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横路節雄 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

横路節雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

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委員会発言歴代TOP500(衆)
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789位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
930位
委員会発言(非役職)歴代TOP100
82位
各種会議出席歴代TOP250
200位
各種会議発言歴代TOP50
13位
各種会議出席(無役)歴代TOP250
163位
各種会議発言(非役職)歴代TOP50
12位

25期委員会出席TOP100
71位
25期委員会発言TOP10
6位
25期委員会出席(幹部)TOP50
28位
25期委員会発言(非役職)TOP10
4位
26期委員会出席TOP100
90位
26期委員会発言TOP50
22位
26期委員会出席(無役)TOP50
34位
26期委員会発言(非役職)TOP50
14位
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5位
26期各種会議発言(非役職)TOP5
5位
27期委員会発言TOP50
35位
27期委員会発言(非役職)TOP50
31位
28期委員会発言TOP50
32位
28期委員会発言(非役職)TOP50
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28期各種会議発言(非役職)TOP5
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29期委員会発言(非役職)TOP50
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29期各種会議発言(非役職)TOP5
3位
30期委員会発言TOP100
100位
30期委員会発言(非役職)TOP100
82位
30期各種会議発言TOP10
8位
30期各種会議発言(非役職)TOP10
8位

このページでは横路節雄衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。横路節雄衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

25期(1952/10/01〜)

第15回国会 行政監察特別委員会 第3号(1953/02/13、25期、日本社会党(左))

○横路委員 証人にお尋ねいたしますが、窓口受付の鑑定人につきましては、先ほどのお話では、お宅の方のお店の鑑定人が応召その他でいなかつたので、貴金属の取引先の方から頼んで雇い入れたというお話でございますが、間違いありませんか。
【次の発言】 そうすると、そのときのお宅の方のお店とその鑑定人との身分関係、雇用関係はどうでしよう。たとえば臨時社員とかなんとか、いろいろ名前はつけたでしよう。それはどうなつていますか。
【次の発言】 先ほどのお話の中で、お宅の方で窓口受付をした場合の目方については、再鑑定の場合とあまり差異がなかつたというお話で、ございました。先ほどからお二人の委員からもおがございました……

第15回国会 行政監察特別委員会 第4号(1953/02/18、25期、日本社会党(左))

○横路委員 ちよつと証人にお尋ねいたします。あなたが交易営団の清算人としておいでになつたのはいつでございますか。
【次の発言】 前の委員の方と重複するかもしれませんが、ちよつとお聞きいたしますが、その前は何をやつておられましたか。
【次の発言】 先ほど各委員からいろいろお話があつたのでございますが、私があなたにお尋ねしたいと思いますのは、交易営団の損益勘定について、ひとつ詳しく御説明していただきたいと思います。あなたは、先ほど各委員の質問に答えて、損をしておるから、ひとつダイヤについてはいずれ自分のものになるだろうから、これは売つて、損失について埋めたいというようなことを言つておりますが、なお……

第15回国会 行政監察特別委員会 第6号(1953/02/21、25期、日本社会党(左))

○横路委員 証人にお尋ねしますが、この日銀の地下のダイヤモンド、貴金属がしまわれてあつた金庫に対して、昭和二十六年六月から入られました大蔵省の職員について表が出ているわけですが、この表を見てみると、鈴木という人――この人は審査係長ですが、七月にこれが四十五回入つている。それからその次に大久保という職員、これは会計係長、それから吉永という職員、これは会計係ですが、こうやつて一覧表を見ますと、鈴木審査係長が担当の責任者であつたように思うのですが、そうでございますか。
【次の発言】 証人は直接の責任者であつたろうと思うのですが、昭和二十七年の五月まで、この点については一ぺんも立ち会つていないわけです……

第15回国会 行政監察特別委員会 第7号(1953/02/23、25期、日本社会党(左))

○横路委員 証人にお尋ねいたしますが、一昨日理財局長においでをいただいて、証人としていろいろお聞きをしたのです。そのときに、昭和二十六年の六月ですか、大蔵省に司令部の方からダイヤモンドその他について保管の委託を受けた、その場合に自分は署名した、なおそれについては、たしか十一冊ぐらいの帳簿に相当詳細に数量その他を書いてあつたけれども、自分としては何にも調べないで、ただ署名をした、どうせ調べれば少しぐらい足りないだろう、こういうような気持でやつた、こういうことを言われておるのですが、先ほど来いろいろ委員の方から御質問がありました点で私はお尋ねしたいのですが、あなたの方に所管がえになりました際に、当……

第15回国会 地方行政委員会 第1号(1952/11/08、25期、日本社会党(左))

○横路委員 それに関連して……。実は私きのう大蔵省に参りまして、大蔵大臣と大蔵次官に会つたのです。ところが一昨日大蔵省の省議として、今度の給與ベースについて決定をした。この給與べースの中で大事なことは、地方公務員についてはただいま門司委員からお話がありましたように、今度の給與ベース改訂の際に、今まであつた中央と地方とのずれをこの際幾分是正する。是正ずるというのは、今までよりは下げるということです。この点が大臣と次官との話合いで出て参りました。それから今問題になつておりますところの市町村教育委員会の設置にからんで、初め考えておりましたところの平衡交付金が、新聞発表によりますと、約三分の一くらいに……

第15回国会 地方行政委員会 第2号(1952/11/12、25期、日本社会党(左))

○横路委員 このまま継続して一通りやつていただいて、そのあとでひとつ懇談したいと思います。そういうことにしていただきたいと思います。
【次の発言】 懇談をするということですが、ただいま議事進行について御発言がありましたように、懇談の結果、二十七年度のいわゆる地方財政についての財政計画を、自治庁が責任を持つてここで発表していただける、こういうことを委員長が骨折つてやつていただくならばいいです。そういうことで懇談をするというならば私は賛成であります。
【次の発言】 ただいまの委員長のお話ですが、そうすると、あしたもう一ぺん、地方公務員の給与ペース、その他については質問していいわけですか。――それで……

第15回国会 地方行政委員会 第3号(1952/11/13、25期、日本社会党(左))

○横路委員 先ほど大臣から、二十七年度補正予算の平衡交付金算定の基礎についてお話がございましたが、その第一番目に、地方税の自然増収とそれから自然減との二つの対立で、自然増と自然減の場合との差額を見ると約百億あるというお話でございましたが、一体大臣としては、先ほど中井委員からもお話がございましたが、地方財政の確保ということに努力しておるはずでありますから、そうすると、自然増というものを見た場合においては、当然平衡交付金の増額ということには努力する必要はない。地方税の自然減ということがある場合において初めて平衡交付金をよけいよこせという折衝が開始されるので、従つて大臣としては当然、地方税は自然減収……

第15回国会 地方行政委員会 第4号(1952/11/29、25期、日本社会党(左))

○横路委員 ちよつとお尋ねいたします。ただいまの御説明で少しわからないところがあるのですが、それは自治体警察を根本的に置くのか置かぬのかという点がはつきりしないのであります。その点をまず第一にお聞きいたしたいと思います。  第二に、ただいまのお話の中で、たとえば自治体警察にはどうも警察官の出世の見込みがないから、気分が沈滞しておる、それから能率の問題とかいうことで、これは運用の問題でどうにでもなるのではないかと思うのですが、ただいまのお話で非常に重要な点は、今度警察制度を改正しようという根本精神は、今のお言葉から私たちこういうふうに受取るわけです。それは国際的な連関において破壊活動が盛んになる……

第15回国会 地方行政委員会 第5号(1952/12/02、25期、日本社会党(左))

○横路委員 ただいまの文部大臣の答弁で、大体市町村教育委員会法は廃止してもいいとまでは結論が出ないにしても、大体そういう趣旨であるように思いますので、私たちも大いに文相に協力しようと思うのでございます。そこで私が第一番目にお聞きしたいことは、文部大臣は非常に地方財政に明るいというお話でございますので、今回の市町村教育委員会の設置によつて、市町村の財政に対して一体負担になるのかならないのか、全然市町村の財政に負担をかけていないかどうか、もしもかけているとすれば、一体どの程度、昭和二十七年度でかけているのか、その点についてお伺いいたしたい。

第15回国会 地方行政委員会 第6号(1952/12/03、25期、日本社会党(左))

○横路委員 大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが、今度きまりました地方財政平衡交付金二百億と、それから地方債百二十億で、昭和二十七年度の年度内は、都道府県並びに市町村の財政はこれで十分やれるかどうか、すなわち赤字が出ないという見通しになつているかどうか。この点非常にいろいろ御努力なさつたのでしようが、最終的には決定して今度の補正予算に組んだわけですから、そういうことでおやりになつているとは思うのでございますが、その点をまず第一番にお尋ねいたします。
【次の発言】 ただいまのお話で、一生懸命努力すれば支障なくやれるというお話でございますが、一つの例といたしまして、たとえばここには鉱産税を、当初予……

第15回国会 地方行政委員会 第7号(1952/12/04、25期、日本社会党(左))

○横路委員 ちよつとお尋ねいたしたいのでございますが、平衡交付金の都道府県並びに市町村に対しての内訳と、起債の内訳、地方債の都道府県並びに市町村に対する内訳、それから平衡交付金のうちで特別平衡交付金を一体どの程度見ておるのか、この点について、前に御説明があつたのかどうか、ちよつて私記憶がはつきりしませんので、ぜひ明らかにしていただきたい。
【次の発言】 そうしますと、自治庁としては自分の所管でないから調査はできないというお話ですが、しかし私はそういうものの考え方から行けば自治庁自体が三百四十八円高いのだということをあなたの方で納得させられて、そうしてそれを基礎にして予算をお組めになつたという、……

第15回国会 地方行政委員会 第8号(1952/12/06、25期、日本社会党(左))

○横路委員 参考人にお尋ねいたしたいのですが、先月の十四日と十五日に全国知事会がございまして、その全国知事会でいろいろ今お話のような内容について、検討されて自治庁との間にいろいろ折衝されたと思うのでございます。折衝されました際に、当然自治庁としても今参考人の方で申されました都道府県の六百十三億の要求に対して、大体自治庁が二百五十三億程度の金額しか見ていないのですから、当然自治庁としても二十七年度の年度末に至れば赤字になる、その赤字について自治庁と全国知事会との間では、年度末赤字になつた場合には、何らかの方法で操作をするというように自治庁では全国知事会の代表者に回答しているかどうか。その際に知事……

第15回国会 地方行政委員会 第9号(1952/12/10、25期、日本社会党(左))

○横路委員 私は白鳥参考人にお聞きしたいと思いますが、自治庁の方では町村長会で要求している百五億という数字については絶対に承服できない。大体町村は放漫財政政策をやつておる、そういうものについて一々自治庁か手当してたまるものかというのが自治庁の考え方なんです。私のお聞きいたしたいのは、何こういう金をやらなくとも、これはいわゆるはつたりの財政計画で、金をやらないでおけば、町村は適当に緊縮圧縮をして、ちやんと年度末にはつじつまを合せるのだ。どうもこういうように考えられているような気がするのです。だから何ぼあなたの方で大蔵省なり自治庁に要求しても通らぬ。私がここでぜひお聞きいたしたい点は、この要求され……

第15回国会 地方行政委員会 第10号(1952/12/12、25期、日本社会党(左))

○横路委員 ありません。
【次の発言】 私大臣にお尋ねしたいのですが、今度の自治体警察編入に伴いまして必要な経費の一億二千八十六万円が今度計上されておりますが、先ほど私政府委員の話を聞きまして、この一億二千八十六万円の金は、計上する必要がなかつたというように私は考えたわけです。これは計数上非常に大事な問題ですから、大臣にぜひお尋ねしたいのですが、先ほどこういう説明を私たちは受けたのです。今度、今議案になつておりますところの自治体警察をこちらに移す、それについては十月三十一日までに五十七箇町村がきまつた、あと日曜日あたりから投票になるのが五箇町村、計六十二箇町村で約千二百名で月に五千万円になるが……

第15回国会 地方行政委員会 第11号(1952/12/13、25期、日本社会党(左))

○横路委員 私はこの機会に重ねてお尋ねしたい点があるのであります。それは、この間全国の町村長会の代表の方に地方行政委員会に参考人としておいでをいただいたわけですが、そのしきに、自治体警察と国家警察のことについていろいろお話がございました際に、全国の町村といたしまして保、国家警察に対して、その町村の人は、一人当りに対して二十円ずつ協力費を出している、こういうお話があつたわけでございまして、それは全国の町村長会の代表の方のお話でございましたので、一体そういうようになりておるのかどうか、その点をひとつお尋ねをいたしたい。全国全部そういうように協力費を出しておるのか、その点をお聞きしたいことと、それか……

第15回国会 地方行政委員会 第13号(1952/12/19、25期、日本社会党(左))

○横路委員 地方財政平衡交付金法を一部改正する法律の説明をいろいろお聞きいたしまして、配分の仕方は、去年やつた配分の仕方よりもこちらの方がいいと思います。しかしこのやり方は地方財政平衡交付金法の立法の精神からいつたら退歩したんじやないかと思う。これはどういうことであるかというと、これから毎年平衡交付金法で行くと、どうも地方の財政状態を満たすわけにいかぬ。国の平衡交付金と交付基準額との間に、毎年減つて行く傾向があるので、配分の仕方だけはこの際技術的にうまくやろう、こういうのが今回の立法の精神ではないかと思う。これは第三条にちやんと「財政需要額が財政収入額をこえる場合における当該超過額を補てんする……

第15回国会 地方行政委員会 第14号(1952/12/20、25期、日本社会党(左))

○横路委員 私は本多国務大臣にお尋ねをいたしたいと思います。きのう大臣からお話がございました地方公務員に関する年末手当の点でございますか、きようは、向井大蔵大臣から参議場の予算委員会で答弁するその時間が遅れているようでございますけれども、すでに閣議でも決定されておりますので、その内容についてお尋ねをいたしたいと思うのであります。  まず第一点は、俗にいわれている年末手当の〇・二五箇月分につきまして、もしも世間に伝えられているように、一般の国家公務員について超過勤務手当でやるということになるならば、市町村役場の吏員並びに都道府県庁に勤のている職員については、あるいは超勤務手当の第四・四半期分の前……

第15回国会 地方行政委員会 第15号(1952/12/24、25期、日本社会党(左))

○横路委員 大臣にお尋ねしたいのですが、先ほど参議院の予算委員会で、公務員等の給与改善に関する決議がされたわけであります。私はその四項目にわたつて書かれたものを持つております。読み上げるまでもないと思うのでありますが、先はどの大臣の御答弁の中には、この参議院の予算委員会さらに本会議において決議された点が、当然含まれているものと私は解釈しているのでありますが、さように考えて間違いないかどうか。

第15回国会 地方行政委員会 第17号(1953/02/10、25期、日本社会党(左))

○横路委員 私は大臣にお尋ねしたいのですが、この四月一日から施行される予定になつておりました義務教育費国庫負担法で半額負担のものを、ただいま提案されようとしておる全額国庫負担法になぜ急いでしなければならなかつたか、その理由については、先ほど門司委員の質問に対して大臣から答弁がありましたが、どう考えても大臣は本心は納得していないのではないかと思います。もしも納得しておるのであれば、もう少しわれわれに了解できるような説明のしかたをしてもらいたい。たとえばこれは義務教育に関する水準を高めるのだと言う。しかし実際には水準を高めない。なぜ高めないかということについては、私はあとで大臣にその点を指摘したい……

第15回国会 地方行政委員会 第18号(1953/02/14、25期、日本社会党(左))

○横路委員 文部大臣にお尋ねをいたしたいのですが、地方財政平衡交付金千七百二十億円の中に義務教育国庫負担分として九百二十億円とられてあるという話を、この間自治庁の長官から伺いましたが、その九百二十億円の内容につきましては、いずれ文部大臣から説明があるだろうから、文部大臣から聞いてもらいたい、こういうお話がございましたので、やはり地方財政一般についてただいま審議をいたしておりますので、ぜひこの際文部大臣から予定されている義務教育国庫負担分としての九百二十億円の内容について、詳細にひとつ御説明をいただきたいと思うのであります。
【次の発言】 ただいま九百二十億円の内訳の給与費九百一億について御説明……

第15回国会 地方行政委員会 第21号(1953/03/03、25期、日本社会党(左))

○横路委員 その点に関連して……。今門司委員からお話がございましたが、齋藤国警長官がこの重要な警察法案について、いわゆる政府委員としてここで説明するということについて、その資格等について非常なる疑義を抱くものです。この点につきましては昨日流会になりました会議の場合におきましても、齋藤国警長官がはたして政府委員としてここで答弁できる、説明できる資格があるかどうかということでございます。ただいま門司委員からお話がございましたように、国家公安委員会は今回の政府の警察法案については反対している、こういうことに私たちは承知しているのであります。しからば国家公安委員会において齋藤国警長官は明らかに任命され……

第15回国会 地方行政委員会 第22号(1953/03/04、25期、日本社会党(左))

○横路委員 私は大蔵大臣にお尋ねいたしたいのであります。ただいま資金運用部資金から二十億円と公募公債から三十億円、合計五十億円というお話でございますが、この点につきましてただいまお話がございました教職員を含めて地方公務員の年末の〇・二五につきましては、私どもの算定いたしましたところでは、大体都道府県の地方公務員が三十一億円、市の公務員関係が十一億円、町村の公務員関係が約十億円、従つて〇・二五については約五十一億円ないし五十二億円いるというふうに私ども算定の基礎数字について知り得ておるのであります。従つてただいまお話のありました資金運用部資金からの二十億円と公募公債の三十億円、合計五十億円につき……

第15回国会 地方行政委員会 第23号(1953/03/05、25期、日本社会党(左))

○横路委員 ただいま犬養法務大臣から雪澤、森田、石坂委員に対する国内治安状況についての御答弁のありました点については、各委員から指摘されたように非常に抽象的で、本委員会において警察法を審議する場合の国内情勢のいわゆる判断の材料にならない。従つてただいま法務大臣からこの点の詳細については委員長並びに各理事と、どういうように国内の治安情勢について話をするかよく御相談の上でやりたいと言つている。そうすれば私どもはその情勢について話を聞くのでなければ、ただ法案の条文をいじつてみたつてしようがないから、この際本委員会を休憩して、そこで法務大臣が言うようにしたらどうか。あんな話を何べん繰返したところで、こ……

第15回国会 地方行政委員会 第24号(1953/03/07、25期、日本社会党(左))

○横路委員 委員長、関連して……。
【次の発言】 私は大臣にお尋ねしたいのですが、今度できる都道府県の警察は国家警察なのか自治体警察なのか、もしも自治体警察というならば、自治体警察であるという根拠を明らかにしてもらいたい。どこを調べたつてこの都道府県警察は自治体警察であるという法的な根拠はない。なぜならば国務大臣である警察庁長官が任命した都道府県の警察長が明らかに警察職員についての任免権を持つている。そうすると大臣がこの点については適合しないから一つにしたというのは、一体国家警察なら国家警察、自治体警察なら自治体警察、どちらでもないならどちらでもないというように、この点は今後私たちがこれを審議……

第15回国会 地方行政委員会 第25号(1953/03/09、25期、日本社会党(左))

○横路委員 私は本多国務大臣にお尋ねをいたしたいと思うのですが、去る四日に年末手当に関する教職員を含む地方公務員に対する〇・二五の取扱いに関して私から質問し、大臣から御答弁があり、さらに引続き五日には大蔵大臣から、これに対する財政措置といたしまして、資金運用部資金から二十億、交付公債三十億という御説明がございましたが、当日の模様は大臣も御承知のように、政府部内の意見が統一しているとは私たち思えないのでございます。大蔵省当局といたしましても、一応の案である、なおこの点については自治庁とも話合いする余地がある、こういうのであつたわけでございまして、われわれといたしましても、このことは昨年末以来引続……

第15回国会 地方行政委員会 第26号(1953/03/10、25期、日本社会党(左))

○横路委員 議事進行に関して……。先ほどから保安庁長官から国内の治安について一応お話がございましたし、犬養法務大臣からも先日来、たびたび国内の治安状況について御説明がありました場合に、同様に大阪の吹田事件を取上げておるわけです。しかし本件に関しては、国警側の一方的な説明だけでは、はたして吹田事件が自治体警察であつたために、あの事件がうまく行かなかつたのかどうか、判定ができませんので、先般の委員会においても、この吹田事件の関係者をここに参考人として呼んでやることに決定しております。また保安庁その他からも同じような説明だけで、国内治安状況が悪いのだという前提で、これに対する総括質問の審議は、私はこ……

第15回国会 地方行政委員会 第27号(1953/03/11、25期、日本社会党(左))

○横路委員 関連して……。今の市町村の自治体警察が持つている財産の処分の件ですが、先ほどの斎藤国警長官の答弁では、十月一日を目途として今日の市町村の自治体警察が都道府県の警察に形式的にはかわつても、実質的にはかわりはないのだ、従つて二十九年の三月三十一日までは市町村の自治体警察が従前使用していた財産に関しては、これを当然無償で使うことができるのだとこう言つている。この点は私は非常に重大だと思う。斎藤国警長官は、市町村の自法体警察が都道府県の警察にかわつても、実質的にはかわりはなくて、形式的にだけかわつたと言われる。一体そういう説明では、今まですでに十日以上にわたつて審議して来た都道府県の警察の……

第15回国会 地方行政委員会 第28号(1953/03/13、25期、日本社会党(左))

○横路委員 私は日本社会党を代表いたしまして、消防施設強化促進法案に対して賛成の意を表するものであります。今回の消防施設強化促進法案の内容は、これは市町村における消防施設を強化するために、国が補助するということについては、われわれ賛成でございます。しかしただいままでいろいろ論議されました程度におきましては、国の補助金につきましては、必ずしも今日の状態においてわずか二億五千万円では、市町村の消防施設については、完璧を期せられないということは同様でございます。そういう意味で将来大いに努力をしてもらわなければならないわけですが、しかし市町村の消防施設について、とりあえず国が補助するというその糸口を開……

第15回国会 予算委員会 第11号(1952/12/09、25期、日本社会党(左))

○横路委員 私は、最初に本多国務大臣にお尋ねいたしたいと思います。今般の平衡交付金二百億、それから地方起債百二十億に関連しまして、全国の知事会では、先般地方行政委員会に参考人として呼びましたところが、全国知事会の代表の茨城県の友末知事が参りまして全国知事会のとしてはどうしても六百十三億必要である。これに対する自治庁の財源措置は二百五十三億で約三百六十億の赤字が出て来るので、この点に対してはどうしても補填をしていただきたい、こういう要求があつたのでございます。さらに全国市長会の代表といたしまして大阪市長の中井氏も同様参考人として出席しまして、全国市長会としては三百九十八億最低必要である。同じく全……

第15回国会 予算委員会 第30号(1953/02/27、25期、日本社会党(左))

○横路委員 私は岡野文部大臣と本多国務大臣の両方にお聞きをしたい。それは、昭和二十七年度の平衡交付金算定にあたつて、文部省と自治庁との間にどういう話合いをかわされて二十七年度の平衡交付金を算定したかというと、一般の地方の教職員は昨年の十一月以前の給与べースにおいて三百四十九円高いといつて、その分を引いて平衡交付金を算定した。従つて昨年の補正予算の地方行政委員会等においても、それぞれ全国知事会、市長会、町村長会の代表を呼んで問いただしたところ、全国知事会等においては、三百四十九円の減額については了承できないから、よしんば国で平衡交付金をよこさなくとも、地方財政において負担をするといつて、現に全国……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 人事委員会 第2号(1953/06/05、26期、日本社会党(左))

○横路委員 今の門司さん、中村さんのお話ですが、委員長のお話は、各参考人からお話を聞いて、その最後に人事委員会としては期末手当についてきよう態度を決定する、そういう意味で、政府並びに人事院の方は来なくてもいいだろう、こういうことであれば、われわれも了承するにやぶさかではないわけです。きよう終りましてから、参考人に対して私たちが質問をして、その結果われわれ人事委員会として期末手当についての態度をきめる。予算編成の最終的な段階にも来ておりますので、委員長の方でそういう意味におとりはからいいただけるならば、われわれ了承いたします。
【次の発言】 今の委員長のお話、もしも委員会の期末手当についての最終……

第16回国会 人事委員会 第12号(1953/07/28、26期、日本社会党(左))

○横路委員 提案者にお尋ねいたしますが、今度出されました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、これのうちの基本原則は、同一学校を出たいわゆる同一学歴、同一年数の者は、これは小学校、中学校、高等学校を問わず、給与は同じであるということが、私はやはりこの給与法を貫く基本的な原則でなければならないと思うのであります。この点については少くともこの中学校、小学校の教職員の級別俸給表並びに高等学校教職員の級別俸給表の中では、その基本的な原則がゆがめられていると思うのでございます。この点は今日のこの給与法の基本になる二千九百二十円の職階制を定めだときには、この基本原則は学校職員については一貫……

第16回国会 人事委員会 第13号(1953/07/29、26期、日本社会党(左))

○横路委員 ここに出されましたものは本来からいえば特殊なものなんです。なぜ特殊なものかといいますと、ここで旧制の師範学校と比較になるものは、専門学校卒業のうちの番号を打つてありますところの二と、旧制の大学を出た番号を打つているところの五、これが比較対象になるだけで、その他のものについてはいわゆる軍務に五年間おつたその場合の再計算はどうするか、あるいは戦争中に軍需工場に九箇年勤めておつたその者の再計算はどうするか。その再計算の仕方によつていわゆる高等学校教員の陥没状況が出たのであつて、それはあくまでも給与体系そのものから来ているのではないのでありまして、従つてもしも専門学校卒業の番号を打つてある……

第16回国会 地方行政委員会 第2号(1953/05/29、26期、日本社会党(左))

○横路委員 自治庁の方で、あす赤字について説明していただくときに、できますならば――今おそらく自治庁としては、二十八年度の平衡交付金、その他起債の全額について、一応の目途を立てて、大蔵当局に交渉していると思うのです。いつも私ども地方行政委員会では、すつかり予算がきまつてしまつてから、それを見せてもらつて、説明を聞くというだけなんですが、前々から、地方行政委員会としては、いつでも大蔵省と折衝している過程で、赤字についても生のままで見せていただきたいと思つたのですが、自治庁としては、地方財う平衡交付金と起債とは、これだけなければだめだという一つのもくろみの上に立つてやつておるものをやはりあす赤字に……

第16回国会 地方行政委員会 第3号(1953/05/30、26期、日本社会党(左))

○横路委員 ただいまの都道府県及び市より提出された資料に基く昭和二十七年度決算見込額の推計の赤字なんですが、今鈴木次長から都道府県の赤字のおもなるものは人件費へ給与費であるというお話でありまして、私もそうだと思う。そこでこのままの状態で行けば二十七年度の赤字もこの通り、そうすると人件費、給与費についてとにかく自治庁でどういうようにか考えなければ、同じように赤字が累積するわけです。その赤字がこういうように累積した原因は、私が申し上げるまでもなく自治庁が一番よく承知なんで、これは昨年の十一月に補正予算が出ました場合に御承知のように地方公務員については、国家公務員との実態調査をしないで一方的に高いと……

第16回国会 地方行政委員会 第4号(1953/06/01、26期、日本社会党(左))

○横路委員 大蔵政務次官にお尋ねしたいのですが、きようの新聞ですか、六月十五日に出されます二十八年度の予算は、この前流れました予算よりは大体百億ぐらい圧縮されるような記事でございまして、そういうことから考えてみますと、どうもきようの決議の弟一番目の「現在の財政欠陥を補填する応急対策を樹立しその処置を講ずること。」というのは、皆さんからお話がございましたように、赤字の問題なのです。そこで、九千六百億からの国家財政を百億でも圧縮するということになりますと、当初義務教育費と平衡交付金と合せた千七百二十億というわくは、この本決議案の趣旨から行けば、われわれとしては四百億か五百億は伸ばしてもらいたい、こ……

第16回国会 地方行政委員会 第15号(1953/07/13、26期、日本社会党(左))

○横路委員 栗原参考人にお尋ねをいたしたいのですが、今天下の代議士だというのが、大分問題になつているわけですが、あなたが車をとめて、巡査の方にお前は交通違反だと言われて、どういうことになりましたか。そのときに栗原さんは、青野代議士が出られて、おれは天下の代議士なんだと言つたといつて、今世間で非常に問題になつている天下の代議士である、だから何をしてもいいのだ、そういう印象を受けるような、青野氏自身がそのときにおれは天下の代議士だなんということを言われたのかどうか。ただいままでのお話ですと、築地警察署長の吉川さんの方で、それは巡査の方からだけの証言として、そうなつておるわけでございます。ですからそ……

第16回国会 地方行政委員会 第18号(1953/07/18、26期、日本社会党(左))

○横路委員 初等中等教育局長にお尋ねいたしますが、あなたは昨年のたしか十一月の地方行政委員会で、当初文即省が大蔵省に要求した三十九億の金か十億何がしかに削られた場合、あなたの説明では本年、二十七年度は市町村教育委員会において教育長を実は置くことはできないのだ、全体の約三分の一くらいしか置けない。しかし教育長については二十八年一月から三月まで、たしか三月間の教育長の講習をやつて、全部置くようにするのだということを言われた。ところが今見ると、この地方自治法の一部を改正する法律米の第六条には、どうもあなたの方で行えている趣旨とまつたく相反するようなことが出ている。一体文部省では財政のわくに縛られて、……

第16回国会 地方行政委員会 第24号(1953/07/28、26期、日本社会党(左))

○横路委員 財政部長にお尋ねしますが、三月十四日、解散直前に年末の地方公務員の〇・二五に関して支給するように閣議決定をしてやつたわけです。これは前に同僚の西村委員から質問がありまして、あなたから答弁があつたように聞いておりますけれども、私としては、そのときの実際の状態から、あなたから西村委員に対する答弁は非常に遺憾にたえない。三月十四日に、地方起債、資金運用部資金の問題並びに公募公債でやりました都道府県の公務員二十八億、市町村の公務員十二億、合計四十億については、これは何といつても〇・二五に措置する分としてやつたわけなんです。しかもその点については、われわれ委員会としては、平衡交付金を増額して……

第16回国会 地方行政委員会 第33号(1953/08/10、26期、日本社会党(左))

○横路委員 私も政府委員の方にお尋ねしたいのですが、今問題になつておりますところの主としてめん類を業とする者に対する税率を下げるという点ですが、これは私どもとしては、税を軽減する場合に、いわゆる大衆課税になつている点を幾分でも安くという建前でなければならぬ。そういう意味から行きますと、この際そば、うどん等について今の一皿五十円というものをいろいろ聞いてみますと、内容によつては六十円あるいは八十円というものもあるようですが、これはやはり遊興飲食税を安くするという建前において、かりにめん類を主とした業態にしているものであつても、そういうような遊興飲食税を軽減するという建前で大衆の負担を軽くして行く……

第16回国会 予算委員会 第3号(1953/05/28、26期、日本社会党(左))

○横路委員 最初に大蔵大臣にお尋ねをいたしますが、七月分の暫定予算と八月以降の本予算については、来月のいつごろまでにお出しになるのか。その点についてまず第一番にお伺いいたしたい。
【次の発言】 最初に大蔵大臣にお尋ねをいたしますが、七月分の暫定予算と八月以降の本予算については、来月のいつごろまでにお出しになるのか。その点についてまず第一番にお伺いいたしたい。
【次の発言】 そうすると八月以降の本予算が、大体今のお話では、六月の十五日くらいまでに出せる、従つて七月分の暫定予算は、名前は暫定予算だけれども八月以降の本予算とにらみ合せてそれぞれ組まれるということになりますと、七月分の暫定予算の中に組……

第16回国会 予算委員会 第8号(1953/06/23、26期、日本社会党(左))

○横路委員 関連質問。法制局長官にお尋ねしますが、先ほど岡崎外務大臣はMSAの問題について、アメリカの法律によれば協定を結ぶ必要がある、それは条約の一種であると言われた。MSAとの関連において、もし軍事援助がその中に入つておつて、再軍備を強化する方向に行つたときにどうかという武藤委員の質問に対して、あなたは憲法は優先するとお答えになつておる。そのあと重ねての質問に対して、憲法は優先するが、その再軍備を必要とするような軍事援助に関しての条約が国会において事後に承認を求められた際に、国会がこれを不承認ということになつたときには、内閣としてはその関係国に対して改訂、破棄の努力をすべきである、従つてそ……

第16回国会 予算委員会 第11号(1953/06/26、26期、日本社会党(左))

○横路委員 関連して。私は岡崎外輪大臣にお尋ねしたいのですが、政府の方では、第五百十一条の(a)項の第(三)項と第(四)項だけの回答を求めておりますが、実際には第(二)項、第(五)項、第(六)項において、今後の経済、軍事援助等から、われわれ相当内政干渉のおそれがあると思う。なぜこの点を除外して第(三)項と第(四)項だけの回答を求めたか。たとえば第(二)項にしても、第(五)項にしても、第(六)項にしても、内政干渉のおそれがあると思うが、その点どうか。  さらに、政府のいわゆる第一の回答を求めた中におけるアメリカの回答においては、先ほどお話がございました平和条約の第五条の(c)項によつて回答されて……

第16回国会 予算委員会 第13号(1953/07/02、26期、日本社会党(左))

○横路委員 私は最初に淺井人事院総裁にお尋ねいたしたいと思います。先月の二十八日、六月の暫定予算を審議する予算委員会におきまして、私から淺井総裁に、給与ベースの改訂それから期末手当の改訂等について御質問いたしましたところ、淺井総裁から、資料は全部そろつてただいま集計中だ、だからその集計ができたならばお答えいたしたい、こういうお話であつたわけです。なお私からその際淺井総裁に、大蔵大臣から大体六月の十九日には昭和二十八年度の予算案を提出いたすというお話もございましたので、人事院といたしましては、できるだけその二十八年度の本予算に間に合うように、政府並びに国会に、この給与べースの改訂並びに期末手当、……

第16回国会 予算委員会 第14号(1953/07/03、26期、日本社会党(左))

○横路委員 関連して。保安庁長官にお尋ねいたしますが、ただいま早急にというお話でございますが、すでに二十六日からきようまで一週間たつて、しかも二十八年度本予算の審議の重大な段階に立つておるわけでございます。そこでただいま御答弁がございました早急にとは、一体明日午前中に提出されるのか、明日午後提出されるのか。もはや一週間を経過しておる今日でございますから、期限を明らかにしていただきたいということが第一点。  さらに第二の点につきましては、ただいま川崎委員からお話がございました提出される資料につきましては、本予算委員会で決議になりまして、この委員会でお話がございました、保安庁長官から保安局長に命じ……

第16回国会 予算委員会 第15号(1953/07/04、26期、日本社会党(左))

○横路委員 ちよつと関連して郵政大臣にお尋ねいたしますが、実は郵政大臣の御苦労のほどは私はよくわかるのです。私も新聞で見まして、郵政大臣が閣議で今の全逓の調停案の総額三十五億幾らについて非常に努力をしたが、遺憾ながら――大蔵大臣とは言いませんが、とにかく財政当局からだめだというように言われて、とうとう予算に組めなかつた。そこで私は郵政大臣にお尋ねいたしたいのですが、非常に郵政大臣の誠意のほどは今のお言葉でわかるのですが、五月の三十一日までが調停案について受諾するかしないかの期限である。それを郵政大臣としても、できれば二十八年度の予算編成の中に組みたいというお気持もあつたであろうと思うのです。そ……

第16回国会 予算委員会 第16号(1953/07/06、26期、日本社会党(左))

○横路委員 一番最初に経済審議庁長官にお尋ねをいたしますが、吉田総理は六月二十二日武藤委員の質問に答えてこういうように言われておるのであります。わが国の自衛力は、アメリカ軍の駐留を必要としないようになるまで漸増すると言つておりますし、千四百五十億の防衛分担金、保安庁費で、再軍備費用であるなどとは物笑いであると答弁をされているのでありますが、経済審議庁といたしましては、一体わが国の再軍備費用が、国民総所得のどれだけであれば、国民の経済を破壊しないでさらに民生安定がはかられるか。またその場合における国民総所得の大きさ並びにその場合に要するところの再軍備費用の大きさというものは、一体わが国の経済並び……

第16回国会 予算委員会 第17号(1953/07/07、26期、日本社会党(左))

○横路委員 議事進行について発言の許しがありましたから……。今までの河野委員と岡崎外務大臣との質疑応答を聞いておりますと、岡崎外務大臣は、経済局長をして交渉に当らせている、こう言われておりますので、ぜひすみやかに本委員会に経済局長を呼んでその間の経緯を明らかにしていただきたい。

第16回国会 予算委員会 第18号(1953/07/08、26期、日本社会党(左))

○横路委員 保安局長に質問をいたしたいのですが、六月二十二日、武藤委員の質問に答えて、保安局長は保安庁長官より警備計画の立案を命ぜられ、そしてこれが作業して、その立案したものについては保安庁長官に提出したと答弁しておるのであります。そこでそのことについて私はお尋ねをいたしますが、保安庁長官から警備計画について立案するようにと命ぜられましたのは、何月ごろでございましようか。その点について第一番目にお尋ねをいたします。
【次の発言】 重ねて保安局長にお尋ねいたします。五月の下旬ごろそれを命ぜられたと言いますが、その作業、立案するにあたりまして御相談にあずかり、しかもやはり詳細な作業であつたろうと思……

第16回国会 予算委員会 第25号(1953/07/17、26期、日本社会党(左))

○横路委員 提案者にお尋ねいたしますが、ただいまの問題と関連してでございますが、この提案者といたしましては、補正予算を一体お考えになつているのかどうか。私たち本修正案を見ました場合に、第一番目に考えます点は、ただいま前の質問者からお話がございましたように、提案者の方では政府のいわゆる保安庁経費に関する点、すなわち改進党としては、保安庁経費は再軍備につながるものであるという観点がどうも明確でない。従つて今後本国会で問題になつたいわゆる警備計画とか、あるいはMSA援助によるところの防衛計画が強化されて、政府自体が具体的な案を出されて来るようになれば、改進党といたしましてはそれに伴つて保安庁経費を増……

第17回国会 地方行政委員会 第4号(1953/11/04、26期、日本社会党(左))

○横路委員 実はほんとうは大蔵省の理財局長に来てもらつて、資金運用部資金の全般的な計画をお尋ねしないと、自治庁の方でいろいろ立てられている地方財政計画について、立てたものが一体実施できるのかどうかという点が、はつきりしないのですけれども、おいでになりませんので、とりあえず鈴木次長にお尋ねをしたいと思います。  昭和二十八年度の災害関係地方財政計画で、結論としては政府資金の増が八十三億であつて、この点につきましては、私たちどうもふに落ちません。予算委員会に昭和二十八年度補正予算に関する参考資料として、大蔵省の理財局から出されているものに、二十八年度に対するところの資金運用部資金の繰越しは百二億し……

第17回国会 地方行政委員会 第5号(1953/11/05、26期、日本社会党(左))

○横路委員 私理財局長にお尋ねしたいのですが、水害地緊急対策特別委員会に十月六日現在としてお出しになられました、昭和二十八年災害関係に対する応急復旧資金の融資額調べというのがございまして、その資金の内訳は、資金運用部資金から九十億三千万円、簡保資金から六億二千万万円、合計九十六億五千万円、財源の対象としては国庫補助金の見返りが七十三億六千万円であり、起債の前貸しが二十三億であり、特別平衡交付金の見返りが九千万円である、こういうことにこの表でなつているのでございますが、きのう実は自治庁の方からこの委員会に出されました昭和二十八年度災害関係地方財政計画の中で、災害関係短期融資利子補給額四億二百万円……

第17回国会 予算委員会 第2号(1953/11/01、26期、日本社会党(左))

○横路委員 私は日本社会党を代表いたしまして総括質問をいたしたいと思います。  今度提案されました補正予算はその前提としてやはり昭和二十九年度の日本の防衛計画、その内容が一体どういうものであるか、さらに公務員の年末手当、あるいは給与ベース、あるいは政府でもいろいろ考えられている義務教育費国庫負担金等に対する第二次補正が一体どういう大きさであるか、こういう問題の関連なくしては、私は今回出されたこの補正予算についての検討はできないと思うのであります。  そこで私は吉田総理大臣に第一番目にお尋ねいたしたい点は、本補正予算は、来年度の日本の防衛力の規模をどういうようにするかということによつて定められて……

第18回国会 地方行政委員会 第1号(1953/12/02、26期、日本社会党(左))

○横路委員 財政部長にお尋ねいたしますが、ただいまお話のございました地方財政計画の中の、地方債関係を最初にお尋ねしたいと思うのですが、ただいまお話ございました点の中で、当初にきめられましたいわゆる政府資金でなしに、公募資金である、公募公債の方、この方の消化状況は一体どうなつておるのか。これは私も報道その他いろいろな機関の方で見たのでございますが、大体それらの報ずるところによりますと、公募公債等においての消化されておるものが非常にわずかだ。実際には消化されてないのだ、こういうように伝えておるところもありますので、実際に地方位計画の中で、いわゆる公募公債として出されておるうちで、どの程度今日まで消……

第18回国会 地方行政委員会 第4号(1953/12/05、26期、日本社会党(左))

○横路委員 財政部長にお尋ねしますが、実はこの平衝交付金の単位費用の算定についてなのでありますが、話を前にもどすようですが、去年の暮れに一箇月のほかに〇・二五を支給することに予算委員会が決議になりまして、二月四日の本会議で満場一致でその決議が採択をされまして、そうして御承知のように三月十四日に四十億にわたる地方債と公募公債との関係でそれを渡したわけです。ところが奈良県その他の数府県ではこれは地方債で来たのだから出さない、こう言うのですな。     〔委員長退席、加藤(精)委員長代     理着席〕 それからある府県では、これは金がないからお前たちには貸してやるのだ、こう言うわけなのです。そこで……

第18回国会 地方行政委員会 第5号(1953/12/07、26期、日本社会党(左))

○横路委員 私は財政部長にお尋ねをしたいのですが、昭和二十八年度の修正地方財政計画の中で、非常に大きな比重を占めております二十八年度の公募公債の状況、並びに昭和二十七年度の公募公債の借入れの結果等につきまして、資料を出していただいたのでございます。二十八年度の年度末までの消化の一つの見通しとの関連なんですが、昭和二十七年度の縁故募集分の七十七億五千三百万円について、それぞれ都道府県並びに五大市の分について資料を出していただいたわけなんですが、これを見ますと、一番低いのは栃木県の足利銀行から栃木県が借りている六千五百万円、これにつきましては年利率六分あるいは六分五厘ということになつております。 ……

第18回国会 地方行政委員会 第6号(1953/12/08、26期、日本社会党(左))

○横路委員 私は保安庁の経理局長にお尋ねいたしますが、八月の十日に終つた第十六臨時国会が、終りました後に、地方行政委員会といたしましてはそれぞれ委員が各地の地方財政の実態について調査のため本委員会から国会の承認を得て派遣をされたわけです。そのときに北海道、東北を私たちはまわつたわけでありますが、その場合に保安隊があるところのそれぞれの当該市町村長は私たち地方行政委員会の視察に参りました委員に、異口同音にお話がありましたことは、どうも現在のいわゆる保安隊員から徴収する市町村民税については、まつたく徴収ができない。たとえばその保安隊に行つてみると、いや部隊が移動したと言う。そこで二万円くらい出張旅……

第18回国会 予算委員会 第2号(1953/12/03、26期、日本社会党(左))

○横路委員 小笠原大蔵大臣に今の点に関連してお尋ねしますが、衆議院の人事委員会における地域給の決議は大蔵大臣はまつたくそれは勘違いなさつております。衆議院の人事委員会における地域給に関する決議は五%、五級地、四級地、三級地、二級地、一級地の占めている割合は全体の八八%、従つて零級地に関しては一二%である。従つて衆議院の人事委員会におけるいわゆる零級地相当額を本俸に組入れてということは、いわゆる俸給表については大臣がおつしやるように一万五千四百八十円ベースのときの俸給表をそのまま採用しておる。そうして零級地に関する分を入れることは、一万五十四百十八円ベースのときの俸給表に零級地を一級地に引上げた……

第18回国会 予算委員会 第3号(1953/12/04、26期、日本社会党(左))

○横路委員 最初に私は愛知大蔵政務次官にお尋ねしたい。それは愛知大蔵政務次官は九月三十日渡米以来、十一月十九日まで政府委員として日米交渉に当つて来たわけです。そうして去る十一月十九日帰国にあたりまして、十九日の午後四時から大蔵省で記者団と会見をされまして、次のように語つたと各新聞社は報じているのであります。その内容について私はお尋ねをいたすのでありますが、その記者団との会見において愛知さんはこう言つているのであります。援助と防衛力の関連は微妙なもので、東京会談の推移に対して十分慎重を期さなければならない。二番目、欧州諸国の援助の実情も見たが、MSA援助を受けている国は、独立国といつても毎年度の……

第19回国会 議院運営委員会 第24号(1954/03/09、26期、日本社会党(左))

○横路委員 今山本委員の申されたことに補足して申し上げますが、二月二十二日の予算委員会における中曽根発言は、大体三つにわかれておるのでございます。それを今速記録で見ると、その一つは、「この二つの二百五十万の性質は、名村造船関係の被疑者より贈賄の意思と、相手方に渡す意思で有田君に渡されたものと、われわれは認定する。」従つてこれは名村造船関係の被疑者より贈賄の意思で入つておるわけであります。さらに第二番目の点は、「この中に書いてあるような贈収賄の被疑事実があるとすれば、もしこれが贈収賄になるというのであるならば、その二百五十万円は壺井に行つた。残りの百万円と百万円は、言うのははばかるが、やむを得な……

第19回国会 決算委員会 第20号(1954/03/29、26期、日本社会党(左))

○横路委員 今の点に関連しまして開発銀行の方にお尋ねいたしますが、私この間他の委員会で委員長を通しまして資料を要求しましたら、私のところにこういう資料を出してくださいました。
【次の発言】 今私が言うのですから、委員長に取扱いをしていただきたい。委員長、実は私開発銀行の五次船、六次船で償還期に来ているもので返らないものについて私も非常に疑問に思つておつた。なぜならば、九次前期のいわゆる船主選考にあたりましては、開発銀行が非常に重大な決定権を持つておるのです。私は九次前期に関してはやはり開発銀行が主たる主導権を持つておると思う。そのときの海運造船合理化審議会の議事録によりますと、そのときの条件は……

第19回国会 決算委員会 第22号(1954/04/02、26期、日本社会党(左))

○横路委員 最初に私は銀行局長と海運局長にお尋ねするのですが、新聞等を見ましても、利子補給法、利子補給対象船舶につきまして、契約が全部完了して、それぞれ支払いができるような態勢になつておるというお話なんですが、総額の三十五億七千五百十四万九千八百二十五円の内訳につきまして私は一億以上の点だけを申し上げまして、この資料に問題があるかどうかだけお尋ねをいたしたいと思うのであります。日本郵船のいわゆる利子補給額は二億五千八百八十二万八千百三円、大阪商船は一億七千四百八十二万三百七十八円、川崎汽船は一億四千三百二万三千五百八十一円、三井船舶は一億三千九百二十八万一千七百二十五円、大同海運は一億三千九百……

第19回国会 地方行政委員会 第3号(1953/12/15、26期、日本社会党(左))

○横路委員 次長にお尋ねいたしますが、実は地方の方では、やはり今度の年末手当については一・二五は財源措置をしていないのだ。一・一五しか財源措置をしていないというようなことを言つて、どうも地方公務員にはやりたがらない風がある。この点につきましては、自治庁の方でどういうように都道府県あてに通知を出されましたか。いつお出しになりましたか、その内容についてお話をしていただきたいと思います。
【次の発言】 今の点、都道府県知事が期末手当については一・二五でなしに、一・一六くらいじやないかということは、結局郁道府県の財源に充てている地方の税の負担、この事業税の七億幾らというように割当てられているものについ……

第19回国会 地方行政委員会 第47号(1954/04/19、26期、日本社会党(左))

○横路委員 委員長にお願いいたしますが、法務大臣に来てもらわないと、今度の警察法の改正で一番中心になることは、政府の治安に関する責任を明確化するということと、それから警察の政治的中立というより政党的中立、この点が一体どうなるのかという点であります。私は犬養法務大臣の提案説明を読んでみましたし、地方行政委員会における、今まで犬養法務大臣から御説明のありました会議録を丹念に読んで参りましたがとんと了解ができない。たとえば法務大臣の当委員会における提案説明によると、政府の治安に対する国家的な考え方、警察の政治的中立は一体何で確保されるか。その警察の政治的中立性とは、国務大臣が公安委員長であり、公安委……

第19回国会 地方行政委員会 第48号(1954/04/20、26期、日本社会党(左))

○横路委員 小坂国務大臣にお尋ねいたしますが、先ほど北山委員からも質問がありましたが、いわゆる警察の政治的中立に関してであります。この点につきましては、前の警察法と今度の警察法との違いは、今度の警察法案の中には第三条に「不偏不党且つ公平中正にその職務を遂行する旨の服務の宣誓を行うものとする。」こうあります。前の警察法にはこれがないのであります。なぜ前の警察法にないかといえば、前の警察法は明らかにそのときの政治権力から独立をしておるわけであります。斎藤国警長官のように、国家公安、委員会が任命するわけであります。それぞれの自治体における公安委員会がそれぞれ任命するわけでありますから、従つて前の警察……

第19回国会 地方行政委員会 第58号(1954/05/10、26期、日本社会党(左))

○横路委員 今の中井さんの質問に関しましては、ほんとうは先ほどの理事会等の結論がありますから、明後日ひとつ劈頭国警長官から諸外国の都市警察の実情について御報告願つて、それについて各委員から質疑があればあらためてやる、これは新しい事態ですから、ぜひ委員長からそういうふうにおとりはからい願いたいと思います。明日は予定された時間の四時間ずつの割当てがあるのでありますから、この点はひとつ中井さんの御了解をいただきたい。
【次の発言】 それではただいま中井委員から御指摘の点はぜひ委員長の方から先ほどきまりましたように逐条審議につきましては、四時間ずつの持時間ときまつたのですから、きよう、あすの審議時間で……

第19回国会 地方行政委員会 第59号(1954/05/11、26期、日本社会党(左))

○横路委員 関連して長官にお尋ねしますが、今のは附則の十五の給与に関する経過規定なんです。これは非常に問題でして、これを読むといかにも現在の自治体警察は、都道府県の警察に編入された場合に、現在受けておる給与をそのままもらえるようなかつこうになつておる。しかし問題は前の条文のところにありますように、いわゆる国家公務員であるところの警察職員の例にならつてやるわけですから、従つて自治体警察職員は従前の国家警察の職員と同じように、大学を出て何年たつた者は同級何号ときめられるわけです。そこでいわゆる都道府県の警察本部長が任命権者になつて、その都道府県の警察職員を新たに何級何号俸と任命するわけであります。……

第19回国会 地方行政委員会 第81号(1954/10/07、26期、日本社会党(左))

○横路委員 塚田自治庁長官にお尋ねしますが、この間台風第十五号によりまして青函連絡船の洞爺丸の遭難があつた。この点につきましては非常に大きな問題でありますので、政府もただちに石井運輸大臣を函館に出張を命じまして、政府としても特別対策を立てておるようでございますが、この台風第十五号全般について、予想外の被害が大であるわけですが、これについて何か政府の方で特別に対策をお立てになつおるのかどうか、われわれとしてはいまだそういう点について寡聞にして聞いておりませんので、まずその点、先般の台風第十五号についての全国的な災害、とりわけ都道府県並びに市町村の自治体に及ぼしましたいろいろな財政上の措置もござい……

第19回国会 予算委員会 第2号(1954/02/02、26期、日本社会党(左))

○横路委員 私はこの際動議を提出いたしたいと思います。ただいま外務大臣の答弁にありましたように、今度の二十九年度の予算に関しましては、防衛支出金並びに保安庁経費等との関連におきまして、いわゆるMSA援助によるところの、その交渉の成果というものは、本予算の審議上非常に重大な点があるわけであります。外務大臣は、今、さきに六月二十六日に中間報告をやつたのだから、報告することは何らさしつかえがない、ただ具体的な資料がないからできないというのですから、従つて、私どもは、防衛支出金並びに保安庁経費等との関連において、ぜひひとつ外務大臣から詳細にMSA援助に関する中間報告を、この際本委員会にすみやかにされた……

第19回国会 予算委員会 第5号(1954/02/05、26期、日本社会党(左))

○横路委員 私は木村保安庁長官にお尋ねをしたいのですが、先ほど午前中の、稲葉委員の質問に関連いたしまして、中曽根委員から質問があつたわけであります。私は木村保安庁長官の答弁につきまして、実は速記を調べたのでありますが、中曽根委員の質問に対して、最初保安庁長官は、水田君の提示した案というものをわれわれが見ると、もちろんそれを尊重して行く、こういう答弁でありましたが、中曽根委員は改進党側としては、今後自由党と改進党との折衝の結果によつてやるというのでなしに、改進党側に提示された自由党の水田案というものに対して承認するのかどうかという点について、重ねて質問をされているのであります。この点は速記によつ……

第19回国会 予算委員会 第11号(1954/02/15、26期、日本社会党(左))

○横路委員 私は最初に緒方副総理にお尋ねをいたしたいのですが、第十八臨時国会におきまして、吉田総理は予算の増額修正権やまた予算の増額を伴う議員立法は何とか抑制する方法を講じたい、こういうふうに言つておられます。また第十九回本国会の予算委員会におきましても、吉田総理や緒方副総理御自身が同僚議員の質問に答えて同様趣旨の答弁をされております。また大蔵大臣は、本会議における財政演説や本予算委員会においては、予算の増額修正ついてはまるで政府みずからは関知していなかつたのである、これは国会の責任であるかのような答弁をされております。そこで私は緒方副総理にお尋ねをいたしたい点は、今国会におきましては予算の増……

第19回国会 予算委員会 第13号(1954/02/17、26期、日本社会党(左))

○横路委員 ただいま法務大臣から、国と直接の契約者、あるいは国と特別の利益を伴う契約者の当事者で、いわゆる造船会社あるいは海運会社は当事者でないから、従つてこの該当はしない、いわゆる共犯関係等の事例があれば別だというお話でございますが、この外航船舶建造融資利子補給及び損失補償法によりますと、御承知のように第十二条に「第二条の規定による利子補給金を支給する旨の契約に係る融資を受けている会社は、その決算において計上した利益の額が当該会社の資本に政令で定める率を乗じて算出した金額をこえるときは、当該利益に係る決算期に属する期間について金融機関が支給を受ける利子補給金の額に相当する金額を国庫に納付しな……

第19回国会 予算委員会 第14号(1954/02/18、26期、日本社会党(左))

○横路委員 ただいま法務大臣は、公職選挙法百九十九条の弟二号、衆議院議員及び参議院議員の選挙に関しては国と請負その他特別の利益を伴う契約の当寺者である者というのにはこの金融機関は当らない、こう言つているのでありますが、この点は昨日の法務委員会におきまして塚田自治庁長官は、この外航船の利子補給に関するところの金融機関は、この法律に基くところの国とのいわゆる特別の利益を伴う契約の当事者であると答弁をいたしておるのであります。従つてただいま法務大臣からこういう答弁があるということは、私は政府部内の意見の不一致だと思うのであります。きのうの法務委員会で現に答弁している。きようは法務大臣はこういう答弁を……

第19回国会 予算委員会 第24号(1954/03/17、26期、日本社会党(左))

○横路委員 私は委員長に最初にお尋ねいたしますが、今度の昭和二十八年度の第三次補正予算は、いわゆる義務教育費の国庫負担金が三十七億八千万円、これに対する歳入の点がからんでおるのであります。大体私がこれから質問いたしますのも、当然義務教育費国庫負担金に関してでありますが、大蔵大臣は来ておりませんし、それから当該の文部大臣も来ていない。一体これから私が質問しますのに、一番大事な政府が出されたものに対して当該の責任の大声がいないということは、この予算の審議を進める上にはなはだ遺憾にたえないと思う。私はもちろん関連においては運輸大臣、それから通産大臣その他にお尋ねしますが、大蔵大臣と文部大臣が来ていな……

第19回国会 予算委員会 第25号(1954/03/18、26期、日本社会党(左))

○横路委員 文部大臣にお尋ねいたしますが、今回の第三次補正予算でただいま提出されております義務教育費国庫負担金の増二十七億八千万円につきましては、その説明書にありますように東京、大阪、神奈川ということになつておるのであります。この点はわれわれも説明書で知つているわけでありますが、これを除いた他の府県につきましては、私どもが今までの各府県の実態からいろいろ考えてみますと、どうもこの三月の年度末には給与の不払い、遅延等が起ると思うのであります。この点は文部大臣も御承知だと思うのでありますが、これは何とかやり繰りをしなければならないのではないかと思うのですが、この点の実態について御存じかどうか、その……

第19回国会 予算委員会 第28号(1954/04/13、26期、日本社会党(左))

○横路委員 吉田総理にお尋ねをいたしますが、去る二月の二十六日吉田総理が本予算委員会に出られまして、各党の代表者から造船汚職に関しての政治的な責任をそれぞれ追求されたのであります。そのとき吉田総理からいろい御答弁がございましたが、あれ以来一月半たちまして、政治情勢はあのときとはまつたく異なり、深刻なる様相を呈して、まさにわが国始まつて以来の汚職、疑獄であると私は考えておるのであります。この点は吉田総理は、犬養法務大臣あるいは緒方副総理からお聞きだと思うのであります。現にただいま議院町営委員会で自由党の岡田五郎君、關谷勝利君のいわゆる逮捕許諾について、きようの本会議にかけるかどうかについてやつて……

第20回国会 地方行政委員会 第4号(1954/12/06、26期、日本社会党(左))

○横路委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になりました昭和二十九年七月の大雨、同年八月及び九月の台風並びに同年八月の冷害により被害を受けた地方公共団体の起債の特例に関する法律案につきまして、修正案に賛成、原案に反対の討論をいたすものであります。  まず第一番目に、私どもは修正案の中で明確にされておりますように、今回の八月及び九月の台風並びに八月の冷害は、主として北海道、東北並びに南九州を襲いまして、昨年に引続いて非常な災害を受けたのであります。この七月の大雨の分につきましてはこれを削りました理由は、今回の台風並びに冷害によりまして、それぞれの関係委員会におきまして特例に関する法……

第21回国会 人事委員会 第4号(1954/12/18、26期、日本社会党(左))

○横路委員 私は根本長官にお尋ねしたいのです。いろいろ御苦労なすつておる点につきましては、われわれも今までの経緯等から考えまして承知いたしているのでありますが、私が長官にお尋ねしたいと思います第一点は、御承知のように公労法関係の三公社五現業の官庁に対しましては、給与ベースが国家公務員、地方公務員とそれぞれ違いまして、年末手当に明しましては、公労法関係のものは一・〇、国家公務員、地方公務員関係のものは一・二五、こういうことになつておるのであります。ところが今日新聞を見ましても、さらに先般私も直接労働委員会を傍聴いたしたのでありますが、労働大臣は、この公労法関係の三公社五現業の職員の一・〇プラス〇……

第21回国会 人事委員会 第5号(1954/12/20、26期、日本社会党(左))

○横路委員 関連して。私は大蔵省の理財局地方資金課長にお尋ねをいたしますが、一体大蔵省理財局では、地方の公共団体に対しまして、人事院で指令を出されるという超勤手当、日直、宿直手当、夜勤手当等に関する第四・四半期の繰上げをどの程度なさるのか、大体その点の見通しが大蔵省の理財局として立つてないはずはないと思う。その点にどういうように事務当局としては数字をはじいておるのか、もう大体作業も済んでおると思いますので、その点を明らかにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 三好大臣に私はお尋ねしたいのですが、今の点、非常に大事なんです。実は私、きよう大臣からこういう御答弁があるだろうと思いまして、大体ど……

第21回国会 予算委員会 第2号(1954/12/22、26期、日本社会党(左))

○横路委員 私は第一番目に鳩山総理にお尋ねしたいのですが、総理は首班指名直後記者団との会見におきまして、政治を明るい清潔なものとして、国民大衆とともに親しみ合い、大衆とともに歩むとも言われておりますし、組閣後の政府声明にも「明朗にして清純な政治」とうたわれ、おります。このことはおそらく去る十一月二十四日民主党の結党大会において、鳩山さんが総裁としてごあいさつをなすつた言葉の中に、新党誕生に拍車をかけたのは汚職事件と指揮権発動と吉田暴言であると、こういうように言われております。従つて私はこの総理がおつしやいました清潔な政治、明朗にして清純な政治とは汚職のない政治であると、こういうように解している……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 大蔵委員会 第1号(1955/03/24、27期、日本社会党(左))

○横路委員 動議を提出いたします。理事はその数を七名とし、その選挙は、先例によりまして、手続を省略し、委員長において指名されんことを望みます。

第22回国会 大蔵委員会 第3号(1955/03/29、27期、日本社会党(左))

○横路委員 これは委員長にお尋ねしますが、大蔵大臣は出席をなさるわけですか。実は、私は昭和三十年度の減税について、一体大蔵大臣はどういうようにお考えになっているか、大蔵大臣にお尋ねをしたいわけです。
【次の発言】 それでは、私は大蔵大臣が出席をされましてから、昭和三十年度の政府の考えている減税についてお尋ねをしたいと思います。  政府委員にお尋ねしますが、この補助金等の臨時特例に関する法律ですが、きのう予算委員会で自由党の方から附帯決議がついて、補助金については四月、五月分も組むのだということになったわけです。そこで私どもは、初め政府が昭和三十年度の予算を出してきた場合に、補助金を組んでいない……

第22回国会 大蔵委員会 第6号(1955/05/12、27期、日本社会党(左))【議会役職】

○横路委員長代理 本日はこの程度にとどめ、次会は明後十四日午前十時より理事会を開き、委員会は午前十時三十分より開会することといたします。  本日はこれにて散会いたします。     午前十一時五十四分散会

第22回国会 大蔵委員会 第7号(1955/05/14、27期、日本社会党(左))

○横路委員 大蔵大臣にお尋ねをしますが、昭和三十年度予算の説明書の第一ベージには、昭和三十年度の国民の総所得の金額が出て、それに伴って一般会計を出して、その割合について出しておれますが、私はもう一つ基礎的な数字についてお尋ねしたいと思いますのは、昭和九年ないし十一年の生産並びに生活水準、戦前に回復するように政府は努力しておるものと思うのでありましてそういう意味で、この際昭和九年ないし十一年に対して、昭和三十年度は生産物資がどうなっているか、さらに生活水準、とりわけいわゆる勤労者の消費水準はどういうふうになっているか、その具体的な数字についてお尋ねをいたします。

第22回国会 大蔵委員会 第8号(1955/05/17、27期、日本社会党(左))【議会役職】

○横路委員長代理 横山君。
【次の発言】 この際理事の辞任についてお諮りいたします。  理事であります遠藤三郎君より理事を辞任いたしたい旨の申し出があります。これを許可するに御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってこれを許可するに決しました。  引き続き理事の補欠選任を行いたいと存じますが、これは先例によりまして、選挙の手続を省略し、委員長より御指名するに御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは委員長におきましては、早川崇君を理事に指名いたします。
【次の発言】 奧村又十郎君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は明後十九日午前十時……

第22回国会 大蔵委員会 第10号(1955/05/20、27期、日本社会党(左))【議会役職】

○横路委員長代理 石山委員
【次の発言】 午前中はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩いたします。     午後零時二十二分休憩
【次の発言】 大蔵大臣にお尋ねいたします。昭和三十年度の財政投融資の資金計画によると、余剰農産物資金のうち、農業開発に三十億を使うことになっておりますが、具体的な計画内容がきまっておれば一つお示し願いたい。
【次の発言】 政府の方としても、昭和三十年度の予算については、早く衆議院側であげることに努力をしておるのだろうと思うのですが、この余剰農産物資金の協定の方の今の進行状態はどうなっていますか。
【次の発言】 近いうちというのはいつごろですか。これは、当然大蔵委……

第22回国会 大蔵委員会 第12号(1955/05/26、27期、日本社会党(左))

○横路委員 政務次官に今の夏季手当の点についてお尋ねしますが、今政務次官のおっしゃるように、財源がないということばかりでなかったと私も思います。政府の答弁は二つであったと思います。一つは、財源がないということ、もう一つは、税の均衡がとれない、この二つであったと思います。そこでまず問題はやはり財源難ですが、これは当時の大蔵委員会においてはっきりしておるわけです。五千円以下にすると七十五億の歳入欠陥になる。従って今のところは見通しがない。もしもこれが二月ごろになれば歳入についての見通しもあるので、何とか二月ごろまで待ってもらえないものだろうか、こういう話であったわけです。それは何も私が話すまでもな……

第22回国会 大蔵委員会 第19号(1955/06/14、27期、日本社会党(左))【議会役職】

○横路委員長代理 この際お諮りいたします。衆議院規則第六十三条によりますと、秘密会議の記録中特に秘密を要するものと委員会で決議した部分は、これを印刷配付しないこととなつておりますので、只今の秘密会のこの部分の決定につきましては、委員長及び理事に御一任を願つておきたいと存じますが、これについて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって委員長、理事が協議の上、適宜処理することといたします。  本日はこの程度にとどめ、次会は明後十六日午前十時より開会することといたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時二十分散会

第22回国会 大蔵委員会 第21号(1955/06/18、27期、日本社会党(左))【議会役職】

○横路委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  政府提出にかかる所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案の三法律案、並びに三法律案に対する前尾繁三郎君外二十五名提出の修正案を一括議題として質疑を続行いたします。横山君。

第22回国会 大蔵委員会 第22号(1955/06/21、27期、日本社会党(左))

○横路委員 最初に、共同修正案の修正に当りました自由党の前尾さんにお尋ねいたします。実は所得税、法人税、租税特別措置法の三法案が大蔵委員会にかかりまして、われわれずいぶん政府側に質問したわけです。ところが大蔵大臣、政務次官、主税局長を初め、税の理論上これは均衡がとれているのだ、こう言って、終始大蔵委員会ではそういう建前で答弁をされたわです。――委員長、これは民主党の修正案をやられた方もそこにいてもらわなければいけない。――従って、私は前尾さんにお尋ねしたい。政府、民主党内閣は、この所得税、法人税、租税特別措置法の三法案は、税の理論上均衡がとれているのだ、こう言うてがんばったものです。ところが今……

第22回国会 大蔵委員会 第23号(1955/06/22、27期、日本社会党(左))

○横路委員 主税局長にお尋ねしますが、たくさんあるのですが、私は一つだけ聞きます。「社会保険料控除の実態調査」というものを配って下さいましたが、この中に印刷局、国鉄、専売と三つ列挙してあるわけですが、その金額はどこのを取ったのですか。東京のを取ったわけですか。
【次の発言】 そうすると、たとえば国鉄の場合に、駅手は実際には選択控除の五%は全然だめ、改札係までもだめ、出札係は四・九五%で、とんとんくらい、こうなっているわけです。これを見ても、同じ現業官庁に勤めている下の方の低額所得者は、五%の選択控除には何ら恩典を受けないということが、これではっきりするわけです。もう一つ主税局長、あなたの出され……

第22回国会 大蔵委員会 第24号(1955/06/25、27期、日本社会党(左))

○横路委員 専売公社監理官にお尋ねいたしますが、この第九条に「大蔵省に専売事業審議会を置く。」こうあって、「委員長及び委員は、学識経験のある者、葉たばこを耕作する者その他専売事業に直接関係を有する者及び公社の職員の中から、大蔵大臣が任命する。」こうなっている。この間国鉄公社においては、洞爺丸事件だとか、あるいは紫雲丸事件等によって、これはどうしても鉄道の経営委員会等においては、やはり勤労大衆の代表者をその中に入れなければならぬというので、それには、今度新しく国鉄の総裁になられた方の言によると、労働組合の代表者を入れる。こういうようなお話しのようですが、同じ公社である専売公社としては、この専売事……

第22回国会 大蔵委員会 第25号(1955/06/28、27期、日本社会党(左))

○横路委員 神田人事官にお尋ねいたしますが、国家公務員法の第百三条の二項です。「私企業からの隔離」の点の二項「職員は、離職後二年間は、営利企業の地位で、その離職前五年間に在職していた人事院規則で定める国の機関と密接な関係にあるものにつくことを承諾し又はついてはならない。」という規定なんですが、これはなくなりましたか。やはり国家公務員法の第百三条でこうなっていますから、私はやはりこれがこのまま適用していると思うのですが、その後何か改正にでもなっていますか。
【次の発言】 それでは神田人事官にお尋ねしますが、実はただいま議題になっております日本専売公社法の一部改正にちょうど同じ点が今回削除として提……

第22回国会 大蔵委員会 第26号(1955/06/30、27期、日本社会党(左))【議会役職】

○横路委員長代理 これより会議を開きます。  まず、去る二十七日当委員会に審査を付託されました井上良二君外十二名提出にかかる酒税法の一部を改正する法律案を議題として、提出者より提案理由の説明を聴取いたします。井上良二君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終りました。本法律案に対する質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 次に、去る二十八日当委員会に審査を付託せられました地方自治法第百五十六条第六項の規定に基き、税関支署の設置に関し承認を求めるの件を議題として政府側より提案理由の説明を聽取いたします。藤枝政務次官。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終りました。本件に対する質疑は後日に譲……

第22回国会 大蔵委員会 第27号(1955/07/01、27期、日本社会党(左))

○横路委員 水産庁長官にお尋ねしますが、四月一日から行政上の措置で、A重油について七百円を下げたというその根拠は何ですか。石油会社がそれだけもうかっておったから下げたというのですか。
【次の発言】 七百円を下げたという根拠は何ですか。あなたは水産庁長官なんですよ。実際に漁業従事者は、総体の仕事のうちで約三割三分は重油を使っておる。そういう大きな地位を占めておるのだが、あなたは水産庁長官として、七百円が妥当であるというのか、どうなんですか。何か根拠がなければないでいいです。私ははっきり聞いておるのですから……。
【次の発言】 水産庁長官にお尋ねしますが、あなたは七百円を承認したのでしょう。七百円……

第22回国会 大蔵委員会 第28号(1955/07/05、27期、日本社会党(左))【議会役職】

○横路委員長代理 これより会議を開きます。  まず、去る二月当委員会に審査を付託されました余剰農産物資金融通特別会計法案並びに昨四日付託されました関税定率法の一部を改正する法律案を一括議題として、政府側より提案理由の説明を聴取いたします。藤枝大蔵政務次官。
【次の発言】 通産大臣にお尋ねをしますが、漁船用のA重油については、今度の関税定率法の一部改正によっても値上りを来たさない、私はその値上りを来たさない以前のことをまず大臣にお尋ねをしたいと思う。  この間鉱山局長並びに水産庁長官に来てもらいまして、本委員会で明らかにしたのですが、どうも鉱山局長の話しでも水産庁長官の話しでもはっきりしない。ど……

第22回国会 大蔵委員会 第29号(1955/07/07、27期、日本社会党(左))

○横路委員 私は第一番目に、政府側の出席についていささか遺憾な点があるのです。この漁船用重油の問題は非常に重大な問題なのですが、水産庁長官がきょうここに見えておらないのはどういうのです。この点は非常に遺憾です。(「要求してないのだ」と呼ぶ者あり)要求してないというよりは、この問題はただ単に通産省だけの問題ではないのでありますから、この点は委員長から後刻注意をしていただきたい。  そこで通産大臣に第一点についてお尋ねをしますが、今お話しのございました第一点の、政府は全漁連と契約をした石油輸入業者に、特別に全漁連向けに外貨を割り当てるという点につきましては、こういうような措置であると思うので、その……

第22回国会 大蔵委員会 第31号(1955/07/12、27期、日本社会党(左))

○横路委員 資金課長にお尋ねします。前に私の方で資料要求をしておりましたが、出ていないのです。それは今度の資金運用部計画の中で、いわゆる地方公共団体に対しまして、昨年度公募債二百億を割当しているのですが、五月十五日の自治庁財政部の資料をいただまますと、まだ消化されていないものが、縁故募集で百八億二千四百万、こうなっているわけであります。その後これがどういうふうに消化されているか、一つ数字がありましたならば説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 きょうは理財局関係をやろうと思って、今おいでをいただいたのですが、課長ではもちろん自分の担当外ということに触りましょうから、やはりこれは局長に……

第22回国会 大蔵委員会 第32号(1955/07/14、27期、日本社会党(左))

○横路委員 最初に農林漁業金融公庫の理事の方にお尋ねいたしますが、この農林漁業金融公庫法の第十八条には、業務範囲について規定しておりますし、第三十六条においては、その十八条の規定する業務以外の業務を行なったときの罰則の規定を定めてあるわけです。さらに農林漁業金融公庫業務方法書というのがございまして、その第二の貸付条件の中に、貸付金の種類、貸付対象事業、貸付の相手方、利率、償還期限及び据置期間等について明記されているのでありますが、この農林漁業金融公庫法並びに農林漁業金融公庫の業務方法書等に基きまして、とりわけ第二の貸付条件の第八、農林漁業者の共同利用施設の改良、造成、復旧または取得に必要な資金……

第22回国会 大蔵委員会 第33号(1955/07/15、27期、日本社会党(左))

○横路委員 最初に公取委員長にお尋ねをいたしたいと思いますが、実はきょうおいでをいただきましたのは、昨年の十一月二十二日に、公正取引委員会が乳牛の導入資金に関しまして農林中金、北信連、雪印乳業、北海道バタ一会社の四社に対しまして、私的独占禁止法に関して違反の事実が明らかになったので、審査手続を開始する旨決定がございまして、その後ずっと審査を行なっているわけなのです。  その点について、私はこれから委員長にお尋ねをしたいと思うのですが、その前に、私は大蔵省銀行局の特殊金融課長にお尋ねをしたいと思いますことは、農林漁業金融公庫の業務方法書の備考の第(4)項のロの項に、畜産施設につきましては、農業協……

第22回国会 大蔵委員会 第35号(1955/07/21、27期、日本社会党(左))

○横路委員 主計局の給与課長にお尋ねいたしますが、国家公務員等退職手当暫定措置法の一部を改正する法律案ですが、従来は一律に百八十日であった失業保険の保険金の給付日数を変更したわけですが、この勤続期間六カ月以上十カ月未満のものは九十日、この点について私はあなたにお尋ねしたいのですが、国家公務員の場合に、現業官庁で季節的に雇っている労務者がございますね。これはたとえば林野庁の場合ですと、冬木材の切り出しにいわゆる定夫という形で雇う。それから夏は夏で大体夏の期間に雇う。この勤続期間六カ月以上十カ月未満の者というのは、あなたの方ではどういう者が対象になるわけですか。それから大体それの予定される人員はど……

第22回国会 大蔵委員会 第36号(1955/07/22、27期、日本社会党(左))

○横路委員 ただいま議題となりました北海道に在勤する者に支給される石炭手当等に対する所得税の特例に関する法律案につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  御承知のごとく北海道に在勤する国家公務員に対しては、昭和二十四年法律第二百号によって、一般給与とは別に世帯主なる職員に対しては三トン、その他の職員に対しては一トンを、それぞれ公定小売価格によって換算した額に相当する石炭手当が支給されておるのでありますが、この法律の趣旨は、申し上げるまでもなく北海道の勤労者は、温暖地の勤労者に比し必然的に燃料消費が増大し、勤労者の生活に重圧が加えられるためとられた措置でありまして、全く実費弁償的な性質を有す……

第22回国会 大蔵委員会 第37号(1955/07/25、27期、日本社会党(左))

○横路委員 この地方道路税で免税になります種類、たとえば航空用燃料については免除になっているわけですが、それについて、航空用燃料のほかにあるのかどうか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 この航空用燃料を免除したのはどういう理由ですか。
【次の発言】 主税局長にお尋ねいたしますが、この地方道路税、これは地方道路を使用するもの、自動車が消費する揮発油にかける、こういうのでしょうか。大体において先ほどから井上委員との問答を聞いておりますと、目的税だということになりますね。それに間違いございませんか。
【次の発言】 そうすると、これは話が地方道路税の自動車とは全然別になりますが、たとえば洗たく屋……

第22回国会 大蔵委員会 第41号(1955/07/29、27期、日本社会党(左))

○横路委員 第三十三条第二項ですが、「地方公共団体においては第二十九条から第三十一条までの違反行為があったときは、その行為をした当該地方公共団体の長その他の職員に対し、各本条の刑を科する。」こうなっていますが、この地方公共団体の長は必ずやられるのですか、ここの条文の解釈はどうなんですか。地方公共団体の長、その他の職員というと、おそらく担当するそれぞれの部長とか課長ですよ。それをやった場合には必ず地方公共団体の長もやられる、それから担当した課長なり部長なりの担当官がやられるというのか、その点の解釈はどうなんですか。
【次の発言】 今のお話しからいくと、実際に行為をした者ということになると、その実……

第23回国会 議院運営委員会 第5号(1955/12/03、27期、日本社会党)

○横路委員 私ども了承するに異議ありませんが、ただ、月曜日に、できれば官房長官においでいただいて、やはり事態が変ったのに従って、補正予算その他等についてもいろいろ政府の所信、態度を明らかにしていただいて、その上で本会議を開いていただきたい。

第23回国会 議院運営委員会 第6号(1955/12/05、27期、日本社会党)

○横路委員 官房長官にお伺いしたいのですが、実は土曜日に私ども長時間お待ちしておりましたが、政府与党の方の地方財政に関する意見がまとまらないために、本会議は流してもらいたいということで、それぞれ党の立場もありますので、われわれは了解した。そのときに、委員長から官房長官の方にお伝えしてもらいたいと私どもがお願いした点は、それなら、きょう本会議を開く以上は、今まで政府がきめた地方財政に対する基本的な態度とどこが違って与党と政府が一致してきょう本会議を開くことになったのか。どういうように地方財政について意見がまとまって、きょう国会にお臨みになるのか、やはり、われわれとしては、われわれの党の議員諸君に……

第23回国会 大蔵委員会 第1号(1955/11/29、27期、日本社会党)

○横路委員 主計局次長にお尋ねしますが、予備費八十億円は今どういうふうになっておりますか、その点についてお知らせをいただきたい。
【次の発言】 主計局の次長に数字がないという話ですが、もう少し具体的に話をしていただきたい。実は年末手当の問題をわれわれ新聞で見ておりますと、政府の方では、最後には給与法の一部改正だけはどうしてもやるだろうと私は思うのです。やらなければ、政府として全く超保守反動ということになりますから、やるだろうと思うのです。その場合の財源を、これまた新聞で見ておると、予備費をもってやるというふうに書いてある。一体予備費があるのかないのかという点は、いよいよわれわれとしても、財源の……

第23回国会 大蔵委員会 第4号(1955/12/10、27期、日本社会党)

○横路委員 委員長、これは理財局長、自治庁からどなたか来ていただかないと、政務次官お一人ではなかなか大へんでしょう。  それでは政務次官にお尋ねしますが、百六十億の内容について一つ御説明をして下さい。
【次の発言】 私のお尋ねした言葉が悪かったと思うのですが、百六十億円を臨時地方財政特別交付金として地方団体に交付しなければならない、百六十億円が必要なんだというその基礎は何なのでしょうか、あなたの今の提案説明の中で、百六十億円を地方公共団体に交付するんだというその百六十億円というのは、何でこの数字がはじかれて出てきたのか、その点をお尋ねしたい。

第23回国会 大蔵委員会 第6号(1955/12/15、27期、日本社会党)

○横路委員 理財局長にお尋ねしますが、この年末における地方自治体のつなぎ融資を大体どの程度お考えになっているか、具体的な数字について一つお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 今の二百七十数億の内容ですが、これが都道府県、五大市、市町村という、大別してもしもおわかりでしたら、一つその数字もお示しいただきたい。
【次の発言】 そうですが。ほんとうは、都道府県というのがわかると非常に〇・二五の点について明らかになるのですが……。  次に、今のお話の二百七十数億について出先限りでやるというのは、どういう意味ですか。一々本庁の承認を得ないで出先でやるという場合には、出先に何か一定のワクを与えてお……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第20号(1956/05/17、27期、日本社会党)

○横路委員 ただいま議題となりました北海道に在勤する者に支給される石炭手当等に対する所得税の特例に関する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  御承知のごとく、北海道に在勤する国家公務員に対しては、昭和二十四年法律第二百号によって、一般給与とは別に、世帯主なる職員に対しては三トン、その他の職員に対しては一トンを、それぞれ公定小売価格によって換算した額に相当する石炭手当が支給されておるのでありますが、この法律の趣旨は、申し上げるまでもなく、北海道の勤労者は、温暖地の勤労者に比し、必然的に燃料消費が増大し、勤労者の生活に重圧が加えられるためにとられた措置でありまして、全く実費弁償的な性質を有する……

第24回国会 大蔵委員会 第45号(1956/07/17、27期、日本社会党)

○横路委員 大蔵大臣にお尋ねしますが、人事院の公務員の給与改善の関係ですが、あれは三つあると思うわけです。一つは給与表の切りかえ、号俸の是正と年度末手当、そこで年度末手当のことはさておいて、給与表の切りかえと号俸の是正の場合に、これを人事際勧告のように実施した場合には月幾らになりますか。
【次の発言】 それでは主計局長にちょっとお尋ねしておきますが、昭和三十一年度の予算では、人事院規則に盛られておるところの昇給昇格については、完全実施できるように、予算的措置はなさっていると思うのですが、その点はどうなっておりますか。
【次の発言】 そうすると、今の主計局長のお話では、予算的措置は、必ずしも人事……

第24回国会 地方行政委員会 第60号(1956/10/12、27期、日本社会党)

○横路委員 今の質問に関連して警備部長にお尋ねいたしますが、実は先ほど十二時に私は警視総監に会いに行ったのです。それは現地の今日の警察官の出動の問題に関連して行ったわけなんですが、あなたの方では昨晩中に、きょうじゅうに強制測量をやる、しかも警察庁を千人動員して、あくまでも実力の行使をやるのだ、こういうように昨夜のうちに方針をきめられて、どんなことでもきょうやるようにおきめになったのかどうか、その点をお尋ねしたい。今のようになおここには法制局長官に来てもらって、今の疑義のある点についてたださなければならない点等があるのですが、しかし現地の警視総監自身なんかそういうような話で、あなたの方の了解を得……

第24回国会 地方行政委員会 第62号(1956/10/16、27期、日本社会党)

○横路委員 関連して。山口警備部長にお尋ねしますが、この警察官警棒、警じよう使用及び取扱規程、これは昭和二十三年九月九日に国家地方警察の訓令第十四号、そこに沿革として昭和二十七年八月国家地方警察訓令第三十八号改正、国家地方警察本部、警察管区本部、都道府県国家地方警察隊長こうなって、警察官警棒、警じよう使用及び取扱規程があるが、この規程は今でも生きておるのかどうか、その点についてお尋ねする。
【次の発言】 警視総監、今の答弁の通り警察官警棒、警じよう使用及び取扱規程には、昭和二十三年九月九日のその訓令が生きているというように警察庁で答弁された。そこでこの規程の第五条に、「警棒又は警じようの使用に……

第25回国会 大蔵委員会 第4号(1956/11/22、27期、日本社会党)

○横路委員 最初に食糧庁の長官にお尋ねしますが、昭和三十一年度の食糧管理特別会計の借入限度等の特例に関する法律案の第二条の最後に、「政府は、政令で定めるところにより、当該金額に加算して納付すべき利息で当該売買条件において定めるものを軽減し、又は免除することができる。」と、こうなっておりまして、これは北海道の冷害並びに九号、十二号、十五号台風のそれぞれの地域を含んでおる法律でありますが、お尋ねしたいのは、一体政令で定めるところによって免除するという場合に、たとえば北海道においてはどういう地域、どういう程度の災害を受けた者に対して免除なさるのか。その点がはっきりしないと、この法案は生きてこないわけ……

第25回国会 大蔵委員会 第5号(1956/11/27、27期、日本社会党)

○横路委員 法制局第三部長、それから食糧庁長官にお尋ねします。昭和三十年六月二日に予約米制度が初めて農林水産委員会にかかりましたときの河野農林大臣の提案説明の中に、割当はいたしません。大体従来の実績がありますから、それによってこの程度の耕作者であり、この程度の家族であればこの程度のものは平年作の場合には政府に売っていただくことができるであろう、そこで契約を願うことにしたのです。こうなっておるのです。ですから、この予約米制度というものについては、あなたが言っておる売買条件の第十四項というのは、明らかに提案者である農林大臣は平年作を考えてやっておる。平年作で、そしてちゃんと飯米を差し引いて、種もみ……

第25回国会 大蔵委員会 第8号(1956/12/04、27期、日本社会党)

○横路委員 関連して。食糧庁の長官にお尋ねしますが、今石村委員からお話がありました、利子の減免並びにこの法律にはうたっておりませんが、一月一日以降の代位弁済の問題については、予算委員会においてわが党の小平委員に対して一萬田大蔵大臣から、この点については九号、十二号、十五号も同様措置をすると答弁してある。あなたは今また話をもとへ戻して、代位弁済についての分は、九号、十二号、十五号は適用しないということになると、この委員会の審議は一番振り出しへ戻るんだ。そういうことはないはずなんだ。あなたは勘違いして答弁しているのじゃないのかね。その点はどうなんです。きっと勘違いなすったんだと思うんだ。その点やは……

第26回国会 議院運営委員会 第50号(1957/10/28、27期、日本社会党)

○横路委員 官房長官にお尋ねしますが、法律案の第一の、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、これは私ども当然一般会計について予算の補正をしなければならぬと思うのですが、今のお話で、一般会計の補正予算は出さないというのですけれども、これについては、次の通常国会のときにお出しになるのかどうか。この点はどういうふうにされるのか。とりわけこの問題は、地方公務員については、当初から地方財政計画で入っていないわけですから、今回政府が出す予定の一般職の職員の給与に関する法律の一部改正が国会を通れば、地方公務員にも、それによって当然それが適用されてくる。その場合、地方財政計画の中には、当初入っ……

第26回国会 社会労働委員会 第50号(1957/05/14、27期、日本社会党)

○横路委員 最初に労働大臣にお尋ねしますが、五月十日の朝日新聞の夕刊に、こういう記事が記載されているのであります。それは「政府は十日の閣議で春闘処分と、これに伴う野党攻勢に対処するための態度を協議した。」「同日の閣議で石田官房長官は奮闘処分に対する経過を説明、これに引き続いて松浦労相から、春闘処分に対する政府の見解を統一しておきたい旨を要望し、処分の範囲や内容が企業体間で不均衡であると見られるのは公社、現業当局が独自の方針を取ったものであり政府がワクをはめたものではない。しかし、国鉄以外の公社、現業でも公労法違反の事実があればさらに追及する方針で調査中である。」こういうように新聞には発表になっ……

第26回国会 大蔵委員会 第47号(1957/08/13、27期、日本社会党)

○横路委員 大蔵大臣にお尋ねをしますが、昨日から問題になっています国際収支の悪化の問題、これはいろいろな要素があるだろうと思います。しかし私どもは、一つの、要素としては、昭和三十二年度予算の中にそれがあるのではないか、これは、今年の二月の、主として衆議院の予算委員会におきましても、千億減税と千億の積極政策との関連は、やはり今日のような事態を来たすのではないかという点は、ずいぶん私たちの党のそれぞれの委員から論議をしたわけであります。現にその後の、政府の国際収支の悪化に伴う緊急対策を見ていると、やはり昨年度に比べて千二十五億ふやして参りましたいわゆる積極政策と申しますか、その中で、いろいろな点に……

第26回国会 大蔵委員会 第48号(1957/09/10、27期、日本社会党)

○横路委員 食糧庁の長官にお尋ねしますが、三十二年度の食管特別会計の赤字は、前の二十六国会では、ずいぶん論議をしたのですが、まだ不確定要素があるというので、きまっておらなかったのですが、それは、おそらく七月三十一日に農林大臣から大蔵大臣に出したはずです。昭和三十一年度の三月三十一日で終りました年度の食管の赤字は、どれだけに確定して、七月三十一日に、あなたの方から農林大臣の手を通して大蔵大臣に出されたか。今度は確定しているわけですから、その点を一つ明らかにしておいていただきたいと思います。
【次の発言】 それから、当初見込み百四十億ですかから幾らふえたのですか。

第26回国会 大蔵委員会 第49号(1957/09/11、27期、日本社会党)

○横路委員 大蔵大臣にお尋ねをしますが、先ほどお話しがございました昭和三十三年度の予算の基本構想についてでありますが、これの中心をなす来年度の国際収支につきまして、ことし二十八億ドルに予想されている輸出を、来年度三十一億ドルに増加させて、それで、輸入の方は三億ドル削って、三十二億ドルくらいになるのだというのが、この予算の基本構想の中心になっておりますが、どういうようにして輸出が三十一億ドルに伸びるのですか。その点は、大蔵大臣はどういうような方策でおやりになるのか、まずそれを一つお尋ねしたい。
【次の発言】 今お話しの輸入について、本年度よりも大体三億ドル程度減らしたい。これは、在庫品の問題、そ……

第26回国会 内閣委員会 第23号(1957/03/26、27期、日本社会党)

○横路委員 関連して。今のお話をお聞きしておりまして、等級の格づけは人事院がやる、それから形式的な職名にとらわれないで実質的な職務に基いて格づけをやる、こういうことで、法律を見ると、こうなっておりますね。「職員の職務の等級は、前項の職員の職務の等級ごとの定数の範囲内で、」これはまさか人事院がやられるのじゃないでしょうね。この定数の範囲、その範囲内で人事院の定める基準に従って決定する、その職員の職務の等級ごとに定める定数というのは、何を基準にしてやるのですか。それは人事院がやる、人事院がやるんだが、それは形式的な職名にとらわれない。しかし形式的な職名にはとらわれないが、一定の定数がある。これが私……

第26回国会 内閣委員会 第25号(1957/03/29、27期、日本社会党)

○横路委員 労働大臣にお尋ねをしますが、われわれの手元に配付されておる行政職俸給表についてお尋ねしますが、これらの別表の第一の、中央官庁の行政職の俸給表を例にとって申し上げたいと思うのですが、従来は七百円未満の昇給については六カ月、七百円から千五百円まで九カ月、千五百円以上は十二カ月、こういうように昇給期間については全部級のいかんを問わずきまっていたものを、なぜ二等級以下これが全部二等、三等、四等、五等、六等、七等でこういうように違えたのか。その理由を一つお尋ねをいたします。
【次の発言】 いや、これは技術的でないのです。今までは昇給を全部通して七百円以下は六カ月、七百円から千一五百円までは九……

第26回国会 予算委員会 第14号(1957/03/06、27期、日本社会党)

○横路委員 農林大臣に、最初に日ソの漁業交渉についてお尋ねしますが、日ソの漁業委員会で日本側が本年度漁獲量十六万五千トンを提案しましたその根拠はどういうのですか。第一番目にそれをお尋ねします。
【次の発言】 けさの朝日新聞等の報道によりましても、この日ソ漁業委員会が非常に難航しておるその理由として、ソ連側は、河野・イシコフ会談によるところの豊漁の場合には十万トン、凶漁の場合には八万トンというのが約束になっておるのだ、この点は昨年の五月三十日の予算委員会において、井出さんが時の農林大臣の河野氏質問して、その点も明らかなっておるし、さらに十一月二十六日の日ソ共同宣言等の特別委員会におけるところの委……

第27回国会 内閣委員会 第4号(1957/11/07、27期、日本社会党)

○横路委員 期末手当につきまして、総務長官が今おりませんから、先に地方公務員関係について自治庁の方にお尋ねしたい。  政務次官にお尋ねをしますが、今度政府の方では、国家公務員並びに地方公務員について、期末手当の財源措置をしていないのです。当初の昭和三十二年度の地方財政計画では、期末手当については勤勉手当を含めて一六五について載せてあるわけですが、今回出された〇・一五については出していないわけです。出していないということになると、財源措置がしてないのだから、地方自治体は払えないという事態が現に起きるのです。これはどうなさいますか。先ほど財政局長からお話があったように、地方公務員については国家公務……

第27回国会 内閣委員会 第5号(1957/11/08、27期、日本社会党)

○横路委員 今の総務長官のお話で、国家公務員の場合は法律できめたし、郵政職員の場合には団交できめたから、従って価格において違うんだということですが、総務長官、それはちょっと違うのです。郵政の場合も団交できめたものじゃないのであります。 これはまず順序として、逓信の労働組合から北海道の札幌地方公共企業体等調停委員会にこれを調停申請をしまして、そこで調停案が出まして、もちろんそれについては、政府の方ではそれは受諾するわけにいかぬ、こういうことになりましたので、公労法に基いてさらに仲裁裁定にかけて、仲裁裁定委員会で結論が出たものを労使双方がのんだわけであります。だから団交ではないわけです。ですから、……

第27回国会 内閣委員会 第6号(1957/11/09、27期、日本社会党)

○横路委員 ただいま議題になりました駐留軍関係離職者等の臨時措置法案につきまして提案者にお尋ねすると同時に、ただいま政府側を代表しました意見の開陳がありましたので、政府側に対しましても、政府の考えている措置がどういうものであるか、あわせてお尋ねをしたいと思います。  ただいま政府側の代表者のお話では、それぞれ閣議決定に基いて駐留軍撤退に伴う離職者の対策については、九月二十四日の閣議決定でそれぞれ措置をしているから法案の必要はないというのですが、一つずつお尋ねをします。私、政府側で一体これを十分に相談してやったのかどうかという点についてちょっとふに落ちない点がありますから、一つだけ先に聞いておき……

第28回国会 大蔵委員会 第13号(1958/03/05、27期、日本社会党)

○横路委員 長官に現物給与についてお尋ねをしたいと思います。自衛隊ですが、自衛隊は、一日百円七十銭の割で食費を支給しているのです。私は、やはり給与の一種だと思うんです。その点を、長官から、これは給与の一種だと思うか、その点、あなたの見解を一つお尋ねしておきたい。
【次の発言】 そうすると、これに税金がかからないという法律的な根拠はどこにあるのでしょう。給与の一種である、そうすれば、それに税金がかかるのがほんとうだが、それに税金がかからないという法律的根拠はどこにあるのです。
【次の発言】 そうすると、今のは、強制的に営内に居住を命じているから、従ってそれは課税の対象にならないのだ。そうしますと……

第28回国会 大蔵委員会 第21号(1958/03/25、27期、日本社会党)

○横路委員 日本開発銀行の貸付金並びに延滞の状況について、資料の提出方を求めたのですが、出て参りました資料は、ただ残高と延滞額の総額であって、前々から問題になっておる、開発銀行において貸付をしたけれども、返済すべき期限が来たのにまだ返さぬ。そういう会社について、たとえば何々会社は何億何千万と、こういうふうに出してもらいたい、こういう要求をしたのに、なぜこれを出せないか。実際に今度の国会でも、インドネシアの焦げつき債権は幾ら、韓国の焦げつき債権は幾ら、アルゼンチンの焦げつき債権は幾らとみな出しているのに、なぜ開発銀行については出せないのか。この点、一つ開発銀行の方で答答弁してもらう。どうしてこれ……

第28回国会 大蔵委員会 第22号(1958/03/26、27期、日本社会党)

○横路委員 建設大臣にお尋ねをいたしますが、財政法の第四条に、「国の歳出は、公債又は借入金以外の歳入を以て、その財源としなければならない。但し、公共事業費、出資金及び貸付金の財源については、国会の議決を経た金額の範囲内で、公債を発行し又は借入金をなすことができる。」こうなっておるわけです。私は、今度の道路整備特別会計におけるところのこの借り入れというのは、そういう意味では、財政法第四条の一般原則からは反しておると思う、これは、当然揮発油税をもって充てるべきであって、この特別会計法案の第十条に、「この会計において、通路整備事業に要する費用のうち地方負担金の額に相当するものの財源に充てるため必要が……

第28回国会 大蔵委員会 第25号(1958/04/01、27期、日本社会党)

○横路委員 総理府の副長官にお尋ねをしますが、この共済組合法案の七十二条の第二項で、長期給付に対する規定についてそこにあげてありますが、これは、従来恩給法の適用を受けている者についても、国の経営する企業に勤務する職員の給与等に関する特例法の適用を受けている者も、今度は長期給付の適用を受けるようになったわけですね。そうすると、最初に身分上のことについてお尋ねしたいのですが、今までの恩給法というのは、官になって初めてそのときから計算をして恩給法の適用を受ける、こういうことなんだが、今度それを、雇用人にしろ、従前の恩給法の適用を受けている者であっても、全部それが七十二条の第二項によって長期給付を受け……

第28回国会 大蔵委員会 第34号(1958/04/16、27期、日本社会党)

○横路委員 古荘さんにお尋ねしますが、実は当大蔵委員会で横錢委員の発言に端を発して、昨日は御承知のように森脇氏が証人として来られた。その問題は何が問題になっているかというと、まず第一点は、某代議士の融資に関して大蔵大臣から親書が行っている、この点が第一点。それから第二の点は、岸総理、川島幹群長、それから唐澤法務大臣、正力国務大臣、それからまた某代議士、あなたと、こういうことになっているわけです。従って私は、あなたにそのことについてこれからお尋ねをしていきたいと思うのであります。  そこでまず大蔵大臣との関係の点ですが、関係があるかないかはこれからだんだん聞いていきますが、あなたは千葉銀行として……

第28回国会 大蔵委員会 第35号(1958/04/17、27期、日本社会党)

○横路委員 法務大臣にお尋ねをしますが、この問題は、法務大臣が言われているように、非常に国民に与える影響が甚大なわけです。それはなぜかといいますと、一昨年の五月千葉銀行の問題で、現に今裁判中の古川氏が最初古荘を御承知のように背任横領という形で訴えた、それがやがて恐喝ということになった。そういうことで、裁判中から端を発しまして、御承知のように東京地検の特捜部では昨年から千葉銀行のレインボーに対する融資、その千葉銀行の不正融資があるんじゃないか。こういうので東京地検としては特捜部が中心になって捜査を進めて、御承知のようにいろいろ意見もあったでしょうが、東京地検と最高検との間で意見の会い違いもあった……

第28回国会 大蔵委員会 第36号(1958/04/18、27期、日本社会党)

○横路委員 古荘さんにお尋ねをしますが、レインボーに対しまして、あなたの銀行からでなしに、よその金融業者からといいますか、そちらから借りるときに、あなた個人として保証されたことがございますね。その点、一つお尋ねしておきます。
【次の発言】 実は、昭和三十一年の六月十三日に片山哲雄からレインボーはたしか一千万の融資を受けておる。そのときあなたは、何というのですか、保証書というのか、念書ですな、片山哲雄が三十一年六月十三日にレインボーに一千万円を貸した。それに、ちょっとあなたは署名なすっていたわけですね、それは口先だけでなしに……。今口先だけだとおっしゃるから、その点一つ。

第28回国会 内閣委員会 第26号(1958/04/03、27期、日本社会党)

○横路委員 行政管理庁の岡部行政管理局長にお尋ねしますが、定員内の職員と定員外の職員の常勤職員とは身分上、待遇上どこが違うのですか。その点、一つ。
【次の発言】 違うところだけ言って下さい。
【次の発言】 今ので定員内職員と、定員外職員のうちの常勤職員との違いはわかりましたが、この定員外職員の常勤職員は国家公務員法によると何なんですか。
【次の発言】 そうすると国家公務員法の第六十条にございます、六カ月以内の期間を限って更新することができるという規定の適用ということになりますか。この常勤職員は国家公務員法の中のどこなんですか。
【次の発言】 そうすると、任用局長に聞きますが、これは国家公務員な……

第28回国会 内閣委員会 第29号(1958/04/10、27期、日本社会党)

○横路委員 総務長官にお尋ねをしたいと思います。実は今議題となりました行政機関の定員法の一部改正は、来年度の公務員制度改正の問題と非常に関連があるわけです。そこで私は総務長官にお尋ねをしたいのは、来年の公務員制度の改正は、もちろんお尋ねをしますが、いわゆる郵政の特別会計であるとか、あるいは国有林野の特別会計に従事している職員と、それから建設省、運輸省、北海道開発庁でいわゆる公共事業関係に従事している職員、これをしいて現業官庁と名づければ、それぞれ現業部門を担当しておるわけです。国有林野においても、これは現業です。しかし建設においても、それから運輸省においても、北海道開発庁についても、同様これは……

第28回国会 予算委員会 第11号(1958/02/22、27期、日本社会党)

○横路委員 大蔵大臣にお尋ねをしますが、賠償問題で、今度の予算にも、インドネシアの賠償の金額が出ておりますけれども、アメリカから参りました対日援助費ですね、あの点については、国会でもだいぶ、あれは贈与だ、あるいは政府の方では、その点はどうも借款らしいとか、はっきりしないのですけれども、二十八年の二月の国会で、予算委員会で論議をしたままになっておりますが、一体政府の方では、アメリカは日本に対しての援助費はもう全然打ち切った、これは贈与だから打ち切ってしまったのだということなのか、まだ債権として残っていて、幾らにしろという交渉をしているのか。わが国も、他の国に対する賠償はどんどん今やっているが、こ……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 大蔵委員会 第7号(1958/06/27、28期、日本社会党)

○横路委員 農林大臣はあとですか。――それでは大蔵大臣にお尋ねをしますが、財政投融資の資金計画がすでに決定を見ておるわけですが、この資金運用部資金の二千四百三十七億、産業投資特別会計資金、運用部資金、簡保資金を合せて、合計三千五百七十億、この資金運用部資金の二千四百三十七億、とりわけ郵便貯金の千百五十億、これはわれわれの見る点では減少してきているのではないか。従って、政府としては、当然、この三十三年度予算の関連として、昭和三十三年度の財政投融資の資金計画を発表したが、これを変更する必要があるのではないかと思いますが、その点はどうですか。

第32回国会 大蔵委員会 第3号(1959/07/04、28期、日本社会党)

○横路委員 大蔵政務次官にお尋ねしますが、予約減税を廃止なさるという大蔵省としての根本的な考え方はどこにあるのですか。
【次の発言】 この予約減税廃止に伴って、農家のどういう階層に影響を与えるというように大蔵省は考えていますか。今農林大臣は大体八割程度の農家が得するのではないか、こういうわけですが、政務次官の考えとしては、どういう階層に最も影響が与えられると思いますか。その点一つ大蔵省側の考えをお聞かせ願いたい。
【次の発言】 予約米をよけい売り渡している農家により多くの影響があるだろうということは当然なわけですが、その売り渡しがよけいある農家というのは、大蔵省としてはそれは富農層だというよう……

第32回国会 大蔵委員会 第4号(1959/08/25、28期、日本社会党)

○横路委員 政務次官にまず最初にお尋ねをしますが、それは、先ほど足立委員から御質問がございました北海道在勤の国家公務員に対する石炭手当の三段階に分けての支給の問題です。これは、政務次官からも先ほどお話がございましたように、議員立法で参議院を通過して、しかも衆議院の内閣委員会でも満場一致これがきまって、本会議に上程されようとして、それが、会期末のいろいろな問題で、本会議で議決にならないで、法案が流れたわけであります。そこで、御承知のように、議員立法の場合は、そのために予算の増額が伴う場合には、必ず政府当局の意見を聞いて議決する、こういうことになっておりますので、内閣委員会において、国家公務員の石……

第32回国会 大蔵委員会 第5号(1959/09/11、28期、日本社会党)

○横路委員 午前中私の質問の時間でしたけれども、都合で今まで非常に延び延びになりまして、関係当局の方には非常に御迷惑でございますが、時間もだいぶおくれましたので、質問もごく簡単にいたしたいと思います。  実は、八月の二十五日の大蔵委員会で、管財局長に、去る七月二十日付で米軍から日本政府に返還された千歳の飛行場、ここにいろいろと旧海軍の飛行場の建物がありまして、これの利用につきましてどうなさるのかというようなお尋ねをしましたところが、防衛庁でもぜひ使いたい、運輸省の航空局の方でもぜひ使いたい、こういうことだった。そこで、私の方からは、千歳市でも、駐留軍引き揚げに伴う離職者がたくさんおって、それが……

第32回国会 大蔵委員会 第6号(1959/10/13、28期、日本社会党)

○横路委員 住宅金融公庫の貸付部長の方にお尋ねをいたしますが、今度の災害で、農漁民、とりわけ漁民の方で、この十四号、十五号台風でうちが流されてしまった、あるいはうちがこわされてしまった、完全に崩壊してしまった、こういう場合に、その土地の住宅金融公庫の資金をぜひ貸してもらいたいと、災害を受けた、漁業を営む人々が言っていきますと、月収一万六千円以上でないと貸さない。こういうことになりますと、実際には、災害を受けた漁民の人々の中には、年間十二万円ないし年間十八万円、こういうのが今日の凶漁地帯の沿岸の人々の生活の実態なわけです。月収一万六千円以上でなければだめだということになりますと、年収約二十万くら……

第33回国会 大蔵委員会 第2号(1959/11/12、28期、日本社会党)

○横路委員 塩業整備の臨時措置について、専売公社にお伺いをしたいと思います。  去る十月十三日の本委員会におきまして、小松委員の質問に答えて塩脳部長から、十月十日現在で塩業整備廃止の申し出があったものが約十万トンであるというお話がございまして、なお、その後この十一月一日から収納価格が下がりましたから、もっと申し出があるだろう、こういう御答弁でございましたが、すでに十一月も半ば近くになっておりますので、その後この塩業整備臨時措置の廃止の申し出が大体どれだけあったか、その点についてまず第一にお伺いいたします。
【次の発言】 そうすると、今のお話で、  大体生産能力二十万トンくらいが整備の対象といい……

第33回国会 大蔵委員会 第3号(1959/11/17、28期、日本社会党)

○横路委員 大蔵政務次官に質問しますが。先ほど、あなたは、横山委員の質問に答えて、酒については増税しないと、こう言った。おそらく、その考え方の基本になっているのは――灘の酒等において、今日売れ行きをできるだけ増加するためには、一級酒であっても、これを二級酒として売っていく。そういうのがだんだん地酒の二級酒について売れ行きがうまくなくなってきている。あなたは酒の専門家ですから、そういう点を十分御承知の上で、やはり一級酒、特級酒並びに一本千円以上のウイスキーについて増税をすれば、逆に一級の銘柄であってもそれを二級に落として売るから、やはり地酒の二級については圧迫をしていくという点があって、あなたは……

第33回国会 大蔵委員会 第9号(1959/12/11、28期、日本社会党)

○横路委員 大蔵大臣にお尋ねいたしますが、今日の閣議では来年度の予算編成に対する基本的な態度並びに重点的な施策についてお諮りになるように新聞には報ぜられておりますが、もし、そういうように、来年度の予算編成の基本的な態度並びに重点的な施策について、大蔵大臣として態度がおきまりであったら、当委員会でぜひお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 大蔵大臣にお尋ねをいたしますが、そうしますと、三十五年度の予算の規模は大体どれくらいになるのか。こういう点について大体のところはどうですか。まだはっきりしておらないわけですか。
【次の発言】 大体予算編成をする上において、税の自然増収は幾らくらいであるか、……

第33回国会 懲罰委員会 第4号(1959/12/23、28期、日本社会党)

○横路委員 警務部長にお尋ねをしますが、先ほど鍛冶委員の質問に答えて、あなたは、事前に十一月二十七日の行動についてはいろいろと聞いておった、大体実数は二万六千名だと思っている、また事実、実際の人数もその通りであったと言われた。こういうことは、あなたとしては、当然本委員会ばかりでなしに、議院の運営委員会でも述べられているわけですね。十一月二十八日の会議録を見ると述べられている。しかし、議運の理事の下平議員からこの間のいきさつを詳細に私はお聞きをしているわけです。十一月の二十五日には議運の下平議員は、議長、副議長、事務総長にお会いをして打ち合わせをし、その間の会合から引き続いて下平議員と事務総長と……

第33回国会 懲罰委員会 第5号(1959/12/24、28期、日本社会党)

○横路委員 警務部長にお尋ねをしますが、きょうは、昨日本委員会におきまして淺沼書記長外三君から一身上の弁明がありました。その速記が実は私たちのところに届きましたので、あらためて速記を詳細に見ましたので、さらに、きのうに引き続いて質問いたしたい。  淺沼書記長が構内に入られたのは、大衆ではなしに、三十人の陳情・請願の代表者と一緒になって入ったというように、あなたの方の衛視の調査でなっているのか、それとも、あとでいろいろ何千といわれている多数の者と一緒に入ったという報告なのか、その点、きのうお聞きをしたのでしたけれども、どうも私はっきりしない点もありましたので、その点をお尋ねをしておきたい、こう思……

第33回国会 文教委員会 第3号(1959/11/13、28期、日本社会党)

○横路委員 内藤局長にお尋ねをしますが、全国各ブロックで開かれている小学校、中学校の教育課程研究協議会はあとどれだけ残っているのか、全然残っていないのか、その点まず答弁していただきたい。
【次の発言】 それからその教科課程の研究協議会の目的ですね、これはもう終わったことであるけれども、文部省の意図がどういうところにあったのかお尋ねしておきたい。
【次の発言】 あなたは今ブロックとそれから都道府県の教育課程研究協議会と両方一緒にされたのではないか。ブロックの教育課程研究協議会は、これは指導者の養成が目的でございますね。その点どうですか。

第33回国会 文教委員会 第4号(1959/11/18、28期、日本社会党)

○横路委員 内藤局長にお尋ねしますが、去る十三日の本委員会におきまして、内藤局長名をもって北海道教育委員会に電報を打って、八月三十日から九月一日まで行なわれた北海道地区の教育課程研究協議会の受講者名簿は提出してはならない。これは命令なのか、あるいはそうあってもらいたいという希望なのか、こういうふうにお尋ねしたところ、あなたの方では最後には命令だ、こういうふうに答弁された。そこで、文部省は都道府県教育委員会に対してそういう命令権を発動することができるかどうかということなんです。もしもできるとすれば、法律のどこの規定に基づいてそれをおやりになったのか、その点を第一番目にお尋ねしたい。

第33回国会 文教委員会 第5号(1959/12/04、28期、日本社会党)

○横路委員 文部大臣に最初にお尋ねをいたしたいのですが、昭和三十五年度の予算編成は、政府の方針としては、大体今月の三十日には終えたい、こういうように私ども承知をしているわけです。従って予算編成が終わるまでの時期としてはあと二十日足らずになったわけです。従って文部大臣としては当然昭和三十五年度における文教予算は一体何を重点施策としてやるか、こういう点についてはもう省議をおまとめになられて、そうして予算折衝をされていると思うのであります。今までは予算編成が終わって、一月末の休会明けの国会になって予算が提案されてから、いろいろとお尋ねをしていたわけですが、今度は幸い臨時国会がこういうような時期の中で……

第33回国会 文教委員会 第6号(1959/12/09、28期、日本社会党)

○横路委員 総理府の公務員制度調査室長来ておりますね。――おられなければ職員局長にお尋ねしたいのですが、この前お尋ねしましたが、人事院規則の一五―三で、「職員団体の業務にもっぱら従事するための職員の休暇」について書いてあるわけです。これは私はほんとうは総理府の公務員制度調査室長がおいでになるというのでお聞きしたいと思ったのですが、おいでになっていないので残念ですが、これは地方公務員法の第三十五条の、今大原委員からお話がございました「職務に専念する義務」これと私は見合うものだと思うのです。これには「職員は、法律又は条例に特別の定がある場合を除く外、その勤務時間及び職務上の注意力のすべてをその職責……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第10号(1960/03/25、28期、日本社会党)

○横路委員 総理にお尋ねをしますが、去る二月の八日並びに十日予算委員会で総理から私に対しまして、極東の範囲について政府の統一見解をお述べになったわけです。ところが同じく二月の二十六日、安保特別委員会で愛知委員の質問に答えまして、私たち議員全部に「新安全保障条約にいう『極東』の観念」こういうものをお出しになったわけです。そこで、二月の二十六日に安保特別委員会に出された「新安全保障条約でいう『極東』の観念」というのをわざわざお出しになったのは、二月の八日並びに十日に、予算委員会で私どもに極東の範囲について統一解釈をお述べになったのとは違うという意味で出されたのかどうか。もしも違うという意味でなけれ……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第11号(1960/04/01、28期、日本社会党)

○横路委員 総理にお尋ねをしますが、先ほど総理から、去る三月二十五日の私の質問について政府の見解を表明されたわけです。これは総理が私の質問に対して、二十五日に「そういうことをここで論議することは、適当でないと思うわけであります……。」というお答えに対しての釈明でありまして、私が三十五日に総理に答弁を要求しましたのは、去る三月八日、二月の十日予算委員会において、政府の統一見解として、金門、馬祖は極東の地域に入るとお答えになったことについて、その後変更されたのか、あるいは従来の統一見解を変えないで、そのまま持続されるのかということについて私がお尋ねをし、その点についてのお答えではないと思うのです。……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第18号(1960/04/14、28期、日本社会党)

○横路委員 防衛庁長官にお尋ねしますが、去る四月一日に、私は、自衛隊で地理調査所に命じて航空図というのをお作りになっておりますね、これは御存じですかと言うと、あなたは、承知しておりますということであった。そこで、ただいま飛鳥田委員からお話がありましたように、私は重ねて防衛庁長官にお尋ねしますが、この自衛隊の航空図で、北はカムチャッカ半島の中部、千島全島をひっくるめ、樺太全島をひっくるめ、沿海州からシベリアの一部もひっくるめ、南はフィリピンを全部ひっくるめて、中国沿岸から朝鮮半島全部、東北地区まで、自衛隊の航空図としてお作りになっておるのはどういうわけですか、こうお尋ねをしたら、あなたは、できれ……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第20号(1960/04/19、28期、日本社会党)

○横路委員 赤城長官にお尋ねしますが、第七艦隊が横須賀、佐世保に入港したときでも、これは在日米軍の指揮下には入らないのですね。
【次の発言】 長官にお尋ねしますが、この第七艦隊が横須賀、佐世保に入った場合には、法律的には別に、防衛庁長官は、これに対して入港したということについての報告を受ける義務はないですね。
【次の発言】 今長官からお話がございましたように、第七艦隊が佐世保、横須賀に入った場合には、別に防衛庁の長官には報告されることはないわけです。これは三月二十三日の参議院の予算委員会で、るる質疑応答の中に出てきているわけです。ですから、先ほどから問題になっていることは、外務大臣が、この点に……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第21号(1960/04/20、28期、日本社会党)

○横路委員 藤山外務大臣にお尋ねをしますが、三月八日の本委員会における愛知委員の質問に答えて、こういうようにおっしゃっておるわけです。第一条の後段ですね。第一条の後段とは、午前中に問題になりました「平和愛好国」の件です。「なお、後段にございます「締約国は、他の平和愛好国と協同して、」云々というのは、他のこの種の条約にはないことでございまして、われわれといたしましては、国連によって平和を維持していくということを念願といたしております。」こういうように答弁されているわけです。「この種の条約」というのは、安全保障条約あるいは相互防衛条約をさしておると思うのですが、この「平和愛好国と協同して、」云々と……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第23号(1960/04/26、28期、日本社会党)

○横路委員 総理大臣にお尋ねをしますが、吉田・アチソン交換公文等に関する交換公文のうちの第一項に、「前記の交換公文は、日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定が効力を有する間、引き続き効力を有する。」こうなっておりますが、日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定では、先ほど岡田委員から御指摘がありましたように、「吉田・アチソン交換公文において、日本国は、国際連合が国際連合憲章に従ってとるいかなる行動についてもあらゆる援助を国際連合に与えることを要求する同憲章第二条に掲げる義務を引き受けることになると述べられているので、前記の公文において」云々となっております。「国際連合加盟国の軍隊……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第34号(1960/05/12、28期、日本社会党)

○横路委員 私は総理にお尋ねをしたいと思うのですが、午前中本委員会における古井委員の極東についての質問に対する総理の答弁に関連して、お尋ねしたいと思うのです。  実は、私も、先ほど委員会で、総理の御答弁について詳細にお聞きをいたしておりましたが、私のお聞きしていることに間違いがあっては困ると思いましたので、さらに速記で調べてみたわけです。総理はこういうようにおっしゃっています。総理のお答えは、極東の観念については三回にわたってお答えになっていますが、まずその第一回に、総理はこう言っております。「極東の観念が抽象的なものであるということにつきましては、しばしば政府が言明をいたしております。」「用……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第36号(1960/05/18、28期、日本社会党)

○横路委員 きょうは、私は、総理大臣、外務大臣、防衛庁長官、あとでまた運輸大臣に、主として、新安保条約の基本でございます国防をいかにするかという問題についてお尋ねをしたいと思いますが、まず最初に岸総理にお尋ねをしたいと思いますのは、きょうの報道によりますと、全世界の人々が期待しておりましたパリの巨頭会談がついに休会になったということに対して、岸総理はどういうようにこの事態をお考えになっておいででございますか。その点について最初にお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 今、総理からお話もございましたように、休会の大きな原因は、ソ連領へのアメリカのU2機の、言いかえたら、スパイ行為であると思……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第37号(1960/05/19、28期、日本社会党)

○横路委員 赤城防衛庁長官にお尋ねをしたいのですが、実は今度の新安保条約において、政府が改善をされた点は、第六条に基づく交換公文による事前協議である、こういうお話でございましたが、私どもはどう考えても、この事前協議というのは、形式的にはアメリカ合衆国軍隊の重要なる配備の変更あるいは装備の変更、あるいは日本が提供している施設・区域を基地としての戦闘作戦行動に出る場合に、それが事前協議の対象になるというのは、政府の一方的な答弁であって、非常に抜け穴だらけである、こう考えまして、先般私は飛鳥田委員に関連をいたしまして、第七艦隊については、入港、出港については日本政府に対して何ら通知の義務がないのでは……

第34回国会 予算委員会 第4号(1960/02/08、28期、日本社会党)

○横路委員 私は安全保障条約について、主として岸総理、藤山外務大臣、佐藤大蔵大臣、赤城防衛庁長官にお尋ねをいたしますが、まず最初に総理に、核戦争が起こったならば、人類は破滅するのではないか、こういうような世界の人々の全体がみな心配していることについて、岸総理はどういうようにしたならば核戦争というものが防止できるとお考えになっておられるか。まず第一番目に、この基本的な問題について、総理のお考えをただしたいと思います。
【次の発言】 総理にお尋ねをいたしますが、本予算委員会におきまして、先般赤城防衛庁長官は、局地戦争が起きる危険がある、だから自衛隊についてこれを増強していかなければならぬのだという……

第34回国会 予算委員会 第6号(1960/02/10、28期、日本社会党)

○横路委員 岸総理にお尋ねをしますが、去る八日の日に私は本委員会で総理にこうお尋ねをしているのです。私は今速記を持ってきているんですよ。「日本周辺の中には歯舞、色丹は入りますね。南千島の国後、択捉はどうですが。千島列島全体はどうなるのですか。」ここは速記ですからあなたがうなずいたことは書いてありませんよ。しかし総理はうなずかれて、そうしてこれに対する御答弁はどうですかというのであなたはお立ちになってこう言っているんです。「日本の周辺の海域を含むことは」……。総理聞いて下さい。ちょっと長官待って下さいよ。「日本の周辺の海域を含むことは当然であると思います。従って今御指摘になりました島嶼などは、日……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 決算委員会 第40号(1961/06/01、29期、日本社会党)

○横路委員 最初に、大蔵省の管財局長にお尋ねしますが、昭和二十八年の八月十二日の法律第二百号、財団法人日本遺族会に対する国有財産の無償貸付に関する法律であります。  この問題についてお尋ねをしたいと思うわけでありますが、私どものところに国有財産無償貸付契約書というのがございまして、関東財務局の契約第五百二十八号の写しもあるわけですが、これを読んでみますと、第四条に「貸付期間は昭和三十二年五月二十八日から昭和三十三年三月三十一日までとする。」こうなっているわけです。今日引き続いて無償貸付をしているわけですが、これは同じくこの契約書の第十六条のところで、本契約を更新しようとする場合は貸付期間満了二……

第38回国会 決算委員会 第44号(1961/06/07、29期、日本社会党)

○横路委員 ただいま厚生省の方から「九段会館職員の不正事件の概要」というのをここに出されてございますが、これについて、私の方から一々だめ押しするより、大へん恐縮ですが、一つこれをお読みいただいて、速記録にきちっととどめるようにしていただきたいと思うのです。委員長、いかがでしょうか。
【次の発言】 実はこの不正事件の概要とあわせて、この間私の方からお願いしてありました九段会館の特別会計の昭和三十五年度の決算報告書、それから三十六年度の予算案、それから同じく日本遺族会の三十五年度の一般会計の歳入歳出決算、それから同じく日本遺族会の遺族青少年育成特別会計の昭和三十五年度の歳入歳出の決算に関する件と、……

第38回国会 内閣委員会 第29号(1961/04/24、29期、日本社会党)

○横路委員 長官にお尋ねをいたしますが、第二次防衛計画が今日まで延び延びになっている、非常におくれている理由はどういうわけなんですか。
【次の発言】 第二次防衛計画については、池田総理が渡米なさるのか、そういうことは全然関係がないのか、それとも今国会中になさるのか、今国会の終わりになさるのか、それとももっと延びて秋になるのか、あるいは年末になるのか、そういう点はどうなんですか。
【次の発言】 これは三十七年度から五ヶ年の第二次五ヶ年計画になるわけですが、その場合によく長官は、本委員会でも国民所得の二%を防衛費に充てたい、こう言っているわけです。それから先般来国会で所得倍増計画というので、いろい……

第38回国会 内閣委員会 第30号(1961/04/25、29期、日本社会党)

○横路委員 今度の防衛二法案の改正をめぐって、とりわけ陸上自衛隊の十三個師団の改編について、ただいま長官から去年の十二月二十二日杉田幕僚長が新聞記者に語りましたその談話について、今一部御訂正がございましたが、もう一ぺん私はそのときの談話について申し上げたいと思います。これは各新聞社とも全部同じですから、長官一つ聞いて下さい。「杉田陸上幕僚長は二十二日、記者団と会見「第二次防衛計画で現行の六管区、四混成団の十個単位編成を十三個師団に改編することになっているが、これは国内治安・対策と災害出動がねらいである」と述べた。」この記者団の会見というのは、きょうここにおられる、取材をしておる防衛庁担当の記者……

第38回国会 予算委員会 第6号(1961/02/08、29期、日本社会党)

○横路委員 関連して――先ほど淡谷委員から所得倍増計画のうちの十年後の農業部門について質問しましたように、この中では平均して耕地面積が二・五ヘクタール、労働力三人からなる正常な技術水準及び経営能率を有し、年間百万円以上の粗収益をあげたもの、それが大体自立家族経営百万戸だというので、それとの関連で昭和三十五年度では二・五ヘクタール以上の土地を持っておるものは何戸あるのか、こう聞いたのです。そうしたら五十万戸だと答弁した。これは全く違いますよ、五十万戸というのは。私はこの間委員部の方へ要求をして、農林省の統計調査部で作った農林水産統計というのを持っておるのですが、これを見ますと、このうちの三十五年……

第38回国会 予算委員会 第8号(1961/02/10、29期、日本社会党)

○横路委員 総理にお尋ねをしますが、これは非常に重大な問題ですから、はっきりしておきたいと思うのです。  ただいま野原委員からもお話がございましたように、去る一月三十日の衆議院本会議におけるわが党の加藤勘十氏の質問に対する総理の答弁は、「昨年の暮れ、北京政府が国連に代表権を持つことについて論議がかわされました。採決の結果、現政府の考えは、これは認めるべきではないという結論に達したのが、昨年の暮れでございます。」こうなっておるのです。この総理の答弁は、イギリス政府は、国連に中華人民共和国は加入さすべきでない、代表権を持つべきでないのだというのがイギリス政府の考えで、それはそのまま認められたのだ。……

第38回国会 予算委員会 第16号(1961/02/22、29期、日本社会党)

○横路委員 外務大臣にお尋ねしますが、外務大臣は先ほど海外派兵の問題については、私の柄ではないから法制局長官に来て答弁をしてもらいたいが、自分というのでしいて答弁しますがというお話ですが、しかしこれは去年この場所で、予算委員会でも、あるいは安全保障特別委員会でも日米の安全保障条約の改定をめぐってその衝に当たったのは外務大臣なわけです。特にその際に問題になりましたことは、その安全保障条約の中で、一体自衛隊の海外出兵が行なわれるのではないかということがずいぶん問題になりましてここで質疑をかわしたわけです。もちろん小坂外務大臣は当時の外務大臣ではございませんが、しかし日米安全保障条約を履行する上にお……

第38回国会 予算委員会 第20号(1961/03/04、29期、日本社会党)

○横路委員 私は日本社会党を代表いたしまして、昭和三十六年度予算につきまして総括質問をいたしたいと思います。  まず最初に、総理大臣に憲法問題についてお尋ねをしたいと思います。先般の松平国連大使の発言をめぐっての本予算委員会の小坂外務大臣の答弁と、本会議における池田総理の答弁されました点について、理解のできがたい点がございますので、お尋ねをしたいと思います。  まず第一の点は、自衛隊の海外派兵はできない、それは憲法第九条に基づいてできないのか、自衛隊法に基づいてできないのか、それとも両方に基づいてできないのか、その点一つまず総理の所信をお尋ねしたいと思います。

第38回国会 予算委員会 第22号(1961/05/16、29期、日本社会党)

○横路委員 去る三月四日の予算委員会で、昭和二十四年三月以前のアメリカから日本に対する援助物資の総額につきまして、一般の輸入物資と援助物資との仕分けをして出してもらいたい、こういう私の質問に対しまして、椎名通産大臣から「目下その作業に従事している状況でございます。事外交上の非常に重要な資料にもなりますので、その点は、すべての取り扱いについては慎重を期して参りたいと思います。いろいろ御要求もございましたので、そういう点を十分に考慮しつつ、なるべく早急に取りまとめまして今国会に提出するよう努力してみたいと考えます。」こういう答弁があったわけです。  そこで、一つ通産大臣に私は最初にお尋ねしたい点が……

第38回国会 予算委員会 第23号(1961/05/17、29期、日本社会党)

○横路委員 外務大臣にお尋ねをしますが、今までガリオア、エロアについては債務と心得ておる――ずいぶん国会でも論議されましたが、たとえば吉田内閣のときには、緒方副総理は、道徳的に債務と心得ておる、あるいは同じ吉田内閣で吉田総理は、独立国の名誉心に訴えてこれは返さなければならぬと思っておる、こういうような表現を使われているわけです。  私がこれから主として外務大臣にお尋ねしたいのは、ガリオア、エロアは債務と心得ておる、これはもちろん今アメリカ大使と交渉されて、それから調印されて、憲法八十五条の規定に従って国会にかけて初めてそれが債務となるのがこれはもう明らかですが、しかし、外務大臣がガリオア、エロ……

第39回国会 内閣委員会 第7号(1961/10/19、29期、日本社会党)

○横路委員 総務長官にお尋ねしたいのですが、人事院勧告が五月から実施というようになっておるのを、政府の方で十月一日から実施にした理由につきましては、いろいろ御答弁もあったと思うのですが、このことについて重ねてお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 五月から実施をして多額な支出になる。それではお尋ねをしますが、五月から実施をした場合に、十月からのと一体差はどれくらいになりますか。
【次の発言】 長官も御存じだと思いますが、去年の十二月に臨時国会で、同じく人事院勧告を取り扱った場合に、政府の方では多額な支出だ、金がない、こういうことだったが、その後第二次補正をやり、第三次の仲裁裁定を完全に実施し……

第39回国会 内閣委員会 第9号(1961/10/24、29期、日本社会党)

○横路委員 大蔵大臣にお尋ねしますが、この間総務長官に来てもらいまして、今石山委員からお話がございましたなぜ五月一日から実施しないのか、こうお尋ねしましたところが、多額の支出を必要として、そのために購買力がふえ、従って消費者物価が上がるからやらないのだ、こういうことなんです。そこで私はそれは政府の統一見解ですか、こうやったら、いや、大蔵大臣か企画庁長官に出てきてもらいます、こうなったわけです。その点一つお答え願いたい。今私うしろで聞いておりましたが、大蔵大臣の御説明は必ずしもそうではない。しかしそんなことで、総務長官は購買力が増して消費者物価が上がるからだめなんだ。今あなたのお話はそうではない……

第39回国会 内閣委員会 第13号(1961/10/30、29期、日本社会党)

○横路委員 防衛長官にお尋ねしますが、八月の二十三日ころだったと思いますが、防衛庁の長官が北海道においでになられまして、新聞記者団との会見の談話を私新聞で承知したわけですが、それによると、大体北海道の別海村矢日別地区を中心にした演習場については順調に話し合いが進んでいる、こういう談話を私は地元の新聞で拝見をしたわけです。  そこで、この問題は一体どうなっているのだろう、こう思いまして私も調べてみましたところが、本年の七月の四日に、防衛庁の事務次官から、北海道の開発庁の事務次官にこういう公文書が行っておるわけです。北海道地区における演習場の取得についての依頼、こういう点です。この点につきましては……

第39回国会 文教委員会 第6号(1961/10/18、29期、日本社会党)

○横路委員 文部大臣に、十月二十六日に予定されている学力一斉テストについて、この間からの各委員との問の質疑応答から申しまして問題点がたくさん残っておりますので、これらについて一つお尋ねをしたいと思うのですが、その前に、二、三文部大臣に対してお尋ねしたい点があるのです。  第一番目の問題は、文部大臣ほ、憲法は改正すべきであるとお考えになっておられるのかどうか、この点について一つ文部大臣のお寺えをお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 教育基本法についてはどうでございますか。実は、教育基本法については荒木文部大臣は、何か改正なさる意思があるようにお話をなすったように私聞いているわけです。で……

第39回国会 文教委員会 第7号(1961/10/19、29期、日本社会党)

○横路委員 きのう散会まぎわに私からお尋ねをしておきました点につきまして、文部大臣に重ねてお尋ねいたします。きのうはちょっと時間がございませんでしたので、私の方で端折って申し上げたのです。  二十三年の五月の十七日に岩手県の教育委員会の教育長から文部省に対して問い合わせをしたわけです。これは今の、きのうから論議になっております第五十四条第二項との関係なんですが、その質疑の中で五つの点について質問しておるわけでございます。その第一点は「県教委は「学校一覧表による学校調査」を実施しているが、市町村教委は、地行法五十四条二項の規定により、報告提出の法律上の義務を負うものと解すべきか」第二番目は「右調……

第39回国会 文教委員会 第8号(1961/10/20、29期、日本社会党)

○横路委員 きょうも文部大臣、文教委員会にはあまり時間がないようなので、きょうは私、予定している問題をできるだけ端的にお尋ねをしたい、こう思っております。  まず第一番目に、きのうお尋ねをしたのですが、昭和三十三年五月十七日岩手県の教育長から内藤局長あてに照会がございました。学力調査の点でございますが、まずこの点もう一ぺん確認をしておきたいと思うのです。それはきのう指摘をしましたように、「指定統計調査以外で、国が行う学力調査等委託統計調査について、当該事務を教委が受諾した場合においても、前記一及び三の場合と同様に解してよろしいか。」これはどういう意味かというと、この文面は、国が行なう学力調査な……

第39回国会 文教委員会 第9号(1961/10/25、29期、日本社会党)

○横路委員 今の山中さんの質問に関連をしてお尋ねをしたいと思うのです。いよいよ明日に迫ったわけですけれども、文部大臣にお尋ねをしますが、免許状を所有しない教育関係職員が学力調査実施のためのテストの責任者、補助貴、立会人、採点員になるということは、私は教職員免許法の違反だと思うのです。教壇に教職員の免許状のない者が立ってやるということは、これは私はどう考えても教職員の免許法違反だと思う。だから違法措置だ。日教組のやっていることが違法だというなら、文部省のやっていることが違法措置だ。だから、阻止をしてやらない者は処罰するのだというならば、文部省みずから教職員の免許法違反を犯してやっているということ……

第39回国会 予算委員会 第2号(1961/10/03、29期、日本社会党)

○横路委員 総理にお尋ねをしますが、西村条約局長の当時の答弁は間違いであるというお話ですが、何も条約局長だけではないのです。これは平和条約及び日米安保条約特別委員会の会議録の第四号、昭和二十六年十月十九日、本委員会におきまして、第五区選出の高倉委員の御質問に答えてのところであります。重ねて私はこの中の点を全体的にちょっと総理にお話しを申し上げたいと思います。当時の吉田総理はこの千島列島の問題と歯舞、色丹の問題を二つに明確に分けて実はお答えをしているわけです。今河野委員からお話がございましたように、もう一度申し上げますが、吉田総理から「千島列島の件につきましては、外務省としては終戦以来研究いたし……

第39回国会 予算委員会 第8号(1961/10/11、29期、日本社会党)

○横路委員 去る三日から当予算委員会が開かれまして、幾多の質疑応答がかわされたわけですが、そのうちで政府の答弁の明確でない点、なおまたまだ質問しておりません二、三の点につきまして、経済、外交の全般にわたって総理大臣初め関係大臣にお尋ねをいたしたいと思うわけです。  委員長、最初に通産大臣にきょう相当お尋ねをしたいと思っていますから、できるだけ急いで、それから厚生大臣にはきのうから言ってあるのですが、一番最初に質問をいたしますから、こういうように言ってあるのですから、厚生大臣が来ましたら……。
【次の発言】 それでは最初に外務大臣にお尋ねをいたしたい。  この間から、私の方から委員長を通じまして……

第40回国会 外務委員会 第13号(1962/03/16、29期、日本社会党)

○横路委員 外務大臣にお尋ねしますが、私はきょうは主としてタイ特別円の協定についてお尋ねをしたいと思いますが、去る三月二日の予算委員会でも概略触れたのでありますが、タイは、終戦後の昭和二十年九月十一日、日本政府に対して、「タイは同盟条約及びそれに連なる一切の条約及び協定は、特別円決済に関する両国大蔵省間協定、覚書をも含め、終止したものとみなす」、こういう通告がございましたので、外務省としては、タイ国側の廃棄通告により特別円に関する一切の諸取りきめは効力を失ったものである、こういう考え方に立っておることはこの前御答弁をいただいたところですが、そこで、ちょっと念をおしておきたいのです。これは私のと……

第40回国会 社会労働委員会 第35号(1962/04/27、29期、日本社会党)

○横路委員 去る四月の二十一日の朝に、国鉄総裁は談話を発表いたしました。その談話の内容は、去る三月三十日から三十一日にかけての国労のストは、国民の皆さんに大へん迷惑をかけた、深くおわびをする、国鉄としては、この国労の違法の闘争計画に対しては、当局として再三警告をして、違法な事態が起こった場合は、指導者はもちろん、直接行動の責任者についても厳重な処分をもって臨むと警告してきたが、国労はこれを無視して、全国各地で多数の列車の運転をとめたり、おくらせたりした、従って、国鉄の公共的使命にかんがみて、職場の秩序を回復するためにこの処分を行なった、こういう談話を発表しているわけですが、総裁にお尋ねしますが……

第40回国会 大蔵委員会 第33号(1962/04/19、29期、日本社会党)

○横路委員 大蔵大臣にお尋ねいたしますが、産業投資特別会計に米国の対日援助見返資金特別会計から継承した資産は二千二百九十四億、こうなっておりますが、今度四億九千万ドルの金を返す、利子を入れて五億七千万ドルを返す、こういうわけですが、これは予算委員会並びに外務委員会で政府の方から、総体の援助額の約三分の二を切り落として三分の一に見合う金額だ、こういうように言われておるのですが、この米国の対日援助見返資金特別会計以前の金は幾らだったのですか。
【次の発言】 二十四年三月以前のものです。二十四年三月以前にも政府の方ではガリオア・エロアについては、相当多額の援助資金がきている。こういうわけだから、見返……

第40回国会 内閣委員会 第2号(1961/12/21、29期、日本社会党)

○横路委員 それでは、先に調達庁の関係者にお尋ねしたいのですが、一月八日から二月三日まで二十七日間、北海道の千歳郡恵庭町、今日島松の自衛隊の演習場といわれているところに、在日米軍、それから沖繩から選抜をされた、きっと沖繩の海兵隊だろうと思いますが、それが約一個大隊、二百名ともいうし三百名ともいうこれらの諸君が、この施設を利用してスキーの基礎訓練をやり、耐寒訓練をやり、耐乏訓練をやり、さらにパラシュート訓練をやる、こういうように聞いているわけです。これは新安保条約が発効した後における地位協定との関係もございますから、まず最初にこういう事実があるのかどうか、そういう事実があるとすれば、一体どれだけ……

第40回国会 予算委員会 第5号(1962/02/01、29期、日本社会党)

○横路委員 池田総理に申し上げたいと思うのです。  午前中の木原津與志委員の質問に答えて、総理からいろいろ数字を並べられたわけですが、私は、この予算委員会で総理からお答えになる数字は、やはり正確でなければならないと思うのです。先ほど総理の答弁の中で、私は聞いていて総理の御答弁で間違っている点があるから私が指摘をしましたら、総理は、その場所で、間違いはない、こうおっしゃったわけです。そこで、私は今速記を取りましたところが、こういうふうにお答えになっています。「GNPの毎年の伸びを見ますと、名目で二二、一八、一四と、こう来ている。それから、個人の前年に対する消費の伸びは、九%、一一%、一四・四%と……

第40回国会 予算委員会 第18号(1962/03/02、29期、日本社会党)

○横路委員 私は日本社会党を代表しまして、昭和三十七年度一般会計予算、昭和三十七年度特別会計予算、同じく昭和三十七年度政府関係機関予算に対しまして、総括質問をいたしたいと思います。  最初に池田総理にお尋ねをしますが、けさNHKのテレビでは、AP発としまして、ホワイト・ハウスでは、ケネディ大統領は、アメリカ時間で二日の夜、日本時間で三日、明日の午前九時、大気圏内での核爆発実験を行なう、それについてテレビ放送を行なう。ところが、大気圏内での実験に先立って、国内での再開に先立って、ライシャワー駐日大使を通じて池田総理に通告をしたといわれている。このことは、去る昨年六月の池田・ケネディ会談のときに、……

第43回国会 予算委員会 第8号(1963/02/07、29期、日本社会党)

○横路委員 池田総理にお尋ねしますが、けさ午前八時半から約二時間近くにわたって、総理は今回来朝されているギルパトリック、アメリカの国防次官と懇談されているわけです。このことにつきましては、第二次防衛計画との関係で非常な関連もございますし、それで、この際一つ本委員会を通じて、総理とギルパトリック国防次官との間に一体どういう話をされたのか、合意に達した点があれば、その点について一つお尋ねしたいと思うわけです。いずれこの問題は、あとで防衛庁長官にもお尋ねします。
【次の発言】 国防次官のギルパトリック氏は、アメリカにおいては中共封じ込め戦略の権威である。中共問題について、新聞の伝えるところによれば、……

第43回国会 予算委員会 第18号(1963/03/02、29期、日本社会党)

○横路委員 防衛庁長官にお尋ねします。これは日米安保条約のときにずいぶん議論したことですが、安保条約に基づく地位協定の第五条第3項、それに基づく米軍の構成員、軍属の家族の出入国という昭和二十七年五月の日米合同委員会における合意議事録、これに基づきまして、アメリカの軍艦あるいは船舶、こういうものの港への出入は、もちろん一つは提供した施設区域であります。次は通常の港でございます。通常の開港であります。  長官にお尋ねしますが、今回海上保安庁から提示された昨年の一月から十二月まで、日本の港におけるアメリカ軍艦の出入に際して、この合意議事録に指定した港以外の港に対して軍艦の出入を許可したのはどういう根……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 予算委員会 第3号(1964/01/30、30期、日本社会党)

○横路委員 きょうは主として外交、防衛問題について池田総理大臣並びに関係各大臣にお尋ねをしたいと思います。  まず第一番目にお尋ねをしたい点は、池田総理の本会議での施政演説についてでございますが、こういうように述べておられるわけです。「昨年は、部分的核実験禁止条約の成立に見られるとおり、世界の緊張緩和に一歩を踏み出した年でありました。」、「一方、冷戦の意識から解放された各国が、それぞれ自国の利益を主張し、多元化の方向にあることも事実であります。この新しい動向に対処して、われわれは、共存の精神を基礎としつつ、世界の平和と人類の繁栄のため、冷静な判断のもと、英知と勇気をもって、わが国の置かれた環境……

第48回国会 大蔵委員会 第41号(1965/05/26、30期、日本社会党)

○横路委員 大蔵大臣にお尋ねしますが、山一証券が今日こういうような状態になって、まず各金融機関が三年間の金利のたな上げをした。これを各企業について全部やれば、会社更生法の適用をしなくても済むところもたくさんあったろうと思います。だから、三年間の金利たな上げを金融機関がやったというのは、実質的な会社更生法の適用によく似たようなものだと思うのです。もう一つは、この問題はやはり取りつけ騒ぎの一歩手前であったと思うのです。私は大蔵大臣にこの点お尋ねしたいのですが、山一証券がこういう状態になったのは一体どういう原因であるとお考えになっているのか。これは証券局長ではなくて、やはり国務大臣としての田中さん、……

第48回国会 予算委員会 第2号(1965/02/01、30期、日本社会党)

○横路委員 私は、社会党を代表いたしまして、先般総理が行ないました施政方針演説に関して、内政、外交について主として総理にお尋ねいたしたいと思います。  総理御自身、七月の自民党の総裁公選にあたって、国民が現代の政治に不満を持っていることは、宗教団体の政治への進出一つを見てもひしひしと感ぜられるということを言われております。国民の政治に対する不信は、選挙の際、総裁公選のとき掲げた公約が、当選をすれば、政権をとれば、その地位にすわればけろりと忘れて実行しない、ここに国民の不信感の増大があると思います。私は、この点は総理も同感であると思うのです。  さて、総裁公選にあたってあなた御自身は公約をされて……

第48回国会 予算委員会 第6号(1965/02/05、30期、日本社会党)

○横路委員 まず総理にお尋ねをしますが、この間の総理の御答弁を、私もいろいろ速記で拝見をしたわけです。拝見をいたしますと、いろいろ誤解を生む点がたくさんございます。たとえば「数字にとらわれておるものじゃないということを申すわけなんです。」こう言っているわけです。しかし、いまの企画庁長官の御説明で、この中期経済計画の基本になっているものは、計画の基本的条件というのは、もう私が申し上げるまでもなく二つです。  一つは、昭和四十三年度の国際収支の経常収支の均衡を保つということ、それは具体的に数字で出ているわけです。が、もう私は時間がありませんから申し上げませんが、総理はごらんになっていると思う。  ……

第48回国会 予算委員会 第13号(1965/02/16、30期、日本社会党)

○横路委員 法務大臣にお尋ねしますが、いまのLST乗り組み員に対する問題ですが、これは、御承知のように八百二十何名。しかも、問題なのは、これがすでに南ベトナムに対して、韓国を回って韓国の兵隊を乗せ、日本からそれぞれの兵器を乗せ、沖繩を通って海兵隊を乗せ、そしてアメリカの国旗を掲げて、日本人の船長、日本人の船員だけで運航しているわけです。これは、船員法によりまして、あなたも御承知のように、日本の船員が日本の船に乗る場合は船員手帳でいい。しかし、日本の船員が外国の船に乗る場合には、いわゆる旅券でなければならぬ。それをまず第一番目にあなたにお尋ねをしたいのだが、LSTは、これはアメリカの船なんです。……

第48回国会 予算委員会 第16号(1965/03/01、30期、日本社会党)

○横路委員 最初に、第二分科会の中野主査の報告に関連をいたしまして、第二分科会の防衛庁予算審議の際に、私から小泉防衛庁長官にお尋ねをしたわけですが、御答弁がございませんでしたので、あらためてここでお尋ねをいたしたいと思うわけです。  それは、去る一月の二十日、衆議院の本会議におきまして、自民党を代表して福田赳夫議員から、ジュネーブにおける国連の軍縮委員会に積極的に参加すべきである、こういう意見の表明がございまして、それに対して総理から、先般アメリカに行って国連のウ・タント事務総長に会っていろいろ話し合ってみた際も、最近軍縮会議を強化するという立場でいろいろくふうされているというように聞いている……

第48回国会 予算委員会 第19号(1965/04/27、30期、日本社会党)

○横路委員 いま山田委員から金融界のあり方について御質問がございましたので、それとの関連で総理にお尋ねをしますが、最初に刑事局長にお尋ねをしておきます。  吹原弘宣という男の前歴です。これは、私たちも新聞では承知をしているのですが、国会でまだ明らかになっておりませんから。これが一体詐欺その他で逮捕されたのは、何年にどういう件数があるのか、処分はいつどうなっておるのか、それについ、判決はどうなっておるのか、その点が一つであります。  それから、時間がありませんからまとめて…。第二の点は、吹原産業についての株式の発行数が一体どれだけになっているか。その次に、具体的にその点で聞いておきますが、黒金前……

第48回国会 予算委員会 第21号(1965/05/31、30期、日本社会党)

○横路委員 私は、日本社会党を代表して、綱紀粛正について総理はじめ関係閣僚の所信をお尋ねをいたしたいと思います。  吹原事件においては、政治家を背景として銀行家と結んでの詐欺事件、東京都議会における当時の自由民主党議員の汚職、国民ひとしく憤激をしているところであります。山一証券は池田内閣以来の自民党内閣の経済政策の行き詰まりであって、しかもいままでの証券業界にとってきた政府の責任はまことに重大だと思いますので、これらの点について逐一お尋ねをいたしたいと思います。  まず第一番目に、私は法務大臣にお尋ねをしたいのですが、法務大臣は、すでに参議院の法務委員会でも問題になり、また二十八日の衆議院の法……

第50回国会 日本国と大韓民国との間の条約及び協定等に関する特別委員会 第5号(1965/10/28、30期、日本社会党)

○横路委員 私は、きょうは主として日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約、日本国に居住する大韓民国国民の法的地位及び待遇に関する日本国と大韓民国との間の協定、財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定を中心にしながら、基本的な問題を、まず最初に主として佐藤総理にお尋ねをしたいと思っております。  総理は、去る十月十五日、わが党の山本幸一君の質問に答えて、この際「韓国と平和状態を招来することによりまして、アジアにおける日本のこれからの第一歩というものが始まるのであります。」と言われている。日韓条約がアジアにおける日本のこれからの第一歩が始まるというの……

第51回国会 文教委員会 第2号(1966/02/16、30期、日本社会党)

○横路委員 ちょっと委員長、関連して。  私、いまのお話を聞いていて、私は文教委員会は初めてなんですが、ほかの委員会では、こうやって国会が始まれば、当該委員から委員部を通じまして、そしてそれぞれの所管の役所に要求をする。もちろんその場合の手続は委員部のほうで、高橋委員からあるいは川崎委員からこういう資料の要求がありましたということをおそらく委員長に言うというのが普通の慣例だ、しかし言わない場合もある。どの委員でも委員会でもそういうようにして出しているわけです。しかし、どうしてもそのことが機密にわたることである、そのことは外部に発表することはどうしてもできない、機密にわたることである、そのことが……

第51回国会 文教委員会 第10号(1966/03/16、30期、日本社会党)

○横路委員 関連して。いまあなたの話を聞いておると、千五百万のうちの百三十万を伊藤個人にあなたのほうで送ったのですか、その点が一つ。そんなばかなことはないでしょう。  あなたのほうは岐阜県の共済組合の支部あてに千五百万送った。千五百万そこに入ったはずだ。それが、いつの間にか百三十万円がその中から飛び出してきて、別口座で伊藤という個人の銀行預金通帳に入った、そんなばがなことがありますか。田中さん、あまりかばっておると、おかしなことになりますよ。あなたのほうの共済の経理はばく大なんです。あなたのほうで向こうにやるのに、たとえば何億もやる、いま千五百万だから何億もやる場合も出てくる。それには向こうの……

第51回国会 文教委員会 第11号(1966/03/18、30期、日本社会党)

○横路委員 岐阜の公立学校の共済組合の問題について、先日に引き続いて質問をいたしますが、この間私から法務省の刑事局長に、公金の扱いについてお尋ねをしたわけです。あなたは専門家だし私はしろうとなのです。しかし私はどう考えても、公金の扱いについて、これをいわゆる公金扱い者としての口座に入れないで個人名義に入れることは法律違反である。まずその点が第一点。そから、そのときにあなたは、どのロッカーに入れようと、どのポケットに入れようと、横領の意思がなければ法律違反でないと言った。私はそんなことが法律上通るわけはない。しかし、私はあのときも会計法、予算決算及び会計令その他で、たしかこの問題は明確になってお……

第51回国会 文教委員会 第12号(1966/03/23、30期、日本社会党)

○横路委員 そうすると、なお問題は残りましたが、最初にお尋ねしておきますが、あなたは、刑事局長は高橋君の質問に答えて、この点は高橋君の考え方で聞いたのですが、「法務局の刑事局長さんが来ていらっしゃるんですが、公金をそういう個人名にしている、また、個人名にしたと同時に背任というものが成り立つというふうに聞いておるわけですが、この見解はどうでしょうか。」そこであなたは、背任とか横領とかということは別に聞きますが、あなたは預かる方法として、自分の名前で預金することは、法律上は差しつかえない、こう言っている。私はおかしいことをおっしゃるものだと思って、その点についてさらにお尋ねをした。そうしたらあなた……

第51回国会 文教委員会 第18号(1966/04/15、30期、日本社会党)

○横路委員 私は文部大臣と厚生大臣にお尋ねをいたしますが、それは今回起きました千葉医大の付属病院の問題です。初め文部大臣にずっとお尋ねをしてから厚生大臣にと思いましたが、厚生大臣は午後一時から他の委員会にお出になるそうですから、最初に文部大臣にお尋ねをして、それから厚生大臣の分だけ先にしたいと思います。  文部大臣にお尋ねしたいのは、今回千葉医大の付属病院でああいう事件が起きたわけですが、そのよって来たるところの原因はどこにあるとお考えになるか、私は、ただ鈴木某という医師のいわゆる個人の一つの性癖だとか、そういうものではない、これは医学界全体の問題だと思う。私は大臣からその見解を聞いて、そこで……

第51回国会 文教委員会 第20号(1966/04/22、30期、日本社会党)

○横路委員 いま五人の参考人の方々からいろいろお話をいただきましたが、 きょうは午後二時から本会議がございまして、私のほかに同僚の大原委員から、取りわけ参考人の鈴木さんに、今度の千葉大学の付属病院のことにつきまして詳細にお尋ねすることになっておりますので、私は主としてインターン問題及び無給医局員の問題についてお尋ねしたいと思います。  いま参考人の日野原さんから、大学における医学教育の欠陥についてお話がございましたが、その点については私もうなずける点もあります。たとえば率直におっしゃいませんでしたが、必ずしも秀才ばかりではない。別な条件がそろえば入学するのだ、というのは何を言おうとしているか、……

第51回国会 予算委員会 第3号(1965/12/23、30期、日本社会党)

○横路委員 まず私は、最初に沖縄問題につきまして、総理大臣にお尋ねをしたいと思っております。  ジョンソン大統領は、去る二十日、これまでアメリカの高等弁務官による任命制をとっておりました琉球行政府の主席を、今後立法院の議員の全員の多数決による間接選挙に改める大統領行政命令の改正に署名、同日午後大統領声明とともに発表したとありますが、私が総理にお尋ねをしたい点は、さきに琉球新報の社長、それから沖縄タイムスの社長、それから町村会の会長、琉球大学の教授、それから教職員組合の代表の五人委員会の諸君が上京されまして、総理に琉球の行政府の主席の公選について訴えた。そのとき総理は、その点について考慮しましょ……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 予算委員会 第3号(1967/03/22、31期、日本社会党)

○横路委員 私は、日本社会党を代表しまして、さきに政府が発表いたしました経済社会開発計画と、昭和四十二年度予算案との関連、それについての政府の経済財政政策並びに外交、防衛政策についてお尋ねをいたします。  総理は、さきの施政演説におきまして、「私は、国民各位の信頼にこたえ、いよいよ心を新たにして議会民主政治の確立につとめる決意であります。」と述べておりますが、国民の議会政治に対する信頼にこたえるには、総選挙での公約を忠実に履行し、これが実現をはかることであると思いますが、総理はどうお考えになられますか。
【次の発言】 次に、総理にお尋ねしたい点は、総理は、「いまのような物価の異常な上昇は、国民……


各種会議発言一覧

26期(1953/04/19〜)

第16回国会 法務委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1953/07/22、26期、日本社会党(左))

○横路委員 斎藤国警長官にちよつとお尋ねしたいのですが、ただいま法務大臣から御説明がありましたうち、第百九十九条の第二項の次に、次の二項を加えるという、逮捕状請求に関する件なのですが、私たちの手元に法務省の刑事局から、刑事訴訟法の一部を改正する法律案逐条説明書の中に、こういうふうに書いてある。現行法では司法警察員は法文上直接裁判官に対して逮捕状を請求することができることとなつているが、実際の運用についてはあらかじめ検察官に連絡し、その了解を得て逮捕状を請求している地方と、そうでない地方とがあつて区々にわかれている。こういうように説明書に書いてある。そこで私の国警長官にお尋ねしたいのは、実際にた……

第16回国会 予算委員会公聴会 第2号(1953/06/30、26期、日本社会党(左))

○横路委員 二十八年度予算の中で、政府の出して参りました財政計画について、税制改革とか財政投資その他についてもいろいろお話があつたのですが、あなたが関係なすつているいわゆる兵器生産という立場から、今国会で非常に問題になつていますMSA援助にからんで――なお先ほどのお話で経団連の方にも関係なさつているそうでございますが、たとえば中央公論の四月号等を見ましても、経団連のMSA援助にかかわるところの六箇年間の防御計画というような点も出ております。なおきのうでございますか、日本経済にも原さんま「MSA援助への要望」というので相当書かれております。今国会でも非常にこの点が問題になつているわけです。昭和二……

第16回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1953/07/13、26期、日本社会党(左))

○横路委員 齋藤国警長官にお尋ねいたしますが、国家地方警察の定員の点ですが、警察法の第二章の国家地方警察、第一節国家公安委員会第四条の点の、「内閣総理大臣の所轄の下に、国家公安委員会及び警察官の定員三万人を超えない国家地方警察隊を置く。その経費は、国庫の負担とする。」こうなつているわけですが、この点と今度予算に出されました国家地方警察の七万一千幾ら、これとの関連はどういうようになつておるものでしようか。これはたとえば保安庁でありますと、現に定員が増になつた場合には、御承知のように内閣委員会に保安庁法の一部改正法案というので出て来ておるわけですが、国家地方警察の場合には、警察法第四条で明記されて……

第17回国会 地方行政委員会法務委員会公職選挙法に関する調査特別委員会連合審査会 第1号(1953/11/03、26期、日本社会党(左))

○横路委員 関連して……。今の第三条の第二項の点ですが、今の点ははつきりしておいた方がいいのではないかと思います。今の奄美群島を一つの選挙区として、その選挙区において選挙すべき議員の数は一人とする。これは今のわれわれの議員の任期中だから、次の総選挙においてはこれをどうするか、これは今のわれわれの議員の任期中だけ適用されるのかどうかというところが、私どもの一番聞きたいところなんです。
【次の発言】 私は自治庁長官にお尋ねしたいのですが、そうするとこの趣旨は、よく政府の方では小選挙区をやりたいのだ、できれば一選挙区一人にしたいのだということを新聞で発表しておるわけですが、これはモデル・ケースという……

第19回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1954/02/25、26期、日本社会党(左))

○横路委員 午前中にも説明がございましたが、この船舶受取外国旅費二億五千五十万九千円の点でございますが、船舶受取外国旅費の内訳を――船舶の数量だけはここに出ているわけであります。数量は出ているのですが、それが一体どういうふうになつておるのか昭和二十九年度新たに米国より供与を受ける船舶を二万七千二百五十トン、これらに要する人員四千六人に対する所要経費は二十五億三千万円となつておるが、この新たに米国より供与を受ける船舶二万七千二百五十トンの受取りのためか。そうであれば、その二万七千二百五十トンの艦艇の種類、それからその内容についてひとつ詳細にこの際お話を願いたい。

第19回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1954/02/26、26期、日本社会党(左))

○横路委員 大蔵大臣にお尋ねいたしますが、義務教育国庫負担法の特例が国会を通過をしなかつたわけで、従つて二十八年度予算に対する第三次補正という形でお出しになると思うのですが、これは私どもの考え方としては、やはり三月一日に二十九年度予算に対しまして総括質問があるわけですから、できますならばあすあたりお出しいただいて、三月一日の総括質問に、私たちはこの点二十八年度予算の全体を見ながら二十九年度予算の討議をするわけでございますから、そうしていただきたいと思います。しかし大蔵大臣としてはいろいろ事務上の手続もおありになるでしようが、いつごろこれをお出しになるか。従つてそうなれば当然その分の歳出があるわ……

第19回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1954/02/27、26期、日本社会党(左))

○横路委員 坂田管理庁長官にお尋ねしますが、警察に関しましては、警察法の変更に伴つて、ここに地方警察局であるとか、その他出ているわけです。ところが何ら明らかにされておりません点は、これは一つの例ですが、ここに明らかに組織として人事院がある。昭和二十九年度はこのままでおやりになるのであればいいのですが、この間から新聞に伝えられるところによると、この組織を変更するというようにもいわれている。組織を変更するのであるならば、あさつて、三月一日は、総括質問なんで、できますならば三月一日の勢頭にこの行政機構の改革その他についてお出しをいただきたい、その点が第一点であります。  もう一つは、この予算の中に組……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1955/05/27、27期、日本社会党(左))

○横路委員 最初に友末さんにお尋ねしますが、地方道路税法案に対する御意見をいろいろ承わったのですが、問題は地方財政が逼迫をしているので、地方財政全般について考えた方が至当だというのか、地方財政全般についてはなかなか政府がめんどうを見てくれないから、とりあえずそのうち、業者の諸君には大へん気の毒だが、この今回出した地方道路税法によってキロリットル当り四千円が至当だというのか、その点は、これはわれわれの地方財政が非常に窮乏している、そこでわれわれの考え方としては、今あなたがここに指摘しているようにあなたの県では、単独道路事業に充当した経費の内訳は、去年は一般財源一億一千二百万円、起債が八千万円、地……

第26回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1957/02/13、27期、日本社会党)

○横路分科員 農林大臣にお尋ねしますが、財政法の付則の第七条に、「国の予算、決算及び会計の制度に関する重要な事項を調査審議させるため、大蔵省に財政制度審議会を置く。」とありまして、ちゃんと法制上きまっているのであります。今大臣からいろいろ御答弁ございましたこの食管の赤字に関する問題は、やはり国の予算、決算それから会計の制度に関する重要な事項であります。従って当然これは財政法の付則第七条にきまっているこの財政制度審議会でいろいろ審議すべきだと思うのに、なぜ一体わざわざ法律によらないでそういうものをお作りになるのか。私はこれでおやりになったらいいと思う。その点いかがでございますか。

第26回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1957/02/14、27期、日本社会党)

○横路分科員 今の農林大臣のお話ですが、実はきのう私同僚の井上委員の質問に対する農林大臣の答弁をここで長らく聞いておったわけです。そのときに農林大臣の御答弁は、三十年度、三十一年度の赤字については一般会計から繰り入れます。こういうようにはっきり答弁されている。この点ははっきりしているのです。ですから私はこの点につきまして、あとでわずかな時間でございましたが、そういうように御答弁がございましたから、それならば三十年度、三十一年度については三十二年度の補正でおやりになるのですか。私の考えからすれば、三十年度の赤字については三十一年度の補正でなさるのが至当だと思う。それを三十年度、三十一年度を合せて……

第28回国会 農林水産委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1958/03/31、27期、日本社会党)

○横路委員 質問いたしますが、政府委員が畜産局長一人では、これは答弁するのになかなか容易でないだろうと思うのです。もともとこの問題は昨年の六月末で終る大カン練乳に対する免税の問題を、大蔵委員会でこのことが問題になって、そこでとりあえず三カ月暫定的に延ばして、そして本格的な乳価安定についてやる、とこういうことで端を発して、そのときにこの酪農振興基金法についても一応の構想が発表されたので、従ってほんとうからいうと、ここへ大蔵省の主税局長それから少くとも主計局長、これらの諸君が並んでいなければ、畜産局長に何ぼ聞いたってこれはわからぬのですから。――それではまあ主計局の次長が来られたからこれから質問い……

第28回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1958/02/14、27期、日本社会党)

○横路分科員 最初に防衛計画についてお尋ねをしたいと思います。先般経済企画庁の方から昭和三十三年度の経済の見通しについて発表になったわけでございまして、それはさきの総括質問の際にも、総理大臣から、三十三年度の経済の見通しは、五ヵ年計画全般を通して見なければならぬのだ、こういうお話がございましたので、従って防衛庁としても、今度出されましたこの三十三年度の予算は、そういう意味で国の経済の見通しと関連して出されていると思いますので、一つこの際防衛五ヵ年計画について、あるいは五ヵ年計画はできてないのだ、それは昭和三十六年までしかできてないのだというならば三十六年度まで、しかし経済の見通しについては国も……

第28回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1958/02/15、27期、日本社会党)

○横路分科員 きのう私からお尋ねしたのですが、艦船の発注につきましては、全部これは随意契約によってやっている。しかもその随意契約をする場合の条文としては、予算決算及び会計令第九十六条にあるわけです。あなたはそのうちの第一号でおやりになった、こういうことなんですが、同じく予算決算及び会計令の第百条には、見積書の徴収というので、「随意契約によろうとするときは、なるべく二人以上から見積書を徴さなければならない。」こういうことになっております。きのうあなたにお尋ねしましたところがはっきりしませんでしたが、いまだかつて防衛庁としては二人以上から見積書をとったことがない、こういう御答弁でございましたが、そ……


28期(1958/05/22〜)

第34回国会 予算委員会公聴会 第2号(1960/02/18、28期、日本社会党)

○横路委員 堀さんにお尋ねをしたいのですが、先ほど為替・貿易の自由化に伴って、金利の問題についてお話がございました。実は私も今度の、先ほど御指摘のございました予算の中で、たとえば海運界は世界の海運界に圧迫をされてどうしても金利が高くて太刀打ちができないというので、また造船の利子補給が復活をしたわけです。それから先ほど石炭についても御指摘がございましたが、開銀の利子の九分のうち、二分五厘についてこれも負担するようになったわけです。そういう意味で、私はこの為替・貿易の自由化で日本経済の体質改善ということになれば、当然先ほどお話のように、企業について一番大きな圧迫をしている日本の高い金利を、先ほどお……

第34回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1960/02/24、28期、日本社会党)

○横路分科員 官房長官にお尋ねをいたしますが、内閣官房の中に、報償費一億七千九百十九万三千円というのがある。この報償費というのはどういう金なんでしょう。この間参議院の決算委員会ですかで矢嶋委員の質問に答えて、外務省の中にある報償費の中から、昨年の夏ですか、岸総理が外遊されたときに随行された自民党の代議士の、いわゆる渡航費を千六百万円出している。この報償費というのは、これは何なんでしょうか。報償費というのはどういうものなのか。実は会計検査院の方も呼んでおりますから、あとであわせて聞きたいと思うのですが、まず官房長官に、報償費とは一体どういうものなのか、その点についてはっきり一つお答え願いたい。

第34回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1960/02/25、28期、日本社会党)

○横路分科員 防衛庁長官にお尋ねいたします。去る二月の八日に、防衛庁から私たちのところに提出していただきました資料でお尋ねをしたいのですが、「F86F生産の契約状況」というものを見ますと、第一次生産の一機当たりの価格は二千六百八十六万三千円、第二次生産は一機当たりが六千五百三十三万五千円、第三次生産は一機当たりが八千二百十五万円、注として、上記の一機当たりの価格は本体価格である、こういうことですね。どうしてこういうように第一次生産の一機当たりが二千六百八十六万三千円、第二次生産の一機当たりが六千五百三十三万五千円、第三次生産が八千二百十五万円と、同じF86Fにしてはずいぶん価格が違うわけです。……

第34回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1960/02/26、28期、日本社会党)

○横路分科員 最初に確認をしておきたいことは、F104の一機当たりの年間維持費ですが、今、私のところにいただきました資料では、機上通信機等の維持費を含んで四千万円、燃料費が八百八十万円、人件費が五百五十万円、合計五千四百三十万円、これで間違いございませんか。もう一ぺん答弁して下さいませんか。
【次の発言】 次に、長官にお尋ねしますが、F104の価格について、ここへ出していただいたわけです。一番終わりの資料ですが、ここに複座機として一機当たり百四万七千二十七ドル、ノック・ダウンの単座機二十機が百二十八万九千九十三ドル、それから百六十機分として、一機当たり百十万八千五百三十二ドル、この数字には間違……

第34回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1960/02/27、28期、日本社会党)

○横路分科員 大蔵大臣に、賠償魯特殊債務処理特別会計についてお尋ねしたい。  特別会計の百三十九ページでございますが、この中に、前年度剰余金受け入れ五十八億五千六百五万三千円、こうなっているわけですが、これはもちろん、三十三会計年度分の剰余金でございますね。まずこの点、最初に確かめておきたい。
【次の発言】 それは、三十四年度の決算上においてできた剰余金を、三十五年度で受け入れるのですか。
【次の発言】 そうすると、これは三十四年度における決算上の剰余金見込額を、本年度において受け入れる収入を予定したものですね。そうすると、これは動くということはないのですか。三十四年度についてはまだ相当の月日……

第34回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1960/02/27、28期、日本社会党)

○横路分科員 文部大臣にお尋ねをいたしますが、十二月四日に私は文教委員会で文部大臣に、昭和三十五年度の予算について文部大臣として重点的な施策は何ですかということについてお尋ねしたわけです。そのうちに私はPTA会費について実はお話を申し上げ、大臣の決意を承ったわけですが、重ねて申し上げたいと思うわけです。  文部省で出しました全国の小学校、中学校、高等学校、幼稚園のPTA会費等について、今私は小学校を一つ例にとってお話をしたいと思うのですが、小学校で全国でPTA会員の寄付金は五十五億一千九百六十三万六千円、こうなっているのです。ところがそのうちの消耗品費というのが五億七千三百万円、校舎の修繕費と……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 災害対策協議会 第9号(1961/08/18、29期、日本社会党)

○横路協議委員 最初に、これは政府の方にでなくて、委員長の方に私たちの希望を申し上げておきたいと思うのですが、きょう十八日の災害対策協議会で、来たる臨時国会に出す水害対策関係の法案は、きょうそれぞれの小委員長から報告になって、そして、きょうの協議会でこれが承認をされて災害対策協議会としては任務を終わる、こういう意味で、先ほど委員長から大野委員にお話ございましたように、きょうは別に各省の大臣は出席を予定してなかったというわけなんですが、しかし、実際には、私たちも委員長その他の御苦労はよくわかるのですが、十一日の災害対策協議会で最終決定をしようというのができないで、おそらく、きのう十七日に与党の方……

第38回国会 災害対策協議会建設小委員会 第5号(1961/08/18、29期、日本社会党)

○横路小委員 公共土木についての災害復旧について、起債の特例でやると言いますが、どういうことを考えておられるわけですか。それをちょっとお答えいただきたい。
【次の発言】 そこで、激甚地の指定というのは、県で指定するわけですか。それとも町村ごとに指定するわけですか。先ほどのお話ですと、伊勢湾台風のときには十九件激甚地の指定があった。今回は二、三件くらいにとどまるのではないかと言われたが、県で指定するわけですか。市町村ごとに指定するわけですか。どうなんですか。
【次の発言】 激甚地の指定についてはまだきまっていない、しかし、前の特例法に準じてやるだろう、こういうのですが、私の聞いているのは、実は今……

第38回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1961/02/27、29期、日本社会党)

○横路分科員 総務長官に第一番目にお尋ねをいたしますが、三十六年度予算の編成の過程で、私どもそれをいろいろ新聞報道によって承知しているのですが、歯舞、色丹、国後、択捉等からの引揚者に対して交付公債を発行する、これはいずれ特別立法でやるのだ、こういうことを実は私ども新聞で承知していたわけです。ところが、この予算が二日で分科会が終わり、三日には総括質問で、今の予定であれば、四日には衆議院の段階で討論、採決、こういうことになるのに、この歯舞、色丹、国後、択捉等からの引揚者諸君に対する交付公債を出す、こういうことを予算の編成過程で総理はお約束をしたわけですが、いつまでたったってこれは法律として出てこな……

第38回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1961/02/28、29期、日本社会党)

○横路分科員 防衛庁長官にお尋ねしますが、きのう井手委員の質問に答えられて、現在の防衛庁の職員の定員についていろいろお答え願いました。それで、きのう数字を御発表いただいたのですが、ここに私去年の九月末現在の調べをいただいておりますので、人事局長からもう一度お答え願いたい。私たちいただいておるのは、こういうようになっているのです。陸上自衛隊自衛官、非自衛官、海上自衛隊自衛官、非自衛官、航空自衛隊自衛官、非自衛官、その他自衛官、非自衛官、小計、自衛官、非自衛官、総計、こうなっているわけです。これは去年の暮れの当委員会でいただいたわけです。従って、これに合わせて、十二月末現在となりますか、一月末現在……

第38回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1961/03/01、29期、日本社会党)

○横路分科員 最初に、大蔵省の宮崎主計官にお尋ねしたい。来ていらっしゃいますか。  今、永井委員からも開発庁の長官にお尋ねをしたわけですが、先に聞いておきたいのは、ことしの北海道開発予算について、当初大蔵省から出された原案の中に、いまだかつてない案が出たわけです。それは、公共事業について一割は地元負担だ、こういうことが出ております。当初、大蔵省が北海道開発予算について、公共事業については一割は地元負担なんだ、こういうような考えを出されてきたのは、北海道開発について、大蔵省としては、従前と変わった考え方で予算編成に臨んだのではないかと思うわけです。この一割の地元負担ということは、北海道の開発とい……

第38回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1961/03/02、29期、日本社会党)

○横路分科員 大蔵大臣、今官房長官からお聞きのように、これは北方領土、国後、択捉、歯舞、色丹等から引き揚げた諸君に対する、当初は引揚者に対する見舞金ということでありましたが 今官房長官からお話しのように、旧漁業権の補償に準ずる措置としてやる、こういうわけなんですが、特別立法が必要だということは、私もそう思います。そこで、立法化されれば予算的な措置をする、こういうことなんですが、まあ、特別立法までの措置は、いろいろ政府部内で官房長官のお骨折りによるわけですが、予算的措置ということになると、大蔵大臣、どういうことになりましょうか。
【次の発言】 官房長官、これ大体総額は十三億ですね。十三億円前後と……

第38回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1961/03/03、29期、日本社会党)

○横路分科員 事務総長にお尋ねしますが、この間の予算要求の説明に、庁舎等特別取得費として、前年度国庫債務負担行為が認められました裁判所書記官研修所施設取得のために必要な経費として四億五千万円計上されております。これはどこへ建てるのですか。
【次の発言】 経理局長にお尋ねしますが、今の最高裁判所の書記官研修所というのは、上野の不忍池に近い旧岩崎邸の跡にあるわけですね。この建物並びに敷地はどうなさるのですか。
【次の発言】 経理局長にお尋ねしますが、最高裁判所は、昭和三十三年の十二月八日に、東都起業株式会社との間に、今の旧岩崎邸について、当時は建築交換ということのようであったが、今あなたの方では、……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1962/02/21、29期、日本社会党)

○横路分科員 ガリオア・エロアの返済協定について、いずれ本予算委員会の最後の総括質問で詳細にお尋ねしたいと思いますが、本委員会ではあまり時間もございませんから、きょうはいろいろ政府の方から出していただきました資料に基づいて、こまかな数字をお尋ねしたいと思っているわけであります。  その前に、アメリカ局長に来ていただきましたのは、二月十五日付のフォトの中で、あなたは「ガリオアの返済協定」というのを書いておる。私はこれを読んだわけです。いずれ最後の総括質問のときに、この問題については一つずつ取り上げて反駁をしますが、この中の文章でわれわれ国会議員を誹謗するような言辞があるから、そこで特にきょうあな……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1962/02/22、29期、日本社会党)

○横路分科員 最初に、裁判所関係の予算についてお尋ねいたしたいと思います。  去年私は、予算委員会の同じく第一分科会で、最高裁の事務総長、それから経理局長にお尋ねしているのですが、昭和三十五年度の庁舎等特別取得費として国庫債務負担行為が認められて、裁判所書記官研修所施設取得のため必要な経費四億五千万円が計上された。これは話によると、その後とんと進展していないようなんですが、裁判所の書記官研修所については、今どういうようになっているのか、その点、最初に一つお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 お話によりますと、最高裁は土地の契約について不履行であるというので、今東京地裁に訴えられている……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1962/02/23、29期、日本社会党)

○横路分科員 最初に、第二次防衛計画全般の所要経費は幾らになっておるのか。それから当然第二次防衛計画を立てた以上は、そういう計画があると思いますので、恐縮ですが、あわせて三十七年度から四十一年度までの年次別の所要経費についてお答えいただきたい。
【次の発言】 この五年間にアメリカから供与を期待している額は、どれだけですか。当然これにそれだけふえることになるだろうと思いますから……。
【次の発言】 次にお尋ねをしたいのは、第二次防衛計画の中の特徴は、ナイキ、ホークの問題だと思うのであります。この点について、去年も本予算委員会の分科会でお尋ねをしたのですが、今まで承知しているところでは、三十七年度……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1962/02/24、29期、日本社会党)

○横路分科員 きのうの質問の続きをやるわけですが、防衛局長にお尋ねしますが、ナイキ・アジャックスを装備しているというか、それとナイキ・ハーキュリーズをアメリカから供与を受けておるそれぞれの国、あるいは海外に持っておるアメリカのそれぞれの構成といいますか、そういう点について、きのうの質問をするのに、いきなり長官にどうだと聞いてもあれだから、まず一つ間を置いて、その点について一つお尋ねしておききたい。
【次の発言】 今防衛局長から答弁されたのをみてわかるように、私がきのうナイキ・ハーキュリーズを導入することは、あるいはナイキ・ハーキュリーズを装備することは憲法違反かどうかと聞いているわけです。何も……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第7号(1962/02/26、29期、日本社会党)

○横路分科員 最初に官房長官にお尋ねをいたしますが、「自民党は二十三日の総務会で、安全保障調査会を政務調査会内に新しく設け、わが国の安全保障問題全般について検討することになった。」と報ぜられている。私がこのことをお尋ねするのは、自民党の政務調査会の中にこれを設けたということは、ただ単にそのことにとどまらないで、この自民党の政務調査会に新たに設けることになった国家安全保障調査会は、次の段階では内閣の中に持つことになっている。だから、この問題について一つ官房長官に最初にお尋ねをしたいのは、官房長官から、いや、これは党のことで、官房長官としては関知しないことだという、そういう形式的な答弁でなしに、あ……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 予算委員会公聴会 第2号(1964/02/13、30期、日本社会党)

○横路委員 入江先生にお尋ねしますが、実は先ほど四つの点についていろいろお話を承ったのですが、本委員会における政府側の答弁をいろいろ検討してみますと、ぜひ先生にひとつここで御意見をお述べいただきたいと思いますことは、政府の考え方としては、台湾はいずれの国に帰属すべきかはいまだ明確でないのだ、こういうのであります。この点は、私どもどんなばかなことはない、カイロ宣言において、しかもポツダム宣言を受諾して、それは明らかにいわゆる中国の領土である。なお先生の一月二十八日のある新聞に書かれました議論を、私も実は詳細に読んだのでございますが、しかし、それは先生が御意見を新聞に書かれたのにとどまっているわけ……

第46回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1964/02/17、30期、日本社会党)

○横路分科員 私は、会計検査院にお尋ねをするわけですが、実はこの委員会でたびたび問題になっておる報償費です。まず内閣官房で報償費というのは二億七千三百八十一万八千円あるわけです。警察庁では二千七百九万八千円、それから防衛庁では九千七百七十五万円、法務本省では百四十八万二千円、検察庁では二百十三万八千円、地方検察官署では二千九百三十八万五千円、公安調査庁では、公安調査官活動費として七億二千二百四十九万四千円、外務省では、これは二つございまして、一つは外務本省の報償費が六億七千万円、もう一つは在外公館に関する報償費が七億八千万円、外務省は二口になっております。そのほかに外務省では啓発宣伝費であると……

第46回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1964/02/19、30期、日本社会党)

○横路分科員 一昨日私のほうから会計検査院に要求してありました、主として内閣官房の報償費、それから外務省の報償費、これは非常に金額が多うございますので、その内容について説明をぜひ承りたい、こう思いましたところ、詳細に調べてということでございましたので、きのうまる一日かかっておりますから、きょうは相当詳細にお答えできると思います。ひとつどんな状態だか明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 まる一日調べてもらったわけですが、ただいまの御答弁では詳細な資料がない、そういうことですね。結局、極端に言えば、架空の人物でもいいわけなんです。佐藤太郎、一、三百万円、判こさえ押してあればそれでも通……

第46回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1964/02/21、30期、日本社会党)

○横路分科員 科学技術庁の長官にお尋ねをいたしますが、去年のちょうどいまごろは、原子力潜水艦の寄港問題で二月、三月、四月というのは非常にやかましかった時期ですが、その後、原子力潜水艦寄港問題について、一体アメリカ側との折衝がどうなっておるのか、少しも明らかにされていないわけです。しかも問題が重要でございますので、私はあらためて長官にお尋ねをしたい、こう思っておるわけです。  まず長官にお尋ねしたい点は、原子力潜水艦寄港に対する長官の基本的な態度について承りたいと思うのです。原子力潜水艦というのは、動力用原子炉で推進されているわけで、原子炉が動かされている状態、及び放射能危害が、全くこれは物理学……

第46回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1964/02/18、30期、日本社会党)

○横路分科員 外務大臣にお尋ねをしますが、原子力潜水艦の寄港問題について、暮れまでの国会ではわりに論議されましたし、政府のほうからもいろいろ経過について御答弁がございましたが、通常国会になりましてからあまり論議されておりません。その後の外交交渉は一体どうなっているのか、その点についてまだ通常国会でお尋ねをしておりませんので、この際あらためてお尋ねしたい、こう思う次第です。
【次の発言】 いま外務大臣から御答弁がございまして、究明する点が若干ある、こういうお話ですが、その究明する点が若干あるというのは、どういう点ですか。その点それだけでは私どもよくわかりませんので、何が究明する点なのか、その点を……

第48回国会 予算委員会公聴会 第2号(1965/02/18、30期、日本社会党)

○横路委員 私は坂本さんにお尋ねしたいのです。  それは、今回のアメリカの北ベトナムに対する爆撃の問題です。前にトンキン湾事件のときは、衆議院の外務委員会がございまして、当時椎名外務大臣が衆議院の外務委員会で、トンキン湾事件に対してのライシャワー大使の言を引用して説明しているのを、私は外務委員会を傍聴して聞いておったわけです。そのときは、北ベトナムの魚雷艇が攻撃をしたから、したがって、それをはね返したのだ。いわゆる国連憲章五十一条にいう自衛権の発動なんだ、こう言っているわけです。今度は、坂本さんも新聞でごらんのとおり、本委員会でも今回の北ベトナムの爆撃の問題を取り上げましたし、この間椎名外務大……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1965/02/26、30期、日本社会党)

○横路分科員 私は主として消防についてお尋ねをします。本来から言えば、時間がもう少しあれば一々ゆっくりお尋ねをしたいのですが、消防の問題というのは、佐藤内閣の一枚看板である人命の尊重の政治という点からいって、非常に大事だと思うわけです。昭和三十八年の火災の件数をいろいろ消防白書で調べてみますと、一日平均九十二件で、十六分ごとに発生をして、死者は一日二人で、負傷者は一日二十名、損害は三百六十四億八千万円、こうなっておる。  これはなかなかたいへんなわけです。ところが私はぜひきょうお尋ねしておきたいのは、ことしの一月二十一日から、一定の敷地があれば、ビルの高さの制限が撤廃されました。しかしこの問題……

第48回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1965/02/25、30期、日本社会党)

○横路分科員 きょうは通産大臣、それから公取の委員長、それから水産庁の長官、本来ならば企画庁の長官にも来ていただきたいところですが、企画庁からはどなたか局長がおいでだと思うのですが、きょうこれから私が質問しますのは、去る二月一日に私が総括質問で触れました管理価格の問題のうちの具体的な事例について、そのうちの最も特殊な問題についてお尋ねをしていきたい、こういうふうに思うわけです。  きょうは問題をブリキの価格にしぼって質問をしたいと思います。  ブリキの原板となる薄板の建て値は、昭和三十年以降現在までの間に十四回に及んで改定が行なわれております。ところが、ブリキの建て値は、電気メッキブリキが昭和……

第48回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1965/02/24、30期、日本社会党)

○横路分科員 きょうは大蔵大臣のほかに主税局長がおいでですし、分科会でもございますから、主税局長が補佐されて答弁していただきます。  第一番目は、中期経済計画の二〇ページの七に「財政収支」というのがある。ここに主税局長、第十表に「財政収支」というのがございまして、租税及び税外負担、三十八年度四兆二百十億円、四十三年度の財政収支の租税及び税外負担は六兆七千億と、こうなっておるわけです。それで私、あなたにお尋ねをしたいのですが、私ども、この間の総括質問でも、今度の佐藤内閣の経済計画の基本になっているのは中期経済計画である。そこで、ここにございます「四十三年度の租税および税外負担を六兆七千億円と見込……

第48回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1965/02/25、30期、日本社会党)

○横路分科員 外務大臣に私は土曜日の勢頭に御質問をいたすわけですが、いまは資料要求だけしておきます。土曜日に資料を出してもらう。というのは、そのときになってからすったもんだしても困りますから。先ほどの西村委員の質問に関しまして、あなたは、基本条約は全面妥結の一歩である、こういううように御答弁されたわけです。そこで、あなたのほうでは、すでに日韓予備交渉において両首席代表間に大綱につき意見の一致を見ている請求権問題の解決方式というのが、去年の国会でも問題になり、すでに三十七年の暮れの国会でも問題になり、三十八年の二月の通常国会でも問題になり、私自身も予算委員会の代表質問で取り上げているわけです。こ……

第48回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1965/02/26、30期、日本社会党)

○横路分科員 去る一月二十七日の総理大臣の施政演説に対する自民党を代表する福田赳夫君の質問は「現在ジュネーブにおける国連軍縮委員会に参加いたしておりませんことは、まことに残念なことであります。わが国は、国際的に平和活動を展開するため、この際、軍縮委員会に積極的に加入すべき時期に到来いたしておると思うのであります。総理の所見を伺いたいのであります。」こう言っておるわけです。そうして総理は、それに対する答弁として「国連軍縮委員会に積極的に参加したらどうかということでございますが、これは最近アメリカに行き、国連ウ・タント事務総長と会っていろいろ話し合ってみますると、最近、軍縮会議等を強化するという立……

第48回国会 予算委員会第二分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○横路分科員 一昨日、私のほうから資料を外務大臣に要求いたしてあります。それは西村関一分科員の質問に答えまして、今回の基本条約の仮調印は全面妥結の第一歩である、こういうお話でございます。そこで、けさ午前中の各分科員の質問にもありましたように、日韓予備交渉において両首席代表間に大綱につき意見の一致を見ている請求権問題の解決方式、1というので(イ)(ロ)(ハ)、2、こういうようになっているわけです。この問題につきまして、私が三十八年二月七日、本院の予算委員会の総括質問で、御承知のように対日請求権の問題について質問をいたしたわけであります。韓国側の対日請求要綱、いわゆる八項目の内容につきましては、私……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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