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石坂繁 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

石坂繁[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言(政府)歴代TOP500
417位

25期委員会出席(無役)TOP100
94位
27期委員会出席TOP50
26位
27期委員会出席(幹部)TOP100
100位
27期委員会出席(無役)TOP100
54位
28期委員会発言TOP100
82位
28期委員会発言(政府)TOP25
18位

このページでは石坂繁衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。石坂繁衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

25期(1952/10/01〜)

第15回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1952/12/23、25期、改進党)

○石坂委員 外務大臣お急ぎのようでありますから、二、三の点を伺いたい。  中共の抑留者に対しましては、今までの質疑応答によつて大体承知いたしましたが、ソ連の抑留者の現在のこちらの推定の人員、及びその人たちがどういう状況に置かれているか、及びその引揚げに関する見通しが、ただいまのところどういうふうになつているか、どういう方法を講じておられるか、この点について伺いたい。
【次の発言】 家族の者がたいへんに心配いたしておりますことは外務大臣も御承知の通りでありますが、ただいまのお話は、いつ引揚げて来られるやら見当がつかない、こういうことでありますか。

第15回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1952/12/26、25期、改進党)

○石坂委員 実は、根本の理念の問題を含んでおりますので、厚生大臣にお伺いいたしたいと思いましたけれども、お見えになりませんので、援護庁長官に伺いたいと思います。先ほどから未帰還者の留守家族の問題につきましていろいろ質疑応答が重ねられ、私も一応了承いたしましたが、ただいま援護庁長官その他のお話で、留守家族の問題、遺家族の問題及び軍人恩給法の改正等について考慮をしつつあるというような趣旨の御答弁があつたので、この問題に関しまして、次の問題を伺いたいと思います。  第一は、一体この遺家族の問題についての政府の根本的の考え方は、遺族が困つておるから救済するというような趣旨なのか、あるいは、国家の犠牲者……

第15回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第9号(1953/03/04、25期、改進党)

○石坂委員 私の伺いたいと思つておりましたことは、先ほど飯塚君の質問がありましたので、私は今日は質問をとりやめます。

第15回国会 地方行政委員会 第4号(1952/11/29、25期、改進党)

○石坂委員 ただいま国警本部長官がお見えになつておりますので、一言伺つておきたいと思います。最近新聞紙上等によりますと、国連軍の暴行事件が頻発いたしておるようであります。従つて国民その他有識者のひとしく心配いたしておるところでありまして、一面ただいまの議会におきましても、国連軍との裁判管轄権等の問題で、これに関連いたしまして法務委員会等で論議されておりますが、この暴行事件等に対しまする国警方面の対策は十分に御用意になつておるかどうか。もちろんこれは警視庁ではあ力ませんので、直接の御関係ではないかもしれませんけれども、国警本部長官としては相当の処置あつてしかるべきことでありますから、この際伺つて……

第15回国会 地方行政委員会 第5号(1952/12/02、25期、改進党)

○石坂委員 私どもは教育委員会、これに関連する問題につきましてはいろいろ意見があるのでございます。ただいま床次委員の質問に対しまする文部大臣の御答弁は、はなはだ頼りないものでありまして、この際一国の文教をつかさどつておる文部大臣に対しまして、日本再建のための文教の根本方針をどう考えておられるか、どういうふうにそれをやつて行こうという御方針であるか、それを伺わなければ、先日来の本委員会の議論というものは、申し上げては失礼でありますけれども、まつたく枝葉末節の議論であります。私ども本会議におきまして根本的の議論をする機会がないのでありまするから、この際文教に対する吉田内閣、あるいは文部大臣の最も根……

第15回国会 地方行政委員会 第18号(1953/02/14、25期、改進党)

○石坂委員 簡単に文部大臣にお伺いいたしたいのでありますが、先ほど横路君との質疑応答の間に、この法案の名前が義務教育費全額国庫負担という名前じやないということは、まことに仰せの通りでありまして、私どもの手元にある文部省の案の要綱にいたしましても、さような名前はついておりません。なおただいままで要綱だけでありまして、法案が提出されておりませんので、いろいろ具体的のことをお聞きする段階にまだ参つておらないと思います。横路君の質問に関連をいたしますが、重複を避けまして、なお私は簡単に二、三文部大臣に伺いたいと思います。  元来この法律案は通俗的には義務教育費全額国庫負担、こういうふうに了解いたしてお……

第15回国会 地方行政委員会 第23号(1953/03/05、25期、改進党)

○石坂委員 関連して。ただいまの雪澤委員の質問に対する大臣の御答弁はあまりに抽予的でありまして、これに関しまして森田委員から申し上げました通り、私どもは現在のこの警察法を根本的に改正する必要のある諸情勢に関して具体的に実は伺いたいのであります。明確にする必要が何としても出て参ります。ただいま大臣の御答弁は、主として共産党関係のことを抽象的にお述べになりましたが、その行動につきましても、具体的に事例を示して納得するような御説明を願いたいと思います。極左のみならず極右の行動が、だんだん台頭いたして来つつあるやに灰関するふしもあるのでありまして、現に本朝のごとき、私が家を出ますときに配付された書面は……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 農林水産委員会 第5号(1955/03/31、27期、日本民主党)

○石坂委員 私は人口、食糧問題に関連いたしまして、いわゆる農村の二三男対策及び移民国策についてお尋ねをいたしたいと思います。  まず第一に、いわゆる二三男対策の問題でありますが、これは現在農村において非常な深刻な問題となっておりますことは周知の事実であります。現在耕すに土地なく、求むるに職がなくというような多くの青年は、現在及び将来の不安に非常におびえておるのであります。これは適切なる解決をいたさなければならぬと思いますが、これについては農山村においての雇用の増大をはかるというようなこと、そのために北海道なりあるいは内地の国内開拓等の事業を効果的に促進するというようなこと、あるいは開発青年隊の……

第22回国会 農林水産委員会 第19号(1955/06/01、27期、日本民主党)

○石坂委員 関連質問。ただいまの中村委員との間の質疑応答は、立法上の非常に重大なる点に触れておると思いますので、私はいずれ他日あらためて御質問いたしたいと思いますが、関連して簡単に質疑をいたしたいと思います。  私の考えをもっていたしますれば、従来の割当供出制度の時代と、今度新たに予約売り渡し制を施行しようとする場合においても、食管法第三条は依然として存続しておる、こう解釈してよろしゅうございますね。
【次の発言】 そこで従来の割当供出制度の場合においでは、生産者が政府以外の者に売ってはならないという議論はその通りでありますが、義務を生ずる場合は、割当を受けた場合は、割当を受けて初めて生産者が……

第22回国会 農林水産委員会 第41号(1955/07/15、27期、日本民主党)

○石坂委員 ただいまの足鹿委員の御質問は本日法案の最も重要な点を指摘されたのでありますが、それに対しまして井手君から御答弁申し上げました通りであります。すなわち本法案の趣旨は災害による農林水産の被害を防除する、その計画を立てようというのでありますが、その災害の原因は台風及び豪雨であります。そこでどの線に豪雨の定義あるいは台風の定義を引くかということにつきましては、私どももずいぶん提案者の一人といたしまして苦労いたしまして協議いたしたのであります。本案第三条によりますと、「しばしば台風又は豪雨の来襲を受け、」ということでありまして、いささか法律的でないうらみをお持ちになっておると思うのであります……

第22回国会 農林水産委員会 第45号(1955/07/20、27期、日本民主党)

○石坂委員 議事進行について。養ほう振興法案に対しましては、わが党の議員諸君は修正案について協議したいと思いますので、しばらく御休憩を願いたい。

第22回国会 農林水産委員会 第46号(1955/07/21、27期、日本民主党)

○石坂委員 ただいま議題と相なりました、天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法案に関しまして、私は修正の動議を提出いたしたいと思います。  この修正の案文はお手元に配付いたしてありますので、私の方で要綱に従いまして簡単に御説明を申し上げます。  まず第一は、第一条の天災中に「豪雨」及び「降雪」を含むことを明らかにすることといたしました。  第二は、第二条第一項の被害林業者の定義を「林業を主な業務とする者であって、天災によりその生産する薪炭(薪炭原木を含む。)、木材、林業用種苗、その他の林産物を流失した等のため、その者の林業による平年の総収入額の百分の十以上の損失を被った……

第23回国会 外務委員会 第8号(1955/12/12、27期、自由民主党)

○石坂委員 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題になっておる法案に対しまして賛成をいたします。

第24回国会 外務委員会 第12号(1956/02/25、27期、自由民主党)

○石坂委員 日本・カンボジア間の友好条約は、大へんけっこうなことだと思いますが、この内容を見ますと、同国間に文化、経済、技術等の協定を締結するために交渉を開始するという規定がある。そこでまず私が伺いたいのに、カンボジアと日本との経済関係の取りきめがないようであります。巷間カンボジアの都市建設に日本が参画するとか、その他いろいろ伝えられておりますが、この協定のできました当博、両国間に経済の問題についてどの程度の取りきめが話し合いになっておるか、まずそれを承わっておきます。
【次の発言】 その点に関しての外務省の現在の構想はある程度練られておるかどうか、その点を伺場いたい。  なお先般新聞紙上伝え……

第24回国会 外務委員会 第13号(1956/02/29、27期、自由民主党)

○石坂委員 私は外務公務員法の一部を改正する法律案についてごく簡単に質問いたしたいと思います。この法律の改正によりまして特派大使の法制上の地位を明確にしようとする外務省のお考え方は私もよくわかります。そこで提案理由の説明その他の質疑応答によりまして、私も実は最初はこれはごく簡単に考えておったのでありますが、その後いろいろ考えてみますと、ただいま御提案になっている改正だけで、果して特派大使というものの法律上の性格、地位が明確になるかならないかという点について、だんだん疑問が出て参りました。先般北澤委員の御質疑によりまして、特派大使が公務員であるという御解釈の点は、官房長によって明確になったのであ……

第24回国会 外務委員会 第16号(1956/03/06、27期、自由民主党)

○石坂委員 ただいまの修正案につきましては、北沢委員から趣旨を弁明されました通りでありますが、多少付加いたしておきたいと思います。  と申しますのは、今回の政政府提出の法案は主として特派大使に関することであると思いますが、これにつきまして政府の見解では国会法第三十九条ただし書きによってできる、こういう見解をとっておられたようでありまして、私どももその見解は従来の取扱い通りで差しつかえないと思っておるのであります。ただしかしこの際この点に関しましていささか異説を唱える人がございますので、この際その法理論的な解釈上の問題をはっきりいたしておきたい、こういう趣旨をもちましてこの修正案を提出いたしたの……

第24回国会 外務委員会 第23号(1956/03/23、27期、自由民主党)

○石坂委員 ただいま山本委員と外務当局との間に質疑応答が繰り返されましたが、ただいま条約局長の説明されたのは、第一条の第一項第二号だと思いますが、第三条業務の第一項の点が、山本委員の質疑に答える条文ではないかと思うのです。その点についての御意見はどうですか。「加盟国の領域内の生産的民間企業に対し資金を投下することができる。」という点について……。
【次の発言】 第三条の第一項は、要するに第一項によって、日本が加盟すると、日本の領域内の生産的民間企業、こういうことではいけないのですか。そうすると山本さんの質疑は、おのずから疑点が除去されるのじゃないですか。

第24回国会 外務委員会 第34号(1956/04/18、27期、自由民主党)

○石坂委員 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題に相なっておりまする国際金融公社への加盟について承認を求めるの件につき、賛意を表するものでございます。  今回設立されようとする国際金融公社は、その目的を主として低開発地域の経済開発に置き、国内の民間資本と結合いたしまして、生産的民間企業の助成に供せんとするものでございます。わが国が早くから東南アジア諸国との経済協力をその基本政策の一といたしており、現内閣は特に東南アジア経済外交の推進を強く押し出しておるのであります。しかるに今回わが国がこの公社に加盟いたすことによりまして、その効果が一そう顕著になりますることは、もはや疑いの余地はない……

第24回国会 外務委員会 第35号(1956/04/21、27期、自由民主党)

○石坂委員 私は若干の質疑をいたしたいと思います。  第一に条約局長にお伺いいたしますが、今回の農産物協定と前回の協定とどう相違しておるか。私の承知いたしておる範囲では、前回と比較いたしまして、その品目、数量、金額、つまり品目は第一次の協定には米がありましたが、今回の分は米がありません。第一次にはトウモロコシその他の飼料がなかったのが、今回はその飼料が入っておる。なお金額の点は、前回は八千五百万ドルであったのが、今回は六千五百八十万ドルになっておる。なおまた積立円資金の使用区分が、前回よりも比率が多くなっている。すなわち日本で使用する率が前回七〇%が今回は七五%になっている。こういうふうな点が……

第24回国会 外務委員会 第41号(1956/05/09、27期、自由民主党)

○石坂委員 日米間の防衛関係は、日本とアメリカとの平和条約はもちろん、日米安全保障条約・日米行政協定、日米相互防衛援助協定等の基本的の関係が前提となっておると存じますが私はこれらの問題のこの後改正する点もあろうかと思いますけれども、それらの問題並びに本協定に関連した政治問題をしばらく離れまして、直接本協定について若干の質問をいたしたいと思います。  この協定は説明にもあります通りに、日米相互防衛援助協定第四条の合意に基く取りきめが今回作成されたことになるのでありますが、この日米相互防衛援助協定ができたのは二十九年の三月の八日であります。従ってこの防衛援助協定が成立いたします当時から、この取りき……

第24回国会 外務委員会 第42号(1956/05/11、27期、自由民主党)

○石坂委員 前会協定の内容について逐条的にお伺いしかけて、第二条の点を一部伺ったのでありますが、順次なおお伺いしたいと思います。  この第二条の条文のうちに「単に情報として技術上の知識を提供し、」ということがうたってありますが、この意味はどういうふうに解釈すればよろしいのでしょうか。
【次の発言】 なお同条に「その知識を内密に知らされたものとして、取り扱い、」こういう言葉がありますが、この意味もあわせて伺っておきたいと思います。なおこの点は防衛秘密としての取扱いということと同じことになるのでしょうか。
【次の発言】 その技術士の知識が内密に知らされたのであるかどうかということを、一体一般人はど……

第24回国会 外務委員会 第44号(1956/05/16、27期、自由民主党)【議会役職】

○石坂委員長代理 田中稔男君。
【次の発言】 岡田春夫君。
【次の発言】 森島守人君。
【次の発言】 この際参考人招致の件についてお諮りいたします。沖縄の土地接収の問題等について参考人を招致し、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければさように決定いたします。   なお参考人の人選及び招致の日時等につきましては理事会に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければさように決定いたします。   次会は公報をもってお知らせいたします。   本日はこれにて散会いたします。     午後二時八分散会

第24回国会 外務委員会 第47号(1956/05/22、27期、自由民主党)

○石坂委員 本協定が成立いたしますまで、関係当局の長い間の御努力をはなはだ多とするものであります。つきましては私はこの協定に関しまして、外務大臣、高碕大臣等にお伺いいたす点もあるのでありますが、大臣御出席の都合もありますので、とりあえず協定の条文につきまして、概略局長にお伺いいたしたいと思います。  逐条的にお伺いいたしますが、まず第三条であります。この第三条によりますと、日本からフィリピンに対して賠償として供与される役務及び生産物に対しまして、附属書に九十四項目が掲げられておりますが、この附属書に掲げられておるうちからフィリピン政府は自由に選択する権利を持っており、日本政府はこれを無条件に合……

第24回国会 外務委員会 第56号(1956/06/02、27期、自由民主党)

○石坂委員 本請願は国際農友会鹿児島県立部長、鹿児島県県会議長田中茂穂君であります。  御承知の通りに九州の鹿児島、宮崎、熊本等はほとんど連年台風の被害を受けて、いわば台風常襲地帯であります。ことに昭和二十六年十月のルース台風におきましては、鹿児島県下の災害は史上まれに見る激甚なものでありまして、被害総額三百三十億に達したといわれております。特に家屋の倒壊耕地の埋没、流失等によりまして、農家は非常に困難を来たしております。しかるにかかるときに、昭和二十八年米国に難民救済法が施行せられまして、自然災害による難民の移住が認められることになりまして、これらの九州各県からの申請者が殺到いたしたのであり……

第25回国会 外務委員会 第2号(1956/11/28、27期、自由民主党)

○石坂委員 共同宣言の批准が終ればモスクワに大使館が置かれることになりますが、この大使館設置につきましては大体相互主義によられることであろうと思いますが、その点について伺っておきます。
【次の発言】 そこでこの在外公館、日ソ共同宣言第二項の規定によるソ連大使館の館員の数、外交官の行動制限等に関する細目の協定については、大体どういうことに用意しておられますか。
【次の発言】 今日のところ、大体どういうお考えか、まだきまっておりませんのですか。
【次の発言】 大体どのくらいの数が予想されるのですか。
【次の発言】 なお共同宣言に関しまして、共同宣言の発効の日でありますが、共同宣言の第十項によります……

第25回国会 外務委員会 第4号(1956/11/30、27期、自由民主党)

○石坂委員 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました千九百五十六年の国際小麦協定の受諾について承認を求めるの件について賛成いたすものでございます。  本協定は、国際的に小麦の需給を調節し、かつ価格を一定の水準で安定させるのが目的でございます。この協定加盟に対しましては、いろいろ反対の議論もございますが、しかし私どもといたしましては、あらゆる事情を勘案いたしますと、本協定に加盟することによりまして、わが国の輸入小麦の必要量の約二百二十万トンのうち、数年間にわたってその半分の百万トンの買入量が保証され、しかも一定の価格で安定されるということは、わが国にとりましても得策であると考え……

第25回国会 外務委員会 第5号(1956/12/03、27期、自由民主党)【議会役職】

○石坂委員長代理 他に御質疑はありませんか。――御質疑がなければ、本件に関する質疑はこれにて終了いたしました。  これより討論に入ります。討論の通告がありますので、順次これを許します。須磨彌吉郎君。
【次の発言】 穗積七郎君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。  採決いたします。特殊核物質の賃貸借に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府を代表して行動する合衆国原子力委員会との間の協定の締結について承認を求めるの件を承認すべきものと決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって本件は承認することに決しました。  なお本件に関する報告書の作成につきましては、委……

第25回国会 外務委員会 第6号(1956/12/05、27期、自由民主党)

○石坂委員 ただいま議題となりました件について、若干の問題についてお伺いをいたしたいと思います。  今回の関税譲許に当りまして、日本はアメリカから七十六の税目についての関税譲許を得ており、わが国から六十七の税目が出たと説明になっておりますが、これによりましてどのくらいの価格になるかという点であります。私の聞くところによりますと、アメリカは四百万ドルを与えて七百五十万ドルを与えられた。英国は九千四百万ポンドを与えて千四十万ポンドを与えられたというようなことを聞いておりますが、それと対照いたしましてわが国はどのくらいのものを与え、また与えられたかという点を伺いたい。

第25回国会 日ソ共同宣言等特別委員会 第9号(1956/11/27、27期、自由民主党)

○石坂委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との共同宣言の批准について承認を求めるの件外三件につき、いずれも承認することに賛成いたすものであります。  そもそも、わが国が、終戦以来十年間、隣国であるソ連との岡に正常なる国交がなかったことは、まことに遺憾でありまして、国際緊張緩和に資するものでなかったことは明らかであります。ゆえに、かような不自然な関係を是正すべきことは、わが鳩山内閣の一貫したる重要政策の一つであったことは、天下周知の事実でございます。従いまして、昨年第一次、第二次のロンドン交渉、次いで重光外務大臣のモスクワ交渉とな……

第26回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1957/02/06、27期、自由民主党)【議会役職】

○石坂委員長 一言ごあいさつ申し上げます。ただいまは、委員各位の御推挙によりまして、本特別委員会の委員長の重職をお受けすることになりましたことは、身に余る光栄と存ずる次第でございます。しかしながら、生来はなはだ不調法者であります。かつふなれな者でございますが、幸いに委員諸君の格別の御協力によりまして、大過なくその任を全ういたしたいものと念願しておる次第でございます。何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行いたいと存じますが、その方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 御異議がなければ、ただいまの古川君の動議の通りに、理事の数を七名とし、委員長から直ち……

第26回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1957/03/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○石坂委員長 これより会議を開きます。  この際、お諮りいたします。理事左竹新市君より理事を辞任いたしたいとの申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、その補欠選任につきましては、先例に従い、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければ、理事に井堀繁雄君を指名いたします。
【次の発言】 それでは、昨十三日参議院より送付され本委員会に付託されました、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第七〇号)を議題とし、審査に入ります、まず政府より本案の……

第26回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1957/03/18、27期、自由民主党)【議会役職】

○石坂委員長 これより会議を開きます。  国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑を続行いたします。島上善五郎君。
【次の発言】 森三樹二君。
【次の発言】 他に御発言はありませんか。――なければ、本日はこの程度にとどめ、次会は明後二十日水曜日午前十時半より開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時五分散会

第26回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1957/03/20、27期、自由民主党)【議会役職】

○石坂委員長 これより会議を開きます。  国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。前会に引き続き質疑を続行いたします。井堀繁雄君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 他に御発言はありませんか。――他に御質疑がなければ、これにて本案に対する質疑は終局いたしました。  次会は明後二十二日金曜日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。     午後五時三十七分散会

第26回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1957/03/22、27期、自由民主党)【議会役職】

○石坂委員長 これより会議を開きます。  国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  本案につきましては、すでに質疑は終局いたしておりますので、直ちに討論に入りたいと存じます。  これより討論に入りますが、別に通告もありませんので、これを省略するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がないと認めまして、さように決します。  これより採決いたします。国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案通り可決すべきものと決しました。

第26回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1957/04/05、27期、自由民主党)【議会役職】

○石坂委員長 これより会議を開きます。  公職選挙法改正に関する件について議事を進めます。発言の要求がありますから、この際これを許可いたします。島上善五郎君。
【次の発言】 島上委員に申し上げますが、行政部長は地方行政委員会の関係で出席できないということであります。
【次の発言】 井堀繁雄君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は来たる四月八日月曜日午後一時半より開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時五十五分散会

第26回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第7号(1957/04/08、27期、自由民主党)【議会役職】

○石坂委員長 これより会議を開きます。  公職選挙法改正に関する件について議事を進めます。前会に引き続き質疑を続行いたします。井堀繁雄君。
【次の発言】 島上善五郎君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は来たる四月十二日金曜日午前十時より開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時三十九分散会

第26回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第8号(1957/05/06、27期、自由民主党)【議会役職】

○石坂委員長 これより会議を開きます。  前会に引き続き、公職選挙法改正に関する件について議事を進めます。  発言の要求がありますので、この際これを許可いたします。井堀繁雄君。
【次の発言】 島上善五郎君。
【次の発言】 この際、本件の調査を進めるため、参考人招致に関する件についてお諮りいたします。来たる五月十三日、月曜日、東京都選挙管理委員会委員長、都道府県選挙管理委員会連合会会長吉田直治君、神奈川県選挙管理委員会委員長、都道府県選挙管理委員会連合会副会長小暮藤三郎君、大阪府選挙管理委員会委員長戸田常藤君及びその他の適当な選挙管理委員会委員長に連絡の上、本委員会に参考人として出席を求め、意見……

第26回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第9号(1957/05/13、27期、自由民主党)【議会役職】

○石坂委員長 これより会議を開きます。  閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  まず、本委員会の閉会中審査案件の申し出についてお諮りいたします。閉会会中におきましても引き続き審査を継続して参りたいものといたしましては、一、中村高一君外五名提出、政治資金規正法の一部を改正する法律案、二、公職選挙法改正に関する件、以上の案件につきまして、議長に対し閉会中審査をいたしたい旨申し出ることに御異議ありませんか。
【次の発言】 異議なしと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、閉会中委員派遣に関する件についてお諮りいたします。先ほど議長に申し出ることにいたしました案件につきまして院議……

第26回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第10号(1957/05/17、27期、自由民主党)【議会役職】

○石坂委員長 これより会議を開きます。職選挙法改正に公職選挙法改正に関する件について議事を進めます。  質疑の通告がありますので、これ卒許します。井堀繁雄君。  ちょっと井堀委員に申し上げますが、田中国務大臣は、参議院の関係がありますので、この委員会におられる時間も限られておりますから、その点あらかじめ御了承おきを願います。
【次の発言】 ちょっと井堀さんに申し上げますが、先ほど申し上げましたように、大臣の時間の都合もあります。今参議院では地方行政委員会で大臣の来られるのを待って、討論、採決することに待機しておるそうであります。島上委員からも質疑があるということでありますから、なるべく簡潔にお……

第26回国会 農林水産委員会 第53号(1957/08/20、27期、自由民主党)

○石坂委員 今回の西九州災害は深刻かつ悲惨であります。政府は直ちにこの災害に対しまして現行法令の許す範囲内において最大限度の措置を講ずるという態度を表明され、さらに機を失せず岸総理大臣、根本、赤城両大臣等親しく現地を御視察になり、災害の実情をつぶさに視察されますると同時に、罹災者に対して激励鼓舞せられましたことは、私どもも罹災民とともに深く感謝する次第でございます。従いまして、われわれはこの機を失せず決定されました政府の態度が有効にかつ迅速に措置として実現をされることを期待しておるのでありまするが、この際まず建設大臣に若干の質疑をいたしたいと存じます。  すでに大臣みずから御視察の結果御承知だ……

第27回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1957/11/01、27期、自由民主党)【議会役職】

○石坂委員長 ただいまは、委員各位の御推挙によりまして、再び本委員会の委員長の職をお受けすることになりましたことは、まことに光栄に存ずる次第でございます。  ごらんの通りのふつつか者でございますので、委員各位の格別なるお力添えをいただきまして、大過なくその任を全うしたいものと念願いたしております。  簡単でございますが、一言ごあいさつを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行いたいと存じますが、その方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 古川君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。御異議がありませんので、ただいま古川君の動議の通り、理事の数……

第27回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1957/11/08、27期、自由民主党)【議会役職】

○石坂委員長 これより会議を開きます。  公職選挙法改正に関する件について調査を進めます。  この際、前国会におきまして東北、近畿、中国地方に委員を派遣して調査をお願いいたしたのでありますが、これにつきまして御意見を伺うことにいたします。  山下榮二君。
【次の発言】 自治庁長官がお見えになりましたので、御報告はあとでお願いいたします。
【次の発言】 自治庁長官より発言を求められております。この際これを許可いたします。自治庁長官郡祐一君。
【次の発言】 この際一言いたしますが、自治庁長官は地方行政委員会にも出席を求められておりますので、この点お含みを願います。  それでは、発言の通告があります……

第27回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1957/11/11、27期、自由民主党)【議会役職】

○石坂委員長 これより会議を開きます。  公職選挙法改正に関する件について調査を進めます。  この際、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。まず、本委員会の閉会中審査案件の申し出についてお諮りいたします。閉会中におきましても引き続き審査を継続して参りたいものといたしましては、一、中村高一君外三名提出、政治資金規正法の一部を改正する法律案、二、公職選挙法改正に関する件でありますが、以上の案につきまして、議長に対し閉会中審査をいたしたい旨申し出ることに御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さ  よう決定いたしました。

第27回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1957/11/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○石坂委員長 これより会議を開きます。  公職選挙法改正に関する件について調査を進めます。  発言の通告がありますので、これを許します。青木正君。
【次の発言】 井手以誠君。
【次の発言】 島上善五郎君。
【次の発言】 島上君に申し上げますが、刑事部長は法務委員会に行っておるそうであります。連絡はいたしてあります。
【次の発言】 島上君に申し上げますが、中川刑事部長はただいま見えましたけれども、法務委員会の方がなかなかはずせないそうであります。従って、この際同部長に対する質疑を圧縮してお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 先ほどの井手委員の質問に対する御答弁が残っておりましたので、お願い……

第27回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1957/12/18、27期、自由民主党)【議会役職】

○石坂委員長 これより会議を開きます。  公職選挙法改正に関する件について調査を進めます。  さきに、本委員会から、山梨県、静岡県及び栃木県に委員を派遣して、調査をお願いいたしたのでありますが、この際派遣委員から御報告を聴取いたしたいと存じます。井堀繁雄君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告を終了いたしました。  この際委員長より一言申し上げますが、ただいまの詳細なる御報告を伺いまして、調査に参られました委員各位の御労苦に対しまして、深く敬意を表し、感謝する次第でございます。  ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 それでは速記を始めて下さい。

第27回国会 農林水産委員会 第5号(1957/11/07、27期、自由民主党)

○石坂委員 大へんに時間を制限されておりますので、当面の二、三の問題について大臣にお伺いいたしたいと思います。  第一の問題は、災害対策として自作農維持創設資金融資ワクの増額の問題であります。先般九州地方の七・二六災害に際しましては、政府もいち早くそれぞれの処置をとっていただき、赤城大臣みずから災害地を御視察になりまして、罹災者を鼓舞激励されたことにつきましては、罹災者たちもまたわれわれも深く感謝いたしておるところであります。しかるにその後の災害復旧に関してでありますが、私の熊本県におきましても、農林水産の災害だけでも三十六億を上回っております。そうしてこれに対しまして天災法の融資、共済金、補……

第27回国会 農林水産委員会 第6号(1957/11/13、27期、自由民主党)

○石坂委員 酪農及び澱粉に関する小委員会の審議の経過及び結果について御報告申し上げます。  小委員会は十一月八日及び十一日の両日開会いたし、調査を進めました。  まず酪農に関する最近の一般状況並びに基本計画についてでありますが、政府の説明によりますと、乳牛については、昭和三十一年に五十八万頭である乳牛を昭和三十七年には百二十五万頭に、乳量については昭和三十一年に六百十五万石であるものを昭和三十七年には一躍一千三百七十五万石に上昇させることを目途に計画を進めておるとのことであります。このことはわが国農政上まさに画期的の事柄であって、これが推進に当っては、これに伴う飼料、金融、乳価等について総合的……

第28回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1957/12/21、27期、自由民主党)

○石坂委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、規則第百一条第四項により、委員長が選ばれるまで委員長の職務を行います。  ただいまより委員長の互選を行いたいと思いますが、その方法についてお諮りいたします。
【次の発言】 ただいまの松澤君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。よって、南好雄君が委員長に当選されました。  南好雄君に本席を譲ります。

第28回国会 農林水産委員会 第3号(1958/02/07、27期、自由民主党)

○石坂委員 本日御提出のは、新長期経済計画の中の農林水産関係部分だけでありまして、これは本日としては無理もないことだと思いますが、同時にわれわれは新長期計画自体と総合的に対照してみたいと思いますので、新長期計画全体のものを資料としていただきたい。


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 農林水産委員会 第1号(1958/06/19、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 私は、従来皆様の驥尾に付しまして、当委員会におきまして、わが国の重要政策である農林水産政策にいささか努力をいたして参ったつもりでございますが、今回はからずも農林政務次官を拝命いたしまして、元来はなはだ魯鈍の者でございまするがゆえに、その責任の重大であることを痛感いたしておる次第でございます。しかしながら、大臣といたしましては農林省の先輩である練達堪能の三浦氏をいただき、さらにまた、同僚の次官といたしましては、これまた非常に優秀なる高橋次官を得ておりますので、私は、この大臣並びに同僚と協力いたし、皆様方のこの上ともなる御支援によりまして、私の全力を尽して職責を果させていただきたい……

第29回国会 農林水産委員会 第4号(1958/06/25、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま議題となりました繭糸価格の安定に関する臨時措置法案につきまして、その提案の理由及び概要を御説明申し上げます。  政府は、昨年以来の生糸の需給事情の悪化に対処いたしまするために、つとに三十三年度においても生糸及び繭の最低価格は従前の水準を堅持する方針を明らかにいたしまして、これを実現するために必要な施策を逐次講じて参ったのであります。すなわち、本年三月には、内外市場の生糸価格に対する不安を解消いたしまするために、例年より早く、生糸の最高、最低価格及び繭の最低価格を従前通りこれを据え置くことを決定いたしたのであります。さらに、本年初め以来生糸の政府買い上げが急速に増加して参……

第29回国会 農林水産委員会 第11号(1958/07/08、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 協同組合の本来の性格とその運営について、本来のあり方を逸脱しないようにやるということについての芳賀さんの御意見には、われわれも同感であります。さて、それをいかに政府が指導していくかという問題でありますが、この点については、水産庁長官よりるる御答弁申し上げておりますような趣旨でありまして、政府といたしましては、今日の段階におきましては水産庁長官の答弁から出ておりません。どうぞ御了承を願います。
【次の発言】 重ねての御質問でありますが、協同組合の本来の性格、あり方というものにつきましては、芳賀委員つとに十分御承知の通りであります。それに対しまして、ただいまその指導について政府がか……

第29回国会 農林水産委員会 第13号(1958/08/01、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂説明員 ただいま磯崎局長の答弁のうちに、農林、運輸両大臣の話し合いできまった、こういうふうなことでありますが、私はその点の事情をつまびらかにいたしておりません。ただ、しかし、松浦委員の御発言はごもっともと思いますから、私も、事情を確かめ、その後に両省との間にこの問題の解決について努力いたしたいと思っております。
【次の発言】 だんだん産業が発達し、工業施設その他の関係からいたしまして、損害賠償の問題については、必ずしも従来の法律観念でいかないこともあるようであります。従いまして、無過失損害賠償責任論とかいろいろな問題が出て参りますが、この問題につきましては、実は私もけさほど陳情書を見てよ……

第29回国会 農林水産委員会 第14号(1958/08/26、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂説明員 大臣が本日やむを得ざる公務のために出席いたしておりませんことはまことに恐縮でございますが、ただいま丹羽委員からの北海道における中型底びき網の禁止区域拡大の問題についてでありますか、これは私どもも北海道関係のいろいろの立場の方から陳情を承わっております。先ほどはまた沿岸漁民の代表の方の熱烈なる陳情も御一緒に拝聴いたしたのでありまして、農林省といたしましてもこの問題はきわめて重要に考えておるのであります。  元来、北海道庁からこの中型機船底びき網漁業の総合対策案が水産庁あてに提出されましたのは昨年の七月であります。水産庁といたしましても、道庁の資料、試験場の研究の結果、業者の報告のみ……

第29回国会 農林水産委員会 第15号(1958/08/27、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂説明員 ただいまの倉成委員の今回の旱害に対する対策に関しての御質疑でございますが、倉成委員のお話の通りに、今回の旱害は異常な旱害でありまして、私もとりあえず七月の半ば及び八月の半ばに熊本、佐賀、福岡方面の旱害地を視察いたしたのであります。予想以上のひどい実情と、この異常な旱害に処しましての農民の方々の涙ぐましい努力とたくましい農魂に対しましては、おのずから私は頭の下るものがあったのであります。そこで、政府といたしましては、七月四日の閣議決定の要綱に基きましてすでに旱害対策を実施いたしておりますることも御承知の通りであります。しかるに、ただいまの旱害に対する措置の締め切りの時期でありますが……

第29回国会 農林水産委員会 第16号(1958/08/28、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂説明員 九月以降の乳価について当委員会で農林大臣がどういう発言をされたかということは、私も正確な記憶がありませんので、これは速記を見なければわかりませんが、要するに、今までの経過は、ただいま塩見次官からお答え申し上げておりますように、七月、八月分についての折衝をしてきて、その点について答弁の通りに決定した、こういうことでございます。
【次の発言】 たびたび同じことを繰り返すようでありまりすけれども、七月、八月につきましては、農林省が介在いたしまして折衝、決定いたしたのであります。しかるに、九月以降の乳価の決定につきましては、原則として生産者団体と乳業者との間の自主的交渉によって行う、こう……

第30回国会 内閣委員会 第1号(1958/10/02、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま上程になりました臨時生鮮食料品卸売市場対策調査会設置法案の提案理由を御説明申し上げます。  青果物、魚介類、肉類等いわゆる生鮮食料品の流通の改善をはかることは、農畜水産業の経営を改善する上からも、一般消費者の利益を増進する上からもきわめて重要であります。これら生鮮食料品の流通におきましては、品質が変化しやすく、迅速な取引を要するという生鮮食料品の特質から、産地あるいは消費地の卸売市場において大量の需要と供給が集中し、その市場取引によって価格が決定されているのでありまして、卸売市場はいわば生鮮食料品の流通機構の中核をなしているのであります。政府は、大正十二年に中央卸売市場……

第30回国会 農林水産委員会 第2号(1958/10/07、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま議題となりました被害、委員長の宣告は台風第二十二号ということでありますが、台風第二十一号をも合せまして、この両台風による農林水産関係の被害につきまして、今日まで農林省がとりまとめました概要を御報告申し上げます。  まず第一に、台風の状況でありますが、台風第二十一号は、九月十八日覇、伊豆半島南端をかすめ、横浜、東京を経て千葉県北部を通り、午前十時に鹿島灘に抜けて参ったのであります。その後海上を北上し、北海道東海岸沖を経て、十八日夜半にオホーツク海に去りました。また、台風第二十二号は、その規模において当初A型の台風でありましたが、陸地に接近するに及びましてその勢力を弱め、九……

第30回国会 農林水産委員会 第5号(1958/10/15、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいまの倉成委員の御質疑でございますが、御質疑の通り、今回の伊豆地方の台風二十二号によって受けました損害というものは非常にひどいのであります。私も対策本部長と一緒に農林省係官と同道いたしまして現地をつぶさに視察いたしまして、現状は一通り認識をいたしております。従いまして、農林省といたしましては、その所管事項に関する限り、時期を失せず食糧、飼料、建築用材等の供給に迅速的確を期しますと同時に、順次調査を進めて、今日までできる限りの対策を講じておるわけであります。ことに、家を流され田畑を荒廃された人たちの惨状に対しては、最も急を要するのでありまして、それぞれの処置をやって参っており……

第30回国会 農林水産委員会 第6号(1958/10/16、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま大森委員の御質疑の点でございますが、災害をできるだけすみやかに復旧いたしまして民生の安定をはかるということは根本的の考えでございます。従いまして農林省といたしましては、事いやしくも農地に関する限りにおきましては、明年度の作付に間に合うようにぜひとも復旧を進めて参りたい、こういう基本的の考えで進んでおるわけであります。いろいろの復旧工事その他に関する補助についてのお尋ねが主であるように拝聴いたしましたが、農林関係にいたしましても、補助の種類は各種各様でございます。私も一々その比率等を承知いたしておりません。その点の具体的なことは、これまた結論的には申し上げますけれども、係……

第30回国会 農林水産委員会 第7号(1958/10/17、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま久保田委員から、みずから今回の災害の罹災者としての御体験から、また災害地を親しくつぶさに視察調査されましたその結果に是きましてのるる御意見があったのであります。久保田委員の御発言の中には、私も深く傾聴いたした点も多うございますし、またごもっともの次第も多数感じております。ただ、問題は、久保田君の御質疑は、単に農村行政と申すよりも、むしろ政治の根本問題に関する深くかつ広範な御質問であります。事柄はお答えすることが非常に困難だと思います。先ほど私に対する質問ではなかったのですが、厚生省関係の質問の中で、今回の災害によって甚大な被害を受けた老人、未亡人あるいは進学途中にある学……

第30回国会 農林水産委員会 第11号(1958/10/28、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま当委員会において御了承になりました小委員長の報告は、いずれも重要な問題でございまするし、かつ多岐にわたっての御検討でごさいましたが、政府といたしましては、十分にその御趣旨を尊重いたしましてこれに適当なる検討を加え、必要な措置を早急に講じまして、すみやかに災害地の復興をはかりたい所存でございます。

第30回国会 農林水産委員会 第12号(1958/10/29、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 重ねての栗林委員のお尋ねでございますが、問題は、委員会を作るか作らないか、作ればどういう人をその委員にお願いするかというようなことで、かような人事の問題を、当委員会にお諮りをいたしましてその上で決定しますということはいかがなものであろうか、その性格上私もにわかに同意いたしかねるのでございます。いろいろ機会あるごとに皆さん方の御意見につきましては十分に傾聴いたしておりますが、役所といたしましては、ただいま長官からお答えいたしました通りでございます。この段あしからず御了承願います。
【次の発言】 第二次予約の問題についての中澤委員の御質問でありますが、なるほど、お話のうちにありまし……

第31回国会 内閣委員会 第4号(1959/02/03、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま上程になりました臨時生鮮食料品卸売市場対策調査会設置法案の提案理由を御説明申し上げます。  青果物、魚介類、肉類等いわゆる生鮮食料品の流通の改善をはかることは、農畜水産業の経営を改善する上からも、一般消費者の利益を増進する上からもきわめて重要であります。これら生鮮食料品の流通におきましては、品質が変化しやすく、迅速な取引を要するという生鮮食料品の特質から、産地あるいは消費地の卸売市場において大量の需要と供給が集中し、その市場取引によって価格が決定されているのでありまして、卸売市場はいわば生鮮食料品の流通機構の中核をなしているのであります。政府は、大正十二年に中央卸売市場……

第31回国会 内閣委員会 第6号(1959/02/10、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいまの受田委員の御質問でありますが、もちろん政府といたしましては漁港行政の刷新強化という点が、単に漁港部を設けることによってのみ解決するとは思っておりません。政府は漁港行政、水産行政全般につきまして鋭意努力をして参り、逐年この予算も増額いたしておりましたが、わけても漁港に関する行政施策というものがおくれておりましたので、特に御要望の両院の附帯決議等の趣旨もございましたので、新たに漁港部を設けることにいたしたのであります。詳細な経過につきましては水産庁次長からお答え申し上げます。

第31回国会 内閣委員会 第7号(1959/02/13、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 漁港整備の実施状況についてのお尋ねでございますが、お話のうちにありました通りに、漁港整備計画は昭和二十六年に制定いたしたのであります。それを昭和三十年度に一部改正いたしまして、その内容は一種、二種、三種、四種の各漁港、合計六百四港が現在整備の対象となっておるのであります。しかるに、一面昭和二十三年に水産庁が設置せられまして、同時に漁港課が新設せられたのでありますが、その当時から漁港関係の事業量は大へんに増大をいたしまして、漁港関係の予算面から見ますと、昭和二十三年つまり漁港課が設けられました年に対しまして、昭和三十三年度におきましては約八倍、昭和三十四年度におきましては約九倍に……

第31回国会 内閣委員会 第10号(1959/02/24、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 正井参事官が来ておりますから、参事官から……。
【次の発言】 ただいま石山委員の御質問のうちには、いかにも人のために役所を設け、もしくは拡大するような御印象をお持ちのように伺ったのでありますが、この名古屋の農地事務局の設置は、提案理由のときも御説明申し上げましたように、従来名古屋建設事務所というものがあったことは御承知の通りであります。しかるに愛知県、岐阜県及び三重県の三県をこの事務所は所管いたしておりましたところ、この三県の農地関係の仕事、農業土木等の仕事は、事業量も非常にふえて参ったわけであります。かたがた従来の建設事務所だけでは十分でございませんので、今回新たに農地事務局……

第31回国会 農林水産委員会 第1号(1958/12/16、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま上程されました昭和三十三年七月、八月及び九月の豪雨及び暴風雨による被害農家に対する米穀の売渡の特例に関する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  御承知の通り、本年七月以降九月に及ぶ間において屡次にわたりわが本土に来襲いたしました台風並びにこれらの台風に前後して各地を襲いました豪雨によりまして、狩野川のはんらんにより惨害をこうむりました伊豆地方等、米穀の生産に損害を生じ、その減収により飯用食糧にも事欠く農家を生じている状態であります。  ここにおきまして、政府は、かかる農家に対しまして、その食糧の不安をなくするために、政府所有の米穀を特別価格で売り渡し、他の災害対策と……

第31回国会 農林水産委員会 第5号(1959/02/03、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 昭和三十四年度農林関係予算案についての概要を御説明申し上げます。  まず一般会計における農林関係予算案の総体について申し上げます。  農林省所管合計といたしましては九百二十八億一百万円となっております。これに総理府所管の北海道関係公共事業費九十三億九千四百万円、離島振興関係経費十五億一千八百万円、原子力平和利用等に要する経費一億円、及び農林漁業基本問題調査会に要する経費一百万円、労働省所管の農林関係公共事業費一億七千五百万円、建設省所管の農林関係営繕費八千九百万円、大蔵省所管の農林漁業金融公庫出資金七億円並びに文部省所管の麦製品学校給食費十五億七千万円を加えました農林関係予算合……

第31回国会 農林水産委員会 第6号(1959/02/04、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま上程になりました農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  農林漁業金融公庫は、その設立以来六年、その前身である農林漁業資金融通特別会計時代をも通算いたしますとすでに八年間にわたり農林漁業の生産力を維持増進するために必要な長期かつ低利の資金を融通して参りましたことは、各位のよく御承知のところであります。この間公庫の貸し付けて参りました資金の総額は昭和三十三年度末において約二千二百億円、その融資残高は約千五百億円に達する見込みでありますが、昭和三十四年度におきましては、前年度に引き続き重要農林漁業施策に即応して農林漁業の生産基盤の強化と経営……

第31回国会 農林水産委員会 第7号(1959/02/10、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま大臣からのお話でありますから、私からお答えいたしますが、戦前・戦後の日本の海外移住の問題につきましては、倉成委員とくと御承知の通りであります。ことに、戦後、昭和二十七年十二月、初めて十八家族がブラジルに送出されましてから、昭和三十三年度まで、大体二万七、八千の人間がブラジルに、主として中南米に行っていると思います。  そこで、昭和三十四年度の移住計画でありますが、自由民主党におきましては、昭和三十四年度を初年度といたしまして五カ年計画を立てまして、昭和三十四年度の送出目標を一応一万一千人と定めたようでありますが、昭和三十四年度の予算面におきましては一万人を送出する予算が……

第31回国会 農林水産委員会 第11号(1959/02/24、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 終戦後の日本の問題として、ただいま御指摘になりましたような、四つの島に九千万に近い人が棲息している、この点からいたしまして、結局のところ、人口、食糧の問題というものはせんじ詰めるとすべての問題の根本の問題だと考えているのであります。従いまして、開拓政策ということもきわめて重要な問題となって参りますが、一面におきまして、終戦後とりあえず海外から引き揚げて参りました人たち、復員軍人等に急遽緊急に土地を与え職を与える必要がありましたために、御承知の通りの緊急開拓が行われたのでありますが、これは、入植を急ぎました結果、その後に設定されました開拓、ことにパイロット・フアーム等の実情と比較……

第31回国会 農林水産委員会 第12号(1959/02/25、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま栗林委員の御質問に対しまして局長から御答弁申し上げましたことは、決しておざなりの答弁をいたしておるのではないのであります。われわれといたしましても、栗林委員のお言葉の通りに、これは開拓者ばかりではないのでありますけれども、当面開拓者の問題は決して一党一派の問題であるとは考えておりません。ことに、一口に開拓者と申しましても緊急にいわゆる緊急開拓で入った人たちと、その後かなり整備されたときに入りました人たちの間にも相当の懸隔があるのであります。それらの点及び開拓者全体としての農業経営、生活状態等につきましては、私どもも大体承知いたしております。従いまして、何とかこの安定対策……

第31回国会 農林水産委員会 第13号(1959/02/26、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいまの久保田委員の御質問は、現在及び将来の日本の酪農経営、ひいては日本の農業経営の基本に関する問題だと存じます。御指摘の通りに、酪農を振興することによりまして日本の農家の所得を増大し、経営の安定をはかり、ひいては国民の食糧政策の解決に当てようということで、政府は近年酪農振興を唱えて参ったのであります。しかるに、久保田委員御承知の通りに、最近の酪農の問題はいろいろ反省もし検討しなければならない問題も出て参っておりますので、昨年来酪農業全体につきましていろいろ検討を加えて参りました。積極的に方策を講ずるとともに、消極的の面についてのこれが対策を講ぜなければならないことも論を待た……

第31回国会 農林水産委員会 第14号(1959/02/27、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 外資導入による農業開発の点でありますが、外資導入することがよいか悪いかということにつきましていろいろ御意見もあろうかと存じますが、愛知用水公団なりあるいは農業開発機械公団等が発足いたしましたころの日本の状態といたしましては、急速にかつ相当大がかりの農地開発をするためには、やはりああいう方法をとった方がその当時の状況としては私はよかったと思うのであります。しかるに、現在の日本の農業土木は、農林省におきましても相当水準の高いすぐれた技術家も多数おります。現にその技術によりまして各地において実施をいたしております。せんだって二月一日に完工式をやりました児島湾の締め切り工事のごときも、……

第31回国会 農林水産委員会 第15号(1959/02/28、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま議題となりました小かん加糖れん乳等の製造の用に供するため売り渡す国有てん菜糖の売渡価格の特例に関する法律案外二案につき提案理由を御説明申し上げます。  まず、小かん加糖れん乳等の製造の用に供するため売り渡す国有てん菜糖の売渡価格の特例に関する法律案の提出理由を御説明申し上げます。  御承知の通り、今回、畑作振興の一環といたしましてテンサイ生産等のより一そうの振興をはかり国内産甘味資源の自給度の向上を期するため、砂糖に関する関税と消費税との振替が行われることになったのでありますが、この措置によりまして、現在その原料として使用する砂糖の消費税が免税となっておりまする小カンの……

第31回国会 農林水産委員会 第16号(1959/03/03、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま上程されました海岸砂地地帯農業振興臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして提案理由を御説明いたします。  この法律による海岸砂地地帯は、わが国の海岸線の随所に存在し、その面積はおおむね二十四万ヘクタールにも達するのであります。そこで、これらの海岸砂地地帯の潮風または飛砂による災害の防止のための造林事業及び農業生産の基礎条件の整備を促進するため、昭和二十八年三月この法律の制定を見た次第でありまして、この法律施行以来昭和三十三年度まで、農業振興計画に基きまして、防災林造成、土地改良、小団地開発整備、農山漁村建設総合施設に、総額事業費で約二十六億円、国費で約十三億円の事業……

第31回国会 農林水産委員会 第17号(1959/03/04、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 農林大臣出席の場合に最後の締めくくりに対する御答弁を願うことにいたしますが、ただいま足鹿委員からるる述べられました点は、私どももおおむね同感であります。先ほど来お話しの通り、日本の農業技術の改良の技術員が、明治時代主として地主の出身であったがゆえに、水田農業に傾いた一つの理由もあるという趣旨の御指摘がありましたが、さようなこともあろうかと存じます。長い歴史を申しますならば、日本の農業は、極端に言えば、神武以来あるいは天照大神の時代から水田農業に偏して参っております。畑地農業がややともいたしますとあまり重視されておらなかった点は確かにその通りであります。従いまして政府は近年畑地農……

第31回国会 農林水産委員会 第19号(1959/03/06、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま芳賀委員から御質問の国内砂糖需給計画に対する基本的な政府の考えという点であります。御承知の通りに、甘味資源は国民生活に必要不可欠のものでありますが、その九〇%は輸入に仰いでおる現状であります。従いまして、この後の国民生活の安定の点から、また海外貿易の振興の点、すなわち外貨節約の点からいたしましても、国内甘味資源の自給力の強化ということはゆるがせにすべからざる重要な問題であると考えます。従いまして、この基本的の考えに立ちまして、この後十年ないし十四、五年の間の日本の人口の増加、生活程度の向上とにらみ合せましての甘味資源の需給の問題でありますが、大体十年後の砂糖の需要を百五……

第31回国会 農林水産委員会 第20号(1959/03/10、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま議題となりました農業共済基金法第三十九条第一項の特別積立金の処分等に関する臨時措置法案の提案の理由を御説明申し上げます。  農業共済基金は、農業災害補償制度の重要な一環として、この制度の円滑な運営をはかるため、昭和二十七年に設立され、自来会員たる農業共済組合連合会の事業不足金の融資を行なって参ったのでありますが、農業共済基金の資本金三十億円のうち十五億円は政府が設立の当初に出資いたしており、残り十五億円は、この基金の会員たる連合会が主として農家の拠出金を財源として分割して払い込むことになっているのであります。今日まで会員はすでに十二億六千三百八十八万円を払い込んで参りま……

第31回国会 農林水産委員会 第21号(1959/03/11、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 将来の国際情勢ないしは肥料需給情勢の変化によって輸出会社が赤字を生じた場合の処置をあらかじめ講じておかなければ出たとこ勝負じゃないか、こう言われるとまことに恐縮でありますが、この点に関するただいまの政府の考え方は今局長がお答えした通りでございます。しかし、さような事態が生じました場合に、十分に赤字の数額及び内容等も検討いたさなければなりませんが、それを消費者に転嫁するわけにも参りませんし、さればと申して直ちに国が負担するというわけにも参らないことであります。もしさような場合に必要があれば長期の金融等で赤字を消すような方法を講ずる、こういうことになろうかと考えます。いずれ肥料審議……

第31回国会 農林水産委員会 第22号(1959/03/12、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 本案を提出いたしますまでの経緯につきましては、最初議員立法でやるという話もありまして、その後多少のいきさつを経まして、結局政府提案となったその経緯は、大体足鹿さんの御指摘の通りだと思います。しかるに、漸次利用しない会員がふえて参っておることも御指摘の通りでありまして、その利用者と非利用者との間の利益の調節をいかにするかという御意見は、まことにごもっともの問題点だと思います。従いまして、先ほど経済局長からお答えいたしました通り、今回この臨時措置法によりまして積立金を取りくずしますことも、その利益調節の一つの点でありますが、将来は、基本的の対策につきましては、本制度の運用の状況なり……

第31回国会 農林水産委員会 第23号(1959/03/13、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 昨日来の御意見、質疑応答の趣旨は、私は十分に傾聴いたして参りましたが、この後これらの問題につきましても十分に検討いたして参りたいと思います。
【次の発言】 ただいま全会一致をもって附帯決議を御可決になりましたが、この附帯決議の内容は種々の問題点に触れておるのであります。政府といたしましては、この御決議の趣旨にかんがみまして、今後十分検討を進めて参りたいと思います。
【次の発言】 ただいま足鹿委員から御指摘の点は、まことにごもっともなことでございまして、今まで公式な政府の方からの経過並びに結論の発表が遅延しておったことにつきましては、重々恐縮に存じております。

第31回国会 農林水産委員会 第24号(1959/03/17、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 農業法人の課税上の取扱いにつきましては、さきに発表いたしました統一見解の通りでありますが、さらにこれを敷衍いたしますと次の通りであります。すなわち、農業法人が農地の使用収益について農地法上の許可を受けていない場合は一応その所得は個人に帰属するものと推定せられますが、農地法の許可を受けていない場合であっても、法人の経営の実態より見て所得の享受者が法人であると認められる場合は法人として課税することが相当であり、しからざる場合は個人として課税することが相当であると存じます。従って、昭和三十二年度分及び昭和三十三年度分の取扱いについてもこの原則によって処理せざるを得ないと存じております……

第31回国会 農林水産委員会 第26号(1959/03/19、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま御指摘の点は、まさにその通りであります。酪農振興を進めておりながら、当然それと随伴していかなければならぬ、むしろ先行すべきであると思える自給飼料の対策がおくれておりまして、従いまして、今御指摘のように、乳価を下げる、生産費を下げるということが十分でなかったことは御指摘の通りであります。そこで、政府もおそまきながら自給飼料の確保のために草地改良事業等の計画を樹立推進いたしておりますが、今何でも百三十七万町歩くらいの牧野を利用して酪農の振興に資したいと考えております。従って、高度集約牧野あるいは牧野の改良等を近年進めて参っておりますが、何分にも、この全国的かつ総合的な計画と……

第31回国会 農林水産委員会 第28号(1959/03/24、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 詳細なことは部長が参りましてから御答弁申し上げますが、ただいまの問題につきまして、講和発効前の見舞金につきましては、水産庁といたしましては、再三長崎県の県庁の方に照会をいたしまして、損害の事実は数回催告いたしまして、それに基きまして適当な一応の処理はいたしておるのであります。
【次の発言】 先ほどの私のお答えがあまり味もそっけもない形式的な答弁になりまして、はなはだ恐縮でありますが、私も、地域、場所等につきましては損害の実状等につきまして、詳細に承知いたしておりません。なおあとで係官が出まして補充して答弁をいたしますが、私といたしましても、なおよくこれは取り調べてみたいと思いま……

第31回国会 農林水産委員会 第29号(1959/03/26、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいまの高田委員の御発言はまことにごもっともでございます。お言葉の通り、今後とも一そうその点につきましては注意いたします考えでございます。
【次の発言】 澱粉の価格の問題につきましては、農林省といたしましてもずっと配慮を続けて参ったのでございます。すなわち、昨年の十月、澱粉の買い入れ、売却の方針につきまして、価格の安定のため優先団体の販売調整を強力に推進するようにはかって参ったのでありますが、最近の澱粉の価格は、ただいま倉成委員御指摘の通りに、基準買い入れ価格を下回っておるような状況でございます。優先団体の自主調整を強化するよう勧告いたしますとともに、たしか本年の三月十八日だ……

第31回国会 農林水産委員会 第30号(1959/03/27、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま全会一致をもって御可決になりました決議は、その影響するところは日本農業の基本的問題にも関係のあることでございまして、きわめて重大な問題だと存じます。従いまして、政府といたしましては、御決議の趣旨をかんがみながら、十分慎重に検討を進めて参りたいと思います。

第31回国会 農林水産委員会 第31号(1959/04/30、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま議題となりました養鶏振興法案の提案理由を御説明申し上げます。  わが国の養鶏は、今次の戦時及び戦後の諸事情から一時大きい打撃を受けましたが、その後、一般的な食糧事情の緩和と国民経済の成長を背景とし、農業経営及び国民生活の近代化の要請に促されまして、その勢いを回復し、昭和二十八年前後には、産卵鶏の羽数においては戦前の水準に復帰いたしました。さらに、昭和三十三年におきましては、養鶏農家数は全農家戸数の約七割を占める四百二十万戸となり、産卵能力の上昇を伴いつつ、飼養羽数は約五千万羽を数えるに至りました。この結果、鶏卵の生産量は年間約八十億個に達しようとしており、これに鶏肉等を……

第31回国会 農林水産委員会 第32号(1959/05/06、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂説明員 農家の負債整理に関しましては、単に北海道の農家のみならず、日本の農家全体に関してもきわめて重要な問題であります。従いまして、政府といたしましても、その対策について十分の関心を持っておることは当然であります。しかして、現在の政府の考え方につきまして、先ほど経済局長よりお答え申し上げた通りであります。すなわち、自作農資金の拡大とこれが運用によりまして対処していきたい、こういう考えであります。しかし、問題はきわめて重要でありますから、政府といたしましては、過去における負債整理の実績、現在の農家の負債の状況等よく調査し、さらにまた、諸外国の負債整理の法制等も、彼此総合考覈いたしまして、十……

第31回国会 農林水産委員会 第33号(1959/06/08、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂説明員 お答えいたします。  ただいま神田委員からのお話のように、ひょう害につきましては、トータルとしては少いといいますか、霜雪害ほどの重要性を持たないのでございますが、偶々の農家につきましてはほとんどの作物が全滅するということで、個別農家の被害あるいは打撃というものは非常に大きいこと、御説の通りでございます。  先ほども統計調査部長から御説明がありましたように、被害の金額等については目下調査中でございます。詳細なものがまだ出ておりませんので、その対策について今からお答え申し上げるということは少し早過ぎるのではないかと思いますが、従来の天災との関係におきまして、個別農家に対する被害対策と……

第31回国会 農林水産委員会 第34号(1959/06/10、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂説明員 ただいまの御質問の国鉄運賃法の第一条の問題でありますが、これは、政府としてというお話でありましたが、農林省の直接の関係ではございませんので、私といたしましては十分の知識を持っておりません。ただ、あとで御質問もあろうかと思いますが、今回の公共政策割引につきましては、先ほど局長からも御報告のうちにありました通りに、去る五月三十日の日付で品目の調書を国鉄に送りますときに、それにつけ加えまして、引き続きこの割引の延長方を申し入れております。
【次の発言】 国鉄運賃の問題、わけても農林水産物に関する運賃についていろいろ御意見を開陳され、御激励を受けたのでありますが、お話の点はいろいろ私ども……

第31回国会 農林水産委員会 第35号(1959/06/11、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂説明員 ただいま農政課長からお答えいたしました通りでありますが、今回の果樹の被害につきましても、樹勢回復なり、あるいは農薬等についての陳情も受けております。従いまして、統計調査部で調査いたしております調査の詳細な被害額が判明次第、過去の対策とも対照いたしまして、適当に対策を講じて参りたいと考えております。
【次の発言】 ただいま金融課長からもお答えいたしました通りに、現在被害額の実態をつかむべくせつかく努力をいたしております。そこで、天災融資法の指定についてでありますが、現在判明いたしております程度では天災法の発動は困難かと存じております。しかしながら、御指摘の通りに、被害の特質もよくこ……

第32回国会 農林水産委員会 第1号(1959/07/02、28期、自由民主党)

○石坂繁君 ただいま委員長から特別の御許可を得ましたので、この際一言ごあいさつを申し上げます。  私は、過去一年余り農林政務次官といたしまして皆様方に大へんお世話になって参りましたが、去る六月三十日退職することになり、昨日事務引き継ぎ等も完了いたしました次第でございます。この間、私といたしましては誠意をもって努力いたしましたつもりではありますけれども、微力、皆さん方の御期待に沿うことのできなかったことを今日はなはだじくじたる思いをいたしております。しかしながら、皆さん方の与えられました御好意に対しましては深く感謝いたしております。  なお、私の後任といたされましては、経験の深い、また練達な小枝……

第34回国会 外務委員会 第6号(1960/03/31、28期、自由民主党)

○石坂委員 関連して。ただいまの国の債権に関する時効の問題でありますが、念のために伺っておきたいと思います。ただいまの説明員の御答弁では、国の債権については債権管理官がその職務を怠らざる限りにおいては、時効の進行するはずがないすなわち催告等の方法によって時効中断の手続をとっているから、時効の進行するはずがない。ただし特別の場合、債権を免除するような場合は、債権管理法の規定にある場合には免除することもあるが、しからざる場合において免除する場合においては、特別の立法を必要とする、そうして渡航資金貸付については、今まで特別立法を必要とするようなケースは出ておらない、こういうふうに承知してよろしゅうご……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第6号(1960/03/11、28期、自由民主党)

○石坂委員 安保条約の改定問題は、内外に対しまして重大なる影響のある問題でありまするだけに、これにいろいろの議論があるのは、まことにやむを得ないことだと考えております。われわれは、国会におきまして十分の審議を尽くしまして、われわれ自体も認識を深めますとともに、国民の皆さん方にも十分納得していただきたいのでありますが、私はかような趣旨をもちまして政府の所信を伺いたいと存じます。  さて、先日の愛知委員の総括的質問によりまして、重要な点が質疑応答されたのでございますが、そのおもなる点は、第一は、条約の改定に至るまでの経過、第三は、現下の世界情勢の判断についての政府の考え方、第三は、安全保障の必要性……

第35回国会 農林水産委員会 第4号(1960/09/01、28期、自由民主党)

○石坂委員 大臣の時間の御都合もあるようでありますから、私は主として恒久対策について簡潔に伺いたいと思います。  その前に、先ほど大臣の答弁で言葉が足りなかったと思うのですけれども、今回の旱魃は北九州、山口という御理解のようでありましたが、北九州だけではなく、中部九州、南九州、すなわち熊本県、鹿児島県、宮崎県等も旱魃はひどい、この御認識の上に立って、なお大臣を含めました農林省首脳部が適当なときに親しく現地を御視察せられますように、まず要望いたしておきます。  ところで恒久対策を伺います前に、一応応急対策について倉成君の質疑応答のうちで伺っておきたいことは、今回の旱魃に対する施策も三十三年度の措……


各種会議発言一覧

25期(1952/10/01〜)

第15回国会 町村の警察維持に関する責任転移の時期の特例に関する法律案両院協議会協議委員議長副議長互選会 第1号(1952/12/23、25期、改進党)【議会役職】

○管理者(石坂繁君) 私が年長者でありますので、衆議院規則第二百五十二条によりまして、管理者となります。  これより町村の警察維持に関する責任転移の時期の特例に関する法律案両院協議会協議委員の議長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの村上君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて福永健司君が議長に当選されました。(拍手)  議長にこの席を譲ります。


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 運輸委員会請願審査小委員会 第1号(1955/07/28、27期、日本民主党)

○石坂繁君 この請願は、国有鉄道未成線宝泉寺、隈府間開通促進に関する請願でありますが、請願者は地元隈府町長中嶋幸雄君、その他の地元の町村長並びに熊本市長林田正治君から請願であります。この未成線は元森隈線、大分県の森と隈府の森隈線と申しておりまして、すでに昭和三年に鉄道敷設法別表第百十三号線といたしまして、第五十六帝国議会の協賛を経、続いて産業開発路線といたしまして、昭和十二年第七十帝国議会におきまして、宝泉寺――隈府間は議決せられまして、直ちに同十三年起工、十七年全通の予定をもって着工されたのであります。私どもも当時鉄道大臣にたびたび本線のことで陳情を申し上げたことがございます。しかるにその後……

第22回国会 外務委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1955/07/12、27期、日本民主党)

○石坂委員 この海外移住振興株式会社法案につきましては、すでに外務委員会でそれぞれ権威ある方々から相当質問がなされておりまして、私も一応外務委員会の会議録を拝見いたしたのでありますから、なるべく重複を避けましてお伺いをいたすつもりであります。  第一に私のお尋ねいたしたいことは、今後の移民外交の展開ということでございます。この移民問題につきましては、さきの吉田総理も非常に御熱心であったようでありまして、この三銀行の借款の成立のごときも、これは吉田総理の遺産だといってもよろしかろうと思いますが、引き続きまして鳩山内閣になりまして移民問題を非常に大きく取り上げて参ったことも御承知の通りであります。……

第24回国会 農林水産委員会台風等による農林漁業災害に関する小委員会 第1号(1956/09/08、27期、自由民主党)

○石坂小委員 先ほど海岸堤防についての井手委員の御質問に対して、稲富委員から関連質問がありましたが、私も簡単に加えたいと思うのです。先ほどの御答弁で海岸堤防法が今年から施行されるようになって、そうして農林省、建設省の所管がはっきりいたしておるから、その法律の趣旨に従って実施する、ごもっともだと思います。ところがいろいろ地元の事情を調査してみますと、この海岸堤防についての法制を国家管理に一本化してもらいたいという意見がかなり強い。それで海岸堤防法を実施いたしますその直前で日が浅いのでございますけれども、この後国家管理に一本化するについての立法上の処置をお考えになる必要があるのではないか、その点に……

第24回国会 農林水産委員会台風等による農林漁業災害に関する小委員会 第2号(1956/09/10、27期、自由民主党)

○石坂小委員 私は自作農維持創設資金融通について、台風九号と関連してお伺いいたしたいのですが、私はこの制度は大へんいい制度だと思っております。しかるに従来の融資の金額というものが、実は地方の希望に比較いたしますと大へんに少いのであります。一例を私の県の熊本県にとってみますと、昭和三十年度の希望者は六百八十名であります。そのうちに決定いたしましたのが三百四十四名、なお貸付の未決定者が三百三十四名残っております。二人だけ辞退いたしましたけれども、三百三十四名がまだ残っておるような状況であります。それで昭和三十一年度のワクは、私の承知しておる範囲では二十五億円ということでありますが、「公庫月報」の六……

第24回国会 農林水産委員会台風等による農林漁業災害に関する小委員会 第5号(1956/10/04、27期、自由民主党)

○石坂小委員 台風九号に引き続く十二号の災害対策につきまして、私もいろいろ伺いたい点がありますが、本日は政府委員御出席の都合からいたしまして、通産省関係の点をまずお伺いいたしたいと思います。  この台風九号及び台風十二号の被害は主として海岸堤防、農作物等でありまするけれども、同時に中小炭鉱地帯に対する被害もかなり多いのであります。私の出身県熊本県のごときも、天草地方におきましては中小炭鉱が若干あるのでありますが、その被害の集計は四千五百万程度にも上っておるのであります。これらはその経営者は全く中小企業者であります。そこでこれをそのままの状態において放置いたしますならば、経営が不振の上に、この再……

第24回国会 農林水産委員会台風等による農林漁業災害に関する小委員会 第6号(1956/10/05、27期、自由民主党)

○石坂小委員 関連。ただいま水防資材に関して井手委員の質疑がありまして、建設省の従来のこれに対する措置並びに考え方は一応承わったのでありますが、同様のことは農林省関係においてもこれは考慮してもらわなければならぬ点があるのであります。すなわち海岸堤防、干拓堤防、漁港堤防等について農林省関係の分もあるだろうと思います。建設省においては、もちろん不十分ではありますけれども一応の用意がされています。しかし農林省においてはさようなものがないようであります。農林省関係所管について農林当局はどういうふうに考えておるか、この際お伺いしたいと思います。

第25回国会 外務委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1956/11/30、27期、自由民主党)

○石坂委員 昨日の外務委員会でこの小麦協定につきましては、松本委員その他から各般にわたって詳細な質疑がありましたので、私は重複を避けまして、自余の二、三の問題についてお伺いいたしたいと思います。  従来輸出国が四ヵ国であったのが、今回の協定ではアルゼンチン、スウェーデンが加わって六ヵ国になっておる。輸入国については、これもまたキューバ、サウディ、アラビア二ヵ国が新たに参加しておりますが、全体としての買入保証数量の総額は、前回の協定よりもずっと減って、千七十四万九千トンが八百二十四万四千トンになっておりまして、約二百五十万トン減少しておるのであります。そうしてその理由は当局の説明によりましても、……

第27回国会 農林水産委員会酪農及び澱粉に関する小委員会 第1号(1957/11/08、27期、自由民主党)【議会役職】

○石坂小委員長 これより酪農及び澱粉に関する小委員会を開会いたします。  乳価安定対策等酪農一般の問題及び澱粉買い上げ等の問題について調査を進めます。  なお小委員外の農林水産委員の発言につきましては、適宜これを許可いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。  それでは谷垣畜産局長より一般の説明を伺います。
【次の発言】 澱粉買い上げ等に関して御説明がありましたら、この際簡単にお願いいたします。
【次の発言】 これより質疑に入ります。久保田豊君。
【次の発言】 芳賀貢君。
【次の発言】 承知いたしました。本日はこの程度にとどめ、次会は……

第27回国会 農林水産委員会酪農及び澱粉に関する小委員会 第2号(1957/11/11、27期、自由民主党)【議会役職】

○石坂小委員長 これより酪農及び澱粉に関する小委員会を開会いたします。  前会に引き続き、酪農及び澱粉の政府買い入れの問題について調査を進めます。質疑を続けます。  なお、小委員外の農林水産委員の発言につきましては、適宜これを許可いたしたいと思いますが、御異議はありませぬか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。芳賀貢君。
【次の発言】 芳賀さんに申し上げますが、食糧庁の松岡業務第二部長が見えておりますから質問を続けられますか。
【次の発言】 本日はこれをもって散会いたします。     午後零時三十五分散会


28期(1958/05/22〜)

第31回国会 内閣委員会各省設置法改正案等審査小委員会 第2号(1959/02/13、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 官房長が参っておりますから、官房長からお答えいたします。

第31回国会 農林水産委員会農業法人等に関する調査小委員会 第2号(1959/03/31、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 成文法はある固定した性格を持つものであります。しかるに、人間の社会生活の諸種の現象、経済現象というものは、日に新たに変化していくものだと思います。従いまして、現実の問題と成文法との間に往々にしてギャップのできておることは否定できないのであります。先ほど足鹿委員からいろいろ御指摘になりましたが、この農業法人の現実の問題は農地法等からはるかに前進いたしておるわけでありまして、この点の現実と法との調和をいかにするかということが大きな問題になっておるかと思いますが、問題は決してそのような便々として推移すべきものではないのであります。お前たちの処理がおくれておるじゃないかとおっしゃれば、……

第31回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1959/02/27、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 井手委員の御説の通りに、災害資金はきわめて急を要する問題であり、またできるだけ要望の線に沿うような金額であることが望ましいことは言を待たないのであります。しかるにただいま御指摘の通りに、積み上げた総額十二億、しかもそれもまだ全額きまらず、のみならず五割程度しかきまっておらぬじゃないか。現実の状態は被災者に対しまして私どももまことに気の毒に存じております。そこで井手委員の第一の質問でありますが、中金を相手にしておっては、どうも早急にいかないから、他の政府資金を回したらどうかという御質疑のようでありますが、この点はいろいろ検討を要する点もございまして、これはなかなか困難な問題だと思……

第31回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1959/02/27、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 建設青年隊に関しまして非常に関係の深かった田村委員の御質問でございますが、農林省関係の農村青年建設隊は、御承知の通り昭和二十七年に創設いたしましてから今日まで、主として農村建設を目的といたしまして開墾、建設、土地改良等に訓練を向け、またこれに従事して参ったのであります。従いまして修了後の就職あるいは仕事の場もこういう方面に多く働いておるような状態であります。古来の農村の二、三男対策ということは、この農村青年建設隊の大きな目的の一つであります。さらにこの後はこの青年隊の活動の面を今申しましたような面で充実いたして参りますと同時に、漸次海外移住関係といたしましても強力に取り上げて参……


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ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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