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小林絹治 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

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26期委員会出席(無役)TOP100
75位
26期各種会議出席(無役)TOP25
25位

このページでは小林絹治衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小林絹治衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

26期(1953/04/19〜)

第16回国会 予算委員会 第17号(1953/07/07、26期、自由党)

○小林(絹)委員 過日来の予算委員会の質疑の進行を見まして、国民はことさら予算審議を引延ばしておるのじやないかという疑いを持つのではないかと、私は心配をするのであります。(拍手)この問題につきましては、もとより重大な問題であります。けれどもどこの因でも役人仕事というものはこういうものなんです。でありますけれども、政府としては出先の役人をも鞭撻し、また在米大使を通して交渉する場合もあるし、また直接に在日アメリカ大使に対して交渉する場合もありますから、これは両建で行かなければならぬことはもちろんであります。でありますから、この問題につきまして、必要な書類を予算委員会が要求いたしまして、政府の出せる……

第16回国会 予算委員会 第18号(1953/07/08、26期、自由党)

○小林(絹)委員 まず岡崎外務大臣にお尋ねをいたしたいと思います。外相は連日御疲労であつて、長い質問はいたしません。いつも議会においては外務大臣に対しては軟弱外交、秘密外交という攻撃がどこでもあるのであります。おそらく岡崎さんはそういうことはなかろうと思いますが、昨日のこの委員会におきまして、大臣の説明以上に詳しい事情を聞きたいというので経済局長の出席を求めましたところが、三十分間われわれは待たされた。これはどういう次第でありましようか。あるいは外務省内において相当綱紀が乱れておるのではないか。政府委員は常に議会に出席をして大臣を補佐して、いつ何どきでも資料を提出すべき建前のものであるのにもか……

第18回国会 郵政委員会 第1号(1953/12/02、26期、自由党)

○小林(絹)委員 私は片鳥委員の御質疑には全然同感であります。それで人事部長にお伺いしたいのは、二割とか三割とかいう人が休んでおるというために、業務執行十に支障があるのかないのが、それを開きたい。
【次の発言】 それを聞いているのじやない。二割なり三割なり休んでいるために、郵便物の配達とかその他がどれほど遅滞しているかということを聞きたい。
【次の発言】 人事部長は、新聞はいい加減なことを書いているのだというような意味の御答弁がありましたけれども、新聞を見ると、一千万通も一千五百万通もの郵便物が遅滞していると書いている。それらを、新聞も全然うそは言わないだろうと思うが、とにかく二割なり三割なり……

第19回国会 郵政委員会 第9号(1954/02/25、26期、自由党)

○小林(絹)委員 これはきわめて至当な申合せと思いますので、ぜひ実現しますように、委員長におかれても政府とも十分御折衝の上で、すみやかに実現するようにおとりはからい願いたいと思います。
【次の発言】 大臣が御出席になりましたから、この機会にお尋ねしたいと思うのですが、先ほどこの委員会において申合せをいたしました通り、簡易生命保険法の一部を改正する法律案につきましては、第十七条第一項中八万円とあるのを二十万円に改めたいと考えるのでありますが、これにつきましては大臣から大蔵大臣に対して、この問題についていずれ御折衝があつたことと思いますが、その経過とか内容についてこの際伺いたいと思います。委員長速……

第19回国会 郵政委員会 第11号(1954/03/09、26期、自由党)

○小林(絹)委員 ここに提出されております原案について、先ほど局長さんのお話を伺いますと、答弁はなかなかお上手で、原案のもつともな話をされるのであります。役人のことですから、腹の中では何と思つておつても、原案を強く支持するということが役人の仕事でありますから、そういうつもりで承つたのであります。それから山花君からも片島君からも指摘されましたが、郵政大臣は大倉大臣に押えつけられたのではないかということであります。これはそうではあるまいけれども、多数の国民はそういうふうに見ておりはしないかと私は思う。しかし塚田郵政大臣も現内閣の最も有力なる閣員の一人でありますから、まさかそういうふうなことはなかろ……

第19回国会 郵政委員会 第14号(1954/03/17、26期、自由党)

○小林(絹)委員 印紙の売りさばきのことで、私は詳しいことは知りませんけれども、ずつと昔郵政関係の法案の審議をしたときの記憶なんですが、三等局ですか、印紙の売りさばきをしているものが、競争してたくさん売ろうと思つて、会社なんかへ非常に運動に行く。それから場所によつて、そういう会社や何かの多い地域にある郵便局や売りさばき所は、非常にえらい収入になる。従つて印紙売りさばきの目的でもつて、三等局の設置について役人に――賄賂を使いますまいけれども、運動してやるとか何とかいつて、五十万円も百万円も金を使つたということを聞いている。そこでさつき局長の御説明のうちにもリベート等の問題があつてと、ちよつと触れ……

第19回国会 郵政委員会 第16号(1954/03/19、26期、自由党)

○小林(絹)委員 私は自由党を代表いたしまして、この法案に賛成をいたします。  この法案が提出されましてから以来の当委員会における質疑応答によりまして、政府の意図されておるところが明らかになりました。こういうよい法案はもつと早くお出しになつた方がいいのじやないかとさえ思うくらいであります。そこでどうかサービスの改善といいますか、日数をもつと短かくて仕事ができるような点について、政府がなお御努力になりましたら、この法案はますます光彩を発揮して、国民の利用度が増すと思います。簡単に賛成の理由を申し上げました。

第19回国会 郵政委員会 第19号(1954/04/03、26期、自由党)

○小林(絹)委員 少しお伺いしたいと思いますが、私はそんなむずかしい問題のようには思わぬのです。御承知の通り旧憲法には「日本臣民八――信書ノ秘密ヲ侵サル、コトナシ」という規定がございました。それから新憲法の第三章、第二十一条には、一項に「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。」二項には「検閲は、これをしてはならない。通信の秘密はこれを侵してはならない。」とあります。もちろん検閲については、ほかの法律とか占領行政下ではやつておりましたが、憲法は根本の人権を保障するという点からきめたものじやないかと思います。それから刑法には第十三章、百三十三条に、「故ナク封緘シタル信書……

第19回国会 郵政委員会 第25号(1954/05/29、26期、自由党)

○小林(絹)委員 私は記念切手のことをお尋ねしたい。記念切手はどういうふうに発行しておられるか。また広く記念切手を宣伝して使わせるようにするためには、どういう方法をとつておられるか。記念切手は非常にいいと思う。これは外国でもみんなやつておるので、外国のまねをしたのか、向うがこつちのまねをしたのかそれはわかりませんが、いいことはまねした方がいい。悪いことはやめたらいい。まずさしあたり記念切手について、詳しいことはいりませんけれども、一応お話願いたい。
【次の発言】 なるほど、そういう行事に際して発行することは至当と考えますが、名所とか旧跡とか、そういうようなものについても、どんどんやつたらいいと……

第19回国会 予算委員会 第18号(1954/02/23、26期、自由党)

○小林(絹)委員 いろいろお伺いしたいことがありますが、まずアメリカの新国防政策につきまして少し意見を申し上げて御答弁をいただきたい。  わが国の警備力増強の問題は、憲法を改正するかしないかという問題とともに、きわめて重大な問題でありますが、アメリカの新国防政策を観察いたしますと、一月十二日ニューヨークの外交問題協議会での国務長官ダレスの演説内容ではこういうことを言つております。「われらはいつでもわれらの選ぶ手段と場所でただちに報復することのできる強大な力を維持することによつてアメリカと自由世界の安全保障を確保する」云々、このわれらの選ぶ手段というのは予算面から出て参つておるのでありますが、主……

第21回国会 地方行政委員会 第1号(1954/12/15、26期、自由党)【議会役職】

○小林委員長 これより会議を開きます。この際一言ごあいさつをいたしたいと存じます。今回はからずも地方行政委員長に選任せられました。私は浅学菲才、きわめて不練達、不堪能のものでのりまして、その任ではありませんが、今後諸君の御指導と御協力によりまして、この重責をはずかしめざるよう努力いたしたい考えでございます。  御承知の通り、当委員会の所管いたします地方行政の重要性につきましては、もとより論をまたないところでありまして、特に窮乏せる地方財政の現状は、まことに憂うべきものがあります。これらについては特にわれわれの責任の重大なることを痛感いたしたいと存じます。  何分私は、ふなれな者でありますから、……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 外務委員会 第12号(1958/09/01、28期、自由民主党)

○小林(絹)委員 移民国策の問題につきまして、現に進行中であるように聞いております。パラグアイ国との船舶借款について、従来のいきさつはどうなっておるか、現状はどうか。またこれに対する政府のお見込みが承われれば好都合であります。  かってパラグアイ政府からわが国に対して一千二百万ドルの船舶借款の申し込みがあったのであります。その内容は、内航船五隻、家畜運搬船一隻、油送船が一隻、冷凍船、それから外航船三隻、それにドックを含んでおるのであります。これに対してわが国は杉道助氏を団長とする十数人の視察団が参りまして、これの報告があったはずであります。その後またさらに大蔵省、農林省、運輸省等の役人が詳細の……

第29回国会 決算委員会 第6号(1958/08/13、28期、自由民主党)

○小林(絹)委員 ただいま井原先生の詳細な報告を伺い、この炎暑を冒して決算委員長初め各委員が各地に調査に出られたことを非常に喜ぶものであります。私も二期ばかり決算委員長をいたしたことがありまして、この決算委員というものの働きは非常に国のためになるものだということを常に考えております。近時、決算委員会と予算との関係がきわめて密接になってきた。これは決算委員会というものがだんだん進歩して働きがよくなってきた証拠だと思うのであります。会計検査院の膨大な報告書を年々読みますが、中には不法、不当というようなものがずいぶんあります。だんだん減つてはきておりますけれども、これをだんだん少くする。国民の税金が……

第32回国会 外務委員会 第1号(1959/07/03、28期、自由民主党)【政府役職】

○小林政府委員 小林絹治でございます。このたび外務政務次官に任命されました。外交上のことはきわめてしろうとであります。どうぞ皆さんの絶大なる御指導をお願いいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 せっかく大西委員の御質疑でございますので、私の考えを申し上げますと、なるほどそういう点は進りんで実情にかんがみまして、着々適当な方法をとらなければならぬと思います。
【次の発言】 その書物はまだ読んでおりませんから内容はよく存じませんが、大きな法案については、もちろん強い賛成もあれば強い反対もあることは当然であります。賛成の方はこれがいい、ぜひこれをやらなければならないという宣伝をす……

第33回国会 外務委員会 第6号(1959/11/12、28期、自由民主党)【政府役職】

○小林(絹)政府委員 本人が自分の国籍を知らない場合はたくさんある。(「そんなことがあるか」「それは新説だ」と呼ぶ者あり)それを説明します。たとえば……(「国際代表で行くのにそんなことがあるか」「小林さんは自分の国籍を知らぬのか」「まあ聞け聞け」と呼び、その他発言する者多し)本人が自分の国籍を知らぬ場合がある。どういう場合か、その説明を聞いて下さい。たとえば二重国籍について、アメリカで生まれた日本人で自分が日本人であるということを知らない者がたくさんある。なぜそういうことが起こるかといえば、これはアメリカにおいては属地主義をとっておる。属人主義をとっておるのは日本だけだ。アメリカの憲法十四条に……

第33回国会 内閣委員会 第2号(1959/11/10、28期、自由民主党)【政府役職】

○小林(絹)政府委員 在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案の提案理由を説明いたします。  まずわが国の在外公館の新設につきましては、ルーマニア及びブルガリアに公使館を、マニラに総領事館を設置することといたしておるのであります。  御承知の通りルーマニア及びブルガリアとの国交は第二次世界大戦中断絶したままになっておりましたが、ルーマニアとは本年九月一日、ブルガリアとは九月十二日に、それぞれ公文を交換いたしまして、ここにわが国との国交の回復を見るに至った次第であります。わが国とこれら両国とは戦前すでに公使を交換いたし、政治、経済及び文化等の諸面で終始友好関係を維持してきたもの……

第34回国会 外務委員会 第2号(1960/03/02、28期、自由民主党)【政府役職】

○小林(絹)政府委員 ただいま議題となりました関税及び貿易に関する一般協定へのスイス連邦の暫定的加入に関する宣言の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  スイスは、かねてからガットに参加したい意向を表明いたしておりましたが、スイスの国内政策上及び国内法上、一般協定の規定を完全に実施することができないので、一般協定の規定に基づき正式加入することが不可能であったため、暫定的加入の手続がとられることとなったのであります。この宣言は、昭和三十一年の第十一回ガット総会で承認された取りきめの手続に従い、昭和三十三年五月からジュネーブにおいて開始されたスイスとの関税交渉を経て……

第34回国会 外務委員会 第5号(1960/03/29、28期、自由民主党)【政府役職】

○小林(絹)政府委員 財団法人日本海外協会連合会に対する移住者渡航費貸付資金の貸付条件等に関する法律案の提案理由を説明いたします。  本提案は、移住者の渡航費貸付条件を緩和し、直接には移住者の定着を容易ならしめるとともに、間接には今後の移住をますます振興することを目的とするものであります。  従来、移住者に対する渡航費の貸付は、日本海外協会連合会を通じ、年利五分五厘、元本据置四年、自後八年の元利均等年賦償還の条件でこれを行なって参ったのでありますが、移住者の定着を促進する見地に立って考えますと、右の条件にはなお相当の無理があることが看取されるのであります。  このような事情から、この際貸付条件……

第34回国会 外務委員会 第7号(1960/07/12、28期、自由民主党)【政府役職】

○小林(絹)政府委員 ただいま議題となりました国際法定計量機関を設立する条約の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  計量に関する国際条約といたしましては、すでに明治八年のメートル条約があり、わが国も明治十八年以来その加盟国として活動しておりますが、このメートル条約は、メートル単位の国際的標準の設定、計量単位に関する研究等を目的とする学術的性格を有している反面、計量器の実際上の使用に伴って生ずる技術上、行政上の諸問題を取り扱ってはおりませんので、これらの問題を国際間で統一的に解決するための国際機関を設立しようとする動きは、つとに第一次大戦後から見られたのでありま……

第34回国会 内閣委員会 第11号(1960/03/03、28期、自由民主党)【政府役職】

○小林(絹)政府委員 ただいま議題になりました在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案の提案理由を説明いたします。  まずこの法律案におきましては、わが国の在外公館としてモントリオール及びソールズベリーにそれぞれ総領事館を新設することといたしております。  モントリオールに総領事館を設置いたします理由は、モントリオールはカナダ国ケベック州にある第一の都市でありまして、同州の経済及び政治の中心地であり、現在日系人も約千数百人が居住しております。最近は豊富な天然資源の開発によりまして、鉱工業の発達は著しく、またセントローレンス水路の開通によりまして同州一帯の経済発達は目ざましいも……

第34回国会 内閣委員会 第32号(1960/04/26、28期、自由民主党)【政府役職】

○小林(絹)政府委員 外務省設置法の一部を改正する法律案の提案理由を説明いたします。  今般の改正は外務省設置法の一部を改正いたしまして、新たに外務審議官一人を置き、外務省の所掌事務の一部を総括整理せしめようとするものであります。  御承知の通り戦後の外交関係は政治、経済、文化、科学等の面において、ますます複雑かつ専門化するとともに、国際連合を初め国際機関の数も増加し、これら国際機関の開催にかかるあらゆる国際行政面にわたる会議への出席等により、外務省の事務は画期的に増加いたしました。また一方新興独立国の増加に伴い、在京公館長の接受、応待等の事務も最近とみに増加しております。  これらの専門化せ……

第34回国会 内閣委員会 第38号(1960/05/12、28期、自由民主党)【政府役職】

○小林(絹)政府委員 仰せの通りにいたします。そのつもりでございます。


各種会議発言一覧

26期(1953/04/19〜)

第16回国会 予算委員会公聴会 第2号(1953/06/30、26期、自由党)

○小林(絹)委員 非常に有益なお話を伺いましたが、お話の中に、中共の国民生活が非常によくなつて、経済の状態も非常によくなつたということがございましたが、これはやがてはわが旧の経済界にもいい影響を与えることであろうと思いますので、そのよくなつた原因についてもう少しお話願いたいと思います。
【次の発言】 政治の上ではどうですか。

第16回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1953/07/13、26期、自由党)

○小林(絹)委員 二、三の問題についてお尋ねいたしたいと思います。私のは大体事務的のことか多いので、大臣の御答弁でなくとも、所管の政府委員からお答え願つたらよろしいと思います。昭和二十八年度の農林関係予算に、大臣の先刻御説明のありました中で、防疫関係の経費が十二億八千五百万円を計上されておるわけでありますが、これはちよつと考えてみて、非常に少いのじやないかと思うのです。ともかくもこの内容について、簡単に政府委員から御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 一つ一つお尋ねをして一つ一つお答えを願うと、はつきりしてよろしいけれども、お急ぎのようでありますから、まず農薬のことについてお尋ねいたしま……

第16回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1953/07/13、26期、自由党)

○小林(絹)委員 私の質問は郵政大臣はないので、よろしゆうございますが、電気の方の政府委員はどういう方が見えておられますか。
【次の発言】 電話料の徴収はどういう方法でやつておられるか、政府委員から答弁願います。
【次の発言】 速記をとめてください。

第19回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1954/02/25、26期、自由党)

○小林(絹)委員 今数字をずつと御説明になられた。それはそれでよろしい。ところでこの農林省などは非常に種類の多い雑多な仕事をする省でありますから、外務省などとは違つて、今ああしてずつと棒読みに予算を言われたが、なかなかわからない。実は私は議席にあること十七、八年、また農村出のものですから、農林省の行政とか立法については、多少知つておるつもりでありますけれども、よくわからない。そこで農林省のこの予算の審議はあさつてくらいになると思いますから、そのときに質疑をいたしますけれども、資料としてもう少し今度は親切というか、たとえば二十八年度の予算と二十九年度の予算を、去年よりはことしの方がこれこれのもの……

第19回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1954/02/26、26期、自由党)

○小林(絹)委員 農林関係について、二、三点政府委員に伺いたいと思います。この間官房長官にもお願いしておいたのですが、予算書をずっと棒読みにされたのでは、われわれは何のことかわけがわからない。ちょうど坊主がお経を読むようなもので、節をつけて読むと聞いている者にはよくわからない。わからぬところに値打ちがあるというのかもしれませんが、この間のはたいへんけっこうでした。けれども、なお前年度はこれだけで、今度はこれだけ金がふえた、これだけ減った、あるいは新規にこれだけできた、また前年度にあったものが今度はなくなった、そういうものをずつとつまみ上げて、前年度とかわらないようなものはいいのですが、ふやした……


28期(1958/05/22〜)

第34回国会 外務委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1960/07/12、28期、自由民主党)【政府役職】

○小林(絹)政府委員 ただいま議題となりました原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とカナダ政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  わが国は、昭和三十二年七月国際原子力機関に加盟し、同機関の理事国として原子力の平和利用についての国際的協力及び管理機構の整備発展に積極的に努力して参りましたが、それとともに政府は、原子力平和利用の基礎的研究及び動力用原子炉開発の分野における活動を推進するため、米英両国との間にそれぞれ原子力平和利用のための協力協定を締結し、二国間における協力関係を通じてわが国の原子力平和利用の研究開発の促進にも意を払ってき……

第34回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1960/02/24、28期、自由民主党)【政府役職】

○小林(絹)政府委員 外務省所管の昭和三十五年度予算について概要を御説明いたします。  予算総額は百二十八億六千三百二十五万七千円でこれを組織別に大別いたしますと、外務本省、五十三億五十四万九千円、在外公館、七十五億六千二百七十万八千円であります。  ただいまその内容について御説明いたします。  組織、外務本省、第一、外務本省一般行政に必要な経費十一億八千七百八十六万円は外務省設置法に定める本省内部部局及び付属機関の一般事務を処理するため必要な職員一千三百六十四名の人件費及び事務費等であります。  第ニ、外交運営の充実に必要な経費三億七千万円は、諸外国との外交交渉により幾多の懸案の解決をはかり……


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