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加藤鐐五郎 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

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このページでは加藤鐐五郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。加藤鐐五郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/10/21
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

26期(1953/04/19〜)

第16回国会 厚生委員会 第4号(1953/06/20、26期、自由党)

○加藤(鐐)委員 私はほかの会合とちようど時間が衝突いたしておりましたので、あるいは済んだかとも思いまするが、今回簡易屠畜場ができましたことは、まことにけつこうでございますが、従来におきましても衛生の見地から見て、それがぐあいよいよ行くかいなかということを心配いたしておる次第でございます。従来の公設の屠場におきましてもはなはだ遺憾な点があつたのでありまするが、この簡易屠場においても同様に検査は厳重にされるのでありますか、どんな手続でやられるのでありますか、それをちよつと伺つてみたい。
【次の発言】 普通の屠場におきましても、機構、検査の手続はただいまお話の通りでございますが、またいろいろの検査……

第19回国会 議院運営委員会 第50号(1954/04/24、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 私今回法務大臣に任ぜられました。何分畑違いでございまして、いろいろ御指導を願いたいと思います。ちよつとごあいさつ申し上げます。  ただいま、私が総理に呼ばれました際における、そんな特攻隊のような云云ということに関しまして御質問がございましたが、私はさようなことは申したのではございません。特攻隊のようなところですなあとだれか新聞記者諸君が言われたものですから、ふんふんと言つただけの話でありまして、私みずから特攻隊などということを申したことはございません。これはひとつ御了解を願いたいと思います。  それから、少しく聞き漏らしましたが、指揮権を発動するということを頼まれたかどうかとい……

第19回国会 人事委員会 第3号(1954/03/10、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 私今回人事院の給与担当を命ぜられたのでありまするが、何分しろうとでございますから、万事よろしく御支援のほどをお願いいたします。まことに簡単でありますが、これをもつてごあいさつにかえます。
【次の発言】 ただいま御質問の点でありますが、国務大臣につきましては、内閣総理大臣の許可を得るということに相なつておるのでございます。それで、ただいま私の知つております範囲におきましては、自分が監督する会社に関係しておる者は、これはその会社から離れなければならないが、しからざるものは許可を得ればさしつかえないということになつておるのであります。

第19回国会 人事委員会 第4号(1954/03/13、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 私は今回のこの法案の出た御趣旨は、汚職問題と関連いたしまして、政界の浄化ということが眼目で提出されたことである、こう思つておるのでありまして、政界浄化という点を主眼としたる御趣旨においては、まことに趣意には賛成するにやぶさかでないことは、ただいま山口君のお説の通りでございます。この問題は閣議でまだ決定いたしておるわけではないのでございまして、私一個の考えは先般も申し上げた通りでありまするが、その考え方はただいま山口君がお述べになりましたとほとんど同様でありまして、これはまだ私一個の意見でありまするが、形式的にはまことにけつこうなことである、こういうことは法律をもつて制限を加える……

第19回国会 人事委員会 第5号(1954/03/19、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 ただいま議題となりました国家公務員法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明いたします。  この改正法律案は行政機構改革の一環として現在の人事院を国家人事委員会に改組し、中央人事機関として、わが国行政機構の実情に調和した組織と権限を持たしめることを主たる目的とし、あわせて行政事務簡素化の線に沿つた二、三の点についての改正を行わんとするものでありまして、その要点は次の通りであります。  第一に、従前内閣の所轄に属しておりました人事院を改組して、総理府の外局として国家人事委員会を置くことといたしました。これに伴いまして、人事官は国家人事委員に、人事院総裁は国……

第19回国会 人事委員会 第8号(1954/03/23、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 この法案を提出いたしましたのですから、できるだけすみやかな機会において御可決願いたいと存じます。
【次の発言】 法律の施行期日は、四月一日から施行いたしたいと思つております。
【次の発言】 まだいつ勧告があるか、ただいまの答弁では私ははつきりわかりませんが、いずれ勧告がありましたならば、いろいろの条件を勘案いたしまして、すみやかなる機会において、提いたしたいと思います。
【次の発言】 私の手続は終了いたしております。それから、ただいまの法律ではさしつかえない。たとえば私は大学の教授とか、そういう公共的のことに関係しておりまするが、それは許可は得ておりまして、私企業に関しての問題……

第19回国会 人事委員会 第10号(1954/03/30、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 私はただいまのところは給与等に関する担当大臣であるのでありまして、先般ここで御説明いたしましたのは、便宜上私が国務大臣という立場において御説明をいたしたわけであります。将来人事院を全体として何かそういう担当大臣を置くかいなかという問題でございますが、これは将来にわたる問題でありますから、あるいはそうした方がいいというようになりはしないかと心得ておるような次第であります。
【次の発言】 先般もただいまも申し上げましたように、国務大臣という立場において、給与が大部分であると思いますがゆえに、便宜上私から説明申し上げた次第でありますし、将来もただいま申し上げたように、何か一まとめにい……

第19回国会 人事委員会 第11号(1954/04/02、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 私は先刻来のいろいろの御質問に対しまして、総括した意味の御答弁を申し上げ、かつまた、ただいまの御質問に対してもお答えいたしたいと思います。  先刻来政府委員からお答えいたしておりました点につきまして、かつては強く独立性を要求し、今はまたその独立性を弱めておつて、政府は一貫性がないではないかというような御質疑があつたのでありますが、私は、これは先刻岡部政府委員からお答えいたしたように、当時は占領治下におきまして、強い力のもとに動いたのでありますがゆえに、第四分権と申しますか、そういう場合におきましては、あまりに強い独立性を持つておるということは議論のあつたところであります。独立後……

第19回国会 人事委員会 第12号(1954/04/07、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 先般いつ幾日よりこの法律は施行するつもりかという御意見でございましたが、これは附則に、この法律は、二十九年四月一日から施行するというつもりでありましたから、そのつもりを申し上げたのでございまして、決して言論を圧迫して、急速に成立させなければならぬというような、そういう意味を持つた答弁ではございません。附則に書いてありますから、政府はそういたしたいという熱心なる希望を述べたにすぎぬのでございます。
【次の発言】 ただいま山口君の御質問に対しまして、原則論といたしましては、塚田郵政大臣が答弁された通りでございます。ただ私は伺つておるうちに、同じ机を並べておりましても、一方の方は特別……

第19回国会 人事委員会 第13号(1954/04/12、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 私は、先般も申し上げました通りに、改正案の立案については関係いたしておりません。ただ先刻来受田君の御質問を承つておりますと、今回の改正案が、人事院が国家人事委員会となつて弱体化したのではないかというお言葉がありますけれども、これは意見の相違でありまして、私どもは、人事官の身分保障その他につきましては以前通りでございますので、さようなことはなかろうと思いますが、これは意見の相違でございます。ただ人事院規則によりまして三年以下の懲役あるいは十万円以下の罰金でありますか、いろいろな強力なる罰則があるが、けしからぬではないか、かような弱体化したものに対して、かような規則を制定さす権能を……

第19回国会 人事委員会 第14号(1954/04/16、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 これは先般来、従来の人事院のあり方が少しくわが国情に適さない、やや行き過ぎたる点がありはしないかということは、しばしば申し上げた通りでございます。それで今の実情に今度の改正案が沿うべきものであると、いろいろ先般も申し上げた通りのことでございます。
【次の発言】 これはさきに、ほかの御質問に対しましてしばしば申し上げたことでございます。
【次の発言】 これも私申したつもりでございますけれども、今までの人事院の存在というものがあまりに準司法的と申しますか準立技的と申しますか、少しくそういう点において学者の間に講論の余地があつたやに聞きおりますがゆえに今度の改正をしたようなわけで為り……

第19回国会 人事委員会 第15号(1954/04/20、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 国家公務員に団体協約もしくは争議権がないかわりに、人事院という独立性のものができまして、その権利を擁護するということにつきましては、今までお説もあり、政府よりも答弁いたした次第であります。今までは国会と政府の両方に向つて同時にしているけれども、これを国会の方はやめて、内閣だけに対してするのはどうであろうか、こういう御質問のように承りました。これもしばしば私及び他の政府委員より御答弁申し上げた通りでございまして、五日間ということでありまするがゆえに、同時でなくても、五日以内に国会にこれを政府としても報告することでありますので、ただ形式論といたしましては、国会と政府と同時にせよとい……

第19回国会 人事委員会 第16号(1954/04/21、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 憲法に「勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する。」ということに相なつておりまして、国家公務員も、この憲法の基本によりまして、団結し、あるいは団体交渉し、争議権を行使することができ得ることに相なつておりますものでしたから、その当時におきましては、国家公務員として逸脱する行為が相当あつたと思うのでありますがゆえに、この国家公務員法を制定いたしまして、それで国家公務員のこういう団交権あるいは争議権というものを制限すると同時に、一方に公務員の権利を擁護する、それらの福祉利益を擁護するという立場よりいたしまして国家公務員法が制定され、そうして人事院が……

第19回国会 人事委員会 第17号(1954/04/23、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 山口君の御質問にお答えいたします。先般山口君初め他の委員諸君よりも、五現業につきまして、公労法適用職員と一般給与法職員との間に、同じ仕事をしておりながら一方は団交権がある、一方は何にもない、それで非常に待遇上不均衡であるがゆえに、これを是正せなければならぬではないかという御質疑に対しまして、私もすこぶる同感でありますがゆえに、爾来事務当局を督促いたしまして、事務当局といたしましても、昼夜兼行立案に着手いたしまして、大体でき上りましたので、この特例法案を提出いたしたいと思つておる次第でございまして、いずれ来週早々法案を提出いたしまして、すみやかに皆様の御審議を願いたいと心得ておる……

第19回国会 人事委員会 第18号(1954/04/28、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 ただいま議題となりました国の経営する企業に勤務する職員の給与等に関する特例法案の提案の理由並びにその要旨について御説明申し上げます。  郵政、国有林野、印刷、造幣及びアルコール専売の事業を行う企業に勤務する職員は、公共企業体等労働関係法の適用を受けておりまして、給与、その他労働条件は団体交渉によることとなつているのでありますが、管理または監督の地位にある者もしくは機密の事務を取扱う者は、同法による団結権が認められておらず、その給与等は、一般職の職員の給与に関する法律その他一般職の国家公務員と同一の法令の適用を受けております。従つて企業の内部におきましては、職員の給与その他に不権……

第19回国会 人事委員会 第20号(1954/05/10、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 今回従来の被適用者との均衡をはかるために、この特例法案を提出いたしました。その結果といたしまして、各特別会計において不足を生ずるようなことはなかろうかという御指摘でございますが、ただいま私どもの見るところによりますれば、各特別会計においてあんばいよろしきを得ば大体不足を生ぜず、その間において均衡がとれることでなかろうか、こう思つている次第でございます。具体的の数字に至りましては、まだここでお答えするほどに達しておりません。
【次の発言】 各特別会計において、それぞれ違いますが、能率の向上によつて収入を予定より増加するように努力するとともに、また経費を節約し、この予算をできるだけ……

第19回国会 人事委員会 第21号(1954/05/12、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 ただいまの御質疑は先般官公労の代表の諸君にもお目にかかりまして、事情は承りましたが、今国の財政事情にわかにそれを私が何とかいう御返事をするわけには参りません。それだけお答えいたしておきます。

第19回国会 大蔵委員会 第48号(1954/04/27、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 まことに済みませんが、幾つかの委員会に呼ばれておりますものですから、五分顔を出せばというぐらいに承つたので、五、六分か十分ぐらいでお許しを願います。
【次の発言】 ただいま福田君の御質問でありまするが、予備費といたしまして五千五百余万円を支出いたしておるのでありまして、承認を受けました額は、四千七百万円に別途流用額が八百六十余万円となつておりまして、合計ただいま申しましたごとく五千五百余万円に相なつております。
【次の発言】 政府委員より答弁させます。
【次の発言】 今回の汚職事件ができましたことは、わが政界のためにも、わが国会の品位、信用を高めるためにおきましても私はまことに……

第19回国会 内閣委員会 第32号(1954/05/13、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 ただいま議題となりました恩給法の一部を改正する法律案について、その提案理由を御説明申し上げます。  政府が、今回、この法律案において、恩給法に改正を加えようとするおもなる点は次の諸点でありまして、その第一の点は、公務傷病関係恩給の金額計算及びいわゆる多額所得者の普通恩給の一部停止に関する規定の改正であります。  公務傷病関係恩給は、退職当時の俸給年額によつてその金額または算出率が定められており、また、多額所得者の普通恩給の一部停止は、普通恩給の年額と恩給外の所得の年額とによつてその停止金額が定められておりますが、これらの年額は、いずれも先般の国家公務員の給与水準引上げ前の俸給金……

第19回国会 内閣委員会 第35号(1954/05/19、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 巣鴨に拘禁中の諸君に対しましては、いろいろお気の毒な点もありますゆえに、今度の改正案におきましてはただいまお述べになりましたごとく、これは留守家族に支給することにいたしたのでございますが、なお拘禁中の年限に対してこれを加えるということに関しましては、政府におきましてはしばらく研究させていただきたいと思います。
【次の発言】 拘禁中の戦犯者の諸君が国家の戦争のための犠牲者であるという、ただいまの御質疑の御趣旨はよくわかります。ただ今回の恩給なるものは、一面において国の財政の範囲において考えなければならぬことでありますと同時に、一面におきまして、多数出征いたしました者の均衡を得ると……

第19回国会 農林委員会 第74号(1954/10/14、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 今回の災害につきましては、まことに未曽有のものでございまして、私どもといたしましては終始御同情にたえない次第でございます。ついては、ただいま、この問題について臨時国会を開かねばならぬではないかという御質問のように承りましたが、ただいまの、今まで得ました情報、被害のいろいろのことによりますれば、臨時国会を開かなくても、行政措置で相当できるものであると思うのであります。  それから次に、臨時国会を開いても、そういういろいろの補正予算は提出せぬというようなラジオであるが、どうかというような御質問に承りましたが、それは、臨時国会を開いて後もさような行政措置でやるというような考えは持つて……

第19回国会 農林委員会 第77号(1954/10/21、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 先回の委員会でその当時判明いたしました被害額を申し述べましたが、その後去る十八日までに各省庁からの報告が集まりましたのでこれを御報告いたしたいと思います。  被害額は総計約千百五十余億円と相なつております。この中には農作物の被害は含まれておらぬのでございまして、右のうち公共事業関係の被害額は約八百二十余億円であります。なお政府は特に緊急復旧を要するものについて関係道県にいわゆるつなぎ融資を出しておりまして、その額は先回申したのでございまして、重複いたすようでございまするが、さらに申し述べますれば、第一次に四千万円、第二次に二億六千五百万円、第三次に二億五千万円を出しまして、合計……

第19回国会 農林委員会 第79号(1954/11/12、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 私は北海道から帰りまして引続いて九州、中国地方の災害を見て参りました。本部長といたしましては、先般も申し上げましたごとく、すでに各省庁の担当官が行つておることでございますし、かつまた農林大臣及び建設大臣も親しく見ておることでございますので、私はごく大綱を見て参りまして、この災害対策について均衡よろしきを得た措置をとりたい、こう思つて視察したわけでございますが、とうてい短時間の間にあらゆる土地を視察して参ることはできませんで、ひとまず一昨日帰りまして、打切つたわけではございませんが、近く本部員を招集いたしまして会議を開いていろいろ検討いたしてみたいと思つておる次第であります。北海……

第19回国会 法務委員会 第43号(1954/04/23、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 私今回法務大臣に任命されました。私としてはまつたく畑違いのことでございます。今後皆さんの御支援を切にお願いいたす次第でございます。  簡単でございますが、これをもつてごあいさつといたします。
【次の発言】 ただいま鍛冶君から十四条発動に関する御質問があつたわけでございますが、ただいまごあいさつを申し上げたごとく、きようようやく事務引継ぎ及びあいさつをいたしたぐらいのことでございまして、いまだ内容の説明などは聴取いたしておりません。いずれ近く内容、事情も聴取いたしまして、しかる後に御答弁いたしたいと存じます。

第19回国会 法務委員会 第44号(1954/04/24、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 前段に私が今回法務大臣に就職いたしましたことにつきまして、いろいろ御注意を願いまして、まことに感謝にたえません。世間、ただいまの御発言にありましたごとく、鬼門であるとか、あるいは特攻隊のような気持で行くとか、あるいは決死の覚悟で行くとか、悲壮な考えで行くとかいうことが、よく他の委員会で質問がありましたけれども、私はさような気持で参らぬのでありまして、淡々たる気持で参りまして、そうして法務省における諸君にお目にかかりまして、春風駘蕩たる感じを受けたのであります。御心配はいろいろいただきますが、私の気持はそこにあるのでございますから、ひとつ御安心を願いたいと存ずる次第であります。 ……

第19回国会 法務委員会 第48号(1954/04/30、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 佐竹君の御質問にお答えいたします。  私が先般法務委員会に出席してもわずかの時間でほかの方へ出ておるというお話でございますが、私参議院の会合その他給与に関する問題を担当いたしておりますので、一時にいろいろの委員会が殺到いたしまして、つい御無礼をいたしたわけでございますが、決して本法務委員会を蔑視したとか、軽視したとかいう考えは毛頭ないのでございます。この点は御承知のことと存じますが、一時に殺到いたした場合はやむを得ぬのでありまして、あしからず御了承おきを願いたいと思います。  そこで次に、前犬養法務大臣のとられたる十四条の問題につきましては、私も犬養君同様の考えを持つておる次第……

第19回国会 法務委員会 第50号(1954/05/07、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 ただいま刑事局長から御答弁申し上げました通り、ただいま捜査中でございまするがゆえに、適当な機会において発表するときもあるであろうと私は思います。その内容につきましては、私どもといたしましてもただいまここで言明いたしかねるのでございます。
【次の発言】 それは適当な時期において適当な方法をもつて発表し得ることだと思います。
【次の発言】 その通りでございます。
【次の発言】 お尋ねの通りでございます。
【次の発言】 国会終了後というその時期に波票するということは私はわからぬのでございまして、捜査中であれば、国会終了直後、まだそのときが捜査中でありますれば発表する時期でなかろう、こ……

第19回国会 法務委員会 第53号(1954/05/11、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 ただいま猪俣委員の真面目の御意見まことに傾聴いたしました。私はただいまお説のありましたごとく、歴史を見ましても、時の政府に対して非難攻撃がある場合に、政治上の一時の興奮痛憤によつて、民主主義の敵であるところの直接行動をする、これがいかにも正義の士のごとく思われ、また一部においては軽薄にもこれを志士義人のごとく吹聴する者があるのでありまして、その結果が五・一五事件に相なつた、あるいは二・二六事件に相なつたというお説は、私はまことにごもつともであるのでありまして、ことに猪俣君は反対党の、野党の立場においてこの議論をなさることに深く敬意を表する次第でございます。直接行動に出る者に対し……

第19回国会 法務委員会 第56号(1954/05/15、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 ただいま佐竹君の御質疑は、最高裁判所の機構改革の問題であろうと思いますが、ただいまこの民事上告特例法を一年延ばしましたところで、その間に法制審議会において最高裁判所の機構問題について結論がつくという見込みがありませんものですから、それで今回民事訴訟法の一部を改正する法律案及び裁判所法の一部を改正する法律案を提出いたしました。最高裁判所の本来の使命と申しますか、ただいままで御質疑がありました憲法解釈の問題あるいは判例抵触の問題、また法令違反を名として上告をする事件も多うございますがゆえに、最高裁判所の仕事があまりに多くて、本来の使命に没頭することが困難であろうと思いますから、こう……

第19回国会 法務委員会 第57号(1954/05/19、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 ただいま佐竹君より、犬養前法相の逮捕請求を延期して任意捜査を継続すべしという意見は、今では消失しておるではないかという御質問でありましたが、私はいまなおこの理由は消失しておらないものと存ずるものでございます。
【次の発言】 文書の内容にわたりましては、ただいまこの問題は捜査中に属しておりまして、捜査の内容にわたることになりますから、この場合公表することは遠慮いたしたいと存じます。
【次の発言】 それが内容にわたつておりますがゆえに、ただいま申したように公表は差控えたいと存じます。
【次の発言】 ただいま佐竹君が御朗読になりましたのは、新聞紙にその要約が発表された文案でありますが……

第19回国会 法務委員会 第58号(1954/05/20、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 法務省設置法、検察庁法に基いて五つておるものと存じます。
【次の発言】 政府委員貝より説明いたさせます。
【次の発言】 ただいまお述べになりました通りと心得ております。
【次の発言】 ただいま御質問の意味を尊重して行きたいと思つております。
【次の発言】 原則といたしましでは、検察庁法十四条で個々の事件の取調べまたは処分することについて検事総長を指揮することができるのでございますが、普通の場合はこの但書を発動いたしておりません。
【次の発言】 場合によつてあり得るのでありますが、普通の場合は申出をそのままさせておるわけであります。それが当然であります。

第19回国会 法務委員会 第59号(1954/05/21、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 私が先般大磯の問題につきまして答弁中、ただいまのように、右翼の暴力行為があつた、また敗戦後左翼的の運動にも暴行になつて来たものがある、こういう意味を申し上げたつもりでありまして、極端なものは、右翼、左翼たるとを問わず、こういう暴力行為はいけないという意味で申上げたつもりであつたのでありますが、あるいは言葉がたらず、また表現がまずかつた点もあるであろうと思います。そういう意味で申し上げたのでありまして、今の憲法がさような極端なものであるという意味で申し上げたつもりではなかつたのであります。
【次の発言】 新憲法の民主主義ということをその中に含んでおるつもりは毛頭ないのでありまして……

第19回国会 法務委員会 第60号(1954/05/22、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 売春の取締りの法案のことにつきましては、こういうものを研究いたしているという引継ぎを受けたわけでございます。
【次の発言】 私がただいまお答えいたしましたのは、犬養前法相から、こういう売春対策協議会を開いて、この問題を研究いたしておりますと、こういう引継ぎを受けたのでございます。
【次の発言】 私の考えを申し述べてみたいと思います。この売春の問題というものは、古い問題でありますし、また新しい問題であるのでありまして、一面平凡な問題のようでありますが、しからずしてまた複雑な問題であります。これは売春の問題というものは、人類生存以来あることでありまして、一種の社会悪と申しますること……

第19回国会 法務委員会 第62号(1954/05/26、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 お答えいたします。先般も御質問がありました際にお答えいたしたのでございますが、こういう売春の行為というものはまことに悲しむべきことでございまして、またそういうものを業としておるという者に対しまして、これを絶滅する意思があるかないかということは、私は絶滅いたしたいと思つておるのでございます。事実上においてこういう問題はなかなか私どもの希望通りには参りませんが、精神はできるだけこういうものはなしにいたしたいという気持に至りましては、山本さんと同感を持つておるわけでございます。
【次の発言】 ただいまの山本君よりの、このまじめな問題がひやかし半分の問題になつているという点については、……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 社会労働委員会 第43号(1955/07/16、27期、自由党)

○加藤(鐐)委員 医薬分業の根本的思想に至りましては、これは医薬分業がよろしかろうと存じますが、実情に即していかなければならぬ。すなわち、これが調整の意味でございます。
【次の発言】 医薬分業は、世の中が進歩するに従いまして、だんだん分業になって参りますから、医薬分業も、いつかは分業にすべきものであると思っております。
【次の発言】 医薬分業は、これは定義というものはございませんけれども、常識による定義によれば、医者は診察をして薬剤師が調剤をするというのが常識であり、これが医薬分業であろうと思います。
【次の発言】 今度の提案の中に、処分せんを交付しなければならないということがある、これがその……

第22回国会 社会労働委員会 第44号(1955/07/18、27期、自由党)

○加藤(鐐)委員 これは先般御答弁申し上げたように、いろいろな病状によりまして、知らせることがいかぬということ、これが一番おもなる点であります。また具体的にというお話であれば、医師の調剤を受ける者に処方せんを書くというととは、むだな骨を折らせるということからであります。御承知のごとく、処方せんには向うの名前を書いたり、生年月日を書いたり、薬の名を一々書き、分量も書き、使用期限が幾日か、そして医者の住所氏名、いろいろな手続をしなければなりません。これは、そこで薬をもらうという者には、明らかに煩瑣な手続であると思うのであります。
【次の発言】 私の答弁の仕方が悪かったかもしれませんが、これは私が申……

第22回国会 社会労働委員会 第46号(1955/07/20、27期、自由党)

○加藤(鐐)委員 これがどうなるかは別といたしまして、われわれといたしましては、国会の権威によりまして、こういうことを明確にいたしておく方がいいと確信いたします。
【次の発言】 今申した通りでございますが、これは国会の議員の方々によりまして、軽重あるいは緩急ということは、御議論があることでございますが、私どもは、むしろこれを明確にいたしたいと思うのでございます。
【次の発言】 私がお答えをすると、少し違うかもしれませんが、ちょうど薬事法と同様に、今度の二十二条は、第二十二条の「薬剤師でない者は、販売又は授与の目的で調剤してはならない。」これに該当することであると思います。法制上の問題ですから、……

第22回国会 社会労働委員会 第47号(1955/07/22、27期、自由党)

○加藤(鐐)委員 はなはだ失礼でありますが、率直に申し上げますと、処方せん自体によりまして、その医師の技術がわかることもありますが、大家でありましても、平凡なる処方によってやることがあるのでございますがゆえに、これを外部の第三者が見て、たとい医師が見ましても、この処方が非常によいものであるか、悪いものであるかということは、その直接の病人を見なければ批判ができませんので、そこで、その処方を薬局へ持って参りましても、その方の知識の比較的少い人が、これがよい処置であるかどうかということを知ることは、すこぶる困難なことであると思います。
【次の発言】 あるところは、そういう部分もありますし、あるところ……

第23回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1955/12/07、27期、自由民主党)

○加藤(鐐)委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、委員長が選任されますまで、規則第百一条第四項により、委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいま小金君より提出されました動議に御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり〕
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって不肖私が委員長に当選いたしました。
【次の発言】 この際一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、委員各位の御推薦によりまして、当委員会の委員長の職につくことになりましたことは、まことに光栄に存じます。委員会の運営に当りましては、私まことにふなれでございますので……

第23回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1955/12/09、27期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  公職選挙法の一部を改正する法律案を議題といたします。本案につきましては、先会政府より提案理由の説明を聞きましたから、これから質疑に入ります。御質疑はありませんか。――御質疑がないようでありますから、質疑は終了いたしました。  次に、討論に入るのでありますが、通告がございませんので、これを省略して直ちに採決いたします。本案に賛成の諸君の御起立を願います。
【次の発言】 起立総員。よって本案は原案の通り可決するに決しました。  なお、本案に対する委員会報告書作成の件につきましては、委員長に御一任願いたいと存じます。御異議ありませんか。

第23回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1955/12/15、27期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  昨日本委員会に付託せられました公職選挙法の一部を改正する法律案を議題といたします。まず提出者より提案理由の説明を聴取いたします。参議院地方行政委員会理事、小林武治君。
【次の発言】 質疑はございませんか。――青木君。
【次の発言】 ほかにどなたか御質疑ありませんか。――島上君。
【次の発言】 御質問ありませんか。
【次の発言】 この際お諮りいたします。ただいまお聞きのごとく、青木君も、本案は諸般の情勢から今期中に審査を終るのは困難であるという御意見であったのであります。よって、閉会中もなお審査を継続いたしたいと存じます。御同意を得ますれば、この旨議長に……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1955/12/23、27期、自由民主党)

○加藤(鐐)委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、委員長が選任されますまで、規則第百一条第四項により、委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいま青木君より提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、不肖私が委員長に当選いたしました。
【次の発言】 この際一言就任のごあいさつを申し上げます。  このたび、委員各位の御推薦によりまして、前国会に引き就き、当委員会の委員長の職につくことになりましたことは、まことに光栄の至りに存じます。本委員会の重大なる使命にかんがみまして、浅学非才ではございます……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1956/02/07、27期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  公職選挙法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。
【次の発言】 本案は、第二十三国会に参議院が提出した議案でありまして、同会期中に本委員会において審査を終了するに至らず、今国会に継続いたしましたものでありますので、あらためて提出理由の説明を、聴取することを省略いたしまして、直ちに質疑に入ることにいたします。質疑の通告があります。順次これを許します。竹谷源太郎君。
【次の発言】 島上君。
【次の発言】 森三樹二君。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか。――別に御要求もないようでありますから、本日の質疑はこの程度にいたしておきます。

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1956/02/10、27期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  公職選挙法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。  本日は、去る七日の委員会の決定によりまして、本案について参考人より意見を聴取することといたします。  議事に入ります前に、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。御承知の通り、本案は、前国会におきまして参議院の地方行政委員会において起草提出され、参議院の議決を経て本院に送られたものでありますが、前国会におきましては、会期の関係上、本委員会における審査を終了するに至らず、閉会中の審査に付しまして、今国会に継続せしめ、目下鋭意その審査を進めておる次第であります。  本案の内容につきましては、……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1956/02/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  公職選挙法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。質疑の通告があります。順次これを許します。島上善五郎君。
【次の発言】 青木正君。
【次の発言】 ほかに御質疑がありませんか。――別に御要求がないようでありますから、本案に対する質疑はこれにて一応終了することにいたします。  なお、修正案の提出のごどきことがありました場合は、別途これについて御要求に応じて質疑を行うことといたします。  次会は明後十六日午前十時半より開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後零時二十七分散会

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1956/02/24、27期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  公職選挙法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。自由民主党の青木正君外十五名より本案に対する修正案が提出されております。ただいまより本修正案について議事を進めます。まず、提出者の趣旨弁明を求めます。小金義照君。
【次の発言】 本修正案について質疑の通告があります。順次これを許します。島上君。
【次の発言】 ただいま大村君の議事進行に関する御意見がありましたが、その後の理事会におきましても、総括質問はあれで終りまして、修正案に対する質疑が残っておるだけでありまして、きょう一日くらいにこれを済ましたいというつもりであったのでありますが、一つでき……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1956/02/27、27期、自由民主党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  この際都合により暫時休憩いたします。午後一時三十分より会議を開きます。     午前十時四十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  前会に引き続き、公職選挙法の一部を改正する法律案に対する青木正君外十五名提出の修正案を議題として、残余の質疑を継続いたします。井堀繁雄君。
【次の発言】 島上善五朗君。
【次の発言】 これにて本修正案についての質疑は終了いたしました。  ただいまより参議院提出原案及び青木正君外十五名提出の修正案を一括議題として討論に付します。討論は順次これを許します。青木正君。

第26回国会 社会労働委員会 第22号(1957/03/11、27期、自由民主党)

○加藤(鐐)委員 私はこの前自由民主党を代表いたしましてごく総括的に政府の所信をただし、また重複したる点があるかもしれませんが、世間、健康保険等に対しまして一部誤解しておるものもあるのでありまするがゆえに、まとめてこの機会において総理及び厚生大臣の御答弁を得れば幸いとするものであります。  第一に私が伺いたいことは、社会保障、ことに疾病における社会保障に対しまして政府は今後機構の拡大強化と申しまするか、内容の充実に力を注がなければならぬ、こう思います。この気持はよくわかっておるのでありますが、ことしの予算に見ましてもただいま御質問中にありましたように、いろいろ社会保障に力を入れておられることは……

第26回国会 社会労働委員会 第54号(1957/05/18、27期、自由民主党)

○加藤(鐐)委員 ただいま議題となりました地区衛生組織の育成に関する法律案について、その提案の理由を御説明申し上げます。  環境衛生の向上は、明朗快適な日常出活の源泉であり、国民生活の改善向上の基盤であります。しかるにわが国におきましては、従来種種の事情から環境衛生の分野が立ちおくれ、健康明朗な国民生活を実現するため、大きな支障となっているのがその現状であります。一方、公衆衛生の向上及び増進をはかるためには、行政施策と相待って、地域社会の住民が正しい理解に基いて、自主的に公衆衛生活動を推進することが不可欠の要件でありますが、わが国におきましては、きわめて一部の地域を除いては、このような見地から……

第28回国会 社会労働委員会 第5号(1958/02/12、27期、自由民主党)

○加藤(鐐)委員 ちょっとこれを読んでおりませんし、またお話しの半ばに入って参りまして聞き落したかもしれませんが、ちょっと伺います。二十四時間以後で手術をなさいまして、成功した例はあるのですか。
【次の発言】 これはどなたにお尋ねしていいか知りませんが、ここの参考資料の中の第三条に「輝雄文は火葬は、他の法令に別段の定のあるものを除く外」の別段の定めというのはどんなことが考えられますか。つまり一十四時間以前においても何か別段の定めがある場合ということがありますか、そういう法文がどこかにありますか。
【次の発言】 今お伺いしますと、萩原先生は、おそいほどいかぬ、早いほど効果があるということ、これは……


28期(1958/05/22〜)

第31回国会 議院運営委員会 第1号(1958/12/13、28期、無所属)【議会役職】

○加藤議長 このたび、各位の御推挙によりまして、不肖私、はからずも議長に当選いたしましたことは、まことに光栄に存ずるところであります。  今回、国会運営の正常化に関する両党門の申し合せに基き、新しい構想のもとにこの通常会に臨むに当りまして、今後議会政治の確立のために、国会運営の最高責任者として私に課せられたる責任に思いをいたすとき、その重大さを深く痛感いたすものでございます。二大政党下における国政の審議に当りましては、不文の法規にもひとしい慣行の順守に最善の努力を払い、国会運営の正常化に努め、国会の権威と品位を保持し、もって国政に対する国民の委託にこたえねばならないのでありますが、私は今後、議……

第31回国会 議院運営委員会 第5号(1959/01/23、28期、無所属)【議会役職】

○加藤議長 ただいまの池田君からの御質問にお答えいたします。新聞は私もちょっと見ましたが、私としては、国会運営につきましては、当委員会が唯一の諮問機関でございます。その委員会以外に、私が直属のなにを作ろうというような考えは持っておりません。新聞に出たことは、人の名前、それからどういうふうにするということも、私から申したことではないのであります。私は、唯一の諮問機関、御相談するのは、当運営委員会以外にないのであります。私は、今の新聞の記事はよくわかりません。
【次の発言】 ただいま申し上げたところで尽きておりますが、私にそういう話がありましたものですから、そういう議が国会法小委員会にあるやに承わ……

第31回国会 議院運営委員会 第11号(1959/02/05、28期、無所属)【議会役職】

○加藤議長 ただいま山本君からお話のありました通り、下中弥三郎さん外一名の方が先月末に私を御訪問になりましたことは事実でございます。しこうして、その内容に至りましても、ただいまお話のごとき内容でございまして、世界平和の宣言を一つやったらどうかというお話でありまして、御趣旨はごもっともでございますと言っておきましたが、これは政府及び参議院の議長にもその意見を申し述べるつもりであるというお話でございましたので、私は、いずれ議運の皆さんにも御相談をし、そうして参議院議長の方にもお話をいたして、皆さんのいろいろのお考えを伺ってみたいと思っておりましたわけでございます。急に急いでということでもなかったの……

第31回国会 議院運営委員会 第13号(1959/02/13、28期、無所属)【議会役職】

○加藤議長 先般、山本君からお話がありましたが、その後ここで御相談を願う機会も少しくなかったようにも思いますし、また、予算委員会で核非武装の問題もありましたので、これがごつちやになってもどうかと思いまして、控えておった次第でございますが、先般の御注意もあったものですから、御参考までにこの勧告文をちょっとお手元に配付したようなわけでございます。ただいまおっしゃるような問題は、これは、私というよりも、議運においてしかるべく御相談願ったらどうか、こう思っておる次第でございます。
【次の発言】 これは仰せのありますように、国会並びに政府とありまして、国会とある以上は、参議院の方の意見もまた伺ってみなけ……

第31回国会 議院運営委員会 第33号(1959/04/09、28期、無所属)【議会役職】

○加藤議長 さきに、当委員会の理事会で御決定いただきました、皇太子殿下へのお祝い品、梅原龍三郎画伯筆、ベニス風景の一点は、議員各位の名簿を添えて、目録で本日午前十時宇佐美宮内庁長官にお渡しいたして参りましたから、右御報告申し上げます。

第33回国会 議院運営委員会 第8号(1959/11/26、28期、無所属)【議会役職】

○加藤議長 先刻社会党からお話がございまして、そういう手続を踏みたいと思いましたが、時間的にその余裕がありませんので、この終了後さっそくその手続に入りたいと存じます。
【次の発言】 先刻申しましたように、時間の都合上おくれましたが、この終了後、できるだけすみやかに効果を上げたいと思っております。

第33回国会 議院運営委員会 第9号(1959/11/28、28期、無所属)【議会役職】

○加藤議長 佐々木君の御質問でございますが、国会の権威を保つがために万全の措置はとったつもりでありまして、ただいま警務部長から報告がありましたごとく、相当な要請はいたしてあるのであります。それから、ただいまの門を破って入りました者に対して、警察官の派遣は要請いたしましたが、警察官をもってこの入った者を外に出すということは、かえって事態を激化するもとではなかろうか。ことに議員の一部の人が、私どもの責任においてこれを退去させますからという申し入れがございました。もし、警察官を使ったならば、あるいは多数の群衆のことでございますがゆえに、かえってどうかと思いまして、自分たちがこれを退散させるから、こう……

第33回国会 議院運営委員会 第15号(1959/12/17、28期、無所属)【議会役職】

○加藤議長 去る十一月二十七日の国会乱入事件関係議員については、一面議員の身上に関し、他面国会の権威保持に関する重大な問題でもありますので、慎重の上にも慎重に検討して参りましたが、この際、遺憾なことではありますが、やむを得ない方々を本日の本会議において懲罰委員会に付することにいたします。
【次の発言】 私のことにつきましては、先般度々申し上げた通りでございます。

第33回国会 議院運営委員会 第16号(1959/12/21、28期、無所属)【議会役職】

○加藤議長 去る十七日の議事の運び方につきましては、十分でない点がありましたので、今後は注意いたします。

第33回国会 議院運営委員会 第18号(1959/12/23、28期、無所属)【議会役職】

○加藤議長 まことによく知っておりながら、そのとき間違いまして、これは侮辱する意味でも何でもございません。間違いでございますから、将来十分気をつけます。
【次の発言】 先刻濱地地方行政委員長より右様の申し出がありました。
【次の発言】 議案をどの委員会に付託するかということは、当委員会にお諮りいたしましてきまった委員会に付託をすることになっておりますので、ここで皆様におきめを願いたいと思います。

第33回国会 議院運営委員会 第20号(1959/12/26、28期、無所属)【議会役職】

○加藤議長 昨日、正木副議長から私あて辞表を提出されました。ただいま慰留中でございまして、辞表は私が持っております。  右、御報告申し上げます。
【次の発言】 ただいま佐々木君のお述べになりました意味の電話を、私は聞きました。
【次の発言】 そういうことをやられるならば――不信任案をやめるということであるならば、流血の惨、と、そういう意味であったと思います――があることを御承知おき願いたいという電話がありました。
【次の発言】 不穏当な言葉だと思いましたが、どういうわけか、電話でございますから、激高してそういうことを言うたのだろうと思っておりました。

第33回国会 議院運営委員会 第21号(1959/12/27、28期、無所属)【議会役職】

○加藤議長 正木副議長は、一昨日私の手元まで辞表を出されました。私が正木君の慰留をするのは当然のことでございます。そこで正木君の辞意はどうであろうとも、二日間私が保留するということで、今日まで保留をするということは、正木君も承知の上でございます。
【次の発言】 誠意をもって慰留に努めました。
【次の発言】 人の心の中はわかりませんが、とにかく、私が二日間御再考を願いたいと申しましたので、二日間これを――国会にそのことの承認を求めなくてもいいということになっております。
【次の発言】 私と二人の間の話でございます。
【次の発言】 御批判は自由でございますけれども、今まで一緒にやってきたものを、直……

第33回国会 懲罰委員会 第3号(1959/12/22、28期、無所属)【議会役職】

○加藤議長 去る十七日の本会議において、議長職権をもって議員淺沼稻次郎君、同岡田春夫君、同柏正男君及び同小林進君を懲罰委員会に付した理由について御説明いたします。  去る十月二十七日安保改定阻止第八次統一行動デモ隊の国会構内乱入の直前、無記章の陳情者が常に本院正門から入ることを許されないのみならず、しかも当時特別警備のため本院正門を閉鎖しておる状況であったにもかかわらず、議員淺沼稻次郎君、同岡田春夫君及び同柏正男君は、陳情代表団が、構内においては許されない旗を立てて本院正門から不法に進入するのをとどめることなく、これとともに入門し、また、議員岡田春夫君、同柏正男君及び同小林進君は、本院構内を旗……


各種会議発言一覧

25期(1952/10/01〜)

第15回国会 内閣委員会厚生委員会連合審査会公聴会 第1号(1953/03/11、25期、自由党)

○加藤(鐐)委員 議事進行について。恩給の問題はきわめて重大な問題でありますがゆえに、いろいろ質疑も多々あるであろうと思いますが、とにかくきようは公聴会でありますがゆえに、せめて午前中の三人のお方の公述を伺いまして、しかる後に質問に移られたらいかがかと存ずるのであります。一応質問の方は、三人の方が済むまでお待ちを願いまして、その後質問を継続されるように、動議を提出いたします。


26期(1953/04/19〜)

第19回国会 農林委員会農林災害対策に関する小委員会 第4号(1954/10/29、26期、自由党)【政府役職】

○加藤国務大臣 天候の観測、測候所の増設及びそれに関連すろ設備につきまして、それが災害、冷害、水害に非常に関係のあることは松岡君から熱心に述べられたところでありまして、私は深く傾聴いたしました。予算の関係もありますが、ただいまの御熱意に対しましては深く考慮いたしたいと存じます。
【次の発言】 ただいま気象の問題につきまして皆様から非常に熱心なる御意見の御発表がありました。私も今後これに対しまして非常な関心を持ちたいと思います。気象の問題につきましては、私は全然しろうとでございますが、中共の気象の連絡がないのをすこぶる遺憾に存じております。このごろ文化人があちらを訪問いたしました節に、この話を持……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/10/21
データ入手日:2024/10/20

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