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勝沢芳雄 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

勝沢芳雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
120位
委員会発言歴代TOP500(衆)
118位
委員会出席(幹部)歴代TOP50
46位
委員会出席(無役)歴代TOP500
483位
委員会発言(議会)歴代TOP500
253位
委員会発言(非役職)歴代TOP100
89位
各種会議出席歴代TOP250
198位
各種会議発言歴代TOP250
128位
各種会議出席(無役)歴代TOP250
137位
各種会議発言(非役職)歴代TOP250
105位

28期委員会出席(無役)TOP100
63位
28期委員会発言(非役職)TOP100
96位
29期委員会出席TOP50
25位
29期委員会発言TOP50
16位
29期委員会出席(幹部)TOP50
48位
29期委員会出席(無役)TOP100
94位
29期委員会発言(非役職)TOP50
12位
29期各種会議発言TOP25
24位
29期各種会議出席(無役)TOP25
19位
29期各種会議発言(非役職)TOP25
21位
30期委員会出席TOP50
47位
30期委員会発言TOP10
10位
30期委員会出席(幹部)TOP100
70位
30期委員会発言(議会)TOP50
12位
30期委員会発言(非役職)TOP10
10位
31期委員会出席TOP50
38位
31期委員会出席(幹部)TOP50
40位
32期委員会出席TOP50
41位
32期委員会出席(幹部)TOP50
14位
33期委員会出席(幹部)TOP100
56位
33期委員会発言(議会)TOP50
40位

このページでは勝沢芳雄衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。勝沢芳雄衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/10/21
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

28期(1958/05/22〜)

第30回国会 商工委員会 第2号(1958/10/07、28期、日本社会党)

○勝澤委員 台風二十二号に関する特に伊豆地方の被害の概況につきましては、今中村委員から言われましたように、公共施設百五十億といわれ、個人の損害を含め、その被害は実に甚大なものがあろうと思うのであります。その具体的な対策につきましては、今大臣からお聞かせをいただきました。私は中村委員の御質問の中から少し補足をしてお伺いをいたしたいと思うのでありますが、中小企業庁長官からは被害の概況として三十億弱、設備資金として約十九億、運転資金として五億、具体的に今県の商工部としての要求が出されておるが、これについてはまだ調査が行き届いていないということで、金額の特別な手当の問題については具体的な金額が出されて……

第30回国会 商工委員会 第5号(1958/10/17、28期、日本社会党)

○勝澤委員 私は特に通産省の中で、政治のワク外におる中小企業の問題につきまして二、三御質問をいたしたいと存じます。  中小企業はわが国経済上きわめて重要な地位を占めている反面、絶えず経営の不安定に悩んでおり、大企業の圧迫によりまして、いつもそのしわ寄せを受けておりますことは御存じの通りであります。その上今日政府の経済不況政策によってますます苦しめられ、大企業には独禁法あるいは輸出入取引法等の改正によって、ますます独占利潤を確保させながら、金融や税制の面においても特別な措置がなされておりますが、中小企業に対してはきわめて冷淡であったと存じます。大臣は就任以来所信表明の中で、特に中小企業の振興策を……

第30回国会 商工委員会 第9号(1958/10/28、28期、日本社会党)

○勝澤委員 私はまず最初に、水質汚濁防止という問題に対する政府の基本的な考え方について大臣にお伺いをいたしたいのでありますが、この法律を見てみますと、数年来の長い懸案であった水質汚濁に対する政府の考え方があまりにも独占資本、大企業ばかりを擁護する立場に立って――通産省は加害者の代表ですから、そういうお考えになるのは当然だと思うのです。しかし数十年来漁民あるいは零細農民というものはこれで苦しめられてきておる。しかしこの際根本的にこれらの対策というものを考えていかなければならぬ、こういう立場からこの法案というものができ上っておると思うのですが、この問題に対する基本的な考え方、こういうものについて大……

第30回国会 商工委員会 第10号(1958/10/29、28期、日本社会党)

○勝澤委員 大島参考人と岡参考人に最初にお尋ねしたいですが、和解仲介の問題の十九条に対しまして、大島参考人の方は公共用水域を指定水域とされたい、こういう考え方をされておるわけでありまして、水質基準のないところで紛争が起きても困難じゃないか、こういう考え方に立つと、紛争が起きたところから水質基準を作っていけばいいじゃないか、こういう考え方もあるわけでありますが、現在紛争を処理するという立場からすると、指定水域だけで、それに水質基準をきめてそこからやっていく、こういうことと、それからやはり紛争をできるだけ早く解決していく、こういう立場からいうと、少しここに問題点があると思うわけですが、この点につい……

第31回国会 商工委員会 第3号(1958/12/18、28期、日本社会党)

○勝澤委員 まず私は、この法案につきまして、第一番に、この法案を必要とする理由というのが、この提案の理由をいろいろ見た場合においてどうもわからないわけであります。この理由の中であげられている問題をまず見てみますと、過当競争防止のため、こういうふうに言われておるのでありますが、現行の輸出入取引法なりあるいは中小企業団体法で十分だと思われているにかかわらず不十分だと、こう言っておる。具体的にどういうふうに不十分なのかという点については、何らの説明を加えていない。あるいはまた軽機械の品質の向上、そして積極的な海外市場の開拓、こう言われておるのでありますが、これは過般われわれが日本貿易協会を作って、特……

第31回国会 商工委員会 第11号(1959/02/05、28期、日本社会党)

○勝澤委員 時間もありませんので、簡単に高橋さんと中林さんに質問をしてみたいと思います。  先ほどからの話の中で、高橋さんにまずお伺いいたしたい問題は、小売商業の振興の根本は一体どうしたらいいか。この問題が先ほどからいろいろと質疑の中でも出されましたし、また向井先生からもいろいろ意見が出されました。そこで、やはり失業者のたまり場になっている、こういうことがいろいろ言われている。失業者のたまり場にならないように、小売にはある程度ワクをきめてふやさない方がいい、こういう意見も出されておりました。失業者がどこから出てくるかと言えば、働いている労働者からであります。農村の二、三男の問題であります。です……

第31回国会 商工委員会 第15号(1959/02/17、28期、日本社会党)

○勝澤委員 私はアメリカのジョンス・マンビルと久保田建材社との間のドライ・プロセスによるカラベストスの製造技術援助契約締結認可の申請に関しまして、経過についての緊急質問をいたしたいと存じます。  まず最初に、本問題に入る前に、石綿スレート産業の今日の現況、久保田建材社の行なっているアメリカのジョンス・マンビル社とのカラベストスに関する技術提携の今日までの経過、こういう点について局長の御回答をお願いいたします。
【次の発言】 ただいまの御説明ですと、意見を取りまとめ中でまだ未決定だ、こういうふうに言われておりますが、その通りですか。
【次の発言】 私の業界から聞いておることとちょっと違うように思……

第31回国会 商工委員会 第22号(1959/03/03、28期、日本社会党)

○勝澤委員 私はただいま議題となりました硫安工業合理化及び硫安輸出調整臨時措置法の一郎を改正する法律案についての質問をいたしたいと存じます。大臣がお見えになっておりませんので、その分につきましては一つ次官の方からお答えを賜わりたいと存じます。  まず硫安工業の合理化の現況について一つ御説明を賜わりたいと思うのですが、硫安工業の合理化の最終的な目標は、トン当り五十ドルということでこの肥料二法が成立をし、当時の価格が六十五ドルであったから、この五年間に十五ドル程度を下げるのがこの合理化の目的だったと存じます。その内訳は、硫安工業の合員理化に基くものが七・二ドル、操業度向上によるものが三・二ドル、関……

第31回国会 商工委員会 第39号(1959/05/19、28期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、この前二月十七日の日に当委員会におきまして、アメリカのジョンス・マンビルと久保田建材との間のドライ・プロセスによるカラベストスの技術提携の問題につきまして質問をいたし、当時森局長より、これらの問題につきましては、十分業界と話し合いの上、円満に処理をしたい、こういう説明がありました。昨日の日本経済新聞によりますと、通産省は認可を決定をして、関係業界は反対に立って最後の段階に来た、こういうようなことが紙上に伝えられておるのでありますが、この前ここで私が質問をいたしまして、局長から、十分話し合いをしてやる、こういう御説明がありましたのに、どうも話し合いというものがまだ十分なされてい……

第32回国会 商工委員会 第1号(1959/07/03、28期、日本社会党)

○勝澤委員 独占禁止法は戦後の経済憲法だといわれて、経済秩序を確保して公正かつ自由な競争を促進して、事業活動を盛んにすると同時に、中小企業や農漁民あるいは勤労者を初めとする一般消費者の利益が確保されてきたわけでありますが、これはこの独占禁止法を取り扱っておる公正取引委員会が、この法律の趣旨をよく理解して努力を重ねてきた結果といたしまして、私は敬意を表する次第であります。しかしさきの国会で政府が独占禁止法の緩和の改正案を提案されて以来、長沼委員長の改正案賛成等の態度から、公取委は本来の機能に消極的になってきたように思うのであります。その上行政指導という名のもとにおいて、通産省みずからが勧告操短と……

第32回国会 商工委員会 第4号(1959/08/10、28期、日本社会党)

○勝澤委員 新聞代の値上げに伴う独占禁止法違反の問題につきまして、少し質問をいたしたいと思います。時間もございませんので、特に要点だけを申し上げますので、抽象的でなくて、具体的な御回答を賜わりたいと思うわけであります。  七月三日に本委員会で取り上げまして、その後の委員会の審議の経過とその見通し等について、御説明を賜わりたいと思います。
【次の発言】 前会の質問の中で明確にされたことは、中村委員長代理が留守でも、この問題については審議を進められる、それが遅延している理由ではない、あるいは委員長がきまらないのも遅延している理由じゃない、こういうことを言われておったのですが、今おくれている原因は、……

第32回国会 商工委員会 第5号(1959/09/09、28期、日本社会党)

○勝澤委員 戦後の民主主義の三大立法といたしまして、労働者を守るための労働組合法、農民の立場の農地法、中小企業や零細企業あるいは消費者を守るための独占禁止法というものが制定されました。この独禁法は経済憲法と今日までいわれて参ったことは御案内の通りであります。ややもすれば、この独禁法が、政治の立場から法律がゆがめられて、あるいは独禁法の番人であるべき公正取引委員会が、独占資本の代弁者の役割をしておるように見受けられるのは、私は残念だと存じます。  特に今回問題になりました新聞料金の値上げにつきましては、七月の三日、八月の十日の二回にわたりまして、本委員会において厳重に公正な取扱いをするよう要請い……

第33回国会 商工委員会 第10号(1959/12/09、28期、日本社会党)

○勝澤委員 昼食抜きで、だいぶ同僚の皆さんが質問を続けましたので、私は大へん参考人の方々には――全部一通りいろいろな私たちのこれからの国会審議の参考になる意見をお聞きいたしたいと思っておりましたが、時間もございませんので、特に私たちの考えている問題と意見の違う方だけに、特に川崎の市長さん、姫路の市長さん、それから平塚の市長さん、この三名の方に少しお聞きいたしたいと思います。  時間がありませんので簡単にまず最初に川崎の市長さんにお伺いいたしますが、競輪というものに対して、これはギャンブル行為、こういうものについての基本的な考え方が、プラス、マイナスを比較してきめるべきだということだけで、競輪の……

第34回国会 運輸委員会 第8号(1960/03/22、28期、日本社会党)

○勝澤委員 大臣の御都合があるようでございますから、おもに最初二、三の基本の問題につきまして私は大臣にお伺いをいたしまして、あとは事務当局の方から御説明を賜わりたいと思います。特に今、先輩正木委員の質問の中でも言われましたように、そう運輸大臣と私たちの言うことが、意見が相違する点はないと思いますけれども、やはりその点は政治的な立場で十分な配慮を賜わって御回答をいただきたいと思います。  さまに今の質問の中で明確にされましたように、国鉄の経営というものは最近きわめて困難になっておりますし、前途はお先まっ暗だ。このことは内部における経営努力によって克服をすることはもちろんでありますけれども、同時に……

第34回国会 建設委員会 第20号(1960/05/18、28期、日本社会党)

○勝澤議員 各党の代表ということでありますが、社会党の立場というよりも、提案者の代表として、今、遠藤議員から説明されましたように、中央道というものは、国土開発という立場から作られたものであり、東海道の幹線自動車国道というものは、提案の理由で説明をされたように、今日の経済の進展と交通難緩和、こういう立場から出されたものであって、本質的に当然両方とも作らなければならぬものである。従って、私たち東海道幹線自動車国道建設法案を提案しておる者も、中央道の建設につきましてはもろ手をあげて賛成し、これを推進をするという立場で、党の方も、両法案について社会党として賛成をし、両方進めているわけでありますので、あ……

第34回国会 商工委員会 第15号(1960/03/11、28期、日本社会党)

○勝澤委員 アジア経済研究所の問題につきまして、もう田中委員から相当詳しい質問があったと思いますので、私は簡単に二、三の問題についてお伺いいたしたいと存じます。  まだやはり解明されない問題は、財団法人であるこの研究所を、一体どういうわけで特殊法人にしなければならないのか、こういう理由は、意見の相違といえば相違かもしれませんけれども、やはりもう少し解明しなければならぬ問題ではないだろうか、こういうように思うのです。先ほどの答弁で、大臣は、安定的に継続的に永続することの方が効果がある、こう言われておるわけです。あるいは、参考人で参りました東畑先生の言葉を端的に言うならば、就職が不安定だから、財団……

第34回国会 商工委員会 第19号(1960/03/22、28期、日本社会党)

○勝澤委員 長官、資料の中で、できれば一つ具体的に都市の名前をあげておいていただきたいと思います。
【次の発言】 最後でありますので、なるべく簡単に御質問いたしたいと思います。  井上さんにお尋ねをいたしたいのでございますが、私たち社会党は、この商工会の組織法についての基本的な問題として、小規模事業者だけに限定した階層別規模別組織にすべきだ、こういう原則を今立てて、政府提案に対する対案を今用意をいたしておるわけでありますけれども、商工会といたしましてはこれについてどうお考えになっておりますか。
【次の発言】 そこで今大きな問題は郡部と都市の問題になると思うのですけれども、次の問題といたしまして……

第34回国会 商工委員会 第20号(1960/03/25、28期、日本社会党)

○勝澤委員 委員長に申し上げたいのですが、商工委員会に私が出て参りましてから、総理が来たのは今回が初めてなんです。かつて高碕通産大臣、池田通産大臣、みな内閣の中の実力者でありますから、別にどうとは思いませんが、たまには少し十分御答弁を賜わりたいと思います。  まず第一番に、最近よく言われている言葉の中で、経済の二重構造ということが言われておるわけであります。特に日本の中小企業というのは、欧米の先進資本主義諸国と違って、著しい特質を持っていることは御承知の通りであります。それは中小企業の占める事業所が圧倒的に多いということと、そしてまたそれが零細であるということと、そして過当競争が激しい、従って……

第34回国会 商工委員会 第30号(1960/04/11、28期、日本社会党)

○勝澤委員 ただいま議題になりました割賦販売法につきまして、最初に質問いたしたいと思うのですが、その前に、この「ワップ」販売法か、「カップ」かということですが、どうも語源がはっきりしていないようでありますので、この際一つ大臣に、この読み名をどういうふうにやっていくかという点について、先ほどからここで問題になっておりますので、最初に一つ御解明願いたいと思います。
【次の発言】 語源の問題につきましては、いずれまた学者なり参考人を呼んで一つ十分お聞かせ願いたいと思います。  それでは、この割賦販売に対する政府の基本的な考え方について大臣にお尋ねをいたします。

第34回国会 商工委員会 第32号(1960/04/14、28期、日本社会党)

○勝澤委員 ただいまわが党から提案をいたしました、真に小規模事業者のためになる商工会法案につきまして、多数によって否決されましたことは、大へん遺憾にたえません。商工会法の真のねらいというものは、小規模事業の対策でありまして、これはちまたにいわれているように、政府、自民党の選挙対策であってはならないと私は思う。大は独占から小は一文あきないの零細企業の対策を、一本にまとめてどう解決されるかという点は、大へんむずかしい問題でありまして、特に小規模事業対策というものは、経済政策の立場からよりも、むしろ社会政策的な面から、これの対策を立てることが必要だと思います。特にこの商工会は単なる小規模事業者の苦情……

第34回国会 商工委員会 第34号(1960/04/19、28期、日本社会党)

○勝澤委員 ただいま議題となりました割賦販売法案につきまして、きょうは特に事務当局を中心に具体的な諸問題についてお伺いいたしたいと存じます。  この割賦販売の対象としている指定商品というものは政令によって定める、こういうふうになっておりますが、この指定商品にはどういうものを考えておられるか、また金額的にはどの程度のものかということについて、  一つ御説明賜わりたいと思います。
【次の発言】 最近日信販が住宅の問題についての割賦販売といいますか、こういうことを考えられて進めているようでありますが、大体住宅の月払いというものは最近各所で大へん事故が起きて、また内容について、いろいろ不正というか、あ……

第34回国会 商工委員会 第35号(1960/04/26、28期、日本社会党)

○勝澤委員 質問をする前に、私は委員長に申し上げておきたいと思うのですが……。
【次の発言】 それでは質問に入りますけれども、もう時間もだいぶたちましたので、私一ぺんに質問いたしますから、ぜひ要点だけ書きとめておいて、簡単に明確にお答え願いたいと思います。  まず背戸さんと宗像さんと眞木さんですか、この三名の方には現在皆さんがやっておられる割賦販売に対して、皆さんの事業の中では金融はどういうふうになっておるか、金利はどの程度の金利でやられておるかという点をお伺いいたします。  それから次に眞木さんと宗像さんに、所有権留保の問題につきまして、二人の方は流通部会の委員でありますからよくおわかりにな……


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 商工委員会 第4号(1960/12/16、29期、日本社会党)

○勝澤委員 私は北野さんに、特に最近政府関係機関の職員の労働条件といいますか、こういう問題が少し問題になっておりますので、その点二、三簡単に御質問いたしたいと思っておりますが、業務の監督ということが主務大臣から出ておるわけなんでありますが、特に給与、労働条件については、どの程度まで監督権というものはなされておるのでございましょうか。
【次の発言】 そうしますと、法律的に言うならば、予算について承認を受ける必要もなし、銀行局の精神的な指導でやられておる、こういうことなんですね。
【次の発言】 そうすると、具体的な問題で聞いた方が早いと思うのですが、たとえば今回の年末手当というのは、公務員は二カ月……

第38回国会 運輸委員会 第9号(1961/03/10、29期、日本社会党)

○勝澤委員 港湾整備緊急措置法案につきまして、二、三御質問したいと思うのですが、従来昭和三十三年から三十七年までの港湾整備五カ年計画は新長期経済計画によって樹立されて参りましたが、今回は政府の国民所得倍増計画に対応する港湾整備計画でありますけれども、一体新長期経済計画による従来の五カ年計画と、今回の国民所得倍増計画によるものとの相違点はどこにあるのでしょうか。
【次の発言】 私は港湾整備の旧五カ年計画と今度の五カ年計画との相違点が実は具体的によくわからないのです。極端な言い方をすると、名前が違うだけであって、中身は同じだということに尽きると思うのです。ですからそこに本質的に、今までの新長期経済……

第38回国会 運輸委員会 第13号(1961/03/17、29期、日本社会党)

○勝澤委員 ただいま質問をされております静岡県庵原郡の由比町寺尾地域内における地すべりの問題につきましては、十五日の建設委員会におきまして建設大臣並びに農林当局からその詳細を聞き、対策を聞きました。しかし内容が運輸省にわたるものでありますので、この際運輸大臣代理として来ておられる政務次官に一言要望を申し上げておきたいと思います。  御承知のようにこの地すべり地域は、昭和十六年に大きな地すべりがあって六名が死亡し、先ほどの御説明のように二十三年にも大きな地すべりでまた東海道線が不通になった地点であります。場所そのものは農林省の林野庁の所管でありますけれども、この地くずれによって起こる障害は特に国……

第38回国会 運輸委員会 第14号(1961/03/20、29期、日本社会党)

○勝澤委員 一昨日に引き続きまして私は質問をさせていただくわけでありますが、質問に入る前に、前会にも申し上げましたように、今回の国鉄運賃の値上げについては多くの国民が多大の疑義を持っておるわけでありますし、また、与党の中においてすらいろいろと御意見もあるわけでありますから、一つこの委員会を通じて十分な審議を行ない、国鉄が運賃を値上げをする理由を明確にして、国民の要望、期待にこたえるように十分な審議を一つわずらわしたいと思うわけであります。審議を急ぐのあまり、何でも通りさえすればいいということのないように最初に申し上げておきたいと存じます。  前回の質問の中で特に問題となっております只見線の問題……

第38回国会 運輸委員会 第22号(1961/04/11、29期、日本社会党)

○勝澤委員 今、關谷委員と提案者の方との間での重要な論争点におきまして、そんなに御意見が食い違っておるわけじゃないようです。食い違っておるようにお互いに見せているだけで、議論を打ち切られて大へん残念だと思いますが、まず最初に私は、今回の運賃値上げに対しまして当然この問題が  一つの議論の中心になってきた今日この負担法案を出されたということは、まことに時宜に適したものであるし、今日の国鉄をどういうふうに再建をしていくかということになれば、当然この問題を俎上に乗せて、これについて態度を明確にして、その上でこそ運賃値上げをすべきかどうかという論争をすべきであった、こう思うのです。このことは、やはり国……

第38回国会 運輸委員会 第26号(1961/04/25、29期、日本社会党)

○勝澤委員 今鉄道建設審議会のお話が出ましたので、それから少しく御質問いたしたいと思います。鉄道建設審議会は大体今まで何回くらい開いて参ったのですか。
【次の発言】 年ですか。
【次の発言】 そこで、この新線建設の利子補給につきまして関連をしてお尋ねしたいのですが、この法律の対象となる建設線というのは三十六年度以降というふうに言われておりますけれども、今までの路線というものはどんな形で適用になるのですか、あるいはならないのですか。どの線路が対象になるかということです。
【次の発言】 この四月十六日に日本経済新聞に出まして、鉄道建設審議会に緊急提案をするというように出され、これはいつの委員会でし……

第38回国会 運輸委員会 第32号(1961/05/26、29期、日本社会党)

○勝澤委員 ただいまの問題で、関連をして一つだけお尋ねと要望をしておきたいと思います。  私も東海道新幹線工事を今やっております静岡でありますから、ときどき管理局なり工事局なりあるいは各市町村で工事関係の人と出会うときがあるわけです。一番感ずることは、こういう大きな工事をやるについて、あまりにもその体制が不十分ではないだろうか、だからこういう事件がいつか起きるのではないだろうかという懸念を実は持っておりました。国鉄の機構の中では割と機構がしっかりし、内部牽制制度もできておるわけでありますけれども、新しい仕事を始めるには、その機構では人員を十分にゆとりをとってやることが不可能だ。たとえば新線の建……

第38回国会 運輸委員会 第34号(1961/05/31、29期、日本社会党)

○勝澤委員 それでは時間もありませんので、私はなるべく簡単に質問をいたしますから、一つ簡潔にお願いいた、したいと存じます。  この法律の改正の要旨というのは、公営競技調査会が発足をしたがまだその結論が出ないから延ばしてくれというようなことと思うわけであります。公営競技調査会が発足をしたけれども結論がおくれている理由をまず最初にお尋ねいたしたいと存じます。
【次の発言】 実はこの公営競技調査会の法律ができたのは相当以前だと思うのでありますけれども、第一回目の発足から見ますとだいぶおくれているのですが、一体どういうわけでこの発足がおくれたのでしょうか。

第38回国会 運輸委員会 第35号(1961/06/02、29期、日本社会党)

○勝澤委員 ただいま議題となりました日本国有鉄道法の一部を改正する法律案について質問をするわけでありますが、この問題につきましては、従来から国鉄の預託金制度の問題について不合理ではないだろうかという点で御検討をわずらわし、またこのような措置というものがなされるための法案改正だと思いますけれども、特に主張された大きな点というのは、やはり第一のこの四十億、電電公社の場合は三十億ですが、これが無利子だというごと――せめて金利に敏感な企業になりたいという総裁の要望などもあって、こういうごとになったと思うんですが、そのもとである四十億についてはまだ何ら手がつけられていないようでありますけれども、その辺の……

第38回国会 決算委員会 第3号(1961/02/09、29期、日本社会党)

○勝澤委員 ちょっとその前に資格を聞きたいのですが、ちょっとわからないのですけれども、あなたは会計検査院の検査官としてここに出席しているようなことを、先ほどからの発言を聞いておると、言っておるのですけれども、そうしますと、あなたは、会計検査院長として来ても、会計検査院の山田検査官としての発言しか資格がないと自分で言われておるのですよ。そうしますと、これから私たちは三人の検査官を呼んでこなければ、会計検査院の統一見解というのはないということがいわれると思うのですが、その点が明確にされないで、あなたは先ほどから、個人ですか、会計検査院の意見ですかと、こう言われているのですが、その点、ちゃんと会計検……

第38回国会 決算委員会 第5号(1961/02/16、29期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、最初に委員長に申し上げておきたいと思うんですけれども、決算の審査方針については、三十五年の七月の二十日の決算委員会で決定されまして、先ほど委員長の朗読されましたように、各省大臣の説明については、従来より変わって、もっと積極的な意見を出せ、こういうことがきめられました。それから会計検査院法の中にも、予算委員会を通じてどなたか発言したと思うんですけれども、三十六条に、会計検査院は、検査の結果法令、制度又は行政に関し改善を必要とする事項があると認めるときは、積極的に意見を出す、こういわれておるわけであります。しかし、今科学技術庁長官の説明を見てみますと、どうも従来とあまり変わってい……

第38回国会 決算委員会 第7号(1961/02/23、29期、日本社会党)

○勝澤委員 関連して。CP5型をきめた責任者は一体だれなんですか。
【次の発言】 原子力準備調査会のメンバーをちょっと言って下さい。
【次の発言】 CP5をきめたときのメンバーでいいのです。
【次の発言】 大へん失礼なことですけれども、このメンバーで原子力のわかる人はだれですか。
【次の発言】 神代の時代といっても、今言いましたように、二人の方は一応原子力というものについて承知しておる。しかし、それでもなおかつ心配だから、藤岡さんの場合においては、アメリカからこれこれこうだからCP5型については考慮した方がいいということが言われておる。一体、なぜこれがこの中で考えられなかったのですか。その辺は……

第38回国会 決算委員会 第8号(1961/02/24、29期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、会計検査院に、委員会の決議として資料の要求を一つお願いしたいのです。  それは、三十三年度並びに三十四年度の決算の審議にあたっては、なるべく事前に資料を出していただいて、そしてスピーディな審議をいたしたいと思いますので、三十三年度並びに三十四年度の決算検査報告書に記載されなかったが、注意書によって指摘した事項について、個所別内容についての資料を一つ出していただきたいと存じます。それと、会計検査院法の三十六条に関係をいたしまして、改善に積極的な意見の具申を行なえということが書かれておるわけでありますから、この三十六条によって指摘した事項があったら、それも一つ出していただきたい。……

第38回国会 決算委員会 第9号(1961/03/02、29期、日本社会党)

○勝澤委員 ただいまの問題について、関連してお伺いをいたしたいのであります。  指摘によりますと、工事費が七十一万円相当額が不足している出来高になっている、これを直すために九十六万円の手直しを行なった、こう言われておるわけでありまして、まことに遺憾なことだと存じます。また、内容を見てみますと、根固めの効果が低下しているものと見られる、こう言っておるわけでありますけれども、このような案件は、やはり今日の段階においては、いろいろ各所にこういう問題は起きておりますから、十分注意をされていると思うのでありますけれども、工事の監督なり、あるいは材料の検収なり、あるいはこれは競争入札だと言っておりますけれ……

第38回国会 決算委員会 第10号(1961/03/03、29期、日本社会党)

○勝澤委員 関連をして大臣に一つだけお伺いしたいのですが、かつて建設委員会でもいろいろ問題になっておりましたが、土地会社とか住宅会社に、いろいろ詐欺といいますか、そういうものにひっかかった。何かこれについては取り締まりの法律を作らなければならぬのじゃないだろうかという点で、いろいろ論議されておったようでありますけれども、その後、それらに対する取り扱いはどのようになっておりますか。ちょっとお尋ねをします。
【次の発言】 次に私は、家の月払いとかいうことで、今消費物資につきましては、割賦販売法が商工委員会にかけられているようでございますが、この問題が大へん問題になりまして、特に顕微鏡で見なければわ……

第38回国会 決算委員会 第15号(1961/03/30、29期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、科学技術庁と会計検査院に、資料の要求をしたいと思います。  科学技術庁に対する資料は、CP5に対して応札をした四社の信用調査の内容であります。もう一つは、CP5を審議した関係理事会の議事録であります。  会計検査院に対しましては、原子力研究所に、CP5をめぐって、昭和三十四年九月十四日、これについての照会をいたしておるようでありますが、このときの照会された文書並びに回答の写し。なお、CP5に対して会計検査院として調査をした概要、その他関係の書類があったら、それも。  以上の点につきまして、審議の必要もありますので、おそくとも来週火曜日までごろには出していただくように御手配をお……

第38回国会 決算委員会 第16号(1961/03/31、29期、日本社会党)

○勝澤委員 今少し掘り下げられた自転車振興会関係の資料を、一つ出していただきたいと思います。事業報告なり決算報告、あるいは運営に関する問題、役員の名簿、前歴、給与、それからこれから各団体にこの通り補助が出ているわけですから、その補助団体、そういう関係を、次の委員会の二、三日前までに出していただきたいということをお願いしておきます。

第38回国会 決算委員会 第17号(1961/04/05、29期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、藤岡先生お早くお帰りの御様子でございますので、特に藤岡先生を中心にお尋ねいたしたいのですが、このCP5の原子炉の決定が、三十年の十一月の原子力利用準備調査会においてなされて、三十一年の一月に入って原子力委員会で決定された、こう聞いておるのですけれども、この辺の経過を少しお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、CP5型をきめたときには、そのあとでもう次の炉は出力のいいものを作ろうという考え方――CP5型をきめたときには、一万キロというものは条件としてきめられたのでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、このとき原子力委員会では、CP5型をきめた。出力については……

第38回国会 決算委員会 第18号(1961/04/06、29期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、きのうに引き続きまして、CP5型の炉の購入をめぐっての問題についての質問を続けたいと存じますが、きのうの質問の中で、少し不明確になった点が一つ出てきたわけであります。CP5型の出力の問題で、一万キロというのを一つの条件として出されて、この炉の設計が進められてきたようでありますけれども、きのうの質問の中で、藤岡参考人から、一万キロというのは原子力委員会でもきめたことはなかった、こういうようなことが番われておりますし、その問題については、どうも明確になっていないわけであります。このCP5型の炉についての、希望といいますか、条件といいますか、こういうものは、どういう形で、どこできめ……

第38回国会 決算委員会 第19号(1961/04/07、29期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、あとで自転車競技法に伴う自転車振興会の関係について、お尋ねいたしたいと思うのですが、大臣に対しましては、競輪のあり方について、一つお尋ねいたしたいと思うのです。  競輪の問題が、昨年、一昨年いろいろ問題になりまして、存続の問題までいろいろと論議されたようであります。当時、これにつきましては、閣議なり、あるいは対外的にも論争が繰り返されておったようでありますが、この際、一つこの競輪の問題は今後、どういうふうにするのか、方針をお示し願いたいと思うわけであります。
【次の発言】 競輪、あるいはボートレース、あるいは競馬、いろいろあるわけでありますが、そのうち、特に問題になるのは、一……

第38回国会 決算委員会 第20号(1961/04/12、29期、日本社会党)

○勝澤委員 ちょっと関連して一問だけ。  大臣に一つだけお尋ねしたいのですが、帝都高速度交通営団の資本金は、百十一億なんですね。国鉄の資本金は、幾らなんですか。八十九億くらいでしょう。どうなんですか。そうしますと、国鉄の方は、赤字で困っておるわけなんです。国鉄の資本金は、たしか八十九億だと思う。それで自分が投資をしている帝都高速度交通営団は、七十五億出資されていながら、百十一億なんです。ですから、今の方針を進められるということは、これはやはり検討すべき段階にきているはずなんです。ですから、大臣、この間の運賃値上げの問題のときに運輸委員会で聞きましたけれども、これはやはりまだ続けていくということ……

第38回国会 決算委員会 第21号(1961/04/13、29期、日本社会党)

○勝澤委員 会計検査院があした都合が悪いようでありますから、きょうは特にその関係を少し……。私は、最初に三十三年度の決算の検査報告に出ている三四七、三四八のこの件を中心に、お尋ねをいたしたいと思います。  このような検査報告というのは、三十一年度においても見られるわけであります。そこで建設省――ほかの省もそうなんでしょうけれども、一体入札のやり方というものは、どういう形でなされておるのかという点について、これは国鉄でもいいのですけれども、会計検査院の方がよろしいでしょうから、会計検査院として、入札というものは今一体どういうふうにやられておるか、そしてそういうものが入札の段階でもって発見できない……

第38回国会 決算委員会 第22号(1961/04/14、29期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、国鉄の経営の基本的な問題についてお伺いをいたしたいと思うわけであります。  その前に、特に今委員長からも発言をされて、いかに今回の運賃の値上げというものが不当なものであるかということを、与党の立場から指摘をされて、まことに同感の意を表する次第であります。特に監査委員会から指摘をされている事項を詳細に一つずつ拾ったならば、今回の運賃の値上げをしなくてもよろしい、運賃の値上げは不当なものである、こういうことが明確に結論として出るのであります。従いまして、今委員長を中心といたしまして、この監査委員会の報告を中心にして、われわれと同じ意見になったことは、まことに好ましいことであります……

第38回国会 決算委員会 第23号(1961/04/19、29期、日本社会党)

○勝澤委員 それでは少し関連質問をいたしたいのですが、公社や公団の決算をずっと当たって参りますと、最終的には大蔵大臣にいろいろ聞かなければならぬ点がたくさんあると思うのです。きょうは、一応国鉄の問題ということでございますので、国鉄の問題を中心にしてお尋ねしたいと思います。  大蔵省から考える場合に、一体国鉄という企業はどういう企業であるかという点について、お尋ねしなければならないと思うのですが、たとえば今回の運賃値上げの問題にいたしましても、やはり公共性か、企業性かという問題がいろいろと論議をされました。結論的に輸送力を増強する、こういう立場で運貸値上げというものがされたわけだが、しかし、ちま……

第38回国会 決算委員会 第26号(1961/04/26、29期、日本社会党)

○勝澤委員 引き続いて関連質問させていただきたいと思うのですが、二月の半ばですか、この建物ができて、何か落成式だか祝賀式だかやったというのですが、それはどういう名目なんでしょうか。
【次の発言】 移転の披露会――まあ大へんりっぱな披露会で、電電公社が大へんりっぱなビルを建てたと、みな理解したそうですが、帰ってきて調べてみたら、あれは電電公社のビルではない、借りているのだ、こういう話を聞いて、二度びっくりしたということが出ております。そこで、あの今のビルディングというのは、どこが所有をされて、そして、どういう形に今なっているのですか。
【次の発言】 土地はどこのものなんですか。

第38回国会 決算委員会 第27号(1961/04/27、29期、日本社会党)

○勝澤委員 郵政が、今日まだ依然として前近代的な経営の形態があるという点は、いなめない事実だと私は思います。そのことは、やはり皆さんがいろいろ御苦労されて、近代化のために努力していることを私たちも認めるわけであります。しかし、先ほどからの論争の中で明確になっているし、また皆さんも努力しているのですけれども、結論的に、今の郵政事業の一番の根本は何かといえば、人が足りぬということになると思います。あるいはまた、待遇の問題も問題になると思います。たとえば今度の年度末手当一つの例に見ても、ほかの省では〇・五が簡単に出る。しかし、なかなか全逓では出ない。出ない理由は何かという点を掘り下げていけば、そこで……

第38回国会 決算委員会 第28号(1961/05/10、29期、日本社会党)

○勝澤委員 法務省のことにつきまして私しろうとでありますので、あまりよくわかりませんが、二、三気のついた点について、御質問いたしたいと思うのです。  刑務所の問題でございますが、本委員会におきましても、大阪の刑務所の移転の問題について、いろいろと審査を進められておるのでありまして、都市のまん中に刑務所があるところがあるようでありまして、たとえば・静岡のような場合なんかでは、地価が何十万円というような場所に刑務所があるわけでありまして、これはその当時はよかったでしょうけれども、今日の時代には適合しないわけであります。従って、やはり環境のもっといいところで、もっと人里離れたところというのがあるはず……

第38回国会 決算委員会 第29号(1961/05/11、29期、日本社会党)

○勝澤委員 ちょっと大臣に一言だけ質問しておきたいことがあるのですが……。
【次の発言】 大臣が所要があるようでございますので、簡単に御質問いたしたいと存じます。  その前に外務当局に申し上げておきたいのですが、きのうとそれからきょう、外務省関係の資料が提出をされました。提出された書類を見てみますと、委託団体の関係、それから補助団体の関係でこの出されている交付金、額の数字が、決算書による数字と相当違う点があるようであります。従いまして、これは私あとで質問いたしますから、一つそれまでに決算書の数字と合わしておいていただきたいと思います。決算委員会に出す書類が、決算額が違っておるなんということでは……

第38回国会 決算委員会 第30号(1961/05/12、29期、日本社会党)

○勝澤委員 大臣にお尋ねいたしますが、日本の社会保障制度というのは、一応形だけは整って、世界でも大体互角だということをいわれているようでございますが、しかし、その内容については、相当お粗末だということがいわれて、おります。また、大臣は日本の社会保障は中学生くらいだと思われておったようでありますけれども、小学生だというような話が伝えられておりますし、また、毎年この社会保障制度というのが前進していくことは、大へん喜ばしいことだと思います。私たちの先輩が厚生省を作って、そうしてその厚生省は、いつの間にか圧制省になったということがいわれております。しかし、少しずつでも前進することは、大へんけっこうなこ……

第38回国会 決算委員会 第31号(1961/05/17、29期、日本社会党)

○勝澤委員 CP5型の問題につきましては、前回まで、この建設に対する計画についての疑問点、それから設計の出力を一万キロにした疑問点、それからAMFを選定いたしましたそれの経過についての疑問点、以上おおむね三点をいろいろと検討してきたのでありますけれども、きょう、私は、特に契約上の問題について、少し質問をしてみたいと思うのであります。  契約の問題については、まず第一番に、一体契約にあたっての契約書の原案というのは、どこでどういうふうに作られたのか、この点からお尋ねいたしたいと存じております。
【次の発言】 そうすると、企画部でやったということは、契約にあたっての契約書の日本側の案といいますか、……

第38回国会 決算委員会 第33号(1961/05/19、29期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、住民の税外負担と、それから市町村の府県に対する法令外負担の問題について、お尋ねいたしたいのですが、実は概況につきましては、けさ資料をいただきました。まだ詳細には見てはありませんが、第一に住民の税外負担の概況というのを、資料に出ておる分については別に必要ありませんが、大体概略はどんなふうになっておりますか。それから市町村の府県に対する法令外の負担の現況というものが、どういうようになっているか。一体そのよってきたる原因というのは、どこにあるのか。そしてまたそれは一体どういう法律的な根拠によってこういうことが行なわれているのかという点について、まずお伺いをいたしたいのであります。

第38回国会 決算委員会 第34号(1961/05/24、29期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、前会に引き続き、電電公社と公共建物株式会社との関係について、質問を続けてみたいと思うわけでございます。しかしながら、いろいろ調べて参りますと、総裁も、副総裁も、当時は責任者でないお方でありまして、いろいろな点で御批判なり、やり方についてのお考えもあろうと思うのですけれども、前任者のやったことですから、やはりそれを是とする立場でいろいろな御答弁をしなければならないという点は、私も大へん了解をいたすところであります。しかし、やり方そのものについては、出時役員ではなかったでしょうけれども、やはりお気持なり、あるいはこういうやり方についての率直な御意見というものを、私はぜひ賜わりたい……

第38回国会 決算委員会 第38号(1961/05/30、29期、日本社会党)

○勝澤委員 失業対策事業費の補助金の経理の問題でありますけれども、緊急失業対策法は昭和二十四年から施行されておりまして、補助金は事業主体の地方公共団体に交付されているもので、毎年同じことを繰り返し実施しているのであります。また、労働省当局も経理の事務を行なっていると思われますが、このように不当処理が行なわれるというのは、どういう原因か、大へん了解に苦しむわけでありまして、また不当として指摘されておるものの大部分が、不就労の者に賃金を支払っているということであって、認証外事業に就労した者に賃金を支払ったというもので、経理の単なる誤りではない、むしろ故意に行なったものであるというように考えられるの……

第38回国会 決算委員会 第39号(1961/05/31、29期、日本社会党)

○勝澤委員 だいぶおそくなりまして、まだ質問がたくさんあるのですけれども、なるべく協力をしてやりたいと思いますので、答弁の方も、そのつもりで御用意を願いたいと思います。  最初に、検査院にお尋ねしたいのですが、総理府の検査の状態を、三十三年度、三十四年度の実地検査の施行済み個所を見てみますと、どうも遠慮されて、検査の執行率がよくないようです。執行率がよくないけれども、実際に指摘されている事項を見ますと、大蔵省の次で、第二番目に防衛庁があるわけです。ですから、これはやはりよそ並みに、八〇%か一〇〇%くらい現地調査すべきだと思うのです。また、新しいところは、なおさらそうやらなければ、やはり問題が出……

第38回国会 決算委員会 第40号(1961/06/01、29期、日本社会党)

○勝澤委員 私は簡単にお尋ねしたいのですが、大蔵省は、予算を盛るときにいろいろと各省ごとの内容について十分検討されていると思うのですが、やはり私どもが三十三、三十四年度の決算を見た場合、三十三年度で相当不用額がある、繰り越しがあるというのにかかわらず、時期的に間に合わないのでしょうけれども、また三十四年度に同じような繰り越しがあるというような例が、二、三あるわけであります。そういう点から考えますと、決算においていろいろ指摘された事項なり、あるいは会計検査院の指摘事項というものについては、十分予算を盛るときに御検討されていると思うのです。そういう点についてのお考えを、まずお聞きしたいと思います。

第38回国会 建設委員会 第13号(1961/03/15、29期、日本社会党)

○勝澤委員 静岡県の庵原郡由比町の地内に起こりました地すべりの問題につきましては、ただいま政府委員よりその概況について御説明を賜わりました。この地点は、すでに昭和十六年七月におきましても地すべりが起こり、死者六名を出し、その後、農林省におきましても国の直轄工事といたしまして防災堰堤を行なってきた模様でありますが、この問題につきましては、地元では、雨が降るといつも危険なような状態だということで、相当心配をされておった地点でありまして、この原因は一体どういうことだったでしょうか。その点、御説明賜わりたいと思うのです。
【次の発言】 十分な対策が講ぜられたようでありますけれども、その結果として、一応……

第39回国会 運輸委員会 第3号(1961/10/04、29期、日本社会党)

○勝澤委員 私は私鉄運賃の値上げの問題についてお尋ねをいたすわけでありますが、この問題につきましては経済企画庁長官なりあるいは運輸大臣なりの立場からいろいろとお聞きしなければならぬ点がありますけれども、きょうはお見えになりませんので、その分につきましてはまたそのときにお尋ねをいたすことにいたしまして、せっかく政務次官もお見えになっておりますので、特に今問題になっております大手十四社の運賃値上げの申請が出ておりますが、この現況といいますか、あるいは見通しといいますか、それらの点についてまずお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 運審の結果が出ないとその模様についておわかりにならない、こうい……

第39回国会 運輸委員会 第4号(1961/10/10、29期、日本社会党)

○勝澤委員 一つだけ要望いたしておきます。時間もございませんし、大臣もおいでになりませんので、いろいろこまかい問題につきましては別の機会に譲りまして、特に自動車行政の問題につきましてお伺いします。私は、このごろ問題になりますので、あちらこちらに行って参りますと、まず名古屋の陸運局に行きましても、陸運局の庁舎は国鉄の借りもの、これは終戦直後から長い期間そうであります。静岡に参りましても県庁の借りもの、結局独立の庁舎でなくて、ごたごたしたところにおること自体に、やはり自動車行政の今日の混乱を招いている原因があると思う。まず庁舎の問題。  それから、今度は行政の問題ですが、たまたま大臣に今回はいい方……

第39回国会 運輸委員会 第5号(1961/10/11、29期、日本社会党)

○勝澤委員 ただいま議題となっておりますモーターボート競走法の一部を改正する改正案について質問をするわけでありますが、まず、この法律は、公営競技調査会の結論が出ないから、その結論が出るまでの間とりあえず一年延期しなければならぬ、こういう建前で出されておるわけであります。しかし、公営競技調査会の結論がもうすでに出ておるわけでありますが、具体的には出てから二カ月ももうたっておるわけで、時間的には十分私は余裕があったと思うんですが、そういう建前からいうならば、やはり根本的にどうするか、こういう改正案が出てくるのが妥当ではないだろうか、こういうように思うんですが、まずその点をお伺いいたしたいと存じます……

第39回国会 運輸委員会 第7号(1961/10/18、29期、日本社会党)

○勝澤委員 運輸省の行政の中で、特に貿易外収支の関係で、たとえば観光の収入とか、あるいは海運、航空は大へん重要な役割をしていると思うのでありますが、きょうはその中の航空についてお尋ねをいたしたいと思います。  まず最初に一最近の航空関係の状態を見ていますと、政府の所得倍増計画に伴う航空事業の振興、その他がだいぶそぐわないような点があるのではないか、こう思うわけであります。そういう立場から、この所得倍増計画に伴う航空事業の振興の計画なり、あるいは目標の規模なり、あるいはその達成の具体策、こういうような点についてまずお尋ねいたしたいと存じます。

第39回国会 運輸委員会 第9号(1961/10/25、29期、日本社会党)

○勝澤委員 従来踏切道の改良が叫ばれてきまして、そういう立場からこの法案が出てきたことは大へんけっこうなことだと存じますけれども、この法案ができることによって、踏切が促進されなければならないと思うのです。法律ができることは目的でないので、踏切が促進されなければならないのですが、今、久保委員からも言われましたように、一体この法律は何をする法律だ、こういうことなんです。そこで、従来踏切の改良が促進されなかった原因が一体どこにあったのかという点をまず明確にさせていただきたいと思うのです。
【次の発言】 今踏切道の改良が促進されなかった原因について説明があったのでありますが、その原因を除去するためにこ……

第39回国会 運輸委員会 第11号(1961/11/10、29期、日本社会党)

○勝澤委員 きょうは運輸大臣も国鉄の総裁も見えておりませんので、具体的な問題についてまずお伺いをさしていただきたいと存じます。  まずその前提でございますが、国鉄の当局は第二次五カ年計画を実施するために異常な熱意を持って行なっているようでありますが、そのためには第一に政府に対する公共企業体としての基本的なあり方というものを今日明確にすべき段階にきておるのではないだろうか、こう思うのであります。具体的には、たとえば預託金のような問題で国鉄経営についての幾分かの貢献をするための努力をしておる。しかし片方では石炭合理化のための石炭運賃の延納という形で押しつけられたり、あるいは電源開発会社のしりぬぐい……

第39回国会 決算委員会 第3号(1961/10/13、29期、日本社会党)

○勝澤委員 長官があまりお時間がないようでございますので、重要な点だけ二、三お尋ねいたしたいと存じます。  国の会計の監査をする会計検査院、あるいは行政を監察する管理庁というものは、国の役所の中で大へん重要な存在になっていると思うのです。いろいろ機構を見てみますと、やはり監察局へ参りましても、足を使って監察しなければならぬという、いろいろの問題点もあろうと思うのです。私たちが予算の効率的な使用という立場からいろいろ今まで検討して参りますと、会計検査院から指摘されている不当、不正事項についても、管理庁の意見というものをそのまま取り入れて実施しておれば、こういうような事項はないであろうという点が多……

第39回国会 決算委員会 第4号(1961/10/17、29期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、警察庁の関係について御質問をいたしたいと思うのですが、最近税外負担の問題というのがいろいろ問題になっておりまして、その一番中心的なものは、私はP・T・Aなんかの問題が一番発端じゃないだろうかと思うですが、しかし調べてみますと、教育費以外でも、たくさん税金以外に負担している分があるわけでございまして、特に各省ごとに外郭団体を調べてみますと、何々協力会、何々後援会とか、たくさんあるわけです。それが任意だといっても、なかなか現実的には任意で行なわれているわけでなくて、強制任意といいますか、何かそんなような形で出ているわけでありまして、たとえて申し上げますならば、町内会費の問題なんか……

第39回国会 決算委員会 第5号(1961/10/19、29期、日本社会党)

○勝澤委員 私も、きょうはだいぶ時間が長くなりましたので、質問はやめましては、また次の機会にいたしたいと思いますが、資料をお願いいたしたいと思うのです。三十四年度、三十五年度の業務報告書なりあるいは財務諸表関係の資料をお出し願いたいと思います。それから三十四年度が無理でしたら三十五年度でけっこうですが、貸付残高の貸付先、会社別、業種別貸付額、回収額、こういう状況について、次のときに質問さしていただきますので、三十五年度末で資料を整えて出していただきたい。以上二点をお願いいたしまして、次の機会に質問いたしたいと思います。

第39回国会 決算委員会 第7号(1961/10/26、29期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、この際、三十四年度運輸省決算に関連いたしまして、武州鉄道の問題点についてお尋ねいたしたいと存じます。なお、この問題につきましては、刑事事件として裁判にかかっておる点がありますので、それらの部門につきましては別といたしまして、若干の問題について、まずお尋ねをいたします。  そこでまず、きょう御出席の方でありますけれども、大臣がお見えになっていないのですけれども、これは実は政務次官には大へん申しわけないのですが、この事件そのものに関係がありませんから、聞く部分がないわけでありますので、できるならば、私の質問のうちに、大臣に五分でも十分でもけっこうですから、出ていただいて、心がまえ……

第39回国会 決算委員会 第10号(1961/12/07、29期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、去る十月二十六日の日に、三十四年度の運輸省決算に関連いたしまして、武州鉄道の問題点についてお尋ねをしたわけでありますが、きょうは、それに引き続きまして特に当時お見えになりませんでした運輸大臣並びに鉄監局長等に対しまして、質疑を続行いたしたいと存じます。  この武州鉄道の問題につきましては、この問題の起こったのは、御承知のように岸内閣当時でありまして、岸内閣は三悪を追放するのだという国民への公約を持ちながら、汚職、暴力、貧乏、こういうものがついに追放できずに崩壊をいたしまして、池田内閣が誕生いたしましたが、その池田内閣のもとにおいて、木暮運輸大臣のもとに、これが関連事案として免……

第40回国会 運輸委員会 第2号(1961/12/20、29期、日本社会党)

○勝澤委員 私は予算に対する御質問をいたしたいと思いましたが、久保委員が各項目ごとにこまかく質問をいたしましたので、一点だけ政務次官と、それから国鉄の方から兼松常務が見えておりまするので、最近における国鉄の年末輸送対策について簡単に御質問をいたし、要望をいたしておきたいと存じます。  全逓の郵便のおくれの問題で、大へん郵便の対策については政治的に問題になりまして、人の問題もあるいは予算的問題も非常に前進した形で、まだ不十分でありますけれども、方向を示しております。しかしその反面、国鉄の方を見てみますと、異常な消費景気の中で輸送が行なわれておるのでありますけれども、それに対する対策というものは十……

第40回国会 運輸委員会 第5号(1962/02/02、29期、日本社会党)

○勝澤委員 関連して。航空の問題が出ておりますので、一言だけ申し上げておきたいと思います。特に今日東京都の交通が麻痺しておる。東京都の交通が麻痺しておる原因はどこにあるかといえば、一貫した政策がないからなんですね。それは自動車を制限しろと言っても、通産省の方は、なかなか業界が言うことを聞かない。それでは道路を作ろうといったって、金がないからろくな道路ができない。結局責任を運転手にしわ寄せをしたり、いろいろなところで制限をやっているわけです。しかし、結論的に言うならば、戦争が終わって今日まで十数年間政治をやってきた自民党政府の政治責任が東京都の交通を麻痺させている、こう私は思います。  そこで今……

第40回国会 運輸委員会 第8号(1962/02/14、29期、日本社会党)

○勝澤委員 南大東島における高層気象観測に必要な物品の譲与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして質問をいたすわけでありますが、この譲与する場所が沖繩でございますので、最初、私は、日本と沖繩はどういう関係にあるのかという点から、一つ御見解をお尋ねいたしたいと存じます。
【次の発言】 今総務長官が言われたようなことを日本と沖繩との間でいわれておるわけでありますが、その点、実は掘り下げていくとよくわからないのですが、潜在主権があるから、ケネディ・池田会談によって沖繩の援助というものを今までよりも進めていく、そういうことは、具体的にいうならば、一体潜在主権というもののある沖繩に日本が援助しなけ……

第40回国会 運輸委員会 第9号(1962/02/16、29期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、港湾整備の問題につきまして、特に最近いろいろと問題になっております漁業補償を中心にお尋ねしたいのですが、何といいましても、国の公共投資が産業経済の発展に立ちおくれている状態というのは、各所に見受けられるわけでありまして、特に都市交通の部面におきまして、また、港湾整備その他たくさんの立ちおくれが、いろいろ今日の問題を来たしておるのでありますが、特に昨年来問題になっております港の船込みの問題につきましては、今もはしけの点について一つの施策が出たわけでありますが、やはり何といいましても、港全体の問題を解決するために、たとえば貯木場の問題、バースの建設、上屋の問題、倉庫の問題、あるい……

第40回国会 運輸委員会 第10号(1962/02/23、29期、日本社会党)

○勝澤委員 関連して。大臣お急ぎのようですから、一つだけ御質問いたします。  いつもこの委員会で問題になっておる問題ですが、運輸審議会と運輸大臣との関係なんですけれども、まだ運輸審議会で結論が出ないうちに、上げるとか上げないとかいう話がいつも出ているわけですね。今の大手の私鉄問題も同じわけなんです。運賃値上げをだれがきめたのか。運輸大臣がきめないで、経済企画庁長官がきめたような印象を最近受けているのですが、それだったら、運輸審議会というものは、いつも問題になるように、国鉄のときも問題になりましたように、ここで何回もやらないといけないですよ、あちらこちらでやっているのですけれども、いつも運輸審議……

第40回国会 運輸委員会 第11号(1962/02/28、29期、日本社会党)

○勝澤委員 先輩の細田委員から大へん詳しく御質問がありましたので、引き続き二、三箇年に御質問をいたしたいと存じます。  この事故の表面に出てきている原因については、大へんはっきりしていると存じます。結局新聞の報ずるところによりましても、「砂利まき貨車の側板にひっかけられるような個所に古レールが積まれてあったこと、現場を応急修理した線路工手の修理の仕方がまずかったこと、線路工手が危険があるのに合図をして列車をすぐとめる処置をとらなかったこと、の三つのミスが重なって起った事故といえる」こういうように端的に書かれておりまして、そしてまた国鉄から出されましたこの事故の資料の中の対策の中にも、明確になっ……

第40回国会 運輸委員会 第15号(1962/03/16、29期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、鉄道営業法の改正の問題を簡単にお尋ねしたいのですが、ILOの批准に伴う鉄道営業法の改正というものが、従来、何かちょっとばかり顔を出してはまた消えちゃったのですが、ILO条約の批准に伴う鉄道営業法の改正は、今の国会に出てくるのですか、どうなんですか。その見通しについてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 そこで、従来のILO批准に伴う鉄道営業法の改正案を見てみますと、大へんおもしろいものが出ているわけですね。今、列車は定員乗車させなければならぬのですが、批准に伴って廃止をするという条項、まさにILO条約と何の関係もないような改正案なんですが、それはそれとして、また一ころ伝えら……

第40回国会 運輸委員会 第18号(1962/03/28、29期、日本社会党)

○勝澤委員 先輩の宇田委員が該博な知識でいろいろと御質問いたしましたので、私はなるべく簡単に御質問いたしたいと存じます。  この競技法の改正は、公営競技調査会の結論に基づいて立案をされたと思うのですが、この答申の内容につきましては、私は、前回、前の法案を延期するときに質問をいたしましたので、できるだけ省略いたして参りますが、まず前提として、われわれ社会党はとにもかくにも競輪あるいはオートレース、モーターボート、これらについては反対だ、これはもう今日廃止すべきである、こういう立場で廃止の法律を今出しておりますので、その点は、態度は鮮明になっておるわけであります。従って、そういう立場で、質問をあま……

第40回国会 運輸委員会 第21号(1962/04/11、29期、日本社会党)

○勝澤委員 午後から観光小委員会がありますので、観光全体の問題につきましては後ほどお尋ねいたすことにいたしまして、とりあえず、この国際観光ホテル整備法に対する改正の二、三の点について、お尋ねをいたしたいと存じます。  そこで最初に、この法律の適用になるホテルは、登録ホテル九十三、登録旅館三百三十八、こういうふうに聞いておるわけでありますが、この適用になるホテル業者の方々の御意見は、本制度についてどういうような御意見を持っておられますか。  それから対象の個所は、都市に分けたときに、分布は大体どんな工合になりますか。この二つの点について、まず最初にお尋ねいたします。

第40回国会 運輸委員会 第23号(1962/04/18、29期、日本社会党)

○勝澤委員 国鉄の線区別の営業収益の状態は、おわかりになりますか。黒字線、赤字線、営業係数。
【次の発言】 黒字線が二割であと八割が赤字線区について、あるいは閑散線区というものについて、国鉄はこれが解消のためにいろいろ努力をされているようでありますが、その結果は、どういう状態になっておりますか。
【次の発言】 赤字線区について国鉄がいろいろと合理化を懸命に進められておることについては、今御説明があり、私もよく存じております。しかし、内部的に合理化をする場合においては、予定通りの方向で進められると思いますが、外部的な合理化というものについては、地域的な、政治的ないろいろな関係があって、なかなか合……

第40回国会 運輸委員会 第25号(1962/04/24、29期、日本社会党)

○勝澤委員 関連をして二、三お尋ねいたしたいと思います。  昔から国鉄は、国鉄一家とか、あるいはまた国鉄大家族とかいう長い伝統があったわけであります。終戦でどこもかしこももううつろで、仕事をしなかった時分に、動いておったのは鉄道だけだった、こう言われておりました。そのことは、いかに国鉄の従業員というものが仕事に熱心で、国家目的のために沿って仕事をしてきたかという証左だと私は思うのです。雨あらしの中でも、とにかく招集がなくても、みなうちから出てきて、線路はどうだ、汽車はどうなっているだろうかと心配をして、自発的にどんどん仕事をしているわけです。そういうことだからこそ、総裁は、就任をされたときに、……

第40回国会 運輸委員会 第26号(1962/04/25、29期、日本社会党)

○勝澤委員 きのう、私は観光小委員会で都内を回ってみたのですけれども、結局ごみくずがあるし、ビラが張ってある、町がきたない、不法な場所にごみを捨ててある、こういうことがあります。このことは、やはりごみを捨てては悪い場所に捨てては悪いのであって、川の中にごみを捨てるのは悪いにきまっておる。これは法律があるとかないとかいうことでなくて、これは常識だと思うのです。ですから、実はこの法律を見ますと、自動車を持つものは保管場所を作れ、そして道路に置いてはいかぬ、こういう法律なんです。これを法律で作らなければこういうことが守られないということは、私は恥じじゃないだろうかと思うのです。こういうことが、この法……

第40回国会 運輸委員会 第28号(1962/05/06、29期、日本社会党)

○勝澤委員 関連して今の問題について私一つだけ質問したいのですが、これは重大な問題なんです。今事故が起きてたたかれているのは、国鉄当局と国鉄労働組合です。あるいは動力車組合なんです。たたかれているわけです。そこで労使が協力して事故の絶滅を期す。労使とは何だ。十河さんも、事故防止委員会に組合を参加さすことは、公労法の建前からいって、管理運営に関する事項は団体交渉の範囲外だからだめだと言う。大体事故を防止しようというのに、現場で働いている職員の代表である労働組合の人たちを入れずに、事故を防止するための努力をするなんて不可能なんですよ。あなたは、この三河島の事故が起きて、職員については通達を出したで……

第40回国会 決算委員会 第5号(1962/02/08、29期、日本社会党)

○勝澤委員 質問をされることも自由ですし、答弁をされることも自由だと思いますが、これは質問されたことについて答弁をしたくなかったらその質問に答えなくてもよろしいのだ、こういうことを一つ委員長の方から参考人の方々に十分周知徹底しておいてから、今の質問に答弁をさせてやって下さい。

第40回国会 決算委員会 第8号(1962/02/15、29期、日本社会党)

○勝澤委員 前回の当委員会における委員長の調査報告に基づいて、東北開発株式会社の総裁から書面の釈明がありましたので、なるべく重複する面は避けて質問をいたして参りたいと存じます。  最初この問題を指摘いたしました会計検査院にお尋ねしたいのですが、三十四年度の決算のときに、日本ゼオンの問題について御指摘をされた。そして今回三十五年度の決算でこういうことになった。三十四年度の会計検査をされた状況と、いつやられたか、三十五年度はどういうふうにやられたか、なるべく期日を示して検査の内容について御報告願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと三十五年の七月ごろ検査をされた。そのときに秋田木材の問題と……

第40回国会 決算委員会 第10号(1962/02/22、29期、日本社会党)

○勝澤委員 お時間がないようですから、次の機会に十分また聞かしていただくことにしまして、簡単に、私は東北開発株式会社の最近の問題についてお尋ねをいたしたいと存じます。  国の金が、公社、公団、公庫に対して出資金とか補助金とか委託費あるいは交付金、こういう形で落ちます。その落ちた金が、また次の外郭団体に移っていきます。ですから、このルートに従って高級官僚がだんだん下におりていきます。その一番いい例が私は東北開発株式会社の今回の例だと思うのです。東北開発株式会社は、御承知のように、三十五年度決算に、先般の私たちの決算委員会の調査によれば、虚偽の決算書を作った。そして株主総会を通過さした。監督官庁の……

第40回国会 決算委員会 第11号(1962/02/26、29期、日本社会党)

○勝澤委員 関連。  一つだけ―お尋ねいたしますが、すみやかに問題を進めるというさっきのお話なんですけれども、そのお話の中で伺いますと、結局司計課長の話でもおわかりになりますように、三十七年度ではもう終わった、かりに実際に認めるとしても三十八年度だ、こういうことになるわけですね。そしてなおかつそれは効果の問題で、いろいろな評価をしてみて、どちらが優先をするかということで、優先的に総合運動場に予算がつくかつかないかということになる。そして時期としては、かりに三十八年に予算がついたとしても、五年くらいかかるのだ、こういうことなんですね。そうしますと、結論的には、来年の三月三十一日までは、形を変えた……

第40回国会 決算委員会 第13号(1962/03/06、29期、日本社会党)

○勝澤委員 この総合運動場がゴルフ場になっておって、行政目的に沿った使用がされていないというのが指摘されたのはいつごろからですか。どこからいつごろからやられたわけですか。管財局なら管財局の方からでも、どちらでもけっこうです。
【次の発言】 会計検査院来ていますか。――今言われましたが、会計検査院はいつ、具体的にどういう指摘をされたのですか。
【次の発言】 それで、あなたの方で照会をして、大学当局から回答があった。そこで会計検査院は、その以後どうなされておりますか。
【次の発言】 その三十年十月にやられた照会というのは、書面で往復したものなんですか。

第40回国会 決算委員会 第14号(1962/03/08、29期、日本社会党)

○勝澤委員 決算委員会では、実にかつてない異例な、東北開発株式会社に対する決算委員長の報告書というのが私たちに出されました。その決算委員長の東北開発株式会社に対する報告に基づきまして、現在の、新しく総裁になられました伊藤さんから釈明書が出されて参りました。そこで私たちは、ぜひこの際前の役員の方々においでを願って真相を究明したい、そして、これから再建しようとする新しい総裁のもとで一体どういうふうに再建が可能であるか、そして、過去のいろいろの原因というのはどこにあったのか、こういう点をいろいろ検討するために皆様においでいただいたのであります。  そこで私は、三人の方々にぜひ個別に御答弁願いたいと思……

第40回国会 決算委員会 第15号(1962/03/13、29期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、東北開発株式会社の三十四年度、三十五年度決算をめぐって会計検査院から指摘された事項について、今まで質問をしてきたわけでありますけれども、内容にわたりますと、やはり担当の方でないとおわかりにならない点がありますし、それからまた、回答の中にも、いろいろと食い違っている点がありますので、きょうはぜひ一つ率直に実情について御説明を願い、一体こういう決算というものが、どうして生まれてきたのか、あるいはまた、今盛んに司直の手によっていろいろと問題になっておりますが、こういうものが一体なぜ起きてきたのかという点を究明し、今後、東北開発株式会社というものが、ガラス張りの、真の目的に沿った運営……

第40回国会 決算委員会 第16号(1962/03/15、29期、日本社会党)

○勝澤委員 関連して。ちょっと松本さんにお尋ねしたいのですが、三十四年八月二十八日の議事録を見ますと、「会津ハードボード工場建設工事の件」というのを提案されて、あなたがこれについて相当詳細な説明をされているわけです。読みますと、「会津ハードボード工場建設工事に関し構造物関係、機械、電機関係(ボイラー、廃水処理設備、揚水井戸、Gバード等)のその後の工事進捗予定につき資料に基づき詳細に説明を行った。Gバードについては当初ガデリウスとの交換文書もあり、ガデリウスの設計により施工するのであるから、ガデリウスに一切を任せることが適当であると思はれる。但しこの場合に輸入マージンの八%(ガデリウス五%、丸紅……

第40回国会 決算委員会 第17号(1962/03/22、29期、日本社会党)

○勝澤委員 ちょっと関連して。外務省の関係でちょっと関連をしてお尋ねをしたいのですが、これは移住者の送還に必要な経費と二つ上がっているわけですけれども、結局移住者の送還がなければこういう経費は上がらない、こういうふうに理解してよろしいのですか。それで、これは三十六年度決算書はまだでき上がっていないのでよくわかりませんけれども、三十六年度決算書との関係で、これは予備費で出ておりますが、これは予備費で出すべきものなのですか、本来、こういうものはあらかじめ予測できるのですか、その辺の点をもうちょっと詳しく御説明願いたいと思います。
【次の発言】 これはちょっと質問がおわかりにならなかったようですが、……

第40回国会 決算委員会 第18号(1962/03/26、29期、日本社会党)

○勝澤委員 関連して今の問題をお尋ねいたしますが、そうすると、報償費というのは、これは大蔵省に聞いた方がいいと思いますが、報償費というものは公表できない、こういうことになるのですか。今のやりとりから聞いてみますと、そういうように思うのですが、そうなんでしょうか。
【次の発言】 公表しないということはわかるのですけれども、われわれの国政調査権の立場から言うならば、それは当然国政調査権が及ぶものであって、資料の要求があるならばそれは提出しなければならぬ、こういうことでございますね。
【次の発言】 今の答弁は明確になっているようですけれども、不明確なんです。もし報償費の問題、あるいはあとで申し上げる……

第40回国会 決算委員会 第19号(1962/03/29、29期、日本社会党)

○勝澤委員 関連してお尋ねしたいと思いますが、冬季対策はいつおきめになって、期間としてはいつからいつまでになっておるんですか。
【次の発言】 毎年ですか。
【次の発言】 この年だけ特別な措置がとられたわけですね。そうして月産一万五千トンというにかかわらず、大へんなのが出たのでありますが、冬季対策で注文をとったのは、大体何トンぐらいですか、何店くらいですか。
【次の発言】 、その二、三軒の中に東洋物産の二万トンが入っておったのですか。
【次の発言】 そこで、加藤さんにお尋ねしたいのでありますが、東洋物産は、加藤さんが存じておるというのは、この前の私の質問に対する御答弁にあったと思うのです。あなた……

第40回国会 決算委員会 第20号(1962/04/10、29期、日本社会党)

○勝澤委員 三十五年度の歳入の関係で、「皇居造営寄付金受入」、この項について御質疑いたしたいのです。  これを見ますと、一千十二万七千四百九十四円というのが収納されておるようであります。三十四年度にはなかったようでありますが、三十五年度からこういうのが起きておるようです。わずかな金額でございますけれども、これの内容についてお尋ねいたしたいと同時に、この皇居造営に対する寄付をある程度勧誘をしておるのかどうか、こういう点などについてのお考えを賜わりたいと思います。
【次の発言】 寄付の方々はどういう方々ですか。そうして大口といいますか、ある程度概略をちょっとお尋ねしたい。

第40回国会 決算委員会 第21号(1962/04/12、29期、日本社会党)

○勝澤委員 防衛庁に二、三簡単にお尋ねいたしたいと思います。  会計検査院の指摘事項のうち二項でございますが、この二項は、結局総額にいたしますと百五十万むだづかいがあったということですが、この原因は、答弁書によりますと、東京水産大学の方にあるようになっておりますけれども、会計検査院の調査の結果、この責任はどこにあるのですか。
【次の発言】 どちらの手違いによって百五十万円のむだづかいが起こったのか、こういうことです。防衛庁の答弁によると、東京水産大学の方が言うことを聞かなかったのだ、こう言っておるのです。ですからその事実行為を聞きたいのです。

第40回国会 決算委員会 第22号(1962/04/17、29期、日本社会党)

○勝澤委員 通産省に一つだけお尋ねしたいのですが、国策会社の公共性と企業性という問題でいろいろとやりにくい面があると思うのですけれども、経済企画庁は、その窓口として事業の運営その他はやはり通産省と御相談しなければできないということになると思うのです。そのためにまた会社の理事の中にも通産省からもお入りになっておる、あるいはまた、たとえば三倉鉱区の問題なんかでも、仙台通産局の鉱山部で調査した。その鉱山部長がおやめになって、また東北開発株式会社の鉱山部長をおやりになっておる。砂鉄鉱区の埋蔵量の問題についていろいろずっとやってきたわけですけれども、そういう点から考えてみますと、やはり国策会社ではあって……

第40回国会 決算委員会 第23号(1962/04/24、29期、日本社会党)

○勝澤委員 時間がございませんので簡単に質問いたしますから、一つ要点だけお答え願いたいと思います。  内閣官房の調査室にお聞きしたいと思いますが、最初に会計検査院にお尋ねをいたします。内閣官房に情報調査委託費というものがあるわけでありますが、これは会計検査院としてはどこまで調査するのですか。調査委託先まで行って調査されるのですか、あるいは本省で書類審査をされるのですか、その点からお尋ねいたします。
【次の発言】 それでは内容について調査室にお尋ねしたいのですが、三十三年度は十二カ所、約一億、三十四年度が同じく十二カ所で一億八千万、三十五年度が十四カ所で二億六千万とだんだんふえているわけでありま……

第41回国会 運輸委員会 第8号(1962/09/28、29期、日本社会党)

○勝澤委員 今、国鉄で行なわれている施設の合理化といいますか、新保守体制、この問題を中心にお尋ねをいたしたいのですが、総裁も副総裁も御都合が悪くて見えておりませんし、また担当の滝山常務もきょうはお見えになっていないようであります。しかもまた時間もないようでありますから、簡潔にお尋ねをいたしますので、できるだけ要点をかいつまんで率直な意見を賜わりたいと思うのでございます。また、河村常務は、きょうは初出場ですから、職員局長でなく、常務理事になったのですから、そのおつもりで一つ御答弁願いたいと思います。  今、施設の新保守体制ということをやられておるようでありますが、この目的なり概況というものについ……

第41回国会 決算委員会 第2号(1962/08/29、29期、日本社会党)

○勝澤委員 人事院のあり方についていろいろ論議をされました。これはやはり働く人たちの権利を保護する立場からつくられたのでありますから、また、それが、所管としては内閣に所属している立場でやりにくい点もいろいろあると思うのですけれども、やはり基本的に、人事院というものがなぜできてきたかという歴史的な背景を十分お考えになって、お取り扱いになっていただきたいと思う。今、私が記憶すそ範囲内におきましては、人事院勧告が出されて勧告通り実施をされたということは、いまだかつて一度もなかったと思います。今、総裁代行が勧告通り実施してもらいたいという御要望を持たれていることはわかりますし、政府も最近は勧告を尊重す……

第41回国会 決算委員会 第3号(1962/08/30、29期、日本社会党)

○勝澤委員 官房長官にまずお尋ねいたしますが、官房長官の所管の内閣官房に情報調査委託費というのがあるわけであります。三十三年度を見ますと、十二の団体に対しまして約一億、三十四年度が一億八千万、三十五年度が十四の団体に対しまして二億六千万、三十六年度が三億二千万、三十七年度が三億六千万、年次ふえているわけでありますが、前回四月二十四日に、前の古屋調査室長からいろいろと御説明を聞いてみますと、一体この情報調査委託費なるものが、その目的に沿った団体に支出されているかどうかという点について、少し疑問を持つのであります。たとえば、日本放送協会のようなものは別といたしまして、任意団体にたくさん出されておる……

第41回国会 決算委員会 第6号(1962/11/01、29期、日本社会党)

○勝澤委員 関連してちょっとお尋ねしますが、結局これはこういうことなんですね。決定をした、そして告示手続を全部終わった、そのあとで、その翌日生産者団体を呼んで意見を聞く、話をした、こういうことですか。
【次の発言】 そうしますと、生産者の意見は十分聞いて、その上で決定をしたのが三十日であって、そうして一切の手続をやった、そうしてその翌日――きのう呼んだのはそれは通告だ、生産者団体についてこういうふうにきまったという知らせなんだ、こういうことなんですか。
【次の発言】 さっきの文書の問題、もうちょっとお聞きしますが、文書課長、告示番号はどこでつけるんですか。

第41回国会 決算委員会 第7号(1962/12/06、29期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、前回先輩の小川委員が質問をいたしました事項で、まだ言い残された事項があるように思いますので、かわってその質疑を続けて参りたいと存じます。  その第一は、三十五年度の決算において会計検査院より指摘された国有農地等の管理についてという問題であります。本件につきましては、前回相当突っ込んだ質問もされているようでありますが、最近行なわれました三十六年度の決算報告によりますれば、また指摘事項が多くなった。そのおもなるものは農林省が多いということがいわれておるようであります。大へん残念なことと存じますが、それらに関連いたしまして、少しくお尋ねいたしたいと思います。  まず最初に会計検査院……

第42回国会 運輸委員会 第1号(1962/12/11、29期、日本社会党)

○勝澤委員 ちょっと十分ばかりお借りいたしまして、簡単な問題だけお聞きしておいて、また次の機会にやらしていただきたいと思いますが、石油業法のできた趣旨というものは、標準価格をきめることだけが石油業法の中心になっているように思うのですけれども、ほかのことは何もやらずに標準価格だけやった、この点についてのお考えはどうなんでしょうか。
【次の発言】 石油業法の中身については私もよく存じておりますけれども、出てきている現象を見てみますと、何か標準価格だけが一番クローズ・アップされて、そのほかの問題というものはほったらかしになっているような感じを受けるわけであります。目的はやはり民族資本というものをこの……

第43回国会 運輸委員会 第4号(1963/02/13、29期、日本社会党)

○勝澤委員 国鉄の昇給問題につきまして、副総裁にお尋ねいたしたいと思います。  一月一日に実施されるべき国鉄職員に対する昇給がいまだ実施されていないということですが、現状はどういうふうになっておるか、まずお答え順いたいと思います。
【次の発言】 そこで、その昇給の交渉がまとまる見通しはいかがですか。
【次の発言】 相手のあることですから、相手と話がつかなければなかなか見通しがわからないと、こういうことでございますが、これは当然昇給は公労法上の団体交渉の対象事項であります。しかし、国鉄の中には先般も十幾つ組合があるというお話を聞きました。むろん組合が幾らあったとしても、組合員の多数を占めておる国……

第43回国会 運輸委員会 第5号(1963/02/15、29期、日本社会党)

○勝澤委員 来年の秋には東京オリンピックが予定されておりまして、ことしはその準備で大へん重要な年になっておると存じます。特に最近観光行政は、国際収支の問題とにらみ合わせまして、ただ単なるレジャーということでなく、観光産業というところまで今発展をしているわけでありまして、こういう観点から、この三十八年度の観光の概況についてまず御説明願いたいと思います。
【次の発言】 次に、やはり外貨の獲得のためには、何と言いましても、海外における観光宣伝というものが大へん重要な役割を占めると思うのであります。その海外の観光宣伝の現状はどういうふうになっておるか、その点についてお伺いいたします。

第43回国会 運輸委員会 第14号(1963/03/13、29期、日本社会党)

○勝澤委員 私は十日、十一日と国鉄の飯山線の改善対策特別委員会の茅野忠夫という会長の要請で飯田線の特に北部地区を見てきたのであります。特に飯田におきましては、地元の市町村長によってつくられております伊那谷開発同盟会の飯田市長の松井副会長、あるいは理事の清水助役、あるいは今村事務局長さんたちといろいろ懇談をいたしました。その際国鉄に対する数点の、要望がありました。特に飯田線は、前に豊川、鳳来寺、三信、伊那と戦争中に買収した民間鉄道でありまして、昔、雨が降ると不通になったり、あるいは土砂崩壊や落石の事故などが絶えなかったわけでありますが、最近は特に国鉄の思い切った投資によりまして改善されました。ま……

第43回国会 運輸委員会 第23号(1963/05/17、29期、日本社会党)

○勝澤委員 この予算不足に伴って工事がおくれておるということもいわれておるようでありますが、工事の予定を聞いておりますと、当初は三月ごろ路盤が完成して、ならし運転を半年くらいやって、九月一日に開業だ、こう言われておりますが、この計画に今度の予算不足は影響あるのですかないのですか。
【次の発言】 そうすると予算に不足が生じた、そのために工事の予定が相当おくれておるというならば、三月に完成をした場合より、ならし運転をやる期間というものが相当詰まってくる、一体技術上七月ごろ完成して十月開業ができるのかできないのか、あるいはまた最初予定されているとおりの早さで走るのかどうかといういろいろな技術的な問題……

第43回国会 運輸委員会 第26号(1963/05/23、29期、日本社会党)

○勝澤議員 ただいま肥田委員の御指摘のありました問題につきましては、特に二条の中で資源の保護あるいは育成、開発、あるいは観光地における美観風致の維持という点で私たちも同意見を持っておるものでありますが、法制上の問題等ありますので、当面この観光基本法の中におきましては、具体的な事象としては解決いたされておりませんけれども、この基本法を実施する段階におきまして、いまのような意見を十分参酌いたしまして問題が解決されるように前進をさせていきたい、こういうふうに思っておる次第であります。

第43回国会 運輸委員会 第27号(1963/05/29、29期、日本社会党)

○勝澤委員 国鉄の新幹線の予算の不足の問題につきましては、過去だいぶやられてきておりますから、関連して二、三質問させていただきたいと思います。  一つは、いま問題になっております監査委員会のあり方、これはたいへん検討すべき問題だと思うのです。この中に出てきております、何といってもいま総裁になられた石田委員長が取り上げました数字というものは、国鉄当局から出ている数字を信用されて出されていると思うのです。その結果、われわれはこれを見て、国鉄の現況というものは、用地の買収は五百十五キロのうち四百八十キロもう済んだのだ、工事の契約については五百十五キロのうち四百九十キロ済んだのだ、こう解釈しておるわけ……

第43回国会 運輸委員会 第33号(1963/06/14、29期、日本社会党)

○勝澤委員 それでは矢尾委員の質問に関連をして私は少し質問をさせていただきたいと思います。  先ほどからの御答弁によりますと、この法案の提案の理由、根拠といたしますものは、これは昨年の五月の鉄道建設審議会の意見によるものであるということが一番大きな根拠になっておるようであります。そこで、この鉄道建設審議会の建議の内容を見てみますと、新線建設の規模といたしまして、十ヵ年計画で、いま大臣も言われておりますように、五百億円の規模をお考えになっておったようであります。また大臣もそれを踏襲されておるようでありますが、そこで具体的に着工となっている線は何線で何キロであるか、現在調査線となっておるのは同線で……

第43回国会 運輸委員会 第35号(1963/06/24、29期、日本社会党)

○勝澤委員 大蔵大臣に、関連してお尋ねいたします。  大蔵大臣ということと鉄道建設審議会の代表と、二面の意味があっておいで願っておるわけであります。そこで私の質問は簡単にいたしますから、ひとつ答弁も簡単にしていただきたいと思います。  問題は三つだと思います。一つは、公団の出資の問題、資金構成についてです。二つの問題は、いま行なっている新線建設の利子補給の問題、三つ目の問題は、無償か有償かという問題。  一つの公団出資の問題ですが、資金構成です。いまお話を聞きましたけれども、話の内容はよくおかりません。資金構成は、政府の負担部分と、国鉄の負担部分と、地方公共団体と、借り入れ金と、こう四つに分か……

第43回国会 運輸委員会 第36号(1963/07/04、29期、日本社会党)

○勝澤委員 関連して総裁に二つ問題をお尋ねしたいと思います。  それは、先ほどから総裁の御意見の中にも、また御就任のごあいさつの中にも出ておりましたように、公安官の問題につきましては、あなたが監査委員長の当時、私が決算委員会で公安官については廃止すべきではないだろうかという意見を申し上げました。一つは公安官の廃止の問題、一つは公安官を労働運動の対策に使わない、この二つの問題です。  その一つの公安官をなぜ廃止すべきかという意見は、私も何回か申し上げました。結局従来国鉄には公安官というものはなかったわけです。みな移動警察で警察官が乗って行なわれておったわけです。いまあなたが言われております国鉄の……

第43回国会 決算委員会 第1号(1963/02/04、29期、日本社会党)

○勝澤委員 会計検査院にお尋ねします。  私の手元には三十四年度からの決算報告しかないのですが、三十四年度の決算報告を見てみますと、「(建設工事について)」の最後に「検査の結果についてみると、予定価格の積算、現場における指導監督および検収が適切を欠いているものがなお見受けられるから、工事費の増大する傾向にかんがみその適正を期するよう一層の努力が望ましい。」こう述べておるわけです。これと同じことが実は三十五年度も書かれておるわけです。また次を調べてみますと、三十六年度も同じことが書かれておるわけです。結局、検査院がここ数年にわたってこういうことを指摘していながら、現実にこのことが守られていない。……

第43回国会 決算委員会 第2号(1963/02/07、29期、日本社会党)

○勝澤委員 今の新幹線の大阪駅の問題につきましては、私は鈴木前決算委員長と一緒に現地を見ていろいろ意見を申し上げしまたので、今の答弁についていろいろ意見がありますけれどもあとで申し上げることにいたします。  時間もあまりありませんので、なるべく早く進みたいと思います。先ほど会計検査院から災害復旧事業費の査定額を減額させた、これについて指摘をされて大臣から御答弁がありました。 災害が起こると復旧費がたくさん出る、たくさん出ると不当、不正事項がたくさん起きている、これが今日までの現況です。私も昔「台風騒動記」という映画を見ましたら、台風が来たら老朽校舎を一生懸命こわして補助金をもらったり、あるいは……

第43回国会 決算委員会 第3号(1963/02/11、29期、日本社会党)

○勝澤委員 二つ、簡単に一つお尋ねいたしますので明確に御答弁願いたいと思いますが、決算検査報告書の中で「未開墾地等の売払いについて、」これで御承知のように七万坪を十七万円で売ったというばかばかしいケースが出ておりまして、この中身についてはいろいろやりましたが、こういうことができたから「適宜法令改正の要があると認められる」という検査院の意見が出ておりますが、これは今法改正についての経緯はどうなっておりますか。
【次の発言】 この指摘は何年何月何日にあったのですか。あなたは、今の職はこれを検討する職なんでしょうが、いつなったのですか。
【次の発言】 政務次官お聞きの通りです。三年前にと言われた。も……

第43回国会 決算委員会 第4号(1963/02/14、29期、日本社会党)

○勝澤委員 先ほどから木村並びに鈴木先輩から御質問がありましたので、私はできるだけ重複を避けて、時間もありませんので別の機会に譲ることにして、大まかな点だけ一応質問しておきたい、こう思います。  帝都高速度交通営団、これに対する監査というものはどういう経過で行なわれているのですか。会計検査院もあるでありましょうし、あるいはまた監事の方もあるでありましょうし、あるいはまた都の監査委員会もあるでございましょうが、そういうところがどういうことをどういう立場でどの程度までやられているか、この点をまず総括的にお尋ねしたいと思います。総裁でもけっこうですし、あるいは鉄監局長でも、どちらでもけっこうですから……

第43回国会 決算委員会 第6号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○勝澤委員 今の問題にちょっと関連してお尋ねしたいのでありますが、お年玉はがきというのは、今コストは大体幾らになっているのですか。
【次の発言】 そこでお年玉はがきの四円、五円というのが、よく私ども出すたびに思うのですけれども、四円でいければ四円の方がいいということで、四円の方が売れるのでしょうけれども、やはり何か五円を出すと損をしたような気がするのですが、先ほどの話を聞いていますと、普通のはがきが五円だ、だからこの年賀はがきも五円で売る。それに希望のある人といいますか、そういう人が一円足して、それを足りない社会保障の費用に使う、こういうものの考え方というのは私は大へん検討すべきものだと思うの……

第43回国会 決算委員会 第7号(1963/02/25、29期、日本社会党)

○勝澤委員 関連して一つ質問を続けたいと存じますが、今日まで文部省として育英資金に導入した金の総額は幾らになっておりますか。そして現在それがどのように貸付になって、どのように夫回収になっておるか、最近の数字をちょっとお教え願いたい。
【次の発言】 三十六年末で四百九十五億、それが三十七年、三十八年でどういうように加わっているのですか。そして毎年どれだけ回収されて、どういうようになっているのですか。
【次の発言】 さっきから五十五とか五十九とか言っているのはよくわからないのですが、三十六年度末で四百九十五億貸した、そしてそれが未収になっている、貸付になっている、それからそれが三十七年度末でどうな……

第43回国会 決算委員会 第8号(1963/02/28、29期、日本社会党)

○勝澤委員 先ほど予算委員会で、一般質問で長官から大まかな話を聞きましたので、あともう少し掘り下げて聞きたいと思います。  そこで第一に、この設立の可否についてであります。必要なものは、これはつくらなければならぬ。しかし必要でないものは廃止しなければならない。必要であるか必要でないかの判断はどこでするかということで、先ほど長官の御説明によりますと、行管で一枚加わって審査をしよう、こういうことでありますが、そこで私は、行管が川島長官のような内閣閣僚の中で実力のある人がやるならいいと思いますけれども、大臣がかわったらその主管の方が強くなってしまって、行管はおざなりだということになっては大へんだと思……

第43回国会 決算委員会 第10号(1963/03/12、29期、日本社会党)

○勝澤委員 会計検査院に最初お尋ねいたしたいと存じますが、農林漁業金融公庫の貸付について不適正な融資の現状が指摘されておるわけでありますが、その現状についてまず最初お尋ねいたします。
【次の発言】 そこで、貸付の二割も不正貸付がある、検査院は不適正な融資と、こう言いますが、言うなれば不正貸付がある。一体そのような原因は、公庫としても十分お考えになっていると思うのですが、お金を貸したあとの貸付先の監査なり検査なり、こういうことは公庫の方ではやられておるのですか、やられておるとするならば、どういう形でやられておるのか、御説明願いたいと思います。

第43回国会 決算委員会 第13号(1963/03/22、29期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、先般二月二十日の衆議院の予算委員会の第三分科会におきまして、同僚の田中織之進委員が、三十六年六月三十日三井鉱山株式会社と日本炭礦株式会社が四国電力に石炭納入のため、元大宮鉱業株式会社社長、当時福豊商事株式会社社長宮原隆氏から石炭納入権の譲り受けとして、それぞれ月間納入量三千トンにつき三千万円の、合計六千万円の権利金を三年月賦で払われていると指摘され、通産省として調査をするという御答弁がなされておるようでございますので、その結果はどうなっておるかという点についてまず御回答願いたいと存じます。
【次の発言】 それはいつですか。

第43回国会 決算委員会 第14号(1963/03/27、29期、日本社会党)

○勝澤委員 総理にお尋ねいたしますが、大臣諸公は、予算を獲得するときには血眼になってやるのですが、予算が執行されあるいはその決算についてどうも無関心過ぎるではないだろうかという感じがする。特に決算は、ただ単に会計検査院が検査をしたということだけでなくて、不正やあるいは不当事項が指摘されても、それがおざなりに済まされておるのが、実は数年間にもわたっておるのでございまして、このことは不当事項が指摘をされた、そしてそれを調べていくと当時の責任者というものはもういない、人がかわっておる、いいかげんの回答をしておけばまた時代がかわる。また大臣の任期もこのごろでは長くなりまして一年になりましたけれども、半……

第43回国会 決算委員会 第16号(1963/05/14、29期、日本社会党)

○勝澤委員 大蔵大臣に引き続いてお尋ねいたしますが、決算検査報告書に対する大蔵大臣の取り扱い方につきましては先ほどから詳しく御説明をいただきまして、批難事項の是正、促進、改善等については意を用いておるようでありますが、その中で私は二、三の問題について、よその省のことですけれども、やはり予算を担当いたしております大蔵省の立場から御検討いただきたいと思うのは、決算報告書の中で占めている農林省の批難事項というのは実に多いわけです。そのまた農林省の林野庁一つ取り上げてみても、あるいは河川を取り上げてみても、どれを取り上げてみても、みなあるわけであります。私はこの検査報告書に出ている内容を詳細に調べて現……

第43回国会 決算委員会 第17号(1963/05/16、29期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長代理 予備費各件に対する質疑はこの程度にとどめます。
【次の発言】 この際参考人追加決定に関する件についておはかりいたします。  すなわち、先般電源開発株式会社の会計について、同社総裁藤井崇治君を参考人として出頭を求め、来たる二十一日その意見を聴取いたすことに決定いたしておりますが、本件につきましてさらに同社理事伊藤冷二君、同管理室長檜垣順造君、同企画室長藤関信彦君を参考人として出頭を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。  これにて散会いたします。    午後一時十九分散会

第43回国会 決算委員会 第18号(1963/05/21、29期、日本社会党)

○勝澤委員 参考人の皆さんたいへん御苦労さんです。質問に入るにあたりまして私は皆さんに最初にお願いをいたしておきたいと存じますが、実は先般二月二十日の衆議院予算委員会の第三分科会におきまして、田中織之進委員より、三十六年の六月三十日三井鉱山株式会社と日本炭礦株式会社に、四国電力に石炭納入のため大宮鉱業の石炭納入権月六千万トンが六千万円で譲り渡されたと指摘をされました。通産省も調査すると約束をされました。この調査結果を三月二十二日私は本委員会で通産省からお聞きいたしましたところ、四国電力の経理に疑問が出てまいりました。しかも従来から一部の新聞にはとかくうわさも書かれておりますので、この際公益事業……

第43回国会 決算委員会 第19号(1963/05/28、29期、日本社会党)

○勝澤委員 警察官のことが出たので、大臣に一つだけお尋ねしたいのですが、実は先般運輸委員会で運輸大臣にちょっと質問したことがあるのですが、オリンピックが近づいておることだし、諸外国の例を見てみましてもオリンピックに対処するためにその受け入れとしてツーリスト・ポリス、観光巡査というようなものが考えられておって好評を博しておるというような話をお聞きいたしました。そこで過般運輸大臣にひとつこのオリンピックを目がけておまわりさんというものをスマートにするためには、この辺で日本もひとつ観光専門の巡査、ツーリスト・ポリスというようなものを検討されたらどうだ、こういう質問をいたしましたところ、運輸大臣もたい……

第43回国会 決算委員会 第21号(1963/06/04、29期、日本社会党)

○勝澤委員 関連して。先ほど問題が出ておりました裁判所の書記官研修所の岩崎邸の問題について質問をいたしたいと存じますが、この予算関係は、三十五年度の予算で国庫債務負担行為で四億五千万円が出てまいりまして、それから三十六年度予算で四億五千万円つけられ、三十七年、三十八年度では予算の請求がない、こういうことですか。
【次の発言】 そのことはあなたが先ほど答弁で、書記官研修所というものが必要だ、何とかしなければならぬ、こう言われておったにかかわらず、三十七年、三十八年予算につけていないということは、要らない、こういうことなんですか。
【次の発言】 四億五千万の予算まで見てもらったにかかわらず、二年間……

第43回国会 決算委員会 第23号(1963/06/11、29期、日本社会党)

○勝澤委員 総理府長官が何か認証式で出られないようでございますので、特に長官に対する分はあとに譲りまして、大まかな点だけについてまずお尋ねをいたしたいと存じます。  沖繩のマイクロ回線工事が予定より半年近くも遅延しておるようでありますが、その理由としては、三十六年九月に至って、アメリカ側が電報通信を含めるべきだとの話があったというのが一つの理由だと言われております。事前に十分現地側と交渉が行なわれておったと存じますが、一体この工事のおくれた原因、そしてなおかつアメリカ側からこういう電報通信というようなものについて最初からどんな話がなされておったのか、そしてこのおくれた原因というのは一体どこにあ……

第43回国会 決算委員会 第25号(1963/06/27、29期、日本社会党)

○勝澤委員 防衛庁にお尋ねしたいのですが、かって決算委員会でグラマンかロッキードかということで防衛庁の黒い霧ということで騒がれまして、いままたバッジの選定をめぐりましてリットンかあるいはヒューズかということでだいぶにぎやかになっておるというお話です。そこで私は特にきょうはバッジの問題を中心にお尋ねをしたいのですが、バッジのシステムを日本が導入しなければならないということで、どの機種を選定するかということでいま検討されているようでありますが、一体日本に必要とするバッジとはどの程度のものであるのかという点をまず最初にお尋ねしたいと思います。

第43回国会 決算委員会 第26号(1963/07/04、29期、日本社会党)

○勝澤委員 防衛庁長官にお尋ねしたいのですが、前会に引き続きまして、バッジの問題で、バッジの機種の採用がきまったように聞いておりますが、この内容について最初にお尋ねしたい。
【次の発言】 そのヒューズ社に長官のところで決定したということは、これでGEとかリットンにかわることはない、こういうふうに理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 この決定に至る直前に、新聞の報道によりますと、在日米軍の軍事顧問団長ウォジントン准将がギルパトリック・アメリカ国防次官の書簡を持って長官に面会を求めたけれども、長官はお断わりになったということが載っておるわけでありますが、その真相といいますか、こういう点に……

第43回国会 予算委員会 第16号(1963/02/28、29期、日本社会党)

○勝澤委員 今日までの予算委員会は国の重要施策の政策論議が重点に行なわれて参りましたので、私は、きょうは見方を変えて、決算の審議を通じまして指摘された諸点が予算の編成にどのように考慮されたかという点につきまして、関係大臣にお尋ねをいたしたいと存じます。  まず、総括的に大蔵大臣に御質問いたしますが、国家予算は、年々増加をしています。本年度一般会計におきましても二兆四百億をこえ、特別会計を加えますと膨大な金額になっておるわけでありまして、この予算がはたして国会の議決の趣旨によって支出されているかどうか。年々会計検査院の批難事項によって、これを見てもおわかりになりますように、不当件数というものは増……


30期(1963/11/21〜)

第45回国会 決算委員会 第2号(1963/12/17、30期、日本社会党)

○勝澤委員 まず最初に会計検査院長にお尋ねしたいのですが、先般の新聞によりますと、三十七年度の検査報告が概略発表されております。大まかにいいまして、三十六年度の比較といいますか、件数あるいは批難金額、これらの比較を少し簡単でけっこうですが、御説明願いたいと思うのですが。
【次の発言】 そこで三十六年度、三十七年度の比較で批難件数が増加をしてきたというのは、全体的な国の予算がふくらみ、その中からまた検査としてもいろいろと精細な検査が行なわれたと思うのであります。しかし何といいましても、まだまだ実地検査不十分な点がたくさんあると思うのです。それで毎年検査院としても予算の要求の段階におきましては十分……

第46回国会 運輸委員会 第1号(1964/01/29、30期、日本社会党)

○勝澤議員 ただいま議題となりました鉄道新線建設緊急措置法案の提案理由及びその要旨を御説明申し上げます。  この法律案は、日本国有鉄道が行なう鉄道新線建設の、緊急かつ計画的な実施を促進するため、鉄道新線建設十ヵ年計画の策定とその実施に要する国庫負担等について必要な規定を設けようとするものであります。  御承知のとおり鉄道新線の建設は国の産業開発、経済発展、あるいは地域格差の是正のためには大きな役割を果たすものであります。したがって、鉄道敷設法第一条別表により定められています予定鉄道線路は総数において二百三十一線に達する多きを数えております。  ところが、そのうち現在建設工事を進めておりますいわ……

第46回国会 運輸委員会 第4号(1964/02/05、30期、日本社会党)

○勝澤委員 この法案は、前回も解散前の国会に出されまして、だいぶ質問をいたしまして、また同僚議員が質問をいたしておりますので、重複するところはできるだけ避け、簡便に質問いたしますので、ひとつ大臣のほうも率直な意見を聞かしていただきたいと思います。  建設公団をつくる根拠になったのは、三十七年の五月三十一日の鉄道建設審議会の建議が中心だと思うのです。三つの方式があり、公団か特別会計かあるいは国鉄か、この三つの方式の中で、公団方式をとった。われわれ社会党が出しているのは、この三つの方式の中の国鉄方式をとった。この違いだと思うのです。どちらがいいか。どちらがいいかというのは、ものの見方の相違があると……

第46回国会 運輸委員会 第14号(1964/03/04、30期、日本社会党)

○勝澤委員 関連してちょっと。――飛行機からビラをまいて、自動車にひかれたという事件が先日新聞に報道されております。これについて警視庁のほうといろいろお打ち合わせをして、こういうビラまきというものはやめるとかというようなことが報道されておりましたけれども、これは航空法を見ますと、何か届け出でできるというようになっているのですけれども、根本的にはやはり航空法そのものを改正すべき段階にきておる、こういうふうにも私は思うのですが、その点いかがでしょう。
【次の発言】 自動車局長が見えているようですが、自動車なんかでよくビラまきとか風船配りをやっている。われわれが選挙をやっているときに、マイクであいさ……

第46回国会 運輸委員会 第17号(1964/03/13、30期、日本社会党)

○勝澤委員 運輸大臣がいずれ見えた機会に、大臣に対する分については御質問さしていただくことにいたしまして、当面いたしております観光局長並びに日本観光協会のほうにお尋ねいたしたいと存じます。  最初に、この法案の提案がなされまして、三十四年の三月に日本観光協会法案が審議された際の議事録を読んでみますと、政府の見解は、国際、国内を統一して観光政策を強化するためだ、こういうことで御提案がされておるようであります。したがって、その提案に基づいて国際観光協会と全日本観光連盟が統合されて、日本観光協会がつくられた、こういう経過になっているようであります。今度のこの改組を見てみますと、国際観光を発展させるた……

第46回国会 運輸委員会 第27号(1964/04/15、30期、日本社会党)

○勝澤委員 時間がございませんので、なるべくはしょって御質問いたします。  まず最初に、あっせん業者に対する監督機関といいますか、これはどこが扱っておるのですか。
【次の発言】 外国における日本の旅行あっせん業者の監督といいますか、これはどういうような形で行なわれておりますか。
【次の発言】 その場合においては、現地法人の資格を受けるので、観光局の監督は受けない、こういうことになるのですか、逆に言いますと。
【次の発言】 外国にあるこういう現地法人のあっせん業者の中で問題が出てきた場合においては、それはどこでどういう扱い方をすることになりますか。

第46回国会 運輸委員会 第29号(1964/04/22、30期、日本社会党)

○勝澤委員 それでは法案の提出者の久保先生にお尋ねいたします。  この緊急措置法は、今日、政府のほうで、基本問題調査会という形で次の五カ年計画の基本的なあり方について相談をされるようになっておりますが、それとの関連から言って、この措置法はどういうふうにお考えになっておりますか、まず最初に提案者にお尋ねいたします。
【次の発言】 そこで、今日国鉄の中には公共負担が約七百億余あるといわれております。公共負担は政府で補償するのが当然でありますけれども、それ以外に国鉄の公共性というたてまえから言うならば、関連的な交通運輸機関と同じような立場から約千百億の公共投資を行なえということはまことに当然なことだ……

第46回国会 運輸委員会 第45号(1964/06/17、30期、日本社会党)

○勝澤委員 気象庁にお尋ねいたします。  今度の地震の予知といいますか、こういうことはできなかったのですかどうですか。  それから、一ぺんにまとめて聞きますけれども、地震をあらかじめ知るために、気象庁を含めて国がどの程度の予算をいま使われておるか。  もう一つは、地震をあらかじめ知る方法というのはできるのかできないのか、できるとするならばどういうふうなことをしたらいいのかという、三つの点について御質問いたします。
【次の発言】 予算はどれくらい使っていますか。
【次の発言】 地震が起きたときに、その地震の大きさなり、そういうものを調べるということについてはよくやられているようでありますが、地震……

第46回国会 決算委員会 第3号(1964/02/06、30期、日本社会党)

○勝澤委員 まず大蔵省に御質問いたします。  旧近衛歩兵の第七連隊の所属の財産でございますが、これが米軍に使用されておりまして、その後NHKがここに放送会館を建てるということで、一万坪払い下げの方針がきまり、そして計画が進められておった中で、御案内のようにワシントンハイツのあとの三万二千坪のところに変わったわけでありますが、この財産管理の経過をちょっと簡単に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 最初の竜土町の土地をきめて、そうしてここにNHKをつくるためのいろいろな努力というものがなされ、かわりの建物が建って、そうしてこの用地を確保したわけでございますが、ちゃんとこのときだってオリンピック……

第46回国会 決算委員会 第4号(1964/02/11、30期、日本社会党)

○勝澤委員 長官にまずお尋ねしたいと思うのですが、時間もないですからなるべく簡単にやります。  一つは、行政監察によって各省にいろいろの勧告が行なわれておるわけでありますが、その勧告に対する実施状況を見てみますと監督が不十分ではないだろうかという点が実は感じられるわけであります。そういう点について、せっかく行政監察をやりまして各省ごもっともだというような意見が出て、実施しよう、こういわれておるにかかわらず、それが実はそのままに放てきされて、また次の機会に会計検査院から指摘をされる。会計検査院から指摘をされて、それがまたそのままにほっといておかれて、今度は決算委員会へきて、国会でもって二回か三回……

第46回国会 決算委員会 第5号(1964/02/13、30期、日本社会党)

○勝澤委員 大臣がお忙しいようですから、特にはしょりまして質問いたしますので、あと残りました分についてはまた後ほどお願いしたいと思うのです。大臣の所管されておる会社の中で、北海道地下資源開発株式会社、それからもう一つ科学技術庁のときにお尋ねいたしますが原子燃料公社がある。それから今は御関係ありませんけれども経済企画庁関係の東北開発株式会社、この三つの会社は、政府としてたいへん検討しなければならぬ会社だと思うのです。きょうは、その一つである北海道地下資源開発株式会社について大臣の御所感を賜わりたいと思うわけでありますが、それは三十三年の八月に、この会社が資本金十億ででき上がりまして、三十三年、三……

第46回国会 決算委員会 第6号(1964/02/20、30期、日本社会党)

○勝澤委員 まず自治省にお尋ねいたしますが、最近国会の内外を問わず税外負担の問題というのが注目をされて、税外負担の軽減ということについて自治省も相当力を入れているようでありますが、その税外負担が現在大まかにいってどれくらい統計的にあるものか、その負担の解消についてどのような努力をされておるのか、この点についてまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 その現状と、それから具体的にいま予算にはうたっていないということでありますけれども、大体対象としてどういうふうに減らそうとするのか、この点についてひとつ資料を御提出しておいていただきたい。よろしゅうございますね。

第46回国会 決算委員会 第7号(1964/02/27、30期、日本社会党)

○勝澤委員 大臣、時間がありませんから、大まかな問題については次の機会に来ていただくことにいたしまして、私は一点だけお伺いいたします。  原子力研究所の問題でいろいろ問題はあるようでありますが、理事長が辞意を漏らしたとかいうようなことを聞いておりますが、いろいろ中に問題はあるでしょうが、どういうような問題があって、そしていま理事長は辞意を漏らしてその取り扱い、それから今後どういうふうにやっていこうとしているのか、この点だけ一点お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 この原子力の問題というのは、未知の世界といいますか、なかなかわれわれがわからない点があるわけです。一年間の計画を見てみますと、……

第46回国会 決算委員会 第8号(1964/03/03、30期、日本社会党)

○勝澤委員 在監者の問題が出てまいりましたので、ついでにそれに関連して、作業収入の問題ですね。この作業収入の問題につきましては、一応市場価格に合わせてやはり検討すべきじゃないかということが会計検査院から言われました。それについては検討されているようでありますが、作業賞与金の問題も私は二回ほど質問をいたしました。少しずつ是正されたように聞いております。三十九年度の予算の中では、この作業賞与金というものはどういうふうな単価に変更いたしましたか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 一人の単価でいいです。
【次の発言】 一時間当たりの単価はどうなりますか。

第46回国会 決算委員会 第9号(1964/03/05、30期、日本社会党)

○勝澤委員 大臣にお尋ねいたしますが、会計検査院からいま報告がありました中で財産管理及び予算外経理、こういう問題につきまして、一般に、国立大学には会計法規を無視して経理を行なう傾向がいまだにあとを断っていない、こういうきびしい指摘がされたわけです。また三十六年、三十七年度のこの検査場報告書を見てみましても、まさにこの指摘どおりだと思うのです。かつて当決算委員会で東大のゴルフ場の問題が爼上にのぼりまして、審議をされました。そうして東大ゴルフ場の問題というのをいろいろ審議する中で調べていきましたが、これは二十六、七年時分から、行政管理庁あるいは会計検査院が数度にわたって指摘をされ、なおかっこの決算……

第46回国会 決算委員会 第10号(1964/03/10、30期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、特に公益事業局の関係として四国電力の石炭納入権の問題と、電源開発株式会社に対する二つの問題について質疑をさせていただきたいと思います。  第一に、四国電力の石炭納入権の譲渡という問題につきましては、昨年の二月二十日衆議院の予算委員会第三分科会で田中織之進委員から質問があり、その後当決算委員会でも本問題が取り上げられまして、三月二十二日、五月二十一日、六月二十七日に審議が行なわれました。その間参考人として、四国電力の中川社長、大内常務、梅田資材部長、曽根日本炭礦大阪営業所長、林三井鉱山広島支店長に御出席を願いました。その結果、大宮鉱業が四国電力に納入していた月六千トンの石炭納入……

第46回国会 決算委員会 第11号(1964/03/17、30期、日本社会党)

○勝澤委員 大臣に二、三御質問いたしたいと存じます。  まず移住政策でございますが、ドミニカの移民をめぐりまして、移住政策のあり方についていろいろ論議がされました。その結果だとは存じますけれども、移住政策の方向として移住事業団が設置されているようでありますが、移住政策のあり方、移住事業団の今後、この問題についてまず最初に御所見を賜わりたいと思います。   〔委員長退席、福井委員長代理着   席〕
【次の発言】 大臣は今日までの移住行政の実態についてよく御存じだと存じます。しかし、せっかくいい機会ですから、もう一度私は知っていただきたいと思うのでありますけれども、たとえば会計検査院から出されまし……

第46回国会 決算委員会 第12号(1964/03/24、30期、日本社会党)

○勝澤委員 会計検査院にまず最初にお尋ねいたします。  ここ数年間の農林省の会計検査の実施の状況によって、国の予算の中におけるところの不正、不当指摘事項が増大をしているようでありますが、この経緯と原因等について、まず最初に御説明願いたいと存じます。   〔委員長退席、 押谷委員長代理着   席〕
【次の発言】 相撲の位で言うと農林省は横綱だ、こう言われておりますが、まさに横綱格に検査院から指摘された事項が多いと私は思うわけであります。しかもその多い中で、検査院が指摘をされてもそれが数年間放てきされておって、それに対して何ら是正する意欲がない。これは一体どこにそういう原因があるのですか。農林省と……

第46回国会 決算委員会 第13号(1964/03/26、30期、日本社会党)

○勝澤委員 大臣、いまの問題をもうちょっと続けますけれども、いま、大臣は、技術的にむずかしい、法律的に根拠がない。それから差益と差損でがまんしたらどうだというような笑い話が出ましたが、技術的にむずかしいということは、大臣、技術的にむずかしくないのです。塩とたばこと、それからお米屋さんの数を調べてごらんなさい。お塩屋さん、たばこ屋さんのほうがうんと多いわけです。ですから、技術的に把握がむずかしいという意見は、役人の考え方であって、政治家の考えるべきことじゃないのです。それから二番目の、法的根拠がない、法的根拠がないにかかわらず、二十九年当時に会計検査院から指摘をされておるのです。こう指摘されてお……

第46回国会 決算委員会 第14号(1964/04/01、30期、日本社会党)

○勝澤委員 それでは、最初に、この競馬の収益はどういうふうに中央競馬会、地方競馬全国協会に配分されているのか、こういう点について御説明願いたいと思います。概略でいいです。
【次の発言】 そうすると次に、地方競馬全国協会の、いま言いました競馬の馬券の売り上げはどんなふうになりますか。
【次の発言】 畜産局と、それから中央競馬会なりあるいは地方競馬全国協会、こういう関係の監督行政というのは、どういうところまで監督されているのですか。
【次の発言】 そうすると、地方競馬全国協会の年度計画なりあるいは収支予算なり事業計画なり、こういうものについては、畜産局はどういう立場におられるのですか。

第46回国会 決算委員会 第15号(1964/04/02、30期、日本社会党)

○勝澤委員 関連をして。お医者さんの問題が出ましたので、看護婦それから保母さんの問題についてお尋ねしたいのですが、特に身障児対策などに関連をいたしまして、施設ができベッドができても、やはりそこに働く、子供のめんどうを見る医者の問題あるいは看護婦、保母の問題、これはいまたいへん困難な状態だと聞いております。これは待遇の問題もあるでしょうけれどもやはり精神的な、奉仕的なものというものがあると思うのです。ですからこういうものについては善意の奉仕というものが行なわれるような社会的な背景なり、いろいろな角度から検討をしなきゃいけないと思うのです。たとえば最近重度精薄児施設の職員募集をやったようであります……

第46回国会 決算委員会 第16号(1964/04/07、30期、日本社会党)

○勝澤委員 関連して。いま田川委員が言われた、住宅公団が予定しておったけれども、土地を割愛して県立公園に譲られたということについての真偽はいかがですか。
【次の発言】 思いますということでありますから、事実については、また調べた結果で私の見解を申し上げますが、それで関東財務局地方審議会委員の中には、神奈川県の知事が入っておるのですね。その神奈川県の知事が、今度は株式会社サイエンスランドですか、この発起人の筆頭になっているわけですね。その点いかがですか。
【次の発言】 自分が審議会委員になって一生懸命になってきめて、今度は、それをつぶして、片っ方のほうに自分が筆頭の発起人になってやる、なおやめて……

第46回国会 決算委員会 第18号(1964/04/14、30期、日本社会党)

○勝澤委員 関運して、委員長に時間がないようですから御質問いたしますが、監査委員長の大臣に対する意見具申権というのは委員長がたいへんお考えになっておると思いますけれども、われわれはもっと大事にしておるわけです。それはこの国会に公社、公団の法律がみな出まして、その公社、公団、公庫に対する法律の中で監事の任務ということで、閣議の中でいろいろ論争されました。その結果、政府から出されてきた法律というものは、監事は意見を具申をするときには、総裁なり理事長を通して主務大臣に意見を具申をせよ、こういう監事の任務についての法律が出てきたわけです。その法律に対しまして、決算委員会で行政管理庁から来てもらいまして……

第46回国会 決算委員会 第19号(1964/04/16、30期、日本社会党)

○勝澤委員 ここ数年の間、郵政犯罪防止についていろいろと論議をされてきたわけでありますけれども、まだ依然として事件が発生していることはまことに残念なことだと存じます。  特に、最近静岡に起きた事故は郵政史上最高のものであるといわれておるわけであります。そこで、私は、まず静岡の七間特定郵便局における郵便貯金三千六十三万余円の横領事件につきまして、しかもこれは二十七年六月から三十九年三月まで、十一年九カ月にわたって行なわれてきたことでありますので、この事件の概況、今日までの状況について、まず経過を御説明願いたいと存じます。
【次の発言】 この郵便局は、小牧ヤエさんが逮捕されてからその後はどういうこ……

第46回国会 決算委員会 第20号(1964/04/21、30期、日本社会党)

○勝澤委員 大臣は参議院のほうで御都合があるようですから、簡単に二、三点だけ質問をいたします。  一つは、建設省の住宅公団、道路公団、首都高速道路公団に対する予算や事業計画、それに資金計画に対する認可、この問題につきましては行政管理庁から指摘をされ、そうしてその中身を見ましても、予算や事業計画、資金計画の認可が三月三十一日に行なわれるべきものが、住宅公団では三十七年度が六月の二十六日、道路公団では九月十八日、それから首都高速道路公団では五月三十日、こういうように認可がおくれているわけであります。そのおくれた実情に伴って予算の執行状態を見てみますと、三十五年度は繰り越しが、一一・九%、不用額が二……

第46回国会 決算委員会 第21号(1964/04/23、30期、日本社会党)

○勝澤委員 電電公社の経営管理の問題について、特にこれは大臣に御質問いたしたいと思いますので、何か合同審査をやっておるようでありますが、その途中、十分でも二十分でもいいから時間を見てこちらにお呼びになっていただきたいと思います。
【次の発言】 それを除いて質問いたします。  電電公社の事業収益の状態は、三十五年、六百五億の利益があがり、三十六年六百七十五億、三十七年五百四十三億と相当大きな利益をあげておるわけであります。一方電話料の引き下げというような要求もあるわけでありますが、この収益の状態から見ると、電話料を引きさげろというような意見に対しては、どういう御見解をお持ちになっておりますか、電……

第46回国会 決算委員会 第22号(1964/05/07、30期、日本社会党)

○勝澤委員 電源開発株式会社にまずお尋ねいたしますが、三月の十日に電源開発に対しまして、特に会計検査院より指摘をされた奈良県のダム建設に伴う補償について質問をいたしまして、その後資料が出てまいりましたので、その資料を中心に引き続き御質問いたしたいと存じます。  そこで、この資料によりますと、第二十一回の電源開発調整審議会、ここで竜ノ谷、尾鷲関係の開発計画がきまったようでありますが、この審議会にかける前の作業といいますか、そういうのが相当積み重ねられて、そしてこの前どなたか少し誤解をして御答弁をされたようです。審議会は形式的なものだというように誤解をされておるようでありますけれども、この審議会へ……

第46回国会 決算委員会 第23号(1964/05/12、30期、日本社会党)

○勝澤委員 きょうは、三十六年度の決算全体につきまして、これを議決するために、総理以下各大臣においでを願ったわけでありますが、これは決算という問題について、もう少し国会をはじめ政府も重要視してもらいたいという年来の要望によりまして、先般参議院で行なわれました。きょうは衆議院で行なわれることになったわけであります。総理はすでに御承知だとは存じますけれども、この際、私はほかの大臣もおいでになっておりますので、特に申し上げておきたいと存じますが、決算委員会は第一に、決算審議のやり方としては、従来会計検査院の報告に基づいて、予算執行上の不当もしくは不正の支出を中心に検討いたしてまいりましたが、決算審議……

第46回国会 決算委員会 第24号(1964/05/26、30期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、過般の町田市の米軍ジェット機の墜落事故に対する補償の件についてお尋ねをいたしますが、補償の状況といいますか、現在までどのように進められておりますか。
【次の発言】 今度の補償につきましては、政府も相当慎重に従来よりも補償の方式を変えるというようなことが言われてまいりましたけれども、どういうような形で補償方式というものが改正されたのでしょうか。
【次の発言】 伺うところによりますと、ホフマン方式で、最高補償額というのが従来百五十万であったのが三百万だということを聞いておりますが、ホフマン方式というのは、私もしろうとでよくわかりませんけれども、その人その人によって金額というものは……

第46回国会 決算委員会 第25号(1964/06/02、30期、日本社会党)

○勝澤委員 関連して一つだけ。警備のあり方というのはたいへんむずかしい限界だと思うのですが、しかし間々最近のいろいろの流れを聞いてみますと、昔より厳重になったというお話もよくお聞きします。都内はともかくとして、たとえば鉄道なんか利用しますと、鉄道の警備あるいはまた旅館にお泊まりになったときの旅館のあり方、いろいろ出ているようでありますが、こういう警備のあり方の基準といいますか、宮内庁としては、大体鉄道はこの程度あるいは旅館はこうだ、お休みになられるときはこうだ、こういうようなある程度の基準というものはお示しになって御相談されているのですか、その点いかがですか。

第46回国会 決算委員会 第26号(1964/06/04、30期、日本社会党)

○勝澤委員 まず最初に、質問の中身よりも出席の問題について、官房長にお尋ねいたしたいと思います。  この食糧庁の問題につきまして決算委員会で過去二回にわたりまして、きょうを含めて三回、農林大臣並びに食糧庁長官の出席を求めておるわけであります。農林大臣はいろいろ御都合があったようでありますが、食糧庁長官は、きょうを含めて三回とも、朝になってから出席できません、こういうような実は通告を受けておるわけであります。その経過についておわかりになる範囲でお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 おからだが悪いのに出席を無理にとは申し上げませんけれども、ほかの委員会ですと、食糧庁長官が出席できないなら、き……

第46回国会 決算委員会 第27号(1964/06/11、30期、日本社会党)

○勝澤委員 私は特に総理府の中で、沖繩の援助機関を中心に抜き出して、まず質問をいたしたいと存じます。  三十七年度の決算書を見てまいりますと、総理府の中の沖繩援助経費が、歳出予算が九億五千万円、前年度繰り越しが三億四千万円、歳出予算現額が十三億であります。十三億の歳出予算現額に対しまして、支出済み額は五億七千万円で、翌年度繰り越しが六億一千万円、不用額が一億一千万、こう計上されているわけでありまして、予算の執行を見てみますと、まさに異常な決算になっておるようであります。このように予算の十三億に対し五億七千万円しか当年度で支出がないということ、そして約半分というものが翌年度繰り越し、こういうよう……

第46回国会 決算委員会 第28号(1964/06/25、30期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長代理 理事会で協議をして決定をいたします。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。    午後三時五分散会

第46回国会 決算委員会 第29号(1964/06/27、30期、日本社会党)

○勝澤委員 いま押谷委員から詳細について述べられましたから、私は二、三簡単な問題をちょっとお尋ねしたいと思いますが、現在使われている血液量、それからそれが献血と売血とどういうふうに行なわれているか、この大まかな数字をまず最初にお尋ねいたします。
【次の発言】 五十九万リットルのうち九七%が売血制度である、そうしてこれが株式会社と公的な銀行などから供給されているということがわかったわけでありますが、その株式会社と銀行の比率はどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 そこで、その株式会社で供給している約七九%、まあ八〇%といわれる血液というものは、大体どの辺から供給されておるのですか。

第46回国会 建設委員会 第6号(1964/02/25、30期、日本社会党)

○勝澤委員 それでは、行政管理庁が来るまでの間、少し監事制度の問題について質問いたしたいと思います。  公社、公団、公庫に対する監事のあり方というものは最近相当問題になりまして、行管からもこれについていろいろ意見が出されました、したがいまして、そのために、この監事という項に対する法改正が行なわれた、こう思うわけであります。今日まで、建設省として、監事の運営をどういうふうに行なわれてきたかという点について、まず最初に御質問いたします。
【次の発言】 その訓令の中で、監事はどういうふうにおきめになっておりますか。
【次の発言】 公団の監事の方にお尋ねいたしますが、いまの訓令に基づいて、監事として、……

第46回国会 建設委員会 第8号(1964/02/28、30期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、きょうは特に地元の国道一号線を中心とした道路行政について質問をいたしたいと存じますが、まず最初に、静岡を中心とした最近の交通量と、今後の見通し等についてお尋ねいたします。
【次の発言】 そこで最近、三十七年の統計が出てきたのでありますけれども、この東海道高速自動車国道ができる四十二年ですか、この辺までの交通量の見通しというものはどういうふうに推定されるでしょうか。
【次の発言】 そこで、私は、最近の自動車の伸びからいきまして、やはり道路についても、ある程度、この道路は交通量はこれが限度だというものが必要ではないだろうか、こう思うのです。いまの御説明によりますれば、全国の平均か……

第47回国会 運輸委員会 第1号(1964/12/02、30期、日本社会党)

○勝澤委員 新幹線の関係について少し関連して、時間がありませんから簡単に御質問いたしたいと思います。  新幹線が営業いたしましてから一応順調な進み方をいたしておりますが、いろいろ各所に問題点が出てまいりました。その問題点につきましては、従来の国鉄にないようなスピーディーな処理のしかたで対処はいたされております。特に一番最初は営業関係の手不足の関係で、線があいておるけれども乗れないというような意見が出てまいりました。また駅員、営業関係の人の配置の問題にいたしましても、電話をかけても、いつもお話し中だというような点がありました。いろいろと努力はされているようでありますが、また最近、新しい問題として……

第47回国会 決算委員会 第2号(1964/12/15、30期、日本社会党)

○勝澤委員 裁判官の定員と現在員、それから欠員の状況、これについての、欠員のある原因、対策、こういうものがどう行なわれておりますか、その点について御質問いたします。
【次の発言】 その現状をどういうふうにしたら欠員が補充できるのですか、あるいはどこにその隘路といいますか、どういうふうにしたらいいかという点についていかがですか。
【次の発言】 そこで慢性的にこういう状態になっているということで臨時司法制度調査会から案が出てきたということですが、結局いま直ちに問題になるわけですね。先ほどの話を聞いてみますと、四月に入れるそのときにはいいけれども、あとやめた人の補充ができない――この四月に入る者を予……

第47回国会 決算委員会 第3号(1964/12/17、30期、日本社会党)

○勝澤委員 総理がお見えになるまで、行政管理庁の長官に少しお尋ねいたします。  臨時行政調査会の意見書が出てまいりましたが、これについてどういうふうにお取り扱いになるのですか。そのお考えをまずお尋ねいたします。
【次の発言】 この内容を見てみますと、相当広範にわたりまして重要な問題が入っているわけであります。これを実施することができるかどうかというのは、私は佐藤内閣の死命にも関係する問題だと思います。そういう点からいって、できるものからやっていくというやり方もいいと思うのですけれども、いま予算の編成期で一応来年度の問題が閣議の中で相談されているわけであります。こういう中で、この出されている意見……

第48回国会 運輸委員会 第17号(1965/03/26、30期、日本社会党)

○勝澤委員 法案に入る前に、特に交通安全の立場から少し警察庁のほうに御質問いたしたいと存じます。  最近関東を中心に、砂利トラックに三割積みを警察が黙認をしておるということで、各所に批判が起きておるわけであります。砂利トラックに三割積みを黙認しておる今日の経過について、まず最初に御説明を賜わりたい、こう思います。
【次の発言】 答弁がよくわからないのですが、安全運転をするならば三割超過で走らせてもよろしい、こういうことなんですか。
【次の発言】 そうすると積載量というものがちゃんときまっておるけれども、砂利トラの場合は三割までは取り締まりの対象としない、こういうことなんですか。

第48回国会 運輸委員会 第26号(1965/04/23、30期、日本社会党)

○勝澤委員 この新東京国際空港公団法につきましては、いろいろと各角度から各委員の方々が今日まで質疑をされているようでありますので、もし重複しているようでしたら、ひとつ簡単にしていただいて、あとで会議録を読ましていただきます。  そこでまず最初に、空港の必要性についていろいろと書かれておるのです。必要なことはよくわかるのですが、具体的に、いつまでに必要かという点について、昨年あたりからの航空局の考え方からいきますと、あるいは閣議でもって相談している内容を見てみますと、その点については実は明確にされていないように思うのです。それはどういうことかといいますと、もしいつまでにつくらなければならぬという……

第48回国会 決算委員会 第1号(1965/02/01、30期、日本社会党)

○勝澤委員 コレラの問題で関連してちょっとお尋ねいたしますが、日赤を通じて出しておるようですが、日赤に対しては、補助金なり、政府からどういうお金が出ておるのでしょうか。
【次の発言】 この場合に対しては、あれですか、政府が行なうのを、外交上の立場から一応日赤という名前で全額韓国に送った、こういう形式がとられておるんでしょうね。その点どうなんでしょう。この場合の援助のしかたですね。
【次の発言】 この経費の内訳を見ますと、医療費が何ぼ、梱包費が幾ら、輸送費が幾ら、通関手数料が幾らということになっておって、金額そのものの全部の費用で、日赤が事務を代行した、こういうことなんですね。

第48回国会 決算委員会 第2号(1965/02/04、30期、日本社会党)

○勝澤委員 首都高速道路公団の三宅坂工事について、公団をめぐってのいろいろ問題があるということで、昨年これについての捜査が行なわれておるようでありますが、この事件の概況について、取り締まりの御当局のほうから、まずどういうふうに現在まで進行しているか、お話のできる範囲で御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そこでいままで書類送検なりあるいは起訴というような点、内容はどうなっておりますか。その起訴状なりあるいは書類送検ならば大まかな点をお話しできると思うのですが……。
【次の発言】 起訴状の内容はどういうことですか。
【次の発言】 それから、いまちょっとお話のありました西松の三名というのは、そ……

第48回国会 決算委員会 第4号(1965/02/15、30期、日本社会党)

○勝澤委員 この血液の行政につきましては、昨年の四月、それから六月、この決算委員会でいろいろと調査を進めまして、その結果、御案内のように、今日の血液が九割以上が売血であった。しかもその充血は、釜ケ崎やあるいはその他の山谷、こういうところで集められたものであって、その血液の良否については相当問題があり、血清肝炎の原因ではないだろうかという疑いさえあって論議されております。しかしそのことも、厚生省からそういう指摘があったのでなくて、マスコミの皆さんをはじめ一部の学者諸君が献身的な努力をして、これでは血液が困るということでこの委員会に出されてきたわけでありまして、私は、これを見ただけでも、一体厚生省……

第48回国会 決算委員会 第5号(1965/02/17、30期、日本社会党)

○勝澤委員 最初に会計検査院長にまずお尋ねいたしますが、会計検査院の検査のやり方といいますか、それから検査の対象、三十八年度どういうところが対象とされて、全体の検査個所の検査をする割合といいますか、比率といいますか、こういう点についてまず最初に御説明願いたい。
【次の発言】 そうしますと、おおむね三四%必要なところは行なわれているといわれますから、検査しなければならぬ、大体対象になるところは三年に一回は回っておる。こういうふうに理解してよろしいのですか。
【次の発言】 それから検査の報告書に掲載するものあるいはしない軽微なものといいますか、こういう区別というものはどういう振り分けがされてここに……

第48回国会 決算委員会 第6号(1965/02/22、30期、日本社会党)

○勝澤委員 もう一人参考人で追加していただきたいのですが、電発の工事関係の理事を一人出してもらいたい、だれかよく知りませんけれども。
【次の発言】 私は、ついでに、いまの電源開発の関係で、資料の要求をお願いしたいと思うのですが、まず第一に、電源開発株式会社の九頭竜川の長野ダム第一工区、第二工区の入札の経過、二番目が指名業者を選定をした経過、当時の理事会の議事録、それから三番目が予算の限界線という定率をきめておるようでありますが、定率はどのようにしてきめたか、そしてその定率をきめた理由、過去にこういう定率をきめて入札をした経過があるのかないのか、あったらその経過、それから次が世銀借款の経過、六番……

第48回国会 決算委員会 第7号(1965/02/25、30期、日本社会党)

○勝澤委員 ちょっと関連をして、技術審査というのは、あなたのほうから出た調書によりますと、入札が終わった後にやられておるのですね。
【次の発言】 ですから、いまのその技術審査の前に、五社を選定した理由というのを説明してもらって、そのあとで、入札が終わったあとの技術審査ですから、段階を追って先の問題を最初に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 いままでとこの方法の違いはどこか、具体的に説明していただきたい。
【次の発言】 ロワー・リミットの中に入ったとか入らないとかいうことじゃなくて、ロワー・リミットのような方式であなたいままでやられたというのですけれども、いまやった経過あなたも聞いてよく……

第48回国会 決算委員会 第10号(1965/03/02、30期、日本社会党)

○勝澤委員 関連して。会計検査院長にお尋ねいたします。  このロワー・リミットというのは、平常大体どの程度で率がきめられているものですか。その点いままでの検査の実績といいますか、経験でお聞かせ願いたいのですが。
【次の発言】 そこで、いま水資源公団の例を一つ出されましたが、水資源公団ですと大体二五%程度で一回で入っているのですか、どういう入札の状態でしょうか。
【次の発言】 電源開発は長い間ロワー・ミリットは大体一〇%ということでやられてきたという工事の経過が載せられております。資料によりますと、三十六年の六月の大鳥、それから黒又川、御母衣、池原、魚梁瀬、大体ずっと九〇%で行なわれておるのであ……

第48回国会 決算委員会 第11号(1965/03/04、30期、日本社会党)

○勝澤委員 次の審議の都合上、先に資料の要求をいたしたいと存じます。  東北開発株式会社に関する資料でございますが、一は、会社の概要それから三十八年度営業報告書、それから役員及び従業員に関する調査、それから事業計画及び再建計画、会計検査院提出資料及び決算の内容、未収金の状況、売り掛け金の状況、貸し倒れ消却の状況、三十九年度の貸借対照表及び損益計算書の見込みについて、むつ製鉄の概要及び再建計画、以上につきまして、できるだけ早い機会に資料の提出を願いたいと存じます。
【次の発言】 会計検査院長にお尋ねしますが、いまあなたが言われたとおり見積り合わせの落札です。電源開発はこういう経過をたどってきたわ……

第48回国会 決算委員会 第12号(1965/03/09、30期、日本社会党)

○勝澤委員 関連して。浅尾さん、この前私が質問したと思うけれども、間接費が勝負をきめたわけですね。ですから間接費を会社の目途額と各入札の会社ごとの中身を出してくると、どこを切ってたたき合いの競争になったかというのが出てくるわけです。ですからそういうものが出ていないと、全体的に見ると、間接費が二九・六%ですから、あなたのほうからいえば間接費の盛り方は正しいのだ、こう言いますけれども、しろうとなりわれわれが数字を見てみると、間接費か二億五千万から三億くらい水増しじゃないだろうか、ここが勝負のきめどころだった、こう見るわけですから、やはりそれはあなたのほうが積極的に、そうではないのだ、間接費をあなた……

第48回国会 決算委員会 第13号(1965/03/11、30期、日本社会党)

○勝澤委員 資料の要求を最初にお願いしたいと存じます。  水資源開発公団でありますが、下久保ダム関係で一が瀬廻し隧道の入落札の経過、業者の指名、予定価格の決定、開札の状況等、二番目が本体工事の入落札の経過、三番目が本体工事の現況、具体的工事の業者の事情等について資料を早急に出していただきたいと思います。
【次の発言】 県会議員の方と村長さんに申し上げますが、決算委員会というのはわりあい党派を別にして国民的な立場で真相を究明していこう、こういうことでやってきたわけです。 いまもそうやっておるわけです。そういう立場で、私は実はこの問題がこの委員会で取り上げられてからあなた方の名前もちらほら出ておる……

第48回国会 決算委員会 第14号(1965/03/16、30期、日本社会党)

○勝澤委員 引き続いて藤井さんにお尋ねいたしますが、前回倉地さんが証人として立たれたときに、今回のこの九頭竜の入札に関しては、総裁選挙で穴があいたので、その穴を埋めるために九頭竜に圧力をかけてきたということを藤井さんが、あなたが倉地さんにお話をされた、こういうことが証人として御出席されている倉地さんが、この場でお述べになったわけであります。ここに議事録がありますから、議事録をちょっと読んでみますと、倉地証人は、「池田さんが言ったというふうに聞いてはおりません。池田さんが言ったというふうに聞いておりませんが、要するに、何といいますか、総裁選挙で穴があいた、あいたから、その穴を埋めるために、この九……

第48回国会 決算委員会 第16号(1965/03/23、30期、日本社会党)

○勝澤委員 大臣、ほかの委員会の関係があるようですから、関係した部分だけ先にお尋ねいたしたいと存じまするが、最初に修学旅行という問題でありますが、修学旅行というのは、お互いにみな思い出のあるものなんですけれども、最近いろいろこの修学旅行の実情を見てみますと、一体この修学旅行というものが文部省の教育課程の中でどういう評価をされているのか、その評価どおりに修学旅行というものは行なわれているのかどうかという点について、たいへん疑問になる点があるのであります。そこで、修学旅行というものについて、文部省はどういうふうな指導を行なっておるのかという点について、最初にお尋ねいたしたいと思います。

第48回国会 決算委員会 第17号(1965/03/25、30期、日本社会党)

○勝澤委員 最初に会計検査院のほうへお尋ねいたしますが、東北開発株式会社の決算についての意見書が出されておりますが、これについてひとつ御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 東北開発の三十八年度末決算が三十五億六千八百七十二万円の赤字累積といわれておりますが、三十九年度の見込み、それから四十年度の見込み、これはどういうふうになっておりますか。これはどちらでしょうか。企画庁あるいは東北開発、おわかりになるところでひとつ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 累積はどうなりますか、三十九年、四十年度。
【次の発言】 そこで再建計画に伴って四十年度以後営業収支関係はどういうふうな経過をたどって……

第48回国会 決算委員会 第18号(1965/03/30、30期、日本社会党)

○勝澤委員 最初に会計検査院の指摘事項から御質問いたしますが、この健康保険あるいは厚生年金保険あるいは船員保険の保険料の徴収不足というのは、毎回こういう形が出ておるわけでありますけれども、具体的に対策というのはどういうふうになされておりますか。
【次の発言】 これは毎年度の指摘事項で、そしてまた指摘される率といいますか、たとえば健保ですと、調査した個所に対して指摘される個所というのが四一%だとか、あるいはまた船員保険ですと三八・六%ですか、こういう形であるわけですね。毎年いろいろとお考えになっているようですが、根本的な問題もあるわけですから、やはりそういう点を含めて、もう少し簡便にして、そうし……

第48回国会 決算委員会 第19号(1965/04/01、30期、日本社会党)

○勝澤委員 いまの委員長の発言もおかしいし、先ほどの福田委員の発言もおかしい。参考人を招致したのは田中委員個人で呼んだのではない。委員会におきまして、理事会で決議をして、その結果呼んでおるのでありますから、そういう点で決算委員会の運営について、差しかわってきた決算委員が抗議をするということについては、いまのような発言というのは、断固おかしいと思います。委員会の運営は、委員長個人でやってきたのではない。委員会において田中委員から発言があって、それをお互いに相談して、そうしてその結果として参考人を呼んでいるわけでありますから、そういう点について差しかわってきた委員が、参考人を呼ぶことについて何か差……

第48回国会 決算委員会 第20号(1965/04/06、30期、日本社会党)

○勝澤委員 大臣のいらっしゃる間に少しお尋ねいたしますが、鉱山の保安監督行政の問題でありますが、これは災害があるつど、この保安監督行政が通産省のもとで行なわれるというよりも、むしろ労働省の立場で保安監督行政というものを行なうべきではないかという意見が出るわけでありまして、そのつど、通産大臣なり労働大臣からいろいろ見解も述べられるわけであります。先般の炭鉱事故におきまして、三月二日の本会議におきましては、石田労働大臣は、保安監督行政については、「今回の事故にかんがみ、この問題について検討をいたさなければならない状態にきておると考えておる次第でございます。」とこう従来と変わった答弁が労働大臣からな……

第48回国会 決算委員会 第21号(1965/04/08、30期、日本社会党)

○勝澤委員 最初に食糧庁にお尋ねします。  前回、会計検査院から消費者米価の改定の場合における価格差益の問題について指摘をされまして、それについて本委員会でもいろいろ論議をいたしました結果、食糧庁といたしまして、価格差益の徴収について懸案であった問題に取り組みまして、これについて、今回の消費者米価の改定にあたって、その方針によって、どういう方法によって行ない、その結果どういうふうになっているかという点について、経過並びに結果を御報告願いたいと思います。
【次の発言】 会計検査院にお願いいたしておきますが、この問題は特に検査院から指摘をされまして、当委員会でも取り上げられました。取り上げられた経……

第48回国会 決算委員会 第22号(1965/04/13、30期、日本社会党)

○勝澤委員 公団や事業団等の政府関係の法人の関係についてまずお尋ねいたしますが、臨時行政調査会によりますと、公庫とか公団とか事業団その他の特殊法人等が無秩序に乱立されていると指摘されておるわけであります。しかも今度の国会におきましても、なおこの臨時行政調査会が、公庫や公団や事業団あるいはその他の特殊法人等について改組再編成せよという勧告をされているにもかかわらず、新設をするための法案を出されておるのであります。この点についてまず最初に大臣のお考えを聞きたいと思います。
【次の発言】 改組、再編成すべきであるということで具体的にここに十八の個所が出ているわけであります。たとえば漁価安定基金あるい……

第48回国会 決算委員会 第23号(1965/04/21、30期、日本社会党)

○勝澤委員 まず最初に大臣にお尋ねいたします。  最近各地で建設大臣あるいは河野国務大臣等から、河川敷をレクリエーションの場に開放するということが発言をされまして、この問題について着々といろいろな計画を進められておるということを聞いております。しかし、最近各所で河川敷の現況等がゴルフ場に使われておるとかあるいは自動車の練習場に使われておるとかいうことで問題になっておりますし、またこの河川敷に対して補償金が何千万円支払われたということもいわれております。こういう現況を見ますと、河川管理の状況というものについて、旧河川法の場合、新河川法の場合もありますけれども、河川台帳の整備なりあるいはまた河川の……

第48回国会 決算委員会 第24号(1965/04/27、30期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、かつて大蔵省の国税庁長官でありまして、現在の開発銀行の総裁であります平田敬一郎氏に対する、赤坂の青山高樹町の十二の四の国有地百十五・三二坪を千九百八万三千七百円で随意契約によって払い下げた、こういう事件につきまして、四月の十三日の日に田中大蔵大臣に質問をいたしました。その質問によって、大臣からいろいろと答弁がなされておりますが、大蔵大臣の答弁は事実をごまかしている節があるわけでありまして、残念ながら、大蔵省の答弁書を読み上げたと思うわけでありますが、まず最初に、大蔵大臣の答弁書というものはだれがお書きになったのか、答弁書に事実が相違がしていると私は思うのでありますが、事実相違……

第48回国会 決算委員会 第25号(1965/05/08、30期、日本社会党)

○勝澤委員 きょうは特に最近、政府で国民の体位を向上する、そういう立場から、国民に広場を与えようということで、河川敷を開放するというようなことがいまいわれておりますので、特に河川敷の現況がどうなっておるのかという点で、先般決算委員会でいろいろ審議をいたしましたところ、その河川敷を国鉄なり道路公団が使用するときには、相当の補償をしないと、国鉄なり道路公団が占用できない、こういう現況にあるということが明確になりました。昨日、東京都、神奈川県あるいは道路公団、玉川、皆さんの協力を得て現地を見せていただきました。その結果によりまして、やはり河川敷のいままでのあり方、それから今後どうすべきか、こういうこ……

第48回国会 決算委員会 第26号(1965/05/11、30期、日本社会党)

○勝澤委員 私、飼料の政策についてちょっとお尋ねいたしますが、飼料関係につきましては飼料需給安定法によって行なわれているようでありますが、最近、いなかに帰りますと、卵が下がったけれども、飼料が上がったということで、一体飼料はどういうふうになっているんだろうかという話をよく聞くのでありますが、飼料の現状はどんなふうになっておりますか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 卵が下がって飼料が上がったというのはどういう現象なんですか。
【次の発言】 飼料の上がった原因はどうなんですか。卵のほうはわかりました。
【次の発言】 そうすると、輸入飼料はどういう形で放出をされるのですか。どんなふうな輸入……

第48回国会 決算委員会 第27号(1965/05/13、30期、日本社会党)

○勝澤委員 大臣がいらっしゃる間に、最初にお尋ねいたしますが、臨時行政調査会で公社、公団等の改革に関する意見というのを出したわけでありますが、その中で特に国鉄に対して監理委員会の問題についていろいろと述べておるわけでありますが、この臨時行政調査会の監理委員会あるいは政府の監督の限定あるいは公社の経営の自主権、こういう点についてどういうふうにお考えになり、この臨時行政調査会の答申をどういうふうに取り扱おうといたしておるのか、その点についてまず最初お尋ねいたします。
【次の発言】 そうしますと、臨時行政調査会が勧告いたしております監理委員会を設置すること、それから政府の監督の限定、あるいはまた公社……

第48回国会 決算委員会 第28号(1965/05/26、30期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、自由民主、日本社会党、民主社会党、三派共同提案による河川敷地に関する決議について、まず案文を朗読いたします。    河川敷地に関する件(案)  河川敷地は国有財産であり且つ公共の用に供すべき行政財産であるにかかわらず、従来の河川敷地の管理状況は、最近の社会経済情勢にてらし、極めて遺憾な実情にある。  即ち、多摩川、荒川、江戸川等の河川敷地は、多数のゴルフ場、自動車練習場等の尨大な資本投下を伴う営利企業に使用され、古川期間及び取消処分に伴う補償の有無等の許可条件も不明確のまま、極めて低額の占用料で使用されて来た。  川本道路公団等が玉川ゴルフコース等に営業損失を含む多額の補償を……

第48回国会 決算委員会 第29号(1965/05/27、30期、日本社会党)

○勝澤委員 それでは、むつの社長にちょっと関連して質問いたしますが、あなたのところでつくった案ですね。本案をずっとつくりましたその経過を、どういうふうに案をつくって、それがその後どうなったかということをもう少し御説明願いたい。
【次の発言】 この民間ベースということと国策ベースというのはどう違うのですか。あなたの解釈を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 金利をたな上げして配当をやらない、これが国策ベースだ、こう言われるわけですね。そうすると、一体その会社自体は、今日の資本主義の中における会社経営としてはどういうふうに考えたらいいのかという点、もうちょっとあなたの考え方を――むつ製鉄という……

第48回国会 建設委員会 第5号(1965/02/24、30期、日本社会党)

○勝澤委員 最初に大臣にお尋ねいたしますが、臨時行政調査会におきまして、公社、公団等の改革に関する意見が出されました。その意見をいろいろ読んでみますと、いま起きているいろいろな問題点というのがここで浮かび上がっておると思うのです。そこで、私は、建設省所管の道路公団、住宅公団等に対して、この意見書に対する大臣のお考えをまず最初にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 いま大臣お忙しくて、まだよくお読みになっていないようですから、よく読んでいただきたいと思うのです。専門的なことになりますから、大臣がおわかりにならなければ、その他の方でけっこうですから、聞いていていただきたい。聞いていて、これは変だ……

第49回国会 決算委員会 第1号(1965/08/06、30期、日本社会党)

○勝澤委員 専売公社が参って、やはり選挙違反の状況を聞かないわけにはまいりませんので、いまあなたのほうにおわかりになっている違反の状況、逮捕者の状況、参考人出頭の状況、こういう概要について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 参考人で出頭したのはどのくらいの数になるのですか。
【次の発言】 いまこういう事件のために、たばこの売り上げに影響している、あるいは仕事がなかなか手につかないというようなお話が出ておりますが、どういう状態になっておりますか。
【次の発言】 いま警察から、選挙違反に使われたであろうといわれておるのは、一応七百万円とかいわれておりますが、それはこの決算の中から見ますと、販……

第49回国会 決算委員会 第3号(1965/08/11、30期、日本社会党)

○勝澤委員 それでは最初に、法務省関係の歳入関係から御質問いたしたいと存じます。  昭和三十八年度の法務省の歳入決算は、予算額百二十億二千四百七十六万円に対しまして、徴収決定済み額が百九十億七千三百二十七万余円で、収納済み歳入額百九十億六千六百二十万余円、収納未済歳入額七百六万余円となっており、収納済み歳入額は予算額に比べて七十億四千百四十四万余円の増加となっているが、これは主として道路交通法違反事件の拡大に伴い、罰金及び科料が六十四億三千三百十七万余円、刑務所作業収入が五億七千四百三万余円の増加によるものでありまして、まず罰金及び科料の歳入予算額七十九億七千九百万円に対し、収納済み歳入額百四……

第49回国会 決算委員会 第4号(1965/08/12、30期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、専売公社の質問に入る前に、まず委員長代理にお尋ねをいたしたいと存じます。  それは、昨日の理事会で、当委員会に、国有財産の小委員会を設置をせよという要求が、自由民主党の田中理事からありました。われわれ社会党も賛成でありますので、小委員会設置を要求したわけでありますが、自民党の党内事情によって、しばらく待ってもらいたいということで、きょうに引き継がれたわけでありますが、小委員会設置について、自民党として、どういう経過になられたか、まずその経過を最初にお尋ねいたしたいと存じます。
【次の発言】 そこで、参議院におきましては、御案内のように、国有財産の小委員会が持たれまして、精力的……

第49回国会 決算委員会 第5号(1965/09/29、30期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、本日一応御説明を受けました国有財産のリストにつきましては、あとでまたお伺いするといたしまして、当面いたしております。専売公社の前の総務理事であった小林章氏に対する宿舎の払い下げ関係につきまして、参議院の決算委員会の国有財産小委員会で質疑がかわされておるようでありますが、その後の点につきまして相当不審がありますので、ひとつその点から質問を続けたいと存じます。  最初に、一体、小林さんは専売公社の大京町の宿舎にいつからお入りになっておったのか、そうしていつ退職をされたのか、退職されたあとでもいかなる理由で宿舎に入っておったのか、この三点について、まずお伺いをいたします。

第49回国会 決算委員会 第6号(1965/09/30、30期、日本社会党)

○勝澤委員 関連して。直接大蔵省から売り渡した場合と、大蔵省から不動産業者に売り渡した場合の取り扱いがあるようでありますが、一ころ政治家の問題で、国有地ではなかっただろうかということで問題になりました。それは不動産業者から買ったのだ、物納財産であったということがいわれておりますが、当時の取り扱い方、払い下げのしかた、直接売ったのと、不動産業者に売ったのと、それから不動産業者からそういう方々にいったのとあるようでありますが、そういう点の取り扱いはどういうふうにされておったか、もし局長がおわかりにならなければ、その当時の方でもけっこうですから、その当時のことを御説明願いたい。

第49回国会 決算委員会 第7号(1965/10/01、30期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、いま問題になっております山形県と宮城県におきまして、蔵王山の県境について紛争があるということをお聞きいたしておるのでありますので、きょうは特に両県の知事さんをはじめ、当面の中心であります上山市の助役さんにおいでを願って、この県境について御説明を願い、われわれの委員会の審議に御協力をいただきたい、こう思ってお願いをいたしたわけでございます。  まず最初に、山形県と宮城県において、蔵王山県境について紛争があるというふうに伺っておりますが、この紛争はいつからどういう原因でこういうことが起きてきたのかという点を、山形県の知事さんからお答え願いたいと存じます。

第51回国会 運輸委員会 第13号(1966/02/18、30期、日本社会党)

○勝澤委員 もし質問が重複しておるようでしたら、簡単な御答弁でけっこうです。  そこで第一にお尋ねいたしますのは、交通機関に対する投資の状態でありますが、国鉄以外の交通関係として、たとえば同じ国鉄の競争相手である自動車輸送のための道路整備、あるいはまた海運に対する状態、あるいはまた港に対する投資の状態、こういうものがどういう形で行なわれているかという点について、概括的でけっこうですから、大まかな御説明をひとつ願いたいと思います。
【次の発言】 私は、交通全体に対する総合的な施策というものがバラバラに行なわれていると思うのです。ですから、たとえば港湾に対する、あるいは飛行場に対する、あるいはまた……

第51回国会 運輸委員会 第14号(1966/02/19、30期、日本社会党)

○勝澤委員 私は提案者を代表いたしまして、ただいま議題となっております運輸委員長古川丈吉君の不信任動議の提案理由を御説明をいたします。  そもそも運輸委員長古川丈吉君は、衆議院要覧によりますれば、大阪府第四区の選出、自由民主党でありまして、明治三十七年七月大阪府南河内郡河南町に生まれ、東京帝国大学法学部政治学科を卒業され、東京市書記、主事、京浜魚類配給統制協会計画課長、東京水産物統制株式会社参事、東京魚類株式会社取締役、旭冷蔵工業株式会社取締役となり今日に至る。東京市杉並区会議員在職十二年、法務政務次官、地方制度調査会委員、裁判官訴追委員を歴任、党の国会対策副委員長二期、全国組織副委員長、広報……

第51回国会 運輸委員会 第25号(1966/04/13、30期、日本社会党)

○勝澤委員 ちょっと関連をして。  白タクと白トラックの問題が出てまいりましたが、白タクの問題というのは一ころだいぶ騒がれまして、いまの実情はよく知りませんけれども、まだあるというような話を聞いております。白トラックの場合は、やはりいろいろといま局長の話されましたように、現実にやられていながらなかなか取り締まりが困難だ。取り締まろうとすれば、そこで免許申請というものが考えられる。片方、免許を出そうとしても、やはり輸送需給という問題からいってなかなかそう簡単にいかない。しかし網の目から漏らしてそのまま動かしていくわけにはいかない、やはり網に入れて行政指導していかなければならない、こういう点があろ……

第51回国会 運輸委員会 第38号(1966/06/01、30期、日本社会党)

○勝澤委員 私はまず最初に、最近の造船業の状況について、業界の状態あるいはまた建造の状態、こういう点について御説明を賜わりたいと思います。
【次の発言】 造船法によりますと五百トン以上、大型といいますか、これは一応許可基準があって、運輸大臣の許可制になっておるようでありますが、この対象になっている造船業は今日どういう状態になっておりますか。
【次の発言】 それじゃ次の質問をしながらいまの関連をちょっとお尋ねいたします。  小型船造船業法というこの法律について、特にこの法律が必要だ、特にこういう単独の法律をつくらなければならぬ理由というものは、たとえばこの法律の目的を見た場合、造船法の目的とあま……

第51回国会 決算委員会 第3号(1966/02/15、30期、日本社会党)

○勝澤委員 関連して。大臣にちょっと御質問したいのですが、いま山田委員から発言がありましたが、これはギリシアの例ですけれども、私もよく知っている高木さんという大使がいらっしゃいまして、私は聞いてみますと、あそこでは書記官一人しかギリシア語がわからないわけです。ことばのわからない大使が、その国の大使として一体ほんとうの外交官としての活動ができるだろうかどうだろうかという点を――あなたが日本の国におられて諸外国の人たちとお会いになって、ことばが通じ、初めてお互いの意思疎通ができて、その国の内情がよくわかると思う。ですから、中心になっている人がその国のことばがわからないということは、私はやはり問題だ……

第51回国会 決算委員会 第4号(1966/02/17、30期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、時間もありませんので、消防の関係だけお尋ねをいたします。  災害がないときはたいして問題にならないのですけれども、一たび災害があると、一体消防の状態はどうだったろうかと、各所で問題になるのでありますが、最近の実態はどういうふうになっておりますか、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 たとえば、ここに最近大火のあった三沢の例がありますが、常勤消防職員は百二十三人、非常勤の消防団員八百十五人、消防ポンプ車三十六台、これが基準だけれども、実際には消防職員四十人、団員が二百九十四人、ポンプ車十二台と、基準の三分の一以下だというような状況が伝えられておるわけでありますが、こういう点……

第51回国会 決算委員会 第5号(1966/02/22、30期、日本社会党)

○勝澤委員 最初に、労災保険の特別会計の収支の状態についてお尋ねいたしたいと思います。  労災保険の適用の事業所の数は、三十九年末で八十三万四千、労働者の数が千九百三十五万、これに対して歳入は、三十九年九百六十七億、歳出が六百六億というふうに増加をいたしておるようでありますが、これはベースアップによるものであるでしょうけれども、収支のバランスという点から見ますと、年度末の剰余金が、三十九年末は三百六十一億、それから各年度別剰余金は、三十五年度は三十三億ということで、減少いたしておるようでありますが、いまの状態を見てみますと、この会計はたいへんむずかしい収支の状態になってくるのじゃないだろうかと……

第51回国会 決算委員会 第6号(1966/03/03、30期、日本社会党)

○勝澤委員 大蔵省関係の資料の要求をいたしておきたいと存じます。  まず第一に、会計検査院の昭和三十九年度決算検査報告で、普通財産の管理について、是正改善の処置要求の別表一から六に掲記されてある事項別の明細及び改善状況についてであります。  第二は、昭和三十九年度大蔵省主管歳入で、土地売り払い代、建物売り払い代、庁舎等特別売り払い代、有償管理がえ収入代、土地及び水面貸し付け料、建物及び物件貸し付け料、地方債証券償還収入の明細書。  第三に、昭和三十九年度大蔵省所管歳出で、ダイヤモンド市場調査委託費、不動産購入費、接収貴金属等交付金、国有財産測量評価手数料、国有財産売り払い手数料、の明細書。  ……

第51回国会 決算委員会 第7号(1966/03/08、30期、日本社会党)

○勝澤委員 ちょっと関連してお尋ねしたいのですけれども、いまの弾劾裁判所は、予算的には衆議院議長の中に入るわけですね。どうなるのですか。あるいは国会図書館の関係――その点、どうなりますか。
【次の発言】 両方は、言うならば二重予算の立場なんですね。そういう点どうですか。
【次の発言】 そうすると、ここにいう財政法十六、十七、十八条の適用されるところになるのですか。その点、いかがですか。
【次の発言】 そうすると、同じようなことというのは、財政法十六、十七、十八条でやれる、こういうことですか。
【次の発言】 図書館のほうはどうですか。
【次の発言】 いままでの取り扱いは、財政法のこの十七条、それ……

第51回国会 決算委員会 第8号(1966/03/09、30期、日本社会党)

○勝澤委員 引き続いて、返済の悪い人たちというのは、高校のほうが多いんですか、大学が多いんですか、その分類はどうでしょう。
【次の発言】 そこで、私は、この返済の年限二十年というのは、以内とはなっているけれども、一体妥当だろうかどうだろうか。それからこの貸与の金額について、たとえば高校千五百円、大学二千五百円ですか、一体この額が適切かどうかという点について、やはり少し疑問があるわけであります。逆の言い方をしますと、この学生が奨学金を借りる必要があるだろうかなというのも、実情において、あるわけです。それは一般奨学ですから、高校生の場合においては、学校と父兄、家庭というのは密着しているわけですね。……

第51回国会 決算委員会 第9号(1966/03/17、30期、日本社会党)

○勝澤委員 関連して質問いたしますけれども、いま山田委員から要求をされた資料というのは、できるならばあすの朝までに出していただきたいわけです。それは先ほどの理事会で、明日ダイヤモンドの質問を続けよう、こういうことになっておるわけでありますが、いまの資料要求の状態ですと、そう時日のかかる資料ではないように私は思います。ですから、あすの朝までに出していただけるように、ある程度のお約束を願いたいと思いますが、よろしゅうございますか。あるいは困難なものがありましたら、困難な資料はどういうものか、ちょっと説明していただきたいと思います。
【次の発言】 それからもう一つ、いま質問の中で出てきた大蔵省と日銀……

第51回国会 決算委員会 第10号(1966/03/18、30期、日本社会党)

○勝澤委員 いまの資料の取り扱い方は、理事会でやることにしたらいかがですか。大まかに出ておるようですから……。
【次の発言】 ちょっと関連して、一緒にまとめて御説明願いたいと思うのですが、鑑定人をどういう形で人選をしたか。そして人選した結果、いま神近先生が言われたように、宝石商がいるのかどうかということ、それからあなたのほうで、これを処理するにあたって、委託をされて、ロンドンで、どういう方法がいいかといういろいろな調査をされているようでありますが、そういう点とあわせて、価格の鑑定をどういう形でやっているのか、言うならば、一人でやるのか、あるいは十一人合議できめていくのか、あるいは入札のやり方が……

第51回国会 決算委員会 第11号(1966/03/22、30期、日本社会党)

○勝澤委員 裁判所と法務省ですから、少しごっちゃになるかもしれませんが、ひとつ、そちらで適当にお答え願いたいと思います。  最初に、裁判所のほうですが、財政法の十六条、十七条、十八条によりまして、会計検査院なりあるいは衆議院、参議院、裁判所というものは、二重予算制度になっているわけであります。このあなたのほうからお出しいただきました予算の概算要求額と予算額の比較をいたしますと、予算の要求について、相当部分、大蔵省の査定の段階というのでしょうか、減額されているように思うのですが、財政法との関係で、どういう取り扱いになっておりますか。
【次の発言】 あなたのほうの概算要求と、実際に決定した予算額と……

第51回国会 決算委員会 第12号(1966/03/24、30期、日本社会党)

○勝澤委員 関連して。資料の要求の件ですけれども、いまの説明によりますと、月末までで、あとはまだそれからだというような資料の提出では、委員会としての審議は不可能なんです。最近の資料の要求についての各省の出方を見てみますと、委員会をなるべく  要望に沿った資料の提出というものはなされていないわけですから、たとえばきょう大蔵省を審議するわけですけれども、国有財産の資料は、私が要求をいたしまして、その要求資料ができてきたのはきょうですよ。一月以上もかかっておるわけです。一月以上もかかって、大蔵省を審議するその日に配られて、それで大蔵省の審議をして、国有財産の問題をほっかぶりしようなんというのはけしか……

第51回国会 決算委員会 第13号(1966/03/25、30期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、昨日に引き続きまして、特に申し上げました事業体に貸しておる貸し付けの状態について、質問を紡げてまいりたいと存じますが、最初に関東財務局が貸しておる後楽園スタジアムでありますが、この貸し付けは、いつから、どういう形で行なわれているかという点からお尋ねいたします。
【次の発言】 そうすると、七百十七坪は三十一年一月からですか。
【次の発言】 三十七年一月から、構内道路敷として貸し付けをした。それから二百六十三坪は、三十八年七月から貸し付けをした、こういうことですね。
【次の発言】 それ以前はどうなっておったのですか。
【次の発言】 昨日の国有財産局長の御説明によりますと、三十三年……

第51回国会 決算委員会 第14号(1966/03/29、30期、日本社会党)

○勝澤委員 山があるから山へ登るといいますが、お寺が自分の地所に持っておった。しかし何かの必要によって、お寺がこの双ケ岡を売ったというところに、この問題の発端があるわけであります。一体、お寺のほうでは、何のためにこの双ケ岡を売ったのかという点を、最初にお答え願いたいと存じます。
【次の発言】 そこで、双ケ岡が名勝地であるということを知っておったわけでありますから、当然まず一般の人よりも、市や府、国に対して、その措置を仰ぐべきであったと私は思うのでありますが、その点はどういうふうになっておられますか。
【次の発言】 市や府は、いまの仁和寺からの要望に基づいて、どのような努力をされて、そしてどうい……

第51回国会 決算委員会 第15号(1966/03/31、30期、日本社会党)

○勝澤委員 日本の中心であります東京、しかもその東京の玄関ともいうべき八重洲口の国際観光会館と、国鉄とにおいて、料金をめぐっての紛争が起こり、訴訟が行なわれておる。しかもなおかつその上に、不法占拠明け渡しの訴訟まで行なわれておる。財界の有力者である小川さんが社長をされておるというところから聞いて、たいへん残念に思うわけであります。しかし、この訴訟の経過あるいはこの取り扱いによっては、いま国鉄が行なっておる民衆駅制度のあり方というものは、根本的にやり直さなければならぬというところに来ていると思うのであります。私も、いま国鉄のやっておる構内営業規則による承認によって民衆駅制度をやっておることについ……

第51回国会 決算委員会 第16号(1966/04/05、30期、日本社会党)

○勝澤委員 北海道開発庁にまずお尋ねいたしますが、この北海道の開発計画は、二十七年から三十一年それから三十三年から三十七年と、第一期の北海道総合開発計画が行なわれておるわけであります。いまこの産業基盤の整備に重点を置いた第二期の計画を見てみますと、産業基盤の整備の不十分な点を補てんするとともに、これに対する開発ということに重点を置いておるようでありますが、その計画の進行の状態を見てみますと、三十八年から四十一年までの状態は、ほぼ四カ年間で四九・一%ということで、おおむね良好な進捗率を示しておるようでありますが、特にその中で、社会生活基盤の整備の達成率というものが三二・九%ということで社会生活環……

第51回国会 決算委員会 第18号(1966/04/12、30期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長代理 白浜仁吉君。
【次の発言】 先ほどから、東南アジア閣僚会議の経過の中から、今後の日本の経済援助についての質問がなされたわけでありますが、その中で、私は特に経済援助に対する日本の立場といいますか、日本は東南アジアについてどういう考えを持っているのか、そしてそれは東南アジア開発の援助計画とともに、国内における経済政策というものとどういう見合いになっているのか、こういう点について、ひとつ長官にお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 現状の経済援助というのは、大体国民所得の――先ほどちょっと聞き忘れましたが、何%くらいに当たっているのでしょうか。

第51回国会 決算委員会 第19号(1966/04/14、30期、日本社会党)

○勝澤委員 大臣、十二時半までひとつがまんしていただいて、私と吉田委員ですから……。それで、大臣だけに御質問いたしますから……。  まず第一に、これは大臣、農林省というより、外務省の所管になるかもしれませんけれども、農業移民の関係です。農林省で出てくる行政の中では、農業拓植基金の造成費の補助金ですか、あるいはまた農業移民のいろいろな費用があるわけであります。そこで最近の農業移民の状態を見てみますと、前には一万名も出ておりましたけれども、最近では三千名になり二千名になり、ことしあたりは千名を割るというのが農業移民の実情であります。そこで、私は、いまの農業移民というものを進めなければならないのです……

第51回国会 決算委員会 第20号(1966/04/15、30期、日本社会党)

○勝澤委員 先に運輸省、水産庁、それから建設省の関係を……。  まず、清水港の興津埠頭の建設に伴って、昨年の九月、台風二十四号の際に、清水市興津本町の海岸堤防が決壊いたしまして、目下復旧工事が行なわれてはいますが、満潮のときあるいは波が高潮のとき、砂浜がなくなってしまって、海が接近をいたしておりますので、民家が波をかぶるときがしばしばありまして、まことに不安な状態になっております。  そこで、私は、まず、この海岸堤防がなぜ決壊したのか、その原因を明らかにいたしたいと思うと同時に、当面、災害復旧工事を一日も早めて、住民の不安を解消することはもちろんのことでありますが、海岸の原状が変わってきたので……

第51回国会 決算委員会 第22号(1966/04/21、30期、日本社会党)

○勝澤委員 臨時行政調査会の答申の取り扱いについてお尋ねいたしますが、この臨時行政調査会の答申は、約二年七カ月、国としての相当りっぱなスタッフによって出されたわけでありますが、今日のこの意見に対する取り扱いを見ておりますと、どうもその取り扱いが不十分なように思うわけであります。まず最初に、内閣の機能の問題、それから中央省庁に設置されている審議会の整理あるいは機構の統合、許認可事務の簡素化、一般事務運営、あるいは公社、公団の整理統合、こういう問題についての概況を御説明願い、さらに行政改革本部と行政監理委員会の現況についても御説明願いたいと思います。

第51回国会 決算委員会 第23号(1966/04/27、30期、日本社会党)

○勝澤委員 大臣お忙しいようですし、またいずれ三十八年度の決算の総括質問のときに質問いたすことにいたしまして、簡単に二、三の点について、きょうは質問いたします。  一つは、最近、決算委員会で、国有財産の高級公務員に対する払い下げ問題で、いろいろと論議されました。その結果、国家公務員に対する国有財産の払い下げはやめるということが閣議できめられたようであります。また地方公共団体の中や、あるいはまた公社や公団等においても、こういう事例が最近まで続いておりまして、特に専売公社の場合は、小林さんの選挙違反をめぐりまして、その中から実例がありました。それが実は今日も、その時点でまだ行なわれておったというこ……

第51回国会 決算委員会 第24号(1966/04/28、30期、日本社会党)

○勝澤委員 最初に、第二次防衛計画の今日までの状況と、それから第三次防衛計画の内容について、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、二次防から三次防までの経過あるいは計画がわかったようですが、大体その三次防が最終的に確定をする時期はいつごろまでに、あるいは国防会議が開かれてきまるものでしょうか。
【次の発言】 そこで、三次防の計画の中で、兵器の国内開発とかあるいは国産化ということがいわれておるようでありますが、こういう点については、どのようにお考えですか。
【次の発言】 そこで二次防の計画の中で、バッジシステムについて入札の経過にはいろいろのうわさがあるわけでありますが、経過について……

第51回国会 決算委員会 第25号(1966/05/10、30期、日本社会党)

○勝澤委員 厚生省、医療金融公庫の質問に入る前に、委員長にちょっとお尋ねいたしますが、厚生省にきょう質問するということは、厚生省がきょう都合がいいからということで、理事会の決定で、きょうにきめたわけであります。厚生大臣の都合で、厚生省を、三回にわたって、きょうに持ち越してきたわけでありますけれども、厚生大臣は無断で退席したわけでありますが、一体、決算委員会に対する決算委員長としての態度をひとつお聞かせ願いたいと思う。その態度によっては、ひとつ決算委員会として、私は衆議院議長に申し入れを、ここで決議をしていただきたいと思う。御答弁願います。

第51回国会 決算委員会 第26号(1966/05/12、30期、日本社会党)

○勝澤委員 時間もないようでありますから、大臣に、おもな二、三の点についてお尋ねいたします。  まず、いま一番私たちがこれから問題にしなければならぬのは、総合エネルギーの問題でありまして、石炭なり石油なり、あるいは水力なり原子力、これをどういう立場でこれから進めていくか、たいへん大事な問題だと存じます。しかしながら、石炭の政策と石油の政策を比較をいたしてみますと、石炭に対する石油というものの国の政策がまだまだ不十分でありますし、やや水力はこれは独自の方向で進んでおります。原子力にまいりますと、いままだ戦国時代といいますか、群雄割拠、またこれは経済コストの問題もあろうかと思います。こういう観点か……

第51回国会 決算委員会 第27号(1966/06/03、30期、日本社会党)

○勝澤委員 ちょっと関連してお尋ねしておきたいのですが、ここに説明資料としていただいておる北の丸公園の概況というのは、建設省から出ているわけですね。――そうですね。  そこで、この資料を見ますと、北の丸公園の開放といいますか、ここを森林公園にするというのは、三十五年の一月二十九日に閣議で決定された、こう言われておるわけです。それから八月以降、東京都が森林公園として整備計画を進め、三十八年五月二十一日に、建設省で直轄してやるということがきまっているわけですね。  これは建設省にお尋ねいたしますが、三十八年五月二十一日に建設省にきまっておる。実際は、三十五年の一月二十九日に閣議決定しておる。こうい……

第51回国会 決算委員会 第28号(1966/06/06、30期、日本社会党)

○勝澤委員 佐藤総理に、率直に中国問題についてお尋ねいたしたいと存じます。  最近、訪中から帰られました自民党の松村謙三氏が、帰りましたお話によりますと、日本と中国との関係はこれでいいだろうか、隣に人口七億の国がある、その中国に研究に行く人たちに対して、やめろとかあるいは見るなとかいうような態度というものはこの際考えなければならぬ、ということを言われております。また、佐藤総理が総理になったときに国民の期待をしたものは、総理は中国問題をとにもかくにも前向きで解決をしていく、こう期待を持たされておりました。しかし、今日の状態を見てみますと、私は必ずしもそのようになっていないと思うのです。こういう新……

第51回国会 決算委員会 第29号(1966/06/07、30期、日本社会党)

○勝澤委員 この電信電話調査会の報告書が、四十年の九月二日に総裁あて出されているようでありますが、これに対して、公社としてのお取り扱いはいまどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 この調査会の報告によりますと、料金の値上げが答申をされているようでありますが、料金値上げについてはどういうふうにお考えになっておりますか。
【次の発言】 その公社の案といいますか、いま答申が出されまして、一応、電信電話二二%、十月一日、ですか、出ておるようでありますが、公社としては、これの値上げ率、それからいつごろから、そういう点はどういうふうにお考えになっていらっしゃいますか。

第51回国会 決算委員会 第30号(1966/06/09、30期、日本社会党)

○勝澤委員 道路公団のほうが御都合があるようでありますから、まず道路公団のほうからお尋ねいたします。  道路公団の料金収入に関する問題でありますが、建設して、そして予定収入を上回っている道路、あるいは採算がとれない道路、いろいろあるようでありますけれども、これはその建設の当初において、計画されるときにどういうような計画で――料金計算をむろんやっておるでしょうが、やられておるのですか。それから、その路線が黒字になった場合には、今度はその路線はどういうような処理をするか、そういうことはどんなふうにされておりますか。
【次の発言】 この赤字道路で、三十年たったときにまだ償還し切れないときは、この料金……

第51回国会 決算委員会 第31号(1966/06/21、30期、日本社会党)

○勝澤委員 移住事業団の予算の執行状態を見てみますと、予算に対する不用額というのがだいぶ出ているわけであります。たとえば、渡航費の場合でも、四億二千六百五十五万九千円に対しまして、不用額が三億二千百六十七万三千七百六十三円、あるいは融資の状態を見てみましても、ブラジルを除く支部として、三億三千七十七万五千円の予算に対して、一億九千七百五十八万五千八百十四円、ブラジルでも約七千万円、受け入れ事業の関係でも不用額が予算に比べてたいへん多過ぎるように思うわけでありますが、これはどういう関係でこういうことが起きてくるのですか、その点御説明願いたいと思います。

第51回国会 決算委員会 第32号(1966/06/23、30期、日本社会党)

○勝澤委員 まず総裁にお尋ねいたしますが、第三次七カ年計画の中で、いま山陽新幹線の問題につきましていろいろと出されておりますが、この山陽新幹線の資金の計画なりあるいはまた工事計画、用地買収の状態、あるいは停車駅その他、これらの計画についての大まかな御説明をひとつ伺いたいと思います。
【次の発言】 それでは、大臣が見えましたから、特に私一点だけお伺いします。  まず、最近の航空機事故に伴う問題について、事務的な問題でありますから、最初航空局長からお答え願いたいと思いますが、全日空なりカナダ航空なりBOACと相次いで事故が起きまして、その事故のための対策本部もつくられたわけでありますが、最近解散さ……

第51回国会 決算委員会 第33号(1966/06/25、30期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長代理 本日は、これにて散会いたします。    午後一時十三分散会

第52回国会 決算委員会 第1号(1966/07/26、30期、日本社会党)

○勝澤委員 いまの押谷先生の質問の中で、ぜひ私は、これは資料だけあとでお出し願いたいと思いますが、日本郵便逓送株式会社の財務諸表、運送契約、委託業務の内容、それから委託料というのですか、運送料というのですか、その算定のしかた、それから過去五年間の運送料の経過、役員の経過、株主の構成状態、これをぜひ資料としてお出し願って、いまの問願についての質問を少し続けたいと思いますので、資料を御提出願いたいと思いますが、よろしゅうございましょうか。
【次の発言】 それでは、新しい問題で、澁谷郵便局の集配課の副課長が、長年、十一年八カ月ですか、にわたって犯行をいたしておった問題でありますが、これは、言うならば……

第52回国会 決算委員会 第2号(1966/08/11、30期、日本社会党)

○勝澤委員 決算委員会でかつて決算委員長をやり、また理事として一緒にこの委員会で活躍をしてまいりました田中さんが、かかる事件で逮捕されたということは、私はたいへん遺憾なことだと存じます。しかし、事件の内容につきましては、まだ捜査の段階でありますから、相当立ち入った質問はできないと思いますけれども、いま国民の中には多くの疑惑が持たれているわけでありますから、この疑惑をなくするために、十分な調査を行なって、そして事件の概況というものを明確にしていただきたい。そのことが、やはり、特に決算委員会という場所が利用されたといわれておりますし、あるいは決算委員という肩書きが使われたというふうにいわれておるの……

第52回国会 決算委員会 第3号(1966/10/17、30期、日本社会党)

○勝澤委員 松野農林大臣の日加閣僚会議出席に対しまして、いろいろといま押谷委員から質問がありましたが、まだ相当な疑問がありますので、それについて、引き続いて質問をいたしたいと存じます。  その前に、日本側からの出席閣僚と、そしてそれに対する随行はどういうふうに出ておりますか、おわかりになりますか。
【次の発言】 関係がどこかわかりませんから、官房長官にちょっと要望しておきますが、日加閣僚会議に出席した閣僚並びに随員の名簿、それからどういう旅行日程で出発され、帰着されたか、この点を資料としてお出し願いたいと思います。  それからもう一つ、いま、川島副総裁ですか、あるいは特命大使というお名前ですか……

第52回国会 決算委員会 第4号(1966/10/18、30期、日本社会党)

○勝澤委員 関連して質問いたしますが、九月三十日に榊田氏にお金を渡して、十月一日に榊田氏からお金を返したのですね。いかがですか。
【次の発言】 九月三十日にお金を渡して、十月一日に本人から辞退の申し出があった、実際にお金が入ったのは十月二十五日、そうですね、十月二十五日ですね。
【次の発言】 実際にお金の入ったのはいつですか。はっきりしてください。
【次の発言】 十月一日から入るまでの期間は、そのお金はどこにあったのですか。だれが横領しておったのですか。これはでっち上げられた事実でしょう、この三枚の紙は。はっきりしなさいよ。
【次の発言】 十月一日に辞退があって、そのときにお金はどうしたのです……

第52回国会 決算委員会 第5号(1966/10/19、30期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、先般上林山長官のお国入りに対しまして、与党の押谷委員、あるいは各委員会で質問をされておるようでありますが、なるべく重複する部分は避けて質問をいたしたいと存じますので、ひとつ簡単明瞭にお答え願いたいと思います。  最初に御質問いたしますが、上林山長官はいま何の目的でどちらにいらっしゃるのですか。
【次の発言】 きのうときょうの日程を、こまかく御説明できますか。
【次の発言】 何か、伝えられるところによりますと、ナイアガラの滝も見物をされているというようなことですが、いま長官のいろいろな問題についてこれほど批判を受けておる中で、そういうことがかりにあるとするならば、私はたいへん不……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 議院運営委員会 第24号(1967/06/15、31期、日本社会党)

○勝澤委員 これは、きのうもちょっと私も希望申し上げておきましたが、この申し合わせ文を見てみますと、従来と何ら変わりのない文なんですね。ですから、今回は特別な申し合わせ、取り扱いをするのだということで、もっと変わったといいますか、もっときついといいますか、何といいますか、変わりばえのする申し合わせをこの際すべきじゃないだろうかと思うのです。いまの委員長の御提案ですと、申し合わせをする、それからまた印刷をして各議員に出す、それで各人が暑中見舞を印刷して出しておるということの繰り返しをやっておるわけですね。ですから、そうでない、もう少し新たな角度から検討をして周知徹底して、それが実効があがるように……

第55回国会 議院運営委員会 第34号(1967/07/13、31期、日本社会党)

○勝澤委員 関連。国会がこの二十一日で終わるというのにかかわらず、国会末期にこういう重要な法案を出してきた。学校教育法とそれから都市計画法が出ておるわけです。都市計画法の場合は、これは都市計画法を出せというわれわれの要求によって出てきたように聞いておりますが、学校教育法の場合はいささか違うわけです。また、基本的な問題として、会期の延長をされたという理由から考えて、延長された会期の中でまた新しい法律案を出してくるという政府の態度が私は問題だと思う。ですから、議連としても、会期延長になってからこういう法律案を出してくる政府のやり方、そうして出しさえすれば国会は政府の自由に、言うなりになるのだという……

第55回国会 決算委員会 第7号(1967/05/16、31期、日本社会党)

○勝澤委員 時間がありませんから、簡単に二、三の問題についてお尋ねいたしますが、行政の簡素化というのは長い間懸案になっておりまして、池田内閣当時からわれわれはこれについて強く要望してきたわけでありますが、池田内閣当時は、臨時行政調査会が調査しておるから、その答申をまってということで経過をいたしてまいりました。佐藤内閣になりましてから、われわれは、この臨時行政調査会の答申というものをできるだけ尊重して、この趣旨に沿った簡素化を行なうべきであるということを強く訴えてきたわけであります。しかし御案内のように、この問題はたいへん複雑でありまして、与党から見ればやはり官僚の抵抗があると思いますし、われわ……

第55回国会 決算委員会 第8号(1967/05/18、31期、日本社会党)

○勝澤委員 公庫、公団、事業団その他の特殊法人の改善につきましては、臨時行政調査会において勧告がなされ、いろいろ問題点につきましても議論が行なわれているわけでありますが、その実情を見ますと、前回も指摘申し上げましたように、あまり積極的な施策が見られないということで、たいへん遺憾に思っておるわけであります。そこで、私はきょうは特に経済企画庁に関係する部分につきまして、特に水資源なりあるいは東北開発なり、こういう点についての改善意見というものがなされておるわけでありますが、これについてどのように取り扱ってきたのかという点で、経済企画庁並びに行政管理庁のほうから、ひとつ御説明願いたいと思います。

第55回国会 建設委員会 第5号(1967/05/08、31期、日本社会党)

○勝澤委員 簡単にお尋ねいたしますが、大臣からでなくて局長のほうから――水資源にやらせるべきだ、建設省でやっておるのはおかしいじゃないか、私は聞いていてそんな気がするわけですけれども、大臣でなくて、事務的にあなたのほうから、建設省でやって水資源に移した、なぜかという点を簡単でいいですから御説明願いたい。
【次の発言】 いま私、ここで聞いただけで疑問を持ったわけでありまして、いまの御説明でもまだ少し疑問が残るわけです。しかし、ここで解明しようというのは無理でありますから、あとで私その経過について御説明を願いたいと思います。  それで次に質問いたしますが、この入札は一札入札をやったのですか、それと……

第55回国会 建設委員会 第7号(1967/05/12、31期、日本社会党)

○勝澤委員 住宅政策につきましてはまた別の機会に私は質問さしていただきまして、とりあえず住宅融資保険法について法律上のこまかな諸問題につきまして質問をいたしたいと存じます。  まず最初に、融資保険の対象である金融機関の範囲を拡張した理由は、どういう理由であるかという点からお尋ねします。
【次の発言】 そこで、一応農林中金あるいは商工中金、信用金庫連合会についてはわかりますけれども、信用事業を行なっている農協なり漁協の問題につきましては、最近各所で金融の問題につきまして事故がときどき起きておるわけでありますけれども、これらについてはやはり監査というものが十分行なわれていないということではないだろ……

第55回国会 建設委員会 第11号(1967/05/26、31期、日本社会党)

○勝澤委員 関連して局長にお尋ねしたいのですが、水没用地の補償問題が片づかなければ工事に着工しないというのは、これはきっちり約束はされておるわけですね。
【次の発言】 そこで三月三十日に入札が行なわれて、落札をした間組は今日までどういうふうにやってきたのですか。そのことが、急いで三月三十日に入札しなければならない理由とどう関係があるのか、そこを説明していただきたい。事前に補償が片づかなければ工事ができないというふうになっていながら、補償が片づかないのに落札を急いでやらなければならなかったということ。そうしていまもお説を聞いてみますと、二カ月間何も進んでいないということ。そうすると三月三十日に急……

第55回国会 建設委員会 第13号(1967/06/02、31期、日本社会党)

○勝澤委員 道路整備緊急措置法に関係して御質問いたしますが、まず第一に、この道路の五ヵ年計画の状態を見てみますと、昭和二十九年から第一次五ヵ年計画、そして第四次までの計画を見てみますと、第一次計画が四年、第二次計画が三年、第三次計画が四年、第四次計画が三年と、まさに五ヵ年計画というものが、五ヵ年行なわれない間に改定をずっとされている。一体この理由はどこにあるのかという点をまず最初にお尋ねいたします。
【次の発言】 ですから、いままでの五カ年計画を見てみますと、四次までみな十分なことが行なわれずに改定をされている。そのおもなる理由というのは、当初計画というものの見通しの低さといいますか、こういう……

第55回国会 建設委員会 第19号(1967/06/29、31期、日本社会党)

○勝澤委員 大臣に最初お尋ねいたしますが、この土地収用法という法律の書き方です。これは大臣、この土地収用法がおできになるときの昭和二十六年の五月三十一日の衆議院建設委員会で、当時、大臣の御質問を速記録で読んでみますと、大臣は、収用法というのは伝家の宝刀ではない、したがってどんどん収用法を適用して、そして適当な判断をしてもらうべきだ、こういう発言をされているわけであります。いまどうお考えになっておりますか。
【次の発言】 そこで私は、この土地収用法の根拠になるものは何かというと、憲法二十九条だと思うのです。憲法二十九条は、公共の福祉のためには正当な補償によって土地を取り上げてもよろしい、こういう……

第55回国会 建設委員会 第22号(1967/07/12、31期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、中部圏の都市整備区域、都市開発区域及び保全区域の整備等に関する法律案に関係をいたしまして御質問いたしたいと存じます。  最初に、中部圏の開発整備に関する基本的な構想についてどういうようにお考えになっているかという点をお尋ねいたします。
【次の発言】 私は、この中部圏の開発整備というのは、首都圏、近畿圏の場合と異なった開発構想というのがなされるのではないだろうかと思うわけでありまして、そういう点では、首都圏が東京を、近畿圏が大阪を、こういう構想の中にはさまれたというような点からいって、やはりこの開発のしかた、整備の方法というものは、相当変わってくるのではないだろうか、こういうよ……

第56回国会 議院運営委員会 第4号(1967/12/01、31期、日本社会党)

○勝澤委員 議長さんにお尋ねいたしたいのですが、園田副議長から辞表が提出された以後、どういうふうな経過で御承認をされたのかという点をまず最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、いま議長のお話をお伺いいたしておりますと、入閣をされる予定であるというので、辞表を出されたというお話があったわけでありますが、国会の権威を高めるということで、長い間立法府と行政府の問題は議論をし尽くされた問題でありますが、そういう意味からいいますならば、立法府の最高役員である副議長というものが、このたびのような形で入閣されるために、一身上の都合で辞職をしていくということについて、立法府の最高責任者とし……

第56回国会 建設委員会 第2号(1967/10/11、31期、日本社会党)

○勝澤委員 大臣がいらっしゃらないときに、芝浦の高速道路の穴のあいた問題、それからまた、阪神高速道路に五千万円穴があいた問題、私はもう一つの穴、国道一号線に穴があいてこの間東海道が相当長い時間とまった、まあ穴、穴、穴で、三つの穴があるわけでありますが、そこで私は第一にお尋ねいたしたいのは、国道一号線の清水と薩た峠の下というのは、これは昨年の十月十三日に道路に陥没ができましてそうして約十八時間渋滞をしたわけでありまして、自動車三十何台がこわされ、また死傷者も出たという大きな事件であったわけであります。昨年十月十三日にそういう大きな道路の決壊があったにかかわらず、ことしの三月二十七日にも起きて、そ……

第57回国会 議院運営委員会 第1号(1967/12/04、31期、日本社会党)

○勝澤委員 補正予算が中心でなく、財政演説が中心、これに重点を置く、こういうふうに理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 すぐはっきりできるなら、ここではっきりしてもらって、大蔵大臣の演説原稿はできておるのだから、もしあれだったら書き直してもらわなければならないからね。

第57回国会 議院運営委員会 第5号(1967/12/15、31期、日本社会党)

○勝澤委員 法制局長官、内閣法制局の設置法を見てみますと、あなたが積極的に新聞記者に会見をして意見を述べたりするという所管事項はないわけですから、いまそういうことをおやりにならずにいる。いまのお話ですと、官房長官に呼ばれて、そこでお話をした。それはあなたが内閣官房長官にお話をするのでしたら、この所掌事務の中で、「法律問題に関し内閣並びに内閣総理大臣及び各省大臣に対し意見を述べること。」ができるということで、法制一般に関することですから、あなたが直接総理大臣や各省大臣に意見を述べることはいいわけです。しかるに、この問題というのは、官房長官に呼ばれ、答弁の内容についてあなたがこういう意味だろうとい……

第57回国会 議院運営委員会 第8号(1967/12/22、31期、日本社会党)

○勝澤委員 地方行政と法務の関係は……。
【次の発言】 刑法も共産党だけでございますか。
【次の発言】 公職選挙法は三つとも共産党が反対……。
【次の発言】 一、二だけですね、島上善五郎さんのと篠田弘作さんのと。

第58回国会 議院運営委員会 第3号(1968/01/27、31期、日本社会党)

○勝澤委員 はなはだ僭越でございますが、委員各位のお許しをいただきまして、一同を代表し、前委員長並びに新委員長に対しまして、一言ごあいさつを申し上げます。  坪川前委員長は、委員長就任以来、その人格円満なるお人柄と強い信念をもって終始国会の円滑なる運営に力を尽くされてまいられましたことにつきましては、われわれ一同深く敬意を表するとともに、そのなみなみならぬ御心労に対しまして深甚なる謝意を表するものであります。  今回、委員長を辞任されますことはまことに残念でありますが、今後とも当委員会のため、格別の御理解と御協力をお願い申し上げる次第であります。  また、このたび新たに委員長に御就任されました……

第58回国会 議院運営委員会 第11号(1968/03/22、31期、日本社会党)

○勝澤委員 外務委員長一つだけお伺いしたいことがあるんですが、衆議院規則によりますと、七十二条で、「委員長は、委員会の議事を整理しがたいとき又は懲罰事犯があるときは、休憩を宣告し又は散会することができる。」こういうことになっております。それから七十五条にまいりまして、「委員長は、委員会において、懲罰事犯があると認めたときは、これを議長に報告し処分を求める。」こうなっております。そうしますと、あなたの外務委員会の運営を見てみますと、穂積委員が発言をし、その発言に対して内閣総理大臣は答弁をされておるわけですね。それからまた、そのあとで委員長としては、「穂積君、一々発言を求めて発言をしてください。」……

第58回国会 議院運営委員会 第16号(1968/04/04、31期、日本社会党)

○勝澤委員 いま民社党の池田さんからもお話がありましたが、私の党でも、この問題は、きのうの大蔵委員会の経過を聞きまして、大蔵委員会としては一応の方針をつくったようでありますが、国会全体の問題から考えてみますと、たいへん重大な発言である。しかも、たばこは害がある、あまり安くしてはいけない、こういう発言が実は法律を審議しておる場であった。正式な専売公社の政府委員がこういう答弁をしておるということになるならば、たばこがどの程度害があるかということを、専売公社は大蔵省の所管でありますから、やはり大蔵大臣として、十本まではいいとか、十五本まではいいとかいうようなことをいわざるを得ないと思うのです。なぜか……

第58回国会 議院運営委員会 第24号(1968/04/25、31期、日本社会党)

○勝澤委員 私、ちょっと事務的なことで官房長官にお伺いしたいのですが、これから出てくる法律案というのは、先ほど申されました政治資金規正法案、大気汚染防止法案、騒音規制法案の三本だけですか、まだそれ以外に予定されているのがあるのですか。
【次の発言】 一、二未定というのは、どういう法律案ですか。そうして、いつそれは出るのですか。
【次の発言】 そうすると、その三つ以外にはないと思ってよろしいのですか。
【次の発言】 その一、二今明日中にきめたいという法律案は、どういう法案ですか。
【次の発言】 そこで、各法案を提出する手続というのは、政府は大体どういう方法でやってくるのですか。閣議できめて、党と……

第59回国会 議院運営委員会 第4号(1968/08/10、31期、日本社会党)

○勝澤委員 この際、議長に御質問をいたしたいと存じます。  国会が閉会になりますと、十六、七日ごろ人事院勧告が出される、こういわれております。人事院勧告は御承知のとおり内閣と国会に対して勧告されるわけであります。従来は、内閣が中心になって人事院勧告の取り扱いをきめてきたわけでありますが、昨年から私たち社会党のほうも、これは国会にも勧告をされておるのだから、国会の意思決定をすべきだということで、昨年来御要請申し上げてきたわけであります。  したがいまして、この際、私は、人事院勧告がなされたときには、やはり内閣の意思決定とは国会は別の立場で、国会自体の意思の決定をすべきである。閉会中でありますから……

第59回国会 決算委員会 第7号(1968/10/17、31期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、大臣に三つお尋ねをいたしますが、一つは最近問題になっておりますマンションの購入契約者の保護の問題それから第二は、住宅融資保険制度の問題、第三は、国道一号線のバイパスの促進、この三つを簡単にお尋ねをいたします。  まず一の、マンション購入契約者の保護の問題でありますが、これは最近御案内のように、稲村建設が倒産をされて、特に稻村さんは代議士になっておる関係上、いろいろといま注目を浴びておるわけでありますけれども、実はこういうような場合にどうしたらいいだろうかというのは、急に起きてきた問題ではないわけです。過般の国会の中でも、物価対策特別委員会の決議の中でも、特に「宅地建物の前払式……

第61回国会 議院運営委員会 第3号(1969/01/29、31期、日本社会党)

○勝澤委員 動議に対しまして、自民党の長谷川理事の出された案につきまして反対いたします。それから、安宅理事の出しました案につきまして賛成いたします。  まず、議運というのは話し合いの場だといわれてまいりましたし、委員長も就任以来話し合いでものごとをまとめようと努力をいたしてまいりました。しかし、残念ながら第一の初仕事で、代表質問のことで採決をしなければならないということはたいへん遺憾に思っておるのでございまして、議運というのは、いろいろな問題がありますけれども、お互いに話し合って、そうしてその話し合いの結論として従来の慣行をたっとんでまいりました。その慣行とは何かといえば、本会議の代表質問は、……

第61回国会 議院運営委員会 第9号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○勝澤委員 官房副長官にお尋ねをいたしたいと思います。  過般、法案全体についての政府の提出についての御説明がありました。予算関係法につきましては二月中旬までに提出いたしたい、それ以外の法律については三月中旬というようなお話があったのでありますが、本日現在、予算関係法案で、だいぶ出ない法案があるわけです。特に地方税法のようなものはいまだ閣議決定されていない、調整されていないというような話も聞いておるわけでありますが、重要な法案は、御承知のとおり、本会議の趣旨説明を要求いたしておるわけでありまして、その法案の出方次第によりましては、実は三月上旬本会議のできないような状態にあるわけでございますから……

第61回国会 議院運営委員会 第16号(1969/03/19、31期、日本社会党)

○勝澤委員 最初に人事院総裁にお尋ねいたしたいのですが、天下りの問題は、過去何回も各委員会で問題になり、議論をされておるわけでありますけれども、今回も特に議運でも、あるいはまた決算委員会あるいは内閣委員会等々で行なわれておりますが、一体、問題になっている焦点といいますか、理由といいますか、これをどう御理解されておりますか。
【次の発言】 そこで、この間あなたもいらっしゃった席で、新聞社の皆さんからいろいろ議論されて、三つの問題が出された。一つは、民間企業の問題で、いま人事院が内容を審査されている問題、もう一つは、公社、公団、事業団等特殊法人に対する問題、もう一つは、地方公共団体に対する問題、こ……

第61回国会 議院運営委員会 第34号(1969/05/09、31期、日本社会党)

○勝澤委員 ちょっと待って。一、二が終わったあと、二人の大臣の発言があるのですか。
【次の発言】 一については大臣の発言はないんですか。

第61回国会 議院運営委員会 第49号(1969/07/11、31期、日本社会党)

○勝澤委員 われわれ野党は、先ほどから理事会におきまして、本日の本会議は開くべきではない、本会議を開くとするならば来週の定例日に持ち越すべきだという意見を申し上げておるわけでありますが、与党の皆さんは何が何でも本会議を開きたい、こういうことです。しかし、昨日の本会議は、御案内のように都議選で、自民党が、本会議を開いたときには定足数を確保できるかどうかわからないので、ぜひ本会議を流してもらいたい。これについては、特に委員長も記者会見で発表しますというところまで言明をして、自民党の一方的な御都合によって流会をさせたわけであります。また、先ほどから話が出ておりますように、米に関しては三回も流会し、か……

第61回国会 議院運営委員会 第51号(1969/07/24、31期、日本社会党)

○勝澤委員 引き続いて議長にお尋ねいたしたいと思うのですが、いまの議長のお話ですと、三十数時間の審議をしたので本日中に採決まで持っていきたい、こういうような文教委員長の御返事があったようないま答弁があったわけですが、そういたしますと、議長あっせんというものとかけ離れたことが行なわれようといたしておる、こういうふうに思えるのですが、そういうことでしょうか。
【次の発言】 それであなたは、これから自民党の国会対策委員長なり幹事長をお呼びになる。
【次の発言】 じゃ、お呼びになった事情によって、ぜひわれわれ議運の委員に御相談を願いたいと思う。よろしゅうございますね。

第61回国会 商工委員会 第17号(1969/04/15、31期、日本社会党)

○勝澤委員 大臣にお尋ねいたしますが、この中小企業の近代化促進法は、中小企業基本法が昭和三十六年に成立したときの法律として出てきたわけでありまして、従来の実態調査の段階から近代化計画の策定あるいは金融、税制、技術指導等の助成ということが行なわれ、一応前進的な施策がこの五年間、法施行後行なわれてきました。それによりまして業界の組織化なり近代化の計画性というものがいろいろ進められてきたわけでありますが、しかしその中でも、やはりこれを実施していく中でいろいろと問題点が出ておるように思うのです。そこで、この画一的な指導あるいはまた業界全体のバランス、こういう観点からこの近代化促進法を行なってきた五年間……

第61回国会 商工委員会 第41号(1969/07/09、31期、日本社会党)

○勝澤委員 ガス事業法の一部を改正する法律案についての質問をいたしたいと存じます。  最初に、ガス事業は公益事業ということで許可制にされておるわけでありますが、この公益事業ということと許可制というものとの関連の中で供給義務というものが課せられておるわけでありますが、この観点に立ちまして、まず本来的な公益事業というものと、その許可制であるべきものであるというものと、許可制であるがゆえに、供給義務というものがどのように課されておるかという点についてまずお尋ねいたします。
【次の発言】 そこで今日まで、このガス事業法が二十九年に制定されまして、特に当時の衆議院の通商産業委員会におきまして未処理の需要……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 決算委員会 第18号(1970/06/10、32期、日本社会党)

○勝澤委員 国有財産の処分の問題について御質問いたしますが、きょうは局長もお見えにならないようですから、おもな点は別の機会にいたしまして、事務的な問題だけちょっとお尋ねいたしておきます。  国有財産の処分が不適正であるということが数年前指摘をされまして、昭和三十九年に法律によりまして用途指定という制度が法律の上で明文化されてきたわけであります。しかし、最近見てみますと、用途指定をしてあるものにつきまして、用途指定が完全に守られているかどうか。あるいは、期間が五年なり七年なりというようにきめられておるわけでありますが、五年たちあるいは七年たつと、払い下げ目的以外に使用されているというような点が間……

第63回国会 決算委員会 第21号(1970/09/10、32期、日本社会党)

○勝澤委員 大臣に、時間もだいぶかかっているようでありますから簡単にお尋ねいたしますが、その一つは、最近テレビのダンピングの問題が大きな政治問題となってきました。経過をお聞きいたしますと、一昨年の三月、米国の電子工業会の部品部からこの問題が提起された、こう伺っておるわけでありますが、一時期には、問題が解決するだろう、こういう時期もあったようでありますけれども、最近の状態を見てみますと、すでに関税評価の差しとめの措置が行なわれて、ここ三カ月以内に事実関係の調査がされるようでありますが、これに対して、電子機械工業会はアメリカ財務省に異議申し立ての措置をとるようなことをきめたようでありますが、政府と……

第63回国会 決算委員会 第22号(1970/10/13、32期、日本社会党)

○勝澤委員 大臣に三つの問題について簡単にお尋ねいたしたいと思うのでありますが、一つは私鉄運賃の値上げの問題、もう一つは新線建設の問題、それからもう一つは国鉄のパイプラインの問題、この三つの問題について、できるだけ要点を申し述べて、簡単にお答えをいただきたいと思います。  私鉄運賃の値上げをめぐりまして、どうも不明朗ではないか、こういうお話が出ているわけであります。私も、実はそう思います。大臣が八月の七日の閣議のあとで新聞記者に語った談話を見てみますと、「総理にしかられてしまったよ」総理は「私鉄各社は不動産などの兼業で立派に利益を上げているではないか。それなのに鉄道だけで赤字が出たからといって……

第65回国会 議院運営委員会 第10号(1971/02/26、32期、日本社会党)

○勝澤委員 空港公団の総裁にお尋ねをいたしますが、この代執行に対しまして、公団はガードマンをお雇いになっているようでありますが、何のために雇い、そしてそれについては一体どういう教育をしているのかという点について、まず御説明を賜わりたいと思います。
【次の発言】 見さかいもなく暴力をふるっている、こう言われているわけでありますが、ガードマンに対しては統一的にどういう指導をなされているのですか。
【次の発言】 積極的に暴力をふるわないようにというお話でございますけれども、この木原さんなり、国会、県会議員の人たちが面会に行った経過を聞いてみますと、何も取り次ぎもせずに、いきなり囲んで暴力をふるったと……

第65回国会 議院運営委員会 第12号(1971/03/02、32期、日本社会党)

○勝澤委員 永年在職表彰ということは、従来、人格を表彰することよりも、二十五年国会議員として在職されたという功績を表彰するものとされてまいりました。したがって、ただいまの御意見もありますが、できるならば、御本人においてしばらく御辞退くださるというような善処の方法がないものか、一応委員長において、いま一度御本人にお伝え願い、御努力を願いたいと存じます。

第66回国会 議院運営委員会 第1号(1971/07/14、32期、日本社会党)

○勝澤委員 はなはだ僣越でございますが、委員各位のお許しを得まして、一同を代表し、前委員長並びに新委員長に対しまして、一言ごあいさつを申し上げます。  渡海前委員長は、委員長就任以来、その円満なるお人柄と強い信念をもって、終始誠意をもって、当委員会の円満なる運営と国会の正常なる運営に努力されましたことは、われわれ一同深く敬意を表するとともに、その御苦労に対し深甚な謝意を表するものであります。(拍手)  今般、委員長を辞任せられて自治大臣に御就任されましたことは、まことに喜ばしいことで、今後とも当委員会のことにつきましては、御理解ある御協力をお願い申し上げる次第でございます。  また、このたび新……

第66回国会 社会労働委員会 第5号(1971/09/03、32期、日本社会党)

○勝澤委員 いまの後藤委員の質問に関連して警察庁にちょっと見解をお尋ねいたします。  静岡の運転所の事件で、現行犯で公安官が逮捕して警察が引き継ぎを受けた、こういうお話。それで事実は、聞いてみますと、詰め所で同僚のいざこざがあった。同僚のいざこざがあって、その結果、酒を飲んでいたとかいないとかいうことはお互いに水に流して、まあ問題にしないようにしようではないかといってお互いに握手をして別れた、その本人が運転所長のところに行って、私はいまなぐられた、けがをしたという申告をして、直ちに運転所長が公安官に連絡をして、公安官が現場に来たときには、その相手側は卓球場で卓球を見ていた。そこえ公安官が来て、……

第67回国会 議院運営委員会 第3号(1971/10/19、32期、日本社会党)

○勝澤委員 総理、この業界の自主規制を七月一日からやられたのですけれども、これは政府の要請によってやられて、しかもこれについては、政府は歓迎するという談話まで発表し、しかも六百五十億という融資と機械の買い上げまできめて、そうして業界のこのやり方を支持したわけであります。しかもまた、日米経済閣僚会議で、田中通産大臣は、このアメリカ側の要求をけってお帰りになって、一週間か十日たたぬうちに突如としてこの協定が実はなされたわけであります。しかもいまのお話ですと、アメリカ側より新たな提案があったとか、長期的に見て国際協調、わが国の国益の伸長のためにやむを得ない措置であった。これは具体的には、新たな提案と……

第67回国会 議院運営委員会 第15号(1971/12/03、32期、日本社会党)

○勝澤委員 ただいま委員長の発言のようなことは、まことに遺憾なことだと存じます。国会が不正常の場合といえども、議院運営委員会は相互信頼をもって国会の運営に当たるべきで、今回のような慣例を無視した決議案の取り扱いは厳に慎むべきであると思います。

第67回国会 議院運営委員会 第18号(1971/12/16、32期、日本社会党)

○勝澤委員 このような申し合わせをしなければならないということは、たいへん残念なことでありまして、これは当然なことだと存じます。  まことに遺憾なことだと存じますので、十分私のほうも代議士会に徹底をいたしまして、こういうようなことが起こらないように注意いたしたいと存じます。

第67回国会 議院運営委員会 第22号(1971/12/24、32期、日本社会党)

○勝澤委員 会期延長に反対をいたします。  その第一の理由とする点には、この臨時国会にあたって、おおむね会期は六十日でいいだろうということが、自由民主党の皆さんから、あるいは政府のほうからいわれてきたわけでありますが、しかし、六十日では無理だということで、伝え聞くところによりますと、衆議院の議長さんを中心としたところの御意見として七十日という会期がきめられたわけでありまして、七十日の会期というのは、七十日の会期があればこの沖繩国会では十分だ、延長をしない、こういう基本的な考え方のもとに七十日という会期がきめられた、われわれはこう受け取っておりますし、また、六十日といわれておったのが七十日になっ……

第68回国会 運輸委員会 第16号(1972/04/25、32期、日本社会党)

○勝澤委員 運輸大臣、私の友だちが、連休が始まるとだいぶ汽車がこんだりあるいは自動車がこんだりするので、連休前に家族連れで旅行したいということで、二十七日、二十八日関西に家族連れで行きたいというのですが、どうなんでしょうか。だいじょうぶでしょうか。
【次の発言】 連日の新聞を見ておりますと、二十七日、八日交通機関のストライキがある、こういわれておりますが、その現状について、鉄道あるいは私鉄あるいはバスなりあるいは飛行機なり、そういう状態はどうなっておりますか。これは運輸省側からどなたかひとつ御説明願いたいと思います。簡単に要を得て御説明いただきたいと思います。

第68回国会 議院運営委員会 第2号(1972/01/25、32期、日本社会党)

○勝澤委員 野党四党を代表して、議長に一言申し上げたいと存じます。  昨年末の国会における自民党の単独審議による運営は、議会政治の上からまことに遺憾なことでありまして、いかなる理由があるにせよ、このような行為は許さるべきものではないと存じます。しかも、このような問題が起こる原因は、議長、副議長が党籍を持っているからでありまして、この際、副議長の辞任の経過をもあわせ考えるときに、また、参議院議長の例もあるように、党籍を離脱をして国会の公平な運営を期すべきだと存じまして、特に議長に要望いたしたいと存じます。議長のお考えをお聞きいたしたいと存じます。

第68回国会 議院運営委員会 第32号(1972/05/26、32期、日本社会党)

○勝澤委員 会期の延長につきましては、日本社会党は反対であります。  国会の運営は、各党がお互いに協力をし合って今日まで運営されてきたわけでございまして、その意味におきましては、かつてのような強行採決というようなことが行なわれずに、慎重な話し合いのもとにあらゆる案件が進められてきたことは、たいへんいい慣習だと思うわけであります。  会期というものは、百五十日と通常国会はきめられているわけでありまして、例外として会期の延長ということが認められているわけであります。したがいまして、私は、今日の政治情勢を考えたときに、この国会が終われば佐藤内閣が退陣をするということは、与野党一致しているところであり……

第68回国会 決算委員会 第15号(1972/06/06、32期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、数年前に南米のアルゼンチンに参りましたときに、静岡県出身で、大学を卒業されて、外務省の海外農業実習生でブエノスアイレスの郊外で農業を営んでいる青年に会いました。最近その青年から郷里のほうに手紙が参りまして、その手紙を私のところに持ってまいりまして、何とか実情をよく調べてもらって善処してもらいたい、こういうお話がありました。手紙を見てみますと、われわれが知らない実情でありまして、やはりこの実情を知ると同時に、日本政府としても何らかの措置をすべきではないだろうか、こう思いましたので、きょうは少しその問題について質問をさしていただきたいと存じます。  この青年からの手紙によりますと……

第68回国会 文教委員会 第7号(1972/04/12、32期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、最近新聞紙上をにぎわしておる浪速医大設置の不正事件の関係につきまして少し御質問いたしますが、この事件の概況を見てみますと、この設立申請書というものがいかにでたらめなものがつくられておったか、こういうことであるわけでありまして、この設置申請についての文部省の取り扱ってきた経過について御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 この事件に対しまして私大の審議会委員の方々やあるいは文部省の関係者に何か不正があるやにこの新聞で出されておるようでありますが、この辺についておわかりになる範囲内で御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 これとは別に、この医科大学の問題で、福岡歯科の問題……

第69回国会 法務委員会 第2号(1972/09/12、32期、日本社会党)

○勝澤委員 郵政の御当局と国鉄の御当局にちょっとお尋ねいたしますが、最近郵政あるいは国鉄などの職場の中で労組間の争いから暴力事件があったとして告訴とか告発などが行なわれる。それが刑事事件に発展をしているのはまことに残念なことだと存じます。職場の中で相互信頼がない、不信が高まっている、こういうことはまことに私は郵政なり国鉄当局の管理者として遺憾なことだと存じますけれども、管理者としてのまず責任についてお尋ねいたします。
【次の発言】 私が国鉄当局なり郵政当局に申し上げているのは、そういう暴力事件が起こる職場環境がどうなっているのか、職場環境についての管理者の責任はないのか、なぜ起きるのか、その点……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 議院運営委員会 第1号(1972/12/22、33期、日本社会党)

○勝澤委員 はなはだ僣越でありますが、委員各位のお許しを得まして、一同を代表し、私から新委員長に対し、一言ごあいさつを申し上げます。  委員長に就任をされた海部俊樹君は、皆さま御承知のとおり、長年当委員会の理事として国会運営に当たられた経験豊かな方であります。今回、衆望をにない、国会運営の中心である当委員会の委員長に就任されましたことは、われわれ一同まことに御同慶にたえない次第でございます。  特に議会政治の発展と国会の正常な運営のため、今後一段と力を尽くさなければならない当委員会といたしましては、新海部委員長のような、練達有能にして人格円満なる方を委員長にお迎えできましたことは、まことにその……

第71回国会 議院運営委員会 第3号(1973/01/26、33期、日本社会党)

○勝澤委員 日本社会党の意見を申し上げたいと存じます。  いま東中君から、天皇を国会にお呼びすることについて、開会式について御意見がありましたが、その骨子は、第一に、開会式に天皇の出席は取りやめさせるべきであるというものであり、第二は、衆議院において行なうべきであるという二つの主張であります。  まず第一の天皇の出席でありますが、これは、先ほど自民党の小渕君からも御説明されておりましたように、新憲法ができた当時、国会の開会式のやり方について、各派協議会において十分議論をされた、そして満場一致で、国会は会期の初めに開会式を行なうということが国会法の第八条できめられ、そして第九条において「開会式は……

第71回国会 議院運営委員会 第31号(1973/05/10、33期、日本社会党)

○勝澤委員 先ほどから、小林政子議員に対する懲罰動議が提出をされて、その動議の中身について自民党、共産党、議論をされているようでありますけれども、私は、やはり議院運営委員会の性格からいって、この動議の取り扱いをきめる、中身の当否を議論するところではないと実は思うわけであります。  それでこの際、私たち社会党の考え方を申し述べておきますと、議院運営委員会の理事会でもあるいは委員会でも、この懲罰についてこのままわれわれが取り扱うということはできるだけ避けたいということで、過般来、できるだけ自共で調整をして話し合いをしていただこうというふうに考えてまいりましたけれども、意見は対立のまま、何らの話し合……

第71回国会 議院運営委員会 第47号(1973/07/03、33期、日本社会党)

○勝澤委員 ただいま自民党の中川委員から提案のありました中国の核実験に抗議し、フランスの核実験に反対する決議案について賛成をいたします。  われわれ社会党は、わが国が唯一の被爆国である立場から、あらゆる国の核実験に反対するという点で、先ごろフランスの核実験についての公明党からの提案がありまして、それに賛成をいたしましたが、その決議案がまだ話し合いがまとまらぬ中で、中国の核実験が行なわれたわけでございます。そうしてここに中国の核実験に抗議をすると同時に、フランスの核実験に反対をするということを明確にする決議というものが当然行なわるべきであるという観点から決議案を提案いたしましたし、なおこの際、こ……

第71回国会 建設委員会 第15号(1973/05/09、33期、日本社会党)

○勝澤委員 富士山の大沢くずれに対しましては建設省もたいへん御関心をいただきまして、特に最近は金丸建設大臣も現地に参られましていろいろ視察をいたしてまいったようでございますが、ひとつまず最初に建設大臣の視察の状況、それに対する対策などについてお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 大臣から視察をした所見を述べられまして、早急な対策をということでございますので、私は具体的な諸問題につきましてこれからお尋ねをいたします。  まず長期的な対策と、それから当面しなければならない対策、二つに分けて、まず長期的な対策とそれから当面する対策、この二つの問題について御説明を承りたいと思います。

第72回国会 議院運営委員会 第1号(1973/12/01、33期、日本社会党)

○勝澤委員 この際、常任委員長の問題について一言申し上げたいと存じます。  常任委員長の選挙につきましては、議長に一任することについて御異議ございませんが、常任委員長の候補者として届けられている中で、法務委員長の小平久雄君、予算委員長の荒舩清十郎君は、かつて本院の副議長をなさった方でありまして、副議長をなされたような方が常任委員長にまたなるということは、国会の権威の上からいっていかがかと存じますので、ひとつ、自民党に十分な善処を要望いたしたいと存じます。  なお、それと同時に、これは政府のことでございますけれども、衆議院議長をやられた方が大臣になる、このことも、私はこれは国会の権威からいって重……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1973/12/01、33期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推薦によりまして、私が本特別委員会の委員長の重責をになうことになりました。  交通事故の現状は、ここのところ若干減少の傾向を示しておりますが、被害者の数は依然として多く、まことに憂慮にたえないものがございます。今後さらに交通安全対策の強化促進をはかるとともに、総合的対策の樹立が強く要望されているところであります。幸い、御経験豊かな皆さん方の御支援を得まして、これが対策の樹立並びに委員会運営の重責を果たすことができますよう、全力を尽くす所存でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1973/12/12、33期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長 これより会議を開きます。  理事辞任の件についておはかりいたします。  理事であります阿部喜元君及び太田一夫君から理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。  引き続き、理事の補欠選任を行なうのでありますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは、理事に       中村 弘海君    野坂 浩賢君 を指名いたします。  次回は、来たる十九日午前十時理事会、午前十時十五分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたし……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1973/12/19、33期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  この際、町村国家公安委員長、徳永運輸大臣、増岡運輸政務次官からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。町村国家公安委員長。
【次の発言】 徳永運輸大臣。
【次の発言】 次に、増岡運輸政務次官。
【次の発言】 質疑の申し出がありますから、順次これを許します。片岡清一君。
【次の発言】 この際、小坂総理府総務長官から発言を求められております。これを許します。小坂総務長官。
【次の発言】 質疑を続行いたします。井上泉君。
【次の発言】 井上君にお答えいたします。  ただいまの御要請に対しまし……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1974/02/06、33期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長 これより会議を開きます。  理事辞任の件についておはかりいたします。  理事であります紺野与次郎君から理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。  引き続き理事の補欠選任を行なうのでありますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは、理事に平田藤吉君を指名いたします。
【次の発言】 交通安全対策に関する件について調査を進めます。  この際、小坂総理府総務長官、町村国家公安委員長、徳永運輸大臣、亀岡建設大臣から、交通安全対策……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1974/02/13、33期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長 これより会議を開きます。  第七十一回国会から継続審議となっております船舶職員法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 本案につきましては、第七十一回国会におきまして、すでに趣旨説明を聴取いたしておりますので、これを省略したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。平田藤吉君。
【次の発言】 局長でわからなければ課長でもいいし、わかる専門家でもう少し詳しく説明しなさいよ、聞いている人でもよくわからないのだから。丸居局長……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1974/02/20、33期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。左藤恵君。
【次の発言】 井上泉君。
【次の発言】 左藤君。
【次の発言】 どうも御苦労さまでした。  次に、紺野与次郎君。
【次の発言】 井上泉君。
【次の発言】 理事会にはかって御相談をいたします。
【次の発言】 次回は公報でお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。    午後四時四十七分散会

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1974/02/27、33期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。沖本泰幸君。
【次の発言】 次に、太田一夫君。
【次の発言】 次に、紺野与次郎君。
【次の発言】 次に、平田藤吉君。
【次の発言】 次回は公報でお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後五時散会

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第8号(1974/03/13、33期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長 これより会議を開きます。  この際、委員派遣承認申請に関する件についておはかりいたします。  新幹線車両の整備状況、自動車の構造、装置の安全対策及び安全運転教育実施状況等、陸上交通安全対策に関する実情調査のため、委員を派遣いたしたいと存じます。  つきましては、議長に対し、委員派遣承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、派遣委員の氏名、員数、派遣期間、派遣地その他所要の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1974/03/27、33期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の航空の危険を生じさせる行為等の処罰に関する法律案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を聴取いたします。徳永運輸大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 次に、交通安全対策に関する件について調査を進めます。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。渡辺武三君。
【次の発言】 どうも御苦労さまでした。  次に、野坂浩賢君。
【次の発言】 次に、平田藤吉君。
【次の発言】 ただいまの平田君の提案につきましては、後刻理事会で協議することにいたします。

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第10号(1974/03/28、33期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  まず参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  交通安全対策に関する件の調査のため、貨物自動車の過積載等による事故防止対策に関する問題について、参考人の出席を求め、その意見を聴取することにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、参考人の人選、出席日時及びその手続等につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1974/04/03、33期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、航空の危険を生じさせる行為等の処罰に関する法律案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小此木彦三郎君。
【次の発言】 次に、野坂浩賢君。
【次の発言】 次に、紺野与次郎君。
【次の発言】 どうも御苦労さんでした。
【次の発言】 この際、委員派遣承認申請に関する件についておはかりいたします。  航空の危険を生じさせる行為等の処罰に関する法律案審査のため、委員を派遣いたしたいと存じます。  つきましては、議長に対し、委員派遣承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第13号(1974/04/11、33期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、航空の危険を生じさせる行為等の処罰に関する法律案を議題といたします。  まず、本案審査のため、去る八日、福岡県に委員を派遣いたしましたが、この際、派遣委員から報告を聴取することといたします。井上泉君。
【次の発言】 これにて派遣委員からの報告は終わりました。
【次の発言】 次に、本案について質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。井上泉君。
【次の発言】 次に久保三郎君。
【次の発言】 次は、平田藤吉君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。    午後零時四十二分休憩

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第14号(1974/04/24、33期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 平田藤吉君。
【次の発言】 どうも御苦労さまでした。  次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。    午後三時三十九分散会

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第15号(1974/05/08、33期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  この際、昭和四十八年度交通事故の状況及び交通安全施策の現況並びに昭和四十九年度において実施すべき交通安全施策に関する計画について説明を聴取いたします。小渕総理府総務副長官。
【次の発言】 これにて説明聴取は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので、順次これを許します。越智通雄君。
【次の発言】 次に、太田一夫君。
【次の発言】 どうも御苦労さんでした。  次に、柴田健治君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。   ……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第16号(1974/05/16、33期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。野坂浩賢君。
【次の発言】 次に、平田藤吉君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。    午後零時三十四分散会

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第17号(1974/05/22、33期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長 これより会議を開きます。  ただいま野中英二君外四名から、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党、民社党の五党共同提出にかかる航空交通の安全対策に関する件について、委員会において決議をせられたいとの動議が提出されております。  本動議について議事を進めます。  この際、提出者から趣旨の説明を聴取いたします。野中英二君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 おはかりいたします。  野中英二君外四名提出の動機のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本動議のごとく決しました。  この際、政府より発言を求めら……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第18号(1974/06/03、33期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長 これより会議を開きます。  閉会中審査申し出の件についておはかりいたします。  交通安全対策に関する件につきまして、閉会中もなお審査を行ないたい旨議長に申し出たいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、議長への申し出に関する手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  次に、閉会中の委員派遣に関する件についておはかりいたします。  閉会中審査案件が付託になり、その調査等のため委員を派遣する必要が生じました場合には、議……

第73回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1974/07/31、33期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、再度私が本特別委員会の委員長の重責をになうことになりました。  幸い、御経験豊かな委員各位の御支援によりまして、委員会の円滑な運営をはかってまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの野中英二君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  それでは、      小此木彦三郎君    大竹 太郎君       斉藤滋与史君    中村 弘海君       野……

第73回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1974/09/09、33期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。井上泉君。
【次の発言】 次に、野坂浩賢君。

第73回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1974/09/20、33期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。井上泉君。
【次の発言】 次に、平田藤吉君。
【次の発言】 次に、野坂浩賢君。
【次の発言】 次に、平田藤吉君。
【次の発言】 はい、わかりました。
【次の発言】 次に、沖本君。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。    午後一時三十分散会

第73回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1974/10/23、33期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  この際、地方における交通事情及び交通安全施設の整備状況、海上交通安全対策並びに航空交通安全施設の整備状況等調査のため、去る九月十日から五日間、青森県、秋田県、山形県及び新潟県に委員を派遣いたしましたので、派遣委員から報告を聴取いたします。中村弘海君。
【次の発言】 これにて派遣委員からの報告は終わりました。  派遣委員各位には、まことに御苦労さまでございました。
【次の発言】 なお、ただいまの派遣委員より申し出のありました詳細なる報告書について、参照として本日の会議録に掲載することに御異議ありませんか。……

第73回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1974/11/11、33期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長 これより会議を開きます。  この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  交通安全対策に関する件について、本日、参考人として日本航空株式会社取締役冨田多喜雄君の出席を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、参考人からの意見聴取は、委員の質疑により行ないます。
【次の発言】 交通安全対策に関する件について調査を進めます。  これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。野中英二君。

第73回国会 災害対策特別委員会 第2号(1974/08/01、33期、日本社会党)

○勝澤委員 大臣、会合があってお急ぎのようですから、簡単に私、二、三お尋ねいたしたいと存じます。  先ほどの御質疑の中で激甚災害の指定につきましていろいろと考慮されている点をお述べになりました。やはり災害の問題でありますから、私は、できるだけ早急に、そして実情に即して十分な、地域の点を考えた激甚災害の指定を急いでいただきたい。大臣も急いでおられるように言われましたので、ぜひその点第一に要望いたしたいと存じます。  第二は、災害について異常気象とかあるいは天災とか言われておりますけれども、根本的に考えてみると、やはりもう少し防災対策の抜本的な対策が必要であったということは、大臣もお認めになってい……

第74回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1974/12/09、33期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、三たび私が本特別委員会の委員長の重責をになうことになりました。  幸い、御経験豊かな委員各位の御支援によりまして、委員会の円滑な運営をはかってまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの野中英二君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  それでは、       小渕 恵三君    大竹 太郎君       片岡 清一君    河野 洋平君       ……

第74回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1974/12/24、33期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。野坂浩賢君。
【次の発言】 次に、平田藤吉君。
【次の発言】 今国会におきまして、本委員会に参考のため送付されました陳情書は、お手元に配付してありますとおり、交通戦争の早期解決に関する陳情書外四件でありますので、御報告申し上げます。  本日は、これにて散会いたします。    午後二時五十五分散会

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○勝澤委員 法案に関連して、審議を促進するためにちょっと資料を要求しておきたいと存じます。  自動車安全運転センター法案に関しまして、業務方法書、それから予算、事業計画、資金計画、これは当初の場合とそれから平年度になった場合、数字を挙げて、安全センターの収支状態がわかるようにひとつ出していただきたいと存じます。  それから次の問題は、最近の交通事故の死傷者の減少の原因の分析をして資料に出していただきたいと存じます。  それから三番目は、今後の事故の減少のための具体的な施策、これについての資料をお願いいたします。  それから大蔵省の徳田保険部長と運輸省の深川保障課長にお願いしたいのは、先ほど質問……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1975/03/12、33期、日本社会党)

○勝澤委員 それではまず、昨日判決のありました雫石の判決について、防衛庁と運輸省の見解をお伺いいたします。
【次の発言】 防衛庁にお尋ねいたしますが、この事故が起こる五カ月前に空幕の方から、こういう事故の起こる可能性がある、これに対する防止策について早急な措置を要望するというのが出されておった、こう言われておりますけれども、その経過について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 いまの経過を詳細に四十五年三月からどういうふうになって、どうなって、どうなったのだ、そしていまどこまでどうなっているのだということをひとつ書面で出していただきたいと思いますが、よろしゅうございますか。

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1975/03/19、33期、日本社会党)

○勝澤委員 自動車安全運転センター法案に対しまして質問をいたしますが、まず、この安全センターの必要性についてお伺いいたしたいのであります。  自動車事故対策センターというのがすでに運輸省所管でつくられておるわけでありますが、それとこの安全運転センターというのを考えてみますと、一部目的には違いがありますけれども、なぜ総合的にこういうものが一緒にできないのだろうか、わざわざ交通体制の一元化というので、総理府に交通安全対策室までつくってやられておるのですけれども、そういう点について、実はこの必要性についていささか疑問を持つわけでありますが、その点についての御見解を承りたいと存じます。

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第10号(1975/05/07、33期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長代理 これより会議を開きます。  下平委員長は病気療養のため、しばらくの間委員会に出席できませんので、この間、私がその指名により委員長の職務を行います。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。前田治一郎君。
【次の発言】 宇津木参事官、いいですか。
【次の発言】 はい、わかりました。それでは、できるだけすみやかに資料を御提出願います。
【次の発言】 次に、野坂浩賢君。
【次の発言】 次に、紺野与次郎君。
【次の発言】 どうも御苦労さまでした。  次回は、公報でお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。    ……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1975/05/22、33期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長代理 これより会議を開きます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  この際、昭和四十九年度交通事故の状況及び交通安全施策の現況、並びに昭和五十年度において実施すべき交通安全施策に関する計画について説明を聴取いたします。植木総務長官。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。野坂浩賢君。
【次の発言】 それでは、資料は後ほど出させていただくことにいたします。  次に、平田藤吉君。
【次の発言】 次に、渡辺武三君。
【次の発言】 次回は、公報でお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後二時二十七……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第13号(1975/06/19、33期、日本社会党)

○勝澤委員 まず、総合的に総理府にお伺いをいたしますが、この交通白書を見せていただきますと、わが国の交通事故は、昭和四十五年をピークとして年々減少の傾向にあるわけでありまして、大変喜ばしいことだと存じます。特に昭和四十九年は、前年度に比べて大幅な減少率を示しておるわけでありますが、この減少の原因についてどういうふうに分析されておりますか、まずその点について総理府の御見解を賜りたいと思います。
【次の発言】 一応総合的な交通安全の対策がよかったのでこの程度の減少をしてきたというお話ですが、道路交通事故の今後を見通した場合に、どういうことを目標としてさらに強化するならば減少させることができるのか、……

第75回国会 商工委員会 第8号(1975/03/14、33期、日本社会党)

○勝澤委員 まず最初に、通産大臣にお伺いをいたしますが、最近工場の存立という立場から、特に公害の問題、公害を出すこと自体が会社の存立にかかわる問題だ、あるいはまたコンビナートの災害などを見てみますと、保安問題というのが会社の存立にも大きくかかってきている、最近の工場立地といいますかあるいは工場のあり方といいますか、こういう問題に大きく変わった状態が出てきているようであります。そこで、私は保安対策策のあり方というものについて、企業が実施すべき自主的な保安対策と公の機関である国なり地方自治体の保安行政のあり方というものについて一体どうお考えになっておられるか最初にお伺いいたしたいと思います。

第75回国会 商工委員会 第11号(1975/03/26、33期、日本社会党)

○勝澤委員 石油開発公団法の改正は、石油の安定供給の確保を目的としているということでありますが、この審議に当たって、まず私はわが国のエネルギー政策全般の中でこれがいかなる位置づけになるかということについてお聞きいたしたいと存じます。  最初に、わが国のエネルギー供給の現状と将来のエネルギー供給の見通しについてお伺いいたしたいと存じます。
【次の発言】 次に、わが国のエネルギー供給の確保の対策についてどう考えられておるかという点について御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、私は今後の問題としてやはり有限な資源から無限な資源によるクリーンエネルギーの確保が重要だと思うわけであります……

第75回国会 商工委員会 第14号(1975/05/06、33期、日本社会党)

○勝澤委員 大臣にお伺いいたしますが、いまの佐野委員の質問と重複するかもしれませんけれども、私ちょっと最初聞いておりませんでしたので、もし重複していたら省略していただいて結構です。  最近の景気の動向について大臣の見解を賜りたいと思うわけでありますが、今後の景気見通しについて、福田経済企画庁長官は夏ごろから緩やかに回復するというように受け取られているようでありますけれども、最近の景気情勢を見てみますと、まだまだ見通しが少し暗いのではないだろうかというふうに思うわけであります。この際、やはり景気対策のためにも公定歩合の引き下げを含めた第三次の不況対策が必要ではないだろうか、こう思いますので、まず……

第75回国会 商工委員会 第18号(1975/05/28、33期、日本社会党)

○勝澤委員 工業所有権制度の国際化の進展についてお伺いいたしますが、工業所有権制度は、工業所有権の保護に関するパリ条約に基礎を置いていることからもわかるように、従来からきわめて国際的性格の強い制度であることは周知のとおりでありますが、最近の工業所有権制度をめぐる国際協調の動きは非常に活発化しているようであり、世界知的所有権機関の設立、特許協力条約、商標登録条約等の成立等もまことに目覚ましいものがあります。今回の法律の改正の主要な目的の中にも、このような工業所有権制度の国際化の進展に対処することが含まれているようでありますが、まず工業所有権制度をめぐる最近の国際的な動向についてお伺いをいたします……

第75回国会 商工委員会 第20号(1975/06/03、33期、日本社会党)

○勝澤委員 独禁法の歴史は骨抜きの歴史だと言われてまいりました。昭和二十二年、経済民主化の法律として誕生した独禁法は、二十四年の改正を経て、二十八年には大改正をされました。カルテル列島と言われる寡占の弊害が今日露骨にあらわれて、一昨年の石油危機を契機に大企業の便乗値上げと物価狂乱は黙視することができず、国民の大企業に対する横暴を取り締まる声は高まり、独禁法強化は消費者、国民の利益を守り、経済民主化を促進するために必要とされてまいりました。国会におきましても、特に参議院の物価対策特別委員会におきまして、昭和四十八年十二月二十一日、寡占企業に対する分割命令及び価格カルテル排除に当たって価格引き下げ……

第76回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1975/11/13、33期、日本社会党)

○勝澤委員 昨年の三月に船舶職員法が改正されまして、小型船舶の免許制度が大幅に変わりましたが、その後の施行状態はどうなっているか、まず最初に、御説明いただきたいと存じます。
【次の発言】 そこで、免許を取得するにはどういう方法になっているか、御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 それでは次に、漁民のように経験のある者と全然経験のない者との免許の取得の方法はどういう差になっておるのですか。
【次の発言】 そこで、最近、静岡県の漁業協同組合の大会で、小型船舶操縦士試験機関として漁業系統機関も大臣の特別指定をしてほしい、実はこういう決議がなされておるわけであります。小型船舶操縦士の試験機関と……

第76回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1975/12/17、33期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤委員長代理 次回は明十八日午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後四時一分散会

第76回国会 商工委員会 第9号(1975/12/17、33期、日本社会党)

○勝澤委員 まず最初に、通産大臣にお伺いいたしますが、前の通常国会におきまして独禁法が提案をされまして、この委員会で各党一致で参議院に送り込んだわけでありますけれども、参議院で審議未了になりました。この独禁法の取り扱いに対しましては、国会におきまして総理並びに副総理から、次期通常国会に提案する、こういうお話がなされておりますけれども、この商工委員会で満場一致成立した独禁法について、いま社会党を中心に野党共同で提案をされておるわけでありますが、審議がされていないわけであります。そこで、この独禁法に対する通産大臣としての御見解を承りたいと存じます。

第77回国会 交通安全対策特別委員会 第8号(1976/05/20、33期、日本社会党)

○勝澤委員 ここ数年、特にハイタクのリース制とかオール歩合という問題をめぐって衆参運輸委員会の中で議論されておる問題や、あるいはこれらの関係の労働者の皆さんの要望などを聞いておりますけれども、一向に根本的な解決というものがなされていないという点から、一体どこに問題があるのかということを明確にしてもらって、どうすべきかという方向をそろそろきっちり示していただきたい、こういう意味で私は質問をいたしたいと思うわけでございます。  そこで、タクシーはよく昔から、白タクという時代がありましたし、神風タクシーという問題がありましたし、あるいは乗車拒否という問題があった。いまは少し変わってきて、経営のやり方……

第77回国会 商工委員会 第9号(1976/05/11、33期、日本社会党)

○勝澤委員 福田経済企画庁長官に最初にお尋ねいたしますが、いま電力料金の値上げが提出されておるわけでありますが、四十九年の六月に五七%の値上げをしながら、今回は最高で北海道電力が三九%という大幅な値上げ、これは国民生活に大変な影響がある、少し高過ぎるじゃないか、二段階方式も考えなければならぬ、こう言われておるわけでありますが、まず大臣のお考えをお伺いいたします。
【次の発言】 三九%は高過ぎる、産業や国民生活に大変影響がある、そこで考えるということですが、具体的にどうお考えになりますか。
【次の発言】 三九%、大変ショッキングだ、こう言われているわけでありますけれども、そのなだらかなというのは……

第78回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1976/10/27、33期、日本社会党)

○勝澤委員 私は、最近話題になっております駿河湾大地震に限って質問をいたしたいと存じます。時間もございませんので、ずばり質問いたしますので、できるだけ答弁の方もひとつ簡潔にお願いいたしたいと存じます。  最初に、駿河湾大地震の発生を警告した東大理学部の石橋克彦助手の研究発表、いわゆる石橋学説について政府はどのようにお考えになられておるかという点について、御説明いただきたいと存じます。
【次の発言】 地震予知連絡会の委員である東大の浅田教授は、駿河湾大地震はあす起こっても不思議はないと言われ、しかもこの地震が起こることは間違いはない、九〇%以上の地震学者の意見は一致していると思うと発言をいたして……

第78回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1976/10/13、33期、日本社会党)

○勝澤委員 警察庁にまずお尋ねいたしますが、最近交通事故を処理をしている警察官の死傷事故がときどき報ぜられるわけでありまして、交通事故が起きて、その交通事故を処理している、公務に従事している、こういう警察官の事故というのは大変残念なことだと思うわけでありまして、この事故の原因を詳細に聞いてみますと、事故処理上における安全対策というものがもっと十分なされておるならば、こういう事故というのは起きないのではないだろうかというふうに感ずるわけでありまして、そしてまた、統一的な対策というものもなされていないように聞いております。したがいまして、この対策についてやはり万全な措置を講ずべきだと存じますけれど……

第78回国会 商工委員会 第5号(1976/10/15、33期、日本社会党)

○勝澤委員 まず、委員長に申し上げておきます。  きょうは、商工委員会は一般質問の日であるわけでありますけれども、理事会の決定で法案審議ということになったようでありますので、法案について審議をいたしますから、せめて法案審議中は定足数を守っていただきたいと思います。定足数がなければ質問を保留して中止いたしますから、その点、委員長、御承知おきを願いたいと存じます。  私は、この法案に対しまして実は多くの疑問を持っているわけであります。この法案を提案された理由について、全国石油商業組合連合会の要望によりますと、政府と自民党は「ガソリン販売業者の経営の破綻は、国家的要請である石油の安定供給基盤を脅かし……

第78回国会 商工委員会 第7号(1976/10/20、33期、日本社会党)

○勝澤委員 前回に引き続きまして質問を続行いたしますが、まずエネルギー庁長官にお尋ねいたします。  十四条の品質管理者というのを決めてあるわけでありますが、従来は品質管理者というのはなかったわけでありますけれども、特別に品質管理者というものをつくった必要性と、品質管理者というものはどういう基準で指定されるのか、この点について御説明いただきたいと存じます。
【次の発言】 従来は別にこういうものがなかったわけでありますけれども、法律をつくることによってなぜこの必要性があるのか、必要性という点について理解に苦しむわけでありますが、これと同時に、十六条の分析設備というものでありますけれども、いままでな……


各種会議発言一覧

28期(1958/05/22〜)

第31回国会 商工委員会小売商業特別措置法案外一件審査小委員会 第2号(1959/03/03、28期、日本社会党)

○勝澤小委員 もうすでに基本的な問題については十分語り尽されていると思いますが、事務的でもけっこうですから、お答え願いたい。この小売商業特別措置法案の基本的な考え方というのは、小売商業の振興をはかるのが目的だというよりも、やはり秩序を確保するのだ、こういう立場の方に近いと私は思うのですが、そうした場合においても、やはり今日の小売商業の振興をさせなければならぬ基本的な原因は一体どこにあるのか、そして小売商業の経営困難という理由がどうなっているのか、これによって初めて基本的な小売商業に対する措置というものが生まれてくると思う。たとえて申し上げますならば、通産省の統計でも、この小売商店舗数は、昭和三……

第31回国会 商工委員会小売商業特別措置法案外一件審査小委員会 第3号(1959/03/04、28期、日本社会党)

○勝澤小委員 昨日に引き続きましてお伺いいたしたいと存じます。まず長官に、購買会と生協というものについての認識がどらも今までの経過の中でも、言葉の上では違っているという発言をされておるのですが、法案に出ている状態を見てみますと、あるいはまた回答の中で問題点として出てくる状態を見ますと、どうも相違点というのを、中小企業庁、長官として、あるいは通産省として、同じように見ているのじゃないだろうか、こういう感じを受けるのです。従来の質疑の過程の中で見ますと、購買会と生協については本質的に違うというふうな御回答がなされておるのでありますが、法案自体の考え方、感じ方というものは同一の考え方をもって臨んでい……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1961/03/22、29期、日本社会党)

○勝澤委員 それでは岩尾公述人にお尋ねをいたします。あとで各公述人に質問をいたします。  岩尾公述人の意見はおおむね私の意見と同じようであります。そこで、意見の中で、今度の運賃改正の二つの柱として国鉄の経営改善と輸送力増強を掲げられました。輸送力増強の前提になるものは国鉄経営改善が先だというお話をされました。まことにもっともなことだと存じます。経営の改善を行なわずに、輸送力増強だけを打ち出して運賃値上げをやっても、それはもう不可能だということは言われた通りだと思います。そこで、経営改善についてお考えになっている点をもう少し掘り下げて一あなたのお考えをお知らせ願いたいというのが第一点であります。……

第38回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1961/03/01、29期、日本社会党)

○勝澤分科員 大臣にお尋ねいたしたいと思いますが、最近の政府の交通政策を見ておりますと、まことに継ぎはぎだらけで、行き当たりばったりで、総合的なものの見方というものがされていないと私は思うのです。たとえて申し上げますならば、大へんりっぱな道路が通って、バスが通っているところに、赤字の鉄道線路が作られたり、あるいは国電は命がけで交通輸送が行なわれているようでありまして、それがいつになって解消するかわからないというような状態であります。また、道路は自動車で一ぱいで、都市交通は麻痺している状況です。一方、東京―大阪間夢の超特急が三時間で走るのだ、その新線を作ったら飛行機と競争するのだ、こう言っておっ……

第39回国会 運輸委員会観光に関する小委員会 第1号(1961/12/05、29期、日本社会党)

○勝澤小委員 最初に観光局長にお尋ねしたいのですが、最近わが国の経済の上から、国際収支の問題が盛んに論ぜられておるわけでありますけれども、特にその中では貿易外収支の占める割合というものが大きいわけでありまして、運輸省の中の航空、観光、海運というものは大へん重要な地位を占めておるわけであります。とりわけ観光についての問題というものは最近重要視されてきたわけでありますけれども、まだ観光というものに対するものの考え方というものが遊興的なものであるというふうな感じ方をされておりまして、これに対する力の入れ方というものが不十分な点があるというふうに私たちは思うわけでございます。やはりこれも一つの産業であ……

第40回国会 運輸委員会観光に関する小委員会 第1号(1962/02/21、29期、日本社会党)

○勝澤小委員 最初に、今三十七年度の予算も審議されておる状態でございますので、観光行政についての概括的な三十七年度計画に伴う御説明を伺いたいと思います。
【次の発言】 そこで私は、きょうは第一回目でありますから、一応運輸省の観光行政というのを中心に行なって、また別の機会に、総合的な、文部省なり、厚生省なり、いろいろな関係機関のことについてお聞きすることにいたしまして、まずその前提として、今日観光行政というものが一応問題となってきたのは、やはりわが国の貿易における国際収支の問題だと思うのです。国際収支の中における観光産業、貿易外収支の問題というものは、大へんな一つの問題となっておるわけでありまし……

第40回国会 運輸委員会観光に関する小委員会 第2号(1962/04/11、29期、日本社会党)

○勝澤小委員 今簡牛先生から言われました国土をきれいにするという運動ですが、総務長官のお話を聞いておりますと、やはり考え方が固定しているのではないか、もう少し考え方を広げてみてもいいのではないかと思うのです。確かに今までの運動は官製的なものであって、国民の自発的なものから遠のいておる。だから、国民の自発的な運動を待っておるというものの考え方ですが、やはりもっと国なり政府が積極的に取り上げなければならぬ。ものの考え方をただ精神運動、道徳運動というところに中心を置いてはいけないと思います。こういうところに中心を置くのが間違いであって、やはり環境を整備することに中心を置かなければならぬ。たとえば簡単……

第40回国会 運輸委員会観光に関する小委員会 第3号(1962/04/17、29期、日本社会党)

○勝澤小委員 それでは、三橋さんに一つお尋ねしたいのですが、三橋さんは一日に何時間ぐらい仕事をされて、何軒ぐらいお回りになられますか。
【次の発言】 藤原さんにお尋ねしたいのですが、実は私も四月一日に――これは四月一日ですが、うそではない、ほんとうの話なんですが、上野公園に行きまして、公園と動物園に参りました。それから後楽園に行って見て驚いたのですけれども、確かにあなたの言いました通り、人が多過ぎると思うのです。人が多過ぎて、結局動物を見るにも、公園を歩くにも、押され押されなんです。売店に行っても、売店の方は売るだけに一生懸命で、あとの片づけばほったらかしなんです。こういうふうに考えてみますと……

第40回国会 予算委員会第三分科会 第8号(1962/02/27、29期、日本社会党)

○勝澤分科員 私は、東北開発株式会社に対する監督官庁である経済企画庁にお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、この問題につきましては、過去決算委員会において二回にわたり東北開発株式会社の役員に来ていただき、なお昨日また本席におきまして同僚の田中委員が質問されたそうであります。田中委員の質問の内容につきましては、実は私聞いておりませんので、ちょっときょう問い合わせてみましたが、なるべく重複する点がないように質問をいたしたいと思いますけれども、もし重複する点がありましたら、御容赦をお願いしたいと思う次第でございます。  まず私は、最近の東北開発株式会社の状態を見ましても、まことに残念なことだと思い……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1962/02/23、29期、日本社会党)

○勝澤分科員 だいぶ時間も、六時を過ぎておるようでありますし、朝十時から大臣以下関係の皆さんお疲れでございますので、前段は私は抜きにいたしまして、なるべく簡単に質問をさせていただきたいと存じます。  昨年、私、決算委員会の国政調査で名神の高速道路を見せていただきました。日本にも道路らしい道路ができたと思って大へん感心をしたわけですが、現場の局長以下この道路を作りながら、自分の庭を作るような形で、観光とか、野立ち広告とか、いろいろそういうところまで総合的に考えながら、植木屋のようなこともやりながらやられておりまして、大へん新しい立場からいい日本の道路行政ができると実は喜んでおるわけでございます。……

第41回国会 運輸委員会観光に関する小委員会 第1号(1962/11/28、29期、日本社会党)

○勝澤小委員 ただいま先輩の福家先生から言われました旅館のサービスの問題につきましては、ときどきそういう話を聞くわけでありまして、また雑誌や新聞等にそういう問題が出されます。これはやはり何といいましても、こういうものについての注意を喚起するというのは、行き過ぎても差しつかえないほどではないだろうかということを思いますので、この際業界の方々におきましても、今の実情から、特に新興観光地というものは、あるいはお客の多いときにはとかくありがちでありますから、これを機会に一つ十分注意を喚起していただきたいと存じますし、また観光局としても、やはりこれについては関係県市に十分な注意をしていただきたいというこ……

第43回国会 運輸委員会踏切道整備に関する小委員会 第1号(1963/06/13、29期、日本社会党)

○勝澤小委員 交通事故の激増に伴いまして、特にその中の踏み切り事故というのが重要視されまして、ここに踏切道改良促進法が出されたわけでありますが、しかしこの踏切道改良促進法が出されてやっている中で、特に第四種踏切を中心とした重大事故が発生して、当初の計画より以上に運輸省としても緊急整備計画を立てて実施されているようであります。そういう中で今回時限立法的な踏切道改良促進法を恒久的なものにしようということで、ここに踏切道の改良促進及び踏切保安員の配置等に関する法律案が提案をされたというのは、まことに時宜を得たものと思う次第であります。  そこで提案者にお尋ねをいたしたいのですが、踏切道改良促進法がい……

第43回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1963/02/22、29期、日本社会党)

○勝澤分科員 私は大臣によく聞いておいていただきたいと思うのですが、一時間働いて二十五銭もらっている。一時間で二十五銭、一日八時間働いて二円、二十五日間、一カ月働いて五十円の月給をもらっている、こういう人が、法務省の管轄しておる中におるわけです。私は大へん驚きまして、これを調べてみました。昨年の八月三十日に決算委員会におきまして――当時、週刊朝日に推理作家の水上勉さんが「飢餓海峡」というのを書いておりまして、その中で、網走刑務所から仮釈放された木島、沼田、犬飼という三人の人が再び犯罪を犯した、そしてその捜査にきた網走刑務所の巣本という看守部長が、刑余者の更生について、せめて、刑務所から仮釈放さ……

第43回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○勝澤分科員 まだたくさん質問者があるようでございますので、私は特に東海道の高速自動車国道の建設について簡単に御質問いたしたいと存じます。  最初に、東海道高速自動車国道の建設の計画なりあるいは完成の予定、これらについての大体の御計画と見通し等について御質問いたします。
【次の発言】 そこで、私は、現在の交通事情といいますか、交通量の最近のものがありましたら、一つ御報告願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、現在全国平均からいって三倍以上の交通量だと言われておるわけでありますが、昭和四十三年ですか、完成後の推定交通量というのはどういう形になっておりますか。

第43回国会 予算委員会第四分科会 第8号(1963/02/25、29期、日本社会党)

○勝澤分科員 時間の制約をされておりますので、私はそのものずばりで一つ質問いたします。  鉄監局長にお尋ねいたしますが、運輸省の予算の中で、臨時鉄道法制調査会の予算事務経費として八十九万九千円出ておりますが、この積算基礎について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、私は、委員が何名で月何回開くかということをお尋ねしたいのです。
【次の発言】 それでは、このやる目的は、鉄道に関する法制に関する重要事項と、こうなっておりますが、鉄道に関する法制に関する重要事項とは、具体的にどういうことなんでしょうか。
【次の発言】 主として鉄道営業法というと、それ以外には――鉄道営業法を中心にして審議……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 運輸委員会観光に関する小委員会 第1号(1964/04/10、30期、日本社会党)

○勝澤小委員 時間がないようでありますから、なるべく簡単に御質問いたします。  秋田さんにちょっとお尋ねしたいのですが、あっせん業者について、いま一般と邦人と二つあるわけでありますけれども、修学旅行のあっせん業者というものをもう一つ加えたらどうか、あっせん業者を三つの段階にしたらどうだろう、修学旅行については特別なあっせん業者というのを検討したらどうだという意見もあるのですが、その点について、先ほど少し悪徳なあっせん業者というものがあるという観点から検討すべきだというお話がありましたので、その点についてお尋ねいたしたいと思います。  それから、続いて修学旅行の関係で赤澤さんにお尋ねしたいのです……

第46回国会 運輸委員会観光に関する小委員会 第2号(1964/06/03、30期、日本社会党)

○勝澤小委員 先ごろ観光基本法に基づきまして、三十八年度の年次報告と、それから三十九年度の観光政策についての報告がなされたわけでありますが、これにつきましては過般本会議で大まかな点について質問をいたしました。しかし、まだ十分な解明がなされておりませんので、きょうはその一部について少し質問をさせていただきたいと存じます。  最初に、観光基本法がつくられたわけでありますが、この基本法に基づいてこれから観光の向こうべき方向というものが相当明確になったわけでありますので、これに基づく諸施策というものが出てくるであろう、こう期待をいたしておるわけであります。まずこれに基づく国の施策というのが第二条にきめ……

第46回国会 運輸委員会日本国有鉄道の事故防止対策に関する小委員会 第2号(1964/03/11、30期、日本社会党)

○勝澤小委員 関連してちょっとお尋ねいたしますが、第二次五カ年計画の保安対策費を見ますと、原計画が三百十七億、それから補正計画で六百二十一億、約倍になっているわけであります。一体保安対策費というのをどの範囲まで見るかという点について、いろいろ疑問があると思うのです。先ほど国鉄労働組合から私たちに安全白書としていろいろ陳情がありました。その陳情によりますと、当面二千六百九十億が緊急必要だ、こういう資料が出されております。その資料によりますと、踏切の問題、車内警報器の問題、老朽車両改良の問題、あるいは安全側線の整備の問題、乗務員休養宿泊設備の改良の問題、こういう問題があげられております。たとえば安……

第46回国会 運輸委員会日本国有鉄道の事故防止対策に関する小委員会 第4号(1964/03/25、30期、日本社会党)

○勝澤委員 それでは村野参考人だけ先に質問させていただきます。  村野さんのお話で、たいへん参考になったわけでありますけれども、車両とレールの関係あるいは信号とレール、信号回路の問題、あるいは基地から列車への連絡、こういう問題の提起と、また解決の方法が述べられたわけであります。そうして、人間の進歩によって科学界をコントロールしなければならぬ、まさにそのとおりだと思うのであります。  そこで、もう少し突っ込んで、あなたの立場から見た事故の起きる原因といいますか、どういうふうな対策といいますか、そういうもののお考えを聞かせていただきたいと思います。  たとえば、一つの例を申し上げますと、昨日ライシ……

第46回国会 運輸委員会日本国有鉄道の事故防止対策に関する小委員会 第5号(1964/04/01、30期、日本社会党)

○勝澤小委員 関連して――この事故対策の小委員会の意味から言いまして、事故の起こる原因を追求して、それに対する対策というものをわれわれはつくらなければならぬわけです。事故が起こる原因につきましては、いろいろ事務的な御説明がありました。しかし先般もここでNHKの参考人の方からも、やはり事故の真相というものについては、裁判から見た場合に、あるいはまた国鉄当局自体から見た場合に、真相発見というものはなかなかむずかしいものだというお話がありましたが、これは別として、対策を考える場合に、あまり資金の裏づけのことばかりを中心にものを考えていきますと、どうしてもやはり、安全輸送にどれだけ金が要るかについても……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1964/02/20、30期、日本社会党)

○勝澤分科員 最初に大気汚染の関係についてお聞きいたします。あとは大臣が見えてからのことといたしまして……。  特に最近大気汚染の問題につきましては各所で問題になっておりまして、気象庁もこれについてスモッグ対策というものを積極的に打ち出しておるようでありますが、この大気汚染の現状、今日までの対策、これについて、まず御説明を賜わりたいと存じます。
【次の発言】 気象庁はことし九千七百万円スモッグの予算を要求したそうですか、これが予算折衝の段階で全額削除されたというような状態だそうですか、今日までの気象庁としての対策はどうなっておりますか。

第46回国会 予算委員会第四分科会 第7号(1964/02/25、30期、日本社会党)

○勝澤分科員 最近、年賀はがきによる事故が起きておるようでありますが、それが少したってから、下の番号を切ったあとでどこからか出てきたとか、あるいはまたアルバイトの学生が配達がたいへんだからどこかへ落としてしまったとか、こういうようなことが各所でときどき出ておりますけれども、その辺の現状についておわかりになりましたら少し御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、私のほうの県にもあったのですけれども、年賀はがきを配達しないで埋めておいた。それがたまたま発見されて大騒ぎになった。こういうようなときに、責任というのはアルバイトの学生にあるのですか。あるいは処理としてどういう処理のしかたをされて……

第48回国会 運輸委員会中小私鉄振興対策に関する小委員会 第2号(1965/03/10、30期、日本社会党)

○勝澤小委員 北陸鉄道の柴野さんにお尋ねいたします。  先ほどのあなたのお話の中で、大手の場合と中小私鉄の場合、運賃の調整の問題をばらばらにやる、あるいは総合的に検討すべきだという意見がありましたが、その点もうちょっと詳しく御説明願いたいと思います。
【次の発言】 次に引き続いてお尋ねいたしますが、鉄道関係の営業係数は出ておりますが、自動車路線のほうは大体どういう営業係数になるのでしょうか。採算路線と不採算路線を書いてありますが、どのくらいの営業係数になるのですか。
【次の発言】 自動車だけの収支は大体どういうことになりますか、かりに計算しますと。

第48回国会 運輸委員会中小私鉄振興対策に関する小委員会 第3号(1965/03/18、30期、日本社会党)

○勝澤小委員 関連して。――先ほどの問題に関連してちょっとお尋ねしたいのですが、バスと私鉄の公共性という問題で先ほど話が出ました。そこで、今度は公共性と企業性をどう調和をして行なっているのか。この問題が、今度は企業性を無視し公共性というものを負担すればするほど赤字になるなり、あるいはそれについての円あるいは地方の助成というものが問題になるわけですね。ですから、そういう点についての取り扱いはどういうふうに現状はなっておるのでしょうか。
【次の発言】 そこで、企業利潤だけ追求いたしておりますと、公共機関の役刷りというものがなくなるということもよくわかるわけであります。しかし公共性ばかり追求していけ……

第48回国会 決算委員会国有財産の増減及び現況に関する調査小委員会 第2号(1965/03/19、30期、日本社会党)【議会役職】

○勝澤小委員長代理 質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、これを許します。田中彰治君。
【次の発言】 ほかに御質問はありませんか。――なければ本日はこれにて散会いたします。    午前十一時十分散会


31期(1967/01/29〜)

第58回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1968/03/12、31期、日本社会党)

○勝澤分科員 大臣にお尋ねいたしますが、道路整備の現状を見てみますと、たとえば窮一次五カ年計画でも、二十九年から三十二年まで四年間、第二次でも三年間、第三次が四年間、第四次でも三年間、こういう形で五カ年計画自体が繰り上げられておるわけです。いま第五次五カ年計画が行なわれておるわけでありますけれども、これですら、いまの現状を見てみると、また繰り上げざるを得ないということになると、一体経済の伸び、それから交通の混乱、こういうものから考えて、いつも追いかけられている、こういう状態なんです。こういうふうに考えてみますと、やはり私は、道路計画には夢がない、ビジョンがないじゃないか、こういうことを実はいわ……

第58回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○勝澤分科員 会計検査院長にお尋ねいたしますが、最近官僚の天下り人事というのがやかましくいわれておるわけです。特に防衛庁の汚職を見ると、防衛庁出身の人が伊藤忠に入っている。そして現役の人といろいろの問題が起きたというようなことで、いま連日新聞をにぎわしておるわけでありますが、この天下り人事というものを考えてみたときに、やはり五十前後の優秀な役人の方々がやめられて民間に移る、あるいはまた公社、公団、事業団等に移っていくということを見てみれば、やむを得ないものがあると思うのです。ただ私は、会計検査院につきましては特殊な立場で問題を考えていかなければならないのではないかと思います。しかしながら、会計……

第61回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○勝澤分科員 私は二つの問題、静岡大学の医学部を設置するという要望がいま出ておりますが、その問題と、それからもう一つは、最近の看護婦のいろいろ各所に起きている問題、この二つについて質問いたしたいと存じます。  最初に、私は最近の医師の状況はどうなっておるかという点を、簡単に御説明願いたいと思うのです。
【次の発言】 医者が多いか少ないかという質問のしかたは、ちょっと不親切かもしれません。一体患者がどうなっておるのか、あるいは医療水準がどうなっておるのか、あるいは専門的なものがどうなっているのかという点があるので、そう思います。  それでは次に、戦後、大学に医学部を設置せよという要望もあったわけ……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1969/02/28、31期、日本社会党)

○勝澤分科員 時間もあまりありませんから、簡単に御質問いたしますので、簡単でけっこうですから御答弁願いたいと思います。  東名高速道路の全通の見通しと、推定される転換交通量はどういうふうにお考えになっておりますか。
【次の発言】 そこで、この料金についてどういうようにお考えになっておりますか。その交通量の問題、それから、一体どのくらいで投資が回収されるのか、それから、推定される交通量よりも相当交通量が多くなるのではないだろうかと私は思うのですが、そういう場合の料金問題というものは、十年なり二十年同じ料金でいくのか、また、ある程度段階的に考えるのか、こういうような点について……。


32期(1969/12/27〜)

第65回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1971/02/25、32期、日本社会党)

○勝澤分科員 最後に、最高裁判所の庁舎の新営が今年度予算で出ておりますが、新営の計画全体について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 最高裁判所にふさわしいりっぱな建物が計画され、完成されることは、たいへん喜ばしいことだと思うのですが、いまある残る建物は、何といいましても御案内のように、最近ああいう古い文化財的な建物というのは少ないわけでありますが、あとはどういうふうになる御計画になっておりますか。
【次の発言】 あと地をこれからどういうふうにしていくかという問題は、裁判所だけでああこうするということはなかなかむずかしい問題だと思います。裁判所自体としてはいまおっしゃるようにできるだけあ……

第65回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1971/02/23、32期、日本社会党)

○勝澤分科員 大臣、私は特にこの道路公団関係を聞きたかったわけでありますけれども、何か道路公団は参考人でなければ呼べない、分科会には出られないということになっているそうでありますから、むずかしい問題は、また問題もこまかくなるので、これはあとで道路公団のほうに聞くことにいたしまして、一応基本的な問題だけ、道路公団にこういう問題があるということだけお知り願いたいと思って御質疑させていただきたいと思います。  最初に、この東名高速道路の最近の交通量の実情なりあるいは料金の実績を見てみますと、相当当初の見込みよりも、予定よりも、計画よりも交通量の実績が上回っております。こういうふうにしてみますと、やは……

第65回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1971/02/25、32期、日本社会党)

○勝澤分科員 国鉄の問題について最初にお尋ねいたしますが、最近三K赤字という中で国鉄の問題が議論されているのですが、大臣、国鉄の財政というものは過去何回も再建の計画がつくられてきて、そして今日になったわけでありますけれども、再建計画のできたときには、この計画を実施をすれば国鉄の財政が再建される、こう言われてきたわけでありまして、しかし何回もやってきたけれども、何ともならない。一体その一番の根本の原因はどこにあるのかという点の把握が、実は運輸省でなされていないのではないだろうか。また、国鉄のほうも、実際には把握していながら、なかなか舌足らずに不十分なまま、しかたがないというような形で再建というの……

第65回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1971/02/23、32期、日本社会党)

○勝澤分科員 私は、私の地元の静岡・清水地区で畑地管理用水事業というのが行なわれるようでありますが、それに先立ちまして、畑地管理用水事業というものは、その目的は那辺にあって、いま全国的にこういう事業というものはどことどこでどういうふうに行なわれているかという点について、最初にお聞きいたします。
【次の発言】 それで全国的には、いま土地改良の一環だ、こう言われたわけでありますが、大体どれぐらいの予算で、どういうふうな形で、どういうものを目的にやられておるのですか。
【次の発言】 局長、そうでなくて、それはあとで聞くから。資料には何もない。あなた、知っていることを言ってくれればいいのです。  大体……

第68回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1972/03/24、32期、日本社会党)

○勝澤分科員 最初に航空局長にお尋ねいたしますが、昨年の十二月の二十一日に衆議院の運輸委員会におきまして、静岡県の選出の斉藤正男委員の質問に対しまして、内村航空局長は、静岡の竹山県知事から、将来貨物専用空港というものが必要になると思うので、静岡県としてもそういった計画を持っているという話があったと発言されておりますが、どのような内容であったのか、詳しく御説明願いたいと存じます。
【次の発言】 そうすると、静岡の県知事は、貨物専用空港の計画を静岡県としては持っておる。計画は持っておるということは、具体的にどういう内容でどういうことをやるのか、こういうお話も何もないのですか。


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1973/03/07、33期、日本社会党)

○勝澤分科員 最近、自衛官の募集について行き過ぎた行為があるということでだいぶ指摘されておるのですが、まずこれについての大臣の所感をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 この募集方法は、概括的にどういう方法をとられておるのですか。
【次の発言】 市町村は、自衛隊の募集について協力するための一部の事務を委託されておるのですが、具体的に一体、市町村の協力する義務というのはどの範囲なんでしょうか。
【次の発言】 応募資格の調査というのはどういうことですか。
【次の発言】 そうすると、これは、ひところ問題になりました自衛官の適格者名簿、こういわれておりますが、これのことですね。

第71回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1973/03/05、33期、日本社会党)

○勝澤分科員 私は、昨年の六月の六日に衆議院の決算委員会で、アルゼンチンにおける海外移住事業団の融資及び土地代債権のペソ建て切りかえについて実は質問をいたしたわけであります。主管的にはこれは外務省の主管になると思うのですけれども、このぺソ建て切りかえの経過から考えてみて、一度私は大蔵大臣に、こういう扱いになっているのだ、これでいいのか、こういうことを実は知っていただくために、外務の分科会でなくて大蔵の分科会に、主管が外務の関係ですけれどもお聞き願いたいと思っていまから質問いたすわけであります。  そこで、最初外務省のほうにお尋ねいたしますが、このアルゼンチンの海外移住事業団の融資についてペソ貨……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1973/03/07、33期、日本社会党)

○勝澤分科員 文部大臣、私は二年ほど前に南アフリカのヨハネスブルクというところに参りまして、たまたま日本人学校を見ようじゃないかということで日本人学校を見に行ったわけですけれども、町の片すみのほうの二階建ての洋館に、正式の南アフリカ政府の許可を得ていないからということで看板もないまま、むろん日の丸の旗も立てられずに補習教育をやるという名目で個人の住宅を借りてそこで授業が行なわれておったのでありますが、その授業を見てみまして、たとえば生徒数を見てみますと一年生が二人、二年生が七人、三年生が二人、四年生が八人、五年生なし、六年生二人で合計二十一人で全日制の授業を行なっており、中学生のほうは九人で、……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/10/21
データ入手日:2024/10/20

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