このページでは鈴木正吾衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。鈴木正吾衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○鈴木(正)委員 過去二、三年会計検査院が指摘した不正もしくは不当というようなことについて、そのことをやつた役人がどう処分せられたかということを、この委員会に資料として提出してもらうというようなことは困難なことでしようか。そのままになつておるか、あるいはどう処分したかということを――会計検査院が指摘した不正行為に対する官吏を、各省がどう処分したかということの資料――最近二年間くらいの報告について、そういう資料は提出してもらえませんか。
【次の発言】 それじや二十四年度についても、こういうものはあるのですか。
【次の発言】 二十五年度のがここにあれば、この二、三年さきの二十四年度、二十三年度とい……
○鈴木(正)委員 一般会計と特別会計の中では、そういう融通は許されぬけれども、一般会計の中でも、庁の所属が違うのだから、そういう便宜がはかられるということは絶対にできぬと思うのですが、それはできるという解釈でいいのですか。
【次の発言】 その手続は済んでおるのですか。
【次の発言】 これをとりこわして、保安隊の方へ持つて行けばほんとうかもしれぬけれども、そうすることはむしろ国家に余分な経費をかけるからというような御説明があつたようですけれども、こういう官吏の裁量で国家の成規の規定を破るということはできぬはずだと思う。従つてこの問題については、その手続ありやいなやということが私は問題になると思う……
○鈴木(正)委員 関連して……。会計検査は、今どういうふうな方法でやつておるか。つまり現地調査、実地調査というようなことが大分ありますけれども、私の知り合いで、会計検査院で相当いい地位まで行つて、今やめている人から私が聞いている話だと、会計検査で現地調査にいつ出張するということを大分以前に通知して、そして検査される方から、それでは検査をする場所は、東北ならば花巻温泉のような温泉場とか料理屋を指定する。そこへ検査官が出て行つて、向うの持つて来た帳面か何かを検査をして、そして帰りの汽車賃は向うで買つてもらつて帰つて来るというような検査の仕方をやつておるということを、くろうと筋から聞いておるのですが……
○鈴木(正)委員 会計検査院が調達庁に関して指摘した、国家に与えた損害と思うものがどのくらいあるか、それが回収せられ、もしくは未回収で残つておるものがどのくらいあるかということは、今すぐにはわからぬかもしれないが、お調べになればすぐわかると思うので、次の機会までにお調べ願いたい。それから調達庁の万からは、今おつしやつたように、会計検査院はこう指摘してあるけれども、われわれの方では承知しがたい点があるということであるが、あなたの方で会計検査院の報告通りと認めた事件、金額がどのくらいあるか、それから現に回収進行中の金額がどのくらいあるか、それを次の機会までに書類にして出していただきたい。
○鈴木(正)委員 今のお話で、調達庁の中に二十六年度から監察官というものを設けて厳重に監査しておるというお話ですが、その監察官の業績といいますか、どういう成績をあげておるかということはおわかりになりますか。どのくらいの事件を扱つて、どのくらい国家の損になるのを食いとめ得たかということは、おわかりになりますか。
【次の発言】 言い訳の方を見ると、言い訳の仕方に、報告通り遺憾である、将来十分注意するという書き方、それから十分留意するという書き方と、遺憾である、今後留意する。これは文字の使い方で、何か多少注意の仕方に違いがあるのですか、下僚に対して注意を与えるときに……。それがわかると、このあとの全……
○鈴木(正)委員 今の御説明を聞いておつて私どもふに落ちないのですが、粉炭と中塊炭との規格がアメリカ軍と日本の商慣習が違い、アメリカ側では二十二ミリまでを中塊炭といい、日本側ではそういうものを粉炭と称しておる。そこに三ミリか五ミリの食い違いがあるようにぼくは聞いておつたのですが、そのことは契約の当初においておわかりになつておるはずだろうと思う。そこでこれによつて指摘せられたところを見ますと、日本の商慣習である粉炭で入札をしておつて、それを納めるときの価格は、アメリカの規格に従つて中塊炭で納めたというふうに考えられるわけですが、初めからその規格が違つておることがわかつておるのだから、中塊炭と粉炭……
○鈴木(正)委員 きよう私が本多大臣の御出席を願つた気持は、この間予算総会で私どもの仲間から、陳情政治をやめなければいかぬという問題が出ました。それから今日の実情からいうて、代議士は地方から出る陳情団の応接に悩まされて、ほんとうに国政審議をするいとまもないというほどの状況であります。このこと自体がすでに大きな問題だと思うのですけれども、こういうふうに地方からどんどん出て来る陳情団は、たいてい旅費宿賃、日当というようなものを地方の公の費用の中から持つて来る。これが今日の情勢からいうと、市町村、府県を通じてずいぶん巨額のものに上つておるだろうと思われるのであります。そういうことをやる根本原因は、今……
○鈴木(正)委員 これは方々で出て来るようだけれども、国家の負担としてはもつと安く行く道を講じようとするのに――軍というのはアメリカの軍のことだろうが、それが承知しないということは、軍当局とそういう支払いを受ける業者との間に何か変な関係でもあつて、それだけとつてもうけさしておるとか、わけ前をとつておるとかというようにしか解釈できぬのですけれども、アメリカ軍としても、日本の政府の負担を安くせしめることに協力するのがあたりまえと思うのです。今話を聞いておると、ここばかりでなくて方方にそういうことが出て来るようだけれども、一体そういう場合に、政府当局はそれをどういうふうに処理しておるのか。軍が承知し……
○鈴木(正)委員 今政府委員の説明の中に、二十五年より二十六年の方がそういう指摘せられる事項が少くなつたというお話でございます。これは大事な問題だと思います。そこで、できれば資料として出してもらいたいのだが、昭和二十三年ごろから各省別に、昭和二十三年には不正として指摘せられた事項がどれだけあつたか、昭和二十四年にはそれがどう減つたとか、どうふえたとか、二十三、四、五、六年くらいにわたつて、各省が検査院から不正もしくは不当と指摘せられた事項の数の増減表というものを、これは会計検査院、またわれわれの議論が政府にどのくらいの反省を与えておるかという一つのバロメーターにもなると思いますから、そういう数……
○鈴木(正)委員 けさの朝日新聞に――先ほども問題になつたようでありますが、決算書類はまず新聞社に発表する、漏らすというのが今までの慣例になつておるのですか。こういう問題はまず決算委員会に報告せられるべきものだと思うが、従来はどういうふうな関係になつておるのですか。
【次の発言】 見れば別に秘密文書というわけでもないと思いますが、こういうことが会計検査院長さんが知らない間に、われわれ委員の手にも渡らないうちに、新聞社のスクープ――新聞社はこういうことは大きなスクープだろうと思いますが、そういうことができるところに何か穴があるのじやないか。会計検査院の締りのないところがあるのじやないかというふう……
○鈴木(正)委員 議事進行について発言したい。十一日のこの会議の総意をもつて、決算の審議をするにあたつては、その当面の問題になる管轄の主管大臣にぜひ出て来るようにということを申し込んだ。私今日遅れて来たものだから、すでに大蔵大臣は出たけれども、何か用事があつて帰られたのかと思つていろいろ聞いてみたら、全然出て来ないということである。一体決算委員会を権威ある委員会たらしめようとわれわれみなが考えているときに、決算委員会の総意をもつて要求した大臣が、どういう理由で今日出て来なかつたのか。もしわれわれに納得のできる理由があつて来ないならばいいけれども、いろいろの用事にかこつけて出ない――たとえば今日……
○鈴木(正)委員 金曜日の大蔵省関係の決算について審議を途中で打切りました理由は、下僚の方からお聞きになつたろうと思います。その前の決算委員会で審議するときには、当該所管の大臣にぜひ出席を求めるということを、決算委員会の総意として政府に申入れた。あなたが何かの都合で出られなかつたから、それじや審議を打切ろうということで打切つたわけです。今審議いたしておることは、あなたがまだ民間にいらしたときの昭和二十五年度のことですから、あなたは何の責任もないことですけれども、しかしながら大蔵省の経理は、会計検査院の報告によりますと、大蔵省は各政府機関を通じて最大の不当不正及び是正事項を持つておるレコード・ホ……
○鈴木(正)委員 厳重な注意というのは、事実上どんなことをやるのですか。
【次の発言】 戒告なり訓告なり減俸なりというが、減俸なら少しはきくかもしれぬが、ただ口先で戒告とか訓告なんかは、今の役人にはかえるのつらに水をかけたようなことになりはしませんか。この関係当局の責任者に対する処分はどうなつておるかわかつておりますか。ここに書いた人は裁判にまわされたかもしれぬけれども、その上の責任者に対してはどういう厳重な処分をなすつているのか。
【次の発言】 それできき目はあつたのですか。
○鈴木(正)委員 それではここでひとつ聞いておきますが、官庁で悪いことをした者におしかりを与える、そのおしかりの段階はどういうふうになつているか。それが結局実際の役人の名誉とか職分にほんとうのおきゆうのすわる程度はどの程度になるのか。その段階をひとつ。こういうものを読んでもその程度がわからぬので……。
【次の発言】 その口頭の戒告というのが注意というやつですか。
【次の発言】 道義の高揚ということ、これは国民全体の道義を高揚しなければ、役人の非行も粛正されないというりくつも立つでしようが、官紀が紊乱しているということが道義高揚の非常に大きな支障になつているということも事実だと思います。今大臣は……
○鈴木(正)委員 超過勤務手当というものが、大分ここにたくさん出ております。一体実際にこれだけの超過勤務というものがあつたかどうかということについて、私どもは疑問を持ちます。もしこの超過勤務の時間だけは事実あつたとしたところで、役所の仕事はそれだけのことをしなければ始末がつかなかつたかどうかということについて、われわれは疑問を持ちます。この超過勤務手当というものは、多くの場合を聞いてみないとわかりませんが、役人が月給の足らぬところを、その名目において補うというのが大分あるように、私ども聞いておるわけです。ある役所で私現に見たのですけれども、昼から役所のすみで麻雀をやつておつた。これは今のことじ……
○鈴木(正)委員 それはどういう理由なのか、回収ができないというのは資力がないのか。
【次の発言】 今のような問題は聞かれるにきまつている問題なんだから、ぼくがこの間から政府委員の勉強が足りぬというのはそこのところなんです。ほかのところではどんな質問がどう出るかわからぬけれども、決算委員会では、もう想像し得る問題の範囲というものはきわめてわずかで、全体としてこれは結局どのくらいの国家の損害になつたか、処置はどういうふうにとつておるかということが質問されるのは当然のことだと思う。それに対して何らの答弁の用意がないということをぼくは不勉強だというのです。決算委員会に出て来る政府委員はもう少し勉強し……
○鈴木(正)委員 私今の農林大臣の御発言に関連して要求したいことがあります。これはこの前も要求しておいたことなんですが、いつも関係資料というものがその日になつて配られる、こういうことではほんとうの審議はできはせん。これから審議に移るのは政府機関としては商工省を初め七省、それから政府関係の機関では専売公社、国有鉄道、公団、復興金融金庫等七つ指摘せられておる。不正不当というような事件の数で、なお残つておるのが四百七十七件ということになつております。私はこの際この委員会の名において、残つた各省各機関に対して、この委員会に提出すべき資料を前日の朝でなしに、とつくにこつちへ渡しておけ、そうしなければはつ……
○鈴木(正)委員 内閣総理大臣に出てもらいたいと思ったがだめ、それじゃ赤城さんに出てもらいたいと思ってしつこく要求しておったがこれもだめだということで、私今おいでになっておる総務長官を決して答弁不足というわけじゃございませんけれども、人間は数字のごとし、置きどころによって値を異にするということがございます。つまり私は総理大臣から総理大臣としての返答を得たいという気持でおったのですけれども、どうしても都合がつかないと言われれば、この場合やむを得ないので、私の申し上げることを一つ内閣全体の問題として、取り上げていただきたいということを前提としてお尋ねしたいと思うのであります。 妙なことをお伺いす……
○鈴木(正)委員 決算委員会から見た防衛庁の国費の使い方には、過去において中古エンジン事件とか、ぼろぐつ事件というような幾多の不明朗な問題がありました。今ここで取り上げられた問題、すなわち防衛庁がすでに国防会議の内定を得たという了解のもとに着々その実現に向って事務的措置を進めつつある次期の主力戦闘機グラマン社のF11F―1F、すなわちスーパー・タイガー機購入の件に関して、巷間伝うるところによりますと、いわゆる死の商人の猛烈な暗躍が行われ、それにおどらされた一部要人の周辺にも汚職の暗雲が低迷しておるとか、あるいは国防会議の審議の過程において文民優先の大精神がじゅうりんせられ、軍部――軍部と言うの……
○鈴木(正)委員 あなたの話を内局の人がまとめて、それを資料として国防会議の事務局に提出する段取りですね、その段階において機種選定というような重大な問題について国防会議に提出する書類は、結局最後的にあなたの目を通していくべき筋合いだと思いますけれども、内局で話し合って、内局から直ちに国防会議の事務局の方にその資料を提出して、あなたの最後の検閲を受けずにそういう書類が回るのですか。つまり国防会議に提出せられる防衛庁側の資料というものは資料として出されるのは口頭でないにきまっている。その資料というものは幕僚長の最後の検閲、目を通さずして直ちに国防会議事務局に提出せられるものかどうか、その手続をちょ……
○鈴木(正)委員 今回の勤務評定反対全国統一運動において社会党がリーダーシップを握らず、事実はどうかわからぬけれど、よそ目にはよろめきつつこれに追随したというふうに見えますことは、日本の民主政治のためにまことに残念なことと思うのであります。もし、議会を通してその政治的意図を達成することを表看板としておる社会党が、この運動の主導権を握っておったなら、この運動はもっと平和的に、もっと民主的に推進せられたであろうと惜しまれてなりません。今度の勤評反対闘争が、ゼネストによる革命への予行演習ではないかと見られるような険悪な様相を呈するに至ったのは、総評がその子弟の登校を阻止するという非常手段に訴えて、日……
○鈴木(正)委員 私は静岡県下における台風二十二号の被害調査について御報告申し上げます。 調査班は、十月一日、二日にわたり、伊豆半島の狩野川周辺及び伊東市付近の被害調査を行なったのであります。調査委員は、私のほか農林委員会からは松浦周太郎委員長、松岡嘉兵衛委員、神田大作委員、建設委員会からは佐藤虎次郎委員、石川次夫委員、社会労働委員会からは伊藤よし子委員、現地参加として山田彌一委員、久保田豊委員の九名であります。 戦後最大といわれる台風二十二号は、去る九月二十六日伊豆半島をかすめ、江ノ島から関東地方に上上陸したのであります。この台風はいわゆる雨台風であり、東海道以東、関東に至る各地に記録的……
○鈴木(正)委員 この際ちょっとお伺いしておきたい。これは法務省だけの問題ではない。各省の問題だと思うんです。今指摘せられておる案件は一件です。けれどもこの指摘せられた一件だけの問題にとどまらず、検査院の指摘を受けずに、法務省自体で発見した不正とか不当とかいうような問題があるはずだろうと思うんですけれども、会計検査院で指摘したものだけがこの決算委員会の問題にいつもなっておる。けれども会計検査院の指摘以外にちっとも不当不正がないというようなことはあるべきはずのものじゃなくて、各官庁において自分で発見して自分で是正した問題がなければならぬはずだと思うんですけれども、そういうことは一体あるのですか、……
○鈴木(正)委員 会計検査院の方にお尋ねしたいのですが、会計検査院の検査書類を見ますと、大体金の使い方が不正であるとか不当であるとか、そういう点に重点を置いた検査をせられておるようでありますが、私は、予算の款項目と分れておる、その流用が日本の会計を紊乱する一つの原因になっておると思っておるのです。その項目の流用というようなことについて、検査院はお調べになっておるのでございましょうか。
【次の発言】 その大蔵省の承認を得て流用したというような件数が、一年間にどのくらいあるものですか。
【次の発言】 委員長にお願いして、資料として出してもらいたいと思いますが、その款項目の流用の承認を得た件数が各省……
○鈴木(正)委員 ちょっと簡単なのですが、今のお話で、防衛庁の随意契約は、私は単に防衛庁だけの問題ではなしに、日本の公金を監督するという大事な責務からいって、われわれは痛感しておるのですが、公入札でやることが正しいということは、原則論としてはそうなんですが、その公入札自体が私は正しくないと思うのです。伊能長官なんか、その方面については十分御経験のある方だろうと思うのですけれども、公入札という形をとって、今の公入札で談合ならざるものなしというのが現状じゃないでしょうか。そこで私は、この国家の費用のうちで、公入札で行われる事業の金額、件数というものが非常に多い。ここにちょっとでも不正なこと、談合等……
○鈴木(正)委員 会計検査院にお尋ねいたしたいのですけれど、年末になって予算を使い切るために無用の出張旅行というのがあるということは、もう長い間の慣習になっております。それを何とかして食いとめることはわれわれの大事な責務だと思いますけれども、それと少しケースを異にした問題でお伺いをしたいことがあるのです。 私、最近北海道を五日ほど旅行いたしました。その各地において演説会を十二回ほどやったのです。その至るところで聞いた話ですが、去年の暮れあたりから道庁の役人がいわゆる出張旅行と称して各地を回って、そして事実上は選挙運動をやっておると思われるような行動があった、ことにこの年度末において、それがか……
○鈴木(正)委員 あの文書の重要性、信憑性が一番大きな問題になっている。僕は日本の役所の通弊として、秘密とか極秘という判をべたべた押すくせがついていると思う。僕はそれがほんとうの秘密文書であるかどうかということにも疑問を持っているのですけれども、あの一包みの書類を最も極秘の件数と鑑定している一番大きな問題は、レーダーの性能の問題でありますが、専門的に見て果して秘密に属するかどうか。日本じやまだあまり進んでおらぬから秘密だと思っていることが、外国の専門雑誌には公けのこととして発表されていることもたびたびある。それがそうだと言うのではないけれども、その文書は大蔵省にはあるはずだから、大蔵省からその……
○鈴木(正)委員 志免炭鉱払い下げのそのことというよりは、政府が今度志免炭鉱を払い下げるについての根本方針といいますか、それについてお伺いしたい。 志免炭鉱の払い下げ理由については、われわれの聞くところによれば、赤字が出て困るから払い下げると言うたときもあるし、埋蔵量がもう先が見えておるからやめるというふうな理由のときもあったし、それから国鉄は運輸に専念すべきものであって、余分な仕事などをしない方がいい、そういう理由で払い下げることにしたというような、いろいろなことを聞いておるのですけれども、 一体政府が国有財産を払い下げるに至った根本方針――社会主義経済の上からいえば、生産手段の公有、公営……
○鈴木(正)委員 ちょっと関連して……。私社会教育というものが大事なことはよくわかっているつもりですが、その社会教育の中に政治教育というものをもう少し重点的に扱ってもらいたいということを絶えず思っておるのです。民主社会を作るとか民主政治を巧みに運用するというような基本の問題に、政治教育というものがほんとうに行き渡っていない。今主事の講習内容というようなことを聞きましたけれども、もう少しそういうものの中に政治教育、選挙教育といいますか、今のような選挙を続けていく限り日本の民主社会なんてうまくいかぬのはきまっているので、そういうように政治教育にもう少し重点を置こう、そういうことに力を注ごうという気……
○鈴木(正)委員 参考人に対する質問の時間は加わっていないわけだな。
【次の発言】 一時間十何分というだけだろう
○鈴木委員長 これより決算委員会を開会いたします。
この際一言ごあいさつを申し上げます。
私、今回はからずも決算委員長に選任せられ、その責任の重きを痛感いたしておる次第であります。第二十九回国会以来理事として当委員会の審査及び調査に携わって参ったとはいえ、まことに微力であります上、委員会の運営等につきましては全くふなれでございまして、何かと不行き届きの点も多々あろうと存じますが、委員各位の御理解ある御協力並びに御鞭撻によりまして、この重責を大過なく果すことができますれば幸いであります。何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。当……
○鈴木委員長 決算委員会を開きます。
まず、国政調査承認要求の件についてお諮りいたします。
今国会におきましても、決算の適正を期するため、国政に関する調査をいたしたいと存じます。調査する事項といたしましては、前国会と同様、歳入歳出の実況に関する事項、国有財産の増減及び現状に関する事項、政府関係機関の経理に関する事項とし、調査の方法は関係各方面より説明の聴取、資料の要求等をいたしたいと存じます。
以上によって国政調査を行なうこととし、衆議院規則第九十四条により議長に承認を求めるに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決定いたしました。
○鈴木委員長 決算委員会を開会いたします。
まず、昭和三十二年度物品増減及び現在額総計算書を議題として、概要説明を求めます。
本件は去る二月十四日提出されたものでありますが、以後委員会の審査の都合上概要説明を求める機会がなく、今日に至っておりますので、昭和三十二年度決算の所管別の審査に入ります、この機会に説明を求めることにいたします。
大蔵政務次官奧村又十郎君。
【次の発言】 次に、検査院当局より説明を求めます。検査院事務総長大沢実君。
【次の発言】 この際、晴れ三十一年度決算の取扱いについてお諮りいたします。
前国会閉会中、当委員会といたしましては閉会中審査小委員会を設け、昭和三十年……
○鈴木委員長 これより決算委員会を開会いたします。
この際、委員西村君から、過日報告せられた視察旅行の件につき、追加報告したき旨の要求があります。これを許します。
西村君。
【次の発言】 次に、昭和三十二年度決算外三件を議題として審査を進めます。
まず、前会保留となっておりました大蔵省所管中、理財局関係について発言の通告がありますので、これを許し
ます。
小川豊明君。
○鈴木委員長 これより決算委員会を開会いたします。
小委員会設置についてお諮りいたします。
国有財産の増減及び現状に関する調査のため、小委員十名よりなる小委員会を設置いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。
ただいま設置いたしました小委員会の小委員及び委員長の指名、委員異動等による小委員の補欠選任の取り扱いにつきましては、いずれも委員長に御一任願いたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さように取り扱うことに決しました。
なお小委員及び小委員長につきましては、追って公報をもって指名い……
○鈴木委員長 開会いたします。
昭和三十二年度決算外三件中、防衛庁、調達庁所管について審査を進めます。
赤城防衛庁長官が発言を求められておりますので、この際これを許します。
赤城防衛庁長官。
【次の発言】 次に、質疑の通告がありますので、これを許します。山田長司君。
【次の発言】 田中彰治君。
【次の発言】 神近市子君。
【次の発言】 ちょっと申し上げます。防衛庁長官は、予算委員会の方へ出てくれという要求が今きております。それで、関連質問がまだ二人あるわけですから、なるべく簡単明瞭に……。
【次の発言】 淡谷君、簡単に願います。
○鈴木委員長 これより開会いたします。
この際、先般の委員会において設置を決定し、小委員、小委員長の指名を委員長に御任願っておりました、国有財産の増減及び現況に関する調査小委員会の小委員及び小委員長を指名いたしましたので、御報告いたします。
小委員として、
井原 岸高君 押谷 富三君
鹿野 彦吉君 鈴木 正吾君
田中 彰治君 高橋 禎一君
小川 豊明君 森本 靖君
山田 長司君 西尾 末廣君の諸君を、小委員長には田中彰治君を指名いたしました。
【次の発言】 昭和三十二年度決算外三件中、調達庁についての審査を進めます。
質疑の通告があります。順次こ……
○鈴木委員長 決算委員会を開会いたします。
昭和三十二年度決算外三件中、科学技術庁所管を議題として審議を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。
神近市子君。
【次の発言】 神近さん、大臣の時間が十一時四十分までだそうですから、大臣に御質問があれば集中的にお願いしたいと思います。
【次の発言】 それではよろしゅうございます。大臣に聞かしておきたいという御趣意でほかの御質問をなすっているのならいいけれども、もし大臣に主として御質問になるなら、時間があるからということをちょっと申し上げただけです。
【次の発言】 西村君のただいまの要求に対しましては、決算委員長として関係当局に申……
○鈴木委員長 これより会議を開きます。
昭和三十二年度決算外三件を議題とし、本日は文部省及び厚生省所管について審査を進めます。
まず、文部省所管について会計検査院当局の説明を求めます。
保岡第二局長。
【次の発言】 次に、質疑に入ります。質疑の通告がありますので、これを許します。
小川豊明君。
【次の発言】 淡谷悠藏君。
【次の発言】 淡谷君、専従の問題については、今隣の文教委員会でやることになっていて、文部大臣の出席を待っておるそうですから……。
【次の発言】 なるべく至急に願います。
【次の発言】 西村君の御提案に対しては、その旨を事務当局をして向こうに催促さしておりますが、まだ返……
○鈴木委員長 これより会議を開きます。
この際、連合審査会開会申し入れの件についてお諮りいたします。
来たる十一日午前十時より科学技術振興対策特別委員会においてコールダーホール改良型原子炉の安全性に関する問題について、参考人より意見を聴取する予定になっておりますが、当委員会といたしましても、本件と関連がありますので、先ほどの理事会の申し合わせにより、科学技術振興対策特別委員会に連合審査会の開会を申し入れたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
○鈴木委員長 これより会議を開きます。
昭和三十二年度決算外三件中、防衛庁所管について審査を進めます。
質疑の通告がありますのでこれを許します。
田中彰治君。
【次の発言】 ただいまの田中君の要求に対しましては、理事会で相談の上決定いたします。
【次の発言】 小出君、出すことができますか。
【次の発言】 山田君。
【次の発言】 ちょっと御報告申し上げますが、三時二十分ごろ本会議が開かれる予定だそうです。非常に重要な議案を審議するのですから、御質問なども大体それを御了承の上でやっていただきたいと思います。
【次の発言】 森本君。
【次の発言】 残余の質問は次会に継続することといたしまして、……
○鈴木委員長 これより会議を開きます。
昭和三十二年度決算中、農林省所管、特に食糧庁関係について審査を進めます。
この際、委員長より会計検査院当局にお尋ねいたしますが、最近検査院の検査により、食糧庁が民間倉庫に寄託した食糧の管理が当を得ないため、多量の米麦が保管業者等によってほしいままに処分せられていたことが判明したと聞いておりますので、この点について検査第四局長より詳細な御説明を求めたいと存じます。
宇ノ沢第四局長。
【次の発言】 ただいまの検査院側の説明に対し、食糧庁当局より発言がありますればこれを許します。
【次の発言】 質疑の通告があります。順次これを許します。
森本靖君。
○鈴木委員長 会議を開きます。 昭和三十二年度決算中農林省所管、特に食糧庁関係について審査を進めます。 発言の通告があります。順次これを許します。 小川豊明君。
○鈴木委員長 決算委員会を開会いたします。 これより歳入歳出の実況特に防衛庁の航空機購入問題について証人に証言を求むることにいたします。御出頭になられました証人の方々は吉田義人君、永野喜美代君ですね。 証言を求める前に証人に一言申し上げます。昭和二十二年法律第二百二十五号、議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律によりまして、証人に証言を求める場合には、その前に宣誓をさせなければならないことと相なっております。宣誓または証言を拒むことのできるのは、証言が、証人または証人の配偶者、四親等内の血族もしくは三親等内の姻族または証人とこれらの親族関係にあった者及び証人の後見人または証人の後見を……
○鈴木委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求の件についてお諮りいたします。
今国会におきましても、決算の適正を期するため、国政に関する調査をいたしたいと存じます。調査事項といたしましては、前国会と同様、歳入歳出の実況に関する事項、国有財産の増減及び現況に関する事項、政府関係機関の経理に関する事項とし、調査の方法は、関係各方面より説明の聴取、資料の要求等をいたしたいと存じます。
以上によって国政調査を行なうこととし、衆議院規則第九十四条により議長に承認を求めるに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決定いたします。
この際、暫時休憩いたします。
……
○鈴木委員長 これより開会いたします。昭和三十三年度決算がすでに提出せられておりますが、例年検査院の批難手項に対する関係責任者の処分状況調べの提出を求めておりますので、今回も昭和三十三年度決算についての調べの提出を求めたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように取り計らうことに決しました。
【次の発言】 次に、昭和三十二年度決算外三件中、農林省所管について審査を進めます。
質疑の通告があります。これを許します。小川豊明君。
【次の発言】 委員諸君に御相談しますけれども、この決算の三十二年度をなるべく早く上げたい。今問題になっておりますのは、三十三年……
○鈴木委員長 これより会議を開きます。昭和三十二年度決算外三件中、通商正業省及び運輸省所管を順次議題とし、審査に入ります。まず、通商産業省所管について、会計検査院当局より説明を求めます。宇ノ沢第四局長。
【次の発言】 次に、通商産業省当局より発言を求められておりますので、これを許します。原田政務次官。
【次の発言】 これより質疑に入るはりでございますけれども、別に質疑もございませんので、本件に関する審議はこれをもって終わります。
【次の発言】 暫時休憩いたします。
午前十時五十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
運輸省所管について、会計検査院当側の説明を求めます……
○鈴木委員長 これより会議を開きます。
昭和三十二年度決算外三件を議題とし、審査を進めます。
この際、田中委員より発言を求められておりますので、これを許します。田中彰治君。
【次の発言】 小室君、提出できますか。
【次の発言】 小室君に対する資料の要求はそれだけですか。
【次の発言】 これは出せますか。
【次の発言】 資料提出の要求は、これにて終わりました。
田中君及び小川君の発言の趣旨については、委員長より適当に処置いたします。……。
【次の発言】 次に、昭和三十二年度決算外三件中、郵政省及び労働省所管を順次議題とし、審査を進めます。
まず、郵政省所管について、会計検査院当局の説明を……
○鈴木委員長 これより会議を開きます。
昭和三十二年度決算外三件中、建設省所管及び外務省所管を順次議題とし、審査を進めます。
まず、建設省所管にっいて、会計検査院当局の説明を求めます。白木第三局長。
【次の発言】 次に、質疑に入ります。質疑の通告がありますので、順次これを許します。小川豊明君。
【次の発言】 神近市子君。
【次の発言】 建設省所管についての審議は、この程度にとどめます。
【次の発言】 この際、田中委員から発言を求められておりますので、これを許します。田中彰治君。
【次の発言】 さよう取り計らいます。
【次の発言】 次に、外務省所管に入ります。外務省所管につきましては、会計検……
○鈴木委員長 これより会議を開きます。
昭和三十二年度決算外三件を議題といたします。
田中彰治委員より発言を求められておりますので、これを許します。田中君。
【次の発言】 理事会でいずれとくと相談した上、今の田中君の御発言に善処いたします。……。
【次の発言】 次に、昭和三十二年度決算外三件中、裁判所及び法務省所管を順次議題とし、審査を進めます。
まず、裁判所所管について、会計検査院当局より説明を求めます。保岡第二局長。
【次の発言】 この際、国会法第七十二条による最高裁判所長官の指定する代理者、最高裁判所事務総長横田正俊君及び同事務総局経理局長栗本一夫君より、出席発言を求められておりま……
○鈴木委員長 これより会議を開きます。
昭和三十二年度決算外三件中、日本国有鉄道及び日本専売公社関係を順次議題とし、審査を進めます。
まず、日本国有鉄道関係について、会計検査当局より説明を求めます。平松第五局長。
【次の発言】 次に、日本国有鉄道当局より発言を求められております。これを許します。吾孫子副総裁。
【次の発言】 これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので、順次これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 森本靖君。
【次の発言】 次に小川豊明君。
○鈴木委員長 これより会議を開きます。
昭和三十二年度決算外三件中、日本電信電話公社関係を議題とし、審議を進めます。
まず、会計検査院当局より説明を求めます。平松第五局長。
【次の発言】 次に、日本電信電話公社当局より発言を求められておりす。これを許します。大橋総裁。
【次の発言】 続いて質疑に入ります。質疑の通告がありますので、順次これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 それは何年と何年の…。
【次の発言】 出せますか。
【次の発言】 森本靖君。
【次の発言】 出してもらいます。
【次の発言】 きょうのこの委員会は、大体一時までで打ち切りたいと思います。
○鈴木委員長 これより会議を開きます。
昭和三十二年度決算中、日本開発銀行及び日本輸出入銀行関係を一括して議題とし、審査を進めます。
まず、会計検査院当局の説明を求めます。平松第五局長。
【次の発言】 これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので、順次これを許します。小川豊明君。
【次の発言】 見えておらぬそうです。
【次の発言】 淡谷君。
【次の発言】 全く同感でございます。そういうような手続をとって、各関係省に早く資料を出すように催促いたします。
【次の発言】 きょうは一時までに大体切り上げたいと思いますから、そのつもりで御質問を願います。久保君。
○鈴木委員長 これより会議を開きます。
去る二月十九日、本委員会に付託になりました昭和三十三年度一般会計予備費使用総調書(その2)、昭和三十三年度特別会計予備費使用総調書(その2)、昭和三十三年度特別会計予算総則第十四条に基づく使用総調書、昭和三十三年度特別会計予算総則第十五条に基づく使用総調書、昭和三十四年度一般会計予備費使用総調書(その一)、昭和三十四年度特別会計予備費使用総調書(その一)、以上六件を一括議題とし、大蔵省当局より各件についての説明を求めます。大蔵政務次官奧村又十郎君。
【次の発言】 資料の要求があります。小川豊明君。
○鈴木委員長 これより決算委員会を開会いたします。
昭和三十三年度一般会計予備費使用総調書(その2)外五件を一括して議題とし、審査を進めます。質疑の通告があります。これを許します。小川豊明君。
【次の発言】 ほかに御発言がなければ、以上をもって質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、討論に入る順序でありますが、通告もありませんので直ちに採決に入ります。
昭和三十三年度一般会計予備費使用総調書(その2)、昭和三十三年度特別会計予備費使用総調書(その2)、昭和三十三年度特別会計予算総則第十四条に基づく使用総調書、昭和三十三年度特別会計予算総則第十五条に基づく使用総調書、昭和三十四年度一般……
○鈴木委員長 開会いたします。
昭和三十三年度決算の審査方針についてお諮りいたします。
かねて理事各位とも御相談いたしておりましたが、昭和三十三年度決算の所管別審査を行ないます際には、必ず当該省庁の大臣の出席の上で審査を進めること、及び参考資料の提出は、半該省庁の審査を行なう前回の委員会までには提出を完了すること、以上二点を審査方針として決定いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり]
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。
ただいま御決定のありました審査方針は、各省庁の大臣あて通知するとともに、この趣旨に沿うよう取り計られたい……
○鈴木委員長 これより決算委員会を開会いたします。
国政調査承認要求の件についてお諮りいたします。
当委員会といたしましては、国会の決算審議に関し、調査を行ないたいと存じますので、調査する事項として国会の決算審査に関する事項、調査の目的としては、決算審査の適正を期するためとして、すでに承認を得ております国政調査事件に追加して議長の承認を求めたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
「異議なし」と呼ぶ者あり〕
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。
なお、調査の方法は、すでに承認済みのものと同様として申し出ることにいたします。
○鈴木委員長 これより決算委員会を開会いたします。 前会に引き続き、国会の決算審査に関し、参考人より御意見を伺うことにいたします。 本日御出席いただきました参考人は、東京都立大学助教授小島和司君、東京大学教授杉村章三郎君の御両名であります。参考人各位には、お忙しい中を御出席いただき、まことにありがとうございました。 国会の決算審査に関しましては、新憲法となりましてからも、第一回及び第七回国会において取り上げられ、参考人の方々より意見を聴取するなど、種々検討を加えられたのでありますが、まだその結論を得ておりません。 当委員会におきましては、国会が国権の最高機関となり、特に財政に関しては、……
○鈴木委員長 これより決算委員会を開きます。 前会に引き続き、国会の決算審査に関し、参考人より御意見を伺うことにいたします。 本日御出席いただきました参考人は、行政審議会会長代理今井一男君、京都大学教授大石義雄君のお二人であります。参考人各位には、お忙しい中を御出席をいただき、特に大石参考人には遠路のところお時間をさいていだだきまことにありがとうございました。 国会の決算審査に関しましては、新憲法となりましてからも、第一回及び第七回国会において取り上げられ、参考人の方々より意見を聴取するなど、種々検討を加えられたのでありますが、いまだその結論を得ておりません。 当委員会といたしましては……
○鈴木委員長 これより決算委員会を開会いたします。 国会の決算審査に関する件について、調査を進めます。 本日は、大蔵省主計局より中尾総務課長、末廣司計課長が出席されております。 御出席の諸君に申し上げます。すでに御承知のごとく、当委員会は、国会の決算審査に関し検討を進めておりますが、本日は政府側の関係者として諸君の出席をいただき、大蔵省側としての説明ないしは見解をお示しいただきたいと存じます。御発言をいただく点は、あらかじめお渡しいたしてあります「国会の決算審査に関する諸問題」に掲げられてあります諸点を中心として、特に決算の確定の問題、検査院の未確認部分と財政法第四十条の提出の問題、憲法……
○鈴木委員長 決算委員会を開会いたします。 国会の決算審査に関する件について調査を進めます。 本日は、会計検査院より大沢事務総長が出席されております。この際、事務総長に申し上げます。すでに御承知のごとく、当委員会は、国会の決算審査に関し、検討を進めております。前回の委員会におきましては、本件について大蔵省側の見解をただしております。本日は、事務総長より、検査院としての御説明または見解をお聞かせいただきたいと存じます。御発言いただく点は、あらかじめお渡ししております「国会の決算審査に関する諸問題」に掲げております諸点を中心として、特に会計検査院に関係のある点について、御発言いただきたいと存じ……
○鈴木委員長 これより開会いたします。 国会の決算審査に関する件について、調査を進めます。 本日は、内閣法制局より、第一部長山内一夫君が出席されております。 山内政府委員に申し上げます。すでに御承知のごとく、当委員会は、国会の決算審査について検討いたしております。先週の委員会におきましては、大蔵省側の出席を求め、その見解を聴取いたしたのでありますが、その際、大蔵省側としては、法律解釈に及ぶ点については意見を差し控えたいとの発言をされ、その点については触れておりませんので、本日は、内閣において、法制について調査、研究に従事しておられる法制局としてのお立場から、あらかじめお渡しいたしてありま……
○鈴木委員長 これより会議を開きます。 国会の決算審査に関する件について調査を進めます。 本日は、国立国会図書館専門調査員佐藤達夫君が出席されております。 佐藤君に申し上げますが、当委員会は、目下国会の決算審査について調査、検討中であります。本問題につきましては、すでに御承知のように、第一回国会、第七回国会において検討を加えられておりますが、いまだその結論に達するに至っておりません。第七回国会の際には、当時、法務府法制意見長官の職におられましたが、参考人として決算委員会に御出席いただき、御意見を拝聴いたしております。しかし、現在の決算委員は、当時の委員と全くかわっておりますので、重複につ……
○鈴木委員長 決算委員会を開会いたします。 昭和三十一年度及び昭和三十二年度決算、昭和三十一年度及び昭和三十二年度国有財産関係四件、昭和三十二年度物品関係一件、以上七件を一括して議題とし、審議を進めます。 内閣総理大臣岸信介君が出席されております。かねての理事会において御了承をいただいておりますので、この際、委員長から総理に対し、綱紀粛正その他の問題について所信をただしたいと存じます。 すなわち、本日昭和三十一年度及び三十二年度の決算の締めくくりの審議を進めるにあたり、私が決算委員会を代表して、特に二つの点について岸総理の所信を伺いたいと存じます。 その第一は、政府職員の綱紀粛正の問題……
○鈴木委員長 これより会議を開きます。 閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。 第三十四回国会も本日をもって終了いたしますので、当委員会に付託になっております案件全部、すなわち、昭和三十三年度決算、昭和三十三年度国有財産増減及び現在額総計軍事、昭和三十三年度国有財産無償貸付状況総計算書、及び昭和三十三年度物品増減及び現在額総計算書、以上の各件を閉会中も引き続き審査を続けたいと存じます。 また、歳入歳出の実況に関する件、国有財産の増減及び現況に関する件、政府関係機関の経理に関する件、及び国会の決算審査に関する件につきましても、同様調査を続けたいと存じます。 以上の各件について閉会……
○鈴木委員長 これより会議を開きます。 昭和三十三年度決算の審査に入るに先立ちまして、お諮りいたしたいことがあります。 御承知の通り、本委員会におきましては、先国会におきまして、国会の決算審査に関する件を取り上げ、国会の決算審査のあり方について根本的検討を加えるため、参考人等より意見を聴取する等、鋭意その検討を党派を越えて行なって参ったのでありますが、去る四月二十七日の理事会におきまして、次のような決算の審査方針並びに決算審査に関する運営方針を、与野党一致をもって決定いたしました。 すなわち、 決算の審査方針 決算審査にあたっては、従来の会計検査院の検査報告中心の審査方法を改……
○鈴木(正)委員 去る十三日の図書館運営小委員会において審議いたしました諸事項について、御報告申し上げたいと思います。 まず第一は、図書館法第十一条の規定に基づいて、国立国会図書館の昭和三十四年度業務の経過について、副館長から報告を聴取し、これを審査いたしました。 副館長の報告の要旨は、お手元に印刷して配付いたしておりますので、簡単におもな点を二、三申し上げますと、第一点は、昭和三十四年六月一日付で全面的な組織の改正を行ない、また、これに関連する人事異動を行なって、図書館の機能の調和発展をはかったこと、第二点は、国会に対する奉仕について特にその体制の充実、迅速化に努め、昨年度の調査件数は二……
○鈴木(正)委員 このたびの行政機関職員定員法等の一部を改正する法律案に準じまして、国立国会図書館における常勤職員のうち二十六名を定員化しようとするものであります。何とぞ御賛同あらんことをお願いいたします。
○鈴木(正)委員 昭和三十六年度の国立国会図書館予定経費要求について、図書館運営小委員会における審議の経過及び結果について御報告申し上げます。 まず、予算要求のおもなる内容につきまして御説明を申し上げます。 第一は、新館移転及び維持管理の経費として一億百九万一千円が計上してあります。 第二は、常勤職員の定員化の問題でありますが、現在員七十五名全員が定員化されます。そのほか、賃金支弁の常勤的な職員十六名につきましても、全員が定員化されました。 第三は、図書購入の経費であります。この経費は、毎年重点項目の一つとして要求しておりますが、三十六年度は、新たに新館における議員閲覧室用の図書費とし……
○鈴木(正)委員 去る二十五日の図書館運営小委員会において、国立国会図書館職員定員規程の一部改正の件について審議いたしましたので、その経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、本規程改正の要旨は、昭和三十六年度の国立国会図書館の予算により増員されます新規の職員四十人と、従来定員外に置かれておりました常勤職員及び長期日給職員の全員六十五人、合計百五人を国立国会図書館の職員定員に加えようとするものでありまして、このため、現在の規程による定員六百六十三人を七百六十八人に改めようとするものであります。 小委員会といたしましては、審議の結果、その趣旨を妥当と認め、お手元に配付の印刷物にあります通り……
○鈴木(正)委員 この可分、不可分論は、なかなか委員会で結論に達するまでにいかぬと思いますから、今日はこの程度で散会していただきたいと思います。
○鈴木(正)委員 関連して。少し具体的にお尋ねしたいのですが、会計検査院のたくさんの事務の人が会計検査をやってきて、不正、不当と認めたものを事務総長の手もとで一まとめにして、それを三人の検査官の審議にかける手続をとっておられる。その場合に、事務当局から提出せられて、三人の検査官の審議の結果減らされたというか、これは報告する必要なしと認められた件数が年々相当あると思いますけれども、特に三十四年度の検査の場合に、それがどのくらいの件数であるか。つまり事務総長の方から提出せられた報告書の中で、これを報告する必要なしと、三人の検査官が認めた件数が、三十四年度の報告書にどれだけあるのですか。
○鈴木(正)委員 ただいま会計検査院のお話を聞いておると、企画庁の金の使い方には不当と認められることはなかったと、簡単な御報告でした。そうして従来の決算の審議を見ますと、主として会計検査院の調査報告に基づいて審議をいたしましたので、会計検査院の指摘事項のない官庁については、ほとんど決算委員会では問題にならなかったのであります。しかしながら、会計検査院の検査は、主として国の費用が不当、不正に使われておるかいなかという法律的の検査が主でありまして、それだけの検査ならば、大きな金を使い、相当なスタッフを持っておる会計検査院の検査を土台にして、われわれが再びこれを同じような線で審議するということは、無……
○鈴木(正)委員 三十四年度決算の説明というこの書類を作って下すった当局の労苦に対しては、非常に感謝いたします。これはわれわれの決算審査の上に非常に参考になるのですけれども、ただうらむらくはもう少し早い時期に――三十五年度の決算が出る場合、相前後してこういうものを渡していただくといいと思います。これをこれから読んで三十四年度の決算審議の参考にしようというのは、なかなか骨が折れるので、当局の御労苦はさることながら、さらに一段の勉強をして、三十五年度のそういうものは、もう少し早くしていただきたい。非常に参考になって、いい材料をお与え下さって、私は感謝いたします。これは前の委員会でこういうことを要求……
○鈴木(正)委員 道路五カ年計画の問題について昨日お尋ねいたしましたけれども、問題の御返答は大臣からお伺いするのが適当だろうというような委員諸君のあれもありまして、あらためて簡単にきのうの質問を繰り返して、御答弁はなるべく丁寧にお願いいたしたいと思います。 私どもは、道路整備ということが、所得倍増計画にも関連して非常に大きな重さを持つものと考えまして、ことしの予算に二兆一千億という予算をとれるようにということに真剣だ努力した一人でありますけれども、その過程において、今の道路の不整備は、金が不足しておるからというのではないんだ。その他の理由があずかっているんだ。たとえば、過去における、一兆予算……
○鈴木(正)委員 私は、港湾関係の事業費について、数点お尋ねいたしたいと思います。 運輸予算のうち、最も多額を占めておるのは、港湾関係予算であり、毎年本省予算の過半数に及んでおります。この港湾事業費の趨勢を、直轄事業費について見ると、昭和二十七年平和条約の発効後は、処戦処理費等による港湾工費が削減せられたため、三十一年ごろまでは漸滅し、二十八年度の四十四億五千余万円に対し、三十一年度は二十六億余万円と、六一%台に低落しております。三十二年度からようやく増加し、特に三十三年度においては、政府の新経済長期計画に対応して、運輸省は三十三年度から三十七年度にわたり総事業費三千二百九十二億の港湾整備五……
○鈴木(正)委員 私は、自由民主党を代表して、昭和三十三年度決算審議の締めくくりとして、二、三の点につき、池田総理大臣の所信を伺いたいと存じます。 その第一点は、政府職員の綱紀粛正の問題であります。われわれが国の決算審議を通じて毎度痛感いたしますことは、予算執行にあたる政府職員に、国民が汗と涙で納めた公金を尊重し、保護するという精神が足りないために、年々歳々、同じような性質の不正、不当な経理が跡をを絶たないという事実であります。 御承知の通り、会計検査院は毎年国の全経理のほば一割くらいしか実地検査が行なわれておらない実情でありますが、その一小部分の検査においてさえ、数多くの不正、不当の経理……
○鈴木(正)委員 仄聞するところによると、川島長官は、行政機構の簡素化ということを考えておられるようであります。今の日本の政治機構の中で一番大事な問題は、行政機構をもっと簡素化できないかどうかということだろうと思うのであります。吉田内閣時代から、行政機構をもっと簡素化しようということを考えたこともあるようですけれども、それが実現できなかったばかりでなしに、その後において、行政機構はますます複雑多岐にわたってきたように見えます。その原因はいろいろあろうと思いますけれども、一つは人のために官を設けるという長い間の伝統といいますか、因襲が改められない点にあろうと思うのです。幸いに、行政機構の問題につ……
○鈴木(正)委員 去る十九日の小委員会における経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、国立国会図書館連絡調整委員会からの勧告についてでありますが、去る十四日、連絡調整委員会から、図書館の立法調査機能の整備充実、国の諸機関の刊行物の納入促進及び支部図書館の充実強化に関しまして、お手元に配付いたしてあります通りの勧告が参りました。小委員会といたしましては、図書館長から経過の説明とあわせて意見を求めた後、種々協議いたしましたが、これらの勧告は、国会並びに行政及び司法の各部門に対する図書館の奉仕の改善に資するためには、いずれも妥当であり、かつ早急に処置すべきものでありますので、本委員会にお……
○鈴木(正)委員 昭和三十七年度の国立国会図書館予定経費要求につきまして、図書館運営小委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、昭和三十七年度予算要求のおもな内容につきまして申し上げます。 要求の総額は八億一千七百四十万一千円でありまして、前年度に比較いたしますと二億八千八百三十二万九千円の減少となっておりますが、これは新庁舎の第一期工事の完成に伴う施設費の減少によるものであります。 管理運営に要する経費としましては五千五百四十四万三千円が増額となっております。 以下、重点項目につきまして、その内容を簡単に御説明いたします。 第一は、国会の国政審議に対する……
○鈴木(正)委員 今まででもそれはやっておるのです。
○鈴木(正)委員 本日の図書館運営小委員会におきまして、賄雑費支給の件について種々御協議を願いました結果、今年も図書館職員に対し、賄雑費を支給するに決定いたした次第であります。 以上、御報告申し上げます。
○鈴木(正)委員 出ても取り上げなければいい。
【次の発言】 どこでするかって、われわれがするのです。
○鈴木(正)委員 移していなければ、被選挙権がないわけですね。
○鈴木(正)委員 昨日の図書館運営小委員会において審議いたしました事項について、御報告申し上げます。 まず、国立国会図書館職員定員規程の一部改正の件についてでありますが、本規程改正の要旨は、昭和三十七年度の国立国会図書館の予算により増員されます新規の職員二十人を国立国会図書館の職員定員に加えますことによりまして、現在の定員七百六十八人を七百八十八人に改めようとするものであります。 小委員会といたしましては、審議の結果、その趣旨を妥当と認め、お手元に配付の印刷物にあります通り、定員規程を改正することを承認すべきものと決定いたした次第であります。 次に、国立国会図書館法第十一条の規定に基づい……
○鈴木(正)委員 検見川のゴルフ場の問題を扱っておるわれわれ同僚の態度は、国有地を半ば営利的に使うのはけしからぬじゃないかという点にかなりのウェートがあるように思う。そこで、こういう問題がこういうふうに取り上げられた上は、このゴルフ場として使っておるものをどういうふうに持っていこうとするのか。今設備があるからやっていくと言うが、やっていくのはいいが、それは今までのように将来も使っていくのかどうか、その辺の態度をはっきりと示してもらいたいと思います。
【次の発言】 今の御答弁で大体今後の方針はわかった。つまり、ビジターを主としたようなゴルフ場の使い方はしない。けれども、こういうことは、事実上の問……
○鈴木(正)委員 昨十日の図書館運営小委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 アメリカ科学財団から、昨年に引き続き、英語版「雑誌記事牽引 自然科学編」の昭和三十七年度分の経費として二万一千六十ドルを寄贈する旨の申し出があり、去る九月十八日、右経費のうち一万一千ドルを送付して参りました。 また、文部省と共同して、英語版「日本学術雑誌目録 自然科学・医学・産業編」を編集中でありますが、これに対しましても、所要経費一千二百二十三ドルを寄贈する旨の申し出があり、去る九月十八日、右の金額を送付して参りました。 つきましては、これらの金銭の寄贈を受けるについて、国立国会図書館……
○鈴木(正)委員 昭和三十八年度の国立国会図書館予定経費要求につきまして、図書館運営小委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、昭和三十八年度予算要求の総額は、八億五千五百七十七万二千円でありまして、これを前年度予算と比較いたしますと、三千八百三十七万一千円の増加となっております。 以下、その内容を簡単に御説明いたします。 第一は、国立国会図書館の維持管理に必要な経費でありますが、要求額は六億五千九十五万四千円で、前年度に比較いたしますと六千三百九十万四千円の増加となっております。なお、業務の充実、整備に必要とする要員といたしまして、新規に十五名が増員されるこ……
○鈴木(正)委員 本日の図書館運営小委員会におきまして審議いたしました案件について御報告申し上げます。 まず、国立国会図書館組織規程制定の件についてでありますが、本件は、国会図書館の組織を改め、業務の改善と拡充をはかろうとするものでありまして、そのおもな改正点は、第一に、建築部を廃止し、営繕に関する業務を総務部に統合したことであります。 第二に、従来関係各部において行なっておりました新聞、雑誌等逐次刊行物の記録に関する事務並びに製本に関する事務を収書部に移管いたしたことであります。 第三に、閲覧部を改組し、図書館資料の書庫管理、出納、貸出、複写の業務を行なわせるとともに、各閲覧室の管理運……
○鈴木(正)委員 関連して。今大蔵次官の答弁のうちに、決算の審議を請うために議会へ提出しているという言葉づかいをされました。今の決算制度からいうと、政府は審議を求めておるのじゃないと思うのです。ただ報告しておるだけなんです。われわれが勝手に仕事がないから審議しておるようなもので、審議しないでほったらかしておいても政府は一向痛痒を感じないというのが現状じゃないですか。 そこで、決算と予算はどちらが重い軽いはない、尊重しておると言うけれども、予算委員会には用のない大臣がずらりと並んでおるが、決算委員会には要求した大臣もなかなか来ない。そういう経過から見ても、言葉の上では尊重しておる、尊重しておる……
○鈴木(正)委員 まずもって荒木文部大臣が、日本の教育に筋金を入れようとして信念的に行動せられておる御努力に対して深甚の敬意を払います。 そこで、私は昨年末からいろいろ世間で問題になっており、かなりきびしい批判もあります日本育英会の奨学資金の回収状況について二、三の質問を試みたいと存じます。 この奨学金制度は、優秀なる学生生徒で経済的理由により就学の困難なる者に学費を貸与する目的で昭和十八年十月財団法人日本育英会が設立され、その後十九年四月大日本育英会法が施行せられるに及んで同会は特殊法人となり、さらに昭和二十八年に日本育英会と改名し今日に至っておると承知しております。現在の日本育英会法第……
○鈴木小委員長 これより決算委員会閉会中審査小委員会を開会いたします。
昭和三十一年度決算の審議に入ります。本日は厚生省及び通商産業省関係について審議を進めます。
まず通商産業省所管について説明を求めます。会計検査院石渡第四局長。
【次の発言】 発言の通告がありますのでこれを許します。淡谷悠藏君。
【次の発言】 大臣の名前くらい、資料なしだってわかりそうなものじゃないか。
〔山田(長)小委員「わからないなら
わからないで、何とか言いなさい、
進めるから。」と呼ぶ〕
【次の発言】 この際、新たに政務次官になられた内田君から発言を求められております。これを許します。内田君。
○鈴木小委員長 これより決算委員会閉会中審査小委員会を開会いたします。
歳入歳出の実況に関する件、特に防衛庁の航空機購入問題について調査を進めます。
本問題につきまして、赤城防衛庁長官より発言を求められておりますので、この際、これを許します。赤城防衛庁長官。
【次の発言】 発言の通告がありますから、これを許します。小川豊明君。
【次の発言】 山田君。
【次の発言】 では、この際防衛庁長官に一言申し上げておきます。
防衛庁の航空機購入問題につきましては、当委員会としては昨年八月以来その調査を進めて参ったのでありますが、その後の経過につきましては、赤城長官の御発言及び委員各位との質疑によって……
○鈴木小委員長 これより決算委員会閉会中審査小委員会を開会いたします。
昭和三十一年度決算について審査を進めます。本日は労働省及び建設省所管について審査に入ります。
まず労働省所管について会計検査院当局の説明を求めます。白木第三局長。
【次の発言】 次に質疑に入ります。質疑の通告があります。これを許します。小川豊明君。
【次の発言】 次に、建設省所管について検査院当局の説明を求めます。白木第三局長。
【次の発言】 次に質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、これを許します。小川豊明君。
【次の発言】 了承しました。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。
……
○鈴木小委員長 これより決算委員会閉会中審査小委員会を開会いたします。
本日は昭和三十一年度決算中、農林省所管について審査を進めます。
まず、会計検査院当局より説明を求めます。石渡第四局長。
【次の発言】 大野政務次官より発言を求められておりますので、この際これを許します。大野農林政務次官。
【次の発言】 次に、質疑に入ります。質疑の通告があります。これを許します。小川豊明君。
【次の発言】 委員長としてちょっと申し上げますけれども、政府委員はもう少し勉強して答弁してくれないと、会議を進めることも困難になってくると思います。たいてい出ておる問題はわかっておるのだから、その問題についての一応……
○鈴木小委員長 これより決算委員会閉会中審査小委員会を開会いたします。
この際お諮りいたします。昨日、農林省所管決算の審査の際、小川豊明委員より、水産庁所属船舶の燃油類の調達についての質疑に対し、水産庁当局より、答弁を文書をもって提出いたして参りましたので、その文書を昨日の小委員会会議録に参照として掲載したいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 昭和三十一年度決算中、郵政省所管及び日本電信電話公社関係を一括して議題とし、審査を進めます。まず会計検査院当局より説明を求めます。保岡第二局長。
○鈴木小委員長 これより決算委員会閉会中解任小委員会を開会いたします。
昭和三十一年度決算について審査を進めます。
本日の日程に入る前に小川豊明君より発言を求められております。これを許します。小川豊明君。
【次の発言】 次に、日本専売公社、国民金融公庫、住宅金融公庫、農林漁業金融公庫、中小企業金融公庫、北海道開発公庫、日本開発銀行及び日本輸出入銀行関係を一話して議題とし、審査を進めます。
まず会計検査院当局より説明を求めます。小松第五局長。
【次の発言】 次に質疑に入ります。質疑の通告がありますので、これを許します。小川豊明君。
○鈴木小委員長 これより決算委員会閉会中審査小委員会を開会いたします。
本日は昭和三十一年度決算中、国民金融公庫、住宅金融公庫、中小企業金融公庫、北海道開発公庫、日本開発銀行及び日本輸出入銀行関係を一括して議題とし、審査を進めます。
質疑に入る前に、昨日の淡谷委員の質問に対して日本輸出入銀行当局より説明を求めます。古澤総裁。
【次の発言】 それでは、引き続いて自余の問題についての御質問を承わります。
【次の発言】 本日はこの程度で散会いたします。
午後一時十五分散会
○鈴木(正)小委員長代理 これより小委員会を開会いたします。
本日、田中小委員長は都合により…席できませんので、私がその指名に上り小委員長の職務を行ないます。
国有財産の増減及び現況に関する問題について、調査を進めます。
質疑に入ります。質疑の通告がありますので、これを許します。山田長司君。
【次の発言】 さよう取り計らいます。
【次の発言】 神近市子君。
【次の発言】 本日は、この程度にとどめ、これにて散会いたします。
午後零時三十五分散会
○鈴木(正)小委員長代理 これより小委員会を開会いたします。
本日、田中小委員長は都合により出席できませんので、私がその指名により小委員長の職務を行ないます。国有財産の増減及び現況に関する問題について、調査を進めます。質疑に入ります。質疑の通告がありますので、これを許します。山田長司君。
【次の発言】 それは取り寄せられるでしょう。すぐ取り寄せて下さい。それでは答えの出るまでほかの問題を……
【次の発言】 先ほど山田小委員から、会の役員の氏名について調査を要求したわけですが、わかりましたか。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午後四時十九分散会
○鈴木小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 私、このたび図書館運営小委員長に選任されましたが、何分とも図書館の運営に関してはふなれでございますので、よろしくお願いいたします。 皆様御承知の通り、国立国会図書館の運営につきましては、種々懸案の事項がありまして、漸次改善の方向に向かいつつあるのでありますが、今後とも、この適正な運営につきましては、当小委員会といたしまして、さらに努力をいたさなければならないと存ずる次第でございますので、この点につきましても、皆様方の格段の御配意と御協力をお願い申し上げ、簡単でございますが、ごあいさつとい……
○鈴木小委員長 これより図書館運営小委員を開会いたします。
本日は昭和三十六年度国立国会図書館予定経費要求書について審査をお願いしたいと思います。
【次の発言】 まず、岡部副館長から説明を願います。
【次の発言】 以上で副館長の説明は終わりましたが、何か御質疑はございませんか。
【次の発言】 ほかに御質問はありませんか。――それでは、昭和三十六年度国立国会図書館予定経費要求書につきましては、お手元に配付の印刷物の通り決定することとし、また、国立国会図書館法第二十八条の規定によりますと、本予定経費要求書は、議院運営委員会において審査をするに際しては、勧告を付し、または付さないで議長に送付するこ……
○鈴木小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
まず、国立国会図書館職員定員規程の一部改正の件について御審議を願います。
図書館側から説明を求めます。岡部副館長。
【次の発言】 ただいまの副館長の説明に対し、何か御質疑はありませんか。
【次の発言】 それでは、本件は、これを承認すべきものと決定し、参議院における予算審議の状況及び本院事務局職員等の定員規程の改正とにらみ合わせて、適当の日の委員会にこの旨報告し、その承認を得ることにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決定いたします。
○鈴木小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
国立国会図書館職員に賄雑費支給の件についてでありますが、国会職員に対する賄雑費は、従来、衆参両院の事務局、法制局の職員に限って支給されておりましたが、今般、小委員各位の特段の御努力によりまして、図書館職員にも支給されるめどがつきましたので、この際、小委員会といたしましても、その支給を承認すべきものと決定し、適当の日の議運に報告することといたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
本日は、これにて散会いたします。
午前十時四十四分散会
○鈴木(正)小委員 ちょっと伺いますが、ドラムカンをトラックに何台くらい運んだ、鉄板をトラックに何台くらい運んだ、大ざっぱにトラックに何台というと、価格にしてどのくらいということは大体見当がつくと思いますが……。
【次の発言】 地下室ですか。
○鈴木(正)小委員 この委員会は国有財産の調査の委員会だが、一体今問題になっておる土地は、国有財産として登録せられておる土地なのか。一体国有財産の管理当局では、それを国有財産として認めておるのかとうか。これはわかっておるんですか。
【次の発言】 国有財産であるということに対して、大蔵省の管財局では、これは国有財産だということは主張しておるのですか、おらぬのですか。国有財産というものは、そういうところに非常に杜漏な、ルーズなものがある。それを究明していくということが、一つの大きな使命だと私は思うのです。たまたまこういう問題が出た際に、一体国有財産というものは、どれをどういうふうにちゃんと認めてお……
○鈴木小委員長 これより図書館運営小委員会を開会致します。
去る十四日、国立国会図書館連絡調整委員会から、国立国会図書館法第十三条の規定によりまして、お手元に配付の印刷物にあります通りの勧告が議院運営委員会に参っておりますので、これについて御協議を願いたいと思いますが、この際、まず図書館長から便宜その経過の説明を願い、あわせて御意見を承ることにいたします。図書館長。
【次の発言】 以上三勧告の内容その他について何か御発言はありませんか。
【次の発言】 それでは、以上の勧告の趣旨は、いずれも妥当なものであり、特に予算編成の際には十分なる配慮が必要であると思われますので、本委員会に報告し、これら……
○鈴木小委員長 これより図書館小委員会を開会いたします。
本日は、昭和三十七年度国立国会図書館予定経費要求書につきまして審査をお願いいたしたいと存じます。
まず、鈴木図書館長から説明を願います。
【次の発言】 以上で説明は終わりましたが、何か御質疑はありませんか。――それでは、昭和三十七年度国立国会図書館予定経費要求書につきましては、お手元に配付の印刷物の通り決定することとし、また、国立国会図書館法第二十八条の規定によりますと、本予定経費要求書は、議院運営委員会において審査をするに際しましては、勧告を付し、または付さないで議長に送付することになっておりますが、今回は勧告を付さないで議長に送……
○鈴木小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
国立国会図書館職員に賄雑費支給の件についてでありますが、国立国会団書館職員に本年も賄雑費を支給することを承認し、本日の議院運営委員会に私から報告いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
本日は、これにて散会いたします。
午前十時五十七分散会
○鈴木小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
まず、国立国会図書館職員定員規程の一部改正の件について御審議を願います。図書館側から説明を求めます。岡部副館長。
【次の発言】 ただいまの副館長の説明に対し、何か御質疑はありませんか。
【次の発言】 御質疑なしと認めます。
それでは、本件は、これを承認すべきものと決定し、本日の委員会にその趣旨を報告し、その承認を得ることにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、国立国会図書館法第十一条の規定によりまして、国立国会図書館の最近の業務の経……
○鈴木小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
本日は、まず国立国会図書館の昭和三十八年度予算概算要求の概要について審査を願うことといたします。
まず、図書館長から説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本件について御審議を願いたいと存じます。何か御発言はございませんか。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
それでは、予算の概算要求の件は、館長の説明の通り了承するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、国立国会図書館法第二十六条の規定に基づき、金銭の寄贈を受けるについ……
○鈴木小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
本日は、昭和三十八年度国立国会図書館予定経費要求書につきまして審査をお願いいたしたいと存じます。
まず、岡部副館長から説明を願います。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
何か御質疑はありませんか。
【次の発言】 要求額というのは、もう原案じゃない。
【次の発言】 ことしから五十万円以下の経費の図書館は、みな五十万円までベース・アップしてもらった、そういうことです。
【次の発言】 勧告したね。
【次の発言】 速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 そうですね。
○鈴木小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
本日は、国立国会図書館組織規程制定の件及び国立国会図書館職員定員規程の一部改正の件について御審議を願います。
図書館側から説明を求めます。岡部副館長。
【次の発言】 ただいまの副館長の説明に対し、何か御質疑はありませんか。
【次の発言】 それでは、ただいま御審議願いました国立国会図書館組織規程制定の件及び国立国会図書館職員定員規程の一部改正の件は、いずれも承認すべきものと決定し、本日の委員会にこの旨報告し、その承認を得ることにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。