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森本靖 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

森本靖[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
397位
委員会発言歴代TOP50(衆)
27位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
106位
委員会発言(議会)歴代TOP500
282位
委員会発言(非役職)歴代TOP50
20位
各種会議出席歴代TOP250
143位
各種会議発言歴代TOP50
21位
各種会議出席(無役)歴代TOP100
97位
各種会議発言(議会)歴代TOP100
76位
各種会議発言(非役職)歴代TOP50
24位

27期委員会発言TOP50
15位
27期委員会出席(幹部)TOP100
83位
27期委員会発言(議会)TOP50
22位
27期委員会発言(非役職)TOP50
14位
27期各種会議出席TOP10
7位
27期各種会議発言TOP10
6位
27期各種会議出席(無役)TOP10
6位
27期各種会議発言(非役職)TOP10
6位
28期委員会出席TOP100
69位
28期委員会発言TOP10
7位
28期委員会出席(幹部)TOP100
56位
28期委員会発言(非役職)TOP10
4位
28期各種会議発言TOP25
14位
28期各種会議出席(無役)TOP25
19位
28期各種会議発言(非役職)TOP25
14位
29期委員会出席TOP100
87位
29期委員会発言TOP10
3位
29期委員会出席(幹部)TOP50
50位
29期委員会発言(非役職)TOP10
3位
29期各種会議発言TOP25
22位
29期各種会議発言(非役職)TOP25
19位
30期委員会発言TOP10
9位
30期委員会出席(幹部)TOP100
56位
30期委員会発言(非役職)TOP10
7位
30期各種会議発言(非役職)TOP25
25位
31期委員会発言TOP50
20位
31期委員会発言(非役職)TOP50
18位
31期各種会議発言(議会)TOP10
10位

このページでは森本靖衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。森本靖衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

27期(1955/02/27〜)

第22回国会 逓信委員会 第3号(1955/03/26、27期、日本社会党(左))

○森本委員 参考人にお尋ねします。きのうの説明で、従業員の待遇改善については今後も十分努力していきたいというお話でございましたが、予算面においては昨年度の通りということでございます。聞くところによりますと、日放労と協会との間において団体交渉がずっとやれているということでございますが、その経過と現在におけるところの内容を詳細に説明願いたい。
【次の発言】 それで具体的に組合側、従業員側の要求がどの金額になっておるか、それから先ほどもらった資料では、ここに平均の基準賃金が出ておりますけれども、それに対して具体的な数字としては、どういうようになっておるかということを御説明願いたい。

第22回国会 逓信委員会 第4号(1955/03/28、27期、日本社会党(左))

○森本委員 この予算案については、先ほど廣瀬委員から言われたのでありますが、特に従業員の待遇改善の問題について、きのう来の質疑応答の中にもいろいろありましたけれども、この予算の内容を見てみますると、全然従業員の待遇改善については、表面的の予算の上では考えておらないということになっておるわけであります。しかし実行面においては十分に考えていく、こういうお話の内容でありましたが、将来この予算の実行に当りましては、特に従業員の待遇改善の問題については、十分にその実施に当って考えてもらいたい。さらに給与の内容につきましても、内勤、外勤の差の問題、あるいはまた賃金形態の中におけるところの外勤の時間外勤務の……

第22回国会 逓信委員会 第5号(1955/03/29、27期、日本社会党(左))

○森本委員 関連してお尋ねします。そうすると刑事訴訟法の第百条によってやるということになると、被告人の発したものまたは被告人が受信をしたものということになる。そうすると被疑者について有効に押収できない場合が出てくるわけでありますが、その令状によって捜査する場合に、どういう形においてその電報原書を認定するか。それからかりに押収した中にその被疑者以外の関係のある電報があった場合の通信の秘密の責任はどうおとりになるか、その点をお開きしたいと思います。
【次の発言】 新聞で見てみますと、相当数の中継信を差し押えておる。中継信の場合、だれが発してだれに行っておるということについて認定しがたい原書もあるの……

第22回国会 逓信委員会 第6号(1955/03/30、27期、日本社会党(左))

○森本委員 大臣の所管事項の説明の中で、特に郵便局の増置については国民一般の要望はきわめて強くというふうに説明がありましたが、昭和二十九年度の郵便局の増置については、聞くところによりますと三月の末になりまして大体設置せられたようでありますが、それについての局数と範囲をお知らせを願いたいと思います。
【次の発言】 それで、現在全国で郵便局の増置について要望のある町村、並びに現在の簡易郵便局で昇格を求めておるところの局数は、何局ぐらいありますか。
【次の発言】 郵政当局で御調査をいたしまして、それで数百件と言われましたが、大体今まで毎年々々調査しておられると思いますが、まだきわめて増置の要望の強い……

第22回国会 逓信委員会 第9号(1955/05/06、27期、日本社会党(左))

○森本委員 ちょっとしたことですが、この前の逓信委員会の会議録の第三号に、私の質問に対して中村説明員の方から、委託集金の問題については全逓の方から団体交渉を受けてないという回答があったように載っておりますが、これはその後私が調査したところによりますと、何回も団体交渉をしておるという全逓側の回答でございます。この速記録の内容と、現実の場面とが食い違っておるわけですが、これはどういうわけでありますか。
【次の発言】 それは組合の方からという問題でなくて、私の質問に対して、そういう申し出はないということを現実に答弁なされておるわけである。だから、この速記録における答弁が間違いであるならば間違いである……

第22回国会 逓信委員会 第10号(1955/05/09、27期、日本社会党(左))

○森本委員 この簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律の一部を改正する法律案ですが、今井手さんの方からもこれに対する質問がありましたが、この前の逓信委員会で私の方から大臣にお聞きしたときに、例の問題になっておりましたところの局舎の保全、整備、強化について、局長並びに従業員その他が一緒になって、しかもその経営がよろしい、こういうふうに郵政当局が認定をした場合には、それに融資する方法を考える、こういう御答弁がございました。その答弁の内容が今回の提案の中には全然ないわけでございますが、その点についてのお考えはいかがでございますか。――これは大臣が私に対して回答いたしておりますので、大臣の……

第22回国会 逓信委員会 第11号(1955/05/11、27期、日本社会党(左))

○森本委員 これはけさのラジオで報道されたわけですが、宇高連絡船が衝突をして沈没したという報道がされておりますが、これに対しまして相当郵便物が積まれておつたわけでありますが、その詳細な報告が入つておつたら説明願いたいと思います。
【次の発言】 この連絡船に搭載されておつた郵便物は、通常郵便袋が二個と小包郵便袋が二個、その四個でございますか。
【次の発言】 もう一回その郵袋の個数をおつしやつて下さい。
【次の発言】 その通常郵袋の二個の内容と、それから小包郵袋の六個の内容はまだ詳細にわかりませんか。
【次の発言】 この事故に関しましては、この郵便物の帰趨に関しまして相当関心を持つていると思います……

第22回国会 逓信委員会 第12号(1955/05/12、27期、日本社会党(左))

○森本委員 昨日宇高連絡船紫雲丸の件で質問をいたしましたところ、通常郵袋が二個で小包郵袋が六個という回答がございましたが、その後の処置について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 なおこの件に関しましては、それぞれ引受局によってさらに調査を進めていただいて、一般の公衆に早急に通知ができるようにお願いいたしたいと思います。  次に私は一般の郵政関係について質問を行いたいと思いますが、まず最初に私の方からさきに申し上げてあります無集配郵便局の宿直者の問題でございますが、この無集配郵便局の宿直者については、本年度は何かお手配を考えておりますか。

第22回国会 逓信委員会 第13号(1955/05/21、27期、日本社会党(左))

○森本委員 この郵便年金法の一部改正法律案の四十二条の、「必要な施設を設けることができる。」と、その施設については省令によって定めるというふうにありますが、その具体的な内容を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 八月中にでき上るというのは、すでにそういう敷地の買収その他については、大体業者側と話が進んでおるのですか。
【次の発言】 そうすると、私はしろうとですからわかりませんが、そういう敷地の買収を行なっておるというのは、この法律ができてからそれができるのじゃないですか。
【次の発言】 しかし今熱海の分について買収を決定したというふうに言われましたが、聞き違いですかね。ちょっとその点お聞き……

第22回国会 逓信委員会 第15号(1955/05/25、27期、日本社会党(左))

○森本委員 公社の方にお伺いしたいと思います。なお三十年度の予算についての質疑はいろいろ行いたいと思いますが、本日は時間があまりありませんので、ただ一点だけ簡単にお聞きしておきます。今年度の給与総額の中における昇給原資はどのようになっておるのですか。
【次の発言】 そうすると、それは昨年公社側と組合側とで結んだ賃金協定といいますか、それによるところの所要の昇給原資額というものは、予算では完全に満たし得るという格好になっておるわけですね。
【次の発言】 それでは四・五%で二十億円組んでおって、それで昨年の賃金協定によるところの昇給原資は、今年度完全に確保しておるということがはっきり言えるわけです……

第22回国会 逓信委員会 第16号(1955/05/31、27期、日本社会党(左))

○森本委員 今の回答ですと、放送局並びに電電公社、そういうものについて、この還付資金の運用に余裕があれば、そういう場合に回してもよろしい、こういう回答ですか。
【次の発言】 短期の融資は、大体今三カ月でしょう。そういうものを回して効果があると考えられるのですか。先ほど橋本委員が若干言ったように、もしそういうことをするならば、最終的には長期に切りかえていかなければならないということになりはせぬですか。ここで私は大臣に注意しておきたいのは、何でもかでもこの金の中からやるというふうに回答せられる気配があるのですが、そういう点はどうですか。
【次の発言】 忘れてもらっては困るわけですが、この前に私の力……

第22回国会 逓信委員会 第19号(1955/06/08、27期、日本社会党(左))

○森本委員 監察局長にお聞きしたいと思います。六日の朝日新聞の夕刊に、東京都の北沢二丁目郵便局に賊が入って、二十六円盗まれたという記事がありますが、これについての報告が来ておりますかどうか。
【次の発言】 これは特定郵便局でしょうか。
【次の発言】 事務室と、それから局長の私宅とその局の構造はどうなっておるのですか。
【次の発言】 過日私が無集配特定郵便局の構直の問題を質問したときに、そういうことはない、それから将来も従、業員の良識に待ってやっておるので、こういうようなことはあまりないということで大臣も答弁されておったのですが、答弁した口のすぐ下からこういう問題が持ち上っておるわけです。それで……

第22回国会 逓信委員会 第20号(1955/06/18、27期、日本社会党(左))

○森本委員 積立金の運用計画の中で、過日の予算の修正で変ったのは金融債の応募の二十億だけですか。
【次の発言】 それでは別紙A運用の部の4の二十億の金融債のところが、地方債というふうに変るのですか、それだけですか。
【次の発言】 そうすると、次のページのB原資の部の総額五百五十六億というこの内容は、全然変っておらないのですか。
【次の発言】 次にお聞きいたしますが、今度本会議を通過いたしました日本住宅公団法案の附則の第十一条に、この法律を改正するということが出ているわけです。今当委員会で審議しているこの法律案の第三条の項目の中に九、十と入れるというように、公団法の附則の第十一条で決定を見ており……

第22回国会 逓信委員会 第22号(1955/06/30、27期、日本社会党(左))

○森本委員 一つだけお伺いいたしますが、今の参考人の方の説明の中で、国際電電が民営になってからサービスの改善と、それから利用者の好評を得ておるという御説明がございましたが、具体的にどういうふうにサービスの改善がなされておって、どういうところで利用者の好評を得ておるかということを、もしそういう具体的な点を御承知であれば、ちょっと聞かせていただきたい。
【次の発言】 それでは重ねてお聞きしますが、民営になってからサービスが改善をされて、それから利用者の好評を得ておるということは、具体的に国際電電が民営になってどういうところがサービスの改善がなされておる、そういうことを端的に見きわめたわけでなしに、……

第22回国会 逓信委員会 第23号(1955/07/02、27期、日本社会党(左))

○森本委員 私ちょっと聞いたところによりますと、東京都の本所局区内ですか、白鬚郵便局長に、六月一日付で奥平朝親さんという方が任用になっておりますが、この方は昨年待命でやめられて、本年の二月ごろまで待命後の俸給をもらつておつて、そうして六月一日に新しく特定局長に任用されたというふうに聞きましたが、その間の事情をちょっと御説明願いたい。
【次の発言】 この奥平という人は、待命になるときは俸給は何級何号であつて、そして今度採用された場合は何級何号であったか。
【次の発言】 それからこの新しい白鬚の局舎は、この新しく任用された奥平氏のものですか。

第22回国会 逓信委員会 第24号(1955/07/04、27期、日本社会党(左))

○森本委員 それでは土曜日にちようど大臣が不在でございましたが、東京都内の本所白鬚の郵便局長の問題について私の方から質問をいたしまして、それに対しては、大臣が不在であるので、大臣が帰ってこられて省内の方針を協議して回答するということでございましたが、その御回答を願いたいと思います。
【次の発言】 それでは大臣はこの任命については、五月の十一日の私並びに同僚の椎熊委員の質問に対するあのときのあなたの御回答とは、全く相反しておらない、こういうふうにお考えですか。
【次の発言】 そのどことどこが前の場合と違うわけですか。前の場合は不当であって、今回の場合は不当でないというのは、一体どこが前の場合は不……

第22回国会 逓信委員会 第25号(1955/07/05、27期、日本社会党(左))

○森本委員 前々回の委員会以来問題になっております東京都内の白鬚の特定郵便局長の任用に関する問題について、次回の委員会におきましては、特別説明員といたしまして東京都の郵政局長並びに郵政局の人事部長、それから東京監察局の監察局長、それから第三部長、以上特別の説明員として次回の委員会に呼んでもらいたいと思います。  それから次回の委員会に、参考人といたしまして、東京都内の特定郵便局長の代表というか、そういう格好のふさわしい者と、それから東京都内の特定郵便局の従業員の中から一名、参考人として呼んでいただきたい。なおその人選については、委員長の方に御一任をしたいと思います。以上要求いたします。

第22回国会 逓信委員会 第28号(1955/07/12、27期、日本社会党(左))

○森本委員 それでは本日お招きしてありますところの東京郵政局長にお聞きしたいのですが、郵人任第百六十二号、三十年五月十三日付で官房人事部武田人事課長より郵政局人事部長あてに、特定郵便局長の任命に伴う紛争について、こういう文書が出ておりますが、これを見られたことがございますか。
【次の発言】 これはいつ見られましたか。
【次の発言】 五月十四日の午前に見られましたか、午後見られましたか。
【次の発言】 そうするとこれを午前中に見られて、それで郵政局の人事部長に対してはどういう指示をお与えになりましたか。
【次の発言】 それでは東京郵政の人事部長さんは、この通達を郵政局長の方から見られてどういうふ……

第22回国会 逓信委員会 第29号(1955/07/15、27期、日本社会党(左))

○森本委員 この間会計検査院の方から説明がありましたが、もう一度検査の結果の重要な点だけをかいつまんで御説明願いたいのです。
【次の発言】 放送協会の方にお聞きしたいのですが、そのラジオ・サービス・センターの建物というのは、現在NHKの裏にあるのですか、どこにあるのですか。
【次の発言】 その建物は大体何階建くらいになっておりますか。
【次の発言】 そういう指示が会計検査院の方からあつて、これに対して放送協会の方としては今後どういうふうにやろうと考えておられますか。
【次の発言】 聞くところによるとその土地はNHKのものであるというけれども、それは間違いないですか。

第22回国会 逓信委員会 第30号(1955/07/19、27期、日本社会党(左))

○森本委員 今のNHKの例のテキストの問題、それからいわゆる類似広告放送という問題とかは、非常に重要な問題でありますので、せっかく現在放送事業に関する小委員会ができておりますので、その小委員会でこの問題については慎重に論議を重ねるようにしたいと私は思います。

第22回国会 逓信委員会 第31号(1955/07/22、27期、日本社会党(左))

○森本委員 国際電信電話株式会社に関する資料の要求をいたしたいと思います。文書によるこまかい内容については委員長に一任をしたいと思いますが、項目だけを申し上げておきたいと思います。国際電信電話株式会社に関する資料といたしまして、東京の新庁舎の敷地、建物及び設備について、大阪の新庁舎の敷地、建物及び設備について、次に役員の賞与及び交際費等について、さらに職員の給与について、項目は以上でありますが、内容についてはいろいろ文書によって出したいと思います。その内容については委員長に御一任したいと思います。以上資料を要求いたします。
【次の発言】 すみやかに出してもらいたい。

第22回国会 逓信委員会 第32号(1955/07/26、27期、日本社会党(左))

○森本委員 その分化放送の問題ですが、文化放送の内容については、すでに妥結した条件についてはわれわれも承知しております。なおその問題を資料として詳細に御提出願えば、私たちも検討したいと思いますが、聞くところによると、一・五ヵ月分で解決がついた、さらに身分の問題についても一応協定が結ばれて解決がついたということを、あのときにそれぞれ報告があったわけであります。しかるにその後聞くところによりますと、八月分の俸給が支払われない、さらに昇給が全面的にできない、そういう回答が、あの争議が解決ついた直後に、経営者の方から労働組合の方にあって、またその八月分の給料の支払いの問題と、昇給の問題について、あの争……

第22回国会 逓信委員会 第33号(1955/07/27、27期、日本社会党(左))

○森本委員 この請願の要旨は、高石簡易郵便局の地理的関係、それから公衆の利用度等の激増に応じて、これを無集配特定郵便局とせられたいというのが請願の趣旨でありまして、その附近の一般公衆の声も非常に増加しておりますし、また地元町村民の一致した意見でもあるわけであります。そういう意味合いから、これについてはできる限りすみやかに無集配特定郵便局に昇格していただきたいというのが請願の趣旨であります。
【次の発言】 この請願とは別に、資料の要求をしたいと思います。過日委員会において要求いたしました国際電信電話株式会社の資料を見てみますと、なお若干不審な点もありますので、国際電信電話株式会社発足当初から現在……

第22回国会 逓信委員会 第34号(1955/07/28、27期、日本社会党(左))

○森本委員 本請願は石川県中高町―輪島市間に電信電話市外ケーブル線架設の請願でございます。請願者は地元の輪島市長並びに市議会議長でございます。請願の要旨は、現在金沢市より同県鹿島郡中島町間に架設せられたる電信電話市外ケーブル綿を、さらに輪島市まで延長架設せられたいというのであります。その理由といたしましては、石川県輪島市は能登半島の北端に位し、戸数約七千、人口約三万四千を有し、奥能登における政治、経済、文化の中心都市であり、近時は国際上にも重要な地点であります。さらにこの輪島市は堅牢無比なる美術漆器をもって有名であり、その年産額は約三億円にも上り、かつ輪島港は能登半島北岸随一の漁港であり、また……

第22回国会 逓信委員会 第36号(1955/07/30、27期、日本社会党(左))

○森本委員 この間の委員会で回答を保留されておりましたところの、特定局長総会における佐伯会長の、質問に対する回答に対しての調査の結果を御報告願いたいと思います。
【次の発言】 この間私は二つ言ったのです。森本委員の発言は問題にしておらぬというのと、六ページにあるところの、いわゆる事務局設置の問題に関する回答として、時期的に不利なの今は設置できない、しかし本省筋も考慮してきておるという、この本省筋ということはどういうことかということです。
【次の発言】 その二件は大体今の回答でわかりましたが、なお私の方でこの問題については調査をいたしまして、正式に速記録なり議事録の中に、こういうことがあれば、さ……

第23回国会 逓信委員会 第1号(1955/11/26、27期、日本社会党)

○森本委員 ちょっとお聞きしますが、今、年末手当の問題が出ましたが、郵政事業に関する労働組合は今、全逓信従業員組合というのがほとんどであります。しかしそれに対しまして、このころ全特定――全国特定郵便局従業員組合という第二組合ができ上って、全国の特定郵便局長と連絡して、今日全逓の方と非常にいざこざがあるということを聞いておりますが、その全特定という組織はどういう状態になっておるか、ちょっと御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 それでこの全特定という組合は、今公労法による交渉権は全然ないわけですね。
【次の発言】 組合が認められておるというのは、どの法律で法的に認められておるわけですか。それ……

第23回国会 逓信委員会 第2号(1955/12/03、27期、日本社会党)

○森本委員 この前の委員会で私の方から、特定郵便局長の不当労働行為についての疑いが非常に濃厚であるというところから、説明を要求しておりました。これに対する報告書をけさ郵政省の方から受け取りましたが、この内容を見てみますと、不当労働行為そのものはないというふうな報告書になっております。最後の方に十一月の二十九日に管内一般長あてに通達を発したというようになっておりますが、この通達はどういう通達を出されたのですか。それからなお大臣は参議院の本会議の方に行って、おられないそうですから、政務次官の方でもこの質疑の内容についてはよく聞いておいてもらいたいと思います。まずその通達の内容を御説明願いたい。

第23回国会 逓信委員会 第3号(1955/12/07、27期、日本社会党)

○森本委員 この問題はきのうの読売新聞にも載つておりましたが、なお私の手元にはそれよりもずつと前にいろいろの調査の報告が来ております。実は自衛隊が郵便法の違反を犯しでおつて、これに対して郵政事務官がその郵便法の違反を摘発した、その郵便法の違反を摘発した事務官に対して、その後自衛隊の方からその人の思想調査を行なつた、こういう事件が一つ持ち上つたわけでありますが、私はこの問題を、郵政関係から見た場合と、さらに自衛隊の今後のこういう問題に対するあり方から、非常に重要視しておるわけであります。この事件の発端は、自衛隊の第三管区総本部と米子部隊との間に今まで小包が相当行き来されておつたようでありますが、……

第23回国会 逓信委員会 第4号(1955/12/08、27期、日本社会党)

○森本委員 貯金関係についてちょっとお聞きしたいと思います。これは保険にも関係があるのですが、貯金、保険、そういうところの現業の窓口の第一線で現在現金を扱っておる――郵政省が官庁の中では一番扱っておるわけですが、今新聞紙上で問題になっております、また大蔵省の方でも若干問題にするようでありますが、今度百円硬貨を発行するというようなことを大蔵省の方は考えておるようですが、今日の段階においてもし百円硬貨がかりに発行された場合には、現金を取り扱う現業官庁として、これが便利になるかあるいはそれとも不利益になるか、そういう問題について専門的な立場からちょっと御回答願いたいと思います。

第23回国会 逓信委員会 第5号(1955/12/10、27期、日本社会党)

○森本委員 それではこの前の委員会のときに問題になりました米子の自衛隊におけるその後の調査の内容について、防衛庁の方から人事局長が来ておられるようですから、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 その問題の前に、ちょっと大臣にお聞きしておきますが、この間防衛庁長官に対して厳重に抗議をするということでございまして、肩をほんとたたいて一つ頼むというようなことではいけない、厳重に郵政大臣として抗議を申し込むということになっておりましたが、その後長官に対してどういうふうに交渉して参られたか伺いたい。
【次の発言】 防衛庁長官に対して違反のないようにという申入れをされたということですが、どういう違反の……

第23回国会 逓信委員会 第6号(1955/12/12、27期、日本社会党)

○森本委員 関連して。ちょっと早稻田委員の方に誤解があるようですから、答弁をするときにはっきりその点を説明しておいてもらいたい。自由任用というのは、現在特定郵便局の局長は全部自由任用ですから、今早稻田委員が言っておるのは世襲の問題だろうと思います。自由任用制という問題と世襲という問題とをはっきりわかるように一つ説明を願いたいと思います。
【次の発言】 今の点に関連をして、一つだけただしておきたいことがあります。それは、今政務次官はその地方地方の実情に応じて調和をとるようにという答弁だったわけです。そういう答弁でありますと、これはややともすると非常に誤解を招きますのではっきりしておきたいと思いま……

第23回国会 逓信委員会 第7号(1955/12/14、27期、日本社会党)

○森本委員 今の問題ですが、その問題は何か組合が休暇闘争をやったことによって、それがはっきり起きたというようなことが明確に出ておるわけでありますか。
【次の発言】 それは単なる想像であって、それが何月何日にどれだけの休暇をとって、そのことによって何号便がどういうふうに行って、それがどのくらいおくれたという詳細な資料とデータが出なければ、簡単にこれが組合が休暇をとったから起った云々ということははっきり言えぬと思う。郵便物のそういうような遅配という場合は、場合によったら、舞い込んでしまって十年間おくれたというのはめったにないわけですが、あるわけです。だからそういういろいろな要素があるので、必ずしも……

第23回国会 逓信委員会 第8号(1955/12/16、27期、日本社会党)

○森本委員 本請願の請願者は、高知県土佐郡上佐村村長上田厳雄外一名であります。この土佐村というのは、昭和三十年の三月三十一日に長岡郡の田井村と土佐郡の森村、地蔵寺村、この三村が町村合併によりまして、新しく土佐村というものをこしらえたわけでございますが、この三村の合併によりまして、従来の郵政当局の郵政区画問題について見ておりますと、合併になりますと直ちに一町村内一郵便局の原則によりまして、この三つの旧村の中には、田井郵便局、森郵便局、地蔵寺郵便局と三つの集配郵便局があるわけでございますが、これを統一して一つの集配郵便局にし、二つを無集配にするという懸念が多分にあるわけでありますけれども、今回合併……

第23回国会 文教委員会 第3号(1955/12/06、27期、日本社会党)

○森本委員 ちよつと簡単にお聞きしますが、先ほど河野君の方から質問をしておつたときに、大臣の方から答弁がありましたが、ちよつと関連して聞いておきたいと思います。教員の中立性の問題の答弁の中で、教員の中では親孝行をしてはいけない、そういうようなことを言つておる者もあるというふうな答弁だつたのですが、それは事実ですか。
【次の発言】 それはあなたの子供が聞いた先生だけであつて、それ以外にそういう例があるのですか、具体的に。
【次の発言】 現在学校の先生は全国で何人おるのですか。
【次の発言】 そこで私は特に大臣に要望しておきたいのは、六十万人もおる中であなたのむすこさんがたまたまそういうことを聞か……

第24回国会 社会労働委員会 第18号(1956/03/12、27期、日本社会党)

○森本委員 ちょうど電電公社の副総裁が見えましたので、関連をして今の問題についてお聞きしたいと思います。  今まだ検討中であるというふうに言われましたが、この問題については、すでにこの前の逓信委員会において、調停案が出たあくる日に質問が出まして、当時責任を持って出席しておられました電電公社梶井総裁は、この調停案について尊重したいと考えます、あと二、三日の間において一応この問題の諾否についても回答するつもりだ、この回答がちょうど六日になっておったわけでありますが、その六日の当日委員会の席上でそういう言明をせられたわけであります。それから約一週間になるわけでありますが、その間において、今の職員局長……

第24回国会 社会労働委員会 第37号(1956/04/26、27期、日本社会党)

○森本委員 まず最初に、この公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案における大臣の提案理由の説明の中で最初の方に、この法律は昭和二十三年に制定された法律であって、周知のごとく占領下早急の間に立法されたものであるという説明があるわけでありますが、この公共企業体等労働関係法が制定されたときのいきさつについて、御承知であるならば簡単に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そのいきさつはこれはあくまでも表面的ないきさつでございまして、この公共企業体等労働関係法が施行されるときにおきましても、そのときにはまず最初に国鉄と専売が適用されたわけでございますが、当時これと同じような事業関係にありまし……

第24回国会 社会労働委員会 第45号(1956/05/14、27期、日本社会党)

○森本委員 先ほど横山君も申し上げましたように、細部のいろいろ小さい問題でまだ質問の事項が相当ありますけれども、委員長からもいろいろ要請がありましたので、その点はまことに遺憾と考えますけれども、やむを得ず制限された時間で行いたいと思います。  今回の改正において単位制度が一応改正せられた形になりましたが、ここで問題になりますのは、今後公共企業体等の中においてそれぞれ第二組合というような形ができ上ってきた場合、これの団体交渉に関する拘束権と申しますか、そういう問題については労働省当局はどうお考えになりますか。非常に時間がありませんので、上っつらだけなでていくような質問になりますが、簡単に御説明願……

第24回国会 逓信委員会 第1号(1955/12/23、27期、日本社会党)

○森本委員 私は二、三質問がありますが、今その問題に関連をして電信電話事業はまだ相当飛躍をしていかなければならぬというふうに大臣が言われましたけれども、今日の電信電話事業の段階においては、電電公社になって以来というものは、公社当局それから従業員の努力によりまして全国的には確かに相当目ざましい発達を遂げておることは事実なのであります。しかしその問題が都市を中心として行われてきておるということもまた事実なのであります。都会地が非常に電信電話事業が発達をしてきた反面に、山村、農村、いわゆるいなかの方面においては電信電話事業というものが依然として発達が阻害されておるということも、今までの実情なのです。……

第24回国会 逓信委員会 第3号(1956/02/07、27期、日本社会党)

○森本委員 大臣にお聞きしたいと思いますが、これは二月四日の朝日新聞ですが、その「記者席」というところの記事に、砂田自民党全国組織委員長は、総務会で組織対策の一環として、特定郵便局員を全逓に食われないように特別職に切りかえるとか云々という記事が載つておるわけです。それで巷間伝えられるところによりますと、今日自民党の組織結集方針の一環として、いわゆる農村においては在郷軍人会あるいはまた遺族会、そういうものにつけ加えて、特定郵便局長をその一つの組織方針とするということがいろいろいわれておりますが、その真相について大臣は御承知ですか。
【次の発言】 大臣はそういうふうに答弁をされましたけれども、これ……

第24回国会 逓信委員会 第4号(1956/02/09、27期、日本社会党)

○森本委員 この間同僚松井委員の方から質問がありましたが、郵便貯金について今年度の純増の目標額は幾らになっておりますか。それから昨年度の目標額と一緒にお尋ねいたします。
【次の発言】 それでこの目標額が、昨年度よりも今年度百十億減ったということについての理由はどういうところにありますか。
【次の発言】 それではこの目標額が減ったというのは、昨年の実績から見た場合にこれだけは困難であるという、その理由だけによって九百九十億円になったわけですか。
【次の発言】 そうすると、この九百九十億円に目標額を設定したというのは二つの理由があるわけですね。その一つの理由は、前年度の実績からした場合には困難であ……

第24回国会 逓信委員会 第6号(1956/02/15、27期、日本社会党)【議会役職】

○森本委員長代理 秋田大助君。
【次の発言】 時間もだいぶ長くなりますので、きょう御答弁のあった内容についてこの次の委員会で詳しく私は論争したいと思いますが、特に大蔵省、それから自治庁の方々の答弁を聞いておりますと、実際に電電公社の事業形態そのものについあまり御存じなくて発言をしておられるというような面が非常に多い。今日電電公社において家屋を持っているというようなものは、各県においてほとんどない。ただこれは機械の設備があるだけであって、末端の郵便局なんというものは全部郵政省のものである。しかもやっているものは全部郵政省の人間であって、電電公社の人間は一人もやっておらぬ、こういう形からいくと、先……

第24回国会 逓信委員会 第7号(1956/02/16、27期、日本社会党)

○森本委員 この改正案の単独加入から共同加入、これはまたいよいよややこしい条文の並べ方にしたものだと思います。これを一々聞いてみても、大臣が満足に回答できぬのじゃないかと思います。この条文の内容については先ほど来監理官の方からも説明がありましたけれども、これは一つもう少しわかりやすく、何かデータでも出して――ここにきょう初めて出てきましたが、こういうような説明の仕方をしないと、この解釈にはなかなか困難が伴うと思うのです。これはためしに、一大臣に聞いていってみたら、必ず私は詰まると思う。そういう法案の提案者が初めからしまいまできちんと説明ができないようなややこしい法案の内容については、もう少し具……

第24回国会 逓信委員会 第10号(1956/02/29、27期、日本社会党)

○森本委員 関連して。先ほど八木委員の方から、第四条の問題については先ほど説明に関連をしてそういうふうに了承してもよろしいということで質問をして、そのままであなたの方は回答がないわけですが、その点はそれでいいのですか。第四条の予算総則における問題は、これははっきり給与についてはその他の項と流用することはできない。この第四条の予算総則の場合は一般の予算の項をいっているわけであって、第七条の項は、いわゆる経営の合理化、あるいは職員の能率向上その他によって増収をした場合に云々というのが第七条にあるわけです。ところが今八木委員が言ったようなことで広義に解釈をしてよろしいというのなら、これはわれわれも大……

第24回国会 逓信委員会 第11号(1956/03/06、27期、日本社会党)

○森本委員 まず最初に公社当局の総裁にお尋ねしたいのですが、春季闘争の過程において、たまたま出て参りました今回の日本電信電話公社に対する調停委員会の調停案に対する問題ですが、この調停案を公社当局としては、一体どう取り扱う御意思を持っておるかを明確にお答えを願いたいと思うんです。
【次の発言】 大体そういう回答があるだろうとは考えておりましたが、実はこの調停案の内容を読んでみますと、本日が大体回答の期限のように考えているわけですが、回答の期限日になって目下検討中ということでは、はなはだこれはおかしい回答であります。きょうが回答日でありますので、公社当局としてはどういうお考えを持っているか、そのこ……

第24回国会 逓信委員会 第12号(1956/03/07、27期、日本社会党)

○森本委員 ただいま全会一致をもって可決をされました電話設備費負担臨時措置法の一部を改正する法律案に関する附帯決議の動議を提出をいたします。まず附帯決議の案文を朗読いたします。     附帯決議   およそ電話施設の建設に要する資金は、企業体の自己資金をもつて賄い得ないところは、国家資金、財政資金の借入或は公社債の公募等の方途によつてこれを調達すべきであつて、電話加入申込者等受益者の負担にまつことは、事業の公共的性格からいつて、努めて避けなければならない。この見地からすれば、電話設備費負担臨時措置法による受益者負担は、急速な拡充を必要とする電話事業の現状と、これに要する資金を十分に供給し得ない……

第24回国会 逓信委員会 第13号(1956/03/13、27期、日本社会党)

○森本委員 それでは郵政事業について簡単に大臣にお聞きしたいと思います。実はお年玉はがきの法律の改正問題について、大臣はこの国会が始まる当初この委員会におきまして最初の施政の方針を説明せられましたときに、このお年玉はがきの法律の改正については、早急に案を練ってこの委員会に提出をするので御審議のほどをお願いしたい、こういう説明があったわけでありますが、その後新聞、雑誌その他においてはいろいろ取りざたされておりまして、非常にうわさにも上っておりますし、また今日全国の共同募金その他の団体が国会に対しても陳情を非常に行なっておるというふうな状況でありますが、しかし本委員会においてはその後この問題につい……

第24回国会 逓信委員会 第14号(1956/03/15、27期、日本社会党)

○森本委員 今の質問に関連して。今竹内委員が質問をしました。それに対して、将来そういうことはやりませんというNHK当局の方の回答がありましたが、私は電波監理当局にお聞きしたいのですが、それではもしかりに、逆に民間方送の方がそういう独占の形をとるということになって、NHKの方が放送ができないというふうな段階になった場合には、どういう処置をおとりになりますか。
【次の発言】 そうすると、この辺はちょっと重要ですが、そういうふうなスポーツとかいうものについては、NHK、民間放送を問わず、独占というような形においてはいけない。ただし演芸、娯楽、たとえばプロ・レスリング、野球、そういうような問題について……

第24回国会 逓信委員会 第15号(1956/03/28、27期、日本社会党)

○森本委員 NHK当局にお伺いしたいことが一点だけあります。これはこの前の国会のときに問題になりました例のラジオ・サービス・センターの解決をつけた方法でありますが、聞くところによりますと、衆議院の方では、いわゆるあの報告がありまして、あれを承認する際に別に条件をつけなかったわけでありますが、ところがその後参議院の方においては、三十年度において早急に片をつけるというような決議をつけたというふうなことを聞いておりますが、このサービス・センターについては、あの国会で質疑応答がこの衆議院であって以来、どうやっておりますか。
【次の発言】 それでは、これは今年の二月一日に全部買収が済んだという形になった……

第24回国会 逓信委員会 第16号(1956/04/13、27期、日本社会党)

○森本委員 このお年玉はがきについては今国会当初、それから前の二十三国会、二十二国会においても、この改正法案の提案をしたいというふうな答弁があったわけでありますが、その後新聞等で見ると、与党の政調会内部においてこれの意見がまとまらないというところで、今国会にこの法案の提案を見合したというような記事が載っておりますが、大臣としては、今国会にこの改正案の成案を得て、すみやかに提案をして御審議を願いたい、こういうふうな冒頭にいわゆる大臣のごあいさつがありましたので、その後の経過について大臣の方から一応の説明を願いたいと思います。
【次の発言】 私どもの方に社会福祉新聞という新聞を、各逓信委員には全部……

第24回国会 逓信委員会 第19号(1956/05/15、27期、日本社会党)

○森本委員 私は、この問題については今まで二人の方から質問がありましたので、多くは申し上げません。ただ会長交際費七千万円程度のうわさがあるというような問題についても、時間があれば聞いておきたい点もありますが、この点はきょうはやめます。ただ一点だけ申し上げておきたいことは、この記事の中に非常に誤解のある記事がありまして、NHKの従業員として迷惑をするだろうと思いますので、この点を協会当局から明らかにしてもらいたいと思います。と申しますのは、「八千五百人の職員のうち二割にあたる千七百人ちかくが、例の聴取料集金人で、これに要する人件費が年間ざっと二十億円というから驚くほかはない。」これで見ると、千七……

第24回国会 逓信委員会 第20号(1956/05/23、27期、日本社会党)

○森本委員 ちょうど大臣が来ておられますので、大臣にお聞きしたいと思います。きのうの新聞で見てみますと、今回の日本放送協会の経営員の二名の新しく選任をされる方々についての人名が、記者団を通じて政府の方から発表になっておるようでありますが、これは事実ですか。
【次の発言】 今回のいわゆる改選については、次期のNHKの会長の選任ともにらみ合せまして、非常に新聞紙上では論ぜられておりますし、またこの前郵政大臣の談話というような形で新聞に載りまして、私の方からそれに対して質問をいたしましたところが、それに対して大臣は、そういうことはないということで、一応了承しておったわけであります。ところがその後の新……

第24回国会 逓信委員会 第21号(1956/05/25、27期、日本社会党)

○森本委員 この問題は実は委員会で質問をしたかったのでありますが、ちょうど請願の項に出てきましたのでこれについてちょっと質問をしたいと思います。今全国でこの簡易郵便の待遇の問題が大きな問題になっているわけであります。確かに今政務次官が説明したように、簡易郵便局というものは現行法律においては、地方公共団体もしくは農業協同組合、あるいはまた漁業協同組合、そういう公共団体に委託をしてやるということになっておりますけれども、実際はその地方の人たちが簡易郵便局をやりたいということによって、名前だけをその公共団体に借って、そして公共団体としても、その方が郵便業務として村に非常に利益に及ぼすということで運営……

第24回国会 逓信委員会 第22号(1956/05/30、27期、日本社会党)

○森本委員 この問題は前の国会からいろいろ問題になっていることであります。これに対して質問を行いたいと思いますが、あとで行いたいと思います。
【次の発言】 次に日程第一二、当日に特定郵便局設置の請願を議題といたします。吉田専門員。
【次の発言】 上林山政府委員。
【次の発言】 次に日程第三二、上前木に無集配郵便局設置の請願を議題といたします。吉田専門員。
【次の発言】 上林山政府委員。
【次の発言】 次に日程第三三、公衆電気通信法等の一部改正に関する請願を議題といたします。吉田専門員。
【次の発言】 上林山政府委員。
【次の発言】 次に日程第三四、仕七川郵便局存置に関する請願を議題といたします……

第24回国会 逓信委員会 第23号(1956/05/31、27期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと委員長にお願いしますが、それ以外に二、三請願の中の案件で質問がありますので、それを特に許していただきたいと思います。  それでは初めから順番に行きますが、まず最初にこの郵便年金支給増額に関する請願の問題で、これはこの前の国会でもこれと同じような請願がありまして、そのときも同じように一千億円程度の金が要るのでできない、こういう回答でありましたが、しかしその後全国の郵便年金の戦前の加入者で、今日継続されておるところの方々から非常に要望が強いわけであります。たとえば全額現在の物価指数にスライドして一千億ということになっても、そのうちのたとえば二十分の一とかあるいはまた三十分の一と……

第24回国会 逓信委員会 第24号(1956/06/02、27期、日本社会党)

○森本委員 この件は私は知りませんけれども、ただ、今の件の中でちょっと遺憾な点があるわけでありますので、ただしておきたいと思います。全逓と局長とが組んで次官候補云々というようなことですが、そういうようなことを政務次官は聞いたことがありますか。これは大臣からはっきり聞きたいと思うのですが、これは容易ならぬ言葉でありますので、私ははっきりただしておきたいと思います。そういうふうなことは全然ないというふうに私は考えておるわけでありますが、どうですかその点は。これはちょっと聞きのがすわけには参りません。そのほかの件については、私の方には関係ありませんので、別にどうこうというわけではないのです。

第24回国会 逓信委員会 第25号(1956/08/27、27期、日本社会党)

○森本委員 先ほどの小委員会で質問をいたしました例の経営委員長の件についての御回答ができますか。
【次の発言】 社友であってこれは名誉称号である、それでそれに対する固定給はない、こういう回答でありますが、この固定給がないということについては間違いないのですね。
【次の発言】 聞きましたところではない。これはあなた方が調査したところによれば、確信を持ってそういうことがないと言えるか。だれから聞きましたからこういうことでございますということでなしに、郵政省が大臣の命令に基いて調査をした結果、これははっきりそういう報酬なんかもらっていることはないということは言える、こういうことですね。

第24回国会 逓信委員会 第26号(1956/08/28、27期、日本社会党)

○森本委員 ちょっとその点について、時間もあまりないようでありますから簡単にお尋ねいたしますが、この間の、この統廃合の問題にからんで、三条件を中心として統廃合を進めていくということは、これは納得をしたわけであります。その際に政府当局の答弁としては、統廃合を行なっていくに際して、やはりサービスの低下を来たす、あるいはまた無理をやるということによって、住民の非難が沸いてくるわけであって、それに対して郵政当局としてはできる限りこの三条件を守っていきながら統廃合をしていく、それと同時に、さらに一般の公衆に便利を来たすように、普通局の昇格に対する問題も、ようやく三年を経過した今日において考えていく、こう……

第24回国会 逓信委員会 第27号(1956/10/31、27期、日本社会党)

○森本委員 この経営の方針その他については、先ほど会長の方から説明がありまして、大体前年度の方針を踏襲するということでありますので、この点については私はきょうは触れないで、またの機会で触れたいと思います。きょうは特別の問題について二、三簡単に御質問を申し上げたいと思いますが、まず最初に経営委員長にお聞きしたいと思います。経営委員会は大体定例的に今どのくらい開会をしておられますか。
【次の発言】 月に一回程度開いておるというお話でございますが、大体その経営委員会が月に一回会合せられる時間はどのくらいでありますか。月に一回程度で、その一回の経営委員会の審議の内容はどのくらいの時間をおかけですか。

第24回国会 逓信委員会 第28号(1956/11/01、27期、日本社会党)

○森本委員 三十二年度の計画の大綱の骨格等については、あとで同僚の松井委員の方から本格的に質問があると思いますので、私は今の橋本委員が質問をしておりました問題に関連をしてちょっとお聞きしたいと思いますが、例の簡易電話の点であります。この点は、総裁はまだ見ておらないから云々というように言われましたが、実はわれわれもそういうことを考えて、これは与党の委員の諸君とも話し合いをした上において、当時総裁か副総裁か、どちらかでも一緒に行ってみればよくわかるだろう、こういう計画を持っておったわけでありますが、その当時ちょうどいろいろの事故でお二人とも行けなかったわけでありまして、非常に残念に考えております。……

第25回国会 逓信委員会 第1号(1956/11/13、27期、日本社会党)

○森本委員 最初にきわめて簡単な問題についてお尋ねしたいと思います。昨年度の建築予算がたしか四十三億だったと思いますが、これが聞くところによりますと、今日鉄材の値上りによりまして、局舎の建築その他がなかなかはかばかしくいかないというようなことが、これは各官公庁とも一緒だということがいわれておりますが、その真相を明らかにしてもらいたい。大体予算はどういうふうに今まで消費されてきて、そうして建築予算があとどのくらいまだ消化されておらぬかということについて伺います。
【次の発言】 そのくらいの説明なら私の方でもわかっているわけです。具体的な内容を聞いているのです。来年度の予算の編成期に今当っておるわ……

第25回国会 逓信委員会 第2号(1956/11/19、27期、日本社会党)

○森本委員 まず大臣にお聞きしたいのですが、この前の国会の開会中に非常に問題になりました例の放送法の改正に関する郵政省の原案が発表になりまして、それ以来放送法の改正審議今において検討されて、その放送法の改正審議会の方から意見が郵政大臣まで出されて、さらにそれに対して少数意見がつけて出されておりますが、これについてその後大臣の方から別にどうこうという言明が正式にないわけでありますが、私は今度の改正審議会の答申案に対しましては相当の意見も持っておりますし、また非常に不満な点もあるわけでありますが、郵政大臣としてはこの問題についての今後の成り行きをどういうふうに考えておるか、一つ御言明を願いたいと思……

第25回国会 逓信委員会 第3号(1956/11/21、27期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと簡単なことを天臣に一つ聞いておきたいのですが、きのうの本会議で実はわが党の受田新吉君の方から、給与問題についての質問があったわけであります。それに対して一項だけ大臣の答弁があったわけですが、実は何かあの本会議において大臣が勘違いをしておったのじゃないかと思うのですが、質問の要旨に対する答弁ではなかったわけです。あの受田君の質問は、実は現業の調停案の数もいろいろあったけれども、今日の郵政従業員に関する調停案の内容については、調停案を令然実施をしておらぬではないか、それについての郵政省としての見解はどうか、こういう質問だったと思うのです。本会議でありましたし、時間もなかったので……

第25回国会 逓信委員会 第4号(1956/11/27、27期、日本社会党)

○森本委員 その他の件で質問があります。この前の委員会でちょっと申し上げてありました旧樺太、関東州、朝鮮、それから台湾、これの特定郵便局長の恩給年限の加算という問題についてはどうなっておるか、ちょっと御説明願いたいと思います。
【次の発言】 それは樺太も全部一緒ですか。
【次の発言】 そうすると、これは二十三年一月以前に退職をした者については、その二分の一の恩典を受けられたい、こういうことですか。
【次の発言】 そうした場合に、内地に勤務しておった特定郵便局長で、これ以前に退職をした者についてはどうなるわけですか。それと同様ですか。
【次の発言】 そうすると、これは単に外地の特定郵便局長という……

第25回国会 逓信委員会 第5号(1956/12/03、27期、日本社会党)

○森本委員 この間の委員会で労働関係の問題について情勢をお聞きいたしましたが、きょうは具体的な問題についてお聞きをしたいと思います。  三十一年の三月十日に出ました調停案の取扱いの問題でありますが、実はこれは過日の予算委員会におきましても、わが党の辻原君の方から政府関係閣僚を呼んで質問をする予定でありましたが、各委員会でやることになってそのときは省きましたけれども、この三月に出ました調停案に対して政府側は今日までどういう態度をとってきておったか、それから今この問題が一番大きな問題になっておりますが、どういうふうなお考えか、この問題を明らかにしてもらいたいと思います。

第25回国会 逓信委員会 第6号(1956/12/04、27期、日本社会党)

○森本委員 郵務局長がおられませんが、事務次官がおられるので大体わかると思います。前の委員会でもちょっと申し上げてありました駐在集配人の問題でありますが、私の聞くところによりますと、この駐在集配人がもう公務員から切り下げられまして、一般の民間請負というような形になってから相当の年数がたっておるわけでありますが、それでこれの給与もそのまま据え置きになっておった関係で、今日郵便局で同じように郵便の取扱いをしておりながら、実際の本務者と駐在集配人との間における待遇というものは、非常に変ってきておるわけであります。平生の請負料の増額という問題はともかくとして、当委員会でもこの問題が論議をせられて、今ま……

第26回国会 運輸委員会 第10号(1957/03/11、27期、日本社会党)

○森本委員 国鉄当局にお伺いいたしますが、大きな問題は日を改めて伺うことにして、逆に小さな問題についてまず当局に質問いたしたいと思います。  一番納得の行きかねる問題は、この鉄道運賃改訂の資料の十四ページにあります通常小荷物運賃の現行並びに改訂案の比較でありますが、この中に通常小荷物の重量として五キログラムから五十キログラムまで刻みになっておりまして、あとは十キログラムを増すごとにということになっておりますが、この取扱い数量の総量の中における各キログラムごとのパーセンテージをお聞きいたします。
【次の発言】 このくらいな問題はすぐ答えられるようになっておらなければ困るわけでありますが、それでは……

第26回国会 運輸委員会 第13号(1957/03/14、27期、日本社会党)

○森本委員 先ほどの井岡君の質問に関連して大蔵省主計官にお伺いいたします。先ほど国鉄の独立採算という問題と公共性という問題については、その両方かみ合せていかなければならぬという考え方に立っても、なおかつ今回の運賃値上げは必要であるというふうな御答弁がありましたが、そこで大蔵省の方にお聞きしたいのは、国鉄の公社と同じような経営形態を持っております日本電信電話公社というものが今日あるわけですが、その電信電話公社が、一応料金の値上げを必要とせず三十二年度の予算を組んで、さらに将来の五カ年計画を組んでいこうとしておる。そういう場合に国鉄が今回膨大な五カ年計画を立てて、どうしても一割三分値上げをしなけれ……

第26回国会 運輸委員会 第14号(1957/03/15、27期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと関連して。先ほど同僚下平君の質問に対してお答えをしておったようでありますが、まず私はその前に聞いておきたいのですが、この給与総額が本年度一千百八億円、昨年度が一千五十一億円ということですが、そうするとこの人員の差というものは三十一年度と三十二年度と比べてどうなっておりますか。
【次の発言】 そうすると給与総額によるところの算定の人員の異動は、本年度は全然ないわけですね。
【次の発言】 そうすると総人員においては変りがない、こういうことになりますね。
【次の発言】 それともう一つお聞きしたいのですが、そうなって参りますと今度の賃金の場合は昨年度、本年度とはどうなっておるのです……

第26回国会 社会労働委員会 第44号(1957/04/24、27期、日本社会党)

○森本委員 今の郵政省の大塚説明員の話ですと、これだけ減らされても云云というようなお話でありますが、まずその前にちょっとお聞きしておきたいのですが、その〇・一一というのは、それを出した形式というものは超勤の形式ですか、それとも手当の形式ですか。
【次の発言】 これはいずれ予算委員会でこういう点についてはっきり追及していきたいと思いますが、ただ今問題が出ましたのでちょっとお尋ねいたしますが、あくまでも出しておるものは超勤の形式で出しておって、それが各人各人につけられる場合も、あくまでもそれが超勤時間としてつけられておるのであって、これは〇・一一とか、〇・五とか、〇・二とか、そういう性格のものでは……

第26回国会 逓信委員会 第2号(1957/02/12、27期、日本社会党)

○森本委員 今御説明いただきました内容については、いずれ目をあらためて詳細にそれぞれの角度からお聞きしたいと思いますが、本日は簡単な、しかも重要な問題であり、前の国会からの持ち越しの問題を御査問申し上げたいと思います。  まず最初に前村上大臣、それから前の大臣から引き継いでおりましてしばしば当委員会においても言明をしておりますところの簡保の最高制限額の引き上げの問題について大臣のただいまの説明の中では全然触れていないわけでございますが、しばしば今までの大臣は、この引き上げについては努力をする、こういう言明をしておりますが、これについての新平井郵政大臣はどういうふうにお考えになっておりますか。

第26回国会 逓信委員会 第4号(1957/02/19、27期、日本社会党)

○森本委員 私も細部の問題については次の機会に譲りまして、重要な点だけ質問したいと思いますが、このNHKの三十二年度の収支予算については、これは現在の放送法が改正されないものとして予算編成をして、提出されたものかどうか、その点をまずお尋ねいたします。
【次の発言】 そうすると、これは郵政大臣の意見書を付して出したわけでありますので、郵政大臣としては当然放送法の改正はないものとしてこの収支予算書を出してきた、こう解釈してよろしゅうございますか。
【次の発言】 そうすると三十二年度には放送法の改正についてはないという前提のもとに、この収支予算を上程をせられたということになりますと、政府としては今国……

第26回国会 逓信委員会 第5号(1957/02/21、27期、日本社会党)

○森本委員 この前の委員会の石橋アワーの問題については、一つ大臣が出てきてからはっきりした回答を願いたいと思いますので、きょうはこの問題をおきまして、直接NHKの予算についての質問を行いたいと思いますが、その前に先ほど竹内委員から質問がありまして問題になりましたが、この会長の説明の七ページの例のテレビジョンによる教育放送はNHKでなければならぬという信念のもとにというこの意味でありますが、そういう信念についてはまことにけっこうだと思いますが、ただここでNHKが教育放送を行うという考え方であるとするならば、具体的に今のテレビの十一チャンネルの郵政省から出ておるところのチャンネル・プランの計画につ……

第26回国会 逓信委員会 第7号(1957/02/27、27期、日本社会党)

○森本委員 今人事部長が補足したので、大体それでもいいように聞きますが、ただ政務次官とちょっと食い違ったように見えると因るので繰り返しておきますが、政務次官がこの特定局の問題についていおゆる制度審議会というようなものを、作るかどうかわからぬが、作って、それによって案ができ上って、考えるべきだ、こういう答弁のようでありましたが、それは前の国会においても、普通局の昇格の問題については、すでに三年間とまっておる。しかし三十二年度からは、このとまっておる問題についても、比較的大局については普通局に昇格をさせていくということについては考えていきますという答弁も、前の大臣が行なっておるわけです。そこでそう……

第26回国会 逓信委員会 第8号(1957/03/01、27期、日本社会党)

○森本委員 私もいろいろお聞きしたいと思いますが、非常に時間がありませんので二つだけ千葉先生にお聞きしたいと思います。今の教育放送の問題でありますが、テレビの教育放送がこれだけ論議されて、これだけ混乱したような形になっておるのは、郵政省が発表したチャンネル・プランの第三項の三、このような煮たような焼いたような何やらわからぬようなチャンネル・プランを発表したことに、一番大きな原因があるのじゃないかというふうに私は考えておるわけです。今までに非常に意見が出ましたが、私も千葉先生がおっしゃられるように、純粋に教育放送を行うとするならば、これはNHKにやらすのが当然妥当な方向だというふうに考えるわけで……

第26回国会 逓信委員会 第9号(1957/03/11、27期、日本社会党)

○森本委員 これは実は緊急な問題でありますので、議事の途中でありますが、質問をしたいと思います。  これは私の方ではまだ正式には全然聞いておらぬわけでありますけれども、今問題になっております三公社五現業――その中でも三公社と郵政現業との春闘の問題でございます。新聞によりますと、九日に公共企業体等労働委員会の調停案が提示をせられて、きのう政府の方ではそれぞれ政府関係の各閣僚、さらに電電公社総裁、国鉄公社総裁等が集まっていろいろ協議をした模様でありますが、新聞紙上で見ると、組合はこれを政府がのむならのみたい、こういうふうな態度を示しておるようであります。政府並びに公社側の方はこれを協議いたしまして……

第26回国会 逓信委員会 第10号(1957/03/12、27期、日本社会党)

○森本委員 この法案については、今までしばしば当委員会においても要望しておったものでありますが、これが二十万円に引き上げられます。そこで私は事務当局にお聞きをしたいと思いますが、現在簡易保険と民保とを比べた場合に、すでに民間保険が三倍になろうとしておる、そういうふうな情勢である。おまけに一般の生命保険のみならず、信託あるいは農協生命というふうな、そういうところの保険事業というものは非常に高率になっておる。にもかかわらずこの簡易生命保険だけが伸び悩みになっておる。こういうのは一体どこにその理由があるのか、一つ御説明を願いたいと思います。

第26回国会 逓信委員会 第11号(1957/03/13、27期、日本社会党)

○森本委員 きのうこの予算総則の第十三条の駐留軍放送役務に関する問題で私の方から質問をいたしまして、電波監理当局の方から回答を留保された点がありますので、それについての御回答を願いたいと思います。
【次の発言】 実はNHKの予算に関連をして、この項について一つ明らかにしてもらいたい、なおこの際こういう問題については、独立国としての形態をはっきりとった形にしてもらいたい、こういう考え方で質問をいたしましたけれども、今そういう御回答でありますので、この問題についてはいずれ別の機会にまた私の方から質問をすることにいたしまして、本日この問題についての質問はこれで打ち切っておきたいと思います。  ただN……

第26回国会 逓信委員会 第13号(1957/03/18、27期、日本社会党)

○森本委員 公社の方に先に資料を要求しておきたいと思いますが、もしその資料ができないようでしたら、一つそのようにお答え願いたいと思います。  三十一年度の第三・四半期までの公社の資材の発注状況とその納入された状況、それから残りの予算、それからおそらくそれは本社調達ということと通信局調達ということがあると思いますが、それについては本社、それから各通信局――通信局のこまかいものは必要でございませんが、その品物別と相手方の会社別、一つそういう詳細な資料をお出し願いたいと思います。  それからもう一つは建設計画でありますが、本年度の建設計画について、第三・四半期までに終っておるもの、それからさらに第四……

第26回国会 逓信委員会 第14号(1957/03/20、27期、日本社会党)

○森本委員 今の有線放送の件でありますが、今やっておる有線放送というのは、この有線放送業務の運用の規正に関する法律に基いてやっておるわけですね。
【次の発言】 これはずっと前に橋本委員の方からも質問があったように思いましたが、もう一回念のために質問をしておきたいと思います。今日の有線放送は、初めのうちの有線放送という考え方からかなり逸脱して通話を行なっておる、交換事務も行なっておる。これは公衆電気通信法並びに公社法の一体どれに違反になるのか、この際はっきりしておいてもらいたいと思います。
【次の発言】 この有線放送業務の運用の規正に関する法律において、有線放送とはということが第二条にはっきり載……

第26回国会 逓信委員会 第15号(1957/03/23、27期、日本社会党)

○森本委員 この法案についての質問をしたいと思いますが、まずお聞きしたいのは、PBXの自営が許されて以来の直営と自営とのパーセンテージと、できればそれを金額に直したらどれくらいになるということを、二十八年から三十一年までのものについてちょっと御説明願いたい。
【次の発言】 この間の松田監理官の答弁と今の答弁で、その数量は明らかになったわけでありますが、そこで最初に戻りまして、今回の改正についての問題でありますが、これを制定のときに除外しておったということについてのはっきりした理由を一つ述べていただきたいと思います。
【次の発言】 その問題はそれくらいにして、公社関係の方が来られましたので、過日……

第26回国会 逓信委員会 第16号(1957/03/26、27期、日本社会党)

○森本委員 この法案の趣旨については数回にわたって質問を行なっておりますので、最後の形のようになりますが、締めくくりの質問を行いたいと思いますので、締めくくりができるように、そのつもりで一つ答弁を願いたいと思います。  まず最初に、この前の質問のときにも私聞きましたが、はっきりした回答が得られなかったわけであります。今回の乙増の問題にいたしましても、こういう問題については、大体電電公社のいわゆる公衆電気通信法の精神からいたしましても、こういうものを電電公社が一貫してやるのが大体の精神ではないかという点を政府当局にまずお聞きしたいわけであります。

第26回国会 逓信委員会 第17号(1957/03/29、27期、日本社会党)

○森本委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま可決されました公衆電気通信法の一部を改正する法律案に対し、次の附帯決議を付すべき旨の動議を提出いたします。  まず附帯決議の案文を朗読いたします。    公衆電気通信法の一部を改正する法律案に対する附帯決議   公衆電気通信事業の円滑な運行を期するには、その設備が末端に至るまで一体として、厳密な技術の一貫性と規格の統一性とを保持することが緊要である。かかる要請に鑑み、改正後の公衆電気通信法第百五条の実施に当っては、政府ならびに公社当局は、技術基準の設定、設備の検査、工事担任者の認定及び設備の保存者を異にする場合における保守責任の分界等につき……

第26回国会 逓信委員会 第18号(1957/04/03、27期、日本社会党)

○森本委員 だいぶ時間がたっておりますので、私は簡単に質問をしておきたいと思いますが、今のUHF、VHFの問題については、また日をあらためて別の角度から質問をしたいと思います。  そこでこの前の委員会以来、教育放送の問題が一番問題になっておりますし、また現在の審議会においても問題になっておるわけです。そういうことを私は当初から考えて、当委員会の席上において、一体郵政当局としては電波監理審議会における答申がいつ出て、実際的にどういうふうに具体的日程を立ててやっていくつもりであるかということを二回にわたって質問して、これは速記録にもはっきり載っておりますが、その日にちもあなたの方からはっきり答弁が……

第26回国会 逓信委員会 第19号(1957/04/06、27期、日本社会党)

○森本委員 局長に特にお聞きしておきたいのですが、先ほどの竹内委員の質問と上林山委員の質問とは、だいぶ食い違ったところがあります。ところがそれに対する回答は、いわばどちらにもよいような回答をしているわけです。そして実際の肝心の問題については、委員会の論議においては一つも明らかになっておらぬわけです。この問題についてはもうずっと前に私どもの方から質問をして、局長も納得をしたような形の答弁をしておったので、それ以来質問をしていなかったのです。ところがきょうの竹内委員の質問を聞いておって、さらにそれに対する回答を聞いておりますと、妙にまたその方針が危ないというふうな気がいたしますので、本日は私別個の……

第26回国会 逓信委員会 第20号(1957/04/09、27期、日本社会党)

○森本委員 きょう参考人の方々に当委員会として来ていただいて、非常に貴重な御意見をお伺いいたしましたが、その趣旨は今日のテレビのチャンネル・プランがVHFの十一チャンネルで、それは田口参考人が言われたように教育テレビの問題で非常に紛糾をしているわけであります。そこで今日この混乱を除去する意味において、UHFとVHFを混合したところの全国的なテレビのチャンネル・プランをこしらえたらどうか、技術的に可能性があるならばそういうふうにしたらどうかという意味で、その権威の方々に来ていただいて御意見をお伺いしたわけであります。そこで最終的に私は今までの御意見で十分わかりましたが、まず高柳参考人にお聞きした……

第26回国会 逓信委員会 第21号(1957/04/10、27期、日本社会党)

○森本委員 まず大臣にお聞きしたいのですが、この間うち新聞に報道されておりますけれども、今回の公共企業体等労働委員会の仲裁裁定の郵政大臣としての取扱い、それから今までの閣議の動き、そういうようなものについて大略の御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、これの財政的な措置というものが一番問題になってくるわけでありますが、過日新聞の報道によりますと、大体五十億円の財源が要る。それで約二十三億円程度は現在の増収でまかなうことができる。しかしあとの二十七億円程度というものは郵便料金の値上げをしなければ特てない。仲裁裁定を実施するならば郵便料金の値上げをしなければならぬ、こういう態度を大臣の……

第26回国会 逓信委員会 第23号(1957/04/25、27期、日本社会党)

○森本委員 この前理事会を通じまして資料を要求しておりましたので、一応当局の方では明らかであろうと思いますので、質問をしたいと思います。  実はこれは私の選挙区でありますが、高知県の大崎という郵便局で外勤者の久原正隆という人が、昭和三十二年の一月二十一日の午後八時ごろ、保険の募集の途中におきまして転落死亡しておりますが、このことについての状況を一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 その当時労働組合と当局との間には超勤の三六協定が締結されていなかったはずでありますが、この人の当日の勤務時間についてはどうなっておりましたか。
【次の発言】 本人がなくなられて非常にお気の毒だし、すでにこの人……

第26回国会 逓信委員会 第24号(1957/05/07、27期、日本社会党)

○森本委員 まず最初に過日の大臣の提案理由の説明で、この法案を提案した理由というものが述べられておりますけれども、この法案を提案をした理由というものがやはりどうしてものみ込めぬわけであります。この有線放送電話を今回提案をした理由というものは、現在全国で行なっておるところの例の有線放送に関する法律においてでき上っておるところの、いわゆる農村電話というものが、現在の公衆電気通信法並びに有線放送業務の運用の規正に関する法律の違反の疑いが非常に濃い。そこでこのままではどうもこれは違反の疑いが濃いどころではない。まあ政府当局だからそういうことははっきり言えぬけれども、これは明らかに違反である、こういうこ……

第26回国会 逓信委員会 第25号(1957/05/11、27期、日本社会党)

○森本委員 先に断わっておきますが、あまり時間がありませんので、答弁をせられる方も一つ要領よく要点をつかんだ答弁をお願いしたいと思います。  まず今の個人の問題でありますが、次官はちょっと感違いをしておるように考えますので、この点は重大でありますので私は特にただしておきたいと思います。この有線放送電話を営利を目的として行うものでないということに、第四条第三号で限定をした法のゆえんというものは、大体これは当初この委員会においても論議をせられたときに、やはりこういうものは農協もしくは地方公共団体に許可すべきであって、個人には許可すべきでない、こういう意見が大体当委員会における与野党一致した意見だっ……

第26回国会 逓信委員会 第26号(1957/05/13、27期、日本社会党)

○森本委員 決算の問題でえらいところへ行きましたが、私もその問題が出ましたので一言申し上げておきたいと思います。先ほどの小松副会長の御答弁によりますと、伝統的に三十何年間をそういうことでやってきたということは、確かにそれはけっこうですけれども、今の情勢とそれから三十年前のところ、そのうちの二十年ぐらい前とはだいぶ情勢が違うわけです。それから今回のテレビの許可の問題についても、今までの情勢と民放がある今日の情勢とはかなり違ったものがあるわけです。だから、私は当委員会においてもしばしばNHK当局に対して、予算的措置その他ということでなしに、具体的な計画があるならば、民放と同様に申請書等も出して――……

第26回国会 逓信委員会 第27号(1957/05/14、27期、日本社会党)

○森本委員 会計検査院の方が来ておられますので、ちょっとお尋ねいたします。先ほどの御説明では、何らこれに関する注意をすべき事項はない、意見もないということでありましたし、なおこの国会に対する説明書の中でも、会計検査院長の名前でそういうことになっております。これはまことに喜ばしい検査の結果であるとは考えますが、ただ口頭の注意事項とか、その他の注意事項というものは一切なかったわけですか。
【次の発言】 それはわれわれとしてはまことにけっこうなことで、同慶にたえないと思いますが、そこでちょっと会計検査院の方にお尋ねいたしますけれども、たしか二十九年のこの日本放送協会の会計検査の際にラジオ・サービス・……

第26回国会 逓信委員会 第28号(1957/05/15、27期、日本社会党)

○森本委員 国際電電の参考人の方にはお忙しいところを御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。国際電電につきましては、この五月の二十九日に株主総会があるそうでありますが、その総会にかかる議案の内容を見てみまするに、この前の当委員会でやったときから見ましても、かなり営業成績が上っておるようでありでございます。そこで、国際電電の営業に関する内容について若干御質問を申し上げたいと思いますが、その前に電気通信監理官の方にお尋ねをいたしたいと思います。何か国際電電の方で機械の保守を行うための別途の会社を設立するというふうな動きがあるやに聞いておりますが、それについて監理官の方としてそういう報……

第26回国会 逓信委員会 第29号(1957/05/16、27期、日本社会党)

○森本委員 関連して。これはもっと具体的によく説明しないと、請願者の方が誤解をすると思うので、あなたの方でもよくもっと詳しく答弁をしてもらいたいと思う。これはあなた方も御承知のように、大阪から眉山を通って眉山から雲辺寺を通って、雲辺寺から高知が今年度三十二年度の計画になっているわけです。それでこの請願というものは、この大阪―眉山―雲辺寺、雲辺寺から高知へというのが三十二年度にでき上る。それで、それと別個に、雲辺寺から松山に引け、こういう請願だろうと思う。ところが当初の電電公社の計画の通り大阪―眉山―雲辺寺―高知―松山―別府、こう通ったところで、松山については何ら変化がない。ただ問題は電電公社が……

第26回国会 逓信委員会 第32号(1957/08/12、27期、日本社会党)

○森本委員 新しい大臣になられましてこの間第一回目の委員会がありましたが、私ちょうど所用がありまして出席ができなかったので、きよう初めて新しい大臣と政務次官とにお会いをして質問をするわけでありますが、まず最初に申し上げておきたいことは、この委員会でいろいろ質問をしてきましたが、大体歴代の郵政大臣はようやくこの郵政業務になれてきた時分に交代するということでありまして、委員会においてよろしいという御回答がありましても、それがほとんどできずじまいに交代をするということが非常に今日まで多かったわけでありますので、そういうことのないように、幸い今回の田中大臣は非常に年令も若いし優秀な大臣であるということ……

第26回国会 逓信委員会 第33号(1957/09/16、27期、日本社会党)

○森本委員 協会側にいろいろ来年度の予算等についてもお伺いをしたいし、また料金等の問題についても相当これは突っ込んだ質問をしたいと思いますが、いろいろテレビの計画等、あるいはFMの計画等、あるいは国際放送の問題等についてもお聞きしたいことがございますけれども、これは短期間に質問をいたしますと誤解を生ずる点もあろうと思いますので、次の委員会でそういう点について詳細に質疑応答を行いたいと思いますので、本日はその点私は省略をいたしますが、ただ大臣に、ちょっと気にかかる点でありまして、また今非常に一般が注目しておる点について聞いておきたい点がございます。それはこの前の委員会におきまして、私が質問をして……

第26回国会 逓信委員会 第34号(1957/10/11、27期、日本社会党)

○森本委員 私も一応NHK当局に御忠告を申し上げておきたいと思うのですが、それは橋本委員、それから椎熊委員、今の粟山委員の言われたことも、三人ともこれはいろいろ言われましたけれども、意見は一緒である。その点について社会党としても全く意見は一致しているわけです。この点については、前から当委員会においても論議せられて、あなたたちも参考人として呼んで、そうしてわれわれとしては、この問題については激励してきた。そこでNHK当局としても、この教育放送の問題については、いろいろ積極的に運動をせられてきておったこともあった。しかし現実の問題として、橋本委員なり椎熊委員の方から、そういう問題について質問をする……

第26回国会 内閣委員会 第24号(1957/03/28、27期、日本社会党)

○森本委員 今の無集配局の問題で質問いたしますが、簡単に隣局から差し繰ってやるという場合、一体具体的に、その隣局から差し繰ってやるというのは、どういう事務に携わっておるものを差し繰ってやるわけですか。
【次の発言】 具体的には、たとえば、無集配局の場合は、為替、貯金と、それから委託業務と保険の受付をやる。そうするとそのものを受け持っておるところの集配局の人員を差し繰ってやる、こういうことになるわけですね。
【次の発言】 それは、その局からの差し繰りでやるというのは、大体五十局のうちのどのくらいですか。
【次の発言】 どこにどうきめるということに全然きまっておらなくとも、一応無集配局を設置すると……

第26回国会 内閣委員会 第25号(1957/03/29、27期、日本社会党)

○森本委員 時間もないようですから、質問も簡潔にやりますので、答弁も簡潔にお願いしたいと思います。すべての官公署の中で、看護婦用の定員は大体どのくらいありますか。
【次の発言】 各省のそういうところの医務室あるいは病院等におけるところの看護婦と、それから厚生省の所属の国立病院の看護婦、これは三つに分けぬと性格が違いますので……。
【次の発言】 簡単に御答弁願いたいというのは、今言ったように、国立病院系統の看護婦何ぼと、それから各行政機関における看護婦が何ぼと、その回答だけでいいのです。わからなければわからぬと、そういう回答でいいのです。

第27回国会 逓信委員会 第2号(1957/11/04、27期、日本社会党)

○森本委員 この郵便貯金法の改正について関連をして質問をしたいと思いますが、三十二年度の予算において資金運用部の郵便貯金の金が回っておる分については今何ぼありますか。
【次の発言】 六千九百、二十二億円でありますが、そういうことになりますと、三十二年度の予算の投融資計画におけるこの資金運用部の内訳をちょっと御説明願いたいのです。
【次の発言】 その合計の四千九十一億円でなくて、二千百二十八億というものは、資金運用部資金のうちで郵便貯金の分が使われておるということですね。そこでその内訳を、これは予算審議のときに聞いたこともありますが、もう一例御説明願いたいというわけです。

第27回国会 逓信委員会 第3号(1957/11/06、27期、日本社会党)

○森本委員 まず最初に、この間の当委員会の質疑応答における大臣の答弁の中で、私帰って静かに考えてみて、ちょっとおかしい点がありますので、これを一つ大臣に聞いておきたいと思いますが、それは本年の貯金の目標額が千百五十億円である、この貯金法が十二月一日から改正された場合には、さらに本年度において百億円これが増加になる、そうすると本年度において千二百五十億円になる、こういう答弁があったわけですが、そういうことになると、本年度の三月末までに、百億円目標額がふえるということになりまして、これはなかなか容易ならざる金額でありますので、この点はおそらく下部の現業の従業員は非常に心配せられると思いますが、これ……

第27回国会 逓信委員会 第4号(1957/11/12、27期、日本社会党)

○森本委員 本請願の請願者は高知市宝町四十七番地竹村義勝外二十三名の者でありまして、請願の趣旨は、高知市宝町に無集配郵便局設置の件であります。本請願の要旨は、高知市宝町は最近著しく発展しバスの運行が開始されたほか、あらゆる必要なる機関が続々として設置されつつあるが、いまだ最も必要を感じている郵便局の設置のないことは、まことに遺憾である。ついては、高知市宝町に郵便局を設置されたいというのであります。
【次の発言】 請願者は高知県香美郡野市町藤村正義外二十三名の者でありまして、本請願の要旨は、高知県香美郡野市町に所在する高知無線野市受信所は、昭和十二年十月に旧陸軍航空無線用として建設された際、地元……

第27回国会 逓信委員会 第5号(1957/11/14、27期、日本社会党)【議会役職】

○森本委員長代理 これより会議を開きます。  まず請願の審査を行います。  本日の請願日程第一より第一八まで十八件を一括議として採決いたします。本日の請願日程中、第一ないし第一〇、第一二ないし第一八の各請願は、いずれもその趣旨が妥当なものと思われますので、これを採択の上、内閣に送付すべきものと決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。  なお残余の請願についての態度は保留いたします。  次に陳情書につきましては、近畿地方教育テレビ放送実現に関する陳情外二件が本委員会に参考送付されておりますので、御報告申し上げます。  なお、ただいま議決いたしました……

第28回国会 運輸委員会 第1号(1957/12/23、27期、日本社会党)

○森本委員 ちょっとお尋ねいたしますが、まず国鉄当局とそれから運輸省の自動車当局に事務的にお聞きいたしたいと思います。過日、十二月五日に、私どもの選挙区でありますが、高知県の物部村というところで国バスが転落をいたしまして、三十一人が重軽傷を負ったのであります。ところが三カ年前にも同じ路線においてやはり国バスが転落をいたしまして、約五十名の死傷者が出ておるのであります。今回これが二度目であります。この前物部村影において事故が起きた場合におきましても、運輸当局並びに国鉄当局が非常に遺憾の意思表示をされ、自今絶対にこういう事故はというようなことでおさまっておったわけでありますが、今回同じ路線におきま……

第28回国会 運輸委員会 第2号(1958/01/28、27期、日本社会党)

○森本委員 関連。そのことでちょっとおかしいと考えますのは、徳島の気象台が発令したのが十七時、一般の加入電話というものがあって、気象台の方からその加入電話を通じて、電報でなくして直接に通知をするという方法と、それからもう一つは気象電報によって通知をする、その二つがあると思うのです。その二つについては、任意加入という格好になっておることはなっておると思いますけれども、実際問題として、こういう汽船会社の営業所等がこの中に入っておらないというようなことについては、そういう点の行政指導を一体どういうようにやっておるのか、その辺が非常にわれわれとしてはふに落ちぬ。発令が十七時にされておって、船は十七時三……

第28回国会 運輸委員会 第12号(1958/03/07、27期、日本社会党)

○森本委員 この航空法の一部改正に関連をいたしまして、私はおもに航空通信の観点から質問を行いたいと思います。現存の日本の飛行場において航空通信の設備のない飛行場はどのくらいあるのですか。いわゆる保安通信設備のない飛行場はどのくらいありますか。
【次の発言】 そうすると航空通信というものを、保安通信というものの定義を大体どういうように考えられておりますか。いわゆる通信というものとそれからいわゆる航空保安という面の通信設備というものとの解釈をどう考えておられるのですか。
【次の発言】 そこで私がお聞きしておりまするのは、これはむろん飛行機で通信設備がない飛行機はないと思いますが、飛行機で通信設備が……

第28回国会 逓信委員会 第1号(1957/12/23、27期、日本社会党)

○森本委員 私も今の椎熊委員がお聞きしたことについて聞いておきたかったわけでありますが、これはこの前の委員会においても私の方から質問をいたしましたように、当然これは経営委員会の背任であって、大臣としては直接どうこうという問題ではないわけであります。しかし一応監督官庁としての、大臣としての立場もあるわけであります。そこでわれわれの方としても、できれば経営委員長を当委員会にお呼びをして、いろいろ内容についても聞いておきたいと思っておりましたが、時間的な関係で聞くことができなかったわけでありますが、先ほど来大臣の答弁にもありましたように、今の段階としてはNHKとして一番重要な段階でありますし、また予……

第28回国会 逓信委員会 第3号(1958/02/14、27期、日本社会党)

○森本委員 大臣がおりませんので、ちょっと事務的な面だけ聞いておきたいと思います。きょういただきました資料によりますと、大正五年の二百五十円から今日の二十万円までの保険金の最高制限額の引き上げの沿革がずっと載っております。この間にいわゆる民間生命保険と違って、小額保険は簡易生命保険に限るということが法的にも規制をされておったことを私は記憶をしておるわけでありますが、それがいつごろになくなって現行のようになったか、そのことをちょっと説明願いたいと思います。
【次の発言】 独占規定がなくなったのが昭和二十一年といたしますと、今日は民間生命保険も簡易生命保険も同様の扱いを受けておるわけでありますが、……

第28回国会 逓信委員会 第4号(1958/02/18、27期、日本社会党)

○森本委員 その前に資料の要求を一つだけしたいと思います。聞くところによりますと、電電公社の工作工場を廃止するとかしないとかいうことで、若干紛争を来たしておるようでありますが、その問題はきょう質問するのをやめにいたしまして、資料として電電公社の現在の工作工場の任務と、その仕事の内容、人員、それから現在置かれておるところの場所、そういうものの詳細な資料を一つお願いしたいと思います。それから新しく工作工場をどのように変更をするかというようなことについての計画の資料があれば、その変更の資料というふうに工作工場に対する資料の御提出を要求しておきたいと思います。

第28回国会 逓信委員会 第5号(1958/02/19、27期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと関連して。先ほどからの大臣と郵務局長の答弁を聞いておると、竹内委員の質問に対して非常に食い違いがあると思うのですよ。というのは配達回数、それから投函、そういうものについてのサービスが非常に足りない。郵便の取扱いのサービスはそれが重点ですから、そのことを竹内委員はさっきから言っておるのであって、大臣は先ほどから二千局の四等局制度の設置を自分が新聞に言ったものだから、そのことだけしか頭にない。置局問題を一生懸命言うけれども、そういう置局をしても、実際問題としてこれは郵便の直接のサービスにはそんなに関係はない。いなかの方には、速達の受付をやってもそれが速く行くというふうなことはな……

第28回国会 逓信委員会 第6号(1958/02/20、27期、日本社会党)

○森本委員 まず郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所に関する法律の一部を改正する法律案についての質問を行いたいと思いますが、まずこの中で総括的に質問をしてみたいと思いますのは、今度現金封筒をこれに加味したということが載っておるわけであります。一体売りさばき所に現金封筒を置けば便利になることは確かに間違いないわけでありますが、これを買う人があると解釈してこういうものを入れたのですか。
【次の発言】 それがためにきのう資料を要求いたしましたが、全国の各郵政局ごとの売りさばき所の数の資料は出ておりますか。
【次の発言】 まだ手元に来ておりませんが、そういうふうな要望が強かったというのは、どういう方……

第28回国会 逓信委員会 第7号(1958/02/21、27期、日本社会党)

○森本委員 最後に質疑というよりも要望の形で大臣に申し上げて、大臣の方からこれに対しての御回答を願いたいと思います。きのうこれは相当審議はいたしましたけれども、この歩合の引き上げについては、現在の郵政の財以状態、それから郵政の事業状態においては、やむを得ずこれを承認せざるを得ないというふうに考えますけれども、将来郵政の事業計画あるいは財政状態というものがかなり好転をした場合においては、この歩合はまだ低きに失する。だからそういう諸般の事情を考えて、将来これについては引き上げる方向に御努力を願いたい、こう要望をかねて申し上げたいと考えるわけですが、一つこれに対して大臣として明確な御答弁を願いたい。

第28回国会 逓信委員会 第8号(1958/03/01、27期、日本社会党)

○森本委員 まず質問の前に資料の要求を一つだけ出しておきますが、三十二年度上期の国際電信電話株式会社の営業報告と決算報告の資料を当委員会に提出を願いたいと思います。資料はそれだけであります。  それから何でもないことでありますけれども、特にこれは監理官に申し上げておきたいのでありますが、今回の公衆電気通信法の一部改正にいたしましても、あるいは次に出てくる日本電信電話公社法の一部改正、あるいは電話の質権の問題にしても、全部電気通信監理官を通して提案せられる法律案が、非常に不親切な提案の仕方をしておると思います。これは私は三年間ずっと見てきておりますが、郵務局、保険局、貯金局が提案する法律案という……

第28回国会 逓信委員会 第9号(1958/03/04、27期、日本社会党)

○森本委員 郵政関係の問題で、特にきょうは過日の委員会におきまして私の方から大臣の方に申してありますところの、例の大臣の所管事項の説明の中にありました特定郵便局制度調査会に関連をして質問を行いたいというふうに考えておりますが、その前にきのうの夕刊あるいはけさの朝刊を見てみますと、郵政省関係の労働関係がなかなか微妙に動いておるというふうな記事が載っておるわけでありますが、現在の郵政省関係の労働問題について若干の御説明を願いたいわけです。
【次の発言】 現在のところ紛争を起す原因は一つもないということでありますが、それは大臣のおっしゃられる通りでしたらまことにけっこうなことであります。しかしきのう……

第28回国会 逓信委員会 第10号(1958/03/05、27期、日本社会党)

○森本委員 この問題についての質疑応答はいずれ日を改めて、この前言った通りゆっくりやりたいと思いますが、この間の委員会でも私は言いましたけれども、どうも電気通信監理関係の説明の資料というものは非常にまずいですよ。それから今のような説明をなぜ要旨にして書いて、資料として出してもらえぬのかということを前から言っておるわけです。今度の日本電信電話公社法の一部改正にしても簡単なる提案です。これを一つにまとめて、貯金局なり保険局なりがやっているような資料にしてぜひ出してもらいたい、こう考えておるわけですから、この公衆電気通信法の一部改正についても、これだけの膨大なる条項でありますので、今言ったような説明……

第28回国会 逓信委員会 第13号(1958/03/12、27期、日本社会党)

○森本委員 この公衆電気通信法の一部改正についての、この地域団体加入電話についてはいずれ聞くことといたしまして、過日、加入電信の問題について、当委員会として正式に国際電電と中央電信の二ヵ所視察をいたしまして、大体内容がわれわれとしてものみ込み得たわけでありますが、その加入電信について若干疑義の点がありますので、地域団体加入電話はあとに回しまして、加入電信の点についてお聞きをしたいと思います。  まず第一番目に、この加入電信についての現在の料金をお聞きしたいと思いますが、現在の料金はどうなっておりますか。
【次の発言】 その市内通話の三分間の三十円というのは、これは市内相互間の加入電信が行う通話……

第28回国会 逓信委員会 第14号(1958/03/14、27期、日本社会党)【議会役職】

○森本委員長代理 これより会議を開きます。本日は委員長が所用のためお見えになりませんので、理事の私が委員長の職務を行います。  放送法第三十七条第二項の規定に基き、国会の承認を求めるの件を議題とし、審査を行います。質疑の通告がありますので、順次これを許します。原茂君。
【次の発言】 私もこのNHKの予算については、いろいろこまかい質問もありますけれども、残念ながら個人的な事由によって二日間質問することができませんので、きょう一時間程度、この予算の内容について若干質疑を行なっておきたいと思います。  その前に私は、きのう私と大臣との質疑応答を聞いていただいて、会長としてはかなり感慨無量の感があっ……

第28回国会 逓信委員会 第17号(1958/03/26、27期、日本社会党)

○森本委員 今回の振替貯金法の一部を改正する法律案は非常に簡単な改正案でありますけれども、この前郵便振替貯金法の改正をしたばかりでありまして、またすぐこういうふうに改正するということについては――これは今の大臣のときでありませんので、現在の大臣にはその点の責任はないと思いますけれども、この振替貯金法は、たしか二十四国会でありましたか、改正をいたしまして、私の方から質問をしたわけであります。そうしてまたすぐこういう改正案を出さなければならないということは、はっきり申し上げまして、事務当局の将来の見通しの誤まりじゃないかということを考えるわけであります。特にこの改正の主要点でありますところの第三点……

第28回国会 逓信委員会 第18号(1958/03/27、27期、日本社会党)

○森本委員 きのう大臣に御質問申し上げておった点についての回答を伺いたいと思いますが、大臣がまだおりませんので、あとで大臣が来られてからその点をお尋ねいたします。今の竹内委員から質問のあった点でありますが、私はこの点についてさらに補足して質問をしておきたいと思います。その前に、この振替貯金のいわゆる口座に置く金の金額の制限というものは、現在の条文においてはありませんか。
【次の発言】 それでこれは金利は幾らですか。
【次の発言】 これは税金関係については、全然無税ですか。
【次の発言】 これはこの前の郵便年金法の改正のときにも問題になりましたが、これが悪用せられると、この点については金額に制限……

第28回国会 逓信委員会 第19号(1958/03/28、27期、日本社会党)【議会役職】

○森本委員長代理 上林山榮吉君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。     午後一時三十七分散会

第28回国会 逓信委員会 第20号(1958/04/01、27期、日本社会党)【議会役職】

○森本委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が所用のためお見えになりませんので、理事の私が委員長の職務を行います。  公衆電気通信法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を行いますいます。質疑の通告がありますので、順次これを許します。早稻田右エ門君。
【次の発言】 この問題については後日、日を改めていろいろ詳細にお聞きしたいと思いますが、ただ一点だけ、今の吉澤説明員の答弁にちょっと納得がいかぬ点がありますので、聞いておきたいと思います。この地域団体加入電話にスピーカー・テレホンをつけるということは、監理官、これは合法的ですか。

第28回国会 逓信委員会 第21号(1958/04/02、27期、日本社会党)

○森本委員 まず第一に野村参考人にお聞きしたいと思いますが、きょうは普通の委員会と違いまして、参考人をお招きして御意見を聞く会でありますので、平生の委員会におきまして会長と質疑応答を行うような質問は行いたくないと考えますけれども、きょうの会長の参考人としての供述は、平生当委員会において行うところの今までのNHK当局の考え方と、若干変った点があるのじゃないかというように考えますので、あえて私は会長にお聞きしたいと思います。  今回の放送法の改正案については、当初は確かにNHK当局も相当猛烈に反対しておったわけであります。そこで先ほど言われましたように、確かにだんだん自民党並びに政府が当初考えてお……

第28回国会 逓信委員会 第23号(1958/04/08、27期、日本社会党)【議会役職】

○森本委員長代理 これより会議を開きます。  この際理事の補欠選任についてお諮りいたします。理事松前重義君から理事を辞任いたしたいとの申し出がありますので、これを許可し、その補欠として井手以誠君を理事に指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 この法案の審議についてもだんだん切迫をして参りましたので、おそらくこれが最後の質問になると思いますが、まず最初にお聞きしておきたいと思いますのは、第十二条の二の「公社又は会社は、公衆電気通信役務であって、この法律で定めるもの以外のものを試行的に提供することができる。」こ……

第28回国会 逓信委員会 第24号(1958/04/09、27期、日本社会党)【議会役職】

○森本委員長代理 これより会議を開きます。  この際、理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。理事井手以誠君が理事を辞任いたしたいとの申し出がありますので、これを許可し、その補欠として松前重義君を理事に指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に公衆電気通信法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  竹内君より本案に対する修正案が提出されております。まず修正案の趣旨説明を求めます。竹内俊吉君。
【次の発言】 これにて修正案の趣旨説明は終りました。  修正案に対する質疑がないようでありますので、……

第28回国会 逓信委員会 第26号(1958/04/12、27期、日本社会党)

○森本委員 今の大臣の答弁について、先にお聞きしておきたいと思います。それで大臣が言われたようにこういう法律そのものを規定するというのが、非常におかしいわけであります。本来ならば電話というものは申し込みをすればすぐつく、こういうのが電話の本来であります。そういうことになれば、こういう電話の加入権の質権ということについては、全然要らないということになるのが当然でございます。そこで昭和三十八年三月三十一日までの時限立法にしたということについては、その三十八年の三月ごろになると、今言ったように電話を申し込んだらどこでもすぐつく、こう仮定をして立案したのかどうか、それを一つお答え願いたいと思います。

第28回国会 逓信委員会 第27号(1958/04/15、27期、日本社会党)

○森本委員 大臣がまだ来ていないようでございますので、おもに事務的な方面の質問をしたいと思いますが、まずこのお年玉つき郵便葉書等の発売に関する法律の一部を改正する法律案の中で、本年度の発行予定額というものはどうなっておりますか。
【次の発言】 これは過日新聞に閣議で決定になったということが載っておりましたが、まだきまっておりませんか。あの閣議決定というのはそれではうそですか。
【次の発言】 そうすると、これは正式に閣議決定事項にはまだなっておらないわけですか。
【次の発言】 これは閣議決定事項でないことは私どもも重々承知しておりますけれども、具体的に新聞には閣議に報告をして了承を得た、こういう……

第28回国会 逓信委員会 第28号(1958/04/16、27期、日本社会党)

○森本委員 きのうこのお年玉つき郵便葉書等の発売に関する法律の一部を改正する法律案について私の方から質問いたしまして、ちょうど大臣がおられませんので、おもに政務次官と事務次官の方からお答えになりましたが、その中で外国の例を見た場合に、お年玉つき郵便葉書等の発売に関する法律というふうなものの外国の例では、その寄付金のうちの一割程度はその直接担当いたしますところの従業員の福利厚生施設に回してもよろしいというふうな法律もあるということで、郵政省としても、そういうことについてはできれば望ましいけれども、そんなことをわれわれの方からは、口幅ったくて言うわけにいかぬので、そういうことについては全然この法律……

第28回国会 逓信委員会 第29号(1958/04/18、27期、日本社会党)

○森本委員 簡単に願いますというヤジが初めからありまするけれども、日本電信電話公社法の一部を改正する法律案についての社会党の質問はきょうが初めてでありまするので、そう簡単に参らぬということを最初に申し上げておきたいと思います。  それでまず最初に、今回の日本電信電話公社法の一部を改正する法律案の主要なる目的が監事を置くということにあるわけでありますが、そこで現在の電信電話公社の監察制度について若干の御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると現在の監査機構としては本社に監査局があって、通信局に監査部がある、こういうことですか。

第28回国会 逓信委員会 第30号(1958/04/22、27期、日本社会党)

○森本委員 このお年玉つき郵便葉書等の発売に関する法律の一部を改正する法律案について、この間から懸案になっております最後の質問をしたいと思いますが、それは例のこの法律案が通る前に行なっておりますところの、郵政大臣と厚生大臣との三協定の問題でありますが、この三協定の問題については、これはこの法律案が可決になって、その法律の上に立ってこういう協定を結ぶべきであって、この協定は一応この法律が通る前には私は破棄するというのがほんとうであるというふうに考えますが、一応この協定については破棄をせられまして、そうしてこの法律が通った暁において、この法律の施行の条件の上に立って協定を結ぶというのが、妥当だと思……

第28回国会 内閣委員会 第29号(1958/04/10、27期、日本社会党)

○森本委員 私はおもに郵政省関係を中心にして質問を行いたいと思います。  まず最初に行政管理庁の長官がおりませんので、政務次官でけっこうでありますが、来年度の公務員制度調査会の結論により云々というような答弁が、先ほど同僚横路委員の質問に対してあったのでございますが、この問題を公務員制度調査会が結論を出す場合には、相当大きな問題でありましょうし、またその方向についても非常に大きな関心をわが党としても持っておるわけであります。その中で、私が特にお聞きしておきたいことは、従来この定員法によって定員が縛られておるわけでありますけれども、この国会におきましても、前あたり相当われわれの方から質問をいたしま……

第28回国会 予算委員会 第13号(1958/02/27、27期、日本社会党)

○森本委員 まず最初に農林大臣にお聞きしたいと思います。  新聞で見ますと、農業協同組合並びに漁業協同組合関係の職員の共済年金制度を設ける、国会にその法案を提出するというふうに載っておりましたが、これは事実その通り行われるわけでありますか。
【次の発言】 それで、その問題についてはわかりましたが、もう一度農林大臣に聞いておきたいと思います。それに関連をいたしまして、この問題とは全然性質は違いますが、あなたの部下でありますところの農林省の職員の現在の恩給、退職年金、こういう制度を共済年金に切りかえる、こういうことを計画しておると思いますが、それについての予算措置を農林省としては行なっておりますか……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 決算委員会 第2号(1958/06/25、28期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと労働省の方にお聞きいたしたいのです。この二六四ページの不正行為をした職員というのでありますが、まず最初にお聞きしたいのは、こういう労働基準監督署等における経理の自治監査というものは、大体どういうふうにやっておりますか。
【次の発言】 その場合、この労働基準局の監査、それから本省の監査、現場における監査というふうに言われましたが、年にどのくらい検査をやっておるのですか。
【次の発言】 これは各省とも同じだろうと思いますが、そういう自治経理検査というものも大いにやっておると思いますが、これを見ると、二十七年三月から二十九年にわたってこれがなされておるわけでありますが、これの発覚……

第29回国会 決算委員会 第3号(1958/06/27、28期、日本社会党)

○森本委員 三十一年度決算に対する質問でありますが、私はその前に、当面国鉄当局の支出の件について、不当なる支出がありはしないかということでうわさをされておる問題がありますので、その問題を緊急に質問したいと思います。  それは本年の五月十七日に東南アジア鉄道関係者が約二時間、国鉄の敦賀駅の関係を視察いたしましたときが、国鉄の当局が東南アジア鉄道関係者の視察に対しましていわゆる見せかけ工事を行いまして、そうして表面だけ視察団にさも印象をよくしようというふうなことで、むだな支出を行なったというふうなことが言われておるわけであります。現地ではかなり新聞でも報道され、あるいはまたラジオでも報道されて、若……

第29回国会 決算委員会 第8号(1958/09/02、28期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと簡単に聞いておきたいと思います。先ほどの防衛庁から出ております「次期戦闘機の選定について」という資料の問題でございますが、この資料の中で、鈴木さんも問題にしておりましたが、F11F―1Fというというものと98Jというのは同一であるということがここに書いてあるのです。しかしあなたの説明では、これが同一でない、こういうように先ほど説明しておったわけでありますので、この防衛庁から出ておりますところの資料の書き方は、明らかにあなたの見解では間違いである、こう確認をしてよろしゅうございますか。
【次の発言】 だから、あなたの考え方はそういう考え方だから、あなたの考え方に立ってこの防衛……

第29回国会 決算委員会 第9号(1958/09/09、28期、日本社会党)

○森本委員 証人にまず最初にお聞きしたいことは、F86戦闘機について先ほど来この委員会において岸国防会議議長との間にいろいろ質疑応答がありましたが、われわれが知っている範囲内においては、すでにこれはもう時代おくれであるというように聞いているわけであります。事実政府が発行しております文書の中にもそういうことが明確に出ているわけでありますが、これについてまだあと二百機くらい生産を続けていかなければならないということもいわれております。これに対して証人はどうお考えですか。
【次の発言】 この政府発行の「日本の財政」という本の防衛関係というところにも、はっきりとこれはすでに時代おくれであって、次期戦闘……

第29回国会 逓信委員会 第2号(1958/06/19、28期、日本社会党)

○森本委員 まず最初に、郵政大臣にお聞きしたいと思います。それは、選挙が終りまして直後に、前の田中郵政大臣が新聞に談話を発表いたしまして、非常に大きな反響を呼んだわけでありますが、しかも各社の論説あるいはそれぞれにおいて、郵政大臣の意向に対して反対の態度を表明しておったわけであります。それは例のFM放送の問題であります。この問題については、私はこの発表の仕方が非常にまずかったのではないかというふうに考えておりますし、また、その真偽が明らかでないので非常に誤解を招いている点もあるのではないか。たとえばFM放送の発表におきまして、十三億円の補助金を出して全国一律に中波放送というものをFM放送に切り……

第29回国会 逓信委員会 第3号(1958/06/25、28期、日本社会党)

○森本委員 前会の大臣の所管事項説明に対する質問で、全逓の問題についての質問を行いました。質問に入る前に私はちょっと資料を要求しておきたいと思います。郵政省関係の日本逓送株式会社の陣容とその構成、その資本、営業成績の資料を御提出願いたいということを要求しておきます。  さっそく質問に入りますが、全逓の処分の問題に対する質問をあと回しにいたしまして、私は現在の郵政関係の重要なる行政事項について、大臣の一応の所見を伺っておきたいと思います。まず第一番目にお伺いしたいのは、これも田中前郵政大臣が新聞に発表いたしまして非常に反響を呼んだことでありますが、放送法の改正について再度提案をするということをこ……

第29回国会 逓信委員会 第4号(1958/06/27、28期、日本社会党)

○森本委員 この前に私が大臣にも御忠告を申し上げたように、今日の政府が一方的に首を切った者が、労働組合においてこれが正規の代表機関であるかどうかについては、過日あなたは予算委員会におけるわが党の楯代議士の質問に対しても、労働大臣においても、この点については明らかにようしておらぬ、これはいまだに労働組合と政府当局との争いだ、裁判ざたになっておる問題なんだ。だから、この問題についてはそう軽々にものを言ってもらいたくない。特に労働組合がそれぞれの大会を控えて、大会において自主的に労働組合がそれぞれの役員を決定しようという段階において、政府当局と労働組合とが裁判になってまだ争っている。これは法的にも、……

第29回国会 逓信委員会 第6号(1958/07/03、28期、日本社会党)

○森本委員 この法律については参議院でも審議をし、当委員会においても審議をし、審議がかなり大詰めに入っておる段階でありますが、そこで重要な事項だけを最後に質問しておきたいと思います。  この法律については、御承知のように解散前の前国会におきましても非常に紛糾をいたしまして、参議院で修正をされてそれが審議未了になったわけでありまして、衆議院の逓信委員会におきましても、解散前の国会において質疑応答が前大臣との間になされておるわけでありまするが、それを全部確認をしてくれればこれは一番手っとり早い話でありますけれども、新郵政大臣としては慎重に検討したあげくこれを出されたと思いますので、私は新しい郵政大……

第29回国会 逓信委員会 第8号(1958/07/10、28期、日本社会党)

○森本委員 私の方から若干の質問がありますが、その前に委員長に私の方から要望しておきたいと思います。本日の委員会を開会するということはすでにわかっておったはずでありまするが、そういう委員会に対して大臣も政務次官も出席をしない、かわりに事務次官が出席をするということで、あとから来るそうでありまするが、そういうように大臣、政務次官、両方とも責任者が出席をしないということについては、私は今後委員会の運営上非常に困ると思いますので、委員長の方から強くこのことについては大臣並びに政務次官の方に要望してもらっておきたい、こう考えるわけです。あとから事務次官が来た場合には、大臣と政務次官の行き先とその旅行の……

第29回国会 逓信委員会 第9号(1958/08/12、28期、日本社会党)

○森本委員 今委員長の注意が二回にわたったわけで、今後政府としても十分注意をしてくれると思いますが、公社の方が、総裁、副総裁が来られぬということで、総裁、副総裁は千代田丸の団体交渉ということでありますが、そういうことがあるために、総裁はそういう交渉の責任者ということにはなっていない、副総裁がそういうことについては当るということになっておって、総裁はこういう場にいつでも出れるという形に、両方に分けたような格好にしてあると思うのですが、総裁はどこへ行っておられるのですか。
【次の発言】 だから私の方でも、この間の委員会において、与野党の諸君が、月にたった一回の委員会であるから、政府側の責任者並びに……

第29回国会 逓信委員会 第10号(1958/09/11、28期、日本社会党)

○森本委員 この間の委員会でちょっと質問をしようと思いましたが、ちょうど総裁が用事があって来られなかったので残念でしたが、きょうは来られておりますので、ちょっとお聞きしておきたいと思います。  まずその前に、何か今度台湾とフィリピンの通信関係について、公社が請け負ってやるというようなことが若干新聞あたりに載っておりまするが、これの詳細な説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 台湾とヴェトナムについては一応今の説明でわかりましたが、フィリピン関係にもそういう通信関係で何か公社の方が関係をするというふうなことが報道されておりますが、どうですか。

第30回国会 決算委員会 第1号(1958/10/16、28期、日本社会党)

○森本委員 この戦闘機の問題については、もともと超党派的に一つ徹底的に究明をしようということでここまで究明をしてきたわけであって、まだ高橋委員が言うような、ここで打ち切って決議云々の段階にはなっておらぬと思う。先ほど山田委員から四名の証人の喚問の申請がありましたが、その最初の二名についてはすでに当委員会において喚問をするということを決定をしながら、まだ喚問に至っていない人であります。あとの二人については、われわれがその後鋭意調査をして、その間において新しい観点から追及をしなければまだ疑惑が解けない。こういう観点から今回この四名の申請をしておるわけであります。そこで与党の諸君におかれましても、こ……

第30回国会 決算委員会 第3号(1958/10/27、28期、日本社会党)

○森本委員 ちよつと関連して。官房長官から今、新しい機種を選定する委員会については、財政的な問題等があつてその委員会の設置は今のところ考えておらないという意味の答弁があつたわけでありますが、それについてもう一ぺんはつきりと答弁を願いたいと思うのです。
【次の発言】 内閣委員会においても決算委員会においても、官房長官はしばしば、この機種の決定については今後、これは正式の委員会ではないけれども、有識者を集めた委員会を開催して、そしてそれによつて決定すると言つておられる。なお河野証人も決算委員会においてそのことを望むと言つているし、決算委員会に出てこられた川島証人もそういう発言をせられた。ただしかし……

第30回国会 逓信委員会 第1号(1958/10/08、28期、日本社会党)

○森本委員 この問題については私も相当質問がありますので、後日行いますが、きょうは緊急の問題について聞いておきたいと思います。それは、先ほど大臣なり公社の総裁の方から災害についての説明があったわけでありますが、実はこの問題について調査をしたところが、昭和二十八年の災害のときに、議員立法の特別立法において、災害を受けた職員に対して、共済組合の倍額支払いを行なっておる。前に前例があるわけであります。それについて、私の方の社会党といたしましても、一応これについては、この立法措置について、緊急にやらなければならぬということで、わが方でもいろいろ今これを検討中でありますが、これについて、政府の方としても……

第30回国会 逓信委員会 第3号(1958/10/17、28期、日本社会党)

○森本委員 先ほどの寺島委員の質問に関連をしてちょっと聞いておきたいことがありますが、かりにNHKにカラーを許可した場合には、その受信料はどうなりますか。
【次の発言】 私が聞いているのは、だからカラー・テレビをかりにNHKに許可をした場合においては、その受信料というものは現在のラジオの受信料とテレビの受信料以外に取る、こういうことなんですか、どうなんですか。
【次の発言】 先ほどの質疑応答を聞いておると、そういう問題もそれでは今のところまだ明らかになってないわけですね。
【次の発言】 そうすると大臣にお聞きいたしますが、かりにカラー・テレビについては民間放送がNHKに優先をして許可をせられる……

第30回国会 逓信委員会 第4号(1958/10/22、28期、日本社会党)

○森本委員 有光参考人にお伺いいたします。先ほどの御意見の中で、大体全部このくらいの程度ならよろしかろうというような陳述がございました。有光さんは元文部次官で、そういう方面に詳しいので特にお聞きしたいと思いますが、これも大体あなたはよろしいというお答えでしたが、第五十二条の二の改正については、これはできるならば広告放送は一切やらない方が、教育行政からしていいのではないかということが通常考えられるわけであります。あなたはこの程度ならやむを得ないということを言われましたが、できることなら学校教育放送については、広告放送は一切取りやめてもらいたい、こういうお考えではないのですか。

第30回国会 逓信委員会 第5号(1958/10/24、28期、日本社会党)

○森本委員 きょうは時間もだいぶ迫りましたので、今松前委員の方から言われましたように、この問題についてはまだ濱田局長の方からも答弁を保留されておりますし、それから今の前田参考人の答弁を伺っておりましても、まだだいぶただす必要があろうと思いますので、当委員会としてもこの問題については一応保留をして、次会の適当なときにさらにこれを継続をして質問をする、こういうことで、きょうは一応時間がきておりますので打ち切ってもらいたいと思います。

第30回国会 逓信委員会 第6号(1958/10/27、28期、日本社会党)

○森本委員 中華人民共和国との郵便物の協定の問題については今大臣から御回答がありましたが、中共との郵便物の協定については現在できないという理由が、今の情勢からしては云々ということでありまして、どうもはっきりしないわけであります。最初からまたやり直して聞いていきたいと思いますが、一体中華人民共和国と日本政府との郵便物の協定については早急に締結をしたいという意思がありますかどうか。
【次の発言】 そうするとこちらの方にはある、向うにない、こういうことですか。
【次の発言】 そうすると、交渉の場所が不一致であるというのが唯一の原因でこの協定ができない、こういうことですか。

第30回国会 逓信委員会 第7号(1958/10/29、28期、日本社会党)

○森本委員 文部大臣にはこの委員会に来られましてまことに御苦労でありますが、今回の放送法の改正については教育行政にも非常に関係がありますので、そういう観点から文部大臣に二、三の質問をしてみたいと思うのであります。  まず第一番目にお聞きしたいことは、今日のテレビの急速なる発展に応じまして国民各階層に対するテレビの影響力というものが非常に重要視されてきたわけでありますが、今回の放送法の改正についてもそういう観点からの改正の点も多々あるわけであります。そこで、こういう問題は一応文教行政の中に入ると思いまするが、今日のテレビ、ラジオ、これは各雑誌とも週間時評、あるいは新聞等においての批評、あるいはそ……

第30回国会 逓信委員会 第8号(1958/10/30、28期、日本社会党)

○森本委員 第四十九条の二は非常に重要な問題であって、この放送法の今度の問題における非常に重要な条項の一つです。その重要な条項の一つの中における、しかもその政令の内容が現在検討中であって、ここで回答できないというふうな答弁をもしするならば、われわれしとしてはこの改正案について審議ができないと思うのです。一応こういう条項を出す以上は、われわれとしては政令の内容についてはこういう用意があるということを明確にしていなければならない。今回の放送法の改正に当って、一番、民間放送についてもNHK等についても、あるいはその他の放送に関する関心を集めておる点は、この四十九条の二、これに相当のウエートがかかって……

第30回国会 逓信委員会 第9号(1958/10/31、28期、日本社会党)

○森本委員 今、小澤さんの方から質問をしておりまするのは、この間も、たった一日といえども録画というようなことについてやるということは非常に困難である、録音ということについても困難である、そういう参考人の御意見が出ておったではないか、それにもかかわらず一カ月もそういうことをやるということになったらよけい困難じゃないか、こういう質問をしておるわけです。そこで今あなたの方から初めてここに配られたこの案を見てみると、場合によっては原稿だけでよろしいというふうに認定をすることもあり得る。そこで、「原稿、録音、録画、最も適切な方法により、」こういうようなところを具体的に答弁をしていかないと、ほかのところへ……

第31回国会 決算委員会 第5号(1959/03/03、28期、日本社会党)

○森本委員 法務省関係についてちょっと聞いておきたいと思いますが、まず先ほどお話がありました法務省の中におきますところの自己監査という制度は、どういう格好になっておりますか。
【次の発言】 それで、会計検査院の方にお尋ねいたしますが、会計検査院の方からあがっておりますのはこの地方法務局の不当事項一件でありまするが、会計検査院からこれ以外に、口頭指示あるいは書面指示、そういう指示事項を法務省に対して行なったことはございませんか。
【次の発言】 そこで、その指示事項というのはどういうのが出ておりますか。大体あなたの方は各官庁に対して、この決算報告に載らぬものでも相当な指示事項をして、その指示事項が……

第31回国会 決算委員会 第12号(1959/03/20、28期、日本社会党)

○森本委員 関連して。今、事務局長が、その天川氏に頼んだ書類が出せないということでありましたが、出せないという理由は、それが国防会議の機密書類であるから出せない、こういうことですか。
【次の発言】 このグラマンに関して決算委員会において審議をしておる。これに関連をする問題については、そういう官房長官なり議長の指示を仰がなければならぬ、そういう話だったのですか。

第31回国会 決算委員会 第14号(1959/03/26、28期、日本社会党)

○森本委員 関連して伺いますが、先ほどから高橋証人の答弁を聞いておりますと、その調査団の報告書の中にはグラマンの報告書もあったというようなことを言っておるわけであります。ただ、委員長が今、言っておりますのは、そういう飛行機はなかったのではないかということを言っているわけです。そこで、そういう報告書というものはどういうことになっているのかということを聞いているわけでありますが、たまたま、あなたたちが調査をしたという飛行機というのは、私の考えではおそらくF11F―1F、これは艦載戦闘機と申しますか、現物は一応あるわけでありますから、それを見て、そうしてさらに性能を向上したものが98Jである、こうい……

第31回国会 決算委員会 第15号(1959/03/27、28期、日本社会党)

○森本委員 今、田中委員長が言われたことは非常に重要な問題でありまして、私は田中委員長を信じておるものでありまするから、今の発言は全部真実であると考えます。これが真実であったといたしますならば、少くとも内閣は責任をとって辞職をすべきところまでいかなければならぬ。だから、さっそく今、田中委員長が言われたところの書類が、現実に防衛庁の方としてはこれが重要書類であるかどうか、専門家を直ちに呼んでこれを鑑定願いたい。一つ一つこういうことを明確にしていかないと、これはもう議論がから回りになります。直ちに防衛庁のこれのわかる人を呼んでもらって、これがほんとうに重要書類であるかどうか、一つはっきり検討願いた……

第31回国会 決算委員会 第17号(1959/06/12、28期、日本社会党)

○森本委員 関連して。委員長は委員長席で、今、常識で判断をせられたと、いろいろ言われましたけれども、私は委員長に、一言、言っておきたいことは、この間の九日の理事会において話し合いをしたことは、常識で判断をするならば――あなたの常識は別として、あとに来ておった新聞記者、並びにその他の一般の人々の常識で判断すれば、それは、きょうの十二日の決算委員会があるまでは、いかなることがあっても、十河総裁とは会わないという含みを持っておったことは事実なんです。それを委員長はそうでないというふうに常識で――あなたの常識で解釈すればそれは別だけれども、きのうの、いわゆるあなたと十河総裁との会談が朝刊にすでに載って……

第31回国会 逓信委員会 第1号(1958/12/16、28期、日本社会党)

○森本委員 ただいま大臣から全逓との年末闘争の終結についての御報告がありましたが、郵政省と全逓信労働組合とがこの年末を控えての一応の妥結ということについては、これは私は国民の立場から、そのよしあしは別として、内容については別といたしましても、一応心から喜びたいというふうに考えておるわけであります。ただしかし、そうはいうものの、大臣の今の労務報告でもいまだに郵政省側――郵政省側というよりも政府の面子にこだわったような報告をその内容においてはしておるようであります。警告をするために呼んだとか、警告をありがたく向うが受けたから済んだとかいうふうな言葉になっておるわけであります。しかしそういう言葉の使……

第31回国会 逓信委員会 第2号(1958/12/18、28期、日本社会党)

○森本委員 これは会計検査院の方からも出てきてもらって、そうしてちょっと会計検査院としての御意向をいつも伺うのが慣例でありますが、まだ出てきておらぬようでありますので、出てきてから質問をすることにして、その前にちょっと協会の方に逆にお聞きしておきます。  この決算報告の会計検査院長の総理大臣に対する報告書では、検査の結果良好とも書いてないけれども、特に記述すべき意見はないということで、成績がおおむね良好というふうにこれはとれるわけであります。しかし全然ないということでなしに、やはり口頭指示とかいうようなものがいつもあるはずでありますが、会計検査院がこの検査を終了するに当っての口頭指示というもの……

第31回国会 逓信委員会 第3号(1958/12/23、28期、日本社会党)

○森本委員 この放送法の改正案についてはかなり審議をせられましたけれども、大体最後も近づいてきたようなことでありますので、今までの重複を避けまして、聞いておかなければならぬ点だけ要点のみを聞いてみたいと思います。  まず最初にお聞きしたいのは第九条第二項の八号でありますが、「委託により、放送及びその受信の進歩発達に寄与する調査研究、放送設備の設計その他の技術援助並びに放送に従事する者の養成を行うこと。」ということについてはこの前当委員の方からも、質問がありまして、いろいろ質疑応答がありましたが、まだ明らかになっておらないところがありますので、この「委託により、」云々ということについてのこの号を……

第31回国会 逓信委員会 第5号(1959/02/03、28期、日本社会党)

○森本委員 ただいま議題となりました放送法の一部を改正する法律案に関し、私は日本社会党を代表して、自由民主党橋本理事提出にかかる修正案並びに政府提出の原案に対して反対の意を表するものであります。  元来ラジオ並びにテレビジョン放送事業は、国家社会のもろもろの機能並びに大衆の生活に対して大きな影響力を及ぼし、きわめて重要な役割を果しておるものでありますから、放送事業のあり方を規律する放送法の内容が時代の要求に合致していなかったりあるいはその規律の方向が民主主義の根本原理に反するようなことがあるとするならば、放送事業自体は言うに及ばず、国家社会そのものが成育をはばまれたり、ゆがめられたり、そういう……

第31回国会 逓信委員会 第7号(1959/02/18、28期、日本社会党)

○森本委員 大臣の施政方針に関係をいたしまして、簡単にお聞きしておきたいと思います。  それというのは、今郵政省の設置法の一部を改正する法律案が内閣委員会において審議をされておりますので、これは内閣委員会において質問をしてもいい事項でありまするけれども、一応時間の関係上、この委員会において大臣に直接聞いておきたいと思います。今回の設置法の改正において官房長が設置をせられるわけでありますが、現在の郵政省の本省における部局長というのはどうなっておりますか、私も大体は知っておりますが、あらためて大臣から次官、局長、それから部長の地位をちょっと説明願いたいと思います。

第31回国会 逓信委員会 第8号(1959/02/25、28期、日本社会党)

○森本委員 関連して。七・八%あるいは六%の増というのは、郵便増収というものを前年度に比較して六%ないし七・八%増収があるということで予算を見積っているわけでしょう。その予算の中に、あなたのさっきの説明では、二十七億という記念切手も一緒に入っておる。こういうのだから、たんすにしまわれる切手があろうがなかろうが、それが売れれば郵便収入がそれだけふえたということであなたの方は予算勘定をしているということであって、記念切手を二十七億発行するからそれだけもうけたという形ではなく、あくまでも郵便増収の中に入っておって、たまたまたんすの中にしまわれておるものもあるが、予算上は郵便増収として取り扱われておる……

第31回国会 逓信委員会 第9号(1959/02/26、28期、日本社会党)

○森本委員 簡易生命保険法の一部を改正する法律案について質問をいたしまするが、残念ながら大臣が参議院の関係で見えておりませんけれども、一応大臣と同じということで政務次官の方から答弁を願いたいと思います。  まず最初に質問申し上げたいことは、この前の委員会以来、いつも私の方から言っておりまする最高制限額の引き上げについては、まだ二十五万円で据え置かれているわけであります。そこで、最高制限額の引き上げの問題については、最高制限額をこれ以上引き上げると、さらにまた民間との競合ができるということで、まるでこれはしょっちゅう競合しておるような関係にあるわけでありますが、そういうことでなしに、簡易生命保険……

第31回国会 逓信委員会 第10号(1959/02/27、28期、日本社会党)

○森本委員 今の金丸さんが言われました加入者の会でありますが、これは今度の予算に組んであるというお話でありますが、今年が初めてですか。
【次の発言】 幾らですか。
【次の発言】 大臣が大きなことを言って答弁をしたのが、全国で七十万円ということであるとするならば、これは全く笑いもならぬようなことになります。それでも七十万円でも、これはやらぬよりやった方がましだということはいえるわけでありますが、そこで去年あたりまでやっておった加入者の会というのはその経費はどこから出ておるわけですか。
【次の発言】 それは、どことどこで三十三年度の加入者の会をやりましたか。

第31回国会 逓信委員会 第11号(1959/03/04、28期、日本社会党)

○森本委員 先ほどの公社法三十条の解釈の問題については、これは副総裁の解釈は私は非常におかしいと思いますので、この問題を明確にしておきたい、こういうふうに考えておりますが、この三十条の解釈については、どうせ時間も長くかかりますので、他日に日を譲ってこの論争を行いたいと思います。しかし、われわれといたしましても、この公社法ができましたときの、この三十条の改正のいきさつの速記録等も調べてみたいと考えておりますので、場合によっては、私は法制局の意見も聞いて、そうして正確な論争をしたい、こう思いますが、ただ、できるならば、そんなややこしいことをせずに、副総裁が一応片寄った、一方だけの解釈をせずに――そ……

第31回国会 逓信委員会 第14号(1959/03/11、28期、日本社会党)

○森本委員 今の値上げの問題が盛んに論ぜられておりまするが、その問題については私が日をあらためて質問をすることにいたしまして、ちょっとお聞きしたいと思いますが、今度のラジオとテレビのNHKの長期借入金でありまするが、ラジオの方が六億五千万円ですか、それからテレビの方が三十六億二千四百万円ということになっておるわけでありますが、これの調達はどうお考えになりますか。
【次の発言】 これは電電公社の予算の編成の際にも問題になりましたが、今回のこの長期借入金の問題についても、三十三年度のNHKの予算を審議する際に、前田中郵政大臣が当委員会において、この政府の財政投融資はNHKの公共放送という建前から極……

第31回国会 逓信委員会 第16号(1959/03/13、28期、日本社会党)

○森本委員 この予算案についてもだいぶ審議をせられまして、だんだんと審議も終りに近づいて参りましたが、まず私はこの予算案の予算総則の点から質問をしていきたいと思います。  予算総則の第二条で、六十七円を八十五円に値上げすることが出ておるわけであります。そこで八十五円にラジオの受信料が値上げになりますと、年間にいたしまして、ラジオとテレビと二つ取っておるところについては、四千六百二十円というかなりの金額になるわけであります。今日ラジオとテレビと両方取っておる一般の聴取者におきましては、おそらくラジオの方はニュースか音楽をちょっとかける程度で、あとはテレビを見ておるというのが普通の状態ではないかと……

第31回国会 逓信委員会 第17号(1959/03/19、28期、日本社会党)

○森本委員 時間もあまりないようでありますので、簡単に質問をいたしますが、今、橋本委員から質問があったことに対しまして参考人の方からすべて了承というようなことがありましたが、むろん国際電気通信の重要な使命ということはこれは言うまでもなく非常に国際的な信用にも影響するわけでありますけれども、橋本委員が今言われましたように、前段の待遇の点について十分に考慮し、また考えていくということでございましたら、おそらく今日のようなストライキという問題は起らなかったであろうというふうに私は考えるわけでありまして、今の質疑応答を聞いておりますと、なかなかいいところもありますけれども、若干矛盾をしたような質疑応答……

第31回国会 逓信委員会 第18号(1959/03/25、28期、日本社会党)

○森本委員 公社の方にちょっとお聞きいたしますが、今何か集線装置というやり方によって公衆電話を行なっておるようでありますが、それを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 その新型の三百本というのはどういうふうになっておるわけですか。たとえばその集線装置を行う場合には、おそらく近くの加入者がどこかの線のところにクモが集まるように集まって、そこから局までは今度は五本か二本か一本か、そういうことになっておると思いますが、その規格は具体的にはどういうふうになっておるわけですか。
【次の発言】 そうするとこの規格というのは、局から一定の線路の分岐点まで行くのは四回線、それから先は十六回線、この新型はこ……

第31回国会 逓信委員会 第19号(1959/04/28、28期、日本社会党)

○森本委員 私は、きょうのこの請願に関係する一件を質問いたしまして、それから次に電波の件について若干質問いたしまして、それから三番目に電電公社の今回の機構改革の件について若干質問いたします。政府の方ではそのつもりで……。  一番最初にちょっと聞いておきたいと思いますが、きょうの請願にもありまするように、神戸市に老人ホームをこしらえてもらいたいという請願が二つ出ておりますが、これは前の国会にも出まして可決されております。これはたしか昭和三十三年度の予算であったと思うのですが、そうですが。
【次の発言】 そうすると三十四年度の予算ですか。

第31回国会 逓信委員会 第20号(1959/05/02、28期、日本社会党)

○森本委員 それでは、政務次官はまだ来ていないようですけれども、一応副総裁に質問をいたします。  この間の電電公社の機構改革に伴うところの今回の新陣容の問題ですが、人間の問題ということでなしに、機構そのもの――この間ちょっと説明がありましたけれども、時間がなくてあまり詳しく聞いていなかったので、もう一回今度の機構改革についての内容とその意図しておるところを御説明願いたい、こう思います。
【次の発言】 これの下部機構はどうなっているわけですか。通信局、それから通信部というのは……。
【次の発言】 そうすると、今回の分は通信局、通信部というような下部機構には全然影響がない、こういうことですか。

第31回国会 逓信委員会 第21号(1959/05/04、28期、日本社会党)

○森本委員 きょうはあまり時間もないようですから、簡単なことだけを先に聞いておきたいと思いますが、今回の定款の改正で専務理事が三名置かれまして、理事が相当多数になったわけであります。そこで私はあらかじめ会長にこういう席でお聞きをしておきたいと思いますことは、たとえば会長が事故があった場合には副会長がこれを代理するということが――これは副会長一人しかおりませんからはっきりしているわけですが、会長、副会長が事故あるときは専務理事の中からこれを選ぶということになっているわけです。閣僚の中にも一応副総理というのがございますが、副総理というのは実際副総理ではなくて、総理に事故があった場合にこれを代理する……

第31回国会 文教委員会 第1号(1958/12/17、28期、日本社会党)

○森本委員 関連して。今の森小学校の問題について、これは私の国の問題でありますので、ちょっと文部大臣にお聞きしておきたいと思います。今堀委員から言いましたように、この小学校については先生でない人が現実の問題として教育をする、しかも一般の父兄が学校を不法に占拠しておる。で、先ほど文部大臣も言われましたように、暴力はいずれにしてもいけないことははっきりするわけでありますが、そういうふうな暴力かいけないというようなことについて、こういう学校を不法占拠している、不法の教育を行なっているということを公然と公認をせられるような形に今日まで持っていったことに、この不祥事件が起きているところの一番の原因がある……

第32回国会 逓信委員会 第1号(1959/07/02、28期、日本社会党)

○森本委員 新しい大臣と政務次官を迎えまして、今大臣から所管事項の簡単なる御説明がございましたが、これについて、いろいろ基本的な問題等についての質問がたくさんございますけれども、もう国会も末期になりましたし、近く閉会中にもやる予定をしておるようでありますから、その際にいろいろ各事業別にそれぞれ質問をしてみたいと思いますが、きょうはちょっと簡単な事項で電波監理局長に――これも新しい局長でございますが、聞いておきたいと思います。  それは、今テレビの全国的なチャンネル・プランによっての開局が行われておりまするが、あのテレビのチャンネル・プランにないところの地方局については、これを重要度合いに応じて……

第32回国会 逓信委員会 第2号(1959/07/06、28期、日本社会党)

○森本委員 それでは電気通信監理官がおられますので聞きたいと思いますが、この委員会において前の大臣、政務次官に対しまして私の方から国際通信の基本的な路線というものをどうするかということについて郵政省としては早く確固たる政策を発表したらどうかということを前々から言っておりましたが、たまたま本年の五月の七日に郵政省から太平洋横断電話ケーブルの問題についての発表があったわけであります。前から私はこういう問題があるならば委員会を通じて明らかにしてもらいたいということを要請をしておったわけでありますが、新聞発表になりましたので、その新聞発表を通じて聞いてみたいというふうに考えておりますが、この太平洋横断……

第32回国会 逓信委員会 第4号(1959/09/10、28期、日本社会党)

○森本委員 私はカラー・テレビについては聞くつもりはなかったわけですが、今大臣からそういうふうに、大体将来の問題については白紙であるということの御答弁がありましたので、ちょっとお聞きしておきたいと思います。今NTVがカラー・テレビの実験放送を大々的にやっておるわけですが、この現状を事務当局から説明できますか。あの会社がどの程度これに資力をつぎ込んで、どういう広告放送料を取って、どういう採算になっておるか、どこか事務当局で今説明できますか。――それではあとにいたしますが、問題はやはり、時期尚早論と早くやれという意見に郵政大臣がはさまって非常に苦慮しておるというような情勢はよくわかりますが、どうも……

第32回国会 逓信委員会 第5号(1959/10/13、28期、日本社会党)

○森本委員 この災害のことでちょっと聞いておきたいと思います。この義援金の募集ですが、私もこの問自分の選挙区に帰っておりまして、ずっと郵便局を各局回ったわけでありますが、この義援金の募集をする場合に、おそらくこれは従業員の方に対して言うことだろうと思うのですけれども、義援金を募集するのに全職員からということになりますと、この職員団体なんかと、こういうことは話し合いをしてやった方が円満にいくのではないですか。これはたとえば全逓の組合は全逓の組合、あるいはまた管理者は管理者、それからまた家に帰ったら家に帰ったで隣組でやる、非常な繁雑な格好になるわけですが、これはそういうことをこの職員団体と話をした……

第33回国会 決算委員会 第4号(1959/11/13、28期、日本社会党)

○森本委員 関連して。防衛庁長官は、今そういうふうな答弁をしておりますけれども、先ほど来、田中委員も言いましたように、この決算委員会においてグラマンの問題を最初にわれわれが持ち出したときには、グラマンは艦上艦載機じゃないかという質問をすると、今度はグラマンのF11F―1Fの飛行機ではない。それにエンジンを改装した98J―11という飛行機だ。それなら、その飛行機はできているのか、見たのかというと、いや見ません。それなら一体、それをどういうわけで買うのだというと、今、理論上計算できる飛行機ですから、これは買ってもけっこうです。こういう答弁をこの委員会で繰り返しておるわけです。それは明らかにこの速記……

第33回国会 決算委員会 第5号(1959/11/18、28期、日本社会党)

○森本委員 簡単なことですが、今度のロッキードの場合に、こちらの方で、向うの部品を全部持って参って組み立てて作るというのがどのくらいで、それから、具体的にこちらで製造工程から一切行なうというふうな計画は、どうなっておりますか。
【次の発言】 それではもう一つ。今度のロッキードを製作するということによって、これがために新しく設備を投一資しなければならぬというのは、川崎航空と新三菱とは、大体どのくらいですか。
【次の発言】 そうすると、その点については正確に、はっきりとわかっておらない。具体的に契約をしてからその問題は、はっきりしていく問題であって、具体的にはまだ、はっきりしておらない。こういうこ……

第33回国会 決算委員会 第6号(1959/11/20、28期、日本社会党)

○森本委員 ちょっとお伺いしますが、会計検査院から、この報告書以外に口頭で注意された事項が、三十二年度についてはありますか。
【次の発言】 どのくらいですか。
【次の発言】 会計検査院に、私はちょっと聞いておきたいと思うのです。これはすべての決算と関係がありますが、こういう口頭における注意事項と、それから国会へ正式の文書によって出す場合、こういう取り扱いは、会計検査院の中でどういう取り扱いになるわけですか。たとえば、これは文書によって正式にこういうふうに報告しなければならぬ、これは口頭でけっこうであるというふうな判断は、会計検査院の内部においてだれが行なうわけですか。

第33回国会 決算委員会 第10号(1959/12/11、28期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと局長にお伺いしたいと思います。先ほど四者が話し合いをしておるという話があったわけですが、四者というのは、結局防衛庁と通産省と川崎と新三菱と、この四つが話しをしておる、こういうことですか。
【次の発言】 その場合、これは先ほどの局長の答弁でも明らかなように、これの契約者はあくまでも新三菱ということになって、そして川崎というのは、これはあくまでも新三菱のいわば下請ということになるわけですね。その契約上における川崎も呼んで話をするということになれば、これは川崎航空だけが単なる新三菱の下請だということにはならない。要するにその他の部分品については、たとえば通信機などの問題については……

第33回国会 決算委員会 第11号(1959/12/16、28期、日本社会党)

○森本委員 まず会計検査院と食糧庁長官に聞きたいと思いますることは、先ほど来のお話によりますると、すべて亡失、亡失という言葉が出て参りました。少なくとも米の六千四百九十九俵、それから麦の一万七千二百五十二俵というものが、亡失をするものかどうか。大体これが亡失をしたものであるというふうに解釈をしておるのか。われわれから見ると、六千四百九十九俵の米がすたるなんということは、とうていあり得ないことであって、そもそもこれについては、窃盗かあるいは横領か、どちらかでなければつじつまが合わぬわけです。まず最初に、言葉じりをとらえるようでありますけれども、あなた方は亡失という観念でこの問題をあくまで取り扱っ……

第33回国会 決算委員会 第12号(1959/12/22、28期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと、所長にお聞きしておきたいのです。これは刑事局長にも聞いておってもらいたい。この前、私が質問したときには、連絡をした、こういう御答弁をした。今日は押谷議員の質問に対して、あなたは告発をした、これは速記録に載っておるからはっきりしているわけですが、そういう答弁をしたわけです。だから、あなたがその六月に警察当局に連絡をしたというのは、あなたの方は告発のつもりで行ったのか、連絡のつもりで行ったのか。その点一つ、あなた、はっきりしておいてもらいたい。
【次の発言】 だからそのときに、こうこうこういう事情になっておるが、一つ、私の方でも調べておるけれども、警察当局でも調べてもらいたい……

第33回国会 決算委員会 第13号(1959/12/23、28期、日本社会党)

○森本委員 簡単に証人にお尋ねしますが、先ほどの砂野副社長、それから土崎取締役ですか、それが十一月の七日に防衛庁、通産省の方と会った。こういうことでありまするが、そのときに、おそらくあなた御存じないかもわかりませんけれども、一応副社長でありますから、この砂野さんからそのと百きの状況をお聞きになっていると思います。そのときの状況というものは、防衛庁、それから通産省の方からは、もうこういうふうに新三菱を主にして川崎は従になるから、一つこれで了承せよ、大体こういうふうな意味の話でなかったか。こういうことをお聞きしたい。
【次の発言】 それからもう一つ、東京のロッキードの支社長であるかどうか知りません……

第33回国会 社会労働委員会 第14号(1959/12/12、28期、日本社会党)

○森本委員 三十六条で結ぶ場合、その当該従業員の過半数が云々というけれども、全逓の組合が結成されておるところがほとんどなんだ。その場合に、その結ぶ相手はだれですか。
【次の発言】 その結ぶのは、全逓労働組合何々郵便局支部と何々郵便局長とが三十六条協定を結ぶわけでしょう。人に聞かぬでもいいのだ。郵政大臣単独で答えたらいい。
【次の発言】 三十六条協定はどういう組合でもけっこうというよりも、現実の問題として、全逓の組織があるところは、全逓の何々郵便局支部と何々郵便局長とが結んでおるわけでしょう。
【次の発言】 ですから、三十六条協定を結べる労働組合は、二百五十円等の労働条件の協定を結ぶ資格がある、……

第33回国会 逓信委員会 第1号(1959/10/30、28期、日本社会党)

○森本委員 大臣にちょっとお聞きしておきたいと思います。それはこの間の新聞に、足立民放連会長が岸総理に会いまして、放送法の改正についての意見具申をした、総理はこれに対して検討する、こういうふうな答えをしたということが報道されておりましたが、郵政大臣として所管事項の担当大臣としてこの問題についてどうお考えになっているか。
【次の発言】 総理から何かあなたに話があったのですか。
【次の発言】 総理から全然話がなしに、郵政大臣としてはこれを改正したいというふうに考えた、こういうことですか。
【次の発言】 あの新聞記事を見ますると、現在の内閣において直ちに改正をするということについて検討を始めるという……

第33回国会 逓信委員会 第2号(1959/11/06、28期、日本社会党)

○森本委員 今、会計検査院の報告で、全然注意事項がないということでございましたが、書面による注意事項でなしに、口頭その他による注意事項というものはなかったですか。
【次の発言】 それから、NHKの方の内部監査機構というのは、会計検査院の方から見てどういう工合ですか。
【次の発言】 今の内部監査における書類を資料として御提出願えますか。
【次の発言】 これは、普通国会の決算委員会においては会計検査院から報告があると同時に、その各省にまたがったところの内部監査報告が必ずそれにつけられて報告をせられて、それによって決算委員会は審査をするというのが、大体建前としてやられておるわけであります。今まで当委……

第33回国会 逓信委員会 第3号(1959/11/10、28期、日本社会党)

○森本委員 まず最初に、電電公社の副総裁がおりますので、けさ私は新聞を見まして姫路の相生の電報電話局長がなくなられたことについてここに哀悼の意を表しておきたいと思うわけでありますが、ただしかし、この自殺の原因というものが一体那辺にあるかということは、感情的に新聞記事を見て判断すべきでなく、具体的に実際あった問題をよく調査いたしまして、その結果においてこれは判断すべきものでありますから、この問題については副総裁としては、よく冷静に調査をして、その冷静に調査した結果、これを冷静に判断できるような雰囲気における調査をぜひお願いしたい、こういうことを讐に副総裁に言っておきたい。このことについてはあえて……

第33回国会 逓信委員会 第4号(1959/11/17、28期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと関連して。この監察の成績の保存期間はいつまでですか。
【次の発言】 八年以前のものがないとすると、昭和八年から二十年まで勤められたこの小山としさんの業務成績というものについて佐方人事部長は、良好である、こう言われましたが、その良好であるというところの資料は、一体何によってそれが良好であるという  ことを実証づけるわけですか。
【次の発言】 関連ですから私またあとでやりますけれども、今の小澤委員の監察についての質問に対して、何にもなかったというのですけれども、郵政局長も監察局長もこれを実証する何ものも持っていないわけです。全然実証する証拠もなし、実証する具体的な資料もなしに、……

第33回国会 逓信委員会 第5号(1959/12/01、28期、日本社会党)

○森本委員 今の改訂電信電話拡充第二次五カ年計画の問題については、日を改めて詳細に質疑を行ないたいと思いますが、ついででございますので、公社の方から説明をここで願っておきたいと思いますことは、集団住宅電話の試行ということについて、公社の方から郵政省の方にその認可の申請をしておる。大体十二月一日を目途にこれの認可がおりるように、こういうふうなことが新聞に報道されておりますが、この問題について簡単に御説明を願っておきたいと思うのです。
【次の発言】 今の説明では、内部の具体的な問題についての説明がないので詳細にわかりませんが、これは郵政省に公社の方から認可の申請が出ているわけですか。

第33回国会 逓信委員会 第6号(1959/12/04、28期、日本社会党)

○森本委員 大へん参考人には御苦労さんでございましたが、映画会社の御意見と、それからやはりテレビを放送しておる放送会社の方との意見が全く相対立をしておるというふうにとらざるを得ないわけであります。そこで永田参考人にちょっとお聞きしたいと思いますのは、この劇映画をテレビ会社に対して放出しないという六社協定か何かがあるようでありますが、その六社協定の内容を一つ御説明を願いたいと思います。  それから映画俳優のテレビジョンに対するところの出演についても、六社協定か何かあるようでしたら、その内容を御説明願いたい、こう思うのです。
【次の発言】 六社協定というのは、テレビに対する協定がないというお話でご……

第33回国会 逓信委員会 第7号(1959/12/08、28期、日本社会党)

○森本委員 今、理事国に当選をしたという大臣の御報告がありましたが、ちょっとそれに関連をして聞いておきたいと思います。今の電気通信監理官の郵政省の制度は、電気通信監理官のもとにどういう人がおって、どういう仕事をしておるわけですか。ちょっと参考までにお聞きいたします。
【次の発言】 たしか今、電気通信監理官は、一名の松田監理官は今の国際会議に出ているはずであります。それから岩田監理官は、今南方の会議に出ていると思いますが、そうですか。
【次の発言】 これは別に質問ではないのですが、こういう国会の開会中に監理官が――一人行かれるのはやむを得ぬですが、二名行かれるということは、省内の都合があってどう……

第33回国会 逓信委員会 第8号(1959/12/15、28期、日本社会党)

○森本委員 関連して。この間も社労委で質問をして、人事部長は今言ったように答弁しておったのですが、この三十六条協定は、大臣も、労働基準法の団体交渉と公労法上の団体交渉と二通りあるという珍無類な法律解釈をしたわけですが、団体交渉というものは一つしかないのです。これは三十六条協定は、人事部長、もう一ぺん労働省へ行ってよく研究してもらいたいと思うのですが、免責規定じゃないのです。はっきり書いてあるのは、三十六条協定というのは労働組合がある場合はその労働組合とやる、労働組合がない場合に限ってその従業員の個々の過半数の意見を聞いてやる、こういうことであって、あくまでも労働組合を対象にした意味の団体交渉な……

第33回国会 逓信委員会 第9号(1959/12/22、28期、日本社会党)

○森本委員 きのう懸案の全逓の問題が、一応郵政省と全逓労組との間に公労委のあっせんによって解決が、一応のめどがついたということについては、私も同慶の至りであります。私は、これでまあ非常に年賀郵便あるいは郵政業務というものは平常に返る、そうして従来の郵政事業というものの信頼をかち得るような方向になることを最も望ましいことと思いまして、非常に今度の妥結というものは喜ばしい限りであるというふうに考えております。そこで、今度の問題についての大臣、政務次官、各事務当局以下の御苦労も感謝をいたします。これは率直に申し上げまして、非常に御苦労であったと感謝をいたしますが、ただ私は、一点だけ大臣に申し上げてお……

第33回国会 内閣委員会 第3号(1959/11/13、28期、日本社会党)

○森本委員 政府の方は政務次官が一人ですか。
【次の発言】 それから行政管理庁長官も呼んでおいてもらいたいと思います。
【次の発言】 この郵政省設置法の一部を改正する法律案の提案理由の説明をあとから読んでみますると、これはまことに簡単な提案で、要を得ておるか何か知りませんけれども、何のためにこの官房長を置くかということについては、省外との折衝、総合調整、その他内外との接触というように、ばく然としてわからぬわけでありますが、端的に申し上げまして、これはよそも官房長があるから郵政省も官房長くらいは置かなければいくまい、こういうところでこの法律案件を提案をしたわけですか。

第34回国会 決算委員会 第2号(1960/02/05、28期、日本社会党)

○森本委員 今の点ですけれども、食糧庁長官、政務次官はそういうふうに言っておりますけれども、この船橋の事故を食糧庁が発見したのが、昨年の二月ないし五月でありますから、それからこの決算委員会で取り上げて、そうして取り上げたそのあくる日に大体警察が動いて、鎌田社長以下を逮捕した、こういう格好になっておるわけですが、その間にすでに約八ヵ月ないし九ヵ月というものがたっています。その間に、食糧庁としては弁償金をとろうとして一生懸命やった、こういう答弁ですけれども、何といっても、あなたの方は、米の出し入れ、それからその販売ルートということについては、食糧事務所というものが専門家です。それ以外には日本には専……

第34回国会 決算委員会 第7号(1960/02/24、28期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと国鉄当局にお尋ねしておきたいと思いますが、国鉄の無料パスは、今一体どのくらい発行されておりますか。
【次の発言】 私が聞いております。のは、職員以外の無料バスです。
【次の発言】 むろん国会議員の場合は法律によってなっているわけでありますが、それ以外に一等、二等、三等というふうに、それぞれそれを受ける人の職分といいますか、地位といいますか、そういうことによって、いろいろの種類が出ているわけでしょう。たとえば、一つの一等パスなら一等パスだけが出ているというようなことでなしに、一等、二等、三等というふうに分かれて出ているのじゃないですか。

第34回国会 決算委員会 第8号(1960/02/26、28期、日本社会党)

○森本委員 今建設の問題がありましたが、私の方は資材問題についてお聞きしたいと思います。昭和三十二年度の電電公社の資材購入量は何ぼですか。――ここは決算委員会ですから、大体そういう点については、すぐ答弁ができるようにやっていないとだめですよ。三十二年度の決算について、資材購入量は何ぼあるかと聞かれた場合には、すぐ回答ができるくらいに用意しておかなければだめですよ。私の方の調べたところによりますと、大体三百三十六億程度、こうなっておりますが、これは間違いございませんか。
【次の発言】 その三百三十六億円の中で、私の方の調べによりますと、日本電気が九十八億円、それから沖電気が三十七億円、富士通信機……

第34回国会 決算委員会 第21号(1960/05/13、28期、日本社会党)

○森本委員 総理に尋ねたいことは一ぱいございますけれども、本日は時間がないようでありますから、簡単に尋ねたいと思いますが、先ほど来各委員の言われておりますように、また総理も答弁に言われておりますように、綱紀の粛正、それから官紀の粛正、それから責任体制の確立ということをやかましく答弁もし、また質問もしておるわけでありますが、その公務員の綱紀の粛正の頂点に立つのは、何といたしましても大臣、それから政務次官になると思うわけであります。おそらく総理は、長い間官僚生活をせられ、また大蔵大臣もそういう生活を送られて、官僚というものがいかに根を持ってきちんと組織を張っておるかということを、御承知であると思う……

第34回国会 国土総合開発特別委員会 第3号(1960/03/30、28期、日本社会党)

○森本委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案せられました四国地方開発促進法案につきまして、賛成の討論をいたすものであります。  四国地方の後進性と停滞性については、提案説明においてすでに述べられた通りでありますが、所得水準一つを見ましても、昭和三十一年度の人口一人当たりの分配所得は、全国平均額の八万二千円に対し、四国地方はその八五・八%の七万四百円にすぎません。さらに、産業の状態を見ましても、地場産業は中小企業が圧倒的に多く、その中に散在する大企業は、そのほとんどがいわゆる本土系のものであります。また、税源に乏しいため、地方財政も貧困で、投資力がなく、これがさきの低所得水準とう……

第34回国会 逓信委員会 第2号(1960/02/09、28期、日本社会党)

○森本委員 私は今の簡易郵便局の問題について、ちょっと大臣に質問をしておきたいと思います。  今、上林山委員が言っておられましたように、この手数料を引き上げるということについては私も賛成でありますし、また手数料は少なくとも今の二倍半程度に引き上げるということについては、これは大いにやらなければならぬことであろうと思いますが、ただその場合に、手数料を二倍半に引き上げるということになった場合には、これは率直に申し上げまして、個人に請け負わすということをやらなくとも、今の手数料を二倍半に引き上げるならば、当然今の地方公共団体、農業協同組合あるいは漁業協同組合において十分採算がとれ得るわけであって、十……

第34回国会 逓信委員会 第3号(1960/02/10、28期、日本社会党)

○森本委員 大臣のこの所管事項の説明に対して、若干の質問を行ないたいと思いますが、その前に、大臣にちょっとお聞きしておきたいと思います。  放送法の建前から、私たちは、NHKの放送にしても、民間放送にしても、その放送の政治的な論議にわたる内容等については、中立で公正でなければならぬというのが、この放送法の建前であるわけでありますが、特にその放送の中でも、公共放送としての日本放送協会として放送法に明示されておりますNHKの放送については、特に政治的には中立でなければならぬということがあるわけであります。そこで、このNHKの経営委員の問題でありますが、この経営委員の人そのものも、やはりそういう政治……

第34回国会 逓信委員会 第6号(1960/02/23、28期、日本社会党)

○森本委員 今、当委員会に有線放送に関する小委員会を設置するということが決定されたわけでありますが、二月十六日の委員会において、大臣は、やはり何らかの形のものを、作るかどうかわからぬけれども、とにかくこれについての審議をしていきたいということを答弁しておりますが、大臣としてはこの有線放送に関する問題を今後どう取り扱うおつもりであるか。この答弁の内容からしてどういう方向にいかれるのか、ちょっとお聞きしたいと思うわけです。
【次の発言】 おそらく小委員会においてはいろいろ各方面からの参考人等を呼んでやられると思いますが、しかし、また郵政省は郵政省としての角度からそれを検討していくということも大事で……

第34回国会 逓信委員会 第8号(1960/03/01、28期、日本社会党)

○森本委員 大臣にお聞きいたしますが、今度の電信電話設備の拡充のための暫定措置に関する法律案件の十二ページの附則で「日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定等の実施に伴う公衆電気通信法等の特例に関する法律の一部を次のように改正する。第二条を次のように改める。第二条」云々、こうあるわけでありますが、今回政府が安保条約の承認と行政協定の承認とにからんで日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約等の締結に伴う関係法令の整理に関する法律案というのが政府から提案になっているわけでありますが、その法律案件の中の三十四ページと三十五ページを見ていただきたいと思います。その中……

第34回国会 逓信委員会 第10号(1960/03/08、28期、日本社会党)

○森本議員 ただいま議題となりました郵便局舎等整備促進法案について、提案理由の御説明を申し上げます。  郵政事業は、国民文化の向上と、経済の急速な伸張に伴いまして年とともに発展し、最近の五カ年間における取り扱い数の上昇率は一二八%を示し、今後さらに激増することが予想されるのであります。これに対し、国民の負託を受けて、事業を円滑に処理するためには、郵政省は適正な要員の配置と執務上の施設を完備することが必要でありますが、とりわけ郵便局舎の整備は緊急問題といわなければなりません。現在の郵便局舎の状況は、全国で一万四千五百五十二局設置されていますが、そのうち郵政省の所有するものはわずかに千三百五十一局……

第34回国会 逓信委員会 第11号(1960/03/09、28期、日本社会党)

○森本委員 そうすると、この五十五条の八の自営の場合は、自営でない場合の半分、こういうことですね。長いこと言われたけれども、はっきり言うと……。一方が四十五万円ということになったら半分の二十二万円か二十三万円、五十万円になったら二十五万円程度、こういうことですね。
【次の発言】 それから、今回のこの暫定措置に関する法律案、この法律案は大体いつごろまで――この改訂第二次五カ年計画が済めばこの法律はもう必要がない、郵政省としてはこういうふうに考えておるわけですか。
【次の発言】 そうすると、この法律案件は大体附則の中で「四十八年三月三十一日までに廃止するものとする。」と書いてあるけれども、実質的に……

第34回国会 逓信委員会 第12号(1960/03/15、28期、日本社会党)

○森本委員 関連して。大臣がよく法律をたてにとるので、僕もその法律をたてにとって聞いてみたいのですが、第三十条の二項の「前項の給与は、国家公務員及び民間事業の従業者の給与その他の事情を考慮して定めなければならない。」とあるのは、これは大臣は、国家公務員その他の人の賃金と同一あるいはまた同一水準でなければならぬと、こう解釈しておるのですか。
【次の発言】 それは大臣、都合のいい解釈をしてはいかぬ。「この前項の給与は、国家公務員及び民間事業の従業者の給与その他の事情を考慮して定めなければならない。」ということは、今言うた諸般の情勢を考慮してきめなければならぬということであって、公務員の賃金はこうだ……

第34回国会 逓信委員会 第13号(1960/03/16、28期、日本社会党)

○森本委員 この予算案を審議いたします前に、予算の中の総則の第十三条であります。「駐留軍の放送役務に対し、契約金の」云々というのがあるわけであります。これの具体的な説明をまず協会側から伺っておきたいと思います。
【次の発言】 それで、これが現在具体的に駐留軍の放送役務を行なっておるというのはどこですか。
【次の発言】 その零時二分から一時半までの放送は、放送内容はいかなるものですか。
【次の発言】 その場合、NHKとの契約はどことの契約になっておりますか。
【次の発言】 これは郵政省にお聞きいたしますが、その場合、NHKと在日米軍調達部と申しましたかとの契約というのは、これは法的な根拠はどれに……

第34回国会 逓信委員会 第15号(1960/03/29、28期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと電電公社に聞いておきますが、電電公社の方の現在の地域給についてはどうなっておりますか。
【次の発言】 その四段階というのは、郵政と同じように一五%、一〇%、五%、それから無級地と、この四段階ですか。
【次の発言】 郵政の場合の四段階というのは一五%、一〇%、五%、それから無級地、無級地は本俸に入っておるからパーセンテージはない、この郵政のやり方と公社のやり方とは同じことになっておるかどうか、こういうことです。
【次の発言】 そうすると公社の方は、二〇%、一五%、一〇%、五%、無級地と、この五段階になっておるわけですか。

第34回国会 逓信委員会 第17号(1960/04/27、28期、日本社会党)

○森本委員 この日本電信電話公社法の一部を改正する法律案については、すでに大臣から提案理由の説明を受け、松田監理官から逐条説明を受けておりますので、それに従って私の方から質問を進めていきたい、こう考えるわけでありますが、実はきのうの衆議院の本会議において、問題になっておりました設備負担法の問題も一応通過したわけであります。本来ならばそれについてもう一回この委員会に差し戻しを願いまして、この委員会において、あの施行期日の点について若干疑義の点がありますので質問をしたい、そう考えておりましたけれども、あまり法案がおくれておるということで、いろいろの方からの要請がありましたので、あの法案が委員会に返……

第34回国会 逓信委員会 第18号(1960/04/28、28期、日本社会党)

○森本委員 さっそくきのうの続きでありまするが、その前に、大臣にお聞きしたいと思います。この公社法の改正によりまして外資を導入するということについて、大臣として、一体どの程度まで日本の政府の中における大蔵大臣と話をし、さらにまた対外的にも大臣としてはどういうふうな折衝をしておるか、一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 その経過では具体的な内容についてはあまり深くわからぬわけでありますが、この法案そのものがかなり事務的な問題でありますので事務的に聞いておきたいと思います。きのうの答弁では、今回の七十二億の問題については世銀の方はほとんど見込みがない、それで一般の外債においてこれを消化した……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第32号(1960/05/10、28期、日本社会党)

○森本委員 簡単にお尋ねいたします。ケーブルの半分と半分が日本と韓国であるということを今言われましたけれども、実際問題として、これが管理権というものがアメリカにあるというように言われておりますが、アメリカが管理権を持っておることについては、法的に、具体的にどこを根拠にして管理権があると、この管理権の問題について、先にちょっと明確に言ってもらわなければ困ると思います。
【次の発言】 その契約というのは、法的にどのものに基づいての契約を結んでおるわけですか。
【次の発言】 それでは、その場合のサービス料についての協定はどうなっておるわけですか。

第35回国会 逓信委員会 第2号(1960/07/23、28期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと簡単に聞いておきたいと思いますが、この間の安保条約、それから新行政協定で問題になっておりましたNHKの夜間の米軍放送について、その後向こうさんとの話し合いにおいて現状はどうなっておるか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 その後米軍側としてはそれにかわるものを何か考えておるようですか。それともこのまま終わるということなんですか。
【次の発言】 NHKの放送をやめたことについては、それはいいことでありますが、それにかわることをおそらく米軍側は何らかの形においてやるだろうということはわれわれも想像しておったわけであります。これは具体的には、米軍の方は大体どういうふうに考え……

第35回国会 逓信委員会 第3号(1960/08/10、28期、日本社会党)

○森本委員 この間、人事委員から数年ぶりにベース・アップの勧告が政府にあったわけであります。これは国家公務員に対するベース・アップの勧告でありますが、同じ国家公務員でありましても、この委員会の所管事項でありまする郵政省の従業員、それからむろん公社の職員でありまして公務員でありませんが、電電公社の職員というふうな諸君については、この人事院の勧告には直接関係はないわけでありますけれども、ただ郵政省におきましても、電波監理関係の従業員については、これが直接の勧告になるわけであります。そういう点からいたしまして、郵政省としても、この同じ郵政省内の従業員の中におきましても、公労法関係の適用者と、そうでな……


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 逓信委員会 第2号(1960/12/16、29期、日本社会党)

○森本委員 先ほど日本放送協会の昭和三十三年度の決算については、きょうは質問をやらないということに委員長の方から言われましたので、次会に譲りますが、ただこの件で一言私の方から協会当局に申し上げておきたいと思います。  今度の特別国会において郵政省から提案をされておりまする案件というものは、日本放送協会の昭和三十三年度の決算のものだけでございまして、ほかにこの特別国会において郵政省から提案されておるものはございません。にもかかわりませず、この特別国会の開会中に、聞くところによりますると、放送協会の会長が、何か広島の方の落成式へ行かれておるということで本日出席がなく、副会長から説明がありましたが、……

第37回国会 逓信委員会 第3号(1960/12/21、29期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと一つだけ申し上げておきたいと思います。それは先ほどの政務次官の答弁と郵務局長の答弁とで、ちょっとニュアンスが違うわけでありますが、例の簡易郵便局法の改正の問題についてであります。郵務局長の方としては、これは鋭意検討しております、こういう回答でありましたが、政務次官としては、これを個人に請け負わすように改正をしたいという意味の答弁があったわけであります。上林山さんが前段に言われましたところの、手数料を引き上げて簡易郵便局が現在の段階においても立っていくようにしてもらいたいということについては、これは当委員会が前々から主張しておった問題でありまするから、その点については私は問題……

第38回国会 外務委員会 第26号(1961/05/24、29期、日本社会党)

○森本委員 まず国際電気通信条約の件から質問をしていきたいと思いますが、この国際電気通信条約についてはすでに歴史的なものがあるわけでありますが、今回のこの条約におきまして、前回の場合とどういう重要な点が変わっておるのか、まずそれから概略御説明を願いたい、こう思うわけです。
【次の発言】 大臣が見えられましたが、時間がないようでありますので、先に大臣の方にお聞きしたいと思います。  実は最初から大臣に聞くよりも国際電気通信条約、さらにそれに関連をしましての国際周波数登録委員会、そして現在国際的な周波数の登録がいかようになされておるか。その具体的な電波の効用というものが、各国間においてどういうふう……

第38回国会 決算委員会 第19号(1961/04/07、29期、日本社会党)

○森本委員 自転車振興会のことについて、ちょっと聞いておきたいと思います。  自転車振興会の役員についての不適格な条件は、どういうことになっておりますか。特にこの自転車振興会の役員については、たとえばレースに不正があったとか、あるいは何があったとか、前歴があるとか、あるいはそれに疑わしい者については役職につけないというような、不適格な条件があると思いますが、その役員につけない不適格な条件は、どういう条件ですか。
【次の発言】 その通牒と、それからそれに関連をして、おそらく各地方通産局に流しておると思いますが、その文章を一つ、あとでけっこうですから、資料としてお出しを順いたい、こう思うわけであり……

第38回国会 決算委員会 第39号(1961/05/31、29期、日本社会党)

○森本委員 私は、この防衛庁の三十三年度と三十四年度の決算に関連をいたしまして、このごろの防衛庁関係における兵器、被服、食糧等の購入、その交付、その使用方法、そういうふうな点から質問をしていきたいと思います。  まず、兵器の購入の点から質問をしていきたいと思います。その中でも、特に軍の通信ということが、今日防衛庁の中におきましても、従来から列国の陸海空軍等におきましても、非常に重要性を持っておるわけでありますが――自衛隊は軍ではございませんけれども、それに準ずるような構成になっておりまするので、現在の防衛庁の内部におきまする通信機材関係の購入に関連しまして、私は質問をしていきたいと思います。そ……

第38回国会 逓信委員会 第2号(1961/02/03、29期、日本社会党)

○森本委員 ただいま説明がありました大臣並びに総裁の一般の施政に対しては後日質問をすることにいたしまして、ただ、大臣の方から今国会に提案になりまする法案がだいぶ明らかになったわけであります。私は新聞で見たところでありますのでその正確な内容は知りませんけれども、その中で一番問題になると思いまするのは、郵便貯金法の一部改正において、郵便貯金の金利を引き下げるという法律案件を出すということを今も大臣は言われたわけであります。その郵便貯金の利子を引き下げると同時に、郵便貯金の最高額を引き上げるということについても現在関係方面と大臣は折衝しておる、こういう今の御説明でございましたが、新聞紙上で伝えるとこ……

第38回国会 逓信委員会 第3号(1961/02/08、29期、日本社会党)

○森本委員 資料の要求だけをいたしておきます。国際電信電話株式会社の現在までの営業報告と、決算の報告書を、あすの委員会までにお出しを願いたいと思います。それから先ほど監理官から説明がありました海底ケーブルの設置の問題について、これを具体的に資料としてまとめて提出を願いたいと思うのです。昨年の四月から九月までの電電公社の経営委員会の開催回数及びその経営委員会に対する付議案件、それから経営委員会の会議の内容についての若干の説明、なお現在の経営委員の氏名並びにその経営委員の簡単な略歴、肩書き、地位。それから現在の電電公社の理事の氏名、四月から九月までの運営の理事会の開催回数及び理事会に付議いたしまし……

第38回国会 逓信委員会 第4号(1961/02/09、29期、日本社会党)

○森本委員 簡単な説明がありましたが、まず最初にお聞きしたいと思いますことは、国際電電の会社の中に今度の海底ケーブルに関係しての準備会社みたいなものができておるようなことを聞いておりますが、それの正確な名前はどういうことですか。
【次の発言】 この前の社長さんの町田さんがやめられて、どこかケーブルを作成する会社か何かに入られた、そういうようなことが新聞の記事にあったようでございますが、あの会社はどういう会社ですか。
【次の発言】 私の聞いておるのは、何か古河とかなんとかいうのが相談をして、そういう発注といいますか、製造するといいますか、そういう会社はできておるのかどうか。

第38回国会 逓信委員会 第5号(1961/02/16、29期、日本社会党)

○森本委員 公社にお聞きしたいと思いますが、ちょっとその前に簡単なことですけれどもお聞きしたいと思います。  この間、電電公社の本社の落成式といいますか、祝賀会がありまして、われわれ委員も呼ばれてみな行きました。なかなか堂々たる庁舎ができておるので非常に感心をいたしましたが、この間ちょっと新聞で見ると、あのビルディングが実は公社のビルではないということを書いてあったわけでありますが、あれはどうなっておりますか。
【次の発言】 その公共建物会社という問題については、かつて参議院で同僚の中田議員が質問いたしまして、かなり反響を呼んだととがございます。それが公共建物の問題でございましたが、あの建物は……

第38回国会 逓信委員会 第9号(1961/03/10、29期、日本社会党)

○森本委員 大臣に緊急に一つだけ質問をしておきたいと思いますが、それは今国会の議院運営委員会におきまして、だいぶ保留されて審議をせられておられましたNHKの経営委員の任命の問題でございます。私は今、郵政省、政府から出されておりまする個人の方に対しまして、賛成とか反対とかいうことをとやかく申すのではございませんので、まずそれはお断わりを申し上げておきたいと思います。この経営委員の任命について私たちが放送法を審議したときに、この放送法の第十六条におきましても、その選任については「教育、文化、科学、産業その他の各分野が公平に代表されることを考慮しなければならない。」というふうにありまして、特にこの任……

第38回国会 逓信委員会 第11号(1961/03/15、29期、日本社会党)

○森本委員 政務次官いつ来ますか。
【次の発言】 それでは政府当局に対する質問がだいぶありますので、政府当局の質問から入っていかなければならぬわけでありますが、その方はあと回しにいたしまして、順序がむちゃくちゃな格好になりますけれども、こまかい問題をNHKの方から聞いてみたいと思います。こまかい問題といっても、やっぱり予算総則その他については、NHKだけではなしに、これは政府当局に関係がありますが、西崎さんの方で大臣の代理として責任を持って答弁ができるならば質問をいたしますけれども、お茶を濁すような御答弁をするようでしたら、私は大臣なり政務次官が来るまでやめますが、どうですか。

第38回国会 逓信委員会 第12号(1961/03/16、29期、日本社会党)

○森本委員 大臣にまずお聞きしたいと思います。これは大臣も見られたと思いますが、きのうの夕刊の各紙に、参議院の議院運営委員会において、大平官房長官がわが党の岡君の質問に対しまして、ラジオの聴取料を三十七年度以降は全廃をしたい、こういう答弁をしたということが新聞に報道されておりまするが、そのことについて官房長官から郵政大臣に何らか事前の連絡があったか、あるいはまた官房長官の答弁の内容について、その後大臣としてはお聞きをしておるかどうか、ちょっと聞いておきたいと思います。
【次の発言】 今のお話では、官房長官から三十七年度以降についてはラジオの聴取料を全廃したらいいじゃないかというふうな意味のこと……

第38回国会 逓信委員会 第13号(1961/03/22、29期、日本社会党)

○森本委員 この間うちから私が当委員会で質問をいたしておりましたテレビの第二チャンネル・プランについて電波監理審議会に諮問した、こういうことでありまするが、その内容についてはどうなっておりますか。
【次の発言】 私もこれは一つ厳重に忠告いたしておきたいと思いますが、少なくともこのNHKの予算の審議をする際におきましては、電波、放送の問題でありまするから、電波監理局長は、これは当該の責任者でありまするから、こういう場合には、一時半から委員会が正式に開催せられる、こういうことになっておりまするので、当面の責任局長というものは一番先来て待っておるという程度でなければならぬはずでありますから、これは一……

第38回国会 逓信委員会 第14号(1961/03/23、29期、日本社会党)

○森本委員 今、労働問題が非常にやかましくいわれております。まず現在郵政大臣と全逓信労働組合との間で紛争が起こっておるやにわれわれは承知いたしておりますが、その具体的な内容についてはいろいろあろうと思いますけれども、その紛争の焦点は一体何と何であるか、御回答願いたいと思うわけです。
【次の発言】 これは事務当局からでもけっこうでありますが、そうなりますと、一応現在労働大臣が職権による仲裁申請をしておるというのはその賃金だけですか。
【次の発言】 そういたしますと、今大臣が言われましたように、大別して賃金問題と電通の合理化に伴うところのいわゆる労働協約と申しますか事前協約と申しますか、その二つに……

第38回国会 逓信委員会 第15号(1961/03/24、29期、日本社会党)

○森本委員 今回のこの郵便貯金法の改正の趣旨が、貯金の金利の引き下げということとそれから二十円の手数料を廃止するということと、それからこれは手続上の問題ですが、利子の記入の問題、この三つが一つの主要項目になっておりますが、まずその前に、先ほど金利政策その他については若干谷口君の方から質問がありましたが、私がまず最初に大臣にお聞きしておきたいと思いますることは、郵政省もだんだんこのごろPRがおそまきながらなかなか上手になりつつありまして、今度でも郵政省の「郵政の問題」というパンフレットを出して、郵便料金の問題にしても、振替貯金の問題にしても、なかなかきれいな宣伝方法をやっておるわけであります。こ……

第38回国会 逓信委員会 第16号(1961/03/28、29期、日本社会党)

○森本委員 昨晩午後の六時に仲裁裁定が出たわけでありますが、これに対するところの組合側の意見、あるいはまたそれぞれの関係者の意見というものもまだ詳しくわれわれの方は聞いておりませんけれども、現実の問題として仲裁裁定が出たことは間違いないわけでありまして、この仲裁裁定の内容等については私はけさの朝刊で知るだけでございます。本来ならばこれは郵政大臣にお聞きをしたいと思いまするが、この仲裁裁定についての措置は郵政省としては一体どうせられるつもりであるのか、政務次官からお聞かせを願いたいと思うわけです。
【次の発言】 仲裁裁定は完全に実施するということを石田労働大臣は言っておりまするが、郵政大臣として……

第38回国会 逓信委員会 第17号(1961/03/29、29期、日本社会党)

○森本委員 まず、この簡易生命保険法の一部を改正する法律案の中で、大臣にお聞きしたいことを先に聞いておきたいと思います。  今回の改正案では、保険金最高制限額を来年の三月三十一日までは三十万円、それから来年の四月一日から五十万円というふうになっておるわけでありますが、われわれとしてはこれは本年の四月一日から五十万円にするのが至当であるというふうに考えておったわけでありますけれども、これが政府部内のいろいろの政策的な問題から、とりあえず一年間は三十万円、来年以降は五十万円、こういうことになったと思います。この五十万円ということについてはどういう理由において一年間据え置かれたか、この点についてまず……

第38回国会 逓信委員会 第18号(1961/04/05、29期、日本社会党)

○森本委員 郵便為替法の一部を改正する法律案についての提案理由の説明はございましたが、一つ細部にわたっての詳細な説明を事務当局からお願いしたい、こう思います。
【次の発言】 この郵便為替法についての提案理由の説明が大臣からございましたが、事務当局の方からさらに細部にわたっての補足説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 今度の郵便為替法の改正のおもなるものは、定額の小為替を設定したということと、それから料金を改正したということでありますが、そこでまずお聞きしたいのは、料金関係でございます。これはおそらく採算がとれないからということにおいての料金の値上げであろうと思いますが、三十五年度の予算……

第38回国会 逓信委員会 第19号(1961/04/06、29期、日本社会党)

○森本委員 大臣に緊急に質問申し上げたいと思います。七日に全逓が二時間の職場大会を全国的に行なうということを新聞で見たわけでありますが、この間の事情はどうなっておりますか。
【次の発言】 私の方からは多くを申しませんけれども、この前の委員会でも私が申し上げましたように、この電通事業の合理化ということについては、確かに時代の進展に伴って機械化でありますので、これにまっこうから反対するわけにはおそらく参らないというふうに考えることは考えますけれども、その反面、大臣が言いまするように、やはり配置転換になり、あるいはまた自分の仕事の内容が変わってくるというような身分の変動につきましては、その労働者にと……

第38回国会 逓信委員会 第20号(1961/04/11、29期、日本社会党)

○森本委員 昨日郵政省の方から、免職を含む四百五十三名の大量の処分が発表になりましたけれども、これについてます大臣にお聞きしておきたいと思いますることは、この処分については、十八日の問題でありますが、各地区本部以下の段階と、それから地区本部以上の段階に分けて、二回に発表せられたということについての御見解を聞いておきたい、こう思うわけであります。
【次の発言】 それで、この三月十八日の職場大会といいますか、それに関連しての処分というのは、これで終わりですか。
【次の発言】 これで終わっても、四百五十三名という大量の処分をやったということについては、われわれとしてはどうしてもふに落ちない点が非常に……

第38回国会 逓信委員会 第21号(1961/04/12、29期、日本社会党)

○森本委員 さっそく今の振替貯金の金利の点ですが、これは二分二厘八毛の利子をつけておるわけですけれども、実際問題として、便郵貯金の利子の引き下げの際に私が質問をしたときに、大臣としては金利政策全般から見て、郵便貯金としても実際は下げたくはないけれども、政府の方針だから下げざるを得なかった、こういうことであの問題は答弁をせられたわけですが、ただ振替貯金の残高と郵便貯金の残高は性質が全く根本的に違うということは、貯金局長の答弁でもはっきりしておるわけです。しかし金利政策という点からいくとするならば、やはりこれの金利についても、郵便貯金の金利を引き下げるときには、それに準じた一つの検討をしなければな……

第38回国会 逓信委員会 第22号(1961/04/21、29期、日本社会党)

○森本委員 この前の委員会において、私の方から大臣に対して質問をいたしまして、現在までの日本電信電話公社の処分について、かなり不当なものがあるのじゃないか、そういう点については、場合によっては再調査をして、そうして電電公社自体としても、調査の結果若干おかしいというような点があれば、これは直すにやぶさかでない、そういうふうな点を大臣の方からもよく電電公社の方に言っておきましょう、こういうことでございましたが、電電公社の方としては、それについての措置を、その後どういうふうにおやりになっておるか、副総裁の方からでもお答え願いたい、こう思うわけです。

第38回国会 逓信委員会 第23号(1961/04/24、29期、日本社会党)

○森本委員 それでは、私の方から細野参考人に質問を先にしてみたいと思いますが、先ほど細野参考人の方からいろいろ言われましたけれども、特に私は細野参考人の言われた点についてはある程度はうなずける点もありますし、また全面的にわれわれとしてはうなずけない、こういう点もあるわけでありますが、問題は料金の決定方法についていわゆる公共料金の決定の原則の確立をしなければならぬという意見については、私もそのことについては賛成であります。ただ参考人も言われましたように、この郵便事業というのは、おそらくいずれの事業を見ましても一番普遍的に公共性を持っておるということはこれは事実でありまして、そういう点からいきます……

第38回国会 逓信委員会 第24号(1961/04/25、29期、日本社会党)

○森本委員 関連して。今の受田委員の言われておる六十時間というのは、超過勤務に――われわれとしては反対だけれども、郵政省としてはそれを超過勤務というふうに見てないでしょう。六十時間というものを四十八時間に換算をした形になっておるわけだ。だから日勤、泊り、あけという形になって、拘束時間は六十時間だけれども、実際の実働時間というものは四十八時間ないし四十四時間というふうに換算をしておるはずです。これは郵務局の服務課の所管事項です。だからそういうものは親切に説明しないと、ずるずると上っつらだけ答弁をして先に延ばそうというようなことでは明確にならぬですよ。受田さんが言われておるのは、四十四時間という勤……

第38回国会 逓信委員会 第25号(1961/04/26、29期、日本社会党)

○森本委員 まずお聞きしておきたいことは、今回の郵便料金の値上げによって、三十六年度におきましてどの程度の値上がりになりますか、総額。
【次の発言】 そうすると、一カ月平均にするとどのくらいになりますか。
【次の発言】 これは三十六年度の取り扱い物数を予想しての六十七億一千五百万円で、一カ月七億平均、こういうことですね。
【次の発言】 それから今回の仲裁裁定――これは事務当局でけっこうですが、仲裁裁定によるところの財源はどの程度ですか。
【次の発言】 そうすると、今回の仲裁裁定において百七億というものの補正予算を組まなければならぬ、こういうことになるわけですね。

第38回国会 逓信委員会 第28号(1961/05/11、29期、日本社会党)

○森本委員 委員長はよく質問の内容を聞いてから発言してもらいたいと思うんです。今の電話の問題については、これは要するに非常災害の場合、あるいは非常事態の場合において、どういうふうな措置をとったかということを質問しておるのであって、これは明らかに公衆電気通信法の第六条にも関係してくるし、非常に重大な問題です。しかもこれは法律に全く関係のある問題であって、そういう点については、これは小さく解釈したところで公衆電気通信法にちゃんとあるじゃないか。法律をちゃんと読んできなさい。今やっておることは全然法律に関係したことばかりやっておるのであって、委員長もその点は十分一つ聞いておって注意してもらいたい。処……

第38回国会 逓信委員会 第29号(1961/05/12、29期、日本社会党)

○森本委員 その答弁はおかしい。今料金改定の問題について、公衆電気通信法の改正をやって自動化、即時化いろいろやるからこういうふうな料金改定をする、こういうことにあなたの方は提案してきておるわけです。そこでわれわれとしては、その料金の根本になるところの局の改定についてはどうなるかということを今聞いておるわけです。だから三十七年度については、今、田邊君の方から質問をして、あなたが言ったようなことが言えるだろう。しかし現実にそれじゃ三十六年度はどうなるのかということを今質問したわけです。三十六年度もわからぬような計画だったらやめてしまいなさい。具体的に答弁しない。

第38回国会 逓信委員会 第32号(1961/05/18、29期、日本社会党)

○森本委員 議事進行。今のような質疑応答になるとこれはとても先へ進まぬわけで、ちょっと忠告しておきたいと思います。  要するに安宅君の言っておるのは、あなたの方が五十億、七十億、百五十億減収になるということをきのう答弁された――それは速記録に載っておるのだから、何ぼ首を振ってもそうだ。その五十億、七十億、百五十億というものについては、現行料金の体系をそのまま持っていって、今の通話度数が大体ふえていくということを仮定にした場合と、今回の料金の改定をした場合との比較をしていくとそういうことになるんだ、こういうことを君はきのう説明した。それはその通りなんだ。その通りだけれども、君の方はそういうことで……

第38回国会 逓信委員会 第33号(1961/05/23、29期、日本社会党)

○森本委員 この公衆電気通信法の一部改正法案については、かなり審議をせられまして、だんだん大詰めに近づいたような感じもするわけであります。  そこで、私はきょうはちょっと論点を変えまして、まず大臣にお聞きしたいと思いますが、最初に逓信省が郵政省と電気通信省とに分かれました。そうしてその電気通信省が今度は日本電信電話公社と、こういうふうな公共企業体になったわけであります。そこで当時の電気通信省が、いわゆる公共企業体でありますところの日本電信電話公社に変わったところの意義、なぜ電気通信省で電信電話事業ができなかったのか、要するに電気通信省というものを日本電信電話公社に変えたところの、いわゆる公社と……

第38回国会 内閣委員会 第18号(1961/03/30、29期、日本社会党)

○森本委員 まず最初にお聞きしたいのは、この沖縄における模範農場に必要な物品の法律案によりまするところの予算は、この第一条の農業関係、それから第二条の電気通信関係、この二つに分けて、第一条関係がどの程度、第二条関係がどの程度かということを、まず総務長官からお答え願います。
【次の発言】 まずその第一条関係の、いわゆる那覇の模範農場に対する農業技術の改良及び普及に必要な云々とありますが、大体これはどういう内容ですか。
【次の発言】 その農機具家畜の中で、農機具類は大体どういうふうなものですか。
【次の発言】 今の総理府の連絡局長の答弁では、トラクター、自動耕耘機といろいろ言われましたが、それにつ……

第38回国会 文教委員会 第28号(1961/05/31、29期、日本社会党)

○森本委員 まずお尋ねいたしますが、この文部省の担当の局はどこですか。
【次の発言】 体育局長は来ておりますか。
【次の発言】 まず文部省にお尋ねしたいと思いますが、このオリンピックに要する総経費はどの程度ですか。
【次の発言】 もう一ぺん順序を追って聞いていきますが、まず、そういう道路を直すとかなんとかいうふうな経費は除きまして、オリンピックに要するところの総経費は八十八億円ですか。
【次の発言】 この八十八億円の大体の大まかな使途を先ほどちょっと言いましたけれども、もう一ぺん言ってくれませんか。
【次の発言】 それからこれ以外の東京都並びに国が直接施設をする、その施設の経費は幾らですか。

第39回国会 逓信委員会 第2号(1961/10/05、29期、日本社会党)

○森本委員 新しく大臣がかわられまして、今回郵政大臣にはすでに経済企画庁長官としての令名のある大臣が来られましたし、また今ごあいさつのありました、逓信委員を長くやっておられました政務次官が来られましたので、そういう点で一そうこの逓信事業が発展をする、こういうふうに思いまして、まことに私も喜んでおるわけでありまするが、過日の大臣の所管事項の説明に徴しまして、本日は、一応大臣の所管事項の説明に対しましての総括的な質問を、簡単ながらも要点を得て、一つずっと質問をしてみたい、こう思いますので、そういう観点から一つお答えを願いたい、こう思うわけであります。  まず最初にお答えをお願いしたいと思いまするこ……

第39回国会 逓信委員会 第3号(1961/10/13、29期、日本社会党)

○森本委員 会計検査院の方から、ただいまの報告について、会計検査の結果、別に取り立てて言うことはないということでありますが、何かこう書類でなしに口頭事項におけるよう注意事項はございませんか。
【次の発言】 そうすると、口頭事項における注意事項というものもないわけですか。
【次の発言】 NHKの会計を検査するのはあなたの方が唯一のところでありますので、くどいようでありますけれども、そのちょっとした注意事項というのはどういうふうな注意事項ですか。これはあなたのところ以外にあそこを検査する方法はないわけでありますので、くどいようですが、ちょっと聞いておきたいと思います。

第39回国会 逓信委員会 第4号(1961/10/20、29期、日本社会党)

○森本委員 実は臨時国会も会期がだんだん迫って参りまして、この機会でなければ公式に質問をする機会があまりありませんので、ちょっと申し上げておきたいと思います。  それは、実は昭和三十七年度の予算要求の問題であります。この臨時国会が終わりまして、そうして通常国会が再会されるまでの閉会中に予算編成の閣議なりあるいは郵政省と大蔵省との折衝によって、国会に提出する予算の原案が決定をされる、こういうことになるわけでありますので、特に本日は、私は昭和三十七年度の日本電信電話公社の大蔵省に対する予算要求原案に関連をしての質問をいたしておきたい。そうして私の質問に関連をする要望事項その他については、郵政大臣と……

第39回国会 逓信委員会 第5号(1961/10/27、29期、日本社会党)

○森本委員 関連して。今、谷口さんの質問を聞いておりまして、実は京都中郵については、早くわれわれとしても現実を見て、そうしてこれに対するいろいろな検討をしたいということで、当委員会の理事会でも協議をいたしまして、行くということになっておりましたけれども、まだ機械を発足させていない、こういうことでわれわれもやめたわけであります。その後、万国郵便連合の代表の方々が来られるということで、使っておるということをうすうす聞いておったわけでありますが、今の谷口さんの質問を聞いておりまして、これは相当大事な問題でなかろうかというふうに考えますことは、特に先ほど言いましたようにモデル・ケースとして作ったわけで……

第39回国会 逓信委員会 第7号(1961/12/08、29期、日本社会党)

○森本委員 現在、新聞紙上で郵便の遅配問題が非常に報道されておりますし、また日々のラジオ等においてもこの郵便遅配問題が非常に論ぜられておりますが、現在全国的にこの郵便の遅配状況がどうなっておるか、概略を大臣から御説明を願いたい、こう思うわけです。
【次の発言】 十二月七日三百十二万というのは、小包、普通郵便全部合わせてですか。
【次の発言】 十二月七日現在で普通郵便が三百十二万、小包が二万三千ということでありますが、昨年の十二月七日に比較をしてどういう状況ですか。
【次の発言】 この三百十二万という郵便のおくれておるというものについて、この中には速達郵便その他についてはないのですか。

第40回国会 運輸委員会 第12号(1962/03/02、29期、日本社会党)

○森本委員 私は、二月の十三日に第一回目の崩壊、二月の十七日に第二回目の崩壊、第三回目に二月の二十日に大きな崩壊をいたしまして、国鉄の土讃線が約一カ月半程度不通になる、こういうことで、現在不通になっており、これが四月まで開通しない、こういうことになっておりますが、特に本土とさらに中国、そういう方面との連絡をこの土讃線たった一本にたより切っておりますところの高知県といたしましては、非常に甚大な影響を来たしておりますし、さらにまた、阪神方面から逆にこの高知県に行く貨物輸送その他についても、非常に甚大な被害を及ぼしているわけでありますが、この点に関しまして、国鉄当局、さらにまた、この土讃線の不通によ……

第40回国会 逓信委員会 第3号(1962/01/31、29期、日本社会党)

○森本委員 ただいまの同僚栗原君の質問に対して大臣からの答弁があったわけでありますが、社会党といたしましては、ただいまの答弁だけではなかなか納得がいきませんので、これはいずれ日を改めましていろいろ詳細に質問をしていきたい、こう思いますが、とりあえず資料といたしまして、きのう処分になりました人名と処分の内容、それから処分をいたしましたおもな理由、その処分されたところの対象、こういうふうなものをすべて資料として当委員会にまず御提出を願いたい、こう思うわけでありますが、よろしいでしょうか。
【次の発言】 いずれわれわれの方といたしましては、その資料を手に取りまして、そしてまた私たちの党の組織を通じま……

第40回国会 逓信委員会 第4号(1962/02/01、29期、日本社会党)

○森本委員 大臣の所管事項説明と電電公社の総裁の所管事項説明に対して、本日は、電気通信に関する問題について質問していきたいと思います。まず、大臣が説明されておりました太平洋ケーブル設置の問題でありますが、郵政省としても正式にこの太平洋ケーブルの設置の問題については認可をしたようでありますが、この太平洋ケーブル設置についての今後の具体的な方針、段階、こういうものについて、一つ御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この太平洋海底ケーブルがいよいよ調印をする段階になったわけでありますが、日本側が負担する経費は幾らですか。
【次の発言】 この百十一億円の資金の内訳については、国際電電としてはどう……

第40回国会 逓信委員会 第5号(1962/02/07、29期、日本社会党)

○森本委員 資料の要求をいたします。  きょう、この間の委員会で要求した資料が出て参りましたが、この昭和三十七年度郵便局舎改善計画調書という中で、特定局が新規八十局、既定が百二十五局とあって、この分だけは局数だけになっておるわけですが、これを普通局と同じように、それぞれの局別を明らかにしていただきたいということであります。  それから簡易保険郵便年金福祉事業団についての資料が出ておりますが、この中の加入者ホーム、診療所の利用状況、これを一つお願いしたいと思うわけであります。  それから電々公社の方に要求しておきたいと思いますことは、資材局におきまして、昭和三十五年度七百八十五億円になっておりま……

第40回国会 逓信委員会 第7号(1962/02/14、29期、日本社会党)

○森本委員 これは百分の七を百分の八という改正になっておりますけれども、本来は長ったらしい法律です。この法律案の内容についても若干聞きたいと思いますし、それから、実は三十五年度なり三十六年度九月までの第七条によるところの、いわゆる売上金額というふうなものの資料がないと質疑にならぬわけでありますが、そういう資料があとから出て参りますか。
【次の発言】 それでは、この資料を一つもらって、それを見まして、さらにこの法律案件の第七条だけでありますけれども、これに関連をいたしまして、第三条ないし第五条までの間等についても若干の不審な点もありまするので、そういう点についても質問をいたしたいと思いますので、……

第40回国会 逓信委員会 第8号(1962/02/15、29期、日本社会党)

○森本委員 関連。  今の簡易郵便局の問題でありますが、今栗原さんが言ったのを、郵務局長の方は非常に誤解されていると思います。受託の範囲を広げよというふうな意味にとられておるようでありまして、これはもっけの幸いというような郵務局長の答弁でありますが、栗原さんが言っておるのは、現在簡易郵便局が農業協同組合、漁業協同組合あるいは市町村の公共団体でなければならぬということになっておるにもかかわらず、現実の問題としては、市町村が請け負った形において、実際は個人がやっておるのではないか、この問題をどうするかということを言っておるわけであって、何も広げよということを言っておるわけではない。その点、これはす……

第40回国会 逓信委員会 第9号(1962/02/21、29期、日本社会党)

○森本委員 現行の郵便切手類及び印紙の売りさばき人に対して支払う売りさばき手数料の率は、昭和三十三年四月に改正されて今日まで改正されていない、こういうふうに提案理由の中で言われておりまして、労賃その他の諸経費の増加及び売りさばきの実情にかんがみまして、こういうふうな改正にした、こういうことでありますが、まずお聞きしたいのは、今までの郵便切手の売りさばき並びに印紙の手数料の現行における年間の総額がどの程度であって、そうしてこれの改正された後における手数料の総額がどの程度になるか、御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そのうちの百分の七を百分の八に上げるということでありますが、これは結局一万……

第40回国会 逓信委員会 第10号(1962/02/22、29期、日本社会党)

○森本委員 監察局長とそれから郵務局長も呼んでありますので、早急に一つ出てくるように手配を願いたいと思います。  まず、大臣にお聞きしておきたいと思いますが、去年の年末に、郵便事業が労使の紛争によって遅配をするというようなことで、非常に新聞でも騒がれまして、そこでああいう形になってはまずい、国民に迷惑をかけるということについては、これは労使双方がそれぞれ責任がある。どういう理由があっても、それぞれそういう点については考えていかなければならぬというふうな点で、まあ自民党の中では大臣があとでだいぶ怒られたというようなことも新聞で報道されておりますけれども、別にあれは大臣から頼まれたわけでもなし、ま……

第40回国会 逓信委員会 第11号(1962/02/28、29期、日本社会党)

○森本委員 今のあなたのは、法制上これ以上の行政措置ができないという大臣の答弁でしたが、これはどういう意味ですか。電波局長、その点の意味をちょっと明確にしておいてもらいたい。
【次の発言】 そういう意味であって、だから、いつまでも、福島県においてこういうふうにしょっちゅう出資者、それから役員等についてもめる。それでなかなか話し合いがつかない。そうであるとするならば、今同僚の吉村委員が言ったように、せっかく福島県の県民のための波として与えられた、いわゆる民放の波というものが、いつまでたっても日本全国の中で福島県だけが波が出ないということについては不都合ではないか。そういう場合には、今までのありき……

第40回国会 逓信委員会 第12号(1962/03/01、29期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと、今の「新しい管理者」の改訂版というのは出ておりますか。
【次の発言】 今下部へ流したという「新しい管理者」というプリント、それを資料として当委員会に御提出を願いたいと思います。
【次の発言】 極力御趣旨に沿うようにでなく、委員会として資料として正式に要求をいたしますから、資料として正式にお出しを願いたい、こういうことです。
【次の発言】 今の問題に関連をいたしまして、全国的に、あなたの方が現行の法律あるいは現行の法令等において違法である、あるいは行き過ぎである、こういう郵政省の本省の認定、あるいは郵政局の認定において、すでに長年行なわれておりました慣行、あるいはまたそれぞ……

第40回国会 逓信委員会 第14号(1962/03/08、29期、日本社会党)

○森本委員 先ほど同僚の受田委員もちょっと質問をいたしておりましたが、まず、私は大臣にお聞きしておきたいと思いますことは、今回は、この簡易生命保険と郵便年金の福祉事業を行ないまして、加入者にサービスをよくしていこうと、こういうのが立法の趣旨でありまして、こういう施設を拡充し、強化をしていくということも、確かに加入者に対するサービスでございますけれども、特に簡易生命保険、郵便年金、この二つのうちに、いまだに解決がつかない問題として、郵便年金の問題があるわけであります。これは簡易生命保険についても、先ほど受田委員の言ったようなこともございますけれども、特に郵便年金の問題について、戦時中には、御承知……

第40回国会 逓信委員会 第15号(1962/03/13、29期、日本社会党)

○森本委員 その問題は、大臣は初めてここで論議をしておるように思うけれども、当委員会としては、数回にわたって論戦が戦わされておるわけでありまして、そういう問題について大臣があいまいな――今の等分ではまだはっきりしておらぬわけでありまして、そういうことについては、やはり審議にも差しつかえると思うので、もしそういうことであなたの方が郵政部内の意識を至急統一しなければならぬということであれば、これは予算の審議の根本問題でありますから、至急意識を統一して発表していただきたい。その上に立って審議を進めていかないと、今まで逓信委員会で数回論議をしてやったことがむだになってくるわけでありますから、その点は一……

第40回国会 逓信委員会 第17号(1962/03/15、29期、日本社会党)

○森本委員 私は、まず最初に会長にお聞きしたいと思いますが、御承知の通り、現在政府が提案をいたしております郵政省設置法の一部改正の中で、放送法並びに電波法その他に関して審議をする審議会の設置のことが提案せられておるわけでありますが、わが党はこれについては反対をいたしておりますので、場合によってはこれは通らないかもわかりませんが、しかし、一応政府は政府なりに、ああいうふうな法律案を提案をいたしまして、そうして将来の放送法、電波法の問題について検討しようというかまえを示しております。この法律案がどうなるかは、まだこの国会においては予測が立ちませんけれども、一応従来の大臣の答弁によりましても、政府と……

第40回国会 逓信委員会 第18号(1962/03/28、29期、日本社会党)

○森本委員 本件に関する質問は次会に譲りますが、ちょっと資料をお願いしておきたいと思います。  先ほど資疑応答にもありましたが、この土地の十六億九千八百十二万四千六百三十一円ですか、これは時間がかかってもけっこうでありますので、内訳をできるだけ詳細に一つお出し願いたい。そうしないと、私たちの方としては、こういうふうに出されても、これが適当であるかどうであるかという評価ができません。建物もほしいところでありますが、そういうふうな資料を要求いたしますと非常に困ると思いますので、とりあえず土地だけ全国的な状況を見て見たい、それがはたして今の土地の価格に徴してみて妥当であるかどうであるかということを私……

第40回国会 逓信委員会 第19号(1962/04/04、29期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと関連。それはいいかげんな答弁をせられると困るのですが、出すべきものは出すというのは、どういうものを出すのですか。
【次の発言】 何らかの形で助けるというのは、それはそういう回りくどいことをしなくても、今問題になっているのは共済会でしょう。共済会というのは健康保険組合というのとは全然違うのですか。
【次の発言】 共済会というのは弘済会みたいなものですか。
【次の発言】 だからいわゆる公務員共済組合、それから公社の共済組合と同じようなものでしょう。
【次の発言】 だからそういう場合には、これは無償でやることがあり得るでしょう。現実に郵政省にしても電電公社でもやっておるのじゃない……

第40回国会 逓信委員会 第20号(1962/04/11、29期、日本社会党)

○森本委員 今同僚の栗原委員から質問がありましたように、三十四年度のこの物件費の内訳でありますが、もう今国会もだんだん終わりに近づいて参りましたので、今度の国会におきます三十四年度の決算については、私はこれ以上申し上げませんけれども、こういうふうな内訳では、だれが見たって、くろうとでもしろうとでも、どこで、体どういうふうに金を使っているかということについては、これじゃわかりっこないわけです。もっともこれは、出す方については非常に都合がいいかもしれぬけれども、これとそれからあなたの方から出ているところのこれの説明を何べん繰り返して上から下まで沈んでみても、一体金がどういうふうに使われて、ほんとう……

第40回国会 逓信委員会 第21号(1962/04/12、29期、日本社会党)

○森本委員 この問題についてこの間からやっておるけれども、さっぱりわかりませんので、私は一つ一つ聞いていきたいと思います。  一応郵政省の方が、国際電電にこの認可をした一つの条件といいますか、そういう認可の内容について説明を願いたい。これは監理官に言っておきますが、あなたの答弁は非常にくどく長い答弁でありますので、要領を得て、要点をてきぱきと一つ答弁を願いたい、こう思います。
【次の発言】 そういたしますと、土地はどうなっておりますか。
【次の発言】 土地はどこそこになんぼ、何日ごろに買ったというふうに答えて下さい。
【次の発言】 そうすると、この十四万九千坪というのは、同じ場所ですか。

第40回国会 逓信委員会 第22号(1962/04/18、29期、日本社会党)

○森本委員 きょうの各新聞に、われわれがこの委員会において追及をいたしておりました宇宙通信に関する問題と、それから米国政府が日本に要請をいたしておりました、いわゆる衛星の追跡ステーションについての問題、この二つが大きく取り上げられております。その中でまず私がお聞きしたいのよ、この間の迫水郵政大臣の答弁では、調査員を日本に入れるということについては閣議で了解をした、こういうふうな答弁があったわけでありますが、本日の新聞では、米国政府が、日本の外務省に対して、米国の調査員の日本派遣については中止をしたということが一斉に報道せられておりまするが、郵政省として、こういうふうなことを正式に外務省から受け……

第40回国会 逓信委員会 第25号(1962/07/10、29期、日本社会党)

○森本委員 大臣が来てないので、あとから大臣にお伺いしますが、実は当委員会でも、私がしばしば特定郵便局の運営のあり方については、そのつど郵政当局にも忠告を申し上げ、また意見も申し上げて参りましたが、今回、東京郵政局の管内で、品川区の南浜川特定郵便局において、御承知の通り二千六百万円、約三千万円に近い郵便貯金の、要するに犯罪が起きまして、各新聞、週刊誌等においてもその内容が相当明らかに報道されておるわけでありますが、実際この事件は郵政省としての信用を一般国民に対して非常に落として、われわれ委員会に関係しておる委員の一員としても、国民に対してこういうことについては申しわけないというふうに考えておる……

第41回国会 逓信委員会 第1号(1962/08/17、29期、日本社会党)

○森本委員 きょうの所管事項に対する質問は後日行ないますが、私は一つ緊急に大臣にお聞きしておきたいと思いますことは、電電公社の総裁の任期は九月の終わりころであったと私は記憶しておるわけでありますが、そういたしますと、今巷間総裁が留任をするとかしないとか、あるいは後任の総裁候補がだれであるとか、副総裁の候補がだれであるとか、非常にニュースが出ているわけであります。さらに加えまして、ちょうどこれは知事さんが次の選挙に出るか出ないかという前あたりは、官庁内部の部課長が非常に動揺いたしまして、なかなか落ちつかない、こういうことがあるわけでありますが、それと同じように、私が現在の状況を見てみますのに、電……

第41回国会 逓信委員会 第2号(1962/08/22、29期、日本社会党)

○森本委員 まず、政府側にちょっとお聞きしておきたいと思います。  今、日韓会談が進展をするやに新聞では報道されておりますが、それに関連いたしまして、現在朝鮮海峡を通っております海底ケーブルについては、この利用状況はどうなっておりますか。
【次の発言】 米軍に日本が貸与しておるわけですか。
【次の発言】 参考までに聞いておきたいと思いますが、その場合、貸与しておるところの法的な根拠は、安保条約ですか。
【次の発言】 それは日米安保条約の第何条によって、行政協定の第何項によって、これが結ばれておるわけですか。  それからこの財産保管については、一応日本政府としては、日本電信電話公社の未整理財産、……

第41回国会 逓信委員会 第3号(1962/08/23、29期、日本社会党)

○森本委員 一応きめたものだからやりたいと、こういうことでありますが、今の栗原さんの質問にもあなたが答えられましたように、大臣としては知らなかった、こういうことであります。そこで、もし大臣がこれを知っておるとするならば、やはり参議院議員、あるいは政治家の一人として、政治道義、政治道徳上からいくとするならば、これはそれを押し切ってやるということは、私はやはり考えものであるというふうに考えるわけであります。そういう点から考えていくとするならば、大臣としては、事務的にやったんだからやりたい。しかし一方、政治家の一人としては、もしそれが出ておったということを知っておった場合には、やはり政治道徳上、政治……

第41回国会 逓信委員会 第4号(1962/08/28、29期、日本社会党)

○森本委員 質問をいたしますが、ちょっとその前にNHKに一つだけ注文があります。これはあした質問をするときにやろうと思いましたけれども、ちょっと聞いておきたいと思いますことは、NHKの理事以上の方でありますが、国会開会中に海外に出られることがたびたびあるわけであります。これは、私は今後も注意をしておきたいと思いますが、電電公社でも国際電電でもそうでありますが、当委員会に関係のありまするそれぞれの団体の――普通の人は別でありますけれども、理事以上の人になりますと国会開会中に海外に出たいという場合には、一応衆参両院の逓信委員長に何月何日からこういう用事で行ってくるからという通知だけはぜひしておいて……

第41回国会 逓信委員会 第5号(1962/08/29、29期、日本社会党)

○森本委員 この決算に関連をいたしまして、電波放送の件についてちょっと聞いておきたいと思いますが、きのうNASAの通信関係が来まして、一応郵政省と向こう側との間において話し合いをしたようでありますが、これは日本に来ておられるときに、今後の話し合いはどういう経過になりますか。電波監理局長。
【次の発言】 だからそういう段階であって、なおきょうの午後やって、それからあとどういう計画になるのか、こういうことです。
【次の発言】 だから、私は内容を聞いておるわけじゃないのですが、きょうやってまだあと二、三日続くのですか。
【次の発言】 そういたしますと、向こうの方に帰って、そうしていろいろまだ技術的な……

第41回国会 逓信委員会 第6号(1962/09/01、29期、日本社会党)

○森本委員 まず最初に、きょうの新聞に出ておりましたから聞いておきたいと思いますが、三宅島の逓信関係、郵政事業、電通関係については現在どうなっておるか、ちょっと説明を願いたいと思います。郵政関係、電電公社関係両方とも……。
【次の発言】 あそこは海底電線になっておりますか。
【次の発言】 電電公社関係はそれとして、それで郵政関係はどうなっておりますか。
【次の発言】 郵政省のあそこの郵便については、あれは定期便で毎日便が出ておりますか。
【次の発言】 実情を調査するために、郵政省としてだれかあそこに派遣をいたしましたか。
【次の発言】 きょうの新聞によりますと、三宅島の郵便局の交換手が、ほとん……

第41回国会 逓信委員会 第7号(1962/10/05、29期、日本社会党)

○森本委員 まず公社の機構についてお聞きいたしますが、けさの朝日新聞に、公社法の一部改正ということについて載っております。これは前から問題になっておったところでありますけれども、この中に載っておりますところの副総裁の任命については云々ということは、これはもう前から話になっておったわけでありますから、事新しい問題じゃございませんが、ただ、ここで私が不思議に思いますことは、今回の公社法の改正は、もし公社法を改正するということになるとすれば、技師長を副総裁と同じ格に上げて、そうしてこれを副総裁として、技術的な観点から行なう副総裁という形に改めたいというふうな案が、けさの朝日新聞に載っておるわけであり……

第41回国会 逓信委員会 第8号(1962/11/10、29期、日本社会党)

○森本委員 関連してちょっと聞いておきたいのですが、これはそうすると、東北テレビと仙台テレビがあくまでも競願をしておったならば、許可をしない、こういう前提ですか。
【次の発言】 これは東北テレビと仙台テレビが競願をしておったならば、それが解消しないことには許可をしないというのが、大体今までの郵政省の全国的な免許の方針です。やり方ですね。だから、仙台だけを、五つなら五つ、二つなら二つ出ておる中で、一つだけ許可するという方針はやらないわけですから、そうすると、東北テレビと仙台テレビの競願が解消しない限りについては――仮定の問題じゃないわけです。これは東北テレビと仙台テレビの競願が解消しない限りにつ……

第41回国会 逓信委員会 第9号(1962/12/07、29期、日本社会党)

○森本委員 私も、時間の関係で簡単に二、三質問したいと思います。  この問題で本委員会で取り上げる内容というものは、株をだれが売ったとか、かれが売ったとか、あるいは金をどう持っていったとか、どこで話し合いをしたとか、そういう問題では、本委員会の意義はないと思う。ただ本委員会としてどうしても明らかにしておかなければならぬ点は、免許のときに郵政当局がいかなる態度をとっておるか、こういうことが当委員会としては一番の問題であろうと思う。金のやりとり、あるいは株の売買というような問題についてもし取り上げるとするならば、これは法務委員会なり決算委員会等において徹底的に追及するというやり方もあろうと思うわけ……

第41回国会 内閣委員会 第5号(1962/08/24、29期、日本社会党)

○森本委員 この郵政省設置法については、前国会でこれは審議未了になっておるわけでありまして、さらにまた、その前の国会でも問題になって審議されていないというふうな、いわくつきの法律になってきておるわけでありますが、本来ならば、こういうふうないわくつきの設置法の一部改正ということについては、何も短期のこの一カ月くらいの臨時国会にあわてて提案をするという形でなくして、少なくともなぜこれが流れたかということをよく反省していただいて、そうして、かりに提案をするにいたしましても、もう一度じっくり練り直して提案をするというのが至当ではないか。ただ、この中にあります電波監理局に所属いたします定員の面については……

第42回国会 逓信委員会 第1号(1962/12/12、29期、日本社会党)

○森本委員 この前の委員会で、宇宙通信について若干質問をいたしましたが、その後の新聞紙上あるいはその他の経過を見ますると、ようやくアメリカとの協定ができ上がりまして、そうして日本がアメリカの地上委員会に加入をし、これからの実験通信を行なっていく、こういう形になると思います。そこで、まず最初にお聞きしたいと思いますことは、今後の日本側としての宇宙通信に関する進め方についてでありますが、まず第一番目にお聞きしたいのは、日本側の地上局の設営については、今どういう段階になっておるのか、それから将来どういうふうになっていくのか、いつごろこれが完成されるのか、そういう点について御説明を願いたいと思うわけで……

第43回国会 決算委員会 第6号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○森本委員 ちょうど郵政大臣と厚生大臣の二人がおられますので、関連をした事項についてお尋ねしたいと思います。  まず、ちょっとお伺いしておきたいと思いますが、昭和三十五年度の郵政省のお年玉はがきの寄付金が、日赤と共募に何ぼ出ておるか御説明願いたいと思います。数字はわかり次第発表して下さればけっこうです。  そこで、この問題については、お年玉はがきの法律を改正するために、たしか三年くらい前だったと思いますが、厚生大臣と郵政大臣との間に一応約束のようなものが取りかわされまして現在の法律改正がなされたわけでございますが、その後この問題について郵政大臣と厚生大臣との間ではどういう約束になっておりますか……

第43回国会 決算委員会 第17号(1963/05/16、29期、日本社会党)

○森本委員 関連して。この電波障害というのは、これはどういう意味の障害ですか。
【次の発言】 その場合、海外無線の受信所であって、その受信を妨害しない範囲で、こういうことでありますが、これは海外受信を傍受できないということじゃないと思うのだが、どういうことですか。大体その内容はどういうふうな内容ですか。こういうふうな通信基地は、日本の電電公社でも相当あって、それほどの不足はないことであって、たとえば宇宙通信とかそういう特殊な基地になるとこれは問題になりますし、あるいは東京都内のような、いま問題になっておりますが、ビルディングが建てばマイクロの問題が出てくるわけですけれども、こういうところの施設……

第43回国会 決算委員会 第21号(1963/06/04、29期、日本社会党)

○森本委員 ちょっとお尋ねしますけれども、この日本放送協会の海外放送の聴取記録の作成というやつが千二百六十万円ということになっておりますが、この聴取記録というのは、これは筆記された記録ですか、それともいわゆる録音された記録ですか、どういうことですか。
【次の発言】 そういたしますと、これは各国の海外放送を全部これで録音をしておるわけですか。
【次の発言】 どこどこですか。
【次の発言】 それはすぐわからなければいいのですが、これは千二百六十万円という根拠はどういう根拠ですか。録音で、原文の筆記料ですか。
【次の発言】 だから、この海外放送聴取記録というのは、要するに、録音であればそのままあるわ……

第43回国会 決算委員会 第23号(1963/06/11、29期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと防衛庁関係の資料を要求しておきますので、委員長のほうから取り計らいを願いたいと思います。  現在F101ジェット戦闘機が非常に墜落しておりますが、その関係の資料をお願いしたいと思います。F104ジェット戦闘機の生産契約関係についてお願いいたしたい、こう思うわけでありますが、まずこのF104の契約書をお願いしたい、それから同時にその付属書類をお願いしたい、それで、その契約書につきましては、こまかくそれぞれの会社に分かれておるようでありまするから、機体、エンジンあるいはガン・カメラというふうに、それぞれの部品に応じての各会社ごとの契約書並びに付属書類をお願いしたい。それから前払……

第43回国会 逓信委員会 第2号(1963/01/31、29期、日本社会党)

○森本委員 新大臣に聞きたいことはたくさんありますけれども、同僚の委員からそれぞれ大小にわたって質問があると思いますので、私は簡単に質問したいと思います。  その前に、ちょっと大臣にも御忠告を申し上げておきたいと思いますことは、まずきょうの豪雪対策についての大臣と電電公社総裁の御説明でありますけれども、これは、本来ならば昨日、大臣が施政方針の説明を行なう際に、一応詳細に資料も持って、それに対するところの説明もちゃんと文書にして配るだけの手配をし、準備をして委員会に臨むのが妥当でありました。大臣も就任早々でありますし、今そういう点は無理な点もあろうかと思いますけれども、各委員会におきましてはほと……

第43回国会 逓信委員会 第5号(1963/02/13、29期、日本社会党)

○森本委員 まず簡単に聞いておきたいと思いますが、けさの各新聞に、全逓、全電通に対する郵政省と電電公社の賃金引き上げに対する回答が載っておりますが、それについてちょっと御説明を願いたい、こう思うわけであります。   〔委員長退席、佐藤(洋)委員長代   理着席〕
【次の発言】 本日はこの問題をこの委員会でやるつもりはございませんでしたので、これ以上の質問はいたしませんけれども、大臣に聞いておきたいと思いますが、こういうふうな郵政並びに電通の賃金に対する回答を行なって、今後の労使関係が参まいこといくというふうに確信を持って大臣はこういう回答をしたのかどうか聞いておきたいと思います。

第43回国会 逓信委員会 第6号(1963/02/14、29期、日本社会党)

○森本委員 関連。今までの経過は聞いておると言われても、この前私が質問をいたしましたように、当委員会としても、FM放送についての一つの決議を、超党派的に全会一致で行なっておるわけであります。だから、少なくともこの国会の意思というものを尊重していただくということは、大臣はっきり考えておいてもらわないと、ただ白紙々々と言われても、われわれは数年間検討して、大まかではありますけれども一つの結論を得ておるわけでありますから、少くともこのくらいの決議は尊重してもらわなくちゃならぬ。それからなお、今までの郵政省内にできておりましたところのFM放送の調査会の結論についても、それを相当重要な資料として持ってい……

第43回国会 逓信委員会 第7号(1963/02/20、29期、日本社会党)

○森本委員 一つ資料の要求があります。それは、この前の休会中にオートアラームの調査のために郵政省の電波監理局の諸君が船に乗り込んで、たしかヨーロッパまで行っておると思いますが、その調査の結果を一つ早急に資料として御提出を願いたい、こう思うわけです。
【次の発言】 その詳細な資料というのはいつできるのですか。それはこの法律案の審議に非常に影響する問題ですから……。
【次の発言】 それでは、概略の分を先に出していただいて、それからその詳細な資料ができたら詳細な資料をお出し願いたいと思います。

第43回国会 逓信委員会 第9号(1963/02/27、29期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと資料要求をしておきたいと思います。先ほどのセンターの件でありますが、これは非常に重要な事項でありますので、先ほど田辺専務理事の方から説明があったものにさらに付加をいたしまして、テレビ・センターの全貌についての資料を正式に委員会にお出しを願いたい、こう思うわけであります。大体どういうふうな建物を建てて、第一期工事はここまでできて、第二期はどういうふうになるか、そういう全貌について一つお願いしたい。  それから、先ほどの岡田さんの質問にもありましたNHKの学園の問題でありますが、これについても一つ――これは質問は省きたいと思いますので、正確な資料を一つお出しを願いたい。これはど……

第43回国会 逓信委員会 第10号(1963/02/28、29期、日本社会党)

○森本委員 私は電電公社の総裁にちょっと聞いておきたいと思います。それは聞くというよりも、私は総裁の所見を聞いておきたいと思いますが、昨日、これは非公式でありましたけれども、私が党の合理化対策委員会として、あなたに予算委員会が済んでお会いしたいということをこの廊下で、文書課長も一緒におったときに言ったら、あなたはよろしゅうございます、こういうことで私に返事をして別れたわけであります。ところが、私はそのときに、きのうのあの全電通の諸君が来て、花束を贈呈するとかどうとか、それを受けたとかどうとかというようなことを言っておるわけじゃありません。私の党の合理化対策委員会として、本日は大臣と総裁に申入書……

第43回国会 逓信委員会 第11号(1963/03/06、29期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと関連して。今の送信設備があって、波を発射してないという局はどこですか、正確に言って下さい。
【次の発言】 そうすると、送信設備というのは、送信機ではなしに、要するにスタジオ、演奏場があるというだけのことであって、いわゆる送信の設備はしてない、こういうことですか。
【次の発言】 それから電波監理局長に聞きますが、三重放送というのはどういう意味ですか。要するにこれは広域圏の第一放送と第二放送があって、それ以外に一日に半時間なり、一時間なり、一時間半なりのローカルを中継の波によって出したい、こういうことですか。
【次の発言】 それはその通りですか、NHKは…。

第43回国会 逓信委員会 第12号(1963/03/07、29期、日本社会党)

○森本委員 まず最初に大臣にお聞きしたいと思います。  今回のこの放送法毎三十七条第二項の規定に基づき、国会の承認を求めるの件でありますが、その中の意見書に、「日本放送協会の昭和三十八年度」云々とあって、最後に「周波数の割当方針との関連において、変更の必要が生ずる場合があると考える。」こういうことがあるわけであります。今までの意見書にはこういうふうな表現はなかったわけでありまして、ほとんど、おおむね適当と慰めるという意見書であったわけであります。今回の意見書で初めてこういうものが出ておるわけでありますが、これはどういう意味であるかということを大臣に質問するわけです。

第43回国会 逓信委員会 第13号(1963/03/08、29期、日本社会党)

○森本委員 私は、自由民主党、日本社会党、民主社会党、三党共同提案にかかる附帯決議の趣旨を御説明したいと思います。  まず、附帯決議の案文を朗読いたします。    放送法第三十七条第二項の規定に基づき、国会の承認を求めるの件に対する附帯決議   政府並びに日本放送協会当局は、左に掲げる事項の実施につとむべきである。  一、FM放送、カラー・テレビジョン放送の全国普及につき協会が開拓者的役割を果すこと。  一、FM放送のチャンネル・プランを早期に決定し、これが実施に努力すること。  一、教育テレビ放送網の拡充並びに教育放送番組の強化をはかること。  一、オリンピック東京大会の内外放送実施体制につ……

第43回国会 逓信委員会 第14号(1963/03/12、29期、日本社会党)

○森本委員 まず、大臣にお聞きいたしますが、現在郵政省に放送法の審議会ができて、大体今審議をいたしておりますが、あの審議会は、現在どの程度まで進んでおりますか。
【次の発言】 その中には電波法の改正は含まれるのですか。
【次の発言】 そういたしますと、この審議会は電波法そのものには関係ないのですか。これは政治的な問題ですから、一つ大臣、全部お答え下さい。
【次の発言】 これは電波監理局長、この審議会はそういうつもりでこしらえたのですか。これはやはり放送法、電波法あわせて審議をしていく、こういうつもりであの審議会をつくったんじゃないですか。私が内閣委員会で質問したときには、電波法もあわせて討議を……

第43回国会 逓信委員会 第15号(1963/03/13、29期、日本社会党)

○森本委員 今の大臣の御答弁でありますが、修正されるならけっこうである、こういう答弁でありますので、その点はいいと思います。ただここで、もしそういうことであるとするならば、私が申し上げたいのは、電波法の第三条を見ていただきたいと思いますが、「電波に関し条約に別段の定があるときは、その規定による。」この項があるわけであります。この項によって、第五十条云々ということは消えてくる、こういう意味になってくるわけでありますが、こういうことになるとするならば、かりに電波法については、いろいろこまかい問題をきめておるわけでありますが、そういたしますと、たとえば電波法の第五条では、「外国政府又はその代表者」、……

第43回国会 逓信委員会 第16号(1963/03/14、29期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと関連して。経理局長に聞きますが、電信電話設備の拡充のための暫定措置に関する法律、債券のもとの法律は一体いつまでですか。債券について、これはもう期限になっていますか。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 だからこれは、今の安宅議員の質問に対して、まだその見通しが全然立たないということはないと思うのです。法律において一応見通しを立てておるわけですから、その法律に基づいて公社は計画を立てなければならぬのでしょう。要するにこの電信電話設備拡充のための暫定措置に関する法律というものがなくなれば、これは根拠がなくなってくるでしょう。どうですか。

第43回国会 逓信委員会 第17号(1963/03/19、29期、日本社会党)

○森本委員 先ほど来の参考人の方々の御意見を聞いておりますと、今問題になっておりまするオートアラームの問題についても、これは一方は、全然役に立たない――とは言わぬけれども、相当誤差もあるし、まああまり確実性がない、こう言うし、一方は、これは絶対的信頼性の置ける機械であるというふうに、一つの機械について両者の意見が全く正反対の意見になっておるわけでありまして、当委員会としても、この問題についてはしばしば論議をいたしましたが、こういうふうにまっこうから反対、賛成というふうな御意見が出ておりますので、一つこれは電波局長の方から、両参考人からオートアラームについて全くの正反対の意見が出ておりますが、こ……

第43回国会 逓信委員会 第18号(1963/03/20、29期、日本社会党)

○森本委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました電信電話債券に係る需給調整資金の設置に関する臨時措置法案に対し、反対の意を表明し、討論を行なわんとするものであります。  まず私は、この法律案に対する反対の前提として、電電公社のあり方につき、政府並びに公社当局に対し厳重なる警告と反省を求めておきたいと思うものであります。  御承知の通り、わが国の電気通信事業は明治二年に国有国営の形態をもって発足し、昭和二十七年八月、公共企業体に移行されたのでございます。公共企業体の基本方針は、国営の長所と民営の長所を織りまぜたものであり、この思想に立って経営の独自性と自主性とを経営者に与……

第43回国会 逓信委員会 第19号(1963/03/22、29期、日本社会党)

○森本委員 関連して。  これは法律の問題ですからはっきりしておきたいのですが、事業信であろうが、個人通信であろうが、規制するわけにはいかぬのですよ。これは公衆電気通信法からいって、そういうことはできないのですよ。ただ、いわゆる事業通信の方は船主が自主的にそれを出さないようにいたします、こういう答弁をしなければ、政府が事業通信を規制して公衆通信を先にやるというふうな答弁の仕方はおかしいのです。これは、公衆電気通信法において、いわゆる事業通信であろうが、公衆通信であろうが、電報の取扱局においては同様にこれを受け付けなければならぬわけであります。しかし、船主側が自主的にそれについて規制を加えるとい……

第43回国会 逓信委員会 第21号(1963/05/15、29期、日本社会党)

○森本委員 まず、ただいまの社長の説明で大体わかりましたが、ちょっと簡単なことですが、聞いておきたいと思うことは、営業報告書の中に、今回専務を廃止して、副社長を一人置いた、それから取締役を一名増員をしたというのが載っておるわけでありますが、これはどういう意味ですか。
【次の発言】 それでこの営業報告書を見てみると、株主総会でそういうふうにきまったというのでありますが、私は会社のことはあまり詳しく知りませんが、社長、副社長を置いて、その上に専務を置くということはできますか。
【次の発言】 普通、社長不在の場合に、専務が社長の専決処分を行なうということでありますが、それは副社長ができた場合には、副……

第43回国会 逓信委員会 第22号(1963/05/22、29期、日本社会党)

○森本委員 質問はこの次にいたしますが、ひとつ要求をしておきたいと思います。  国鉄の監査委員の氏名と人数と、それからその監査委員の任務、給与、それからNHKの経営委員の任務と給与、それからその業務の内容、それからさらに、専売公社にこれに似たようなものがあれば、それと同じものを出していただきたい。  それから、先ほどの岡田委員の質問で大体わかりましたけれども、書類でお願いしたいと思いますのは、日本船舶通信株式会社の年間の決算と損益計算書と、それから役職員の前歴、業務の内容、これをひとつ資料でお願いをしたい、こういうふうに考えるわけであります。  それから国鉄、専売の現在の投資条項によりますると……

第43回国会 逓信委員会 第23号(1963/05/29、29期、日本社会党)

○森本委員 これは緊急に質問をするわけでありますが、きょうの毎日新聞朝刊の三面記事に「「切手ブーム」を食う」ということで、大蔵省の印刷局の大蔵事務官が、切手のブームに便乗して、横流しというふうなことが載っておるわけでございますが、まず私は、大蔵省の印刷局長にお聞きしたいと思いますが、この大体の内容について御承知であるかどうか、ちょっとお答えを願いたい、こう思うわけであります。
【次の発言】 そういたしますと、印刷局長の方からその経過を御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 これは印刷局自体として、まず私は聞いておきたいと思いますが、大蔵省の省内の監察機構というのは何かありますか。

第43回国会 逓信委員会 第24号(1963/05/30、29期、日本社会党)

○森本委員 いまの問題ですが、私は質問をするつもりはなかったわけですが、出ましたので私もちょっと聞いておきたいと思います。大体私の趣旨もいま二人の委員の方が言われた趣旨でありますが、これは大臣もよく考えておいてもらわなければならぬことは、三十八年度のNHKの予算案については、当委員会で慎重審議をして、そして満場一致で決定をしたわけであります。だから、この三十八年度の予算そのものについては、これは決定をくつがえすということはあり得ないわけであります。同時に私は、NHKの肩を持つわけではございませんけれども、そのときに参考書類としてやはりNHKから日本放送協会としての将来の五カ年計画、十カ年計画と……

第43回国会 逓信委員会 第25号(1963/06/06、29期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと……。ぼくは野党で、別に議事の進行に協力するわけじゃないけれども、これは政府側も悪いと思うのですよ。上林山さんの意見は上林山さんの意見としていいわけなんだから、政府の見解は政府の見解としてはっきりして、修正するなら修正するということを上林山さんのほうがお出しになるならそれは議員としてけっこうでありますから、だからこの問題については、有放の交換機までの線については、これはむろん管理権が公社にあるわけですよ。それから、そこから先の問題については、これはつないだところで郵政省なり電電公社というものは助言指導するほかないわけです、現行の法律においては。だから、現行法律においてはその……

第43回国会 逓信委員会 第26号(1963/06/07、29期、日本社会党)

○森本委員 関連。これはぼくは郵政省に言っておきますが、やはり答弁がへただと思うんだ。いま言っておるのは、電話を比べるということを言っておるのだから、やはり言うならば、有線放送電話と地域団体加入電話と、さらにいま団地電話の集団の住宅電話というものがある。それからさらに構内交換設備というものがある。この四つについて、大体どの程度でできて、料金はどの程度になっておるか、こういうふうな説明のしかたをすれば、みんなの委員さんがわかるわけです。わからないように説明しておるのか、それとも、わからないからそういう答弁をしておるのか、ぼくにはわからないけれども、とにかく栗原委員の言っておるのは、いまの有線放送……

第43回国会 逓信委員会 第27号(1963/06/12、29期、日本社会党)

○森本委員 この間の委員会で、私のほうから質問をいたしまして、大臣に対しまして、今後の有線放送電話のあり方についての単なる郵政省だけの考え方でなくして、農林大臣、自治大臣、この三者の打ち合わせの上におきまして、今後の有線放送電話に関する政府の統一した見解を述べていただきたい、こういうことを宿題として申し上げておったわけでございますので、その点についてまず大臣から御回答を願いたい、こう思うわけであります。
【次の発言】 大体わかりましたが、その中ではっきりとわからぬのは、有線放送電話の将来性について、政府としては、統一ある見解としてはどう考えておるか、こういうことです。

第43回国会 逓信委員会 第32号(1963/06/25、29期、日本社会党)

○森本委員 大蔵大臣が見えておりますので、大蔵大臣にお聞きしたいと思いますが、大蔵省としてそのお考えをただしておきたいと思いますことは、これはあなたが大臣のときだったかどうか私記憶いたしておりませんが、たしか郵便貯金法の改正を三十六年の四月にやったわけであります。その場合に郵便貯金の利子の引き下げを行なったわけでありますが、たしかいまの大蔵大臣が郵政大臣のときでなかったかというふうに考えておるわけです。それは記憶がはっきりしておりませんが、これは三十六年四月で、私たちはこの利下げについては反対をしたわけでありますが、政府の提案ということで通ったわけであります。その場合、国会が審議をしておる最中……

第43回国会 逓信委員会 第34号(1963/06/27、29期、日本社会党)

○森本委員 この公社法の一部を改正する法律案について、まず私はお聞きしたいのは、行政管理庁から郵政省、電電公社に対して、電信電話公社の機構改革、その他についてのいわゆる勧告というものがあったと思いますが、それはその後どうなっておりますか。
【次の発言】 そういたしますと、日本電信電話公社法の全面的な改正ということについても現在検討中である。こういうことですか。
【次の発言】 大臣にお聞きしますが、大体、大臣の手元にどの程度までそれが報告になっておりますか。いわゆる長期的展望に立った電電公社の機構、経営、そういうものをどういうふうに検討せられておりますか。

第43回国会 逓信委員会 第35号(1963/07/04、29期、日本社会党)

○森本委員 この簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律の一部を攻正する法律案をついては、きょう初めての審議でありますけれども、時間が非常にないわけでありますので、私は要点を追って質問をしていきたい、こう思いますので、答弁をするほうも、ひとつそのつもりで要領よく答弁をお願いしたい、こう思うわけであります。  そこで、最近の簡易保険並びに郵便年金の事業における経営の概況と申しますか、これをちょっと御説明願いたい、こう思うわけです。
【次の発言】 三十七年度の保険の目標額と三十八年度の目標額と料額で言ってもらいたいと思うのです。

第43回国会 予算委員会 第15号(1963/02/27、29期、日本社会党)

○森本委員 私は、おもに、逓信関係の韓国に関係をいたしまする郵便貯金あるいは簡易生命保険年金、さらに放送関係、通信関係、こういう問題を質問をしていきたいと、こう考えておりますが、なお時間がありましたならば、電電公社の駐留軍に対する未収料金の問題について質問もしたい、こういうように考えておるわけであります。  その前にちょっと大蔵大臣に聞いておきたいと思いますが、例の郵便貯金法の改正問題について、長い間郵政大臣と大蔵大臣との間に意見が違っておりまして、その関係でまだ今国会には郵便貯金法の改正が提案になっておらぬわけであります。御承知の通り、大蔵大臣はもともと郵政大臣をやっておりまして、郵政大臣当……


30期(1963/11/21〜)

第45回国会 逓信委員会 第1号(1963/12/13、30期、日本社会党)

○森本委員 時間の関係で、先にNHKの方が帰られると思いますので、それに関連をいたしまして、郵政省にお聞きいたしますが、それは聞くところによりますと、NHKで沖縄に何かテレビのいわゆるとりだめをしておくようなハウスをつくるというふうなことを聞いておりますが、それについての御説明をちょっと願っておきたいと思います。
【次の発言】 非公式に聞いているとすると、まだ正式でないわけでありますので、ここでは申し上げませんが、しかし、でき上がったあとで私のほうからそういうことを言ったところで、話にならぬわけでありますので……。本来、沖縄にNHKが放送局をこしらえようとするならば、NHKの放送局を、日本の領……

第46回国会 決算委員会 第3号(1964/02/06、30期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと関連して。それで専売公社の監事のスタッフはどうなっておるのですか。
【次の発言】 それでその監事は何人ですか。
【次の発言】 それはいま勝沢君が質問をしたように、その二人の監事で六人のスタッフで、それで総裁の諮問に答え得るような専売公社全体の監査機構がはたしてできるかどうかということを常識で考えた場合に、私がいま不規則発言で言ったように、大体監事というものは月給をやるために置いてあるとしかとれぬような制度になっておるわけです。だれが考えたって、あの膨大な専売公社の機構というものを監事二人で、さらにその下のスタッフが六人で膨大な諮問にこたえ得るということはほとんど不可能に近い……

第46回国会 決算委員会 第8号(1964/03/03、30期、日本社会党)

○森本委員 関連。会計検査院にこの際ちょっとお尋ねしておきますが、刑務所の作業収入を予算として組むというような点については一応うなずけるわけでありますが、元来罰金、科料というようなものについては、これはないのが一番いいわけであります。ところがそれがそのときの世情あるいは政治のやり方、社会不安というものからこういう増減が非常に出てくるわけです。もともとこういう罰金及び科料というふうなものをこういう形の歳入予算として組むという点について、大体会計検査院あたりはどういう見解を持っておられるのか、これを会計検査院のほうに聞いておきたいと思います。

第46回国会 決算委員会 第15号(1964/04/02、30期、日本社会党)

○森本委員 その給与のことについてちょっと聞いておきたいと思います。  これに関連をいたしまして、たとえば鉄道病院あるいは逓信病院あるいはまた専売公社でも、それぞれの機関における病院があるわけであります。これは御承知のとおりそれぞれの共済組合関係の病院になっておるわけでありますけれども、元来、特別会計になるまでは、これも国立の同じような病院になっておったわけであります。そういう点の現在のいわゆる公社関係の病院あるいはまた郵政特別会計におけるところの病院のお医者さんの給与と、一般の国立病院のお医者さんの給与とは、比較された場合にどういうことになっておりますか。大体同様になっておりますか。

第46回国会 決算委員会 第28号(1964/06/25、30期、日本社会党)

○森本委員 決算に関連をいたしまして、法務省の内部におきまする問題で少しただしてみたい、こう思うわけでありますが、それは高知刑務所内に起こりました二つの事件の問題であります。これは私大体それぞれ新聞記事で承知をしたわけでありますが、一つの事件というのは、新聞の切り抜きを読んでみますと、高知刑務所は天国だ、所内のたばこ、酒密売事件、こういうことで、刑務所内に、いわゆる看守が買収をせられまして、囚人に対してたばこや酒を売っておった、しかもこれが半ば公然となされておったというふうなことが載っておるわけであります。これは今日のこういうふうな法務行政からいたしましても重大な問題である。特に綱紀粛正という……

第46回国会 逓信委員会 第1号(1964/02/05、30期、日本社会党)

○森本議員 ただいま議題になりました郵便局舎等整備促進法案について御説明申し上げます。  郵政事業は、国民文化の向上と、経済の急速な伸長に伴いまして年とともに発展し、取り扱い数は最近著しく上昇し、今後さらに激増することが予想されます。これに対し国民の負託を受けて、事業を円滑に処理するためには、郵政省は適正な要員の配置と執務上の施設を完備することが必要でありますが、とりわけ郵便局舎の整備は緊急問題といわなければなりません。  現在の郵便局舎の状況は、全国で一万五千四百五十五局、昭和三十九年一月二十日現在、設置されていますが、そのうち郵政省の所有するものはわずかに千七百六十七局で、他の一万三千六百……

第46回国会 逓信委員会 第3号(1964/02/14、30期、日本社会党)

○森本委員 大臣から所管事項の説明がありましたので、私はざっと一とおり一般質問を行ないたいと思いますが、ただお断りを申し上げておきたいことは、その中で、実は昨年の八月国会が閉会中に、次官通達でもって行なわれましたいわゆる簡保資金の積み立ての転貸債の問題について、私は行政当局に、責任とこのやり方の間違っておることを深く追及しながら質問をしていきたいというふうに考えておりますが、本件は自治大臣と大蔵大臣と、三者の大臣が並ばないとなかなか質問できませんので――これが一番重要な問題であると考えておりますけれども、これはいずれ予算委員会におきます一般質問でやることになっておりますから、一応本日は省きまし……

第46回国会 逓信委員会 第4号(1964/02/19、30期、日本社会党)

○森本委員 先ほどの電信回線の海底ケーブルの場合、さらに多重方式のものを研究するという答弁がありましたが、これでは一回線大体何チャンネルくらいとれるのですか。
【次の発言】 先ほど大野副社長の答弁で聞いておりますと、確かに内信の通信関係担当者については、それは、あなたの御説のとおり、そういうふうな要員対策、配置がえというものはありません。しかし、無線と有線との技術屋の、いわゆる配置転換と要員対策というものは当然出てこなきゃならぬと思うのです。だから先ほど片島さんの質問も私はそこにあると思うわけであって、内信関係については、確かに大野副社長が言ったような方向になると思いますけれども、無線、有線の……

第46回国会 逓信委員会 第5号(1964/02/21、30期、日本社会党)

○森本委員 私はこの前の質問の続きを行ないたいと思いますが、その前にひとつ緊急に資料を要求しておきたいと思います。特定郵便局舎に対するところの簡保の転貸債の問題でありますが、自治省から各都道府県に対して出したこれに関する自治省の三十八年度の通達をひとつお願いしたいということと、それからどこか二、三県のこの件の貸し付けの融資条件をひとつ早急に資料として二、三日の間にお出しを願いたい、こう思うわけでありますが、どうでしょうか。
【次の発言】 それでは、この間の一般質問で、私が宿題として残しておりました例の県域放送の問題と、近畿のチャンネルプランの問題と、仙台放送の問題と、この三つ残っておるわけであ……

第46回国会 逓信委員会 第6号(1964/02/27、30期、日本社会党)

○森本委員 関連して……。大臣のいまの答弁ですが、確かに国会は最高機関でありますから、国会の権威を尊重しなければならぬ。ただ、しかし、この電波の問題については、当逓信委員会が所属する委員会であります。本会議において決議になっておれば別でありますが……。少なくとも電波の割り当てその他について、当委員会がそういう決議をすれば、それを十分に尊重しなければならぬということになると思います。ただ科学技術振興特別委員会については、科学技術振興の立場からやっていただきたいという決議でありまするから、電波の割り当ての問題と、そういう意味とは非常に違うわけでありますので、郵政大臣としても、その辺の問題については……

第46回国会 逓信委員会 第7号(1964/03/04、30期、日本社会党)

○森本委員 私は、質疑ではございません、資料の要求だけを簡単にいたしておきます。  けさの各新聞の朝刊に載っておりますことで、在日米軍の電電公社の料金について日本の電電公社が不当な要求を米軍に対してしておるということが、ワシントンのほうから報道せられております。これについては、従来から予算委員会、決算委員会等において非常に問題になっておる事項でありますので、これに関するところの経過をひとつ詳細に資料として御提出を願いたい。同時に、その内容についても、料金の食い違いの内容について、ひとつ資料として御提出を願いたい、こう思うわけであります。  それからNHK予算についての資料を要求しておきます。相……

第46回国会 逓信委員会 第8号(1964/03/05、30期、日本社会党)

○森本委員 私もちょっと要望があります。  当委員会にわが党が委員長を持っておったときがございます。これは松前委員長、松井委員長、それから片島委員長、三回委員長を持っておりました。それで理事会は十時に、定刻に開会いたします。その場合に、委員長が出てこない場合には、委員長はちゃんと筆頭理事を委員長代理に任命いたしております。それで理事会十時ということであれば、今日まで十時に必ず開会いたしております。そういう点について、もし森山委員のような御不満がございましたら、与党内において十分お話しの上、委員長が出席できないという場合には、筆頭理事を委員長の代理に任命して、委員会並びに理事会の運営をかっちりや……

第46回国会 逓信委員会 第9号(1964/03/11、30期、日本社会党)

○森本委員 電電公社に申し上げておきますが、昨日、委員部のほうから本日緊急に質問を行なうということを通告してあったはずでありますので、きょう委員会が大体十時二十分ごろから開会せられるということがわかっておったはずですから、公社のほうとしても、そういう点については、国会から連絡があれば、国会の開会中には即座に応待できるようにしておいてもらいたいということを特に私はきつく申し上げておきたいと思います。そのために与党の森山先生にたいへん御迷惑をおかけしてまことに申しわけない、こう思っておるわけでありまして、それはすべて電電公社の責任になるわけでありますので、今後とくに御注意を願いたいと思います。  ……

第46回国会 逓信委員会 第10号(1964/03/13、30期、日本社会党)

○森本委員 これはきわめて大事なことでありますので、はっきりしておきたいと思います。  第七条の分については、その年の分のものについて、これを経営委員会によってやるということは事実正しいわけであって、それはやっていいわけでありますが、これが、次年度にまたさらにそれを繰り趣していくというときには、当然次年度の予算に計上してやるというのが予算のあり方じゃないですか。そうでしょう。これははっきりしておきたいと思うのです。それをもまたさらに次の第七条の項の、いわゆる増収分でやるというようなことは、これは非常におかしいわけでありまして、この点は、第七条でやる分については、その年の剰余金においてやる分につ……

第46回国会 逓信委員会 第11号(1964/03/16、30期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと関連。これはテキストだけではない。損益計算書を見た場合に、六億三千四百六十三万三千九百九十七円という売り上げ高になっておるわけです。だからこの売り上げ高の中におけるNHK分が大体どの程度あって、NHK以外のものがどれだけあるかということがはっきりすれば、NHKとこの出版協会との関係が明らかになってくるわけだ。それを先ほど来栗原氏が聞いておる。だから、テキストが六億三千万円のうちの三千万円なんてばかなことがありますか。六億三千万円のこの売り上げ高のうち、NHK自体に関係のあるものはどの程度か、一般の出版はどの程度か、ということを聞いているわけです。

第46回国会 逓信委員会 第12号(1964/03/18、30期、日本社会党)

○森本委員 これは要するに五百通打った場合にはそれが事前運動になるのか、千通打った場合には事前運動になるのか、あるいは二千通打った場合には事前運動になるのか、これはやはり相手方に対して、不特定多数というものをどう考えるかということによってこの違法あるいは合法という問題が出てくるわけであります。ただいま安宅委員が言っておるように、合法的ないわゆる準備行為としてやるということであるとするならば、少なくともこれは千通以上にわたるということはないはずであります。そうなってまいりますと、これは公社が各議員のところへ行って予約受付をやらなければならぬという理屈は事実上成り立たぬわけであります。そしてこの国……

第46回国会 逓信委員会 第13号(1964/03/25、30期、日本社会党)

○森本委員 大臣にお伺いしますが、金鍾泌氏が来られて、日本と韓国との間の問題が政府との間においてだんだん進んでおるようでありますが、これは前に私が予算委員会あるいは当委員会において問題にいたしましたように、現在当委員会として韓国との間に問題になります事項は、要するに電波、放送に関するところの特に中波の問題についての韓国と日本との意見の対立、それから釜山―対馬間におきますところの海底ケーブルの帰属問題、さらに郵便の今後の取り扱いという問題、この三つになってくるわけであります。  そこで、まず最初にお聞きしておきたいと思いますことは、この日韓の海底ケーブルについてその後どういうふうに交渉が進展をし……

第46回国会 逓信委員会 第14号(1964/03/26、30期、日本社会党)

○森本委員 きのうの続きでありますが、あれからもう一日たっておりますので、きのう申し上げましたように、海底電線の問題について、こういう重要な財産の処分をする場合に、法律条項としてはどういう条項を適用するか、これをちょっと御回答願いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、一応電電公社としては、電電公社の内規においてこれが行なえると、こう解釈をしておる、こういうことですか。
【次の発言】 それは固定資産の事務規程でやるわけですか。
【次の発言】 結局七十条になるわけですか。
【次の発言】 この法律をこしらえたときの趣旨はどういうことですか。ひとつ郵政大臣にお聞きしますが、そうすると、財産……

第46回国会 逓信委員会 第17号(1964/04/03、30期、日本社会党)

○森本委員 安宅委員が質問しておるのは、あなたのほうが普通局は単独定員だ、特定局は総合定員だと言って、すべてのものに入っておるということを言っておるけれども、特定郵便局でも三十名あるいは二十名程度の、電話交換手のあるようなところは、電話交換手は電話交換手で全部服務線表を引いておるわけですよ。さらに貯金の窓口は貯金の窓口で服務線表を引いておるわけですよ。その服務線表の中にどういうわけで保険の募集という項目が入っておるのか、電話交換手の服務線表では入っておるにしても、実際には休憩時間、休息時間がありませんから、やれないわけです。だからそれには入っていないはずです。それを入っておるというふうにがんば……

第46回国会 逓信委員会 第18号(1964/04/07、30期、日本社会党)

○森本委員 この三日ぐらい前の新聞に載っておりますが、これは静岡市の七間郵便局におきまして、その七間郵便局の女主事が約三千六十三万円程度、数年間にわたって定額貯金のつまみ食いをやっておったというのが新聞に報道されておるわけでありますが、これはこの前の委員会でも問題になりました例の東京都内の南浜川郵便局におきまして相当の事故があったわけでありまして、どの新聞を見ましても、また特定郵便局におけるつまみ食いという見出しで載っておるわけであります。一応これに関する郵政省が現在つかんでおりまする全貌を御説明を願いたい、こう思うわけであります。
【次の発言】 事務当局からでもけっこうですが、もう少し詳細な……

第46回国会 逓信委員会 第19号(1964/04/08、30期、日本社会党)

○森本委員 いまの監事の問題については、先ほど来の質疑応答を聞いておりますと、ちょっとおかしいわけでありますが、この監事については松田君が知っておるように、三十三年に当委員会において決定された法律であります。そのときにあなたは電気通信監理官として答弁をいたしておりますが、いまは監事であります。そのときに、この監事をつくるにあたって私たちが要望いたしましたのは、単に監事というものだけを二名置いても何にもならぬ、そのスタッフというものを相当つくっておかなければならぬ、監事がこの電電公社法に基づいて随時随意に経営委員会に対して意見を具申するということについては、監事二名だけではとにかく話にならぬ、で……

第46回国会 逓信委員会 第20号(1964/04/15、30期、日本社会党)

○森本委員 いま総務長官のほうから回答がありましたけれども、この問題は私は予算委員会においてもあなたに質問をいたしましたし、さらにその後郵政審議会において郵政大臣にも質問いたしました。もともとこの法律が国会にかかりましたときに、私は内閣委員会にも出てまいりまして、そこで郵政大臣と総務長官に対して相当詳しくかなり突っ込んだ質問をしたわけであります。私は当時この法律を審議する場合に、こういうことが起こるであろうということを予想しておったわけであります。そういう点を考慮して、こういうふうにせっかく政府が法律を提案をして、そして国民の税金においてこれを沖繩に援助する、こういうことでありますから、将来こ……

第46回国会 逓信委員会 第22号(1964/04/20、30期、日本社会党)

○森本委員 関連して。職員局長の答弁は非常におかしいと思うんですよ。脱法行為と言われたらどうもやむを得ませんというようなことでなしに、労働協約で結んでおるわけでありますかり、脱法行為ではございません、労働協約ではっきり結んでおる行為ですから、これはやってけっこうです、こういう答弁でいいじゃないですか。それをこちらのほうから脱法行為だと言うならば、それはやめるというふうな言い方をせずに、だから脱法行為ではございませんというふうに、はっきりと、堂々と床切りをつけて答えてもらったらどうですか。
【次の発言】 関連して。いまの職員局長の言うのはおかしい。そうでなしに、これは労働協約ではっきり結んでおる……

第46回国会 逓信委員会 第23号(1964/04/24、30期、日本社会党)

○森本委員 これは一回私が質問をやったことをもう一回受田さんがやっているわけですが、受田さんは、おそらく私が質問したときの内容を聞いておらぬと思う。だから、いまごろになって私が質問したときの回答と違うような回答をしてもらいたくないと思う。だから、この問題は非常に重要だから、私が前もって言ったように、過員数を引いてなんということじゃなしに、その場合には全体の中から希望者をとる、希望者を全部の中からとるということであったわけです。しかし、その給付金の定数、過員数の予算定員というものがあるはずで、それをオーバーした場合にはどうするかということについては、いま言ったように勤続年数の順番によってやるとか……

第46回国会 逓信委員会 第24号(1964/04/28、30期、日本社会党)

○森本委員 関連して。先ほどの人事局長の答弁でありますけれども、おかしいのではっきりさせておきたいと思いますが、やはり上級官庁としては郵政省であります。そこで上級官庁としては、その担当官たる電気通信監理官がこういう法案の審議の際には出てきておらなくてはならぬ。畠山君はただいまジュネーブに行っておるけれども、もう一人の野口君という電気通信監理官はおるはずであります。あなたがいま言ったような答弁をする必要はないわけであります。何もけんかを買って出るような答弁をする必要はない。上級官庁の場合は電気通信監理官でありますから、いまの答弁については電気通信監理官にお譲りをいたしますということで電気通信監理……

第46回国会 逓信委員会 第25号(1964/05/08、30期、日本社会党)

○森本委員 若干おそくなりましたけれども、この前の新聞で報道するところによりますと、静岡県の例の特定郵便局におきます貯金の横領事件が、この委員会でもちょっと問題になったわけでありますが、その後また金沢郵便局におきまして、その総金額が六百二十五万円というふうな相当大きな横領事件が出ておるわけでありまして、現在まではほとんど特定郵便局、特にその中でも無集配郵便局ということでありましたので、それについては、確かに監察業務の遅滞といいますか、あるいは機構のあり方といいますか、そういうところに原因があるというこしは、これは一応はっきりいたしましたので、若干不可抗力的な面もあるわけでありますけれども、今回……

第46回国会 逓信委員会 第26号(1964/05/22、30期、日本社会党)

○森本委員 仲裁裁定の問題について大臣にちょっとお聞きしたいのですが、この際、私は大臣に一言申し上げておきたいと思います。  この前の委員会におきましてもちょっと申し上げたわけでありますが、どうも郵政省のいまの人事のやり方は非常にちぐはぐになる可能性が多い。そんなことで局長級が浮き足立って、まともに事業に取り組んでいこうという気配がないのじゃないかという気が非常にするわけでございまして、この点も私はこの前大臣にそういうことがゆめゆめないようにということを忠告してあったわけであります。きょうも委員会があるということもちゃんとわかっておりますし、委員会があるときには必ず委員長のほうに、局長以上につ……

第46回国会 逓信委員会 第27号(1964/06/03、30期、日本社会党)

○森本委員 電波法の一部を改正する法律案に関連をいたしまして、電波行政について若干大臣に質問いたしまして、そうして次の機会にこの改正の条項を追って聞いていきたいというふうに考えております。きょうは簡単に電波行政の一部分をちょっと聞いてみたいと思います。  先ほども小委員会でちょっと問題になりましたように、例のフジテレビの件でございますが、その内容がいいとか悪いとかいうことを私はここで論ずるつもりはございません。ただ、きのう新聞で見てみますると、大臣は、ああいう問題に対処していわゆる法的な規制をするというような意味の答弁をしておるわけでありますけれども、私は、元来こういう問題については、何といた……

第46回国会 逓信委員会 第28号(1964/06/05、30期、日本社会党)

○森本委員 それでは、この電波法の一部を改正する法律案に対して条項を追って質問をしていきたいと思いますが、私はこの際大臣にも聞いておきたいと思いますことは、郵政関係の法律でこの電波法ぐらいわかりにくい書き方をしておる法律はないわけです。もうちょっとだれが見てもわかりやすいように法律が改められぬものかどうか。これはかなり専門的に、あっちへいきこっちへいき、後へいったり前へいったりして調べないと、これを全部きちんとわかるというのはなかなかむずかしい。私の想像では、おそらく大臣自体もそんなこまかいことまで法律がわかっていないんじゃないか、大きなことだけ局長から報告を受けて知っておる程度だと思うのです……

第46回国会 逓信委員会 第29号(1964/06/10、30期、日本社会党)

○森本委員 それではきょうは、この前に引き続きまして、この間は条約に基づくところの電波法の改正でございましたが、今回は、高層建築物に対するマイクロ波の通信障害対策について新しい規定を電波法の中に設けるということになっておりますので、それについての質問を行ないたいと思うわけであります。  まずお聞きしたいと思いますことは、郵政省と建設省との間でマイクロ波の通信路の障害対策に関して何か覚え書きを交換しておるということを聞いておりますが、その内容はどういうことになっておるか、それから、その覚え書きと今回の改正措置との関係がどうなってくるか、その点を御説明願いたい。これは事務当局でけっこうです。

第46回国会 逓信委員会 第31号(1964/06/17、30期、日本社会党)

○森本委員 それじゃ野口監理官に、法律論争は別として、大体この公衆法を改正したときに、私もこれを質問をしてよく知っておりますので、その法律論議は別として、今度の団地電話が共同電話でなければならぬ、この点についてはどうお考えですか。電話というものの概念からして、公衆電気通信法からいくとすれば、それは単独電話、共同電話、それからさらに構内交換電話、集線装置の電話というように種類があるわけです。しかし一般の団地内における電話が共同電話でなければならぬということは、一般の農村電話とはだいぶ違うわけであって、そこに住んでおる人、知識階級というもの、あるいはまた住んでおる人の生態というもの、そういうものか……

第46回国会 逓信委員会 第33号(1964/06/26、30期、日本社会党)

○森本委員 それでは大臣代理にお尋ねいたしますが、この決算に関連をいたしましてお聞きしたいことは、まず、六月の二十六日ないし二十七日に答申がなされるといっておりますが、臨時放送関係法制調査会の答申がだいぶおくれるようでありますが、それについては、いまのところ大臣としてはどういう見通しを持っておられるのでありますか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 それでは、大臣が来るまで別の質問をいたします。  NHKの受信料について、三十七年度における委託集金と直轄集金と二つに分けて、大体どういうふうになっておりますか。
【次の発言】 その五三・二というのは郵政省だけの委託集金ですか。

第46回国会 逓信委員会 第35号(1964/07/31、30期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと聞いておきたいと思いますが、いま赤城専務の話では、経営委員長と委員長代理がおらないということでありますが、もしそういう場合には、さらにその次の代行者というものを放送法に基づいてきめておかなければならぬというふうに解釈せられるかどうか、これはNHKと省側と両方に聞いておきたいと思います。
【次の発言】 これは官房長に聞いてもわからぬので、電波局長に聞いたらわかると思うが、いま言ったようにかりに靱委員長代行が病気でいなくなるということになるとするならば、放送法の第二十五条によってその次の人をきめておいてもさしつかえないし、またきめておくべき筋合いではないかというふうに考えるので……

第46回国会 逓信委員会 第36号(1964/09/30、30期、日本社会党)

○森本委員 この九月八日に、二年間にわたりました臨時放送関係法制調査会の答申が出たわけでありますが、この調査会の答申については、いろいろの情報なんかを見てみますと、郵政省としては次官を会長にして現在鋭意検討中であるということが載っておりますが、大臣が大阪の旅先での発言によりますと、調査会の答申については十分検討して、次の通常国会には法案として提出をしたい、こういうふうに発言をしておるわけでありますが、まずそれから聞いておきたいと思いますが、次の通常国会に間に合うようにこの答申案を検討して法律改正に持っていくということについては、旅先で談話を発表いたしておりますが、それについて間違いがないかどう……

第46回国会 予算委員会 第15号(1964/02/27、30期、日本社会党)

○森本委員 質問の時間が限定をされておりますので、まず最初に申し上げておきたいことは、政府側の答弁はひとつ簡単にして、しかも要領よい答弁をお願いしたいと思います。もし政府側がそうでなかったならば、その時間は延長方を委員長に先に申し上げておきます。
【次の発言】 一時間半の約束を守ってやりますけれども、政府側の答弁がつまらぬ答弁で長くなって、くどくどしい答弁でありましたならば、それは私がいま申しましたような考え方でやりたい、こう思いますので、委員長もあらかじめ御了承願っておきたいと思います。
【次の発言】 これはあとの問題もありますので、まず私は郵政大臣にお聞きしたいと思います。  二十一日の朝……

第47回国会 逓信委員会 第2号(1964/12/04、30期、日本社会党)

○森本委員 関連して。いま栗原氏が言っておりますように、これはたとえば病院とか、あるいは市役所とか、あるいは農協とかいうところに一本、二本あるいは三本というふうに区域外加入ということでやるということは、これはいままであっておるわけです。しかしいま聞いておりますように、五十本のケーブルをさっと引っぱって四十七加入というものを一挙に開通させ、しかもそれが一般の加入者も入っておるというふうなやり方、しかもいまの営業局長の答弁を聞いておりますと、それは館林局の混雑を防ぐためにやってもらっておるのだ、こういう答弁をしておられる。しかし混雑を防ぐためにやるとしたならば、それは逆でありまして、館林局を早急に……

第47回国会 逓信委員会 第3号(1964/12/15、30期、日本社会党)

○森本委員 十二月の七日に高知県の高知郵便局において、郵便局の金をいわゆる強制執行によって差し押えるというような事件が持ち上がりまして、新聞でもこれはかなり大きく報道されているわけでありますが、この間の事情をちょっと説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、こういうふうな例は過去にあっておりますか。
【次の発言】 そういう先例がありますので、これは差し押えができるということになるわけでありますが、現行法上、一体これは法律のどの条項によって郵政事業の特別会計の金が差し押えができるわけですか。これは法務省側に聞いておきたいと思います。

第48回国会 外務委員会 第16号(1965/04/21、30期、日本社会党)

○森本委員 ただいま委員長が申されましたようなことで、この議案は相当膨大なものでありまして、これを克明に一つ一つ審議をしてまいりますと、これは一週間ぐらいかかるわけでありますが、私のほうとしても、審議に非常に協力をいかしまして、ただここでは要点のみをずっと質問をしていきたい、こう考えますので、答弁者のほうもそのつもりでひとつ要領よく御答弁を願いたい、こう思うわけであります。  そこで、まず外務大臣にお伺いしたいと思いますが、各国に駐在しております大使館でありますけれども、この各国に駐在しております大使館の中に、要するに郵政省関係としては郵便業務、為替業務、さらに重要な問題としては電波業務、こう……

第48回国会 決算委員会 第5号(1965/02/17、30期、日本社会党)

○森本委員 せっかくの機会ですから……。大蔵大臣がいま答弁せられたとおり、そのとおり大蔵省の内部がやっていただければけっこうですが、あなたは郵政大臣もやったし大蔵大臣もやっておるので、それで官吏の使い方のこつというものは十分知っておると思うのです。あなたがいま言ったような形に財務局あたりになるとなかなかそうはいかぬ。わずか十坪か二十坪の庶民の住宅を払い下げる問題については、半年も一年も二年も三年もかかる。しかも、それが課長補佐から財務局長に至るまでの判のつき方が実際問題としては六カ月もかかるという経験も私は持っておるわけであります。その辺については、大臣がよく下僚の使い方を知っておると思うので……

第48回国会 決算委員会 第24号(1965/04/27、30期、日本社会党)

○森本委員 関連して会計検査院にちょっと聞いておきます。話が横道にそれますけれども、大事なことでありますが、そういう補償問題については、いままで会計検査院としては会計検査をやっていないのですか。
【次の発言】 これは単に大蔵省だけでなくして、各省とも、この補償問題というのはそれぞれ専門の各課を置いてやっておるぐらいの状況であって、補償のしかたについてはいろいろのやり方がありましょうし、また営業補償等についても、それは現在までの事業税、その他によって今後何年間というような、いろいろ補償のしかたがあることはありますが、その補償のしかたが正しいかどうかということについては、当然会計検査院の任務として……

第48回国会 決算委員会 第28号(1965/05/26、30期、日本社会党)

○森本委員 いまの埼玉県の加須郵便局の大郵袋の件ですが、これと直江津の件とはだいぶ事情が違うわけであって、直江津のほうについては、これは鉄道郵便局の、要するに郵政省の職員の関係をする事項であって、埼玉県の加須郵便局の場合は、これはバス会社との運送委託契約で、それがクラクションを鳴らして局に合い図しただけで、大郵袋を一個路上におろしてそのまま行った、こういうことはあってはならぬことであって、この場合には車掌がおりて、そしてその郵袋を持って郵便局の中へ入っていって、郵便局の局員と郵袋の授受を行なってやる、こういうのが運送委託契約の形式になっておるはずでありますが、これはどういうわけでこんなことをし……

第48回国会 逓信委員会 第1号(1965/02/05、30期、日本社会党)

○森本委員 先ほどの大臣と総裁の所管事項に対する御説明に対しまする質問は、次の委員会から行ないますが、その前にちょっときょうは簡単な資料だけを要求しておきたいと思いますので、記録をお願いしたいと思います。  それは、まず第一番目に簡易保険郵便年金福祉事業団の三十八年度の決算と、それから三十九年度の予算並びにその執行状況、それから四十年度のこの事業団の予算、それから現在の業務概況、これをひとつお出し願いたいと思います。  それから郵政省の地方郵政局長、電波監理局長、さらに郵政監察局長という地方の三局長以上の退職者の、昭和三十年からの行き先、これを全部調べてもらいたいと思います。たとえばもう退職し……

第48回国会 逓信委員会 第2号(1965/02/12、30期、日本社会党)

○森本委員 過日、郵政大臣のほうから所管事項の説明がありまして、実は当委員会としては、大臣に対して放送法の問題やあるいは電波法の問題、その他郵政事業のいろいろ重要事項について質疑がたくさんあるわけであります。本日、大臣が病気のために出席ができない、こういうことでありますので、非常に残念でありますが、そういう逓信関係に関する重要な質問事項については、次回、大臣が出席をされてから聞きたい、このように考えまして、本日はとりあえず一つだけ政務次官その他関係各部局長にお聞きしたい。  こう思いますことは、この間うち新聞紙上をにぎわしておりますところの例の群馬県の松井田郵便局の交換手に関するリンチによる事……

第48回国会 逓信委員会 第3号(1965/02/19、30期、日本社会党)

○森本委員 NHKの予算に関連をいたしまして資料の要求をいたしておきますので、御提出をお願いいたします。  まず第一番に、現在までのNHKの債務の一覧表をひとつお願いしたい。これはあらゆる債務の一覧表をお願いしたい。債券その他も入るわけであります。  それから二番目に、本年度の補助金、助成金の積算根拠、これをひとつお願いしたい。  それから三番目に、NHKの退職金規程と年金の規程。それから役員、理事以上のやはり同じように退職金規程と年金税程。それから理事以上の俸給表の一覧表、これは個人名でなしに俸給表をお願いしたい。個人個人の名前ではございません。  それから四番目に、高松、佐賀のテレビ置局の……

第48回国会 逓信委員会 第5号(1965/03/04、30期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと関連して。その七百三十三名の予算のときの積算根拠をちょっと明らかにしておいてもらいたい。
【次の発言】 これは重要な問題ですから、あとで資料として、こまかい積算根拠をひとつ出していただきたいと思います。

第48回国会 逓信委員会 第6号(1965/03/05、30期、日本社会党)

○森本委員 まず郵便貯金法の一部を改正する法律案についてお聞きいたす前に、当国会で、この前の貯金法の一部を改正する法律案の審議の際に、衆議院としては附帯決議をつけたわけでありますが、その附帯決議に対して、郵政大臣として、この附帯決議を十分尊重してやりたい、こういうことを言っておりますので、それを尊重してやってきた経緯をひとつ御説明願いたい、こう思うわけです。
【次の発言】 四は、これはいま大臣がおっしゃったとおりそれでけっこうでありますが、第一項は、着々と整備しておるということを具体的に局長からでも説明を願いたい。
【次の発言】 それは些少でございますがと言うとおり些少であって、実際に「郵便貯……

第48回国会 逓信委員会 第7号(1965/03/11、30期、日本社会党)

○森本委員 これは去年の委員会でも非常に問題になったわけですが、そのときにいろいろ郵政省あるいは、NHK等が話をして、できる限りこの関東の広域圏の問題については、NHKの要望を生かすような方向でやっていきたいということに、去年の予算を審議して、上げるときになっておるわけです。いま栗原委員が譲ったように、同じ関東広域圏であっても、水戸なんかはすでに民間放送のローカルができておる。こういうことであって、それに対してNHKが全然ないということは非常におかしなかっこうになっておるわけであって、これを一年間、波がないからということでのんべんだらりおいてきたということは、郵政省にも、あるいはNHKにも、両……

第48回国会 逓信委員会 第8号(1965/03/12、30期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと。大臣の答弁を聞いておると、非常に長い、それから誠意があることはわかるけれども、具体的なポイントについての答弁がぼけておるのですよ。いまの上り下りの線についても、はっきり言って、これはすでに一つのラインができておるわけでありますから、経費は、あなたが言うようにそれほど大した経費は要りません。何かそこに政治的な問題があるのかないのか。だからそういう問題は、アメリカ軍と折衝して、そして向こうさんのほうがそれを具体的にどう受け取るのか。それから、いま言ったように、たとえば沖繩の中継所その他について援助するといっても、向こうは具体的に、これは民間放送でありますから、これを一体具体的……

第48回国会 逓信委員会 第10号(1965/03/19、30期、日本社会党)

○森本委員 まず大臣にお聞きいたしますが、昨年の昭和三十九年度のNHKの予算を審議いたしましたときに、われわれは三党一致で附帯決議をつけたわけでありますが、その附帯決議については、一応、時の大臣並びに協会の会長のほうから十分尊重いたします、こういう回答があったわけであります。昨年度の附帯決議について、まず附帯決議の第一項目、これはもう相当前から当委員会でも問題になっておりますが、中波放送、FM放送、さらにV、U、こういうものを総合したところのいわゆる放送の基本政策を検討して、これに対するチャンネルプランの策定をしなさいということを言ったわけでありますが、その後これがどうなっておるか、ひとつ御答……

第48回国会 逓信委員会 第12号(1965/04/01、30期、日本社会党)

○森本委員 関連。ちょっと一つだけ大臣に聞いておきたいと思います。  この間のNHKの予算の審議のときに、先ほど来問題になっておりました十二チャンネルの問題について、私のほうから質問をいたしまして、そこで大臣のほうとしては、そういうふうな問題については、総合的な放送法の改正とからめていろいろな感覚で考えておる。そこで、その場合に、それではいまの免許の期間の三年という免許をおろしたならば、今後の放送法の改正によって新しい免許をおろすという段階にはならぬので、場合によっては限定免許ということを考えてもいいのではないか。これは、三年というものを、一応放送法の改正その他ができるのをあと一年と見て、通常……

第48回国会 逓信委員会 第13号(1965/04/02、30期、日本社会党)

○森本委員 この国会では、電気通信関係における一般質問も、それから予算委員会等における質問でもあまり行なわれておりませんので、きょうは若干時間をかけまして、当面の電気通信関係の問題になる点を質問をしてみたいと思うわけです。  まず、一番最初にちょっと聞いておきたいと思いますことは、いまの電信電話調査会におきまして、電信の赤字問題が非常に問題になっておるわけであります。そこで、まず最初に、電報料金の問題でありますが、現行料金について、市内電報とそれから一般電報の料金はどうなっておりますか。
【次の発言】 安くでなしに、幾らになっておるわけですか。

第48回国会 逓信委員会 第14号(1965/04/08、30期、日本社会党)

○森本委員 簡単なことですが、ちょっと聞いておきたいことがあります。  自動即時になりまして、これはすべての加入者の問題であると思いますが、いままでは、相手方の電話が故障であっても、すぐ簡単にわかったわけです。あるいは市外線、たとえば東京から高知にかける、あるいは東京から鹿児島にかけるという場合に、いままでは、相手方の電話の故障であるか、あるいは途中の市外線の故障であるかということが、はっきりしておったわけでありますが、こういうふうに自動即時が全国的になりますと、故障の場合にも、一体どこが故障であるかということがなかなかわかりにくい。このサービスが完全に徹底をしないと、自動即時にしたことで、故……

第48回国会 逓信委員会 第15号(1965/04/15、30期、日本社会党)

○森本委員 たいへん開会がおくれまして、参考人には申しわけないと思っております。  二、三聞いておきたいと思いますが、今度の法律の改正によりまして、第五十六条で、電波天文業務というのを混信防止という点で今回の法律改正で入れるわけですが、いま先生がおっしゃられましたように、この電波天文学というのは、戦後の学問である、こういうことでありまするが、われわれ電波を取り扱っておる者としては、これは初めて出てくる問題でありまして、大体電波天文業務というのは、具体的に言いますと、いま先生がおっしゃられましたように、宇宙のそれぞれの方面からくる電波を受信をしておるということになりますが、大体いま宇宙から発せら……

第48回国会 逓信委員会 第16号(1965/04/22、30期、日本社会党)

○森本委員 それでは、今度の電波法の改正について質問をいたしたいと思いますが、今回の電波法の改正は、ほとんど技術的な問題のみに集中をされておりますので、大臣からの答弁よりも、これはほとんど事務的な答弁が多いと思いますので、そのつもりでひとつ答弁を願いたいと思います。  この間、電波天文業務という問題について、参考人にいろいろお聞きしたわけでありますけれども、今回のこの改正によりまして、電波天文業務を保護するために、今回の法律改正で第五十六条によって「無線局は、他の無線局」、ここから先が改正でありますが、「又は電波天文業務」云々と、こうなっておるわけでありますが、この場合、この電波天文業務に対し……

第48回国会 逓信委員会 第17号(1965/05/13、30期、日本社会党)

○森本委員 NHKの決算の報告に関しまして若干の質問をいたしたいと思います。  その前に電波行政についてちょっと聞いておきたいと思うことがありますが、それは、私は別に各テレビ局のそれぞれの放送の番組の内容に立ち入ろうという気はないわけでありますけれども、けさの新聞にも載っておりますが、いま問題になっております、これはたしか九日の夜であったと思いますが、私もこれは自分の家のテレビで見たわけでありますが、ノンフィクション劇場として、第四チャンネルの「ベトナム海兵大隊戦記」というものの第一部が放送されておったわけでありますが、この放送について大臣はこれを見られたかどうか、ちょっと聞いておきたいと思い……

第48回国会 逓信委員会 第18号(1965/05/18、30期、日本社会党)

○森本委員 最初に、この間出ました仲裁裁定の問題についてでありますが、郵政省と電電公社の仲裁裁定の金額を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 この仲裁裁定は当然完全に実施しなければならぬわけでありますが、郵政事業特別会計のこの間審議したばかりの予算では、約五十六億円の赤字予算を組んだわけであります。この百二十億円の財源については、おそらく臨時国会あたりで補正予算を組まなければならないのではないかというふうに考えるわけでありますが、大臣、その辺はどうですか。
【次の発言】 政府委員から聞いておったら時間がないので大臣に聞いたわけですが、いま言ったようなこそくな手段をとれば、今年度の……

第49回国会 決算委員会 第6号(1965/09/30、30期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと関連して専売公社にお尋ねしておきたいのですが、職員をやめたときに宿舎を離れなければならぬ義務があると思うのですが、大体これは各公務員とも六カ月以内というふうにきまっておると思いますが、それについて、専売公社としてはどういう内規があるか、いわゆる離職した場合にその宿舎に住める場合の条件、その条件を明らかにしてもらいたいと思います。  それからもう一点は、宿舎の処分でありますが、大体各官公庁とも宿舎の処分をする場合には、ほとんど払い下げをするということよりも、いわゆるその宿舎なりあるいはその土地の場所が非常にふつり合いだったというような点から交換を原則とするということに大体なっ……

第49回国会 逓信委員会 第2号(1965/08/06、30期、日本社会党)

○森本委員 大臣に、所管事項の説明に対してお聞きしたいと思いますが、大臣の説明の順序を逆にいきまして、終わりのほうから順次お聞きしていきたい、こう思うわけであります。  まずこの電波関係についてでありますが、電波及び放送法の改正については、次期の通常国会に改正案を提出すべく、目下鋭意検討を加えている、こういうことでございますが、これについて、現在のこの検討を加えておるという、その作業の進展状況というものを一応御説明をまずお願いしたい、こう思うわけです。
【次の発言】 そういたしますと、審議会の答申は御承知のとおり主に放送法の問題について、要するに相当の詳しいページをさいておるわけでありますが、……

第49回国会 逓信委員会 第3号(1965/08/10、30期、日本社会党)

○森本委員 一般質問がたくさん残っておりますが、大臣が見えられておりませんので、これはまことに残念ですが、大臣はいま予算委員会で答弁しておるのですか。参議院の逓信委員会で答弁しておるのですか。
【次の発言】 参議院の予算委員会の総括質問で質問があるということならばやむを得ませんが、もし参議院の逓信委員会で答弁するという時間があれば、これは衆議院のほうの逓信委員会で本日質問をやるということになっておるわけでありますので、その予定はよくわかっておると思うわけでありますので、この点は大臣に早急に御連絡を願いたい、こう思うわけであります。  そこで、政務次官もおられますので、この際私は政府当局並びに大……

第49回国会 逓信委員会 第4号(1965/10/04、30期、日本社会党)

○森本委員 これは国会が始まりましてから正式に質問をしてもいいわけでありますけれども、すでに郵政省並びに電電公社のほうとしては大蔵省に対しまして四十一年度の予算要求を行なっておりますので、その予算要求に応じまして次の通常国会に提案を郵政省がいたします法案の内容もほぼ明らかになってきておるわけでありますが、そこで、まず冒頭にお伺いしたいと思いますことは、次の通常国会もしくは臨時国会に予定をせられております郵政省の提出法案というものはどの程度あるのか、それからその種類はどういう種類であるかということをまず御説明を願いたい、こう思うわけです。

第50回国会 日本国と大韓民国との間の条約及び協定等に関する特別委員会 第10号(1965/11/05、30期、日本社会党)

○森本委員 ここで、ちょっと関連ですから、簡単にやります。(「関連はよせ」と呼ぶ者あり)やかましい。要らぬことを言うな。関連でありますから簡単にやっておきますけれども、この問題についてはもう三年くらい前の……(発言する者あり)やかましい。要らぬことを言うな。
【次の発言】 三年前の予算委員会あるいはまた逓信委員会においてしばしば私が賛同をいたしまして、この問題については日韓交渉が完全に妥結する暁と同時に解決をつける、こういう約束になっておるわけであります。ところが、その問題がいまだにただいまの郵政大臣の説明では解決がついていない。そういう点については、私はやはり政府の怠慢であろうと思う。何回も……

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1966/04/13、30期、日本社会党)

○森本委員 ちょうど科学技術庁長官もおられますので、私はこの際科学技術庁長官にひとつ要望しておきたいと思います。ロケット科学については私もあまり知りませんけれども、電波科学についてはある程度私は承知しておるつもりでありますが、いま問題になっております放送衛星についても、非常に慎重なそれぞれ参考人の御意見があったわけであります。この放送衛星については、確かに早急に研究を要するということは事実でありますけれども、しかしながら、これが放送界に及ぼす影響力というものも非常に大きいわけでありますので、これはかなり慎重な配慮とまた周到な計画によって実験段階はしていかなければならぬというふうに考えるわけであ……

第51回国会 決算委員会 第4号(1966/02/17、30期、日本社会党)

○森本委員 自治省にちょっとお聞きしますが、実は有線放送電話について、昭和三十四年、五年ごろから自治省と農林省――農林省は新農村建設計画による予算、それから自治省は町村合併による特例によって、補助金を交付しておったわけですが、その後これがどうなっておるか、ちょっとお聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、たとえば昨年度相当大きな台風がありましたし、一昨年もあったわけでありますが、これについては、農林省関係等については、かなりの災害対策に対する補助金が出ておるわけでありますが、自治省関係はどうなっておりますか。
【次の発言】 その後話がつかないで今日の現状に至っているということ……

第51回国会 決算委員会 第29号(1966/06/07、30期、日本社会党)

○森本委員 関連。いまの公社の答弁は、ちょっとおかしいと思うのですが、この建設工事については、大体公社自体が、元請工事それから下請工事というふうに考えていくこと自体がおかしいのであって、要するに、電電公社というものは、かりに一級から四級まで――あるいはそれが暫定であったということにいたしましても、その一級から四級までに分けていることがいいか悪いかは別としても、あるいはそういうことが独占的にやられていることも若干の疑問があるわけでありますけれども、そういう問題を抜きにいたしましても、その下にさらに下請工事があるということを知っておりながら、そういうふうな級の認定を行なって工事を行なわすということ……

第51回国会 逓信委員会 第1号(1965/12/23、30期、日本社会党)

○森本委員 今度の国会に提出をされておりますいわゆる昭和四十年度政府関係機関補正予算(機第二号)に、日本電信電話公社関係のいわゆる九十九億九千二百万円の補正予算が提出をされておるわけでありますが、本来これは予算委員会において質問すべき事項かもわかりませんけれども、逓信行政に関係がありますので、この予算に関連をいたしまして若干の質問をしておきたい、こう思うわけであります。  まず、今回のこの九十九億九千二百六十万円というこの追加補正でありますが、この目的はどういうところにあるわけですか。
【次の発言】 そういたしますと、今回のこの九十九億の補正予算については、政府の経済政策に寄与するため、景気対……

第51回国会 逓信委員会 第3号(1966/02/18、30期、日本社会党)

○森本委員 まず冒頭に大臣にお尋ねしておきたいと思いますが、放送法と電波法の改正案はいつごろこの国会に上程せられるかお示しを願いたいと思います。
【次の発言】 やはり大臣は要領のいい官僚答弁で、可及的すみやかにということは、よく大臣が使うことばでありますが、私がここで大臣に御忠告申し上げておきたいと思いますことは、実は日本放送協会の四十一年度の予算案がすでに国会に上程になっておるわけであります。しかしながら国会におきます平常の予算案の審議の場合におきましては、衆議院の予算委員会の審議段階において予算関係法案は全部提出をするという慣例に大体なっております。その場合予算を先に審議しておりますが、そ……

第51回国会 逓信委員会 第4号(1966/02/22、30期、日本社会党)

○森本委員 今回の郵便振替貯金法の改正については、昨年の十月に為替貯金事業の近代化に関する答申が郵政審議会から出されまして、この答申を受けておそらくこの改正案が出たと思うわけでありますが、ただここでまずお尋ねしておきたいと思いますことは、この審議会の答申そのものについて一体どういう取り扱いをしたのか。この郵政審議会の為替貯金事業の近代化に関する答申というのは、単に郵便振替だけでなしに、郵便為替さらに郵便貯金、この全般についての答申をしておるわけでありますけれども、現実に今回の改正案として出ておりますのは、この中で郵便振替貯金に関する事項だけでありまして、その辺の内容についてひとつ御答弁を願いた……

第51回国会 逓信委員会 第5号(1966/02/24、30期、日本社会党)

○森本委員 大体貯金局長の答弁を聞いておると、勉強は一生懸命しておるけれども、ちょっと筋違いの勉強をしておるようなところがだいぶあるのじゃないかという点があれしますが、ひとつ、先ほど中井さんが言われましたように、あわてずに答弁してもらいたい。そうすればはっきりした答弁ができると思います。  そこで、今回のこの引き下げによりまして、郵便料金の改定案がすでに出ておるわけですね。そこで、今回のこの改定案によりますと、通常振替が十五円、それから五百円以下の場合は二十円、こういうことになっておりますが、五百円をこえ千円以下の場合は依然として三十五円ということになっておりますが、ここで一番問題になりますの……

第51回国会 逓信委員会 第6号(1966/03/02、30期、日本社会党)

○森本委員 今回のこの法案は、当委員会におきまして多年やかましく言っておりました売りさばき手数料の一部を改正するわけでありまして、基本的にわれわれもこの法律には賛成しておるわけでございますが、ただ、この際、若干この法案の改正について質問をしたいと思います。  まずちょっと聞いておきたいと思いますことは、この法律の第二条の第四項でありますが、こういうふうな例があったことがあるかどうか、事務当局からでけっこうでありますが、お聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 現実にこういうふうにやったのはどのくらいございますか。
【次の発言】 現実に何がしかのことをやつでおることを聞き及んでおるという局長……

第51回国会 逓信委員会 第7号(1966/03/03、30期、日本社会党)

○森本委員 関連。先ほどちょっと気にかかる点がありましたが、そのポストへ郵便物を入れて郵便物が出かかっておるのでそれを取られたところがある、そういうのはどのくらいありますか。
【次の発言】 それはポストですか、かけ箱ですか。
【次の発言】 何かそれを改良する方法を考えなければ、何回も何回も回数が重なってくるのじゃないですか。たとえばポストの大ききを大きくするとかあるいは二つ置くとか、そういうことを考えなければこれは回数が重なるのじゃないか。
【次の発言】 ポストに入れていい郵便物は何々ですか。
【次の発言】 小包を除いた以外の種類は全部ポストに入れていいんでしょう。

第51回国会 逓信委員会 第8号(1966/03/09、30期、日本社会党)

○森本委員 この前の委員会で私が質問をいたしまして、実は軍人恩給の支給については熊本貯金局だけしかやってない、こういうことでございましたが、その後調査いたしますとそうではないかっこうになっていますので、これは政府のほうから発言を求めて、ひとつ訂正をしておいてもらいたい、こう思うわけです。
【次の発言】 これはひとつ今後二度とこういうことのないようにお願いしたい。私のほうから言わなければおそらくはおかぶりして済ましてしまうつもりじゃなかったのではないかと思いますが、今後とくと御注意願いたいと思います。  そこで、電電公社のほうにお尋ねしますが、副総裁来ておるかな。――それじゃ、電電公社は参りまし……

第51回国会 逓信委員会 第9号(1966/03/10、30期、日本社会党)

○森本委員 私は、ただいま議決されました郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党及び民主社会党三党の共同提案として、次の附帯決議を付する動議を提出し、あわせてその趣旨を御説明いたします。  まず、附帯決議の案文を朗読いたします。     郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   今回の法改正によって、郵便切手類等の売さばき手数料は、かなりの引き上げをみることになるが、必ずしも十分とはいい難く、また、他の類似業務の手数料に比較しても、そん色があると認められるので、政府は今後にお……

第51回国会 逓信委員会 第10号(1966/03/16、30期、日本社会党)

○森本委員 冒頭に、資料の要求をいたしておきます。すでにこれは非公式に放送協会に連絡をいたしてありますので、この資料については本日じゅうに直ちに当委員会に御提出を願いたい、こういうことを冒頭に申し上げておきたいと思います。  まず第一番目に、毎年要求いたしておりますように、NHKの代表的なテレビドラマの番組制作費の一回当たりの平均額をひとつお願いしたい。二番目に、学校放送の利用状況。次に、放送視聴グループの育成状況。次に、日本放送協会学園四十年度計画、さらにできれば四十一年度計画もお願いしたい。それから、日本放送協会学園昭和三十九年度の決算。それから、沖縄向けの番組の提供状況。国際放送の受信状……

第51回国会 逓信委員会 第11号(1966/03/17、30期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと大事な点でありますので、関連をして聞いておきたいと思います。  いま中井さんが言っておりますのは、二以上の局の問題について問題になっておるわけでありまして、当面一番問題になっておりますのは、やはり関西とそれから東海が問題になっておるわけであります。具体的にいま中井さんから説明があったように、たとえば三重県において、大阪のテレビは五局入る、しかしながら東海のほうは全然入らない。そういうことになってくると、ローカルは全然入らない、こういうことになってくるわけであります。そこで、現行のVにおいては全然ないけれども、今回の放送法の改正によってチャンネルプランができ上がるとするならば……

第51回国会 逓信委員会 第12号(1966/03/18、30期、日本社会党)

○森本委員 あと時間もだんだん切迫してまいりましたので、残っております私が考えておりました質問はまだ一日分くらいございますけれども、これは一応審議に協力をいたしまして、どうしても聞いておきたいことだけを聞くことにいたしますので、若干の時間をさいていただきたいと思います。  そこで答弁のほうもひとつ簡潔に要を得てお願いしたい、こう思うわけでありますが、まず最初にお聞きしたいのは、いままでずっと問題になっておりまするように、徳島のNHKの教育テレビジョン放送局と、それから高松の総合テレビジョン放送局の設置については、いわゆるNHKから出されておりまする資料を見てみますると、波の割り当てがないからで……

第51回国会 逓信委員会 第13号(1966/03/24、30期、日本社会党)

○森本議員 ただいま議題になりました郵便局舎等整備促進法案について御説明を申上げます。  郵政事業は、国民文化の向上と、経済の急速な伸長に伴いまして年とともに発展し、取り扱い数は最近著しく上昇し、今後さらに激増することが予想されます。  これに対し国民の付託を受け、事業を円滑に処理するためには、郵政省は適正な要員の配置と執務上の施設とを完備することが必要でありますが、とりわけ郵便局舎の整備は緊急問題といわなければなりません。  現在の郵便局舎の状況は、全国で一万五千八百八十六局、昭和四十年三月末日現在設置されていますが、そのうち郵政省の所有するものはわずかに千七百局で、他の一万三千九百八十六局……

第51回国会 逓信委員会 第14号(1966/03/25、30期、日本社会党)

○森本委員 関連。いま三十六年からの収入の分が明らかになりましたが、そこで支出が明らかにならなければ、これははっきりしたことが出ないわけでありますので、支出を明らかにしていただきたいということと、それから、三十六年から四十年にかけて八百十九億から千百七十七億になっておりますが、その三十六年から四十年までの間の収入の中の種類別の内訳を明らかにしていただきたい。そうでないと今回の料金問題に入れぬわけでありますので、この八百十九億、九百七億、千二十五億、千百三十九億、千百七十七億の種類別の内訳というものを明らかにしていただきたい。
【次の発言】 これは郵便の総収入とするならば、この一種から五種までの……

第51回国会 逓信委員会 第15号(1966/03/29、30期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと、質問者の大出君のほうから貯金局長と保険局長の出席を要求をしてあるはずであります。次長という制度があるわけでありますから、参議院の逓信委員会あるいは参議院の予算委員会分科会で貯金局長の要求があったとするならば、当委員会のほうには次長なり局長なり適当な人が出席をするようにお取り計らいを願いたい。それがなければやめます。それがために次長制度というものがあるはずでありますから、ひとつ貯金局長か次長かどちらか呼んでください。だめですよ。

第51回国会 逓信委員会 第16号(1966/03/30、30期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと関連して。  この第十九条の四については省令にゆだねた点が非常に多いわけであります。それで今回の郵便法の改正についてはかなり重要な点で省令にゆだねた点が多いわけでありますが、その省令の内容については当委員会にひとつ明らかにしていただきたい。それが明らかにならないと、これはここで審議いたしましても、実際重要な点が省令にゆだねられているわけでありますから、そういう点でひとつその新しい改正による省令の内容というものは資料として早急に当委員会に御提出を願いたい、こう思うわけでありますが、よろしゅうございますか。
【次の発言】 そういたしますと、第十九条の四の省令等についても直ちに提……

第51回国会 逓信委員会 第17号(1966/03/31、30期、日本社会党)

○森本委員 ひとつ質問と答弁をかみ合わせてもらいたいと思う。いま言っているのは、どういうふうに第二種の原価計算をしておるかということを聞いておるわけです。だから年に二回一週間で云々なんて言ってもわからない。二種も一種も書留も速達も、すべての郵便物をプールにして取り扱っておるのが現業局でありますから、それを一体どういうふうに取り出して、労働時間の密度をどういうふうに見て、どうやっておるかということを克明に分析しなければ、いまの卜部委員の質問の答弁にはならぬ。だからもっと質問にかみ合った答弁を親切にしなければ議事は進みませんよ。卜部委員の聞いておるのは、現在郵便物というものは一種から五種まであるに……

第51回国会 逓信委員会 第18号(1966/04/05、30期、日本社会党)

○森本委員 関連して。その六十六というのは、バス会社の委託運送のやつも入っておるのじゃないですか。
【次の発言】 そうすると、バスの委託と合わせると、一体幾らになるのですか。
【次の発言】 郵政大臣なり郵務局長はもっとしっかりした答弁をしてもらいたいと思うのです。いま郵政大臣はちょっとあなたからの報告を聞いて聞きかじった答弁をしたわけだ。もっとそれは、長距離については、物数の問題、その他の容量等の問題から、鉄道郵便についてはこれを継続していこうという考え方を持っておるけれども、今日のような近距離の鉄道郵便は大体将来は廃止をしていこう。これについては専用自動車便を走らせていこう。さらに今度は、県……

第51回国会 逓信委員会 第19号(1966/04/06、30期、日本社会党)

○森本委員 委員長、ちょっと。  大臣、これは親睦団体ではないのです。いま親睦団体だと言ったのはあなたの失言ですよ。これは親睦団体でなしに、郵政省の機構になっておるわけです。郵政省、それからその下に郵政局があって、それから指定局があります。その指定局は仕事の関係だけの、結局業務上のなにであって、指揮命令系統については、この特定郵便局長の業務推進連絡会議を通じて現実にやっておるわけです。だから、これは単なる親睦機関ではありません。親睦機関であるというのは、私設局長会が親睦団体であります。たまたまその私設局長会とこの郵政局が任命をする業務推進連絡会議とが一致しておるところが非常に多いので非常に誤解……

第51回国会 逓信委員会 第20号(1966/04/07、30期、日本社会党)

○森本委員 これは先ほど松井さんが言われたとおり、わが党が委員長をやっておった当時、簡易保険の運用権の問題について非常にもめたわけであります。そのときに最終的に――当時はまだ自由党と民主党と左右両派の社会党、四つの政党でありました。四つの政党の理事が集まりましてこの附帯決議をつけて、この附帯決議については、百分の三のうちの半分は特定局舎に大体回しましょう、こういう了解のもとにこれを満場一致で通したわけです。これを大体五、六年は忠実に実行しておったわけだ。ところが委員会のほうで少し黙っておった。そのうちに、どこか知らぬうちにぽこぽこやっておる。かりにこの決議のとおりいったとすると、本年は、簡易保……

第51回国会 逓信委員会 第21号(1966/04/12、30期、日本社会党)

○森本委員 関連して。ちょっといま答弁でわからなかったのですが、郵便と貯金と保険と共通の分計定員はわかりましたが、委託業務の分計定員はどこへ入っているのですか。
【次の発言】 この間資料として各委員に配りましたのは三つしか出てませんが、これはひとつあしたまでに。今回小包も相当改正になっておりますので、はがきの見本、それから小包の最低、最高円筒形、そういう各種の見本を全部この委員会へ持ってきてください。  それからこの法律にあるところの見本を、最低、最大、円筒形、長方形とその全部の見本を持ってきてもらいたいと思います。  さらに引き受け時刻証明、配達証明、内容証明、代金引きかえ、特別送達、こうい……

第51回国会 逓信委員会 第22号(1966/04/13、30期、日本社会党)

○森本委員 そうすると、この場合毎年毎年残っていく剰余金は最終的にはどうするのですか。その条項はどこにあるのですか。
【次の発言】 積み立て金としてだが、剰余金として積み立てていって、その金額がどんどんふえていったらどうなるということになる。どこへ使うというのか。いまの率でいけば、年間六十億ないし七十億はふえていくわけだ。すでに現在四十一年で三百億こしているわけですから、これは四、五百億になるのはもうあと一、二年でなるわけだ。そういう意味では、貯金特別会計の剰余金については、この九条によって積み立てていっても、その金を一体最終的にどこへ使おうとするのか。

第51回国会 逓信委員会 第24号(1966/04/19、30期、日本社会党)

○森本委員 郵便法の審議もだんだん大詰めに近づいてきたようでありますけれども、まだ残っておる重要な点がだいぶありますので、御質問をいたしたいと存じます。  まず最初に、二八%という引き上げだ、こういうわけでありまするが、今回の値上げによって、七月一日からの増収分が幾ら、それから四月一日から小包料金の値上げによって幾らと、この増収額は幾らでございますか。
【次の発言】 そういたしますと、二百八十六億と三十二億との合計額が値上げ金額ですか。
【次の発言】 その二八・八%というのは、増収率の二八・八%、こういう率ですか。
【次の発言】 そういたしますと、二八・八%というのは、平均の郵便料金の増収額で……

第51回国会 逓信委員会 第26号(1966/04/26、30期、日本社会党)

○森本委員 本日は、参考人にはたいへん御苦労さんに思います。  ただ、委員長にちょっとお聞きいたしますが、この国際電電の参考人の方は、もと郵政省に籍を置いておった人でありますので、全部知った方ばかりでありまして、質疑応答については、八藤副社長以下の現在おられる幹部で十分だと思いますが、しかし、いつの場合におきましても、国際電電から参考人として出ていただく場合におきましては、国際電電の社長が一応出席をするたてまえにいままでなっておるわけであります。本日社長が出席しないということは私は聞いておりませんが、どういうことでその出席ができておらぬかということを、委員長のほうからお答え願いたい。場合によっ……

第51回国会 逓信委員会 第27号(1966/04/28、30期、日本社会党)

○森本委員 この前にはこの東南アジアケーブルについての問題を質問をしておりましたが、途中で切れたわけであります。この大体の経緯の説明がありましたけれども、ここでまずお聞きしておきたいことは、東京から台湾を通って、マニラを通って、サイゴンを通り、さらにバンコクを通ってジャカルタに通ずるこのケーブルでありますが、御承知のとおり戦前の英国が持っておりましたケーブルは、長崎から上海を経由して、さらに香港を経由してインド洋を経由してヨーロッパに通ずるという形になっておったわけであります。何といたしましても、中国大陸を経由せずにこういうケーブルが布設されるということについては、今後の通信網の設立としては、……

第51回国会 逓信委員会 第32号(1966/05/25、30期、日本社会党)

○森本委員 これは問題が二つあると思います。  こういうふうな、いわゆる自動車衝突事件、それから暴行事件については、当然これは警察の調べによって明らかになる、こういうことになるのであります。その点については、確かに、監察局長が言ったように、その責任、それから、どういうふうなぐあいになっておるかということについては、警察の取り調べによって明らかになる、こういうことでありますが、ただここでわれわれが特に問題にしたいと思うのは、そういう抜き取り事件というものの調査を行ないに行った支局長以下全員が、その調査が済んだからといって乾杯をするという手はないと思う。犯罪の捜査に行って、その犯罪の捜査が済んでか……

第51回国会 逓信委員会 第33号(1966/05/27、30期、日本社会党)

○森本委員 先ほどの共同聴視の問題でありますが、この共同聴視によって最終的にはチャンネルプランによって置局をしていく、それがどうしてもできないところについては技術的にいろいろ考えていかなければならぬという小野副会長の答弁でありました。さらにそれに加えて、そのチャンネルプランに基づく置局がまず第一だというふうに言っておりますが、私はここでチャンネルプラン自体についても相当問題がありはしないかというふうに考えるわけであります。チャンネルプランというものは、人口、戸数によって機械的に割り当てているところが多分にあるわけであります。特に、たとえば今回Uの波によって中継所として割り当てられているところに……

第51回国会 逓信委員会 第34号(1966/06/01、30期、日本社会党)

○森本委員 まずこの法案の質問に入ります前に、大臣にしかと私は要望申し上げておきたいと思いますが、とにかく内閣改造まぎわになりましていろいろ言われておりますけれども、こういう問題は別として、この国会で法案を審議する際にはあらかじめ当委員会は委員会として委員部のほうから政府委員並びにそれぞれに出席するようにということを通告してあるわけでありますので、その通告を受けた人々については、出られなければ出られないという理由を明確にしていただいて、そうして時間どおりきちんとひとつそろうようにあなたのほうから関係当局には言明をしておいていただきたい。なお、委員会としては、場合によっては理事会が長くかかって実……

第51回国会 逓信委員会 第35号(1966/06/03、30期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと関連。これは非常に用心をした答弁をしておるのでなんですが、要するに、病院とその病院の看護婦との間に一対一の通信連絡ということは、第四条の第五号によって許可することはできると思う。ただし、その看護婦がABCとあって、そのABCが、病院の交換機を通じてBとCと連絡するということはいけない、しかしAと病院との連絡はよろしい、Bと病院との連絡はよろしい、Cと病院との連絡はよろしい、こう解釈をするのがこの第四条の五号の問題であろう。その場合は当然いい。ただし、それをABCとある看護婦が、病院を経由した交換を経由して通話ができるということについては、この第四条の五号からしては不可能であ……

第51回国会 逓信委員会 第36号(1966/06/06、30期、日本社会党)

○森本委員 この間、同僚栗原委員が質問をいたしまして、結局、祇園の問題については一応今後公社電話に移行する、こういうふうなはっきりした回答が大臣からありまして、あの問題については一応のけりがついたという形になっておるわけでございますが、そこで、この祇園問題については片がつきましたけれども、第四条の五号によりまする設置につきまして、郵政省から出ました資料を見てみますると、相当多くのものに対して設置を許可しておるわけでありますが、この中で、たとえば私鉄あるいは電力、こういう問題、あるいは八幡製鉄のように非常に大きな会社について許可をいたしておりますけれども、この中でも、やはりまだまだおかしいと思わ……

第51回国会 逓信委員会 第37号(1966/06/09、30期、日本社会党)

○森本委員 これはきわめて大切なところでありますので、場合によってはこれは成立についても非常に重要な点でありますので、断わっておきますが、秋田委員がいま質問をいたしましたのはこの条項を、電波監理審議会に諮問し、その議決を経なければならない、こういうふうに変えた場合にはどうなるか、こういうことを聞いておるわけでありまして、巷間伝えられるところによりますと、もしそう変えてもこの性格は同じであるというふうなことを言っておるようでありますけれども、これは非常に意味が違ってくると思うのであります。もしそう変えるとするならば確かに大臣がおっしゃるとおり、これは法律上はあくまでも諮問機関であります。しかしな……

第51回国会 逓信委員会 第38号(1966/06/10、30期、日本社会党)

○森本委員 これはどうせあとで質問しようと思いましたが、ちょうど出ましたので聞いておきますが、かりにこの改正案が通って、UV混在というもののいわゆる使用計画というものがなされた場合においては、当然これは――あなたは慎重慎重と言っておったら答弁になりますけれども、当然その場合にオールチャンネル法の問題を考えていかなければならぬ段階に私ははっきり言ってなると思うのです。だから、アメリカのオールチャンネル法においても三年間施行延期をするわけでありますから、実際問題としてこの改正案が通って、UV混在のいわゆる周波数の使用計画がきまった場合においては、その時点においては、やはりオールチャンネル法について……

第51回国会 逓信委員会 第39号(1966/06/16、30期、日本社会党)

○森本委員 参考人には大変お忙しいところ、本日は貴重な御意見をいただきまして、まことにありがとうございました。心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。  時間もありませんので、二点ばかり質問を申し上げたいと思いますが、まず第一点には、ちょっとこれは意地の悪いような質問でございまするけれども、おそらく参考人には、この放送法の改正案というものを一通りお読みになったと思いますが、この第五十一条の大体この法律というものは、非常にわかりやすく、どなたが読んでもすぐ頭にぴんとくるというふうな法律が一番妥当でありまするが、この第五十一条の、アラビア数字の3の一、二、三、四、五、六、七と、これを一通り読ん……

第51回国会 逓信委員会 第42号(1966/06/27、30期、日本社会党)

○森本委員 この国会もいよいよきょうで終わりでありまするが、この委員会にかかっておりました放送法と電波法の審議についても、当委員会としてはかなり熱心に審議をしたわけでありますけれども、いろいろな関係から当国会におきましては廃案のうき目になるわけでありますが、政府の提案せられましたこの原案につきましては、社会党としては、本会議におきまして私がその論点を明確にいたしましたように、反対する立場をとっておったわけでありますが、しかし大臣におかれましても、その後の経過は大体御承知のとおり、わが党といたしましても、ただ反対の理由による反対だけではなくして、できればこの電波法と放送法については今日のテレビ、……

第51回国会 予算委員会 第19号(1966/02/23、30期、日本社会党)

○森本委員 まず郵政大臣にお聞きしたいと思いますが、御承知のとおり、日本におけるマスコミのただ一つの立法でありまするところの放送法の改正問題が、すでにもうここ数年来問題になっておるわけでありまして、この臨時放送関係法制調査会の答申が三十九年の九月に出ております。あれからまる一年数カ月たっておりまするが、いまだにこの放送法の改正案というものが国会に上程をされない、こういうふうな状況になっておるわけでありまして、さらに今日放送衛星の問題が提起せられておりまして、放送界におきましては、かなり将来の見通しその他についてある程度の疑義とそれから混乱を生じておる、こういうふうな情勢にあるわけでありまするが……

第52回国会 逓信委員会 第1号(1966/07/19、30期、日本社会党)

○森本委員 ただいま佐藤さんのほうからいろいろ質問がありましたが、総体的にいって郵政省は、人事異動あるいは国会開会中で法律案件をかかえておったというような点があったかもしれませんけれども、ひとつ気合いが抜けておるといっても差しつかえないのじゃないかというふうに考えるわけでありまして、この週刊誌を読んでみますと、東に郵袋の抜き取り事件、西にセックスを配達する郵政技官、まん中に切手の盗作事件、こういうふうに書かれておるわけでありまして、まさに郵政省としてはあっちこっちからつつき回されるというふうな情勢になっておるわけでありまして、特にこの犯罪事件につきまして、渋谷の事件、これなんかはもってのほかの……

第52回国会 逓信委員会 第3号(1966/08/18、30期、日本社会党)

○森本委員 新しい郵政大臣が、これは郵政部内から出られまして、また参議院におきましてはいままでずっと逓信委員会に籍を置かれまして、いろいろ議論をせられておりますので、各局長からレクチュアを受けなくても全部十分にわかっておられる大臣であろう、こういうように考えられるわけでありますし、また、大臣自身が各地におきまして新聞その他に発表いたしておりますものの内容を見ましても、相当詳しく抱負経論を述べておられますので、そういう観点から一応新大臣に対しまして、重要な点だけをきょうは簡単に質問をしておきたい、こう思うわけであります。  まず最初にお聞きしたいと思いますことは、これはもう大臣も御承知のとおり、……

第52回国会 逓信委員会 第4号(1966/10/12、30期、日本社会党)

○森本委員 まず最初に、大臣に当面の労働問題についてお聞きしたいと思いますけれども、私の手違いで人事局長に来てもらってなかったものですから、あとから来られるそうですので、あとで御質問いたすことにいたします。  まず最初にお聞きしたいと思いますることは、八月の十八日の委員会におきまして、私のほうから大臣に質問をいたしまして、当時大臣はまだ就任をせられまして早々でございましたので、非常に慎重な御答弁でございまして、その後検討いたしましてお答えをいただくという件が相当あったわけでありますので、その点について、ちょうど九月に委員会が開かれておりませんので、この八月の十八日に懸案になっておりまする事項に……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 逓信委員会 第2号(1967/03/23、31期、日本社会党)

○森本委員 この予算案に対する質問については後ほどやりますが、この予算案に対する質問の前に、大臣から先ほど、御意見の発表がありましたけれども、私たちがいま非常におかしく考えておりますることは、日本放送協会の四十二年度の予算案を大臣が意見書を出してこの国会に上程をされたわけでありますが、ところが一方におきまして、ラジオの受信料についてはこれを全廃をするという法律を出す。そこでもしラジオの受信料を全廃する法律案を出して、それを四十二年度から実施するということになりますると、いま上程されておりまするこの予算案そのものを具体的には修正をしなければならぬ、こういうことになるわけでありまして、一方において……

第55回国会 逓信委員会 第3号(1967/03/24、31期、日本社会党)

○森本委員 この四十二年度の予算案を審議いたしますのにつきまして、郵政大臣の意見書が例年のとおりっいておるわけでありますが、まず私はこの郵政大臣の意見書について郵政大臣にお伺いしたいと思います。  この意見書は、例年の意見書と違ってかなりNHKに対する注文といいますか、そういうものが相当加味せられておるように考えるわけでありますが、この中で、意見書の最初の前文に、「事業計画中、放送網の建設計画については、免許方針との関連において、変更の必要が生ずる場合もあると考える。」とありますが、これは具体的にいいますと、内容はどういうことであるのか。この具体的な内容をひとつ御説明願いたいと思うわけです。

第55回国会 逓信委員会 第4号(1967/03/25、31期、日本社会党)

○森本委員 私は、ただいま議題となっております放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に関し、日本社会党を代表して、これを承認するに賛成の意を表するものであります。  この議案の内容をなすNHKの昭和四十二年度収支予算等は、昭和三十七年度を起点とする第二次六カ年計画の最終年度分の諸計画を推進しようとするものでありまして、事業計画の大綱としては、ラジオ、テレビ両放送網の早期完成、FM放送局の置局の推進、放送番組の充実刷新、放送番組の利用の促進、受信契約の増加と維持、国際放送の拡充、放送衛星の開発を含む研究活動の強化等、さらに新たに契約乙の受信者に対する受信料免除を拡大することなどを……

第55回国会 逓信委員会 第5号(1967/05/17、31期、日本社会党)

○森本委員 関連して。いまの説明を聞いていると、一般の人にはさっぱりわからぬと思うんですよ。単位組合というものが支払いをしなければならぬ義務がある。ところがその支払いをしなければならぬところの組合は、その協会に支払っておる。協会は全然払っていない。ところが実際にそれを払う義務があるのは、協会には公社に対してはない、そういうことになった場合に、電電公社が、それではその協会と分割払い云々の折衝をするということは、一体法的にはどういう関係があるのか。具体的にいえば、そういう問題を、その協会側と公社が分割払いをするというようなことを折衝すること自体が、その協会のいわゆる横領していることを幇助しているこ……

第55回国会 逓信委員会 第6号(1967/05/18、31期、日本社会党)

○森本委員 いまの法案に関しては、行管の年金に対する勧告が出ておると思いますが、その勧告の内容の全文と、それからそれに対するところの郵政省が省議で検討した結果、結論というものを文書でひとつお出しを願いたい、こう思うわけです。
【次の発言】 それは大いに職務怠慢だけれども、とにかくその行政管理庁の勧告に対して郵政省としてはどう考えているかということを、一応文書にまとめて委員会に出してもらいたい。もう行政管理庁の勧告が出てかなりの期間になるわけですから、それに対して郵政省としてはどう考えるという結論があるはずでありますから、その結論を一応文書として出してもらいたい。だから行管の勧告案とそれからそれ……

第55回国会 逓信委員会 第7号(1967/05/24、31期、日本社会党)

○森本委員 関連して。  大臣はいま重要な発言をせられたわけですが、百五十万円についての四月一日から民保が実施しておるというのは、この法案をつくる過程においてははっきりしなかった。この法案を整備して、そしてそれがはっきりした。だから当然他の保険についても上げるべきである。こういう御回答であったわけでありますが、そういたしますと、かりにこの本院において百五十万円を全部の保険に適用する、こういうことでこれが与野党で満場一致で修正をして出すということになった場合、政府もこれに対して大いに賛成、こういうことになるわけですか。
【次の発言】 それは国会は自由な立場でやりますけれども、その場合に政府として……

第55回国会 逓信委員会 第8号(1967/05/25、31期、日本社会党)

○森本委員 それでは簡易生命保険法について先ほども中井委員から言われましたように、郵便年金の法案についてはあと回しといたしまして、簡易生命保険の問題について質問をいたしたいと思います。  まず最初にお聞きしたいと思いますことは、昭和四十一年度の簡易保険の募集目標と、それから成立額それから四十二年度募集目標、これはどうなっておりますか。
【次の発言】 これは保険料額ですが。
【次の発言】 それからこの簡易保険の募集のいわゆる年度はいつからになっておりますか。
【次の発言】 九月から八月までの募集年度というのは、どういうわけでこうなったわけですか。

第55回国会 逓信委員会 第9号(1967/06/01、31期、日本社会党)

○森本委員 この間の質問の続きでありますが、行政管理庁長官の勧告に対して郵政大臣が回答を出しておるわけでありますが、その中で、総合定員のところで問題になったわけでありますが、無集配郵便局で保険を一件も取り扱ってない局についてはどの程度あるか、こういうことで、調べてみてあとから説明します、こういうことだったんですが、それがわかったならばお知らせ願いたい、こう思うのです。
【次の発言】 その四十五局というのは全然取り扱ってないということでありますが、それはどういうふうな形においてその四十五局というものを調査せられたわけですか。
【次の発言】 それは調査方法としては各無集配郵便局とどういう形において……

第55回国会 逓信委員会 第10号(1967/06/02、31期、日本社会党)

○森本委員 この法案もいよいよ最終的な審議に入ったわけでありますが、きのう私のほうから国会における附帯決議について、母子世帯、それから父子世帯の家族保険の問題というので質問いたしましたが、さらに第四十三回の国会におきまして、簡易生命保険の最高制限額を引き上げることということと、もう一つは運用範囲の拡張と余裕金の運用の改善をはかることということを附帯決議につけているわけでありますが、一の最高制限額を引き上げるということについては、この法律案件において一応見通しが立ったわけでありますが、第二番目の運用範囲の拡張、この問題についてどういうふうに郵政省としてはお考えか、この見解を聞いておきたいと思いま……

第55回国会 逓信委員会 第12号(1967/06/08、31期、日本社会党)

○森本委員 三十九年度の決算の質問をそれぞれ各委員からいたしましたので、私も簡単に行ないたいと思いますから、ひとつ答弁のほうも簡単に要を得て答弁を願いたいと思います。この決算の審議をいたします前に、実は今度の国会には放送法の改正案も出ております。それから電波問題についてもいろいろとやかくいわれておるわけでありまして、NHKにとりましてもきわめて重要な時期であるというふうに私は考えておるわけであります。そこで会長にちょっとお伺いしたいと思いますが、きょう何か外国のほうに行かれるそうでありますが、どういう御用件で行かれるわけですか。
【次の発言】 私はその会議に出るのが悪いとか、そういうことを言う……

第55回国会 逓信委員会 第13号(1967/06/14、31期、日本社会党)

○森本委員 資料の要求をしておきたいと思いますが、新聞等で見たわけでありますが、京都中央郵便局におきまして、第一組合、第二組合の問題に関連をして若干の暴行事件があったということで両方が告訴しておるようでありますが、それの詳細な内容をひとつお出しを願いたいと思います。  それから大阪郵政局から、管内の各普通局に対しまして不当労働行為は絶対にやってはならぬというふうな通達を昨年の十二月か本年の二月ごろに出しておるようでありますが、その通達の与しをひとつ資料として御提出を願いたい。この二つです。

第55回国会 逓信委員会 第15号(1967/06/22、31期、日本社会党)

○森本委員 関連して。これは、この法案に基づくところの二十二年の十二月三十一日以前に効力の発生した郵便年金契約が問題になっているわけでございますから、この法案に関連するところの年金の剰余金というものは一体何ぼあるか、こういうことを聞いておるわけです。それがわからぬと、実際その剰余金というものはどこから出てくるかということがわからぬわけだ。あなたが何ぼ新しい年金契約者の剰余金でないということをいっても、常識的に考えた場合には、今回のいわゆるこの剰余金というものは年度年度の剰余金の積み立て金によって出されるということになるとするならば、少なくとも新しい契約者によるところの剰余金ということに考えざる……

第55回国会 逓信委員会 第16号(1967/06/23、31期、日本社会党)

○森本委員 いまの中井さんの質問に関連をしてちょっと簡単に聞いておきたいと思います。  この年金はほとんど終戦前の年金であります。この年金は昭和二十二年に効力を発生したのでありますが、終戦直後御承知のとおり新円の切りかえで緊急措置令が行なわれたわけでありますが、この年金の支払いは当時の終戦直後の金融措置令の適用についてはどうなっておったのですか。
【次の発言】 それではそれが答弁できるまで待っておりますから……。
【次の発言】 それ以下の分については支払っておられるわけですか。
【次の発言】 そういたしますと、それ以下の分についての支払いは当時きめられた生計費外ですか。それとも生計費内ですか。

第55回国会 逓信委員会 第17号(1967/06/29、31期、日本社会党)

○森本委員 電波監理局長は何かからだが悪いようですから、部長のほうに御質問をいたしますので、退席せられてもけっこうです。そんなに悪いというところに、さらに私の毒気に当てられて悪くなったら寝ざめが悪いから、御休養願いたいと思います。  それで、この放送法の改正問題について、少し大臣に私は質問をしたいと思います。特に今回この放送法の改正が上程されましたわけでありますが、この前の解散前の国会におきまして、御承知のとおり電波法と放送法が非常に問題になりまして、いろいろ審議をされましたけれども、最終的には与野党の意見が衆議院においては一致した妥協案というものができたわけでありますが、それが不幸にして日の……

第55回国会 逓信委員会 第18号(1967/06/30、31期、日本社会党)

○森本委員 昨日、放送法に関連をいたしまして、今後の電波、放送の行政関係について聞いたわけでありますが、残念ながら大臣は勉強しておったのかしておらぬのか、あるいはしておっても言わなかったのか、いろいろ事情はあろうと思いますが、とにかく混線をいたしまして途中で中切れになったわけであります。これでは審議が進みませんので、私のほうは順序立てて質問をしていきたいと考えますから、大臣のほうもひとつ率直にお答え願いたいと思うわけであります。  まず、昨日約一時間半質問をいたしましたが、その中でわかったことが二つだけあるわけであります。それは、新しい電波法と放送法の改正案については次の通常国会には出したいと……

第55回国会 逓信委員会 第19号(1967/07/05、31期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと関連して。大臣みそもくそも一緒にした御答弁をされては困る。コマーシャルを入れるという点については、これは現行放送法においてはかたく禁ぜられておりまするし、またそういう点についてはNHKとしてはそれはやるべきでない。しかし私がこの間言った鉄塔に広告するという点については、これは現行放送法においても許されておる、できるわけであります。ただ問題は美観をそこなうかどうか、NHKとしての品位をそこなうかどうかという問題にかかってくるわけであります。しかしながらこの場合も、はっきり言うと夜鉄塔があるかないかわからぬのですよ。それに広告をやってもそれがNHKの鉄塔かどうか他から見た場合に……

第55回国会 逓信委員会 第20号(1967/07/06、31期、日本社会党)

○森本委員 この年金関係についても、いろいろあらゆる角度から質問がありましたけれども、いよいよ大詰めになったようでありますが、しかしこれを初めからひとつ順序正しく、簡単に、要を得て質問をしていきたい、こう思いますので、あなたのほうでもひとつそのつもりで御答弁を願いたい、こう思うわけであります。  そこでまずお聞きしたいと思いますことは、当委員会でも、特に私がこの年金問題については、いままでこの戦前の年金が現実に三月で十二円あるいは三十円というふうな形のものを支払っておったのでは、これはもう話にならぬではないかということで、しばしば私がこの委員会において政府に要求をしてきたところであります。  ……

第55回国会 逓信委員会 第22号(1967/07/19、31期、日本社会党)

○森本委員 いま大臣から、何か適当でないということばがあったようでありますけれども一私は、この適当でないということばは、この農村集団電話というものが試行ということで長年にわたってやられておる。だから、これを早急に法制化せずして、これを一応いまの試行の形においてやってきたということについては、これは適当でない。早急に、しかるべき時期において、やはりこれを一応法制化をすべきである。そういう点が、今回の農村集団電話については適当でないと思われる、こういうことであって、いまの放送業務その他についての問題については、これは公社のほうからはっきりした答弁をすべきだと思う。これは公社の業務としてやっておるわ……

第55回国会 逓信委員会 第24号(1967/07/21、31期、日本社会党)

○森本委員 これは違った答弁をしてもらっては困る。たしか意見書というのは業務報告書に対する郵政大臣の意見書ということになっておるけれども、財政の状況についてもやはり報告しておるわけで、いまみたいな答弁ではおかしいと思う。この三ページの「財政の状況」の中にも、ちゃんと資産総額は幾らであって、前年度に比し幾ら増額となって、負債総額は何ぼで、健全な財政である、こういう報告をあなたのほうはしておるわけだから、そういうふうな決算問題については一切触れませんということではうその答弁になる、そういうことを言ってはいかぬと思う。
【次の発言】 それでは若干質問をいたしたいと思いますが、大臣がおりませんので、ま……

第55回国会 予算委員会 第14号(1967/04/26、31期、日本社会党)

○森本委員 私の専門的なことを質問をいたします前に、法務大臣が見えられておりますので、きのうの分科会でもやったそうでありますが、例の法務大臣それから厚生大臣が選挙カーに乗って連呼したということについて伺いたい。その前にちょっと私は国家公安委員長に聞いておきたいと思います。今度の衆議院の選挙、それからいまの県議選挙、いわゆる地方統一選挙で、この連呼行為で検挙した数がどの程度ありますか。
【次の発言】 この選挙違反について、いろいろの項で検挙あるいは逮捕した候補があると思いますが、その中で連呼行為で検挙した者は皆無であるということはないと思うわけで、一応連呼行為で検挙した者がどの程度あるかというぐ……

第56回国会 逓信委員会 第4号(1967/11/15、31期、日本社会党)

○森本委員 いまの話のついででありますが、静岡の件であります。田代君はまとまったと言っておりますが、大臣は、いま答弁せられましたように、まとまっておらぬのにここだけは免許しておる、しかもこれは大臣の選挙区である、地元であるというところに一つの大きな問題があろうと思います。その他のところについては、まとまったところを全部免許しておる。静岡だけはまとまっていないにもかかわらず免許しておる。これは大臣としては、地元の意思はまとまらなかったけれども、そういう方向にあったから免許したのだ、こうおつしゃられると思います。しかしこれは、私はいま言ったような問題もあるということを一つ提起しておきたい。これはい……

第57回国会 逓信委員会 第1号(1967/12/20、31期、日本社会党)

○森本委員 関連。  そうすると、本省については監察局がなくなって官房の中に監察官室というものができるということだけの機構改革であって、それ以上の改革はやらない。それから、地方の現在の郵政局、監察局、電波監理局、これに対する機構の改革についてはない、こう解釈していいわけですか、大臣。
【次の発言】 ただいまのところでなしに、これで臨時国会は終わりますから、次の通常国会に出る法案というものが、この間郵政省設置法が出て、それが審議未了で流れておりますから、その点についての動向というものをわれわれとしては知りたいわけであって、次の通常国会には、だから、一局削減という政府の方針によって本省の監察局が監……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第4号(1968/04/02、31期、日本社会党)

○森本委員 この法案も、聞くところによりますと、大体大詰めのようでありますので、この具体的な内容についてこまかくきょうは質問をしてみたいと思いますので、そのおつもりで政府側並びに参考人のほうも御答弁を願いたいと思うわけでございます。  まず最初にお聞きしたいと思いますことは、この法律に基づいて設置する内容について、ひとつ詳細に説明をNHK側からお願いしたい、こう思うわけであります。
【次の発言】 具体的にNHKで現在消耗品とみなしておるようなものについては、この中にどの程度ありますか。
【次の発言】 ビデオテープの、いわゆる録画ですか、こういうものも全部これは設備になっておるわけですか。

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第17号(1968/05/21、31期、日本社会党)

○森本委員 ついででありますので、いまの千キロの問題でありますが、これはこの前NHKからOHKに対するときに私が質問をしてあったわけでありますが、この千キロの問題について終戦直後から今日までずっとこの沖縄で米軍が千キロ放送をやっておって、急に今日こういう問題が起きたということについては何か原因があるのですか。これは放送部長も御承知のとおり、三百キロぐらいの日本のNHKの放送でも、アンテナの近くへ行ってコイルを巻いて、そして電球をつければ電球はつくわけですね。三百キロでもその程度になるわけですから、おそらく千キロということになりますと、かなりの問題であります。しかし、終戦直後からずっと今日までや……

第58回国会 決算委員会 第4号(1968/03/28、31期、日本社会党)

○森本委員 会計検査院に簡単にちょっとお尋ねしておきたいと思います。  いまのコンピューターの点でありますが、直接電子計算機の問題ではございませんけれども、会計検査院の構成の中で技官に値するような人がどの程度ありますか。この検査報告の中で、現在の総定員千二百十二人となっておるけれども、実人員は千百八十四人である。その中で技官に値するという人がどの程度ありますか。
【次の発言】 特にこの会計検査院の項目の中で、第二局それから第五局、こういう方面に至ってはかなり専門的な知識を持たないと、今後会計検査を行なうこと自体においても、実際問題としてその機械の値すらなかなかわかりにくい。それからまたそれを不……

第58回国会 決算委員会 第12号(1968/04/25、31期、日本社会党)

○森本委員 厚生省の方にちょっとお聞きしますが、過日、私のほうの新聞で承知いたしたわけでありますが、 国立高知療養所における贈収賄事件が新聞で相当発表されておったわけでありますが、その概要を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 会計検査院にちょっとお尋ねしますが、全国のこういう国立の病院あるいは療養所等において、会計検査院としていわゆる決算検査をする場合、現場の抽出検査というのは、年間何カ所ぐらいやりますか。
【次の発言】 四十年度にはどの程度やっておりますか。
【次の発言】 四十年度の七%というのは、どこどこをやっておるわけですか。

第58回国会 決算委員会 第15号(1968/05/09、31期、日本社会党)

○森本委員 関連。  総務長官はもう時間がないようでありますので、いま出ました広報センターについて四十一年、四十二年、四十三年、総理府から幾ら金が出ておるか。それから広報センターのいわゆる週刊誌、それから雑誌、その種類、その発行部数、それからさらにテレビ、ラジオ、こういうものに対して広報センターがどの程度スポンサーになって出しておるか、こういうふうな、この広報センターに対する総合的な資料をひとつ当委員会にお出しを願います。  なおこの点についてはいまの新聞の問題についてはまだしも、場合によってはラジオ、テレビに対するところの問題は広報センターがやっておるから違反にはならぬというものの、その広報……

第58回国会 決算委員会 第16号(1968/05/13、31期、日本社会党)

○森本委員 いよいよ昭和四十年度の決算についても大詰めになったわけであります。三十九年度の決算の際には、不当事項が二十七億円弱あったわけでありますが、今回、四十年度は確かに十六億円程度に減っております。しかしながら改善意見あるいは留意、不当事項というものがやはりあとを絶たない、こういうような現状にあるわけでありまして、確かに昨年度から見ますると十一億円程度は減っていることについては間違いありません。だからそういう点についての努力は、われわれとしても率直に認めたい、こう思うわけでありますけれども、まだまだこの十六億二千二百万円というような批難金額があるということについては、やはり将来政府としては……

第58回国会 決算委員会 第17号(1968/05/21、31期、日本社会党)

○森本委員 このごろ過疎化という問題が非常に叫ばれておるわけでありますが、特に地方におきまして交通事情の問題で非常に問題が出てまいっておるわけであります。この過疎化におけるいわゆる地方のバス路線というものが採算がとれないということによって廃止されていくところが相当あるというふうなことで、過日参議院におきまして同僚の小酒井君から運輸大臣に対しまして質問をいたしまして、中曾根運輸大臣のほうから、赤字バス路線については国の助成も考えるというふうな答弁をいたしておりますけれども、具体的にそういうことを運輸省としては考えておられるのかどうか、大臣は時により大まかな答えをするものでありますから、ひとつそれ……

第58回国会 逓信委員会 第4号(1968/03/06、31期、日本社会党)

○森本委員 関連して。  先ほどのUの問題とFMの問題についてさらっといきましたが、重要なことがありますので、ちょっと一つ言っておきたいと思います。  FMについて、東京、大阪、名古屋に一応音楽放送局、そういうものを何とかしたいというふうに大臣は考えておる、ところが波が非常に少ない、こういうことであります。しかし、波が少なければ少ないだけに有効に使う方法を考えたほうがいい。  そこで、電波監理局長おりますけれども、御承知のとおり、たとえば、いまFM東海が使っておる波は、一つの波で三つのいわゆる波が出ておる。こういうことになれば、これは七、八年前に当委員会において橋本登美三郎君あるいは私たちが論……

第58回国会 逓信委員会 第5号(1968/03/08、31期、日本社会党)

○森本委員 郵政の基本的な問題についてはいろいろたくさん質問がありますが、本日はあまり時間もありませんので、緊急な点だけをちょっと聞いておきたいと思います。特に電電公社の総裁もおられますので総裁に聞いてみたいと思いますが、実は設備料が一万円から三万円に上がるということが一応新聞紙上その他で発表になった関係かどうか知りませんけれども、今日東京都内における電話の売買相場というものがほとんど急騰しておる、こういうふうに報道せられておるわけでありますが、公社としてはこの電話相場の急騰という点についてどういうふうにつかんでおられますか。
【次の発言】 いまの総裁の答弁は、これは総裁らしい答弁であって、大……

第58回国会 逓信委員会 第6号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○森本委員 これだけの予算書ではなかなか審議しにくいので、膨大な資料になりますけれども、資料を要求しておきますので、早急にお出しを願いたいと思います。  まず第一番目に、NHKの代表的なドラマの単価。これは、たとえば「竜馬がゆく」というようなのは白黒でありますが、これのいわゆる単価、それから「歌のグランドショー」、これなんかはカラーテレビの代表的なものでありますが、そういうものの単価、それから四十五分間のいわゆるNHKドラマ、そういうものの単価、それからいわゆる海外取材番組、こういうNHKの代表的な番組の単価をひとつお出しを願いたい。  それから「紅白歌合戦」の総決算、これがどの程度かかるか、……

第58回国会 逓信委員会 第9号(1968/03/21、31期、日本社会党)

○森本委員 昭和四十三年度のNHKの予算案に関しまして、社会党を代表して若干の質問を行ないたいと思いますが、残念ながら、大臣が参議院の総括質問でおられませんので、大臣に対する質問については、一応大臣がおるときにやりたいとは思いますけれども、このごろ政務次官は、副大臣として大臣の代行をすべて行なうということを政務次官会議あるいは閣議でやかましく言うというふうに再三言われておりますので、政務次官にまず聞いておきたいと思います。  と申しますのは、大臣は非常に放言癖がありまして、放送問題に関しましても、きょう言ったこととあす言うことが全く違うというふうなことの放言が非常に多いわけであります。そういう……

第58回国会 逓信委員会 第10号(1968/03/26、31期、日本社会党)

○森本委員 過日私は、NHKのこの予算案につきまして、NHK側にはだいぶ質問をいたしましたので、本日はおもに大臣にお聞きをしたいというふうに考えておりますが、その前に、まず事務的にお聞きしておきたいと思います。  いま東京においてFMのいわゆる音楽放送局云々ということが盛んに言われておるわけでありますけれども、事務的な問題として、東京においてこれから先使おうとするところのこのFM放送の周波数帯は、何メガサイクルから何メガサイクルの間をとろうとしておるのか、それをひとつ御説明願いたいと思います。事務的でいいです。
【次の発言】 七十六メガサイクルから八十六メガサイクルまで使う、こういうことであり……

第58回国会 逓信委員会 第12号(1968/04/03、31期、日本社会党)

○森本委員 郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所に関する法律の一部を改正する法律案、この法律案の内容はきわめて簡単でございます。簡単でございますが、これは数回改正をいたしておりますが、今回改正されております内容を見てまいりまするに、いわゆる中間機関にこれは集中して上げておるというような形になったわけでありますが、まず最初に、大臣に聞いておきたいと思います。  この最低額の五千円の金額については今回全然改正されていないわけでありますが、この点については、今回の改正をする場合に論議せられておりますか。
【次の発言】 そういたしますと、この五千円の最低については、これは改正する必要はない、こういう……

第58回国会 逓信委員会 第13号(1968/04/05、31期、日本社会党)

○森本委員 この法案もいよいよ大詰めを迎えたようでありますが、私は最後に、大臣に一つ質問をしておきたいと思います。  それは、先ほど来米田委員、武部委員からいろいろ追及がなされました。それに対しまして、おもに山本人事局長のほうからいろいろ答弁がございました。全くぬかにくぎみたいな答弁でございます。しかしながら、現実の問題としては、火のないところに煙は立ちません。かつて九州の郵政局、大阪の郵政局、当時問題になりました。それに対しまして、社会党の国会議員団と前郵政大臣と折衝いたしまして、結局、その結果九州と大阪は一応おさまったわけであります。ところが今回、長野郵政局、さらに北海道郵政局の管内におい……

第58回国会 逓信委員会 第16号(1968/04/17、31期、日本社会党)

○森本委員 関連。  ちょっと、総裁に私は注意をしておきたいと思いますが、公社には総務理事、理事という制度があると思います。それは何のために理事、総務理事というものを置いておるかといいますと、これは郵政省でいえば、大体局長、政府委員に匹敵するという形になっておると思います。たとえば運輸委員会あたりでも、答弁をするのはほとんど理事以上です。大体理事以上が省側の政府委員に匹敵するものであります。  この公衆電気通信法の質疑応答を聞いておりますと、営業局長の武田君がほとんど答弁をしている。これは理事でも何でもない。本来ならば、答弁は、理事以上、総務理事が責任を持って答弁をすべきなんだ。(「理事にした……

第58回国会 逓信委員会 第17号(1968/04/19、31期、日本社会党)

○森本委員 関連。  それはどこからどこまでということでなくて、総額で七十何億という未収金がどういうようになっている、それについては、専用回線が何ぼで、終戦処理費のやつが何ぼで、幾らのやつが幾ら、そういういままで出してきた資料は当委員会にも出してきているわけですから、そういういままで出してきた資料は、当然私は出せると思います。ただ、どこに何がある、かにがあるということは、ちょっとしたあなた方の意見があるかもしれませんが、総額が幾らで終戦処理費が幾らで、何が幾らという資料は出せるでしょう。

第58回国会 逓信委員会 第18号(1968/04/22、31期、日本社会党)

○森本委員 この公衆電気通信法の改正もだんだん大詰めになってまいりまして、いままで数人の人々が質問をいたしておりますが、私もずっとこの委員会に出ておりましたのでよく知っておりますが、なお、しかし、念のために各速記録を全部ずっと読んでみたわけでありますが、同じことを何回も繰り返し質問をいたしております。しかし、同じことを繰り返して質問いたしておりますけれども、きわめて重要な点がやはり明らかになっていない点があるわけでありますので、場合によっては重複するかもわかりませんけれども、締めくくりという意味で質問をしたいというふうに考えておりますので、あらかじめ御了承願っておきたいと思います。  その前に……

第58回国会 逓信委員会 第19号(1968/04/26、31期、日本社会党)

○森本議員 ただいま議題になりました郵便局舎等整備促進法案について御説明申し上げます。  郵政事業は、国民文化の向上と、経済の急速な伸長に伴いまして年とともに発展し、取り扱い数は最近著しく上昇し、今後さらに激増することが予想されます。  これに対し、国民の負託を受けて、事業を円滑に処理するためには、郵政省は適正な要員の配置と執務上の施設を完備することが必要でありますが、とりわけ郵便局舎の整備は緊急問題といわなければなりません。  現在郵便局舎の状況は、全国で一万六千三百五十六局昭和四十二年三月末日現在設置されていますが、そのうち郵政省の所有するものはわずかに二千三十三局で、他の一万四千三百二十……

第58回国会 逓信委員会 第20号(1968/05/08、31期、日本社会党)

○森本委員 今度のこの法律の趣旨は、郵便募金管理会を廃止する、こういうことでございますが、ただ、この廃止をするということについては、一応大臣の提案理由の説明の中には、募金管理会の目的は達成されたから廃止をする、こういうことでありますが、これはあげ足をとるのじゃありませんけれども、募金管理会の目的が達成されたということでなしに、必要がないからやめた、こういうことじゃないですか。
【次の発言】 そこで、現在までこの募金管理会のいわゆる職員はどの程度おりましたか。これは事務当局でけっこうです。
【次の発言】 役員と職員とに分けてどうなりますか。

第58回国会 逓信委員会 第22号(1968/05/15、31期、日本社会党)

○森本委員 私は質問をする予定でありませんでしたけれども、いま小沢委員が質問したのは、当委員会の歴史的な経過から見てだいぶ違うような質問をしておりますので、この際、明確にしておきたいと思います。前にこの三十三施設について当委員会でこれを審議したときには、これはもう今後延期をしない、そのかわり、各界各層の方々の審議会を設けて、その審議会の答申によってこの問題を処理する、こういうことになっておるわけです。そして、その審議会の中には農協関係の代表者も入っておるわけです。そしてこの有線放送の審議会についての答申というものは、各界各層の意見が盛られてここに審議会の答申が出てきておるわけであります。三十三……

第58回国会 逓信委員会 第23号(1968/05/22、31期、日本社会党)

○森本委員 私は、同僚横川正市参議院議員の名前が出ましたので、この名前が出なかったならば質問をいたしませんけれども、本人は今回改選期に入っておる議員であります。そうして、今回の選挙を行なう議員であります。そういうことがありますが、この折尾郵便局におきます横川参議院議員の問題については、すでに郵政省、さらに検察当局、そういうところにおいても解決のついておる問題である。にもかかわりませず、この問題がこういうところで取り上げられたということについては、私は同僚議員にかわって一言質問的な形式において言っておきたいと思います。  この内容については、いろいろ言われておりますけれども、私が横川参議員議員自……

第58回国会 予算委員会 第11号(1968/03/02、31期、日本社会党)

○森本委員 私は、憲法第二十一条によりますところの表現、報道、こういうものの自由について、さらに通信の秘密、そういう観点からおもに質問をいたしたいというふうに考えておりまするが、その本題に入ります前に、二、三聞いておきたいと思います。  まず最初に、問題になっておりましたところの例の米審の問題について、さらに非核三原則の問題について、この二つについては、予算委員会の総括質問が終わるまでに回答いたします、こういうことになっておるわけであります。きょう一応ここで総括質問が終わることになるわけでありますが、この回答については、いつ行なわれるか、ひとつ御回答願いたい、こう思うわけであります。

第59回国会 決算委員会 第13号(1968/12/04、31期、日本社会党)

○森本委員 新しい自治大臣にちょっとお聞きしておきたいと思いますが、まず最初にお聞きしたいことは、町村合併の点であります。町村合併がずっと熱心に行なわれておりましたけれども、その後ひとつとんざしておるというような形になっております。しかも、本来ならばもう当然町村合併がなされなければならないというふうな小さな村、町が至るところに残っておるわけでありますが、それがその土地土地のいろいろな特殊な事情等によって、まだ未合併の町村というのが残っておるわけであります。そういうことで、都道府県の中でも困っておるところが多分にあるわけでありますが、こういう本来ならば町村合併をしたら相当いいというところであるに……

第59回国会 逓信委員会 第2号(1968/11/12、31期、日本社会党)

○森本委員 久しぶりに開かれた委員会でありますので、本来ならば、電気通信におきましても、いま問題になっております電信電話料金の問題、さらにまた郵政においても、公社化の問題あるいはまた電波行政というふうに、いろいろお聞きしたいことがたくさんあるわけでありますけれども、きょうは時間もありませんので、緊急に聞いておきたいということを私は二件だけしぼって大臣にお聞きしておきたいと思います。  その前に、郵政省の簡易保険の事務当局にお聞きしたいわけでありますが、本年の郵便年金の加入は大体どの程度になっておりますか。
【次の発言】 そうすると、全部で幾らになりますか。

第60回国会 決算委員会 第1号(1968/12/18、31期、日本社会党)

○森本委員 関連して。  いま行政管理局の局長の答弁では、さももっともなような話があるけれども、これは華山さんが副知事をやっておられたから、地方庁のこと、よく知っておられるが、われわれとしても地方官庁のことについては、かなり内容は知っているつもりです。あなたのほうは、現業官庁も五%あるいは三%ということで一律に指示を一応出しておられます。だから、やむを得ぬから、それに調子を合わすように各省庁も合わせたわけです。だから、現業官庁であろうが何であろうが、一律に出しております。だから、いまそういうことで論争しておるわけであって、たまたま平常業務を非常勤職員がやっておって問題になったわけだから、そうい……

第60回国会 逓信委員会 第1号(1968/12/20、31期、日本社会党)

○森本委員 新しい大臣になられましたので、実は電気通信関係、電波放送関係、郵政各方面にわたっていろいろお聞きしたいことがありますけれども、もう今次臨時国会は終わりのほうになっておりますので、そういう重要な点についてはあらためて通常国会において詳しくお聞きしたい、このように考えますので、本日はきわめて簡単に、私は二点のみにしぼってお聞きをしたいと思います。  ただ、その前に一応次の通常国会にどういう内容の法案を新大臣としては提出の予定をせられておるか、前大臣のものをそのまま踏襲せられるのか、あるいは、次の国会には新大臣として考えておるのか、次期の通常国会に郵政省として提案をせられる法案の内容を一……

第61回国会 社会労働委員会 第9号(1969/04/15、31期、日本社会党)

○森委員 私は民有林の労働者の業務上の災害を中心にお尋ねをしたいと思うわけです。  日本の林業が現在直面いたしております最も重要な問題は、需要の拡大に対してどう生産を対応させていくか、こういうことであります。御承知のように、需要に対して生産がついていけないために、外材の輸入によってその不足分を穴埋めしているというのが現状であります。すでに外材は必要材の四〇%も入ってきている。ところが現状は、その生産のにない手である林業労働者がますます老齢化し、都市へ流出してきている、こういう問題をかかえているわけです。生産の飛躍的な増大を要望されておるのに、そのにない手である林業労務者が都会に流出をし、老齢化……

第61回国会 逓信委員会 第3号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○森本委員 それでは私のほうから、郵政それから電波放送、電通というふうに順番にいきたいと考えておりますが、まず最初に、この四十四年度の予算の問題でありますが、これはきのうも大臣が答弁をしておりますけれども、この中で問題になるのは郵便収人の伸びになるわけであります。  そこで、今年度の郵便増収について特に私がお聞きしたいのは、いわゆる記念切手、これはどの程度の見通しになっておるか、ひとつお聞きしたいと思います。
【次の発言】 発行額を九十億円ということでありますが、昨年度は予算では幾らですか。
【次の発言】 四十五億円で、昨年度実際に発行せられたのは幾らですか。

第61回国会 逓信委員会 第5号(1969/03/06、31期、日本社会党)

○森本委員 関連。  いまの問題ですが、これは郵政省がそういう意見で全部固執するというのはおかしいと思う。郵政省として大体そういう考え方になるということは、それは政務次官の考え方が、いわゆるVからUに転換をしていく、それで、Uになった場合には一つになるから、それのためにそういう考え方であるということは、それはよくわかります。わかりますけれども、膨大な金額を出して、そうしてUをやって、Uを普及させるという目的からいくとするならば、VとUと同じような波を出しておって、それが実際にUの普及になるかどうかということを考えた場合には、現実にそれはなりませんよ。だからそれは、全部が全部違った番組をやれとは……

第61回国会 逓信委員会 第8号(1969/03/17、31期、日本社会党)

○森本委員 大臣が午後の決算委員会に出られるそうでありますので、まず大臣にお聞きしておきたいと思います。  その一つは、これは大臣がちょっと誤解をして言われたのじゃないかと思いますが、聞くところによりますと、ちょうどこの予算案がNHKにおいて討議をせられておる当時に、日放労のほうとNHKとの間において紛争が起きておったわけでありますが、その際に、何か大臣のほうで、最高経営協議会というようなものが経営委員会の上にあるというのはけしからぬというような話があったようでありますけれども、これは大臣もその後御承知かと思いますが、最高経営協議会という名前は、確かに最高経営協議会で非常にいかめしい名前であり……

第61回国会 逓信委員会 第9号(1969/03/18、31期、日本社会党)

○森本委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっております放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件につき、これに承認を与えるに賛成の意を表するものでございます。  この議案の内容をなす昭和四十四年度のNHK収支予算等は、放送事業の変革期に処するNHKの施策を示すものとして注目をせられるところでありますが、わが党はこの点に着目をし、先般来の委員会において収支予算や事業計画の内容はもちろん、その背景にわたっても詳細な質疑を行なったわけでございますが、その質疑を通じて、わが党としては、この収支予算等は、NHKの使命や放送界におけるNHKの役割等に照らしておおむね妥当と判断し、……

第61回国会 逓信委員会 第11号(1969/04/02、31期、日本社会党)

○森本委員 関連。  いま総裁が言ったように、それを総加入で割れば、確かにそうなるけれども、しかし、加入者によっては、どんどん使ってくれる加入者も出てくるわけだろう。だから、総体的には料金はふえてくる。減ることはない、ふえてくる。なぜそういう説明のしかたをしないの。全くへたくそな説明のしかただ。

第61回国会 逓信委員会 第12号(1969/04/03、31期、日本社会党)

○森本委員 関連。  このデータ通信の問題が先ほど来問題になっておりますが、ちょっと聞いておきたいと思うのですが、一体、このデータ通信というものを公衆電気通信役務と考えるのかどうか、これはどうですか。
【次の発言】 この公衆電気通信法における料金の決定は、すべて公衆電気通信の役務ということにおいて決定されているわけであって、現在、データ通信についてのいわゆる料金が試行料金であるということについてもわかるけれども、結局、この源の、根本の問題を政府として統一をした結論を出した上においてやっていかなければ、もとがはっきりしないと末端に至るまで非常に混乱をすることであって、そしてこれが法的にどういうも……

第61回国会 逓信委員会 第13号(1969/04/11、31期、日本社会党)

○森本委員 まず最初に、私は経済企画庁の総合開発局長が来られておりますので聞いておきたいと思いますが、今度の国土総合開発計画におきましては、かなりこの通信あるいは将来のデータ通信、そういうものに対する配慮がうかがわれるわけでありますが、経済企画庁として、今後の国土総合開発を行なうにあたりまして、この通信というものに対してどの程度重要視しておられるか、ひとつ、そういう点についての説明を願いたい、こう思うわけです。
【次の発言】 いま、電電公社から経済企画庁にこういう方面のことで行っておるのは、どの程度の方が行っておられますか。
【次の発言】 これは、私は経済企画庁に強く要望しておきたいと思います……

第61回国会 逓信委員会 第14号(1969/04/16、31期、日本社会党)

○森本委員 あとの公衆電気通信法の関係がありますので、きわめて簡単にお聞きしたいと思います。しかしながら、実は当委員会も国際電電の問題については非常に大きな問題をたくさんかかえておりますので、本来ならば、これは相当詳しく質問しなければならぬわけでありますが、そういうかっこうで、きょうは時間がありませんので、細部については他日に譲りまして、他日、必ずいろいろの世界的な通信体系その他について詳細に御質問をしたい、こう思います。  きょうは公衆電気通信法に関連をして参考人を呼んでおりますので、それに関連をする問題について若干質問をしたいと思いますが、その前に、先ほど来、電気通信監理官と八藤副社長のほ……

第61回国会 逓信委員会 第15号(1969/04/17、31期、日本社会党)

○森本委員 関連して。  いま、大臣も調査せられる、こういうふうに言われたわけでありますが、私は人事局長の山本君についても信頼はいたしておりますけれども、いまの答弁を聞いておると、少し理想主義者ではないかという点が言えると思います。確かに、答弁の内容そのものについては、私はちっとも悪い内容ではないと思う。しかし、先ほど来島本君も言っておられるように、その実態というものをよく知ってからものを言ってもらいたい。私もこの実態については知りません。前提がわからぬで聞いているわけですが、しかし、一つ二つ例をとってみると、たとえば保険なり貯金の外勤の優績者なり成績のいい者が郵便の外勤のほうに回るということ……

第61回国会 逓信委員会 第17号(1969/04/24、31期、日本社会党)

○森本委員 この法案もいよいよきょう採決ということでございますが、長年いろいろ問題になっておりましたことについて、これは一応の区切りになるわけでありますし、だんだんそれぞれ各委員から質問がありましたので、私は重複を避けまして、この法律案に関する重要な点だけをちょっと質問をしておきたいと思うわけであります。  まず最初にお聞きしたいのは、このいわゆる有線放送電話の法律をわれわれがつくったのは昭和三十二年でありますが、それ以来、私がしょっちゅうこの委員会を通じて言っておることでありますけれども、この有線放送電話に関する許可事項というものは案外多いわけであります。ところが、これを担当するところのいわ……

第61回国会 逓信委員会 第19号(1969/05/08、31期、日本社会党)

○森本委員 簡易生命保険法の一部を改正する法律案でありますが、その前にちょっと緊急の質問をしたいと思いますが、まだ郵務局長が見えておらぬようでありますので、見えてから質問をすることにいたします。  それでは、この法律もだんだん大詰めになってまいりましたので、この簡易保険の問題についてまずお聞きしたいと思いますが、現在加入者協会といいますか、あるいは加入者サービス協会といいますか、そういうものが郵政省の中にあると思います。これは現在どうなっておりますか。
【次の発言】 この加入者協会というのは、正式にどういう名前ですか。
【次の発言】 これは任意団体ということでありますから、そうすると、大臣その……

第61回国会 逓信委員会 第21号(1969/05/15、31期、日本社会党)

○森本議員 ただいま議題になりました郵便局舎等整備促進法案について御説明申し上げます。  郵政事業は、国民文化の向上と、経済の急速な伸長に伴いまして年とともに発展し、取り扱い数は最近著しく上昇し、今後さらに激増することが予想されます。  これに対し国民の負託を受けて事業を円滑に処理するためには、郵政省は適正な要員の配置と執務上の施設を完備することが必要でありますが、とりわけ郵便局舎の整備は緊急問題といわなければなりません。  現在の郵便局舎の状況は、全国で一万六千六百二十七局設置されていますが、そのうち郵政省の所有するものはわずかに二千百三十三局で、他の一万四千四百九十四局は借り上げによる局舎……

第61回国会 逓信委員会 第23号(1969/05/29、31期、日本社会党)

○森本委員 ただいま議題となりました逓信委員長井原岸高君の不信任動議に対する趣旨の説明を行ないます。  動議の内容は、  本委員会は委員長井原岸高君を信任せず。  この逓信委員会は、私もかなり長いことおりまするけれども、そもそも逓信行政というものは、郵政、電波、放送、さらに電気通信、こういうふうに国民大衆の皆さんにサービスを提供する機関でありまして、およそ与野党が対立をして、どうしても相争わなければならぬという問題は非常に少ない問題であります。  そこで、当委員会といたしましては今日まで強行採決なんということを行なったことはほとんどございません。これは伝統的な逓信委員会でありまして、しかしなが……

第61回国会 逓信委員会 第25号(1969/06/04、31期、日本社会党)

○森本委員 議事進行。  定足数をひとつそろえてください。

第61回国会 逓信委員会 第26号(1969/06/05、31期、日本社会党)

○森本委員 四十一年度と四十二年度の決算、本来ならば、これは別々にやりまして、かなり時間をかけるのがほんとうでありますけれども、まあ一応議事に協力をいたしまして一緒にやることになったわけであります。  そこで、まず最初に会計検査院にお聞きしたいわけでありますが、格別、文書による指示事項はないということでございますが、なお、例年のごとく口頭指示事項があったのかどうか、ひとつ会計検査院のほうからお答え願いたいと思います。
【次の発言】 それでは、会計検査院のほうでは不当、不正事項はない、口頭指示事項については今後の検討問題についての口頭指示事項だ、こういうことになりますから、一応この会計検査そのも……

第61回国会 逓信委員会 第29号(1969/06/18、31期、日本社会党)

○森本委員 いろいろお聞きしたいと思いますが、まず、省側から私たちにいただきました資料の中でちょっとわからぬ点がありますので、先に聞いておきたいと思います。  先ほどもちょっと答弁にありましたけれども、二三ページの「年度別簡易郵便局数調書」というのがあるわけでありますが、この中でわれわれが一番大切に思っておりますのは廃止局数であります。廃止局がなぜ廃止をされたかということについて非常にわれわれとしても関心を持っておるわけでありますが、この昭和二十六年度の七局ある中で最低の取り扱い数量は幾らですか。
【次の発言】 これは全部わかっておりますか、二十六年からここに出ております四十三年度まで。

第61回国会 逓信委員会 第30号(1969/06/19、31期、日本社会党)

○森本委員 まず最初に、大臣にお聞きしておきたいと思いますが、今回のこの法案の趣旨でありますけれども、今回の有線放送業務の運用の規正に関する法律の一部を改正する法律案、この提案理由を見ましても、提案理由を大臣がお読みになったところによりますと、これは要するに難視聴地域、特に都会地における難視聴地域の解消ということに重点を置いておるというふうに考えておるような提案理由の説明でありますが、そう解釈をしてよろしゅうございますか。
【次の発言】 私がここで大臣に特に聞いておきたいと思いますことは、この有線放送業務の運用の規正に関する法律というものは、難視聴地域の解消とか、そういうものに利用すべき土台の……

第61回国会 逓信委員会 第31号(1969/06/25、31期、日本社会党)

○森本委員 この間の簡易郵便局法の一部を改正する法律案の質問で、私のほうから二つの資料の説明を求めて、これについての回答ができずして終わったわけでありますが、まず、それからきょうはお聞きしたいと思います。
【次の発言】 どういうつもりでこういう回答をしたか知らぬけれども、ぼくのほうはそんな回答を求めているわけじゃなしに、この間問題になったのは、簡易郵便局の廃止局における最低手数料を年度別に言ってもらいたいということと、それから現在の人員が、いわゆる再委託をせられているものが何ぼと、それから実際に直轄のものが何名か、このことですよ。
【次の発言】 ええ。

第61回国会 逓信委員会 第34号(1969/07/03、31期、日本社会党)

○森本委員 ただいま修正案の提案理由の説明がございましたが、提案者に対して若干の質問をしておきたいと思います。  まず、許可の基準として、特に放送番組の適正な編集等を期待して第三条の五第三項第四号の規定を設けたということでありますが、これはこの法律の第四条で定めているいわゆる自主放送番組の編集の準則の規定を順守する者でなければならないというように理解をしたいのでございます。しかし、この点、この修正案では条文上は明確にあらわれていないように思われますので、その点、まず提案者としてどのように考えられておるか、御質問をしたいと思うのであります。

第61回国会 逓信委員会 第35号(1969/07/07、31期、日本社会党)

○森本委員 私は、日本社会党を代表して、簡易郵便局法の一部を改正する法律案に反対の意を表明するものでございます。  申すまでもなく、郵政事業は国民の日常生活に密着したきわめて公共性の強い事業でございます。これが国営事業として経営されてきたゆえんも、事業本来の公共性によるものと存じます。したがって、その役務は国が責任をもって直接提供すべきは当然でありまして、わが党は、かかる観点から、簡易郵便局については、たとえその受託者が地方公共団体や農協など非営利団体であっても、国民に対する国の責任をあいまいにするものとして、制度そのものに反対する立場をとってきたのでございます。もともとこの制度は、昭和二十四……

第61回国会 予算委員会 第11号(1969/02/14、31期、日本社会党)

○森本委員 昨年のこの予算委員会の総括質問で、建設大臣並びに総理に私のほうから質問をいたしました例の本四架橋の問題について、私はまず冒頭に質問をしておきたいと思います。  この問題についてその後どういうふうになっておるかということをお聞きしたいわけでありますけれども、その前にこの間与党の田中幹事長が、かなり具体的にこれに対する構想を新聞記者会見において発表いたしております。この発表と政府との間に連絡があるのかどうか、あるいはまた、これが何らかの関連において打ち合わせが行なわれて発表せられたものかどうか、あるいはまた、田中幹事長個人の考え方かどうか、これは非常に重大な問題でありますのでお尋ねをし……


各種会議発言一覧

27期(1955/02/27〜)

第22回国会 商工委員会日本経済の総合的施策並びに国土総合開発に関する小委員会 第7号(1955/07/26、27期、日本社会党(左))

○森本靖君 ちょっとこの電源開発について、特殊なケースをお伺いいたします。高知県の奈半利川の電源開発については、従来いろいろの試案があり、また相当の年数もたっているわけでございますが、この奈半利川の電源開発についての現状を御説明願いたい。
【次の発言】 今お話の中で、七月の下旬になれば物部川の方については片がつくというお話でしたが、それは高知県の方からそういう問題を正式にお話があったわけですか。そういう七月の下旬になれば片がつくというのは、どなたからそういう問題をお聞きになったわけですか。
【次の発言】 私の方へしょっちゅう送ってくる、私の郷土の新聞の高知新聞に載っておりますところでは、県議会……

第22回国会 逓信委員会簡易生命保険及び郵便年金制度の調査に関する小委員会 第3号(1955/07/05、27期、日本社会党(左))

○森本小委員 まず最初に今回行われておりますところの町村合併に伴うところの郵便区の統廃合並びに郵便局の統廃合そのものについての、大綱的な方針をお示し願いたい。
【次の発言】 それでこれに対する今年度の予算の裏づけといいますか、それから定員の裏づけ、そういうものについてはどういうふうにやつておりますか。
【次の発言】 そうすると、この郵便区の統廃合によっては定員の増は全然考えておらない、ただ若干の局舎の改築について本年度の建設費の中で考えておる、こういうことですか。
【次の発言】 それから現在郵便区の統廃合と、集配局から無集配局に格下げの問題で、全国の各町村長あるいは当該郵便局長から、いろいろな……

第22回国会 逓信委員会簡易生命保険及び郵便年金制度の調査に関する小委員会 第4号(1955/07/27、27期、日本社会党(左))

○森本小委員 ちょっとお伺いしますが、大体郵便区の統廃合の問題については、この前の小委員会における質疑応答で、現在の郵政当局の考えておる内容というものはほぼ明らかになったわけであります。そこでこういう問題について、たとえばこの小委員会あるいは本委員会において、委員会の意思として一つの成案を得て、そうしてこれを当局にこういう方向でやれということを決定して出した場合、当局の方はそれを尊重してやる、今の方針と若干変っても、それをやるというふうなことについては支障がないかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。
【次の発言】 それからもう一点、これは統廃合の問題とは関係がないかとは思いますが、現在の鉄……

第22回国会 逓信委員会放送事業の調査に関する小委員会 第3号(1955/07/23、27期、日本社会党(左))

○森本小委員 ちょっと関連して。それは今橋本さんが言われたように、ストについて直接云々ということはないというふうに言われたけれども、それによってたとえばこの間どこでしたか、放送が三日くらいとまっておったわけでありますが、その場合、次のその再免許の際に、その業績が云々という問題としては、やはり今橋本さんが言われたように、そのストの内容によるのじゃないか。だからそのスト内容というものは、経営者の経営能力の明らかな破綻によって、そういうストが行われるという場合には、やはりそういうことが考慮せらるべきではないか。ただし万が一そういうこともないと思いますけれども、場合によっては、今橋本さんが言われたよう……

第22回国会 逓信委員会放送事業の調査に関する小委員会 第4号(1955/07/27、27期、日本社会党(左))

○森本小委員 最初にちょっとお断わりをしておきたいと思いますが、当小委員会でこういう問題を取り上げたのは、別に文化放送の争議に関与する、そういうふうな考え方でなくして、少くともいわゆる放送法、電波法の管理をあずかる国会としては、現在相当出力の大きい文化放送が、いつもごたごたが起きて、場合によっては波がとまる、そういうことについては深い関心を私たちは持っておるわけでありまして、そういう意味合いにおいて、できる限り文化放送がよりよい放送設備として、さらに経営内容が順調にいくということを願ってお聞きするわけでありますので、その点を誤解のないようにお願いいたしますと同時に、さらにこういう小委員会であり……

第24回国会 逓信委員会電波及び放送に関する小委員会 第2号(1956/03/01、27期、日本社会党)

○森本小委員 関連して。局長の答弁を簡単に要領よくやってもらいたいのですが、そこで今の点について関連してお聞きするのですが、竹内委員が言つたように、今後の放送法というものについては、放送協会法というようなものと、それから放送そのものについての基本的な問題をきめる一つの放送法というような形の二つに大別してやった方がよろしいかどうかということに対して、大体そういう線がよろしいと思いますけれども、それでは一体二つにしない理由はどこにあるかというその理由が、局長の答弁では一つも明確になっておらぬわけです。私がお聞きしたいのは、やはりそういうふうに法の建前から、今日民間放送ができ上ってきた場合には、そう……

第24回国会 逓信委員会電波及び放送に関する小委員会 第3号(1956/03/08、27期、日本社会党)

○森本小委員 あまり大きな問題を聞くと全部検討中で断わられそうですから、先ほどの問題にちょっと関連をして聞きますが、中継の場合は、今日の段階においてはほとんど中継という状態になるけれども、将来においてはこれがだんだん自局において送信設備を持ってできる、そういうところについてはやはり開局を許可しなければならぬだろう。しかし一社が一つここにあって、その出店のごときものがあっちこっちに開局せられるということについては非常に困る。今のテレビの現況から見て、そういうことについてはちょっと許可するわけにはいかない、こういうことですね。
【次の発言】 私が聞いておるのはそういう意味ではなしに、先ほどの中継問……

第24回国会 逓信委員会電波及び放送に関する小委員会 第4号(1956/03/09、27期、日本社会党)

○森本小委員 関連質問。先ほどのNHKの経理局長の答弁は、そういう答弁をせられると、政府当局の答弁と内容の食い違いがくるわけです。これはこの前の予算分科会でも私がこの問題について質問したわけです。ところがその質問に対して政府当局としては、国際放送の一億五千万円ですか、今年度の分については当然政府が支出すべきものであるけれども、財政全般のにらみ合せから、この程度の交付金しかできないので、これは一つ御了承願いたいという答弁がたしかあったわけです。これは速記録を見たらはっきり載っておると思います。その点はちょっと食い違いがあると思う。どうですか、その辺は。

第24回国会 逓信委員会電波及び放送に関する小委員会 第6号(1956/03/20、27期、日本社会党)

○森本小委員 今の松井小委員の質問に対して、荘次長からたびたびそういうような回答があっております。この前の電波、放送に関する小委員会においても竹内小委員の方から質問をされて、それに対して監理局長の方から明確に、この放送法並びに電波法そのものについての改正については、基本的に相当大幅にこれを改正するのが理想であるけれども、今日の段階においては種々の事情があるので、当面いわゆる緊急を要することのみを改正する方針である、これが郵政省の方針であるという答弁があっておるわけです。その通りであろうということを聞いておるわけです。その通りでしょう。これは次長と局長の答弁がそういうふうに食い違ってくると、何回……

第24回国会 逓信委員会電波及び放送に関する小委員会 第7号(1956/05/17、27期、日本社会党)

○森本靖君 その点に関連して。
【次の発言】 今の聴取率の調査の問題でありますが、ここでチャンネル・プランの論争を行う場合に、その基礎になる問題が、いつも電波監理局の方の答弁では、要するにNHKの資料その他の資料によってやっているということであって、一番肝心のほんとうの資科というものは電波監理局には全然ない。このことについて竹内委員がしょっちゅう質問をしておるわけでありますけれども、いつもきまり切って予算措置がないということで、電波監理局はできないという答弁です。それで今の点ではっきりしておきたいのは、そういうことをやるのは非常に重要なことで、電波監理局としてやらなければならぬけれども、今の電……

第24回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第2号(1956/08/10、27期、日本社会党)

○森本小委員 今の町村合併の問題でありますが、この問題については各委員が全国的に調査をしておりまして、そこでほとんど出てくる問題であります。そこで大臣は、ちょっと勘違いをしておるところがあると思いますので申し上げておきますが、大臣の方では、郵便局がどんどんふえていっておるというお言葉でございましたけれども、ただいま秋田委員が質問をしておる要点は、集配郵便局がふえているかどうかという点について質問をしておるのであって、今日の段階においては、集配郵便局は年々減っておるのであります。無集配郵便局がどんどんふえていっておる、こういう状態でありますので、その点は一つ勘違いのないようにしていただきたいと思……

第24回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第3号(1956/08/27、27期、日本社会党)

○森本小委員 大臣に最初にちょっとお聞きしておきたいのですが、これは前に日本放送協会の経営委員の国会における承認の際に、私たちが心配をしていろいろお尋ねをしたわけでありますが、今の経営委員会の委員長の問題であります。放送法の第十六条の第六号に該当するのではないかというふうなことが考えられるわけでありますが、この点について、現在の経営委員長と新聞社との間の関係はどういうふうになっておるのか、一つはっきりとした御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 それではその具体的な問題として、経営委員長は前から毎日新聞社の相当上位の人でありますが、今日たとえばサンデー毎日においても、週間時評というような形……

第24回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第4号(1956/08/28、27期、日本社会党)

○森本小委員 まず最初に簡単なことをお聞きしておきたいのですが、この前の小委員会でマイクロウェーブの問題について質問をしたときに、新しい今年度の追加をせられたマイクロウェーブの建設計画についての説明があったわけでありますが、聞くところによると、マイクロウェーブの建設計画の内容によりますと、将来NHK、民放、こういうものにテレビの免許がおりた場合における措置に非常に心配になるような点があるわけであります。今回三十一年度に追加をせられたところの地方のマイクロウェーブのルートが、たとえば大阪それから徳島、高知というような線、あるいは金沢の線、そういうところのラインは三ルートしか計画をしていないという……

第24回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第5号(1956/09/22、27期、日本社会党)

○森本小委員 この有線放送業務の問題については、今橋本委員の方から詳しくお話がありましたので、私も若干ありますけれどもそれはあと回しにいたしまして、まず最初に郵政省当局にお聞きしたいのは、本日委員会をやるということで、委員会に大臣、政務次官にも御出席を願いたいということを国会の方から通告してあったはずでありますが、大臣、政務次官、両方とも政治的な責任者が出席しておりませんが、その間の事情はどうなっておるか、ちょっと御説明、願いたいのであります。
【次の発言】 この委員会において、政治的な面については、大臣でなければ回答ができない問題もあろうかと思います。また新しい次官にそういう問題を質問するの……

第24回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第7号(1956/10/11、27期、日本社会党)

○森本小委員 この前の小委員会で問題になりまして、ちようど大臣、政務次官がおられなかったので、本日の小委員会まで持ち越しましたところの、例の特定郵便局長会の問題でありますが、これについてその後の政府側の動きというものと、その内容について簡単に説明願いたいと思います。これは前の小委員会でそういう格好になっておりますので、前の小委員会の続きとしてちょっとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今説明をせられた点は全部新聞にもうすでに報道されておりますが、それで今これをどういう形で実施をするかというようなことについて、いろいろ省側としては動きがあろうと思いますが、これをどういうような形でやつていこう……

第24回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第8号(1956/10/12、27期、日本社会党)

○森本小委員 私はきのうの続きをちょっと質問したいと思います。それでもとへもどりまして、きのうの説明でまだどうしても納得のいかぬ点が相当あるので、まず第一番目にもう一回私は繰り返して申し上げたいと思います。  特定局長会とそれから現在の業務推進連絡会議との――局長会になって業務推進連絡会議よりもよくなったという点を端的に、個条的にも説明願いたい。非常に回りくどい説明であると私の方はちょっとわかりにくいので、端的に一つ違うところを御説明願いたい。
【次の発言】 そうすると、特推連よりはこの局長会の方が指導監督するのには都合がいい、そういうところからこの局長会の方がよろしい、こういうことですか、端……

第24回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第9号(1956/11/02、27期、日本社会党)【議会役職】

○森本小委員長代理 これより逓信委員会閉会中審査小委員会を開会いたします。  郵政事業に関する件、電気通信に関する件、電波監理及び放送に関する件について調査を進めます。発言の申し出がありますので順次これを許します。橋本登美三郎君。
【次の発言】 他に御発言はございませんか。――なければ、小委員長からちょっと質問をいたしたいと思いますが、先ほどの橋本委員の御質問に対して五十二億円の局舎建築の中で二十七、八億円程度借入金として借り入れをするという答弁でございましたが、これはもともと簡易保険の本年度の目標額、さらに郵便貯金の目標額にも関係がありましてそれにからんでくるところの財政投融資計画等について……

第24回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1956/02/20、27期、日本社会党)

○森本分科員 今のに関連をして国鉄当局にお聞きをしておきたいのですが、本年度の運賃についてはかなりの収入の増を見込んでおるわけでございます。貨物と、それから人間の輸送で約百五十三億ですか、これだけ見込んでおるようですが、これに対応するところのいわゆる人件費というものを見込んでおるわけですか。
【次の発言】 それでは先に大臣に伺います。今年度の国鉄の資金運用部資金からの借り入れの問題ですが、これは昨年度から見たらかなり減っておるわけであります。この点について、これはどういう工合で鉄道債券がこれだけ多くなって、運用部資金からの借り入れが少くなっているのか伺いたい。

第24回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1956/02/21、27期、日本社会党)

○森本分科員 それではまず郵政省関係の一般会計の方から始めたいと思いますが、一般会計の電波監理関係で本年度の増員は三十六名という形になっておるようであります。この三十六名についての具体的な数字を御説明願いたい。
【次の発言】 郵政省の一般会計については、大体この電波監理がほとんど主でありますが、それではこのNHKの予算と関係がありますが、国際放送それから放送研究所、そういうものに対する郵政省の交付金というものがあると思いますが、それについてはどのくらいになっていますか。
【次の発言】 千四百万円昨年度より増加ということでございますか。

第26回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第2号(1957/08/19、27期、日本社会党)

○森本小委員 大臣に特定局の問題で先にお尋ねしたいのですが、この間の新聞に、特定郵便局の全逓が行なっておりますところの点検闘争が、何か人民裁判的な方向でやられておるからけしからぬ、そこで警察権の発動を閣議において要請した、こういうことが載っておるわけでありますが、一つ閣議における発言の真相、さらにこの問題に対して大臣が将来どういう方向において処置をとられるか、こういうことについての説明を願いたい。
【次の発言】 その大臣の言われることは非常にばく然としたことであって、新聞紙上で受け取るところでは、この点検闘争というものが人民裁判的である、実にけしからぬ、こういうことを大臣が言ったように新聞では……

第26回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第3号(1957/09/12、27期、日本社会党)

○森本小委員 ただいま原委員から質問がありました事項について、私も非常に意見がありますし、その点質問をしたい事項も相当ありますけれども、きょうは時間があまりないようでありますので、次の機会に電波放送の問題は譲りたいと思いますが、ただ一点だけ大臣の答弁でちょっと気にかかった点がありますので、簡単にお答えを願いたいと思います。  姫路のチャンネルを大阪に持って行くことを承認したということですが、その場合に大阪におけるところの、教育テレビの問題についてはどうなっておりますか。
【次の発言】 私が聞いておるのは、姫路のチャンネルをそのまま大阪へ持ってくる、これだけの技術的な問題だけであって、文章その他……

第26回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1957/02/14、27期、日本社会党)

○森本分科員 大臣は病気で来られないのだが、政務次官はどうしたのですか。
【次の発言】 事務次官では、政治的に答えにくい場合もあろうと思いますが、しかし、まず私は質問の最初に郵政省の事務次官や事務当局の方に申し上げておきたいことは、昨年の予算委員会の分科会においてもまる一日を費やして質疑応答を行なったのでありますが、その場合に、善処する、あるいは来年度は十分考えます、こういうような答弁を大臣、政務次官からいたしておきながらも、本年度もこれが一つも実現を見ておらない、かようなこともあるわけであります。本日これからの質疑応答における、今後善処する、あるいは来年度の予算については考慮する、こういう回……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1958/02/14、27期、日本社会党)

○森本分科員 まず国鉄の予算についてちょっとお聞きしたいのですが、この予算書の八十四ページの三十一年度の日本国有鉄道財産目録の中の三十二年三月三十一日現在の長期借入金の千四百三十六億一千三百四十五万二千円、この内訳についてちょっと説明願いたいのであります。
【次の発言】 これは国鉄だけの問題でありませんけれども、専売公社にいたしましても電電公社にいたしましても、公社を設立された当時における政府からの借入金がこういう形で今残っておるわけでありますが、この六百億というものの政府に対する償還はどういう形でやっておられるのですか。
【次の発言】 国鉄が現在の公社になった時分からのこの借入金については、……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1958/02/15、27期、日本社会党)

○森本分科員 今のお答えでちょっと不審な点がありますので伺います。  ソ連との小包協定ができた場合に、取扱い局が敦賀なら敦賀と東京中郵だけだという印象を受けたのですが、そうじゃないと思うのです。その実際の小包を引き受ける局については、これは全国のおもな県庁所在地の統轄局は全部引き受けることになっておるはずですが、その点を一つ。


28期(1958/05/22〜)

第31回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1959/02/28、28期、日本社会党)

○森本分科員 まず順序といたしまして郵政省の一般会計の予算からただしていきたいと思います。今年度の一般会計の分についての増額が非常に少いわけでありますが、最初から結論を申し上げておきたいと思いますが、今日のように電波放送が隆々たる発展をいたしまして、その総元締めでありますところの電波監理当局の予算が、わずかに三%の増でありまして、五千四百万円しかふえてないというふうなことであります。そこで本年度の電波行政関係についていろいろの支障が出てくるのじゃないかという点が考えられるわけであります。特に私もこれでたしか五回目の予算の分科会でありますが、毎年のごとく電波監理当局における人員の増の問題について……

第32回国会 決算委員会閉会中審査小委員会 第1号(1959/07/04、28期、日本社会党)

○森本小委員 そこで、今の三十一年度の分ですが、全部で六億六千万円収入があるということであります。それから、三十一年度のこの振興会の支出のおもなるものの内容はどうなっておりますか。
【次の発言】 それで、これは人件費はどうなっておりますか。
【次の発言】 そうすると、ここでは大体常時どのくらいの人間が動いておるわけですか。
【次の発言】 その二百名というのは、先ほどの人件費の二千五百万円程度というのでまかなわれておるのですか。
【次の発言】 そうすると、次に、比較しないとわからないのですが、三十三年度は全然わからないですか。
【次の発言】 それで、この三十一年度と三十三年度とを比べると、相当の……

第32回国会 決算委員会閉会中審査小委員会 第5号(1959/09/10、28期、日本社会党)

○森本小委員 今のに関連して…会計検査院の方にちょっと聞いておきたいと思うのです。郵便局を実際に会計検査院が検査をする場合に、これは事前に通知をして検査をやるわけですか。
【次の発言】 郵政省にちょっと聞きますが、その場合に郵政省の方からは、各郵便局に、どこそこの郵便局というふうに指定をしてあるわけですか。たとえば、ここにあがっているのは全部ほとんど特定郵便局です。普通郵便局の場合は大きいところですから、一応事前に通知をしていくというのが建前であるし、またそういうふうにやらなければならぬと思うのですが、特定郵便局の場合には事前に通知をすれば、この犯罪は全部そのままわからずじまいになるというのが……

第34回国会 決算委員会国有財産の増減及び現況に関する調査小委員会 第2号(1960/02/18、28期、日本社会党)

○森本小委員 この国有財産特別措置法というのは、これで見ると、最終改正が昭和三十二年になっておるわけですけれども、特別措置法でありますから、特別の措置のための法律であろうと思うのです。この法律を作った趣旨というものは、今局長が言ったように、旧軍関係のいわゆる国有財産というものを、その当時の社会情勢、経済状態からして、早く処分をして、そうして国の財産をすみやかに管理がしょいようにしようという意味の特別措置法でしょう、この法律ができたというのは。法律ですから、国会が作ったということは確かにこれは間違いないけれども、しかし、法律の趣旨というものは、こういう旧軍関係のいわゆる財産というものを早急に処分……

第34回国会 決算委員会国有財産の増減及び現況に関する調査小委員会 第4号(1960/05/12、28期、日本社会党)

○森本小委員 関連して。郷友会というのは、会員が大体どのくらいあるようにお認めですか。
【次の発言】 昔の在郷軍人会ならばいざ知らず、今日の郷友会というのは、昔の在郷軍人会とは全く趣を異にしているわけですよ。その点を国としては考えてみなければならぬと思うのです。われわれも七年も兵隊に行って苦労させられたけれども、そんなことは一つも言うてきてない。また、われわれと同じように戦場におったところの兵隊にも、そういうことの会員の要請は全然ないのです。特にそれが社会主義団体とか、あるいはまた革新系統の者に対しては、そういうなには一つもない。その郷友会というのは、在郷軍人が構成しているといっても、非常に片……

第34回国会 逓信委員会有線放送に関する小委員会 第1号(1960/03/03、28期、日本社会党)

○森本小委員 有線放送の関係で論議をせられて参りまして、この小委員会でも大体の結論をつけるためにやるわけでありますが、ここで政府当局にも言っておきたいことは、それからこれはNHKもそうでありますが、「有線放送施設関係資料」というので有線放送というものを今ここで論議をされておるのは、有線放送電話の問題であって、本来の有線放送の問題じゃないわけであって、その辺をごっちゃにせられぬようにしてもらいたい。今この委員会において問題にしておるのは有線放送電話である。御承知のように法律が二つあるわけでありまして、有線放送業務に関する法律と、有線放送電話に関する法律と二つあるのであって、その有線放送業務の件に……

第34回国会 逓信委員会郵政事業に関する小委員会 第1号(1960/05/18、28期、日本社会党)

○森本小委員 郵務局長にお尋ねいたします。これはもう三年くらい前から当委員会においてやかましく言われております例の郵便配達の駐在集配人の件でありますが、昨年この駐在集配についても、駐在集配の請負人の組合の方たちが、大臣並びに郵務局長等にもいろいろ交渉して、実際には今年の三月の交渉あたりで定員化については努力をするというふうな約束をせられたようでありますが、この駐在集配の請負化についてのこれをもう一回定員化するということについては、具体的に今どうなっておるか御説明願いたい、こう思います。
【次の発言】 その調査はいつごろ終わりますか。
【次の発言】 大体いつごろ終わるかということです。簡単でいい……

第34回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1960/02/26、28期、日本社会党)

○森本分科員 一般会計から特別会計、それから公社の予算と、順番に聞いていきたいと思っておりましたが、時間もあまりございませんので、私は、こまかい問題になりますけれども、特に聞きたいことだけを先に聞いておきたいと思います。  まず最初にお聞きしたいのは、有線放送電話に関する指導監督の旅費あるいはまた定員等についても、これは三十二年度の予算から私が予算の分科会でしょっちゅうやかましく言っておるのでありますが、昨年度の、三十四年度の予算でもその実績がほとんど見受けられなかったのでありますが、今回は若干の増額になっておるようでありますけれども、その増加になっておる人員と金額とをちょっとお知らせ願いたい……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 決算委員会国有財産の増減及び現況に関する調査小委員会 第2号(1961/02/06、29期、日本社会党)

○森本小委員 この問題は、この問題以外に、勧業銀行が一体どういう貸し出しのやり方をやっておるかということについても、これは私は問題になると思うのです。勧銀の金は、御承知の通りかなり政府関係の資金も入っておるわけですから、そういうことから考えてみると、今の答弁をちらっと横から聞いておっても、妙に貸付のやり方がでたらめな格好になっておるわけですが、一体最初に貸し出したときの担保物件、それから貸し出しの条件、そういうようなものについてはどうなっておるのですか。ちょっと簡単に言ってもらいたい。
【次の発言】 それはそういうことでけっこうであります。そういうふうに内容がきちっとしなければならないと思いま……

第38回国会 逓信委員会電気通信に関する小委員会 第1号(1961/05/30、29期、日本社会党)

○森本小委員 この小委員会はずっと前に設置せられましたけれども、その後本委員会が、公衆電気通信法の審議その他において非常に開催の回数が多かった関係で、小委員会が今まで開かれておりませんけれども、事実上、この小委員会で審議をしなければならぬ問題は非常に多いわけでありまして、この間の本委員会で私がちょっと申し上げました、たとえば電電公社と国際電電との関係、あるいはまた電電公社の機構改革の問題、あるいはまた国際電電の海底ケーブルの問題というふうに今後小委員会としては審議をしなければならぬ問題が非常に多うございますけれども、本日は本会議もすぐ開かれるようでありますので、後日日をあらためて小委員会を開催……

第38回国会 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第1号(1961/05/26、29期、日本社会党)

○森本小委員 新聞紙上で見たところによりますと、何か前から問題になっておりました無線通信士の定数問題で郵政省がこの国会の末期になって電波法の改正案を出すとか出さぬとかいうふうな報道が流れておりますが、これについての現在の郵政省の態度を明確にしてもらいたいと思うわけです。
【次の発言】 御回答できないことを残念に思うというよりも、国会の会期もあと十日程度ですから、結局この国会に電波法の改正案を出すか出さないか、こういうことです。
【次の発言】 事務当局ではこの回答はちょっとむずかしいと思いますし、今の局長の答弁のように、幾ら何でもあと会期が十日程度しかないのに、まだ出すとも出さぬともわからないと……

第38回国会 逓信委員会郵政事業に関する小委員会 第1号(1961/05/31、29期、日本社会党)

○森本小委員 この小委員会を設置いたしました目的は、逓信委員会の中におきましても特に重要でございまする郵政事業をあらゆる角度から審議、調査をしよう、こういうことでこの小委員会を持ったわけであります。今までは本委員会が法律案件の関係上非常に忙しくて、小委員会を開く機会がなかったわけですが、しかし、この小委員会を通じまして明確にしていかなければならぬ点は、ただいまも上林山さんが質問をいたしましたように、簡易郵便局の問題、さらにその手数料の問題、それに関連をいたしまして郵政事業の長期計画の内容について、さらに委託業務局の将来の展望について、あるいはまた郵政事業におきまする為替、貯金、保険、各事業にお……

第38回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1961/03/02、29期、日本社会党)

○森本分科員 関連して。――これは明らかに予算関係法案なんですよ。ただ、先ほど井出さんの方で言われたように、予算委員会の理事会、それから議運の理事会でこれが出されてきたときに、実は私どもの方も、打ちあけた話が、すでにこれは参議院に提案になったということを聞いたものだから、そうならそれでよかろうということで見のがしておったわけです。あとから調べてみると、参議院には提案になっていない。それならやっぱりこれは明らかに予算関係法案だということで、われわれの方は議運を通じて申し入れをしようということになっておる。これは井出さんが今言っておるように、別に政治問題にも何にもするわけではないのであって、われわ……

第40回国会 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第1号(1962/02/08、29期、日本社会党)

○森本小委員 今の石川君の答弁を聞いておると、これはやはり今、橋本さんが言われたように、非常に大事な点だと思うのです。私は橋本さんが言われたような点をも含めて、この調査会においてはいろいろな角度から、あらゆる点を考慮して調査をしておる、こういうふうに今まで私は解釈をしておったわけであります。しかし、郵政省がFM放送というものを単なるサブ・チャンネルとして、補助機関としてのFM放送という考え方に立って調査会が審議をしておるということになるとするならば、これは世間のあなた方のFM放送の調査会に対する期待というものが違った角度になるわけであります。それは今あなた方が調査をしておられる問題についても、……

第40回国会 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第2号(1962/02/14、29期、日本社会党)

○森本小委員 まず、私は、この間の小委員会において、次長の石川君だけしか出てきてなかったので、重大なポイントが抜かっておりましたので、今大塚次官の方から答弁がありました、要するに、現在の郵政省におけるFM放送の調査会というものは、大体現在の中波放送の補完的な役割としての調査を進めていくという格好にあるやに見受けられるわけであります。しかし、将来かりにFM放送が現在の中波ラジオ放送に全般的に取りかわった場合にはどうなるのか、こういう問題をもあわせて、私は、現在のFM放送の調査会が検討するものなりと、こう考えておるわけでありますし、また、現在まで単に小さな範囲内における補完的な役割としての調査をや……

第40回国会 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第3号(1962/02/21、29期、日本社会党)

○森本小委員 きょうは時間がないようでありますので、私はこの順序を追っていくのは次に延ばしまして、今の問題に関連して聞きたいと思います。  特に六月の再免許の問題に関連いたしまして、三年という期限でございますが、FM放送についてはまだ四、五年はかかるというふうな意味のことでございましたけれども、これはかりに私が審議いたしました(1)、(2)、(3)の問題が明確になりまして、たとえば(2)の「標準放送の代替的地位とするか。」というようなことについて、FM放送の実際のラジオ放送を始めるということになりますと、私はテンポはずっと早くなるということを考えるわけであります。そうなって参りますと、今度の六……

第40回国会 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第4号(1962/02/28、29期、日本社会党)

○森本小委員 きょうは特に技術的な点を聞きたいと思いますが、FM放送の場合、多重放送ができるのが中波と違った一つと特色であります。たとえばFM放送において十チャンネルなら、十チャンネルとれる。それで一チャンネルで二波同時にできる、こういうことになると思いますが、大体これは、技術的な今日までの限界としては、一つのチャンネルで二波ということになりますか。
【次の発言】 現在のFM東海がやっておりまするのでは、大体一チャンネルで二波の波をとっておるわけであろうと思いまするが、これは技術的にはそれ以上のことについては不可能ですか。もっともこれは波の周波数のとり方によっても違ってくるのじゃないかと思うの……

第40回国会 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第5号(1962/03/28、29期、日本社会党)

○森本小委員 まず、電波監理当局にお聞きしたいと思いますが、きょうの新聞に、今度技術審議会において、いわゆる基準が発表になっておりますが、あの技術審議会の経過をちょっと御説明願いたいと思うわけです。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 ちょっとこれは電監局長に言っておきますが、あなたは頭の中でよくわかっておるので、そういう答弁で相手がわかるように考えておりますが、これは自分の頭で相手を判断をしても、技術基準の問題でありますから、なかなかいかぬわけであります。もっともわからぬように答弁をしておるなら別でありますけれども、わからぬように答弁をしようということであるとするならば、FM放送の関係に……

第40回国会 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第6号(1962/04/04、29期、日本社会党)

○森本小委員 外務省の方、来られておるということですが、どなたですか。
【次の発言】 今度のいわゆる人工衛星に対する追跡ステーションの問題について、あなたの方でおわかりですか。
【次の発言】 そういたしますと、詳細な質問点というのは、どういう点を向こうに質問せられたわけですか。それから向こうからどういう回答があって、それでその回答に基づいて調査員二名を許可するという点については、どういう日本政府の見解をもって許可をせられたか、この内容を一つ……。
【次の発言】 これは科学技術庁のどこの所管ですか。
【次の発言】 この衛星のステーションの設置については、ほとんど九割九分まで電波関係の仕事ではない……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第8号(1962/02/27、29期、日本社会党)

○森本分科員 四十分ということでありますけれども、若干超過をするかもしれませんので、あらかじめお断り申し上げておきます。  私は、この予算について郵政省の一般会計から順次追っていきたい、こう考えておりましたけれども、時間が非常に制約されておりますので、私の考えております二、三の点にだけ質問をとどめたいと思います。  まず、郵政省の一般会計におきまする内容でありますが、予算書の七百四十五ページでありますが、この郵政本省の項の中に今回新しく「電波及び放送の規律に関する法制を調査検討するため必要な経費である。」いわゆる放送関係法制等調査会というものの経費が百八万二千円上っております。この百八万二千円……

第43回国会 逓信委員会電気通信に関する小委員会 第1号(1963/03/01、29期、日本社会党)

○森本小委員 これは委員会ですから、委員会をすっとスムーズに進めていくについては、今安宅君が言っておりますように、なければない、あるならある。あるのだったら、今直ちに課長を呼んで聞いたらどうですか。課長クラスならわかるはずでありますから、そういうふうに進めて下さい。だから、何だかあいまいな形で進めないように、今安宅君が言ったように、なければない、あるならあるというように、今課長にすぐ連絡すれば、まだこれから来れますから、そういうように処置をして下さい。
【次の発言】 今の経理局長の答弁と運用局長の答弁を聞いておりますと、これは要員の算出根拠について、非常にわれわれはわからなくなるわけであります……

第43回国会 逓信委員会電気通信に関する小委員会 第2号(1963/03/09、29期、日本社会党)

○森本小委員 僕はそういう答弁をしてもらいたくないのです。やはり料金の減収が工事の問題に関係があれば、料金の減収が生じてきたのだから、当初の計画が若干ずれてきたということは率直に言っていいと思うのです。あなたは経理局長としてそういう答弁をしておるけれども、去年と今年との各通信局管内における工事のやり方を見てごらんなさい。通信建設工事なんかアップアップしていますよ。これは本年一月から去年に比べてかなり制限をしている。だからこれは減収について全体的の工事に影響がないということはないはずです。そんな答弁はおかしいと思う。総裁、どうですか。総体的にこれだけ減収になっているものが工事の進捗に全然影響がな……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第1号(1964/05/13、30期、日本社会党)

○森本小委員 まずこの法制調査会の行ない方でありますが、先ほどの説明では、すべてこれは非公開にする、秘密会にするということで、その内容については申し上げるわけにはいかぬ、こういうことでありますけれども、事実問題として、この郵政省設置法の中に、この法制調査会をつくる場合に、これは今後の日本の放送行政、放送界全般についての問題を討論するわけでありまするから、今後この答申案というものは非常に大きく影響してくるわけでありまして、当然次の通常国会あたりにはこれが郵政省において立案をせられ、さらにこれが法制化されて国会に上程せられる、こういう段取りになるわけであります。そこで、その場合に、国会としては、郵……

第46回国会 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第2号(1964/05/15、30期、日本社会党)

○森本小委員 ただいま日本放送協会のほうから今回の放送法制に関する意見があったわけであります。その中で放送基本法あるいは日本放送協会法、商業等放送事業法という法体系についての意見が出されておるわけでありますが、これはNHK側にとりましては、ただいまの御意見についてはNHKとして当然なことであろうというふうに考えておられると思いますが、この法体系の問題については、また別個のところで私は論議することにいたします。またこのNHKの言われていることは大体何を言わんとしておるかということについては、私もこの報告書をずっと読んでおりますので、内容については十分承知をしておるつもりであります。しいて言えば、……

第46回国会 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第3号(1964/05/22、30期、日本社会党)

○森本小委員 どなたか適当な方にお答え願いたいと思いますが、いま詳しくお聞きいたしましたし、さらにまた文書でもうすでに二月十七日に意見書が出ておりますので、それもずっとわれわれも読ませていただいておりますから、いまおっしゃられた内容については私のほうも十分承知をしておるつもりでありますが、ただ二、三点お聞きしたいと思います。  私が一番民間放送連盟にお聞きしたいと思いますことは、要するに今度の臨時調査会におきましては放送の法体系そのものから検討しておるわけでありまして、そこで法体系そのものについてのいまの御意見については、十分に民間放送連盟としての意見がわかったわけでありまして、さらにまたNH……

第46回国会 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第5号(1964/06/03、30期、日本社会党)

○森本小委員 高崎参考人にまずお聞きしたいと思いますが、先ほど来言われておりましたように、放送の表現の自由ということは一番大切な問題でありまして、私もその点については全く同感でありまして、あくまでもテレビ、ラジオの放送の表現というものは自由でなくてはならぬ。しかし、その点について、自由であってもある程度の自主的な抑制というものは当然なされていかなければならぬ。しかしながら、実際問題として戦前のことを考えた場合に、やほりこれが何らかの形において政府あるいは政党関係等の圧力が加わるということについては、これは絶対に今後の日本の放送界からそういう問題については排除しなければならぬということを、全く同……

第46回国会 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第6号(1964/06/05、30期、日本社会党)

○森本小委員 日本広告主協会のほうかう出ております意見で、一番目新しい意見としてわれわれが注目をいたしておりますのは、いま橋本さんが言われましたように、UHFの放送について、よい悪いは別として、一つのアイデアを出しております。これは非常に参考にはなるわけでありますけれども、いま橋本委員が言われたことが、この問題で一番の大きな問題ではなかろうかと考えるのであります。  そこで、具体的にこの考え方の中には、たとえばこれは北海道、東北という、いまの電力会社と同じようにブロックに分けておるわけでありますけれども、たとえばこの場合に、九州に一つのUHFの局を、福岡なら福岡といたしましたならば、あとの各県……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第7号(1964/02/25、30期、日本社会党)

○森本分科員 まず電電公社のほうにお聞きしたいと思いますが、今回提案されております自動化によるところの給付金は、この予算のうちのどの項に入っておりますか。それからその金額。
【次の発言】 この資料の何ページですか。
【次の発言】 それから郵政省関係の分は、どこに入っておるのですか。
【次の発言】 幾らですか。
【次の発言】 それでは郵政事業の一般会計のほうから聞いていきたいと思います。  まず最初に、この一番最初の電波監理審議会の経費でありますが、これは昨年の経費と全然変わっておりませんが、との内訳はどういう内容ですか。
【次の発言】 それでは次に、臨時放送関係法制調査会の経費は、昨年度から見……

第48回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1965/02/24、30期、日本社会党)

○森本分科員 電電公社の総裁がおられますので、先ほどの質疑応答で聞いておりましたら、ちょっと気にかかる点がありますので、実は電電公社にはきょうは聞かぬつもりでありましたけれども、ちょっと伺っておきます。  先ほど、第三次五カ年計画については拡大修正をしなければならぬということを答弁せられたわけでありますが、積滞数を解消するためには、これは拡大修正をしていかなければならぬということは当然であろうと思います。それについては、いま調査会で審議をしておる、その調査会の答申があり次第やらなければならぬ、こういうことも言っておるわけでありますが、これは調査会の答申があろうがなかろうが、いまの答弁で見まして……

第51回国会 逓信委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1966/04/14、30期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと関連して。いま村山君が言っておりますように、非常に大事な問題でありますので……。「学術に関する団体がその目的を達成するため」云々とありますが、このいわゆる団体については学術会議にこれを諮問する、そうして学術会議に諮問をしたことについては、さらに郵政審議会にかける、こういうことじゃないのですか。そういうふうにはっきりしておいてもらったほうが、学術会議というものは一応公式的なものでありますから、はっきりする、こう思うわけです。
【次の発言】 おそらくというようなあやふやなことでなしに、これは速記録にはっきり残るわけでありまして、将来この運営に関しては、非常に重要な質疑応答であり……

第51回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1966/02/26、30期、日本社会党)

○森本分科員 私は簡単に一つだけ聞いておきたいと思いますが、それは有線放送電話に関する問題であります。この有線放送電話の法律については、すでに逓信委員会その他において論議せられておりますが、いま一番問題になっておりますのは、この有線放送電話は、御承知のとおり県内一中継しか他と接続してはならぬ、こういうことになっておりますが、すでに全国で接続しております三十四カ所については、本年の十二月一日までは、これを従来どおり接続をしてよろしい、こういうことになっておるわけでありまして、時限立法になっておるわけであります。本年の十二月一日でこれが切れるわけであります。ところが、この問題については、御承知のと……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1967/04/22、31期、日本社会党)

○森本分科員 この四十二年度の予算案について、まずお聞きしたいと思いますことは、今年度のこの予算の中におきまして、人件費が増加しておるのは、大体どの程度ですか。
【次の発言】 その内訳はどうなっていますか。
【次の発言】 その百四十四億、四十七億、四十九億というのは、その上がった理由はどういう内容ですか。
【次の発言】 そうすると、これはこの平均の昇給と、それから三千九人のふえた分と、これだけしか見積もってない、こういうことですね。
【次の発言】 そういたしますと、この本年度の予算については、賃金の引き上げについては全然見てないということになるわけですか。いま春闘関係で、郵政省とそれぞれの労働……

第58回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1968/03/12、31期、日本社会党)

○森本分科員 あと質問者が非常に多いわけでありますので、私も簡単にやりたいと思います。  まず、この間私は予算委員会で保利さんに質問をしたわけでありますけれども、総括質問で簡単でありましたので、ひとつきょうはちょっと聞いておきたいと思いますが、例の本四架橋の問題であります。  この建設省の予算書の三ページの道路事業調査費という中に四億九百万円組んでいる。これが今年度の調査費ですか。事務当局でけっこうです。
【次の発言】 それは予算書のどこに入っていますか。
【次の発言】 この予算書の三ページの七項目の中に入っているわけですか。これは北海道か。

第58回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1968/03/13、31期、日本社会党)【議会役職】

○森本主査代理 次に、内藤良平君。

第58回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○森本分科員 それでは、私もこの分科会の党の主査をやっておる関係上、時間を厳守してやりたいと思いますので、ひとつ各弁も簡潔に要点を得てお願いしたいと思います。一時間の持ち分がありますけれども、できれば四十分程度でやめたいというふうに考えておりますので、ひとつそういうふうにお願いいたします。  まず最初にしぼってお聞きしたいと思います。実は航空機の事故がこのごろ非常に多いわけでありまして、過日の総括質問で私は質問をする予定でありましたけれども、時間がなくてやらなかったわけでありますが、実は日本におけるILSについてはほとんどまだこれが完成されていないという状況でありますが、現在ILSが置かれてい……

第58回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○森本分科員 たくさん質問がありますけれども、私も当分科会の党の主査をやっておりますので、この持ち時間については協力をして、今晩じゅうにこれは全部終わりたいというふうに考えておりますので、ひとつ政府のほうも的確に要領よく答弁をお願いしたいと思います。  それでは、まず私は簡単なほうから入ってまいりたいと存じますが、電電公社の関係の予算を聞いておきたいと思います。予算書の九〇ページの雑収入でありますが、この雑収入については、大体おもなるものはどういうものがありますか。
【次の発言】 そのうちの広告料ですが、これはいま質問をいたしておりますと長くなりますので、その広告料の内訳を詳細にあとで資料でひ……

第58回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○森本分科員 私は、予算委員会の分科会でありますから、予算に関連をして質問をしていきたいと思いますが、時間が制約されておりますので、答弁のほうでもひとつ簡潔に要を得てお願いをしたいと思います。  予算書の二三〇ページにありますところの、この弾薬費百八億円でありますか、この内容についてひとつ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 それでこの百何ぼに合いますか、数字が。
【次の発言】 陸上、海上、航空合わせて百三億で、その残りの五億円程度がその装備ですか。
【次の発言】 それで、この陸上自衛隊の弾薬のおもなるものは、どういうものですか。

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会逓信委員会連合審査会 第1号(1969/05/07、31期、日本社会党)

○森本委員 それではさっそくこの法案の内容について質問に入りたいと思います。  まず最初にお聞きしたいと思いますことは、この宇宙開発事業団でありますが、ことばのあやということではございませんけれども、宇宙ということについての定義であります。先ほどもちょっとお触れになったようでありますけれども、どういうふうにお考えになっておるか、それからまず聞いていきたいと思います。
【次の発言】 これはSF小説みたいなもので、大体宇宙の定義自体が広大無辺なものであって、われわれ人間としては、わかっておるものはほんのごく一分部である。そもそも宇宙というものについての考え方そのものが、まだ国際的にもはっきりきまっ……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1969/02/24、31期、日本社会党)【政府役職】

○森本政府委員 今回のカニの問題につきまして、ソ連側としては大陸だな資源であるというたてまえで臨んでおります。したがいまして、その問題は、単にオリュトルスクのみではなしに、他の地域にも原則としてはそういう問題が出てくるということであろうと思いますが、わが国としましては、できるだけそういった問題については規制を回避していきたいというふうな気持ちはございますけれども、原則論としてはいま申し上げたような形になっておりますので、今後の交渉の過程におきましては、いかようなことになるか、にわかには予断ができないというのが現実の事態でございます。  なお、現在やっておりますところの科学者間における資源問題の……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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