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正力松太郎 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

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このページでは正力松太郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。正力松太郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

27期(1955/02/27〜)

第23回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1955/12/10、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 私は今回原子力担当の大臣になりました。何分どうぞよろしくお願いいたします。ことに、私は原子力の知識も非常に浅いものでありますから、何とぞ御指導をお願いいたします。簡単ながらごあいさついたします。
【次の発言】 今回提出いたしました原子力委員会設費法案及び総理府設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  原子力の研究、開発及び利用を促進し、国民の福祉に役立たせることは、今日のわが国にとってきわめて緊急を要し、かつ重要な問題であります、しかるに、わが国における、これら原子力に関する行政を所掌する行政組織は、いまだ整備を見るに至らず、強……

第23回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1955/12/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 お答えいたします。今までは通産省にありました。それからまた企画庁にあったりしましたが、今度原子力局の方に移すことになっております。
【次の発言】 今まで、各省から、通産省あるいは企画庁から予算を請求しておりますから、それはそのままにしておきまして、今度技術庁ができますれば、そこでまたみな組みかえることに考えております。

第23回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1955/12/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 ただいま中曽根委員からもお話がありました通り、この基本法を厳重に国会が監視していき、なお政府もその覚悟でやっておりますから、との基本法通りいけば決して心配ないと思っております。
【次の発言】 ただいま中曽根君から言われました通りだと思います。しかし、なお確かなことは委員会におきましてしっかりときめていきたいと思います。
【次の発言】 その点はごもっともであります。実は、それで、各方面の権威をもって原子力委員会を組織することに努めております。ただ資本家を動員するものではありません。各方面の権威を集めて、そうして委員会を作ります。

第23回国会 外務委員会 第5号(1955/12/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 今御質問がございましたが、実は私担当になったけれども、まだ事務の引き継ぎもよくやっておらぬので、詳しいことはまだよく知りませんが、そのことについて高碕君は相当案はあったようであります。事務当局も来ておりますから、ある程度は事務当局の方で御返事させてよろしかろうと思います。
【次の発言】 高碕経済企画庁長官であります。
【次の発言】 今度原子力委員会ができますので、そこでやるつもりでおりますが、委員会についてもまだはっきりしないのであります。今党といろいろ折衝中でありますから、委員会の構成そのものは多分二、三日中にきまると思います。

第23回国会 外務委員会 第9号(1955/12/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 五年以内でやるように努力すると申しますのは、現在五年後には五万キロワットの発電をやるという計画を具体的に立てております。そうすれば、それは実験炉といっておりますが、私はその計画を進めればあるいは、できはせぬかと思っております。五万キロワットの実験炉をやるという計画が立っておりまして、立っておるところから私は申し上げておるのです。
【次の発言】 五万キロワットに対する実験炉の構想は立っておりますから、それについては事務当局の方から答弁させます。
【次の発言】 お話のように所有権が移ります。
【次の発言】 原子炉を買うのです。

第23回国会 外務委員会 第10号(1955/12/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 今お話の点でありますが、原子力はむろん初のうちは国家だけであります。しかしあとでは民間にやらせるつもりですが、ただおそるべき力がありますから、どうしてもある条件をつけて、政府の厳重な監督のもとにやらせていく、全く野放しにはいたさぬつもりでおります。
【次の発言】 原子力のおそるべき力についていろいろ論議せられておりますが、将来どういくかということについての見通しは、ばくとした見通しでありまして、詳細なものは持っておりません。しかし私は失業問題のことは、そういうことはないと思います。これによって非常に事業が興りますので、力の大きいだけまた事業も興りやすいのでありますから、失業問題……

第23回国会 予算委員会 第3号(1955/12/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 小平さんにお答えいたします。今お話の廣川構想なるものは、これはお話の通りに非常に雄大なものであります。何分今党の方において委員会を設けて審議しておられるようでありますから、その審議の決定を待って入念に決定したいと思います。しかし私としては、とりあえずここに何か新構想を持って開発に努力をしたい、こう思っておる次第であります。
【次の発言】 私の新構想と申しますのは、今まで案は幾つもありますが、いかにして資金を集めるかということが要点だと思います。それで私は資金を集めやすいように、そうしてこれが実際北海道に早く全体に役に立つように構想を練っております。今具体的な数字について調べてお……

第23回国会 予算委員会 第5号(1955/12/10、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 お答えいたします。原子力の基本方針につきましては、平和利用に限定しなければならぬということが根本であります。それとまた学術会議の三原則である運営については民主的に行かなければならない、技術を公開しなければならぬ、研究の自由、これを尊重する、なおまたこれにつきましてはなるたけ超党派でやる、政界のみならず各方面の協力を得たいと思っております。
【次の発言】 お答えいたします。機構としましてまず原子力委員会、この委員会には各方面の権威の人を入れたいと思っております。なお実施機関としましては、とりあえず原子力局というのを作りたいと思っております。

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1956/02/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 ただいま委員長から私に、原子力行政に関する所信を述べよということであります。何分、私より、皆様方の方が原子力の知識が深いのでありまして、私はまだ原子力のしろらとであります。しかし私は、しろらとながらも、今までこういう考えを持ってやってきた。今後はこういう方針でいきたいということをここに申し上げまして、皆様方の御指導と御支援を仰ぎたいと存ずる次第であります。  私が原子力ということを知り得たのは、ごく新しいのであります。一昨年の暮、初めて原子力の平和利用ということを知りました。実はそのとき私は非常に驚きました。あの恐ろしい原子力の力が平和に利用されるということは、これは何というあ……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1956/02/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 お答えいたします。実は先ほど、一人で突っ走らぬようにという御注意がありました。この点は十分注意しておりますが、言うまでもなく、重大なことは、原子力委員会でよく委員の諸君と相談をしてやっております。さらにこの原子力委員会も、委員の四人の人を中心にしておりますが、これに対して参与というものを十五名ばかり学界、財界から選んでおります。そのほか専門委員というものを設けまして、原子力委員の手足になるように考えております。ここで原子力委員に十分相談をし、研究をしてもらいまして、なお、きまったことは、この委員会でもできるだけのことは申し上げて、委員の皆さんの御協力を仰ぎたいと思っております。

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1956/02/18、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 今回提出いたしました科学技術庁設置法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を説明いたします。  科学技術を振興し、国民経済の自立発展と生活水準の向上に役立たせることは、国内資源が乏しく、脆弱な経済基盤の上に、膨大な人口を擁する今日のわが国にとっては、きわめて緊急を要し、かつ、重要な問題であります。  しかるに、わが国におけるこれら科学技術に関する行政を所掌する行政組織は、それぞれの所管行政に応じて関係各省庁において分担いたしておりまして、科学技術全般に関する基本的な政策を企画立案し及び推進するとともに、関係各省庁の科学技術に関する行政の総合的調整を行う行政機関を急速に設ける……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1956/02/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 ただいまの志村委員からの御質問は、まことにごもっともでございます。私もそれには同感でありますが、ただ一度にこれを総合することが、いろいろな事情がありましてなかなかむずかしかったので、追ってだんだんその線に向っていくように努力しつつあります。御希望のようにだんだんいくと思いますからどうぞ……。
【次の発言】 御趣意は全く賛成ですけれども、徐々にやりたいと思っておりますから、どうぞ一つ。
【次の発言】 御質問のごとく、もしも専任の大臣を置くというところまでいきますれば、むろんその御趣意に沿うよういたさなければなりません。
【次の発言】 ただいまの御説、まことに私も同感であります。実……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1956/02/23、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 今度科学技術庁ができましたのは、実は御承知のごとく、今まで科学技術に対する尊重の念が薄かった。これを、どうしてもこの際振興をはからなければならぬ。それについては、各省も一つなるべく統一してやろう。できれば省にまでしたいという考えを持ちましたが、いろいろ事情があって、そこまでいかなかった点ははなはだ遺憾に思っております。しかし、これは科学技術尊重の意味において、また国政の上からいっても、将来は省にしなくてはならぬとわれわれは考えております。ただ御指摘の、ことく、今度のは、はなはだ不十分でありまして、見方によっては、後退々々と言われますが、そんなことはないので、十分でないことはわれ……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1956/02/29、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 設けるつもりでおりますので、まずその室長に科学審議官を一名おきます。室員には官房長一名、科学調査官一名 総務課長一名、企画調整局長一名、科学調査官一名、企画課長一名、原子力局の科学調査官一名、資源局の科学調査官一名、調査普及局の科学調査官一名、合計十人の人間を置くつもりであります。
【次の発言】 原則としては、国会議員よりはお願いせぬことにいたしております。しかし、何か調査をしてもらうために、海外出張という問題がありますときには、国会議員の人にお願いして、それについては国会の承認を求めるつもりでおります。
【次の発言】 ただいま志村委員からお尋ねの点、まことにごもっともなことで……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1956/03/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 ただいま議題となりました日本原子力研究所法案につきまして、その提案の理由及び要旨を御説明申し上げます。  原子力の開発が、将来におけるエネルギー資源を確保し、学術の進歩と産業の振興をはかり、人類社会の福祉と国民生活の水準向上にきわめて重要な意義を有するものでありますことにつきましては、今さら論を待たないところでありまして、政府におきましても原子力開発の重要性にかんがみまして、一昨年以来原子力に関する行政機構の確立と研究開発の実施機関の早急整備を意図しており、昨年末原子力基本法が制定されました後、本年一月からは原子力委員会及び原子力局の発足を見た次第であります。  研究開発の実施……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1956/03/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 今の点は、私はまだ何にも聞いておりませんから、事務当局から一つ……。
【次の発言】 お答えいたします。これは、申すまでもなく基本法の精神をあくまで守っていきます。そして先ほど次長からお答えがありました通りに、内閣総理大臣は委員会の意見を尊重するとありまして、これはほかの条文にないのであります。これだけ特に書いてあります。ですから、委員会の意思に反するようなことはいたしません。従って民主的に運常できると信じております。
【次の発言】 全くその通りです。普通の意見を聞くというものではありません。意見は尊重いたします。
【次の発言】 これについては、実は昨日もちょっと御質問がありまし……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1956/03/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 この基地の問題については、実はかつて防衛庁が三年前に言うて断わられた例があるので、なかなかむずかしい問題なのであります。それで私どもは成規の手続をする前に、一応調達庁を通じて内意を聞こうとしたわけであります。ところが、内意として、代替の施設をしてくれればいいということがあるので、それでなお、しからば代替の施設というものはどういうものであるかということをあした委員会に相談してそれを聞こうと思っております。調達庁にはわかっておりません。何しろ二十万坪の土地にある施設でありますから、相当大きなものではないかと心配はいたしますが、いずれにしても、あすの委員会でその方針をきめまして、そう……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1956/03/10、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 敷地問題すなわち武山問題について、だいぶん新聞紙上でいろいろ伝えております。また岡委員からもたびたび御質問がありましたので、きのう委員会できめたことを、ちょっと御報告いたしたいと思います。  この前のこの席上で、米軍との交渉のことを一応お話し申し上げたのですが、その後さらに昨日、原子力局長が米軍の方へ行きまして、代替の内容を聞きました。そのことについて、これまた新聞に出ておりまして御承知と思いますが、三つの条件を言ってきた。第一は、正式な具体的な要求を、日本政府として成規な手続で米軍に提出してこい、そうすれば詳細に話す、こういうことなんです。つまり成規の手続をとってこなければ、……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1956/03/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 ただいま議題となりました原子燃料公社法案につきまして、その提案の理由及び要旨を御説明いたします。  申し上げるまでもなく、原子力の開発が、将来におけるエネルギー資源の確保、学術の進歩、産業の振興、及び人類社会の福祉と国民の生活水準の向上に果す役割はきわめて大きいものと期待されるのであります。これは、とりもなおさず、昨年末原子力基本法が制定されたゆえんでありますが、政府におきましても、つとに原子力開発の重要性に思いをいたしまして、研究機関、行政機構等の確立整備をはかり、原子力開発の強力な推進に留意して参った次第であります。さきに提出いたしました日本原子力研究所法案もこの趣旨によっ……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1956/03/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 ただいまは、満場一致をもって、提案に御賛成下さったこと厚く御礼を申し上げます。  なお、附帯決議の点はできるだけ尊重いたしますし、また岡委員からの御発言は、まことにごもろともな発言と思います。これもできるだけ御希望に沿うようにしたいと思います。ありがとうございました。

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1956/03/17、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 仰せの通り、燃料公社は非常に重大なる仕事をやるところでありますから、従って、実質的においては独占的にやるつもりでおります。いずれこれはもっとはっきりさせたいと考えております。
【次の発言】 昨日の閣議で、私は今まで原子力研究所を選定するに至った経過をいろいろお話いたしました、その経過を皆さんに御参考に申し上げてよいと思います。実は、原子力研究所の敷地問題は、大へん政治問題化したかのごとく思われております。実は、昨年の春までは、原子力研究所を置くことは、らい病患者のようにきらわれておったのだが、昨年の夏以来あっちからもこっちからも置いてくれ、置いてくれという運動が非常に盛んになり……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第16号(1956/03/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 ただいまの御質問の趣旨、まことにごもっともであると思います。その点は十分注意いたしまして、これをしからば具体的にどうするかということは、まだ案ができておりませんから、よくその御趣旨を注意してやります。
【次の発言】 ただいまお話のありました通りに、私は原子力問題については、発電に一番重きを置いておるのであります。それにつきまして、日本では、いつもたびたび申し上げておるように、十五年先のように考えておりますけれども、これはどうしてもそんなことではいかぬ、日本の現状としては、どんなことをしてでも、五、六年に何とかしなければならぬという希望を持って私は努力しておるのであります。しから……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1956/03/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 申し上げるまでもなく、基本法の精神は十分に尊重いたします。決してそれに従わぬようなことはいたしません。

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第25号(1956/05/30、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 このたび私は科学技術庁長官を拝命いたしまして、皆さんの御厄介になることとなりました。何分とも一つよろしくお願いいたします。  なお、この機会に、科学技術庁の次官、局長の紹介をいたしますから、これまたよろしくお願いいたします。
【次の発言】 今回科学技術庁が発足いたしました機会に、今後のわが国おける科学技術振興の方途について、所信の一端を申し述べてみたいと存じます。もちろん、御承知の通り、科学技術庁も発足早々でございますので、以下述べますことも、今後の予定とあるいは心づもりの域を脱しない点の多々ありますことは、あらかじめ御了承願いたいと存じます。  個々の対策を述べます前に、今後……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第26号(1956/05/31、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 御質問の第一点は、予算の問題で、きのう申し上げました通りに、要するに科学技術の振興ということを言っておりながら、今までのような予算ではとてもいけませんですからどうしても予算を多くしなければならぬ。そして予算をふやして、技術者をふやさなければならぬ。待遇をよくすることも必要なことではあるが、技術者そのものをふやすということが必要であります。このことはだいぶ世間も痛感をしてきたようだし、大蔵当局も、このことを認めたようでありますから、来年は相当に増額し得るだろうと思っておりますが、なお一そう努力いたします。  それから第二の質問の、今後いよいよ機械工業が発達して、大資本が大きくなる……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第27号(1956/11/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 閣議に出ておりまして、出席がおくれましたことをおわび申し上げます。  それでは、私から一言申し上げます。皆さんも御存じの通り、世界は今や原子力とオートメーションによって代表される新しい技術革命の時代に入っているといってもあえて言い過ぎでないと存ずるのであります。この際、先進諸国に比して、著しい立ちおくれを示しておるわが国としては、官民一致協力して、科学技術の振興と科学技術教育の強化に渾心の努力をいたさねば、今後永久に国運の隆盛を望み得ないものと考えられる次第であります。  ちなみに先進諸国の科学技術振興に対する努力を見ますと、たとえば一九五四年における官民の研究投資総額において……

第24回国会 外務委員会 第14号(1956/03/01、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 ただいま御質問の点につきましては、私も実は新聞で見たのでありまして、アイゼンハワーはまだ日本政府には何とも言ってきておりません。言ってきましたならば、今度は原子力委員会もありますから一つよく相談をしてきめたいと思います。
【次の発言】 今のお話は、仮定の上のお話でありますので、私として何とお答えしていいかわかりませんが、いずれにしても重大な問題でありますから、これは委員会によく諮りまして、お答えしたいと思っております。
【次の発言】 ただいまは仮定問題になってきますから、事があまり重大で、あまり個人として先ばしってもいけませんから、よく相談した方がいいと思います。

第24回国会 決算委員会 第17号(1956/03/23、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 ただいま会計検査院より御説明になりました件に対し、開発庁長官といたしまして一言弁明させていただきます。  政府におきましては、毎年百六、七十億の予算をもちまして、北海道における各般の事業を直接または補助事業として、関係各省の指揮監督のもとに施行いたしておりまして、これが施行に当りましては違法、不当の支出のないよう注意をいたしておるのでございますが、今回御批難を受けましたような事例が生じましたことは、まことに遺憾なことだと存じております。今後はかかる御批難を受けることのないよう十分注意をいたしまして、遺憾なきを期する所存でございます。  なお御批難を受けました二点の道代行工事につ……

第24回国会 決算委員会 第18号(1956/03/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 開発庁としましては毎年百六、七十億の予算をとっております。その予算をとって計画は立てますけれども、実際実施するのは開発局にやらせます。しかしそれを指揮監督するのは各省でやっておる。だから開発庁としては各省を通じてするだけになっておりまして、直接の指揮監督に当っておりません。いわんや北海道庁でやっておることは大体北海道庁にまかせております。
【次の発言】 先ほども北海道開発局の制度について自分でも非常にわかりにくいというお話でありますが、お話の通りなんです。実際北海道開発庁というのを設けておいて――設けた以上は実施機関に当るべきがほんとうなんです。上がるに開発庁であるにかかわらず……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第1号(1956/02/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 今回提出いたしました北海道開発公庫法案につきまして、その提案の理由及び法律案の要旨について御説明いたします。  御承知の通り、北海道の総合開発は第七回国会において制定を見ました北海道開発法の施行に伴い、昭和二十六年度より実施して参りました結果、道路、河川、港湾、電源等、基礎施設の整備につきましては、かなりの進展を見ておりますが、これと並行して振興せらるべき諸産業につきましては、北海道の持つ特殊な立地条件から資金の導入がはなはだおくれている状況にあります。従いまして、北海道における産業の振興をはかるためには、産業振興上有望な企業に対し、長期の金融措置と、見聞資金の呼び水的役割を果……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第2号(1956/02/29、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 私、実は議場にふなれ、すべてが新参でありまして、何にもよく知りませんで、きのうも提案理由を説明する前に一言ごあいさつしなければならないのを、つい提案理由の説明に入りまして、まことに相済みません。きょうはあらためて一言ごあいさつを申し上げます。  今度国土総合開発特別委員会ができまして、まことにけっこうであります。ことに、ここに北海道問題については十分御審議を願う機会を得たことを、私ども非常に喜んでおります。どうかこういうりっぱな機関ができた以上、北海道の問題を特に御詮議を願いたいと思います。今度幸いに公庫法案も出たことでありますし、一つこれをきっかけといたしまして、北海道につい……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第7号(1956/03/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 北海道の開発計画を立てますときには、まだ審議会ができておらなかったもので、単独でやったわけであります。その後国土開発審議会というものができましたから、今後はそういう点によく注意してやります。
【次の発言】 先ほど申し上げました第一次計画を立てましたときはまだ国土全体の計画が立っていなかったわけですが、今度はよく調整をしてやることにいたします。
【次の発言】 仰せの通り十四条にちゃんとありますから、この規定に基いて調整をやります。
【次の発言】 過去のことは私まだよく知りませんので、一つそれは事務当局からお答えをさせます。

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第10号(1956/03/23、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 公庫法を作りました趣意は、要するに北海道の産業開発をやるためでありますが、長期かつ低利の投融資をやりたいと考えております。
【次の発言】 その通りです。
【次の発言】 この公庫を作りましたのは、なるほど第二次計画も考えておりますけれども、第一次計画のまだ完成しておらぬ部分に対しても必要なんです。これはでき次第即刻働かせたいと思っております。
【次の発言】 この公庫は、先ほど申し上げました通りに、第一次計画をまだ完成しておりませんから、あれを完成する上にこれは当然必要なんです。もちろん先ほど御注意のありました巷間いろいろ風評があり、注意すべきことは、それはごもっともな話です。その……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第11号(1956/03/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 私も同様に考えております。
【次の発言】 第二次計画につきましては、今計画しつつあり、八月までには大体でき上るつもりでおります。目下資料を集めて研究しております。
【次の発言】 お言葉を返すようですが、第一次計画はあまりうまくいっていないのではないかというお話でございましたけれども、第一次計画は、御承知の通り第一に発電であります。発電につきましては七割四分いっております。その次は道路、河川です。これは五割四分いっている。こういうふうにして、完全にいかなかったことは残念とは思っておりますけれども、着着進めてきたわけであります。従って今度の公庫法案を出したということも、何としても北……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第12号(1956/03/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 最善とは言えないかもしれませんが、いろいろと考えた結果、この方が一番よいと思って出したのであります。
【次の発言】 あまり話がはっきりしておってちょっと答弁に苦しみますが、北海道としては一つでもよけい金を受け取った方がいいのです。ただ遺憾ながら、政府の折衝の結果、減らされたことは残念に思っております。
【次の発言】 その通りです。たくさんあればあるほどいいのです。ただ国家の予算の関係があるものですから、減らされたことは非常に残念に思います。
【次の発言】 先ほど申し上げました通りに、金が足りないということは、実は私は根本的にこの案に不満なんです。私はもっと大きな考えで、大きな金……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第18号(1956/04/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 ただいまはまことにありがとうございました。附帯決議の趣旨につきましては、十分尊重いたしまして、実行いたしたいと思います。

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第19号(1956/05/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 ただいま議題となりました北海道開発庁設置法案につきまして、その提案理由及び概要を御説明いたします。  この法律案の趣旨といたしましては、北海道の開発を一層総合的に、かつ、民主的に推進するため、現行の北海道開発法の規定にある参与及び北海道開発審議会委員の定数の増員を行いますことと、その開発を担当する現地機関を統合して、強力なものとし、開発行政の一元化をはかりましたことであります。  次に、この法律案のおもなる点を申し上げますと、第一に、参与の増員であります。従来参与は、北海道開発法第七条で十人以内を置き、関係行政機関の職員のうちから任命することになっているのでありますが、開発の総……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第20号(1956/05/17、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 ただいま議題となりました北海道開発庁設置法施行法案につきまして、その提案理由を御説明いたします。  この法案は、さきに提案いたしました北海道開発庁設置法の施行上必要な関係法律の整理を行いますとともに、旧北海道開発法による北海道開発庁、札幌通商産業局、北海海運局及び札幌陸運局の統合に伴いまして、従来それらの機関に所属いたしておりました職員の身分の引き継ぎについて規定し、かつ。統合に伴う行政機関職員定員法の特例を定めるものであります。以上がこの法律案の提案理由であります。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに御賛同あらんことをお願いいたします。

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第21号(1956/05/22、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 北海道開発庁の組織につきまして、これはヌエ的である、これは何とか改良しなければならぬというので、やつておるのであります。御承知の通り、今のところでは実施機関でもないし、変な形になっておる。これはたれが見ても、今日の北海道開発庁の機構がいかぬということは、あなた方もそのように考えられると思う。今のようなことではいけません。そこで、しからばどう改革するかということにつきまして、自由民主党と折衝したところ、ありのままの話ですが、なかなかめんどうだった。いろんな案を書いても、それがこわされ、こわされして、これがために開発庁も困ってしまいまして、それで実は審議会の議にかけようと思いました……

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第22号(1956/05/23、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 まず北海道の三十一年度計画もありますし、また五年計画もありますが、それはお手元にすでに書類を配付してありますから、御承知のことと思いますけれども、しかし私はあれには満足しないで、なお一歩前進したいと思っております。というのは、今まで総合開発、総合開発と言っておるけれども、根本の交通運輸の点についてはどうも欠けておると思いますので、これをこの際、どうしてももう少し強くやらなくちやならぬという考えを持っております。それをやるについては、交通運輸を大きく根本的にやると、非常に費用のかかることですので、とうていこれは国庫の金だけではいかない、もう少し民間からも集めなければならぬ。場合に……

第24回国会 社会労働委員会 第35号(1956/04/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 なるたけそういうふうにしたいと思っております。
【次の発言】 今の提案はまことにごもっともと存じます。外務大臣ともよくその点は打ち合せをいたします。
【次の発言】 水爆の方の調査研究は、これはみな厚生省の方でなにしておりまして、私の方は藤岡委員がただ個人としてあの団長を引き受けただけであります。
【次の発言】 それはもちろんあることはありますけれども、要するにこちらの藤岡委員が平和利用についての参考資料を一つとりたいという意味もありまして、やったわけであります。責任はもちろんないとは言いません。
【次の発言】 藤岡委員を選びましたのは、先ほど申し上げましたように、平和的利用に対……

第24回国会 農林水産委員会 第59号(1956/10/29、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 北海道の今度の冷害につきましては、仰せの通りもう数十年来の大凶作でありまして、その損害も三百数十億に上っておるということでありますので、政府といたしましては、その対策として少くとも賃金収入三十数億をあげたいと思いまして、これを公共事業費によってやろうと思っております。それで今、なおそのほか一般会計からの予備支出として二十九億ばかり大蔵省に請求して、交渉中であります。その中の十数億は実は内諾を得たけれども、それではわれわれは不満足であります。どうしても二十九億はやりたいと思って、目下大蔵省と折衝中であります。
【次の発言】 先ほど申し上げました通りに、どうしても予備金からの支出を……

第24回国会 予算委員会 第3号(1956/02/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 小川さんにお答えいたします。原子力政策につきましては、原子力基本法を誠実に守るということを第一義と心得ております。従って、その原子力基本法に、自主的に運営するということがありますから、すべて日本の国情に通ずるように自主的にやります。従いまして、御心配のような外国の売り込みだとか、外国に利用されるということのないように十分の注意をいたします。
【次の発言】 ただいまのお話の科学技術を尊重すべきことは当然でありますが、私どもは原子力政策は国民全体の支持をもととしてやっていくつもりであります。従いまして、その国民の代表である国会にも、幸いにして原子力合同委員会というものができておりま……

第24回国会 予算委員会 第6号(1956/02/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 お答えいたします。原子力の平和利用については、エネルギーの利用、つまり電力ということに力を入れて、これにも劣らずにアイソトープの利用を考えております。すでに農林省の試験場で研究をしておりますが、今後いよいよ私どもの方へ研究所ができますればこれを大いにやります。何分まだ原子炉も日本には入らぬものですから、原子炉が入ってくれば、これは農業方面に特に力を入れていきます。現にアメリカでは、小麦のごとき二毛作になるという研究もしているくらいですから、日本でも二毛作をやりたいと思っております。御安心下さい。

第25回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1956/11/22、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 ただいまの御質問の点は、まことに私ども同感であります。原子力を平和利用するについては、どうしてもその燃料の原料を手に入れることが必要でありまして、ただ外国に依存するわけにはいかない。これは考えなければならぬ。従って、燃料公社の方でも非常に力を入れておられます。幸い今お話の通りに、岡山県、鳥取県の方面が相当に有望とされておりますので、これには熱意をかけてやるつもりでおります。また、この点は大蔵省と折衝していますけれども、なお一そう大蔵省へよく事情を説明することにいたしますから、どうぞ何分とも御協力をお願いいたします。
【次の発言】 ただいまの御質問についてお答えいたしますが、動力……

第25回国会 外務委員会 第5号(1956/12/03、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 私はもちろん、どちらの方が日本の立場上有利であるか調べて、よく比較検討いたします。先ほど何か非常に私が急いでいるようなお話でございましたが、日本の国情上、動力上も急いだ方がいいとは考えております。しかしいずれにしても外務省とはよく話し合ってやりたいと思います。
【次の発言】 もちろん今検討しておるところであります。ただしなるたけ早くやりたいと思います。
【次の発言】 もちろん両方検討しなければなりません。ただ日本の国情から考えて、できるだけ早くやりたいと思っております。
【次の発言】 もちろんよく話し合いまして、私だけ突っ走るようなことはいたしません。もちろん皆さんと協議しまし……

第25回国会 日ソ共同宣言等特別委員会 第3号(1956/11/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 お答えいたします。原子力に関しては、ソ連からはまだ何らの申し込みもきておりません。そして私は何も知りません。が、これは国交でも回復しますれば、そのときに十分検討いたします。
【次の発言】 国交回復後、こっちから申し込むかどうか、そのときの情’勢によって判断いたしたいと思っております。

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第41号(1957/08/10、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 大へんおくれて相済みません。  このたび、はからずも、再び原子力を担当する大臣になり、また皆様にお目にかかる機会を得たことを、衷心喜んでおります。何分よろしくお願いいたします。  就任早々でありますが、何か私から所見を述べろというお話がありましたので、今度、原子力委員会が動力炉の受け入れについてどういうふうな考えでおるか、どういうような方針でおるかということを簡単に申し上げたいと思います。  皆さんも御承知のように、今度、原子力委員会では、四十五年度までに至る原子力発電に関する計画を立てております。それはいずれ詳しく申し述べて、皆さんの御高見を承わるつもりでおりますが、とりあえ……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第42号(1957/09/17、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 閣議が今までありましたので、大へんおくれて相済みません。  新会社の設立に至る経過を申し上げます。大体新聞紙上に出ておって、また皆さんも御承知のことと思いますので、簡単に申し上げたいと思います。今度の新会社の設立というのは、これは一年間にわたって委員会で研究した問題であります。それはたびたび申し上げていることでありますが、われわれどもは、原子力が発電に必要になるということは、なかなか近く起らぬと思うておりましたのが、昨年の五月、ヒントン卿が来ましてイギリスでは経済ベースで合う、少くとも合う説明がつくということを言いました。その際ちょうどアメリカからも東洋の原子力視察団が来ており……

第26回国会 地方行政委員会 第34号(1957/07/23、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 一言ごあいさつを申し上げます。このたびはからずも公安委員長の兼任を命ぜられましてやることになりましたが、何とぞ皆さんの御支援をよろしくお願い申し上げます。私も警察界には三十数年前におってずいぶん長い間離れておったのであります。しかしその後幸い新聞報道関係におりまして、警察というものはこうあってほしい、大衆がこういうことを希望しているということを幾らか知っておるつもりであります。この点を一つ考えのうちに入れて、せいぜい警察事務を勉強いたしますから、何とぞ皆さんの御協力と御支援を切にお願いいたしておきます。(拍手)
【次の発言】 ただいまお尋ねになりました第一は、警察制度を二十九年……

第26回国会 法務委員会 第35号(1957/08/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 一言ごあいさつをまず申し上げたいと思います。このたび、はからずも公安委員長の重責を引き受けることになりましたので、何とぞ皆さんの御協力を切にお願いいたします。  ただ、ここに一言申し上げますのは、私は以前警察事務に関係しておりましたが、それから三十数年経ておるのであります。幸い、その後新聞報道に関係いたしましたので、国民がどういう警察を希望しておるか、またはどういう警察でいかなくちゃならぬかということを幾らか自分でも存じておる点があるのであります。ところが、今般就任いたしましてから数日にわたって事務当局から詳しく警察事情を聞きもし、また設備等を見もいたしました。そうして、私は、……

第27回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1957/11/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 病気のためにだいぶ委員会を欠席いたしまして、ここに深くおわびをいたします。  それでは、科学技術振興に関する基本構想につきまして、私の所信を申し上げます。  最近における世界各国の科学技術の進展はまことに目ざましいものがあり、先般来のソ連の再度にわたる人工衛星の打ち上げにも見られるがごとく、その成果はまさに瞠目に値するものがある。この壮挙に関しては、すでに米国大統領の所信表明も行われ、米国においてすら、科学技術に対する行政施策上の深刻な反省が行われているのが現状であって、大統領所信中、注目すべき見解としては、教育と生活の場において科学技術がその優位性を十分に与えられていなかった……

第27回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1957/12/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 ただいま岡委員から御質問がありましたが、お話の通り、今度人工衛星の問題が非常に世間の注目を引き、ソ連がアメリカに先んじて人工衛星を放ったことは、これは全く世界の驚異となっております。これを要するに、電子技術の進歩発達がここに来たものと思います。従って、この電子技術についてはもちろん十分にやりますが、それについてはまず機構の整備をする。現にソ連が今度人工衛星を放ったについて、アメリカは今まで陸軍、海軍、空軍がみな別々に研究しておったのは間違っておった、これを一つにしなくちゃならぬということを言っておりますが、この点については、私ども大いに考えなければならぬと思います。従って、電子……

第28回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1958/02/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 科学技術振興のための昭和三十三年度における基本的施策について申し上げます。  近時における世界の科学技術の進展は、まさに画期的な段階に達しており、従来の宇宙観すら一新されねばならぬ時期に遭遇している。その成果の影響は、人類文化の各般に及んでいるが、なかんずく、生活水準の向上、産業活動の活淡化に寄与するところはきわめて大なるものがある。このような時期に際会して、天賦の資源に恵まれぬわが国が、世界先進諸国に伍しつつ、なお文化国家建設の理念を追求するためには、国内資源を最も有効に利用し、輸出を飛躍的に伸長せしめなければならない。そうしてこれを可能ならしめる最も重要な方策が科学技術の振……

第28回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1958/02/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 ただいまのお話は、まことにごもっともな点もあります。しかし何しろ行政を執行するには、今の行政組織でやるより仕方がないのでありますので、私は今日のいわゆる官僚主義について、いろいろな非難もありますし、また私自身も感ずるところが十分あります。ありますけれども、どうしても今これを一気にやるということはなかなかむずかしいことでありますので、私が今度科学技術会議というのを設けたのも、やはりそれを幾らか打破する意味で科学技術会議というのを設けたわけなんであります。そうして、これは行政府だけではいかぬから、民間の人も入れて、実行するのは行政府でありますから、そこに持っていきたいと思うのであり……

第28回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1958/02/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○正カ国務大臣 先ほど有澤委員からも御答弁したことですが、どうしても自主的にいくという原子力基本法の原則には、どこまでも沿うておるつもりであります。外国からいろいろなものが来ますけれども、この前申し上げた通り、だいぶおくれておるものだからして、これは一部分だけでありまして、勝手に入れさせておりません。現にメーカーは私のところにもたくさん会いに来ておりますけれども、それはただ会っておるだけであって、外貨を特に入れておることはありません。しかし、何分立ちおくれておりますから、どうしてもこれだけは仕方がないというものは入れております。それから原子炉規制法等がありますことですから、これが外国の圧力によ……

第28回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1958/02/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 核融合の問題につきましては、原子力委員会において、今検討しておるのでありますが、しかし私は先ほどの諸先生の意見を聞いてますます総合研究、総合調整が必要だと思いますから、これはどうしても今度できる技術会議において研究しなくちゃならぬ、またますます技術会議の必要を痛感いたしたわけであります。
【次の発言】 先ほども申し上げましたごとく、諸先生の意見を聞いても、またわれわれがかって考えておったごとく、どうも総合研究――みな力を一つにしてやる点が非常に欠けておると痛感いたしておりますので、それで先ほど申し上げましたように今度技術会議を作ったわけで、それにいわゆる日本のオーソリティの人も……

第28回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1958/02/25、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 ただいま議題となりました理化学研究所法案につきまして、提案理由を御説明いたします。  わが国産業の発展と国民生活の向上を期するためには、その根源をなすところの科学技術の飛躍的な振興をはかる必要があることは、あらためて申し上げるまでもないところであります。そのためにとるべき方策は少くないのでありますが、なかんずく、わが国における研究活動を一段と活発ならしめるとともに、その研究成果を産業界に取り入れ、その企業化を促進することは、科学技術振興上の要諦であると考えるのであります。  周知の通り、株式会社科学研究所は、多数の優秀な技術者と研究設備を擁し、財団法人理化学研究所以来、四十年に……

第28回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1958/03/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 今まで株式会社であったのを、今度特殊法人としてやります。それは今まで資金が不十分でありまして、従って、研究が十分にいかなかったのであります。今度資金も相当に充実させて、そして政府が出す、また民間からも出すということにしようと思います。来年の分は十一億くらいの資金を得たいと思っております。そのうち六億八千万円は政府出資として、四億三千万円は民間から出資さす予定でございます。
【次の発言】 むろん金のことも重要な一つでありますけれども、そればかりではありません。研究を広く深くするには、こうした方がいいと思います。
【次の発言】 その通りでございます。

第28回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1958/03/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 今のお話はまことにごもっともな点もございまするが、これは非常な重大なことでありますから、なお一つ考えさしていただきたいと思います。
【次の発言】 ほんとうにお話の点はもっともの点があると考えておるのですから――これは何しろ私どもはそういうことはよく専門家の意見を聞かぬとわかりませんから、まじめな意味において、むろん当然まじめでなくちゃいかぬけれども、こういう意味でよく聞いておきます。
【次の発言】 それはここに書いてある経済上という理由から見ましても、そういうようなことはいたしません。
【次の発言】 よろしいと思います。

第28回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1958/03/18、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 原子力動力炉の敷地につきましては、御承知のごとく、最初原子力研究所の敷地をきめることでずいぶん論議され、研究もして、そうして東海村にきめたのであります。その東海村にきめるときに、研究炉ばかりでなく、動力炉もあそこでやろう、つまり動力炉と研究炉と両方置くという意味で原子力委員会が決定したものであります。従って、今度も大体その方針に沿うておりましたけれども、しかし、なおコールダーホール型の実際を見て、絶対に場所をほかに変更することはできないというわけでもないのですから、まだ決定的にはきめてはおりません。しかし、大体そこにやろうという方針をきめております。

第28回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1958/03/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 先ほど駒形所長が御説明申し上げましたような事情でありますが、いずれにしても、その住民が不安の念を持っていることは重大問題でありますから、その点は不安を除くような方法で考究いたします。

第28回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1958/04/02、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 ただいま御質問のあります通りに、この前の委員会で私、そういう火力の中に原子力を解釈上入れることについては多少疑義もあるのであって、いずれ何とか適当な明文にしたいということを考えたいと申しております。何しろこれは通産大臣の所管事項になっております。その他企画庁などにも関係がありますので、その方面に話は目下しつつあるところであります。
【次の発言】 先ほど申し上げました通り、これは通産省の所管のことでありますから、こういう疑いがあるから、通産省で何とか考えてもらいたいという程度の話はしております。
【次の発言】 先ほども申し上げました通りに、火力の中へ原子力を入れるということは、と……

第28回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1958/04/03、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 それはこの前答弁申し上げました通りに、アメリカの方は大体細目協定で認めておりますから、今度はその延長の意味で協定したい、こう思っております。多少文句についてなお折衝しておるのでありますが、英国については先ほど申し上げた通り、国有であるとか民有であるとかは第二として、御指摘の通り、こういう問題は、安全性が確かであるかどうか、それで考えたのでありまして、決して入れるという前提のもとでやったわけじゃありません。入れたいが、安全性はどうだ、それについては一昨年行って確かめたけれども、なお今度の調査団の報告を待たなければならぬ。これは大体聞いておるけれども、なお安川君から詳細聞いて、それ……

第28回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1958/04/23、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 ただいま議題となりました核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び要旨を御説明申し上げます。  昨年五月第二十六国会において成立し、昨年十二月九日以来施行いたしております核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律におきましては、核燃料物質の利用が平和の目的に限られ、かつ、計画的に行われることを確保し、あわせて災害を防止することを目的として、すべての核燃料物質の使用について許可を必要としておりますことは御存知の通りであります。さて、現在、核燃料物質であるウラン、化合物がすでにナトリウム分析、亜鉛分析等の試薬として用……

第28回国会 外務委員会 第17号(1958/03/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 ただいまのお話によりますと、国会議員の諸君にまで尾行がついておるのではないかというようなことでありましたが、実は私はそういうことは聞いておりません。今後もしもそういうことがあったとすれば、むろんやめさせます。国会議員にはつけてはいけません。ただ、領土問題とかあるいは漁業問題で大使館へ面会する者があります。これは御承知のように、それがためにいろいろな不穏な行動がありましたから、その人を保護するためにつけるようなことはあるように聞いております。従って、そういうことは今後あるかもしれませんが、国会議員諸君に尾行をしたりなどすることは私聞いておりませんし、またそういうことがかりにあった……

第28回国会 大蔵委員会 第36号(1958/04/18、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 三月の十八日には、古荘君がすでに申しました通りに、私は出席いたしておりません。のみならず、古荘君とは二年来ほがでも会ったこともありません。
【次の発言】 三月十八日はちょうど予算委員会がありまして、予算委員会が晩の七時ごろまで続いております。その予算委員会が終了してから、公安委員長室に帰りまして、来客がありまして、それから自分のうちに帰りました。
【次の発言】 先ほど申し上げました通りに、十八日の夕方、七時近くまで参議院におりまして、安部委員の質問に答えております。それから公安委員長室へ帰りまして、河原という新聞記者に会っております。それから七時四十二分の汽車で逗子のうちに帰り……

第28回国会 地方行政委員会 第2号(1958/02/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 ただいま議題となりました警察法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概略を御説明いたします。  この法律案は、警察法及び道路交通取締法についてそれぞれその一部を改正しようとするものでありますが、現行警察法施行以来三年有半の警察運営の実情と、最近における道路交通の状況その他の情勢の著しい変化に対応せんとするものでありまして、警察庁及び北海道における警察組織を合理的に改編整備するとともに、全国的な幹線道路における交通の規制の整一をはかる等、交通警察上必要な措置を講ずることを主要な改正点とし、民主的警察制度のもとにおいて社会情勢の変化に即応し、警察事務を能率的に……

第28回国会 地方行政委員会 第13号(1958/03/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 民主警察でなくてはならぬということは、私がここで申し上げるまでもないのであります。われわれはどこまでもその趣意を尊重していかなければならぬと思いますが、ただ御承知の通り、交通事故が近来特にふえてきました。この間国会でもやはり問題になった。そして一面また道路がだんだんみな一貫してくるようになってきたということから、ほんとう、に交通事故を少くするためは、ここにある一貫した調和をとらなくちゃならぬというような考えで、地方公安委員会に対しても、ごく最小限度の制限を加えただけであります。決して中央集権をするとか、あるいは地方の公安委員会の権限を広めるからというような考えに立っておりません……

第28回国会 地方行政委員会 第30号(1958/04/22、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 ただいまの決議案の趣旨を尊重しまして、善処いたすつもりであります。まことにありがとうございました。

第28回国会 内閣委員会 第12号(1958/03/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 ただいま前田委員がお話の通り、電子技術の必要なことは皆さんも御承知のことでありますが、実は近ごろソ連の人工衛星の問題から特に電子技術の必要が度を強めてきたのであります。これは少し古いことにさかのぼるようでありますけれども、私どもはテレビジョンを日本に入れたときの目的は、要するに、電子技術の発達はこれによって初めて行われるのだ、科学技術においては何としても今前田委員の言われたように、電子技術は非常に重大な部門を持っているのだ、それだからそれについてはまずテレビジョンをやらなくちゃならぬということを、その当時すでに六、七年前に私は叫んだのでありますが、それほど科学の部門においては電……

第28回国会 内閣委員会 第13号(1958/03/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 科学技術会議について、後退したじゃないかという御質問がありましたが、それについて、これは法律の規定上できないのでありまして、それで形においては幾らか後退したようになっておりますが、実質的においては、私は後退していないと思っております。たとえて言うならば、総理大臣の諮問に応じて初めてやるような形になっております。ところが、そういうことにしなければ法制上工合が悪いのでして、実質においては技術会議は常に研究しておるのでありまして、しかも常設に研究しておるのであります。総理大臣の諮問があって初めて応ずるということになっておるが、こちらの研究は絶えずやっておるのでありまして、実際において……

第28回国会 予算委員会 第3号(1958/02/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 お答えいたします。まだ報告が参っておりませんが、至急にそれは調査いたします。

第28回国会 予算委員会 第7号(1958/02/18、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 お答えいたします。ただいまのイギリスとの交渉で、いわゆる危険の免責条項、それをイギリスでは要求しているわけであります。これは外務省で交渉しております。
【次の発言】 先ほど外務大臣が答弁したごとく、免責条項は拒絶する方針で進めつつあります。今後どうするかということは、外交上のことでありますからこれはちょっと申し上げかねます。
【次の発言】 原子力産業につきましては、大体民間でやらして国家が厳重に監督していくという方針を現在とっております。なおまた燃料の問題については、国家でやるかあるいは民間でやるかについては議論がありますが、これについては目下検討中であります。

第28回国会 予算委員会 第10号(1958/02/21、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 科学技術の予算につきましては、実は大蔵省も割合に好意を持ってくれたのでありまして、額が御指摘の通り十分でありませんけれども、何分日本の科学技術は非常におくれておったのでありますから、従って急にこれに持っていこう、また予算ばかりたくさんとってもいかぬ、これは松前さんは科学技術の専門家だから、私が申し上げなくても御承知のことだと思いますが、とにかく大蔵省としては今度――あるいはさっき大蔵大臣が説明したか知りませんが、昨年度よりは三十五億、原子力の方で十八億、ほかの研究費で十七億ふえているわけであります。とにかくこれだけの予算をとればまあやっていけるだろう、だろうじゃない、やっていけ……

第28回国会 予算委員会 第14号(1958/02/28、27期、会派情報なし)【政府役職】

○正力国務大臣 ただいまのお話は、おっしゃいました通り、交通事故が毎年増加することは遺憾なことでありますが、これも、先ほどお話がありましたごとく、自動車の数が非常に激増するためついこういうことになるのであります。それについては、先ほどお話がありましたように、どうしても全国的に統一することが必要と私も考えております。いずれにしても、これは各種にわたって対策本部でよく練りたいと思っております。

第28回国会 予算委員会 第18号(1958/03/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 ただいまの事実はまだ聞いておりません。


各種会議発言一覧

27期(1955/02/27〜)

第23回国会 科学技術振興対策特別委員会内閣委員会連合審査会 第1号(1955/12/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 それでは私から説明いたします。  今回提出いたしました原子力委員会設置法案及び総理府設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を説明いたします。  原子力の研究、開発及び利用を促進し、国民の福祉に役立たせることは、今日のわが国にとってきわめて緊急を要し、かつ重要な問題であります。しかるに、わが国におけるこれら原子力に関する行政を所掌する行政組織は、いまだ整備を見るに至らず、強力にかつ総合的に推進する機関を急速に設ける必要に迫られているのであります。申すまでもなく、原子力利用に関する行政は、できるだけ民主的な運営をはかることが必要であると考えられますので……

第24回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1956/02/22、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 お答えいたします。北海道の開発の急務なことは、仰せの通り国会でも御決議をしておる状態であります。また従って、北海道開発庁としてできるだけこれを考えております。現在の制度においても、私はまだまだ開発する方法はたくさんあると考えて、目下それを検討しております。さらにまた、現在のこの制度がいかぬから、これを改正しようという案が、仰せの通りあります。これは、今党の方において調整しておるようでありますが、ただ私自身から申しまして、この点はいかがか。北海道庁というものは、御承知の通り北海道開発に関する立案、調査及び事業の実施に関する総合調整、推進、こうなっておりますので、開発庁ができておる……

第25回国会 外務委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1956/12/01、27期、自由民主党)【政府役職】

○正力国務大臣 実は今までは秘密条項というものがあると思っておったのです。……(穗積委員「秘密ですよ。残存物は処理できないのだから……。」と呼ぶ)ところがそれは秘密でないのです。秘密はないことになっている。ですからもうその心配はないと思っております。
【次の発言】 動力協定につきましては、まだ交渉というほどではありませんが、ただアメリカの方では、動力協定に対しても秘密がない、そうして向うの方では案文だけ非公式に送って参りました。その動力協定の案文だけは認めますが、こちらは何ら向うへ言うておりません。目下正式には来ておりません。ただ石川委員を通じて来ただけであります。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

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