国会議員白書トップ衆議院議員竹内俊吉>委員会発言一覧(全期間)

竹内俊吉 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

竹内俊吉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言(政府)歴代TOP1000
739位

27期委員会出席TOP50
33位
27期委員会出席(無役)TOP50
34位
27期各種会議出席(無役)TOP25
22位

このページでは竹内俊吉衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。竹内俊吉衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

27期(1955/02/27〜)

第22回国会 逓信委員会 第2号(1955/03/25、27期、日本民主党)

○竹内委員 ただいま議題となりました件につきまして、二、三まずもって郵政当局の意見を承わりたいと思うのであります。  その第一は、ここ数年来商業放送の進出によって、日本の放送事業が著しく変ってきたことは御承知の通りであります。従ってNHKの性格と申しますか、使命と申しますか、そういうものにも相当の変り方があってしかるべきだと思うのであります。この事業計画その他を見ますると、NHKオンリーの考え方が非常に強いのであります。まずその点について郵政大臣は、この予算、事業計画を検討するに際しまして、NHKの使命にそういう変り方があるというおぼしめしのもとに検討されましたかどうか、その点をまず郵政当局か……

第22回国会 逓信委員会 第4号(1955/03/28、27期、日本民主党)

○竹内委員 政府に対してお聞きしたいのでありますが、ただいま審議しております日本放送協会の収支予算、事業計画及び資金計画を検討するについての当委員会の論議において現われましたる通り、現行放送法の不備の点や、あるいは実情に合わない欠陥のありますことは明らかでありまして、この問題については特に民間放送の発達につれて、国民大衆の放送受信の状態が著しく変って、この放送法が生まれた当時とは非常な違いが生じているのであります。また放送に対する国民大衆の要望と申しますか、その点についても内容的には著しく変っておりますることは、説明するまでもないのであります。これらの実態を把握して、放送文化の健全なる発達を保……

第22回国会 逓信委員会 第22号(1955/06/30、27期、日本民主党)

○竹内委員 ただいま利用者側としての御発言がございましたが、その中に、国内と国外の二つの事業体がもしも結合されるようなことがあれば、サービスの度合いが低減していくのではないかという懸念があるということをおっしゃったように聞きましたが、その点をもう少し具体的に、こういう条件であるからこうなると思うといったようなことまでお聞かせ願えれば、大へんけっこうだと思います。
【次の発言】 ただいまのお尋ねと同様ですがもう一点お聞きします。そういたしますと事業体が二つでおる方がサービスがだんだんよくなる、こういう傾向が考えられる。これが一つになるということには、独占的な色採がさらに濃厚になって、料金なども一……

第22回国会 逓信委員会 第29号(1955/07/15、27期、日本民主党)

○竹内委員 郵政当局に資料の提出を求めたいと思います。その第一はチャンネル・プランの改訂期に当るわけでありますが、そのチャンネル・プランの改訂に関する資料、第二に現在の割当の周波全体の状況、これを一つ、それから現在までに郵政省に出ておりますいろいろ現在の波に関する混信その他の関係から、NHKを含めた各ステーションのいろいうな要望があると思いますので、そういう現在の波の使用に関するいろいろな適当ならざる部面、あるいは外国電波の影響その他あると思いますが、そういうものを一覧表でわかるようにして出していただきたい。この二点をこの次の機会までに出していただきたいと思います。

第22回国会 逓信委員会 第30号(1955/07/19、27期、日本民主党)

○竹内委員 先般委員長からNHKの放送に関して、広告類似の放送があったという件の御質問があったのでありますが、その回答が委員長の手元に参っておりますか。参っておりましたら、それをお聞かせ願った上で質問をいたしたいと思います。
【次の発言】 それでは郵政当局にお尋ねしたいと思いますが、放送法の解釈の上からこの問題を一つ解明していただきたいと思うのであります。先般当委員会で委員長から質問になりました件は、NHKの放送に関連する出版物、しかもその出版の責任は、全く法人としての人格を異にした者が出版した場合に、NHKがそれを放送でもよりの書店からお求め願いたいというような放送をした場合、それが現在の放……

第22回国会 逓信委員会 第31号(1955/07/22、27期、日本民主党)

○竹内委員 ただいまの議題に関連する事項で、政府当局に二、三お尋ねしたいと思います。前回の委員会で私が放送法の考え方について二、三政府当局にお尋ねをいたしましたその趣旨は、この放送法が制定せられた当時と今日とでは、非常に放送の事情が違ってきておる。具体的に言うと、民間放送の意外なる発展によって非常に違った事業になってきておりますので、その事態に即した考え方を持って電波行政というか、放送行政というかが行われなければならない。こういう観点から重要な事項と考えまして二、三お尋ねしたのであります。それに関連して当面の事柄としては、明年に迫っておりますところの周波数割当の改訂期に、どういう根本的態度をも……

第22回国会 逓信委員会 第32号(1955/07/26、27期、日本民主党)

○竹内委員 放送協会の方がおられますので、一点だけ伺っておきたいと思います。それはこの「財団法人「ラジオ・サービス・センター」寄付行為」という資料によりますと、その第三条にその目的としてこういうことが書かれております。これの解釈について御説明願いたいのであります。「この法人は、放送が国民文化の向上に寄与するよう、その全国普及のすみやかな、達成と、公共番組の浸透のために貢献することをもって目的とする。」とございます。その他第四条にも公共番組という文字が二回出て参ります。この公共番組という意味をお尋ねするのでありますが、NHKの放送をきわめて常識的に公共放送とこう申しております。NHK自体も申して……

第24回国会 大蔵委員会 第23号(1956/03/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○竹内説明員 そういうピンはね的なものではございませんが、一応ある機関を通して出すというのは、これとうらはらになっております商工中金の金でございますが、これを運用部から一応中小公庫に貸しつけまして、中小公庫からさらに商中に貸し付けるわけであります。

第24回国会 逓信委員会 第4号(1956/02/09、27期、自由民主党)

○竹内委員 資料要求をいたします。当委員会の今後の審議の必要等もありますので、資料の要求をいたします。  本日いただいたものの中で拾ってみればわかる資料でありますが、それを拾うことは大へんでありますから、現在使われている放送の周波数の割当を、周波数から見た表を出していただきたい。局別にこれを拾い上げるとわかるのですが、大へんめんどうですから、駐留軍使用のものも加えて一覧表にしていただきたい。  それから今松前委員長の御質問にありました点に関係する資料が多いのでありますが、国際放送についての大臣の所管事項の説明では、十三方向一日十三時間として、七方向に対しては百キロワットに増力したので、海外にお……

第24回国会 逓信委員会 第10号(1956/02/29、27期、自由民主党)

○竹内委員 今の森本委員の御発言に関連して一点だけお聞きしたいのですが、村上郵政大臣は、今の放送法は占領下の法律であって、また民放ないしはテレビジョンの発足以前に制定せられたものである。今日の状態は著しく異なったから、これを改正しなければならぬ。その案を今練っておって、結論が出るならば提案するつもりだということを所管事項の説明でもお述べになり、またその後の質疑応答でも明らかにせられているわけであります。この放送法の改正はどうされるかということが今後の問題でありますが、この改正される内容いかんによっては、今日われわれが審議している日本放送協会の昭和三十一年度の予算及び事業計画ないしは資金計画に、……

第24回国会 逓信委員会 第14号(1956/03/15、27期、自由民主党)

○竹内委員 この予算の執行に関連して、一点だけNHKの古墳会長にお尋ねをしておきたいと思います。古いことを引き出すようではなはだ恐縮でありますが、過ぐる日米水泳大会の放送を、NHKは結果において独占放送をやった。これはいろいろの事情のあることは私も承知いたしております。あるいは責任はNHKになくて、日本水泳連盟にあるとおっしゃるかもしれませんが、世間はそうとっておりません。これは報道の自由の原則から考えて、考えようによってはきわめて重大な問題である。この問題について将来もあることでありますから、その点を明らかにしておくためにお尋ねするのであって、私の趣旨は今後かような事態がないことをこいねがっ……

第24回国会 逓信委員会 第16号(1956/04/13、27期、自由民主党)

○竹内委員 お年玉の寄付加算のはがきの問題について、二、三お尋ねしておきたいと思うのでありますが、この法案はいずれあとで出てくることがあると思いますので、詳しいことはその節にお尋ねいたすのはもとよりでありますが、年賀郵便の全数量における寄付加算のお年玉のはがきのパーセンテージは、どのくらいになっておりますか。
【次の発言】 七億三千万のうち五億二千万が寄付加算のものであるとすれば、そのパーセントは非常に高いわけでありますが、次に、昭和三十二年度も発行されるものと思うのでありますが、これがふえるお見込みですか。それともこの辺が天井でふえないというお見込みでありますか。またこの企画はいつされて、印……

第24回国会 逓信委員会 第19号(1956/05/15、27期、自由民主党)

○竹内委員 標準放送の周波数の割当、いわゆるチャンネル・プランについては郵政省で最近案を作成して、目下公聴会を開いておるようでありますから、詳しいことはこの公聴会の結果、その資料をもらった上でいたしたいと思いますが、ここで原則になっております事柄を二、三お尋ねしたいと思います。  これは委員長に希望を申し上げておきますが、チャンネル・プランについての質問は、きょうは原則を二、三申上げて、詳しいことは公聴会の資料をもらってからいたしたいと思いますから、そのための委員会をさらに開いていただくように要望しておきます。この郵政省からわれわれが配付を受けました「標準放送用周波数割当計画の修正方針」、つま……

第24回国会 逓信委員会 第20号(1956/05/23、27期、自由民主党)

○竹内委員 放送法の改正に関連して二、三お尋ねしたいと思います。政府は現行放送法が現状に適合しない点があるとかあるいは足らざる点があることを認めて、放送法改正を決意して、本国会の当委員会劈頭において郵政大臣が発言されて、放送法改正の意図のあることを明らかにし、またなるべく早い機会に今国会にでも提案したいということをば付言されたわけです。また一方、臨時放送法審議会を設け、また参考案なるものを公表し、当委員会にもこれを提示したのであります。これら一連の事柄は、放送聴取者つまり国民大衆の非常な関心を呼び起して、言論界においてもいろいろの角度から論議されましたことは御承知の通りであります。当委員会とし……

第24回国会 逓信委員会 第26号(1956/08/28、27期、自由民主党)

○竹内委員 一点だけお尋ねしておきたいのですが、これは去る通常国会で私から郵政当局にテレビの普及方策についての一方策をお尋ねした、それについての上林山政務次官からの答弁があったわけであります。そのことについて、予算の編成期になりましたのでもう一ぺん確認しておくという意味でお尋ねするわけであります。  簡単に申し上げますが、テレビ普及は要するに受信機の価格が安くはなりつつあるけれども、まだ大衆的な域までは達していない。でありますから経済的な条件でテレビが設置できないことはある程度やむを得ない。しかしながらほんとうにテレビを普及せんとすれば、かえって経済的条件に恵まれない地域に対しての考慮が必要で……

第25回国会 逓信委員会 第3号(1956/11/21、27期、自由民主党)

○竹内委員 テレビの普及計画の基本的な問題についてお尋ねしたいのであります。  最初に、このテレビの普及計画の大体の目標と申しますか、何年にはこの程度普及させたいといったふうなことを簡潔に要領だけをまずお聞かせ願いたい。
【次の発言】 ただいまのお答えで、三十三年に七二%をカバーするような目標で進められておると、こういうお答えでありりすが、それは今のお話にもあったようですが、これはNHKだけの企画から計算された話ですか、それとも民放をも考えて七二%と、こうお考えになるのですか。この点はどうですか。
【次の発言】 そうしますと、現状ではほとんど重なっておる状態でありますが、これはNHKを根幹とし……

第25回国会 逓信委員会 第5号(1956/12/03、27期、自由民主党)

○竹内委員 電波問題について大臣にお尋ねしたいのであります。前回の当委員会で、テレビの普及計画についていろいろお尋ねしたわけであります。そのときに大臣もおられましたが、お聞きの通りでありまして、今日の日本のテレビに対する国民的な要望が非常に強烈であるということは疑いもないのであります。その要望をなるべく早く満たすためには、何としてもテレビの波の問題が一番基本的な問題の一つであろうと思います。その波の問題が、今日郵政省が考えておってそれを発表したのによりますと、使える波として六波を考えて、それの調整は目下のところやっておるわけでありまして、すでに割当を受けたところもあるわけであります。しかし全体……

第26回国会 大蔵委員会 第7号(1957/03/01、27期、自由民主党)

○竹内委員 金融問題について二、三お尋ねしたいと思っておりましたが、時間がなくなりましたので、一つだけわからぬ問題をお聞きしたいと思います。  大蔵当局は、現下起きている金融事情から考えたことだと思いますが、市中銀行に融資協調団、シンジケートを結成さしたいという希望があるようで、先般池田大蔵大臣が公けにその旨を発表されたように記憶しております。そのねらいは、要するに銀行間のむだな競争を避けて、貸し出しを押えて、資金の効率を高めようということだろうと思うのであります。また実際、今日民間の協調融資が行われておりますことは、私ども五、六年金融機関の役員をしたことがあって、一年間くらい実務をやったこと……

第26回国会 逓信委員会 第2号(1957/02/12、27期、自由民主党)

○竹内委員 関連して。ただいまの大臣の御答弁は、政府はNHKに番組を強要するというようなことはしない、これは当然でありますが、今度の問題は、われわれが聞いておるところによると、それと逆であって、NHKが日本の政治の最高の地位におる者にときどき放送に出てもらって、政治の実情なりあるいは今後の行き方なりについて国民に話してもらいたいというふうな軽い、ちょうどルーズヴェルトが炉辺閑話を放送したような番組は、放送番組として非常に意義がある、国民も非常に聞くだろうという意味で、むしろその方から話が出ておるのであって、それに官房長官は、民放も使って云々というようなことを言ったようでありますが、話の始まりは……

第26回国会 逓信委員会 第4号(1957/02/19、27期、自由民主党)

○竹内委員 私からも資料の要求をしておきたいと思います。これはNHK側にお願いいたしますが、テレビ置局計画は、会長の御説明では既定の長期計画によってとこうありますけれども、昨年われわれが資料としてちょうだいしているものと、ことしの計画がだいぶん違っておるように見えますので、昨年の計画とことしの計画との相違がわかる点と、今後の年次計画できまっている分だけのものを出して下さい。  もう一つは、NHKがテレビの第二放送を御計画になっていることは明らかでありまして、その要望書は政府にも出ているようでありますが、その計画ができておるとすれば、どういう内容で、どういう進み方で何年にはこうやっていくのだとい……

第26回国会 逓信委員会 第5号(1957/02/21、27期、自由民主党)

○竹内委員 最初に国際放送についてお尋ねをしたいのであります。   〔委員長退席、森本委員長代理着   席〕  国際放送は、言うまでもなく非常に重要な放送でありますが、放送である限り、これは現地によく聞えなければ全くナンセンスなわけでありまして、それについて資料を求めたのでありますが、出てきておりませんので、その点をまず伺いたいと思うのであります。  会長の説明、大臣の事業説明等によると国際放送は非常に効果を上げておるという意味のことをうたっております。私は一昨年から昨年にかけて主として放送事情を見るために世界を一回りしましたが、私の経験したところによると、日本の国際放送は必ずしもそうよくは聞……

第26回国会 逓信委員会 第8号(1957/03/01、27期、自由民主党)

○竹内委員 時間がないようでありますから、一点だけ千葉先生に伺っておきたいのですが、先ほど来のお述べになったこと、並びに質疑応答でお述べになった点を総合いたしますと、大体教育テレビを商業テレビの基礎においてやることは無理だろう。現実問題としては公共放送であるNHKにやらすことが適当だ、こういう御意見のように拝聴いたしました。その商業テレビの基礎でやることは無理だということの理由は、主として経営が困難だろう、うまくいかない。従って番組作成その他にもそれが影響していい教育テレビにはならない懸念が多いからこれは無理だろう、こういう御意見のように拝聴いたしました。そして教育というものの本質から考えて、……

第26回国会 逓信委員会 第11号(1957/03/13、27期、自由民主党)

○竹内委員 ただいまのお答えに関連するわけでありますが、教育テレビの問題は、教育テレビ局にしても番組にしても、今非常に重要な問題になっておりまして、先ほど森本委員からの御発言にあった通り、もうこれはことしの問題であります。今までの質疑応答の大体は、教育テレビをどういう形で始めようかという、企業体の側から見たお話が大部分でありましたが、私はこの問題については非常に大きい条件として、受け入れ態勢側の問題を考えなければならぬと思うのであります。その点についてNHKの永田会長にアイデアだけを伺っておきたいと思うのでありますが、大体において二様に考えられるわけであります。これは今後の教育テレビの発展の上……

第26回国会 逓信委員会 第18号(1957/04/03、27期、自由民主党)

○竹内委員 時間がないようですから簡単に二、三お聞きしたいのでありますが、テレビジョンのチャンネル・プランについて、当局は三十一年の二月十七日に根本方針をきめまして、それからことしの一月二十一日に修正をいたし、いわゆる基本修正の具体的な割当計画を発表して、これを電波監理審議会に今諮問をいたしておるわけでありますが、最初のプランが発表をせられてから相当長い時日がたっておるわけであります。その間日本のテレビに対する国民的要望がますます熾烈になってきておる状態でありますが、電波監理審議会の審議が、われわれの常識から考えると非常に長引いておるように感じられるわけであります。そこでどういうことが論争の中……

第26回国会 逓信委員会 第19号(1957/04/06、27期、自由民主党)

○竹内委員 テレビ・チャンネルに関連して二、三お尋ねしたいのでありますが、当局は三十一年の二月にテレビジョンの放送周波数の割当計画基本方針を決定して、それを今年の一月に修正をして、目下電波監理審議会に諮問をしておるのであります。その修正基本方針について、前回の委員会なりにおいてだんだんの質問をしておるわけでありますが、その一連としてお尋ねしておきたいのであります。修正基本方針の六の2のところに、三十一年の二月の基本方針では、「複数の放送を設定することは、事業主体従ってまた、放送内容の複数を意味するものであって、単数の放送の場合における言論情報支配の独占を排除する意義がある。」こうあったわけであ……

第26回国会 逓信委員会 第20号(1957/04/09、27期、自由民主党)

○竹内委員 高柳先生、田口先生、両先生にお聞きしたいのですけれども、両先生の今までお述べになりました貴重なる御意見を拝聴して、私は大体のところはこういうことだと思うのです。UHFは、VHFの波だけではテレビの需要をまかない切れないから、これを使うことはもちろん使わなければならぬが、今日の段階では日本の技術がそれをやり得るまでに安定していないということが一つ、その他これに関連して工業的な条件その他もそろっていない。それを今そういう不安定な状態で電波行政の基本に取り入れて、チャンネル・プラン全部を組むということは、行政自体としても非常に無理だし、実情としても非常に無理だ、これをやろうとすれば、そう……

第26回国会 逓信委員会 第21号(1957/04/10、27期、自由民主党)

○竹内委員 ただいまの電電公社の農山漁村における電話普及改善対策については、今簡単な御説明を伺っただけでありますから、いずれ詳しいことはお尋ねしたいと思いますが、その前に今御説明がありました電話のない地域の聚落という言葉で表現しておりますが、人家の密集した、こういう御説明でございますが、この聚落という概念の御説明を一つお願いしたい。
【次の発言】 これが大へん問題なのでありまして、半径一キロないし二キロでは大へんな違いなのです。現在の電電公社でやっております農村電話の問題も、このエリアの取り方をどうとるかということが、実際的には非常に大きい影響をしておると思います。北海道ではおそらくこれは半径……

第26回国会 逓信委員会 第22号(1957/04/18、27期、自由民主党)

○竹内委員 今御説明になりました団体加入電話の制度につきましてあらためてまた質問したいと思いますが、その質問をするための準備の質問のようなことをお聞きするわけでありますが、現行法では新しい制度をやることは法制上できないという御説明も今伺いました。私もそう思います。そこでことしは試験的にやるのだ、試行の範囲だ、こういうことでありますが、その試験的にやる範囲は三十二年度にはどの程度の規模をおやりになる構想を持っておるか、まずそれからお尋ねいたしたい。
【次の発言】 一般の希望をことしは受け付けるといっても、範囲が狭いので、通信局で企画したものを土地と相談してやるということで、電電公社が主体となって……

第26回国会 逓信委員会 第25号(1957/05/11、27期、自由民主党)

○竹内委員 関連して。今の監理官の御答弁は、先ほどの総裁の御発言と私は非常に食い違いがあると思う。これは非常に重大な問題だと思いますが、先ほど原委員のお尋ねは、この有線放送電話に関して、こういう法的な規制を設けることの意図はどこにあるのか。つまり第一条にうたってある「有線電気通信に関する秩序の確立に資する」とは、どういうことを意味するのかという意味のことを私はお尋ねしたのだと思う。それに対して総裁は、有線放送の昨今非常に日本の農村に普及してきた実態にかんがみて、その施設の利用普及をはかる意味においてこの規制を考えるのだ。そのはかる意味とはどういうことかということを総裁はこう説明したと私は聞いて……

第26回国会 逓信委員会 第26号(1957/05/13、27期、自由民主党)

○竹内委員 ただいまのNHKの三十年度の収支予算決算につきまして二、三お尋ねしたいのでございますが、概観的に感じますことは、承認予算額と決算額との間に、各項目ごとにほとんど訂正があるという点であります。もっともこれはわれわれがこの予算を審議いたしました際に、予算の実施に当ってこれを合理化して、余裕があったら従業員の待遇改善にそれを使ってほしいという附帯決議をしておるのでありますが、それはそれとして、しかしながら各項目ごとにこう増減額があって、承認予算額と決算額とに非常な食い違いがあるという点については、予算の実施の面について疑問を持たざるを得ないのであります。概観的に、こういう点にNHKはどう……

第26回国会 逓信委員会 第31号(1957/07/17、27期、自由民主党)

○竹内委員 この際、新大臣に一言だけお尋ねしたいのでありますが、その前に、郵政行政として非常に大きい問題を控えており。考え方によっては一つの転機に立っておるときに、この重責をにないました御苦労に対しまして深く敬意を表します。  ただいまあげられました問題は三つございました。その他にも重要な問題があると思いますが、今おっしゃられました事柄はいかにも重大な問題だと、われわれも同感であります。お話にあったように御就任早々で、まだお考えのまとまっていない事柄もございましょうから、きようはそういう個々の問題についてはお尋ねをしないことにいたしますが、今おっしゃられました三つの問題の中の最後のテレビの問題……

第26回国会 農林水産委員会 第12号(1957/03/15、27期、自由民主党)

○竹内委員 ただいま木村委員から御発言になりました点は、私も同席しておりましたがさようなことは聞いておりません。  ついでに一点だけきわめて常識的なことを畜産局長にお聞きしておきたいのでありますが、十和田地区の酪農振興計画は、私の承知しておるところによると、大体昭和三十三年までに乳牛七千頭をもって、その乳量は大体百三十石から百五十石、こういうふうに聞いておるのであります。そういたしますとそこに中心工場が一つあっても、これは大体農林省が計画されておる規模の中心工場たり得るものだとわれわれは常識的に考えておるわけであります。さらに三八地区において新たに指定を受けました地区の計画も、先ほど畜産局長か……

第28回国会 大蔵委員会 第35号(1958/04/17、27期、自由民主党)【政府役職】

○竹内政府委員 お答え申し上げます。処分保留のまま釈放になったことは事実でございます。この点につきまして私どもは、その処分をそういうふうに決定しましたことについて、法務省側としては参加をいたしておりませんので、結果を聞いてそのことを知ったわけでございますが、聞いたところによりますると、なお捜査すべき事項があるそうでございますが、身柄拘束の期間が過ぎておりますので、一応在宅にいたしまして、今後は任意捜査という形で捜査を続ける、こういうことでございます。何か今こちら側がそういうふうに指示したような御疑念もあるかと思いますが、そういうことはこの半作につきましては全然ございません。

第28回国会 逓信委員会 第1号(1957/12/23、27期、自由民主党)

○竹内委員 テレビの建設資金の問題について大臣から御説明を拝聴したいのでありますが、いよいよテレビも長い懸案であった予備免許を田中郵政大臣の勇断をもって一挙に解決されたことは、日本の文化のためにも、電波行政のためにも大へん喜ばしいことでありますが、しかしこれは、予備免許は言うまでもなくテレビ普及の最初の一段階でありまして、具体的な振興はこれからでありますから、その点については特に意を用いた行政指導が必要であることは言うまでもないのであります。  そこで問題のテレビ建設資金の問題であります。これはもとより各免許を受けた者が、あるいは増資あるいは自己資金等によってまかなうのであります。その足らざる……

第28回国会 逓信委員会 第4号(1958/02/18、27期、自由民主党)

○竹内委員 関連して。ただいまの問題ですが、これは委員会でしばしば問題になっておったことでありまして、大臣は今までの委員会のいきさつを御存じない点もあろうと思いますので、つけ加えて重ねて大臣の御所信を承わりたいと思います。これはこういう意味なんです。たとえばカラー・テレビというものを考えてみましても、全くこれの実際的な事柄はNHKがやっているわけです。これだけ日本の文化に大きい力をもたらすものを、電波行政の面からは協力してないとは申し上げませんが、きわめて協力の仕方が少い。こういう大きな文化問題は、NHKの受信料が余裕があるからないからということで考えていくことではなくて、国の文化政策として大……

第28回国会 逓信委員会 第5号(1958/02/19、27期、自由民主党)

○竹内委員 当委員会における郵政大臣の所管事項説明を先般拝聴したのでありますが、大体のことでありますから、詳細にわたっての御説明がないのもある程度当然でありますが、多少物足らないと感じた点がありますので、その点をお尋ねしておきたいのであります。  それは終戦後電信、電話、電波等は著しくサービスが向上して大へんけっこうでありますが、その中で郵政事業の中核をなしておる、われわれもそう思っておりますし、国民大衆もそう思っておりますところの郵便の方は、さっぱりサービスがよくなっていない。おそらくいろいろな資料をつき合してみても、これだけはまだ戦前に戻っていない、戦前よりも悪いのであります。これは当委員……

第28回国会 逓信委員会 第6号(1958/02/20、27期、自由民主党)

○竹内委員 先ほど森本委員からお尋ねのあったチルメル式計算によって積立金を計算するという問題についてちょっとお聞きしておきたいのですが、申し上げるまでもなく保険事業の積立金というものは重大なものであって、加入者の財産であります。これの計算の仕方を十九条に「被保険者のために積み立てるべき金額は、前条の基礎によって、純保険料式で計算する。」こう原則を定めてあって、あとに持ってきて「その効力発生後十年を経過しない間に限り、チルメル式で計算することができる。」しかしながらそのチルメル式計算におけるチルメル控除額は、三箇月分の保険料に相当する額をこえない額とする。」こう限定しておるわけであります。現行で……

第28回国会 逓信委員会 第7号(1958/02/21、27期、自由民主党)

○竹内委員 ただいま議決になりました簡易生命保険法の一部を改正する法律案に対して自由民主党、日本社会党共同提案にかかる附帯決議の趣旨を申し上げたいと思います。まず決議案を朗読いたします。     簡易生命保険法の一部を改正する法律案に対する附帯決議  一、最近における経済情勢の推移にかんがみ、今回の簡易生命保険の保険金最高制限額の引き上げをもつてしては、なお簡保事業の使命を果すにじゆうぶんでないと認められる、よつて政府は、なるべく近い時期に、右最高制限額を更に引き上げるよう措置すべきである。  二、現在、簡易生命保険事業と民間生命保険事業とは事業経営上競合するところがある、よつて政府は、両者の……

第28回国会 逓信委員会 第15号(1958/03/19、27期、自由民主党)

○竹内委員 関連して。ただいま松井委員のお尋ねしている件は、われわれも非常に聞きたいところです。そこで、テレビの普及によってラジオはどう減っていくのか、なかなか見当がつかないのだ、こういう御答弁ですが、三十三年度の予算の中において、NHKは三十二年に比べて三十三年は契約廃止は三万ふえる、こういうことで予算書を出しております。三万廃止が多くなるのだということは、これは予算書に出ているのだから、何か根拠がなければならぬはずです。どういうところから計算して、前年度に比べて三万ラジオの方が減っていくということをお考えになったか。先ほど来松井委員のお尋ねしていることは、そういうことなんです。何も根拠なく……

第28回国会 逓信委員会 第16号(1958/03/20、27期、自由民主党)

○竹内委員 自由民主党、日本社会党共同提案の附帯決議についてその趣旨を弁明いたします。  まず案文を朗読いたします。    放送法第三十七条第二項の規定に基き、国会の承認を求めるの件に対する附帯決議  一、日本放送協会昭和三十三年度収支予算の執行にあたつては放送債券、長期借入金を通じ多額の外部資金の調達を必要とするが、政府は財政資金の融通その他によつて、極力これに便宜を与えるべきである。  二、日本放送協会は、その公共性にかんがみ放送番組編成にあたり教育、教養番組等の拡充及び質的向上を図るべきである。  三、政府ならびに日本放送協会は、国際放送の拡充につき更に積極的施策を講ずべきである。  四……

第28回国会 逓信委員会 第17号(1958/03/26、27期、自由民主党)

○竹内委員 テレビジョン受像機の物品税に関してお聞きしたいのでありますが、御承知の通りテレビジョン受像機に対する物品税は、昭和三十一年の六月十一日より物品税の一部を改正する法律の一部を改正する法律によって、十四インチ以下の受像機等に対する物品税は、暫定措置によって本年七月以降百分の二十の課税を受けることになっておるのであります。本年六月三十日までは百分の十七という暫定措置が生きておりますが、これをこのままにしておきますと、期限を経過すると課税が二〇%に相なるということになっております。しかしながら昨年現内閣はNHK、民放あわせて五十二局の予備免許を交付して、今明年中に約七十局のテレビ局が新しく……

第28回国会 逓信委員会 第18号(1958/03/27、27期、自由民主党)

○竹内委員 郵便振替貯金法の一部を改正する法律案の改正の趣旨は、小切手払いを利用する加入者の利便をさらにはかって、小切手の呈示があった場合において直ちに小切手金額の現金を支払うことができるようにする、つまり小切手利用の範囲を広げて、商取引その他に利便を与えるということが眼目になっておるのであります。これは大へんけっこうでありますが、本日の朝日新聞朝刊に郵便小切手詐欺の記事が出ているわけであります。これを読んでみますると、振替貯金という非常に高度の信用を持っております制度を利用した悪質の小切手詐欺が、ひんぴんとして行われていることが報道せられておるのであります。この犯罪の手口を新聞面だけでありま……

第28回国会 逓信委員会 第22号(1958/04/03、27期、自由民主党)

○竹内委員 本日は参考人の方々、お忙しいところをお出まし願って、非常に貴重な御意見をお聞かせ下さいましてありがとうございます。ただいまお聞きいたしました御意見について、さらに二、三お聞かせ願いたいという趣旨でお尋ねをするのでありますが、放送法改正のよってきたりました一つの大きい条件は番組の低俗化を防いで、その向上をはかるという点にあることは御承知の通りであります。そこで現在の放送の番組が低俗だ、こういう批判が強いのでありますが、その批判の分析と申しますか、一体どういうふうに低俗なのかという点を皆様から具体的に一つお聞かせ願いたいのであります。  つまり皆さんのただいまお述べになった中にもそれぞ……

第28回国会 逓信委員会 第23号(1958/04/08、27期、自由民主党)

○竹内委員 本案第何条でしたか、この地域団体加入電話には組合を作らなければならぬということになっておりますが、この組合はどういう性格の組合ですか、そこだけ一点。
【次の発言】 これは民法上の組合でなければならぬという理由がどこにあるのか。たとえば特別法による組合がたくさんありますね。特別法の組合ではまずいのだ、民法上の組合でなければ工合が悪いのだという点を一つ御説明願いたい。
【次の発言】 民法上の組合でも特別の措置をすれば法人格の取得はできると私は思いますが、それは別問題として、民法上の組合となると、その団体員の持ち分が当然あるわけである。その持ち分に対する民法上の権利義務ですね。たとえばこ……

第28回国会 逓信委員会 第24号(1958/04/09、27期、自由民主党)

○竹内委員 ただいま議題となりました公衆電気通信法の一部を改正する法律案について、修正の動議を提出いたします。まず修正案を申し上げます。  修正案提出の理由は、目下内閣委員会におい、審議中の郵政省設置法の一部を改正する法律案の審議がおくれておるため、郵政省を逓信省と省名を改めるの件が決定に至っておりませんので、ここに修正案を提出するゆえんであります。何とぞ委員各位の御賛成をお願い申し上げます。

第28回国会 逓信委員会 第25号(1958/04/11、27期、自由民主党)

○竹内委員 まずこの郵便為替法の一部を改正する法律案について二、三お尋ねをいたしますが、この改正の趣旨は非常に便利になることでありまして、サービスでございますからもちろん異論がありませんか、その内容について二、三確かめておきたいと思います。  その一つは、便利になるので、現金を受取人まで電信為替の場合に郵便局が配達をするということでございますから、非常に喜ばれることでございますが、これに付随して起きます問題は、ものが現金であるだけに、その受取人の確認の方法がいろいろ実務の執行上問題になろうかと思うのであります。これをどういうふうにして確かめていくかという問題を二、三お尋ねしたいのでありますが、……

第28回国会 逓信委員会 第29号(1958/04/18、27期、自由民主党)

○竹内委員 ただいま議題となりました電波法の一部を改正する法律案について二、三お尋ねしたいのであります。最初にお聞きしておきたいのは、この改正案の中で一番問題になろうと思います点からお聞きしたいのでありますが、それは第百四条の、二「予備免許、免許又は許可には、条件又は期限を附することできる。」その二項としてそれに対するただし書きがついておりますが、その点についてまず事務当局から機械的なことを二、三最初にお聞きしたいのであります。この百四条の一はあらゆる無線局に適用する、こういう意味でありますか。多少そこに仕分けをした考えを持っているのでありましょうか。

第28回国会 逓信委員会 第30号(1958/04/22、27期、自由民主党)

○竹内委員 この修正案の「原子爆弾の被爆者に対する治療その他の援助を行う団体又は逓信省の職員の保健若しくは保養を目的とする事業を行う団体」こうありますが、この職員の保健あるいは保養を目的とする事業を行う団体とはどういう団体であるか、またこの保健の、何といいますか、どういう方面に具体的にはこれをお使いになるという御意思でありますか、提案者というよりも、むしろ郵政当局にお尋ねいたしたいのであります。
【次の発言】 前回の委員会で、この電波法改正についての第百四条の二「予備免許、免許又は許可には、条件又は期限を附することができる。」この条項についてお聞きしたのでありますが、大臣の御答弁も事務当局の御……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 外務委員会 第2号(1958/06/20、28期、自由民主党)【政府役職】

○竹内政府委員 このたび、外務政務次官に任命されました竹内俊吉であります。外交につきましては全くのしろうとでございますので、格別によろしくお願いを申し上げ、ごあいさつといたします。(拍手)

第30回国会 外務委員会 第1号(1958/10/03、28期、自由民主党)【政府役職】

○竹内政府委員 ただいま議題となりました二件につき提案理由を申し上げます。  まず、日本国とポーランド人民共和国との間の通商に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  昨年二月に署名された日本国とポーランド人民共和国との間の国交回復に関する協定は同年五月に発効いたしましたが、同協定の第五条において、両国は、「その通商及び海運の関係を安定した、かつ友好的な基礎の上に置くために、条約又は協定を締結するための交渉をできる限りすみやかに開始すること」を約束しております。  日波両国間には、地理的遠距離の関係もあり、従来見るべき貿易もありませんでしたが、今後の両……

第30回国会 外務委員会 第5号(1958/10/17、28期、自由民主党)【政府役職】

○竹内(俊)政府委員 私がお答えいたします。ソ連大使館が持っております壁画の館外上映のことだと思いますが、このことは先般来お話があることは承知いたしております。それは二国間の文化の交流の一面でありますから、一国間でいろいろな文化交流の個個の問題について交渉をして、そうして相互主義によってやることが、外交上の慣例になっております。それでソ連で、日本の大使館の持っております映画の館外上映をどの程度認められるかということを打ち合せて、しかる後にきめるということが大体外交上の常識でありますから、それに従って今やっておりますので、まだ少し時間がかかると思います。     〔佐々木(盛)委員長代理退席、委……

第30回国会 外務委員会 第6号(1958/10/20、28期、自由民主党)【政府役職】

○竹内(俊)政府委員 ただいま新関参事官がお答えいたしました通りでございまして、外国公館が持っております啓発映画の館外上映につきましては、原則として二つの条件を持っておるわけであります。それは先般お答えいたしましたように、第一は相互主義による、もう一つは内政干渉にわたるような宣伝をしないことということを原則として、このことは外務省から東京の外国公館に通達を出して了解を得ておるわけであります。その原則に従って外国公館の館外上映を認めるということにしておりますから、これはソ連に限って差別的待遇をいたしておるわけではありません。そこでその相互主義に基いて今お答えしたようなことをソ連の政府と交渉してお……

第30回国会 外務委員会 第7号(1958/10/22、28期、自由民主党)【政府役職】

○竹内(俊)政府委員 ただいま議題となりました原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とグレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件及び原子力の非軍事的利用に関する協力のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件並びに原子力の非軍事的利用に関する協力のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定を改正する議定書の締結について承認を求めるの件の三件につきまして提案理由を一括御説明いたします。  政府は、昭和三十二年七月国際原子力機関に加盟し、同機関の理事国として原子力の平和利用についての国際的協力及び……

第31回国会 外務委員会 第4号(1959/02/06、28期、自由民主党)【政府役職】

○竹内(俊)政府委員 ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の小包郵便約定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  日本国と米国との間の小包郵便物の交換業務に関しましては、戦前は昭和十三年の約定によって規制されて参りましたが、戦後も米国政府はサンフランシスコ平和条約第七条の規定に基いて、この約定の復活を通告して参りましたので、現在この戦前の約定が両国間に適用されております。しかしこの戦前の約定は、昭和十三年以来一度の修正も行われていないため、現状に適するよう改定の必要がありましたので、政府といたしましては新約定の締結の希望を米国側に申し入れ、以来……

第31回国会 外務委員会 第5号(1959/02/13、28期、自由民主党)【政府役職】

○竹内(俊)政府委員 ただいま議題となりました通商に関する日本国とハイティ共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  ハイティ共和国は、戦前わが国繊維製品の好市場であって、わが国から年間平均八十万ドル程度の輸出が行われた時期がありましたが、一九三五年ハイティ共和国政府は、貿易上の求償主役に基いて日本産局に最高税率を適用し、戦後においてもガット第三十五条を援用して同税率の適用を継続して参りました。このため、戦後における同国との貿易は、わが国が輸入するハイティ産糖等の輸入額に比較して、わが国の同国への輸出はきわめて低調であって、昭和三十一年においては……

第31回国会 外務委員会 第7号(1959/02/27、28期、自由民主党)【政府役職】

○竹内(俊)政府委員 ただいま議題となりました所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とパキスタンとの間の条約の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  御承知のようにわが国はさきにアメリカ合衆国及びスエーデンとの間に二重課税防止条約を締結しておりまして、引き続きアジア諸国その他の諸国ともこの種条約の締結を促進しようとしておりましたが、まずパキスタンとの間に交渉が妥結いたしまして、昨年十二月十日に仮調印を行いまして、パキスタン側で所要の国内手続をとるのを待った上本年二月十七日に署名調印いたした次第であります。  この条約の内容は、基本的に……

第31回国会 外務委員会 第9号(1959/03/04、28期、自由民主党)【政府役職】

○竹内(俊)政府委員 ただいま議題となりました両件について提案理由を御説明いたします。  まず所得に対する租税に関する二重課税の防止のための日本国とノールウェーとの条約の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  御承知のようにわが国は、さきにアメリカ合衆国及びスエーデンとの間に二重課税防止条約を締結し、去る二月十七日にはパキスタンとの間に二重課税防止条約を署名いたしましたが、今般さらにノルウエーとの間に交渉が妥結し、二月二十一日に東京で本条約に署名した次第であります。  この条約の内容は、基本的には、さきに締結されたスエーデンとの間の租税条約にならうものでありまし……

第31回国会 外務委員会 第10号(1959/03/06、28期、自由民主党)【政府役職】

○竹内(俊)政府委員 お答えいたします。いずれ詳しいことはアジア局長が来てから申し上げることにいたしまして、大体私の承知するところを申し上げておきたいと思います。井上外事部長が、政府から、日赤を通して赤十字の国際委員会に、御承知の通りの在日鮮人の北鮮帰還に関しての帰還意思の確認と、その結果による実施方法の仲介あっせんを依頼するという意を受けまして、ジュネーブに参ったことは御承知の通りであります。その後のことは、井上外事部長から島津社長に対する報告を、外務省を経由してやっておりますので、その報告に現われたところをまとめて申し上げてみたいと思います。  最初に、国際委員会の委員長及び理事及び幹部総……

第31回国会 外務委員会 第11号(1959/03/10、28期、自由民主党)【政府役職】

○竹内(俊)政府委員 ただいま議題となりました三件について提案理由を御説明いたします。  まず関税及び貿易に関する一般協定の新第三表(ブラジルの譲許表)の作成のための交渉に関する議定書の締結について承認を求めるの件につきまして御説明いたします。  この議定書は、ブラジルの新関税法制定に伴い、これに見合う新しい同国のガット関税譲許表を作成する必要が生じ、そのための関税交渉会議がわが国を含む二十五カ国参加のもとに昨年ジュネーブにおいて開催され、その結果作成されたものであります。  従来、ブラジルはガット第三十五条の規定をわが国に対して援用しておりましたのでわが国は同国とガット関係になく、同国との間……

第31回国会 外務委員会 第12号(1959/03/13、28期、自由民主党)【政府役職】

○竹内(俊)政府委員 前々回の当委員会において大西委員より御質疑のあった点について、調査の上でお答えをすることをお約束した点についてお答え申し上げます。  第一にインドネシアにおける残留元日本軍人の現況についてでありますが、この問題については在外公館当然の任務としてその真相を把握すべく不断の努力をいたしておりますが、何分にも現在この問題の中心はいわゆる消息不明者の調査にありますので、なかなかはかどらない事情にありますことを御了承願いたいと思います。現在行なっておる調査は、厚生省からの強い御要請もあって、最終的調査になる性質の調査でありますので、外務省としてはインドネシア政府機関その他地元の協力……

第31回国会 外務委員会 第14号(1959/03/18、28期、自由民主党)【政府役職】

○竹内(俊)政府委員 ただいま議題となりました所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とデンマーク王国との間の条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  御承知のようにわが国は、さきにアメリカ合衆国及びスエーデンとの間に二重課税防止条約を締結し、去る二月十七日及び二十一日にはパキスダン及びノルウエーとの間にそれぞれ二重課税防止条約を署名いたしましたが、今般さらにデンマーク王国との間に交渉が妥結し、三月十日にコペンハーゲンで本条約に署名した次第であります。  この条約の内容は、基本的には、さきに締結されたスエーデン及びさきに署名され国……

第31回国会 外務委員会 第15号(1959/03/19、28期、自由民主党)【政府役職】

○竹内(俊)政府委員 ブラジルとの通商問題から、今お述べになったような事態が起きておりますので、中南米公館長会議におきましてもこの問題が重要な問題として、まる一日かけて討議されたわけであります。今事務当局がお答えいたしました通り、この問題を処理するために関係各省とただいま相談中であります。原則としては、オープン・アカウントを廃止するという行き方は私は妥当なものだと思いますけれども、当面の貿易の問題について考えてみるというと、多少の無理があったのではないかということを今痛感いたしておるわけであります。そういう考え方に立って、この問題の処理については、あるいは借款供与がいいのか、今お話のあったよう……

第31回国会 外務委員会 第16号(1959/03/25、28期、自由民主党)【政府役職】

○竹内(俊)政府委員 ただいま大西委員からの御発言にありました過去の日ソ交渉においてそういう原因を作ったかどうかという点については、私はつまびらかにいたしませんが、この交渉はその年度々々において委員会においてものを決定していくのが原則であります。でありますから、たといそういうことが多少あったにしても、公正な資源論及びその他の条件から判断して、一つ一つものをきめていくのが本質であろうと思います。さようなことが非常に大きく原因しているとは思いません。またオホーツク海の問題は一万トンと取りかえてやったというような事実はないのであります。これは全く別個の問題としてオホーツク海の資源論から出た一つの結論……

第34回国会 運輸委員会 第25号(1960/05/26、28期、自由民主党)

○竹内委員 時間がないようでございますから、一点だけ伺っておきたいと思います。  長官の御説明では、今度の予報警報のおくれたことは、気象庁が現に持っておる技術なりあるいは学問なりの限界がしからしめたのだ、こういう御説明に受け取れるのですが、私も長谷川君同様、そのほかに何か人心の弛緩というか、故意に怠慢であったとは思わないが、結果としてそれと同じような結果が出た点からかんがみて、そういう点が考えられるのであります。その一例としてお尋ねするのだが、二十四日の午前二時四十七分に岩手県の宮古測候所が津波の現象を観測した、こう伝えられておる。二時四十七分であります。あなたの方からの手配で一番早い警報は五……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 外務委員会 第18号(1961/04/20、29期、自由民主党)【議会役職】

○竹内委員長代理 次に、国際情勢に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。岡田春夫君。

第38回国会 外務委員会 第22号(1961/05/11、29期、自由民主党)【議会役職】

○竹内委員長代理 これより会議を開きます。  本日は委員長が病気のため欠席されますので、私が委員長の職務を行ないます。  この際参考人招致の件についてお諮りいたします。  国際情勢に関する件について、目下来日中の琉球立法院議員を参考人として招致し、沖繩における諸問題について御意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないようでありますから、さよう決定いたします。  なお参考人の人選その他につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますので、さよう御了承を願います。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時三十五分散会

第38回国会 外務委員会 第23号(1961/05/12、29期、自由民主党)【議会役職】

○竹内委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が病気のため欠席されますので、私が委員長の職務を行ないます。  国際情勢に関する件について調査を進めます。本日は参考人として、琉球政府立法院議員山川泰邦君、真栄城徳松君、及び知花英夫君の御出席を願っておりますので、沖繩における諸問題についてまず参考人の御意見を承り、引き続き参考人に対する質疑を行なうことにいたします。  この際参考人各位に一言ごあいさつ申し上げます。本日は御多用中のところ本委員会に御出席願いまして、まことにありがとうございます。委員長として厚く御礼申し上げます。何とぞ忌憚のない御意見をお述べいただきたいと存じます。  これより……

第38回国会 外務委員会 第26号(1961/05/24、29期、自由民主党)

○竹内委員 関連質問。ただいま森本委員の御質問に対して監理局長から大体の説明がございましたが、この条約の最終議定書で今お話しになっております留保した国が十六カ国ですか、韓国を入れますと十七カ国あるわけでありますが、しかもカナダ、アメリカ、フィリピン、ソ連等、わが国との関係の深い、しかも電気通信においては世界の先進国と言われるような国までがこれを留保しておるという状態であるわけであります。しかもこの業務規則、四つあるわけですが、その四つのうちのどの業務規則をどの国が留保したか、それが日本のこの方の事業に対してどういう影響があるのか、その説明を加えた各国別の資料を一つ御提出願いたいと思います。  ……

第38回国会 外務委員会 第28号(1961/05/31、29期、自由民主党)【議会役職】

○竹内委員長代理 正示啓次郎君。
【次の発言】 川上貫一君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。    午後零時四十六分散会

第40回国会 外務委員会 第7号(1962/02/28、29期、自由民主党)

○竹内委員 ドミニカ移民の帰還問題について若干お尋ねをしたいのでありますが、この問題は、申し上げるまでもなく、事志と違って帰国せざるを得なかった方々のお気の毒な境遇に対してどういう措置をとるかということとともに、わが国の移住政策の将来にきわめて重大な影響を持つものでありますから、すでに国会においても当委員会あるいは決算委員会においてあらゆる角度からの質疑が展開されて、全貌がかなり明らかになっておるのであります。先般の決算委員会における政府の説明、実際に移住地の調査に当たった調査官その他の参考人としての陳述並びに帰国者の陳述等をつぶさに会議録で読んでみますと、その言っている言い分は双方にかなり相……

第40回国会 逓信委員会 第8号(1962/02/15、29期、自由民主党)

○竹内委員 関連して。ただいま森本委員の御提案になった宇宙通信の調査につきまして、大臣の御答弁は少し消極的のようですが、自民党の私からも一つぜひともやっていただきたいと申し上げておきます。これは実は去年この計画をアメリカがいたしました際に、最初民間事業としてやろうという考え方があって、日本に勧誘に来た事実がございます。当時日本としてはまとまった答えをせずに、アメリカでもまた、それを公社法案によって一つの特殊な団体を作ってやろうというようなことに傾向が変わったようでありますが、森本委員の言われたように、もうこれはカナダとアメリカで実験の結果、有効な通信媒体として採算的にも成り立つというところまで……

第40回国会 逓信委員会 第17号(1962/03/15、29期、自由民主党)

○竹内委員 関連して。森本委員と局長の質疑応答を聞いておって、局長は、カラーテレビの普及も法的な義務がNHKにあると、こう受け取れるような答弁であったように聞いたのですが、そういう意味であるならば、法的義務はカラーテレビとか、白黒とかいうことを規定しているわけではありませんから、テレビ普及にはなるほどそういう法的義務がある。しかし、白黒とカラーと区別して考えたときには、カラーの方はよりベターだから、そういうだんだんいいものを流していくという道義的義務は、当然そういうものを扱っておるNHKにあるのだ。こういう意味の義務はあると思う。こういう答弁ならば私は至当じゃないかと考えるのでありますが、そこ……

第40回国会 逓信委員会 第21号(1962/04/12、29期、自由民主党)

○竹内委員 先般通信衛星に関して若干のお尋ねをしたのでありますが、その質疑応答から得た国際電電、電電公社並びに電波監理局の御答弁その他から、さらに二、三お尋ねをしてみたいと思うことがあります。  まず、先般申し上げましたアメリカの宇宙開発関係の情報、正しくはアメリカの宇宙開発局、NASAからの日本に対する情報の提供に関して、どうも日本側の窓口が一本でないので、精密度の高い情報を流すことには、向こうは責任の所在が明確でないという点でためらっておるということで、そういうことをNASAの方ではっきり言ってもおる。それに、日本側としても一本にしたいという努力を、外務省が中心になって、郵政、文部、科学技……

第40回国会 逓信委員会 第22号(1962/04/18、29期、自由民主党)

○竹内委員 今のことに関連してちょっと伺いたいのですが、この地上施設委員会の性格によってそれがきまってくるのだと思うのです。申し上げるまでもなく、NASAはアメリカの政府機関だ。ATTなんかとは違う。その場合に、この委員会の性格によっては、当然外交上の協約なり外交上の協定なりが必要なのが常識かと思うのです。そこで、この性格はどういうものなのですか。この委員会そのものがアメリカの政府機関なのか、それとも国際的な合議機関で、そこである計画に対する意思の決定をする機関なのか、その性質によって違ってくるわけですね。その点はどうなのですか。単なるアメリカの政府機関に日本は参加をする、こういう形のものか、……

第40回国会 逓信委員会 第25号(1962/07/10、29期、自由民主党)

○竹内委員 関連。二条さんは技術屋のオーソリティーですから、その点からお聞きしたいのだが、私は、鹿島の国際電電の施設は、これはマイクロウェーブに大いに支障を来たすものだという主張を当委員会でしばしばやって参ったのでありますが、その通りの、ややそれに近い結果を郵政省も得たようでありますが、私は実験段階ならば差しつかえないのではないかという点にも、相当疑問を感じます。実験段階でも、おそらく半径二十キロから三十キロ以内は相当な支障がくる。これはあまり無理をなさらない方がいいのじゃないかという点が第一点。実験段階ならば確実に支障はないのだという保証があるのかどうか。そこをあなたは技術屋の方から見て――……

第41回国会 商工委員会 第11号(1962/11/09、29期、自由民主党)【政府役職】

○竹内説明員 御質問の内容は、どういうことかわかりませんが、丸善問題の外資導入の件だろうと考えますが、これはまだ関係省の中で検討中でございまして、結論が出ておりません。従って、まだ未決定と申しますか、そういうことだと思います。
【次の発言】 外資審議会の今後の動向につきましては、今いつごろまでに結論が出るということを申しがたいと思います。従いまして、二十六日前にどうなるかということは、画然とは申しがたい、こういうことであります。
【次の発言】 審議会の日程は、十三日に一回ありますが、これにはかからない予定であります。そのあとの審議会は二十七日でありますから、今お尋ねの二十六日前には、従って結論……

第41回国会 大蔵委員会 第1号(1962/08/14、29期、自由民主党)【政府役職】

○竹内(俊)政府委員 竹内でございます。このたび大蔵政務次官に就任いたしました。まことにふつつかなものでございますが、何分御支援と御協力をお願い申し上げます。  きわめて簡単でございますが、ごあいさつといたします。


各種会議発言一覧

27期(1955/02/27〜)

第22回国会 逓信委員会放送事業の調査に関する小委員会 第3号(1955/07/23、27期、日本民主党)

○竹内小委員 昨日の委員会で放送法の改正に関する見通しについて大臣にお尋ねしたのでありますが、大臣の御答弁では、例の郵政省の省内に設けてある電波法の改正に関する調査委員会にかわる何らかの諮問機関を新たに設けて、それにいろいろの作業をさして、なるべく次の国会には放送法の改正を提出したい、そういう意図のもとに作業を進めるという御答弁があったわけであります。それで昨年来この問題と取っ組んでおられる電波監理局の当局にお尋ねしたいのでありますが、大体今の見通しにおいては、放送法改正のポイントとなるべき、重点となるべき点は、どういう点であるかということを一つお示し願いたい。

第24回国会 逓信委員会電波及び放送に関する小委員会 第2号(1956/03/01、27期、自由民主党)

○竹内小委員 きょうは時間もないようでありますから、大まかな問題を二、三お尋ねしたいと思います。  郵政当局の放送法改正に関する調査がだいぶ進んでおるように聞いておるわけであります。省議として御決定になったかどうか。決定まで至らなかったけれども、大体の大綱はここだというふうなことがもうだいぶきまっておるように聞きますので、まずその点、放送法の改正に関する省議の決定いかん、及び問題点として、現行放送法をどういう点を改正する方針で御提案なされるつもりか、その点のことを説明願いたい。
【次の発言】 ただいまお答えになったことに対して、いずれ機会があろうかと思いますから、ここでその内容については触れよ……

第24回国会 逓信委員会電波及び放送に関する小委員会 第3号(1956/03/08、27期、自由民主党)

○竹内小委員 放送法改正の要綱が当局から発表されました。これは当委員会の最大の問題でありますが、これに対する調査、質問はまとめてやることになりましたので、きょうはそれ以外のことを二、三お尋ねしたいと思います。  第一にお聞きしたいのは、近く当局がやらなければならない重大な事柄の一つとして、ラジオ及びテレビの周波数の割当の問題があるわけであります。それの基本的な態度方針についてお尋ねをしたいのであります。当局から出されました資料によりますと、標準放送局の混信状況についてこれを見てみますと、その特色と申しますか、現われた現象の最も目立つものは、NHKの混信には海外電波の影響の混信が非常に多いという……

第24回国会 逓信委員会電波及び放送に関する小委員会 第4号(1956/03/09、27期、自由民主党)

○竹内小委員 NHKの側に二、三お尋ねしたいのでありますが、先般お尋ねをした国際放送について重ねて確かめておきたいと思いますことは、先般申し上げました通り、放送協会の提出した資料によりますると、せっかく相当の予算をもってやっている事業が、大体において私は佳良だと思うのでありますが、放送協会では大体良だというようにお答えになっておりますけれども、満足すべき状態にないということにおいては一致しておるようであります。今実施しております十三方向の地域が、全部が政府の命令によって区域を選定したものかどうかを承わっておきたい。
【次の発言】 これは放送法においても明らかであったと思うのでありますが、海外国……

第24回国会 逓信委員会電波及び放送に関する小委員会 第5号(1956/03/14、27期、自由民主党)

○竹内小委員 前回の当小委員会において、来たるべき六月の周波数の割当についての基準対策について若干お尋ねをいたしたのでありますが、それに対する当局の御答弁は、ほとんどが目下検討中、調査中ということで要領を得なかったのであります。申し上げるまでもなく国会の審議は、審議の対象になっておる立法事項を決定するということは言うまでもないが、その過程において行政の対策なり責任なりを明確にするということも、また重要な事項であることは言うまでもないのであります。その点から考えますると、郵政当局の国会に対する準備というか、態度というものは、満足すべきものでないということを指摘せざるを得ないのであります。たとえて……

第24回国会 逓信委員会電波及び放送に関する小委員会 第7号(1956/05/17、27期、自由民主党)

○竹内小委員 標準放送の周波数の割当計画についてお尋ねをしたいのであります。前委員会において原則問題二、三についてお尋ねをして、荘次長からそれぞれ答弁をいただいておるわけでありますが、きょうはもう少し詳しい点についてお尋ねをしたいのであります。  その前に、大電力局といわゆるその範囲内のサービス局との関連の点から、二、三NHKにお尋ねをしたいのでありますが、NHKは各地方局においてローカル放送をやっておって、そのローカル放送というものを相当重要なものとお考えになって、その放送内容なり企画なりに苦心をなさっておられると思うのであります。そこで問題は、そのローカル性そのものをNHKはどういうふうに……

第26回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第1号(1957/07/10、27期、自由民主党)

○竹内小委員 テレビジョン放送用周波数の割当計画基本方針及び具体的割当計画表についてという郵政省の公式の決定をみたわけでありますが、これについて二、三御説明を伺いたいと思うのでございます。と申しますことは、これの原案についてはわれわれは委員会において御当局の説明を一応伺っておったのでありますが、その原案と審議会の審議の答申を待って郵政省が決定をして公聴会にかけたものとの間に若干の修正があるようであります。その修正の個所をからんで二、三御説明を伺いたいのであります。この文書の順を追って二、三聞きたい。これは六月十九日、郵政省発表のものでありますが、第一に、その中の第五の「全国的分布を考慮において……


28期(1958/05/22〜)

第31回国会 外務委員会内閣委員会連合審査会 第1号(1959/03/11、28期、自由民主党)【政府役職】

○竹内(俊)政府委員 外務省設置法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明いたします。  アジア、中近東、中南米等の諸国の経済的、社会的発展に資するため、これらの諸国に対し、経済上の協力を行うことは、わが国の経済外交の一環として、この数年来、とみに重要性を増しつつあります。外務省におけるこの関係の事務は、従来、アジア局、アメリカ局、欧亜局及び経済局で取り扱われてきたのでありますが、その量の急激な増加に応じて組織を整備し、経済協力に関する事務を総合的かつ能率的に遂行し得るようにするため、この際、経済局に経済協力部を設置し、同部において関係事務を一括処理することといたしたいのであります。  なお、……

第31回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1959/02/25、28期、自由民主党)【政府役職】

○竹内(俊)政府委員 外務省所管の昭和三十四年度予算について大要を御説明いたします。  予算総額は百十三億四千三百三十九万円で、これを組織別に大別いたしますと、外務本省四十七億六千二百七十三万七千円、在外公館六十五億八千六十五万三千円であります。  ただいまその内容について御説明いたします。  まず、外務本省の経費について申し上げます。  第一、外務本省一般行政に必要な経費十億二千十八万四千円は、外務省設置法に定める本省内部部局及び附属機関の一般事務を処理するための職員千二百七十八名の人件費及び事務費等であります。  第二、外交運営の充実に必要な経費三億一千万円は、諸外国との外交交渉により幾多……


29期(1960/11/20〜)

第40回国会 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第1号(1962/02/08、29期、自由民主党)

○竹内小委員 私も同じことをお聞きするのだけれども、もっとわかりやすく言えば、FM放送の調査会の眼目は三つあると思う。一つは、あなたが御説明になった中波の補完的役目として、難聴地域、あるいはこの穴になっているようなところを補っていく、こういう意味、あるいは混信の対策としてこれをあげていく、これが一つ。いま一つは、全く新しい分野の放送をFM放送で展開していく。あるいは教育、教養、学術、そういう特殊な放送番組にこれを使っていく。その場合に、NHKの今の状態から考えて、第二、第三というものを設けていく。これはいろいろあるのですが、新しい分野に使うという点が一つ。もう一つは、今、森本君が言ったように、……

第40回国会 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第2号(1962/02/14、29期、自由民主党)

○竹内小委員 大体森本君、橋本君の今のお尋ねで私の聞きたいと思っておった点も尽きておるわけですが、先ほど委員長からお申し出のあった、音声放送におけるFM放送の地位をどう考えるかというので、三つの条件をあげておりますが、この三つのいずれを選ぶかによって、日本の放送事業の調和と進展に及ぼす影響が非常に大きいばかりでなく、国民生活に与える点も非常に重大でありますので、まだ調査会の結論が出ていないのもそのためかと思うのでありますが、これは十分に調査、検討を尽くして、その上で大局に立って決断すべきもので、あまり行政の便宜のために拙速主義をとるようなことは、私は、当を得ないことだ、こう考えておるのでありま……

第40回国会 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第4号(1962/02/28、29期、自由民主党)

○竹内小委員 ことしの六月の中波の再免許に際して、FMを考慮して作業をするようなことになっておるか。今までの調査その他から考えると、その点はどうなんですか。
【次の発言】 そうすると、中波の再免許にはFMを一応切り離して考える、これが筋だ、こういう意味ですか。
【次の発言】 観念的に見てわれわれもそれは筋だと思います。実際問題を聞いているので、FMをどう使うか。先般この委員会でも非常に意見が出たように、中波にかわるものとしてこれを使うか、中波の補完的な意味で使うか、かわるものとして使いたいという個人的意見を局長は述べられたとすれば、それに対する技術の基準だとか、あるいは全体の配置だとか、いろん……

第40回国会 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第5号(1962/03/28、29期、自由民主党)

○竹内小委員 関連して。今電監局長の森本委員に対する御答弁の中に、非常にごもっともなことですが、FMの特質を生かすということを二度繰り返して、非常にそこに重点を置かれた。FMの特質というものは、その場合どういうお考えを含むものか。これはおそらく長く言えば長くなるでしょうが、ごく簡単に言えば、どういうことか、あわせて一つ答弁願いたい。

第40回国会 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第6号(1962/04/04、29期、自由民主党)

○竹内小委員 この軌道追跡のステーションに関して、アメリカから申し入れがあった、そのことについての新聞報道を読みましたので、これは日本人を雇い入れることはあるだろうけれども、日本人をその技術の中に組み入れていくということはしないのだ、こういう新聞記事でわれわれ心配したのでありますが、今の説明で、もっぱら平和利用に使うのだ、日本人にも公開される、観測結果は世界にこれを公開するのだ、こういうことで、その限りにおいては安心をするのでありますが、ただ一つ、今の森本委員との質疑応答でもやや明らかであるように、この施設は、そういたしますと、アメリカの施設でありますか。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

竹内俊吉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。