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石川次夫 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

石川次夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(衆)
138位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
753位
委員会発言(議会)歴代TOP500
433位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
101位

29期委員会出席TOP100
97位
29期委員会発言TOP50
44位
29期委員会出席(幹部)TOP100
60位
29期委員会発言(非役職)TOP50
34位
31期委員会発言TOP50
15位
31期委員会発言(議会)TOP50
47位
31期委員会発言(非役職)TOP50
15位
32期委員会出席TOP100
91位
32期委員会発言TOP50
15位
32期委員会出席(無役)TOP100
87位
32期委員会発言(議会)TOP50
32位
32期委員会発言(非役職)TOP10
9位

このページでは石川次夫衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。石川次夫衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

28期(1958/05/22〜)

第30回国会 建設委員会 第7号(1958/10/24、28期、日本社会党)

○石川委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております河川法の一部を改正する法律案につきまして、賛成の討論をいたしたいと思います。  近時砂利の需要の増大に伴いまして、河川における砂利の乱掘、盗掘によって河床の低下を来たしまして、それによる災害の誘発、あるいは取水の困難等が重大な問題となって参りました。一方河川の砂利採取は、都道府県規則にまかせられておりまして、罰則も、最高二千円という程度にとどまっております。この規則も、実際には、この程度では効果が非常に薄かったわけであります。  本法案は、河川の区域内においての土石の採取を都道府県知事の許可事項として、許可を得ないで土……

第31回国会 建設委員会 第2号(1958/12/18、28期、日本社会党)

○石川委員 大臣に一つだけお伺いをしたいと思います。  九月一日の建設委員会の議事録によりますと、地建の局長及び各道府県の土木部長の会同をいたしまして、三十三年度予算の繰り上げ施工の方針をきめて、それぞれ実行をさせておるのであります。大体道路関係におきまして第三・四半期、すなわち十二月の末までに第四・四半期分を繰り上げて施工させる、この繰り上げ施工を鋭意督励をしておると言われておりますが、この予定通りに第四・四半期の分が第三・四半期に繰り上ったとして、第四・四半期はどういうふうにされるおつもりであったか、それをお伺いしておきたいと思います。

第31回国会 建設委員会 第8号(1959/02/17、28期、日本社会党)

○石川委員 計画局の関係で若干御質問いたします。この前大臣が出られまして、大体私の質問したいことの大半は、山中吾郎委員から質問をいたしておりますので、残余の部分について若干質問したいと思います。  最初に、現在の都市の形成率は非常に高くなりまして、すでに市街地形成面積というものは九億二千万坪で、今後だんだんそれがふえていく、しかしこれに対しまして、区画整理の済んでいるものは、わずかに二億七千万坪しかないというふうなことで、非常に立ちおくれておる。それからこの前山中吾郎委員から質問がありましたように、街路の予算が大部分を占めておりまして、非常に立ちおくれておる。下水道、それから緑地の関係などは非……

第31回国会 建設委員会 第10号(1959/02/24、28期、日本社会党)

○石川委員 今の首都高速道路公団のことに関連してお伺いいたします。幼稚な質問になるかもしれませんが、首都高速道路公団を作るということは、ことに都市計画局の持っておる経輪抱負いかんという意味で計画局の方で担当されるということは、一応一理はあると思います。それで、結局これは計画局で担当されて、完成されたあとの管理は、道路局の所管になるのですか。それとも計画局でそのまま管理をするのですか。どういう格好になるのですか、念のために聞いておきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、そのあとの管理の方法は、今のところまだきまっておらぬわけですね。

第31回国会 建設委員会 第14号(1959/03/04、28期、日本社会党)

○石川委員 関連して。次官の答弁を疑うわけではないが、念には念を入れて伺いたい。と申しますことは、向うから公文書でもって確かに取りつけておる。八路線を向うの責任においてやるという答弁があって、信頼をしてよろしいわけでありますけれども、そうなると、東京都知事に対して事業計画の変更をやらなければいかぬと思います。それから占用埋立地の使用許可、そういったものについても、完全にやらせるという約束があるかどうかということを、一応伺いたいと思います。
【次の発言】 さらにまた、非常にくどいようでありますけれども、実はあれは、株式会社という営利会社ですね。そうしますと、株式会社の社長が大臣に対して、事業計画……

第31回国会 建設委員会 第19号(1959/03/18、28期、日本社会党)

○石川委員 関連して。先ほど大臣から、量的な需要じゃなくて、質的な需要を調べて住宅政策の転換をはかるというお話があって、非常にわれわれも賛成なんです。それで、ちょっと調査の仕方といいますか、それについて要望を一言申し上げておきたい。というのは、私の身近な点で、非常に狭い範囲かもしれませんけれども、一つの例として申し上げますが、戦時中に塩だきをやって、雨露をしのぐだけのバラックに住んでいる部落があった。そういうところにいって、千円以下くらいの低家賃住宅に住みかえる意思がないかということを聞きますと、非常にそれを要望しているわけです。ところが、県あたりにいきますと、そういう数字は全然出ておらない。……

第33回国会 建設委員会 第5号(1959/12/04、28期、日本社会党)

○石川委員 まだ正規の法案として出ておりませんけれども、新聞その他で相当問題にされて、関係者の方面では相当取りざたをされておるという問題一、二について、まず当局から現在進捗している状態及びその意向を伺いたいと思います。  まず第一点は、踏み切り法案、これは正式には踏み切り法案というのではないでしょうけれども、踏み切り事故が非常にふえてきて、何とかしなければならぬということで、今後は道路の踏み切りについては、全部立体交差にすることを原則とするというようなことを前に衆議院のこの委員会において問題にされておるように聞いております。結局その平面除去の場合の費用は、原則として国鉄が三分の一、あるいは不適……

第34回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1960/02/26、28期、日本社会党)

○石川委員 科学技術の必要性といいますか、このごろ特に真剣に取り上げられまして、今度の予算の要求では台風防災科学技術、宇宙科学、基礎電子工学、核融合、海洋科学技術、対ガン科学技術というような六つの重点を特に取り上げて、特筆してということにして、その促進の費用が一億円、それから宇宙科学の関係には二億三千五百万円という予算をとることに非常に当局が努力された。そのことについては一応の敬意を払うわけでございますけれども、しかし、何といってもこの基礎科学の充実ということこそが、大前提としてどうしても必要なことではないかというふうにわれわれは考えております。特に最近の科学技術の進歩に伴って非常に細分化され……

第34回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1960/03/11、28期、日本社会党)

○石川委員 大塚参考人から大へん啓発されることが多い御意見を伺ったのでありますが、安全基準で、いわゆる国際放射線防護委員会、ICRPの一応の基準がわれわれの参考になったのですけれども、それだけでは、御意見のように日本の基準としてきめるわけにいかない。それで、安全審査部会の機構の問題、それから日本における危険度の問題、こういう点についての検討が今行なわれたわけでございますけれども、にもかかわらず、一方ではぐんぐん実際の設置が進んでいるわけであります。最初に御意見がありましたように、集中された場合の限度は一体どうなるのかという点で、現実の問題として、東海村では現在ウォーター・ボイラー型、あるいはC……

第34回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1960/05/17、28期、日本社会党)

○石川委員 今、石野委員の方から詳細に質問がありましたので、私は、重複いたしますから、半ば要望のような形で、一つつけ加えておきたいと思います。  実は、この点につきましては、昨日の内閣委員会で、私も防衛庁長官に対して一応の質問は申し上げてあるわけです。そのときにもちょっと触れておいたのでございますけれども、新聞によりますと、東海村の上を飛行機が飛んだのに対して非常に神経質になっておる、ノイローゼぎみだということが出ております。これは今さら長官に御説明するまでもない。あの東海村に初めて原子力研究所ができるときには、私は地元におりまして、将来の産業構造におけるエネルギー源としての原子力産業というも……

第34回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1960/05/18、28期、日本社会党)

○石川委員 関連してちょっと。今の質問で大体尽きておりますが、ただ、私も一昨日内閣委員会で質問をした、それに対する一応公式の回答であるというふうに見てよろしゅうございますか。
【次の発言】 実は、今も話がありましたけれども、県の方から現地の飛行場の隊長に問い合わせをしておるわけですね。そのときの隊長の説明では、波長が合わないからF100でもB57でもない、従って、正体は不明であるという回答があった。しかし、事実飛んだことは、波長でもって応答を確かめたという事実によっても明らかである。飛んだ事実は向こうは認めているわけです。ところが、今の回答によりますと、どうも飛んだのか飛ばぬのかわからぬという……

第34回国会 建設委員会 第8号(1960/03/04、28期、日本社会党)

○石川委員 この前の前の委員会で、砂原委員の方からすでに道路の財源の問題については質問が終わっておりますので、重複を避けて一、二の点だけちょっと伺いたいと思います。  と申しますのは、この前三十四年度の道路関係の予算は九百八十八億、ことしが千百一億ということで、若干の増額を見ることができた。ただ、要求の方からいいますと、これはおそらく千四百億円くらいの道路関係の予算の要求になっておったかと思うのであります。ところで、その財源の問題でありますけれども、実は昨年の財源は、大体八百十億円足らずというふうにガソリン税の収入が見込まれておったわけですが、ことしはこれに対して、千四百億円という要求の中で占……

第34回国会 建設委員会 第15号(1960/04/01、28期、日本社会党)

○石川委員 山中委員の質問に関連いたしますけれども、先ほど総裁の方の御答弁によりますと、道路公団が有料道路として設定をするのは、経済性と観光的な見地からというお話があったのですが、この経済性というのがよくわからないのです。二通りの意味にとれるわけです。ということは、その地方を開発して、日本経済の発展という意味における経済性と、また一つは、あとでもって通過料を払う料金でもって返済をしていく、その返済の可能性という意味での経済性という意味なのか。これを両方ひっくるめて経済性という言葉を使われたのじゃないかと思うのですが、いずれにしても、この経済性の内容をどう分析して、どこに重点を置くかということが……

第34回国会 建設委員会 第18号(1960/05/13、28期、日本社会党)

○石川委員 政府提案にかかる地代家賃統制令の一部を改正する法律案について質問いたしたいと思います。  実は大臣の法案の説明を見ますと非常に簡単で、そのあと住宅局長の方からいろいろ説明があったのですが、そのパンフレットがないものですから、それを確認しながら話を進めていきたいと思います。と申しますのは、大臣の提案理由の説明の中にもありましたけれども、地代家賃統制令を改正するというのは、実質的には廃止ということになりますが、廃止をするという原因の第一としては、まず地代家賃統制令が有名無実になっているということ。家賃が平均坪七十五円、あるいは地代が十一円の平均で、特に都心においてはこういうものは実存を……

第34回国会 内閣委員会 第41号(1960/05/16、28期、日本社会党)

○石川委員 ただいま山中委員の方からいろいろ、入会権の問題、契約金の収受の問題について質問があったのですが、そのときの防衛庁からの御回答によりますと、 最後まで円満な了解を得た上で施行したいというお話があったわけなんです。ところで現地の方からの情報によりますと、自衛隊がすでに十四日から端端の防風林の伐採を始めたという話が伝わっておりますけれども、その点は御存じですか。
【次の発言】 いずれにいたしましても今山中委員の方から質問があり、それに対して入会権の問題と村有地の問題との争点があったわけでございますけれども、しかしとにもかくにも今の経理局長の御説明では、村有地であるという確たる根拠は全然示……

第35回国会 建設委員会 第2号(1960/08/31、28期、日本社会党)

○石川委員 私は資料の要求だけをちょっとお願いしたいと思います。ちょうどほかの委員会に出ておりましたので、大臣の所見を承ってなかったものですから、明確なことは言えませんけれども、大体お話を伺いますと非常に積極的ではありますけれども、抽象的な御説明があったようでございます。実は、たとえば住宅の問題なんかは私たちも非常に関心を持っておりますけれども、新聞では非常に画期的な、積極的な五カ年計画を推進されるような意図があるということを伺って、非常に共鳴をいたしておるわけでございます。しかしながら、新聞等を通じてだけでは非常に不案内でございますから、われわれとしても共鳴して御協力申し上げることができる点……

第35回国会 建設委員会 第3号(1960/09/01、28期、日本社会党)

○石川委員 関連して。住宅局長にちょっと質問したいのですが、「『今一世帯一住宅』の実現へ」という資料をいただいたばかりで、詳しいことは検討してありませんので、ほんの思いつきで質問をし、かれがた要望をしたいと思っております。  ただいま農村住宅についてお話がありました。実は私は茨城県の日立におりますので、非常に特殊な地帯であるということが前提になりますけれども、実は日立に日立製作所、日立鉱山というのがありまして、日立製作所のごときは設備投資を一年間で二百七十億もやるというような状態で、非常に生産が拡充強化されておりまして、地方から相当人を集めて、払底してしまっておる。従って、どうしても遠い農漁村……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1961/03/16、29期、日本社会党)

○石川委員 私今までほかの委員会に出ていたものですから、岡本委員の方からいろいろ質問が出ておったようでございますので、CP5のことにつきましては、速記録によって、もし私の聞きたい点が残っておりましたら、またあらためてやるということにいたしますけれども、問題は、今、局次長の方から御答弁があった中で、現在七百五十キロになっている、これを何とか千キロまで持っていきたいというようなことで、千キロワットまで持っていきたいというようなことを積極的にお考えになっておるようでございます。それは責任感としてやむを得ないと思うのですが、しかし、これを千キロワットまで持っていくということについて、原研の中で非常な反……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1961/03/22、29期、日本社会党)

○石川委員 科学技術庁長官に伺いたいのですが、これは中曽根さんが長官をしておられるころからずっと長い間の懸案になっておりますけれども、原子力都市周辺整備法案というのが出ると言われながら、いまだにまだ出ておらない。ところが、これによって非常な支障が現地では次々と出ているわけでございまするが、こまかいことは別といたしまして、この法案を今度の国会に出すことになっておるかどうかという点をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 これは大へんなことだと思います。実は、予算委員会でもわが党の岡委員の方から、いろいろ地方居住者の健康管理の問題というふうな点から、どうしても原子力都市周辺整備法というのができなけ……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1961/03/23、29期、日本社会党)

○石川委員 防衛庁長官に質問をしたいのですが、大へん忙しいようでございます。私の今から質問しようとすることは、昨日参議院の予算委員会で自民党の武藤委員の方からも質問があったというふうにも聞いておりますから、極力簡単に質問申し上げたいというふうに考えております。  実は原子力研究所が東海村にできましてから、いろいろな問題がございますが、ともかくも日本における、また、東洋における唯一のメッカという形で、その躍進は非常に目ざましいものがあります。この原研の内部の問題としては、いわゆる研究者の待遇の問題、あるいはまた、安全性をどう確保するかというふうな問題、その他いろいろありますけれども、この内部の問……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1961/03/29、29期、日本社会党)

○石川委員 今出ております核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案の中で、一、二の点だけを一応お伺いしたい。  それは、今度の、原子力関係の製錬の事業あるいは加工の事業、原子炉の設置、運転等に関する規制、その指定の基準あるいは許可の基準として、第四条、第十四条、第二十四条が用いられておりますけれども、ここでは「原子力委員会の意見をきき、これを尊重してしなければならない。」こうなっておるわけです。  ところで先般岡委員からもちょっと御質問がございましたように、原子炉安全専門審査会というものが正規の機関として設定をされ、常置機関のような形になったわけです。この意見は……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1961/03/30、29期、日本社会党)

○石川委員 この点につきましては、昨日も私から質問してありますが、今度の改正は、客観情勢、すなわち、研究開発の進展に伴いまして、この法制定当時手懸されたことに若干の変化が生じたので、これに対応するための法律改正になって現われたのでございます。これによって原子炉、核燃料物質及び国際規制物資に必要な規制を行う。一つは、臨界実験装置についての規制の強化をはかり、原子力施設について定期検査に関する規定を設けるというようなことで、われわれとしては、このように安全に関する一段の進歩を遂げたのがこの法案の内容であると考えますので、基本的な形としては、先ほども満場一致の賛成を得られたように、われわれとしても全……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1961/04/12、29期、日本社会党)

○石川委員 一本松さん、大へんお忙しいところをおいでいただきまして、まことに恐縮でございます。質問をしながら、いろいろと最近のコールダーホール発電炉の実態について伺いたいと思います。  まず、最初に、念のため伺いますが、原発のいわゆる資本構成は、一体現在どういうふうになっておりますか。
【次の発言】 そういたしますと、開発の方からも出ておりますから、原発は純然たる民間会社ということではなくて、多分に公共性といいますか、政府とも密接な関係がある、こういうふうに理解してよろしゅうございますね。
【次の発言】 原発でなされた仕事のうちで一番大きい仕事は、何といっても、コールダーホールの発電炉を現在契……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1961/04/18、29期、日本社会党)

○石川委員 本会議の予鈴が鳴って時間がないようですから、簡単に二問だけ伺います。非常にしろうとの質問でございますから、その点は一つ御了承を願いたいと思います。  先ほど糸川さんからいろいろ懇切なお話がございましたが、われわれとしては、人工衛星を日本で飛ばせるかどうかというふうなことに、非常にしろうとの国民の一人としても関心を持っております。それに対しまして、垂直で六千キロメートル上げて人工衛星が可能になる年が大体一九六五年ごろであろうというふうなお話がございました。これは、われわれ国民の一人として、そこまで行き得るのかということで、一つの安心感を持ったわけでございます。しかし、それにしては予算……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1961/04/19、29期、日本社会党)

○石川委員 関連して。ただいま岡委員の方から、誤投下の対策についてお話がございましたけれども、私は、その隣村の地元の関係があるわけでありますから、特に関心が強いのであります。そこで、政務次官が来ておられますが、ほんとうなら大臣にもよく聞いておいていただきたいのですが、原子力委員にかわって松本次官にお尋ねしてみたいと思います。  これは何回も話し尽くされたことでありますが、この委員会でも、一度防衛庁長官に来ていただいてるるお話を申し上げたのですけれども、実はコールダーホール型の発電炉をあそこに備えつけるということの条件でございます。これは当時、知事が公聴会にも出られまして、契約書をはっきりかわし……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1961/04/26、29期、日本社会党)

○石川委員 せっかく大蔵大臣が出席されたので、きょうの法案以外に、一つだけ、科学技術の問題で大蔵大臣にぜひ御協力を願いたいという意味で、強い要望と、それから、あわせて御所見を伺いたい。  それは、今さら申し上げるまでもないのですが、これは内閣全体の問題で、大蔵大臣の問題じゃございませんけれども、何といっても予算を伴うことではあるし、最大の難関が大蔵省だという意味で申し上げるわけなんです。御承知のように、日本は武力でもって世界を制覇するなんということはこれは夢物語、所得倍増に伴う科学技術ということが緊急な基本的な課題である。これは御説明するまでもないと思うのです。世界各国では、科学技術担当の大臣……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第16号(1961/05/10、29期、日本社会党)

○石川委員 大屋参考人に伺いますけれども、原子力産業会議は、前から熱心にこの法案の通過をはかる立場に立っておられるということは了解をいたしております。先般、日本原子力産業会議からのパンフレットをいただきまして、これによっても、不備な点、また非常に不安な点はないでもないけれども、原子力産業の発展のために、ぜひこれを通してもらいたいというお気持は、われわれもよく理解できるわけであります。この法案の第一条に、目的が書いてあります。それには御承知のように、「損害賠償に関する基本的制度を定め、もって被害者の保護を図り、及び原子力事業の健全な発達に資することを目的とする。」こういうことになっておるのですが……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1961/05/11、29期、日本社会党)

○石川委員 原子力損害賠償法案に関しましては、参考人もたびたびおいでになって、そのつど、いろいろ御質問申し上げておるわけでございます。参考人に申し上げたことを、また繰り返すような形になりますが、要約して、この法案に対する意見と申しますか、問題点と申しますか、そういう点を申し上げたいのでございます。  まず、第一に、この法案は、出るべくして出たということで、その出たことの趣旨に対しましては、われわれとしてはもちろん賛成でありますけれども、どうも、これをずっとそしゃくして検討を加えていくほど、何か原子力産業をやるためには、どうしてもこういう法案が必要なのだという前提でこの法案の作成を急いだという点……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第18号(1961/05/16、29期、日本社会党)

○石川委員 原子力損害賠償法案については、参考人その他からいろいろと貴重な意見を伺い、慎重なる質疑を重ねて参ったわけでございますけれども、何といっても、この法案の実施につきましては、前提条件その他、満たされないものがたくさんあるということが今までの論議の過程で明らかにされて参ったのでございます。ところで、われわれの側といたしましては、これをこのまま成立させることについては、非常な不満あるいは非常に問題となる点が多く残されておるという疑問を持っておるわけでございますが、科学技術庁の長官がお見えになっておりますので、今まで疑問になっておる点を大体要約して伺いまして、それで、この法案の成立に対して適……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第19号(1961/05/18、29期、日本社会党)

○石川委員 ただいま田中委員の方から射爆場の返還について質問がありましたが、これは田中さんもおっしゃったように、実は、ほんとうは総理大臣に出席をしていただいて、この点についてとことんまで決意を披瀝していただきたいと考えておりましたが、ぜひ一つわれわれの意見を率直に聞いていただいて、総理大臣にわれわれの意のあるところを十分に伝えていただきたいということを、まず、もってお願い申し上げる次第であります。  今の問題に関連して質問をしたいと思います。実は、ほかの委員会で、私が朝霞の返還の問題について質問をしたのでありますが、この朝霞は、当然返還されるものだという前提のもとにオリンピックの計画が進められ……

第38回国会 決算委員会 第17号(1961/04/05、29期、日本社会党)

○石川委員 菊池さんが先ほど答弁されたことに関連する問題でありますが、菊池さんは、契約の当時はおいでにならなかったわけでありますが、ともかく理事長としての最終責任を負わなければならぬということで、大へんお気の毒だと考えておりますが、どう考えても、契約当時のいきさつというのは、あまりすっきりしたものじゃなかったのじゃないかという疑問をわれわれは数多く持っておるわけであります。しかし、その点については、勝澤さんの方からいろいろ質問があったようでありますから、要点だけを大体申し上げますが、これは、条件は、一万キロワット、中性子束一平方センチ毎秒十兆個、百五十万ドル、二〇%濃縮ウラン、大体問題になるの……

第38回国会 建設委員会 第6号(1961/02/17、29期、日本社会党)

○石川委員 実はきょうは、最近建設関係の問題で、水資源の開発あるいは道路の基本的な考え方の問題、土地が最近急に上騰を続けておるということに対する対策、そういう問題について質問をしようと思ったのですけれども、さきに提案をされました住宅金融公庫法等の一部を改正する法律案に関連して、住宅に限ってもらいたいということが一応理事会で決定をいたしましたので、住宅関係の基本的な問題、ことに、きょう提案されました一部改正の法律案について若干の質問を申し上げたいと思います。  まず第一に質問したいと思うのでございますけれども、これは私から言うまでもなく、実はアメリカあたりでは、景気の指標として、鉄綱関係の投資と……

第38回国会 建設委員会 第9号(1961/03/01、29期、日本社会党)

○石川委員 関連して。水資源開発公団の問題で今、兒玉委員の方から質問があって、大臣から答弁がありました。大体、大臣の答弁で意を尽くしているのですが、私もその点についてちょっと一言だけ要望したいと思ったのです。と申しますことは、たとえば計画局の中で、広域都市の問題にいたしましても、自治省の案があり、通産省の案がありというふうなことで、支離滅裂の状態になっています。非常にセクトが強過ぎるのではないか、そのことが、はしなくも今度の水資源の場合にはっきりと出ておる。私の方で学者を呼んで、多目的ダムを作るときは水はどういうふうになるのだというようなことで、ヒヤリングを個人的にやったことがあるのですが、そ……

第38回国会 建設委員会 第11号(1961/03/09、29期、日本社会党)

○石川委員 大へんお忙しいところをわざわざおいでいただいて、恐縮でありますが、まず石原さんに伺いたいのであります。御三人の方にそれぞれ伺いたいと思いますが、こういう仕事を独立して始められましてからどのくらいの年数になっているか、従業員がどのくらいいて、それから資本金は一体どのくらいになっているか。株式会社ですから、法人組織になっているわけですが、資本金の関係、それを一応伺いたいと思います。
【次の発言】 それで、石原さんの御意見の中でこの法案は結果的には賛成、けっこうである、ただ、運用の点から注意すべき点が多いということをおっしゃったわけですが、運用の点で、何か特に御希望の点があれば、一つお知……

第38回国会 建設委員会 第12号(1961/03/10、29期、日本社会党)

○石川委員 建設大臣に一つ伺います。  道路整備緊急五カ年計画について、いろいろ申し上げたい意見はたくさんあるのでございますけれども、かいつまんで要点だけ一つ伺いたいと思うのです。実を申しますと、建設省の中でいわゆる道路関係の技術者間で、いろいろ意見の対立といっては語弊があるかもしれませんけれども、意見の食い違いがかなりあるやに聞いております。と申しますことは、何回も中島委員の方からも質問があったわけでありますが、経済審議会の方の答申といたしまして、四大地区を中心としてベルト状に日本の経済基盤の強化をする。京浜、阪神、中京、北九州を中心として伸ばすという答申が出た。それに対しましては、格差をな……

第38回国会 建設委員会 第15号(1961/03/22、29期、日本社会党)

○石川委員 だいぶ審議の時間がおくれておりますので、簡単に質問をいたしたいと思います。従って、公団総裁も丁寧な御答弁をしておられるようですけれども、簡単に結論的な答弁でけっこうであります。  最初に、念のためにお聞きしておきたいと思うのです。新しい会社に投資されるのは、敷金の中の利子を充てるのだという御説明があったのですが、敷金としての金額と利子の金額をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、これはなるほど契約が、利子はつけないという契約になっておるからでございますけれども、どこから資金を持ってきて運用しても同じことのようですけれども、居住者の側からいえば、敷金の中の利子相当額を……

第38回国会 建設委員会 第16号(1961/03/24、29期、日本社会党)

○石川委員 公営住宅法第六条第三項の規定に基づき、承認を求むる件の中で、特に問題になると思われる点について御質問したいと思います。  まず第一に、第一種木造、第二種木造の公営住宅についてでありますけれども、その応募率は、最近一体どの程度になっておりますか。
【次の発言】 そうしますと、都会地では、私の聞いている範囲では五十倍くらいの応募率だということですが、大体当たらずといえども遠からずということになります。  第二に伺いますけれども、私、この前の委員会でも申し上げましたように、日本における住宅に対する政府の積極的な取り組み方といいますか、予算の組み方というものは、非常に私は消極的だと思う。外……

第38回国会 建設委員会 第17号(1961/03/29、29期、日本社会党)

○石川委員 大臣が来ていませんので、道路に関する質問を、簡単に一つだけいたしたいと思います。  実は、世銀の借款の関係で、経過の御報告を願いたいと思うわけです。と申しますのは、新聞に出ているところによりますと、ナップ副総裁が日本に来られまして、六千万ドルに対して四千万ドル程度のものは世銀として理事会に提案する用意がある、というようなことを発表されているようであります。従って、理事会に提案する用意があるということは、これで決定したというふうには必ずしも考えられないのではないかという問題が一つと、それから、この世銀のナップ副裁総の話している内容によりますと、第二次借款というようなものについては、今……

第38回国会 建設委員会 第18号(1961/03/31、29期、日本社会党)

○石川委員 先ほど中島委員と逢澤委員の方から、地代家賃統制令の撤廃の問題に関する質問がありました。私、きょうこの件について質問して御答弁をいただこうとは思っておりませんけれども、問題の所在というものを一応ここで羅列いたしておきたい。これは住宅局長単独で答弁のできる問題ではないと思う。計画局にも関係があり、建設省自体の問題でもあり、さらに政府全体が考えなければならない問題であると思いますので、きょう私が申し上げたことについては、速記録によって、この次一回だけではどうかと思いますけれども、順次御答弁の用意を願いたい。  と申しますことは、今家賃が不当に低いというふうな問題が提起されました。私もわず……

第38回国会 建設委員会 第20号(1961/04/07、29期、日本社会党)

○石川委員 特殊土じよう地帯災害防除及び振興臨時措置法の一部を改正する法律案についてば、ただいまも満場一致で採決されたわけでございますが、この際、御要望申し上げたいと思います。  と申しますのは、この法案は、御承知のように、所得倍増ということがやかましく取り上げられるようになってから、経済の水準の格差を縮小しなければならぬ、特にこれは農村においてその格差がはなはだしいということになりますと、特殊土壌地帯における経済の格差というものを特に縮小するために、政府としては所得倍増の見地から積極的な施策を行なわなくてはならぬ。その中でも特に農地改良というような問題は相当大きな問題になるのじゃなかろうか、……

第38回国会 建設委員会 第23号(1961/04/20、29期、日本社会党)

○石川委員 市街地改造法と防災街区の造成法に非常に密接な関係のある記事が、昨日の各新聞に一せいに出ておりまして、このことについて緊急に一つ建設大臣の所見を伺っておきたいと思います。  これは御存じだと思いますけれども、東京の産業集中と、それに伴う交通、住宅が非常に難渋をきわめておるということに対処いたしまして、東京都が中心となって首都圏整備計画というものを練り直さなければならぬ、十年計画でその計画を練り直すというこの考え方は、われわれとしても非常に賛成であります。非常に短かい目でこの計画をその場つなぎでやっていくということについては、われわれとしても相当批判を持っておった次第でございますから、……

第38回国会 建設委員会 第25号(1961/04/25、29期、日本社会党)

○石川委員 委員長の御要望もありますから、簡単に御質問したいと思います。  松井先生にお伺いしたいのは、先ほど、ニューヨークのワシントン・ブリッジの二階に取りつけ道路をするということで、非常に苦心をしておったというお話を伺いました。それについては、異常な熱心さをもってそれに対処しておるというお言葉がございましたが、これは何か特にアメリカとしては法律があるのですか。あるいはまた、具体的にどういうふうな取り扱い方をしたか。アメリカと日本とでは土地の事情が大へん違いますから、同一に論ずるわけにはいきませんけれども、何かその点で、この法案に関連して参考になることがあれば御説明願いたい。

第38回国会 建設委員会 第26号(1961/04/26、29期、日本社会党)

○石川委員 市街地改造法の関係で若干の質問をしたいと思います。  この法案は、御承知のように、社会党自体としても、こういう方向で市街地を改造しなければならぬというようなことを、前から提案をしておったという建前もありますので、基本的な立場としては、もちろん反対ではございませんけれども、実施上の面で、いろいろな問題が出てくるだろうということを非常に心配をいたしておるわけでございます。  そこで、特にほかの法令との関係でそういうものが出てくると思いますが、これは前にどなたかから質問があったと思います。今度の公共用地取得の特別措置法とこの市街地改造法との関係というものは、ちょっと御答弁があったと思うの……

第38回国会 建設委員会 第30号(1961/05/12、29期、日本社会党)

○石川委員 大臣が退席されるそうですから、この際、この法案に面接の関係はございませんけれども、非常に密接な関係がある朝霞村の返還の問題について、大臣の所見を一つ伺っておきたい。と申しますのは、この公共用地の取得に関する特別措置法案というのは、もちろん公共用地を円滑に取得したいという目的をもって作られた法案であることは言うまでもございませんけれども、その大きな原因といたしましては、やはりオリンピックまでに何とか道路を整備しなければならぬというのが大きな要素として働いておることは否定できないと思います。われわれといたしましては、オリンピックに備えての首都高速道路公団というものができて、いろいろ進捗……

第38回国会 建設委員会 第33号(1961/05/19、29期、日本社会党)

○石川委員 自治大臣が見えておられますから、自治大臣の分だけとりあえず質問いたしたいと思います。この公共用地取得に関する特別措置法案に関しまして、各関係省の方からいろいろの意見がつけられておるわけであります。調査会の答申案に対する意見でございますけれども、その中で自治省の分について大臣の所見を伺いたいのです。実は本会議でも若干の質問はいたしたのでございますけれども、自治省のこれに対する意見は何らこの法案には実現をしておらないわけなんでございます。大臣のその折の答弁では、自分たちの意のあるところは法案には十分盛られておるという御答弁をされたわけです。しかしながら、この意見についての趣旨というもの……

第38回国会 建設委員会 第37号(1961/05/26、29期、日本社会党)

○石川委員 質疑に入る前に、実はけさの理事会で、明日連合審査の申し入れがあったわけでございますが、われわれとしては、もちろんあしたは前例に基づいて、土曜、日曜、月曜はやらぬということになっております。従って、われわれとしては、あした連合審査を開くということについては同意できないということをはっきり委員長あてに文書をもって申し入れてあるわけでございますけれども、その点しかるべくお取り計らいを願いたいと思います。
【次の発言】 実はこの水資源開発公団の法案というものは、非常に重要な、また大きな法案でありますので、相当慎重審議をしなければならぬということは、党の方としても方針としてきまっております。……

第38回国会 建設委員会 第40号(1961/06/01、29期、日本社会党)

○石川委員 滋賀県あたり大へん遠いのでございますけれども、昨日急にお呼びたてをしましたところが、関係知事さんにはさっそく全員御出席いただきまして、水に対して非常に関心が深いという一つの意思の表われと考えますと同時に、心から感謝をいたす次第でございます。  大へん時間もおそくなりましたので、具体的に質問をしたいと思っております。その前に一言お許しいただきたいのは、実は私は茨城県でございます。この前委員会で茨城県の立場を若干お話を申し上げましたので、繰り返して申し上げたくありませんけれども、実はきょう茨城県の知事もぜひここに呼んでいただきたかったのでございますが、現存外遊中でございまして、その機会……

第38回国会 内閣委員会 第13号(1961/03/16、29期、日本社会党)

○石川委員 ただいま田口委員並びに岡委員の方から非常に詳細な質問がありました。時間の関係もありますから簡単に私、結論的な質問、それから要望を申し上げたいと思います。  と申しますことは、何回も繰り返されて言われておりますように先進国のイギリスあるいはアメリカでも、ああいう相当大きな事故を起こしておる。従って原子炉研究では後進国と言われておる日本では、危険が多いということは当然予知をされるわけであります。ところで原研は私の地元でありますから東海村のことはよくわかっておりますけれども、密集していろいろな研究炉、試験炉ができておる。これに対する基準をきめてもらいたいという要望が今、岡委員の方から出さ……

第39回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1961/10/11、29期、日本社会党)

○石川委員 先ほど和達学術会議会長から言われたように、科学研究の基本的態度において、八つばかり答申が出ております。その最後の方の、研究費とか研究者の処遇の問題、あるいは行政の確立ということについていろいろ申し上げたいことがあるのですが、今、西村さんから行政関係についての質問がありましたものですから、それに関連をいたしまして、日ごろ考えていることで一つ長官の御意見を伺いたいと思う。と申しますことは、何といっても、科学技術の振興のためには、行政が確立をされなければならぬということは、言うまでもないと思います。それで、これは常識でございますけれども、昔は、科学技術の振興というものは、個人の、町の科学……

第39回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1961/10/18、29期、日本社会党)

○石川委員 今の中小企業と大企業の問題でありますが、なるほど、宗像さんのおっしゃるような見方もあると思います。私は、大企業中の大企業の日立の出身でありますからよくわかるのですけれども、大体大企業と中小企業では、採用する技術陣営それ自体に相当の格差が開いているという問題が一つある。それから一億円ぐらいの中小企業では、一つの大きなアイデアがあっても、それを実験段階あるいは応用段階まで移す、実用化に移すというところまで思い切った費用をつぎ込むことは、不可能に近い場合があります。しかし、大企業でありますと、一つの研究に大体二億なり五億なりという金を思い切ってつぎ込むことができるというような違いは、やは……

第39回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1961/10/25、29期、日本社会党)

○石川委員 きょうは、朝から大型の核爆発実験というような重大な、緊急性を帯びた問題などもあって、大へん時間が長引いております。私どもの方も大へん重要な問題でありますから、相当長時間を要する予定であったわけでありますが、時刻が十二時を過ぎておりまして、やむを得ませんので、ごく簡単に要点だけを御質問したいと思っております。  私の質問したいと思いますことは、最近原研の中で、これは事件と言ってはあるいは大げさかもしれませんが、少なくとも話題になるような事件が三つほどあるわけです。実は、この点について、原研の労働組合の諸君とも話し合いました。しかし、御承知のように、こういう純然たる科学技術の問題につき……

第39回国会 建設委員会 第5号(1961/10/13、29期、日本社会党)

○石川委員 私は質問ではございませんが、この際資料を二、三準備を願いたいと思います。もっとも、その資料は、純粋に水の問題について、われわれは無知でありますので、ぜひ私たちの参考資料としてもらいたいという意味であります。  一つは、水は農業、上水道、工業と三つに分かれておるわけでございますけれども、これは現在で大体どのくらいの数量になって、昭和四十五年で、いわゆる政府、自民党の十カ年計画に基づく最終年度においてはどのくらいまでこれを使わなければならぬかということの内訳を出してもらいたい。できればこの工業用水の中で、産業別に特に多いのは化学工業、それから鉄鋼、それから紙パルプ、その他というように四……

第39回国会 建設委員会 第6号(1961/10/17、29期、日本社会党)

○石川委員 宅地造成等規制法案、実はまだ十分に検討はしてないのですけれども、この前の集中豪雨のときに視察に参りまして、兵庫県のがけくずれによる災害というものを目のあたりに見て参ったわけであります。従って、こういうような規制措置というものが、おそきに失したとはいいながら出たということについては、もちろん賛成をするわけでございますけれども、その災害の実態を今思い浮かべながら、きわめて常識的な質問になって大へん恐縮でございますけれども、若干の質問をしたいと思います。  ちょっと問題になる点は、今瀬戸山さんからもいろいろ質問がありましたので、私から申し上げる点はだいぶ省略できると思うのですけれども、ま……

第39回国会 建設委員会 第8号(1961/10/20、29期、日本社会党)

○石川委員 この前の委員会で、大体質問をやっておりますので、きょうは簡単に、要望のような形でもって申し上げたいと思います。  第一条につきましては、再三質問がありましたので繰り返しません。この前の住宅局長の答弁では、市街地ということにこだわっていろいろ答弁があったのでございますけれども、実はその後、宅地課長から、六甲ハイツ関係の地域が標高五百メートルということで一体どのようになるか、ちょっと心配したのですが、図面を見せてもらいましたところ、ほとんど稜線近くまでいっております。でありますから、私の懸念は、一応こういう具体例でもって解消したという形になるのですが、ただこの法案に関する限りでは、一体……

第39回国会 建設委員会 第10号(1961/10/27、29期、日本社会党)

○石川委員 ただいまの決議は非常に簡にして要を得ておりまするし、また木村さんからも適切な趣旨の説明がございましたので、多くをつけ加える必要はないと思いますけれども、御承知のように、現在の政治の目標として、至上命令ともいえる問題は、地域格差の是正、あるいは地方産業の振興ということにかかってあると思うのでありますが、これに関する道路の重要な役割というものは、だれしも否定し得ないと思うのであります。ところが、最近の道路行政は、ともするとあとからあとからできた現象を解決するためにのみ追われておるという点が、非常に強く目立っておると思いますけれども、これらの政治上の至上命令ともいえる地域格差の是正という……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1962/02/14、29期、日本社会党)

○石川委員 私が質問したいと思いますのは、科学技術行政の基本に関してでございますけれども、大体前に齋藤さん、西村さん、山口さん、その他の方からの質問で重要な基本的な問題についてはほとんど尽きていると思いますので、なるべく重複を避けまして、時間の関係もありますから簡単に質問をしたいと思います。  私が申し上げたいと思うのは、特に感を深くしましたのは、昨年前田委員長が団長になって海外に行って参りまして、その結果日本の現状に照らし合わせて、ぜひこれだけは最低限やってもらいたいという感を深くした点についてでありますし皆さん方も、アメリカやその他ヨーロッパというところはおいでになった経験のある方が多いと……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1962/02/22、29期、日本社会党)

○石川委員 ただいまの東海村の周辺整備の問題に関連してですが、実はこの問題は私自身もはっきりした結論を持っておりません。非常にむずかしい問題です。これは中曽根長官が前に在任された当時、単独立法というふうな一つの方針を示され、そういうふうに指示されまして、それからそのあと本省の方で何か具体的な案を作ろうというようなことで、それを待っているがために、地方としてはその決定案待ち、その青写真待ちというふうなことで、具体的な案は今まで見送られておったというのが実態だと思うのです。今長官の言われたのは、新しい方式として、今度初めてそういう構想が明らかにされたというふうに理解されます。そうなりますと、これは……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1962/03/08、29期、日本社会党)

○石川委員 関連して。この射爆場返還の問題は、ただいま安倍委員の方から話がありましたが、私はもうこの委員会で何回も言っておりますので、繰り返す必要もないくらいでございますけれども、御承知のように誤爆事件が東海の地元で三百件ぐらいに上っております。犠牲者も相当出ております。そういうこともありますけれども、それ以上にこの科学技術振興特別委員会として問題になることですが、原子力センターのそばに隣接してこういうものがあることは論外のさただということは、もう言うまでもないと思う。昨年実は前田委員長が団長になりましてアメリカへ渡りましたときも、この件について重ねて強く申し入れをしました。この趣旨については……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1962/03/22、29期、日本社会党)

○石川委員 実は私は、先ほど来質問が出ております原子力行政の問題につきまして、科学技術庁並びに原子力委員会としては、経済性というよりはむしろ安全性という点に重点を置く行政をしなければ円滑なる原子力の開発ということは望めないのじゃないかということに関連をして、安全基準の問題、それから原子力地帯整備の問題を、東海の現地の実態に照らして御質問したいと考えておったのであります。しかし時間がありません。河野委員の時間をわずかにさいていだだきまして、ただ一点だけ緊急に一つ要望したいことだけを申し上げたいと思います。  これは、今の安全性の問題ともかなり密接な関係がありますけれども、何回もこの委員会で問題に……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1962/03/28、29期、日本社会党)

○石川委員 この委員会で前から問題になっておりまして、おそらく私の欠席した委員会で問題が出たのではなかろうかと思いますけれども、安全基準のことで、原子力委員会の方々に、どの程度作業が進んでおるかという点を中心にして、実は私、三時からの会議が予定されておりますので、私自身非常に多忙なものでありますから、大へん恐縮でございますけれども、結論的な質問だけ伺いたいと思います。  原子力委員会の任務は非常に多事多端でございますけれども、大きく分けていわゆる経済性の問題と安全性の問題に帰着すると思うのです。しかし、経済性の問題は、民間では原子力産業白書というものを出しておるくらいでございますから、これを見……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第23号(1962/04/26、29期、日本社会党)

○石川委員 ただいま、原子力発電の位置あるいは原子力発電の将来の展望について、総合エネルギー対策の一環として、大いに将来性のある展望の上に立って積極的に発電所の設置その他を推進しなければいかぬという意見は、もちろんわれわれとしては原則的に全く同意見でありますけれども、私は立場上現地にコールダーホールの発電所、あるいは原子力研究所というものを持っておるものでありますから、そういう原子力の円滑なる発展を実現させるためには、やはりどうしても安全性というものが確立をされなければいけないという考え方を捨てることができないわけでございます。そこで、先ほど斎藤さんからも意見がありましたけれども、この統一見解……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第24号(1962/05/08、29期、日本社会党)

○石川委員 関連して。今技術導入の問題で、松前さんから非常に重要で貴重な御意見があったわけなんです。私も全く同感であります。私、現場の研究者あるいは技術者の方から聞いた話で、私がまことにごもっともだと思う点をつけ加えたいと思います。  実は日本が技術導入が非常に立ちおくれている、それを取り戻すことが必要だということはだれも異議はない。従って、技術導入をしなければならぬということについて全面的に否定する根拠はないわけです。ところで、実態を見ますと、たとえばアメリカあるいはヨーロッパあたりから技術導入をするときには、そのときの最新鋭の非常に進んだレベルの技術を日本に導入をするという目的で折衝が行な……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第26号(1962/07/10、29期、日本社会党)

○石川委員 岡委員の方から適切な、質問がございまして、私も全く同感でございます。つけ加える余地はないと思うのです。と同時に、宇宙空間平和利用ということは全くのしろうとでございます。質問申し上げることがピントをはずれておると思いますが、その点はあしからず御了承願いたいと思います。  ただいま岡委員からもお話がございましたように、宇宙空間の平和利用が非常に発展をしておりますことは、人間の英知の発展の姿をそのまま現わしておるというふうに考えられまして、非常に喜ばしいわけでございます。しかし、その平和利用の研究が発展すればするほど、高度な軍事利用というものが具現していくということになりますと、素朴な国……

第40回国会 建設委員会 第4号(1962/02/14、29期、日本社会党)

○石川委員 岡本委員が大へん熱心に質問されたために、時間が経過しておりますので、私もあとの予定がありますものですから、簡単に二、三点お願いをしておきたいと思います。  今質問がありました宅地制度審議会についての要望を一つしておきたいと思います。ということは、学識経験者を集めてこういうものが発足したことは、非常におそきに失したということはあるけれども、われわれとしては非常に期待をしておる。そこで問題になりますのは、現実に対処してどうするかというこの現実的な対策だけでは、この問題の解決にはならないのではないかというふうに考えられます。ということは、地価がどういうもので形成されているかという理論的な……

第40回国会 建設委員会 第5号(1962/02/16、29期、日本社会党)

○石川委員 先般提案になりました住宅金融公庫法等の一部を改正する法律案につきまして、若干御質問したいと思うのでございますが、この法案は、すでに説明を受けましたように、宅地防災工事の資金の貸付を行なうということになっておりますけれども、これは限度額は政令できめるということになっておるわけでありますが、この政令できめる限度額というものはどういうふうに予定されておりますか、一応御説明願います。
【次の発言】 予算額としては総額幾らになりますか。
【次の発言】 それではなくて、防災宅地工事にどの程度予算化しているかを伺っているのです。
【次の発言】 一億円程度では大したことにはならぬと思うのですが、そ……

第40回国会 建設委員会 第6号(1962/02/21、29期、日本社会党)

○石川委員 大臣非常にお忙しいので、御用もあるようですから、私は質問というよりは要望に近いような形で一言申し上げておきます。 と申しますのは、これは私は前にも申し上げたことがあると思うのですけれども、日本の住宅政策というものは非常に貧弱だ。これは大臣もすでに御自分のことでもあり、御承知だと思います。外国に比べまして政府施設の住宅というもの、あるいは金額というものが少ない。外国では住宅の建築費というものが、景気回復のめどとして使うというくらい、住宅というものが政治の中で大きな比重を占めておるわけですけれども、残念なことには日本では住宅に対してそれほどの積極的な施策というものが講ぜられておらない、……

第40回国会 建設委員会 第9号(1962/03/02、29期、日本社会党)

○石川委員 私は前から問題になっておりますように、建設費の単価が相当上がりまして、業者の方が非常に困っておられるというのですが、業者の立場を擁護するという意味じゃなくて、現実の問題としては相当標準作業というものを手抜きするような危険があるんじゃなかろうか、逆にそれにとどまらないで、公共事業の予算の遂行というものが危ぶまれるという危険があるんじゃないかということで、参考人に一つお伺いをしたいというところで、きょうは非常にお忙しいところおいでいただきまして貴重な御意見を伺わしていただきましたことを心から感謝いたします。  伺いたいことはたくさんございますけれども、あとから質問をされる方もありますし……

第40回国会 建設委員会 第11号(1962/03/14、29期、日本社会党)

○石川委員 大へん時間もおそくなりましたし、労働省の基準局長も重要な会議を控えておるようでありますから、簡単に労賃のことについて御質問したいと思います。先般この委員会で参考人として業界の代表、それから地方公共団体の建設業務担当の代表、あるいは地価の学識経験者というような人を呼んで、いろいろ貴重な意見を徴したわけでございます。その内容についてこまかにしたい点もありますが、きょうは時間がありませんので、省略いたしますが、その中でただ一つの例をあげてみます。例はたくさんありますけれども、たとえば市営住宅簡易耐火第二種というのが、二百坪でもって、坪三万五千円で七百万で落札しているという事実があるわけで……

第40回国会 建設委員会 第14号(1962/03/28、29期、日本社会党)

○石川委員 ただいま中島委員の方から適切な質問があったわけなんですけれども、最近の東京都あるいはほかの大都市でもって道路交通が麻痺状態になっておるということで、おそまきながらこれに本腰を入れて、川島長官が陳頭に立って対策を立てられたということに対しては敬意を表するわけなんですが、ただわれわれの側から一言批判をさしてもらいたいと思いますことは、実は世紀の最大の事故といわれますタイタニック号でもって死んだ者が千五百人だというようなことです。東京都だけでそれぐらいの死亡者が交通事故によって生まれておるのであります。ところがそれが数年来続いておったのでありますが、それに対しては大した対策も講ぜられてい……

第40回国会 建設委員会 第17号(1962/04/18、29期、日本社会党)

○石川委員 岡本委員の方から建築物用地下水の採取の規制に関する法律案につきましていろいろ御質問がありました。この法案それ自体は確かにおそきに失したうらみがあるといえども、ないにまさることは当然でございますから、決して賛成しないというわけじゃございませんが私は実はこれは不勉強で実態がよくわかりませんものですから、二、三の点をしろうとに教えてやるつもりで御教示を願いたいと思います。  まず第一に、具体的な問題として東京都に限定をして教えてもらいたいと思うのですけれども、東京都の場合には、この法案の採取の許可を受ける場合に、地域の指定を行なうという地点が一体どの程度のものになるか。これはまだ最終決定……

第40回国会 建設委員会 第19号(1962/04/25、29期、日本社会党)

○石川委員 大へん御多忙の時間をさきまして、貴重な御意見を伺いまして大へん参考になりました。ありがとうございます。  われわれどうも憲法のことはあまり詳しくありませんものですから、きわめて素朴な常識的な質問で、特に憲法論ということよりは現実の問題で、今おっしゃったようなこととはずれる場合が多いのじゃないかと思います。趣旨として今おっしゃったようなことは全く同感の点がほとんどでございまして、ごもっともだというふうに考えるわけでありますけれども、現実論としてその通りいくかどうかという点をわれわれは非常に懸念をしておるところであります。そういう点で御質問をするのは、参考人に対しては適切じゃないのかも……

第40回国会 建設委員会 第21号(1962/04/27、29期、日本社会党)

○石川委員 経済企画庁長官並びに建設大臣がきておりませんから、具体的なちょっと疑問に感ずる点の二、三を首都圏の水野局長に伺いたいと思います。  第一の既成市街地における工業等の制限に関する法律というものは、この必要性はわれわれとしても十分納得できるところでございますけれども、この裏づけになっている資料というのは、この委員会では説明されておらなかった、こう思うわけであります。現在の二十三区の東京都内における工場、その中で一体どの程度のものが外に出たいという希望をしておるかという具体的な数字、それからあと一つは、実は東京都の過度集中を排除するという目的をもって作られた法律でございますけれども、過度……

第40回国会 建設委員会 第22号(1962/05/06、29期、日本社会党)

○石川委員 街灯整備促進法案の御趣旨を伺いまして、まことにもっともだと思います。特に、警視庁管内だけの統計しか出ておらぬようでありますが、前照灯幻惑による事故が四百四十二件、街灯がないか、不足によって起こった事故が千八百二十件、一人の命は、地球の重さより重いということがよくいわれております。街灯があって、照明が一定の基準を越えておるというようなことで、初めて道路として認め得るというふうな考え方は、やはり世界先進国並みに日本でも持たなければならぬことではなかろうかと考えております。  それで、私事になって大へん恐縮でありますが、実は、私のうちが一級国道六号国道に面しておりますが、そこから、ちょっ……

第40回国会 建設委員会 第24号(1962/06/01、29期、日本社会党)

○石川委員 発足早々の水資源開発公団で、きょうは総裁が就任のごあいさつのような形で見えられたときに、いきなり御質問申し上げるということは当を失するあるいは礼を失することになるのじゃないか、こうも思いますけれども、実は水資源開発公団法あるいは水資源開発促進法をこの委員会では非常に慎重に審議をいたしまして通過をさせたという経緯から見ても、非常に大きな関心を寄せておるわけであります。私自身も水資源開発公団の内容については全然わかりませんし、まあ素朴な一人の国民として水資源開発公団の発展いかんというものが日本の開発に非常に重大な関連があるということで、水資源開発公団の将来に期待をする国民の声として一つ……

第41回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1962/08/22、29期、日本社会党)

○石川委員 実は時間が大へん経過しましたから、結論的に簡単に端折って申し上げます。  まず第一に、射爆場の返還の問題です。これは委員会では何回も何回も申し上げておりますので、今さら申し上げる必要はないと思いましたけれども、昨日来地元の茨城県から大挙陳情に見えております。ここが終わりましてからまた皆さん方にあらためて陳情いたすことになっておりますけれども、長官及び委員長さんがおかわりになったものですから、今までのいきさつもおわかりにならないと思いますので、ごく簡単に申し上げたいと思います。  これは、前にコールダーホールの発電所が東海村にできましたときに、当時の友末県知事がこの席に見えましたが、……

第41回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1962/08/30、29期、日本社会党)

○石川委員 私の質問しようとすることは、実は原子力発電と密接な関係がありますけれども、直接な関係はないので、参考人の方においで願って御答弁をいただくようなことではないのですから、簡単に質問だけ申し上げて見解を伺って、意見はありますけれども、問題だけを提起して、あらためてこの点については質問をしたいというふうに考えております。  実は今のプルトニウムのことに関連いたしまして、原研の菊池理事長が団長となって九月十一日にアメリカに行かれるということを伺っている。それにちょうど符合するのではないかと思うのですが、CP5というのが導入されましたときに、いろいろな問題が出ております。これは一万キロの臨界実……

第41回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1962/10/10、29期、日本社会党)

○石川委員 ここへ来て初めて伺うようなことが多いので、全くしろうとの思いつきの質問になると思いますが、その点は一つ御了承願いたいと思います。  今の説明を聞きますと、理事長の方、所側の方は処遇の問題に限定したような、ものの考え方のように受け取れますけれども、組合の方の関係からいいますと、安全性の問題、処遇の問題、運転要員の問題と、いろいろ分析しているように聞いたわけです。だいぶ今度の問題についてのとらえ方に食い違いがあるように考えられます。その中で個々に一つ一つ、ちょっと思いつきで恐縮でございますが、質問したいと思います。このあとで科学技術白書というものの説明があり、そのほかにもいろいろ問題が……

第41回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1962/11/10、29期、日本社会党)

○石川委員 今菊池理事長からプルトニウムの再処理の報告がございましたけれども、それに対して今直ちに質問をするという用意もございませんし、知識もございません。せっかくお見えになりましたので、この前質問をしたことをまた繰り返すような形になって大へん恐縮でございますけれども、二点ばかりだめ押しのような形で原子力科学の発展のために御質問をしたい。  そのまず第一点でございますけれども、菊池さんも前から非常に労働組合との交渉でもって難渋をされておりまして、この委員会におきましても、こういうことをいつまでも繰り返しては困る、松本委員あたりからも強い御意見があったわけでございます。しかしながら、このままの状……

第41回国会 建設委員会 第4号(1962/09/04、29期、日本社会党)

○石川委員 大臣が予定があってゆっくり質問できないのが非常に残念でございますが、所信表明に見合う程度の大ざっぱな質問を申し上げたいと思います。  大臣の所信表面では、国土保全、道路、宅地、住宅、下水道を緊急に整備していかなければならぬという大体五つの柱を立てられました。これは建設行政としては別に耳新しいことではございませんけれども、それが非常に重量感を持って斬新な響きを与えるというのは、やはり実力者の大臣としての重みが言葉に響いているのじゃないかというふうに感じる。ぜひ一つ国民の期待にこたえて、柏戸的な寄り身の早さでこれはどんどん実現をしてもらいたいということを希望するわけです。しかし、われわ……

第41回国会 建設委員会 第6号(1962/11/30、29期、日本社会党)

○石川委員 大臣が大へんお忙しいようですし、私も別に会議がありますものですから、非常に簡単に二、三の問題点だけを御質問をして、責めを果たしたいと思います。  まず第一に、今度の臨時国会が始まりますときに、何といいましても石炭対策の問題と、それから公務員の給与の問題というのを取り上げるということが、第一次補正予算の対象として浮かび上がっておったのですが、わが党といたしましては、災害対策の予算をぜひ第一次補正予算の中に組み入れてもらいたいということで、政府の方にも申し入れをしておったわけであります。最近の新聞によりますと、第一次補正の中に災害対策も入れようということが新たに追加されたように仄聞をす……

第41回国会 建設委員会 第7号(1962/12/07、29期、日本社会党)

○石川委員 きょうはお忙しいところを参考人の皆さん御苦労さんです。午後現地を見るということで、あらかじめ御説明を受けたいという軽い気持でおいでを願ったわけでございますが、今の御説明に関連をいたしまして一、二お伺いをしたいと思います。  加藤建設局長さんの御説明でちょっとふに落ちない点がございます。それは資料の一で三十七年度末予定進捗率が六一%となっておりますけれども、それに追加要望事業費というものがこれに加わりますと、進捗率が逆に五五%に落ちるというのがちょっと合点がいかない。この点ちょっと御説明願  いたい。
【次の発言】 実を言いますと、オリンピックを再来年に控えていよいよ実施されることに……

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○石川委員 実は長官に御質問しようと思いましたことは、きのうの予算委員会の第一分科会で質問を申し上げる予定にしておりましたところが、大へん時間がおそくなりましたためにできなかった。そのかわり、きょうここで行なうことにしたわけであります。従って、関係大臣がここに来ておられませんし、さらにきょうの主要な議題は、原子力潜水艦の寄港問題を中心とする原子力委員会の統一見解ということがおもな議題になる予定でございますから、私の申し上げることは、ごく簡単に要点だけ質問をしたいというふうに考えております。  それは、三十八年度の科学技術庁の予算案でございますけれども、これは歳出予算額が二十億二千九百万円ぐらい……

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1963/05/16、29期、日本社会党)

○石川委員 関連。実はこの原子力潜水艦寄港問題は、いままでも再三日米会談などの議題にのせられた形跡がありますけれども、しかし議題にはのせない、あるいは申し入れはやめるとか、あるいは会談の議題にはのっかっても公表しないというような、慎重な態度をとっておったわけでございますけれども、ことしになりまして、御承知のように原子力潜水艦の寄港を正式に申し入れた。これは各新聞にいろいろ報道されております。  そのうちの一つを取り上げてみますと、ことしの一月二十七日、たとえば毎日新聞で発表されておりますのは、アメリカが原子力潜水艦を日本に寄港せしめるということを申し入れをした。そのアメリカ側の理由といたしまし……

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1963/06/13、29期、日本社会党)

○石川委員 きょうは、日米原子力会議の問題についてお話を伺いたいと思います。  原子力関係には、御承知のように厳然として原子力基本法というものが存在しておりまして、あくまでも日本人の悲願である平和利用という鉄則のもとに、自主、民主、公開の原則を貫いていこうということは、再三この委員会でも繰り返されておるところであります このあと質問になろうかと思いますが、原子力潜水艦の寄港の問題にいたしましても、この公開の原則という一点だけを考えてもこれが守られない、すなわち軍の機密ということだけでこれが守られないということが、原子力基本法の精神にもとるのではないかという点も、この基本法から出た一つの問題であ……

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1963/06/27、29期、日本社会党)

○石川委員 原子力委員会にお尋ねをしたいと思います。これは別に委員会でなくてもいいという気もいたしたのですが、一応こういう機会にこういう立場で、はっきりさしておいた方がいいんじゃないかという考えで御質問申し上げるわけでございます。  国産動力炉の型は、どういうふうに決定をされておりますか。しかも、その決定までに至る経路というようなことについて、ひとつ御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 ついでに伺っておきますけれども、高温ガス冷却炉というのが相当研究の課題になって、ずっとテーマに載っておったと思うのです。このほうは一体どういうふうな理由で消滅したのですか。これを不適格と判定をされたという……

第43回国会 建設委員会 第2号(1963/02/08、29期、日本社会党)

○石川委員 今の資料要求に関連いたしまして、私の方からも若干要求したいのですが、住宅金融公庫と住宅公団で、自己資金あるいは政府出資金以外に借入金でまかなっているのが相当大きな要素を占めておると思います。克明に出すのはなかなかめんどうかもしれませんが、その内訳、それから利率がどういうふうになっておるか、この資料をお願いしたいと思います。  それからあと一つは、先般この委員会でもって通過いたしました水資源開発公団関係の資料が全然出ておらぬわけであります。やはりわれわれとしては相当重大な関心を持っておりますので、それの昨年度の実績、それから今年度の予算、事業計画、そういうものをぜひ御提出願いたいと思……

第43回国会 建設委員会 第5号(1963/02/22、29期、日本社会党)

○石川委員 きょうは進藤総裁並びに中島首都高速道路公団の理事、大へんお忙しいところをお呼び立ていたしまして恐縮に存ずる次第でございます。  まず、水資源開発公団の関係でお尋ねをしたいわけなんですけれども、これは言うまでもなく、日本の将来の工業の発展といいますか、そういうものは、水で一応の制約を受けるというきわめて重要な意義を持っておるということで、それからあと一つは、河川の管理、水の管理といいますか、そういうものを、個々ばらばらじゃなくて、一元化していくというような非常に重要な任務を持っている、われわれの期待を集めてこの水資源開発公団というものが生まれたわけです。これは今さら申し上げるまでもな……

第43回国会 建設委員会 第11号(1963/03/20、29期、日本社会党)

○石川委員 今度の宅地債券の問題は、実は社会党としても、住宅困窮に対する対策の中で、宅地債券という考え方もあるのじゃなかろうかというような案も出たくらいでございますから、趣旨としてはもちろんわれわれは賛意を表するわけでございます。何といいましても、宅地をこれほど重要視するようになった根本は、住宅難に対処するということだろう。それで一つこれに関連をいたしまして、住宅問題について大臣の所信を伺いたいと思うのでございます。  御承知のように大都会におきましては、大体一人当たり三・一畳、三畳ちょっとというような非常に過密状態にあるわけでございます。御承知のように東京では、いろいろなストレス状態が激しく……

第43回国会 建設委員会 第14号(1963/05/15、29期、日本社会党)

○石川委員 屋外広告物法の一部を改正する法律案につきましてお伺いしたいのでございますが、実はこの法案につきましては、急ごしらえの勉強をしただけで非常にわかりかねるところが多いので、質問が的はずれになるかと思いますけれども、どうぞひとつ教えてもらいたいと思います。  まず第一条でございますが、「この法律は、美観風致を維持し、及び公衆に対する危害を防止するため」こういうことになっておるわけであります。それで、この美観風致を害するというのは、一体どういうことが基準になっておるかという点、それから危害を防止するというのは、具体的にはどういうことを意味するのか、この二つについてまず御説明を願いたい。

第43回国会 建設委員会 第18号(1963/05/29、29期、日本社会党)

○石川(次)委員 きょうは、参考人の皆さん、たいへんお忙しいところをおいでいただきまして、貴重な御意見を拝聴しまして感謝しております。  質問したいことは非常にたくさんあるのでございますけれども、まず田上先生にお伺いしますが、実は首都圏の中で東京都の過度集中を排除するという意味でこれを分散させるという目的を持った法律が出まして、首都圏の中に工場団地をつくるための収用権を用いるということが適法かどうかという点で、一度おいでいただきまして御意見を伺ったことがあるわけでございます。そのときの話と今度の新住宅地という問題をあわせ考えますときに、私たちは、どうしても土地というものは公共性を持たなければな……

第43回国会 建設委員会 第19号(1963/05/31、29期、日本社会党)

○石川委員 総合開発局長さんがお見えになったようでありますから、若干の質問をしたいと思うわけであります。  実は国土総合開発法は、御承知のように昭和二十五年に出ておりまして、これに関連いたしまして新産業都市建設促進法というようなものも先般議会の問題になったわけであります。これはきょうの質問からはちょっとはずれますけれども、たとえば新産業都市建設促進法にいたしましても、全国の総合開発計画に準拠してこれを制定するというようなことになりまして、そういう関係もあって、昭和二十五年に出た国土総合開発法というものは、法律が出たままで一向具体的な国土総合開発についての発表がなかったわけでありますけれども、こ……

第43回国会 建設委員会 第28号(1963/06/26、29期、日本社会党)

○石川委員 この河川法案の内容については申し上げたいことがたくさんあるわけなんです。しかし、時間の関係もありますし、おもな事項についてだけ御質問したいと思います。  たとえて申しますると、各条ごとの質問というわけじゃございませけれども、第一章の第一条についてみても、「適正に利用され、及び流水の正常な機能が維持されるようにこれを総合的に管理する」ということですが正常な機能」とは一体何であるか適正に利用され」ということは一体何だ、たとえば一つダムができて、その上流において河床が上昇する、この下流において河床が低下する、そのどの程度までが一体正常な機能というのか、正常な機能が維持されということになる……

第43回国会 建設委員会 第30号(1963/07/05、29期、日本社会党)

○石川委員 不動産の鑑定評価に関する法律案について質問をしたいと思います。  審議日程がきょう一日しかないということで、審議時間が非常に短過ぎるといううらみがあるわけであります。しかし、事実それだけの時間しかありませんから、なるべくはしょって簡単に質問したいと思います。  まず最初にお伺いしたいことは、土地の鑑定制度というものができたということは、わが党としても前々から要望しておったわけでございまして、地価の安定の一助として鑑定士法というものができることをわれわれは望んでおったわけです。  地価安定の方策については、いろいろ考えられるのでありますけれども、土地の評価制度というものもそのうちの重……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1967/05/24、31期、日本社会党)

○石川委員 私は、かねがね農薬の人体に及ぼす影響、あるいはそれを扱う農民に対する影響というものはおそるべきものであることを伺ってもいたし、また新聞等でも取り上げておるわけであります。したがって、これは何としても大いにこの実相というものを究明し、対策を早急に講じなければならぬ、こういうことで質問の通告をいたしたのでありますけれども、実は昭和四十一年、昨年の三月ごろ、この問題についてはかなり詳細な質疑応答があったようであります。したがいまして、私の申し上げることは、極力重複は避けるつもりでありますけれども、重複する点があればお許しを願いたいと思います。  最初に申し上げたいのですが、終戦後、日本の……

第55回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1967/06/15、31期、日本社会党)

○石川委員 今度の法案につきましては、だいぶ熱心に、詳細にわたってもう質問が行なわれておるようであります。したがいまして、私はその前提になるきわめて基本的な問題につきまして質問をしたいと思っております。  御承知のように、日本も資本の自由化ということが叫ばれまして、技術の格差という問題が大きくクローズアップをされておるわけであります。ところで、いまさら申し上げるまでもないわけでありますけれども、ヨーロッパにおきましても、アメリカの資本の導入に伴って、この技術の格差ということが非常に大きな問題になっておるわけであります。しかし、ヨーロッパとアメリカとの技術の導入の比率は大体五対一、ヨーロッパのほ……

第55回国会 科学技術振興対策特別委員会 第18号(1967/06/28、31期、日本社会党)

○石川委員 きょうはこの両法案のうち、特に核燃料に関してだけちょっと掘り下げた質問をしたい、こう思っております。  その前に、実は最近の新聞で拝見したのでありますけれども、この前私が質問いたしました科学技術基本法を今国会中に出すつもりであるという長官の答弁であったわけですが、それがどうなっているかということと、それと同時に、科学技術のわりあい長期にわたる予算を伴った計画というものがいわゆるころがし予算というか、そういうものを含めて短期に一年、一年区切ったのではいかぬということで、そういうふうな長期計画みたいなものをつくりたい、こういう意向を長官が発表されておるようでありますけれども、これは科学……

第55回国会 科学技術振興対策特別委員会 第20号(1967/07/05、31期、日本社会党)

○石川委員 きょうは参考人の方、それぞれ皆さんたいへんお忙しいところを長時間にわたりまして貴重な御意見を伺いまして、まことにありがとうございました。  いままで基本的な問題点につきましては、いろいろな方からそれぞれ御答弁をいただきましたので、私はちょっとピントをはずれるかもしれませんけれども二、三点御質問をいたしますから、たいへんお疲れでもございましょうから、簡単に御答弁いただいてけっこうでございます。  原子力の開発が非常に重要なことは、いまさら申し上げることがないわけでございます。ほかのビッグサイエンスと違いまして、この原子力は特に将来のエネルギーの問題である。われわれの生活に密接な関係が……

第55回国会 科学技術振興対策特別委員会 第21号(1967/07/06、31期、日本社会党)

○石川委員 関連。いま三木さんから基本的な問題について質問があったわけでありますが、あしたまた連合審査会がありますから、連合審査会では、大体学術振興会をつくろうとする当事者に対する質問を行なうわけでありますけれども、きょうはその半面の科学技術関係だけにして、ちょっと審議を進める便宜をはかる上から質問したいと思います。それで、ちょっと大ざっぱなものの言い方をします。  きのう、御承知のように、動力炉・核燃料開発事業団法案を審議する過程で、参考人の意見をいろいろ聞いたわけであります。そのときにも、私、申し上げたのでありますけれども、原子力は、OECDの科学政策委員会でも言われておりますように、日本……

第55回国会 建設委員会 第5号(1967/05/08、31期、日本社会党)

○石川委員 実は一般質問の中でいろいろ質問をしたしことがたくさんあったのですが たとえば集中化する都市政策としてたいへん政府としてはポーズの上では熱意を示しておるようではあるけれども、財政の裏づけなり、予算の面から見ると、逆行ではないかという点を実は質問をしたかったのであります。それから基本的な都市政策というものが確立をされておらないという問題、あるいはまた河川をきれいにするというのは国民のたいへん切なる要望でありますけれども、建設省でBOD4PPMにするということに対する各省からの反発があってこれはなかなかきまらぬ、こういう点を何とか推進しなければならぬという問題もあるわけでありますが、関連……

第55回国会 建設委員会 第9号(1967/05/19、31期、日本社会党)

○石川委員 だいぶ時間も経過したようでありますから、要点だけを質問しますから、要領よく御答弁願いたいと思います。  最初に建設大臣に、国務大臣としての西村さんにひとつ伺いたい。それは自民党の中におきまして、最近は公共投資がたいへんおくれておる、社会資本の立ちおくれを埋めるのだという意欲を持って、いわゆる中期経済計画なり経済社会発展五カ年計画が出ておるわけです。ところがこれを見ると、積極的に社会資本を充実させるという意欲が出てないのですよ。それはどういうことかといいますと、固定資本の形成率の伸び率、これは今度の計画でいきますと一〇・五%です。ところが昭和三十三年から三十五年までが一五%、それから……

第55回国会 建設委員会 第15号(1967/06/09、31期、日本社会党)

○石川委員 大蔵大臣が見えられましたので、ほんとうなら財政経済全般を質問したい気持ちで一ぱいでありますけれども、建設委員会でもあるし、時間もたいへん少ないようでありますから、道路財源を中心とする質問点二、三をいたしたいと思っております。  まず最初に伺いたいのでありますが、実は昨年から建設公債というものが発行されてりおります。この前の大蔵大臣福田さんは、建設公債というのの公債という面に非常に力を入れまして、フィスカルポリシーとしての不況対策として建設公債というものを発行する、こういう説明をされておったわけであります。ところが、水田さんにかわられましてから、建設公債の、公債の面ではなくて、社会公……

第55回国会 建設委員会 第16号(1967/06/14、31期、日本社会党)

○石川委員 土地収用法の改正の提案理由の説明を拝見しますと、地価対策に着実に次々と手を打っている。その一環としてこの土地収用法の一部を改正するという趣旨の説明になっておるわけであります。ところで地価対策というからには、地価問題について土地収用法に入る前提条件としての問題に若干触れてみたいと思うのであります。  この地価問題は、十年も前から非常にやかましく取り上げられている問題であります。私もだいぶ古いときに、この地価対策を早急にやらなければならぬというので曲がりなりに一つ要綱なんかも出したこともあるわけでありますけれども、そのときと事情は一向に変わっておらない。したがって、政府の打った地価対策……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第15号(1967/06/07、31期、日本社会党)

○石川委員 麻生さんに、御都合があるようですからひとつ簡単に……。  私は茨城県の常磐炭田におるわけなんですが、ことしの初めに七つばかりあった炭鉱で、一つは閉山、あと一つは先ほど早立さんから話がありましたように閉山寸前というところまできておる。これが賃金を上げないで協力するというのじゃなくて、一時間時間を延長して協力するという、非常に悲壮な決意でされておる。そうするとこれの起死回生の道は、先ほど御質問がありましたように、一つは鉱区の整備を強行しなければならぬ、国有とか合併とかいうこともありますが、第一段階としては早急にやらなければならぬだろう、こう思うのです。そのことはあとでまた質問いたします……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第22号(1967/06/29、31期、日本社会党)

○石川委員 実はきょう、総合エネルギー政策全体の立場から、石炭をどう位置づけるかということについて、政府としては相当慎重に検討を続けてきたのでありますが、石油がほとんど全部中東に依存しているという問題、原子力の見通しは、ことに科学技術委員会のほうに所属しておりますが、有澤さんあたりと話をしても、原子力の見方が少し片寄り過ぎるのではないか。これはいろいろな点で問題にしなければならぬと思います。そういう点で、日本の国のただ一つのエネルギーである石炭をどう位置づけるかということを再検討しなければいかぬという気持ちがあるわけでございます。そういう点から質問したかったのでありますが、たいへん私、自分かっ……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第23号(1967/07/05、31期、日本社会党)

○石川委員 いま細谷委員のほうから産炭地振興の実情に徴しての非常に適切ないろいろの御質問があったわけでございますが、実は茨城県並びに福島県にまたがりますところの常磐炭田、これはそれぞれの県で将来どうなるのだということが最大の課題になっておる、焦眉の対策を必要とする大きな事件になっております。これはいまさら申し上げるまでもないのでありますけれども、私はきょうは実は総合エネルギー関係で詳細に質問したかったのでありますが、午後の委員会にどうしても出なければならぬ関係がありまして、結論的に質問していきたいと思っております。したがって、答弁のほうもひとつ簡明直截にお願いしたいと思います。  その前にちょ……

第55回国会 予算委員会 第13号(1967/04/06、31期、日本社会党)

○石川委員 いよいよ予算委員会の一般質問は私で終わりであります。たいへん関係大臣お疲れでございましょうけれども、なるべく短い時間で打ち上げたいと思いますので、ひとつ具体的に簡潔に御答弁を願いたいと思います。  最初に短時間でケリのつく問題から取り上げいきたいと思っておりますけれども、まず通産大臣に伺いたいと思います。  それは、いままで石炭問題が国会で非常に論議の対象となりまして、いわゆるスクラップ・アンド・ビルド政策というものが進められてまいっておるわけでありますけれども、大体エネルギー総合政策の中に占めるべき石炭の位置づけというものもどうやら固まってきたようではあります。いままでこの国会で……

第56回国会 建設委員会 第2号(1967/10/11、31期、日本社会党)

○石川委員 たいへん時間が経過いたしましたので私は簡単に質問をしたいと思っておりますが、実はきょうは、建設白書、並びに、都市政策が非常に時代の焦点といいますか、課題になっておりますから、それを中心にして、一体どう対処するのかということから聞く予定にしておったのですが、何しろ一日の委員会ではとうていそういう質問はできませんから、結論だけを申し上げたいと思うのです。  それはどういうことかと言うと、建設白書というのは、ことしは例年に比べてたいへん意欲的というか、よくできているし、分析も詳しく行き届いておる点は評価をするし、また、未来像というものについての現在の問題意識というものはかなり深く掘り下げ……

第56回国会 建設委員会 第3号(1967/11/10、31期、日本社会党)

○石川委員 実は谷垣委員のほうから超高層ビルのことについて逐一、意見を交えての質問がありましたし、あとからまた重要な質問が控えておりますから、意見を交えずに質問いたしますから、ひとつ簡単に答弁してもらいたいと思います。  それは、市街地建築物法という法律が大正八年からありまして、それを昭和二十五年に建築基準法に切りかえたわけです。そのときには美観というものはちゃんと残っておったのですけれども、その建築基準法によって様式制限というものが行なわれ、丸の内、あと新橋の駅のかいわいと新宿の副都心のところだけが第十種ということで、十分の百ということになったわけです。そうしますと、いま問題になっております……

第57回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1967/12/21、31期、日本社会党)

○石川委員 ただいま石野委員のほうから、大宮の育種場の関係については、るる御質問がありましたから、私は別につけ加える余地はないのですが、その前に、実は私、きょう質問をする予定の議題としては、来年度の科学関係の予算について、大蔵省の責任ある人に来てもらって、どうも新聞に伝えられるところによると、科学関係はばっさりやられるのじゃないかと、こともなげに報道されておる、そういうことを質問したかったわけでありますが、大蔵省の人が、ちょうど予算の編成時期で忙しいことはわかっていますけれども、だれも出られないということであります。そのこと自体が、実は科学関係が軽視されているということの一つの証明じゃないかと……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1968/03/11、31期、日本社会党)

○石川委員 先般、第五十八回国会における科学技術庁長官の所信表明を拝聴いたしましたけれども、例年のものに比べて比較的簡にして要を得ているという点を評価をするにやぶさかではございません。しかしながら、問題は、実態がどうかということであろうかと思うのであります。実は、科学技術基本法も今国会に提案になるようでありますから、その機会に細部にわたっていろいろと質問をするつもりでございますけれども、きょうはこの施政方針演説に述べられたことに関して、非常に大ざっぱな質問だけを申し上げたいと思っております。  それでこの施政方針演説を見ますと、「産業の振興、社会開発の促進等、幾多の大きな課題が山積をしておる」……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1968/03/21、31期、日本社会党)

○石川委員 きょうは早朝から松島部長をはじめとしてたいへん長いことお待たせいたしましたことを恐縮に存じます。  ただいまは齋藤委員のほうから非常に重大な関心の的であるガンの問題について質問があったわけでありますが、私がこれからしようとする農薬の問題も、ガンとは違った意味で日本人全体の健康にかかわる問題ではないか、きわめて重要な問題として質問をしたいと思っておるわけでありますが、この委員会ではかって何回もこの問題を取り上げられておるわけです。去年も五月の二十四日の本委員会におきまして、やはり皆さん方関係者の方にお集まりをいただいて、農薬の問題について逐一質問を申し上げております。したがいまして、……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1968/03/28、31期、日本社会党)

○石川委員 きょうは動燃団の方がわざわざいらっしゃっているようですから、予算にも非常に密接な関係があるので、本来なら大臣がいるところで御質問したかったわけであります。実を申しますと、質問の要領をあまりまとめておりませんし、この委員会で動燃団の今後の運営についての小委員会が設置されているはずであります。したがいまして、その小委員会をいつか開いていただいて、動燃団の今後のプロジェクトの進め方についてのいろいろな検討を一回ぜひやらなければならぬ。そのときにいろいろな詳細の点についての質問をしたい、こう思っておるわけであります。したがいまして、きょうはほんとうの思いつきでたいへん恐縮でありますけれども……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1968/04/15、31期、日本社会党)

○石川委員 関連して。いまの大臣の御説明ですけれども、一応先導技術としての人工衛星の発射ということの意義というものはわかります。非常にコンパクトなものでなければならぬということで、いろいろな技術、そして先導的な役割りを果たす、抽象的には国民の福祉のためにこれを役立たせたい、あるいはまた、人工衛星を実用的といいますか、とにかく飛ばしたいという点に重点を置くのだということはわかるのですけれども、率直に言いまして、それだけで一体いいのだろうかという感じがするのです。実は、私も宇宙開発のことはしろうとで全然わかりません。わかりませんけれども、こういう法案が出た以上は、しろうとなりに何かわからなければな……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1968/04/17、31期、日本社会党)

○石川委員 三時に総理大臣が来られるので、もうあと二十分しかございません。したがいまして、私の質問は、とても思うことの一割も申し上げることができないのではないかと思うのですが、簡単な問題からまず質問をしたいと思います。  その前に、この宇宙開発の問題とちょっと違うのでありますけれども、新聞で最近たいへん大きく取り上げられている阿賀野川の問題が実は一つあるわけであります。この見解の内容は、まだ最終決定にはなっておらぬわけだけれども、日本経済新聞にこれが抜かれたのかどうか知りませんが、通産省の案と非常に近いものができているということでたいへんな論議を呼び起こしているわけであります。したがいまして、……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1968/04/19、31期、日本社会党)

○石川委員 前回のこの委員会におきまして、総理大臣に御出席をいただいて、おおよそのただすべきところはただしたわけでありますけれども、時間の関係で若干質問の漏れた点がございますので、その点を補足的にひとつ質問をしたいと思います。  御承知のように、宇宙開発とはいいましても、今度の委員会設置法案でやられる仕事の範囲というのは、人工衛星及びこれを打ち上げるためのロケットの開発ということにほぼ限定をされておるようであります。ところが、人工衛星それ自体も、人工衛星とロケットとは別個のものじゃなくて、人工衛星とは長い間飛んでおるロケットである、こういう定義もできるわけでありまするし、それから、一つの地点か……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1968/04/25、31期、日本社会党)

○石川委員 いま三木委員のほうから質問がありました、厚生省の臨床研究班、試験研究班、疫学研究班、その中の疫学研究班のほうで出された答申の結論だけを申し上げると、これは「阿賀野川のメチル水銀化合物汚染を受けた川魚を多食して発生したメチル水銀中毒事例で第二の水俣病というべきである。」それからさらに、これは昭和電工鹿瀬工場で、「アセトアルデヒド製造工程中に副生されたメチル水銀化合物が工場排水によって阿賀野川に流入し、アセトアルデヒドの生産量の年々の増加に比例してその汚染量も増し、」その川魚に蓄積されたものを沿岸住民がとってこれを食べることによって「人体内に移行蓄積し、その結果発症するにいたったものと……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1968/05/08、31期、日本社会党)

○石川委員 質問に入ります前に、私も若干資料がほしいのです。  科学技術基本法の問題は、これはあらためてまた質問をする機会があると思いますが、結論だけ申し上げますと、非常に肝心なところが抜けておりまして、かたわな基本法だということが言えると思います。したがって、これをすなおに通過させるということを通じて健全な日本の科学技術というものが進展するかどうか、むしろ非常にゆがんだ形になりはしないかという点をわれわれとしては非常に憂えておるという法案であります。したがいまして、わが党でもこの法案の準備をいたしております。公明党もしておるというふうに聞いておりますので、これはほんとうに真剣に、日本の科学技……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第16号(1968/05/10、31期、日本社会党)

○石川委員 いま内海委員のほうから詳細な質問がありましたから、重複を避けまして質問をしたいと思います。経過については、大体新聞その他にも報道されておりますし、私自身も直接聞いておりますから、詳しいことは伺う必要はないと思います。  それで、まず第一点としてお願いをしたいのは、御承知のように、今度の問題が国民に非常に大きな不安を与えておるということは、言うまでもないわけであります。そこで、この国民の不安をなくすということのために、事実を歪曲したりあるいは事を隠蔽したりすることは、これは絶対に逆効果しか出てこない。今度の事件がそれを明瞭に物語っておると思うのです。どういう善意でやられたか知りません……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1968/05/23、31期、日本社会党)

○石川委員 時間が非常にないので、きわめて簡単に質問いたしますから、簡潔に答弁をお願いいたします。  この前の外務委員会の席で原子力局長が、アメリカとの口上書を最終的には変更することもあり得る、こういう答弁をしておるのでありますけれども、この変更することがあり得るということについては、外務省では否定はしておりません。あり得るとすれば、どういう点が変更することの対象になるのか、それを伺いたい。
【次の発言】 答弁になっていないですね。口上書を変更するという、その変更の対象はどうなっておるのか。何を変えるのですか。
【次の発言】 答弁にならぬですね。意味がさっぱりわかりません。それはあとでまた質問……

第58回国会 外務委員会 第17号(1968/05/06、31期、日本社会党)

○石川委員 原子力の問題は、世界的に、国内政治、国際政治を通じてたいへん重要な問題になっておろうと思うのでありますけれども、きょうは、意見を申し上げるのは、あとの外務委員会と科学技術振興対策特別委員会の連合審査会のときに申し上げることにいたしまして、一つだけ申し上げたいのは、EECが生まれた根拠というのは、低開発国と提携するよりは、高度に成長した相手国同士で貿易を盛んにすることのほうがよいという経済の論理に支配されてEECが生まれたことはわかりますけれども、それとあと一つの理由は、やはりアメリカに対抗するという意味もあるでありましょうけれども、ヨーロッパの一国だけで原子力の研究はできない、やは……

第58回国会 外務委員会 第19号(1968/05/08、31期、日本社会党)

○石川委員 関連して。  このJPDRの問題は、外務委員会で取り上げるにはふさわしくないと思いますので、いずれあらためてと思っておりましたけれども、ついでと言ってはたいへん恐縮でありますが、ちょっと念のために伺いたいと思うのです。  JPDRは、もともと自然循環三万五千キロ熱出力ということになっておりまして、強制循環では七万キロということになっております。それで、中性子を倍にするということを通じまして、燃料集合体の国産化をはかるという、非常に遠大な計画で行なわれておるわけであります。  ところで、先ほど三木委員のほうから言われたように、応力腐食という現象でクラックが生じたということで、実は、こ……

第58回国会 建設委員会 第6号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○石川委員 きょうは、道路整備特別措置法の一部を改正する法律案に関連して、道路関係について質問をするわけでありますけれども、実は午前中の委員会を予定していて、午後私はちょっと予定がありますので、非常に時間が足りませんで残念でありますけれども、非常に大ざっぱな点だけを申し上げておきたいと思います。  その前に、大臣から所信表明を承ったわけでありますけれども、そこで一つ申し上げたいことは、われわれ新しい保利大臣に非常な期待をしておったわけであります。ところが、今度の全体的な道路を含めての公共投資の予算を見ますと、われわれが考えていたような予算の伸びというものは、いわゆる財政硬直化という名前のもとに……

第58回国会 建設委員会 第12号(1968/04/05、31期、日本社会党)

○石川委員 都市計画法に関して質問をするわけですが、実は私はきょう質問を予定されておらなかったのです。来週質問をするつもりでございましたので、質問をよく整理してありません。しかも、与えられたあと一時間くらいではとても私の質問は終わりそうにないと思いますので、一問一答の形でなくて、大体私の意見を述べながら、皆さん方の御意見を伺いたい、こう思っておるわけであります。  まず最初に伺いたいのでありますけれども、佐野委員のほうからいろいろ質問がありましたように、農業振興地域の整備に関する法律案、それから通産省の工業立地適正化法案、運輸省の特定臨海区域の開発及び利用に関する法律案、そしてここに建設省から……

第58回国会 建設委員会 第19号(1968/04/26、31期、日本社会党)

○石川委員 関連。水資源開発公団をつくるときに、私もこの法案の審議に参画いたしましたので、非常に関心を持っておるわけでありますが、これは関係するところが通産省、厚生省、農林省、それぞれありまして、結局、取りまとめというかっこうでもって経済企画庁が総括をするということに落ちついて今日に至っておるわけであります。その当時心配されたようなことがいまだに尾を引いておる。いま申し上げた農業用水がどうなるかという問題もありますけれども、私が言っていることが間違っていれば訂正していただきたいと思うのでありますが、知多半島のいままでやった愛知用水の関係で、大企業向けの、工業用水といいますか、水は大体四円、それ……

第59回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1968/08/08、31期、日本社会党)

○石川委員 さきの国会が閉幕をいたしましてからしばらくたっておりますが、その間に科学技術関係ではたいへんたくさんの問題が提起されておりますので、とてもきょう一日だけの委員会ではその全部を質問し尽くすわけにはまいらぬわけであります。思いつきのようなかっこうでたいへん恐縮でありますけれども、気のついた点を二、三原子力局、調整局の関係でお伺いいたしまして、大臣並びに関係者の御意見を伺いたい、こう思っておるわけであります。  まず、原子力の関係であります。それは、前の国会で佐世保の汚染の問題がたいへん大きくクローズアップされておりますけれども、最終的には山崎さんをはじめとする日本の調査団が報告書を長官……

第60回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1968/12/19、31期、日本社会党)

○石川委員 ただいま木内新任科学技術庁長官の所信表明を伺ったわけでありますけれども、その基本的な政策いかんについては、あらためて伺う機会もあろうかと思います。  きょうは、実はたいへんに質問者が多くて時間が制約されておりますので、そういう基本的な問題につきましてはあらためて御質問を申し上げることといたしまして、当面する問題一点だけひとつ伺いたいと思います。きょうは、残念なことには、外務大臣が家庭の事情でどうしても御出席になれません。また、アメリカ局長も出席できないということで非常に遺憾に思うわけでありますけれども、やむを得ませんので、科学技術庁長官を主とした対象といたしまして、質問をしたいと思……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1969/03/19、31期、日本社会党)

○石川委員 きょうはたいへん限られた時間で質問者がたくさんおられるようでありますし、それから私が質問しようとすることは、この前の委員会で、三木委員を中心としていろいろ質問されておるようでありますので、きわめて基本的な問題だけ簡単に質問をしたいと思いますので、お答えのほうもひとつ簡潔にお願いをしたいと思います。  そのまず第一は、これから、きょうも宇宙開発の事業団のことについての提案理由の説明があったわけでありまして、宇宙開発に関するところの原子力基本法に準じた基本法というものを同時につくらなければならぬという主張を、これはわれわれだけでなくて、与野党一致でもって結論が出ておるわけであります。そ……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1969/03/20、31期、日本社会党)

○石川委員 特許法の問題が出たものですから、ちょっと私も一言質問をしたいと思うのです。  これは、実は商工委員会に特許法の改正が提案になっておりまして、現在まだ本格的な審議に入っておりませんけれども、私も特許法の改正に非常に関心を持っておりまして、この問題は、私は社会党の責任者のようなかっこうで審議をしようと思っております。  この特許法の問題は、これだけお話ししても相当の長時間を要するきわめて重要で複雑な内容を含んでおります。それをここで一々申し上げるつもりはありませんけれども、現在滞貨になっておる特許というのは大体六十二万件。毎年二十万件からの出願がでて、出願の件数では日本は世界一というこ……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1969/04/02、31期、日本社会党)

○石川委員 ただいま御説明を受けましたけれども、濃縮ウランの方法は、いまのところ、遠心分離法ということ、あるいはまた化学分離法、ノズル法、いろいろあるのでありますけれども、ガス拡散という方法は、御承知のように、たいへん電力を食う。大規模のものでなければ成立をしないということで、とても日本では、そういう意味を含めて、あと技術的なことも含めて可能性はないんじゃないか、こういうふうに思っておったのでありますけれども、新聞で報道されておりますように、たいへん見通しが一ぺんに明るくなったというほどではありませんけれども、どうやらその曙光が見えてきたというふうな非常な成果を上げてきたことを国民の一人として……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1969/04/22、31期、日本社会党)

○石川委員 私は、科学技術庁長官の一般施政方針に対する質問を実はしたいのでありますが、きょうは質問者がたいへん詰まっておるようでありますので、ただ一点だけ、これは前から何回も私が申し上げておる核燃料確保の件について質問をしたいと思います。  この点については、商工委員会のほうで私も相当強調をしておきました。どうやらその気持ちになりかけたというところじゃないかと思うのですけれども、通産省だけの考え方だけではまずい。したがって、どうしても科学技術庁のほうはこれとタイアップをして、何らかの目標を立て、何らかの組織をつくる。そして、何とかその資金を確保する、この点を確約してもらわなければ、将来とんだこ……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1969/05/06、31期、日本社会党)

○石川委員 私、時間の関係であまり長い質問ができないので、あしたの小委員会に譲ろうと思っているのですが、この小委員会のほうで質問すべきことなのか、きょう質問していいのかちょっとわからない事項がたくさんあるのですが、その点はひとつ御了承いただきたいと思うのです。  私は前から、宇宙開発委員会ができましたときからいろいろ御要望申し上げておるわけでありますけれども、宇宙開発はなぜやるのだということが一般国民にはなかなか理解ができない。アメリカでは、御承知のような偉大な成果をあげておるけれども、これは問題にならない膨大な予算を使って、日本ではとうてい考えられないという予算を使った上でのああいう成果であ……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1969/05/08、31期、日本社会党)

○石川委員 宇宙開発事業団の問題につきましては、前々からずっと、宇宙開発委員会の発足当時から論議が尽くされておりますので、きわめて簡単に取りまとめという形でもって御質問をしたいと思うのであります。  宇宙開発をなぜやるかということの説明が、私はまだまだ不十分じゃないかという感じがいまだにしておるわけであります。それは、御承知のように、宇宙開発をやることによって、それ自体で相当の技術の波及効果がある。あるいはまた、アメリカが世界に冠たる技術帝国主義のようなかっこうになり得たのも、宇宙開発技術の波及効果の最大の成果だということがいわれておるわけであります。ただ日本の場合、宇宙開発をやる場合にそうい……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1969/06/05、31期、日本社会党)

○石川委員 実は当委員会において前々から宇宙開発事業団法案の審議に専念をした形でございまして、科学技術行政一般についての質問がほとんど行なわれておらなかったわけでございます。ところで、第六十一回国会における科学技術庁の長官の所信表明が実にことしの一月に行なわれておるわけでありまして、それに対して、わが党といたしましては、ただの一回も質問ができなくて今日に至ってしまったということになっております。それで、私は前々から質問をしようと思っておりましたことが、もう五カ月も経過したので、多少色あせた感じになってしまいました。きょうは記憶をたどりながら要点だけを質問します。それで、その要点について答弁をい……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1969/06/11、31期、日本社会党)

○石川委員 齋藤委員もたいへんこのことを心配されておりますが、もう時間もありませんから、結論的なことだけ申し上げます。科学技術庁あるいは動燃団は、決定的に不足が見込まれるウランについては、先駆的役割り、あるいはまた、その補完的役割り、あるいは貧鉱なるがゆえに特別な技術を持っているという意味も含めて技術指導的な役割りというものは待っておるけれども、事業体としての力は、そう言っては失礼だけれども、われわれとしてはあまりたよれない存在だと思うわけです。ですから、これは通産省の関係が大いに実働部隊として動かなければならぬのじゃないかということで、実は商工委員会でこの件については私は二回ほど徹底的に詰め……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1969/06/12、31期、日本社会党)

○石川委員 私は、一昨年でありましたか、水銀農薬の件でたいへん関心を持ちまして、外国ではどこも使っておらない水銀農薬というものを日本だけで使っておるのはおかしいではないか。そういうことが相当反映をして、去年の三月からは製造禁止ということになったようでありますけれども、実は依然として水銀農薬が現在農家で使われておるというようなことで暗然としたわけであります。ところが、農薬の許可基準というのは、外国とは違いまして、とにかく正当な防衛具をつけて正常に使って、なおかつ非常な被害があるときには許可しないというような、きわめて製薬会社に甘い基準になっておる。それと同じようなことが食品添加物にもいえるのでは……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1969/06/19、31期、日本社会党)

○石川委員 参考人にはほんとうに御多忙のところ御苦労さんでございました。  きょう御説明を受けたのは、ほんとうの基礎的な問題だけだと思うのでありますけれども、いまお話を伺ってもわかるように、どうも海洋開発は、海国日本といわれながら宇宙開発以上に引き離されてしまうのじゃないかという危惧の念をわれわれは持っておるわけなんです。海洋科学技術審議会ではいまの四つの部門に分けていろいろ御検討くださっておるようでありますけれども、問題が非常に多岐にまたがる。大陸だなの賦存資源の基礎調査というふうなもの、地形あるいは地質の調査、海水の淡水化あるいは未利用資源というものの開発、海中作業基地、潜水調査船、気象観……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第16号(1969/06/26、31期、日本社会党)

○石川委員 実は私もよく事情、いきさつがわからないのでありますけれども、けさ、茨城県の県会のほうから連絡がありまして、木内長官が東海に行ったときの発言というものが、たいへんな問題になる気配が濃厚でございます。  それで、木内長官にお伺いをしたいのでありますけれども、再処理工場にからんでの、東海か水戸かよくわかりませんけれども、どういう発言をされたのか、それをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 けさ私どもへ連絡のあったところによりますと、これは新聞情報かどうか、それはよくわかりませんけれども、大体安全審査部会で、再処理の問題は安全であるということは確認をされた。したがって、ことしの十月か……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1969/07/02、31期、日本社会党)

○石川委員 東海から初めて再処理のために使用済み燃料が送られるということになったわけでありますが、私の地元でありますので、若干不安の点がありますので、確かめたいと思います。  これは二台のトラックで一日一往復で二十日間かかるというふうに伺いましたが、そのとおりですか。
【次の発言】 その五日間は、そうすると、そこの交通は全部ストップしてその作業に従事するわけですか。
【次の発言】 わかりました。それは私も、五日間なら五日間だけ完全に交通をストップされますと、あそこは交通量が最近非常にふえているところであるし、そういう配慮がなされているかどうかという不安があったものですから、念のために伺ったわけ……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第19号(1969/07/09、31期、日本社会党)

○石川委員 ただいま木野委員のほうから出された懇談会の原子力委員会の組織がえの内容を大体伺ったのでございますけれども、まず、有澤さんに最初にその関係について二、三お伺いをしたいと思います。  それは、原子力委員会の存在をわれわれ原子力の関係に携わっておる者はえてして忘れてしまうのです。ということは、たとえば海外探鉱の問題でウランをどうするのか、非常に緊急課題ではないかということでこの委員会でも取り上げました。それから、ここだけではとても力が足りないからということで商工委員会でも声を大にしてこれをやりましたけれども、その間、原子力委員会がこういうことを中心になってやらなければならぬのだという考え……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第20号(1969/07/10、31期、日本社会党)【議会役職】

○石川委員長代理 海洋開発に関する問題について質疑の申し出がありますので、順次これを許します。木野晴夫君。
【次の発言】 答弁者側に申し上げますけれども、時間の関係がございますので、たいへんごていねいな御答弁でありがたいのでございますが、なるべく簡単に御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 関連で、海部君。
【次の発言】 今回、長年にわたっての海洋開発のための科学技術に関する開発計画、これを拝見いたしました。たいへんな御苦労をなされたので、その労に心から感謝をいたしますけれども、非常に、先ほど来御意見が出ておりますように、政治の立場で見ると、もの足りない点が多々あるわけなんです。これは、先……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第22号(1969/07/24、31期、日本社会党)

○石川委員 いま齋藤委員のほうからも御指摘がありましたように、情報化社会といっても、実はとらえどころのないような感に打たれるのですが、アメリカの未来派学者に言わせると、西暦二千年になると、大体情報関連産業というものがすべての産業の三五%から五〇%を占めるというようなこともいわれております。実は私、昭和二十八年のころ、一つの工場の企画課を扱いまして、IBMというものを入れた経験があるわけです。そのときは単なる性能のいい計算機だ、こういうことだけだったわけです。今日それがソフトウエアが相当発展をして、宇宙開発なんかの関連でシステムエンジニアというものが相当高度な発展をしてきた。そうして二十年たった……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第24号(1969/10/14、31期、日本社会党)【議会役職】

○石川委員長代理 これより会議を開きます。  委員長所用のため、委員長の指名により私が委員長の職務を行ないます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  本日は、宇宙開発に関する問題調査のため、宇宙開発事業団副理事長松浦陽恵君及び東京大学教授玉木章夫君に参考人として御出席を願っております。  この際、両参考人に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は御多用中のところ、本委員会に御出席くださいましてありがとうございます。どうかそれぞれの立場から、忌憚のない御意見をお述べくださいますようお願い申し上げます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。三木喜夫君。

第61回国会 商工委員会 第6号(1969/03/05、31期、日本社会党)

○石川委員 午前中、中村委員のほうからいろいろ質問がございましたけれども、鉄鋼の合併は国民の非常な注目の的でありまして、この合併ができるかできないかということが、ひいては公取の存在価値を認めるかどうかということに非常な関連があると思うのであります。そこで経済学者――近代経済学者とそれから計量経済学者百十名ほどアンケートを出しましたところが、九十名ほどがこの趣旨に賛同する。御承知のように、学者というのはそれぞれ一家の言を持っておりまして、他人まかせで声明文をつくるということに賛成をするというようなことはなかなかやらぬことでありますけれども、ところが事の重大さに気がつきまして、どうしてもこれは声明……

第61回国会 商工委員会 第7号(1969/03/07、31期、日本社会党)

○石川委員 それで、最近においては、昭和三十八年の下期のころから黒字が出て、一割の配当ができるようになったというところまで非常に上昇一途をたどってきたことについては、皆さん方の御苦労をたいへん多とするところであります。  これは加藤委員のほうからも一応の御説明を受けたわけでありますけれども、今日のような好成績になったということについての功労者といいますか、その原因といいますか、それはどこにあったかということをひとつ参考人の川崎さんのほうから伺いたいと思います。
【次の発言】 いま御答弁のとおりだと思うのでございますけれども、これはやはりあなたのほうの関係の従業員その他の非常な御苦労ということも……

第61回国会 商工委員会 第16号(1969/04/11、31期、日本社会党)

○石川委員 私がきょう御質問したいと思ったことは、端的に言ってウラン鉱の探鉱の問題であります。しかしこの問題は、実を言うと、予算の委員会でもある程度の質問を通産大臣に行なっておりまして、相当詰めた議論をしなければならないし、また現在の体制は政府にとって非常な責任問題になるのではないかという問題点をたくさんはらんでおるわけであります。したがって、実を言うと、通産大臣あるいは総理大臣のいるところできちっと政府の態度をきめてもらわなければならない、こういう重要な質問をしたいと思ったわけでありますけれども、残念ながら通産大臣がお見えになっておりません。やむを得ませんので、きょう質問したことをきょう御列……

第61回国会 商工委員会 第17号(1969/04/15、31期、日本社会党)

○石川委員 私は商工委員会で何回か質問したのでありますが、通産大臣の出席をいただいたのはきょうが初めてであります。近代化促進法の質問の途中でそれ以外のことを質問するのはたいへん恐縮なんでありますが、この前の委員会で大臣がいらっしゃらなかったものですから、大臣のほうから答弁をいただくということで質問を中断した問題が一つございます。  いろいろお伺いしたいことはたくさんあるのでありますけれども、きわめて重要な案件でありますウラン鉱の海外探鉱のことにつきまして御意見を伺いたいのでありますけれども、要約して結論的に申し上げますと、御承知のように濃縮ウランは、ウランを制するものは世界を制するということば……

第61回国会 商工委員会 第22号(1969/04/25、31期、日本社会党)

○石川委員 中小企業近代化促進法の一部を改正する法律案でございますけれども、非常に不十分ではありましょうが、方向としてはあえて反対すべきものではないと思いますし、きょう本会議に上程をするという事情もあるようでありますし、それから附帯決議にかなり適切なものが盛られておるということもありまして、いろいろな関係できわめて簡単に要点だけを質問したいと思いますので、御答弁のほうも簡潔にお願いをしたいと思います。  まず最初に、中小企業の問題は、何といいましても大企業との格差、これをいかに是正をするかという問題に尽きると思うのでありますけれども、それにはいわゆる設備近代化の問題、共同化の問題、これについて……

第61回国会 商工委員会 第24号(1969/05/07、31期、日本社会党)

○石川委員 今回特許法の改正が出まして、六十万件にのぼる滞貨が出たということ自体が、発明だけを生涯の生命としておるような人たちに対する基本的人権の侵害ではないかということで、きのう中谷委員のほうからも話があったようでありますけれども、現実に出た滞貨をどう処理するかということで今回改正案が出たわけであります。  ところでこの改正案、私は、何か相当思い切ったことをやらなければいかぬのじゃないかということで今度の案に対しては非常に好意を持って見ておったわけでありますが、調べてみるといろいろな問題が出て、どうもにわかに賛成はしがたいような心境にいまなっておるわけです。デメリットのほうだけの立場に立って……

第61回国会 商工委員会 第30号(1969/06/06、31期、日本社会党)

○石川委員 実は私はきょうは情報産業のことに関して、当面する問題点だけを質問したいと思っておったのでありますけれども、ただいま午前午後にわたりまして合併問題が出ております。私は合併問題を若干私なりに勉強はしておったのでありますけれども、残念ながら通産大臣のおられるとき、あるいは公正取引委員長のおられる場所での質問をする機会がなかったわけであります。しかし、きょうは予定ではございませんので、簡単に所見の一、二点だけを申し上げて、御質問にかえたいと思っております。  午前中の御質問並びにいまの藤井さんの御質問を聞きますと、かなり感情的な面があるのではないかと思われる点が多々あるわけでありますが、そ……

第61回国会 商工委員会 第35号(1969/06/24、31期、日本社会党)

○石川委員 この法案は過ぐる三十九年五月の十三日に衆議院の商工委員会におきまして附帯決議がつけられておるわけでありますけれども、その第五項目に「期限内といえども速やかに本法を廃止するよう努めること。」こういう趣旨に基づいて今回廃止することになったわけでありますので、われわれといたしましては、もちろんこれに反対する理由はないわけであります。ただ、問題点が若干ありますので、念のためにお伺いしておきたいと思うのでありますけれども、軽機械といえば、時計、カメラ、電子部品、トランジスターその他いろいろあるわけでありますが、ミシンと双眼鏡に限ってこの法案を出したというその理由について一応御説明を願いたいと……

第61回国会 商工委員会 第39号(1969/07/04、31期、日本社会党)

○石川委員 この特許法の問題につきましては、たいへん慎重な審議を重ねて今日に至っておるわけでありますけれども、まだまだどうしても納得のいかない点があまりにも多過ぎると思うわけであります。  最初に申し上げておきたいのでありますが、この問題は弁理士の諸君の反対が相当大きい。いわゆる特許庁分会という組合の反対もかなり大きい。しかしわれわれは、この組合が反対をするから、社会党と組合との関係は不離一体であるから、これに同調して反対をするというような狭い量見でこの問題に対処しているのではないということはぜひ御理解を願いたいのです。ただ組合とすれば、当然労働強化になるということは組合員を守る立場から声を大……

第61回国会 商工委員会 第44号(1969/08/01、31期、日本社会党)

○石川委員 私も審議に協力する意味でなるべく簡単に質問したいと思うのですが、答弁のほうも簡潔にひとつお願いしたいと思うのです。  最初に提案者にお伺いをしたいのでありますけれども、議員立法をこういうふうに取り上げて審議をするということは、本来のあるべき立法府の形であるということで、非常に私は賛成をするわけであります。ところが、われわれのほうの党としても、いわゆる中小企業者の事業分野の確保に関する法案、あるいはまた中小企業省というものを設置をしてもらいたい、こういう法案が出ているわけであります。ところが、それは全然審議の対象にならないで、この電気工事業法だけが特に取り上げられたというその理由は一……

第61回国会 商工委員会 第50号(1969/10/09、31期、日本社会党)

○石川委員 たいへん時間が制約されておりますので、本来なら一問一答の形で詳しく究明したいところがたくさんあるのでありますけれども、きょうはいわば自問自答の形で私のほうで申し上げて、その確認を求めるという形式にしないと、ちょっと時間内に質問が終わらないと思いますので、答弁のほうもしかるべく善処を願いたいと思うのです。  私の申し上げたいのは、国の公的機関であるところの金融機関、すなわち、商工中金あるいは住宅金融公庫、あるいは住宅公団は金融機関ではございませんけれども、そういった国民の税金あるいはまた財政投融資に多くを依存しておる金融機関というものは、民間の機関とはまたおのずから違った使命を持って……

第61回国会 予算委員会 第11号(1969/02/14、31期、日本社会党)

○石川委員 私は、限られた時間で科学技術政策全般についての質問を行ないたいと思うのでありますが、まず科学技術の基本政策の問題、それから宇宙時代といわれておるときの日本における宇宙開発の問題、それから最後に原子力政策の問題、三つにわたって質問をしたいと思うのでありますけれども、その質問に先立ちまして、最近原子力潜水艦が横須賀に入港したことについての異常放射能が検出をされたという問題に関連をし、このことが日本の核政策と密接な関係を持つと思われますので、このことをまず最初にお伺いをしたいと思うのであります。  昨年の施政方針演説の冒頭で、ちょうど日本がアメリカに対していろんな高度の技術を導入するとい……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1970/04/08、32期、日本社会党)

○石川委員 ちょっと関連で申し上げます。  実はこの前も社会党といたしましては、大体基本法が出ない前に開発委員会と事業団ができるというのはおかしいということで、前々から準備はしておるのです。しかしやってみると、いろいろな問題があるということがわかったわけです。それで実は最近のものは問題点は全部削除しまして、もう憲章的な、法三章をもってとうとしとする、あまり議論のない――もっとも宇宙の定義は書かないと問題になりませんから、これは書きます。そういう点で、非常に簡潔なものをつくろうと思って、もう法制局の作業が終わる段階になっております。ですから、これはわれわれとしては、社会党の色を全部盛り込むなんと……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1970/04/09、32期、日本社会党)

○石川委員 きょうは私は、地元の、再処理をはじめとする原子力設備に関係してのいろいろな問題が出ておりますので、その問題で質問いたしますけれども、その前に、実はきのう大阪のガス爆発の大事故がありました。私も調査団の一員として命令をされたのですが、事情があって御辞退をしたわけでありますけれども、そこでちょっと私が感じましたことは、それは、私が大阪のガス爆発のほうへ派遣をされるというのは、商工委員であるということであったわけなんです。ところが私がそのとき感じましたことは、OECDあたりでは、天然災害、あるいは人的な人災というのかそういうもの、あるいは産業公害、あるいはまた交通災害、こういった問題を全……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1970/04/15、32期、日本社会党)

○石川委員 参考人の皆さん方、たいへんお忙しいところを時間をおさきくださいまして、たいへん貴重な御意見ありがとうございました。  きょうは東京大学の三島さんが二時半までというような時間の制約があるようでございますので、私、初め三島さんの関係の技術的なことだけに限って質問をしたいと思います。  いま、いろいろ参考になる御意見を伺ったわけでございますけれども、査察に限定をして申し上げますと、こういうことは言えるのじゃないか。原子炉の場合は、インプット、アウトプットだけはわかるわけでありますけれども、使用済み燃料の中でどれだけ燃えてどれだけプルトニウムが出たというようなことは、これはいまの日本の技術……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1970/05/06、32期、日本社会党)

○石川委員 去年の六月でしたか、食品添加物についていろいろな質問をしたことがございますけれども、それからずいぶん関心を持ちながら非常にほかの用件が忙しいために、きわめて国民生活にとって重要だと思われるこの案件がいままで放置をされたということは非常に残念だと思っております。きょうは幸い機会を得たものですから、科学技術庁長官にまずお話をしたいと思うのでございますけれども、いままで厚生省あるいは農林省で農薬の問題あるいは食品添加物の問題をいろいろやっておりますけれども、どう考えてもこれはほんとうに国民の立場に立って国民の生活、健康というものを考えておるかどうかということについては非常な疑問がある。た……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1970/05/07、32期、日本社会党)

○石川委員 私、おくれてまいりましたので、三木委員のほうから、核燃料の問題については鋭い質問があったのじゃないかと思うので、おそらく私の質問は重複するのじゃないかと思うのです。その点をひとつ御了承願いたいと思うのです。  私、前の国会を通じまして、核燃料が、海外探鉱をしなければどうしても足りない、先ほども質問がありましたように、日米原子力協定で百六十一トンということを約束をされてはおるけれども、これはあくまでも賃濃縮の単位で供給をするということで、原鉱石まで保証できない。ということはアメリカ自体がもう供給不足で需要過剰になるというような数字がはっきりと出ておるわけですね。ですから、そういうこと……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1970/07/31、32期、日本社会党)

○石川委員 いま木野委員のほうから話がありまして、私も全く同じ趣旨でお話をするわけですけれども、科学技術の全国的な費用としては、大体政府が三〇%で民間が七〇%という比率になっています。外国ではこれが逆でありまして、大体政府が七〇%、民間が三〇%というくらい、日本の科学技術に対して政府が非常に熱意が足りないということのあらわれがこの費用の面でも出ておるわけであります。ところが、最近御承知のように科学技術関係といたしましては宇宙開発、海洋開発、原子力開発、あるいはシンクタンク、こういうものはどうしても政府主導型でやらなければならぬということになってくるわけです。シンクタンクの問題について私もいろい……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1970/09/07、32期、日本社会党)

○石川委員 私は、きょうは海洋開発関係と宇宙開発関係について質問したいのでありますが、準備が多分に不十分でありまして、どうかひとつお教えいただくという意味での、足らざるところがあれば丁寧な御回答、御答弁を願いたいと思います。  まず海洋開発でありますけれども、海洋開発については再三、私もこの委員会を通じて質問申し上げておりますが、その本質的な問題ではなくて、当面する問題について、たいへんいろいろ国際的な紛争を引き起こすかもしらぬという問題が次々に起こっておるようでありますので、その点についての対策をどうするかという問題にしぼって質問申し上げたいと思います。しかしながら、実はけさの新聞を見ますと……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1970/10/14、32期、日本社会党)

○石川委員 宇宙開発の問題だけに限ってまず最初に質問いたします。そのあとまた近江委員の質問が終わりましてから、来年度の科学技術政策の問題点、それからウラン濃縮の問題、あるいはシンクタンクの問題というようなことについての方針を伺いたいと思うのでありますけれども、宇宙開発につきましては、いま前田委員、それから詳細にわたって三木委員のほうから質問がありましたから、私は結論的に二、三の点だけ申し上げますので御答弁を願いたいと思うのです。  先ほどの質疑応答の中で、長官が答弁をされた中で、宇宙開発基本法というものをどうしても設定すべきであるということに対して、個々同意の答弁がいままでなされておったと思う……

第63回国会 商工委員会 第5号(1970/03/11、32期、日本社会党)

○石川委員 電気工事業の業務の適正化に関する法案について若干疑問の点を質問したいと思うのですけれども、まず第一に、これは議員立法でありますので、委員長にひとつお伺いをしたいと思うのです。  それはどういうことかというと、今度の国会には、社会党では独自の議員立法の提案はしておりませんけれども、毎回、たとえば中小企業省の問題あるいはまた生産分野の確定の問題等、きわめて今日の中小企業対策として緊急欠くべからざる基本問題という信念を持って出しておる法案は、ほとんど日の目を見ることもなし、審議をされたこともないわけであります。ところが、今度の電気工事業法の問題に関してだけは、とりわけ緊急に提案をされ、そ……

第63回国会 商工委員会 第10号(1970/03/24、32期、日本社会党)

○石川委員 ガス事業法について若干の質問をいたしますけれども、私、ガス事業法の質疑応答のときにちょうど欠席しておりまして、私が質問しようとすることの大半は、もうすでに質問が終わっておるようであります。したがいまして、多分重複する気味があろうかと思いますけれども、ごく重点的に、時間の関係もございますから、結論的な質問をいたしますので、ひとつ答弁のほうもしかるべくお願いしたいと思います。  最初に、今回、このガス事業法というものができて、簡易ガス事業というものを都市ガスと別個に設けるということになったわけでありますが、昭和二十九年から最近の状態によりますと、需要家数が四倍近くにふくれ上がっておるよ……

第63回国会 商工委員会 第12号(1970/03/27、32期、日本社会党)

○石川委員 私は、実はきょうの質問は、平価切り上げの問題について質問をしたかったわけなんでありますけれども、あいにく参議院の審議の関係で担当大臣がこちらに出席できないということでありますので、平価切り上げの問題はこの次に譲りまして、きょうは最近の新聞紙上ときどき問題になっております公正取引委員会の独禁法の問題について、谷村委員長の出席をわずらわして若干の質疑を行ないたいと思うのであります。谷村さんは大蔵出身の俊英でもあるし、こちらへ来てまだわずかに五カ月だとはいわれても、公正取引委員会の空気はほぼおわかりになってきたころではないか、こう推察をいたしまして、私の質問する要点はきわめて簡単なことで……

第63回国会 商工委員会 第17号(1970/04/08、32期、日本社会党)

○石川委員 情報通信、情報化社会という問題になりますと、ただ単に通産省関係だけではなくて、各省ほとんどにまたがるような、きわめて重要な法案ではなかったかと思うのです。したがって、これをただ単に委員会付託というかっこうでなくて、本会議提案というかっこうで、各省全体がこれに対して関心を持つという形でないと、ほんとうの情報化対策というものは不可能ではないか。それに情報化といいますと、どうしてもアメリカに対してテクニカルギャップというのが非常に大きいので、何としてもそれに追いついていかなければならないというのが一応の至上命令になっておりますけれども、しかし、必ずしもこの情報化社会というものはバラ色では……

第63回国会 商工委員会 第21号(1970/04/17、32期、日本社会党)

○石川委員 きょうは参考人の方、たいへんお忙しいところを貴重な御意見ありがとうございました。  たいへん時間がないものですから、お伺いしたいことはたくさんあるのでありますけれども、結論的にお伺いいたしたいのであります。  北川さん、それから稲葉さんは、経済活動、生産を高めるという観点から、企業に密着をしているわけじゃございませんけれども、そういう面での御意見を伺ったわけであります。実を言うと、コンピューター、情報化時代になれば、手近に豊富な情報が得られて、生産性が高まって人間生活が豊かになるのだ、こういうバラ色の夢が描かれるわけでありますけれども、一方酒井さんがおっしゃったような基本的人権の問……

第63回国会 商工委員会 第22号(1970/04/23、32期、日本社会党)

○石川委員 実は商工委員会はいつも与党の出席が非常に悪いので、このままでは質問をしたくないのでありますけれども、せっかく文部大臣が、多忙の時間をさいて十一時までということになっておるようでありますので、やむを得ず質問を始めたいと思います。  御承知のように、いわゆる情報化社会というのはどういう社会かということは、だれしも的確に予想することは困難であります。しかしながら、いわゆる未来学者などの調べによりますと、大体、将来は産業の中の三〇%あるいは五〇%を情報産業が占めるであろう、こういうことがいわれております。そういうことになれば、ただ単に産業構造が変わるという問題だけではなくて、情報の持つ特殊……

第63回国会 商工委員会 第23号(1970/04/24、32期、日本社会党)

○石川委員 通産大臣が幾らもここに御在席にならないというお話なので、通産大臣にまず一点だけお話を申し上げておきたいのです。  御承知のように、日本が、非常な科学技術の進歩あるいは経済成長が著しいということで世界の注目を浴びてはおりますけれども、残念ながら科学技術の面の実質はそうはなっておらないわけです。たとえば、輸出技術というものは輸入技術に対してわずか一〇%足らずというような現状でありまして、最近では、日本に技術導入を許すとどうも日本がその上を行ってしまうというようなことがあって、日本に対しては技術導入を渋っておるというような実態になっておるようでありますから、日本がほんとうの意味で自分の力……

第63回国会 商工委員会 第25号(1970/04/28、32期、日本社会党)

○石川委員 私の与えられた時間もきわめて短い時間でありますので、申し上げたいことはたくさんありますけれども、簡単に二、三の点について特に大臣の所見を伺いたいと思うのであります。  工業所有権審議会の答申に基づいて今度の改正案が出されたわけでありますけれども、この工業所有権審議会それ自体が、血の出るような発明家、あるいはまた、直接特許事務に携わっておるところの審判官あるいは審査官の意見がほとんど反映をされておらないという点で、私は非常に欠陥があると思うのです。したがって、大所高所の立場に立って何とかこれを処理しなければいかぬというような、焦燥に似た感じからこの法案が出されたのではないか。そういう……

第63回国会 商工委員会 第29号(1970/05/12、32期、日本社会党)

○石川委員 私はこの統一商標に関する法律に対して質問するわけでありますけれども、実は、前々から日本の平価切り上げが相当話題にのぼっておるわけでありまして、経済企画庁長官あるいは通産大臣、大蔵大臣の集まったところで、顔の合ったところで一回質問したい、こう思っておったわけでありますけれども、予算委員会から引き続きどうもその機会がなかったわけでございます。今度の法案も、いわば輸出関係の中小企業を育成助長するという関係で出ている法案でありますので、その関連でこの平価切り上げの問題をほんとうにやるとすれば、一時間、二時間でとても議論の尽くされる問題じゃございません。しかもきょうは、長官並びに大臣の時間の……

第63回国会 商工委員会 第32号(1970/07/21、32期、日本社会党)

○石川委員 実は私、質問の通告が非常におくれたために十分か十五分ということに限定をされまして、非常に重要な問題をはらんでおるわけでありますけれども、時間がありませんので、きわめて結論的な質問だけを申し上げたいと思います。  公取の行なっておる独禁政策、それから金融政策、産業政策、この三つの柱がいわゆる経済政策の三本の柱というふうにわれわれは理解をしておる。さて、価格政策にしても経済政策のきわめて重要な一環として公取の役割りは重かつ大である、こう思っておるのですが、その公取が三百五十人しか人を擁することができないということは、非常に手が回りかねるという実態があると思うのです。その点は御同情申し上……

第63回国会 商工委員会 第33号(1970/08/20、32期、日本社会党)

○石川委員 先ほど来、公害の問題がだいぶ出ておりますので、一点だけ御質問したいと思うのです。  と申しますのは、最近政府では矢つぎばやに公害の問題に対する態度を明確にいたしまして、非常な信頼感を得ているような印象を受けるわけであります。それは、たとえば無過失賠償責任というものを明確にする、あるいは経済との調和という条項を省く、あるいは公害罪を設定をする、こういうような態度が鮮明にされておったと思うのでありますけれども、ただいまの宮澤大臣の答弁を聞きますと必ずしも明確ではない。いろいろむずかしい事情はあるでしょうけれども、どうもいままでの新聞から受ける印象からすると、だいぶ食い違っておるのではな……

第63回国会 商工委員会 第34号(1970/08/21、32期、日本社会党)

○石川委員 私は、きょうは物価問題全般について聞く時間の余裕がございませんので、独禁法に関連する問題、特に管理価格の問題についてだけ、時間も非常に限られておりますので、質問をしたいと思います。お答えのほうもぜひ簡潔にお願いしたいと思います。  最初に、前々からいわれておることでありますけれども、経済政策というのは三本の柱だという意見が一つあるわけであります。それは独禁政策であり、産業政策であり、そしてまた財政金融政策、この三つが経済政策の三本の柱だという見方が一つあるわけでありまして、特に独禁政策というのは、産業政策の一部というのではなくて、これを独立した権限として相当重視をしていかなければな……

第63回国会 商工委員会 第35号(1970/09/22、32期、日本社会党)

○石川委員 通産大臣が見えてないので、いずれまた通産大臣が見えましたときに要点だけを再度質問をするということで、一部質問を保留させていただきまして、最近、新聞紙上をにぎわしておりますカラーテレビのダンピングの問題について、アメリカとの間にいろいろな紛争があるようでありますので、その経緯について伺いたいと思っておるわけであります。ただしカラーテレビの問題は、これとの関連におきまして国内における二重価格の問題が出ておりますので、非常にデリケートな問題でございますけれども、あとから、わが党の横山委員のほうから二重価格の問題については質問をすることになっておりますので、主としてアメリカとの交渉の経緯に……

第64回国会 商工委員会 第3号(1970/12/09、32期、日本社会党)【政府役職】

○石川説明員 お答えいたします。  下水道の整備が非常におくれておりますことは、先生御指摘のとおりでございまして、現在でございますと、普及率は四十五年度末におきまして、市街地面積に対して二二%前後というふうになっておる状況でございます。御指摘のように、今後、下水道の整備を急がなければならないということで、現在われわれ、四十六年度を初年度といたします第三期の下水道整備五カ年計画を策定いたしまして、強力にはかってまいりたい。その際、水質・環境基準に対応するような形での下水道の整備というものを重点に置いて整備してまいりたいというふうに考えておるわけでございまして、流域別に総合的な下水道計画を立て、特……

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1971/03/10、32期、日本社会党)【議会役職】

○石川委員長代理 これより会議を開きます。  委員長所用のため、委員長不在の間、委員長の指名により私が委員長の職務を行ないます。  原子力損害の賠償に関する法律及び原子力損害賠償補償契約に関する法律の一部を改正する法律案、及び日本原子力船開発事業団法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  まず、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  両案審査のため、本日、日本原子力船開発事業団理事長佐々木周一君、並びに原子力損害の賠償に関する法律及び原子力損害賠償補償契約に関する法律の一部を改正する法律案審査のため、日本原子力発電株式会社常務取締役石田芳穂君、東京電力株式会社常務……

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1971/03/11、32期、日本社会党)

○石川委員 実は、ただいま長官のほうから昨日問題になりました二国間協定の法律は条約でなければならぬのじゃないかということ、並びに二国間協定によって国が債務を負担することが明らかであるので、憲法八十五条との関係はどうなるのかということに対する政府見解というものを伺ったわけですけれども、一応了解はいたしました。了解はいたしましたけれども、昨日の答弁のように、協定と交換公文と条約というものが全然識別がつかないような答弁をされるということは非常に私は遺憾であると思うのです。それと同時に、最近は行政機構の改革を全部政令にまかせる。あくまでも立法府というものの権限を縮小するという傾向が非常に強くなっておる……

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1971/03/18、32期、日本社会党)

○石川委員 この法案のいろいろな疑問点については、前から、それぞれ専門的な立場で質問がありましたので、私は、国民の立場といいますか、きわめて素朴な疑問をひとつぶつけてみたいと思うのです。  その前に、エードメモワールというのを拝見しますと、これはおそらく原子力潜水艦が入ってくるようになったために、それに応じて外交交渉のルートで損害賠償ができるという、覚え書きのような形でもってこれがかわされたと思っております。これには、「いかなる場合にも、前記の地位協定が適用されないときは、合衆国政府は、寄港している通常の原子力潜水艦に係る原子力事故から生ずる請求を、外交上の経路を通じて処理する用意があることを……

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1971/03/24、32期、日本社会党)

○石川委員 海洋開発に関しましては、私は再三質問いたしておりますので、重複を極力避けて申し上げますけれども、海洋開発の重要性はいまに始まったことではございませんけれども、何といいましても諸外国に比べて非常な立ちおくれになっておることは、私から言うまでもないと思うのであります。当面の問題としては、公害、物価というのは非常に世論の関心の的になっておりますけれども、この物価の問題一つとってみても、実をいうと科学技術の果たさなければならぬ役割りが相当大きいというようなことを感じて、実はそういう基礎研究の部門を強化するということについての質問を時間をとってあらためてゆっくりやりたかったのでありますけれど……

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1971/04/14、32期、日本社会党)

○石川委員 きょうは、具体的な問題ということよりは、科学技術行政全般の問題の中の重要な点だと思われる基礎研究という問題を、これからどう考えていくかということについて、実は御承知のように、地方選挙でたいへん忙しかったものですから、資料を整備するひまもありませんので、ごく大ざっぱな質問だけをきょう申し上げて、この問題は、非常にこれからの科学技術進展の基礎的な重要根本問題だと思いますので、あらためてやる機会をいただきたい、こう思うわけです。  最初に、長官にお伺いをいたしたいのでありますけれども、科学技術関係の全体の予算としては大体順調に伸びておる。ほかの関係といいますか、政府全体の予算との関係にお……

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1971/05/12、32期、日本社会党)

○石川委員 私は、きょうは科学技術会議の「『一九七〇年代における総合的科学技術政策の基本について』に対する答申」、この問題について質問をするわけなんでありますけれども、その前に、原子力関係の設備について障害になる点が二点ほどありますので、その点について若干の時間をさかしてもらいたいと思うのであります。  それは実は私、商工委員会で通産大臣にも迫ったのでありますけれども、浜岡の発電所をつくるに際しまして地元との協定をつくりましたところが、通産省のほうから非常にきびしい制約といいますか、注文がついたわけであります。地元の三町村を入れるとはけしからぬではないかとかいうようなこと、あるいはまた電気事業……

第65回国会 商工委員会 第4号(1971/02/26、32期、日本社会党)

○石川委員 通産大臣にわずか三十分しか質問できないということなんですが、私の質問しようとすることは、とてもそういう時間ではおさまりそうもございませんから、非常に要点だけでたいへん残念でありますけれども、大臣に所見を伺いたいと思うのです。  目下のところは、公害、物価ということが非常に大きな課題になっておりますけれども、長期的に見て、日本の、特に通産を通じての最大の課題は一体何であろうか、こう考えてみますと、私はかねがね情報と資源の問題に帰着をするのではなかろうかと思っております。情報の問題は、いわゆる情報化社会にどんどん日本がヨーロッパを追い越して急速に進んでおりますから、いわゆる断絶の時代と……

第65回国会 商工委員会 第5号(1971/03/02、32期、日本社会党)

○石川委員 きょうの法案に直接触れる前に、実はたいへん恐縮でありますけれども、電波監理局の方に来ていただいておるので、エレクトロニクスの関係がございます関係で、たいへんしろうとじみた質問で恐縮なんでありますけれども、宇宙開発等の関係がありまするし、この法案とも全然無関係ではないという意味で、最初にそのことだけを大体伺っておきたいと思うのです。  ということは、地上の電波が相当いっぱいになってしまって、どうしても静止通信衛星というものを打ち上げなければいかぬ、宇宙開発の第一項目ということになっておったわけなんでございますけれども、最近それほどの必要性もなくなり、気象衛星というものが前面に出てきて……

第65回国会 商工委員会 第10号(1971/03/12、32期、日本社会党)

○石川委員 与えられた時間がたいへん短いのが残念でありますが、同時に、この問題はきわめて重要な問題で、本来なら佐藤総理ぐらいに出席を要求しなければならぬ性格のものだろうと思っております。時間がありませんので、私が申し上げることに対しては、イエス、ノー程度の簡単な答弁でけっこうでございますから、よろしくお願いしたいと思います。  私はかねがね、当面の問題としては公害と物価というものが大きな緊急の課題になっておりますが、長期的に見た場合に日本の大きな問題は一体何かというと、稲葉先生の御関係になっております情報化社会、この激動する社会にどう対応していくかということがたいへん大きな問題ではないかと思っ……

第65回国会 商工委員会 第13号(1971/03/19、32期、日本社会党)

○石川委員 私は、この特恵関税についてはたいへん関心は持っておったのですけれども、実はほかの委員会との関係で、本委員会における質疑応答を聞いておりませんものですから、たいへん重複したような、また幼稚な質問の繰り返しになる点が多いのじゃなかろうか、こう、じくじたるものがあるわけでありますけれども、その点はひとつ御了承をいただきたいと思うのであります。  もちろん、この特恵関税が国連の場でもって大きく取り上げられましたよって来たる原因ということは、いまさら説明するまでもなく、後進国の国民所得を五%引き上げるということを目的として、そのことがまた先進国の貿易を発展させるための一つの一番有効な方途では……

第65回国会 商工委員会 第14号(1971/03/23、32期、日本社会党)

○石川委員 時間がたいへんございませんから、要望を一つと質問を一つ申し上げます。  中小企業の問題は、いま中村委員からも取り上げられておりましたけれども、御承知のように、金融引き締めの影響は中小企業には極力与えないようにという配慮をされたと大蔵大臣などは言っておりますけれども、現実の問題としては、二年間の手形だとか、あるいは手形も出さないというような状態で、塗炭の苦しみをなめておるのが中小企業の実態であります。そこへもってきて後進国のキャッチアップ、それに加えて自由化の問題、そこへ決定的な打撃を与えるかと思われるのがこの特恵問題ではなかろうか。金融機関の貸し出し残を見ますと、五年前三八%の中小……

第65回国会 商工委員会 第16号(1971/03/26、32期、日本社会党)

○石川委員 きょうは二つの項目について質問をしたいと思っておるのでありますけれども、まず最初に質問申し上げたいことは、「昭和四十六年度経済企画庁予算概要」、この説明書の中で、経済企画庁といたしまして、「経費の内訳につきまして、ご説明申し上げます。」というところで、第一に、経済企画庁として二十五億八千六百二十八万円を計上しております、そして第二に、新たに総合研究開発調査費として一億五千万円を計上しております。これは、世にいうところのシンクタンクというものの調査費ではないかと思うのですが、念のために――きょう実は経済企画庁の長官に質問したかったのでありますけれども、どうしても出られないということで……

第65回国会 商工委員会 第19号(1971/05/11、32期、日本社会党)

○石川議員 ただいま委員長からお話がありました、寡占事業者の供給する寡占商品の価格等の規制に関する法律案の提案理由を説明するわけでありますけれども、説明に先立ちまして一言申し上げさせていただくならば、物価の問題は、国民の最大の関心の的になっておることは、言うまでもございません。したがいまして、今国会の壁頭、本会議における各党の代表質問におきましても、ひとしくこれをとらえて、特に管理価格の規制の問題についての善処方を政府に要望したわけでありますけれども、それに対する佐藤総理大臣の答弁は、公正取引委員会というものがあり独禁法というものがあるので、これによって善処し得るという答弁がなされたわけであり……

第65回国会 商工委員会 第21号(1971/05/14、32期、日本社会党)

○石川委員 時間の関係で、最初に質問さしていただいて感謝にたえませんが、実を申しますと、私はきょうは、工業技術院が中心になってやっておりますビッグプロジェクト、この経過とその一つ一つについて克明に質問をしたいという気持ちを持っておったわけであります。ところが、与えられた時間がわずか三十分ということでございますので、その時間の中で、私の質問の要点というものをつまびらかにすることはとても不可能であります。したがいまして、きわめて大ざっぱな、通産大臣ペースの質問だけというようなかっこうになりかねないのでありますけれども、その点はひとつあらかじめ御了承を願いたいと思うのであります。  実は、日本で総理……

第65回国会 商工委員会 第22号(1971/05/18、32期、日本社会党)

○石川議員 いまの経済企画庁長官の答弁は、予算委員会を通じての答弁と、若干私は食い違うような感じがするわけなんです。それは、物価安定政策会議のほうでしばしば、ビール、あるいはまた最近の牛乳の値上げの例でもわかるように、現在の独占禁止法の運用ではこれを阻止することができないというようなことになっておるわけでございまして、そして今度の予算委員会の審議の過程では、どうしてもやはり価格の調査というものが必要である、あるいは行政介入の必要というものはどうしてもあるということを言明されておった答弁とは、かなり食い違っておる答弁になっておるのではないかと提案者としては考えておるわけであります。  しかし、現……

第66回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1971/07/23、32期、日本社会党)

○石川委員 本委員会は、今回新しい新進気鋭の大臣を迎えて、新しく発展する科学技術行政のために非常に意を強うする次第でありますけれども、問題はあまりにも多過ぎるので、なかなか容易ならない御苦労があろうかと思っておるわけでございます。最近は御承知のように海洋開発あるいは宇宙開発あるいは情報化、シンクタンクというようないわゆるビッグサイエンスというものが、あとからあとから出てまいりまして、そういうことにほとんど質疑応答の時間をとられてしまいまして、原子力関係の質問はほとんど最近行なわれておらなかったように思うわけであります。非常に数が少なかった。ところが、御承知のように、日本のエネルギー産業としては……

第66回国会 商工委員会 第1号(1971/07/23、32期、日本社会党)

○石川委員 私は、きょうは日米経済の関係と、それからそれに関連をいたしまして貿易の自由化、資本の自由化、それから最後にいま武藤委員のほうから質問のありましたコンピューターの自由化、こういう問題について質問をするつもりであったわけでございますけれども、時間が何しろ三十分というのでは、どれをとっても一時間以上かからなければ満足な質問はできないと思うのであります。したがいまして、要点としては第三の電算機の自由化という具体的な問題にしぼった形に重点を置かざるを得ないと思うのでありますけれども、その前提といたしまして、日米経済が最近相当険悪な状態になっておる。たとえばニューヨーク、ワシントンで日米民間経……

第66回国会 商工委員会 第3号(1971/09/20、32期、日本社会党)

○石川委員 きょうはドル・ショックの問題が中心なんでありますけれども、委員の皆さんの御了解を得て、お許しをいただいて、地元の緊急な問題を一つだけ簡単に、前に質問をさせていただきたいと思うのです。  それは、鉱山石炭局長お見えになっておるようでありますけれども、実は常磐炭鉱の関係です。常磐炭鉱には福島県に磐城鉱の東部、西部と、それから茨城県に神の山と中郷と、この四つの炭鉱があったわけでありますが、硫黄分が多いということで、福島県のほうの磐城の東部、西部はまず閉山になりました。それから残された茨城県のほうでも、神の山鉱のほうは来年の初めに閉山ということを予定されておりまして、残る中郷だけを新鉱開発……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第11号(1971/12/09、32期、日本社会党)

○石川委員 私は、きょうは開発問題、経済問題に限って質問をしたいと思うのでありますけれども、電力問題、尖閣列島問題、中小企業問題、海洋博問題その他一々、経済問題だけに限っても、十時間以上なければとうてい質問できないと思うのであります。しかし、きょうは時間が限られておりますので、答弁のほうは、ひとつ簡にして要を得た御答弁を願いたいことをまずもってお願いをしたいと思うのであります。  それで、経済問題は、この沖繩対策があめとむちである、こう総評されておるあめの部分に当たるわけでありますけれども、はたしてこの経済対策、財政措置その他があめに値するものかどうかということの結論づけのための質問を行ないた……

第67回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1971/11/10、32期、日本社会党)

○石川委員 私は、きょうは原子力発電に関しましての安全性の問題で質問をしたいわけなのでありますけれども、この問題は非常に複雑多岐にわたりまして、この委員会で十分に意を尽くすということはきわめて困難でございます。したがって、機会をあらためて、この点については原子力委員会なりあるいはまた科学技術庁なり、具体的な打ち合わせをしなければならぬという必要性を痛感しておるわけでございますので、きょうは大体大ざっぱな、中心になる点だけについて質問をするだけにとどめたい、こう思っております。  その前に、有澤さんがせっかくアメリカに行かれまして、核濃縮の問題その他について打ち合わせをしてこられたということで、……

第67回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1971/11/13、32期、日本社会党)

○石川委員 ただいま平泉長官から事故の原因についての概略の説明があったわけでありますけれども、あの説明によりますと、予想外のがけくずれ、こういうことになっておるわけであります。思わざる不測の事態のためにあれだけの報道陣、研究陣営を含めてのとうとい人材を失った。ほんとうに哀惜の念にたえないし、このとういう犠牲というものを何とかむだに終わらせないために、前向きの姿勢でこれを生かしていくという切なる気持ちを込めて私は若干質問したいと思うのでありますが、時間がございません、ひとつ簡潔に御答弁を願いたいと思うのです。  御説明によると、予想外というのですが、現地を見て、われわれしろうと目にもどうしても予……

第67回国会 商工委員会 第13号(1971/12/14、32期、日本社会党)

○石川委員 実は私、ずっと沖繩のほうの特別委員で、商工委員会を欠席いたしておりまして、今度の法案についてもほとんど勉強するひまがなかったわけであります。したがいまして、たいへんしろうとの初歩の質問になって恐縮ですけれども、簡単に事務的な点について御質問をしたいと思うのです。  今回提案になっておりますのは、輸出保険法を改正するというが、中身は拡充するということで、これはかねてから各方面から強い要望の線に沿って拡大をされた、こう考えますので、この法案それ自体はむしろ歓迎しなくてはならぬのではないかと考えておりますけれども、若干の疑問がありますのと、資料をひとつお願いしたいと思うのです。  貿振局……

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1972/03/08、32期、日本社会党)

○石川委員 原子力の平和利用については、超党的に将来のエネルギー問題を考慮して推し進めなければならぬということで、われわれもこれに協力を惜しまなかったわけでありますけれども、最近のいろいろの長期計画を見ますと、大体一九八五年に四千万キロワットの原子力発電所というのが、急遽おととしの暮れに六千万キロというように、スケールアップというか相当テンポが早まっております。それと、アメリカに比べまして、日本は単位面積当たりのエネルギーの消費量が大体八倍というふうに推定をされております。そういうことから考えると、それに対応してわれわれは新しい炉を開発をする、あるいは核燃料を確保しなければならないということに……

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1972/04/05、32期、日本社会党)

○石川委員 関連。実はこの再処理の問題は、私の住んでいるところのすぐ近所で今度建設をされる予定になっております。したがいまして、安全審査専門部会で許可になった時点からいろいろと検討しておりまして、いずれあらためてこのことについてまとめて質問したい、こう考えておったのですが、きょうはからずも近江委員のほうからその質問が出ましたものですから、簡単に一問だけ、また疑問の点だけを申し上げたいと思います。  再処理それ自体は何としてもアメリカあるいはまたイギリスのほうに渡して、それで再処理をしてもらうというようなことではまことにもって国益に反するではないかという判断が一つございます。したがって、この再処……

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1972/04/06、32期、日本社会党)

○石川委員 きょうは科学技術政策全般にわたっての質問をしようと思ったのでありますが、実は大臣も次官もどちらも来ておられないので、私はだれに質問をしていいかわからぬという状態なんですが、実は科学技術政策全般ということになると局長に対する質問というわけにはいかないわけなんですね。
【次の発言】 実は、科学技術行政の施政方針に対する質問ということで、本来なら大臣がいなければちょっと質問をしにくい性質のものなんであります。ところが、きょうは政務次官もいらっしゃらないというようなことでは、私、どうもだれに質問をしていいかわからぬということで、一時中断をせざるを得なかったわけなんでありますけれども、政務次……

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1972/04/19、32期、日本社会党)

○石川委員 原子力の問題ではたくさん申し上げたいことがあるのですが、きょうはこの協定の問題に限って関連する問題について質問をしたいと思っております。  原子力基本法にもありますように、国際協力を促進するという意味から申しまして、オーストラリア並びにフランスと多角的に協定を結ぶということ自体は、非常に望ましいことだと思うわけであります。ただ、若干この機会に伺っておきたいのでありますけれども、豪州との関係におきましては、「日本国がウラン資源を必要としていること、及びオーストラリアがそのウラン産業を発展させることを希望していることを認識して、」ということが前提となってこの条約が結ばれておるということ……

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1972/04/20、32期、日本社会党)【議会役職】

○石川委員長代理 次に近江巳記夫君。
【次の発言】 関連質問の申し出がありますからこれを許します。堂森芳夫君。
【次の発言】 次に山原健二郎君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後二時十八分散会

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1972/04/26、32期、日本社会党)

○石川委員 この問の原研における廃液漏れの事故がありまして、私は実は現地を行って見てまいったわけであります。いままでも再三事故がございまして、そのつど原子力委員会なり、科学技術庁なり、あるいはその当局が、きわめて初歩的なミスである、こういうことで、今後はそのようなミスのないように厳重に注意をするということを再三繰り返しておったのでありますけれども、私はこの廃液漏れの問題を、行ってみまして実はがく然といたしました。これは初歩的なミスなどという以前の事故ではないのだろうか、こういう感じがしてならないわけであります。  これは現場の事情は、原子力局長、行ってごらんになりましたか。

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1972/05/18、32期、日本社会党)

○石川委員 ただいまの動議につきまして、趣旨の説明をいたします。  まず、案文の朗読をいたします。  ポリ塩化ビフェニール等汚染防止に対処するための研究開発の推進に関する件(案)   ポリ塩化ビフェニール(PCB)汚染の人体に及ぼす影響は、現在、世界的に重大な問題となっているが、わが国においても政府による諸般の対策にもかかわらず、過去の生産、流通面の実体からみて、さらに被害を受けることが予想されており、国民生活に不安を与えている。   当委員会としては、PCBに関連する諸般の問題につき、鋭意調査を進めてきたが、その結果にかんがみ、政府においては、科学技術面からの基礎的な研究を推進するとともに、……

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1972/05/31、32期、日本社会党)

○石川委員 私のきょうの質問は、思いつきみたいなかっこうになってたいへん恐縮なんですけれども、けさの各新聞に、東京の木が五十年で全滅をするという科学技術庁の資源調査会のほうからの報告の記事が出ておったわけです。この件について、一応資源調査会のほうから十分程度の範囲内で概略の御説明をいただき、それに対して関連する質問を申し上げる、こういうかっこうにしたいと思います。もしよければひとつ御説明をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 実はけさこの報告を見まして、気象庁、農林省、環境庁、それから東京、神奈川、千葉、こういう方々の協力によって非常に科学的な観点に立ってこういう結論を出されたということ……

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1972/06/01、32期、日本社会党)

○石川委員 きょうはたいへんお忙しいところを宗像理事長に御出席をいただきまして、心からお礼を申し上げます。  実はきょうは、原研にかねて問題になっておりました労使問題について質問をしたいと考えておったわけですけれども、実はきょうから団体交渉といいますか、そういう交渉が決裂をして原研がストライキに入るという状態を一応回避するために、団体交渉をきょう持って再考するというお話がございましたので、その件についての問題はきょう取り上げないことにいたしたいと思います。ただ若干御要望だけを申し上げておきたいと思うのであります。  私ごとでたいへん恐縮でありますけれども、私も終戦直後勤労担当の責任者をやってお……

第68回国会 社会労働委員会 第37号(1972/06/12、32期、日本社会党)

○石川委員 食品衛生法の改正についての質問に入るわけでありますけれども、実は関係大臣が一人も出ておりませんで、私としては非常に遺憾であります。厚生大臣は、聞くところによると、参議院における健康保険法の改正という重要な課題を控えておりましてやむを得ないと思いますけれども、しかし私は、食品衛生法の問題は、次元は違うけれども、それに負けず劣らずのきわめて重要な課題だと思っておるわけであります。きょうはやむを得ませんのと、それから実は連合審査会を要求をしたのでありますけれども、時間の関係でとりやめて、きょうは委員の差しかえでもって私は科学技術委員会のほうから出てきたわけであります。ところで時間が一時間……

第68回国会 商工委員会 第3号(1972/03/15、32期、日本社会党)

○石川委員 きょうは、実は一般質問でココムの問題、景気回復の見通しの問題あるいは海外協力の問題、そういう質問をする予定であったのですが、けさになって急遽大臣が出席できないので海洋博について質問をしろ、こういうことでありますから、きわめて準備不十分でありまして、したがって私の質問は非常にまとまりのない、また前提的な知識がないためにきわめて幼稚な質問になるという点は、ひとつ事情を御了察を願いたいと思います。  きょうはわざわざ海洋科学技術センターの理事長である石倉さんもおいでになっておりますので、いずれ海洋開発それ自体につきましては、科学技術振興対策特別委員会のほうでいろいろと御質疑を申し上げたい……

第68回国会 商工委員会 第5号(1972/03/21、32期、日本社会党)

○石川委員 私の要求大臣で、経済企画庁長官はいつごろおいでになりますか。
【次の発言】 それでは経済企画庁関係はあとから質問することにしまして、もうお昼休みになっておるので皆さんたいへんお疲れだと思いますので、なるべく簡単に質問したいと思います。  まず第一に、この前、ニクソン訪中によりまして、国際的な、特に日本に対していろいろな影響を与えたわけでありますけれども、実は外務省のアジア局長に来ていただきたかったのですがいらっしゃいません。そこで簡単に結論的に伺います。  この前、向こうに行ってパラボラアンテナその他、宇宙衛星を向こうに置いてきたという関係のときに、訪中する以前の報道として、インテ……

第68回国会 商工委員会 第6号(1972/03/28、32期、日本社会党)

○石川委員 私この前、沖繩の海洋博覧会の件ではすでに一回質問をしております。ただ、残念なのは、そのときも通産大臣が見えておりません。きょうもやむを得ない事情ではございますけれども、通産大臣並びに私が要求しております科学技術庁長官、お二人とも見えておらないわけでございます。そこで質問をいたしましても、ちょっと最終的な結論が得られないのではないかという不安があるわけですが、きょうおいでになった方は、よく私の質問の趣旨を理解していただいた上で、大臣にそれぞれひとつ、私の意のあるところを伝えてもらいたい。同時に機会を改めて、そのことの確認をする必要がある点がございますから、その点はあらかじめ御了承を願……

第68回国会 商工委員会 第8号(1972/04/04、32期、日本社会党)

○石川委員 ちょうど大臣が見えましたので、私のこれは数年来の持論でありますけれども、長期展望に立ったときの日本の政策として一番重要なものは一体何かというと、どう考えても資源を確保するという問題、それから情報化時代に向けて人間の位置づけをいまからどうするかということを考えない政治というものはほんとうの政治になり得ないであろう、こういう持論を私は前から申し上げておるわけでございまして、特に一昨年から、私は、いわゆる外貨減らし、こう言っておりますけれども、外貨が四十億ドルになろうとするとき、この外貨がこのままでいったのでは七十億ドルを突破するのではないか。したがって、この外貨というものがたまったこと……

第68回国会 商工委員会 第18号(1972/05/10、32期、日本社会党)

○石川委員 きょうは不当表示防止法の改正にかかわる法案についての質問であります。  そこでまず公取委員長に伺いたいのでありますが、今度の改正の要点は、公取委員会だけで十分その趣旨に沿うことができないということで知事に仕事の委託をする、こういうことになっておるわけでありますけれども、知事に委任をして一体どの程度の効果が期待できるのかという点、私たちは非常に不安に思っているのでありますが、その点の説明をまずお願いしたいと思うのです。
【次の発言】 その趣旨はわかりますけれども、大体各県に対して一人ずつ人件費を持つということでこの充実をはかるということでありますが、この不当表示、不当景品の問題は、各……

第68回国会 商工委員会 第25号(1972/05/25、32期、日本社会党)

○石川委員 工業再配置、この法案は田中通産大臣が独自の着想で始められたということで、われわれもかねてこれを念願しておったわけでございますから、その限りにおいてはきわめて高く評価をしたいと思うのでありますけれども、しかしいままでのいろいろな計画が必ずしも計画どおりにはいっていない、計画倒れに終わっておるというようなことの反省の上に立って、これからどう進めるかということは、非常に大きな難問がたくさんあるのではないかと思っておるわけであります。  まずお伺いしたいのでありますけれども、旧全総は大体格差是正ということを目標としていろいろな計画を立てられました。昭和三十三年では関東、近畿で五七%というの……

第68回国会 商工委員会 第26号(1972/06/02、32期、日本社会党)

○石川委員 きょうは実は公取委員長も来ておられるので、寡占価格の質問をしたいと思ったのですけれども、時間がございません。非常に残念ですが、きょうは省略をいたします。  急遽けさになってから、いまのうちに質問をしておかなければならぬ、今国会中に一応のめどを立てなければならぬということで質問することにいたしましたのは、筑波学園都市の移転の問題でございます。工業技術院長、来ておられますか。――実はこの問題は、担当して答弁をするという部局がないのです。したがって、これはどうしても通産大臣に直に伺わなければならぬ。問題の性質上そうならざるを得ないのですけれども、四十五分にはこちらに見えることになっており……

第68回国会 商工委員会 第27号(1972/06/05、32期、日本社会党)

○石川委員 たいへん参考人の皆さん御苦労さまでございました。  出光さんにちょっと伺いたいのでありますが、これはちょっと法案のほうの中身の質問とは違うので簡単に御答弁いただけばよろしいと思うのですけれども、石油は御承知のように生活必需物資であり、それから経済成長といいますか、生活水準の向上に伴ってだんだんふえていく。十五年くらいたてば三倍以上になるであろうというふうな計算がなされておるということは、われわれつとに承知をしておりますけれども、先般、東京における樹木が五十年で枯れてしまうのではないかということが資源調査会のほうから発表されて、みんなにショックを与えているのですが、私なんかは、それ以……

第68回国会 商工委員会 第28号(1972/06/06、32期、日本社会党)

○石川委員 熱供給事業法案で、まず最初に伺いたいのは、熱供給事業のメリットといたしまして、ここに説明が出ておりますのは、地域全体の生活環境の改善に寄与するほか、建物ごとにボイラー等を設置する必要がなくなって一カ所の熱供給センターに集約される結果、エネルギーの有効利用、それから建物スペースの有効利用、省力化、また都市災害の防止、大気汚染の防止、こういうふうなことが羅列をされておりまして、いいことずくめのようなかっこうにはなっておりますけれども、念のために伺いたいのでありますが、このことによって大いに省力化をはかられるし、生活も簡易化されるしというふうなことで、たいへんけっこうな法案だろうと思うの……

第69回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1972/07/12、32期、日本社会党)【議会役職】

○石川委員長代理 速記を起こして。  委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行ないます。  おはかりいたします。  本日、委員長渡部一郎君より委員長辞任の申し出がございました。この際、これを許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいま佐々木義武君より提出されました動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、近江巳記夫君が委員長に御当選になりました。
【次の発言】 ただいま近江巳記夫君が委員長に就任されたことによりまして、理事が一名欠員……

第69回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1972/09/12、32期、日本社会党)

○石川委員 通産大臣を兼ねている科学技術庁長官の中曽根さん、たいへんお忙しいようで、一時の開会が一時間ばかりおくれたわけでありますけれども、そのことに関連をいたしまして、実は通産大臣と科学技術庁長官というのは兼務をすることは相当な無理があるのではないか。科学技術関係の仕事はたいへん複雑多岐にわたっておるし、きわめて重要な側面を、最近特に注目をされておるという現状、そういうことで、この兼任は、中曽根さんがどうこうということでは全然なくて、これは非常に忙しいという面でも無理がある。この点につきましては、自民党の皆さん方も、私が言いますとほとんど同感でありまして、これは二つを兼務することには相当無理……

第69回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1972/10/19、32期、日本社会党)

○石川委員 ただいまから、科学技術行政の平和利用との関連において抜本的に方向転換がなされようということに対する質問をしようと思っておるわけでありますけれども、その前に原子力局長に二、三質問を申し上げます。  それはJPDRの判決、御存じですね。これは御承知のように、JPDRに関して労働組合がストライキをいたしておりましたが、ストライキを解除して、その後までロックアウトを解かなかった。民間においてそういう場合はどういうことが考えられるかというと、大体ストライキを解いたのにロックアウトを解かないというのは、その会社をつぶすという決意の上に立って初めて成り立つわけです。  法律論争はここではいたしま……

第69回国会 商工委員会 第2号(1972/08/22、32期、日本社会党)

○石川委員 通産大臣がおらないようでありますので、その間、経済企画庁長官に、実は質問の予定がなかったのでありますが、先ほど来の答弁を伺いましてちょっとふに落ちない点があるものですから、念のために伺っておきたいことが生じたわけであります。  それは、先ほど来通産大臣は、景気回復は徐々に、ゆるやかに上昇の気配をたどっておる、しかし、景気の下ざさえのために、これをより確実なものにするために財政投資をもっと積極的にやらなければいかぬ、こういうことを言われておったのでありますが、経済企画庁長官としては、景気は着実に回復をしておる、しかし物価への影響なども考えてというような慎重な発言がございまして、積極的……


各種会議発言一覧

29期(1960/11/20〜)

第38回国会 建設委員協議会 第1号(1961/07/03、29期、日本社会党)

○石川次夫君 実は私もこの間長野県の地元に行っておりますが、こういう災害が出るであろうということを予測して帰ってきたとたんに、予想したように災害が出たという結果になっておるので、地元の被害者の皆さん方には心から深甚なお見舞いを申し上げる次第であります。実は私のあとで中島さんが現地の実情に即していろいろと御質問があると思います。火急な場合でございますから、きわめて大ざっぱな、要望に近いような質問だけを申し上げたい、こう考えておるわけであります。  まず第一に、きょうは正規の委員会ではないわけです。先ほど委員長席にすわられた加藤さんがおっしゃったように、きょうは座長というような形で席に着かれており……

第38回国会 災害対策協議会建設小委員会 第5号(1961/08/18、29期、日本社会党)

○石川小委員 宮崎主計官に伺います。実は、最近地方財政のことは非常に不勉強で、非常にしろうとっぽい質問になって笑われるかもしれませんが、以前私が茨城の県議会におりましたときは、基準財政需要額の中には、この起債の元利償還は認めないということで、これは不合理ではないかということで再三陳情をやったことがある。今のお話だと、元利償還は交付税でもって基準財政需要額一本で補てんするのだというお話がありましたが、起債に関する元利償還全般について、基準財政需要額の中に入れるというふうに最近変更になったのかどうか。それとも、災害に関するものだけ認めるということになっているのかどうかということをまず第一点として伺……

第40回国会 商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第2号(1962/03/15、29期、日本社会党)

○石川委員 新産業都市建設促進法案につきまして若干の質問を試みたいと思うのでございますけれども、実は私商工委員会に出席しておりませんものですから、趣旨説明の概要をパンフレットで伺っただけで、その範囲で考えてみますと非常に問題が多過ぎるし、またわからない点が非常に多過ぎるという感じがいたします。従って、質問の方も、整理がつきませんので手当たり次第に非常に乱雑な質問になるかと思いますけれども、その点は一つ御了承をいただきたいと思います。  まず第一に目的の項でございますけれども、「この法律は、大都市における人口及び産業の過度の集中を防止し、」こうなっておるわけであります。ところで、この過度の集中を……

第43回国会 外務委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1963/07/04、29期、日本社会党)

○石川委員 いまの問題に関連をして、まず防衛庁長官に、時間がないようでありますから、一言だけ申し上げておきたいと思います。  いまのサブロックの問題でありますが、質問するつもりはなかったのでございますけれども、御承知のように、兵器というのはまず開発をし試作をして実験をし実用に移る、こういう四段階を経るというのが常識であります。しかしながら、アメリカは核装備を急いでいるというか、あせっているというか、いまのアメリカの核兵器、核装備の状態を見ますと、開発即実用という形をとっておるということはまぎれもない事実であります。したがって、私は議論をするつもりはございませんけれども、現在三十七キロないし四十……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 文教委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1967/07/12、31期、日本社会党)

○石川委員 きょうは、科学技術振興対策特別委員会のほうから連合審査をお願いしましたところが、関係各位の非常な御好意でこの連合審査会を設けていただいたことに対しまして、心からお礼申し上げます。  私は、科学技術振興対策の面から、この前の科学技術振興対策特別委員会において一応質問をしたわけでありますが、実を申しますと、きょうここへ来て初めてこの提案理由の説明を見た、こういう程度で、学術振興会法案それ自体に対して知識はたいへん薄い次第であります。したがいまして、どうか納得のいくように御説明をいただければ、たいへん幸いだと思っております。  最初にお伺いをしたいのでありますけれども、今度の法案の第一条……

第58回国会 外務委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1968/05/06、31期、日本社会党)

○石川委員 今回提出をされました日米原子力協定の条約でありますけれども、実は午前中にも参考人がお見えになりましたので、若干の質問をいたしました。そのときにも私は申し上げたのでありますけれども、将来のエネルギー源としての原子力の問題は、国内政府問題だけではなくて、国際的にも非常に大きな影響力を持つ重要な問題である。それは、一つは、軍事的な問題として大きな問題になるわけでありますけれども、この軍事問題は、あとで若干触れたいと思います核防条約に示されているような問題にもなっておるわけであります。それからあと一つは、将来石油の資源が一体どのくらいあるかということは、まだ確定はいたしておりませんけれども……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会宇宙開発の基本問題に関する小委員会 第1号(1969/04/16、31期、日本社会党)

○石川小委員 きょうは、わざわざ御苦労さまでございます。  私の質問はたいへん素朴な、幼稚な質問なので恐縮なのでございますけれども、インテルサットの協定の会議に参加をされました柏木さんにちょっとお尋ねいたします。  いま、大体、われわれがたいへん心配をしておりました地域衛星の問題、それから一国一票制の問題、それからコムサットという組織の問題、この三つが主として大きな問題点になっておったということはよく理解できました。単純に御質問いたしますけれども、理事会の表決は何か出資金に応じて採決をする、総会のほうは一国一票というふうな主張をしておるんだというような説明を、ちょっと私聞いたことがあるわけなん……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会海洋開発に関する小委員会 第1号(1970/05/15、32期、日本社会党)

○石川小委員 近江さんのほうから適切な質問がたくさん出ましたし、一々意見を申し上げますと、とても時間が足りないものですから、私は疑問に思う点だけにしぼりまして若干御意見を伺いたいと思うのです。  御承知のように、午前中は宇宙開発小委員会があって、また国会で海洋開発の必要性というものを認めた上でこの小委員会ができたということは、たいへん時宜に適したものだというふうに私も賛成をしたいわけでありますけれども、この間ドイツの科学技術の議員さんがいらっしゃって、日本の国は立地条件からして海洋開発を重点的にすべきであると思うのだけれども、どうして宇宙のほうにばかり予算をとって海洋に予算をとらないのだ、こう……

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会宇宙開発の基本問題に関する小委員会 第1号(1971/05/13、32期、日本社会党)

○石川小委員 ただいま近江委員のほうから質問していることと密接不可分な関係の問題からまず質問したいと思うのでありますが、私が要求をした説明員じゃございませんけれども、防衛庁から幸い国本開発計画官がお見えになっておりますので、単純にお教えいただくという意味でひとつ御質問をしたいと思うのであります。  昭和四十五年と昭和四十六年の研究開発費の額と、しかしその内容についてはこれはなかなか秘密のベールをかぶされておりまして明らかにすることはできないと思うのですが、その中身の内訳についても発表できる範囲であれば、それをひとつお知らせいただければありがたい、こう思うのであります。

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会海洋開発に関する小委員会 第1号(1971/05/21、32期、日本社会党)

○石川小委員 外務省からおいで願って、科学課長からいままでの国際会議の概要についての御説明を受けたわけなんでありますけれども、正直言いますと、きょうは国連局長に来ていただいて、国際的なたいへん重要な問題がたくさんあるわけなんで、そういう点について明確な答弁をいただきたかったわけなんです。ところが、どうしても事情があって、まあ会期末の大詰めでございますから、やむを得ないと思うのでありますが、その機会を得られなかったわけなんで、まあ国務大臣としての西田長官にお伺いすることも多いのでありますけれども、これは所管外ということも多分にあろうかと思うので、これは委員長にお願いをしたいのですけれども、休会中……

第65回国会 商工委員会エネルギー・鉱物資源問題小委員会 第1号(1971/05/13、32期、日本社会党)

○石川小委員 実は私、十一時半から別な委員会で宇宙開発の質問をすることになっておりますから、たいへん恐縮ですが、資料の要求程度のことを申し上げたいと思います。  それは第三表で、昭和五十年度の海外依存度、国内供給分の表があります。これは資料によってずいぶん食い違いがあるのです。あちらこちらで資料を見ますと、この表とはだいぶ違うのです。先のことですから、見通しを立てることはなかなか困難なんだろうと思うのですけれども、私は、資源の確保をどうするかということが、日本の政治の最大の課題になる日がそう遠い将来じゃない、こう思っておるのですが、五十年度と限っただけでは不十分だと思っております。これは六十年……

第65回国会 農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1971/05/18、32期、日本社会党)

○石川委員 今回の農村地域工業導入促進対策、これは結論的にいえば、たいへんいい法律だと思うのであります。中央におきましては過密というものが進んで、もろもろのひずみ、公害などが出ておりまするし、労働力不足という問題もあります。一方農村では過疎あるいはまた収入の不足ということがございますので、これに対しまして、農村のどこへ行きましても、最近では、何とか工業を誘致してもらえないかという希望の切なる声をあちこちで聞くわけであります。しかしながら、今度初めてこの法案が出たわけであって、いままで工業と農業の協調の機運の増大というものはあったのでありますけれども、歴史始まって以来といってもいいくらい、こうい……

第65回国会 物価問題等に関する特別委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第2号(1971/02/20、32期、日本社会党)

○石川委員 昨日来の物価の連合審査の中で、政府のほうから、総理大臣が、寡占体制のもとでの価格形成には政府が積極的に介入をせざるを得ない、行き届いた監視ができるようにするには、いまの独禁法だけでは不十分であるというような答弁がなされております。さらに、正しい行政介入のあり方については早急に検討するというような、福田大蔵大臣の答弁もあったようでありますけれども、実はこの問題を受けて立つような形で、公共料金の問題も流通機構の問題も、あるいは特に生活に直接関係の深い地価の問題、地代の問題等についても触れたかったのでありますけれども、許された一時間という時間の中では、それらの問題に触れることはできません……

第65回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1971/02/19、32期、日本社会党)

○石川分科員 私は科学技術行政と防衛庁の関係で二つの質問を申し上げたいと思いますが、限られた時間で、まことに短い時間でございますので、質問するほうも要点だけを質問いたします。いずれ、残った問題については、詳しく科学技術委員会なり、内閣委員会なりで再質問したいと思っておりますので、簡明に御答弁を願いたいと思うのでありますが、最初に中曽根長官は、科学技術行政のいわば先覚者として、われわれは尊敬しておるわけでありまして、昭和三十一年の一月一日施行になりました原子力基本法をつくるときには、たいへん御苦労されたということを承知をいたしておりますけれども、そのときの基本としては、これは平和利用に限る、まあ……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第1号(1971/12/08、32期、日本社会党)

○石川委員 最初に大浜先生にお伺いいたしますけれども、大浜先生は沖繩の御出身でいらっしゃいますから、沖繩の心というものをよく理解されていると思うのですが、どうもわれわれが考えている沖繩のこととは若干ズレがあるのじゃないかという印象を受けるわけであります。それで、議論をするつもりはございませんけれども、大体今度の協定あるいは国内関連法案というものは、沖繩における軍事基地を固定化する方向できめられたというところに大きな問題があるというふうに、われわれは理解をしておるわけでございます。  そこで、基地の問題でございますが、基地依存経済であったがために、沖繩の経済というのは非常に消費放漫経済になってい……

第67回国会 商工委員会エネルギー・鉱物資源問題小委員会 第1号(1971/12/15、32期、日本社会党)

○石川小委員 どうもきょうは時間がありませんで、意見は申さないことにいたします。単純に御質問だけ申し上げますから、結論的な答弁でけっこうでございます。  ただ一言申し上げておきたいのですが、先ほど参考人の御意見の中で、どうも資源に対する重要性の認識に欠くるところがあるのではなかろうかというようなお話があったと思うのですけれども、商工委員会では、資源の問題は最重点にほとんど考えられておるのではないかと思うのです、一般民衆はどうか知りませんが。それと、私個人の考えでは、長期展望に立った場合の日本の政治の最大の課題は、海外資源の確保をどうするかという問題、あと一つは、将来の情報化社会にどう対応してい……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1972/04/13、32期、日本社会党)

○石川委員 参考人にお伺いいたします。  いろいろ質問が出ておりますけれども、私も製造工場にかつていたことがあるんで、大体企業の側というのは利潤追求といいますか、とにかく好意的に見ても生産を上げることを通じて社会に貢献をするという気持ちがどうしても先行して、それにとらわれてしまう。したがって、どうしても世の中にこれが公害であるというようなことが公にされて、責任を追及されるという場にならないと、重い腰を上げないというような共通した態度があると思うのです。これは別にきょうおいでになったお二方にだけ申し上げることじゃなくて、企業に共通の態度ではなかろうか。こういうことを大いに反省してもらわなきゃなら……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第2号(1972/04/14、32期、日本社会党)

○石川委員 きのう学者からいろいろな御意見を伺いましたけれども、大体ここにお集まりの皆さん方がよく承知しておる範囲をあまり出なかったと思うのです。ローマクラブで御承知のようにショッキングな発表がございました。二十一世紀は環境保全と資源問題で、人類は生き抜くことができないであろうという、きわめてショッキングな報告であるけれども、これはわれわれとしても非常に関心を持たざるを得ない重大問題であります。そこで代表的な一つの典型的な例としてPCBを取り上げておりますけれども、PCBだけの問題ではないので、PCBというものの問題の解決を通じて行政を一体どうするかということが、われわれがここに連合審査を設け……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会商工委員会連合審査会 第1号(1972/05/18、32期、日本社会党)

○石川委員 きょうは鉱山石炭局長が見えてないので、私の質問する中核になる問題についての答弁者がさしあたりおりませんが、きょうは主として休廃山によるところの公害防止に関しての連合審査ということでありますけれども、その前に、現在の地下産業というものの実態について結論的な御説明をいただきたいと思うのであります。休廃山に関するところの問題と、これからは休廃山になろうとするところが相当あるんではなかろうか。現在すでに五千から六千の休廃山というものが出ておる。そのうちの若干一割足らずのところの実態調査をしておるという現状ではないかと思うのですけれども、御承知のようにこの前円の切り上げがございまして、国内の……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1972/03/23、32期、日本社会党)

○石川分科員 私は、地方の小さな幼稚園の名前だけの園長をやっておりまして、私立幼稚園の現場のなまの声をしょっちゅう聞いておるわけです。したがって、文部省の、あえて机上の空論とは申しませんけれども、理論とはまた違った観点でいろいろ意見があるのでございますが、しかし申し上げたい点が多岐にまたがっておりまして、とうてい三十分でこれを尽くすということは不可能だと思うので、御答弁のほうは簡潔に結論的にしていただければけっこうだし、残った点はまたあらためて文教委員会その他で追及し、あるいは質問をしたい、こう考えておるわけであります。  そこで、幼稚園に限りませんけれども、公金その他の公の財産は、宗教上の組……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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