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安井吉典 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

安井吉典[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
121位
委員会発言歴代TOP100(衆)
67位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
481位
委員会出席(無役)歴代TOP100
68位
委員会発言(議会)歴代TOP500
301位
委員会発言(非役職)歴代TOP50
48位
各種会議出席歴代TOP100
55位
各種会議発言歴代TOP100
72位
各種会議出席(無役)歴代TOP50
32位
各種会議発言(非役職)歴代TOP100
59位

28期委員会発言TOP100
58位
28期委員会発言(非役職)TOP50
45位
29期委員会出席TOP100
66位
29期委員会発言TOP50
37位
29期委員会出席(無役)TOP50
33位
29期委員会発言(非役職)TOP50
28位
30期委員会出席TOP100
64位
30期委員会発言TOP50
25位
30期委員会出席(幹部)TOP50
39位
30期委員会発言(非役職)TOP50
21位
32期各種会議出席TOP25
13位
32期各種会議出席(無役)TOP10
10位
33期委員会発言(議会)TOP50
29位
33期各種会議出席TOP25
14位
33期各種会議発言TOP25
16位
33期各種会議出席(無役)TOP25
13位
33期各種会議発言(非役職)TOP25
15位
34期委員会発言(非役職)TOP100
84位
35期委員会発言TOP100
97位
35期委員会発言(非役職)TOP100
80位
35期各種会議出席(無役)TOP25
23位
36期委員会発言TOP100
65位
36期委員会出席(無役)TOP100
66位
36期委員会発言(非役職)TOP100
52位
37期委員会発言(議会)TOP50
16位

このページでは安井吉典衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。安井吉典衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

28期(1958/05/22〜)

第30回国会 地方行政委員会 第1号(1958/10/03、28期、日本社会党)

○安井委員 ただいま北海道に対する国政調査についての御報告がございました。私も、それに加わらせていただきました一員といたしまして、それによりまして、一そう認識を深めた面もきわめて多いわけでございます。この際、それに関連いたしまして御当局に御質問申し上げたいと思うわけでございます。内容は非常に多岐にわたるわけでございますが、この際、道及び市町村の税制、財政の問題に問題をしぼりましてお尋ねを申し上げたいと思います。  北海道の全体的な特殊性あるいは現状の分析等につきましては、ただいまの報告で十分尽きているわけでございますが、要するに、きわめて後進地域にあるため、従いまして行政水準が低い、あるいは地……

第30回国会 地方行政委員会 第6号(1958/10/23、28期、日本社会党)

○安井委員 新市町村建設促進法の一部を改正する法律案の趣旨につきまして、先般御説明を受けたわけでありますが、その内容の第一点は現在都道府県知事の勧告済みの合併計画で、さらに未合併分を明年三月末までの間に態様調整をするというようなお考えが、第一点にあげられているようでございます。そこで、ちょうど青木長官が御出席になりましたので、まず初めにお尋ねを申し上げたいのでございますが、今日この段階までお進めになるにつきまして、自治庁が一生懸命にいろいろな面から御努力をされましたことを多とするわけでございます。しかしながら、その間におきままして、だいぶ行き過ぎがありましたり、あるいはまた、客観的に見まして不……

第31回国会 地方行政委員会 第9号(1959/02/13、28期、日本社会党)

○安井委員 このたびの警察法の改正案の上程の機会に、警察制度の全体的な問題につきましていろいろお聞きしたいと思っておりましたけれども、大臣もおいでになりませんので、当面の問題であります科学警察研究所の直接の問題にしぼりましてお尋ねをいたしたいわけですが、憲法三十八条で、供述の不強要、自白の証拠能力につきましての規定がはっきりできまして、拷問や脅迫、そういった暗い雰囲気の中で捜査が続けられるのではないということをはっきり国民がきめたわけでありますが、そういう中におきまして犯罪捜査を科学的に進めていくということは大へん大切なことだと思います。そういう意味におきまして、今度の研究所の充実、整備拡充の……

第31回国会 地方行政委員会 第13号(1959/02/25、28期、日本社会党)

○安井委員 消防組織法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、消防についての若干の問題についてお尋ねを申し上げたいと思います。  これまでの三つの国会の中で消防の問題が取り上げられたのは今度が初めてでございます。それだけに今日の自治体消防をどういうふうにしてよりよくするかということについての政府の積極的な御見解の御発表もあろうかと考えておりましたところが、それがございませんで失望を感じたわけでございますが、国家消防本部の「わが国の火災の実態と消防の現状」というパンフレットの中でも、この中を若干引用いたしますと、「消防も能率的なものへ、合理的なものへと、組織も変化して来ている。組織のみならず、……

第31回国会 地方行政委員会 第14号(1959/02/26、28期、日本社会党)

○安井委員 私、昨日消防組織法の改正法案に関連いたしまして、主として第十九条の法案の背骨になる問題につきましての御質問を申し上げておったのでありますが、本日続きまして消防力強化に関しまして、人的な方面の強化が必要だというような考え方からお尋ねを二、三いたしたいと思うのであります。  消防人に対する教養訓練の措置を強化していくということは、きわめて大切なわけでございますが、今度消防大学校設立の運びが法案でもきめられているわけでございます。従来の消防講習所から消防大学校への発展につきまして、内容的などのような向上があるか、そのような点からお答えをいただきたいと思います。

第31回国会 地方行政委員会 第18号(1959/03/05、28期、日本社会党)

○安井委員 地方財政計画は、言うまでもなく地方自治の基礎であるわけです。地方住民にとりましては、国の予算も大へん大きな関心の的であり得るわけでありますが、しかし、それよりも自分の身近な地方公共団体の予算の費目の動きというようなものに、より深い関心を持つわけで、単にそれだけではなしに、国の施策というものも、都道府県から市町村へとその財政の網の目を通ってから、初めて実現されたと言うことができるぐらいきわめて重要であるわけであります。新しい地方自治制度がしかれましてから、わが国の各地方団体では、住民の福祉を増進し、郷土の発展を念願しながら、地方自治体関係者によりまして営々たる努力が続けられて今日に来……

第31回国会 地方行政委員会 第19号(1959/03/06、28期、日本社会党)

○安井委員 昨日、地方財政計画に関連いたしましていろいろお尋ねいたしておったのでありますが、なお一点これにつけ加えてお尋ねいたしまして、地方税法の問題に入りたいと思うわけでございますが、それは会計年度の変更の問題でございます。いつかも私、ちょっと問題として出したことがございましたが、国の会計年度の関係で、補助とかあるいは起債等がだいぶずれてくるわけであります。そういうことによりまして特に積雪寒冷地帯等におきましては、工事その他の事業がそういうものにきわめて不適当な時期に行わなければならない、そういうような状態に陥りましていろいろな不都合を生じておるようなわけであります。これに対しまして自治庁で……

第31回国会 地方行政委員会 第26号(1959/03/19、28期、日本社会党)

○安井委員 消防本部長おいででございますので、この機会に消防団員等公務災害補償責任共済基金の関係につきまして簡単に二、三お尋ねをいたしたいと思います。非常勤消防団員あるいは一般の応援協力者に対する公務災害補償について、この法律がたしか三十一年の十一月だと思いますが、できましてから、まだ加入をしていない者がだいぶあるようでございますが、この間資料もいただきましたが、これの契約の状況、それからなぜ入らないのか、あるいは今後どのくらいの期間を置いて全体的に入る可能性があるか、そのことをまず最初にお伺いいたしたい。
【次の発言】 都道府県の中では、その単位で組合を組織してやっているところがあるようです……

第32回国会 地方行政委員会 第3号(1959/07/04、28期、日本社会党)

○安井委員 最近中小企業の深刻な争議が相次いで起っているようでございます。一月から四月までの東京都内の従業員三百人以下の企業の争議は、去年の同期は三十四件であったものが、ことしはもう六十件、そのうち経営者がロックアウトというような最後の挙に出たのが、去年は二件であったのが、ことしは七件というように非常にふえております。現在のものをちょっとチェックしてみましても、主婦と生活の争議、メトロ交通の争議、田原製作所の争議、第一電気精機の争議、興和工業の争議、高村建材の争議、光伸社の争議、高山精密の争議、富士文化の争議、その他ずいぶん多いわけでありますが、それの全体的な特徴は、労使の対立がきわめて鋭くな……

第32回国会 地方行政委員会 第4号(1959/08/10、28期、日本社会党)

○安井委員 ちょっと関連して。中小企業の労働争議に対する暴力団の介入とでも言いますか、その問題につきまして、いろいろ実情を聞いたりあるいは見たりするにつけまして思うことでありますが、暴力団なるものの組織というようなものは、警察庁ではつかんでいないということの先ほどの加賀田委員に対するお答えでありました。しかし、たとえば会社側が暴力団を連れてくるにしても、職業安定所へ頼みにいって集めてくるというわけでもないと思いますし、あるいはまた町の中を歩いて行って一人ずつ探してくるということでもないんじゃないかと思います。そういうことから言いますと、何か暴力供給業者とでもいいますか、言葉はおかしいのですけれ……

第32回国会 地方行政委員会 第5号(1959/09/10、28期、日本社会党)

○安井委員 だいぶ質疑通告が多いようでございますので、簡単に暴力団の関係と中小企業の争議との関係についてお尋ねをいたしたいと思います。  最近中小企業争議が頻発いたしておるわけですが、その際、たとえばメトロの争議だとか、成光電機の争議だとか、そういうような場合に、暴力団的なものの介入がありまして、そういうことから争議を一そう深刻にしているという場面が多いようでございます。それにつきまして二、三お尋ねをいたしたいわけでありますが、この前の要求でお出しいただきました、いわゆる暴力団に関する調べをきょう拝見いたしておるわけですが、この中でもいろいろな団体があるわけです。規模の大きい団体があったり小さ……

第32回国会 地方行政委員会 第6号(1959/10/06、28期、日本社会党)

○安井委員 私も一時間くらいあるのですけれども、時間がおそいですから、一つ三分間にまとめまして、政府に対して今度の補正予算を組む場合の要望を申し上げたいと思います。  その前に、もう作業がすでに始まっているでしょうし、これから本格的になるだろうと思いますが、けさの新聞にも出ていますけれども、大蔵省としてあるいはまた政府として、災害補正予算に対する態度をちょっとお話しいただきたい。二百億を組むとか、二段に組むとか、きょう出ていたようですが、どうでしょう。
【次の発言】 その額の方は多いに越したことはないし、そういう方向で一つお願いしたいわけですが、その二段がまえという考え方ですね。最初のものを組……

第33回国会 地方行政委員会 第4号(1959/11/12、28期、日本社会党)

○安井委員 ちょっと関連して。きょうの内容につきましてお聞きしたい点が数点ありますけれども、公安委員長は今お帰りの時間だそうでございますので、一点だけ石原委員長にお伺いしたいわけです。  交通事故の非常な増加、一年間に十四万人もの人が死傷するといったような事態の中にわれわれ置かれておりまして、もう、うかうか道路も歩くわけにもいかないし、車に乗ってもあぶないし、あるいは省線電車に乗っていても、都電に乗っていても、いつ何どきどうなるかわからないといったような、戦国時代の中にわれわれいるような気がするのであります。そういう祭におきまして、国家公安委員会が取り締まりの立場に立つわけですし、それから運輸……

第33回国会 地方行政委員会 第5号(1959/11/17、28期、日本社会党)

○安井委員 先ほど門司委員の御質問の中で、道路と交通の危険防止の問題についてのお話がありましたけれども、道路法第四十七条第一項の道路と交通との関係の制限に関する基準ですが、これは今どうなっておりますか。
【次の発言】 道路法ができましたのは、施行が昭和二十七年十二月五日、今は昭和三十四年なんです。この間において自動車は膨大なふえ方をしておる。先ほど指摘されましたように、道路の幅よりも大きい自動車が通っているというふうな、そういうふうな段階にどんどん進んでおる際に、いまだにこういったような政令ができないということは、一つの政府の非常に大きな怠慢だと思います。どうでしょう。これは建設省かもしれませ……

第33回国会 地方行政委員会 第6号(1959/12/01、28期、日本社会党)

○安井委員 関連して。今の問題が特に立法権の行政に対する侵犯というよりも、むしろきのうの現われ方は、自民党がきのうの本会議の中でこの間の事件を大きく取り上げて、それをきょうだいぶそういったような問題点の中で明らかにされた問題もありますけれども、そういうものがただ大ざっぱにみそもくそも一緒になったような格好でずっと盛り上って、そういうものを国務大臣の答弁の中から裏づけしようというふうな演出が考えられていた。ところが、実際上やってみましたら、大臣の答弁が自民党側のその演出に沿わないような運びになったというところから、ああいうような方向が出てきたのじゃないかと思うのです。ですからこれはむしろ立法権の……

第33回国会 地方行政委員会 第7号(1959/12/03、28期、日本社会党)

○安井委員 私きょうは地方財政の昭和三十五年度の動きにつきまして、自治庁がさきに発表をいたされておりますものが、その後においていろいろと災害の問題やら、あるいはまた自民党の新しい予算編成への方針等によりまして変わってくるであろうということが予想されますので、それらの全体につきまして、いろいろな面からお伺いをいたしたいというふうに考えておりましたけれども、だいぶ時間が過ぎておりますので、そういった総体的な見通しの問題は日を改めてお伺いをすることにいたしまして、きょうはその地方財政の見通しの中でも、特に関心を持たれております競輪の廃止問題と地方税の減税補てんの問題に限定いたしまして、政府のお考えを……

第33回国会 地方行政委員会 第8号(1959/12/08、28期、日本社会党)

○安井委員 今、新島問題についての質疑が繰り返されておりますが、それに関連いたしまして私からもお伺いをいたしたい。警視庁の第一機動部隊を向こうに派遣されたわけでありますが、こういったケースは従来もあったわけですか。
【次の発言】 警視庁始まって以来、島に大ぜいの部隊を派遣するのは初めてのことだということに伺うわけでありますが、やはり警視庁としては、それまでに事態が重要だというふうにお考えになったわけですね。
【次の発言】 何しろ離れ島のことでありますから、私ども新聞その他の報道でより知る道はないのでありますが、十二月七日付の朝日によりますと、新島ミサイル闘争、これのデモは平均年令六十才のデモだ……

第33回国会 地方行政委員会 第10号(1959/12/15、28期、日本社会党)

○安井委員 去る十一月二十日に東洋化工株式会社横浜工場の火薬大爆発事件が世間の耳目を驚かしてから、全く間もたたないうちに十二月十一日同じく横浜市の第二京浜街道で火薬運搬中にトラックの事故によりまして大爆発を起こしたわけであります。全くこの間一カ月もたたないといううちの問題であります。この国会におきましても火薬の問題やあるいは交通事故の問題を、われわれの地方行政委員会はもとより他の委員会におきましても、今日まで大きく取り扱いましていろいろな決議がなされましたり、それについての対策等について、政府側からいろいろ御答弁をいただいていたはずであります。しかしながらそういったようなものが全くむだだったと……

第34回国会 地方行政委員会 第7号(1960/03/01、28期、日本社会党)

○安井委員 地方財政並びに税にも関係が出てくるかと思いますが、お尋ねをいたしたいと思うわけであります。初めにことしの政府予算の編成に関連いたしまして、地方財政計画ができたわけでありますが、新年度の地方財政の方向につきまして、この間の予算編成の中からだいぶ改善されたような面もあるわけであります。しかしながらわれわれがこれこそ重大な問題だと思っていたようなものがまだまだ宿題になって残っておるというふうな気がするわけであります。去年の暮れからお正月にかけまして、自治庁と大蔵省とがきわめて手に汗を握るような大熱戦を広げまして、予算の最後的な数字が固まったというふうに聞くわけでございますが、自治庁として……

第34回国会 地方行政委員会 第11号(1960/03/09、28期、日本社会党)

○安井委員 関連して。ちょっと一点だけ伺いたいわけですが、今の八十七号条約の批准に関連いたしましての法令がいろいろ問題になるわけですけれども、自治庁担当はどの部分ですか。地方公務員法だけですか。
【次の発言】 それじゃ、公共企業体のやつは労働省ですね。――そうですか。それにいたしましても、地方公務員、つまり地方公共団体の関係のあります職員に、ずいぶんこれは関係のある問題でございますので、自治庁としても、政府全体の考え方をおまとめになるその際に、地方公共団体の実情を最もよく知っている自治庁としては、こうなければいけないという態度を、これはもうすでにお持ちになっていなければならない、そういうことで……

第34回国会 地方行政委員会 第12号(1960/03/11、28期、日本社会党)

○安井委員 今日主として地方税法改正法案に関しまして質問いたしたいと思っているわけでありますが、まだ大臣がお見えになりませんので、その前に、これはもちろん税制にも、広く財政に関係のあることでありますが、ことしの地方財政計画の概要説明の中に一点、内容についてもっとはっきりお聞きをしたい点がありますので、その点を一つ奧野財政局長がおられますからお尋ねをいたしたいのであります。  財政計画の中の給与費の中に、市町村財政指導の強化のための職員の増を百三十八人見込まれており、技能検定職員の増と合わせて約一億円が計上されているようでありますが、これも今まで財政計画の中に見当らなかった項目でありますが、今日……

第34回国会 地方行政委員会 第17号(1960/03/29、28期、日本社会党)

○安井議員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案されました地方税法の一部を改正する法律案につきまして提案理由の御説明をいたします。  最近の政府の税制改正に対する態度は、国税が中心となり、地方税は従になっているやに思われます。従って、減税措置も国税中心になされ、地方税は結果的には逆に増税になっている面が多々あります。神武景気とか、岩戸景気とかいわれながらも、一部の大企業、大所得者層を除いては、依然として低生活水準にあえいでいる現状のもとで、国税より以上に大衆課税の要素の濃い地方税の減税は当面の急務であると断言できると思います。しかしながら、政府におきましては、そういう事態に対して何……

第34回国会 地方行政委員会 第18号(1960/03/30、28期、日本社会党)

○安井委員 関連して。四山鉱の問題、特にその場合における警察の態度についてちょっとお尋ねをしたいと思うわけでありますが、その前に山代組その他の暴力団の介入の問題について、さっき門司委員からも質問がございましたが、私も、門司委員の趣旨と同じように、この犯行に関係のある犯人そのものよりも、これらのいわゆる団組織といいますか、集団組織という問題の方が重要だと思います。その集団組織そのものを問題にする場合には、やはりその組織が何をもって動いているかという、特に資金源の問題を突くということが非常に大切なことじゃないかと思います。その意味におきまして、その資金源にまで、今度の動いた連中の金がどこから出てい……

第34回国会 地方行政委員会 第25号(1960/04/19、28期、日本社会党)

○安井委員 今の法案に対して二、三点明らかにしていただきたいと思うのでお尋ねをしたいと思います。  初めに、第二条で法律の適用を受ける企業の範囲についての改正が行なわれておりますが、この中で工業用水道事業については常時雇用職員三十人以上のものに適用すると改正が行なわれているわけです。これは各水道事業が分かれて規定をするという考え方によるものだと思うのですが、そうしますると、水道事業は今まで五十人以上だったものが、工業用水道については三十人以上というふうに、本家と分家の関係で適用基準が違っているのはどういう関係か、その点ちょっとお答えいただきたい。

第34回国会 地方行政委員会 第29号(1960/05/11、28期、日本社会党)

○安井委員 道路交通法案につきましは、今日までずっと総括質問が続き、たとえば特に問題になる酒気帯び運転の問題、泥よけ、スピード制限、道路環境の浄化の問題、踏み切りの問題、あるいはまた道路の改良の問題等、いろいろな面から問題点がとらえられてきたと思いますし、さらにまた小委員会におきまして逐条について現在審議が続いているわけでございますので、私はなるべく重複しないような範囲で現在まであまり触れられていない罰則の問題だとか、あるいは運転免許の問題であるとか、そういったような点について御質問をいたしたいと思うわけであります。  まず初めに、この法律は全国一律に適用になるわけでございますが、積雪地帯にお……

第34回国会 地方行政委員会 第30号(1960/05/16、28期、日本社会党)

○安井委員 関連して。政令ではそういうふうにおきめになるのですね。それはいいと思いますけれども、ただ具体的な問題として、運転者はそれではよくわからないと思うのですよ。だから、やはりお酒ならどの程度のものをどれだけ飲めばよいのか、しょうちゅうならどれぐらいか、ビールならどれぐらいか、ウィスキーならどれぐらいかというような具体的な御指導が大切だと思います。その点どうでしょう。
【次の発言】 ですから一級酒はそれでいいんですよ。合成百酒ならどうだとか、しょうちゅうはおかんをして飲まないだろうと思いますが、その場合はどうとか、そういう換算表も同時に一つはっきり皆さんにわかるようにお示しになるということ……

第34回国会 地方行政委員会 第31号(1960/05/17、28期、日本社会党)

○安井委員 これは、きのう小委員会で慎重な審議が行なわれました結果を総括的にお尋ねをいたしました際に、質問事項の中に加えておけばよろしかったわけですが、きょう関係各省もおそろいのようでございますので、一点だけ、要望的な問題でございますがお尋ねをいたしたいと思います。自民党側の御都合でだいぶお急ぎのようでございますので、簡単に一つ……。これだけは協力をいたします。  それは教習所の関係でありますが、今車の問題が出ましたけれども、整備の行き届きました事の上に技術のすぐれた運転者が乗ることによって事故が減るわけでありますが、車が激増して参りまして、それとむしろ正比例的に無免許運転者がだいぶふえている……

第34回国会 地方行政委員会 第32号(1960/05/18、28期、日本社会党)

○安井委員 今回の消防法の一部を改正する法律案につきましては、内容の若干の点におきまして問題点がないわけではないと思いますけれども、しかし全体的には火災予防を徹底するという方向に一歩前進するものとして歓迎せらるべきものだと思うのであります。ただ、一番の問題点は、このような法的な措置が強化されましても、はたしてそれを裏づける各方面からの財政的な措置が十分に講ぜられるかどうかというところに、実効が上がるかどうかということがかかっているものだというふうに思うわけであります。その意味におきまして、私は主として財政的な部面につきましてお尋ねをしたいと思うわけでありますが、その前にこの法律案の条文の二、三……

第35回国会 地方行政委員会 第3号(1960/09/10、28期、日本社会党)

○安井委員 まず委員長にお願いをしておきたいのですが、きょうの委員会は、九日と十日の両日開会ということは一月前から決定をいたしておったことです。それにもかかわらず、主管大臣である自治大臣は、ことに自治行政についての全般的な施政方針等もまだ明らかにしていない段階におきまして、きょう大臣並びに政務次官どちらも御出席がないわけです。あるいはまた政府当局も、委員の方はすっかりそろいまして待っているにもかかわらず、非常に出席がおくれております。こういう点からいいまして、政府側の特に地方行財政の問題についての誠意を疑うわけであります。委員長として、こういう問題についてどうお考えになり、どう処置されるか、そ……


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 地方行政委員会 第1号(1960/12/13、29期、日本社会党)

○安井(吉)委員 地方自衛隊協力会と地方行政との関係につきまして若干お伺いいたしたいのであります。  この件は、北海道の千歳市で自衛隊協力会ができて、それに市長が会長に就任し、市の吏員に事務をやらせたということに関しまして、市議会の中でもこれに対する批判が強く起こり、市の住民の間でもこの問題について賛否両論に分かれて大へん紛糾しているというふうな事態が今あるようでございます。そこでこの問題につきまして政府側の御見解を伺わせていただきたいと思うわけでありますが、まずこの自衛隊協力会に関する仕事は、自治法上の市町村の本来の事務と考えられるかどうか、この点について一つ伺いたいと思います。

第37回国会 地方行政委員会 第3号(1960/12/16、29期、日本社会党)

○安井(吉)委員 私は、もっぱら地方交付税の特例に関する法律案に関しまして政府当局のお考えをもう少しただしたいと思います。とりわけ、地方交付税交付金額のうち相当部分を明年度に繰り越していくという問題につきまして、昨日来川村委員その他からいろいろ御質疑があったのですが、まだなかなかふに落ちないような気がするわけであります。その点を中心にいたしまして初めにお尋ねをしたいと思うわけでありますが、まず初めに明年度の交付税の見通しは大体どういうふうになっておりましょうか。大体明年度予算編成の資料も整っているころだと思うんですが、初めに一つお見通しをちょっとお聞かせをいただきたいと思います。

第37回国会 地方行政委員会 第4号(1960/12/17、29期、日本社会党)

○安井(吉)委員 ただいま議題となりました昭和三十五年度分の地方交付税の特例に関する法律案に対する修正案につきまして、趣旨を弁明いたしたいと思います。  政府提出の昭和三十五年度分の地方交付税の特例に関する法律案は、三十五年度地方交付税の基準財政需要額を増額する措置を講じ、国家公務員の給与改定に伴う地方公務員給与の改定の財源措置を行なうことと、さらに今回の補正予算で追加増額されました地方交付税三百六十一億円のうち、二百四十億円のみを右の財政需要に向け、残りの百十七億円を本年度内に使用することなく、明年度に繰り越そうとするものでありますが、この政府提出案は、地方財政の今後を思うとき、多くの問題点……

第37回国会 地方行政委員会 第6号(1960/12/23、29期、日本社会党)

○安井(吉)委員 このたび国家公務員に対する給与の改定が行なわれるに際し、地方公務員についても同様な措置がとられるべきだとの考えから、それについての財源措置を地方交付税で講ずることが決定をしたわけでありますが、自治省といたしまして、現実に現在の地方公共団体における給与の改定措置をどういうふうに進めるよう御指導をされるおつもりか、その辺を一つお伺いしたいと思います。
【次の発言】 具体的に改定の仕方は、国家公務員に対する改定措置と同じようなものをやれ、そっくりそのままでやれというふうな御指導でありますか。
【次の発言】 仄聞するところによりますと、いわゆる内簡指導というようなことで大へん手回しよ……

第38回国会 議院運営委員会 第24号(1961/04/11、29期、日本社会党)

○安井(吉)委員 ちょっと、先ほど柳田さんからお話があった十三日強行というむし返しみたようになるのですが、新聞記事を読みますと、「自民党は七日朝の執行部会でILO、防衛二法、農基法の三重要法案について会期ともにらみあわせ審議のスケジュールを立てる方針を固め、このため昼すぎから院内総裁室で山村国対委員長、小平議運、久野内閣、坂田(英)農林水産各委員長、および大橋副幹事長が協議した。この結果、ILOについては十三日を特別委設置のメドとし、話し合いがつかねば強行策に出るとの態度に内定した。」こう書いてある。ですから、これは委員長が御存じなくて、自民党の内部的な話だというならまだわかるのですが、議運の……

第38回国会 議院運営委員会 第27号(1961/04/14、29期、日本社会党)

○安井(吉)委員 関連して。今の可分論、不可分論の問題ですが、今出ておる五法案という中には、二つのものがまじっておると思う。第一番目は、ILOの批准に直接必要なものが一つと、もう一つは、職員の雇用者としての政府が、自分の使用者対職員関係を律する一つの法律をここで改めようということと、ILOの問題とこの二つの問題がごっちゃになっておると思うわけです。ですから、この際、労懇の答申の中でも、ILOそのものの批准を進めるべきだ。これは政府職員だけでなく、全体に……。だから、ILOにつながっておるのは、公労法と地公労法の一カ条ずつなんですから、これはもう一つのものとして処理されるべきだと思う。使用者対被……

第38回国会 議院運営委員会 第30号(1961/04/21、29期、日本社会党)

○安井(吉)委員 ちょっとお伺いいたしたいのですが、その前に、このILOの問題は、自民党も、もちろん政府側と同様に賛成の意向だし、社会党も賛成だし、民社党も共産党もみんな賛成なんです。いつでも国会は全会一致の姿で通せる態勢にあると思うのです。ただ、それがどうしても一緒に特別委員会を設けなければいけないということで、二十八日間もこうやって時間を空費しておるのだと思うのです。だから、ILOそのものはいつでも通せる立場にあるという理解の上に立って物事を考えていかなければならぬのではないかと思います。そこで、さっき柳田さんからいろいろお話がありましたが、ILO条約と、関連法案と称されておるものと、一体……

第38回国会 議院運営委員会 第39号(1961/05/23、29期、日本社会党)

○安井(吉)委員 今のお話に私意見もありますし、その他いろいろお伺いしたいこともありますが、一点だけ、現実的な出席の問題にしぼってお尋ねしたいと思います。  先ほど来ずいぶんこの点は指摘されておりますが、ほんとうに会期内に全議案を議了するという姿勢が、今までの出席状況の中に見受けられないのであります。さっきお話があったように、私どもずっと各委員会を回ってみてもそうですし、本会議などでも定足数をお集めになるのにずいぶん苦労をされておる、そういう実情を、国会運営の一番重要な責任の立場にある自民党の現実の姿として見ておるわけです。そこで、国会対策委員長にお伺いしたいのですが、どういうところに原因があ……

第38回国会 大蔵委員会 第5号(1961/02/09、29期、日本社会党)

○安井(吉)委員 私、税制調査会の今回の答申に基づく国税並びに地方税を通ずる税制改正にあたりまして、その答申の内容にもよるわけでありますけれども、いささか場当たりな、単に手直し的な暫定的な、そういったような措置で当面を糊塗しておる、そういったような問題からいろいろ御質問を申し上げたいと考えておりましたが、時間がないので、いろいろの問題点はあと回しにして次回に譲ることにいたしまして、先ほども有馬委員から農協課税の問題についての御質問がありましたのに続きまして、その問題に一つ集中をしてお尋ねをしていきたいと思います。  その前にちょっとこの点だけお尋ねしておきたいわけでありますが、税制調査会での作……

第38回国会 大蔵委員会 第14号(1961/03/14、29期、日本社会党)

○安井(吉)委員 関税定率法改正法案その他の法案に関しまして、きわめて関心を持って今日まで関税率審議会の中等で御活躍いただいておりました堀江さんのお話を今お聞かせいただいたわけでありますが、これに関連いたしまして、二、三お尋ねを申し上げ、御意見をお聞かせいただきたいと思うわけであります。もっとも、これらの法案について、立法技術だとか、そういう点について私もだいぶ疑問を持っているわけでありますが、そういったような問題は、たしか来週委員会の審査が進んでいく段階に入るそうでございますので、その際に譲りまして、きょうは一、二大まかな点をお伺いいたしたいと思うわけでございます。  初めに、今貿易の自由化……

第38回国会 大蔵委員会 第15号(1961/03/15、29期、日本社会党)

○安井(吉)委員 ただいま御説明をいただきました税制調査会のこれまでの作業の結果につきまして、ごく大まかな点で二、三お尋ねを申し上げたいと思います。  初めに、私ども社会党の立場も、配偶者控除だとか専従者控除の白色への拡大というふうな問題について、従来主張しておりましたのが、今度取り入れられておりますわけですが、その中井はもう私どもの主張とはだいぶ違って、不満はきわめて多いのですけれども、制度的な取り上げ方をされたということには敬意を表する次第であります。そしてまた、租税特別措置法や、あるいはまた間接税の問題に深く入り込んだ検討が十分できていなかったということの自己批判を今されたわけであります……

第38回国会 大蔵委員会 第20号(1961/03/24、29期、日本社会党)

○安井(吉)委員 ただいままでの堀委員の御質問の中で、緊急関税の問題について相当部分尽くされているようでありますが、なるべくダブらないような問題を取り上げながら、二、三お尋ねをいたしたいと思います。  初めに緊急関税発動の要件の問題でありますが、第九条の二に「その他予想されなかった事情の変化」というふうな表現があるわけです。これはどういうことなんですか。予想されなかったものを今予想してくれというのは少し無理かもしれませんが、どういうようなものが一応考えられるか。
【次の発言】 予想することがなかなかむずかしいから、こういう表現になったのだろうと思うのです。それは特に突っ込んでお尋ねはいたしませ……

第38回国会 大蔵委員会 第21号(1961/03/25、29期、日本社会党)

○安井(吉)委員 初めに、ガット協定との関係につきまして、外務省からお見えだそうでございますので、二、三お尋ねをしておきたいと思います。  過去ずっと続いて参りました関税交渉で、現在何品目くらいに譲許の実績がなっているのでしょう、今度の新しい二千二百三十三品目中。その点……。
【次の発言】 その品目の取り方は、つまり今の旧品目じゃなしに、新しくできたタリフのあの品目の中でそういうことになるわけですね。
【次の発言】 今度大幅な定率法の改正が行なわれるわけでありますが、その中で譲許の問題に持ち込んでいかなければならないものがたくさんあると思うわけであります。その前に、現在の譲許品目の問題につきま……

第38回国会 大蔵委員会 第29号(1961/04/20、29期、日本社会党)

○安井(吉)委員 初めに、この大阪湾及び堺港総合整備事業計画の外債に関する問題につきましてちょっと申し上げたいと思うのですが、私どもが今までにいただいている資料は、政府の提案理由の説明、この三ページのものだけなんです。大体この裏業主体がだれで、どういう事業計画で、どういう借款の内容を持つのかということについての資料は一切いただいておりません。これはいささか不親切な態度ではないかと思うのです。これはもうこの事案だけについて言うわけじゃなしに、今までもこちらから要求しなければ資料をお出しにならない、そういう態度であったのじゃないかと思うのですが、一つこれを契機として、政府並びに委員長においてぜひ善……

第38回国会 地方行政委員会 第20号(1961/04/07、29期、日本社会党)

○安井(吉)委員 ただいままで地方税法改正法案に対しまして、同僚の議員の方々からそれぞれ一般的な問題につきまして質問が続けられて参っておりますが、私も今度の改正に関連いたしましたいろいろな問題につきまして、この機会に若干のお尋ねをいたしたいと思うのであります。  初めに、今度の改正は、税制調査会の昨年末における答申に従いまして案が作られたというふうに理解をいたしておるわけでありますが、私どもは税制調査会に対しまして、国税、地方税を通ずる抜本的な改正、そういうようなもので、特に地方税の分野では、住民負担の軽減と地方財政がより高い行政水準を確保できるような方向で改正が行なわれることを実は期待をいた……

第39回国会 大蔵委員会 第7号(1961/10/19、29期、日本社会党)

○安井(吉)委員 大蔵大臣はまだ三食あがっていない。そこでこれは人道上の問題だということです。ところがこの大蔵委員会という名前の委員会に大蔵大臣という名前の大臣が出てきてくれたのがこれで二回目です。これからあとまた出てきていただける機会がすいぶんないそうでございます。ですからずいぶん無理した計画で、こんな時間になっちゃったわけです。お約束はたしか二時間ということなんですが、私も念のため三時間分くらい実は用意したわけですが、しかし一つこの際、私のヒューマニズムをかき立てて一時間以内くらいで終わるようなつもりで要点をかいつまんでお尋ねをしていきたいと思います。  きょう私、これから先いろいろ問題に……

第40回国会 災害対策特別委員会 第7号(1962/07/07、29期、日本社会党)

○安井委員 今本名委員からいろいろ御質問がございましたし、時間も二十分と限られておりますので、できるだけ重複を避けて、数点についてお尋ねをいたしたいと思うわけであります。  まず初めに、今なお鳴動を続けているわけでございますが、これから先どういうふうな動きになるか、このままおさまるのか、それとも、もっと激しい状態に入っていくのか、そのお見通しを今までお知りの範囲内で一つお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 爆発以前におきましてもう少し予測が十分できたのではないかとか、あるいはまた、そうじゃないとか、そういったような事情を、先ほどの問答もございましたし、私も二、三お尋ねしたいわけでござ……

第40回国会 大蔵委員会 第27号(1962/03/26、29期、日本社会党)

○安井委員 関連して……。今のやりとりの中でちょっと感ずるのですが、更正の請求によって確定するのはいつですか。
【次の発言】 そういたしますと更正の請求というのもいわゆる申告納税方式の一つのフォームになるわけですね。
【次の発言】 そういたしますと、現実においてはいずれにしても申告納税制度のフォームの一つであるということは確かですね。
【次の発言】 そういう御説明だとするならば、先ほど横山委員がお触れになった第十六条第一項第一号の申告納税方式の規定がございますね。これにずいぶん問題があるということをさっきお話しになって、「納付すべき税額が納税者のする申告により確定することを原則」とする、これだ……

第40回国会 大蔵委員会 第42号(1962/07/10、29期、日本社会党)

○安井委員 時間の制約があるそうでございますので、伊藤参考人、清水参考人に一点ずつお尋ねをいたしまして問題点を明らかにしていただきたいわけでございます。  まず伊藤先生に伺いたいのでございますが、率直に問題点を申し上げますと、政府側の表現の自由制約についての論拠を突き詰めていきますと、最後の点におきまして、外国には関税法あるいは関税定率法の輸入禁制品の規定、それの予防的効果が及ばないのだ、だから輸入映画については別なのだ、最後はこういうことに落ちついているようであります。昨年の春私がこの問題を取り上げましたときの政府側の答弁も、「外国においてそれを製作する場合におきましては、わが国の刑事法規の……

第40回国会 地方行政委員会 第22号(1962/03/20、29期、日本社会党)

○安井委員 時間がだいぶ回っておりますので、次回にしようと思ったのですが、どうしてもきようやれということですので、要点だけお尋ねをいたしたいと思います。  その前に、先ほどの川村委員の御質問の中で、工業高等専門学校の地元負担の問題につきましてお話がございましたが、あの問題につきまして、私は予算委員会の分科会でもお尋ねをした経緯がございますが、その際に奥野財政局長は、問題の解決のために善処したいというお答えがあったわけでありますが、その後においてどういうふうな御努力をされておるか、その点を一つ伺いたいのであります。私が聞いております事情を申し上げますと、文部省は、今度のあの国立の学校を建てるため……

第40回国会 地方行政委員会 第36号(1962/04/28、29期、日本社会党)

○安井委員 関連して。時間の都合でちょっと間に入れさしていただきたいのですが、ごく概念的な問題を一、二お尋ねをしたいと思います。  初めに大野木参考人にお尋ねしたいわけでありますが、これはずいぶん難解な法案でございますので、私もよくわからない点がたくさんあるわけでございますが、ただこういったような印象を持つわけです。つまり、日本の社会保障制度というのはまだ非常に若いわけです。たとえば国民年金だって毎年改正が行なわれておるというふうな状態であります。そしてまた一ぺんにみなできたのではなしに、次々とできてくるわけです。そして今地方公務員についての退職年金制度が生まれようとしておる。こういう段階であ……

第40回国会 農林水産委員会 第7号(1962/02/15、29期、日本社会党)

○安井委員 私は、今度の年次報告やあるいはまた新年度の施策に関する問題につきまして、農林大臣にお尋ねをしたいわけでありますが、特に国際経済と日本農業との関連の問題、あるいはまた就業構造の問題、それから構造対策あるいは価格対策、さらに時間があれば水産政策等にも触れたいと思うのでありますが、まず前提的に、発表されました年次報告から受ける一般的な印象について初めに申し上げて、大臣のお考えをお聞きしたいのであります。  今度の年次報告の中では、経済の高度成長に対応しつつ日本農業は高い成長を示し、農民の生活水準もかなり上昇はした、しかし他産業との生産性の開差はかえって拡大し、生活水準差も同様に拡大してい……

第40回国会 農林水産委員会 第11号(1962/02/28、29期、日本社会党)

○安井委員 ただいま議題となりました開拓融資保証法の一部を改正する法律案につきまして質疑をいたしたいと思います。この法律案の内容そのものは簡単でありますが、私はこの法律の目的とする問題の源まで突きとめるというふうな意味で、昨年の開拓営農振興審議会が政府に対し行なった答申を一つの手がかりにしながら質問を進めたいと思います。  この答申につきまして賛意を表したい点も多々あるわけでありますが、その一方なお疑問な点も少なくないわけです。それはそれといたしまして、この答申にもうかがわれますように、ちょうど政府の開拓政策が今一つの転機にきかかっているような気がするわけであります。そこで、この場合、政府の開……

第40回国会 農林水産委員会 第13号(1962/03/02、29期、日本社会党)

○安井委員 私は、この際、自由民主党、日本社会党並びに民主社会党を代表いたしまして、開拓融資保証法の一部を改正する法律案に関し、附帯決議を付するの動議を提出いたします。  初めに案文を朗読いたします。    開拓融資保証法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   開拓農家は、その大部分のものが経営不振に陥っている現状にかんがみ、政府は、開拓営農振興審議会の答申を尊重し、同答申の示す諸事項につき、速やかに具体的施策を確立すべきものと思料せられるが、とりあえず、本法の施行に当っては、左記各項の実現に努むべきである。     記  一、開拓農家の本制度に対する利用率が極めて低い実情にかんがみ……

第40回国会 農林水産委員会 第22号(1962/03/22、29期、日本社会党)

○安井委員 ちょっと関連して、念のためにお尋ねをしたいわけでありますが、つまり関税定率法の第九条の二の緊急関税の規定でございますね。先ほどの大臣の御答弁の中では、関税を上げたり下げたりするのじゃなしに、現状維持なんだから、そんなのはいいと思っていたんだというふうな御答弁があったわけです。しかし、実は緊急関税の規定があるわけです。だから外国からのフラッドがあった場合、たくさん入ってきた場合に、これは去年国会の議決があって、私どもはこれを引き上げろという主張をしたわけですが、しかし原案通り政府限りで緊急関税の設定ができるということにきまりました。例のガット第十九条のエスケープ・クローズ、それに基づ……

第40回国会 農林水産委員会 第23号(1962/03/23、29期、日本社会党)

○安井委員 今回の日ソ交渉に関連いたしまして、農林大臣は三月七日に国内の漁船の自主規制についての指示をなさったわけであります。この指示は、各方面に非常に大きな反発を呼んでいるようであります。私どもが聞きました限りにおきましても、北海道や宮城県、青森県、富山県、香川県、新潟県等々の八つの県議会が反対の決議をしており、釧路、根室、函館、小樽、広尾、厚岸あるいは青森等の十二の市町村議会がこれまた同様に反対の決議をいたしているようであります。このように急速に反対機運が巻き起こったという例は私知らないわけであります。こういうような背景の中にこの指示が実行に移されるという段階を迎えようとしていると思うので……

第40回国会 農林水産委員会 第24号(1962/03/27、29期、日本社会党)

○安井委員 ただいま丹羽委員の御質問で、てん菜生産振興臨時措置法の一部を改正する法律案が提出されますまでのいきさつについて、質疑応答があったわけでありますが、私はさらにその問題についてお尋ねを続けたいと思うのであります。  この法律が今日まで果たしてきた役割だとかそういったようなことについては、先ほど言及された通りでありますが、三月三十一日でこの法律の効果が切れてしまうということは、これはもう法律ができたときからわかっていたことであります。そうして、続いてこのような法律措置を講じていかなければならないというふうな事情もあるということも、ずうっと以前からわかっていたところであります。ところが、政……

第40回国会 農林水産委員会 第32号(1962/04/17、29期、日本社会党)

○安井委員 石田委員に引き続きまして、上程されております二法案についてお尋ねを続けたいと思うのでありますが、今度の特に農地法の改正につきまして、農林大臣の提案理由の説明その他いろいろお聞きをいたしているわけでございますが、基本的に今日まで築かれた農地改革をゆるめる方向に進もうとするおつもりが、今度の改正の中の中心になっているのではないか、そのような印象を受けるわけでありますが、農林大臣、その点いかがですか。
【次の発言】 ただいま農林大臣の御答弁がございましたが、その御答弁が、いろいろな方向から私、反論できるような気がするわけであります。その一つとして、いささか旧聞になりますけれども、昨年の秋……

第40回国会 農林水産委員会 第33号(1962/04/18、29期、日本社会党)

○安井委員 昨日に引き続きまして、両法案に対するお尋ねをいたしたいと思いますが、きょうは特に農業生産法人に関しましていろいろ問題点がありますうち、二、三をお尋ねいたしたいと思います。  今度の改正法案の中で、農業生産法人につきまして、いろいろなタイプをおきめになっているようでありますが、私は農事組合法人ですか、そういうような新しい様式を政府がお考えになっているという段階におきまして、現在農業法人という形でいろいろありますようなものも、むしろそういったようなタイプに統一をしていくという、そういうような方向こそが望ましいのではないか、そのような感じを受けるわけであります。特に社会党は、農業生産組合……

第40回国会 農林水産委員会 第34号(1962/04/19、29期、日本社会党)

○安井委員 私は、討論に入る前に、ただいまの質疑打ち切りに際しましての委員長の態度に不満の意を表したいと思います。多くの質問通告者があり、保留者があり、かつまた要求大臣の出席をも得ないままに質疑打ち切りの措置に出たことをきわめて遺憾に存じます。  私は、日本社会党を代表し、政府提出、農地法の一部を改正する法律案並びに農業協同組合法の一部を改正する法律案、両案に対し、反対の討論をいたさんとするものであります。(拍手)  まず政府提出両法案につき、改正の要点を見まするに、農地等の権利取得の最高制限の緩和は、現在政府のいわゆる自立経営農家を確立するといたしましても、平均一町歩にも満たない現在の経営構……

第40回国会 農林水産委員会 第38号(1962/04/27、29期、日本社会党)

○安井委員 大臣はこの条約そのものの最初の締結者でありますが、今のようないろいろな問題が含まれている際、今度の話し合いの中で、条約そのものの持つ問題点にまでお話し合いを進めるお気持がおありなのかどうか、それを一つお伺いいたします。
【次の発言】 北洋における特に歯舞、色丹とかその他の安全操業の問題につきまして、やはりおいでの際十分お話し合いをなすっていらっしゃることが必要ではないかと思うわけでございますが、いかがですか。
【次の発言】 全鮭連が今日まで自主規制の問題につきまして大へん反対をしておりましたが、最近に至りまして、交渉の進展に伴いまして、政府の規制措置に協力する態度に変わったわけであ……

第40回国会 農林水産委員会 第43号(1962/06/02、29期、日本社会党)

○安井委員 時間が十分ないようでございますが、ごく簡単に、菜種の交付金、さらに大豆の交付金の問題につきまして若干お尋ねをいたしたいと思います。  三十六年産菜種の交付金が今なお未交付になっている状態にあるようでございますが、どういう事情からそうなっておるか、それにつきましてお聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御答弁では、初めてのことで実績把握に時間がかかって、特に流通経費の点検に日数がかかっているというふうなお答えでございますが、しかし昭和三十七年度産の新物も、もう六月ですから出回りが始まっているというふうな事態において、去年のものがいまだに農家の手元に入らないというこ……

第41回国会 災害対策特別委員会 第4号(1962/08/28、29期、日本社会党)

○安井委員 北海道の水害の対策につきましては、すでに前後二回にわたりましていろいろな角度から質疑が行なわれておりますし、きょうの私の質問は二十分以内でやれというような決定でございますので、今まで繰り返されましたいろいろな問題点は、これはまた機会を新たにしてお尋ねすることにいたしまして、きょうは、私が直接見聞きした現地での問題点の数点を端的にお尋ねを申し上げる、こういうようなことにいたしたいと思うわけであります。  先ほども私、会館の部屋で空知支庁管内の南幌町の陳情を受けたわけでありますが、石狩川の増水が江別川にバック・ウオーターの形で入って参りまして、ちょうど戦争にぶつかってその地点だけが工事……

第41回国会 地方行政委員会 第7号(1962/08/31、29期、日本社会党)

○安井委員 ちょっと関連して。今までの質疑応答を伺っておりまして、一つだけはっきりと確かめておきたいと思うのでございますが、警察当局に伺いたいのですが、今までダムの放水でいろいろ問題が起き、災害が起きた例があるわけでありますが、その管理不十分のために刑法上の処罰を受けたという例はありますか。
【次の発言】 すべての災害は天災というより実のところ人災だという大局論はあることはありますが、しかしそのような言い方は別といたしまして、水による災害というのは大体自然的な要素が非常に多かったと思います。ですから従来の河川法などの考え方もダムがこんなに一ぱいできるというふうなことまでは予想してなかったのでは……

第41回国会 内閣委員会 第12号(1962/09/03、29期、日本社会党)

○安井委員 私、この際、千歳空港における航空符制の問題につきまして、政府当局にお尋ねをいたしたいと思います。  千歳空港では、最近航空管制の上でいろいろな問題が起きているようであります。新聞の報道によりますと、八月、「十六日午後四時ごろ女満別―千歳間定期便の北日本航空機(乗客四十人)が千歳空港に着陸するため管制塔に指示を求めたところ、どういういきさつか後方の全日空機に着陸を指示した。このため北日本航空機が急ぎ上空で旋回した。瞬間、上方から第二航空団所属のF86ジェット機が突っ込んできて接触しそうになったが、小江機長の機転でかわし、事故を避けられたという。」全くあわやの瞬間だったというふうな記事……

第41回国会 農林水産委員会 第2号(1962/08/21、29期、日本社会党)

○安井委員 先ほどの石田委員の御質問に続きまして二、三点について伺いたいわけであります。  一番初めに、米価問題に関連いたしまして、予約減税のことでだいぶ論議がかわされたわけであります。  私もその論議の中で大臣が、どうも農民の立場を守る農林省を代表する、そういう方向からの御発言でないような気がして伺っていたわけでありますが、さらにこの問題につきましては御検討をされるということでございますので、私はこの際もう少し大臣に予約減税の背景といいますか、それについて知っていただきたいために二、三この際申し上げておきたいと思うわけであります。国税におきましてこれは一割ぐらいの農家にしか関係がない、こうい……

第41回国会 農林水産委員会 第4号(1962/08/23、29期、日本社会党)

○安井委員 政府からいただきました資料によりましても、諸外国の水産業、とりわけ漁獲数量は停滞ぎみであるような姿にもかかわらず、わが国のそれは戦後毎年増加をいたしているようです。しかしその伸長の裏に大規模ないし中規模の資本漁業が大いに伸びているわけですが、沿岸漁業の方はむしろ窮乏の一途をたどっているというふうな状態にあることに気づくわけです。そこで政府は三十三年の漁業制度調査会の諮問、三十五年の漁業基本問題調査会の諮問を経まして、今度漁業法、水協法の改正法案、それに沿岸漁業振興法案の提出というふうに運ばれたのだと思うわけでありますが、ただこの三法案の姿では一体今後の日本の漁業をどういうふうな方向……

第41回国会 農林水産委員会 第7号(1962/08/29、29期、日本社会党)

○安井委員 きょうは大豆、菜種の交付金に関する問題につきまして、二、三お尋ねをいたしたいと思います。  最初に、三十七年産菜種の、大豆なたね交付金暫定措置法による基準価格の告示があったわけでありますが、その内容や決定に至る経緯等につきましてお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 その価格は、やはり銘柄、格差別の価格を示さないで、いわゆる総和平均価格という、そういったような方式のわけですね。
【次の発言】 この大豆、菜種の基準価格の問題につきまして、この委員会あるいはその他の委員会でも、数度にわたりまして取り上げた経緯があるわけでございますが、それらの際に、価格が十分に生産者の生産費や所得を……

第41回国会 農林水産委員会 第10号(1962/10/11、29期、日本社会党)

○安井委員 この委員会といたしましては、すでに昨日この澱粉価格等につきまして決議が行なわれている段階でございますので、ごく簡単に二、三の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  初めに農業基本法第十一条の規定による農産物の価格安定に対する措置についてでありますが、政府は総合的にそれを検討し、その結果を公表しなければならないという規定があるわけであります。新聞等の報道によりまして、あるいはまたこの間の長官の御答弁の中にもあったわけでありますが、政府部内で現在進みつつあるということを伺うわけでありますが、今どういう段階にきておりますか。

第41回国会 農林水産委員会 第12号(1962/11/13、29期、日本社会党)

○安井委員 田母神さん、先にお帰りだそうでございますので、先ほどお話しになりましたコンサルタント協会のことについて、一つのアイデアだというふうに考えられるわけでございますが、その内容をもう少しお聞かせをいただきたいわけです。特にまた明年度県費の予算要求をその社団法人のためになすっていらっしゃるというような御説明もさっきあったと思うのです。特に農業改良普及制度は、きわめて不満足ではありますけれども、一応今ある国の仕組みの強化の問題も同時に考えられなくてはならないと思うのですが、その仕組みが農業改良普及制度の強化発展のために若干マイナスになりはしないかとかいうふうな反論もあるいはあるかと思いますの……

第41回国会 農林水産委員会 第13号(1962/11/14、29期、日本社会党)

○安井委員 私は、この前の臨時国会の終わりの段階で、農業構造改善事業に関する問題を取り上げて質問したことがございましたが、きのうの参考人の陳述、さらにきょう午前中から繰り返されております質疑の中で、それらの問題点がほとんど解決されず、むしろ深刻の度を加えているというふうな印象を受けるわけで、その点大へん残念だと思うわけであります。きょうはただいままで審議が続いて、またこれからあと東海林さんの質問もありますので、ちょうど自治大臣以下自治省から御出席でございますので、自治省に関係のあります部分だけをお尋ねいたしまして、きょうのところは終わりたいと思うわけであります。  初めに、この農業構造改善事業……

第41回国会 農林水産委員会 第14号(1962/11/15、29期、日本社会党)

○安井委員 私、主として最近告示になりました農安法並びに大豆なたね交付金暫定措置法によるイモ澱粉価格、さらに大豆価格の問題につきましてお尋ねをしたいと思うわけでございますが、一応決定に至る経緯、計算基礎等を先に伺ってからにしたいと思うのですが、一つ簡単にでも御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 一応御説明を今承ったわけでございますが、まず初めに、この結論が下されてから、十一月一日付のウナ電が生産者の方から私の方へきていますので読みますと、「本年産澱粉価格並びに大豆基準価格の決定につき、本日生産者代表協議の結果、法の精神を骨抜きにしたものとして絶対承服でき得ないものであり、重ねて要請の実……

第43回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1963/02/13、29期、日本社会党)

○安井委員 今の宮城県の問題に関連いたしまして、ちょっとお尋ねしたいわけであります。  私も現地へ行っていろいろ話を聞いてきた記憶からいいましても、とにかくひどいものだというような気がするわけです。今、島上さんは具体的なあれをお話しになりませんでしたけれども、ちょっと申し上げてみますと、県庁の各課が発注をして、現物を納入した日付も一応私ども調べているわけでございますが、社会課は、青山染工場に名入れタオル千六百本、これは四万八千円ですが、十二月十二日に発注して十二月二十六日に納入しております。同じく藤崎にタオル六千箱、これは十一月の二十四日発注で十二月十日納入、それから同じくふろしき三万枚、金額……

第43回国会 農林水産委員会 第2号(1963/02/01、29期、日本社会党)

○安井委員 中澤委員に引き続きまして、農林大臣の施政についての御方針の発表に対しまして、質問を続けたいと思うわけでございますが、私、あと乳価問題を初め畜産の問題については湯山委員から質問がございますし、その他ずいぶんお尋ねしたい点はたくさんあるわけでございますが、時間も十分でないと思いますので、そのうちから特にこの際大臣の御見解を伺っておきたい数点につきまして、質問をいたしたいと思うわけであります。  その中でまず初めに食管制度の問題につきましてお尋ねをいたしたいわけでございますが、この大臣の御説明の中に、「最近における食糧需給事情その他経済事情の推移にかんがみ、食糧管理制度について検討を進め……

第43回国会 農林水産委員会 第4号(1963/02/06、29期、日本社会党)

○安井委員 簡単に一、二点お伺いをいたします。  初めに蓮池参考人に伺うわけでございますが、先ほど二十億の買い上げがきまったことによりまして、申し込みをとっているというふうなことでございますけれども、その申し込みの状況は業者側からすごく殺到して処理に困るような状況なのか、のろのろ進んでおるのか、そういうふうな進み方の工合について一つお話を願いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、今までいわゆる滞貨といわれているうちの、特にデッド・ストックの部分ですね。それが八割くらいが出ているということになりますと、大体デッド・ストックはどのくらいだというふうに事業団はお見込みだったのですか。

第43回国会 農林水産委員会 第6号(1963/02/12、29期、日本社会党)

○安井委員 ただいまの二法案につきまして、きょうは基礎的な問題数点につきましてお尋ねをしたいと思います。  まず初めに、現在の農業協同組合の系統金融の問題でありますが、私どもも見ておりまして、いろいろ問題があるようにも思うわけでございますが、農林省として、その問題点をどういうふうに把握されておりましょうか、それをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今度も近代化資金あるいは農林漁業金融公庫資金等につきまして改正措置が行なわれるわけでありますが、私は、それももちろん大切な問題ですが、いわゆる系統金融の問題についてそれの改善についての努力、これがまず先決問題ではないか、そういうふうな考えを持……

第43回国会 農林水産委員会 第21号(1963/03/20、29期、日本社会党)

○安井議員 ただいま議題となりました水産物の価格の安定等に関する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  わが国の水産業は、戦後上昇の一途をたどり、昭和三十六年度には漁獲高が六百七十一万トンに達しました。見落としてはならないことは、このような急激な発展の槓杆となりましたものは、イカ釣漁業、揚繰きんちゃく網漁業、サンマ棒受網漁業等中小漁業者によって営まれる漁業であって、そのおもなる魚種は、イワシ、イカ、サンマ、アジ、サバ等一般家庭の食膳をにぎわす大衆魚であるということであります。  これらの大衆魚は、北海道、東北地方あるいは九州方面等水揚地点における受け入れ態勢の不十分な漁場に片……

第43回国会 農林水産委員会 第29号(1963/05/16、29期、日本社会党)

○安井委員 閣内不統一の問題が出まして大臣の答弁が長くなったものですから、あと三十分くらいの間に質問者二人おりまして十分時間を持てないのが残念でございます。したがいましてたくさんある問題のうち一、二点だけ大臣にきょうのところは御質問を申し上げ、残余の質問は次の機会に事務当局にお尋ねをいたしたいと思います。  先ほど足鹿委員の質問に対しまして、掛け金の国庫負担割合の変更に関しては、掛け金が増加する分については、大臣は責任を持って補てん措置を講ずるということを言明されたわけであります。私もそのお考えに対して、責任を持ってというところに特に力を入れた御発言でございましたので、それをぜひ期待をいたした……

第43回国会 農林水産委員会 第32号(1963/05/23、29期、日本社会党)

○安井委員 大筋の論議は終わっているように思うわけでございますので、私、きょうは、この際一そう明らかにしておいていただくことが適当であると思われる若干の問題について、数点お尋ねをいたしたいと思います。  まず第一番目に、今度の改正によりまして共済組合に対する当然加入基準について相当ゆるめるというお考え方を示しておられるわけであります。組合の結成につきまして、あるいは組合の当然加入の問題につきまして、そのような改正を行なおうとされているわけでありますが、それによりまして現実に組合はどれくらい減るのか、あるいはまた加入者の面においてもどういうふうな変化が起きるようにお考えになっていられるか、それを……

第43回国会 農林水産委員会 第33号(1963/05/28、29期、日本社会党)

○安井委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、農業災害補償法の一部を改正する法律案に対し、附帯決議を付するの動議を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。   農業災害補償法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は本法の施行にあたり、次のとおり措置すべきである。   一 最近におけるわが国農業事情の著しい変化に即応し、新たなる角度から農業共済制度の在り方について抜本的な検討を加えるため、法律に基づく調査会を設置すること。   二 制度改正後の予算については、現在の予算規模を大巾に超えた額を確保すること。   三 基準収量の設定については、組合等が農家の自主性を尊重して……

第43回国会 農林水産委員会 第35号(1963/05/30、29期、日本社会党)

○安井委員 だいぶ御質問申し上げたいことがあるわけでございますが、大臣のお帰りの時間があるそうでございますので、きょうのところは御協力を申し上げて、一応私のお尋ねをしたいうちの総論的な部分をやることにいたしまして、あとは来週また時間がございますので、そのときひとつゆっくりお伺いをすることにいたしたいと思います。  昭和三十四年の七月七日に内閣総理大臣から農林漁業基本問題調査会に諮問がありまして、最終的に、昭和三十五年の十月二十六日に「漁業の基本問題と基本対策」という答申が行なわれたわけです。この答申に対して全国の漁民は非常に大きな期待を持っていたと思うのです。農業に農業基本法があるように、漁業……

第43回国会 農林水産委員会 第36号(1963/06/04、29期、日本社会党)

○安井委員 この間に引き続きまして、主として政府提出の沿岸漁業等振興法案に関しましてお尋ねを進めてまいりたいと思うのでありますが、私は、沿岸漁業を振興する上におきまして最も基礎的な重大な意義を持つのは、沿岸漁民のための漁場を確保するということではないかと思います。ところが政府御提出の法案の中には、そのような問題に対する基本的な理念というようなものが示されていないわけであります。この点、私は今回の政府案における大きな弱点だと思うのでありますが、この点について政府はどういうふうにお考えでございますか。
【次の発言】 いまいろいろお話がございましたが、私は沿岸漁業者についても、漁業権の問題は漁業法と……

第43回国会 農林水産委員会 第38号(1963/06/06、29期、日本社会党)

○安井委員 時間がだいぶ過ぎておりますし、あとの予定もあるそうでありますので、お尋ねしたいことはたくさんあるわけでございますが、一つだけ私の考え方を申し上げて後意見をお伺いしたいのであります。  たいへん貴重な後意見をお聞かせいただきまして、これからの審議の上にも非常に役に立つと思うのでございますが、角屋君も言いましたように、全体的にとにかく政府原案を修正するような形で早く国会を通してくれ、そういうようなところに結論が落ちついているように思うのでございます。ただ私は、これから修正をするのかしないのか、これはあすから開かれます小委員会の中でいろいろ話し合いが行なわれると思うのでございますが、そう……

第43回国会 農林水産委員会 第41号(1963/06/13、29期、日本社会党)

○安井委員 私はこの間大臣に、ただいま提案されております法案審議の前提として、甘味資源に関するいろいろな問題についてお尋ねを続けていたわけでございますが、それらの問題についてもなお伺っておかなければならない事項がたくさんあるわけですけれども、それはあとにいたしまして、きょうは政府から御提案になっております甘味資源特別措置法案の内容にわたりまして、若干のお尋ねをいたしたいと思います。  政府は昭和三十四年に甘味資源自給力強化総合対策を発表し、昭和四十三年の国内の甘味資源総需要量を百五十二万トンと押え、その半分の七十五万トンを国内糖でまかなう計画を立て、これを基礎に糖価水準を立て、関税、消費税の基……

第43回国会 農林水産委員会 第44号(1963/06/25、29期、日本社会党)

○安井委員 大豆なたね交付金暫定措置法の第二条第二項による基準価格の決定の期限が、たしか六月三十日だったと思いますが、目前に迫ってきた段階におきまして、政府のこれに対する態度をきょうはひとつ伺いたいと思います。  初めになたねの作付状況は、ことしは例の長雨被害等もあり、例年と違う様相を呈しているように聞くわけでありますが、ことしの作付面積の状況、推定実収高の状況、特にそれらを平年と比較した形において反収の問題にも当然触れていただかなくちゃいけないと思いますが、それらの生産の状況について、まず政府の御調査の結果をひとつ伺いたいと思います。

第43回国会 農林水産委員会 第45号(1963/06/27、29期、日本社会党)

○安井委員 いま角屋君からもお尋ねがございましたが、開拓者資金融通法の一部を改正する法律案は、私の見るところでは、いわゆる新振興対策の一環として立法の運びになったものであると思うのでありますが、この法律案の内容は、金利や償還年限の一部をちょっと手を加えるというふうな程度でありまして、その問題ももちろんただいまの質疑の中でも金利の引き下げ等の措置が十分でないのではないかというふうな角屋議員のお話もあったわけでございますが、その背後にある、いわゆる新しい営農振興対策の方向というようなものを私ははっきり見きわめるということがこの際非常に大切なことではないかと思うのです。そのような考え方に立ってこの法……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第9号(1964/05/27、30期、日本社会党)

○安井委員 この際資料をお願いいたしたいわけですが、ILOのエリック・ドライヤー委員長から、結社の自由に関する実情調査調停委員会委員長の井筒及び付属文書が政府にきているはずですが、あすの質問に関係がありますので、あすの朝までにひとついただきたいと思います。

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第10号(1964/05/28、30期、日本社会党)

○安井委員 ILOの結社の自由に関する実情調査調停委員会のエリック・ドライヤー委員長の書簡が、大平外務大臣並びに各提訴の労働組合に対して過日届いたわけであります。初めに私はその内容につきまして、さらにまたそれに対する政府の対策についてお伺いをいたしたいと思うのであります。  今度のこの書簡は、この委員会にこの事件における各申し立てを付託することに同意された日本政府の決定を高く評価いたします、とこう述べながらも、きわめてきびしい態度でしたためられているわけであります。  大体考えてみましても、八十七号条約批准の問題は、ILO結社の自由委員会の第百七十九号事件関係報告をくってみますと、第三十二次報……

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第11号(1964/05/29、30期、日本社会党)

○安井委員 昨日に引き続きまして、本日は条約や法案の内容について若干のお尋ねをいたしたいと思うわけであります。  いままで入れかわり立ちかわりいろいろな角度からもう問題点が出尽くした感がございますが、私は、いままですでに論じ尽くされた面については比較的簡単に通り過ごしながら、もう少し詰めたらいいのではないかと思われる問題だけに時間をかける、こういうことで進めてまいりたいと思います。  一番初めに在籍専従やチェックオフの問題でありますが、これもいままでの質問の中で論じ尽くされた感があるわけでありますが、ただこの問題についてのある委員の御発言の中には、チェックオフや在籍専従を認めることは、職員団体……

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第13号(1964/06/03、30期、日本社会党)

○安井委員 私の質問は時間の関係でこま切れになってしまいまして、きょうは文部大臣がお見えでございますので、主として文部省に関係した事項を中心にいたしまして、その他議題となっております諸案件に関しお尋ねを進めてまいりたいと思うわけであります。  まず初めに、教育関係の公務員の場合における職員団体の加入につきまして、管理職の問題があるわけでございます。政府原案によりますと、この管理職については政令で定める基準に従い、人事委員会規則または公平委員会規則で定める、こういうふうな書き方になっているようでありますが、政令で基準を定めるという考え方は、いかなる理由によるものでしょうか。いままでもいろいろお答……

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第15号(1964/06/10、30期、日本社会党)

○安井委員 ただいま私の要求に対しての資料の御提出をいただいたわけでございますが、さっきの理事会の話し合いによりまして、この質問は後日に譲りたいと思います。ただ、この資料の中で、国家公務員の団体と地方公務員の団体との交錯ですね、これはクロスする場合があり得るわけですが、それについてこの資料で明らかにされていないことが一つと、それから教育公務員の場合ですね、国家公務員である大学の職員、あるいはまた地方公務員である公立学校の教職員、こういう場合はこの表だけでいけるのか、あるいはまた、教育公務員の場合は別な組み合わせというものが、マル・バツが出てくるのではないかとも思うのですが、そういう面についてこ……

第46回国会 災害対策特別委員会 第20号(1964/10/09、30期、日本社会党)

○安井委員 北海道の冷災害を中心にいたしましてお尋ねいたしたいと思います。  特に本委員会では中山委員長以下委員派遣をいただきまして詳細な調査を進められて、先ほど報告が行なわれたわけでございますが、その御努力に敬意と感謝をささげますとともに、その報告に関連いたしまして、委員長から、各種の要望についてはぜひ実現の努力をするようにとの特別な御発言がございました。それの成果を期待するものでございます。私も委員の諸君と一緒に歩きましたし、独自の立場でもあちこちの災害事情をつぶさに見てまいったつもりでございますが、いままでもこの委員会でいろいろな角度から問題が取り上げられておりますし、時間も制限されてい……

第46回国会 商工委員会 第34号(1964/04/21、30期、日本社会党)

○安井委員 私、この際、北海道木材化学株式会社がこのたび倒産いたしました問題に関連いたしまして若干お尋ねいたしたいと思います。御無理を願って質問の機会をいただいておりますし、だいぶ時間がおそくなっておりますので、短い時間で、端的なお尋ねという形で進めてまいりたいと思いますので、そういうおつもりで政府側も御答弁願いたいと思うのです。  北海道木材化学株式会社は、昭和三十四年四月の設立で、昨年の五月に工場が一応完成いたしまして、八月から操業をしておる、その出資は九億八千万円、ところがその出資額のうち北海道が二億五千万円、北海道東北開発公庫が二億円、つまり出資額の四六%をこういったような機関出資で占……

第46回国会 地方行政委員会 第2号(1964/01/30、30期、日本社会党)

○安井委員 若干政府に資料を要求いたしたいと思います。固定資産の評価がえ作業が自治省において進められておるようでありまして、各地においてそれについて関心を呼び、波紋を生じておるようでありますが、それに関しての資料をお願いいたしたいと思うのです。  第一は、固定資産評価基準でありますが、先ほど官報の分厚なものをお配りいただいたのですが、これでは理解しにくいと思いますので、もう少し解説的なわかりやすいものをひとつおつくりを願いたい。  それから第二に固定資産評価がえの件業のスケジュール、これは当初お示しになっておりましたが、どうもずっと作業がおくれているように見受けるわけでありますが、今後どういう……

第46回国会 地方行政委員会 第5号(1964/02/06、30期、日本社会党)

○安井委員 公営企業金融公庫法改正に関連いたしまして、地方公営企業そのものの問題点を一昨日の委員会におきましても論議いたしていたわけでありますが、地方公営企業が、公共の福祉増進という方向で成果をあげている事実はそれといたしましても、最近の情勢は、客観的ないろいろな事情を反映いたしまして、事業そのものが非常な苦境にある事態を、昭和三十七年度地方公営企業決算の概況に関する自治省の報告その他からうかがい知ることができるわけです。事業別に見ましても、交通事業は総事業の約七割が赤字であり、病院事業はその五割、水道事業は三側が赤字というふうな実態が示されております。特に最近は、公共料金一年間ストップという……

第46回国会 地方行政委員会 第7号(1964/02/11、30期、日本社会党)

○安井委員 ただいま議題となっております地方税法の一部を改正する法律案は、固定資産評価がえにからんでの問題でございますので、きょう私は、主として法案の前提になります評価がえの問題につきましてお尋ねをいたしたいと思います。  今度自治省が、全国の市町村に各資産の評価がえを全面的にやらせておられるのは、三年ごとの定例的な評価がえではなくて、固定資産評価制度調査会の答申を経ての抜本的な対策としての評価がえだという点において、私どもも関心を持っておりますし、国民も非常に大きな関心を持って今日まで見てきているわけです。その結果がどういう形であらわれているかは、ただいま資料をお願いしておりますわけで、これ……

第46回国会 地方行政委員会 第9号(1964/02/14、30期、日本社会党)

○安井委員 きょうは、大蔵省あるいは法務省からもおいでをいただいておりますので、大臣お見えですけれども、初めにそちらのほうのお尋ねを進めていきたいと思います。  今度の固定資産評価がえの適用は、もちろん市町村税である固定資産税、それから道府県税である不動産取得税、そのほか市町村税の都市計画税、これらに当然適用になるわけですが、しかし、さきの固定資産評価制度調査会の答申の中では、現在まで同じ固定資産に対する評価が、国税の場合と地方税の場合でまちまちであるので、それの全面的な統一をはかるということもあの調査会の答申の重要な柱の一つであるわけです。そういうふうに私ども伺っており、今日までその方向で作……

第46回国会 地方行政委員会 第15号(1964/02/28、30期、日本社会党)

○安井委員 警察法の一部を改正する法律案につきまして、改正内容は二ヵ条しかないので、私どもわりあい簡単に考えていたのですが、しかしいろいろ疑問も出てまいりましたので、この際その内容にわたりまして若干お尋ねをいたしたいと思います。  改正法案の初めの部分は定員増加でございますが、警察庁の定員十名増加の内訳について、いただいております資料にも載っているようでありますが、もう少し御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 そのほか、ことしの場合は警察官の増員の計画はないわけですね。
【次の発言】 定員の問題はまたあとにいたしまして、もう一つの改正規定は、六十条の二の規定を新設するわけでありますが……

第46回国会 地方行政委員会 第22号(1964/03/16、30期、日本社会党)

○安井委員 参考人、たいへん御苦労さまでございます。主として住民税や固定資産税の問題について、税調のこれまでの審議の経過や、あるいはまたこれからの御方針等についてひとつ承りたいと思うのであります。  まず所得課税の問題につきましては、所得税という面が一つございますし、同時に道府県民税及び市町村比税というふうに、同じ所得に対して三重に課税が実は行なわれているわけであります。ですから、国税における所得税の減税の問題だけを切り離して論議をしていては基本的な問題点を取り違えるおそれがあるのではないかと思うわけです。特に所得税の課税については、生活費に課税をすべきでないとか、そういうふうな論議がいろいろ……

第46回国会 地方行政委員会 第23号(1964/03/17、30期、日本社会党)

○安井委員 私は地方税法等の一部を改正する法律案外一法案につきまして、後ほど修正案を提出するという考えを持っております関係もございまして、大臣に対して最後的に重要な問題点につきましてお尋ねを進めてまいりたいと考えているわけですが、ちょうど参議院の関係で大臣いま部屋を出られておりますので、その間若干の問題点につきまして政府御当局にお尋ねをいたしてまいりたいと思います。  一つは、公団住宅の関係でありますが、公団住宅に対する固定資産税の軽減措置につきまして、自治省は通達で市町村を指導されているそうでありますが、そのとおりになかなか実行ができていないところもあり、公団家賃の問題にこれがはね返ってきて……

第46回国会 地方行政委員会 第24号(1964/03/19、30期、日本社会党)

○安井委員 この九十六条の第一項第七号ですね。この規定は、つまり七千万円という一つの線を引くという規定だと思います。だからこの七千万円の線から下は、専決処分でいい。七千万円から上は議会の議決を経なければいけない、そういう一つの線をこれできめているわけです。ですからそういうところからいって、おきめになったお気持ちは、当時私はここの委員でなかったものですから特に伺いたいのですが、この七千万円というところをこれよりあまり下げてもいけないし、上げてもいけないし、大体この辺がいいだろうというところで、七千万円という線をお引きになったんですか、どうですか。

第46回国会 地方行政委員会 第26号(1964/03/26、30期、日本社会党)

○安井委員 まず赤津大臣の御就任をお祝い申し上げます。  地方自治の問題も、それからまた国家公安の問題も、問題だらけで、地方自治体が中央集権化のもとに圧迫をされております現状、公安の問題では前大臣がおやめになったその経過からも明らかであります。そういうような点で、御健闘を祈りたいと思います。  その御就任の最初の機会に、ただいま日韓会談が行なわれているわけでございますが、それと地方自治との関係につきまして若干のお尋ねをいたしたいと思うわけであります。ここは外務委員会ではありませんし、まあ外交的なこまかい問題には入らないにいたしましても、日韓交渉がその成り行きいかんによりましては、地方自治体に対……

第46回国会 地方行政委員会 第27号(1964/03/27、30期、日本社会党)

○安井委員 このたびの遺憾きわまるライシャワー傷害事件につきましては、先ほど来の阪上委員の質問によりまして、相当その中身が明らかにされたわけでございますが、黒金官房長官はすぐにお帰りにならなければいけない御予定があるそうでございますから、官房長官にお尋ねしたいことが実はたくさんあるのですけれども、これは非常に重要な問題だと思いますので、ただ一点だけしぼって端的に伺いたいと思うのです。  先ほどの質疑の中にもございましたが、この事件をめぐる責任問題でありますが、早川国家公安委員長の辞職という形で一応いまあるわけでございますが、二十五日の赤澤新国家公安委員長決定後の黒金官房長官の記者会見の模様が伝……

第46回国会 地方行政委員会 第32号(1964/04/09、30期、日本社会党)

○安井委員 それでは、ちょっと財政局炎にお尋ねしたいわけでありますが、地方公共団体の行政水準の向上という課題があります。これについては、都市は都市なりに、農村漁村等はそれなりに、非常に大きな財政需要の増加に四苦八苦をしているという状態でありますが、それらに対する財政の調整機能あるいはまた財源補償という機能を、この地方交付税の中で果たさせているわけでありますが、しかし現実はなかなかそうはなっていないで、単に、国がかってに計画をした施策のしりぬぐいのために地方交付税が使われている、こういうふうな実態がある点は、先ほど来の同僚委員の指摘のとおりだと私は思うわけです。そこで、いわゆる地方交付税の本来の……

第46回国会 地方行政委員会 第33号(1964/04/10、30期、日本社会党)

○安井委員 きのうですか、地方公務員の給与住宅の問題についてちょっと伺って、資料をお願いしていたわけでありますが、いまお示しをいただきました職員公舎に関する調べでは十分な実態がわからないのであります。大体現在都道府県で三万八千戸、市町村で二万八千戸、合わせて六万六千戸くらいの職員公舎を持っているということでありますが、これらに対しまして財源付与はどういうふうにされておりますか。
【次の発言】 職員に対する給与の問題は、きわめて重大な問題であります。これは大臣に伺っておきたいわけでありますが、給与そのものについても、時間がありましたらさらに触れたいと思うのですが、一応最近の傾向として、国家公務員……

第46回国会 地方行政委員会 第34号(1964/04/14、30期、日本社会党)

○安井委員 関連して。大臣、いま参議員院のほうに行かれるそうですから、関連して伺っておきたいのですが、いまの茨木市職の問題についても阪上委員から指摘がありましたように、各方面からの調停の動きがあったわけです。その中でも地労委等も調停に乗り出そうという意向を示したが、結局市当局が当事者であるところの調停中し入れについては、自治法第九十六条で市議会の同意が必要なわけです。ところがこれがおそらく見込みがないだろう、こういうようなことで手を引いたというふうなことがあるわけです。現行法ではどうしてもそういうふうな手続を踏まなければいけないわけでありますが、それでは地方公営企業労働関係法の調停機能を、現実……

第46回国会 地方行政委員会 第37号(1964/04/23、30期、日本社会党)

○安井委員 法案の中身に入るに先立ちまして、風俗営業をはじめ警察官職務執行の全体にわたる問題で一点だけ伺っておきたいと思います。  新聞によりますと、今度東京オリンピックの治安対策について政府で検討をされていることが報道されているわけでありますが、新聞記事だけの報道によりますと、酢っぱらいの取り締まりの強化だとか、あるいはまた環境の浄化のための対策等が立てられ、閣議の中では、たとえばこのオリンピックを成功させるための警備対策として、警備体制強化のため自衛隊の活用や戸口調査の復活もやるべきじゃないかというような意見も出て、国家公安委員会のほうでは巡回調査の方法も検討している、こういうふうな記事が……

第46回国会 地方行政委員会 第38号(1964/04/24、30期、日本社会党)

○安井委員 法案の中身につきましても若干お尋ねをしたいのでありますが、文部省や厚生行からおいででございますので、この法案の中に取り入れることがよいかどうかは別として、広く風俗営業と呼ばれていい分野で規制が十分に行なわれていないトルコぶろだとかボーリング場だとか、そういうような問題について初めにお尋ねをいたしたいと思います。  まず、ボーリング川という、新しいスポーツですか、娯楽ですか、そういうふうな形態が現に行なわれているわけでございますが、これについてもいろいろ問題があるという点が先日来の論議の中でも指摘されております。  そこで、警察庁といたしましてこの問題につきまして問題点をどういうふう……

第46回国会 地方行政委員会 第39号(1964/04/27、30期、日本社会党)

○安井委員 私、ちょっと法律的な面からいろいろ伺いたいと思いましたが、先生は法律のほうの御専門でないそうでございますが、先ほど、風俗学的な立場から年齢のことをちょっとお触れになったので、この際ちょっと伺っておきたいと思うのであります。まあ私どもも青少年の人たちのすこやかな成長を念ずる立場から、やはり不健全な社会環境を幾らかでも除去してあげておくということが私どもの任務ではないか、そういうふうに思うわけで、したがっていまの風俗営業等取締法の問題に関連いたしまして、いろんな問題を論議してきたわけでありますが、その青少年の取り締まりの対象の年齢が十八歳というふうにいまの法律はきめられております。それ……

第46回国会 地方行政委員会 第40号(1964/04/28、30期、日本社会党)

○安井委員 ちょっと関連して伺いたいのですが、この行政書士に書類を書いてもらったときの料金の問題ですがこれはいろいろな書類によって違うでしょうし、どういうふうな仕組みになっているのかそれからもう一つ、資格条件が何か上がったので、料金も少し上げなければいかぬというようなことになると、これはちょっと困ると思うのですが、そういう因果関係ができないような配慮というものも必要じゃないかと思いますが、その点いかがですか。

第46回国会 地方行政委員会 第41号(1964/05/07、30期、日本社会党)

○安井委員 ただいまの石田さんの御発言に関連してちょっとお伺いをしておきたいのですが、その前に、私どもは今度の国会に提出されました地方税法改正法案、あるいは地方税法等の一部を改正する法律案、これらについて、特に固定資産税の問題では、新評価をいまの段階で決定するということは問題があるではないかということを、繰り返し政府に申し上げていたわけであります。だから、現在直ちに評価を決定することなしに、特に暫定期間を置いて、つまり新評価は三年間たな上げして、三年後でなければ使わないという、そういうふうな法律案の内容になっておるのだから、いまきめるべきではないではないかと、繰り返し申し上げたわけであります。……

第46回国会 地方行政委員会 第44号(1964/05/14、30期、日本社会党)

○安井委員 このたびの地方自治法等の一部を改正する法律案の内容の主たるものは、大京都政に関連する問題が大部分でございますが、きょう審議の最終段階に至りまして、私は総括的な御質問を政府にいたしたいと思うのでありますが、その前に一般的な問題につきまして、政府の御見解を承っておきたいと思うわけであります。  東京都の問題は私は二面あると思うわけであります。一面は、現在の東京都の都政の現実のあり方が、東知事もオリンピックにはきわめて熱心で、行政の方向はすべてそれに集中されているような感があって、本来の都民の生活につながるような問題のほうはおろそかにされているというような印象も私どもわきから受けるわけで……

第46回国会 地方行政委員会 第45号(1964/05/15、30期、日本社会党)

○安井委員 大臣が問もなくお帰りになると思いますので、お帰りになってから、最近、地方自治にとって重大な関心を持たなければならない問題もいろいろ起きておりますので、お尋ねしたいと思うわけですが、その前に、十一日に自治政務次官から都道府県知事に対して昭和三十九年度地方財政の運営に関する通達が出ておりますことに関連してのお尋ねを二、三いたしたいと思うわけでありますが、きょうは福岡県の問題が取り上げられてまいりまして、そういうふうなローカルな問題が出ておりますので、私どものほうにも地方におけるいろんな問題があがってきておりますうちの二、三を、この機会にお尋ねをしておきたいわけであります。山口県の和木村……

第46回国会 地方行政委員会 第48号(1964/05/22、30期、日本社会党)

○安井委員 私ども、いままで道路交通法一部改正法案につき、審議を重ねてまいったわけでありますが、今日の道路交通問題は、法律による取り締まり規制という問題だけでは解決できないわけであります。道路交通は、大都市においてはきわめて逼迫をしております。渋滞が各所に見られるわけであります。それとともに、交通事故は激しくふえて、一つの戦争で死傷者を出すと同じくらいな数が、あるいはそれ以上の数が一年において生じている、とこういうふうな現実があるわけであります。そのためには、総合的な立場から問題の解決に当たらなくてはならないわけで、私どもも常に政府の御当局にそのことを要求をし続けてまいり、この委員会も、かつて……

第46回国会 地方行政委員会 第49号(1964/05/26、30期、日本社会党)

○安井委員 前回も運輸省よりおいでをいただきましていろいろ伺うつもりでございましたら、時間の関係でせっかくおいでいただきながら失礼をしたわけでありますが、きょうはまず道路交通を確保するという問題に関しまして、初めに運輸省においてのいろいろな対策についてお伺いいたしたいと思うわけであります。  基本問題調査会の答申もございますが、当面最も大きな課題の一つになっておりますこの問題に対しまして、運輸省としてどういうふうな取り組みをなすっていらっしゃるか、特に最近の問題点について御見解をお聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 現在まだ答申も出て間もない段階でございますので、そういうお答えだろうと思……

第46回国会 地方行政委員会 第53号(1964/06/05、30期、日本社会党)

○安井委員 ちょっと午後の審議でいろいろ資料をいただきたいのがあるのですが、そのうち特にいまお願いしておきたいのは、一つは先ほども質疑がございましたが、今度の団体供済の中に加入するのが適当であるかないかということでいま論議の対象になって、今回の法律からはじかれた団体が、国保中央会が先ほど例にあがりましたが、そのほかだいぶあるのではないかと思いますけれども、自治省でいろいろ御検討されました団体はどれとどれであったかというふうに、それがわかるような資料をいただきたい。どういうふうなものが検討の対象になったかということですね。それを一つ。これは今回は間に合わなくても、将来また考えなければならないとい……

第46回国会 地方行政委員会 第54号(1964/06/09、30期、日本社会党)

○安井委員 時間がなくなっておりますので、この問題についての、さらにまた暴力団事件についての根本的な問題を、もう少し別の機会にお尋ねをし、警察庁当局もことしの重点的な問題点として取り組んでおられるそうでございますので、私どももそれに呼応して、もっと真剣に取り上げる態度に進みたいと思いますが、きょうは一、二点だけ伺って、あるいはまた資料をお願いする、こういうことにいたしたいと思います。  最近の暴力団の傾向が広域化し、系列化の方向に進んでおり、さらにまた地方進出の方向が顕著であるというような点、あるいはまた武装暴力化の方向に進んでいるというふうな点、こういうような問題点をはっきり一つの事件として……

第46回国会 地方行政委員会 第62号(1964/07/28、30期、日本社会党)

○安井委員 だいぶ時間も過ぎてまいりました。あと現地視察に行く予定もございますので、さらにまたいまの阪上君の質問は相当広範囲にこの問題を取り上げております関係もあって、重複を避けて、補足的に数点についてお尋ねをいたしたいと思います。  私は今度の爆発事故、それから六月の昭和電工の川崎工場における死者十八名、負傷者百二十名を出したあの爆発事故、さらには新潟地震における昭和石油のあの事故、こういう一連の事故は、今日の経済政策が、その打ち出しは高度経済成長というふうなことで、経済の成長だけに重点が置かれて、それに伴って必ずいろいろな危険などが出てきたり、公害を生じてくる。その公害の最たるものが、今度……

第46回国会 地方行政委員会 第64号(1964/09/01、30期、日本社会党)

○安井委員 ただいまも人事院勧告についての質問がございましたが、私も引き続きまして今度の八月十二日における人事院勧告と地方公務員給与との関連の問題を政府御当局にお尋ねをいたしたいと思います。  まず、勧告の本質の問題でございますが、時間がありましたらこれは十分その問題に取っ組むのがほんとうだと思うのですが、きょうはたくさん質問がありますので、この点省略的な形で進めさせていただきたいと思うのですが、ただ私は地方公務員給与の問題を扱っておられる自治省として、あの勧告をどういうふうに受け取られているか、あれについてどういうような感じ方を持っておられるのか、それをお聞きしておきたいわけであります。

第46回国会 地方行政委員会 第65号(1964/09/10、30期、日本社会党)

○安井委員 この面の国会を通過した風俗営業等取締法一部改正法の八月一日施行以来の動きについて、いま亀山委員からいろいろ御質問があったことに対する御当局の答弁で、大体一応の姿をのみ込むことができたわけでありますが、一口に言ってしまえば、八月一日からの実施で、きょうは九月の十日ですから、その結果が今後どういうふうにはっきりした姿であらわれてくるかということについて、まだしっかりした結論を得ていないという段階ではないかと私は思います。おそらくきょうの御答弁は、八月中くらいの結果を押えてのお答えだろうと思いますから、そういうことではないかと思います。私どもが聞きたいのは、一応深夜喫茶の取り締まりを中心……

第46回国会 地方行政委員会 第66号(1964/10/09、30期、日本社会党)

○安井委員 いまの紅谷委員の質問で尽きているわけでありますが、ちょっと関連して大臣にお尋ねしたいわけでありますが、実はきょうは、私もゆうべの夕刊で官房長官談話を見たものですから、官房長官、さらに増原国務大臣もぜひ来ていただいてお尋ねをしようと考えておりましたら、向こうの都合でそれができないそうですから、官房長官や増原大臣に対する質問を自治大臣に向けたのじゃちょっとお門違いかもしれませんが、やはり池田内閣の閣僚としてぜひ聞いていただきたいわけであります。地方の公務員給与は地方の自主財源でやれという官房長官談話、これはどこまで政府側の真意があるのかどうかわかりませんけれども、これくらい奇妙な言い方……

第46回国会 地方行政委員会 第67号(1964/10/27、30期、日本社会党)

○安井委員 私は第二班の調査の結果につきまして、その概要を御報告申し上げます。  この調査の目的は二つございまして、第一は大阪府における風俗営業等に関する調査であり、第二は、和歌山県における地方行政に関する総合調査であります。  派遣委員は森田重次郎委員長のほか、田川誠一理事に秋山徳雄委員と私の四人でありますが、大阪府では、渡海元三郎理事のほか亀山孝一、奥野誠亮、和爾俊二郎、阪上安太郎、門司亮、栗山礼行の各委員がオーブザーバーとして現地参加され、和歌山県でも、渡海元三郎理事及び阪上安太郎委員がオブザーバーとして参加され、調査室からは、崎川主任調査員及び直江調査員、それに委員部から峰崎参事が同行……

第46回国会 予算委員会 第10号(1964/02/08、30期、日本社会党)

○安井委員 毎年春の年中行事のようになっております日ソ漁業交渉は、三月三日からモスクワでまず科学技術小委員会から開かれるそうでありますが、ことしはマスの不漁年に当たっておりますし、その上日ソ漁業条約そのものも改定時期が二年後に迫っているという事情もあり、昨年のような早いスピードで妥結がもたらされるかどうか問題がございますが、いずれにいたしましても、これまでは毎年交渉のたびに漁獲数量が減り、あるいはまたいろいろな規制が大きくなるという過去の経験からいたしましても、わが国の北洋漁業が不利な立場に陥らぬよう強く望まれるところであります。この交渉に臨む政府の態度をまず赤城農林大臣から伺いたいと思います……

第47回国会 地方行政委員会 第2号(1964/11/19、30期、日本社会党)

○安井委員 ちょっと関連いたしまして、本部長に一点だけ伺っておきたいと思います。  楢崎君の容疑は、公務執行妨害罪容疑だというふうにお話があるわけでありますが、ただその執行妨害のあり方、その手を広げたときの状態が執行妨害と見られておるのか、打ったときの状態が執行妨害というふうに言われておるのか、その点ですが、どうでしょう。
【次の発言】 すると広げたときのやつはそうでなしに、打った状態だけを言われる、そういうことのようですね。  そこで公務執行妨害罪は刑法の第九十五条の規定であるわけでありますが、「公務員ノ職務ヲ執行ステルニ当リ之ニ対シテ暴行又ハ脅迫ヲ加ヘタル者ハ三年以下ノ懲役又ハ禁錮二処ス」……

第47回国会 地方行政委員会 第3号(1964/11/20、30期、日本社会党)

○安井委員 関連して。本部長、どうしても四時にはお帰ししなければならないということで、そういう理事会の申し合わせでございますので、いまお帰りになります前に、もう時間がありませんので、ほんのわずかお伺いをいたしておきたいと思います。どうせまたこれから一度二度とおいでをいただかなくてはならないと思うわけでございますが、いまちょっと伺っておきたいのは、中里巡査、年齢は幾つで、警察経歴はどれくらいの方ですか。
【次の発言】 たくさんお聞きいたしたいことはありますが、この人は合気道やその他武道のなかなかの達人だというふうに伺っておりますが、そうですが。

第47回国会 地方行政委員会 第5号(1964/12/03、30期、日本社会党)

○安井委員 きょうあと三時半から警察の問題の質問に入りますので、それまでの間二、三の点についてお尋ねをいたしたいと思います。残った問題はあすの朝から続けることにお許しをいただきたいと思います。  これは調査室からいただいた資料ですが、調査室でつくっても自治省でつくられた数字が基礎になっているのだと思いますから、それでお答えを願いたいわけでありますが、まず第一番目に、財源所要額について六百億円総額において必要だという御算定であります。この六百億円の内訳は、給与改定、寒冷地手当の改定、共済負担率の改定、管理職手当の改定というふうになっておりますが、特別職の分、都道府県の管理職あるいは議員とか、こう……

第47回国会 地方行政委員会 第6号(1964/12/04、30期、日本社会党)

○安井委員 きのう中途になりましたので、残りの部分に対するお尋ねを続けてまいりたいと思います。  きのう財政局長から大体の今度の給与改定についての財政措置の問題について、いろいろお話を伺うことができたわけでありますが、地方公共団体における国庫補助職員、たとえば改良普及員だとか、そういった補助職員がたくさんあるわけでありますが、それに対する財源措置。それからもう一つは、一般会計ではありませんが、国民健康保険の職員、これらに対する財源措置。それから臨時職員がいるはずですが、これに対する措置。そういったような点につきまして、今回の措置の中でどういうふうに具体的になされているか。それをひとつ伺います。

第47回国会 地方行政委員会 第9号(1964/12/15、30期、日本社会党)

○安井委員 法案の審議に先立ちまして、私はこれは特に大臣からお答えを願いたいと思っている点でありますが、どうも最近における法案審議に私は非常に不満を持っているものであります。この脚地方公務員の給与財源付与に関連するところの地方公付税の特例法案をこの委員会が審議を終えまして、参議院に送ったわけでありますが、その際、私どもが審議を打ち切ったのは五日、それに前後していわゆる財政課長通達なるものが出て、いま自活体の中に非常に大きな混乱を巻き起こしております。これは私最近ちょっと二、三聞いてみましても、期末手当にプラスアルファした場合は地方交付税からその分を差し引くというような趣旨の内容だそうであります……

第47回国会 地方行政委員会 第10号(1964/12/17、30期、日本社会党)

○安井委員 一昨日の委員会におきまして、今度の人事院勧告に伴う地方公務員の給与改善措置に関し、自治省財政課長内簡なるものが出されているという問題につきまして、私お尋ねをし、私からもさらに他の委員からも、その内簡を資料として御提出願うことをお願いを申し上げていたわけでございますが、それはどうなりましたか。
【次の発言】 いまの御答弁がございましたけれども、国会議員が正規の要求をする形で資料の御提出を願う、こういう形での問題提起でございますが、たとえ内簡でありましても、地方自治体に非常に大きな影響を与えているわけでありますから、私どもが国の行政に関して調査を進める上においてこれは重要な資料だと思い……

第47回国会 予算委員会 第7号(1964/12/05、30期、日本社会党)

○安井委員 本年は新潟地震をはじめ、災害がたくさんあった年でありますが、特に豊作年と言われながらも北海道の冷害凶作、それから中国、四国、九州にわたる二十号台風、さらに八月来からの長雨災害、これは福島、宮城等にわたるわけでございますが、こういう災害も多発をいたしております。とりわけ北海道の冷害は深刻かつ異常であります。この臨時国会が始まるまでの閉会中にも、十数回各委員会で取り上げ、災害対策がいろいろの角度から講ぜられてきて、大体いま仕上げの段階にきているような気がするわけでありますが、私は、きょうは一番特徴的な北海道の冷害凶作の問題を焦点に据えながら、政府の災害対策の問題についてのお考えをお聞き……

第48回国会 地方行政委員会 第7号(1965/02/18、30期、日本社会党)

○安井委員 関連して。これは行政局長、いまここまで来ている段階で、あとの始末はどういうふうになるわけですか。懲戒という手続があったのですね。あったその段階において……。
【次の発言】 そこで私、大臣に申し上げたいわけでありますが名札をつけるということは、ある意味においてはそれは効果があると思います。それはやはり私らは大臣を存じ上げていますけれども、会った人はテレビに出ていたおじさんということで、だれか知らぬ。吉武という名札をつけておいていただいたほうが都合がいいだろう。局長から課長、皆さんいらっしゃるのですけれども、委員部の諸君や速記の皆さんも、あるいは国会議員もつけていたほうが居眠りなんかで……

第48回国会 地方行政委員会 第11号(1965/03/02、30期、日本社会党)

○安井議員 ただいま議題となりました地方公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案につきまして、提出者を代表して、その提案の趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。  最近の急速な経済成長の陰で、わが国の社会保障の水準は相変わらず低い状態に置かれております。特に物価高を背景として、社会保障の飛躍的な拡充が望まれるところであります。  さらに、最近における医療費の急激な増加は、各種共済組合の財政収支を悪化させ、組合員に過重な負担をしいる掛け金引き上げを余儀なくさせており、このまま放置するならば医療保険は崩壊の危機に追い込まれるのであります。また、老後の生活安定のための年金保障制度の確立は、今日、……

第48回国会 地方行政委員会 第14号(1965/03/09、30期、日本社会党)

○安井委員 私もいまの妙な話を伺っていたのですけれども、文部省のいまの作業はずっと以前から続いてやっているのですか。いつごろからです。ずっと以前からこの一割ということでやっていたわけですか。
【次の発言】 これはだれにお聞きしたらいいか、自治省ですか、いまの文部省がやっておられるようなこういう例はほかにたくさんあるのですか。
【次の発言】 たしかことし単価が変わりましたね。ことしは幾らになったわけですか。
【次の発言】 そうしますと、私いまの華山さんとの問答を聞いておりますと、七万八千何がしというのは、文部省としては自信がないということですか。つまりその一割落としが正しいという御判断なのか。何……

第48回国会 地方行政委員会 第16号(1965/03/12、30期、日本社会党)

○安井委員 持ち時間十五分だそうですから十分お尋ねできませんけれども、初めに総括的な問題として、租税負担率等の問題をちょっとお伺いをしたいわけです。どちらの参考人のお答えをいただけるか、どちらでもけっこうでございますが、ひとつその点をお伺いしたいわけでありますが、その前に私どもいま地方税法の改正案の審議をしていますが、現在国会には国税についての諸法案と地方税の諸法案と、政府提出のものがあるわけです。ところが実は税調の四十年度の税制改正の答申というものがその前にあるわけです。その前にもう一つ長期税制の答申があるわけです。三つこう並んでいるわけです。ところが、私どもの目から見ますと、どうもその三つ……

第48回国会 地方行政委員会 第18号(1965/03/18、30期、日本社会党)

○安井委員 佐野委員の質問に関連してお尋ねいたします。過般衆議院予算委員会の昭和四十年度予算案の審議終結の段階において、水道問題の処理に関し、社会、自民両党間で合意に達し、大蔵大臣をはじめ政府側は、その合意事項を誠意をもって実行する旨答弁を行なっていますが、いまなおその具体的な実行段階に至っていないことは遺憾であります。この際、現在の時点における政府のお考えを、自治大臣よりお答え願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま自治大臣の御答弁によりますと、従来の政府の態度よりある程度前進していることは認めますが、しかし、われわれの期待にはほど遠く、私は不満であります。今後、党と党の間の話し合いがな……

第48回国会 地方行政委員会 第21号(1965/03/25、30期、日本社会党)

○安井委員 私はこの法律案の内容にわたりまして少しお尋ねをしたいのでありますが、それに先立ちまして、ただいま佐野委員も指摘をされていた点でありますが、この法律案が出てきた背景や町村合併の本質とでもいいますか、そういうふうな問題について若干お尋ねをいたしたいわけであります。  今日の市町村の規模は、これでは困ると思われるような、そういう事態もあります。その反面、いささか過大で処理に困るというふうなものもあるようであります。つまり現在ある姿が完全無欠だと言うことはできないと思います。そういうふうな中で、この市町村合併という問題を私どもが考えていく場合には、もっと市町村合併が進められてよいのではない……

第48回国会 地方行政委員会 第22号(1965/03/26、30期、日本社会党)

○安井委員 関連してお尋ねしたいのですが、昭和三十九年度から四十年度にかけての当面の対策として、三十九年度の給付費の決算不足額についての処理と、それから事務費の不足額の増額問題についていまお触れになったのですが、具体的にこれは補正予算で措置をする、こういうふうに理解してよろしいわけですか。
【次の発言】 その場合の不足分についての金額の問題がありますね。これは決算してみなければわからないことだろうと思いますが、一応現在の段階において、厚生省としてどの程度をお考えになっているか。調整交付金の特別措置をしなければいけないわけですが、その分を含めてどのくらいのお考えを持っているか。  それから事務費……

第48回国会 地方行政委員会 第24号(1965/03/31、30期、日本社会党)

○安井委員 大臣はあとで戻ってこられるそうですから、大臣に対する質問はあと回しにいたしまして、初めに、農林省からおいでいただいておりますので、山村の財政にとりまして重要な意義を持っております国有林野に関する市町村交付金の問題につきまして若干お尋ねをいたしたいと思います。  山村は例外なしに財源が乏しくて地方交付税にたよって運営をしているわけであります。しかし国有林を持っております地帯ではそれに関する交付金が大きな財源になっている事実を見のがすわけにはいきません。  そこで政府に伺いたいわけでありますが、自治省の税務局からもおいででございますので、現在山林のうち、固定資産税の対象になっている面積……

第48回国会 地方行政委員会 第25号(1965/04/02、30期、日本社会党)

○安井委員 ちょっと関連して伺いたいと思います。  一番初めに文部省地方課長から事件の概要についての御報告がありました。その御報告は県の教育委員会からの報告をそのままここでお話しになったのだと思うわけであります。私も現地で現実に調査したわけではありませんけれども、私が聞いております事実とだいぶ食い違いがあるわけです。  そこで伺いたいのは、県の教育委員会段階で本人その他から事情の調査を十分に行なって県教委の判断が行なわれたのかどうかということです。その点については、私どもの聞いたところでは、県の教育委員会において本人から話を聞いたというふうな事実もないようだし、それから本人に特に親しい人たちか……

第48回国会 地方行政委員会 第26号(1965/04/06、30期、日本社会党)

○安井委員 いろいろいままでのお話を伺っておりますと、暴力団というものは、たいへん重宝なものであるがやっかいなものだ、そういうようなふうに理解されるわけでありますが、つまりいろいろ外からやっかいな問題がふりかかってくる場合には、持ち前のその力でそれを処理してくれるし、しかしそれが逆にこちらのほうに裏返しにひっかかってくる、こういうふうなものではないかというふうに思うわけでありますが、いまちょうど興行問題が出ておりますので、そのほうから先にお伺いをいたしたいと思います。  暴力団と興行との結びつきが、沿革的にも古いものだというふうなお話を、先ほども永野さんから伺ったわけであります。そういうふうな……

第48回国会 地方行政委員会 第27号(1965/04/08、30期、日本社会党)

○安井委員 もう時間がおそくなりましたから、一つだけ伺って終わりたいと思います。  港湾労働と暴力団の関係、さらに、いまは建設業と暴力団との関係、そういう形で問題が取り上げられました。先日は興行界やあるいは芸能人と暴力団との関係、そういうようないろいろな角度からこれまで扱ってきたわけでありますが、きょうのように港湾、建設業の関係ということになると、暴力団の動きからの側面と、もう一つは、労使関係の問題と、この二通りに分けて考えることができるのではないかと思います。  暴力団との関係から言いますと、特に港湾労働というのは、沿革的にもそういうふうな傾向を持っていたわけでありますし、最近興行界における……

第48回国会 地方行政委員会 第31号(1965/04/23、30期、日本社会党)

○安井委員 まず大臣にお尋ねいたしたいのでありますが、いま本島委員から詳しく事実問題等についてお尋ねがあったあとでございますので、私は重複を避けて要点だけにとどめたいと思います。  きのうの本会議でもこの問題につきまして、私、総理大臣や自治大臣にお尋ねをいたしまして、これらの東京都における事件は、自民党は、総裁選挙でやたらな金が使われているというふうなことから、これっぽちの金が議長選挙の予備選挙で使われたって、こんなものは大した問題でないじゃないか、こういうふうな自民党の都議の諸君の談話が新聞にも出ておるわけなんでありますが、そういうようなことからすれば、政治の大もとを正すべきだという点につい……

第48回国会 地方行政委員会 第32号(1965/04/27、30期、日本社会党)

○安井委員 両参考人のお考えをちょっと伺っておきたいわけでありますが、先ほどのお話の中にも、国の財政援助というふうなことばがあったわけですが、一番初めこの新産都等の計画が出ましたころは、何か国が主体になってやるんだ、国が援助するんじゃなしに、国が主体になってやって、まあ地元のほうは一銭も出さないというわけじゃないが、むしろ国の計画に対して地元が援助するんだというぐらいな計画で最初あったように思うのです。いろんな新産都の会合なんかへ出ても、政府のほうは、これが計画がきまりましてからあと地方がやって、政府のほうはまあ余裕があればお手伝いします、国会の答弁がそうなってしまっておるわけですね。一番初め……

第48回国会 地方行政委員会 第34号(1965/05/07、30期、日本社会党)

○安井委員 たくさん問題はあるわけですが、細谷委員に続きまして二、三の点についてお尋ねをいたしたいと思います。  法制局おいでですか。
【次の発言】 それでは先にお伺いいたしたいのは、政府提出法案のスタイルの問題でありますが、今度のこの法律の提案のしかたについては、消防法及び消防組織法の一部を改正する法律案という形で出ているわけです。ところが、現実には消防法と消防組織法と別々な法律であって、従来の慣例からすれば、別々な改正法案という形で提出されるのが普通ではなかったかと思うわけです。しかしことしの場合には、これが一本の形で出されているわけであります。これはほかにもこういう例は今度の国会からだい……

第48回国会 地方行政委員会 第35号(1965/05/11、30期、日本社会党)

○安井委員 地方公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案に関し、なお問題点はあると思うのでありますが、二点について自治大臣から率直な御答弁をいただきたいと思います。なお退職年金のスライド制の問題その他についてもお尋ねいたしたいのでありますが、時間の関係もございますし、先ほど来の各委員の御質問の中で相当明らかにされておりますので、その点には融れないことにいたします。  私のお尋ねいたしたい第一点は、最近の地方公務員共済組合の短期給付の現況を見ますと、医療費の増加に伴い財政悪化が進み、かつ組合員の負担が漸次増加する現状であり、その上に医療費の緊急是正の問題が生じ、財政悪化と負担増加の傾向は一そう……

第48回国会 地方行政委員会 第36号(1965/05/13、30期、日本社会党)

○安井委員 最近地方自治体の中で、世間からとかく非難をされるような事件が相次いで起きておりますことは、たいへん遺憾に思うわけであります。地方財政が非常に苦しくなって、ある種の危機の事態があらわれているのではないかとさえ私は考えるわけでありますが、それだけに自治体自身もしっかりした考え方や態度で仕事にあたっていただかなければならないと思うわけであります。すべての問題を全部自治省だけが処理せよというわけにもいきませんで、ただ違法な問題等については、自治省は監督的な立場で当然断固たる処置に出るべきだと思いますが、地方自治体自身の立場が、しっかりしてもらわなければいけない、こう思うわけであります。東京……

第48回国会 地方行政委員会 第39号(1965/05/29、30期、日本社会党)

○安井議員 私は、提案者を代表し、ただいま議題となりました東京都の議会の解散に関する特別法案に関し、提案の理由を御説明いたします。  東京都議会の議長選挙をめぐる贈収賄事件その他の汚職事件のため逮捕または起訴された自民党所属の都議会議員の数はすでに十七名に及び、議長交際費の使用に関する疑点等の問題もこれに重なり、都議会に対する非難の世論は日ごとに高まり、当然のこととして都民の解散請求のリコール運動も激しさを加えてまいりました。  この現状に対し、都議会内部においても、全員総辞職解散を行ない議会の浄化をはかろうとの動きが出ましたが、汚職議員を含む一部議員の反対によって果たせず、過日の臨時会におい……

第48回国会 地方行政委員会 第40号(1965/05/31、30期、日本社会党)

○安井委員 海上保安庁において、あるいは運輸省において、ただいまの御報告につけ加える点がありましたらお願いしたいと思います。
【次の発言】 事故の原因につきましては、なお詳細調査中だということでありますが、いま調査をされているのはどこの役所ですか。海上保安庁ですか。運輸省ですか。その所轄に基づきまして、正確なことはもちろん言えないでありましょうけれども、大体こういうような点が重要ではないかと思うような点がありましたら、ひとつこの際御発表願いたいと思います。
【次の発言】 運輸省からもおいででございますが、いまの海上保安庁からの御答弁によりましても、水先案内人の手違い、またはパイロットと本船の操……

第48回国会 地方行政委員会 第41号(1965/06/01、30期、日本社会党)

○安井委員 いま華山さんから詳しく水資源の問題や、水道財政の問題で御質問がありましたので、私はもうごく簡単に、二、三点にしぼって、きょうおいでいただきました両参考人の方と、それから政府のほうにお尋ねをいたしたいと思います。  水道料金の値上げの問題についても、いまお触れになって、昭和四十三年度までの三ヵ年の収支に基づいての今度の料金アップの計画であったのが、これもはっきりした結論を得ないままに定例議会を終わってしまわれた、こういうふうに伺っているわけでありますが、長期の見通し等については先ほど来のお話で尽きていると思いますが、短期的に見て事業計画に今度の料金値上げの問題が確定を見ないということ……

第48回国会 予算委員会 第12号(1965/02/15、30期、日本社会党)

○安井委員 私は、地方財政を中心といたしまして、この機会に政府の御見解を伺いたいと思うのでありますが、経済企画庁長官が何かお急ぎだそうでございますから、先にいたしたいと思います。私の質問の構成が、実は、長官だけ先にするとこわれてしまうのですが、しかし、御都合があるそうですから、先にいたしますので、それだけにぜひひとつ満足できるような御答弁を願いたいわけです。  長官に伺いたいのは、最近の物価の問題であります。例の東京都の水道料金の問題も、この委員会でもこの間取り上げられたわけでありますが、その問題を私はきょうは特にあとで伺っておきたいと思っているわけですが、いま長官お立ちだそうですので、その問……

第49回国会 地方行政委員会 第1号(1965/07/31、30期、日本社会党)

○安井委員 ただいま永山自治大臣からごあいさつを伺い得たわけでありますが、私も、自治大臣並びに国家公安委員長としての御就任に対しお喜びを申し上げます。大臣は特に自治体の御経験がおありなそうですから、そういう意味でも私どもは期待を持っておりますし、なかなかの野人性の持ち主で、官僚機構のワクに負けないでひとつがんばっていただきたい、こういうふうに期待を申し上げるわけであります。  しかし、その反面、若干不安もなくはありません。永山さんのことを日の丸大臣だとかうしろ向き大臣だとか、そういうたいへん不遠慮な批評をする人もあります。これはいままでの大臣のお働きなさってきましたその経過の中からそういうふう……

第49回国会 地方行政委員会 第5号(1965/08/12、30期、日本社会党)

○安井委員 大事な問題ですから、関連して、私はちょっと確かめる意味でお尋ねしたいのですけれども、前に、地方交付税が少し余分にあるというふうなことで、自治省は特別な法律案を国会に出して、その年に使わないで翌年に繰り越しているということもいままではあったわけです。ところが今度は、ひょっとすると補正予算が組まれて、法人税あるいは酒税等が減額された形で国の予算が組まれる、こういうことになったら、明らかに三割近くの減額になってあらわれてくるわけです。ですから地方のほうは、ほしい交付税の額があったのを翌年に繰り越したという過去のそういう経過があるわけですから、もしも万一の場合が出てきた場合は、翌年に交付さ……

第49回国会 地方行政委員会 第6号(1965/10/04、30期、日本社会党)

○安井委員 地方公務員の給与改定等の問題についてお尋ねをいたしたいわけでありますが、地方公務員の給与は、例年国家公務員の給与改定と関連して処理されるという習慣があるわけでございますが、 そういうふうな関係もありますので、きょうは総務長官の出席は願えませんでしたけれども、総理府の増子人事局長がおいでだそうでございますので、政府がこの人事院勧告を国家公務員の給与改定にどう実施していくのかという点につきまして、まずお伺いをいたしたいと思います。  八月十三日に、政府並びに衆参両院議長に対して、人事院は勧告を行なったわけでありますが、それについて政府は今日までどういうふうな御処理をなすってこられている……

第49回国会 農林水産委員会 第8号(1965/10/01、30期、日本社会党)

○安井委員 北海道、東北の冷害対策につきまして、先ほど来の質問があり、大体問題点は出てしまったように思いますし、さらにまた、政府側の調査も現段階では十分ではないようでございますので、もう少し先の段階でひとついろいろ質問をすることにいたしまして、きょうは時間がだいぶ過ぎておりますので、ほんのわずかの時間、先ほど来の質問の補助的な意味でお尋ねをいたしたいと思います。  私もこの数日、北海道全道ではありませんけれども、上川の北部地帯その他につきまして現地を歩いてみて、思った以上の冷害の深刻さに驚いたわけです。手当たり次第に持ってきた稲のサンプルもそちらのほうにありますから、ひとつごらんになっていただ……

第51回国会 地方行政委員会 第3号(1965/12/24、30期、日本社会党)

○安井議員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和四十年度の地方交付税の総額等の特例に関する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  自民党政府の高度経済成長政策のあふりを受け、昭和三十六年度を峠に地方財政は悪化の方向に転じ、本年度においては一般的な悪化要因の上に、一、政府が当初予算において国税三税収入につい  て大幅な見積もり違いをし、そのため今次補正  予算において減額補正を行なったことから、地  方交付税額が約五百十二億円落ち込んだこと。二、そのため地方税の減収もかつてない五百三十  二億円の大幅額にのぼること。三、国家公務員に対する給与改定の人事院勧告に  準……

第51回国会 地方行政委員会 第5号(1965/12/27、30期、日本社会党)

○安井委員 ただいま本案は原案のとおり可決されましたが、これまでの委員会審議の中で各委員からしばしば主張されましたように、本案は今日の地方財政の危機対策としては多くの矛盾や欠点を持っており、私どもは、これらの欠点を除去した対案としての法案を提出しておる次第であり、私はいま可決されました原案に対し、なお納得しがたいので、国会法第五十四条に基づき少数意見の報告をいたしたいと存じますから、念のため申し上げておきます。

第51回国会 地方行政委員会 第6号(1965/12/28、30期、日本社会党)

○安井委員 ちょっと伺いたいのですが、いままでもとの法律によっての税金の入る額をお聞きしていましたけれども、今度変わったことによって、税額のほうはどういうことになりますか。

第51回国会 地方行政委員会 第16号(1966/03/18、30期、日本社会党)

○安井委員 先ほどの秋山委員の質問にちょっと関連して一点だけ伺っておきたいのですが、鎌倉市の予算編成についての事件、自治大臣、御存じですか。
【次の発言】 どういうふうにお考えですか。
【次の発言】 私もよくわからないのだけれども、先ほどの秋山さんのお話によれば、新しい改正案による計算で税金をはじいて予算に出した、それが市議会から、そんな税法は国会をまだ通っていないじゃないかと言われて、助役が進退伺いを出した、こういうところまでいま行っているのですね。だから、この場合問題になるのは、一体自治省は市町村の予算編成についてどういうふうな指導をされているのですか。

第51回国会 地方行政委員会 第18号(1966/03/24、30期、日本社会党)

○安井委員 福田大蔵大臣にお尋ねいたしたいと思います。  二月の十四、十五両日にわたりまして、予算委員会で地方税法改正の中の固定資産税の問題につきまして議論をいたしましてから、きょう三十九日目で地方行政委員会における話し合いがつき、このあと三党共同修正をもって土地の免税点を八万円、家屋の免税点五万円、償却資産の免税点三十万円、さらに水道に対する電気ガス税の非課税措置につきまして措置されることにお話し合いがついたわけでありますが、これによって五十数億円の当初の地方財政見積もりより減収を見ることになるわけであります。このことは、私どもは、政府原案では最初当然見込むべきものでない増収を見込んだという……

第51回国会 地方行政委員会 第20号(1966/03/29、30期、日本社会党)

○安井委員 ただいま提案されております法案に関連いたしまして、きょうは特に国有林野交付金の問題についてまずお尋ねいたしたいと存じます。  今度の改正法案の中には、国有林野に関する交付金について全く触れられていないわけでありますが、この法律の対象になります国有資産等の評価の問題については、各資産ともにそれぞれ多くの問題を持っているように思います。特にこの法律が民間の資産に対する固定資産税の身がわりとしてできたという経緯があるにもかかわらず、一般の固定資産税と国の交付金、納付金との間のアンバランスはおおうべくもない問題だと思います。とりわけ国有林野の問題につきましては、私も昨年の三月三十一日のこの……

第51回国会 地方行政委員会 第21号(1966/03/31、30期、日本社会党)

○安井委員 ただいま議題となっております法案に関しまして、一昨日、自治大臣の御出席はいただけなかったわけでありますが、今度法案の上に明記されておりません国有林に関する交付金が、民間の資産に対する固定資産税と均衡がとれていないのではないかという点を中心にいたしましていろいろお尋ねをしたわけであります。きょうは永山自治大臣御出席でございますので、その点をさらに詰めて質問を続けたいと思うのでありますが、農林省のほうからあとでお見えだそうでございますので、その問題はあと回しにいたしまして、同じく一昨日、工場誘致条例の問題をあわせてお尋ねをしていたわけでございますので、その問題のほうを先にお尋ねをいたし……

第51回国会 地方行政委員会 第32号(1966/05/12、30期、日本社会党)

○安井議員 ただいま議題となりました地方公営企業法の一部を改正する法律案外二法案に関し、提案者を代走し、その要旨につき御説明申し上げたいと思います。  資料につきましてはすでに配付済みと聞いておりますが、四月二十三日付の地方公営企業法等改正法案の要点という刷りものにつきまして申し上げたいと思います。  私どもが社会党の法案を提案する趣旨は、今回の地方公営企業の危機に対するための対策としての政府の法案がきわめて多くの欠点を持っているからであります。したがって、それにかわるものとしてわれわれの長い間の検討の結果をまとめまして、これから申し上げる三法案という形に仕上げたわけであります。  私どもが政……

第51回国会 地方行政委員会 第45号(1966/06/23、30期、日本社会党)

○安井委員 ILO八十七号条約の批准に伴う国内法の処理の問題につきまして、たな上げ部分の政令が出るという段階を迎えたわけでございますが、私どもそれをずっと以前から関心を持って見ていた立場からいたしますと、およそ八年越しのこの問題への取り組みが、問題点のたな上げという形で一年間延びたかと思うと、公務員制度審議会ではきわめて不正常な形で結論を出してしまう、そういうふうな事態において、全く憤激にたえない次第であります。こういうふうな事態が起きたものですから、国会は非常な混乱におちいりまして、ようやく六月二十日の三党幹事長書記長会談で申し合わせを行ない、特に衆議院の正常化が果たされたわけであります。こ……

第51回国会 予算委員会 第13号(1966/02/14、30期、日本社会党)

○安井委員 私は、きょうの質問では、この間のこの委員会の質疑の中で相当大きな論議を呼び、その結論がはっきりつかないままになっております固定資産税の増税問題を焦点として若干の御質問をいたしたいと思うのでありますが、その前に、先ほども有馬君からも、地方財政についてのお話があったわけでありますが、それらの問題その他につきまして、若干のお尋ねをいたしたいと思います。  初めに、福田大蔵大臣にお尋ねいたしたいのでありますが、きょう私、地方財政の問題をここで論議をいたしますが、それらの問題も、予算の上にもちろん関連を持って載っているわけでありますが、その基礎となる法律は、たとえば地方税法だとか、地方交付税……

第51回国会 予算委員会 第14号(1966/02/15、30期、日本社会党)

○安井委員 昨日、固定資産税の増税問題につきまして、質問をいたしていたわけでありますが、大蔵大臣並びに自治大臣の御答弁は私はきわめて不満であり、きょう総理の御出席をいただいたわけでありますが、昨日、時間をかけての論議の中で問題点を申し上げたつもりでありますが、きょうは総理は初めてでございますので、若干結論的な部分について申し上げたいと思うのであります。  地方税である固定資産税の評価がえが、昭和三十九年一月一日付で行なわれました。ところが、その評価がえによっては、農地等は一・三倍程度の上がり方でありますが、宅地は六倍半以上の引き上げ、山林その他等も五倍程度の全国平均の引き上げであります。現実に……

第52回国会 地方行政委員会 第4号(1966/10/18、30期、日本社会党)

○安井委員 時間がもう二時になりますので、おなかもすいたし、問題はたくさんあるのですが、問題提起程度の質問にしておいて、この次にまた詳しくお尋ねしたいと思うのですが、第一点は、地方公営企業に働いている職員の賃金改定の問題について、今度の人事院勧告に関連して政府はどう考えているか、それの財源措置に協力をする等の問題も含めまして、ちょっと伺っておきたいと思います。
【次の発言】 これは、いまの細谷さんと行政局長との押し問答みたいなことになって時間がかかると思いますから、きょうは深く入った質問をいたしませんけれども、そういうふうな態度だけでは私は問題の解決はできないのではないかと思います。九月実施と……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1967/05/24、31期、日本社会党)

○安井委員 時間が十分にないそうですから、内容の要点についてだけお尋ねをいたしたいと思います。  問題は熊本県八代市長選挙について、特にその開票事務に関し、公職選挙法の運用や、あるいはまた公職選挙法の内容充実をもっとはからなければならないのではないかと思われるような問題があるように思いますので、この機会に自治大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  この問題は、去る四月二十八日施行の統一地方選挙の中で、八代の市長選挙において、即日開票で始められた開票事務が、いろいろなトラブルが起きて長引いて、翌朝になって、保守系の岩尾豊候補が二万七千九百六十九票、それから革新系の現市長であった松岡明候補が二万七……

第55回国会 地方行政委員会 第19号(1967/06/02、31期、日本社会党)

○安井委員 地方財政の一般的な問題につきましてきょうまでずっと議論が続いてきたわけでありますが、地方公営企業の分野についての質疑があまりなかったそうですから、私、その面に重点をしぼりまして若干お尋ねをいたしたいと思うわけです。  地方財政の全体的な論議の中では、普通会計の分野だけを議論していては、十分問題点に到達しないわけであります。今度の地方交付税の改正や、あるいはまた地方財政計画の中でも、特別会計への繰り出しの問題について触れておりますし、あるいはまた地方債の問題についても地方公営企業の分野に対するいろいろな配慮が昭和四十二年度においても施されていることは、すでにお話を受けたとおりでありま……

第56回国会 決算委員会 第4号(1967/10/13、31期、日本社会党)

○安井委員 この機会に国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律の国有林交付金の問題につきまして若干のお尋ねをいたしたいと思います。  いわゆる交納付金法の適用問題で、国有林の問題は以前その評価とそれからそれについての交付金の多寡の問題について関係の市町村から非常に大きな不満が表明されておりました。その後私も、幾度もこの問題を国会で取り上げたことがあったわけでありますが、逐次農林省において改善措置が講ぜられてきております。きょうは、現段階におけるそれらの措置についての新しい問題提起というよりも、いままでお進めをいただいております措置についての総括というふうな形でお尋ねを進めてまいりたいと……

第57回国会 大蔵委員会 第2号(1967/12/13、31期、日本社会党)

○安井委員 この委員会で久しぶりに質問させていただきますが、きょうは農政通の倉成政務次官が御出席でございますので、それにちなんで農業所得税、農業法人に対する課税、農業の贈与税や相続税、固定資産税、農業に関する税金に限定して若干のお尋ねをいたしたいと思います。けさの新聞でも、財政の硬直化がほんとうなのか、大蔵省の役人の頭の硬直化がほんとうなのか、だいぶむずかしい問題であるそうですから、きょうは、政務次官はまだ硬直化の程度が低いと思いますので、柔軟な御答弁を初めにお願いをしておきたいと思います。  農業所得税の問題で、いつもまず収入の問題では反別の誤差の問題、これは申告とずいぶん違うとかなんとかい……

第61回国会 地方行政委員会 第25号(1969/04/22、31期、日本社会党)

○安井委員 久しぶりにこの委員会で質問をさせてもらうものですから、十分時間をとっていただけるものだと思ってだいぶ資料を持ってきたのですが、残念ながら十分時間をいただけないそうであります。  ただ、今度の地方交付税法改正法案は、なるほど総ワクはふえているようには見えますが、六百九十億円を頭を削る、そういうふうな仕組みで総ワクそのもののとり方にも問題がありますと同時に、その自治体への配分の方式についても多分に問題があります。ですからこの法案の審議については、意見のある人はどんどん意見を吐くし、質疑も十分するというような運びにしていただくのが本筋ではないかと思います。  理事会のほうもさっきちょっと……

第61回国会 地方行政委員会 第27号(1969/04/25、31期、日本社会党)

○安井委員 私、手短に二、三の点について続いてお尋ねをしてまいりたいと思います。  検挙者二人というふうに聞いたのですが、それはいまどうなっておりますか。
【次の発言】 いま身柄拘束中なのが二人いる、こういうわけですね。青年思想研究会という団体はどういう団体ですか。
【次の発言】 右翼にはいわゆる行動右翼と思想右翼といいますか、そういうふうな分け方もあるわけでありますが、どちらに類するわけですか。
【次の発言】 この団体はいままで問題を起こしたことはありますか。
【次の発言】 私が聞いているのは、いわゆる暴力行為的な動きがいままであったかどうかということです。

第61回国会 地方行政委員会 第30号(1969/05/09、31期、日本社会党)

○安井委員 きょうは佐藤総裁の申し出で党首会談が行なわれ、午前中は社会党と、さらに民社党、続いて公明党と、党首会談という形で話し合いが行なわれる段階でありますから、きょうの審議はそうあまり無理をなさらずに、ひとつ話し合いでお進めを願いたいと思うわけでありますが、ただ、この間、この委員会で――右翼暴力団の、社会党の本部の前におけるたいへん遺憾な事件があったわけであります、この問題をこの委員会でも取り上げたわけでありますが、この間の荒木国家公安委員長の御答弁では、ふに落ちない点がずいぶんありますし、さらに新しい問題展開もあるように聞きますので、きょうは重ねてその点についてお尋ねをしていきたいと思い……

第61回国会 地方行政委員会 第33号(1969/05/19、31期、日本社会党)

○安井委員 時間がだいぶ過ぎているので簡単にやれという自民党の理事からのお話ですから、この際協力をいたしまして、定年制反対の立場の栗山、菅原、宝樹参考人に対する質問は割愛いたします。  まず、山内参考人の先ほどのお話に対するお尋ねでありますが、いまの地方公務員法は違憲であると断定をされたわけであります。法律の専門家のあなたときょうこの場で論争をするということになりますと時間がかかりますから、きょうはやめますが、ただ、この点だけひとつ明らかにしていただきたいわけであります。  先ほどの御説明では、自治体の固有の権限であるべき定年制制定権を制限をするような立法は違憲である、こういうふうなおっしゃり……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 地方行政委員会 第8号(1970/03/19、32期、日本社会党)

○安井委員 短い時間をいただきまして、政府の、特に自治大臣の自治体に対する助言、勧告等の問題につきまして、お尋ねをいたしたいと思います。  問題は、東京都のいわゆる給与条例の問題であります。経過は申し上げるまでもなく、東京都人事委員会の給与ベースアップ五月実施の勧告を、勧告どおり東京都知事が給与条例を都議会に提案しようとする際、自治大臣は、それをしてはいけないという指導を再度にわたってされたわけであります。その後、知事原案が都議会で審議が行なわれ、いろいろ経過がございまして、三月十四日の都議会本会議におきまして、条例案は六月実施ということに修正議決をされ、さらに、予算の余裕財源については、職員……

第63回国会 地方行政委員会 第29号(1970/08/11、32期、日本社会党)

○安井委員 私、きょうお尋ねしたいのは、青森県における原子力発電所設置の用地に関連する問題であります。  青森県に東京電力と東北電力の両電力会社が原子力発電所を設置することがきまり、その用地合わせて約二千ヘクタール、その取得、開発、造成あるいは保管等について両会社と青森県知事とが契約を結び、その契約書の規定に基づいて、青森県知事が全面的にそれに当たるということについて、同県の県議会でもいろいろ問題になり、自治省のそれに対する指導が行なわれたそうでありますが、その問題について若干のお尋ねをしたいわけであります。  自治省の指導内容、それをまず伺いたいと思います。

第63回国会 法務委員会 第30号(1970/09/08、32期、日本社会党)

○安井委員 外国人登録法の関係で、とりわけ韓国籍から朝鮮籍への登録がえないし書きかえといわれている問題に関しまして、若干のお尋ねをいたしたいと思います。  まず、前提的なお尋ねを二、三いたしたいわけですが、現在外国人の登録につきまして、ごく最近の統計で、「韓国」と「朝鮮」と登録人員はどれくらいになっているか、その面から先にお伺いいたします。
【次の発言】 そこで、登録事項につきまして変更があったりあるいは訂正が行なわれるということにつきまして、外国人登録法第九条第一項あるいは第十条の二の規定があります。その具体的な運用はどうなっているかということをひとつ伺いたいわけです。  つまり、この両規定……

第64回国会 外務委員会 第3号(1970/12/24、32期、日本社会党)

○安井委員 先ほど愛知外務大臣から事件の経過並びに政府のそれに対する処理についての御報告がございましたが、私は今度のコザ事件は、ずっと二十五年間にわたる長い沖繩の置かれてきた事態の中から発生したものだと思います。私もその後アメリカ大使館のほうに出向いて、話し合いもしたのでありますけれども、やはりアメリカ側は何かささいな原因によるもの、あるいはまだどんなものであっても暴行はいけないという、それが二つの基本になった発言になっておるようであります。なるほど東京の町の中でいつでも行なわれているような交通事故の処理の問題、さらにまた暴行行為はいついかなるものであっても、それは正しいと言えるようなものでは……

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1971/03/11、32期、日本社会党)

○安井委員 きょうは法案が出ていますので、法案に関して、あるいはそれに関連してのお尋ねをしてみたいと思いますが、その前に、今度私どもも沖繩に渡りまして、復帰が間近になった現地の実態に触れてまいりました。またいろいろお話も聞いてまいりました。そういう中で、政府がアメリカと進めている協定の内容がよくわからない、さて一体どうなるのだろうか、こういう不安も十分あるようです。さっき西銘さんからも資産買い取りの問題がございましたけれども、政府のほうはそれは買い取りでないと言っても、お金を払わないでもらうやつはこれはただでもらうのですけれども、お金をやってただでもらうのは、普通は買い取りと言うわけです。政府……

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第14号(1971/05/24、32期、日本社会党)

○安井委員 副長官が参議院のほうに急いで行かなければならないという御用があるそうですから、北方庁の問題についての箕輪委員の質問に関連いたしまして、ちょっと伺っておきたいわけです。  先ほどいろいろやりとりがございましたので、私は重複を避けたいと思いますが、二点だけ伺いたいのは、一つは、設置についての政府の態度の問題ですが、先ほど沖繩開発庁については現地の要請待ちだ、そういうふうなお話もありました。そういたしますと、北方庁の問題についても現地の要請というものを尊重しておきめになるというふうな態度が当然なければならぬと思うのですが、やはり現地北海道からの要請にこたえた設置の方向をやっていくのではな……

第65回国会 地方行政委員会 第9号(1971/03/02、32期、日本社会党)

○安井委員 地方税法の改正法案のいろいろ政策的な問題もあるわけですが、あとで大臣がお見えだそうですから、そういったような問題は先に譲りまして、私も不勉強で中身がよくわからないのですが、いただきました資料をずっと見ての印象的な質問になろうかと思うのですが、もっと明らかにしていただきたいと思うような点につきまして、きょうは少しお尋ねをしてまいりたいと思います。  個人事業の事業主控除の問題でありますが、今度の政府の税制改正の中で、国税並びに地方税を通ずる改正措置について中小企業者やあるいは農民等から、いわゆる個人企業的な事業について事業主報酬を認めてもらいたいという要請が今日までずっとございました……

第65回国会 地方行政委員会 第14号(1971/03/12、32期、日本社会党)

○安井委員 地方交付税法の改正も、ことしまでの段階では、純粋の四十六都道府県と三千の市町村の問題だけで、それへの関連だけでよかったわけであります。特にことしは過密、過疎対策等、いろいろな考慮も払われているようでありますが、これで十分だというわけではありませんが、明年からはいよいよ沖繩が返ってくれば、もっと複雑なさまざまな配慮が必要ではないかと思います。返還後の地方交付税措置として総ワクあるいはまた国税三税の現在の割合はそれでよいのかという問題やら、さらにまた二十五年間疎外されてきた地域でありますだけに、現在の地方交付税をそのまま適用してよいというわけではないと思います。特別な配慮が必要になって……

第65回国会 予算委員会 第6号(1971/02/03、32期、日本社会党)

○安井委員 きょうの質問に入る前に、簡単に総理にお伺いをしたいことがあります。  一月十四日の経済同友会の「変換期に立つわれわれの指点」という年頭見解の中に、平和共存の立場から中国を国際社会の一員に加えるための方策についてもっと進めるべきだという主張があります。さらに一月の二十八日アメリカの上院本会議で民主党のグラベル議員が、中華人民共和国の国連加盟を進める決議案を提出いたしました。アメリカの中にもいろいろ動きがあるものだな、こう思うわけであります。  ところが、この国会でのこれまでの日中関係改善のための数々の議論、数々の提案に対して総理の御答弁は、中共と言っていたのを中華人民共和国と言い直し……

第66回国会 災害対策特別委員会 第6号(1971/10/01、32期、日本社会党)

○安井委員 私、ちょっと党務で前橋のほうに行かなければならないので、時間がなくなりましたから、ほんのわずか、重点的に伺ってまいりたいと思います。  まず第一に、沖繩臨時国会といわれる国会がいま目の前に迫ってきたわけでありますが、北海道の冷害対策について、この臨時国会で政府はどういう措置をしようとお考えなのか。つまり、法律措置それから予算措置ですね。臨時国会を目ざしての準備というものはあるのかないのか、どういうふうに進んでおられるか、それからまず伺います。
【次の発言】 主計官おられますね。補正予算はいつごろまとまって、国会提出はいつごろの御予定なんですか。

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第13号(1971/12/13、32期、日本社会党)

○安井委員 簡潔にと言われますけれども、私毎日のようにこの委員会に日参いたしておりますので、三、四時間ぐらいやらせてもらってもいいと思うのですが、しかしまあ関連ですから、ごく簡潔にこの法案の問題点、とりわけいま中谷委員が取り上げております自衛隊の土地使用の問題について、ちょっとお尋ねをしたいと思います。  この法案については、過日、社会、公明、民社三党が共同見解を発表いたしましたように、憲法第九条、十四条、二十九条、三十一条、三十二条、九十五条等、実にたくさんの違憲の疑いを持っています。そのうち幾つかの問題について、たとえば告示の問題ではこれは法定手続の保障の憲法三十一条違反、あるいはまた二十……

第67回国会 予算委員会 第2号(1971/10/25、32期、日本社会党)

○安井委員 北海道はことしは大冷害で、ようやくできたお米も質が悪く、低い品位の米を何とか買い上げてくれという陳情電報がいま山のように来ています。ついこの間空知の農民が自殺しました。自民党政府の農政の行き詰まりと冷害のダブルパンチで、これで二人目の犠牲者です。農村だけではありません。物価高、公害、交通事故、交通難、世界第三位の国民総生産といいながら何一つ解決しないいまの政治、そこでくたばれGNP、こういうことばまで出ました。そこへニクソンのドル・ショックです。さあ財政欠陥、公債発行、補正予算といま大騒ぎです。もう資本主義は何か大きな行き詰まりに来たのではないかという感じさえします。私は、このよう……

第67回国会 予算委員会 第6号(1971/10/30、32期、日本社会党)

○安井委員 去る二十五日の私の質問で、沖繩の核撤去費と称する七千万ドルの積算基礎を政府に示すように要求したところで私の質問は中断されました。その後、数日経過したわけでありますが、政府はその後国会に対し、この七千万ドルの積算の根拠を説明することについてどういう結論を得ておられますか。
【次の発言】 そういたしますと、沖繩にはどんな核があるかわからない、どんな状態であるかわからない、いつから運搬が始まるのかわからない、どういうふうに撤去するのかわからない、何にもわからない、そのとおりですか。
【次の発言】 いまのお話を承りますと、核が一体どんな状態であるのかわからない、何があるのかさっぱりわからな……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第10号(1972/04/25、32期、日本社会党)

○安井委員 ただいまの案件に関連して二、三お尋ねをしたいと思いますが、初めに、沖繩の返還協定に基づき県民の各種の請求権の問題があるわけでありますが、その点防衛庁の事務当局から、現在どういうふうな作業が進んでいるか、あとの見通し、そういったようなことについて伺いたいわけであります。  防衛庁関係法の特別措置法が一応衆議院をきょう通過したわけでありますが、たしか第三条だったと思います、講和前人身損害見舞金、これの対象人員それから金額の見込み、それからいつごろから受け付けをし支払いをするような御予定になっているか、それをまず伺います。
【次の発言】 これの窓口は沖繩県になるのですか、それとも新しい事……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第11号(1972/05/09、32期、日本社会党)

○安井委員 いよいよ一週間後に返還の五月十五日が来る以前の段階での外務大臣の御出席はこれが最後だそうですから一、二点だけ伺っておきたいと思います。  五月十五日返還の際の、沖繩の核抜きの確認はどういうふうな形式で行なわれますか、それを伺います。
【次の発言】 核抜きの表現のしかたでありますが、私どもは相当具体的な形で、これなら納得ができるな、こういうふうな形での表現を期待しているわけでありますが、伝えられるところによりますと、きわめて抽象的な内容でしかない、こういうふうなことのようでありますが、どうですか。
【次の発言】 私が具体的と申し上げるのは、明確に、沖繩における核兵器は一切撤去する、こ……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第15号(1972/05/26、32期、日本社会党)

○安井委員 私は、十四日に沖繩へ渡って、十五、十六日と、ちょうどいまの切りかえの時期に向こうにいましたからよく様子がわかっておりますけれども、佐藤さんはうれしそうな顔をしていても、沖繩のおかあさんたちはほんとうに悲しそうな顔をしています。私は、それがあのときの実態だというふうに見てとってまいりました。物価はどんどん上がるし、自衛隊は来るし、子供たちでもおかあさんたちのそういう気持ちが小さな胸にこたえているというふうな実態も見てまいりました。  そこで、いま大臣は、差損といいますか、それも約三十億円くらいだ、こうおっしゃるが、大蔵省のほうの先ほどの御答弁を聞いていると、三百六十円で十月に計算して……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第16号(1972/06/02、32期、日本社会党)

○安井委員 ただいま議題となりました沖繩の住民等が受けた損害の補償に関する特別措置法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  戦後二十七年間、日本本土から隔離され、アメリカ合衆国の支配下にあった沖繩において、沖繩住民が、アメリカ合衆国軍隊等の存在によって、または米軍による不法な土地接収や、米軍人、軍属の犯罪等によって受けた損害は、はかり知れないものがあります。  そして、米軍人、軍属等の行為によって与えられた損害は、陸戦の法規慣例に関する条約等の国際法やアメリカ合衆国自身の憲法に照らすまでもなく、アメリカ合衆国が負うべき責任でありますが、アメリカ合衆国が、いわゆる講和……

第68回国会 農林水産委員会 第23号(1972/06/07、32期、日本社会党)

○安井委員 二、三伺いたいのでありますが、初めに、この農業災害補償法は、わが国の農業政策の一環としてこれまでに一応の役割りを果たしてきたし、今度は果樹共済が加わり、さらに若干の前進を見せようとしていると思うのです。  そこで、今度の沖繩復帰についてであります。この法律だけが農業政策のすべてであるとは思っていませんけれども、沖繩の復帰にあたって、沖繩農業は米はわずかしかありませんし、サトウキビが主幹作物だし、それにパイナップルが新しい分野をどんどん開拓しつつあります。そういう沖繩の農業の実態に対して、ほんとうにあたたかく迎えるという姿勢は、今度の改正にはありませんけれども、そういう政治の態度をや……

第68回国会 法務委員会 第25号(1972/05/19、32期、日本社会党)

○安井委員 この法律案に入ります前に、今度政府が恩赦を行なうことをおきめになったその内容について、若干お尋ねをいたしたいと思います。  今度の沖繩の返還にあたり、私どもは、これまでの沖繩に対するアメリカの領有がたいへん不当、不法なものであり、そこでさまざまな刑罰が行なわれていた。したがって、今度の復帰を機会に、沖繩の人たちについて恩赦あるいは大赦というふうな形で処理するということについては、何らの疑問は持たないわけであります。しかし、本土においてもおおばんぶるまいをし、とりわけ、世論が非常な反撃を加えておりました選挙違反に対してまで恩赦措置を行なうということについては、非常に不満を持っているわ……

第68回国会 予算委員会 第8号(1972/03/02、32期、日本社会党)

○安井委員 私は、この与えられた二時間で、外交、防衛、沖繩問題、物価、地方財政の問題等を順次取り上げてまいりたいと思いますが、御協力を願いたいと思います。  その前に、中村国家公安委員長に、要望やらお尋ねやらしたいことがあります。  一つは、この間の浅間山荘の連合赤軍の事件でありますが、あの警備のやり方等につきましては、私も意見がないわけではございませんが、きょうは触れません。とにかく警察はたいへんだったと思います。特に、殉職警官の遺族に対する処遇、また、たくさん負傷をされた警官がいるようでありますが、その治療や生活保障には万全の措置を講じていただきたい、そのことをひとまず要望を申し上げておき……

第68回国会 予算委員会 第22号(1972/04/03、32期、日本社会党)

○安井委員 この予算委員会は、二月の初め、札幌オリンピックのときに始まり、無慮六十日間、もういまは桜が咲いて散ろうとしております。散りそうで散らないのが佐藤内閣、こういうことではないかと思います。私は、きょう佐藤総理の所信表明があるといわれるから、日本人らしく桜の花のいさぎよさで、はっきりとした御決断を伺えるものと期待をしておったが、まことに残念です。ただ、成田委員長が意見があったら論争しようという、そういう提案には応ぜられなかったから、あの表明に対して、こちら側の表明に対して善処をされるお気持ちであると思い、そのことだけを期待をしておきたいわけであります。  この間の沖繩国会をはじめ、今日ま……

第69回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1972/08/08、32期、日本社会党)

○安井委員 本名新長官が、沖繩開発の問題にさらに一そう前進的なかまえで取り組んでいただきますことをまずお願いを申し上げ、若干の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  復帰後の沖繩に対する中央政府の対応は、新長官から本式に始まるということになるのでございますが、私どもは、二十七年異民族支配の中に、捨て子同然に放置されてきた沖繩に対するものである以上、それらの現状を踏まえた対応でなければならぬと思います。ただ、七月二十八日の閣議で、本名長官が、沖繩視察をされての印象をお話しになり、記者会見でさらにそれをなぞっての御発言があったようでありますが、新聞でごく簡単な報道を見た限りにおいては、何か、……

第69回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1972/10/12、32期、日本社会党)

○安井委員 きょう増原防衛庁長官もおいでをいただいておりますので、四次防の問題、これはきのう内閣委員会でだいぶ詳しい質疑応答がなされたそうでありますから、私はこの委員会は沖繩の問題の担当もございますので、そういう立場からちょっと伺っておきたいと思います。  四次防は、国防会議並びに閣議の決定によりますと四兆六千三百億円、ベースアップ分を含めると五兆一千億円台にのぼるというふうにいわれるわけであります。しかしこの額は、一次防、二次防、三次防合計いたしましても四兆円ちょっとでありますから、今後の五カ年計画ではそれを大幅に上回る額をどうしても計画化しなければならないという、その理由が私どうしてものみ……

第70回国会 予算委員会 第4号(1972/11/07、32期、日本社会党)

○安井委員 初めに、防衛庁の長坂参事官おられますか。――では、あとでおいでいただきたいと思います。  それでは、その部分はあと回しにいたしまして、まず、いわゆる日本列島改造論についてはいまもいろいろ御議論があったわけで、しばしば今国会で取り上げられてまいりましたが、私は、二、三点の質疑と一点だけ提案あるいは主張をするということにとどめたいと思います。  田中総理の答弁をお聞きいたしておりますと、過密過疎の同時解消の田中改造論で、公害も物価も地価対策も、農村問題も福祉対策も、何もかも田中改造論で解決、こういう御答弁がずっと続いてまいりました。まさに田中改造論なるものは万能薬、私は、むしろこれは何……

第70回国会 予算委員会 第5号(1972/11/08、32期、日本社会党)

○安井委員 この種の、ベトナムへ兵員を送るということが明らかにされた文書を、政府は手に入れたりあるいは見たことはありますか。
【次の発言】 その文書の中に、暗号と思われる数字あるいはアルファベットを使った部分があるわけです。そういうようなことで、中身の具体的な内容を明確に知りたいのですが、完全な翻訳、日本語で全文がわかるような形で出していただきたいと思います。どうですか。
【次の発言】 初めのほうは認識番号やその他なんですが、二枚目のほうのスペシャルインストラクションズというのがありますね。ここの部分の数字なり、それからレターの中身がわからないのですよね。


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1973/02/23、33期、日本社会党)

○安井委員 資料要求。ちょっと御説明を伺った中で、沖繩関係の全体的な予算の総額が千七百七十二億円と言われましたが、これはもう少しやはり一覧表、これに出てない部分ですね、たとえば自治省とか何かいろいろありますね、それも今度おつくりをいただきたいことと、それから海洋博関係の公共事業費百八十億、これももうちょっと明細をピックアップしておつくりをいただきたいと思います。  それからもう一つ、開発金融公庫の部門別融資実績と、それから四十八年度の部門別融資計画といいますか、事業計画といいますか、それもちょっとおつくりをいただいて御提出いただきたいと思います。ちょっと気がついたところだけお願いしておきます。

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1973/02/27、33期、日本社会党)

○安井委員 ただいま北海道等で、北方領土返還運動に非常に関心を持っている人々から、どうも大平外務大臣は、北方領土問題に対して熱意がないんじゃないがという指摘が現にありまして、ですから、私もそれは別な機会に、そういう声を反映しながら質問もいたしたい、こう考えていたわけであります。しかし、私、きょうは沖繩問題を中心に、沖繩の中の米軍基地が過度な濃密さをもって存在をしているという事実の中で、いわゆる沖繩問題が深刻なわけであります。そのことを中心に外務大臣にお尋ねしようと思って来たのですけれども、しかし、きょう伺いましたら、沖繩及び北方問題に関する特別委員会における外務大臣による外務省所管事項の説明な……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1973/03/06、33期、日本社会党)

○安井委員 きょうの所信表明でも、米軍施設、区域の整理統合の促進ということをおっしゃっているわけでありますが、この那覇空港が例の協定時における目玉商品だといわれながらも、いまだに返ってこないという現状、この点も前回の委員会その他でもしばしば質問が出されたわけであります。きょうも十分時間がございませんので、那覇空港の地位協定における位置づけ、この点が外務委員会においても、あるいは連合審査においても、この委員会においても幾度も幾度も質疑をされながらも、どうも何だかふに落ちないという形であるわけです。ですから、きょうはひとつ、結論的にこうなんだということを明確にしていただきたいわけです。  そこで私……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1973/03/29、33期、日本社会党)【議会役職】

○安井委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が病気のため出席できませんので、委員長の指名により、私が委員長の職務を行ないます。  沖繩及び北方に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出があります。順次これを許します。上原康助君。
【次の発言】 次に、瀬長亀次郎君。
【次の発言】 瀬長君の質疑は終わりました。  次に、國場幸昌君。
【次の発言】 國場君、時間が来ていますから……。
【次の発言】 いや、ありません。オーバーしておりますから、あと本会議の時間がありますので。
【次の発言】 これで國場君の質疑は終わりました。  次に、上原康助君。

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1973/04/20、33期、日本社会党)

○安井委員 あと五、六分ありますから、その間にちょっと伺いますが、まずこれは文部省でも厚生省でもいいんですが、大学付属病院が救急医療を扱わないというそういう仕組みはいつごろからですか。
【次の発言】 いま、ほかの大学ではちゃんと扱っているわけですね。
【次の発言】 そうすると、いまの沖繩のこの病院は、初めの計画は扱わせるつもりだったんですか、扱わせないつもりだったんですか。
【次の発言】 大臣、これは政府として考えていただかなければいかぬですね。これはもう重大な、政府が沖繩の県民をだましたりあるいは国会をだましたということになると思うのですよ。つまり、従来から琉球政府立の病院があって、いわゆる……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1973/06/06、33期、日本社会党)

○安井委員 四月二十日の本委員会におきまして、上原委員が沖繩における救急医療の問題、とりわけ琉大付属病院のこれへの取り組みの問題を取り上げました際、ほんのわずかな時間ですが、私この問題をさらに詰めて、ぜひ次の委員会の段階まで開発庁長官のほうで、文部大臣あるいは厚生大臣等と意見を調整することによって、いま重大な状況にある救急医療をどうするか、その当面の問題をどうするかということが一つと、それから琉球大学の医学部の設置の問題、実に長い間の懸案でありますけれども、これについての明確な政府としての御見解をお示しを願いたい、これをひとつ宿題としておいでおいできょうを迎えたわけでありますが、ひとつそれにつ……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号(1973/06/22、33期、日本社会党)

○安井委員 北方領土問題等を含む対ソ外交のあり方についてでありますが、領土交渉の内容等については、私どもの党の立場やあるいはまたこの間の予算委員会の分科会では、千島列島全体を非武装中立地帯にするということでの交渉はどうかという提案をしたりいろいろしておりますので、きょうは、むしろ対ソ交渉がどういうふうな方向で進められるかという、その情勢の問題を中心にひとつお伺いをいたしてまいりたいと思います。  ちょうどいま米ソ首脳会談がアメリカで行なわれており、けさの新聞報道でも、SALTの完成促進を目ざすことでも一致をしたと伝えられています。しかし、一方わが国のソ連との交渉のほうは、ソ連の側が初め田中総理……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第10号(1973/07/13、33期、日本社会党)

○安井議員 ただいま議題となりました沖繩の住民等が受けた損害の補償に関する特別措置法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  戦後二十七年間、日本本土から隔離され、アメリカ合衆国の支配下にあった沖繩において、沖繩住民が、アメリカ合衆国軍隊の存在によって、または米軍による不法な土地接収や、米軍人、軍属の犯罪等によって受けた損害は、はかり知れないものがあります。米軍人、軍属等の行為によって与えられた損害は、陸戦の法規慣例に関する条約等の国際法やアメリカ合衆国自身の憲法に照らすまでもなく、アメリカ合衆国が負うべきものであります。アメリカ合衆国が、いわゆる講和前損失補償や、外……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第11号(1973/07/19、33期、日本社会党)

○安井委員 前回の委員会におきまして、社会、共産・革新共同、公明、民社、四党共同提案で、沖繩の住民等が受けた損害の補償に関する特別措置法案を提案をいたしました。そのことは、当日の提案理由の説明で私申し上げましたとおり、筆舌に尽くしがたい、二十数年にわたる米軍の沖繩占領下において県民は被害を受けています。その被害の広範さあるいはその被害の深さは、はかり知れないものがあるのではないかと思います。ところが政府は、不当にも沖繩返還協定において、ほとんどすべての請求権を放棄したわけであります。したがって、私どもは、これらの措置に対する政府の今日の段階における対応を今日までも強く要求してきたわけですが、な……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第14号(1973/11/27、33期、日本社会党)

○安井委員 われわれ第二班は、去る十月十一日から三日間、沖繩県の実情調査のため現地に派遣されました。  派遣委員は佐藤孝行君、渡部一郎君と私の三名でありましたが、現地では当委員会の委員でもある現地選出議員の参加も得まして、那覇市において、沖繩総合事務局、那覇防衛施設局から業務報告を受け、また、沖繩県、同市長会、同町村会、同市議会議長会及び同町村議会議長会の関係者と懇談するとともに、嘉手納飛行場、国際海洋博覧会会場予定地を視察いたしました。  以下、所見の一端を一言申し上げます。  国民の悲願であった沖繩県の本土復帰が実現してから約一年六カ月経過いたしましたが、この一年六カ月の間には、通貨の切り……

第71回国会 予算委員会 第6号(1973/02/05、33期、日本社会党)

○安井委員 もう各論の段階ですから、前置きなしに入りたいと思います。初めに基地と自治体の問題について取り上げたいと思います。  総理は自衛隊の立川移駐に際して、自衛隊が都心や都市近郊に集中することは好ましくない、こう述べたというふうに伝えられておりますが、そうですか。
【次の発言】 現在なお、立川市と那覇市において自衛隊員に対する住民登録が保留されているという事態が起きています。これはいままでちょっと例のない問題であります。私は、これは本質的には平和を守る運動といいますか、そういうようなものから始まって、自衛隊そのものの違憲性はまだ明確にされてないではないかというふうなこともいわれる中で起きた……

第71回国会 予算委員会 第24号(1973/03/30、33期、日本社会党)

○安井委員 初めに、先ほど自治大臣から、法律事項を通達で、あるいは行政措置でねじ曲げるというふうなことはいたしませんという言明がございました。これは午前中の論議の中で一番重大な問題だと私も聞いていたわけでありますが、自治大臣のその言明に対して、田中総理大臣はそのとおり確認していただけますね。これは自治大臣だけの問題ではないと思うのですよ。政府全体の姿勢にもかかわる問題であると思いますので、この際伺っておきます。
【次の発言】 ぜひそのお気持ちを忘れずに、今後とも対応していただきたいと思います。  いま農地の問題が論議されたわけでありますが、私は、農政問題としての関連で、もうほんのわずかの時間を……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1973/12/01、33期、日本社会党)【議会役職】

○安井委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  このたび、委員各位の御推薦によりまして、私が委員長の職につくことになりました。微力ではございますが、誠心誠意円満なる委員会の運営につとめたいと存じますので、委員各位の御指導、御協力を切にお願いする次第でございます。  はなはだ簡単でございますが、就任のごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいま伊藤宗一郎君から提出されました動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  委員長は、理事に       伊藤宗一郎君    佐々木義……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1973/12/14、33期、日本社会党)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  この際、理事辞任の件についておはかりいたします。  粟山ひで君及び嶋崎譲君より理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可するに決定いたしました。  引き続き、理事の補欠選任を行ないたいと存じますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に小宮山重四郎君及び石野久男君を指名いたします。
【次の発言】 次に、連合審査会開会申入れの件についておはかりいたします。  現在、商工委員会において審査中の石油需給適正化法案、及び……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1973/12/19、33期、日本社会党)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  この際、森山国務大臣及び長屋科学技術政務次官よりそれぞれ発言を求められておりますので、これを許します。森山国務大臣。
【次の発言】 長屋政務次官はまだお見えになっておりませんのであと回しにし、お見えになった際にごあいさつをお願いすることにいたします。
【次の発言】 次に、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  地熱発電の技術開発に関する問題調査のため、本日、新技術開発事業団理事長鈴江康平君及び日本重化学工業株式会社常務取締役地熱事業本部長森芳太郎君を参考人として、意見を聴取いたしたい……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1974/02/20、33期、日本社会党)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  最初に、森山国務大臣より、科学技術行政に関する所信を聴取いたします。森山国務大臣。
【次の発言】 次に、昭和四十九年度科学技術庁関係予算について、説明を聴取いたします。片山官房長。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。  この際、暫時休憩いたします。    午後二時十一分休憩

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1974/02/21、33期、日本社会党)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  この際、ワシントンにおける石油消費国会議に出席された森山国務大臣より、会議の概要についての説明を聴取いたしたいと思います。森山国務大臣。
【次の発言】 科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  科学技術振興の基本施策について質疑の申し出がありますので、順次これを許します。伊藤宗一郎君。
【次の発言】 次に石野久男君。
【次の発言】 どうですか、科学技術庁、いまの三つの要求に対して……。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 じゃ、速記始めて。  牟田口局長。
【次の発言】 ただいま石野君要求の新しい資料の問題につきましては、後刻理事会にお……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1974/02/28、33期、日本社会党)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。科学技術振興の基本施策について質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石野久男君。
【次の発言】 ちょっと、その前に、いまのは、統一見解の御要求はきちっとされて、その次の質問ですね。
【次の発言】 いますぐお答えができるのですか。参議院の議事録との関係をきちっとさせたお答えを、いまいただけますか。
【次の発言】 あとで統一的な答弁というのをしていただけますね。――そういうふうにしますか、いますぐやりますか、どうしますか。
【次の発言】 速記をとめて。

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1974/03/07、33期、日本社会党)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石野久男君。
【次の発言】 山原健二郎君。
【次の発言】 近江巳記夫君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。    午後六時十九分散会

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1974/03/27、33期、日本社会党)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  この際、森山国務大臣より発言を求められておりますので、これを許します。森山国務大臣。
【次の発言】 稲葉原子力委員。
【次の発言】 約三十分のつもりです。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。加藤陽三君。
【次の発言】 次に石野久男君。
【次の発言】 次に瀬崎博義君。
【次の発言】 後日理事会でおはかりします。  次に近江巳記夫君。
【次の発言】 次に、内海清君。
【次の発言】 次回は、明二十八日午前十時理事会、十時十五分より委員会を開会するこ……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1974/03/28、33期、日本社会党)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。原茂君。
【次の発言】 小宮山重四郎君。
【次の発言】 瀬崎博義君。
【次の発言】 近江巳記夫君。
【次の発言】 次回は、来たる四月三日、午後一時理事会、午後一時十五分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。    午後零時三十三分散会

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1974/04/03、33期、日本社会党)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。伊藤宗一郎君。
【次の発言】 近江巳記夫君。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  原子力開発に関する問題調査のため、本日、動力炉・核燃料開発事業団理事長清成進君及び同理事宇佐美勝君を参考人として意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、御意見の聴取は質疑応答の形で行ないますので、さよう御了承題います。  石野久男君。

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1974/04/10、33期、日本社会党)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  最初に、理事辞任の件についておはかりいたします。  前田正男君より理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可するに決定いたしました。  引き続き、理事の補欠選任を行ないたいと存じますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に中山正暉君を指名いたします。
【次の発言】 科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  まず、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  原子力潜水艦の放射能調査に関する……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1974/04/25、33期、日本社会党)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。伊藤宗一郎君。
【次の発言】 石野久男君。
【次の発言】 瀬崎博義君。
【次の発言】 後刻、理事会で御相談いたします。  近江巳記夫君。
【次の発言】 いまの御発言の趣旨に従いまして、善処いたします。
【次の発言】 いまの資料の提出について、どうですか。
【次の発言】 内海清君。
【次の発言】 内海君、時間を経過しておりますから……。
【次の発言】 この際、御報告申し上げます。  原子力潜水艦の放射能調査に関する問題について、委員会の決議に基づき、去る……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1974/05/08、33期、日本社会党)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  原子力潜水艦の放射能調査に関する問題調査のため、本日、日本原子力研究所理事山崎文男君、筑波大学副学長福田信之君、日本学術会議原子力問題特別委員会幹事中島篤之助君、東北大学教授塩川孝信君及び国立公衆衛生院放射線衛生学部長山県登君、以上五名の方々に参考人として御出席願っております。  なお、福田参考人は、所用のため若干おくれて御出席になります。  この際、参考人各位に一言ごあいさつ申し上げます。  本日は、御多用のところ本委員会に御出席くださいまして、ありがとうございます。どうか、それぞれの立場から、忌……

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1974/05/15、33期、日本社会党)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  まず、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  本日、地震予知に関する問題調査のため、東京大学名誉教授萩原尊礼君及び宇宙開発に関する問題調査のため、宇宙開発事業団理事長島秀雄君を参考人として、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。原茂君。
【次の発言】 萩原参考人には、御多用のところ、長時間ありがとうございました。  次に、伊藤宗一郎君。

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1974/05/22、33期、日本社会党)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  まず、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  使用済み核燃料の再処理に関する問題調査のため、本日、動力炉・核燃料開発事業団理事長清成迪君を参考人として意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、御意見の聴取は質疑応答の形で行ないますので、さよう御了承願います。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。石野久男君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。

第72回国会 科学技術振興対策特別委員会 第16号(1974/06/03、33期、日本社会党)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  まず、閉会中審査申し出に関する件についておはかりいたします。  本委員会は、閉会中もなお科学技術振興対策に関する件について調査を行なうため、議長に閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  また、閉会中審査のため、委員会において参考人より意見を聴取する必要が生じましたときは、人選その他所要の手続等につきましては、あらかじめ委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  次に……

第72回国会 予算委員会 第3号(1973/12/07、33期、日本社会党)

○安井委員 だいぶおそくなりましたけれども、もうしばらくおつき合いいただきたいと思います。  きょう私は、おもに経済問題を中心にした質問にいたしたいと思うのですが、この間の特別国会で、八月から九月にかけて、北方領土返還に関する国会の決議案の作成で、私ずいぶん苦労した一人でありますから、その問題をちょっと総理に伺っておきたいと思います。  ほんとうに御苦労さまでしたし、それから、たいへん交渉でがんばられたそうでありますが、しかし、私どもが結果を知る限りにおいては、平和条約の交渉は、共同声明に先方が領土ということばを入れることを拒んだまま継続審議となりましたし、安全操業については、話がまとまらない……

第73回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1974/07/31、33期、日本社会党)【議会役職】

○安井委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、委員各位の御推薦によりまして、引き続き委員長の職につくことになりました。  微力ではございますが、誠心誠意円満なる委員会の運営につとめたいと存じますので、委員各位の御指導、御協力を切にお願いする次第でございます。  はなはだ簡単でございますが、ごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいま、伊藤宗一郎君から提出されました動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  委員長は、理事に      伊藤宗一郎君   小宮山……

第73回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1974/09/10、33期、日本社会党)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  本日、原子力船「むつ」の放射線漏れ事故に関する問題調査のため、日本原子力船開発事業団理事長佐々木周一君、同専務理事内古閑寅太郎君、東京大学教授内田秀雄君及びむつ市長菊池渙治君、以上四名の方々に参考人として御出席を願っております。  この際、参考人各位に一言ごあいさつ申し上げます。  本日は、御多用のところ本委員会に御出席くださいましてありがとうございます。どうかそれぞれの立場から忌憚のない御意見をお述べくださるようお願いいたします。  なお、御意見の聴取は質疑応答の形で行ないますので、さよう御了承願……

第73回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1974/10/15、33期、日本社会党)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  本日、地震予知に関する問題調査のため、東京大学名誉教授萩原尊礼君に参考人として御出席を願っております。  この際、萩原参考人に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用のところ本委員会に御出席くださいましてありがとうございます。どうか忌憚のない御意見をお述べくださるようお願いいたします。  なお、御意見の聴取は質疑応答の形で行ないますので、さよう御了承願います。  質疑の申し出がありますので、これを許します。原茂君。
【次の発言】 この際、萩原参考人に一言ごあいさつ申し上げます。  本日は、貴……

第73回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1974/10/22、33期、日本社会党)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  原子力船「むつ」に関する問題調査のため、本日、日本原子力船開発事業団理事長佐々木周一君及び同理事堀純郎君のお二人に参考人として御出席を願っております。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。伊藤宗一郎君。
【次の発言】 お約束の時間がもうほとんどなくなっておりますので、簡潔に願います。竹中君。
【次の発言】 竹中君、もう時間が来ておりますから……。
【次の発言】 次に、内海清君。お約束の持ち時間の範囲内で運輸大臣に対する質問のみ許します。

第73回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1974/11/12、33期、日本社会党)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石野久男君。
【次の発言】 米田東吾君。
【次の発言】 関連質問を許します。簡潔にお願いいたします。近江巳記夫君。
【次の発言】 栗田翠君。

第73回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1974/12/02、33期、日本社会党)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  この際、先般科学技術庁長官に就任されました足立篤郎君及び科学技術政務次官に就任されました片山正英君より、それぞれ発言を求められておりますので、これを許します。足立国務大臣。
【次の発言】 次に、片山科学技術政務次官。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。竹中修一君。
【次の発言】 次に、小宮山重四郎君。
【次の発言】 次に、石野久男君。
【次の発言】 石野君及び米田君の質疑に関し、和光大学教授生越忠君及び動力炉・核燃料開発事業団理事長清成迪君のお二人に参考人として御出席を願……

第74回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1974/12/09、33期、日本社会党)【議会役職】

○安井委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、委員各位の御推薦によりまして、引き続き委員長の職につくことになりました。  微力ではございますが、誠心誠意円満なる委員会の運営につとめたいと存じますので、委員各位の御指導、御協力を切にお願いする次第でございます。  はなはだ簡単でございますが、就任のごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいま竹中修一君から提出されました動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  委員長は、理事に       伊藤宗一郎君   小……

第74回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1974/12/24、33期、日本社会党)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  まず、理事の補欠選任についておはかりいたします。  理事佐々木義武君の委員辞任により、理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に竹中修一君を指名いたします。
【次の発言】 これより請願の審査に入ります。  今国会、本委員会に付託されました請願は、請願日程第一の診療放射線技師に放射線取扱主任者の資格付与に関する請願外同趣旨請願二十八件、合計二十九件であります。  本日の請願日程全部を一括して議題といたします。  ……

第75回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1975/02/27、33期、日本社会党)

○安井委員 二、三点伺いたいと思います。  初めに、アメリカの海兵隊実射訓練の問題ですが、私、予算委員会の分科会の方に出ておりまして、初めのお話を聞いていなかったので、繰り返しになって恐縮ですが、県道百四号線を封鎖し、迂回道路の建設をする、こういうことなんですか。
【次の発言】 迂回道路をつくること自体は、私は問題があると思うのですよ。住民がまだまだ納得をするというところまでいっていないと思うのです。それから迂回道路ができるまでに、いまのお話では一年ですか、二年ですか。
【次の発言】 それまでは、いまのままでやる、こういうことですか。

第75回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1975/05/22、33期、日本社会党)

○安井委員 沖繩復帰三周年を迎えたわけでございますが、地元新聞の世論調査でも復帰してよかったという人が四三・三%、よくなかったという人が五〇・七%と聞いています。政府もいろいろ対策を講じてきたとは思いますけれども、しかし相変わらず全島の一一%が基地で覆われ、相次ぐ米軍人による犯罪行為、物価の上昇率も全国平均よりも高いし、とりわけ最近の目立った状況として失業率が全国平均の二・五倍だという、こういう現状や、あるいはまた、海洋博の仕事の方が進んではいるようでありますけれども、しかし、それが本当に沖繩のために、どれだけ役に立つのかというような不安や、CTSの問題等も含めて沖繩の開発計画といいますか、将……

第75回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1975/07/02、33期、日本社会党)

○安井委員 この委員会は、沖繩問題と北方問題をともに取り上げる委員会ですけれども、北方問題に対する討議がわりあい少なくて会期末を迎えている段階で、したがって、ぜひ最終段階でも外務大臣の御出席をいただいて問題点を詰めていこう、こういうことで理事会の協議で、きょうの設定、こうなったわけであります。  私は、いわゆる北方領土問題の対象地域はどこであるかとかそういう問題の方は以前にも、ずいぶん議論をした経過もございますので、きょうは一応とどめて、今後いわゆる北方領土交渉がどう進んでいくか、その障害になるのは何なのか、さらにそれを進める道はどうなのかということを探るような意味合いで、きょうは外務大臣とお……

第75回国会 決算委員会 第1号(1975/02/19、33期、日本社会党)

○安井委員 農林省所管四十七年度決算に関連いたしまして、二、三伺いたいと思います。  いま原委員と大臣とのやりとりの中で、食糧自給度を高める今後の方針についてお話があったわけですが、今日までの米の生産調整ということと、それから食糧自給度の向上ということとの関連の問題なんですが、いままで農林省が米の生産調整をどんどん進められてきたということと、それからまた、これからも米の問題についてどうなさるのか明確ではありませんけれども、いままでのそういうやり方が食糧の自給度の向上にどういうふうな役立ちをしてきたのか、それからまた、これから後、米の問題をどうお扱いになるのか。過去の評価とこれからの方針について……

第75回国会 決算委員会 第14号(1975/06/20、33期、日本社会党)

○安井委員 初めに家庭用灯油価格問題を、時間の関係で手短に伺っておきたいと思います。  石油危機のときに、家庭用灯油は十八リットル一かん三百八十円に凍結をされていたわけですが、昨年はこの標準価格が撤廃されて六百円前後に大幅な値上がりで、これは大変だったわけであります。しかし、それでも元売りの行政指導価格がキロリットル当たり二万五千三百円、これで大体全国平均一かん五百八十円ぐらいの小売り価格で落ちついていたというのが実態ではなかったかと思うが、それも六月一日から、政府はついに指導価格そのものも撤廃されました。消費者側は大騒ぎになり、とりわけ、灯油需要の多い北海道、東北等の寒い地帯では大恐慌という……

第75回国会 決算委員会 第19号(1975/07/17、33期、日本社会党)

○安井委員 原委員との応答の途中ちょっと席をはずしていて、その間にお話があったのかもしれませんけれども、まず、五十年度の地方財政の欠陥がどれぐらい生ずるのか、見込み違いがどれぐらいになるのかという点であります。地方税と地方交付税に分けて、まだいずれも正確に把握できる段階でないのはわかりますけれども、いまの段階で、当初と現在とどれぐらい見込みが違うのかという点についてどうですか。
【次の発言】 最近、二兆円ぐらい赤字公債を発行しなければ国はやれないだろうというふうな報道が相次いでなされているわけでありますが、これは大蔵省の分野かもしれませんけれども、また、その中身が何かということもわからないので……

第75回国会 地方行政委員会 第9号(1975/03/14、33期、日本社会党)

○安井委員 私、一時間半時間をいただいておるのですけれども、大分時間がおくれてまいりましたので、できるだけ圧縮して実のある御答弁を大臣からいただこう、こう考えておりますので、お願いしたいと思います。  社会党の今度の地方税法改正法案に対する考え方は、後で党自身の改正法案あるいは修正案として提示いたしますので、その点もきょうは触れません。私もこの委員会のOBなんですけれども、しばらくこっちに来ておりませんので、現在の優秀な現役の諸君のように細かいことをよくわからないことは大臣と同じだと思います。(笑声)  ですから、大づかみなところでまず初めに伺いたいと思うのですが、地方税法改正法案を政府がお出……

第75回国会 農林水産委員会 第11号(1975/03/06、33期、日本社会党)

○安井委員 いま、パインかん詰めが一年分食べるだけ余っていて、サトウキビに次ぐ沖繩の重要な産業であるパインナップルの栽培は一年間完全にストップしてもいいというぐらいな状況が今日つくられているという、この事態は、一つには、政府のパインナップルについての需給計画の重大な誤まりが一つと、それからもう一つはこういうことです。つまり、パインナップルは沖繩しかつくっていないのですから、沖繩が復帰して各府県並みになったが、しかし、ずいぶん長い間のハンディキャップをしょっている沖繩だから、沖繩の問題については特別にめんどうを見て考えていきますという約束があの復帰時に政府からあったのですから、沖繩の問題は、沖繩……

第76回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1975/11/20、33期、日本社会党)

○安井委員 いま北方領土問題について質疑応答が繰り返されていたわけで、私も引き続いてちょっと伺っておきたいのでありますが、グロムイコ外相の訪日は現段階における日ソ交渉の出発点となるものだという政府の見解は、私は異議を差しはさむものではありませんが、年内訪日というともう時期がそうないわけです。十一月も終わりになってしまっています。これは果たして来てくれるのかどうか。来てくれなくてもそいつは向こうの方が悪いからだと、こう政務次官おっしゃったわけでありますけれども、現実にどういうふうな見通しを持っているのか。私は、どうもソ連側に、何か引き延ばしという意識的なものかどうかわかりませんけれども、そういう……

第76回国会 決算委員会 第2号(1975/11/13、33期、日本社会党)

○安井委員 四十八年度防衛庁関係の決算に関連して若干お尋ねをしたいと思いますが、初めに防衛庁長官に伺いたいのは、「防衛を考える会」は長官の発意で、長官が委嘱しておつくりになって、私どもに配られている「わが国の防衛を考える」というこの資料、これが今後の防衛政策の上に生かされるようにしていくというふうに長官も、この中でも言われているわけでありますが、そういうことでしょうか。
【次の発言】 私も、これを全部読んで、それぞれについて論評するところまでにまだいってないのですが、この中で「国連協力」の項があるわけです。「国防の基本方針の中に、国連の活動を支持することが示されているから、これを自衛隊の具体的……

第76回国会 決算委員会 第7号(1975/12/16、33期、日本社会党)

○安井委員 昭和四十八年度決算の厚生省分について、会計検査における不当事項十六件の指摘があります。これについては大臣もお認めになって改善の措置を約束されておりますが、その他厚生行政一般についても、今後とも遺憾のないように期していただきたいと思います。  きょう、私は特に自治体病院の赤字対策等について取り上げてまいりたいと思うわけでありますが、最近医療の荒廃という言葉があります。これはいろいろなサイドから、いろんな意味づけで言われているわけでありますが、自治体病院、公立病院はそれぞれの地域社会における中核的な医療の役割りを果たしており、地域住民にとってはその命と暮らしを守るとりでともなっている存……

第76回国会 災害対策特別委員会 第4号(1975/11/06、33期、日本社会党)

○安井委員 北海道の災害の問題について、続いてお尋ねをしてまいりたいと思います。  まず、激甚災の指定等に関する問題でありますが、昨日も兒玉委員からお尋ねがあったそうです。北海道の台風五、六号被害は、激甚災として政令で指定済みでありますが、九月上旬に引き続いて起きた災害の扱いは単独災害とするのだという点についてでありますが、五、六号の継続災害としての性格を持っていることは間違いないわけで、したがって一括激甚災扱いとすべきではなかったかと私は思うのでありますが、この点はどうか。  それからまた、時間の関係で続いてお尋ねしていきますが、局地激甚災の指定あるいは特定地方公共団体の指定については、いつ……

第77回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1976/05/21、33期、日本社会党)

○安井委員 去る五月十九日、グアム島からB52戦略爆撃機が嘉手納に飛来しております。この問題につきまして、政府はアメリカ側からどのような通告を受けていたか、そして現実にいまどういうふうな形になっているか、それをまず伺います。
【次の発言】 たしかこれで復帰後七回目の飛来だと思いますが、県民の中では激しい反対運動が起き、屋良知事も直ちに抗議をする等いろいろな運動が起きています。沖繩県におけるこれまでの長い戦争体験や、たとえ復帰が行われても基地そのものか居座っている現状への、そういう意識の中から当然起きている実態だと私は思います。  私どももそういうような中でこの問題を見ていかなければならぬと思う……

第77回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1976/07/09、33期、日本社会党)

○安井委員 後で上原委員から詳しく問題点について質問があるはずですが、それに先立ちまして、二、三の問題点について伺っておきたいと思います。  いま防衛庁長官から状況について簡単な説明がございましたが、その中で、人がいれば発射をしないという前提で当たったということのお話があって、そして最後には、中部病院でけがをしている人があるやに聞いているということで、終わりがぼけているわけです。しかし、現地の種々の報道を私もずっと調べてみましたが、まさに着弾地点付近にいて、そのことで爆風を受けてけがをしたなどということがほとんど明らかなように報道がなされています。それにもかかわらず、問題点を何かぼかしてしまっ……

第77回国会 予算委員会 第5号(1976/02/02、33期、日本社会党)

○安井委員 私は、地方財政の問題を中心にしてきょうお尋ねをするつもりでありますが、その前に、たくさんいま電報が来ているわけです。その一枚を読んでみますと、  フソデンライノワレワレノギヨジヨウヲマモリ ソレンセンヲハジメトスルガイコクギヨセンニヨルヒガイノゼツムヲキスタメ カイヨウホウカイギノケツカヲマツコトナク セイフワリヨウカイ一二カイリノソクジセンゲンヲオコナイゼンコクエンガンギヨミンノヨウボウガイツコクモハヤクジツゲンサレルヨウキシヨクノトクダンノゴジンリヨクヲネガウ」ギヨギヨウケイエイアンテイタイサクホツカイドウホンブチヨウアサリテイゾウ こう書いてあります。こういうのがいっぱい来て……

第77回国会 予算委員会 第13号(1976/02/14、33期、日本社会党)

○安井委員 この委員会では、公聴会で、神奈川県知事から大体都道府県段階の財政の問題について、いろいろ伺いました。かつてない地方財政の危機の中で、市町村段階の問題、生々しい自治体の現場からの御報告を参考人である山口市長さんや、渋谷町長さんから伺いたいし、それについてのコメントを吉岡教授からもいただきたい。さらにまた関係大臣からも問題点の論議に加わっていただきたい、こう思うわけであります。  いま、奥野委員から大きな問題点の取り上げがありましたので、私はもうじかに具体的な問題に入ってまいりたいと思うのです。  地方財政の根幹をなすのはやはり地方税でありますが、その地方税に対してさまざまな矛盾を自治……

第77回国会 予算委員会 第15号(1976/02/17、33期、日本社会党)

○安井委員 松尾証人の名前はアメリカの公聴会の記録の中にはありません。しかし、私は、政治腐敗というのは民主主義を破壊するものであり、政治のモラルが確立されなければデモクラシーというものは成り立たない、そういう確信の上に立って、丸紅の代表者であるあなたに若干伺っていきたいと思います。  丸紅は、ロッキードとの間の代理店契約に基づき、経営戦略としてはトライスター、それから次にP3C、続いてYXにも手を伸ばすという考え方ではなかったのですか。
【次の発言】 エアバス・トライスター、そのプロジェクトと、その後に続くP3C等の軍用機、これは後のやつは一兆円にも上る大きなプロジェクトであります。だから私は……

第77回国会 予算委員会 第18号(1976/02/27、33期、日本社会党)

○安井委員 残りの時間がわずかですから、すぐ問題点に入りますが、まず初めに大蔵大臣に、この大蔵省がお出しになった財政収支試算なるものは、特例債をも含めて国債をどんどん発行して、昭和五十五年度には五十一兆円という大きな額になり、その年の財政規模は四十三兆円ですから、そういうような膨大な財政規模をつくりながら、これでいけば国税は二%、地方税は一%の負担率を上げなければいけない。つまり増税の地ならしのために、増税の予告編のためにお出しになったような気がする。さらにまた、こんな膨大な国債発行はインフレにつながるおそれが多分にある。私はそう思うのですが、その点どうですか。

第77回国会 予算委員会 第22号(1976/03/03、33期、日本社会党)

○安井委員 ちょっといまの資料要求について関連してお願いしたいわけでありますが、いま松浦委員が取り上げているのは、第一次の証人喚問二日目の際に、永末委員と私とが契約書として要求した分であります。その中にも問題点がいま出てきて、松浦委員の追及があったわけですが、その日、正森委員から、いわゆる丸紅レポートとか大久保レポートという、契約書に基づいて丸紅が定期的にロッキードへ送っているレポートの資料要求があったわけです。で、それに対して提出されたのは五十年度分だけなんですね。五十年の分しか来ていないで、そのうち、たまたま二枚だけが私の要求の後にくっついてきて、それがいまの三木首相が出てくる部分なんです……

第78回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1976/10/27、33期、日本社会党)

○安井委員 あと二十分ぐらい残っていますから、その間で若干のお尋ねをしていきたいと思います。大体上原議員が一わたり問題の提起をされておりますので、むしろ関連のような質問になるかと思うのです。  まず、沖繩振興開発計画の洗い直し作業は進んで、近く審議会の答申を得る段階だというさっき御説明があったわけですが、その答申はいまある計画全体について、あの全貌を新しいものと後半部分を全部取りかえるという、そういうふうな答申の中身になるんですか、答申が出ない段階で伺うのも何ですけれども、いまの段階から言えばお見通しということになりましょうか、その点伺います。

第78回国会 地方行政委員会 第1号(1976/10/14、33期、日本社会党)

○安井委員 ことしの十七号台風を初めとする災害、さらに東日本の冷害、まさに日本列島は災害列島になってしまったという感じの一年で、それが自治体の住民にも、もとより自治体自体にも大変な打撃になっていることは間違いありません。きょうも、けさから佐藤委員を初め多くの皆さんも問題点をほとんど出されているわけですが、その各論をやるようなつもりで若干の時間、問題点についてお尋ねをしてまいりたいと思います。  自治大臣は北海道開発庁長官でもあり、その資格で冷害の現地もごらんになって、たんぼの中で実らぬ稲を手に取って被害のひどさというものを身にしみてお感じになっているわけで、さっき政務次官のちょっと妙な発言が問……

第78回国会 予算委員会 第2号(1976/10/01、33期、日本社会党)

○安井委員 初めに三つの問題を次々伺っていきたいと思います。  初めに東北、北海道の冷害対策でありますが、ことしは四十六年以来五年ぶりの冷害、凶作の秋を迎えました。政府は、口で食糧の自給率向上を言いながら、やることは米の生産調整、買い入れ制限、低価格の押しつけというふうなことであったと思います。田植え機から収穫のコンバインや乾燥機まで機械化は進みました。しかし、立ちんぼの稲を実らす機械はありません。しかし、機械を今まで無理して買わされた負債が重圧となってのしかかっている農業経営の現在の状況の中で起きた今度の冷害、だから問題は深刻だと思います。銘柄米の奨励が裏目に出た等のこともあるし、それらの原……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 内閣委員会 第11号(1977/04/14、34期、日本社会党)

○安井委員 文部省設置法の審議に関連いたしまして、ちょうど文部大臣がおいでですから、文教関係のいろんな問題についてお尋ねをするよい機会だと思うのですが、時間の関係もありますので、そのうちぜひ前からお聞きしておきたいと考えておりました、問題は小さいかもしれませんが、大学医学部の関連教育病院の問題、それからもう一つは高校増設の問題、ついこの間沖繩にも行ってまいりましたが、高校の問題が焦眉の急を告げているという実態も痛感してまいりました。その二つの問題についてだけ、きょう、わずかな時間でお尋ねをしてまいりたいと思います。  まず医大の関係でございますが、実は厚生大臣が見えたときに自治体病院の深刻な赤……

第80回国会 内閣委員会 第12号(1977/04/19、34期、日本社会党)

○安井議員 私は日本社会党、公明党・国民会議及び日本共産党・革新共同を代表し、ただいま議題となりました沖繩県の区域内における位置境界不明地域内の土地の位置境界及び地籍の明確化に関する特別措置法案につき、提案の理由とその概要を御説明申し上げます。  昭和四十七年、アメリカから沖繩の施政権が返還されてからすでに五年が経過しようとしていますが、われわれは、まず、沖繩問題についての基本的認識を明らかにしておかなければなりません。  沖繩県民は、本土の国民に、絶えず幾つかの問いかけをしているのであります。  かつての島津藩の沖繩征服や明治政府の琉球処分にまではさかのぼらないとしても、太平洋戦争で本土も原……

第82回国会 内閣委員会 第1号(1977/10/25、34期、日本社会党)

○安井委員 あさって総理が見えてから、私どもの矢山内閣部会長から総論の方をやっていただくことにして、各論として二、三伺いたいと思います。  初めに防衛庁長官に伺いたいのでありますが、在韓米軍の撤退が決まったことに伴って、自衛隊の配備についてどのような変更が行われたのか、あるいは行われようとしているのか。たとえば西の方を増強するとか、何かそういう具体的な変更措置があるのですか。
【次の発言】 そのとき自衛隊少しも動ぜずという御答弁のようでありますが、私が特にいまそのことを申し上げたのは、今度の防衛二法改正法案で防衛庁側から出された資料では、現在の定員を海上八百九十、航空九百十七、合わせて千八百七……

第84回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1978/02/17、34期、日本社会党)

○安井委員 できるだけ私の質問は詰めて、次の上原委員に早目にバトンタッチをしたいと思いますが、先日の長官の所信表明をお聞きいたしましたところ、沖繩の振興開発については他地域を大幅に上回る公共投資がなされて、公共施設の整備はおおむね順調に進展し、本土との格差は次第に縮小されているという表明が行われております。振興開発計画はいま後期に入り、最終の目標に向かって進みつつある中で、五十三年度予算が編成をされたということではないかと思います。しかし、県の調べによりますと、五十一年度における県民一人当たりの所得の全国平均との比較では七五・一%にとどまっているという数字が出ており、現在並びに今後における経済……

第84回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1978/04/19、34期、日本社会党)

○安井委員 この沖繩北方特別委員会で二月九日、園田外務大臣によって外務省所管事項の説明が行われました。その説明に対する質問がきょうですから、かなり間延びしたことになりますが、しかし、その間、北方領土の問題のほかに南方領土の問題も起きて、南も北も領土問題が大変な事態にきているように思います。与えられた時間が短いのですが、初めに北の方から伺ってまいりたいと思います。  一月早々園田外務大臣訪ソで第五回日ソ外相定期会議、しかしこの中においては、日ソ間に領土問題は存在しないというコスイギン首相の拒絶反応に遭いました。その後、ソ連側は、領土は解決済みだというキャンペーンを続け、とりわけ二月下旬にはソ連の……

第84回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1978/05/12、34期、日本社会党)

○安井委員 まず沖繩の交通方法変更問題の重要性から、関係各省庁の出席を得て集中審議をすべきだということの問題提起をした一人として、これはいささか時期がおくれたのですけれども、きょう開いていただくことになりました、委員長並びに理事会の皆さんの御配慮に感謝します。  二、三日前のNHKのニュースを見ていましたら、沖繩交通問題に関する調査を那覇市その他で三月の十一、十二の二日間にわたってやったようですね。その結果を見ますと、交通方法変更の是非についてどう思いますかという質問に対して、もっと十分な準備期間が必要であるとか、わざわざ変える必要はないじゃないか、現在の沖繩の交通方法の方が国際的なんだから、……

第84回国会 内閣委員会 第8号(1978/03/23、34期、日本社会党)

○安井委員 ただいまは在外公館法の審議でございますが、私、査察の強化だとか日本人子女教育の問題だとかを取り上げたいと考えておりましたけれども、けさの理事会で大体附帯決議にも盛り込まれるという話でございますので、本論はしばらくおきまして、せっかく園田外務大臣も御出席でございますので、当面の一番大きな政治課題である日中問題につきまして、若干伺っておきたいと思います。  昨日、社会党の飛鳥田訪中団が、先般の公明党訪中団に続きまして北京へ出発いたしました。きょういろいろ話し合いをしているころだと思います。同じ昨日、飯倉の公館におきまして、福田総理大臣を中心に外務大臣も御出席で、今後の日中平和友好条約交……

第84回国会 内閣委員会 第10号(1978/04/06、34期、日本社会党)

○安井委員 科学技術庁設置法の一部を改正する法律案の内容については、余り多くの問題はないかと思いますが、きょうは科学技術庁の所管を中心とする科学技術政策に関連する問題について若干のお尋ねをしてまいりたいと思います。  今度の法案には防災科学技術センターの移転の改正規定もあるわけでありますが、そのセンターの数々ある担当の仕事の中でも、とりわけ地震予知技術の問題は最近の国民的な大きな関心事であるプロジェクトだ、こう思います。予算の方を調べてみますと、センターの新年度予算も、震災対策特別研究費などかなり増額を見ているようであります。そして特にいま関心を払わなければならないのは、今度大規模地震対策特別……

第84回国会 内閣委員会 第16号(1978/04/27、34期、日本社会党)

○安井委員 ただいま議題となりました両案件に関してお尋ねをしたいと思うのですが、この際、福田内閣が進めつつある行政改革の基本の問題について、まずお尋ねをしてまいりたいと思います。  荒舩行管庁長官に伺いたいのですが、昨年の夏、福田内閣は、行政改革を鳴り物入りで打ち上げたわけです。昔から行政改革というのは、かなり強力な内閣でないと成功しないのでありますが、そうは思いながらも、福田首相のやる気に対して国民は一応期待をしたと思います。ところが、その構想は次第次第にしぼみにしぼんで、昨年の十二月二十三日閣議決定をされました「行政改革の推進について」という要綱によれば、一体これが内閣の目玉政策なのかと思……

第84回国会 内閣委員会 第17号(1978/04/28、34期、日本社会党)

○安井委員 関連ですから、簡単に一つだけ大蔵省の方に伺いたいのですが、きのう、小樽の財務部の廃止の問題について私も質問をいたしましたら、きょう上原委員の質問、その中で、一たん廃止した後出張所を置くというのはきのうもお答えがあったのですが、きょうのお答えの中に、公示か何かで出張所の設置をやられる、公示、告示ですかでおやりになるということのようであります。いずれにいたしましても、国会には全く無関係で全部が済んでしまうような印象が、きのうからきょうにかけてのお答えで出てくるわけなんですが、しかし、地方自治法の手続というのは、出張所から駐在の果てまで全部対象になるのだという、きのうの自治省行政課長の答……

第84回国会 内閣委員会 第18号(1978/05/09、34期、日本社会党)

○安井委員 本会議で大分時間が遅くなりましたから、できるだけ短縮するように努力をしたいと思いますが、それだけにひとつ答弁の方も、中身のある内容を手短にお答えをいただきたいとお願いをしておきます。  まず、この法案は、農林省を農林水産省に改称するところから始まるわけですが、いわゆる二百海里時代に入り、日本の水産の再編強化が重要な課題になっている際でありますから、むしろ、新しく水産省をつくるぐらいの構えでなければならぬときではないかと思います。当面、農林水産省ということに別段異議を差しはさむものではありませんが、単に名前が変わって若干の機構改革が行われたということだけでいい状況ではないと思うわけで……

第84回国会 内閣委員会 第20号(1978/05/25、34期、日本社会党)

○安井委員 国家公務員法及び地方公務員法の一部改正法案と職員団体等に対する法人格の付与に関する法律案と、公務員労働者に関係のある二法案が提案されているわけですが、私は、こういうような扱いについての政府の態度について、ちょっと注意を喚起しておく意味でまず申し上げたいのは、公務員の労働組合、ここでは「職員団体等」と、こう言われているわけでありますが、それに関係のある法律の立案や運用の場合の政府の立場というのは、政府の持つ政治性というものはこれは一つ別に置いても、民間の労働組合に関係のある法律応対する場合と微妙な差が出がちだという点であります。  民間の労働組合のいろいろな関係法についての政府の対応……

第84回国会 内閣委員会 第23号(1978/06/08、34期、日本社会党)

○安井委員 防衛局長が帰るまでまだ大分かかりますか。(「あと二十分ぐらい」と呼ぶ者あり)それでは、防衛局長がまだ帰ってきませんので、それまで金丸防衛庁長官との政治問答の方を初めにしたいと思います。  金丸信君は私も個人的には親しいが、金丸防衛庁長官ということになりますと、率直に言って、もっと意見の違いを明確にしながら注文をつけたい、こういう気持ちです。  最近の防衛に対する政府の態度についてであります。この国会における防衛論争を初め、最近の福田内閣の安保や防衛に対する発言というのは、経済不況の解決というのが優先順位であるというような風潮の陰で、いささか調子に乗り過ぎているという感じをぬぐうわけ……

第84回国会 内閣委員会 第26号(1978/08/15、34期、日本社会党)

○安井委員 ずっと論議を聞いておりまして、ほとんどの問題に触れておられるようですから、同じことを繰り返したくありませんが、ただ寒冷地手当の論議がないようですから、その点だけ伺っておきたいと思います。  人事院の長い努力で、一応の勧告ができて本当に御苦労さんでした。しかし、その中身は、一言にして言えば三・八四%という引き上げ率は物価の値上がりにも追いつかないし、国家公務員、地方公務員、それぞれ予算の中に保留していた財源を余すような引き上げ率でしがなかったということ、さらには新聞を見て公務員の諸君がふんまんやる方ない言い方をするのは、期末手当〇・一ヵ月分の引き下げということです。最前列に座っておら……

第84回国会 内閣委員会 第27号(1978/08/16、34期、日本社会党)

○安井委員 かなり時間も回っておりますので、数点について要点だけお尋ねをしていきます。  まず初めに、今度締結された日中平和条約の関係は近く外務委員会も開かれますので、そこでの詳細な論議に譲りたいと思いますが、きょうはそれと防衛との関連の問題についてちょっと伺っておきたいと思います。  この条約の締結のさまざまな影響のうち、やはりソ連に対する問題が大きいのではないかと思いますが、日米中三国同盟形成の路線が敷かれたというような受け取り方をして、新条約の締結を軍事的に危険視する向きがソ連側にあると伝えられておりますが、このような誤解は一日も早く解いていかなければならないと思います。そのためにどのよ……

第85回国会 外務委員会 第1号(1978/10/13、34期、日本社会党)

○安井委員 一九七二年九月の日中共同声明で、中国の日本に対する戦争被害の賠償請求権の放棄がなされたわけですが、日本はこの間の大戦中、中国に対しどの程度の物的あるいは人的被害を与えたと政府は見積もっておられますか。
【次の発言】 一千万人の人的被害、五百億ドルですからね。三百円ベースにして十五兆円ぐらいですか、とにかく大変なものであります。私はそういう膨大な被害を与えたということへの反省、これはこちら側。それから、それについて請求権を放棄をしたということに対する評価、そのことを下敷きにして、初めて、今度の条約の意義というものが生きてくるのではなかろうかと思います。  いま申し上げましたその共同声……

第85回国会 内閣委員会 第2号(1978/10/16、34期、日本社会党)

○安井委員 きょう私の質問の中で井上一成君に関連質問ということでお許しをいただきたいこと、それで私の時間を短縮しなければいけません。その問題はひとつ後で理事さんに調節していただきますが、それと、総務長官のお仕事の都合もあるそうですし、それから、給与の問題では、私、外務委員会に行っているうちにもういろいろな問題点ほとんど尽くされているということを聞きましたので、給与の関係ではただ一つ、寒冷地手当の点についてだけお尋ねをしてまいります。  人事院の勧告が行われました直後のこの委員会におきましてこの問題を私取り上げて人事院総裁といろいろお話し合いをしたわけでありますが、前回の委員会では、今度の勧告の……

第85回国会 内閣委員会 第3号(1978/10/18、34期、日本社会党)

○安井委員 私に理事会の方で与えられた時間は九十分ですが、きょうは同和対策特別措置法の緊急の扱いの問題も出てきているようでありますし、また、この部屋の中の暗黙の要望は短い方がいいようなふうに見受けられますので、ひとつ六十分以内で、できるだけ短くまとめたいと思いますので、政府の方はきちっとすっきりした答弁をお願いをしておきます。  まず、いわゆる北方領土の中の択捉島におけるソ連軍の演習というのが出てまいりまして、この委員会でも当日直ちに取り上げて質問したわけであります。ところが、前日の栗栖前統幕議長の発表が間違いであるとかそうでないとか、何かごたごたしていて、この委員会で明確な状態が把握できたら……

第87回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1979/02/15、34期、日本社会党)

○安井委員 私ども社会党は、いわゆる北方領土、これは歯舞、色丹の両島も、国後、択捉を初め、千島列島全体が、わが国がかつて侵略、奪取をした土地でないということが明らかであるということからすれば、私は固有の領土だ、そう断じていいのではないかと思っております。その固有の領土を、国民全体の悲願にもかかわらず、なかなか返してくれないということはきわめて遺憾なことであるし、こちらの領土の上に軍事基地を増設をしていったり、あるいはそこで実弾射撃をやったり、軍事演習をやったりしてくれるということは、これは相手がソ連であろうと、どこの外国であろうと、われわれとして許すべきではないと思います。したがって、早く返し……

第87回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1979/05/25、34期、日本社会党)

○安井委員 いま欧亜局長から、二月の北方領土返還決議のソ連での対応について御報告を受けたわけでありますが、新聞の報道によっても、「宙に浮いた国会決議」という大きな見出しになっていて、ソ連次官は「魚本大使に朗読させず」というふうな記事になっています。その辺はどうなんですか。
【次の発言】 じゃ、一応向こうに私たちの考え方というものは届いたことだけは間違いないというふうに確認したいと思います。そうですね。
【次の発言】 一部の者の反ソ的な活動であるという言い方を領土返還要求についてソ連側は繰り返し繰り返しいままで申していたわけでありますが、しかし国会の決議という形で、決して一部の者ではないというこ……

第87回国会 予算委員会 第7号(1979/02/07、34期、日本社会党)

○安井委員 関連して……。総理、総裁に伺うわけですが、いま厚生大臣を信頼すると言われたが、大平さんという人は政府では厚生大臣の上にいるし、自由民主党の中では幹事長の上にいるわけですよ。齋藤幹事長と武見医師会長とが話し合いができたということだそうですが、厚生大臣を信頼して齋藤幹事長の党内がどうなろうと厚生大臣の方でいかれる、そういう意味ですか。
【次の発言】 では厚生大臣に伺いますけれども、自由民主党はこの健保法の提案について賛成したということをさっきもおっしゃいました。ではこれは、全く無修正のままに最後まで法案を国会を通すのだという、そういう了承も受けているのですか、厚生大臣、自由民主党から。

第87回国会 予算委員会 第10号(1979/02/14、34期、日本社会党)

○安井委員 社会党の安井です。後で坂本委員の方から事実関係についてお尋ねをすることになっていますが、私は、経営のトップとしてのいろいろなお考えについて伺いたいと思います。  島田常務の自殺はまさに痛ましい限りでありまして、友人への遺書にも、自分の命をかけて会社を守りますとあった由で、これはまさに悲痛な会社への忠誠心の発露だ、こう思います。しかし、このことは裏返しをすれば、会社の大変重大な秘密を私が死んで守ります、こう受けとめられないこともないわけであります。特に、一月の九日にあなたが一番初めに記者会見で、やましいことは会社にはない、こうおっしゃった。ところが、SECやチータム証言がどんどん出る……

第87回国会 予算委員会 第12号(1979/02/16、34期、日本社会党)

○安井委員 私もきょうの質問はイラン問題から始めようと思ったのですが、ずいぶんたくさんイラン問題の取り上げがありましたので、もう要らぬというわけではありませんが、一番後の順序に回して、まずきのうとおとといこの委員会が証人喚問をいたしまして、グラマンやダグラス等の航空機問題について審議を重ねたその結果につきまして、大平総理、さらに検察、警察、国税庁あるいは公正取引委員会等の当局に伺っていきたいと思います。  きのうおとといの証人喚問は、私たちも日本の国会の調査権の限界の中で精いっぱいやりましたけれども、力足らずして完全に問題点を明らかにしたということにはなっていないかもしれませんけれども、しかし……

第87回国会 予算委員会 第17号(1979/02/22、34期、日本社会党)

○安井委員 私のきょうの主題は、いま平林委員が取り上げられました電電公社に対する入札公開の問題でございますが、通産大臣の御出席がちょっとおくれるそうでございますので、その前に農林水産大臣にちょっと……。  三月はいよいよ畜産物価格のシーズンになるわけで、その問題の政府としての処理の方向についてちょっと伺っておきたいと思います。  きのう質問通告をいたしておりましたら、もう早速きょうの答弁材料ですか、新聞に「畜産物価格、初の引き下げへ」こういう、価格を初めて引き下げるという記事がけさ出ておりました。農産物及び畜産物の価格全体のスタートが三月の末の畜産物の価格の決定にある。それから後、米価だとかそ……

第87回国会 予算委員会 第20号(1979/03/06、34期、日本社会党)

○安井委員 初めに、いまきょうの夕刊を見たのですが、古井法務大臣、きょうあなたは閣議後の記者会見で、衆議院の予算委員会の航空機疑惑問題をめぐる審議につきまして批判を加えたというふうに新聞は報じておりますが、私はこの委員会の中で今日までグラマン、ダグラスということについて一生懸命取り組んできた委員の一人として、この点きわめて遺憾に思うわけであります。ここに新聞みんなあるわけじゃありませんが、二、三の新聞を読んでみますと、たとえば「第一ラウンドを終えたことの感想として」法務大臣は「「にぎやかにやることだけを繰り返していては将来よくない。空騒ぎ、しり切れトンボに終わってしまうのではないか」と述べ、現……


35期(1979/10/07〜)

第90回国会 予算委員会 第1号(1979/12/03、35期、日本社会党)

○安井委員 私は、政治姿勢からまずお聞きしたいと思っておりましたが、日銀総裁の御都合もあるそうですから、そしてまた、いまちょうど小宮山委員から経済動向等の御質問もあって、私とダブる面もありますので、先に一つだけ伺っておきたいと思います。  もう少し経済動向の動き等について詳しく伺いたいところなのですが、それはひとつ省略いたしまして、公定歩合の引き上げの問題であります。  第三次公定歩合の引き上げは、例の政局空白のごたごたの中で、日銀だけが生きていたというような印象を与えるような一つの措置であったと思うのですが、預貯金金利の据え置きという問題はかなり問題を残しているように思います。そのことをどう……

第91回国会 予算委員会 第9号(1980/02/09、35期、日本社会党)

○安井委員 ただいま法務大臣から報告、そして大平総理から弁明があったわけでありますが、一応そういう経過を、つまりそういう総理大臣の言明があったということをひとつお聞きだけしておきます。  ただ、一点だけ総理に伺っておきたいのは、これで責任追及の問題はけりがついた、だからあとは処理の問題として、罰則を強化したり機密保護法をつくったり、そういうような方向に問題を持ち込まれては困ると思います。そういうようなお気持ちがないということをこの際明確にしていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの法務大臣並びに総理の御発言については後刻党の委員からさらに質問をすることにして、私はきょうの補正予算に関……

第91回国会 予算委員会 第17号(1980/02/22、35期、日本社会党)

○安井委員 大体いわゆる行政制度をどうするかという問題にしぼってお尋ねをし、もし時間が余れば公安調査庁の問題にも移りたいと思います。  いわゆる行政改革と言われているものがいま大きな課題になっていますが、改革という言葉をかりそめにも言う以上、今日の民主的な行政制度はこれでよいのかどうかとか、国民に対して公正なサービスを果たしてやっているかどうかとか、あるいはまた、多様化する国民のニーズにきちんとこたえるような行政制度の仕組みになっているかどうかとか、官僚制度はこれでよいのかとか、そういう基本的な課題がたくさんあると思います。もちろん簡素で効率的な、いわゆる安上がりな行政の仕組みをぜひつくってほ……

第91回国会 予算委員会 第20号(1980/03/08、35期、日本社会党)

○安井委員 質問の前に、いま新聞を読みましたら、昨日の大出質問におけるK・ハマダという人、その人が東京地検特捜部では浜田幸一議員だということで、同氏を参考人として事情聴取をした模様と書いてあります。そのとおりでしょうか。
【次の発言】 検察当局としてはそうかもしれませんが、ただ自由民主党という立場で、もしもこのK・ハマダが浜田幸一氏であったとすれば、自由民主党の要職にある方であります。新聞の報道によれば、党内でそのことをどうするかということで相談をしているとも伝えられていますが、総裁としての大平さんのこの問題についてのお考えをこの際伺っておきたいと思います。


36期(1980/06/22〜)

第92回国会 農林水産委員会 第2号(1980/07/31、36期、日本社会党)

○安井委員 亀岡農林水産大臣にまず申し上げたいのでありますが、社会党の私たちとしては、今日の米をめぐる経済情勢、とりわけ生産費の問題やあるいは農家の生活の安定というようなどの側面から考えても、三年間も据え置きをしてよいというような情勢ではなく、かなりな引き上げを諮問米価の中で示すべきだと考え、そのことを大臣にもしばしば申し上げ、あるいはまた六野党も共同戦線でそのことを政府に申し入れをしていたのは御承知のとおりだと思います。ところが、いま提示されました米価審議会への諮問米価のありよう、それからもう一つは、それに至る手順なり経過であります。その問題はきわめて私どもとして遺憾な状態にあるということを……

第92回国会 農林水産委員会 第3号(1980/09/26、36期、日本社会党)

○安井委員 短い時間ですから、ひとつ端的なお答えを期待していますが、食糧庁長官、いま田中委員からもお尋ねがあってお答えがなかったわけでありますが、冷害によることしの米の単年度需給の見通しをひとつ数字で明らかにしていただきたいと思うわけです。たしか私どもが聞いている限りでは、五十五年度の政府の米需給計画は、五十三万五千ヘクタールの生産調整をして二百四十五万トン減らして、それで千百十五万トンを目標にしていままでやっているというふうに聞いているわけです。ところが、実際は減反は五十七万二千四百五十ヘクタール、計画よりもよけい減反が行われているということが一つ。それからきょういただきました資料によると、……

第93回国会 内閣委員会 第11号(1980/11/18、36期、日本社会党)

○安井委員 わずかな時間をいただきまして臨調法案、さらにいわゆる中曽根行革の基本的なお考え等を伺いたいわけでありますが、最後の締めくくりには岩垂理事から問題点の総まとめをやっていただくことになっております。私はその前段で二、三の点について伺いたいのですが、その前に、先ほど午前中の上原委員の質問に際して、その質問の中身は、朝日新聞の「特殊法人の剰余金吸い上げ」という記事についての質問であったそうでありますが、私、そのときここにいませんでしたので、明確な御答弁の中身を聞いていないのですが、全くの推測記事でそういう事実はありませんという御答弁があったそうですが、そのとおりですか。

第93回国会 農林水産委員会 第1号(1980/10/15、36期、日本社会党)

○安井委員 私の時間は二十九分ですから、端的に伺っていきたいと思いますが、まず、午前中の島田、新盛両委員と政府側とのやりとりを伺っておりまして、ぜひ大臣にお答えをいただきたいと思うのは、私は、時間がないものですから各品目分けて言わないで、いわゆる畑作三品の共通の課題、今度の段階における一番大きな問題は、やはり奨励金を基準価格の中に織り込むべきだという主張がこちらからあって、それに対する拒否回答といいますか、その点が一番大事なことであるように思うわけであります。  大豆についてはもうすでに織り込み済みです。ですから、そういうことからいって、ビートについても芋類についても同じように織り込みが行われ……

第93回国会 農林水産委員会 第3号(1980/10/30、36期、日本社会党)

○安井委員 ちょっと関連して、十分間くらいですから。  十月二十日の日韓漁業相互規制協定の成立は、長い間のトラブルが一応けりがついたという上において水産庁当局の御努力を多とするものですが、ただ、いまもお話がありましたように、北海道沖の今日までの韓国漁船は、あのでっかい船で海にブルドーザーをかけるような形で、漁具はめちゃくちゃにされるし、海の底が砂漠みたいになってしまって、魚はどうなるのか。そういうような中で、漁民の海上デモやトラブルで大変な事態になるのじゃないかという寸前であっただけに、これはやはり評価してよいとは思うのであります。  しかし、いまもお話がありましたように、オッタートロール禁止……

第93回国会 農林水産委員会 第4号(1980/11/05、36期、日本社会党)

○安井委員 島田委員に引き続きまして、林業にかかわる問題についてお尋ねを続けたいと思います。  まず、いわゆる行政改革と林野行政とのかかわりの問題について初めに伺っていきたいと思います。  私は、党の行政制度対策委員会の責任者でもありますが、国民のニーズに従って行政制度そのものを改革していくということはきわめて重大な問題だと思います。しかし、この間本院を通過したブロック別支分部局統廃合の法案、あれは非常におかしな法案で、単なる数字合わせをあそこでやって、もうすでになくなった、実質的にないものまであの中に入っていたり、あるいはまた全く行政機関というのがおかしいというようなものまで、それをなくする……

第93回国会 農林水産委員会 第7号(1980/11/12、36期、日本社会党)

○安井委員 竹内委員に引き続いてお尋ねをしてまいりたいと思いますが、初めに食糧庁長官に、ことしの作況が八八というような数字になり、さらに転作は五十三万五千ヘクタールの目標を九%も超えて行われるというような状況になっているわけです。そういうような中で、これからの米の需給の見通しですね。冷害や、それから減反が余分に進んだという事情もあるだろうし、消費量が落ちたとかそういうような事情もあるし、それから、いままで残っている米の問題もあると思います。全体的な状況についてひとつお話しいただきたいと思います。
【次の発言】 それといわゆる備蓄の問題もあるわけですね。とりわけ回転備蓄方式という今日のやり方も関……

第94回国会 科学技術委員会 第2号(1981/02/24、36期、日本社会党)

○安井委員 続いてお尋ねをしていきたいと思いますが、政府としていわゆる高レベル廃棄物の処分は地層処分ということにきちっとしぼってこれからいかれるということになっているわけですね。
【次の発言】 地層処分地点は国内で一カ所だけということですか、それとも複数を考えているのですか。
【次の発言】 複数というのもいろいろあるわけですが、二カ所ですか、三カ所ですか、そんなにたくさん要らぬでしょう。
【次の発言】 これは調査を進めるために大変なお金がかかるし、また処分をするということになりますとべらぼうな金がかかるのではないかと推測されるわけでありますが、調査段階でどれぐらいかかるのか、処分実施にはどれぐ……

第94回国会 農林水産委員会 第6号(1981/03/26、36期、日本社会党)

○安井委員 ただいま畜産物の審議会が開かれているわけでありますが、それと並行して開かれるこの委員会、そういう位置づけから、審議会で問題になっていることを並行的に取り上げるという形での質問展開をしてまいりたいと思います。  院外では農民大会が次々開かれて、畜産の危機を訴えています。畜産は、かつて成長産業だとかあるいは戦略産業だと言われながらも、今日さまざまな行き詰まりの状況を呈しているわけでありますが、その打開を、現在開かれております審議会の審議や、そういう中から決まる畜産物の価格等に農民は期待をしているのではなかろうかと思います。そういう形での政府としての取り組みをぜひお願いをしておきたいと思……

第94回国会 農林水産委員会 第9号(1981/04/15、36期、日本社会党)

○安井委員 中曽根行管長官が農林水産委員会においでをいただいてお話を聞くというのは、これもそう機会がないことだと思います。したがって、いわゆる行政改革と、私どもがこの委員会として関心を持っております農林水産行政とのかかわりにおいて若干のお尋ねをしてまいりたいと思います。  いま私たちが審議しているこの蚕糸砂糖類価格安定事業団法案ですが、私たちはこの事業団は木竹事業団、こう言っているわけです。つまり木と竹を接いだ事業団だからです。これは全く法律的な基礎が違うものをただつなぎ合わせて一つにしただけで、これを二つ一緒にすることによってお金がどんどん浮いてきたり人手が減ったりなど、そういう仕組みになっ……

第94回国会 農林水産委員会 第13号(1981/05/06、36期、日本社会党)

○安井委員 食管法改正法案に対し、わが党は全委員が質問するということにしておりますので、私はその第一陣ですから、大筋の問題を中心にしてお尋ねをしてまいりたいと思います。時間がないものですから、なるべく演説部分を少なくして要点をお聞きしたいと思います。ですから、お答えの方もひとつ端的にお願いをしたいと思います。  食管法の根幹論争がかつて激しく行われたことがありましたが、最近、農林水産大臣の二月の所信表明でも、制度の基本は維持するという言葉になっているし、今度の提案理由の説明の中にも、根幹という言葉を使わないで基本という言葉になっていますね。根幹と基本とどう違うのですか。

第94回国会 農林水産委員会 第19号(1981/06/26、36期、日本社会党)

○安井委員 きょう農林水産大臣が米審に諮問いたしました麦価のありようについては、私もきわめて疑問を持っている一人であります。  そこで、伺いたいのは、二十二日に臨時行政調査会第一特別部会の報告が、麦価について「国内麦買入価格については、現行の固定的な算定方式の見直し検討を進めるとともに、」とあるわけですが、これを受けておやりになったのか。一説によれば、後でこれは米価のこともありますのであわせて伺いますけれども、米価を据え置くとか、麦についてはいままでの算式を変えるとか、そういうようなことを臨調の方と裏で話し合いをして、こちらの文章はそう書かせて、そのとおり農林水産省はこれからの米麦価の問題を処……

第94回国会 農林水産委員会 第20号(1981/07/13、36期、日本社会党)

○安井委員 農林水産大臣にまず伺いたいのでありますが、臨時行政調査会の第一次答申が十日の日に行われました。いつもですと、米価審議会はそういうものにかかわりなく開かれるのでありますけれども、ことしはわざと十日の調査会の後二、三日置いて米価審議会を開く。いまの臨時行政調査会のその中身を何とか反映させようというその継続性の意味で、私はわざと政治的な意味合いを持っての設定ではないか、そう思わざるを得ないのであります。しかも、臨時行政調査会が、この間も農民のいろいろな集まりの中でも、財界主導で農業のことをさっぱり考えてくれない、そういう中身の審議が結論として出るのではないかと言われていた、それがそのとお……

第94回国会 予算委員会 第15号(1981/02/23、36期、日本社会党)

○安井委員 科学技術庁長官の御都合もあるそうですから、先に原子力関係の問題を伺いたいと思います。  政府は、放射性廃棄物対策専門部会のレポートを受けて、高レベル放射性廃棄物の処理について地層処分の方向で検討を進められているということを聞くわけでありますが、私は、もうそのこと自体に非常に大きな疑問を感ずるわけです。というのは、この間十二月に、北海道の下川鉱山でこの地層処分――地層処分と言うと言葉はいいですけれども、地中投棄ですね、それの基礎データを調べる試験を始めるという段階で、地元は大変なことになったし、道議会もストップ状態、こうですからね。そういうような中で、最終的にはあの投棄は認めないとい……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第2号(1981/10/08、36期、日本社会党)

○安井委員 ただいま中曽根行管長官から説明がございましたが、実に長い名前の法案であります。三十六の法律の改正だということでありますが、中身は、いま伺った限りでも補助金の削減というようなものにすぎないわけであります。しかし、補助金削減法案では行革特別委員会を設置する口実にならないから名前を変えろという自民党の要求に基づいて、五十二文字の寿限無寿限無のタイトルになったと聞いております。しかし、名前が変わっただけで中身は全く同じであります。行政改革というのは事務の簡素化だと思うのですが、もっと短い名前の法律をつくることの方が行革になるのじゃないかと私は思うのです。ですから、社会党の私たちは、長い名前……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第9号(1981/10/27、36期、日本社会党)

○安井委員 いま土光会長からのごあいさつがございましたが、圓城寺さんともどもきょうは御苦労さまです。大事なお仕事の中で一生懸命にやっておられることに敬意を表したいと思います。本当はもう少し土光さんのお話を質問に答える形で伺いたかったわけでありますが、残念ながらお帰りになりましたので、圓城寺会長代行へのお尋ね、こういうことでお願いをしたいと思うのであります。  いま土光会長から、こういう状況が続けば日本はもうにっちもさっちもいかなくなってしまうという言葉が最後にありました。にっちもさっちもいかないような状況にまで持ってきたその責任はどこにあるのかということについて、この答申は少しも触れてないわけ……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第10号(1981/10/28、36期、日本社会党)

○安井委員 久しぶりに総理がお見えでございますので、南北サミットへの御出席御苦労さんでした。したがいまして、きょうはそのことからお尋ねを始めていきたいと思います。  メキシコのカンクンで二日間にわたって開かれました南北サミットでありますが、総理としてどのような評価をされていますか、それから伺います。(私語する者あり)
【次の発言】 南北二十二カ国の首脳の集まりという意味では意義はあったと思いますけれども、ただ最大の焦点とされた国連包括交渉の問題ではほとんど進展がなかうたという点は残念であります。それも南の側とアメリカ側との対立で最後まで妥協点がなくて、議長総括というようなかっこうで最終的に国連……

第95回国会 農林水産委員会 第3号(1981/11/12、36期、日本社会党)

○安井委員 ちょっと関連して伺いたいと思います。  今度の七営林署の統廃合という問題について、何のためにやるのかとお聞きすれば、改善計画による経営管理の適正化が目的です、そういうお答えのようですね。そこで、私も担当した北海道の旭川営林署、神楽営林署の分の調査に行ってまいりましたけれども、現地調査で受けた印象の第一は、治山事業が十分行き届いていないということであります。昨年、天人峡の岩石の崩落事故を私はこの委員会でも取り上げましたけれども、今度改めて現場を見まして、治山事業がいかに大切であるかということ、そして国有林の保安や治山の対策が十分に行き届いていればそういうような事故を未然に防ぐこともで……

第96回国会 科学技術委員会 第3号(1982/03/23、36期、日本社会党)

○安井委員 中川大臣、問題の幌延町に私この間行ってまいりました。いろいろな人にも会ったり、それから問題の浜里地区も見てまいりましたけれども、現地はかなり混乱をしています。それから浜里地区も、先ほど五十嵐委員から質問がありましたようなことで明らかなように、あそこはそんな大きな施設の立地ができるようなところではなかろう一そう思って帰ってまいりました。浜は物すごく荒れていて、あそこの浜は毎日浜の形が変わるというぐらい荒れているところですから、冬は大きな船でも入るのはなかなか大変だと思うのですが、それらのことはおくにしても、ただ一つ、中川さんは北海道の出身でありますだけに、あの立地の問題についていろい……

第96回国会 農林水産委員会 第9号(1982/03/23、36期、日本社会党)

○安井委員 いま串原委員から質問が展開されていたわけですが、私も全部お聞きできないような事情にありましたので申しわけないのですが、まず乳製品の問題から、酪農の問題から始めていきたいと思います。  いま、いろいろ新聞等で報ぜられているところによりますと、農林事務次官は今度の酪農部会への諮問は据え置き諮問であるということを言明されていると伝えられておりますが、もうそういう方向は決まったのですか。
【次の発言】 そうしますと、事務次官の言明というのは一体それは何ですか。
【次の発言】 据え置きあるいは据え置きムードということになれば、昨年もその前の年の価格算定方式を変えたのですが、また変えなければい……

第96回国会 農林水産委員会 第17号(1982/04/21、36期、日本社会党)

○安井委員 総論的な問題ですから山口参考人にお答えをいただきたいと思います。  質問というよりも、私の考えを二点申し上げて、それについての御意見を承りたいわけであります。  アメリカの今度の要求というのは多分に政治的なもので、主張にも大分矛盾がありますし、何か裏があるのではないかというような感じさえするという、さっきもお話がありましたが、私もそのとおりだと思います。日本の国会としては、農業の自給力を高めることの国会決議をしているわけですが、日本の農業を再建するためにも、また、国民の食糧の安定的確保のためにも自給力の向上が大変大切だ、こういうことであります。なるほど、当面安い牛肉が入るのはいいか……

第96回国会 農林水産委員会 第18号(1982/04/22、36期、日本社会党)

○安井委員 この委員会では、昨日、十人の参考人においでをいただきまして当面する農畜産物の、あるいは水産物も含めましていわゆる輸入自由化の問題等につきましてお話し合いを進めたわけであり、引き続いてきょうも政府との間で質疑をいたしたいと思うわけです。  昨日も申し上げたわけでありますけれども、日本は世界一の食糧の輸入国であり、特にアメリカからは百二億ドルも輸入をしているわけですね。農林水産物の全輸入の三五・二%はアメリカからの輸入であります。農産物については実に四〇・二%はアメリカに依存している、こういうわけであります。この問題は、われわれの日本農業の基本的な問題にかかわっていると思うわけですが、……

第96回国会 農林水産委員会 第23号(1982/07/13、36期、日本社会党)

○安井委員 先ほど食糧庁次長から御説明のありました内容について、初めに二、三お尋ねをしてまいりたいと思います。  昨年の方式で試算した場合はどういう数字になるのか。それから、一昨年の方式で計算したらどういうことになるのか。すぐお答え願えればすぐ、あるいは時間がかかれば後でも結構です。
【次の発言】 ありますか。
【次の発言】 それから、一ヘクタール未満の農家の生産費は算入していないわけでありますが、念のため、全水稲作付農家の数と算定に入った一ヘクタール以上の農家の数、その比率をちょっと教えてください。
【次の発言】 中核農家を主として考えていくという方針を初めお持ちだったようでありますが、一ヘ……

第96回国会 農林水産委員会 第24号(1982/08/04、36期、日本社会党)

○安井委員 いわゆるブロック書簡問題について、私は七月十三日の米価問題の際ちょっと取り上げました。しかし、とても意を尽くせるような状況ではございませんでしたので、社会党として、七月三十日、飛鳥田委員長から鈴木総理への申し入れということで真相の解明を要求いたしました。それについて、昨日、池田官房副長官が私のところへお見えになって、党の申し入れに対する正式の報告であるということで内容の御説明をいただいたわけであります。  ただ、事実関係やらあるいは私どもが疑問として提起いたしました問題についてのお答えはありましたけれども、しかし、一番肝心のいわゆる書簡そのものを私どもの手に見せてもらわなければ疑問……

第96回国会 農林水産委員会 第26号(1982/10/14、36期、日本社会党)

○安井委員 私の持ち時間は十五分ですから、とても深く入ったお尋ねはできません。  まず、畑作に対する政策の問題でありますが、水田に比べてきわめておくれているという事実は明らかです。農業政策というと何か水田のための政策だけみたいな感じがする今日の状況の中で、主要な作物については生産目標を設定するとか国産や輸入を含む需給計画をしっかり立てて輸入を規制するとか、そういう基本的な問題が必要ではないかと思います。しかし、短い時間ではとても議論し切れませんので、少なくも価格政策の問題をやはり明らかにすべきだということをきょうは申し上げたいわけです。とりわけ、臨時行政調査会の答申の中でも価格政策の問題に触れ……

第98回国会 内閣委員会 第9号(1983/04/28、36期、日本社会党)

○安井委員 今度提案されております法案に関し、いわゆる行革審議会が一体どういうものであり、どう作用していくのかということが一つと、政府が来月に行革大綱をお決めになるそうですから、それの問題が国民に直接かかわってくるわけです。したがってその点もあわせて伺いたい、私はそういうふうに考えています。  まず、今度のその審議会の性格とか役割りの問題でありますが、臨調答申の実行状況を追跡し調査をしていく機関であるとか、あるいはまた監視機関であるとか、そういうふうなことも言われておりましたが、新しい改革についての提言もさせるのだというような言い方もあるわけであります。それらについて、ひとつ行管長官から御答弁……

第98回国会 農林水産委員会 第3号(1983/03/02、36期、日本社会党)

○安井委員 金子農林水産大臣のこれまでの御答弁にはかなり失言と思われるような発言があったそうで、それは大変遺憾なことだと思います。日本の農業全体が大臣の双肩にかかっているということでひとつお取り組みをいただきたいし、御答弁も願いたいと思います。それを前提にして、きょうは二、三伺ってまいります。  まず初めに、農産物の自由化の問題です。  この間の中曽根訪米で、あの際に何か異変が起きやしないかという心配を農業団体も持ったし、われわれも持ったわけでありますが、表で知る限りにおいては、貿易自由化が約束されたというふうな気配はありません。ただ、問題は、枠の拡大についてはレーガンとのさしの話もあったわけ……

第98回国会 農林水産委員会 第7号(1983/03/24、36期、日本社会党)

○安井委員 いよいよ新しい畜産物の価格決定の段階が迫ってまいりました。きょうは、そういう意味で、まず加工原料乳保証価格の問題から、あるいはまた食肉の問題等に進んでお尋ねをいたしたいと思います。  畜産振興事業団の森理事長もおいででございますので、在庫の問題からまず伺ってまいりたいと思います。  乳製品の在庫状況は、近来にない少ない状況になっているように思います。そこで、これは畜産局と事業団との両方からお答えいただければいいと思うのですけれども、現在における民間及び事業団の在庫状況はどうなっているのかということを、民間については見込みということにもなろうと思うのですけれども、それをひとつ伺ってみ……

第98回国会 農林水産委員会 第13号(1983/04/28、36期、日本社会党)

○安井委員 酪農振興法の一部改正というわけでありますが、酪農そのものをもっと問題点を解決して振興していくというような形での発想はほとんどないように思います。ですから、この酪農の現状を農林水産省としてどう理解しているのか。やはり今度の改正の際にも、どうせ改正するのなら肉牛だけじゃなしに酪農そのものが抱えている問題点の解決もこの際同時に考えていくべきじゃないか、こういう姿勢があってよかったと思うわけであります。そういう問題意識もあるいは対策もゼロだということについて、私は非常に問題だと思うのでありますが、その点どうですか。
【次の発言】 ですから、そういうようなお考えのもとで、どうせ改正するのなら……

第98回国会 農林水産委員会 第17号(1983/07/13、36期、日本社会党)

○安井委員 まず、昨日米価審議会を招集しておきながら、諮問米価ができないということで諮問をできなかったという異例な状況をつくり、さらにまた、いま大臣からおわびの発言もありましたけれども、農林水産委員会を招集しておきながら、大臣の都合を理由に一日とうとう空転をしてしまったわけであります。私は、朝から夜の七時まで待たされました。しかも、きょう時間が短くなって十八分の時間しか与えられない。この数々な不手際に対しては、将来このようなことがないように、遺憾の意を表し、指摘しておきたいと思います。  次に、諮問米価については昨日の政府・自民党との話し合いで決まったという報道になっているわけでありますが、ど……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第2号(1983/09/26、36期、日本社会党)

○安井委員 この特別委員会のトップバッターで質問させていただきますが、まず、私ども社会党といたしましては、行政改革の進め方については、あくまで平和、福祉、分権の行財政改革のシステムの確立ということを基本に置いて考えています。そういうことで、それの中間報告を出し、基本構想をまとめて、われわれの党の考え方を明らかにしておるわけであり、民主、公正、効率の三原則に立っての具体的な改革の提起をいたしているところであります。そして、近く国民行革会議をスタートさせるわけでありますが、財界の人だけが行革について提言をする権利があるというものではないと私ども思うのであります。広く労働者や農民や主婦や中小商工業者……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第7号(1983/10/03、36期、日本社会党)

○安井委員 ただいま、土光参考人からの意見の陳述というか、ごあいさつがあったわけでありますが、瀬島参考人も御同様ですけれども、二カ年にわたる臨調の作業、さらにまた今度は行革審の委員としての御活動、特に土光さんは大変な高齢にもかかわらず本当に御苦労さまだと思います。  私ども、臨調がお出しになった答申に対して全く同意見のところもございますし、かなり意見の違いも現にあるわけでありますけれども、大変な御努力をいただいたことには敬意を表したいと思います。  きょうは、いまのお話の中にもありました「増税なき財政再建」と、それからいま当面減税の問題が大きな課題になっています。それらの関連の問題をまず私から……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第10号(1983/10/07、36期、日本社会党)

○安井委員 審議会の設置の問題についていろいろお聞きするつもりで調べていたわけですが、御説明をさらにいただきたいと思う点が若干出てまいりましたので、齋藤行管長官に伺いたいと思います。  国家行政組織法の改正案によりますと、審議会に関する規定では、その設置は「法律又は政令の定めるところにより、」と選択制を決めていますね。しかし、官房と局の設置については各省設置法で法律事項から削り落として、組織法の七条五項ですか、それによりましてすべて政令で定めることになるという御説明をいただいていたと思いますが、そのとおりですか。
【次の発言】 現在、法律事項で官房と局が設けられているわけですね。その数が百二十……

第100回国会 農林水産委員会 第2号(1983/10/11、36期、日本社会党)

○安井委員 北海道の冷害対策についてはいずれ資料が整ってから時間をかけてこの委員会でも取り上げたいと思いますが、ただいま水稲被害について、上川中心に空知にかけてかつてない異常な事態が起きておりますので、その点だけきょうはちょっと取り上げたいと思います。  十月六日午前十時ごろから上川、空知に雨が降り出して、それが夜中から雪になりました。そして、七日の朝には旭川市内でも一センチ、山間部では十センチ、ひどく多いところでは二十センチも一遍に雪が積もり、その上最大風速十九・七メートルという風が吹いたわけです。私どもこんな記憶は全くないのですが、十月六日に積雪があったということは明治二十八年に測候所がで……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 安全保障特別委員会 第4号(1984/04/24、37期、日本社会党・護憲共同)

○安井委員 短い割り当て時間でございますので、一、二重点的に伺いますが、初めに、五九中業のことについて今御質問がございました。その進め方について、防衛庁長官は、大綱の見直しは絡めない、そういうふうなおっしゃり方をかつてしていたようにも私は思います。ということは、現在の防衛計画大綱水準の達成ということに目標を定めておられるということではないかと思うのですが、その辺はどうなのか。  それから、GNP一%枠を堅持するというその立場を当然貫くべきだと思うのですが、その点についてはどうなのか、まず、それから伺います。
【次の発言】 中曽根首相は、現内閣の間に一%枠を変えるという考え方はないというのですか……

第101回国会 科学技術委員会 第12号(1984/04/24、37期、日本社会党・護憲共同)

○安井委員 科学技術庁長官に伺いますが、二十一日の土曜日の新聞で、北海道の幌延町に高レベル廃棄物の建設計画が進みつつある、こういう報道で実はびっくりしたわけです。地元の方も、前は低レベル廃棄物の処理の問題で町長選挙まで大変な争いになった、そういう経過があるわけでありますが、それが急に高レベルになっちゃって、低レベルでさえ問題なのに高レベルならとんでもない、こういうことで問題が一遍に広がってきているという状態の中にあります。  それで、きのうも私は科学技術庁の係官あるいはまた動燃事業団の方からも御説明を願ったわけでありますが、そういう中で、私どもはその低レベルが問題だというふうに思っていたら、実……

第101回国会 科学技術委員会 第18号(1984/07/05、37期、日本社会党・護憲共同)

○安井委員 こちらの委員会で「むつ」問題の集中審議だそうでありますが、私がまだ特別委員会時代の委員長のときにちょうど「むつ」のあの事件が起きて、当時は森山長官で、自民党の筆頭理事は小宮山理事で、大変ここで議論をしたことを今思い出すわけであります。きょうはそのことも絡んでまいりますけれども、核燃料サイクル、とりわけ高レベル廃棄物の貯蔵あるいはそれ以前の処分とか、そういうような問題につきまして伺っていきたいと思います。  七月二日に総合エネルギー調査会の原子力部会が、「自主的核燃料サイクルの確立に向けて」という報告書を発表しています。きょうは通産省からはおいでいただいておりませんが、科学技術庁で御……

第101回国会 逓信委員会 第14号(1984/07/05、37期、日本社会党・護憲共同)

○安井委員 大臣、こういうことから私始めたいと思うのですが、この間、四月の末から五月の初めの連休に、この鈴木さんも御一緒だったのですけれども、アメリカのAT&Tの分割の問題を見に参りました。アメリカへ行きますと言うと、これはこの事業に余り関係のない人たちなんですけれども、私の友人は、ああVANのことですねと言うのですよ。  通産省と郵政省の壮烈なVANの権限争いが自民党も巻き込んで、マスコミも、新聞には、電電改革というのはVANの問題だと言わんばかりの記事が並ぶ。ですから、そういうような状況の中で法案づくりが進んだように私は見るわけです。国民の生活の一部になっている電話がどうなるのか、そういう……

第101回国会 農林水産委員会 第3号(1984/03/27、37期、日本社会党・護憲共同)

○安井委員 畜産振興審議会がきょう食肉部会で食肉の価格の諮問、あす酪農部会で乳価の諮問、こういう段階でありますので、価格問題を中心にして伺いたいと思います。  まず、畜肉については、昨年酪農及び肉用牛生産の振興に関する法律を私たちがここで審議をして成立をさせました。この法律は、今までは酪農だけの振興だったのが、牛肉をその中に一つ位置づけて、これは日本農業の戦略部門だ、そういうふうに政府も説明したし、私たちもそういう期待を持って審議に応じたわけであります。ですから、そういう大きな期待のもとに、農民の方も、指定食肉の安定価格は生産費、所得を補償し、その生産振興と酪農及び肉用牛、養豚経営の安定を図る……

第101回国会 農林水産委員会 第4号(1984/03/29、37期、日本社会党・護憲共同)

○安井委員 ちょっと関連して伺いたいわけでありますが、昨日、政府の公社現業の職員に対する年度末手当が決定しました。ところが、国鉄と林野だけは後回しとされたわけであります。国有林野の再建のために働く職員の給与がまだ決まらないということは、直接関係を持つ我が委員会といたしましても見逃すわけにはいきません。これは財政当局の関与もあると思いますが、農水当局としてももっと熱意を持って取り組むべき問題ではないのかということを、次官と林野庁長官に伺いたいと思います。  まず林野庁長官。
【次の発言】 関連ですし、きょうは畜産の審議の段階ですから私は多くは申しませんけれども、政務次官、ぜひこの問題は、早急にと……

第101回国会 農林水産委員会 第7号(1984/04/11、37期、日本社会党・護憲共同)

○安井委員 自民党の諸君も、副総裁問題も大事ですけれども、やはり何といったって今国会での農水委の最大の課題はこの林業法案ですから、ちゃんと出席してくれなければ困ります。  林野関係のいわゆる三法案の質疑に入るに当たって、まず、私は基本的な問題を一つだけ伺っておきたいと思います。  それは、いわゆる緑資源の問題であります。  森林浴という言葉があって、これは林野庁長官の命名だと聞いていますが、そうかどうかわかりませんが、いずれにいたしましても、森林や緑に対する国民的関心が非常に高まっており、森林が果たす国土保全、水資源涵養、保健休養等の公益的機能の維持等への国民的な要請は非常に強まっているわけで……

第101回国会 農林水産委員会 第10号(1984/04/19、37期、日本社会党・護憲共同)

○安井委員 きょうはちょっと始まりがおくれておりますので、御答弁のぐあいでは、できるだけおしまいの方を縮めたいと思います。そういう意味でも、きちんとしたお答えをぜひいただきたいと思うのです。  まず初めに、政務次官、官房長もおいでですから伺っておきたいわけでありますが、この間、私どもはいわゆる農振法と呼んでいるあの法律案について、各県庁から早く通してくれ、町村長会からも言ってくる、土地改良区からも言ってくる、もう大変なんですよね。上京団まで来て、そういうのもありました。局長には、これは重要法案であることは間違いないが、しかし、ほかの法案と並べて先にやってくれというそれには応ずるわけにはいかぬけ……

第101回国会 農林水産委員会 第21号(1984/06/28、37期、日本社会党・護憲共同)

○安井委員 締めくくりの質問ということで六十分与えられておりますが、私は、いわゆる責任論もあります。それから汚染問題。需給計画、韓国米の問題、他用途米、それから減反、備蓄、それから食管財政の問題、米価と、大体九項目お聞きをしたいわけでありますが、なかなかとてもそうはいかぬと思います。したがって、時間の関係で外れるものがあっても、それは重要ではないからだ、そういうふうに受け取らないでいただきたいと思います。  最近の国会のやりとりを速記録の中から引き抜いたのがあります。これは五十八年二月の衆議院の農林水産委員会で、松沢委員が当時の金子国務大臣に、米の需給は不安ではないかというのを繰り返し質問した……

第101回国会 農林水産委員会 第26号(1984/07/24、37期、日本社会党・護憲共同)

○安井委員 今、米審への試算米価を御説明いただきましたが、説明してすぐですから、なかなかのみ込めない点もたくさんあるわけでありますが、私はまず、諮問米価がこちらの方の委員会を待たせてまでこんなに遅くなるなんという例を知らないのですよ。大体前の日にいつも、たとえ難航しても決まっているわけですよ。それを、恐らく米審の方もきょうは待たせたのだと思いますね。そういう不手際が一つあるわけでありますが、これはもう、ちょっと時間がありませんので、省略いたします。  何よりも、一・四五%の引き上げ、昨年の引き上げは一・七五%だったわけです。それと比べて、これは私のみならず農民の皆さんはみんな君かしいと思うもの……

第101回国会 農林水産委員会 第28号(1984/08/07、37期、日本社会党・護憲共同)

○安井委員 きょうはこの国会最後だそうですから、いろいろな問題があるのをお聞きしたいわけでありますが、初めに、この間の米価決定でいろいろな問題が米価だけじゃなしに決定を見たわけであります。その中で一番問題になりそうなのは、他用途利用米を主食としての買い上げをするということに関連しての動きではなかろうかと私は思います。  その点についてちょっと伺いたいわけでありますが、この間のあの決定段階のいろいろなやりくりで、今米穀年度の終わりには需給の見通しが大分違ってきたのではないかと思います。つまり、他用途利用米を主食に回すということやら、あるいはまたそのかわり加工用の米は農業団体が責任を持って出すとか……

第101回国会 農林水産委員会 第29号(1984/10/03、37期、日本社会党・護憲共同)

○安井委員 きょうの質問の初めに、現在進行中の漁業協定の問題を若干伺いたいと思います。  一つは、日朝民間漁業協定であります。  おととしまでずっとともあれ続いてきた民間協定が、国交のない朝鮮民主主義人民共和国の代表入国問題をめぐって、日本政府がそれを拒否するというふうなことで、協定の話し合いが全くとぎれていたわけでありますが、今度石橋訪朝団の話し合いの中で、金日成主席から、交渉はピョンヤンでやりましょう、こういう発言があり、民間協定再開の可能性が出てきたわけであります。  私も一緒に参りまして、向こうとの話し合いにも臨んだわけでありますが、これは民間協定でありますけれども、その話し合いの中で……

第102回国会 決算委員会 第1号(1984/12/11、37期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。  今回、当委員会の委員長に選任され、私はその職責の重大さを痛感している次第でございます。  申し上げるまでもなく、本委員会は、国の予算が適正かつ効率的に使用されているかどうかを中心として、決算全般について審査し、また調査する重要な使命を持っております。  もとより微力ではございますが、幸いにして練達なる委員各位の格別な御協力と御鞭撻をいただき、誠心誠意その職務遂行に努力し、円滑なる委員会運営に努めてまいりたいと存じます。何とぞよろしくお願い申し上げます。  簡単ではございますが、委員長就任のごあいさつにかえさせてい……

第102回国会 決算委員会 第2号(1985/03/26、37期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員になっております。これよりその補欠選任を行いたいと存じますが、これは、先例によりまして、委員長において指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、金子みつ君を指名いたします。
【次の発言】 次に、昭和五十六年度決算外二件を一括して議題といたします。  ただいまの各件は、第九十八回国会に提出され、第百回国会で概要説明を聴取の後、今日まで長時間にわたり、予算がいかに執行されたかを中心として各省庁別審査を行ってまいりました。  本日は……

第102回国会 決算委員会 第3号(1985/04/11、37期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員になっております。これよりその補欠選任を行いたいと存じますが、これは、先例によりまして、委員長において指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、新村勝雄君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、昭和五十七年度一般会計歳入歳出決算、昭和五十七年度特別会計歳入歳出決算、昭和五十七年度国税収納金整理資金受払計算書、昭和五十七年度政府関係機関決算書並びに昭和五十七年度国有財産増減及び現在額総計算書、昭和五十七年度国有財産無償貸付……

第102回国会 決算委員会 第4号(1985/04/19、37期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  昭和五十七年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、総理府所管中行政管理庁、防衛庁、沖縄開発庁及び沖縄振興開発金融公庫について審査を行います。  それでは、順次概要説明を求めます。  まず、総務庁長官から概要の説明を求めます。後藤田総務庁長官。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。竹尾会計検査院第一局長。
【次の発言】 次に、防衛庁長官から概要の説明を求めます。加藤防衛庁長官。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。天野会計検査院第二局長。

第102回国会 決算委員会 第5号(1985/04/23、37期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  昭和五十七年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、総理府所管中経済企画庁、建設省所管及び住宅金融公庫について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  本件審査のため、本日、参考人として本州四国連絡橋公団理事吉田巖君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 それでは、順次概要説明を求めます。  まず、経済企画庁長官から概要の説明を求めます。金子経済企画庁長官。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。竹……

第102回国会 決算委員会 第6号(1985/05/15、37期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  この際、理事辞任の件及び理事の補欠選任についてお諮りいたします。  まず、理事森下元晴君から理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  次に、ただいまの理事辞任に伴うその補欠選任につきましては、先例によりまして、委員長において指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、林大幹君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、昭和五十七年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、裁判所所管及び法務省所管について審査を行い……

第102回国会 決算委員会 第7号(1985/05/17、37期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  昭和五十七年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、郵政省所管及び日本電信電話公社について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  本件審査のため、本日、参考人として日本電信電話株式会社から関係者の出席を求めることとし、その人選につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 次に、郵政大臣の概要説明、会計検査院の検査概要説明、日本電信電話公社の資金計画、事業計画についての概要説明を求めるのでありますが、先ほどの理事会の協議に基づ……

第102回国会 決算委員会 第8号(1985/05/29、37期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  昭和五十七年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、総理府所管中北海道開発庁、国土庁、北海道東北開発公庫及び労働省所管について審査を行います。  それでは、順次概要説明を求めます。  まず、河本国務大臣から北海道開発庁及び国土庁について概要説明を求めます。河本国務大臣。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。小川会計検査院第三局長。
【次の発言】 次に、秋本会計検査院第五局長。
【次の発言】 次に、北海道東北開発公庫当局から資金計画、事業計画について説明を求めます。吉岡北海道東北開発公庫総裁。

第102回国会 決算委員会 第9号(1985/06/07、37期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  昭和五十七年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、まず総理府所管中警察庁、自治省所管及び公営企業金融公庫について審査を行います。  この際、古屋国務大臣の概要説明、会計検査院の検査概要説明、公営企業金融公庫当局の資金計画、事業計画についての概要説明を求めるのでありますが、これを省略し、本日の委員会議録に掲載することといたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中村重光君。

第102回国会 決算委員会 第10号(1985/06/12、37期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  昭和五十七年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、通商産業省所管、中小企業金融公庫、中小企業信用保険公庫、運輸省所管及び日本国有鉄道について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  本件審査のため、本日、参考人として日本鉄道建設公団理事堀内義朗君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 次に、通商産業大臣及び運輸大臣の概要説明、会計検査院の検査概要説明、中小企業金融公庫当局、中小企業信用保険公庫当局及び日本国有鉄道当局の資金……

第102回国会 決算委員会 第11号(1985/06/18、37期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  昭和五十七年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、総理府所管中科学技術庁及び文部省所管について審査を行います。  この際、科学技術庁長官及び文部大臣の概要説明、会計検査院の検査概要説明を求めるのでありますが、これを省略し、本日の委員会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。井上一成君。
【次の発言】 次に、中村重光君。

第102回国会 決算委員会 第12号(1985/06/25、37期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○安井委員長 これより会議を開きます。  この際、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  すなわち、決算の適正を期するため  一、昭和五十七年度一般会計歳入歳出決算昭和五十七年度特別会計歳入歳出決算昭和五十七年度国税収納金整理資金受払計算書  昭和五十七年度政府関係機関決算書  二、昭和五十七年度国有財産増減及び現在額総計算書  三、昭和五十七年度国有財産無償貸付状況総計算書  四、昭和五十八年度一般会計歳入歳出決算昭和五十八年度特別会計歳入歳出決算  昭和五十八年度国税収納金整理資金受払計算書  昭和五十八年度政府関係機関決算書  五、昭和五十八年度国有財産増減及び現在額総計算書 ……


各種会議発言一覧

28期(1958/05/22〜)

第30回国会 地方行政委員会公聴会 第1号(1958/11/03、28期、日本社会党)

○安井委員 時間の制約があるようでございますから、私二点だけお伺いいたしたいと思います。  初めに、今回の改正案によりまして条文の表面に現われた問題もずいぶんあるわけでありますが、ことに私どもおそれますのは、その表現のあいまいさであります。たとえば「公共の安全と秩序」といったような、きわめて抽象的なあいまいな表現が随所になされているわけであります。それによる乱用こそが最もおそろしいものであります。私どものこういったような心配に対しまして、またこれに対する反論が行われておりまして、今の御質問の中にも若干触れたようでございますが、現在の警察制度は昔の警察国家のあり方と全く違って国民警察なんだ、国家……

第34回国会 地方行政委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1960/05/10、28期、日本社会党)

○安井委員 関連質問。今の場合、井岡さんの言われるさっきの例でいいのですが、その不特定多数という問題ですね。たとえばそういうふうな疲労運転に入った場合、現場の係長がそれを容認した、あるいは命じた。それだけで済んだ場合は、その係長がこの運行管理者に当たるのですか。それとも、いろいろな場合がありますが、その人が課長の次席ぐらいの人に、実はこう聞いているのですが、どうでしょうと相談した、その人が認めた、また課長が認めた、あるいはもっと大きな問題で、もう少し上の立場の人に相談をした。そういういろいろの場合があるが、つまり一人だけが容認した場合と、その立場々々で相談した場合と二つに分けてお答え願いたい。


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 農林水産委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1961/05/31、29期、日本社会党)

○安井(吉)委員 この間自民党の諸君は農業基本法を無理やり通してしまいました。まさに無理無体というような表現の方が当たるかと思うのでありますが、これはおそらく参議院でつぶれると思いますが、それにいたしましても、政府案の農業基本法の中にも農林の制度金融の問題についても触れているわけでございますが、今回さらに農業近代化資金といったような新しい仕組みを今までのきわめて複雑なシステムの中にまたお入れになる。最近の報道によりますと、農地集団化のための資金の問題にも新しい方向を出そうというふうなお企てをお持ちになっておるということも聞くわけです。大体におきまして中小企業関係の金融なんかも非常に複雑だという……

第40回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1962/02/19、29期、日本社会党)

○安井分科員 私、この間農林水産委員会で、農林基本問題の施策につきまして大臣と質疑応答をかわしておりますので、きょうは大豆価格の問題、それに菜種を含めまして、これにしぼりましてお尋ねをいたしたいと思います。だいぶお疲れのようですけれども、満足ができるような御答弁をいただけましたら三十分でも十五分でも終わりたいと思いますので、そのように一つお運びをいただきたいと思います。  その前に漁港の問題につきまして、ちょっと伺いたいわけでありますが、地方の漁村から漁港の新設あるいは拡充につきましても要望が非常に多いわけです。現在の整備計画の進捗の状況はどうなっておりますか、その点を一つ伺います。

第40回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1962/02/19、29期、日本社会党)

○安井分科員 きょう時間が制約されておりますので、私はもっぱら地方財政の問題についてお尋ねをしたいと思いますが、大臣も御出席でございますので、それに先だちまして、今問題になっております公職選挙法の改正の問題につきまして、若干お尋ねをいたしたいと思います。  公職選挙法の改正につきましては、選挙制度調査会の答申があり、政府は、これを基礎に公選法改正の作業を今進められつつあるわけでありますが、現在どのような段階まで来ているか、一つお聞かせをいただきたいと思います。ことに答申案より政府案が次第に後退を続けつつあると聞くわけでありますが、いかがでしょうか。

第41回国会 農林水産委員会農産物価格対策に関する小委員会 第2号(1962/10/04、29期、日本社会党)

○安井小委員 先月の二十八日にこの小委員会が開かれまして、農産物価格安定法によるカンショ、バレイショ原料価格、澱粉価格等の問題につきまして審議が行なわれて、きょう引き続いて開かれたわけでありますが、先日の会議の段階では、農林省の御当局における算定の作業は、全く進んでいないというふうな状態を伺っていたわけであります。そこで、それはそれとしても、早急に進めてもらいたいという要望があり、引き続いてまたきょうある程度進んだというふうな予想のもとに第二回目の会合が持たれたというふうなことになっているわけでございますが、前会以後の作業の進捗の状況につきまして、長官から一つ御説明を願いたいと思います。

第43回国会 商工委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1963/05/29、29期、日本社会党)

○安井委員 いま、足鹿委員から全体的な問題につきまして論議が行なわれておりますので、私は多くをつけ加えるつもりはございません。特に私もちょっと会合がございますので、ごく簡単に一、二点お尋ねをして終わりたいと思います。  足鹿委員は専門家ですが、私はしろうとですから、まず初めにごくプリミティブなお尋ねをしたいのですが、肥料政策は、これは農業政策と商工業政策と両面を持っておると思いますが、一体どっちにウェートを置いて政府はお考えになっているか、こういうことです。
【次の発言】 国内では、肥料を使う農家の数は六百万戸、きょういただいた「輸出硫安売掛金各社別一覧表」ですが、ここに出ている会社は十九社で……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1963/02/18、29期、日本社会党)

○安井分科員 漁業関係の国際条約につきまし、て二、三お尋ねをいたします。  時間が十分ないようでございますので、大ざっぱな触れ方になるかもしれませんが、まず二月十五日に、日米加共同委員会が東ベーリング海のオヒョウ保存勧告に関する結論を出して閉会をいたしているようでありますが、その成果につきまして政府はどういうふうに評価をされておりますか、それを一つ伺います。
【次の発言】 どうも大臣の御答弁としては、何のことやらちょっとわからないのですが、じゃ、一つ実際その街に当たった水産庁長官の方から伺います。
【次の発言】 政府の方は、一応結果は出たけれども、どう評価していいのかわからないというふうに、何……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 建設委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1964/06/16、30期、日本社会党)

○安井委員 河野建設大臣のおいでを願っておりますので、まずこの改正法を御提案になった趣旨について伺いたいわけであります。いただきましたこの要綱によりますと、交通安全施設について必要な規定の整備をする、こういうふうな問題、あるいはまた道路審議会の委員の定数を増すとか、こういう問題についてはわからないでもないのでありますが、一級国道及び二級国道の区別を廃止して、新たに道路の種類として一般国道の制度を設けるのだということが、今度の改正の主体をなしておるわけです。私一読したところでは、一体何のために二級国道をやめて、一級国道一本の形にしなければならないのかという、そういう積極的な理由が、どうもこの要綱……

第46回国会 地方行政委員会地方公営企業に関する調査小委員会 第4号(1964/03/27、30期、日本社会党)

○安井委員 この地方公営企業のうち、都市交通の問題は、とにかく赤字の王様で、事業体の七割以上が赤字で苦労をされておる実態に対して、この小委員会で徹底的な検討を加えるということで論議が進んでおり、その恒久対策はこれからまたゆっくりやるにしても、当面の対策についての取り組みも、ただいままでの同僚の委員の諸君の御論議の中でもう出てしまっておりますので、私よけいなことを言う必要はないのですが、ただこれからいろいろ相談を進めていく上で、きょう出てまいりましたいろいろな御意見の中から意思を統一するというと大げさですけれども、そういうふうなことも必要ではないかと思いますので、一、二点のお伺いという形で私の考……

第46回国会 地方行政委員会地方公営企業に関する調査小委員会 第12号(1964/06/11、30期、日本社会党)

○安井委員 いままでいろいろお話を承っております点、私どももいろんな角度からこれまで検討しておりました方向と大体同じように考えられますし、またきょうは使用者側のほうも労働者側のほうもおいでなんですが、大体対策的な方向もニュアンスの若干の差はございますけれども、大体似てきておる。こういうふうに思うわけです。結局最後的には、当面の解決策はたくさんございますけれども、利子補給や償還年限の延伸、こういったところに集中されるような気がするわけでありますが、それはあとからまたいろいろ論議がなされると思いますが、いま甲府の市長さんがお帰りになる際だそうでございますので、この点だけ伺っておきたいのは、利子補給……

第46回国会 災害対策特別委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1964/10/20、30期、日本社会党)

○安井委員 午前中の質疑で相当多くの部分が明らかになってまいっておりますが、私も今度の農林省の北海道に対する現地調査の結果に基づきまして、若干のお尋ねをいたしたいと思います。  調査団の出発の前日に災害対策特別委員会で、私もその調査に対する注文をつけるというふうな意味をも含めまして、いろいろな問題について御当局の意見も伺っておいたのでありますが、そういうような問題の処理がどうなされたかというような問題をも含めて、時間が十分ございませんけれども、その時間内でお尋ねをいたしたいと思います。  初めに、食糧庁長官が所用でお立ちにならなければならないそうでございますので、長官にお尋ねをいたしておきたい……

第47回国会 地方行政委員会地方公営企業に関する調査小委員会 第1号(1964/12/04、30期、日本社会党)

○安井小委員 調査会が長い間かかって労作をおまとめになったことに敬意を表します。  しかし、きょうは四人の他の参考人の方からたいへん手きびしい批判も出まして、被告が一人であとみんなが批判者の側ですから、その点北野会長さんは不利かもしれませんが、しかし私も、実はその四人の方のおっしゃっていた御意見に、たいへん同感する点が多いわけです。ですから、むしろその四人の方の御意見に、一つずつ北野会長から御答弁願ったほうが早いのかもしれませんけれども、その中で、あるいはまたそのほかになるかもしれませんけれども、私まだ他の委員の方の御発言もあると思いますので、二、三点だけ伺っておきたいわけであります。  先ほ……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1965/02/22、30期、日本社会党)

○安井分科員 自治大臣に数点につきましてこの際お尋ねをいたしたいと思います。また別に伺う機会がありますので、きょうは、この機会にお尋ねをいたしておいたらと思う点に限りたいと思うわけでありますが、初めに地方議会の議員の退職年金の制度の問題であります。  先年この制度ができまして、十二年以上都道府県議会の議員あるいは市町村の議会の議員をつとめた人には年金が渡る、こういう仕組みになって今日に至っているわけでありますが、最近になりまして、この年金受領に至る前にやめる人が相当多いので、一時金の仕組みをつくってもらいたい、こういう要望が全国的に非常に高まってきているわけです。全国町村議会議長会あるいは市議……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1965/02/23、30期、日本社会党)

○安井分科員 私はこの機会にローカルな問題でありますが、北海道の北端の礼文島という島に起きております風土病でありますが、これで現在も二十一人の患者が呻吟し、最近の段階でも二十一人、同じ数の人たちが死んでいます。この問題についての政府の取り組みが十分でないような印象を受けるわけであます。私も現地を見てまいりましたが、そういうような印象を受けるものでございますので、この機会にこれについての政府の対策を伺っておきたい、かように考えるわけであります。  政府のほうの御理解と私のほうの見方とはそう変わりがないと思いますので、私どもが理解している限りにおいての現在の情勢をざっと申し上げますと、この礼文島と……

第48回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1965/02/24、30期、日本社会党)

○安井分科員 私、この機会に三月一日から始まります日ソ漁業交渉の問題について伺いたいと思うのでありますが、その前に、当面の農林水産行政につきまして若干のお尋ねをいたします。  昨年の北海道の冷害凶作に対しまして、天災融資法の一部改正が行なわれたわけであります。これに対しまして、社会党の私どもは、単なる限度額の引き上げではだめだ、やはり金利を下げる等の措置が必要だということを主張したのに対して、政府からは、通常国会にさらに天災融資法の一部改正をいたしたいと考えますという御答弁をいただいていたわけでありますが、現在なお天災融資法の一部改正法案が国会に出ていないわけであります。そのおくれている理由等……

第51回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1966/02/26、30期、日本社会党)

○安井分科員 この間の予算委員会における固定資産税の問題に関する私の発言は、現在、党と党の話し合いのほうにまかされておりますので、きょう私、特にその問題に触れるつもりはなかったのでありますが、先ほどひょっと入りましたら、奥野委員や赤澤委員からこの問題についての質問が行なわれておりまして、奥野さんは前の自治事務次官だし、赤澤さんは前の自治大臣であって、寄ってたかって、だいぶ私に圧力をおかけのようでありますので、初めの考え方を改めまして、この際、固定資産税の問題に関して若干のお尋ねをいたしたいと思います。  先ほどのいろいろな論議の中で、一々私なりの反論があるわけでありますが、それは、全体の質問の……

第52回国会 地方行政委員会消防に関する小委員会 第1号(1966/11/10、30期、日本社会党)

○安井小委員 大小、たくさん質問はあるのですけれども、きょうは一、二点だけ簡単に伺っておきたいと思うわけですが、先ほどの佐久間長官の御報告に関連しての問題ですが、一つは、常備消防増強の必要性についてお話があって、まざに同感であります。政令指定という形で逐次増強されているわけでありますが、しかし、それでもなお地方へ行ってまいりますと、現実の要求には遠いようであります。たとえばこういうふうな例も、この間、二、三年にしたわけでありますが、それは、すでに常備消防署を持って運用をしてきたところが、政令の指定では人口要件等相当きついものですから、それにはずれてしまって、現在まで消防署を持っていなかったとこ……


31期(1967/01/29〜)

第61回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○安井分科員 時間が短いから簡単に一、二点だけ伺って終わりたいと思います。  まず超過負担解消の問題でありますが、自治大臣に伺いたいのですが、十二月の二十五日に、横浜市長外十三市から地方財政法第二十条の二に基づく意見書が内閣並びに国会に対して提出されたはずでありますが、それはどう処理されたか、その点ひとつ伺いたいと思います。
【次の発言】 それは、出した市に対して回答された、こういう意味ですか。
【次の発言】 何か財政局長、別段御答弁ありますか。
【次の発言】 自治省は、自治大臣としての意見は付されたわけですね。
【次の発言】 その中身の問題はあとで伺いたいと思います。  もう一つ、その手続で……


32期(1969/12/27〜)

第65回国会 外務委員会沖縄及び北方問題に関する特別委員会連合審査会 第1号(1971/05/15、32期、日本社会党)

○安井委員 先ほど外務大臣から御報告を承りました。総理、外務大臣、総理府総務長官等、いよいよ大詰めを迎えた段階で、これまでほんとうに御苦労さんでした。  しかし、単にそれだけで済まされない問題がたくさんあるわけです。特に私どもはいままで国会の中でも中途の経過を報告していただきたいということをしばしば要求してまいりましたにかかわらず、やっと会期ぎりぎりのきょうにそれが行なわれ、しかもその内容はきわめて抽象的で、内容はわからないし、その内容を深めようと思ったら、総理から直接お答えがいただける時間はほんのわずかしかない、こういう段階にありますことが非常に残念だと思います。  それからまた、私どもは政……

第65回国会 予算委員会公聴会 第1号(1971/02/10、32期、日本社会党)

○安井委員 磯村さんに初めのお伺いをいたしたいのですが、その前に住民要求の多様性をなかなか政治がくみ上げかねているということの御指摘の中で、シビルミニマムヘのアプローチにおいてもそれが十分に行なわれてないというふうな御指摘があったのですが、いわゆるシビルミニマムという方法論は、これは革新首長がいろいろやっているわけなんですが、その欠陥を補うために、シビルミニマムなるものを固定的に考えないで、もちろんこのマスタープランというものは一応あって、そして三年ぐらいのミニマムを設定して計画を立てて、毎年その三年目がだんだん繰り上がっていくように次々ローテーションをさせながらずっといくという手法で、固定化……

第65回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1971/02/25、32期、日本社会党)

○安井分科員 沖繩の問題に集中して、短い時間ではありますが、お尋ねをしたいと思います。  復帰対策要綱の第二次分はいつごろお出しになりますか。そしてそれが最後のものになるのか、あるいはまたさらに第三次というふうに続くことになるんですか。
【次の発言】 いま第二次分に入るか入らないかといわれております行政機構の問題でありますが、きのうも上原君の質問で、いろいろお答えがあったそうであります。沖繩開発庁という考え方は、現在北海道に対して北海道開発庁がありますが、それと似たようなことなのか、あるいは別な構想なのか、その点です。
【次の発言】 いまの沖繩・北方対策庁を一応廃止して沖繩開発庁、そういうふう……

第65回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1971/02/25、32期、日本社会党)

○安井分科員 昨日、成田空港における土地収用の代執行の中で、たいへん重要な事件が起きているように思いますので、準備いたしておりましたほかの問題は別にいたしまして、その問題に集中して政府にお尋ねをいたしたいと思います。  きのう、特に公団の入り口におきまして、社会党の国会議員並びに県会議員の諸君が参りました際に、公団職員及びいわゆるガードマンによる集団暴行事件が起きております。その問題も含めて、昨日の時点における問題点を政府としてどういうふうに把握しておられますか、それからひとつ伺っていきたいと思います。
【次の発言】 いまの御説明と、私ども木原代議士その他から伺ったのとは、だいぶ違うようですね……

第65回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1971/02/19、32期、日本社会党)

○安井分科員 大臣は、先ほどの本会議で住民税を所得税の付加税にするという問題提起に対して、大蔵大臣はたいへん肯定的な答えをしたのに対し、私は大蔵大臣と意見を異にします、こうきっぱりおっしゃって、あの答弁には社会党のほうも拍手をしたようです。  それと問題は違いますけれども、私がきょうお聞きいたしたいのは、国鉄の財政再建について、運輸大臣から自治大臣はしばしば協力要請を受けているということについての自治省としての対応の問題です。ですから、先ほど本会議でおっしゃったようなそういうふうな態度でひとつお答えをいただければありがたいと思うのですが、新聞の記事によりますと、一月の八日橋本運輸大臣と磯崎国鉄……

第65回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1971/02/22、32期、日本社会党)

○安井分科員 私は主として、政府の閣議了解の稲作転換の推進についてという事項がございますが、いわゆる本年度の米対策の問題を中心にしてお伺いをしてまいりたいと思います。  初めにその対策の内容についてでありますが、まず生産調整について、政府は割り当て目標の二百三十万トンをいま末端までおろす作業を始めておられるようであります。しかしこの問題は四十五年度もおやりになったわけでありますが、去年と違って目標量はだいぶふえているし、さらにもう一つには、昨年はこの制限を行なうことで食管制度は守れるのだという一つの大義名分があったが、ことしの場合はそれが怪しくなっている、こういう事態では協力しかねると農業団体……

第65回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1971/02/22、32期、日本社会党)

○安井分科員 きょうは時間もありませんので、主として税金の問題でお尋ねしたいと思います。福田大蔵大臣に伺いますが、昭和四十六年分の所得税の基礎控除は今度幾らになりますか。
【次の発言】 大蔵大臣、昭和四十六年分の基礎控除はそれでいいのですか。
【次の発言】 ちょっと意地の悪い言い方かもしれませんけれども、法律では、附則の読み替えでは昭和四十六年分とこう書いてありますね。本文規定では基礎控除額十九万円、そのほかみなずっと書いてあるのです。附則にいってただし、昭和四十六年分については十八万七千五百円と読み替えるとこういっているのです。私はいま一番初めお聞きしたのは、昭和四十六年分は幾らですか、こう……

第65回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1971/02/24、32期、日本社会党)

○安井分科員 初めに愛知外務大臣に申し上げておきたいわけでありますが、私、社会党の沖繩対策特別委員長です。この間党の特別委員会で、沖繩の返還協定の進み方その他につきましてヒヤリングをすることでいろいろ申し入れをしたわけでありますが、総理府やら大蔵省やら防衛庁でしたか、各省はみな来てくれたわけですが、外務省だけはついにあらわれませんでした。協定の話し合いの最中だから野党には漏らすことはできないというのかもしれませんけれども、しかし私どもも、この協定がよりよい姿になることを念じていろいろ勉強もし、これからの審議にも臨もうとしておるわけです。それに対してそういう態度でありますから、それなら私どものほ……

第66回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第2号(1971/07/23、32期、日本社会党)

○安井委員 関連して。いま具体的な対策について上原君からお尋ねがありましたが、私、そこの市町村の財政にも、これはもう手ひどい打撃になっているのではないかと思います。とりわけ緊急的な対策のための費用と、それから歳入欠陥との両面から問題があると思いますが、それについての対策だけをひとつ伺っておきたいと思います。

第66回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第5号(1971/09/29、32期、日本社会党)

○安井委員 いま中谷君から、沖繩臨時国会に対する法案の準備に関連してお尋ねがございましたから、続いて私もそれについてお尋ねしてまいりたいと思いますが、今度の国会に、沖繩関連法案について、どういうふうな形で提案をされることになったか。かって私はこの点についてお伺いいたしたことがありますが、いよいよ目の前に迫ってきた段階において、法案の準備状況をひとつ伺いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、この前からのお答えによれば、沖繩開発三法案というものと、それから復帰に伴う改廃法案と、同じく復帰に伴う暫定特別措置法案と、まあこの五つくらいだというふうなお答えでありましたが、いま中谷君の質問への……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会法務委員会文教委員会社会労働委員会逓信委員会連合審査会 第1号(1971/12/10、32期、日本社会党)

○安井委員 きのうの美濃君の発言から総理の御答弁があって、いま久保君の質疑が続いているわけでありますが、私もちょっと関連でお伺いをいたしたいのは、アメリカの核持ち込みの危険性があるから――それは安保条約がなければ、そんなことはあり得ないはずなんです。しかし、安保条約があるのだから、そういう事態もあり得る、こういうふうに総理の御答弁が出ているわけでありますが、それではいかなる事態にアメリカは核持ち込みをすると予想されておりますか。
【次の発言】 私どもは岩国に核が持ち込まれているのではないかという疑問を一つ提示しておりました。それから公明党の諸君も横田その他への核持ち込みの疑念を政府に追及をして……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1972/03/22、32期、日本社会党)

○安井分科員 きょうは、北の北海道開発庁と南の沖繩開発庁の南北問題ということでひとつ伺いたいと思います。  北海道開発庁の関係のいわゆる北海道開発予算は二千五百億円強にきまり、前年よりも二〇・六%増ということに今度の予算の中で計上されているようであります。全国公共事業の伸びは二四・六%の増でありますから、公共事業全体の伸びに比べれば、北海道開発予算の伸びが若干おくれている、そういうふうな印象も受けます。それもさることながら、補助率の北海道特例というものが、昨年も下げられ――昨年といいますのは四十六年度ですが、四十七年度にまたさらに二度目の引き下げも行なわれているし、いわゆる十割補助というのはも……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1972/03/24、32期、日本社会党)

○安井分科員 簡単に河川開発あるいは利水計画、それと自然環境の保護あるいは自然景観の保護との関連の問題を、時間がありませんので一般論としてちょっと伺っておきたいと思います。  上流で、ダムやその他の取水施設で、発電あるいは多目的ダムですか、そういったような形で水の利用がされることはいいのですけれども、それによって下流への水の流れが減ることによって、あるいはゼロになるというふうな場合もあり得るわけなんですが、それによって環境が破壊され、あるいは美しい自然景観が破壊されるというふうな問題に対して、河川法あるいは自然公園法等にも法的な根拠があるようでありますけれども、今日まで環境庁あるいは建設省で、……

第68回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1972/03/22、32期、日本社会党)

○安井分科員 いま厚生大臣戻ってくるだろうと思いますから、その前に保育所の拡充充実の問題について、いまもちょっとお尋ねがございましたけれども、現在どれぐらいの希望個所があって、希望個所なり収容人員をどれぐらいふやしたいという国民的な要求があるのか、それに対していまの五カ年計画はどの程度こたえることになるのか、それをひとつお伺いいたします。
【次の発言】 毎年七万五千とおっしゃったですね、五カ年。そうすると七万五千で四十七年度はどれぐらいの見込みですか。
【次の発言】 私は、きょうはむしろ厚生省の予算獲得をもっと有利にするための一つの論拠を提供しよう、こういう立場であります。政治の原点はヒューマ……

第68回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1972/03/24、32期、日本社会党)

○安井分科員 お疲れと思いますけれども、もう少しおつき合いください。まず、高等学校の授業料の問題を、大臣の顔を見ましたので、伺っておきたいと思いますが、きのう正式に大学の入学金、授業料は半分にする――入学金は来年からですが、授業料のほうは後期以降の値上げということで政府の態度をおきめになったようであります。そうだとすれば、高等学校の授業料アップも大体同じような仕組みでやるように自治省の指導方針をお変えにならないと、つじつまが合わないような気がするわけです。そうでないと、上期分については、大学の授業料よりも高等学校の授業料のほうが月当たりにしたら二百円だけ高くなることになるのじゃないか、こういう……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1972/03/22、32期、日本社会党)

○安井分科員 この間、私は北海道の黒鉱米に対する質問主意書を提出し、三月十四日付で佐藤総理大臣から答弁書をいただいたわけであります。  一応内容は尽きておるように見えますけれども、その事の深刻さをもっと知っていただきたいということと、それからまた答弁の内容はたいへん抽象的なものですから、もっと具体的なお答えをいただきたい、こういうことで重ねてこの機会に農林省の御答弁を伺いたいわけであります。  この黒飯米なるものは、北海道では昭和四十二年ごろ初めて旭川市近郊に出て、ちょっと途絶えていたようでありますけれども、それでも四十五年、さらにまた出てくる。それから昨四十六年は御承知のような冷害凶作で、北……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 外務委員会沖縄及び北方問題に関する特別委員会連合審査会 第1号(1973/03/01、33期、日本社会党)

○安井委員 先ほど石井委員とアメリカ局長とのやりとりを伺っていましたが、いままでの政府の答弁とだいぶ違うようだし、間違っているのか、あるいは説明が足りないのか、どっちかだと思うのですが、きょうはほかの問題がありますので、それはあす予算の分科会があるのでその際に譲りたいと思いますが、大平外務大臣に一つだけ、沖繩返還協定の中のヴォイス・オブ・アメリカの存続の問題について、初めに伺っておきたいと思います。  返還協定第八条では、VOA放送は五年間の継続を同意をし、二年後に将来の運営について協議に入る、こういうふうな書き方で、さらにまた、合意議事録の中でもこれの扱いについての若干の規定があるわけであり……

第71回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1973/03/03、33期、日本社会党)

○安井分科員 時間が限られておりますので、端的に北海道開発の問題についてお尋ねをしたいと思います。  四十八年度北海道開発予算は三千百四十億九百万円、前年度より二六・四%の増というわけで、国全体の公共事業費の増は二八%ですから、それには及ばないが、とにかく大幅増であることには間違いありません。その伸びたということ自体を私は取り上げるのではなくて、問題は内容であります。その内容についても、短い時間で多くの問題を取り上げるのは無理ですから、私、ただここで一つ、この新しい予算の中で、どうも拠点中心主義で、たとえば苫小牧とか道央地区等の予算の伸びは非常に大きいのでありますが、その、反面、産炭地だとかあ……

第71回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1973/03/08、33期、日本社会党)

○安井分科員 この前、予算委員会でずっと問題になってまいりました岩国並びに三沢の施設提供の問題につきまして、楢崎委員が岩国へ団長として参り、私は三沢のほうの調査団長で、米内山、和田両議員ともども見てまいりました。現地では、防衛施設庁の当局側の説明を受けながら、案内のほうは米側のバスでやってくれました。ただ、アメリカ側は、案内はするが、説明もしないし質問も受けない、こういう厳重な制限つきであったわけでありますが、午後の二時から四時にわたって一わたり問題点だけ見てまいりました。ハーシ司令官にも会って、お茶をごちそうになってまいりました。北部航空方面隊の鈴木司令官にも会って、お話も聞きました。また地……

第71回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1973/03/05、33期、日本社会党)

○安井分科員 昨年、社会党の私どもは、過疎行政バス調査団を編成して、北海道地方と中国地方に派遣いたしました。私はその北海道行きの調査団長で実情をよく見てまいりましたので、その結果に基づいて若干のお尋ねをしたいと思います。  農村の人口がどんどん流出して過疎化を続けていく。その上にいわゆるモータリゼーションが進んで既存のバス事業の経営が非常に悪化している。北海道には国鉄バスもあるのですが、それも例外ではない。これに対してバス企業の側は関係の市町村に財政援助を要求してくる。たとえば最初の年に五十万円だけ助成をしてくれという。ところが翌年になったら、それが百五十万円出してくれなければ困るという。次の……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1973/03/08、33期、日本社会党)

○安井分科員 実はきのう青森県の三沢基地へ行ったものですから、きょうの質問の内容も、基地と自治体財政という点にひとつしぼってお伺いをいたしたいと思います。  三沢市にも、御承知のように米軍基地と、それから自衛隊基地と両方あるわけでございますが、その米軍基地の存在によって、そこに住んでいる米軍から、本来ならば住民税や電気ガス税の徴収ができるはずなのに、安保条約地位協定を基礎にして、そういう徴税ができない形になっている。そのことは、憲法の地方自治の本旨にそむいた内容であるので、憲法違反ではないか。少なくも本来得べかりし住民税、あるいは電気ガス税に当たる分は国が補てんをするとか、そういうような措置を……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1973/03/02、33期、日本社会党)

○安井分科員 まず、対ソ交渉の問題から始めたいと思うのでありますが、一般的にいまいわれているのは、どうも田中内閣、大平外務大臣のラインにおいて、対ソ外交という側面で、前佐藤内閣あるいは福田前外務大臣のラインに比べ、トーンダウンしているのではないか、そういうような評があるわけであります。私も、この間総括質問でも時間がありませんで、北方領土交渉については詳しい質疑をできないまままいっておりますので、きょうはそういうような問題についてお尋ねをしたいと思うのであります。  昨年、衆議院沖繩・北方特別委員会で根室地方に参りました。そのときも島よ返れという大会が開かれて、私どもそこに呼ばれて出席もしたので……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1973/03/05、33期、日本社会党)

○安井分科員 初めにちょっと伺っておきたいのは、ブリュッセルのEC緊急蔵相理事会で、きょう早朝の話し合いの結果、アメリカ及び日本を加えた十三カ国蔵相会議を開くというふうなことがきめられたというテレビの報道を、私出がけにちょっと聞いたので、詳しい内容はよくわからないのですが、そういうふうなことが伝えられているわけでありますが、それに関連して私伺いたいのは、東京の外国為替市場はいつまで閉鎖をするのかということが一つ。これは一説によれば七日ごろ開くとか伝えた新聞もあるようでありますが、これはいつごろなのか。そういつまでも閉鎖期間を置くというわけにはいかぬのではないかと思うのですが、それはどうでござい……

第72回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1974/03/07、33期、日本社会党)

○安井分科員 私は、いつも北海道出身であるという関係もありますし、この分科会で質問をさせていただいているわけでありますけれども、毎年大臣がかわるわけです。町村さんは何代目の北海道開発庁長官か、御存じですか。
【次の発言】 いま大臣御存じなくて、耳打ちされてお答えをいただいたわけですが、私も実はいまちょっと前に調べていただいたら、三十七代目だということがわかりました。戦後二十数年の間に三十七人の大臣がかわったということで、私は北海道開発計画の一つの問題点があらわれているのではないかと思うわけでありますが、きょうはひとつ集中的に、北海道開発のいわゆる第三期計画の問題について伺いたいと思うのでありま……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1974/03/05、33期、日本社会党)

○安井分科員 分科会ですから前置きは抜きにして端的に問題点に入りたいと思うのですが、新年度の自治省の地方財政計画あるいはその中の特に地方債の計画等について、たくさんの問題点を私も指摘することができるわけでありますけれども、きょうはその中で地方債計画のしかも公共事業債の問題について取り上げてみたいと考えます。  この地方債計画によれば、一般公共事業に対する起債ワクは昭和四十八年度三千十三億円、四十九年度一千六十七億円、まさに三分の一に減っているわけです。総体的に公共事業に対する例の総需要抑制という立場からの縮減措置というのは、これは私もわかります。したがって、地方財政計画においても公共事業につい……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1974/03/08、33期、日本社会党)

○安井分科員 当面政府が結論を迫られている農畜産物の価格問題から始めたいと思います。  まず、酪農とか養豚等、畜産が一つの危機に見舞われているという実態については、もう政府も把握されているとおりでありますが、生産資材がおそろしいほど値上がりを示しています。飼料をはじめそういうふうな状態があらわれているわけですが、せんだって北海道農務部が初めて、農業生産資材の高騰が北海道の農業経営にどのような影響を及ぼしているかについて調べた試算があります。その試算によりますと、四十八年農業経営費は前年に比して三〇ないし四〇%の値上がり、そこで問題なのは農業所得率の落ち込みです。これはそれぞれ部門別に書いてあり……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1974/03/06、33期、日本社会党)

○安井分科員 初めに、日ソ漁業交渉の問題につきましてお尋ねをしたいと思います。  私、別にこと新しい問題提起をするつもりではございませんが、三月一日からカニ、ツブ、三月四日からサケ、マスというふうに本交渉が始まりましたけれども、一月二十八日からの予備交渉はついに不調に終わったあとでありますだけに、多難な幕あけという表現が当たっているような会談開始でありますだけに、そしてまた漁業たん白資源がこういう時期において非常に重要視されなければならない際でありますだけに関心も深いし、心配もしているわけであります。  交渉の中身の問題に入ります前に、私は今度の交渉が置かれている問題点についてまず伺っておきた……

第75回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○安井分科員 短い時間ですから、能率的にひとつお聞きしていきたいと思います。  一番初めに、前国会の科学技術振興対策特別委員会で、診療放射線技師に、放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律による放射線取扱主任者の資格を付与してほしいという、そういう請願を特別委員会で採択をして政府に送付しているわけでありますが、これは、当然法律の改正が必要になってくると思います。委員会の審議の中では、各方面から検討をしても問題はないということで、結論を出しての採択であったわけです。ですから、政府でも速やかに法律改正の手続をお始めいただくことが本当ではないかと思うのですが、いかがですか。

第75回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○安井分科員 初めに、老齢福祉年金の扱いについてちょっと伺いたいと思います。  七十歳現在、日本国民である者に対して支給されるという規定がある関係で、七十歳以後において日本人の国籍を取得した場合、これはもらえないのではないかということで相談を受けたわけでありますが、その扱いはどうなんですか。
【次の発言】 私も年金法をずっと読んでみましても、第七十九条の二ですか、その規定等において、七十歳現在日本人でなければ支給ができない、こういうことですが、具体的な例として、外国人と結婚をしていた関係でずっと外国籍を取得してきた女の人が、死別をして、七十歳以上になって再び日本人になった、ところが年金を請求し……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1975/02/27、33期、日本社会党)

○安井分科員 いま中村君から消防の話がありましたので、私も続いて消防の問題をまずお尋ねしていきたいと思います。  消防の職員の団結権の問題なんですが、北海道の北見市と周辺三町で組織している北見地区消防組合議会が、一部事務組合ですね、十二月四日の臨時議会におきまして、地方公務員法で規制されている消防職員の団結権の禁止の規定を削除し、消防職員についても団結権の保障を求めるという趣旨の請願を採択し、同時に国に対しても団結権の保障を求める要望を決議したという報道があります。いわゆる消防職員の労働基本権の問題、公務員制度審議会の中でも審議されておったし、それからILOはもちろん許すべきだというむしろ前向……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1975/02/28、33期、日本社会党)

○安井分科員 失業対策事業に従事する労働者の冬季加算金の問題について、岡田春夫委員からも先ほど質問があったそうでありますが、私はそれの中身を聞かないでおりましたので、あるいはダブるところがあるかもしれませんけれども、まずその問題からお尋ねをしてまいりたいと思います。  失業対策事業に従事する人たちに対する賃金の決定の方式だとか各種手当の問題等で、関係者からのいろいろな不満や、その不満に基づく要望等が労働省にこれまでも出されていると思うのでありますが、とりわけインフレがどんどん進んでくる状況の中で、言葉は悪いかもしれませんけれども、弱者救済というのはいま慣用語ですからその言葉を使うといたしまして……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1975/02/28、33期、日本社会党)

○安井分科員 あすから三月ですが、三月には原料乳の支持価格や畜産物価格安定法の価格が決まるし、さらにまた海の方では日中漁業交渉が始まる、日ソ漁業交渉も始まる、それから問題の海洋法会議が始まる。まさに陸と海と双方のたん白質のシーズンが三月から始まる、こういうことではないかと思うのですが、たん白質、プロテインという言葉は食い物の王様という語源によるんだそうですけれども、それくらい大事なたん白質、そのたん白質について、国民食糧の中で現在の段階ではどういうふうな摂取が行われているか、動物並びに植物性のたん白質についての摂取のありよう。それから、海洋法会議のあり方によって、水産資源としてのたん白源にある……

第77回国会 予算委員会公聴会 第1号(1976/02/07、33期、日本社会党)

○安井委員 奥野委員のまねをするわけではありませんが、大阪の木下先生と立教の藤田先生にひとつ伺いたいと思います。  租税の今後のあり方について考えてみますと、いまの租税制度は、現実の社会の財政需要に充てていくというたてまえなんですけれども、公債政策にのめり込んでしまったこれから先の税制のあり方は、その年における財政需要を賄うというだけじゃなしに、過去の借金返しという要素が非常に強くなってくるわけです。たとえば国は、ことし七兆円の借金を発行するわけでありますけれども、しかしそのうち一兆四千億円は、もうすでにことしじゅうの償還財源に充てていかなければいけないというのですから、これから先行きそういう……

第77回国会 予算委員会公聴会 第2号(1976/02/09、33期、日本社会党)

○安井委員 私たちは時間が足りないので手分けをして、私はもっぱら長洲公述人にお願いをしたいと思います。  赤字転落の県政を引き受けられて、しかも五十年度、五十一年度と、恐ろしい財政危機に見舞われての悪戦苦闘ぶりを先ほど伺いました。  そこで、たくさん伺いたいことがありますけれども、まず第一に、福祉の問題についての長洲さんの見解が、何か自治体は財政が苦しいときは福祉はまず切り捨ててもいいのだというふうな、逆に悪宣伝に使われているような向きもあります。社会保障というのは本来ナショナルミニマムでなければいけませんが、それが十分国において行われていないという現状であり、しかも自治体はまさに福祉の現場で……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1977/03/14、34期、日本社会党)

○安井分科員 北海道開発計画等につきまして、若干伺いたいと思います。  その前に、北海道総合開発計画といえども、いわゆるいま策定中の三全総の中の一部であるはずでありますので、三全総が策定時期がおくれているということも伝えられているわけでありますが、なぜおくれているのか。各自治体の方は三全総待ちというようなかっこうで、早くかっこうを見せてほしいという希望があるわけであります。待ち切れずにそれぞれの計画が着手されているというふうな状況もあります。現在の作業状況はどうなっているか、見通しはどうか、その点から伺います。
【次の発言】 現在その概案に基づいて各地方の意見をまとめている、いわゆるアンケート……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1977/03/15、34期、日本社会党)

○安井分科員 領海法の問題をお聞きしたいと思うのですが、まず、鳩山外務大臣に伺いますが、政府は世界に例のない十二海里、三海里のでこぼこ領海をつくるということをお決めになったようでありますが、国際的にそういうような事情をどういうふうに御説明になるのか、それから伺います。
【次の発言】 国連海洋法会議の結論はどうもそう出そうもないように思うのですが、いまそのでこぼこ領海線というのは現実には相当続くのじゃないですかね。その辺、海洋法会議の見通しをちょっと伺います。
【次の発言】 そこで領海法案、名前はどうなるのかわかりませんが、いずれにしても領海を十二海里とする法案を大体三月中には提案をするというふ……

第87回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1979/02/28、34期、日本社会党)

○安井分科員 長官、この三十分は一年のうちでただ一度気がねなしに北海道の問題に集中してお尋ねできる唯一の機会です。ひとつアットホームな気持ちで伺いたいし、そういうことでお答えをお願いしたいわけです。  まず大臣に伺いたいのは、新しい開発計画が去年スタートして、いわゆる総合環境圏構想というのが押し出されてきているわけです。その中でいま二つの観念といいますか、そういうようなものが立ちあらわれてきているような気がいたします。  その第一は、例の大平首相の田園都市構想とでもいうもので、この間うちのこの委員会での審議の中でも明らかになったことは、構想というよりも政策理念みたいなもので雲かかすみのようなも……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1980/03/04、35期、日本社会党)

○安井分科員 後藤田さんは昔の高等学校の先輩なのでどうも論争しにくくてしようがないのですが、きょうは北海道開発庁の所管でありますだけに、徳島県の議員が、私の郷里の北海道の大臣を務めてくださっているわけですから、むしろ御苦労さまですと、まず初めに申し上げておきたいと思います。  北海道の開発は一つの転機にいま来ているように思いますので、総論にかなり時間をかける必要があると思うのですが、きょうは短い時間ですから別な機会に譲ります。  いま北海道では、これは全国的な問題なんだけれども、北海道にだけひどくしわ寄せをされている、こういうふうに深刻な問題として受けとめられているたくさんの問題があります。そ……


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1981/03/03、36期、日本社会党)

○安井分科員 いよいよしんがりになりましたが、北海道開発庁の関係について、私の持ち時間だけお尋ねをしたいと思います。  戦後北海道開発庁という役所が置かれて、四つの島に限定された日本の国土の中で、唯一の人口の収容力の期待ができるという意味で、北海道開発計画ができ、予算も特殊な扱いをされながら、今日まで来ているわけであります。しかし、きょう閣議決定された国鉄ローカル線の廃止の問題は、今日までの北海道の開発というその進みの中において、非常に重大な意味を私は持つのではないかと思いますので、たくさん問題はありますけれども、きょうはその辺にしぼってお尋ねをしたいと思います。  北海道の開発というのはもと……

第94回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1981/02/27、36期、日本社会党)

○安井分科員 トップバッターで、わずかな時間ですけれどもお尋ねをしていきたいと思います。  農林水産の基本政策に関する問題点、とりわけ政府のいわゆる減反政策について、私どもは非常に大きな問題点を意識しています。しかし、きょうは時間がありませんので、水田利用再編対策といううたい文句にはなっていますけれども、現実にはたんぼを減らしさえすればいいという減反政策になっているという、そういう問題点の指摘だけ一つしておきたいと思います。  分科会の短い時間ですから、ごくコンパクトにいわゆる減反奨励金の問題にしぼってきょうはお尋ねをしたいと思います。  いわゆる二期減反の割り当てはいま全国で進捗しているわけ……

第96回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1982/03/08、36期、日本社会党)

○安井分科員 先ほどこの分科会で五十嵐委員から、科学技術庁のこまで、低レベル放射性廃棄物陸地処理処分の問題について質問がありました。 これはいま北海道で大変重大な問題になっているわけで、私は、北海道開発庁のこの三十分のこまで、北海道開発との関連性だとか、その他基本的な問題について若干のお尋ねをいたしてまいりたいと思います。  先ほどは、陸地処理処分については六十年代のできるだけ早い機会にやりたいというような政府側の御答弁であります。それまでに必要ないろいろな準備を整えたいというわけでありますが、この際私も重ねて伺いたいのは、まず第一には、どのような段階を踏んで陸地における処理や処分の方法に到達……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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