このページでは保岡武久衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。保岡武久衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○保岡委員 ただいま上程されました奄美群島復興特別措置法案の提案理由、並びに、その内容の概略を御説明申し上げます。 奄美群島在住二十万同胞の日本復帰の悲願が、終戦後八年にしてようやく達成され、昨年十二月二十五日正式にわが国に復帰いたしましたことは、なお記憶に新たなところであります。敗戦という厳然たる事実の前に、やむを得なかつたものとは言いながら、同じ血をわけた同胞が、あたかも生木を引裂くがごとく、母国のふところから切り離され、大海の孤島に、孤立した生活を営むことを余儀なくされた八年の長きにわたる辛苦は、いかに筆舌に尽しがたいものであつたか、まことに御同情を禁じ得ないのでありまして、雄雄しくこ……
○保岡委員 時間がおそくなつて恐縮でございますが、この機会に奄美群島の復興につきまして、大蔵省並びに自治庁の御所見をちよつと拝聴いたしたいと思います。奄美群島は昨年十二月に復帰いたしまして、爾来十箇月を経過したわけでございますが、その間二十八年度、二十九年度におきまして、二十八年度十億、二十九年度二十億という奄美群島の復帰に伴う善後処理費という予算が組まれまして、善後処理に関する仕事がそれぞれ進められております。その間におきまして大体奄美群島の復興という問題には三億弱の費用が投ぜられているように記憶いたしているわけでありますが、御承知のように奄美群島は長い間島嶼としての後進性を持つております上……
○保岡委員 斎藤長官に一言伺いますが、新しい警察法が施行されまして、五大都市につきましては特例が設けられたわけでございますが、これが来年の七月一日にはいよいよ警察法の全面施行ということに相なるのでございます。ところがこれはたびたび論議されているのでございますけれども、給与の面おいていろいろなでこぼこの問題がありまして、各地において関係の警察官が憂慮いたしておる問題であると考えるのでございます。特に五大都市と申しますか、旧自治体警察を含めましていろいろな事情で国家警察よりも自治体警察の方が給与が高い、これをこの際是正して行くということが行われておるのでございますけれども、特に恩給の問題につきまし……
○保岡委員 奄美群島の復興問題について若干御見解を承つておきたいと考えます。 奄美群島が昨年アメリカの占領下から復帰いたしまして、その後政府におかれましても、その長い間の荒廃に対する復興問題を非常に重要な問題として取扱つておられますことについては、現地の住民も非常に感謝いたしておるわけでございます。また全国民の要望を背景としまして、第十九国会におきまして各政党政派一致いたしまして、奄美群島復興特別措置法を提案成立いたさせてあるわけであります。この法律に基きまして奄美群島復興審議会が設けられ、重要な問題について審議に当つておられると思うのでありますが、その審議の経過等について、若干この際御説明……
○保岡委員 ただいま議題となっております砂糖消費税法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、二、三政府にお尋ね申し上げておきます。 このたび、北海道のテンサイ糖の保護育成のために、国内精白糖の消費税を従来の一斤二十八円から十二円六十銭に軽減し、そのため歳入減となる部分につきまして、輸入糖の従来の一斤八円八十銭から三十六円二十一銭に増額することにより補てんすることを中心として、砂糖消費税法の一大改正を断行せられんとする政府の御努力に対しましては、私ども砂糖に関係を持つ国民といたしまして、衷心より敬意を表するところであります。この際、鹿児島県南部の島嶼すなわち種子島、奄美群島及び沖縄に産出いた……
○保岡委員 奄美群島復興特別措置法の一部を改正する法律案が上程せられました機会に、二、三お尋ねを申し上げておきます。 奄美群島の復帰以来すでに満五カ年を経過いたしましたが、その間奄美群島復興特別措置法に基く群島復興計画の実施によりまして、着々復興が進捗いたしておりますることは、まことに喜びにたえないところでございます。しかしながら、昨年第二十八回国会におきまして法律が改正せられ、従来の復興五カ年計画が十カ年に延長せられ、復興事業も総体合計いたしまして百八十二億余になり、本年は第六年目に入るわけでありまするが、過去五カ年間で計画の実施に移されたのは、金額にいたしまして九十億五千万円で、そのうち……
○保岡委員 奄美群島復興特別措置法の一部を改正する法律案の上程に当りまして、当委員会におかれましては同群島の復興の促進にきわめて深い関心を寄せられ、熱心かつ同情をもって審議せられましたことは、地元議員といたしましてまことに感謝にたえないところであります。ついては、ただいま本法案の決議を行うわけでありまするが、私は本法律の立法の趣旨にかんがみまして、同群島の完全なる復興をはかることはきわめて大切なる国の政策でありまするので、この際、さらに一段と政府の努力を要望するため、次の附帯決議を自由民主党、社会党両党の共同案として提案いたしたいと存じます。附帯決議案を読み上げます。 政府は、奄美群島復興……
○保岡委員 黒糖の問題につきまして、二、三お尋ねいたしたいと思います。 今般、政府では、国内で消費されます砂糖その他の甘味資源全面につきいろいろ御検討されまして、大体国内糖資源の保護に主眼を置き、輸入糖をできるだけ減少せしめようという大きな方針のもとに、テンサイ糖の保護育成を初め、国内糖資源の保護のためのいろいろな対策を樹立されつつありますことは、まことに喜ばしいことと存ずるのであります。農林省の方で立案されました「甘味資源の自給力強化総合対策について」という書類によりますと、将来十年の間には、国内の砂糖の消費量を大体百五十二万トンと想定し、そのうちの七十五万トン程度を国内資源に仰ぎ、輸入を……
○保岡委員 私は、二月十八日に、日本の南西諸島方面で生産されますカンシャ糖、特に黒糖の問題について質問をいたしたわけであったのでありますが、本日、北海道等のテンサイ糖の振興について、特に日本てん菜振興会法案が審議されておりますので、これに関連いたしまして、二、三御質問申し上げたいと存ずる次第であります。北海道のテンサイ糖が国内砂糖甘味資源の非常に大事なものであることは、もう申し上げるまでもないことでありまするし、昭和二十八年一月にてん菜生産振興臨時措置法という法律ができまして、相当厚く保護せられて今日に至っておるし、さらにまた、今国会におきまして、砂糖消費税法の改正により、関税と消費税とが振り……
○保岡委員 この前私も南西諸島におけるサトウキビ、カンシャ糖の問題につきまして御質問申し上げたのでありましたが、その御質問はまだ中途半端でありましたので、二、三続けてお伺いして、御答弁を願いたいと思います。 この前農林政務次官からいろいろお答えがあったのでありますが、カンシャ糖に今後十年間に二十万トンの増産の目標を立てておられるわけであります。そのうち十四万トンを大体沖縄諸島に依存し、あと六万トンを奄美群島並びに種子島その他沿岸地方というようにお話があったようでございますが、現在その他の地域は非常に少いのでございますから、奄美群島だけを考えてみますと、一万五千トンをちょっとこえている程度の黒……
○保岡委員 関連して……。 沖縄の周辺の演習地帯に対しましてのわれわれの気持は、赤路委員から十分に尽されておるのでございますが、実は、業界におきましても、季ラインその他の制約を受けて、カツオ、マグロ等の漁場はたった一つ沖縄のあの周辺しかない、しかもそれが演習地帯と同一であるということでありますので、そういう意味におきまして、先ほどからるるお話のありますように、全く漁民の生活権ということに関連してくるわけであります。しかも、その地域の大部分が公海である。公海においてはおのおのの各国の主張を調整して、そこに合理性を見出していくということは当然のことでございますが、そういう意味におきまして私の非常……
○保岡委員 奄美群島復興特別措置法に基づきます奄美群島の復興の状況は、国会並びに政府の非常な御努力、御関心をいただきまして、着々進捗いたしておりますことは、私ども群島民といたしまして非常に喜んでいるところでございます。群島民を代表いたしまして、この際衷心から御礼を申し上げておきたいと思います。 ここで、このたび若干の改正が行なわれることになりました際に、二、三の問題をお尋ねいたしておきたい、かように思う次第であります。 まず第一に、われわれは、せっかく奄美群島復興特別措置法ができまして、昭和二十九年から昭和三十八年までまる十カ年でおおむね百八十三億の事業を遂行することによって、奄美群島の復……
○保岡委員 去る二月十六日に、ただいま議題になっております奄美群島復興特別措置法の一部を改正する法律案の審議の際に、私は若干の御質疑をいたしたわけでありますが、時間の都合で残した問題をこの際さらにお尋ねいたしたいと考えております。 まず第一の問題は、奄美群島の主島であります大島本島に、空港整備法に基づく第三種空港の設置をぜひ実現していただきたいという問題でございます。最近の世運の推移というものはますます急テンポでありまして、航空路の開設ということは国内、国外を問わず、非常な急務とされているのでございます。鹿児島県だけ申し上げましても、鹿児島県のすぐ南にある離島であります種子島あるいは屋久島と……
○保岡委員 このたび奄美群島復興特別措置法の一部を改正する法律案が上程されるに当りまして、当委員会におきましては各方面から鋭意御審議をいただきましたことは、まことに地元議員といたしまして感謝にたえないところでございます。つきましては、今回の審議を通しまして今後奄美群島の復興をさらに完全に遂行していきますために種々の問題が討議せられた関係もありますので、このたび本法律案が通過いたしまするに際しまして、自由民主党並びに日本社会党、民主社会党の共同提案といたしまして、次のような附帯決議を付したいと存ずるのでございます。 ただいま附帯決議の案文を朗読いたします。 附帯決議案 奄美群島復興特別措……
○保岡委員 全澱連の本坊さんに一つ承りたい。結晶ブドウ糖の原料として澱粉が非常に割安で政府から提供されている、それが非常に今後の澱粉の価格に悪影響を与えるという御心配のようなことを承っておりますが、これは、政府の大きな手持ちを少しでも減らしていくということも一つの理由でありましょうし、同時にまた、今後日本のこの澱粉というものを有効に適切に消費するというために結晶ブドウ糖の問題が大きく今取り上げられておるわけでございますので、その点についてあまりこの問題を御心配されることはないのじゃないかと思うのでございますが、それよりも、むしろ、今後できますところの、やっていきますところの酵素糖化等の大きな工……
○保岡委員 私は二点ばかり御質問いたしたいと思いますが、まず最初に鹿児島市の大火の問題であります。 すでに建設省でも御承知の通りでございますが、去る十月二日の午前一時三十分に発火いたしました鹿児島市郡元町の大火は、わずか二時間の間に五百十数戸を焼失いたしました。ちょうど風速は十メートル余りでございまして、二十三号台風が、日本国民が非常に心配しておる間にだんだん方向が変わってきまして、沖縄を通過いたしまして東シナ海に入った、その余波を受けました台風中の火災なんでございます。しかも、鹿児島市のこの地域は、終戦後全国各方面から帰ってきました人たちが、住まうにうちがなくて、鹿児島市内のあちらこちらに……
○保岡委員 先ほど、有馬委員からの御質問に対して、官房長官から御答弁がございましたのですが、去る十月二日の未明における鹿児島の大火、この問題は、非常に特異な条件下における大火であることをよく御認識願いたい。というのは、ちょうど二十三号台風が奄美群島のあの付近を支那海に抜けたわけでございますが、あの影響を受けまして、南九州地帯は相当な警戒をいたしておる状況にありまして、鹿児島市のごときは、すでにそのとき十数メートルの風が吹いて、その中に鹿児島大火が起こったわけでございます。なお、鹿児島大火は、わずか二時間の間に七百戸を一なめにした。しかも、その七百戸の面積が大体三万五千平方メートルでございますか……
○保岡委員 奄美群島復興特別措置法による復興完成の際にあたりまして、一言政府の所信を伺っておきたいと思います。 奄美群島の復興は昭和二十九年以来着々として政府の適切なる施策が遂行されておりまして、現地の復興状況も、おおむね順調に推移いたしておりますことは、奄美群島民二十万の非常な喜びをもって対処いたしているところでございますが、当初計画いたしました復興事業も、ことし三十七年が第九年目でございまして、あと来年度、三十八年度一年しか残されておらない。ところが、公共施設等、産業基盤の育成のための各所の施設は、相当にでき上がって参ったと思うのでございますけれども、最も大事な群島民の所得ということを考……
○保岡説明員 衛星通信に関しまする実験研究を実施をいたしますため、現在といたしましては、御承知の米国の航空宇宙局、すなわちNASAが打ち上げました通信衛星によります実験計画に参加するということが心要であります。従って、郵政省といたしましては、先般来関係各省庁と緊密な連絡をとりまして、すみやかにこれに参画しまする手続等を非公式に連絡いたしておりましたが、御承知のように去る二十八日、二十九日にNASAの次長のドライデン以下が見えましたので、主として技術的な取りきめの打ち合わせを事前協議いたしたような次第でございます。その際オリンピックの問題も出たのでございますが、オリンピックの問題はこの実験研究の……
○保岡政府委員 私、このたび郵政政務次官を拝命いたしまして、前郵政政務次官大高先生のあとを受けることになったわけでございます。 郵政行政につきましては、ずぶのしろうとでございまして、皆さんの御期待に沿うことができるか、非常に疑念、危惧を持っておる次第でございますけれども、当委員会の委員の各先生方の適切なる御指導、御鞭撻、御協力をいただきまして、職務を全ういたしたい、かように考えておる次第でございますので、今後ともよろしくお願い申し上げたいと思います。(拍手)
○保岡政府委員 今私どもが聞いておるところでは、先ほどから答弁のありますように、現在できておる協定みたいなものは、制約はないと思っております。しかし、これは実験の段階でございまして、今後広範囲の問題ということになりますとどういうことなるか、まだ私の方で承知しておりません。しかし、平和的に非常に意義のある宇宙通信の問題であります。そういう意味から申しますならば、できるだけ広域に利用するというような行き方を進んでいくべきじゃないだろうかというように、私は考えます。
【次の発言】 今森本先生のおっしることは、まことにごもっともなことでございます。できます限り、おっしゃったような方針でいきたいと考えて……
○保岡政府委員 ただいま議題となりました日本放送協会の昭和三十五年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書の国会提出について、概略御説明申し上げます。 日本放送協会のこれらの書類は、放送法第四十条第三項の規定によりまして、国会に提出いたすものであります。 協会から提出されました昭和三十五年度の貸借対照表等によりますと、昭和三十六年三月三十一日現在における資産総額は二百六十六億四百万円で、前年度末に比し六十六億一千百万円の増加となっており、これに照応する資本総額は百二十三億四千六百万円で、前年度未に比し三十八億五千五百万円の増加、負債総額は百四十二億五千八百万円で、前年度……
○保岡政府委員 だんだん御審議の間に出ましたように、急に結論を出すことのなかなかむずかしい問題もありますので、今いつまでということをお約束申し上げるわけにいかぬのですが、私どもといたしましても、できる限り事務的な面においてだけでも早目に結論を出していきたいというふうに考えております。
【次の発言】 大体同感でございます。
【次の発言】 その決議ができました際には、おそらく郵政省としては意思表示があったと思うのでございますが、私どもも、でき得る限り国会の御意思を尊重して参りたいと考えております。
○保岡政府委員 まだ報告を受けておりません。
【次の発言】 まことに申しわけございませんが、まだやっておりません。
【次の発言】 まことに申しわけないことだと思います。さっそくそれぞれ手配を適切にいたします。
【次の発言】 明年、明後年以降の景気の状況につきましては、国策の基本になることでございますので、政府でも慎重にいろいろ検討いたしております。しかしながら、景気が三十五、六年よりもよくなるということはちょっと考えられないのじゃないか、こういうように思うのでございますが、この数字につきましては今政府といたしましては検討中でございまして、どういうことでこういう数字を出したかということについては……
○保岡説明員 料金問題は非常に国民生活に影響のある重大な問題でございますので、公正妥当という点から、ぜひとも衆知を集めなくてはいけないという感じを持ちましたので、私はあなたの御意見に賛同いたしたのでございますが、まだあれからそう時間もたっておりませんし、またほかにいろいろな問題もありましたので、ことに料金を改定したばかりでもございますので、まだ発足するようなところまでいっておりません。しかし、これはぜひ考えてみたいというつもりで今でもおります。
【次の発言】 有線放送の問題につきましては、今森本先生からお話がございましたように、いろいろな問題があるようでございまして、これは軽々に考うるべき問題……
○保岡説明員 官房長からお答え申し上げます。
【次の発言】 具体的な今お話しのようなことは存じておりませんけれども、大体の様子は聞いております。
【次の発言】 そういう内紛が公共性のあるべき放送事業の中にありますことは、遺憾なことだと考えます。
【次の発言】 事民放の問題でもありますし、また、郵政省が許可をいたしました条件というようなものについての紛争ということにも考えられておりませんので、まだわれわれが公式にそれに立ち入りするという時期じゃないのじゃないかというふうに一応考えております。
【次の発言】 白紙の状態と申しますと、何も心配していないというようなふうに聞こえるのでありますが、心配は……
○保岡政府委員 手島郵政大臣が所用のため本日出席できませんので、私かわりまして、ただいま議題となりました郵政省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げたいと存じます。 この法律案は、前国会で審議未了となりました内容をそのまま提案するものでありまして、今国会で引き続き御審議をお願いする理由の第一は、非常勤者の本務者化及び宇宙通信開発のための増員を行なう必要があること、第二は、放送関係法制の改正が焦眉の急務と考えられますので、臨時放送関係法制調査会の設置をはかりたいこと、第三は、電波監理及び人事管理上の必要性から機構の整備をはかることか緊要であるからであります。 ……
○保岡政府委員 昭和三十五年度日本電信電話公社決算書類を会計検査院の検査報告とともに第四十三回通常国会に提出いたしましたが、その大要を御説明申し上げます。 昭和三十五年度は、電信電話拡充第二次五カ年計画の三年目に当たりますが、一般経済界の好況を反映しまして収入は順調に伸び、予定収入をかなり上回ったのであります。これは経済の好況もさることながら、施設の拡充、サービス向上の面における企業努力も大いに貢献しているものと考えられます。 一方支出の面におきましては、業務の能率的運営、経費の効率的使用に努めました結果、損益計算上六百億円余の利益金を生じ、前年度に引き続き良好な経営状態を示したのでありま……
○保岡政府委員 ただいま議題になりました公共企業体職員等共済組合法の一部を改正する法律案の提案の理由について、御説明申し上げます。 この法案のおもな内容を申し上げますと、第一に、更新組合員等につき、日本政府または外国政府と特殊の関係があった法人で外国において日本専売公社、日本国有鉄道または日本電信電話公社の事業と同種の事業を行なっていたものの職員であった期間を、一定条件のもとにその者の組合員期間に算入することとしいてるのであります。 なお、この改正は、本国会に提案されております恩給法等の一部改正法案において、恩給公務員についても同様の措置がとられているのであります。 第二に、更新組合員等……
○保岡政府委員 委員会で参考人の意見聴取等が行なわれました際に、いろいろな御意見も委員から相当出ておりますので、そういう御意見等を大きく参考にいたしまして、今大臣からお話がありましたように、愛知、内ケ崎、三浦の三人――一番最初案をまとめていただいたこの三人の方々が、一番事情を知悉しておられることでもありますし、またいろいろな面はおきまして調停をするにいたしましても、一番適任であるというふうに考えましたので、この三人の方々に誠意を持って努力していただくようにお願いいたしまして、自来この三人の方々が、あるいは健康のためすぐにお集まりができなかったような点もあったのでありますが、二、三回集まられまし……
○保岡政府委員 大阪生野の鶴橋局の不祥事件が今度起こりました。今お話のありましたように、捜査中ではございますが、こういう事態が起こりましたことにつきまして、私ども責任の衝にあるものといたしましては、まことに慨嘆にたえないところでございます。同時にまた、国民に対して申しわけのないことで、心を痛めておる次第でございます。去年の夏でございましたか、南浜川で事件が起こりまして、特定局長等の服務等につきましては厳重な注意を与えると同時に、また、ああいう事件が再び起こらないことを心の底から念願をいたして参ったのでございますが、またこういう事件が起こりましたことにつきまして、まことに返す返すも残念なことと思……
○保岡政府委員 この問題につきましては、新大臣もすでに他の機会でお話があったことと思っておりますが、郵政省といたしましては、世論が非常にFM放送を早くやれというふうに動いているように考えるわけでございまして、世論にもかんがみまして、できるだけ早くやりたいという意欲はございますが、御承知のようにいろいろな問題がまだ未解決で残っておりますし、ことに将来におきますFM放送調査会の結論もまだ出ておらない状況でございますので、鋭意研究中ということを申し上げる以外に方法がないのではないかと思いますそれからNHKのパイオニア的な使命というものはわれわれも重視しているわけでございます。
○保岡政府委員 そういう打ち合わせの会合があったかどうか私全然存じませんが、穏当じゃないことだと考えます。
【次の発言】 調査いたさせます。
【次の発言】 お説の通りと心得ます。
【次の発言】 法の不備でないかと思います。
○保岡政府委員 今答えがありましたように、この質権延長の問題が出ておりますと同時に、もっと規制を強化すべきじゃないかという議論も出ておりますので、今いろいろと検討いたしておりまするが、まだ今度の国会に間に合うかどうかという点については、こちらで申し上げるまでの段階に至っておりません。
【次の発言】 郵政省といたしましては、公益法人等をつくりまして、そうしてそれによって指導して参りたいということを強く考えておりまして、その方向にいろいろ検討を進めておったのでございますが、今度この法律案と同時に、そういう問題が起こって参りましたので、今だんだん事務当局で検討いたして進めておりますけれども、実効を上……
○保岡政府委員 お説非常に理路整然もっともだと存じまするが、ただ現に昨年、一昨年あたりだいぶ下落した例があるようでございまして、あれらの経験にかんがみまして、今度の制度をつくろうということになったと承っております。そういう意味合いで、何らかの機会に下落したものを救済するということは、やはりそういう事態に備えるという制度をつくっておくことは大事じゃないかと一応考えておる次第であります。
○保岡政府委員 電話業者のうちには、非常にやり方の悪い業者もありまして、被害が多いということでございますので、かねてからその指導等についての方法等、特段の検討をいたしておりましたが、特にこの法律を出しました前後のような事情からもいたしまして、でき得る限りその指導あるいは監督等ができますような法制的な措置を講じていきたいということを考えまして、今鋭意検討中でございます。
【次の発言】 できますならば提案したいと思っておりますが、立案にあたっていますと、なかなかむずかしい問題も多々あるようでございまして、それらがすべて検討が終わるかどうか。できるならば提案してみたいと考えております。
○保岡政府委員 まだないようでございます。
【次の発言】 御説ごもっともな点が多いように思うのでございますが、電電会社もまだ創立いたしましてそう日が長くなっていないようでございますし、業務の遂行のために努力をすべき点が相当ある。しかもそれが、資金面のしっかりしているかしっかりしていないかということによって影響する面も非常に多い。これは一般会社の経営運営上と同じでございます。そういう点から、さしあたり、現段階におきましては、大体安定した株の内容ということを要望されておる面もありまするし、金融資本ということを目標にいたしたのではないのでございますが、安定した株主という面から、やむを得ない現象だろう……
○保岡委員 ただいま議題になっております奄美群島振興特別措置法案に関連いたしまして、若干の御質問を申し上げたいと存じます。 奄美群島につきましては、昭和二十八年十二月二十五日、本土に復帰いたしましてからこの方、復興、振興等のために国会並びに政府の手厚い御努力によりまして著しい改善が行なわれてまいりました。すなわち復興事業十年、振興事業五年を通じまして、その間に事業費として三百九十億、国費二百億を投じてこの十五年の間に奄美群島の行政水準、産業の振興はめざましいものがあり、十五年前を知る者にとりましては、全く隔世の感があります。この間、政府の施策につきましては地元民も深く感謝しておるところであり……
○保岡委員 私は、この際、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党の四党を代表し、奄美群島振興特別措置法の一部を改正する法律案に対しまして、次の附帯決議を付したいと思います。 案文の朗読により、趣旨説明にかえさせていただきます。 奄美群島振興特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、振興計画の目標とする自立経済の達成及び住民福祉の向上を図るため、特に左の諸点について積極的な施策を講ずべきである。 一、振興計画の五箇年延長に当っては、長期的展望のもとに群島経済の自立的発展の基礎を確立し、群島民と鹿児島県民との所得の格差を解消することを目途として、産業基盤……
○保岡委員 関連して。私は現地の者でございますので事情はよくわかっておるわけでございますが、ここまで自治省でいろいろと研究されて、いよいよ実施に移すという御努力に対しては非常に感謝いたしております。ただ、これは一つの原則でございまして、これに基づいて基金が現地の実情に応じて、なるだけ寛大といっては語弊がありますが、住民の感情というものを参酌して、そして申請をしてくるその段階において、いまお話のあったようなことはだいぶん緩和されてくるのではなかろうかと、私は現地の実情を知っているだけに期待しております。ただ、債権が十五年も古びておりますので、返すということについてやはり心理的ないろいろなつらさを……
○保岡委員 私は、この際、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党の四党を代表し、地方交付税法の一部を改正する法律案に対しまして、次の附帯決議を付したいと思います。 案文の朗読により、趣旨説明にかえさせていただきます。 地方交付税法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、地方財政の現状にかんがみ、左の諸点に留意すべきである。 一 地方交付税の年度間調整が行なわれる場合は、地方自治の本旨にのつとり、地方公共団体の自主的運営がそこなわれないよう配慮すること。 二 地方交付税制度の趣旨にてらし、過疎地域に対しては、地方交付税の配分等を通じてその財政措置を一層強化する……
○保岡委員長代理 どうぞ質問を続行してください。
【次の発言】 本会議散会後再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午後一時三十四分休憩
○保岡委員長代理 どうぞ続行してください。(発言する者あり)どうぞ続行してください。
【次の発言】 関連して山口君に発言を許します。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 委員長においてしかるべく取り計らいます。
【次の発言】 次回は来たる七月一日火曜日午前十時から理事会、十時三十分から委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後四時二十七分散会
○保岡委員長代理 山口鶴男君。
○保岡委員 ただいま提案になりました奄美群島復興特別措置法案の提案理由、並びにその内容の概略を御説明申し上げます。 奄美群島在住二十万同胞の日本復帰の悲願が、終戦後八年にしてようやく達成され、昨年十二月二十五日正式にわが国に復帰いたしましたことは、なお記憶に新たなところであります。敗戦という厳然たる事実の前にやむを得なかつたものとは言いながら、同じ血をわけた同胞があたかも生木を引きさくがごとく、母国のふところから切り離され、大海の孤島に孤立した生活を営むことを余儀なくされた八年の長きにわたる辛苦は、いかに筆舌に尽しがたいものであつたか、まことに御同情を禁じ得ないのでありまして、雄々しくこの困……
○保岡協議委員 私は政府関係各省にお尋ねをいたしたいことがあるのでございますが、官房長官はお時間がないようでございますので、官房長官の御所見だけをまず承っておきたいと思います。 今度の台風第十八号は、御承知のように非常に大きな台風でありまして、私どもは、これが沖縄を通過してシナ海に逃げていく、それを祈っておったのでありますが、残念なことには鹿児島県の奄美群島に上陸いたしまして、五つの島がございますが、各島々全部を通りまして、種子島、屋久島の東、鹿児島県の大隅の東の方を通って室戸岬に上陸いたしたわけでございます。奄美群島に上陸をいたしましたころから、もうすでにきわめて大きな台風でございましたし……
○保岡政府委員 官房長官がただいま予算委員会の分科会に出ておりますので、私かわりまして御答弁申し上げます。 ただいまお話がありました防災基本法の問題は、各方面の意見等をいろいろ参照いたしまして、政府で立案中でございますが、ただいままでのところ、お説にもありましたように、雪害については災害の種類に入っておらないように思うのであります。しかしながら、今回の雪害はきわめて広範囲な、しかも特定地域の非常な大きな災害でございます。大体特定地域の大きな災害というようなものを対象にして、防災活動が順調にいきまするようにという意味合いで、災害の種類を限定いたしていることでございますので、このたびの経験からい……
○保岡政府委員 私もこれはまだ研究しておりませんのですけれども、今、質疑応答を承っておりますと、公社でやっているのは六十六条に適用のある業務をやっておる、こう考えられます。
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