13回国会 地方行政委員会 第51号(1952/05/23、24期、改進党)

○床次委員 少し前の條文に帰りますが、ちよつとこの機会にお尋ねしておきたいのであります。九條の一番あと、十一項でありますが、これに「市町村の境界の変更に関し争論がある場合に」とあるのですが、この「変更に関し」という事柄は、どういうことを言つておられるか、説明していただきたいと思います。
【次の発言】 第九條の中にこれが「関係市町村」の意見を聞くというのがありますし、あるいは「すべての関係市町村」、「すべて」という字がついておるのと、つかないのとありますが、これは関係市町村はすべての市町村を意味するのですか、あるいは特に「すべて」という字がついているのだけ、すべての関係市町村ですか。

第13回国会 地方行政委員会 第52号(1952/05/24、24期、改進党)

○床次委員 ちよつとその前に議員定数の問題についてお伺いしたいのですが、大体将来の標準需要として議員定数を考える場合に、大体この間の標準のものを考えられるのか。実際の町村にありましては、町村の具体的定数を基準として、標準需要を算出されるのであるか、その基礎をもう一回聞きたいのです。今度のは、以上、以内というように書いてありますから、将来どの辺をつかまえて標準需要の基礎にされるのであるか、あるいは大体の標準というのは、数個の標準によつてこれを決定して行くつもりか、あるいは具体的の数字によつて決定して行くつもりか、町村財政に及ぼす影響を、もう少し具体的にお話願いたいと思います。この間将来の方針につ……

第13回国会 地方行政委員会 第54号(1952/05/27、24期、改進党)

○床次委員 きのうのところでありますが、総理大臣に対する協議というのが、府県の部局の問題についてあります。そうしてその前の市の廃置分合のところにも総理大臣に対する協議ということがあります。同じ協議を必要とする場合でありましても、協議の内容が非常に積極的な制限になつている場合と、單なる事務の便宜のための協議というのと、かなり強さにおいて差があると思います。廃置分合の場合におきましては、もつぱら事務的な便宜のために協議をするというふうな御説明であつたのでありますが、部局の場合になりますると、これが相当大きな制限になるんじやないかという気もするのであります。その点は、むしろ運用の仕方いかんによりまし……

第13回国会 地方行政委員会 第55号(1952/05/28、24期、改進党)

○床次委員 二百八十一條の東京の区の問題でありまするが、区の事務としてあげましたもの、この列記事項が、従来の区の事務に比しまして、増減が行われておるかどうか、伺いたいのであります。
【次の発言】 なお従来の法令によりまして市長、都知事の管理しておりましたものでありまして、これは区長に渡すのを適当と認められたものもあつたのではないかと思いますが、ただいまの修正によりまして、大部分そういう点が解決しておるのでありましようかどうでしようか。特に伺いたいのは、過般都区の調整審議会におきまして、一つの妥協案と申しまするか、一つの結論を出しておつたのでありまするが、その結論が現行法規のもとにおきましては実……

第13回国会 地方行政委員会 第56号(1952/05/29、24期、改進党)

○床次委員 東京都の問題についていろいろ御意見を伺つたのでありまするが、東京都の区というものに対しては、将来どのように政府としてはお考えになつておられるか。将来の御方針について大体推察しておられるところがありますれば伺いたいと思います。
【次の発言】 新聞で見ますと、都と区の問題に関しましては、一応都議会におきまして一つの具体案を得たように見ておるのであります。すなわち知事の推薦しましたものに対しまして、区会がこれを選任するというような案を出しておるようでありますが、この案に対しまして政府としてはどのような考えを持つておられますか。
【次の発言】 大体大臣の御趣旨を伺いますと、都と区の間が、都……

第13回国会 地方行政委員会 第60号(1952/06/03、24期、改進党)

○床次委員 昨日大臣に対しましてすでに質疑はあつたのでありまするが、その機会において大臣より明瞭な御答弁を承らなかつたので、あらためてお聞きしたいのですが、警察法に関しましては、今日いろいろの問題が論議せられておるのであります。  すでに最近におきましては、市の警察維持に関する特例の問題も議員提案となつておりますし、また今回政府の一部改正もありまするが、政府は大体警察法の将来に対しまして、いかような見通しを持つておられるか。今回一部の改正が行われましたが、しかし今回の一部改正も、将来の警察法のあるべき姿を予想しての考えじやないかと思うのであります。單なる補足的な改正であるというふうには考えられ……

第13回国会 地方行政委員会 第61号(1952/06/04、24期、改進党)

○床次委員 各参考人の先生方から伺いたいのですが、警察法の根本的改正ということは確かに必要であつて、私どももいろいろ意見を持つているわけでありますが、今日の警察法の中にありますところの公安委員につきまして、もう少し御意見を承りたと思います。公安委員の組織につきましては、あるいはかかるものはなくてもいいという考え方もありますし、あるいはまたこれを善用するという考え方もあります。これは将来の警察法の運営上におきましては、非常に研究すべき点だと思つているわけでありまして、この機会に時間が許しますならば、各先生から、公安委員を残すとすればどういう点を改善すればよろしいか。あるいは現在におきましてもこの……

第13回国会 地方行政委員会 第62号(1952/06/05、24期、改進党)

○床次委員 集団示威運動等の秩序保持に関する法律案に関しまして、吉田さんと鶴岡さんにお伺いいたしまするが、先ほどのお話によりますると、届出制を建前といたしながら、第六條によりまして多分にこれが許可制度の傾向をとるというように、お話になつておると思います。しかしながら第六條の中を見て参りますると、危険物携帯禁止、あるいは道路における蛇行進禁止、その他の問題でありまして、この問題は、ある意味から申しますると、当然守つてもらわねばならぬことだと思いますが、皆さん方の立場からと申しますか、あるいは運動をなされる立場かちいいまして、第六條のごとき事柄を運動参加者に守らせることが、主催者として非常に困られ……

第13回国会 地方行政委員会 第63号(1952/06/06、24期、改進党)

○床次委員 私は改進党を代表いたしまして、ただいま提案せられました改進党並びに自由党の共同修正案並びに修正案を除きましたところの政府原案に賛成し、門司委員を代表者として提案せられました修正案に反対の意を表明するものであります。簡単に賛成の理由を述べたいと思います。  第一に、政府の案におきましては、行政事務の簡素化並びに能率化をモツトーとせられまして、いろいろの改善を考えておられるのでありますが、その点今日の地方自治の円滑な発展をあるいは妨げるおそれなしとしない趣旨のものもあると考えられるのであります。私どもはでき得る限り、現在の民主政治の基礎であります地方自治団体の円満な運営ということを考え……

第13回国会 地方行政委員会 第64号(1952/06/07、24期、改進党)

○床次委員 ちよつと聞き漏らしたのでお聞きしたいのですが、例の候補者の氏名を掲示する問題ですが、一掲示場当り五百円で何箇所になりますか。
【次の発言】 そうすると、結局二十箇所でもつて個人の名前が掲示されるわけですが、これは過去のポスターなんかの配付状況から見まして、大体どの程度の数になつておりますか、またこれを出された基準は、これでもつて相当各部落に浸透するというお考えでありましようか。一投要所当り五箇所で、はたして徹底しているかどうか多少疑問に思うのですが、何らかの基準がおありでしようか。
【次の発言】 ただいまの氏名掲示の数、その他については、選挙特別委員会の方でも、大体その点を了承して……

第13回国会 地方行政委員会 第65号(1952/06/09、24期、改進党)【議会役職】

○床次委員長代理 私が委員長の指名により暫時委員長の職務を行います。  立花君より委員長不信任の動議が提出されましたが、警察法の一部を改正する法律案及び集団示威運動等の秩序保持に関する法律案について参考人より意見聽取のため、一時撤回する旨申出がありましたので、さようとりはからいます。
【次の発言】 同僚委員から質問がありまして、ただいま警察官の人事の問題もありましたが、元来公安委員会自体におきまして、先ほどお話がありましたように、本来しろうとの公正な判断によつて警察行政に關與するということになつておりますが、やはり帝都のごとき特殊なところに関しましては、公安委員の中にも相当専門的経験者を置いて……

第13回国会 地方行政委員会 第66号(1952/06/10、24期、改進党)

○床次委員 ただいま提案せられた前尾委員に伺いたいと思いますが、意見を聞く手続がどういうふうになつているか。これは総理大臣が意見を聞く場合と、公安委員会が意見を聞く場合と、非常に取扱いの方法が違つて来ると思いますが、意見を聞きます手続につきまして、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 それでは総理大臣の意見が反対の場合に対しましては、どういう取扱いをするのでありますか、一応意見を聞きさえすれば、反対でも公安委員会が任命してさしつかえないというのが、本来の建前だと思いますが、さように解釈してよろしいのでありますか。
【次の発言】 ただいまのお言葉によりますと、先ほど門司委員からも質問がありまし……

第13回国会 地方行政委員会 第67号(1952/06/11、24期、改進党)

○床次委員 提案者を代表いたしまして修正案を御説明申し上げたいと思います。  本案は二月十九日に委員会に付託せられたのでありまするが、その後御承知の通り公職選挙法の改正につきまして審議中でありましたが、過般法案が成立いたしましたので、そり新しい公職選挙法の改正に伴いまして、当然本法案に対しましても修正の必要を認めることとなりましたので修正案を提案いたしたのであります。  修正案につきましてはお手元にお配りいたしてありますのでこれによつてごらんいただきたいと思いますが、詳細の朗読はこの際省略させていただきまして、簡単にその内容だけ申し上げたいと思うのであります。  改正されましたところの第一点は……

第13回国会 地方行政委員会 第71号(1952/06/19、24期、改進党)

○床次委員 はなはだ恐縮ですが、私遅れて来たので、重複して伺うことになる点をお許しいただきたいと思いますが、この起債に対しまして、政府の方は従来認められました起債のほかに、特別に起債財源というものを予想しておられるかどうか、この点伺いたいと思います。
【次の発言】 起債が認められない場合におきましては、地方は自己の財源においてこれに充てなければなりませんが、今日の地方財政上から見まして、関係都市におきましては、これを負担し得る財政的な余力があるかどうか伺いたい。
【次の発言】 今のお言葉で大体わかつたのですが、一般財源として引当てることができるというのは、財政需要の中に計上しておるということで……

第13回国会 地方行政委員会 第73号(1952/06/28、24期、改進党)

○床次委員 今いろいろ御意見がありましたが、この問題は、やはりある程度まで、国会としても解決すべき問題であります。正しい事情を把握しまして、これに対処することはよろしいと思う。ただこの取扱い方いかんが、不当に悪い影響を与えるということのないように、われわれは正しくこれを解決して参りたい思う。従つて参考人としての取扱いがなければ、あるいはここでひとつ参考人として承認を求めていただいて、そうしてお話していただく。また話される事柄は、すでにプリントになつておりますことは、ちよつと私見ましたが、あれをそのまま述べられるとすれば、もとよりこれは適当でないと思う。これはあるいは個人の秘密にわたることもたし……

第13回国会 地方行政委員会 第76号(1952/07/29、24期、改進党)

○床次委員 ちよつと関連して。先ほど大蔵省の主計官のお話がありましたが、実は今度の警察法の改正におきまして、東京都につきましては、特別に国庫から補助する金になつておりますその費用と、ただいまの大阪で述べられましたような補助と申しますか、特別の経費を国家において見るということとは、ほとんど性質が同じじやないかと思うのですが、東京の警視庁に対する経費の国庫の補助額につきましては、どういうふうに予算を考えておられるか、ちよつとその点を伺いたい。
【次の発言】 ただいまのはまだ具体的にどこから補助をするということがきまつていないというわけですか。


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 地方行政委員会 第1号(1952/11/08、25期、改進党)

○床次委員 この機会に委員長に特にお願いいたしたいのは、ちようど今予算の編成中でもあるのであります。当委員会におきましては、前回の委員会におきまして、地方税法に対して相当の修正を行い、負担軽減を実施せんといたしておつたのであります。お手元に、資料が参つておりますが、すでにその半分は実施してあるのでありますが、入場税、遊興飲食税、電気ガス税につきましては、その実施が今後の補正予算にかかつているわけでありまして、新聞紙上で見ますると、まだこれが明らかになつておらぬようであります。ぜひ委員長におかれましては、従来の当委員会の意見、これには新しい委員の方々も御賛成だろうと思いますので、この減税が実施さ……

第15回国会 地方行政委員会 第2号(1952/11/12、25期、改進党)

○床次委員 ただいま次長からの御答弁によりますと、数字については折衝中で、数日の間でこれが明瞭になるということになつておりますが、従来の経過からかんがみて参りますと、実は自治庁が要求される数字自体は、県、市町村の希望される数字よりも、大分下まわつておるのが事実なのでございます。ところがさらに大蔵省との折衝によつてそれが圧縮される慣例になつておりますが、そのために地方の財政が非常に大きな欠陥を来しておるのでございます。この点は単なる普通の予算の査定と違いまして、大蔵省の査定いかんということがただちに地方財政の赤字に通ずるという特別な現象を持つておりますために、私どもといたしましても、いかなる限度……

第15回国会 地方行政委員会 第3号(1952/11/13、25期、改進党)

○床次委員 今度の大臣は前回にも自治庁に関係されておりましたので、きわめて豊富な経験とまた御意見を持つておられることについては、私ども非常に喜びにたえないのでありますが、御承知の通り現在の地方行政の状態を見ますると、財源の欠陥を補填するというところに、これからの健全なる自治の発展の基礎があるのじやないかと思う。従つて補正予算において取扱われておりますところの平衡交付金あるいは起債を、どの程度に認めるかということが現実の問題としてきわめて大事であります。ただいま中井委員の御質問に対しまして御答弁があつたのでありまするが、私どもはどうも大臣の御答弁のようなお考えによつて今後処理せられて参りましたな……

第15回国会 地方行政委員会 第4号(1952/11/29、25期、改進党)

○床次委員 ただいま法務大臣から、われわれが平素から考えております警察制度に関する懸案事項に対する考え方が指摘されたのであります。われわれといたしましては、お話のような点に対しまして、早急に結論を出すべきであるということを強く主張しておるわけでありますが、大臣から問題点はこういう問題であるというふうに御説明があつた。まつたくその通りでありますが、これをいかなる方向に解決するかということが、やはり相当差迫つた問題であると思います。政府がいつごろ結論を出してこれの具体化に手につけられるがということを伺つておきますことは、これからいろいろ出し参りまする警察法の実際上の取扱いに関する点がいろいろありま……

第15回国会 地方行政委員会 第5号(1952/12/02、25期、改進党)

○床次委員 ただいま御答弁でありましたが、十一億の経費のほかになお市町村は相当財源を持つているから、何とかなるのじやないかというお話でありまするが、市町村はどういう財源を持つているか。私は現在の地方財政から言いますると、交付金でもつてもらいまするところの十億八千万円以外には、あまり財源はないのじやないかと思つていますが、この点大臣は前に自治庁にもおられたのでありますし、また自治庁の長官もおられまするが、この点はたいへんなお考え違いじやないかと思いまするが、いかがでありましよう。
【次の発言】 ただいまの問題はその程度にしておきまして、先ほどから大臣の御答弁を承つておりますと、やはり町村財政が相……

第15回国会 地方行政委員会 第6号(1952/12/03、25期、改進党)

○床次委員 ただいま手許に配付いただきましたところの全国知事会、市長会及び町村長会の地方財源増加要望額と、政府測定の地方財源不足額との比較、この表につきましてあとで事務当局から御説明をいただきたいと思いまするが、その前に大臣すでに御承知と思いますが、今回政府で提案せられました補正予算の計上額、これは実際の県市町村当局の希望額とは非常に大きな隔たりがあるのでありまして、合計におきましては、府県に関しまして三百六十億、市町村に関しましては五百五十八億の開きがあるのであります。なお起債等におきましても、大きな相違があるわけでありまするが、かかる大きな相違というものが、市町村の将来の財政の窮乏に対しま……

第15回国会 地方行政委員会 第7号(1952/12/04、25期、改進党)

○床次委員 ただいままで給与単価に対して質疑がありましたが、当局はこれで十分だというふうにお考えになつておりまするが、しかしわれわれ委員側の方におきましては、国家公務員における実績というものが、はたして当局が考えておられるようなものであるかどうかという点について、多少疑いを持つておるのであります。人事院の資料だけでそのままにうのみにしていいかどうかということについて疑いがあるのでありますから、この点に関しましてもう少し正確な判断を得るために、ひとつ小委員会等の方法によりまして、当委員会でもう少し調べるようにおとりはからいいただきたい。この方法につきましてはひとつ理事会で相談させていただきたい、……

第15回国会 地方行政委員会 第8号(1952/12/06、25期、改進党)

○床次委員 ちよつと審議の方法についての御相談でありますが、ただいま参考人よりお話がありましたが、この意見書に対して、自治庁の意見をこの御意見の開陳の順序に従つて一応述べていただきましたならば、あと参考人に対する質疑に非常に便宜ではないかと思いますが、さようおはからいくださつてはいかがでしようか。
【次の発言】 参考人にお尋ねいたしたいのでありまするが、現在政府が予想いたしておりますような補正予算によりまして、地方財政を処理した場合におきまして、府県の財政はどうなるかということが非常に懸念にたえないのでありまするが、しかしこのまま処理いたしましたならば、どんなふうになるということを予想されるか……

第15回国会 地方行政委員会 第9号(1952/12/10、25期、改進党)

○床次委員 白鳥参考人にお尋ねいたしたいと思いますが、今回の補正予算に関しましては、町村長側と政府側の要望額が非常に違うのでありまして、もしも政府の案のごとくでありましたならば、年度末におきましては町村財政は非常な危機に陥るということを参考人は言つておられるが、かりに政府の原案通りに予算ができました場合におきましては、市町村の実態はいかようになるか、またいかように対処せられるか、お考えがありましたならばそれを伺いたい。
【次の発言】 さらに教育委員会につきまして先ほどからいろいろ御答弁があつたのでありますが、政府の案に予定いたしましたごとく教育委員会並びにその事務局を運営するお考でありますか、……

第15回国会 地方行政委員会 第10号(1952/12/12、25期、改進党)

○床次委員 本案につきまして二、三質疑をいたしたいと思うのでありまするが、元来、自治体警察に対しまして、必要なる経費を国家において平衡交付金として計上していないというところに、自治体警察の維持の困難な大きな理由があると思います。元来弱小自治体警察は、弱小なるがゆえに、能率が上らないために、整理統合するということも、実際警察力強化の上からやむを得ないところがあるのでありますが、自治体警察を維持しようという希望を持つておるにかかわらず、財政的に市町村が窮迫するというゆえをもちまして自治体警察を廃止するということは、はなはだ遺憾に思うのでございますが、将来自治体警察に対して十分な経費を政府が認めるか……

第15回国会 地方行政委員会 第11号(1952/12/13、25期、改進党)

○床次委員 私は、改進党を代表いたしまして本案に賛成の意を表するものでございます。しかしながら、この機会に一言関係者にも反省を求めたいと思うのでありまするが、今日警察法につきましては幾多の問題がある。特に、自治体警察と国家警察の二つの警察をいかにするかということは大きな問題である。これについて政府は、警察法に対して対策を講ずると言つておりますが、いかなる方角にこれを改めるかということに対して、いまだ結論を得ておりません。従つてこの点非常に大きな疑惑のままに残されておる点は、治安上はなはだ遺憾だ、すみやかにこの対策を立つべきものと考えております。ことに現在の問題におきまして、自治体警察を今回のご……

第15回国会 地方行政委員会 第13号(1952/12/19、25期、改進党)

○床次委員 ただいま御説明をいただきましたこの平衡交付金法の一部を改正する法律案でありますが、これは従来の法律第三条の一つの例外規定であるのじやないかと考えております。法律の本来の建前から申しますと、第三条は、財政需要額とそれから財政収入額を測定いたしまして、需要額が収入額を上まわる場合には、その不足額に対して平衡交付金を出すというのがその建前でございます。ところが今度の改正におきましては、平衡交付金が少い場合、つまり予算総額が少い場合にどうやつてわけるかということをこれに規定してあるのだと思う。この点におきましては、本来平衡交付金は差額の全体を必要かつ十分なだけやるということになつておつたも……

第15回国会 地方行政委員会 第15号(1952/12/24、25期、改進党)

○床次委員 私は改進党を代表しまして両案に賛成するものであります。しかし一言付言いたしたいのは、この地方財政平衡交付金法の一部改正する法律案に関しましては、本来第三条によりまして、平衡交付金は必要かつ十分なる額を平衡交付金として予算に計上することを定められておるのであります。しかしながら本年におきましては、予算に計上せられました額が必要かつ十分な額というのには、かなり不足をしておることを遺憾に思うのであります。かくのごとく平衡交付金の金額が少いために、今回改正案において規定せられましたような第二項の取扱いをいたさざるを得なくなつたことは、はなはだ遺憾であるのでありますが、今回のごとき処置を今後……

第15回国会 地方行政委員会 第16号(1953/02/02、25期、改進党)

○床次委員 私は地方財政、特に平衡交付金のうち、特別平衡交付金の配付に関して、この機会に皆さん方に特にお願いを申し上げまして、なお私の提案に対して各委員の御賛成を得、政府に対しまして、右に対する善処方を実はお願いいたしたいと思つておるのであります。今日日本の旧領土、沖縄、奄美大島あるいは北海道、千島等が問題となつておりまして、その復帰に対して国民がひとしく熱望しておりますことについては、皆様もよく御承知の通りだ思います。なかなかその実現を見ないというのが今の実情で、はなはだ遺憾に考えておるのであります。しからばその旧日本領土の状態がどうなつておるかということに関しましては、大体御承知かとも思い……

第15回国会 地方行政委員会 第17号(1953/02/10、25期、改進党)

○床次委員 ただいま委員長から御報告がありましたが、奄美大島並びに西南諸島等の旧日本領土の復帰に対する外務大臣の方針というものは、ただいま委員長がお話になりましたので具体的には申し上げませんが、大体過般委員会において要望されました方針に沿つておると思います。自治庁長官といたしましても、閣議においてすでにお聞きになつたか、あるいはお聞きになることと思うのであります。その外務大臣の答弁せられました方針には御賛成いただけるものと思うのでありますが、ぜひ御尽力を願いたいと思います。この機会に所信を伺いたいと思います。
【次の発言】 先ほど義務教育に関して門司委員からお話がありましたが、あと数点一般問題……

第15回国会 地方行政委員会 第18号(1953/02/14、25期、改進党)

○床次委員 たいへんおそくなつてから恐縮でありますが、譲りました同僚議員の質問が非常に長くなつたものですから、簡単に二、三申し上げます。  先ほど横路委員からも質問がありましたところの地方教職員の俸給の差三百四十九円ですか、これを今後教育費の中に含むとすれば、およそ百億円と言つておりますが、数字は大体幾らになるか、ひとつ局長からお願いいたします。
【次の発言】 次に自治庁の長官にお尋ねいたしたいのでありますが、先ほど来の議論によりまして大体明らかになつたのですが、最後にもう一回お尋ねしたいのであります。三百四十九円の差額につきましては、府県は負担義務があるかどうか。出すだろうというようなお話の……

第15回国会 地方行政委員会 第19号(1953/02/17、25期、改進党)

○床次委員 簡単に数点伺いたいと思います。歳出の部におきまして、既定財政規模を従来通りと見ておられるのでありますが、従来の地方財政計画におきましても、政府の見込みは非常に厳格に過ぎ、そのために、地方におきましては財政の窮迫をうつたえておつたのであります。この財政の窮迫事情を全然考慮せずに、従来の予算をそのまま既定財政規模にされたのではないかと思うのですが、この点実情を考慮せられておるのかどうか、伺つておきたい。
【次の発言】 議論にわたりますから、繰返して申しませんが、決算というのは、実際、そのときの苦しい財政事情を、そのまま反映して決算になつておるために、実は、もう少し地方としては伸びるべき……

第15回国会 地方行政委員会 第21号(1953/03/03、25期、改進党)

○床次委員 私は大蔵大臣の来られますまでの間、少し関連したこ厘につきましてお伺いいたしたいと思います。ただいまの話題となつ、ておりますことは〇・二五の問題でありますが、本年度の地方財政の状況を見ますと、また非常に大きな赤字があるのであります。自治庁当局においてもすでに御承知だと思いますが、各府県の要望しておるところを見ますと、本年度におきまして二百三十四億の赤字を予想し、市町村と合計しますと、四百九十一億の赤字を予定しておるのであります。これがまるくいわゆる赤字とし認むべきものかどうかというこ邑にづ・き院ましては検討中だと思いまするが、しかし相当額の赤字がただいまの〇・二五の補填以外に予想せら……

第15回国会 地方行政委員会 第22号(1953/03/04、25期、改進党)

○床次委員 ただいまの問題に関連しておりますが、政府の見解、特に大蔵大臣の見解は、五十億だけは国が義務があるから跡始末をしてやるというのであるが、私はきわめて不満足な解決方法であると思います。一応政府はこれを考慮されたようでありますが、それ以外のものは政府は責任がないと思うから、今日調査中だというふうにお答えになつておりまするが、私はそれ以外の赤字につきましても、国が相当責任がある、平衡交付金の算出自体におきまして、政府、特に大蔵省が独自の立場において計算をいたしておりまするために、大きな赤字を出しておると私どもは考えておる。この部分に対しましては、少くとも大蔵省は責任を負うべきである。いずれ……

第15回国会 地方行政委員会 第27号(1953/03/11、25期、改進党)

○床次委員 関連して。府県警察の意義はまことにあいまい模糊たるものであります。自治体警察と国家警察と両方の性質を持つているというふうに御答弁になつておりますが、新しい警察法の規定から見て参りますと、府県警察は地方自治法の第二条の二項、三項一号によるところの府県の自治の事務である。但し警察法案の第六条の方は純然たる国家事務でありまして、六条の範囲内におきまして国が府県に事務を委任するのだというふうに解すべきだと思いますが、政府のお考えはそうでないように思いますけれどもいかがでありますか。
【次の発言】 ただいま斎藤政府委員からお話がありましたが、純然たる六条の事務でなくても、府県にまかせてあるも……

第15回国会 地方行政委員会 第28号(1953/03/13、25期、改進党)

○床次委員 この機会に伺いたいのでありますが、今回の消防施設法の第四条でありますが、予算の範囲内におきまして基準額の三分の一以内を国家が補助せられることは適当な措置と思うのでありますが、今日の地方団体の様子から申しますると、残りの三分の二をいかにして支弁するかということが、なお財政上の大きながんになつておるのであります。行法におきましては、地方財政法の三十三条によりまして当分の間地方債でもつてその財源とすることができるということになりまして、「消防の強化に伴う施設の建設費」ということがあげられておりまするが、消防という事柄の性質から見まして、当分の間だけこれが認められておるのは、はなはだ遺憾に……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 地方行政委員会 第1号(1953/05/27、26期、改進党)

○床次委員 この際動議を提出いたしたいと存じます。  理事はその数を七各とし、投票の手続を省略して、委員長において指名せられんことを望みます。

第16回国会 地方行政委員会 第3号(1953/05/30、26期、改進党)

○床次委員 大臣がおいでになつてかり根本的な御答弁をいただきたいと思いますが、あらかじめ伺つておきたいと思います。ただいまの御説明にありましたごとく、昨年度におきましては、地方団体は財政上非常に窮迫に陥つておつたことは一目瞭然であります。しかもこの問題は多年の累積でありまして、その解決には非常に骨を折らなければならぬことはわれわれもすでに承知しておるところでありますし、また政府にもたびたび要望しておつたのであります。政府も今日までいろいろと努力されたことは認めておるのでございます。しかしながらなおこの数字に示されたごとく、大きな赤字を持つておるということは、今日の日本の経済界、財政面から見まし……

第16回国会 地方行政委員会 第4号(1953/06/01、26期、改進党)

○床次委員 この機会に前回の委員会の結果を御報告申し上げますと同時に、質疑をいたしたいと思いましてその動議を提出いたす次第であります。  一昨日の委員会におきまして、それぞれ地方財政の現状に対して質疑があつたのでございます。なお特に地方財政の窮乏の程度を検討するために特別な懇談会を開きまして、腹蔵なき意見を十分に交換いたしました。なおその結果に基きまして理事会を開催いたしまして、この地方財政確保に関する対策を検討いたしたのでありまするが、大体各委員の御意見がまとまりまして、地方財政確保に関する決議案を委員会といたしまして作成をいたし、来るべき予算編成に当つて、十分政府においてその意を体して善処……

第16回国会 地方行政委員会 第5号(1953/06/23、26期、改進党)

○床次委員 ただいま大臣から経過の御報告がありましたが、予算の表面に現われましたものは、大臣の御努力にもかかわらず、実際におけるところの地方財政を緩和いたしましたのは、起債における十五億というのが現下の要望に沿つたのみでありまして、他の数字はいずれもこれは当然の処理の結果でありまして、特に地方財政の緩和、あるいは地方の要望に沿つて増額せられたという数字ではないと、私ども見ておるのであります。実質における事業計画の増は十五億であつて、非常に残念な気がするのでありますが、この問題に関しましては、すでに事情は大臣もよく御承知であろうが、自治庁もすでにかなり詳細にわたりまして現況を見ておりますので、今……

第16回国会 地方行政委員会 第6号(1953/06/26、26期、改進党)

○床次委員 関連してひとつ質問いたしたいと思います。最近の火災保険の関係から見ますると、火災保険会社の料率が高率のために、いろいろの保険が出て来ているということは、現在の火災保険の実情に対して非常に反省を要すべきことだと考えます。これに対しましては、やはり消防施設の充実に伴つて、火災保険料を引下げるという努力が消防当局においても必要だと思つておるのであります。今門司委員からお話のあつた通りでありまして、この点に対しましては消防当局ではもつと積極的な配意が望ましい。なお将来消防施設の起債等の問題がありまするが、特に関係の深い火災保険会社がいろいろ金融関係をやつておりますが、消防起債に対しましては……

第16回国会 地方行政委員会 第7号(1953/06/30、26期、改進党)

○床次委員 たいへんおそくなつてから恐縮でございますが、大臣のおられる間に、一言承つておきたいと思います。それは先ほども地方財政計画のお話がありまして、いろいろ地方財政事情はわかつたのでありますが、今度の予算において私ども伺つておきたいと思いますことは、義務教育費を交付することを予定されました額が、富裕府県だからといつてこれを返還せしむるという案が出ております。これは直接自治庁所管ではありませんが、しかしその金額から申しまして非常に影響の大きいものであります。七十二億として実際返還せしむるものが、四十八億でありまするから、関係都道府県はそのために非常に心配しておる。財政上の憂慮もはなはだしいも……

第16回国会 地方行政委員会 第9号(1953/07/04、26期、改進党)

○床次委員 なおこの機会に大蔵省に研究をお願いしておきたいと思いますことは、火災保険会社の運営につきまして、できる限り消防に協力するという立場から、今後消防施設を相当拡充いたしますが、この拡充に対しましては、あるいは将来起債等によつて拡充することが最も適切ではないか。その場合の起債財源として、保険会社自体が公募に応ずるという方法も必要じやないかと思う。この点はほかの事業と違い保険会社であります以上は、消防施設の起債に対しまして、特別の便宜をはかるということは必要ではないかと思いますが、こういうことに対しまして将来道を開いたらどうか。ひとつ大蔵省自体御研究していただきたいと思います。

第16回国会 地方行政委員会 第10号(1953/07/06、26期、改進党)

○床次委員 政府の方から過般当委員会の質疑に対して答弁があつたのですが、事柄は今後本法の対象となるところにつきまして政令をもつてきめることになつておりますが、その政令の内容について御研究をいただくようになつておりましたが、いかがでございますか。
【次の発言】 各派提案者を代表いたしまして、修正案の御説明を申し上げたいと思います。  なお案文をこの際朗読申し上げたいと思います。    消防施設強化促進法案に対する    修正案  消防施設強化促進法案の一部を次のように修正する。  第六條第一項第三号を削る。  第七條の見出し中「指示」を削り、同條中「消防施設の購入若しくは設置について必要な指示を……

第16回国会 地方行政委員会 第11号(1953/07/08、26期、改進党)

○床次委員 この機会にお尋ねいたしたいと思いますが、この測定単位に関しましては、当局もいろいろ苦心されておると思いますが、なお各地方団体ではいろいろの希望を言つて来ておると思うのです。希望の著しきものを取上げられて改正せられておると思いますが、実はこれら地方では影響するところがすこぶる大きい、どういうような点について、地方の実際の希望があるかということについて、大体のお話を承つておくと、私どもとしては非常に審議に参考になると思う、なお今後研究してやりたいということもあるのじやないかと思います。これは次会でよろしうございますが、おもな問題について、今まで各地方団体から自治庁当局へ希望のありました……

第16回国会 地方行政委員会 第12号(1953/07/09、26期、改進党)

○床次委員 長官にお尋ねいたしたいのでありますが、過般の予算委員会におきまして古井委員から、過去の地方財政の赤字に関しまして、その処置方について政府に対して方針を聞かれたところ、政府におきましては、やはり起債によりましてこれを処置するという方針を明らかにせられたようでありまするが、今日長官が地方財政の窮迫に対する処置に対してお考えになつておりまする構想を、すでに当委員会においてたびたび議論になつていることでございますが、大体の所信はお立ちになつたと思いますから、お述べいただきたいと思います。
【次の発言】 赤字解決のために二十九年度予算編成の際に考慮したいと言つておられるのでありますが、現在地……

第16回国会 地方行政委員会 第13号(1953/07/10、26期、改進党)

○床次委員 平衡交付金法に関して二、三お尋ねいたしたいと思います。  今度の改正におきまして、第十四条二項において、道府県税に対しましては百分の八十、市町村税に対しましては百分の七十というふうに改正せられました。これは前回両者とも百分の八丁にしたらどうかという意見があつし、今回道府県税がいろいろの影響を長けます関係上道府県税の方だけ百分の八十にされましたが、市町村税の方は依然として百分の七十で、はたして釣合いがとれるかどうかということについて、御意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 次に特別交付金の問題についてお尋ねいたしたいと思いますが、近時特別平衡交付金による金額が非常に増加しておるの……

第16回国会 地方行政委員会 第14号(1953/07/11、26期、改進党)

○床次委員 ただいま提案になつておりますところの地方財政法の一部を改正する法律案に対しまして、各党の提案者を代表いたしまして修正の意見を申し上げたい。  まず修正案文を朗談いたします。  地方財政法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。  第五条第一項第五号の改正に関する部分中『「公共施設」の下に「公用施設」を加え、』を『「学校、河川、道路、港湾等の公共施設」を「学校その他の文教施設、保育所その他の厚生施設、消防施設、道路、河川、1港湾その他の土木施設等の公共施設又は公用施設」に改め、』に改める。  附則第三十三条の改正に関する部分中「附則第三十三条」の下に『第二号中「創設」の下に……

第16回国会 地方行政委員会 第16号(1953/07/14、26期、改進党)

○床次委員 ただいま提案になります町村警察の転移の問題に関しましては、提案者も説明せられました通りであります。特にこの二箇町村の関係におきましては、やむを得ない事情があることが見受けられるのでありまして、はなはだ先例といたしましては好ましいものではありませんが、これを認めることにいたしたいと思います。なお関係当局におかれましては、十分今後注意せられんことを重ねて要望いたしまして、賛成の意を表する次第であります。

第16回国会 地方行政委員会 第17号(1953/07/17、26期、改進党)

○床次委員 理財局長にお尋ねしたいのですが、現在の地方における起債に関しましては、自治法の二百五十条によりまして、政令の定めるところにより自治庁長官または都道府県知事が所管しておるのでありますが、その実際の取扱いを見ますると、政令の定めるところによりまして、自治庁、大蔵省が中央において事務が二重になり、さらに地方におきましては、県あるいは財務局等におきまして、非常に複雑な手数を要しておるのであります。もとより起債に関しましては、かかる大蔵省の関与が少いことが望ましいのでありますが、現在場のごとく金融の立場からある程度まで大蔵省が起債のわくに制限を加えるということもやむを得ない状態かとお思います……

第16回国会 地方行政委員会 第18号(1953/07/18、26期、改進党)

○床次委員 おそくなりましてからはなはだ恐縮でありますが、ただいま藤田委員に対して大臣から御答弁がありましたが、地方教育委員会の発展は、今日問題になつておりますきわめて重要な問題でありまするから、容易にその将来は断じがたいのでありますが、しかしながら、私どもが見まして、根本的な一つの大きな疑念を呼びかけておりますものは、過般政府が提案せられました義務教育費国庫負担法、あるいは学校職員に対する特別の法令の件でありまして、政府が前国会に提案されましたあの法案を、そのまま提案されるというようなお考えがありまするならば、これは六・三制その他の教育制度が確立しておりましても、地方教育委員会に対しては、重……

第16回国会 地方行政委員会 第19号(1953/07/20、26期、改進党)

○床次委員 ただいま入場税に関して調査をなさるという御発言でありましたが、これは入場税以外に地方税関係において前回相当軽減いたしたものもあるのでありまして、その軽減をした状況に関しまして、なお関係者をお呼びいただいて、どの程度に減税の効果かあがつておるか、またどうなつておるかというような状況についても、あわせて報告を求めるように、理事会等においてお諮りいただきたいと思います。

第16回国会 地方行政委員会 第21号(1953/07/23、26期、改進党)

○床次委員 交通違反に対する取締りでありまするが、違反の程度においてそれぞれ運転手に対しましては、取消しあるいは停止ということになつておると思いますが、これが地方によつて相当区々であるのではないかと思うのであります。この基準に対してどういうふうにしておられるかということを伺いたいのであります。なお一般の交通違反に関しまして、たびたびいろいろの苦情も聞くのであります。先ほど大石委員からも御質問がありましたが、その決定いたしまするまでに、たびたび警察署に出頭を命ずる。そのためにずいぶん市民の迷惑も生ずるので、決定されましたところの科料その他がはなはだ多いということ、これは決して法の目的を達するゆえ……

第16回国会 地方行政委員会 第23号(1953/07/27、26期、改進党)

○床次委員 この自治大学で研修を受けました者に対しましては、やはりある程度まで地方公務員法の立場から将来の職域におきまして待遇に関連させる方がいいのじやないか、あるいは国家公務員法等のつり合いからいいましても、ある程度まで考慮する必要があるのではないかと思います。その方が本人の励みになると思いますし、将来の優秀な職員をつくるという立場からも必要があるのではないかと思いますが、この点に対してどういうふうに考えるか承りたいのであります。それから、でき得る限り地方から進んで研修を受けさせるためには、やはり相当の補助等も考慮しなければいけないのじやないか、今政府が予定しております経費におきまして、どの……

第16回国会 地方行政委員会 第24号(1953/07/28、26期、改進党)

○床次委員 ただいま提案になつておりますところの地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案に関しましては、改進党といたしましては賛成の意を表するものであります。  しかしながら、すでに委員会の審議におきましても、問題となつておりましたごとく、平衡交付金の算定に関しましては、実情に対しましていささか予算が少な過ぎるということが、従来の大きな欠点でありました。やはりこれはできる限り実情に沿うべく、平衡交付金の増額を今後政府も努力されたいということを、強お要望するものであります。  なおこの機会におきまして、過般の予算を修正いたしました自由党、改進党並びに自由党の三派を代表いたしまして、本法の改正法……

第16回国会 地方行政委員会 第27号(1953/07/31、26期、改進党)

○床次委員 ただいま提案されましたところの地方自治法の一部を改正する法律案に対しまして自由党、改進党、自由党の修正案が出ておりますが、私はその修正案に賛成し、修正案を除きました原案にも賛成するものであります。  ただいま自由党側から説明がありましたが、教育委員会に対する見解につきましては、改進党はまつたく別の立場に立つておるのでありまして、この教育委員会法を設置したときにはわが党といたしましては、慎重にこれを決定すべきことを宣明しておつたのでありまして、はたして実施いたしましても私どもの予想しましたごとく、困難な事情に入つているのであります。私どもといたしましては、近い将来におきまして、この教……

第16回国会 地方行政委員会 第28号(1953/08/03、26期、改進党)

○床次委員 自由党、改進党、自由党三派を代表いたしまして、修正案を提案いたしたいと存じます。お手元に修正案が配付せられましたので、朗読を省略いたしまして、要旨の説明だけ申し上げたいと思います。  最初第七十七条の改正はこれは現在課税せられておりまするところの文化財に対する公開の催しを非課税に移さんとするものであります。  第七十八条の関係は学校教育団体、あるいは社会教育団体等が映画を公開いたします場合の非課税を実施いたしたいと考えておる次第でありまして右に関するそれぞれ条文の整理をいたしたのであります。  第四項は先ほど非課税にいたしました文化財に関する規定を新しく加えた次第であります。  第……

第16回国会 地方行政委員会 第29号(1953/08/04、26期、改進党)

○床次委員 ちよつと提案者に伺いたいのですが、第二十九条におきまして、合併いたします場合におきましては、法令及び予算の範囲内におきまして、財政的の援助を優先的に取扱うことになつておりますが、この予算の範囲内というのは、特別に合併のためにきめられたところの予算の範囲内であると思いますが、さようでありますか、あるいは一般の予算の執行上におきまして、優先的に使うという意味でありますか、その点明らかにしていただきたいと思います。二十九条の一行目の「法令及び予算の範囲内」というところです。
【次の発言】 私、先ほど青木政務次官の御答弁のときに不在いたしまして、はなはだ失礼いたしたのでありますが、ただこれ……

第16回国会 地方行政委員会 第30号(1953/08/05、26期、改進党)

○床次委員 ただいま門司委員からお尋ねがありましたことに対して御答弁かありましたが、徹底しておりませんので重ねてお伺いいたしたいと思います。具体的の例を申し上げますると、第二十九条のごとき規定であります。これは合併計画の実施を促進するために、小学校その他の文化施設の整備あるいは消防施設、あるいは病院、水道その他の衛生施設、あるいは厚生施設、土木施設等その他町村の建設事業等におきまして、やはり予算の範囲内において、新町村合併計画に掲げる事項にかかわる財政上の援助について、事情の許す限り合併町村のために優先的な取扱いをするということになつておるのであります。趣旨はよくわかるのでありますが、今日全国……

第16回国会 地方行政委員会 第31号(1953/08/06、26期、改進党)

○床次委員 各派から提案せられましたただいまの修正案に対しまして、提案者一同を代表いたしまして、簡単に説明を申し上げたいと思います。お手元に配付してありますが、朗読を省略いたしまして、「第四条第二項中「町村長、」の下に「当該都道府県の教育委員会が推薦する当該教育委員会の委員、当該都道府県の区域内の市の議会の連合組織が推薦する市の議会の議長、当該都道府県の区域内の市の長の連合組織が推薦する市長、」を加える。」ということになつておりまするが、これは第四条の町村合併促進審議会の委員が、原案にありましては単に都道府県の関係者あるいは町村の関係者とその他職員、学識経験者が選ばれておるのでありますが、この……

第16回国会 地方行政委員会 第32号(1953/08/07、26期、改進党)

○床次委員 過般来地方財政再建整備に関しまして小委員会が結成せられましたが、小委員会の結論を得ましたので、その大綱をまとめましお手元に、配付いたしましたところの再建整備法案として提案をいたしました次第であります。  この機会に簡単に提案の要旨を御説明申し上げますと、第一条にありまするごとく、「この法律は、地方財政の健全性を確保し、地方自治の発達に資するため、地方公共団体の財政の再建整備を図ることを目的とする。これによつて明らかになつております。  しこうして、いかなる団体の財政を健全化するかという目標に対しましては、第二条にありまするが、この第二条に規定せられるごとく、昭和二十七年度決算におい……

第16回国会 地方行政委員会 第33号(1953/08/10、26期、改進党)

○床次委員 先ほどより同僚諸君から地方税の改正に対して、参議院の修正に対する意見がいろいろあつたのでありますが、他に明らかにする機会がありませんので、この機会に私の意見を述べておきたいと思います。地方税の改正並びに衆議院の修正は相当時間がかかりましたので、参議院において審議の期間がなかつたことは、やむを得ないのでありますが、参議院においてとられたところの修正の態度に対しましては、他からも話がありましたように、はなはだ遺憾なものがあつたわけであります。今日の押し詰つたときにおきまして、これを両院協議会の形において審議いたします事項としては、適当の事項ではないが、技術的に申しますとまだまだあの修正……

第16回国会 地方行政委員会 第34号(1953/09/17、26期、改進党)

○床次委員 私から北陸、中部班の調査の報告を申し上げたいと存じます。  私どもの班は、中井委員と私と、それに曽根調査員を伴い、さらに自治庁の後藤税務部長の同行を得まして、一行四名をもつて調査いたして参つたのであります。  一行は八月十八日より五日間にわたりまして石川県、新潟県及び長野県の三県につきまして、県並びに県下の市町村それぞれ二箇所ずつを調査いたしたのであります。  調査事項としましては、先般本委員会に提出されまして継続審査となつております地方財政再建整備法案に関する基礎的な資料の把握に重点を置いて参つたのでありますが、関係団体はそれぞれ十分調査せられておりましたために、非常に調査の便宜……

第16回国会 地方行政委員会 第35号(1953/10/14、26期、改進党)

○床次委員 ただいまの御報告了承いたしましたが、特にこの機会に政府にお願いいたしておきたいのは、この復帰の問題につきましては、日米両国の間におきまして受入れの手続完了次第復帰をせしめるということに発表せられておるのでありますが、ただいま実地の調査の御報告にありましたごとく、現地の事情というものが法制的に非常に特殊扱いになつているばかりでなしに、その日常生活におきまして格段の差を生じておるのであります。住民は一日もすみやかに復帰することの実現を要望しておるのでありますから、その受入れの手続を促進していただきたい。どうも伺いますと外交交渉が最近とどまつておるようでありまして、日本側からも積極的に受……

第16回国会 地方行政委員会 第36号(1953/10/27、26期、改進党)

○床次委員 ただいままで、いろいろの質疑応答を聞いておりまして、まことに当委員会にも関係のある重要な事柄だとは思つていますけれども、しかしこの問題は大蔵委員会において、すでに相当前から研究せられておる問題で、むしろいつこの問題が世間に問題として取扱われるかということを危惧されておつた問題で、当局もそういうことを考えておられ、なお関係者も多少その点は推測せられておると思います。これにつきましては先ほどから御答弁もあるし、またわれわれも納得のできない盲点があり、疑義が残されておると思うのですが、これは先ほどすでに委員長からもお話がありましたように、適当なときに明らかにしていただくことにして、大体打……

第16回国会 地方行政委員会 第37号(1953/10/28、26期、改進党)

○床次委員 奄美大島の返還に関しましては、政府当局もすでに実地調査をしておられまして、なお今回の臨時国会におきましては、それぞれ必要なる予算措置がなされておるようでありまして、詳細につきましてはあと局長から伺いたいと思いますが、特に大臣に要望いたしたいし、御意見も承りたいことは、大体この移管は現地におきましては十月いつぱいをもつて終るかのように予想されておる。従つて、実際今日現地の実情を承つてみますと、十一月以降の地方行政並びに地方財政の部分は、ほとんど予算措置が少い。特に地方行政に関しましては、役場では必要な経費をほとんどもう持つていないという状態までなつておるという話であります。なお経済的……

第17回国会 地方行政委員会 第1号(1953/10/31、26期、改進党)

○床次委員 この法案に対しましては長官あるいは外務大臣から御説明いただき、総括的な概念を得たいと思つておりますが、なお関連いたしまして、大臣が帰つて来られまするまでの間、本法の裏とも申すべき予算問題が今日提案されておりますから、政府委員からこの予算の概況について御説明いただきまして、大臣の出席を待ちまして、総括質問に入りたいと思います。そうおはからい願いたいと思います。
【次の発言】 皆さんにちよつとお諮り願いたいのですが、まだ大臣が見えませんものですから、その前に、順序が逆になりますが、現地からせつかく代表といたしましてかねがね復帰促進運動につきまして、非常に努力せられました名瀬市長泉氏が見……

第17回国会 地方行政委員会 第2号(1953/11/02、26期、改進党)

○床次委員 今回ダレス氏の声明によりまして、奄美大島が日本に復帰することになりましたことにつきましては、現地の住民はもとよりわれわれもまことに御同慶にたえない次第であります。この復帰に関しましての必要な措置、とりあえずの必要な応急措置に対しまして法案が提案されましたが、この法案を審議するにつきまして、一応政府の御所見を伺いたいと思うのであります。  第一に、ダレス声明以後今日まで、必要なものに関してそれぞれ日米両国間において交渉があつたことと思うのでありまするが、その交渉の経過に関しまして一応承りたいと思うのであります。現地の様子を伺いますると、現地のアメリカ軍当局におきましては、大体十一月一……

第17回国会 地方行政委員会 第3号(1953/11/03、26期、改進党)

○床次委員 長官も大体現地の状況については、御報告によつて御承知だろうと思いますが、地元は非常に窮乏いたしております。これに対して、将来の振興計画はもとより立てなければならぬわけでありますが、現在におきましてでき得る限りのことは、負担を軽減して受入れる。ちようど災害地における跡のごとき状態がやはり発生しておるのであります。その点は国の政治におきましても、また市町村あるいは県の段階におきましても、受入れたら、ただちにこれを普通扱いにするということは、困難ではないかと思うのであります。この点に関して、政府の御意見を伺いたいと思います。岳
【次の発言】 ここに地方財政計画が出ておりますが、この財政計……

第18回国会 地方行政委員会 第1号(1953/12/02、26期、改進党)

○床次委員 ただいま自治庁長官から御答弁がありましたが、ただいまの御答弁は、本年度の修正地方財政計画に関する御説明と思う。しかしベース・アップの問題につきましては、本年度に限らず、来年度の地方財政計画に、非常に大きな影響を持つて参りますので、本年度実施いたしましたところのベース・アップによるところの計画が、はたしてそのまま実行できるかどうかということは、地方財政計画上非常に大きな問題なんです。この点におきまして、自治庁といたしまして明年度の地方財政計画に対する見通しを持つて、本年度のベース・アップもやつておられるだろうと思いますが、お手元になかつたならば。本日でなくて明日でよろしゆうございます……

第18回国会 地方行政委員会 第3号(1953/12/04、26期、改進党)

○床次委員 委員長の視察報告を非常に有益に拝聴いたしました。過般復帰に関する特例法を本委員会において決定いたしました際におきまして、附帯決議といたしまして、復帰の時期が遅れまする場合にいろいろと支障が生ずるのではないかということをおそれまして、十分政府側に考慮していただくし、必要な対策をとるべきことを要望してあつたわけでありますが、その後の日米間の交渉を見ておりますと、予定されました十二月一日ということは、すでに困難でございます。若干遅れて参つておるようであります。この復帰の期日の遅延によつて、地元の方におきましては、いかようなる困難が生じておるか。またそれに対して政府がどういうような対策をと……

第18回国会 地方行政委員会 第4号(1953/12/05、26期、改進党)

○床次委員 ただいま門司委員から御質問がありました。私は門司委員の御意見に反対するわけではありませんが、多少提案の趣旨に対しまして誤解がおありだと思うのでございまして、提案されました案は、住民投票のありました町村におきまして、中には早期に実施を希架するものがある、従つてそのものに対しましては特例を開いて、早く実施することが現実に合うんだという趣旨において立案せられておるのであります。従つて門司委員の言われたような動機から出たのでないことは、提案の趣旨において明かであると思う。なおこの案につきましては、過般数回にわたりまして同様の趣旨におつて特例が設けられたのでありまするが、その特例法の審議の際……

第18回国会 地方行政委員会 第6号(1953/12/08、26期、改進党)

○床次委員 自治庁にお尋ねしたいのですが、合併促進に関しましては、いろいろの財政的な援助が規定せられまして、十分ではありませんが、相当役に立つておると思います。承りたいのは、その標準規模よりも小さい市町村というものが存立して参ります場合、小さいままにあつた場合に、いかなる損を受けるかということを承りたいのであります。いろいろ運営その他におきまして、数の小さいもが損をするということは当然でありますが、しかしある程度まで小さい町村が、ことさら一時的の利益のために小さいままに存続したいという場合も、実際上においてなきにしもあらずと思います。その場合において、標準規模よりも小さいものは、平衡交付金その……

第19回国会 地方行政委員会 第1号(1953/12/10、26期、改進党)【議会役職】

○床次委員長代理 これより会議を開きます。  まず、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。すなわち、本国会におきましても、地方行政の実情を調査し、その健全なる発達に資するために、地方自治、地方財政、警察及び消防に関する事項につきまして、調査をいたしたいと思います。でこの旨議長に承認を求めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。  なお、門司委員から参考人の呼出しにつきまして過般申出があつたのでありまするが、右に関しましては理事会において御相談いたしたいと思います。それでよろしゆうございましようか。

第19回国会 地方行政委員会 第3号(1953/12/15、26期、改進党)

○床次委員 ちよつと承りたいのであります。最近日本とアメリカの間において復帰に関して交渉中だということが新聞に出ておりますが、その新聞によりますと、復帰の時期が遅れておりまする目下の最も大きな原因は、貨幣交換の問題である、しかしこれに対して日本において貨幣交換の準備財源がなかつたということがあげられております。もしさようでありましたならば、せつかく善後処理費として十億つとておりまするが、その金が使えない、またその予算が少な過ぎたということになるので、その補充ができまするまでは、復帰ができないということになりはしないかということを、非常に懸念いたしております。この点につきましては政府はいかように……

第19回国会 地方行政委員会 第4号(1953/12/19、26期、改進党)

○床次委員 ただいま局長かう御報告がありましたが、この移管の時期に対しましては二十五日をめどとしておられるということでありますが、はたして二十五日でできるかどうか、今日まで予定されました日取りよりは相当遅延して参つておるのでありまして、これ以上遅れるということになりますと、現地住民に対しましてはもとより、日本国民といたしましても大きな失望であると考えます。この点に対しまして政府は大体二十五日ということで確信を持てるかどうか、もしも二十五日より遅れるような場合にありましては、このアメリカの処置に対しまして、急速にこれを実施せしむるように強い要望をなすことも、私どもは必要じやないかと思つております……

第19回国会 地方行政委員会 第20号(1954/03/02、26期、改進党)

○床次委員 この機会に国警長官に伺いたいのでありますが、警察事務の中には、国家警察事務と一般警察事務と二つの分野があることはすでに明らかでありますが、現在の国家地方警察におきまして、国家警察事務に従事しておる者と、一般警察事務に従事しておる者の人員の割合がどれくらいになつておるかということを承りたい。なおこの問題は、一般自治体警察におきましても、やはり両方の事務を若干の割合において取扱つておりますが、これを担当しておる職員が大体どんなふうな数字でもつて、両方の事務を取扱つておるかということを承りたいのであります。あるいは同一人が全部総合してかねておるということもあるかと思いますが、この事務の取……

第19回国会 地方行政委員会 第26号(1954/03/09、26期、改進党)

○床次委員 議事進行について。この機会に委員長にひとつ要望いたしたいと思います。本委員会の審議につきましては、過般の理事会につきまして、警察法と税法改正案と併行審議することになつて、すでに開始せられておるのでありますが、今日まで地方税法の御審議の模様を伺つておりましても、相当多数の疑義があり、しかも広汎な改正案でありますので、はなはだ多くの時間を要することと思われるのであります。いずれも重要な法案で、できるだけ早く成立を望むものでありますが、何分にも警察法は、施行期日は政府が予定しておりますのは七月であり、税法はやはり新しい年度から行うのが各般の上に便宜であることが予想せられるのでありまして、……

第19回国会 地方行政委員会 第27号(1954/03/10、26期、改進党)

○床次委員 すでに各委員から御質問があつたと思うのですが、残つておつたものについてあらためて御質問申し上げたいと思います。今日いろいろ質疑があつたのでありますが、地方税制というものは結局地方財政計画によつて縛られる。しかも地方財政計画というものは、予算審議においてすでに縛られておるという結果であります。こういう審議の行き方が、地方自治の基礎となつておりますところの地方財政の基本である税制をきめるのに、適当なものかどうか。どうも今の形ではきわめて漠然としたもので、国の予算という形において総わくがすでにきまつしまつている。その中において地方税の各部門の振りわけをしておるというのが今の実情ではないか……

第19回国会 地方行政委員会 第32号(1954/03/19、26期、改進党)

○床次委員 不動産取得税並びに固定資産税に関連して質問したいのですが、従来固定資産の評価等につきましては、特に関係の深いもの、これは償却資産等におきましては政府は相当適正な価格において、実情に合うように運用して来られたと思うのですが、しかし今日問題となりますのは、倉庫業のごとき、しきりに陳情が参りますが、かかる固定資産を中心とするものでありまして、しかもその評価に関しましては特に考慮がないということは、他のものとの均衡上どうかという点を疑われるのであります。この点に対する政府の意見を聞きたい。なお不動産取得税におきましても、倉庫業のごときものは、最も強くこの影響を受けることになると思うのであり……

第19回国会 地方行政委員会 第33号(1954/03/20、26期、改進党)

○床次委員 実は昨日当委員会において議題となつたのでありますが、まず第一は入場税、第二は競輪、モーターボートその他の国庫納付金に関する件であります。  第一の入場税に関しましては、今日政府におきましては、国税移管の処置を提案せられておるのでありまして、このことに関しましては当委員会においてもすでに審議中でありますが、この入場税の審議に関しまして、大蔵委員会の状況を伺いますと、場合によりましたならば政府の提案の課率を低減いたしまして、これを通過させんとするような動きもあるように承つております。元来地方財政計画におきましては一定の額を予定して入場税並びに入場譲与税を受入れることを地方財政計画として……

第19回国会 地方行政委員会 第36号(1954/03/30、26期、改進党)

○床次委員 この機会に自治庁当局に伺いたいと思いますが、今、国会におきましても、選挙法の改正についてそれぞれ研究中でありますが、自治庁当局におきまして、これらの選挙法の改正に対するいろいろ御意見もあろうかと思います。特に選挙公営等に関係した事柄について、改正案として今日考えられておるもの、あるいは論議されておるものにつきましての何か御意見があつたら、この機会に伺つておきたいと思います。なお一般的な選挙法の改正につきましても、あわせてひとつお願いしたいと思います。
【次の発言】 おもな項目だけ御説明願いたい。

第19回国会 地方行政委員会 第38号(1954/04/05、26期、改進党)

○床次委員 私はこの交付税法の趣旨に関連してお尋ねしたいと思います。今度提案せられました交付税法は、いわゆる所得税、法人税あるいは酒税の収入額の二割が交付税として交付せられるのでありますが、これは予算上にきめられました地方財政計画、あるいは地方税法、あるいは地方起債というようなものの総合されたものを前提として、提案されておるのではないかと思うのです。従つてもしもその前提であります地方税、あるいは起債等の処置について相当大きな方針の変化があれば、あるいはこの交付税法の内部において修正を加えなければならないものとも思うのでありますが、この点大臣の御意見を伺いたいと思います。

第19回国会 地方行政委員会 第39号(1954/04/06、26期、改進党)

○床次委員 同僚諸君から今質問があつたのでありますが、なお一言大蔵当局の意見を確かめておきたいと思います。地方財政計画に関連いたしまして、将来これが現在よりもつと大きくなると見ておられるか、あるいは場合によつてはもつと小さくなると予想しておられるか、これは非常に大蔵省の煩悶のようでありますが、大体の趨勢はおわかりになつておると思いますが、いかようにお考えになつておりますか。
【次の発言】 私きわめて端的に質問いたしたのでありますが、私案は、財政計画は相当合理化いたしましても、だんだん増加の傾向にあるのではないかという答弁を期待しておつたのですが、非常に長い多くの言葉をもつて御答弁になつた、そこ……

第19回国会 地方行政委員会 第40号(1954/04/07、26期、改進党)

○床次委員 お手元に地方税法の一部を改正する法律案に対する修正案をお配りしてありますが、長くなりますので朗読は省略いたしまして、速記に記載をするよう手配をお願いしておきまして、簡単にその提案の理由を御説明申し上げたいと思うのであります。  まずその前に、われわれ政府の提案せられました地方税法に対しましていろいろの疑念を持つております。  第一点は、非常に地方財政の窮乏の折から、今回のごとき地方税法案が提案せられまして、著しく国の緊縮財政を地方にしわ寄せしているのではないかという疑念を持つておる次第であります。御承知の通り九千九百九十五億の予算のうち、地方財政のわくは九千六百五十三億をきめられて……

第19回国会 地方行政委員会 第42号(1954/04/12、26期、改進党)

○床次委員 ただいま提案になつております地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案に対しまして、修正案の提案をいたしたいと思うのであります。  一応お手元に配布いたしておりますが、案文を読んで参りますと、  地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。  第六条の改正規定中「百分の二十」を「百分の二十五」に改める。  附則第三項中「それぞれ百分の二十」を「それぞれ百分の二十五」に改める。  簡単に理由を説明いたしたいと思います。すでに本法審議におきまして各委員から詳細にわたつて質疑があつたのでありますが、将来の地方財政計画は相当増加を来すのではないかということが憂えら……

第19回国会 地方行政委員会 第47号(1954/04/19、26期、改進党)

○床次委員 ただいまの御答弁大体了解いたしましたが、問題は「都道府県は、政会に定める基準に従い」ということが入つているが、いかなる政令をつくられるかということが、今委員各位の問題だと思います。この政令において従来の差額調整ということが不可能な場合というか、比較的低い基準でもつて差額調整をされるというようなことがあるとすれば、これは条例そのものによつて相当不利益を受けるのではないかという結果になります。従つていかなる政令を出されるかということについて大体試案があればこれを氷されることが、この際議論を解決するゆえんだろうと思います。この点に関してひとつ御答弁をお願いいたします。

第19回国会 地方行政委員会 第52号(1954/04/27、26期、改進党)

○床次委員 ただいま門司委員の質問に関連いたしまして、一言質問いたしておきたい。  警察の各区域がわかれておりましたために、その責任の所在の明確化を欠くおそれがあるという懸念については、私は了解できるのでありますが、ただ今度の新しい警察法に置きましては、区域を大きくしたことは、確かにそれに対する一つの方法であろうと思います。さらにその責任者でありますところの長の任命を国家公務員にしております。この点も責任の明確化の一つの理由だろうと思いますが、今までの事件そのものにつきまして、長を国家公務員にしなければ不都合だということは理由にはなつておらぬように思うのであります。この点に関しましてもう一回責……

第19回国会 地方行政委員会 第54号(1954/04/30、26期、改進党)

○床次委員 総則の質問を終るにあたりまして大臣に伺いたいのですが、この第一条は従来の現行法の前文とはとんど同じような趣旨であるというふうな御答弁を伺つておるのでありますが、しかし実質におきましては非常に大きな差があると思う。すなわち現行法におきましては、機構そのものも民主的な機構を持ちまして、能率と一方その機構によつて個人の権利自由を保護し得るような保障を講じながら調整がせられておるのでございますが、今回の政府の原案によりますと、民主的理念を基調とするところの警察の管理運営ということはあるのでありますが、これは精神の問題でありまして、制度そのものはきわめて能率的に改められておると思うのです。こ……

第19回国会 地方行政委員会 第56号(1954/05/07、26期、改進党)

○床次委員 本日は第三章のわけでありまするが、第二章につきまして質疑が漏れておりましたので、第二章をお願いしたいと思います。前会もすでに第二章の第五条についてお尋ねいたしたのでありますが、この第五条の国家公安委員会の職務のうちの「国の公安に係る警察運営」ということ、これは国の公安ということが限定せられておるわけでありまして、第二項の第三号に同じ字句が上つておるのでありますが、これ以外の警察運営に対して相当の部分が実は残されておると思います。その部分は当然都道府県公安委員会が自由にできるというよりも、むしろ都道府県公安委員会の自己の責任において運営できるものと思うのでありますが、その点に関して政……

第19回国会 地方行政委員会 第57号(1954/05/08、26期、改進党)

○床次委員 すでに質疑があつたと思いまするが、ちよつと簡単にお尋ねいたしたい。第十六条の第二項「警察庁の所掌事務について、都道府県警察を指揮監督する。」という字句につきましては、本来指揮監督し得べきものは、第五条にありますごとく、きわめて限定された事項だけでありますが、この規定で見ると、警察庁の所掌事務全般について指揮監督ができるかのように誤解があると思うのです。この問題は、管区の警察局につきましても同じように同じ字句が書いてありますので、指揮監督の範囲が非常に広く見えるのでありますが、この指揮監督というのは、第五条に定められたところの指揮監督とは多少違う意味において解すべきものではないかと思……

第19回国会 地方行政委員会 第59号(1954/05/11、26期、改進党)

○床次委員 主として昨日まで質疑がありましたことに関連いたしまして数点お伺いしたいと思います。  公安委員会と警察庁との関係でございます。都道府県の公安委員会につきましては、第二条の責務に任じておるわけでありますが、警察本部長と公安委員との間におきましては、どの程度までお互いに警察の職務をわかち合つているか。国家的事務あるいは地方の治安維持等に関しまして、公安委員としましては、警察本部長の知つておりますことはことごとくこれを聞きただすことができるかどうかという点をお伺いしたいのであります。先ほどもちよつと緊急質問の発せられた問題がありますが、ああいうことに関しまして、公安委員が細大漏らさず知つ……

第19回国会 地方行政委員会 第64号(1954/05/17、26期、改進党)

○床次委員 地方自治法の規定の中の市制に関する第八条の親達でありますが、この規定によりますと、現下知事の町村合併計画の中に上つておりますものにつきましては、当分の間旧法によつて人口三方で市になり得る、しからざるものにつきましては新法の適用を受けることになつておるのでありますが、知事が掲げておりますところの包括的な町村合併計画に載つているかいないかという問題の認定は、現実に扱つているものによつてこれはきまるのだろうと思うのですが、知事が合併計画を立てまする場合に、非常に目前の問題においてのみ第一次案として計画をつくつて、多少恒久的なものはあとまわしにしておるところもあるのじやないか。これは府県の……

第19回国会 地方行政委員会 第66号(1954/05/19、26期、改進党)

○床次委員 私は改進党を代表いたしまして、両案に賛成の意を表するものであります。  地方自治法の改正に関する法案につきましては、すでに三派の修正によりまして、警察制度に対する根本の方針がきまりましたので、これを中心とする改正に対しましては賛成の意を表するものであります。  市町村職員共済組合法案に対する問題といたしましては、すでに本案を提案する際におきまして、厚生委員会から強い要望がありましたことは御承知の通りでありまして、現下のわが国の情勢におきまして、市町村職員に対しまして国家公務員と同様の均衡を得ました措置を講じますことは、適切な行為と存ずるのでありますが、さらに広く社会の状態を見ますと……

第19回国会 地方行政委員会 第69号(1954/05/26、26期、改進党)

○床次委員 ただいま上程されました地方財政再建整備法案につきまして提案理由の御説明をいたします。  御承知のごとく本法案は、地方財政の窮迫がいよいよはなはだしく、特に昭和二十七年度決算の結果、赤字団体一の数、赤字の額が前年に比し、飛躍的な増大を示して参りました実情にかんがみ、去る第十六回国会において、この赤字の解消をはかるための方策を樹立する必要を認め、特に小委員会を設置して検討を重ねました結果、法文化して提案されたものであります。  しかるに、この実施に伴う財源設置等について見通しが立たないままに、前二側の国会においても継続審査に付されて、今国会に持ち込まれて来ている実情であります。  政府……

第19回国会 地方行政委員会 第70号(1954/05/29、26期、改進党)

○床次委員 私は改進党を代表いたしまして、本案に賛成の意を表する次第であります。  すでにお話がありましたが、奄美群島の復帰に関しましては、本院としまして数年来の熱意を示しまして、この復帰を要晒し、遂に昨年その実現を見たのでありますが、その実現にあたりまして臨時措置法案によりまして、でき得る限りすみやかにこの受入れ態勢の完備をはかつたのでありますが、いよいよ今般これを受入れんとする内地の立場並びに受入れられる現地との間に、密接なる意思の疏通のものに、今回本格的な復興のために、この措置法が提案せられましたことにつきましては、まことに御同慶の意を表する次第であります。一日も早く本法案の趣旨が十分に……

第19回国会 地方行政委員会 第72号(1954/06/01、26期、改進党)

○床次委員 一つ伺いたいのは宿泊関係のものですが、私が聞いて来たのは共済組合の施設だと思うのですが、たしか一泊飲食付で四百円かそこらで会議や何かに使わせておるそうです。ところが今度の政令によりまして、部屋代にそのうちの六割をとるという形になつておるので、四百円の六割を邪魔代として、残りの部分は依然としてやはり課税の対象になるというふうにいわれておるそうでありまして、今日六百円のものが非課税になつておるにかかわらず四百円の宿泊料のものが課税になるのでは不公平になるのじやないかと言つておりますが、これに対してどういうふうに指導しておられますか。

第19回国会 地方行政委員会 第73号(1954/06/04、26期、改進党)

○床次委員 ただいまの質問に関連してお尋ねしたいのですが、大蔵省は本委員会でもつて審議しておりました整備計画に対して、相当強い反対があるやに伺つたのでありますが、検討した結果、この意見というものがここに提示されたようなものかと思うのです。しかし内容的に調べてみますと、そう根本的に強い反対があつたとは思われない。なお今後折衝いたしましたならば、小委員会の修正案というものに相当近寄り得るものと思つておるのであります。何分再建整備は非常に急ぐ仕事でありますので、できるだけすみやかなる時期において、その成立を必要とすると思うのでありますが、この大蔵省案について自治庁で検討されました結果、全面的にどうい……

第21回国会 外務委員会 第2号(1954/12/16、26期、日本民主党)【政府役職】

○床次説明員 ただいま議題となりました日本国とビルマ連邦との間の平和条約の批准について承認を求めるの件並びに日本国とビルマ連邦との間の賠償及び経済協力に関する協定の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  わが政府は、かねてサンフランシスコ平和条約の当事国でないビルマ連邦との間に正式の国交を開くために種々努力を重ねて参りましたが、前内閣の時代すなわち本年八月にウ・チョウ・ニエン氏を団長とするビルマ親善使節団が来朝いたしましたのを機会に、両国間の最大の懸案である賠償問題について先方と交渉を重ねました結果、円満妥結を見るに至りまして、九月二十五日に両国間平和条約中の賠……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 決算委員会 第7号(1955/05/13、27期、日本民主党)

○床次委員 いろいろ報告はございますが、この報告に従いましてそれぞれ処置をせられておるものがあります。あるいは懲戒処分せられたものも載せてありますが、単に注意されたものとは、それぞれの団体あるいは官庁等におきまして、果して当事者に対して責任をいかように追及しておったかということがおわかりかどうかという点であります。かかるいろいろの問題が逐年増加するということになりましては、やはり当事者の責任観念というものを相当明確にする必要があるのでありますが、会計検査院といたしましてこの処置に対して、それぞれの官庁がいかなる処置を当該責任者にとったかということがおわかりになっておるかどうかということを承わり……

第22回国会 地方行政委員会 第3号(1955/03/29、27期、日本民主党)

○床次委員 公明選挙の実施とそれから選挙の粛正ということについてお伺いいたします。これはなかなかむずかしいことと思いますが、特に今後地方選挙がありますので、この際要望しておきたいと思うのでありますが、どうも選手違反の取締りというのがとかく投書にたよるのではないか、その投書をいたします者は概して悪意のある者が投書する。そのためにむしろ善意の者がよけい疑いを受ける。疑いを受けたこと自体によっても、善良な者はずいぶん迷惑をするという立場があります。こういう人情の機微というものについては、十分お考えになっておられると思いますが、一そう一つ考えていただきたいと思います。  それからなお、われわれ同僚その……

第22回国会 地方行政委員会 第4号(1955/03/31、27期、日本民主党)

○床次委員 まず合併促進法案についてお尋ねしておきたいのですが、今回の御趣旨は、すでに大体の話がついておる、ただ最終的決定を経ない、手続が時間切れのためにできなかったというものを救済するのが目的であろうと、思うのですが、三カ月間延長されましたためにいろいろの問題が出てくるおそれもあると思う。この点に対しましては特に行政指導が大切と思うのでありますが、この点に対して自治庁の御意見を伺いたい。
【次の発言】 ただいまの御答弁の趣旨によって、これは十分慎重に扱って、この法律ができたためにかえって摩擦を増すということのないように十分配慮していただきたいと思うのであります。  次に期日の臨時特例に関する……

第22回国会 内閣委員会 第24号(1955/06/17、27期、日本民主党)【議会役職】

○床次委員長代理 午前中の審議はこれでもって終了いたしまして、午後は一時半から再開いたします。     午後零時二十三分休憩

第22回国会 内閣委員会 第30号(1955/06/29、27期、日本民主党)

○床次委員 この機会に伺いたいのですが、今回の恩給法におきましては、相当軍人恩給に対して考慮されておると思うのであります。過般本会議の質疑の際においても指摘せられたのでありますが、実は旧日本軍人にして日本人にあらざる者が残されておるのであります。この点に関しましては、日本人でないからというゆえによってお答えになったのでありますが、現実の状態を見て参りますると、そのお答えだけではわれわれは満足ができないと思うのであります。すなわち現在巣鴨に多数の戦犯者がおるのでございますが、その中には、たとえば台湾出身の旧日本軍人がおります。しこうしてこれらの人は何ら恩給法の恩典にもあずからないのみならず、今後……

第22回国会 内閣委員会 第31号(1955/06/30、27期、日本民主党)【議会役職】

○床次委員長代理 その程度で打ち切りにしたいと思っておりますから、そのつもりで。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。――なければ、これにて本案に対する質疑は終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。     午後零時三十一分散会

第22回国会 内閣委員会 第33号(1955/07/04、27期、日本民主党)

○床次委員 まず要望事項を御説明申し上げます。  未帰還公務員については、その特殊性にかんがみ現行恩給法中若年停止の規定の適用を排除するとともに、未帰還公務員が死亡した場合の公務扶助料については、その死亡した日の属する月の翌月から支給することが妥当であると思われるので、これらに関し早急に検討の上修正あらんことを要望する。 というのが要望事項であります。  なお右の理由として二点あるのでありますが、理由の第一は、一、昭和二十八年八月に施行された恩給法の一部を改正する法律(以下単に「改正恩給法」という)附則第三十条第二項但書の規定により、未帰還公務員の留守家族に支給される普通恩給は、恩給法の若年停……

第22回国会 内閣委員会 第36号(1955/07/07、27期、日本民主党)

○床次委員 先ほど眞崎委員より各党を代表して附帯決議の提案があったのでありますが、徹底しておりませんので、あらためて私から附帯決議提案に関しまして、お諮り申し上げたいと思います。まず附帯決議の案文を朗読いたします。   恩給法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案に関する附帯決議  昭和二十三年六日三十日以前に給与事由の生じた公務員の恩給は、それ以後のものと比較して低きに失するにより、政府は急速にこれを検討するとともに、その具体的措置を講ずべきことを要望する。 すでに恩給法の審議において皆様方の御検討を経たのでありますが、昭和二十三年六月三十日以前に給与事由の生じましたところの公務員の恩給……

第22回国会 内閣委員会 第47号(1955/07/26、27期、日本民主党)【議会役職】

○床次委員長代理 江崎委員。

第22回国会 内閣委員会 第49号(1955/07/28、27期、日本民主党)

○床次委員 ただいまの動議は提案者の説明に使用いたしました言葉に対してこれを取り消せという御意見であります。まだ提案者から十分な説明を聞くべきものである。いわんや動議の対象となりました事柄に関しましては、現行の日本国憲法が果して十分な自由のもとにおいて制定せられたかどうかということに関しましては、それぞれ主観によって著しく違うのであります。動議の提案者におかれましては、自由があったと言われますが、提案者におかれましてはその自由が相当束縛せられておったことを認めて、しこうして説明を加えておるのでありまして、その説明の用語をもって直ちに取り消せということの動議に関しましてはまことにわれわれ承服しが……

第22回国会 補助金等の整理等に関する特別委員会 第7号(1955/05/30、27期、日本民主党)

○床次委員 先ほど、松野委員の質問に対し、大蔵大臣から答弁があったのでありますが、その答弁によりますと、六月の暫定予算に見合うべき補助金の一カ月延長の措置を委員会でとられるならば、政府においてそれに基くしかるべき処置を講ずるということであったわけであります。従って、この際当委員会におきましてこの法律の効力を一カ月延長する法律案を起草、提出いたしたいと存じます。  お手元にただいま案文を配付してありまするが、簡単に法律案の趣旨を御説明申し上げたいと思います。  まず朗読いたします。    補助金等の臨時特例等に関する法律の一部を改正する法律案   補助金等の臨時特例等に関する法律(昭和二十九年法……

第22回国会 補助金等の整理等に関する特別委員会 第9号(1955/06/22、27期、日本民主党)

○床次委員 今回政府の提案せられましたところの修正を見ますと、この修正によりまして新しく補助金整理の対象となりましたのは、国立公園法のみになったのであります。今日国立公園の現況を見ておりますと、なかなかその施設が十分でないのでありまするが、今回の政府の改正によっていかなる影響を受けるかということについてお尋ねいたしたいと思います。なお、ちょうど国立公園部長も来ておられますので、公園部長から、観光施設を管理するという立場におきまして、国立公園に関しましていかようなる努力を政府はしておられるか、この点もあわせて御答弁いただきたいと思います。

第23回国会 地方行政委員会 第9号(1955/12/15、27期、自由民主党)

○床次委員 奄美群島復興特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、提出議員を代表しまして、提案の理由並びにその内容の概要を御説明申し上げます。  奄美群島は、一昨年十二月、終戦来八年の熱願が達成され、わが国に復帰してから満二年目を迎えようとしております。この間各位の絶大な御協力により、奄美群島復興特別措置法が制定され、これに基き復興計画が策定され、本群島の復興も逐次進められておりますことは御同慶の至りであります。  しかるに、本群島の中心都市であります名瀬市は、不幸にして去る十月十四日火災に襲われ、約八十戸を焼失し、その罹災の跡もなまなましい本月三日さらに大火に襲われ、罹災戸数千二百五十戸……

第24回国会 内閣委員会 第25号(1956/03/20、27期、自由民主党)

○床次委員 本案の提案理由といたしまして、過去の九カ年の憲法実施の経験にかんがみまして、わが国情に照らし種々検討を要すべき点があるということをいわれておるのであります。いかなる観点から、またいかなる立場に立って検討を加えるかということは、なかなかこれは重大なる影響のあるものであります。今日提案の趣旨として考えられますことにつきまして、たとえば社会党の各位が言っておられるのでありますが、この目的は天皇制の復活にある、あるいは徴兵制度の復活である、海外派兵である、あるいは封建的家族主義の復活である、あるいは基本人権の全面的侵害である、あるいは地方自治制の縮小による官僚的中央集権の再現である、かよう……

第24回国会 内閣委員会 第38号(1956/04/24、27期、自由民主党)

○床次委員 すでに国防会議に対しましていろいろ質疑応答があったのでありますが、なお若干最後に私総理にお伺いしておきたいと思うのであります。  第一に、防衛問題に関しまして、国民の間に次第にその思想が浸透して参ったことは、まことに喜ばしいことと思うのでありますが、しかしながら、この国民の間にわき起って参りましたところの防衛思想に対して大きな障害となっておるというものが、むしろ政府側に原因があるのであります。これは現在の防衛庁におけるところの会計上のいろいろのいわゆる不当事項と申しますか、次々と現われておる問題なんであります。この点に関しましては、すでに大臣からも御答弁がありましたが、いろいろ慎重……

第24回国会 内閣委員会 第42号(1956/05/08、27期、自由民主党)

○床次委員 関連して。気象観測の結果というものが国民生活に非常に影響のあることはただいまお話のあった通りですが、現に脅威を受けつつあるところ、たとえば桜島のごとき現在噴火中でありますが、しかし噴火の被害というものが日常の県民の生活に非常に影響がある。これに対して、ある程度まで抜本的に安心し得られる、あるいは被害がありまする場合、これに対する予報をするということは、これは現に差し迫った問題であります。いろいろ気象台の方にも注文しておりますが、なかなかこれに対して十分な予算がとれないというふうに聞いておる。仕事もうまくできないというようなことも聞いておるのであります。現に感ぜられておる危険に対しま……

第24回国会 内閣委員会 第43号(1956/05/09、27期、自由民主党)

○床次委員 適地適産ということでありますが、これは結局現在の農産物の価格の安定と、どの程度に維持するかということに根本的な関係があると思うのです。適地適産ということは、言葉は簡単でありますが、実際はなかなかむずかしいと思うのですが、これはどういう考え方に立って指導されるのですか、この点について御説明を願いたい。
【次の発言】 これは国際価格と内地産価格とのつり合いによって農家収入というものがきまるのだと思うのですが、今の適地適作という考えでいけば、大体現状の価格というものを前提として、地方々々で適地適作ということを考えて一応計画を立てる。大体価格からいえば、あるいは国際価格にだんだん近づいてく……

第24回国会 内閣委員会 第46号(1956/05/15、27期、自由民主党)

○床次委員 私は海軍の演習場についてお尋ねしたいと思うのです。九州の西方に鳥島の海軍の演習場があるわけでありますが、この海域は非常に魚族豊富でありまして、九州沿岸の漁業者が出漁しておったわけでありますが、これが米海軍の演習場になったわけであります。そのために非常に支障があったので、しばしばその移転を要求しておったことは御承知の通りでありまするが、結局移転が困難だというので済州島付近に転換漁場が設けられまして、そちらに出ていくことになったのでありますが、御承知の通り、李承晩ラインの設定によりまして、この方面の漁場も非常に不自由を感ずるに至っておったわけであります。そのうち李承晩ラインの問題が解決……

第24回国会 内閣委員会 第53号(1956/06/01、27期、自由民主党)

○床次委員 私は沖縄におけるところの米軍の土地使用に関しまして、その損失補償の措置について政府はいかに考えておられるか、もし政府においてその対策がなければ適当な措置をすみやかにとるべきであるという意味におきまして質疑をいたしたいと思うものであります。  昭和二十年八月の終戦から昭和二十七年四月の講和条約発効までの七年の間に、米軍が駐留しておりますのに対して、軍事的目的による強制収用によってこうむったところの沖縄住民の財産上の損害はいまだ補償せられておらないのでありまして、この関係の住民は十四万三千世帯であり、関係人員の数は六十三万余人に上っておるのであります。この影響を受けまして、更生の余力も……

第24回国会 内閣委員会 第62号(1956/11/05、27期、自由民主党)

○床次委員 この機会に数点御質問いたしまして将来の参考にいたしたいと思います。  第一に、今回の砂川の問題につきましては、これはいわゆる土地収用法と同じような特別措置法に関する問題であります。元来公益あるいは国家目的のために個人の権利が制約を受けるという事態はまことに遺憾であります。できるならば土地収用法あるいは特別措置法によるところの土地収用は避けるのが建前で、やむを得ずこれを適用するという場合に対しましては、国家といたしましての十二分な対策を講ずるということが原則であるわけです。今回特別措置法によりまして収用を受ける地主の方にはまことにお気の毒ではありますが、気の毒に考えるだけに国家として……

第25回国会 内閣委員会 第6号(1956/12/06、27期、自由民主党)

○床次委員 沖縄の事態につきましては、たびたびいろいろの決議が出ておりますが、最も今日同情にたえないのは、元有給吏員の恩給に関する問題でありますので、これに対して次の決議案を提案いたしたいと存じます。  まず、朗読いたします。   元沖縄県有給吏員の恩給の支給について、昭和二十三年九月まではその支給の途が開かれていたが、それ以降の分が打切られている。現在沖縄が米国の施政権の下にあるといえども、我国に主権が存在する以上は、これら吏員の恩給の支給について政府は速かに善処せられたい。 右決議する。  かような意味であります。これに関しましては、後刻地元から陳情者が来ておりますから、お聞き取りいただ……

第25回国会 日ソ共同宣言等特別委員会 第5号(1956/11/22、27期、自由民主党)

○床次委員 私はまず総理にお伺いいたしたいのですが、これは、内閣の首班という立場において、あらゆる行政機構を総括しておられますので、特にお尋ねしたいわけであります。今回の日ソ交渉におかれましても、大臣は体験されたと思うのでありますが 重大なる国策の遂行のためには、内外にわたって十分な情報を集収し、さらに国民に対しましても広報宣伝活動を徹底的に行うということが、この国策遂行に寄与するゆえんであると考えておるのであります。しかしながら、今日の日本の政府におかれましては、かかる意味におきましては、十分な機構を整備しておらないというような感じがするのであります。今回の交渉の途中の様子を見ておりましても……

第26回国会 決算委員会 第13号(1957/03/08、27期、自由民主党)

○床次委員 この際各委員を代表いたしまして決議案を提案いたしたいと存じます。御賛成願いたいと思います。  まず決議案を朗読いたします。   日本国有鉄道の固定財産管理運用に関する決議案  日本国有鉄道の固定財産管理運用に関しては、当委員会はさきに鉄道会館問題審議の際、当局に対してこれが是正改善を促したが、なお遺憾な事例が跡を絶たず、特に東京その他大都市内の高架下使用については、転貸、不法使用等に関し粛正を要すべきもの多々あり、よってこの際、当委員会は、かさねて政府並びに日本国有鉄道当局に対し、さらに固定財産の管理運用に万全を期するため  (一) 関係法規を整備し、法規解釈の統一をはかるとともに……

第26回国会 内閣委員会 第10号(1957/02/27、27期、自由民主党)

○床次委員 ただいま保科君も御質問になりましたが、なお関連してお尋ねしたいと思います。  国民の間に自衛の必要、防衛意識というものが次第に浸透してきたことはまことに喜ばしいことだと思っておるのでありますが、ただいまの御質問にもありましたごとく、しからば真に防衛意識が徹底しているかというと、非常に不安定である。この点はどこに原因があるかということを考えますならば、これは一にわが国の防衛の限度と申しますか、防衛の目標をどこに置くかということがはっきりしない。先ほども話がありましたが、すなわち防衛計画というものがないことが、国民に対する防衛意識の徹底の非常に大きな不安定の理由を与えておるのではないか……

第26回国会 内閣委員会 第25号(1957/03/29、27期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長代理 先ほどの受田委員の御発言の中に不穏当と思われます言葉があったかのように承わるのでございますが、かかる場合におきましては、これは委員長の方で取調べの上適当に善処いたします。(「受田委員「不穏当なことはないでしょう。」と呼ぶ。)これは取調べの上善処いたしたいと思います。  それでは有馬輝武君。

第26回国会 内閣委員会 第31号(1957/04/18、27期、自由民主党)

○床次委員 今度の臨時恩給等の調査会設置につきまして、この調査会は恩給とうものの概念を前提として調査するんじゃないか、今後社会の進展に伴いいまして社会保障というものの範疇で考えたらどうかという議論も相当あるのでありますが、この調査会そのものはあくまで恩給という立場において、過去の大問題につきまして、第二条に掲げられました事項について考える、さように考えてよいかと思うのですが、この点について政府の意向を伺いたいと思います。
【次の発言】 それから第六条におきましては、この新調査会は調査審議の結論をおそくも昭和三十二年十一月十五日というふうに限っておるのでありますか、この結果この調査会の答申という……

第26回国会 内閣委員会 第32号(1957/04/19、27期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長代理 本会議の時間ですから簡単にしていただけませんか。
【次の発言】 上程されておる議案御審議いただきたい、かように考えます。
【次の発言】 委員長といたしましては、御審議の順序に従いまして進行しておるわけでありますから、この点は御了承をいただきたいと思います。  本日の審議はこれで終りまして、次会は来たる二十三日午前十時より開会することとし、本日は、これにて散会いたします。    午後零時五十六分散会

第26回国会 内閣委員会 第33号(1957/04/23、27期、自由民主党)

○床次委員 自由民主党並びに社会党委員共同提案の附帯決議案につきまして、まず決議案文を朗読いたしたいと思います。    附帯決議   この法律により設置される臨時恩給等調査会においては、戦没者遺家族並びに傷痍軍人等の処遇の改善を目途として、現行恩給法上存する各種の不均衡不合理に関し速かに、調査審議を遂げ、政府はその答申により昭和三十三年一月一日から実施し、おそくとも昭和三十四年度内に完全実施するよう措置すべきである。   又、政府はこれに伴う戦傷病者戦没者遺族等援護法の改正をなすとともに、昭和三十一年法律第一七七号「旧軍人等の遺族に対する恩給等の特例に関する法律」について本院において付した附帯……

第26回国会 内閣委員会 第34号(1957/04/24、27期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長代理 受田委員。

第26回国会 内閣委員会 第35号(1957/04/25、27期、自由民主党)

○床次委員 今回の改正案の中に政務次官二名を置かれることになっております。その二名の各省におけるところの任務の分担につきましては大臣が定められるようになっておりますが、大体どういうふうな割合によって二名を活用されるお考えでありますか、政府の御見解を承わりたいと思います。
【次の発言】 大体今回二名置かれるのは事務の煩雑であったところを主として選ばれたように思うのでありますか、すなわち局の数の多いものか結果においてはあがっておると思うのであります。従って仕事を縦割りにいたしまして、各局を分担するという形が予想されるのでありますか、大体さように解してよろしゅうございますか。

第26回国会 内閣委員会 第37号(1957/05/07、27期、自由民主党)

○床次委員 先ほどからの応答を聞いておりますと、二月十一日というものが果して建国の日であるかどうかということに対して非常な御議論があるようでありますが、私は建国の日をきめるということ、祝日をきめるということと、日本歴史が正しいかどうかということを決定することとは、別のものであるかと思っておるのであります。何もこの日を国祭日に、建国の日にきめたからといって、日本の歴史上二月十一日が建国の日そのものでなければならないというととはないので、これは別に考えてよいのではないかと思うのでありますが、提案者のお考えを承わりたい。
【次の発言】 国民が建国の日を祝いたいということ、これが祝日を設ける一番もとで……

第26回国会 内閣委員会 第42号(1957/05/16、27期、自由民主党)

○床次委員 南方同胞援護会法案の提案理由について御説明申し上げます。  御承知のように、沖繩及び小笠原諸島は、今次大戦におきまして、最も熾烈なる戦闘が行われ、甚大なる損害をこうむったのでありまして、沖繩につきましては、戦争末期から米軍政下に置かれ、講和条約発効後も引き続き米国の施政権下に置かれており、戦後、相当に復興して参ってはおりますが、いまだ十分ではなく、特に直接に戦争の犠牲となった戦況者遺家族、戦傷病者、その他学生、生徒、児童等には援護を必要とする者が少くない状況であります。また小笠原につきましては、今次戦争末期、軍要員を除く全島民が本土に強制疎開を命ぜられ、終戦後も米国の占領並びに講和……

第26回国会 内閣委員会 第44号(1957/09/02、27期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長代理 次回は明三日午前十時より開会することとし、本日はこれをもって散会いたします。    午後五時五十四分散会

第26回国会 内閣委員会 第46号(1957/10/08、27期、自由民主党)

○床次委員 防衛庁長官にお尋ねいたしたいと思います。過般国防会議におきまして防衛力整備目標が確立せられ、その後岸総理が渡米せられましてアイゼンハワー大統領と共同コミュニケを発表されておるのでありますが、それによりまして米軍は陸上兵力をできるだけすみやかに引き揚げる、なお将来も在日兵力を引き揚げることになりました。従ってわが国の防衛というものは日本の責任によってこれを将来考えなければならないのでありますが、来たるべき予算編成等におきまして、長官はこの日本の防衛力に対しまして、国民負担の立場からこれをできるだけ軽減していこうというお考えであるか、あるいは既定計画によりましてできるだけ防衛力を充実し……

第27回国会 内閣委員会 第6号(1957/11/09、27期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長代理 残余の質疑は後日に譲り、次会は公報をもってお知らせすることにして、本日はこれをもって散会いたします。     午後零時四十八分散会

第27回国会 内閣委員会 第7号(1957/11/11、27期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長代理 ただいまの問題は理事会において相談したいと思います。
【次の発言】 今ほかの質問を続けて……。
【次の発言】 暫時休想いたします。     午前十一時四十四分休憩

第27回国会 内閣委員会 第11号(1957/12/13、27期、自由民主党)

○床次委員 私は自衛隊の演習揚の設置の問題について質問をいたしたいと思うのであります。とかく米軍の演習場あるいは自衛隊の演習場等、基地の設置あるいは演習場の設置に関しましては、地元の反対が多いのでありまするが、往々にして単に防衛のために演習場を置くということこのことだけでもって反対するものも少くないのであります。従って演習場を設置しようという場合におきましては、十分地元の方との連絡協調をはかり、納得を得てこの手続にかかっていただくべきものと考えおるのでありますが、ただいま鹿児島県の日置郡吹上町前面におきまして、飛行機の射撃演習のために海面を使用しよう、新しく演習場を設置しようという動きがあるの……

第28回国会 外務委員会 第1号(1958/02/06、27期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 ただいまより外務委員会を開会いたします。  この際私から一言ごあいさつを申し上げます。  今回はからずも私が当外務委員会の委員長の重責をになうことになりました。私は微力非才でありますが、委員各位の御協力、御援助によりましてこの重責を果したいと考えておる次第であります。何とぞ各位の絶大なる御支援をお願いいたす次第であります。  以上はなはだ簡単でありますがごあいさつにかえる次第であります。
【次の発言】 それでは、この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。理事高岡大輔君より理事を辞任いたしたい旨の申し出がありますので、これを許可するに御異議ございませんか。

第28回国会 外務委員会 第2号(1958/02/12、27期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより再開いたします。  午前の会議に引き続き、国際情勢等に関して調査を進めたいと存じますが、その前に前委員長野田武夫君より発言を求められておりますので、これを許します。野田武夫君。
【次の発言】 それではこれより通告順に質疑を許します。なおお一人二十分ないし三十分程度の割合でもってやっていただきたいと存じます。  まず菊池義郎君。
【次の発言】 次は戸叶里子君。
【次の発言】 次は高岡大輔君。
【次の発言】 松本七郎君。
【次の発言】 次会は公報でお知らせいたすことにいたしまして、本日はこれをもって散会いたします。     午後四時三十二分散会

第28回国会 外務委員会 第3号(1958/02/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  最初に一昨日提案理由の説明を聴取いたしました在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案を議題として質疑を許します。戸叶君。
【次の発言】 本件に関する残余の質疑は次回に譲りたいと思います。
【次の発言】 これより国際情勢等に関して調査を進めますが、大臣の出席がありますまで高岡大輔君から質疑の通告がありますので高岡君の質疑を許します。高岡君。
【次の発言】 次は大臣に対する質疑を許します。並木芳雄君。
【次の発言】 大体時間がきましたから……。
【次の発言】 森島守人君。
【次の発言】 さっきから御質疑が重複しているようでありますから、だ……

第28回国会 外務委員会 第4号(1958/02/17、27期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  最初に、国際情勢に関して質疑の通告があるので、これを許します。並木君。
【次の発言】 それでは在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案を議題として、質疑を許します。松本七郎君。
【次の発言】 ほかに御質疑はありませんか。――質疑がなければ、質疑を終了し、これより討論に入りたいと存じますが、討論の申し出がございませんので、これより直ちに採決いたしたいと存じます。在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案を原案の通り可決いたすに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がございませんので、本案は原案の通り可決いたしました……

第28回国会 外務委員会 第5号(1958/02/21、27期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより開会いたします。  まず理事の補欠選任についてお諮りいたします。理事松本七郎君が去る十九日に委員を辞任され、再び当委員に選任せられました。右に伴い理事が一名欠員となっております。この際理事の補欠選任を行いたいと存じますが、慣例によりまして委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないようでありますから、理事に松本七郎君を指名いたします。
【次の発言】 次に、昨日予備審査のため付託になりました通商に関する日本とインドとの間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。政府側より提案理由の説明を求めます。松本政務次官。

第28回国会 外務委員会 第6号(1958/02/22、27期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の通商に関する条約の締結について承認を求めるの件を議題とし質疑を許しますが、外務大臣の都合によりまして二十分以内に質疑を終っていただきたい。恐縮ですが、一つよろしく御協力をいただきたいと思います。それでは質疑の通告がありますから、松本君。
【次の発言】 大西正道君。
【次の発言】 大西君に申し上げますが、申し合せの時間が来ておりますから……。
【次の発言】 それでは次に通産大臣に対する御質疑を願います。松本七郎君。
【次の発言】 ほかに御質疑ございませんか。――それでは本件に関する質疑は終了いたしました。  続……

第28回国会 外務委員会 第7号(1958/02/27、27期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  日本国とパキスタンとの間の文化協定の締結について承認を求めるの件、日本国とエチオピアとの間の友好条約の締結について承認を求めるの件、政府間海事協議機関条約の締結について承認を求めるの件、通商に関する日本国とインドとの間の協定の締結について承認を求めるの件、以上四件を一括して議題といたし、質疑を許します。通告がありますので、これを許します。山本利壽君。
【次の発言】 松本七郎君。
【次の発言】 それでは国際情勢等に関しまして調査を進めたいと思います。通告がありますので許します。菊池義郎君。
【次の発言】 引き続いて国際情勢に関しまして質問がありますので、……

第28回国会 外務委員会 第8号(1958/02/28、27期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  国際情勢に関して調査を進めます。昨日松本君からアジア善隣協会に関する質疑が出ておったのでありますが、これに対して情文局長からお答え申し上げます。
【次の発言】 並木君。
【次の発言】 大臣が見えましたから、この程度で打ち切ります。
【次の発言】 次に、日本国とパキスタンとの間の文化協定の締結について承認を求めるの件、日本国とエティオピアとの間の友好条件の締結について承認を求めるの件を議題といたします。  両件に対する質疑はありませんでしょうか。――なければ、これより両件に対する討論を行いたいと存じますが、申し出がございませんので、これより採決いたします……

第28回国会 外務委員会 第9号(1958/03/05、27期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  日本国とインドネシア共和国との間の平和条約の締結について承認を求めるの件、日本国とインドネシア共和国との間の賠償協定の締結について承認を求めるの件、旧清算勘定その他の諸勘定の残高に関する請求権の処理に関する日本国政府とインドネシア共和国政府との間の議定書の締結について承認を求めるの件、政府間海事協議機関条約の締結について承認を求めるの件、通商に関する日本国とインドとの間の協定の締結について承認を求めるの件、以上五件を一括して議題となし、質疑を許します。高岡君。
【次の発言】 櫻内君。
【次の発言】 松本七郎君。

第28回国会 外務委員会 第10号(1958/03/07、27期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  昨六日付託されました人身売買及び他人の売春からの搾取の禁止に関する条約の締結について承認を求めるの件、これを議題といたします。政府側より提案理由の説明を求めます。松本政務次官。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終りました。本件に関する質疑は次会に譲ることにいたします。
【次の発言】 これより政府間海事協議機関条約の締結について承認を求めるの件を議題とし、質疑を許しますが、最初に政府より、前回の委員会における発言に対する答弁をいたしたい旨の申し出がありますので、これを許します。条約局長。
【次の発言】 ほかに質疑はありませんか。――質疑がございませ……

第28回国会 外務委員会 第11号(1958/03/11、27期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  日本国とインドネシア共和国との間の平和条約の締結について承認を求めるの件、日本国とインドネシア共和国との間の賠償協定の締結について承認を求めるの件、旧清算勘定その他の諸勘定の残高に関する請求権の処理に関する日本国政府とインドネシア共和国政府との間の議定書の締結について承認を求めるの件、以上三件を一括して議題といたします。  質疑を許します。田中稔男君。
【次の発言】 大西正道君。
【次の発言】 次会は明日午後一時より開会いたすことにいたしまして、本日はこれにて散会いたします。     午後四時五十七分散会

第28回国会 外務委員会 第12号(1958/03/12、27期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  日本国とインドネシア共和国との間の平和条約の締結について承認を求めるの件、日本国とインドネシア共和国との間の賠償協定の締結について承認を求めるの件、旧清算勘定その他の諸勘定の残高に関する請求権の処理に関する日本国政府とインドネシア共和国政府との間の議定書の締結について承認を求めるの件、以上三件を一括して議題といたし、質疑を許します。質疑の通告がありますので、これを許します。  質疑を許します前に、外務大臣から発言を求められております。これを許します。藤山外務大臣。
【次の発言】 松本七郎君。
【次の発言】 松本君に申し上げますが、総理大臣が見えましたか……

第28回国会 外務委員会 第13号(1958/03/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  まず国際情勢に関しまして、議題といたします。質疑の通告があります。戸叶里子君。
【次の発言】 これより日本国とインドネシア共和国との間の平和条約の締結について承認を求めるの件、日本国とインドネシア共和国との間の賠償協定の締結について承認を求めるの件、旧清算勘定その他の諸勘定の残高に関する請求権の処理に関する日本国政府とインドネシア共和国政府との間の議定書の締結について承認を求めるの件、以上三件を一括して議題といたします。質疑を許します。田中君。
【次の発言】 高岡大輔君。
【次の発言】 一般国際情勢に関してこの際質疑を許します。森島君。

第28回国会 外務委員会 第14号(1958/03/18、27期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  本日はまず国連の信託統治に関する件について参考人より意見を聴取することといたします。  本日午前中に御出席下さる予定の参考人は、中央大学教授田村幸策君、愛知大学教授入江啓四郎君、早稲田大学教授一又正雄君、以上三名でございます。  議事に入るに当りまして参考各位に一言ごあいさつを申し上げます。本日は皆様御多忙のところ特に当委員会のために御出店下さいましてまことにありがとうございます。委員長より厚くお礼を申し上げます。  本日の議事の順序について申し上げますと、まず参考人各位からおのおの御意見を開陳していただき、その後に委員から質疑がある予定でありますが、……

第28回国会 外務委員会 第15号(1958/03/19、27期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  国際情勢等に関する件を議題といたします。質疑がありますのでこれを許します。中居英太郎君。
【次の発言】 中居君、申し合せの時間が近づきましたから……。
【次の発言】 須磨彌吉郎君。
【次の発言】 原茂君。
【次の発言】 大臣になるべく……。
【次の発言】 原君、はなはだ恐縮でありますが、大臣は参議院の関係がありますので、十分ばかり中座させていただきまして、その間事務当局の方に御質疑をいただければ幸いだと思うので、差し繰っていただきたいのですが……。
【次の発言】 原君、大臣が見えましたから……。できるだけ簡潔に願えたらけっこうです。

第28回国会 外務委員会 第16号(1958/03/25、27期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  人身売買及び他人の売春からの搾取の禁止に関する条約の締結について承認を求めるの件を議題とし、質疑を許します。戸叶君。
【次の発言】 次に通商に関する日本国とインドとの間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。質疑を許します。松本君。
【次の発言】 ほかに質疑はございませんか。――質疑がなければ、本件に関する質疑はこれにて終了いたしました。  本件につきましては別に討論の通告もございませんので、直ちに採決いたします。通商に関する日本国とインドとの間の協定の締結について承認を求めるの件を承認すべきものと議決するに御異議ありませんか。

第28回国会 外務委員会 第17号(1958/03/28、27期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  千九百五十七年十月三日にオタワで作成された万国郵便条約及び関係諸約定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。政府側より提案理由の説明を求めます。松本政府委員。
【次の発言】 これにて提案理由の説明を終りました。本件に関する質疑は次会に譲ることといたします。
【次の発言】 次に国際情勢等に関する件を議題として、質疑を許します。戸叶君。
【次の発言】 それでは次の議題に移ります。人身売買及び他人の売春からの搾取の禁止に関する条約の締結について承認を求めるの件を議題とし、質疑を許しますが、ほかに質疑ございませんか。――それではこれにて本件に関する質……

第28回国会 外務委員会 第18号(1958/04/02、27期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  本日は国際情勢等に関する件を議題として質疑を許します。菊池義郎君。
【次の発言】 菊池君、予定の時間になりましたから、簡潔に願います。
【次の発言】 次は戸叶君。
【次の発言】 大体時間でありますから……。
【次の発言】 高岡大輔君。
【次の発言】 時間が参りましたから簡潔にお願いいたします。
【次の発言】 岡田君。大臣の時間の関係がありますので、きわめて簡潔にお願いいたします。
【次の発言】 それでは大臣に対しては、時間の関係上これで質疑を打ち切っていただきます。  大西君。
【次の発言】 だいぶ時間も経過しましたから、適当に終っていただきたいと思い……

第28回国会 外務委員会 第19号(1958/04/04、27期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  千九百五十七年十月三日にオタワで作成された万国郵便条約及び関係諸約定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。質疑を許します。松本君。
【次の発言】 それでは次会は公報をもってお知らせすることにいたしまして、本日はこれにて散会いたします。     午後三時四十一分散会

第28回国会 外務委員会 第20号(1958/04/09、27期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  国際情勢等に関する件について質疑を許します。穗積七郎君。
【次の発言】 この際千九百五十七年十月三日にオタワで作成された万国郵便条約及び関係諸約定の締結について承認を求めるの件を議題といたしまして、あわせて質疑を許します。松本君。
【次の発言】 企画庁長官が見えましたから……。
【次の発言】 総理大臣が見えましたから、総理大臣に対する質疑を願います。
【次の発言】 松本君、総理大臣は半までありますし、他に質疑の希望者がありますから、適当にお願いいたします。
【次の発言】 穗積七郎君。
【次の発言】 田中君。時間の関係がありますから簡潔に願います。

第28回国会 外務委員会 第21号(1958/04/23、27期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  国際情勢等について質疑の通告がありますのでこれを許します。穗積七郎君。
【次の発言】 穗積君、簡単に願います。あとに質問者がまだありますから。
【次の発言】 菊池君。
【次の発言】 松本君
【次の発言】 松本君、外務大臣の時間の都合がありますから、簡潔にお願いします。
【次の発言】 次に請願の審査をいたします。  お諮りいたします。本日、日程に掲載いたしました請願、すなわち、原水爆実験禁止等に関する請願、エニウエトク水爆実験中止等に関する請願、宝島に米軍基軸設置反対に関する請願、日韓漁業問題の早期解決に関する請願、世界連邦の実現に関する請願、及び難民及……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 外務委員会 第2号(1958/06/20、28期、自由民主党)

○床次委員 まず新内閣の外交方針と基本的な態度に対しましてただいま御説明がありましたが、これに関連いたしましてお尋ねいたしたいと思います。その前に、まず藤山外務大臣が引き続いて第二次岸内閣に入閣せられ、わが国外交の方針がここに確立せられた方向にあるということに対しましては、まことによろこばしいことと思っております。  われわれは、政府並びに与党といたしまして今回の総選挙におきましては国連中心、同時に自由主義諸国と協調、アジアの一員としての立場を堅持するという三原則によりまして戦って参ったのでありまして、これが国民に圧倒的支持を受けて参ったこと、特にこの三原則を実施いたしますにつきまして自主的外……

第29回国会 外務委員会 第6号(1958/07/04、28期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  委員長が所要のためお見えになりませんので、理事の私が委員長の職務を行います。  まず日本への核兵器持込み禁止並びに核非武装に関する決議案を議題とし、提出者よりその趣旨説明を求めます。戸叶里子君。

第29回国会 外務委員会 第9号(1958/07/28、28期、自由民主党)

○床次委員 おそくなりましたので簡潔に申し上げます。  ただいままで各委員の質疑応答は、中近東におけるところの事態が、いわゆる武力攻撃でないという前提のもとに議論がかわされているように思うのであります。この武力攻撃であったかどうかという問題は、監視団の今後の調査に待たなければ明瞭なことはわからないと思うのでありますが、私ども心配いたしますのは、もしも間接侵略によりまして今後いろいろの事態が起って参りまして、これがAA地方その他において広がるという場合におきましては、やはり世界の平和と安全を確保するための大きな障害が出ると思うのであります。これに対する必要な考え方を持っておらなければならないと思……

第29回国会 外務委員会 第11号(1958/08/30、28期、自由民主党)

○床次委員 過般の緊急総会におきまして、わが国は本来の目的といたしますところの三原則、国連中心主義、また自由主義諸国との協調、またアジアの一員たる立場を堅持すること、この三方針をとって終始一貫されました。いろいろと外部からはよろめきを懸念せられたようでありますが、結果におきましては、この三原則を十分に円満に調和発展させまして、平和に貢献せられたということに対しましては、まことに御同慶にたえないと思うのであります。しかし来たるべき臨時国会におきましても、われわれは、日本の外交のあり方というものを十分に国民にも理解を求めまして、そうして国民の支持と理解のもとに、今後の国連の舞台におきましてわが国民……

第30回国会 外務委員会 第3号(1958/10/08、28期、自由民主党)

○床次委員 私は、安全保障条約の改定の必要を信ずるものでございますが、それに関して数点お尋ねしたいと思います。  第一は、一昨々年重光・ダレス会談の際におきまして、この安全保障条約の改定につきましては、アメリカ側から憲法の改正あるいは海外派兵を要求せられたかに見えるのであります。そのためにこの改定が行い得なかったということを一般に考えておるわけでありまするが、今回かかることなくして安全保障条約の改定に入り得るということ、これはいわゆる日米の新時代に即応したところの両国の協力に基くものであると思うのでありまするが、その内容におきましては、アメリカの日本に対する理解というものが非常に進んだ、なお国……

第30回国会 外務委員会 第10号(1958/10/29、28期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長代理 次は中保与作君。
【次の発言】 私は今日北鮮に帰還したいという集団の希望のありますことを聞いておるのでありますが、この問題に関して伺ってみたいと思います。  金英俊さんからは先ほど大体伺ったのでありますが、あと金三奎さんと中保さんに簡単に向いたいと思います。元来北鮮帰国の問題については、二通りの問題がある、これは大村収容所に収容されておる人の北鮮帰還の問題、それから在日者の帰還の問題と、二通りの問題だと思う。従って私、一括して北鮮帰還の問題が人道問題なんだというようなことはてんで考えておりません。人道問題として考うべきケースもあるけれども、そうでないのもあると思っております。……

第30回国会 外務委員会 第12号(1958/11/01、28期、自由民主党)

○床次委員 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております原子力平和利用の日英、日米協定並びに日米の議定書に承認すべきことに対して、賛成の意を表するものであります。  原子力の平和的利用は、わが国のエネルギー問題の解決にとって不可欠の重要事であるばかりでなく、アイソトープの利用等を通じて、わが国の産業、経済の発展、国民福祉の向上にきわめて貢献するところが多いのは、申すまでもございません。  しかるところ、わが国原子力平和利用は、今やようやく基盤研究の深化と同時に、その基礎の上に実用化への歩を進める段階に至りました。おくれて出発いたしましたわが国といたしましては、この分野における……

第31回国会 外務委員会 第7号(1959/02/27、28期、自由民主党)

○床次委員 ただいまの日米小包条約に関係する問題につきまして、二、三お尋ねをしたいと思うのですが、それは沖縄と内地との郵便の取扱いの問題であるのであります。ここにアメリカとの協定ができるわけでありますが、沖縄に関してはわれわれがかねがね施政権の返還に対して強く要望いたしておりますことは御承知の通りであります。その施政の中におきましても、郵便ということに対しましては、これはきわめて特殊な事柄でありますので、むしろこういうものに関しましては、ある程度まで施政権の返還の最初のものとして取り扱うことがきわめて容易じゃないかと思うのですが、こういうようなことに関しまして今日までどのような交渉が日米間で行……

第31回国会 外務委員会 第9号(1959/03/04、28期、自由民主党)

○床次委員 今回外務省に設置せられますところの経済協力部の機構に関してお尋ねいたしたいと思います。  経済協力と申しましても、直接通商の振興に寄与するもの以外に、間接に振興に寄与するという意味において相当有益な、また必要な事業であるということについては明らかでありますが、今回外務省の経済協力部において管掌せんとするところの経済協力は、いかなる事項を内容としておるか、まずこの点を伺いたいのであります。
【次の発言】 経済協力の限界というものはなかなかむずかしい問題でありますし、またどんどん発展いたしますことは御承知の通りでありますが、単に財政支出を伴うところのものが経済協力であり、その範囲のみを……

第31回国会 外務委員会 第14号(1959/03/18、28期、自由民主党)

○床次委員 ただいまの戸叶委員の御質問によりまして、本日の日中共同コミュニケに対して外務大臣の御意見も伺ったのでありますが、なおそれに関連して、数点この際明らかにしておいていただきたい、かように存じますので、質疑をいたす次第であります。  まず、この共同宣言に現われました趣旨の中におきまして、日本とアメリカとの安全保障体制に対しまして、これを粉砕することに対しまして意見の一致を見ておりました。私はこの方針は、今日までわが国がとって参りました外交の基本方針に反するものと思うのでありまするが、これに対する御所見を伺いたいと思う次第であります。

第31回国会 外務委員会 第16号(1959/03/25、28期、自由民主党)

○床次委員 目下漁業交渉は交渉中でありますので、私といたしましては日本側の代表が十分にわが方の意見を主張し、その目的を貫徹せられるよう要望するわけでございますが、一言お尋ねしておきたいと思います。  毎年交渉をいたしているのでありますが、ただいまお話がありましたように、本来科学的に漁獲量というものがきまって、これを基礎に毎年円満に進行すべきが条約の建前だと思いますが、実際面におきましてはそういう結果になっておらない。政治的妥結を毎年繰り返しておるのであります。しかもその結果が毎年々々わが方の漁獲高の制限という形、また規制の強化という形になって結末をつけているという状態に対しましては、はなはだ遺……

第31回国会 予算委員会 第4号(1959/02/04、28期、自由民主党)

○床次委員 私は外交問題並びに地方行政、財政の問題を主として質問いたしたいと思います。  まず外交問題より質問いたしたいと思います。第一に安保条約の問題につきまして総理にお尋ねいたしたいと思うのでありますが、政府はこの問題の改定に当りましては、広く国民の意図を聞きながら最終の結論を得たいというように言っておられるのでありますが、われわれ国民といたしまして今日最も聞きたいと思いますることは、第一に内乱条項の削除の問題、第二は沖縄、小笠原の問題であるのであります。  この第一の内乱条項の削除ということは、わが日本が独立しておりまする以上は当然のことと思うのでありますけれども、しかし一または二以上の……

第32回国会 外務委員会 第1号(1959/07/03、28期、自由民主党)

○床次委員 まず日韓問題についてお尋ね申し上げたいと思いますが、先ほど北鮮帰国問題に関しましては政府委員から答弁がありましたので、この際わが国といたしましては既定方針によりましてぜひこれを実現することを一つ強く要望いたして終りたいと思います。  次の問題は李承晩ラインの問題であります。先ほど大西委員と保安庁長官との問答を聞いておりますと、まだ政府におきましては今日におけるところの李ライン外における操業の緊迫性というものに対して十分な認識がないように思われるのであります。今日漁船の拿捕の数字等から見ますると、特に被害が増大したようには見えませんけれども、今日の状態におきましてはかの北鮮送還問題が……

第32回国会 外務委員会 第3号(1959/08/31、28期、自由民主党)

○床次委員 私は、最近の国際情勢の推移並びに日本を取り巻くところの情勢の推移によりまして、安保条約の改定問題が影響を受けるかどうかということにつきまして、政府の所信をただしたいと思うのであります。  私の見るところによれば、先ほどもちょっと同僚からもお話がありましたが、東西両陣営の間において相当冷戦が緩和されつつあるし、また軍縮等の問題も取り上げられつつあるのでありますが、わが国の日米安全保障条約に対する態度というもの、これは国際連合憲章の精神そのものによるいわゆる集団安全保障の体制でありますので、これは国際情勢の推移いかんにかかわらず、やはり今後ともその必要性が継続するのじゃないか、かような……

第32回国会 外務委員会 第5号(1959/10/15、28期、自由民主党)

○床次委員 私はこの際、外務省に十分な検討を願いたいという意味におきまして、質疑を二点申し上げます。沖縄に関係している問題であります。  第一は、沖縄の周辺におけるところの米軍の演習場の問題でありまして、最近枕崎の漁業無線海岸局が傍受したところによりますと、沖縄の周辺に米軍の演習場が十四カ所に拡大されたということを電信では報じているのであります。ところが、今度演習場にされるという海域はカツオ・マグロ漁業の無二の好漁場でありまして、現在水揚げされるところの漁獲の大部分はこの地方に依存しているのであります。またそればかりではなしに、フィリピンまた台湾方面に出漁いたします場合におきましてはここを通る……

第33回国会 外務委員会 第2号(1959/11/05、28期、自由民主党)

○床次委員 今回ベトナム国との賠償協定が調印せられたのでありますが、これにおきましてわが国の戦争賠償が終結するということに取り運ぶことはまことに望ましいのでありますが、しかしながらわが国民といたしまして相当の負担をいたしますことにつきましては、十分なる検討を加えなければならないのでありまして、まずその賠償額が適正な額であるということ、なおその賠償が効果的に行なわれるためには適正なる政府に対して行なわれなければなりませんし、またその費途等におきましてはやはり国民の納得のいけるような費途に使われること並びにこれが両国の親善促進になるということが、国民としての関心であると思うのでありますが、まず問題……

第33回国会 外務委員会 第4号(1959/11/09、28期、自由民主党)

○床次委員 私は前会一般的な質問をいたしたのでありますが、なおその機会に質問の漏れました点について若干補足質問をいたしたいと思います。  第一に、前会、賠償の基礎となりましたところの戦争損害の時期、また額についてお尋ねいたしたのでありますが、これは平和進駐から戦争状態に切りかえられて、その戦争状態に入ってからの損害であるというふうにお答えがあったのでありますが、いかなる時期から戦争状態に入って戦争損害の時期の計算になるか、この点についてもう一度お話をいただきたいと思います。
【次の発言】 今のフランス政府の政権の移動の問題でありますが、これに関しまして他に別の見方もあるように思うのでありますが……

第33回国会 外務委員会 第13号(1959/11/21、28期、自由民主党)

○床次委員 中川参考人に伺いますが、先ほど中川参考人は賠償は適当な統一を待ってやったらどうかということを言われました。損害あること自体は認識しておられるようでありますが、全ベトナムに対する損害というものはどれくらいあるということをお考えになっておるか、伺いたい。
【次の発言】 いや、簡単でいいです。相当損害を受けたことがわかればいいのです。
【次の発言】 それではただいまの全損害というものは三千九百万ドルと比べてはるかに大きいものか、少ないものか、簡単に伺います。
【次の発言】 いや、そんなことは聞いてない。ただいまのところでもって損害額が相当あるという事実だけが明らかになったということだけで……

第33回国会 外務委員会 第16号(1959/11/26、28期、自由民主党)

○床次委員 私は、ただいま議題となっておりまする、日本国とヴィエトナム共和国との間の賠償協定及び借款に関する協定の締結につき承認を求めるの二件に関し、自由民主党を代表し、賛成の意を表するものであります。  ベトナム国政府は、全ベトナムを代表する正統政府として、昭和二十六年九月平和条約に署名し、翌二十七年六月にその批准書を寄託した結果、これにより、わが国は同条約第十四条に基づき、同国に対し賠償義務を負うことになったのであります。この賠償に関する交渉は、幾多の紆余曲折を経てようやく今回の協定が締結せられるに至ったのでありますが、これをもってわが国が関係する賠償問題を全部解決することになったのであり……

第34回国会 外務委員会 第6号(1960/03/31、28期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長代理 これより会議を開きます。  小泉委員長は所用のためおくれて出席されるとのことでありますので、委員長の指定によりまして、小泉委員長がお見えになりますまで私が委員長の職務を行ないます。  財団法人日本海外協会連合会に対する移住者渡航費貸付資金の貸付条件等に関する法律案を議題といたします。  質疑の通告がありますので、この際これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、この際これを許します。戸叶君。
【次の発言】 移住関係で、そういう特別法を作る必要があったかどうかという質問です。

第34回国会 外務委員会 第7号(1960/07/12、28期、自由民主党)

○床次委員 ただいま議題になっております諸案件、条約締結、議定書等につきまして成立、承認をすみやかにしなければならぬ、こう思うのでありますが、しかしそれぞれのものにつきましても緩急の事情があるのではないか、特にすみやかに承認を必要とする緊急な理由が、国際信用の維持その他において、あるいは先方との都合におきましてもぜひ必要とするものがあるのではないかと思うのでありますが、その間の経緯につきまして政府当局の意見がありますならば、一つ御説明いただきたいと思います。

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第10号(1960/03/25、28期、自由民主党)

○床次委員 私は、条約第五条におけるところの「各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、」その「共通の危険に対処するように行動することを宣言する。」、この条約におきまして、特に沖繩が除外せられておるということに対しまして、これは重大な関心を持つべきものと考えておるのであります。特に沖繩に対しましては、われわれは、潜在主権を持っておるのでありまして、その早期復帰を要望いたしておるのでありまするが、他面、沖繩というものは、米韓、米比あるいは米華条約によりまして、その共同防衛の区域になっていることも、一つの大き……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第13号(1960/04/06、28期、自由民主党)

○床次委員 私は前回、いわゆる米軍の施設及び区域におけるところの米軍の権利、権能等に関しまして質疑をいたしておったのであります。なお本日は、若干、引き続いてこれに関連して質疑をいたしたいと思うのであります。  前回の質疑におきまして、いわゆる基地内におきましては、原則としてわが国の法令が適用されるということが明らかになっておるのでありますが、本日お尋ねいたしたいのは、基地内におけるところの警察権に関しまして、わが国はいかようなる立場をとっておるか。わが国の警察権行使の権能に関して、政府の見解を伺いたいのであります。
【次の発言】 次に、基地に隣接しておる地域におけるところの米軍の権利について検……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第14号(1960/04/07、28期、自由民主党)

○床次委員 本日は、まず調達に関して伺いたいと思います。  従来、需品の調達に関しましては、直接契約を原則としておったのに対しまして、今回、間接調達を行ない得ることに改正せられたのでありまするが、今回の改正の結果、いかようなる改善が期待せられるか、政府の答弁を聞きたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御答弁はきわめて抽象的でありまして、いかなる事業がどの程度に移管せられるかということがわからないのでありまするが、この点少し現実に即した答弁をしていただきたいと思うのです。すなわち、直接調達として残るものは、結局、どういうような仕事が直接調達の事業として残るか。なお、今日、直接調達から移管して……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第26号(1960/05/02、28期、自由民主党)

○床次委員 私は、前会、いわゆる行政協定と新協定に関しまして質疑をいたしたのでありますが、なおその際、政府委員の出席がなかったために留保しておりました関係で、郵政省関係の問題について質疑をいたしたいと思うのであります。  まず第一に、現在米軍におきましてはNHKの施設を利用いたしまして海外放送を行なっておるのでありまするが、この事実に関しまして御説明をいただきたいと思うのであります。この問題は、行政協定の第三条二項に関係しておるのでありますが、この改正に関しまして、さらに伺いたいと思うのです。まず、現在の放送の事実そのものについて御説明をいただきたいと思います。

第35回国会 外務委員会 第3号(1960/09/01、28期、自由民主党)

○床次委員 昨日、外務大臣より政府の外交に対する御意見を拝聴いたしたのでありまするが、従来の外交の基本線はくずさない、しかし情勢に応じましてそれぞれ処置したいということを言われておりました。なお基本線といたしましては例の国連中心、また自由主義諸国との協調、さらに近隣諸国との友好親善関係を強化するという趣旨にあったように思うのでありますが、この近隣諸国との親善方針ということ、これはもう国際外交の当然の原則でありまするが、従来日本はアジアの一員としての立場から特別なるアジアに対する関心を持っておりました。この立場というものから導かれるところの政策というものは、当然外相の言われるところの近隣友好親善……


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 外務委員会 第2号(1960/12/15、29期、自由民主党)

○床次委員 私は、池田内閣の外交方針に対しまして、その具体的内容について伺ってみたいと思うのであります。これを特に質問いたしたいと思いましたことは、今回総理大臣の表明せられましたところの所信はきわめて簡略でありまして、これを前国会におけるところの外務大臣の外交方針と比較いたしますると、その弾力性が加わっておりまする点から見まして、とかくわが党の外交政策が那辺にあるかということに対しまして、あるいは疑いを生ずることがあるのではないかという懸念を持って参りました。この際私は、わが党の平和外交というものを十分に周知徹底せしめまして、そうして今後の方針の誤りなきを期したいと思っておるものであります。 ……

第38回国会 外務委員会 第28号(1961/05/31、29期、自由民主党)

○床次委員 私はこの条約の締結につきましては、長年の懸案であったのでありまして、できるだけすみやかにこれが成立することが望ましいと思うのでありまするが、実は先日五月十二日の新聞によりますると、フィリピンのガルシア大統領は、本条約の審議を来年に延期したということがあるのでありまするが、この事実に対していかようなる問題があったか、政府の知るところを知らしてもらいたいと思うのです。なおさような場合におきましては、万一わが方が先にこの条約を批准して、フィリピン側が来年の上院審議において、あるいは承認を拒否する、あるいは一部修正するというようなことが発生いたしました場合には、どういうことになるかという点……

第38回国会 外務委員会 第30号(1961/06/03、29期、自由民主党)

○床次委員 今回の通商航海条約の締結に当たって、われわれ日本側といたしましては非常に重大なものと考えているのでありますが、肝心の相手方におきまして、いまだこの国会においての審議を急がない、むしろ多少延期したいという意向があるかのように聞いているのでありまするが、はたしてさようなことがあるかどうか。政府が提案いたしました以上、この条約のすみやかなる締結ということがわが国に寄与するばかりでなく、日比両国のためにも非常に必要なものである、さような確信のもとに提案されたものと私どもは思うのでありまするが、はたしていかなるお考えを持っておられるか、大臣からこの点を明らかにしていただきたいと思うのでありま……

第39回国会 外務委員会 第3号(1961/10/06、29期、自由民主党)

○床次委員 私はまず北方領土の問題に関しまして、お尋ねいたしたいと思います。さきに、かが国の北方領土に関しましては、フルシチョフ首相がすでに解決済みであるという書簡を寄せました。これに対しまして、池田総理がはっきりとわが国民の意思表示をいたしまして反論を加えたことに対しましては、国民といたしましてわれわれ心から賛意を表するものであるのでありまして、フルシチョフ首相の論拠というものは全く根拠はないと考えておるのであります。従ってわれわれは北方領土なるものはわが国の固有の領土である。だからすみやかに返還すべきものでありますが、むしろ論理的に申しますと、返還と申しますよりも、ソ連に不当に占拠せられま……

第40回国会 外務委員会 第15号(1962/03/23、29期、自由民主党)

○床次委員 私は、本日は、ガリオア及びエロア、並びにタイ特別円の問題に関しまして、時間のありまする限度において御質問を申し上げたいと思うのです。  まずガリオア・エロアの問題について御質問をいたしたいと思うのでありますが、すでにその債務性につきましては数十回にわたりまして議論があったのでありまして、私は、今日までの応答の結果、わが国が債務性を有することにつきましては、すでに明らかになっておると思うのでありますが、今日は、特にアメリカ側におきましてこの資金に対していかなる意見を持っておるかということにつきまして、政府の所見をただしたいと思うのであります。  この点につきましては、すでに外務省が資……

第40回国会 外務委員会 第21号(1962/04/04、29期、自由民主党)

○床次委員 私は、ただいま議題となっておりまする特別円問題の解決に関する日本国とタイとの間の協定のある規定に代わる協定の締結について承認を求めるの件に関し、自由民主党を代表して賛成の意を表するものであります。(拍手)

第40回国会 予算委員会 第3号(1962/01/30、29期、自由民主党)

○床次委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、予算に関しまして若干の質問をいたしたいと思うのでありますが、まず総理大臣にお伺いしたいと思うのです。  私は、総理が施政方針の冒頭におきまして、真の繁栄は、豊かな経済を基礎とし、これを貫くに高い精神、美しい感情、すぐれた能力をもって実現されるといたしまして、真の福祉はわれわれの営々として努力して建設すべきことを述べ、さらに文教の振興、社会保障の前進、民主的秩序の確立、政治と行政の刷新等を掲げられたことにつきましては、心から賛成を表するものであります。しかし、このことは総理の単に国民に対するところの精神訓話であってはいけないのでありまして、総理が本……

第40回国会 予算委員会 第21号(1962/05/07、29期、自由民主党)

○床次委員 予算委員会の運営の改善に関する諸問題につきまして、問題となるべき事項を、われわれといたしまして一応試案として整理したものにつきまして御説明申し上げたいと思います。  第一は、予算の提出時期の問題であります。これは、予算審議全般に関係して参るのでありますので、一応提出時期として考えられる問題でありますが、できるだけ審議を円満にいたしますために、また慎重にするためには、やはり審議期間というものを考慮して提出すべきものなのでありますが、従来の例から見ますと、やはりできるだけすみやかに予算原案を作成しまして、そうしてできればこれが十二月中に完了しておりますと、審議は都合がよかったというふう……

第41回国会 文教委員会 第1号(1962/08/14、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび不肖私が文教委員長に選任されました。国の将来にわたるきわめて重要なる使命を有する本委員会の委員長として、もとより浅学非才の私が、その大任を全うし得るかいなかにつきましては、はなはだ心もとない次第でございまするが、委員会の運営にあたりましては、幸いにしまして練達な委員各位の御支援と御協力を得まして、つつがなくその職責を全ういたしたいと存ずる次第であります。何とぞ皆様の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げる次第であります。簡単ではありますが、ごあいさつといたします。(拍手)

第41回国会 文教委員会 第2号(1962/08/22、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  公立学校施設災害復旧費国庫負担法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 本案の趣旨説明は前国会におきまして聴取いたしておりますので、これを省略し、質疑に入りたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  質疑の通告がありますのでこれを許します。村山喜一君。
【次の発言】 山中吾郎君。
【次の発言】 他に質疑もないようでありますから、本案に対する質疑はこれにて終了いたしました。
【次の発言】 引き続き討論に入るのでありますが、討論の通告もありませんので、直ちに採決いたします。  本案を原案の……

第41回国会 文教委員会 第3号(1962/08/24、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  学校教育に関する件等について調査を進めます。  質疑の通告がありますので順次これを許します。三木喜夫君。
【次の発言】 先ほどの三木委員の御要望につきましては委員長において善処いたしたいと思います。
【次の発言】 振興局普及部長です。
【次の発言】 暫時休憩いたします。    午後一時一分休憩

第41回国会 文教委員会 第4号(1962/08/29、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 本案の趣旨説明は前国会において聴取いたしておりますので、これを省略し、直ちに質疑に入りたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  質疑の通告がありますのでこれを許します。八木徹雄君。
【次の発言】 この際、小委員会設置の件についてお諮りいたします。理事各位と協議の結果、小委員八名よりなる文化財保護に関する小委員会を設置いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。

第41回国会 文教委員会 第5号(1962/08/31、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  請願の審査に入ります。  本日の請願日程第一、高等学校教職員待遇改善のための校種別給与体系確立に関する請願より日程第二九二、学生の自治活動の自由に関する請願を一括して審査いたします。  各請願の趣旨は、すでに請願文書表により御承知のことと思いますので、委員会における紹介議員の説明並びに政府の所見聴取等を省略し、理事会の協議に従い、直ちにその採否を決したいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  それでは本日の請願日程中、第二、第五ないし第二八九の各請願は、いずれも採択の上内閣に送付すべきものと決する……

第41回国会 文教委員会 第6号(1962/10/10、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  この際、理事辞任及び補欠選任の件についてお諮りいたします。  理事米田吉盛君より理事を辞任いたしたい旨の申し出がございますので、これを許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  なお、ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例によりまして委員長より指名いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は長谷川峻君を理事に指名いたします。  本日は、これにて散会いたします。    午前十時三十三分散会

第41回国会 文教委員会 第7号(1962/11/10、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  本日の委員会に対しまして、大臣の出席要求に関し、委員長より一言御了承を得たいと存じます。本日は遺憾ながら大臣の御出席がありませんが、今後はかかることがないように文部当局に対しまして特に私よりも強く申し入れいたしておきたいと存じます。文部当局におきましても十分御注意を要望しておく次第であります。  次に、学校教育に関する件等について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、この際これを許します。山中吾郎君。
【次の発言】 山中君に申し上げますが、今委員長から厳重にその点を文部省の方に注意したのでありますが、ちょうどあなたが席を立たれてお聞きにならなか……

第42回国会 文教委員会 第1号(1962/12/12、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  この際、国政調査承認要求の件についてお諮りいたします。  衆議院規則第九十四条の規定によりまして、本委員会といたしましては、本会期中、学校教育、社会教育、体育、学術研究及び宗教、国際文化交流並びに文化財保護に関する各事項につきまして、議長に対し国政調査承認の要求をいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  なお、承認要求書の提出等、その手続につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう取り計らいます。  しばらくそのままで……

第42回国会 文教委員会 第2号(1962/12/22、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  先刻日本社会党及び日本共産党の委員にそれぞれ出席の要求をいたしましたが、御出席がありませんので、本委員会を開会いたしたいと存じます。
【次の発言】 請願の審査に入ります。  本日の請願日程第一、学校給食用物資の全額国庫負担等に関する請願より日程第二三八、高校学校全員入学等に関する請願を一括して審査いたします。  各請願の趣旨はすでに請願文書表により御承知のことと思いますので、委員会における紹介議員の説明並びに政府の所見聴取等を省略し、理事会の協議に従い、直ちにその採否を決したいと存じますが、これに御異議ありませんか。

第43回国会 文教委員会 第1号(1963/02/06、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  この際国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  衆議院規則第九十四条の規定によりまして、本委員会といたしましては、本会期中、学校教育に関する件、社会教育に関する件、体育に関する件、学術研究及び宗教に関する件、国際文化交流に関する件、文化財保護に関する件の各件につきまして、議長に対し国政調査承認の要求をいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  なお、承認要求書の提出とその手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、これに御異議ありませんか。

第43回国会 文教委員会 第2号(1963/02/08、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  私立学校振興会法の一部を改正する法律案を議題とし、政府より提案理由の説明を聴取いたします。荒木文部大臣。
【次の発言】 次に、村山喜一君外八名提出、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、提出者より提案理由の説明を聴取いたします。村山喜一君。
【次の発言】 右両案に対する質疑は後日に護ることといたします。
【次の発言】 文教行政に関し調査を進めます。質疑の通告がありますので、これを許します。山中吾郎君
【次の発言】 山中君に申し上げますが、委員の方々に連絡いたしておりますが、漸次お見えになるように伺……

第43回国会 文教委員会 第3号(1963/02/13、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  日本学校給食会法の一部を改正する法律案及び国立学校設置法の一部を改正する法律案、右両案を一括議題とし、政府より提案理由の説明を聴取いたします。荒木文部大臣。
【次の発言】 両案に対する質疑は、後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、文教行政に関し調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。村山喜一君。
【次の発言】 山中委員から関連質問の申し出があります。これを許します。山中君。
【次の発言】 小林信一君。
【次の発言】 小林さん、大臣はもういいですか。
【次の発言】 次会は来たる十五日金曜日に開会することとし、本日はこ……

第43回国会 文教委員会 第4号(1963/02/22、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  この際、小委員会設置に関する件についてお諮りいたします。  理事各位と御協議の結果、小委員九名よりなる文化財保護に関する小委員会を設置いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  なお、小委員及び小委員長の選任につきましては、先例によりまして委員長より指名いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、小委員に    上村千一郎君  坂田 道太君    田川 誠一君  中村庸一郎君    濱野 清吾君  小林 信一君    高津 正道君  三木 喜夫君   ……

第43回国会 文教委員会 第5号(1963/02/25、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  学校教育に関する件について調査を進めます。質疑の通告がありますので順次これを許します。太田一夫君。
【次の発言】 おります。
【次の発言】 村山喜一君。
【次の発言】 山口鶴男君。
【次の発言】 次会は明後二十七日、水曜日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後一時二十四分散会

第43回国会 文教委員会 第6号(1963/02/27、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  国立大学総長の任免、給与等の特例に関する法律案を議題とし、政府より提案理由の説明を聴取いたします。田中文部政務次官。
【次の発言】 次に、公立高等学校の設置、適正配置及び教職員定数の標準等に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、提出者より提案理由の説明を聴取いたします。村山喜一君。
【次の発言】 右両案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 日本学校給食会法の一部を改正する法律案、私立学校振興会法の一部を改正する法律案及び国立学校設置法の一部を改正する法律案、以上各案を一括議題といたします。  質疑の通告がありますので、これを許……

第43回国会 文教委員会 第7号(1963/03/01、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  国立学校設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の通告がありますので、これを許します。村山喜一君。
【次の発言】 関連質問がありますからこれを許します。山中吾郎君。
【次の発言】 次に、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の通告がありますので、これを許します。竹下登君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は来たる六日水曜日開会することとして、これにて散会いたします。    午後一時五十一分散会

第43回国会 文教委員会 第8号(1963/03/06、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  国立学校設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑通告がありますので、これを許します。山中吾郎君。
【次の発言】 小林信一君。
【次の発言】 他に質疑もないようでありますから、本案に対する質疑はこれにて終了いたしました。
【次の発言】 引き続き討論に入るのでありまするが、別段討論の通告もありまませんので、直ちに採決いたします。  本案を原案の通り可決するに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、本案は原案の通り可決いたしました。  ただいまの議決に伴う委員会報告書の作成等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じま……

第43回国会 文教委員会 第9号(1963/03/08、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  文教行政に関する件について、調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。高津正道君。
【次の発言】 引き続き三木喜夫君に質問を許します。
【次の発言】 三木君に申し上げますが、本日は、まだ他に質問の予定者もありますので、議事の進行に御協力を一つお願いしたいと思います。
【次の発言】 私立学校振興会法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の通告がありますので、これを許します。村山喜一君
【次の発言】 次会は十三日水曜日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後一時三十三分散会

第43回国会 文教委員会 第10号(1963/03/13、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律案を議題とし、政府より提案理由の説明を求めます。田中文部政務次官。
【次の発言】 次に補足説明を聴取することといたします。福田初等中等教育局長。
【次の発言】 本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、学校教育に関する件等について調査を進めます。質疑の通告がありますのでこれを許します。肥田次郎君。
【次の発言】 時間が参りましたので、一つ簡潔に終わっていただきたいと思います。
【次の発言】 次に山口鶴男君。
【次の発言】 私立学校振興会法の一部を改正する法律案を議題といたします。……

第43回国会 文教委員会 第11号(1963/03/15、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  この際、小委員会設置に関する件についてお諮りいたします。  理事各位と協議の結果、小委員九名よりなる私立学校に関する小委員会を設置いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  なお、小委員及び小委員長の選任につきましては、先例によりまして委員長より指名いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  なお、小委員並びに小委員長は追って公報をもってお知らせすることにいたします。  次に、委員の異動等に伴う小委員の補欠選任並びに参考人より意見……

第43回国会 文教委員会 第12号(1963/03/20、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  日本学校給食会法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。野原覺君。
【次の発言】 午後は一時半より再開することとし、この際暫時休憩いたします。    午後零時二十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。村山喜一君。
【次の発言】 三木喜夫君。
【次の発言】 小林信一君。
【次の発言】 他に質疑もないようでありますので、本案に対する質疑はこれにて終了いたしました。
【次の発言】 引き続き討論に入るのでありますが、別段討論の通告もありませんので、直ちに採決いたしま……

第43回国会 文教委員会 第13号(1963/05/08、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  学校教育に関する件等について調査を進めます。  質疑の通告がありますのでこれを許します。村山喜一君。
【次の発言】 次に義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律案を議題といたします。  質疑の通告がありますので、これを許します。三木喜夫君。
【次の発言】 この際村山喜一君より発言を求められておりますので、これを許します。村山喜一君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は来たる十日金曜日開会することとし、これにて散会いたします。    午後零時四十五分散会

第43回国会 文教委員会 第14号(1963/05/10、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律案を議題といたします。  質疑の通告がありますので、これを許します。村山喜一君。
【次の発言】 次に、学校教育に関する件等について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。山中吾郎君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は来たる十五日水曜日開会することとし、これにて散会いたします。    午後零時二十一分散会

第43回国会 文教委員会 第15号(1963/05/15、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律案を議題といたします。  質疑の通告がありますので、これを許します。三木喜夫君。
【次の発言】 午前の会議はこの程度にとどめ、午後一時より再開することとし、これにて休憩いたします。    午後零時十三分休憩

第43回国会 文教委員会 第16号(1963/05/22、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  過日の委員会において私立学校に関する小委員会を設置いたしましたが、小委員長及び小委員の選任につきましては委員長の指名に御一任を願ってありましたので、理事会の決定によりまして私より小委員に    上村千一郎君  小澤佐重喜君    竹下  登君  長谷川 峻君    八木 徹雄君  小林 信一君    松前 垂義君  村山 喜一君    山中 吾郎君 以上九名の方々を指名いたします。  なお、小委員長に長谷川峻君を指名いたします。
【次の発言】 次に、義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律案を議題といたします。  質疑の通告がありますので、これ……

第43回国会 文教委員会 第17号(1963/05/24、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  学校教育に関する件等について調査を進めます。  質疑の通告があります。これを許します。野原覺君。
【次の発言】 野原君に申し上げますが、大臣は十二時十五分までで退席いたしますので、適当に結論をお願いいたします。
【次の発言】 関連質問の要求があります。山中吾郎君。
【次の発言】 三木喜夫君。
【次の発言】 本会議散会後再開することとし、これにて休憩いたします。    午後零時五十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、参考人出頭要求の件についておはかりいたします。  すなわち、ただいま本委員会において審査中の義務教育諸学校の……

第43回国会 文教委員会 第18号(1963/05/29、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  学校教育に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。小林信一君。
【次の発言】 次に義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律案を議題にいたします。  質疑の通告がありますのでこれを許しますが、なお前回の湯山委員の質疑に対してこの際文部大臣から発言を求められておりますからこれを許します。荒木文部大臣。
【次の発言】 質疑の通告がありますからこれを許します。湯山男君。
【次の発言】 質疑の通告があります。三木喜夫君。
【次の発言】 午前の会議はこの程度にとどめることにして、午後二時半より開会いたします。  午後零……

第43回国会 文教委員会 第19号(1963/05/31、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  この際御報告いたします。過日の委員会において委員長に一任になっておりました義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律案の参考人の人選につきまして、次のとおり決定いたしましたのでお知らせいたします。その氏名を申し上げます。大阪書籍株式会社取締役社長前田隆一君、株式会社三重県教科書特約供給所取締役社長別所信一君、名古屋市教育委員会事務局教務部長辻晃一君、静岡県教育委員会教育長鈴木健一君、日本出版労働組合協議会副委員長豊田匡介君、東京教育大学教授安藤尭雄君、渋谷区立大向小学校校長近藤修博君、練馬区立開進第一中学校教諭本多公栄君、元教科書編著者徳武敏夫君……

第43回国会 文教委員会 第20号(1963/06/03、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律案を議題といたします。  これより本案について参考人の方々より意見を聴取することといたします。ただいま出席の参考人は、大阪書籍株式会社取締役社長前田隆一君、株式会社三重県教科書特約供給所取締役社長別所信一君、名古屋市教育委員会事務局教務部長辻晃一君、静岡県教育委員会教育長鈴木健一君、日本出版労働組合協議会副委員長豊田匡介君、東京教育大学教授安藤堯雄君、渋谷区立大向小学校校長近藤修博君、練馬区立開進第一中学校教諭本多公栄君、元教科書編著君徳武敏夫君、以上の方々であります。  この際、参考人各位に一言ごあいさ……

第43回国会 文教委員会 第21号(1963/06/05、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律案を議題といたします。質疑の通告がありますのでこれを許します。村山喜一君。
【次の発言】 この点はひとつの政府委員におきましても御検討いただきまして、明瞭な御答弁をお願いします。私どもは理解しておるつもりですが……。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は来たる七日金曜日開会することとし、これにて散会いたします。    午後五時三十五分散会

第43回国会 文教委員会 第22号(1963/06/07、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律案を議題といたします。  質疑の通告がありますので、これを許します。谷口善太郎君。
【次の発言】 谷口君に申し上げますが、時間のこともありますので、簡潔に願います。
【次の発言】 次に、小林信一君に質問を許しますけれども、その前に、前回の委員会における村山委員からの御質疑に対しまして、政府委員から答弁があります。
【次の発言】 小林信一若い
【次の発言】 本会議会後再開いたすことといたしまして、これにて午前中の審議は休憩いたします。    午後一時二十七分休憩

第43回国会 文教委員会 第23号(1963/06/10、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律案を議題といたします。  質疑の通告がありますのでこれを許します。山中吾郎君。
【次の発言】 山中委員からいま御注文がありましたが、委員の御発言に対しましては、その趣旨を十分尊重いたしたいと思いますが、ただ理事会のほうにおきましても、全体の進行について御考慮になっておるようですから、その趣旨において御協力をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 山中君に申し上げますが、できるだけ御意見にわたらずに御質問を願っていただきたいのですが――それでは関連質問の要求がございますから、関連質問を許します。村山喜一……

第43回国会 文教委員会 第24号(1963/06/12、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律及び市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律案を議題とし、政府より提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 荒木文部大臣。
【次の発言】 本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、国立大学総長の任免、給与等の特例に関する法律案を議題といたします。  質疑の通告がありますので、これを許します。長谷川峻君。
【次の発言】 午前の会議はこの程度とし、午後一時三十分再開することとし、これにて休憩いたします。    午後零時二十九分休憩

第43回国会 文教委員会 第25号(1963/06/14、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  国立大学総長の任免、給与等の特例に関する法律案を議題といたします。  質疑の通告がありますので、これを許します。山中吾郎君。
【次の発言】 関連質問の申し出がありますから、これを許します。村山喜一君。
【次の発言】 谷口君に申し上げますが、関連性がなければあとにしていただきたいと思います。関連質問の申し出ですから関連した質問をお願いいたします。
【次の発言】 谷口さんに申し上げますが、御質問は山中委員の質疑に直接関連しておるとは思われませんので、あとで谷口委員の質疑はまたお申し込みをいただきまして、関連質問としては適当でないと考えますので、いまの御質問……

第43回国会 文教委員会 第26号(1963/06/24、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  国立大学総長の任免、給与等の特例に関する法律案を議題といたします。  質疑の通告がありますのでこれを許します。村山喜一君。
【次の発言】 出席を督励させます。
【次の発言】 辻原君の関連質問を許します。
【次の発言】 午前の会議はこの程度にとどめ、午後三時開会することとし、これにて休憩いたします。    午後一時二十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  国立大学総長の任免、給与等の特例に関する法律案を議題とし質疑を続行いたします。村山喜一君。
【次の発言】 この際、関連質問の申し出があります。これを許します。三木喜夫君。

第43回国会 文教委員会 第27号(1963/06/26、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  国立大学総長の任免、給与等の特例に関する法律案を議題といたします。  本案は、前会において質疑を終局いたしております。別段討論の通告もありませんので、直ちに採決いたします。  本案を原案のとおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。  三木喜夫君から発言を求められておりますので、これを許します。三木喜夫君。
【次の発言】 ただいまの議決に伴う委員会報告書の作成等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

第43回国会 文教委員会 第28号(1963/07/05、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  この際お知らせいたします。本委員会の委員でありました花村四郎君が、去る七月一日逝去されました。まことに哀悼の念にたえません。ここに哀悼の意を表し、黙祷をささげたいと存じます。御起立を願います。
【次の発言】 それでは黙祷を願います。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席を願います。
【次の発言】 請願の審査に入ります。  本日の請願日程第一、学校図書館法の一部改正に関する請願より日程第五六四、大口市立図書館の整備費国庫補助に関する請願を一括して審査いたします。  各請願の趣旨は、すでは請願文書表により御承知のことと思いますので、本委員会における紹介議……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 災害対策特別委員会 第19号(1964/10/02、30期、自由民主党)

○床次委員 今回の台風災害に対しましては、すでに各被害地の代表から事情の陳述があり、要望事項もあり、また政府におかれましても調査せられたことにつきまして御報告がありましたので、大体は把握しておるのであります。しかし、過去の経験にかんがみまして、十分に万全をはかりたいと考えておるのであります。すでに法規等におきましては一応整備せられておるのでありますが、その運営の実情等から申しますると、なお現地におきましては相当考慮せざるを得ない問題もあるのであります。しかも今回の災害におきましては、過去の長雨災害、また十四号、十六号以来引き続きの災害である、さような意味におきまして特に考慮していただきたいもの……

第47回国会 文教委員会 第3号(1964/12/16、30期、自由民主党)

○床次委員 いま、青少年の犯罪の状態あるいは青少年教育の重大性についてお話を承ったのですが、今日まで青少年問題を論じられる場合におきまして、その取り扱いにおいて、青年と少年と申しますか、少年法から申しますならば、二十歳未満は少年として扱う。児童福祉法でいえば、児童を少年、幼児、乳児と分けておられるというような形でありまして、観念的に申しまして、これを一括して対策を講じておられるように思うのでありますが、最近年齢が低下してきたということ自体におきましては、むしろいわゆる俗にいう、私ども少年と申したいのですが、小学校、中学校等の状態そのものについて、ずいぶん検討すべき問題があるのじゃないか。したが……

第51回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1966/03/16、30期、自由民主党)

○床次委員 ちょっとお尋ねしたいのですが、運輸省の問題でこの間別途審議を行なったわけでありますが、遠距離逓減制、この考え方を今回は若干修正しておりまするが、将来どういう傾向にあるかということについて御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 貨物は、特に生産物、蔬菜その他については、今後だいぶ輸送範囲が伸びてくるんじゃないかというふうに思われるのでありまするが、反面において、かかるものの物価に対する影響というものはなかなか大きいわけです。したがって、むしろ積極的に遠距離逓減を考えなければならぬ状態も、必要な理由もなおあるんじゃないかと思いますが、この点は、従来の傾向からいうと、遠距離逓減の率……

第51回国会 文教委員会 第25号(1966/05/25、30期、自由民主党)

○床次委員 学校警備員小委員会を代表して、私から本小委員会における調査の経過及び結果について御報告申し上げます。  学校警備員小委員会は、学校警備員に関する諸問題を調査するため、去る第四十八回国会及び第四十九回国会において設置され、この間、小委員会を四回、小委員打ち合わせ会を三回開会いたしました。  御参考までにその経過を申し上げますと、まず、政府より、学校警備員制度実施状況等について報告を聴取した後、教職員の宿日直の法的根拠、宿日直者の職務内容、東京都における学校警備員制度の実施状況及び学校警備員の身分、給与、勤務の態様を、次いで、学校警備員制度設置の場合の定員及び要員の確保、必要な財源措置……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 文教委員会 第1号(1967/02/21、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、私が当委員会の委員長に就任いたすことになりました。  本委員会はきわめて重要な使命を有するものでありまして、責任の重大なることを痛感している次第でございます。委員会の運営にあたりましては、委員各位の御支援と御協力を得まして円満なる運営を行ない、その職責を全ういたしたいと存じております。何とぞよろしくお願いいたす次第であります。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。  理事の員数は、その数を八名とし、委員長において指名するに御異議ありませんか。

第55回国会 文教委員会 第2号(1967/03/29、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  文教行政の基本施策に関し、調査を進めます。  文教行政の基本施策に関し、文部大臣より発言を求められておりますので、これを許します。剱木文部大臣。
【次の発言】 この際、文部政務次官より発言を求められておりますので、これを許します。谷川文部政務次官。
【次の発言】 次会は来たる四月四日、火曜日、午後一時より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後三時一分散会

第55回国会 文教委員会 第3号(1967/04/04、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。  この際、前回の文部大臣の発言に関連いたしまして、昭和四十二年度文部省関係予算の詳細につき会計課長より説明を聴取いたします。井内会計課長。
【次の発言】 この際、質疑の通告がありますので、順次これを許します。唐橋東君。
【次の発言】 長谷川正三君。
【次の発言】 次会は、来たる四月十九日、水曜日、午前十時より理事会、午前十時三十分より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後四時二分散会

第55回国会 文教委員会 第4号(1967/04/19、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。斉藤正男君。
【次の発言】 関連して長谷川正三君から発言を求められております。これを許します。
【次の発言】 山田太郎君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後零時五十八分散会

第55回国会 文教委員会 第5号(1967/05/10、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の国立学校設置法及び国立養護教諭養成所設置法の一部を改正する法律案、同じく公立高等学校の設置、適正配置及び教職員定数の標準等に関する法律の一部を改正する法律案、同じく日本学術振興会法案、同じくオリンピック記念青少年総合センター法の一部を改正する法律案を一括して議題とし、順次提案理由の説明を聴取いたします。剱木文部大臣。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。  次に、公立高等学校の設置、適正配置及び教職員定数の標準等に関する法律の一部を改正する法律案について、提案理由の補足説明を聴取いたします。齋藤初等中等教育局長。

第55回国会 文教委員会 第6号(1967/05/12、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。吉田賢一君。
【次の発言】 次に、国立学校設置法及び国立養護教諭養成所設置法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。久保田藤麿君。
【次の発言】 次会は、来たる五月十七日、水曜日、午前十時より理事会、午前十時三十分より委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。    午後五時五分散会

第55回国会 文教委員会 第7号(1967/05/17、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。長谷川正三君。
【次の発言】 国立学校設置法及び国立養護教諭養成所設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。唐橋東君。
【次の発言】 唐橋委員にお答えいたしますが、ただいま委員長に対して、本問題につきまして参考人招致の件についての御意見のように伺ったのですが、これにつきましては理事会にはかって御相談いたしたいと存じます。
【次の発言】 この際、午後一時三十分まで休憩いたします。    午後零時二十五分……

第55回国会 文教委員会 第8号(1967/05/19、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  国立学校設置法及び国立養護教諭養成所設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  この際、おはかりいたします。  本案について、本日、東京家政学院大学学長関口勲君、東京大学文学部助教授今道友信君を参考人としてその意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
【次の発言】 この際、委員会を代表して一言ごあいさつを申し上げます。  参考人の方々には、御多用中のところ御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。目下当委員会におきましては、国立学校設置法及び国立養護教諭養成所設置法……

第55回国会 文教委員会 第9号(1967/05/24、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  国立学校設置法及び国立養護教諭養成所設置法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。山崎始男君。
【次の発言】 川村継義君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたしまして、五時より委員会を再開いたします。    午前十一時二十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。山崎始男君。
【次の発言】 本案についての質疑はこれにて終了いたしました。
【次の発言】 ただいま委員長の手元に、八木徹雄君外三名より、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党の四派共同提案にか……

第55回国会 文教委員会 第10号(1967/05/26、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の札幌オリンピック冬季大会の準備等のために必要な特別措置に関する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。剱木文部大臣。
【次の発言】 次に、長谷川正三君外八名提出の公立高等学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律案を議題とし、提出者の提案理由の説明を聴取いたします。長谷川正三君。
【次の発言】 次に、唐橋東君外八名提出の公立の盲学校、聾学校及び養護学校の幼稚部及び一等部の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律案を議題とし、提出者から提案理由の説明を聴取いたします。唐橋東君。

第55回国会 文教委員会 第11号(1967/05/31、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  学術研究に関する件について調査を進めます。  本日は、脳研究に関する問題について、参考人として東京大学医学部附属脳研究施設施設長、東京大学教授時実利彦君に御出席を願っております。  この際、参考人に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用中のところ、本委員会の調査のためわざわざ御出席くださいまして、まことにありがとうございました。厚くお礼を申し上げます。  なお、参考人の御意見の開陳をお願いいたしまして、そのあと委員の質疑にお答えを願いたいと存じます。  それでは、初めに御意見を承りたいと存じます。時実参考人。

第55回国会 文教委員会 第12号(1967/06/02、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の著作権法の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。剱木文部大臣。
【次の発言】 なお、本案は参議院の修正を経た議案でありますので、その修正の趣旨について説明を求めます。参議院議員楠正俊君。
【次の発言】 以上で修正の趣旨説明を終わりました。
【次の発言】 次に、文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。麻生良方君。
【次の発言】 内閣提出の公立高等学校の設置、適正配置及び教職員定数の標準等に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。  質疑の通……

第55回国会 文教委員会 第13号(1967/06/07、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の公立高等学校の設置、適正配置及び教職員定数の標準等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  本日は、参考人として広島県立大竹高等学校教諭唐川喜久夫君、東京都立石神井ろう学校教諭吉本哲夫君、明治学院東村山高等高校校長佐藤泰生君、以上三名の方々に御出席を願っております。  この際、委員会を代表して一言ごあいさつを申し上げます。  参考人の方々には御多用中のところ御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。何とぞ、本案について忌憚のない御意見をお述べくださるようお願いいたします。  なお、議事の都合上、まず御意見をお一人……

第55回国会 文教委員会 第14号(1967/06/09、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の公立高等学校の設置、適正配置及び教職員定数の標準等に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  この際、初等中等教育局長より発言を求められておりますので、これを許します。齋藤初等中等教育局長。
【次の発言】 次に、質疑の通告がありますので、これを許します。川村継義君。
【次の発言】 ただいまの質問に関連して、唐橋君から関連質問の申し出がありますので、これを許します。時間の関係上、質問は簡潔にお願いします。
【次の発言】 山田太郎君。
【次の発言】 大体お約束して進行してまいったつもりでありまして……。

第55回国会 文教委員会 第15号(1967/06/14、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。大原亨君。
【次の発言】 次の質疑の通告があります。兒玉末男君。
【次の発言】 この際、午後四時まで休憩いたします。    午前十一時五十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  内閣提出、公立高等学校の設置、適正配置及び教職員定数の標準等に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。唐橋東君。
【次の発言】 次に、斉藤正男君。

第55回国会 文教委員会 第16号(1967/06/23、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の日本学術振興会法案を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。西岡武夫君。
【次の発言】 ただいまの西岡君の質疑に関連して、長谷川正三君から発言を求められております。これを許します。
【次の発言】 次に、文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。小林信一君。
【次の発言】 一時三十分には大臣が退席を予定しておりますから、御協力ください。
【次の発言】 きょうはその程度にしていただいて、また適当な時期にしてください。

第55回国会 文教委員会 第17号(1967/06/28、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の日本学術振興会法案を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。長谷川正三君。
【次の発言】 関連質問の要求がありますので、これを許します。川村継義君。
【次の発言】 この際、暫時休憩することとし、午後一時より再開いたします。    午後零時二十三分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  文化財保護に関する件について調査を進めます。  この際、おはかりいたします。  文化財保護に関する件の調査のため、本日、日本道路公団理事藤森謙一君を参考人としてその意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありません……

第55回国会 文教委員会 第18号(1967/06/30、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の日本学術振興会法案を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。長谷川正三君。
【次の発言】 川村継義君。
【次の発言】 この際、おはかりいたします。  本案について参考人から意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  なお、日時、人選及び手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  次回は、来たる七月五日、水曜日、午前十時より理事会、午前十時三十分より委員会を開……

第55回国会 文教委員会 第19号(1967/07/05、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の日本学術振興会法案を議題とし、審査を進めます。  本日は、参考人として東京教育大学教授、日本学術会議会長朝永振一郎君、東京大学教授、日本学術会議副会長江上不二夫君、早稲田大学教授、日本学術会議第二部長野村平爾君、以上三名の方方に御出席を願っております。  この際、委員会を代表して一言ごあいさつを申し上げます。  参考人の方々には、御多用中のところ御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。何とぞ本案について忌憚のない御意見をお述べくださるようお願いいたします。  なお、議事の都合上、まず御意見をお一人約十五分程度で順次お述べをいた……

第55回国会 文教委員会 第20号(1967/07/12、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の日本学術振興会法案を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。鈴木一君。
【次の発言】 斉藤正男君。
【次の発言】 本案についての質疑はこれにて終了いたしました。  次回は、明後十四日、金曜日、午前十時より理事会、午前十時三十分より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後五時四十六分散会

第55回国会 文教委員会 第21号(1967/07/14、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の日本学術振興会法案を議題といたします。  本案についての質疑は前会において終了しております。  これより討論に入ります。  討論の申し出がありますので、これを許します。斉藤正男君。
【次の発言】 有島重武君。
【次の発言】 以上をもって討論は終局いたしました。  これより採決に入ります。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。  ただいま議決いたしました法案に関する委員会報告書の作成等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

第55回国会 文教委員会 第22号(1967/07/19、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  内閣提出のオリンピック記念青少年総合センター法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。小松幹君
【次の発言】 本案についての質疑はこれにて終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。  オリンピック記念青少年総合センター法の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。  ただいま議決いたしました法律案に関する委員会報告書の作成等につきましては、……

第55回国会 文教委員会 第23号(1967/07/20、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、札幌オリンピック冬季大会の準備等のために必要な特別措置に関する法律案を議題とし、審査を進めます。  本案の趣旨説明は、予備審査のため付託された際に聴取いたしております。  この際、おはかりいたします。  札幌オリンピック冬季大会の準備等のために必要な特別措置に関する法律案の審査のため、本日、財団法人札幌オリンピック冬季大会組織委員会事務総長佐藤朝生君、財団法人日本体育協会事務局長塩沢幹君、財団法人スポーツ振興資金財団専務理事近藤直人君を参考人として、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

第55回国会 文教委員会 第24号(1967/07/21、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の学校教育法の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。剱木文部大臣。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。長谷川正三君。
【次の発言】 川崎寛治君。
【次の発言】 山崎始男君。
【次の発言】 有島重武君。
【次の発言】 関連質問を許します。山田太郎君。
【次の発言】 関連質問がありますので、これを許します。川崎寛治君。
【次の発言】 唐橋東君。

第56回国会 文教委員会 第1号(1967/08/11、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  国政調査承認要求に関する件についておはかりいたします。  一、文教行政の基本施策に関する事項  二、学校教育に関する事項  三、社会教育に関する事項  四、体育に関する事項  五、学術研究及び宗教に関する事項  六、国際文化交流に関する事項  七、文化財保護に関する事項 以上各事項について、その実情を調査し、対策を樹立するため、小委員会の設置、関係各方面よりの説明聴取及び資料の要求等の方法により、本会期中に国政に関する調査を行ないたいと存じます。  つきましては、衆議院規則第九十四条により議長の承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。

第56回国会 文教委員会 第2号(1967/09/11、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますのでこれを許します。長谷川正三君。
【次の発言】 唐橋東君。
【次の発言】 この際、午後二時まで休憩いたします。    午後一時十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。斉藤正男君。
【次の発言】 井上泉君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。    午後三時四十五分散会

第56回国会 文教委員会 第3号(1967/10/11、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。山田太郎君。
【次の発言】 もう間もなく見えると思います。
【次の発言】 長谷川正三君。
【次の発言】 小林先生に申し上げますが、あらかじめ理事会でもって相談してある日程に従ってやっておりますので、ただいまの御意見もありますから特に関連質問として許したわけでありますので……。
【次の発言】 いや、理事会でよく相談してありますから、御趣旨はよくおわかりいただきたいと思います。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。    午後一時四十二分散会

第56回国会 文教委員会 第4号(1967/10/23、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。唐橋東君。
【次の発言】 時間は、先ほど大磯に行かれるということでお話しいたしましたけれども、こちらの関口の教会だそうですからその点お含みおき願いまして、十二時十分くらいまではいいそうですから……。
【次の発言】 斉藤正男君。
【次の発言】 引き続き唐橋東君の質問を許します。唐橋君。
【次の発言】 次に、本委員会におきましては今国会の閉会中、文化財保護状況に関する調査及び国立大学の研究施設に関する調査のため、奈良県、大阪府、京都府、愛知県に委員を派遣したの……

第56回国会 文教委員会 第5号(1967/11/10、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。長谷川正三君。
【次の発言】 次は小林信一君。
【次の発言】 吉田賢一君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。    午後一時四分散会

第56回国会 文教委員会 第6号(1967/11/22、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますのでこれを許します。斉藤正男君。
【次の発言】 関連質問の申し出がありますので、これを許します。有島重武君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。    午後零時三十九分散会

第57回国会 文教委員会 第1号(1967/12/13、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  この際、理事の補欠選任の件について、おはかりいたします。  現在理事一名が欠員となっておりますので、その補欠選任を行ないたいと存じます。  先例によりまして、委員長より指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、谷川和穗君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についておはかりいたします。  一、文教行政の基本施策に関する事項  二、学校教育に関する事項  三、社会教育に関する事項  四、体育に関する事項  五、学術研究及び宗教に関する事項  六、国際文化交流に関する事項  七、文化……

第57回国会 文教委員会 第2号(1967/12/22、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  本日の請願日程全部を議題とし、審査に入ります。  本日の請願日程に掲載されております請願は四十五件でございます。  これらの請願につきましては、先刻の理事会において御検討を願いましたので、紹介説明、質疑、政府の所見聴取等は省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、直ちに採決いたします。  本日の請願日程中、第一ないし第一四、第一八ないし第二六、第三〇ないし第三九及び第四五、以上三十四件の各請願は、いずれも採択の上内閣に送付すべきものと決するに御異議ありませんか。

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第1号(1968/03/19、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 ただいま、委員各位の御推挙によりまして、本特別委員会の委員長の重責をになうことになりました。  御承知のとおり、本特別委員会は、昨十八日、沖縄及び北方問題並びにその他の固有領土に関する対策樹立のため設置されたものでありまして、沖縄問題をはじめ北方問題、小笠原問題等、国民諸君の関心の深い問題が山積いたしております。これらの諸問題を解決していくため、対策の樹立が急がれるところであります。当特別委員会に課せられた使命は、まことに重大なものがあると信じております。  私は微力ではございますが、練達なる委員各位の御協力を得まして、委員会の円満なる運営をはかり、十分なる成果をあげ、もって国民……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第2号(1968/03/21、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  去る十九日、本委員会に付託になりました内閣提出の沖繩におけるテレビジョン放送に必要な設備の日本放送協会による設置及び無償貸付けに関する法律案を議題とし、政府から提案理由の説明を聴取いたします。郵政大臣小林武治君。
【次の発言】 これにて本案の提案理由の説明は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、沖繩及び北方問題並びにその他の固有領土に関する件について調査を進めます。総理府所管、沖繩財政援助費等について、政府当局から説明を聴取いたします。山野特別地域連絡局長。

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第3号(1968/03/26、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  沖繩及び北方問題並びにその他の固有領土に関する件について調査を進めます。  まず、総理府所管事項について説明を求めます。八木総務副長官。
【次の発言】 これにて総理府所管の説明は終わりました。  次に、外務省の所管事項について説明を求めます。藏内外務政務次官。
【次の発言】 次に、東郷北米局長。
【次の発言】 あとで理事と相談いたしまして、善処いたしたいと思います。  次に、北原欧亜局長。
【次の発言】 これにて外務省所管の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、沖繩におけるテレビジョン放送に必要な設備の日本放送協会による設置及び無償貸付けに関する法……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第4号(1968/04/02、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告を申し上げます。  本委員会の委員として、沖繩問題等に深い関心を寄せられ、御活躍をいただいておりました伊東隆治君が、去る三月二十八日、東大付属病院において逝去せられました。  ここにつつしんで哀悼の意を表し、心から御冥福をお祈り申し上げます。
【次の発言】 これより沖繩におけるテレビジョン放送に必要な設備の日本放送協会による設置及び無償貸付けに関する法律案を議題とし、審査を進めます。  この際おはかりいたします。  本案審査のため、本日、日本放送協会から参考人として川上行蔵君及び三熊文雄君の出席を求め、意見を聴取することにいたしたいと存じ……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第5号(1968/04/04、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  沖繩及び北方問題並びにその他の固有領土に関する件について調査を進めます。  この際、政府より発言を求められておりますので、これを許します。山野政府委員。
【次の発言】 次に、沖繩におけるテレビジョン放送に必要な設備の日本放送協会による設置及び無償貸付けに関する法律案を議題といたします。  本案については前回すでに質疑を終局いたしておりますので、これより討論に入る順序でありますが、討論の申し出がありませんので、直ちに採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  た……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第6号(1968/04/09、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  沖繩島那覇に駐在する諮問委員会の委員となる日本国政府代表の設置に関する暫定措置法案、及び、沖繩地域における産業の振興開発等のための琉球政府に対する資金の貸付けに関する特別措置法案の両案を議題とし、順次提案理由の説明を聴取いたします。田中総務長官。
【次の発言】 これにて両案の提案理由の説明は終わりました。  資料要求に関する発言の申し出がありますので、これを許します。中谷鉄也君。
【次の発言】 ただいまの中谷君の資料要求につきましては、理事会において協議いたし、善処いたします。  臼井莊一君。

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第7号(1968/04/16、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  沖繩島那覇に駐在する諮問委員会の委員となる日本国政府代表の設置に関する暫定措置法案を議題とし、審査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。大村襄治君。
【次の発言】 中谷鉄也君。
【次の発言】 斎藤実君。
【次の発言】 永末英一君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次回は公報をもってお知らせすることとし、これにて散会いたします。    午後六時二分散会

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第8号(1968/04/18、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  沖縄に対する財政措置その他の援助に関する臨時措置法案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。川崎寛治君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、沖繩島都制に駐在する諮問委員会の委員となる日本国政府代表の設置に関する暫定措置法案を議題とし、前回に引き続き質疑を行ないます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。中谷鉄也君。
【次の発言】 関連質問の要求がありますので、これを許します。山田久就君。
【次の発言】 川崎寛治君。
【次の発言】 これにて総理府総務長官に対する質疑は終了いたします。  次回の委員会は……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第9号(1968/04/19、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  沖繩島那覇に駐在する諮問委員会の委員となる日本国政府代表の設置に関する暫定措置法を案議題とし、前回に引き続き質疑を行ないます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。川崎寛治君。
【次の発言】 これにて質疑は終局にいたしました。
【次の発言】 小渕恵三君外三名より、本案に対する修正案が提出されております。
【次の発言】 提出者から趣旨の説明を求めます。小渕恵三君。
【次の発言】 これにて趣旨説明は終わりました。
【次の発言】 これより原案及び修正案を一括して討論に入ります。  討論の申し出がありますので、これを許します。本名武君。

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第10号(1968/04/22、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  沖繩及び北方問題並びにその他の固有領土に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。臼井莊一君。
【次の発言】 箕輪登君。
【次の発言】 美濃政市君。
【次の発言】 中谷鉄也君。
【次の発言】 外務大臣の時間がわずかでありますが、二十分まで西風勲君。
【次の発言】 西風君、簡潔に願います。
【次の発言】 大臣、時間ですから、どうぞ。  箕輪登君。
【次の発言】 美濃政市君。
【次の発言】 中谷君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。    午後五時三十九分散会

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第11号(1968/04/23、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  沖繩地域における産業の振興開発等のための琉球政府に対する資金の貸付けに関する特別措置法案を議題とし、審査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。大村襄治君。
【次の発言】 箕輪登君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。    午後二時五十八分散会

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第12号(1968/04/25、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  沖繩地域における産業の振興開発等のための琉球政府に対する資金の貸付けに関する特別措置法案を議題とし、前回に引き続き質疑を行ないます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。美濃政市君。
【次の発言】 時間がだいぶ経過しましたから……。
【次の発言】 西風勲君。
【次の発言】 門司亮君。
【次の発言】 斎藤実君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。  次回は明二十六日開会し、理事会の申し合わせどおり本案について議決を行ないますので、さよう御了承を願います。  本日は、これにて散会いたします。    午後七時二十六分散会

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第13号(1968/05/07、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  沖繩地域における産業の振興開発等のための琉球政府に対する資金の貸付けに関する特別措置法案を議題とし、審査を進めます。  本案については、前回質疑を終局いたしておりますので、これより討論に入る順序でありますが、討論の申し出がありませんので、直ちに採決いたします。  沖繩地域における産業の振興開発等のための琉球政府に対する資金の貸付けに関する特別措置法案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
【次の発言】 ただいま議決いたしました本案に対し、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第14号(1968/05/09、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  小笠原諸島の復帰に伴う法令の適用の暫定措置等に関する法律案審査のため、来たる十五日水曜日、参考人の出頭を求め、意見を聴取することにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、参考人の意見聴取は、連合審査会において聴取することとし、参考人の人数及び人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第15号(1968/05/14、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  小笠原諸島の復帰に伴う法令の適用の暫定措置等に関する法律案を議題とし、審査を進めます。  資料の要求に関する発言を求められておりますので、この際、これを許します。斎藤実君。
【次の発言】 前回に引き続き質疑を行ないます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。美濃政市君。
【次の発言】 川崎寛治君。
【次の発言】 中谷鉄也君。
【次の発言】 残余の質疑は再開後行なうこととし、午後三時三十分再開することとし、暫時休憩いたします。    午後一時三十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  中谷鉄也君。

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第16号(1968/05/16、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  小笠原諸島の復帰に伴う法令の適用の暫定措置等に関する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。依田圭五君。
【次の発言】 美濃政市君。
【次の発言】 斎藤実君。
【次の発言】 これにて質疑は終局いたしました。  午後二時再開することとし、この際休憩いたします。   午後零時五十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を附きます。  小笠原諸島の復帰に伴う法令の適用の暫定措置等に関する法律案につきましては、休憩前に質疑を終局いたしておりますので、これより討論に入るのでありますが、討論の申し出がありませんので、直……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第17号(1968/05/21、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  沖繩島、宮古島及び石垣島相互の間における極超短波回線による電気通信に必要な電気通信設備の譲与に関する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。上村君。
【次の発言】 中谷鉄也君。
【次の発言】 森本靖君。
【次の発言】 中谷君。――中谷君に申し上げますが、一点だけ総務長官に御質疑を追加していただきます。
【次の発言】 これにて質疑は終局いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、討論の申し出がありませんので、直ちに採決いたします。  沖縄島、宮古島及び石垣島相互の間における極超短波回線による電……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第18号(1968/05/23、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  沖繩及び北方問題並びにその他の固有領土に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。川崎寛治君。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めて。  川崎君。
【次の発言】 中谷鉄也君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 閉会中審査に関する件についておはかりいたします。  本委員会としては、閉会中もなお審査を行なうため、川崎寛治君外九名提出の沖縄県における公職選挙法の適用の暫定措置に関する法律案、及び、多賀谷真稔君外七名提出の沖縄に対する財政措……

第58回国会 文教委員会 第1号(1968/02/28、31期、自由民主党)

○床次委員 一言ごあいさつを申し上げます。  去る五十五回国会より、私が文教委員長に選任せられまして以来今回辞任に至りますまで、微力ではありましたが、委員各位の絶大なる御支援、御協力の結果、幸いにして円滑な委員会運営に尽くし得ましたことを心から感謝申し上げる次第であります。また、このたび練達たんのうなる高見新委員長を迎えられましたが、どうかひとつ皆さま方にはよろしく御協力をお願い申し上げる次第であります。  なお、私委員長を辞任いたしました後も引き続き各位とともに文教行政の充実発展に努力いたしたいと存じますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。  どうもありがとうございました。(拍手)

第59回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1968/08/02、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙により、前国会に引き続き本特別委員会の委員長の重責をになうことになりました。  御承知のとおり、本特別委員会は、沖繩及び北方問題に関する対策樹立のため設置されたものでありまして、その使命は重大なるものがあることを痛感いたしております。私も、微力ではございますが、委員会の円満なる運営をはかり、国民の期待にこたえるよう一そうの努力をいたす所存でございます。何とぞ委員各位の御支援と御協力をお願い申し上げる次第であります。  簡単ではございますが、就任のごあいさつを申し上げます。(拍手)

第59回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1968/08/09、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  外務大臣に対する質疑の申し出がありますので、これを許します。  なお、御発言は、理事会の協議のとおり、おおむね二十分程度にお願いいたします。本名武君。
【次の発言】 西風勲君。
【次の発言】 先ほどの西風委員の資料要求につきましては、理事会において協議することといたしますから、御了承願います。
【次の発言】 永末英一君。
【次の発言】 渡部一郎君。
【次の発言】 先ほどの理事会の協議により、この際、去る五月二十七日から八日間沖繩に派遣された、沖繩と本土との一体化施策に関する政府調査団の報告を求めます……

第59回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1968/08/10、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  小渕恵三君外三名から、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党の四派共同提案にかかる沖繩住民の国政参加に関する件について決議案が提出されております。  提出者から趣旨の説明を求めます。小渕恵三君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。  小渕恵三君外三名提出の決議案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本決議案は可決されました。  ただいまの決議に対し政府より発言を求められておりますので……

第59回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1968/10/11、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  この際、沖繩における台風十六号による被害の状況について政府から説明を聴取いたします。八木総務副長官。
【次の発言】 局長の補足説明がありますか。――これにて説明は終わりました。
【次の発言】 ただいまの被害状況の報告について質疑がありますので、これを許します。臼井莊一君。
【次の発言】 総務長官は、車が込んでいるようですから、しばらくこのままでお待ちください。
【次の発言】 次に、去る九日行なわれました日米協議委員会について、その報告を聴取いたしたいと存じます。田中総務長官。

第59回国会 災害対策特別委員会 第7号(1968/12/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 局地激甚災害指定等に関しまして御質問がありましたので御説明申し上げたいと思いますが、まず一言新任のごあいさつを申し上げたいと思います。  私、このたび総理府総務長官に就任いたしました床次徳二でございます。よろしくお願いしたいと思います。 (拍手)  わが国は、その自然的、地理的条件から台風その他の災害が多く、政府はこの災害から国土と国民を守ることを重要な施策としており、したがって、私の任務も重大なものと考えております。災害対策につきましては特に深い経験を持っておるわけではございません。今後とも皆さま方の御指導と御鞭撻を賜わりまして、その職務を完遂してまいる所存でありますので、よ……

第60回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1968/12/12、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 一言ごあいさつを申し上げたいと思います。  なお、私、長い間当院の特別委員長といたしまして、委員の皆さま方の御協力によりまして職務を遂行することができました。この点、皆さま方の御厚情のたまものと厚く御礼を申し上げる次第であります。まずお礼を申し上げます。  このたび総理府総務長官に就任いたしましたので、この機会に一言就任のごあいさつを申し上げたいと思います。  私は、従来、政治生活を通じ、沖縄問題解決に特に深い関心と期待を持ち続けてまいり、かつ、微力を尽くしてまいった者の一人であります。就任後間もないただいまでありまして、多くを今後の勉強にまたなければならないところでありますが……

第60回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1968/12/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 私は、このたび総理府総務長官に就任いたしました床次でございます。総理府に設置されております交通対策本部の本部長もつとめておりますので、よろしくお願いいたします。就任に際しまして、この際、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。  御承知のように、わが国の交通事故は依然として増加の趨勢にございます。本年一月から十一月末までの交通事故の状況を見ますと、死者数は約一万二千八百人、負傷者数は約七十三万五千人でありまして、昨年同期に比べ、死者数において三・八%、負傷者数におきまして二四・七%とそれぞれ増加しておりまして、死傷者数を合わせますと、すでに十一月末現在で史上最高であった昨年を上……

第60回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1968/12/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 ただいま御決議の各事項につきましては、政府といたしましては、御趣旨に沿って十分検討し、努力いたしたいと存じます。

第60回国会 内閣委員会 第1号(1968/12/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 このたびの内閣改造によりまして、総理府総務長官を拝命いたしました床次徳二でございます。至って至らぬ者でございますが、委員各位の御協力によりまして、その任を果たしたいと思います。特に委員長をはじめ各委員の方々に今後ともよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいま議題となりました一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  本年八月十六日、一般職の国家公務員の給与について、俸給表を全面的に改定し、通勤手当等を改定することを内容とする人事院勧告が行なわれたでありますが、政府といたしましてその内容を……

第60回国会 内閣委員会 第2号(1968/12/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 本日ただいまのところ、政府のほうにおきましては、ただいまお読みになりましたような考え方を持っております。
【次の発言】 昨日以来関係委員会あるいは党のほうにおきまして折衝のあったことは新聞等で拝見しておりますが、その具体的内容等におきましてはまだ詳細に存じておりません。したがって、ただいま御返事申し上げる余地はないのでありますが、ただ給与そのものにつきましては、給与担当大臣といたしまして、人事院の勧告を完全実施したいという考え方におきましては、その基本方針においては変わっていない。担当大臣としてもさようなことを考えておりますし、関係閣僚におきましても、この基本方針をもって将来こ……

第60回国会 内閣委員会 第3号(1968/12/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 来年度以降の処置につきましてはまだ十分に検討を尽くしておりません。今後、予算審議と相まって具体的な方針をきめてまいりたいと思う次第であります。
【次の発言】 ただいまのお話でありまするが、過般の関係閣僚会議の決定いたしました方針にいたしましても、今後の公務員の給与の取り扱いについては人事院勧告を尊重し、その完全実施に努力するという基本方針を再確認したというわけであります。  なお、いかにして完全実施をするかというやり方等につきましては、いまの勧告方法その他にも関連いたしまして検討中でありまして、まだ具体的の結論は得ていないのでありまして、これはやはり予算の決定をいたしますまでの……

第60回国会 予算委員会 第1号(1968/12/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 ただいま横山さんから交通遺児対策についてお尋ねがありました。なお、その間の事情につきましてるる御説明がありましたが、まことにそのとおりでありまして、交通遺児の対策に対しましては、現在いろいろ民間等においても行なわれておりまするが、今後この事業を一そう拡充いたしまして、御期待に沿うように努力いたしたいと思う次第であります。なお、今日まで各方面からいろいろと御協力にあずかりました点につきましても、この機会にお礼を申し上げておきます。

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1969/02/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 私は、この際、沖繩問題及び北方問題について所信の一端を述べさせていただきたいと存じます。  まず、沖繩の施政権返還問題についてでありますが、佐藤総理大臣は、本国会冒頭の施政方針演説におきまして、「早期返還を願う国民世論を背景として、今年こそその実現に向かって大きく前進をはからねばならないとかたく決心しております。私は、今年後半の適当な時期に訪米し、ニクソン大統領と率直に話し合って、日米両国政府及び国民の相互理解と友好協力のもと、祖国復帰の時期を取りきめたいと思います。」とその決意を述べられたのであります。  私は、今秋の日米首脳会談を成功に導くため、総務長官として万全の準備と努……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1969/02/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 沖繩に対する本土の援助計画の内容の決定方法でありまするが、従来はとかく日米間の話し合いが中心になりがちであったと思います。しかし、将来の一体化推進のためを考えまして、なお特に明年度は一体化推進の初年度でありまするために、その項目の個別選択、どういう費目を選ぶかということにつきましては、地元の琉球政府の要請というものを基礎といたしました。なお、その根拠になりますものは、日米一体化の調査団の調査項目あるいは諮問委員会等の答申、勧告等を尊重いたしました。そうして地元の要望をいれながら、作成いたしたのであります。  すなわち、第一段といたしまして教育、第二段に社会福祉、それから産業基盤……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1969/03/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 おもな犯罪事件等については、この前資料をお示ししておると思いまするが、その措置につきましては、憲兵隊に引き継いだというところまでわかっておりまして、その後判決のわかりましたものもありますし、わからないものもあるようであります。詳細は政府委員からお答え申し上げます。
【次の発言】 ただいまお答えいたしましたのは、私の持っております資料には判決の関係がないものでありますから、引き継いだというところまで申し上げたのでありまするが、個々のケースにつきましてこちらでわかっておる判決に対しましては、現地においてわかり得るものであります。ただ、ここに全部持っておるかどうかにつきましては、政府……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1969/03/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 ただいま議題となりました北方領土問題対策協会法案につきまして、提案理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  歯舞群島、色丹島、国後島及び択捉島など北方領土は、わが国固有の領土であるにもかかわらず、第二次大戦終結後ソビエト社会主義共和国連邦に占領されて以来今日まで二十有余年の間、同国の占領下にあり、わが国が現実に施政権を行使し得ない状況にあります。このため、これらの地域の元居住者は、終戦に伴い全員引き揚げを余儀なくされ、墓参という限られた機会以外には、今日に至るまで帰島することはもちろんのこと、その周辺の漁場において漁業を営むことさえもできないという困難な状況に置かれている……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1969/04/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 ただいま議題となりました沖繩における免許試験及び免許資格の特例に関する暫定措置法案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。  政府は、沖繩の本土復帰の日に備えて、本土と沖繩の一体化をはかり、沖繩住民の経済的、社会的福祉を増進するための各般の施策を講じてきたのでありますが、今回、これら施策の一環として、沖繩と本土との各種免許資格の一体化につき成案を得ましたので、ここに法律案を提出することとした次第であります。  この法律案による免許資格の一体化措置の趣旨とするところは、沖繩が復帰するまでの暫定措置として、本邦の免許資格にかかる試験を沖繩で行ない、また沖繩の免許資格……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第10号(1969/04/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 北方水域における拿捕問題に対しましては、事件のございますごとに、政府におきましてはソ連に対しまして折衝をいたしておるわけであります。  なお、現状といたしまして、四十四年二月一日現在でありまするが、拿捕件数千二百七十五隻、人員にいたしまして一万七百六十三人、そのうち、帰還いたしましたものが七百九十八隻、人員が一万六百八十二名、事故及び死亡が十九隻、二十名です。未帰還が四百五十八隻、人数にいたしまして六十一名です。
【次の発言】 特にこの規定がありますのは、この団体は貸し付け業務をいたしておるわけであります。今日、北方協会が有しております十億円の国債というものの利子を運用いたしま……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第11号(1969/04/17、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 先般沖繩に参りまして交渉してまいりましたところの一体化の大綱につきましては、各省の調整というものがまだ十分でございませんので、終わり次第、その大綱につきまして委員会のほうへ御報告するようにいたしたいと思っております。  なお、現在沖繩の各方面にわたって調査をいたしておるものにつきましては、取りまとめまして、大要につきましては御報告ができるかと思います。詳細につきましては、局長からこの点御説明申し上げたいと思います。
【次の発言】 沖繩に参りまして話し合うものは今後の対策でありますので、あらかじめ民政府のほうとも連絡をとりまして進めていきたいものがあるために、今後こういう方針でや……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第12号(1969/04/22、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、御趣旨に沿うよう善処したいと存じます。
【次の発言】 今回の免許資格等の問題につきましては、将来、本土と一体化、本土に復帰いたしましたときに、全くその復帰がスムーズにできますることを前提といたしまして考慮いたしたものでございます。すなわち、同一法制のもとに沖繩自体が生活できることはもちろんでありますが、なお、沖繩におきまして資格をとりました者が、本土に参りましても自由に活動できるという点があります。なお、本土の資格をとりました者も沖繩へ行って活動できる。全くその点は、他の府県と同じように取り扱いができるということにその目標がある次第であります。

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第13号(1969/04/24、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 今日の資格の関係におきまして一番問題となりましたのは、弁護士とお医者さんだと思うのです。しかし、数が多いかどうかは、これは地方のそれぞれの特色がありまして、特に沖繩のごとく離れておりますところにおきましては、しかも裁判所が数階級ありますところにおきましては、相当の数があることは別にふしぎではないのでありまして、なお、これらの方々が過去において非常な苦労をされておりました、その功績に対しましては、十分私どもも評価をいたしておる次第であります。ただ、これを本土の弁護士と全部一体になし得るかということにつきましては、他の資格その他の一体化の際におきましても検討いたしたのでありますが、……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第14号(1969/05/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 ただいまのお話は、先般来起きております病院におけるところの従事者のストの問題――ストの問題というより人の解雇に対して抗議しておる問題、なおこの問題につきましては下請等の関係もあり、いろいろ非常に複雑な事情もあるので、これは直接関係者から答弁申し上げます。
【次の発言】 労働問題に関しましてはわれわれといたしましても関心は持っておりますが、しかし、これは直接地元の問題でありますので、情報として労働問題の各種のあり方につきましては絶えず報告を受けております。さような大局的な立場に立って将来の一体化等も考えておりまして、たとえば軍雇用に対するところの直接雇用、間接雇用等の問題は、私ど……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第16号(1969/06/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 ただいまのお話は、さような話が日米間の事務当局において話題になったということは承っておりまするが、しかし、突然のことでもあります。しかも施政権者が施政権を行使しておる際におけるところのいろいろの財産に対する支出等でございます。私は、たてまえといたしまして、それが返還のときに返さなければならぬもののようには考えておりませんが、これはものによりまして、いろいろまた今後の返還の方式等にもよるものと思うので、これは個々によく話を聞いてみなければ、一がいに何とも言えないと思っております。
【次の発言】 ただいま御指摘になりましたものにつきまして、やはりこれは具体的に検討してみないと、どう……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第17号(1969/06/26、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 ただいま議題となりました、沖繩における産業の振興開発等に資するための琉球政府に対する米穀の売渡しについての特別措置に関する法律案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明いたします。  この法律案は、沖繩が復帰するまでの間における沖繩に対する経済援助の一環として、沖繩における産業の振興開発等に要する資金の財源の確保に資するため、政府が琉球政府に対し、政府の所有する米穀を特別の条件により売り渡すことができるようにするための所要の事項を定めようとするものであります。  以下、この法律案の概要について申し上げます。  沖繩の経済は、ここ数年来、米軍需要の増加、砂糖製造業等輸出産業の……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第18号(1969/07/01、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 この法案を提案するに至りました当初は、実は昨年の秋ぐらいからこういう構想のあることを明らかにして、西村農林大臣が参りましたときに、こういう構想の発表をいたしたことがあるわけでありまするが、具体的にいろいろ詰めをいたしておりまして今日に至ったのであります。その間におきましては、よく琉球政府側の意向も聞いております。使いまする費途並びに使用方法等についても地元の了解のもとにやってまいっておるのでありまして、法案の中にもありまするがごとく、この金を琉球政府の特別会計、または琉球政府の立法によりまして設立されましたところの法人というような企画のもとに取り扱いもいたすことになっております……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第19号(1969/07/03、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 ただいま御指摘の事柄、先ほど以来局長からもお答え申し上げましたように、非常に複雑なものがあるわけであります。この点は十二分に備えなければならないと思うのであります。したがって、復帰ということのめどがつきました以上は、それに対しまして、返還の際におけるいろいろな問題をすみやかに解決しなければなりませんので、すみやかに調査を進めてまいりたいと思います。
【次の発言】 いままでの琉球政府の事態というものと返還後の沖繩県の事態というもの、この点におきましては明らかに相違が出てまいると思います。したがって、いままでアメリカ側の法制において実施してまいりましたこと、これが直ちに返還後におい……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第20号(1969/07/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 沖繩の消費量は九万トンでございまするが、うち一万トンは島産、自産米である。あとアメリカ、豪州から買い入れておりますが、価格は間接統制という形になっておりまして、輸入米に対しましては毎年輸入数量を予定いたしまして、卸売り商に対しまして輸入の許可を与えるというわけでありますが、この外米に対しましては課徴金を徴しまして、島産米に課徴金を補給する。そして両者をプールいたしました消費者価格でもって売り渡しておる。簡単に申しますとさような形になっております。
【次の発言】 流れの違っておりますのは、島産米につきましては農協が買い入れまして、農協から消費者のほうへ売り渡していくという形になり……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第21号(1969/07/10、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 明年といっても明後年になりますが、交渉につきましては、やはりその年度の前に交渉いたしまして予定をきめたいと思っております。
【次の発言】 御意見のように、十分特色を発揮した運用をいたしたいと思っておりますが、いままで供給いたしました資金は財投のほうでもってやっておりまして、大体これは六分五厘という利子を付しておりますので、今回のものにおきましては低利でもって融資することを目標としておりまして、目標は大体三、四分程度以下といたしたいと思っております。貸し付け目標につきましては、ここに掲げて船りますごとく、農業生産の基盤の整備、開発というところを目標といたしてまいりたいと思って盛り……

第61回国会 決算委員会 第19号(1969/06/17、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 昭和四十二年度における総理府所管の歳出決算について、その概要を御説明いたします。  総理府所管の昭和四十二年度歳出予算現額は、七千七百六十億二千百六十一万二千円でありまして、支出済み歳出額は、七千六百四億三千五百八十五万三千円であります。  この支出済み歳出額を歳出予算現額に比べますと、百五十五億八千五百七十五万九千円の差額を生じます。  右差額のうち、翌年度へ繰り越した額は、百三十二億三千三百六十四万八千円であり、不用となった額は、二十三億五千二百十一万一千円であります。  右の総理府所管の歳出決算は、総理本府のほかに、公正取引委員会、土地調整委員会、首都圏整備委員会の三つの……

第61回国会 決算委員会 第20号(1969/06/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 白書の中におきまして沖繩の計画そのものは書いてございませんが、しかし沖繩の返還ということを予想いたしまして、今後立案すべきことを中に指摘しておるのであります。したがって、沖繩自体におきましても、今度の開発計画全般を考えまして、沖繩自身もその一環としての立場に立ちまして、経済の開発を行なってまいりたいと思うのであります。現在復帰ということを対象といたしまして一体化計画をいたしておりまするが、この一体化計画は、とりあえず制度なり現在の経済情勢あるいは県民生活の一体化というところにあるわけでございまして、将来のビジョンから申しますると、きわめてその点は消極的なものでございます。積極的……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1969/02/04、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 私は総理府総務長官の床次でございます。  このたび、今国会における交通安全対策特別委員会の審議が開始されるにあたり、交通安全対策に関する政府の方針を申し述べたいと存じます。  御承知のとおり、わが国経済の成長に伴う輸送需要の増加は、ここ数年来、自動車保有台数の急激な増加をもたらし、これが交通事故発生の一つの大きな要因となって、交通事故による死傷者は、逐年増加する傾向を示しております。昨年におきましても、政府と国民が一体となって交通事故の防止に努力いたしたにもかかわらず、交通事故による死傷者は、死者数一万四千二百五十六人、負傷者数約八十二万八千人を数え、死者数及び負傷者数のいずれ……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1969/03/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 基本法の制定に関しましては、委員各位から非常な御支援と激励をいただいて感謝にたえない次第でありますが、政府といたしましては、これをできるだけすみやかに提案するつもりで鋭意努力をしておる次第であります。ほとんど各方面の調整を了しておりますが、ただ一点とでも申しまするか、調整ができない点があるのでありまして、調整でき次第、直ちに法制局の審査を経まして御提案をするという段取りになっておる次第であります。
【次の発言】 現在調整中でありまして、できるだけ早く結論を得たいと思っております。大体私どもはこの妥結ができるのではないかと思っております。妥結次第正式提案の手続を急ぎたいと思ってお……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第13号(1969/05/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 御指摘のように安全運動なるものが口先だけのものになってはいけないと思うし、また安全都市宣言というものが決議をしただけでもって防御策を立てたというだけではいけないと思うのです。ややそういう形式に堕したものがあるかと思いまするが、しかしほんとうの安全運動といたしましては、やはり運動を展開いたしました機会において、過去におきましたところの施設設備等に対しまして十分な再検討を加えるとともに、なお精神的な面におきましても十分な反省を加えましてこれを徹底させたい、さようなふうに考えておりますので、私は安全運動自体におきましても、やはりそのつどつど認識が深まってまいると思うのであります。  ……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第18号(1969/07/02、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 ただいま議題となりました交通安全対策基本法案につき、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  近年におけるわが国の経済の著しい発展に伴い、自動車交通は、急激な伸展を遂げておりますが、これとともに、道路における交通事故も逐年増加の一途をたどり、昨年一年間における道路交通事故による死傷者数は八十三万人を上回るというまことに憂慮すべき事態に立ち至っているのであります。また、鉄道及び軌道における交通事故並びに船舶及び航空機による交通事故は、幸いに必ずしも増加する傾向にはありませんが、一たび事故が発生した場合には、多数の死傷者を生ずるという重大な結果をもたらすものであり、その防……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第19号(1969/07/03、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 今回の交通安全対策基本法におきましては、陸海空をまとめまして御提案を申しておるわけであります。内容におきましては、ただいま御意見がありましたごとく、それぞれ陸上とは、航空あるいは海上異なったものがありますので、その異なりましたものに対応いたしましての考え方をいたしておる次第でございます。  なお、特に陸上につきましては、目下の状況は交通事故の増加が非常に多いのでありまして、すみやかな立法を要すること、この点につきましては御決議のありましたとおりでありまして、できるだけこれが対処をいたしたいと思っておるわけであります。ただ、海上及び航空におきましても、件数は少ないのでありまするが……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第20号(1969/07/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 交通機関、特に自動車の激増によるところの災害、事故の増加ということについてはまことに遺憾な問題でありまするが、しかしこの問題は、いろいろの要素から私は解決すべきものでもあろうと思うのであります。結果的には自動車の増加によりましてやはり事件も増加してまいりまするが、しかし原因を探求してまいりますると、道路そのものの欠陥というものもあるし、車そのものの欠陥、車を運転する者の欠陥、同時に通行いたしまする歩行者のほうの欠陥並びに歩道橋その他の施設の問題もあるわけであります。こういういろいろの要素というものを改善してまいりまして、極力これは減らさなければならないと思うのであります。これは……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第21号(1969/07/10、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 現在交通安全対策に対して支出しております額は六百三十億でありまするが。明年度以降の将来の問題に対しましては、本法に掲げましたところの手続によりまして安全対策の計画をつくって、そうしてこれができるだけ効果をあげますように努力をいたしたいと思うのであります。  なお法律にありますごとく、国は財政的な援助等につきまして措置をとらなければならないという前向きの方向をはっきり示しておりますので、今後におきましてもその立場に立ちまして努力いたす所存でございます。
【次の発言】 その内訳等につきましては政府委員から答弁させます。
【次の発言】 この基本計画に対しましては、今日従来の経験にかん……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第23号(1969/07/23、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 久保委員その他の提案されました基本法並びに私どもの政府の提案いたしました基本法を比較をいたしておりまするが、私は趣旨におきましてはほとんど同じところをねらっておると考えております。若干、機構等におきまして異なったところがありますが、政府といたしましては、やはり実際の運用上から申しますと政府原案で十分であると考えております。
【次の発言】 自動車の排気ガスの問題につきましては、今日大気汚染という立場に立って、いわゆる公害対策の対象になっておるのであります。したがいまして、メーカという立場におきましては十分考えなければならないわけでありまして、この点につきましてはやはり公害対策の立……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第24号(1969/07/24、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 今日まで、交通安全に関するそれぞれの立場におけるところの、専門的と申しますか、規定はたくさんございまするが、今回におきましては、交通安全という運動を国家的立場において、国民とともに、いわゆる総ぐるみ的運動によって対策を立てたい、かような趣旨におきまして、従来の規定というものを踏まえまして、その上にできたものであります。したがって、今日におきましては、現在ありまする各法案も、趣旨におきましては、この基本法の趣旨と同じだと思っておりますが、なお今後、時代の趨勢あるいは科学の進歩等によりまして、個々の法案におきましては、これを改正するものが出てくるかもしれないと思っております。精神に……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第25号(1969/07/31、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 第十一条におきましては、国が施策をいたしました場合におきまして、交通安全に関連がありますものにつきましては積極的に、ここにありますごとく、「一体として交通の安全に寄与する」ように配慮しなければならぬということを書いておりますが、どういうような仕事かと例をあげてみますると、たとえば幹線道路を建設するというような場合におきまして、やはり当然交通安全上の考え方を置かなければならないということ。あるいは間接の問題として他の例を申し上げますると、学校を設置するというような場合にありましても、直接学校設農そのものは関係がないようでありまするが、しかしこれは児童の交通という点から申しますと非……

第61回国会 災害対策特別委員会 第8号(1969/07/10、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 今回の災害に伴います激甚災害法の指定につきましては、できるだけすみやかに決定いたしたいと思いますが、ただいまのところは、農地、農業用の施設あるいは法五条の関係につきましては、B基準によりますると一都道府県が大体十億円以上くらいの標準でございますので、この標準からいいますると、今日鹿児島県におきましては大体すでにこのB基準には達するものと予想しております。  なお、中小企業関係につきましては、局地激甚の基準は一千万円、一〇%以上の市町村が目標になっておりますので、今回の被害におきましては川内市が約十二億円になっております。中小企業の標準と申しますか、これをやはり上回っておりますの……

第61回国会 災害対策特別委員会 第11号(1969/08/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 昭和四十四年七月及び八月豪雨並びに台風第七号による災害につきまして御報告を申し上げますが、初めに、今回の豪雨等の災害により不幸にもおなくなりになられました方々に対しまして、つつしんで哀悼の意を表するとともに、罹災された多くの方々には、政府といたしましてできるだけのことをいたし、一日も早く立ち直っていただけるよう努力する所存でございます。  まず、被害状況とそれに対する政府の対策について御説明いたします。  今回の災害をもたらしたところの気象状況は、停滞していた前線が七月二十七日ごろから東北地方、北陸地方の北部に大雨を降らせ、その後台風第七号が八月四日潮岬に上陸し、八月五日三陸沖……

第61回国会 災害対策特別委員会 第12号(1969/09/02、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 ただいま個人災害に対する対策に対しての御質問ございましたが、この問題につきましては当災害対策委員会等におきましてもしばしば御質問がありまして、政府といたしましても検討いたしておるところであります。今日、災害に対しまして、大体公共事業あるいは農林あるいは中小企業というものに対しましては、それぞれの対策、救助方法も一応の形ができてまいっておりまするが、御意見のごとく、個人の災害に対しましては全くそういうものができておらないのでありまして、これは確かに問題点であります。まあ、従来からの態度を申し上げますると、個人の損害に対しましては自主的にまつという形になっておったと思います。したが……

第61回国会 災害対策特別委員会 第13号(1969/09/03、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 この、今年の七月二十一日から八月十二日までの豪雨及び台風七号によるところの災害に対しましては、この五日の閣議でもって激甚災の指定をいたすことになっております。
【次の発言】 具体的にはよく承知しておりませんが、御意見を伺いまして、ダムというものが非常に災害に対して影響のあることは明らかであると思います。地元におきましても地方の防災計画等を十分検討いたしますので、関係者集まりまして、各省とも連絡をとりまして、今後とも最善を尽くすように努力いたしたいと思います。

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第2号(1969/02/12、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 第六十一回通常国会における当特別委員会の御審議をいただくに先立ち、総理府総務長官として、所信の一端を申し述べたいと存じます。  公害問題は、申すまでもなく、現在緊急な解決を必要とする国民的課題でありますので、政府といたしましては、これを解決するため、公害対策基本法の精神にのっとり、各般の施策を講じております。  その施策の実施にあたっては、公害現象が、その種類により性質が異なる等、きわめて多元的で複雑なものである関係上、関係各省庁がそれぞれの専門的知識を生かしつつ、その実態に即応し、効率的に、しかも責任をもってこれを実施できるよう、総理府といたしまして配慮いたしておるのでありま……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1969/02/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 紛争処理法案につきましては、元来公害基本法の際にありました各方面の御要望、当委員会等からも御意見がありましたので、その調整に努力してまいりましたが、今日各省間の意見の調整を全部終わりまして、目下法制局におきまして審議中でありますので、早急にこれは提案ができるものと思っておる次第であります。  なお、この委員会は、いわゆる八条委員会として成立をお願いしておるわけであります。本来でありまするならばやはり三条委員会という意見もあったわけでありまするが、八条委員会におきましても、本来の使命といたしまするところの中立性、公平性というものを厳に維持いたしまして、なお職務の執行上におきまして……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1969/04/02、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 ただいま議題となりました公害紛争処理法案について、その提案の理由を御説明申し上げます。  公害問題は、申すまでもなく、現在緊急な解決を必要とする国民的課題でありますので、政府といたしましては、従来から、公害対策基本法の精神にのっとり、各般の公害対策を講じているところであります。  公害対策におきましては、何よりも公害の発生を未然に防止する措置を講ずることが肝要でありますが、同時に、公害が発生した場合に備えて、公害紛争処理制度を整備することが必要であります。  公害による被害は、単に財産的なものにとどまらず、人の生命、健康に及び、しかも、当事者が多数にわたり、かつ、加害と被害との……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第8号(1969/04/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 公害紛争処理に関する問題につきましては、公害基本法の二十一条によりまして、その紛争処理並びに苦情処理等の措置をするということが、基本的な対策の一環として掲げられておりますので、これを具体的な法案といたしましてまとめてまして、そして紛争処理の適切なる解決に当たりたい、かように考えておるものであります。
【次の発言】 御意見のとおり、両者を含んでおります。
【次の発言】 公害対策の問題は、基本法を中心として総合されてできるものだと思います。したがってその内部には各種の取り扱いの特別法みたいなものができるのじゃないか。先ほどもお答え申し上げました医療の関係につきましては、これは健康に……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第9号(1969/04/16、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 本法によりまして対象としておりまするところの公害につきましては、現に起こっている公害、なお、将来起こり得る公害、両方のものを含んでおりまするが、しかし、たてまえといたしまして、加害者、被害者の間におきまして、和解なり調停なり仲裁ということが行なわれるためには、やはりばく然とした、いわゆる公害を生ずるおそれというだけではここに含まないのでありまして、やはり相当の被害というものが明白にかつ相当確実な関係があります場合に限られておるわけであります。したがって、具体的に私どもが予想し得ますものは、現在公害を発生しまして、紛争の種になっておる工場、それが工場を拡張するというときは、明らか……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第10号(1969/04/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 各府県の状態に応じまして、ふさわしい紛争処理機関を置きたいというたてまえから出ておるのでありまして、したがって、都道府県の公害審査会は、十三条によりまして、各府県が条例でもって置き得ることになっておりますが、しかしこれを置かないものにつきましては、十八条におきまして、審査会を置かない都道府県においては、都道府県知事は、毎年公害審査委員候補者を委嘱して、そうして紛争処理に当たらせるという形、いずれか選択的にいたしておるのでありますが、これは各府県の実情により、府県によりましては非常に公害のはなはだしくなっておりますもの、いまだそこまでいっていないというもの、多少種類においても違っ……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第11号(1969/04/23、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 問題は三条機関がいいか八条機関がいいかという、これは行政組織法上のワクでありますので、むしろその問題よりも基本的に考えなければならないことは、今後設置いたしまするところの紛争処理機関というものに対しましてどれだけの権限を与えるか、どういう職責を与えるかというところから出発しなければ、この議論は解決しないと思っておるのであります。しかし今日までいろいろとたびたび御質問を承っておりまして根本的に考えますことは、政府が予想しておりまするのは、和解の仲介あるいは仲裁、調停ということを目標といたしまして機関を設置しておりまするが、なおそれにあきたらなくて、裁判所のごとき裁決権を与えるとい……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第12号(1969/05/07、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 本法を制定する過程におきましては、いろいろ検討しておるわけでありますが、しかし、いわゆる基地公害に対しましても十分な措置を講ずるという方針は一貫しておるわけであります。ただ、法律の書き方等におきまして、いろいろ検討いたしました結果、最終的にお手元にありまする案のようにきまったのでありますが、ただいま引用になりました新聞記事の、別な法律をもって定めるということに対しまして、新しい立法をするというふうにお解しになっておられるのでありますが、そうではなくて、周辺整備法という法律がありますので、その運用でもって十分に間に合うという考え方だったわけであります。しかも、今日私どもがこの法律……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第13号(1969/05/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 ただいまお述べになりました御意見にも明らかになっておりますごとく、公害というものにつきましては、ずいぶん複雑な原因もあるし、またその発見も困難であった、また解決にも過去において非常に苦労しておったのであります。現実におきましても、十分に解明されておるというところまではいけないものが少なくないと思うのであります。それだけに、この解決方法に対しましては非常な努力を要する次第であります。過去におきまして、裁判によりまして解決が求められておったわけでありまするが、しかしそういう公害の特殊性から申しまして、裁判ではなかなか長期間時間がかかりまして、その間に関係者、当事者におきましても非常……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第14号(1969/05/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 現在整備法の運用につきましては、調達庁長官からお答え申し上げたところでありまして、これは、私は運用の分が相当効果をあげているんだと思います。しかし、今後処理法を実施いたしました際におきまして、いまの周辺整備法の実態と差が出てくる、非常な不公平があるということになりましては、これはいけないんじゃないか、御質問の趣旨はそこにあるのではないかと思います。この点は、将来の実施状況をよく見まして、整備を要するものにつきましては検討をしなければならないものと考えております。現在のところにおきましては、運用によりまして整備法が効果をあげているというふうに承知しております。

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第18号(1969/06/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 ただいまお話を承りまして、確かに戦後の各種の、たとえば防空ごうあるいはその他のものが残っておりまして、それが場合によったら犯罪の材料になり、またその他のいろいろ害毒の源泉になっておるというものが残されておることは聞いておるわけであります。しかしそれぞれ管理者がございますので、十分その管理者を督励いたしまして、かかる不都合がないようにいたしたいと思うのであります。この点は、私のほうからも関係各省へ連絡いたしまして、処置すべきものはすみやかに処置して、将来のそういう種にならないように十分注意させたいと思います。
【次の発言】 防空ごうの残っておりますものは非常に各地にあると思うので……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第20号(1969/06/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 政府の提案いたしましたところの公害紛争処理法案におきましては、仲裁制度をとりまして、裁定制度はとり得なかったのでありまするが、その理由は、公害紛争が、民法上最もむずかしい不法行為をめぐる私人間の私的な紛争で、しかもその内容が、損害賠償の請求から、行為の差しとめ請求とか、あるいは公害防止施設の設置請求に至るまで、非常に多種多様にわたるものでありまして、また、一般にその原因結果の究明が困難である等の特有の問題がございます。これらの点について、なお法律的にも時間をかけて慎重に検討しなければならないので、今回は裁定制度はとり得なかったのでございます。したがって、仲裁制度をとりましたが、……

第61回国会 社会労働委員会 第2号(1969/02/27、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 第一回の公務員制度審議会は、昨年の十月二十五日に再開されまして、今日まで七回会議が行なわれておりまして、第五回までの最初の五回は前の制度の在職専従の問題につきまして審議が行なわれました。六回目から本来の公務員の労働関係の基本についての審査に入ったわけであります。  なお、その進行は、審議会の意思の決定によりまして、今後精力的にやるという意味におきまして、月二回程度開催する、そうしてできるだけこの基本問題に真剣に取り組んでいきたいという考え方を持っておる次第であります。
【次の発言】 公務員制度審議会におきまして、お話のごとく、前々回から基本的な公務員のいわゆる労働三権というもの……

第61回国会 地方行政委員会 第32号(1969/05/16、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 ただいま門司委員の御質問になりましたごとく、地方におきまして、国家公務員と地方公務員が一緒に仕事をしておるということは、現在においては御承知のとおりでありますが、しかし現在あります地方事務官というものは、自治法の附則八条によりまして、当分の間設けられておりますところの国家公務員であります。したがって、任用、給与等の取り扱いはすべて国家公務員としてこれを取り扱っておるのでありまして、任命は各省大臣がこれを行ない、給与とか、異動、退職等の場合におきましても、これは各省大臣の権限であるわけでございます。したがって、地方事務官は国家公務員法の一般職の給与支給方法、その他国家公務員と全く……

第61回国会 地方行政委員会 第36号(1969/06/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 ただいまのこと、端的に申し上げますと、まだ承っておりません。なぜそうかと申しますと、審議会におきましては、定年制法案の国会提出に関し政府が本審議会に連絡のなかったことについて、審議会としては遺憾の意を表明することに対しましてはまだ未熟と思われるという意見がありましたので、さようにきまったために、申し入れがなかったものと思われます。
【次の発言】 ただいまの問題は、公務員制度審議会がただいまの定年制の問題を議題として対象になるかならぬかという問題から実は考えるべきものだと思うのであります。その当時の審議会におきまして話題には出たかと考えまするが、今日公務員制度審議会におきましては……

第61回国会 地方行政委員会 第58号(1969/08/27、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 政府といたしましては、人事院勧告に対しましてはこれを完全実施するということを基本方針といたしまして、従来から努力をいたしておるのでありまして、したがって、本年度の予算を計上いたします際におきましても、特に従来にない給与改善費というものを五%組みました。なお残余は予備費によって処理するというたてまえをとってまいったのでございます。なお、ただいま仰せになりましたごとく、昭和四十五年にはぜひ完全実施をいたしたいものだということも考えておったわけでございます。  今回、八月十五日に勧告を受けましたが、先ほど以来お話がありましたが、勧告の数字が相当高いのでありまして、現在計上しております……

第61回国会 地方行政委員会 第60号(1969/10/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 給与の勧告に対しましていろいろの意見のありますことにつきましては、ただいま仰せになりましたごとく、特に本年は昨年よりも多岐にわたった議論が出ておると思います。したがって、これを十分検討して結論を出したいと思いまするが、ただいま御質問の給与担当という立場から申しますと、人事院勧告は民間の給与の状況を見まして勧告されておりますので、私どもはできるだけ勧告の趣旨を尊重いたしまして、そうしてこれを完全実施のほうへ努力してまいりたいと思っております。四十五年には実現するということを申しておりますが、しかし、現状が現状でございますので、できる限り私どもは改善のほうへ向かって努力をしてまいり……

第61回国会 内閣委員会 第2号(1969/02/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 ただいま議題となりました宮内庁法の一部を改正する法律案の提案の理由を御説明いたします。  改正の第一点は、臨時皇居造営部を廃止することであります。  皇居造営につきましては、これに関する閣議決定に基づき、両陛下のお住まいの造営、新宮殿の造営及び皇居東側地区の整備を目的として、昭和三十五年から着手いたしましたが、両陛下のお住まいは昭和三十六年十一月に完成し、新宮殿は昭和四十三年十一月に落成、また皇居東側地区も一応の整備を終わり、昭和四十三年十月から「皇居東御苑」として一般に公開されるに至っております。したがいまして、皇居造営事業はここに完了し、その目的を達しましたので、この際、臨……

第61回国会 内閣委員会 第4号(1969/02/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 ただいま議題となりました恩給法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び概要を御説明申し上げます。  この法律案による措置の第一点は、恩給年額の増額であります。  恩給年額につきましては、恩給審議会から恩給法第二条ノ二に規定されているいわゆる調整規定の運用の基準を示されるとともに、その運用の前提として現在の恩給年額を適正なものとする必要があるとし、その際現行の年齢によって区分されている三本立ての仮定俸給の統合をはかることが適当である旨の答申をいただきました。そこで、政府といたしましては、その答申の趣旨に基づき、物価の上昇その他諸般の事情を考慮し、その年額を、本年十……

第61回国会 内閣委員会 第6号(1969/03/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 新牧場の移転に関しましては、いわゆる成田新国際空港が決定いたしましたときに、同時にこれが移転することになったわけでございます。
【次の発言】 手続的に申しますると、成田の三里塚のほうを空港公団のほうへ渡しまして、そうして公団といたしましては、成田の敷地を所有いたしますと同時に新しい敷地に対しまして必要な施設等を充実して、そうしてでき上がりましたならば、これを宮内庁に引き渡す、そういう手続きなっております。いわゆる建築交換と申しますか、その方式でもって実施することになっております。
【次の発言】 ただいま申し上げましたように、三里塚を引き受けましたところの公団が新しい敷地の整備を……

第61回国会 内閣委員会 第7号(1969/03/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 予算といたしましては、債務負担行為を始めまして、その準備をいたしておるわけですが、今度完成いたしますので、正式に決定をお願いする次第であります。
【次の発言】 建設いたしましたときに、役所の組織法の一部として、宮内庁設置法の中には正式に加わることになるわけです。
【次の発言】 今日の新牧場の建設は大体八月一ぱいくらいをもって完成する見込みであります。その完成を予想いたしまして、この法律案を実施するわけでありますが、この法律案の施行の時期もその完成のときを予想いたしまして、政令によって実施いたす予定であります。
【次の発言】 私、法律的なことについてはよくわかりません。これは法制……

第61回国会 内閣委員会 第9号(1969/03/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 昨年の臨時国会におきまして給与の問題が処理せられました。その際におきましても人事院勧告の完全実施につきましていろいろと御意見を承ったのでありまして、あのときの経過につきましては申すまでもないのであります一が、特に給与の問題の採決の際におきましては、委員会の附帯決議でありまして完全実施をするように努力しろという御意見が出ました。私もその将来の完全実施に対しまして最善の努力をするという御答弁を申し上げておる次第でございます。その方針を貫きまして予算編成に当たっておるわけであります。したがって今度の予算編成におきましても――従来の予算編成に対しましてはある意味の改善を加えた。四十三年……

第61回国会 内閣委員会 第12号(1969/04/04、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 この一局削減、また総定員法等によりますところの公務員の管理の問題に関しましては、先ほど行管長官からもお話しがありましたように各個人個人が十分な認識を持ちましてその能力を発揮するようにいたしたいと思うのであります。今日、各部局におきまして多少ずつの不足を生じ、やむを得ず政令をもって補っておりますが、しかし一日もすみやかにこれが本来の定員の扱いとなって処理されることを私どもも要望している次第であります。
【次の発言】 ただいまの御所見、まことにごもっともなことだと思っております。政府といたしましても、やはり十二分に公務員の生活を安定せしむると同時に、その能率を発揮せしむるということ……

第61回国会 内閣委員会 第13号(1969/04/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 これは、首都圏整備委員会で管理しております。
【次の発言】 先ほど申し上げたように首都圏整備委員会が直接担当しておりまして、これは建設大臣がもっぱら中心となっておる次第であります。これは年次計画をつくりまして、前半年度におきまして半分くらいを移転するという計画にななっております。昨日、建設大臣が現地を見てまいりまして、その下準備、受け入れ体制の促進に当たってまいりました。現に移っておるのは、三機関でございます。  なお、その状態の進捗しなかったゆえんは、住宅、道路、下水等の施設がおくれておるためになかなか境実に移りにくいという問題もあったようでありますが、今後積極的にそういう職……

第61回国会 内閣委員会 第17号(1969/04/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 私、軍事問題につきましては所管外であります。しかし、この成田というものはいわゆる国際民間航空というものを主体にして考えられたものと考えます。
【次の発言】 ただいまの問題につきましては、私お答えすることは今日困難であります。
【次の発言】 概略につきまして申し上げたいと思いますが、国庫債務負担行為を二十二億計上いたしたわけでございますが、それに従いましてまず御用地であります御料牧場である三里塚に対しまして、これを皇室用財産から普通財産にいたしました。そうしてその普通財産を公団のほうに売り払う。同時に空港公団のほうにおきましては栃木県に土地を入手いたしまして、そうしていろいろ設計……

第61回国会 内閣委員会 第20号(1969/04/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 こういう施設を新設と申しますか、新しいものをつくります際におきましては、物的条件と人的要素の両方ができまして新設がなるわけでございます。したがって、設置法を改正いたします際におきましては、その両者がそろいましたときに、その見込みのできましたときに、設置法によって手続をとることになっておるのであります。従来の例から見ましても、物的施設をする際におきましては、あらかじめその準備行為としまして施設をいたしておるわけでございます。  今回におきましては、御承知のごとく、債務負担行為を四十一年ですか、四十一年に空港設置の決定をみましたのでありますが、その後四十二年に債務負担行為によりまし……

第61回国会 内閣委員会 第22号(1969/05/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 行政機関の仕事につきましては、建物と人とそれから設置法というものが一体になって初めて仕事ができるわけでありまして、したがって最終的な手続といたしまして宮内庁法の改正を必要とするわけでありまして、御審議を願っておるわけであります。ただ、御審議を願うに至りました経過的な立場から申しますと、すでに予算におきまして債務負担行為を御承認いただいて、そしてそのときにおきまして高根沢に移転するという計画につきましては御了解をいただいておるわけでありまして、その後の手続時間は相当長くかかりましたけれども、現実におきまして建物の完成等を近く見ますので、いよいよ最終的に移転を実行いたしたい、かよう……

第61回国会 内閣委員会 第27号(1969/06/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 ただいま議題となりました同和対策事業特別措置法案について、その提案の理由を御説明申し上げます。  政府におきましては、さきの同和対策審議会の答申等の趣旨を尊重いたしまして、かねてより同和対策事業の積極的な実施につとめてまいったところでありますが、さらに、昭和四十四年度からは十カ年計画で同和対策長期計画を発足させ、これを一段と推進いたしたいと考えております。  しかしながら、この問題を一日も早く解決するためには、この際、各省庁が実施している同和対策事業についてその目標を明らかにし、この目標を達成するための財政上の特別措置を講ずることが緊要事と考え、ここに日本国憲法の精神にのっとり……

第61回国会 内閣委員会 第28号(1969/06/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 ただいまの御意見は、今回の予算におきまして、調査会の報告によりまする症状等差の取り扱いと差がある取り扱いをしておるのではないかという御趣旨だと思うのでありますが、政府の基本的な考え方といたしましては、現状よりも等差を下げないということ、これを基本的な考え方としておりまして、したがって、目とか耳、それから肢体障害のように非常に高くなったり、下がったり、上がり下がりの激しいものにつきましては、これをそのまま手をつけずに据え置くということでもって改定をはかったのであります。したがって、この部分におきましては調査会の報告の全面実施ができなかったという形になっております。下のほうを支持し……

第61回国会 内閣委員会 第29号(1969/06/10、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 ハンセン氏病につきまして、委各位からたびたび御意見がございました。ごもっともと存じます。御質問の点につきましては、傷病恩給裁定の面におきまして、御意見のとおり現在の五項症から第三項症に引き上げることといたします。
【次の発言】 ただいま淡谷委員のお話になりましたごとく、恩給法が対象といたします人が特に過去の人であるし、しかも戦争という時点を経過しておりますために、適用について、何と申しますか、非常に微妙な点もあるわけです。とりあえず予算その他の関係から見ますと、当初は比較的対象人数の多い明瞭なものから取り扱ってきたと思いますが、それだけに境にありますものあるいはきわめてわずかな……

第61回国会 内閣委員会 第39号(1969/07/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 政府といたしましてのたてまえ論でございますが、基本方針といたしましては、人事院勧告を完全実施する、これに対して万全の努力をするたてまえを持っておりまして、終始その努力をいたしたいと思っております。
【次の発言】 政府といたしましては、先ほどもおっしゃいましたように、人事院勧告を完全実施をするということに対して最善の努力をするということ、これが基本的な方針だと思います。なお、私自身といたしましても、給与関係閣僚会議も継続をいたしまして、そうして完全実施を期するという方針に沿うために、予算の編成等にあたりましても編成の方法を従来と変えて、給与費に五%、なお予備費に若干を計上するとい……

第61回国会 内閣委員会 第44号(1969/08/26、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 恩給法の改正法案が、本院におきましては成立いたしましたけれども、参議院におきましてああいうような事態になりまして不成立になり、まことに残念に思っておりまするが、国民生活への影響、仰せのごとくまことに大きいのでありまして、これは政府といたしましては、次期国会に前の案どおりを提出して、そうして施行の時期はやはり十月一日として実施いたしたい、こう思っております。遡及させたいと思っております。しかし、この点につきまして、非常に事務の関連がございます。証書の発行その他の手続を要する。なるべくおくれないようにひとついまから心がまえをいたしまして、次期国会において成立の際におきましては、すみ……

第61回国会 内閣委員会 第45号(1969/09/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 私にお尋ねになりましたのは、総理府が各省に属しておって、その事務の所属のきまらないもの、あるいは各省の担任のわからないものというふうなものが総理府でやるということでありますので、私にお尋ねがあったのだろうと思います。ただいまもお聞きしておりますところによって、お話がありましたが、このものが国有財産になり、大蔵省所管になり、さらに調達庁が関係し、また厚生省に関係してくるというような状態であります。したがって、今後の措置につきまして、特にいまお話のように、危険なものがあるといたしますると、その処置についてはいろいろ考えなければなりません。したがって、私どもといたしまして、いわゆる連……

第61回国会 内閣委員会 第46号(1969/10/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 人事院勧告が出ました直後におきまして、直ちに給与関係閣僚会議を開きまして、その内容を報告いたしまして意見を交換したのでありますが、早々でございましたので、十分な内容ある意見というものは出ずにまいりました。その後九月の十九日と思いますが第二回の給与関係閣僚会議を開いたのでございます。いろいろと意見を交換いたしましたが、財政の事情等も説明を聞きました。それぞれ意見の開陳があったわけでありますが、しかし、いまだ最終的な決定をいたすのには熟しておらないということでもって、第二回は散会いたしました。  なお、大蔵大臣が欧米を回りますので、帰られました後を期して第三回を開きたい、それまでの……

第61回国会 予算委員会 第1号(1969/02/01、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 きょうのゼネストの問題につきましては、ただいま外務大臣から申しましたとおりでありまして、地元におきましては、九時半に琉球政府から共闘のほうへストの中止方を申し入れまして、なお県労協、これはストの中心勢力でありますが、これは中止をすることを決議したようでありますが、しかし、共闘会議全般といたしましては、今日まだただいま協議中でありまして、最後的な結論を得ておらない次第であります。  なお、今後の布令の取り扱い等につきましては、外務大臣からお話しいたしましたとおり、日米ともにもつともっと隔意なく話し合いをいたしまして、そうして住民の幸福増進のためにはかるべきものだと考え、私どももさ……

第61回国会 予算委員会 第6号(1969/02/07、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 公務員給与に関する人事院勧告の実施に関しましては、今日におきましても政府は、これを完全実施するということを基本方針といたしまして努力をしておる次第であります。
【次の発言】 四十四年度予算におきましても、政府はただいまの方針を引き続き堅持しておりまして、したがって給与費におきまして一定額、五%に相当する金額を計上するとともに、なお予備費に計上いたしまして、そうして勧告のありました際におきましてはこれを完全実施すべく心がまえておる次第であります。

第61回国会 予算委員会 第7号(1969/02/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 お答えいたします。  恩給受給者でもって、生活保護よりも非常に低い恩給を得られておる方、相当の数がおられまするが、どういう方がそういう状態であるかということを考えますと、これは、勤務年限が非常に少ない方はやはり勢い低額の恩給を受けておられるわけであります。しかし、お話しのような生活保護とのつり合いを考えますると、この点もいろいろと検討すべき問題があるのではないかと思いまして、政府といたしましても、今後とも十分にこの点につきましては、事情の許す限り努力いたしたいと思っております。
【次の発言】 ただいまのスライド制に対するお尋ねでありまするが、この恩給法第二条ノ二の調整規定につき……

第61回国会 予算委員会 第8号(1969/02/10、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 同和対策の特別措置法案と申しますか、法案の制定につきましては、先ほど総理大臣からお答え申し上げたとおりでありまして、何と申しましても、四党協議会におきまして結論が出ますことが、一番早い、またスムーズな行き方であると思いますが、同時に、政府といたしましても検討はいたしておるのでありまして、御指摘になりました問題点につきましては、協議会なりそれぞれにおきまして、また特に同和審議会等におきましても御意見がありますので、結果的にはこういうことが総合されて法案になるべきものと私は思うのであります。重点、諸問題につきましては十二分に私ども承知しておりますので、その点におきまして適当な結論が……

第61回国会 予算委員会 第10号(1969/02/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 ただいまのお尋ねの公害紛争処理法案につきましては、大体の基本の成案を得まして、いま若干の問題について各省間の意見の調整中でありまして、大体十日ぐらいの間には成案を得ることができると思います。
【次の発言】 ただいまのお尋ねの罰則に関しましては、従来かなり間接な罰則のように見えておるのでありますが、この点につきましてはよく検討していきたいと思っている問題点でありますが、なお、立ち入り検査の問題につきましては、やはり機関が設置されます以上は、その機関が十分職務を全うするようにいたさなければならないと思うのであります。ただし、中央と地方と二段の機関を置いておりますので、どちらにも同じ……

第61回国会 予算委員会 第11号(1969/02/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 ただいま外務大臣からお答えがありましたが、元来、条文そのものは英文で参りましたので、とりあえずそのもとにそれぞれが解釈いたしましたので、いろいろと報道せられたと思いますが、だいぶおそくなりましたけれども、アメリカ民政府から民政府訳の日本文というものも参りましたので、これを表の条文として、解釈につきましては三省においてそれぞれ話し合って、今日検討しておる次第であります。  なお、検討しておりまする各条文につきましてはいろいろにわたっておるわけでありますが、日本政府といたしまして、米側に今日まで意義等に対しまして質問をいたしました条文は、三条とか十条とか十一条、十六条、十七条等につ……

第61回国会 予算委員会 第12号(1969/02/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 同和問題に関する特別措置法案の制定に関しましては、すでに審議会からの答申もありますし、また各方面から強い御要望がありまして、私はことしこそこれを成立させなければならないときだと考えておる次第であります。幸いにいたしまして、今日まで四党間におきましても、順調に話し合いが進んでおりまして、なお政府といたしましてもお手伝いをいたしておりまして、近いうちにこれがまとまるものと思いまして、まとまり次第提案いたしまして成立をお願いいたしたい、御協力をお願いいたしたいと思っておる次第であります。  なお、ただいまの文言その他に関しまして、政府といたしましても御趣旨を体しまして、できるだけこの……

第61回国会 予算委員会 第14号(1969/02/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 政府といたしましては、人事院勧告を尊重するという基本的な方針を持っておるのでありまして、しかし御承知のごとく、本年度におきましては、さきの国会の御審議によりまして勧告を実施するようになった次第であります。したがって、私どもは今後の新予算等におきましても、この人事院勧告の線を尊重してこれを実施すべく将来においても努力したい、さような意味におきまして、新予算におきましては、給与並びに予備費におきまして必要ワクを計上しておるという次第でありまして、その後完全実施できるかどうかということにつきましては、勧告のありました時期におきまして最善の努力をいたしたい、かような基本的な態度を引き続……

第61回国会 予算委員会 第17号(1969/03/03、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 今日いわれておりまするところの一体化というものは、佐藤・ジョンソン会談の結果考えられて実施しておるものでありまするが、沖繩の施政権が返還されました場合におきまして、本土との摩擦を避け円滑に復帰ができますようにいたしたいという立場から、住民の生活、社会生活、経済等の態様につきまして、本土とのその制度におきまして、また水準等におきまして、これを同じように引き上げてまいりたいという趣旨においてできておるのでありまして、お尋ねの骨子と思いまするが、軍事基地というようなものに対しましては、これは施政権の復帰とともに考慮すべきものと考えておる次第であります。

第61回国会 予算委員会 第18号(1969/03/04、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 沖繩におきまする布令あるいは布告といわれておりますが、この二つは米国の沖繩施政の現地におけるところの管理機関としてのアメリカの民政府というのがありますが、その民政府の長でありまするところの琉球列島高等弁務官が、琉球列島の管理に関する大統領行政命令によって与えられた権限を行使するために、大統領行政命令のワク内において発するところの法的規範でありまして、わが国の法令に匹敵する効力を持っておるものであります。
【次の発言】 布令は、行政命令によりまして権限が高等弁務官に与えられておりますので、その与えられた権限の範囲内におきまして高等弁務官が布令を発しておるものであります。

第62回国会 内閣委員会 第1号(1969/12/01、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 ただいま議題となりました恩給法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び概要を御説明申し上げます。  この法律案による措置の第一点は、恩給年額の増額であります。  恩給年額につきましては、恩給審議会から恩給法第二条ノ二に規定されているいわゆる調整規定の運用の基準を示されるとともに、その運用の前提として現在の恩給年額を適正なものとする必要があるとし、その際現行の年齢によって区分されている三本建ての仮定俸給の統合をはかることが適当である旨の答申をいただきました。そこで、政府といたしましては、その答申の趣旨に基づき、物価の上昇その他諸般の事情を考慮し、その年額を、本年十……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1970/03/06、32期、自由民主党)

○床次委員 ちょっと特連局長に伺いたいのですが、この予算の中に、復帰記念事業として、本島並びに各島の周遊道路とありますが、今日の時間においてすでに記念事業として確定したものは何と何があるかということです。
【次の発言】 とりあえず三つの事業が記念事業として考えられているようでありますが、なお将来の調査を進めた結果においては追加する考え方がありますか。
【次の発言】 いまの記念事業が確定しておりますことは将来の振興計画に非常に有意義だと思いますが、記念事業の決定については、やはり将来の基礎になるのだということを考えて、そうして計画を十分考えていただくことが必要なのじゃないか。なお、記念事業でなく……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第13号(1970/04/28、32期、自由民主党)

○床次委員 参考人の方々、非常に有益なお話をありがとうございました。時間が少ないものですから、数点だけお尋ねいたしたいと思うのであります。  まず影山さんに伺いたいのは、信用機構の問題でありますが、現在は本土系の銀行等の進出もないし、また地元はドル経済であるというわけでありますが、お話のごとく、中小企業その他に対しまして、相当の低利また大ワクの資金が必要である、これは全くもっともだと思います。大衆金融公庫その他本土の公庫に類するものを拡大して、それに対して政府援助をいたしまして、流していくという形が一応考えられるわけでありますが、ただ、今後復帰以後のことを考えました際に、はたしてそれでいいんだ……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第20号(1970/10/15、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長代理 近江巳記夫君。

第63回国会 文教委員会 第13号(1970/04/10、32期、自由民主党)

○床次委員 ただいま大臣から御答弁がございましたごとく、私学に対して国からの人件費の助成ということは、全く画期的なことだと思うのであります。私は、この私学の振興に対して、やはり今後におきましても円満にこの目的が遂行できるように配慮をすべきでないかということを中心にして、御質問申し上げたいと思います。なおもう一つ、特に私学振興財団というものができました以上は、この財団に期待するところのものが非常に大きいので、その意味におきまして若干質問を申し上げたいと思うのであります。  第一に、今回政府が私学振興のための経常費補助を行なわれたのでありますが、私学というものが大学から幼稚園までいろいろありますが……

第64回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1970/12/24、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長代理 上原康助君。

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1971/03/23、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長代理 西銘順治君。

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1971/03/25、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長代理 安里積千代君。
【次の発言】 瀬長君。
【次の発言】 本会議散会後委員会を再開することとし、暫時休憩いたします。    午後零時五十八分休憩

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第14号(1971/05/24、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長代理 安井吉典君。
【次の発言】 斎藤実君。
【次の発言】 上原康助君。
【次の発言】 外務省は来ておりません。
【次の発言】 安里積千代君。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。    午後一時二十四分散会

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1971/10/29、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 一言ごあいさつを申し上げます。ただいま、委員各位の御推挙によりまして、当特別委員会の委員長の重責をになうことになりました。  去る六月十七日に沖繩返還協定が調印され、全国民の待望久しかった沖繩の祖国復帰がいよいよ建成される運びとなりました。  本委員会は、豊かな沖繩県づくりを目ざす復興開発のための開発法をはじめ、復帰に伴う関係国内法を審議することになっております。  この重要なときに、本特別委員会の委員長に選任されましたことは、その任務の重さ、責任の大なることを感じているものであります。皆さまの御鞭撻により、円満なる委員会の運営をはかりたいと存じますので、何とぞ委員各位の御支援と……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1971/11/10、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  内閣提出にかかる沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律案、沖繩の復帰に伴う関係法令の改廃に関する法律案、沖繩振興開発特別措置法案、沖繩における公用地等の暫定使用に関する法律案及び国家公務員法第十三条第五項および地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、人事院の地方の事務所設置に関し承認を求めるの件、以上の各案件を一括して議題といたします。
【次の発言】 順次提案理由の説明を求めます。総理府総務長官山中貞則君。
【次の発言】 防衛庁長官西村直己君。
【次の発言】 人事院総裁佐藤達夫君。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終了いたしました。  次回は公報……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1971/11/12、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  細谷治嘉君外十六名提出にかかる沖繩平和開発基本法案を議題といたします。
【次の発言】 提出者から提案理由の説明を求めます。細谷治嘉君。
【次の発言】 提案理由の説明は終了いたしました。
【次の発言】 長引き続き、内閣提出にかかる沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律案、沖繩の復帰に伴う関係法令の改廃に関する法律案、沖繩振興開発特別措置法案、沖繩における公用地等の暫定使用に関する法律案及び国家公務員法第十三条第五項および地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、人事院の地方の事務所設置に関し承認を求めるの件、並びにただいま提案理由の説明を聴取いたしました……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1971/11/13、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  内閣提出にかかる沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律案、沖繩の復帰に伴う関係法令の改廃に関する法律案、沖繩振興開発特別措置法案、沖繩における公用地等の暫定使用に関する法律案、国家公務員法第十三条第五項および地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、人事院の地方の事務所設置に関し承認を求めるの件及び細谷治嘉君外十六名提出にかかる沖繩平和開発基本法案、以上の各案件を一括して議題といたします。  質疑を続行いたします。中川嘉美君。
【次の発言】 午後一時二十分、委員会を再開することとし、この際暫時休憩いたします。    午後零時十分休憩

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1971/11/15、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  内閣提出にかかる沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律案、沖繩の復帰に伴う関係法令の改廃に関する法律案、沖繩振興開発特別措置法案、沖繩における公用地等の暫定使用に関する法律案、国家公務員法第十三条第五項および地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、人事院の地方の事務所設置に関し承認を求めるの件、及び細谷治嘉君外十六名提出にかかる沖繩平和開発基本法案、以上の各案件を一括して議題といたします。  質疑を続行いたします。湊徹郎君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。    午後二時二十七分休憩

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1971/11/17、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  内閣提出にかかる沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律案、沖繩の復帰に伴う関係法令の改廃に関する法律案、沖繩振興開発特別措置法案、沖繩における公用地等の暫定使用に関する法律案、国家公務員法第十三条第五項および地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、人事院の地方の事務所設置に関し承認を求めるの件及び細谷治嘉君外十六名提出にかかる沖繩平和開発基本法案、以上の各案件を一括して議題といたします。  質疑を続行いたします。湊徹郎君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。    午後零時四十六分休憩

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1971/11/29、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  川俣健二郎君外十六名提出にかかる沖繩における雇用の促進に関する特別措置法案を議題といたします。
【次の発言】 提出者より提案理由の説明を求めます。川俣健二郎君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終了いたしました。
【次の発言】 引き続き、内閣提出にかかる沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律案、沖繩の復帰に伴う関係法令の改廃に関する法律案、沖繩振興開発特別措置法案、沖繩における公用地等の暫定使用に関する法律案、国家公務員法第十三条第五項および地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、人事院の地方の事務所設置に関し承認を求めるの件及び細谷治嘉君外十……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1971/11/30、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  内閣提出にかかる沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律案、沖繩の復帰に伴う関係法令の改廃に関する法律案、沖繩振興開発特別措置法案、沖繩における公用地等の暫定使用に関する法律案、国家公務員法第十三条第五項および地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、人事院の地方の事務所設置に関し承認を求めるの件、細谷治嘉君外十六名提出にかかる沖繩平和開発基本法案、及び川俣健二郎君外十六名提出にかかる沖繩における雇用の促進に関する特別措置法案、以上の各案件を一括して議題といたします。  質疑を続行いたします。中谷鉄也君。

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号(1971/12/03、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告申し上げます。  沖繩復帰に伴う関係法案について、現地沖繩各界代表者から意見聴取のため沖繩に派遣されました議員団を代表いたしまして、派遣の概要について申し上げます。  当派遣議員団は私が団長となり、当委員会の委員四十八名で構成され、一昨一日及び昨二日の両日にわたり、沖繩本島及び先島諸島の二班に分かれ、現地沖繩各界の代表者二十二名の意見をつぶさに聴取してまいりました。  詳細については衆議院沖繩派遣議員団報告書を議長に提出いたしますので、それをもって御了承を願います。
【次の発言】 この際、おはかりいたします。  議長に提出いたします衆議院……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第10号(1971/12/04、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  連合審査会開会に関する件についておはかりいたします。  ただいま本委員会において審査中の七案件について、内閣委員会、地方行政委員会、法務委員会、大蔵委員会、文教委員会、社会労働委員会、農林水産委員会、商工委員会、運輸委員会、逓信委員会及び建設委員会からそれぞれ連合審査会開会の申し入れがあります。これを受諾するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。  なお、連合審査会の開会につきましては、関委員長と協議の上決定し、公報をもってお知らせいたします。  引き続きおはかりいたします。  連合審査会において審査の必要……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第11号(1971/12/09、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  本委員会において審査中の各案件審査のため、昨八日、大阪府に委員を派遣して、各界の代表者から意見を聴取いたしてまいりましたので、この際、派遣委員から報告を求めます。毛利松平君。
【次の発言】 この際、おはかりいたします。  ただいま毛利君から申し出のありました報告書につきましては、会議録に参照として掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 内閣提出にかかる沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律案、沖繩の復帰に伴う関係法令の改廃に関する法律案、沖繩振興開発特別措置……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第12号(1971/12/11、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  内閣提出にかかる沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律案、沖繩の復帰に伴う関係法令の改廃に関する法律案、沖繩振興開発特別措置法案、沖繩における公用地等の暫定使用に関する法律案、国家公務員法第十三条第五項および地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、人事院の地方の事務所設置に関し承認を求めるの件、細谷治嘉君外十六名提出にかかる沖繩平和開発基本法案、及び川俣健二郎君外十六名提出にかかる沖繩における雇用の促進に関する特別措置法案、以上の各案件を一括して議題といたします。  質疑を続行いたします。田畑金光君。

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第13号(1971/12/13、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  内閣提出にかかる沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律案、沖繩の復帰に伴う関係法令の改廃に関する法律案、沖繩振興開発特別措置法案、沖繩における公用地等の暫定使用に関する法律案、国家公務員法第十三条第五項および地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、人事院の地方の事務所設置に関し承認を求めるの件、細谷治嘉君外十六名提出にかかる沖繩平和開発基本法案、及び川俣健二郎君外十六名提出にかかる沖繩における雇用の促進に関する特別措置法案、以上の各法案を一括議題といたします。  この際、補足質疑の申し出があります。順次これを許します。横路孝弘君。

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1971/12/30、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 このたび、重ねて本委員会の委員長の重責をになうことになりました。何とぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの小渕恵三君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それでは、委員長は、       金丸  信君    國場 幸昌君       二階堂 進君    湊  徹郎君       毛利 松平君 以上五名を理事に指名し、残余の理事については追って指名することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1972/03/02、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  理事の選任の件についておはかりいたします。  前回の委員会において、理事四名の指名を保留いたしましたが、この際、その選任を行ないたいと思いますが、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、       上原 康助君    美濃 政市君       中川 嘉美君    小平  忠君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、理事辞任の件についておはかりいたします。  理事湊徹郎君から理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1972/03/08、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  この際、沖繩及び北方問題に関する政府の施策について説明を求めます。福田外務大臣。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。國場幸昌君。
【次の発言】 外務大臣の都合がありますので、次の安里君にお願いします。安里積千代君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時四十四分散会

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1972/03/16、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 斎藤実君。
【次の発言】 本会議散会後委員会を再開することとし、暫時休憩いたします。     午後一時五十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。瀬長亀次郎君。
【次の発言】 瀬長君、大体約束の時間が参りましたので、簡潔に結論をお願いいたします。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。     午後五時四十四分散会

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1972/03/17、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中谷鉄也君。
【次の発言】 門司亮君。
【次の発言】 瀬長亀次郎君。
【次の発言】 次は、安里積千代君。
【次の発言】 安里君、大体時間が参りましたので、簡潔に願います。
【次の発言】 上原康助君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後一時五十四分散会

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1972/03/21、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  内閣提出にかかる北方領土問題対策協会法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので順次これを許します。森喜朗君。
【次の発言】 本会議散会後再開することとし、暫時休憩いたします。     午後一時五十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。岡田利春君。
【次の発言】 次回は来たる二十三日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。     午後五時三十八分散会

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1972/03/30、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  内閣提出にかかる北方領土問題対策協会法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の申し出がありますのでこれを許します。斎藤実君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  以上で本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 本名武君外四名より本案に対する修正案が提出されております。
【次の発言】 提出者から趣旨の説明を求めます。本名武君。
【次の発言】 以上で修正案の趣旨説明は終了いたしました。
【次の発言】 これより北方領土問題対策協会法の一部を改正する法律案及びこれに対する修正案を一括して討論に付するのであ……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1972/04/14、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、沖繩総合事務局の事務所の設置に関し承認を求める件、地方自地法第百五十六条第六項の規定に基づき、労働基準監督署及び公共職業安定所の設置に関し承認を求めるの件、地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、食糧事務所の設置に関し承認を求めるの件及び地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、工業品検査所及び繊維製品検査所の出張所の設置に関し承認を求めるの件、以上四件を議題といたします。
【次の発言】 順次提案理由の説明を求めます。  砂田総務副長官。
【次の発言】 塚原労働大臣。

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号(1972/04/19、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  上原康助君外十四名提出にかかる沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 提出者より提案理由の説明を求めます。美濃政市君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終了いたしました。
【次の発言】 次に、地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、沖繩総合事務局の事務所の設置に関し承認を求めるの件、地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、労働基準監督署及び公共職業安定所の設置に関し承認を求めるの件、地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、食糧事務所の設置に関し承認を求めるの件、地方自治法第百五十六……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第10号(1972/04/25、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、沖繩総合事務局の事務所の設置に関し承認を求めるの件、地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、労働基準監督署及び公共職業安定所の設置に関し承認を求めるの件、地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、食糧事務所の設置に関し承認を求めるの件及び地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、工業品検査所及び繊維製品検査所の出張所の設置に関し承認を求めるの件、以上四件を議題といたします。  質疑の申し出があります。これを許します。安井吉典君。
【次の発言】 関連質問の申し出があります。これを許します。中谷鉄也君。

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第11号(1972/05/09、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  この際、理事の辞任及びその補欠選任の件についておはかりいたします。  理事中川嘉美君より理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は二見伸明君を理事に指名いたします。
【次の発言】 沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出があります。順次これを許します。國場幸昌君。

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第12号(1972/05/11、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。瀬長亀次郎君。
【次の発言】 三十分をこえましたので、すみやかに結論を出してください。
【次の発言】 アメリカ局長の時間がありますので、これで終わっていただきたいと思います。
【次の発言】 アメリカ局長は内閣委員会にひとつ……。
【次の発言】 中谷鉄也君。
【次の発言】 東中光雄君。
【次の発言】 安里積千代君。
【次の発言】 安里君に申し上げますが、時間があれですから、適当にひとつ……。
【次の発言】 中谷鉄也君。

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第13号(1972/05/19、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  この際、山中沖繩開発庁長官、玉置沖繩開発政務次官及び岡部沖繩開発事務次官から、それぞれ発言を求められておりますので、これを許します。山中沖繩開発庁長官。
【次の発言】 玉置沖繩開発政務次官。
【次の発言】 次に、岡部沖繩開発事務次官。
【次の発言】 沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  この際、北方問題について政府から説明を聴取いたします。有田欧亜局長。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。斎藤実君。
【次の発言】 瀬長亀次郎君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたしま……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第14号(1972/05/25、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  この際、理事の辞任及び補欠選任の件についておはかりいたします。  理事二見伸明君より、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、中川嘉美君を理事に指名いたします。
【次の発言】 沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出があります。順次これを許します。田中榮一君。

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第15号(1972/05/26、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出があります。順次これを許します。國場幸昌君。
【次の発言】 上原康助君。
【次の発言】 この際、関連質疑の申し出がありますので、これを許します。安井君。
【次の発言】 中谷君から関連質問の申し出がありますので、これを許します。中谷鉄也君。
【次の発言】 安里積千代君。
【次の発言】 瀬長亀次郎君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。     午後六時五分散会

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第17号(1972/06/07、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出があります。順次これを許します。中谷鉄也君。
【次の発言】 東中光雄君。
【次の発言】 中川嘉美君。
【次の発言】 森喜朗君。
【次の発言】 森委員に申し上げますが、間もなく沖繩開発庁の玉置政務次官と渥美振興局長が参りますので、お含みおき願いたいと思います。
【次の発言】 中川嘉美君。
【次の発言】 門司亮君。
【次の発言】 次回は来たる十五日午前十時理事会、十時三十分から委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。     午後一時四十分散会

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第18号(1972/06/16、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  請願の審査に入ります。  請願日程に掲載されております八件を一括して議題といたします。  審査の方法についておはかりいたします。  各請願の内容につきましては、文書表で御承知のことでもありますし、また、先ほどの理事会において御検討願いましたので、この際、各請願について、紹介議員からの説明聴取等は省略し、直ちに採決を行ないたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  まず、請願日程中、第一、第五、第七及び第八の各請願は、いずれも採択の上内閣に送付すべきものと決するに御異議ありませんか。

第69回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1972/07/06、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 このたび、重ねて本委員会の委員長の重責をになうことになりました。  北方問題をはじめ、復帰後の沖繩についても解決すべき問題がいまだ山積いたしております。委員各位の御協力を切にお願いいたします。
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの小渕恵三君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  よって、委員長は、      池田 清志君    大村 襄治君      國場 幸昌君    西銘 順治君      本名  武君    上原 康助君      美濃 政市君    中川 嘉美君      小平  忠君 以上九名の諸君を理事……

第69回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1972/07/12、32期、自由民主党)

○床次委員 一言ごあいさつ申し上げます。  去る昭和四十六年七月十四日、第六十六回国会において委員長に選任されましてから四国会にわたり、本特別委員会の委員長の職責を果たすことができました。この間待望の沖繩の復帰も実現いたしました。これひとえに各位の絶大なる御協力のたまものでありまして、この機会に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。(拍手)


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1973/04/20、33期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長代理 安井吉典君。
【次の発言】 瀬長亀次郎君。

第72回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1974/03/05、33期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長代理 次回は、明後七日木曜日、午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後四時五十二分散会

第73回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1974/09/09、33期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長代理 これより会議を開きます。  委員長は海外に出張中のため、委員長の指名により、私が委員長の職務を行ないます。  沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。國場幸昌君。
【次の発言】 上原康助君。
【次の発言】 島田琢郎君。
【次の発言】 正森成二君。
【次の発言】 渡部一郎君。
【次の発言】 安里君に申し上げますが、まことに恐縮ですが、小坂長官の次の会議出席の予定がありますので、何ぶんよろしく御協力をお願いいたします。安里積千代君。
【次の発言】 以上をもちまして、開発庁長官に対する質問を終わります。  次に、政府当局……

第76回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1975/09/11、33期、自由民主党)

○床次委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 上原康助君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、松本忠助君が委員長に当選されました。  委員長松本忠助君に本席を譲ります。


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 建設委員会災害地対策特別委員会連合審査会 第2号(1949/09/14、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 私は災害委員といたしまして、再三この委員会に臨んで御当局の災害に対する指針を伺つておるのでありますが、今日まで伺つておりますところでは、大体應急の対策というものに関しまして、それぞれ政府のとられたところの御報告を承つておる次第であります。また近時各地に災害が続いておりまして、各地方より非常に悲壯な決心を持つて上京して來られました代表者の方々から、その切実な訴えを承つておるのでございますが、いまだ根本的な対策というものを政府から承ることができないのをはなはだ遺憾に存じております。またわれわれ委員の立場からいたしましても、当然根本的対策を確立すべきであるという信念を持つて臨んでおるので……

第5回国会 大蔵委員会厚生委員会連合審査会 第1号(1949/04/18、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 私はこの國立病院特別会計の問題は、法案の問題ではなしに、むしろその運用の問題に一番重点をおきたいと思つておるのであります。先ほど來各委員の御質問によりまして、独立採算制をとらないということが明らかになつておりますが、單に独立採算制をとらないというばかりでなしに、特別会計法によりまして、將來の病院の内容の拡充と申しますか、形式、実質ともに拡充がなおでき得るがごとき予算を今後とも計上して行くという考え方が必要だと思います。先ほどの御説明によりますと、從來の会計による不足分を繰入金として計上しておられるというふうに聞えたのでありますが、これははなはだ消極的である。今日國立病院を、國民医療……

第5回国会 内閣委員会厚生委員会連合審査会 第1号(1949/04/22、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 簡單に二、三御質問を申し上げます。今回の改正の主要な点は公衆衞生局の関係でありますが、結局におきまして公衆衞生局と予防局を合せて一つにしたという形だと思います。人の面について申しますと、局長が一人減つて、そのかわり部長が一人ふえたという形に見えるのでありますが、しいてかかることをする必要があるかどうかということを私はお尋ねしたいと思います。なぜかと申しますと、今度の新しい公衆衞生局になりますと、公衆衞生局長は非常に大きな廣汎な、しかも重要な仕事を担任するのであります。かつての予防局におきましても実はいろいろ緊急な問題がありまして、相当予防局長としては責任が大きかつた。過重とは申し上……

第7回国会 厚生委員会公聴会 第1号(1950/04/01、24期、民主党(第九控室))

○床次徳二君 この機会に、一般論でありますが、二点ばかりお尋ねいたしたいと思います。  第一は、今回生活保護法が全面的に改正せられまするが、他の面において問題になつておることがあるのであります。すなわち今回地方自治制度が非常に全般的に改正せられまして、新しい平衡交付金という制度が設けられて来るというわけになつておりまするか今日の状態におきましては、生活保護費の関係は平衡交付金から除かれおるのであります。これは、もしも平衡交付金の中に入つて、一般市町村の財政を通して生活保護が実施せられるこなれば、あるいは十分なる生活保護か行えないのではないかという懸念から出たのではないかと思うでございますが、実……

第7回国会 大蔵委員会地方行政委員会建設委員会連合審査会 第1号(1950/03/31、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 ただいま御提案になつておりますこの法律案の提案の理由を拜見しておりますると、地方財政の健全化に非常に努められた趣旨によつてこの法案が書かれておるのでありまするが、この説明文を伺い、しかもその内容を見て参りますると、平素自治庁の長官が言われておる地方行政に対する御意見とこの法案の内容とは非常に差があるということを私も考えるのであります。この法案自体を見ましても、羊頭を掲げて狗肉を売るものであるというように考えるのであります。いわんや地方自治庁の立場からいたしますると、さらにその矛盾がはなはだしいのではないかという感じがいたすのであります。きようは最初の連合審査会で、前からの説明を承つ……

第7回国会 地方行政委員会公聴会 第2号(1950/04/11、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 業種別の階段税率というものは、確かに問題でありまするが、これが平均の一割均等になりまして、実行いたしまして、相当実績を上げているということを言つておりまするが、従来の段階課税の徴收歩合というものがどれくらいの程度であつたか……
【次の発言】 平均一割を徴收することによつて、業種間にいろいろ不合理、不公平というものが生じた実例があつたか、どういうふうな影響があつたか、おわかりになれば御説明願いたい。
【次の発言】 松澤さんは中小企業の立場から、各税の免税点ということに対しても、よく御研究になつておるようにうかがいますが、先ほども従来の事業税と今度の附加価値税、固定資産税との比較の御議……

第7回国会 地方行政委員会公聴会 第3号(1950/04/12、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 ちよつとお伺いいたしたいのでありますが、二十五年度の地方団体の歳出というものが、はたしてどれくらいの額になるかどうか。昨年の実績から見ると、財源のないために、実際やりたいこともやれずにがまんして来られたと思う。今年はどの程度まで地方団体が歳出を押えることができるか。政府の予想で申しますれば、四千九百億という数字を、全体を通じて見ているのでありますが、しかしながら地方の歳出がそれで押え切れないという場合になりますと、大分一般民の負担もかわつて来るのですが、皆さん方理事者の立場においてどの程度まで予算を押えるかどうかということをお聞きしたいと思います。人によりますと、財源ができると、濫……

第7回国会 内閣委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1950/04/26、24期、民主党(第九控室))

○床次委員 私の質問の第一点は、ただいま中島委員長から御質問になりましたので差控えますが、政府の見解では、公共団体の長が、公共団体の利害を一切代表し得るというように考えられておられますが、本来この問題は財政に関係しておるのでありまして、財政に関する以上は、やはり公共団体の代表だけをもつてその利害を代表せしめるということは不十分であるように思います。やはり都道府県民、市町村民の意見を代表するということが必要でありまして、このためには、やはり議長方面から出す適当な、いわゆる国民、都民、市民の意見を代表するという人を加えられるようにぜひお願いいたしたいと思うのであります。なおこれにつきましては意見と……

第8回国会 文部委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1950/07/27、24期、国民民主党)

○床次委員 自治庁と文部省と両方へかかるかもしれませんが、この機会に一言お尋ねしておきたいと思います。本年度平衡交付金制度が実施されて、地方の教育予算がいかように使われるかという問題については、教育方面でも相当関心を持つているのであります。教育の拡充を要する折柄、教育に対して十分な理解が持たれ、その理解のもとに地方行政が行われることが非常に必要でありますが、今日教育委員会はこの問題に対してどの程度の活動をしているかどうか。はなはだ大ざつぱな質問でありますが、この機会に聞かしていただきたいと思います。教育委員会というものが非常に重要性を持ちまして選挙まで行われるのでありますが、これが十分まだ全国……

第10回国会 地方行政委員会公聴会 第1号(1951/03/09、24期、国民民主党)

○床次委員 先ほど井藤さんの御説明で、源泉課税につきましては、理論的には前年度のものを今年度とるというのはおかしいけれども、事実上やむを得ないというような御結論でありました。できるならば、やはり前年度を標準として源泉課税するという方法の方が便利かと思うのでありますが、これは何か手続上できるだけ簡便な方法をお考えになつて、何か現在の改正法案以外の方法でもつて便利な方法をお考えになつておられるかどうか、その点お聞きしたいと思います。大体納税組合のように、一時に納めるかわりに、分納しておいて、その負担を軽くするという建前でもつて、源泉課税をやつて参りますならば、あるいはほかに方法があるかもしれぬと思……

第12回国会 内閣委員会地方行政委員会農林委員会人事委員会運輸委員会労働委員会経済安定委員会連合審査会 第1号(1951/11/09、24期、国民民主党)

○床次委員 地方の行政整理に関しまして、政府の意見が発表されておりまするが、実は今日の地方の自治団体の状況を見ますると、財政上非常に窮迫しておりまして、財政上の理由からも、できるだけの緊縮をしたいという御意見についてはもつともな点があると思うのであります。しかしながら、地方の実情がどうであるかということに対しましては、私は政府の認識はすこぶる間違つているということを感ずるのであります。私のお尋ねいたしたいのは、今日の地方の行政をやつて参りますのに、政府の意見から申しますると、現在の地方財政には若干余裕があるような考え方を持つておられるのであります。地方財政委員会の方におきましては、地方は非常に……

第13回国会 大蔵委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1952/04/25、24期、改進党)

○床次委員 あとから参りましたので、ちよつと重複するところがあるかもしれませんが、お許しをいただきまして、簡單に御質問いたしたいと思います。ただいま岡委員からもお話がありましたように、今度の国立医療機関というものを公共団体にまかすということにつきましては、将来においてやはり公共団体の経営の病院に対しまして、国の方において相当補助を出すという考え方の裏づけがほしいと思うのです。すなわち過去において特別会計等におきましても、毎年々々ある程度の赤字を出しておつたことは明らかでありまして、今後におきましても赤字を出すことが明らかだ。かかるものを地方団体に移しました以上は、地方団体といたしましてはそれだ……

第13回国会 地方行政委員会公聴会 第1号(1952/05/19、24期、改進党)

○床次委員 簡単に二点お尋ねしておきます。  第一点は、先ほど公述人のお話によりますると、任命区長のもとにおきましては、より広汎な仕事を区長に與えて運営せしめることができるというお話でありますが、何ゆえに現在の区長に対しまして、それだけの権限を與えないかという点であります。もとより現在の法令において区長に権限を與え得ないこともあると思いますが、区長がほんとうにそういう仕事を担当するのにふさわしければ、現在の法律を改めて、むしろ区長にそういう権限を與えてもらうような改正を望んだ方が適当ではないかと思うのですが、その点を伺いたいのであります。  第二点といたしましては、貧乏な区とゆたかな区があるの……

第13回国会 文部委員会地方行政委員会連合審査会 第2号(1952/05/26、24期、改進党)

○床次委員 簡單に提案者に伺いたいことは、今日義務教育が、必要な経費が確保されないために非常に窮迫にあるということにつきましては、私どもも同感です。その原因は結局現在の平衡交付金では期待できないというところにある。この点に関しましても、私はその通りであると思う。しかしながら、この提案の説明に書いてあります理由を拝見いたしますと、いささかおかしいところがあると思うが、その点についてお聞きしたい。特に提案者に対して私が伺いたいと思いますことは、平衡交付金の交付金の額の決定は常に政治問題化し云々と書いてあるのですが、平衡交付金の総額の決定について、提案者はいかように考えておられるかということです。私……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 法務委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1953/07/22、26期、改進党)

○床次委員 百九十九条に関連いたしまして、一言御質問申し上げたいと思います。ただいまもお話がありましたが、警察官も検察官もそれぞれ自主性をもつて活動することが一番望ましいのであります。過般政府がこの改正案を提案いたしました際には、同時に警察法の改正法案を提案せられたのであります。あるいは警察法の改正に伴つて、特に百九十九条の改正があるかのように聞いておつたのでありますが、政府はこの点いかようにお考えになつておりますか。やはり関連性があつて百九十九条を考えておられるかどうかを承りたいのであります。なおこの点に関しましては、警察官の自主性を尊重しながら、百九十九条を運用するのでありますが、政府の考……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 地方行政委員協議会 第1号(1955/10/07、27期、日本民主党)

○床次徳二君 この機会に台風二十二号災害に関しまして、自治庁当局にお願いして、特に注意を喚起いたしたいと思うのでありますが、御配付になりました表によりましてもおわかりになりますように、今度の台風は非常に特色があります。特に鹿児島県の被害の状態でありますが、今度の被害は非常に風が強い。六五メートルばかりの強風による被害がこの統計になっておるのでありまして、すなわち全壊、半壊の建物が非常に多いという状態であります。同時に関連して考えなければならないのは、ちょうど稲の成熟期一歩手前というときであります。この農作物の被害が非常に大きいのでございます。県で調査いたしましたところによりますると被害額が二百……

第22回国会 内閣委員会決算委員会連合審査会 第1号(1955/05/27、27期、日本民主党)

○床次委員 ただいま御質問がありましたが、国の予算執行に関する不合理あるいは違法等に関する会計検査院の職務についての取扱いでございますが、今までのところそういういろいろ注意規定あるいは懲戒規定があるのでありますが、これが十分効果をあげていないのではないかという感じがするので、事務刷新という意味におきましてはやや適当ではなかろうという印象を受けるのであります。それというのは、ただいまお話がありましたが、補助金その他に関しましては今日ずいぶん大きな不適正行為があると認められておりまして、これに対しましては政府でも昨年以来提案されておりますが、補助金等の適正施行に関する法律案というものを考慮されてお……

第22回国会 内閣委員会公聴会 第1号(1955/07/25、27期、日本民主党)【議会役職】

○床次委員長代理 佐藤功君。
【次の発言】 これで御出席の公述人各位の御陳述は終りました。  これから質疑に入りますが、本日は本会議がありますので、できるだけ簡潔に御質疑を願いたいと思います。質疑は通告がありますので、通告順にこれを許します。まず福井さんからお許しいたします。福井君。
【次の発言】 茜ケ久保君。
【次の発言】 公述人の公述された範囲外にわたらぬようにお願いいたします。
【次の発言】 大坪君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。これにて公述人各位の御意見の陳述並びに質疑は終了いたしました。この際公述人各位にごあいさつを申し上げます。本日は御多……

第24回国会 外務委員会内閣委員会法務委員会連合審査会 第1号(1956/07/12、27期、自由民主党)

○床次委員 参考人のどなたでもよろしゅうございますが、簡単に御答弁いただきたいし、なおあとから書類で追加してもらって説明をいただきたいと思います。それは現在の島民の生活状態がどの程度であるかという点であります。この生活程度が低い、生活権が侵害されているということにつきましては、十分推察はできるのでありますが、どの程度低いかということについて多少具体的な資料をいただきたいと思うのであります。政府から配付されました資料の中におきましては、生活水準の数字が、戦前に比べまして戦後は相当落ちているのではないか思うのであります。その様子がわかれば一つ聞かせていただきたい。また戦前におきましても内地とは行政……

第24回国会 決算委員会日本国有鉄道の経理に関する小委員会 第1号(1956/05/23、27期、自由民主党)

○床次小委員 ここに準備されておる調査方法の中にもありますが、国鉄の経営、経理、組織という問題を予定しておるのですが、私はやはり国鉄はああいう形では限度に来ているのではないか、だからいわゆる公社という形でやっていくのがいいか、あるいは普通の国営の形になるのがいいか、経営の方針自体にやはり根本的に問題がある。一方運賃の値上げが経理のうちで非常に重大な問題として扱われているのですが、今いろいろ御指摘のように得るべき収入を十分取り入れて経営の基礎になっているのならいいが、取り得べきものも取らずほかに流れている、そうして国費あるいは乗車賃という形で経営されているというようなロスがある。これは非常に困っ……

第26回国会 社会労働委員会海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会連合審査会 第1号(1957/04/03、27期、自由民主党)

○床次委員 大臣お急ぎではなはだ恐縮でございまするが、法律の適用の問題でございますので特に大臣に政治的な立場において考えていただきたいと思います。  先ほどの御答弁によりまして在外者の引き揚げの問題は今度の審議会の結論によってこれが大体政府としては最終的のものと承わるのであります。問題となっておりますのは今まで在外財産保有の引揚者の立場としていつも対象になっておりながら初めからはずされてしまったような状態です。これは政府がぺてんにかけたような感じがするので関係者は非常に遺憾に思っておるのであります。この点はよく知っていただきたいと思うのですが、それは在外者が内地に引き揚げました時期がたまたま終……

第26回国会 内閣委員会公聴会 第1号(1957/05/08、27期、自由民主党)

○床次委員 和歌森先生にお尋ねいたしたいのですが、主として先ほど公述せられた事柄につきましてお尋ねいたしたいと思います。  第一は各国の祝日についての問題でございますが、調べて参りますと、各国とも建国の祝日に相当する祝日が非常に多い。これはほとんど一般的の現象であろう。次に多いのは歴史的記念日、また国民、民族の生活に密着したところの宗教上の記念日というものをおあげになっておるのでありますが、この建国に関する記念日が多いということ、これはやはり国民生活といたしまして非常に重大なことである。国を愛するという心持、また国家が生存して参りますためにきわめて意義ある日であるために、これが行われておるのだ……


28期(1958/05/22〜)

第30回国会 地方行政委員会公聴会 第2号(1958/11/04、28期、自由民主党)

○床次委員 中野さんにお伺いしますが、時間がありませんので、要点だけ申し上げてみたいと思うのであります。  まず第一に、公共の安全、秩序に対しまして、どうも政府が都合によって中身を勝手に公共の安全、秩序という言葉できめては困るのじゃないかというお話がありました。なお、今日までかかる場合において法秩序が破れました個々の事実、動きから見まして、だいぶ事態が違うのだということを言っておられるのでありますが、今回提案せられましたところの改正法を見て参りますと、この点は共通の性格をはっきりつかんで、くくって対象としておるというふうに私は考えるのであります。この点条文をお読みになりますとわかるのでございま……

第31回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1959/02/26、28期、自由民主党)

○床次分科員 農林大臣に、また農林省関係に、海外移住問題、消費米価、あるいは李ライン対策、あるいは海外技術協力というような項目につきまして、質問いたしたいと思います。  まず第一に、海外移住の問題につきましてお尋ねいたしたいと思います。海外移住は現下非常に重要な問題でありまするが、昨年閣議決定によりまして、海外の受け入れ関係は外務省、国内における送出は農林省という形になったのでありますが、しかし、元来移住というものは、受け入れ態勢ができなければ十分な送出も準備しかねることは当然のことでありまして、今日の状態を見ますると、あらゆるところに隘路があることを私どもは認めるのでありまするが、しかしすで……

第31回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1959/02/28、28期、自由民主党)

○床次分科員 私は経済協力の促進に関して、政府の御所見を伺いたいという意味において、質問をするのでありますが、包括的な問題に対しましては、あと大臣によって補っていただくことにして、私は基本的な問題を伺うというところに主眼があるわけでありますが、一応政府委員から伺っておきたいと思います。  現在の状態におきましては、輸出促進に関しましては、直接の輸出促進方法以外に、どうしても間接の輸出方針でありまする経済協力を必要とするということは、言うをまたないのでありまして、今年の予算を見ましても、通産省関係におきましては、西ベンガルあるいはマラヤの技術プラント等の設置があるのでありますが、しかし実際面にお……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会公聴会 第1号(1960/05/13、28期、自由民主党)

○床次委員 まず、大井さんにお尋ねいたしたいと思うのですが、先ほど、戦争抑制力のお話がありました。わが国が今回の安保条約によりましてとらんとするところの自衛力というものについて考察してみますと、これは第一に、国連憲章の理想の範囲、精神にのっとっておる、なお、国内的に見ますと、これは憲法の九条におきまして制限を受けておる、また、今回の安保条約によりましても、すなわち、事前協議の制限があるし、また、防衛の権利を行使する場合におきましても、いわゆるわが国の施政下に限られておるというふうにして、非常に制限が加えられておるのであります。かかる意味におきまして、戦争抑制力が発動されるということは、一般の例……

第34回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1960/02/26、28期、自由民主党)【議会役職】

○床次主査代理 木原津與志君。
【次の発言】 ただいま井手委員が質問されました保健所の充実の問題でありますが、今回若干補助を増額せられましたことはけっこうに存ずるのでありますが、元来保健所の予算そのものに対して、なかなか伸びが悪いんじゃないか。そのおもな原因はこれが交付税中に入って、地方負担の分が非常に多いことも原因ではないかと思うのでありますが、この点に対しまして、厚生当局といたしまして地方保健所の医員に対する熱意があまりないのじゃないか。その地方の負担の予算の増額の傾向と申しますか、これがどんなふうになっておるか、一つ御意見を伺いたいのであります。


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1961/03/01、29期、自由民主党)

○床次分科員 通産大臣に電力料の問題についてお尋ねいたしたいと思います。電力料の値上げは、今後の所得倍増計画の実施にあたりましては、非常に影響のあるものでありまして、特にいわゆる後進低開発地区に対しましては、新しい工場誘致のために、また現在の住民の生活費膨張を防ぐために、極力これは抑制すべきものであると思うのであります。しかるところ九州電力は、昨年の夏以来、会社といたしましては一七・五五%という値上げの申請をいたしておるのでありまして、これは九州に対しましては非常な脅威である。特に著しい低開発地区として将来の開発を期待しております南九州の住民としては、重大な関心を持っておるところであって、この……

第38回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1961/02/27、29期、自由民主党)

○床次分科員 三十六年度の地方財政計画ができたのでありまするが、一兆九千百二十六億円でありますが、大体これは国の基調と同じゅういたしまして編成したと言っておられるのであります。この間において地方の要望というものと、国の予算編成方針というものと、はたして合致しているかどうか。地方の要望というものが国の予算編成方針以上になっておるものもあるのではないかと思うのでありますが、その間の調整をどういうふうにして作られたか、伺いたいと思います。
【次の発言】 地方自治団体の必要歳出が相当あると思うのですが、今回の財政計画は主として国の基本方針と申しまするか、所得倍増計画等を参酌して作ってあるのじゃないかと……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1961/02/28、29期、自由民主党)

○床次分科員 私は義務教育費の問題につきまして質問したいと思います。  教育の充実に対しましては、何と申しましても十分なる経費を準備いたしまして、そうして教育の基礎をつちかうことが必要だと思うのでございまするが、特に義務教育に対しましては、すでに、長い間国庫負担法によりましてこれが実施されておるのでありまするが、しかし国庫負担法そのものにつきましても、もうそろそろ内容におきまして改善をする必要があるのではないかと思うのであります。すなわち従来から見ますると、教育費のために支出すべき部面が次第にふえてきているんじゃないか。従来国旗負担法の対象としましては給与とか教材費に限られておるのでありまする……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1961/03/01、29期、自由民主党)

○床次分科員 ただいま大臣お答えになりましたが、社会保障制度の将来の展開につきまして御意見を伺いたいと思って、今片鱗を伺ったのでありますが、しかし何と申しましても、社会保障のうちの医療保障を、十分いわゆる保険制度を拡充する、その中におきましても国民健康保険というものを早く内容を充実して、他の社会保険と同じような程度にまで持っていく、言いかえまするならば、国民の負担の点におきまして、制度を拡充すると同時に医療内容を上げていくというところに重点があるのじゃないかと思うのです。この点についての大体の方針につきまして、私はさような方針を持っていただかなければならない、さよう考えておるのでございますが、……

第40回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1962/02/21、29期、自由民主党)

○床次分科員 私は、国民健康保険の、いわゆる保険税あるいは保険料負担の問題についてお尋ねいたしたいと思うのであります。第一に、国民皆保険の趣旨において国民健康保険が実施せられましたが、各地方の状況によりまして、被保険者の内容がかなり違うために、組合によりましては、負担額について著しい軽重があるのではないかと思うのです。特に保険料の最高というものが頭打ちしております関係上、下に負担が重くなっておると思うのでありますが、その組合によるところの被保険者相互における負担の問題はいかようになっておりますか、御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 あとでまた参考資料がありましたらいただきたいと思うの……

第43回国会 文教委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1963/03/14、29期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより文教委員会農林水産委員会連合審査会を開会いたします。  先例によりまして、私が委員長の職務を行ないます。  日本学校給食会法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、順次これを許します。長谷川峻君。
【次の発言】 湯山勇君。
【次の発言】 湯山委員に申し上げますが、ただいまお答えいたしましたような工合でありまして、農林当局において調査いたしておりますので、その間他の御質問を願えますれば、継続していただきたいと思います。
【次の発言】 あと他の質問はお願いできますか。  ちょっと速記をとめて。


30期(1963/11/21〜)

第51回国会 文教委員会学校警備員小委員会 第1号(1966/05/13、30期、自由民主党)【議会役職】

○床次小委員長 それではこれより会議を開きます。  この際、小委員長より申し上げます。学校警備員小委員会は、去る第四十八回国会及び第四十九回国会においても設置せられ、その間、学校警備員に関する諸問題について慎重に調査を進めてまいりました。この経緯にかんがみ、この際、本小委員会において得られました結論について委員会に報告いたしたいと存じます。  報告の案文を朗読いたします。    報 告(案)   学校警備員小委員会を代表して、私から本小委員会における調査の経過及び結果について御報告申し上げます。   学校警備員小委員会は、学校警備員に関する諸問題を調査するため、去る第四十八回国会及び第四十九回……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 文教委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1967/07/12、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより文教委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会を開会いたします。  先例によりまして、私が委員長の職務を行ないます。  日本学術振興会法案を議題といたします。
【次の発言】 本案の趣旨につきましては、各位のお手元に配布いたしております資料によりまして御承知願うこととし、直ちに質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、これを許します。石川次夫君。
【次の発言】 関連して、三木喜夫君に発言を許します。
【次の発言】 時間がまいりましたので、そろそろ、次の質疑者がおありですからお考えいただきたいと思います。
【次の発言】 このままでもって暫時お待ちをいただきたいと思います。……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1968/05/15、31期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会地方行政委員会連合審査会を開会いたします。  先例により、私が委員長の職務を行ないます。  小笠原諸島の復帰に伴う法令の適用の暫定措置等に関する法律案を議題といたします。  本案の趣旨につきましては、すでに本会議においてその説明を聴取したことでもありますので、お手元に配付いたしました印刷物をもって趣旨の説明にかえ、直ちに審査に入りますので御了承願います。  本日は、本案審査のため、参考人として、東京都知事小笠原対策本部長美濃部亮吉君、東京都小笠原対策本部幹事日向美幸君、旧小笠原諸島在住者藤田鳳全君、同じく旧小笠原諸島在住者平野哲夫君、以上四人の……

第61回国会 交通安全対策特別委員会地方行政委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1969/07/22、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 おことばのごとく、この法案は基本法でありまして、国あるいは公共団体あるいは業者、その他それぞれのあるべき姿というものを、基本的なことを決定して、これを強力に推進しようとするわけでありますが、具体的のあり方に対しましては、現在ほとんど関係法規におきましてそれぞれ規定があるわけであります。たとえば道路につきましては道路法、鉄道につきましては鉄道あるいは軌道法、あるいは河川の問題につきましては河川法、あるいは航空法等、それぞれなお関連いたしました問題につきまして具体的な規定がございますので、今日のところにおきましては、個別的のものをいますぐ規定しなければならぬというふうには考えており……

第61回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1969/02/24、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 昭和四十四年度における内閣及び総理府所管の歳出予算案について、その概要を御説明いたします。  内閣所管の昭和四十四年度における歳出予算要求額は二十七億八千三百六十一万九千円でありまして、これを前年度歳出予算額二十五億六千二百六十二万一千円に比較いたしますと、二億二千九十九万八千円の増額となっております。  内閣所管の歳出予算に計上いたしましたものは、内閣官房、内閣法制局、人事院及び国防会議の事務の執行に必要な経費であります。  次に、総理府所管の昭和四十四年度における歳出予算要求額は一兆三百三十九億三千三百三十万二千円でありまして、これを前年度歳出予算額九千百四十三億四千二百三……

第61回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1969/02/26、31期、自由民主党)【政府役職】

○床次国務大臣 ただいま玉置さんからお話がありましたように、公務員制度審議会のあり方に対しましてはお互いに非常な関心を持っておりまして、ぜひその進行の結果を早く得たいと思っておりますが、今日までの状況を申し上げますと、昨年の十月二十五日に第二次が再開されたのでありますが、今回の第二次におきましては、公務員等の労働の基本に関する事項につきまして委員各位から鋭意審議を続けられるという状態でありまして、先般、二月の二十四日に東京の農林年金会館におきまして第七回目の会議が行なわれておるのが現状でございます。  なお、これからの審議の状態でございますが、審議会の決定によりまして、今後は原則として月二回程……


32期(1969/12/27〜)

第66回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第1号(1971/07/14、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 ごあいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、当委員会の委員長の重責をになうことになりました。  御承知のごとく、去る六月十七日に沖繩返還協定が調印され、また、この秋に予定されている臨時国会には、沖繩返還協定はじめ、日米間の諸取りきめ並びに沖繩復帰に必要な諸施策、関係法令の審議等外交、内政の諸問題が山積し、これが審議が予定されております。  この重要なるときに委員長に選任されまして、その任務の重さをひしひしと感じているものであります。幸いにして、練達なる委員各位の絶大なる御指導、御鞭撻によりまして、円満公正なる委員会の運営をはかり、十分なる成果をあげ、課せられ……

第66回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第2号(1971/07/23、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  この際、山中総理府総務長官から発言を求められておりますので、これを許します。山中貞則君。
【次の発言】 砂田総理府総務副長官から発言を求められておりますので、これを許します。砂田重民君。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。國場幸昌君。
【次の発言】 上原康助君。
【次の発言】 安里積千代君。
【次の発言】 瀬長亀次郎君。
【次の発言】 これから防衛庁長官に御質問をいただくわけでありますが、参議院の会議が少しおくれておったので、まだ到着されておりませんので、このままでもって……

第66回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第3号(1971/08/16、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中谷鉄也君。
【次の発言】 國場幸昌君。
【次の発言】 午後一時三十分委員会を再開することとし、暫時休憩いたします。    午後零時四十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。西銘順治君。
【次の発言】 國場幸昌君。
【次の発言】 時間の関係がありますから簡単に……。
【次の発言】 中谷鉄也君。
【次の発言】 中川嘉美君。
【次の発言】 安里積千代君。

第66回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第4号(1971/09/04、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。西銘順治君。
【次の発言】 國場幸昌君。
【次の発言】 中谷鉄也君。
【次の発言】 上原康助君。
【次の発言】 中川嘉美君。
【次の発言】 安里積千代君。
【次の発言】 瀬長亀次郎君。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。    午後三時五分散会

第66回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第5号(1971/09/29、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  理事の補欠選任の件についておはかりいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。これよりその補欠選任を行ないたいと存じますが、先例により、委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、小平忠君を理事に指名いたします。
【次の発言】 沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  この際、先般本院から沖繩に派遣されました議員の視察概要について、池田清志君から発言を求められております。これを許します。池田清志君。

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第1号(1971/12/08、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより会議を開きます。  内閣提出にかかる沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律案、沖繩の復帰に伴う関係法令の改廃に関する法律案、沖繩振興開発特別措置法案、沖繩における公用地等の暫定使用に関する法律案、国家公務員法第十三条第五項および地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、人事院の地方の事務所設置に関し承認を求めるの件、細谷治嘉君外十六名提出にかかる沖繩平和開発基本法案、及び川俣健二郎君外十六名提出にかかる沖繩における雇用の促進に関する特別措置法案、以上の各案件について公聴会に入ります。  本日、御出席願いました公述人は、南方同胞援護会会長大浜信泉君、名古屋大学法学部教授室井……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会内閣委員会地方行政委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1971/12/07、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより沖繩及び北方問題に関する特別委員会内閣委員会地方行政委員会大蔵委員会連合審査会を開会いたします。  内閣提出にかかる沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律案、沖繩の復帰に伴う関係法令の改廃に関する法律案、沖繩振興開発特別措置法案、沖繩における公用地等の暫定使用に関する法律案、国家公務員法第十三条第五項および地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、人事院の地方の事務所設置に関し承認を求めるの件、細谷治嘉君外十六名提出にかかる沖繩平和開発基本法案へ及び川俣健二郎君外十六名提出にかかる沖繩における雇用の促進に関する特別措置法案、の各案件を一括して議題といたします。以上

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1971/12/06、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより沖繩及び北方問題に関する特別委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会を開会いたします。  内閣提出にかかる沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律案、沖繩の復帰に伴う関係法令の改廃に関する法律案、沖繩振興開発特別措置法案、沖繩における公用地等の暫定使用に関する法律案、国家公務員法第十三条第五項および地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、人事院の地方の事務所設置に関し承認を求めるの件、細谷治嘉君外十六名提出にかかる沖繩平和開発基本法案及び川俣健二郎君外十六名提出にかかる沖繩における雇用の促進に関する特別措置法案、以上の各案件を一括して議題といたします。……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会法務委員会文教委員会社会労働委員会逓信委員会連合審査会 第1号(1971/12/10、32期、自由民主党)【議会役職】

○床次委員長 これより沖繩及び北方問題に関する特別委員会法務委員会文教委員会社会労働委員会逓信委員会連合審査会を開会いたします。  内閣提出にかかる沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律案、沖繩の復帰に伴う関係法令の改廃に関する法律案、沖繩振興開発特別措置法案、沖繩における公用地等の暫定使用に関する法律案、国家公務員法第十三条第五項および地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、人事院の地方の事務所設置に関し承認を求めるの件、細谷治嘉君外十六名提出にかかる沖繩平和開発基本法案、及び川俣健二郎君外十六名提出にかかる沖繩における雇用の促進に関する特別措置法案、以上の各案件を一括して議題といたします……


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ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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