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稲富稜人 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

稲富稜人[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
106位
委員会発言歴代TOP500(衆)
232位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
128位
委員会出席(無役)歴代TOP500
175位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
836位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
158位

26期委員会発言(非役職)TOP100
95位
27期委員会発言(非役職)TOP100
84位
29期委員会出席(無役)TOP100
82位
29期委員会発言(非役職)TOP100
97位
30期委員会出席(無役)TOP100
86位
31期委員会出席(幹部)TOP100
63位
33期委員会出席(無役)TOP100
62位
34期委員会出席(幹部)TOP50
11位
34期委員会発言(議会)TOP50
43位
35期委員会出席TOP100
71位
35期委員会出席(幹部)TOP10
7位
35期委員会発言(非役職)TOP100
89位

このページでは稲富稜人衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。稲富稜人衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

26期(1953/04/19〜)

第16回国会 経済安定委員会 第19号(1953/07/24、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 関連して……。ただいま議論の対象になつておりますのは、当該事業にかかる主務大臣に対する協議の問題でありますが、協議というのは、まとまる場合とまとまらない場合とあるのであります。しかも法律において協議しなければならないということをうたつていることは、絶対的なものでなければいけないので、その絶対的な条件であるところの協議がもしもととのわなかつた場合、先刻から話を聞いておりますと、その点がはつきりしていないということは、立法上非常に不都会品があると思う。この協議しなければできないという絶対的な条件を、立法者はいかに考えておられるかということを承りたい。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第6号(1953/07/08、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 このたびの災害に対する恒久的な対策につきましてはあとに譲るといたしまして、現実の問題としては、現在の罹災者に対して衣食住の不安を除去してやるということが、最も緊急な問題ではないかと思うのであります。先日われわれが罹災者に会いましても、ほとんどぼう然自失というような状態で、感激も持たないというようなありさまでありますが、これがいささか自分の家をつくろつて参りますと、あすの食糧をどうするのだという不安にかられて来るのであります。これに対して現在の食生活をどうするかということが最も必要だと思いますが、現在支給されておりますあのお握りですか、ああいうものをもつて政府はいつまで救済する御計画……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第11号(1953/07/16、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 御報告申し上げます。本小委員会におきましては台風二号による農作物等の救済対策につき討議を重ねましたが、おおむね左記項目につき融資または助成を必要とする結論に達しました。  一、営農資金等の融資約五十億円  (1)融資は凍霜害対策の例にならい、原則として五分の利子補給を行うこととし、そのうちの半額につき政府が補助すること。  (2)損失補償の四割のうち半額を国の負担とすること。  二、補助等約七億五千万円とし、そのおもなる項目は次の通りであります。  (1)麦種子購入費補助。  (2)種苗輸送費補助。  (3)苗しろ再仕立て補助。  (4)開拓地麦肥料農薬補助。  (5)菜種補助。 ……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第12号(1953/07/17、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 従来筑後川その他に対する建設省の河川計画というものでは、どのくらいの雨量としてのものを立てておられるのか、この点ひとつ承つておきたいと思います。
【次の発言】 私の聞いているのは、筑後川の雨量というものをどのくらいと測定して筑後川の河川計画というものができておるか、この点を承りたいと思つておるのであります。
【次の発言】 そうすると、筑後川の雨量が三百五十ミリを程度として筑後川の河川計画ができておる、そうして、このたびの雨量が六百ミリないし七百ミリだ、こういうことになりますと、筑後川の河川計画というものを根本的に考え直さなければいけない、こういうことになつて来ると思うのであります。……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第13号(1953/07/18、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 関連して。ただいま大野大臣から議員立法の話が出ましたが、実は私たちも、特別立法措置につきましては、先日大野大臣の報告中にも特別立法の必要なことを力説されておりましたし、その後緒方副総理からもその話が出ておりまして、会期も迫るものでありますから、いずれ政府からそういう措置があるのだろうと思つておつた。一昨日でありましたか、緒方副総理にその話をしましたところが、いやまだはつきりしていないと言う。実に唖然としたのであります。ことに先刻の話によりますと、当然特別立法でやらなければいけないようなものがたくさんあるのであります。たとえば営農資金のごときものにつきましても、現在まだ研究しているん……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第16号(1953/07/22、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 小委員会の結果を御報告申し上げます。台風第二号による被害農家及び被害漁家に対し、低利の経営資金を融通するため、政府及び都道府県が所要の助成措置を講ずる必要がありますので、この法律案を小委員会において決定したのであります。すでにこの法律案に対しましては、第一条より第七条まででありまして、委員各位のお手元に配付してありますので、内容はそれを御一読願いたいと思う次第であります。すでにこれは先般の本委員会において決議を願つておりまする金融措置に対する特別措置法でございますので、小委員会で決定いたしましたこの特別措置法に対しまして、本委員会におきまして適当なる措置を講ぜられるようお願いする次……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第17号(1953/07/23、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 ただいま井手委員から大体質問がありましたのと重復をする点もあるようでございますが、最後に念を押すために大臣にお尋ねしたいと思うのであります。すでにただいま井手委員のお言葉にもありましたごとく、第二台風が起りましてすでに二箇月経過しておりまして、私たちは、今後にもそうでございますが、農村に対する助成というものは次の植付に必要なる準備をすることが大体の目的でなければならぬと思う。営農資金のごときもしかりであります。しかるに、この資金融通に対しましても、あるいは助成に対しましても、その植付の期間を終りますと、その効果というものは非常に削減されることは当然であります。しかもそういうような事……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第19号(1953/07/26、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 それでは農林小委員会の立法措置に対しまする経過を御報告いたします。  農林小委員会といたしましては、緊急立法の必要のある特別措置法の設定に対しまして、協議をいたしました結果、大体今のところ五つの法律案をつくることを決定いたしまして、草案をつくつております。一つは、昭和二十八年六月及び七月の大水害による被害農家に対する米麦の売渡の特例に関する法律であります。これはただいまのところ食糧管理局との関係もありますので、この草案をつくりました。その内容につきましては、本日さらに小委員会におきまして検討することになつておりますが、大体これに対する立案をしたいと思つております。  それから、土地……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第20号(1953/07/28、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 西日本風水害地対策小委員会における昭和二十八年台風第二号による被害農家及び被害漁家に対する資金の融通に関する特別措置法案の起草の経過並びに本法案の要旨につき、簡単に御報告申し上げます。  本法案は、去る二十一日の小委員会におきまして、ただいま皆様の御手元に配付いたしております通りの案文を、小委員会の成案として全会一致で決定いたしたものであります。  本法案の要旨及び目的を簡単に御説明申し上げますると、第一点は、本法案は昭和二十八年台風第二号により、麦、菜種その他政令で定める農作物を栽培している農業者並びに魚類または貝類を養殖する者その他政令で定める漁業者が、当該農作物の減収並びに魚……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第21号(1953/07/30、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 大体本問題につきましては、われわれ一箇月の間検討して来ておるので、繰返してまた問わなければいけないことを遺憾に思う。  先刻世耕委員の、このたびの水害に対する損害をどれほど見るかという質問に対して、官房長は三百三十億とか言われたようでございました。その点の根拠を承りたいと思います。
【次の発言】 三百三十億というのは、政府が負担すべき大体の概算が三百三十億というのでございますか。
【次の発言】 私がこの質問をするゆえんのものは、大蔵省のこのたびの特別非常災害に対する認識が非常に足りないじやないか、はなはだ失礼でございますけれども、たださいふを締めることによつて、この災害に対処しよう……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第25号(1953/08/07、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 地方的な問題ですけれども、この際お聞きしたいと思いますが、福岡県の星野という所に鉱滓の非常に堆積したのがある。かつて帝国局在時代のものですが、地元では非常に反対がありましたけれども、監督局は、これは十分なる設計のもとにやつて危険はないのだといつて、無理にやらせたのですが、三十万トンの堆積があつた。ところがこのたびこの堆積が約二万トン流出したといいますが、その下の約百戸くらいの家が埋まりまして、人が十数人死んだ。そしてまだ約二十八万トンの堆積が山の上にあるわけです。これは当然排除しなければたらないと思うのでございますが、今地域的な問題が制限されましたが、こういう制限をされますと、ただ……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第28号(1953/09/08、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 先刻からの同僚各位の質問によりまして、大体政府の意思のあるところはわかつておりますので、時間もありませんから、できるだけ、重複する点を避けまして、簡単に御質問申し上げたいと思います。  まず、先刻の緒方副総理の言葉の中に、政令で指定する地域に対しては国会側と十分協議をして決定をしたいという考えを持つておる、こういうような御答弁があつたのがありますが、私たちがこのたびのこの政令に対しまして最も憂慮いたしますことは、私たちは、先般の国会におきまして、御承知のごとく非常災害に対しまする特別立法の処置をやりまして、罹災者を一日も早ぐ復興せしめたいという気持から、そういうような法律が議会を通……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第31号(1953/09/11、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 大体同僚委員と政府との質疑応答を先刻から承つたのでありまして、重複する点を省きたいと思うのでありますが、ただ、最初に承りたいと思いますことは、先刻からの副総理並びに主計局長の御答弁を承つておりますと、災害に対する予算の見通しが十分ついていない、こういうようなことを先刻から承つておるのであります。すでに災害があつて今日まで数箇月を経過しておりますのにこれに対する見通しがまだ政府についていない、こういうことを聞きましたならば、さだめし罹災者は非常に国に対する失望の念にかられるのではないかと思うのであります。さらにまた、一方には見通しがないと言いながら、小笠原大蔵大臣は、渡米にあたりまし……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第33号(1953/10/05、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 先刻から政府の御答弁を聞いておりますと、過般来の委員会における大臣の答弁が個人の資格をもつて答弁されたというふうに承るのでありますが、私たちは個人の資格をもつ御答弁は受けたくないのでありまして、閣僚として、しかも責任のある大臣としての答弁を承りたいと思つて質問いたしますから、それに対する大臣としての御答弁をお願いしたいと思うのであります。なお、すでに西日本におきまする災害が起りまして三箇月を経過しておるのでありまするが、今日なお政府といたしまして、この災害に対する対策、しかも具体的な方針がきまつていない、閣議でもまだその大体の大綱がきまつていないという先刻の御答弁を聞きまして、私た……

第16回国会 農林委員会 第4号(1953/06/17、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 私は今次凍霜害調査に関し山梨、長野方面の事情を御報告いたしたいと思います。  調査班は吉川久衛君、芳賀貢君、古屋貞雄君の各委員と不肖稻富をもちまして編成し、事務局より専門員岩隈博君、農林省より川合技官を帯同いたしました。  調査の日程としましては、短期間にできるだけ多数の被害筒所を視察し、また現地の意見を聴取いたしたいとの趣旨よりしまして相当の強行軍を敢行したような次第であります。すなわち去る二日東京を出発しまして、中央線により山梨県甲府市に至り、県側より総括的な説明を聞きました後、東八代郡一宮村に参りました。ここは桃を主とする果樹の被害の著しい所であります。次いで同郡日川村に至り……

第16回国会 農林委員会 第7号(1953/06/20、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 大体今同僚から御質問がありましたので、重複する点は省きたいと思いますが、やはりこの措置が非常に遅れておるということに対しましては、被害民の気持を十分忖度されて何とか急な方法をとるようにしていただきたいということを重ねて希望を申し上げたいと思います。  ただいまの御意見にもありましたけれども、政府はあるいは金融措置に際しましても、貸し付けるということに主体を置かれておるようでありますが、現在のような非常なる被害の地方におきましては、もちろん貸付も当然やむを得ないことでありますけれども、何とかして助成その他の直接の救済方策を立てるということが最も妥当だと思うのであります。先日お示しのあ……

第16回国会 農林委員会 第10号(1953/06/26、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 関連ですが、先刻吉川委員の質問に対しまして、ちよつと農林次官に聞きたいのです。期限二箇年間の問題でございますが、もしも二箇年間で返済のできない場合には適当なる処置をとるという御説明があつたのでありますが、適当なる処置とは、どういう具体的な方針をおとりになる含みがあるか、政府の御方針を承りたいのであります。
【次の発言】 それでは政府としても、二箇年間は無理だ、延ばさなければならないような場合があるだろうということは、予期しておられるわけでありますか。
【次の発言】 われわれの考え方は、二箇年間では無理があると思うのです。適当な処置をとられるというならば、おそらく適当な処置をとる分が……

第16回国会 農林委員会 第15号(1953/07/08、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 食糧庁長官に関連して質問いたしますが、災害救助法によつて十五日間配給をされる。しかしその後において、農民の実生活というものはそんなたやすく復活するものではないのでありまして、その期間が過ぎたらさらにそれを延長して救助をする、こういうようなお考えはもちろんあるだろうと思うのでございますが、これに対してどういうような考えを持つておられますか、食糧庁長官からはつきり伺いたい。
【次の発言】 それは貸し付けるとおつしやるのでありますか、貸与をするという意味でありますか、どうでありますか。
【次の発言】 ついでにこの際申し上げておきたいと思いますが、食糧庁長官の部下は、現地に行きますと、職務……

第17回国会 水害地緊急対策特別委員会 第3号(1953/11/03、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 関連して。ただいま綱島委員からの御答弁があつたのでありますが、私も綱島委員の御意見には承服できないのでございます。私たちは、やはり立法のときには、一番当初から、開拓地に限定するということに反対しておつたのであります。それがいつの間にかそういうことになつていることは、われわれもつて遺憾だと思うのであります。これに対しては、ただいま綱島委員がおつしやるように、改正する際に当然改正するのが妥当である、私はかように考える。綱島委員は予算措置の問題を非常に考えていらつしやるようでございますけれども、はなはだ失礼な言い分だが、これは詭弁を言つていらつしやるのであつて、予算の編成がえまでもしなく……

第17回国会 水害地緊急対策特別委員会 第5号(1953/11/07、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 関連して。政令が出てから間もなくという御答弁でありますが、今まで政令が出されなかつた理由はどういうわけでございますか、その理由について承りたい。え
【次の発言】 私たちが最も憂慮しますことは、政令の地域がいつまでもきまらないということは、予算措置と政令というものを比較、対照してお考えになつておるのじやなかろうかと思います。まず予算から先に割出して、予算の地域が定まれば政令の地域も定めてやろうというように、政令の御決定になる基準にお心をなさるのではなかろうかというような心配が、被害住民にはあろうと思います。少くとも災害に対する予算というものは、しばしば申し上げますように、災害の実情に……

第17回国会 予算委員会 第3号(1953/11/02、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 まず政府にお尋ねするにあたりまして、私は、このたびの水害並びに冷害に対しまする政府の認識が非常に足らないではないか、まずかように考える次第であります。なぜならば政府は、もちろんこのたび災害のためと言いながら臨時国会は開かれたのでございますけれども、それほど災害が重大なるものであるということを考えられるならば、総理大臣は、みずから国会劈頭に、しかも全国の最も苦しみの中にぼう然自失の状態にあります罹災者に対して、その不安から救い、ほんとうに罹災者に希望を与えるようなことをするとなぜ明言しなかつたか。これを総理大臣が明言しなかつたということは、現在、口には災害対策をやるとは言いましても、……

第19回国会 農林委員会 第43号(1954/05/14、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 競馬会法案につきましてお尋ねするにあたりまして、最初にお尋ねしたいと思いますことは、ただいま御承知の通り、従来の日本競馬会と訴訟が起つておるのでありますが、この訴訟に対する進行状態について承りたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、この競馬会法条が通りますと、国が所有する財産の譲渡というのは当然起つて来るのだと思います。その場合に、現在係争中のその財産を譲渡しなければできないということになつて来るのでありますが、これに対してはどういうようなお考えを持つておられますか。
【次の発言】 それはあなたの方では勝訴になるのだというような考えでもりましようが、原告側としてはやはり勝とう……

第19回国会 農林委員会 第51号(1954/05/26、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 それでは畜産局長にお尋ねいたします。この前私競馬会法案に対しまして、質問継続中で中断いたしておりましたので、引続きお尋ねいたしたいと思うのでございますが、要は明朗なる競馬を行うということが最も必要だ、かように考えるわけでございまして、その点につきましては、現在の国営でやるのと民営にするのと、競馬の執行にはたしてどれだけの真価があるか、真価というのは、いわゆる明朗なる、しかも公正なる競馬をやるという点においてどういうような見通しがあるか、この点ひとつ承りたいと思います。
【次の発言】 公正なる競馬を行うということに対しましては、畜産局長としてもその点を十分念頭に置いておられるようでご……

第19回国会 農林委員会 第65号(1954/08/30、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 関連して……。ただいま局長のお話を聞いていますと、六人の設立委員の方が競馬に対して御経験があるという御説明でありますが、私はこの六人の方々には、おそらく競馬法の設立にあたつてわれわれがいたしました修正、その修正趣旨には反対な人が多いだろうと思うのです。これではわれわれが競馬法に対する原案を修正いたしましたその意が徹底しないのじやないか思います。その辺われわれは非常に憂慮するわけなので、その点から、はたしてわれわれの修正に対する意見等が設立委員会等で論議されたか、われわれが聞きたいと思うのはそこなのでありまして、その点がつまびらかになつていない。その点をひとつ局長から詳しく承りたいと……

第19回国会 農林委員会 第66号(1954/08/31、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 今の井手委員の質問に関連いたしまして、昨年度の病虫害防除費は、異常災害であるとして二十二億ぐらいの金額だつたと思う。本年度はこういう天候であるし、相当に病虫害が発生しておるということは、農林省はおわかりになつておると思う。しかも病虫害防除に対しては昨年の半額にも満たない。こういうことで病虫害の防除という目的が達成せられるというお考えを持つておるかどうか、その点の農林省としての見方を承りたいと思う。さらにまたこれに対する大蔵省との予算折衝に対しての経過をひとつ承りたい。
【次の発言】 私は本年度の病虫害防除に対しましては、病虫害防除に対して、はたしてどのくらいの農民が犠牲を払つておる……

第19回国会 農林委員会 第67号(1954/09/01、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 今の井手委員のお尋ねに関連してお尋ねしたいと思います。ただいま農林大臣の御答弁を聞いておりますと、将来の異常発生に対してはまた何とか方法をとらなくちやいけないというような熱意のあるように承つたのであります。ところが現在の農薬の支出に対しては自分としては最善を尽したので、もうこれ以上できないものだというようなおお言葉もあつたようであります。将来異常災害等がありました場合には、さらにこれに対して何とか方法を講ぜられるだけの御用意があるかどうか。この点、私は今の御答弁に食い違いがあるような気がいたしましたので、重ねて承りたいと思います。

第19回国会 郵政委員会 第15号(1954/03/18、26期、日本社会党(右))

○稲富稜人君 御説明申し上げます。水分村に無集配特定郵便局設置の請願でございますが、福岡県浮羽郡水分村は従来から非常なる植木及び苗木の産地でございまして、全国的にも有数なる主産地であります。そういう関係上、為替等の送金高にいたしましても、全額数千万円に上つているというような状態でございます。ところがこれに対して郵便局の設置がありませんために、非常に不便を感じております。また隣接しておりまする田主丸町あるいは船越村等もこの水分村には非常に関係が深うございますので、この際ぜひ水分村に無集配の特定郵便局を設置いたしてもらいますように請願いたしておる次第でございます。以上簡単に御説明申し上げます。  ……

第19回国会 予算委員会 第9号(1954/02/10、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 私は大体農業対策を中心といたしまして、さらに災対策等に及んで関係閣僚にお尋ねいたしたいと思うのであります。そのお尋ねをいたしまする前に、一応議員立法に対する政府の所見を、これは実は総理にお尋ねしたいと思うのでありますけれども、総理は不在でありますので、副総理その他政府委員から適当に御答弁願いたいと思うのであります。  そのお尋ねいたしまする要旨というものは、実は総理は先般来日経連または経済同友会等の会合において、しばしば議員立法の弊害というものを強調せられておるというような新聞報道を聞くのでございますが、そういうような事実があるのか。また政府としてはさようなお考えを持つておられるの……

第19回国会 予算委員会 第22号(1954/03/03、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となつております昭和二十九年度一般会計予算、同特別会計予算、同じく政府関係機関予算、並びに自由党、改進党及び日本自由党等、保守三党の共同修正案に反対いたし、両社会直の組替動議に賛成するものであります。  その理由は、今やわが国は内憂外患その極に達しつつあり、わが国経済にとつて実に本年度予算ほど重大なる意義を有するものはないと存ずるのであります。しかるに政府は、本年度予算の編成にあたつては常にその方針が動揺し、確固たる信念に欠けておつたのであります。すなわち小笠原大蔵大臣は、最初一兆五、大百億円予算を唱えておられたのでありますが、昨年末に……

第19回国会 予算委員会 第27号(1954/03/20、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 私は日本社会党両党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和二十八年度一般会計予算補正(第3号)に対し、政府はすみやかにこれを撤回して、以下申し述べますごとく、これが編成替を求めるの動議を提出し、その提案の理由並びにその概要を説明するものであります。  すなわち政府の提出しました第三次補正予算は、これを一言にして申しますならば、東京、大阪、神奈川、の富裕三都府県に対する義務教育費国庫倉担二十七億八千万円を支出するために各省の予算を削つたものであるのであります。これ第一に、われわれの主張する義務教育費国庫負担の基本線を政府が一部認めたものでありますが、これによつて義務教育費国庫……

第19回国会 予算委員会 第29号(1954/04/14、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 最初に緒方副総理にお尋ねいたしたいと思います。お尋ねいたしますことは、造船疑獄その他汚職事件に対する内閣の責任についてであります。この問題については、すでに本委員会におきましてもしばしば論議され、しかもこれに対しましては総理より答弁があつたのでありますけれども、私はまだこれに対して十分納得ができませんので、副総理にお尋ねいたしたいと思うのであります。この内閣の責任に対するしばしばの質問に対しまして、総理の答弁は、常にこれは検察庁の調中だから、その取調の内容が明らかになつた上で内閣はこれに対する態度を決定する、こういう答弁をされておるのでございまするが、これを別な言葉で言いますと、こ……

第20回国会 農林委員会 第5号(1954/12/06、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 私は競馬の問題につきましては、実は農林大臣並びに現在競馬の執行者であります理事長、副理事長を参考人に呼んでいただくように、先日来私どもの委員にお願いしておつたのでありますけれども、それが徹底いたさなかつたようでございますので、質問はあとにしたいと思つたのでありますけれども、時日もないことでありますので、簡単に要点を局長にお尋ねしておきまして、また不十分であつた点につきましては、さらに機会を見て質問いたすことにして保留いたしておきます。簡単な要点だけをお尋ねしたいと思います。  第一にお尋ねいたしたいと思いますことは、このたび私たちがこの競馬法を改正するにあたりまして、最も憂慮いたし……

第21回国会 予算委員会 第2号(1954/12/22、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 私は総理大臣にお尋ねするにあたりまして、まず内閣の性格についてお尋ねいたしておきたいと思うのであります。御承知のごとく、鳩山内閣は、組閣にあたりましては、いまだかつてあまり類例を見ない三党首声明によりますいわゆる一箇月後には国会を解散する、それと同時に一応内閣も総辞職をしなければならない、かような宿命を持つた内閣である、いわゆる選挙管理内閣としての性格を多分に持つた内閣であるということを十分御承知の上で、組閣になつたと思うのでございますが、これに対する御認識は違つてないのであるか、承りたいと思います。
【次の発言】 しからばさらにお尋ねしたい思うのでございますが、かような特殊の性格……

第21回国会 予算委員会 第3号(1954/12/23、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 簡単にお尋ねいたします。大体私の質問いたさんとすることは、ただいま足鹿委員からお話がありましたので、結論的に二、三経審長官並びに河野農林大臣にお尋ねいたしたいと思うのであります。昨日私は御質問申し上げまして、その継続でございますが、私まず河野農林大臣にお尋ねいたしますのは、昨日私は総理大臣に申し上げのでございますけれども、現鳩山内閣が選挙管理内閣というような特殊の性格を持つた内閣である、こういう建前から私はお尋ねをするわけであります。  しばしば河野農林大臣は、あるいは米の統制撤廃であるとか、いろいろな政策をお並べになる。しかも現内閣の存命というものは、すでにこの数箇月に迫つたとい……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 農林水産委員会 第2号(1955/03/28、27期、日本社会党(右))

○稲富委員 私は先刻川俣委員の質問に関連しまして二点たけ大臣にお伺いしたいと思います。先刻から質問応答を聞いておりまして、要するに河野農政に対する根本的な問題であるのでございますが、どうも農業対策の基本をどこに持っていくかということに、私たちは河野農林大臣の考え方と非常に意見の違う点もあるようでございますが、これは時間もございませんのでまたの機会に譲るといたします。ただ先刻の質問応答を聞いておりますと、従来の米麦偏重の農業対策というものを何とか切りかえなければいけない、こういうような御説明があったように承わるのであります。これは食糧対策と密接なる関係があるのでありまして、日本の自立経済を立てる……

第22回国会 農林水産委員会 第8号(1955/04/30、27期、日本社会党(右))

○稲富委員 先刻農地や林野等の災害については大体報告を聞きましたが、今度の災害の特異性というものは、麦、菜種の発育期間中でありましたので農作物の被害を相当考えなくちゃいけない、これが相当にあると思う。これに対してもちろん農林省から係官の派遣があるということを聞いておりますが、どういうような対策をやろうという考えであるか、一応承わっておきたい。

第22回国会 農林水産委員会 第12号(1955/05/13、27期、日本社会党(右))

○稲富委員 四月中旬に襲いました北九州並びに山口に対する水害の実情につきましては、先刻原委員より詳細に御報告があったのでありますが、これに対しまして、吉川政務次官から、前年度並びに前々年度の例もあるので、それに沿いまして善処するという御答弁があったのでございまするが、私はこれに対しまして、さらに緊急を要しますので具体的な政府の方針を承わりたい、かように考えておりますが、大体の問題は本予算の審議の際においてもまた質問がなされると思いますから、簡略に要点だけを申し述べまして、この際政府のこれに対する対策を承わっておきたいと思います。  最初にお尋ねいたしたいと思いますことは、先刻御報告にもありまし……

第22回国会 農林水産委員会 第22号(1955/06/08、27期、日本社会党(右))

○稲富委員 この修正案に対する質疑は、自由党、民主党の両党によって修正案ができたのだから、社会党からこれに対する質問をするんだ、こういうふうに話があったように私は了解しております。修正された自由党から、この修正点に対して質問をされるということは昨日の理事会の申し合せに対して反しておる。これに対して委員長はどういうふうにお考えになっておられるか、この点は私は委員長にお聞きしたい。
【次の発言】 提案者に最初にお尋ねしたいと思いますことは、今日の競馬法並びに競馬の施行令、実施規則等におきましても改正を要すべき点はいろいろあると思うのであります。ただ本日御提案になりましたのは、その一部の罰則規定のみ……

第22回国会 農林水産委員会 第24号(1955/06/10、27期、日本社会党(右))

○稲富委員 ただいま佐竹委員から質問中の広島県の農協の審査の件につきましては、すでに理事会におきましてその係官並びに課長の出席を求めておったのであります。委員部からはこれに対して請求したというのでございますけれども、本日お見えになっておりません。どういう理由でこの委員会からの出席要求を拒否されたのであるか、その点は委員長において一つ責任を持ってお調べを願いたいと思います。
【次の発言】 幸い局長が来ておられますから、局長がその点は知っておられると思いますから、局長が出席せぬでいいと言われたのか、その点一つ局長からはっきり承わりたい。これは重大な問題なんです。今後、本委員会において正式に決定しま……

第22回国会 農林水産委員会 第26号(1955/06/17、27期、日本社会党(右))

○稲富委員 関連。ただいまの問題について、関連してお尋ねしたいと思います。食管法第三条にははっきり明示してあるのであります。「生産費及物価其ノ他ノ経済事情ヲ参酌シ米穀ノ再生産ヲ確保スルコトヲ旨トシテ之ヲ定ム。」となっておる。はっきりきめてある。しかるにもかかわらず、ただいまのような御答弁というものは明らかに食管法の規定に反しておる。そういうようなことに食管法で規定してあるにもかかわらず、これを離れて米価を決定せられるということは、政府の米価決定に対して根本的な間違いがあるということをわれわれ認識しなければいけない。これに対してどうお考えでありますか。この点は大蔵大臣もさらに農林大臣も、この食管……

第22回国会 農林水産委員会 第27号(1955/06/18、27期、日本社会党(右))【議会役職】

○稲富委員長代理 次に龜井善彰君。
【次の発言】 次に落合慶四郎君にお願いいたします。落合君は全国主食集荷協同組合連合会専務理事でございます。
【次の発言】 ただいまの問題について関連して一点だけお伺いいたしたい。全販連としましては予約集荷制度に対しましてはどこまでも政府に対して受けて立つ、こういうような立場であるだろうと私は思っておった。ところが、どちらかというとあなたの方に積極性があるようにわれわれは考える。先刻芳賀委員のこれに対する質問を聞いておりますと、それは共販運動としておやりになる、こういうことを御答弁なさっているようでございますが、おそらく私は農民の気持というものは、米価というも……

第22回国会 農林水産委員会 第35号(1955/07/06、27期、日本社会党(右))

○稲富委員 ただいまの問題に関連してお尋ねいたします。ただいま河野農林大臣の、生産費を引き下げるという問題になってきますと、当然農林予算に影響を来たしてくるのでございますが、今年度の予算におきます農林予算等から考えますと、河野農林大臣の今答弁のありました趣旨に反した農林予算の編成が行われておるということは、われわれは非常に遺憾に思います。こういうような予算措置に対して、今のあなたの御意見から言うと、あなたはおもしろくなく思っていらっしゃるだろうと思いますが、将来ともあることでありまして、予算の執行等に対しましても、ほんとうに生産費を下げるというなら、そういうふうな農林予算を編成する必要があると……

第22回国会 農林水産委員会 第39号(1955/07/13、27期、日本社会党(右))

○稲富委員 ただいまの点に関連いたしまして一言だけ大臣にお尋ねしたいと思います。有明海の魚介の被害というものは、先刻田口委員、大坪委員から御質問がありましたように、九大等におきましても農薬の結果であるということを言っております。全国的にこういうような例は今までないようでありまして、有明海の被害というのは相当特殊事情というものがあるのではないかと思われるのであります。先刻これらの対策に対しましては、近海漁業あるいはノリの養殖等に転換するような方向をとらなくてはいけないという大臣の非常に御同情のある見解を承わったのであります。ただこれに対する予算の裏づけの問題であります。先刻大坪委員の御質問に対し……

第22回国会 農林水産委員会 第41号(1955/07/15、27期、日本社会党(右))

○稲富委員 ただいま川俣委員の御質問に対しましては、私たちも実はそういうような意味を含んでおるのでありまして、この条文に現われまする表現の仕方が足らなかったかと思います。そういう御意見によって修正することに対してはやぶさかでございませんので、最後にそういうふうに修正することで御決定を願いたい、かように考えております。
【次の発言】 大体提案者といたしましての提案の趣旨も、今川俣委員のお述べになったようなことを十分考えておりますので、妥当なそういう修正等に対しましては、われわれも法の完璧を期するためには、十分御意思を尊重して修正いたしたいと考えておりますので、さよう御了承願いたいと思います。

第22回国会 農林水産委員会 第46号(1955/07/21、27期、日本社会党(右))

○稲富委員 ただいまの参考人の人選に対しましては一切委員長におまかせしたいと存じます。

第22回国会 農林水産委員会 第49号(1955/07/28、27期、日本社会党(右))

○稲富委員 ただいま御決定になりました愛知用水公団法案に対する附帯決議の動議を提出いたしたいと思います。附帯決議の案文に対しましては、先ほど委員長がお示しになった通りでありますから、これを速記録にとどめることにして、朗読を省略いたしておきます。お諮りを願います。

第22回国会 農林水産委員会 第51号(1955/07/30、27期、日本社会党(右))【議会役職】

○稲富委員長代理 それでは参考人木谷久一君を御紹介いたします。
【次の発言】 次に杉山重光君にお願いいたします。
【次の発言】 それでは亀山功君。
【次の発言】 ただいまより質疑を行います。

第22回国会 予算委員会 第17号(1955/05/21、27期、日本社会党(右))

○稲富委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま小坂君より提出のありました動議に対しまして、賛成の意見を申し述べる次第でございます。  御承知のごとく、昨年の米作の作況に対しましては、当然これは凶作加算額を支出すべき事情にあることは政府も十分御承知であると思うのであります。しかも今日政府はこの作況に対する減収加算額の支出に対しましては、今日まであいまいもことしてその態度を決定されていないということは、私たちの最も遺憾とするところであります。私たちは一昨年のこの減収加算に対しましては、今日まで与党であります民主党の各位も賛同を得まして、そうして減収加算額を決定されたのでありまして、かような……

第22回国会 予算委員会 第18号(1955/05/24、27期、日本社会党(右))

○稲富委員 私はただいま問題になっております減収加算の問題につきましては、先般来同僚各位より詳細にお尋ねがありましたので、できるだけ重複を避けまして簡単にお尋ねいたしたいと思うのであります。  最初に総理大臣にお尋ねいたしたいと思うのでございますが、先刻から大蔵大臣並びに農林大臣の御答弁を聞いておりますと、本予算を提出されるまでは、大蔵大臣と農林大臣との間に意見の一致を見なかったがためにあの予算を提出した、こういうような御答弁であるわけであります。しかもこの問題がたまたま重大化しますと、にわかに本日閣議決定をもってこれを提出されたということは――これはわれわれの要望でありますけれども、内閣自体……

第22回国会 予算委員会 第29号(1955/06/27、27期、日本社会党(右))

○稲富委員 ただいま農林大臣の御説明によりますと、三十年度の米価に対する買上価格の政府の案を御決定なさったということでございますが、その御決定になりました価格を一応承わりたいと思います。
【次の発言】 ただいま政府案としてお示しになりました一万六十円の買上価格は、従来われわれが期待いたしておりました政府の案との間にも、非常に期待はずれの点があるのでございますが、かようになりました経過を承わりたいと思うのであります。
【次の発言】 そういたしますと、その一万六十円の内容はその中に包装代あるいは早場格差も入っておりますか。その点を一応承わりたいと思います。

第23回国会 農林水産委員会 第1号(1955/11/30、27期、日本社会党)【議会役職】

○稲富委員長代理 次に国政調査承認要求の件についてお諮りいたします。御承知の通り委員会は議長の承認を得て、その所管に属する事項について、国政に関する調査をすることができることになっておりますので、この機会にその承認を求めることにいたしたいと思います。つきましては調査しようとする事項は前国会通りとし、その他衆議院規則第九十四条に規定する事項は委員長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、さよう決定いたします。  それでは調査する事項といたしまして一、食糧に関する事項、二、肥料に関する事項、三、畜産に関する事項、四、蚕糸に関する事項、五、……

第23回国会 農林水産委員会 第4号(1955/12/07、27期、日本社会党)

○稲富委員 支社長は会社の役員ですね。

第23回国会 農林水産委員会 第7号(1955/12/10、27期、日本社会党)

○稲富委員 農林大臣にお尋ねしたいと思います。実は有明海沿岸におきます農薬の被害の問題につきましては、去る七月十三日の本委員会におきましても質疑を重ねられまして、これに対する農林大臣の御答弁も私は承わっておるのであります。有明海が特殊の地理的事情にあること、及びこの被害の状況等に対しましては、先般来論議されておりますのでこれを省きますが、午前中農林大臣から、この問題に対して来年度予算において善処をするというような意味のお話を承わっておるのであります。しかし私がここに聞かんとするところは、現在の被害の状況は実に惨たんたるものでありまして一日を待てないというような惨状にあるのであります。しかもこの……

第23回国会 農林水産委員会 第11号(1955/12/15、27期、日本社会党)

○稲富委員 ただいま御提案になりました競馬会の臨時特例に関する法律案に対しまして二、三お尋ねいたしたいと思います。  まず本法案を通常国会を待たずして臨時国会に突如としてお出しになったその根拠を承わりたいと思います。
【次の発言】 通常国会においてこれを決定することになりましたら、その改修等に及ぼす影響はどういうことになるのでございますか、この点の見通しをお願いいたします。
【次の発言】 私たちもこのスタンドが非常に老朽化しておるという事実は十分承知いたしておるのでございまして、これに対する改築の必要に対してはわれわれは何も意見を持つものではございません、ただ臨時国会にこれを提出されまして通過……

第24回国会 農林水産委員会 第10号(1956/02/22、27期、日本社会党)

○稲富委員 ちょっとただいまの肥料価格の問題に関連してお尋ねしたいと思いますが、大臣の言葉というものは誤解を生むおそれがある。われわれの主張するのは、資本家の利潤を少くすることによって賃金の値上げをしなければならない。資本家の利潤を少くすることによって肥料価格を下げなければいけないというので、これは両面だと思う。ところがいかにも賃金を上ぐれば肥料価格が上るのだというような、いかにも労働者と農民とがその利益を配分しているというような感じを持つということはおもしろくない、その点はやはり労働者と農民との離間策のための政治的な意図があるのだ、こういうことを言われてもしかたがないと思う。そういうことから……

第24回国会 農林水産委員会 第15号(1956/03/06、27期、日本社会党)

○稲富委員 先刻芳賀委員の質問に対する御答弁に対しまして関連してお尋ねしたいと思いますが、伝貧の重大であることは私の申すまでもなく、世界的な大きな畜産界の悩みになっておることは御承知の通りです。伝貧というものはかように重大なので、私たちは競馬法改正に当りましては、その納付金から伝貧のための予算を組むということまで実はうたってあるわけなのであります。ところがその後、競馬の納付金に対して伝貧に対する予算というものは依然として従来のようなことから特に多く予算を編成されていない。この事実にかんがみまして、予算編成の当時に農林省から大蔵省に対して、中央競馬会から納付する金額を伝貧その他畜産のために使うよ……

第24回国会 農林水産委員会 第16号(1956/03/07、27期、日本社会党)

○稲富委員 私は農政の基本的な問題につきまして二、三お尋ねしたいと思います。時間もあまりないようでございますので、私は簡略にお尋ねいたします。特に私は、大臣の答弁に対して言葉じりをとろうという考えはございませんので、将来の日本の農政をどうするかということを十分話し合うというような立場でお尋ねしたいと思うのであります。  私最初に大臣にお尋ねいたしたいと思いますことは、大臣の最近の日本農政に対する考え方等に対しましては、大体施政方針の演説でも承わっておりますし、先般の答弁等でも私たちは承知をいたしております。ただ私は、今日の日本の農政というものが非常に重大な危機に遭遇していると考えておるのでござ……

第24回国会 農林水産委員会 第17号(1956/03/08、27期、日本社会党)

○稲富委員 簡単に一点だけお尋ねしておきます。林野庁長官は、今日炭鉱ボタ山の造林は可能であると言われておる。しかし実際上においては、炭鉱においてやらないがために放置されておる点が多い。これに対して、せっかくこの法律を改正されるならば、この炭鉱ボタ山の造林にまで拡張するという御意思はないのであるか、この点伺いたいと思います。

第24回国会 農林水産委員会 第25号(1956/03/28、27期、日本社会党)

○稲富委員 前会に引き続いて河野農林大臣に、農政の基本的な問題についてお尋ねを行いたいと思います。最初にお尋ねいたしたいと思いますことは、去る三月七日の本委員会におきまして、私農業団体の再々編成に対する政府の方針を承わりましたところが、そのときの答弁では、大体成案を得ておりますので来週の初めに要綱を申し上げて、御意見を拝聴いたしたいと考えておりますという御答弁になっております。来週の初めといいますと、すでにもう過ぎているのでありまして、それからもう数週間を経過いたしております今日まで、その要綱のお示しがないのであります。実は会期も半ばを過ぎた今日、この重大問題をお出しにならないということは、お……

第24回国会 農林水産委員会 第31号(1956/04/19、27期、日本社会党)

○稲富委員 関連してお尋ねしたいのですが、どうも機械開発公団が酪農公団に変ったような感があるのでございまして、これは農地局長にお尋ねしたいと思いますが、昨年の国会に政府は機械公団を提案なさったときに、これは機械ばかりのように承わっておったのでありますが、急にしかも基本的な問題が改革されてきた。名目はいかにも一部改正案でございますけれども、これは根本的な目的というものが非常に変更されたような感を深くするのであります。そういうふうに変更しなければならないようになった公団の実情等が、昨年の立法のときと今日の間に変化が生じたというような事情があるなら、その点を一つ承わっておきたいと思います。

第24回国会 農林水産委員会 第32号(1956/04/24、27期、日本社会党)

○稲富委員 関連して土屋参考人にお聞きしたいと思いますが、今度の酪農導入、これはやっぱり一つの営農指導だというふうにあなたの方では御解釈になって、おりますか。
【次の発言】 公団は営農指導はやらないというふうにあなたは解釈しているという御説明になっております。そうすると酪農、乳牛を導入するということは営農指導ではない。ただ一環性はあるけれども純粋の営農指導ではないという解釈を公団側ではなさっておるわけですね。これに対する公団の解釈を承わりたいと思うのです。
【次の発言】 それから公団側は、今度の酪農のジャージー種の導入に対しては、あまり積極的ではないようにあなたの先刻の御説明では承わったのでご……

第24回国会 農林水産委員会 第33号(1956/04/25、27期、日本社会党)

○稲富委員 参考人に質疑する前に、提案者にちょっと基本的な問題で御質問いたしたいと思います。この法律案の改正の条文を見ますと、第一条中「農地の造成及び改良の事業の効率化」を「農業経営の合理化と農業生産力の発展」に改める、こういう提案の趣旨でございますね。
【次の発言】 それではお尋ねしますが、農地開発機械公団法の第一条のどこを見ましてもこういう文句は書いてない。すなわち第一条は、「農地開発公団は、農地の造成及び改良の事業の効率化に資するため、国際復興開発銀行等から資金の融通を受け、農地の造成及び改良の事業の用に供する高能率の機械等を保有して、」こう書いてある。政府が提案されておりますようなこう……

第24回国会 農林水産委員会 第35号(1956/04/28、27期、日本社会党)

○稲富委員 大体わかりましたが、一、二点永田参考人にお聞きしたいと思っております。  アメリカでたまたま河野大臣と会われてお話をなさったときの河野大臣とあなたとの話は、一万五千ドルのワク内で買えるならば二頭であってもいい、三頭であってもいい、こういうような話のように聞くのであります。その点は二頭、三頭と、はっきりわかっていなかった、あなたは二頭というつもりだったけれども、三頭来たんだとおっしゃるのですけれども、ただ一万五千ドルのワク内で何とか買おうという思いつきであったかどうか伺っておきたい。
【次の発言】 そうするとその当時の一万五千ドルというのは、後に――これはあなた御存じないことだと思い……

第24回国会 農林水産委員会 第36号(1956/05/08、27期、日本社会党)

○稲富委員 ただいま今回の凍霜害に対する被害の状況の今までわかっておる分に対する簡単なる御報告を受けたのでございますが、私たち現地の状態からいいますと、ただいまの御報告よりもさらに被害の実態はまた多くなってくるのではないかというような感じがするのでありまして、これに対しましては、被害者の諸君が非常な憂慮の念にあることは事実でございまして、ことにお茶あるいは桑等の被害のために、まっ黒く焼けているというような実態を見まして、農民は実に自失の感にとらわれているという状態でございます。政府はこれに対してすみやかなる方途をとって、一日も早くこの被害農民に対する不安の感を一掃せしめるということが緊急事であ……

第24回国会 農林水産委員会 第37号(1956/05/09、27期、日本社会党)

○稲富委員 ただいま議題となりました昭和二十九年度までの災害に係る農林水産業施設の災害復旧事業の実施についての善後措置に関する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  農林水産業施設の災害復旧事業は、従来災害発生の年から三年間で実施することが、立法者の考えであり、また行政上のならわしでありました。特に二十八年の風水害は、被害の甚大にかんがみ、特別の立法措置によって広い範囲に国の補助率の引き上げを行い、早期復旧を強く期待いたしました。政府もまた国会及び罹災地の要望にこたえて三・五・二の比率による三カ年復旧をかたく約束したことは御承知の通りであります。  ところが復旧事業の実施状況は……

第24回国会 農林水産委員会 第41号(1956/05/22、27期、日本社会党)

○稲富委員 市場開設者の資格というものが明記してないのですが、どういうわけで明記されなかったのか、その点つまびらかにしていただきたい。
【次の発言】 この第五条は開設不適格な資格だけを示してあるのであって、もっと市場というものを積極的に推進しようとするならば、こういう資格の者でなければならない、こういう団体でなければならないというのを明記することが、市場を積極的に推進するゆえんだと思う。ただこういうものは資格がないのだということで資格を決定するということは、ほんとうに資格決定の趣旨に沿わないと思う。この点提案者はどういうお考えを持っておられるかということを承わっておきたい。

第24回国会 農林水産委員会 第43号(1956/05/25、27期、日本社会党)

○稲富委員 関連して。次長にお尋ねしますが、従来馬に対してまして外貨割当をしたことがあるかどうか、その点を一つ承わっておきたいと思います。
【次の発言】 その当時の申請書の文書でございますが、銘柄にはどうなっておったか、従来の慣例はどうなっておりましたか、その点を一つ承わりたい。
【次の発言】 関連して。本多事務官の今の御答弁の内容を要約いたしますと、高橋技官から、河野農林大臣及び永田大映社長がアメリカに行かれるということで、河野農林大臣及び永田大映社長は日ごろ馬がすきだ、幸いに農林省には一万五千ドルのワクがあるから、その外貨のワクで買っておいでになったらどうですか、こういう命を受けてあなたは……

第24回国会 農林水産委員会 第47号(1956/06/03、27期、日本社会党)

○稲富委員 関連してお尋ねします。政務次官がおいでになっておりますので、政務次官にお尋ねしたいと思うのでありますが、この凍霜害対策に対しましては、本委員会といたしましては慎重にこれを審議いたしました結果、農林次官も御承知の通りの決議がなされたのであります。ただいまこれに対する対策の経費を拝見いたしますと、農林委員会が決定いたしましたその決議には沿わない経費になって参っておるのであります。これは、われわれ農林委員会といたしましては実に遺憾に存ずる。われわれは何も水増しをしてこういうような基本的な数字を出したのではなくて、御承知の通り十分検討して、妥当な基本的なこれの対策というものを決定したのであ……

第24回国会 農林水産委員会 第52号(1956/08/24、27期、日本社会党)

○稲富委員 議事進行について。私この際、幸いに農林大臣が御出席でありますので、希望を申し上げたいと思うのであります。前回の東北水害のときに小委員会が数回開かれております。その当時、もちろん農林大臣は御多忙の間でございましょうけれども、所管大臣としながら一回も御出席がなかったということは、実にわれわれは遺憾に思うと同時に、罹災者に対しましてもわれわれは申しわけないと思うのであります。今回第九号台風に対する小委員会等も行われると思いますが、きょうは次官もいないようでありますので、できるだけ所管大臣としてこれに対する審議に対しては御出席をなさるようにこの際お願いをしておきたい、このことを委員長から大……

第24回国会 農林水産委員会 第54号(1956/09/11、27期、日本社会党)

○稲富委員 一点だけ大臣にお尋ねすると同時に希望を申し上げたいと思う。先刻から大臣の配給制度のいわゆる合理化案に対するいろいろ御説明を承わったのでございます。どうもお話を承わっておりますと、あるいは文部省関係の学校給食に対しては文部省自体が考えればいいのだ、あるいは厚生省関係は厚生省自体が考えればいいのだ、あるいは労働省関係は労働省自体が考えればいいのだ、こういうような御意見のように聞くのであります。これはあなたが農林大臣として食管特別会計の負担をなるべく少くしたいというような意図から、おそらくそういうことを思い立たれたのじゃなかろうかと思うのであります。これは日本の食糧行政の担当者としてのあ……

第25回国会 農林水産委員会 第5号(1956/11/27、27期、日本社会党)

○稲富委員 異議申立の規定でありますが、選任に対して町村長に対して異議申立てができることになっておりますが、この場合異議申立てが町村長に出れば町村長は当然対抗しなければならないので、実際町村長は迷惑じゃないかと思うのですが、これはどうですか。
【次の発言】 私の聞いておりますのは、その異議申立ての対象が町村長になっているわけです。町村長はどうしても応訴しなければならない。こういう場合は今日町村財政等もあるので、また被告として町村長が将来こういう問題に対抗していくことに対しては、町村長としては非常に御迷惑じゃないかということをお尋ねしているわけです。異議申立てのいい悪いは別として、町村自体が非常……

第26回国会 農林水産委員会 第3号(1957/02/19、27期、日本社会党)

○稲富委員 質問に入る前に、資料の請求をお願いいたします。本年度の政府の予算米価決定に対しまする基礎的な根拠の資料を、直ちに提出してもらうようにお願いいたします。
【次の発言】 関連して。実は私この問題につきましては農林政務次官の出席を求めましてお聞きしたいことがあったのでございますが、政務次官がおりませんから大臣にお伺いいたします。先般八木政務次官が就任早々記者会見をいたしまして、補償問題についてこういうことを言っております。財外資産の補償問題、戦争犠牲者の救済問題に便乗しまして、地主救済のための方策を考究する機関を自民党の内部に作りたい、こう言っておる。これはあたかもこの人たち対して、自民……

第26回国会 農林水産委員会 第5号(1957/03/05、27期、日本社会党)

○稲富委員 私は日本農政の基本の問題についてまずお尋ねしたいと思います。これは農林大臣が最も農村に理解があり、農政通であるという建前から、あえて私はこのお尋ねをしたいと思うのでございます。  日本の農政が二十八年を最高といたしまして後退しているという事実は、これは少くとも日本農政に関心を持つ者がひとしく認めているのであります。先日この事実に対して石田委員が質問いたしますと、農林大臣は、昭和二十八年は災害等があったから、予算は千七百億に膨大しておる、しかしながら内容をよく検討いたしますと、それほどのひどい減額ではないというように御理解をいただいてよかろうと思います。という実に楽観したような御答弁……

第26回国会 農林水産委員会 第6号(1957/03/06、27期、日本社会党)

○稲富委員 昨日の質問に引き続き、さらに食管特別会計の問題につきましてお尋ねいたしたいと思うのでありますが、大臣に質問をいたします前に委員長に希望申し上げたいと思います。  私がここに質問をいたすのにつきましても、二週間以上さらされております。ようやくきのうから質問に、入ったわけでございますが、きのうの質問も、ちょうど核心に触れたときに突然大臣の差しつかえがあるということで休憩をなされまして、実に私は遺憾に存じております。ただいま申し上げましたように、すでに二週間以上経過して今日ようやく質問するのでありますから、できるだけ一つ突然の休憩等によって中断していただかないように、私もできるだけ簡単に……

第26回国会 農林水産委員会 第7号(1957/03/07、27期、日本社会党)

○稲富委員 最初に、私昨日及び前々回からもお尋ねいたしておりましたことに関連いたしまして、一言農林大臣にお尋ねいたしたいことがあるのであります。それは三十一年度の赤字百六十一億の処理に対しましては、農林大臣は何回も、決算を待って処理する、しかもそのときに私がそれじゃ今回内閣にできる食管の特別調査会に関係があるのかと問うたところが、関係はないのだ、こういうように御答弁があっのであります。ところが昨日予算委員会におきまするわが党委員の質問に対しまして、大蔵大臣は、その特別調査会の答申を待って処理するんだということを答弁いたしておりますし、農林大臣も大蔵大臣と同じ意見だということを言われております。……

第26回国会 農林水産委員会 第16号(1957/03/27、27期、日本社会党)

○稲富委員 私は、開拓営農の基本的問題につきましては、すでに同僚委員からお尋ねいたしておりますので、ただこれが運営に対しまして一点だけ具体的な問題について農林省及び政府の意向を承わりたい、かように思いまして、お尋ねをするわけでございますが、その具体的な問題をお尋ねいたします前に、最初に一つ局長に承わりたいと思いますのは、開拓ということはいかなることであるか、開拓というものに対する定義を承わりたい。
【次の発言】 それでは具体的に承わりたいと思いますが、すでに未墾地でございません既墾地、現在拓植しておる土地、この既耕地にこれを造成して人を入れることは果して開拓であるかどうか、この点を伺いたい。

第26回国会 農林水産委員会 第53号(1957/08/20、27期、日本社会党)

○稲富委員 建設大臣に二、三の点をお尋ねしたいと思います。  最初にただいま田口委員の質問がありましたが、それと関連した問題についてお尋ねしたいのでありますが、諫早の本明川の直轄河川の問題であります。これはすでに大臣御承知であろうと思うのでございますが、実は以前あれは諫早市と長崎県との間に政治上の問題があって、そして長崎県があの堤防の工事を途中で中止をしたという事件があるのであります。それがために今度の災害が非常に大きくなったので、あの地方では今度の諫早の被害は、天災にあらずして人災である。そして棺おけを知事官舎まで持ち込んでいけというような問題さえ起っておるのであります。そういうような問題を……

第26回国会 農林水産委員会 第55号(1957/09/11、27期、日本社会党)

○稲富委員 ただいまの関連でございますが、これは大臣一応おわかりになっておると思います。頭に入れておくという御答弁でございますが、実は昨年度におきましても、この問題はしばしば陳情、要望いたしたのであります。それでその当時も何とか考えてもらえるものだというふうな御意向のようでございましたので、一般の被害者としましては、何とか予算措置ができるものだというふうに考えておった。ところが、御承知の通り陳情は昨年だったけれども今年は予算は全然なかったという問題になってきているのです。もちろん大臣もかわられたので、決してあなたをわれわれは疑うわけじゃございませんが、その点が非常に痛切な問題でございます。ただ……

第27回国会 農林水産委員会 第6号(1957/11/13、27期、日本社会党)

○稲富委員 関連して。ただいまの農協の給付制度に対する先刻からの質問があったのですが、これに関連してお尋したいことは、これが実施に当りまして農林省としては先刻から御説明があったような方計でお進みになることはわかるのですが、これに関連しての厚生省、大蔵省、こういう方面の政府部内の内容等がおわかりになるならこの際御説明願いたい。
【次の発言】 それでありますがゆえに、これは関係のありますことに厚生省なんかに対しましては、農林省の意のあるところを十分伝えて、これが実現に対しては一つ努力してもらいたい、わわれれこういう考えを持っておるし、またそういう必要があるのじゃないかと思いますので、その点からお伺……

第27回国会 予算委員会 第4号(1957/11/07、27期、日本社会党)

○稲富委員 私は岸内閣に対して種々お尋ねしたいことはたくさんあるのでありますけれども、本日は時間の制約等もありますので、岸内閣の農業政策並びに災害対策につきまして二、三お尋ねしたいと思います。  まず農業政策の基本方針について承わりたいと思うのであります。これはすでに御承知のことだと思うのでございますが、戦後一つの慣例といたしまして、経済企画庁より年次経済報告、いわゆる経済白書というものが発表されております。昭和三十二年度につきましても七月にこれが発表されております。さらに本年は農林省におきましても八月、「農林水産業の現状と問題点」というものを発表されました。これはわが国における農林水産業に対……

第28回国会 決算委員会 第19号(1958/03/20、27期、日本社会党)

○稲富参考人 ただいま問題になっております砂糖の問題で、いかにも私がこれに醜関係があるかのごとく本委員会で言辞を弄されたということに対しましては、遺憾に存ずるとともに、心外にたえない次第であります。この機会に、私は私の関係いたしましたことについてこれを明らかにしたいと存ずる次第であります。  日にちははっきり記憶いたしませんが、この砂糖が三十年に入ったとすれば三十一年と思いますが、たしか国会の開会中でございました。ただいま綱島参考人が言われました周という人を伴いまして、松平という人が突然私の会館の部屋にたずねて参られたのであります。そのとき、話を承わりますと、実は立川――そのときは立川という話……

第28回国会 農林水産委員会 第19号(1958/03/27、27期、日本社会党)

○稲富委員 今回の狩猟法の一部改正の法律案の中に、特に空気銃ということを限定したのはどういうわけでございますか。
【次の発言】 本改正案の目的というものは、先刻御説明の中にもありましたごとくに、有益鳥獣の保護をはかるということが大体その趣旨のようにわれわれも考えるわけでございますが、今日まで空気銃によっていわゆる被害をこうむった鳥というのは有害鳥獣が多いのか有益鳥獣が多いのか、その点はどういうことになっておりますか。
【次の発言】 これは林野庁以外のことだと思いますが、大体スズメの被害によって穀物の年間こうむる損害というものはどのくらいございますか。これは大体農林省の統計に出ておると思いますが……

第28回国会 農林水産委員会 第20号(1958/03/28、27期、日本社会党)

○稲富委員 今回の酪農振興基金法の提案に当りましては、これは荷見参考人も御承知だと思いますが、酪農振興法に対するいろいろな不備の点がありますので、酪農振興法の改正というものが両々相待って目的を速成できるものと期待を持っておったのであります。ところが政府は今回酪農振興法についての改正を出さないということがはっきりしているようでありますが、私たち基金法を審議する上においても、実は遺憾に思って審議しなければいけないと思うのでありますが、あなたは常にこの点に携っておる立場からどうお考えになるか、率直にあなたの御意見をお述べ願いたいと思います。

第28回国会 農林水産委員会 第23号(1958/04/04、27期、日本社会党)

○稲富委員 それでは大臣が見えておりませんから、政務次官にお尋ねしたいと思います。第一に、農民の経済力というものが上昇をたどっていないということはすでに農林省の方で発表されております農林白書においても明確になっておると思うのですが、この点に対して、私は公庫法の改正に当りさらに再確認をお願いする意味におきまして、最近の農民の経済力がほかの業体と比較して上昇線をたどっているかどうかということ。私どもは農林白書が発表しておりますように上昇線はたどっていない、かように考えておりますが、これに対してどういう御認識を持っておられるか、この点はっきり御答弁願いたいと思います。

第28回国会 農林水産委員会 第26号(1958/04/10、27期、日本社会党)

○稲富委員 関連して。こちらで聞いておりますのは、現在の利子補給が八億かの予算があるというのは、過年度の利子補給も含んだものがあるので、いささか余裕があるというのだから、今回の利子補給をする場合にはそれらの支出も一応見られる、こういうことになるのでしょう、それで足らざる分は予備費からまた出すという一つの方法がある、その予備費の額がそれではどのくらい見られるかということです。さらにまた予備費からで足らざる場合には、追加予算とかそういう方法をとってやるのであるかどうか、こういう点をはっきりしてもらえばいいわけです。
【次の発言】 さらにこの機会に農林大臣の臨時代理にお聞きしたい。これは先刻からも事……

第28回国会 農林水産委員会 第28号(1958/04/12、27期、日本社会党)

○稲富委員 改正案の内容についてお尋ねする前に、基本的なものについてお尋ねしたいと思うのでありますが、現行中央卸売市場法は大正十二年の制定であることは御承知の通りであります。その後何回か法の改正を見ておりますが、果して今回の法の改正等を見まして、その後すでに三十年を経過した今日、いろいろな市場の性格その他も、あるいは世の中の事情等も相当に変っておると思うのでありますが、今回の改正等を含めまして、この法律が万全を期せるものであるかどうか、あるいは将来さらにこれを改正しなくてはいけないというような必要に迫られておるのか、こういう問題を基本的な問題としてまずお尋ねいたしまして、さらに御答弁によりまし……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 農林水産委員会 第1号(1961/02/07、29期、民主社会党)

○稲富委員 この法案の提出の期限でありますが、従来から言うと会期末になって一度に出されるということがずいぶん多くて、十分審議することができませんので、いつごろお出しになる予定であるか、そういう点を承れればこの機会に伺いたいと思います。

第38回国会 農林水産委員会 第21号(1961/03/30、29期、民主社会党)

○稲富委員 時間がありませんので、ごく抽象的な問題を質問いたしますので、要領よくお答え願いたいと思います。  一番最初にお尋ねしたいのは、御承知のごとく、農林漁業金融公庫の将来の事業というものは、非常に使命が大きくなる。ことに、日本の農業が転換期に来ているという点から申しましても、当然そのことが考えられるわけです。そういう点から申しまして、現在規定されております資金の貸付業務の範囲をもっと拡大するというようなことが当然必要になってくると思うのでございますが、これに対して政府はどういうような考えを持っておられるかということを承りたいと思います。

第38回国会 農林水産委員会 第22号(1961/03/31、29期、民主社会党)

○稲富委員 最初にお尋ねいたしますことは、従来森林開発公団が事業の運営をやっておったのでございますが、その公団の運営、特に受益者負担についてどういうような状態になっておるか、森林公団の事業の内容を簡単に承りたいと思います。
【次の発言】 その受益者負担金の納入状況を承りたい。
【次の発言】 次に伺いたいと思いますのは、公団が行ないます林道工事につきまして、これはやはり山間僻地であるという関係上、非常に困難性を伴う、非常に困難性を伴った結果、今まで奈良県あるいはあちらの方面には、仕事の進捗ができないで予定通りいかなかったという話があったことも聞いておるのでございますが、そういう点については、これ……

第38回国会 農林水産委員会 第30号(1961/04/14、29期、民主社会党)

○稲富委員 緊急の問題、農業生産品であるかますの問題であります。  現在農村地帯の現状として相当かます生産を行なっておるわけであります。このかますには穀用かますと肥料かますとがありますが、かますの年産額について御調査ができておると思うのであります。大体年産額はどのくらいになっておりますか。
【次の発言】 かますの生産額は年額大体百二、三十億見当、百億をこしておると思うのでございますが、この際承りたいと思いますことは、このかますの中の穀用かますについてまず承りたいと思うのであります。政府は、最近、政令によりまして、穀用かますのほかに、硬質米に対しては紙袋及び麻袋の使用を許可するということを決定さ……

第38回国会 農林水産委員会 第32号(1961/04/21、29期、民主社会党)

○稲富委員 時間の制約ありますので、要約いたしまして御質問申し上げたいと思います。  ただいま提案になっております農業基本法についてお尋ねするわけでございますが、この法案の具体的内容につきましてはいずれ関係閣僚に十分お尋ねいたしたいと思いますので、本日は総理にこの法案の審議にあたりましての基本的な考え方について一つお尋ねしたいと思います。  それは何であるかと申し上げますと、先日来新聞の報道等を見ますと、総理は、党内において、本法案を今国会にぜひ通過させるように叱咤激励されておるという新聞記事がしばしば載っております。もちろん、これは、提案者としての総理としてはやむを得ないことだ、当然だと思う……

第38回国会 農林水産委員会 第47号(1961/06/03、29期、民主社会党)

○稲富委員 それでは、ただいま提案理由の説明を承りましたオリンピック東京大会の馬術競技に使用する施設の特例法案に対する質問をいたしたいと思います。  実は、この問題につきましては、私、中央競馬会の理事長に出席を求めて聞きたいと思っておったのでありますけれども、突然のことでございますので、二、三政府並びに提案者にお尋ねしたいと思うのでございます。  まず最初に、これは提案者並びに政府にお尋ねしたいと思いますことは、実は、この特例法を提出するのにあたりまして、本来から申し上げますならば、こういうような法律案というものは政府案として提出すべきものだと思う。以前競馬会が行ないます施設に対する特例法を決……

第38回国会 農林水産委員会 第49号(1961/06/06、29期、民主社会党)

○稲富委員 ただいま議決されました畜産物の価格安定等に関する法律案に対し附帯決議を付するの動議を提出いたします。     畜産物の価格安定等に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の運用に当り、次の点を尊重すべきである。      記  一、乳製品の輸入については、畜産振興事業団を活用するものとし、その販売価格の適正を期し、差益は国内畜産物の需要の増進その他畜産振興に使用すること。  二、原料乳の安定価格の決定に当つては、原料乳、指定乳製品及び指定食肉の生産費の適正な把握に努め、国内における生産条件を一義的に考慮すること。  三、事業団の繰越損が累積した場合には、政府の増資又は一……

第38回国会 予算委員会 第15号(1961/02/21、29期、民主社会党)

○稲富委員 私は農業基本法を中心といたしまして、農業政策に対してお尋ねをいたしたいと思うのでございます。  御承知のごとく、わが国の農業が非常な危機に瀕しているということは、これはもう数年来叫ばれたことでございまして、これは与党におきましても、そういうことは十分認識されておったと思うし、従来の政府においても、そういうことは認識されておったと思うのであります。それは御承知のごとく、かつて自民党内閣の赤城農林大臣時分は、農林白書を出して、日本の農業の危機というものを訴えているのであります。しかしながら、こういうようなことは意識しながらも、農政に対する施策を放任しておったといいますか、等閑に付してお……

第38回国会 予算委員会 第20号(1961/03/04、29期、民主社会党)

○稲富委員 私は、民主社会党を代表いたしまして、政府提出の昭和三十六年度予算三案並びに日本社会党提出の政府案組みかえ動議に反対し、わが党提出の組みかえ動議に賛成の趣旨を明らかにしたいと存ずる次第でございます。  まず政府案は、一般会計予算において今年度当初予算よりも約二四・六%の膨脹、財政投融資においては二二・七%の膨張でありますが、さらに自己資金の増額を加えた実質増額の幅は二八%の膨張となっておるのであります。池田総理は、所得倍増計画を実現していくためには税収の伸びをぎりぎり一ぱい見積もりすると言っておられ、その方針に基づいてこのような積極的な膨張が行なわれたのであろうと思うのでありますが、……

第38回国会 予算委員会 第25号(1961/05/19、29期、民主社会党)

○稲富委員 私は民主社会党を代表して、政府提出の本年度予算補正案に対する態度を表明したいと存ずる次第であります。  すなわち、政府案は本年三月二十七日に公労委が行なった仲裁裁定の予算措置を行なうものでありまして、わが党は政府案が裁定の完全実施に忠実なる点には大いに賛意を表するものであります。私たちはこれを仲裁裁定に対する政府のよき慣例として確立されんことを要望いたし、その意味におきまして政府案の趣旨に賛成するものであります。  私たちは、このように政府案の歳出面につきましては全面的にこれを支持し、政府原案に対して賛成の態度を表明いたすものであります。しかしながら、政府案の歳入面について、また政……

第39回国会 農林水産委員会 第2号(1961/10/02、29期、民主社会党)

○稲富委員 至って短時間でございますので、要点をつかみまして二、三お尋ねいたしたいと思います。  過般の国会におきまして農業基本法が通過いたしたわけでございますが、実は、農業基本法の審議の過程におきまして、私、総理に対しましても政府案の農業基本法の内容に対しては、われわれとしては足らざるところはずいぶんあるのだ、これに対していろいろわれわれも進言したいと思うから、そういう場合は修正でもできぬのかということをお尋ねしたときに、総理は、いい案があるならばそういうことに対してもやぶさかではないのだ、いい農基法を作ってもらいたいという総理の答弁を得ておりました。私たちはその機会を実は待っておったのでご……

第39回国会 農林水産委員会 第3号(1961/10/03、29期、民主社会党)

○稲富委員 昨日総理から聞きますと、河野さんが今回意外にも池田さんの信任の厚いことに、なお一そう私驚いたわけでありますが、その総理の信任をしょって農林大臣に就任されたわけであります。その任務も非常に大きいと思っております。特に、今回の国会は、去る国会におきまして通過いたしました農業基本法の裏づけをやらなければいけない臨時国会であると思うのでありまして、私たちは、そもそも去る国会で通過いたしました農業基本法の内容につきましてはいろいろ意見はありますけれども、農民は、この農業基本法を実施されることによって何か農村がもっと浮かばれるだろうという期待も非常にあるだろうと思うのであります。その期待に反し……

第39回国会 農林水産委員会 第6号(1961/10/11、29期、民主社会党)

○稲富委員 ちょっと関連して。  ただいまの片島君の質問に関連しまして、この供託保証金の問題でお尋ねしたいと思います。  元来、この保証金を供託させるという政府の法案の趣旨は、その家畜商の資格を与えるための目的であるか、あるいは取引の相手方に対して保護を与えるためのものであるか、この点がまずはっきりしなくちゃいけないと思うのです。それで、もしも保証金を供託させるということが、取引の場合に相手方に損害を与えた場合にそれに対して損害の補償をする、こういう意味の供託金であるか、ただ資格を与えるための保証金であるか、この点をまずはっきり承りたいと思います。これはどっちなんですか。

第40回国会 農林水産委員会 第10号(1962/02/22、29期、民主社会党)

○稲富委員 私は、時間がありませんので、二点だけお尋ねしたいと思います。実は私、昨日予算分科会におきまして質問したのでありますけれども、大臣おられなかったので、政府委員より答弁を受けております。しかしこれは非常に問題が大きゅうございますので、大臣からその策弁を得たいと思いまして、重複いたしますけれども、二点だけお尋ねをしたい。  その一点は、今回の三十七年度の予算を見ますと、農業基本法に対する農業構造改善という問題には政府も相当に重点を置いておられることは十分承知いたしております。そもそも農業基法でいう農業構造の改善ということは、元来、日本の農業の特質であります零細経営であるとか、あるいは零細……

第40回国会 農林水産委員会 第18号(1962/03/14、29期、民主社会党)

○稲富委員 政府にお尋ねしたいのですが、最近競馬、競輪というものが一緒になりまして、中には競馬、競輪廃止論というような問題さえ起こっておる。こういう中に競馬法の改正を今回政府は提案されたわけでございますが、この競馬法の改正を機会に一つ政府にお聞きしたいと思いますことは、競輪、競馬と一般にいわれておる中に、競馬というものの特殊性、こういう点をどのように政府は考えておるかということ。さらにまた、私、先日からのこの提案理由の説明等を聞いておりましても、どうも競馬法改正に対して、将来の競馬施行に対する政府の自信があまりにもなさ過ぎるのじゃないかというような感じさえしますので、そういう意味から、まず将来……

第40回国会 農林水産委員会 第24号(1962/03/27、29期、民主社会党)

○稲富委員 本法案につきましては、すでに同僚各位よりいろいろ御質問になっておりますので、私の質問する点につきまして、できるだけ重複は避けたいと思いますが、もしも重複する点がありましたら、そういうつもりで簡明に御答弁願いたいと思うのであります。  まず基本的な問題として、これもすでに質問があったはずでありますけれども、一応お尋ねしておきたいと思いますことは、今回の法の改正によります第一条の骨子は、従来の法にさらに「畜産の振興に資するための事業に助成等のみちを開く」ということを追加してある点が大きな問題であるし、しかも第十二条には「畜産の振興に資するための事業に対する助成等」を事業団が行なう、こう……

第40回国会 農林水産委員会 第34号(1962/04/19、29期、民主社会党)

○稲富委員 私は、自由民主党、民主社会党共同提案によるただいま採決されました農地、農協両案に対する附帯決議を付する旨の動議を提出いたします。  その案文を朗読いたします。     農地法の一部を改正する法律案及び農業協同組合法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  政府は、左記各項に留意して法律の施行に当るべきである。       記  一、改正後の農地法第三条第二項第三号及び第四号の規定により都道府県知事が農地等の権利移動に関する許可をするに当っては、農地制度の趣旨に背反しないよう厳格な運用を行なうこと。  二、農業協同組合の行なう農地等の信託事業の運営に当っては、これが農地法の基本……

第40回国会 農林水産委員会 第41号(1962/05/08、29期、民主社会党)

○稲富委員 私は、降ひょう被害に対する質問をいたします前に、ただいまの治山治水事業十カ年計画の改訂に関する決議に対しまして、中馬政務次官より政府の趣旨をお述べになりましたので、この機会に特に政府に要望申し上げたいと思うのでございますが、政府は、こういう問題が起こりますと、直ちに抜本的対策をやるんだということを言われるのでありますけれども、往々にして、政府から提案される法案というものは抜本的な改正はないので、大ていは一部改正でお茶を濁すというのが多いのであります。そういう意味で、治山治水のごときは、当然現在の日本の地勢その他から申し上げましても、一部的な改正ではいけない、ほんとうに抜本的な改正で……

第40回国会 予算委員会 第12号(1962/02/12、29期、民主社会党)

○稲富委員 私は、民主社会党を代表して、政府提案の昭和三十六年度一般会計予算補正(第2号)及び同特別会計予算補正(特第3号)案に対して反対の態度を明らかにいたしたいと存ずる次第であります。  政府案の歳出内容は、災害対策費追加、生活保護費等の不足額補てんのほか、医療費改定に伴う経費増額、農災補償改定時期のずれに伴う必要経費の追加が主体でありまして、新規政策的な色彩を持つ歳出補正としては、オリンピック東京大会準備費約八億九千万円と、炭鉱離職者援護対策費約八千三百万円にすぎないのであります。  年度末近くになって提出した補正予算案としては、政策的経費の計上をことさらに避けたいと誓えばいかにも筋が通……

第41回国会 農林水産委員会 第5号(1962/08/24、29期、民主社会党)

○稲富委員 ただいま議決されました水産業協同組合法の一部を改正する法律案に対し、自民、社会、民社三党を代表いたしまして、附帯決議を付するの動議を提出いたします。  案文を朗読いたします。    水産業協同組合法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本改正法の実施にあたっては、沿岸漁業者の組織体である漁業協同組合の実態が経済的にきわめて弱体である現状にかんがみ、沿岸漁業の構造改善対策等と相まって強力な育成措置を講ずべきである。   なおあわせて、中小漁業者のための組織の在り方についても、今後の漁業の発展に即応し得るようすみやかに検討を加えるべきである。  以上であります。

第41回国会 農林水産委員会 第6号(1962/08/28、29期、民主社会党)

○稲富委員 私は過般の水害におきまする除草剤PCPの被害につきまして、政府にお尋ねしたいと思うのであります。  最初に水産庁にお尋ねいたしたいと思いますことは、今回の水害におきまするPCPの使用のために、魚介類が多数斃死をいたしまして、その被害が非常に甚大であるのでございます。従来も農薬の被害におきまして、いろいろ水産業がこうむりました影響というものは多かったのでありまして、その当時もしばしばこうむる被害というものは、各方面からその対策等を要望されたのでありますけれども、農薬の被害だということは政府もはっきりしなかった。今回におきましてははっきり除草剤PCPの被害だということは御確認になってお……

第41回国会 農林水産委員会 第12号(1962/11/13、29期、民主社会党)

○稲富委員 お急ぎのようでありますので、一点だけお伺いします。宮原さんの御意見を聞きまして、パイロット地区の指定、だいぶ熱意があるようであります。政府は、パイロット地区の改良希望があるので、これに応ずるのだという建前をとっておるようであります。パイロット地区に対する改良の希望があるというのは、どういう点からパイロット地区に対する改良という問題ができておるのか、またこれに政府が簡単に応ずるというような結果になったらどういうことになるか、こういう点に対する実情を、あなた実際にやっていらっしゃる面から御説明願いたいと思う。

第41回国会 農林水産委員会 第13号(1962/11/14、29期、民主社会党)

○稲富委員 大臣の時間が非常に制約されておるようでありますが、何時まで大臣おりますか。――じゃ簡単に要点だけお尋ねします。そうして他はまたほかの機会に譲ることといたします。  今回農業構造改善事業を推進されておりますが、これに対しましてはただいま石田委員から発言がございましたごとく、非常に政府はこれに対する宣伝が大きかった、これに対する農民の期待が非常に大きかった、こういう点からもしもこれが失敗するということになりますと、大きな問題を惹起すると思うのであります。そういう観点から、私はこの問題について以下二、三お尋ねしたいと思うのでございますが、今回政府が発表されました農業構造改善事業推進対策を……

第43回国会 災害対策特別委員会 第22号(1963/06/26、29期、民主社会党)

○稲富委員 ただいま谷垣委員から質問のありました点で、重複しない点だけを三点だけお尋ねしたいと思います。  最初に、今回の天災融資法による果樹のことでお伺いしたいと思います。  御承知のように、天災融資法は農業災害補償と最も関連のある法律でございますが、常に叫ばれておる果樹共済、この問題は、非常に要請されながらも実現困難になっておるのでございますが、今回天災融資法を適用されるという段階において、果樹共済に対しても将来これを考えるというような政府の御意思があるかどうか、この点を承っておきたいと思うのです。
【次の発言】 次にお尋ねしたいのは、この天災融資法の、果樹、茶樹または桑樹ということになっ……

第43回国会 災害対策特別委員会 第23号(1963/06/27、29期、民主社会党)

○稲富委員 政府にまずお尋ねいたしたいと思いますことは、今回長雨に対する天災融資法の特例の法律案がここに提出されたのでございますが、この提出された理由が、今回の長雨が麦という裏作の特殊なケースであったがために提出されたのであるか、あるいはまた、これは基本的な問題でございますが、従来の天災融資法によりますと、この法律は暴風雨、豪雨、地震、暴風浪ということでありまして、暴風雨、豪雨ということになって、長雨と書いてない。それで、これは将来の参考になると思いますが、この長雨ということは、暴風雨に入るのであるか、豪雨と称するのであるか、あるいは、暴風雨とも豪雨ともつかないから特例法を設けたという趣旨であ……

第43回国会 災害対策特別委員会 第28号(1963/07/06、29期、民主社会党)

○稲富委員 実は農林大臣の出席を求めましてお尋ねしたいと思ったのでございますけれども、大臣が来られませんので、まず次官から御答弁願いたいと思います。  私は、日本の農業の基本的なあり方につきましてこの際お尋ねしたいと思うのでございますが、御承知のごとく、政府は、近年、農村対策といたしまして、従来やっておりました助成措置あるいは補助対策というものをできるだけ削減いたしまして、融資にこれを切りかえていくというのが現在の状態でございます。私たちは、日本の農業が他の産業と比較いたしまして非常に伸びがのろいというような点から見ますときに、こういうような農業政策の基本的な考え方に非常に無理がある、かように……

第43回国会 農林水産委員会 第5号(1963/02/07、29期、民主社会党)

○稲富委員 時間が制約されておりますし、大体ほかの同僚からいろいろ御質問になっておりますので、二、三点だけ集約いたしまして、結論的にお尋ねしたいと思うのでございます。  まずお伺いいたしたいと思いますことは、今回の乳価値下げに対しまする政府のとられた処置に対しましては、われわれ非常に遺憾な点が多いのでございます。そういう意味からお尋ねしたいと思いますことは、今回の乳価値下げが酪農振興にどれほど悪影響を及ぼすかということに対して、政府はどのくらいの御認識を持っておられるかということが一つ。さらにまた、これに対してわれわれは、実に政府のとられた態度というものが微温的であり、遺憾に思うのでございます……

第43回国会 農林水産委員会 第16号(1963/03/07、29期、民主社会党)

○稲富委員 お尋ねしたいと思いますことは、実は先般予算委員会の分科会におきまして、甘味資源対策としての暖地ビート対策について農林大臣に質問いたしておったのでありますけれども、答弁が不十分であるし、非常に時期が迫まりますので、具体的な問題について二、三お尋ねしたいと思うのであります。  それで最初にお尋ねしたいと思いますことは、てん菜生産振興臨時措置法の問題でございますが、これは昨年の国会におきまして、昨年の三月三十一日までがその施行期日であったのを、一年間延長の改正をなされました。その当時、この臨時措置法の改正の内容に対しましてはもっと検討する必要があるんじゃないかということを、われわれは強く……

第43回国会 農林水産委員会 第36号(1963/06/04、29期、民主社会党)

○稲富委員 主管大臣の農林大臣が予算委員会に行っておられますので、この際委員長に特に要望いたしまして、委員長より私の質問いたします趣旨を大臣に伝えていただいて、これに対する適当な手を打って、直ちに国、農林省としての農林大臣の御方針をお示しを願いたいと思います。  最初に委員長にお願い申し上げたいと思いますことは、今回の九州及び西日本をおおいました長雨によります被害の状況というものは、実に言語に絶するものでございまして、おそらくただいま農林省におきましても、これが統計をとられておるようでございます。私の推定いたしまするところによりますると、二百億内外を突破するだろうというような惨状でございまして……

第43回国会 農林水産委員会 第42号(1963/06/19、29期、民主社会党)

○稲富委員 ちょっと二、三点だけお尋ねしたいと思います。  消費価格の増大に対しまして、生産と消費とが伴わないために消費価格が上がるというやつは、これは別問題といたしまして、ただ生産者から買い上げられる価格が安い、消費者価格が非常に高い、こういうような一般の実情から見るときに、中間における機構の問題、こういう問題が当然大きな原因をなしているものだということは、これはだれでも考えられることであります。ところが先刻からお話を承っておりますと、この機構の問題に対してもいろいろ意見はあると思いますが、私特にこの機会にしぼって二、三お尋ねしてみたいと思いますことは、先刻田口参考人、江沢参考人からもお話が……


30期(1963/11/21〜)

第45回国会 農林水産委員会 第2号(1963/12/17、30期、民主社会党)

○稲富委員 私は、今年春以来の長雨の災害に対しまするその後の処理等に関して御質問を申し上げたいと思うのであります。さらにその他一点につきまして、時間がありませんので簡単に質問いたします。  まず、先刻来、ことしの春以来の長雨対策に対しまして、天災融資法の特例等によるその後の措置、あるいは自作農資金に対する措置等に関する御説明は一応伺ったのでございますが、その当時私たちは、今年度のような収穫皆無というような状態のときには、ただ融資によってこれに対処するというような考えばかりではなくして、できるだけの助成措置等をやって、農家が再生産に立ち上がるような、かような意欲を持たせるような対策をやるべきであ……

第46回国会 災害対策特別委員会 第8号(1964/06/09、30期、民主社会党)

○稲富委員 運輸省は見えてないのであと回しにしまして、農林省にお伺いいたします。  先刻、大久保委員の質問に対しまして官房長の答弁があったのでありますが、本年度の災害等を見まして、また例年の災害等を見まして、現在の天災融資法というものがこのままでいかないということは農林省も考えていらっしゃるようです。しかも、これに対しては、先刻官房長は、天災融資法の改正も政府としては当然ではないかというような御発言があったように私聞いておりますが、この天災融資法の改正に対してどういうような考え方を持っていらっしゃるか、この機会に冒頭にお伺いしたいと思います。

第46回国会 農林水産委員会 第16号(1964/03/05、30期、民主社会党)

○稲富委員 私、農村の金融対策の問題を質問するにあたりまして、実は農林大臣にお尋ねしたいと思っておるのでありますけれども、大臣がおいでになっておりませんので、次官がお見えになっておりますから、政務次官にお尋ねいたしたいと思うのでございます。私、政務次官の御答弁にあたりましては、大臣の答弁と同様に考えてお受けいたしたいと思いますので、丹羽さんも大臣になったつもりで、責任ある御答弁をお願いいたしたいとお願い申し上げる次第であります。  最初にお尋ねいたしたいと思いますことは、農村金融に対する基本的な問題でございます。この基本的な問題をお尋ねする前に、さらにつけ加えて私申し上げたいと思いますことは、……

第46回国会 農林水産委員会 第21号(1964/03/17、30期、民主社会党)

○稲富委員 この際、農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案に対する修正の動議を提出いたします。  その案文を朗読いたします。   農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   第九条に一項を加える改正規定中「総裁を通じて」を削る。  その理由は、現在の監事の機能を十分発揮することによりまして、監事の責任体制を持たせ、公庫の運営の目的を十分達成せしめたい、かような趣旨でございますので、何とぞ御賛成をお願いしたいと思う次第でございます。

第46回国会 農林水産委員会 第38号(1964/04/16、30期、民主社会党)

○稲富議員 林業基本法案の提案理由を御説明いたします。  わが国の農林業従事者の所得が他産業従事者の所得と比べて著しい低位にあることは、各位の御承知のところであります。このため去る昭和三十六年、農業基本法が制定せられ、曲がりなりにも農業部門における所得格差の解消と農業近代化の一つの方向が示されたのであります。しかるに農林業中、最も困難な立場に置かれている林業及び林業従事者については、今日に至るもその安定的発展の方策、及び地位の向上について何らの方向が示されていないことは、遺憾のきわみであります。  わが国の林業はその大多数が雰細経営であって、生産性が低く、投資と労働の投入の果実を長い年月を待っ……

第46回国会 農林水産委員会 第45号(1964/05/08、30期、民主社会党)

○稲富委員 今回政府は食料品総合小売市場管理会法案を提出されておりますが、これは、今日問題になっております生鮮食料品の消費者価格というものが高騰するので、なるたけこの生鮮食料品の小売り価格を下げたいというところに趣旨があるだろうと思うのでございます。そのように伺うわけであります。ところが、この生鮮食料品の生産者価格が非常に安くて、今度は消費者価格が高いという問題は、この生鮮食料品の流通機構の上に大きな問題があるのだということを多年叫ばれておりますし、歴代の農林大臣も流通機構の改正等は常に言われておるし、卸売り市場の問題等は検討されておるようでございます。こういうような基本的な問題はそのままにし……

第46回国会 農林水産委員会 第50号(1964/05/21、30期、民主社会党)

○稲富委員 実はただいま真板参考人からお話がありましたので、重ねて聞く必要もないかと思うのでありますが、いまの芳賀君が質問いたしましたことに関連があるといいますか、結論としてお尋ねいたしたいと思いますことは、大体真板参考人の考え方というのは、現在の肥料二法が存続されることが非常に望ましいのだ、ところが、肥料二法の存続というものがなかなか困難な状態に立ち至ったので、やむなく今度の新法にわれわれは踏み切ったのだ、この新法ができることによって、肥料価格というものは、自主交渉によって、現在よりももっと安く農民のために提供できるような情勢がくるものだという見通しをつけて、そういう方向に将来われわれが戦っ……

第46回国会 農林水産委員会 第56号(1964/06/09、30期、民主社会党)

○稲富委員 簡単に御答弁を願います。それは、今の御意見の中に、半田参考人の御意見の中にもこの金融の問題が出たのでありますが、林業というものは、ほかの産業より一番この循環度のおそい利用度でございますので、これに対する融資は最も低利であり、長期でなければならないと思いますが、あなたが経験をされましてどの位の長期であり、どの位の低利にしたならば、妥当なこの林業として経営ができるか、こういう点がありましたら一つこの際参考に承りたいと思うのであります。  もう一つのことは、時間がないのでいずれ書面をくださっても結構でありますが、柏木参考人と半田参考人の御意見の中に、木材の流通機構の問題が非常に重要である……

第46回国会 農林水産委員会 第64号(1964/06/26、30期、民主社会党)

○稲富委員 ただいま足鹿委員より御質問がありました学校給食の問題につきまして、学校給食課長に二点だけお尋ねいたしたいと思います。  先般、学校給食の問題につきまして、毎日新聞が記事を連載しておりますが、これに対して文部省の体育局長より、これが連載を中止するようにという申し入れが強くあるということを聞いたのでありますが、事実そういうことがありますかということをお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 それではあなたのほうより抗議を申し込まれたということは、内容において違うから、その点においての抗議であって、掲載を中止してくれという抗議ではなかったということですか。

第46回国会 農林水産委員会 第70号(1964/10/09、30期、民主社会党)

○稲富委員 関連して一言だけ。  先刻畜産局長の御答弁を聞いておりますと、農林省というものは、やはり生産者の立場においてものを考えてもらわなければならぬ。逆だと思うのですよ。需給関係において価格が変動することはやむを得ないのだというのは、これはメーカー側の考え方なんです。この基本的な考え方が私は非常に違うのじゃないかと思う。それであなた方は、今日の乳価というものが幾らにしなければ生産者は成り立たないかという、この原則の上に立って、そし  てこの基本的な価格の上に立って、需給の多いときにはこれだけ上げるのだという考え方、これが私は主客転倒されておるのじゃないかと思うのですよ。先刻からの乳飲料の問……

第48回国会 建設委員会 第12号(1965/03/26、30期、民主社会党)

○稲富委員 それでは、二点ばかりについてお尋ねしたいと思います。  最初にお尋ねいたしたいと思いますことは、昨年、三十九年度版としていわゆる建設白書というものが出ております。これをよく見まして、道路の問題に関してひもときますと、この道路に関しましては、「近代的道路網の設建の推進」ということを提唱されて、「道路交通の安全性、快適性に対する要求もさらに強まるものと考えられる。」こういうことから、結論的には、「全国的な近代的道路網を整備しなければならない。」こう述べられております。私もこれはごもっともなことだと思いますが、こういうような考えで日本の道路対策というものを考えるときに、私の最もふに落ちな……

第48回国会 建設委員会 第16号(1965/04/28、30期、民主社会党)

○稲富委員 ただいま議題となっております地方住宅供給公社法案について、若干質問いたします。  これはすでに前々からの委員会で質問されておりますが、私おりませんでしたので、私が質問することは、あるいは他の委員からすでに御質問になった点があるかと思いますが、そういう点がありましたら、本日は質問者もございますので、私もまた簡略に要点だけをお尋ねいたしますから、重複しておる点は、御答弁も簡略に要点だけ答弁していただければけっこうだと思いますので、さようお取り計らい願いたいと思うのであります。  まず最初にお尋ねいたしたいと思いますことは、本法案の第八条には、本公社は、「都道府県又は政令で指定する人口五……

第48回国会 災害対策特別委員会 第10号(1965/06/01、30期、民主社会党)

○稲富委員 与えられた時間が制約されておりますので、私は、今回の災害に対しまして、具体的な問題で二、三政府にお尋ねいたしたいと思うのであります。  これは先刻も御質問があった問題でございますが、元来、御承知のごとく、わが国は、病虫害防除等に対しましては昭和二十九年までは国庫助成があったように記憶いたしております。ところが、昭和三十年以来、病虫害防除のごときものは当然これは農民が負担すべきものであるということが一つの理由と、さらに、先刻もお話がありましたような、会計検査院等のいろいろな指摘事項等に政府が遠慮されまして病虫害防除の助成金等は廃止をされたやに私たちは記憶いたしておるのであります。この……

第48回国会 災害対策特別委員会 第12号(1965/07/09、30期、民主社会党)

○稲富委員 ちょっとただいまの御質問に関連して一言お伺いしたいのですが、しばしば問題になっております果樹の共済制度でございます。この果樹共済制度の問題は、ずいぶん前から農林省としてもいろいろ考えているということを言われているけれども、なかなか実現しないのですが、現在の果樹共済制度に対する進行状態はどういう状態であるか、関連して承っておきたいと思います。
【次の発言】 この果樹共済の問題は非常に長い間要望されておる事項でありまして、また、これが取り扱い上等に非常に問題があるので研究されておるわけですが、ただいま聞きますと、試験研究の段階らしいのですが、大体は、実施する、こういうようなたてまえで農……

第48回国会 予算委員会 第13号(1965/02/16、30期、民主社会党)

○稲富委員 私は、農業問題に集約いたしまして農林大臣並びに関係大臣に御質問いたしたいと思うのでございますが、質問に入るに先立ちまして、農林大臣にひとつお教えを願いたいことがあります。  それは、私最近農村に参りますと、農村の青年からこういう質問を受けます。しかも、将来農業経営をやろうという情熱を持った青年ほど深刻な質問をいたします。自分は、将来日本の農業者としてやっていこうと思うんだけれども、一体日本の農業の将来性はどうであるか、もしも日本の農業の将来性がないとするならば、いま自分はほかに転業したいと思うが、いずれの道をたどるべきか、こういう深刻な質問を受ける場合があります。私は、農業にとどま……

第49回国会 建設委員会 第2号(1965/08/11、30期、民主社会党)

○稲富委員 関連質問。  ただいまのフェリの問題につきまして、関連いたしまして、非常に重大でありますので、二、三、公団側にお尋ねいたしたいと思います。  先刻のお話によりましても、民間と公団とがフィフティ・フィフティでやっていくという将来の経営に対しても、いろいろ公団にも問題があると思うのでございますが、そういうことがたやすくいける、こういうような見込みをされているかどうかということ。さらに、本来から言うと、公団としては公団独自でやりたいという意思が十分おありになったんじゃないかと思いますが、先刻からのお話のようにフィフティ・フィフティになった。これは政府のそういうような勧告でございますか、勧……

第49回国会 建設委員会 第5号(1965/09/16、30期、民主社会党)

○稲富委員 ただいまの縦貫道路の問題について、二点だけ大臣にお尋ねしたいと思うのでございます。  今回の縦貫道路に対します鹿児島までの終点を宮崎までに延長する、別線をつくるという御計画があるやに承っておるのでございまして、そういう御説明もあったようでございます。やはりこうなれば当然法律の改正、別表の改正をやらなければいけないのでございますが、そこで、この別表の改正をやってまでやらなければいけないという九州東部地帯におきまする必要性があるとするならば、将来当然この九州東部の縦貫線の問題も起こってくると思うのでございますが、こういうこともあわせて考えてあるかどうかを承りたいと思います。

第49回国会 災害対策特別委員会 第3号(1965/08/03、30期、民主社会党)

○稲富委員 まず、総理府関係にお尋ねしたいと思うのですが、今回の災害を見まして私たちの痛切に感じますことは、激甚災害としての政令の指定を早くやってもらいたい、これが非常に災害地としての切なる希望であると思うのでございます。昨日も質疑応答を聞いておりますと、いろんな調査事項のためになかなかそれが今日まで進んでいない。こういうようなことは最も遺憾なことであります。これは私は事務的にも非常におくれておるのじゃないかと思いますので、この際お聞きしたいことは、激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律の内容を見ましても、その第二条に「政令の制定又は改正の立案については、内閣総理大臣は、あらかじ……

第51回国会 建設委員会 第5号(1966/02/23、30期、民主社会党)

○稲富委員 時間がありませんので、私、簡略に二、三点について質問いたしたいと思いますので、これもまた簡略に御答弁を願いたいと思うのでございます。  まず、最初にお尋ねいたしたいことは、工事契約についてお尋ねいたしたいと思うのでございます。会計法二十九条によりますと、工事契約は一般競争契約、指名競争契約、随意契約の三通りに指定されていることは御承知のとおりでございます。しかもこれは原則といたしましては、一般競争契約というものがうたわれておるのでございますが、現存実際に行なわれておるのは指名競争契約が多く取り扱われておると思うのでございます。この点の事実はどうでございますか。

第51回国会 建設委員会 第10号(1966/03/11、30期、民主社会党)

○稲富委員 若干御質問申し上げたいと思います。  この法案の事業主はどこまでも公共団体であるはずでございますが、この借り入れ金額に対する決定はいかにして決定するかということ、この点をひとつ承りたい。
【次の発言】 それで事業は、公共団体に貸すわけなんですから、公共団体からその貸し付けに対する金額の要請があった場合に、最後の決定は建設省で決定するというわけなんですか。その場合の金額の査定、それからこれに対する貸し付け量というのは、全額貸すのであるか、あるいはこれに対してどの程度の貸し方をするのであるか、その点承りたい。
【次の発言】 そうしますると、非常に申し込みが多かった場合、これは資金量とい……

第51回国会 建設委員会 第20号(1966/04/20、30期、民主社会党)

○稲富委員 時間がありませんので、一、二点大臣にお尋ねしたいと思います。  まず本法の第一条、ただいま御説明がございましたが、本法の目的は、末尾に「高速幹線自動車道を開設し、及びこれと関連して新都市及び新農村の建設等を促進することを目的とする。」とあります。本法でこの目的とされておる新農村の建設とはいかなる農村の建設をなさろうというお考えであるか承りたい。
【次の発言】 私は、この際農村問題を議論するわけではございませんが、この目的のところにある新農村の建設というもの、農村全体の政策というものは、それほどこの法律によってやろうというような計画じゃないんじゃないかと思います。道路をつくることによ……

第51回国会 建設委員会 第24号(1966/05/11、30期、民主社会党)

○稲富委員 本法案は、四十一年度より五カ年で六百七十万戸の住宅を建設して、一世帯一住宅を実現する、こういうことになっておるのでございますが、この六百七十万戸というものを策定された基礎はどこにあるか、この点を承りたいと思うのであります。
【次の発言】 私たちが聞いておるところによりますと、最初建設省が御計画になっておったのは七百六十一万戸でございますか、そのように聞いておったのであります。これは現在の住宅不足数はただいまおっしゃったように二百七十八万、滅失による建てかえの必要戸数はいま百四十三万戸とおっしゃいましたが、二百万戸大体見込んでいらっしゃったように聞き及んでおります。それから新規必要戸……

第51回国会 災害対策特別委員会 第3号(1966/03/17、30期、民主社会党)

○稲富委員 ただいまの山口委員の質問に関連しまして、消防庁に一つお尋ねしたいと思う。  最近、火災が起こりますと、建築に非常に不法建築があります。さらに、ただいま建築の様式そのものが非常に変わってまいっております。私は、先般建設委員会におきましても、こういった点から建築基準法の改正というものが非常に迫っておるのではないか、取り締まり等も非常に緩慢じゃないか、こういうことを質問したときに、建設大臣は、場合によったら建築基準法の改正もやらなくちゃいけないかもわからぬ、こう言っておったのでありますが、現在の事態においては、建築基準法の問題は、場合によっては改正するというのではなくして、もうすでに改正……

第51回国会 災害対策特別委員会 第8号(1966/06/23、30期、民主社会党)

○稲富委員 関連いたしまして、二、三お尋ねいたしたいと思います。  大体のことにつきましては川村委員からすでに御質問があって、ただいま種子の確保に対する答弁もあったのですが、どうも私たち釈然といたしません。  そこで、私は、まず冒頭お聞きいたしたいと思いますことは、元来、政府は麦作の将来というものに対してどのくらいの熱意を持っておるか。御承知のとおり、麦作は年々歳々減収されます。農家においても麦作の植えつけはだんだん減反されるという状態があるのであります。これに対して、政府は麦作奨励に積極的な態度をとっておられるようなこともわれわれ知らない。それで、一体麦作の将来に対して政府はいかなる考え方を……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 建設委員会 第6号(1967/05/10、31期、民主社会党)

○稲富委員 まずこれは建設省側にお尋ねしたいのですが、大臣がおられませんので、次官のほうから御答弁いただきたいと思います。  住宅融資保険制度の利用ができる金融機関として、新たに農林中金、農業協同組合その他の金融機関が今回利用できることになったのでございますが、私は、その中におきまして、まず農林中金その他農林省関係の機関に関してお尋ねをしたいと思うのでありますが、この法の改正にあたっては、農林省側とは十分なる協議決定の後にこの法案の改正ができたものであるかということを冒頭に承りたいと思います。
【次の発言】 農林省側の希望が非常にあったんだということでございますので、しからばお尋ねしたいと思い……

第55回国会 建設委員会 第10号(1967/05/24、31期、民主社会党)

○稲富委員 それでは、時間がないそうでございますので、簡略に質問いたしますから、御答弁も簡単にお願いします。  最初にお尋ねいたしたいと思いますことは、従来下水道行政が両省に分かれておったのが、今回所管が建設省に一元化された。これは多年の要望であり、特に行政管理庁の勧告等もあってそういう結果になったと思うのであります。もちろんその間におきまして大臣の非常な御努力は多とするのでございますが、こういうように行政所管を建設省に一元化されるにあたりまして、なぜ終末処理の維持管理だけを厚生省に残されたのであるか、それに対する考え方を率直にお伺いしたいと思います。

第55回国会 建設委員会 第14号(1967/06/07、31期、民主社会党)

○稲富委員 お尋ねしたいことがたくさんありますけれども、時間がありませんので簡単におもな三点の問題についてお尋ねいたしたいと思いますから、簡略に御答弁願いたいと思います。  まず最初にお尋ねしたいと思いますことは、今回の五ヵ年計画の中に入っておると思いますが、御承知のように道路法の第二十九条におきましては、「道路の構造は、……安全かつ円滑な交通を確保することができるものでなければならない。」というふうに規定をいたしております。ところが今日の道路の中において最も不安全なものに平面交差があるのであります。その最も不安全な平面交差の中におきましても、国道と国鉄との交差は、千七百四十一の中で立体交差が……

第55回国会 災害対策特別委員会 第2号(1967/05/31、31期、民主社会党)

○稲富委員 これはあえて建設省、農林省、各省に聞くわけではございませんが、災害にもいろいろあるのでございますが、特に私はこの機会に申し上げたいと思いますことは、その災害の中で、干害というのは人災である、ある程度まで対策をとれば、当然この干害というものは除去することができると私は考えます。その点は、わが国はあまりにも古来より水に恵まれておったがために、水を粗末にしておるという点があると思うのです。私は数年前イスラエル国を訪問したことがありますが、あのイスラエルの砂漠地帯に水を引いて、農園でありましてもとうとうと年がら年じゅう水を活用しておる、こういう点を見るときに、ほんとうにわが国には水が足りま……

第55回国会 災害対策特別委員会 第3号(1967/06/07、31期、民主社会党)

○稲富委員 先刻参事官より御説明のございました今回の福岡地方におきまするひょう害の問題につきまして、実は先般私大田参事官に質問いたしましたときに、その当時福岡県はおそらく被害総額が五億五千万くらいじゃないかと言っておりました。そのような資料によって先日は御答弁なさったのでございます。それが本日は十億を突破しているというような状態になってまいっておるのでございます。先日の私の質問に対しまして、大田参事官は、たぶん天災融資法の適用も福岡の場合受けるんじゃなかろうかとというような、非常に期待できるような御答弁があっておったので、私も非常に安心いたしておったのでございますが、先刻来の細谷委員の質問によ……

第55回国会 災害対策特別委員会 第6号(1967/06/30、31期、民主社会党)

○稲富委員 関連いたしまして――ただいま農業共済の問題が出たのですが、果樹共済はすでに政府としても多年の問題で取り組んでおられます。今回の被害は、蔬菜の被害がまことに甚大であったと聞いている。将来こういう蔬菜に対する共済制度というものは農林省としては検討さるべきものではなかろうか、こういう点はどういうふうに考えておられますか。
【次の発言】 野菜の共済というのは将来非常に困難だとするならば、蔬菜に対する被害があったような場合には、あるいは種子に対する政府の費用の助成とか、そういうような問題を特別に考える必要はないか、こういう問題も災害対策の一環として考えられると思うのです。もちろん、果樹共済な……

第56回国会 建設委員会 第2号(1967/10/11、31期、民主社会党)

○稲富委員 ただいま正示委員の御質問に対しまして林公団理事長の御答弁を承っておりますと、最初のこの請負契約に際しては不都合はなかったのだ、こういうふうに思っているということなんですが、私はここに非常に大きな問題があるのではないかと思います。こういうような事態が生じたということはどこに不都合があったかということを考えなければならぬと思うのであります。もちろん、いま道路局長が言われたように、こういうものは竣工検査というものをやられる。竣工検査というものはできたあとのことなんです。コンクリートの中がどうなっているかわからない。そしてすでにこれを請け負った会社がつぶれているというような状態です。こうい……

第56回国会 災害対策特別委員会 第4号(1967/10/06、31期、民主社会党)

○稲富委員 技術庁から見えておりますので、これはこの前の関東干害でも私は委員会で質問いたしましたけれども、そのときは十分なる答弁が得られませんでしたのでお尋ねいたしたいと思うのでありますが、今回のような干害にあたりまして一番問題になるのは、人工降雨の問題でございます。この人工降雨に対しては今日技術庁でどの程度の計画が進んでおるのか、あるいは人工降雨というものが可能であるのかどうであるか、こういうことをいま検討されておる段階だろうと思うのでありますが、現在すでに今回の干ばつに対しましてもそれを実施したというような地方もあるのでございますので、現在のこれが進んでいる状態等を御説明願いたいと思います……

第56回国会 災害対策特別委員会 第5号(1967/10/07、31期、民主社会党)

○稲富委員 私、民社党を代表いたしまして、ただいま提案されました決議案に対して賛成の意を簡単に申し上げたいと思うのでございます。  背より、災害は忘れた時分にやってくるといわれております。今回の干害は、忘れた時分ではなくて、まるっきり予期しなかった干害であるのであります。昔より日本の歴史を見ましても、大飢饉というものは干害でございます。ところが、この干害に対しまして、はたして十分な処置がいままでやられたかどうかということに問題があるわけでございます。私たちが今日この論議をしております中においても、干害はますます増大をしてまいっております。今日の予期しなかった干害にぶつかった農民は、ぼう然自失た……

第56回国会 災害対策特別委員会 第6号(1967/11/11、31期、民主社会党)

○稲富委員 大体、私がお尋ねしようと思うことは、池田委員から御質問がありましたので、時間がありませんから、四点だけ簡略に質問いたしますので、結論だけ御答弁願いたいと思います。  まず最初にお尋ねいたしたいことは、これは私前回も質問したのでございますが、天災融資法の第一条の目的の中に干害が入っておりません。これは考えようによりますと、干害を従来天災において軽視しているんだというような感じも受けるのであります。今回天災融資法を適用されたことは、この第一条の目的の中の「降ひょう等の天災によって」の「等」の中で結局処理されたと思いますが、これはやはり、干害というものはこれほど大きな天災であるという立場……

第57回国会 建設委員会 第3号(1967/12/22、31期、民主社会党)

○稲富委員 時間がありませんので、三点について大臣にお尋ねいたしたいと思います。  一番最初にお尋ねいたしたいと思いますことは、国土開発幹線自動車道についてお尋ねいたします。この問題はすでに瀬戸山建設大臣、橋本建設大臣、西村建設大臣にいろいろこれが施行に対していままでお尋ねしてきたのでございますけれども、まだ結論を得ておりませんので、幸い保利建設大臣はかつては農林大臣の秘書官もしていらっしゃったし、農林大臣もしていらっしゃったし、農村問題に対しては特に造詣が深いと思いますので、この機会に、この幹線自動車道の施行に対する農村問題等からめまして、大臣の所信をひとつお尋ねしたいと思うわけでございます……

第58回国会 災害対策特別委員会 第2号(1968/02/27、31期、民主社会党)

○稲富委員 今回の有明海並びに西日本を襲いました干害のためのノリの白腐れ病の被害に対しまして天災融資法を適用されるということになったということは、非常な皆さん方の御努力の結果であるということに対して厚くこの機会に感謝をいたしたいと思うのでございます。  ただ、この機会に一言申し上げたいと思いますことは、天災融資法を適用しますると、どうしても国のやられることが融資の面に主体を置かれる。こういうことで、実際上の応急対策としての助成措置というものがほとんどやられないというのか最近の状況でございます。われわれとしては、非常に困った被害に対してはやはり助成措置をやらなくてはいけないということも一応考えな……

第58回国会 災害対策特別委員会 第6号(1968/04/03、31期、民主社会党)

○稲富委員 ただいまの御質問に関連いたしまして一言お尋ねいたします。  今回のえびの地方におきます連発地震の様相というものは、かつての松代におきまする群発地震と、連続的にやってくるという点でよく似ております。松代におきましては、その対策としてやはり総理府に対策協議会をおつくりになると同時に、次々に起こりますいろいろな災害に対しては、知事にある程度の権限を持たして処置をとられた。これが非常に効を奏したように承っております。今回のこのえびの地震に対しましても、連発することにおいてはやはりいろいろな対策が次から次へと出てくると思うのでございますので、松代のように協議会は総合的に政府におつくりになった……

第58回国会 農林水産委員会 第17号(1968/04/25、31期、民主社会党)

○稲富委員 私は、民主社会党を代表いたしまして、坂村吉正君外四名提出の競馬法の一部を改正する法律案につき、修正案を提出するものであります。  すなわち、原案において、昭和四十二年度限りで地方競馬施行権をなくした市町村につき、昭和四十三年度から四十五年度までの三カ年間に限り、都道府県は、農林大臣の指定を受けて開催した競馬の収益の一部を、これら市町村に交付することができる、こういうことでありますが、この交付期間を一カ年短縮して、これを昭和四十三年度及び四十四年度の二カ年に限り交付することができることに改めようとするものでございます。  何とぞ委員各位の御賛成をお願いしたいと思うわけであります。

第58回国会 農林水産委員会 第22号(1968/05/22、31期、民主社会党)【議会役職】

○稲富委員長代理 美濃政市君。

第58回国会 農林水産委員会 第25号(1968/07/19、31期、民主社会党)

○稲富委員 ちょっと関連して。ただいまの神田委員の質問に関連いたしまして、大蔵大臣に質問したいと思います。  政府はしばしばいろいろな会合で、あるいは新聞紙等を通じまして、現在の食管法に反するような言辞を弄される。一方には食管制度の根幹を守るとおっしゃる。少なくとも現段階において、食管制度の根幹を守るということは食管法を守るということでなくちゃいけない、かように考えます。この点はどうお考えになっておりますか。食管法を守ることが現段階においては食管制度の根幹を守るということでなくちゃならない、かように考えますが、これは当然法律を守ることは政府の義務である。その点どうお考えになりますか。

第58回国会 農林水産委員会 第26号(1968/07/20、31期、民主社会党)

○稲富委員 大臣も忙しいようでございますから、二、三の点だけお尋ねしたいと思いますが、特に私、大臣にこの機会にお尋ねしたいと思いますことは、二十二日に米審が開かれて、これに諮問をされるようでございますので、その諮問に関する前提といたしまして、二、三の点を質問したいと思うのであります。  もちろん私たちは、今回政府でいわれておりますいわゆる中立米審というもののあり方につきましては、食糧管理法のたてまえから申し上げましても、生産者代表、消費者代表というものが加わることが最も妥当である。かように考えます。これを特に除外された米審というものは、現在の食糧管理法から申し上げましても実に遺憾な状態にある、……

第60回国会 農林水産委員会 第2号(1968/12/17、31期、民主社会党)

○稲富委員 私、与えられた時間に制約がありますので、農政の問題について大局的な問題だけにつきまして、まず農林大臣にお尋ね申し上げたいと思うのであります。  最初に、農林大臣に対してお伺いしたいと思いますことは、私たちは、常に農林大臣はわが国の農政に対して、自分の政治的な生命を賭してでも農村のために最善の努力をするだけの決意が当然あらなければいけないと、かように考えます。しかしながら、最近のわが国の農林大臣を見ておりますと、はたして農政問題に対して、それほどの政治生命をかけてまでやろううというような決意のある方があるかどうか、最も私たちが遺憾に存じておったのであります。  今日、長谷川農林大臣を……

第60回国会 農林水産委員会 第3号(1968/12/19、31期、民主社会党)

○稲富委員 時間がありませんので、詳細につきましてはいずれまた機会を見て質問いたすことにいたしまして、二、三の要点をとらえまして質問したいと思うのでございます。  まず、政務次官にお尋ねしたいと思いますことは、政府は、昨年の夏総合農政ということを提唱いたしまして、それに真剣に取り組むといわれております。この総合農政というものを考えますときに、林野がになうべき職責といいますか、地位というものは非常に大きいと思うのでございます。この国有林野の活用に関する法律案というものは、政府が総合農政を主張する前に、すでにこの法案は提出されておったわけでございますが、今後、この国有林野の活用という問題と、今日政……

第61回国会 災害対策特別委員会 第7号(1969/07/03、31期、民主社会党)

○稲富委員 副長官がいないから、これはひとつ川上参事官から伝えてもらいたいと思うのです。  今回の豪雨災害に対して、政府は建設政務次官を中心とする調査団を現地に派遣された。先刻上林山委員から非常に称賛のことばがあったのであります。私もそれは非常にけっこうだったと思うのでありますが、私たちが最も遺憾に存じますことは、今回のこの調査団が行かれるにあたって、鹿児島、宮崎に行かれております。これは当然でございます。なぜ福岡を落とされたか。福岡の災害は御承知のとおり人的被害はありません。しかしながらその被害額というものは相当の額に達している。しかも被害をこうむった罹災者というものが、この災害のために大き……

第61回国会 災害対策特別委員会 第8号(1969/07/10、31期、民主社会党)

○稲富委員 まず、気象庁にお尋ねしたいと思います。  これは念のため気象庁にお尋ねしたいと思いますことは、ここ数年来異常な集中豪雨というものが襲いまして、各地に非常に災害をもたらしていることは御承知のとおりでございます。こういうような最近の集中豪雨というのは一時的な天候異変によるものであるか、あるいは将来ともこういうことがなお続き得るものである、こういうことが考えられるのであるか、まずこの最近の気象状況に対する気象庁としての考え方を承りたいと思うのでございます。
【次の発言】 そうしますと、現在のこういうような集中豪雨は、過渡期といえどもなお将来続き得る、こういうような見当を一応つけておかなけ……

第61回国会 災害対策特別委員会 第10号(1969/07/31、31期、民主社会党)

○稲富委員 時間がずいぶん制約されておりますので、要点だけ二、三点簡略にお尋ねいたします。  まず、明日の閣議におきまして激甚地の指定等も御決定になるそうでございますので、一応われわれは安心をいたしておりますが、さらにそれに連関をいたしまして二、三お尋ねしたいと思うのであります。これは先刻村山君からもお尋ねしておったのでございますが、災害対策基本法の第十一条では中央防災会議を置くことになっております。先刻副長官の御説明で、いろいろこれに対して御協議はなさっておるということは承ったのでございますが、ただここでお尋ねいたしたいことは、今回の災害は、特にシラス地帯のごときは相当重大な問題を生じておる……

第61回国会 農林水産委員会 第4号(1969/02/26、31期、民主社会党)

○稲富委員 最初に、水産関係のことについてお尋ねいたします。  最近、静岡県の銭州近海におきまして、ソ連のまき網漁船団が漁業をやったということを聞くのであります。しかも、この銭州近海はサバの産卵場として、国内ではまき網漁船の操業規制を行なっている区域であるということは御承知のとおりでございます。それだけに、わが国の漁業に及ぼす影響も非常に大きいと思うのでございますが、このソ連のまき網漁船団の行為に対して、政府はいかなる態度をとって措置をされたか、その点をまず承りたいと思うのでございます。
【次の発言】 昭和四十二年にわが国におきましては、外国人漁業の規制に関する法律の制定をいたしております。し……

第61回国会 農林水産委員会 第12号(1969/03/19、31期、民主社会党)

○稲富委員 私は、今回の漁港整備計画は、当然なことだと思って賛意を表するものでございますが、この際二、三の点につきましてお尋ねしたいと思います。  まず、最初にお尋ねいたしたいと思いますことは、三十八年に第三次漁港整備計画を策定して、本年は六年目に当たるわけでございますが、今回さらにこれを変更して新しい計画を策定しなければならない、こういう原因等は、いろいろ提案理由で述べられてはおるのでございますけれども、六年前のこの計画があまりにもずさんだったのではないか。見通し等に対して六年経過した今日あらためてまた新しい計画を策定しなければできないというような状態になったということ、こういう点についてど……

第61回国会 農林水産委員会 第17号(1969/04/03、31期、民主社会党)

○稲富委員 まず、自主流通米についてお尋ねいたしたいと思うのであります。  私は先般、自主流通米というものは管理外の米だ、ところが、食管法の第一条には、政府はそれを管理することになっているので、管理外の米を認めるということは食管法第一条に反するんじゃないか、こういうことを私は質問いたしたのでございますが、そのときに桧垣食糧庁長官は、「この場合の管理というのは、私どもの解釈は、政府が農家からの直接買い入れを行なって、政府が所有権を取得して管理する場合としからざる管理とございます。」こういうふうに言われております。それで、この食管法全体をごらんになりましても、直接の政府買い入れ以外の規定が入ってお……

第61回国会 農林水産委員会 第26号(1969/05/07、31期、民主社会党)

○稲富委員 私は、ただいま議決されました農業協同組合法の一部を改正する法律案につき、自由民主党、民主社会党及び公明党の三党を代表して、附帯決議を付すべしとの動議を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。    農業協同組合法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   近年農業協同組合をめぐる諸情勢は厳しさを加え、その役割に期待するところ誠に大なるものがあるので、農業協同組合の組織管理、事業運営等については従来の「協同組合原則」を尊重し、これに準拠してさらに改善を要する面が少なくない。   よって、政府は、左記事項に留意して法律の施行に当たるべきである。      記  一、農業協……

第61回国会 農林水産委員会 第34号(1969/06/05、31期、民主社会党)

○稲富委員 ただいまの神田委員の質問に関連いたしまして、本年度政府が米審に諮問されました、その諮問の基本的なことについてお尋ねしたいと思います。  ただいま神田委員からも御質問ありましたように、食管法の第三条第二項の「生産費及物価其ノ他ノ経済事情ヲ参酌シ米穀ノ再生産ヲ確保スルコトヲ旨トシテ之ヲ定ム」ということは、これは先刻から御説明があっております。ただ、この諮問の中に、「生産費および所得補償方式を基本とし米穀の需給事情を考慮して決定することにつき、」という、この需給事情というものをここに限定されたという理由はどこにあるか。きょう午前中からの質問応答を聞いておりますと、これは経済事情の一半であ……

第61回国会 農林水産委員会 第35号(1969/06/10、31期、民主社会党)

○稲富委員 私は、ただいま決議もされました四十四年度の米穀の政府の買い入れ価格につきまして、若干の質問をいたしたいと思うのでございます。これは農林大臣に質問いたすべきでございますけれども、農林大臣おられませんので、関係の方々から御答弁願いたいと思うのでございます。  まず、最初にお尋ねしたいと思いますのは、先般の本委員会の質問にも関連することでございますが、政府は、本年度の米価決定にあたりまして米審に諮問をいたしました。その諮問の要綱というものは、食管法に基づいてやるべきが当然である、かように考えます。しかるに、食管法の第三条第二項には、ただいま決議もされましたように、「生産費及物価其ノ他ノ経……

第61回国会 農林水産委員会 第40号(1969/06/24、31期、民主社会党)

○稲富委員 私は、与えられた時間が至って短うございますので、要点をつかみまして簡略にお尋ねいたしますから、答弁のほうも、ひとつ簡略にお願いしたいと思うのであります。  まず私は、今回の法の一部改正にあたりまして、最もわれわれが危惧する点、この点を二点ほどにしぼりましてお尋ねしたいと思うのであります。  まず、最初にお尋ねしたいと思いますのは、御承知のごとく、農地法の第一条に、「この法律は、農地はその耕作者みずからが所有することを最も適当であると認めて、耕作者の農地の取得を促進し、その権利を保護し、その他土地の農業上の利用関係を調整し、もつて耕作者の地位の安定と農業生産力の増進とを図ることを目的……

第61回国会 農林水産委員会 第44号(1969/07/02、31期、民主社会党)

○稲富委員 すでにほかの委員から質問もありましたので、いささか別な角度から同じ問題について、二、三質問いたしたいと思います。時間もありませんので、簡略にお尋ねいたします。  最初にお尋ねいたしたいと思いますことは、二十九年に肥料二法が国会を通りまして制定されましたときに、五カ年間という時限立法であった。それが三十四年にさらに五カ年間延長され、今度はまた新法によって五カ年間という時限立法とされて、それをまた五カ年間延長される。どうも五カ年、五カ年というもので常に区切られておる。何がために五カ年、五カ年というように時限立法として区切るのか。これはやはり肥料政策に対する見通しが誤っておるのではないか……

第61回国会 農林水産委員会 第47号(1969/07/09、31期、民主社会党)

○稲富委員 最初にお尋ねいたしたいと思いますことは、今回のこの調整暫定措置法案の目的は、申すまでもなく、この真珠もしくは真珠貝の品質が著しく低下するという問題、あるいはこういうようなおれがある、こういうことから、「真珠の正常な輸出を確保して国民経済の健全な発展に資することを目的とする。」ということをはっきりうたっております。  私がここでお尋ねしたいと思いますことは、すでにこの真珠に対しては、真珠養殖事業法というものが昭和二十七年に制定されて、三十七年にこの改正を見ておるわけでございますが、この目的の中にも、この暫定措置法案の目的とほとんど同じ目的が示されているのでございます。それで、私がここ……

第61回国会 農林水産委員会 第50号(1969/07/23、31期、民主社会党)

○稲富委員 私は、自由民主党及び民主社会党を代表して、内閣提出にかかる国有林野の活用に関する法律案に対する修正の動議を提出いたします。  まず、修正案文を朗読いたします。     国有林野の活用に関する法律案に対する修正案   国有林野の活用に関する法律案の一部を次のように修正する。   第五条中「用途を指定し、買戻しの特約をつける」を「次項の規定によるほか、用途を指定する」に改め、同条に次の二項を加える。  2 農林大臣は、第三条第一項の規定による国有林野の活用により土地の売払いをする場合には、民法(明治二十九年法律第八十九号)第五百七十九条の定めるところにより、買戻しの期間を当該売払いの日……

第61回国会 農林水産委員会 第54号(1969/10/09、31期、民主社会党)

○稲富委員 時間がありませんので、園芸局の問題に限りまして二、三お尋ねしたいと思うのでございます。  まずお尋ねいたしたいと思いますのは、ただいま開催されております日米残存輸入制限協議において、グレープフルーツ及びレモンジュースの自由化を日本は余儀なくされて、さらにトマト加工品の輸入拡大にも同意したということが伝えられておるのであります。特にこの問題につきましては、巷間伝えられるところによると、沖縄返還問題とも関係があってそういうようなことに同意させられたんだ、こういうようなことも伝えられておるのでございますが、この機会にその経過並びにそういうような経緯をひとつ明らかにしていただきたいと思うの……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1973/03/07、33期、民社党)

○稲富委員 私、通産大臣に、石炭産業の基本的な問題について若干お尋ねしたいと思いますが、私は本委員会に出たのは初めてでございますので、私が質問いたしますことは、あるいは今日まで本委員会でしばしば論議された問題もあるかと思いますから、その点は御了承願いたいと思います。特にまた先刻、同僚議員の質問を聞いておりますと、私がお問いしたいと思うこととずいぶん重複いたしておりますので、できるだけそういう点を省きまして簡略にお尋ねしたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  まず、先日所信表明の中において、昨年六月の石炭鉱業審議会の答申の趣旨を尊重して、四十八年から五十一年までを対策期間……

第71回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1973/03/29、33期、民社党)

○稲富委員 私の持ち時間二十分が食い込まれまして、五分しか残っていないそうでありますから、いろいろお聞きしたいことがありますけれども、集約いたしまして一、二点だけお尋ね申し上げたいと思います。  炭鉱の保安対策に対しましては、政府といたしましてもいろいろ努力をされておるし、さらに予算等に対しましても予算づけをされておることは十分承知しております。しかしながら、なおまたこういう炭鉱災害が生ずるということは、いままでの努力においてもまだ足らざるところがあるということが立証されたものだということを言わなければならない。私たちはこの際、いままでのことはいままでとして、新たにひとつこの保安対策というもの……

第71回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1973/04/09、33期、民社党)

○稲富委員 いよいよ最後でありまして、もう時間がありません。すでに大臣もお見えになりましたので、先刻委員からいろいろ御質問いたしましたことに重複しない点だけを、まとめまして一つずつにしてお尋ねしたいと思います。  実は、今回の事業団等の法の改正は、合理化事業団の運営の一そうの円滑化、強化をはかる観点から、事業団に管理委員会を設置する。この管理委員会の設置に対しましては、先刻から参考人の話を承っておりますと、非常に期待をされている方、あまり期待をされておられない方があるのであります。  私、ここでお尋ねいたしたいと思いますことは、この事業団の業務運営の円滑化、強化をはかるために、法律の中に、管理……

第71回国会 石炭対策特別委員会 第12号(1973/06/22、33期、民社党)

○稲富委員 まず大夕張炭鉱の閉山の問題につきましては、あらゆる角度よりいろいろ検討されているということは承っておりますので、この閉山に対して現在政府がとっておられる具体的な対策、並びに経営者及び労働者との間の関係がどういうような状態に進捗しているか、この点について承りたいと思います。  実は私の時間が十五分でございますので、要点だけを申し上げまして簡略に質問いたしたいと思いますので、答弁におきましても、ひとつ簡略にごく要点だけの御答弁をお願いいたします。
【次の発言】 問題は、いよいよ閉山というものが表面化してきますと、おそらく労働者としても労働意欲というものが非常に喪失する。その結果は生産と……

第71回国会 農林水産委員会 第2号(1973/02/22、33期、民社党)

○稲富委員 時間がありませんので、結論から申し上げまして二、三お尋ねいたします。  まず、ミカン問題についてお尋ねいたします。先刻から大臣の答弁等を聞いておりますと、本年度のミカンの生産過剰というものがいかにも天候に支配されたんだというようなことで、それにウエートが置かれております。いかにも政府がその責任を回避しようという努力をされておるようにわれわれは見えてなりません。われわれは今回のミカンの生産過剰というのは作付面積が非常に大きかった。先刻も話がありましたが、農業基本法によってやはりミカンというものに政府は積極的に取り組んだという事実があるということも見のがすことができないのであります。現……

第71回国会 農林水産委員会 第6号(1973/03/06、33期、民社党)

○稲富委員 私、農政の基本的な問題につきまして若干お尋ねいたしたいと思いますが、これに対しまして、はなはだ失礼ですけれども、大臣の率直なしかも大胆な御答弁をお願いしたいと思います。  実は、先日から大臣の御答弁を聞いておりますと、何かそのときの事態に対して、はなはだ失礼ではございますけれども、逃げるというわけではございませんが、何か要領よく答弁だけしようというような感じが見受けられますので、私は決して責任を追及いたしませんから、思われたことを率直にお願いしたいと思います。  さらに、いま一つ申し上げたいと思いますことは、実はこういうことを申し上げて失礼でございますが、この間、農業委員会の全国大……

第71回国会 農林水産委員会 第10号(1973/03/28、33期、民社党)

○稲富委員 乳価の問題に関連して一点だけお尋ねしたいと思います。  今日乳価の問題がいろいろ論議されておりますときに、この際、牛乳というものに対する規格を農林省としては決定する御意思はないかどうかということなんです。なぜかといいますと、御承知のとおり、今日われわれは生乳の消費を拡大しなければいけないと思いますが、ちまたに牛乳の入らないコーヒー牛乳であるとか加工乳が非常にはんらんいたしております。これに対する取り締まりは、もちろんこれは厚生省になるわけでございますが、牛乳の規格がないために取り締まることができないので、色づき牛乳のごときは単なる名称をつけた清涼飲料水として扱っている状態であります……

第71回国会 農林水産委員会 第14号(1973/04/05、33期、民社党)

○稲富委員 最初に、これは前に農林大臣に質問いたしましたことに関連がありますので、この問題についてお尋ねしたいと思うのでございます。  それは農業基本法の第十六条に「自立経営たる又はこれになろうとする家族農業経営等が細分化することを防止するため、」云々という条項があります。これに対してこの間農林大臣に質問いたしましたところが、これは事務当局に答弁いたさせます――たぶん何か方法はとっておると思いますが、事務当局に答弁をいたさせますという大臣の答弁がありまして、事務当局から何も答弁がありませんでしたので、これに対してどういうような措置を考えておられるか、この点をお伺いしたいと思うのでございます。

第71回国会 農林水産委員会 第23号(1973/05/09、33期、民社党)

○稲富委員 先般来数日にわたりまして同僚各位から両法案に対する質問も十分尽くされておりますので、私は要点をかいつまみまして若干お尋ねいたしたいと思うのでありますが、法案に対する質問に入る前に、農林大臣に特に私は申し上げたいと思うのでございます。  先日、新聞を読んでおりますと、近いうちに農林省の局長の異動があるということが報ぜられまして、もうすでに部署まで、だれは勇退するのだ、だれはどこにいくのだということを新聞記事に報道されておったのでございます。事実はどうか知りません。ただ、ここに私、申し上げたいことは、今日まだ国会開会中であるし、しかも法案等の審議最中に、その関係局長あたりが異動するとか……

第71回国会 農林水産委員会 第30号(1973/06/12、33期、民社党)

○稲富委員 ただいま神田委員から質問いたしましたそれに関連いたしまして、私、若干質問をいたしたいと思います。  わが国の漁業問題が、食料政策としても非常に重大な役割りを示すものであるし、そういう点からも、漁業の振興対策をやらなければいけない、その振興対策をやるためのいろいろな弊害もある、こういうような観点から、私は大臣並びに関係の方々にいささかお尋ねしたいと思うのでございます。  これはすでに農林省の発表でもありますように、昭和四十五年における動物性たん白質の摂取量というものが、一日一人当たり三十二グラムでございまして、この中における水産物というものは五三%を占めておるといわれております。  ……

第71回国会 農林水産委員会 第36号(1973/06/26、33期、民社党)

○稲富委員 すでにもうほかの同僚各位から詳細にわたって質問あっておりますので、なるたけ重複を避けまして要点だけ御質問申してお答えを願いたいと思うのでございます。  まず比嘉参考人に沖繩の問題についてお尋ねをいたしたいと思うのであります。  先刻からも参考人の御説明にもありましたように、私たちの承知いたしておりますのは、沖繩の農業におけるサトウキビの生産量というものは、沖繩の全農産物のうちのほとんど六三%を占めておる、かように聞いておるのでありまして、沖繩農業の基幹作物であるということは先刻からもお話のあったとおりであります。このサトウキビをいかに振興するかということがひいては沖繩農業を振興する……

第71回国会 農林水産委員会 第37号(1973/06/27、33期、民社党)

○稲富委員 私は実は農林大臣にきょうは質問したいと思っておったのでございますが、大臣が御出席できないそうでございますので、あるいはかわって次官から答弁願うかと思いますが、失礼ですけれども、不十分だった場合は、それは大臣に伝えていただいて、いつか時期を見て大臣からまた御答弁を願うことといたしまして、それに対してまた私は質問することにして、いささか私の持ち時間を留保しておきたいと思いますので、さようひとつ御了承願いたいと思います。  最初に、実はこれも大臣にお尋ねしたい問題でございましたが、私たちの委員会において常に附帯決議というのがつけられます。この附帯決議というものに対して常に大臣は、附帯決議……

第71回国会 農林水産委員会 第46号(1973/07/18、33期、民社党)

○稲富委員 本日の質問に対しましては、実ははなはだ失礼でございましたが、私の都合で私の持ち時間が非常に狭められておりますので、いずれ小さい問題につきましては後かた機会を見てお尋ねすることにいたしまして、本日は林政の基本的な問題にはしょりまして、二、三の点をお尋ねいたしたい、かように考えておりますので、そういうつもりでひとつ御答弁願いたいと思うのであります。  私、最初にお尋ねいたしたいと思いますことは、森林の意義をどう見るかという問題であります。御承知のとおり、林業基本法の第一条にも「林業及びそのにない手としての林業従事者が国民経済において果たすべき重要な使命にかんがみ、国民経済の成長発展と社……

第71回国会 農林水産委員会 第47号(1973/07/19、33期、民社党)

○稲富委員 実はもう政府に、生産者米価の決定時期であるし、数日後に米審が開催されることも承っておりますので、時間もずいぶんおそくなっておりますから、特に四十八年度の米価の問題について二、三お尋ねをいたしたい、かように考えております。  それで、米価の問題だけに限りますので、あるいは前に委員の方々から御質問のありました点と重複する点があるかもわからぬと思いますけれども、その点はひとつ御了承願いたいと思うのでございます。  冒頭、ひとつ農林大臣にお尋ねいたしたいと思いますことは、四十八年度の米価決定にあたりましては、食糧管理法の精神というものを十分重視しながら、その線に沿って決定されるものである、……

第72回国会 外務委員会 第24号(1974/05/10、33期、民社党)

○稲富委員 私に与えられた時間は十分間でございますので、端折って簡略にお尋ねしたいと思います。  一番最初にお尋ねいたしたいことは、実はこの問題は本来なら総理か内閣官房長官に質問することが妥当ではないかと思うのでございますけれども、それがためにわざわざ官房長官にここに出ていただくということは恐縮でございますので、閣僚の一人として、しかもこの事業団の主務大臣でございます外務大臣にお尋ねするわけでございますので、そういう点でひとつ御了承の上御答弁を願いたいと思います。  最初にお尋ねいたしますことは、今回内閣法の一部を改正する法律案の中に、国務大臣の定員を一人増員するというようになっております。こ……

第72回国会 農林水産委員会 第4号(1973/12/13、33期、民社党)

○稲富委員 けさから、同僚各位から、農業、水産業に対する石油の必要性、困っている実情等に対しましては、ずいぶん繰り返し希望を述べ、また、御答弁もありましたので、私は、簡略にかいつまんで二、三点をお尋ねしたいと思うのであります。  まず、最初に、通産省の石油部長にお尋ねしたいと思いますけれども、けさ、石油の将来に対する見通しに対しまして、非常に楽観を許さないというような御説明もあったのでありますが、私がここで承りたいことは、将来の石油事情というものに対するもっと的確な見通し、こういう状態がいつごろまで続くか、いつごろになったら解除するだろうかということで、こういう点がわかりましたら、お示し願いた……

第72回国会 農林水産委員会 第5号(1973/12/18、33期、民社党)

○稲富委員 時間もずいぶん経過しておりますし、お見受けするところ、農林大臣も相当にお疲れになっているようでございますので、私、来年度の予算編成期を控えまして、農業の基本的な問題について、簡略に若干の質問をいたしたいと思います。  まず、最初にお尋ねいたしたいことは、本年の九月、農林省は、世界の食糧事情調査のために、北米のアメリカ、カナダ、あるいは中南米のメキシコ、ペルー、アルゼンチン、ブラジル、ヨーロッパ、東南アジア・大洋州のオーストラリア、タイ、フィリピン、インドシナ、それからインドという方面に調査団を派遣されたと聞いておるのでございますが、この調査の結果を、簡略でようございますから、この機……

第72回国会 農林水産委員会 第9号(1974/02/15、33期、民社党)

○稲富委員 私は、わが国の農業の基本的な問題について、農林大臣に、質問とかいうようなかた苦しい意味でなくして、一体どうしたらいいかということを検討するというような意味からお尋ねをいたしたいと思います。  私がまず最初にお尋ねいたしたいと思いますことは、昨年、私は、農業白書に対する質問を本会議でいたしましたが、そのときに、私は、現在の農業基本法が空文化しているという事実にかんがみまして、空文化している農業基本法の改正をやる必要はないかということを総理にただしましたところ、総理は、改正の必要を認めないということをはっきり答弁されておりました。また、昨年の暮れ、農林大臣の就任のあいさつに対する質問を……

第72回国会 農林水産委員会 第11号(1974/02/20、33期、民社党)

○稲富委員 今回芳賀貢君外十名から提出されております国が行なう民有林野の分収造林に関する特別措置法案に対しまして、提案者に若干お尋ねをいたしたいと思います。  この法案は、現在立ちおくれております民有林の高揚をはかろうという方向で立案されたもので、その点は非常にけっこうであると思われます。ただ、ここでお尋ねしたいと思いますことは、林業基本法の第七条に、「国及び地方公共団体は、」「施策を講ずるに当たつては、林業従事者又は林業に関する団体がする自主的な努力を助長することを旨とする」ということを明記しておりますが、したがって、これによって、現在、林業基本法の方向に向かって、森林組合あるいは造林公社、……

第72回国会 農林水産委員会 第20号(1974/03/13、33期、民社党)

○稲富委員 きょうは、参考人の方にはまことに御苦労さまでございます。  実は、きょうお聞きいたしたいと思いますことは、いずれ、この開発公団の審議にあたりまして政府にいろいろただしたいことがありますので、それの参考として率直に承りたいと思うのでございますが、私たちが一番心配いたしますことは、  一つは、先刻からもいろいろ話が出ておりますような職員の身分保障という問題で、これは非常に大きな問題でございますが、この問題はすでに先刻からすべての委員から御質問がありまして、希望等も出ておりますし、時間がありませんので、この問題は重複を避けまして、私は、公団の小倉理事長に二、三の点についてお尋ねをいたした……

第72回国会 農林水産委員会 第23号(1974/03/20、33期、民社党)

○稲富委員 まず、今回の漁業三法案のうち、漁業近代化資金助成法及び中小漁業融資保証法の一部を改正する法律案、及び漁業災害補償法の一部を改正する法律案の二法は、私たちがかねて希望いたしておりましたようなことをおおむね取り入れられて改正をされていると私たちは思っております。さらに、沿岸漁場整備開発法案も当然の立法処置であると思いますが、ただ、これらによってわが国の漁業をはたしていかに振興せしめるかという点です。特に、現下国際的な食料危機が憂慮されております。また、国内におきましては畜産危機ということが言われておりまして、国民の必要といたします動物たん白源を大きく要求される漁業の重大性というものを私……

第72回国会 農林水産委員会 第24号(1974/03/26、33期、民社党)

○稲富委員 私は、ずいぶん時間も経過いたしておりますし、実はもう質問の必要もないかと思うのでございますけれども、大臣も見えておりますので、二、三の点につきまして簡単に要点だけを申し上げまして、政府の所信を承りたい、かように考えております。  まず、第一にお伺いいたしたいと思いますことは、農用地開発に対する政府の基本的な考え方についてでございますが、農業生産の基本であります農地というものが年々歳々減少の傾向をたどっておるということはすでに御承知であると思うのでございます。このような中におきまして、最近は、農用地の確保とか、あるいはこれに対して最も積極的に開発すべきであるというような意見というもの……

第72回国会 農林水産委員会 第26号(1974/03/28、33期、民社党)

○稲富委員 時間がありませんし、大臣も参議院のほうでお急ぎのようでございますから、素朴な問題について一、二点だけお尋ねしたいと思います。  先刻から私は大臣の御答弁を承っておったのでございますが、畜産危機だということは大臣も言われております。私たちは、今日の日本の畜産はほんとうに重大な危機に当面しておると思います。大臣も、先刻から、畜産というものを健全な産業として取り組ましていかなくちゃいけない、選択的拡大のもとにおいてやっていかなければいけないとおっしゃっているのでありますが、ただ、私たちが今日畜産危機ということを言うゆえんのものは、現在はこれが産業として成り立つための条件がないということで……

第72回国会 農林水産委員会 第36号(1974/05/08、33期、民社党)

○稲富委員 本法第一条の二に「この法律による年金たる給付の額は、国民の生活水準その他の諸事情に著しい変動が生じた場合には、変動後の諸事情に応ずるため、すみやかに改定の措置が講ぜられなければならない。」ということをはっきりうたってあります。もちろん、今回の法改正はこういう点を十分勘案しての法改正だと思うのでございますが、今後の改正に対する参考にもなりますので、その「国民の生活水準その他の諸事情に著しい変動が生じた場合」という点をどの程度に政府は認識をされておるか、承りたいと思うのでございます。
【次の発言】 それで、特にここで法改正に対して頭に入れてやらなければいけないことは、農林年金の場合、厚……

第73回国会 農林水産委員会 第2号(1974/09/10、33期、民社党)

○稲富委員 私は、政府に質問をいたす前に委員長に質問申し上げたいと思うのであります。  実は、本委員会を開催されるということは一カ月前からきまっておったのでございます。それで、当然、本委員会に対しては政府側から大臣なり次官なりが出席すべきものだと思いますけれども、大臣も次官も本委員会に出席をされないということは最も遺憾でございます。委員長としては政府側にどういうような連絡をとられたのであるか。連絡をとられたにもかかわらず政府側から大臣も次官も出席しないということは、委員会軽視もはなはだしいと思うのだし、また、政府と委員長は連絡して、大臣あるいは次官も出席できないような委員会であるならば、あるい……

第75回国会 農林水産委員会 第4号(1975/02/13、33期、民社党)

○稲富委員 私は、先般当委員会において安倍農林大臣が表明されました所信に関連して若干の質問を行いたいと思いますが、時間の関係もありますので、基本的な問題にしぼってお尋ねいたします。     〔委員長退席、中川(一)委員長代理着     席〕  なお、その中には、昨日行われました同僚委員の質問と重複する点もいささかあると思うのでございますけれども、質問の順序の上で若干重複する点があったら、それは御了承願いたいと思います。  まず、最初にお尋ねいたしたいと思いますことは、所信表明の中で、大臣は、「従来の高度成長から安定成長へ経済運営の基調を移行させていかなければならない」と言われております。この言……

第75回国会 農林水産委員会 第7号(1975/02/25、33期、民社党)

○稲富委員 大臣に質問いたします。  御承知のとおり、国際的な食糧事情の変化に対しまして、わが国が国民の生活を保障し得るよう食糧の長期安定対策をとることが必要であるということは、先日私はこの委員会で特に申し述べたのでございます。それがためには、私たちは、食糧基本法をこの際制定して、将来遺憾なきを期し、全国民に対し、食糧に対しては不安を与えないようにすることが今日の急務であります。そのためには、何といっても、農民が常に国民に対して食糧の安定的供給をなし得る万全の備えをするということが今日の政治の最大の任務であり、また、責任でもあると思うのであります。これがためには国内の農業生産力を増強することで……

第75回国会 農林水産委員会 第8号(1975/02/26、33期、民社党)

○稲富委員 実は、もうこんなに時間を経過されましてやりたくないのですけれども、やらぬわけにもいかないし、しかも、私のお尋ねしたいと思っておることは、すでに先刻からもずいぶんお尋ねになっております。ただ、答弁に対して、私の考え方に沿わない点がたくさんありますので、そういう点から重複をするかもわかりませんが、要点だけ簡略に質問をいたします。それで、大臣から答弁を願いたいと思うのでございます。いささか時間を待たされてしゃくにさわっておりますので、お気に召さぬ点があるかわからぬと思いますけれども、その点はお許しを願いたいと思うのでございます。  最初に申し上げたいことは、政府が今回提出されております畜……

第75回国会 農林水産委員会 第15号(1975/03/18、33期、民社党)

○稲富委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党を代表して、農業振興地域の整備に関する法律の一部を改正する法律案及び四党共同提案に係る修正案に対し賛成し、日本共産党・革新共同提案の修正案に反対の討論を行うものであります。  現下のわが国農業をめぐる諸情勢はきわめて厳しいものがあり、国民食糧の安定的供給体制の確立が緊急の課題となっており、これがためには、食糧自給度向上を目標として、農用地及び水資源の確保と高度利用、生産基盤の整備、農業の担い手確保等の諸対策を総合的かつ強力に推進する必要があります。  本案は、かかる農政推進の要請にこたえ、農業振興地域における施策を拡大するために、農用地……

第75回国会 農林水産委員会 第22号(1975/05/28、33期、民社党)

○稲富委員 飼料の品質改善に関する法律の一部を改正する法律案の質問に当たりまして、まず、農林大臣に最初にお尋ねいたしたいと思います。  この法律で言う「飼料の安全性の確保」とは、家畜に主体を置くのか、それとも家畜を通じて生ずる人の健康を損なうおそれがあるということを主体とするのか、そのいずれに重点を置いて改正しようとするのか、その点の基本的な考え方を承りたいと思います。
【次の発言】 人の健康に重点を置くということを主体に考えを持っていくといいますと、厚生省としての責任もまた非常に重大になると思うわけでございますが、これについて厚生省としてはどういうような考え方を持っておられるか、この点をまず……

第75回国会 農林水産委員会 第25号(1975/06/04、33期、民社党)

○稲富委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民社党の三党を代表して、飼料の品質改善に関する法律の一部を改正する法律案及び三党共同提案にかかる修正案に対し、賛成の討論を行うものであります。  近年、飼料等をめぐる諸情勢は、畜産経営の多頭化、集団化等飼養形態の変化に対応し、その種類、品質、給与等の実態が大きく変化しております。こうした中にあって、最近においては、飼料及び飼料添加物の使用に対しては、人の健康を損なうおそれがある畜産物が生産されることを防止したり、家畜等に被害が生ずることにより畜産物等の生産が阻害されることを防止するための安全性の確保が緊急の課題となっていると同時に、飼料の栄養成分に関……

第75回国会 農林水産委員会 第29号(1975/06/19、33期、民社党)

○稲富委員 私は持ち時間が十分でございますので、余り質疑応答をやっておりますとそれだけで終わってしまいますので、要点だけをお尋ねし、希望を述べたいと思うのでございます。  先刻から、本年度の米価、麦価に対する問題は非常に事重大であるがために、各方面の意見を十分聞いた上で慎重にこれに対処したいというような農林大臣の御意見も出ておりますので、私がこれからお尋ねしますことが何かの参考になれば結構であると思いますし、また、こういう意見も一方にはあるということもひとつ頭に入れていただいて、今後の麦価並びに米価の決定に対する方針を決めてもらう参考にしていただきたいと考えております。  まず、最初に、農林大……

第75回国会 農林水産委員会 第31号(1975/06/26、33期、民社党)

○稲富委員 もう本会議の予鈴も鳴る時間になりまして私の時間がありませんから、要点だけを二、三お尋ねいたしたいと思います。  まず、私は、今回の麦価の米審に対する諮問が同時諮問をなされなかったということは、自民党の内部事情を知っておるために非常に御苦労があっただろうと思います。この同時諮問が行われなかったということに対しては、安倍農林大臣がもしも同時諮問をなさったとするならば安倍農林大臣の将来に対する非常な汚点を残すことであったと私は思うわけですが、しかし、これを切り離されたということは、これは確かに長官の御協力もあったことであると高く私は評価するものでございます。  そこで、この際お尋ねしたい……

第75回国会 農林水産委員会 第34号(1975/07/10、33期、民社党)

○稲富委員 私は持ち時間が余りありませんので、要点だけを質問をいたしたいと思います。特に試算米価に対するいろいろな計算上の問題等についてはすでにもう同僚各位から十分質疑応答があったと思いますので、大局的な見地から若干の質問をいたしたいと思うのであります。  まず、最初に農林大臣にお尋ねいたしたいと思いますけれども、私たちは、今日まで、米価決定に対する米価審議会の存在というものは非常に重視しなくちゃいけないという立場をとっております。そういう関係で、本農林水産委員会につきましても、米審に諮問がされた後に委員会を開かなくちゃいけない、米審に諮問をする前に諮問案等は本委員会等には発表されないだろうと……

第76回国会 災害対策特別委員会 第1号(1975/09/11、33期、民社党)

○稻富委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、その職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 小沢一郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、金丸徳重君が委員長に当選いたしました。  ただいま委員長に当選されました金丸徳重君は、本日御出席になっておりませんので、引き続き、私が委員長代理として理事の互選を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

第76回国会 農林水産委員会 第1号(1975/10/30、33期、民社党)

○稻富委員 私は持ち時間が七分でございますので、余り詳しく質問いたしておりますと、それで終わりますので、要点だけを、しかも現在の緊急な問題に限って質問をいたしたいと思います。  私は、沖繩の農業の将来の問題につきましては、先般農林省関係にはいろいろ質問いたしておりますので、本日は沖繩開発庁お見えになっておると思いますので、開発庁にまずお尋ねいたしたいと思います。  私がまず開発庁にお尋ねいたしたいと思いますことは、沖繩の農業開発に対してもいかなる考え方を持っていらっしゃるか。私たちは、沖繩の農業というものは、亜熱帯地方としての日本の特殊農業として将来進めれば、将来性のある農業がそこでできるんだ……

第76回国会 農林水産委員会 第3号(1975/11/06、33期、民社党)

○稻富委員 食糧庁長官を中心にひとつお聞きしたいと思うのです。  私は、大体本年度の残り米の問題を中心にお尋ねしたいと思っております。これはすでに昨日から本日にかけまして同僚議員からいろいろ御質問があっておるようでございまして、私、不幸にしておりませんでしたので、重複する点は簡単に御答弁を願えば結構でございます。そのつもりでひとつ御答弁願いたいと思います。  一番最初にお尋ねしたいと思いますのは、これは形式的な問題でありますけれども、本年度の米の生産目標をどのくらいに今日見ておられるかということを承り、それからこれに対する本年度の政府の買い上げの目標というものをどのくらいに考えておられるか、そ……

第76回国会 農林水産委員会 第4号(1975/11/13、33期、民社党)

○稻富委員 私持ち時間が十分でございますので、農林大臣にはまたいずれお尋ねする機会があると思いますから、外務大臣がお急ぎのようでありますから、もっぱら外務大臣に対してお尋ねしたいと思います。これはもう先刻から同僚からもお尋ねしたような問題で、重複する点があると思うのでございますけれども、簡単に御答弁願えば結構だと思うのであります。  冒頭まずお尋ねいたしたいと思いますことは、過般朝鮮民主主義人民共和国との間に発生いたしました松生丸事件につきまして、今日外務省はどういうような解釈をなさっておるか、さらにまたこれに対してどういうような処置をおとりになろうとしておるのか、今日その事情がわかっておりま……

第77回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1976/05/12、33期、民社党)

○稲富委員 私の質問の持ち時間が十分間でございますので、一つ一つ答弁をいただいておりますと一問で終わりますので、私まとめまして最初に全部、質問いたしますから、後でまとめて御答弁をお願いしたいと思います。  まず第一に、お尋ねいたしたいと思いますことは、わが国唯一のエネルギー資源であります石炭産業の重要性が非常に認識されております現在、二千万トン体制を中軸として生産力を安定することは、最大のわが国の課題であると思います。それがために第一に取り組まなければいけない問題は、保安体制の確立が必要であると思います。政府は特に保安体制に留意して指導監督をすべきである、かように考えますが、これに対して政府は……

第77回国会 農林水産委員会 第3号(1976/03/03、33期、民社党)

○稲富委員 まず農林大臣にお尋ねいたしたいと思いますことは、今回の総理大臣の施政方針演説の中にも、「日本経済は適正な安定成長路線への転換とともに、その体質と構造を変えていかなくてはなりませんが、そのためには中小企業と農林漁業、」とこういうように、農林漁業というものが四つの重要な課題のうちの一つであるということをはっきり総理も述べております。そうしてこの「農林漁業対策としては、自給力向上のための基盤整備、生産対策等を重視いたしました。しかし、そのいずれも構造改革による生産性向上という長期構想の一環としてとらえてまいります。」ということを総理もはっきり申されております。それでようやく農業の重要性と……

第77回国会 農林水産委員会 第5号(1976/03/29、33期、民社党)

○稲富委員 今回の土地改良法の一部を改正する法律案に対して若干の質問をいたしたいと思いますが、私に与えられた時間がわずか二十分でございますので、要点だけを若干お尋ねいたしたいと思うのでございます。  まずお尋ねいたしたいと思いますが、今回のこの土地改良法の改正案にかんがみまして私たち思いますことは、農業基盤整備事業の必要であるということは私たちも認めるのでございますし、またこれに対しては各地方ともいろいろ希望があると思うのでございます。ところが、政府におきましては、その地方地方の希望がありますと安易な計画でその基盤整備事業をやって、そうしてついにはその期限がおくれて、逆に農民の期待外れになると……

第77回国会 農林水産委員会 第7号(1976/05/06、33期、民社党)

○稲富委員 冒頭にひとつ委員長に御注意申し上げたいと思います。  大体理事会で決めた時間をみんな超過して、そして委員長が注意もしないということは不都合であって、最後になったらおまえなるたけ簡単にやれ、こう言われる、こういうことでございましたらこっちは意地でも長くやろうと思いますので、その点御承知願いたいと申し上げたいのですけれども、そうすることもまた余り大人げないので簡単にやりたいと思いますが、以後は十分注意をしていただきたい。
【次の発言】 そのつもりで答弁も簡略にお願い申し上げたいと思います。大体十時までに終わってくれということでございますので、できるだけ短縮して質問をいたしたいと思います……

第77回国会 農林水産委員会 第9号(1976/05/12、33期、民社党)

○稲富委員 私、持ち時間が少ないのと、さらにこれを終わりまして石特でまた質問いたさなければなりませんので、簡略に質問いたしますから、簡略にするために要を得ぬかわからぬと思います。しかし、大体同僚各位からすでに質問があっておると思いますので、簡略にお尋ねいたしたいと思うのであります。  まず、農林年金の問題につきましてお尋ねいたしたいと思います。  大臣にお尋ねしたいと思いますが、農林年金につきましては、従来その財政基盤が非常に弱いので、年金財政の健全化ということがしばしば問題になってきたことは御承知のとおりであります。それがために、国からの補助率を二〇%以上にするようにという関係者からの要望も……

第77回国会 農林水産委員会 第10号(1976/05/13、33期、民社党)

○稲富委員 私は持ち時間が三十分になっておりますので、両法案に対していろいろお尋ねしたいことがありますけれども、野菜生産出荷安定法の問題につきましては、昨日あるいはただいまも同僚各位からずいぶん質問応答がなされておりますので、まず私は農業災害補償法及び農業共済基金法の一部を改正する法律案につきましてお尋ねをいたしたいと思うのでございます。  最初にお尋ねいたしたいと思いますことは、農業災害補償制度は、災害対策として農業経営の安定のために多大の寄与を今日までしてきておることは事実であります。しかし、本制度の今日の発展充実は、災害の試練を教訓に農家が本制度を支持してきたことはもちろんでございますが……

第77回国会 農林水産委員会 第12号(1976/05/19、33期、民社党)

○稲富委員 私は、競馬関係につきまして若干お尋ねいたしたいと思いますが、本日は余り時間もありませんので、中央競馬会を中心として基本的な問題についてお尋ねいたしたいと思います。  まず、今日までのわが国の競馬の経過と現状等を申し上げまして、これに対する大臣の所信を承りたい、かように考えるわけでございます。  これはすでに御承知でもあると思うのでございますが、わが国の競馬は、文久元年に横浜において洋式競馬が開催されて以来、本年で百十五年になるわけでございます。この間、競馬を取り巻く環境は幾多の紆余曲折、変遷を経たのでありますが、戦後においては、昭和二十三年に新競馬法が施行されまして、政府みずからが……

第77回国会 農林水産委員会 第14号(1976/06/22、33期、民社党)

○稲富委員 ずいぶん私の時間が食い込まれておりますし、大臣も後の時間がないようでございますので、私も要点だけを簡潔に質問をいたしたいと思いますので、ひとつ簡潔に御答弁をお願いしたいと思います。  本年度の米価並びに麦価の問題に対しましては、先刻来すでに同僚各位よりいろいろ質問が重ねられておりますので、私は今日はその具体的な問題に対しましてはお尋ねしないことにいたしまして、生産者米価及び麦価を決定するに当たりましての取り組み方について、基本的な問題についてひとつお尋ねをいたしたい、かように考えます。  そういう意味からまず大臣にお尋ねいたしたいと思いますことは、一体政府は日本の農業に対する基本的……

第77回国会 農林水産委員会 第15号(1976/07/07、33期、民社党)

○稲富委員 私の持ち時間がずいぶん食い込まれておりますし、私次の会場にまた行かなければいけない関係もありますので、簡略に質問いたしますので、大臣もひとつ簡略に御答弁を願いまして、なるべく早く切り上げたいと思っておりますので、御承知を願いたいと思います。  まず私は、米価の時期になりますと毎年同じようなことを繰り返して質問しなければいけないということを本当に遺憾に思っております。昨年もそういう意味から、米価の決定方法というものを何とか考えたらどうかということを、私は大臣にも数回にわたって要望したのでございますけれども、ついにそれもことしもできなくして、従来と同じような形で米価決定方式がやられると……

第78回国会 農林水産委員会 第3号(1976/10/08、33期、民社党)

○稲富委員 私はまず質問をいたす前に、実は大石大臣とは特に個人的に親しくいたしておりますので、そういう意味から私は大石農林大臣に特にこの機会に申し上げたいと思うのでございます。今回の冷害あるいは福岡を中心に起こりました塩害、こういうような稲作の災害に対しまして委員会からも派遣があり、また政府としてもこれが実地調査に直ちに行かれたということに対しましては、私たちも政府の被害に対する関心の多いことに対して非常に敬服をいたすのであります。ただ大石大臣に私は特にこの機会に申し上げたいと思うことは、大臣も非常に忙しい中で現地調査に行かれたということに対しては敬意を表しますけれども、宮城県と岩手県と行って……


34期(1976/12/05〜)

第79回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1976/12/25、34期、民社党)【議会役職】

○稲富委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました。  現在、沖繩及び北方問題に関しましては、きわめて多くの問題が山積しております。  まず、復帰後すでに四年有余を経過した沖繩県にとって、海洋博終了後、新しい転機を迎えた振興開発問題を初め、県民の生活問題、経済問題、さらに基地問題等、また日ソ間の懸案事項であり、全国民の長年の悲願である北方領土の復帰実現等、当委員会に課せられている使命は重大でございます。  微力ではございますが、委員各位の御協力を得まして、円満な委員会の運営を図ってまいりたいと存じます。  何とぞよろ……

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1976/12/30、34期、民社党)

○稲富委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 上原康助君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、不肖私が委員長に当選いたしました。
【次の発言】 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙により、引き続き委員長の重責を担うことになりました。  委員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1977/02/25、34期、民社党)【議会役職】

○稲富委員長 これより会議を開きます。  この際、理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在理事一名が欠員になっております。これよりその補欠選任を行いたいと存じますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に本名武君を指名いたします。
【次の発言】 これより沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  この際、沖繩及び北方問題に関する政府の施策について説明を求めます。藤田国務大臣。
【次の発言】 次に、鳩山外務大臣。
【次の発言】 次に、沖繩及び北方関係予算について、順次説明を求めます。亀谷……

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1977/03/04、34期、民社党)【議会役職】

○稲富委員長 これより会議を開きます。  最初に、内閣提出に係る沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  政府から提案理由の説明を聴取いたします。藤田沖繩開発庁長官。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。上原康助君。
【次の発言】 甘利正君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時二十三分散会

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1977/03/25、34期、民社党)【議会役職】

○稲富委員長 これより会議を開きます。  まず、理事辞任の件についてお諮りいたします。  理事安井吉典君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。  引き続き、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  これは先例によりまして、委員長において指名することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は加藤万吉君を理事に指名いたします。
【次の発言】 この際、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。  内閣提出の沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律の一部を改正……

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1977/04/01、34期、民社党)【議会役職】

○稲富委員長 これより会議を開きます。  沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、審議を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。上原康助君。
【次の発言】 玉城栄一君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時四十四分散会

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1977/04/08、34期、民社党)【議会役職】

○稲富委員長 これより会議を開きます。  沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  去る四月二日から四日まで、本法律案の審査のため沖繩県に委員を派遣し、現地の実情を調査いたしてまいりました。  この際、派遣委員から報告を求めたいと存じますが、私が便宜この席から御報告申し上げます。  われわれは、去る四月二日から四日までの三日間、沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律の一部を改正する法律案の審査に資するため、沖繩県に派遣されました。  派遣委員は、竹中修一君、加藤万吉君、池端清一君、斎藤実君、甘利正君及び私の六名でありまして、現地において、委員西銘順治君、上……

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1977/04/15、34期、民社党)【議会役職】

○稲富委員長 これより会議を開きます。  沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。上原康助君。
【次の発言】 次に、沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。玉城栄一君。
【次の発言】 瀬長亀次郎君。
【次の発言】 次回は、来る十九日火曜日午前九時四十五分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時五十四分散会

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1977/04/19、34期、民社党)【議会役職】

○稲富委員長 これより会議を開きます。  沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。上原康助君。
【次の発言】 次に、玉城栄一君。
【次の発言】 瀬長亀次郎君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。  沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号(1977/05/20、34期、民社党)【議会役職】

○稲富委員長 これより会議を開きます。  沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。島田琢郎君。
【次の発言】 上原康助君。
【次の発言】 斎藤実君。
【次の発言】 瀬長亀次郎君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後一時二十三分散会

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第10号(1977/06/08、34期、民社党)【議会役職】

○稲富委員長 これより会議を開きます。  請願の審査に入ります。  今会期中、本委員会に付託されました請願は、本日の請願日程に掲載してありますとおり二件であります。  両請願を議題といたします。  まず、審査の方法についてお諮りいたします。  両請願の内容につきましては、文書表等ですでに御承知のことでありますし、また先ほどの理事会におきましても慎重に御検討願いましたので、この際、紹介議員からの説明聴取等は省略し、直ちに採決を行いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  まず、請願日程第一の請願は、採択の上、内閣に送付すべきものと決……

第80回国会 農林水産委員会 第4号(1977/03/15、34期、民社党)

○稲富委員 私は、先般農林大臣から承りました農林大臣の所信表明に対しまして若干の質問をいたしたいと思うのであります。  まず農林大臣は、その所信表明の中において「経済社会の土台とも言うべき農林水産業の役割りはきわめて重大であり、その健全な発展なくしてわが国の真の繁栄はない」とまで言及されております。もちろんかくのごとき意見は、今日まで表現こそ違いますけれども、歴代の農林大臣がことごとく、農林水産業の重大性にかんがみて大いにこれが発展に努力するということはしばしば申されているのであります。ところが、それにもかかわらずこの所信表明の中において農林大臣は、「わが国農業の現状を見ると、高度経済成長の過……

第80回国会 農林水産委員会 第6号(1977/03/17、34期、民社党)

○稲富委員 委員長にお尋ねしますが、農林政務次官はお見えになっていないのでございますか。
【次の発言】 見えていませんか。本来から言うならば、大臣がおられないときはやはり政務次官が出席して、そして委員会を進行するということが当然のことであると思うのでございますが、この点は委員長としてはどうお考えになっておりますか。
【次の発言】 最初から政府委員に質問するということは大体不見識な問題であって、その点は今後委員会の運営上、大臣が出られない場合は大臣にかわって政務次官が答弁の任に当たる、事務的な問題は他の政府委員でこれを補う、こういうような過去のいきさつもありますので、今後そういうふうに取り計らっ……

第80回国会 農林水産委員会 第8号(1977/03/23、34期、民社党)

○稲富委員 私は、本法案の施行に伴います特に重要と思われます事項に限りまして、数点お尋ねしたいと思うのでございます。何しろ質問の時間が三十分でございますので、余り詳しくお尋ねいたしてまた詳しく御答弁願っておりますと、時間がかかりますので、まず私、要点だけにしぼりまして数点一緒にお尋ねいたしまして、それに対してまたまとめて御答弁を願いたい、かように考えます。  まず私が農林大臣にお尋ねしたいと思いますことは、御承知のとおり、古来よりわが国の海岸の防風林というものは、ほとんど松を植えてあります。何ゆえに松が適当であり、また、この松にかわるべき樹木があるかどうか、この点をまず承りたいと思います。  ……

第80回国会 農林水産委員会 第16号(1977/04/12、34期、民社党)

○稲富委員 私は、今回提案されました農業改良関係二法案についてお尋ねをいたします。  この二法案が提出されました理由は、農業後継者対策の一つとして提出されたということは当然でございます。ここで私たちが考えなければいけないことは、何ゆえに今日後継者対策をかく講じなければならないようになったか、その原因を考えるとき、私は、何ゆえに後継者が不足するようになったか、この際、日本農業の原点に立ち返ってひとつ深く考えなければいけない問題があるのではないか、かように考えます。  実は一々御答弁を受けたいと思いますけれども、私時間がありませんので、まず質問をまとめましていたしたいと思うのでございます。  私は……

第80回国会 農林水産委員会 第18号(1977/04/19、34期、民社党)

○稲富委員 まず私は、質問に入るに先立ちまして、鈴木農林大臣が今回ソ連との漁業交渉においでになりまして本当に御苦労さまでございました、御苦労のほどを察しながら、この機会に厚く敬意を表したいと思います。  まず、領海法の問題につきまして、農林省及び外務省に対して若干の質問を行いたいと思うのでございますが、鈴木農林大臣は、数日後にはまたソ連との交渉に行かれるわけでございますので、私の質問に対しまして、その交渉に差し支えがあるようなことでありますならば、何も答弁をいたさなくても結構でございます。また、私きょう、午前中ほかの委員会に出ていっておりました関係上、大臣の中間報告も承っておりませんので、ある……

第80回国会 農林水産委員会 第22号(1977/04/26、34期、民社党)

○稲富委員 総理、忙しい中を来ていただきましたのでいろいろお伺いしたいこともありますし、また私たち総理の耳に入れておきたいこともあるのでありますけれども、遺憾ながら私の持ち時間がわずかでございますので、ただ一、二点につきまして、総理の耳にぜひ入れておいて今後十分ひとつ決意していただきたい、こういう点を希望を述べまして、私の質問をいたしたいと思うのでございます。  最初にお尋ねいたしたいと思いますことは、これは先日鈴木農林大臣にも私はお尋ねした問題でございますが、今回領海法がここに提案されるに当たりまして、つくづく私たちが考えますことは、実はこれは総理もすでに御承知のとおりでございますが、昭和四……

第80回国会 農林水産委員会 第23号(1977/04/27、34期、民社党)

○稲富委員 私は、民社党及び新自由クラブを代表して、領海法案に対する修正案の趣旨を御説明申し上げます。  修正案は、お手元に配付いたしたとおりでありますので、朗読を省略して、以下修正の趣旨を簡単に申し上げます。  政府原案におきましては、宗谷海峡、津軽海峡等五つの特定海域に係る領海は、それぞれ三海里の線までとしておりますが、これらの特定海峡についても領海は十二海里までとし、この際、国際海峡として新たな無害通航のルールをつくる必要があるとの趣旨から、特定海域における外国船舶の通航の方式については政令で定めることといたしております。  何とぞ全員の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。

第80回国会 農林水産委員会 第24号(1977/05/11、34期、民社党)

○稲富委員 私は持ち時間が至って短うございますので、先刻から同僚各位が質問された問題と重複する点が多々あると思いますけれども、要点についてかいつまんで二、三お尋ねをいたしたいと思うのであります。大臣はお疲れのようでございますから、答弁は大臣でなくても結構でございますから、大臣はひとつゆっくりそこで休んでおっていただきたいと思います。  最初にお尋ねいたしたいと思いますことは、まず獣医学教育を何ゆえに二年間延長して六年制にしなければならないか、その具体的理由、まずこれを承りたいと思うのでございます。私これを承りたいと思いますのは、昭和二十四年に新制大学制度が制定されて以降今日まで獣医学教育は四年……

第80回国会 農林水産委員会 第31号(1977/06/03、34期、民社党)

○稲富委員 私は、今回締結されました日ソ漁業協定の内容に対しまして、率直に申し上げまして決して満足するものではございません。かえって、将来に対して多くの不安と疑問というものを残しておるというような感じがいたします。  しかし、今回農林大臣が、長い間の粘り強さと非常な努力によりまして、その交渉の結果、ここまでこの協定を運んでこられたというその熱意と努力に対しましては、これを高く評価するとともに、多大の敬意を表することにやぶさかではございません。この機会に、その御労苦に対しましては厚く感謝の意を表したいと存じます。  しかしながら、これは今後わが国としての重大な問題でもありますので、今後の問題とし……

第80回国会 農林水産委員会 第33号(1977/07/19、34期、民社党)

○稲富委員 私は、与えられた時間がわずか十五分でございますので、ただ二点にしばりまして要点を簡潔に申し上げまして、お尋ねいたしたいと思うのであります。  まず第一にお尋ねいたしたいと思いますことは、これはただいま瀬野君からも御質問がありました問題でございますが、現行の米価決定方式を再検討すべきではないかという問題でございます。これは、私は数年前から毎年毎年繰り返してここで大臣に何回かの質問をし、希望した問題でございますが、またことしも重ねてこの問題をお尋ねしなければいけないということを私は実に残念に思っております。  御承知のとおり、十数年来やってまいりましたわが国の米価決定のやり方というもの……

第81回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1977/07/27、34期、民社党)

○稲富委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 上原康助君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、不肖私が委員長に当選いたしました。
【次の発言】 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙により、引き続き委員長の重責を担うことになりました。  委員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。

第81回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1977/08/02、34期、民社党)【議会役職】

○稲富委員長 これより会議を開きます。  沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  この際、沖繩県における台風第五号による被害状況について政府より説明を聴取いたします。国土庁防災企画課長柳晃君。
【次の発言】 次に、沖繩開発庁関総務課長。
【次の発言】 それでは、今回の沖繩の被害に対しましては、政府は速やかに被害状況を把握し、災害復旧その他の対策に万全を期せられんことを本委員会といたしまして強く要望いたします。
【次の発言】 次に請願の審査に入ります。  今会期中、本委員会に付託されました請願は、本日の請願日程に掲載してありますとおり十五件であります。  請願日程全部を議題といたし……

第82回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1977/09/29、34期、民社党)

○稲富委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 上原康助君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、不肖私が委員長に当選いたしました。
【次の発言】 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙により、引き続き委員長の重責を担うことになりました。  委員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。

第82回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1977/11/18、34期、民社党)【議会役職】

○稲富委員長 これより会議を開きます。  沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。西銘順治君。
【次の発言】 外務省来ていませんので、総理府の室城交通安全対策室長にお願いします。
【次の発言】 上原康助君。
【次の発言】 玉城栄一君。
【次の発言】 瀬長亀次郎君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時五十一分散会

第82回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1977/11/25、34期、民社党)【議会役職】

○稲富委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告申し上げます。  本委員会に付託になりました請願は、北方領土の返還に関する請願一件であります。  本請願の取り扱いについては、先ほどの理事会において協議いたしましたとおり、この際、その採否を保留いたしますので、さよう御了承願います。  なお、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付いたしておりますとおり、北方領土の復帰促進に関する陳情書外六件であります。念のため御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  沖繩及び北方問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたい……

第82回国会 農林水産委員会 第3号(1977/10/26、34期、民社党)

○稲富委員 私は関連いたしまして、ただ一点だけお尋ねいたします。  その一問でございますが、サトウキビの価格が明後日決定されるような状態にあるということを承りますので、機会がないので、この機会に今年度のサトウキビの価格決定に対しまして簡単にお尋ねいたしたい、かように考えます。  まず、最初に申し上げたいことは、本法律案が通過いたしましても、国内糖の生産というものに対しましては、将来一層これは努力をすべきものである、かようにわれわれ考えておりますが、この点に対する政府の考え方を承りたいと思います。
【次の発言】 私が次に尋ねようと思っていたことを全部答弁なさいました。もう言うことはないようになっ……

第82回国会 農林水産委員会 第4号(1977/10/27、34期、民社党)

○稲富委員 早朝来同じ質問が繰り返されて、私たち聞いている方があきあきしているのに、これに対してまじめに大臣が御答弁なさっておることに対しまして非常に敬意を表します。さぞかし御退屈だろうと思いますので、できるだけ大臣の答弁を少なくするようにいたしまして、まず私は若干の質問をいたしたい、かように考えます。  政府は来年度より米の需給均衡化対策をやる、こういうことを承っておりますが、これはわが国の農地改革が実施されて以来の農業の再編成でもある、こういうような非常に重大な問題である、こういう立場に立って、政府もわれわれもともに取り組まなければできない問題である、かように考えます。こういうふうに考えま……

第82回国会 農林水産委員会 第7号(1977/11/16、34期、民社党)

○稲富委員 私、米の需給の均衡化の問題について、この問題につきましては先般も農林大臣に基本的な問題につきましてはお尋ねいたしておりますので、ただ集約する意味において結論的なお尋ねをしたいと思うのでございます。  まず、私は、あなたにこういうことをまたお尋ねすることを非常に気の毒に思うのですよ。あなたは今度の内閣に入られて、あるいはむずかしい漁業問題に取り組み、また今回のこの米の生産調整、あなたのやったことじゃないもののしりぬぐいだけをさせられるというような、実に気の毒な状態に置かれている。そういうあなたにいやな質問をすることは何だか気の毒なような気がして、気も進みませんけれども、ただ成り行き上……

第82回国会 農林水産委員会 第9号(1977/11/22、34期、民社党)

○稲富委員 私の質問することに対しましては、あるいはもうすでに同僚各位から質問された問題があるかと思うのでありますけれども、この法律案は、本日提案の説明を承り、また本日採決をするという非常に急な審議であります。しかしながら、大臣は、きょうの説明において、慎重に審議をしてもらいたい、そういう御希望もありましたので、その御趣旨を尊重いたしまして、重複する点がありましたらその点を御了承願いたい、かように考えます。  まず、最初にお尋ねいたしたいと思いますのは、この法律案が会期末に唐突としてここに提案されました。これはやはり巷間伝えられるところによると、各省間において、閣内のいろいろな問題があって、そ……

第83回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1977/12/07、34期、民社党)

○稲富委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 上原康助君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、不肖私が委員長に当選いたしました。
【次の発言】 この際、一言あいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙により、引き続き委員長の重責を担うことになりました。  委員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。

第84回国会 農林水産委員会 第1号(1978/02/09、34期、民社党)

○稲富委員 本日、大臣より承りました所信表明に対しまして、若干これを中心としてお尋ねいたしたいと思うのでございます。  本日、大臣から承りました所信表明の内容は、作文としては実にりっぱにできております。しかし、この所信表明の大臣の基本的な考え方というものが、日本農業の将来はかくあるべきであるというような展望か、目標か、そういうものの上に立っての所信表明であるか、それとも本年度に行わんとする農政のあり方についての表明であるか、いずれにその重点を置いておられるかということについてまず最初に私は承りたいと思うのでございます。
【次の発言】 ただいま大臣からも御答弁がありましたように、わが国の農業の将……

第84回国会 農林水産委員会 第9号(1978/04/05、34期、民社党)

○稲富委員 私、今回提案されております森林組合法につきまして質問をいたしたいと思いますが、すでにけさからもう六時間以上にわたりまして同じ問題で質問が繰り返されておりますので、聞いておる方のわれわれさえも、実は何かいや気が差しているくらいなので、さぞかし、精力的な大臣もお疲れのようでございますので、私はひとつ要点を簡略に質問いたしましてこの問題を二、三ただしたい、かように思う次第でございます。  まず冒頭に大臣に承りたいと思いますことは、今回、私たちが多年要望いたしておりました森林法の中の森林組合が、ここに森林法より分離独立して新たに森林組合法の制定を見たのでありますが、この意義及びその効果を政……

第84回国会 農林水産委員会 第11号(1978/04/07、34期、民社党)

○稲富委員 まず私は、与えられた時間がわずか十五分でございますので、要点を主体にいたしまして、二、三希望を述べながら、大臣にお尋ねしたいと思うのであります。  まず、今回の日ソ交渉に行かれる大臣に対しては、本当に御苦労さまでございますということをしみじみ感ずるわけでございます。私はこの際、大臣がソビエトに行かれるに当たりましてひとつ胸の中に入れておいていただきたいと思いますことは、私たちは日ごろよりソ連、本当の名はいわゆるソビエト社会主義共和国連邦でございますか、このソ連とは隣国でもあるということで、善隣友好関係を保持するということに長く努力をしてきたつもりでございます。国会におきましても、わ……

第84回国会 農林水産委員会 第18号(1978/04/25、34期、民社党)

○稲富委員 私、時間が余りありませんので二、三要点だけを申し上げまして、質問いたしたいと思います。  それは、現在政府が計画されております水田利用再編成の問題でございます。まず、現在政府が指示されております水田利用再編成対策に対する全国的な進展状況がどういう状態にあるのか、この点承りたいと思うのでございます。
【次の発言】 その問題は次にしまして、さらに、市町村におきましては、これを返上して行わないというような決議をした町村もあるように聞いておりますが、そういう事実がありますかどうか、承りたいと思います。
【次の発言】 それで申し上げたいと思いますことは、現在の状態において大概の全国的な町村に……

第84回国会 農林水産委員会 第30号(1978/06/07、34期、民社党)

○稲富委員 先般新聞の報道によりますと、政府は本年度の生産者米価は据え置き、消費者米価は三%値上げをする、こういうようなことを漏らされたように新聞は報道いたしておりますが、そういうような考え方があるかどうか、まず最初にお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 もしも、農林省としてそういうような考え方がいま一切ないとするならば、新聞は何からか察してそういう報道をしただろうと思いますので、いささか参考になると思いますので、私からそのことについてお尋ねしたいと思うのでございます。  まず、そういう報道をされるように、本年度の米価は、生産者米価は上げないのではないかというようなことを察せられるゆえん……

第84回国会 農林水産委員会 第34号(1978/06/21、34期、民社党)

○稲富委員 まず農林大臣にお尋ねいたしたいと思います。  わが国の農政では麦作対策というものは従来余りやってなかった、四、五年前から急に麦作振興対策というものに政府は取り組んだ、御承知のとおりでございます。何がゆえに四、五年前急に麦作振興対策をやらなければならないようなことになったのであるか、その点の事情がありますならば、この機会にまずそれを承りたいと思うのでございます。
【次の発言】 私、いろいろまた聞きたいことがありますけれども、私の与えられた質問時間がわずか十五分でございますので、二、三問で終わりますので、簡略に私もお尋ねしたいと思います。  それで、そういうようなことから麦作振興対策と……

第84回国会 農林水産委員会 第36号(1978/07/06、34期、民社党)

○稲富委員 いささか委員会が興奮しておるようでございますが、私は、農林大臣が、現在の農業の実情に対して、将来を憂慮しながら非常に努力していらっしゃることに対しては大きくこれを評価して感謝いたしております。どうも先刻からいささか議場が興奮状態にありますが、これもまたやむを得ないかと思うのでございます。それほど現在の農政というものは真剣に検討しなければいけない時期が参っておる、かように考えます。私は、将来の日本の農業をどうするか、こういうような意味から、かた苦しい気持ちではなくして、ひとつ話し合うようなつもりで、大臣に二、三お尋ねしたいと思うのであります。私の質問時間はわずか十五分でございますので……

第87回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1979/05/25、34期、民社党)

○稲富委員 私は、石炭産業が今日非常に大きく見直されようとしておるときに当たりまして、今回の北海道の南大夕張炭鉱の災害に対しましては非常に残念なことであると考えます。それと同時に、殉職されました多くの犠牲者の方々に対して、本当に御冥福をお祈りすると同時に、その御家族の方々に心からお悔やみ申し上げ、さらに災害に遭われまして加療中の方々に対して、一日も早く全快されることをお祈りするわけでございます。私たちは今日、そういう多くの犠牲者が出たことに対しまして、これを無にすることなく、今回のこの災害を将来の大きな教訓といたしまして、わが国の炭鉱災害をなくするために保安確保をなすべきであるという考えの上に……

第87回国会 農林水産委員会 第3号(1979/02/21、34期、民社党)

○稲富委員 私は、農林水産大臣にまず冒頭にお尋ねいたしたいと思いますことは、農業の持つ使命というものは、単に国民に食糧を供給するというそればかりでなく、農業並びに農民の持つ健全性がいかに国家形成の上において重大なる役目を有するものであるかということでございまして、これに対して大臣はいかようにお考えになっておりますか、承りたいと思います。
【次の発言】 幸いに農林大臣もそれをお認めになったのでありますが、私がこのことを特に念を押して申し上げたいと思いまするゆえんは、農業の健全性を保持することは、まず安心して農業経営ができる農業を確立することであり、農業経営者が希望を持てる農村を築くことが必要であ……

第87回国会 農林水産委員会 第19号(1979/07/11、34期、民社党)

○稲富委員 私は、持ち時間がわずか十分間でございますので、要点だけを御質問いたしたいと思います。  まず、国井参考人にお尋ねし、つきましては各参考人からも結論的な御意見を承りたいと思うのでございますが、それは食管の根幹の問題でございます。  系統農協におきましては、食管の根幹を守るということをその目標とされまして、あるいは要求米価の問題につきましても、あるいは生産調整の自主的な対策に対しましても、何とかしてこの食管制度の根幹を守ろうということで非常に努力をされておることは私たちも承知いたしております。ところが、現在、政府のやっておりますような米の買い上げ制限であるとかいろいろな米価決定に対する……

第87回国会 農林水産委員会 第20号(1979/07/12、34期、民社党)

○稲富委員 私は、穀物検査規格の問題一点についてお尋ねいたします。  私は、昨日の本委員会におきまして、現在の穀物検査規格を改正する必要はないかというしとをお尋ねいたしました。ところが、これに対しまして食糧庁長官は、検討して改正する必要がある、低い方に統一したい、こういうような答弁がありました。もしもそういうことになりますと、米価に及ぼす影響というものは非常に大きいものがございます。なぜならば、御承知のとおり、今日の検査規格の中の水分は、東北地方におきましては一六%、北陸は一五・五%、九州は五%ということになっております。これを一五%にするということになりますと、東北地方のいま一六%のものは非……


35期(1979/10/07〜)

第89回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1979/11/13、35期、民社党・国民連合)

○稲富委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの大坪健一郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、岡田利春君が委員長に当選いたしました。  この際、委員長に本席をお譲りいたします。

第90回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1979/11/26、35期、民社党・国民連合)

○稲富委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの山崎平八郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、岡田利春君が委員長に当選いたしました。  この際、委員長に本席をお譲りいたします。

第90回国会 農林水産委員会 第3号(1979/12/06、35期、民社党・国民連合)

○稲富委員 私がお尋ねしようと思いますことは大体午前中各同僚委員からお尋ねがありましたので、あるいは重複する点があるかと思いますけれども、別な角度から重複を避けてお尋ねいたしたいと思いますので、その点あらかじめ御了承を願っておきたいと思うのでございます。  最初に三上参考人にお尋ねいたしまして、それから中央競馬会、政府ということで質問を進めていきたいと思います。  最初に、三上参考人に対してお尋ねいたしたいと思いますことは、あなたは中央競馬会の役員から今回日本発馬機会社の方に就任されたわけでございます。先刻片岡委員の質問に対しましては、日本発馬機会社はよくやっている会社だと思っておったというよ……

第91回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1979/12/21、35期、民社党・国民連合)

○稲富委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの山崎平八郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、岡田利春君が委員長に当選いたしました。  この際、委員長に本席をお譲りいたします。

第91回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1980/03/04、35期、民社党・国民連合)

○稲富委員 私は、持ち時間がわずか三十分でございますので、簡単にかいつまんで要点のみをしぼりましてお尋ねをしたいと思います。  去る二月十三日に、本委員会において通産大臣の所信表明がございました。その所信表明の中で、まず、わが国の石油依存度は、世界で最も高い国の一つである、よって、これからの脱却を急がなければいけないということをはっきり明言されております。さらに、よって「五十五年度を「代替エネルギー元年」として位置づけ力強い政策展開を図ってまいりたい」。さらに、政府としても総合エネルギー政策の一環として石炭の利用促進を図る、このため石炭政策を推進していく。さらに、よって「具体的には、貴重な国産……

第91回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1980/05/14、35期、民社党・国民連合)

○稲富委員 長時間にわたりまして参考人の皆さん非常に御苦労さまでございます。すでに同僚各位から広範にわたる御質問をいたしまして、なおまた参考人の方々から丁寧な御答弁がなされておりますので、あえて私がここで質問することもほとんどなくなっているのであります。特に、黒田参考人は後の会合の時間があるそうでございますので、どうしても一時半までにはここを立たなければならないそうですので、はなはだ申しわけありませんけれども、しぼりまして、一点だけお尋ね申し上げたいと思うのであります。  御承知のとおり、現在わが国の石炭対策には二面があると思うのであります。一面は現在活動しておる炭鉱であり、一面はすでに閉山し……

第91回国会 農林水産委員会 第3号(1980/02/19、35期、民社党・国民連合)

○稲富委員 私は、先日の農林水産大臣の所信表明に対しまして、若干の質問をいたしたい、かように考えております。  私は、まず、先日の大臣の所信表明を承りまして、はなはだ失礼な言い分でございますけれども、現在の日本の農業の実態というものをどう認識なさっておるか、さらに、日本の農業の将来の位置づけをどうするというような、こういうような確信がおありになるかどうか、こういう点を私は非常に考えまして、いささか失礼と思いますけれども、いささか失望いたしたわけでございます。  それは、大臣はその中で、わが国の農業の実態としてだろうと思いますが、国際的な経済の流動する中において、農林水産業の「生産性の向上を図る……

第91回国会 農林水産委員会 第11号(1980/03/25、35期、民社党・国民連合)

○稲富委員 私は、実は大臣に御質問したいと思いますけれども、便宜上事務的な問題その他に対して答弁なさる場合は政府委員でも結構でありますから、大臣のかわりで答弁するつもりでひとつ御答弁を願いたい、かように考えます。  最初に私がお尋ねいたしますことは、果樹共済に対しまして、果樹栽培農家の加入がなかなかふえないということが現状であります。まず、その原因がどこにあるということを政府としてはお考えになっておるか、その点承りたいと思うのでございます。
【次の発言】 年限がまだ短いからということは理由にならない。これを実施してもう七年か八年になるでしょう。努力が足らなかった、こういう点が私は事実だと思うの……

第91回国会 農林水産委員会 第21号(1980/04/18、35期、民社党・国民連合)

○稲富委員 私は、持ち時間が二十七分でございますので簡単にお尋ねいたします。  せっかく参考人においで願っておりますので、公平に各参考人一問ずつ、まとめてお尋ねいたしますから、最後に御答弁願いたいと思います。  なおまた、総合的な問題としてどの参考人にも伺いたいと思いますことは、今回のこの立法措置というものがわが国の農業において最終的なものであるかどうか、私たちは、農地というものは農地法に規定いたしておりますようにその耕作者みずからが所有する、これが最も適当である。それで、耕作者が農地を取得することを促進しなければいけないというこの基本路線というものは今後もあらなければならない。ただし、今回の……

第91回国会 農林水産委員会 第23号(1980/04/23、35期、民社党・国民連合)

○稲富委員 私は、農地三法の審議に入るに先立ちまして、まず、わが国の農地制度がいかなる経緯をたどって今日の状態に来たかということを一応顧みる必要がある、かように思います。  今日のわが国における自作農制度は、終戦後GHQの指令によって行われた、かように言われております。これは事実でございます。しかし、事ここに至るまでになったのには、わが国における農民の土地問題に対する長い間の苦闘の歴史があったことを忘れてはならないのであります。長い間耕作者は、農業に希望を持つために自分の耕作する土地は自分のものにしたいという悲願を込めて、営々と耕作を続けてまいっておりました。その理由は、わが国の長い歴史の中に……

第91回国会 農林水産委員会 第24号(1980/04/24、35期、民社党・国民連合)

○稲富委員 私は、自由民主党、公明党・国民会議及び民社党・国民連合を代表して、農用地利用増進法案に対する修正案の趣旨を御説明申し上げます。  修正案は、お手元に配付いたしておるとおりであります。  第一点は、法律の目的規定である第一条の修正であり、政府案では、農用地について利用権の設定等を促進する事業を行うとしている旨の規定を、農用地について耕作者のために利用権の設定等を促進する事業を行う旨に改めるとともに、「農業経営の規模の拡大」という字句を、「農業経営の改善」に改めようとするものであります。  また、この目的規定の修正に伴い、政府原案第三条第三項に使用されている「農業経営の規模の拡大」とい……


36期(1980/06/22〜)

第92回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1980/07/18、36期、民社党・国民連合)

○稲富委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの楢橋進君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なして認めます。よって、森中守義君が委員長に当選いたしました。  この際、委員長に本席をお譲りいたします。

第92回国会 農林水産委員会 第3号(1980/09/26、36期、民社党・国民連合)

○稲富委員 今回の冷害及び水害等に対しましては、先ほどより同僚各位より、あるいは水田利用再編成の第二期対策の問題、天災融資法その他いろいろな融資対策、その他の被害者に対します対策等いろいろ質疑がありまして、これに対しましては政府といたしましても非常に力を注いで対処しようという熱意があるように見受けましたので、その政府の対策に期待をいたしまして、私は、本日はその問題についての質問はいたしません。しかし、今後の対策いかんにおきましては、機会を見て改めてまたただしたいこともある、かように思います。  ただ、一言だけは、これは先刻から質問がありませんので、ひとつ聞きたいと思っておりますことは、農業災害……

第94回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1980/12/22、36期、民社党・国民連合)

○稲富委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの愛野興一郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、森中守義君が委員長に当選いたしました。  この際、委員長に本席を譲ります。

第94回国会 農林水産委員会 第3号(1981/03/03、36期、民社党・国民連合)

○稲富委員 私は、先日行われました大臣の所信表明に対しまして、若干の質問をいたしたいと思います。  まず私は、亀岡農林大臣は自民党内におきましても農本主義者として評価されている方である、かように考えておりますので、今回日本の農業がこういうような後退している中に、その亀岡農林大臣が農林大臣としてその任務を持って就任されたということに対して非常なる期待を持っておると同時に、わが国農業に対する一つの救世主でもあっていただきたいというような考えを持っておるのであります。もちろんそういう意味から農林大臣の将来の農政に対する期待を今後も続けてまいりたいとは思っておるのでございますが、先日の農林大臣の所信表……

第94回国会 農林水産委員会 第14号(1981/05/07、36期、民社党・国民連合)

○稲富委員 私は、本年度の柑橘の寒冷による被害等を中心にいたしまして、すでにこの問題は災害対策特別委員会でも相当論議されておりますし、国としてもこれが対策はすでに立てられているだろう、かように考えておりました。私も福岡県の被害現地を見たのでございますが、すでに四十年、三十年というミカンが枯れかかっている。こういうような状態を見ますと、今回の被害は三十年あるいは四十年にさかのぼってなかったのじゃないかというような大きな被害現象だと思うのでございます。  それで、この罹災者というものは一体どうなるのか。ことしはだめだろうが、樹木そのものが枯れてしまったらどうなるか、こういうような非常な心配をいたし……

第94回国会 農林水産委員会 第15号(1981/05/12、36期、民社党・国民連合)

○稲富委員 今回の食管法の改正という問題につきましては、すでに数年前より政府はしばしば食管法の改正をやろうというようなことを言われておりましたので、私は今回の改正案もさぞかし画期的な改正案であるだろうと、非常な期待をいたしておりました。ところが、提出されました改正案の内容を検討いたしますと、本委員会においても食管法の運用についていろいろ論議をされておりました、すなわち、食管法の立法の精神に反するではないか、こういうような批判がありておりましたが、その批判の対象となったものを今回合法化したというような内容のように見受けられます。従来の運用を追認した改正案ということが言われるゆえんのものはそこにあ……

第95回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1981/09/24、36期、民社党・国民連合)

○稲富委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの愛野興一郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、森中守義君が委員長に当選いたしました。  委員長に本席を譲ります。

第95回国会 農林水産委員会 第1号(1981/10/14、36期、民社党・国民連合)

○稲富委員 最初にお尋ねいたしたいと思いますことは、農産物の価格安定に対しましてはいろいろ法律があります。まず、農産物価格安定法には第一条に、「この法律は、米麦に次いで重要な農産物の価格が適正な水準から低落することを防止し、もつてその農産物の生産の確保と農家所得の安定に資することを目的とする。」「農産物の生産の確保と農家所得の安定」ということをうたってあります。さらに砂糖の場合もそうでございます。砂糖の価格安定等に関する法律の中で、その第一条に、「この法律は、輸入に係る砂糖の価格調整その他砂糖の価格の異常な変動を防止するための措置並びに国内産糖及び国内産ぶどう糖の価格を支持するのに必要な措置等……

第96回国会 農林水産委員会 第23号(1982/07/13、36期、民社党・国民連合)

○稲富委員 私の質問時間はわずか十三分でございますので、小さいことはほっておきまして、本年度の米価決定の問題を中心といたしまして、大局的な問題につきまして大臣にお尋ねしたい、かように考えております。  先刻から大臣の御答弁を聞いておりますと、今年度の米価決定に当たって諮問された要旨というものは、将来の日本農業というものを健全にしていく、こういうことを含んで諮問をしたんだ、こういうことも強く主張されておるのであります。  そこで、私はここで大臣に特にお聞きしたいと思うことは、一体政府は将来の日本農業というものをどういうような形、位置づけでいこうとしているのか、この点をひとつ率直に承りたいと思うの……

第96回国会 農林水産委員会 第24号(1982/08/04、36期、民社党・国民連合)

○稲富委員 私は、きょうは時間がありませんので、ただ一つの問題にしぼって御質問したいと思っておりますが、ただ、いま神田君の米審の問題に対する質問に関連いたしまして、大臣に一言お尋ねしたいと思うのでございます。  大臣は、米価審議会というものを権威あるものにしなくちゃいけないと言われる。そのとおりでございます。しかしながら、今日まで米価審議会を権威のないものにしてきたことは、従来やってきた米価決定のその方法にあると思うのです。いままで、御承知のとおり政府が米価審議会へ諮問をする、米価審議会の答申に基づいて政府がこれを決定することになっておる。それを、米価審議会の答申があって、与党と政府との間で話……

第97回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1982/11/30、36期、民社党・国民連合)

○稲富委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの愛野興一郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、枝村要作君が委員長に当選いたしました。  委員長に本席を譲ります。

第98回国会 農林水産委員会 第17号(1983/07/13、36期、民社党・国民連合)

○稲富委員 私は、与えられた時間がわずか九分でございますので、要点だけを申し上げまして大臣に御質問いたしたいと思います。  まず、本年度の米価決定に当たりまして、従来の生産者米価決定は、米審に諮問するときには据え置きとして諮問し、答申がやむを得ないという答申をして、そうしてその後において自民党と政府との間に猿芝居で自民党のおかげでこれだけ上がったんだというような、こういうことが毎度繰り返されてきておりました。私たちは、かような米価決定ということが、かえって米価決定というものに対して一般が疑惑を持つんだということで、非常に不満でございました。しかるに、今回は諮問前に米価を政府が決めて、そうして値……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 農林水産委員会 第19号(1984/06/25、37期、民社党・国民連合)

○稲富委員 本日、この農水委員会に、総理が重大な米の問題に関して御出席いただいたことに深く敬意を表します。さらに、日ごろより中曽根総理は農村問題に対して非常に憂慮され、発展策を講じられているというその精神を十分酌んでおりますので、私は、与えられた時間がわずか二十分でございますが、その短時間の間に、基本的な問題を二、三お尋ねいたしたいと思うのであります。  御承知のとおり、今日米の問題が非常に重大な危機に達した、こう言われております。この米作不良の原因は、四カ年間続きました冷害、天候、気象の結果であることはもちろんでございますが、気象の変化ばかりでなくして、ちょうど五十八年に出されました農林省の……


各種会議発言一覧

26期(1953/04/19〜)

第16回国会 農林委員会農業共済制度に関する小委員会 第4号(1953/07/09、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 要点だけを簡単に二、三お尋ねしたいと思います。あなたの方は診療所は任意加入でございますか。今あなたの方の診療所の関係の人たちは、任意に加入しておられるわけでございましようか。
【次の発言】 そうすると区域内の牛馬の頭数は、先刻聞き漏らしたんでございますが、どのくらいおりますか、家畜の頭数ですね。
【次の発言】 そうすると、診療を受ける人の掛金は幾らなんですか。費用はどういうふうになつていますか。
【次の発言】 そうすると、診療所のその費用というものは、共済組合が負担するわけですか。
【次の発言】 私の聞きたいのは、診療所の経営面を聞きたいのですが。


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 農林水産委員協議会 第1号(1955/10/11、27期、日本社会党(右))

○稲富稜人君 大蔵省は見えておりますか。
【次の発言】 大体、災害に対する問題で大蔵省にお聞きいたしたいのでありまするが、要するに災害は毎年ございますし、災害に対してわれわれのたださんとするところや一般の希望をしておるところは政府にわかっていると思うのであります。今年の二十二、二十三号台風が発生いたしましてすでに二週間になろうとしておるのでありますが、私たちが具体的な問題をとらえまして、この問題はどうしますか、この問題に対してはどう処置をとるかということを聞かないでも、すでに政府は、実情はこういう状態にあるのだから、こういうような方針をもってこれに対しては対処するのだということが――たとえば先……

第22回国会 農林水産委員協議会 第2号(1955/10/15、27期、日本社会党)【議会役職】

○座長代理(稲富稜人君) ただいまから開会いたします。有馬君。

第22回国会 文教委員協議会 第1号(1955/10/04、27期、日本社会党(右))

○稲富稜人君 大臣に二、三お尋ねしたいと思います。ただいま河野君から御質問いたしました九大の第二分校移転問題についていささかお尋ねいたしたいと思うのでございますが、できるだけ重複を避けて簡略にお尋ねいたしたいと思います。  ただいま河野君の御質問の中にもありましたごとく、今回政府が六千四百万円の予算の提出をせられたことに対して、いかにも政治的な圧力があったかのような考えを一般に持たせるということは非常におもしろくないと思います。これに対して私ただいま大臣の御答弁を聞いておりまして、大臣の御答弁も非常に不十分ではないかと思うのでございます。そもそも私らが考えますことは、最初にこの予算を編成される……

第24回国会 農林水産委員会台風等による農林漁業災害に関する小委員会 第1号(1956/09/08、27期、日本社会党)

○稲富小委員 ただいまの井手委員の御質問に関連いたしまして、海岸堤防の問題をお尋ねしたいのですが、ことに干拓地の海岸堤防等の管理が農林省の所管と建設省の所管とあるようでございますが、これに対して、将来いつまでも両省の所管にしておくのか、あるいはこれをいずれか一つにしようとするのか、この点の政府の方針を承わっておきたいと思います。
【次の発言】 その法律の趣旨にのっとってやることが将来いいかどうかということが問題なんだ。私たちが、たとえば干拓地等の海岸堤防を見ます場合に、やはり干拓地の海岸というものはその土地に非常な影響がある。現に現在耕作されております農作物等との関連があるから、非常に住民は、……

第24回国会 農林水産委員会台風等による農林漁業災害に関する小委員会 第2号(1956/09/10、27期、日本社会党)

○稲富小委員 森永主計局長並びに農林省に、ただいまの田口委員の質問に関連いたしまして、つなぎ融資の問題でお尋ねいたしたいと思います。  第九号台風というものが相当な被害を与えましたことは、現地調査の報告なり、あるいは一昨日の当委員会での質疑等によって政府当局に十分おわかりだろうと思うのであります。第九号台風そのものにも今日融資の問題を当然考慮しなければいけないということは、政府当局も考えられておることだと思うのでありますが、さらに今月十二号台風が襲ってきておる。しかも本日のラジオ新聞等を見ますと、十二号台風は九号台風よりももっと広範囲な、もっと大きな被害を与えるという状態に置かれておるのであり……

第24回国会 農林水産委員会台風等による農林漁業災害に関する小委員会 第3号(1956/10/02、27期、日本社会党)

○稲富小委員 ただいま局長の御答弁によってさらにお聞きしたいと思いますが、本委員会が決議いたしましたこの第三項の農林漁業金融公庫の融資に対する償還期限の問題であります。先刻局長の答弁を承わりますと、十年でいいというような意見もあるから十年にしたというようなお話であったのでありますが、その点もっとはっきり、十年でいいというのはどういう方面からそういうことになっているのか、その点一つつまびらかにおお答え願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、この償還期限の問題は、これを決定いたしますときに、先刻井手委員からも小委員長に希望申し上げましたように、最低のものだということで、しかも当局の方とは……

第24回国会 農林水産委員会台風等による農林漁業災害に関する小委員会 第5号(1956/10/04、27期、日本社会党)

○稲富小委員 長官に結論的に申し上げたいと思うのですが、ただいま赤路、井出両委員から、いろいろ中小企業対策に対しての御質問をしたのですけれども、結論は、あなたの方で金を貸すことと、それと同時に当然利を下げること、これができなければ利子補給をやる、こういうことになってくると思います。そうすると立法措置の必要がある。そういう場合に、政府としては政府提案として立法措置をやるようなお考えがあるかどうか。政府としてそこまで進んでいないということになれば、議員立法としてそういうものを提出した場合に、政府はこれに対してどういうような考えでこれを受けて立つか。結論はここにあると思うのです。次の国会に政府として……

第24回国会 農林水産委員会台風等による農林漁業災害に関する小委員会 第6号(1956/10/05、27期、日本社会党)

○稲富小委員 河川局長は見えておりませんか。――それでは最初に運輸省の監督局長も出席をお願いしておったのですけれども、お見えになっていないようでございますから、国鉄側にお尋ねしたいと思います。  大体お尋ねしたいと思いますことは、国鉄の鉄道路線及び橋梁等のために農地に対してしばしば被害を与える、こういうような問題があった場合は、国鉄といたしましてはこの橋梁あるいはこれに対する路線等に対して、改修その他によって被害を与えないような方途を講ぜられるというような御意思があるかどうかを最初に承わっておきたいと思います。
【次の発言】 それでは具体的に一つお尋ねしたいと思うのでございますが、実は鹿児島線……

第25回国会 外務委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1956/11/30、27期、日本社会党)

○稲富委員 関連して。ただいまの中村委員の質問に対する答弁に対して、私聞き違いかもしれませんが、外務大臣にお尋ねしたい。この小麦協定は外交上の調和をとるために非常に必要である、こういうふうに御答弁なさったようでありますが、そこに一つの重点があるのであるか、その点を念のために承わっておきたい。
【次の発言】 ただいまの外務大臣のお言葉は、小麦協定も外交貿易上の一端としての調和性がある、こういう意味なんですね。
【次の発言】 先刻から中村委員との質問応答を承わっておりますと、この協定を結ばなければいけないという基本的な必要性というか、根拠というものがどうもはっきりしない。ことにこれが日本にとって大……

第27回国会 農林水産委員会農林漁業災害対策に関する小委員会 第2号(1957/11/11、27期、日本社会党)

○稲富稜人君 時間もありませんので要点だけ二、三お尋ねしたいと思うのであります。  これは災害復旧が単年度に完成の必要があることは言わぬでもわかっておるわけでありますが、往々にしてこの災害復旧が非常に長く延びまして、政府はしばしば単年度にこれを完成するといったことがおくれるような事例が実はたくさんあるのでございますが、この点はどういうわけでそういうことになるのか、まず農林当局からその点の明快な締めくくりを一つ承わりたいと思います。
【次の発言】 ただいま部長から話がありましたが、要するに二十八年度の災害の御答弁があったのでありますが、二十八年度はすでに御承知の通り一切書面処理いたしておると思う……


29期(1960/11/20〜)

第40回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1962/02/21、29期、民主社会党)

○稲富分科員 農林大臣の時間が非常にないようでございますので、いずれ詳細に関しましてはまた他の委員会等でお尋ねすることといたしまして、私は本日は重立った項目について大臣にお尋ねしたいと思います。ことに、私ここにお尋ねしたいと思いますことは、昭和三十七年度より実施されまする農業基本法を中心といたしまして大臣の所見を承りたい、かように考えておるわけであります。  まず最初にお尋ねいたしたいと思いますことは、三十七年度の農林関係の予算について大臣の御所見を承りたいと思うのでありますが、それは、御承知のごとく、農業基本法の目的である農業経営の近代化、合理化あるいは農業経営規模の拡大、こういうようなため……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1963/02/22、29期、民主社会党)

○稲富分科員 私は最初に産炭地域の農業政策につきましてお尋ねをしたいと思うのでございますけれども、通産大臣の出席を実はこの間お願いしておったのですが、通産関係から石炭局長かだれかおいでになっておりますか。  それでは、おいでになっていないので、まず農林大臣にお尋ねいたしたいと思うのでございます。これは、私通産大臣にお聞きしたいことなんでございますが、この産炭地に対する農業対策というものが非常にうとんぜられておるという感が深いのでございます。ことに、現在大きな問題になっております炭鉱地に対する農業対策ということも、相当にこれは重要な問題であるとわれわれは考えるのでありますけれども、これがうとんぜ……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1964/02/19、30期、民主社会党)

○稲富分科員 私は農林大臣にお尋ねいたします。実は時間がありませんので質問を要約いたしますので、あるいは不十分かと思いますけれども、ひとつ明快な御知識で十分なる御答弁をお願いしたいと思います。今日農村におきましての一番大きな悩みは、将来農村にとどまって農業経営をやっていこうという意欲に燃えた青年ほど、将来の日本の農業がどうなるかということに非常に不安を持っておる。こういうようなことは、政治の上において解決してやらなければならない今日の一番大きな問題じゃないかと私は思うのであります。私は、そういうような農村の青年としばしば農村の将来を語り明かすことがあるのでございますが、その青年は、われわれと話……

第48回国会 内閣委員会大蔵委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1965/05/12、30期、民主社会党)

○稲富委員 私は農林大臣に質問して、その農林大臣の答弁によって官房長官に質問しようと思っているのです。それで基本的な問題は農林大臣に聞きたいと思っているのです。
【次の発言】 まず、農林大臣にお尋ねいたしたいのでありますが、政府は元来この農地補償は行なわないということをしばしば主張してまいられたのでございます。ところが今回、もちろんこれは農地報償というように題目は変わっておりますけれども、事実上においてはやはり旧地主が何らかの形において国からの援助を受けるという形の結果には間違いないわけでございますが、こういうようなことに変化したということは、元来政府が、従来の農地改革というものは最も妥当であ……

第51回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1966/02/26、30期、民主社会党)

○稲富分科員 それでは、時間もありませんので、簡略に三点につきましてお尋ねしたいと思いますので、ひとつ大臣、簡略に御答弁願いたいと思います。  最初にお尋ねいたしたいことは、坂田農林大臣は、就任以来、今日の農村の一番大きな悩みでございます農業後継者対策に対しましては相当に力こぶを入れていらっしゃること、さらにまた後継者養成のいろいろな方途を考えていらっしゃる、こういうことも十分承知をいたしておるのでございますが、私がこの際大臣にお聞きしたいと思いますことは、もちろんそういうような後継者の育成も必要でございますけれども、基本的な問題は、日本の農業というものを採算のとれるような農業にするということ……


31期(1967/01/29〜)

第58回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1968/03/13、31期、民主社会党)

○稲富分科員 時間があまりありませんので、簡単に二、三点だけお尋ねしたいと思います。  まず、最初に、建設大臣にお聞きしたいと思いますが、最近中小企業の倒産が非常に多いことは御承知のとおりであります。その中におきましても、建設業の倒産は非常に数をふやしておるのであります。ここ二、三年の傾向を見ましても、昭和四十一年におきましては全産業の倒産が六千百八十七件の中に、建設業の倒産は千二百四十三件、パーセンテージを見ますと、全産業の二〇%を占めておる状態でございます。四十二年を見ますと、全産業の倒産件数八千百九十二件に対しまして、建設業の倒産は千七百九十九件、これは二一・九%に当たっております。さら……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1969/02/27、31期、民主社会党)

○稲富分科員 私は三点にしぼりましてお尋ねいたしたいと思います。  最初にお尋ねいたしたいと思いますことは建設業法の改正の問題についてでありますが、御承知のとおり、わが国の造園事業というものは世界的にも非常に高く評価されておるのでございます。ところが、この建設業法の第二条には、「「建設工事」とは、土木建築に関する工事で別表に掲げるものをいい、」ということになっておりますが、その別表を見ますと造園業というものは入っておりません。おそらく建設業法が制定された時分にそういうことをうたわなかったということは、その当時における日本の造園業というものは御隠居のやる仕事であるかのごとくに大衆性のないものであ……


33期(1972/12/10〜)

第72回国会 外務委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1974/04/26、33期、民社党)

○稲富委員 私の質問は至って時間が短時間でございますので、かいつまんでお尋ね申し上げます。しかも私、農林大臣にお尋ねすることにつきましては、実は外務省にも関係があって、外務省の意見も聞きたいと思うのでございますが、外務省の意見を答弁いただいておりますと農林省に対する問題が時間が短縮されますので、これはひとつ外務省の局長も十分聞いておいて後かたひとつ外務大臣から御答弁願いたい、こう考えますこともありますので、その点をひとつ外務省の局長も含んでおいていただきたいと思うのであります。  それで、至ってわずかな時間でございますので、かいつまんでまず農林大臣にお尋ねいたしたいと思いますことは、今回のこの……

第72回国会 社会労働委員会地方行政委員会農林水産委員会建設委員会連合審査会 第1号(1974/05/08、33期、民社党)

○稲富委員 私は次の委員会が採決になっておりますので、簡略に要点だけをとりまして若干の質問をいたしたいと思います。農林大臣が御出席になっておりません。農水委員会があっておりますので、実は農林大臣にお尋ねしたかったのですけれども、やむを得ませんから他の政府委員から御答弁を願いたいと思うのでございます。  最初にまずお尋ねというか申し上げたいことは、本法には出かせぎ労務者の短期雇用者が失業した場合の対策を問題とされているのでございますが、私たちはその問題をもっと最初の次元にさかのぼって、何ゆえに農民が季節労働者として出かせぎをやらねばならないようになったかという、この農政の基本的な問題というものを……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 外務委員会農林水産委員会連合審査会 第2号(1977/06/05、34期、民社党)

○稲富委員 私は、与えられた時間がわずか二十分間でございますので、詳細に承っておりますと時間がありませんので、ただ日ソ外交の基本的な性格に対しまして、外務大臣に二、三の質問をいたしたい、かように考えるわけでございます。  ただいま議題になっております日本国政府とソ連邦政府との間に結ばれました日ソ漁業暫定協定の内容を私たち検討いたしますと、その検討を深めるほどこれに対する疑惑と将来への不安と不満というものを感ずる、さらにまた、一方には一種の義憤さえ感じざるを得ないというような気がしてならないのであります。  その理由は何であるかというと、この協定がソ連の一方的な主張のみが主体をなして、わが国はこ……

第80回国会 農林水産委員会農産物の価格等に関する小委員会 第2号(1977/06/07、34期、民社党)

○稲富小委員 私は、この重大な問題をわずか十五分間で質問しろという実にばかげた話なので、本来ならもう質問したくございませんけれども、せっかく与えられた時間でございますので、端的に素朴な問題でひとつ質問をいたしたいと思います。  まず、食糧庁長官にお尋ねしたいことは、すべてのこういう器具でも机でもこの価格を決定するということはその資材費あるいは設備費、労力費、そういうものが一切加算されて生産費というものが決定されることは御承知のとおりでございます。そうしなければ再生産はできないことになってくるわけでございます。ところが、農畜産物だけはひとつもそういう生産費というものが的確に加算されてない、米麦に……


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 大蔵委員会農林水産委員会逓信委員会連合審査会 第1号(1981/04/09、36期、民社党・国民連合)

○稲富委員 私は、財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案に対しまして、その中の中央競馬会に関する問題に限りまして大蔵大臣並びに農林大臣に若干の質問をいたしたいと思います。  まず大蔵大臣に対する質問でございますが、大蔵大臣は、今日、日本中央競馬会と国との関係、特に中央競馬会に対して今日まで国としてはいかなる経済的協力をなしてこられたか、その認識をまず承りたいと思います。
【次の発言】 私の承っておるのは、そういう特権的な事業を持たされたということはもちろんでございますが、経済的な問題でございます。御承知のとおり、今日中央競馬会というものが競馬を開催いたしております。これは……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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