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津島文治 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

津島文治[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言(政府)歴代TOP1000
535位

28期委員会出席(無役)TOP100
55位

このページでは津島文治衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。津島文治衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

28期(1958/05/22〜)

第29回国会 地方行政委員会 第11号(1958/09/05、28期、自由民主党)

○津島委員 私は、地方財政のうち最近特に問題となっております地方交付税の問題について御当局へお尋ねいたしたいと思います。  きょうは、承わりますれば閣議の都合で大臣がお見えにならぬそうでありますが、あとでその模様によりましては大臣にお尋ねすることになるかもしらないのであります。  まずお聞き申し上げたいのは、このたびの普通交付税の算定方式は非常に変ったのであります。その結果から見ますと非常な激変である、こう評されておるのであります。しかして私が冒頭にお尋ねいたしたいのは、これほどの激変する大変革でありながら、これが早くから地方団体の方へ内示あるいはその指導ができていなかったのではないだろうか、……

第29回国会 地方行政委員会 第12号(1958/09/09、28期、自由民主党)

○津島委員 去る五日に、交付税に関することにつきまして御質問を申し上げたところ、大臣は閣議御出席でございまして、お見えにならなかったのであります。それでお答えの方は奧野局長から承わりました。これにつきましては、まだ私は十分納得しかねる点が多々あるのであります。しかし、このことに関しましては、いずれ私もまたさらに日にちを変えまして、現在の交付税のあり方につきまして大臣にお尋ねすることとなると思いますが、きょうはさしあたって、ただいま問題になっております交付税の第三・四半期の交付に関しまして、大蔵省との間に話がつかない関係から、それが延び延びになっておるということでございます。これはこの間の五日の……

第30回国会 地方行政委員会 第1号(1958/10/03、28期、自由民主党)

○津島委員 去る八月、国政調査のため北海道地方へ派遣されましたが、調査の概略を御報告申し上げます。  派遣委員は鈴木善幸君、金子岩三君、北條秀一君、安井吉典君及び私の五名であります。当初中井徳次郎君が行かれる予定でありましたが、御支障ができましたので、安井吉典君がかわって調査に参加されたのであります。  調査いたしましたのは、函館、室蘭、苫小牧、札幌等の道南各都市並びに北海道庁、網走、釧路地方各市町村の広域にわたり、八月十七日出発、道内八日間、二十六日に帰院いたしました。  今回の調査の目的は、地方行政財に関し、特に地域の特異性の行財政に及ぼす影響、主要行政項目における適正水準と現状、財政再建……


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 外務委員会 第2号(1960/12/15、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 このたび、はからずも外務政務次官の重任につくことに相なったのでございまするが、生来まことに浅学短才の者でございます。何とぞ各位の御指導と御鞭撻を賜わりまして、この重責を果たしたいと存ずるのであります。よろしくお願い申し上げます。(拍手)

第37回国会 内閣委員会 第2号(1960/12/14、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案の提案理由を説明いたします。  この法律案におきましては、さきに独立しましたナイジェリア及びコンゴにあります各領事館をそれぞれ大使館に種類を変更することといたしております。  ナイジェリアは、去る十月一日に英連邦内の一国として独立いたしたのでありますが、わが国がラゴスに設置いたしております領事館は英国政府の同意に基づきまして設置いたしたものでありますので、ナイジェリアの独立とともに先方政府に対し在ラゴス日本国領事館を大使館に種類変更いたしたい旨を申し入れましたところ、同国の総理大臣から同意を得たものであります。  ナイジ……

第37回国会 内閣委員会 第4号(1960/12/20、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 申し上げますが、ただいまのお話の線に沿うて努力しなければならないものと思うのであります。
【次の発言】 よろしゅうございます。

第38回国会 外務委員会 第3号(1961/02/08、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 ただいま議題となりました所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とアメリカ合衆国との間の条約を修正補足する議定書の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  御承知のようにわが国は昭和二十九年四月十六日に所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とアメリカ合衆国との間の条約に署名いたしました。その後この条約は昭和三十二年三月に補足議定書によって補足されていますが、日米両国間の二重課税の排除に大きな役割を果たし、両国間の経済交流の促進に寄与しております。しかしながら、この条約の発効後すでに五年の年月を経……

第38回国会 外務委員会 第5号(1961/02/22、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 ただいま議題となりました国際法定計量機関を設立する条約の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  計量に関する国際条約といたしましては、すでに明治八年のメートル条約があり、わが国も明治十八年以来その加盟国として活動しておりますが、このメートル条約は、メートル単位の国際的標準の設定、計量単位に関する研究等を目的とする学術的性格を有しており、計量器の実際上の使用に伴って生ずる技術上、行政上の諸問題についてはこれを取り扱っておりませんので、これらの問題を国際間で統一的に解決するための国際機関を設立しようとする動きは、つとに第一次大戦後から見られたのであり……

第38回国会 外務委員会 第7号(1961/03/03、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 ただいま議題となりました航空業務に関する日本国とベルギーとの間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  わが国とベルギーとの間の民間航空協定締結のための交渉は、ベルギー側の要請に基づき、一昨年二月から東京で行なわれ、その結果協定案文について合意が成立いたしましたので、同年六月二十日に東京においてこの協定の署名を行ないました。  この協定は、わが国とベルギーとの間に民間航空業務を開設、運営することを目的とし業務の開始及び運営についての手続と条件を定めますとともに、両国の航空企業が実際に業務を運営する路線を定めているものでありまして、従来わが国……

第38回国会 外務委員会 第11号(1961/03/24、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 ただいま議題となりました国際電気通信条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この条約は、現行の一九五二年の国際電気通信条約を改正する目的をもって、一昨年十月からジュネーブで開催された国際電気通信連合(ITU)の全権委員会議において作成されたものでありまして、わが国も全権委員を派遣して新条約の審議に積極的に参加し、一昨年十二月二十一日に他の八十四カ国の全権委員とともにこの条約に署名を行ないました。  この条約は、国連の専門機関の一つである国際電気通信連合の基本文書であり、現行条約と同様、国際電気通信連合の構成、目的及び組織を定めるとともに、……

第38回国会 外務委員会 第21号(1961/05/10、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 ただいま議題となりました第二次国際すず協定の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  第二次国際すず協定は、一九五六年七月一日に発効した第一次の国際すず協定が本年六月末日に失効することとなっておりますので、これにかわるものとして、昨年五月二十三日からニューヨークで開催された国連すず会議において、わが国を含む二十三カ国の代表参加のもとに採択された協定でありまして、昨年末まで署名のために開放されたものであります。  この協定の目的は、価格変動の激しい国際商品の一つであるすずの国際価格を安定させることにあります。すずの国際価格が妥当な価格で安定することは……

第38回国会 外務委員会 第24号(1961/05/17、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 ただいま議題となりました関税及び貿易に関する一般協定に附属する第三十八表(日本国の譲許表)に掲げる譲許を修正し、又は撤回するためのドイツ連邦共和国との交渉の結果に関する文書の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  わが国は、昭和三十年のガット加入の際の関税交渉、昭和三十一年の第四回ガット関税交渉並びに昭和三十三年の対ブラジル及び対スイス関税交渉に参加し、わが国の関税率表の九百四十三税目のうち二百七十九税目についてガット締約国に対して譲訴を行なってきておりますが、一部の現行譲許税率については、その後の経済事情の変化に即応しないものとなりましたので、……

第38回国会 外務委員会 第26号(1961/05/24、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 ただいまのお話の周波の波は、私どもの日常の生活にとりまして非常に重大なものでございます。それがただいま御指摘のようにいろいろの面で混乱があるようでございます。これをあくまでも排除するように、外務省といたしましては関係の郵政省方面とよく検討、研究をいたしまして、最善の努力をして参らなければならないのであるというふうに考えるのであります。

第38回国会 決算委員会 第29号(1961/05/11、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 移民の計画と申しまするか、奨励ということは、日本といろいろの国との友好の関係を非常に深め、親善の実を上げるというようなこと、それから相互の経済の発展及び向上というようなものからいたしまして、私は非常に必要なものと思うのであります。従いまして、少なくとも一万名を突破いたしたいと思いまして、いろいろ計画も定め、努力をいたして参ったことは、御承知の通りでありますが、それを常に下回っておるような状態でございまして、まことに残念にたえないのであります。しかしながら、ただいま申し上げました移住の使命の重大な点にかんがみまして、今後各方面に検討と反省とを加えまして、ぜひともこの目的を達成しな……

第38回国会 内閣委員会 第9号(1961/03/03、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 外務省設置法の一部を改正する法律案の提案理由を説明いたします。  この法律案におきましては、従来の欧亜局に新たに中近東アフリカ部を設置することを規定しております。  御承知の通り昨年はアフリカ地域においはて、わずか一カ年間に十七カ国が独立いたしまして、この結果中近東、アフリカ地域の独立国は三十六カ国の多きに達したのであります。さらになおまだ数カ国が独立を予想されている次第であります。これらの地域が世界の政治、経済上においてきわめて重要な地位を占めることは多言を要しないところであります。ことにわが国は、アジア・アフリカ諸国の一員として、これら諸国の動向には、特別に深い関心を有する……

第41回国会 決算委員会 第7号(1962/12/06、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島説明員 せっかく国費を投じて改良をやりましたところ、それを公社が安く買い入れて工場などに用いるということは、国費の非常なむだではないかというただいまのお話でございます。まことにごもっともなことでございまして、都会地のそばでこれが都市計画に入るような農地、工場にまたすぐ転用されるようなおそれのあるところに対しましては、土地改良をするということはやはり押さえていくようにしなければ、ただいまのお話の通り非常に国費のむだになると私は思います。  それからもう一つ、近ごろ公社が各県に非常にはやって参りましたが、その性格と申しましょうか、その目的と申しましょうか、こういう面に対しまして、省方面におき……

第41回国会 災害対策特別委員会 第2号(1962/08/16、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 ボタ山の崩壊問題は、非常に緊急でもあり、重大でもあるのであります。従いまして、ただいま通産大臣からお話のありました通り、関係省はこれに対しまして真剣に検討を加えたいと思うのであります。
【次の発言】 申し上げるまでもないのでございますが、わが国の河川には、まだ原始河川の名をもって呼ばなければならぬ河川がたくさんあることを、まず第一に遺憾と思うのであります。これに対しましては、ほんとうにこれから積極的に踏み込んで、こういう原始的河川の汚名をそそぐようなことをしなければならないと思います。  それからなお、最近の豪雨の様を見ますと、集中豪雨というのが非常にございます。こういうような……

第41回国会 大蔵委員会 第8号(1962/09/01、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 お答え申し上げます。調査会ができたので、それによって農地法が改革されるだろうというので、そこで土地の返還問題が起きたのであろうというのですが、これはそういう影響は多少あったかと思いますけれども、やはりだれしも自分に有利に物事の解釈をいたしたいのがわれわれの通弊でございますから、そういうことからいたしますと、客観的にはそういうことがなくても自分勝手に有利に解釈をする、これは調査会の場合にはあったのではないか、こう思います。しかしこのたびのは調査会と違いまして、この法案はそう主観を入れて有利に解釈をする、そんなに幅がない法案であると思います。従って、この法案によりまして非常に有利に……

第41回国会 農林水産委員会 第1号(1962/08/15、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 私、はからずも農林政務次官の重職を拝することになったのでございます。もとより浅学非才の者でございます。しかして、現下の農政は、ただいま大臣から御所信が表明せられました通り、非常に重大でございます。このときにあたりまして、いかにして私の任務を尽くすか非常に心配にたえないものがあるのでございますが、私は自分の職責のためにどこまでも最善を尽くす所存でございますので、何とぞ各位の一段の御指導と御援助のほどを賜わりますように切にお願いを申し上げまして、私のごあいさつとする次第であります。(拍手)

第41回国会 農林水産委員会 第3号(1962/08/22、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 除草剤による被害が最近非常に大きく取り上げざるを得ない問題になって参りましたことは、まことに遺憾であります。しこうして、この問題に関しましては今後いろいろの面から検討をしなければならぬと思うのであります。その除草剤の使用法あるいは使用の時期等につきましては、一そう検討を加えるとともに、強力な指導もまた必要であろうかと思うのであります。しこうして、ただいまお尋ねの点は、非常な被害をこうむったのであるが、これに対してどういう処置をとっておるかというのでございます。これにつきましては漁物の清掃それから稚魚の放流、この二点に力を入れまして、大蔵省と、予備費から支出することを交渉いたして……

第41回国会 農林水産委員会 第6号(1962/08/28、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 振興局長の申し上げることと水産庁次長が申し上げることと言い回しは違っているようにも思いますが、それほどのまた違いもないようでございます。私といたしますれば何といいましてもこのたびの被害というものはやはりPCPに起因すると申し上げたらよろしいかと思いますが、それによってこの大きなものが起こってきたものと、かように考えておる次第であります。
【次の発言】 この法的規制をする必要があるかどうかという問題でございますが、私、結論からいいまして、この問題はどうしても法的規制というような必要があってくるのではないだろうか、こういうふうに考えられるのであります。それはこの使用面積と申しましょ……

第41回国会 農林水産委員会 第7号(1962/08/29、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 菜種の価格の問題でございますが、ただいまのお話でございますと、米はもちろん、麦においてもそれぞれ物価の変動等につれまして値段が急昇しておるのでありますが、菜種については、そういう取り計らいはなかったというふうに存じております。これは、この価格をきめますのに非常にサンプルが不足であるということ、それからまた収穫が過ぎたというような一つの見解、そういうところに私は議論の余地があると思うわけでありますが、いずれにいたしましても、今年の菜種は低いような感を受けることは、一般農民から見たならば、確かに私はそうであろうと思います。しかしただいまこの告示を変更する意思はないかというようなこと……

第41回国会 農林水産委員会 第8号(1962/09/03、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島説明員 これは前回の委員会におきましても非常な問題になったのであります。私は大麦、裸麦などのパリティを下ってはならないというようなことを考慮に入れつつ考えていかなければならない問題ではないか、かように考えておる次第であります。
【次の発言】 大麦、裸麦に準じた考えをもって大豆、菜種の問題も検討をすべきではないかというふうに考える、こういうことでございます。
【次の発言】 ただいま芳賀委員のお話でございますが、別段に農民を殺すというような悪意を持っては計算をいたしていないのであります。先刻も申し上げました通り、大麦、裸麦の計算の方法というのが望ましいということを私は申し上げておるのでありま……

第41回国会 農林水産委員会 第9号(1962/10/10、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島説明員 ただいままことに詳細な御意見を承りまして、一々ごもっともに存ずる次第であります。従って御趣旨の点につきましては十分善処を申し上げたいと存ずるのであります。

第41回国会 農林水産委員会 第13号(1962/11/14、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島説明員 ただいまの二町五反の耕地を持った農家をだんだんふやすということは、私はほんとうに農家のために必要なことであり、やはり私どもは日本の農家の最終の地点はそこへ達しなければならない、こう信ずる一人であります。しかしながら言うはやすくして行なうことは、二町五反をいかにして確保させるかということは、これまた一番難中の難事であろうと思うのであります。そこでこれにばかり執着をして、これができなければ自立農家はできないのであるということもまた、あまり芸のない話であります。そこで、それにかわるものとしていろいろの面で農家が今日の生活よりもはるかによい生活をしていくような、また方策を立てるということ……

第41回国会 農林水産委員会 第14号(1962/11/15、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島説明員 農業構造改善の促進に関しまして、ただいま御決議があったのでございます。この御決議は一項から第十四項まででございまして、非常に詳細を尽くしておる御決議でございます。また内容も一々これから推進をいたします上においてほんとうに重要なものであると思うのであります。これにつきましては今後皆様方の御決議の線に沿いまして検討を加え、善処を申し上げたいと存ずるのであります。  なおまた、この決議の中には自治省等に特に関係の深い点もあるのでございまして、これらの点につきましてはよくまた自治省とも連絡をいたし、その協力を求めて善処を申したい、かように考える次第であります。

第43回国会 災害対策特別委員会 第3号(1963/02/08、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 ただいまのお尋ねの通り、私どもも果樹に関する被害が相当多いと思います。豪雪によりまして枝がさけ、あるいはまた根元がゆるむ、従いまして樹勢もまた弱い、これに対しまして非常に心配をいたしておるのでありますが、まだとうていその状況がつかめないのであります。ただ、夏ミカンに対しましては、ちょうど今まだ木についておるのでありまして、三月から四月の間が出回り期であります。この夏柑に対する被害につきましては、いろいろ具体的に考究いたしておるのでありますが、とにかく天災融資法でも発動しまして、果樹に対しては徹底的に救済をしていかなければならない。御承知の通り、果樹は、最近国におきましても非常に……

第43回国会 災害対策特別委員会 第11号(1963/03/27、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 お答え申し上げます。  災害に対処するのは迅速でなければならないのであります。災害をこうむった方々の生活状態を考えますと、やはりなるべく早く救いの手を差し伸べるというのが、行政の本来の姿であるのであります。従いまして、私もたびたび、なるべく迅速に事を運ぶように委員各位にも申し上げ、またそのつもりでおったのでございます。しかし、ただいまお話を承りますと、なかなか足鹿先生の思うように参っていないようでございます。まことにこれは重々遺憾に存ずる次第でございます。この災害の救済の道につきましては、いろいろと折衝する関係各方面もあったことでございしょう。それにもまた思わぬ手間をとったこと……

第43回国会 災害対策特別委員会 第15号(1963/05/23、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 日本の農業に対する課題はいろいろ多いと思うのでありますが、何といたしましても、資金量というものをよけい投ずるようにしなければならない。今日まで農業がいろいろの面でおくれてまいりましたのは、この投下する資金量というものが非常に不足であったということだろうと思います。その次は金利の問題でございます。お話のとおりでございまして、農業にその金額がいかほど多く投資されましても、その金利が高い場合におきましては、これまた効果があがらない、かえって農民をして苦しめることになるということは、これまた明らかでございます。したがいまして、金利を下げるということはほんとうに当面の一番大きな課題であろ……

第43回国会 災害対策特別委員会 第17号(1963/06/06、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 ただいまのお尋ねの点でございますが、私も大臣のお話を直接に聞いておったのでありますが、大臣の真意は、まさにただいまの湯山委員の御解釈の通り、善意をもってこれに当たる、ただ、その場合において、ひょう害というものを切り離すのが右利であるかどうかというのでありますが、それによって後退という意味は含んでいない、私はかように考えております。

第43回国会 災害対策特別委員会 第18号(1963/06/12、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 ただいま長雨等の災害対策につきまして御決議がございましたが、政府といたしましては、御決議の御趣旨に従いまして、全力をあげて被災農家の救援及び農業再生産の確保に当たる所存でございます。

第43回国会 災害対策特別委員会 第21号(1963/06/25、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 ただいま提案になりました天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  この法律案は、本年一月から二月までの降雪及び低温により果樹等の永年性植物の折損、落葉等による樹体被害が相当広範囲に発生したことにかんがみ、現行の天災融資法によってはこのような態様の被害を受けた農業者に対して十分な経営資金の融通措置を講じがたいので、天災融資法の一部を改正して、果樹等の樹体被害を天災融資法上の損失額として取り扱うことができるよう措置するために提出いたしたものであります。  改正点の第一は、天災による果樹、茶樹または桑樹の損……

第43回国会 災害対策特別委員会 第22号(1963/06/26、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 申し上げるまでもなく、このたびの永年作物に対するこの法案というものは、ある意味からいきますと、私は、非常に前進をした、思いやりのある法案である、かように考えるのであります。しかしながら、先ほど来谷垣先生のお述べのように、まだまだこの法案に対しましては至らない点、熟していない点、そういうものがたくさんあると思います。全くお話のごとく、とりあえずの法案であるというふうにも考えられるのでありますが、だんだん今後お話の線に沿いまして完ぺきなものをつくってまいる必要があるかと思うのであります。  それから先ほど金利のお話が出ましたが、金利は御承知のとおり全般的にもちろん下がる傾向にあるの……

第43回国会 災害対策特別委員会 第23号(1963/06/27、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 ただいま提案になりました昭和三十八年四月から六月までの長雨についての天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法の適用の特例に関する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  本年四月から六月にかけて関東以西の各地においてまれに見る長雨が続き、六月十日現在の調査結果によりますれば農作物被害総額は七百二十六億円に達し、特に麦につきましては四百六十三億円という従来例を見ない被害額となっており、被害規模がきわめて大きいと同町に、被災地域も関東以西のほとんど各州にわたる広範囲に及んでおります。これがため、政府におきましては各般の施策を講て事態に対処しておりますが、今回の……

第43回国会 災害対策特別委員会 第24号(1963/06/29、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 北海道における五月下旬の突風による被害につきましては、先般も松田先生からよく伺ったのでございます。この被害に対しまして天災融資法の適用の要請があったのございますが、農林省におきましても、統計調査部をして詳細に調査をいたさせたのでございます。その結果、てん菜、豆類を中心にいたしまして実に十二億円の被害にのぼっておるということが判明をいたしたのでございます。この突風は、先般五月下旬に起こりました埼玉、群馬を中心といたしました突風、降ひょう等と同一の異常気象に基づくものとして処理をするのが適当であると考えまして、関係当局と熟議を重ねました結果、上記の降ひょう等に対する政令で措置をする……

第43回国会 災害対策特別委員会 第26号(1963/07/03、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 ただいま福家委員から、今回の長雨に対する惨状、また農家がどれほど困っておるかという点につきまして、非常に真剣なお話がございました。政府におきましても、これが対策につきましては万全を期してそれぞれの立法をいたしまして対処いたしたのでありますが、ただ、残念ながら審議のほうは幾分おくれまして、それがために農民の方々にも多少の御不安を与えたような点がございまして、まことに残念に存ずるのでございますが、これらの立法は今明日中には必ず成立をいたしまして、農民の御期待に沿い得るものと私は思うのであります。  さて、ただいま皆無作になりました麦をつくっておる農家に対して何らかの処置がないのであ……

第43回国会 災害対策特別委員会 第27号(1963/07/04、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 ただいま、長雨等による農作物等の災害対策につきまして御決議をいただきましたが、申し上げるまでもなく、本年四月以降長雨のため、麦類、なたね、蔬菜等を中心といたしまして、未曾有と申してもよい大災害が発生いたしまして、多数の農民の方々に非常な打撃を与えたことは、御指摘のとおりでございます。政府といたしましては、災害発生とともに、その状況の把握、緊急対策の実施につとめ、さらに天災融資法の特別法を国会に提出いたす等、基本的な諸問題についての諸施策を講じてまいったのであります。今後におきましても、この御決議を十分に尊重して、被災農民の救援と農業再生産の確保のために最善の努力をしてまいる所存……

第43回国会 災害対策特別委員会 第28号(1963/07/06、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 お答え申し上げます。  ただいまの御意見、まことにごもっともなところでございます。十分に余裕を持った取り扱いをするように、地方の農政局にも指示をしたい、かように考える次第であります。
【次の発言】 お答え申し上げます。  種子に対する高率の補助の問題につきましては、昨日小委員会において非常に強く要請をせられたのでございまして、私どもといたしましても、まことに小委員会の御主張はごもっともであると思うのでございます。したがいまして、この助成に関しましては、絶対に前例を上回るようにということは、私どもはどこまでも確保しなければならない線である、かように考えるのであります。しかし、小委……

第43回国会 社会労働委員会 第12号(1963/02/21、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 この問題は三十四年にこういう計画が立てられまして、それから三十五年から予算に盛られたのであります。予算のさまを見ますと、かなり年々増額をされております。昨年と今年と比べましても約五割というものが増額されておるのでありますが、ただいまいろい先生のお話ばかりでなくて、ここで二時間あまりいろいろの方からお聞きしたのでありますが、これはお話のごとくなかなか容易でない問題でございます。農林省といたしまても、また政府といたしましても、よほど躍進的な考えを持って進まなければならない問題である、かように私は考えます。農民の点を今承ってみましても、非常な多数のこの未解放部落のうちの六割以上という……

第43回国会 地方行政委員会 第34号(1963/06/13、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 お答え申し上げます。御承知のとおり、ただいまの御議論を拝聴しておるのでありますが、だんだん経済の進歩に伴いまして、府県を越える広域にわたる行政が行なわれてくるということは申し上げるまでもないことであります。しかし、ここで私どもが考えなければならないのは、やはりあくまでも自治体の本旨というものを尊重して、その上に国の行政を進めてまいるということは、私は動かすべからざる基本の線であろうと思うのであります。ところが、このたび農林省におきましては、地方の行政機関を拡充をいたしたのであります。御承知のとおり、従来も各ブロックに農地事務局というのがございましたが、これは農地局の所掌事務の一……

第43回国会 内閣委員会 第4号(1963/02/28、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 ただいま議題となりました農林省設置法の一部を改正する法律案の提案理由と改正の内容を御説明申し上げます。  第一は、農林本省の付属機関として、植物ウイルス研究所を新設することであります。  近年わが国におきましては、農作物及び林木のウイルス病による被害は、稲のしま葉枯れ病、バレイショのモザイク病等年々増加する傾向にあり、その被害額は年間数百億円に達するものと推定されるものであります。このような事態に対処し、農林省におきましては、従来農業技術研究所を初め、各試験研究機関において、ウイルスに関する応用研究を主として行なって参ったのでありますが、その防除方法を確立するためには、すみやか……

第43回国会 農林水産委員会 第1号(1963/01/29、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 昭和三十八年度農林関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計における農林関係予算の総体について申し上げます。  農林省所管合計といたしましては、二千二百五十七億円となっておりますが、これに総理府、大蔵省、文部省、労働省及び建設省所管を加えた農林関係予算合計は二千五百三十一億円となり、これを昭和三十七年度補正後の予算二千四百九十三億円に比較すると三十八億円の増加、また昭和三十七年度当初予算二千四百五十九億円に比較すると七十二億円の増加となっております。なお、対前年増加額につきましては、ただいま申し上げました三十八億円のほか、前年度の経費で減額となりますもの……

第43回国会 農林水産委員会 第3号(1963/02/05、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  近年におきます国民経済の成長発展に伴いまして、農林漁業の構造改善をはかることがますます強く要請されておりますが、これにこたえるためには、その資金的裏づけとして、農林漁業に対する長期かつ低利な資金の融通を拡充円滑化することが特に重要となっております。このような農林漁業の体質改善をはかるための資金需要にこたえるべく、政府は従来から農林漁業金融公庫の融資ワクの拡大等に努め、特に昭和三十六年度におきましては農業近代化資金制度を創設して農業関係施設資金の供給の円滑化をはかって参ったのであります。 ……

第43回国会 農林水産委員会 第5号(1963/02/07、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 農地局長に対して資料を提出するように昨日話したのであります。局長承知をいたして、必ず差し上げるということになっているのでありますが、まだお手元に届かないようでありまして遺憾に存じますが、さっそく手配をいたすことにいたします。
【次の発言】 昨日私も参考人の意見、またそれに関する議員各位の御質問等を拝聴いたしたのであります。なかなか重大な問題をはらんでおることをよく承知いたしております。ほんとうに今にして一大決心をもってこの問題に当たらなければ、せっかくここまで参りました酪農に対しまして非常に残念なことが起きて参るということが明らかでございます。従いまして私どもにおきましても、こ……

第43回国会 農林水産委員会 第10号(1963/02/21、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 漁港整備計画の変更について承認を求めるの件がただいま上程されましたが、その提案の理由を御説明申し上げます。  申すまでもなく、わが国の水産業は、国民食糧の確保、輸出の増進等わが国経済の一翼をになう重要な産業部門の一つでありまして、その積極的振興をはかりますことは、わが国の地理的条件から見ましても、きわめて適切かつ必要であります。また、さらに水産業の振興をはかる上におきましては、まず漁業の根拠地である漁港を全国にわたり計画的に整備拡充し、その機能を増進させることがきわめて必要であることは、言うまでもないところでありまして、漁業の能率化と経営の合理化をはかり、漁業の生産性の向上と漁……

第43回国会 農林水産委員会 第11号(1963/02/26、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 この問題はひとり漁業という問題ばかりでなく、わが国の国際地位というものから考えましても、こういうような条約があることは、いかにも米国等に対して何かそこに気がねをしておるというふうに見えまして、国の一つの体面、面目というものから見ましても、はなはだ遺憾なものである、私はかように考えるのであります。従いまして、ただいまもここで水産庁長官及び外務省の参事官が御答弁をいたしておりましたが、相当の強い決心を持ってこの不平等的な、好ましくない条約を破っていかなければならないというふうに進んでおることははっきりと申し上げられることであると、かように考える次第であります。

第43回国会 農林水産委員会 第12号(1963/02/27、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 ただいまのお尋ねでございますが、私は大臣のただいまの角屋さんに対するお答えを伺いましても、あのお答えの裏には十分な強い御決意を持っているということがうかがわれるのであります。私は、大臣のお気持は相当強いものである、こういうふうに理解しているのでありますが、ただいまの段階でさようにはっきり申し上げることは多少また考えなければならぬというような点もありましょうから、あの程度に申し上げたのでございましょう。けれども私は大臣を信頼しておりまして、相当御決意を持っておられるもの、かように考えておる次第であります。
【次の発言】 この問題は国際的に見まして、またわが国のいろいろな国際的な地……

第43回国会 農林水産委員会 第13号(1963/02/28、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 一種、二種の漁港、国の補助が不足で、地元の負担が非常に多い漁港、ここに表もございますが、これを見ますと、県によりまして非常な違いでございます。長崎、宮城などは非常に多いのであります。こういうところの負担はさだめし容易でないというふうに考えざるを得ないのでございます。私は、全般的にこの補助を上げればいいのであるか、一種、二種の多いところを特にめんどうを見ればいいのであるか、これはまだわからぬのでありますが、とにかくいずれにしましても一種、二種の多いところは負担が容易ならないものであり、かつまたこの漁港は、小さいといえども、先ほどからお話しの通り漁民の生命とは非常に直結をいたしてお……

第43回国会 農林水産委員会 第14号(1963/03/05、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 漁港の重要性につきまして、だんだんお話を承りまして、全く同感でございます。今日の漁港には、沿岸漁民の生活の向上、経済の発展というものから考えまして幾多の問題をはらんでおるように思うのであります。第一には、全国的に見まして、現在の漁港の規模がはたして時代に合っておるかどうかということに対しましては、私どもは多大の疑問を持っておるのであります。計画をした場合と今日の漁港の使命といいますか、あり方というものが、かなり違っておるのであります。それに対して、今後ほんとうに再検討をして参らなければならないというふうに考えられるのであります。全国に非常に多くの漁港がございますが、ほんとうに今……

第43回国会 農林水産委員会 第15号(1963/03/06、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 農薬取締法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  近年における農薬の進歩発達とその急速な普及は顕著なものがあり、これが農業の近代化に果たした役割には高く評価されるべきものがあると存じます。しかし、この目ざましい進歩と普及により、農薬取締法が制定されました当時には予想し得なかった新しい農薬が出現し、それに伴い本法律の対象の拡大が必要となり、他方最近における農薬使用による水産動植物についての被害の実情にかんがみ、これに対する適切な被害防止措置を必要とするに至ったのであります。このような農薬事情の推移から、これらの新事態に対処するため農薬取締法の一部……

第43回国会 農林水産委員会 第16号(1963/03/07、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 先刻からだんだんお話を承っておったのでございますが、農民の経済にとりましては、非常に重大な問題であると思うのであります。しこうして、ただいまも御指摘の通り、従来農林省においては国税庁あるいは自治省に対していろいろな点で申し入れることは消極的であったのではないかというようなお話でございますが、その点につきましては、今後さような御心配をかけないように、やはり農民の経済と生活を守るというような立場から積極的に話し合いを持ち出さなければならない、かように考える次第であります。
【次の発言】 ただいまのお話は、今回の豪雪等につきましても非常に考えなければならない大きな問題でございます。そ……

第43回国会 農林水産委員会 第17号(1963/03/12、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 狩猟法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  現行狩猟法は、その制定以来数次にわたる改正により、野生鳥獣の保護及び狩猟の適正化にかかる諸施策の基本となる法律としてその内容の充実強化がはかられてきたのであります。  特に、野生鳥獣の減少傾向に対処するため、昭和二十五年の法律改正におきましては、その保護繁殖をはかる制度として新たに鳥獣保護区の規定を設け、以来今日に至るまで全国に十九カ所の鳥獣保護区を設定するとともに、本法制定当時からの制度であります禁猟区を現在まで全国におよそ七百ほど設置いたし、積極的に野生鳥獣の保護繁殖の施策を推し進めて参った次第……

第43回国会 農林水産委員会 第18号(1963/03/13、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 お答え申し上げます。  ただいま足鹿先生から、外遊の際のいろいろ御所見、お話でございました。私ども、わずかではございますが、あちらの方を実際に見聞いたしまして、羨望にたえないものがたくさんあったのでありますが、そのうちで、やはり何と申しましても、あのロンドンにせよ、またパリ及びその郊外にせよ、樹木が非常に亭々として伸びておるのであります。ことにフランスなどは、山があまりないので、平坦地でございます。しかしながら、その森がいかによく保存をされておるかということは感にたえないものがございます。だんだんとわが国も、おくればせながら、ああいうような国土をつくり上げていくというような方面……

第43回国会 農林水産委員会 第19号(1963/03/14、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 学問的な名称のことでございますが、これは農林省の場合は、その対象は百姓さんの方々でございます。こういう対象を考えまして、あまり混乱をしないように、名称にあまり無理があってはいけませんけれども、そうでない限りにおきましては、使いなれた言葉がよろしいのではないかというふうに私は考えるのであります。  それからただいま研究所の名前に植物というのをつけない方がよかったのではないかというお話でございますが、まことに傾聴に値する御議論でございます。私もやはり今後ビールスの関係は研究する範囲が非常に広いということは幾らか承知をいたしておりますが、そうしますと、植物という名があるいはじゃまにな……

第43回国会 農林水産委員会 第21号(1963/03/20、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 森林組合合併助成法案につきまして、その提案理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  森林組合は、昭和二十六年の森林法改正により強制加入の組合から協同組合原理に立脚する森林所有者の協同組織としてその組織を変更して以来、今日まで十有余年の歩みを通じまして、民有林における森林施業の合理化と森林生産力の増進にその一翼をになうとともに、森林所有者の経済的、社会的地位の向上に寄与して参りました。  しこうして、最近における国民経済の進展と林業を取り巻く諸般の情勢の変化に即応して、林業経営の改善と林業就業者の所得の向上等を重視する新しい施策が、各方面から強く要請されるに至っておりますが、御……

第43回国会 農林水産委員会 第23号(1963/03/27、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 ただいま三党から共同提案になりました決議案につきましては、その趣旨を十分に尊重申し上げまして善処いたすことにいたします。

第43回国会 農林水産委員会 第24号(1963/03/28、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 ただいまのお話の通りでございまして、価格の安定というものが、自由経済を基調といたしております以上は、なかなか安定した価格を維持していくことは困難でございます。困難であるからといいまして、それをそのときの推移にまかしておくというわけには参らぬのであります。どうしても価格というものを常に安定をさせる、そこに私は農政に対する農民の信頼、また政治に対する信頼というものがあると思うのでございます。従いまして、政府はいろいろの面でこの農産物の価格の安定に心を砕いておるのでございますが、ただいまも申し上げました通り、その基本は一つの自由主義経済の上に立っておるのでございますから、思うように効……

第43回国会 農林水産委員会 第25号(1963/05/08、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 倉成委員の果樹の共済に関する御質問でございます。これはいま局長からも詳細に御答弁申し上げたとおりでございます。栽培者の共済制度に対する要望というものは相当古くからでございます。かつまた同時に非常に強いものがあるのであります。しかしただいまもお話を申し上げましたとおり、これを制度化してまいります場合におきましては、幾多の困難がございまして、ある場合においては、これは制度化するということはなかなか容易なものではないというふうに、ある程度失望したこともあったのでございますが、その後農林省においてはいろいろ研究を積み重ねました結果、これは制度化ができるというような確信を得て、それに向か……

第43回国会 農林水産委員会 第33号(1963/05/28、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 今回の改正によりまして初めて小さい面積を持っておるものに対しましては任意加入という道を開いたのであります。ある点から見ますと非常に進んだ考え方でございます。これから論を起こしてまいりますと、ただいま先生がお述べになりました被害の少ないところなどにつきましても任意加入の道を開くということは、御議論としますれば当然そういうことになると思うのであります。しかしながら、この災害というものが必ずしも絶対に起こらないというものでもないのでございます。ほんとうに災害が起こらないと思っておったところへまたやってまいったりする例が非常にあるのであります。そういうことを考え、また一面被害のないとこ……

第43回国会 農林水産委員会 第37号(1963/06/05、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 お答え申し上げます。数字のことでございますから誤りがあると困りますので、よく精査をいたしまして申し上げたいと思います。
【次の発言】 この問題は非常に重大な問題でございますが、私が実際に携わった問題を申し上げますと、終戦後の古い話でございますが、その際、国会におきましては水産庁というものに対しましてその重大性を非常に認識をいたしまして、これは独立した省というようなふうに考えなければならないという非常にまじめな強い議論がございました。私どももこれに賛成でございまして、いろいろな意味からまいりまして、日本の水産行政というものをそのように大きく取り上げていかなければならないものである……

第43回国会 農林水産委員会 第45号(1963/06/27、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 開拓者資金融通法の一部を改正する法律案に対する委員修正案につきましての内閣の意見でございますが、利率を三分六厘五毛に引き下げる修正案につきましては、賛成いたしがたいのでございます。
【次の発言】 開拓者資金融通法の一部を改正する法律案につきまして、ただいま御決議をいただいたのでございますが、御決議の点につきましては十分に検討いたしまして、できる限り御趣旨に沿うよう努力いたす所存でございます。


各種会議発言一覧

29期(1960/11/20〜)

第41回国会 地方行政委員会災害対策特別委員会連合審査会 第1号(1962/08/23、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 理屈の上からは芳賀先生の言うようなことがあり得るとも思われますが、どうも私は考えますと実際においてはそういう不一致のことはないと考えられます。
【次の発言】 農業関係においては、やはり先ほどもお答え申したと思いますが、天災融資法で救済に当たる、それ以外にはどうもないようであります。

第41回国会 農林水産委員会農産物価格対策に関する小委員会 第2号(1962/10/04、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島説明員 ただいまの御趣旨は十分承ったのでございますが、大臣にもよろしく申し伝えまして慎重に善処いたしたいと思います。

第43回国会 農林水産委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1963/02/19、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 ただいまの芳賀委員の御質問まことにごもっともな点があるのであります。しかしながら、一本の柱は多少あいまいになりましても、これを根本的に改めるということにつきましては、そこにまたいろいろ研究の余地があるように思われるのであります。従いまして、芳賀委員のお説は今後の検討の資料といたしまして、私どもは十分慎重に処して参りたい、かように考える次第であります。
【次の発言】 ただいまのところでは改めるという結論には到達をしていないのでございます。しかしながら芳賀委員のお説に対しましては十分な検討を加えて、そうして慎重にこれに対処して参りたい、この段階であると思うのであります。

第43回国会 文教委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1963/03/14、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 どうもこの五万七千幾らという安いアメリカの価格には、政府の非常な補助が入っておるということは申し上げるまでもないのでありますが、これとただいま日本の製品とを比較いたしますと、非常な相違がある。それで日本の政府でも、この粉乳に対して思い切った措置をとれば、向こうのものともバランスがとれるではないかという仰せでございますが、金額が非常に開きがありますので、そのお話の点はわかりますけれども、なかなかそのお話に、現在の時点では近づくことは非常に困難なことではないだろうか、かように考える次第であります。
【次の発言】 お答えいたします。学校用の給食のために輸入いたしました脱粉のうちで、不……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第7号(1963/02/23、29期、自由民主党)【政府役職】

○津島政府委員 ただいまの問題は、政治的に見ましてもまことに重要なことでございます。各方面からこの法案に対する提出の要望が強いことも承知いたしております。そこで、現在においてはどうなっておるかと申しますと、ただいまお話しのうちで最も重点である建物共済につきましては、せっかく両団体において話し合いを進めておるのであります。また自民党においても、この問題を非常に重要に取り上げておりまして、小委員会をつくりまして結論を急いでおるような次第でございます。いずれにいたしましても、近いうちに必ずその結論が出るものと私どもは信じておるのであります。従いまして、その結論が出ましたならば、それに応じて早速農林省……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

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