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長谷川峻 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

長谷川峻[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
264位
委員会発言歴代TOP1000(衆)
537位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
386位
委員会出席(無役)歴代TOP500
274位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
560位
委員会発言(政府)歴代TOP500
141位
各種会議発言(政府)歴代TOP250
101位

28期委員会出席TOP50
26位
28期委員会出席(幹部)TOP50
49位
28期委員会出席(無役)TOP100
91位
28期各種会議出席(幹部)TOP10
9位
28期各種会議発言(議会)TOP5
5位
30期委員会発言(議会)TOP50
18位
33期委員会発言TOP100
96位
33期委員会発言(政府)TOP25
17位
33期各種会議発言(政府)TOP10
9位

このページでは長谷川峻衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。長谷川峻衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

26期(1953/04/19〜)

第16回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第7号(1953/07/10、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 第三班は辻、安井、長谷川、この三人で参りました。ちようど前日白山、白龍が入つて、高砂、興安が入る日に私たち参つたのですが、われわれ三人として、前日来残つておられる有田、臼井委員とともにお迎えして感じたことを御参考までに申し上げて、将来の対策の一示唆になればけつこうだと思うのであります。  第一に、母船からランチで引揚げる引揚者の諸君、これが桟橋に着くところに、数百名の赤旗を振つておる連中が迎えている。そうして赤旗を振り、インターナショナルを歌い、今から天皇島敵前上陸だ、労働者は闘つて待つているんだというその声の中に日本の土地を踏む。上陸第一歩がそういうところへ入つて来ている……

第16回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第8号(1953/07/14、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 このたびの引揚げが、時間はかかりましたが、大体無事に国に帰ることになつたことは、その間の関係者の御苦労に対しまして非常に感謝いたします。私がお尋ねしたいことは、先ほどの両参考人の話を演繹いたしまして、第一に、三つの団体が引揚げについて帰国協力会をつくつて検討されている、しかしながら、ただいまの工藤参考人のお話によりますと、この二団体と赤十字との関係におきまして、引揚げを円満に遂行する関係からして、思つていることそのものを言えないような面があるのじやないか思います。われわれ一同の念願するところは、たといどんな小さい団体間の摩擦があろうとも、これをスムーズにしながら中国にいる引……

第16回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第10号(1953/08/04、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 ただいま議事進行がありましたから、簡単に要領よく質問をいたしますから、大臣もそのおつもりで御答弁願います。  その第一は、大臣は戦犯者のことを非常に心理的に、生活問願などについてもお考えくださつておられるということですが、竹芝さん橋の件です。これは、今まですでに三人の委員から申されておつたのですが、行政関係の事務的な話とまた違つて、政治的な非常に複雑な神経の問題があると思います。私たちも、せんだつて横浜さん橋にモンテンルパからの引揚者を迎えに行つたのでありますが、大臣はその際お見えにならなかつたと思いますが、国民的感情として、長い間苦労された人、また遺骨になつて帰つて来た人……

第16回国会 経済安定委員会 第3号(1953/06/24、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 地籍調査国庫補助は三分の一と聞きましたが、それがほんとうかどうか。そしてこの場合に、これを調査する補助の対象になるものは町村というふうに伺つたのですが、その点はどうか。それから水の調査の場合には、百七十六万円が北上川、最上川、鬼怒川、常願寺川、太田川、筑後川とあげられておりますが、この場合に調査するのは町村であるのか、その点、それから予算をどういうふうに、その六つか七つの川にわけられているのかどうか。
【次の発言】 その場合、第一の地籍調査の場合に国庫補助が三分の一、そうするとここに百箇町村があげられておりますが、それは国の方からこれがモデル町村として指定して、その指定を受……

第16回国会 経済安定委員会 第9号(1953/07/03、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 先ほどからいういろいろ出ましたけれども、私委員長にこの際お尋ねしたいことは、最初の説明の中に、連合軍が来て以来非常に行き過ぎたくらいにやかましかつた。そうしてこのたび改正案が出る、その出る態度が先ほどからの御説明を聞いていると、外部の圧迫によつてやむを得ずやるというふうな御答弁が非常に混乱させている原因になつたと思います。またそういうことであれば、この法案の審議の態度がまたいろいろ違つて来ると思う。これは委員長が前のが行き過ぎであるからこうすることの方が日本の産業のために自信を持つていいのだというふうにお考えになつているのか、その根本的な態度をこの際にはつきりしていただくこ……

第16回国会 経済安定委員会 第10号(1953/07/04、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 独禁法の改正法案について二、三御答弁をお願いしたいと思います。終戦後進駐軍がやつて来て、財閥の解体、経済力の集中排除、さらに独禁法などが不当に課せられた。アメリカのように国民経済の規模が違い、民間における企業の資本力が違い、生産の単位が違い、取引量も比較にならないところヘ、アメリカ以上に強い独禁法が日本に押しつけられて来た。きのうあたりの御説明を聞いておつても、大体において非常に行き過ぎであることを進駐軍当局が認めながら、それを公正取引委員会がやるために苦労して来ているという説明でありましたが、事実そうだろうと思います。しかし、今回この改正案が出された根本的理由といたしまし……

第16回国会 経済安定委員会 第16号(1953/07/15、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 本日の審議に入る前に、新聞を読みますと、経済審議庁が白書を出しております。これは朝刊にその論評が取上げられておるのですが、今から先の日本の経済計画を書いたような重要な資料が本委員会に提出されていない。これは委員会を無視するもので、はなはだもつてけしからぬと私は思う。ただいまから昨日の理事会の予定に従つて独禁法の問題について法制局の説明を聞き、質疑応答を行つて、その間においてこの関係者にここに出席を求めて、その事情を説明願うとともに、その資料についてわれわれは提出を要求するものであります。
【次の発言】 ただいま御説明がありましたが、私もその点について、この際ひとつ念を押して……

第16回国会 経済安定委員会 第22号(1953/07/31、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 関連して質問しますが、ただいまの山本委員の発言は非常に妥当と思つております。ことにこの年次経済報告の結語を見ますと、現在の日本の自立経済の上に非常に危険性があるということを率直に解剖分析して警告しているという点は、今までの報告書よりもよくできておると思うのですが、この際にあらためてこういう委員会を通じて国民の前にはつきりいたしてもらいたいことは、この結語にもありますように、「金持ちはこれ以上の奢侈を、企業者は社用的消費を慎むとともに、勤労者としても現在の事情をよく納得して、生産性の向上以上の賃金引上げを自粛する態度が必要であろう。」というふうなことなど、役所が全体の各省のブ……

第17回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1953/10/31、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 今度恩給法が前の国会で通りまして、われわれ地方を遊説しながらも非常に感謝されているのですが、先ほど来次長のお話を伺つている間に感じたことは、今弔慰金、年金などに該当しないところの遺族の悩みとして、既得権に対する国家補償ということが原則になつているけれども、そうじやないものも非常に皆さん感じている。たとえば、私先日あるところに参りましたところが、朝早くお母さんがまくら元へ来て泣いて訴えた。その実情をさつそく復員局の方に持つて行つて聞いてみました。ところが、これが自殺者である。これらの人人は、ほかの人々が年金なり弔慰金などをもらつている場合に、自分の一人の子供が応召して行つたに……

第17回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1953/11/04、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 今長沢参考人の御意見をお伺いしたのですが、私たち地方を歩いておりましても、最近はいろいろと民間放送などが出て来ましたので競争が激甚になつておりますが、しかし、NHKで非常に喜ばれているものの一つとしては「引揚者の時間」が一定の時間に放送されることであります。今のあなたのお話ですと、第三段階に入りまして、カレント・トピツクスとしていろいろなものを取上げる、「社会の窓」とかいろいろなものでユースとして取上げて行つて、一定の時間はとらないで行こうというように私は拝承したのでありますが、これは、農村の場合ですと、朝早くから出て夜おそく帰つて立来たりするので、カレント・トピツクスその……

第18回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1953/12/04、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 ソ連からの引揚げは、これはもう国民待望の的であつたのですが、それが、政府と政府の正式な国交ができていないために、赤十字の手を借りて悲願の一部が達成したこと、しかもその間において、わが代表団がモスクワに行つても、ソ連の赤十字の諸君が赤十字はお互いのものであるという気持から、政治的あるいは平和攻勢というふうな思想的なものなくしてスムーズに話が進んだこと、非常に私、けつこうなことだと思うのです。ここに第一陣を迎え、第二、第三陣を迎えなければならぬのですが、何さま政府が直接タッチしないので、結局するところ赤十字の御苦労をお願いしなければならぬ。舞鶴に私お伺いができませんでしたが、ラ……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1954/02/05、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 今の林君の問題ですが、最近、われわれ引揚委員として、林君の問題が新聞に出て、まつたくお互い委員会の責任で、また負けたものの悲しさ、これを如実にもう一ぺん考えさせられたわけですが、今までの経過報告を聞いている場合に、今から先みんなで、よくしてもらうように最善の努力をしなければなりませんけれども、その手続の関係からして、私は連合軍司令部が日本に渡した書類の中に無期が十年になつておるというふうに了解をしたのですが、将来林君並びに林君が入ることによつて仮釈放を考えるというオランダの善意のためにも、アメリカの責任においてもこういう間違いが起つたのですから、これはひとつアメリカ側にしつ……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第9号(1954/04/16、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 大蔵大臣に御質問申し上げます。というのは、今度の閉鎖機関令の改正条項第十九条の二十八、それに触れまして、私はこの際大蔵大臣に、これを満鉄会に信託されるように、そうしてまた元の総裁などを清算人に置いてくださるように、特に大臣に政治的に御配慮を願いたいということが今から質問する観点でありますが、まず第一に大臣の御答弁をお願いいたします。
【次の発言】 朝鮮銀行、台湾銀行の場合にやられているので、そういう場合にも財産的に組織もなかつたにかかわらず、政府が御指定になつているのですからして、私は満鉄の場合には――私自身は満鉄に祿をはんだことも株券一つ持つたとかいうことも何にもないので……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第10号(1954/05/06、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 一、二点お尋ねいたします。この引揚げ問題について赤十字が非常に御熱心にやつていただくのは感謝にたえません。また国際的な会議によく出まして折衡されているのですが、たとえばこの二十日から二十九日までのオスローの会議、これは非常に注日すべきものだと思うのです。敗戦後の日本といたしまして、引揚げ問題を赤十字あたりに熱心にやつていただいてありがたいのですが、そういう国際会議において日本の代表が話し合つて、一体どういう雰囲気になつているか。国が弱くなつた今日、そういう会議に行く代表の方々の熱意と、それから引揚げに対するいろいろな同情心、また世界に訴えたいという熱情が、私は問題を決定する……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第11号(1954/05/29、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 この委員会で全般的な引揚げの問題もずつとやつてるのですが、そのかたわら、きようここに討議されているような引揚者の個々の問題についても熱心にこうして討議をして、今まで片づいた問題があるのです。個々の問題と申し上げると小さいようでありますけれども、たとえば、最近の新聞に出ております。オランダの手違いからして、戦犯で入つていた者が途中で一ぺん釈放されたけれども、これは間違いだつたのでまた入れられた。そうしてこの委員会で真剣にこの問題が論議されて、委員長の名前を通じ、あるいは委員会を通じてオランダ政府にたびたび交捗して、これはここだけの力でないかもしれないけれども、ようやく二、三日……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第13号(1954/07/14、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 北海道派遣委員を代表いたしまして、私から今回の視察に際し特に気のついた数点について簡単に御報告いたしたいと思います。  第一は引揚者住宅の状況であります。  引揚無縁故者の集団収容施設の疎開については、北海道の関係者より前々からこの委員会に対して強い陳情を受けておりましたので、今回の視察もこれに重点を置いた次第であります。札幌近郊豊平町、旭川、帯広近郊音更町、函館の各地における引揚者寮の状況を詳細に見てまわりますと、これらの大半の施設は明治三十四年に建築された旧軍用建物の兵舎、うまや、倉庫、さては戦時中のバラックエ員宿舎等があてられておりまして、まつたく老朽の状態にあり、瓦……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第14号(1954/09/06、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 私は委員長と受田君と三人で北海道を五日間ばかり歩いて来たのですが、そのときは、疎開住宅の問題、それから樺太、千島に本籍を有した遺族の公務扶助料の問題、その他援護の問題について、開拓地、引揚寮その他を徹底的に歩いて来まして、途中から電報を打つて帰つて来て、五日ほどおいてすぐ委員会を開き、北海道開発政務次官、それから恩給局の次長、防衛庁の経理局長、民事局の第二課長、外務政務次官、外務省のアジア局長、厚生政務次官、引揚援護局の引揚課長、建設政務次官あるいは住宅局長等に御出席願いまして、行つて来た模様について御報告すると同時に、われわれが向うで見た資料に基いてるる説明するとともに、……

第19回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第17号(1954/10/30、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 李徳全女史の来朝にあたつての大きな外交上の将来の問題については、ほかの委員から御質問があつたようですが、私はこの際特に政府当局の方々にある要望をしておきたいことがあるのです。というのは、先日中共にわが国会の各党派の議員諸君が訪問した際に、帰るにあたつて、わざわざ周恩来総理が、李徳全女史の身辺の警戒については特にお願いしたいというふうに要請されたように聞いておるのであります。その李徳全女史一行の先遣隊の方々がもうお見えになつておりますし、香港はあの通り政治上に非常にむずかしいところがあるのが一つと、それから、最近われわれの耳に入つておるのは、わが国内においても、中国が二つの政……

第19回国会 行政監察特別委員会 第2号(1953/12/17、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 この問題については小委員会まで組織されまして、私、その小委員長として、皆様のお供をして今までずつと下調査をして参つたのでありますが、先ほど以来ここで論議されておりますことは、信仰の問題と法律的の問題と、この二つにわかれておると思うのであります。結論は今から先証人や参考人の方々の御意見を聞いた上で出て来ると思うのでありますが、感情の問題、信仰の問題といたしましては了承するところがあるのでありますが、この際宮司さんに法律的な問題について心境をお伺いしたいと思うのであります。  昭和二十七年の二月に審査会は四万九千坪を譲渡する旨決定いたしました。これに対して、神社は、さきの法律に……

第19回国会 行政監察特別委員会 第3号(1953/12/18、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 この国会に富士山頂の払下げが調査事項として出て以来、実は私たちずつと実地踏査などをしまして研究しているのですが、問題は二つにわかれているのです。一つは、政教分離の建前から従来の神社にこれを払い下げるという法律的なものがきめられたものですから、一万三千件ぐらい中央審査会の方で今までそれぞれ処分をして来ておつた、ところが、富士に関する限りは、中央審査会においては最初富士山頂の四万九千坪を認め、それに対して、浅間神社の方から、従来の建前からしてこれは不合理であるということから訴願をして、百二十万坪を審査会が決定して、それを大蔵大臣がまだ認定しない。ところが、一面、富士山は国民の山……

第19回国会 行政監察特別委員会 第4号(1954/02/01、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 二つ、三つお尋ねいたします。百三十余万円の顧問料をとつておつて、休業の当時まで何ら会社の内容について関係していなかつたというお話がありましたが、その間において四億二千万円ほどの新聞広告料を使つて、誇大な宣伝によつて金を集めている。そうして、その広告の中に顧問としての松本博士の名前が幾たびか出ているのであります。こうなりますと、結局するところ、博士などの名前によつてそれほどの金が集まつている。ですから、休業までの間に全然御承知なかつた、ただ自分は本を買うために金をとつておつたと申しますけれども、その間において出資者から問合せ、あるいはまた自分の名前が社会的にこれだけ影響力を保……

第19回国会 行政監察特別委員会 第5号(1954/02/02、26期、自由党)【議会役職】

○長谷川(峻)委員長代理 北山君。
【次の発言】 先ほどから聞いておると、証人は事務的、経理的なことは全然おわかりになつていないようでありますから、総括的な面についてお尋ねをいたしたいと思います。  証言をお伺いしておりますと、伊藤理事長なるものを非常に御信用になつておるようでありますが、かつて証人は保全経済会の全国的な招待会みたいなもの、そういうものに御出席になつたことがありますか。
【次の発言】 その席上において証人が祝辞演説をされた中に、伊藤理事長は日本経済の救世主である、澁澤榮一にも匹敵する大人物だというふうにも讃辞をされ、あるいはまた著書においてその序文を書いておられるように聞いてお……

第19回国会 行政監察特別委員会 第8号(1954/03/11、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 証人の話の中に、自分は四階にいて、出入りする政治家の顔がわからなかつた、顧問がときどき来ておつた、そうして新らしい宮腰という名前なんか出しましたが、先日来顧問に証人になつて来てもらつていますが、その平野証人あるいはその他の証人も休業まで会社の方にほとんど出入りしていなかつたということを言われておつたのですが、あなたの証言によつて、何べんか会社の方に出入りしていることがわかつた。あなたが見受けた人、それから、そういう人を何べんぐらい見受けたか、何べんぐらい会社に顔を出したか。知つている範囲のことを述べてください。
【次の発言】 そのうちにおいて、顧問と会社の関係においてどの程……

第19回国会 行政監察特別委員会 第9号(1954/03/13、26期、自由党)【議会役職】

○長谷川(峻)委員長代理 次に田渕光一君。
【次の発言】 保全経済の今までやつて来たことに対する大蔵省の責任論、さらにまた今後の対策について各委員から熱心に御質問がありましたが、それに引続いて私は若干御質問したいと思います。  それは、いわゆる町の金融機関――保全経済は先ほど局長の御説明によりますと金融機関じやないということでありましたけれども、保全経済のような匿名組合式のもの、それからまた株主相互金融形式のもの、あるいはまた日本殖産のようにこの両者の形式を併用したものなどがありますが、現在一体どのくらい営業所があるか、それを種類別にお述べをいただきたいと思うのであります。また、保全経済が休業……

第19回国会 行政監察特別委員会 第16号(1954/04/01、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 現金ですか。
【次の発言】 そのときいたのですか。

第19回国会 行政監察特別委員会 第18号(1954/04/27、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 それで、具体的にひとつお伺いしますが、最近そういう不正なことに対するこちらへの陳情がたくさん来ております。ことに土地がじやんじやん値上りしおりますし、二十二、三年の土地がまだ登記もできないでいる。具体的にその例をお伺いしますが、あなたの方の管内の新宿中里町十五番地黒柳はるをという女の人です。あなたの方との契約は、昭和二十四年三月三十一日、小柳大蔵事務官と買受人黒柳はるをという人の契約で、建坪百二十六坪二合六勺が価格八万二千六十九円で契約されておる。
【次の発言】 ところが、ここにすつと領収書がそろつておるのですか、問題の新郊土地に三万円金が入つている。財務局の方へ直接合計六……

第19回国会 行政監察特別委員会 第22号(1954/05/28、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 ほかの委員から大体全部出尽しましたので、ちよつと最後に私疑問に思つておることをお尋ねします。というのは、結局問題を起した都あるいは新郊土地にしても、最初の指定のときがちよつとまずかつたのじやないか。この二つが大体がんになつておるように思うのです。しかも、都不動産の場合には、近畿財務局、東海財務局等においてもそういう指定を受けておつて、当初は、当時売払い物件引渡し等について特に便宜をはかつてもらつておるような様子も聞いております。最初は非常に成績もよかつたというふうな状況でありましたが、これががんになつておる。そこで、何さま関係者が非常に多くて、そうしてまた零細なる人々が多か……

第19回国会 文部委員会 第11号(1954/03/01、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 先ほどから文部当局と委員の質疑応答を聞いておる間に、参議院の文部委員会に対して社会党の委員の方から調査要求をしたその資料が整つておるやに聞いております。先ほど来の質疑応答の重大な要素になつておるようですから、この文部委員会においても提出されるように、委員長の方でおとりはからい願えればけつこうだと思います。

第19回国会 文部委員会 第13号(1954/03/05、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 この法案について心配しているのは何もひもつきの連中だけではないのでありまして、そういう意味から簡単ながら具体的に一問一答の形式をもつて御質問したいと思います。  まず第一に、教育基本法第八条に「法律に定める学校は、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その他政治的活動をしてはならない。」こうありますが、なぜこのたびのような法律案が出るようになつたか、その経緯を伺いたい。
【次の発言】 この法律案が通ると、教員全体の政治的な発言の封じあるいは首切りが行われるというふうなビラ、パンフレットが、日教組を通じて、すでに法案が提出されない前から全国的に宣伝されておる。お……

第19回国会 文部委員会 第16号(1954/03/12、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 前委員に引続きまして御報告申し上げます。  第一青森県の警察権力干捗の事例は、文部省が提出したところの資料とは別でありますが、当日行つて話を聞いた縦様は、二人の委員から御説明があつた通りであります。しかしその結論において若干違うものがあるところを申し上げてみたいと思います。なぜかと申しますと八項目を提出しておるのであります。これは県の教組から日教組に出したもの、問題の起つたのはいつのことかと申しますと、大体二月八日、九日、十日と、この前後において四箇所の駐在所が学校の先生の思想調査を行つたというのが問題になつておるのであります。しかしてほかの四件はいずれも昨年の九月、十月、……

第19回国会 文部委員会 第24号(1954/03/26、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 私は自由党を代表いたしまして、ただいま提案になつております教育二法案、すなわち教育公務員特例法の一部を改正する法律案及び義務教育諸学校における教育の政治的中立確保に関する法律案の修正案につきまして、賛成の討論をいたさんとするものであります。以下その理由を申し述べます。われわれがこの二法案に賛成するその第一の理由は、審議の過程あるいは現地調査において明らかなように、教育基本法第八条第二項に触れる偏向教育が随時随所に行われており、今にして何らかの法的措置が講ぜられなければ、全国津々浦々の小中学校に蔓延する危険性が感ぜられるからであります。たとえば例を具体的に旭ケ丘中学校にとつて……

第19回国会 文部委員会 第26号(1954/04/20、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 私はけさの新聞を読みまして、非常に暗い気持になつておるのですが、東京のまん中御茶の水の元町小学校において、昨日二年生の七つになる鏡子さんという、お子さんか、授業時間中に便所の中で絞殺されて、しかもそれが暴行を受けておるというのです。わが文部委員会としては、全国文部行政をいろいろ検討していて、大事な予算その他を審議しておるのですが、われわれがやろうとするところの根本は、わが国の教育がよくなる、そしてまた子供たちがすくすくとりつぱに育つという点にかかつておると思うのでありますが、その新聞記事をずつと拜見しますと、学校に来た七つになるお子さんが、授業時間を済ませたあとで、休み時間……

第19回国会 文部委員会 第28号(1954/04/28、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 二十三名の患者が入院以来わが医学界は一生懸命やつておるようでありますが、一体何人かどういう症状かお伺いしたいと思います。ということは、入院されて間もなくでしたが、都築博士でしたか、そのうち一割か二割が非常に重態であぶないというふうな発表をされたのです。お医者さんとして、入院した者があぶないと言うことは、なかなかもつて大胆な意見の発表だと思うのですが、国民があげてそれを心配しておるのじやないかと思いますので、その点をお伺いいたします。

第19回国会 文部委員会 第32号(1954/05/21、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 この法案につきまして次のような修正を加えられるように提案いたします。すなわち   盲学校及びろう学校への就学奨励に関する法律案に対する修正案  盲学校及びろう学校への就学奨励に関する法律案の一部を次のように修正する。  題名を次のように改める。   盲学校、ろう学校及び養護学校への就学奨励に関する法律  第一条中「及びろう学校」を「ろう学校及び養護学校」に改める。  第二条第一項中「又はろう学校」を「ろう学校又は養護学校」に改める。  附則第二項の地方財政法第十条第二十六号の改正規定中「及びろう学校」を「、ろう学校及び養護学校」に改める。以上であります。  この趣旨を申し上……

第19回国会 文部委員会 第34号(1954/05/26、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 各党の委員の賛成討論に盛られております意見を総合して、左の附帯決議を提出したいと思うのであります。賛成可決をお願いするものであります。     学校給食法に対する附帯決議(案)   学校給食の教育上の重要性にかんがみ政府は速かに左の事項の実現を講ず可きである。  一、学校給食費の負担に困難を感ずる保護者(準要保穫者に)対して適当な援助の措置をなすこと  一、学校給食法の適用を義務教育諸学校の全体に及ぼすこと  一、脱脂粉乳に就ても国庫補助の措置をなすこと  以上であります。

第20回国会 文部委員会 第1号(1954/12/07、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 ただいま義務教育教員の質的向上について政府当局から答弁がございましたが、教員養成機関を拡充強化して資質の向上を期すベきははもちろんでありますが、さらにその需給関係についても支障を来たさないように措置する必要があるのです。と申しますのは、学芸大学が総合大学に吸収されております関係から、特に小学校教員を希望するものが著しく減少し、その補充にひどく困難している県もあるのであります。これらの点について政府の善処を希望するものでありますが、ここに義務教育教員養成機関に関する決議案を朗読いたしまして、皆さんの御賛成を得たいを思います。  義務教育教員の需給関係、教授力の現況にかんがみ、……

第21回国会 内閣委員会 第3号(1955/01/21、26期、自由党)

○長谷川(峻)委員 今ここへ官房長官に来てもらったことは、四党国会対策委員長会議において、自然休会中には委員会を開かないというふうに了承しておったがために来れなかったという御答弁があった、それに対してその釈明なり事情を説明してもらうために官房長官に来てもらった。それに対して委員長は自分の方だけ遺憾の意を表したが、その点はっきり了解させ切れなかった官房長官が遺憾の意を表すべきだと思う。遺憾の意を表するのは委員長でなくて、官房長官ではなかったかと思う。官房長官、一つ答弁を願いたい。


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 運輸委員会 第4号(1958/06/26、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 関連してちょっとお伺いしますが、今簡牛さんが一番最後に言われた新栄鉱業の問題ですが、新栄鉱業の経営者はだれですか。
【次の発言】 それは前に国鉄におられた人じゃないですか。
【次の発言】 そういうふうなことで疑惑を招くようなことが出てくるといううわさが地方に出ているのです。ですから非常に慎重にやってもらわなければならぬ。総裁の、ガラス張りの中でおやりになるという気持と、今の運輸行政において、運輸一本やりにいかれるという気持はわかりますけれども、これだけのものが民間に払い下げされるというときには、今のように国鉄に関係のあった局長さんがそれを経営することになって、その次の人にそ……

第29回国会 運輸委員会 第5号(1958/07/01、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 私のお尋ねしたいのは、現に工事を継続中の路線でなく、建設工事未着手のもの、及びいわゆる調査線といわれる路線についてであります。私の承知している範囲では三十一年二月二十四日の鉄道建設審議会の建議によって、十一線、これは敷設法の関係から十三線となるのでありますが、調査線として選ばれております。次いで三十二年四月三日の建議によって、右の十三線は三十二年度から建設すべきものとなって、実現の方途については、建設費の規模並びにその利子補給の措置等について十分な対策を講ずるよう要望があったはずであります。同時にまた三十二年度から調査を開始すべき新線として、別に十六線選ばれたように承知して……

第29回国会 運輸委員会 第8号(1958/07/31、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 運輸大臣にお尋ねをいたします。運輸大臣は就任以来、御就任のごあいさつをお伺いして以来きょうが運輸委員会で初めてお目にかかるわけですが、まず第一に、先ほど国鉄総裁から御報告がありました、問題になっております志免炭鉱でございます。この問題については、第二回の答申で国鉄としては払い下げすることを方法と時期については十分考慮しながらやるということで、二十四日の日に吾孫子理事が現地に参りまして、現地の従業員代表二十四名と懇談をして物別れになってきた。現地の諸君は売出絶対、反対、今まで通りほかの山を買ってでも継続してもらいたい。そうして国鉄労組の方でも声明書を出しているやに私は拝承して……

第29回国会 運輸委員会 第10号(1958/08/16、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 この際私は当委員会の決議をもちまして、全日本空輸機遭難事故に関する件について万全の措置を講じたいと考えておる次第であります。ここに決議の案文を朗読いたします。    全日本空輸機遭難事故に関する件   今回全日本空輸株式会社の旅客機が下田沖において事故を惹起し、多数の犠牲者を出したことは極めて遺憾である。   政府は、事故の原因についてあらゆる角度より徹底的に究明し、かかる事故の根絶に万全の努力を払うべきことは勿論であるが、当面の問題として速かに遺体の引揚げをはかると共に遭難者遺家族に対し十分なる弔慰の方途を講ぜしめるよう適切なる措置をとるべきである。なお、政府は今回の事故……

第29回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第1号(1958/07/04、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 動議を提出いたします。委員長の互選は、投票を用いずに、田口長治郎君を推薦したいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。理事はその数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第29回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1958/07/17、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 今度の引き揚げは、報道機関によって大々的に取り上げられて、国民注目の的となっておったのですが、その最大なる原因は、中共からの引き揚げが、これをもって集団的なものとしては最後のものである、これが一つ。さらに、もう一つは、その間において、その引き揚げ船の中に、日共党員が密出国して、その人たちが変名で乗船して、途中で覆面を脱いで名乗りをあげた、こういうことが大きなセンセーションを呼び起していると私は思うのであります。そこで、この間について調査した結果を御報告申し上げようと思います。  今回の白山丸による第二十一次引き揚げによって帰国した者は、総数五百七十九名です。その内訳は、いわ……

第29回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1958/08/11、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 閣僚懇談会の決定で、海外生存残留の消息について、在外公館を通じて一斉調査を始められた。これは、私はせんだって第二十一次引揚船を迎えたときに、その報告会を藤山外務大臣などお呼びしてここでやった。そのときに、外務大臣は、国交回復しない国の情報は、結局するところ、国連、そういうものを通じてやらなければならぬのじゃないかというふうな答弁をしたのが、さっそくここに現われてきたものだと思います。これは、先ほどほかの委員からもお話があったように、ことに中共、ソ連の問題、国交の問題になるという、大きな藤山外交の一つの転機と申しますか、注目すべきものだろうと思いますので、この問題についての質……

第29回国会 議院運営委員会 第10号(1958/06/28、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 その前にちょっと。  いろいろ話を聞いておると、議運が、この逮捕許諾の問題につき、非常に長引いたということも、われわれの怠慢じゃない。その間に、こういう検察当局あるいは警察当局の間に、非常な行き違いがある。真理の発見、公訴を維持するまでに非常な努力を要するのです。非常な食い違いがあることをわれわれが発見するために、ひまがかかった。だから、新しい問題にわれわれは発展していく可能性がある。これは、この際に言うておく必要がある。

第30回国会 運輸委員会 第2号(1958/10/07、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 私は大臣がこの委員会に第一回においでになりましたときに、やはりバス並びに私鉄運賃十三社の問題に触れて、運輸行政に直接当られる大臣としての御覚悟をその際にお尋ねしたのです。その際に大臣は、運輸省においては積極的な行政をやらなければならぬ問題が多々あるけれども、その反面自分が大臣になって運輸省を見た場合に非常に不合理が山積しておる、この不合理を直すことがまず自分の仕事である、その中にただいま羽田委員に御答弁になったようにバス運賃も取り上げられておるわけです。その際に、経済状況からして、神武景気があって、それがなくなって、それが一、二そういう私鉄あるいはバスの関係者に犠牲を負わし……

第30回国会 運輸委員会 第4号(1958/10/17、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 これに関連して聞いておきたいと思います。相次ぐ全日空の事故――今度の事故は幸い死傷者もなく大したことはないですけれども、この前三十三名死んだ事件といい、今度の事故といい、この前の事故以来――日本の航空政策の中に日本航空と全日空と二つあるのですが、全日空に対する信頼の程度と申しますか、それがお客さんの増減にどう響いているか、それとともにこうしたいわゆる弱小航空会社に対して、ほかの国の保護政策と申しますか、航空政策と申しますか、そういうものと照し合わせて、これは一体どう助成し、あるいはどう確立してお客さんの不安というものをなくし日本の航空政策を確立さしてやるべきだというふうな所……

第30回国会 運輸委員会 第6号(1958/10/24、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 二十五日の鉄道建設審議会がいよいよ開かれるやに私は承わっております。これは今までこの委員会で何べんとなく、早い機会に会全体が組織されて、昭和三十三年度の調査線の中から着工線が決定されて、わが国の運輸行政の上に一つの基礎を築いてもらいたいという要望をしておったのですが、いよいよ二十五日にお開きになりますか。幹事役の局長に一つ。
【次の発言】 昭和三十二年、前の年は十三線が調査線の中から新線に入ったことは御承知の通りでございます。今日まで十六線が調査線に入っておって、それに対して幹事役の運輸当局がこの鉄道建設審議会にどういうふうなデータを出されるかということは、これは関係者一同……

第30回国会 議院運営委員会 第5号(1958/10/07、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 科学技術振興だけを常設にしたいという社会党の御意見のようです。海外同胞については考えておるのだが、社会労働委員会でというようなお話が出ておりますが、私は従前から、海外同胞の委員をしておった関係で、ことに国会の休会中においては、海外同胞引揚及び遺家族援護に熱心な社会党の議員諸君と、青森、山形、あちらの方をずっと懇談しながら三県ほど歩いたのです。今、山村あるいは荒船先輩がお話になった通り、四万名残っておることは事実です。この連中は、今まで集団引き揚げで帰ってくる場合には、日本から船を出して、出先の舞鶴で旅費を渡して、まずまず行き届いた援護をいたしておりました。しかし、この四万名……

第30回国会 議院運営委員会 第7号(1958/10/17、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 私は、議事協議会で新潟の局長の問題が取り上げられたことは、非常に不敏でしたが、きのう知つたのです。大体、終戦後いろいろなものが民主化されているが、役人の世界だけは民主化されていない。私は運輸委員をやつているけれども、その現われが、やはり新潟のこういう発言になつていると思う。今までいろいろやつている間のいきさつ、かれこれは、それぞれ社労なり運輸委員会で調ベる問題も出ておる。それはいろいろいきさつもあるでしよう。そういう問題とは別にいたしまして、国会議員の言動を一局長が新聞記者に向つて発言し、それを誹謗するようなことは、これは何と言つたつて官僚政治の現われである。こういう意味で……

第31回国会 運輸委員会 第19号(1959/03/24、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 関連。今オート三輪とか自家用車の話が出たが、たとえば池袋のかいわいには、バスが十台、二十台と朝車庫なしに並んでいるのです。それをわれわれが追い越したり何かするところを見ますと、ターミナル法案は発着所のいろいろな設備ですけれども、今バスがあの通り野放しに、しかも営業で野放しにされていることはこれは私は前から疑問に思っておるのですが、この法案とああいう関係はどうなりますか。
【次の発言】 今のは国際興業です。これは何十台となく並んでいる。中野の駅とか池袋の駅に。僕はいつでも、あれは許可する場合にそういう車庫の手当をしたはずなんだから、東京のようなところで、あんなにバスが並んでい……

第31回国会 運輸委員会 第23号(1959/04/28、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 この委員会は、昨年の特別国会以来、志免鉱業所問題については、自民党、社会党の委員から熱心に論議されてきたところであります。しかし運輸大臣から国鉄に対して、民間会社に払い下げをすることを指示してから非常に問題が大きくなって、社会の注目を集めてきたのであります。よって、私はこの際委員各位の御同意を得まして、次のような決議案を提案したいと思います。  案文を朗読します。   志免鉱業所の取扱いについては、昨春以来、政府並びに日本国有鉄道当局におい  て慎重且つ熱心な検討を続けてきたのであるが、現在においても、未だ円満な解  決を見るに至らないことは遺憾である。本件処理の現地及び一……

第31回国会 運輸委員会 第24号(1959/06/10、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 関連してお尋ねしますが、この前四月二十八日にここで私は決議文を読み上げたのですけれども、その場合には、払い下げの問題は白紙に返すというふうに私は了承しております。出炭量の問題については、八百万トンと千二百万トンの二つに議論が分れておるから、それを調査させるという点についての決議文だと私は了承しております。そうして今払い下げの値段の問題が出ましたけれども、この払い下げの値段についていろいろ世間では誤解があるようです。大体あの志免炭鉱は、霞ケ浦の病院と大船の工場とあの志免炭鉱で、二十九年に八億七、八千万円で買っているはずです。そして今日世間に伝えられているところによると、約十億……

第31回国会 運輸委員会 第25号(1959/06/17、28期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川(峻)委員長代理 それでは、本日はこれをもって散会いたします。     午後一時二十六分散会

第32回国会 議院運営委員会 第8号(1959/07/20、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 先刻、図書館運営小委員会を開きまして、国立国会図書館職員定員規程の一部改正の件について審議いたしましたので、その経過並びに結果について簡単に御報告申し上げます。  まず、規程改正の要旨について申し上げますと、この規程案は、第三十二回国会において制定されました行政機関職員定員法等の一部を改正する法律に準じまして、図書館の定員外の職員であります常勤職員百二十人のうち、二十四人を定員内職員に振りかえることによりまして、国立国会図書館の職員の定員を館長、副館長を除き、五百九十三人から六百二十七人に増員いたそうとするものであります。  小委員会といたしましては、副館長から説明を聴取し……

第32回国会 議院運営委員会 第9号(1959/10/24、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 今度の臨時国会は、何といっても、災害対策という国民が非常に待望し、注目している問題、あるいはまたベトナム賠償、あるいは石炭離職者対策等、大きな問題があるから、それをやるために五十日、しかも、円満な御協力さえいただけば、会期延長なしに五十日以内で完全に済むと思います。私の方からも御協力方をお願いしておきます。

第33回国会 議院運営委員会 第1号(1959/10/26、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 私の方でも、質問する者が、問題がたくさんあっても、あるいは本人の意思で災害に重点を置くかもしれない。これはわからぬ。ですから、今までの慣例に従って、まず与党がやることになっておったのだから、この際やらしてもらいたい。しかしながら、ある場合には、また事情の変化でやらないこともあるかもしれぬし、そういうことは含んでおいてもらっていいと思う。
【次の発言】 今の山下さんの御議論、その通りなんです。しかし、正常化からいけば、第一番から第四番目までわが党がずっと一般質問をやる権利がある。その次があなたの方で、また私の方という順序なんです。それをここしばらく譲っておったが、しかし、今度……

第33回国会 議院運営委員会 第5号(1959/11/10、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 そういう意味で、取り扱いだけ慎重にしましょう。

第33回国会 議院運営委員会 第8号(1959/11/26、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 軍縮決議案の際も、三党で案文について相談しているんですよ。それから思いましたら、これもやはり各党へ持ち帰って研究するというのが筋じゃないですか。何もこっちが上程したくないとかなんとかいうことじゃなくて、手続上としても理屈があるんですよ。軍縮決議案がそうですから……。

第33回国会 議院運営委員会 第9号(1959/11/28、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 山野君、君は、上司として現場を確認しなければ何でも報告できないと言うが、事務的な仕事は下僚に命じてやらせる、その報告を上司が自分の責任において出すのだ。私は、君の信頼する下僚が報告したことを、一切ここにあげて報告すべきだと思う。どうですか。
【次の発言】 社会党の柳田君の話を聞きますと、ここに来られるまで、いろいろ組織のことや、従来の運動経過を聞いてきた、こういう話である。しかも、これまでしばしば社会党の諸君が大衆運動には参加した、こういう話である。あなたの方で、とにかく淺沼君が総責任者であったことは、ここに日本社会党東京都連合会執行委員長重盛君の名前で、六一〇号で通牒を出……

第33回国会 議院運営委員会 第12号(1959/12/10、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 先ほど柳田君が政友会以来の話や警職法の話を出したが、私は、二十七日議長が出した声明書は、われわれ国会にいる者がけんけん服腐しなければならぬ御教訓だと思っておる。これはわが議会史上いまだかつてない反憲法的行動だ。憲法を守ると言うておった政党の諸君が、先頭に立ってああした国会乱入をやった。しかも、その問題が、幹事長あるいは総務局長、そういう四派のトップ・レベルにおいて、前の四者会談からくるところの国会に対する集団的要請行動の規制、この問題でずっと話し続けてきて、いまだこれが解決しない。しかも、この前の議運の理事会において、デモ規制の問題について議長の諮問があったにかかわらず、そ……

第33回国会 議院運営委員会 第18号(1959/12/23、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 私は、議長の試案としてここに国会周辺のこの問題が提出されて以来、議運が担当すべき問題じゃないかと思って主張してきたのです。そこでいろいろ時間がかかっている間に、今のような地方行政の話とか、あるいは濱地さんの個人の動きなどで、また議論に花が咲いたことを認めます。そこで、これは事務的に一ぺん解明することは――理屈に花を咲かせる意味でなしに、事務的に解明することがいいと思うのです。それで私は事務総長にお尋ねいたしますが、国会法の建前からいって、これを議院運営委員会にかけるべきか、あるいはまたいろいろお話が出ているような委員会にかけるべきか、私たちは、従来議院運営委員会というふうに……

第33回国会 議院運営委員会 第19号(1959/12/24、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 一つだけ御質問いたします。ということは、今度集団暴行が行なわれまして、議長の責任がしきりに言われたのであります。私は、これは見解を多少異にしておりまして、強盗が部屋の中に入ってきて、いろいろかっぱらって大あばれをした、そしてその上に、その家の家主さんがけしからぬ、自分が戸締まりをしないで入れるようにしたのではないかというふうな議論だと私は思っているのであります。今度のこの法律案の場合に、議長の要請に基づいて警察官が行動した場合に、外部において不祥事態が発生したとき、議長の責任はどうなりますか、この点について佐々木氏あるいは石原公安委員長にお尋ね申し上げます。

第33回国会 議院運営委員会 第20号(1959/12/26、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 私は、その問題につきまして、ちょうど最初に議長が電話を聞いて、いささかあわてておる姿を見たのであります。先ほどの懲罰委員会の模様といい――私は二時間ほど前に懲罰委員会を偶然のぞきましたが、どなたかの発言がありましたように、ほとんど席という席は社会党の議員諸君が占拠をし、わが党の委員は一人も入れないような状況であって、完全に委員会を開くに至れないような模様であります。さらにまた、今のような議長に対しての電話の話といい、これはとんでもないことだと思います。そこで私は、今から本会議がこういう重要案件を上程し、しかも、会期切迫のエキサイトしておるときに開かれるわけでありますから、各……

第33回国会 議院運営委員会 第21号(1959/12/27、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 議長、副議長の間に話があるでしょう。そこで、今受理しながら慰留中である、しかも、あなたも理事をやっておる理事会でそういう話を一つもしないで、委員会にぽっと出して議長に強要するということはおもしろくない。理事会でこういう話も出たとかなんとかいうことでもあれば別ですが、私はここで休憩したり何かすることは反対です。

第34回国会 運輸委員会 第5号(1960/03/09、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 今度の国有鉄道法の一部を改正する法律案の提案というのは、結局世界銀行から命を借りるために提案されたということですね。そこで、昔から外国資本が今まで全然入らなかった、そういう先例がなかったかどうか。私の記憶では、汽笛一声新橋の日本に初めて鉄道ができたときには、これはやはり外国資本で、当時閣議で非常にもめたが、大隈さんが、外国の金を使ってじゃんじゃん作ろうじゃないかということで、とうとうあの鉄道ができたというふうに記憶しているのです。そういうことからいたしまして、一千七百億のうちの三百六十億程度の金が外国から入る。それに対する手当等については十人分お考えをいただいて、これにりっ……

第34回国会 運輸委員会 第13号(1960/04/06、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 航空局長にちょっとお尋ねします。せんだって小牧の航空管制官が逮捕された。最近釈放されましたけれども……。私は週刊誌「コウロン」などを見ましても、これは非常に月給が安いですね。大学を出た者が深夜作業までやって一日仕事をして、しかもその上に殺人罪で逮捕され送検される。超過勤務手当も一時間わずか六円くらいということです。従ってこういう問題が起こったときに、そういうことに具体的に手をつけてやることが、定員の増加もさることながら、私はああいう連中に元気をつけるゆえんじゃないかと思うのです。大学を出た者が一万円以下の月給で、そうしておそらく役所にいるあなた方以上の苦しい仕事を神経を使っ……

第34回国会 運輸委員会 第16号(1960/04/15、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 国鉄総裁にお尋ねしたいと思います。総裁は、ゆうべは七十七才のお祝いで、非常にお元気で、百才まで生きて、日本の交通行政を今から一生懸命におやりになるというお話で、非常にけっこうであります。そこでお尋ねしたいのは、去る八日の総裁談話で、二百二十五線区のうち赤字の多い五十線だけ、鉄道をはずしてバス路線に変えるという談話を発表されております。私はこの真意をお伺いしたいのです。なぜなうば、この新聞記事が全国に出ましてから、遠くは北海道から鹿児島まで、みな大騒ぎをしております。しかもこういう問題は、御承知の通り鉄道を待望して作って、今バスが流行であるからただバスに簡単に変えるというふう……

第34回国会 運輸委員会 第20号(1960/05/06、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 大体箱根山の問題については、前に限定免許に対する法制局の解釈、その当時この委員会において二、三議論されたのでありますが、何しろ天下の耳目を沸かしておる箱根山でもありますし、委員会として何かしゃべると、やれ西武側だの東急側だのというふうに、正しい政治家の発言がゆがめられて解釈され、そうしてわれわれが二十八日に神奈川県、さらにまた運輸常任委員会の方のあっせんで現地を視察したつもりであるけれども、やはり今日は資本主義の世の中でありますから、両方の会社から昼飯を食うところに大ぜい来ておって、陳情あるいは名刺交換などを自然せざるを得ない。そうしてそのあと帰ってみますと、国会議員が視察……

第34回国会 運輸委員会 第25号(1960/05/26、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 関連して。關谷さんの質問に関連いたしますが、私は今、和達長官の話を聞いていまして勉強と知識の向上が第一番に必要で、さらに施設、さらに情報、こう三つに分けてお話があったのですが、三陸海岸は御承知のように津波の名所になっております。     〔天野(公)委員長代理退席、委員長   着席〕 昭和八年の津波の場合には、約三千名の死傷者が出た。私は、和達さんが長官であると同時に、日本学術会議の議長、学者としての権威者であられるので、常日ごろこれを尊敬しております。しかし今までの御答弁から見ますと、大体情報として得られるものは得ておった。しかしながらなお勉強の不足であり、知識の向上がま……

第34回国会 議院運営委員会 第2号(1960/01/29、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 昭和三十五年度の国立国会図書館予定経費要求について、図書館運営小委員会における審議の経過及び結果について御報告申し上げます。  まず、昭和三十五年度国立国会図書館の予定経費の要求総額は、十億九千八百二十三万二千円でありまして、これを前年度予算額と比較しますと、二一億七千二百五十二万四千円の増加となっております。  次に、要求額の内容を御説明いたしますと、国立国会図書館の管理運営に四億八千六百三十四万二千円が計上いたしてあります。これを前年度予算に比較しますと、五千九百四十七万九千円の増加となっております。この経費は、人件費、事務費、図書購入費等の管理運営に必要な経費でありま……

第34回国会 議院運営委員会 第11号(1960/02/26、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 私は、きょうは、修正権の問題をめぐって法制局長の話を聞く非常に大事な冒頭の説明会だと思うのです。それに対する結論みたいなものが、池田さんの質問に対して出てしまったけれども、私はこの際、国会法において今まで未解決であったものが、統一解釈ができるいいチャンスだと思う。そういう意味からしまして、法制局長なども、出たとこ勝負の話ではなくて、たとえば、今の憲法第七十三条に承認の問題がある、それを受けて立った国会法八十五条の問題、こういうようなものを解釈してもらいつつ、最後に池田君に答えたような結論が出るかもしれぬけれども、そういう積み上げを明確にしてもらわぬと、われわれが今から議論を……

第34回国会 議院運営委員会 第27号(1960/04/26、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 佐々木君の質問に関連して、あわせて答弁を願いたいと思います。ということは、従来私の聞いておる範囲では、あの地下鉄は、ときどき必要に応じて、一昨々日だけでなく、やられたように了承しておる。皆さんはおわかりかどうか存じませんが、私、議運におりました関係上、そういうふうに了承しております。そういう慣例もありますから、この際関連して御答弁を願いたいと思います。

第34回国会 議院運営委員会 第28号(1960/04/27、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)議員 お答えいたします。小澤君の言うたように、公安条例でも自分で取り消しができるわけです。しかしながら、国会の審議権の問題については、両院の議長が一番よくわかっておるわけです。そこにおいて、両院の議長が、国会の審議権の確保のためにこれが必要だというので要請した場合に、さらにまた公安委員会としてあらためて考えるということもあり得ると思います。そういう要請権があるわけであります。

第35回国会 議院運営委員会 第2号(1960/07/22、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 昨日の図書館運営小委員会におきまして審議いたしました案件について御報告申し上げます。  まず、国立国会図書館法の規定により行政各部門に置かれる支部図書館及びその職員に関する法律の一部改正の件について御報告申し上げます。  国立国会図書館支部、行政管理庁図書館の設置につきましては、かねて行政管理庁長官から同館に申請がございましたが、今般同庁の昭和三十五年度予算に、これに要する経費二十四万円が計上されまして、新年度から国立国会図書館の支部図書館を設置する体制が整いましたので、小委員会といたしましては、お手元に配付の印刷物の通り、国立国会図書館法の規定により行政各部門に置かれる支……

第35回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1960/10/14、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 第一は、今の三浦法制局次長の御説明によりますと、連呼行為の場合に、個人演説会、街頭演説会の告知をする午前八時から午後の八時まで、その場合、実際活動として、従来ならば何々党の公認候補何の何がしということを流したわけです。従来は連呼しないでとまってそれだけやっていたわけですが、そういうこともやれるかどうかということが一つ、もう一つは、選挙運動のトラックの廃止が原則でありますが、側壁並びに荷台の上に乗らないこと、それにおおいをかぶせておくこと、そしてとまった場合にはそれをはずしてやってもよろしいということでありますが、そうすると、現実的な選挙運動といたしまして、そのトラックはその……


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1960/12/20、29期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 大臣に、私は、今社会党の委員からいろいろ技術的な問題が出たのですが、選挙法改正について、せんだって池田総理は、本会議の席上所信表明の中で、少なくとも、選挙は政策で争ったけれども、選挙法の改正については考えておるという話が出たわけです。それを受けて立って、政府は、やはりこの際に、大臣の責任においておやりになるというふうな大胆な所信をあらためて表明してもらわなければならぬと思うのです。われわれは選挙をやってきましたけれども、やはり選挙制度について非常に不備のあることは、これは与野党、いな、国民全部が考えていることだと思いますが、そこであわせて大臣の御所信を私はお伺いしたいのです……

第38回国会 議院運営委員会 第24号(1961/04/11、29期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 うちの方としても、ILOの特別委員会をお願いしようと思っておったが、特別委員会は絶対作らないのだというような話は、話し合いの中にあったとは考えられない。

第38回国会 議院運営委員会 第25号(1961/04/12、29期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 今の下平君の、各党とも批准したいという気持がある、そこで土俵は問題にならぬという議論ですが、そうなれば、批准したいということが一つの前提で、土俵は問題じゃないというなら、私は、特別委員会によってやろうとする一つの土俵を認めてもらいたい。ということは、たとえば、ILO条約そのものは外務委員会かもしれぬが、私の方で出している関係法案は、運輸があったり、内閣があったり、地方行政があったり、社労があったりで、そういうものを審議するのには一緒の方が便宜である、しかも条約を批准したいという根本原則は諸君と同じである、その土俵が問題じゃないというならば、一つにしてやった方がなお便利だとい……

第38回国会 議院運営委員会 第27号(1961/04/14、29期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 児玉さんの言われる労懇もの答申――答申といえば答申なんですが、それは実施しようとしまいと、政府の問題なんだが、そこでILOを批准しようとして、この労懇の答申によるところの国内法の整備あるいは労使の不介入の原則、そういうもののとり方はあわせて私たちはやるべきだというふうに思っておるのです。それがいけないとかなんとかいうことになれば、特別委員会でそういう問題について大いに御議論あってしかるべきだと思う。労懇でやったことは、今佐々木君が読んだように、全文ですから、この通りなんです。その答申に基づいて国内法の整備を私どもの方の政党としてはやる。その三十四年の答申が出たあとで政府のき……

第38回国会 議院運営委員会 第30号(1961/04/21、29期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 あなたの議論は、理屈としてはよくわかるのです。しかし、今度の場合、ILO条約批准という一つの共通の場がある、全部に反対という意味じゃなくして、そういう意味での、便宜論になるかもしれぬけれども、従来、特別委員会で採決したという場合は、全然反対の立場にあった、今度の場合は、ILOの条約批准というものは、あなたの方も長いこと要求し、政府もせっかくここまで努力してきて、私の方としてもこの際上げたいという気があるのだから、その辺の共通の場所で、特別委員会という案を、初めから採決は絶対いかぬぞ、何もいかぬぞというようなことにはならぬのじゃないかと思うのです。

第39回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1961/10/19、29期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川政府委員 先日来その議論が出ておりますことを私たちも承知しておりまして、部内でもだんだんの研究を、あるいは論議を続けておったところでございます。旧制度を延ばすことは、もうすでに旧制大学を廃止してしまったものですから困難だと思いますが、新制の論文博士の審査方法、たとえば今言われている試験を行なうかどうかということについては、あらためて検討の上で改善をはかりたいという方針でおりますことをお答えしておきます。
【次の発言】 旧制の問題については、もうすでに廃止してしまったものがあるんですね。ですから、新制の博士論文の問題は、せんだってから出ているように私たちも研究いたしますが、旧制の問題は、……

第39回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1961/10/26、29期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川政府委員 ただいま本委員会において満場一致で御決議いただきました研究者等処遇の改善に関する件、文部省といたしましては、従来の制度、さらにまた新制度、この新制度において、この委員会で再三御発議がありましたような問題について考えております。この決議を私たちもよく尊重いたしまして、それぞれの委員会などにかけてこの決議の趣旨のように実施したい、その努力を続けたい、こう申し上げる次第であります。先日からお話のありましたように、新しい制度において、博士になる方に、相当の学力を確認するというふうなことから、外国語などを試験するというふうなことが、今から先学術研究をされる方々にとって、博士になることに……

第39回国会 災害対策特別委員会 第12号(1961/10/23、29期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川政府委員 文部省関係の法案を御説明いたします。  今回政府から提案いたしました昭和三十六年五月の風害、同年六月及び七月の水害又は同年九月の風水害を受けた公立の学校等の建物等の災害復旧に関する特別措置法案について、提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  今年五月に東北地方を襲つた強風とこれに伴い発生した大火による災害は、岩手県を初め地域的に著しい被害をもたらしており、さらに六月下旬から七月上旬にかけての梅雨前線による災害及び九月の第二室戸台風による災害は、ほとんど全都道府県にわたって、公立文教施設に著しい被害を与えております。  現在、公立学校の災害復旧につきましては、公立学校施……

第39回国会 文教委員会 第1号(1961/09/29、29期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川政府委員 私このたび文部政務次官を拝命いたしました。何さま浅学非才であります。しかも非常に大事な文部行政、そういうときに文部省の一翼をにないますことは、責任の重大なるを感ずるのでありまして、どうぞ一つ本委員会の絶大なる御協力をお願いいたしまして、ごあいさつといたします。  よろしくお願いいたします。(拍手)

第39回国会 文教委員会 第2号(1961/10/04、29期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川政府委員 このたび、政府から提出いたしました学校教育法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、学校教育法につきまして、高等学校の通信制の課程の整備並びに高等学校の定時制の課程及び通信制の課程と技能教育施設との連係のため所要の規定を設けるとともに、特殊教育及び就学義務関係の規定等を整備し、また、私立学校法につきまして、通信制の課程の整備に伴う学校法人にかかる認可等について所要の規定を設けることとしたものであります。  まず、学校教育法の改正といたしましては、第一に高等学校の通信による教育を行なう課程を通信制の課程として整備……

第39回国会 文教委員会 第6号(1961/10/18、29期、会派情報なし)【政府役職】

○長谷川政府委員 私も山中議員と同じように東北ですが、私も地方の定時制を見て歩て、農業基本法やらできる今日において、地方に定着する人がそうした勤労青年であることは認識しております。ここの場合は、法案で出ているこの条項は、百名というのを収容の一つの基準目標として、そこに努力してもらいたいということですから、あなたと地方の現状の認識は同じですが、この法案の努力目標といぅものはお認め願いたい、こう思っております。

第39回国会 文教委員会 第11号(1961/10/31、29期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川政府委員 山中委員のさっきからのお話を聞いておりますと、お産は男性だけの責任のように言うておりますが、これは両方合意でございまして、この法律が通りましても、何と申しましても女教員の場というものは非常に大事でございますから、御心配のないように指導、助言して参りたいと思います。御安心願いたいと思います。
【次の発言】 私は、日本の教育の中で特殊教育というものは非常に大事な問題だと思っております。そうした関係から、今山中委員のおっしゃったような寮母の勤務とか、あるいは特殊教育に従事しておる方が恋愛の余裕さえないというふうなお話でありますが、これは大へんなことであります。そういう基本的な人権、……

第40回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第2号(1962/03/06、29期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川政府委員 お答えいたします。  音楽については今のところまだ考えておりませんので、こういう機会の御意見などを参酌いたしまして、今から具体的に考えて参りたいと思います。
【次の発言】 ローマのオリンピックの場合でも、ヨーロッパ各国の青年が自転車などで見学に行っている姿をわれわれも見たのであります。今度の場合も、先ほど阪上委員からも申されたように、この際に西ドイツあるいはその他の国々が青少年をたくさん見学によこして、そのキャンプ場などもあっせんしてもらいたいという個人的な希望があるわけであります。そうしたときにも、ローマと違って、日本を見てもらう意味において、環境のいい場所を選びたいという……

第40回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第4号(1962/04/10、29期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川政府委員 お答えいたします。そういう御希望のあることはわかっておりますけれども、まだ具体的なところまではいっておりません。
【次の発言】 オリンピックの場合に、外国の際を見ましても、各国の青少年がオリンピックの見学に参りまして、そのときにその国の占いものなどを見て社会勉強をして参ります。今度の場合も、ドイツから社会教育関係の――これは学校の生徒だけでなくて、大人の諸君もたくさん日本に来てオリンピックを見学し、あわせて日本の国内見学をしたいという希望が内々参っております。今田畑さんからもお話がありましたように、この希望は相当広範囲にわたって数が多いので、さてこれを収容するとなると、まず最……

第40回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第5号(1962/04/26、29期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川政府委員 この特別委員会で、かって日の丸をあげた名選手の方々、並びに日本の競技を世界的に持っていった権威者の方々から、東京オリンピックに備えて国民の要望にこたえて選手強化をしている苦心をお伺いして、文部省としても非常に感激しております。そしてまた、従来だんだんとそれぞれの関係者から散発的に聞いておったそのことが、この委員会を通じて皆さん方に総合的に御理解いただき、そしてまた、盛り上がりの激励をいただくということは、私はこのオリンピック特別委員会を非常にありがたく思っております。文部省といたしましては、ただいま阪上君からも御指摘ありましたように、三十七年度は施設の方に大体重点を置いたよう……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1962/02/01、29期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川政府委員 お答えいたします。臨時国会のときに政務次官になった早々の私に、こういうりっぱな権威のある委員会に呼び出しを受けまして、非常に大事な日本の学術向上の問題、しかも博士という最高権威のある方々を作る、その制度のいろいろな不備な点についてお話がありましたので、その席上で私お答えしたのですが、直ちに文部省に持ち帰りまして、ここの決議されたことを尊重しながら、その趣旨に沿うことが日本の学術向上のためになる、こういうことで研究いたしました。  そこで、学位に関する事項の変更につきましては、大学設置審議会の議を経ることになっておりますことは、松前博士が御承知の通りであります。そこで私の方とい……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第24号(1962/05/08、29期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川説明員 南極地域観測の再開につきましては、本委員会の決議の趣旨に沿いまして、統合推進本部に南極観測の将来問題委員会を設けて、継続して検討して参りました。その後四月二十六日に、日本学術会議は本事業の再開について政府に勧告することに決定しましたので、今後の進め方について荒木本部長の指示を受けまして、将来問題委員会において検討の結果、おおむね次のような結論を得ていることを御報告申し上げたいと思います。  将来問題委員会の検討の結果は大体次の通りであります。  一つは、船舶、航空機の新造。船につきましては、従来の宗谷の船齢を勘案しまして新造することにしたい。四千トンから五千トンのもので、八千馬……

第40回国会 災害対策特別委員会 第6号(1962/05/07、29期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川政府委員 私は選挙区の関係がございますから、ちょうど官房長が出席いたしておりますので、官房長から御報告いたします。
【次の発言】 文部省は、すでに二名の係官を派遣して、全部現地を調査して資料を持ってきたものを御報告申し上げたのであります。しかしながら、私、罹災地の一人としますと、この委員会で御発言がありますように、各省、そうして非常に細部にわたっております。たとえば国民金融公庫の問題一つにいたしましても、あるいは市中銀行の特融の問題にしても、あるいは信連あたりの融資の問題にしても、あるいは農業倉庫の補償の問題とか見舞金の問題にしても、非常に細部にわたっておると思いますので、問題の所在に……

第40回国会 社会労働委員会 第11号(1962/02/28、29期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川政府委員 今思い出しましたが、田中議員が何か私のところに行くぞというお話があって、私が留守をいたしまして、その間にそうした気持のもつれ、私の方の役所に対してのもつれのあったことはまことに遺憾に思っております。御承知のように、同和問題は、文部省としても初中局と社教局と分かれておりまして、年々予算もよけいとりながらやっておりますが、研究協議会などにおきまして両方でやっておりますから、ある場合には、問題によって今のような誤解などを生ずる面があるのではないかと思いますが、全体的に予算もつけていき、そうしてこの問題は真剣にやはり考えていくという建前からいたしまして、御注意のあるように、内部におい……

第40回国会 地方行政委員会 第2号(1961/12/15、29期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川政府委員 各大学は大学の自治権を持っておりまして、そういうところに掲示をする場合には大学の許可をもらわなければなりません。ただいま猪俣委員のお話のようにその団体がやはり大学から許可をもらった、そこまではわかっておるのでありますが、はたしてその団体がそういう不穏なものであったかどうかということはおそらく大学も気がつかないでおったのじゃないか。その大学の不行き届きと申しますか、監督が十分でなかったということについて大学も反省するでしょうし、またこういう問題を機会に大学の当事者がいろいろな掲示をさせる場合、やはり全体のことを考えてしっかり吟味した上で張ってもらうような反省のいい材料ではないか……

第40回国会 文教委員会 第8号(1962/02/28、29期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川政府委員 このたび政府から提出いたしました義務教育諸学校の教科用図書の無償に関する法律案の提案理由及びその内容の概要について御説明申し上げます。  この法律案は、第一条で、義務教育諸学校において使用される教科用図書は無償とする方針を確立し、その措置に関して必要な事項は別途立法措置を講ずることとしているのであります。  教育の目標は、わが国土と民族と文化に対する愛情をつちかい、高い人格と識見を身につけて、国際的にも信頼と敬愛を受けるような国民を育成することにあると思います。世の親に共通する願いも、意識するといなとにかかわらず、このような教育を通じて、わが子が健全に成長し、祖国の繁栄と人類……

第40回国会 文教委員会 第9号(1962/03/02、29期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川政府委員 お答えいたします。今の給与体系が非常に複雑であることは同様に感じております。そこで今度の場合は、初任給手当などの問題についても、文部省としては格段の努力をしたつもりでありますが、全般的に複雑な問題についてはやはり検討を進めながら、私たちとしてはなるべく合理的な方向に持っていくように努力したいと思っております。
【次の発言】 だんだん御議論のありましたように、教員の給与は非常に手当等々が種類別になっておりまして複雑であります。これがだんだん合理的に向かうように努力をしたいという念願を持って、今度の場合でも初任給手当についてもいささかでありますけれども、努力した格好が御審議願って……

第40回国会 文教委員会 第10号(1962/03/07、29期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川政府委員 お答えいたします。今まで局長が申されたような経過でありましたし、また山中委員がおっしゃったような資料などもわかりますので、努力目標として検討を進めてみたいと思います。
【次の発言】 日宿直の手当の問題から、ただいまの防火の問題まで、いろいろ議論が出まして、私たちは将来の問題としてこれは大いに検討して参りたい。もちろん、ことし、小中学校二名づつ生徒の定員を減らして、三十八年度からは五十名までいくというふうに努力をしておりますが、さらに、こうした根本的な問題については、前向きの姿において大いに検討してみたい、こう思っております。

第40回国会 文教委員会 第11号(1962/03/09、29期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川政府委員 このたび提案いたしました学校法人紛争の調停等に関する法律案につきまして、その提案の理由及び内容のあらましを御説明申し上げます。  わが国の学校教育において、私立学校は重要な一翼をにない、その特色ある教育と伝統ある学風によって教育文化の進展に多大の貢献をしているのであります。  ところが、名城大学に見られるごとく、学校法人の理事、評議員の間において長期にわたり、深刻な紛争が続けられ、ために、理事会の機能は、麻痺し、法令、寄付行為等に違反する事態が起こっている私立学校があるのは、遺憾なことであります。  このような事態を放置することは、ひとり当該学校の教職員、学生、父兄の不幸であ……

第40回国会 文教委員会 第13号(1962/03/14、29期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川政府委員 ただいま政府委員からいろいろ御答弁申し上げましたが、二十六年あるいは二十七年にそれぞれの理由をつけてやったことが影が薄いじゃないか、理由が薄弱じゃないかというような御趣旨が先日以来議論となっておりますけれども、やはりそういうものの積み上げの中に、義務教育が無償の理想に近づくという一つの積み上げが行なわれた。しかしながら、ときにはお祝いなりあるいは国民に自覚をもたらすようにというふうな傾向でやられたことも――三十一年には、政府委員の説明のように、一年生の国語、算数だけ無償でやることよりは、現行の準要保護児童にやった方がいいのじゃないかということから教科用図書の給与が計上されて今……

第40回国会 文教委員会 第15号(1962/03/19、29期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川政府委員 お答え申し上げます。この委員会が開かれて以来、平城宮趾を中心にしてわが祖先が築いた民族文化に対して、非常な正当な御認識のもとに御議論が出ておりますことを心からうれしく思っておるものであります。今まで文化財の清水局長が申されましたように、私たちのこの国土というものは譲るわけにもいきませんし、もらうわけにもいきません。これを築いてくれた先祖の遺産の中にわれわれが住み、そしてまた将来生きていく。こういう建前からいたしまして、私はわれわれのすばらしき残された文化を、こわされないで残していくことこそ文部行政の中における重大な使命だと思っております。そういう意味合いにおいて、先ほど以来村……

第40回国会 文教委員会 第17号(1962/03/28、29期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川政府委員 お答えいたします。せんだって皆さんから御審議、御可決いただきました著作権制度審議会、これを早々に発足いたさせまして、ただいま御議論がありましたように、古い法律でそうした方々が守られていない面、あるいはほかの国との関係からして、私の方で直すべき点などを早急にやっていきたい、こう思っております。その間において、本日御提案の法律案が従来の三十年を三十三年にするということは、私どもの解釈といたしますれば、その制度の審議会がいろいろな結論を出す期間において当然現行法律において失効するであろうという方々の利益を守るためにおやりいただくものだ。であるからその方々のため、三年の間においてさえ……

第40回国会 文教委員会 第24号(1962/07/10、29期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川説明員 お答えします。  工業教員養成の問題で一部話のあることは聞いております。
【次の発言】 お答えします。から段々御説明申し上げましたように、発足早々学生諸君が、三年制を四年制まで勉強したいという希望はわかります。しかし私の方としても、今局長が御説明申し上げたように、その制度をすぐそのまま今改変するという意思はありません。いろいろ問題のあることについては検討して参りたいと思います。
【次の発言】 ただいま課長から御報告ありましたように、最終のテストの結果は全部集計はできておりませんが、中間報告などについて私たち毛承知しております。そこで昨年の全国一斉学力調査の模様を中間報告の段階で……

第42回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1962/12/22、29期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 ただいま中曽根委員から、南極再開に対する具体的な質問があり、それに対する科学技術庁あるいは文部省からの明瞭な御答弁をいただいたので、私は中曽根委員のおっしゃったように、先日、全米科学財団の招待で南極に行って参りましたことを、ごく簡単に御説明申し上げたいと思います。  まず、私は、子供のとき習った地球、地図、あるいは大洋、こういう関係を一ぺん全国民が習い直す必要があるのじゃないかということを痛感いたしました。ということは、南極大陸は小さいもののように思っておりますが、これが何とアメリカ合衆国とヨーロッパと合わせた面積である。日本が持っております昭和基地、国際的に調査区域に割り……

第42回国会 文教委員会 第2号(1962/12/22、29期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 私は、先日全米科学財団の招聘によりまして、同僚中曽根君と一緒に南極大陸に行って参りました。それについて若干御報告申し上げながら文部当局に質問したいと思います。  この際に私たちは地図と地球と太陽というふうなものについてあらためて見直す必要があるのじゃないかということを、現地で痛切に感じたのです。なぜかなれば、羽田からヨーロッパに参ります場合に、私たちは北極圏を通って行きますが、あの北極圏には、御承知の通りアラカス、ソ連、グリーンランド、ノルウェーというふうにいろんな国々が北極圏の中にあります。人口が百万生活していますが、それと反対の南極大陸には、地図でごらんの通り面積がアメ……

第43回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第6号(1963/05/22、29期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 関連して。いま梶本観光局長からホテルの説明がありましたが、オリンピックにホテルが足りないのが非常に問題になっておる。せっかく外人が大勢来るであろうし、またこれをできるだけ受け入れをしようという気持ちにみんな燃えているわけです。そこで川島さんにお願いしたいのは、この飲食等の消費税です。日本の場合は、ホテルでもどこでもチップを取らぬのが一つの非常な美点になっておりますし、来る旅行者も喜んでおるのですが、三十八年度より、外国人で宿泊する者に対しては非課税措置であったものが廃止されたのですね。そういたしますと、地方団体の場合には財源を補てんする措置としてやむを得ぬ場合もありますけれ……

第43回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1963/05/29、29期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 私は今度の統一選挙を見て、ひとつこれは委員の皆さん方にもお考えおきを願いたいと思っていることがあります。それは、統一選挙の執行団体が三千二百十三というように行なわれ、しかもこれがことしで五回目の統一選挙です。ところが地方によって三月三十一日で議会がなくなって、市町村議会議員は四月二十三日から選挙が始まって三十日が投票日になっている。そうしますと、この四月の間というものは、統一選挙という選挙の便宜のために町村に議会がなくなる。一方においては自治行政の拡大をということを言われながら、選挙運動の便宜のために四月中は町村に議会がないという状態が起こる。町村においては、その間の町村会……

第43回国会 文教委員会 第1号(1963/02/06、29期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 関連。  先ほど同僚委員から私の名前を、南極観測再開について引き合いに出されたようでありますから、先日委員会がありましたが、わが党だけの委員しか出ておりませんので、この際にあわせて御報告方々御了解を得たいと思います。  私は南極に参りまして、ただいま三木委員が白瀬中尉の昔の夢とか、あるいは壮大なる青少年に対する夢を持たせるというふうなところにも話が出ましたが、今度参りまして一番感じましたことは、敗戦後の日本が原署名国で十二カ国の南極条約の締結者であるということです。その一つの現われが、あそこの非常に人類に敵意さえも持っているような普通零下三十度、ひどいときは五十七度、そうい……

第43回国会 文教委員会 第2号(1963/02/08、29期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 関連して……。それは非常に大事な問題だと思うのです。先ほどから主計官の答弁を聞いておりますと、調査会の答申を尊重されたとある。そして将来の負担の問題については、自分の方では四十年度以降は政府の方針として町村が半分持つようなこともあり得るんじゃないかというふうな御答弁をされておりますが、調査会の答申を尊重されるという建前から言われますならば、たしか将来の町村財政が非常にいい場合にはどうのという簡単な附則がついておると思う。添え書きだと思うのです。ここに調査会の答申がないから議論がなかなかむずかしくなるかもしれませんけれども、この全額無償という原則は打ち立っていて、それで今ずっ……

第43回国会 文教委員会 第16号(1963/05/22、29期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 せっかく各行の局長が来ておりますから、関連してひとつ厚生省の児童局長に御質問しておきます。  ということは、さっきも触れましたように、今日幼児の教育というのは非常にやかましくなってきた。しかし一方農村の場合には人手不足と母親に対する労働過重から、農村にはお嫁さんになり手がない。であるから最近非常に保育所に対する要望が強い。これは御承知のとおりであります。しかも私設保育所、篤志家がやっている保育所というのは保母さんの給与は非常に安いし、そういう篤志家であるがゆえに非常に苦労しながら経営しておる。が、従来厚生省が公的に市町村立などでやっておるものに対しては補助金が出ております。……

第43回国会 文教委員会 第19号(1963/05/31、29期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 この際に文部大臣並びに文部省当局に御見解をお尋ねしたいと思います。  明年のオリンピックを控えて、政府並びに国民一般もようやくオリンピック熱というものが盛り上がろうとしております。これは、オリンピックの精神に基づいても、アマチュアリズムの確立、これが根本原則であるのでありますが、日本の場合こうしたアマチュアリズムというものがとかく終戦後軽視されておる。これは私は文教の立場からしても非常に残念なことだと思っておる一人であります。というのは、個人的なことを申し上げて恐縮ですが、終戦の当時、明治神富の野球場が、従来は六大学野球の殿堂として使われておりましたが、食糧事情が悪いために……

第43回国会 文教委員会 第24号(1963/06/12、29期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 通称認証官学長の法案が二月の二十七日にここで趣旨説明がありまして以来、いままでほかの法案の審議の関係から全然手がつかないでおったのでありますが、きょう私はこの法案について、若干の質疑を試みたいと思うものであります。というのは、明治以来の日本で、いわゆる大学が果たした役割りというものは、日本の産業、文化向上の上に非常に大きな意義があるということを私は認めているのであります。終戦後、たくさん大学ができまして、駅弁を売るところには全部大学があるというくらいに大学が生まれたのでありますが、そういうふうに大学教育が非常にふえんしている中において、最近、ことに池田内閣で人つくりが強調さ……

第43回国会 文教委員会 第28号(1963/07/05、29期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 ただいま自由民主党、日本社会党、民主社会党の三党で提案いたしました学校教育法の一部聖改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容を御説明申し上げます。  昭和二十五年短期大学が創設されましてから今日まで、すでに十三カ年の歳月を経過いたしました。  現行の短期大学制度は、戦後わが国の新学制の実施に伴い、「当分の間」の暫定措置として置かれたものでありますが、短期大学は、制度創設以来増加の一途をたどり、現在では、国立、公立、私立あわせて実に三百二十一校の多きを数え、在学生の数は約十万人に達しております。さらに今後ますます短期大学の新設が希望され、志願者も年々増加の傾向にありま……

第44回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1963/10/17、29期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、小泉純也君を委員長に推薦したいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。


30期(1963/11/21〜)

第45回国会 文教委員会 第2号(1963/12/13、30期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、本案に対する修正案の趣旨を説明いたします。  案文はお手元に配付してありますので、朗読は省略させていただきます。  修正案の趣旨を簡単明瞭に説明いたします。  第一点は、政府原案によりますと、義務教育諸学校の教科用図書は、都道府県の教育委員会があらかじめ選定する数種のうちから採択するたてまえになっておりますが、市町村教育委員会及び国立、私立の義務教育学校の校長など、教科用図長を採択する者の自主性を尊重して、都道府県教育委員会の任務は、採択に関する事務について指導助言または援助を行なうことにいたしました。  なお、この際、都道府県教育委員会……

第46回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第2号(1964/01/27、30期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 いまの警察防犯関係について、ちょっと私要望しておきます。ということは、けさ新聞を見ましても、中学校の庭などで中学生が不良少年にたかられておるわけです。それから、帝国ホテルで宝石商が殺されて、まだ犯人がわからないわけです。いままでいろいろ御説明のあった駐車場とか、いろいろな問題がたくさんあります。美化運動もやっていますが、なかんずく一番大事なのは、防犯問題じゃなかろうか。ことに、おもなる競技場が代々木であったり明治神宮外苑であったりすると、新宿といい、池袋といい、渋谷といい、やくざなりヨタ公の一番盛んなところなんです。これが世界からたくさんの選手が来たのに、一人に対して、二人……

第46回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第7号(1964/08/31、30期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 いまのは入場券ですが、外国の招待券はどうなっていますか。たとえば、従来オリンピックに対して非常に功労のあった方々を国賓なりオリンピックのお客さんとして呼んでいますね。インビテーションを出したという話も聞くが、これはどういう方々にお出しになったか、その模様をひとつお答え願いたい。
【次の発言】 それは、このごろ新聞を読むと、オリンピック・ブームで、ギリシャの聖火のときに渡した女優さんとか、そういう人を呼ぼうというような話が出ておりますが、一方では責任ある団体が従来の経過を考えて招待券を出すというようなこととどう合うだろうか。ただお祭りだからだれもかれも呼ぶというのでなくて、私……

第46回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第9号(1964/11/06、30期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 簡単に御質問申し上げます。  せんだって私ソ連に行っておりまして、一行から離れて、実はソ連の体育協会の組織が日本ではわからない、できれば聞いてこいというお話もありましたので、協会に参りましてだんだん話を聞いてみますと、ソ連のスポーツ人口は、小中学校を除いて五千万人です。それだけ層が厚いのです。それから体育協会の予算が一億六千万ルーブル。いまここで計算しますと、六百四十億円です。その体育協会というものは、ソ連全体のスポーツ行政をあずかっておるのです。いま柳田君の話がありましたように、パラリンピック一つ見ても、労働省と厚生省、あるいは一般のスポーツを見ても、文部省、あるいは選手……

第46回国会 運輸委員会 第8号(1964/02/19、30期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 大臣は就任以来航空政策に対して非常に御熱心であることは私も認める。全日空の問題、日航の問題については非常に御熱心でございます。私は考えますが、先ほど佐々木君が言ったように、飛行機事故というものは、かりに事故でなくなる人の数が少ないにしろ、非常に社会的な影響力があるのです。ところが、古い時代は、飛行機が一機落ちますと内閣の中にさえも事故の調査審議会なり委員会が生まれて、専門家が全部集まって、どうしてそういう事故が起こったかというわけで、あるいは操縦、気象、あるいは整備、こういうものを研究した時代があったのです。それが日本の飛行機というものが進歩発展した一つの原因だと思うのです……

第46回国会 運輸委員会 第47号(1964/07/31、30期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 関連質問をいたします。  日本人は大体国際条約に弱いのです。だから守っている。破るということになると、何か非道なことをするという印象がある。しかし今度の国際協定の改定というものは、この委員会で再三にわたって質問されているように、与野党を通じての一つの国民世論なんです。それを背景にして航空局長も行っておるし、留守の方々もその気持ちでやっておる。しかもいまの大臣の答弁の、ときに破棄してまでも強行しようという気持ち、これは占領政策是正というものが私たちのいま一番大きな問題であるということからしますと、私はこれはぜひその覚悟でやってもらいたい。それを信用しますが、ただ何さま関連する……

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第5号(1964/05/08、30期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 きょうの新聞その他を見ますと、ILOの審議がいよいよ本格的に始まったということを報じている。私はやはり世界の前にこの大事な法案が審議されるときにあたって、世論の喚起、また世論の了解というものが必要だと思います。そこにおいて、ILOに日本が復帰して以来、いままで、ジュネーヴに行って演説をした政府代表者、齋藤邦吉君、あるいは倉石当時の労働大臣、総会に行って演説をした上に調印をしてきた倉石君、あるいは石田当時の労働大臣、松浦労働大臣、政務次官では加藤武徳君、田村元君、赤澤政務次官、こういう諸君がILOのひのき舞台に行って堂々と演説をしたと思うのです。そのときの資料をここに要求いた……

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第6号(1964/05/12、30期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 議事進行。きのうあたりILOの本部において、ジュネーヴにおいて、ILOの対日調査調停委員会がもう始まった。きのう青木大使も一時間ほど出席しているのですね。そうして日本側の問題の場合は、総評、国鉄労組、全逓、甘教組、自治労、機関車労組、国家公務員労組協議会の七つの国内労組に加えて、国際電信電話労働組合、国際自由労連、国際運輸労働組合、国際公務員連合、国際自由教員組合連合など五つの国際労組連合が提訴者となっている。こういう問題を向こうでももう審議を始めているわけです。なおその上に青木大使も呼ばれているわけです。ですから私は、提訴されたことが一つの問題になって、ここにILOという……

第46回国会 文教委員会 第3号(1964/02/14、30期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 文部大臣に御質問申し上げます。というのは、せんだって予算の説明がありましたが、そのときに文部大臣の所信の表明があったのです。文教行政に関する所信がこの委員会で述べられたのですが、これはちょっと最近にない異例なことだろう。しかもその中にうたわれておるのを見ますと、非常にこの委員会として文部当局とフリー・ディスカッションしながら、いろいろいまから先に進める問題がありはせぬか。この委員会の性質上、時に重箱のすみをほじくるようないろいろなことを言う必要もありましょうけれども、私は、大きな流れとしての文教政策というものは、こういう場面において、こうした所信表明などの出たときにわれわれ……

第46回国会 文教委員会 第7号(1964/02/28、30期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 ちょうど大臣、政務次官、初中局長が見えておられるようです。同僚議員の御協議を得まして御質問申し上げます。そして資料をあとでお出しいただきたいと思うのです。というのは、この文教委員会においてここ数年間というものは、おもに学校施設の改善に努力をしてきて、それが予算の拡充となり、いままで及ばないところにも多少手が及びつつある。早い話が、長い間懸案であった小学校の屋内体操場の予算さえも、この三十九年度の予算にようやく計上ができた。そのほか学校の諸施設あるいは給食等々、まずまず前進の姿がこの委員会を通じて行なわれておる、こう思うのです。私たちはいまの児童憲章なりあるいは教育基本法なり……

第46回国会 文教委員会 第10号(1964/03/11、30期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 関連して。参考人が赤いじゅうたんを踏むものですから、校長先生がとまどうこともわかります。  そこで一問だけ私はお尋ねしておきますが、いずれもここに参考人としてこられた学校の先生方、長いこと教職員として経験があるだろうと思うのです。代表の意味で小川さんにお尋ねしますが、学校を出られて何年くらい先生されておりますか。
【次の発言】 あなたは前教頭か何かされたことがあったんじゃないですか。
【次の発言】 それが平教員になったりして不利益処分の提訴か何かされておるやに私は聞いておりますが、私たちは自由民主党、いま質問した山中君は社会党、現地まで行っていろいろ視察してきて岐阜県人と同……

第46回国会 文教委員会 第20号(1964/04/15、30期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 それでは、ただいま議題となっております国立教育会館法案に対しまして、自由民主党、民主社会党共同提案の修正案を御説明申し上げます。  修正案の案文はお手もとに差し上げておりますが、念のために朗読いたします。     国立教育会館法案に対する修正案   国立教育会館法案の一部を次のように修正する。   附則第一条中「昭和三十九年四月一日から施行する。ただし、次条及び附則第三条の規定は、」を削る。  この法案は、昭和三十九年四月一日から施行することになっておりますが、すでに四月に入っておりますので、これを「公布の日から施行する。」かように修正いたそうとするものでございます。  以……

第46回国会 文教委員会 第21号(1964/04/22、30期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 文部大臣に関連してちょっと御質問申し上げますけれども、私のほうの委員を見ますと大部分が私学なんです。ところで大学急増なんかの案を新聞で見ますと、私学を六万とか国立を一万とか短大を三万とか、こういうようにして、従来も私学が非常に多かったが、将来も私学が多いと思うのです。そこで私が非常に心配なことは、いままで私学振興ということになりますと、私学出身の与野党の議員が非常に心配をして、時に文部省をバックアップして大蔵省あたりに働きかけて、財政投融資のワクの拡大をしたり、それをとることに専念し、あるいは施設設備の理科研究関係の補助金を出すようにしてみたりして、議員諸君がよく働いたと思……

第47回国会 文教委員会 第1号(1964/12/02、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川(峻)委員長代理 次会は来たる四日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後零時三十三分散会

第47回国会 文教委員会 第3号(1964/12/16、30期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 私は青少年問題について関係者皆さん方の御意見、将来の考え方などについてお答えをいただきたいと思うのです。  と申しますことは、文教委員会でいろいろな基本的な文教政策を論じていますが、私たち政治家として、新聞を毎日を見ておって、一面、二面、社会面に大きく出る記事、そういうものを論議もしていますが、下のほうに小さく載った記事、その中にも真理があり、いろいろな対策をする必要があるのじゃないか。現にきのううちへ帰って夕刊を見てみますと、一面のほうには総理大臣の来年度予算基本方針とか、NATO理事会のいろいろな問題とか、補正予算の成立とか載っているのです。しかし社会面のほうを見ると、……

第48回国会 運輸委員会 第1号(1965/02/02、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。この際一言ごあいさつを申し上げます。  私、このたび、はからずも当委員会の委員長に選任されました。当委員会には従来もその末席を汚しておったのですが、委員会の運営につきましてはまことに不案内でございます。  その上、当委員会におきまして審議されております案件は、近来わが国の産業経済上にも、また社会、文化の面におきましても、さらに一段と重要性を加えつつある現状でございますので、当委員会に課せられました責務は、いよいよ重かつ大であることを痛感するものであります。  幸い、当委員会におられます練達たんのうな皆さま方の適切な御指導によりまして、大過なく委員長の職責……

第48回国会 運輸委員会 第2号(1965/02/05、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  この際、理事の補欠選任について、おはかりいたします。  理事塚原俊郎君が理事の辞任を申し出ておりますので、これを許可することとし、その補欠選任につきましては先例によりまして委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それでは田邉國男君を理事に指名いたします。
【次の発言】 港湾整備緊急措置法の一部を改正する法律案、及び、地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、海運局の支局の出張所の設置に関し承認を求めるの件を一括議題とし、提案理由の説明を聴取することといたします。松浦運輸大臣。

第48回国会 運輸委員会 第3号(1965/02/09、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  この際おはかりいたします。  理事有田喜一君から理事の辞任を申し出ておりますのでこれを許可することとし、その補欠選任につきましては先例によりまして委員長より指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 異議なしと認め、それでは理事に大西正男君を指名いたします。
【次の発言】 航空に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますのでこれを許します。小川三男君。
【次の発言】 予算委員会に行っておりますから、政務次官にひとつ……。
【次の発言】 山口丈太郎君。
【次の発言】 次会は来たる十二日金曜日午前十時より開会することとし……

第48回国会 運輸委員会 第4号(1965/02/12、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  この際、小委員会設置に関する件についておはかりいたしたいと思います。  すなわち、中小私鉄振興対策に関する小委員会、航空に関する小委員会及び安全輸送に関する小委員会を設置したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  なお、各小委員の員数並びに各小委員及び各小委員長の選任につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  各小委員及び各小委員長は、追って公報をもって指名することといたします。  なお、各小委員及び各小委員長の辞任……

第48回国会 運輸委員会 第5号(1965/02/16、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  港湾整備緊急措置法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。大原亨君。
【次の発言】 久保三郎君。
【次の発言】 労働省はいま参議院の法務委員会に行っております。
【次の発言】 首藤地方債課長です。
【次の発言】 それでは航空に関する件について調査を行ないます。久保三郎君。
【次の発言】 次に、国鉄の経営に関する件について調査を行ないます。  質疑の通告がありますので、これを許します。肥田次郎君。
【次の発言】 航空の問題と国鉄の問題は、別に機会をとらえてやることにしましょう。きょうは原則論だけに……

第48回国会 運輸委員会 第6号(1965/02/19、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  日本自動車ターミナル株式会社法案を議題とし、提案理由の説明を聴取することといたします。松浦運輸大臣。
【次の発言】 次に、坪井自動車局長より補足説明を聴取することといたします。坪井自動車局長。
【次の発言】 本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、航空に関する件、及び、日本国有鉄道の経営に関する件について、調査を進めます。  この際、運輸省堀官房長及び磯崎日本国有鉄道副総裁より発言を求められておりますので、これを許します。堀官房長。
【次の発言】 次に、磯崎副総裁。

第48回国会 運輸委員会 第7号(1965/02/24、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  港湾整備緊急措置法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を行ないます。  質疑の通告がありますので、これを許します。内海清君。
【次の発言】 きょうは来ませんから、この次のときに、もしそういう大臣と政務次官に対する御質疑があれば、その分だけ留保していただいて……。
【次の発言】 次会は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。    午前十一時二十二分散会

第48回国会 運輸委員会 第8号(1965/03/02、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  鉄道敷設法の一部を改正する法律案、及び、日本国有鉄道法の一部を改正する法律案、右両案を一括して議題といたします。
【次の発言】 提案理由の説明を聴取することといたします。松浦運輸大臣。
【次の発言】 次に、両案について補足説明を聴取することといたします。佐藤鉄監局長。
【次の発言】 両案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、海湾整備緊急措置法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を行ないます。  質疑の通告がありますので、これを許します。野間千代三君。
【次の発言】 久保三郎君。

第48回国会 運輸委員会 第9号(1965/03/05、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  港湾整備緊急措置法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を行ないます。  本案につきましては、すでに質疑を終局いたしております。
【次の発言】 これより討論に入りますが、別に討論の申し出もございませんので、直ちに採決いたします。  本案を原案のとおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。  ただいま議決いたしました本案に関する委員会報告書の作成等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。

第48回国会 運輸委員会 第10号(1965/03/09、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  新東京国際空港公団法案を議題とし、提案理由の説明を聴取することといたします。松浦運輸大臣。
【次の発言】 本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、日本自動車ターミナル株式会社法案を議題とし、審査を行ないます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。田邉國男君。
【次の発言】 肥田次郎君。
【次の発言】 肥田さん、資料で出さしておいて、ひとつ議論を進めてください。
【次の発言】 次会は来たる十二日金曜日、午前十時より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後零時二十一分散会

第48回国会 運輸委員会 第11号(1965/03/12、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  日本自動車ターミナル株式会社法案を議題とし、審査を行ないます。  この際、ただいま配付されました資料について、政府当局より発言を求められておりますので、これを許します。坪井自動車局長。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、これを許します。泊谷君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は来たる十六日午前十時より開会することとし、これにて散会いたします。    午後零時十二分散会

第48回国会 運輸委員会 第12号(1965/03/16、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  日本自動車ターミナル株式会社法案を議題とし、審査を行ないます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。野間千代三君。
【次の発言】 肥田次郎君。
【次の発言】 私からちょっと質問します。  ただいままでの肥田、矢尾、山口君の質問に対する運輸省側の答弁については、運輸大臣が運輸省に対して責任を持っていると思います。運輸大臣の先ほど以来の答弁で、運輸省は統一されていると理解してよろしゅうございますか。将来の質疑上の参考になりますからお尋ねしておきます。
【次の発言】 次会は明十七日水曜日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします……

第48回国会 運輸委員会 第13号(1965/03/17、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  陸運、海運、航空及び日本国有鉄道の経営に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。増田甲子七君。
【次の発言】 伊能繁次郎君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は来たる十九日午前十時より開会することとし、これにて散会いたします。    午後零時三十六分散会

第48回国会 運輸委員会 第14号(1965/03/19、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  造船法の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取することといたします。松浦運輸大臣。
【次の発言】 本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、鉄道敷設法の一部を改正する法律案、及び、日本国有鉄道法の一部を改正する法律案を一括議題として審査を行ないます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。野間千代三君。
【次の発言】 泊谷裕夫君。
【次の発言】 それは閣議の問題ですから……。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は、来たる二十三日午前十時より開会することといたし、これにて散会いたします。    ……

第48回国会 運輸委員会 第15号(1965/03/23、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  鉄道敷設法の一部を改正する法律案、及び、日本国有鉄道法の一部を改正する法律案を一括議題とし、審査を行ないます。  質疑の通告がありますので、これを許します。泊谷裕夫君。
【次の発言】 あとで検討しましょう。理事の皆さんで御懇談しましょう。
【次の発言】 次に久保三郎君。
【次の発言】 内海清君。
【次の発言】 他に質疑はございませんか。――他に質疑もないようでありますので、これにて両案に対する質疑は終局いたしました。
【次の発言】 これより両案を一括して討論に入りますが、別に討論の申し出もございませんので、直ちに採決いたします。  鉄道敷設法の一部を……

第48回国会 運輸委員会 第16号(1965/03/24、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  海運に関する件について調査を進めます。質疑の通告がありますので、これを許します。内海清君。
【次の発言】 関連して關谷勝利君。
【次の発言】 久保君。
【次の発言】 次会は来たる二十六日金曜日、午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後零時十三分散会

第48回国会 運輸委員会 第17号(1965/03/26、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  日本国有鉄道の経営に関する件について調査を進めます。  この際、一昨日の御殿場線の踏切事故に関し、防衛庁人事局長から発言を求められておりますので、これを許します。堀田人事局長。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、これを許します。肥田次郎君。
【次の発言】 防衛庁が説明に用いました図面を、参照として、委員会会議録に掲載いたしたいと存じますので、御了承願います。
【次の発言】 次に、日本自動車ターミナル株式会社法案を議題として、審査を行ないます。  質疑の通告がありますので、これを許します。勝澤君。

第48回国会 運輸委員会 第18号(1965/03/30、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  日本自動車ターミナル株式会社法案を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。山口丈太郎君。
【次の発言】 久保三郎君。
【次の発言】 竹谷源太郎君。
【次の発言】 他に質疑はございませんか。   他に質疑もないようでありますので、これにて本案に対する質疑は終局いたしました。
【次の発言】 これより討論に入りますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。  本案を原案のとおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。

第48回国会 運輸委員会 第19号(1965/04/02、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  この際、連合審査会開会申し入れに関する件についておはかりいたします。  ただいま社会労働委員会において審査中の港湾労働法案について、同委員会に対し、連合審査会開会の申し入れを行ないたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
【次の発言】 次に、新東京国際空港公団法案とを議題とし、審査を行ないます。  質疑の通告がありますので、順次これを許しまとす。關谷勝利君。
【次の発言】 大臣、内閣委員会で設置法がありますから、どうぞ退席してください。御了承願います。

第48回国会 運輸委員会 第20号(1965/04/08、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  新東京国際空港公団法案について参考人から意見を聴取したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  なお、参考人の人選及び出頭日時等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
【次の発言】 次に、新東京国際空港公団法案を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。小川三男君。

第48回国会 運輸委員会 第21号(1965/04/09、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  この際、中小私鉄振興対策に関する小委員長より発言を求められておりますので、これを許します。關谷勝利君。
【次の発言】 この際参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  海運に関する件について参考人から意見を聴取したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  なお、参考人の人選及び出頭日時等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
【次の発言】 次に、新東京国際空港公団法案を議題とし、審査を行ないます。  ……

第48回国会 運輸委員会 第22号(1965/04/13、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  野間千代三君外八名提出の踏切道の改良促進及び踏切保安員の配置等に関する法律案を議題とし、提出者より提案理由の説明を聴取することといたします。野間千代三君。
【次の発言】 本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に新東京国際空港公団法案を議題とし、審査を行ないます。  質疑の通告がありますのでこれを許します。泊谷裕夫君。
【次の発言】 航空国策の中心として、航空局の使命についてですね。
【次の発言】 いいです。いまのあなたの話はなかなか大事な話だから、航空小委員会あたりでさらに細論なりをやってもらったほうがいいと思うのです。

第48回国会 運輸委員会 第23号(1965/04/14、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  新東京国際空港公団法案を議題とし、審査を行ないます。  本日、参考人としてお呼びいたしております方々は、産業計画会議委員伊藤剛君、日本航空株式会社理事・航務整備本部副本部長付機長江島三郎君、航空審議会委員長平山孝君、法政大学教授松浦四郎君、日本航空株式会社社長松尾静麿君、以上五名の方々であります。  この際、一言委員会を代表いたしまして私よりごあいさつを申し上げます。  参考人の方々には、御多忙中にもかかわらず、御出席くださいましてまことにありがとうございます。申すまでもなく、世界の航空機の進歩発展に伴って、わが国の航空も目ざましい発展を示しておりま……

第48回国会 運輸委員会 第24号(1965/04/15、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  海運に関する件について調査を進めます。  本日御出席の参考人は、日越貿易会理事長中原光信君、日本船主協会理事長米田富士雄君、全日本海員組合副組合長和田春生君、以上三名の方々であります。  本日は、日本船舶のベトナム海域における運航の安全等について各参考人より意見を聴取することといたします。  この際、一言、委員会を代表いたしまして、委員長よりごあいさつを申し上げます。  参考人の方々には御多忙中にもかかわらず御出席をいただきまして、ありがとうございました。それぞれの立場から忌憚のない御意見を拝聴することができれば幸いと存じます。  なお、御意見の開陳……

第48回国会 運輸委員会 第25号(1965/04/21、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  新東京国際空港公団法案を議題とし、審査を行ないます。  質疑の通告がありますので、これを許します。肥田次郎君。
【次の発言】 肥田さんにちょっと申し上げますが、建設省は道路局長が決算委員会に行っております関係上、企画課長の豊田君が来ておりますから、御了解願います。
【次の発言】 次会は、来たる二十三日金曜日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後零時三十五分散会

第48回国会 運輸委員会 第26号(1965/04/23、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  新東京国際空港公団法案を議題とし、審査を行ないます。  質疑の通告がありますので、これを許します。勝澤芳雄君。
【次の発言】 大臣、行政上の東京周辺と、ここで論議する場合の技術的な東京周辺に飛行場をつくる場合は、はっきり違うと思うのですが、いいですか。

第48回国会 運輸委員会 第27号(1965/04/27、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  港則法の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取することといたします。大久保政務次官。
【次の発言】 本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、新東京国際空港公団法案を議題とし、審査を行ないます。  質疑の通告がありますので、これを許します。竹谷源太郎君。
【次の発言】 私から発言しますが、田中第四部長、この委員会での竹谷委員の発言というものは非常に重要だと思いますから、法制局は法律の調査をし、立法をする一番大事なところですから、この発言を重要参考発言として、将来の法律をつくる場合によく御勘考願いたいと思います。……

第48回国会 運輸委員会 第28号(1965/04/30、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  新東京国際空港公団法案を議題とし、審査を行ないます。  本案につきましては、すでに質疑を終局いたしております。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、これを許します。小川三男君。
【次の発言】 竹谷源太郎君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。  これより新東京国際空港公団法案を採決いたします。  本案を原案のとおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
【次の発言】 この際、關谷勝利君より発言を求められておりますので、これを許します。關谷勝利君。

第48回国会 運輸委員会 第29号(1965/05/07、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  造船法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を行ないます。  質疑の通告がありますので、これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 他に質疑はこざいませんか。――他に質疑もないようでありますので、本案に対する質疑はこれにて終局いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、別に討論の申し出もございませんので、直ちに採決いたします。  本案を原案のとおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。  ただいま議決いたしました本案に関する委員会報告書の作成等につきましては、委……

第48回国会 運輸委員会 第30号(1965/05/11、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  港則法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を行ないます。  この際、本案について補足説明を聴取いたします。若狭海運局長。
【次の発言】 質疑の通告がありますから、これを許します。内海清君。
【次の発言】 久保三郎君。
【次の発言】 肥田次郎君。
【次の発言】 他に質疑はございませんか。――他に質疑もないようでありますので、本案に対する質疑はこれにて終局いたしました。
【次の発言】 これより討論に入りますが、別に討論の申し出もございませんので、直ちに採決いたします。  本案を原案のとおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。

第48回国会 運輸委員会 第32号(1965/05/18、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  本日の請願日程の請願全部を議題とし、審査を行ないます。  本日の請願日程に掲載されております請願は百七十九件でございます。これらの各請願につきましては、委員各位ともすでに文書表でその内容は御承知のとおりと存じます。  これより直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、直ちに採決いたします。  これより採決いたします。  本日の請願日程中、第一ないし第一五五及び第一五九ないし第一七九の各請願は、いずれも採択の上、内閣に送付すべきものと決するに御異議ございませんか。

第48回国会 運輸委員会 第33号(1965/05/26、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  海上保安、海運及び港湾に関する件について調査を進めます。  室蘭港におけるタンカーの火災事故に関する問題について、政府当局より発言を求められておりますので、これを許します。松浦運輸大臣。
【次の発言】 この際壽原委員より発言を求められておりますので、これを許します。壽原正一君。
【次の発言】 御苦労さんでした。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、これを許します。關谷勝利君。
【次の発言】 久保三郎君。
【次の発言】 泊谷裕夫君。
【次の発言】 内海清君
【次の発言】 次会は来たる二十八日金曜日午前十時より開会することとし、本日は、これにて散会い……

第48回国会 運輸委員会 第34号(1965/06/02、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  この際、日米航空協定改定について久保三郎君より発言を求められております。これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 お答えいたします。久保三郎君の日米航空協定改定促進についての御激励、ありがとうございます。  そこで院の決議もあり、皆さんの御支援もあって、私たち四名がアメリカに行ってアメリカの航空委員の方々と意見を交換して、政府折衝でできない問題をアメリカ国民によく理解してもらおうということで準備を整えたのですが、何といたしましても、ものごとを前進させるのが私たちの目的です。ところが、その後の情報によりますと、二十一日から国務省と民間航空局の間に、い……

第48回国会 運輸委員会 第35号(1965/07/12、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  この際、お諮りいたします。  理事の大西正男君及び進藤一馬君が委員を辞任されました結果、二名の理事が欠員となっております。つきましては、その補欠選任を行ないたいと存じますが、これは先例によりまして委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、理事に壽原正一君及び田澤吉郎君を指名いたします。
【次の発言】 航空に関する件について調査を進めます。  委員長からまず最初御報告申し上げます。  五月十三日に、本委員会皆様方の御協力を得まして、本会議において日米航空協定改定促進に関する決議案が満場一致可決されまして、その趣旨に基……

第49回国会 運輸委員会 第1号(1965/08/04、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  国政調査承認要求に関する件についておはかりいたします。  衆議院規則第九十四条により、委員会は会期中に限り議長の承認を得てその所管に属する事項について調査ができることになっております。つきましては、今国会におきましても、一、陸運に関する事項、一海運に関する事項、一、航空に関する事項、一、日本国有鉄道の経営に関する事項、一、港湾に関する事項、一、海上保安に関する事項、一、観光に関する事項、一、気象に関する事項、以上の各事項につきまして調査をいたしたいと存じますので、この旨議長に申し出たいと存じますが、御異議ありませんか。

第49回国会 運輸委員会 第2号(1965/08/06、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  海運に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。關谷勝利君。
【次の発言】 この際おはかりいたします。  議員田中織之進君から、委員外発言を求められております。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、これを許します。田中織之進君。
【次の発言】 次に航空に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。肥田次郎君。
【次の発言】 肥田君、中村運輸大臣は予算委員会のほうへ呼ばれておりますから……。

第49回国会 運輸委員会 第3号(1965/08/10、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  本日の請願日程全部を議題とし、審査を行ないます。  本日の請願日程に掲載されております請願は百件でございます。これらの各請願につきましては、委員各位もすでに文書表でその内容は御承知のとおりと存じます。  これより直ちに採決したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、これより採決いたします。  本日の請願日程中、第一ないし第九八及び第一〇〇の各請願は、いずれも採択の上、内閣に送付すべきものと決するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。  なお、ただいま議決いたしました各請願に関……

第49回国会 運輸委員会 第4号(1965/08/12、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  航空に関する件について調査を進めます。質疑の通告がありますので、順次これを許します。田邉國男君。
【次の発言】 矢尾喜三郎君。
【次の発言】 泊谷裕夫君。
【次の発言】 質問者に委員長からお願いしますけれども、いま交渉中です。みな非常に心得ての御質問、けっこうです。そこで、私の仄聞するところによると、きょう十二時半から、代表団なりそれに出席する諸君の打ち合わせ会があるようですから、それに間に合うように、ひとつ十二時前後に打ち切ってもらうように、大局的な質問をお願いしたいと思います。

第49回国会 運輸委員会 第5号(1965/08/19、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  航空に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 田邉國男君。
【次の発言】 矢尾喜三郎君。
【次の発言】 内海清君。
【次の発言】 肥田次郎君。
【次の発言】 泊谷裕夫君。
【次の発言】 小川三男君。
【次の発言】 ちょっと小川君、私のほうから御説明しますが、きょうは政府委員は交渉で外務省の諸君とみな会っておるのです。ですから理事会では航空局長以下そういう関係者は特に遠慮と言うとおかしいが、そういうことの便宜をはかってもらっておりますから、御了承願います。

第49回国会 運輸委員会 第6号(1965/09/30、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  航空に関する件について調査を進めます。  この際、日米航空協定交渉経過について説明を聴取いたします。佐藤航空局長。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 ほかに御質問はありませんか――次会は、明十月一日午前十時三十分から委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午前十一時十一分散会

第51回国会 運輸委員会 第1号(1965/12/27、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  国政調査承認要求に関する件についておはかりいたします。  運輸行政の実情を調査し、その合理化及び振興に関する対策を樹立するため、一、陸運に関する事項、一、海運に関する事項、一、航空に関する事項、一、日本国有鉄道の経営に関する事項、一、港湾に関する事項、一、海上保安に関する事項、一、観光に関する事項、一、気象に関する事項について本会期中調査を進めたいと思います。つきましては、衆議院規則第九十四条により、議長の承認を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、よってさよう決定いたしました。  なお、議長に提出する国政調査……

第51回国会 運輸委員会 第2号(1966/01/17、30期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  久保三郎君外七名提出の日本国有鉄道整備緊急措置法案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。久保三郎君。
【次の発言】 本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。中村運輸大臣。
【次の発言】 次に、本案について補足説明を聴取いたします。堀鉄道監督局長。
【次の発言】 これにて説明の聴取は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、これを許します。關谷勝利君。

第51回国会 運輸委員会 第3号(1966/02/01、30期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 昨年一月二十五日にこの運輸委員長に就任しましてから一年間、皆さんの御支援によりまして、この委員会においては新東京国際空港公団法、あるいはまた日本自動車ターミナルというふうな大事な法案を御審議いただいたこと、さらにまた、皆さん方の特に御支援によって、日米航空協定について御熱心な従来の御主張から国会の決議をいただき、それに基づいてアメリカにわれわれ委員の中から参りまして、いままで動かなかったアメリカの行政当局に強く圧力をかけて、そうしてめでたくニューヨーク・ビヨンドが昨年調印されて、おそらく本年じゅうには日本の飛行機が世界一周をようやく実現するということ、あるいは、それと同時に……

第51回国会 運輸委員会 第27号(1966/04/19、30期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 関連。いまの大臣の御答弁で、国内幹線の一元的な統制、あるいは整備機構の充実、搭乗員の訓練、これが安全運航とつながっていく。これは方向としては私はいいと思うのです。  問題は、先ほど航空局長の答弁を聞いていますと、昨年十二月の航空審議会の答申は、国際線が一社とか国内線が二社とか、あるいは経営基盤の強化が即安全運航というふうなことがいわれていますが、いまの大臣の御答弁の基本をなすものがあるのではないかと私は思うのです。ということは、経営基盤の強化されているところが事故を起こした。問題はここです。とにかく百三十三人も死んだ事故というものは、世界でも経営基盤の強化されている航空会社……

第51回国会 運輸委員会 第34号(1966/05/24、30期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 まず、海上保安庁に質問します。国会で私たちはいろいろ法案を審議していますが、毎日大きく新聞に報道されている第十一進洋丸、これはしかも国民の利益に非常に関係ある問題です。こういうことは、私はこの運輸委員会で当然審議されなければならぬと思いもしますし、大事な法案がいま採決されたあとですから、その機会を得まして、この際に御質問申し上げたいと思います。  第十一進洋丸というのは、御承知のとおり、新聞で拝見しますと、今月の八日くらいですか、北海道の刺し網タラ漁船がソ連船に曳航される間に、乗組員六名が死んだ。そしてその生き残った二名を海上保安庁の巡視船「ちとせ」が受け取る最中に、遭難事……

第51回国会 運輸委員会 第37号(1966/05/31、30期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 前回、海上保安庁の栃内長官に、ソ連監視船による第十一進洋丸拿捕事件について概況を聞いたのですが、きょうは関係の役所の方々にも御出席を願って、ことに近いうちにイシコフ漁業大臣、グロムイコ外務大臣が日本に来るということでもありますから、私は北洋の漁業安全操業について、この際あらためて政府の見解、あるいはまた足りない面をこういうときに御研究願って、時に交渉し、時に日ソ問題の前進に当たってもらいたいという意味から、御質問申し上げます。  まず第一に遺憾としますのは、海上保安庁の長官からこの前御説明を聞きましたけれども、従来こういうことは事故が起こったとたんにここに御報告あってしかる……

第51回国会 外務委員会 第11号(1966/04/22、30期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 今度の日ソ航空協定の意義は、暫定協定ということはありますけれども、とにかくシベリア上空の開放を第三国に先がけてやる、ここに私は大きな意義があると思うのです。ここまで多少関心を持ってきた者としまして考えることは、ときにハバロフスク―東京とか、ハバロフスク―新潟という議論あるいは運動などがありましたが、やはり原則論に立って、東京―モスクワ、首都間乗り入れという国際航空協定の原則に従ってこれがやれた、それが先ほど松尾参考人の話にありましたように、ヨーロッパ、アジアなどに対して非常に大きな反響を呼んでいるというところに、私は大きな意義があると思うのです。そういうことに対して外務大臣……


31期(1967/01/29〜)

第57回国会 決算委員会 第1号(1967/12/07、31期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 関連。先ほど通産大臣は中小企業の倒産で胸を痛めておるという話がありまして、また一方中小企業庁のほうからそれぞれ年末の対策についての苦心の報告がありましたが、ドル防衛にアメリカは忙しい、さらにまたポンドの切り下げでイギリスの不況、こういう国々の最近の中小企業の倒産というものがどういうふうな数字になっておるか。一ぺんお互い日本との比較において検討したいと思いますから、そういう統計がもし入手されておるなら御発表願いたい。さらにまたいまお手元になければ、最近の機会に資料として御提出を願いたい、こういうことですが、御答弁いただけるならお願いしたいと思います。

第59回国会 決算委員会 第1号(1968/08/09、31期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 ちょっと関連。いま局長さんのお話の中に、王子が独占した時代にそれが一つのメリットであったというような話がありましたが、私はその被害者であった。そういうことを一ぺんよく考えておいて全体を指導してもらいたいと思います。といいますのは、私は九州である地方新聞の編集の責任者をしておった。当時は王子製紙の合同によりまして、そういうふうな独占的な政策によって、用紙の配給というものでみんな王子に頭を下げなければならなくなった。これは大手筋の新聞社には契約がありましたから、小さい新聞社にそのワクをくれなかった。そこで私どものやっておる新聞はカナダの外紙を苦労してようやく入れたのです。そうい……

第61回国会 議院運営委員会 第3号(1969/01/29、31期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 第一日の本日は社会、自民、社会、社会、第二日目の三十日は民社、公明、共産党の順序で質疑を行なうこと、及び本日の社会、自民、社会、社会の質疑で十二時までに終わる見込みのない場合には、延会して、明日午前雰時十分より本会議を開き、本日に予定された質疑を続行し、それが終わったところで休憩の上、明日午後一時本会議を再開し、三十日に予定した民社、公明、共産党の質疑を行なうこと、右の二つを動議として提出いたします。

第61回国会 議院運営委員会 第13号(1969/03/13、31期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川(峻)委員長代理 どうもありがとうございました。  次に、今井久夫君からお願いいたします。

第62回国会 議院運営委員会 第1号(1969/11/29、31期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 会期十四日間、二週間……。お願いします。賛成。


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 運輸委員会 第20号(1970/04/24、32期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 関連して。  私も新幹線を推進する一人ですが、いままでの質疑中に投資の話も出ましたが、従来の鉄道と、それから東海道新幹線をつくって非常に効用がある今日、従業員一人頭の水揚げ、新幹線の水揚げ、その辺の効果というものが国鉄の運営なり何なりに非常にプラスしておるのではないか。そういうメリットがなければ、ただ全国に鉄道を敷けという主張を私たちはしないのです。その辺をあらためて国鉄総裁から御披露いただくことが、新幹線を推進するお互いの気持ちをおわかりいただけるんじゃなかろうかと私は思いますので、総裁の御答弁をひとつお願いします。


33期(1972/12/10〜)

第72回国会 外務委員会 第20号(1974/04/24、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 まさにおっしゃるように、日本は高度経済成長しながらも、一方国内における労働者の地位向上、そしてそれが国際的に認識されるようにということからしましてILOの当初からの常任理事国となっておりまして、国内法を整備しつつ、そしてまた世界に恥ずかしくないという態度におきまして去年も条約一本批准を願ったわけでありますが、本年もそういうふうにしてやっていく、この姿勢をとりつつ、一方は、労働外交というものが大事でございますから、おもなる国にレーバーアタッシェを置いて日本の実情さらにまた諸外国の労働事情なども聴取しながら参考にしておるわけでございます。

第72回国会 決算委員会 第2号(1974/02/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 労働省所管の昭和四十六年度決算について、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計の歳出決算について申し上げます。  歳出予算現額は一千四百二十二億七千百四十三万円余でありまして、その内訳は、歳出予算額一千三百十五億七千九百五十七万円余で、予備費使用額百六億九千百八十五万円余となっております。  この歳出予算現額に対しまして、支出済歳出額一千四百億二千三百八十七万円余、不用額二十二億四千七百五十六万円余で決算を結了いたしました。  支出済歳出額のおもなるものについて申し上げますと、失業保険費負担金及び失業対策事業費等であります。  これらの経費は、失業保険法に基づく失業……

第72回国会 社会労働委員会 第1号(1973/12/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 このたび労働行政を担当することになりました長谷川峻であります。  第七十二通常国会にあたり、一言ごあいさつを申し上げ、各位の御理解と御協力を得たいと存じます。  私は、今後の労働行政を進めるにあたりまして、国民福祉の優先を基本とし、すべての労働者がその能力を十分に発揮し、家族とともに安心して明るく豊かな生活を送れるようにすることを目標として、実効ある対策を勇断をもって推進したいと考えております。  具体的には、国民の大多数を占める勤労者の将来にわたる生活の安定をはかるための勤労者財産形成政策の拡充強化、ゆとりある生活のための週休二日制の普及促進、定年延長の促進等の高年齢対策を……

第72回国会 社会労働委員会 第3号(1973/12/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 お答えいたします。  山本委員がおっしゃるとおり、十三日に身体障害者雇用審議会の勝木会長から答申書をいただきました。私自身も地方においてはこういう方々の職場における働き、あるいはいろいろな問題についての悩みを訴えられる一人でございますから、あらためてこの答申を尊重いたしまして、できるだけこれが盛られているものを実現するように努力したい、こういうふうに考えております。
【次の発言】 質疑の応答を通じまして、具体的な数字を持っていないというところに――ただいま来ておるようですから、お聞きいただきたいと思います。
【次の発言】 山本委員のおっしゃる気持ちはよく私も理解できるのですけ……

第72回国会 社会労働委員会 第5号(1974/02/01、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 第七十二通常国会が再開されるにあたり、当面の労働行政について、一言所信を申し述べ、各位の御理解と御協力を得たいと存じます。  昨年秋のアラブ産油国の石油生産制限に始まる石油危機により、石油・電力の消費規制が実施に移されるなど、当面、国民生活や国民経済に少なからぬ制約が加えられるに至っております。このような情勢を背景として、今後、労働面においても、種々問題の出てくることが懸念されます。  もとより、このような事態に直面して、政府としては文字どおり総力をあげて問題の解決に取り組んでいるところでありまして、労働省といたしましても、この際、経済の変動に伴う労働面への影響を最小限にとど……

第72回国会 社会労働委員会 第7号(1974/02/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 まさに最近の経済情勢は、私たち勤労者を守る立場にある者としますと非常に憂慮しているところであります。一部残業時間の短縮なども伝えられておりますが、御心配いただいております失業の問題につきましては、私は非常に日本の雇用関係というのがそういう意味ではありがたい立場にある。よその国を見ますと、最近のアメリカが五・二%の失業率というときに、日本のほうは十二月で求人倍率が一・七、それから一月でもなおかつ一・七なんです。そういう環境に恵まれていることを将来ともに持続していこうというかまえでおりますことを、まず一番先に御報告申し上げます。

第72回国会 社会労働委員会 第8号(1974/02/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 それぞれ解釈はおありだと思います。しかし私は、昨年の石油危機が起こってからもそうですけれども、ああいう大きな国の大変化になるときは、財界との懇談会、さらにまたマスコミとの懇談会、労働四団体との懇談会などもやるべきじゃなかろうかと実は思いもし、提案もしたことでございました。しかし、御承知のとおり年末の予算編成等々ございまして、それができませんでした。そこで、このたび財界との懇談会、マスコミとの懇談会、そして多少時間がずれましたけれども、労働四団体と総理並びに各、ほとんど全閣僚が出ての懇談の場を設けたわけであります。  それぞれの方々が主張される問題は、私が予算委員会の席上等々で……

第72回国会 社会労働委員会 第10号(1974/03/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 先生おっしゃるように、年末に、三日間お働きいただきながら、それをひとつ収入の中に入れてもらいたいということで、従来の慣行で特別な措置をしたようなかっこうでございます。そしてそれが確実に手に入るようにということは、私が心から考えておったことでございますが、いまのように一つ一つのケースになりますと、私も実態がわかりませんが、これはたしか職安じゃなくして町村が主体になって事業の推進あるいはまた事務的なことを交渉してもらった、こう思っておるわけです。
【次の発言】 従来の経過は先生ほど存じ上げておりませんけれども、ただいま御承知のとおり地方あるいは業種別に約二千九百万ほどが最賃にみな……

第72回国会 社会労働委員会 第11号(1974/03/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 ただいま議題となりました雇用保険法案及び雇用保険法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  現行失業保険法は、第二次大戦直後の経済混乱を背景に深刻な失業問題に対処するため昭和二十二年に公布、施行されて以来、わが国の雇用失業対策の柱として重要な役割りを果たしてまいりました。しかしながら、この間に、わが国の雇用失業情勢は、若年者を中心に急速に労働力不足の傾向が進むなど基本的変化を遂げるに至っております。今後におきましても、長期的に見て、若年労働力を中心に労働力の不足基調は続くものと予想され、このような状況を背景に質……

第72回国会 社会労働委員会 第13号(1974/04/02、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 ただいま議題となりました勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  いまや国民の大部分を占めるに至っている勤労者とその家族の生活の動向は、わが国経済社会の将来に深く関連する問題でありますが、勤労者生活の現状を見ますと、賃金水準は近年における経済成長に伴って年々大幅に改善されてきているものの、貯蓄や住宅等の資産の保有の面ではなおいまだ相当の立ちおくれが見られるところであります。  このような勤労者生活の実情にかんがみ、勤労者の財産形成を促進してその生活の一そうの安定をはかるため、昭和四十六年に勤労者財産形成促進法が……

第72回国会 社会労働委員会 第15号(1974/04/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 阿部先生の御質問をお伺いするうちに、自分の地方の山の中で、雪の中を歩いている、こういう人々をいま思い出しておるわけです。そして、その中には、何と二十年、三十年やって、まじめにやっておるということで県の表彰を受けている方もあります。そういう方々の、法律上というか給与上の実態というものをただいまお伺いして、胸を打たれているものであります。
【次の発言】 実情についてはただいま先生の質疑を通じてわかったわけであります。私としますと、ほんとうに一生懸命、しかも大事な郵便物――私のうちは貧乏でしたから、私のおやじも請負をやったのです。ことに電報は、夜中にちょうちんをさげて大きな山を越え……

第72回国会 社会労働委員会 第16号(1974/04/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 このたびの予定されるゼネスト、そういう前からスト権の問題については各種委員会において段々の御議論あることは承知しております。そしてまた先生がおっしゃるような経過なども存じ上げておりますが、何さま公共部門の労働者に対する基本権の問題ことに三公社五現業の職員の争議権の問題は、御承知のとおり国民生活、国民経済に重大な影響を及ぼすものばかりでなくて、三公社五現業の経営形態のあり方などを見て検討すべき多くの問題を含んでいるために非常にむずかしい問題であることは御承知のとおりであります。この問題は非常に複雑な経過をたどって今日に至っていることも御理解のとおりでございますが、ことに昨年の九……

第72回国会 社会労働委員会 第17号(1974/04/11、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 失対賃金は緊急失業対策法の賃金決定の原則によりまして、御存じのように生計費や物価と直接リンクするものではありませんが、昨年の十月には、諸情勢にかんがみまして、年度途中において異例の改定措置を講じました。また、昨年の十二月と今年三月の二回にわたりまして、生活保護世帯に対する一時金の支給にあわせまして、失対就労者にも就労日数増の特別措置を講じた次第でございます。私としましては、失対就労者の生活実態等につきましては重大な関心を持っておりますので、事態の推移に即して、すみやかに適切な措置を講ずるよう配慮したいと思っております。

第72回国会 社会労働委員会 第18号(1974/04/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 ただいま議題となりました作業環境測定法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  作業環境の測定は、有害な業務を行なう作業場につきその空気環境その他の状態を正確に把握し、労働者の健康にとって適正な作業環境を確保するために行なうものでありまして、労働衛生対策の基礎となる重要なものであります。このため、労働安全衛生法では、一定の有害作業場について定期に作業環境の測定を行なうことを事業者に義務づけているところであります。  ところで、作業環境の測定は、作業環境中の微量の有害物について行なうものでありますので、そのための十分な知識と技術を持った者が行なう必要が……

第72回国会 社会労働委員会 第19号(1974/04/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 いま答弁がありましたように、一組合十四万、まさにアルバイト料としても金額が少ないと思います。この法案が通過した暁においては、そういうことで事務を円滑に処理するように助成あるいは奨励策というものを格段の措置を明年度予算には考えてみたい、こう思っています。
【次の発言】 加藤委員がこの一時金を出すことについても、非常に理解といいますか、現場に即した理解のあるお考えで、私も敬意を払うものであります。一方、いまの単価の問題にいたしましても、われわれ東北の地方は、ときに三省に対して設定料の値上げというものをお願いなどもしているわけであります。そういう立場をとっている者からしますと 御審……

第72回国会 社会労働委員会 第22号(1974/05/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 一番ありがたいことは、就職の口がいまの日本で非常にあるということだと思います。私も職安などにも参りますけれども、代議士、私たちもだいぶ就職頼まれますけれども、これは特殊のケースだと思うのです。しかし、私がいま職安に行ってみまして、自分が希望するような条件それから地域、こういうものを申し入れしますと、いまの求人の需給状況からして、十分か十五分のうちに全部オンラインで回答が三つも四つも返ってくるわけですよ。その中から選んで、そういうところにとにかく話に行ける。自分の条件に合わなきゃ、また戻ってくる。別なカードに行ける。私も学生時代、飯田橋の職安に立ったことがあるけれども、このごろ……

第72回国会 社会労働委員会 第23号(1974/05/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 ただいま局長が答弁しましたように、いろんな審議会を通じて御議論願い、そしてまたこの国会に法案を提出しましてから今日まで、各委員の皆さん方に非常に御熱心な御審議をいただいたわけであります。それだけにまた、いかにこういう情勢においてこの雇用保険法案というものが大事なものであるかということで具体的な御指摘等々があって、私は非常に参考になったわけであります。  さて、その中で具体的にどうこうといいますと、全部逐一いま記憶しているわけじゃありませんが、給付日数の問題あるいは給付率の問題あるいはまた出かせぎ者の一時金の問題、さらにまた受給資格の問題等々に熱心に、特に集中されて御議論があっ……

第72回国会 社会労働委員会 第24号(1974/05/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 お答えいたします。  政府は昭和三十二年以来公労委の仲裁裁定を完全に実施してきたところでありまして、今回の仲裁裁定につきましても、公労法第三十五条の精神を尊重し、かつ健全な労働慣行の確立をはかるために、裁定どおり実施する方針で臨んでおります。  人事院勧告につきましても、最近においては勧告どおり実施されており、私といたしましても、この方針を堅持すべきものであると考えております。
【次の発言】 御承知のとおり、今回の仲裁裁定はこれまでにない大幅なものであります。三公社五現業平均、定昇込み二万七千六百九十一円、二九・二二%でありまして、公共企業体等においては、既定予算では実施不可……

第72回国会 社会労働委員会 第27号(1974/05/21、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 先ほどからの質疑応答を拝見していると、いろいろ、何さま具体的な会社の問題でありますから、解雇されたという話もあれば、解雇予定者であるという、知らせたという話もあり、一つ一つの問題については労働省としても具体的にいま調査できないことは御存じのとおり。しかも、やはりそういうふうに複雑になればなるほど、やはり具体的な事案が不当労働行為に該当するかどうかというのは、やはり独立専門機関である労働委員会にお願いしていることでありますが、一般的に申しまして、やはりこういう大事なときに労使が協調しながらやってもらいたいという、その間に無用な摩擦、そして、将来の企業の運営に影響のないということ……

第72回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1974/02/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 このたび労働行政を担当することになりました長谷川でございます。  第七十二回通常国会にあたり、石炭鉱業に関する当面の労働問題について一言所信を申し述べ、各位の御理解と御協力を得たいと存じます。  石炭鉱業を取り巻く情勢には、依然としてきびしいものがあり、政府としては、昭和四十八年度から、いわゆる第五次石炭対策を実施しているところであります。  一方、中東紛争を契機とする石油供給削減等に伴い、今後のわが国のエネルギー政策についての再検討が必要とされる事態に立ち至り、石炭鉱業審議会は、御承知のごとく、昭和四十八年十二月エネルギー情勢の激変に伴う石炭対策について中間報告を提出いたし……

第72回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1974/02/25、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 いま直接その統計、それだという感じはありませんけれども、金属関係をあげていろいろな統計を見ていると、低いという感じを私は持っておりました。
【次の発言】 いまおっしゃった金属関係から見て私は低いという感じ方を持っておるわけです。また、先生おっしゃるように、賃金は労使関係だ、こういうこともわかっております。私のほうの最賃関係では金属と大体同じ程度のものを出しているのじゃないかと思います。ただその場合に、今度は労使関係で中小炭鉱の場合には多少条件が違うというふうな感じ方を持っております。
【次の発言】 これは労使関係のことでございまして、私は、ほかのいままでの数字から見て低いなと……

第72回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1974/05/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 ただいまの新石炭政策の確立に関する御決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、今後の労働行政の推進につとめてまいる所存であります。(拍手)

第72回国会 予算委員会 第3号(1973/12/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 お答えいたします。  財形貯蓄が始まって一年半で、二百四十万の勤労者が、おっしゃるとおり千二百億も貯金しておるのです。まだ始まって一年半でして、いまから先、この物価高、それにいかに合わせていくかということが、私たちが貯金した方々を守る問題です。まさにこの内閣が物価問題に取り組んでいる一番大事なことです。そしていまから先、それを税法上の優遇措置とかいろんなことを考えて、そして必ず家を持たれるように、当初約束をしたことをやれるように、この内閣でやっていこうと思っておりますから、御了解願います。

第72回国会 予算委員会 第4号(1973/12/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 石油危機の問題については、この内閣が全力投球して解決すべくがんばっているところであります。それが経済混乱を招かないゆえんだ、こう思っております。  そして、ただいま御質問されたようなことになりますと、雇用面につきましては、御承知のとおり、ただいまは若年労働者の場合には一人に対して十人、二十人の求人があるし、また経済企画庁の発表によりましても、一人に対して二人の求人がある、こういうことで、非常に需給関係が逼迫している時期でありますから、急にそういう事態はないであろうと思いますが、御心配のようなことにつきましては、今後の情勢を的確に判断いたしまして、事態の推移に対応して適当な手段……

第72回国会 予算委員会 第5号(1973/12/10、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 お答えします。  ただいま、石油危機には内閣があげて善処しようとしておりますが、いま労働力の需給が逼迫しているときですから、直ちに御懸念されるようなことはなかろうと期待はしておりますが、各企業のいろいろな動きなどを見ながら、言われているような問題に対しては万全の対策をとろうと思っております。
【次の発言】 一時帰休の問題とかレイオフの問題、そういう問題についても、いろいろと情勢を見ながら、そうした不安のないようにやろうと思っております。
【次の発言】 万般について調査などをしておりますが、失業保険制度の改正等も考えながら、手当てをしております。

第72回国会 予算委員会 第7号(1974/01/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 お答えいたします。  労組が、田中委員のおっしゃるように、異常な物価高を背景にしてオーバーな賃上げを要求されて動いております。そして伝えるところによれば、日本列島を麻痺させる、こういう話などもありますので、私たちは、実は非常に憂慮しながら懸念をしているところであります。  しかしながら、田中委員御承知のとおり、賃金決定には政府は介入をするものではございません。従来もしておりません。そういうことからしますと、ただいまここで論ぜられましたように、まさに第二の国難ともいうようなこういう姿を、労使の方々がほんとうに御認識いただいて、広い国民的視野に立って、ひとつ知恵のある解決策、公正……

第72回国会 予算委員会 第9号(1974/02/01、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 多賀谷委員おっしゃるように、鉄鋼、造船、そういうところにおいて、親会社と、あるいはそういう労働者の方々の災害等々の率はおっしゃるとおりでございます。  いま、そこで一つ調べたのをここに御参考に申し上げますけれども、この日雇い労働者とかそういう方々がだんだん少なくなっている。いま勤労者が三千五百万おりますけれども、その率は、昭和三十六年度の八・三%が四十七年度は五・六%。そうして、こういう臨時の長い方々がどうしてそういうことになっているかということをアンケートをとったことがあるのです。  そうしますと、最近は家事などの都合で臨時、日雇いでいたい、こういう者が三六・二%、それから……

第72回国会 予算委員会 第10号(1974/02/02、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 私も出かせぎ地帯の一人でございますが、やっかい者じゃありません。ほんとうにあなたのおっしゃるとおり一生懸命働いてきた人だ。労働省はそういう人々を守るほうの、働く人を守るほうでございまして、いまあなたのおっしゃるようなことをやる気もありませんし、現にやってもおりません。御理解いただきたい。
【次の発言】 非常に暗い話を出されておりまして、私は先ほども昼、政府委員室にいる間に、大ぜいの方々とこの問題についていろいろお話し合いをしておったのです。そこでひょっと気がついたことは、ぜひこれは皆さんにお聞きいただきたいと思います。  十二月の求人倍率、日本は一・七倍、十一月が二・四倍でし……

第72回国会 予算委員会 第15号(1974/02/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 安宅委員御承知のとおり、強制労働をやっちゃいかぬということは、わが国ではILOで批准しております。  ただ、ただいまお聞きしました馬山自由地域、これはよその国のことでございますが、そういうことが行なわれたとするなら、非常に遺憾なことでございまして、労働省といたしましては、最近よその国でいろいろな問題が起こりますので、ことに進出企業などがそういう事件を起こさないように、しかも、韓国に対しましては明年度予算に、ソウルにレーバーアタッシェをつくって指導してまいりたい、こう思っております。
【次の発言】 時間の都合上、韓国だけ申し上げます。  外国人の研修生は、これは法務省の入国管理……

第72回国会 予算委員会 第18号(1974/02/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 失対就労者の問題については、私も特別に関心を持っておりまして、年末には三日分働いてもらうようにいたしましたりしまして、厚生大臣と同じように熱意をもって真剣に考えてまいりたい、こう思っております。

第72回国会 予算委員会 第19号(1974/02/21、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 多賀谷委員のお話を承りながら、私も昭和の初年に北九州におって、福岡の鉱山監督の役所に出入りしながら、斤先掘り、タヌキ掘りあるいは炭じん爆発の山、そんなところを歩きながら、若松築港の貯炭というものは日本のエネルギーの中心であるという記事を書き、そして、いまあらためてあなたの言う経過を聞いて非常に勉強したところであります。  いずれにしましても、こういうエネルギー危機のときに、二千二百五十万トン、こういう数字が出ました。これに対しては、やはり石炭労働者に魅力ある職場にしたいというのが私たちの願いでございます。おっしゃるとおり、鉄鋼業、製造業というところと比べると、石炭労働者の賃金……

第72回国会 予算委員会 第20号(1974/02/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 お答えします。  数字については、あなたのおっしゃるとおりです。そこで、一人当たりが大体二十九万円、こういう形になっております。  問題は、社内預金は労使の間の話し合い、そして私のほうは預金者を守るという立場でして、昭和四十年に企業倒産したために、その社内預金がパアになった、それをあとでとうとう返させる、こういうふうな形でございまして、私は、労使の間において、あまり利子が上がったり下がったりということのないようにしながら、安定した貯蓄をするという話し合いが進むことはいいのじゃないか。私のほうは、預金者の保護と、そしてこれだけ進んだものを急に禁止する、定着したものを禁止するとい……

第72回国会 予算委員会 第21号(1974/02/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 この国会に雇用保険法を提出して御審議願う、こういうことでございますが、けさの新聞の社説などを拝見しましても、やはりこういう時期であるから、石油危機等々、あるいはまた雇用について不安なときでもあるから、改悪反対ということでなくて、審議の間に慎重な御審議を願ったらいいんじゃないかという社説などもございます。いま反対の決議をしたという町村は、私の記憶では二カ町村ぐらいだと聞いておりまして、あとは要望のように思いますので、御審議の間に、だんだんとひとつ御議論いただくならばしあわせだと思います。
【次の発言】 労働省としましては、いままで各界各層、あるいはまた権威者の方々への諮問、答申……

第73回国会 社会労働委員会 第2号(1974/09/10、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 新幹線は非常に大型の予算を使いつつ、また最近、災害のあることなども聞いておりますから、私は先日、東北新幹線のトルネル現場を自分のほうから視察したわけであります。  いずれにいたしましても、こういう労働者の諸君の命を守るのが私たちの仕事であり、また、そういう幾らも災害が重なってなおかつ働くというふうなことはあり得ないことですから、いまお話しのようなことなども含みながら、大きな災害の防止並びにまた人命の尊重、こういうことにせっかく労働省として努力してまいりたい、こう思っております。
【次の発言】 こういう新幹線のような超大規模建設工事というものは、私のほうではそれを労働省として指……

第73回国会 社会労働委員会 第4号(1974/10/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 最近、原子力問題等々は非常に大事なことでもございますし、また委員会のたびに労働省がそういう問題についても御質問を関連して受けているわけであります。従来の経過は経過としていろいろ込み入ったものもあると思いますが、それぞれまた答申が出ることと思いますので、その答申を早めてもらうような感じ方と、もう一つは、やはりこういう大事なときですから、御趣旨に沿う、お話にあるような意味などを含みながら、答申の出たときには積極的な御協力を惜しまない、こういう姿勢であることだけ申し上げておきます。
【次の発言】 労働者の災害についての非常な御理解、私も感ずるものがあります。そこで、お話のありました……

第74回国会 社会労働委員会 第1号(1974/12/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 また社会労働委員会に戻ってまいりました。短い臨時国会の間でありますが、ただいまの社会情勢に対して、非常にきびしい問題と思っておりますので、重要法案等についても御審議、御迷惑をおかけすることと思いますが、何ぶんよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいま議題となりました雇用保険法案及び雇用保険法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  現行失業保険法は、施行以来、我が国の雇用失業対策の柱として重要な役割りを果たしてまいりましたが、この間に、我が国の雇用失業情勢は、基本的変化を遂げるとともに、いわゆる……

第74回国会 社会労働委員会 第2号(1974/12/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 通常国会で御指摘いただきました事項につきましては、国会で答弁いたしましたとおり、責任をもって対処してまいる所存でございます。
【次の発言】 新たに当然適用される零細事業所に雇用される被保険者は、法施行後六カ月を経過しなければ受給資格を得ることができないため、最近の雇用・失業情勢から見まして、御指摘のようなケースも起こると考えております。これに対しては、職業転換給付金制度を充実して、その活用により対処してまいる所存でございます。
【次の発言】 給付日数の延長制度を実効あるものとするために、最近の雇用情勢を十分勘案して御提示の方法で対処してまいりたい、こう思っております。

第74回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1974/12/24、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 再び労働行政を担当することになりました長谷川であります。  石炭鉱業に関する当面の労働問題について一言申し述べ、各位の御理解と御協力を得たいと存じます。  初めに、このたびの三井石炭鉱業砂川鉱業所における災害につきましてはまことに遺憾であり、罹災者の方々並びに御家族の皆さまに対しまして心からお見舞申し上げるものであります。  労働省といたしましては、罹災者の災害補償、遺家族の就職援護に遺憾なきを期すとともに、かかる災害が再び発生することがないよう一そう努力する所存であります。  石炭対策につきましては、昨年来のエネルギー情勢の変化に伴い、石炭鉱業審議会において現在検討が進めら……

第74回国会 予算委員会 第2号(1974/12/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 いまのような事件が最近非常にふえておりますので、労働省としては、地方の監督署長、そういう諸君を督励して、各事業所にそんなことのないようにやっていると同時に、ただいまお話のありました賃金債権につきましては、強力な先取り特権を付与してはどうか、あるいはまた国が保証するような制度を設けるべきではないかというような議論があることも承知しております。しかし、この問題につきましては、賃金不払いの実態の分析とか、公租公課や、その他私法上の債権との関係、あるいは事業主責任と国の責任との関係で、非常に検討する問題は多くありますので、今後十分に検討してまいりたい、こう思っております。

第74回国会 予算委員会 第3号(1974/12/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 同様な考えをもって進みたいと思っています。
【次の発言】 小林委員御案内のように、仲裁裁定において、これは第三者機関である公労委が、労使双方の要請を受けまして、慎重に審議の上に、公正に判断されて、ゼロ裁定ということになったわけであります。
【次の発言】 委員長の見解は、三公社五現業における期末手当の基本的なあり方について、労使間で十分検討することを示唆しているのです。この問題は、御趣旨のように労働省が働きかけるという問題じゃありませんで、それぞれの主務省庁があることですから、労働省だけで先行することは適当でないと思っております。制約があるものに対しましては、まず当事者能力が認……

第75回国会 決算委員会 第7号(1975/05/30、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 労働省所管の昭和四十七年度決算について、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計の歳出決算について申し上げます。  歳出予算現額は一千五百四十四億九百万円余でありまして、その内訳は、歳出予算額一千五百二十九億七百三十五万円余、予備費使用額十五億百六十四万円余となっております。  この歳出予算現額に対しまして、支出済歳出額一千四百九十億七千六百十八万円余、翌年度繰越額五百五十万円、不用額五十三億二千七百三十二万円余で決算を結了いたしました。  支出済歳出額の主なものについて申し上げますと、失業保険費負担金及び失業対策事業費等であります。  これらの経費は、失業保険法に基……

第75回国会 決算委員会 第17号(1975/06/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 労働保険料の適正な徴収につきましては、労働保険の事業運営の円滑を期するため、従来から、徴収不足等の事態が生ずることのないよう努力してきたところでありますが、一部に徴収不足等がありましたことはまことに遺憾であります。ただいまの御決議の趣旨を十分踏まえまして、今後は事業主に対する関係法令の周知徹底と指導を積極的に行うとともに、未申告事業場の把握、保険料算定基礎調査の実施等を強化し、徴収不足等の解消に一層努めてまいりたいと存じます。

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第22号(1975/09/10、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 お答えいたします。  先日の日本化工の小松川工場を御視察いただきまして、いろいろ、いま御注意などをいただいておるわけでありますが、私も、おっしゃるとおり日本が工業国になって、こういう問題についておくれをとっているということは、よく存じているわけであります。いずれにいたしましても、労働省は労働者を守る立場でございましたから、三十二年ぐらいから、こういう問題についてやっていることを、事務当局からお答えさせたい、こう思います。
【次の発言】 私も小松川工場を、早速、行って視察をしたわけであります。先ほど課長から御答弁申し上げましたとおり、働く諸君を守る立場ですから、時間的にはおくれ……

第75回国会 社会労働委員会 第2号(1975/02/10、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 社会労働委員会の御審議に先立ち、当面の労働行政について所信を申し上げ、各位の御理解と御協力を得たいと存じます。  世界経済は、インフレと不況の中でかつてない試練に直面しておりますが、わが国もその例外ではなく、戦後初めて実質経済成長率がマイナスになるという景気停滞のもとで労働情勢は厳しさを加え、失業の増大、賃金の不払い等の問題が生じているところがあり、また、物価の動向も鎮静化しつつありますが、なお楽観を許さない情勢にあります。  このような事態に対し、政府は総力を結集して問題の解決に取り組んでおりますが、これらの諸問題は、いずれも勤労者の生活に密接に関連する問題でありますだけに……

第75回国会 社会労働委員会 第4号(1975/02/25、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 ただいま議題となりました勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  いまや国民の大部分を占めるに至っている勤労者とその家族の生活の動向は、わが国経済社会の将来に深く関連する問題でありますが、勤労者生活の現状を見ますと、賃金水準は近年改善されてきているものの、貯蓄や住宅等の資産保有の面では、なおいまだ相当の立ちおくれが見られるところであります。  このような勤労者生活の実情にかんがみ、勤労者の財産形成を促進してその生活の一層の安定を図るため、昭和四十六年に勤労者財産形成促進法が制定され、勤労者財産形成貯蓄について税……

第75回国会 社会労働委員会 第6号(1975/03/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 勤労者が家を持つということは気持ちが落ちつくことでありますし、福祉の充実として一番最後の問題、こう思いましてこういう改正案などを出して前進をしている、こう思いますが、従来とも審議会の中にはいろいろな権威者がおりまして、その意見の中から私たちは提案をしておりますので、いまから先もそういうことを理解しながら、しっかりと研究しながら一層の拡充を図ってまいりたい、こう思います。
【次の発言】 家を建てるということは、だれにとっても一生の大事業でございます。本当に個人勤労者であろうとだれであろうと、家を建てることは一生かかってようやくできるということでございまして、財産形成制度を設けて……

第75回国会 社会労働委員会 第7号(1975/03/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 御案内のように、三十四年以来政府は仲裁裁定を完全に実施してきたところでありまして、私としても今後その方針に沿うて臨みたい、こう思っております。
【次の発言】 田邊先生は、委員であるという立場でそういうことを言うたのはいかがなものかという御疑問でございまして、私もやはりそういうところにいささか世の中に批判なり何なりが出てきているというふうに感じられるわけでございます。考え方はそれぞれの自由でございますけれども、与える影響は労使双方にとって相当な影響力があるのじゃなかろうかというふうな感じ方を持っております。
【次の発言】 最近では、公労委に持ち込まれる以前の自主交渉の段階で、や……

第75回国会 社会労働委員会 第8号(1975/03/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 まあ御承知のように、この雇用保険法の中の雇用調整給付金というものを一月一日から急いで実施したということも、雇用者の安定ということ、しかも非常に不況なときですから、それをやったわけです。  西脇の話が出ましたが、西脇の市長さんがこの雇用調整給付金を早く実施するように、大学の後輩でもありますし、よく私のところに来た。その中に、実施された後で全繊の諸君などからは、おかげさまで一月にだれも首を切られないで済んだ、経営者に向かって首を切らないように、雇用調整給付金が出るからがんばってくれと言ってがんばらした結果が、首を切らないで済んだと言ってお礼なども言われたことですが、それが逆に首切……

第75回国会 社会労働委員会 第10号(1975/03/25、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 おっしゃるとおり中小企業の方々を保護というか助成申し上げることですから、いろいろないまのお話などを参考にしながら前向きの姿勢に、どういうところにやっていくかということも考えてみたい、こう思っております。
【次の発言】 御指摘のようなことなども非常に肝に銘じまして、いろいろいい方に検討してまいりたい、こう思っております。
【次の発言】 サービス業等について範囲の拡大をすべきではないかという御指摘の点につきましては、これからこれらの業種における退職金制度の普及状況や中小企業に関する諸法律の関連等を勘案いたしまして、中小企業退職金共済審議会の御意見を聞いて、今後慎重に検討してまいり……

第75回国会 社会労働委員会 第11号(1975/03/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 お答えいたします。  わが国の最低賃金は、御案内のように、現在地域別、産業別に推進されているところでありまして、民間労働者のほとんど全部に当たる三千二百万以上の労働者に対してその適用が及んでいるところであります。  また、最低賃金の金額につきましては、その実効性を確保するよう、賃金、物価動向に対応して改定を行っているところでありまして、最低賃金の金額を昭和四十九年度決定分について見ますと、産業別最低賃金では千八百円台から二千百円台が多くて、地域別最低賃金では千三百円台から千七百円台となっているのが現状であります。
【次の発言】 御案内のように、わが国の社会、経済情勢は近年非常……

第75回国会 社会労働委員会 第12号(1975/04/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 ただいま議題となりました作業環境測定法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  作業環境の測定は、有害な業務を行う作業場につきその空気環境その他の状態を正確に把握し、労働者の健康にとって適正な作業環境を確保するために行うものでありまして、労働衛生対策の基礎となる重要なものであります。このため、労働安全衛生法では、一定の有害作業場について定期に作業環境の測定を行うことを事業者に義務づけているところであります。  ところで、作業環境の測定は、作業環境中の微量の有害物について行うものであり、そのための十分な知識と特殊な技術とが必要であります。  このため、……

第75回国会 社会労働委員会 第17号(1975/05/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 いま先生のおっしゃったお話、新聞かれこれでは聞いて知ってもおります。  そこでいま三公社の話が出ましたけれども、やはり近代的労使関係というのは、これは悪いままにしておいてはいかぬということで、それぞれ組合なり当局がいろいろ話し合って逐次いい方向に向かっておるというお話がありましたが、私もそれを願っている一人であります。また、いま先生がおっしゃったように、処分が行われた場合にストが大きく行われるだろうという新聞記事なども知っておりますから、そういうことのないようなことを願っておるという形でございます。
【次の発言】 三木総理大臣が、御承知のように対話と協調という話を国民に申し上……

第75回国会 社会労働委員会 第19号(1975/06/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 三公社五現業の労使関係につきましては、従来は労使間の諸問題を話し合いで合理的に解決することができませんで、そのために、しばしば違法ストが行われるなど多くの問題点が指摘されておりますが、先日の本委員会においても各当局から説明があったとおり、三公五現当局は、現在、労使間の諸問題については粘り強い話し合いによって解決するという姿勢で対処しておりまして、組合側もこれにこたえるという形で、労使関係は漸次正常化の方向に進みつつあると考えております。政府といたしましては、労使がさらにこのような努力を積み重ねることを期待して、その成果に注目しているところであります。

第75回国会 社会労働委員会 第21号(1975/06/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 先生初め、ほかの先生方もメキシコの国際婦人年の大会の方に御出席になるという、そういう御努力に対して一番先に敬意を払います。またこういう機会に、いろいろと質疑を通じまして日本の婦人の地位の向上というものについてお話しいただきますことは、私たちも非常な激励をされるところであります。  人事院の所管でございますけれども、何といっても、いま日本には働く婦人が千二百万と承知しております。そういう方々の地位を高めていくということが大事な仕事であります。また、やらせればできる、こういうこともはっきりしているわけでございまして、そういう機会をいろんな場所においてつくることが婦人年に対する私た……

第75回国会 社会労働委員会 第22号(1975/06/17、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 私もいろいろなものを心配の余り見ておりますが、こういうインフレの場合に一番影響を受けるのは、御承知のとおり非常に弱い階層と言われる方々であります。そうした問題については、政府もあるいはまた国会の議論も社会的公正を堅持するということで出ておるわけでありまして、それにいたしましても、いろいろな問題が出ましたけれども、やはりここはどうしても物価を安定させることが一番大事なことじゃなかろうか。その間にも、おっしゃるように世界全体が大変なときでございますから、そういう中においての調和のとれたいろんな施策をするというところにお互いの苦心がある、こう思っております。

第75回国会 社会労働委員会 第25号(1975/07/01、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 今回の制度検討につきましては、現在の失対事業に就労している失業者に関しまして緊急失業対策法第四条に基づき調査検討を進めるものでありまして、検討に当たりましては、中高年齢者等の雇用の促進に関する特別措置法成立の際の本委員会における附帯決議の趣旨に沿って失対事業を継続実施することを前提として進めております。したがいまして、就労者の年齢や体力を理由に現行事業から排除することは考えておりません。  また、今後の失対事業のあり方につきましては、就労者の年齢、生活、就労等の実態などを十分考慮いたしまして、事業運営の改善とこれに応じた適正な賃金水準の確保を図るよう検討を進めてまいっていると……

第75回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1975/02/21、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 石炭鉱業に関する当面の労働問題について、一言所信を申し述べ、各位の御理解と御協力を得たいと存じます。  最近の石炭政策をめぐる情勢は、御承知のごとく、昨年十月、新総合エネルギー政策のもとにおける石炭政策はいかにあるべきかについて、通商産業大臣より石炭鉱業審議会に諮問がなされ、現在、その審議が進められているところでありますが、石炭対策の推進に当たりましては、基本的には、石炭鉱業が、長期的かつ国民経済的視野に立った総合エネルギー政策の中で、経営基盤の確立とあわせて雇用の面でも、また、作業環境の面でも改善、整備が図られ、将来にわたって魅力ある職場となることが必要であると考えておりま……

第75回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1975/06/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 いままで事務当局からも説明させましたけれども、いまから先はますます離職者問題が大事なときでございますから、いろいろな御議論があるやに聞いておりますけれども、労働省としては、いまから先もずっと続けていくという姿勢で、問題を見ているということを御理解いただきたい。
【次の発言】 私は前に北九州におりまして、筑豊炭鉱を若いときずっと歩いたこともあるのです。こういうふうに変化するエネルギーの中において、しかも石炭が新しく見直されている時代でございますから、やはり経営基盤の確保とか魅力ある職場にする、あるいは安全の問題、こういう問題を、一通産省だけにあらず労働省もともどもにやって、そう……

第75回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1975/07/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 お答えします。  このたびの答申を私もずっと拝見しながら、また前回、皆さんから労働省は答申に当たってしっかりと相談にあずかるようにというお話などもありましたので、できてきたこの答申をよく読んでいるわけでありまして、おっしゃるような御懸念がないように、私たちは何といたしましても二千万トン程度というものを確保するためには、魅力のある職場、そのためには保安も大事でございますし、安全も大事ですし、さらにまた環境整備、こういう考えで、この中に盛られたものを従来以上に御心配のないような形で推進してまいりたい、こう思っているわけであります。

第75回国会 予算委員会 第2号(1975/01/30、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 お答えします。  昨年の十二月の二十五日に御通過いただいた雇用保険法で、中小企業、そういう方々が休業された場合の三分の二の補償をしているということによって、一応の手当てもしております。  それから社内預金の方は、これは労使で協約して大変入っておりますが、こういう不況のときに、もし社内預金が不正なことに使われてはかないませんから、労働基準局を通じて再三検討しておりますが、いまのところ、社内預金を払えないというふうな情勢であるところは一つもありません。仮に会社更生法の場合には、これが最優先する債権である、こういうふうな解釈をとっておりますから、御理解をいただきます。

第75回国会 予算委員会 第3号(1975/01/31、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 御心配の国鉄、郵政の問題、この三公社五現業のストの問題等々、ひとしく心配しているところであります。いわんや民間の方にレイオフのあるとき、こういう諸君が、公共性あるにかかわらず国民に迷惑をかけていることは、私たちも非常に残念で、労使に会うたびに、その関係の改善について話をしているわけであります。一方また、この秋スト権の解決を見るその機会に、経営形態のあり方も含めて検討しているということも、御理解いただきたいと思います。  なお、先ほど来小平さんから、労働界のことについて段々御心配がありましたが、私はナショナルセンター千二、三百万の労働組合の組織というものは、政治、経済、文化に非……

第75回国会 予算委員会 第4号(1975/02/01、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 具体的にお答えいたします。  わが国の定年制は、四十八年度において、規模三十人以上の企業では六七%実施しております。特に企業規模の大きいものほど定年制を施行しておりまして、大企業、五千人以上のところは一〇〇%、中小企業、三百人から九百九十人が九四%、小企業、三十人から九十九人が五五%です。最近、定年制引き上げの傾向も見られておりまして、四十五年度は、五十五歳定年の事業所が五八%の過半数でありましたけれども、四十八年度においては、六十歳定年をとる企業も増加しております。  外国の話が出ましたから、御参考に申し上げますと、外国の場合は、先ほどからおっしゃるように、労働者が公的年金……

第75回国会 予算委員会 第5号(1975/02/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 お答えいたします。  私は、日本の今日を支えているのは、働く諸君の勤労の汗の上に立つと思っておるのでありまして、いまのような表現は変わった表現だ、こう思っております。
【次の発言】 内容をよく読んでおりませんからわかりませんけれども、私は、教育者の場合に、単純にただ搾取されるようなレーバー、そういうふうな考え方には同意いたしません。
【次の発言】 労働基準法の労働法規は、公務員である教職員に対する適用除外の場合を除きまして、教育に従事する者に対しても適用されておりまして、言いかえれば、教職員もその限りにおいては労働基準法等の労働法規上の労働者であります。

第75回国会 予算委員会 第6号(1975/02/04、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 お答えします。昨年、非破壊検査関係において労働者が被曝し障害を受けた事故は、水島、長崎、大分等で明らかになっておりますが、これらの事故は、素手で放射性物質を取り扱ったもの、そういうことでして、被曝量は数百レム以上と推定されております。さらにまた、原子力発電所関係では、最近、許容線量を超える被曝があったことは聞いておりません。民間の研究所におきましては、近年障害につながるような異常な被曝はないと、私は報告を受けております。
【次の発言】 お答えします。  被曝の場合に、私も専門家じゃありませんけれども、どの三カ月をとっても三レム以下でなければならない、こういう規定のあることは御……

第75回国会 予算委員会 第7号(1975/02/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 交通遺児のお母さんだけにあらずして、一般の寡婦の方々が勤め先を求めているということは、おっしゃるとおりでございます。そこで、全国の職安を通じて就職の促進なども図っておりますが、五十年度からは、寡婦の方を雇い入れる事業主に対しては、月九千円ずつ一年間出して雇用奨励をする、こういうふうにしております。

第75回国会 予算委員会 第10号(1975/02/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 お答えいたします。  もしそういうケースがありましたら、私の方に具体的なものをおっしゃっていただけば、早速基準局関係で調べます。これは大事なことですから、違法なことをやっていたら徹底的に分析もし注意もしますし、不幸なことのないようにしたいと思っています。

第75回国会 予算委員会 第11号(1975/02/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 労働省といたしましては、同和問題の解決に特に重要な就職の機会均等、職業選択の自由にかかわる施策を担当しておりますので、御指摘のとおり、次官通達の趣旨に沿うて十分に配慮して各出先機関を強く指導しておるところでありまして、昭和五十年度の予算におきましても、雇用対策上の予算は七十数%増加を見て実施しているところであります。

第75回国会 予算委員会 第12号(1975/02/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 安里先生が海洋博のことを大変御心配ですが、私も本土復帰に非常に関心を持っておった者として、私自身も海洋博に行こうと思って、三年くらい前から積み立てまでしております。  そこで、ただいま駐留軍の離職者の問題等々ございましたが、御承知のとおり、駐留軍の離職者は、家族持ちが多くて中高年者が多いということ、それから長期間にわたって一般企業と異なる環境できわめて細分化された仕事に従事している、こういう特殊事情がございますので、昨年の十月に労働省は沖繩駐留軍関係離職者等総合職業相談所を開設いたしまして、本省から専門的知識を持つ就職促進指導官数名が参りまして、きめ細かい職業相談と職業指導に……

第75回国会 予算委員会 第13号(1975/02/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 お答えいたします。  昨年、賃金改定期のときにそういう話がありまして、私は社会労働委員会において、その問題について労働省内部において勉強いたしましょう、こう申し上げたことが一つ。それから、おっしゃるとおり、二月十何日でしたか、官邸において、私と官房長官ともどもに、労働四団体の方々から全国一律最低賃金の問題についての要請書を受け取ったことであります。  そこで、昨年から私は、賃金の実態とか、あるいは賃金格差の実態を中心に、諸外国の事例をひとつ勉強しようと思いまして、そちこちの国々にいろんな事例等についての資料を実は求めて、いま入手しているところであります。いままでわかったところ……

第75回国会 予算委員会 第15号(1975/02/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 社会福祉施設における労働者の労働条件については、労働時間、休憩、休日等に、遵法水準から見て非常に縁遠いものがありますので、きめ細かい監督指導をしてまいったところであります。具体的な数字その他については、政府委員から答弁させます。
【次の発言】 ただいまお答えしたような状況でもあります。しかしながら、その確保につきましては、国と地方の公共団体の財政的援助と深い関係がありますので、厚生省等の行政機関に対して配慮を要望しながら、昨年九月には厚生省等に対して文書をもってその改善方を要望申し上げ、また厚生省は、本年度予算においてそれに手当てをされたというふうに聞いております。

第75回国会 予算委員会 第16号(1975/02/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 副総理と先生との応答の中にありますように、政府は賃金交渉には介入しない、ただしかし、先ほどから先生おっしゃるように、いままでの惰性での賃金闘争が行われます。そこで昨年の八月からいままでの高度経済成長一〇%以上を続けたものが、ことしからマイナス成長になる。そうすれば、その企業に働いている人々は実態的にわかるわけです。ですから、私は惰性というものをここで変えて、ものをひとつ正しく見て、お互いの仲間から職場を離れる者を出さないようにしようじゃないか、そうしていまの職場を確保させながら、そうしてお互いの生活を充実させる、そこには心の転換もあるでしょう、あるいは消費者諸君の賢い選択もあ……

第75回国会 予算委員会 第17号(1975/02/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 そのとおりでございます。
【次の発言】 お答えいたします。  下請会社における臨時工を含めて、事業者は、管理区域内に随時立ち入る者については、被曝線量を測定して、その結果を記録するように義務づけられております。いまの手帳の問題は、私の方でどういうふうになっておりますか、追跡調査をしたい、こう思っております。
【次の発言】 ただいま総理府総務長官が発表したような数字もありますし、また労働省で精査しましても、一月の失業率は一・八%、そして八十三万、こういう数字が出ておりまして、これがそのままずっと拡大するということも心配しておりますが、ときには季節的要因もあるのです。毎年のことで……

第75回国会 予算委員会 第18号(1975/02/21、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 おっしゃるように、石母田議員からこの前お話がありました。当日職安局長がおりませんので、帰ってまいりましてから、直接本人に真意を確かめましたところ、悪用とか乱用を容認するという趣旨ではございませんのでして、御承知のように、雇用調整交付金制度、この趣旨は失業の防止を図ることにあります。そういうことからしますと、現下の厳しい雇用情勢の中において、一人でも失業者を少なくするために、この制度の、法の趣旨に沿って積極的に活用してもらいたい、そういう期待をした発言であったということに私は承りまして、そのとおりである、まさに労働省の姿勢もそのとおりだ、こういうことで本人からの話を理解している……

第75回国会 予算委員会 第19号(1975/02/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 ただいま病院内部の話をお伺いしたのですけれども、治療目的で精神病院が患者を屋外で働かせる、あるいは事業主に委託して作業に従事させる、そういう場合は、原則として労働基準法は適用されないのであります。しかしいまお話のようなことがあった。私の場合には、申告なり投書なりいろいろな問題がないと、なかなかこういう実態がわからないわけです。そしてまた、労働者として事業所と契約したということになりますと、これは労働者としていろいろ権利が生ずるわけでして、そういう実態がわかった場合には権利を守るようにしたい。しかし、その治療の問題の場合には、私の方にはわからない、こういうことを御理解いただきた……

第75回国会 予算委員会 第20号(1975/03/01、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 小林進委員の、作業療法を受けている精神病患者がいるのではないか、その中には労働基準法上の労働者がいるのではないかという御質問に対しまして、私は、治療目的で精神病院で患者を屋外で働かせ、あるいは事業主に委託して作業に従事させる場合は、原則として労働基準法の適用はされませんけれども、労働者として事業所と契約したということになると、労働者としてのいろいろの権利が生じます、そういう実態がわかった場合には権利を守りますということを御答弁申し上げたのであります。私の答弁が一般論を強調したというふうなことで先生の御理解を得なかったと思いますが、その真意は、実態に応じて使用従属関係の有無を判……

第75回国会 予算委員会 第21号(1975/03/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 不況とインフレ克服、さらに雇用不安、こういう中で私たちは苦労しておるわけでありますが、しかしその間、やはり世界がインフレをいかに抑えるかということが非常に大事な命題で、御承知のように、わが国は、総需要抑制、その中において物価を安定して、消費者物価も三月末一五%が確保できる、こういう中において、やはり失業者をなくするために、御承知のとおり、雇用調整給付金というものによって約三百五十万人目をカバーしておりまして、一方四月一日から雇用保険法が完全実施できますから、そちらの方でまた援護措置を講じつつ、いままでの目的に沿っていきたい、こう思っております。

第75回国会 予算委員会 第23号(1975/06/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 お答えいたします。  賃金は、労使の間に政府が介入しないことは、勝間田先生おわかりのとおりでございます。政府は、三月末消費者物価一四・二%、そのベルトを締めるのに懸命でございました。そして、それは国民の非常な御理解を得て達成したわけであります。このたびのあなたのおっしゃった賃金の水準というものは、私は、物価安定というものに対しながら、労使の間に、こういう大事なときでございますから、話し合いによってそういう結果が生まれたもの、こう思っているわけであります。  個人消費が五四・数%という話がありますが、こういうときば企業というものは本当に購買力を増すためにも工夫しなければならぬ。……

第76回国会 社会労働委員会 第3号(1975/11/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 労災保険というものは、先生御存じのように労働者を守るために非常に大事なことだと私は思うのです。たとえばせんだって三菱重工の爆破事件があったときは、これはいずれ労災にみんなああいう被害者の方々が入ってくるのじゃなかろうかと思いまして、私なども、その現場まで歩いて行きまして、その日のうちに見まして、そして中央労働基準監督署にそういう書類が来た場合の手配などもいたしたようなことでございますが、いずれにいたしましても、労働者の安全、そしてまた将来の健康、こういうことから、いままでも一生懸命やりましたけれども、こうした先生の御指摘などをまた一つの契機にいたしまして、全体を、おくれている……

第76回国会 社会労働委員会 第5号(1975/12/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 だんだん総理大臣から御答弁がありましたが、やはり将来ともに健全な労使関係をどう確立していくかというところに邁進しなければならぬ、こう思っております。
【次の発言】 総理も国会で何遍も申し上げましたし、私もそういう信念に変わりありませんが、そういう意味からしましても、違法ストというものはやめてもらいたいという念願をしておったわけであります。

第76回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1975/11/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 私も去年の秋でしたか、飯塚の山野の総訓の分校を見に行ったのです。そうしますと、そういう諸君がブロック建築、大工の訓練をしている。年を聞くといずれも五十一、二なんです。私は思わず、あなたのおっしゃるように、いまいろいろな援護手当てもしていますし、訓練手当も出してもいるし、こういうときには諸君は元気を出して、いまブロック建築で一般に就職すると相当な金になるし、大工さんならそうなるのだから、ひとつ元気を出してやってくれと言って、思わず肩をたたいてやってきたのですが、いろいろな広域的な問題等々で援護措置は講じて、三年間ということでやってきているわけですね。ですから、先生のおっしゃるよ……

第76回国会 予算委員会 第2号(1975/10/21、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 お答えいたします。  合意五項目の中には、当事者、組合の方々、こういう諸君がそれぞれ専門懇等で意見を述べるように、私もまた社会労働委員会でもそういうふうにお答えしているわけであります。いまのような意見もそれぞれ述べられた、あるいは述べられるもの少なかったものがあったかもしらぬが、そういう意見が表明されている、こう思っております。
【次の発言】 手続といたしますと、政府の方で専門懇を開いておりまして、こういう、いまも申されたような方々がいろいろ意見を述べているわけです、組合の方々も。そういう意見を集約しまして、そういう結論の中から関係閣僚、ここいらでもいろいろまた決断を下す、こ……

第76回国会 予算委員会 第3号(1975/10/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 お答えいたします。  スタグフレーションと雇用不安というのが大変な問題でございます。しかも、先生がおっしゃるように、完全雇用というものは、近代国家としては、これは基本的理念でございます。それに向かって邁進をいたします。  また、いま雇用対策基本計画という、四十八年に計画されたものを見直す場合には、特別に身体障害者、高年齢者の方々の問題について重点を置きたい。いまでもなおかつ、全国の職業安定機関を総動員して、こういうときにこそ一生懸命お手伝いすべきだ、こういう姿勢でやっております。

第76回国会 予算委員会 第6号(1975/10/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 おっしゃるように、スト、処分、そういう繰り返しというものはやめたいというのが、これはもう国民全体の願いでもあり、また、私たちとしますと、労使の正常な関係というものをつくることが何よりのことだ、こう思っております。そういうことからしまして、長い経過がありましたけれども、幸いにして専門懇がいま非常に精力的に研究いただいておりますから、その結論を踏まえながら、関係閣僚協においてもその意見を尊重して結論を出す、こういう形だろう、こう思っております。
【次の発言】 いろいろな問題を踏まえながら、私は、専門懇の皆さん方に勉強してもらっておる、それを期待しております。

第76回国会 予算委員会 第7号(1975/10/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 まさに私たちも心配していることでございます。そういう意味からいたしましても、公共職業機関、そういうものを通じて、一方には建設省、運輸省、農林省、そういう各関係機関などによって、今度の総合景気政策、そういうものに、発注の場合に事前に把握しながら就労の機会を得たいということで、熱心にいま進めているところであります。
【次の発言】 お答えします。  御案内のように、十月八日に職業安定局長の名前をもって各都道府県に通達を出しましたことは、公共事業の発注機関との密接な連絡によって、発注状況を事前に把握して積極的な求人開拓をしっかりやれ、こういうことであります。そしてまたきのうも、全国の……

第76回国会 予算委員会 第8号(1975/10/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 塩化ビニールの問題については、四十四年から私の方はずっと手当てしておりまして、今度ああいう事故が起こりましたから、車速そういう労災をかけること。それから、いままで勤めた人、下請、こういうものも全部洗って万全の策をやります。

第77回国会 運輸委員会 第15号(1976/06/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 先日の閣議で、運輸大臣から、ボーナスに対して非常に苦しい立場にある報告がありました。私も数年前まではこの委員会で皆さんと一緒におりましたから、多少国鉄の問題はわかってもおりますが、何せ、三公社五現業のうち国鉄だけがまだボーナスが払えない。そして、労使の間で話し合いを続けている。話し合いを続けるにいたしましても、法案のめどが一体どうなるかということが大事な問題じゃなかろうかと思いますし、国鉄再建と労働者諸君の生活の安定が第一で、ボーナスは自分の月給の中に繰り入れられていると私は思いますから、そういう意味からしますというと、臨時国会を召集して国鉄再建を考えて、こういうことが何遍と……

第77回国会 決算委員会 第7号(1976/05/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 労働省所管の昭和四十八年度決算について、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計の歳出決算について申し上げます。  歳出予算現額は一千七百八十四億六百五十七万円余でありまして、その内訳は、歳出予算額一千七百八十四億百七万円余、前年度繰越額五百五十万円となっております。  この歳出予算現額に対しまして、支出済歳出額一千七百五十三億六百四万円余、翌年度繰越額八千五百八万円余、不用額三十億一千五百四十四万円余で決算を結了いたしました。  支出済歳出額の主なものについて申し上げますと、失業保険費負担金及び失業対策事業費等であります。  これらの経費は、失業保険法に基づく失業保……

第77回国会 社会労働委員会 第1号(1976/02/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 社会労働委員会の御審議に先立ち、当面の労働行政についての所信を申し述べ、各位の御理解と御協力を得たいと存じます。  現在、主要先進諸国の最大の政治課題は、物価の抑制を堅持しつつ、いかにして雇用の安定を図るかにあり、わが国もその例外ではありません。インフレなき経済社会の建設が今後目指すべき目標であり、その中では完全雇用の維持に最も力点を置いた政策運営が行われるべきだと考えております。  また、高度成長から安定成長への時代の大きな転換の流れの中にあって、最も重要なことは、経済社会の担い手である労働者の福祉の充実と向上に一段と力を注いでいくことであり、そのことは同時に、わが国経済社……

第77回国会 社会労働委員会 第2号(1976/03/02、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 先生も地方をお歩きになっておりますし、私なんかも地方にたまに参りますし、また人の話も聞きますが、大体において求人倍率が〇・五二だったのが先日〇・五八というふうに多少は上向いている。そして、業種によって違いがありますけれども、一般的傾向とすれば希望が持てる姿になりつつあります。ただ、その中において、第四次不況対策などは何か浸透は非常に遅いという感じを私は持ちます。これがもう少し推進されなければならぬのではないかと思いまして、関係閣僚会議などでは私の方からも、とにかくこの内閣が今度の予算で上げていることは景気浮揚と雇用の安定の二つ。その景気の浮揚の姿が一番見えるのは雇用安定、雇用……

第77回国会 社会労働委員会 第5号(1976/05/10、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 ただいま議題となりました建設労働者の雇用の改善等に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  わが国の建設業は、国民経済に大きな比重を占めておりますが、雇用面につきましては、出かせぎをめぐる問題を初めとして、数々の問題点が指摘され、早急に対策を講ずることが必要とされており、第七十四回臨時国会における雇用保険法案の御審議に際し、衆議院及び参議院の社会労働委員会でその旨の附帯決議をいただいているところであります。  また、昨年には、関係審議会からも建設労働者の雇用改善対策の強化に関する建議等が政府に提出されております。  政府といたしましては、こ……

第77回国会 社会労働委員会 第6号(1976/05/11、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 いま川俣委員が御質問された山形県最上川水利事業における爆発事故、けさも安倍農林大臣から閣議の席上において御報告がありました。私なども、きのうから新聞、テレビをずっと見ているわけですが、これは東北農政局の直轄工事じゃないですか、発注者は東北農政局です、おっしゃるように大林組です、そして九名がとにかく遺体となってようやく収容ができたということで、私は、非常に残念なことだと思っております。  労働省からは、事故が起こってからという意味じゃありませんが、新聞報道によりましても、その四、五日前に監督署が行って事故を起こさないように指導しているというニュースも流れておりましたし、さらにま……

第77回国会 社会労働委員会 第12号(1976/05/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 ただいま議題となりました身体障害者雇用促進法及び中高年齢者等の雇用の促進に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  身体障害者及び中高年齢者につきましては、先般来の不況の中で、その雇用の確保が大きな問題となっているところであり、また、今後におけるわが国の経済情勢と労働力の高齢化等を考慮いたしますと、これらの対策を抜本的に強化することが必要であります。  まず、身体障害者の雇用対策の拡充強化につきまして御説明申し上げます。  身体障害者の雇用対策につきましては、身体障害者雇用促進法による雇用率制度を中心として、その雇……

第77回国会 社会労働委員会 第13号(1976/05/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 八木さんと局長の応答の中にだんだん問題が明確になってきたと思いますが、私もそういう地方の実態などもわかっておりますから、実態に即しながら対処してまいりたい、こう思います。
【次の発言】 義務づけたことは、いま八木さんの御質問にもあったように、年々これはふえていきますね、労災問題もあるでしょうし、交通事故もありましょうし、薬害の問題もありましょうし、長生きしておるというふうなこともありますから年々歳々ふえていく、こういうときに、やはりいままでのような任意規定で一・三、一・七というふうなこと、達成はしつつありますけれども、さらにふえていくことを見れば、国民全体で義務づけてやってい……

第77回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1976/03/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 石炭鉱業に関する当面の労働問題について、一言所信を申し述べ、各位の御理解と御協力を得たいと存じます。  初めに、昨年は石炭鉱山における災害が相次ぎ、多数の犠牲者を出しましたことはまことに遺憾であり、被災者の方々並びに御家族の皆様に対しまして心からお見舞い申し上げます。  労働省といたしましては、被災された方々に対する災害補償、遺家族の方々の就職援護につきまして、最善の努力をいたしますとともに、かかる災害が再び発生することがないよう、通商産業省と十分連携を保ちつつ万全を期してまいる所存であります。  さて、今後における石炭対策の基本的方向につきましては、昨年七月の石炭鉱業審議会……

第77回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1976/05/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 去年、大分お話がありまして、その際に私の立場を申し上げて、ことしの予算を組んだわけですが、五十二年度からという話でございますが、私は、この地方の、こういうものの該当者の数などを、ずっとフォローしておるわけです。これは多賀谷さん、皆さんの方がお詳しいと思いますが、労働省の立場からしますと、これは、いますぐ直ちに、この二つの事業は打ち切るべきじゃない、こういう構えで、いまから先も政策を推進してまいりたい、こう私は、いま感じております。
【次の発言】 私も地方を歩いてみますと、昔は失対道路なんというのは九七%ぐらいは全部、国の方から来ているので、ほとんど町村は持ち出しはなかった。で……

第77回国会 予算委員会 第5号(1976/02/02、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 お答えします。  いろいろ公労法改正で完全実施等をやってきたりして、そういう労使関係をよくするように努めてきたことは承知しております。
【次の発言】 お答えします。  私もこの意見書は何遍となく読んでおります。もちろんそれぞれの方々の意見が入っていますから気に食わないところもあるでしょう。また新しい提言もあると私は思う。こういうものをやはり参考にしながら、ただいま総理がお答えしたような形において将来に向かって労働基本権の問題について研究していく、こういうことが必要だろう、こう思っております。  具体的な問題につきましては……。

第77回国会 予算委員会 第6号(1976/02/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 皆さんから御心配いただきました雇用調整給付金が昨年百四十二億円で発足いたしましたが、こういう情勢にかんがみまして、五十年度一年間の予算五百四十八億円、こういうことで、お役に立っていると思っております。  一方、再々延長の話がありましたが、これはすでに御承知のとおり一月から再々延長しているものもあります。そういうことでございます。  ただ、七十五日の問題は、やはり雇用調整給付金の支給限度日数あるいは指定業種の延長の場合を含めまして、この制度が短期的、応急的な対策であること、あるいはまた過去における在庫調整などの実態やら雇用保険の失業給付日数との均衡を考えまして、慎重に検討して決……

第77回国会 予算委員会 第8号(1976/02/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 労働者の放射線被曝の問題につきましては、先生から時折御質問がありますが、四十六年度以降における補償状況に見ますというと、非破壊検査関係従事労働者八名、医療関係従事労働者六名、合計十四名に補償をしております。なお原子力発電所従業員からは、現在までのところ放射線被曝による疾病についての労災保険への給付請求はございません。そしてまた、御心配になっているいまの検査状況につきましては、昨年の十月ぐらいからまた各事業所に通達を出し、そして多いところは一年に三回くらいずつ事業所を検査して最近の安全衛生法あるいは特化則、そういう法律、法令に違反しないように厳重に勧告をしているところでございま……

第77回国会 予算委員会 第11号(1976/02/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 午前中からの参考人の話を聞いておりましても、非常に雇用問題が大事であるということをみんな御認識いただき、また今度の予算というものが景気の浮揚と雇用の安定ということをねらっておるわけであります。  そこで、いま出ました消費の着実な増加というものが所得の増加をもたらすということもありますけれども、私はやはり物価の安定と雇用の不安の除去がそれ以上重要である、こういうふうに考えております。仮にいま一番心配していることは、賃上げが雇用不安を激化させるんじゃなかろうかということだとか、逆にそういうことがあると国民の消費態度をかえって慎重にするということもある、ひいてはまた景気の回復にも影……

第77回国会 予算委員会 第12号(1976/02/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 小林委員御存じのように、西ドイツはコンサート方式と言って、政労使三者でハーモニーをとりながらやっております。そういう中に勤労者の財産形成、これはもう十数年前でございます。わが国は、それにあやかる意味ではありませんが、ここ三、四年前から、そしてまた昨年の国会でも、まだまだ不十分ではございますが、そういう方向に向かって発足もし、また実施もし、それをいまから拡大する、こういうことで私の方も政労使ともどもにそういう姿に向かっていこう、こう思っております。
【次の発言】 あなたの御質問の中にも、地方銀行、相互銀行、信用金庫、そういうところは大体問題が片づいた、こういうお話がありました。……

第77回国会 予算委員会 第13号(1976/02/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 繊維につきましては、数年前に対米繊維輸出規制、そうしてまたその織機の廃棄等々があって、その際もいろんな対策で、その経験がありましたから、御案内のように、このたびの不況に当たっては雇用調整給付金で労使ともどものお話がありまして、これが非常に役に立っているんじゃなかろうか。いまから先の問題は、いずれにいたしましても失業というものを出さないようにしなければなりませんから、構造改善は民間で非常に熱心に、繊維の場合に行われている話も私はいろいろ聞くわけです。そういう中から私の方はできるだけのことはやっていこう。造船の場合でもそうでございます。いま手持ちがあると言いましても、下請関係が非……

第77回国会 予算委員会 第18号(1976/02/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 私からもお答えしておきます。  労働省と経営者と労働組合が中心になりまして、日本では多国籍企業研究会というのをやっております。そして、東南アジアその他に三者構成でずっと視察して、日本自体のコードをひとつつくろうということで、数日前もやったことでございます。こうした事件が起こったときでありますから、数日前の会議で、さらにお互いの姿勢というものと、あるいはOECDあたりのコードというものを参考にしながら、三者構成でしっかりやろうというふうなことでやっていることも御理解いただきたいと思います。
【次の発言】 行管の勧告は、労働省に対してはありません。しかしながら、先ほど先生おっしゃ……

第77回国会 予算委員会 第19号(1976/02/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 まあいまの一番問題は、何といっても景気の浮揚と雇用の安定でございます。そうしたときに、こういう長引く不景気の中では、おっしゃるとおり中小企業の方々が一番先に痛手をこうむる、そういうことでございますし、そのためにこそ、私たちが毎日こういう御議論をお伺いし、また全国のいろいろな統計なども見、職安の話なども聞いておるわけであります。  そこで、何といたしましても、労働基準法なりあるいはまた雇用保険法、持っておる法律をフルに活用しましてやっていくということが一番大事じゃなかろうかと思いますし、さらに今度の国会でお願いしたいことは、企業倒産によって賃金が未払いのままになる、そういう問題……

第77回国会 予算委員会 第21号(1976/03/02、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 総理と同じ意見です。
【次の発言】 坂口先生がそういう現場まで調査の上での立論、非常に傾聴に値すると思っております。  そこで、私の方もこれは投げやりにしているのではございませんで、先ほど局長が答弁しましたように、ソ連でそういう論文が出た後、早速七四年に情報の収集とか作業環境の実態の把握とか、あるいはまた特殊健康診断とか追跡調査等をやってきたわけであります。  なおいまの問題につきましては、クロロプレンの吸入毒性研究、これはオランダで実施しているということも聞いておりますので、私の方はそういう問題を改めてオランダあたりに照会し、職業がん対策専門家会議に依頼してそういう情報の収……

第77回国会 予算委員会 第22号(1976/03/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 勤労者の生活安定にはいろいろな条件がありますが、その中に住宅は大事なものなんだ。こういう面で西ドイツの労使関係は非常に正常と申しますか円滑だと私は思う。そうしたことからしまして、西ドイツの財産形成というのは、私もいろいろなところで研究をし、また昨年もここでその改善策について御審議をいただいたわけでありまして、これは労使で話し合っていることでございますから、いま初めてその話は聞いたことでして、非常な関心を持って持ち家制度というものを私の方は推進しておるときですから、どういうところにネックがあるか、いまから先研究してみたい、こう思っております。

第77回国会 予算委員会 第23号(1976/03/04、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 局長から御説明申し上げましたように、塩ビの問題等々については、できるだけのことをやっておったつもりでございます。また、経営者さらにはまた組合の諸君、こういう方々の協力を得まして、まずそういう者を出さないことに重点を置き、さらにまた、国会においていろいろな安全衛生法の諸改正などを行って、しかも先ほどから申されたように、労働基準監督官は立ち入り検査までするという形をやっておりますが、どういたしましてもいまからはやはり予防、それをやりつつ、そしてまた補償ということまで五十一年度の労働行政の最重点として取り組んでまいりたい、こう思っております。  ただいまのような事例も、いま御説明申……

第77回国会 予算委員会 第24号(1976/03/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 先ほど企画庁長官から御答弁がありましたように、景気は上向きになっているのが楽しみでございまして、現に残業時間がふえておるというようなこと、第四次の景気刺激策が浸透すること、さらにはまた皆さんに御審議をお願いしているこの予算の通過によって、上半期にそういうことが実行されますと雇用の関係も非常によくなるのではないか。こういうふうに期待しておりまして、一月が百五万でございますが、ずっと季節調整しまして、三月ぐらいは百二十五万ぐらいじゃなかろうか、こういうふうなことでございます。  もう一つ御心配いただきました大学卒業生の就職問題につきましては、昨年この国会で大変御心配いただきました……

第77回国会 予算委員会 第27号(1976/04/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 いまは雇用安定と景気浮揚ということでやっております。一方、失業の問題は非常に大事なことでございますから、一つ一つの問題について、まず失業者が出ないように懸命にやっているわけであります。さらにまた、先生がおっしゃったそういう問題などにつきましても役所の中で研究もし、あるいは労働四団体からこういう雇用の大事なときの要求、要請などもありますから、具体的に審議会等にかけたりして研究しているわけであります。
【次の発言】 小平さん御理解のように、日本ではめちゃくちゃに人の首は切れないことになっております。おっしゃるように一カ月前の予告期間あるいは労使の話し合いということでございまして、……


34期(1976/12/05〜)

第82回国会 文教委員会 第2号(1977/11/11、34期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 いま教科書無償の話が出ましたが、先ほども主計官から大蔵省が文部省に合意を求めるというような話がありました。私は当時関係した一人としてこの際関連質問をします。  ほかのものとわけが違いまして、百億の予算を五十億に削るとかなんとかということと違って、教科書無償というのは制度の問題です。教科書無償の法律が一本出ているわけです。それを廃止までしてやる意思は私は文部省もないだろうと思います。そういう法律事項であることをはっきりわかってもらうことが一つ。もう一つは、たしか今日は三百億ぐらい、千七百万人ぐらいの生徒にいっておると思うのであります。私は、義務教育の場において無償というものが……

第84回国会 災害対策特別委員会 第19号(1978/07/11、34期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 宮城県沖の地震に対して災害対策特別委員会の各位が御熱心に御討議賜りますことに対しまして地元の議員といたしまして心から御礼申し上げます。  特に委員長には、地震が起こったのが十二日ですが、私は十三日に委員長にお電話を申し上げて、大変な地震であるからいち早く特別委員会として宮城県に御出張をお願いしたい、その際に委員長は、いま行ったのがいいか後で行ったのがいいか、その辺の時間等々は県の方と連絡しましょうという温かい言葉があり、そして政府におくれない程度において全員御出張、御視察いただいた御好意に対して、地元として厚く御礼申し上げます。  現地をごらんになっておわかりのとおり、これ……


36期(1980/06/22〜)

第97回国会 運輸委員会 第1号(1982/12/25、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 私は、去る十一月二十七日、新内閣の発足に際して運輸大臣を拝命いたしました長谷川峻でございます。今国会におきまして運輸委員会の開かれるこの機会に一言就任のごあいさつを申し上げたいと存じます。  御承知のとおり、運輸省は陸海空にわたる交通はもとより、観光、海上保安、気象といった広範な分野に及ぶ行政を所管しており、また、国民生活や国民経済上きわめて重要な仕事が多いので、大変やりがいがあると存じている次第であります。  現在、運輸行政には、一刻の猶予も許されない国鉄の再建問題や、関西国際空港の建設など数々の緊急に解決すべき重要課題が山積しており、その職責の重大さを痛感しているところで……

第97回国会 予算委員会 第1号(1982/12/13、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 原田委員は元運輸大臣をされておりまして、非常に国鉄問題について御心配をいただきまして恐縮でございます。  このたびの行政改革の本当に目玉と言われるものが、先ほどあなたがおっしゃったとおり、累積債務十六兆円、昭和六十年度には二十四兆円になりゃせぬか、そして年間二兆円ずつの赤字が出てくる、しかも、政府の予算がその中に七千億も入っておる。だから、乗る者も乗らない者も、赤ん坊も年寄りも、大体年間二兆円の赤字ということは一人二万円ずつ負担する、こういうところに、みんな危機的な財政状況である。これを臨調初め、ありとあらゆる機関が国鉄の問題について縦横無尽に検討されたことでございまして、こ……

第97回国会 予算委員会 第2号(1982/12/14、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 金子さんも国鉄のことはお詳しい。まさに百十年の歴史を持っておる国鉄です。しかし、モータリゼーションとかいろいろな経済事情の変化でお客さんがだんだん少なくなってくる、一方では新幹線のように社会のニーズにこたえる、こういう中から地方ローカル線の廃止等々も出ておりますが、これは地元と転換するものはしてもらうようないろいろな協議をしながら、その間の不便のないようにはやってまいりたい、こう思っております。

第97回国会 予算委員会 第5号(1982/12/17、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 鉄道というものはみんなが希望し、開発に大事なことはよくわかります。ただしかし、最近のようにモータリゼーションが非常に進歩しまして、一日に二千人も乗っていない鉄道、こういうことで非常に心配しまして、政府の方は五十四年に閣議了解でそういう鉄道についての対策を立てて、それを先日第一次をようやくやったわけです。そして、地方の知事さん、さらにまた町村長さんの協力を得て、一次の問題については大体協議に入っています。今度、北海道の場合そうでございますが、この場合といえども、知事さんなりあるいは市町村長さんの意見をよく聞きながら、バス転換等々について、足をどうしてそういう場合でも確保するかと……

第98回国会 運輸委員会 第1号(1983/02/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 第九十八国会に臨み、当面の運輸行政の諸問題に関し所信の一端を申し述べ、各位の御理解を賜りたいと存じます。  わが国の経済の状況を見ますと、経済、社会の国際化の度合いが強まっているため、世界的な景気の停滞がわが国にも濃く影を落としており、諸外国に比較すれば良好とはいうものの、景気の足取りは力強さを欠いております。このため、国際関係に配意しつつ、物価の安定と民間需要の拡大に留意した機動的かつ適切な景気対策をとるとともに、経済の持続的な安定成長を図っていくことが求められております。  また、行政の姿をこれからの時代にふさわしいものにつくりかえていくとともに、多額の国債の累積を抱えた……

第98回国会 運輸委員会 第2号(1983/02/22、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 三枝委員御指摘のとおり、国鉄はまさにもう断崖絶壁に立っていると思うのです。私も皆さん方と同様にこの委員会に昭和二十八年から所属をして、時折皆さんと一緒に話をしたことがありますけれども、本当に時代の変遷によりまして国鉄の財政は危機的状況を通り越している。これは、ありとあらゆる角度から国民世論がいろいろなところで見ているわけでありまして、日本の交通体系の中心をなす国鉄、このままではだめだ、こういうことからしまして、臨時行政調査会でも国鉄再建に関する問題等々を出して、それを受けまして、この国会に国鉄監理委員会法案というものを御提出申し上げて、御審議をお願いしているところであります。……

第98回国会 運輸委員会 第3号(1983/02/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 国鉄全体を拝見しておりまして、長い間日本の交通の大宗をなしたもの、ある場合には地方開発の先駆をなしたもの、その歴史的使命は大きいと思います。そして、一方また、東海道新幹線、山陽新幹線、あの技術というものは、とにかく人身事故一人もなしで、世界に誇ってもいいものです。これなどは、いろいろな問題がある中において国鉄の職員に大きなプライドを持たしておった。  また一方、均衡ある国土の発展ということからしますと、これは当然東北なり上越ということも考えられ、まあ古い時代私たちが論じ合ったときには、東海道新幹線は一千七百九十億でやろうということで、みんなで運輸委員会の諸君も御協力申し上げた……

第98回国会 運輸委員会 第4号(1983/03/22、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 ただいま議題となりました日本国有鉄道の経営する事業の再建の推進に関する臨時措置法案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  国鉄の経営は、昭和五十六年度において年間一兆円の欠損を生み、また、長期債務は十六兆円にも達するなど、まさに危機的状況にあり、国鉄の事業の再建は、国政上早急な解決を要するきわめて重大な課題となっております。  このような国鉄経営の現状にかんがみ、去る七月三十日に行われた臨時行政調査会の第三次答申におきましても、国鉄事業の再建は最も重要な柱とされておりまして、抜本的な改革のための方策が示されるとともに、その推進機関として国鉄再建監理委員会を設置することが……

第98回国会 運輸委員会 第5号(1983/03/25、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 国鉄経営再建促進特別措置法は、現行の公社形態を前提として、その経営の再建を図るために必要な施策を定めているのに対して、このたびの法律案は、現下の国鉄経営の未曾有の危機的状況にかんがみまして、国鉄の事業再建を推進するために、経営形態の問題も含めて経営全般にわたって抜本的な検討を行うための仕組みと施策の方向、枠組みを定めるものでありますので、これらのことは、国鉄経営再建促進特別措置法の一部を改正する措置によって措置することは困難であると考えて、このたびこういうふうにしたものであります。
【次の発言】 私からお答えいたします。  国鉄再建監理委員会は、効率的な運営形態の確立というこ……

第98回国会 運輸委員会 第7号(1983/04/06、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 質疑に入ります前に、委員長のお許しを得まして一言ごあいさつを申し上げます。  私は、過労のために先月二十七日より十日間ほど入院しておりまして、加療に当たりました。その間、皆さん方に大変御心配をおかけいたしました。しかしその間、審議日程等については順調に御連絡いただいたことをありがたく思い、私もまた欠席を深くおわび申し上げます。  また、本日も、審議に当たりましては、委員長初め各位の御了解を得まして、自席で御答弁させてもらうことを心から御礼申し上げます。どうぞよろしく御配慮のほどをお願いします。ありがとうございました。(拍手)

第98回国会 運輸委員会 第8号(1983/04/12、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 とりあえず自席から御答弁をすることをお許しいただきまして、ありがとうございます。  地方交通線の問題は、小林先生がおっしゃるとおり、大変大事な国鉄再建の一要素であるという御発言、そのとおりだろうと私は思います。それだけにまた地方にとりましても、長い間利用しておったものが、モータリゼーションあるいはまた過疎、こういうことから、足は奪わないでバスに転換するとか第三セクターというふうなもの、地方地方の知恵で新しい歩み方に移行するという気持ちが、第一次特定線の場合に三十八線に対してそれぞれ御協議が生まれた、こう思います。  おっしゃるとおり、地方の責任者がそれぞれ個別的なことをお考え……

第98回国会 運輸委員会 第9号(1983/04/13、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 御同様、国鉄再建については何回となくこの席上で法案を見たり助成策に対して賛成したり、そして国鉄全体が再建できるように御期待申し上げたことは御同様でございます。しかしながら、結果においては今日のような破局的なことになったので、国民全体が国鉄の問題というのは国民的課題として考えるように至った。一部関係者だけ、一部専門家だけの問題ではなくなったというところに今度の大きな意義があろうと私は思います。  私個人といたしますと、やはり総理大臣、運輸大臣、さらに国鉄総裁、こういう人々が本当に決意を持って、国の中のもう一つの赤字の国鉄、これを何とかしなければならぬという決意が燃えることが大事……

第98回国会 運輸委員会 第10号(1983/04/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 おっしゃるとおり日本は有数な海運国であります。この議定書にサインをして国際的に登録されておりませんと、その船はよその国に入った場合に入港を拒否されることもあるわけです。そうした重要性も考えて国内法も整備いたしましたし、皆さん方にこの御審議をお願いして、とかく不況であるところの海運を何とかみんなで生かそうと思っておるやさきでございますから、それらもあわせて御賛成を得たい、こう思っております。
【次の発言】 ただいま船員の雇用の促進に関する特別措置法の一部を改正する法律案及び海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、慎重御審議の結果、御可決をいただ……

第98回国会 運輸委員会 第11号(1983/05/18、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 日航機の羽田沖の事故は、航空界としても意外中の意外だ、事故調で研究しても、個人の責任を負うような人が出てこない、全体がわけのわからぬと申しますか、原因がはっきりしてこれだというふうなことのないような形で、非常に変わった事故だ、こう私は報告を聞きながら思うわけでありまして、いまの時代は人間の生き方なり考え方が非常に複雑でございますから、そういうものに対する管理というものをしっかりしなければならぬということを一層感じますと同時に、こうした事故は、最近いろいろな航空事故が起こりますが、一層心理的に、そしてまた内部にわたって追跡しながらがんばっていかなければむずかしい問題だ、こう思っ……

第98回国会 決算委員会 第5号(1983/05/11、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 航空問題は、わが国の空を飛ぶわけでございますが、空は無限に広そうでございますけれども、どこの国の飛行機も、どこのルートを通るかというのが共通に決まっているわけであります。そういう意味からしますと、アメリカの飛行機が日本の空を飛ぶ場合でも、どことどこは飛んでもよろしいというふうに話もしているわけでして、アメリカであるからどこを飛んでもいいという形にはなりません。また、それが大事なことだと私たちは思って、一つ一つのケースに対応しているわけであります。
【次の発言】 アメリカ関係の話でございますけれども、やはり日本の空を協定によって飛ばしてやることですから、その協定が破られることに……

第98回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1983/02/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 運輸省における交通安全対策に関し、所信を申し述べます。  人命の安全の確保は、交通運輸に関する施策の基本であります。  運輸省におきましても、交通安全対策を最も重要な施策の一つとして全省の組織を挙げて取り組んでまいりました。  最近の交通運輸活動はふくそう化と高速化の度を強め、輸送機器も大型化しておりますので、事故の発生の可能性も高まっており、一たび事故が発生いたしますと多数の死傷者を出すおそれも強まっております。したがって、交通運輸活動が展開される場における安全性の確保のための条件を整えることが必要であり、このため鉄道、道路、港湾、航路、空港などの基盤施設の整備を推進し、車……

第98回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1983/02/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 ただいま議題となりました海上衝突予防法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  船舶交通の安全を図るための海上交通の基本ルールにつきましては、その国際性にかんがみ一八八九年以来国際規則が作成され、主要海運国は、いずれもこれらの国際規則をそれぞれ国内化してきております。わが国におきましても、明治二十五年に海上衝突予防法が制定されて以来、国際規則に対応して、数度の改正を経て今日に至っております。  最近では、一九七二年に海上交通の実態の変化に対応して国際規則の全面的見直しが行われましたが、その後の小型船の船舶交通の増加等海上交通事情の変化等に伴い、海上交……

第98回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1983/03/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 御案内のように、そう長い期間なかったにかかわらず、改正ということでございますが、これはおっしゃるとおり国際的な規則でございますが、国際海事機関では、これを制定した後で、またいままで全然予見しなかったことが幾らでも出てきまして、そういう意味からいうと、運用上どうしても都合が悪いということと、それから最近は小型船が非常にふえたということから検討を続けた結果、八一年の十一月に国際規則の一部改正案が採択されまして、本年六月から発効するということでございますから、このために、私の方といたしましても、海上衝突予防法の一部を改正しよう、そして皆様方に御審議をお願いする、こういうことでござい……

第98回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1983/05/11、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 おっしゃるように、本年度の予算編成というものは大変な財源不足のときでございまして、内閣の方から、運輸省所管の自賠責から二千五百六十億ぜひひとつ提供願いたいということでした。私は、役所の立場からしますと反対でございますけれども、何さま国の予算全体の問題でございますし、三年、七年ですか、そういうふうにして返してくれるということでございましたから、承知をすると同時に、お貸ししたものの、残った運用益で万全な施策ができるかどうかということは、局全体として相談をして、大体いまのところ支障なくやれるという返事をもらっているわけであります。

第98回国会 予算委員会 第5号(1983/02/05、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 総理からも御答弁があったように、今度の行政改革の目玉商品はまさに国鉄再建と思っております。そこで、監理委員会法案は前回から出しておりますが、いま継続審議で、まだ審議されておりませんので、これが通過を心から願っており、監理委員の任命につきましては、ただいまあなたのおっしゃったようなことで、まず全般的に影響力のあるような人とか、あるいは財政に詳しい人とかという方々を、委員会法案が通過したら直ちにひとつ総理と相談の上で皆さん方に御報告申し上げたい、こう思っております。
【次の発言】 組織としますと、国土審議会とか鉄道建設審議会とかいろいろなところで御相談いただいて、やはり世の中どん……

第98回国会 予算委員会 第6号(1983/02/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 運輸省関係、特に新潟県だからといって特別に見ているわけじゃありません。ただ、考えられることは、新幹線は地元負担がありませんから、そういうものが大量に計算されているのじゃなかろうか、こう思っております。

第98回国会 予算委員会 第7号(1983/02/08、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 赤字を国鉄が出していることは国民全部が心配していることでありまして、そういう中においてもいろいろ事情の変化で、貨物はどんどんほかのトラック会社の方がお客さんをとっていく。一方はまた、ときには親方日の丸はというふうな非難等々もある。こういうことからしますと、これは国民的課題である、こういうことで、そういう中にあっても、先ほどあなたのおっしゃるように七千三十億もことしは助成金を出しているわけでありまして、大いに議論された結果、この国会に国鉄再建監理法案というのを出して、そこでひとつしっかり政府も担当すべきもの、従来もやっております。この国会でも、また年金の問題等々も御審議いただく……

第98回国会 予算委員会 第10号(1983/02/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 御案内のように、五十八年度の予算に関西新空港四十億円予算をつけてあります。これは二十四時間空港がまだ日本にないということ、関西もまた非常にジェット機の増便、各国からの乗り入れ要請等々がありますので、ここで泉州沖に関西空港をつくる。着工準備費というのは、いままでの調査費もありますけれども、着工するということを前提にして四十億円つけた、そういうふうな一歩前進ということでございます。
【次の発言】 おっしゃるように、成田は、夜は明かりはついておりますけれども飛行機は乗り入れできません。そういうことも教訓にしまして、関係予算が通過した後には関係閣僚会議を開き――そしてまた、いろいろな……

第98回国会 予算委員会 第12号(1983/02/22、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 第一次交通線問題が出て、そしてそれがいま――電車、列車というものは大量輸送でございますが、非常な世の中の変わり方からしまして一日に二千人も乗らない線がたくさん出てきた。これが国鉄再建の中に一つの項目を占めておりますので、第一次特定交通線の廃止ということになり、第二次交通線がまた運輸省の方に上げられてきて、それをいま地方の方々に御協議を願うというふうなかっこうになっております。
【次の発言】 問題は、大量輸送機関でございますから、公共的なそういう交通機関を本当に御利用していただきますことは、エネルギーの節約にもなることであります。ですから、いま地方で、おっしゃるとおり乗っていた……

第98回国会 予算委員会 第13号(1983/02/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 核の問題は慎重に扱わなければなりませんから、運輸省とすれば公安委員会とかあるいは科学技術庁と綿密な連絡をとり、そして私の方は所定の法律に従って、途中事故のないように、こういうことでやっているわけでして、幸いにいままで事故のなかったことは非常に私は結構なことだ、こういう体制のままずっと続けて、法律に基づいて安全を確保しながら運搬に御協力申し上げたい、こう思っております。
【次の発言】 大変、特定地方交通線に対しての御理解あるお話、恐縮でございます。  いずれにいたしましても、地方で協議会がそこまで出ているということ、話し合いをしていただくことは、これは鉄道を仮になくすにしても、……

第98回国会 予算委員会 第15号(1983/03/02、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 運輸省に海上保安庁はありますが、これはコーストガードで、常時……(楢崎委員「民間の」と呼ぶ)民間の、そういうことでして、有事法制等々は研究はしておりません。
【次の発言】 年金問題は大事なことでございます。しかも、私の方は、国鉄再建のために国鉄の共済の問題等々がございますので、お話しのように、今度の国会に提案いたしますのにぜひひとつ御審議のほどをお願いしたいと思います。やはり負担と給付の関係の調和ということが大事だと思いますので、これはお話のありましたようなことなども考えつつ、年金担当の大臣を中心に善処してまいりたい、こう思っております。

第98回国会 予算委員会 第16号(1983/03/03、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 伊勢湾沖にそういう国際空港という話は、私は、中部経済連合会が「二十一世紀の中部ビジョン」というのを書いている、そんなことであそこの書類はわりあいに読むものですから存じ上げておりました。そしておっしゃるとおり、年末には商工会議所の会頭、あなたを初め、ことに予算委員長なんか非常に熱心で、私のところへやかましく言ってきました。  そこで、いま考えますと、現空港をいま非常に整備しております。そして、そういう大きなビジョンでございますから、これは長期的な展望の中にぜひひとつ研究してみたい、こう思っております。

第98回国会 予算委員会 第18号(1983/03/08、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 先日、分科会で川俣委員からこの問題に対しての御質問、その中にホクレンの話などは非常に参考になったと思います。  何といっても日本の技術が誇るべきすばらしいプロジェクトですから、これを有効に活用したいという気持ちは腹いっぱいでございます。そして、まず第一、在来線を通す。新幹線はいまのところなかなか見込みがございません。しかも、これを国鉄の方に貸すということになると、借料で借りるから高いということでございますから、これをひとつ国民の知恵を借りて何か活用方法を考えようということで、役所の者以外に、私の私的諮問機関として知恵のあるような方々にお集まり願って会合を開きたい。たとえば浅利……

第100回国会 運輸委員会 第1号(1983/10/05、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 小林委員が国鉄の問題について造詣深く、そしてまた研究されておりますことに敬意を払います。  おっしゃるとおり、国鉄はいま未曾有の危機でして、本年度も約二兆円の赤字を出す。分析をすると、その中の主なるものが貨物輸送である。こういうことからしますと、貨物輸送の関係を効率的にするのにはどうしたらいいかということがこのたびの直行輸送という形になり、そしてそれがいま推進されている。地方で反対されていることもわかりますから、それに対しては運輸省としては、従来の荷主であり、お客さんであるから御理解を求めるためにはよく手を尽くしてもらいたい、こういうことを申し上げて推進しているわけであります……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第2号(1983/09/26、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 国会の方に付議されておるのですから、その結論を待っております。何とか実施してもらいたいと思いますが、予算上可能じゃないというふうな形で国会の付議になっておりますが、その結論を待つ、こういうことでございます。
【次の発言】 終戦後の国鉄労働組合の功績をお認めいただいたことは非常にありがたいと思います。敗戦の翌日、日本は全部とまったけれども国鉄だけは走っておった、このことを私は忘れません。しかも、外地から帰ってくるところのかつて国鉄におった諸君を全部収容したことも間違いありません。しかし、何さま組合員そのものが少ないから、こういう時代になりますと年金もなかなか払えないということに……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第3号(1983/09/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 錦糸町、梅田地区の再開発、これは国鉄に設置された計画検討委員会で年内を目途に開発計画を策定しております。それから新宿、汐留、この再開発については、まだそこを使っているものですから、そういう前提条件を検討して、将来の問題としてやろうと思っております。いずれにいたしましても、民間活力を活用しなければこういうものはできません。

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第4号(1983/09/28、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 お答えいたします。  おっしゃるとおり、閣議決定、五十四年にやりました。その際に、両方の仕事が完成した暁に統合を図るとしましたけれども、それは上越新幹線が五十七年の十一月に開業したこと、それから青函トンネルについては、まだ海峡の中央部の地質が予想以上に軟弱なために完成時期が六十一年度に見込まれております。そのために、統合などの具体的な内容については、鉄道建設に対する社会的ニーズの動向、鉄道建設技術の承継の方法、鉄建公団職員の処遇の方法、国鉄経営再建問題の影響等、多方面から検討を進めているところであります。

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第5号(1983/09/29、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 基本的には国鉄の赤字、毎年の最大のものは貨物でございます。そういうことからして、とにかく荷物そのものが少なくなっている時代ですから、合理化によって赤字をなくそうというところに基本を立てて、奈良県の場合もいろいろありますけれども、それはコンテナ化によってそういう救済なり話し合いをしてもらうようにお願いしておるところであります。
【次の発言】 それは、まだ第二次交通線に対しての回答がありません。そういうことからして、そのおくれを見ながら、一方また、貨物の問題があるから一応ここで貨物の方だけやりながら、しかし、いまの第二次交通線の問題は原則として残っている。その場合には、また期間が……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第8号(1983/10/04、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 むつ小川原は、私も東北出身ですが、東北にとって大変なプロジェクトと思っております。これに希望をかけているのは青森県だけではございません。そういう意味からしますというと、多額の金がかけられて、そこに大きな夢があったことは、お互いが非常に希望を持ってこれを見守ってきたわけです。その間において、時勢の変化等々もあって若干の変更のあることは当然やむを得ません。  このたびの揚油作業が長引いたというお話がありましたけれども、これは御案内のように、最初のオイルインでございます。そのために一点係留のブイというものの使用条件を特に厳しく設定したということが一つと、何さま初めてのことでございま……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第9号(1983/10/06、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 人間が生きていくために、いろいろな場合を想定して研究は必要でございます。そのうちの一つが、いまお話のある炭酸ガスもふえるということでございます。南極が溶けてしまうと八メーターも水がかさ上げする。私は、二十一年前に南極に行ったときにそういう話を聞きました。そして、イギリスの地理学会の雑誌にもそのことが書いてある。そういたしますと、ちょうどニューヨークの自由の女神の鼻のところまで水が上がる、そういうことですから、非常に世界が心配しているわけであります。そうしたことやら、日本が炭酸ガスの天国だ、そういうふうな話などもあるが、これは緑の国で、水があって、緑がどんどんふえるところ、しか……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第10号(1983/10/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 福岡さん、国鉄の貨物というのは、あなたも御承知のとおり、赤字の最たるもので、どうにもこうにもならぬ。それを、企業内部において生き残るための案がこのたびの案です。ですから、変化を生じてまともに受けるところはみんな何かかにか問題を持っているわけです。これはあれだけの、国鉄総裁があなたの前で、ぜひこのとおりやらしてくださいとよっぽど腹を決めている、こういうふうに私は思いますし、そしてまた説得するために材料を、いろいろな問題では御相談にあずかります、しかし動かすことだけはほかにも響きますからということになりますので、ここはぜひひとつ御理解をいただいて、国鉄再建、将来のために御協力をお……

第100回国会 予算委員会 第1号(1983/09/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 あの事故が起こった、私の方にわかったとたんに、まず第一、いままでないことですけれども、得たる情報は全部公開して、そして将来に備える。と同時に、日本航空などに対しても、同じコースを飛んでいるわけですから、ああいう事故にかんがみて、安全運航に特に気をつけるように、こういうふうに申し渡しております。
【次の発言】 お答えします。  前回のJALの操縦士の事故というものは、どこから見ても完全に隆路、ネックから入ってきた事故でして、とてもあんなことは考えられないことであります。しかし、それが航空界に与えた不信、それから日航に与えたところの不信用、こんなことがありますし、また操縦士全体の……

第100回国会 予算委員会 第2号(1983/09/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 お答えします。  ルートを外れて撃墜された場所までどうして行ったか、その原因がわからないわけです。
【次の発言】 お答えします。  国鉄貨物の合理化計画、どれくらい進んでいるか、どういうメリットがあるか、こういうお話でございますが、国鉄の赤字を一番出すところは貨物でございます。そこで、貨物の固有経費が、五十六年度では一千七百億円の赤字を出しています。そういうことからしまして、この貨物輸送を国鉄では五十九年度において三百億円程度まで赤字を縮める、そして、その後もう一遍合理化をやって、六十年度においては収支均衡にしよう、こういう計画を立てて進めている。この間に、いま川俣さんのおっ……


各種会議発言一覧

28期(1958/05/22〜)

第31回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第5号(1959/03/31、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)小委員 それなら、辞表を小委員長を通じて議長あてに出しているというのであるから、それを議長に伝達していただきたい。五カ月前に小委員会並びに議運として決議しておって、本人も健康上と老齢のためにと言っているのであるし、この際、りっぱな副館長もできたことであるから、あとのことは心配なく一つやめてもらうんですね。
【次の発言】 とにかく、国会図書館ができてから、館長がやめるというのは今度が初めてなんです。そういう手続については、今佐々木君が言うようなことで一つのルールを作ることになると思いますから、断固として受理されて、国会図書館の刷新をやってもらいたい。  もう一つは、今副館長の御説明……

第31回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第6号(1959/05/02、28期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 その前に、なぜ今この一部改正をする法律案が出てきたかという理由を聞こう。
【次の発言】 新風を吹き込むということは、あなたのおっしゃるように、部課をたくさん作って、五百九十五人かの人間を動かすということではないと思う。そういう技術的な問題ではない。やはり執行部が変ったときに、責任のあるような人たち、ここで言われたような人たちの責任の所在をはっきりするということが、新風を吹き込むことだと私は思う。
【次の発言】 そうすれば、議運でも、六月二日まで、参議院の選挙があるから、ほかのものは一切やめるということになっている。そこで、機構改革ということになれば、立法調査局の問題とか、組……

第32回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第2号(1959/07/20、28期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。  国立国会図書館職員定員規程の一部改正の件についてでありますが、去る十八日、岡部図書館長代理から、国立国会図書館職員定員規程の一部改正の件につきまして、国立国会図書館法第五条第二項の規定により、議院運営委員会の承認を求めて参っております。  まず、本件について説明を願います。岡部副館長。
【次の発言】 質疑はありませんか。
【次の発言】 それでは、御質疑もないようでありますから、国立国会図書館職員定員規程一部改正の件は議院運営委員会においてこれを承認すべきものと決定し、本日の議院運営委員会にこの旨を報告することにいたしたいと思いま……

第33回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号(1959/11/06、28期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川小委員長 それでは、ただいまより図書館運営小委員会を開会いたします。  まず、きょうの会合では、国会図書館の予算概算要求の件について御協議をお願いしたいのですが、前々から図書館の人事については、特にこの小委員会で御心配いただいておりましたので、その後の経過について副館長から特に御説明したいというお話でありましたから、説明をお願いいたします。
【次の発言】 ほかに御意見ありませんか。
【次の発言】 それではこの際、今の人事の問題について一言私から申し上げますけれども、副館長がいろいろ努力して、すでに二名の方々が退職されたので了承いたしますが、ほかにまだ、国会では従来六名くらい問題になった……

第34回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号(1960/01/28、28期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。  きょうは、昭和三十五年度国立国会図書館予定経費要求書について審査を願いたいと思います。
【次の発言】 まず、岡部副館長から御説明を願います。
【次の発言】 これで副館長の説明は終わりましたが、何か御質問はございませんか。
【次の発言】 御意見ございませんか。
【次の発言】 ほかに御質問、御意見はございませんか。――それでは、昭和三十五年度国立国会図書館予定経費要求書につきましては、お手元に配付の印刷物の通り決定し、また、国立国会図書館法第二十八条の規定によりますと、本予定経費要求書は、議院運営委員会において審査をするに際しては、……

第34回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第2号(1960/04/05、28期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。  本日は、国立国会図書館法の規定により行政各部門に置かれる支部図書館及びその職員に関する法律の一部改正の件について御審議を願いたいと存じます。  まず、図書館側から説明を願います。
【次の発言】 そう言わずに、今の人事刷新の問題については、かねての懸案で、ここに御出席の各党の委員の方は非常に熱心に、国会付属の図書館としての国立国会図書館の充実については、人間とそれから建物の充実ということに非常に努力してもらったのですが、これは各党非常に熱心な御主張なんで、この際、池田君のお話が出ましたから、下平君なり佐々木君は前からのベテランです……

第35回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号(1960/07/21、28期、自由民主党)【議会役職】

○長谷川小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
【次の発言】 僕から一つ申し上げますが、去年の六月一日、今は七月で、もう一年たっておるわけです。そこで、前々からの委員会で、春秋会事件の非合法的なことは、あなたも認められた。行政管理庁におられて、あなたもよくおわかりのことと思う。それが、努力をした結果、今のところ…名くらい、六月一日の人事異動というのは、この委員会としては認めていない。そうすると、結論として、あとの問題についてどの程度責任を持ってやられるか、やるためにはどうするかということをここではっきりしてもらわぬと、委員会としては全く審議ができないという皆さんの御意向は当然な……


29期(1960/11/20〜)

第43回国会 文教委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1963/03/14、29期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 きょうは農林水産の方から提唱がありまして、連合審査、しかも学校給食についてされるのでありますが、本日の趣旨は大体私の了承するところでは、文部省が三十八年度予算に学校給食費、脱脂ミルク四十億の予算が新しく計上されております。これに対して国産の牛乳を使ったらどうか、こういう議論が多いので、それを中心にして行なわれるやに了承するのでありますが、それの前提について私は質疑を若干行ないたいと思います。  一つは、最近学校教育の充実を見ておりますときに、私たちが一番問題にしなければならぬものは、子供の体位だろうと思います。従来は農漁山村の子供の体位がよかったが、最近は都会並びに俸給生活……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 運輸委員会航空に関する小委員会 第2号(1964/04/02、30期、自由民主党)

○長谷川(峻)小委員 最近航空事故が起こって以来、運輸委員会の中に小委員会が設けられ、きょうの催しは、航空事故が起こってからの町参考人としての御意見を伺って、日本の航空政策の根本問題にまで触れてきたと思うのです。そういう問題については、あとあとで委員会で質疑が起こり、あるいはまた当局に対していろいろ具申する点があろうかと思いますが、この際に参考人に直接事故の問題等々について二、三簡単にお尋ねをいたします。  それはオランダのような国が、国会が始まれば女王が施政演説をされる。そのときに一番先に取り上げられるものはやはり航空政策である。そうしたところが、先ほど松尾参考人の話のように、KLMは八二%……

第46回国会 運輸委員会航空に関する小委員会 第5号(1964/05/28、30期、自由民主党)

○長谷川(峻)小委員 関連して。――運輸大臣のさっきの御説明ですと、超音速機の問題と七百万坪の土地が絶対必要だ、こういう原則の上に立っておるわけです。そしてことしの一億円というのは、航空審議会の答申を聞いて、その調査費だというけれども、それは実施設計かれこれの調査費だと私は思っているのです。しかしただいまの運輸大臣の御答弁によりますと、いろいろな話が出て、慎重にほかの候補地も見るための一億円の調査費のようにあなたは御説明されておりますが、その辺の関係をはっきりしてもらいたい。
【次の発言】 問題は航空審議会がさきにもう答申されておるのです。それから今日まで、わが党の話であり、わが内閣の話であり……

第46回国会 運輸委員会航空に関する小委員会 第6号(1964/06/12、30期、自由民主党)

○長谷川(峻)小委員 関連して。――私は日米航空交渉についての大臣の腹がまえは大体わかったのですが、今度栃内局長がアメリカへ行って折衝されるのですけれども、何といっても日本はすばらしい国際航空路の中に地位を占めておる。そこをアメリカに開放して、私のほうは西海岸しかないが、これは長い間のお互いの念願である不平等をたたき破る、そういう意味で今度行かれるわけですが、その際は非常にむずかしい政治折衝だと思います。相互乗り入れで今度の場合何も与えるものがない。そこのところへ従来の不、平等をたたき破るということですから、大臣の訓令もさることながら、行かれる局長の腹がまえが一番大事だと思いますので、その点に……


32期(1969/12/27〜)

第68回国会 外務委員会内閣委員会地方行政委員会法務委員会連合審査会 第1号(1972/04/13、32期、自由民主党)

○長谷川(峻)委員 せんだって毎日新聞の記者が逮捕されてから、知る権利、これを中心にしてマスコミがあげて憲法の精神に反する、こういうことで共闘あるいは大きな盛り上がりがございます。また、野党もときにそれによって政府との対決であると、こういうことで毎日のように新聞に出ておりますが、私は、そういう論戦のさなかに政府においても非常に説明不足、あるいは混乱した面が多々あった、これが逆に問題の焦点というものをはっきりさせないでおる、こう思います。早い話が、政府のほうにおいてプレスコードを引用されました。前段のところは非常にいいところなんです。政府の好きなような引用なんですが、「公共の利益を害するか、また……


33期(1972/12/10〜)

第72回国会 社会労働委員会地方行政委員会農林水産委員会建設委員会連合審査会 第1号(1974/05/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 まさに安田先生のおっしゃるとおり、大きな問題をかかえているわけであります。ただ一方、日本の雇用率というのが、非常に需給逼迫しておりまして、従来ですと、昨年などは春闘が二〇%のとき中小企業は二一%、ことしも大手が三〇%のとき中小企業は三二、三%というふうな、それは人手が足りないものだから、それだけ上げなければ、率は上がるけれども、大体ベースが低いから、金額はそう上がっていない。しかし私は、そういう意味での日本全体の雇用というものを、質と量と合わせて考える。  もう一つ、御承知のとおり農林水産に雇用保険でかぶせるというのも、私たちが将来の農林水産ということを考える一つのメリットが……

第72回国会 商工委員会物価問題等に関する特別委員会地方行政委員会外務委員会大蔵委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会科学技術振興対策特別委員会石炭対策特別委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/12/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 お答えいたします。  まさに、石油危機からくるそういう予想されそうなことに対しては、私たちの立場としますと、万全の対策を立てたいと思って、各役所全部を通じて話として出てくるものがどういうふうに具体的にあらわれているか、情報を収集しているところであります。まあ、いますぐ直ちにたいしたことはないのではないか。御承知のとおり、いま求人が二・三倍ぐらいある。非常に需給が逼迫しておりますから、それはなかろうと思いますものの、不安はございます。  そこでこれは、玉置議員御承知のとおり、昭和三十六年あるいは四十六年の不況のときに、すでに労働省としてはいろいろ対策を練りました。ドル・ショック……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1974/03/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 昭和四十九年度一般会計及び特別会計予算中労働省所管分について、その概要を御説明申し上げます。  労働省所管の一般会計の歳出予算額は、一千九百九十三億七千六百二十七万二千円で、これを前年度当初予算額一千六百八十八億一千七百八十六万七千円に比較いたしますと、三百五億五千八百四十万五千円の増加となっております。  次に、労働保険特別会計について御説明申し上げます。  この会計は、労災勘定、失業勘定及び徴収勘定に区分されておりますので、勘定ごとに歳入歳出予定額を申し上げます。  労災勘定は、歳入歳出予定額とも五千四百七十五億二千四百七十三万七千円で、これを前年度予算額四千二百七十七億……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1975/02/24、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 昭和五十年度一般会計及び特別会計予算中労働省所管分について、その概要を御説明申し上げます。  労働省所管の一般会計の歳出予算額は、二千五百二十八億百三十五万六千円で、これを前年度当初予算額一千九百九十三億七千六百二十七万二千円と比較いたしますと、五百三十四億二千五百八万四千円の増加となっております。  次に、労働保険特別会計について御説明申し上げます。  この会計は、労災勘定、雇用勘定、徴収勘定に区分されておりますので、勘定ごとに歳入歳出予定額を申し上げます。  労災勘定は、歳入歳出予定額とも七千七百三億四千五百九十四万円で、これを前年度予算額五千四百七十五億二千四百七十三万……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1975/02/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 最近の景気停滞に伴いまして、失業は増加しておりまして、完全失業者は、昨年十二月において八十三万人となっております。なお、その他の問題については政府委員から答弁させます。
【次の発言】 どこの国でもこのインフレ克服のためにいろいろな手当てをしているわけでして、まず私たちがいまやっていることは、国会でもずっと申し上げているように、物価抑制、そのために総需要抑制をやっております。消費者物価を三月末に一五%というのは、これは必ず実現するというかっこうになっております。  そこで、よその国の例を見ますと、よその国も大変で、御参考に申し上げますと、アメリカが八・二%の失業率でして七百五十……

第77回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1976/04/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 昭和五十一年度一般会計及び特別会計予算中労働省所管分について、その概要を御説明申し上げます。  労働省の一般会計の歳出予算額は三千四百十二億九千七百二万八千円で、これを前年度当初予算額二千五百二十八億百三十五万六千円と比較いたしますと八百八十四億九千五百六十七万二千円の増加となっております。  次に、労働保険特別会計について御説明申し上げます。  この会計は、労災勘定、雇用勘定、徴収勘定に区分されておりますので、勘定ごとに歳入歳出予定額を申し上げます。  労災勘定は、歳入歳出予定額とも九千百五億一千七百七十五万一千円で、これを前年度予算額七千七百三億四千五百九十四万円と比較い……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 文教委員会入試問題に関する小委員会 第4号(1977/04/06、34期、自由民主党)

○長谷川(峻)小委員 いま推薦の話が出ましたが、私も文教委員会に大分所属しているけれども、国立大学で推薦で学生を入れるという話は余り聞かないが、どういうところでどういうふうに入れているかちょっと聞かしてください。
【次の発言】 どういう大学、どういう学科ですか。
【次の発言】 何名くらいですか。
【次の発言】 国大協の皆さん方が、いまの入試の制度をこういうふうに御研究された、そしていままでの説明があった。それと東大が皆さん方の話と合っているかどうか。合っているだろうと思うのですよ。私どもそれを心配しておるのですよ。
【次の発言】 それをずっとしっかり東大に、エリート中のエリートであり、受験地獄……

第80回国会 文教委員会入試問題に関する小委員会 第5号(1977/04/22、34期、自由民主党)

○長谷川(峻)小委員 いままでこうしたフリートーキングでこういう議論がされている中において、私は国会の審議というのは非常に社会的な効果があると思うのです。いま、どんな地方へ行っても、どんな農村でも塾があるのです。ですから、たとえば三、四年前でしたか、私は労働省におりまして、新聞少年をお正月、元日に休ませるのは大変なことなのですけれどもそれを二日に延ばした。その二日の七時半ぐらいに代々木の駅へ行きますと、とにかく若い青年男女がみんな塾へ行っているのです。だからそういう場所をやはり文教の責任者ははっきり見なければいかぬのではないか、私は文部大臣にこんなことを申し上げたことがあるのです。幸いにしてあ……


36期(1980/06/22〜)

第98回国会 予算委員会第七分科会 第1号(1983/03/04、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 昭和五十八年度の運輸省関係の予算について御説明申し上げます。  まず一般会計について申し上げますと、歳入予算総額は二千五百八十三億三千二百四十二万八千円であり、歳出予算総額は、他枠省管計上分一千百八十五億一千三百三十三万八千円を含め、一兆五千百八十九億四千七百九十七万一千円でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、比率で二・三%の減少になっております。  次に、特別会計について申し上げます。  自動車損害賠償責任再保険特別会計につきましては、歳入歳出予算額一兆七千七百六億八千六百万円余、港湾整備特別会計につきましては、歳入歳出予算額三千三百六十三億八千六百万円余、自……

第98回国会 予算委員会第七分科会 第2号(1983/03/05、36期、自由民主党)【政府役職】

○長谷川国務大臣 井上さん、地方の陸運局長を日本じゅうで統括するのが鉄道監督局長。上司です。機構としてそうなんです。運輸省の機構とすれば、運輸大臣、政務次官、事務次官、そして幾つか局がありまして、そのうちに鉄道監督局、それが地方……(井上(普)分科員「陸運局というのはないのですか」と呼ぶ)陸運局というのは地方にだけあるのです。
【次の発言】 二千人以下ということになると、経営指数が悪い、当然そういう結果になるわけです。
【次の発言】 井上君は四国、僕は運輸委員をしていて四国をうらやましく思ったことがある。それは、いま竹内常務理事からSLをやめてディーゼルにしたという話があったが、そのころ、四国……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

長谷川峻[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



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