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八木一男 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

八木一男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
243位
委員会発言歴代TOP50(衆)
30位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
251位
委員会出席(無役)歴代TOP500
351位
委員会発言(議会)歴代TOP500
384位
委員会発言(非役職)歴代TOP50
21位
各種会議発言歴代TOP50
23位
各種会議出席(無役)歴代TOP250
219位
各種会議発言(議会)歴代TOP50
28位
各種会議発言(非役職)歴代TOP50
27位

25期委員会出席(無役)TOP100
94位
27期委員会発言TOP50
36位
27期委員会出席(幹部)TOP100
73位
27期委員会発言(非役職)TOP50
29位
28期委員会出席TOP100
100位
28期委員会発言TOP10
5位
28期委員会発言(議会)TOP50
29位
28期委員会発言(非役職)TOP10
2位
28期各種会議発言TOP25
13位
28期各種会議発言(非役職)TOP25
12位
29期委員会出席TOP100
90位
29期委員会発言TOP10
5位
29期委員会出席(幹部)TOP50
33位
29期委員会発言(非役職)TOP10
5位
30期委員会発言TOP50
16位
30期委員会出席(無役)TOP100
57位
30期委員会発言(非役職)TOP50
12位
31期委員会発言TOP50
22位
31期委員会発言(議会)TOP50
31位
31期委員会発言(非役職)TOP50
19位
31期各種会議発言TOP10
9位
31期各種会議発言(非役職)TOP10
9位
33期委員会発言(非役職)TOP100
97位
33期各種会議発言TOP5
3位
33期各種会議発言(議会)TOP5
1位
33期各種会議発言(非役職)TOP5
3位

このページでは八木一男衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。八木一男衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

25期(1952/10/01〜)

第15回国会 厚生委員会 第17号(1953/03/05、25期、日本社会党(左))

○八木委員 保険局長にお伺いしまして、さらにまた厚生大臣が来られましたら、厚生大臣から御答弁いただきたいと思います。日雇労働者健康保険法につきまして政府提案の理由書を拝見いたしますと「日雇労働者は、就労浮動、低賃金等のため、常に生活基盤が不安定であり、傷病によつて直ちに深刻な困窮におちいることの多い現状にかんがみ、これに健康保険制度を創設して、療養の給付及び家族療養費の支給を行う必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。」というふうになつております。これは当然のことでございまして、この点について、政府が今までになかつた点に気がつかれて、この健康保険法を提出なされた趣旨については、私ど……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 厚生委員会 第15号(1953/07/07、26期、日本社会党(左))

○八木(一男)委員 両社会党の共同提出になります日雇労働者健康保険法案の提案理由を御説明申し上げます。  配付申し上げました法案の末尾についております理由書をまず朗読いたします。  日雇労働者である被保険者の業務外の事由による疾病、負傷、死亡または分娩及び被保険者によつて生計を維持する被扶養者の疾病、負傷、死亡またに分娩に関し、政府が保険給付を行い、あわせて被保険者及び被扶養者の福祉に必要な施設をし、もつてその生活の安定に寄与する必要がある。これが、この法案を提出する理由である。  この理由によつて本案を提出したわけでありまするが、これより少しくその内容を御説明申し上げたいと存じます。  社会……

第16回国会 厚生委員会 第16号(1953/07/09、26期、日本社会党(左))

○八木一男君 厚生省の政府委員の方に伺います。政府提出の日雇労働者健康保険法の理由には、「日雇労働者は、就労浮動、低賃金等のため、つねに生活基盤が不安定であり、傷病によつて直ちに深刻な困窮におちいることの多い現状にかんがみ、これに健康保険制度を創設して療養の給付及び家族療養費の支給を行う必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。」こういう理由書が添付されておるわけでございます。この理由書から明らかでございます通り、日雇労働者は非常に就労が浮動で、低賃金で、非常に困つた状況にあつて、傷病が起つたときには非常に深刻な事態に立至ることは当然でございまして、この当然の状態から考えまして、政府……

第16回国会 厚生委員会 第22号(1953/07/21、26期、日本社会党(左))

○八木一男君 現在の私どもの提出いたしましたこの案によりますと、年間で事務費は政府案の場合とほぼ同じでありますが、給付負担は年間で三十八億四千万円必要となります。
【次の発言】 国庫負担の理由について青柳委員から御質問でございますが、実は現在この日雇労働者健康保険の適用の対象と目されている労働者諸君は、政府案の提出理由にもありますように、非常に賃金が低くて、就労日数が非常に不安定で、経済的に逼迫している方々が多いわけであります。その関係上この健康保険の恩典を受ける必要度は、一般の労働者よりはその度が高いわけであります。ところがこの方々は、この保険を均霑されなければならないわけでありますが、反面……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第25号(1953/08/07、26期、日本社会党(左))

○八木(一)委員 官房長に、伊瀬委員の質問に関連して、同時に答えていただきたいと存じます。この「被害額は県の報告に依る」とありますけれども、奈良県関係の被害は、十津川の交通が回復していないので、さらに増加する見込みがあつても、ある程度のものはもう報告が出ているわけでございます。そうして、それよりふえる見込みがあつても減る見込みがないので、少くとも予算の予想には、今までの最低額は載せて考えておかれるのが当然じやないかと思うのであります。  その次に、奈良県の問題は、西日本の災害と同時に和歌山県、奈良県というものを衆議院で取上げて諸法律を立法するときに、参議院とも相談して、常に和歌山県、奈良県とい……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第34号(1953/10/06、26期、日本社会党(左))

○八木(一)委員 緒方副総理と小笠原大蔵大臣に御質問申し上げたいと思います。昨日の井手委員の質問に対する森永説明員の不穏当な言辞につきまして、本日大蔵大臣から陳謝の意があり、またそれについて厳重なる措置をするという御答弁がありましたので、委員会としては一応了承したわけでございます。しかしながら、私は、委員会の全員は、この了承の中に、必ず政府において、大蔵大臣において、また副総理において、このような傾向を根絶していただけるという期待のもとに、その人の行動のあやまちをとがめずして、その全体の悪い傾向を収めるという大きな見地において了承したものを信じておるものでございます。そしてまた、ひとり不穏当な……

第16回国会 予算委員会 第4号(1953/05/29、26期、日本社会党(左))

○八木(一男)委員 関連して――山縣厚生大臣に、日雇労働者健康保険法ゑ一どういう内容でお出しになるのか、それをひとつ伺いたい。
【次の発言】 日雇労働者健康保険法は、十五特別国会に初めて提出されまして衆議院を一応通過したわけでございますが、あれを初めて御提出になつた御熱意には敬意を表するものでございます。あの内容は非常に内容としては発案しておりませんで、二十九億の給付金に対する国庫負担がなくなつて、三億の事務費負担のみでありますので、療養に対しては三箇月の給付しかございません。また傷病手当金がなく、仏つくつて魂を入れずというような内容でございます。また分娩関係の給付もございませんので、男女の労……

第16回国会 予算委員会 第12号(1953/06/27、26期、日本社会党(左))

○八木(一男)委員 私は日本社会党両派を代表いたしまして、昭和二十八年度一般会計暫定予算補正(第2号)、昭和二十八年度特別会計暫定予算補正(特第2号)、昭和二十八年度政府関係機関暫定予算補正(機第2号)については、政府はこれを撤回、組みかえの上、すみやかに再提出すべしとの動議を提出し、その趣旨弁明を試みんとするものであります。  本動議を貫く基本方針の第一は、四箇月にわたる暫定予算の連続のため、昭和二十八年度の現状に対応すべき各種計画の実施が著しく遅延し、国民生活に重大なる脅威を与えつつある弊害を打破せんとするものであります。  その第二は、再建にあえぐわが国に、不幸にも襲来し来つた風水害並び……

第16回国会 予算委員会 第15号(1953/07/04、26期、日本社会党(左))

○八木(一男)委員 まず大蔵大臣にお伺いしたいわけでございます。  さきの本予算委員会におきまして、小平委員からMSAを受入れた場合、経済的なまた財政的な援助についてはどういう影響があるかという御質問がありましたときに、まだはつきりわからないというような御返答であつたかと思いますが、現在でもそうでございましようか。
【次の発言】 緒方副総理に総理大臣の代理としてお伺いしたいわけでございます。今の大蔵大臣の御答弁を伺つたわけでございますが、副総理としてはどういうお考えでありますか。
【次の発言】 ただどうでございましようか、というのです。――緒方副総理は、本予算委員会におきまして、先日社会党右派……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 社会労働委員会 第13号(1955/05/25、27期、日本社会党(左))

○八木(一男)委員 議事進行について。午後になさるような御意向でございますが、それは私としてはけっこうでございますが、先ほど御通告申し上げております通り、川崎厚生大臣に、午後できるだけ早く、十分な時間を取って出席があるように、委員長から強力に御交渉いただきたいと思います。予算委員会の方にも出席要求があるそうでありますけれども、ただいま予算委員会があるからと申しましても、差し繰り合って、両方かけ持ちもできるはずでありますから、午後には必ず厚生大臣が出席できるように強力に御交渉願いたいと思います。
【次の発言】 厚生大臣に御質問を申し上げます。厚生大臣は、すべていろいろな政治の方向をきめるときに、……

第22回国会 社会労働委員会 第15号(1955/05/27、27期、日本社会党(左))

○八木(一男)委員 時間もおそうございますので、簡単に要約して質問をさせていただきます。私、途中から委員を差しかえをしていただきましたので、最初の参考人各位のお話もよく承わっておりませんし、ダブる点がございました場合には、どうか失礼な点はお許し願いたいと存じます。  まず岡田参考人にお伺いをいたしたいのでありますが、岡田先生は、この制度になって、数の点においては非常に不安であるけれども、さらにそれと並行して、つき添い制度も残されるという話を聞いたので、安心をしておるというような御意見だったように伺いましたけれども、それで間違いはございませんでしょうか。

第22回国会 社会労働委員会 第27号(1955/06/23、27期、日本社会党(左))

○八木一男君 ただいま御提出申し上げました日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由と内容を説明させていただきたいと存じます。  日雇労働者健保険法案は、御承知の通り昭和二十八年に可決になりまして、二十九年三月十五日から施行になった法律でございまして、非常に経済的に乏しい状態でございます日雇労働者の人々に、健康保険の恩恵を均霑せしめたものでございまして、この意味におきまして非常によい法律でございます。  しかしながら、この二十八年に通りました法律は、その法律を審議する前に社会保障制度審議会におきまして答申がございましたごとく、その給付内容が非常に貧弱でござまして、健……

第22回国会 社会労働委員会 第29号(1955/06/27、27期、日本社会党(左))

○八木(一男)委員 厚生大臣が来られてから、総括的な質問をいたしたいと思いますが、その前に、保険局長に二、三事務的な点についてお伺いいたしたいと思います。  まず、現在の日雇労働者健康保険法の施行につきまして、いろいろな問題が起っているのでございますが、その第一は、病気にかかって保険給付を受けたいと思いますときに、この保険の特質上、保険証を持っているだけでは、すぐみてもらうわけにいかないで、保険料の納入がいつまでしてあるかという証明をもらわないと、この保険の適用を受けることができないということになっているわけでありますが、それについて、非常に何といいますか、ひまがなく、またかわりに行ってもらう……

第22回国会 社会労働委員会 第44号(1955/07/18、27期、日本社会党(左))

○八木(一男)委員 私は政府提出の日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案に対する日本民主党・自由党・社会党両派並びに小会派クラブの各派共同提出の修正案の趣旨を述べさせていただきたいと存じます。  まず修正案を朗読いたします。    日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案に対する修正案   日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   第十条第三項、第十六条の二第三項、第十七条の三第二項及び第十七条の三第二項の改正規定中「通算して二十八日分」を「通算して二十八日分以上又は当該月の前六箇月間中に通算して七十八日分」に改める。   附則第一項中「昭和三十年七月一……

第23回国会 社会労働委員会 第3号(1955/12/09、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 関連。山下政務次官にお伺いしたいと思います。実は大臣とか政務次官の法制的な役割でなしに、実質的な役割というものを政務次官御本人といたしまして、また国会議員として考えていただく必要があると思うのであります。実質的な役割としては、日本の政治の大部分が官僚行政で動かされている。それを国会議員から大臣、政務次官が出まして、官僚統制のやり方について悪い点をとくと直していくということが大事ではないかと思うわけであります。今山下さんは政務次官になられたばかり、また小林さんは大臣になられたばかりでございますが、小林さんにしても山下さんにしても、この厚生問題については従来から国会の権威者であ……

第23回国会 逓信委員会 第1号(1955/11/26、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 村上郵政大臣に質問を兼ねて御要望申し上げたいと思います。今井手委員から言われたことで尽きておりますし、それと全く同意見でございますが、郵政大臣の村上さんといたされましては、郵政担当の所管大臣として、その郵政の仕事に従事される従業員の方々の年末手当要求に、百パーセントこたえたいという気持を十分に持っておられることと思います。それは今までの各大臣も持っておられたわけでございますが、それにブレーキをかけたのが大蔵省であります。そのような内閣全体の財政計画なり、そういうものが非常にブレーキをかけておったように思うわけでございますが、郵政大臣といたされましては、いかに大蔵大臣ががんば……

第23回国会 逓信委員会 第2号(1955/12/03、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 先ほどから井手委員また片島委員の関連質問を伺っておりましたところ、郵政当局の、特に事務当局のいろいろな御答弁については、非常に不満にたえないわけでございます。特に人事部長の先ほど言われました休日に妻女を使った点についての井手委員の追及に対しまして、そういう問題は好ましくないという御答弁がございましたけれども、このような問題は好ましくないというようなものではない。いけないかいいかという問題であって、好きとかきらいとか、好ましいとか好ましくないとか、そういうような言葉で表現さるべきものではないと思う。そういうところに郵政省の本省が、大阪郵政局あるいは草津の特定局を何らかの意味で……

第24回国会 社会労働委員会 第7号(1956/02/14、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 ただいま主題になりました件に関しまして厚生大臣に少しく御質問をいたしたいと存じます。  まず第一に、厚生大臣の御所信を伺いたいと思うわけでございますが、ただいま日本の政治は立憲政治になっておりますが、実態としては方々で言われますように、政治を動かす相当大きな力が公務員の諸君、いわゆる官僚といわれる諸君によってその原案が作られます関係上、動かされているというような実態があることをいなめないと思うわけでございます。そこにおいて公務員の諸君は、国民に奉仕する立場から、公平な立場からいろいろと一生懸命考えて原案を作られて、まじめに物事を推進しておられると思うのでございますけれども、……

第24回国会 社会労働委員会 第19号(1956/03/13、27期、日本社会党)

○八木一男委員 ただいま議題となりました日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案について、その趣旨及び概要について御説明いたします。  日雇労働者健康保険制度は、同法が昭和二十年七月成立、翌年三月給付開始以来、日雇労働者の疾病負傷時等における医療並びに生活の保証を行う制度として漸次その実効をあげつつありますが、成立時における本院厚生委員会の附帯決議または数次の社会保障制度審議会あるいは社会保険審議会の答申で指摘されておりますごとく至急に改善を要するものが多いのでありまして、この状態は成立後二回の改正を経た今日においても、その改正が小幅のものでありましたため変りはないのであります。  すなわち……

第24回国会 社会労働委員会 第22号(1956/03/20、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 ただいま議題になりましたつき添い婦問題について厚生大臣に御質問を申し上げたいと存じます。  厚生大臣は、このつき添い婦問題が問題になりましたときに、参議院の社会労働委員長をやっておいでになりましたので、参議院の審議の工合については十分によく御存じだと思いますけれども、同時に、そのときにおきまして衆議院においてもこれが非常に慎重に審議せられまして、社会労働委員会として一つの決議をいたしたわけでございます。その決議を読み上げさせていただきます。   昭和三十年度において政府は国立療養所の看護要員の充実を計る意図であるが、これに伴って直ちに現行附添婦制度を全面的に廃止するが如きこ……

第24回国会 社会労働委員会 第32号(1956/04/06、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 私はただいま議題と相なりました件につきまして、鳩山内閣総理大臣に質問をいたしたいと存するものでございます。鳩山内閣は昨年の二月の総選挙のときに、社会保障を拡充することを非常に大きな題目として、大きく明らかに打ち出しておられたわけでございます。また本年一月三十日の衆議院における総理大臣の施政演説の中で、総理大臣は民生安定の政策のうちで社会保障を最も重要な問題として取り上げておられます。そしてまた社会保障の中心課題は、医療保障であるという点を明らかにしておられるわけであります。そのような政策をとっておられるわけでございまするが、一方に今議会に健康保険法の一部改正案をお出しになっ……

第24回国会 社会労働委員会 第36号(1956/04/24、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 本会議の予鈴も鳴りましたので、ごく一、二点だけ御質問さしていただきたいと存じます。今山口さんや八田さんから詳しい御質問がございましたので、重複することを避けて第十九条と第二十条について質問をいたしたいと思います。十九条と二十条では、国庫負担と国庫補助が二分の一というふうになっているわけでございまするが、先ほど厚生省の政府委員の方が御説明いたしましたように、地方財政の窮迫のためにこういう条文が生きてこないという実態があると思うわけでございます。先ほど山口シヅエ君の言われましたように、性病の撲滅について全部国庫負担にするということは私大賛成でございまして、この点を厚生省で推進し……

第24回国会 社会労働委員会 第53号(1956/06/03、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 私は同和対策につきまして社会局長にお伺いいたしたいと思うわけでございます。  この前の二十二国会で同和対策に対する請願書が受理されまして採択になっているわけでありますが、その中に、国会自体に対する請願は別といたしまして、厚生省内部に同和事業の関係の部局を作るということと、各省にまたがる同和対策審議会を作ってほしい、それから同和問題の研究所を作ってほしい、それから国庫支弁による地方専任職員を設置しておしい、地方同和対策運営費の助成をしてほしい、全国福祉協議会に同和部門を設置してほしいというような項目、その他経済問題について、環境衛生について、あるいは文化厚生について、あるいは……

第24回国会 文教委員会 第46号(1956/06/03、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 本日の質疑については、外務省関係と、それから文化財保護委員会関係、文部省関係、それから防衛庁関係の方の御出席を求めているわけでございますが、文化財保護関係以外の方はいつごろおいでいただけるでしょうか。
【次の発言】 それでは文化財保護委員長に御質問を申し上げたいと存じます。武力紛争の際の文化財保護のための条約というものが、多分条約が、各国で結ばれまして、わが国も仮調印いたしました。現在批准の準備中でございます。またそれの国内法の準備中であるわけでございます。この内容につきましては、委員長十分に御承知の通りでございますけれども、こういうことは特にわが国のような、文化財をたくさ……

第26回国会 社会労働委員会 第4号(1957/02/13、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 岸内閣総理大臣臨時代理にお伺いをいたしたいと思います。お時間が非常に少いらしいので、一問一答の形式を残念ながらあきらめまして、私相当しゃべりましてから、明確に一つお答弁を願いたいと思います。  まず社会保障制度審議会の勧告が昨年の十一月八日に出たわけでございます。医療保障の勧告でございますが、その勧告を政府として尊重される気持を持っておられるかどうかをお伺いしたいのでございます。今の民主的な政治のあり方におきまして、各審議会の意見を尊重していくということは、当然なきらなければならぬことだと思うわけでございますが、特に社会保障制度審議会が非常に権威のある審議会だということは、……

第26回国会 社会労働委員会 第6号(1957/02/15、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 厚生大臣にお伺いいたしたいと思います。この前の医療保障の勧告につきまして、岸総理大臣代理並びに神田厚生大臣にお伺いしたのでございまするが、時間がございませんでまだまだ問題が残っております。その中の大きな問題でございます国民健康保険の問題、結核対策の問題につきましては、後ほど別な機会なり、また関連の法律の審議のときに質問をさしていただくことにいたしまして、本日はそれをあきらめまして、ただ言い足りない点だけお伺いいたしたいのでございます。  その一つはこの前もちょっと申し上げましたけれども、医療保障委員の問題でございますが、はっきりと御答弁を伺っておらないように私記憶しておりま……

第26回国会 社会労働委員会 第9号(1957/02/20、27期、日本社会党)【議会役職】

○八木(一男)委員長代理 亀山孝一君。

第26回国会 社会労働委員会 第13号(1957/02/28、27期、日本社会党)

○八木(一)委員 関連して。井堀君の一つの質問に関連しているわけでございますが、政務次官の御答弁に非常に私不満がございます。というのは、先ほど政府提案のこれを変える意思がないと言われまして、それからその次に井堀君がさらに追及されますと、将来保険財政その他が変ったら、状態が変ったらというようなことを言われました。そうではなくて、もっと謙虚な態度で、変ることがあるという態度を示さるべきだと思う。政府としてはこの案に自信を持って出されたかもしれないが、たとえば井堀君の御追及で政府の方にいろいろの計画に不十分な点があって、これを変えた方がいいということが見つかるかもしれません。またほかの委員の御追及で……

第26回国会 社会労働委員会 第15号(1957/03/02、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 関連して……。ただいまの保険局長の御答弁の中で、健康保険法等の改正案を社会保険審議会に諮問されなかったことで、今滝井委員の御質問に対して御説明がございましたけれども、今の保険局長の御答弁は、非常にあるべきことでない御答弁であると私は思います。大綱ということで逃げておられますけれども、一部負担というものは村立扶助を精神とする健康保険法の中の最も中核で、最も大事なところでおる。一部負担の案がこの前の諮問された案より違っておることは明らかでございます。違っているものをすりかえて、大同小異だからといああなた方の判断でやっておるだけだ。大綱という意味は、とにかく健康保険法の中の一番大……

第26回国会 社会労働委員会 第18号(1957/03/06、27期、日本社会党)【議会役職】

○八木(一男)委員長代理 八田委員、ちょっと待って下さい。参考人の方も恐縮でございますが、与党の委員長と理事が来るまで、このままでお待ち下さい。速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 大岩参考人八田委員の発言が終ってから……。
【次の発言】 時間がございませんので、ごく簡潔に要点だけ伺いたいと存じます。参考人の方々は政府提出案のほかに社会党提出案をお読み下さったと思います。それにつきまして、大岩さんから先ほど一部御意見の御発表がございましたけれども、牛尾さん、鹿島さん、可児さんからはっきり伺っておりませんので、この社会党案についてどうお考えか、一応伺いたいと思います。

第26回国会 社会労働委員会 第21号(1957/03/09、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 岸内閣総理大臣に御質問をいたしたいと存じます。  まず第一に、先般の本会議におきまして同僚の受田新吉君の質問がございました。その質問の内容は、総理大臣にとっては耳の痛い内容でございますのでここで重ねて申しませんけれども、戦時中のいろいろの間違いにつきまして十分に反省をしてやっていきたいというお答えであったと思うわけでございまするが、その戦時中の問題は、軍部がいろいろの間違いの原動力であったことは間違いございませんけれども、それに呼応して協力した官僚組織の間違いもあったことは疑いのない事実でございます。先般の本会議で御答弁になった趣旨において、そういうようなことを今後の日本の……

第26回国会 社会労働委員会 第22号(1957/03/11、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 現在案件になっております問題の中で、船員保険の問題が今まで質問をされておりませんでしたので、この問題を基点といたしまして質問をいたしたいと思うわけであります。  まず政府にお伺いいたしたいのは、船員保険は御承知の通り健康保険と違いまして全部政府管掌でございます。健康保険では非常に標準報酬の多い人が組合管掌になり、少い人が政府管掌になるということで、それが政府管掌の赤字が多くなる理由であります。船員保険では全部が政府管掌ですから、非常に赤字が出ている。それはどういうところから来ているとお考えになりますか、これは厚生大臣からお伺いしたい。

第26回国会 社会労働委員会 第23号(1957/03/13、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 今度の健康保険法等の一部を改正する法律案に対する修正案並びに同趣旨の船員保険法その他の修正案につきまして、提案者並びに関連して政府に御質問をいたしたいと思います。この修正案はごくわずかいいところもございまするけれども、この希代の悪法と言われる現在の政府案を直すものとしては、ほんとうに取るに足らない、悪法と同様内容のものであるということが言えると私どもは考えるわけでございます。なぜもっと積極的によくする努力をせられなかったか。社会保険診療報酬支払基金法の一部を改正する部分を削除したことはけっこうでございます。しかしもっともっと修正する部分があったはずであります。たとえば附帯決……

第26回国会 社会労働委員会 第26号(1957/03/19、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 失業保険法の一部改正案につきまして労働大臣に御質問を申し上げたいと存じます。  今般政府の提出されました失業保険法の一部を改正する法律案の提案理由を伺ったり、内容を拝見いたしますると、やや前進の形をとったところもございますが、その実効を伴わないとこりも多分に見受けられます。また改正の中であまり意味のない、場合によっては逆行するような部分もあると思うわけであります。それにつきましていりいろと分けて御質問したいと思いますが、まず第一に、政府の改正の四行目に書いておいでになります一般の失業保険制度における失業保険金額の自動的変更の件でございます。これは時間もございませんので、私か……

第26回国会 社会労働委員会 第27号(1957/03/20、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 厚生大臣にお伺いをいたしたいと存じます。結核予防法の一部を改正する法律案についてお伺いをするわけでございまするが、あの内容はいささか前進でございまして、私どもも賛成するものでございます。御承知の通り中に医療費に対する補助その他の規定もあり、事実名前は予防法とついているけれども、その内容は結核全体に対処する法律であるべきだと思うわけでございます。結核問題に関しましては、予防ということを政府は今度ある程度前進させられた、これはけっこうでありますけれども、予防よりもさらに治療という問題が重大であると考える。社会保障的な立場で言えば治癒の方が断じて上位である。現在病気で困っている人……

第26回国会 社会労働委員会 第29号(1957/03/25、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 同僚委員の質問の途中で関連質問で恐縮でございますが、今滝井委員から御質問のあったことに対する政府側の答弁は、滝井委員は大いに不満であろうと思いまするし、私どもも非常に不満でございます。滝井委員の言われたように、いろいろの範囲を広げるとか、手続を簡単に、実際に即したようにやるという方法と、それともう一つ今の科学的なやつも併用をして、両方の要件どっちか一つでいいということにすれば、完全に救い得る道があるわけでございます。そういうことについて積極的にお考えをいただきたいと思うわけでございまして、私の質問いたしたいのは小さな問題でございまするが、本人にとっては非常に大事な問題でござ……

第26回国会 社会労働委員会 第30号(1957/03/26、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 失業保険法の一部を改正する法律案に対する、社会党の修正案の内容並びに理由を御説明申し上げます。  まず最初に案文を朗読いたします。   失業保険法の一部を改正する法律  案の一部を次のように修正する。   第十七条の三の改正規定に関する  部分を削る。   第三十五条第四項の改正規定の前  に次のように加える。   第二十八条第二項に次のただし書  を加える。    但し、第五章の規定による保険   給付については、これに要する費   用の二分の一を負担する。   第三十八条の三の改正規定を削る。   第三十八条の八の改正規定の次に  次のように加える。   第三十八条の九……

第26回国会 社会労働委員会 第33号(1957/04/02、27期、日本社会党)【議会役職】

○八木(一男)委員長代理 次に小委員会設置の件についてお諮りいたします。本日の理事会におきまして協議いたしました結果、診療報酬及び薬価に関する調査のため小委員十名よりなる診療報酬及び薬価に関する小委員会を設置すべきであるとの御意見でありました。同小委員会を設置することとし、小委員及び小委員長の選任につきましては委員長より指名いたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、小委員には    亀山 孝一君、小島 徹三君、    田中 正巳君、野澤 清人君、    八田 貞義君、亘  四郎君、    岡本 隆一君、滝井 義高君、    堂森 芳夫君、八木 一男君の十……

第26回国会 社会労働委員会 第36号(1957/04/10、27期、日本社会党)【議会役職】

○八木(一男)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩前に引き続き質疑を続行いたします。大橋武夫君。

第26回国会 社会労働委員会 第43号(1957/04/23、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 政府委員にお伺いいたしたいのですか、この法律の中で中央地方の適正化審議会が非常に重要な要素の一つになっております。この審議会の意見を尊重してどんどんやるということは民主政治の一つの大きな要素になっておるわけでございますが、非常にうまく審議会が活用されている部面もあるわけでありますが、それが無視されている部面も現在の政治では相当あるわけでございます。それでこの前当委員会におきまして、総理大臣並びに厚生大臣にほかの審議会の運営の問題につきまして、質問いたしましたところ、過去においてそういうこともあったこともあるが、とにかく審議会については十分にそれを尊重していく、そして法的にき……

第26回国会 社会労働委員会 第44号(1957/04/24、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 議事進行。先ほどから、午前午後と聞いているんですが、午後になって労働省関係の人は一人もおらない。これは非常にけしからぬ。労働大臣に出てもらうように要求してあったはずです。委員長も要求して何回か連絡しておられるけれども、非常に厳重に要求しておられる様子が見えない。中西労政局長もいなくなった――いるというけれども、さっき生理的要求で退出するといって、四十分もいなかった。それで労働省関係に文句を言ってから出てこられた。そういうふまじめなことで、重要な労働問題に関しては、労働省は請求されなくても来て問題を聞いておくべきであると思う。そしてこの重要な組合側あるいはまた経営者側のいろい……

第26回国会 社会労働委員会 第52号(1957/05/16、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 日雇労働者健康保険法の問題について質問をいたしたいと思います。  日雇健保は、できましたときには非常に内容も悪かったわけでございまして、それが内容を充実することが必要であるということは、制定当時から衆議院及び参議院の両委員会でそのことが認められておりまして、即刻至急に早くどんどんと内容を充実させることが必要であるということが確認された附帯決議がついておったわけでございます。その後政府の方におかれましてもその問題を深く認識されまして、徐々に内容をよくしてきておられるわけでございます。三回でございますかにわたって改正がございまして、受給期間が最初の三カ月から六カ月、それから一年……

第26回国会 社会労働委員会 第56号(1957/07/29、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 石田労働大臣の御抱負を伺いまして、労働問題全般について御質問をいたしたいのでございますが、遺憾ながら時間が詰まって参りましたし、同僚の中原、吉川委員がお待ちでありますので、ごく一点にしぼって御質問をいたしたいと存じます。  私の御質問申し上げたいことは社会保険に関してでございまして、ただいまの大臣の御抱負を伺いますと、今度失業保険制度を零細企業に適用したいというような方針を伺ったわけでございます。もっともこのような零細企業は、一番雇用の状態が不安定でごさいますし、また失業した場合に、早晩生活をささえるだけの財源になるべき賃金が非常に少いものでございます。そういうような用意を……

第26回国会 社会労働委員会 第57号(1957/07/30、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 まず最初に堀木さんと米田さんが大臣と政務次官に御就任になりましたことについて、お祝いを申し上げたいと思います。  これからただいま厚生大臣が拘負をお述べになりましたのを伺いました立場におきまして、いろいろと厚生行政に対するお考えを伺って参りたいと思うわけでございます。  まず第一に、堀木先生は参議院におきまして常にこういう問題に、また属される政党におきまして社会保障の推進に非常に努められてこられたことは、私ども存じ上げておりまして、ほんとうによい大臣が御就任になったと思うのでございますが、どうか社会保障の推進の御熱意を今度こそはほんとうに生かしていただいて、強力にこれが前進……

第27回国会 社会労働委員会 第2号(1957/11/06、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 堀木厚生大臣に厚生行政一般の大綱につきまして、また非常に緊急な問題につきましては幾分具体的な問題についてお聞きをしたいと思います。  まず第一に、現在の内閣が貧乏と汚職と暴力の追放を大きな題目として掲げておられるわけでございますが、そのうちのあとの二脚自は国家財政にあまり関係がないと思います。貧乏の追放という問題は国家財政に非常に大きな関係があるわけでございますが、この貧乏の追放については何が一番大きな関係を持つか、たとえば予算項目では社会保障費であるか何であるが、官庁ではどこの省であるかということについての堀木さんの御見解を伺いたいと思います。

第27回国会 社会労働委員会 第4号(1957/11/11、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 厚生大臣にお伺いいたします。この前の質問の続きで、実は年金の問題と部落対策の問題をお伺いしたいのですけれども、厚生大臣の時間の都合もございますから、年金の問題はあとにいたしまして、部落問題についてお伺いをいたしたいと思います。部落問題は同和問題という名前でも言われておりますけれども、この問題は御承知の通り最近各新聞あるいは各週刊誌で非常に問題を大きく提起されております。この問題に一番関係の深い厚生省の主管大臣であります堀木さんはどのような考えでこれに対処しておられるか、一つ伺いたい。
【次の発言】 さらにお伺いしたいのですが、厚生省の担当者としてじゃなしに、内閣の一員であり……

第27回国会 社会労働委員会 第6号(1957/11/13、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 石田労働大臣にお尋ねをいたしたいと存じます。  まず労働行政の中で一番根本的なものであると思われる完全雇用対策についてお伺いをいたしたいと思うわけでございます。石橋内閣が完全雇用という政策を打ち出されまして、その当時は石田さんは官房長官をやっておられました。岸内閣も当然石橋内閣の政策を成立以来継いでおられるわけでございますが、完全雇用対策を出されたけれども、何も裏づけがないように私どもは思います。完全雇用政策を出されたけれども、それをするために、何らか具体的な措置なり、準備なりしておられるかどうか、お伺いをいたしたいと思います。

第27回国会 社会労働委員会 第7号(1957/11/14、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 厚生大臣に御質問を申し上げたいと存じます。この前の厚生大臣に対する一般質問の中で年金問題だけ触れる機会がございませんでしたので、年金の問題についてだけ御質問を申し上げたいと思います。  国民年金という問題は今非常にほうはいたる世論になっておりまして、またこの問題に関係のある識者が非常に強力に主張をしている時代になっております。戦後に家族制度が変りまして、もちろん扶養の義務は当然今の民法でもあるわけでございますが、それを誤解している向きも方々にございますし、それから何と申しますか、非常に子供が孝行であり、親と仲がよくても、今の経済状態からなかなか十分親孝行ができないという状態……

第27回国会 社会労働委員会 第8号(1957/12/19、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 赤松委員の御質問に関連いたして厚生大臣に御質問いたしたいと思います。今の老人であるとか、今の母子家庭、あるいは今の身体障害者に対する過渡的な無醵出年金の問題でありまするが、国民年金制度全体については社会保障制度審議会に諮問をしておられることは、私もその中の委員の一人としてよく存じております。しかし諮問の根幹は基本的な根本的な将来にわたる国民年金制度がその根幹でございます。根幹でございまするから、それと別に今すぐ現在の老人に対する、現在の母子世帯に対する、あるいは身体障害者の家庭に対する年金というものは当然厚生省で積極的に考えられていい問題だと思うわけです。厚生省自体でも年金……

第28回国会 社会労働委員会 第3号(1958/02/07、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 労働大臣に御質問を申し上げたいと存じます。実は雇用全体の問題から賃金の問題、基本権の問題についてお伺いをいたしたいと思ったわけでございますが、非常に時間が迫っているようで、それに論及ができないことは非常に残念でありますが、後の機会に必ずこの問題について御質問をさしていただきたいと思います。時間がありませんので、ごく具体的な、緊急に迫った点を一点だけ御質問申し上げます。  と申しますのは、失業保険の五人未満の事業所に対する適用の問題でございますが、これは去る八月、石田労働大臣が御就任になったときに、社会労働委員会において労働大臣が公約をせられたことでございます。それについて、……

第28回国会 社会労働委員会 第14号(1958/03/01、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 厚生大臣に厚生行政一般について御質問を申し上げたいと思います。厚生大臣の御病気で、厚生大臣に御質問申し上げるのがだいぶおそくなり、ほかの案件の関係で与党側から法案をあげるためにいろいろ審議を促進してほしいというような態度もございますので、十分にできないことは非常に残念なわけでございますが、その点で厚生大臣も作戦ではなしに、厚生大臣は前から率直に申されますけれども、お考えをすぱすぱと言っていただいて、時間内において私の質問の要を得るようにしていただきたいと思います。  最初に国民年金についてお伺いをいたしたいと思いますが、国民年金を政府の方でお考え始められたようでございます。……

第28回国会 社会労働委員会 第18号(1958/03/06、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案について、厚生大臣に御質問を申し上げたいと思います。  この法律は昭和二十八年の十六国会において可決されまして、二十九年の二月から施行を見たわけでございますが、最初は非常に内容が悪くて、給付期間か短かった、あるいは医療内容が少かったというような問題があったわけです。それが当衆議院の社会労働委員会においては、これは急速に内容を局めなければなつないという再三の決議をし、また社会保障制度審議会等でも三回にわたりまして、その内容をよくしなければならない、国庫負担を増額してよくしなければならないというような答申あるいは勧告に、その部分をつけて……

第28回国会 社会労働委員会 第19号(1958/03/11、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 岸内閣総理大臣に部落問題について本日御質問を申し上げたいと存じます。  昨年の十一月十二日に開議でこの問題をお取り上げになって推進していかれるという御決定になりましたことを私ども伺いまして、長年放置された非常に重大な問題をお取り上げになるという御決意をなさいましたことについて、心から敬意を表したいと思うわけでございます。その点につきまして私どもは、この長い間の間違った状態を直すために全国民がこれをやっていかなければならない、もちろん岸内閣が続く限りにおいて強力に取り上げていただかつなければならないと思います。また将来の内閣もこれを取り上げていただき、各政党も、与野党をあげて……

第28回国会 社会労働委員会 第21号(1958/03/13、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 厚生大臣が参議院の方に行っておられるので、ちょっと困るのですけれども、あとで来られるそうですから、来られましたならば同じ質問を繰り返すかもしれませんが、一応それまでの間保険局長に伺いたいと思います。保険局長は、今度出していただいた日雇労働者健康保険法につきまして、この前も申しましたが、社会保険審議会、社会保障制度審議会の答申が二つ出ているわけでございますが、これについて実現化のために厚生省としてはどのような御努力をされたか、それを一つ伺いたいと思います。
【次の発言】 まだ法律がきまらない間に予算が出るということ自体に一つ問題があると思うんです。法律は、国会で審議してどうい……

第28回国会 社会労働委員会 第34号(1958/04/08、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 日雇労働者健康保険法の政府案について、並びに政府のその他のお考えについて厚生大臣にお伺いいたしたいと思います。この前に一番最初の点だけ質問を申し上げまして、その後とだえておりましたが、自後の点について要約して御質問を申し上げたいと思います。  傷病手当金の問題でございまするが、政府原案では十四日、それから出産手当金も十四日となっております。これにつきましては社会保険審議会並びに社会保障制度審議会において、少くとも両方三十日にすべきであるといっておるわけでございます。わが党の案ではこれが九十日になっているわけでございますが、傷病手当金の本質から見て、当然健康保険の六カ月に合わ……

第28回国会 社会労働委員会 第36号(1958/04/10、27期、日本社会党)

○八木(一)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、日本社会党提出の修正案の趣旨弁明をいたしたいと思います。本修正案は第二十四国会に提出されました衆法第四号の社会党提出による日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案の内容の一部を修正しようとするものでございます。この修正の内容につきましては、お手元に配付になっております案文によって御了承を願いたいと思いますが、簡単にその内容を申し上げますると、原案にありました傷病手当金、出産手当金の金額を、現在の生活状態に合せるため、九十円のものを百四十円にし、また百四十円のものを二百円にするというような、金額の内容の変更を目途といたしたものでございます。そ……

第28回国会 社会労働委員会 第40号(1958/04/22、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 最低賃金法案(内閣提出)、最低賃金法案(和田博雄君外十六名提出)、家内労働法案(和田博雄君外十六名提出)、以上三案に関し、大橋、赤松、八木の三委員は大阪に派遣せられ、四月十九日大阪府立労働会館において、大阪市大教授近藤文二君、大阪労働協会会長塩谷男君、全日本労働組合会議大阪地方会議事務局長松本俊博君、日本労働組合総評議会大阪地方評議会事務局長帖佐義行君、株式会社極東製作所社長石橋助司君、関西経営者協会事務局長青沼四郎君、以上六名の意見陳述者より意見を聴取いたしました。その意見は、帖佐義行君を除く五名が政府案に修正の上賛成、社会党案に反対、一名が政府案に反対、社会党案に賛成で……

第28回国会 社会労働委員会 第41号(1958/04/23、27期、日本社会党)

○八木(一)委員 私は日本社会党を代表して、ただいま議題と相なりました国民年金法案に関して、提案の趣旨並びに理由を御説明申し上げるものであります。  戦後わが国国民の平均寿命は大いに伸び、六十才まで存命した人の寿命は、男子七十四才、女子七十七才に達しております。従って人口の老齢化現象が進み、総人口に対する比率も、絶対数もともに相当に増加し、さらに増加する趨勢にあります。大勢の人が長生きをすることができるようになりましたことは、まことに喜ばしいことでありますが、生産年令人口もまたぐんぐんふえておりますので、老人が仕事につく機会は大幅に減ってきております。また現在の老人が、老後に備えてたくわえた貯……

第28回国会 社会労働委員会 第42号(1958/04/24、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 ちょっとけい肺法に関しまして政府当局にお伺いいたしたいのですが、いわゆるけい肺法のよろけ病と同じ症状を呈して、同じように困っている病気の人があるわけです。それはアスベストを取り扱う工場にあるわけでありますが、これは現在けい肺法の適用を受けておらないようでございます。 症状は同じで、対象の人数はごく少い、アスベストを取り扱う労働者は全国でごくわずかです。よろけの症状のある人もごくわずかです。全国探してもすぐぶつかるのは二十人くらいしかいないんじゃないかと思いますが、国庫支出にもそう影響もございませんし、同じ病気で、よろけで苦しんでいる人をけい肺法に適用させることが必要だと思う……

第28回国会 予算委員会 第14号(1958/02/28、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 私は今辻原君がお触れになりました部落問題について、これから副総理初め関係の各閣僚にお伺いをしたいと思うわけでございます。  日本の憲法では、社会的の身分による一切の差別を禁じておりますし、基本的人権の尊重をその根本精神としております。ところが今副総理も大蔵大臣も認められたように、差別が非常にあるという現状にございまして、三百万といわれ六千部落といわれる人々が、いわれのない差別で非常な苦しみを受けておられるわけでございます。この問題は非常に大事な問題でございまして、私どもは日本の全国民、与野党ともにこの問題の解決に当らなければならぬと思うわけでございます。私どもの属しておりま……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 社会労働委員会 第12号(1958/08/09、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 失業対策問題でちょっと簡単に御質問をいたします。先ほど同僚の五島君から質問のときに例としてあげられました読売新聞の記事を拝見いたしますと、賃金の問題には触れておられないようでございます。こういうところに大きな暗い面があるのじゃないかと思いますが、そういう点について一つ。
【次の発言】 失対事業の賃金が十分なものでないということは方々で論議されておりますから、論議しなくてもわかると思うのです。十分じゃないものであるということを職安局長は認めておられるのですか、その点はどうですか。
【次の発言】 失業対策事業の本則から離れて派生した問題については、ほかとの比較であるとか、能率で……

第30回国会 社会労働委員会 第4号(1958/10/08、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 厚生行政全般について、厚生大臣に御質問申し上げたいことはたくさんあるわけでございまするが、本日は主として国民年金の問題並びに部落対策の問題につきまして御質問を申し上げたいと存じます。  まず第一に厚生大臣に、社会保障のいろいろの部分について、どの点を重視しておられるか、どういう順序で考えておられるか、そういうことにつきまして厚生大臣の御所見を伺いたいと存じます。
【次の発言】 厚生大臣の御答弁は、前に吉田内閣時代に厚生行政を熱意を持って御担当になった厚生大臣の御答弁として、ある程度満足をしたわけでございますが、その御答弁の中に、生活保護についての御答弁がなかった。もちろん包……

第30回国会 社会労働委員会 第14号(1958/10/29、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 厚生大臣がそのようなお気持なら、ここではっきりと法律の明文にうたった方がいいと思うのです。そういう態度というものをこの一両目のうちにされて、与党とも打ら合せられて、われわれもちろん協力しますけれども、明文にうたうようにしていただきたい。もしそれについての……。
【次の発言】 厚生大臣が言われた通りのお気持だったらば、明文にうたって一つも差しつかえないと思う。明文にうたったらば、それはかっちりと固まる。あとで行政措置ということだったら、同じように固まるのだったら明文にうたって一つも差しつかえない。同じように固まらないのだったら、厚生大臣の今のお気持は通らない、それでは困る。ほ……

第30回国会 社会労働委員会 第17号(1958/11/01、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 国民健康保険法案につきまして、厚生大臣に御質問をいたしたいと存じます。同僚の委員が後刻相当の時間にわたって質問するよう準備ができているらしいので、ごく簡潔に一番中心点について御質問を申し上げたいと思います。  今回政府が御提出になった国民健康保険法案、二十八国会にお出しになったものとほとんど変りがないものと私ども拝見をいたしておりますが、その通りでございましょうか。
【次の発言】 昨年の二十八国会におきまして、一昨年出ました社会保障制度審議会の医療保障勧告について、私、岸内閣総理大臣臨時代理に御質問を申し上げたことがございます。そのときに、社会保障制度審議会というものは内閣……

第31回国会 社会労働委員会 第3号(1958/12/19、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 岸内閣総理大臣に未解放部落の問題を解決する問題について、お伺いいたしたいと思います。この問題につきましては、総理大臣もちろん御記憶でございましょうが、本年の三月十一日に、社会労働委員会で詳しく私どもの考え方を申し上げまして、総理大臣から非常に理解ある御答弁をいただいておるわけでございます。その御答弁に従いまして、その実行方のことにつきまして、ぜひ今の総理大臣のお考え方を伺いまして、また要請も申し上げたいと思うわけでございます。  そのときも申し上げましたけれども、この問題は何百年間の問題でありまして、また何百万人もの多くの人の問題であります。こういう問題を私どもはどういう意……

第31回国会 社会労働委員会 第8号(1959/02/18、28期、日本社会党)

○八木一男君 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となりましたわが党提出の国民年金法案、国民年金の施行及び国民年金と他の年金との調整に関する法律案に関して、一括して提案の趣旨理由並びに内容の大綱を御説明申し上げるものであります。  この二法案は、大蔵委員会に付託に相なっておりますわが党提出の一般国民年金税法案、労働者年金税法案、国民年金特別会計法案と一体をなすものでございまして、従って御説明中、以上二法案の内容にわたる点にも触れますことをあらかじめ御了承いただきたく存じます。  戦後わが国国民の平均寿命は大いに延び、さらに延びつつあります。大勢の人が長生きすることができるようになりましたこと……

第31回国会 社会労働委員会 第11号(1959/02/25、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 ずいぶんたくさん御質問申し上げたいことがございますが、時間がだいぶおそくなりましたので、一番根本的な点だけ、なるべく時間を節約して御質問さしていただいて、後にまた機会を得て続けさしていただきたいと思うわけであります。  まず坂出さんが厚生大臣になられたことについて、坂出さんの厚生行政、社会保障に対する御決心を伺いたいと思ったわけでございますが、同僚滝井委員の御質問中にその御決意がうかがわれましたので、それについて重ねて伺うことは避けたいと思いますが、それに関連いたしまして、非常に親しく、敬意を払っている滝井さんの御質問でございますけれども、それとちょっと違う考え方を持ってお……

第31回国会 社会労働委員会 第14号(1959/03/05、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 私は政府提出の国民年金法案について御質問をいたしたいと存じます。  社会保障制度が完成されなければならない日本の国におきまして、一番取り残されておりました年金制度について、これを国民全体に広めるべしという世論が高まって参りましたのを受けまして、政府におかれましても今回国民年金法案を提出され、またわが日本社会党においても国民年金法案、同関係法案四案を合せまして五案を提出するような運びになりました。この審議がこれから本格的に行われますことを私どもも非常にうれしく思うわけでございます。政府案につきまして十分に拝見をいたしたわけでございますが、その条文の各一項々々に、作られた方のい……

第31回国会 社会労働委員会 第15号(1959/03/06、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 昨日に続きまして政府案の国民年金法案につきまして、関係各大臣に御質問をしたいと思うわけでありますが、労働大臣、大蔵大臣、企画庁長官がまだお見えになりませんので、厚生大臣に対する質問を続けさしていただきたいと思います。少し前後するかと思いまするが、昨日は年金制度の根本的な問題、拠出年金の重要な骨組みになる問題について御質問申し上げまして、続いて無拠出年金の骨組みにちょっと入ったところで終っております。それで無拠出年金の骨組みのところで、もう少し内部に入った問題をこれから質問をさしていただきたいと思います。  昨日の続きで、政府案の無拠出年金が所得保障が必要な程度の多い人に厚み……

第31回国会 社会労働委員会 第19号(1959/03/16、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 第三班の報告にちょっとつけ加えさせていただきたいと思います。それは委員の質疑に対する各参考人の答弁の件でございますが、非常に多岐にわたりますので、その中で一番大事な点、一点だけについて報告をいたします。  それは委員から貨幣価値の変動に対してのスライドの問題についていろいろと説明があって、それに対して五人の参考人から答弁を求めたわけであります。その中において田中、奥田両参考人は、はっきりと物価変動の割合に応じて年金額を改定しなければならないという条文を入れるべきである、さらに生活の状態その他について変動があった場合には、年金額を増額あるいは年金制度を向上というような積極面の……

第31回国会 社会労働委員会 第20号(1959/03/17、28期、日本社会党)

○八木一男君 お答えをいたします。その前に、今までにあまり例がなかった野党案に対しまして、御質問を下さいました八田先生の御態度につきまして敬意を表したいと思います。今後与党の方が八田先生の例にならわれまして、そのように国会でりっぱな論議をされますことを心から期待いたすものであります。  今所得保障の定義について聞かれまして、完全なるとか、あるいはそれがついてない点についていろいろ御指摘になりましたが、質問者の御意図は、社会党の所得保障はどの程度やるべきかということに最後は要約されていると思いますので、その面でお答えをいたしたいと思います。なおお答えが足りませんでしたら、また再度御指摘を願いたい……

第31回国会 社会労働委員会 第21号(1959/03/18、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 その間に小山さんにちょっと質問いたします。厚生大臣が来られたら岡本さんにすぐかわりますから。拠出年金の中の障害年金、それから援護年金の方の障害援護年金で家族加算を一つも考えておられない。母子援護年金の方あるいは母子年金の方では考えておられる。これはバランスを失していると思うのですけれども、それについてどういうお考えでこういう方向をとられたか。
【次の発言】 母子家庭について加算をつけるのは当然だろうと思う。これは私賛成でございます。それから身体障害年金なり、障害援護年金について比較して考えると、片一方の障害の方についていればそれでいいのですけれども、ついていない。それではバ……

第31回国会 社会労働委員会 第22号(1959/03/19、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 お急ぎのところ大へん恐縮ですが、ごく簡単に御質問申し上げます。  先ほどいろいろの参考人の方々からの御意見を伺い、また委員の質問がありました過程で、社会保障の問題についていろいろとお話も承わりましたし、委員側の意見もございました。たくさん言うと時間がございませんが、私は、労働者の問題は、まず働いている間は賃金の問題が解決されなければならない、それから完全雇用ができ上って、職がないという場合がないようにならなければならない、それ以外の問題は完全に社会保障で解決がつくようになっておらなければならないと考えるわけであります。しかながら今なかなかそういうところにないのでございますか……

第31回国会 社会労働委員会 第26号(1959/03/31、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 医療保障の問題の特に社会保険の問題について伺いたいと思います。  社会保険で背から、厚生大臣が御就任になる前から、一部負担というものは非常にいけない、本人負担というものはそういう医療保障の本来の目的を阻害するものであるというふうな意見は、私どもも持ち、それが一般的な意見になっているわけでございますが、それについての厚生大臣の基本的な考えを伺いたいと思います。
【次の発言】 この前も申し上げましたので、その問題についてはあまりくどくは申し上げませんけれども、健康保険のこの前改悪が行われましたときに、非常な論議が行われまして、初診時の一部負担をふやすことはいけない、あるいはまた……

第31回国会 社会労働委員会 第29号(1959/06/10、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 労働、厚生両政務次官に最初にお伺いしたいのですが、政務次官というものがこの委員会に出てこられるときには、大臣のかわりとして出てこられると私ども確認しているのですが、そのようなお気持でもちろん出てきておられると思いますが、いかがですか。
【次の発言】 両政務次富に大へん失礼なことを伺いましたけれども、今までの委員会の経過において、私どもは生田さんや池田さんは、倉石さんや坂田さんに比べてまさるとも劣らないりっぱな人物であると思っております。ところが大臣という名前を持っていないために御遠慮になって、はっきりと物事をおっしゃらない。はっきりと物事をおっしゃらないのは、ほかの個人的な……

第31回国会 大蔵委員会 第21号(1959/03/12、28期、日本社会党)

○八木一男君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題に相なりましたわが党提出の一般国民年金税法案、労働者年金税法案、国民年金特別会計法案の三案を一括して、趣旨理由並びにその内容の大綱を御説明申し上げるものであります。  本三法案は、本三法案か大蔵委員会に付託されると同時に、社会労働委員会に付託になりましたわが党提出国民年金法案、国民年金法の施行及び国民年金と他の年金との調整に関する法律案の二法案と一体をなすものでございますので、御説明中右の内容にも及びますことを、あらかじめ御了承いただきたく存じます。  福祉国家を作るため、まず第一には、生産年令にある者か働いて、家族とともに人間として生活で……

第32回国会 社会労働委員会 第1号(1959/07/03、28期、日本社会党)

○八木(一)委員 ただいま大原委員が御質問になつた問題と同じ問題で、労働大臣と厚生大臣に御質問を申し上げたいと思います。  まず労働大臣と厚生大臣に同じことをちょっと御質問申し上げますが、両大臣は、国務大臣として民主主義政治、それから政党の責任内閣というようなことを、徹底的にそういう本質の通り動かれる御決心があるかどうか、総括的に伺つておきたいと思います。
【次の発言】 そこで短かい時間にたくさん御質問したいと思いますし、後に滝井さんの重要な御質問がありますから、私はかけ引きなんというのは一切使いません。ずばりと単刀直入に申し上げますから、両大臣も単刀直入に御答弁を願いたいと思います。今までそ……

第32回国会 社会労働委員会 第2号(1959/07/06、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 今大原委員の御質問によりまして、文書の回答の点について明らかにされたわけでございますが、一つ要望を申し上げておきたいと思います。この前この問題について論議をいたしましたときに、緊急失対事業法の第四条第三号のことを申し上げました。今まで緊急失対事業法が土建作業にほとんど限られておったということでございますが、たとえば事務をしていたものが失業した場合に、土建作業ということもそれはいたしますけれども、そうじゃない方がいいような状況があるわけでございます。また高齢者の場合とかそういう場合で、土建作業ということに限らないで何か統計を作る、そういうときの事務能力を持っておる失対事業であ……

第32回国会 社会労働委員会 第3号(1959/07/07、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 渡邊厚生大臣にはお忙しいところを無理をしていただいて非常にありがたいと思います。厚生大臣、大へんお待たせをして恐縮でありますが、非常に大切なところでございますので、どうか時間を十分さいていただいて聞いていただきたいと思います。  まず厚生大臣に対して、厚生行政一般について御質問申し上げたいことがあるわけでございますが、委員会の方の時間もおそくなりましたし、滝井さんの御質問もありますから、国民年金の問題に限って御質問申し上げたいと思います。  国民年金制度につきましては、これは終戦後の社会保障の完成をもって福祉国家を作るとか貧乏をなくするという意味で、非常に重大な問題であるわ……

第32回国会 社会労働委員会 第4号(1959/08/10、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 社会局長に御質問する前に、委員長にちょっと要望したいことがございます。十分おわかりのことと思いますけれども、速記録にとどめておきたいと思いまして御要請申し上げるわけでございますが、今日の委員会の運営は、委員長も御承知の通り非常に不円滑なものであります。不円滑の原因は、衆議院、参議院の委員会が同日に行われて、両方で出席要求する政府委員がダブるという問題が一つ。もう一つは、労働省に関しては最も出席を第一に要求されている労働大臣が全然両方に出てきておらないという点であります。こういう点につきましては、即刻改めていただかなければ困ると思う。ところが九月の委員会開催日は、委員長がおら……

第32回国会 社会労働委員会 第6号(1959/10/10、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 関連して。赤松委員からもお触れになったと思いますが、労働省の所管の問題で、今度の災害に関しては緊急失対事業のことが非常に大きな問題になろうかと思います。名古屋市の浸水地帯では、おそらく中小企業が立ち上れないので非常な失業者が出ると思います。また三重県や愛知県の浸水地帯の農民の人々、この方々がしばらくほとんど収穫ができないというので収入の道が断たれると思う。また私のおります奈良県におきましては、山岳地が全部道が寸断されまして、そこの産業の大部分は山林業です。ところが道が完全に寸断されておりますのと、本道が直っても、林道が全部ぐちゃぐちゃになっておりますから、木材の伐採、搬出が……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第8号(1959/11/12、28期、日本社会党)

○八木(一男)議員 私は、日本社会党を代表して、わが党提出の、昭和三十四年七月及び八月の水害または同年八月及び九月の風水害により被害を受け生計が困難である者の生活の保障に関する特別措置法案に関し、提案の理由及び内容のおもな点を御説明申し上げるものであります。  申すまでもなく、去る九月に東海地方を襲って数千名の尊い人命を奪った第十五号台風の被害は、戦後最大のものであり、あらためて台風による災害の常襲地帯であるわが国の実情というものを深く考えさせられたわけであります。本年七月より九月までの台風及び集中豪雨の災害は、被災世帯実に四十万をこえ、被災者総数約二百万に達したわけでありますが、これらの被害……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第9号(1959/11/13、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 厚生大臣に御質問を申し上げたいと思います。いろいろと分科会もあることでございますから、なるたけ大まかなことについて、一般的な御質問を申し上げたいと思います。  先ほど同僚の伊藤委員からいろいろと御質問がありましたように、今度の災害は、天災ではなしに人災だと一般的にいわれておるわけでございますが、それにつきまして厚生大臣はいかなるお考えか、伺いたいと思います。
【次の発言】 天災、人災という言葉はおかしな言葉ですが、風の吹くことに天災ですけれども、その被害を受けたということは明らかに人災であろうかと思います。その点についてもう一回御意見を伺いたいと思います。

第33回国会 災害地対策特別委員会 第13号(1959/11/25、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 労働大臣に御質問を申し上げたいと存じます。厚生大臣に御質問もあるのでありますけれども、労働大臣にお待ち願いましたので、先に労働大臣に御質問いたします。時間がないことはわかっておりますから、端的に申し上げますけれども、すぱっと率直に、それは賛成であるというような御答弁を、時間を要さないでしていただきたいと思う。  まず、先ほど滝井委員御質問の問題との関連でございまするが、国民健康保険について、災害救助法を出した市町村で、国民健康保険法の条文に従いまして、本人負担、一部負担の減免をし、あるいは保険料の減免をした。そういうことによって国庫の方から国民健康保険の会計に補助をするとい……

第33回国会 社会労働委員会 第15号(1959/12/17、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 きょうは厚生大臣に御質問を申し上げたいのですが、あとで、できるだけ早くおいでになるように委員長から処置をしていただきたい。それまで、年金局長が来られましたからちょっと御質問を申し上げます。  この前の、国民年金法案が通ったときに衆議院の附帯決議、参議院の附帯決議、そういうことについて、その具体化はどのようになっているか、年金局長からお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 年金について全部詳しく御説明しますと、十時間以上かかりますので、きょうは局長も予算折衝で忙しいと思いますから、その来年度予算に関係のあるところだけにおもにしぼって質問いたします。  その前に、関連があり……

第33回国会 内閣委員会 第8号(1959/12/04、28期、日本社会党)

○八木一男君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題と相なりましたわが党提出の部落問題審議会設置法案に関し、提案の趣旨、理由並びに内容の大綱について御説明申し上げます。  本法案は、全国で約三百万と推定されるいわゆる未解放部落の人々がいわれなき差別と極端な貧困に悩み続けている、民主国家としてあるまじき問題を根本的に急速に解決するためぜひとも必要ないしずえとして提案いたしたものであります。  まず法案自体の御説明を申し上げる前に、その背景である部落問題の大要につき申し述べておきたいと存じます。本多佐渡守等によって作り上げられた徳川時代の政治は、「百姓をして食わしむべからず、飢えしむべから……

第34回国会 社会労働委員会 第2号(1960/02/10、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 厚生大臣初め各政府委員に御質問を申し上げたいと思います。いろいろと御質問申し上げたいことはたくさんあるのでございますが、午前中の時間がだいぶ迫って参りましたので、最初に国民年金の問題についてお伺いをいたしたいと思います。  渡邊厚生大臣は、就任されましたときに、記録は今ここに持ち合わせがございませんが、たしか国民年金と国民皆保険の問題について最大の力を入れるというふうにごあいさつにあったように覚えておりまするけれども、その通りでございましょうか。
【次の発言】 私の御質問申し上げたことと違う御答弁なんですが、国民年金制度の充実とそれから国民皆保険の完成に最善の力を尽くすとい……

第34回国会 社会労働委員会 第4号(1960/02/16、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 今の滝井委員の質問に関連して、ちょっとこまかなことだけ申し上げておきます。大臣によく知っておいていただきたいことがあるのです。今保険局長から全体の大勢とかなんとか、いろいろ説明がありかけたのですが、大臣もそういうことを聞いておられると思うのですが、この問題のころには大臣は厚生省にあまり関係がなかったらしいと思いますから、ほんとうの背景を御存じにならないと困る。あそこで初診時の一部負担、入院時の一部負担をやる、それから国の方も三十億出すというようなことで健康保険の赤字が解消することを政府が言われたわけですけれども、そのときにすでに黒字の徴候が見えておったのですが、前年度の赤字……

第34回国会 社会労働委員会 第7号(1960/02/23、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 きょうは健康保険関係と年金関係と、あと社会局の関係のことでお伺いしたいのですが、年金局長がまだお見えになっておりませんし、保険局長が見えておりますから、健康保険の方からお伺いします。  実は私、昨日新聞を読みまして、各大新聞にみんな載っておりました。ここに持っておりますのは読売新聞ですが、政府管掌の健康保険料率の引き下げについての記事が載っているわけであります。社会保険審議会の決定がしておらないのに、そのいかんにかかわらず三月、今月から保険料率を引き下げる意向であるということの記事が載っているわけでございまするが、これは非常にゆゆしいことだと思います。法律でちゃんと明記され……

第34回国会 社会労働委員会 第8号(1960/02/24、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 昨日は厚生大臣に、健康保険関係について御質問申し上げました。その点について、非常に問題がありまして、総理大臣の出席を要求するまでこの問題の質問を留保するということで、お別れしたわけでふります。従って、きょうは健康保険問題についてはそれ以上触れずに、国民年金の問題についてこれから御質問いたしたいと思います。年金局長がおられないようでありまするけれども、別におられなくても御答弁願えるような質問のいたし方をいたしますので、その点は御安心を願いたいと思います。ただその前に、もう一回、きのうの留保した問題を厚生大臣がほんとうによく体されて、間違いないようにされるために一言だけ、御存じ……

第34回国会 社会労働委員会 第11号(1960/03/02、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 生業資金の貸付条件と世帯更生資金の貸付の条件はどのように違うのか、一つお答え願いたい。
【次の発言】 多分そうだろうと思って伺ったのでありますが、世帯更生資金があるからということを一つのこれが少ない理由の弁解の材料に使われたけれども、世帯更生資金の方は保証人が要る、担保が要るということです。それで生活保護を受けて、おられる方は、担保になるような資産を、補足性の原則で、それを処分しなければかけられないのが原則です。そうすると大体財産を持っていない。それから、生活保護を受けておられる方に保証をして下さる方はごくわずかです。そうなると世帯更生資金というものは、残念ながら実際上借り……

第34回国会 社会労働委員会 第16号(1960/03/15、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 関連。今の滝井委員のお話の通りでございまして、厚生省から船員保険法の一部を改正する法律案についての諮問が制度審議会にございました。厚生省の方からは、これは非常に急いで答申してくれということで、社会保障制度審議会では非常に急速にこの問題の審議をして、審議の結果の答申を確定をして、直ちに今答申ができるような状態になっております。これは本日か明日くらいにされると思います。そういう状態でありますから、当然答申を期待して諮問されたわけでありますから、厚生省は責任を負わなければならない。急いでくれということを厚生省から制度審議会に要請されたわけです。制度審議会の方は、それに従って非常に……

第34回国会 社会労働委員会 第17号(1960/03/16、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 船員保険法等一部改正案やその他の問題に関連しまして、松野労働大臣にお伺いをいたしたいと思います。  まず最初にお願いをしたいのは、この非常な希代の悪法案ができましたのは倉石労働大臣の時代からでございましたので、松野さんは新しい意味で、昔からの悪い伝統にとらわれずに一つ御答弁を願いたいと思う。松野さんにまず前提としてお伺いしたいことは、労働大臣として、ごまかい一つ一つのことは一ぱいありますけれども、労働者にどのような政治をしこうというふうにお考えでいらっしゃいますか、一応御答弁いただきたいと思います。
【次の発言】 雇用の安定と労働条件の向上、従って労働者の生活の安定というよ……

第34回国会 社会労働委員会 第18号(1960/03/17、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 待つこと久しで総理大臣に御質問できるわけでありますが、とにかく一生懸命詰めてやりますので、詰めてやることについては最後まで御答弁を願いたいと思います。  総理大臣は福祉国家という言葉を今ほかの委員の御質問に使われましたけれども、私の考え方では、福祉国家というものは、まず働ける者が、たとえば自分の生産手段を持っていない者は完全雇用をしてもらうということがまず第一である。完全雇用は職を得るということだけではなしに、りっぱな賃金をもらい、りっぱな労働条件であるという、質と量をかね備えた完全雇用である。そうしてもう一つは、自営業者が、農業の場合でも中小商工業の場合でも、成り立つよう……

第34回国会 社会労働委員会 第26号(1960/04/07、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 ちょっと関連して伺いたいと思います。結核の回復者の問題で五島委員から御質問がございましたが、労働省に対して御質問するのは初めてですけれども、厚生省では年金の問題のときに、この結核の問題が非常にあいまいで、理論的根拠がなくて、不熱心で、でたらめな見解を持っておるわけです。労働省は厚生省のでたらめのまねをしないでやっていただきたいと思うのですけれども、結核にかかってもなおった人が完全に身体障害者じゃなしに雇用され、生活していくことは一番望ましいことでありますが、結核がなおったというのは、再発の危険性がないとか伝染の危険性がないとかいうことであって、なおり方にはいろいろある。ちょ……

第34回国会 社会労働委員会 第34号(1960/05/10、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 時間もだいぶ過ぎましたので、滝井委員とあまりダブらないような点で御質問を申し上げたいと思います。船員保険法の今度の一部改正案についての質問でございます。いろいろと船員保険の改正案の理由について言われておりますが、要するに陸上の方のじん肺その他の法律の改正に合わせての船員保険法の改正案が出されたというようなことだと存じますが、それでよろしゅうございますか。内藤政務次官から一つ……。
【次の発言】 そういうような点から考えますと、陸上のけい肺とかせき損の患者と同じように、やはり海員の関係のそういう患者も扱わなければならないというような考え方が底流としてあって、こういうものを出さ……

第34回国会 社会労働委員会 第35号(1960/05/11、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 政府提出の身体障害者雇用促進法案について、労働大臣並びに政府委員に御質問を申し上げたいと思います。  身体障害者の雇用を促進して、その自立をはかるということでこういうような法案を出されたこと自体は、非常にけっこうなことだと思うわけでございまするが、その内容については非常に乏しいものがあると私ども考えざるを得ないわけでございます。このような身体障害者雇用促進をやるという空気が、政府部内でも各政党でも世の中でも出てきたというときに、ごく微温的なものをなさいますと、それをまた改正するという機運が盛り上がるまでには相当時間がかかりますので、やはり最初のスタートのときに相当しっかりし……

第34回国会 社会労働委員会 第36号(1960/05/12、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 参考人の皆様方には、お忙しいところ非常に貴重な御意見を聞かしていただきまして、非常に私どもありがたく存ずるものであります。いろいろこれからほかの委員の方と一緒に、これを参考にさしていただいて、問題を進めて参りたいと考えておるわけでございます。  時間もございませんし、私自体も時間がございませんので、まとめてお伺いをいたしますが、黒木さん、国井さんの方からいろいろと総体的な御意見を伺いましたし、それからまた田中さんの方からは、ほんとうに就職の必要な人がこの法律では、はみ出てしまってできないじゃないかという御意見がございました。また仲野さんの方からは、精神薄弱者の方々をこの雇用……

第34回国会 社会労働委員会 第38号(1960/05/18、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 林野庁長官に簡単に質問をいたします。  さっき滝井委員の資料提出要求をされましたことにつきまして、林野庁長官は今までの間に考えられたと思いますが、無条件で即刻提出するという御答弁をいただくことが至当であろうと思います。これについて御答弁をいただきたい。
【次の発言】 実際的の問題で最初申し上げますが、林野庁がそういう林野労務行政をいいと考えておられるなら、出すのに何もはばからないはずだ、内容がいいと思うなら。悪いと思うからそういうことを言っている。悪いと思うことを国会の審議でひた隠しにされるようなことは、林野庁の長官として許されることではありません。即時反省されて、直ちに出……

第34回国会 内閣委員会 第42号(1960/05/17、28期、日本社会党)

○八木(一男)議員 提案者秋田議員に補足いたしまして、提案者の一名といたしまして御答弁をいたしたいと思います。この問題が超党派的に進められることにつきましては、この法律案が出される三年前からの部落問題が審議された経過から御承知の通りでありまして、岸内閣総理大臣が超党派的にこの問題をやっていくべきだということをはっきりと数回国会において明言をしておられますし、また自由民主党の総裁としてもそうありたいということを強く表明されておるわけであります。与党の自由民主党の方々もその意味でこの問題を進められたということを私ども確認をしているわけでございまして、野党側も同じ気持を前から持っておることは御承知の……

第35回国会 社会労働委員会 第2号(1960/08/10、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 まず最初に、委員長の御就任並びに厚生大臣、労働大臣、厚生政務次官、労働政務次官の新しく御就任になりましたことについて、心からお祝いを申し上げたいと思います。  厚生政策の一般施策についてお伺いをいたしたいと思います。中山先生は社会労働委員会の昔からの先輩として、特に日本で初めての婦人大臣として御就任になりましたことにつきまして、私ども非常にうれしく、敬意を表すものでございます。どうか一つ厚生行政をよい意味で強力に進めていただきたいと思います。御婦人の大臣ということで、非常に新聞に、何といいますか、時流に乗っておいでになりますが、私は中山さんが御婦人だからということでなしに、……

第35回国会 社会労働委員会 第3号(1960/09/09、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 今の小山君の御答弁にちょっと関連質問したいと思います。前段の方にも非常に異論がありますが、これは午後からの私の質問で申し上げますけれども、後段の方の通算の問題であります。通算の問題については、じゅずつなぎ方式とか凍結方式ということで検討しておられるのはわかりますが、その方式の問題より以上に大事なのは、途中でやめた人が本人の保険料だけではなしに、たとえば労働者年金から国民年金に移るときには使用主分の保険料、あるいは労働者の場合も農家の人々の場合も国庫負担の期待分、その分を全部凍結されるなり、また持ち分として移管されるなり、そういうことが根本的に大事な問題であります。方式として……

第35回国会 社会労働委員会 第4号(1960/10/14、28期、日本社会党)【議会役職】

○八木(一男)委員長代理 ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。  中山厚生大臣に申し上げます。厚生大臣に就任されて以来、今初めて委員会に御出席になったわけでございますが、私ども待つことしばしであります。これは内閣全体のことでございますが、閣議ということで委員会に御出席にならないような悪い慣例が政府間にあるようでございます。国会は最高の機関であって、その審議は重視されなければなりませんので、閣議は国会の開会する時間に差しさわりのないように開くべきであるということを、閣議の中で一つ総理大臣に御進言を願いたいと思いますし、また厚生関係の審議のあるときには、こちらの時間に差しさわらぬよ……

第36回国会 予算委員会 第1号(1960/10/23、28期、日本社会党)

○八木(一)委員 池田内閣総理大臣にお伺いいたします。ほかの答弁は拒否をいたします。  まず、今の積立金の運用、管理の問題についての総理大臣の明確な御答弁と、それから総理大臣は現在政府がやっておる現行法の拠出制年金の欠点について、いかに考えておられるか、簡潔に明快にお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 今のような、内閣の中でこういう重大な問題についてまだ結論が出ていないようでは、非常に政府は怠慢であると言わなければならないと思います。水田君が言ったように二五%だけを還元融資して、ほかを独占資本に使うというのが有力であるというようなことはとんでもないことであります。社会保障制度審議会などい……


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 社会労働委員会 第4号(1960/12/20、29期、日本社会党)

○八木(一)議員 私は日本社会党を代表して、ただいま議題と相なりました国民年金法中福祉年金の特別の支給に係る規定を除きその他の規定の施行の延期等に関する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  現行国民年金法は昭和三十四年通常国会において成立し、そのうち福祉年金の部分はすでにその支給が開始され、拠出年金については明年四月一日より保険料の徴収が開始されようとしているのであります。本法は国会において審議された当時よりその不十分な点、不合理な点が明らかにされ、社会保障に徹底した法案を提案していた社会党によって反対されたにかかわらず、政府与党が多数によって押し切って成立したものでありまして、そ……

第37回国会 社会労働委員会 第5号(1960/12/21、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 私から、ただいま森 本保険局長に出席を要求してございますが、いかがになっておりますか。
【次の発言】 それでは来てからも 申しますけれども、その問題について申し上げます。  一般の行政の問題について申し上げる前に、厚生省のあり方について大臣に御質問を申し上げたいと思います。  昨日起こったことは、ほかから聞いておいでになると思いまするけれども、厚生省のあり方としてははなはだけしからぬやり方であると思うのです。  まず第一に、厚生省は国民の陳情を非常に拒否をして、来てはならないという――厚生省の構成員全部とは申しませんが、そういうことを申しました。要務があるために会えないことも……

第37回国会 社会労働委員会 第7号(1960/12/23、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 石田労働大臣に質問を申し上げます。かなり御質問申し上げたいことがあるのですが、時間の都合がおありだそうですから、比較的時間を詰めて簡明に申し上げますので、簡明にお答えを願いたいと思います。  実は社会保障の問題について労働大臣にお伺いいたします。労働大臣並びに国務大臣として、社会保障の問題についての御見解があれば先に承っておきたいと思います。
【次の発言】 一応それで大体いいように見えますが、これは社会保障本来の表側を言われたわけであります。そのほかに社会保障については労働大臣として考えられなければならない大きな意義が二つございます。聰明な石田さんですから考えておられるかと思……

第38回国会 社会労働委員会 第15号(1961/03/16、29期、日本社会党)

○八木一男君 私は日本社会党を代表して、わが党提出の国民年金法案、国民年金法の施行及び国民年金と他の年金との調整等に関する法律案、国民年金の積立金の運用に関する法律案の互いに相関連する三法案に関して、一括して提案の理由、趣旨、並びにその内容の大綱を御説明申し上げるものであります。  今国会に別に一般国民年金税法案、労働者年金税法案、国民年金特別会計法案の三法案を提出いたしてございまして、その三法案は、この以上の三法案と内容が不可分でございまするので、御説明にあたりましては相関連して御説明申し上げることを御理解をいただきたいと思います。  申し述べるまでもなく現在の国民年金法は、昭和三十四年、第……

第38回国会 社会労働委員会 第20号(1961/03/29、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 大蔵大臣がちょうど社会労働委員会においでになりましたので、社会保障について総括的な点で、総理がこられるまでお伺いをしたいと思います。こられて中断をしたならば、次に別な機会に続けていたします。  社会保障は、自民党の三枚看板の中の第一看板だったはずですが、今度は非常に後退して、三番目の看板みたいな状態になってしまったわけです。大蔵大臣が厚生大臣といろいろと交渉されるときに、財政的な立場や、あるいはまた経済的な立場からそれにチェックをされたのじゃないかと思うのですが、これについての大蔵大臣のお考えを伺いたい。
【次の発言】 そんな御答弁を期待しているのではなしに、あとの方のことを……

第38回国会 社会労働委員会 第22号(1961/04/04、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 失業保険法の一部を改正する法律案に関連をいたしまして御質問を申し上げます。労働大臣がまだ来ないことは非常に遺憾でありまするが、委員長から急速に出席をするようにお手配を願いたいと思います。  まず職安局長にお伺いをいたしたいわけでございまするが、失業保険法の一部を改正する法律関係資料の中に、社会保障制度審議会に対する諮問に対する答申が印刷をされておりまするけれども、それに対しての追加答申がきておりまするが、ここに印刷をされておりません。その追加答申の方が内容が重大でございまするので、印刷はすでにされておりまするけれども、賢明な委員諸公がその答申の精神に従って法律の審議をされるで……

第38回国会 社会労働委員会 第24号(1961/04/06、29期、日本社会党)

○八木(一)議員 私は日本社会党を代表してただいま議題と相なりましたわが党提出、日雇労働者健康保険法の一郎を改正する法律案につき、その提案の理由、趣旨内容の大綱につき御説明申し上げるものでございます。  日雇労働者健康保険法は、昭和二十七年健康保険制度の適用を受けておらない日雇い形態の労働者諸君の熱心な制定運動、充実した内容を持った日本社会党案の提案によって制定の機運が醸成されたわけでありますが、それにこたえて提出された政府策はきわめて不十分なものであったのであります。昭和二十八年通常国会並びに解散後の特別国会において、両案が審議をされ、政府案の大きな欠点が明らかにされたわけでございますが、与……

第38回国会 社会労働委員会 第25号(1961/04/11、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 労働大臣に簡単に御質問申し上げます。前にも滝井委員から触れられましたけれども、もう一回ちょっとその問題について伺いたいと思いますが、失業保険法は、五人未満の事業所にまだ今強制適用がないわけです。五人以上の事業所でも、失業保険、また労働関係ではございませんが、健康保険が、強制適用ではありながら漏れがあるという点がありますのを、やはり五人未満を全部強制適用にすることによって、そういう事業所の関係者が全部健康保険が適用されるという認識が深まりますと、結局そういうような漏れがなくなると思います。それと同時に、五人未満の事業所に失業保険、健康保険が必要だという要件の方が先でありますが、……

第38回国会 社会労働委員会 第30号(1961/05/10、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 結核予防法の一部改正案に関連しまして、予防法自体並びに結核問題について厚生大臣に御質問を申し上げたいと思います。  この結核予防法の今度濃厚感染源に対して国庫支出を八割にするという法律、ある程度前進であることを認めるわけでございますが、数年前に出ました社会保障制度審議会の勧告では、このような濃厚感染源に限ったものではなしに、数年前に全額公費負担ということで打ち出されてあります。そこには十割国庫負担の場合と、八割国庫負担であって、残り二割を公費負担という場合の両方選択を許すようなことになっておるわけでございます。ところが、先年幾分このような問題に対処することしのものと似たような……

第38回国会 社会労働委員会 第34号(1961/05/18、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 母子福祉資金の貸付等に関する法律の一部を改正する法律案に対しまして、ごく簡単に御質問申し上げます。同僚各位の御質問もありまするので、二、三点をお伺いいたしたいと思います。  厚生大臣どうなんですか。
【次の発言】 厚生大臣が来なければ、それまで待ちます。
【次の発言】 厚生大臣がおいでにならなかったので少しお待ちをいたしておりました。まあごく短時間ですから、生理的要求か何かたったと思いますけれども、そう考えてみてもいいのですけれども、社会労働委員会において、与野党ともに法案の審議が難航していることを心配をして、きのうは十二時一分前まで、これは労働と兼ねてですけれども審査したよ……

第38回国会 社会労働委員会 第35号(1961/05/19、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 吉村委員の御質問に関連して許していただきたいと思いますが、吉村委員の今おっしゃったことがほんとうの姿だと思うのです。やはり厚生大臣はどうのこうの言われないで、ほんとうの姿を認められて――例外もあります。原則としては吉村委員の意見は正しいということを認めらるべきだと思うのです。今保険局長が言われましたように、審議のあとで予算が大体きまってから変えたこともある。予算の総ワクが大体きまってから変えなければならないような貴重な意見がこの審議会から出てくる。それをその前に貴重な意見を出しておいたならば、非常に抵抗の強い大蔵省であってもそのような、たとえば社会保険審議会だったら関係の各団……

第38回国会 社会労働委員会 第37号(1961/05/24、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 ただいま議題になりました八法案中、社会党の三法案については他党の方から御質問があると存じますので、残りの五法案について、この中の主として国民年金法の一部を改正する法律案について、これから逐次、ゆっくりと、十分に御質問を申し上げたいと思います。きょう一日ではとうてい終わりませんので、ときどき中断をして、何回も繰り返し御質問をすることをあらかじめ申し上げておきます。  今度政府の方で国民年金法の改正案を初めとして、通算関係あるいは児童福祉あるいは事業団法というような、国民年金の一連の法律案、改正案を出されたわけでありますが、この法律案その他については、ごく一部、少し前進の見えると……

第38回国会 社会労働委員会 第38号(1961/05/25、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 昨日に引き続いて、国民年金法の一部改正案その他関係法案について質問を継続したいと思います。  拠出年金の老齢年金のごく大綱について昨日まであらましの質問をしたわけでございますが、もちろん拠出年金の中には老齢年金のほかに障害年金と遺族関係の母子、遺児また寡婦年金というような制度があるわけであります。その点につきましても老齢年金で申し上げたと同様の、あるいはそれ以上の組み立ての非常な誤りがあるわけであります。それについてこれから質問をして参りたいと思いまするが、まず最初に、このような政府の拠出年金制の中の、あるいは無拠出年金と関連してもけっこうでありまするが、障害及び母子年金等の……

第38回国会 社会労働委員会 第39号(1961/05/30、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 ただいま御報告のありました災害地の方々に対しまして、心から御同情を申し上げます。その処置が万全であることを希望いたすわけでございます。その問題について御質問をしたいと思うわけでございますが、議題に従って年金法の方の御質問に移ります。後に時間がございましたならば、災害問題について同僚委員から、あるいは私から質問をする場をぜひ委員長において作っていただきたいと思います。  先日までごくわずか重要問題についての大まかな質問をいたして参ったわけでございますが、それにつきまして、かなり委員会が何回も休憩をされましたので、まだ完了をいたしておりませんから、この問題について続けて御質問をい……

第38回国会 社会労働委員会 第40号(1961/05/31、29期、日本社会党)

○八木(一)議員 井堀先生の方から非常に大事な御質問をいただきまして、井堀先生並びに民主社会党の国民年金に対する御熱意のほどを伺いまして、この点敬意を表したいと思います。  井堀先生が言われましたように、社会党案は理想を掲げて現実とうまく調整していくことについて努力もし、苦慮もしたと言われましたけれども、その通りであります。苦慮もいたしましたけれども、それを実際にするために最善の努力をいたしまして作り上げましたのが、この私どもの提出いたしております国民年金法案でございます。その基礎につきましては、井堀先生御承知の通り、国民年金につきましては、その年金制度の非常に複雑でありますことと、それから現……

第38回国会 社会労働委員会 第41号(1961/06/01、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 ただいま議題となりました国民年金関係の諸法案につきまして、内閣総理大臣並びに厚生大臣に御質問を申し上げたいと存じます。  まず、総理大臣に御質問を申し上げるわけでございますが、民主主義政治においては正しい世論を尊重いたしまして、これから議会の論議をほんとうに国政に即時反映するようにしていくことが要諦の重要な部分であると存じまするが、総理大臣はいかがお考えでございますか。
【次の発言】 議会の論議の結果が即時に国政に反映することにつきまして、総理大臣の、私どもの考えと同じ御答弁をいただいて非常にけっこうでございますが、実際の議会政治においてそれが反映しない部分があることを総理大……

第38回国会 社会労働委員会 第42号(1961/06/02、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 私はただいま議題になりましたこの三案について、日本社会党提出の国民年金法案に絶対に賛成、政府提出の国民年金法の一部を改正する法律案並びに児童扶養手当法案に対して反対の討論を行なわんとするものであります。  政府の現行国民年金法ができましてから、昨年からその内容が非常に乏しいのみでなくて、大衆にとって不利なものであることをよく確認した大勢の大衆が、これに対して抜本的な改正を要求し、それまではこのような組み立ての間違った拠出年金をやるべからずとするほうはいたる世論が高まったわけであります。そのようなほんとうに年金について真剣に考えた国民の世論を反映して改正案が出されたのなら考える……

第38回国会 社会労働委員会 第43号(1961/06/06、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 社会局長と職安局長の出席を要求しておりますが、来ておりますか。
【次の発言】 委員会の審議が十分促進されることを要求されるときに、このような局長の不在で審議が中断することはけしからぬ。
【次の発言】 委員長は政府に対して厳重に戒告なさることが必要だろうと思いますが、委員長の答弁は……。
【次の発言】 厚生大臣に御質問を申し上げます。労働省関係はいませんので、国務大臣として、労働省の関係のことはわからぬというようなことを言わずに御答弁願いたいと思います。社会局長がいないけれども、厚生大臣は責任者ですから、全責任を持って御答弁願いたいと思います。  まず第一に、ただいま議題になり……

第38回国会 大蔵委員会 第18号(1961/03/22、29期、日本社会党)

○八木(一)議員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題に相なりましたわが党提出の一般国民年金税法案、労働者年金税法案、国民年金特別会計法案の三案を一括して、趣旨、理由並びにその内容の大綱を御説明申し上げるものでございます。  本三法案は、本三法案が大蔵委員会に付託されると同時に、社会労働委員会に付託になりましたわが党提出の国民年金法案・国民年金法の施行及び国民年金と他の年金との調整に関する法律案、国民年金の積立金の運用に関する法律案の三法案と一体をなすものでございますので、御説明中右の内容にも及びますことをあらかじめ御了承いただきたく存じます。  申し述べるまでもなく、現在の国民年金法は、……

第39回国会 災害対策特別委員会 第11号(1961/10/20、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 官房長官に、今次の災害に関して、また起こらないことを希望いたしまするが、不可避的に将来起こるべき災害についての、個人災害に対する対処の問題を中心にしてお伺いをいたしたいと思います。  内閣総理大臣に御出席を要求いたしたわけでございますが、まだお見えになりません。官房長官は、災害の問題について、各省別の問題を取りまとめ、総理大臣のかわりにいろいろ御答弁になる立場におられると存じまするので、これから官房長官にお伺いをいたしまするが、内閣全体の意思としてお答えを願えるものと理解してやって参りたいと思いますが、それでよろしゅうございましょうか。

第39回国会 災害対策特別委員会 第14号(1961/10/25、29期、日本社会党)

○八木(一)議員 私は、ただいま議題となりました、昭和三十六年五月二十九日及び三十日並びに十月二日の強風に際し発生した火災、同年六月、七月、八月及び十月の水害、同年九月の風水害又は同年五月から八月までのかんばつにより被害を受け生計が困難である者の生活の保障に関する特別措置案法について、日本社会党を代表いたしまして、提案の趣旨、理由並びに内容の大綱について、簡単に申し上げたいと存じます。  本年日本を襲いましたいろいろの災害によって、非常に多くの国民の方々があるいはとうとい生命を失われました。あるいはそのうちに生活が困難に陥られまして困っております。私ども議会全体として、ほんとうに弔意を表し、そ……

第39回国会 災害対策特別委員会 第15号(1961/10/27、29期、日本社会党)

○八木(一)議員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になりました被災者援護法案について、その提案の趣旨、理由並びに内容の大綱を御説明申し上げたいと存じます。  わが国の地理的環境は、残念ながら、季節的に台風の襲撃を受け、また、豪雨の襲来を受ける地帯でございます。このために、完全な災害対策を立てても、なお災害を根絶することがはなはだ困難な状態にあるのにかかわりませず、治山治水計画、防潮計画あるいは気象観測等の不徹底のため、十分な災害防止をなし得ないのみならず、山林の乱伐、地下水の乱用、誤ったダム管理、災害復旧の不徹底等のため、人為的に災害を増大せしめていると言っても過言でない状態は……

第39回国会 災害対策特別委員会 第17号(1961/10/31、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 単刀直入に簡単に御質問を申し上げます。  災害については、これを防ぐ、防災をする、災害を受けないということが最も大切であることは申すまでもございません。しかしながら、台風の常習地帯であり、集中豪雨というようなものが季節的に襲来する日本でありますから、これを根絶するということは非常に至難であろうと思います。ことに現在の状態においては、治山治水計画が非常に不完全である。それから気象観測が不完全である。また、災害復旧も、当然完全な改良復旧をしなければならないのに、そういうことが不徹底であるために、人為的に災害が増大しているという点があるわけです。ことに人為的のひどいのは、ダム管理が……

第39回国会 社会労働委員会 第2号(1961/10/03、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 閣僚と内閣の編成が変わりまして灘尾さん、森田さんが厚生省の大臣、政務次官として、非常に人格、識見等の高いお二方がおいでになられたことにつきまして、私は非常にうれしく存ずる次第であります。どうか今までの御経験を生かしていただいて、厚生行政をよく推進をしていただきたいと御期待申し上げる次第であります。  それにつきまして厚生大臣にお伺いをいたしたいのでありまするが、厚生大臣のごあいさつにもございましたように、社会労働委員会のいろいろの論議を大きく参考にして、それをもとにして御推進になる気持をごあいさつで申し述べておられるわけでございまするが、今までの例といたしまして、各行政当局が……

第39回国会 社会労働委員会 第4号(1961/10/05、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 この前に引き続きまして、厚生大臣に基本施策について御質問申し上げたいと思います。  この前の続きで、生活保証法の問題について御質問いたします。この前には、生活保証基準が、生活保護法の精神である健康で文化的な最低生活を保障するに足るものでないという状態、並びにその状態に適するようにいつも即時対処し得る態勢をとるような機関、その他そういうものを作る必要があろうかと思うというようなことについて御質問申し上げ、次に自立の助長という点について、収入認定について、一定の収入認定をしないというゆとりをつける必要があろうかと思われる点につきまして御質問を申し上げまして、厚生大臣の御検討をお願……

第39回国会 社会労働委員会 第7号(1961/10/17、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 ただいま議題になりました諸法案につきまして、厚生大臣に御質問を申し上げたいと思います。  国民年金制度が創設されたことは、社会保障の中の非常に欠けておった所得保障の柱が一つ確立された意味で、その意味では非常によいことだとは思いまするけれども、御承知の通り非常にその内容が乏しい。そしてまた組み立てが非常に間違っているという点があるわけでございます。その点で急速な、抜本的な改正が必要であるにもかかわりませず、先国会において九点ほどの改正案を出され、今国会にはそれに少しつけ加えた改正案を出されましたけれども、この改正は国民の要望というところから見ましたならば、非常に微温的な、乏しい……

第39回国会 社会労働委員会 第9号(1961/10/19、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 引き続いて、国民年金法自体について御質問を申し上げたいと思います。先日は拠出制年金についておもに御質問を申し上げたわけでございますが、無拠出制年金について、福祉年金について御質問を申し上げたいと思います。  まず第一に老齢福祉年金の点であります。老齢福祉年金は始まってから二年間ほどになりますけれども、創設されたときからこのような七十才から年に一万二千円である。しかも夫婦そろって七十才以上のときは二割五分が削減されるというようなこと、それから本人所得制限が十三万円であり、そのほかに配偶者所得制限というような奇妙きてれつな制限条項があって、非常に恩恵に浴する人が少ないという点で問……

第40回国会 社会労働委員会 第1号(1961/12/16、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 厚生政務次官に御質問申し上げたいと思いますが、大臣のかわりとして、責任を持ってお答えを願えるべきだと思いますが、それについての政務次官の御決意を伺いたいと思います。
【次の発言】 厚生省の方で、大蔵省に対して予算の諸要求をしておられます予算要求に対して、大蔵省の査定をしたらしきものが新聞記事その他の情報で流れておるわけであります。そこで拝見をいたしますと、その中にほんとうに国会で審議をされた問題について、それを重要視されてない向きがあるようにどうしても見えるわけであります。国会で、国会の構成の要素である自由民主党、社会党、あるいは民社党の各党が一致して決議したものは、文句を言……

第40回国会 社会労働委員会 第4号(1962/02/08、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 実は田邊委員と厚生大臣の質疑応答を伺っておりましたが、明年度社会保障費の予算の伸びなかった原因についてお伺いしたい。  明年度の最初の計画を作るときに、大蔵省の方から、各省の前年度の予算の五割までの要求を出してくれと言ってきたということが事実であろうことを、私は諸情報で聞いております。事実でなければ、またその御説明を願ってけっこうでございますが、時間の関係上、事実として問題を進めたいと思います。  社会保障費というものは、田邊委員の御発言、それに対する、厚生大臣の御答弁から、論点を幾らでも掘り下げて申し上げられると思いますけれども、それは省略して、今急速にこれを日本の現状とし……

第40回国会 社会労働委員会 第6号(1962/02/14、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 厚生行政中、おもに社会保障の問題につきまして、厚生大臣にお伺いをいたしたいと思います。  実は先日も田邉委員の関連質問で申し上げました、予算について大蔵省が、事柄の緩急を無視して、一律に要求を押えて査定しようとする傾向に対して、それを是正しなければならないと考えまして、厚生大臣の御意見を伺い、大蔵省を追及いたしたいと考えておりましたが、残念ながら当面の相手である大蔵省がまだ見えておりませんので、その問題は大蔵省が参ってからにいたしまして、さっそくほかの問題に移りたいと思います。社会保障の問題で、防貧と救貧ということがいろいろといわれておりまするけれども、厚生大臣には、防貧政策……

第40回国会 社会労働委員会 第7号(1962/02/15、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 厚生大臣と社会局長と医務局長にちょっと御質問を申し上げたいと思います。  実は非常に急を要する問題でございますので、日程外にお願いをしたわけでございますが、奈良県の奈良市に日赤病院があるわけです。この日赤病院について、県庁の整備計画の場所に日赤病院がありました関係で、県庁の方は、そこをどいてくれということから始まりまして、日赤の非常に不熱心な投げやりの状態と相待って、県知事であり、日赤の支部長である奥田良三という人の態度としては、この日赤病院を閉鎖するというような方針をきめられまして、それで日赤の従業員やそこに入っている患者たちは、それでは困る、また、非常に公的病院の少ない奈……

第40回国会 社会労働委員会 第11号(1962/02/28、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 委員長、本日部落解放問題について、集中的にわが党の各委員から御質問を申し上げたいということでこの場を打つことにおきめをいただいたわけでありまするが、内閣総理大臣を初め厚生大臣、労働大臣、通産大臣、農林大臣、文部大臣、大蔵大臣、自治大臣、建設大臣、官房長官、総務長官等の御出席を要求しておったわけであります。各委員会が忙しいことは承知いたしておりますけれども、私ども調べましたところ、労働大臣は、もはやILOの緊急質問の答弁は終わっている瞬間であります。厚生大臣はただいま来ておられまするけれども、まだお見えになっておりません総務長官は、先ほどの提案理由の説明でお見えになった。十一時……

第40回国会 社会労働委員会 第14号(1962/03/07、29期、日本社会党)

○八木(一)議員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題と相なりましたわが党提出の生活保護法の一部を改正する法律案、すなわち生活保障法案につき、その提出の理由、趣旨並びにその内容の大綱につき、御説明申し上げます。  生活保護制度が、憲法第二十五条の精神を実現すべき制度の中で最も大切なものであり、社会保障制度の基盤をなすものでありますことは議論の余地のないところでありますが、この重要な制度を規定する生活保護法が、制定後十数年間、その間に、社会状態、家族関係、経済状態、生活水準等の急激な変遷に際会しているのにかかわらず、変化に応じた根本的な改正がなされず、その運用も、また、枝葉末節にとら……

第40回国会 社会労働委員会 第15号(1962/03/08、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 厚生大臣に御質問を申し上げます。参議院の方に行かれる御都合がございますので、ごく簡単に、一点だけはっきり伺っておきたいと思います。  医療金融公庫法の方では、貸付で、現在のところ八分貸付が行なわれておりますけれども、これが非常に高過ぎるということにつきましては、この法案の審議で各委員から熱心に言われまして、それにつきましては、厚生省あるいは政府全体も、これは高過ぎるという認識のもとにこれを下げる措置をすることに、今そういう気持を固めておられるところでございますが、それにつきまして、それが実行に移ったときに、今までの、前の条件で借りていた人が、そういうふうに利率が下がった場合に……

第40回国会 社会労働委員会 第17号(1962/03/14、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 船員保険法の一部を改正する法律案につきまして、同僚委員が御質問になった点にあまり重ならない点で、御質問申し上げたいと思います。  厚生大臣は、昭和三十二年の三月、第二十六国会で健康保険法と船員保険法の改正がなされました際に、次のような附帯決議がなされていることを御存じであるかどうか伺いたいと思います。それを申し述べますと、「健康保険の被保険者の標準報酬額を引き上げた反面、船員保険の被保険者の標準報酬を最高三万六千円に据え置き、しかも被保険者の一部負担制度をなすことは、船員保険の療養給付の趣旨から見て、矛盾を感ぜられるから、船員保険法については、早急に根本的な改正について検討の……

第40回国会 社会労働委員会 第20号(1962/03/22、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 国民健康保険の改正案について御質問を申し上げたいと思います。時間が非常に制約されて、私の協定時間としては二十五分しかありません。厚生大臣や関係の方にお尋ねをいたしますが、できるだけ省略して端的に御質問申し上げますから、御答弁も、その場のがれの御答弁をなさらずに、ぴちっと御答弁願いたいと思います。  今の滝井委員との質疑応答を伺っておりましたけれども、私どもの感ずることは、厚生省が非常にへっぴり腰である、政府がほんとうに本気になっていないということをしみじみと感ずるほかに何ものもなかったわけであります。池田内閣は、二年前に、社会保障を一生懸命にやる、国民健康保険について七割給付……

第40回国会 社会労働委員会 第22号(1962/03/27、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 私は、ただいま議題になりました諸法案のうちで、国民年金法の一部を改正する法律案を中心にいたしまして、厚生大臣、政府委員に御質問を申し上げたいと思います。  今度の国民年金法の一部を改正する法律案の提案理由の説明の中に、「今回の改正法案は、この制度における低所得者層の処遇をさらに厚からしめるため、当委員会の強い御要望でもある保険料の免除を受けた場合にも保険料を納付した場合と同様に国庫負担を行なうことを実現することによって、低所得被保険者について拠出年金の受給要件を緩和し、あわせて年金額の引き上げを実施するとともに、低所得、かつ低額の公的年金受給者に対する福祉年金支給制限の緩和等……

第40回国会 社会労働委員会 第24号(1962/03/29、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 関連。先日質問のときに、厚生省の当局にも大蔵省の当局にも申し上げたわけでございますが、そのようなことは、この前申し上げた過程から、年金をやるのに社会保険という概念を技術的に使うということから、それからあとにできてきたものでなければならない。年金はあくまでも本質的には無拠出年金が至当である。ただし、無拠出年金では、国家財政との関係上年金額は低きに失した工合にしかできない。またもう一つは、大ぜいの対象者に支給ができないので、そのことを勘案して現在の国民の直接の拠出、それを加えて国庫負担とともに財政の基礎を作って、それで拠出年金制というものを作ったということになろうと思います。そう……

第40回国会 社会労働委員会 第25号(1962/04/04、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 議題になりました国民年金法の一部を改正する法律案を中心に御質問を申し上げたいと存じます。  前から幾分御質問を申し上げておりまして、国民年金のまず金額の問題、開始年令の問題等について大まかな御質問を申し上げました。きょうはそれに続きまして、一番大綱的な問題について最初、具体的な問題についてあとから、順次御質問を申し上げたいと存じます。  この前の最後にちょっと触れたわけでございますが、前回の国会で大綱的な付帯決議に「保険料、年金額、給付要件、受給対象等すべての面において社会保障の精神に従って改善すること。」という項目がございます。これを抽象的にこの前申し上げました。そういう方……

第40回国会 社会労働委員会 第27号(1962/04/11、29期、日本社会党)

○八木(一)議員 小沢委員の方から、生活保護法に対する非常に御熱意のある御質問をしていただくことを、国会の正常化の意味において非常にありがたいと思うわけであります。  生活保護法の一部改正案につきましては、私どもは、憲法第二十五条の精神を実際に生かすために、確立をするために、これが絶対に必要であるという意味で提出をしたわけであります。今御質問にありましたように、最低生活というものがいかなるものであるかということにつきましては、御質問中に御解明がありましたように、非常にむずかしい問題ではありまするが、一定の時期においては客観的にそうしたものがあるべきであるという観点に私どもは立っているわけであり……

第40回国会 社会労働委員会 第28号(1962/04/12、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 ただいま議題になっております戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案につきまして、ごく簡単に御質問を申し上げたいと存じます。  この法律で、戦傷病者やあるいは戦没者遺族、あるいは夫帰還者留守家族等につきまして、その処遇がある程度改善を見ましたことは、国民の方々、その対象者の方々とともに喜びといたしたいと存じます。なおその内容がまだ十分でない点は遺憾でございますが、どんどん内容もよくなり、また適用者が拡大されるように望むものであります。もう一つこの法律の中に引揚者給付金等支給法の問題があるわけでございますが、すべてについてまだ不十分だと思いますが、引揚者給付金等支給法……

第40回国会 社会労働委員会 第33号(1962/04/25、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 末高さんに一点だけ、大きな方向についてお伺いをしたいと思います。  診療報酬問題でいろいろと論議がなされ、問題があるわけですけれども、そのときに、たとえば医療をサービスされる方の方がどれだけ受け取らなければいけない、また支払う方はどれだけしか払えないというような問題だけで論議されておるのが、一般的には、しろうとの場合には多いと思いますけれども、ほんとうの医療保障の立場はそれではいけないと私は思う。私の意見をちょっと簡単に申し上げまして、先生の御意見を伺いたいと思います。  国民の医療という立場では、病気になった者が、あるいはその家族が、一番いい医療で早く完全になおしてもらいた……

第40回国会 社会労働委員会 第35号(1962/04/27、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 十河総裁にお伺いをいたしたいと思いますが、時間が迫ったようですから、総裁には端的にお答え願いたいと思います。  総裁は、国鉄でずっと今までの生涯を努力してこられた。国鉄で自分の生涯の意義を感じておられるようでありますが、東海道新幹線の竣工を自分の手でしたいというようなお考えも持っておられるように推測をするわけであります。一体、日本国有鉄道というものは、そのような線路あるいは機関車、客車、貨車、そういうもので動くのではなしに、それを動かしている働く労働者の手によって動く。その場合に、きょうずっと総裁の態度を見ておりますと、ほんとうに国鉄を動かしている働く労働者というものについて……

第41回国会 社会労働委員会 第4号(1962/08/23、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 厚生行政の基本施策について、厚生大臣に御質問を申し上げたいと思います。  まず、今度御就任になりました厚生大臣並びに厚生政務次官に、この重要な任務に当たられますことにつきまして心から敬意を表したいと思います。その任務を完全に果たされるために非常な御努力をお願いをいたしたいと思います。それにつきまして、厚生大臣はどのような御決意でこの問題に対処されようとしていられるか、厚生大臣のお気持をまず伺わさせていただきたいと思います。
【次の発言】 どういう気持でお引受けになったかと申し上げたわけではありません。お引き受けになった以上、どのような気持でその責任を果たそうかという点について……

第41回国会 社会労働委員会 第6号(1962/08/29、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 国税庁の長官に国税庁の不当労働行為、組合の分裂を当局みずからが策した問題について御質問を申し上げたいと思います。  衆議院の大蔵委員会で同僚の横山君、それから参議院の委員会におきまして亀田得治君等から質問のあった問題でありますから、大体その内容を御承知だと思います。しかしながら、言を左右にして、そういうものはないとか知らぬとか言われましたならば、一つ一つ問題をあげて追及を申し上げたいと思いますから、そのおつもりではっきりといろいろ御答弁を願いたいと思います。  国税庁では、最近遠山審議官という人に、いろいろの分限だとか厚生だとかあるいは職員団体というような問題について任務を与……

第41回国会 社会労働委員会 第9号(1962/09/03、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 関連。地域差の撤廃の問題を迅速に実現をしていただきたいと思います。地域差の問題は、一般的に、昔、地域の差によって生活費とか経営の実費が違うというような概念から、そういうものが起こったと私ども理解しておりますけれども、現在はその状態が全然一変しまして、むしろ逆に、そういうような制度によって収入が少なくなる人の方が生活費が高い、経費が高いという現象すら起こっているわけでございます。そういう点で、地域差は絶対撤廃をしなければならぬものだと思うわけです。それとともに、特に医療の問題の診療担当者の地域差の問題は、もう一つ別な積極的な意味で、これを早く撤廃をしなければならぬと思うのです。……

第41回国会 社会労働委員会 第10号(1962/10/09、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 社会保障制度審議会の総合調整に対する基本方策についての答申及び社会保障の推進に関する勧告という問題について、私は本日内閣総理大臣や、あるいは関係大臣でございまする厚生大臣、あるいはまた労働大臣に質問をいたすつもりで本委員会に出席したものでございます。ところで、この問題につきましては、制度審議会の答申、勧告ができたときに、さきの国会中でございましたので、この問題について総理大臣に直接ただすために、私どもは委員会に出席を求めること再三に及んだわけでございます。その間において、秋田労働委員長は非常に真摯な態度でこの問題に努力をせられたわけでございまするが、最初は自由民主党の国会対策……

第41回国会 社会労働委員会 第13号(1962/12/07、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 関連して。ちょっと簡単に中心点を申し上げますので、お返事をいただきたいと思います。  今、局長の御答弁の中に憲法のお話がありましたけれども、職業の選択の自由というようなことだけで、もう一つの憲法の条文を忘れておいでにならないか。それは学者の方の論議だと言っておられますけれども、やはりそういうことを、この問題に関係のある官庁では頭に入れていただかなければいけないと思うのです。そのもう一つの条文は、「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。」という二十七条の条文であります。すべての国民は勤労の権利を持っておる。ところが、目の悪い方とか、その他身体に障害のある人が、勤労の権利を……

第43回国会 社会労働委員会 第3号(1963/01/31、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 関連して大橋労働大臣に伺いたいと思いますが、ただいま河野委員から御質問のありました緊急失業対策法の改正を企図されているという問題でございますが、緊急失業対策法の問題は非常に複雑な問題でございます。私どもの考え方では、雇用問題であると同時に、また社会保障問題でもあるというふうに考えておるわけでございますが、労働大臣のお考えはいかがでございますか。
【次の発言】 雇用問題であると同時に社会保障問題であるということ、実態としてそういう問題があることは労働大臣もお認めだと思いますが、いかがでございますか。
【次の発言】 雇用という言葉に固着して、労働問題としてのみ考えようとしておられ……

第43回国会 社会労働委員会 第12号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 部落解放政策について、政府の関係者に御質問をいたしたいと存じます。  まず、総務長官にお伺いをいたしたいわけでございますが、この非常に重要な問題について、いまだかって、今の池田内閣総理大臣が積極的に、直接にその態度を示したことを、残念ながら私どもは知っておらないわけでございます。その問題のおもな担当者としての徳安総務長官は、池田内閣総理大臣がどういう考え方でおられるかについて、御存じであったら伺わしていただきたいと思います。
【次の発言】 池田内閣ができましたときに、私ども直接に伺ったわけでございますが、時の大卒官房長官、時の総務長官は福田さんでしたかに対しまして、岸内閣以来……

第43回国会 社会労働委員会 第14号(1963/02/27、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 母子福祉資金の貸付等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、厚生大臣や政府委員に御質問をいたしたいと思います。  今大原委員から大局的な点を中心にして御質問がございました。さらに引き続き日を改めて御質問があろうと存じます。昼も迫っておりますので、私も質問申し上げたい点全体を、きょう残された時間で申し上げる時間の余裕がないと思いますので、ごく問題を限って御質問を申し上げまして、後日また続けて他の問題について御質問を申し上げたいと思います。  まず、この問題については、先般社会保障制度審議会で答申を得てからお出しになったわけであります。抽象的な、概括的な答申が出ております……

第43回国会 社会労働委員会 第17号(1963/03/06、29期、日本社会党)

○八木(一)議員 私は、日本社会党を代表いたしましてわが党提出の日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案の提案の理由、並びにその内容の大綱につき御説明申し上げます。  医療保障制度の改善向上は識者の強く主張し、国民の熱心に要望するところでありまして、わが日本社会党初め、各政党も積極的に公約をいたしております。  しこうして、低所得階層を対象として、その給付内容のきわめて貧弱な日雇労働者健康保険法の改正が最も優先的に取り上げられるべきものの一つであることは論を待たないところであります。ところが御承知のごとく、今回国民健康保険法の一部を改正する法律案で国保、健保等の幾分の改善が計画されているのに……

第43回国会 社会労働委員会 第19号(1963/03/12、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 労働大臣にお伺いをいたしたいと思います。  労働大臣の一番大事なお仕事は、労働者に対して、その雇用とか賃金とか、その他の労働条件あるいは関連する社会保障とか、そういう問題を、法的にりっぱに完備をした状態で、労働者がいろいろな心配なしに労働に従事できるというふうな体制をつくられることが、労働者として、またその責任者としての労働大臣としての一番大切なことではないかと思うわけでございますが、それについて労働大臣に伺いたいと思います。
【次の発言】 労働者の中にはいろいろ職種の違いがあるわけでございますが、職種が割に目に見えやすいところ、それから団体の、前から非常にしっかりしていたと……

第43回国会 社会労働委員会 第22号(1963/03/20、29期、日本社会党)

○八木(一)議員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題と相なりましたわが党提出の生活保護法の一部を改正する法律案、すなわち生活保障法案につき、その提案の理由、趣旨並びにその内容の大綱につき御説明申し上げます。  生活保護制度は、憲法第二十五条の精神を実現すべき制度の中で非常に大切なものであり、社会保障制度の基盤をなすものでありますが、この重要な制度を規定する生活保護法が、制定後、十数年間、その間に社会状態、家族関係、経済状態、生活水準等の急激な変遷に際会しているのにかかわらず、変化に応じた根本的な改正がなされず、その運用もまた枝葉末節にとらわれて根本的精神にもとる方向がとられ、その……

第43回国会 社会労働委員会 第24号(1963/03/29、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 国民健康保険法の一部を改正する法律案について、厚生大臣に御質問を申し上げたいと存じます。  国民健康保険については、池田内閣が発足をしたときに、七割給付をするということを世の中に宣明をせられました。次の総選挙においては、与党の各候補者が各地でその問題を非常に強調しておられたようであります。しかるにかかわらず、それから数年を経てその問題が実現をいたしておりません。少し前から世帯主についての七割が、結核と精神の二つの病気について実現をいたしましたけれども、世帯主というのは、大体において年配者であります。年配になってから精神病になり、あるいはまた老人結核があるといっても、結核の問題……

第43回国会 社会労働委員会 第30号(1963/05/16、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 関連。その結果を見るばかりではおそいと思うのです。入院さして、なおって、アフターケアの問題でしょう。そこでその間、時間があいたら、またそのためにほかの取り締まりを強化するから、かなり少なくなろうと思いますけれども、網の目をくぐってきた麻薬を求めるというようなことになってしまったらたいへんなんで、六ヵ月の入院で出た者がそういうふうな状態にならないように、早くやってもらわなければ困ると思うのです。そういう点について、あなた、結果を見て十分にやると言ったけれども、いまわかっている、こういうふうにやったらいいということは、結果を見てさらにこういうふうにやったほうがいいということをつけ……

第43回国会 社会労働委員会 第32号(1963/05/22、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 厚生省と法務省の両方に質問をいたします。  まず厚生大臣に質問をいたしますが、麻薬取締法等の一部を改正する法律案を出された趣旨は非常にけっこうでございます。麻薬禍を防ぐために、この法律ではいろいろなことが考えられておりますが、麻薬犯罪をする者に対する刑罰の加重ということを一つの要点として、その中に書いてあるわけであります。そこで、私ども研究いたしました結果によりますと、この問題について、麻薬禍を防ぐために、刑罰を加重して防ぐ点において、おもに供給を断つという方向に重点が置かれております。供給を断つという点は非常に大きな影響がありますから、重点を置かれることはけっこうであります……

第43回国会 社会労働委員会 第33号(1963/05/23、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 ただいま提出をいたしました麻薬取締法等の一部を改正する法律案についての附帯決議案について、提案の内容並びに理由を御説明申し上げたいと思います。  まず、最初に附帯決議の案を朗読いたします。   麻薬取締法等の一部を改正する法律案(内閣提出)に対する附帯決議(案)   政府は、麻薬禍の早期撲滅を期するため、左記事項について速かに対策を講ずるよう努むべきである。  一、麻薬禍防止には国際的連けいを保つことが重要である点にかんがみ、速かに千九百六十一年の麻薬に関する単一条約を批准すること。  二、国は今後麻薬取締りに関し国庫支出の増額を考慮し一層其の施策の充実を図るとともに、都道府……

第43回国会 社会労働委員会 第40号(1963/06/06、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 内閣提出の失業保険法の一部を改正する法律案について質問を申し上げたいこ思います。  まず質問を申し上げる前に、この失業保険法の一部を改正する法律案についての社会保障制度審議会の答申が全員に配付されているかどうか、伺いたいと思います。
【次の発言】 この失業保険法の改正案については、一月三十日付で社会保障制度審議会の答申が出ているわけであります。その答申は非常に内容をえぐった答申になっておりますので、審査をする意味においてこれを全員に配付していただく必要があるわけでございますが、その点がされておりませんでしたので御注意を申し上げましたところ、きょう準備がされているようであります……

第43回国会 社会労働委員会 第42号(1963/06/10、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 近藤参考人にお伺いいたしたいと思います。いま各参考人は各委員の非常に有益な御論議を伺っておったわけでございますが、幾ぶんダブるかと思いますが、その点お許しをいただきたいと思います。  実は失業保障の問題ですが、いままで日本の国において行なわれてきた失業保障は、ほとんど内容はありませんけれども、その問題の内容が、やり方が失業保障というものを故意に放置をして、それを停とんをさして、あるいは逆行をさして、そして失業者がしかたがなしに労働の安売りをする、低賃金で安売りをする、あるいはまた悪い条件のところにしぶしぶ行くというような態勢が方々でとられているようにしか思えない。憲法二十五条……

第43回国会 社会労働委員会 第46号(1963/07/04、29期、日本社会党)

○八木(一)委員 厚生大臣並びに関係の大蔵省筆に対して質問をいたしたいと思います。  厚生大臣にまず最初に御質問をいたしたいことは、今次の国民年金法の改正にあたりまして、この内容が非常に不十分である。そしてこの福祉年金のみにとどまっておって、拠出制のほうについては全然改正が行なわれていない。このような不十分な改正案しか出さなかった理由をひとつ伺っておきたい。
【次の発言】 非常に重大な法案で、この法案の審議をほんとうにしようといたしましたならば、一委員である私だけでも十五時間ぐらいかかる。他の委員の方も同じくらいかかられると思う。しかし国会の会期末で十分な審議を尽くし得ないことは非常に残念に思……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 建設委員会 第35号(1964/06/05、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 ただいま上程になっております近畿圏関係の二法案に関連をして河野建設大臣並びに政府委員に御質問を申し上げたいと思います。あとでわが党の西村関一委員が質問の順番を待っておりますので、私はたくさん質問がありますけれども、部分的に問題を限って質問をし、残りはまた別の機会に十分に論議を尽さしていただきたいと考えており言ます。  まず最初に、河野建設大臣にお伺いを申し上げたいことは、近畿圏整備法の第十四条に規定をされております保全地域について、責任者としてどのようにお考えになっておられるか、明らかにしていただきたいと存じます。
【次の発言】 大臣は、そういう経過とか技術的な点ではなしに、……

第46回国会 社会労働委員会 第3号(1964/01/30、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 厚生大臣に御質問を申し上げたいと思います。小林厚生大臣が厚生大臣に御就任になりましてから、国会で本格的な審議をしますのは初めてであろうと考えるわけでございまして、その最初でございますので、厚生大臣のこの行政の責任者として担当される御所信をまず伺っておきたいと存ずるわけでございます。  まず、厚生大臣は、当然憲法第九十九条に従いまして憲法を尊重する重大な責任があるということを自覚されて、憲法の条章を完全にするためにということを第一の本義としてその仕事を進められるものであると考えておるわけでございますが、それについての小林厚生大臣の御所信を伺っておきたいと思います。

第46回国会 社会労働委員会 第12号(1964/02/25、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 関連。基礎調査の中には、人口とか世帯数のほかに、保護世帯とか失対の適格者の数、そういう調査が出ておるわけです。それを労働省が把握してないということは、非常に怠慢であると思うのです。それについてどうですか。
【次の発言】 総務長官と、それから労働大臣にも御質問申し上げたいと存じます。総務長官のほうが時間の都合がおありだそうですから、先に総務長官にお伺いいたしますが、労働大臣も関連がありますので、ときどき関連で御答弁願いたいと思います。御一緒にお聞きを願いたいと思います。  総務長官は同和対策審議会を管理しておいでになる御任務もありますが、同和対策審議会ができました背景については……

第46回国会 社会労働委員会 第20号(1964/03/17、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 林野庁の長官に御質問申し上げたいと存じます。  林野庁は、国有林を管理されまして重要な仕事をしておられるわけであります。長官の責任も非常に重要なものであろうと考えております。全国三千七百万ヘクタールの面積のうちで、国有林の面積は二〇%を占めております。全国の山林の面積の三〇%、この資源の二分の一というような大切なものをあずかっておられるわけでございます。国土の保全のための職員というようなことにより、治山治水の問題なり、森林資源を存続させて木材の完全な供給と価格の安定というようなことを主軸とされ、その他民有林の指導その他について非常に重要な仕事を林野庁が受け持っておられまして、……

第46回国会 社会労働委員会 第21号(1964/03/18、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 同和対策審議会の会長である木村忠二郎さんが、お忙しいところを参考人として御出席をいただいたことを、質問を用意しておる者として感謝を申し上げたいと存じます。  同和対策審議会は、議員立法の同和対策審議会設置法という法律によってできまして、非常に画期的な問題について審議をされておるわけでございます。その会の取りまとめをやっておられる木村会長はさぞ御苦労であろうと存じまするが、非常に画期的な点について熱心に取り組んでおられる点について、感謝を申し上げたいと考えております。  そこで、この同和対策審議会の答申を本年の八月を期して出すべくいま答申案の御準備にかかっておられるようでござい……

第46回国会 社会労働委員会 第28号(1964/04/02、30期、日本社会党)

○八木(一)議員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題になりましたわが党提出の日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案の提案の理由並びにその内容の大綱につき御説明申し上げます。  医療保障制度の改善向上は、識者の強く主張し、国民の熱心に要望するところでありまして、わが日本社会党はじめ各政党も積極的に公約をいたしております。  しこうして低所得階層を対象としてその給付内容のきわめて貧弱な日雇労働者健康保険法の改正が最も優先的に取り上げられるべきものの一つであることは論をまたないところであります。ところが御承知のごとく、昨年、国民健康保険法の一部の改正によって国保、健保等の幾ぶんの改善が進め……

第46回国会 社会労働委員会 第30号(1964/04/08、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題と相なりましたわが党提出の生活保護法の一部を改正する法律案、すなわち生活保障法案につき、その提出の理由趣旨並びにその内容の大綱につき御説明を申し上げます。  生活保護制度は、憲法第二十五条の精神を実現すべき制度の中で非常に大切なものであり、社会保障制度の基盤をなすものでありますが、この重要な制度を規定する生活保護法が、制度発足後十数年間、その間に社会状態、家族関係、経済状態、生活水準等の急激な変遷に際会しているにかかわらず、変化に応じた根本的な改正がなされず、その運用も、また枝葉末節にとらわれて根本的精神にもとる方向がとられ、そ……

第46回国会 社会労働委員会 第32号(1964/04/14、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 中小企業退職金共済法の一部を改正する法律案について、労働大臣や政府委員に御質問を申し上げたいと思います。かなり同僚委員から詳しく御質問がございましたし、だいぶ夜になってまいりましたので、できるだけ問題点をしぼって御質問を申し上げたいと思います。どうか端的に前向きの御答弁を最初からお願いをしておきます。  まず第一に、この法案で三つの主要な改正点がございますが、その中で、建設労働者に対してこの法律を適用しようということは、前向きでよいことだと私ども考えております。その点は非常によいわけでございますが、いまの建設業者は全国で一万八千六百六十二人ございますけれども、そのうちで登録を……

第46回国会 社会労働委員会 第33号(1964/04/15、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 国民年金法及び児童扶養手当法の一部を改正する法律案につきまして、厚生大臣並びに政府委員に御質問を申し上げたいと思います。  私どもは、この法案が出まして、国民年金の相当の改正が行なわれるだろうと期待をしておりましたものとして、この内容があまりにも貧弱なのであ然としたわけでございまするが、小林厚生大臣が、厚生大臣として国年法の改正を出されるときに、このような貧弱な内容しか盛ることができなかったことについて、小林厚生大臣がどういう考え方でこのような貧弱な案を出されたか、それについて伺いたいと思います。
【次の発言】 経過はわかりましたけれども、御了承と言われてもこれは一切了承でき……

第46回国会 社会労働委員会 第37号(1964/04/27、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 厚生大臣が来られる前に、年金局長に少し詰めた話で伺っておきたいと思います。  今度の国民年金法及び児童扶養手当法の一部を改正する法律案について、社会保障制度審議会の答申が出ております。この答申はいままで各具体的な法案についての諮問に対する答申とはだいぶ異例なことが書いてあると思うのです。それについて事務当局の責任者としてどのように理解をしておられるか伺います。
【次の発言】 今後の改正と言われると、事務当局の責任者として、これは来年度の改正には必ずこれを全部盛り込むというような努力をされなければならないと思いますが、それについて……。

第46回国会 社会労働委員会 第38号(1964/05/06、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 ちょっと関連質問をいたします。  入学支度金のことについては、伊藤先生がさらに御追及になると思います。保証人のことでお尋ねをいたしたいと思います。  いま局長の御答弁では、貸し付け金である以上保証人を省くことはできないというような――これははっきり言いませんでしたけれども、大蔵省の意見であるような言いぶりをされました。そういうような形式的な問題、論議を離れて、母子家庭のことを考えていかなければならないと思う。  大蔵省のその見解に厚生省が負けたということであれば、これは厚生省としては非常に弱腰で、信用するに足らぬということになると思います。厚生省の意見か、大蔵省の意見か、また……

第46回国会 社会労働委員会 第45号(1964/05/21、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 社会保障研究所法案について、厚生大臣や政府委員に御質問いたしたいと思います。  社会保障研究所法案が政府から提出になりましたことは、一歩前進としてよいことだと私は考えておりますが、しかし、この研究所法案の内容を見ますとまだ欠点も残っておりますし、またそれをお出しになりました提案説明をお読みしますと、この中に、厚生省が社会保障に対してどのように取っ組もうと考えておられるかという思想があらわれております。この点についてなおただしておく必要があると存じますので、そういう点について御質問を申し上げたいと思います。  社会保障研究所法案の提案理由の中に、「御承知のように、わが国の社会保……

第46回国会 社会労働委員会 第48号(1964/05/28、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 重度精薄児扶養手当法案に関しまして、厚生大臣並びに政府委員に御質問申し上げたいと思います。  精神薄弱の問題が非常に重大な問題であることは申すまでもございません。いままでは政府の施策が非常に乏しくて不十分であるということでございましたけれども、それについてこのような法案を出されましたことの契機は、水上勉さんの「拝啓池田総理大臣殿」というところから発したように承っております。このように世の中の正しい要望を取り上げることはけっこうでございまするけれども、そのような要望が国民から出るまでに、政府としてはあらゆる施策を充実していかなければ、ほんとうの責任を果たしたことにはならないと私……

第46回国会 社会労働委員会 第55号(1964/06/16、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 この前の国会でわれわれの反対にもかかわらず無理にあのような状態で通った形にされました失対二法のその後の運用について、大臣に御質問を申し上げたいと思うわけでございます。  まず第一に、私どもが反対しておりましたが、通った形になりましたいわゆる失対二法の中で、大臣の国会における答弁、あるいはまたその他の場における大臣との確認においては、その中でとにかく就職の促進措置をとるけれども、たとえばその促進措置をとって後に就労が困難である場合、あるいはまた失業多発地帯でそういうものが就職の促進措置をとっても就職をさせることが困難な場合には、失対事業にそれを吸収するということを大臣があらゆる……

第46回国会 社会労働委員会 第63号(1964/10/30、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 厚生大臣に御質問を申し上げたいと思うわけであります。  厚生行政の問題は、非常に大切な問題が山積をしており、特にその中の中心的な課題でございます社会保障というものが急速に完全に進まなければならないときにおきまして、神田さんが厚生大臣に御就任になったことについて、私といたしましては大きな期待を持ちたいと思うわけであります。前にも厚生行政を御担当になりました十分な御経験をお持ちでございますし、また政治家としての熱意を非常に多分にお持ちの神田さんでございます。また与党内におしてその意見をほんとうに実際に進める力をお持ちの神田さんに非常に期待を持つものでございまして、この点で社会保障……

第48回国会 決算委員会 第15号(1965/03/18、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 田原委員に引き続いて御質問を申し上げたいと思います。  私は奈良県の生まれでございまして、水平社運動が発足した地域におりますので、部落の問題については私なりに相当研究をいたしておるつもりであります。そこで先ほど田原委員に対する防衛庁長官の御答弁ですね。この大半は非常にすなおに受け取ってけっこうだと私も思うのですが、少し心配があるわけであります。その点についてちょっと御指摘を申し上げまして、また御意見を承りたいと思うのです。  このような部落差別の問題は絶対にあってはならないという防衛庁長官の御意見はまさにそのとおりであります。しかしながら、このようなことがあることがほんとうに……

第48回国会 災害対策特別委員会 第5号(1965/04/01、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 関連して田中林野庁長官にお伺いをいたしたいわけですが、いまの御答弁のようなことじゃなくて、もっと積極的に取り組んでいただかなければ困る。いま離職率五〇%のお話が出ました。この離職率五〇%を労働省はさらに過酷にしようという計画をいま持っております。前にお話しになったかもしれないけれども、そのようにもっと改善しなければならないのに、改悪をしようという傾向が労働省にある。そういうときに、林野庁長官が、民間の山林関係に働く労働者のために、そのような改悪をされては絶対に承知ができない、改善をすべきだということを強力に主張される時期に当たっております。現にこの三月、四月に労働省はそれを考……

第48回国会 災害対策特別委員会 第6号(1965/04/07、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 農林政務次官、林野庁長官、経済局長をはじめ関係の方に、今次の災害について御質問を申し上げたいと存じます。  先日も、実は三月十六日、十七日の雪害の問題について、おもに農林省関係の皆さん方に御質問を申し上げたわけでございます。この被害につきましては、この前農林省のほうから当委員会に御提出になった資料を見ましても、総計の被害額が百八十億に達しておるわけであります。そのうち林業の被害が百二十三億、それから農業被害が五十六億というような、非常に巨額な被害に達しておるわけでございます。林業被害については、私の居住いたしております奈良県が一番多かったわけでございますが、同じく和歌山県にお……

第48回国会 災害対策特別委員会 第7号(1965/04/22、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 ただいまから、近畿地方及び中国地方の三月十六日、十七日の雪害並びに和歌山県下の火災の問題について御質問を申し上げたいと思います。  先ほど、団長である楯委員長から視察についての御報告がございました。私も地元の議員の一員といたしましてその視察にお供をしたわけでございますが、団長はじめ各派遣委員、また随行者の方々が非常に熱心に調査をせられたことにつきまして、心から感謝を申し上げておきたいと存じます。特に、これだけの調査をされたことについて、本委員会が適切な、明確な意思表示をされること、そしてまた、それに関して政府がこの報告書を実行せられ、また今後、決意をされ、あるいは委員会におい……

第48回国会 社会労働委員会 第1号(1965/01/20、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 神田厚生大臣に御質問を申し上げたいと思います。いま同僚の滝井委員から御指摘になったと同様のことを申しますが、滝井さんだけではなしに、社会党の全委員がそういう考え方を持っている。全国民の大半がそういう考え方を持っているということを肝に銘じて、しっかり聞いていただきたいと思う。今度の混乱の問題については、滝井さんや河野さんからかなり質問があって、答弁がありました。こまかい点は省略をして、あと八木昇さんや吉村さんが質問されますから、私は短時間にいたしますが、ずばり問題を申し上げたいと思います。  今後の問題は、私の考えでは二つの問題がある。一つは、神田さんが職権告示という考え方を持……

第48回国会 社会労働委員会 第5号(1965/03/11、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 厚生大臣及び関係の方に、厚生行政についての一般的の問題について御質問を申し上げたいと思うわけであります。  まず最初に、ただいまも特別会計の予算の御説明がありましたように、衆議院においては予算が上がりましたけれども、この具体的な予算の問題について真剣に考えてみる必要があろうと思いますので、その問題からお伺いをいたしたいと考えるわけでございます。  前々から予算委員会や社会労働委員会で、厚生大臣に対して、予算の一般的な第一次要求に対して、昭和三十九年度から翌年度予算に対しての第一次要求は三割にとどめてくれというようなことが閣議で決定をされて、それをスタートとして予算編成が行なわ……

第48回国会 社会労働委員会 第23号(1965/04/23、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 一昨年失対二法という法律の問題で国会が非常に緊張を生んだことは石田労働大臣も御承知のとおりであります。その失対二法の提案がありましたときに、関係の労働組合で失対事業の打ち切りであるということで非常に反対をいたしておりました。われわれもそういう認識のもとに反対をいたしておりましたけれども、労働省としては失対を打ち切るものではない、それから失業者を安定雇用、通常雇用につけるための熱心な努力をするのだということで、この職安法及び緊急失対法の改正案というものを政府が提案をされました。そこで幾分行なわれました質疑においてはそのことを政府側から特に強調をされたわけであります。  ところが……

第48回国会 社会労働委員会 第24号(1965/04/27、30期、日本社会党)

○八木(一)議員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題と相なりましたわが党提出の厚生年金保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由並びに内容の大綱につき御説明を申し上げます。  社会保障制度の発展、確立は近代国家の趨勢であり、その要件であります。わが国はその経済力に関しては世界有数の域まで達しておりながら、社会保障制度に関してはその制度に欠陥が多く、その内容が不十分であり、総体的に見てきわめて不完全なものであることははなはだ遺憾であり、憲法第二十五条第二項の義務を全うしていない歴代の保守政権の責任はきびしく追及されなければならないと信じます。  ことにその傾向は、所得……

第48回国会 社会労働委員会 第25号(1965/04/28、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 厚生年金保険法の一部改正案につきまして、厚生大臣並びに政府委員に御質問を申し上げたいと思います。  まず第一に、昨日、厚生大臣に御質問を申し上げた際、五人未満の事業所の労働者に対して、厚生年金を適用すべし、この問題について厚生省が非常に怠慢である、即刻心を入れかえてきょうの質問までに、その問題についてはどういうふうにしたらできるかという研究を重ねてきて、またそれについて大蔵大臣あるいは総理大臣に交渉をして、本委員会で与党野党がそれを変えようとするときに、政府側は計算その他で協力をするという態勢をつくっておかれたい、そういうことについて昨日要望を申し上げておいたわけであります。……

第48回国会 社会労働委員会 第27号(1965/05/07、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 政府提案の厚生年金保険法の一部を改正する法律案について、厚生大臣並びに政府委員に質問したいと思います。  まず、厚生大臣にお伺いをいたしたいわけでございますが、先日、日本社会党の厚生年金法の一部改正案について、提案をいたしまして、趣旨説明をいたしました。それについてこの前御質問を申し上げたときには、それについての十分な研究を厚生大臣がしておられませんでした。その十分な研究について宿題をお渡しをしておいたわけであります。十分な研究をされたかどうか。特に、その問題の中の、日本社会党の提案理由の中に、政府提案の調整年金が非常にいけないということをしろうとでもわかるように書いてござい……

第48回国会 社会労働委員会 第30号(1965/05/12、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 国民年金法の一部改正案について厚生大臣並びに政府委員に御質問を申し上げたいと思います。  まず、今度の国民年金法の改正案については非常にその内容が乏しいということが一目りょう然としてわかるわけであります。こうした内容だけではなしに、根本的な改正について衆議院の当社会労働委員会において毎回論議がされ、毎回附帯決議がついておるわけであります。前国会におけるその附帯決議について厚生大臣は御存じであるかどうか、ひとつ伺っておきたいと思います。
【次の発言】 一回読んでみますから、そっちも持っていらっしゃるようですからよく見てください。この附帯決議は当社会労働委員会で各委員が熱心に討議……

第48回国会 社会労働委員会 第31号(1965/05/13、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 国民年金法の一部改正案について、厚生大臣並びに政府委員にこの前の続きの質問をいたしたいと思います。  だいぶこの国民年金法の審議も押し詰まってまいりましたので、これから他の委員の方の質問もあろうかと思いますけれども、来年度の改正について厚生大臣は非常に前向きな決心を持っていただけると思っておりますけれども、さらに強く固めていただかなければならないと思いますので、そういう主要点の筋について、なおまた、具体的な数点の問題についてしぼって御質問をいたしたいと考えております。  まず第一に、来年度の改正案は、国民年金法全体の改正案ということに当然なろうと思います。そうなりますると、今……

第48回国会 社会労働委員会 第33号(1965/05/17、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 労働者災害補償保険法の一部を改正する法律案について、労働大臣や政府委員に御質問申し上げたいと思います。  この中心的課題については、わが党の滝井委員から引き続き質問をしておられますので、私はごく具体的な問題について三、四点伺いたいと思います。  まず第一に、今度の改正案では一人親方の特別加入ということが入ってございますが、いままで一人親方が加入しておる料率が、これによって変更されるように、増額されるようになれば、それは非常によくなると思うわけでございますが、当然同じような料率でやっていかれる御意思であろうと思います。それについて政府委員のほうからひとつ御答弁を願います。

第48回国会 社会労働委員会 第35号(1965/05/19、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 理学療法士及び作業療法士法案について、厚生大臣並びに政府委員に御質問申し上げたいと思います。  この法案については、参議院において相当十分に討議がなされたようでございますし、また本委員会においても、滝井委員はじめ同僚各委員が、その根幹その他について御質問があったと思いますから、私はごく簡単な質問にとどめておきたいと思います。  この理学療法士及び作業療法士法案を出したことは、何といいますか、メディカルリハビリテーションというものをしっかり進めたいというような意思から出たものであると私どもは理解をいたしますが、そのような療法を必要とする対象者は、大体わが国においてはどのくらいあ……

第48回国会 社会労働委員会 第38号(1965/06/02、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 部落解放問題、政府では同和問題と言っておられますが、この問題について、臼井総務長官をはじめとして関係の方々に御質問を申し上げたいと思います。  総務長官、御承知のとおり、同和対策審議会の結論がいま非常に論議をされておりまして、本年の七月あたりにその結論が出ようとする時期でございます。そのために、特にその前の機会においてこの問題を御質問する必要があると存じまして、総務長官においでを願ったわけであります。この点でひとつ真剣に御答弁をお願いいたしたいと思います。  この部落の解放の問題でございまするが、いわれない差別と貧乏のために三百万同胞が非常に苦しんでいる問題は、ほんとうにあり……

第48回国会 予算委員会 第14号(1965/02/19、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、当面する医療費の問題、あるいはまた社会保険の改定の問題、その他社会保障一般を中心に政府に対して質問をいたしたいと思いまするが、その問題の政府のほんとうの態度をただすためには、内閣総理大臣の御出席をいただかなければ、ほんとうの質問ができないわけでございます。したがって、委員長から内閣総理大臣に即時出席されるように要求をしていただきたいと思いますが、委員長のお答えを伺いたい。
【次の発言】 官房長官のほうから伺いたいのですが、総理はどのような用事でいま出席ができないか、内容を明らかにしてもらいたい。

第49回国会 社会労働委員会 第4号(1965/08/12、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 厚生行政の中で一番大きな社会保障の問題を中心の課題にしぼって、短い時間ですけれども、大臣に熱心に御質問を申し上げたいと思います。大臣の御都合もございますから、最初に大臣に集中して申し上げます。  大臣は、厚生大臣に就任されましてからいままで、私どもの見るところでは非常に熱心に取っ組んでおいでになるようにうかがえまして、その行政が大臣の手によってよくなることを非常に期待しております。ひとつ熱心に取っ組んでいただきたいと思います。そこで、実を申しますとゆっくりとした時間に御質問をしたいわけでございまするが、来年度の予算の準備をすでに厚生省でしておられます。また、大蔵省と折衝が始ま……

第50回国会 災害対策特別委員会 第2号(1965/11/05、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 具体的な問題は、後ほどの機会に申し上げたいと思いますので、基本的な問題について大臣の御見解と御決意を伺いたいと思います。  いま山口丈太郎委員からの御質問の中で、大臣が相当積極的にこの問題に国民のために取り組んでおられるお気持ちを伺って意を強うしたわけでございますが、大臣がそのお気持ちでも、たとえば財政支出をする大蔵大臣だとか、あるいはまた閣議のほかの大臣とか、あるいはまた、いままでのありきたりの方針でやろうとする公務員の人がいて、このとおりに通じなければ、これは何にもならないと思うのです。それを通じるようにしていただきたいと思うのです。  先ほどの改良復旧、原形復旧の問題で……

第51回国会 建設委員会 第1号(1965/12/24、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 この法案の提案者の一人といたしましてつくづく考えますときに、いまこの法案をわれわれが出さなければならない状態になっている、そういうことについて非常に残念に思うわけでございます。このようなことをいま考えて、いまこういうことを禁止しなければならないという状態でなしに、もっと早く国なり地方行政団体がこういうことに対処して、国民が心配をしないよう、民族的な大切な遺産であり、世界的な財宝であるべきものがみすみすと破壊される状態をいままでつくらないでほしかったというふうに考えるわけでございますが、それにつけましても、この提案をして、この法律が可決、制定をされましても、その実察の事務に当た……

第51回国会 社会労働委員会 第16号(1966/03/31、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 議題の件及び関連の件について御質問申し上げたいと思います。  まず、委員長にお伺いしたいのですが、きょうは私、内閣総理大臣と大蔵大臣と労働大臣と厚生大臣の出席を要求いたしておいたのでございます。いま厚生大臣だけ御出席でございますが、ほかの方々の御都合について伺っておきます。
【次の発言】 では、御出席の厚生大臣を中心に御質問を申し上げます。なお、要望しました大臣については、ひとつ他の機会にまた質問をさしていただきたいと思います。  まず第一に、厚生大臣にお伺いするわけでございますが、今度御提出になりました健康保険法の一部を改正する法律案、船員保険法の一部を改正する法律案につき……

第51回国会 社会労働委員会 第18号(1966/04/06、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 厚生大臣のいまの答弁に対して、これは重大な問題でありますから、関連して発言をいたします。  厚生大臣の先ほどの答弁は、私は社会保障、社会保険にこだわらずにものごとを考えている、考えていくと言ったはずです。厚生大臣は、憲法九十九条と憲法二十五条を理解しておられるかどうか。憲法九十九条で、国会議員である国務大臣に課せられた重大な任務を忘れておるのじゃないか。そういう点をよく胸で考えて答弁をし直していただきたいと思う。憲法二十五条には、社会保障をよくすることを書いてある。条文を読みます。「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、すべての生活部面について、……

第51回国会 社会労働委員会 第24号(1966/04/20、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 本委員会の当然な任務でございますし、また政府も非常に御要望していられますので、非常に一生懸命、慎重に審議をいたしたいと委員の各位は考えておられると思います。私もその一員といたしまして、慎重に審議をいたしたいと存じます。  そこで委員長、内閣総理大臣と大蔵大臣の出席を要求してございますが、おいでにならないのはどういうわけですか。
【次の発言】 実は委員部に先ほど申し上げたら、委員長に申し上げたのは少し前らしいですね。委員部に申し上げたのは、そんなきのうから申し上げたわけではありませんから、別に委員長なり委員部に事務的な点について何も申し上げるわけではありませんけれども、そういう……

第51回国会 社会労働委員会 第27号(1966/04/26、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 議題になりました法律案につきまして、労働大臣はじめ各関係者に御質問をいたしたいと思います。  内閣総理大臣と大蔵大臣の御出席を、通告をいたしておりますので、委員長のほうで、よろしくお取り扱いを願いたいと思います。  まず労働大臣にお伺いをしたいと思いますが、労働大臣は、労働者のための省を主管される方として、どのような気持ちで、労働省の各行政の運営について当たっておられるか、総括的に伺っておきたいと思います。
【次の発言】 労働者の福祉という点で、抽象的におっしゃいましたが、重要なものはその中にどういうことと、どういうことというふうにお考えになっておりますか。

第51回国会 社会労働委員会 第28号(1966/04/27、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 国民健康保険法の一部を改正する法律案につきまして、引き続き厚生大臣に御質問を申し上げたいと思います。  まず第一に、この国民健康保険法の今度の改正案を見ますと、国民健康保険にとって非常に大事なことについて、抜けている点がかなりあると思います。その一番大切なことは、ざっくばらんに、端的に申し上げますと、無医地区の対策というものが、この法案なり、あるいはまた、法案の関連として予算なりに十分なものが盛られていないように思うわけであります。国民健康保険法自体の内容の改善あるいはその他負担の軽減、そういうととは非常に重要でございますが、それとともに、この法律の適用を受けながら、実際に医……

第51回国会 社会労働委員会 第30号(1966/05/06、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 議題となりました国民年金法につきまして、厚生大臣並びに関係者各位に御質問を申し上げたいと思います。  今度提出されました国民年金法の改正案は、少し見ますると、幾ぶんの、ある程度の改善のように見受けられる内容でございます。しかし、よく検討をいたしますと、五年目の改定期にこの程度のものでございましたならば、国民年金制度の将来を非常に道を狭くする、発展にブレーキをかけるというような、非常に貧弱な内容の改正案というふうに私どもは考えるわけでございます。その点について厚生大臣がいかように考えておられるか、一応総括的にお答えをいただきたいと思います。

第51回国会 社会労働委員会 第38号(1966/05/26、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 いまの同僚の滝井委員の御質問に続いて、主として大蔵大臣に御質問を申し上げたいと思います。  非常に重大な問題でございますから、滝井さんの御質問とダブらないようにしたいと思いましたけれども、いまの重要な三点について大蔵大臣の答弁が非常に不十分で不誠意でありますから、その問題についても重ねて質問をいたしたいと思います。  まず、国庫負担の点であります。これは厚生省のほうは保険料と同額、すなわち給付に対して二分の一の国庫負担をやるという計画で、今度の国民年金法の改正案を組み立てたわけです。これについて大蔵省が賛成をされずに、保険料に対して二分の一、給付に対して三分の一の国庫負担率の……

第51回国会 社会労働委員会 第39号(1966/05/30、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 国民年金法の改正法ほか二件について内閣総理大臣に御質問をいたしたいと思います。総理大臣のお時間がありますから、できるだけ協力する意味において簡明に御質問をいたしますので、ぜひ総理大臣も、国民のために前向きの御答弁をひとつお願いいたします。  実は同僚の河野委員から、一番基本である拠出年金の大事な問題について御質問がございまして、総理の御答弁がございました。それで、私はそれに重複することは一切避けまして、ほかの問題について、おもに福祉年金と拠出年金のほかの問題について要約して御質問を申し上げたいと思います。  福祉年金は、いまの老人あるいは障害者、母子家庭のための制度であります……

第51回国会 予算委員会 第16号(1966/02/17、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 私は、同和問題、部落解放問題について総理大臣並びに関係各閣僚に御質問を申し上げたいと思うわけであります。  最初に申し上げておきたいと思いますが、この問題は全国民的な課題でございまして、憲法の第十一条、第十四条、第二十二条、第二十四条、第二十五条、第二十六条、第二十七条というような条文が守られていないという問題になるわけでございます。非常に重大な問題でございまするので、私も一生懸命に御質問申し上げますが、どうか総理大臣はじめ各閣僚の皆さま方も、野党が攻撃をするから、それを防ぐというような意味ではなしに、全国民的な課題を与野党一致して、政府が主体となって解決をするというような心……

第51回国会 予算委員会 第19号(1966/02/23、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 二月二十七日に内閣総理大臣に対しまして、部落解放の問題、同和問題の解決の問題について御質問を申し上げました。それに引き続きまして各国務大臣、官房長官、法制局長官にこれから御質問を申し上げたいと考えておるわけであります。各国務大臣の皆さま方には、各御担当の行政庁の長官としてのお立場とあわせて、国務大臣としての御見解を伺いたいと思いますので、そのつもりでお聞きをいただきたいと思います。  この前に総理大臣に御質問申し上げたときに、各大臣が御出席をいただきました。また、非常に政治の問題について練達な各大臣でございますから、すでにこの問題については十分な知識、見解をお持ちであろうと存……

第52回国会 社会労働委員会 第2号(1966/09/09、30期、日本社会党)

○八木(一)委員 同僚滝井委員に続いて、さっきの滝井委員の質問と同様の趣旨のところから質問をさせていただきたいと思います。  実は、前々から鈴木さんにはもう口をすっぱくして五回も十回もこの部屋がとどろくような声で言って、鈴木さんも全部命がけでやるという約束をされたことがまあ先ほどの滝井委員の質問に対しての御答弁で少し逃げ道はありますけれども、総体として守れていない、非常に残念だと思います。これは予算の第一次要求額三割の問題です。その前の五割というときからこういうことは、少なくとも社会保障の政策を預かっておられる厚生省としては、これはもう大臣以下各局長まで辞表をたたきつける決心で抵抗しなければい……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第1号(1967/02/21、31期、日本社会党)【議会役職】

○八木委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げさしていただきたいと思います。  ただいま委員各位の御推挙によりまして不肖私が委員長の重責をになうことに相なりました。まことに光栄に存じておる次第でございます。  公害問題は明治時代からもかなり発生しているわけでございまするが、最近とみに工業の発展によりましてその弊害が大きくなってまいりました。すでに弊害が起こっているところの公害をなくし、また、現在起こりつつある問題について即時公害の発生を防止し、また、将来起こるべきところの公害を予防することが国政上非常に重大な問題であると皆さまと御一緒に信じている次第でございます。この重要な公害防止に関する案件……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第2号(1967/03/24、31期、日本社会党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  この際、産業公害対策に関し、塚原総理府総務長官、坊厚生大臣、菅野通商産業大臣及び大橋運輸大臣からそれぞれ所信を伺うことといたします。  では塚原総理府総務長官。
【次の発言】 坊厚生大臣。
【次の発言】 菅野通商産業大臣。
【次の発言】 この際、菅野通商産業大臣の所信について島本虎三君より発言を求められております。これを許します。島本虎三君。
【次の発言】 大橋国務大臣。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求の件についておはかりをいたします。  産業公害対策に関する件について、本日参考人として公害防止事……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1967/03/28、31期、日本社会党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。岡本富夫君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 島本虎三君。
【次の発言】 通産政務次官は商工委員会で大臣のかわりに答弁して、予算委員会が終わるまでぶっ続けで休憩なしでやる、再三交渉しておりますが、向こうで主任の答弁者で、どうしても放せないという状態で、その点非常に申しわけないと思っております。通産省の立場で馬場君がおります。
【次の発言】 工藤良平君。
【次の発言】 来たる五月十日午後一時より理事会、理事会散会後委員会を……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1967/05/10、31期、日本社会党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  この際、質疑の通告がありますので、これを許します。岡本富夫君。
【次の発言】 板川正吾君。
【次の発言】 八田貞義君。
【次の発言】 河上民雄君。
【次の発言】 中谷鉄也君。
【次の発言】 次会は来たる十七日午後一時から理事会、理事会散会後委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後四時二十四分散会

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1967/05/17、31期、日本社会党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  船舶の油による海水の汚濁の防止に関する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。大橋運輸大臣。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。  本案についての質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 産業公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。石田宥全君。
【次の発言】 島本虎三君。
【次の発言】 通産省から化学工業局長と、馬場産業立地部長さん、この二人が見えております。
【次の発言】 通産省の関係者に申し上げます。委員会の要求にかかわらず、大臣は商工委員会でございますが、政務次官が……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1967/05/24、31期、日本社会党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  船舶の油による海水の汚濁の防止に関する法律案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、これを許します。河上民雄君。
【次の発言】 ただいま厚生大臣が見えましたので、もう一回河上君から同じ趣旨の質問を厚生大臣にしていただきたいと思います。
【次の発言】 この際産業公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。島本虎三君。
【次の発言】 ただいまの島本君の御質疑の中で、公害防止に対する熱心な御意見の開陳がございました。この点について委員長に対する御要請がございました。委員長といたしましては、熱心にその問題……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第7号(1967/05/31、31期、日本社会党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  船舶の油による海水の汚濁の防止に関する法律案を議題といたします。  質疑の申し出がありますのでこれを許します。折小野良一君。
【次の発言】 中谷鉄也君。
【次の発言】 河上民雄君。
【次の発言】 ただいま中谷鉄也君からの御発言の資料要求については、委員長のほうにおいて善処いたしたいと思います。
【次の発言】 この際、産業公害対策に関する件について調査を進めます。折小野良一君。
【次の発言】 次会は来たる六月七日水曜日午後一時より理事会、理事会散会後委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後四時二十七分散会

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第8号(1967/06/07、31期、日本社会党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の公害対策基本法案、角屋堅次郎君外六名提出の公害対策基本法案、角屋堅次郎君外七名提出の公害の顕著な地域等における公害防止特別措置法案及び本日付託されました折小野良一君外一名提出の公害対策基本法案を議題とし、順次提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 坊厚生大臣。
【次の発言】 角屋堅次郎君。
【次の発言】 折小野良一君。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。  各案についての質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 船舶の油による海水の汚濁の防止に関する法律案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、これ……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第9号(1967/06/14、31期、日本社会党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  岡本富夫君外一名提出の公害対策基本法案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。岡本富夫君。
【次の発言】 この際、産業公害対策に関する件について調査を進めます。質疑の申し出がありますのでこれを許します。板川正吾君。
【次の発言】 この際、連合審査会開会に関する件についておはかりいたします。  本委員会で審査中の船舶の油による海水の汚濁の防止に関する法律案につきまして、運輸委員会より連合審査会を開きたい旨の申し出がありますので、連合審査会を開会することにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第10号(1967/06/16、31期、日本社会党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の公害対策基本法案、角屋堅次郎君外六名提出の公害対策基本法案、角屋堅次郎君外七名提出の公害の顕著な地域等における公害防止特別措置法案、折小野良一君外一名提出の公害対策基本法案及び岡本富夫君外一名提出の公害対策基本法案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、これを許します。小山省二君。
【次の発言】 田村良平君。
【次の発言】 さきに委員長に御一任願いました船舶の油による海水の汚濁の防止に関する法律案についての運輸委員会との連合審査会開会の日時は、運輸委員長と協議し、来たる二十日火曜日午前十時と決定いたしましたので御報告いたします。 ……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第11号(1967/06/22、31期、日本社会党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  この際、おはかりいたします。  去る二十日の委員打合会におきまして、船舶の油による海水の汚濁の防止に関する法律案について、全国内航タンカー海運組合会長筒井佐太郎君、汚水対策全国漁業者協議会会長安藤孝俊君、神戸市助役有岡信道君及び川崎市港湾局長川崎伸二君より意見を聴取したのでありますが、この際、委員打合会の経過について御報告申し上げたいと存じます。  その内容の詳細は記録してございますので、本日の会議録に参照として掲載することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう取り計らうことにいたします。

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第12号(1967/06/28、31期、日本社会党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  連合審査会開会申し入れの件についておはかりいたします。  ただいま運輸委員会において審査中の内閣提出、公共用飛行場周辺における航空機騒音による障害の防止等に関する法律案について、運輸委員会に連合審査会開会の申し入れをいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  なお、連合審査会開会の期日等につきましては、運輸委員長と協議の上しかるべく取り計らうことといたしますから、御了承ください。
【次の発言】 内閣提出の公害対策基本法案、角屋堅次郎君外六名提出の公害対策基本法案、角屋堅次郎君外七名提出の公害の顕……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第13号(1967/07/05、31期、日本社会党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の公害対策基本法案、角屋堅次郎君外六名提出の公害対策基本法案、角屋堅次郎君外七名提出の公害の顕著な地域等における公害防止特別措置法案、折小野良一君外一名提出の公害対策基本法案、及び、岡本富夫君外一名提出の公害対策基本法案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、これを許します。島本虎三君。
【次の発言】 大臣、答弁なさらないのですか。
【次の発言】 島本君、ちょっとほかの発言を許したいと思いますので、武藤部長の答弁はあとにさしていただきたいと思います。  この際、厚生大臣の発言に関連をして、角屋議員より発言を求められております。これを……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第14号(1967/07/12、31期、日本社会党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  この際、公聴会の件について御報告いたします。  公聴会開会に関する諸般の手続につきましては、さきに委員長に御一任を願っておりましたが、理事と協議の結果次のとおり決定いたしましたので、御了承願います。  すなわち、審査中の公害対策基本法五案について、来たる十四日金曜日午前十時より公聴会を開会することといたします。また、公述人の氏名は、経済団体連合会専務理事古藤利久三君、京都商工会議所専務理事島津邦夫君、四日市市議会議長日比義平君、全国漁業協同組合連合会常務池尻文二君、大阪市助役大島靖君、東京大学法学部教授加藤一郎君、以上であります。  右、御報告をいたし……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第15号(1967/07/17、31期、日本社会党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の公害対策基本法案、角屋堅次郎君外六名提出の公害対策基本法案、角屋堅次郎君外七名提出の公害の顕著な地域等における公害防止特別措置法案、折小野良一君外一名提出の公害対策基本法案及び岡本冨夫君外一名提出の公害対策基本法案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、これを許します。板川正吾君。
【次の発言】 島本虎三君。
【次の発言】 折小野良一君。
【次の発言】 岡本冨夫君。
【次の発言】 板川正吾君。
【次の発言】 中井徳次郎君。
【次の発言】 これにて質疑は終了いたしました。

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第16号(1967/07/19、31期、日本社会党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  本日の請願日程の請願全部を議題とし、審査に入ります。  本日の請願日程に掲載されております請願は四件でございます。これらの諸請願につきましては、先刻の理事会において御検討いただきましたので、紹介説明、質疑、政府の所見聴取等は省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、直ちに採決いたします。  日程第三及び第四の両請願は、いずれも採択の上、内閣に送付すべきものと決するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  なお、ただいま議決いたしました両請願に関する委員会報告書……

第55回国会 社会労働委員会 第10号(1967/05/18、31期、日本社会党)

○八木(一)委員 まず委員長に要望いたしておきたいと思います。  きょうは、衆議院の社会労働委員会が開会せられることが、定例日でわかっておりました。特に厚生省関係の審議をする予定の日であります。私も要求をいたしましたが、質問をする委員は、当然主管官庁の大臣である厚生大臣に対する要求をすることは、もう火を見るよりも明らかであります。その場合に、他院の一般質問でこのような審議が渋滞するようなことでは困ると思うのです。そういう点で、委員長は政府側に対して厳重に注意をしていただきたいと思う。第一院の、しかも厚生省関係を主管しているこの社会労働委員会の出席を前提として、その問にすき問があったときに、他院……

第55回国会 社会労働委員会 第27号(1967/07/06、31期、日本社会党)

○八木(一)委員 ただいま議題になりましたものの中で、健康保険法の臨時特例の問題で、おもに薬代の一部負担の問題を中心に質問をいたしたいと思います。  ただ、私の質問は、きょう一日だけではなしに、私の質問したいことを引き続き質問をさしていただきたいと思いますので、その点はあらかじめ御了承願いたいと思います。それとともに、委員長にひとつ不服を申し上げたいと思います。  ただいま総理大臣と大蔵大臣の出席ができないということを、委員長は私に御連絡になりました。私は数日前から総理大臣も大蔵大臣も出席を要求しておった。大蔵大臣、総理大臣に対する質問を準備しておった。その間において、私としては、ほかに産業公……

第55回国会 予算委員会 第13号(1967/04/06、31期、日本社会党)

○八木(一)委員 私は、未解放部落の解放の問題、いわゆる同和問題について内閣総理大臣並びに各閣僚に御質問をいたしたいと思います。  総理大臣が未到着でございまするから順序を変更いたしまして、各国務大臣に御質問をいたしたいと思います。国務大臣の諸君、雑談をしないで、こっちを見てください。  昨年の二月十七日の本委員会において内閣総理大臣に対して、また二月二十三日の予算委員会で、各国務大臣に対して、私は同和問題について質問をいたしました。その際、内閣総理大臣はじめその当時の各閣僚は、非常にこの問題について熱意を示されました。そして、一昨年の八月に出ました同和対策審議会の答申を完全に尊重するという態……

第56回国会 産業公害対策特別委員会 第1号(1967/07/28、31期、日本社会党)【議会役職】

○八木委員長 この際一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、不肖私が引き続き委員長の重責をになうことに相なりました。  委員会の運営にあたりましては、皆さまの御支援をいただきまして万全を期したいと存じます。  どうかよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。  理事の員数及び互選の方法についておはかりいたします。
【次の発言】 ただいまの三原朝雄君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  委員長は、理事に       天野 公義君    奥野 誠亮君       小山 省二君    丹羽 ……

第56回国会 産業公害対策特別委員会 第2号(1967/08/10、31期、日本社会党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  閉会中審査申し出の件についておはかりいたします。  産業公害対策に関する件につきまして、議長に対し閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  次に、委員派遣承認申請の件についておはかりいたします。  閉会中審査案件が本委員会に付託され、委員派遣の必要が生じました場合には、派遣委員の人数、氏名、派遣地、期間及び承認申請の手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  本日はこれにて散会いたし……

第56回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1967/09/11、31期、日本社会党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  この際、参考人出頭要求の件についておはかりいたします。  産業公害対策に関する件について、本日、参考人として東京大学名誉教授、食品衛生調査会委員長小林芳人君から意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
【次の発言】 産業公害対策に関する件について調査を進めます。  参考人に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用のところ本委員会に御出席をいただき、まことにありがとうございました。  阿賀野川水銀中毒事件に関して、参考人のお立場から、忌憚のない御意見をお述べくださるようお願いを申……

第56回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1967/10/11、31期、日本社会党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  先般、委員を三重県、大阪府、兵庫県及び岡山県に派遣いたしたのでありますが、この際、派遣委員から、その報告を聴取いたします。島本虎三君。
【次の発言】 昭和四十二年度の産業公害対策について、厚生省、通商産業省、運輸省及び建設省から、逐次説明を聴取いたします。通商産業省矢島立地公害部長。
【次の発言】 建設省、大塩都市総務課長。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。島本虎三君。
【次の発言】 島本委員の御要望のとおりに努力をいたしたいと思います。

第56回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1967/11/10、31期、日本社会党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。丹羽兵助君。
【次の発言】 ただいま丹羽委員の御要望になりました、各省の通達全部集めて御報告させる点につきましては、委員長において急速にそれを取り扱いたいと思っております。
【次の発言】 ただいま丹羽委員の御要望のありました、公害基本法ができた後における、公害防止のための各省の次官あるいは局長その他すべての通達について、各省から取り寄せ御報告をいたすようにいたします。  各省に、この場において要求をいたしておきます。ただいま丹羽委員の要求されました資料について……

第56回国会 社会労働委員会 第2号(1967/08/02、31期、日本社会党)

○八木(一)委員 先輩の佐藤先生の御質問に関連して質問をいたしたいと思います。  自分のものさしで自分の熱意をはかることはできないと言われますけれども、坊厚生大臣としては、自分のものさしでも熱意が足りなかったことを認めておられなければならないと思います。先国会の私の質問で、坊厚生大臣は大蔵大臣に対して当然多額の国庫負担を要求すべき論点の研究を怠っておると思います。事務局も大臣に対して補佐することを怠っております。四十年九月十五日の社会保障制度審議会の答申では、この暫定対策について、国民の負担よりもはるかに多額の国庫負担をしなければならないという答申が行なわれておるわけであります。現在の政府案の……

第57回国会 産業公害対策特別委員会 第1号(1967/12/04、31期、日本社会党)【議会役職】

○八木委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、不肖私が引き続き委員長の重責をになうことに相なりました。この大切な委員会の運営にあたりましては、皆さまの御支援をいただきまして、万全を糊したいと存じます。  どうかよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。  理事の員数及び互選の方法についておはかりいたします。
【次の発言】 ただいまの塩川正十郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  委員長は、理事に       天野 公義君    奥野 誠亮君       小山 省二君   ……

第57回国会 産業公害対策特別委員会 第2号(1967/12/14、31期、日本社会党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  参考人出頭要求の件についておはかりいたします。  産業公害対策に関する件について、本日、参考人として、財団法人日本公衆衛生協会イタイイタイ病の原因究明に関する研究班班長重松逸造君から意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
【次の発言】 産業公害対策に関する件について調査を進めます。  この際、小山省二君より、山砂利採取に伴う公害対策について発言を求められておりますので、これを許します。小山省二君。
【次の発言】 先国会の山砂利公害の視察について、同僚委員各位に、詳しく御報告の意味を込……

第57回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1967/12/22、31期、日本社会党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  閉会中審査申し出の件についておはかりいたします。  産業公害対策に関する件につきまして、議長に対し閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
【次の発言】 本日の請願日程の、四日市市の産業公害防除対策に関する請願を議題とし、審査に入ります。  本請願につきましては、先刻の理事会において御検討願いましたので、紹介説明、質疑、政府の所見聴取等は省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、直ちに採決いたします。  日程第一の請願は……

第57回国会 社会労働委員会 第3号(1967/12/20、31期、日本社会党)

○八木(一)委員 小川労働大臣はじめ、労働省の関係の皆さんに御質問を申し上げたいと思います。  まず最初に、小川労働大臣が労働大臣に御就任になりましたことについて、心からお喜びを申し上げたいと思います。  小川さんは私ども前からお人柄を存じ上げておりますが、非常に誠実な、温厚な、しかも政治に対する熱意を持っておられる非常にりっぱな同僚先輩として、尊敬を申し上げているところでございます。労働大臣におなりにましてから、仄聞するところによりますと非常によく労働行政を勉強せられまして、土曜日の午後も、日曜日も、その研究のために毎日やっておられるということです。そういう点で、非常に私どもは期待をいたして……

第57回国会 予算委員会 第3号(1967/12/12、31期、日本社会党)

○八木(一)委員 いまの問題に関連をしまして、内閣総理大臣や各大臣にできるだけ簡潔に、一生懸命に御質問をいたしたいと思います。  いま内閣総理大臣は、同和対策基本法と言われましたけれども、これはちょっと言い違いで、同和対策特別措置法の間違いではないかと思います。その意味でひとつお答えをいただきたいと思うのです。  実は同和対策全体について積極的な姿勢を示していただきまして、それについて各閣僚を督励しておられる点については私どもも敬意を表しておるわけであります。同和対策特別措置法について、実は昨年の二月の本会議で多賀谷真稔君の質問に対して、多賀谷君は昨年の二月中に出していただきたいという御質問を……

第58回国会 社会労働委員会 第17号(1968/04/19、31期、日本社会党)

○八木(一)議員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました国有林労働者の雇用の安定に関する法律案について、その提案理由と内容について御説明申し上げます。  現在、五十万人に及ぶ山林労働者は、人里離れた山奥で家族と別れ、昔ながらの封建的身分差別と非近代的な労働条件に苦しみながら、森林資源の造成、木材生産に従事しているのであります。しかし歴代保守政府の進めてきた高度成長政策は、山林労働者をも一そうの貧困の谷間におとしいれ、近代文化の恩恵に浴することもなく、生活の近代化は望むべくもない状態に放置されているのであります。すなわち、これらの労働者の賃金は、依然として人間としての最低生活……

第58回国会 社会労働委員会 第19号(1968/04/24、31期、日本社会党)

○八木(一)委員 先日、労働省の内簡といいますか、課長の通達の問題、課長の報告、連絡の問題で、昨年の五月十日に出した問題について、憲法に抵触する非常にけしからぬ文言があった。その問題について、それを取り消す措置をしなければならないということで、次回の社会労働委員会でそのことについて明確な御答弁をいただきたいという質問を申し上げました。さらにまた、三二二号通牒、三三五号通牒が職安法違反だ、その問題について法律違反しないようにしていく、職安局がいままで間違ったことをしておった、そういう立場において、それを直すのは職安局としては都合が悪いというような低次元の問題ではなしに、法律を守り国民を守るという……

第58回国会 社会労働委員会 第20号(1968/04/25、31期、日本社会党)

○八木(一)委員 船員保険法の一部を改正する法律案について、これから御質問を申し上げます。御質問を申し上げる前に厚生大臣にちょっと要請をいたしておきたいと思います。  それは厚生省の社会保険庁の問題で、事務的な問題でございましたから厚生大臣のお耳には入れてございませんでしたけれども、非常に不適当なことが起こりましたので、自由民主党の関係者の方々、社会党の私どももそれをおさめるように努力をいたしまして、社会保険庁と約束をしたことがございます。その約束を裏切っていろいろなことをやりますと、また紛糾が起こります。その後にまた社会党の議員が立ち会いまして、ものごとをおさめるために熊崎社会保険庁長官と話……

第58回国会 社会労働委員会 第25号(1968/05/15、31期、日本社会党)

○八木(一)委員 厚生行政について厚生大臣並びに関係の政府委員に御質問を申し上げたいと考えております。  先日、法案の審議の際に、身体障害者の職業を確保する問題について同僚委員から御質問があったと思いますが、厚生大臣はその点について熱意を持って当たられるお気持ちであろうと思いますが、これについて総括的に伺いたいと思います。
【次の発言】 身体障害者の問題については、民主的な各政党、団体においても、いま熱心に問題の推進に当たっておられますし、政府のほうも、この点について熱意を持って当たる気持ちでおられようと思います。身障者あるいはまた心身障害者の問題については、たとえば発生の予防、それからその能……

第58回国会 社会労働委員会 第27号(1968/05/17、31期、日本社会党)

○八木(一)委員 国民年金法等の一部改正案について御質問を申し上げたいと思います。  大臣が来られるまで政務次官に御質問をいたしますが、今度の国民年金法の改正案は、おもに福祉年金の改正案。福祉年金については、時期は最初の計画より少し繰り上がっておりますが、来年の一月からその中心になる老齢福祉年金については月額三百円アップという計画があり、それを要求になさったはずであります。また、そのことは、前からの国民年金の審議を通じて、福祉年金の引き上げ方が少ないということで、前からの公約に従ってその計画がなされたものであります。それについて、何ゆえにそれが削減をされて、時期的な繰り上げがあったとしても、そ……

第58回国会 大蔵委員会 第23号(1968/04/12、31期、日本社会党)

○八木(一)委員 私は、国立病院特別会計法の一部を改正する法律案並びに関連事項について、大蔵大臣、厚生大臣、労働大臣はじめ各政府委員に御質問を申し上げたいと思います。  最初に、ごく簡単に事務的なことでお伺いをいたしたいと思います。  この特別会計の予算について、抽出した予算書が大蔵委員会に提出されていないことは、非常に大蔵省と厚生省の怠慢であって、院の審議を促進しないものであると思う。大体抽出した予算書くらい出すのがあたりまえですが、これはともかくといたしまして、ちょっとお伺いをいたしておきたいのは、昭和四十三年度特別会計予算の二七六ページの国立病院の療養所勘定というところには百八十四億と書……

第58回国会 大蔵委員会 第24号(1968/04/16、31期、日本社会党)

○八木(一)委員 官房長官にお伺いします。  いま官房長官が発表された見解は、どういう手続で、どういうところで、だれだれが参画をしてつくられましたか。簡単明瞭におっしゃっていただきたい。
【次の発言】 関係政府部内とはだれだれでありますか。
【次の発言】 この問題は、提出するかどうかというのは閣法の問題でありますから、これは内閣の責任であります。閣議でそういう統一見解を出されたのであれば、それが不当であれば、あるいは不法であれば、閣僚全部について、その不法行為を犯したことを、そういうような見解を持ったことを追及しなければなりません。そのような一部の官僚が集まってごちゃごちゃと相談して、それが統……

第58回国会 内閣委員会 第12号(1968/04/12、31期、日本社会党)

○八木(一)委員 私は、ただいま議題となりました総理府設置法の一部改正案につきまして田中総務長官並びに関係各政府委員に対しまして御質問を申し上げたいと思います。  この総理府設置法の中にはおもな要件として二つ盛られておりますが、その中の同和対策協議会の任期延長の部分及びそれに関連した問題について御質問を申し上げたいと思います。  同和対策協議会の延長自体の問題についても後ほど触れたいと思いますが、その背景になっている大切な同和問題及び同和問題の同対審答申の尊重の問題と、そしてその中の中心課題でございます同和対策特別措置法の提案促進の問題について主として触れてまいりたいと考えておるところでありま……

第58回国会 予算委員会 第15号(1968/03/09、31期、日本社会党)

○八木(一)委員 私は、同和問題について内閣総理大臣並びに関係の各閣僚に御質問申し上げたいと思います。総理のお時間の都合があるようでございますから、最初に総理大臣に御質問を集中していたしたいと考えております。  同和問題については、ことに同和対策審議会の答申の急速な完全な実施や、その中の中心の問題でございます内容の十分な同和対策特別措置法を早期に提出する問題につきましては、佐藤内閣総理大臣が一番御熱心にこの問題をいままで推進してこられましたことについて、心から敬意を表するものでございます。しかしながら、この問題が提起をされましてからことしは足かけ四年目、まる二年半ということになっております。こ……

第59回国会 社会労働委員会 第7号(1968/11/12、31期、日本社会党)

○八木(一)委員 厚生大臣に御質問を申し上げる前に、委員長に御質問と要望を申し上げたいと思います。  本日の議事の運営について、野党の委員はもちろんですが、与党の方も質問の意思はお持ちだったと思います。社会党以外の他の野党の方も、質問の強い意思がおありになったように伺っております。しかし、このような時間になったということを考えると、これは委員会の開会の日数がひんぱんの度が少ない。また開会した日にちや時間数が少ないということに帰着すると思うわけであります。そういう点で、ぜひひんぱんに開いて、十二分に開くように、国会の役員としての八田委員長に要請をするつもりでございましたが、委員長不在でございます……

第60回国会 社会労働委員会 第2号(1968/12/19、31期、日本社会党)

○八木(一)委員 斎藤厚生大臣を迎えまして、厚生行政の問題で質問をさしていただきたいと思います。先輩、同僚がおられますのに最初の質問をさしていただくことを、非常に光栄に存ずる次第でございます。  厚生大臣という、特に社会保障を中心とする厚生行政を担当されることになりました斎藤さんは、それについて強い決意をお持ちだろうと思いますので、この点についてまず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 厚生大臣がいま厚生行政を担当されるについての熱心な御決意を御披瀝になりました。そのことばの内容や、それをお話しになる態度といいますか、恐縮でございますが、そのもの腰を拝見いたしまして、非常に熱心にまじめに取……

第61回国会 社会労働委員会 第10号(1969/04/17、31期、日本社会党)

○八木(一)委員 私は、厚生大臣並びに政府委員に対し、厚生行政一般の質問をいたしたいと存じますが、その中で特に生活保護法に関連の問題について、御質問申し上げたいと思うわけでございます。  生活保護法ができましてから、二、三の補完的な改正は行なわれましたけれども、本格的な改正が長い期間行なわれていないわけでございます。非常に大事なこの法律についても、これだけの長い期間があったわけでございますから、この趣旨をもっと徹底させるために、ほんとうの意味の適用ができるように、この問題の改正についても検討し、考慮をしてよい時期になっているんではないかと思います。そういうことについていま御検討になっておられる……

第61回国会 社会労働委員会 第29号(1969/06/19、31期、日本社会党)

○八木(一)委員 私の出席要求いたしました政府委員が全部参っておられるかどうか、ひとつ委員長のほうでお調べ願いたい。
【次の発言】 私は内閣総理大臣と、厚生大臣と、労働大臣と、大蔵大臣と、法制局長官と、主計局長と、理財局長、それだけの要求がしてございます。そのおのおのが出てこられない理由をひとつ。――ぼくは審議したいと思うので、理由を言ってくれればいいのですよ。
【次の発言】 主計局長はどうです。それから理財局長。
【次の発言】 いまおっしゃった理由の前に、私ども委員が熱心に審議をしようとして、各大臣や政府委員の要求をしたのにかかわらず、それがどのような事情で出席できないということを事前に通告……

第61回国会 社会労働委員会 第30号(1969/06/25、31期、日本社会党)

○八木(一)委員 国民年金法の一部を改正する法律案に関して質疑の続きをさしていただきたいと思います。  この前には、拠出制年金の重要な諸問題、諸点について論議をいたしまして、それを各同僚の委員間、理事間で御協議をいただきたいということを提起をいたしておきました。きょうはその続きをやりまして、それからその大事な根本点に最後に戻りたいと思います。  最初に、この前御出席になりませんでした労働大臣に、質問を先にいたします。  先日、労働大臣は私どもの出席要求にかかわらず御出席になりませんでした。再三出席要求を委員長のほうからしていただきましたけれども、あのような状態になるまでに御出席がなかったことは……

第61回国会 社会労働委員会 第32号(1969/07/01、31期、日本社会党)

○八木(一)委員 労働大臣中心に御質問を申し上げたいと思います。  まず、労働大臣に伺いたいわけでございますが、この前労働大臣、国民年金法の審議のときに、最初おいでになりませんでした。 そのときにほかの大臣に確認をしたことは、憲法二十五条の第二項の社会福祉、社会保障、公衆衛生については、国は不断に向上、改善しなければならないという規定は、ほかの日本国憲法の中に、義務教育無償を除いてはこういう具体的規定がない。したがって、ほかのものに優先してその問題は進めなければならないということを、当時出席された国務大臣並びに法制局長官との間に確認をしたわけです。当然、労働大臣も同じ考えで確認をされると思いま……

第61回国会 社会労働委員会 第35号(1969/07/08、31期、日本社会党)

○八木(一)委員 いま私は、四人の参考人に御質問申し上げたいと思っておりました。小山参考人が途中でお帰りになりましたが、お帰りになるまで私はお帰りになることを知らなかった。私は参考人の方のりっぱな御意見を伺って、さらにそれについて御質問を申し上げて、この審議の参考にさせていただきたいと思っておりました。小山先生が帰られるなら、帰られる事情があったのでしょう。なぜ、小山先生に対する質問をほかの委員は集中して、私にも小山先生に対する質疑ができるように計らえなかったか。そんなばかなことはありません。したがって、参考人はきょうどういうふうになるか知りませんが、とにかく、あすでもあさってでも小山先生がも……

第61回国会 社会労働委員会 第36号(1969/07/09、31期、日本社会党)

○八木(一)委員 関連質問。いま同僚の枝村さんからの御質問で、償還制、療養費払いのことについて厚生大臣が応答されました。慎重に検討するとかなんとか言われました。慎重に検討するということは、あなたの考えでは、はっきり方向がきまっていないということ、療養費払いというようなものが、医療保障という観点から見たら、最悪の問題であるということくらいは厚生大臣がわからないで、このような抜本改正に取り組めますか。療養費払いというものは、どういうところによいところがあるのか、厚生大臣言ってください。
【次の発言】 それでは、別な観点から、療養費払いというのにはどういう欠点があるか、厚生大臣の考え方を明確に聞かせ……

第61回国会 社会労働委員会 第40号(1969/09/10、31期、日本社会党)

○八木(一)委員 厚生大臣並びに関係政府委員に御質問を申し上げたいと思います。  まず厚生大臣に御質問を申し上げますが、先国会の自由民主党の議会民主主義をじゅうりんしたやり方に政府も加担をいたしました。そのような結果で、国民生活の法案の大部分が廃案になってしまった。特にそこで、厚生省関係、社会保障関係の法律が多いことについて、厚生大臣としては重大な反省をせられなければならないと思うのです。それとともに、反省の実を示すための根限りの努力をされなければならないと思います。具体的に国民年金法の改正法案、あるいはまた厚生年金法の改正案、あるいは社会福祉振興会法の一部改正案その他の法律案について、これが……

第61回国会 内閣委員会 第27号(1969/06/05、31期、日本社会党)

○八木(一)委員 私は、ただいま議題と相なりました同和対策事業特別措置法案について、本日早期成立を期して審議の場をつくっていただいた藤田委員長並びに各党理事、委員各位に心から感謝を申し上げます。  本法案の審議を始めるのにあたりまして、まことに感慨深いものがございます。  徳川時代幕府のつくった不当な身分制度によって多くの同胞が極端に人権をじゅうりんされ続けてまいりました。明治四年の太政官布告によって、それが解決されるかの期待もつかの間でございました。明治の民主主義改革停とんのため約百年、三百万と称せられる多くの同胞が、差別と貧困に苦しみ続けてまいりました。戦後、基本的人権尊重を約束された新憲……

第61回国会 予算委員会 第8号(1969/02/10、31期、日本社会党)

○八木(一)委員 私は、同和問題について、特にその中の同和対策特別措置法の問題について御質問を申し上げたいと思います。時間が限られておりまするので、主として総理大臣に御質問を申し上げまして、関係の大臣、政府委員の方々には、後刻お許しをいただく一般質問においてまた続けて御質問をさせていただきたいというふうに考えておるところでございます。  私は、佐藤内閣総理大臣がこの同和問題について、特にその中の同和対策審議会の答申の急速な完全実施の問題、なかんずく同和対策特別措置法の問題について、最も熱心に御推進をしていただいたことにつきまして、心から敬意を表する次第でございます。しかしながら、この問題が同対……

第61回国会 予算委員会 第12号(1969/02/15、31期、日本社会党)

○八木(一)委員 私は時間内で、前半に同和問題、後半に社会保障問題について御質問を申し上げたいと考えておるわけであります。  総理大臣の御出席を要求をいたしましたが、いま委員長から御連絡をいただきましたけれども、まだ御都合がつかないそうでございます。したがって、総理大臣に御質問を申し上げなければならないことを国務大臣としての各大臣にお伺いすることがあると思います。特にその取りまとめ役である保利官房長官には、総理にかわってお答えをしていただかなければならないことも起こるかと思いますので、どうか担当大臣に御質問しているときも十二分にそれを把握されるように、各国務大臣は注意をして、緊張して聞いておい……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 社会労働委員会 第5号(1973/03/01、33期、日本社会党)

○八木(一)委員 厚生行政の全体の問題について御質疑を申し上げたいと思いますが、きょうの時間が限られておりますので、私は委員長に前もって申し上げておきますけれども、たくさんの問題がありますから、本日の時間が済みましてからも、次回、次々回またその次、引き続き質問をする気持ちを持っていることを留保いたしておきたいと思います。  昨日の予算委員会の一般質問で、厚生大臣をはじめ各閣僚に、社会保障の問題について質問をさしていただいたわけでございますが、その間に厚生大臣が、社会保障制度審議会の答申を非常に無視をした、そしてこの審議会の意義を抹殺をするような行為をしたことについて追及をいたしました。そのこと……

第71回国会 社会労働委員会 第18号(1973/04/26、33期、日本社会党)

○八木(一)議員 私は、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党を代表して、ただいま議題に相なりました国民年金法、厚生年金保険法等の一部を改正する法律案並びに国民年金等の積み立て金の運用に関する法律案について、提案の趣旨並びに内容の大綱について御説明申し上げます。  社会保障制度の確立は、声ある者、声なき者を問わず全国民の切実な願いであります。そしてまた、このことは、憲法がその第二十五条第二項において、国に対して明確に責務を課しているところであります。にもかかわらず政府がGNP世界第三位、成長率世界第一位と誇号するわが日本において、その社会保障制度が西欧諸国よりはるかに低位にあること……

第71回国会 社会労働委員会 第21号(1973/05/11、33期、日本社会党)

○八木(一)議員 日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党、民社党が提案をいたしました野党四党案に与党自民党の方が積極的に質問をされて、この四党案をよしとすれば御賛成になろうというような意思も含めて御質疑になっていることに非常に敬意を表するわけであります。  いま非常に大切な問題について御質問がございました。私もその問題についてお答えをできるだけたんねんにいたしたいと考えております。(橋本(龍)委員「時間の制約がありますから簡潔にお願いいたします」と呼ぶ)それでは質問者の御要望もいれて、たんねんから、ある程度にいたしたいと思います。  そこで、実はいまの長期的見通しの前に、国民的合意というお話……

第71回国会 社会労働委員会 第25号(1973/06/08、33期、日本社会党)

○八木(一)議員 大橋委員の福祉国家、年金の問題についての御熱意に心から敬意を表しながら御答弁をさせていただきたいと思います。  大橋委員がおっしゃいましたように、福祉国家を建設するためには、年金制度の充実ということが絶対必要な大きな柱であることは申すまでもございません。ところで、年金、年金といいますけれども、年金といっても、ほんとうの年金であるか、そうでないかというところに問題があろうかと思います。ほんとうの生存権の思想に基づいた年金制度を日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党、民社党は、それをぜひ日本で早急に実現をしたいということで、四党の共同提案をいたしておるわけでございます。  基本……

第71回国会 社会労働委員会 第27号(1973/06/14、33期、日本社会党)

○八木(一)議員 大橋先生の御熱意あふれた質問に敬意を表しながら、御答弁を申し上げたいと思います。  非常にばく大な積み立て金が現在あるわけでございます。私どもは賦課方式をとるわけでございますから、将来において、この積み立て金はなくなっていくものでございますが、相当の間ばく大な積み立て金があることは疑いのない事実であります。この積み立て金については、野党四党は、このように考えております。  積み立て金は、将来その被保険者あるいは対象者が老齢化、退職をされたときに、その老齢関係の年金、あるいはまた、この方が不幸にも障害を受けられたときに障害関係の給付として、それからまた不幸にして、なくなられたと……

第71回国会 社会労働委員会 第30号(1973/06/21、33期、日本社会党)

○八木(一)委員 年金関係法案について政府に御質問を申し上げたいと思います。  まず第一に、官房長官と厚生大臣から、憲法第九十九条を順守する義務を一番多く持っておられるお二人から、この年金制度の問題について、憲法二十五条を完全に尊重する立場でものを考え、それを推進していかるべきであると思いますが、その点について端的にお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 官房長官は重大な任務がおありになるそうですので、順序を変えまして、その問題に関連のある問題を申し上げます。しかし、それは厚生大臣に伺ってから官房長官に伺わなければならない性質のものであります。  この年金関係については、四野党の年金関……

第71回国会 社会労働委員会 第33号(1973/06/25、33期、日本社会党)

○八木(一)委員 議題の件について厚生大臣その他政府委員に伺いたいと思います。  厚生大臣は社会保障に対する重大な責任を持っておられるのですが、社会保障の目標とするところはどのように考えておられるか、ひとつ見解を承っておきたいと思います。
【次の発言】 たいへん不満足な返事であります。考え方を即時直していただきたい。経済的と言われましたけれども、健康とか命という問題が社会保障の主管大臣から出てこないのは、とんでもないことだと思う。それから、西欧諸国並みに追いつくのが目標だ。そんな目標であってはなりません。社会保障の理念に従って、ほんとうに完全になるような方向が目標でなければならない。西欧諸国よ……

第71回国会 社会労働委員会 第35号(1973/06/27、33期、日本社会党)

○八木(一)議員 年金制度の確立のために熱意を込めた御質問に敬意を表します。  いま野党四党案がほんとうにできるものかどうかという御質問がございました。この野党の案は完全に十分に実現できるものと提案者一同は確信をいたしておるわけでございます。  そのために少し具体的に申し上げますが、将来の問題で、たとえば賦課方式の問題に関して自民党の橋本龍太郎委員から御質問がありました。その際に、野党案の内容は非常によい、しかしその問題について将来、昭和八十五年度くらいの国民がその保険料負担、あるいは保険料、国庫負担を通じての負担でも国民の負担になりますが、その負担にたえられないのではないかという御質問がござ……

第71回国会 社会労働委員会 第36号(1973/06/28、33期、日本社会党)

○八木(一)議員 石母田委員の年金制度を国民のために確立したいという熱意に満ちた御質問に敬意を表しながら、お答えをいたしたいと思います。  私ども四党は、すべての国民にすぐ生活できる年金を保障しなければならないと考えて、四党案を提出いたしたわけでございます。いま厚生大臣の御答弁を伺っておりますと、私どもの考え方とたいへん違っている点がある、政府の姿勢として非常に遺憾であります。憲法は生存権を日本国民に保障をしているわけであります。その生存権の一環として年金というものを非常にりっぱなものにし、全国民に及ぼさなければならないと思うわけであります。生活保護法というものがございますが、これは健康で文化……

第71回国会 社会労働委員会 第38号(1973/07/03、33期、日本社会党)

○八木(一)委員 私は、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     雇用対策法及び雇用促進事業団法の一部を改正する法律案に対する附帯決議   政府は、本法の施行に当たり、次の事項について努力すること。  一、定年の引上げをすみやかに実現するよう、必要な財政上の施策を充実することその他関係者に対する積極的な指導援助を行なうこと。  一、定年到達者の再就職援助計画の作成及び再就職援助担当者の業務については、定年に達する労働者及び関係労働組合と協議し、その意向を尊重して行……

第71回国会 社会労働委員会 第40号(1973/07/10、33期、日本社会党)

○八木(一)委員 議題になりました両法案及び関係の事項について、労働省、厚生省に御質問申し上げたいと思うのです。  まず、労災法の問題でございますが、これは当然至急に全面適用になるべきものだと考えているわけでございますが、労働省の見解を聞かせていただきたいと思います。
【次の発言】 労働省の努力と推進の気持ちはある程度理解いたしますが、そのようにはずれているところにある労働者こそ、労働災害を受けたときにほんとうに困る実情にあることは申すまでもございません。この労災法だけではなしにほかの関係の法律も、ただ事務的なものというような関係で、一番そのような補償が必要な人たちに適用されていない部分が多い……

第71回国会 社会労働委員会 第42号(1973/07/17、33期、日本社会党)

○八木(一)委員 私は部落の完全解放の問題、政府のいわれる同和問題の完全解決の問題について、総務長官はじめ各関係の諸官庁の代表の方に御質問を申し上げたいと考えております。  まず、予算委員会においてこの問題について先日質問をいたしました。内閣全体として、非常に重大な時期でありますから、前内閣より以上に積極的に熱心に、そして具体的に急速に対処したいという御答弁があったわけでございますが、この問題を主管しておられる総理府の総務長官のほうから、本問題の解決のためにどのような方策で、どのような気魄をもって対処しようとしておられるか、総括的に伺っておきたいと思います。

第71回国会 予算委員会 第18号(1973/02/28、33期、日本社会党)

○八木(一)委員 私は、内閣総理大臣の出席を要求いたしておったわけであります。お見えになっておられませんので、委員長のほうで、できるだけ早くおいでになるように、ひとつ御連絡をおとりいただきたいと思います。
【次の発言】 では、質問に入ります。  三木副総理に最初に御質問を申し上げたいと思います。  私は、きょう、社会保障問題と部落解放の問題を中心として御質問をいたしたいと思うわけでございますが、社会保障の問題は、いわゆる憲法の基本的人権の中の生存権にかかわる問題でございますし、また、部落解放の問題は、この生存権の前の基本的人権、自由平等権が国民の一部に保障されていないということにかかわる問題で……

第72回国会 社会労働委員会 第14号(1974/04/04、33期、日本社会党)

○八木(一)委員 まず最初に、齋藤厚生大臣がエカフェの会議を終えて元気に帰ってこられたことについて祝意を表したいと思います。これは個人的な問題ではなくて、厚生大臣がいま非常に重大な衝に当っておられる、そのときに、元気な厚生大臣でなければ、国民のために対処がしにくいということである。そういう意味で個人も含めて祝意を表するわけであります。  ただ、いま田邊委員との質疑応答を伺っておりますと、御不在中に問題が動いているということについてはまだ聞いておられない。まあ疲れて帰ってこられた方にきょうの質問ですから、齋藤さんにというよりは、その状況の変化を直ちに報告をしない連中に重大な責任があると思う。その……

第72回国会 社会労働委員会 第19号(1974/04/23、33期、日本社会党)

○八木(一)委員 労働大臣にまずお伺いします。  きょうは、雇用保険法案と現行の失業保険法の関係で質問申し上げるわけでございますが、その前に、労働大臣の基本的な考えをひとつ伺っておきたい。  労働大臣あるいは労働省の任務というものは、労働者の賃金その他の労働条件を向上させて、また労働省の関係の社会保障を充実をする。そういう任務を一番持っておられると思うのですが、それについて労働大臣の決意のほどを伺っておきたい。
【次の発言】 その中で雇用の問題が大事だと思いますが、雇用について、ただ大ぜいの人が就職しているだけではなしに、その人が当然その働きに見合う、そしてまた国民として生活するに十分な賃金を……

第72回国会 社会労働委員会 第25号(1974/05/16、33期、日本社会党)

○八木(一)委員 日雇労働者健康保険法について、厚生大臣並びに政府委員に御質問を申し上げたいと思います。  今回、日雇労働者健康保険法を出されたことについては、提案理由でお述べになっておられるわけでございまして、「日雇労働者健康保険の給付を健康保険の給付に準ずる内容のものとすることが、緊急の課題となっております。」ということをいっておられるわけであります。その次に、その「仕組みを維持しつつ、その内容を健康保険の水準に引き上げる方針のもとに、家族療養費の給付割合の引き上げ、高額療養費の支給、傷病手当金の支給期間の延長等大幅な給付改善を行なうとともに、保険料についても健康保険と均衡のとれたものに改……

第72回国会 予算委員会 第10号(1974/02/02、33期、日本社会党)

○八木(一)委員 私は、日本社会党の立場でこれからいろいろと御質問をいたしたいわけでございますが、その前に、総理大臣からひとつ確認をいただきたいことがあります。  当然、日本国憲法に基づいて、国権の最高機関も行政府もあらゆるところが問題を推進しているわけでございますが、この際に、憲法を守ってその各条章を完全に実施する、その姿勢で政治に当たっておられなければならないと思いますが、その点について、内閣総理大臣から明確に御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 いま、守るのは当然でありますが、この憲法各条項を完全に実施する、そういう姿勢でやっていかなければならないと思います。その点についての御……

第72回国会 予算委員会 第18号(1974/02/20、33期、日本社会党)

○八木(一)委員 まず、三木副総理にお伺いをいたしたいと思います。  社会保障制度審議会の答申なり勧告なり建議なりについて、内閣は、当然全力を尽くして尊重していかれなければならないと思いますが、内閣を代表して、副総理からひとつ伺っておきたいと思います。――そんなものはお聞きになる必要はありません。
【次の発言】 実は昨年の十一月の十九日に、社会保障制度審議会から内閣総理大臣田中角榮殿あてに「当面する社会保障の危機回避のための協議」、副題として「インフレ下の社会保障」という建議がございましたことについて、当然各大臣は御承知でおられなければならないと思いますが、一番直接に関係のある厚生大臣や、その……

第72回国会 予算委員会 第21号(1974/02/23、33期、日本社会党)

○八木(一)委員 関連で御質問を申し上げます。  政府の皆さんは、同和対策事業特別措置法のできた経過を十分に知っておられなければならないと思います。また、知っておられる方が多いと思います。実は、この許すべからざる差別をなくして、ほんとうに人権を全国民的に確立をして、部落の完全解放をする。政府の言われる同和対策、同和問題の完全解決をはかられるために、同対審答申というものができました。それは何回も本会議や予算委員会で、この国会を通じて政府と国民の約束になっているわけであります。同対審答申の尊重ということが何回も約束になっております。  その中の一つの問題として、それを進めるために同和対策事業特別措……

第72回国会 予算委員会 第32号(1974/03/29、33期、日本社会党)

○八木(一)委員 内閣総理大臣はじめ、各国務大臣に御質問申し上げます。  ただいま大蔵大臣から暫定予算についての説明がございました。その説明の前に、暫定予算を出さなければならなかったその理由の解明がございません。  元来、もし予算案の成立ができないときには、直ちに内閣総辞職あるいは国会解散という重大な事項になるわけでございますが、この暫定予算を出さなければならないととも、それに準じた非常に重大な事態であろうと思います。そのことについて、なぜこのような暫定予算出さなければならない羽目に立ち至ったか、それについての政府全体の深い反省がなければならないと思うわけであります。  そのことは、この石油危……

第74回国会 予算委員会 第3号(1974/12/20、33期、日本社会党)

○八木(一)委員 まず最初に、外務大臣にお伺いをいたします。  本日、横須賀に空母ミッドウエーが入港したということを聞いておりますが、その事実があるかどうか、伺っておきたいと思います。
【次の発言】 その問題について、同僚楢崎弥之助君が関連質問をしますので、お許しをいただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま緊急な問題について質問をし、終わりました。これから本格的な御質問を申し上げたいと思います。  私は、三木内閣に本格的な諸種の提言をいたしたいと考えております。そしてそのほかに、昨日村上委員の発言で、八鹿高校の問題について、その背景等の説明が足らず、非常に誇張した宣伝がありましたので、こ……


各種会議発言一覧

26期(1953/04/19〜)

第16回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1953/07/13、26期、日本社会党(左))

○八木(一男)委員 厚生大臣に御質問申し上げます。月雇労働者健康保険法が第十五特別国会において政府から提出されまして、社会保険の上におきして一歩前進を見ましたことは、非常な厚生省の御努力のたまものと存ずるわけでございますが、この内容は方々の委員会で申し上げました通り非常に乏しいものであるわけでございます。第十五特別国会並びに本国会の予算委員会、五月の予算委員会におきまして、これは非常に給付内容が乏しいものでありますので、この内容を高めるように御努力を願いたいということを十五特別国会の予算委員会で申し上げ、また十五特別国会の厚生委員会の最後の討論において、与党の委員からも可及的すみやかにその内容……


28期(1958/05/22〜)

第30回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1958/10/29、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 末高さんにお伺いをいたしたいと思います。今度政府が提出した国民健康保険法案について、末高先生はあまり批判的でなかったわけでございまするが、この国民健康保険法案を政府が提出した手紙の点でちょっと伺いたいのです。政府はこのようなものを提出するときには、社会保険審議会並びに社会保障制度審議会に諮問をし、答申を受けて、この意見を尊重しなければならぬということが法規の明文に載っておるわけです。医療保障全体について社会保障制度審議会は医療保障勧告をした。この勧告と法案とは大いに内容が違っておりますが、それはさておきまして、本年の二月、この国民健康保険法案について諮問をした、立法について……

第31回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1959/03/11、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 公述人の皆さん方には、おせわしいところを時間をおさき下さいまして貴重な御意見をお述べいただきましたことを、私ども非常にありがたく存じております。皆さん方の御意見をそしゃくいたしまして、さらに国民年金制度推進のために私どもやって参りたいと思います。今後とも一つよろしくお願いいたします。  まず公述人の磯村英一先生にお伺いしたいことがたくさんあるわけでございますが、途中で中坐されまして、あとからおいでになるそうでございますので、その点は省きまして、ほかの公述人の方に光にお伺いをいたしたいと思います。お一人お伺いいたしますのと、それから同じ問題についてお二人なりお三人なりにお伺い……

第33回国会 災害地対策特別委員会厚生労働等小委員会 第1号(1959/11/16、28期、日本社会党)

○八木(一男)小委員 益谷副総理にお伺いをいたしたいと思います。今度の大災害につきましては、中部災害対策本部の本部長として、非常に大活躍をせられましたことにつきましては深く敬意を表しておるわけでございます。この災害一般について、実は総理大臣にお伺いしたいわけでございまするが、副総理を総理大臣としてお伺いいたしたいと思いますので、どうか内閣全般の立場からお答えを願いたいと思います。  今度の大災害は人災といわれているわけでございます。天災、人災という言葉がございまするが、人災といわれるゆえんは、風は自然現象で吹く、水は自然現象で流れるわけでございまするが、それについて人間の準備で、人間のいろいろ……

第33回国会 災害地対策特別委員会厚生労働等小委員会 第2号(1959/11/17、28期、日本社会党)

○八木(一男)小委員 関連して保険局長に、この間聞いたことですが、ちょっと重ねて聞きたいのです。この間は、ほかのことがあったから簡単に触れただけですが、国民健康保険で本人負担分の減免、あるいはまた保険料の減免、それをしたことは、今滝井さんの言われるように、程度は非常に不十分であるけれども、国民健康保険会計でやるときに、国庫で補てんするということをやろうとした趣旨は、非常にけっこうだと思う。ところが、この間言ったように、それは健康保険とか、日雇労働者健康保険とか、その家族は給付が五割平均しかないし、それから保険料負担もやはりあるのです。そういう点を当然やるのがあたりまえなのに、なぜ保険局は、国民……

第34回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1960/02/25、28期、日本社会党)

○八木(一男)分科員 辻原分科員の御質問中でございますが、特に御了解を得まして関連質問をごくわずかだけやらしていただきたいと思います。  先ほど辻原分科員が御質問になりました部落問題の内閣に直属する強力な審議会の点でありまするが、この問題の担当省の事務的な衝に当たっておる大島政府委員が理解が少ないようでは非常に困ったことなので、大島政府委員は速記録を全部調べて読み直していただきたいと思う。一昨年の三月十一日だと思いまするが、社会労働委員会において岸内閣総理大臣から私に対して確約がありました。それは数点にわたっております。  その第一点は、このような差別と貧乏を生んだ部落問題については、これは徳……


30期(1963/11/21〜)

第48回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○八木(一)分科員 厚生問題について御質問を申し上げたいと思います。  まず、厚生大臣にお伺いをいたしたいと思いますが、厚生大臣が新管されるものの中で、その大部分であり、最も重点は社会保障制度の問題であるというふうに思うわけでございますが、それについて簡単に御答弁願います。
【次の発言】 いろいろの社会保障の問題を中心にすべて厚生問題をやられる場合に、厚生大臣は国務大臣として憲法の条章をもとにして、それから民主的な国会のいままでの論議、決議それから審議会の答申、勧告、そういうものをもとに行政を進められる、それからいろいろの企画を進められる責任を持っておられると思いますが、それについてひとつ…………

第51回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1966/02/24、30期、日本社会党)

○八木(一)分科員 労働大臣や政府委員におもに部落解放問題、同和対策の完全解決の問題について、昨日の一般の質問に続いての御質問を申し上げたいと思います。  昨日、一般質問のときに各国務大臣から前向きの御答弁をいただきました。その間で大蔵大臣も御答弁になったわけでございますが、この問題を解決するために、いままでの法律、政令あるいはしきたり、慣習、政治上のそういうものを乗り越えたやり方で強力にやらなければならないという点について、大蔵大臣も御同意になったわけでございます。そこの具体的な問題について伺いましたところ、各省からその点について要求がありましたならば、その精神に従って十分にそれをやっていく……

第51回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1966/02/28、30期、日本社会党)

○八木(一)分科員 自治大臣並びに政府委員に、主として同和問題についての関係の問題を御質問申し上げたいと思います。  先日、予算委員会の総括質問において総理大臣に、一般質問において自治大臣はじめ各国務大臣に御質問をいたしました。政府側は、非常に積極的に部落の完全解放の問題について取り組まれるという決意を示されたわけであります。そこで、私、一般質問のときに全部の国務大臣に質問をいたしました。そして確認をいたしましたことは、この憲法の各条章に従った問題を解決する問題であるから、それで非常に重大な問題であるから、いままでの法令や慣例あるいは規則、そういうものを乗り越えてやらなければならないときには乗……

第51回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1966/03/01、30期、日本社会党)

○八木(一)分科員 厚生大臣並びに政府委員に対して御質問を申し上げたいと思います。私は社会労働委員でございますから、所得保障とか、医療保障とか、医療制度とか、あるいはまた、公衆衛生関係については十分伺うことができる機会がございますので、この前の予算委員会の総括質問、一般質問に続いた同和問題並びにそれに関係する問題に限って御質問を申し上げたいと考えておるわけでございます。  まず第一に、厚生大臣に、この前の一般質問の続きでございますので、その点の問題をもう一回記憶をはっきりさせていただいて、それからひとつ御答弁を願いたいと思います。  一般質問におきましては、非常にこの重大な問題を解決するために……

第51回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1966/02/28、30期、日本社会党)

○八木(一)分科員 大蔵大臣に、同和問題とそれに関連した大蔵省関係の問題について御質問を申し上げたいと思います。  先日、予算委員会の一般質問で同和問題の御質問を申し上げましたところ、非常に理解の深い御答弁をいただきまして、その点非常に心強く存じているわけでございます。その問題について、時間が三十分しかございませんからたいした質問はできませんけれども、関係の方にもう少し掘り下げてみたいと思うわけです。  本年度の予算で同和関係が、私、こまかい数字持っておりませんが、三十億をちょっとこえる同和関係予算を組まれておる。昨年度は二十億二千万円、それから各省の同和関係予算の要求が四十億二千万円という状……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 産業公害対策特別委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1967/06/22、31期、日本社会党)【議会役職】

○八木委員長 これより産業公害対策特別委員会運輸委員会連合審査会を開会いたします。  船舶の油による海水の汚濁の防止に関する法律案を議題といたします。
【次の発言】 提案理由はお手元に配付いたしてありますので、これによって御承知願うこととし、直ちに質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、これを許します。渡辺芳男君。
【次の発言】 野間千代三君。
【次の発言】 連合審査会はこれにて散会いたします。    午後二時二分散会

第55回国会 産業公害対策特別委員会公聴会 第1号(1967/07/14、31期、日本社会党)【議会役職】

○八木委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の公害対策基本法案、角屋堅次郎君外六名提出の公害対策基本法案、角屋堅次郎君外七名提出の公害の顕著な地域等における公害防止特別措置法案、折小野良一君外一名提出の公害対策基本法案及び岡本富夫君外一名提出の公害対策基本法案、以下五案について公聴会に入ります。  本日御出席を願いました公述人は、経済団体連合会専務理事古藤利久三君、京都商工会議所専務理事島津邦夫君、四日市市議会議長日比義平君、全国漁業協同組合連合会常務池尻文二君、大阪市助役大島靖君、東京大学法学部教授加藤一郎君、以上六名の方でございます。  この際、御出席の公述人の各位にごあいさつを申し……

第58回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○八木(一)分科員 法務大臣はじめ法務省の関係の方に、おもに同和問題に関連をいたしまして、御質問を申し上げたいと考えているわけでございます。  先日、この予算委員会の一般質問で、内閣総理大臣をはじめ関係各大臣に、同和問題についての御質問を申し上げまして、各大臣から御答弁をいただいたわけでございます。残念ながら時間が切れまして、法務大臣から十二分な御所見を伺う時間がありませんでしたので、その件に関して、法務大臣にまず最初に御質問を申し上げたいと考えているわけでございます。  同和問題は、憲法の各条章に抵触する問題がたくさんございまして、憲法第十一条、第十四条あるいは第二十四条、第二十五条、第二十……

第58回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○八木(一)分科員 委員長のお話に従って、できるだけ時間内でやりたいと思います。  文部大臣並びに文部省の政府委員の方、あるいはまた出席をされている大蔵省の主計官、そういう方々に、おもに同和問題について御質問を申し上げたいというふうに考えておるところでございます。  先日この予算委員会の一般質問で、私は内閣総理大臣はじめ灘尾文部大臣を含めまして各大臣に、同和対策審議会の答申の急速な完全実施、その中の主要項目でございます同和対策特別措置法を、十二分な内容で今国会で成立する余裕のある早い時期において御提出いただくこと、その他すべての同和問題の推進について強い御決意を促いまして、そのお約束をいただい……

第58回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○八木(一)委員 田中総務長官はじめ総理府の政府委員の方々、また、いま直前に御通告申し上げましたが、できるだけ早く来ていただきたいと思っておりますが、木村官房長官に、同和問題に限って御質問をさせていただきたいと思います。  田中総務長官は、きのうはかぜで腰痛を伴ってお休みのようでございました。私も実は同様の症状でからだのかげんはあまりよくないのでございますが、重要な問題について熱心に応答していただいていることについて、敬意を表したいと思います。  実は先日の土曜日に、予算委員会の一般質問で、内閣総理大臣はじめ各大臣、ことに田中総務長官に、同対審の答申の急速な完全実施の問題と、その中の中心課題で……

第58回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○八木(一)分科員 保利建設大臣はじめ建設省関係の皆さま方に、また大蔵省から来ておられる主計官の方々に御質問を申し上げたいと思います。建設省関係で御質問を申し上げたいことはたくさんあるわけでございますが、本日は同和問題にしぼって御質問を申し上げたいというふうに考えているわけでございます。  先日、予算委員会の一般質問で、佐藤内閣総理大臣はじめ関係閣僚の方々に同和問題についての御質問を申し上げました。総理大臣は、同対審の答申の急速な完全実施の問題について、ぜひ完全にやりたいという決意を披瀝されましたし、また、その中の中心的な課題でございます同和対策特別措置法についても、二年のおくれを取り返して、……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○八木(一)分科員 園田厚生大臣に同和問題と一般的な社会保障問題についてお伺いをいたしたいと思います。予算委員会の分科会でございまするから、予算に関係したことを重点にして申し上げたいと思います。  先日、予算委員会の一般質問で、私は同和問題について、総理大臣をはじめ、ことに園田厚生大臣の御出席をいただいているところで、御質問を申し上げたわけでございます。前から先輩の政治家でありまして、政治全般に御熱心であられます厚生大臣には、同和問題について深い理解を持っておいでになることを信じ、また期待をいたしているわけでございますが、あの際質問を申し上げた同和対策審議会の答申の完全、急速な実施の問題、それ……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○八木(一)分科員 赤澤自治大臣はじめ自治省の政府委員の皆さん、そして大蔵省の政府委員の皆さんに、同和問題にしぼって御質問を申し上げたいと考えております。  先日三月九日の本予算委員会一般質問におきまして、佐藤内閣総理大臣はじめ赤澤自治大臣も含めまして、各大臣に御質疑を申し上げました。政府のほうでは、同和対策審議会の答申の急速な完全な実施、そしてその中の同和対策特別措置法の十二分の内容を持つ法案を今国会に、成立する十二分の余裕のある早い時期において提案するということのお約束を総理大臣からいただきました。また、その内容等の関連について各大臣からお約束をいただいたわけでございます。特に、同和問題の……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○八木(一)分科員 私は、通産大臣はじめ通産関係の政府委員、また大蔵省の主計官に対しまして、おもに同和問題に集中して御質問を申し上げたいというふうに存ずる次第でございます。  先般、この土曜日の予算委員会におきまして、一般質問で内閣総理大臣もおられるところで、私はいろいろと質問をさしていただきました。通産大臣には、そのとき時間の関係でごくちょっとしか質問をさしていただいておりませんので、引き続きさしていただきたいと思うわけであります。  あの際に、佐藤内閣総理大臣は、前々国会、昭和四十一年からの約束を確認せられまして、昭和四十年八月に出ました同和対策審議会の答申の急速な完全実施をお約束になりま……

第58回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○八木(一)分科員 大蔵大臣はじめ関係政府委員に、主として同和問題に関係をして、集中して御質問を申し上げたいと思います。  水田大蔵大臣には――大蔵大臣、こっち見て聞いてください。この前の土曜日の予算委員会の一般質問で、私は内閣総理大臣はじめ各閣僚、特に大蔵大臣を含んでの皆さま方に御質問申し上げましたときに、総理大臣は最も前向きな姿勢をお約束されたわけでございます。最初原則的でございますが、原則ということばを抜きにしまして、最初に、総理大臣の、同和対策審議会の答申を急速に完全に実施をする、そして、具体的な一つの大切な問題である同和対策特別措置法を本国会に成立するに十二分に間に合う時期において内……

第61回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○八木(一)分科員 保利官房長官と、それから床次総務長官、また法制局長官に、逐次御質問を申し上げたいと思います。保利官房長官に御質問を申し上げるときに、同じことが国務大臣としての床次さんの質問にもなることがありますので、両方ひとつ――一人を中心として御質問を申し上げておりましても、国務大臣としてよく聞いておいていただいて、随時御答弁を求めるかもしれません。  まず保利さんに御質問申し上げますが、この前予算委員会の一般質問で申し上げましたことの結果についてであります。実はあのときに、毎年の予算編成について大蔵省のほうが――閣議で大蔵大臣から、各省の予算要求はまず前年度予算の二五%増以内にとどめて……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○八木(一)分科員 厚生大臣の時間があるようでございますから、最初厚生大臣から御質問を申し上げます。  先般、予算委員会の一般質問で、内閣総理大臣はじめ厚生大臣を含む各大臣に御質問を申し上げた。そのときに、厚生大臣がいままでのやり方について重大な反省をされて、強い決意を持って進まれなければならないという点について指摘を申し上げたわけであります。  まず第一に、国の予算を編成する際に大蔵省が、第一次予算要求を各省なべて二五%以上になってもらったら困る、それ以下に各省でやってくれということの方法がとられているけれども、これであれば、たとえば厚生省のように、すべてのものが、医療保障にしても、所得保障……

第61回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○八木(一)分科員 大蔵大臣はじめ大蔵省の政府委員に御質問を申し上げたいと思います。おもにこの前予算委員会の一般質問で御質問申し上げた問題を、あのときに時間が少なかったわけでございますから、もう少し詳しく御質問を申し上げたいというふうに考えておるところであります。  この前、予算委員会の一般質問では、大蔵省が常に閣議に要請をされて、その方法でやっておられます、翌年度の予算編成にあたって各省で二五%増どまりの要求にとめてもらいたい、そのようなことで閣議決定に持ち出されて、そしてそういう実行をされておるわけであります。そのことが各省の政府全体の政策のアクセントを失って、国民の要望にこたえることでは……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 社会労働委員会地方行政委員会大蔵委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1973/06/20、33期、日本社会党)

○八木(一)議員 吉田委員の御質問に御答弁を申し上げます。  野党四党は、この四党の年金二法案を国民の生存権を保障する立場から作成をいたしたわけでございます。生存権について日本国憲法は社会保障を改善、充実をしなければならないことを国に責務を課しているわけでございます。社会保障でありまして社会保険ではありません。社会保障をほんとうに確立をしなければならないわけでございますが、いままでの制度が社会保険でできていることが、その点で非常に遺憾なのであります。でございますから、いままでの社会保険を社会保障に急速に近づけるように私どもは考えております。  それとともに、いま年金を必要としている人が幾ぶんの……

第71回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1973/03/06、33期、日本社会党)

○八木(一)分科員 建設大臣並びに政府委員に主として同和問題について御質問を申し上げたいと考えております。  去る二月二十八日に予算委員会の一般質問で、金丸建設大臣もおられた席で、私は同和問題について基本的な問題について田中内閣に質問をし、その私の主張した線に従って懸命に積極的にやっていくという御答弁をいただいたわけでございます。この点についていろいろの問題を指摘したわけでございますが、この問題の重要性について、当然田中内閣の国務大臣として、他の大臣と同様、より以上やらなければならないと思いますが、ひとつこの重要な問題についての御理解の点と御決意を総括的に伺っておきたいと思います。

第71回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1973/03/06、33期、日本社会党)

○八木(一)分科員 厚生大臣はじめ各政府委員に主として同和問題、部落解放行政についてお伺いをいたしたいと考えております。  先般、予算委員会の一般質問で、厚生大臣がおられるところで、田中内閣に対し、部落解放行政に対する基本的な問題について提起をし、その答弁を求めたわけであります。そのことを、厚生大臣は全部席におられましたので、その質疑応答の中で、この重大な問題について決意を固められたと思いますが、その御決意についてひとつ承っておきたいと思うのであります。
【次の発言】 この同和問題について閣僚協議会というものがあるわけでございますが、私の知っているところでは昨年の六月に前佐藤内閣の最後のときに……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1973/03/07、33期、日本社会党)

○八木(一)分科員 労働大臣はじめ政府委員の皆さま方に同和問題を中心に御質問申し上げたいと思っております。  去る二月二十八日に衆議院の予算委員会一般質問で、私は加藤労働大臣もおられる席で田中内閣の、私どもの申します部落解放行政、政府のいわれます同和問題の解決のための施策について御質問を申し上げました。  そこでいろいろの問題について申し上げたわけでありますが、加藤さんはこの問題で中心的に申し上げたことを御記憶になっておられる点があればおっしゃっていただきたいと思いますし、御記憶が薄れていらっしゃいましたら、またその線に従って全力をあげて推進される御決意のほどをひとつ伺っておきたい。

第71回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1973/03/05、33期、日本社会党)

○八木(一)分科員 大蔵大臣並びに関係政府委員に、予算に関連をして、いわゆる同和問題、私どもの申しております部落解放行政の問題についてお伺いをいたしたいと考えております。  去る二月二十八日に予算委員会の一般質問で、私は大蔵大臣を含めた政府の各国務大臣にその問題を御質問をいたしました。その際に、三木副総理やあるいはまた官房長官や総務長官、愛知大蔵大臣はじめ各閣僚から、田中内閣は積極的にこの問題解決のために全力を尽くして推進をしていく決意であることの表明がございましたが、このことについて最も関係の深い大蔵大臣も、そのことをほんとうに推進する御決意を持っておられるべきであり、おられなければならない……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1973/03/07、33期、日本社会党)

○八木(一)分科員 文部大臣をはじめ各政府委員に同和問題について御質問を申し上げたいと思います。  去る二月二十八日に、私は衆議院の予算委員会一般質問で本問題について田中内閣に対して要望を強く打ち出して御質問を申し上げました。そのときに文部大臣もおられたわけでございますが、その私の申し上げました重要点について、ひとつどのように御理解になっておられるか、伺っておきたい。
【次の発言】 いまのお答えは、その点で非常にけっこうであります。この問題に関して国務大臣として文部大臣が、全般の政策についてもぜひ御推進をいただきたいと思います。あそこで申し上げました奨学以外の全部にまたがる問題は、まず第一に同……

第72回国会 予算委員会公聴会 第1号(1974/02/14、33期、日本社会党)

○八木(一)委員 両先生に簡単に御質問をいたしたいと思います。  まず、土屋先生にお伺いをいたしますが、先ほど超過利得について課税をすべきであるという御意見を伺わせていただきました。課税をして、それが国に入ったものは、この超過利得と称するものによって、たいへん打撃を受けた国民に還元をされるべきものであると私どもは考えているわけでございますが、この点についてお聞かせをいただきたいと思います。  時間の関係で、続いて大門先生にもお伺いをいたしたいと思うのであります。  大門先生は、先ほど物価暴動を起こすべきであるというような思い詰められた国民の気持ちを代表して、公述をしていただきました。その点につ……

第72回国会 予算委員会公聴会 第2号(1974/02/15、33期、日本社会党)

○八木(一)委員 肥後先生と松永先生から貴重な御意見を伺わせていただきました。心から感謝をいたします。簡単に御質問をいたしたいと思います。  最初に、肥後先生にお伺いをいたしたいわけでございますが、先ほど超過利得といいますか、超過利潤といいますか、それについての課税をすべきであるということを御議論になっておりました。各政党でもいま研究をしておるわけでございます。方法論については懸命に考えていかなければならないと思いますが、それが実現をいたしましたときの国庫に対する収入、これはそのような超過利潤を取られるような行動をしたものたちのために、国民が非常に生活を圧迫されているということから考えて、それ……

第72回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1974/03/09、33期、日本社会党)

○八木(一)分科員 私は官房長官、総務長官はじめ関係の政府委員に二つの問題について御質問をしたいと思っております。  その一つは、物価の狂乱時代で国民生活をどう守るかという問題。もう一つは、いわゆる私どもの申し上げます解放行政、政府のいわれます同和問題の解決の問題について御質問を申し上げたいと思います。  まず最初に、国民生活を守り確立する問題から入りたいと考えております。一問一答の時間が少のうございますから、私のすでに調べたことについては申し上げまして、官房長官また総務長官から主として御答弁をいただきたいと思います。  実は、昨年の十二月の十九日に四十九年度経済見通しと、それから予算編成方針……

第72回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1974/03/09、33期、日本社会党)

○八木(一)分科員 建設大臣はじめ関係政府委員の方に、建設行政の中の同和対策事業に関連する問題について御質問をしたいと思います。  政府の同和対策に対する対処は非常に不十分でございますが、その中で建設省がある程度の努力をされたことを私どもは存じているわけでございます。四十九年度の新年度予算で前よりも前進を見ているところを私も知っておりますけれども、大臣または局長から一応御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 いま御説明になりましたように、多くの人たちの要望をいれて四十九年度も具体的にある程度問題が進んでいるようでございまして、その点、評価をさしていただきたいと思います。大臣やまた局長や……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1974/03/05、33期、日本社会党)

○八木(一)分科員 自治大臣はじめ政府委員に御質問を申し上げたいと思います。同和問題を主として御質問申し上げます。  先ほど大原亨委員の質問に対する町村自治大臣の御答弁を伺っておりました。また総括質問でもこの問題に私が触れたときもいろいろお聞きになっていただいたと思います。町村大臣はたいへん有能な先輩でございますことは私も存じておりまして、尊敬をいたしているわけでございますか、同和問題については、北海道で御出身になり、北海道で御活動になった町村先生は実感がない点があるのではないかと思うのです。しかし責任を持っておられるわけでございますから、私の申し上げることは決してうそは申しませんので、そのま……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1974/03/07、33期、日本社会党)

○八木(一)分科員 厚生大臣と政府委員に質問をいたします。  いま田邉委員の御質問に対して大臣はある程度誠意を示したようで、しかしながらほんとうの決心を固めていない、このような答弁をしました。田邉委員や、また予算委員会で大原委員や私に対していろいろと質疑応答で答えられましたけれども、誠意を示しているように見えて、この狂乱物価のときに多くの国民が生活を破壊をされていることを認識をされながら、ほんとうにそれに対処をするという決意が非常に足りないと思うわけであります。いま質疑応答を伺っておりましたけれども、大事なことだけれども非常に困難だと言われる。困難というものをここで乗り越えなければ、国民の生活……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1974/03/09、33期、日本社会党)

○八木(一)分科員 労働大臣はじめ政府委員の皆さんに御質問を申し上げます。  まず国民春闘に関係をした問題で、労働大臣に主として御質問したいと思います。二月の二十一日ですか、労働団体と政府の、総理はじめ各大臣がお会いになりました。その前の日に、私は、よく状態を把握されまして、社会保障制度審議会の建議等も熟読をせられて、それに対処していただきたいと要請をいたしました。対処をされましてある程度の方針を決定されたこと自体はまあまあいいのですけれども、内容が非常に乏しいということで、これではほんとうの対処にならぬと思うわけであります。実はそのことについて政府にぜひ急速に考え直して、国民の期待に沿うよう……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1974/03/05、33期、日本社会党)

○八木(一)分科員 内田経済企画庁長官はじめ関係の政府委員に端的に御質問をいたします。  内田経済企画庁長官は、いまの状態に非常な責任を持たれなければならないと思うのですが、あなたの企画庁で取りまとめられた四十九年度の経済見通し、これは当然いまの状況で変更をせにやならぬ。出したものだから、あるいはできるかできないか知らないけれども、努力目標で出したんだからというような遁辞は許されないと思うのですが、このことについては、予算委員会の総括、一般でも、時間の足りない状態の中で触れておきました。その後、それを聞かれて反省されたかどうか、反省されて、どのような態度をしなければいけないということを考えられ……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1974/03/06、33期、日本社会党)

○八木(一)分科員 外務大臣と、また各関係政府委員に御質問を申し上げたいと思います。  まず、政府委員でけっこうですが、経済協力とか経済援助ということばが使われておりますが、援助と協力をどのように振り分けて使われておるか、ちょっと御説明願いたいと思います。
【次の発言】 これは、今度は外務大臣からお答えいただきたいと思いますが、いまの御説明で、日本の外務省が、そう反動的な意味で使っておられるのじゃないことがある程度明らかになって、けっこうでございます。私は、援助ということばは、特に日本の場合は一切使うべきではない、全部協力ということばで表現すべきだ。あるいはその中に、無償の場合とそうでない場合……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1974/03/08、33期、日本社会党)

○八木(一)分科員 大蔵大臣はじめ政府委員の皆さんに御質問をいたしたいと思います。  まず、四十九年度予算案の編成に関してでございますが、予算委員会の総括質問、一般質問でも触れましたけれども、他の問題がございまして、非常に関係の重大な地位におられる大蔵大臣に、その問題について詰める時間がありませんでしたので、少しふえんして申し上げたいと思います。  昨年の十二月十九日に予算編成方針の大綱とそれから経済見通しが立てられました。本年一月の十九日だったと思いますけれども、同じく予算案が完全に決定をし、それから経済見通しも同日決定をしたわけであります。経済見通しをもとにして予算編成が行なわれているとい……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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