このページでは笹本一雄衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。笹本一雄衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○笹本委員 会期もだんだん迫つて参りましたので、この際大臣に対し、議事進行に関して発言をしたいと思います。 戦前戦後を通じまして大臣が更迭いたしますと、よく車中談等によつて自分の抱懐するところの政見を発表するのであります。ところがそれが二月、三月たつうちに、事務当局との関係で蹉跌を来しまして、それがみんな反古になつてしまう。この委員会の始まつた当初におきまして、委員から通産大臣に対する抱負いかんという質問が出たのに対し、自分は就任そうそうであつて、いまだ勉強中であります。いや、それは大臣としての、政治家としての通産行政に対する意見いかにと言われましたが、これに対しても目下勉強中であるという答……
○笹本委員 私は武器製造法案について大臣に質疑を行いたいと思います。時間の関係上、一問一答ですと時間が非常にかかると思いまするから、ずつと私が質問を続けますから、あとでまとめて順次に大臣から答弁をいただきたいと思います。 まず第一番に伺いたいのは本法を立案いたしました時を承りたいと思います。それから説明資料を拝見いたしますると、昨年の十月十四日のポツ勅廃止後は武器の生産は自由放任になつておる。でありますから、先般の東京都下における花火工場において大きな事故を起した。あるいはピストルの密売であります。とか、共産党の武器、白製ピストルによる強盗とか、あるいは自殺。まだそういうことがなかつたからよ……
○笹本委員 わが国のガス需要供給は戦後ますます増加しておる。そこで昭和二十七年の末における全国の需要戸数は過去において最高であつたと言われる十六年に対して八〇%、またその供給に対しては同じく十六年に対して一一八%と言われておるのでありますが、こうしてガス事業が復興し、またこれに対して需要は非常に激増しておる。たとえば昭和二十七年において新規申込みのものが約六万八千戸あると言われておる。それに対して、まだそれがほとんど未済である。申込が非常に累増して来た。こういう急速な需要者の激増によつて、ここにガスの製造設備の拡充をはかるために、すなわち今説明がありましたガス拡充の五箇年計画を立て、そしてここ……
○笹本一雄君 私は今問題になつておりまする可燃性繊維に対するアメリカの販売輸入禁止に対する問題に対して質問をいたしたいと思うのであります。この問題は今やわが国の各業界におきまして深刻な影響を与えておるのでありまして、一日もすみやかに明確にして適切妥当な対策が確立されなければならないと思つておるのであります。そこで私は大臣の御出席を願つて、先般来大臣がこの問題について大使館等に熱心な交渉をされたというので、その経過もあわせて聞きたいと思いまして、あえて大臣の出席をお願いしたのでありますが、大臣以上この問題について非常に熱心に政務次官が研究せられておるというお話でありまするから、まず政務次官にこれ……
○笹本委員 私の質問に対しまして先日本委員会において懇切なる答弁をいただきましたが、それを拝聴して本問題につき政府においても非常な努力を払つておられること、また答弁の冒頭に述べられました、この禁止法施行に至るまでの一箇年間の猶予期間を無為一に過したことについて、その陳謝の辞一についてもあわせて了承するのであります。 元来わが国の絹産業は、他の多くの産業が外国から主原料を輸入してやつておるのでありますが、この絹業に限つては日本の桑と蚕とによつて純然たる国内の資源の上に立つものであります。しかも世界の絹生産の絶対多数を占めておるわが国の代表的重要産業であることはいまさら言うまでもございません。そ……
○笹本委員 この際繊維産業に対する総合施策について大臣のお考えを伺っておきたいと思います。繊維産業は戦後の復興に一期を画すると言ってもよい重大な転換期に来ておることは皆様御承知の通りでございます。ここにおいて今度この法案が出された機会に大臣のお考えをお伺いいたしておきたいのであります。 近来政府が繊維産業に対しましていろいろな政策を持ち、一方においてはまた織物業者の設備制限あるいはまた綿紡業者の操業の短縮であるとか、他方においてまた合成繊維、酷酸繊維の育成対策に対しましていろいろな施策を講じ、その影響はまことに関係業者の関心事であることは言うまでもありませんが、また消費者もこれに非常な注目を……
○笹本委員 私は自由民主党、社会党、並びに各派を代表いたしまして、この際外資導入等に関する決議案を発議いたしたいと存じます。 決議案を読み上げます。 外資導入等に関する決議案 わが国産業の再建に当り、外資導 入の必要性はあるが、これが導入に 当っては、わが国産業経済及び国民 生活を直視し、その自主的支障を来 たさないよう配意すべきである。 もし、不用意な導入を許さんか、 わが国産業の将来は、憂慮にたえな いものがある。 政府は、すみやかに、事態に即 し、善処の措置を講ずべきである。 右決議する。 この決議案を提出いたしました趣旨を簡単に御説明申し上げます……
○笹本委員 今また問題になっております例の可燃性繊維、あれは昨年この委員会で私が主になりまして質問をし、そうして政府もそれに力を入れて昨年はアメリカの上院であの程度の効果をおさめた。これは当時出先も非常に孤軍奮闘しまして、向うの情報をとり、またあらゆる作戦を練って昨年はあそこまで行ったのでありますが、最近これがまた問題になってきまして、特に福島あたりとか群馬県の業界の人はこれに対して非常に心配しておるわけであります。そこで最近の話を聞きますと、ハンカチとアクセサリーですか、あれだけは買ってもいいということになったようでありますが、スカーフが非常に問題になっておる。そうしてスカーフそのものはもち……
○笹本委員 湯川さんや繊維局長からいろいろ対米輸出問題の経過についてのお話を拝聴しました。今の処置については万全を尽しておるというふうに拝聴いたしましたが、しかしこの問題が起きてくる原因をもっと研究してもらわなければならぬ。わが国においても今この委員会で、たとえばシンガー・ミシンの輸出に対して業界は非常に反対してこれを阻止している。やはりそれと同じように向うもやっている。繊維局長は新しいのでありますが、ワン・ダラー・ブラウスの問題なんかにつきましても、向うのアメリカの国民は安くていいからこれを非常に望んでおる。向うで作ると加工が入りますから、とてもワン・ダラーではできない。だから需要者はこれを……
○笹本委員長代理 本日はこの程度にとどめます。 次会は来たる二十一日午後一時より開会することにし、これにて散会いたします。 午後一時二十二分散会
○笹本委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。 機械工業振興臨時措置法案を議題とし、質疑を続行いたします。松尾トシ子君。
○笹本委員 日本経済の総合的施策並びに国土総合開発に関する小委員会の調査はいまだ終了しておりませんが、現在までの経過について簡単に御報告申し上げます。 小委員会は、二月十七日、三月五日及び十七日と三回開会いたしました。日本経済の総合的施策に関しましては、経済自立五カ年計画、昭和三十一年度経済計画につきまして、計画の大綱及び内容の詳細について政府委員より説明を聴取し、質疑を行いました。この計画は、政府の経済諸政策の根幹となるものでありまして、ひいてはわが国経済発展の将来をトするものでありますから、各委員よりきわめて熱心な質疑検討が重ねられたのであります。質疑の内容を通じまして、経済自立五カ年計……
○笹本委員長代理 これについて質疑の通告がありますから、順次これを許します。篠田弘作君。
○笹本委員 今の永井委員の質問に関連してお尋ねいたします。それはガス事業についてでありますが、二十四国会の商工委員会において、木材利用合理化に関する決議が採択されたのであります。これは御承知と思いますので、決議の内容は申し上げませんが、その中に都市ガスの拡充について税とか資金、金利等の点で電気事業者に準ずる優遇措置を講ぜよという一項が明記されておるのであります。政府は、本決議をどういうように尊重して実現方に努力しておられるか、その点について政府の説明を伺いたいと思います。
【次の発言】 生活燃料ではガスが一番安いということは、これはもうみなわかっておることであります。ガス事業は、そのようにして……
○笹本委員 先日来熱心に審議が続けられておりまするこの委員会におきまして、これは全国民の視聴を集めて、また絶大な関心と議論の的になっておることは、今さら言うまでもありません。そこで委員諸君においてもあらゆる角度から熱心に質問されております。委員長が御心配になっておられたところの重複しないように質問しろというお話でありましたが、どうしても多少重複いたします。私は、五項目にわたって総理大臣及び外務大臣、松本全権、また法務大臣に伺いたいと思っております。時間の関係上、質問を一問一答でいきますと非常に時間がかかりますので、私は五項目全部質問の形式で申し上げます。それに対して懇切な御答弁をお願いしたいと……
○笹本委員 私はわが国の産業経済の発展にとって最も基本的な重要な四つの部分に関しまして、大臣並びに事務当局に対して質問をいたしたいと思うのであります。その四つの部門と申しまするのは、すなわち石炭、電気、石油及び鉄鋼でございます。この順序によりまして質問をいたしたいと思うのでありまするが、長い時間を食う関係上一問一答の形式を避けまして、総括質問の形で進みたいと思うのであります。どうか十分メモをとられまして、落ちなく明快なる御答弁をお願いいたします。 まず第一に石炭問題でありますが、政府は最近上高しつつありまするところの経済事情を考慮して、三十二年度の石炭計画としては、石炭の換算六千五百カロリー……
○笹本委員 ただいまの石炭鉱害に関する法律案にも関連する問題でありますが、北九州にある三菱化成株式会社の黒崎工場所有になっておる瀬板貯水池のことについて質問いたしたいと思うのであります。 昨年の夏私たちが北九州調査団の一員として同貯水池を視察、見学したのであります。その際同貯水池の地下には日本炭砿が石炭鉱区を持っておりまして、現在その貯水池の周囲を採掘しておるため、数年前より同貯水池の水が漏水しておるということであります。三菱化成側は瀬板の貯水池の水は黒崎工場を操業するために多額の金を投じて貯水したものであるから、同工場の生産に重大な関係があると同時に、万一陥落でもした場合には公安上ゆゆしき……
○笹本委員長代理 本日はこの程度にとどめます。 次会は明十三日午前十時より開会することにいたしまして、これにて散会いたします。 午後零時三十三分散会
○笹本委員長代理 本日はこの程度にとどめ、次会は明十四日午前十時より開会することにいたします。 これにて散会いたします。 午後三時十六分散会
○笹本委員長代理 本案に対する質疑は後日にこれを行うことにいたします。
【次の発言】 去る四月三十日本委員会に付託せられました水谷長三郎君外十三名提出、中小企業に対する官公需の確保に関する法律案、下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案、百貨店法の一部を改正する法律案、以上各案を一括議題とし、審査に入ります。中小企業に対する官公需の確保に関する法律案について、趣旨の説明を求めます。八木昇君。
【次の発言】 次に下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案並びに百貨店法の一部を改正する法律案について、その趣旨の説明を求めまする。田中武夫君。
○笹本委員長代理 本日はこの程度にとどめます。次会は明十六日午前十時より開会することとし、これにて散会いたします。 午後一時三十六分散会
○笹本委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
福田委員長が所用のため午後の委員会に出席がおくれますので、委員長の指名により暫時私が委員長の職務を行います。
電気料金に関する問題について質疑を続行いたします。田中利勝君。
【次の発言】 渡邊良夫君。
【次の発言】 松平忠久君。
【次の発言】 今の内藤委員からの動議は後刻理事会において決定いたします。
ただいま自由民主党及び日本社会党の共同提案により電気料金に関する件について本委員会において決議せられたい旨の提案がなされております。この際提案者の趣旨弁明を許します。南好雄君。
【次の発言】 お諮りいたします。電気料金に関する件を本委員会……
○笹本委員長代理 内田常雄君。
○笹本委員長代理 田中武夫君。
【次の発言】 残余の質疑は次会に譲ることといたしまして、次会は明十二日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時五十六分散会
○笹本委員 貿易問題について二、三お尋ねしたいのであります。一問一答でいきますと時間がかかりますので、ずっと続けて御質問しますから、メモをとって、一つこの席で御答弁願いたいと思います。 まず第一には、新聞にも出ておりますようは、エジプトとの決済問題が、ただいま問題にされておりますが、同じようなことが、やはり台湾にも韓国にもあるのであります。そして、エジプトの例のように、政府が突然、しかも一方的に輸出停止というような放送をすることは、貿易振興上、あまり好ましくないことであると思うのであります。そこで、台湾と韓国に対する貿易が、現在どうなっているかということを、まず第一にお聞きしたい。わが国の輸……
○笹本委員長代理 長谷川四郎君。
【次の発言】 次に、企業合理化促進法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑に入ります。通告がありますので、順次これを許します。長谷川四郎君。
【次の発言】 この際、理事の協議により、昨二十七日、本委員会に付託されました合成ゴム製造事業特別措置法の一部を改正する法律案を追加して議題とし、審査を進めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、合成ゴム製造事業特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし、審査に入ります。
まずその趣旨の説明を求めます。小笠政務次官。
○笹本委員長代理 阿左美君。
【次の発言】 蚕糸局長に伺いますが、言うまでもなく生糸は、今中共を別にしまして、世界の生産の八〇%が日本です。イタリアが、まず一割ちょっとであります。あとは南方の方でございます。ところが、戦後におきまして、中共が非常に出てきました。一昨年私らが中共へ行って聞きますと、戦前の五%近いものであるというが、昨年あたり聞きますと、戦前同等ぐらいまでやってきている。しかし、日本の桑と違いまして、質は悪いです。質は悪くてもシルクはシルク、これが香港の市場を通して世界へずっと出ているわけです。今のお話の糸と布の問題ですが、フランスあたりでも、御承知の通り、これはなるべく糸で出し……
○笹本委員 私は合成ゴム製造事業特別措置法の一部を改正する法律案について、二、三質問をいたしたいと思うのであります。
まず第一には、日本合成ゴム株式会社は、昨年の十二月設立されたのでありますが、その設立の経緯並びに最近の状況はどうなっているか、これを簡単にまず説明を伺いたいと思います。
【次の発言】 次に伺いたいのは、今度の法律の題名変更についてであります。現行法の趣旨は、合成ゴムを製造する事業者のうち、その事業計画について通商産業大臣の承認を受けた会社に対して、日本開発銀行が出資することになっているのでありまして、その法文の建前では、対象となるべき会社は、複数制がとられているのでありますけ……
○笹本委員 それでは、今の内田委員の質問に関連して、その間にちょっと伺っておきます。内田委員から、あらゆる質問をされたので、ただ一点だけ聞いておきます。 団体組織法に関する政令については、成案が固まり次第に、この商工委員会に長官はそれを報告するということになっておる。それはどういうことになっていますか。それからもう一つは、団体組織法によって、現在までの組織について、どういう指導をやっておるか、その指導の現況についてお伺いします。
○笹本委員 ただいま審議が行われておりまする日本貿易振興会法案について、先日、通産大臣より説明を拝聴いたしましたが、その御説明の要点は第一には貿易振興事業を強力に実施する中枢機関として、従来のジェトロを、特殊法人に改組して日本貿易振興会を設立し、その行う事業を大幅に拡充強化する。第二には中小企業が、わが国貿易に大きな比重を占めているにかかわらず、経済的負担能力が乏しくて、十分な海外活動ができない実情である。振興会は、その中小企業の貿易振興に、特に重点を置いて事業を運営していく。この二点であったと、私は理解するのであります。そして、この二点においては、私も、もちろん同感であるのであります。ところ……
○笹本委員 工業用水道について、一、二お尋ねしたいと思います。工業用水道事業者を、地方公共団体とその他の者とに分けて、取扱いを区別しているが、それはどういう理由によるものであるか。元来、工業用水道事業は、公共性がきわめて強く、用水料の低廉が要請されておるのでありますが、これは純然たる営利事業として採算ベースに乗りがたい事業であることは言うまでもありません。従って、現在行われている事業は、ほとんど公共団体か組合形態によるものが多く、将来もまた、このような形で発展していくものと考えられるのであります。従って、両者を一本として規制する方がよいではないかと考えられるのでありますが、この点はいかがであり……
○笹本委員 計量法の一部を改正する法律案について、二、三御質問を申し上げたいと思っております。計量法は、いわば経済憲法の一つの柱であり、従いまして、その改正には、慎重を期さなければならないことは言うまでもありませんが、最近数年聞の計量法の改正を振り返ってみますと、二十二国会においては、製造事業、修理事業の許可対象についての緩和、比較検査の種類についての緩和等の四点の緩和が行われたのであります。二十四国会においては、製造事業者の事業場外におけるところの修理の届出制度の緩和、販売業者の修理規定の緩和等五点の緩和が行われておるのであります。今回の改正法案は、さらに五点の緩和を行おうとしておるものであ……
○笹本委員 石炭鉱業は、わが国経済の健全化のために、常に安定した姿であることが望ましいのであるが、戦後十数年の動きを見ましても、常に激しい変動を示していることは、まことに遺憾であります。石炭鉱業においては、安定した時期よりも、むしろ不安定な時期の方が多いとさえ、いわれるのであります。私は、石炭鉱業を健全化し、常に安定せしめることが、日本経済のかぎであるとの信念に立っているものでありますが、現状が、私の意思と異なる方向にあることは、まことに残念であります。政府は、昨年十二月策定の新長期経済計画の結果、近い将来、日本経済を拡充するために、最も障害になるであろうと思われるエネルギー部門を、急速に増強……
○笹本委員 昨日、航空機工業振興法に関連して、国有施設の使用について、委員長に、大蔵省とか労働省とか首都圏整備委員会あるいは調達庁の意見を聞きたいという申し出をしておったのでありますが、今その関係の人たちが見えておりますから、逐次お伺いしたいと思うのであります。これは国有施設の使用に関連しているのでありますが、きのうの委員会において、私はこの具体的な問題をお尋ねしたのであります。それは、私の選挙区に尾島のキャンプというのがある。それと太田小泉のキャンプがある。尾島の方は、すでにもう返還されて、そうして、これに対して、三菱電機が、この施設を大蔵省から払い下げを受ける、そこで電機産業をやるというよ……
○笹本委員 私は自由民主党、社会党両党を代表いたしまして、計量法の一部を改正する法律案に対しまして、附帯決議を付することを提案いたしたいと思います。 まず、その案文を朗読いたします。 計量法の一部を改正する法律案に対する附帯決議 政府は、計量器の店舗外販売制度の運用にあたっては、計量の安全の確保と販売事業の健全な発展に留意するとともに、計量に関する制度については、社会状勢の推移を考慮の上、適切な措置を講ずべきである。 簡単にその趣旨を申し上げますが、店舗外販売制度につきましては、委員会の審議の際、種々質疑が重ねられたのでありますが、運用のいかんによりましては、計量器の安全が阻害さ……
○笹本委員 私は通商問題と繊維問題について質問したいと思うのでありますが、これはせんだっての委員会で通商局長から――繊維局長は出ておりませんでしたが、この委員会で答弁を聞きますと、はっきりしていない点があるのでありまして、この際通商局長及び繊維局長を通して、国民にはっきりした考えを示してもらいたいというのが、質問の趣旨であります。 まず繊維局長にお尋ねしますが、きょうの新聞にもたくさん出ておりまするが、繊維の原料の大宗を占めているところの原綿、原毛の輸入の自由化が、いよいよことしの四月から実施せられることになっているのでありますが、原料の輸入自由化に伴うところの繊維帝業の生産秩序の維持につい……
○笹本委員 国産の輸送用航空機の製造というきわめて重要な仕事をされておるところの中島参考人に、これから少し質問してみたいと思うのでありますが、時間の関係で、続いて項目をあげて質問いたしまするから、それによってお答え願いたいと思います。 現在あなたの会社で試作研究中の航空機がいよいよ量産に入る時期は、昭和三十八年と言われておりまするが、これに対してこの商品としてはたして商業採算に乗せる自信があるかどうか、これが一つ。 次に、量産機について販路の見通しがあるかどうか、これが二点。 次に、将来輸出に大いに期待せねばならぬと思うのでありますが、その価格とか、性能等の点によって国際競争力に対して、……
○笹本委員 私は法案の内容についての質問は後日に譲ることにいたしまして、本日は一般的事項に対する政府の考え方について数点お尋ねいたしたいと思うのであります。 その第一は、割賦販売制度はここ数年来急激な発展をしておるのでありまするが、現在の普及状況から見て、今後ますます助長し、振興すべき段階にあると判断されておりますかどうか、本案は割賦販売の取引秩序の確立を期するいわば秩序法であって、積極的にこれを振興するものではないと言われるのでありましょうが、販売者もまた購入者も安心して取引ができるようになり、さらに今後消費者金融制度、賦払い信用保険制度、消費者信用調査機関の整備等の問題が当然登場して、こ……
○笹本委員 私は石炭鉱業合理化改正案並びに産炭地振興法案につきまして、おもに石炭政策の基本的な問題の数点に対して、大臣に質問いたしたいと思うのであります。 石炭鉱業は、数年来世界的に急激なスピードをもって進出している重油等の流体エネルギーに対抗するために、昭和三十三年当時の炭価を基準にして、昭和三十八年度までには千二百円炭価を引き下げるべく、目下懸命な合理化努力を行なっておるのでありますが、重油価格の値下がりの速度は、当初の予想に比べて、はるかに速いということであります。最近の重油の価格の推移並びに炭価との差はどのようになっているか。さらにまた重油の価格は、今後とも従来のようなスピードでまだ……
○笹本政府委員 過般の内閣改造に伴いまして、防衛政務次官を拝命いたしました笹本でございます。まことに浅学非才でありますが、誠心誠意精進するつもりであります。委員各位においては御支援、御鞭撻のほどを心からお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)
○笹本政府委員 今の、船舶が備品であるかどうかということは、とっさのあれでわかりません。今調べております。 今の齋藤委員のお話の中に、輸送の問題というお話がございまして、輸送の関係ということになると、自衛隊に触れるわけであります。そういう関係で私をお呼び出しになったと思います。 三十一年から六年間、今、隊長のお話を聞いてもそうでありますが、南極探検をやり、これだけの実績がある今、昨年の九月の閣議了解によって本年からこれをやめる、まことに残念であります。それは齋藤委員と同じく非常に残念に思っております。 そこで、これはほかの話になって恐縮でございますが、前に、日本には自衛隊に潜水艦も護衛艦……
○笹本政府委員 今回の防衛庁の建設本部と調達庁を統合して防衛施設庁、この設置でございますが、これは長年問題になっておったことでありまして、この機会に調達庁と防衛庁の建設本部を統合して、そしてそれを防衛施設庁というふうに改正の法案をお願いしておるわけであります。労働大臣の今お話しになられたうちの人員整理とかいう問題について、どう考えておるかという御質問と思いますが、これは両方を統合しますと、ここに総務とか人事とかあるいは会計とかという管理系統の分野が一緒になりますので、それを他の方に転換しようというので、整理の対象ということは目的でありません。仕事は一緒になりますけれども、これを防衛庁の建設の関……
○笹本政府委員 本年の六月の海外報道につきまして今お話でございますが、これはすでに御承知の通り全く事実無根でございます。しかし、こういうことが海外報道の関係で出されたということは、全く那辺にこういう意図があったのかということも推測に苦しんでいるわけでありますが、今お説のこういうこともあった、また新聞の報道にも自衛隊というものをクーデターに結びつけて新聞の報道が出ておりましたが、自衛隊においては昨日の本会議で長官が申し上げましたごとく、絶対にこれには関係ございませんし、また今の自衛隊の指導方針というものが、御承知の通りほんとうの自由主義、民主主義のもとにやっておりますので、こういうような外からの……
○笹本委員 参考人の供述に対して後ほど中小企業庁長官からも発言があると思いますが、さいぜん中小企業庁長官から御発言がありました通り、その後この中小企業の問題については、本通産委員とともに長官は全力をあげて努力しておるということでありますが、委員長は先般の神田におけるところの中小企業、特に繊維の方の危機突破大会においでになつたかどうかわかりませんが、その気勢たるや実にたいへんなものであつたのであります。まるで会衆の人たちは、われわれを殺すのか生かすのかというような――特にまた招かれてわれわれ議員も参つたのでありますが、その議員に対する憤懣の声は場を圧したのであります。業界が死ぬか生きるかというは……
○笹本委員 龜山さんは、地方銀行の協会長のように思いますが、近ごろの銀行、地方銀行のスト、あの問題の起きて来る原因は、どういう点にあなたの方では見ておいでになりますか。これはやはり金融すべての問題に対する重大な問題じやないかと思う。やはりきのうあたりの取引所の問題も、きようあたりの新聞を見てもわかるように、封建制の打破ということを言つておりますが、これをあなたの方じやどういうふうにごらんになつておるか、その点ちよつと承りたい。
【次の発言】 そうでしよう。しかしいろいろ見ますと、いろいろ理由がありまするが、福岡銀行を初めとして長崎銀行、今山梨銀行というふうにストに入つておりますが、今の龜山さん……
○笹本委員 審議会の構成につきましては各省の関係者が入つてりつぱなものができたということであります。この合理化問題が起きたということは、申すまでもなく、今永井先生もおつしやつたように、資源の愛護もありましようし、国土の保全もありましよう。あるいは文化の保全という問題、あらゆる観点から木材利用問題が起きていることは、皆さん御承知の通りでありまするが、そういう遠大なことはさておきまして、実際の合理化問題、今建設省の住宅局の局長さん、また営繕局の局長さんのお話を聞いて、私は非常に力強く感じたのであります。その意気でひとつ徹底的に木材の利用節減ということをやつていただきたい。ここに出ておりまする中で、……
○笹本小委員長 それではこれより会議を開きます。
まず本小委員会の調査の方法について申し上げます。
去る十五日の小委員会打合会で御協議をいただきました通り、最初は経済計画の概要について政府当局より説明を聴取した上で、個々の重要問題を詳しく順次調査検討を進めて参りたいと存じます。
本日は第一回の小委員会でありまするので、これらの問題の調査に入る前に、参考のため経済企画庁の所管事項の説明を聴取いたしたいと存じます。経済企画庁長官官房長酒井俊彦君。
【次の発言】 これにて所管事項の説明は終りました。この質疑はあとにいたしまして、それでは経済計剛の大要について最初に長期経済計画について説明を求め……
○笹本小委員長 これより会議を開きます。 議事に入ります前に、本小委員会の調査の範囲について御了解を願っておきたいことがあります。本小委員会は、日本経済の総合的施策並びに国土総合開発に関する調査のため設置され、自来数回にわたり調査を進めて参りましたが、去る二月二十三日の院議をもって、本院に北海道その他重要地区の開発に関する法律案の審査及び諸政策の樹立のため、国土総合開発特別安貝会が設置せられておりますから、本小委員会といたしましては、国土総合開発の問題については特別委員会との関係を考慮して、今後はそれとの競合を避けて調査を進めて参りたいと存じますので、御了承を願います。 それでは、まず前回……
○笹本小委員 これより会議を開きます。 前会に引き続き、日本経済の総合的基本施策に関し調査を進めます。 この際、小委員長より、先般来の調査検討の結果に基きまして、経済自立五カ年計画自体に包蔵しているところの種々なる困難性、すなわち計画の具体化方策あるいは現実的経済計画の作成方法等の本質的重要課題について問題を提起するとともに、これに対する企画庁当局の所信を承わりたいと存じます。 すなわち経済自立五カ年計画は、わが国経済を一応総合的計画化に体系づけたことは、画期的事業であると考えるのであります。しかし前会の企画庁の説明及び質疑応答によって明らかのように、このままでは現実と遊離した机上計画に……
○笹本小委員長 これより会議を開きます。経済自立計画と最近の経済動向に関して調査を進めます。最近のわが国の経済基盤は著しく拡大して参りました。これがために生産の伸びは経済自立五カ年計画策定当時に比して著しく伸張を示し、ことに鉱工業生産は驚くべき生産実績を上げており、上半期の平均生産桁数は大幅に上昇する見込みであるといわれております。しかしながら他面これらの異常な生産の伸びは経済態勢に不均衡を生じ、なかんずく基礎産業の一部すなわち鉄鋼部門、電力部門、輸送部門等の自給力不足は、産業界にかなり深刻な影響を及ぼしており、これが経済の拡大を阻止する結果となることを懸念されている現状であります。政府におき……
○笹本小委員長 これより会議を開きます。 電源開発計画に関しまして調査を進めます。最近化学、金属等電力需用量の多い諸産業の活況に伴い、電力需用の伸びが著しく、その実績はさきに策定された電力六カ年計画の予定需用量をはるかに上回る現状にあり、なお今後の需用も大幅に増加する見込みであります。従いましてこれに見合うところの増加出力につきましても、相当量の開発が必要とされるのではないかと思われるのであります。政府においても電源開発計画の繰り上げ実施等、鋭意検討を進められておるものと存じますが、この際経済企画庁よりこれらの問題について説明を求めることにいたしたいと存じます。
○笹本小委員 質問じゃございませんが、委員長に要望しておきます。 きょうせっかく中小企業小委員会を開会しまして、団体法案の問題について伺いましたが、この問題は前国会においても、御承知の通り参議院で継続審議になっておりますが、あの審議においてもいろいろ意見があったので、この小委員会を開いて、なおかつ皆さんの御意見を聞くということは、非常に当を得たことであると思います。参考人の方々は、忙しいときに一時になるまでおいでになられ、中小企業の問題に対していろいろ意見を聞かせてもらい、また傍聴の人もたくさん見えておりますが、どうも委員の出席が少く、参考人の人たちもあるいは傍聴の人たちも、国会の商工委員は……
○笹本小委員長 これより会議を開きます。 さきの本委員会における宇田経済企画庁長官の御説明の中に、わが国経済はここ一両年予想以上の進展を遂げ、従来の経済自立五カ年計画は実情に即しないようになったので、できる限りすみやかに計画の改訂を行うつもりである旨の説明があったのでありますが、この際、政府より昭和三十二年度経済計画と関連しつつ、これらの作業の方針等について、その後の経過の大要を承わりたいと存じます。 この際お諮りをいたしておきますが、小委員外の商工委員の御発言の要求がある際は、小委員長において随時これを許可することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
○笹本小委員 僕は委員長に要求するのですが、今小出部長の話でさっきの説明の二千万円の予算要求が三百万円になった、非常に残念だということでありますが、あなたが委員長としてやっておるこの木材合理化小委員会というものが非常に軽く見られた。これはこの関係の人はみなよく知っておるのですが、今小出部長の言った通りこの委員会ができましたときには鉄鋼その他が非常な不況の関係で、その人たちが自分らの製品を売りたいという気持もあったのでしょう。しかしながら、木材の合理化、それから山林を擁護する、国土の保全までやるという大きな目的でこの委員会ができた。ところが今部長の予算折衝のお話によると、二千万が三百万に削られて……
○笹本小委員 今局長より答弁があった、これによってトラブルが起きた例がたくさんありますか。今のような問題で、今までの割賦販売の実績の上に……。
【次の発言】 これは販売上の契約はどういうことになっていますか。これは規則があっても、やはり月賦販売者と購入者との間に契約があるわけでしょう。この契約がこれを裏づけているのだが、これは最悪の場合の規定であって、その間に両方で納得いくなら契約があるでしょうが、そういうような何か参考になるものはありませんか。
○笹本小委員 修正案で追加になった第十五条第三項によると、百貨店業者と製造業者が前払式の登録の申請をした場合に、その申請が中小商業者の前払式割賦販売に著しい悪影響を及ぼすおそれがあると認められるときは、この登録を拒否することができるとなっておりまするが、本法の施行の際、現に営業しているものは認めてよいのではないかと思いまするが、その点に対する政府の御見解を承ります。
○笹本政府委員 昭和三十七年度予算につきまして、その概要を御説明いたします。 昭和三十七年度の防衛庁の歳出予算の総額は、千九百九十三億九千八百四十七万九千円でありまして、これを昭和三十六年度の歳出予算額一千七百四十八億八千九百十七万八千円に比べますと、二百四十五億九百三十万円の増加となっております。 このほか、国庫債務負担行為として、航空機の購入について百四億四千六万五千円、器材の整備について三百九億七千二百五十万円、弾薬の購入について二十一億五千五百七十九万二千円、施設整備について十四億四百十九万円、艦船の建造について十九億一千五百十三万二千円、計四百六十八億八千七百六十七万九千円を計上……
○笹本小委員 ただいま参考人各位から、いろいろな御意見を拝聴いたしました。これに基づきまして、特に化学繊維工業に関しまして、その語問題について二、三質問をしてみたいと思います。 まず、繊維産業の構造上の問題として、政府が第一に取り上げている合成繊維の進出に伴う繊維間の競合調整の問題でございます。化繊協会の説明によりますと、合成繊維工業は、高度の技術と多額の資金を投入して多量の生産方式をとる化学工業として発展してきたので、その結果、合繊の生産は拡大し、輸出に占める割合も年々増大しているというのであります。しかも、外貨手取り率が非常に高くて、また絶えず開拓にも努めているというととでありますが、政……
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