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斎木重一 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

斎木重一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


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80位
26期各種会議出席TOP25
13位
26期各種会議出席(無役)TOP25
13位

このページでは斎木重一衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。斎木重一衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

26期(1953/04/19〜)

第16回国会 決算委員会 第13号(1953/07/15、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 ただいま有田委員が言われたのは━━━━━を委員会がするという、これは私はけしからぬ話だ。審議をせぬのが━━━━━だということは……(発言する者あり)総理大臣みずからが━━━━━をやつているようなものだ。これは私は総理大臣に……強く要請したい。(発言する者あり)━━━━━の挑発者はすなわち吉田総理大臣であるということを強く要求し、委員長の強力なるところの申入れその他に対して、杉村君の動議に私は賛成いたします。

第16回国会 通商産業委員会 第13号(1953/07/07、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 私は政治は最大多数の者が最大幸福をもたらすことを基本としなければならないということが原則であると思うのであります。それに関連いたしまして、現在の政府におきまして最も重要であると思うところの、また関心を持たなければならない重大な問題は、これは石炭問題であろうと思うのであります。その現政府の石炭政策に対するところの根本的考え方を通産大臣より承りたいと思います。
【次の発言】 何だか声が小さくてはつきり聞き取れないのですが、先般の委員会におきまして、先輩同志各位が通産大臣に質問した要項といたしまして、今年の十月、十一月ごろには八百万トンないし一千万トンの蓄炭ができて、今度の九州等の水災害……

第16回国会 通商産業委員会 第14号(1953/07/08、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 昨日私が通産当局に質問いたしました肥料の問題であります。カリ肥料の問題で通商局長は二方五千トンの原鉱石を輸入したということを言明されておりますが、この原鉱石の輸入の割当そのものに対しては、農林省は、毎年々々繰返すところの風水害等が一再ならずあるのでありますが、それを見込んで水害等に対するところの応急的な肥料としてのカリ肥料、これらを通産省に対して申請をして輸入の割当をもらい、それをもつて生産をして配給しているかどうかということをまず一点聞きたいのであります。
【次の発言】 三万トンはいつ入つてどういうことになるのですか。
【次の発言】 福井県を対象として考えても約四千町歩ぐらいの被……

第16回国会 通商産業委員会 第15号(1953/07/10、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 私は先般来繊維の問題等に関しまして当局に御質問しておつたのでありまするが、繊維局長の御答弁は、聞き取れなかつたのかもしれませんが、要領を得ませんでしたので、お問いをいたしたいと思う次第であります。先般来私が言うております福井県下並びに全国の繊維工業におけるところの自転車操業、運転がとまればただちに倒産するというような現状であることは、同僚、先輩各位も申し上げました通り、原料高の製品安というところの大きな打撃を受けておる。それらに対するところの当局の処置が不十分であると私どもは考えて、お問い申したのでありまするが、何といたしましても、国際価格にさや寄せをして輸出をせなければ、発展もで……

第16回国会 通商産業委員会 第21号(1953/07/21、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 先般私が本委員会において質問いたしましたが、その答弁にあたりまして通産当局は敦賀の不二越会社の工場の煙害問題について、その後報告等を承つておりませんが、どういうぐあいの実情になつておるか、被害の程度そのものを御報告願いたいと思います。
【次の発言】 先般私が本委員会においつたような製造工程の教授を受けておるのじやありません。そんなものをわれわれは根本としてやつている学者ではありませんから、まずこの煙害に対する対策、また監督、そういつたようなものをいかにするかということをお伺い申しておるのであります。私は十七日の午前九時半にこの工場に行つて見たのであります。見ると聞くとは――五月十六……

第16回国会 通商産業委員会 第23号(1953/07/23、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 ただいま提案者の御説明があつたごとく、近畿地方において浴場組合等が盛んにやつて、蜜漬を上げておる例もたくさんあるのであります。特に福井市の災害について、十何社かの保険会社を相手にとりまして、五億幾らの災害保険料の請求事件が、今日まだ未払いになつて訴訟になつております。こういうような一つの例を見ましても、民間のこういう保険組合というものをつくつて、中小企業を助けるという意味におきましても、どうしても本国会で成立さしていただきたいということを、私はつけ加えておぐ次第であります。

第16回国会 通商産業委員会 第24号(1953/07/24、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 関連して……。管理を受けられないということですが、ただいま中崎さんの御質問に対して確かに三善さんが御発言になつたと思います。会計監査を受けておるということを言われておつたように私ども聞いております。それで中崎さんがそういう御質問になつたと思います。
【次の発言】 参考人の方々から、先ほど来出血輸出とか、いろいろなことをやつて、元請の方がやつておるというように聞いておりまするけれども、実際においては、元請は出血をしていないということも私どもは実例を見ておるのでありまして、みな下請工場にこれが転嫁されておるということも聞いております。それと同時に、またもう一点は、私は福井県でありますが……

第16回国会 通商産業委員会 第25号(1953/07/25、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 この武器等製造法案に関連いたしまして私は石川県におけるところの小松製作所、これは砲弾をこしらえるとかなんとかいう問題で、内灘問題に関連して非常な大きな問題を提起いたしておる、その根元をなす弾丸製造をやつているそうであります。これらに対して工場長すなわち会社は職工の首切りをやり、または賃下げをやつて大動揺を来して、一回三百何十人かの職工の首切りをやつた現実があるのであります。わが党といたしましては全面的にこの武器等製造法案に対しては反対の意見を表明するものでありますが、こういう問題が起きることにおいて、この法案によつて制約するとか何とかと大臣初め言うておりますが、実際においては政府並……

第16回国会 通商産業委員会 第29号(1953/07/30、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 先ほど来先輩各位の御質問もあり、御答弁をいただいておりまするが、鈴木さん並びに水澤さんたちは、この組合がもしものときがあるというと、支払い金その他において迅速に行かない。保険会社で行けば迅速に行くということも一応言われたのでありまするが、はたして現在の保険会社が被害があつたときに迅速におやりになつておるとお思いになりますか。時間がないからざつくばらんに言うが、昭和二十三年の福井の大震災による火災が起きた場合におきまして、今にして五億何十万円の火災保険の請求訴訟事件をやつておることを保険協会も御存じであろうと思うのであります。びた一文も払つておりません。だから今地方裁判所において三年……

第16回国会 通商産業委員会 第31号(1953/08/06、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 先般本員が不二越の敦賀工場の煙害についての質問をいたしました。鉱山局長並びに当局が答弁をされ、また調査材料等を提示いたして来たのであります。それによりますると、絶対に七月十八日の試験によつて、最新式の設備が全機能を発揮して、ここに操業技術の探究によつて画期的大成功を収め、この問題は解決できたものと言えるという調査書を私どもに提示されたのでありまするが、その後におきまして先般、七月の二十四日に、三たび、四たびのガスの放出によりまして、風の方向によつて実に莫大なる田畑に損害を与えております。これらも、まだ調査研究と言われますかも存じませんけれども、当局といたしましては、この報告と現実に……

第16回国会 通商産業委員会 第33号(1953/10/13、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 私は繊維に関しまして御質問いたしたいのでございます。先般の国会におきまして特に人絹糸に対するところの通産省のあれ以来とつて来た政策と申しましようか、いかなる方法をもつて対処されて来たかをまずお聞きいたしたいのでございます。
【次の発言】 人絹取引所の問題でお考えになつている点は、言葉が十分聞き取れなかつたのでありますが、取引所自体は福井にもあります。あの人たちは手を上げたり下げたりしてやつていて、実際において機業そのものをやつているとかいうようなものではありません。しかしその営業たるや、福井県等においては、御承知の通り原糸高の織物安という観点から、先般の国会等においてわれわれは強く……

第17回国会 通商産業委員会 第4号(1953/11/07、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 中小企業の信用保険法の問題でありますが、まずその前に中小企業金融公庫としても、貸出し条件、担保の条件に対して、不動産その他の資産による担保というのは、どういう定義をもつて担保条件を指定するわけでありますか。長官にひとつ伺います。
【次の発言】 中小企業の金融公庫であると、いろいろあろうと思いますが、そういうようなものがたくさんあるものが中小企業とか弱小企業とか私は言い得ないと思います。  それでは中小企業ということの定義は、どういう資産なり、どういう条件なりを持つておるか、またどこまでが中小企業であるかという定義をひとつ伺います。

第18回国会 通商産業委員会 第1号(1953/12/02、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 ただいま岡田さんより年末金融に対する中小企業に処する概括的な一応の御説明がありましたが、金融の引締めは、あなたが御説明になる前からどんどんやつておりますので、きのうの本会議等におきましても、わが党よりもこの中小企業に対する金融措置といたしまして強くこれを要請いたしたことは、御存じであろうと思うのであります。金融引締めによるところの中小企業者の倒産一歩手前というような問題を惹起いたしておることは、御承知であろうと思うのであります。これらに対する年末金融措置についての概括的説明は拝聴いたしましたが、まず中小企業金融公庫の窓口が、先般来私ども国に帰りまして、いろいろ指定された窓口を実験調……

第18回国会 通商産業委員会 第3号(1953/12/04、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 私は電気の問題について御意見を拝聴し、その決意をお聞きいたしたいと思うのであります。  電気それ自体は、日本の産業構造の一環をなすところの重要な問題でありまするが、簡単に申し上げますると、福井県すなわち北陸は、水力電気の電源地帯として見本的なところであることは、御承知であろうと思うのであります。しかるに福井県は、御承知の通り北配と関配との二つに分割されておりまして、そこに非常に差があるのであります。かつてに電力会社を分捌いたしまして、福井県の発電所を関配の方にとつて行く、また北配の方にとつて行くというようなかつてなことをきめまして、福井県の産業界に重大なる影響を与え、迷惑をいたして……

第18回国会 通商産業委員会 第4号(1953/12/05、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 私は先輩の加藤君の御意見には及びませんが、時間もありませんから、一、二点御質問いたします。それは先般の委員会におきまして、通商易の次長にもよく質問したのでありますが、国民生活に重大な関係があり、年末に差迫つておる問題として、政府においてはインフレを防止するために、金融引締めだとかいろいろなことを言つておりますけれども、大衆の生活に非常な影響のあるところの砂糖の問題であります。これらをまだ放任しておいて、末端におきましては、一斤今八十円くらいにまで高騰を来し、年末に差迫るに従つて百円くらいになるだろうという予想をもつてきようきようとしております。その反面におきまして、製糖会祉その他は……

第18回国会 通商産業委員会 第6号(1953/12/08、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 ただいま非常に世の中を騒がせております三公社五現業の一つでありまするところのアルコール専売事業の従業員に対する期末手当の問題に対して、非常に紛糾をいたしております。これらに対して、当局はいかなるあたたかい心持をもつて全従業員に対して対処せんとするかということを、まず局長にお尋ねいたします。
【次の発言】 他の現業のことは、私どもつまびらかでありません。また労働委員会その他がありますから、本通産委員会における関係のアルコール専売に対する問題としては、従業員といたしましても精魂を尽して、やはり生産の能率また価格の低下等に対するところの採算上に対して、非常に努力いたしておると思います。本……

第19回国会 通商産業委員会 第6号(1954/02/02、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 私は簡単にして、同僚先輩諸君から御質問があつたので、重複はなるべく避けたいと思つております。  第一番に、産業経済振興の基本的な政策としての中小企業に対するところの対策を具体的にお示しを願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまいろいろ羅列いたしまして、なかなか能書はうまく羅列したけれども、その実行においては私どもは実に心細く感じて、過去の歴史から対照いたしまして遺憾の点があるのじやないかと思う。特に金融引締めの方策の強引によりまして、中小企業家、特に繊維産業界等においては原料高の製品安、こういうことが今現出しておる。私どもの知るところによりますると、人絹一疋現在生産いたしまして……

第19回国会 通商産業委員会 第16号(1954/02/26、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 私は本案に閥して、全体の性質においては反対をいたしません。しかし説明書にもある通り、わが国物価指数から申しましても、二十円、十円を、五割増しで上げるのはどうか。有効期間の二年の延長、それ自体は私どもはもつともだと思います。しかし上げるならば、もう少し上げるか、そのままにしておくかという問題なんです。上げることの本旨をひとつお聞きいたしたいのであります。
【次の発言】 五割炭価が上つたと言つておられますが、五割上ると、予算書としては一体幾らの値上げになるのですか。
【次の発言】 二十九年度においてです。

第19回国会 通商産業委員会 第17号(1954/02/27、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 先ほど局長が人絹の問題に触れましたが、人絹の価格という問題について、安定帯価格とかそういつたようなものの考慮をするお考えがあるかどうか。また二重価格制というものをしくような意図のようにも考えられるのであります。イタリアの例を申して、輸出の問題に対してはイタリアは主要な国策としてやつておる。国内は高いが輸出は安いという、こういうことを言外に漏らされましたが、そういつたような関係からいいますと、日本の人絹糸に対する価格を国内価格と輸出価格との二本建にする考えであるかどうか。こういうことをまず一点お伺いいたしたいと思います。それと、先ほど、長谷川委員からも言われました通り、今人絹織物企業……

第19回国会 通商産業委員会 第23号(1954/03/19、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 関連して……。ただいま企業庁の説明を聞いてわかつたのですが、私が一点聞きたいことは、代理店制度に対するところの考え方として、国民金融公庫のごとく、各府県とか主要都市等に直接な機関を設ける心構えはないかどうか。取扱い銀行業者は、自分の金融機関のわく内におけるところの取扱いはやるけれども、そういつたほかの関係のないような中小企業に対しては、厳格な規定と申しましようか、説明等をして、なかなか融資をしてくれないというのが現在の成り行きじやないかと私どもは考えておりますので、国民金融公庫のごとき直接の支店、出張所というようなものを設置いたしまして、そして徹底させる。苦情処理相談とかなんとか、……

第19回国会 通商産業委員会 第25号(1954/03/24、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 第一点として質問いたしたいのは、三十三条の第四項第一号にガス主任技術者免状の返納を命ぜられた者は、二箇年を経過しないときは再交付しないとありますが、いかなる観点に立つて二箇年という年限をきめたのでありますか、まずお伺いいたします。
【次の発言】 法律違反の問題もありますが、二箇年の点がわからないのです。これは一箇年にするとか、半年にするとかいうお考えはお持ちではないのですか。
【次の発言】 二箇年くらいはいいではないかというような観点で、そうしてガス主任技術者というものは全国で多数おありになつて、製造事業会社その他においてちようど事務的な技術者があるというお考えですか、そういう観点……

第19回国会 通商産業委員会 第28号(1954/03/30、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 ただいま審議中でありますガス事業法案に対する修正の動議を提出し、説明せんとするものであります。  ガス事業法案の一部を次のように修正することにいたしたいと思うのであります。第三十三条第四項第一号中の「二年」とありまするのを「一年」に改める、こういうぐあいに修正をいたしたいと思うのであります。各委員の御賛成を願いたいと思います。
【次の発言】 関連して。私は今の問題は、日本の輸出振興に関して重大な問題だと思う。通産当局が、繊維に関する認識の点について、他山の石とし、また頂門の一針としてお考え願いたいと思う点を申し上げておきます。  私どもの県におきましても、輸出産業、織物に関しては重……

第19回国会 通商産業委員会 第31号(1954/04/06、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 議事進行……。先般私が質問いたしましたのに対して、大臣並びに官房長から、まだ今日まで返事がありません。それはアルコール専売の不始末の調査表並びに木材の外貨割当三十社に対するところの真相、そういつたものを文書をもつて答弁すると言われて留保してあるのだけれども、今日に至るまでそれに対して何ら回答がありません。これらはいかがになりましたか御答弁を願いたい。

第19回国会 通商産業委員会 第32号(1954/04/07、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 検査員の問題でありますが、私どもの県におきましても検査員の質が悪いのじやないかということを痛感しておる。国営検査で検査員の検査したものがキヤンセルを食い、商社にいるところの業者が見たものは通つて輸出される。そうすると検査員は何をしておるのかということになり、そういう面に対するところの訓練、教育と申しますか、それがあまりにもずさんじやないかということを私どもは、まざまざと県におきましても見ておるのであります。それらに対するところの問題と、今鹿児島に一名常駐させるということ、これ自体も今日まで三名が出張してやつていた。今度は一人が常駐してやる。私は鹿児島に出張することにおいては何も反対……

第19回国会 通商産業委員会 第43号(1954/05/06、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 議事進行に関して、一言委員長に質問をいたします。これから硫安工業合理化及び硫安輸出調整臨時措置法案を上げるとか何とかいうことですが、これは結論といたしましては輸出株式会社法案だと私どもは見ております。これらに対しまして委員会として、審議の過程におきまして小委員会まで設けましたが、土倉小委員長はまだ一回しか小委員会を開かないのに、農林委員会の方から押されて来て、きよう上げようというようなことは、ちと通産委員会としては軽率だと私は考える。もう少し掘り下げて研究をしてやるべき筋合いのものであつて、農林委員会の方から関連の法案が上つたから、ただ単に字句の修正を農林委員会でやられただけだから……

第19回国会 通商産業委員会 第52号(1954/05/21、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 一言埼玉県の参考人の方にお伺いいたします。私は先般埼玉県の入間郡の方に凍霜害の実地調査に参つたときに、農民の方々の率直な意見を聞いたのであります。私どもの県では年々歳々の水によりまして河床が高くなつて砂利が堆積するので、取らなければいけないというので採取が行われておるということも一つの条件ですが、埼玉県の入間郡は河床が低くなつて行くので、砂利を取るとその堤内、堤外地の農作物、桑園等に対して非常な悪影響を来して困るという農民の強い声を先般の実地調査でお聞きしたのであります。この法案そのものは、ただ埼玉県や栃木県だけの問題ではありませんで、全国の砂利採取を行つておる河川に対する重大な影……

第19回国会 通商産業委員会 第62号(1954/08/12、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 私は簡単に御質問いたしたいと思います。それは今先輩各位の貿易に関するいろいろな貴重な御意見を拝聴いたしたのですが、その一環といたしまして、私は硫安の輸出の諸状況と、日本の今国内におけるところの生産数量、それらの問題を具体的に一応承りたいと思いますので、硫安の生産の状況はいかになつておるかということを御説明願いたい。
【次の発言】 肥料審議会において二百四十万トンと今御説明になりましたが、私どもの記録をもつて見ますと、そういつた点が二百四十九万四千トンということになつておると覚えておりますが、それに対する輸出、特に中共向けが強く要請されておりますにもかかわりませず、政府においてはいか……

第19回国会 通商産業委員会 第65号(1954/09/09、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 ただいま山手委員より提出になりました決議案に対しては全面的に賛成でありますが、一応付言して私どもの希望を申し述べたいのは、われわれの趣旨はどこにあるかというと、原料塩の価格を安くするというのが根本なんです。安くするについては塩を入れるところの先が問題なんです。輸入の先はどこが安いかといえば中共塩であります。御承知の通り七ドル幾らでありまして、ほかから来るのは十ドル何セントという高い塩を入れておるから原料が高くなるのであつて、この趣旨に沿うならば安いところの中共塩を即刻に多量に入れることが私どもは原則であり実際でなければならぬと思うのであります。だからこれを私どもは強く要求いたしまし……

第19回国会 通商産業委員会 第66号(1954/09/10、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 私は、大臣が来ませんので当局に一言御質問いたしたいと思います。それは福井県の敦賀市にありますところの不二越の敦賀工場の問題でありまするが、煙害に関するところの重大な問題が起きて、昨年の本委員会におきましても、当局に対して強くその善処と何らかの処置をもつて指導されるようにということも要請いたし、それ以来大阪の鉱山保安監督部におきましても最善の措置をしたようにも聞いておりまするが、八月三日にまたまた煙害が起きまして、付近の農村等においては重大なる被害が起きておることを探知いたし、農民は大挙して会社に押しかけ、その操業停止を要求し、昨年以来の被害の賠償に対するところの実行等を強く会社当局……

第19回国会 農林委員会 第69号(1954/09/15、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 私は農地局に対して一応御質問申したいと思う次第であります。ただいま全国一斉に行われておりますところの適正小作料調査に関する問題であります。これはそのカードを見ますと実に煩雑なものでありまして、農民にとつては無用のようなものも項目をあげて、実に言語に絶したというようなものもカードの中には羅列をいたしてあることを私どもは見のがすことはできないと思うのであります。それを現在改正された農業委員会の委員の手を通じて、各全国市町村において調査を開始いたしておることを私どもは見ております。適正小作料調査の決定は、ああいうような煩雑なものが基本となるのかどうかということを、まず一点お聞き申したいの……


各種会議発言一覧

26期(1953/04/19〜)

第16回国会 農林委員会通商産業委員会連合審査会 第3号(1953/08/05、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 関連いたしまして、ちよつと一言お聞きいたします。先ほど加藤委員に御答弁になられました局長さんの貨車乗せ渡しの運賃の計算方式でありますが、一つの例を申し上げますと、大体荷物を運搬するのは、遠いところに行くほど運賃が高くなると思うのですが、いかがですか。
【次の発言】 そうすると、福井県の実例で申しますと、福井市は鉄道の本線の停車場でありまして、その福井市の農協、農民が受取る価格は高くて、それから十里も電車で運搬し、自動車で運搬して行つた山奥の硫安の価格が安い、こういうことになつているのです。そうすると、それと逆になるように思うのですが、その算出方法はどういうぐあいの運賃の算出方法をお……

第19回国会 通商産業委員会化学工業振興に関する小委員会 第4号(1954/09/08、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 先ほど部長は主として国内塩に対する増産対策の全貌の一端に触れたと思いますが、この五、六年は増産に対する助成は予算その他補助金等の関係で至難だろう、こういう御説明が先ほどあつたように私どもは聞きとつておるのでございます。これに対してまた新しい化学方式によるところの改正をいたして製塩工業を援助してやるという二つの点を御説明になつたと思いますが、その計画と申しましようか、見通しと申しましようか、そういうものを一応御説明が聞ければ幸いだと思つておるのでございますが、いかがでありましようか。
【次の発言】 貴重な化学資源の問題に対しまして皆さんの御辛苦になつておることはわかつております。私は……

第19回国会 通商産業委員会中小企業に関する小委員会 第7号(1954/05/19、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○齋木委員長代理 これより会議を開きます。  本日は私が小委員長の職務を行います。中小企業、特に絹、人絹織物及び染色企業の諸問題につきまして、参考人より御意見を聴取することにいたします。参考人各位におかれましては、御多忙中特に御出席くだされ、厚く御礼申し上げます。十分に忌憚のない御意見を御発表くださいますよう御願いいたします。なお各位に念のため申し上げておきます、御意見発表の時間は一人約十五分といたして、御発言の際はその都度小委員長の許可を受けられることになつておりまするので、念のために申し上げておきます。それでは第一番に前田栄雄君にお願いいたします。

第19回国会 通商産業委員会中小企業に関する小委員会 第9号(1954/06/28、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 電気料金の問題で今局長からいろく御説明があつたのでありますが、東北、北陸を除いたほかの七地区というか、電力会社に対しては二本建、東北、北陸は一本建であるということのその内容、それと電気料金の値上げそれ自体私どもは大反対なのでありますが、実際におきましてこれは国内産業に対しますところの重大なる影響があると私ども存じております。しかしちらほら新聞等で見ますと、国会が済んだならば当局は電気料金を値上げする、こういうようなことが出ております。実際において今研究中だと局長は言われますけれども、早晩実現するというようなことを私どもは非常におそれるのであります。特に肥料関係等におきましては、石灰……

第19回国会 通商産業委員会中小企業に関する小委員会 第10号(1954/10/26、26期、日本社会党(左))

○齋木重一君 百貨店側にちよつとお尋ねいたしますが、これは当らぬかも存じませんが、百貨店で商品券発売をやつております。これは全国的に相当な金額の予約販売という形において商品券の発行をやつております。これらは年間を通じて、日本全国で私は相当に大きな額だと存じておりますが、その額の中で、天災地変その他人災によつて消耗、焼失、紛失いたしましたものが、私はこれも相当な金額に上ると思います。それらはどういつたようなバランスで協会としては商品券の発行高、そういうものを集計されておりますか、ひとつ御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 私はその集計を一ついただけばいいのですが、これはけちな話のようですが……

第19回国会 通商産業委員会中小企業に関する小委員会 第11号(1954/10/27、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 最上さんにお伺いをいたしたいのであります。国民金融公庫の使用度といいましようか、活用度といいましようか、それが非常に円滑に行つているように私どもも聞いているのでありますが、先般私が県に帰りまして、国民金融公庫の支所へ行つてよく調べたのでありますが、この恩給貸付またはその地の点の事務の輻湊が非常に複雑になつて来たように支所長さんからも承つております。それらに対して国民金融公庫の事務員と申しまするか行員と申しまするか、非常な重労働ができないというこを申されておりまするので、これらに対するところのお考え方があるかどうか。それからもう一つは、五万円以下の一週間以内における貸付の事務促進であ……

第19回国会 通商産業委員会中小企業に関する小委員会 第12号(1954/10/28、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 繊維局長に一言だけお聞きいたしておきます。先ほど来同僚の加藤委員から二十九条の発動に関してるる陳弁がありましたが、趣旨は私もごもつともだと思つております。私は福井県でありますが、福井県では大体五万二千台ぐらい織機があると思います。二十九条が発動されますと、原糸の割当が織機の比率においてあるという意味から、機屋さんは金を心配してどんどんと古織機の買いあさりをやつておるという現況もあるのであります。そうすると原糸の配給とかなんとかいう問題はどういうような考えでやろうというのでありますか、まずこれをお聞きしたい。  それから古織機の問題につきましては、加藤委員がよく質問されたので私は省略……

第19回国会 通商産業委員会木材利用に関する小委員会 第6号(1954/04/08、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 先ほど来両者の方から非常な貴重な御意見を拝聴いたしました。またこの問題は聞くところによりますれば、相当の時間がかかつているのですが、省において担当局において今日までのんべんだらりとしてやらないということは、何らか外の圧力か、そういつたようなもので食い下られているのでこういう裁断を下せぬのかどうか、まことにどうも手ぬるいと申しましようか、熱意がないと申しましようか、われわれはふかしぎに思う。それらに対して本省はどういつたような考えで今日までやつて来たのか、率直に一ぺん内容を公開したらどうですか。専売特許でさえも公開しようという時代になつておるのです。だから早く公開して、イエスかノーか……

第19回国会 通商産業委員会木材利用に関する小委員会 第8号(1954/05/11、26期、日本社会党(左))

○齋木重一君 ただいま小平委員の御質問に対して松尾さんからるる述べられておるが、この木材利用合理化の問題は、いろいろ中間報告にもあります通り、根本的に治山治水ということを基本としてやるならば、国家としての大きな施策で、毎年々々のあの風水害とか何とか、その被害を受ける根源はどこにあるかということを考えれば、今小平君が言われたごとく、吉田内閣はもう六年もたつておる。その間何をしていらつしやるか、祿をはんでおる事務当局は何を見ていらつしやるかと私ども言いたいくらいのものです。いまさらになつて通産委員会なり何なりでこういうことを取上げられて、また鶏が先か卵が先かというような、議員立法でやつたら並行して……

第19回国会 通商産業委員会木材利用に関する小委員会 第10号(1954/10/29、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 林野庁並びに国鉄に伺いたい。枕木の問題ですが、今盛んに針葉樹と林野庁の人も言われておつたけれども、ひのきの枕木がどんどん出ております。これは大体において木曽御料林から出るということをほのかに聞いておるのですが、これが木材市場におけるひのき材の販売価格に大きく影響している。デフレ政策からいいましても、実にゆゆしき問題だと私は思つているのであります。これは御存じないかも存じませんが、名古屋方面の枕木製造業者を見て来ればわかるのであります。現に枕木は全部ひのきでやつている。針葉樹の問題からこれを広葉樹に切りかえて行くといいますが、切りかえて行くんじやない。こんなものは当然できるはずなんで……

第20回国会 通商産業委員会木材利用に関する小委員会 第1号(1954/12/06、26期、日本社会党(左))

○齋木委員 合理化方策案に対しましては、ただいま伊藤委員からも言われたごとく、研究されておるように思いますが、実際は木材の過伐、濫伐が国土保全のために重大なる悪影響を来しておることから出発して、この合理化促進方策というものを政府も民間も、国といたしまして考えなければならない段階に到達しておることは御承知であろうと思うのであります。これらを推進し、今後その実現を期する上におきまして、特に私は先般の小委員会におきましても御質問いたしましたが、まくら木――木曾ひのきの濫伐であります。国有鉄道公社が要求したから林野庁は今年も三十万石の払下げを予定しておるというようなことを言明せられております。こういう……


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ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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