国会議員白書トップ衆議院議員神田大作>委員会発言一覧(全期間)

神田大作 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

神田大作[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
614位
委員会出席(無役)歴代TOP1000
722位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
432位

27期委員会出席TOP100
77位
27期委員会発言TOP100
84位
27期委員会出席(無役)TOP50
43位
27期委員会発言(非役職)TOP100
62位
28期委員会発言TOP100
66位
28期委員会出席(無役)TOP100
58位
28期委員会発言(非役職)TOP100
51位

このページでは神田大作衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。神田大作衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

27期(1955/02/27〜)

第22回国会 行政監察特別委員会 第3号(1955/06/22、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 議事進行。理事会でいろいろとこの問題に対して審議をし、議論もたくさんあります。そういう議論の過程においてなったというようなことを詳細に委員長が説明して、そしてそれに対しまして採決をとるというならば、質問があるかないかそれはわかりませんが、ただこの問題は下調査が済んだからそれでこれを委員会にかけるというようなことをやれば、委員として質問するのは当然です。どういう過程によって委員会に取り上げるかということに対して質問をするのは当然であるから、この質問は十分委員会において聞いて、そして慎重審議すべきであると私は思う。
【次の発言】 たとい理事会で満場一致できまろうとどうであろうと、……

第22回国会 行政監察特別委員会 第4号(1955/06/24、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 時間が制限されておるので、簡単に要領だけをお尋ね申し上げます。  まず第一に、教科書が制定されるに当りまして、調査員というものが任命されまして、調査員によって教科書が評価されますが、それに対して検定基準というものがあるということを聞いておりますけれども、この検定基準は一体どういうものであるか、お尋ね申し上げます。
【次の発言】 この検定基準なるものは、いつ作られまして、その後においてはどういうふうに改訂されておったか、簡単でけっこうですから、経緯を御説明願います。
【次の発言】 この各科の指導目標を作るに当りましては、実資的には文部事務官が参画して、その指導のもとに各科の指導……

第22回国会 行政監察特別委員会 第5号(1955/06/27、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 時間がありませんから、簡単にお尋ね申し上げます。  最初に、公正取引委員会でもって警告を発しなければならなかった動機といたしまして、三人の方から、申請といいますか、申し入れといいますか、そういうことがあったということですが、その三人の方の職業並びにその人たちの立場等を御存じでありましたならば、お知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 こうすると、その三人の方はそれぞれ教科書全社の枢要な地位を占めておる方々でございますけれども、こういう申し入れをいたしました人たちの教科書会社は、今あなたが警告を発したような事態はこの会社にはなかったのでございましょうか。

第22回国会 行政監察特別委員会 第6号(1955/06/29、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 暑いところ、まことに恐縮ですが、証人にお尋ねいたします。  証人は二十六年に渡米されたと申されましたが、いつでございますか。
【次の発言】 そうすると、長野県における事件に関しましては、証人は詳細承知しているだろうとわれわれ思うのですが、証人はいかがですか。あの事件に対して詳細にご承知でございますか。
【次の発言】 あなたの会社にはたくさんの人が参観や視察においでのようでございますが、その際に、そういう人たちに旅費を与えたり、あるいは宿泊料を与えたり、観劇料を与えたりするようなことがありませんか。
【次の発言】 非常にそこが大事なのでございます。われわれは何も学校図書だけをど……

第22回国会 行政監察特別委員会 第7号(1955/07/01、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 議事進行について。最初の予定だと、きょうは午前中に大日本図書株式会社常務取締役の早川康一氏を呼ぶわけになっておったのでありますが、これを呼ばなかったのはどういうわけでありますか。
【次の発言】 同僚の方が御質問申し上げましたので、簡単に二、三御質問申し上げます。  先ほどから問題になっております文部官僚が検定に際しまして調査員の調査した内容について容喙をするということは、われわれもしばしば聞いておるのでございますが、あなたは、その具体的な名前を申して、だれそれがそういうことをしたということは言えないでありましょうけれども、そういう事実があるということをお聞きでございますか、お……

第22回国会 行政監察特別委員会 第8号(1955/07/04、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 証人に簡単に二、三お尋ね申し上げます。  証人は、先ほどの委員長の質問に対しまして、調査員の非公開に対して公開にせよというような発行者側の意見があると言う。その根拠は、いわゆる調査員を非公開にしておりましても、それがある業者に漏れてしまう、あるいはある業者には漏れない、漏れ聞くことができない、そういうことになりまして、いわゆる業者間において非常な不公平が生ずる、そういう意味合いにおきまして、これは公開すべきであるという御意見でありますが、その点について間違いございませんか。
【次の発言】 そうすると、証人は、現在調査員が非公開になっておりましても、実際はこれが一部の業者に漏れ……

第22回国会 行政監察特別委員会 第9号(1955/07/06、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 証人に二、三お尋ね申し上げます。  まず第一に、地方にありますところの特約供給所、この特約供給所は一府県に大体一カ所、東京とか大阪とかそういう大きいところには数カ所あるようでございますが、この特約供給所は、われわれから考えてみますると、非常に独占的な傾向を持って、その下にあるところの取扱所等に対しましてもその選定を独断でもって決定するような力をお持ちになっておるようでございますが、この特約供給所に対してあなたの方の会社は補給利子をお支払いになっておるのでありますか。
【次の発言】 その補給利子の割合はどのくらいです。

第22回国会 行政監察特別委員会 第11号(1955/07/11、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 証人に若干お尋ね申し上げます。  証人は、八日の発言の中で、いわゆる日本の教育におけるところの教科書の内容が非常に偏向しておるというようなことを申されまして、その偏向した実例をたくさんおあげになりましたが、それは、どれとどれとで、どこから出版になった本であるか、もし実物があればお見せ願いたいと思います。
【次の発言】 証人は八日に読み上げました本をそこにお持ちのようでございますから、それを一つお見せ願いたいと思います。
【次の発言】 証人は、偏向したという本の内容におきまして、当然読まなければならねいことを読まなかったり、書いてないことをわざわざ読んだりいたしませんでしたか。

第22回国会 行政監察特別委員会 第13号(1955/07/15、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 簡単に二、三お尋ね申し上げたいと思います。  検定基準ということが教科書の内容に対しまして大きなワクとなっておるのでございますけれども、証人の石山さんに、現在の検定基準というものがこれでいいかということを、まずお尋ね申し上げます。
【次の発言】 今検定基準に対しまして文部当局にこれを改訂したいというような意向があることも聞いておるのでございます。それが、われわれから見ますると、戦前のような思想的な背景を多分に持ってそういう方へ改訂したいというような動きを聞いておるのでございますけれども、こういうことに対しまして証人はどうお考えになりますか。

第22回国会 行政監察特別委員会 第16号(1955/07/28、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 証人に簡単にお尋ね申し上げます。  最近、あなたの会社は、昭和二十六年度に五千五百万、昭和二十七年度に三千三百万、昭和二十八年度に二千八百万というように、発行部数が減ってきた。特に、昭和二十六年度から見て昭和二十七年度には約二千万から減ったというようなことについては、大きな原因があるだろうと思うのでございます。先ほどもそのことについてあなたはちょっと触れられたようですが、その原因についてお尋ねしておきます。
【次の発言】 発行会社の数がふえたので、それだけあなたの会社の発行部数が減ったと言われるのでありますが、ある教科書会社においては、三十六年度に千九百四十二万だった、それが……

第22回国会 行政監察特別委員会 第17号(1955/07/29、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 だいぶ証人も長時間で疲れておりますので、私は今までの証人の証言において大体了解いたしましたので、簡単にただ一点だけお尋ね申し上げます。  それは、私たちは子供のころ、天孫降臨というようなことが歴史にありまして、天照大神が降臨したというようなことを麗々しく事実としてわれわれは教えられた。そのような史実に即しないところの統一した思想のもとの教科書によって教えられてきたのであります。
【次の発言】 そういうような間違った歴史を教えられてきました。しかし、現在のような社会科の本を見ますと、私は今の子供は非常に幸福だと考えるのであります。事実を一つ一つ教えてきておるのであって、私たちは……

第22回国会 行政監察特別委員会 第18号(1955/08/01、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 証人にお伺い申し上げますが、福島県で教科書を採用するに当りましてとっておられた方策の中で、選定委員というのがありますが、選定委員というものは、どういう方々を、どういう方法で、何人お選びになったか、お伺いいたします。
【次の発言】 この選定委員は一体どういう方法でどなたが選任するのですか。
【次の発言】 この原案というものはどこで作成いたしますか。
【次の発言】 この選定委員と教育委員会との関係をお伺いいたします。
【次の発言】 採択の権限というものをあなたはどういうふうにお考えになりますか。
【次の発言】 県の教育委員会が採択の権限があるのに、教科書の選定委員を選定するに当り……

第22回国会 行政監察特別委員会 第19号(1955/08/02、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 だいぶ時間もたちましたから、簡潔に御質問申し上げます。  今いろいろ同僚委員の御質問に対する御証言を聞いていると、どうも私ども納得のいかないことは、あらゆることが事務局まかせでもって、教育委員会が知らないというようなことでございますが、こういうことは常識から言ってもわれわれは納得できないのでございますが、あなたはかつて学校図書の駐在員をやっておった、あるいはまた安藤委員もこの教科書会社の駐在員とか編集顧問をやっていたというように、福島の教育委員会は教科書会社と非常に深い関係のある人が委員になられているようでありますが、そういう関係で、かえって教科書の採択に関係すると世間の疑惑……

第22回国会 行政監察特別委員会 第20号(1955/09/19、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 議事進行について。議題に入る前にちょっと委員長にお尋ねをしたいと思うのですが、実は過般日本民主党の名でもって「うれうべき教科書の問題」というパンフレットが出ましたが、このパンフレットの「はじめに」という書き出しのところに、「衆議院の行政監察特例委員会の会議録にあらわれた諸事実と、それを中心になされた調査の、概括的な、さいしょの報告書である。」こういうように書いてありますが、行政監察特別委員会が教科書問題を取り上げるときに、われわれは、この理事会において、こういうような教科書問題等につきましては政党政派の政争の具に供することのないように調査をしていくというようなことを申し合せた……

第22回国会 行政監察特別委員会 第21号(1955/09/20、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 証人にお尋ね申し上げますが、先ほど佐々木委員の方からいわゆる北教組の支部へやったというようなことを取引するというような言葉で表現されておりますが、私たちはこれを取引と思っていない。そういう点について、あなたはそれを取引と思っておるかおらぬか、その点をお尋ねいたします。
【次の発言】 われわれは、しろうとですから、その点についてはよくはわかりませんけれども、少くともこの差額を貧困児童に使用し、あるいはこれを編集費のために――広い北海道の地域に合うところの編集をするためにはたくさんな費用がかかる。そういうために使われておるとわれわれは了解したのでございますけれども、そういう意味か……

第22回国会 行政監察特別委員会 第23号(1955/09/22、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 だいぶおそくなりまして、証人は昼も食べないで恐縮でございますが、簡単に一、二点だけ大事なことでありますので御質問申し上げます。  証人は地区連絡協議会というものの権限によって教科書の採択をやっておるようでございますが、これはどういう根拠でやっておりますか、お尋ねします。
【次の発言】 教育委員会の法律の中に、教科書の採択の権限は教育委員会にあるということがはっきりしておる。このことを御存じですか。
【次の発言】 そうすると、採択委員会や選考委員会を作って、そうして教科書の採択をするということは違法であると私は思うのですが、あなたは違法と思いませんか、思っておりますか。

第22回国会 社会労働委員会 第12号(1955/05/24、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 つき添い婦の問題に入る前に、先ほど提出になりました結核予防法の一部を改正する法律案について御質問を申し上げたいと思います。  国民全部に対しまして健康診断をするというようなことにつきましては、まことにけっこうなことであると私は考えるのでありますが、一体、国民全体に健康診断をする場合において、これを実施するところの準備が果してできておるかどうか。国民の健康診断をするというようなことは、容易なことではないのでありまして、今の保健所のあの機構でもって、これがスムーズにできるかどうかということについて、当局の御見解をただしたいのであります。

第22回国会 社会労働委員会 第15号(1955/05/27、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 同僚委員の方々から御質問がありましたので、重複することを避けまして、簡単に二、三御質問申し上げます。  まず加藤参考人にお尋ねいたします。先ほどつき添い看護婦制度を廃止して雑仕婦にするということに対しまして、御賛成のようでございましたが、現在のようなつき添い看護婦の数から申しますと、われわれの調査からいきますと約四千人、厚生省からの数字によりましても三千五、六百人のつき添い看護婦のかわりに、二千二百七十人くらいの雑仕婦がそれを補う、そういうような状態であります。しかも、つき添い看護婦の場合は、平均十六時間勤務しておりますが、雑仕婦の場合には八時間勤務というような、そういうふう……

第22回国会 社会労働委員会 第21号(1955/06/13、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 この富士自動車問題は、非常に重要な問題でありまして、井堀委員が質問されました当時、基本的には、外交問題によってこれを解決しなくてはならぬ、こう考えているのでありますけれども、富士自動車の人員整理にからみまして、非常に時間的に緊迫しておると思うのでございます。六月一ぱいに、とにかく四千人からの人員を整理しろ、もしこの人員を六月一ぱいに整理しなければ、富士自動車に対する米軍の契約を打ち切るというようなことまでもほのめかして、強制的な首切りを強要しているような、こういう緊急な事態に対しまして、今まで、政府はどのような態度をとっていたか。こういう事態が速急に起るというようなことは、も……

第22回国会 社会労働委員会 第22号(1955/06/14、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 大分長くなりまして、お疲れのところ恐縮でございますが、二、三の点についてお尋ねをしたいと思います。  簡単な基礎的なことでございますけれども、会社の労働者の勤続年限は、一年以内の者は何人、二年以内の者は何人、三年以内の者は何人、概略でけっこうでございますが、こういうことがおわかりになりましたら、お教え願います。
【次の発言】 大体特需産業の特殊性によりまして、一年ごとの契約であるというようなことでございますので、来年の契約が今年の契約だけあるかどうかということはわからないような不安定な契約というふうな状態におきまして、朝鮮事変終了後におきましては、この仕事か減少するということ……

第22回国会 社会労働委員会 第25号(1955/06/17、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 時間がありませんから、簡単にお尋ね申し上げたいと思いますが、国立足利療養所におきまして、所長の退任を含めた十四、五項目の要求を出しまして、ストライキといいますか、患者のレジスタンスが行われておるのでありますが、これに対しまして、私きのう足利に参りまして、結核にかかっておる患者の方々が、所長の部屋の前にすわり込みをするというような事態になりましたものですから、私は仲介に入りまして、すわり込みというようなことに対しましては、説得いたしまして一応やめさせたのでございますが、こういうような状態に陥りましたにつきまして、私はたくさんの国立療養所そのものに対する欠陥があると思うのでありま……

第22回国会 社会労働委員会 第39号(1955/07/12、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 足利の問題について、岡本委員から質問がありました点に関連いたしまして、ちょっとお尋ねをいたしておきたいと思います。われわれといたしましても、大体解決の方向に向ってきていることを非常に喜んでおるのであります。しかしながら、今後ああいう問題がほかの病院に起るような場合も考えられますので、一つ根本的な考え方を聞きたいと思うのです。  足利の療養所の今度の争議が起りました根本的な原因、それから患者側の考え方に対しまして、局長はどういうような心境、考え方を今持っておられるか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 局長がそういうふうに思われる節もないでもなかろうが、私は一番の問題は、患……

第22回国会 社会労働委員会 第54号(1955/07/30、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 今、草野委員から詳しく質問がありましたから、私は簡単に局長にお尋ね申し上げます。私は再三にわたって足利療養所の問題について、局長に御質問申し上げたのでございますが、その後解決していないようであります。騒擾が足利療養所に起りまして、水の問題がこれの解決の根本であるということを指摘されましたが、その通りでございます。このストライキが起きてから、一体だれを現地の調査にやったか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 名前は。
【次の発言】 それでは、現地へ調査に行った者から、どのような報告を受けましたか。
【次の発言】 それは文書で受けたのですか、それとも口頭で受けられましたか。

第23回国会 行政監察特別委員会 第3号(1955/12/14、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 だいぶ時間もたったようでございますし、ずいぶん論議も尽されておりますので、私は大事な二、三点だけをお尋ね申し上げまして、御見解を尋ねたいと思います。  この教科書問題がいろいろと問題になりました根本的なことは、やはり私は文部行政が非常に不徹底であったという点にあると思うのでございますけれども、こういうように教科書問題が世上において論議された責任は一体どこにあるか、あるいはその欠陥はどこにあるか、そういう点について率直な御表明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 たとえば採択等に関しまして、いろいろと問題があるというようなことが言われておったが、こういうことに対して、あなた……

第23回国会 社会労働委員会 第3号(1955/12/09、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 関連して。今医務局長が排便の問題で、時間でもってやった方がいいと言われたが、医学的にはそういうことは可能な場合もそれはあるかもしれませんよ。しかし常識的にはそんなことは成り立たない。そういう考え方は――厚生行政をやる責任者のあなたがそういうことを言うことに対しまして、われわれは非常に奇怪なことだと思う。今後もそういう考えで厚生省はやるつもりですか。何でもきちょうめんに型にはめてやっていこうというような、そういう考え方でもってこの医療行政をやられたのではたまらない。そういう点についてあなたはもっと常識的な考えを披瀝してもらいたいと思うのです。私はこれは聞き捨てならないことだと思……

第24回国会 農林水産委員会 第7号(1956/02/14、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 簡単に集荷制度の政府の考え方を、ちょっとわからない点がたくさんあるものですから、お聞きしたいのですが、昭和二十七年度に買い取り制でやったから非常に成績が悪く、しかも混乱するから、買い取り制はやらぬ、今度の場合は買い取り制でないからやるというようなことを言われているように聞くのです。一体私は今度の特集制度をやって二十七年と同じよう液結果がやはり起ると常識的に考えるのですが、そういう場合にあなたたちは買い取りでないから二十七年のような混乱は起きないという、そういう見通しについて、お聞きしたいのです。
【次の発言】 実際問題として、末端の今の特集の指定業者を作って集荷をさした場合に……

第24回国会 農林水産委員会 第8号(1956/02/15、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 関連して、大臣に今の特別集荷制度についてお尋ねいたします。大臣は、この委員会においてもあるいは予算委員会においても、買い取りはやらない、しかし特別集荷制度というものについてはやるというようなことを言われておったのですが、今の中村委員の質問に対しては、目下考究中であるというように今度は逃げを打っているのですけれども、一体農林大臣の真意はどこにあるのか。一体この特別集荷制度をやるつもりでいるのか、いろいろ考えてみたところが、非常に欠陥があるものだからまずいと考えて、この辺で取りやめる考えでいるのかどうか、その点を一つ御回答願いたいと思います。

第24回国会 農林水産委員会 第10号(1956/02/22、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私は新農村建設の問題についてたくさん質問することがありますが、これはあとの機会にいたしまして、農業団体の再々編成の問題について質問さしていただきたいと思います。今淡谷委員の質問に対しまして、新らしい農業団体を作るというような御返答がありましたが、あなたはあるときは団体を作らないように言ったり、あるときは団体を作ると言ってみたり、あるいは平野三郎氏から言わせれば、河野構想によって農民会を作る考えを出しておる、そこで農業団体の間において非常な混乱を起しておる。農民もあなたの言動によって非常に迷っておる。だから本日あなたから、この農業新団体について、一つはっきりと作るなら作る、作ら……

第24回国会 農林水産委員会 第12号(1956/02/24、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 関連して。大臣にお尋ねしますが、今小川さんから、平野さんとあなたのいわゆる農業団体再編成に対する問題について、平野さんは河野農相の意を受けてやったということですね、(「それはもう済んでいるじゃないか」と呼ぶ者あり)黙って聞け。公開の席上で言明している。あなたは、何もおれはそういうことは言わぬと言う。平野さんがもしもないしょで、実は農相に頼まれたんだとこそこそ言っているなら問題にしない。しかし公開の席上ではっきりそれを言っておるのに、あれは平野が勝手に言っているのだというわけには済まされないと思う。あなたが真に言わないのなら、平野君にそれを弁明さすなり何かしなければ、その疑惑は……

第24回国会 農林水産委員会 第22号(1956/03/22、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 農業協同組合整備特別措置法案について当局にお尋ねをいたしたいのでありますが、政務次官が出てないようでありまして、大臣が出ないならば政務次官をすぐ呼ぶように……。
【次の発言】 大臣あるいは政務次官が出席したときに農業協同組合の整備特別措置法案の根本的な問題についてあらためて質問いたすことにして、局長に少しお尋ねしますが、この法案でもって大体不振農協というものが整備されるという見込みがありますか、そういう自信を持っておりますか。この点からまずお尋ねいたします。
【次の発言】 ずいぶん長々と御説明をいただきましたが、局長としては、この法律だけでは現在の不振農協を整備することは不可……

第24回国会 農林水産委員会 第23号(1956/03/23、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 一楽さんにお尋ねいたします。この整備法案では年々一億一千万円です。これでもって三千三百組合を整備するといっておりますけれども、これくらいの金を貸して一体不振農協の再建整備促進ができるかどうかということを承わりたい。
【次の発言】 これは私らが見ますと、現在の三千三百の不振組合を再建整備して軌道に乗せるには、一年に一億一千万くらいの金を補給してもできないと思う。それはもちろん更生できる組合もありましょう。ありましょうけれども、協同組合のになう現在の使命を果すためには、速急に、ここ一、二年内に相当の数の整備をしなければならぬと思う。というのは、経済界が次々に動きつつある。だから五……

第24回国会 農林水産委員会 第25号(1956/03/28、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 大臣にどうしても納得できない点をお尋ねしますが、農馬の改良のために外貨の割当があった。それで一万五千ドル余ったからこの競走馬を買ったというが、農馬の改良というものは八万五千ドル買えばたくさんだと、こう思っているのですか。これは十万ドル、もっと買っても足らぬと思う。それを八万五千ドルだけ農馬の改良のために買って、あと一万五千ドル余ったからそれで競走馬を買う、しかもこの競走馬というものは、通産省では三十年度における競走馬の外貨の割当は中止するとはっきり通牒を出しておる。にもかかわらずあなたが、監督の立場にある農林大臣が、こういうごまかしを、私はごまかしと言いますけれども、こういう……

第24回国会 農林水産委員会 第28号(1956/04/04、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 関連して。畜産局長にちょっとお尋ねしますが、種畜の問題であなたは、雌の種畜であるということを言っておられましたが、家畜改良増殖法の第三条には、種畜とは雄をいうとはっきり明文化してあるのですが、この点についてあなたはどうお考えですか。
【次の発言】 しからばあなたたちは、法律によって雌だの雄だのの定義が異なるのですか。
【次の発言】 しかし種畜というものは雄をいうというのです。あなたが言う、いわゆる畜産局の通達によるところの種畜というものは、増殖を目標にしている、家畜改良増殖法に基く種畜であるのだから、明らかに種畜というものは雄ということに定義がはっきりとしておるのであります。……

第24回国会 農林水産委員会 第30号(1956/04/17、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 時間がありませんから簡単に御質問申し上げますが、今の、政務次官が調査したといって報告されたことは、われわれが要求しておる調査の主眼点をはずしてあると思う。というりのは、われわれは、サラブレッド三頭の申請はどこで行なったのか、だれがやったのかということを要求しておるわけですが、それに答えていないと思うのです。
【次の発言】 これは、農林大臣である河野一郎氏が自分と関係のあるサラブレッドの輸入に対しまして、一体だれの申請によって外貨の割当をやったかということなんです。そういう点ははっきりしていないと思うのですが、政務次官、どうですか。

第24回国会 農林水産委員会 第35号(1956/04/28、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 永田さんに二、三簡単にお尋ねしておきたいと思います。河野さんと永田さんがアメリカでお会いになったときに、河野さんと一緒に買おうというような話し合いになった。その場合に、河野大臣は外貨の割当が一万五千ドルあるということを知らなかったとあなたはおっしゃっておりましたが、あなたが外貨の割当が一二万五千ドルあると言われましたときに、河野大臣も、外貨というものはそう簡単に割り当たるものではないということは、大臣である以上はよく御存じだろうと思うのでございますが、それに対してどういう話し合いがあったのか、もっと詳細にお話願いたいと思います。

第24回国会 農林水産委員会 第36号(1956/05/08、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 簡単に二、三御質問申し上げますが、私たちがこの機械公団でもってジャージー種を入れるということについて、どうしても今もって納得ができないのは、農地開発機械公団という公団の性格でもって乳牛を取り扱うというようなことが果して妥当であるかどうか、基本的にこの問題を明快に御説明願っておかないと、今後どういうことでもできる。公団で乳牛も入れることができる、あるいは場合によると農薬も入れることができる、いろいろと拡大解釈をして、何でもできるということになったなら、これはゆゆしい問題になると思うので、どういう理由で乳牛を入れなくちゃならぬか、また乳牛を入れるためには、今度は基本的に公団の法律……

第24回国会 農林水産委員会 第41号(1956/05/22、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 今度の家畜取引法案については、農家の立場に立って、農家が家畜を自由に取引をする上において、農家は獣医師とかあるいはその他家畜を業としておる人たちによって取引が阻害されておったというのが現実であったと思うのですが、そういう点に対しましては、いかなる考えを持ってこの法案を作ったか、その点をお尋ね申し上げます。
【次の発言】 市場における家畜売買の適正化をはかるためにせりをする人の資格をきめるとか、そういうことに対しましては、この法案においては何ら規定してないと思いますが、その点については自由にだれでも入っていくというようなことにした方が公正な取引になるのか、それともせりをする人の……

第24回国会 農林水産委員会 第43号(1956/05/25、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 通産省関係の方にお尋ねしますが、サラブレッド三頭を輸入した件につきまして、外貨割当の申請がしてあるかどうか。外貨割当がしてあるとすれば、だれがいつどういう様式でしてあるか御答弁願います。
【次の発言】 トロッター協会長の広沢春彦氏のトロッター三十頭輸入のための外貨の割当は申請してあるのですか。
【次の発言】 外貨の割当を申請する場合には発注書に基いて申請書というものができておると思いますが、その申請書の内容について詳しく御説明願いたいと思います。
【次の発言】 実畜である馬というのは種別であって、それに対して品種の欄にどういう品種であるかというのが申請書に書いてなくちゃならぬ……

第24回国会 農林水産委員会 第46号(1956/05/30、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 ゆっくりやりたいと思いますから、そのつもりで一つ聞いてもらいたい。  食糧の取締り等につきましては非常に厳重な検査機関と、それからそれに関連するたくさんの予算をとって、一俵の米たりといえどもくず米が入っていると不合格にして、過酷なほどの検査をやっておる。農産物に対する検査規定はそういうふうに厳重なものである。ところがあべこべに肥料の問題になると、予算の面においても非常に貧弱だし、また取締りの面においても非常にゆるやかだと思う。こういう点はまことにどうも遺憾だと思うのですが、こういうことに対しましてあなたたちはどうお考えになるか、お尋ねいたします。

第24回国会 農林水産委員会 第47号(1956/06/03、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 時間もありませんから、とりあえず簡単に御質問申し上げたいと思います。今度の凍霜害の被害は、農林省が発表になりました五月二十一日の表がございますが、その後の実際の被害状況はどのようになっておるか御発表願いたいと思います。
【次の発言】 これは五月の十五、六日にあった雪害その他の被害、それで二十一日発表後において相当被害状況が変化しておると思うのです。この変化の状況をこの委員会に正確に発表して、そうして予算を適正にとる方法をしなければならぬと思うのですが、その後何ら二十一日に発表したきり発表もなく、われわれはその後の状況がわからないのです。これは今度の対策に対して非常にますいのじ……

第24回国会 農林水産委員会 第49号(1956/08/01、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 簡単に二つばかりお尋ね申し上げます。  私たちはこの間宮城と山形を視察してきたのでありますが、この災害を見まして非常に考えなくちゃならぬと思われることは、河川の敷地内に民有地がありまして、これが今度の災害でもって非常な痛手をこうむっておる。この河川敷地内でもって全生活を営んでおるような農民もまたたくさんある。こういう場合になぜこの河川敷地を民有地のまま放置して、しかも水害が起れば必ず災害をこうむるというような状態にしておくのか、この処置に対しまして建設省と農林省の間においてはどのような話し合いが行われ、今後河川敷地内におけるところの民有地の問題に対しまして、当局はどう考えてお……

第24回国会 農林水産委員会 第50号(1956/08/11、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 ただいま小委員長からの報告がありましたように、今度の七月の水害は東北、北陸以外に鹿児島その他の地方にも起り、あるいはまた栃木、愛知等において六月、七月、八月にひょう害に襲われておりますので、これらの災害等に関しましても、この東北、北陸等における七月の水害と同様なる予算的措置を講ぜられんことを提案いたし、皆さんの御賛成を得たいと思います。

第25回国会 農林水産委員会 第5号(1956/11/27、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 全国農業会議所の内田さんに伺いますが、今度の農業委員会法の一部改正案の一番大事な点は、組織の問題で、今まで選挙でもって委員を選ばれたものを、部落で推薦して町村長がそれを選任するという問題ですが、この問題について内田さんははっきりと、農業委員会としては今度の改正法案を支持すると申されておりますが、それに対する理由、どういう理由でそれを支持するかをはっきりと承わりたいと思います。
【次の発言】 今までの選挙でもって委員を民主的に選んだ方がいいんじゃないかとわれわれは考えているのですが、これをことさらに市町村の推薦あるいは部落の推薦、そういう形にどうして直さなければならないのですか……

第25回国会 農林水産委員会 第6号(1956/11/28、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 時間が大へんに制約されておりますので簡単に御質問申し上げます。引き続いてまことに御苦労さんです。  きのう全国農業会議所の方から、選挙の件について、選任ということにこだわらないというような御答弁をいただきましたが、北海道の岡村文四郎さん並びに農業委員会の伊那市の城倉さんに、今まで農業委員を選挙で選んだのにどうして選任にしなければならぬかということについてはっきりとした御意見を承わりたい。
【次の発言】 城倉さんの御意見でございますが、選任でいっても選挙でやっても同じ結果だ、こういう御説でございます。きのう私が申し上げました通り、選挙をするという規定があればこそ、無競争であって……

第25回国会 農林水産委員会 第8号(1956/11/30、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 今度の臨時国会でこの委員会をやるについて、農業委員会法の一部改正法案が上程になっており、これを審議することは、われわれも異議なし、賛成、しかもそれが日程をきめて火水木にやるという話になっておった。それ以外の日にやっているのですが、私はこれについて、もしそれ以外の日にやるなら、私が緊急に政府に要求している多久島事件の報告、これを中途半端にしておくわけです。多久島事件の報告を中途半端にして……(発言する者あり)黙って聞け。いま一つは食糧汚職の問題、今内外注視の的となっている食糧汚職の問題も報告せずして、そうして理事会でもってきめた日程以外の日に農業委員会法の一部改正の審議を進めて……

第25回国会 農林水産委員会 第9号(1956/12/12、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 議事進行について。私は今国会の冒頭の理事会で、食糧汚職をめぐるところの食料行政について当局の説明を求め、それに対する質疑をしたいということを申し入れておいたのですが、今国会中当局からそのような説明もなければ、私に対する質疑の機会も与えてもらわなかったということは非常に遺憾なことであります。今度の食糧汚職をめぐる食糧行政については、国民は重大なる関心を持っておると同時に、農林行政といたしましてもこれはしさいに検討しないと国家に対する被害は莫大なものがあると思う。そういう点について私はどうしてもこの委員会において責任者を呼んでこれを追及しなければならぬと思うのですが、この取扱いに……

第26回国会 決算委員会 第27号(1957/04/18、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 実際に検査した河野説明員がおられるので、お聞きしますが、そのときに、一千万円の金が、それをあっせんしたと目される人に貸し出しされていた、これはどうなんですか。そのことについて御説明願います。
【次の発言】 その貸付はどういう形で貸付されておりましたか。
【次の発言】 その貸付が無担保でしかも保証人がない。無担保で無保証ですね。しかもそれが信用上貸し付けたというような見方は、これはどういうところから出たのです。
【次の発言】 それはあなたの先ほど言ったのと今答えたのとはまことに矛盾しておる。あなたは、さっきは債権が確保されておるものであると認めたと言いながら、今度は無担保、無保……

第26回国会 決算委員会 第28号(1957/04/19、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 あります。
【次の発言】 十五分という時間の制限がありますので要点だけを大臣にお尋ねいたします。  まず第一に、先ほど淡谷委員の質問によりまして、農林省の監査の非常に不備な点が指摘されたのでございますが、これに対して人員の不足とか、あるいはその他のいろいろの理由があるというようなことを申して、その点を了解してもらいたいというような大臣の言葉でございますが、あなたが言う言葉はちょっと私は納得できない。少くとも全国団体である重要な農業団体の最たる全購連あるいは全販連とか全中というような関係ですね、農林省は重点を置いてこれを監査しなくちゃならぬのに、指導連の監査とかほかの監査をやる……

第26回国会 決算委員会 第29号(1957/04/26、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 刑事局長にお尋ねいたしますが、今度の全購連事件は、去年の夏、競馬馬事件をわれわれ国会において追及しておったときに、このやみドル問題は、はっきりと浮き彫りにされたにもかかわらず、今日まであの競馬馬購入のやみドル問題を放任しておったということは、その責任がきわめて大きいと私は思うのでございますが、どうして今日まであの問題を徹底的に調査しないで放任しておったかということについてお尋ねいたします。
【次の発言】 競馬馬の貿易商であったところの藤井君がアメリカでしばらく、われわれが国会で問題にしておったときに、病気と称して帰朝しなかったのでございますけれども、その後国会においてこの競馬……

第26回国会 決算委員会 第30号(1957/04/27、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 だいぶおそくなりましたからこの次の機会に御質問することにいたしまして、一点だけお尋ねしますが、今同僚からいろいろ質問がありましたが、私はどうしても納得できない点がある。一体あなたたちは導入預金でもって預金を入れて、それに対しまして二分五厘から四分の金利を払って銀行経営をやっておる。そうしていて貸付の場合は幾らの金利であなた方は貸し付けておるのですか。
【次の発言】 導入預金の総額が二十億に近いと言われております。このような巨額の導入預金に対して二分五厘から四分の金利を払って、貸付の場合は日歩三銭五厘で貸し付ける。これでは銀行経営がやっていけないことは明らかでありますけれども、……

第26回国会 決算委員会 第31号(1957/04/30、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 一点だけお尋ねしますが、あなたは第一相互銀行の紊乱した銀行業務を立て直そうとして入ってきたのでございますけれども、非常に困難な仕事であって、普通の人ではとてもこれは承諾できないと思いますが、あなたは専門家であるから、第一相互銀行の内容をつぶさに調査して、これを再建できるというような自信を持って乗り込んで来られたのだろうと思うのでありますけれども、この間あなたはどうお考えになって、この銀行り立て直しに入られたか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 もちろん私がこういう質問をしますれば、あなたが今のような答弁をするのは、銀行業務をやっておるものとして当然だろうと思いますが……

第26回国会 決算委員会 第32号(1957/05/06、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 ちょっと関連……。渡部局長なりその他の方、前肥料課長の方がいいと思うのですが、吉田委員からも質問がありましたが、今度の問題について、東独のカリ輸入が全購連事件と非常に関連しておるということが言われておる。その中で特に前農林大臣の河野一郎氏が大きな役割をしておるというようなことは、関係者はほとんど周知の事実のように言われておるのですが、この……。非常な重大問題だと私は思うのです。この東独のカリ輸入に関して前河野農林大臣が海内技官を伴って行った場合に、どこの業者をどういう関係で一緒につれて行ったか、あるいは向うで待ち合せをしたか、その点のいきさつを詳細に説明してもらいたいと思いま……

第26回国会 決算委員会 第35号(1957/05/13、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 証人は何も知らぬというような御答弁であります。少くとも東独のカリ輸入の問題につきましては、今まで日綿実業が一手に東独から輸入しておりましたカリを、今度はあなたたち購入商社が相談をいたしまして、何か地域別の輸入組合を作って、分け合って輸入しよう、そういう相談をしたことは事実でございますけれども、あなたはこれに対して下僚に指示を与えたと思うのです。 これは会社の事業の大きな転換ですから、こういう点について詳しく御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 それはあなたのところではこのような仕事をする場合に、部下に仕事をやらしておいて、あとから報告だけを受けるというような、そういうや……

第26回国会 決算委員会 第37号(1957/05/15、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 証人に二、三お尋ねいたします。あなたの会社は、今度の東独カリの輸入に際して八社から五社にする場合に、脱落といいますか、落された方の会社でありますけれども、これは社の利益に関する重大問題でありまして、先ほどの委員の質問に対して知らないということでございますが、専務としてこのような社運に関することを知らないということは、われわれ常識として考えられないのでございます。当時ほかの会社は、農林省から東独のカリ輸入の会社に指名されるために猛烈な運動をやっておったようですが、あなたのところは、そういうことに対して何ら関心を持っておらなかったのですか、何らかの方法をやりましたか。

第26回国会 大蔵委員会 第5号(1957/02/19、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 食糧管理特別会計法の一部改正に関する法律案に関しまして、大臣に二、三御質問を申し上げます。  まず第一に、食管会計の問題につきましては、いろいろと議論がされたのでありますけれども、食管会計そのものがまことに漠然としておりまして、われわれも非常に理解しにくいのでございますけれども、こういう漠然としている食管会計を明るみに出して、国民に納得をしてもらうためにどういう方法をとろうとしているか、お尋ね申し上げます。
【次の発言】 食管会計の特別調査会を作って、食管会計について御調査をするような話でありますけれども、私は、調査会を作ること自体はけっこうなことであろうと思うのです。しかし……

第26回国会 大蔵委員会 第6号(1957/02/20、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 きのう私が食管の赤字百六十一億円を補正予算で埋めるべきであるというようなことを申したのでございますか、この場合に、これは借入金で埋めても差しつかえないというような御答弁でございますが、これの法的根拠を御明示願いたい。
【次の発言】 食料管理特別会計法の第二条、第三条は、特に第三条においては「食糧及農産物等ノ買入代金ノ財源ニ充ツル為必要トキハ」とありますから、これはあくまでも必要経費であって、これでもって赤字を借入金で埋めるというようなことはないのですね。赤字を借入金で埋めるということは、財政法の本質からいっても、赤字をまた赤字で――借り入れというのは、特別会計のは赤字借入金で……

第26回国会 大蔵委員会 第10号(1957/03/08、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 議事進行について。大蔵委員会で、特に重要な税三法が上程されておるときに、与党がりょうりょうたる出席のもとにこの重要法案を審議するというようなことは、はなはだもって遺憾であるから、この際与党の反省を求めてから議事を進めてもらいたい。
【次の発言】 質問の前に、私は委員長に注意を喚起し、特に自民党の諸君もよく聞いてもらいたいと思う。というのは、大臣がでこなければ次官がいて、そうしてわれわれの論議を聞いておるというのが大体の常識です。ところが、大臣がいないと次官もいない、こういう委員会はありません。一体次官というのは提案の説明をするだけで、何かロボットで、印刷物を読んでいるにすぎな……

第26回国会 大蔵委員会 第15号(1957/03/19、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私は、この前時間がなかったので、きょうは農業所得の問題についてお聞きを申し上げたいと思います。  過般閣議決定になりましたところの、農業所得の収益に対しましては、農林統計調査機関の作成したところの反当収量を尊重するという閣議決定に対して、この前国税庁長官は、尊重しておるというようなことでございますけれども、実際面において調査いたしますると、この作報事務所の統計とあなたたちが徴税のためにとる収量とは、非常に食い違っておる。ほとんど食い違っておる。食い違っておらないのは、少し長野県にありますけれども、全部が作物統計事務所の方の収量の方が少くて、あなたの方が多い、こういう現象であり……

第26回国会 大蔵委員会 第16号(1957/03/20、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私は、時間が一時までということでありますので、揮発油税について基本的な問題だけをお尋ねして、後刻また質問したいと思います。  揮発油税法案の政府提案の理由を見ますと、先ほど横錢委員からのお話がありました通り、これだけを見たのでは、どうして揮発油税を上げなけりゃならぬかという理由がはっきりしない。それで、この理由の中に「最近における揮発油の取引の状況及び道路装備財源の確保の必要性にかえりみ」とこうありますが、この点について詳細な説明をお願いします。
【次の発言】 この道路をよくするために揮発油税を取って、それによって道路を改良するということでありますが、これは、一般財源を使わな……

第26回国会 大蔵委員会 第18号(1957/03/26、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 関連して。この際、次の質問の参考にするためにお聞きしますが、今度の産業投資特別会計法と財政法の第六条とをどういう関係においてあなた方は解釈して、この産業投資特別会計法へ三百億円の予算を入れたかという点を御説明願います。
【次の発言】 そうじゃないんだ。財政法第六条には、国の剰余金が出た場合は、これを公債に充てるということが書いてあるのです。そういう考え方からしますると、途中で剰余金が出ようとすると、特別会計の方へ入れていけば、いつも剰余金というものは出ないことになる。そういう関係において、あなたたちはどういう解釈のもとに三百億を産業投資特別会計の方に入れたかということです。

第26回国会 大蔵委員会 第19号(1957/03/27、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 井出さんから法的な問題についていろいろ御質問がございました。私もきのうこの問題に非常に疑問を持ちまして、質問をしたわけですが、今当局は、一体資金というものをどう考えているか、資金というものはどういう性質のものであるか、御説明願います。
【次の発言】 そうなると、今あなた方が井手委員に答弁して、そのときに消費するのだというようなことを言っておりますけれども、資金というものは保有するものです。そういうことになりますと、その会計年度において消費することをしない意思をもって、特定の目的と用途に充てるものを資金だと私は思う。そういう意味合いで言いますと、これは、この十二条の精神に違反し……

第26回国会 大蔵委員会 第20号(1957/03/28、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま問題となっております産業投資特別会計法の一部を改正する法律案に対しまして、反対の討論を行います。  産業投資特別会計法の一部を改正する法律案は、昭和三十一年度の自然増収の一部である三百億円を産業投資特別会計に繰り入れ、百五十億円を明年度に、残り百五十億円を明後年度に使うという趣旨の法律案でありますが、私は第一に指摘したいことは、この考え方が財政法の精神に違反するという点であります。財政法では、当年度の剰余金は、二分の一を翌々年度までに国債の償還資金に充てることが明記されてありますが、政府は自然増収の大きいところに目をつけて、これを先使……

第26回国会 大蔵委員会 第22号(1957/03/30、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私は大蔵大臣と建設大臣に、経済閣僚として関連して一つお伺いをしておきたい。  今度のガソリン税の増徴に対しまして国民が一番心配しておるものは、こういうような増徴によりまして物価が上り、あるいは運賃が上り、ひいてはインフレを助長するのではなかろうかということでありますが、この問題に対しまして、ガソリン税の増徴と関連いたしまして、どのようにお考えになっておられるか、お答え願いたい。
【次の発言】 建設大臣は、大蔵大臣の言われる通りであるというようなことでございますけれども、あなたは経済閣僚として、建設業務を受け持っておる責任者として、大蔵大臣と全く同じだというような見解はちょっと……

第26回国会 大蔵委員会 第39号(1957/05/17、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 金が百二トンというような報告がありますね。当時のこの報告では百八トンとある。そうすると、あなたが合金を分けると、ほんとうは百二トンというものは、もっとふえなければならない、なぜ減っているのですか。
【次の発言】 そうすると、純のもの、不純のもの、どこかに数字が出ているのですか。
【次の発言】 銀の場合は、この報告によりますと二千百四十トン、しかし当時の報告は二千三百六十五トンです。この数字も違っているし、合金の分が含まれればもっとふえなければならない。その点はどうなんですか。
【次の発言】 純量とか総量とかいうことは、一体どういうことなんですか。

第26回国会 大蔵委員会 第40号(1957/05/18、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 井手委員の質問に関連いたしまして御質問申し上げます。肥料の問題について、高くはないというようなことを言われておりますけれども、少くとも専売公社は、全国の耕作者がどのような肥料を使って、どういう価格で肥料を使っておられるかというようなことは、御調査になっておるだろうと思います。一つその資料を出してもらいたい。各連合会ごとでけっこうです。それで、私は専売公社が指示しておるところの肥料がどのように高いかというような一例をあげてみます。これはタバコの配合肥料でございますが、六貫目袋でもって、これはある組合が配給になったのでありますが、七百四十八円で農家庭先渡しになっておる。ほかの方か……

第26回国会 大蔵委員会 第45号(1957/07/11、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 時間にも制限があるようでございますから、できるだけ簡単に御質問申し上げます。  葉タバコの問題につきましては、いろいろと御質問申し上げる点があるのでございますけれども、さしあたって、本日は葉タバコの収納価格の問題につきまして、若干御質問申し上げたいと思います。  三十二年度の収納価格というものはどのようにして御決定になるつもりであるか、まず舟山副総裁にお尋ね申し上げます。
【次の発言】 この農業パリティによってきめるというようなことでございますが、生産部長もおいででございますから、今まで、昭和二十二年以降の価格の推移と申しますか、あるいはこれらの価格の構成と申しますか、そうい……

第26回国会 大蔵委員会 第47号(1957/08/13、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私は、この前専売公社の方々に対しまして、収納代金の問題についてお尋ね申し上げました。きようは、八月中に収納代金の価格の方針をきめるということでございますので、もう日にちもないようでございますから、本年度の葉タバコの収納代金に対する御方針が大体見当がついたろうと思いますので、その問題につきまして、総裁の御意見を承わりたいと思います。
【次の発言】 大体その程度の話は、この前聞いておったのです。この前、私は葉タバコの収納代金というようなものは、労働者でいいますれば賃金、ほかの農産物でいいますれば米価――米価の決定にいたしましても、米価審議会の議を経て生産者の意向を相当慎重に考慮し……

第26回国会 大蔵委員会 第49号(1957/09/11、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 関連して。畜産局長には、私も酪農振興でたくさん質問があるのですが、時間の関係であとにします。  国税庁長官に、時間もないようですから、十分ばかりお尋ねします。国税庁では、過般大量処分をいたしまして、首切り五名、停職三十三名、戒告三十五名、訓告三十五名、厳重注意が百八十名というような、空前絶後というような大量処分をいたしましたが、このことについては、私は当局側において大きな責任がある、当局側の責任を何ら反省せずして、片方だけでこのような苛酷な処分をしたことについて、あなたはどうお考えになっておるか、それからお尋ねします。

第26回国会 大蔵委員会 第51号(1957/10/05、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 大蔵省の政務次官に来ていただくようにお願いしておいたのですが、見えないのはどういうわけですか。
【次の発言】 それでは、次の機会にお願いいたします。
【次の発言】 私は、時間もありませんから、簡単にお伺いいたしますが、現在農林省の食糧事務所の検査員が、超過勤務手当がないために、食糧の検査ができないというような緊急事態に立ち至っております。毎年早場米の出荷が殺到するときに、当然与えるべき超勤を与えないで、農民や検査員に非常な迷惑をかけておる点がありますので、その点について、大蔵省の給与関係の係官として、どのようにお考えになっておるか、お尋ねいたします。

第26回国会 農林水産委員会 第47号(1957/06/05、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私は大臣に対しまして、今作付を前にいたしまして、全国の農民の非常に注視の的になっておりますところの生産者米価を、政府といたしましては、一体いつ、どの程度にきめようという考えを持っておるか、お尋ねいたしたいのであります。
【次の発言】 臨時食糧管理調査会の答申を待って政府としての腹がまえをきめたいというようなことでございますが、生産者米価の決定に対しましては、米価審議会というものがあるのでございますから、政府は臨時食糧管理調査会の結論を待たなくても、この米価審議会にかけて、できるだけ早く、速急に決定すべきであろうと思うのです。臨時食糧管理調査会の答申を待つということになりますと……

第27回国会 大蔵委員会 第5号(1957/11/07、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 先ほど来横山委員から査察の問題等について御質疑がありましたが、私は、査察をして白となった場合において、国税庁がそれをそのままにして、納税者に多大の損害をかけっぱなしにしておくというようなことは、何らかの方法でこれを是正しなくちゃならぬと思う。脱税の場合もそうであると思うのでございますが、酒類に類似しておるということで、三年前に査察をして、何百万という類似品を差し押えをしました。それが白とも黒ともつかないで、三年間もおっぽり出されておる。業者の方は、早く告訴して黒白をつけてもらいたいということを、何回となく国税庁に申し入れておるにもかかわらず、これに対しまして、白とも黒とも判断……

第27回国会 大蔵委員会 第9号(1957/12/12、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 たばこ耕作組合法案の審議経過につきまして内藤小委員長より御報告がありましたが、われわれといたしましていささか補足しなければならない点がありますので、申し上げます。  内藤小委員長の非常なる御努力は、われわれそれを多とするものでございます。しかし、今内藤委員長の報告中において一番問題になりました、第八条中のいわゆる共同購入の点であります。この点につきましては、たばこ耕作組合は出資を持っておらない、またたばこ耕作組合は指導事業を主体とするものであるというような観点からいたしまして、これに経済行為を認めさせると今後非常に問題を残しますので、われわれはあくまでも共同購入のあっせんとい……

第27回国会 地方行政委員会 第5号(1957/11/12、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私はごく簡単に、過般栃木県の総務部長名をもって、栃木県の議会で増額修正の件について自治庁に照会をしたのでありますが、この回答に対しまして若干の疑義がありますので、この点をお尋ねしたいと思います。  この照会の要旨は、款項目がありますけれども、最後の目節の点が、各目明細という点が記載されない土木事業に対する修正案が提出をきれたのでありますけれども、このような各目明細がないところの修正案というものは、これは知事が執行でき得るものか
【次の発言】 私はごく簡単に、過般栃木県の総務部長名をもって、栃木県の議会で増額修正の件について自治庁に照会をしたのでありますが、この回答に対しまして……

第28回国会 建設委員会 第14号(1958/03/14、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 大臣が忙しいので、大臣に関係のある問題だけを質問します。今大臣から、いわゆる五十里ダムの問題について、まことにお気の毒であるけれども追加補償するわけにはいかぬというようなことでございますけれども、実際問題とするとそういうことも言い得るでありましょうが、私が記録等を見ますと、あなたたちの部下が、ほかに比較してつり合いのとれる補償金を支払うというようなことを、何回となく会議の席上で申しておるのです。部落の人たちもそういう言質に対しまして信頼をして協力をした、そこでそういう点から申しますと、あなたたち建設省の出先の係官が――部落の人たちの知識のうとい点もあって、それに対しまして追及……

第28回国会 大蔵委員会 第5号(1958/02/14、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私は、いろいろと時間の関係もあるでしょうから、三十分程度、簡単に率直に質問いたしますから、大臣の方からも、率直、簡明にお答え願いたいと思います。なおあとの機会に、またいろいろ問題についてはゆっくりとお尋ねしたいと存じております。  まず第一に、大臣は今度の予算編成に際して、いわゆる閣議決定をしたところの基本方針を非常にはずれたインフレ予算、膨張予算というような予算を組んだのでありますけれども、このことに対しまして、あなたはどういうふうな責任を感じられておるか、それをお伺いいたします。
【次の発言】 あなたは、そういうふうな説明をしますが、実際には、とにかく予算面においては一千……

第28回国会 大蔵委員会 第6号(1958/02/18、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私は簡単に、この前大臣に質問したときに答弁が留保になっております、農業所得に対する専従者控除の問題についてお伺いいたします。  農業所得に対する専従者の控除は青色申告をすれば控除する、しかし青色申告がない場合は控除しない、そういうようなことになっておりますけれども、この点はどういうふうにお考えでございますか。
【次の発言】 青色申告をすれば控除する、その他のものに対しましては控除を認めないというようなお話でございますが、税というものは、この専従者に対する控除というものは奨励規定としてきめる性質のものじゃないと思う。農業というものは、やはり一つの事業をやつておるのですから、そこ……

第28回国会 大蔵委員会 第13号(1958/03/05、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私は、食糧管理特別会計法の改正案等につきまして、若干の質問をしたいと思います。  政府は、昭和三十三年度の米の予算価格を一万二百円といたしましたけれども、これは、三十二年度産の生産者手取り米価が一万三百二十二円五十銭であるにもかかわらず、このような低い価格できめた根拠をお示し願いたいのであります。
【次の発言】 三十三年度の米価の算定と三十三年度の算定の基準が違うと申しますが、米価というようなものを、毎年々々算定の基準を違わせておるようでありますが、これは価格政策としてははなはだまずい政策であろうと思うのです。どうして三十二年度と三十三年度の基準のとり方を変更したか、それをお……

第28回国会 大蔵委員会 第15号(1958/03/11、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 まず議事進行について、一言委員長に申し上げます。御存じの通り、社会党は一応入っているようですが、自民党は、藤枝先生ただ一人というようなこと、こういう委員会の行き方を続けておったのではこれは、委員会の権威に関することでございますから、今後は、委員長から厳重に自民党に申し入れをして、過半数に達しない限りにおいては、委員会を開かない、こういう強い態度をもって自民党に申し入れをしてもらいたい。そうでなければ、このように出ている人は、一生懸命委員会をやっておるが、ところが出ていないで、選挙区を回っているような人がおっては、どうもそういう不均衡な議事の運営では困りますので、この点、よろし……

第28回国会 大蔵委員会 第25号(1958/04/01、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私は、たばこ専売法の一部改正案につきましてお尋ね申し上げますが、過般小委員会を作りまして、この問題等につきましていろいろと論議がかわされたのでございますが、その結果、専売公社といたしましては、相当考えるところがあったろうと思いますが、これについて、総裁並びに大蔵省関係官はどのような構想を持たれたか、お尋ねします。
【次の発言】 この「耕作者に適正な収益を得させることを旨として定めなければならない。」というこの収益ということについて、この字句を、総裁並びに大蔵省の係官はどういうように考えておるか、この点を一つ伺いたい。

第28回国会 大蔵委員会 第27号(1958/04/03、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 たばこ専売法の一部を改正する法律案並びにたばこ耕作組合法案に対しまして、附帯決議を付する動議を提出いたします。  まずたばこ専売法の一部を改正する法律案に対する附帯決議でありますが、案文を朗読いたします。  一、日本専売公社は、専売事業の特質にかんがみ、耕作者の意思が充分反映するよう、今後とも本法の改善につき検討すべきである。  一、日本専売公社は、鑑定に際しては充分科学的検討を行い、その実施方法についてもなお改善の方途を講ずべきである。  一、標本の制定に際しては、実際に即するよう耕作者代表の意見を充分参酌した上、これを制定すべきである。   右決議する。  次に、たばこ耕……

第28回国会 大蔵委員会 第35号(1958/04/17、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私はいろいろと千葉銀行にからむ不正融資の問題について御質問申し上げたいのでありますけれども、時間の関係もありますから、焦点だけにしぼって少しく申し述べます。私もごく簡単に質問いたしますから、あなたも一つ正直に――岸内閣では一萬田蔵相はまことに正直な人だという人気があるようでありますから、一つ正直に御答弁願います。  まず率直にお尋ねしますが、あなたはどういうふうにして親書を出して、どうしてそれを戻したのですか。それをお尋ねします。
【次の発言】 あなたは古荘さんにみずから親書を返してほしいと言ったのか、それはどうなんです。

第28回国会 農林水産委員会 第16号(1958/03/19、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 関連して。今の給与の問題でお尋ねしますが、なるほど給与を払う組合が独立の事業をやっておるのだから、まちまちであってもこれはやむを得ないかもしれないけれども、協同組合やその他の農業団体のときはそれが非常にはなはだしい。非常にはなはだしい部面をそのままにして年金制度を進めるというと、そういう給与のでこぼこあるいは不振組合等の問題がガンをなして、せっかくこの職員の待遇改善のために、あるいはそのほか農業団体の振興のために作った年金制度が、そういう点からくずれ去るおそれがある。ですから私は、今までも農林省はそういう点においてもっと積極的にそういう問題を取り上げてやるべきだと思ったのです……

第28回国会 農林水産委員会 第17号(1958/03/20、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 だいぶきのうから質問が続けられておって、こまかい点までいろいろと応答がなされましたが、そのうちで私は一つ、強制加入の点について質問をいたしたいと思います。  今度のいわゆる年金法によりまして、どういう不振の組合でもこの制度に加入しなければならないということになりますと、掛金をすることのできないような不振組合に対してどのような措置をとるかという点がまだ不明確でございますので、この点をはっきりと御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 指導を強化してこの制度に参加できるようにするということでございますが、そうすると再建整備法によって整備しつつある過程における組合、あるいは職員はこ……

第28回国会 農林水産委員会 第26号(1958/04/10、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 今年の三月二十八日より三十一日にかけて全国的に来襲しました移動性高気圧によって寒冷をもたらして、非常な凍霜雪害を来たしておりますが、これに対しまして当局といたしましてはどのような調査をいたし、どのような結果になっておるか、御報告願いたいと思います。
【次の発言】 栃木県だけでも、私のところに報告がありましたのは十五億と言っております。私は今度の被害は、今そちらから答弁があった通り、だんだんと被害というものは日がたつにつれて出てくるのじゃなかろうか。今はやはりまだ幼穂でございますので、なかなか被害を調査するのが困難だし、また被害がよく外見に現われておらないと思うのです。これが外……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 大蔵委員会 第14号(1958/09/11、28期、日本社会党)

○神田委員 時間が非常に制限されておりますので、私は一、二御質問を申し上げまして、あとは保留にいたしますから、あとの機会に発言をお許し願いたいと思います。  今同僚議員から質問がありましたが、問題は、各地域におきまして組合設立のことで問題が起きておる。それで、われわれは、過般の大蔵委員会におきまして、たばこ専売法並びにたばこ耕作組合法の制定を審議する過程におきまして、いろいろと公社に対しまして議論をしたのでございますけれども、今一番問題になっておる焦点は、やはり大蔵委員会における附帯決議を忠実に実行しておるかどうかというのが問題だと思います。今、生産部長が、地域の問題等につきましては、附帯決議……

第29回国会 農林水産委員会 第2号(1958/06/23、28期、日本社会党)

○神田委員 ただいま三浦農相の答弁を聞いておりますと、選挙後におけるところの自民党政府、皆さんの多くの同僚が農民にいろいろ公約した通り、農民の多くは非常に大きな期待を持って今度の内閣を迎えたと思うのです。ところが、あなたの答弁を聞いておりますと、さしあたって一番問題になりますところの米価の問題等につきましても、まことに冷淡な答弁をしております。生産費補償方式はやらない、あるいはまた予約奨励費もやらぬ、また減税措置もとられない、陸稲の格差をつける、また麦の減収加算もどうもはっきりしないというわけで、これは一つ一つ農民の期待に反するものであって、われわれ委員会といたしましても、これをこのまま無視す……

第29回国会 農林水産委員会 第7号(1958/07/02、28期、日本社会党)

○神田委員 私は、過般の凍霜害対策について政府のとられました処置につきましてお尋ねしたいと思います。  まず第一に、過般の非常に広大な凍霜害に対しまして、政府は要綱を発表いたしましてこれが救済に当ったと言われておりますが、の進行状況等を見ますと、まだ不徹底の分が見受けられるのでありますが、そのうちの重点的な問題をお尋ね申し上げたいと思います。  まず天災融資法に基くところの融資の処置は、どのような方法でもってやっておられるのか、お尋ねします。
【次の発言】 この天災融資法に基くところの資金の貸付につきましては、従来の例を見ますと、貸付の申し込みに対しまして当局は圧縮する傾向があったわけでござい……

第29回国会 農林水産委員会 第11号(1958/07/08、28期、日本社会党)

○神田委員 関連して……。  文部大臣はきのうおいでになるだろうと思って一日お待ちしておったのですが、お見えにならない。きょうも午前中ずっと待っておったんだが、おいでにならない。一日半われわれは待っておる。あなたもお忙しいのだから私は責めませんが、なぜわれわれが大臣に来てもらってここで言明してもらわなくちゃならぬかということは、御承知の通り、新聞に、「増産でダブつく牛乳、給食用に押しつけ」というようなことがでかでかと大きく見出しをつけられて出ておりまして、少くとも全国の学校給食関係者に与える影響というものが非常に大きいし、あるいはまた酪農家に与えた影響も非常に甚大だと思う。というのは、当委員会……

第29回国会 農林水産委員会 第12号(1958/07/31、28期、日本社会党)

○神田委員 委員長に一つ要望しておきますが、災害問題でだれもが質問の通告を出しておる。そういうときに、関連質問だといって、同じような質問をする者の間にはさんで勝手に質問をさせるということは、経験豊かな委員長の公平な処置ではないと思う。委員長どう思いますか。
【次の発言】 もちろん関連は前例はあるでしょう。あるでしょうが、同じような質問の場合は、私が質問しておいてから、あとで正式にさせてもよい。僕は何も先にやるあとでやるとかいうことではないけれども、そういうことで関連を乱用しちゃいかぬということを御注意申し上げます。  時間の関係がありますから簡単に質問いたします。  大体前の人たちがだいぶこま……

第29回国会 農林水産委員会 第18号(1958/09/09、28期、日本社会党)

○神田委員 きょうは総裁がお見えにならないようでございますけれども、どういう理由でお見えにならないか、その理由を述べてもらいたいと思います。
【次の発言】 重要なる会合というのは、どういう会合ですか、内容をおっしゃっていただきます。
【次の発言】 それはなるほど専売公社としては重要なことだと思いますけれども、当委員会においてわざわざ委員が出席して専売事業に対して質疑をしたいというようなときに、総裁が内部の会合でわれわれ国会の委員会に出てこないというのはおかしいじゃないですか。どっちが重要ですか。
【次の発言】 われわれはそういう言いわけをここで聞くわけにはいかないけれども、今後、少くとも国会で……

第30回国会 大蔵委員会 第7号(1958/10/29、28期、日本社会党)

○神田委員 関連して。  大臣は今業者の資料を勘案しないというようなことを言っていますが、酪農振興法によると、業者に対して在庫品の調査をしなければならぬ。ところが、われわれが業者の在庫品を調査しろと何回言っても、そこまではできないといって、とうとう業者の在庫品の調査をやらない。それで、あなた方が買い上げをするときに、業者からこの資料を出さしておる。これを参考にしないで、何を資料にして割り当てたのですか。
【次の発言】 それはもちろんあなたはこればかりをやったのではないというようなことを言いました。しかしながら、今日乳の価格がどんどん下っておる。しかも十五円牛乳をそのまま押し通そうというようなあ……

第30回国会 大蔵委員会 第8号(1958/10/30、28期、日本社会党)

○神田委員 時間も過ぎましたので、できるだけ簡単に御質問申し上げますが、総裁におかれましても一つ率直に御答弁を願いたい、こういうように思います。  まず第一に、総裁は、専売法の改正並びにたばこ耕作組合法の制定以来、各地においていろいろと公社あるいは耕作組合に関連いたしまして不祥事件が起きておるように見受けられますけれども、こういう問題について御存じであるか。御存じであれば、それが詳細なる御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 総裁の言明だけでは、われわれよくわからないのでありますけれども、これはあとで資料を提出してもらいます。と同時に、われわれの知るところによりますと、たとえば三重県の鈴鹿……

第30回国会 農林水産委員会 第3号(1958/10/08、28期、日本社会党)

○神田委員 関連して……。  政府の養蚕対策なるものがでたらめで、これでは養蚕農家を裏切るということもはなはだしいと思う。それで、私は、同僚議員が言った通り、これに対して大臣が、養蚕農家の立場に立って、本年だけは何とかして千四百円を確保するというような腹をかまえて、大蔵大臣なりあるいは政府首脳部と重大なる決意のもとに交渉すべきであると思う。  また、私は桑苗の問題等につきましても一言御質問申し上げたいのだが、今までは増産だ増産だといって桑苗業者に増産を奨励しておいて、今度は二割減産だ、一体これに対していかなる対策とどのような桑苗に対する補償ということを考えておるか、この点をお尋ねいたします。

第31回国会 農林水産委員会 第6号(1959/02/04、28期、日本社会党)

○神田委員 私も一つ。森林関係の保安林について、全国のどこにどれだけの保安林があって、いつ取得したかということの保安林関係の明細な表を一つ資料としてほしいのです。

第31回国会 農林水産委員会 第9号(1959/02/17、28期、日本社会党)

○神田委員 時間の制限がありますから簡潔に要点だけ質問をします。こまかい点につきましては後ほど各法律案審議のときにお尋ねをしてゆきたいと思います。  まず第一に大臣にお尋ねしますが、大臣は今度の農林予算の獲得に努力されたようでございます。しかしながら、数字的に見ますと、全体の予算に比較いたしまして、去年が七・六%、ことしが七・四%というように、パーセンテージにいたしますと戦後一番低い率でございます。こういうような状態では農業の振興にはならぬと考えておりますけれども、大臣はどうお考えになりますか。
【次の発言】 こういうように農林予算が少く、ほかの省に比較いたしまして非常に大事であるにもかかわら……

第31回国会 農林水産委員会 第10号(1959/02/18、28期、日本社会党)

○神田委員 きのうの大臣の開拓に関する答弁でございますが、機械開墾やその他のことで相当適切な施策をやっておると言っておりますけれども、予算面を見ましても、公共関係で約三億三千万、非公共でもって一億一千万、この程度しか三十三年度から比較いたしますとふえておらない。一体、日本の食糧の確保並びに過剰な人口のはけ口としての開墾事業、あるいはまた次三男対策としての開拓に対しまして、こういうような貧弱なことでもって、あなたが言うように相当な効果をあげるというようなことは、大臣の説明はもっともらしいことを言っておりますけれども、実質においてはまことに私たちから言わしむればどうにもならぬ予算じゃなかろうか、こ……

第31回国会 農林水産委員会 第11号(1959/02/24、28期、日本社会党)

○神田委員 この前林野行政について御質問申し上げたのでありますが、時間が足りませんでしたので、漏れました部分につきまして御質問を申し上げたいと思います。農林大臣並びに政務次官がおいでにならないようでございますから、それらに関する問題につきましては保留をいたしておきます。  まず林野庁長官にお尋ねしますが、この前も御質問申し上げたのでありますけれども、保安林の買い上げ等についての問題につきまして詳しくお尋ねを申し上げたいのでありますが、保安林整備法等によるところの保安林の整備の概要等につきまして御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この五十万町歩の買い入れをきめたということでございますけれ……

第31回国会 農林水産委員会 第26号(1959/03/19、28期、日本社会党)

○神田委員 大体久保田委員から問題点が指摘されたようでありますから、私は簡単に局長の答弁の徹底しなかった点を一つお尋ね申し上げたいと思いますが、酪農振興上において流通の合理化の問題が非常に大事なことでありますけれども、この流通の合理化の点において非常に消極的である。たとえば、この前、夏の乳価の値下げの問題のときに、一円乳価値下げの問題につきましてだいぶ論議をして、ついに畜産局長の転任というような問題が出ましたけれども、そういうように、非常に大事な流通面についてどうしてもっと積極的な方策を講じなかったか、この点についてお尋ね申し上げます。

第31回国会 農林水産委員会 第33号(1959/06/08、28期、日本社会党)

○神田委員 ひょう害に関する当局からの報告がありましたが、非常に概略なものでありまして、栃木県におきましては、五月二十八日に一回ありました。その後六月三日、四日と二度のひょう害を受けたのでありますけれども、現地に私たちが行ってみますと、農家の人たちがあまりの被害にぼう然自失をいたしまして仕事も手につかないというような状態になっております。特にひょう害の特徴は、一カ所が徹底的にたたかれるというのでございまして、ほかの災害のように幅広く災害がないかわりに、狭く深く災害を受けるので、ほとんどの自分の作物が全滅するというような農家がたくさん出てきておる。こういう問題に対して、私は、特別な対策を立てなけ……

第31回国会 農林水産委員会 第34号(1959/06/10、28期、日本社会党)

○神田委員 関連して……。  時間も大臣ないようでございますから、簡単に本日はもち米の加算金の問題についてお尋ね申します。  農林省当局は、本年度におきましてはもち米の加算金を幅を狭くするような考えを持っておるということを聞いておるのでありますけれども、大臣はこの点についてどのような考えを持っておられるか、伺いたい。
【次の発言】 大臣の基本的考えはどうなんですか。
【次の発言】 非常に大事な問題でありますので、いま一回大臣に答弁してもらいたいと思いますが、私は、今までもち米の加算金をやっておって、この際加算金をなくするということになりますと、これは畑作振興上から農業経営に非常に大きな影響を及……

第31回国会 農林水産委員会 第35号(1959/06/11、28期、日本社会党)

○神田委員 去る五月二十八日及び六月三日、四日等に茨城、栃木、埼玉、長野、山梨、福島等に突然ひよう害がありまして農作物に非常な災害を及ぼしておりますけれども、これら災害に対しまして、特に葉タバコの被害が甚大であると思われますので、葉タバコの被害状況等につきまして簡単に当局より御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 その後栃木県におきましては突風並びに豪雨にまじつたひよう害によりまして一億近くの被害が起きておるというようなことをわれわれは報告を受けておるのでありますけれども、このように、数県ではありますけれども、ひようの被害あるいは突風の被害というものは葉タバコに非常に甚大な影響を及ぼしてお……

第32回国会 農林水産委員会 第1号(1959/07/02、28期、日本社会党)

○神田委員 大臣と同僚委員の質疑を聞いておりますと、どうも農民が今度の米価に対しまして強く要望しておる生産費及び所得補償方式によるところの農民の明るい希望が何ら解決されていない、そういうことに対しまして明快な答弁がなされていないように私は思われるのでありますけれども、これは、先ほど足鹿委員並びに芳賀委員からも質問があったように、生産費及び所得補償方式というものに対する農林当局の考え方、それから今後の算定方式にその考え方が完全に現われておるかというと、非常にこれはごまかされておるのであります。この点に対しまして、生産費及び所得補償方式というものは、今度の算定米価には実際面において採用されておらな……

第32回国会 農林水産委員会 第4号(1959/07/08、28期、日本社会党)

○神田委員 私は、今度の米価の諮問案を見まして、長い問いろいろと議論がされて、自民党の内部におきましても論議をされた結果あのような諮問案が出たと思うのでありますが、一番ことしの米価についての問題点は、米価審議会におきましても、あるいは当委員会等におきましても、歴代の農林大臣が農民の強く要望する生産費及び所得補償方式によるところの米価を大幅に取り上げて決定すると言いながら、これを踏みにじった点にあると私は思う。これは農民の期待を大きく裏切った問題でありまして、これをわれわれは軽く見過ごすわけにはいかないのであります。どうしてこのように、歴代の農林大臣がしばしば言明しておきながら、このような生産費……

第32回国会 農林水産委員会 第5号(1959/07/09、28期、日本社会党)

○神田委員 関連して……。  今の問題について、農地局長にそういうような相談があったか、それに対してどのような返答をしたか、お尋ねいたします。
【次の発言】 私の尋ねておるのは、先ほど総務部長が答弁した中に、いわゆる愛知用水を借用したい、こういうことを協議したとかあるいはそういう要請をしたと言われておりますが、それを農地局長は聞いておるか、それに対して答弁しておるかということを尋ねておる。
【次の発言】 そうすると、部長さんが言われるように、あなたは、一方的に、農林省あるいは愛知公団が返事もしないのに、勝手に計画を立てて、東海製鉄か何か知りませんが、そういう工場の誘致を計画し、それを実現し、そ……

第32回国会 農林水産委員会 第13号(1959/09/11、28期、日本社会党)

○神田委員 だいぶおそくなりましたが、非常に大事な問題でありますので、ごしんぼういただきたい。  まず第一に、油脂課長がお見えでございますから、油脂課長にお尋ねしますが、私が去る八月十五日に油脂関係のいろいろな問題等について農林大臣あてに資料の提出を求めたのでありますが、この資料が非常にせっぱ詰まって二、三日前に来たので、詳しく検討するいとまがないのでありますけれども、この資料を作るについて、課長が、どうもこういうことは越権行為ではないか、作業をする上に困った、というふうなことを言ったということを聞いておるのでありますが、一体、国会議員がこのような資料を求め、それに対しまして課長がそのような考……

第32回国会 農林水産委員会 第16号(1959/10/21、28期、日本社会党)

○神田(大)委員 伊勢湾台風による被害調査について御報告申し上げます。  去る十月八日から十二日までの五日間にわたって、運輸、建設、文教及び社労の各委員とともに、三重、奈良、和歌山の三県の被害状況を調査いたしたのでありまして、本委員会からは私と秋山委員の参加を得て調査に従った次第であります。  今回の台風は瞬時にして五千名以上にも及ぶ死者及び行方不明者を出していることからも容易に想像されます通り、その被害は、範囲においても、あるいはその深度においても、昨年の狩野川台風、またはかつての大災害であった昭和二十八年災害を上回る未曽有の災害であったことを、現地を調査するに従い、実感として強く受けて参っ……

第33回国会 農林水産委員会 第3号(1959/11/05、28期、日本社会党)

○神田委員 ちょっと関連して……。  兒玉君から質問があったように、現在なまカンショが非常に安く買いたたかれておるのでありますが、ほとんどもう日本のイモの出荷の大半は終わろうとするようなときに、おくればせながら農林大臣がこのような談話を発表したのでありますが、農産物価格安定法の精神は原料イモの価格安定にあるということを言っておりますけれども、実際問題とすると、原料イモの価格安定というそういう基本精神がいつでも踏みにじられて、澱粉業者の救済みたようなことになっておるのであります。今度一貫目当り十五円程度の価格でもってわれわれのところからイモが業者に買い出されておるのでありますが、そういう安いイモ……

第33回国会 農林水産委員会 第6号(1959/11/19、28期、日本社会党)

○神田委員 私もきょうは自動車局長にいろいろと質問する予定であったが、時間がありませんので、その質問はこの次にいたしまして、資料だけを要求しておきますから、それを各委員に配っていただきたい。  まず、今まで出た資料のうち、千人以上の従業員を使っておる通運業者が五とありますが、この千人以上五の内訳が問題です。これを出してもらいたい。  その次は、資本金五千万以上の会社が二十四あるといいますが、この二十四の会社の内訳をここへ出してもらいたい。  その次に、やはり同じ資料で、取り扱い二十万トン以上六十二社とありますが、六十二にまとめられたのではどうにもならぬのでありますから、二十万トン以上を扱う六十……

第33回国会 農林水産委員会 第10号(1959/12/04、28期、日本社会党)

○神田委員 ビール麦の生産あるいは販売等に関しまして当局にお尋ねしたいと思います。  最近ビール麦の生産並びに販売等に関しましてとかくの問題が起こっておるようでありますが、この問題におきまして、農林省当局としてはいかなる見解を持っておられるか、あるいは、現在までにこれらに対してやってきました農林省当局の施策等について御説明を願いたいと思うのであります。
【次の発言】 ビール生産地の都道府県にまかせておるというような答弁のようでありますが、これはやはり、農林省としては、特産品といたしましてのビール麦の位置というものは非常に大事な地位を占めておるのでありますからして、こういう問題につきましては基本……

第33回国会 農林水産委員会 第17号(1959/12/23、28期、日本社会党)

○神田委員 時間がないようでございますから簡単に要点だけを御質問申し上げたいと思うのでありますが、日本の養鶏が非常に農民にとりまして大事な地位を占めておるにもかかわらず、養鶏業者というものは毎年々々かわっている状況にある。たとえば、二百羽を飼って養鶏をやっている、ところが、卵の暴落等によりまして、あるいは飼料の高騰等によりまして、養鶏業をやめてほかのものにかわっていくというように、非常に農家が経営しておる養鶏というものは変転が激しい。この原因はもちろん飼料の問題と鶏卵の価格不安定の問題にあると思うのでありますが、今度の法案にはそれが欠けている。もちろん、この法案にありますように、種鶏の改良とか……

第34回国会 農林水産委員会 第5号(1960/02/24、28期、民主社会党)

○神田委員 一時間の持ち時間であるというようなことであるから、私の方でもなるべく簡明に質問しますから、大臣の方でも簡単に一つお答え願いたいと思います。  まず第一にお尋ねしたいが、大臣は、今度の予算について、相当大幅な増額をした、これでもって農業の生産性の向上に役立たせると言っておりますけれども、私は、現在の貿易自由化のあらしの前に置かれておる日本の農業の状態を見ましても、これくらいの少額の農林予算でもってこれに対処することはとうていできないと考えておるのでありますが、大臣の所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 大臣のそういう確信が当たれば、これは幸いだと思うのであります。しかしながら、日……

第34回国会 農林水産委員会 第11号(1960/03/15、28期、民主社会党)

○神田委員 時間もだいぶ迫っておりますので、私の方から簡単に質問しますから、一つ要領よく御答弁願いたいと思います。  まず公取の委員長さんにお尋ねしますが、現在、ビールの取引に対しまして、四社が協定をして、価格あるいは作付等に対しましていわゆる公取法に違反しておるというような事実があるとわれわれは思うのであります。この点に対しまして、いろいろと御調査のようでありますけれども、先ほども答弁がありましたが、収穫前には決定したい、そういう御意向でございますが、七、八月ごろ決定されたのでは、これは耕作農民といたしましてもビール会社といたしましても非常に困る問題であると思うのです。だから、この問題を、少……

第34回国会 農林水産委員会 第22号(1960/04/14、28期、民主社会党)

○神田委員 今度の開拓営農振興臨時措置法の改正については、農民並びに開拓者諸君が非常な期待を持って長い間この営農振興法の改正を要望しておったのでありますけれども、     〔委員長退席、丹羽(兵)委員長代   理着席〕 ここに法案として出たものを見ますると、単に審議会を作ることと、それから災害資金の問題というように、開拓者にとりましてはきわめて失望を禁じ得ない改正案でありますが、一体、この数年にわたる長い間開拓農民が要望したこの振興措置について、局長はどのような考えを持っておられるか。今政務次官が来ましたなら政務次官にもお尋ね申し上げますが、まず局長からこの点について御答弁願います。

第35回国会 農林水産委員会 第3号(1960/08/12、28期、民主社会党)

○神田委員 関連。どうも大臣の答弁も局長の答弁もさっぱり要領を得ないようですが、硫安の価格はもう八月にきめることになっているのだから、ちゃんとそれをきめる。合理化の問題は、各新聞に大々的に政府は価格差補給金を出すとかなんとかいうことが出ておりますが、ああいうように各新聞に合理化に対する具体的な問題が報道されておるにもかかわらず、農林省当局あるいは通産省当局等がいまだ検討中であるなどと言っておりますけれども、これは非常に重大な問題であるから、この硫安工業の合理化についてもはっきりとした考え方を大臣としても――それの影響するところが非常に大きいのでありますから、この問題はこの委員会においてやはり慎……

第35回国会 農林水産委員会 第6号(1960/09/13、28期、民主社会党)

○神田委員 過般の当委員会におきまして、同僚諸君から肥料問題につきましていろいろと質問をいたしましたので、私は、これに重複しないように、また硫安の価格がきまっておらないというので、全国の農民が不安を持って大会等も開催されておりますので、この際当局からはっきりとした言明をいただくことが非常に必要であると考えますので、簡単に質問を申し上げます。今硫安工業について合理化案が練られておるように聞いておりますが、合理化案というようなものの内容等につきまして、この際当委員会にお示しを願いたい、こう考えるのでありますが、当局の御説明を願います。
【次の発言】 そのような合理化案に対して、政府は、価格差補給金……

第36回国会 予算委員会 第1号(1960/10/23、28期、民主社会党)

○神田委員 時間が制限されておりますから、農政問題等について池田首相にただしたいと思います。池田首相は農業人口の削減について御答弁をされまして、六割を削減をして四割にするというようなことを言われましたが、一体これはどのような方法でもって六割削減を実現しようとするのか、伺っておきたいと思います。
【次の発言】 六割を削減したと言わないということでありましたが、公開の席上において首相は全国を遊説して六割削減を現に言っておるわけであります。また農林大臣はこの六割削減を聞いて、だいぶあわてて首相に一体どういうことなのかと言って農林大臣が首相に尋ねるというような、われわれからすればまことに奇異の現象を与……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 災害対策特別委員会 第2号(1967/05/31、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 まず第一に、私は、気象庁のほうからおいで願っておりますから、このような干害に対しまして、気象庁としては、どのような警告と、それから対策等に関しまして関係各省並びに農業団体等に対して指示を与えたか、お尋ね申し上げます。
【次の発言】 今後長期見通しとして、どのような見通しをお立てになっておるか、お伺いいたします。
【次の発言】 農林省にお尋ねしますが、ただいま気象庁長官のほうから申されましたとおり、相当の干ばつの憂いがあるということが知らされておりますが、これらに対しましていままでどのような処置をとったか、お尋ね申し上げます。

第55回国会 災害対策特別委員会 第3号(1967/06/07、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 関連で少し御質問申し上げます。  先ほどからの質問は、ひょう害の場合に少なくとも天災融資法の適用を受けられるように、天災融資法を発動するかどうかということでありましたが、農林省の参事官は、いろいろ検討したいという御返事でございました。大蔵省の主計官は、雷が落ちてうちが焼けたところまで及ぼすようなことになるから、そんなことは理屈に合わぬということでありますが、これはわれわれ聞き捨てならないことでありますので、私は関連でその真意をただしたいと思うのですが、農業災害というものは、火事になってうちが焼けたというものと性質を異にするのです。これは日本の農業生産力を増大し、主食を主体とし……

第55回国会 農林水産委員会 第3号(1967/03/29、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 私は、病菌豚の問題につきまして、過般社会労働委員会等においても質問があったようでございますから、要領だけを簡単にひとつ御質問申し上げます。  まず、この捜査の進展によって、豚ばかりでなしに、狂犬病のヤギ等が昭和三十四、五年から三万頭が食料として売られておるというようなことで、長い間このような病菌豚あるいはヤギとかそのほかの家畜にも及んでおったのを、どうして四、五年もたっても行政官庁ではこれを摘発できなかったか、この点について、いかなる組織、いかなる監督機構によってこのようなことがいままでなされておったかということにつきましてお尋ね申し上げます。どうして発見できなかったか。

第55回国会 農林水産委員会 第9号(1967/05/17、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 ただいまひょう害に対する当局からの被害状況の報告がありましたが、これに対しまして、まだ確実な被害の総額とはいえないだろうと思いますが、ひょう害の場合にいたしましても、その他の災害等にいたしましても、漸次被害の額というものは大きくなってくるわけでありますから、私は、ただいま報告になったような被害額を上回るのではなかろうか、こういうように考えます。これらに対しまして、当局としてはいかなる対策を講じようとしておるのか、その点についてお伺いいたします。
【次の発言】 ひょう害の被害は毎年起こることでございまして、災害の性質から申しますと、小範囲に徹底的に被害を受けるという性質のもので……

第55回国会 農林水産委員会 第16号(1967/06/01、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 いまの干害の関連でちょっと申し上げたいと思います。  いまの答弁を聞きますと、例年にならってやるというようなことを言っておりますが、これはそういうなまぬるいことをやっておったのでは間に合わぬ。土地改良をやったものに対して四割の補助ということであれば土地改良をやっておらないところの干害に対して、どういうような対策をとるのか、お尋ねします。
【次の発言】 きのうも私が質問したとおり、この干害は机上ではだめなんです。そういう補助金を出すからやれとか、そういうような机上指示ではだめなんで、実際に干害を受けているところへ係官を派遣して、その状況に応じて現地作戦でもって指示をしてやる。予……

第55回国会 農林水産委員会 第22号(1967/06/15、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 だいぶ時間がないようでありますから、要領よくひとつ御答弁願いたいと思います。  まず、養豚関係についてお尋ね申し上げますが、過般事業団で買い入れ肉豚の放出を決定したようでありますが、これはいかなる方法でどのくらい放出するか、お尋ね申し上げます。
【次の発言】 豚肉の価格が非常に安定しておらない現在において、事業団の放出につきましては、よほどこれは慎重にやっていただかないと、肉豚の価格を混乱させるおそれがあると思うのです。学校給食や自衛隊はとにかくといたしまして、一般への放出につきましては、市場への影響を考慮しながらぜひ慎重にやってもらいたいということを強く要望いたします。  ……

第55回国会 農林水産委員会 第27号(1967/06/28、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 大臣は非常に時間がないそうでありますから、私のほうから端的に御質問申し上げますので、大臣のほうからもひとつ簡明にお答え願いたいと思います。  まず第一に、いま麦価が米価審議会において諮問されてきまろうとする非常に大事な時期でございますので、私は、まず大臣に、今日日本の麦が非常に減産をいたしまして、外国からたくさんの麦が輸入されておる、膨大な外貨を使っておる、このような現状に対して、日本の麦作農業に対しましていかなる考えを持っておるか、お尋ね申し上げます。
【次の発言】 日本の麦の生産状況がいまのようなままでよいということではないように聞こえるのでありますが、しかしながら、現実……

第55回国会 農林水産委員会 第31号(1967/07/06、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 大臣にお伺いしますが、農林省の試案ができたということが各新聞に報道されておりますが、農林省はこの米審に諮問する案ができておるのかどうか、その点をお伺いいたします。
【次の発言】 大臣はなかなかうまいことを言っておりますが、少なくとも八日に諮問をするというものが、いまいろいろの試算が行なわれておって、それらの有力なものがやはり新聞社でもってすっぱ抜いて出しておるのだろうと私は思うのです。これは八日に諮問に付するものがいまできてないというようなことでは仕事にならぬわけでありますから、私は、そういう意味合いにおいて、正直に、実はこういう方式でもって諮問をするつもりであるというのを、……

第55回国会 農林水産委員会 第32号(1967/07/11、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 島口君が前に質問して、二重になるようなこともありましたらお許し願いたいと思いますが、まず最初に、果樹栽培の見通しといいますか、普通の作物と違いますから長期見通しというものは非常に大事だと思うのですが、政府はこれらにつきまして十分な資料を整えて果樹栽培の指導を行なっているだろうと思いますので、これに対する考え方をお尋ね申し上げます。
【次の発言】 いま御説明になりましたが、果樹に限らず、農作物についてたまたま政府の長期見通しが誤って訂正しなくちゃならぬというようなことが行なわれておるようであります。これらの果樹の長期見通しによる需要が五十一年で倍になるというようなことであります……

第55回国会 農林水産委員会 第34号(1967/07/13、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 非常に時間がないようでございますから、私、簡単に二、三お尋ね申し上げます。  まず第一に、農業会議所の池田さんにお尋ねをいたします。  現在、米価審議会でもって非常な努力をされて、米価の算定方式を中心といたしまして論議をしておりますが、このように毎年毎年米価審議会で論議をすること自体については意味があると思うのであります。しかしながら、効果的にはもっと米審のあり方に対して検討すべき点があるのではなかろうか、米価を決定する方式としてもっと適切な方法はないものかと思います。われわれも非常に悩んでおるようなわけでありますけれども、これらに対して、中央会並びに農業会議所としては、米審……

第55回国会 農林水産委員会 第35号(1967/07/18、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 ただいま大臣から米価決定の報告がありましたが、今年度米価につきまして、米価審議会がその答申をできずに、このような米価が政府において決定されたのでありますが、これに対して大臣はどのような考えを持っておるのか、お尋ね申し上げます。
【次の発言】 食糧管理法には、米価の決定は米価審議会の答申を得て決定すべきであるというように明記されておると思うのでありますが、このように答申のない米価に対して、政府は手続上これでは不備であろうと私は考えるのでありますが、この点についてはどのようにお考えになっておりますか。
【次の発言】 しかし、この米価審議会の答申というものは、米価決定において非常な……

第55回国会 農林水産委員会 第36号(1967/07/19、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 大臣が来る前に、事務当局にまずお尋ねをいたしたいと思います。  この森林法の一部を改正するにあたって、いままで森林経営の計画、施業計画というものを行なってきたのでありますけれども、今度改正してはたしていままでとどのような違いができるか、この点につきまして長官にお尋ねをいたします。
【次の発言】 農林省は、森林計画といいますか、施業計画といいますか、そういうことを長い間やっておったわけです。各都道府県にもこれを流して、そして計画に基づく伐採あるいは植林を指導してきたのでありますが、しかもそれには相当膨大な予算も使っておるわけであります。しかるに、今日外国から相当の外材を輸入しな……

第56回国会 農林水産委員会 第2号(1967/08/01、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 柴田君のニューカッスルの質問に関連いたしまして、二、三御質問を申し上げますが、ワクチンの製造並びにこれらの取り扱い等はどのようなことになっておるのか、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 この四社のワクチン製造の会社は、もちろん営利会社であろうと思いますが、その場合に、ニューカッスルの病気が幾ら発生するかわからない、またどこまで需要があるのかわからない、そういう状態のもとで製造販売をしておる業者は、いわゆる利潤を確保して会社を経営していく上において不安を生ずるのじゃなかろうか。そのために、製造を手控えするというような傾向が出るので、異常発生をしたときにワクチンが足らなくな……

第58回国会 災害対策特別委員会 第11号(1968/05/28、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 大事な災害の問題を審議する委員会にわれわれは各大臣の出席を要求しておるにもかかわらず、総務長官のみで、運輸大臣、建設大臣、農林大臣、いずれも欠席しておるということは、委員会軽視で、はなはだもってけしからぬ話です。災害地の皆さんが非常な災難にあって苦しんでおるとき、国務の責任者がこの大事な委員会に出てこないということについて、田中総務長官からひとつ弁明を願います。
【次の発言】 時間もないから、もっと――長官がそういうように全部万事引き受けると言ったところで、あなたは、国鉄の廃止の問題なんか、廃止するとか廃止しないとかいうようなことも変にうやむや、あるいは建設大臣の公共建物に対……

第58回国会 災害対策特別委員会 第12号(1968/06/03、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 去る五月三十日並びに三十一日に栃木県並びに茨城県その他埼玉県等において甚大な降ひょうの被害がありましたが、これについて、当局から被害状況についての概要を説明願いたいと思います。
【次の発言】 特に去る三十日、三十一日に栃木、茨城等に起きましたひょう害は、非常に局部的でありますけれども非常に甚大でございまして、栃木県だけで約五億といわれておりますが、その被害はまだふえそうであります。私がいつも言っておりますが、このようなひょう害は局部的に非常な徹底的な被害をもたらすので、これら被災地におけるところの、特にナシ、それから葉たばこあるいはビール麦、キュウリ、トマトを中心とした蔬菜に……

第58回国会 災害対策特別委員会 第13号(1968/07/18、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 きょうは関連でございますから、一言だけ御質問申し上げますが、天災融資法の発動につきましていま小沢委員のほうから質問がありまして、御答弁があったようでありますが、私も再々このことについては御質問をしておりましたが、降ひょうが北関東地区にあったのは一体いつですか。
【次の発言】 大体相当の被害をもたらしたのが五月十日前後だと私も考えておりますが、それから考えてみますと、二月半、大体五月、六月、七月と二カ月過ぎておりますね。私はきょう申し上げたいことは、事務当局が敏速に事務の処理をしないで、二月以上もこれら天災融資法の発動を行なわないで、検討中であるというようなことを言っておったの……

第58回国会 農林水産委員会 第7号(1968/03/28、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 前にいろいろと御質問がありましたから、私は簡単に御質問申し上げまして終わりたいと思います。  まず第一に、畜産振興審議会というものは、いつでも、三月三十一日の告示をされる少し前に答申をしてくるのですね。そのために国会等におきましても、十分な審議をわれわれしようと思いましてもできない。これは政府に私は申し上げたいのですが、しかし、審議会の委員である安井さんや戸谷さんが、こういう問題についても十分に審議ができるような余裕を持った答申をしていただくようにお願いしたいと思いますが、ひとつ御意見を承らしていただきます。
【次の発言】 全くそのとおりで、われわれもこの皆さんのところへ出さ……

第58回国会 農林水産委員会 第8号(1968/04/02、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 簡単に二、三お尋ね申し上げたいと思います。時間もありませんから、お答えも簡単に、要領よくひとつお願いします。  まず第一に、先ほど関矢参考人からの話だと思いましたが、旧態依然たるせりでもって売買取引をしておる、そういうやり方を一歩前進させた方向へ持っていくべきじゃないか。私たちもせりだけでもって、これだけ膨大な青果物、生鮮食料品を取引するというのは、現在においては非常に時代おくれをしておるんじゃなかろうか、こういうように考える。原則としては、せりというものは一つの基準をつくる上において大事なことだと思いますけれども、これだけ産地が共同化し、品物が規格化してきたのであるからして……

第58回国会 農林水産委員会 第9号(1968/04/03、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 この際大臣に質問申し上げますが、先ほど前の委員からも話がありましたように、自立経営農家をつくるというようなことが、今度の総合資金制度の骨子をなしているようでありますが、先ほどのお話を聞いておりましても、自立経営農家というものの定義があいまいなようでありますし、それでは一体どの程度の自立経営農家をつくるか、一つの見通しと計画というものがある、だろうと思いますので、この点についてお尋ね申し上げます。
【次の発言】 それでは日本にその自立経営農家というものは、こういうような総合資金制度でもってどの程度育成していくつもりであるか。

第58回国会 農林水産委員会 第12号(1968/04/10、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 もう時間がないようですから、簡単に御質問申し上げます。  実は、この農村金融については相当問題がありまして、十分や二十分ではどうしてもこれは無理なことだから、委員長、ゆっくりやはりこの問題を掘り下げる機会を今度つくってもらいたいと思う。十二時に帰りますと言われたのでは、こっちも悪いような気がするからやれませんので、ひとつそういう機会をつくっていただきたい。
【次の発言】 片柳さんは遠慮深く申されましたが、公庫金融と組合金融とが、最近では、公庫金融のほうが農村金融の大宗をなして、組合金融が押しやられているようなかっこうになってきつつあって、だから膨大な資金を持って、結局、ほかの……

第58回国会 農林水産委員会 第17号(1968/04/25、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 大臣、元気がないようでありますが、日本農業が非常に重大な段階に立っているので、もっと元気を出して、自信を持って答弁してもらいたい。  まず第一に、大臣は所信表明で、「私は常日ごろから、農業の健全な発展なくしては、日本経済の豊かな繁栄はあり得ないと考えております。」と申しておられますが、大臣のこのような表明に相反して、日本農業の健全な発展が年々失われているようでありますが、特に農産物の輸入が非常に多くなってきておる。昭和三十五年度以来の数字をとってみますと、年率平均一五%ずつ輸入がふえておる。中でも畜産物は、国民の食糧消費の多様化、高度化を反映して非常な高い伸び率であって、昭和……

第58回国会 農林水産委員会 第20号(1968/05/09、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 時間の関係がありますので、端的にお尋ねをいたしますが、いま飲用乳価につきまして、深刻な対立をしておるようでありますが、政府は一体、この飲用乳を今年は値上げをすべきであるか、あるいはこのまま、メーカーの言う値上げしないでこれを通すということに対しまして、その値上げをする必要はないとお考えになっておるのかどうか、端的にお尋ねを申し上げます。大臣にお尋ねします。
【次の発言】 そうなると、政府は生産者の飲用乳の価格の値上げは当然である、これはやむを得ないことである、いまのままことしも据え置きにするというようなことは納得できない、やはり値上げしてもあたりまえのことである。そういう政府……

第58回国会 農林水産委員会 第24号(1968/07/12、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 大臣はぼそぼそと答弁しておるようですが、農民代表がこれだけ聞いておるんだから、もっとうしろのほうまで聞こえるように元気を出してひとつ答弁してもらいたいと思う。どうも元気がない。いつも元気がない。  まず、私は大臣に質問しますが、今度の予算で、米価に対することを考慮して総合予算主義をとり、米審には消費者代表、生産者代表を入れないで、そうして米審を開いて、学者、評論家の意見を尊重すると言っておる。財政負担は、財政制度審議会がたびたび言明しておるように、いわゆる食管赤字はこれ以上出さぬという、こういうようなワクをはめられて、自民党から出ておる大臣が選挙中は、農民の前に行っては米価を……

第58回国会 農林水産委員会 第25号(1968/07/19、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 だいぶ時間が立っておりますから、要点だけを御質問申し上げたいと思います。  本日は、参考人の皆さんの非常に有意義なお話がありまして、われわれといたしましても非常に参考になったわけでありますが、まず第一に私がお尋ねしたいのは、安井さんにお尋ねしますが、食糧行政の責任者である食糧庁の長官が、買い入れの制限あるいは自由販売をほのめかして、そういうことをしても食管制度の根幹には変わりはないということ、これは非常にこれは重大な問題だと私は思うのです。われわれは、今日この食管制度があって初めて日本の農業が守られておると思う。食管制度以外の農業は、先ほども陳述されましたとおり、輸入が増大い……

第58回国会 農林水産委員会 第28号(1968/07/25、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 時間の関係がありますから、食糧庁長官に簡単に答弁をしてもらいたいと思います。私の質問する貴重な時間が減ってしまうので、その点ひとつ要領よく答えてもらいたいと思います。  まず第一に、長官は制限買い入れすることをほのめかしておりまして、これは法的に何ら違法でないということを言われておりますが、食糧管理法のどの点をつかんでそう言われるか、これをはっきりお聞きいたします。
【次の発言】 そうすると、農家が生産した米を政府に買ってくれという申し入れをした場合においては、これを買い入れるということでございますか。
【次の発言】 そうすると、新聞紙上においてあなたが発表いたしました自由販……

第59回国会 運輸委員会 第2号(1968/09/19、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 時間もありませんから簡単に質問を申し上げます。  まず第一に大臣と国鉄総裁にお尋ねしますが、今回国鉄諮問委員会が八十三線のローカル線の廃止を答申したのでありますが、この中で国鉄の使命は終わったというようなことをいわれておりますが、はたして国鉄はその使命を終わったかどうか、その見解について大臣並びに総裁から答弁を願います。
【次の発言】 それでは、廃止を発表いたしました八十三線のローカル線についてはどのようにお考えになっておりますか、大臣並びに総裁にお尋ねします。
【次の発言】 それでは、この八十三線の廃止の答申に対しまして、大臣は慎重にこれを考慮したい、国鉄総裁としてはこの引……

第59回国会 災害対策特別委員会 第4号(1968/09/19、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 大臣に、非常に大事なことで、次の委員会、特に農林委員会でやるのに間に合いませんから、私はここで等外米の買い上げについて御質問申し上げます。  過般、農林水産委員会で食糧庁長官が、本年度は等外米を買い上げないというようなことを申しました。しかし、災害の場合はその限りでないということを申されましたが、一体この等外米というものは、災害の場合はもちろんのこと、病虫害等によって生ずる場合が非常に多いわけです。これもやはり災害でありますが、しかしながら、このような病虫害の場合に災害としてなかなか取り上げにくい。ケース・バイ・ケースでやるといっても、こんなむずかしいことはとても技術的にもで……

第59回国会 農林水産委員会 第1号(1968/08/08、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 時間が制限されておりますから、答弁される大臣並びに長官には簡明にお答えを願いたいと思います。  まず、大臣にお尋ね申し上げますが、政府は米の生産に対しまして、いかなる方針のもとに今日までやってきたか、それをまずお尋ねをします。
【次の発言】 最近まで政府は、米の生産に対しまして、各都道府県の知事を通じまして、一割増産運動を推進してまいったわけです。このように政府は、非常に大事な米の生産に対しまして力をいたし、ために今日日本の食糧もある程度の増産を来たしておるのでありますが、今日増産をしたからといって、米価につきまして抑制をするような態度をとっておられますが、このようなことは正……

第59回国会 農林水産委員会 第4号(1968/11/12、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 まず、大臣に食管問題について御質問申し上げます。  最近新聞紙上に、食管制度の改善について、政府部内において大蔵省は大蔵省、経済企画庁は経済企画庁、農林省は農林省と、それぞれかってな見解を発表しておるようであるが、これは農民にとりましてはなはだ迷惑な、しかも、農民を非常に惑わすものであるが、所管大臣として大臣はいかなる見解を持っておるのか、まずお尋ねいたします。
【次の発言】 先ごろ各新聞に、農林省の見解といたしまして作付制限をするかのごとき発表がなされておるようでありますが、これらについて、大臣はどのようにお考えになっておりますか。

第61回国会 災害対策特別委員会 第2号(1969/02/06、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 今回の磐光ホテルの火災については、三十人以上の死者並びに多くの負傷者を出したようでありますが、私は、これら死者に対しまして深く哀悼の意を表しながら御質問申し上げます。  私は、まず第一に、水上温泉あるいは有馬の満月城の火災、そのほか湯河原における火災等の、たび重なるこのような火災による災害、しかも多くの死者を出したことについて――水上温泉の場合は四十一年三月でございますから、すでにもう三年近くたっております。これらに対して、消防庁をはじめとして各官庁が真剣にこれらの対策と取り組んでおるかどうか、非常に疑わしいわけです。このような、同じような災害をたびたび重ねるということは、わ……

第61回国会 災害対策特別委員会 第3号(1969/02/19、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 だいぶ時間もたっておるようでありますから、いままで質問された方と重複しないように、私のほうから簡単に御質問申し上げます。  まず第一に、今度の磐光ホテルの火災は、火災が起きるというようなことは非常に遺憾なことでありましたが、それ以上に、三十一人の死者並びに三十数人の重軽傷者が出たことであります。その死傷者が出た最大の原因は、非常口があって、この非常口にかぎがかかっておって、しかも非常口という標識があって、火災が起きた、非常口があるならというのでそこを目がけて避難をしたところが、そこがあからぬ、これが一番の原因です。これは非常口がないほうがよかった。なければそこへだれも行かなか……

第61回国会 災害対策特別委員会 第4号(1969/03/19、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 私は、この消防法の施行令の改正につきましては、いま手渡しを受けたので、こまかく検討するいとまがありませんから、後の機会にまたこれについては質疑を申したいと思います。  さしあたっては、過般の磐光ホテルの火災について、これは各委員からいろいろと質問をされましたが、その後のその質問に対する当局の措置についてですが、こういう問題はいっでも中途はんぱになってしまう。徹底的にこれらに対する善後措置をしないために、引き続いてこのような大災害が起こるのでありますから、これらについて若干お尋ねをしたいと思います。  まず消防庁に、消防法の違反があの磐光ホテルにおいてもたくさんありました。違反……

第61回国会 災害対策特別委員会 第12号(1969/09/02、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 同僚から関東地方の冷害についていろいろと質疑がありましたが、この関東地方の冷害は、かつて明治四十二年にこのような大冷害がありましたが、しばらくこのような異常天候というものは関東地方にはなかった。今度非常な冷害が千葉、茨城、栃木を見舞ったのでありますが、これらに対して気象庁としてはどのような予防措置をとられたか、まずこれをお尋ね申し上げます。
【次の発言】 いまの答弁は、これはそういう気象状況の報告ですね。私の聞いているのは、予防気象として、このような災害をあらかじめ予見して、それらに対する対策を立てることが大事なことなんですよ。そのような気象庁としての長期見通し、長期観測等に……

第61回国会 災害対策特別委員会 第14号(1969/10/31、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 ただいま北海道の冷害につきまして芳賀委員のほうからいろいろ御質疑がありましたが、私は、この前の農林水産委員会だったと思いますが、関東地方における低温の被害につきまして質問を申し上げておきましたが、一体この関東地方における低温による被害について、私たちが要望しました天災融資法の発動あるいは等外米の買い入れ等につきましては、その後どのような措置をされましたか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 関東地方の冷害につきましては、もういち早く県当局からも陳情書も出ており、われわれとしましても現地を見まして、限られてはおりますけれども、特に激甚な地帯があったわけでございまして、食糧庁の馬……

第61回国会 農林水産委員会 第16号(1969/04/02、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 私は、この法律案につきまして、同僚からだいぶ質問があったようでありますから、私の聞きたい点を二、三お尋ね申し上げたいと思います。  この法律案でもって一番問題になると私が思うのは、農業振興地域整備地区として指定された場合に、これに基づいて、憲法によって保障されているところの私有権を侵害するというような、そういう疑いが出てくると思いますが、この点についてはどのようにお考えになりますか、お尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 私有権というものは、根本的に自分の土地をどのように利用する、宅地にするとか、あるいはまた農地にするとか、これは自由であろうと思う。これらに対しまして、……

第61回国会 農林水産委員会 第20号(1969/04/15、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 だいぶ時間もおそくなりましたから、簡単に御質問申し上げたいと思います。  まず第一に大臣に、最近の農協の運営は信用事業が中心となって、それに販売、購買、物を売ったり買ったりというようなことが主体になって、農協法の第一条の目的にあるところの指導事業というような、営農指導事業というようなことがおろそかになっていると思われますが、この辺で、ひとつ農協の本来の使命に立ち返る指導をしなければならぬと思います。農林省としての今後の農協の運営の基本方針について、もう考えなければならぬと思うのでありますが、どう思われますかお尋ね申し上げます。

第61回国会 農林水産委員会 第24号(1969/04/23、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 非常に時間がないところでありますが、せっかくのおいででございますし、今後農協は、この法改正によって営農指導、委託経営をやらなければならぬというような重大なことでございますので、私から、このことと関連して二、三について御質問申し上げます。  まず第一に、営農指導体制が、いまの単協にいたしましても、あるいは県段階、中央会段階等におきましても、実際に営農を指導したり、あるいは委託するだけの準備が私はできていないのじゃないか、こういうふうに考えます。今度の法改正の重点は委託経営をやるということでございますが、これに対しまして中央会はどのような準備と、今後これに対する指導を行なうつもり……

第61回国会 農林水産委員会 第25号(1969/04/24、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 時間がないから、私はあとの時間で適当なときにやらせていただくことにしまして、簡単に御質問申し上げます。  まず第一に、先ほども質問がありましたが、たばこの減反につきまして、専売公社はいろいろと言いわけをしておるようでありますが、根本的には、内地の葉たばこを押えて外国から輸入をするというような基本方針をきめているようでありますが、このことは、政務次官もおるから申しますが、総合農政を推進する上において言うこととなすことが反対である。日本の農業を振興すると言いながら、片方においては、たばこにいたしましても、あるいはビール麦にいたしましても、一般麦にいたしましても減反をさせている。そ……

第61回国会 農林水産委員会 第33号(1969/06/04、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 農地法の一部改正案につきまして、若干御質問申し上げますが、農林大臣がまだ見えておらないようでございますから、基本的な問題についてはあと回しにいたしまして、この法案の内容等につきましてお尋ね申し上げたいと思います。  まず第一に、この改正案によって、政府は農地の移動を達成しようとしておるようでありますが、はたしてこのような一部改正でもって農地の移動、いわゆる耕作の拡大というようなことが達成できるかどうかにつきまして、政務次官にまずお尋ね申し上げます。
【次の発言】 この法案の重要な改正点といたしまして、下限面積の制限を、いままで三十アールまでの者でなければ農地を取得することがで……

第61回国会 農林水産委員会 第34号(1969/06/05、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 私は、民社党を代表いたしまして、昭和四十四年産の米穀の政府買い入れ価格につきまして、若干大臣にお尋ね申し上げます。  まず、第一に御質問申し上げますが、本年産米価につきまして、政府は米価を据え置くというようなそういう基本的態度に立ちまして、今回の諮問には米価を据え置くような、去年と同じような価格を諮問いたしましたが、その根拠をお示し願いたいと思います。
【次の発言】 今日のこの需給状況を勘案いたしまして、昨年と同じような価格の諮問をしたと申しますが、それでは食糧管理法の第三条第二項にあるところの生産費、所得補償によるところの米価の決定をするということに、それは反することではな……

第61回国会 農林水産委員会 第40号(1969/06/24、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 私は、ただいま議決されました農地法の一部を改正する法律案につき、自由民主党、民主社会党及び公明党の三党を代表して、附帯決議を付すべしとの動議を提出いたします。  まず、案文の朗読をいたします。     農地法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本改正法の施行にあたつて、農地制度の基本理念である自作農主義を崩すことなく土地の効率的利用が図られるよう左記各項に十分留意し運用の万全を期すべきである。        記  一、小作関係における規制の緩和によつて農地取上げ等により耕作者が不利にならないよう十分に措置するとともに、小作料については、原則として全国の農……

第61回国会 農林水産委員会 第42号(1969/06/26、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 麦価問題について、時間もありませんので要点だけを御質問申し上げます。  まず、今度米価審議会に麦価の諮問をして答申を得たようでありますが、実際は、諮問をする前に国会で十分論議することが、私は政府の責任であろうと思います。そういうことに対しまして、長官はどのように考えられるか、お答え願います。
【次の発言】 米価審議会に諮問をすることについて、われわれは文句を言うものではございません。しかしながら、諮問の答申を得てからわれわれが質問をしても、これは効果は半減するわけです。われわれといたしましては、この重大な麦価の決定にあたっては、それ以前に十分麦価についてのわれわれの意見を聞い……

第61回国会 農林水産委員会 第46号(1969/07/08、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 大臣の出席を要求しておるんだが、大臣は来ないようだが、委員長これはどうなっているのですか。
【次の発言】 何時ごろ出席なんですか。大法案をやるのに大臣が出てこないと質問ができない。すぐ呼んでください。
【次の発言】 大体大臣への質問が主ですから、大臣がいなければ質問にならぬですよ。  それじゃ、林野庁長官にまずお尋ねしますが、いままでの委員会における質問の中で、活用というのは、売り渡しをするわけではないというようなことをしばしば答弁しておるようでありますが、この法案の第三条第一項では、農地造成の場合には積極的に売り払うということになっているが、この点、いままでの答弁はどういう……

第61回国会 農林水産委員会 第47号(1969/07/09、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 法案につきまして、問題点だけを簡単に御質問申し上げます。  今回の農林年金の改正は、一歩大きく前進したという形において、われわれはいままでの関係者の努力に対しましては敬意を表するわけであります。しかしながら、この中で、今回の改定の問題点だけを指摘いたしますと、この改定は国家公務員の年金ベースの改定に合わせているようでありますが、今後国家公務員の共済年金のベースの改定が行なわれるたびごとに、この農林年金につきましても、当然それに合う措置をとるべきだと思いますが、これに対しましてどのようなお考えを持っておるか、お尋ねを申し上げます。

第61回国会 農林水産委員会 第50号(1969/07/23、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 時間の関係もありますから、簡単に一、二お尋ねを申し上げます。  まず、今回のこの法律案は、長い間の開拓者の要望に沿うた措置といたしまして、われわれといたしましてもこれに賛意を表する次第でありますが、しかしながら、このような措置をしたからといって、開拓者問題は解決される問題ではない。長い間苦労を重ね、その間においては、やむを得ずその戦列から去っていった多くの開拓の犠牲者があるわけでございますが、これら苦難の開拓事業に対しまして、政府といたしましては、これらの措置をしたあとにおけるこの開拓者に対する施策を、どう考えておられるかにつきまして、まず大臣にお尋ねをしたします。

第61回国会 予算委員会 第17号(1969/03/03、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 まず最初に、自治大臣に御質問を申し上げますが、現在全国にわたって学園紛争等が激しく行なわれておりますが、これらの原因は、政治に対する不信が大きな原因になっておると思うのです。そのうちでも、政治資金に対する国民の疑惑というものが非常に大きいのでありますが、政府といたしましては、再々提出いたしましては審議未了になっておるところの政治資金規正法の改正案につきまして、選挙制度審議会の答申に基づいたところの改正案を今国会に提出する用意があるかどうかをお尋ね申し上げます。
【次の発言】 今国会に提出することについては間違いがないわけでありますね。それについて明確な答弁を願うと同時に、これ……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 農林水産委員会 第10号(1973/03/28、33期、民社党)

○神田委員 まず、次官にお尋ねしますが、これは農林大臣が来てからもうちょっとお尋ねしたいと思うほど重大な基本的な問題ですが、いままでの各委員さんからの質問で、牛乳並びに豚肉とその他畜産行政に対しまして、日本はこれから畜産を中心としたところの農業の拡大、振興をはかるということは、もう数年来これを申しておるのであります。しかしながら、今日の状況はこれと反比例をいたしまして、畜産関係の振興ははかられておらない。しかも年々衰退をしようというような傾向に来ている。これは日本農業にとりまして非常に重大な問題と思いますが、これに対しまして政府の基本的な考え方をお尋ね申し上げます。

第71回国会 農林水産委員会 第16号(1973/04/17、33期、民社党)

○神田委員 今回の古々米の払い下げの問題につきましては、このような異常な飼料の不足あるいは畜産物の値上げ、これらに対して緊急に対策をとるべきであるということを、われわれはもうすでに何カ月か前から政府当局に関係者とともに強く要望したにもかかわらず、今日までこれを行なわない。私が国会の予算委員会におきましても、農林大臣にきびしくこの点を申し上げ、すみやかにこれを実行すべきである、そうしなければ日本の畜産行政は危機に瀕するということを言ったにもかかわらず、今日まで遅延させた理由あるいはそれに対して農林当局としてはいかなる責任をとるのか、これをまずお尋ね申し上げます。

第71回国会 農林水産委員会 第19号(1973/04/24、33期、民社党)

○神田委員 私は、もうすでに同僚の皆さんから御質問がありました農協等の四法につきまして、これに関連いたしまして御質問申し上げますが、二重質問等になるかもしれませんけれども、御了承願いたいと思います。  まず、大臣にお尋ねしますが、農林水産業の近代化と農山漁村の振興をはかるといわれておりましたが、実際問題といたしまして、農林水産業は今日においては非常な危機に立っております。このような状況のもとにおいて、農協の果たす役割りは非常に大きいのでございますけれども、大臣としましては、この際抜本的な改革をもって農水産業の近代化と、これが振興をはかる必要があると思いますが、まず第一にこの点をお尋ね申し上げま……

第71回国会 農林水産委員会 第20号(1973/04/25、33期、民社党)

○神田委員 時間の関係がありますから、いろいろとお尋ね申し上げたいことがありますので、簡単に私のほうからお尋ねし、ひとつ簡単にお答えを願いたいと思います。  まず、中金の片柳理事長にお尋ね申し上げますが、日本の農業の現状においては、いまの貸し付け金利では農業をやってもとうてい引き合わない、これが実際の現状です。そういう意味合いにおいて、実はきのうも大臣にも、利子補給によって農業の経営拡大のための貸し付け金利の引き下げをしなければ、これはいかに農業基本法でもって日本の農業を守るとか拡大するといっても、できないのじゃないか、こういうことを申し上げておきましたが、これはひとつ中金としても、先ほど委員……

第71回国会 農林水産委員会 第27号(1973/06/05、33期、民社党)

○神田委員 まず菅野委員長にお尋ね申し上げますが、非常に立地条件の悪いところに行って営農を長い間続けておられる開拓者の皆さん方の御苦労は、これは並みたいていではなかったのでありますが、現在立地条件が非常によいところであっても離農が続いておる。そういう開拓地の立地条件の悪いところで農業をやっていくということは、これは容易なことではない。そのためにばく大な借金をしょって、いま働けど働けど全くにっちもさっちもいかなくなって離農していく方々がたくさんあるだろうと思うんです。これらの実態はどういうふうになっておるか、開拓者の離農の状況等につきまして、ひとつわかっておる範囲内においてお答え願えれば幸いだと……

第71回国会 農林水産委員会 第30号(1973/06/12、33期、民社党)

○神田委員 私は漁業三法に関連いたしまして、現在非常に全国的な問題となっております第三水俣病発生によるところの漁業者、それに関連する関係者が、とった魚が売れない、売れないために生活ができない、非常な混乱をいたしておりますが、そのことは農林大臣も十分御承知だろうと思います。私は土曜、日曜、月曜にかけまして有明海沿岸、八代海沿岸等を調査いたしまして、調査団の一行の一員といたしまして調査に参りまして、その深刻な状況を見てまいりまして、これは重大なただごとでない問題である。第一水俣病が発生いたしましてからもう十数年たっておる今日において第二、第三、第四、第五と水俣病が続々発生するおそれのある現状に対し……

第71回国会 農林水産委員会 第32号(1973/06/14、33期、民社党)

○神田委員 政務次官が用事があって帰られるようだから、政務次官にまず第一にお尋ねします。  世界の食料事情が非常に緊迫している現在、日本の麦類が年々非常な速度で減少をしておる。三分の一あるいは四分の一、来年は五分の一、三十五年度に比較しましてそのように減っていく、こういう状態はただごとではないと思うのですが、これらに対する抜本的対策をとらなければ、これは重大なる食糧危機が日本にも来るのではなかろうか、こういうふうに考えるが、これに対してどう考えますか、お尋ねします。
【次の発言】 真剣に取り組んでいくことは、毎年そういうことを言っているのですね。真剣に取り組むと言いながら、一日の労働賃金が五百……

第71回国会 農林水産委員会 第39号(1973/07/03、33期、民社党)

○神田委員 同僚の皆さんから大豆の問題等についていろいろと御質問があったと思いますが、重複するところがあるかと思いますが、御了承願います。  まず第一にお尋ね申し上げますが、日本がアメリカと契約しておった大豆が、契約しておったにもかかわらず、途中で半分、六十万トンの輸入に対しまして三十万トンしか送らぬ、こういうようなことが国際信義上行なわれていいものであろうかどうであろうか、それに対して政府はいかなる措置をとっておるか、これは重大な問題でありますから、政務次官並びに担当局長からお答えを願います。
【次の発言】 これは、少なくともいままで余剰農産物を日本がアメリカから買い付けておった、そして国内……

第71回国会 農林水産委員会 第43号(1973/07/11、33期、民社党)

○神田委員 私は第一に、森林法の改正によって開発行為に県知事の許可制をとろうとしておりますが、これだけで大企業の土地の買い占めを抑止することは不可能であろうと思います。いま法人等の大企業が土地の買い占めをし、庶民が土地の入手並びに住宅に非常な困難を来たして大きな政治問題になっておりますが、これに対しまして総理はどのようにお考えになっておりますか。大企業の土地買い占めに対してこれらをこのまま放置しておくつもりか、それともこれに対して何らかの手を打つつもりか、お尋ねを申し上げます。
【次の発言】 建設大臣が大企業に対しまして、いわゆる都市圏におけるところの大企業の所有しておる土地を公有地として手放……

第71回国会 農林水産委員会 第44号(1973/07/12、33期、民社党)

○神田委員 まず第一に、農林漁業団体共済につきまして、その基本となる農林団体の職員の給与が低い、そういうことがいわれております。これは実際ほかの団体や官公労等に比較しますと確かに低いわけです。低いことにつきましては、それにつきましての農業団体の経営等もほかの企業に比較して非常に悪いのではないか、こういうことを考えますので、まず第一に、農林漁業団体の経営の実態はどうなっているのか、この点について概略の御説明をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 その他、農業協同組合以外の漁業協同組合とかあるいは森林組合とかありますね。そういう組合の大体の内容、それから特に経営を悪くしてどうにもならぬという……

第71回国会 農林水産委員会 第47号(1973/07/19、33期、民社党)

○神田委員 非常に時間がないようでありますから、簡単に御質問を申し上げます。  米審の試算米価、いわゆる政府の諮問する米価というものに対して、非常に実情に合っておらない、われわれもそういうように考えております。それと農業団体の要求米価とが非常にかけ離れておる。これは毎年毎年だいぶかけ離れております。このような試算米価と農業団体の要求米価がこのようにかけ離れておる、そして毎年農民はもう農業に対しまして失望しておる、こういう問題は非常に重大だと思うのです。いわば米審というものが政府の米価決定の一つの隠れみのになって、そうして米審の答申を巧みに利用して、それに幾らかの加算をして農民を納得させようとす……

第71回国会 農林水産委員会 第48号(1973/08/28、33期、民社党)

○神田委員 参考人の方には貴重な議論を承りましてありがとうございました。  時間がありませんから端的にお尋ねを申し上げます。まず喜多参考人にお尋ねしますが、森林が非常に荒廃しつつあるが、その一つの原因は、植林しても経済的に引き合わない、たとえば苗木あるいはそれを植える賃金、その他いろいろの面において植林が行なわれない。切れば切りっぱなしにしてそのまま荒廃していくというのが全国至るところにあるわけですが、こういう問題につきまして森林組合といたしましてあるいはまた国の施策といたしまして、どのようにこれを措置したならば植林がされ、日本の山林が守られるかということにつきまして、端的にひとつお尋ねを申し……

第71回国会 農林水産委員会 第49号(1973/08/29、33期、民社党)

○神田委員 まず、いま緊急の問題であるところの飼料の問題等につきましてお尋ねを申し上げます。  大臣に、非常に重要な段階にきておる今日の日本の畜産行政に対しまして、このような状態の中において、日本の畜産を守るためにこれから農林省としてはどう対処していくかということにつきまして、ひとつその所見をまず伺いたい、こう考えます。
【次の発言】 次に畜産局長に、現在の日本の畜産、養鶏あるいは肉鶏、乳牛、肉豚、これらの畜産が一体収支のバランスが合っているのかどうか。たとえば酪農家にいたしましても、年々飼育頭数も減っておる、あるいは酪農家の戸数も年々減っておるわけですね。これらのことは、ほかの畜産関係にもい……

第71回国会 農林水産委員会 第54号(1973/09/18、33期、民社党)

○神田委員 どうも各参考人には忙しいところ御苦労さんでございます。  井田参考人にお尋ねしますが、今後の飼料の手当ては、一体全農としてはどのような手当てをしておるのか、ひとつお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それに関連しまして、飼料が非常に値上がりをした。政府はこの飼料の値上がりを畜産物の価格で吸収しようとしていますが、一体そういうことが可能であるかどうか。しかし、そういうような価格でもって吸収するというようなことが正しい解決の方法であるかどうか、私は非常に重大な問題であると思うのです。そうなれば、これは消費者にも大きく影響を及ぼすことでありますので、われわれとしてはあくまでも飼料の値上……

第71回国会 農林水産委員会 第57号(1973/11/09、33期、民社党)

○神田委員 時間がありませんから、関連いたしまして簡単に御質問申し上げますが、いまの政府の答弁をずっと聞いておりますと、私は過般沖繩の調査団の一行に加わって沖繩現地を見てまいりました。これは私たちの想像以上に農地は荒廃しておる。いままで内地における農業というものをわれわれは考えておりましたが、沖繩へ参りましたところが、いままで全然基盤整備をやってない。機械を入れようとしても機械も入らぬ。また水もない。自然のまま、神武以来改善してないといっても差しつかえない。こういうところで農業を振興しようというのに、一体政府は何をやっておったのか。これはもっとも占領下であってやむを得なかった点もあろうと思いま……

第71回国会 予算委員会 第16号(1973/02/26、33期、民社党)

○神田委員 まず第一に、私は、農林大臣に対しまして、三月一日から行なわれる恒例の日ソ漁業交渉におけるサケ・マスあるいはカニの漁業等の問題につきまして、日ソの友好関係の増進の上から、早期妥結を強く望むものでありますが、これらの見通し等につきましてお伺い申し上げます。
【次の発言】 サケ・マスが本年は豊漁期でありますが、しかしながら、年々日ソ漁業交渉等におきまして、日本側の要求がなかなかいれられなくなっている。そのために関係者が、非常に漁獲量が減るとか、あるいは区域を制限されて、非常に困難な事態に年々追い詰められておるようでありますが、これにつきましては日ソ漁業条約によりまして、科学的に合理的にこ……


各種会議発言一覧

27期(1955/02/27〜)

第22回国会 社会労働委員会公聴会 第3号(1955/07/21、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 だいぶ時間もたちますので、私は簡単に御質問申し上げたいと思います。私はしろうとでありますから、専門的なことはわかりませんが、患者といたしましての率直な意思に基いて、お尋ね申し上げたい。  まず、医薬分業というようなことが、もし行われたというような場合において、一体患者に対する治療というものの責任は医者側にあるものか、あるいは薬剤師側にあるものか。患者として一刻も早く病気をなおしたいというようなこの一つの考え。一体医者が責任を持つのか、薬剤師側が責任を持つのか、そういう点に対しまして、非常な不安を持つのでありますけれども、そういう点について、水越さん並びに竹中さんの御意見を承わ……

第22回国会 社会労働委員協議会 第1号(1955/08/27、27期、日本社会党(右))

○神田大作君 局長にお伺いいたしますが、先ほど大臣が帰ってきたら、この問題に対して御趣旨に沿うような適切な措置をとると申されましたが、そのことをいま一度はっきりと、どういうような具体的な措置をとるかという点を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、森永粉乳の種類等については、なお今後調査をいたした上において適切なる措置をする、そういうことでございますが。
【次の発言】 そうすると、森永乳業の製品全体に対して、直ちに販売中止の措置を行うというような、そういう英断はなさる意思はございませんか。
【次の発言】 現在の粉乳に対する国民の不信というものを解消する上においても、他の製品がやは……

第22回国会 社会労働委員協議会 第2号(1955/09/10、27期、日本社会党(右))

○神田大作君 だいぶ時間もたちますし、同僚からもこまごまと質問がありましたから、簡単に一、二点大臣にお尋ねします。一番問題になると思うのは、こういう事件が起きるというと、責任回避の問題が必ず起きて、しまいにはその責任の所在がうやむやにされてしまう。もちろん森永工場に重大な責任があって、これに対する適切なる措置をすることはもちろんでありますけれども、しかしながら、これと関連して厚生省の責任問題等につきましても、先ほど大臣からも責任があると申されましたが、この責任をどういうように大臣はお考えになっておりますか、具体的にどういうふうにして厚生省の責任をおとりになるつもりかという点を、御質問申し上げま……

第24回国会 農林水産委員会水害による農林災害に関する小委員会 第2号(1956/08/03、27期、日本社会党)

○神田小委員 各委員からだいぶ質問がありましたから、私は二、三点について簡単にお尋ね申し上げます。  先ほど笹山委員の方から、堤塘内における耕作について御質問がありましたが、私は今回の水害で山形及び宮城等を見まして、堤塘内における災害が非常に甚大である。しかもその災害の大部分を占めている。ところが堤塘内に民有地がたくさんあって、この堤塘内における耕作によって生計を立てているような農家が非常に多い。そういう場合において、この河川敷地内における民有地の問題を建設省としてはどうお考えになっておられるか、それをお尋ね申し上げます。
【次の発言】 堤塘内における民有地というのは一体全国にどのくらいの町歩……

第24回国会 農林水産委員会凍霜害による農業災害に関する小委員会 第1号(1956/05/16、27期、日本社会党)

○神田(大)小委員 一問だけお尋ねしますが、タバコの被害に対する対策については、政府側としてはどういうふうにお考えになっているか、その点をお尋ねいたします。

第26回国会 大蔵委員会専売事業に関する小委員会 第4号(1957/09/04、27期、日本社会党)

○神田(大)小委員 関連して。区域の問題ですが、民主的、自主的な組合品であるならば、何も日本専売公社が定める区域というふうなことをしなくても、組合員が協議して適当な区域だと思ったのが組合の区域であっていいわけです。これをわざわざ日本専売公社というように明記することは、民主的組合ではなしに、専売公社の指図に従う組合だというふうに思われますが、それはどうですか。
【次の発言】 それでは、民主的でない一例をあげますから、よく聞いておいて下さい。これは、過般タバコ耕作組合が町村単位になった。ところが専売公社は、これは支所単位、出張所単位にしようと思って、あのタバコ耕作組合の幹部その他の人のところへ行っ……

第26回国会 大蔵委員会専売事業に関する小委員会 第5号(1957/09/05、27期、日本社会党)

○神田(大)小委員 舟山副総裁がおいででございますから、たばこ耕作組合法と非常に関連のある価格の問題について、一言質問いたしたいと思います。収納価格は、過般専売公社の方から発表になったようでございますけれども、あの発表を見ますると、私が七月十一日の大蔵委員会において、収納価格というものはどういうふうにしてきめるのかという御質問を申し上げましたときのあなたの答弁がここに出ておりますけれども、今度の発表を見ますと、この答弁と違っておるような点が見受けられるのでございます。私が質問したときは、今度の価格は、今までと変らない方式によって決定すると言っておりながら、今度は、あれに変った方式を加味されてお……

第26回国会 大蔵委員会専売事業に関する小委員会 第6号(1957/09/06、27期、日本社会党)

○神田(大)小委員 きのうの私の質問に対しまして森山成員より答弁がありましたのが、しり切れトンボになっておりますので、この点をきまりをつけたいと思うのです。  この「同一の上区域を地区とする組合は、一個とする。」というようなことは非民主的なことではないかという質問に対しまして、森山議員から、それは、望ましいことであるから一個でよいというような御答弁でございますけれども、これでは、何ともわれわれは納得できないことでございますので、この点をあらかじめいま一度、提案者としてこれが妥当であるかどうか、どうしても妥当であるとするならば、その理由をいま少し詳しく御説明願いたいと思います。

第26回国会 大蔵委員会専売事業に関する小委員会 第7号(1957/10/02、27期、日本社会党)

○神田(大)小委員 組合費について補助金以外には監督する権限はないと申されますが、それはその通りだろうと思います しかし今井手委員が言ったように、それでは補助金の適正に使われているかどうかを監査する場合に、一般との関係で、一般の方もある程度目を通さなければ、果して適正であるかどうかということはわからないわけでありますから、私は、生産部長なりあるいはその方の方々は、耕作組合の経費というものは、どのように使われるかということはわかっておると思う。わかっておるが、権限がないから答えないだけで、実情は御承知だろうと思う。  実は、昭和三十二年の九月二十七日の読売新聞の神奈川版に出ておるのですが、神奈川……

第26回国会 大蔵委員会専売事業に関する小委員会 第8号(1957/10/03、27期、日本社会党)

○神田(大)小委員 河合さんにお尋ね申し上げます。ただいまいろいろとお話がありましたが、たばこ耕作組合法の中に、専売公社の監督が非常に厳重になされておるような点が諸所に見受けられるのでありますが、補助金をもらい、監督が厳重に行われるようなそういう公社のもとにタバコ耕作組合があって、これらの公社の大きな影響が、あるいは圧力が加わることなしにこの事業というものが行われる可能性があるかどうかを一つお尋ね申し上げます。
【次の発言】 交付金や補助金をもらってはいかぬということを、私は言ったのではありませんが、それだけの仕事をしておるのでありますから、大きな犠牲を払って公社の指示とか、その他公社の当然や……

第26回国会 農林水産委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1957/03/30、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私は簡単に二、三の点を御質問申し上げます。  第一に、今度この土地改良法を一部改正いたしまして、土地改良事業団体を作るというようなことでございますが、この土地改良事業団体と、従来各府県に土地改良協会というものがありますが、その土地改良協会と今度の団体との関連をどうお考えになりますか。
【次の発言】 そうすると、従来の土地改良協会はこのまま存続を認めて、そして新たに性格は違うのでございます。けれども、事業団体を作るということになりますと、末端の農民あるいは末端の施行者は、これらの二つの団体の経営に対して負担を負わなければならぬということになりますが、そういう問題について検討いた……

第28回国会 大蔵委員会税の執行に関する調査小委員会 第2号(1958/02/12、27期、日本社会党)

○神田(大)小委員 時間の関係もありますから簡単にお尋ねします。  今国税庁長官が泣いて馬談を切ったんだと言われましたが、一体国税庁では、何回泣いて馬謖を切るのか。ほかの官庁も、労働組合としての相当の活動をやっておりますけれども、国税庁みたいに苛酷な首切りをやったところはどこにもないです。この前の渡邊長官が当時坂根君を首切ったときに、ここの委員会で私は申したのですが、一体この首切りはまことに根拠のない首切りであると同時に、宇都宮の闘争が行われた問題は、これは横山君からも質問があったでありましょうけれども、要するに、宇都宮の前の税務署長がまことに非民主的な行為が多かった。たとえて申しますると、時……


28期(1958/05/22〜)

第30回国会 大蔵委員会専売事業に関する小委員会 第2号(1958/10/29、28期、日本社会党)

○神田小委員 きょうは時間も一時間程度にしてくれというような御要望がございますから、あとの機会に詳しく御質問申し上げることにいたしまして、この前農林水産委員会において御質問申し上げましたことと関連いたしまして、少しく副総裁にお尋ね申し上げたいと思います。  先ほど石野委員から地区の問題について御質問がありましたが、この問題は、私は、今副総裁がいろいろの例をとって答弁されたようなわけにはいっていないと思う。耕作者にはなるべく知らさないように、小人数だけを集めて、しかも現在の役員がそのままそっくりと役員に選出されるような、まことに巧妙なやり方を公社が指導をしていったということは、この前私が委員会に……

第31回国会 大蔵委員会専売事業に関する小委員会 第1号(1958/12/19、28期、日本社会党)

○神田大作君 今たばこの小売手数料の問題を大久保委員からこまごまと質問されましたが、それに対しまして当局はどうもあやふやな答弁をしておるようでございますが、わかったような、わからないような答弁を黙って聞いていてもしようがないから、この際委員会としてもあとでよく相談することにして……。  では八分という手数料はいつおきめになったのですか。
【次の発言】 二十八年から二十九年、三十年、三十一年、三十二年、三十三年と五年もの間据え置くという法は――あなたの方の給料を五年も据え置いてごらんなさい。これは大へんなことになりますよ。やはり生活水準も上っており、いろいろな面において各般の物価というものは上昇……

第34回国会 建設委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1960/03/17、28期、民主社会党)

○神田委員 大臣に率直にお尋ねします。一体この治山治水の十カ年計画というものをやることについて、いつごろからお考えになっておられたか。この法案を出すことについて相当検討を加えておったろうと思うのでございますけれども、こういう法案を出すことについて、あるいはこの計画を立てることについて、いつごろから、どのような考えを持っておられたか、お尋ねします。
【次の発言】 伊勢湾台風前は、もうこの計画が五ヵ年計画とか、あるいはその前の二十八災の直後においても、やはり治山治水の十ヵ年計画というようなものを立てておった。これらを計画いたしましても、政府はかけ声だけで実際にそれを実行してはおらない。そういうよう……


31期(1967/01/29〜)

第58回国会 建設委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1968/04/18、31期、民主社会党)

○神田(大)委員 時間もないようでありますから、重要な点だけをひとつ御質問申し上げます。  新都市計画法が必要なことはもちろんでありますけれども、ただこの場合に、先ほどいろいろと質問がありましたとおり、農業者、農業振興との関連において重大な点が二、三ありますから、この点について御質問申し上げます。  まず、市街化区域を指定する場合は、どのような手続によってこれを行なうのか、まず建設大臣にお尋ね申し上げます。
【次の発言】 問題は私はここにあると思うのです。それは、知事の認可でもって指定を受けるというその前に、市なりあるいは町村なりが十分な審議を尽くすかどうか。早く工場を誘致しなくちゃならぬとか……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1968/03/12、31期、民主社会党)

○神田(大)分科員 まず、大臣にお尋ねいたしますが、私は生鮮食料品の流通改善について、特に非常に値上がりと値下がりの激しい青果物の流通改善について、政府も努力をすると思うが、予算面から見ましてもわずかな予算しかついておらないようでありますので、特に日本の食糧需給の問題あるいは消費者の生活安定の問題からいたしまして重大な地位にあるところの青果物の流通改善について、まず大臣の所信をお聞きいたします。いろいろ時間の関係がありますから、ひとつ簡潔に、よろしくお願いします。
【次の発言】 大臣はそういうような考えであるが、しかし、この流通改善のための施策としての予算がまことに微弱であるが、このような予算……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 社会労働委員会地方行政委員会大蔵委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1973/06/20、33期、民社党)

○神田委員 時間の関係もありますから、私のほうでも簡単に質問しますから、ひとつ簡単に御答弁願います。  まず第一に、厚生大臣にお尋ねしますが、いままでの委員の皆さんから、年金が非常に複雑化しておる、これを集約化、一元化して、もっとわかりやすく、しかも簡明にできないか、あるいはまた世界的にも非常に補助制度が低いので、この問題について引き上げる必要があるのではないか、充実する必要があるのではないかということでございますが、これに対しまして大臣は、もっともなことである、よく考える、田中内閣のスローガンは口先だけでなく行動と実行、決断と実行ということでありますから、厚相は、ただここでどうするだけじゃな……

第71回国会 農林水産委員会いも、でん粉等価格対策に関する小委員会 第2号(1973/10/12、33期、民社党)

○神田小委員 私は、時間の関係もありますから端的にお尋ねしますが、局長は、一体、カンショ、バレイショの生産が、日本の農業においては必要なものであると思うのであるか、今後、これらカンショ、バレイショの生産を維持、拡充、合理化するためには、どのような方策をとろうとしておるのであるか、まず、第一に、この基本政策の姿勢についてお尋ねをします。
【次の発言】 局長の言われたことは、そのとおりだと思います。しかし、そのとおりではあるが、いまの価格でもって、あなたが言われているようなことがはたして可能であるかどうか。いまのカンショ、バレイショ等の生産者価格でもって、これらの生産の目的を達成することができると……

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会大蔵委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1973/04/23、33期、民社党)

○神田委員 まず、私は、物価かこのように上昇いたしました責任について経済企画庁長官にお尋ね申し上げます。  本年一月二十六日に閣議決定された四十八年度の経済見通しでは、卸売物価上昇が二%、消費者物価上昇が五・五%程度にしたい、そういうことを閣議で決定されたようであります。ところが今日、本年三月におきましては、卸売物価においては一一%、消費者物価については九%、こういうような急上昇をしておりますが、これははなはだしい政府の見通しの誤りであり、政府は国民大衆に対しまして、これに対する大きな責任を持たなければならぬと思いますが、この点について、簡単でけっこうでございますから御答弁願います。

第71回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1973/03/03、33期、民社党)

○神田分科員 私はまず、私的独占禁止法の第一章第一条におけるいわゆる公正取引の精神につきまして、公正取引委員会の委員長にお尋ねを申し上げます。
【次の発言】 この第一条に「私的独占、不当な取引制限及び不公正な取引方法を禁止し、事業支配力の過度の集中を防止して、結合、協定等の方法による生産、販売、価格、技術等の不当な制限」、こうありますが、この「結合、協定等」という「等」という意味は、たとえば共同で協議の上やるということはもちろん結合、協定にはなりますが、その「等」というところには、たとえば個人的な取引の不公正等が入っておるかどうか、お尋ねします。

第71回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1973/03/05、33期、民社党)

○神田分科員 まず国鉄総裁にお尋ねいたしますが、国鉄は膨大な赤字をかかえて、その経営にだいぶ苦しんでおることは周知のことであります。この赤字の上にまた赤字を重ねるような赤字新線を建設しておりますが、それはいかなる考えであるか、運輸大臣のほうからお聞きいたします。
【次の発言】 もちろんこれは田中首相が列島改造でもって、過疎地をなくすためには、そういうことが必要だということを聞いております。しかしながら、これは程度問題だと思うのです。実情に沿わぬような線も私見ております。これはいわゆる政治圧力によって新線をつくっておるというようなことも聞いておるし、たとえば係数にして一七六四とか一九三三、一五九……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1973/03/08、33期、民社党)

○神田分科員 時間が限られておりますから、私のほうでも質問を要領よくやりたいと思いますが、御答弁もひとつ要領よくお願いいたします。  まず、大学の廃校問題についてお尋ねしますが、短期大学並びに四年制大学とも、私立大学は、戦後のベビーブームによって、だいぶ学生急増期に大学を許可した。特に四十一年度、四十三年度の短大の認可がはなはだしく多い。ところが今日これらの学校が廃校に追い込まれているのが二、三見られるし、四年制大学等においても廃校しなければならぬというようなところも見られます。これは文部省が安易に私立大学の認可を許可する、そうしてろくに助成もしないというようなところに、文部行政の欠陥があるの……

第71回国会 社会労働委員会地方行政委員会大蔵委員会公害対策並びに環境保全特別委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1973/06/27、33期、民社党)

○神田委員 時間が限られておりますから、私のほうから簡単に質問しますから要領よくお答え願います。  まず第一に、各都道府県におきまして現在乳幼児医療に対する無料化が地方自治体の経費と責任でもってなされておりますが、先ほども委員から言われましたとおり乳幼児の死亡率は非常に高い。そういう観点に立って、これは地方自治体にまかせるべき問題ではない。そのためにはやはり国でもって責任を持って無料化をやるべきじゃないか、いままでの地方自治体の負担をやはり国が引き受けるべきではないか。こういうふうに考えますが、これらの実態、それと厚生省としての考え方、これらについてまずお尋ねをいたします。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

神田大作[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。