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熊本虎三 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

熊本虎三[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


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このページでは熊本虎三衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。熊本虎三衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第13回国会 運輸委員会 第19号(1952/04/16、24期、日本社会党)

○熊本委員 二、三御質問申し上げてみたいと存じます。従来は單に規則とか條例とかで運用されておつたものを、今回單独法をもつてこれを拡充されようということでございますが、提案理由の参考資料にもありまするまうに、これは幾多の他の機関、各法令と関係が深いわけでございます。ただいま提案されました法案の作成にあたりまして、冬関係法令はもちろんでございましようが、何か機関との御連絡、了解の上、原案を作成されたかどうか、その点についてまずお尋ねしてみたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明でその面は了解いたしましたが、あとは運用上の問題だろうと思いますので、運用にあたつてもさらに御留意を願うようにお願……

第13回国会 運輸委員会 第20号(1952/04/17、24期、日本社会党)

○熊本委員 本法案に直接関係はありませんが、やはり自動車輸送に関する関連質問といたしまして、特にお許しを願いたいと存じます。その一つはナンバーの更新の問題ですが、この問題で業者は非常に悩んでおる実情でございます。終戦後すでに三回ナンバーのとりかえをされておるわけでございますが、ことに今回のナンバーとりかえに対する料金が、四百円徴收されることに相なつておるということでございます。この問題につきまして業者の言つておることを聞きますれば、官庁の機構改革に伴つて、これが何回となく行われるということであります。しかもそのナンバーの販売は、たとえば東京におきましては整備懇話会という代行機関があつて、これに……

第13回国会 運輸委員会 第22号(1952/04/21、24期、日本社会党)

○熊本委員 この法案について少しお聞きをしたいと思いますが、一つはこの理由説明の中に「木船は通常機帆船と称せられ、燒玉機関を装備する」ということが書いてありますが、一方要綱の方には、機関のない、單にろかいで運転するというようなことが書いてあります。これはどつちがほんとうなのか。私しろうとだからよくわかりませんが……。
【次の発言】 次にお聞きしたいことは、回漕業者に大体関係があるという説明でございますが、回漕業者の荷扱い以外の直接船主であり業者であるものが、荷を扱つているものがありはしないかと思うのですが、そういうものはないかどうか。もしありとすれば、数の比例等を知らせていただきたい。

第13回国会 運輸委員会 第23号(1952/04/22、24期、日本社会党)

○熊本委員 二、三点お伺いいたしておきたいと思います。第一には最近観光ホテルの認可を受けたいという希望者が非常に多いということでございますが、それについて申請のあつたものの数、それがわかつておればそれをお知らせ願いたい。それからその申請に対する査定許可等の処置は、どこでやつておられるかということを承りたい。
【次の発言】 次にお尋ねいたしたいことは、先ほどからいわゆる観光客誘致の建前から、いろいろと熱心に質問が行われましたが、私は現在この法律によりまして受けている補助の程度、言いかえまするならば耐用年数が一般的なものより非常に減殺されているので、これが所得税に関する減価償却の面から行きまして、……

第13回国会 運輸委員会 第24号(1952/04/23、24期、日本社会党)

○熊本委員 関連して質問いたします。先ほど来何回かこの問題については質疑があり、ただいまの滿尾委員からの御質問で、大体焦点が出て来たと思うのですが、私の聞きたいと思うことは、国策上、観光客招致の問題は非常に重大でありますので、この奨励についてはだれも異論はなかろうと思う。しかるにこの整備法によつて、助成方法によつて減税して、これを保護援助しようという建前が、そもそも明確でないと思う。そのために先ほどの質問を聞いておりますと、どうしても耐用年数が長いとか短かいとかいう議論になつておるのでございますが、耐用年数が長い短かいということは、ひとりホテルばかりに適用されるものではない。従つてホテルに関す……

第13回国会 運輸委員会 第25号(1952/04/24、24期、日本社会党)

○熊本委員 この問題の大体の提案の理由といたしまして、海上機帆船の輸送について、これを一定規正し、そうして円滑ならしめようとする精神につきましては、私も賛成でありますが、しかしこの実態といいますと、説明者のお話にもありましたように、回漕業者と單なる運航業者とが、その識別がはなはだ複雑でございまして、その点が明確になつておらない合せ兼ねておる者もあり、あるいは一方のみを経営しておるという状態でございますので、これが規正あるいは円滑なる運用については、相当の考究を要することだと思いまするが、それに対して本案によりますれば、その点が明確になつておらないうらみがあるのであります。従つてこの点に関する法……

第13回国会 決算委員会 第10号(1952/04/15、24期、日本社会党)

○熊本委員 初めて出て来ましたので、なかなか情勢がわかりませんで、愚問かもしれませんが、ただいまの質疑応答を聞いておりまして、なるほど理由としては、予備費から支出されたものの案件でございます。そこで支出の分だけを説明されて、ここに承認を求めようとされておると思うのです。ところが、質疑応答の中で、たとえば外国為替特別会計の問題につきましても、それから競馬の予備費の支出につきましても、これは収支のバランスをとれば、必ずしも予備費を支出しないでもいいと思う。そういうことについては、こういう案件について何か参考資料として、支出の結果をわれわれに知らすというような親切なことがあれば、質疑応答をしなくても……

第13回国会 決算委員会 第14号(1952/05/14、24期、日本社会党)

○熊本委員 せつかく検査院の報告書が出ておるにかかわりませず、私まだ詳しく拝見する機会を得ておりませんので、はなはだ申訳ないと存じますが、大綱について御質問を申し上げたいと存じます。  大蔵次官の先ほどの説明と、検査院の報告とを受けまして、私は大蔵政務次官に質問したい、かように思つておるのでございます。政務次官の報告を見ますと、国民経済の安定を強化し、さらに再建復興のために諸施策を積極的に実施するというように、まことにもつともなことだけを書いてあります。しかるに、ただいま会計検査院長の報告によりますれば、大綱としては、次官から報告があつた通りであろうかと存じますけれども、その具体的運用の面にお……

第13回国会 決算委員会 第16号(1952/05/21、24期、日本社会党)

○熊本委員 ただいま上程されました案件につきまして、いろいろ審議の余地はまだ私どもとしては残つておるとは存じますが、総括的に見ますれば、ただいま改進党から御発言のありましたように、承認することができないわけでございます。と申しますのは、一般の予算執行にあたりまして、総括的のことは別といたしましても、会計検査院から指摘されておりまする不当支出につきましては、これは政府は大いに陳謝し、もつて将来に処するの心構えがおのずからなくてはならないと考えております。この前の委員会でも、ちよつと私発言いたしましたが、政府のこれに対する説明は、日本の再建復興のために、誠意、熱意をもつて予算の執行に当つたというこ……

第13回国会 労働委員会 第11号(1952/04/26、24期、日本社会党)

○熊本委員 先ほど労働大臣から御報告のありました事件について、二、三御質疑をいたしたいと思います。まず第一に、十八日のゼネストにつきまして簡単な御報告がございましたが、新聞紙等の報ずるところによりますれば、百数十万を突破したというような報道が大々的になされておるわけでございますが、先ほどの報告によりますと、あまり大したことのないような御説明でございます。そこで今刷りものがあればけつこうでございますが、もしないといたしますれば、それに参加いたしました各業態別、ストの種別を全部書類によつて提出していただきたい、かように考えますが、その書類ができておりますかどうか。

第13回国会 労働委員会 第15号(1952/05/17、24期、日本社会党)

○熊本委員 数日間にわたり、あらゆる角度から御質疑がございましたので、なるべく重複しない範囲でお尋ねをしたいと思います。特に労働大臣に冒頭お聞きしておかなければならないことは、労働関係法は保護法であるか規制法であるかということであります。私どもは言うまでもなく労働関係法、保護法であるという観点に立つて論じたいと思つておるのでございますが、労働大臣はいかがお考えになつておるか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの答弁によりまして、大体労働問題の保護立法であるということをお認めになりました。ただ調整法は文字の示すごとくに、これは調整するにはおのずから一定の限度があるというふうにお話に……

第13回国会 労働委員会 第16号(1952/05/21、24期、日本社会党)

○熊本委員 岡本君に二、三伺つておきたいと思います。それは第五條の問題について削除を主張されておるわけでございますが、なるほど組合の立場ではそうだと思いますけれども、これについての字句修正を根本的にやれば、大体において了解ができるのじやないかと私は思うわけですが、その点をお伺いしておきたいと思います。この法律では「労働組合を結成し、若しくは結成せず、又はこれに加入し、若しくは加入しないことができる」などと書いてありますので、これを根本的に修正して、精神だけをうたえば削除しなくてもいいのじやないかと私は考えるのです。その点について伺いたい。  それから第七條の管理及び運営に関する事項ですが、問題……

第13回国会 労働委員会 第17号(1952/05/22、24期、日本社会党)

○熊本委員 この前私が資料の提出方をお願いしておつたのですが、まだ私の手元に参りませんので、それに関する部分は次会まで留保させていただきたい。そのことを前もつてお断りしておきます。  まずお尋ねしたいことは、特別調整委員任命の問題であります。これは公聴会等でもいろいろ意見が出たようでありますが、現在の中央労働委員会の強化によつて、屋上屋を架するがごとき調整委員というような特別なものを任命する必要はない、こういう意見が強いようでありますし、私自身もまたそう考えておりますが、あらためて大臣の御答弁を求めたいと存じます。
【次の発言】 そうなつて参りました場合に、どうしても現在の中央労働委員の機能及……

第13回国会 労働委員会 第18号(1952/05/23、24期、日本社会党)

○熊本委員 私資料を要求しまして、昨日もらつたわけですが、なおこの資料に基いて、二、三お尋ねしたいと存じます。  それは協約締結に関する問題でございます。この資料を見ますと、二十六年末の表によりますれば、まだ五〇%の締結しかできておらない。その後相当増加しつつあるという報告でございますが、その後の状況がわかつておれば承りたい。推定でもけつこうです。
【次の発言】 次に、私の一番ねらいといたしておりました改訂交渉の期間でございますが、それに対しては、資料がはなはだ少いので残念に存じますけれども、これもやむを得ないといたしまして、ここに示されております十七組合の交渉状況によりますと、期間一箇月で締……

第13回国会 労働委員会 第19号(1952/05/24、24期、日本社会党)

○熊本委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま審議中の労働関係調整法等の一部を改正する法律案に関する件に対しまして、原案に対しては反対、わが党修正案並びに森山君及び青野君提出の修正案中わが党の修正と同一のものに対しては賛成し、その他の修正部分に対しては反対の意見を述べたいと思います。  第一に申し上げておきたいことは、御承知の通り労働三法というものは、その立法の精神におきまして、これは労働関係に関する保護立法でなくてはならないのでございます。しかるに今回提案されました労働関係調整法等のごときは、まつたく労働階級を規制し、労働者を圧迫するための改悪でありまして、断じてわれわれの承服できな……

第13回国会 労働委員会 第20号(1952/06/09、24期、日本社会党)

○熊本委員 二、三点お尋ねいたします。  第一には今の国鉄の問題ですが、青野君からいろいろお聞きに皆著たが、それについて労働大臣が非常にお骨折りになつておる、こういうことでございますから、まことにけつこうでございますが、問題は時日があまり長びいておるので、特にお急ぎを願いたいと思うのでございますが、それに関連いたしまして国鉄は昨年のベース・アップのときのいきさつもあるかもしれませんが、当初より一年を通じて。五の賞典を見積つておる。しかしこれからの成績は、どうなるかということについて、相当の見通しが大事であろうと思う。そこで私はお尋ねいたしますが、これはちよつと労働大臣だけでは困難だと思いますけ……

第13回国会 労働委員会 第21号(1952/06/11、24期、日本社会党)

○熊本委員 本請願の要旨は、川南工業株式会社香鹿島造船所の融資をめぐる紛争の結果、昨年二月に工場閉鎖となり、従業員四千四百名は全員解雇され、その大部分の者とその家族は路頭に迷つている。一方川南氏は追放解除とともに社長に復帰したが、現在に至るも事業は始まらず、募集にも偽りがあつて応募する者もなく、また船主団工事に対しても暴力をもつて出港を妨害し、大阪地裁で行われた裁判で、退職金額が決定したにもかかわらず、一月末の三千五百万円は支払われる見込みが薄い。ついては川南工業をめぐる事件に対して、国会の責任において現地調査を行い、現在の失業者の生活保護、救済、就業につき善処されたい、また元従業員を中心とし……

第13回国会 労働委員会 第23号(1952/06/19、24期、日本社会党)

○熊本委員 先ほどの柳澤委員の組織構成に関する質問についての関連質問でありますから、私の持てる他の質問は次期に譲らしていただきたいと思います。  この質問に入る前に、議事運営について委員長に念のためお尋ねをいたしておきます。関連質問とは要するに質問者の質問内容についての関連について質問をするのであつて、その質問内容が他にかわつて参りまするその以前において関連質問は許さるべきが当然だと考えておりますが、先ほどの委員長からの内々の友誼上の問題もございましたからこれは多くは言いませんけれども、念のため島田委員長から御答弁を願いたいと存じます。  それから先ほどの構成内容についての質疑が行われましたが……

第13回国会 労働委員会 第26号(1952/06/30、24期、日本社会党)

○熊本委員 二、三点御質問を申し上げたいと存じます。大体基本的にはよいと思いますけれども、いろいろこれに関する御意見等もあるようでありますから念のためあらためて関係者の御意見を拝聴しておきたいと存じます。第一には、本法の第六條による認可、許可の問題でございますが、これは従来は地方の自治体の長がこれをやることになつておつたものを、本法によりますれば、労働大臣がこれを許可する、こういうことになつておる。このことが何か許可、認可の制を中央に集約してやるということは、地方事情の関連とにらみ合せて妥当であるかどうか、こういう御意見があるようでございます。その点について、原案において労働大臣の認可制にする……

第13回国会 労働委員会 第30号(1952/07/30、24期、日本社会党)

○熊本委員 ただいまの動議についてはもちろん異議もありませんし、手続等について委員長にお願いすることも異議はございません。ただ一言の希望を付しておきたいと思いますことは、これは御承知の通り非常に重要であり、特に労組関係におきまして最大の関心を持ち、これが無事通過を希望する向きが非常に強いのであります。従つてこれが継続審議になりました限り、来るべき国会に際しましては、何をおいてもこれを優先審議の上、労組関係の希望のように早くこれを決定するようにおとりはからいのほどを希望を申し上げておきたいと思います。


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 運輸委員会 第5号(1952/12/02、25期、日本社会党(右))

○熊本委員 先ほど正木君からいろいろ御質問がございまして、これに関連する問題でございますが、大体昨日の政府の報告の中にもありましたように、戦後の日本の船舶はまことに微弱なるものであつて、それが日本の経済再建へどれだけの不利を来しておるかということは、政府みずから認めて説明をされました。これに対して正木君から、第八次造船計画実施について質問をいたしたわけでございますが、これに対して政府はまだ大蔵省との資金関係に基いて、一月か二月というようなことを言つておりますが、なるほど財政逼迫の折からでございますから、いろいろの隘路や困難もあろうかと存じますが、私どもはこういうものはもうすでに今日実施に入つて……

第15回国会 運輸委員会 第6号(1952/12/03、25期、日本社会党(右))

○熊本委員 まず第一にお尋ねをいたしたいことは、海上警備隊と保安庁との職務権限並びにこれが行使についての問題について、大臣からお答えを願いたいのであります。それは一昨日の政府の報告によりますと、やはり保安庁の方でもあるいは三インチ砲を装備する相当の汽船を用意して、そうして保安に当らなければならない。そのことのためにはたとえば密輸、密入国あるいは漁船の拿捕等に関する幾多の不法行為に対しての取締り上、必要であるということの説明がございました。警備隊においては、フリゲート艦等も十数隻をアメリカから借り入れて、そうして完全武装を装備して、それでこれを拡充しようとされておるのでありますが、それらの職務権……

第15回国会 運輸委員会 第8号(1952/12/08、25期、日本社会党(右))

○熊本委員 一番最初に伺いたいのは自動車関係ですが、局長は見えておりますか。
【次の発言】 それでは二、三点お伺いしたいと思います。いろいろ各委員から御質疑がございまして、少々重複するところがあろうかと思いますが、その点は前もつて御了承を願つておきたいと存じます。局長は常々ここで、質疑がありますとそれに答えて、一々是は是、非は非として十分その趣旨に沿うということを繰返されておりますけれども、実際運用面に至りますと、何ら実践が伴つておりません。私が東京陸運局長をここへ呼んでもらおうと考えましたのもそういうことがあつたためでありますが、手続上複雑だということでありますから、重ねて中村局長にその点を……

第15回国会 運輸委員会 第10号(1952/12/10、25期、日本社会党(右))

○熊本委員 せつかくの参考人の方々に、質疑者のみが席にあつて委員がいないということは、はなはだ申訳ないと存じます、しかし直接の関係者たる関係官庁からは出席がございますので、お許しを願つておきたいと存じます。  私最初にお伺1いいたしたいことは、天日さんから先ほど御説明があつたようでございますが、よく聞き取れませんでしたけれども、資料を見ますると、北海道から東京までの輸送料はトン当り二千六百円というようなことになつておるようであります。もしそうだとしますると、おおよそ炭価の三分の一は輸送費になるというふうに解釈がつくのでありますが、大体北海道、東京間の輸送については、そういうような見通しが当つて……

第15回国会 運輸委員会 第11号(1952/12/11、25期、日本社会党(右))

○熊本委員 ちよつとお尋ねいたしますが、前に多くの委員諸君から、いろいろ質疑がありまして、重複するものが多いかもしれませんが、申し上げます。数日前から大蔵当局の出席を求めて、大蔵当局の考え方を重点的に質問いたしたいと考えておつたのでありますが、いまだに御出席がございません。そこで逆にお尋ねいたしたいことは、この前もちよつと触れたことがあると思いますが、たとえば、現在の国鉄で経費を持つております公安官の費用の国費負担という問題が論議されております。それについて国鉄運用上、やはり支出の問題と、業務運用の問題に関連するものがいろいろあろうと考えまして、その点いささか疑問もあつたわけでありますけれども……

第15回国会 運輸委員会 第13号(1952/12/13、25期、日本社会党(右))

○熊本委員 私は日本社会党を代表いたしまして、残念ながらこの案に反対の意見を述べたいと存じます。  先ほど關谷委員からいろいろと御意見が述べられましたが、これは国鉄の社会性、いわゆる公共性というものを非常に軽視されておる議論だと考えます。私どもは、まず第一に国鉄の性格を十分認識して、その上に立つて今度の値上げ問題に論及しなければならない、かように考えておるわけであります。あらためて言うまでもなく、国鉄企業というものが、一には国家の産業開発のために、進んでは国民生活の安定のために、さらに国民文化向上のための機関であるということは、何人もいなめない事実であろうと考えるのであります。従つて、この企業……

第15回国会 運輸委員会 第14号(1952/12/16、25期、日本社会党(右))

○熊本委員 大蔵省から見えておるときに、二、三直接の関係ではないけれども、間接的には大蔵省が首を縦に振るか横に振るかが分岐点になるので、一、二承つておきたいと思います。  運輸委員会が始まつて以来、一般質問の当時から問題の焦点は二つになつておりまして、一つは陸運の関係でありますが、海運の関係についても非常に熱心に質疑応答がかわされて、大臣初め政府委員から、第八次建造計画については目下具体的に進行中であつて、ただ事務的手続に支障があるから、いつからという確固たる日にちが明示されないという程度の答弁を受けております。ただいま質問に答えられる銀行局長の答弁を聞いておりますると、これはだんだんと逆転し……

第15回国会 運輸委員会 第16号(1952/12/22、25期、日本社会党(右))

○熊本委員 関連して伺いますが、陸運の定員問題についてただいま御答弁がございました。私はこの前からいろいろ質問をしておりますが、陸運当局が所管しなければならぬであろうところの現在のトラツク業界の実情等に対する監督、指導は、私の考えでは陸運局がやるべきであると思つておりますが、一体それらはどうなつておるか、この機会に承つておきたい。ただ人員が、この前からいたしまして自動車のふえた数字に対して大体バランスが合うように、八百名くらいふやすと言つておられるけれども、それは日常業務に関してのことであつて私の言う今日の無統制、何といいますか、法律のなきがごとき業界の現状の紊乱は、一体だれが取締るか、だれが……

第15回国会 運輸委員会 第18号(1953/02/19、25期、日本社会党(右))

○熊本委員 少しお尋ねをいたしたいと存じます。先ほど新線建設に対しまして、今年度は昨年の約三倍額を計上されておりますので、これに対する国民の関心は非常に重大であろうということから質問がございまして、さらにこれに関連して、電化設備費もやはり本年はいささか増額計上されております。これらの問題については先ほど質疑がございましたから、特にお尋ねはいたしませんが、予算を計上するにあたつて、いまだその具体的予算の割振りというもの、いわゆる着工の線がきまつておらないというがごときは、はなはだ当を得ていないという考え方は、先ほどと一致でありますから、この点については至急に具体案をつくられまして、本委員会に御提……

第15回国会 運輸委員会 第19号(1953/02/23、25期、日本社会党(右))

○熊本委員 関連して……。私も特に緊急質問ということで先ほど届けを出してあつたのはこのことです。この前の委員会でいろいろ質問をいたしまして、たとえば国鉄の経理上の報告につきましては、耐用年数を経たるものは四千数百億円といい、それからすでに緊急を要する一千六百億円の金がなければ危険を防ぐことができないという報告を受けまして、そうして昨年からの議論の対象は、国鉄のそうした取替、補修及び新線については、当然国家の支出をもつてなさなければ、国鉄の運用はできないのではないかということが、議論の対象であつたはずであります。そうしてまた過ぐる四、五日前の委員会におきましても、新線その他に関連して同僚委員から……

第15回国会 運輸委員会 第23号(1953/03/05、25期、日本社会党(右))

○熊本委員 私も遅れて来ましたからいろいろ重複していると思いますが、先ほど来の正木君、關谷君の御質疑の精神はよくわかりますが、私は逆に、大臣が言われたように、なるべく民間にまかせるという形式をとつて、会社の日常経理について、政府を代表する者が入つておらない。たとえば満鉄ならば総裁というようなものが政府の任命によつてあつて、日常の経理、運用をまかせられておつたわけでありますが、そういうことが、今度は大いに奮発して、できるだけ民間の自由にまかせる経営だ、こういうことを言われたために、あるいはそうしようという形式を整えるために、ついに条文上に先ほどからいろいろ御質疑のあるような不安があるために、慎重……

第15回国会 運輸委員会 第24号(1953/03/11、25期、日本社会党(右))

○熊本委員 私は時間の関係で、今修正案を作成中でありましたが、冒頭お願いいたしておきたいことは、できれば本案の採決を次回の委員会まで延ばしていただければ幸いだと存じます。  私どもがこの問題について修正案を出そうとする二、三の点を申し述べますならば、第一には、提案の趣旨について根本的に反対ではないのでありますが、しかしながらあの法案の内容に至りますれば、官僚独善に流れるおそれがあり、要するに補助援護の対象たるべきものを審議検討するにあたりまして、民主的機関による慎重審議の機関がうたつてないのであります。私どもといたしましては、その該当すべき事業体に対しますところの審議は、最も慎重に公平にあらね……

第15回国会 運輸委員会 第26号(1953/03/13、25期、日本社会党(右))

○熊本委員 ただいま小委員長から御報告がございまして、大体その通りでございます。私から修正を提案いたしましたものにつきましても、小委員会では大体これを取入れることの御了承を賜わつたわけでございますから、その点はまことに喜んで感謝いたしておるわけでございます。ただ先ほど報告の中にありました委員九名中に従業員代表を加えるということの修正につきましては、小委員会におきまして、それは学識経験者の中に取入れるということがございまして、字句にこれを表示することを避けたのでございます。従いましてこれが決定を願いますならば、将来委員の任命にあたりまして、学識経験者中に勤労者を代表する人の中から一名御採用相なる……

第15回国会 運輸委員会 第27号(1953/03/14、25期、日本社会党(右))

○熊本委員 大体結論といたしましては、原案並びに先ほど關谷委員から提出されました修正案及び附帯決議につきまして賛成でございますが、運輸大臣もお見えになつておりますので、これが実施等につきましては、十分なる関心を持つて、より有効適切なる運用をしていただきたい、こういう意味において希望を申し上げておきたいと存じます。と申し上げますのは、原案におきましては、政令で定める利益配当率以上の配当をした場合においては、利子の補給を停止するということに相なつておつたわけであります。いまだ政府では、利益の配当をどこにするかという最終決定を見ておらないようでありますが、質問に答えたその内容から行きますれば、一割五……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 運輸委員会 第16号(1953/07/15、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 先ほどからお急ぎのようでありますから、できるだけ簡単に二、三お尋ねしたいのであります。一番最初にお尋ねしたいことは、法の第三条の二項の四、いわゆる積合貨物という字句、その他にも出ておりますが、この積合貨物というものは、たとえばどういうものかを御説明願いたい。
【次の発言】 それから許可の種類に特免というのがあります。それからまた最近は貨物制限ということで、鉄なら鉄、セメントならセメントというふうに、特定物は指定して許可をされるようでありますが、こういうような関連性は私どもははなはだ複雑で妥当でないと思うのですが、積合せあるいは特免あるいは貨物制限と、こういうようないろいろの複雑多岐……

第16回国会 運輸委員会 第17号(1953/07/16、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 大臣もお忙しいだろうと思いますから、関連質問が大臣にお答え願う意味で二、三お尋ねしたいと思います。それはただいま山口君の質問に対しまして、たとえば国営等でなれない官吏がやるよりは、もちはもち屋と専門家にやらす、こういうような答弁がありましたが、一体日本の政府が航空事業をやるのに、まことにしろうとばかりで、技術的にも経営的にもさような適材者がいないかの、ごとき言葉は、私は承服するわけに行かない。それからもう一つは、もちはもち屋で、酒は酒屋だというふうに、それほと航空事業に堪能な経験者が民間にぱかりおるという規定の仕方は、これもはなはだ当らない。私はそう思うのでありますが、もう一度その……

第16回国会 運輸委員会 第18号(1953/07/17、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 まだ航空法の本体の質問があるわけですけれども、今修正案の方の質問があつたようでありますから、その面で一、二お伺いをしてみたいと思います。と申し上げますのは、先ほども松原君が言われておつたように、経営の基本的なものの考え方については昨日もお尋ねし、さらに資料を要求しておりますから、いずれ資料を出していただくことにいたしまして、なお検討をいたしたいと思いますが、ここに出されております修正案でありますが、修正案の第十条、これを見ますると、先ほど松原君から質問がございましたように、いささか民間資本に対する待遇の度合いが過ぎておりはしないか、こういうふうに考えられます。問題は第九条において、……

第16回国会 運輸委員会 第19号(1953/07/18、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 関連して……。一昨日かと思いますが、私、エール・フランス等の経営機構並びにその運営等についての資料を求めておきましたが、まだ提出がございませんから、至急に御提出をお願いしたいと思います。

第16回国会 運輸委員会 第24号(1953/07/24、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 関連して……。先ほど鈴木君からいろいろ具体的な事例を引いて、最も適切な御質問がございましたが、その答弁を承つておりますと、まことに不誠意きわまるもので、われわれが聞いておりましても、まことに遺憾千万だといわざるを得ないのでございます。そこで調査委員会が設置されておりますから、先ほどの鈴木君の質問要旨についても、いずれ調査委員会において精密なる調査があろうかと考えますから、重複することは避けたいと存じますか、まず一つ二つお尋ねしておきたい。  それは、たとえば太田技師の問題についての答弁であります。有能なる技師であるから、国鉄費用をもつて海外に派遣して、技術の練磨と、それから幾多の見……

第16回国会 運輸委員会 第25号(1953/07/25、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 私運輸大臣にたくさん質問を持つておりますけれども、今松原君の質問中でございますから、簡単に関連してお伺いいたしたいと思います。  運輸大臣の先ほどからの答弁によりますと、政府が原案を提出したのであるけれども、これにまさる三流の修正案が提案されてまことにけつこうでございますというような答弁のように私拝聴いたしました。松原君が、提案権を待つている行政府としての案を唯々として改正することは、不見識だ言われたことはその通りでありますが、私はこの際それを責めようとするのではない。この改正案は非常に厖大なものであつて、これはもう経済的には重大なる一つの変革である。こういうような問題で、これをあ……

第16回国会 運輸委員会 第26号(1953/07/27、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま審議に相なつておりまする政府提出原案に賛成し、三派共同提案になる修正案に対し反対の意見を申し述べたいと思います。  造船業界の振興界というものは、何人も否定することのできない重要な案件であることはいまさら言うま百でもございません。従つてわが党といたしましては、前々国会以来この問題についていろいろと熱意を傾けて参りたのでございまするが、しかしながら根本的に現在の業界不振の原因を検討しまするならば、三つあろうかと思う。その第一は経営者の努力、熱意の欠除、第二にいわれておりまするところの造船資、財の物価高、第三は高金利の現状が、そのおもなる原因で……

第16回国会 運輸委員会 第32号(1953/08/03、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 関連質問は申合せでできないそうですから、私は資料の提出を求めるために発言を求めます。
【次の発言】 先ほどからいろいろ聞いておりますが、先ほど立花さんは、許可は八階で仕事をしていると言われたが、八階と十二階とでは基礎工事においてどう違うかということの資料を出してもらいたい。それから立花さんは先ほど、今までは国鉄の方から指示がないので払つておらない、決してふところへあつためるつもりはない、こう言われて、一昨日国鉄から資料が出たから精算して、納めるのは納める、こう言われた。そこで国鉄から部屋の使用料についてどういうような請求をされて、決定をみたか、この資料を出してもらいたい。私どもは鉄……

第16回国会 運輸委員会 第35号(1953/08/07、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 ただいま鈴木君から非常に有益な、しかも具体的な意見が述べられまして、全面的とは言えませんが、大体においてわれわれも同意見でございます。但しそれはあくまでも中間報告の過程であるということを前提といたしてであります。本委員会には私いろいろ他の委員会の関係で欠席がちでありましたので、理事会等のお定めについてよく了承いたしておらなかつたのでありますが、私が要求しておいた資料がただいま届きました。その資料の中には私の求めたものがまだつまびらかにされておりません。それからもう一つ別の資料を注文いたしておりますが、この資料は手元に渡つておりません。従つて本問題につきましては、将来に残されたる幾多……

第16回国会 決算委員会 第4号(1953/06/24、26期、日本社会党(右))【議会役職】

○熊本委員長代理 なお本日、所管大臣である小笠原大蔵大臣並びに戸塚建設大臣も出席いたすことになつておりますから、政府当局、会計検査院及び参考人各位におかれても、質疑に対して腹蔵なき意見を述べ、かつ的確な答弁を切望してやまない次第であります。  それではこれより質問を許します。柴田委員。
【次の発言】 吉田賢一君。
【次の発言】 委員長から政府委員に御注意を申し上げます。委員の質問の要点をはずして、そうしてますます議事をこんがらかすことはおやめ願いたい。委員の質問の精神にこたえてその経過を忠実に答弁を願います。
【次の発言】 先ほどの質問の中に東京都の現在のあり方について触れられておりますが、岡……

第16回国会 決算委員会 第6号(1953/06/29、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 大体ただいまの質問で終つたかと思いますが、政府の答弁の中に、その方法が悪かつたのであるが、使途についてはやむを得なかつたものであるということがあつたように伺つております。従つて保険金徴収のために最大の努力をするというその結果が、どういう結果になつたのか。目標はわかつておりますが、結果がわからないということ。それからやむを得ざる支出であるというものが、かくのごとき不正行為をやらなければ金が出て来ないということは、先ほどの質問のように予算措置の上にあやまちがあつたものと考える。従つて臨時費及び接待費等に関するその後の処置については具体的にどういうような勘案をして、次の予算措置に備えるか……

第16回国会 決算委員会 第13号(1953/07/15、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 この重要案件については、非常に国民八千五百万の関心の対象となつておるのでありまして、いわゆる民主政治、すなわち政治の明朗化という観点から立ちましても、何か疑惑的な目をもつて、国民に不安を与えるということは、まことに遺憾千万であると考えます。従いまして、先日来いろいろと同僚委員から御質疑がございまして、部分的、個々的には質疑応答がかわされておるようでありますが、ここまで参りますれば、総理の同席の上で新たに確認すべきは確認し、さらに進んで総理としてのこの問題に処する総合的な基本方針というものを承ることによつて、われわれの審議の方向もきまつて来ると思う。しかしながらそうではなしに、これか……

第16回国会 決算委員会 第15号(1953/07/20、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 本問題につきましては、過去三回の委員会で議題となり、その結論としては、総理がここへ出席されて、重大な大綱についての答弁を求める。そのことなしには本委員会の進行はできない、こういう決議をもつて正式の手続は議長を通じて出席を求めたはずであります。しかるにきようの委員長の態度は、何か知らぬがやみ取引のごとくにごしやごしやと話をして、そのまま承認の形をとられることは遺憾千万だと思います。従つて本委員会の決定通り、もし総理が本日ここに出席ができなければ、委員会はやむを得ず閉会して、総理の出席のあるまで延期するということにおとりはからいを願いたいと思います。

第16回国会 決算委員会 第16号(1953/07/21、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 各委員からいろいろと御質疑がありましたので、私は個々の問題についてはあらためて質問をしようとは思いません。しかしながら、先ほど来質疑応答を聞いておりますと、専売公社の受取られる金額、いわゆる収入面は、専売事業であるがために、これが日本銀行に納入される。そこで専売公社全体の心構えというものが、これはわれわれから言えば怠慢と言いたいのでありますが、金融面についての考え方の上に、至つてルーズな点がある、かように考えられるのであります。たとえば現在運輸委員会で問題になつておりますところの造船計画の保護育成について、開発銀行が七割の融資をする。残りの三割を市中銀行から融資せしめることのために……

第16回国会 決算委員会 第17号(1953/07/22、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 先ほどの杉村君の質問の続きですが、日本石炭鉱業株式会社が取引の対象となつて積んで行つたものが不良で返つて来た、こういう話で綿密に言えば五十六万円の輸送賃を損させておる、こういう話でございましたが、三菱、貝島、古河というような炭鉱は大体わかりますが、北九州石炭というのはどういう性格のどんな会社でしようか。
【次の発言】 私想像するのに、いやしくも天下の三菱や貝島や古河というようなものが不良品を積み出そうとは考えられない、そしてそれがもし誤つた場合にはそれらの名誉にかけても国の輸送料を損させて知らぬ顔の半兵衛をするほどのあつかましい会社ではない、こう思う。そこで問題は残つたところの北九……

第16回国会 決算委員会 第19号(1953/07/24、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 先ほどの柴田委員の質疑の中にも関連するわけですが、資料を求めておきましたところ、ここに資料が出ております。ところが私の求めた資料とは違つておるのであつて、北九州石炭株式会社というものについていろいろと出しておられますけれども、私はこういうものを求めたのではございません。私の資料を求めましたのは、構成メンバーは一体どういうことになつておるかということと、それからその構成メンバーの中で配炭公団に納入したる各個別の数量及び金額を明示しろということを要求しておりますが、それが何も出ておりません。  それからさらに返却になりました朝鮮向けの石炭でありますが、これについては私二、三日前に申し上……

第16回国会 決算委員会 第21号(1953/07/29、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 大蔵大臣はお忙しいようですから簡単に二、三伺いたいと思うのですが、先ほどの答弁によりますと、大蔵省が引継いたのは零で引継いだ。しかもそれは二十七年の七月でございましたか、八月でございましたか、それだから、現在においてもその所管は大蔵省ではなくて、通産省にある、こういう御答弁のようであります。ところが小笠原さんは昨年の十月に通産大臣であつたはずです。そこで七月に通産省から大蔵省はゼロで引継いで、そこに三箇月のゆとりがございます。今日では大蔵大臣でございます。そこで三箇月のあやを持つて小笠原さんは直接の責任からのがれられているのだと思うのでありますが、それだからといつて現在直接所管でな……

第16回国会 決算委員会 第22号(1953/07/30、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 最初は予納金が幾ら入つたかわからないということでありましたが、今の杉村君に対する答弁で六億程度入つておるということを言われたが、この六億はいつまでに入りましたか。
【次の発言】 先ほど吉田君から、われわれ手元にある数字では、六月までの請求が二億一千九百万円で、入つたものが八千六百万円ということで、三分の一程度しか入つていないということについて聞いたのでありますが、それに対してわからないと答えられた。ところが今度は杉村君の質問に対しては六億円程度ということを言われた。そうすると吉田君と杉村君の質問に対するあなたの誠意の点が、質問がわからなかつたのかもしれぬが、はなはだおかしいと思いま……

第16回国会 決算委員会 第23号(1953/07/31、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 ちよつと関連して、今の答弁を聞いておりますと、今研究されておるようですが、事前に監督庁に対するそういうような打合せ及び意見の聴取というものはなかつたのですか。
【次の発言】 運輸大臣にお尋ねいたしますが、この問題があげて国鉄の将来の信頼を回復するかせざるかの重大案件になつております。従つて契約当時の大臣ではなかつたといたしましても、この問題に関しては十分関心と責任を感じていられるはずだと思うのですが、その点はどうですか。
【次の発言】 それではお尋ねいたしますが、問題は会社の創設その他についても多くの疑惑があるのでありますが、それはそれといたしまして、その会社と国鉄との契約の基本的……

第16回国会 決算委員会 第29号(1953/08/14、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 ずいぶん長い間同僚委員からいろいろ質問いたしましたので、ダブるところは避けたいと思いますが、どうしても委員長のお答えに了解できざるものがある。それは何であるかといいますと、最初の方は、個人を信用したのでもない、要するに会社を信用して、これが一番適切であると考えて、国鉄法の四十九条における一般公入札をもやめて、これでやつたんだ、それでいまだにその信念はわからないと答弁されている。ところがだんだんと問い詰められて参りまして、特にただいまの杉村君の質問に対しましては、自信がなくて、かりにあるいはあるかもしれないが、そういう場合には、国鉄は自分が使うところが一階だけだから損はないのだ、こう……

第16回国会 決算委員会 第30号(1953/08/21、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 政務次官がお急ぎのようでございますが、私ども聞いておりまして、問題ははなはだ穏やかならざる話でございます。と申し上げますのは、この国鉄会館の問題に関して、非常に運輸省は関心を持つて御勉強をされておると思います。しからば今度の鉄道会館との契約の問題について、先ほどから質問がございましたが、その質問に対するお答えがございません。従つて四十九条の契約条項の中に、最初は但書の中段による特殊のものということで説明され、最後には政令ということでございます。従つて政令に基く随意契約であるならば、その内容は、どういう基本に基いてやられるかということが問題になつております。その点について、次官は現在……

第16回国会 決算委員会 第32号(1953/09/11、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 ちよつと関連して……。ただいまの質疑を承つておりまして、質問者は非常に深刻なお気持で質問されておると思います。委員長の答弁もまた事実をそのまま言われておると思いますが、私は旅行中であつて東洋経済の記事の内容を知りませんが、問題は田中委員長は語る、そうしてそれが記事として現われておるのは、委員長の独断による事実の発表のごとき記事ではなかつたのか、委員長が今御答弁になりましたことはかような投書が来て、実は自分も迷惑しておるということを話した、それは事実だとおつしやいますが、それは投書によつて疑惑を招いておることが困るという発表であつて、記事によりまする、あなたが金がまわつて、かような状……

第16回国会 決算委員会 第33号(1953/09/18、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 ずいぶん長い間各委員からあらゆる角度にわたつて質疑がかわされておりますが、私質問通告をいたしておきましたのは、運輸大臣、国鉄総裁並びに大蔵省の有力な幹部に来てもらいまして、そうして重複あるいは三重の点を整備し、ある部面は再確認して、そうしてそれを集約する方向に質問の整理をしようと思つて通告をいたしておりましたが、先ほど委員長のお話によりまして運輸大臣も国鉄総裁も出席がありません。従いまして私は、その通告いたしておりました根本的な内容については、次に出席される委員会にまでこれを留保しておきたいと思います。委員長においてよろしくおとりはからいの上、その際私に発言をお許し願うようにお願い……

第16回国会 決算委員会 第34号(1953/10/16、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 委員長のお言葉で二十分ということでございましたが、いささか迷惑をいたします。できるだけ整理して簡潔にやりますから、委員長の方でもその点は御高配を願つておきたいと思います。  なお、先ほど来同僚委員からいろいろ御質疑がございまして、できるだけ重複しないようにと思いますけれども、先ほどの答弁では不明なところがなおたくさんございますから、重複することをお許し願いたいと存じます。  特に最初にお尋ねしておきたいことは、直接鉄道会館ではございませんが、杉村君の質問にお答えになつた交通公社の問題であります。交通公社の問題についての答弁は、進駐軍の意思によつて手数料を廃止した期間がある、そのため……

第16回国会 人事委員会 第2号(1953/06/05、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 私は臨時で参つたのですから、今までの様子は知りませんけれども、先ほどの西村君からのお話のようならば、当然やはり政府の関係者はこの公述並びに質疑を聞かなければならないと思う。こちらだけが聞いてある程度の質疑応答によつて了解をして、政府の方はまたあらためてわれわれが間接的に聞かすというようなことであつてはならない、私はそう思います。
【次の発言】 私もさつきのように、大体こつちの委員会だけできめられるという方針ならよいと思うのです。そうでなければどうしてもやはり当局者に来てもらつて、当事者の公述を聞かせなければならない。そうしなければ、われわれだけが聞いて、関係者はまた別に聞くというよ……

第16回国会 労働委員会 第4号(1953/06/30、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 関連してちよつとお尋ねいたしますが、ただいまの答弁を聞いておりますと、高等裁判所で無罪の判決をした、それを検事が上告しなかつたという、その手続の手落ちのみを言われておつて、ただいまの答弁から見れば、当然有罪になるものという見解のように承る。ところが一審、二審において裁判が行われる場合においては、検事は検事の見解を持つし、判事は判事の見解を持つはずである。ある裁判長が無罪と判決したことは何ら考慮せずして、検事が上告せざることのみが手落ちであり、これは犯罪になるべきであるという見解はどこから出て来るか、お尋ねしたい。
【次の発言】 重ねて明確にお伺いしておきますが、一審、二審における裁……

第16回国会 労働委員会 第5号(1953/07/01、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 私は一般労働行政に関して質問をいたしたいと思いますが、その前に緊急問題として、西日本に起きました大水害に関してお尋ねをしてみたいと存じます。  新聞紙その他の報道によりましておわかりのように、六十年来の大水害であるということでありまして、これに関する対策といたしましては、内閣としても種々講じられておるようでありますし、国会においても特別委員会が設置されました。そこで私お尋ねいたさんとすることは、この被害によります。たとえば緊急措置の任にあるところの公務員の問題及びその地方における労働者の窮状に対して、労働省としては、特別これに対する緊急措置をどういうふうにとられておるかという点につ……

第16回国会 労働委員会 第6号(1953/07/02、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 昨日から引続き御質問を申し上げておりまして、その関連の中途でございますが、この機会に労働大臣に承つておきたいことがございます。  それは、先日の委員会で高橋委員からもちよつとお話がございましたが、参議院における労働大臣の答弁の問題に関しまして、そのときは速記録を見ましてという答弁に相なつておつたのであります。ところが速記録を調べてみますと、二十九日の参議院の本会議において藤田君に対する答弁に労働大臣は「この際、関係の組合の中から、かかるストライキは誤まりであつて、これを再び繰返さぬ旨の宣言を国民に対して発するような意思はないものかどうか。むしろこの点をお尋ね申し上げたいと思う。」こ……

第16回国会 労働委員会 第7号(1953/07/03、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 質疑はたくさんございますが、なかなか思うよう進んで参りません。お許しを得まして、問題は日本の今後の労働行政は非常に重大だと考えまして、これに対しまする労働大臣の所感を承つておきたい、かように存じます。  あらためて申し上げるまでもなく、日本の人口増加は、一年に百五十万になろうといたしております。従つて稼働人口は年々八十万以上の増加を見つつあるのでありまして、この現在の稼働人口に対する就労の比率は至つて低位であります。しかも、これから日本の産業の開発に伴つて、日本再建のための企業というものには、おのずから限定があるのであつて、これらを考え合せて、労働省における日本の労働行政の大綱につ……

第16回国会 労働委員会 第9号(1953/07/07、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 先日から引続いて急を要するもの数点について、お答えを願つておきたいと存じます。それは第一には、米国海軍極東司令部に起きました解雇手当の問題であります。これに対しまして、その後労働大臣といたしましていかなる措置と、将来の見通しはどういうふうに持つておられるかを、この機会に承つておきたいと思います。
【次の発言】 労働大臣は最近の御就任でありますので、以前の責任を現労働大臣にあまりに追究することはいかがかと存じますが、しかしながら、折衝は外務省にあることは言うまでもございませんが、案件自体の責任は労働省にあるはずであります。従つて政府自体が、同じ管轄下にある基準局の認定に対してこれの実……

第16回国会 労働委員会 第10号(1953/07/09、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 どうもうなぎ漫才的な逃げ方は、割当てられた時間なので、はなはだ迷惑千万だ。大体理をわけての質問に対して、あなた方は言を左右にしておる。提案説明の理由が、うそならうそだと言いなさい。そうしてできるだけ両者の良識により、あるいは成熟された慣行によつて治まることを望むということを――それがうそならばうそだと言つていただきたい。そうでないならば、井堀君の質問に対して、あなた方はまじめに答えなければならない。だから、それを言を左右にして時間を空費するということは、あなた方は議員の審議権を蹂躪して、時間をつぶしさえすればよろしいということになる、はなはだ失敬千万だと思う。もう一回答弁していただ……

第16回国会 労働委員会 第11号(1953/07/10、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 時間がありませんから、簡単に通産大臣にお尋ねいたします。日本の経済再建を背負つて立つて行くといつても過言でない通産大臣といたしましては、その事に没頭されていると思うのでありますが、日本経済再建の基礎は、日本の生産力をいかに拡充強化するかということであろうと考えております。その生産拡充のためには、まず第一に、日本の労働者がみずから希望と期待を持つてこれに従事するその態勢の確立こそ、必要であると思うが、通産大臣はどうお考えでございますか。
【次の発言】 しからば、労働者が自発的に希望と期待を持つて生産にいそしむ方法、手段としては、どうすればよろしいとお考えですか。

第16回国会 労働委員会 第12号(1953/07/11、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 ただいま上程されております電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案に対しまして……(発言する者あり)
【次の発言】 私は、日本社会党を代表いたしまして、反対の意見を述べようといたすものでございます。  まず第一、本法はことさらに問題の根本の探求に目をおおい、単に結果論として現われた現象のみを理由に、労働者を弾圧せんとするものであります。すべての社会現象は、それぞれの原因があるのであつて、その対策樹立は、あくまでもその根源の究明こそ肝要なことといわなければなりません。特に労働行政には、その点が重要でありまして、争議発生の動機については、格段の配慮が大切であります……

第17回国会 運輸委員会 第3号(1953/11/04、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 大臣忙しそうですから、ごく二、三点伺つておきます。今度の予算措置につきまして拝見いたしますると、運輸省関係における追加は、一億六千六百万程度のものが出ておりますが、おおむねこれは港湾諸施設に関するものであります。もちろん国鉄は独立採算制であるからして、どんな被害を受けても、それは国の方では知らない、こういうことになるつもりの水害対策予算としての、今度の予算措置であるかどうかをちよつと大臣に伺つておきたいと思います。
【次の発言】 国鉄の独立採算制という建前は、基本的に私ども賛成でございますから、でき得る限りは国鉄の自力をもつてなすべきであろうという原則には賛成であります。私どもが鉄……

第17回国会 決算委員会 第2号(1953/11/02、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 副総理もお忙しいと思いますから、ぜひ聞いておかなければならない問題として、二、三点お尋ねいたしたいと思います。その第一は、詳しいことは聞いておらないと、こうおつしやるのですけれども、一体今日の国鉄は国有であり、ただ形はコーボレーション的になつていますけれども、実際は国の責任においてこれを経営する、重要なる日本の産業の根幹ともいうべき輸送機関であるということについて、どうお考えになつておるか、まずお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 そうであるとしますならば、これほど半歳以上にわたつて問題になつておる国鉄紊乱の追究の問題、これについて、詳細については関心がないというあなたのお……

第18回国会 運輸委員会 第2号(1953/12/03、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 それでは私は……。

第18回国会 運輸委員会 第4号(1953/12/05、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 運輸大臣に対して質問をすることを委員長と約束しておりましたが、いろいろの手違い運輸大臣は見えられないし、従つて私の質問は範囲がだんだん少くなつて参りまして、あとの方は保留しておきたいと思います。  そこで第一に承りたいのは、長崎総裁にお尋ねするのですが、鉄道会館を中心として、国鉄内における不正事実、というとそちらはごきげんが悪いでありましようが、まあわれわれからいえば不正に類する事実と考えて、いろいろ憎まれ口をきいて来たわけです。その後これらの輿論にこたえるという意味で人事の刷新をされた。そうして新聞によれば三局長が左遷された、こういうようになつておりますが、これは鉄道会館等の契約……

第18回国会 決算委員会 第4号(1953/12/08、26期、日本社会党(右))

○熊本委員 多分食糧庁長官は方々の関係かつら声がかかることだろうと思う。こういうような醜態をやつておつたらどこの委員会からも呼出しがかかるであろう。(笑声)だから私は私だけ、この委員会だけで独占するわけにはいくまいと思うから、ごく簡単にお尋ねします。なお断つておきますが、私現在病気中で本委員会にもあまり出席できなかつた関係で、すでに同僚から質問されたことであろうかとも存じますが、重ねて要点だけ御答弁願いたいと思います。大体外米輸入はやむを得ざる日本の主食不足のために国民は尨大な負担を背負つてこれを行つている。たまたま委嘱されたいわゆ買付会社の不注意に基いて黄変米等が現われている。そうなつて参り……


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第13回国会 法務委員会労働委員会連合審査会 第2号(1952/05/07、24期、日本社会党)

○熊本委員 法務総裁がおられませんことは、はなはだ残念でございますが、前もつてお断りをいたてしおきます。それは私の質問の内容は、当然労働行政と本法の関連性を重点として、お尋ねするわけでございます。しかしながら何といいましても、立法の方針やあるいは運用について論究しなければ、関連性が明確にならぬわけでございまして、これを労働大臣の専門的な立場からだけ質問をすることは、非常に困難でございます。従いまして吉武労働大臣は、その専門的な大臣としての立場と、国務大臣としての政府を代表する立場と、両方の意味において御答弁を願いたい。もし専門的な法務総裁でなければ答弁のできざるものは、法務総裁がお見えになつて……

第13回国会 労働委員会公聴会 第1号(1952/05/19、24期、日本社会党)

○熊本委員 細川さんにちよつとお尋ねするのですが、先ほどから緊急調整は現状においては一応必要であろうというお話でございました。そこでお尋ねいたしたいことは、たとえば従来ありました十八條の調停による冷却期間を十五日にする、さらにこれに却下権を與えた理由は、結局三十日間の冷却期間を置いても、その原因がどこにあつたかは知りませんが、いずれにいたしましても、争議権の発生したその瞬間でなければ問題が片づかない。だから従来は罷業権獲得の方法として調停申請がなされるきらいがあつた。従つてこれを却下する制度を設け、それから三十日というものを十五日に減らすという十八條の改正條文が出ておるのでございますが、それと……

第13回国会 労働委員会公聴会 第2号(1952/05/20、24期、日本社会党)

○熊本委員 藤林先生にお尋ねします。さつき藤田君から調停要求及び調停期間、さらに諾否期間の平均数字が出ました。これは間違いはないと思いますが、あらためて公益委員のあなたからお尋ねしておきたいと思います。  それからもう一つは、あなたの御意見は体験上、しかも良心的にお話くださつて非常に参考になつたわけでございますが、ただ最後に、労使双方ともという冷却期間の問題でお話があつたのですけれども、私がちよつと納得しかねるのは、すべて物事は対等の立場に立つてものが論じられなければならない、しかるに最悪の事態の労組の罷業権を制約しておいて、そうして問題の進捗があるということは、私どもなかなか簡単に了承ができ……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1953/02/26、25期、日本社会党(右))

○熊本委員 ただいま大所高所から、日本の産業政策やあるいは外資、外貨の問題についてお話がございましたが、私は国内問題特に中小企業対策について御質問を申し上げたいと思うのであります。これもおそらくはいろいろの委員会において質問されたことと存じます。ただ通産大臣は現下の日本の産業構造の中で特に中小企業は重要な役割を果しておる、従つてこれが振興については十分なる考慮を払つておるという御説明がございました。前の池田さんは、中小企業なんかつぶれてもよろしいという御説のようでありましたが、今度はそうではなくて、大いに心して、もつて日本の産業開発に資しようとされる現小笠原大臣のこれに対する、たとえば金融対策……

第15回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会連合審査会 第2号(1952/11/14、25期、日本社会党(右))

○熊本委員 今日の産業再建に伴う労働行政に関する重大な問題が数多く横たわつておるわけでございます。そのために、休会中にもかかわらず、昨日連合の審査会を開催して政府の意見をただそうといたしたのでありますが、政府は閣議開会中であつて、これに関連する事項を審議中であるということによりまして、遂に昨日の委員会は無に帰されたのであります。昨日の夕刊並びに本日の朝刊等を見ますならば、昨日の閣議決定によつて何か補正予算に関する大綱がきまつたやに報道されております。本来ならば吉田総理がここに参りまして、われわれの質問に対して十分なる答弁をすることが妥当だと考えておりますが、きようは顔が見えておりません。従つて……

第15回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会連合審査会 第3号(1952/12/04、25期、日本社会党(右))

○熊本委員 先ほど御説明がございましたけれども、時間の関係上大急ぎにやられまして、説明の中で少し聞き漏らしたものがございますから、二、三御質問申し上げたいと思います。  予算措置に関して数字をあげられましたが、その項目と数字とが明確に聞き取れなかつた点がございますから、これをもう一度御説明願いたい。  その次に部内節減に関して言及されましたが、これもよく聞き取れなくてたとえば公安官の移譲によつてどの程度の減額ができるかというような話がありましたその次の二点が、よくわかつておりません。これをまずお尋ねいたしたい乏思います。
【次の発言】 私のお尋ねいたしましたのは、そのことではなくて、これが一般……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 労働委員会公聴会 第2号(1953/07/06、26期、日本社会党(右))【議会役職】

○熊本委員長代理 次は、藤林公述人から御意見をお述べ願います。時間の関係もございますので、公述人にはまことに恐縮でございますが、二十分程度でひとつお願いをいたします。藤林公述人。


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ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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荻上チキ編著『選挙との対話』(青弓社)

【内容紹介】「あなたにとって選挙とは?」「政治参加の手段?」「民主主義の根幹?」、それとも「行っても/行かなくても変わらないもの…?」科学的な分析に加え、杉並区長へのインタビューやお互いの話を聴き合いながら思索を深める哲学対話から、選挙を、そして政治をより身近にたぐり寄せるためのさまざまなヒントをちりばめた、すべての世代に向けた選挙の新しい入門書。
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菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。