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細田綱吉 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

細田綱吉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言(非役職)歴代TOP1000
999位

27期委員会出席TOP50
48位
27期委員会発言TOP100
69位
27期委員会出席(無役)TOP50
13位
27期委員会発言(非役職)TOP100
56位

このページでは細田綱吉衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。細田綱吉衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

27期(1955/02/27〜)

第22回国会 決算委員会 第4号(1955/03/31、27期、日本社会党(右))

○細田委員 今、官房長から、以後と申しますか、今後も十分御注意があるという自己反省のお言葉がありました。実はその点私お伺いをいたしたいのであります。幽霊人夫などが一番多かったという会計検査院からの御説明がありました。これは見方によってはインフレの非常に激しいときは、これはいいとはいわないが、情状酌量する余地がかなりあったと思いますけれども、いろいろ報告を伺ってみますと、橋梁のないのに橋梁のあったことにしたとか、あるいは三菱重工業から使いものにならないようなものを買い上げておるというような、その他いろいろありますが、だれが見てもこれは監督がきわめて不十分であった、あるいは悪質であったというような……

第22回国会 決算委員会 第9号(1955/05/24、27期、日本社会党(右))

○細田委員 本委員会は、二十六年度並びに二十七年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算及び政府関係機関決算報告書につきまして慎重審議を重ねられましたので、この程度で審議は結了することにいたしまして、委員各位のお手元に配布いたしました別紙のごとく決議せられんことを望みます。  なおその決議の趣旨について若干の説明を付加いたしたいと存じます。まず別紙におきまして二十六年度、七年度いずれも所管別に不当違法な支出を指摘しておきましたが、これを通覧いたしまして特に考えられますることは、これらの予算を取り扱いました各機関においてきわめて網紀の弛緩が目立っておるのでございます。特に運輸関係なんかを見……

第22回国会 決算委員会 第12号(1955/06/04、27期、日本社会党(右))

○細田委員 ごく簡単に伺います。富士製鉄と平郡漁業協同組合と、その性格は月とスッポンほど違うのです。この両方で共同して払い下げの申請がなされた、こういうことに対して大蔵省はどういうふうにお考えになっておりますか。
【次の発言】 本件の価格は、先ほど管財局長が千五百六十万円、引揚げの費用一千二百十万円ですか、差引いて三百五十四万円、こういうふうに御説明になったのですが、地方財務局の権限は、価格についてはどういうふうにお考えになっておりますか。
【次の発言】 経理局長に伺います。先ほどあなたの方の資料で「なし」の調査報告というものが出たのですけれども、これによると、去年の八月の六、七、八というふう……

第22回国会 決算委員会 第13号(1955/06/07、27期、日本社会党)

○細田委員 関連して。あなたはただいま松岡委員のお問いに対して、魚巣にすべく請求しておった、こういうわけですね。ところが防衛庁に対して北星船舶工業、それから平郡漁業協同組合が、これはもったいない、船に使えるものだ、船に使ってくれという具申書を出した。その具申書は七月の十日ですよ。ところがドックへ入ったのは七月下旬だとあなたは言われる。だいぶ話が違いやしませんか。その点よくお記憶にありませんか。
【次の発言】 そんなことはないでしょう。平郡漁業協同組合、しかもあなた方の一切の仕事をやっておるサルベージの会社が、これは全くもったいない、船に使えるのだ、これが船に使えたら殉職された英霊もさぞかし満足……

第22回国会 決算委員会 第14号(1955/06/09、27期、日本社会党(右))

○細田委員 本件の駆逐艦「梨」に対しては、富士製鉄、平郡漁業協同組合連名の払い下げの前に、昭和二十七年の七月一十八日付で漁業協同組合から払い下げの申請があったことを御記憶でございますか。
【次の発言】 そのときの払い下げ代金は一千百三十万円で五カ年の分納であったというが、それはその通りでございますか。
【次の発言】 そうすると、担保物件の請求なんかをされておるようですが、それにしても、かりに担保の不足を来たしたにしても、一千百三十万円の払い下げ申請に対して、どういうわけで単なる三百六十万円で払い下げになられたのか、その点を一つ。
【次の発言】 そこで一つ非常に疑問が起きるのですが、平郡漁業協同……

第22回国会 決算委員会 第17号(1955/06/16、27期、日本社会党(右))

○細田委員 あなたに答弁を聞いても、ちょっと会計事務にふなれだから……。こういうことをやっている。先ほど会計検査のシステムについてもこういうふうに直した、こういう御説明もあった。また会計事務は講習会を開いたり、会議を持ったりしてやっておる、こういう御説明だが、たとえて言うたら、宮崎県の宮崎検察庁は、こういうエラーというか大ミスをしている。これは会計事務のふなれではないのです。国家予算の骨子をなすところの款項目の無視です。そこで伺いたいのは、宮崎検察庁に最高検察庁からその前に業務検査に行っておるが、会計検査というものはきわめておざなりである。そうしておいて宮崎県でいろいろ詐欺だ、窃盗たとあげてお……

第22回国会 決算委員会 第19号(1955/06/21、27期、日本社会党(右))

○細田委員 ちょっと関連して。私はその点どうも国税庁の数字は納得できない。委員長に、特に国税庁に、五千万以上と吉田委員の方で申し上げた。これは各地方国税局へ照会してもいいですが、一千万以上の滞納者も出してもらいたい。五千万以上は本庁においてすぐわかるというからこれは第一回、第二回の一千万以上、やはりだれがどれだけ納めてどれだけ残った、そして一千万以上残っているという滞納者について厳重に資料を要求する。

第22回国会 決算委員会 第21号(1955/06/24、27期、日本社会党(右))

○細田委員 管財局長に伺いたいのですが、このほかにもずいぶん会計検査院から指摘されておりますが、非常に国有財産の払下価格が総体的に安いのです。特にまだ売ったわけではないですが、四日市の旧海軍施設なんかに至っては、初めに聞く呼び値や、大蔵省の当時払い下げると称した価格及び市場価格というのはまるでけたが違う。私は三十億くらいの払下価格だと思っていたが、当時の投下資本その他現在の現有価値というものは一千億にもなんなんとする、これはちょっとでかいかもしれませんが、少くとも数百億する。幸いにしてこれはまだ食いとめておりますが、旧軍工廠等の一括転用による処分についてというような問題でも、非常に会計検査院か……

第22回国会 決算委員会 第25号(1955/07/12、27期、日本社会党(右))

○細田委員 その結末について、結末がついたその結果を文書で当委員会に資料として出していただきたい。
【次の発言】 まだ処分がきまっていないでよう。上級官庁か当該官庁かしれませんが、監督者がどういうふうな決定か、そのままにしていいという結論になったか、あるいは罰俸とか譴責とか何か知りませんが、そういうふうになったという結果を当委員会にあとで文書で報告していただきたい。
【次の発言】 会計課長のさっきの説明ですと、継続予算はとっていない、またそういう建前じゃない。そうすると某大学の赤さびになって鉄筋が中途で放置されているのは、最初は寄付金か何かでそこまで建ったのでしょうか。国庫の金で建ったとすると……

第22回国会 決算委員会 第27号(1955/07/22、27期、日本社会党(右))

○細田委員 ちょっと関連して次長に伺うのですが、涜職のある部分だけを摘記してこういうふうに出されたのですか。
【次の発言】 先ほどこのデータを各委員にまた配付してもらうことをお約束願ったのですが、今度は某組合などといわないで、もう少しはっきり書いてもらいたい。

第22回国会 決算委員会 第28号(1955/07/25、27期、日本社会党(右))

○細田委員 片島君の質問に関連して、先ほどの点ですが、退職または訓戒といいますか、戒告といいますか、昭和二十八年度はわずか三人か四人と言っておりましたが、検査報告の三〇六ページの附録のリストを見ただけで、これは二重査定だとか、工事の目的を達しなかったというのは、これだけの件数があるのです。これでわずか三人か四人しか責任をとらぬというのはどういうわけでございましょうか。あまりにも少いと思います。
【次の発言】 私は補助工事を言っているわけではなくて、直接担当している工事、二重査定とか架空の工事というようなものが二十二件、それから工事が粗漏で目的を達しないものが十二件、全部で三十四件、これでわずか……

第22回国会 決算委員会 第29号(1955/07/26、27期、日本社会党(右))

○細田委員 県の方の共済組合の検査は年に一回ありますか。
【次の発言】 連合会の検査は県からいつありましたか。二十八年、二十九年。
【次の発言】 県から連合会の検査は、二十八年は何月、二十九年は何月にあったか、こう聞くのです。
【次の発言】 それでは農林省からいつあったか。
【次の発言】 それは二十七年度でしょう。二十八年度はいつですか。
【次の発言】 それは二十九年の二月ごろですか。
【次の発言】 では、あなたの言われるのは二十九年度でしょう。農林省から奈良県連合会の検査があったのは、今二十九年度は衆議院選挙の前というから、一月か二月ごろでしょう。そうすると二十八年度はいつあったのですか。

第22回国会 決算委員会 第30号(1955/07/27、27期、日本社会党(右))

○細田委員 これはあなたがさっきも御答弁になったように、二十四年の事件でしょう。栃木県連合会の書類はいつ押収されたのですか。
【次の発言】 二十八年ですか。
【次の発言】 事件の一審の判決はいつあったのですか。
【次の発言】 それで農林省に伺うのですが、九月に判決があったならば、必要な証拠は、法規上高等裁判所へ送致するなり、あるいはあとは当時者に返すなりしなければならぬ。ところが九月に判決になって、もう小一年、十カ月になって、仮還付もなく、そのまま置いておく、これは農林省からもそういうことを栃木県の検察庁あるいは警察部へ照会しないのですか。まだ回答がありませんというようなことで、あなたたちはじ……

第22回国会 法務委員会 第10号(1955/05/20、27期、日本社会党(右))

○細田委員 先ほど三田村委員から、どこかに盲点があるのではないかという御質問があって、刑事部長、刑事局長からの御答弁があったのですが、率直に言って、それは監獄法の中に盲点がある。御承知のように、二十三条によって、監獄官吏は逃走後四十八時間内に限ってこれを逮捕する権利を持っておる。従って、通知はないかもしれないが、逮捕のイニシァチブは小菅刑務所の方でやっていた。従ってこんなところに意外に盲点があったのじゃないかと思いますが、これに対して御意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 その通りだと思いますが、もちろん刑務所の刑務官吏も性格、容貌その他のことはよく知っているのですから、警察官吏に協力する……

第22回国会 法務委員会 第12号(1955/05/28、27期、日本社会党(右))

○細田委員 大臣に御所見を伺いたいのですが、私が申し上げるまでもなく、被勾留者の弁護人の選任または面接は、憲法にも定められておるように基本的な人権で自由でなくてはならない、ところが少くとも私の知った範囲では、最近の関東各県の警察では警察署へ行くと弁護人の面接というものはほとんど取調べ官の前でさせる、これでは被告人に突っ込んで聞いても、係官の前だから悪いだろうというようなことで、弁護人も遠慮するし、またひどいところになると、特別の面接室がないということで、ことさらに、被拘禁者の逃亡を防ぐというような意味でございましょうが、わざわざいすを持ってきてその面接を聞いておるというようなことになっておりま……

第22回国会 法務委員会 第16号(1955/06/09、27期、日本社会党(右))

○細田委員 大きなことじゃないのですが、朝鮮人のことでちょっと関連してお伺いいたします。こういう事案がたくさんある。あの終戦のどさくさで、内地に来ておった朝鮮の人たちが朝鮮へ帰る――うまいこと生活が楽になるとでも一時思ったと思うのです。御承知のように大挙して帰る、また帰るべき慫慂も当時あったわけです。ところがその中に、たとえて申しますと、私の知った事実ですが、両親や家族はみんなこっちにおって、子供一人だけ、おじさんやおばさんか、あるいは近所の人たちとかは知りませんが、朝鮮へ帰った。その人は子供といっても十七、八――当時十五、六でしょう。今は相当の年でありましょうが、当時は十五、六、日本で生まれ……

第22回国会 法務委員会 第29号(1955/06/29、27期、日本社会党(右))

○細田委員 現在売春行為は非常に広範な害毒を流しており、数も多くなっておるということは御承知の通りであります。そこで、この問題について現在はどういう法律でこれを取り締られておるか。特にこの売春行為について重要に考えなければならぬことは、転落するか弱き女性を営利の目的で紹介したりあるいはまた誘拐したりする人たちのことで、これが社会悪の第一のものである。職業関係の罰則規定もございますし、あるいはまた刑法上の問題もあるかも存じませんが、現在これらの問題について、取り締られている法規は何と何であるか、この点を一つ伺いたいと思います。
【次の発言】 かなりたくさんな法律でこれを取り締っておるわけですが、……

第22回国会 法務委員会 第36号(1955/07/14、27期、日本社会党(右))

○細田委員 提案者に伺います。第二条の字句ですが、「この法律で「売春」とは、婦女が対償を受け、又は受ける約束で不特定の相手方と性交することをいう。」これが三条以下の処罰の対象になるわけですが、これは業としてやらなくてもいいのですか。あるいはしろうとの婦女がたまたま何かの動機で一回そんなことがあったというような場合もやはり処罰の対象になるのですか。業として行うということがおのずから二条の文言の中に入っていいと思うが、この点を伺います。
【次の発言】 「対償」という文句が、ときにはかなりばく然とすると思うのです。たとえて言うならば、女の友人に対して、今度、この暑いときだから一つ日本アルプスに行く旅……

第22回国会 法務委員会 第38号(1955/07/18、27期、日本社会党(右))

○細田委員 私が伺いたいのは二つの件数でございますが、いきなりでございますので、まず事件の概要を申し上げ、あるいはまだお耳に入っていないようでしたら、御調査の上この次にお答えを願ってもいいと思います。  その一つの問題は長野県小県郡禰津村、ここで三十年の四月に村長選挙があったのですが、その村長に立候補しました百瀬豊喜という人、これは長命寺の住職だそうですが、俗にいう大ボスでございましょう。二十五年の参議院議員の選挙には禁固の言い渡しを受けて執行猶予になった。ところがまた二十七年十月の衆議院選挙には選挙違反をやって、東京高等裁判所で一年二カ月の実刑の言い渡しを受けて、今上告中であるといわれます。……

第22回国会 法務委員会 第39号(1955/07/19、27期、日本社会党(右))

○細田委員 労働省の発表するところによると、毎月二千人から三千人ずつ売笑婦がふえている、ただし五月、六月は横ばいの状態であるということは、これは申し上げるまでもなく本法案が本院に提案されて審議され、世論が非常に高まったからであろうと思う。本委員会で他の先輩委員諸君のお話を聞いてみますと、たとえばヴェトナムというような、ああいうようなところまで、中共なんかはもちろんのこと、いわゆる新興国家はどこも、絶無とは言わないがとにかく非常な売春婦の減少を示している。ところが日本だけがどうしてこう二千人ないし三千人ずつ売笑婦がふえてくるのか、これが非常に問題だ。第二国会において政府みずから売春取締法を出した……

第22回国会 法務委員会 第45号(1955/07/30、27期、日本社会党(右))

○細田委員 前回の委員会で福井地方検察庁の人権じゅうりん問題に関係して、大久保伸顕君の人権じゅうりん問題について質問をいたしましたが、突然でありましたので調査の上答えるということでございましたので、その調査の結果を伺いたいと思います。
【次の発言】 検察庁の取調べは二十七年の十一月六日から二十八年の二月二十七日の間というが、この取調べは、これはもちろん拘束されてはいなかったと思いますが、どういう方法でお取調べになったのですか。
【次の発言】 これは刑事局長にお尋ねするのですが、九十万円のうちの三十九万円を横領している。あるいはまた架空の出張その他で二十一万五千四百余円を横領しておるということは……

第23回国会 決算委員会 第4号(1955/12/15、27期、日本社会党)

○細田委員 食糧庁長官に伺います。病変米が出た場合には、損害は商社に負担させるという契約になっておる、さっきこうおっしゃった。これは大体昨年の三月ビルマから入った米、あるいは七月タイから入った米ですが、この損害はもちろん商社に負担させるでしょうが、それは契約解除されるのか、あるいは一応農林省として品物を引き取って処分して、その価格の差を商社に負担させるのか、どっちですか。
【次の発言】 公衆衛生局長に伺います。農林省食糧庁からあなたの方にこの病変米の検査を依頼といいますか、委託されたのは最初いつでありますか。
【次の発言】 そうすると、ただいま問題になっております病変米について、特に食糧庁から……

第23回国会 法務委員会 第7号(1955/12/16、27期、日本社会党)

○細田委員 人権擁護委員を民間からいろいろ御選任になって、日本の官憲の人権じゅうりんから救うといういろいろな制度を設けておるのでございます。もちろんそれについては相当の予算措置も必要であると思う。従来この問題に対して政府はきわめて消極的な態度で、一方、最近人権じゅうりんの件数が非常に多くなっておることは私が申し上げるまでもございません。ただ、民間の人をふやす、予算をふやすというようなことだけで果してこの趨勢を食いとめることができるか、官憲の人権じゅうりんの暴挙を阻止することができるかということは、きわめて考慮を要する問題であると思う。そこで、私の考えることは、何といっても、こういう問題について……

第24回国会 決算委員会 第30号(1956/04/30、27期、日本社会党)

○細田委員 パッカード・マリン・エンジンの部分品なんかが、あなたの方で入手したときにはだいぶ欠けておったとかいうお話でした。  それからもう一つ、一千万円でホールスコットの方を、中央企業商工協同組合に売られたそうですが、これはどういう支払い方法――要するに現金が幾ら、手形が幾ら、どこの手形かというような支払い方法はどうでございますか。
【次の発言】 このホールスコットの方のエンジンもその後――もちろん全部じゃない、二台ばかりですが、自衛隊の方へ納入しているということは、あなたの方は当時知らなかったんですか。
【次の発言】 あなたがさっきおっしゃっておったが、この程度の機械――かりに自衛隊からあ……

第24回国会 決算委員会 第32号(1956/05/08、27期、日本社会党)

○細田委員 間組から最初二千万円融資を受けた、それはいつですか。
【次の発言】 それから間組に持ち込んだときはディーゼル・エンジンだということで持ち込んだのですか。
【次の発言】 それはいつごろですか。
【次の発言】 年はいつですか。
【次の発言】 ガソリン・エンジンだということはいつわかったのですか。
【次の発言】 それは大よそいつです。
【次の発言】 これは普通、ガソリン・エンジンかディーゼル・エンジンかは、専門家が見ればすぐわかる。間組では、品物になって、ただぽんと二千万円の金をあなたたちに出してくれた。
【次の発言】 間組ではエンジンも見ないで、あなたたちに二千万円の融資を簡単にしてく……

第24回国会 決算委員会 第34号(1956/05/14、27期、日本社会党)

○細田委員 他の委員諸君からの質疑も大体終ったようでございますので、簡単に長官に質問します。  昭和三十一年度の予算には、合計三隻の高速救命艇が予算に載っておる。これは当然の義務として防衛庁はこしらえられるのだが、先ほど来の御説明を聞いていると、このエンジンというものはこれしかない、イタリアのイソタはもっと高くつくというのですから、これ以外にないとしますると、富士重工が保管しておりまする十四基というものが当然問題になってくるのですが、大体そう見て差しつかえありませんか。
【次の発言】 それは午前中あなたの口から伺ったのです。米軍の供与を受けるよう最善の努力を払う、しかし供与を受けられない場合は……

第24回国会 決算委員会 第36号(1956/05/22、27期、日本社会党)

○細田委員 長官は先ほど来本件については不当不法はないんだということをしきりに言われておるのですが、その中身を聞いてみると、不法がないからいいのだ、言いかえれば、法律違反の点がないからいいのだ、こういう点に尽きておる。なるほど先ほど坂本委員から指摘したような法律上のことはわかりません。あるいは背任は構成しないかもしれない、あるいはその他の刑事責任は出てこないかもしれない、しかし不当であることだけは天下何人もノーと言う人はない。ノーという人はひとり船田長官と増原次長だけだ、これは私はよく申し上げておきますよ。あなただけなのだ。官庁がなぜものを買い上げるときに入札を原則とするかといえば、言いかえれ……

第24回国会 決算委員会 第38号(1956/05/28、27期、日本社会党)

○細田委員 先ほど来あなたはきわめてまじめな検査をされておる、またあなたの考え方からいっても――私もそう思うのですが、松戸における修繕工の話を特にあなたも聞いたと言われるのですが、われわれの信憑すべき辻委員のところの文書とはまさに逆だと思う。それであなたも先ほどおっしゃったんだが、初度は不合格品が非常に多いと言われた。抜き取り検査もされる、そういうような場合に、初度の不合格のような場合に単なる規格の程度、他の良心的な工場の程度の抜き取り検査で事足りると思っておられるか、従来の検査は他の工場よりよけい抜き取り検査をしておったか、その点を一つ伺います。

第24回国会 決算委員会 第40号(1956/06/01、27期、日本社会党)

○細田委員 あなたのところは井上工業所というのですね。
【次の発言】 個人経営ですか、あるいは会社組織ですか。
【次の発言】 あなたは、くつ類その他皮の職業はいつごろからやっておられるのですか。
【次の発言】 大へん古いことを伺うのですが、昭和十五年ごろは所得税はどのくらいお払いになっていらっしゃいますか。
【次の発言】 現在はお宅の資産はどのくらいありますか。
【次の発言】 時価であなたが見積られる資産というものはどのくらいございますか。
【次の発言】 数億というのは、二、三億から八、九億まであるので、大体どんなものですか。
【次の発言】 所得税は現在幾らお納めですか。

第24回国会 決算委員会 第43号(1956/08/23、27期、日本社会党)

○細田委員 刑事局長に伺いますが、二十九年、三十年両年度にわたって多久島が約八千万円のつまみ食いをしたわけなんですが、われわれの過去の経験と申しましょうか、感じから言うと、九年度、三十年度の二期にわたってこれほど大胆なことはできるものではない。二十五年に就任して二十六年、七年くらい、あるいは五年、六年くらいかもしれませんが、少しやってみたら案外簡単で何もなかったということで、だんだんこれが大きくなっていく。あなたの御説明を伺ってもそれがはっきり出てこなかった。先ほど農林次官のお話を伺っておっても、これはまだ調べていないというのだが、検察当局としては二十八年度以前の分はお調べになったのですか、こ……

第24回国会 決算委員会 第44号(1956/09/21、27期、日本社会党)

○細田委員 今、藤井前副総裁に質問する事項で内海総裁に聞こうというのです。これは藤井前副総裁に聞く前提なんですから、そうでないと、またさらに藤井総裁に突っ込んで次を聞かれないわけです。前提をなすのですから、これはやはり内海総裁に神近さんの答弁を願わないといかぬと思う。
【次の発言】 そこで総裁、副総裁に伺いますが、間組というのは最近は非常に政商と言われるように政治の中に入ってきて、某有力政党の幹部に取り入って非常に金もうけをした。最近も例の中古エンジン――これは御承知のように土建業者が機械をブローカーして、とんでもない仕事に某政党の領袖を使って、そうして金をもうけた。こういうことはすでにもう御……

第24回国会 内閣委員会 第3号(1956/02/09、27期、日本社会党)

○細田委員 関連して。ちょっと一言伺いたいのは、日本の各省は、これは歴史的か制度の上か知りませんが、世界各国に例を見ないおのおの強い権能、権限、それから沿革を持っておる。そのためにいわる各省割拠主義ですか、セクショナリズムが非常に強い。内閣審議室でいろいろ調整はされるでありましょうけれども、とにかくそういう弊害が日本の各省の制度の上にあるということはお認めになっておりますか。
【次の発言】 先ほど審議会と調査室のことについて受田委員から質問がありましたが、先ほどの公務員制度調査会というのと行政機構審議会というのはどういう違いがありますか。

第24回国会 内閣委員会 第13号(1956/02/27、27期、日本社会党)

○細田委員 船田防衛庁長官はわれわれの大先輩でありまして、戦争前にすでに令名さくさくたる、きわめて頭脳の明晰な方だと私は今もって信じております。ただきょうの受田委員の質問に対しての御答弁を伺えば伺うほど、私の頭が悪いせいですか、どうもわからない。三、四の点をお伺いしたいと思います。  ただいまの受田委員の質問への答弁を伺っておりますと、いかに国土を防衛するか、早急に自衛体制を整備するためにはというような言葉が、ひんぴんと出ておる。そうすると、何だか早急に自衛体制を整備するような国際情勢のもとに今日本が置かれておるのかどうか、この点一つ長官の御意見をお伺いしたい。

第24回国会 内閣委員会 第16号(1956/03/01、27期、日本社会党)

○細田委員 午前中当委員会で高橋君から質疑打ち切りの動議が出されました。そのときちょうどわが党の受田理事が質問中だったが、その際に、その動議を出して強引に押し切ったわけであります。しかし――しかし、かくのごときことはきわめて変則的な、と同時に、質疑を打ち切って総理の説明を聞いても、これは実際何にもならぬ。きわめて重大な憲法上の大きな解釈を来す問題なんで、従って、われわれは、総理の御説明のあと、あるいは重大な質疑が出るかもしれぬ、また出ないかもしれないが、とにかく質疑を打ち切ったまま総理の説明を聞くというようなことは、言いっぱなしであり、開きっぱなしなんです。こういうきわめて変則な形でなく、質疑……

第24回国会 内閣委員会 第21号(1956/03/09、27期、日本社会党)

○細田委員 関連して提案者に一つ伺いたいのだが、提案者の方の御意向はよくわかりました。わかりましたが、こういうことはお考えになりませんか。ただいま非常に適切な例を稻村さんから言っておられたのですが、民主主義というのは、とにかく国民を中心にした制度であることは、申し上げるまでもないことであります。行政府の感覚というものは、要するに行政執行の上に都合がいいとか悪いとかいうことが第一になってくるのは当りまえなんです。当然なんです。明治憲法の当時はこれはきわめて強いものであった。この点ではもう十二分に経験のある文相は知り過ぎているほどよく知っている。だから、憲法はどう改正すべきかというようなことは、こ……

第24回国会 内閣委員会 第22号(1956/03/13、27期、日本社会党)

○細田委員 まず第一に林さんの言葉の中にちょっと気にかかるものがあったのですが、憲法ができたのはちょうど米国の管理下にあったからというようなことを言われたのですが、管理下にできたから従ってその解釈はゆがめて解釈していいのだ、それはどういう情勢下に置かれてもはっきり改正してからそうすべきか、その点を一つ伺っておきたいと考えます。
【次の発言】 なおあなたの先ほどの御説明の中に、日本の内閣は議院内閣制をとっている、国会と表裏一体だ、だから言いかえれば憲法改正の原案をどっちから出してもいいのだというような結論に持っていかれたのですが、これはあとで伺うこととしまして、議院内閣制であるから国会と内閣とい……

第24回国会 内閣委員会 第23号(1956/03/14、27期、日本社会党)

○細田委員 私は総理に伺いたいのでありますが、あなたが野党の時代には、現在のような軍備を持つことは憲法違反だと言っておられた。ところが朝に立たれてから、この御心境が変化された。しかもそれがさらに拍車を加えて、憲法改正を急いでおる。われわれの見たところでは、再軍備を公然とするために、まず第一に憲法改正をされるのだ、こう考えておるのですが、かつて現在の軍備は違憲だと言われておった人が、朝に立たれて違憲にあらず、さらに憲法改正をしかくお急ぎになるのはどういうわけであるか。また、その心境の御変化の過程を一つ伺いたい。
【次の発言】 その解釈を改められたことはよくわれわれも知っておるのです。あなたもかつ……

第24回国会 内閣委員会 第26号(1956/03/22、27期、日本社会党)

○細田委員 ちょっと関連して。ただいま文相が、抽象的な議論で、また一つの仮定としては答えられないし、また答えても一致しないというようなお答えでしたから、私は具体的なことを伺います。それから、再び日本国は真珠湾攻撃や太平洋戦争という世界中から指弾を受けた戦争に入って国を滅ぼすようなことがあってはならないと思いますので、私は太平洋戦争を例を引いて、こういうことをなからしめるように、またこういうことに入らない憲法が一番いいと思いますので、伺いたいのです。あなたの御答弁では中国や満州へ兵隊を出して力のバランスがとれておったところへ、アメリカが輸出禁止その他の方法に出たから、これは国際条約に違反したとい……

第24回国会 内閣委員会 第30号(1956/04/03、27期、日本社会党)

○細田委員 ちょっと関連して。先ほど高橋委員が質問されたようですが、総力戦下においては、外地にあると内地にあると危険の程度はちっとも違わぬ。あるいは戦争中においては、時期にもよりますけれども、シンガポールだとか南京だとか上海だとか北京におった人の方が、むしろ内地より楽をしておる。それを内地におったがゆえに、命を捨てても何ら報いられていないというのが現状であります。これは高橋委員が指摘されたように明らかに不公平である。そこで、内地で犠牲を受けた人たちの数及びこれに外地並みの恩給を加えたとしますならば、どれくらいの額になると推定されておるか伺いたいと思います。これは大臣でも恩給局長でもけっこうです……

第24回国会 内閣委員会 第32号(1956/04/06、27期、日本社会党)

○細田委員 ただいま茜ヶ久保委員からも質問がありましたが、国の防衛は、もちろん全責任は総理大臣にある。そこで国防会議の議員はいずれも内閣の閣僚なんです。そうしてこの閣僚の任免権は内閣総理大臣にある。こうなると、極端にいえば、自分の気に入らない違憲を持っておるような閣僚はどんどん更迭することができる。自分の気に入った、意に合ったような閣僚だけをそろえて国防会議を構成すると、これは戦争の好きな総理大臣なら実に簡単に戦争に持っていくことができる。これは太平洋戦争の東条さんの場合よりももっと機構そのものが危険じゃないか。総理大臣はこの点ではどういうふうにお考えでございましょうか。

第24回国会 内閣委員会 第36号(1956/04/17、27期、日本社会党)

○細田委員 関連して法務省の政府委員に伺いますが、行政権によって司法権を左右すべきでないから、慎重に扱うとおっしゃる。それはその通りでなくちゃならぬと思う。過去において大正天皇、ただいまの今上天皇のときに、選挙権には及んでいなかったですか。先例はどうですか。
【次の発言】 あなたのおっしゃることはどこまでも抽象的ですが、たとえば選挙法違反は、お互い選挙をする者がよくひっかかる問題ですが、これはいやしくも憲法付属の法令の違反で重要な問題です。こういう選挙法違反について、軽減または復権という前例は、私は過去においてあったと記憶いたしますが、あなたはごく軽微なものというようなことを言われるが、あなた……

第24回国会 内閣委員会 第37号(1956/04/19、27期、日本社会党)

○細田委員 まず伺いたいのですが、ただいま防衛庁で茨城県鹿島郡の神ノ池に、演習場か何かの設営を準備されておるように聞いたり見たりしておりますが、これはどういうことになっておりますか。
【次の発言】 長官のお見通しと事実は違うのです。実はわれわれ同士数名で、数日前に行ってきたのです。そして農民諸君の大多数は絶対困る、命にかえてもこの地所は手放せない。手放した限りは、一家全滅というか、餓死するよりしようがない。絶対に手放せないという、その士気はきわめて旺盛なんです。そういう場合には防衛庁はどういうふうに御処置なさいますか。
【次の発言】 地元の農民諸君が納得でいくことでしたら、われわれも別に心配す……

第24回国会 内閣委員会 第39号(1956/04/25、27期、日本社会党)

○細田委員 関連。あなたの言うのは、今井手委員の言われた例外という場合、できるだけ原則に従っていくというのですが、例外はどういう場合なんですか。あなたは、大事なことだからできるだけ原則に従っていくと言うのだが、原則である限りは当然井出さんの言うように例外がある。その例外はどういう場合が想像できるのか、その点を一つ伺っておきたい。
【次の発言】 そうすると、たとえて言うと、この前の朝鮮事変ですが、御承知のように、満州が基地となって、南鮮の米軍が攻撃を受けていた。あなたのいわゆる基地をたたくというのは、あの場合においても想像ができるのですが、ああいう場合、やはりあなたのいわゆる客観的な脅威にさらさ……

第24回国会 内閣委員会 第42号(1956/05/08、27期、日本社会党)

○細田委員 関連。定点観測というものは船に限ってやっておるらしいが、私の記憶ではボロ船一隻しかないような気がする。これでいいのか。それから米駐留軍なんかは、高性能な飛行機をよく使用しているように記憶しておるのでありますが、気象台に飛行機はどうなっておるか、その点に関して伺いたい。
【次の発言】 海上保安庁の船をと、こういうのですが、海上保安庁の船はもちろん何隻もあるかもしれませんが、あなたの方で自由に数隻を使い得る状態に置かれているか。現在南方定点だけの観測がされているようだが、北支定点なんかはかつてあったのだが今ないということであります。その点であなたの方で気象観測の上に支障を来たしていない……

第24回国会 内閣委員会 第51号(1956/05/22、27期、日本社会党)

○細田委員 ちょっと、先ほど提案された国務大臣の私企業等への関与の制限に関する法律案について、現在の大臣その他の政務官がどの程度に関与して、どういう会社のどういう重役で、どこの会社の株を幾ら持っているというような資料を、人事院か内閣から一つ参考資料として取り寄せて、本委員会に提出あらんことを望みます。(「株のことはどうかな」と呼ぶ者あり)株でも、大株主というものは実際は会社を左右し、また会社の運命と非常に重大な関係があって、陰にあって会社を非常に援護することは既定の事実なんです。従って端株を持っているくらいのことは問題にしませんが、大株主というような場合にも一つ調査資料を御提出願いたい。

第24回国会 内閣委員会 第58号(1956/09/07、27期、日本社会党)

○細田委員 本職員という形でなくして、いわゆる臨時職員、これは地方は別としまして、たとえて言うなら建設省方面の現場では非常に多い。しかも臨時なら三カ月なり、半年なり、一年なんというようなことは別ですけれども、三年も五年も引きが悪いとかいうようなことで、実に長い間臨時職と申しましょうか、そのままで放置されている数が非常に多い。特に現場官庁では多いのだが、こういうのはあなたの調査室ではどういうふうにお考えになっておりますか。これは内閣の室長に一つ御答弁を願いたい。
【次の発言】 あなたの今の御答弁は労務者というか、その方面のことをおっしゃったのだが、実際普通の職員と同じように詰所というか事務所で事……

第24回国会 内閣委員会 第60号(1956/10/26、27期、日本社会党)

○細田委員 私は釈明を求めるのじゃなくて、なお資料の要求をしたいのです。その前にちょっと長官にお伺いしたいのだが、長官のただいまの説明によりますると、社会党議員が立ちふさがったために、不幸にして警官の出動を求める結果になったという御説明だった。社会党の議員が多く行っても三十人か五十人です。毎日のことですから。そこでそういう三十人や五十人の議員が行っておって、二千人も三千人も警官を動員するような不穏な行動が社会党議員によってどういうふうにして起きたか、その点少し私説明が納得いかないものですから、資料の要求の前にちょっとその点を伺いたい。

第24回国会 農林水産委員会 第8号(1956/02/15、27期、日本社会党)

○細田委員 私が申し上げるまでもなく、日本の経済の自立、人口保有度の向上、または国民生活の安定、食糧の自給度の向上ということは、今後農林行政としては一番必要なことは、今さら申し上げるまでもないことでございます。また政府もそれを大々的に政策に掲げておる。そこで、その食糧の自給度の向上ということを、大臣は具体的にどういうふうにお考えであるか、伺いたいと思います。
【次の発言】 大臣の今おっしゃった農家経済の安定ということも、結局食糧の増産ということだと思います。また食糧の増産を考える場合には、だれが考えても反当収穫を増加する、あるいは農地を造成する、この二つ以外には考えられないのですが、食糧自給度……

第24回国会 法務委員会 第21号(1956/04/02、27期、日本社会党)

○細田委員 法務省からは山根検事がお調べになったというのですが、どういうふうなお調べをやるのでしょうか。関係検事並びに警察官に一応聞き取ってくれ、この程度でしょうか。どういうお調べをやっているか、その経過を御説明願います。
【次の発言】 これは、率直に言ってどうです。長戸さんに伺うのだが、あなたも一線の検事の経験があるのだ。前に人権じゅうりんをやった立役者連中にずっと聞いておる。そうでないところは、しいて言えば医師です。これで真相がわかるでしょうか。これは一般論として伺うわけだが、検察庁の取調べというものは大体こういう程度のものですか。この点伺いた。

第24回国会 法務委員会 第27号(1956/04/27、27期、日本社会党)

○細田委員 関連して。新聞の伝えるところによると、森島検事は、当時、村松証人に対して検事の起訴事実を裏付けせられないようなことでは全検事の権威に関する、だから何でもかんでも法廷の供述をひっくり返すような供述を取れ、そのために逮捕状を執行できないようなことでどうするかというようなことを次席あるいは検事正から強引に迫られ、自分は最初反対であったが、上司から迫られたのでやむを得ずやったんだ、こういうことが報道されている。われわれ想像ですけれども、森島検事はまだ若い。若いということは、言いかえれば正義感に燃えているということなんだ。必ずしも一様にはいかないが、この言葉は私は大体当たっていると思う。あな……

第24回国会 法務委員会 第30号(1956/05/07、27期、日本社会党)

○細田委員 人権擁護局長に伺うのですが、これだけ京都の検察庁が大きなミスを犯して、さらにそれを合理化するために今言ったような起訴猶予処分のままにしておく、こんなことは、判決でないのでありますから、検察庁の処分で直ると思うが、あなたの方はどういうような御調査をして、どういうようなお考えを持っていらっしゃるか、その点をお伺いいたします。
【次の発言】 警察で拷問の疑いなきにしもあらず、これはあなたの方でいま一応突っ込んでお調べになるように手配しておるのですか。その点を伺いたい。
【次の発言】 大体調査が終っているのにもかかわらず、警察で拷問の疑いがある程度でございますか。

第24回国会 法務委員会 第33号(1956/05/11、27期、日本社会党)

○細田委員 私は、ただいま御審議中の売春問題ではございませんが、法務委員会として看過できない重大な問題と考えますので、警視総監にまず伺いたい。  去る五月八日の本院の決算委員会においてのことであります。防衛庁が御承知のように高速救命艇調達のために買い入れた中古のパッカード・マリーン・エンジン、これはもうすでに新聞でしばしば報道されておりますように、かりて米軍から贈与を受けたエンジンでございます。その当時は七万二千円で放出されたものを松庫商店に十万五百円で払い下げられ、それがさらに三友産業から間組を経過して、富士重工の名義までそこに入って、驚くなかれ一台当り一千二百五十万円で防衛庁に納入されたと……

第24回国会 法務委員会 第37号(1956/05/29、27期、日本社会党)

○細田委員 大臣は非常に人権擁護に関心を持っておられます。人権擁護局は、大臣のおっしゃる通り非常に大切な問題を扱うので、国民もまた重大な関心を持ってその存在を認めなければならぬと思う。こいねがわくは、大臣にはもっと長く健康も許されて大臣としておっていただきたい。党派をこえてこいねがっておる。  そのことは別としまして、人権擁護局が法務省にあるということが、言いかえれば、きょうも問題になっている人権じゅうりんしても顧みないような検事に取り巻かれていることが、人権擁護局の存在が、またその活動がきわめて鈍いということになる。検事に人権擁護の取調べをさせるということは、私も職業が弁護士で、三十年の経験……

第25回国会 決算委員会 第1号(1956/11/19、27期、日本社会党)

○細田委員 関連して伺いたいのですが、自治庁では各都道府県に交付する金額の計算の基礎というものを示しておるのですか、その点を一つ……。
【次の発言】 たとえば、話は違うが、農林省の共済組合の金が本年は何割分だというようなことが末端の組合までいっていない。従ってどんなに少くても多くてももらってこれだけだというようなことが非常に間違いのもとになる。あなたの方としては、都道府県並びにその交付を受ける末端にまで、今年はこういう基礎でこういうふうな交付をするのだ、こういうふうな算出の基準を示してやっているのか。あるいはそういうデータは取り寄せるけれども、ただその結果をあなたの方でかげんしてやるのか、それ……

第25回国会 決算委員会 第5号(1956/11/30、27期、日本社会党)

○細田委員 関連……。きょうは社会教育局長おいでになっていませんね。
【次の発言】 それでは突然のお伺いなので、次の決算委員会に、大臣でなく当該局長でけっこうでございます。おそらく御存じないと思うのですが、先ほど吉田委員から外郭団体の問題についていろいろ御質問がありましたが、文部省の外郭団体で財団法人の日本リクリエーション協会、これはかつて文部省の中にあったが、最近は運輸省の方に置いてあるので、文部省と縁が切れたと思っておったところが、最近の国体あるいは今度のオリンピック大会等にも文部省の外郭団体として重要な役割を果しておる。この日本リクリエーション協会は総裁が直の宮様であります。そして現在の……

第25回国会 内閣委員会 第7号(1956/12/11、27期、日本社会党)

○細田委員 関連して一点だけ大山政府委員に伺いたいと思います。さきにこの内閣委員会で、ごく最近ですけれども、公務員に対する――これは三公社五現業も含めてのことと思いますが、人事院の勧告を尊重し、これが解決をはかるよう努力すべし、今年度内にこれが解決をはかるように努力せられたい、こういう決議をしたのですが、御存じかどうか、その点について……。
【次の発言】 これについて責任官庁のあなたとしてそのお考えはどうであるか、また見通しはどうであるか、お尋ねしたい。
【次の発言】 その鋭意検討中とかという抽象的な言葉でなくて、本年度内にこれが解決と、こういうふうに打ち出してある。あなたのところの見通しは、……

第26回国会 決算委員会 第8号(1957/02/26、27期、日本社会党)

○細田委員 私は稻葉先生にちょっと伺いたいのですが、ただいま工藤さんから国鉄出身者を外郭団体の役員に入れるということは、なるほど欠点というか、欠陥もあるが、なお利便もあって、その利便の方が問題にならなくて、欠点だけが問題になるからというようなお話があった。言いかえれば工藤先生の御意見を聞いていると、国鉄の職員を外郭団体の役員にすることもまた可なりというように私には受け取れたのですが、利便になったというのは具体的にどんなことがあったのでしょうか。外郭団体はいずれも常利団体です。従ってこれは利益を追求するためにいろいろの仕事を見つけたり、権謀を策したりすることがあるでしょうが、これは当りまえのこと……

第26回国会 決算委員会 第11号(1957/03/05、27期、日本社会党)

○細田委員 あなたは今、保健の関係、その他警察の関係等のことで通路を締めておると言われますが、それであるならば、貸料は何もとらなくていいわけですね。また賃料をとってしまったのでは、賃料を払った方は使用権があるのだから、公共のためにと言われても、いやおれの方は借りておるのだから締めてしまうと言われたってしょうがない。それだったら、あなたの方は鉄道の方に対して、本来の目的に従って通行するところは通行するように、たくさんな承認書の条項を守っていかれないのですか。どうしてそこまであなたの方は賃料をおとりになるのですか。
【次の発言】 会計検査院からも指摘されたようですが、通路というものは一たん開いてし……

第26回国会 決算委員会 第15号(1957/03/15、27期、日本社会党)

○細田委員 吉田委員の御質問についてちょっと、途中で大へん恐縮でございますが関連して……。先ほど調達本部長ですか、三国商工の資本金を吉田委員が聞いたときに一億幾らとか二億幾らと伺ったのですが、ぼくの聞き違いでしょうか。――さっきどう答弁されたかというのです。――調べなくたっていいでしょう、さっきの答弁を聞いているんです。
【次の発言】 三国商工株式会社の謄本を見ますと、ごく最近まで三百万円の泡沫会社だ、時価で三百万円です。よく聞いて下さい。今の三百万円というのは昔の二百五十倍、戦争中なら一万円です。そうでしょう。ただ二十九年の五月に九百万円になり、また二十九年六月に一千八百万円、これはごく最近……

第26回国会 決算委員会 第24号(1957/04/11、27期、日本社会党)

○細田委員 関連して。申し上げるまでもなく岸内閣が一切を承継した前の石橋内閣当時、国民に対する五つの誓いをした。その誓いの第二項に綱紀の粛正がある。従ってこの内閣としてこういう問題が起きた限りは、これを徹底的に調べ、そうして国民の要望にこたえるべきは当然だと思う。そこで私まだちっよっとふに落ちないことは、もちろん捜査の過程ですからまだそこまでいってないというならこれは了解しますが、検察庁もしくは警察で――今吉田委員から小沼証人の喚問を当委員会に請求したのですが、あれだけの新聞記事に重大なる暴露と申しましょうか、いろいろ腐敗した内容を語っておる小沼専務理事を当然召喚されておると思うが、参考人ある……

第26回国会 決算委員会 第26号(1957/04/16、27期、日本社会党)

○細田委員 小沼証人は先ほど農業をやっておられると言ったのですが、農業はどこでやっておられるのですか。
【次の発言】 昭和九年産業組合の専務に御就任になって以来、いろいろ役割は変られたが、農業協同組合関係に大体ずっと終始されておるので、きわめて全購連のことはお詳しい、特に専務理事としての御就任もあったので詳しいと思うので伺うのですが、全購連の主たる仕事、業務、これはどういう業務でございますか。
【次の発言】 全購連はいろいろの費目はあるでしょうが、大体総額にして農林省からどんなくらいの金が交付されておるでしょうか、あるいは受領しておるでしょうか。

第26回国会 決算委員会 第27号(1957/04/18、27期、日本社会党)

○細田委員 ちょっと資料の点について。渡部局長もいらっしゃったと思いますが、大臣に詳細に項目を並べてしかもこの審議過程であるから早く資料を出してくれという要求をしておいたのでありますが、いまだに提出がありません。すみやかに提出するように委員長においてお取り計らい願いたい。

第26回国会 決算委員会 第30号(1957/04/27、27期、日本社会党)

○細田委員 関連して。当時……。
【次の発言】 当時あなたの方で三井銀行の堀留支店にただいま奧村委員から質問の手形を取り戻すために行ったときに、あなたの要請で、言いかえれば常務取締役渡部虎雄さんの要請で、警視庁の捜査第二課第三係の岩田部長刑事が部下を連れてそこに行っておったということですが、あなたはそういう要請を警視庁当局にいたしましたか。
【次の発言】 あなたのところで警視庁に相談した、というのでしょう。そこで、警視庁ではどういう手続をしなくちゃ出られないというのですか。
【次の発言】 岩田部長刑事に警視庁捜査第二課の人でしょう。
【次の発言】 それでは、その人にあなたが相談されたというのは……

第26回国会 決算委員会 第31号(1957/04/30、27期、日本社会党)

○細田委員 関連して。あなたは再建に当っておられるその角度から、導入屋の高くつく預金を預った結果、赤字ということ、これはわかるが、あなたのところで貸付の焦げつぎが二十五億円くらいある。その当時あなたのところの資金量が大体七十億、そこで二十五億の焦げつきを出すというのは、ちょっと狂気のさたです。普通、銀行経営の上から言って、これはあり得べからざる放漫といいますか、むちゃな貸付をやっておられたのですが、これについてどこかからか圧力があった――われわれの聞いた範囲内でも数件の、大蔵省の役人か何かの紹介状を持ってきて、貸したその先が焦げついてしまった、金額にしてはそう多い数千万というような金ではないけ……

第26回国会 決算委員会 第32号(1957/05/06、27期、日本社会党)

○細田委員 大臣が来てから私の質問をしたいと思うので、吉田委員の方でほかの質問があるそうですから……。
【次の発言】 関連して。先ほど来渡部局長の御答弁を伺っておると、片倉肥料、光興業、日東物産等の諸貿易商の除外された原因が、C&FからFOBに移った、だからこれらの商社が除外されたと、こういうお話ですが、C&FからFOBに移った経過を前の檜垣肥料課長から一つ御説明を願いたい。
【次の発言】 そうするとFOBになってからの配船状態は日本の船で運んでいるのですか、あるいは他国の船で運んでいるのですか。
【次の発言】 そうすると、私には農林省がC&FからFOBに移してくれという東独政府に対する請求の……

第26回国会 決算委員会 第33号(1957/05/08、27期、日本社会党)

○細田委員 関連。先ほどインポーターの利潤は二、三%と推定している、メーカーの配当は二割と推定していろいろ計算している、こういう御答弁でしたが、聞いてみると、砂糖の精製というのは歩どまりがあるそうですね。そのほかに糖密その他の副産物が出る。これはお考えになっての計算ですか。その点を伺います。

第26回国会 決算委員会 第35号(1957/05/13、27期、日本社会党)

○細田委員 東独のカリは、あなたの方で輸入して、大体一トン当り幾らくらいもうけていますか。
【次の発言】 商工会議所と組合の仕事で伊藤忠商事の社長は忙しいということはわかる。けれども、商事会社です。従ってあれを幾ら入れるが、どれくらいもうかるということは、これは社長の大筋のつかみとして、当然常識としてあなたが知っていなくちゃならぬ。森山部長からの報告でけっこうです。どのくらいのもうけがあるかということを……。
【次の発言】 東独カリの日本で一手に従前取り扱っておった特定機関がありましたね。それは御存じですか。
【次の発言】 東独カリを日本に入れる、この東独の肥料公団の一機関とも言うべき機関が日……

第26回国会 決算委員会 第36号(1957/05/14、27期、日本社会党)

○細田委員 先ほど法務大臣がまだ発表したことがないと言われたが、これはもちろん正式の発表じゃないでしょう。警察の方で正式に発表してからニュースにするようでは、新聞記者としてはおそいのです。そこで漏れるような形が捜査の過程にあるかどうかということが問題なんです。あなたの方でまだ正式に発表したことがないとかあるとかいうことは問題じゃないのです。捜査の過程にこれが漏れるような形になっているかどうかということが問題だと思う。けさかきのうの新聞に、社会党の三代議士がやみドル事件で名前を具体的に掲載された。その二、三日前に社会党の某代議士が三人ちゃんとやり玉に上げられるようなことが新聞社の方へは伝わって、……

第26回国会 決算委員会 第37号(1957/05/15、27期、日本社会党)

○細田委員 失礼ですが、あなたのところの資本金は幾らですか。
【次の発言】 一年の取引高――というよりも輸入高はどのくらいでございますか。
【次の発言】 主として輸入されるものは何でしょう。それからあなたのところで扱っておられる肥料は、内販の総額からいってどのくらいの。パーセンテージに当るものですか。
【次の発言】 あなたのところでは東ドイツのカリ肥料を扱っておられたのですが、いつごろから扱っておられるのですか。
【次の発言】 東独カリ肥料を輸入するときに、あなたのところでこれを扱われたよりも前に、これを扱っておった商社があるかどうか。その商社は何というか。

第26回国会 内閣委員会 第14号(1957/03/07、27期、日本社会党)

○細田委員 関連して。いろいろ御説明を伺って私の感ずることは、何だか帝国国軍の再現を防衛庁、自衛隊でははかっているというか、訓練しておるような感じがひしひしと身にしみてくる。私が申し上げるまでもなく、ある新聞雑誌等によりますと、将来の国防はきわめて高度な、大学教授以上の学識と技術の知識のある人でないと、原爆等の関係兵器は使えない、しかもこの知識のある人のみがまたこれを効果的に使えるのだとすら極言しておる。ところが話を聞いてみると、日本の自衛隊は帝国国軍の歩兵の訓練をやはりやって、もう一歩もこれから出ていないような感じがするのです。そんなことをしておると、人間を安く引っぱってきて――今度は安くと……

第26回国会 農林水産委員会 第3号(1957/02/19、27期、日本社会党)

○細田委員 関連して。米を差し押えの対象にする場合があるのですが、大臣は御研究の結果御答弁になるというので、それもあわせて御研究の結果お答えを願いたい。
【次の発言】 関連して。ただいま石田委員から農地の問題について適切ないろいろな質問がありましたが、具体的に各農家の滞納税のために、農地法等でいろいろの拘束規定があるが、そういうことにおかまいなしに農地の差し押えをしておる例がずいぶんある。あるいはまた、あるところでは保有米の差し押え等の事例もあるようでありますが、大蔵省国税庁当局はこの問題をどうお考えになっておるか、その点を伺いたいと思います。

第26回国会 農林水産委員会 第10号(1957/03/13、27期、日本社会党)

○細田委員 本案で金額をふやしたり、利息をまけたり、非常にけっこうと思うのですが、これはあなたの方では検査をどうしておるか、やりっ放しになっているか。あなたの方で時々刻々農林省から係官がいって、金融機関もしくは他の費目でしたら府県、都道府県の当該の交付した先を検査するということをしておるか、どういうふうにしておるか、こういう点を伺っておきたい。というのはまあ金融機関なんてひどいもので、耕地整理の方に命を回してしまって、被害農家に回していない。あるいは旧債権の回収に回してしまって、被害農家の方に回していないというのが実際たくさんあるのです。あなたの方でも御存じだと思います。これはやりっぱなしなも……

第26回国会 農林水産委員会 第11号(1957/03/14、27期、日本社会党)

○細田委員 これは大臣に伺うことかもしれませんが、当該責任局長にその準備ができておるかということを伺いたいと思うのです。あるいはまたどう考えているかということを伺いたいのです。御承知のように農業災害の補償についての例の共済組合、これは今国会に改正法律案を出すか、その点をお伺いします。
【次の発言】 大へんけっこうな話ですが、これは出す前ですからあなたの方で答弁にちょっと困ればそれで追及しませんが、どういう点を改正しようと計画されているのですか。
【次の発言】 ただいま立案中で、その他関係官庁との関係もありましょうから、あえて追及するという意思はないのですが、あなたの今の御説明の中の、評価委員は……

第26回国会 農林水産委員会 第13号(1957/03/19、27期、日本社会党)

○細田委員 関連して。お手元に御配付するというのですか、してあるというのですか。
【次の発言】 委員部の方に届けた資料にこの点が入っておればよろしゅうございますが、入っておらなかったら御提出を願いたいのですが、各都道府県の昭和二十五年ごろから三十二年度までのあなたの方の開拓割当面積――北海道は幾ら開拓しろとかというような開拓割当面積とその裏付の予算措置、それから同じくそれに対する成功面積とでも申しましょうか、及び今石田委員の御質問になった入植者数、この点を文書にして一つ御提出を願いたいと思います。

第26回国会 農林水産委員会 第17号(1957/03/28、27期、日本社会党)

○細田委員 私はこの法案を拝見すればするほど伺いたい点がたくさん出てくるのです。まず第一に、農業課税に比べて共済組合の掛金と土地改良区の負担金、これの比重が大きくて、全国的に農村が困っておるということを私は承知しておるが、あなたの御意見を一つ伺いたい。
【次の発言】 全国の土地改良区もそうであろうと思いますが、全国的に見て、土地改良区の役員がかなり報告をおろそかにしている、従ってその組合員に対して仕事がガラス張りでない、特に会計の面においてしかり、こういうことが言えると思うのですが、これに対してのお考えはどうです。
【次の発言】 あなたはほとんど全部とは言わないかというが、その通り私も思う。全……

第26回国会 農林水産委員会 第18号(1957/03/29、27期、日本社会党)

○細田委員 きのう説明員の方から、非受益者、土地改良区から利益を何らこうむっていない人たちが強制加入させられた場合、たとえて言うなら、さらに長期にわたるとか二重に加入を強制されたような場合に、何か脱退の規則が六十何条かにあるような御説明をいただきましたが、何条でしょうか。
【次の発言】 それから二十九条、これが一番重要な点であると思われるが、たとえば会計帳簿、出納簿、言いかえれば会計の内容を組合員に知らせる文書をなぜ二十九条の備付文書の中に入れないか、これは非常に危険だと思う。なお総代を減らして任期をかりに倍にしたとするなら、なおさら私はこういうものを落しちゃならぬと思うが、これを規定してない……

第26回国会 農林水産委員会 第21号(1957/04/02、27期、日本社会党)

○細田委員 大曽根さんに伺うのですが、あなたの県で土地改良区の配分をめぐって大きな問題が三つも最近われわれのところへ持ち込まれた。あすはわれわれの方であなたの方の柏の花野井という干拓の現場へおじやまして、関係各官公庁へ伺う予定になっておりますが、それは別です。それは別ですが、そういうふうにたくさん問題が起るというのは、地元の有力者の恣意何といいますか、意見が土地改良区に強く反映するという現状にあるんじゃないか。これはもちろん千葉県だけじゃない。私は茨城県ですが、茨城のたとえば鵠戸沼あるいはまた霞ケ浦沿岸の干拓も全くその通りです。ただあなたのところの方がむしろ民主的であって、耕作農民の反発する力……

第26回国会 農林水産委員会 第26号(1957/04/10、27期、日本社会党)

○細田委員 関連して。私は質問の前にちょっと前提として伺いたいのですが、中央会の歳出歳入は年額幾らでございますか。
【次の発言】 そうすると農林省からあなたの方へいった部分、補助金というか助成金というのか知りませんが、直接くる金は幾らですか。
【次の発言】 歳出歳入一億、とこう言われるのですが、ただいま伊瀬委員、石田委員から伺ったところによると、われわれはたで聞いておると、中央会というものは実際何の仕事もしてない、何にもならないものだ、こう思う。こんなものをこしらえておくから、そして農林省の大先輩がすわっているから農林省も検査すべきところをしないので、それでああいう疑獄が続出するということでは……

第26回国会 農林水産委員会 第29号(1957/04/17、27期、日本社会党)

○細田委員 当委員会でさきに全購連の小沼前専務を喚問することに決定しておるのですが、その送達ができなくてまだそのままになっておる。決算委員会の方で喚問したそうですが、決算委員会の喚問と当委員会の喚問とは立場が違い、またおのずから性質も違います。どっちにしても呼ぶことになっておって、日ソ漁業協定なんかの問題もあっておくれているので、当委員会で呼ぶなら呼ぶ、呼ばないなら呼ばないということに一つはっきり御決定願いたいと思います。

第26回国会 農林水産委員会 第30号(1957/04/18、27期、日本社会党)

○細田委員 先ほど来の本案についての御説明を伺って、林野庁が管轄する林野面積がいかに多いかということをわれわれは今さら痛感したわけであります。そこで御承知のように国民必需品の一つは薪炭である。この薪炭の出場所は深山幽谷、言いかえれば、林野庁の管轄区域、この森林から出るものは申し上げるまでもなくパルプの材料及び建設資材、これに主として費されるわけですが、先ほど石山委員の御質問に対して、通産省の方で建設資材ではブロックを、薪炭方では豆炭を、こう言うのですが、それでは豆炭をどういうふうにして農村へ普及化していくか、あるいはブロック建築をどういうふうにして国民の方面に実用化させるか、そういう点は遺憾な……

第26回国会 農林水産委員会 第48号(1957/06/06、27期、日本社会党)

○細田委員 今成田さんの御質問になったことで、これは抽象的な法解釈の問題ですが、御承知のように農地法の二十条で解約の申し入れをしちゃいかぬ、そうしてこれが九十二条に知事の許可なくして解約の申し入れなんかをした場合はこういう罰則がある。これは解約の申し入れというのは、言いかえれば地主が土地の占有を所有者に戻す前提の行為なんです。前提の行為として解約の申し入れを許可なく、してはいかぬ、それに違反したら九十二条一で処罰するぞ、こう規定してある。従ってその占有を回収する前提の解約の申し入れがすでに九十二条違反であると明記してある限りはその解約の申し入れを抜きにして、そういうあらかじめの意思表示を抜きに……

第26回国会 農林水産委員会 第49号(1957/06/07、27期、日本社会党)

○細田委員 関連して。先ほど斎藤部長の田口先生への答弁を聞いていますと、糖価だけを中心に考えておられる。農産物価格の安定法の提出された当時の速記録を拝見しますと、これはカンショ、バレイショ価格の安定もあなたの方としては一つのウエートを置いておられるわけです。ところがきょうの説明を聞いてみると、糖価だけしかあなたは考えていない。去年なんかのカンショなんかの価格は、あなたも御存じだろうが、農村では十二円か十三円です。実際こんなばかなことはないですよ。十二円や十三円では農家は立っていきませんよ。そうして今度はあなたの方の買いが出てくると、ぱっと上ってくる。しかし農家はそんなものはみな手放しています。……

第26回国会 農林水産委員会 第57号(1957/09/28、27期、日本社会党)

○細田委員 大臣はお急ぎのようで時間の制約があるようですから端的に伺いますが、去年、たとえば茨城県でなまカンショが十五円くらいで買えた、しかもこれは例外でなくしてずいぶん多いということは、大臣御存じですか。
【次の発言】 今大臣が御指摘のように、買上価格の発表がおくれた、それが確かに一番大きな原因だと思います。ことしはまだ発表になっておりませんが、もちろんこの委員会になおかけられるというふうに聞いていますが、大体大臣の構想は、価格の発表がいつごろになる御予定でございますか。
【次の発言】 きのうの小倉長官の御説明を伺うと、結晶ブドウ糖の砂糖混入で、その価格は砂糖の輸入価格ととんとんぐらいか、あ……

第26回国会 法務委員会 第21号(1957/03/29、27期、日本社会党)

○細田委員 関連……。  今山田委員の御調査の発表を聞きますと、本件被疑者の加藤泰一が掘ったと称するところは国有地、川床になっております。賃貸契約もきめないでその土地を作っておる。しかもそこへはえたのは自然にはえたもの、国有地に自然にはえてしまった。また事実上の占有は永井某がしておるかもしれません。が、こういう場合に被害者はだれになるのでしょうか。永井某が被害届を出しておるというんだが、果して被害者でありましょうか。この点、私はこういうことがわからないので、一つお教えを願いたいのです。刑事部長でも刑事局長でもいいのですが、やはり被害者があって、そして取調べの対象になる事案でしょうが、その点、根……

第26回国会 法務委員会 第25号(1957/04/12、27期、日本社会党)

○細田委員 中川刑事部長に伺うのですが、人工を加えたヤマイモ、これの価格はどれだけになるのですか。
【次の発言】 それでは、井本刑事局長に伺います。警察からあなたの方に送致された書類には、いわゆる手を加えたヤマイモ、これの価格はどのくらいになっておりまあか。
【次の発言】 そこで、私は、本件について全国的な大きな一つの課題を投げておると思いますので、法務大臣に伺いたいのですが、今井本局長の言われたように、百匁三十円か五十円、大体三百匁程度とすると百円くらいのものです。警察の方では、厳重ではない、言いかえれば不起訴ということを示唆した意見書がある。しかるに、一度本人が否認したんだが、先ほど中川刑……

第27回国会 決算委員会 第4号(1957/11/13、27期、日本社会党)

○細田委員 関連して、ちょっと前提に伺っておくのですが、劇場において一定の金額を入場料の中から国にかわって観客から取るようにできておるかどうか、そういうふうに大蔵省としては考えておられるかどうかを伺いたい。
【次の発言】 これは吉田委員も御指摘になってあなたに伺ったのですが、会計検査院の国会に対する報告は、御承知のように、極端にいうと、漫然としておるというので、ついに深みというか、この金額に上るようになったということになった、あなたの方としては、営業上やむを得ないような事情もあったらしいので、めんどう見る間にこう深くなった。こういう説明ですが、それではわれわれのような委員はさっぱりわからない。……

第27回国会 農林水産委員会 第3号(1957/11/05、27期、日本社会党)

○細田委員 最近農林省ではいわゆる農林白書を発表されました。その農林白書を拝見すると、農林白書ですからあんなものかもしれません。そのままの農村の姿を出して、そうして社会に警告というか注意を促すということではありましょうが、しかしわれわれ拝見して何だか物足らなさを感ずる。というのは農村はこうである、だから従来農林省はこういう結論に持っていこうとしたがここまでついてこない、あるいはこれをどうしなくちゃならぬという点がきわめて欠如していると思う。この大事なところにくぎが一本抜けておるのが農林白書ではなかったかと私は考えるのでございます。そこで農林白書を拝見すると、五つの赤信号を発表されておるのですが……

第27回国会 農林水産委員会 第4号(1957/11/06、27期、日本社会党)

○細田委員 実はきのう本名政務次官から懇切丁寧な御答弁を願ったのでございますが、時間の都合で途中端折ってしまったので、さらに大臣に一つ御質問申し上げたいと思うのであります。  最近、御承知のように農林省が農林白書を発表された。この農林白書を拝見してみると、何だか大事なところのくぎが一本抜けておる。なお本委員会において農林水産政策についての大臣の基本的なお考えも伺ったのでございますが、この中の余剰農産物の点は別といたしましても、何だか基本的なものを逸脱しているように私は考える。というのは、たとえて申しますと、農林白書で五つの赤信号を出しておられますが、その五つの赤信号は、農家所得の低さ、食糧供給……

第27回国会 農林水産委員会 第5号(1957/11/07、27期、日本社会党)

○細田委員 関連して。さっき大臣はタバコの問題では農民がついてこないというように御答弁になったが、大臣はタバコの耕作面積日本一の茨城県に育ってこれはよく知っておる。同じ農民があの封建的なタバコ耕作組合ではうんもすんも言えない。農業協同組合ではのびのびして議論をする。こんなことは考えられない。タバコ耕作組合に入ったのではうんもすんも言えない状態があるということに御注意願って、政治をその方向に持っていってもらいたい。なぜそんなに農民がタバコ耕作組合に入ったのではうんもすんも言えないかといえば、先ほども山田委員が言っておったように、一年限りの契約に原因がある。たった一年限りの契約では、御承知のように……

第27回国会 法務委員会 第2号(1957/11/04、27期、日本社会党)

○細田委員 一点だけ……。  この際、検事総長がお見えになっておるので、一昨日来、大臣、刑事局長からもお答えがあった問題でありますが、何ゆえに警察当局の協力を求めないか、この点についてお伺いをいたします。  大臣は、このごろの検察当局は非常に充実しておって、これで十分だから、警察庁長官は、協力を求められればいつでもやります、こういう話なんですが、求められればいつでもやりますという答弁も、これはちょっとおかしいので、あとで聞かなければならぬことですが、まず総長に伺いたいことは、この問題は、御承知のように、東京だけではなく、大阪、名古屋、特に北九州、北海道等、全国にまたがっている大きな汚職問題であ……

第28回国会 決算委員会 第1号(1957/12/23、27期、日本社会党)

○細田委員 全国の農村をトータルしてみますと、タバコの耕作面積とその数量並びに全農家に対する経済というものは、御承知のように非常に関係が深い。ところがこの農家に対してタバコの耕作をさしておる法律上の根拠は、明治三十七年の煙草専売法というまるで古物屋の店頭に掲げられたような古い法律のまま放置されておる。これというのも、問題は農家の問題であり、言いかえれば、実際の内容は農林省の所管でなくてはならないが、事実このタバコ耕作組合の所管、また耕作関係の事務処理は大蔵省ということになっておるので、こういうふうな珍しい現象がいまだもってそのまま継続されているということになっておるのであろうと想像されるのであ……

第28回国会 決算委員会 第2号(1957/12/26、27期、日本社会党)

○細田委員 関連してですが、先ほど田中委員から、予算委員会よりも決算委員会の方が重要視されなきゃならぬという御意見もあったのですが、あなたの方の報告が、昭和三十三年度を迎えようとするようなときに昭和三十一年の報告がようやくくるというようなことですから、どうもあまりおくれてしまってしょうがないというようなことが国民の関心、議員の関心を失う一つの原因である。そこで一年を半分に切って、半期ごとに国会に報告するように法規を改められる御意思はないか、その点伺います。
【次の発言】 ことしあなたの方が報告されました三十一年度の決算を見ると、千百二十八件、二十五億円です。前年度はどうであるかというと、二千百……

第28回国会 決算委員会 第3号(1958/01/13、27期、日本社会党)

○細田委員 関連して。私ちょっと資料を要求する前にいろはのいの字のようなことを伺うのですが、割当もしくは配分する実需者とメーカーはどう違うのですか。
【次の発言】 そうするとその実需者に対しても配分の割当は農林省、食糧庁長官が行われるわけですか。
【次の発言】 それでは実需者割当とメーカー割当のリスト、資料を出して下さい。それから特に割り当てられるものが法人の場合、その代表者の氏名、これも一緒に出して下さい。代表者の住所氏名と割当者の住所氏名、これを一つ資料として御提出願いたい。

第28回国会 決算委員会 第5号(1958/02/01、27期、日本社会党)

○細田委員 ちょっと関連して。高田君の罷免の原因が国家公務員法第百条でなくて、七十八条の第三号だ、それはよくわかりましたが、いわゆる適格でないということは、あなたの方の達とか訓令の何とかいうそれなんですか。先ほどこれは訓令だと言っておったが、適格でないという根拠はその訓令違反ということですか。
【次の発言】 そこで先ほど猪俣委員の要求した資料のほかに、あなたの方の今関連した訓令、命令等を一つ出していただきたい。その前に一つ確かめておきたいのですが、いわゆるあなたの方でみだりに発表してはいけない、そのみだりということは、先ほど聞いておりますと、上司から注意があったのにその注意を聞かなかった、それ……

第28回国会 決算委員会 第6号(1958/02/11、27期、日本社会党)

○細田委員 私は実は石井長官に非常に期待しておった。というのは石井長官は操觚界というか、新聞界の出であるということなんですが、さすがに岸官僚内閣の副総理だけあって、あなたのおっしゃることは何だか過去の官僚の代弁者であるという感じを深く持つのです。私が今さら釈迦に説法申し上げる必要もないが、民主主義の治下における政治は、これは申し上げるまでもなくガラス張りが原則だと思います。あなたのお説を聞いていると、戦争中の軍隊は非常にスキャンダルに満ちておった。それをいわゆる憲兵、警察のためにおおい隠して国民に知らしむべからず、寄らしむべしという態度で、国民は知らなかった。そこでその上にあぐらをかいて、ひと……

第28回国会 決算委員会 第9号(1958/02/25、27期、日本社会党)

○細田委員 今辻委員から、検査第二課長が井上信貴男の言うような言葉に従って、転勤したということを聞いて私はびっくりしたのですが、久保課長はいつ何に転勤されておりますか。
【次の発言】 いつですか。
【次の発言】 井上信貴男君が当委員会に出頭をして、あの課長は適当でないというようなことは、あなた自身聞いておられる。聞いていなかったら、これだけたくさんあり、あなたの管轄内の問題で、ここの速記録もあなたは全然見ないというような無関心ぶりですか。その点一つ承わっておきたい。
【次の発言】 何とかの校長になられた前になおほかの方へ移っておるわけでしょう。従って検査第二課長を異動されたのはいつかと聞いてお……

第28回国会 決算委員会 第14号(1958/03/12、27期、日本社会党)

○細田委員 関連して。しろうとでよくわからないのですが、ガス中毒なんかでも血を吐くようなことがあるんですか。
【次の発言】 しかしこれは、今あなたの結果を伺っても、少量の血を出しておる。また周囲の環境は、今お話しのような環境になっておる。血を吐くということと、ガス中毒ということに、普通因果関係がないとすれば、あなたの方でもそういう報告に接してそのまま看過した、こういうことにもなると思うのですが、こういうことは普通どうなんですか。
【次の発言】 それでは、ただいまの監察医ですか、それの検死の結果と申しますか、死体を見た結果の報告を、当委員会に参考として御提出を願いたいと思います。

第28回国会 決算委員会 第15号(1958/03/14、27期、日本社会党)

○細田委員 鉄道弘済会は財団法人で、その目的は鉄道の殉職による不具者だとかその家族等をできるだけ救済するという趣旨において設立されたとわれわれは従来から聞いておったのだが、その通りか。現在もまた弘済会の性格に変りはないか。この点をまず小倉副総裁から伺います。
【次の発言】 ところが弘済会の幹部に鉄道外の人が重要な位置を占めておったり、あるいはまた弘済会の人件費等の節約等の関係もあるでしょうが、鉄道に関係のない若い娘さんとでもいいましょうか、そういう人たちも多数かかえて、それで鉄道弘済会には殉職による不具者だとかもしくはその遺族、家族等はむしろ入れないようなのがこのごろの通例だというふうに聞いて……

第28回国会 決算委員会 第16号(1958/03/17、27期、日本社会党)

○細田委員 一点だけ伺いたいのですが、周君というよりも、東方貿易行の代表者である周君と利害関係が非常に対立しておったという方面はどちらですか。当時いろいろ経済界その他を見て。
【次の発言】 そうすると東方貿易行と周君との間に利害関係は、利益の分配か何か知らないが、そういうことで、あった。しかし日本の商社もしくは個人との利害関係というものは、別にあなたたちはあるところは知らないわけですね。
【次の発言】 いろいろ周君は個人的に金を貸しておったということを細君が言っておる、こういうことを聞くのですが、そういうことはあったのでしょうか。また立川も金を借りたことがあったのですか、これはどうですか。

第28回国会 決算委員会 第21号(1958/03/29、27期、日本社会党)

○細田委員 関連して。その前に伺っておくのですが、当然調べておかなければならぬのですが、あなたの方の資本金は幾らですか。
【次の発言】 その資本金、寄付行為は幾らですか。財団法人でしたら寄付行為ですから、いわゆる株式会社における資本金のようなものがあるでしょう。
【次の発言】 東方貿易行が二千万元ですね、あなたの方は一千万円、そこで三億六千万円の取引をした。いろいろ御事情は今山本委員にお話になったから、あなたの方の御事情はそうであったかもしれません。しかし通産省も農林省も、簡単でもないでしょう。御不審になったのでしょうが、結局そういうことをよく知って結果においてはのんだ、こういうわけなんですね……

第28回国会 農林水産委員会 第6号(1958/02/20、27期、日本社会党)

○細田委員 大臣御就任以来、日本の農政については格段の御努力をなさって、日本の農業内における封建制の払拭、農業の低生産性と後進性の改善というようなことに格段の御努力を願っていることは、われわれもよく知っております。しかも八幡のやぶ知らずとでも言いましょうか、農林方面の何が何だかわからない後進性、低生産性については、過般農林白書を発表されまして、国民もある程度までこれによって日本の農業の全貌を知ることができた。その意味においては一歩前進であり、大臣の労を多とするのでございます。その中に若干のサバを読んでおるようなところもあるし、また言いわけをしているようなところもあるのですが、しかしそれにしても……

第28回国会 農林水産委員会 第18号(1958/03/26、27期、日本社会党)

○細田委員 ただいま石田委員から御質問があった改良普及員の問題でありますが、大体現在の普及員の平均の俸給は幾らですか。
【次の発言】 いわゆる改良普及員の方は、大体学歴の最も多くを占めている諸君は、大学なのかあるいは高等学校なのか、あるいは旧制中学なのか、そういう点はどうでしょうか。
【次の発言】 農業改良法のねらいはどこにあるのでしょう。たとえば農家経済、農民生活の改善あるいは農業の発達、農業生産の増大といろいろあるようですが、大体本改正法律案のねらいはどこにあるのでしょう。
【次の発言】 いわゆる局長の言う総合指導というのはどういうものですか。

第28回国会 農林水産委員会 第20号(1958/03/28、27期、日本社会党)

○細田委員 ちょっと伺いたいのですが、あなたは農協の一番トップに立たれておる方なので、御相談かたがたお聞きしたい。農家はいろいろましょくに合う仕事ならば、資金なんかはもちろん措置もしなければなりませんが、いろいろ工面してやるわけです。ところが日本の農業はあまりにも素材生産と申しますか、第一次の生産とでも申しますか、そのままであるものだから、牛を一生懸命で飼って、乳をうんとしぼったところが、乳価が下ってしまってましょくに合わない。先ほどどなたかが言っておったように、これではどうも借金してまで牛を買うのじゃなかった、こういうことになる。極端な例はことしの野菜なんかのように、白菜を市場に持っていった……

第28回国会 農林水産委員会 第22号(1958/04/03、27期、日本社会党)

○細田委員 畜産局長の御奔走というか、大蔵省に対する交渉の結果、附則第七条のいわゆる出資は、払い込みでなくして引き受け額でいいのだいうことを伺いましたが、出資の引き受けをした限りは将来いつか払い込みをする、長い短いということはあるにしても観念の上で払い込むということは、当然大蔵省との折衝の上であると思う。引き受けたその金は大体何年間くらいに払い込むか、その点を一つお聞かせ願いたい。
【次の発言】 第八条の趣旨によってということになると、四年くらいの間に払い込ませるのだというふうに見ていいのですか。
【次の発言】 これはあなたの御努力によって大蔵省もそういうふうに納得したわけです。これはもちろん……

第28回国会 農林水産委員会 第26号(1958/04/10、27期、日本社会党)

○細田委員 局長に伺いたいのですが、課長でもいいです。今度の冷害で農林省へ集まった資料では、全国的に幾らの損害があるか。それに対して(「はっきりしないと言うのだ」と呼ぶ者あり)はっきしないならば農林省の見込みがあるわけだ。(「それもわからないと言うのだ」と呼ぶ者あり)そんなばかなことはない。農林省の見込みというものは、長年の経験で、この程度はあるということがわかるはずだ。それといま一つは、これに対して共済金はどう、系統金融の方からはどう、どんなくらいの農村に対する措置ができるか。もちろん損害額の確定が出ていないので共済金なんかの確定した数字を私は求めているわけではないが、あなたの方の推定では全……


各種会議発言一覧

27期(1955/02/27〜)

第24回国会 決算委員会国有財産に関する小委員会 第5号(1956/09/06、27期、日本社会党)

○細田小委員 大蔵省の方にちょっと伺いたいのですが、あなたがさつき何とか言いましたね、法律でどういう点が問題になったか、その点をもう一度説明していただきたい。
【次の発言】 準用河川というと……。
【次の発言】 下に暗渠があるのですか。
【次の発言】 それから建設省の方にお伺いいたしますが、あなたの方はこの工事の認可の場合に、駐車場の設備を何か条件をつけておりますか。その点ちょっと一つだけ……。
【次の発言】 工事の仕様書はどうなっておりますか。
【次の発言】 屋上駐車場ですか。
【次の発言】 本件出願の会社の定款も一つ提出願いたい。

第24回国会 決算委員会需品調達に関する小委員会 第1号(1956/05/26、27期、日本社会党)

○細田小委員 これは非常にけっこうな原案で、この通り進みたいと存じますが、なお、現場の視察が必要な場合があるんじゃないかと思うのです。たとえて申しますと、最近防衛庁で二トン余もガソリンを流しっぱなしになっているというような施設――非常に経費のかかる遠いところは御考究を願うとしても、とりあえず近いようなところは視察が必要だ、これは私は御追加を願いたいと思います。
【次の発言】 この数年の傾向とでも申しましょうか、終戦後のきわめて無秩序の当時は別といたしまして、いろいろ会計検査の結果、各省でどういうような心がまえが一番足りないか。たとえば一枚の紙でも――一枚の紙といっては語弊があるかもしれませんが……

第24回国会 決算委員会需品調達に関する小委員会 第2号(1956/07/13、27期、日本社会党)

○細田小委員 大蔵省に伺いたいのだが、われわれ予算表を見てみると、何でも款項目を残すという一つの慣例があるように見える。きわめて極端な例を言えば、一円というような款項目がある。これはそこの官庁にすれば予算をとりたいので、何とかこれを生かしたいというような気持が残っている。これは出てくるのは当然だと思う。だから大蔵省は、予算を編成する場合に、需品調達部門ももちろんその中に入るのですが、もう少し要らないものは大らかにやめてもらって、また要るときは説明してくれ、いつでも認めるからというふうにできないものか。その款項目の中に一円だとか十円だとかいうようなものを入れたまま残しておくということについては、……

第24回国会 決算委員会日本国有鉄道の経理に関する小委員会 第1号(1956/05/23、27期、日本社会党)

○細田小委員 最近御承知のように東京駅の大丸がさらに増築するということが確定してきた。この前の当委員会で問題になったが、それは別として、私は一営利会社のために都市計画法を、あそこの前の方を取り払われて、あそこだけを東京駅の高さに比例して特別な措置を講ずる、広場をこしらえるというほどの無理を国鉄はすべきではないと思う。少くとも国鉄だから……。この点なんかも皆さんの御意見を聞いて、やはりこれは東京都の都市計画委員会が何が非常に重要なポイントを握って決定権を持って進むようですけれども、こういう点もある程度まで調整しないと、一営利会社のために向う側の業者なんかの利害をじゅうりんして、そうして特別措置を……

第28回国会 大蔵委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1958/04/02、27期、日本社会党)

○細田委員 この両法案を通覧して適切に感じることは、申し上げるまでもなく、タバコの耕作は農民にとって重大な収入源であり、また作物であることは申し上げるまでもございません。従って、農民の非常に関係の深い農業協同組合と耕作組合はどういう関連を持たせておるか、この点の御説明を一つお願いしたいと思います。
【次の発言】 ところが、今提案者から、十分連絡協議とかいうお話があったのですが、この条文では、一応何かのついでにちょっと相談すれば、それで条文上の義務は果せるというようなことになるんだが、私ちょっと条文の記憶がございませんので、恐縮ですが、協議の上決定しなくてはならないとか、協議しなくてはならないと……

第28回国会 農林水産委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1958/03/31、27期、日本社会党)

○細田委員 時間もおそいですから、畜産局長には次会にいろいろ教えていただくことにしまして、主計局の次長にお伺いいたします。御承知のようにこの法案の第七条に「基金の成立の当初における資本金は、六億円を下るものであってはならない。」こう書いてあるのですが、六億円というのは引き受け資本ですか、あるいは現実に払い込んだ資本ですか。
【次の発言】 そこで、八条ですが、この条文に「四年を経過した日を含む事業年度の末日までに、資本金の額の」云々と書いて、「五億円以上の額とするようにその資本金を増加するものとする。」とある。非常に含みのあるといいますか、書いてある条文の文字はどうか知りませんが、ニュアンスから……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

細田綱吉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



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