このページでは田中栄一衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。田中栄一衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○田中(榮)委員 吉川委員から非常にこまかい御質問がありましたので、質問の重複することは避けて参りたいと思います。 本州製紙の近藤さんにちょっと御質問いたします。本州製紙の今度のSCPの設備につきましては、あなたの方でお出しになりました事業計画書というものがあるわけですね。その事業計画書を拝見いたしますと、SCPは非常に優秀なものである――ちょっと参考にこれを読んでみたいと思います。「現在我国のSCP工場に於きまして、その廃液処理設備を設置しております工場はありません。亦諸外国の例を文献等にて調査しても見当りません。これはSCP廃液が無害で特に農業漁業上問題になりませんからと考えます。しかし……
○田中(榮)委員 今回日中貿易の第四次協定の成立が停止いたしましたことは、関係の業者とされましてはまことに残念なことでございますが、私ども第三者としてこれを見た場合におきまして、今回の日中貿易の協定が停止したにつきましては、中共側におきましても何らか日本に対する誤解が若干あるのではないかと考えておるのであります。従来政府の中国に対する態度にいたしましても、たとえば中共側の招待外交につきましても、政府としましては中共側の希望する通りの者をどしどし派遣し、また技術の交流につきましても中共側の要望するところの技術交流は、どしどし日本側も積極的にこれを進めておったわけでありますが、そういう際の日本側の……
○田中(榮)委員 私は現在の政府のとられております鉄鋼政策に関しまして若干の質問をいたしたいと思います。現在鉄鋼業界は非常に不況に悩んでおりまして、その不況の原因と申しますものは、昨年大きなメーカーが大体設備機構等を近代化いたしまして三、四割の操短を実施いたしたのであります。しかしながら、操短を実施いたしましたけれども、一方におきまして、メーカーの生産設備の近代化あるいは合理化ということのために生産の率が逆に上りまして、生産数量においては少しも落ちない。しかしながら大きなメーカーは相当高い建値を堅持いたしておりまして、その建値をくずすわけにもいかない。そこで鉄鋼問屋並びに鉄屋等はさっぱり鋼材が……
○田中(榮)委員 去る二十六日、本委員会といたしましては本州製紙の汚水問題につきまして調査を進めたのでありますが、その際は主として参考人に対する質問にしぼられまして、政府その他の方についての質問は省略いたしましたので、この機会に政府その他都庁関係の建築局長に若干御質問を申し上げたいと思います。 私は去る二十六日の商工委員会の席上におきまして、六月十日の午後六時ごろ漁民の人々が本州製紙の正門に押し寄せました際に、会社側としてドラムバーカー、すなわちSCPの運転がなされておったかどうかという質問をいたしたのであります。なぜこの質問をしたかと申しますと、今後の漁民の方々の法廷における責任問題、ある……
○田中(榮)委員 風俗営業の取締りにつきまして、ちょっと警察当局に申し上げておきたいのでございますが、最近におきまして、この風俗営業も非常にいろいろ各方面にびまんしてきたことは、これは社会風教上からいたしましていろいろ議論があると思いますが、私どもちまたにおきまして、うわさといいますか、聞くところによりますと、警察署の取締りといいますか――もちろんこれはその法規違反の点につきましては十分厳重に取締りをせねばならぬことは当然のことでありますが、ただ度を過しました取締りということになりますと、非常に警察に対するいろいろの反感といいますか、そうしたものが出てくるおそれがあるわけです。一例を申し上げま……
○田中(榮)委員 今回消防組織法の一部を改正する法律案の審査に当りまして、直接本法に関係があるかどうか存じませんが、おそらく本法の付属法令の改正が行われるものと考えております。この付属法令の改正に関して一、二質問いたしたいと思います。 御承知のように、われわれの日常生活に必要な危険物としましては、まずガソリンが第一であろうと考えております。特にガソリンを給油するガソリン・スタンドは、いろいろ商売の性質上交通至便の繁華街に設置する場合が非常に多いのであります。特に危険物を扱う繁華街の給油所、すなわちガソリン・スタンドの地下貯油施設の施工に関しましては、災害防止の上からも施工法の確立と、これを忠……
○田中(榮)委員 関連して。最近花火工場並びに危険物製造の工場におきますいろいろの事故が発生をいたしておりまして、われわれも非常に心配をいたしております。ただいま通産大臣からお話がありましたように、先般危険物取り扱いの製造業者を通産大臣が直接お呼びになりまして、これに対して十分に警告を発せられましたことは従来にない異例の措置であり、通産省が本件につきまして今後の取り締まり監督に相当意を用いておるということを如実に示した一つの実例であると考えまして、われわれも非常に満足いたしておるのでありますが、火薬類であるとか、花火類であるとか、そうした危険物の取り締まりにつきましては、従来警察、消防というも……
○田中(榮)委員 ただいま木村保安局長から、最近における交通事故の状態について詳細なる御報告がありましたので、それを加味いたしまして若干の質問をさしていただきたいと思います。 最近の自動車の激増に伴いますところの交通事故の増加というものは、全国の世論としてやかましく論ぜられまして、昨年の二月以来、この問題が政治問題として取り扱われまして、三十三年二月以降本委員会におきましても小委員会が設けられまして、いわゆる神風タクシー撲滅の方策につきまして、ただいま委員長をされております渡海小委員長の主宰のもとに、数次の小委員会が開催されまして、本問題につきまして同僚議員が真剣に論議をせられました結果、四……
○田中(榮)委員 それでは前会に引き続きまして、質疑を続行いたします。 最近、交通事故の頻発は私どもが非常に驚くばかりでございまして、けさの朝日新聞を見ましたところが、交通事故のオール・スター・キャストでありまして、社会面全部がほとんど交通事故で埋まっているという状況でございます。「都内で交通事故しきり」「鉄材トラック衝突 酔っ払い運転六人がケガ」それから「都バスが追跡し急報 ひき逃げトラック捕う」といったような交通事故の記事で充満をしているような状況でございます。 そこで私は、先般横浜市内の生麦の踏み切りにおきまして起こった事故を一つ取り上げまして、これにつきまして、全体の事故防止に対す……
○田中(榮)委員 関連して。ただいま自治庁の方から、監査委員が公金を預金している相互銀行に対して監査ができるということは、私ども初めて聞いたのであります。今お話しの財政的援助というのは、たとえばその地方公共団体の行なういろいろな事務に関していろいろ外郭団体があるわけです。社団法人何々会とか、観光協会であるとか、そのほかいろいろな外郭団体がある。それに対して県が助成金とかあるいは補助金として出しているわけです。これを私は財政的援助というのじゃないかと思いますが、相互銀行に預金をするについては、これは財政的援助ではないかと思う。これは要するに相互の契約によって貸付をし、あるいは預金をするのでありま……
○田中(榮)委員 関連して。昨日商工委員会におきまして、やはり危険物の取り締まりにつきましていろいろ論議されまして、数項目のきわめて重要なる事項につきまして商工委員会として決議をいたしたまして、その決議を議長まで提出いたしたのでございます。昨日も社会党の松平委員からいろいろ有益な意見が出ておったのでありますが、私が不安とするところは、警察から通産省に対しまして二十数項目の注意事項を提示されているそうでありますが、それはいつごろやったのでありましょうか。
【次の発言】 その注意事項と申しますか、警告事項と申しますか、それにつきましては消防庁では内部的に御関係になったのでありましょうか。警察だけで……
○田中(榮)委員 私は、ただいま新聞紙上でいろいろと論議されております東京都内新島におきますミサイル試験場の設置反対の運動につきまして若干質問してみたいと思います。
まず防衛庁の山下経理局長にお伺いをいたしたいと思うのであります。現在新島におきましてミサイル試験場を防衛庁の技術本部において設置しようといたしておりますが、今回計画されておりますミサイルの試射場の設置につきましては、どういう規模のものであり、どういう形式のものであり、またその効果はどういうものであるか、それにつきましてまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 大体において今度できる試射場の規模、そのほか効果につきましては、それ……
○田中(榮)委員 他の同僚委員から質問されると思っておりましたが、質問がありませんので関連いたしまして私から二、三質問いたしたいと思います。
火薬の運搬ということにつきましては知事に届出をすることになっておりますが、この届出をしてからの措置はどうなっておりますか。要するに知事の方の関係ですね。通産省の方はどういうことになっておりますか。
【次の発言】 答弁なさる場合には、なるべく簡単にお願いいたしたいと思います。その場合において、四時に知事の方に届出があったそうですが、そのときには千葉県庁は全部退庁しておったのですか、その取り扱いをその日にやったのですか、その辺はっきりしてもらいたいと思いま……
○田中(榮)委員 火薬の爆発、危険物の取り締まりにつきましては、本委員会におきまして、数次の質問等によりまして大体われわれも了解したのであります。しかし、質疑応答を承っておりますと、まだ疑問が数々起こってくるわけであります。そこで、先般来各委員からいろいろ御質疑があったのでありますが、私は、この機会に政府としては火薬取り締まりの根本的な問題として、今までの考え方をさらりと捨てて、責任の所在をはっきりするような法令の改正をお願いをいたしたいと思うのであります。たとえば火薬類取締法の四十三条の第一項には、通産大臣が立ち入り検査をさせるという規定がございます。それから第二項には、警察官または海上保安……
○田中(榮)委員 関連して。中小企業の問題が出ましたので私からも今の北條委員からの問題について関連してちょっと申し上げたいと思います。中小企業と申しましても、今北條議員からのお話のように中と小との間には非常に開きがございまして、特に生産面を担当している小企業者と、それから流通面を担当しております小企業者との間には、非常にその業態も千差万別でありますし、またその規模から申しましても、またその地域別の業態から申しましても非常に千差万別でありまして、一がいに中小企業の振興と申しましても、われわれが実際に街頭に立ちまして商店の連中と話し合ってみますと、ちょうど隔靴掻痒の感があるわけであります。そこで最……
○田中(榮)委員 私は、チリ地震津波災害の現地調査のため、当商工委員会から青森県、岩手県、宮城県の被害地に派遣されましたので、調査して参りましたその概要を報告申し上げます。 調査地域は青森県の八戸市、岩手県は山田町、大槌市、釜石市、大船渡市、陸前高田市、宮城県は、気仙沼市、志津川市、女川町、石巻市、塩釜市のそれぞれの周辺でございます。 次に、被害の概況を申し上げますと、被害戸数三万有余棟、罹災者は実に十二万五千五百二十三人を数え、ことに死者九十八人、行方不明二十一人、負傷者八百三十四人に及んでいるのであります。その他田畑、木材の流失、船舶の沈没破損、道路、橋梁、河川、港湾及び公共施設の被害……
○田中(榮)委員 地方財政の重要なる問題の中において、緊急を要する理由をもちまして警察に関する質疑の時間をお許しいただきましたことを、委員長並びに同僚委員の皆様方に厚くお礼を申し上げたいと存じております。私がこれから質問せんとすることは、時間的にきわめて緊争心な問題でございますので、本日ここで質問をさせていただきたいと思います。 今回、警視庁に齢かれましては、警察の運営の合理化並びに事務の効率化のために、新しく警察の管轄区域を変更いたしまして、住宅地帯においては石神井警察署、工業地帯においては綾瀬警察署、それから空港の近代性にかんがみまして新たに空港警察署を設置せられましたことは、私は、まこ……
○田中(榮)委員 関連して。ただいまの街灯の問題でございますが、なるほど商店街等におきまして、小売商店の振興のためにアーケードを作ったり、あるいは街灯を作ることは、これは私はその商店街自身の繁栄のためにやっておるのだと考えておりますが、最近におきましては、農村といわず、都市の郊外におきまして、街灯がないために、町内会等においてこれを負担をしたり、あるいはまた町村役場あるいは区役所等からある程度の料金の補助を受けまして、そうして町内会がこれを支弁している。あるいはまた防犯団体等が負担をいたしまして、それぞれ街灯の料金を払っておるわけでありますが、おのずからそこには、やはり防犯的の立場における公共……
○田中(榮)委員 関連。ちょうど踏み切りの問題が出ておりましたので、ちょっと関連して質問したいと思いますが、昨日、吉祥寺の付近でオート三輪が上下の電車の中にはさまってしまったために、いわゆるラッシュ・アワーに直面しまして、通勤人の方々が、約十数万の人々が新宿駅を中心にして非常に雑踏しまして、ちょうど私もそのころその現場におりまして、その雑踏した状況を見ておったのでありますが、一体、あの事故の起こりました無人踏み切りは、新聞紙の報道するところによりますと、かつても事故があって、地元から、かねがね何らか警報施設とか、あるいは人を置いてくれということを要望しておったということでございますが、その点は……
○田中(榮)委員 関連して、ただいま門司委員から道路の幅員とバスの幅員の関係につきまして御質問があったのでありますが、私も毎日都内、それから地方の都市を自動車で歩いておりますと、今門司委員から御質問になったようなことを至るところで痛感をいたしておるわけであります。そこで現在のバスの型式につきましては、おそらく日本の一定の型式なり世界の自動車製造会社の一定の規格というものがございましょうから、これを一ぺんに小さくすることは、いろいろ輸出の関係とかそういう方面に影響するところが大きい。そういうところには小型のバスを通すということが必要であろうと思うのでありますが、現に私の住んでおります麻布の十番街……
○田中(榮)委員 関連して。ただいま川村委員から、スピードを出し過ぎたときに何か赤ランプかブザーが鳴らせる設備はどうだろうかという大へん御名案が出たのであります。実は私のところへ昨年の夏ごろでございましたか、ある業者がそういう設備で新案特許をとりまして、それを持って参りまして、これを一つ検討してくれぬだろうかというので、警察庁の科学警察研究所の方へ持っていかしたわけです。内海さんもちょっと御関係なすったと思いますが、これは警察庁の関係でなくて、運輸省の関係であるというので、運輸省の運輸技術研究所の方へ持って参りまして、担当の技術官にいろいろ御検討願ったわけであります。技術官としては、大体効果は……
○田中(榮)委員 私は、前回地方行政委員会におきまして、交通事故防止に重点を置きまして質問をいたしたのでございますが、本日は道交法の審議が中心でございますので、道交法に直接または間接に関係いたしました総括的な事項につきまして、警察庁並びに運輸省その他関係各省の今後の御方針なり、また今後の運営の方法等につきまして種々御質問をいたしたいと思っております。 最初にまず柏村警察庁長官にお伺いしたいと思うのでありますが、前回の私の質問は、いろいろ今後道交法とかそういったものが改正をされ、それに関連しまして法律が改正をされるに従いまして、付属法令あるいは政令あるいは府県の条例、公安委員会規程というような……
○田中(榮)委員 それでは参考人の方に簡単に質疑をいたしたいと思いますから、どうぞ一つ腹を割って懇談的にお話し願いたいと思います。 まず第一に今野先生にお伺いしたいと思うのでございますが、先ほどお舌がございましたように、こういう法令を作った場合におきまして、なるほどわれわれ審議に当たる者並びに当局は、法令については非常に詳しくわかっておりますが、国民大衆というものはどうも法令というようなものにはなれていないわけであります。従って法令がうまく適用できるかできないかということは、結局最初お話しのように、私はPRの問題だと思っておりますが、今お手元にございますような英米等におきます刊行物ですが、こ……
○田中(榮)委員 簡単に関連質問で、ただいまの自動車損害賠償保障法につきましてお尋ねしたいと思います。かつて私は当委員会におきまして、交通事故防止とその後の善後措置をうまくするために、自動車損害賠償保障法の適用につきまして質問したわけでございますが、現在この自動車損害賠償保険の経営内容を聞いてみますと、数十億の赤字を持っておるということでありますけれども、今、事業が始まった当初でありますから、赤字もやむを得ないところでありますが、この原因をつきますと、結局まだ十分に宣伝をされてないために未加入者が非常に多い。特に大型のバスあるいは乗用バス、それから貨物自動車運送営業あるいはハイヤー、タクシーの……
○田中(榮)委員 ただいま報告を求められました道路交通法案審査小委員会における審査の経過並びに結果につき御報告申し上げます。 本小委員会は、道路交通法案が道路交通の基本法たる性格を有するものであり、かつ国民の日常生活に及ぼす影響が重大であることにかんがみ、審査に万全を期するため去る四月十五日設置、小委員十一名が選任せられました。五月九日第一回の小委員会を開き、自来昨十六日まで六回にわたって開会し熱心に審査を続行したのであります。 質疑は各条文にわたり、政府当局の説明並びに答弁を聴取しつつ詳細かつ熱心に行なわれ、道路交通行政の根本問題にも触れて広範多岐な論議が行なわれたのであります。 審査……
○田中(榮)委員 ただいま電気工事士法に関しましては、田中武夫委員から詳細な御質問がありまして、私も詳細な条文についての質問は省略いたしますが、関連いたしまして、先ほど田中委員から元来本法案は電気事業法全体に関連したものである、これを全部含めて膨大な電気事業法と一緒に改正すべきが至当である、かような御意見がありまして、私もまさにその通りであろうと考えております。しかるところ実は私は地方行政委員を兼ねておりますが、先般来公共災害の発生、特に火薬類並びに危険物等の爆発によるところの公共災害、並びに火災によるところの災害が非常に多くなりまして、消防庁並びに警察関係を担当しておりますところの地方行政委……
○田中(榮)委員 ただいま阪上委員から、院内の警察官の行動についていろいろ質問があったのでありますが、私からも一言警察庁長官に感づいた点を質問したいと思います。
当日の警察官はもちろん議長の要請によって出動したものと思うのでありますが、その点いかがでございますか。
【次の発言】 そこで私は、議長が警察官の出動を要請いたしました以上は、構内に入った警察官の行動は、一切議長が責任を負うべきものであって、議長の指揮下に置かれた警察官というものが、たといどういうことがあっても、指揮者の命令なくして勝手に飛び出していって行動するということは許されないものじゃないかと私は考える。法理上から申し上げるので……
○田中(榮)委員 動議を提出いたしたいと思います。理事はその数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○田中(榮)委員 今のそれに関連して、政府の民間の方々の任命のことなんですが、今、天野委員からもお話がありましたように、同一人が、多いのは十数委員会を兼務しておる、そうして出席率が非常に悪いわけなんです。よくよくその人でなくてはならぬという、たとえば、ある団体の会長をどうしても団体代表という形で任命する場合もあると思うのですが、そうでなくて、その人の学識経験を特に政府としても聴取したいという場合においては、必ずしも団体の長でなくてもいいと思うのです。そういう兼務の非常に多い人に限って出席率が常に悪い、そうして、ただ名前だけで、実際に委員としての職責を尽くし得ない場合が相当多いと思います。私も、……
○田中(榮)委員 去る三月九日、福岡県田川郡香春町上田鉱業上清炭鉱において起こりました炭鉱災害につきまして、田中榮一、岡田利春、大矢省三の三名は、商工委員会から派遣されまして、現地調査を行なって参りましたので、調査の結果を御報告申し上げたいと存じます。 まず調査の日程について申し上げますと、三月十一日午前十時十五分羽田を出発し、午後四時ごろ上清炭鉱に到着いたしました。直ちに、今回の災害で不幸にも死亡されました七十一名の霊に対して花輪を捧げ、遺家族の代表の方に対して心からお悔やみを申し上げたのであります。続いて、会社側から事故の原因、事故発生後の処置等について実情を聴取した後、坑内に入り、火災……
○田中(榮)委員 お手元にお配りしてあります案文につきましては、先般来自由民主党、日本社会党及び民主社会党の間においてそれぞれ検討を続けておりましたところ、このほど意見の一致を見るに至りましたので、便宜私からその立案の趣旨及び内容の概要を御説明いたします。 本案は、三党の合意による成案でありますので、各位の御賛同を得て、国会法第五十条の二の規定により、本委員会提出の法律案とし、その成立を希望いたす次等であります。 まず、法律案の全文でありますが、これはお手元に配布してあります印刷物によることとし、朗読を省略させていただきます。 次に、この法律案を立案いたしました理由を述べますと、その目的……
○田中(榮)委員長代理 それでは、次会は来たる二十八日開会することといたしまして、本日はこれにて散会いたします。 午後零時四十三分散会
○田中(榮)委員 ちょっと関連して。今の名張の毒酒事件につきまして警察庁長官にちょっと御質問したいと思うのですが、きょうの朝日新聞の十一面でございますが、そこに「毒性農薬野放し管理を再検討」という題でこういう記事が出ております。「警察庁の調べによると、農薬による最近の事件は、昨年八月埼玉県南埼玉郡の農村で牛乳にパラチオンを入れて近くの親子三人を殺した。また熊本県では、昨年中にタイミソやツケものにパラチオンを入れた毒殺事件が続いて四件もあり、本年一月には、広島県因島市で「チップ」入り青まんじゅうによる殺人があった。」おそらくチップその他の農薬によるところの犯罪というものが相当ほかにもあるのじゃな……
○田中委員長代理 それでは午後一時より再開することとしまして、これにて休憩いたします。 午後零時十五分休憩
○田中(榮)委員長代理 それでは、午後一時三十分より再開をして本案に対する質疑を続行することとし、これにて休憩いたします。 午後、零時四十七分休憩
○田中(榮)委員 ちょっと関連して。ただいま同僚の門司委員から警察官の拳銃の持ち帰りの問題が今問題になっておるようでございますが、警察庁長官にお伺いいたしますが、大都市の警察等においては、警察署に拳銃の保管の設備を作りまして、そうして警察署が帰宅する場合にはその拳銃、弾丸を全部警察署の保管施設に寄託して、そうして帰宅する。こういう制度になっておるように思うのですが、いかがでしょう。
【次の発言】 その制度が大都市だけの警察になっておりますでしょうか。たとえば駐在巡査、駐在所などはどうですか。
○田中(榮)委員 小平総務長官にちょっとお尋ねしたいと思いますが、私非常に経験のないものでございまして、あるいは質問が的をはずれておるかも存じません。一作々年の首都圏整備委員会、それから一昨年の首都圏整備委員会におきまして、首都圏整備委員会といたしましては、ワシントン・ハイツの一部に総合体育館を作るということはわれわれも大体承っておりました。その際に、その施設は、現在米軍の施設になっておるのだけれども、返還は可能であるかどうかということを一応確かめたところが、絶対に大丈夫だというような、これは首都圏整備委員会の方のお答えでございまして、われわれも実は安心しておったわけでありますが、本年になりま……
○田中(榮)委員 時間もだいぶおそくなりましたので、私は簡潔に質問をいたしたいと思います。 今回のオリンピックを東京都に招致したという意味は、私は三つあると思のであります 一つは、戦争後、日本の民族というものは真に平和を愛好する民族である、しかも、戦争によって全く廃墟に帰した日本の首都を初め各地の都市は、かくのごとく友邦の協力と援助によって目ざましく復興して、現在、極東における雄として、産業方面においても、あるいは文化方面においても、あらゆる方面において日本が活躍しているということをオリンピックを機会に日本のほんとうの姿を世界に十分に知らせたいというのが、私はオリンピックの唯一のほんとうの目……
○田中(榮)委員 去る十一月二十八日から十二月一日までの四日間にわたりまして、オリンピック東京大会開催に伴う地方公共団体等の協力体制及びスポーツ諸施設の整備等についての実情調査のため、京都府、大阪府及び兵庫県へ派遣せられました委員を代表いたしまして、私から調査の概略を御報告申し上げるとともに、所見の一端を申し述べさしていただきます。 御承知のごとく、昭和三十四年五月、ミュンヘンで行なわれました第五十五回国際オリンピック委員会総会の決定により、東京においてオリンピック競技大会が開催されることになり、同年九月オリンピック東京大会組織委員会が発足し、翌三十五年十月、政府にオリンピック東京大会準備対……
○田中(榮)委員 ただいまの臼井委員の資金調達の面に関連しまして、私からちょっとお尋ねしたいと思うのです。
組織委員会の事業収入の二十九億一千九百万円の内訳の中で、権利金収入八億六千三百万円というものがありますが、その権利金収入というものの内訳は大体どういうものになっておりましょうか。
【次の発言】 先ほどの田畑総長からの御説明によりますと、映画収入が五億のうち製作費その他で大体二、三億円くらいに減収になる、それから選手強化の経費で、五月ときまっておったものが大体十月になったので、これでまた少しはふくれて赤字になる、それから前年にリハーサルでもやるとすれば、これも相当経費がかかるであろう、か……
○田中(榮)委員 以下私は、オリンピックの準備対策の一環としてのいろいろな問題につきまして、こまかくお尋ねいたしますので、答弁はできるだけ簡単にしていただいてけっこうであります。 まず、高速道路公団の西畑さんにお伺いいたします。ただいま臼井委員からいろいろお話がございましたが、高速道路の建設状況を見ますると、道路公団は、進捗率は大へんいいのだということを言っていらっしゃるのですが、われわれが現場をずっと歩いてみますと、ちょうど寸断されたミミズみたいに、問題のないところはどしどしできておりまするが、肝心のところが補償の問題、用地買収の問題等でまだ全然手のついていないというようなところが、ところ……
○田中(榮)委員長代理 それではこれより会議を開きます。
高村委員長は所用のため、理事の私が委員長の職務を行ないます。
オリンピック東京大会準備促進に関する件について調査を進めます。
本日は、まずオリンピック東京大会開催に伴う地方公共団体等の協力態勢及びスポーツ施設の整備等についての実情調査のため、愛知県及び岐阜県の両県に派遣いたしました委員より報告を聴取することにいたします。阪上安太郎君。
【次の発言】 これにて阪上君からの報告は終わりました。
なお、同君の御要求の通り、詳細にわたる報告書についてはこれを会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○田中(榮)委員 関連いたしまして簡単に質問したいと思うのであります。かりに事前運動が百回できるといたしまして、東京都の場合と一応想像してみますと、現在区会議員の定員が、多分一千百名くらいだと思います。それが百回としますと、十万、それから都会議員、そのほか、現役の議員のほかに、新人がそれぞれその倍立つとしますと、参議院の地方区、全国区、これらを合算しますと、まず東京都の場合だけを想像しますと、三千五百名くらいの現役議員、それから新人候補というものがみんな入り乱れまして事前運動をやるといたします。その場合に、一人が平均一回二千枚としますと、七億枚のポスターが東京都内に一年間に張られることになりま……
○田中(榮)委員 私は、今回改正されます質屋営業法並びに古物営業法の条項につきまして、具体的に質問をいたしたいと存じます。 質屋営業並びに古物営業は、わが国といたしましては非常に由緒の古いものでございまして、特に質屋営業につきましては、江戸幕府時代から、いわゆる庶民の金融機関の一つとして、庶民の間にそれが大いに利用せられまして、いわゆる零細なる庶民の一時的金融難を緩和する方法として、とれが利用されておったのでございます。また一面、質屋並びに古物商に持ってこられる商品が、ややもいたしますと、盗難品または遺失品である場合が非常に多いのでありまして、さような点から、質屋並びに古物商につきましては、……
○田中(榮)委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票を用いず、委員長に島村一郎君を推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事はその数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○田中(榮)委員 今回の東京で行なわれますオリンピックの外客に対するいろいろな収容施設につきましては、観光局長並びに関係の参考人の方々から詳細承りまして、一応了承いたしたのでございまするが、これに関連しまして二、三お尋ねいたしたいと思います。 観光局長にちょっとお尋ねいたしまするが、資料の九ページに、東京都二十三区内ホテル数四千百八十一とございますが、この東京都区内四千百八十一というホテルは、どういうホテルをおとりになっての計算でございましょうか。これは普通、外人は外人、そのれから国内の商用の方々あるいは観光方々、そのほかまた必要な泊まる方もあるのですが、これはどういうのですか。お知らせを願……
○田中(榮)委員 時間もございませんから、私は簡単に大臣に御質問申し上げたいと思います。 今回行なわれました参議院議員選挙の違反の実態でございますが、従来の選挙にあまり例のなかった大きな現象が数字の上に見えているわけであります。その一つは、公務員の地位利用の件数が三百三件、三百三十二人となっております。今回の公職選挙法の改正により公務員の地位利用を相当厳重に取り締まるという規定が新たに加えられまして、そういうような結果がこれに浮き彫りされたではないかと思っております。従来の選挙におきまして、官庁なり公共団体の役職員がその地位を利用して選挙活動をするということは、ありふれた現象であったのであり……
○田中(栄)委員 この際、動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票を用いず、委員長に島村一郎君を推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事はその数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○田中(榮)委員 ちょっと関連して。ただいま柔道試合場の問題で田原委員から御質問があったのですが、柔道の試合は、水泳が完了しましてから二十四時間たちまして、まる一日たって、翌日から柔道の国際試合が開始される予定になっております。そうしますと、大体時間が二十五、六時間くらいあるわけです。おそらく、水泳場を柔道場に予定しましたのは、なるべく多くの観覧者にこれを見てもらいたいという、収容力の上から当然そこが予定されたということは私どもよくわかるのですが、ただ、水泳を終わりましてすぐ工事に着手しまして、そして完全な試合場をつくるのに、まる一日しか余裕がないわけですが、この間のスポーツ新聞の記事に、建築……
○田中(榮)委員 川島大臣が御出席の問にちょっとお願い申し上げたいと思うのでありますが、実はただいま梶本観光局長から大体外人の宿泊に対する体制の説明がございまして、終局においては一万二千三百人ほどの収容施設がまだ十分でない、これについては、旅館を改造したり、あるいはそのほか民泊等も考え、いろいろ対策を練っておるという御説明で、よくわかったのでございますが、特に、ホテルを当てにいたしますだけではとうてい間に合わぬ、したがって、現在東京都内にあるところの政府登録の旅館はもちろんのこと、これに該当するところの旅館も相当あるので、これを早急に設備を改善して、その面でもひとつ収容さしたらどうかということ……
○田中(榮)委員 委員長にちょっと御了解を願っておきたいと思いますのは、私は、川島国務大臣、荒木文部大臣に質問をしたいと思いますので、いずれおいでになりましたら、一応中断いたしまして、あとでまた継続して発言を要求いたしますので、御許可を願いたいと思います。 私は、今回のオリンピックに際しまして、われわれが待望しておりました、日本の武道の一つである柔道というものが、国際競技の正式種目として採用せられまして、しかも古来の伝統と歴史を持っております日本におきまして第一回の公式試合が開催されることになりましたことは、われわれ日本人として、また武道を愛好する者といたしまして、まことに意義のあることであ……
○田中(榮)委員 関連して。ただいまのポスターの掲示の方法でございますが、今、堀委員からお話がありましたように、交通の非常にひんぱんな、困難な地域におきましては、どうしても現在のポスターのあの規模のものでは一般の通行人及び選挙民に目立ちにくいという欠点があるわけです。そこで前回の、昨年の夏に行なわれました参議院選挙におきましては、どの候補も、どの団体から選出された候補も、ポスターを縦に二枚並べるか、ポスターを横にいたしまして四枚並べるか、あるいはまたある特定の団体のごときは、ちょうど祭礼の万燈のようにポスターを千枚ぐらい並べたものを移動して歩いているわけなんですね。それで昨年の参議院選挙におい……
○田中(榮)委員 私は、政府提案にかかわりまする中小企業基本法案、社会党から提案にかかっておりまする中小企業基本法案、並びに政府提案の関連する諸法案の内容につきまして、逐次質問をいたしたいと存じます。時間がたいへん迫っておるようでありますので、勢い私の質問も多少急ぎますので、あるいは答弁のほうも、そのお含みでなるべく簡単明瞭にひとつお願いを申し上げたいと思います。 今日、わが国の中小企業というものは、非常に苦境におちいっております。しかしながら、今日、わが国の中小企業がまだ不完全ながらも存立をしておるということは、学者の説によりますると、わが国の中小企業の不完全競争性がその中小企業自体の中に……
○田中(榮)委員 前回の質問に引き続きまして、質問を行ないたいと思います。前回の質問で、私は、中小企業者に対する保護規定について、何か一般的な、抽象的な、道徳的な規定が基本法の中に一カ条くらいほしいと申し上げたのでありますが、それに対しまして、福田通産大臣から各条の規定をあげまして、これらはいずれも中小企業の保護のための規定であるという御説明がございまして、その点につきましては、私は了承いたしたのでございます。たとえば第三条、第六条の規定から申しましても、もちろん中小企業はこまかく保護されておるのでありまするが、ただ、取引の実態を見ますると、必ずしもいわゆる法律上の取引であるとか、形の上にあら……
○田中(榮)委員 それでは私から、派遣委員を代表して、今回の委員派遣について御報告申し上げます。 今回の委員派遣は、去る五月二十八日の理事会において取りきめました「委員派遣及び現地における会議開催要領」に基づき、内閣提出の中小企業基本法案、永井勝次郎君外三十名提出の中小企業基本法案及び中小企業組織法案、並びに予備審査中の向井長年君提出の中小企業基本法案の四法案審査に資するため、大阪及び名古屋において、いわゆる地方公聴会を開催したものであります。 まず、派遣委員としては、委員長の逢澤寛君、小川平二君、正示啓次郎君、私、田中榮一、板川正吾君、田中武夫君、松平忠久君、佐々木良作君、並びに商工委員……
○田中(榮)委員 午前中御質問を申し上げようと思ったのでございますが、いろいろの御都合で伊東さんと石田さんのお二人はお帰りになりましたので、やむを得ませんので、なお午後引き続いて御開陳をいただきました参考人の方々にお伺いしたいと思いますか、ただやはり委員の側にも時間の制限がございますので、各位の方々に逐一お伺いしたいと思うのでありますが、それができませんので、重点的にお伺いしたいと思いますから、その点を御了承願いたいと思います。 先ほど来、十人の方々の御意見をずっと伺っておったのでございますが、十人の方々、ほとんど全部の方々が、中小企業基本法案というものは、現在中小企業の置かれたこの現状から……
○田中(榮)政府委員 田中榮一でございます。 私は、長い間商工委員といたしまして、先輩の皆さま方の御指導にあずかっておったのでありますが、本年の七月末通商産業政務次官を拝命いたしまして、今回あらためてまた通商産業政務次官を拝命いたしました。今後とも皆さま方の御指導、御鞭撻によりまして重任を果たしたいと考えておりますので、何とぞよろしく御指導のほどをお願い申し上げます。(拍手)
○田中榮政府委員 ただいま本委員会におきまして決議せられました秋田県における天然ガス不足解消に関する決議の内容につきましては、通産省といたしましても、十二分に御趣旨の線に沿いまして努力いたしたいと考えております。
○田中(榮)政府委員 先般、三池三川鉱における炭じん爆発によりまする多数の犠牲者を出しましたことは、石炭業界から申しましても、わが国の産業界全体から申しましても、まことに遺憾なことでございまして、われわれ通産省といたしましても、この事故に対しまして、ことに犠牲者に対しまして、衷心からお悔やみ申し上げておる次第でございます。 なお、こうした事件が起こりまして、その善後措置を講じ、かつ先般は国会におきまして、こうした災害を今後絶対に防ぐよう、また人命を大いに尊重せねばならないという御決議までいただきまして、通産省側もこの御決議を体して今後さらに一そうの善後措置を講じたい、かように計画を立てており……
○田中(榮)政府委員 石炭の生産数量につきましては、いま多賀谷委員のおっしゃいますように、将来の生産数量についても、いろいろ危惧の点があるという意見もあるようでございます。しかしながら政府といたしましては、すでに生産数量の計画生産をきめておりますので、その計画生産の数量に対して期待をかけて、現在もそのとおりにいろいろ進めておるわけでございます。したがいまして、ただいまお話しの石炭引き取りに関する将来の問題としましては、電源開発会社によるところの火力発電所の建設等につきましては、ただいま通産省といたしましても、ぜひともこれを実現いたしたいというような考えで、財務当局ともいろいろ折衝を重ねているわ……
○田中(榮)委員 当委員会も、昭和三十六年九月に発足いたしましてちょうど満三年に相なりまして、この九日に臨時国会が開かれますが、この臨時国会が開会されるまで続きまして、八日に正式に解散されるそうでございまして、いよいよこれが最後の委員会でございますが、この機会に発言をさしていただきたいと思います。 今回のオリンピック大会につきましては、もうすでに各方面からの声もございまするし、大成功のうちに完了いたしましたことは、ひとえに関係各位の非常な御努力と過去四年間にわたる綿密周到なる準備というものが功を奏しまして、このようなりっぱな成功をおさめましたこと、これはひとえに各位の御努力と苦心の結晶のしか……
○田中(榮)政府委員 ただいま帆足先生からたいへん行き届いた念入りな御要望がございまして、これらにつきましては、私どもも、せっかくの中共見本市でございますから、万遺憾ないようにこれが開催できますように、ひとつ細心の注意と努力をいたしたいと考えております。 なお、いま御要望がございましたいろいろこまかい点につきましては、実は、本日午後から関係省の事務当局が全員集まりまして、いま御要望のような次第につきまして十分ひとつ遺憾ないようにお互いの連絡を緊密にいたしたい、かように考えておる次第でございます。通産省側といたしましても、せっかくのりっぱな見本市でございますから、できるだけの御協力をいたしまし……
○田中(榮)政府委員 今回の奈良県下の北山川の電源開発の行ないました発電工事に関します補償問題につきましては、いろいろと問題を残しまして、まことに恐縮に存じておる次第でございます。 私も現場のことはよく存じませんが、国会審議を通じまして、前回の委員会の勝澤委員の御質問並びに電源開発株式会社総裁の答弁、その他関係者の答弁等を徴しまして、特にこの補償支出につきまして会計検査院から厳としてはっきりした注意事項が出ておるわけであります。したがいまして、会計検査院として注意事項を出した以上は、この補償というものが適当でないという立場において会計検査院が注意報告を出したものと考えております。当時の事情と……
○田中(榮)政府委員 ILO八十七号条約の批准がおくれたために、わが国の国際貿易上あるいは国際感情上にいかなる悪影響があらわれておるかという御質問でございますが、現在まだつまびらかにはしておりませんが、直接貿易上であるとか経済上の国際関係等におきましては、これらの批准が遅延したからという理由のもとにおいて、いろいろな悪影響とか、そうしたことは現在起こっておらないと確信いたしております。
【次の発言】 お答え申し上げます。
わが国がOECDに加盟したりIMF八条国に移行いたしまして、わが国といたしましては、これらの条約に加盟し、あるいはまた移行いたしました以後におきましては、先ほど官房長官から……
○田中(榮)政府委員 ただいま提案者であります神田議員から一応御説明がありましたので、大体御了承と存じますが、この電源開発促進法はその制定及び主要の改正が、従来の経緯から見まして、大体におきまして議員提案で行なわれておりましたので、そういう意味におきまして、この理事増員の議が行なわれました際に、議員立法で出したいからという要請がございまして、これに対しまして、政府側といたしましても御同意を申し上げた次第であります。 それから提案をいたしました当時の状況でございますが、電気事業審議会の答申を受けまして電気事業法の制定を当時準備中でございまして、電力会社と電発のあり方につきましても、政府部内にお……
○田中(榮)政府委員 私から一応お答え申し上げたいと存じます。この電源開発促進法の一部改正案につきましては、昨年の通常国会に提案をされたのでございます。その当時私も商工委員の一員といたしまして、本法提案につきまして電源開発側の意見も聞きましたし、通産省側の意見も承ったのです。ところが、昨年の通常国会は、中村議員も御案内のように、通産省としましては相当多数の法案をかかえておりまして、そして当時いろいろな電気事業審議会の審議も進められておったというふうな実情でございまして、これはひとつ議員立法でやったらどうだろうかという意見もわれわれの仲間に出まして、実際問題としまして、この電源開発促進法はすでに……
○田中(榮)政府委員 中小企業の関係におきましては、いま板川議員のおっしゃるような方式がとられておりまして、私もそれが妥当ではないかと思っておりますが、現在の石油業界の実情から見ますと、そうした体制をとるということは、いろいろの、国際カルテルの問題等がございまして、非常に困難な点がございまして、石油業法成立の際にもその問題に若干やはり触れたと私は考えております。現状からいたしますと、国際カルテルを排除するために現在の石油業法というものはある程度ざる法みたいなものでございまして、全体としてどうもざる法的な法制でございますから、そういう点から、現在のような標準価格調整をいたしまして生産調整に移ると……
○田中(榮)政府委員 その前に、ちょっと栗山議員から質問のございました商店街資金造成の関係でございますけれども、実は本年度初めてこの商店街に対する資金造成を始めたわけでありまして、通産省としましては、当初相当大きな考えを持っていたわけであります。全く栗山委員と同じような考えでおったわけでございますが、いろいろ他の関係もございますので、とりあえず一応本年度は二億五千万円、地方負担としまして二億五千万円、五億円という考え方でいったわけでありますが、やはりこうしたものはその初年度、最初にやったケースが成功いたしませんと、他へ非常に影響を及ぼすものでございますので、とりあえず五カ所、三カ年計画程度で進……
○田中(榮)政府委員 ただいま非常に詳しい資料によって御質問がございまして、われわれもたいへん参考になると存じております。まことにありがたくお礼を申し上げます。 そこで三十九年度の中小企業関係の予算につきましては、革新的であるとか革命的であるとかいろいろ前からいわれまして、それに対してどういう予算が出るかということで、各方面で非常に御期待を持っていただいておったのでありますが、ただ現実の問題といたしましては、やはり国家財政という大きな制約のもとにおいて中小企業関係の予算が編成をされるのでありますから、予算面におきましては、私はなるほど三十八年度の予算に比較いたしまして非常に多額の増額になって……
○田中(榮)政府委員 われわれもこの財投を政府三金融機関にできるだけ増大いたしまして、これを投げ込むことが最も必要だと考えております。われわれもまさに島口先生のおっしゃるように必要を感じておるのでございますが、いろいろ財政事情の理由からいたしまして、本年度は二七%増で一応満足したわけでございますが、われわれといたしましては、今後もこの増大につきましては最善の努力をいたしまして、融資ワクを今後ますます増大することに努力いたしたいと考えておる次第でございます。
【次の発言】 もちろんこの所得倍増計画の中には、中小企業の所得の増大につきましても相当計算の中に入れられておるわけでございます。ただ現実の……
○田中(榮)政府委員 確かに華山委員のおっしゃるとおりに、中小企業はもちろんのこと、この通産関係の予算につきましては、どうも地方庁に対する負担というものは、農山漁村の予算に比較しますと、地方庁の負担額が多いようでございます。これは事実でございます。これは古いいろいろな過去の実績、いろいろの農山漁村の実情等からいいまして、国としてこれに対しまして相当大きな予算をつけておったのでございますが、中小企業というものはあくまで自由主義経済の上にということで、できるだけ中小企業者なり業者の自主経営という点に重点を置いておりますので、国の援助というものが若干足りなかった点は確かにあると考えております。しかし……
○田中(榮)政府委員 ただいまの中小企業の経営と都市交通問題との関係は、われわれももう長年の間実は頭を悩ましておったわけでございます。ことに最近交通法規の取り締まりが非常に厳重になり、かつまた自動車の保管場所の確保等に関する法律が成立いたしましてから、取り締まり当局におきましても、いわゆる中小企業者の駐車の問題につきましても相当取り締まりが厳重になってまいりまして、一般の中小企業者、ことに都心部の中小企業者は、車庫をつくるための場所の獲得が非常に困難でございまして、またいまお話しのように、たまたま保管場所を借りますと一カ月二万から三万五千、高いところでは四万円以上の保管料をとられるということで……
○田中(榮)政府委員 御説のように、中小企業で一番悩みは税の負担が重過ぎるということでございます。このことにつきましては、すでに中小企業各団体から政府に対しまして、中小企業関係の諸税の減免につきまして、過去におきまして再三、再四陳情なり嘆願なり、いろいろな筋を通してのお話がございまして、通産省といたしましては、中小企業の今後の振興ということよりも、むしろ中小企業をこの際経済的に、財政的に救う道は減税以外にはないというような関係からいたしまして、通産省としての中小企業関係の減税の一つの案をつくりまして、大蔵当局に対しましても、実はいろいろと申し入れをいたしておったのでございます。ところが、今回の……
○田中(榮)政府委員 桜井委員がおっしゃったような、そういういわゆる谷間の面が多数あることを私ども認めております。ただ通産政策といたしましては、先ほど来長官が答弁いたしましたように、やはり金融ベースに、いわゆる経済取引、利潤というものを対象にしたものを取り上げておりますので、勢いいま桜井委員のおっしゃったような、それから落ちる面はどうするかという問題が起こってくるわけでございます。しかしながら、さりとてこれをそのまま放任するということは、社会政策の面からも、また日本の中小企業を今後育成する通産省の面から申しましても、できないわけでございます。そこでわれわれといたしましては、こうした面をどうして……
○田中(榮)政府委員 加藤委員も御承知のように、今年の四月から日本はIMFの八条国へ移行いたすべく準備を進めております。それからまた近くOECDへも正式に加盟をいたしまして、ヨーロッパ六カ国との間の貿易も相当自由活発に今後行なわれるものと考えておりますが、そうした場合に為替の自由化、貿易の自由化に対処いたしまして、日本の産業、経済のこうむる影響というものはどうであるかということにつきまして、いろいろ通産省といたしましても、これが対策につきまして慎重に検討を加えておるわけでございます。そしていまお説のように、その結果が産業の大部分を占めるところの中小企業に対してどのようなしわ寄せが来るであろうか……
○田中(榮)政府委員 従来厚生年金の融資につきましては、われわれも現実に融資を受けたもの、現在融資を受けつつあるものの意見等もいろいろ拝聴しておるのでありますが、大体におきまして中小企業の福利施設に重点を置きまして、あるいは給食施設であるとか、あるいは研修施設であるとか、そうしたものを重点に融資をお願いしておるのでありますが、やはり希望額どおりいくということはできませんけれども、大体におきまして要望額に達した額を融資を受けまして、そうしてまたいろいろの点につきまして相当な指導も受けておりますので、非常な不平、不満というものはないと思っております。ただ、いま中村委員のお話のような単価の問題である……
○田中(榮)政府委員 中小企業の減税問題につきましては、中村委員も御承知のとおりに、税制調査会等におきましても相当長期にわたりまして、細部にわたり、しかも非常に真剣に検討を続けられまして、先般政府に対しまして答申があったとおりでございます。政府といたしましてはこの線を中心にいたしまして、通産省は通産省として中小企業に対する負担軽減、減税の問題の一つの対策を立てまして、この対策に基づきまして主管省である大蔵省に対しまして通産省の意見として連絡をとり、また大蔵省に要望をいたしておったのであります。しかるところ大蔵省といたしましても、今回の減税につきましては中小企業全体の問題としまして、金融、労働あ……
○田中(榮)政府委員 現在の韓国の経済状態は、お説のように私どもも必ずしも良好な状態じゃないと考えております。しかしながら、すでに先ほど大臣も仰せのとおりに、一衣帯水の韓国との間におきまして、やはり善隣友好の関係を保ち、かつ韓国の経済を十分に援助いたしまして、そうしてその産業の発展を期することが、今後わが国の産業のためにもよくなるし、また同時に、いろいろの意味におきまして韓国の今後の貿易の伸展にもなるであろう、こういう考えからただいま日韓会談を促進いたしまして対韓国の援助も十分にいたしたい、かような考えで今日日韓会談の促進を進めておるわけでございます。今日の韓国の経済状態は、お説のように必ずし……
○田中(榮)政府委員 このジェトロの人事につきましては、いろいろ御指摘がございましたように、附帯決議の精神が生きていないじゃないかという非常に強い声でございまして、私も全く同感でございます。そこで、現在までジェトロの運営というものは、各省から参りまして――これは天下りというのではなくして、やはりジェトロの仕事の性質が各省と非常に関係が深いものでございます。たとえばどこの外地に参りましても、私もジェトロに参りましたけれども、外務省の出先機関と緊密な連絡をとり、あるいはまた他の外務省の出先機関におります各省の出先機関とも緊密な連絡をとって仕事をしておるというような関係がございますので、そうした関係……
○田中(榮)政府委員 昨日も桜井委員から、日本の貿易の将来を考えまして、現在の貿易構造の今後の抜本的な改造が必要ではないかという同様な御意見がございました。これに対して福田通産大臣からもお答えいたしたのでございますが、今日の目まぐるしい国際貿易の状況におきまして、日本がただ今日の現状のままの姿でいくということは、これは私はいかにも妥当でないと考えております。やはり欧米は欧米の関係、あるいは中近東、東南アジア、いろいろ異なった各種の事情がございますので、そうした海外貿易国の状況に順応いたしまして、やはり貿易構造というものは逐次これを転換をしていきまして、そうして、やはり外貨獲得という大目標に向か……
○田中(榮)政府委員 今回の新法につきましては、繊維工業設備審議会の主文の意見というものが相当強くこの法案に打ち出されておるわけであります。したがいまして、中村先生のおっしゃったような小企業に対する関係は、少数意見として審議会の答申の中にうたわれておるわけでございますが、本法案制定の通産省、政府側の趣旨としましては、この法案を通じまして、やはり法案の今後の運営によりまして十分ひとつ中小企業の面も保護していきたい、こういう考えでやっておるわけでございます。 そこで、現在格納されておる精紡機の大部分は私は大企業、中企業のものじゃないかと思っています。むしろ小企業の格納というのは比較的少ないのでは……
○田中(榮)政府委員 双眼鏡の業界のことにつきまして、先生から非常に具体的な詳しい実情につきましていろいろお話がございました。私どもも、またそうした事実があることも了承いたしております。この双眼鏡がこういう法律の対象になりましたのは、先生も御承知のように、双眼鏡というものが非常に各種の、いまお話しのように、レンズ、成型、鏡体、組み立てといったような各種の分業組織になっておりまして、日本のいまのこの状態が要するにそうしたものを寄せ集める組織からなっておりますので、当時も三十年ころでございましたが、この業態をどうするかということにつきまして、業界方面からもいろいろ意見がございまして、将来双眼鏡の輸……
○田中(榮)政府委員 前回御審議を願いました軽機械の輸出振興法は、一応五年の時限立法をさらに五年延期していただいたわけでございます。その際に私からもお答え申し上げましたとおりに、でき得るならばこの五年も、あるいは四年、三年内に目的が達成いたしましたならば、その際にこうしたものも廃止してまいりたいというような考えを申し上げたわけなのでございます。この電子工業振興臨時措置法におきましても、やはり年限をどの程度に延長したらいいかということにつきましては、通産省部内におきましても相当いろいろ検討を加えまして、あるいは五年がいいか、六年がいいか、七年がいいか、いろいろ検討いたしたのでございますが、現在の……
○田中(榮)政府委員 先ほど来大臣からも答弁があったと存じまするが、先般の電気事業審議会におきましても、一社化問題につきましては相当論議せられまして、答申の線におきましては、現在の時点におきましては九社分立の状況で、この既成事実を尊重してこれを育成し、これを指導して、電気の運営をひとつ適正に指導しろという御答申でございます。政府といたしましては、現時点におきましてはこの九社の今後の育成と申しますか、経営方面におきまして十分に監督も指導もいたしまして、料金の適正化並びに給電、受電の適正化、広域運営等の指導等、今度の規定の中にも特に広域運営の場合におきまする監督指導の規定を入れておりますので、そう……
○田中(榮)政府委員 大臣なり私なり局長なり、それぞれ答弁申し上げましたとおりに、九電力会社は、形におきましてはなるほど私企業でございますが、事業そのものはあくまでこれは公共性の強い事業でございます。さような観点からいたしまして、国といたしましてもこの九電力会社の事業運営の面におきましては、先般もよく御質問がございました広域運営の点等も、さらにひとつ今後も十分検討いたしまして、この公益性に徹するような方向におきまして今後十分指導、監督をいたしまして、御趣旨に沿うような方向で指導していきたい、かように考えておる次第でございます。
【次の発言】 中村先生の御質問の趣旨はわれわれよくわかりました。要……
○田中(榮)政府委員 外資の導入について、従来外国系資本と内国系資本との合弁八会社をつくって新製品をつくる、国内の中小企業等の対抗手段として、一つの例としましては、マーガリンの問題があると思うのです。これにつきましては、久保田先生も御案内のように、約三年間ほどこの問題でいろいろ紛糾いたしまして、したがって、外資法の認可の問題につきましても、この問題を検討するために満三年間時日を要したわけであります。その結果、大体におきまして政府としましても、これは主として農林省の関係でございますが、まず中小企業との間の話し合いを十分につけさせることが必要であるという前提のもとに、中小企業とたとえばユニレバーと……
○田中(榮)政府委員 ただいまの御質問につきましては、財政役融資につきましては毎年要求はいたしているのでありますが、いずれもわれわれの要求どおりまいりません。しかしながら今後ともできる限り努力をいたしまして、やはり金融の道を講ずるためには、もとの原資が必要だと思いますので、財政役融資のためには今後十分いま先生のおっしゃったように努力いたしまして、額を役ずるように最善の努力をいたしていきたいと考えております。
【次の発言】 中小企業基本法をはじめ関連法案、もちろん本法もその中でございますが、今後、中小企業を生かすために、また大企業との調節をするためには、こうした法案を十分にひとつ実情に即したよう……
○田中(榮)政府委員 ただいまの御質問に対しまして、協会の現在の地上権の問題とか、いろいろ複雑な権利問題がございますので、いま直ちにこれを解決するということもなかなか困難であろうと考えておりますが、政府といたしましては、特に御趣旨の点も十分ひとつ勘案いたしまして、そういう方向で一ぺん十分検討はさしていただきたいと考えております。
【次の発言】 本件につきましては、もちろん通産省におきましても四十年度のバランスシートにつきましては、一応話し合いをいたしまして、その基礎数字その他につきましては十分に検討はいたしております。ただ四十年度のバランスシートでございますから、中には見込みというのも若干含ま……
○田中(栄)政府委員 ごもっともと思いますが、工業用水につきましては、いま主計官からお話がございましたとおり、やはり地盤沈下によりまして非常な災害が起こるおそれが多分にありますので、災害防止という点から、と同時に法律の規制によりまして、従来は井戸水、地下水をくみ上げて工業用水に使っておったのでありますが、今度工業用水を使用するということになりますと、これに要する施設を相当つくらなくてはならぬ。そういう関係で、相当な施設費が要るわけでございます。したがってまた、それと同時に、工業用水を使用するための用水費と言いますか、これが一トン当たり五円五十銭、安くても五円、六円五十銭というような莫大な工業用……
○田中(榮)政府委員 私もこの水道施設に対する国庫補助金の引き上げにつきましては、実は要望をしておった一人でございます。通産省側といたしましても、鉱害の国庫補助金の他の率に比較いたしまして、非常に差別待遇を受けておるような関係もございまして、私どもとしましては常に厚生省方面にも、他の鉱害の国庫補助率との比率の点もあるし、特に鉱害発生地においての補助率においては、十分にこの点を考慮して予算の要求に当たってもらいたいということをかねがね強く要望いたしておるのでございます。ただ私どもとしましては、直接この予算要求が水道関係につきましてはすべて厚生省の関係になっておりますので、側面からこの要求に対しま……
○田中(榮)政府委員 鉱害につきましては、井手委員御承知のとおりに、原則といたしましては、賠償義務者か当然負担すべき筋合いでございまするが、賠償義務者かいなかったり、あるいは無資力になりましたために、やむを得すその賠償義務者の負担率を国と地元の地方公共団体等におきまして分担をいたしまして、現在復旧に努力しておる。こういうたてまえで進んでいたわけでございまして、さようなわけで、国といたしましては現在八三%、県におきましては一七%、こういう比率になっておるわけでございます。
【次の発言】 お答えいたします。いま局長から申し上げましたごとくに、能率の悪い炭鉱を買いつぶすというのは、これは国の政策とし……
○田中(榮)政府委員 亜炭のことは私あまり知識がないのでございますが、かつて第二次大戦中におきまして、石炭は民間でこれを使うことができませんので、一般国民の需要として、また産業の燃料として政府が大いに亜炭政策を立てまして、亜炭の採掘に非常に力をそそいだことは、私どもも当時第一線におりまして事実亜炭採掘に非常に力をそそいでおった一人でございまして、そういう点、私どもも、亜炭がいかに過去における日本の燃料の需給のために力をそそいでいただいておったかということは、十分に了承いたしておるのでございます。最近、先ほども局長から答弁がございましたとおりに、三十二年が百六十三万トンで、三十七年には生産が百一……
○田中(榮)政府委員 われわれ一般の感情論といたしましては、まさに井手先生のおっしゃいましたように、大きな法人組織の鉱業権者において何か災害が起こったような場合、しかもそれが重大なる過失等によって災害が発生したというようなときには、現在の一般刑法のたてまえからいたしますと、お説のように、法人そのものに体刑を科することができないことはそのとおりでございます。ただし、もしもその法人の代表者の側におきましてきわめて重大なる過失があったというような場合におきましては、これはまたその法人の代表者といたしまして別な観点からいわゆる処罰を科する問題が起こり得るものと思っております。それからまた、その鉱業権者……
○田中国務大臣 自由化に対処して、どのくらいの外貨準備があったほうがいいのかという問題に対しては、すでに何回もお答えをいたしておるわけでございまして、貿易の決済その他の決済ができ得るということでございます。例を申し上げると、イギリスは貿易支払いの約三カ月分くらいであります。西ドイツ等は七カ月くらいございます。イタリア、フランスも四カ月から五カ月というところでございます。日本は現在、三月の末で、ゴールド・トランシュ分を含めまして約二十億ドルということでございます。なおその上に、スタンドバイ・クレジットの設定をやっておりますので、一億二千五百万ドルがございますので、二十一億余の外貨準備の手当てはし……
○田中(榮)委員 だいぶ時間がたちましたので、私は簡単に最後に質問したいと思うのです。伊達権宮司さんにちょっとお伺いしたいと思います。
先般オリンピックが外苑を中心にして行なわれましたけれども、資金財団または組織委員会と申しますか、そういうところから、いろいろの建物が損壊したとか入り口が損壊したとか、そういうようなことで、補償金といいますか、そうしたものは総額において大体どの程度神社収入として交付されたのでありますか、それをちょっとお伺いしたい。
【次の発言】 そのほかに、何か別に受け取ったようなものはございませんね。それが総額ですね。
○田中(榮)委員長代理 これにて質疑は終了いたしました。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 参考人各位には、御多用中のところわざわざ御出席をいただき、貴重な御意見を開陳せられ、当委員会の調査を進めさせていただく上に多大の参考になりましたことを感謝いたします。本日はまことに御苦労さまでございました。ありがとうございました。 この際、委員会は暫時休憩いたします。 午後一時七分休憩
○田中(榮)委員長代理 では、質疑の申し出がありますので、これを許します。辻原弘市君。
【次の発言】 時間もだいぶ迫りましたので、私ちょっと関連しまして申し上げておきたいと思います。
実はせんだって同志の毛利松平君がスイスのローザンヌに、メキシコ柔道の復活のためにわれわれ国会議員の柔道連盟を代表し、かつ日本武道館の正力会長のメッセージを持参いたしまして、個人的の事情としては非常に支障があるので一応お断わり願ったのでありますが、私ども無理やりに毛利君にお願いをしまして、とにかく行ってもらいたいというので毛利君にお願いして、実はローザンヌに参加してもらったのでありますが、そのことがどうもとかく世……
○田中(榮)委員 私は山特鋼の更生問題につきまして、いろいろ詳しく御質問申し上げて、いろいろな事情を了解いたしたいと思っておりますが、時間がございませんから、要点だけ二、三簡単に御質問申し上げますので、どうかひとつ参考人の方におかれましても、要点だけ簡単にお答えを願えればけっこうでございますから、その点を御了解を願いたいと思います。 私は、今度の山特鋼の問題は、まことに日本の経済界にとりまして悲しむべき不幸な問題である、大企業にとってもまた日本の中小企業の問題にとりましてもきわめて不幸な問題であると考えるのであります。ただいま問題になっていろいろ御質問がございました東発の問題もそうでございま……
○田中(榮)委員 私は、機械類賦払信用保険につきまして二、三の点につきまして当局に質問をいたしたいと思います。 本制度は、昭和三十六年法律第百五十六号に基づきまして初めて創設されたのでありますが、その当時の状況としては、本制度がまだ試験的な制度としてこれを採用されるというような観点から、五ヵ年間の時限立法としてこれが成立いたしたのでありますが、私どもの常識的の考えからしますと、機械類賦払信用保険のような経理というものは一種の保険事業でありまして、保険事業というものは、やはりその保険という性質からしまして、あくまでこれは恒久性を保持せねばならぬというたてまえだろうと考えております。特にこの独立……
○田中(榮)委員 ただいま議決されました法律案に対する附帯決議案につきまして、自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず案文を朗読いたします。 土地又は建物に関する計量単位の統一に伴う関係法令の整備に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行にあたり、次の諸点につき万遺憾なきを期すべきである。 一、国民生活におけるメートル法普及の徹底を期するため、速やかに強力なPR行政を実施すること。 二、尺貫法使用の慣習が国民生活に相当滲透している実情にかんがみ、直接に計量法の規制を受ける個々の事例について適切な法の運用を行なうこと。 ……
○田中(榮)委員長代理 次に、青山参考人にお答え願いたいと思います。
【次の発言】 この機会に参考人各位にちょっとお願いを申し上げますが、たいへん懇切丁寧に御説明をいただきまして、まことに感謝にたえないのでありまするが、かってながらまだ質問者もございまするし、多数の参考人の方もいらっしゃいますので、何とぞ御答弁はなるべく簡潔に、要領よくお願い申し上げたいと存じます。
○田中(榮)委員 本日は同僚の田中六助委員が万国博覧会の準備及び運営につきまして質問をする予定であったのでありますが、御都合が悪いので私がかわりまして質問をいたしたいと存じます。 日本万国博覧会の開催の目的は、日本が経済を通じまして世界の平和のために寄与するという実際の実情を、世界の民族にはっきりこれを示す、それによって世界の平和と繁栄にわが日本が大いに寄与しておるということを世界の民族に示すという意味において、私は日本万国博覧会というものはきわめて意義が大きいものと考えるのであります。一昨年の十月に東京で開かれましたオリンピック東京大会は、きわめて好成績のうちに世界の民族に日本に対する非常……
○田中(榮)委員 ただいま議決されました法律案に対する附帯決議案につきまして、自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 官公需についての中小企業者の受注の確保に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行にあたり、次の諸点につき積極的な措置を講ずべきである。 一、中小企業者に関する官公需契約の方針を作成するにあたつては、官公需契約の総発注量に占める中小企業者の割合等を明示すること。 二、工事の発注・物件の購入等に際し、みだりに大手企業を指名することがないよう、資格基準・指名基準の運用について遺憾なきを期……
○田中(榮)委員長代理 もうちょっと待ってください。
【次の発言】 次会は明後三日金曜日午前十時十五分理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時三十七分散会
○田中(榮)委員 ただいま議決されました法律案に対する附帯決議案について、自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず案文を朗読いたします。 日本万国博覧会の準備及び運営のために必要な特別措置に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行にあたり、日本万国博覧会が国際博覧会史上アジアで始めて開催される画期的なものであることにかんがみ、その統一主題並びに基本理念を十分具体化し、国民全部の賛同と協力のもとにこれを成功させるよう、特に次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一、日本万国博覧会への招請は、広く全世界の各国に行なうとと……
○田中(榮)委員長代理 これより会議を開きます。
本日は、委員長所用のため出席されませんので、私が、委員長の指名により、委員長の職務を行ないます。
体育振興に関する件について調査を行ないます。
オリンピック冬季札幌大会準備等に関する問題について質疑の申し出がありますので、これを許します。
【次の発言】 私は、今回、冬季オリンピックが札幌に選定をされましたことにつきまして、関係者に対して心から感謝の意を表する次第でございます。
去る四月二十六日、ローマにおきまして、強敵であるカナダのパンフが候補地として立候補しておったのでありますが、当初においては、カナダのパンフが相当有力である、札幌は……
○田中(榮)委員 私は、国民の体位の向上につきまして、国民のごく一部でございますが、いわゆる勤労青少年の体位の向上につきまして一言質問をしてみたいと思うのであります。 最近、主として恵まれざる家庭の子弟が多いと思うのでありますが、その恵まれざる家庭の子弟が、昼間におきましていわゆる勤労青少年として職場において働き、そして夜間に学校に通う、いわゆる夜学校に通って勉学をいたし、そのかたわら、やはり青少年の元気な気持ち、体力をはくために相当スポーツにいそしんでおりますいわゆる定時制の高等学校の生徒が非常に多くなってまいりました。このことは勤労青少年の体位の向上のためにもまことに奨励すべきことである……
○田中(榮)説明員 今回、外務政務次官を拝命いたしました田中榮一でございます。 今後何ぶんよろしく御指導のほど、お願い申し上げます。(拍手)
○田中説明員 大臣がおりませんので、私からかわって御答弁申し上げますが、現在の状況からいたしますると、補給基地――フィリピンあるいは台湾あるいは沖繩等も有力なる補給基地になってりますが、日本も現在相当なる工業水準が高い立場になっておりますので、現在日本もある意味におきましては補給基地あるいは修理基地というようなことになっておるわけでございます。
【次の発言】 お答え申し上げますが、現在のところ、日本は相当距離的にもございますので、アメリカの空軍、海軍その他が修理その他補給基地として日本を利用するという程度におきましては、ほかの基地とは非常に趣が異なっておるのじゃないかと私は考えております。ただ……
○田中説明員 油による海水の汚濁の防止のための国際条約につきましては、御承知のように一九五四年、昭和二十九年の五月十二日にロンドンで作成されました油による海水の汚濁の防止のための国際条約、それから昭和三十七年、一九六二年四月十三日に同条約がある程度、特に公害を防止する趣旨からこれが強化されまして、条約が一部改正に相なっております。現在発効しております条約は前の一九五四年の条約でございまして、改正条約は明年の五月十八日にこれが発効する予定に相なっております。 そこで条約の内容につきましてはもう御存じでございますから、詳しく申し上げる必要はないと思いますが、一、二申し上げますと、タンカーは原則と……
○田中(榮)委員 ただいまの問題に関連して、ちょっと二、三お尋ねしたいと思うのですが、河川敷を、いわゆる一般の国民の運動場として開放するために必要なる予算、経費、それは四十一年度の予算において、全国的にもしそういうようなことをやるとした場合においては、どの程度の経費が計上されておるのでしょうか、ちょっとそれをお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 先般、私も多摩川の河川敷の視察に、御一行に加わって、上流から下流までずっと視察してまいったのでありますが、その中に、川崎市のような市が河川敷を借地して、それで市民に開放しておるというような場所もあったのでありますが、今回、国が全部開放するというよう……
○田中(榮)政府委員 いまの新空港につきましては、まだそういう点はわれわれのほうとして全然考えておりません。ただこういう問題は、地位協定によりまして、全面的に港湾なり空港を使用するアメリカ側が権利は持っておりますが、しかし実際上の問題といたしましては、事前に十分に関係当局と協議をいたしました上でこれを使用する、こういうことに大体なっております。
【次の発言】 ただいま手元に合意の文書を用意してございませんので、いずれ合意書をコピーいたしましてお手元に配付いたしまして、それをひとつごらん願いたいと思います。この合意の根拠に基づいて、いろいろいまの航空機が飛行場に入る場合の手続その他につきましては……
○田中(榮)政府委員 外務政務次官の田中榮一でございます。よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 私から簡単に一言申し上げておきたいと存じます。
沖繩におきまする種々な問題がございますが、これから当委員会におきましていろいろ御審議を願うことに相なるのでございますが、とりわけ施政権問題につきましては、これからもいろいろ御審議にあずかるものと考えております。政府といたしましては、できる限り早期に日本に返還されることに、沖繩住民をはじめ日本国民といたしましてもかねがね強い要望がございますので、外務省といたしましても、外交経路を通じまして沖繩施政権返還につきましては常に努力を重ねてまいって……
○田中(榮)政府委員 昨年の第五十一国会で締結について御承認をいただきました第三次国際すず協定のテキストは、同協定の付託国である英国政府が送付してまいりました認証謄本によって作成したものでありますが、その後、その認証謄本の第九条六項で引用している第十四条四項という項は、第十四条九項の誤植であることが判明したので、協定に署名した諸国の了承のもとにそのように訂正する旨、英国政府から通報がありました。この協定は、本年の三月二十一日に所定の発効条件を満たして発効することになりましたので、至急公布する必要があり、この際、さきに提出いたしました協定のテキストを、認証謄本の正誤に従って訂正することにつき御了……
○田中(榮)政府委員 いろいろ法律的な問題等もございますので、あとで調査いたしました上で、確答申し上げたいと思います。
【次の発言】 ごもっともな御意見でございますが、このアルゼンチンもアルゼンチンとしての開業に関するいろいろな国家的な制約等もございまするし、また日本は日本としての医師の検定試験その他資格がございますので、この点につきましては、今後そういう方面を担当いたしておりまする厚生省とも十分協議をいたしまして、今後どういうふうに持っていくかということにつきましては、関係省とも協議いたしました上で、ひとつ意見を取りまとめて、協議すべきものなら協議をしたい、こう考えておりますので、御了承願い……
○田中(榮)政府委員 ただいま議題となりました千九百二十八年十一月二十二日にパリで署名された国際博覧会に関する条約第四条を改正する議定書の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。 国際博覧会に関する条約は、各国が秩序のある、かつ、効果的な国際博覧会を開催し及びこれに参加し得るようにするために作成されたものでありまして、国際博覧会の開催及びそれへの参加を対外的には開催国及び参加国のそれぞれの政府の責任のもとに行なうこと、開催頻度及び開催期間を規制すること等をその内容としております。 近年国際博覧会の開催が増加の傾向にあり、参加国の負担が過重となるおそれがあります……
○田中(榮)政府委員 ただいま議題となりました千九百二十九年十月十二日にワルソーで署名された国際航空運送についてのある規則の統一に関する条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。 千九百二十九年にワルソーで署名された国際航空運送についてのある規則の統一に関する条約は、国際航空運送における運送人の責任及び運送証券を国際間で統一的に規律することを目的とする条約で、わが国は、一九五三年八月十八日にその当事国となった次第であります。その後、航空運送事業の飛躍的な発展に伴い、前記の条約に、旅客運送における運送人の責任限度額を引き上げるほか、運送証券に関……
○田中(榮)政府委員 ただいま議題となりました月その他の天体を含む宇宙空間の探査及び利用における国家活動を律する原則に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。 この条約は、宇宙空間の探査及び利用活動に関 する基本原則を定めることを目的とするもので、国際連合が昭和四十一年十二月十九日の同総会決議により推奨したものであります。 この条約は、宇宙空間への大量破壊兵器の打ち上げ禁止、天体の平和利用、宇宙空間に対する国家主権の主張の禁止等について規定しております。 従来よりこの条約の作成に積極的に参加してきたわが国といたしましては、この条約の当事国となる……
○田中(榮)政府委員 ただいまの件につきましては、外務省側も初めて承った件でございますので、この措置につきましては十分検討させていただきたいと考えております。
【次の発言】 ただいま穂積先生の御所論はまさに法理論でございまして、現在GHQが接収をいたしまして、それを日本に管理をまかしたという、その場の措置でございますが、これは私は、単にこれが革命による政権がかわった、はたしてそういう事実があるかどうか、これはもう少し検討する余地があるのではないかと思うのでございますが、革命と言えるかどうか、それから同時にまた、これは現実の問題でございますので、こうした問題につきましては、ひとつその当時の文書、……
○田中(榮)政府委員 まさにお説のとおりでございまして、まだ宇宙科学の幼稚な時代からの関係で、八年前からの科学者の意見等をまとめておった関係もございますので、最近におきましては科学陣も相当新進気鋭の方も出ておりますし、また相当な権威者も相当出ておりますので、今後ただいまの御意見を十分に体しまして、科学技術庁とも協議いたしまして、いまお説のような相当な権威者を十分網羅いたしまして、わが国が世界に強く主張し得るように基盤をひとつつくっていきたい、こら考えております。
【次の発言】 そのとおりでございます。
【次の発言】 高島参事官からも最初に御説明申し上げましたとおり、本条約は将来のことをある程度……
○田中(榮)政府委員 去る六月十六日の本委員会における月その他の天体を含む宇宙空間の探査及び利用における国家活動を律する原則に関する条約の締結について承認を求めるの件の提案理由の説明中、「宇宙空間に対する国家主権の主張の禁止」と申し上げましたのを、「宇宙空間が国家による取得の対象とはならないこと」と訂正いたしたいので、御了承願います。
【次の発言】 やはり最初は相当帰還されるという見込みで計画をしたことは事実であります。ところが、さて実施をしてみますと、だんだん帰還する数が減ってまいりまして、最近におきましてはだいぶ減って、一時、帰還が打ち切られるのじゃないかというので、また数が少し高まってお……
○田中(榮)政府委員 私からお答え申し上げます。
昭和三十七、八年ごろから、非常にベトナムには難民が多くなっておりまして、昭和四十年ころでありましたが、ベトナムの大使のほうから、ぜひともひとつベトナムの難民を日本政府として救済してほしいという要請がございました。ベトナム政府側から二度ほど要請がございまして、その要請に基づきまして、日本政府として、現在ベトナムに相当難民がおるという事実を認定いたしまして、その要請にこたえまして、正式に閣議におきまして、七千二百万円の支出を決定したわけでございます。
【次の発言】 閣議では、四十一年の三月一日の閣議において決定したと思います。
○田中(榮)政府委員 昭和四十年度外務省所管一般会計歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 歳出予算現額は二百三十八億八百七万七千二百五十円でありまして、支出済み歳出額は二百三十二億四千百五十一万三千六百七十七円、翌年度繰り越し額は四億八千百八十七万二千四百十九円、不用額は八千四百六十九万一千百五十四円であります。 歳出予算現額の内訳は、歳出予算額二百主十一億二十七万円、前年度繰り越し額四億六百五十三が二千二百五十円、予備費使用額、第二回アジア・アフリカ会議参加、ラオス外国為替操作基金拠出金及びベトナム共和国難民救援費に要した経費三億百二十七万五千円でありまして、前年度から繰……
○田中(榮)政府委員 従来いろいろのこういう救済とか、そういう事業を実施いたします場合に、まあ外務省自体としまして直接事業を実施した例というのはいままでほとんどないのでございまして、大体におきまして、特定の事業団体等を指定いたしまして、それに補助金を交付する、そうしたことによって、政府にかわって事業を実施していただく。事実上、また外務省それ自体としまして、そういう手足もございませんし、役所がそういうことをやること自体が非常に不適当でございまして、なかなかこういう事業はむずかしいものでございますから、そうでない他の団体に常にやらしておるわけでございますが、今後こうした場合におきましては、十分こう……
○田中(榮)政府委員 私からお答え申し上げますが、外務省がインドネシアの大使館を建設します当時、やはり国家予算として二億一千万円を計上いたしたのでございまして、当初におきましては、もちろん財界から寄付を受けるというような意思はございませんでした。もちろん国家予算だけで建設するたてまえで進んだわけでございます。ところが、先ほど会計課長から説明がございましたように、インドネシアのジャカルタの建築事情からいたしまして、その場所は非常に目抜きの場所であり、将来そこは九階建て、五階以上でなければ建設を認めたくないというような特殊事情がございまして、日本としては五階建ての建設で進む予定でおったのでございま……
○田中(榮)政府委員 お答えいたします。
この海水の汚濁の防止のための国際条約につきましては、一九五四年に一応成立いたしました。それから、さらに一九六二年に、いろいろその後改正すべき点がございましたので、この条約の一部に改正を加えておるわけでございます。
【次の発言】 詳しいことはまた外務省の係官から御答弁申し上げてもいいと存じまするが、実は本条約の参加、批准につきまして、早くからこれは参加し、これを批准すべきが当然でありまするが、これに参加、批准いたすにつきましては、やはり国内法をつくり、そしてまた、この条約に適合するような施設と申しますか、いろいろな港湾における施設を今後つくっていかねば……
○田中(榮)政府委員 ただいまのは使用許可書ですから、これは当然公にして差しつかえない文書だと私は思います。ただ所管が大蔵省ですから、外務省がすぐ出しますと言うことは、ちょっと官庁同士の事務の関係もございますので、大蔵省から、提出いたします、こう答弁したほうが妥当であろうと思います。そういう意味で鹿取会計課長が答弁したわけでございます。御了承願います。
【次の発言】 建設の経過、いきさつが、特定の商社から寄付を受けまして、しかも特定の商社だけが現在その国有の建造物に入居を許可されておりますので、一応そういうような解釈をされるのは、私はごもっともだと思うのでございます。しかしながら現在の国有財産……
○田中(榮)政府委員 ただいま宇野通産政務次官からお話がございましたと思いますが、ケネディラウンドにつきましては、もう前からできるだけ早い機会にこれを取りまとめをするようにという空気がございまして、わが国の経済を拡大するためには、現在最恵国待遇の原則に基づきまして関税の障壁をできるだけこれは除きまして、同時にまた、わが国の関税につきましても、できるだけ輸入に便宜を与えるというようなことで最大のメリットを護得いたしたい、こういう点、それから同時に、現在こうした関税上のいろいろな障壁がございますために、今後日本が貿易を他の地域において伸展させる上におきましても、この点が今後の置場の伸展にも非常に支……
○田中(榮)政府委員 沖繩の経済援助並びに経済開発等につきましては、従来も外務省といたしましては可能な範囲におきまして御協力申し上げておるのでございますが、対内的に各関係省とも十分協議をいたしまして、今後さような申し出があり、また御要請のありました場合におきましては、できる限りひとつ御便宜をはからい、御協力申し上げたい所存でおりますので、御承願いたいと存じます。
○田中国務大臣 このたび総務長官に就任いたしました田中でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 今回の佐藤総理とジョンソン大統領との共同声明によりまして、小笠原諸島の返還が決定いたし、沖縄の施政権返還問題につきましては、その解決への方向づけがなされましたのでございまして、このような重要な時期に私、総務長官に就任いたしましたことの責任の重大さを痛感いたしておる次第でございます。 私といたしましては、沖縄問題につきましては、同声明の方針に沿いまして施政権返還の早期実現のために、こん身の努力をいたしまするとともに、当面沖縄と本土との一体化施策を一段と進めてまいる所存でございます。小笠原につ……
○田中(榮)委員 去る十一月二十八日付をもちまして外務政務次官を辞任いたしました。 外務政務次官在任中は、ふなれのために委員の各位に非常なる御迷惑を相かけました点、まことに申しわけございません。今後とも皆さま方の特別なる御懇情を賜わりたいと存じます。 在任中の皆さま方のあたたかい御懇情に対しまして、厚く心より御礼を申し上げます。(拍手)
○田中(榮)委員 私は、一九六七年九月二十一日のマレイシアの協定及びシンガポールの協定、いわゆる経済協定につきまして、若干お尋ねしたいと思っております。 まず、シンガポールの経済協定につきましては、一昨年椎名外務大臣がシンガポールを訪問いたしました際に、現地におきまして、大体有償、無償合わせて五千万マラヤドルでありますかによって手を打たれまして、現地政府におきましても、現地の華僑団体その他からの相当強い突き上げがございまして、いろいろ苦境に立たれたのでありますが、その間いろいろ現地政府におかれましても折衝を重ねて、大体日本との間におきましては、シンガポールにおきましては無償二千五百万ドル、有……
○田中(榮)委員 ただいま委員長から読み上げられました、参議院から送付せられました五件の条約案につきまして、私は、簡単に外務省当局に質問をいたしたいと考えております。 まず第一に、デンマークとの租税条約につきまして質問いたしたいと思います。 デンマークとの間には、昭和三十四年に締結された現行条約が現存しております。なぜ今回このような条約を改正する必要があるのか。ことに、私の考えでは、この種の改正というのは、何も本条約を改正しなくとも、議定書か何かしかるべきもので部分的に改正することによって行ない得るのではないか、これは私の考えでありますが、今回このように全面的に改正をせねばならないという理……
○田中(榮)委員 関連して。 簡単に質問いたしますが、いま両議員からドライブインの飲酒、販売のことが問題になりましたが、私は道交法によって飲酒運転をしてはならないというはっきりした明文の規定があるのですね。それにかかわらず運転手がドライブインに寄って飲酒をしてめいてい運転で事故を起こしたという例がしばしばあるわけです。 実は、一昨日ですか、戸叶里子女史、あの方は外務委員会の理事をされておるわけですが、私も外務委員で理事をしておりますので、外務委員を代表して私はお見舞いに参りましたところが、御子息が、どうも相手のトラックの運転手はドライブインで飲酒をしてそしてセンターラインを越して衝突した、……
○田中(榮)委員 外務委員会の理事戸叶里子議員が去る三月三十日午後九時十五分、宇都宮市の市外国道におきましてめいてい運転の犠牲になりまして、夫君とともに重傷を負われまして、現在戸叶議員は入院加療中で全治三カ月の重傷を負われたのでありまして、私も外務委員会の理事をいたしまして同議員を訪問、お見舞いを申し上げたのでありまするが、その際に御子息の談話を承りまして、うちの母は、ドライブインで飲酒をした運転手がセンターラインをオーバーして正面衝突をしたというお話で、このことをせんだって本委員会で私は申し上げたのでありますが、その後警察庁のお調べによりますと、右の加害者である運転手は、ドライブインにあらず……
○田中(榮)委員 自動車局長が他の会議に御出席のようで、お急ぎのようでありますから、同僚板川議員の御了解を得まして、関連してひとつ中間におきまして、私質問させていただきたいと思います。 本日の読売新聞でございますが、これをちょっと拝見しますと、「トラック事故は防げる」という同社の全国調査の結果が載っておるのであります。同社は五人のいわゆる大学の専門的なプロフェッサーに御委嘱いたしまして、いわゆる交通ドクター制度をつくりまして、その五人の交通ドクターによりまして、トラックの事故はどうして防げるか、その構造上からきた欠陥から事故が起こっているんじゃないかというので、主としてトラックの構造上の欠陥……
○田中(榮)委員 私は、ただいま橋口先生の言われたように、金属鉱物探鉱促進事業団の海外における金属鉱物の探鉱についての事業を今回大いに拡張しようということで法律改正をしようとしておりますが、たいへんけっこうなことだと考えております。特に、銅につきましては、最近非常に国内における需要が増加したにかかわりませず、海外からの輸入が非常に減りまして、したがいまして、銅の市場価値も非常に高騰いたしまして、これを原材料にしておりまする工業生産方面におきましても非常に困っておる状況でございます。 そこで、たまたま私は、昨年の暮れから一月にかけましてアフリカ各地をずっと回ってまいったのでございますが、ちょう……
○田中(榮)委員 ちょうど青空駐車の問題が出ましたので、ちょっとこれにつきまして発言者のお許しを得て関連質問をさせていただきたいと思います。 現在、東京都の都心のいわゆる商業地帯というところはほとんど青空駐車をやっておるわけであります。ほとんどが中小企業でありまして、中小企業が一つの店でライトバンを三台、五台を持って営業を営んでおる。いまの社会情勢、経済情勢のもとにおいて、ライトバンを三台、五台持って営業を営むことは、これは近代化されたいわゆる営業方針でやむを得ないと思うのでありまするが、しかもそれがほとんど青空駐車になっておりまして、しかもこれは非常に交通上に支障を来たす。おそらく総理府の……
○田中(榮)委員 私は、この国際通貨基金の改正について、すなわち、今回IMFが初めて創設されましたSDRの制度につきまして、また、その効果並びに今後の見通し等につきまして、まず外務大臣にお伺いをしてみたいと思います。 IMFが、第二次大戦後の世界経済の発展に、世銀やそれからまたガット等の他の国際機関とともに、重要な役割りを果たしてきたこと、それから貿易に依存する度合いが非常に大きいわが国が、これらの組織に参加して積極的な役割りを果たして、その結果大きな利益を受け取ってきたという事実は、率直に私はこれを認めたいと存じます。特にIMFに関しましては、わが国の経済が常に国際収支の壁にぶつかりながら……
○田中(榮)委員長代理 曽祢益君。
【次の発言】 次に、千九百六十八年の国際コーヒー協定の締結について承認を求めるの件及び国際水路機関条約の締結について承認を求めるの件、以上両件を一括議題として、審査を進に基づいては確実ではございますが、何ぶんレーダーそのものには、いろいろな種類といろいろな強力性がございますので、全部のレーダーをしておりませんので、その関係でまだ完全にひっかかりませんというようなことが言えない現状でございます。したがいまして、今後もそういうレーダーの強力なものがあれば、それでもってまだこれからも実験を続けていきたいと思っております。
○田中(榮)委員 私は、自由民主党を代表して、旅券法の一部を改正する法律案について賛成の意見を述べさせていただきます。 本案を通じて見ますと、本案には従来の旅券制度に比べ格段の前進が見られます。すなわち、まず第一に、五年間数次往復用旅券をとれば、その間ほとんどすべての国へ何どき行っても差しつかえないことになっており、最近海外渡航者が急激に増加した現状にかんがみ、海外渡航しようとする者の便宜はこれにしくものはありません。第二に、手数料は約倍となりますが、これによって将来の旅券発行事務について合理化され、機械化される結果、従来より迅速に旅券を交付できることになります。これらは現在諸外国で行なわれ……
○田中(榮)委員 動議を提出いたします。 委員長の互選は、投票によらないで、内海清君を委員長に推薦いたしたいと思います。
○田中(榮)委員 動議を提出いたします。 理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。
○田中(榮)委員 警察庁の局長にちょっとお伺いしたいのです。
いまの中西賢三運転手ですね。さっき局長がいままでの前科といいますかそれを言いましたが、もう一回ちょっと言ってくれませんか。
【次の発言】 行政処分で免許の停止とか何かそういうのを受けた前科はございませんか。
【次の発言】 いまお伺いしただけでも、総計しますと、これはおそらく二百日くらいになるのではないかと思うのです。しかも四十二年の八月から四十三年の十一月ですから、一年と三カ月ですか、その間に二百四十日の行政処分を受けておるのですね。私はこういう運転手が公然と道路の上で運転しておるということが、いわゆる公共の安寧にはたして合致する……
○田中(榮)委員 最近交通事故の頻発は、われわれも統計を見ましてもまことに身の毛のよだつようなものがございます。昭和四十三年度におきまして交通事故によって死亡した数は一万四千数百となっております。それから交通事故によって負傷した者が八十二万数千という数にのぼっておるような、まことにおびただしい数字でございますが、私は本日は特に交通事故によって死亡した者の刑事裁判による判決の状況について少しばかり批判をさせていただきたいと思うのであります。 われわれは立法府に属しておりまして、司法府のやっておりまする判決についてわれわれが一つ一つについてどうということは言い得ないのでありますが、ただ私どものと……
○田中(榮)委員 ただいま板川委員から交通安全週間のことにつきまして質問がございましたが、私もこれに関連しまして、若干質問さしていただきたいと思います。 先ほど板川委員から交通安全運動については毎年のことであり、相当マンネリズムになっているのじゃないかというようなお話がございまして、これを実施する側――私は現在港区三田一丁目の町会長をやっております。現在安全週間の実施要綱を町会側として受け取って、町会の中の交通部会というのがございまして、それが中心になってやっておるのでございますが、実施要綱が来ております。この実施要綱は大体昨年と同じようなものであります。したがってマンネリズムになっているの……
○田中(榮)委員 私は、本日提案をされました政府提案の交通基本法案と、社会党から提案をされました交通基本法案の二案につきまして、若干質問を行ないたいと存じます。 本交通基本法案は、すでに昨年の通常国会におきまして提案される予定であったのでありまするが、いろいろの事情によりましておくれまして、ようやく今国会に提案されるに至りましたことは、多少おくれましたけれども、交通事故防止の上から、また国民の生命を尊重する上からも、まことにけっこうなことと存じております。したがいまして、私どもとしましてはこの基本法案の両案につきまして十分慎重に審議をいたしまして、本法案がすみやかに成立せられんことを希望する……
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
今回はからずも外務委員長の重責を負うように相なりました。まことに微力ではございますが、練達なる委員各位の御協力を得まして大過なきを期してまいりたいと存じます。何とぞ各位の御支援をお願い申し上げます。
簡単ではございますが、ごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
理事の員数は一月二十日の議院運営委員会決定の基準に従いまして、その数を八名とし、先例により委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
委……
○田中委員長 これより会議を開きます。
まず、理事の補欠選任に関する件についておはかりいたします。
理事正木君が委員を辞任されましたので、理事が一名欠員になっております。
その補欠選任につきましては、先例によりまして委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、委員長は理事に大久保直彦君を指名いたします。
【次の発言】 この際、愛知外務大臣及び竹内政務次官より、それぞれ発言の申し出がありますので、これを許します。外務大臣愛知揆一君。
【次の発言】 外務政務次官竹内黎一君。
【次の発言】 次に、去る二月二十日付託されました内閣提出、旅券法の一部を改正する法……
○田中委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松本七郎君。
【次の発言】 青木正久君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。青木正久君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。青木正久君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
戸叶里子君。
【次の発言】 大久保直彦君。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後一時休憩
○田中委員長 これより会議を開きます。
旅券法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。
質疑の申し出がありますので順次これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 この際、愛知外務大臣より発言を求められておりますので、これを許します。愛知外務大臣。
【次の発言】 引き続き旅券法の一部を改正する法律案の質疑を続行いたします。大久保直彦君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後七時十三分散会
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際、愛知外務大臣より発言を求められておりますので、これを許します。愛知外務大臣。
【次の発言】 日本国とルーマニア社会主義共和国との間の通商航海条約の締結について承認を求めるの件、日本国とブルガリア人民共和国との間の通商航海条約の締結について承認を求めるの件及び教育的、科学的及び文化的資材の輸入に関する協定の締結について承認を求めるの件、以上三件を一括して議題といたします。
【次の発言】 政府から提案理由の説明を聴取いたします。愛知外務大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
三件に対する質疑は後日に譲ることといたします。
○田中委員長 これより会議を開きます。
旅券法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松本七郎君。
【次の発言】 山本幸一君。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 林百郎君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
林百郎君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次回は来たる八日、午前十時より理事会、十時十五分より委員会を開会することとし、これにて散会いたします。
午後四時十九分散会
○田中委員長 これより会議を開きます。
旅券法の一部を改正する法律案を議題として審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松本七郎君。
【次の発言】 大久保直彦君。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 この際御報告申し上げます。
昨四月七日の外務委員会理事懇談会において、政府側から旅券法の一部改正案はいずれの地域に対しても渡航の制限をする目的に出たもので丸く、かつ、いずれの地域に対する渡航の自由についても善意をもって措置するなどの昨年第六十一回国会七月四日の当委員会理事懇談会における発言内容と同様の……
○田中委員長 これより会議を開きます。
民事訴訟手続に関する条約の締結について承認を求めるの件、民事又は商事に関する裁判上及び裁判外の文書の外国における送達及び告知に関する条約の締結について承認を求めるの件、及び外国公文書の認証を不要とする条約の締結について承認を求めるの件、以上三件を一括して議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を聴取いたします。愛知外務大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
三件に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石……
○田中委員長 これより会議を開きます。 窒息性ガス、毒性ガス又はこれらに類するガス及び細菌学的手段の戦争における使用の禁止に関する議定書の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とオーストラリア連邦との間の協定の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とイタリア共和国との間の条約の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とグレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国との間の条約の締結について承認を求めるの件及び所得に対する租税に関する二重……
○田中委員長 これより会議を開きます。 所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とマレイシア政府との間の協定の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国政府とオランダ王国政府との間の条約の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とザンビア共和国との間の条約の締結について承認を求めるの件及び所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国と大韓民国との間の条約の締結について承認を求めるの件、以上四件を一括して議題といたします。
○田中委員長 これより会議を開きます。
航空機内で行なわれた犯罪その他ある種の行為に関する条約の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
【次の発言】 政府から提案理由の説明を聴取いたします。愛知外務大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
本件に対する質疑は後刻に譲ります。
【次の発言】 次に、北西大西洋の漁業に関する国際条約及び関係諸議定書の締結について承認を求めるの件、全米熱帯まぐろ類委員会の設置に関するアメリカ合衆国とコスタ・リカ共和国との間の条約への加入について承認を求めるの件、及び南東大西洋の生物資源の保存に関する条約の締結について承認を求めるの件、……
○田中委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について、調査を進めます。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。曽祢益君。
【次の発言】 不破哲三君。
【次の発言】 松本七郎君。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 中川嘉美君。
【次の発言】 この際、金沢参事官から発言を求められておりますので、金沢参事官に発言を許します。金沢参事官。
○田中委員長 これより会議を開きます。
航空機内で行なわれた犯罪その他ある種の行為に関する条約の締結について承認を求めるの件を議題とし審査を進めます。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 大久保直彦君。
【次の発言】 この際、午後二時より再開することとし、暫時、休憩いたします。
午後一時六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
航空機内で行なわれた犯罪その他ある種の行為に関する条約の締結について承認を求めるの件について質疑を続行いたします。不破哲三君。
【次の発言】 本件に対する質疑はこれにて終了いたしました。
○田中委員長 これより会議を開きます。
窒息性ガス、毒性ガス又はこれらに類するガス及び細菌学的手段の戦争における使用の禁止に関する議定書の締結について承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。楢崎弥之助君。
【次の発言】 この際、本会議散会後再開することとし、暫時休憩いたします。
午後三時五十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
窒息性ガス、毒性ガス又はこれらに類するガス及び細菌学的手段の戦争における使用の禁止に関する議定書の締結について承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。
防衛庁島田官房長より発言を……
○田中委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
この際、委員各位に申し上げます。
質疑時間は、理事会で協議いたしましたとおり、自由民主党三十分、日本社会党百六十分、公明党六十分、民社党五十分、日本共産党二十分といたします。
なお、関連質疑につきましては、各派の割り当て時間の範囲内におきましてこれを許すことといたしますので、各位の御協力をお願い申し上げます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。坂本三十次君。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 松本七郎君。
【次の発言】 楢崎弥之助君。
○田中委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任についておはかりいたします。
理事曽祢益君が去る八日委員を辞任されましたので、理事が一名欠員になっております。この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じますが、先例により委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、委員長は、理事に曽祢益君を指名いたします。
【次の発言】 次に、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とマレイシア政府との間の協定の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国政府とオランダ王国政府との間の条約の締結について承……
○田中委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 石井一君。
【次の発言】 加藤清二君。
【次の発言】 中川嘉美君。
【次の発言】 大久保直彦君。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 不破哲三君。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。
○田中委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 大久保直彦君。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 松本善明君。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。
午後四時二十六分散会
○田中委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山田久就君。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 堂森芳夫君。
【次の発言】 正木良明君。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 松本善明君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午後三時六分散会
○田中委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についておはかりいたします。
本委員会といたしましては、国際情勢に関する事項について調査をいたしたいと存じますので、この旨議長の承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。西銘順治君。
【次の発言】 上原康助君。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 大久保直彦君。
【次の発言】 委員長として検討いたします。
○田中委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 石井一君。
【次の発言】 堂森芳夫君。
【次の発言】 大久保直彦君。
【次の発言】 松本善明君。
【次の発言】 この際、申し上げます。
本委員会に付託になりました請願は百四件であります。
各請願の取り扱いについては、理事会において協議いたしましたが、いずれも採否の決定を保留することになりましたので、御了承願います。
次に、本委員会に参考のため送付されました陳情書は、お手元に配付してありますとおり、四件であります。この際、御報告……
○田中委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
この際、外務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。外務大臣愛知揆一君。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。西銘順治君。
【次の発言】 安井吉典君。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 大久保直彦君。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 東中光雄君。
速記をとめて。
【次の発言】 速記を初めて。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。
午後零時四十三分散会
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際、理事辞任の件についておはかりいたします。
理事戸叶里子君から理事を辞任いたしたい旨の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
引き続き、理事の補欠選任を行なうのでありますが、先例によりまして委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に松本七郎君を指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についておはかりいたします。
本委員会といたしましては、国際情勢に関する事項について調査をいたしたいと存……
○田中委員長 これより会議を開きます。
千九百五十四年の油による海水汚濁の防止のための国際条約の改正の受諾について承認を求めるの件、油による汚染を伴う事故の場合における公海上の措置に関する国際条約の締結について承認を求めるの件、国際原子力機関憲章第六条の改正の受諾について承認を求めるの件、以上三件を一括議題として審査に入ります。質疑の申し出がありますので、順次、これを許します。村田敬次郎君
【次の発言】 後ほどまた事務当局に質問を続行していただきます。
中川嘉美君
【次の発言】 中川君に申し上げますが、後ほど事務当局に対する質問を続けてください。
曽祢益君。
○田中委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次、これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 村田敬次郎君。
【次の発言】 堂森芳夫君。
【次の発言】 中川嘉美君。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 私語を禁じます。
【次の発言】 本日は、この程度にとどめ、次回は、来たる二十六日午前十時より理事会、午前十時三十分より委員会を開会することとし、これにて散会いたします。
午後五時十五分散会
○田中委員長 これより会議を開きます。
千九百五十四年の油による海水の汚濁の防止のための国際条約の改正の受諾について承認を求めるの件、油による汚染を伴う事故の場合における公海上の措置に関する国際条約の締結について承認を求めるの件及び国際原子力機関憲章第六条の改正の受諾について承認を求めるの件、以上三件を一括議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次、これを許します。曽祢益君。
【次の発言】 田宮原子力局次長。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 中川嘉美君。
【次の発言】 本日は、この程度にとどめ、次回は公報をもってお知らせすることとし、これにて散会いたします。
……
○田中委員長 これより会議を開きます。
コンテナーに関する通関条約の締結について承認を求めるの件、国際道路運送手帳による担保の下で行なう貨物の国際運送に関する通関条約(TIR条約)の締結について承認を求めるの件及び航空機の不法な奪取の防止に関する条約の締結について承認を求めるの件、以上三件を議題として、順次政府から提案理由の説明を聴取いたします。外務大臣、愛知揆一君。
【次の発言】 これにて以上三件の提案理由の説明は終わりました。
各件に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 引き続き、千九百五十四年の油による海水の汚濁の防止のための国際条約の改正の受諾について承認を求める……
○田中委員長 これより会議を開きます。 最低賃金決定制度の創設に関する条約の締結について承認を求めるの件、開発途上にある国を特に考慮した最低賃金の決定に関する条約の締結について承認を求めるの件及び国際労働機関の総会がその第三十二回までの会期において採択した諸条約の一部改正で条約の運用に関する報告の国際労働機関の理事会による作成に関する規定の統一を目的とするものに関する条約の締結について承認を求めるの件、以上三件を議題として、順次政府から提案理由の説明を聴取いたします。外務政務次官竹内黎一君。 最低賃金制度の創設に関する条約(第二十六号)の締結について承認を求めるの件開発途上にある国を特に考慮……
○田中委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。鯨岡兵輔君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 それじゃ始めてください。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 西中清君。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 松本善明君。
【次の発言】 本日は、この程度にとどめ、次回は、明十二日午前十時より理事会、午前十時十五分より委員会を開会することとし、これにて散会いたします。
午後五時五十八分散会
○田中委員長 これより会議を開きます。
航空機の不法な奪取の防止に関する条約の締結について承認を求めるの件を議題として、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。西中清君。
【次の発言】 山崎参事官から発言の要求がございますので、これを許可いたします。山崎参事官。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 中谷鉄也君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
これにて質疑は終了いたしました。
【次の発言】 別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。
航空機の不法な奪取の防止に関する条約の締結について承認を求めるの件について、採決い……
○田中委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 永田亮一君。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次回は明十九日午前十時より理事会、午前十時十五分より委員会を開会することとし、これにて散会いたします。
午後六時三十五分散会
○田中委員長 これより会議を開きます。
コンテナーに関する通関条約の締結について承認を求めるの件、及び国際道路運送手帳による担保の下で行なう貨物の国際運送に関する通関条約(TIR条約)の締結について承認を求めるの件、以上両件を一括議題として、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 斉藤正男君。
【次の発言】 大久保直彦君。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 久保三郎君。
【次の発言】 松本善明君。
【次の発言】 これにて両件に対する質疑は終了いたしました。
この際、暫時休憩いたします。
本会議散会後、直ちに再開いたします。
……
○田中委員長 これより会議を開きます。 最低賃金決定制度の創設に関する条約(第二十六号)の締結について承認を求めるの件、開発途上にある国を特に考慮した最低賃金の決定に関する条約(第百三十一号)の締結について承認を求めるの件及び国際労働機関の総会がその第三十二回までの会期において採択した諸条約の一部改正で条約の運用に関する報告の国際労働機関の理事会による作成に関する規定の統一を目的とするものに関する条約(第百十六号)の締結について承認を求めるの件、以上三件を一括議題として審査に入ります。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。戸叶里子君。
○田中委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。青木正久君。
【次の発言】 永田亮一君。
【次の発言】 松本七郎君。
【次の発言】 勝間田清一君。
【次の発言】 大久保直彦君。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 松本善明君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次回は公報をもってお知らせすることとし、これにて散会いたします。
午後五時四十一分散会
○田中委員長 これより会議を開きます。
第四次国際すず協定の締結について承認を求めるの件、核兵器及び他の大量破壊兵器の海底における設置の禁止に関する条約の締結について承認を求めるの件及び関税及び貿易に関する一般協定に附属する第三十八表(日本国の譲許表)に掲げる譲許を修正し又は撤回するためのアメリカ合衆国との交渉の結果に関する文書の締結について承認を求めるの件、以上三件を議題として、順次政府から提案理由の説明を聴取いたします。外務大臣愛知揆一君。
【次の発言】 これにて以上三件の提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 引き続き、国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出が……
○田中委員長 これより会議を開きます。 所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とスイスとの間の条約の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とシンガポール共和国政府との間の条約の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とアメリカ合衆国との間の条約の締結について承認を求めるの件、千九百六十九年十一月十四日に東京で作成された万国郵便連合憲章の追加議定書、万国郵便連合一般規制、万国郵便条約及び関件諸約定の締結について承認を求めるの件及びアジア=オセアニア郵便条約の締結に……
○田中委員長 これより会議を開きます。
関税及び貿易に関する一般協定に附属する第三十八表(日本国の譲許表)に掲げる譲許を修正し又は撤回するためのアメリカ合衆国との交渉の結果に関する文書の締結について承認を求めるの件及び核兵器及び他の大量破壊兵器の海底における設置の禁止に関する条約の締結について承認を求めるの件、以上両件を一括議題として、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石井一君。
【次の発言】 大久保直彦君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 じゃ速記をお願いします。
【次の発言】 ちょっと速記をやめてください。
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際、連合審査会開会に関する件について、おはかりいたします。
沖繩返還交渉に関する報告について、沖繩及び北方問題に関する特別委員会と連合審査会を開会することといたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお連合審査会の開会日時は両委員長間で協議いたしますが、明十五日午前十時開会予定でありますから御了承願います。
次回は、来たる十九日午前十時から理事会、午前十時十五分より委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後三時一分散会
○田中委員長 これより会議を開きます。
核兵器及び他の大量破壊兵器の海底における設置の禁止に関する条約の締結について承認を求めるの件を議題として、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。堂森芳夫君。
【次の発言】 曽祢君。
【次の発言】 大久保直彦君。
【次の発言】 これにて、本件に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 この際、委員長から政府に一言申し上げます。
本条約における「海底」の用語の意味につきましては、本委員会において種々の角度から質疑が行なわれ、「海底」の用語が明確を欠くことが指摘された次第であります。ついては、政府としては今後海底軍縮のみな……
○田中委員長 これより会議を開きます。 所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とスイスとの間の条約の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とシンガポール共和国政府との間の条約の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とアメリカ合衆国との間の条約の締結について承認を求めるの件、千九百六十九年十一月十四日に東京で作成された万国郵便連合憲章の追加議定書、万国郵便連合一般規則、万国郵便条約及び関係諸約定の締結について承認を求めるの件及びアジア=オセアニア郵便条約の締結に……
○田中委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について、調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します坂本三十次君。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 楢崎弥之助君。
【次の発言】 大久保直彦君。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 松本善明君。
【次の発言】 引き続き請願の審査を行ないます。
今国会において、本委員会に付託になりました請願は十九件であります。
これより日程第一から第十九までの各請願を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についておはかりいたします。
各請願の内容につきましては、請願文書表等によりましてすでに御承知のこ……
○田中国務大臣 大蔵大臣の声明には、事前に連絡はしておりません。おりませんが、課徴金の制度もなかなか目的が達成しないと廃止をしないようである。なお円平価の切り上げ等に対して強い要請はありますが、多国間交渉でなければならない。また、そうでなければ保証がないわけでございます。また、IMFの十カ国蔵相会議でこれをきめるとすれば、当然平価の調整の前提として、一部ドルの切り下げ、金価格の変更というものが議論せられておるわけでございます。アメリカはこれに対してはかたい姿勢をとっておりますので、それらの情勢から考えてみても、時間的にも相当長期が見込まれる。ですから、変動相場制の中で輸出を確保していくような状……
○田中委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 去る十月二十九日、再度外務委員長に選任されました。委員各位の御協力と御支援により、円満なる運営を期してまいる所存でございます。 簡単でございますが、これをもってごあいさつといたします。(拍手) この際暫時休憩いたします。 午前十時十八分休憩
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際御報告申し上げます。
二十数年にわたり、終始外務委員会の委員あるいは理事として委員会の審査のために尽力されてまいりました戸叶里子君が去る十一月七日逝去されました。まことに痛恨のきわみであります。
ここに哀悼の意を表し、御冥福をお祈りするために黙祷をささげたいと存じます。御起立をお願いいたします。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席を願います。
【次の発言】 請願の審査を行ないます。
今国会において、本委員会に付託になりました請願は三十三件であります。
これより日程第一から第三十三までの各請願を一括して議題といたします。
この際……
○田中(榮)委員 私は、北方領土の問題並びにそれに関連した問題につきまして、若干福田外務大臣に質問いたします。 まず劈頭に申し上げますが、沖繩の施政権返還ができまして、沖繩も祖国日本に復帰したのでありますけれども、残念ながら北方領土はいまだわが国に返還されていないのであります。したがいまして、まだ北方領土の返還されないうちは戦後は終わっていないのではないかという感じでございます。 先般、私は、自由民主党の北方領土対策委員長という資格におきまして各党の方と出まして、北方領土問題につきまして各党の立場を聴衆に話をして、非常に印象が深かったものであります。各党の意見等を承っておりますと、択捉、国……
○田中国務大臣 大阪万博におきましては関係閣僚協議会の設置、それから博覧会担当大臣の設置、次官クラスによる推進本部等を設けたわけでございますが、確かに大阪万博中は生鮮食料品の値上がり等がございまして、多少後手後手の問題もございました。今度は、大阪万博というような大きなものを経験しておりますから、経験しておって沖繩海洋博覧会に失敗を来たすというようなことでは、おしかりを受けることは当然でございますので、経験に徴して万全の処置をとってまいりたい、こういう考えでございます。調整センターというか、調査センターというか、そういうものが必要であればつくることにはやぶさかではありません。これから、きょう閣議……
○田中国務大臣 ただいま議決をいただきました法律案に対する附帯決議につきましては、政府はその趣旨に対して万遺憾なきを期する所存であります。
○田中国務大臣 チュメニ油田につきましては、たびたび申し上げておりますように、日ソ経済委員会で話し合いをいたしまして、初めてデータの提出を求めたわけでございます。いままでなかなかデータの提出もしないで、十億ドルということをいってもこちらが評価のしようもないわけであります。グロムイコ外務大臣が参りましたとき、またその後担当大臣が来日をしましたときに、詳しい図面及びデータ等の提出を求めたわけでございまして、これは提出をされ検討に入ったわけでございまして、その結果五月ないし六月には現地を調査するということになっております。ソ連としては初めてのことだと思いますが、日本の技術陣、関係者の調査によりまして……
○田中国務大臣 割賦販売法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 近年における国民所得の向上を背景といたしまして、割賦販売その他の消費者信用の多様化と量的拡大は著しいものがありますが、反面これにつれて金融知識や法律知識に乏しい一般消費者が不当に不利益を受ける事例が多々見られるに至っておるのでございます。 このような状況にかんがみ、政府といたしましては、昨年八月から割賦販売審議会に消費者利益の増進策について審議をお願いし、本年一月に答申を得て以来、その趣旨に沿って慎重に検討いたしました結果、割賦販売等における一般消費者の利益を保護するため、割賦販売の規……
○田中国務大臣 事務当局から御答弁を申し上げたと思いますが、二名の方々がOPEC事務局の派遣員として参っておるわけでございますが、石油事業の一般的予備調査ということが目的でございます。それは交渉の権限を持っておらないものでございますから、交渉し、交渉を妥結せしむるというようなことはできないわけであります。でありますから、日本の石油の需給状態、それから精製工場の視察、それから将来の見通しというようなものをまずつかんでということでございます。つかめばいろんな要求があることも事実でございますから、これらの国々との間にいろいろな折衝が後日開始をされるだろうということは当然のことでございます。これらの調……
○田中国務大臣 自動車の契約約款の中に法律違反のものや、法律違反でなくても、消費者にとって不当に不利益を受けるような条項が見られるということはそのとおりでございまして、これを是正するように通産省もつとめておるわけでございます。四十六年六月二十三日付企業局長通達というものを出して、通産省はそういうものを排除すべく一応の努力を続けてきたわけでございますが、なかなかうまくいかないので、今度の改正で、四条で契約書面の交付義務を課したということでございます。法律違反の条文が約款にあればそれは無効であるということは当然でございます。ですから、裁判提起をしたり補償要求したりという場合には契約者は義務を生じな……
○田中(榮)委員 これで質問を終わりますが、いまのお答えも、私の質問に対して全く当たらない答弁じゃないですよ、しかし、私がより根本的な問題と言っているのは、制度上の問題なんです。いいですか。ガス管を他工事によって移動したりなんかするというその場合、ガスの供給責任者は、当然これに対する監督権といったようなもの、もっと端的に言わしていただけば、工事の責任というようなものすら持たせる必要があるのではないかということです。供給者は保安上の責任を持っているのです。他工事において事故が発生をいたしましても、ガスの供給者というのはその責任を問われるわけです。ならば、制度上といたしまして、この供給業者を何らか……
○田中(榮)委員 ただいま今里委員長からも詳細の御説明があり、また、われわれの同僚からも質問がございまして、大体要領はわかったのでございまするが、簡単に御質問申し上げますので、要点だけお知らせ願えればけっこうでございます。 日本がソ連に与えるところのクレジットの方式はどういう方式をおとりになるか、まずそれが第一。 それから、先ほど橋口先生からも、政府の参加をぜひ前向きの姿勢でやってもらうように政府当局に希望いたしたのでありますが、やはりソ連側も日本政府のギャランティーを非常に必要と懇望しておるようでありますが、このような大きな仕事でありますから、やはり政府が積極的にこれにある程度援助を与え……
○田中委員長 この際一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推薦をいただきまして、本委員会の委員長の職責をお引き受けすることに相なったのであります。まことに光栄に存ずる次第でございます。 御承知のとおり、第三十三回衆議院議員総選挙を終了いたしましたのでありまするが、民主主義の根幹をなす選挙制度につきまして、今後、調査研究をする当委員会の重大なる使命にかんがみまして、誠心誠意その職責を全うする所存でございまするので、何とぞ委員各位の一そうの御協力を賜わりますることをお願い申し上げたいと存じます。 一言ごあいさつを申し上げた次第であります。(拍手)
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際、理事の補欠選任に関する件についておはかりいたします。
去る一月二十六日、理事島村一郎君の委員辞任に伴い、理事一名が欠員となっておりますので、この補欠選任を行ないたいと存じますが、先例により、委員長において指名をするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は理事に小沢辰男君を指名いたします。
【次の発言】 公職選挙法改正に関する件について調査を進めます。
この際、自治大臣から発言を求められておりますので、これを許します。江崎自治大臣。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。堀昌雄君。
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際、理事の辞任に関する件についておはかりをいたします。
本日、理事津金佑近君より理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
次に、その補欠選任を行ないたいと存じますが、先例により、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に林百郎君を指名いたします。
【次の発言】 この際、自治大臣から発言を求められておりますので、これを許します。江崎自治大臣。
○田中委員長 これより会議を開きます。
公職選挙法改正に関する件について調査を進めます。
この際、第三十三回衆議院議員総選挙の選挙違反取り締まり状況等について報告を聴取いたします。警察庁田村刑事局長。
【次の発言】 次に、法務省安原刑事局長。
【次の発言】 以上で報告は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。堀昌雄君。
【次の発言】 承知しました。
【次の発言】 津金佑近君。
【次の発言】 ただいまお申し出の件につきましては、先ほど理事会におきまして十分に御審議を願い、決定をいたしておりますので、その線に沿うて委員長としては努力をさせていただきたいと思……
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際、おはかりいたします。
理事堀昌雄君より理事を辞任したいとの申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
理事の補欠選任を行ないます。
ただいまの理事辞任に伴う理事の補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は大柴滋夫君を理事に指名いたします。
【次の発言】 請願の審査を行ないます。
請願日程第一から第三六八までを一括して議題といたします。
まず、審査の方法についておはかりい……
○田中(榮)委員 私は、中小企業信用保険法の一部改正並びに国際経済上の調整措置の実施に伴う中小企業に対する臨時措置に関する法律の一部改正の両案につきまして、通産大臣並びに関係当局の方々に若干質問さしていただきたいと存じます。 非常に長ったらしい名前でありますから、前回の法律を出されたときに、政府の提案理由の中に、ドル・ショックによってこうむった不安、動揺を除去するためにというような文字が書いてありましたし、やはりドル・ショックに対する対策でありますので、これを簡略にドル対策法というふうに一応呼ばしていただきたいと存じます。 前の国際ドル対策法は昭和四十六年の十二月十六日に実施されまして、そ……
○田中(榮)委員 私は、木村外務大臣に対しまして、去る八月二十九日の参議院の外務委員会の席上、社会党田英夫議員の質問に対しましてお答えになりました発言の内容について、二、三御質問をいたしたいと存じます。 田議員の御質問は、韓国に対する北からの武力的、軍事的の脅威があると外務大臣はお考えになりますかという御質問に対しまして、外務大臣は、日本政府は客観的にそういう事実はないと判断をしておる、こういう簡単なお答えだったのであります。 私は、このお答えはむしろ木村外務大臣としてはもっとふえん的に御説明をなさろうと思ったのですが、田議員の御質問が非常に多くて、時間がなくて、そのままやむを得ずぽっつり……
○田中委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま、委員各位の御推挙によりまして、委員長の職をお受けいたすことに相なりました。まことに光栄に存ずる次第でございます。
申すまでもなく、選挙は民主主義の根幹でありまして、その重要性にかんがみまして、私は微力を尽くして使命達成に努力いたす決意でございますので、皆さま方の一そうの御協力をお願い申し上げまして、私の就任のあいさつといたします。
ありがとうございました。(拍手)
【次の発言】 それでは引き続きおはかりいたします。
私が委員長に当選いたしました結果理事が一名欠員となっております。この補欠選任を行ないたいと存じますが、これは……
○田中委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。
ただいま委員各位の御推薦をいただきまして、引き続き本委員会の委員長の職をお受けすることに相なりました。まことに光栄に存ずる次第でございます。
何とぞ、委員各位の御協力、御支援をよろしくお願い申し上げたいと存じます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの山田芳治君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは委員長は、
大西 正男君 奥野 誠亮君
久野 忠治君 小山 省二君
笹……
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際、自治大臣から発言を求められておりますので、これを許します。自治大臣福田一君。
【次の発言】 続いて、自治政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。左藤恵君。
【次の発言】 内閣提出、地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案を議題とし、趣旨の説明を聴取いたします。自治大臣福田一君。
【次の発言】 以上で趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入るのでありますが、別に質疑の申し出もありませんので、直ちに討論に入ります。
討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。
本案に賛成の諸……
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際、閉会中審査申し出に関する件についておはかりいたします。
浅井美幸君外一名提出、政治資金規正法の一部を改正する法律案並びに公職選挙法改正に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 なお、本委員会に参考送付されました陳情書は、公職選挙制度改正に関する陳情書外三件であります。念のため御報告申し上げます。
本日は、これにて散会いたします。
午後一時三十一分散会
○田中委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推薦によりまして、引き続き本委員会の委員長の職をお受けすることになりました。
何とぞ、委員各位の御協力、御支援をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの山田芳治君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
それでは委員長は、
大西 正男君 奥野 誠亮君
久野 忠治君 小山 省二君
笹山茂太郎君 阿部 昭吾君
山田 芳治君 津金佑……
○田中(榮)委員 それでは、これより会議を開きます。
私が年長者のようでございますので、衆議院規則第百一条第四項によりまして、公職選挙法改正に関する調査特別委員長が選任されるまで、私が委員長の職を行いますので、御了承願いたいと存じます。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいま山田芳治君から御動議が提出されました。この御動議に対しまして、皆さん御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないようでございますので、山田芳治君の御動議が決定いたしました。小澤太郎君が公職選挙法改正に関する調査特別委員長に選任されました。このことを御報告申し上げます。
小澤太郎君、どうぞ……
○田中(榮)政府委員 鉱業権設定につきまして、もちろんこうした被害防止につきましては行政官庁としての十分な監督権の行使をいたしますと同時に、被害をこうむりました者につきましては、損害賠償の責任を追求するために、被害を発生した者に対しましての訴訟手続等の道も当然開かれております。さような関係から鉱業法の中にはそれを入れませんで、別途救済法によりまして被害の賠償を求める、要求する権限が付与されておりますので、さような点で本法の改正案の中にはそれを規定しなかったわけでございます。
【次の発言】 ただいまの井出先生の御意見は、一般の地上権者、土地所有者、その他非常に公益に関係のあることであるから、施業……
○田中(榮)政府委員 私も、時間がたっておりますので、記憶も薄れておりますが、綿製品であるとか、タイルであるとか、そういったものがあって、いろいろ制限を受けたり(加藤(清)分科員「何種類くらい」と呼ぶ)それはちょっと覚えておりません。そういった品種が制限を受けておるということは覚えておりますが、正確な数字その他については、私、いまちょっと覚えておりません。
○田中(榮)委員長代理 ただいまの小濱議員の御発言に対しましては、委員長としましてもそれぞれ所管の省のほうへ申しつけまして、適切なる資料を提出するように努力いたしたいと考えております。御了承願いたいと思います。
【次の発言】 この際、午後二時から再開することとし、暫時休憩いたします。
午後一時九分休憩
○田中委員長 これより外務委員会、沖繩及び北方問題に関する特別委員会連合審査会を開会いたします。
愛知外務大臣から、沖繩返還交渉に関する報告のため発言の申し出があります。これを許します。愛知外務大臣。
【次の発言】 ただいまの報告に対し質疑の申し出がありますので、順次これを許します。
この際、申し上げます。質疑時間につきましては、連合理事打ち合わせ会の協議により決定いたしました時間を厳守していただきますよう、特にお願いいたします。西銘順治君。
【次の発言】 田中六助君。
【次の発言】 安井吉典君。
【次の発言】 曽祢益者。
【次の発言】 松本善明君。
○田中国務大臣 二十五年に国土総合開発法ができましてから、御指摘のとおり、新産業都市建設法、その他山村振興法や離島振興法、地域振興法等々、いろいろなものができたわけでございますが、効果を十分にあげておらないというお話もございました。これは、そういう立法はできましたけれども、都市に集中をするというメリットのほうが多かったために、なかなかあのような法律制度では法律目的を十分達成できなかったと思います。しかし、明治百年を迎えてから、御承知のとおり、過密過疎の問題はたいへん大きな問題になってまいりました。それだけではなく、大都会に工場が集中するために、地価の値上がり、複合公害の問題、住宅の不足、物価の……
○田中(榮)小委員 私は、まず中内さんにちょっとお尋ねいたしたいのです。 今日の状況におきましてチェーンストア、大型スーパーマーケット、それから百貨店等が漸次拡大して、お互いに自由競争でやるということは、もう当然なことであると思うのです。最近におきましても、自由競争があってこそ産業、経済の発展があるということをわれわれは根本的には認識いたしております。したがって、大型スーパー並びにいろいろ疑似百貨店等ができてきて、お互いに自由競争をされて、同時に経済の発展を遂げられるという点はよくわかるのでありますが、中内さんのお説のように、すべて流通機構の改善は自由競争を進めることにあるというようなお考え……
○田中(榮)分科員 私はただいまから総理府関係の土地並びに警察庁の今後の運営の方法につきまして、あるいはまた教育問題につきまして関連した問題でありまするので、若干質問さしていただきます。 私の質問することは直接国そのものには関係ないかもしれませんが、地元の関係者といたしましてはきわめて重要なる教育問題と考えておりまするので、その含みでひとつ御質問いたしまするので何とぞ御回答願いたいと存じます。 私の質問せんとすることは、現在新宿区若松町九十五番地に所在する総理府統計局に隣接する内閣総理大臣官房会計課長の管理にかかわる警視庁第八、第九機動隊施設として使用認可を与えていまする土地及び建物の施設……
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