国会議員白書トップ衆議院議員角屋堅次郎>委員会発言一覧(全期間)

角屋堅次郎 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

角屋堅次郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP100(衆)
53位
委員会発言歴代TOP50(衆)
41位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
463位
委員会出席(無役)歴代TOP50
20位
委員会発言(議会)歴代TOP500
241位
委員会発言(非役職)歴代TOP50
30位
各種会議出席歴代TOP100
86位
各種会議発言歴代TOP100
55位
各種会議出席(無役)歴代TOP100
76位
各種会議発言(非役職)歴代TOP50
46位

28期委員会出席TOP50
38位
28期委員会発言TOP50
14位
28期委員会出席(無役)TOP50
43位
28期委員会発言(非役職)TOP10
10位
29期委員会出席TOP50
42位
29期委員会発言TOP50
15位
29期委員会出席(幹部)TOP50
42位
29期委員会発言(非役職)TOP50
11位
29期各種会議発言TOP25
17位
29期各種会議発言(非役職)TOP25
15位
30期委員会発言TOP100
53位
30期委員会出席(無役)TOP100
80位
30期委員会発言(非役職)TOP50
45位
31期委員会発言TOP100
54位
31期委員会発言(非役職)TOP50
42位
31期各種会議出席TOP25
21位
31期各種会議発言TOP25
14位
31期各種会議出席(無役)TOP25
18位
31期各種会議発言(非役職)TOP25
12位
32期委員会発言TOP100
68位
32期委員会出席(無役)TOP100
76位
32期委員会発言(非役職)TOP100
52位
33期委員会出席TOP100
53位
33期委員会出席(無役)TOP100
71位
33期委員会発言(議会)TOP50
22位
35期委員会出席(無役)TOP100
75位
35期委員会発言(非役職)TOP100
97位
37期委員会発言(議会)TOP50
17位
38期委員会発言TOP50
41位
38期委員会出席(無役)TOP100
75位
38期委員会発言(非役職)TOP50
30位

このページでは角屋堅次郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。角屋堅次郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

28期(1958/05/22〜)

第29回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1958/09/26、28期、日本社会党)

○角屋委員 関連して。ただいま参考人からいろいろお話があったのですが、私も昭和二十九年にソ連、中国を視察したのですが、引揚問題ということで行かなかったので、現地側の若干の情勢はその他のことでは承知しておりますけれども、今の問題に焦点を合わせながら、参考人にお伺いをしたいと思います。  まず第一に、ソ連にいたしましても中国にいたしましても、国内の人の場合はともかくといたしまして、敗戦によってこういう引き揚げをしなければならない条件の人に対して、ソビエトにしても中国にしても、引揚第一ということで考えておりますのか、あるいは建設第一でもって、とにかくおる間は、今のお話でいきますと、相当分散をしてそれ……

第29回国会 農林水産委員会 第7号(1958/07/02、28期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま神田委員の質問に関連をしてお伺いしたいのでございますが、従来、被害量の測定の問題については、農林省の統計調査部で行うところの調査の結果と、地方自治体の都道府県で行う調査ないしは農業団体各機関で行う調査との数字に相当な食い違いがあって、それが個々の農家の被害の集積の問題とも関連をして、今御指摘のような質問になったと思うのでございますが、今度の異常な災害の場合に、たとえば凍霜害の問題にしろ、あるいは長雨の問題にしろ、早魃の問題にしろ、こういうそれぞれのところでの数字の具体的な結果について、農林省としてはっきり把握をしておるかどうか、もし把握しておるとするならば、大体どういう状況……

第29回国会 農林水産委員会 第10号(1958/07/07、28期、日本社会党)

○角屋委員 私は、この機会に、当委員会の開催冒頭において三浦農林大臣から農林水産業施策についての所信が申し述べられた点につきまして、若干総括的な質問を申し上げたいと思うわけでございます。  まず、従来自民党の内閣の中でいろいろ農林大臣の交代があったわけでございますが、今回、農林畑の出身である三浦農林大臣が、今日農業危機といわれ、曲りかどに来ているといわれるこういう重大な時期に農林行政を担当されるということについては、われわれもいささかの期待を寄せておるわけでありますけれども、過般来の委員会の討議を通じて、当面の緊急課題である米麦価問題、あるいは蚕糸、酪農問題、あるいは災害問題等に対する大臣の施……

第29回国会 農林水産委員会 第11号(1958/07/08、28期、日本社会党)

○角屋委員 昨日の農林大臣の農林施策に対する所信表明に関連をして質問をしたいわけでございますけれども、時間の関係上、本日は特に水産関係のうちの真珠問題について若干御質問を申し上げたいと思うのでございます。  御承知のように、日本における真珠産業については、終戦後累年その生産が増強して参りまして、今日においては戦前以上の生産の回復を見ておるわけでございますが、一昨年来の政府の金融引き締め等の影響の関連もあり、また海外における販売事情の関係等もあろうかと思うのでございますけれども、今日真珠産業の実態を見ますときわめて深刻なる様相を呈していることは御承知のところであろうと思います。そこで、私は三重県……

第29回国会 農林水産委員会 第13号(1958/08/01、28期、日本社会党)

○角屋委員 酪農、蚕糸等を中心にして大臣に質問をするわけですけれども、お見えになるまでに若干時間があるようでございますので、この機会に、水産庁の次長が見えておりますので、この前の特別国会で私は総合的な基本政策の質問に関連をして真珠関係の問題について若干触れたわけでございますが、本日は時間の関係等もあってこれらの問題について少しさらに追加してお聞きをしたいと思うのでございます。  まず第一に、御承知のように、沿岸漁業の不振を打開するために、水産庁は本年度から沿岸漁業振興総合対策を立てて、本格的に沿岸漁業不振打開のために努力を始めておるわけでございますが、これらの計画に基く各県等からの申請の状況な……

第29回国会 農林水産委員会 第18号(1958/09/09、28期、日本社会党)

○角屋委員 ただいまの神田委員の質問に関連して、私の出身県でありますので、若干この点についてさらに触れたいと思います。  この問題については、八月二十七日号の日本農業新聞にも、「ひどい専売公社の出先職員」という表題で相当大々的に報道されましたので、もちろん、地方における専売公社関係においても、この記事の内容については十分目を通され、また場合によっては実情等も調査されたのではないかと思われますが、先ほど神田委員の方から若干触れられたわけでございますけれど、関係委員の中にこの内容等について御承知ない方もあろうと思いますので、もう少し簡単に敷衍をしたいと思うわけであります。  この問題の起ったのは、……

第29回国会 農林水産委員会 第19号(1958/09/10、28期、日本社会党)

○角屋委員 私は、この機会に、日本社会党を代表いたしまして、自由民主党並びに社会党の共同提案にかかる昭和三十三年台風第十七号による農林水産業被害対策に関する件について御提案申し上げ、皆様方の御賛同を得たいと思うのであります。  まず決議案の案文を読み上げますと    昭和三十三年台風第十七号による農林水産業被害対策に関する件   本年八月二十五日室戸岬から紀伊水道を経て、和歌山県白浜附近に上陸し、奈良県の中央部を横断、更に三重県の伊賀盆地を通過して、滋賀県に抜けた台風第十七号は、稀有の降雨量を示し、随所に河川ははんらんし、堤防は決潰し、これがため農地、農業用施設、水陸稲、果樹、林道及び水産業に……

第30回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1958/10/30、28期、日本社会党)

○角屋委員 すでに参考人に対するいろいろなお伺いにつきまして、それぞれお二方からお話が出ましたわけでございますが、野倉さんにいたしましても、平出さんにいたしましても、たまたま単独の形でお帰りになったということで、最近におけるそれぞれの地区の状況を伺う点では、非常に参考になったわけでございます。従って、この機会に両参考人にまずお伺いをしたいのは、野倉さんの場合でいえば、ジャワ地区における百数十名の帰国促進のためには、政府としてどういうふうにやったら一番効果的であるか、こういう点についてざっくばらんに御意見をお伺いしたい。考えてみて従来どういう点が不十分であったか、今後帰国促進のためにはどういうふ……

第30回国会 農林水産委員会 第11号(1958/10/28、28期、日本社会党)

○角屋委員 台風二十一号、二十二号を中心にいたしました本年度災害に対する本委員会における災害対策につきましては、先ほど小委員長からその内容について報告があったわけですが、この臨時国会が開催されてから、本委員会会において災害問題か一つの大きな中心的な議題であり、久保田委員を初め同僚の議員から災害対策の問題についていろいろ具体的な追及が行われて参ったわけでありますが、その追及の過程の中で、農業関係の問題については相当こまかく触れられたわけでございますけれども、水産関係の問題についてはほとんど俎上に上らなかった観があるやに感ずるのでございます。もちろん災害対策全般としての中には水産関係も含まれておる……

第30回国会 農林水産委員会 第12号(1958/10/29、28期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま決議された本年度の早場米を中心にした集荷時期の延長の問題に関連いたしまして、ちょうど食糧庁長官が御出席の機会でありますので、過般来その質問の機会を得たいと思っておる問題について簡単にお尋ねをいたしたいと思います。  それは、毎年北海道あるいは東北、北陸等を中心にいたしました早場米の集荷時期に問題になります食糧庁の職員の検査の繁忙期の対処の問題でございます。私がかって農林省に籍を置いておった時分には、いわゆるそういう繁忙期における超勤に必要な予算を確保すべきであるという考え方が中心になりまして、政府の善処、直接的には食糧庁長官の善処を要請するという形の性格でございましたけれど……

第31回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第5号(1959/03/24、28期、日本社会党)

○角屋委員 ただいまルバング島の現地の状況について外務省の方から御報告があったのてございますが、実は私も、ちょうど大東亜戦争の始まる最初から十八年まで比島方面に行っておったものでございますから、こういういわば旧戦友に当るような人々の問題が出て参りますと、非常に胸痛む思いがするわけでございます。先ほど来の質疑応答の中で、必ずしも日本人であるという確認をされておるわけでないというように言われておりました。その辺のところはきわめて不確定な要素でございましょうけれども、私はやはり、帰還を待っておられる小野田さんあるいは小塚さんのお気持からいけば、日本人という前提に立って最善の努力をするのが本筋だろうと……

第31回国会 農林水産委員会 第1号(1958/12/16、28期、日本社会党)

○角屋委員 ただいまの同僚の久保田委員からの質問に関連しまして、主として農林水産施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案に関連をいたしまして、数点にわたって簡単に質問を申し上げたいと思います。  御承知のように、本年度災害は二十八年度災に匹敵をする大災害だと言われているわけですが、国会の方ではいろいろ臨時国会でもああいうふうな醜態がございまして、補正予算の成立、さらに災害関係法案は通常国会に持ち越される、こういう事態になりましたことは、これは与野党を問わず非常に災害地に対して申しわけのないことだというふうに考えるわけです。  そこで、私どもがこの法案を審議するに当……

第31回国会 農林水産委員会 第7号(1959/02/10、28期、日本社会党)

○角屋委員 私は、先般農林大臣から昭和三十四年度農林関係予算の問題を中心にして関係法案の趣旨並びに今後の農林行政の基本方向についての説明があったわけでございますが、この問題に関連をして、重点的に二、三の質問を行いたいと思います。  まず第一に、三浦農林大臣は昨年農林大臣に就任以来すでに半歳を経過しておるわけでございますが、過去半歳の三浦農政というものを顧みますと、たとえば蚕糸の問題におきましても、あるいはまた酪農の問題におきましても、いわゆる後手々々を引きまして、よろめき農政の実態を示した、残念ながらこういうふうに感ぜざるを得ないわけでございます。私は、特別国会の冒頭に農林大臣に対しまして総括……

第31回国会 農林水産委員会 第10号(1959/02/18、28期、日本社会党)

○角屋委員 本日は、午前からいろいろ、農林漁業の金融の問題を中心にいたしまして、あるいは開拓融資の問題、あるいは農業、水産各金融のそれぞれの関連の問題について非常に熱心な討議が行われて参ったわけでございまして、この問題は農政の問題としては非常に重要な問題でございますから、私も少くとも一時間以上のいろいろな質問をいたしたいと思いましたし、幸いきょうは農林漁業金融公庫の方の総裁、あるいは農林中金の方の理事長等もおいででございますので、そういう点についての中金あるいは公庫側の意見等も徴したい、かように考えておったわけでございますが、同僚議員の御意向をそんたくいたしまして簡単に数点について本日は御質問……

第31回国会 農林水産委員会 第11号(1959/02/24、28期、日本社会党)

○角屋委員 私は、神田委員並びに西村委員の質問に引き続きまして、ただいま議題になっております問拓融資保証法の一部を改正する法律案並びに森林開発公団法の一部を改正する法律案のうちで、まず前者の開拓融資保証法の一部を改正する法律案に関連して若干御質問を申し上げたいと思います。  すでに、開拓政策の問題につきましては、本委員会におきましても総括質問の際にそれぞれの関係委員から触れられた問題でございます。しかし、率直に申しまして、戦後十五万戸近くの入植者が入っているわけでございますが、ややともいたしますと、既入植者の安定対策ということに目を奪われまして、積極的なこれからの新規入植という面については相当……

第31回国会 農林水産委員会 第14号(1959/02/27、28期、日本社会党)

○角屋委員 私は、この機会に、木曽特定地域総合開発計画並びにその一環として現在実施されております愛知用水事業の問題について重点的に二、三の問題についてお伺いをいたします。  まず最初に、経済企画庁の関係の方も見えておるようでありますから、木曽特定地域総合開発計画の問題から入って参りたいと思います。  御承知のように、本問題については、国土総合開発法というのがございまして、それに基いて、全国総合開発計画、あるいは都道府県総合開発計画、あるいは地方総合開発計画、本問題に関係のあります四番目の問題として特定地域総合開発計画、この四つの種類に総合開発計画は分れておるわけでありますが、木曽の特定地域総合……

第31回国会 農林水産委員会 第28号(1959/03/24、28期、日本社会党)

○角屋委員 私は、この機会に、ただいま内閣委員会の方で審議の対象になっております定員法の一部改正の問題に関連をいたしまして、本委員会に関連のある主として農林省関係の定員問題、特に定員外職員の定員化の問題、さらに基本的には農林省の行政機構改革等の将来の方向等の問題に触れながらお尋ねをいたしたいと思います。  まず第一に、話の順序といたしまして、行政機構改革の問題から入りたいと思うのでありますが、御承知のように、昨年の春の総選挙で、与党である自民党は、行政機構改革ということを打ち出され、総選挙後この問題に対する特別委員会を持たれまして、そしてこれが具体化を努力してこられたと思うのでありますが、一方……

第31回国会 農林水産委員会 第33号(1959/06/08、28期、日本社会党)

○角屋委員 ただいまの茨城県等を中心にいたしましたひょう害対策の問題に関連いたしまして、二点お伺いをいたしておきたいと思います。  この問題については、先ほどの理事会で現地調査を明日行うことになりましたから、その結果を待ってさらに委員会でいろいろ適切な措置の検討がなされると思います。御承知のように、日本は農業についての災害が非常に多いということが言われておるわけでありますけれども、さらに台風シーズンになりますと、例年どこかで災害が起るという状況になるわけですが、このひょう害等の問題を機会に、農林省といたしまして、災害と農業気象という関係の問題について根本的に一つ検討してもらう必要があるのではな……

第32回国会 農林水産委員会 第2号(1959/07/03、28期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま丹羽委員から御報告になりました調査報告のうち、主として愛知用水事業に関連する問題につきまして、本日は総括的な質問を申し上げたいと存じます。本日の理事会で、近い将来に愛知用水事業の問題についてはさらに関係地元の人々を呼んでみっちり検討することになっておりますので、専門的な問題についてはその機会に譲って参りたいと思います。  本調査につきましては、私も幸い視察の機会を得まして、この画期的ないわゆる農業開発を中心にした事業の大綱について視察をして参ったわけでありますが、ただいまの調査報告にありましたような点については、私どもも調査の終始を通じて痛感をした次第でございます。まずもっ……

第32回国会 農林水産委員会 第4号(1959/07/08、28期、日本社会党)

○角屋委員 簡単に御質問申し上げたいと思います。  米価問題につきましては、本年度に入りましてからも本委員会において幾たびとなく取り上げられて参りました問題でありまして、同時に、本日は、政府諮問案に基いて具体的な各項目にわたる質問が同僚委員からなされたわけでございますが、私は、同僚委員が指摘しましたように、本年度政府が諮問をいたしております米価は、いわゆる政治米価であって、理論的な根拠においてはずいぶん多くの問題を持っていることは明らかだと思うのでございます。理論的な米価の根本的な欠陥の一つとして、米価を決定するための基本的な調査という面においてやはり理論的に欠けたものを持っておる、こういうこ……

第32回国会 農林水産委員会 第5号(1959/07/09、28期、日本社会党)

○角屋委員 愛知用水事業を中心にした問題につきましては、ただいまそれぞれ関係者から概要についてお話があったわけでございますが、御承知のように、この問題につきましては、過般農林水産委員会として調査等も実施をし、先般の委員会において、その調査概要について報告がなされ、そのあと本省関係について私から総括的な質問をいたしたわけでございますが、本日はそれぞれ現地側の愛知県あるいは土地改良区あるいは公団側を迎えまして、今日非常に大きな問題になってき、しかも現段階においていろいろ検討しなければならぬ問題を含んでおります際でありますので、この機会にいろいろな点についてそれぞれ関係者から御意見を承わりたいと思う……

第32回国会 農林水産委員会 第8号(1959/08/24、28期、日本社会党)

○角屋委員 台風六号、七号並びに集中豪雨の全国的な被害を中心にいたしまして、本日午前中農林省の方から被害の実相について御報告があり、午後三田村、金丸、田邊の各委員から、主として現地の実情を中心にして、いろいろ農林省のこれに対する対策等についてそれぞれ御質問があったわけでございます。御承知のように、本委員会といたしましては、数日を出でずして最も被害の激甚の各県にお伺いをして、委員会として直接災害の状況を調査し、それに基いてさらに総合的な審議をいたすことになっておりますので、本日は時間の関係もありまして簡単に数点についてお伺いをいたしたいと思います。  まず、災害等の発生した後における農林水産委員……

第32回国会 農林水産委員会 第10号(1959/09/08、28期、日本社会党)

○角屋委員 第二班は、当委員会より吉川委員長及び神田委員、建設委員会より井原、中島の各委員が参加し、小西、貝森両調査員が随行して、三重、岐阜、静岡三県を調査いたしました。  以下本調査班に同行いたしました私から、便宜順次その概要を申し上げますが、各県からの要望事項は共通のものが多いので最後に一括してつけ加えます。  八月二十六日早暁出発、途中三重県当局より概況説明を受けました。同県においては、台風六号に引き続き連日各地に豪雨がありましたところへ、八月十三日夕刻より襲来した台風第七号の集中豪雨は、一時間最高九十五・三ミリに及ぶ驚異的な降雨量であって、ついに揖斐川支流を初め各河川は各所で堤防が決壊……

第32回国会 農林水産委員会 第11号(1959/09/09、28期、日本社会党)

○角屋委員 建設大臣もお見えになりますけれども、時間の関係上、ごく短縮をされておりますので、基本的な問題について二、三お伺いをいたしたいと思います。  先ほど来中澤委員あるいは三田村委員の方からも触れられた問題にも関連をするのございますが、御承知のように、本年度の台風六号、七号あるいは集中豪雨、この異常な災害は昭和二十八年災に匹敵する大災害だというふうに言われておりまして、関係大臣も、それぞれ現地を回られましたので、その惨状はつぶさに御承知だと思います。単にこれは本年度だけの問題ではなくて、戦後十数年の日本の災害状況を見て参りましても、この災害の頻発というものは、頻度を増してきておる。終戦前の……

第32回国会 農林水産委員会 第13号(1959/09/11、28期、日本社会党)

○角屋委員 昭和三十四年度の七月及び八月の暴風雨等による農林漁業災害問題につきましては、御承知のように、災害発生以来、本委員会といたしましても小委員会を特別に設置をいたしまして今日まで鋭意これが対策の審議を続けて参りました。また、災害地にもそれぞれ調査班を派遣して現地の実態をつまびらかに調査し、委員会の審議におきましても今日まで数回にわたりまして真剣な討論を重ねて参ったことは御承知の通りでございます。いよいよ本日は、小委員会の中でいろいろ検討して参りました内容を取りまとめまして、本委員会で決議する段階にまで相なりましたので、この際集約的に二、三の重要問題について政府並びに関係各局等の御見解を承……

第32回国会 農林水産委員会 第14号(1959/10/01、28期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま石田委員の方からお話の出ました米の時期別格差適用期限の延期の問題でございますが、この問題については、特に台風十五号等の甚大な被害を受けました三重あるいは愛知、岐阜、こういう関係県の方から、九月末日までに締め切る第一期の分について少くとも十五日程度の期間延長をやってもらいたい、こういう要請が出て参っておることはすでに御承知の通りだと思う。三重県の場合にもそれぞれ関係方面から副知事の添書を添えて食糧庁長官あてに要望が出ておるわけでございまして、すでに十分御承知だろうと思うのです。冒頭に台風十五号の災害報告がございましたが、その報告の中にもありましたように、今度の台風十五号の被害……

第32回国会 農林水産委員会 第15号(1959/10/02、28期、日本社会党)

○角屋委員 私は、主として台風十五号の問題を中心に、農林省の今後の施策方針についてお伺いをいたしたいと思うわけでございます。  冒頭に、率直に申しまして、昨日からきょうにかけての農林水産委員会といたしましては、戦前戦後を通じてかってなかった今度の、大災害の台風十五号の問題については、これはやはり相当時間をかけて、今日の段階で判明したそういう状況に基いてのいろいろな検討が十分なされなければならない、こういうふうに、罹災県に関係のある者として思うわけでございます。しかし、重要な案件がその他にも、控えておりましたので、本日はこういう問題についても十分な時間のゆとりがございませんのはまことに残念でござ……

第32回国会 農林水産委員会 第16号(1959/10/21、28期、日本社会党)

○角屋委員 伊勢湾台風による被害調査班として去る十月四日から六日までの三日間愛知県及び岐阜県下に派遣され被害状況を調査して参りましたので、この際私から農林水産関係の被害状況について調査の概要を御報告申し上げ、今後の対策樹立の参考に資したいと存じます。  本班は農林水産委員会と建設委員会とで編成され、本委員会からは私と倉成委員が調査に参加いたしました。  報告の方法といたしましては、時間の都合もありますので、調査班の行動等については報告を省略し速記録に掲載することをお許し願うことといたしまして、両県の被害概況、被害の特殊性等について重点を置いて御報告を申し上げ、最後に両県の要望事項を一括申し上げ……

第32回国会 農林水産委員会 第17号(1959/10/22、28期、日本社会党)

○角屋委員 台風十五号を中心にいたしました災害対策の問題につきましては、きのうも基本的な問題についていろいろ触れたのでございますけれども、政府部内においてはいよいよ大蔵査定も今夕というふうに承わっております。きのうも、農林省の要求している補正予算、あるいはまた融資の関係、あるいはまた新しい特別立法の問題、こういうことについてもいろいろお尋ねをいたしましたが、特別立法の問題についてはきのう齋藤官房長の方から概略お話がございましたけれども、遺憾ながら補正予算の内容あるいは融資措置の内容等についてはつまびらかにできなかったわけであります。しかし、そのことはさておきまして、いよいよ本日農林省の要求に基……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第2号(1959/10/30、28期、日本社会党)

○角屋委員 台風十五号を中心にいたしました、特に本日は愛知県の南部の海岸地帯、三重県の北部の海岸地帯等の湛水を中心にいたしまして、これを一刻も早く排除をしていく、こういう問題に議題の焦点をしぼっていろいろお尋ねが行なわれているわけでございますが、私も、実は災害発生後、国政調査の一環として愛知県、岐阜県に参り、愛知県では名古屋市の南部、あるいは知多半島方面にまで足を伸ばして災害の状況をつまびらかに視察をさしていただきました。そうして同時に、出身の県である三重県については、あるいはヘリコプターを通じ、あるいは現地視察等を通じて、そのなまなましい惨状をつぶさに視察をしたわけでございます。そこで、本日……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第7号(1959/11/09、28期、日本社会党)

○角屋委員 私は、特に大蔵大臣の御出席をいただきまして、被害激甚地の指定の基準の問題についてお伺いをいたしたいと思います。  すでに、この問題につきましては、本災害地対策特別委員会の総括質問におきましても、与野党を通じて論議になった焦点の最も大きな問題であったことは、御承知の通りでございます。その際、大蔵大臣は、すみやかな機会に被害激甚地の基準を委員会にお示しをしたい、こういうことであったのでございますが、すでに本日までに、政府の特別措置法等については、それぞれ大半提案をされまして、いよいよこれから本格的な審議に入ろうとする段階に相なって参りました。われわれ社会党といたしましては、災害の性格か……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第8号(1959/11/12、28期、日本社会党)

○角屋議員 天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法の一部を改正する法律案の提案理由について御説明申し上げます。  この改正法律案の内容のおもなる点を要約いたしますと、次の点にまとめることができます。  第一点は、被害農業者の定義に関する問題であります。現在、経営資金を借り入れることのできる被害農業者及び告別被害農業者は、農作物または繭について被害を受けた者に限られております関係上、家畜または家禽を飼養している農家が被害を受け、畜産物による収入が減少した場合にも、これは被害額及び損失額に算入されないことになっております。このため、本法の趣旨を実現する上に著しい不均衡を生ず……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第10号(1959/11/14、28期、日本社会党)

○角屋委員 私は、主として建設大臣、農林大臣に対しまして、台風十五号を中心にいたしましたいろいろな問題について、重点的にお伺いをいたしたいと思います。  すでに政府の方からもそれぞれ各省関係法案が出尽くしまして、本委員会といたしましても、これに基づいて、わが党の方からは必要な特別立法等も出して、並行審議という形で審議が進められて参っておるわけであります。いよいよ本日は補正予算について最終段階ということに相なっておるわけでございますが、私ども、今日までの予算委員会あるいは特別委員会の審議を通じて焦点の一つとなりました被害激甚地の指定、こういう問題について考えてみましても、この問題については幾たび……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第12号(1959/11/20、28期、日本社会党)

○角屋委員 災害対策特別委員会が法案の取りまとめの最終段階にいよいよきておるわけでございまして、私は、この機会に、今次台風十五号を中心にして災害対策について、本委員会において、特に南條特別委員長以下超党派的に今日まで真剣に災害対策について熱心な論議が続けられてきたことを深く敬意を表するわけでございます。いよいよ法案の処理の最終段階にあたって、私ども、今日までの段階の中で、いろいろ与党とも話をして参りました経緯につきましては、必ずしも十分満足するわけには参らない点が多々あります。しかし、補正予算も通った今日の段階において、なおかつ与党の皆さんも非常な努力をされてきたことについては、私ども十分認め……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第13号(1959/11/25、28期、日本社会党)

○角屋委員 関連して労働大臣に、御出席でありますので、特に希望かたがた御質問申し上げたいと思うのです。これは、先般の災害地特別委員会の場合に、農林大臣にもいろいろお伺いしたのですが、当時労働大臣おいでになりませんので、この機会にお伺いしたいと思います。三重県の南部方面の真珠の従業員の問題で、これは前々から私希望しておるのですけれども、御承知の、通常の場合において、大半の従業員は三カ月くらい事業の関係で空間があくのです。それで、こういう三カ月ないし四カ月空間が定期的にあくということによって、一家の支柱として生計をささえていかなければならぬ従業員の場合は、ああいう農漁村地帯では非常に困るわけです。……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第15号(1959/12/09、28期、日本社会党)

○角屋委員 だいぶ時間もたっておりますので、関係各省の方に数点についてお伺いをいたしたいと思います。  三田村委員からもいろいろ基本的な問題について御質問があり、しかも冒頭に、きのう、きょうにかけての被害激甚地の県知事、あるいは市長、あるいは関係団体の代表等の陳情を聞いた印象等についてもお話がございました。この点は私も全く同感でございまして、今次臨時国会における最大の焦点の一つは、十五号台風等を中心にした本年度の災害対策の問題であったことは、言ったことは、言うまでもないのでございます。われわれは、過般衆議院におきまして、政府提案との関連において私どもの出しました法案等を十分勘案しながら、まず一……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第16号(1959/12/22、28期、日本社会党)

○角屋委員 すでに本会議の予鈴が鳴っておるわけですが、来年度の予算の問題についても、政務次官からお話しのように、近日中に最終の段階だということですが、率直に言って、私ども、本年度のような災害対策の問題を特別委員会として審議する場合には、やはり来年度の予算のお手並み等も見ながら最後の集約をしなければならぬ、こういう気持を強く持つわけです。これは予算のこまかい点までやるということは、通常国会で予算委員会でやることですけれども、やはり災害対策の特別委員会としては、大綱については見きわめて集約をいたしたい、率直に言って、私どもそういう気持を持つわけです。先ほど江崎委員が質問された中で、私がいろいろ質問……

第33回国会 農林水産委員会 第13号(1959/12/10、28期、日本社会党)

○角屋委員 関連。  今小澤委員の方から風倒木の問題に関連していろいろお尋ねがあったわけですが、御承知の通り、私も農林省は古巣でございます。ことに、今度の長野の場合で言うならば、六、七号からさらに十五号にかけて非常に大災害を受けまして、激甚地指定の県に入ったところでございますが、先ほど来質疑応答の中でも明らかなように、長野営林局の国有林関係でも、全国の風倒木の七割からの被害を受けておる、こういう実情にあるわけです。にもかかわらず、最近の情勢を見ますと、長野営林局の当局の方は、おそらく林野庁の山崎長官以下そういうお考えで下部におろされている点が影響を与えておると思うのですが、どうも仕事は第二であ……

第34回国会 国土総合開発特別委員会 第7号(1960/05/13、28期、日本社会党)

○角屋委員 臨海地域開発促進法案については、今まで三度目の国会提案ということでありますし、その間、本特別委員会において、与野党の間で非常に真剣な論議が展開されて参りまして、すでに、いわば共同修正的な話し合いもまとまったという段階にきておるわけでございます。本法案については、過般、農林水産委員会との連合審査の際に、農林水産の関係の立場から、詳細に質問をする予定でございましたが、時間の関係上、その質問ができなくて、今日に延びておるわけでございます。しかし、話がすでに最終段階にきておりますので、本日は、簡単に、皆さん方の要望もいれて質問をいたしたいと思います。  まず第一に、本法案が、今後臨海地域の……

第34回国会 社会労働委員会 第6号(1960/02/18、28期、日本社会党)

○角屋委員 私は公労法適用の問題等と関連をいたしまして、林野関係の問題にも触れながら、労働大臣並びに農林省関係のそれぞれの関係者のお考えを承りたいと思います。  まず労働大臣にお伺いをするわけでありますが、今次国会では、御承知のようにILOの条約批准の問題等も大きな労働問題として注目をされておりますが、同時にあとで触れます林野関係の問題について御承知のように昭和二十八年以来公労法適用ということになりまして自来相当年数を経過しておるわけでございますけれども、最近組織内にいろいろ対当局との関係の問題で紛争が生じておる。従来労働三権である団結権、団体交渉権あるいは罷業権、こういうふうな問題について、……

第34回国会 内閣委員会 第36号(1960/05/07、28期、日本社会党)

○角屋委員 本日は土曜日でございまして、大へん恐縮でございますが、きのうの石山委員の質問に引き続きまして、定員法の問題を中心に政府の方にお尋ねをいたしたいと思います。  まず第一に、益谷国務大臣にお伺いしたいわけでございますが、御承知のように昭和三十三年の六月十二日に第二次岸内閣が成立した際に、重要施策の一つとして、行政制度の改革について根本的に検討いたしたい、こういうことで乗り出されたわけでございまするし、現実に昭和三十三年の十月一日に行政審議会の新らしい委員を任命されて、それに基づいて昭和三十四年の一月二十二日に行政制度の改革に対する答申が出され、さらにそのほかに国民年金制度実施に伴うとこ……

第34回国会 農林水産委員会 第1号(1960/02/10、28期、日本社会党)

○角屋委員 休会明けの国会におきましては、御承知のように、農林省関係からそれぞれ大臣の農政に対する方針あるいは予算関係法案等の説明が行なわれたあと、それぞれ総括質問が行なわれ、さらに具体的な討議に入る運びになるわけでございますが、本日は、委員各位のお許しを得まして、緊急の事態でございますので、伊勢湾等高潮対策に関連する問題について御質問を申し上げたいと存じます。  御承知のように、昨年の秋の台風十五号を中心にいたしました災害は史上空前の大災害と言われ、従って、新しい年度の予算編成におきましても、治山治水、国土保全ということが一つの大きな重点項目になっておることは御承知の通りでございます。私ども……

第34回国会 農林水産委員会 第12号(1960/03/16、28期、日本社会党)

○角屋委員 私は、この機会に、昨年度の伊勢湾台風を初め、六、七号以来の累次の災害に対する小災害の起債の問題について、それぞれ農林省初め自治庁、大蔵省等にお伺いをいたしたいと思います。  御承知のように、昨年度の災害は累次に上りまして、特に臨時国会においては特別委員会も設置せられて、与野党超党派的に災害復旧のためにお互いに真剣に論議決定をして、この問題については処理して参ったわけでございますが、ただ、公共土木あるいは農地・農業用施設あるいは林道その他各般の問題にわたって参りますと、その後の災害復旧の経過から見ましていろいろ不十分な点等もありますけれども、この間各省においていろいろ御尽力を願った点……

第34回国会 農林水産委員会 第14号(1960/03/22、28期、日本社会党)

○角屋委員 土地改良問題について、本日は安部参考人以下六人の方々に来ていただきまして実際に実務に携わっておられる立場からいろいろ貴重な御意見を承り、先ほど来石田委員、高石委員からそれぞれ御質疑があったわけですけれども、私は、この機会に、時間の関係もありますので簡単に数点。お伺いいたしたいと思います。  まず、土地改良問題については、申し上げるまでもなく、土地改良法に基づいて実施をされておるわけでございますけれども、実際に実務をやっておられて、すでに先ほど来質疑の中でも出ましたし、意見の中にも出たわけですが、土地改良法の改正という問題について、特にどういう点をやらなければならないかという集約的な……

第34回国会 農林水産委員会 第18号(1960/04/06、28期、日本社会党)

○角屋委員 当面の漁業協同組合整備促進法案並びにわれわれの方から出しております整備特別措置法案に関連いたしまして、ただいま三参考人より貴重な御意見を承ったのですが、後ほどさらにまた他の方々からも質問がありますので、私は簡単に数点について御質問申し上げたいと思います。  これはすでに昨日来の法案審議の過程の中でもいろいろ問題になった点でございますけれども、このたび、数年来の衆参両院の決議なりあるいは漁業制度調査会の中間答申等との関連もありまして、政府から漁業協同組合整備促進法案というものが出される経緯になったのですけれども、この際、やはり漁業協同組合の整備もさることながら、今日非常に困難な問題に……

第34回国会 農林水産委員会 第19号(1960/04/07、28期、日本社会党)

○角屋委員 今回政府から提案されて参りました漁業協同組合整備促進法案、並びにわが党から出しております同じく整備特別措置法案に関連いたしまして、いよいよ法案の集約の段階にありますので、二、三の点について御質問申し上げたいと思います。  御承知のように、きのうは、本法案に関係のあります参考人、全漁連の片柳会長、あるいは北海道の安藤会長、あるいは中金の楠見理事長、この三人に来ていただきましていろいろ貴重な御意見も承ったわけです。その際私も質問を申し上げたのでございますけれども、やはり、本法案をして真に成果あらしめるためには、基本的に沿岸漁業の振興というものを抜本的に進めなければならぬことは当然でござ……

第34回国会 農林水産委員会 第21号(1960/04/13、28期、日本社会党)

○角屋委員 開拓関係の三法案が提案をされまして、本日から審議に入るわけでございますが、この際、三法案の内容の質問に入ります前に、開拓政策の基本問題についてまず政府の考え方をお伺いしたいと思います。  戦後、日本が敗戦の結果、多数の海外よりの引揚者等が国内に帰国をいたしまして、そういう帰国者の収容対策、あるいは当時の食糧事情等から、緊急開拓政策が推進をされまして、今日まで約二十万六千六百戸にわたる入植者の入植を見たわけでございますけれども、その間いろいろ経済事情あるいは立地条件その他の事情に左右されまして約五万七千七百戸の離農者を見ておるという形勢のもとに今日に至っておるわけでございますが、申す……

第34回国会 農林水産委員会 第23号(1960/04/19、28期、日本社会党)

○角屋委員 先週から開拓三法案に対する審議がなされて参りまして、本日は参考人の各位に来ていただいていろいろお話を承ったわけでございますが、ただ、本日の参考人はいずれも直接開拓関係の方ばかりで、実は、ほかに森さんにも来ていただいて、第三者から見た従来の開拓政策あるいは今後の開拓政策の展望、こういう点でいろいろ御意見を承り、またお伺もしたい、こう思っておったわけでございます。この点は残念でございましたが、四人の参考人の方々の希望というのは、率直に申して、私たちもそれ相当に十分承知もし、また委員会の審議の中でもそれは相当に反映されてきておるわけでありますけれども、この際数点についてお伺いしたいと思う……

第34回国会 農林水産委員会 第26号(1960/04/27、28期、日本社会党)

○角屋委員 本日は、かねてから国会でも政治的に大きな問題になっておりました韓国抑留漁民の方々が帰国されたのを機会に、外磯さん初め四人の方々にお集まりいただきまして、午前中参考人のそれぞれ貴重な御意見を承り、さらに中村委員からそれぞれ総括的ないろいろな質問がございました。私は、午前の質問とも若干重複すると思いますけれども、あらためて以下数点についてお伺いをいたしたいと思います。  私どもは、この韓国抑留問題について、参考人の意見を聞くまでもなく、この種問題の解決は、抜本的には李ライン問題というものを全面的に解決しなければならぬということ、同時に参考人の方々がるる訴えられましたように、あとに残って……

第34回国会 農林水産委員会 第28号(1960/05/12、28期、日本社会党)

○角屋委員 関連して……。本日は米価問題について石田委員の方から御質問があったわけですが、先ほど米の生産費調査の問題で触れられました問題は、これは、過般本委員会においても、あるいは先般衆議院の内閣委員会においても特に私の方で取り上げた問題でございますけれども、この機会に、政務次官並びに関係の方々に、いろいろ質問の趣旨に基づきまして非常に努力をされてとりあえず当面の解決策として処理されたということについては御礼を申し上げたいと思うのですが、ただ、そういう質問の過程でも明らかになりましたように、また、石田委員からも御指摘がありましたけれども、統計調査機構のあり方、調査の体制というものについては、や……

第35回国会 農林水産委員会 第4号(1960/09/01、28期、日本社会党)

○角屋委員 災害関係の問題については、与党の方の同僚委員の方々から、それぞれ現地の実情に基づいて、旱害関係の問題についても、風水害災害の問題についても、いろいろ熱心な御質疑があったわけでありますが、この機会に集約をして二、三お伺いをいたしたいと思います。  御承知のように、十月の中旬ごろに臨時国会が開催される、一応そういう判断がされるわけでありますけれども、まず第一は、今日までの旱害あるいは風水害等については、既定経費なりあるいは予備費の流用等で十分まかないがつくという判断であったか、あるいはある程度の予算補正を必要とするという判断に農林省は立ったのか、まずその点をお伺いいたします。


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 農林水産委員会 第3号(1961/02/14、29期、日本社会党)

○角屋委員 大臣せっかく御出席の際でありますので、少しくお伺いしたいと思いますが、実は、御承知の通り、東北、北陸方面の雪害で今度本委員会からもそれぞれ二個班の人員を派遣することになって、私きょう出発するわけでありますが、過般この緊急問題に関する大野委員あるいは石田委員の質問があった経緯を考えてみましても、政府のこれに対する対策というのは、率直に言ってきわめて不十分な感じがするわけです。たとえば、自作農維持創設資金のワクの問題、あるいはその他果樹等の非常に被害を受けておるものの対策の問題とか、天災融資法発動の今後の見通しとか、いろいろな問題を含めて、必ずしも明確ではない。私ども災害の現地に参りま……

第38回国会 農林水産委員会 第7号(1961/02/23、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は、今般六委員会合同で行なわれました雪害調査につきまして当委員会を代表して参加いたしましたので、これら調査の概要について御報告いたします。  一、調査団の構成  北陸地方雪害調査団には、私のほかに、運輸委員会から壽原正一君、地方行政委員会から宇野宗佑君、大蔵委員会から米山恒治君、文教委員会から井伊誠一君、建設委員会から岡本隆一君、及び民社党代表として内海清君が参加せられ、福井県、石川県、富山県の三県下を二月十三日から同月十八日までの六日間にわたり調査して参ったのであります。  二、雪害の原因  三県下における雪害の原因につきましては、委員各位はすでに十分御承知の通り、昨年の十二月……

第38回国会 農林水産委員会 第9号(1961/03/01、29期、日本社会党)

○角屋委員 石田委員に引き続きまして、森林火災国営保険法の一部を改正する法律案の内容について数点御質問申し上げたいと思います。  今度、法改正によりまして、従来の幼齢林あるいは壮齢林等の火災に加えて、新しく自然災害、特に風害、水害、雪害、干害、凍害あるいは潮害に限って自然災害も含めて保険業務をやっていこうという、こういうところになりまして、この趣旨はまことにけっこうだと思いますが、ただ、従来の火災を対象にした場合と違いまして、自然災害等を含めて参りますと、保険業務としてもなかなか大へんなことに相なろうと思います。 保険の経理上これが成り立っていくかどうかということは、事故率その他いろいろな関係……

第38回国会 農林水産委員会 第14号(1961/03/15、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、本日から本委員会において本格的審議に入りました農業基本法の問題、今後の農業の基本体制、こういう問題について池田総理を中心にお伺いをいたしたいと思います。  冒頭に池田総理に承りたいわけでありますが、御承知の通り、今度の通常国会は、もちろんいろいろな重要法案がございまするけれども、いわゆる国会の後半期は農政国会である、こういうふうなことで、全国の農業団体あるいは農民の方々から、基本法を中心にした今後の日本農政をどうするかという問題については重大な関心が寄せられておるのであります。おそらく、総理を初め自民党独自で行かれるそういう方面の会合の場合にも、……

第38回国会 農林水産委員会 第16号(1961/03/17、29期、日本社会党)

○角屋委員 池田総理が御出席になりましたので、先ほど来問題になっておる点につきまして質疑を申し上げたいと思います。  実は、御承知の通り、本日は、私どもが数年間苦労して今次国会に提案をいたしました農業基本法の問題について、従来かつて先例のない、野党側の農業基本法に対して与党の方々が一日かけて本日第一日目の質疑を尽くされる、こういうことに対しては、私どもも心から敬意を表しておる次第でございますが、たまたま、この審議の経過の中におきまして、先ほど来自民党の藤田委員、それに関連する丹羽委員の質問に関連をいたしまして、これからの食糧のうちで特に重要な米の問題について今後どうするかということについていろ……

第38回国会 農林水産委員会 第17号(1961/03/22、29期、日本社会党)

○角屋委員 開拓可能地の面積の問題でありまするけれども、今農地局長のお話から判断をいたしましても、私どもがかねてから言っておるように、国土総合開発の一環として国土の土地利用区分その他を綿密に精査をして、そして、耕地になるべきところ、あるいは草地として利用すべきところ、山林として将来ともにやっていくべきところ、こういうところを必ずしも明確に区分をして出した形ではないわけでありまして、当初の昭和二十二年度の調査においては、いわば、五万分の一の地図で、プラニメーターを回しながら、そして面積のトータルが大体五百五十万町歩になった、あるいはまた、昭和二十八年の場合には、その中で用地取得の見通しその他社会……

第38回国会 農林水産委員会 第19号(1961/03/28、29期、日本社会党)

○角屋委員 農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案が提出されておりますので、この問題を中心に、農林金融のこれからのあり方というような問題を含めて数点お伺いいたしたいと思います。  御承知の通り、一昨年から昨年にかけまして農林漁業基本問題調査会で農業関係の諸問題についていろいろ討議がなされ、その結果に基づいて、昨年の五月、農業の基本問題と基本対策という答申がなされたわけでございますが、その中で農業政策と投融資という項が特別に設定をされまして、そこで農林漁業基本問題調査会が考えたこれからの農業政策推進の方向に即応した投融資のあり方というものが説明されておるわけであります。今度の農林漁業金融公庫法……

第38回国会 農林水産委員会 第21号(1961/03/30、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は、この際、自由民主党、日本社会党並びに民主社会党の三党を代表いたしまして、ただいま決定になりました農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして附帯決議を付すべしとの動議を提出いたします。  まず案文を朗読いたします。    農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案に対する附帯決議   政府は、すみやかな機会に左記項目の実現のために必要な措置を講ずべきである。     記  一、自作農維持創設資金の貸付条件については、その限度額の大巾引上げ、年利の大巾引下げを行なうとともに据置期間は五年、償還期限は三十年以上に改訂すること。  二、沿岸漁家の漁業経営の維持改善資金の制度の……

第38回国会 農林水産委員会 第22号(1961/03/31、29期、日本社会党)

○角屋委員 農業協同組合合併助成法案につきまして質問をいたしたいと思いますが、御承知の通り、きのうそれぞれ関係団体の参考人を招致いたしまして、関係団体からいろいろ率直な御意見も承ったわけであります。その過程で私ども判断をしたところでは、いわゆる農業協同組合の農協経営の場合と、戦後緊急開拓政策以降入って参りました開拓農協の場合では、本法案の適用の場合に、この受けとめ方というものに相当差があるということを受けとめたわけであります。それは当然そういうことでありまして、農協側としては、官僚的な画一的な天下り的な農協の合併という方向は避けなければならぬけれども、やはり今後の諸情勢から見て農協の自主性を十……

第38回国会 農林水産委員会 第23号(1961/04/04、29期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま審議の俎上に上っております公有林野等官行造林法を廃止する法律案並びに森林開発公団法の一部を改正する法律案の二法案を中心に、今後の林業諸問題等を含めて総括的にお尋ねをいたしたいと思います。  御承知の通り、一昨年から農林漁業基本問題調査会が設置をされまして、農業関係、林業関係、漁業関係、それぞれについて問題点を提起し、また、これらの審議を通じて、農業関係、林業関係、漁業関係ともすでに答申がなされておることは御承知の通りでありますが、特に、両案に関係のある林業の基本問題と基本対策という答申の内容については、御承知の通り、今後の林業政策全般の問題について、従来の林業政策の経過を検……

第38回国会 農林水産委員会 第24号(1961/04/05、29期、日本社会党)

○角屋委員 簡単に知事にお伺いいたしますが、私どもきのうからこの問題の審議に入っておりますけれども、従来官行造林として四十年近く実施してきたのを一挙に廃止をして公団にやらせるという、しかも、公団にこれを一〇〇%移すわけではなくて、従来対象になったものでも対象にならないものが御承知のように出てくるわけですが、やらせるという理由の中に、これは時間がありませんから詳細述べるわけにいきませんが、きのうの質問の中でも明らかにしたことでありますけれども、例の農林漁業基本問題調査会の林業の基本問題と基本対策という答申の線で、公有林野政策あるいは部落有林政策というものは知事は後退しないようにと言うけれども、確……

第38回国会 農林水産委員会 第25号(1961/04/06、29期、日本社会党)

○角屋委員 森林開発公団に官行造林をあえてやらせるという理由に、分散をしていくんだ、零細化していくんだということがしばしば大臣からも言われ、長官からも言われるのですが、しかし、水源造林の事業の対象地の実態を資料によって拝見をいたしますと、二十三万二千ヘクタールのうちで、百ヘクタール以上のところが四万六千四百ヘクタールある。あるいはまた、五十ヘクタール以上百ヘクタール未満のところが七万三千百ヘクタールある。あるいはまた、十ヘクタール以上五十ヘクタール未満のところが三万七千四百ヘクタールある。つまり、今まで官行造林事業は、当初段階は相当規模のものをやり、さらに十ヘクタールの改正を三十一年にやりまし……

第38回国会 農林水産委員会 第26号(1961/04/07、29期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま自民党の田口委員の方から森林開発公団法の一部を改正する法律案に対する修正案並びに公有林野等官行造林法を廃止する法律案に対する修正案の提案理由の説明がございました。これは原案そのものは政府自身が出されたわけでありますけれども、この原案修正を自民党の方から出された。これは、当初予定した段階の期日でいかないという場合には、むしろ原案を提出された政府みずからの手で――条文が非常に輻湊するというんではなくて、簡単な公布の日からというふうな意味で提案をされる趣旨でありますので、条文の細部にわたっていろいろ修正する場合にはわれわれ議員修正で従来やった経験もありまするけれども、しかし、この……

第38回国会 農林水産委員会 第29号(1961/04/13、29期、日本社会党)

○角屋委員 第五回の日ソ漁業交渉の経過について今周東農林大臣から御報告があったわけですが、御承知の通り、今度の日ソ漁業交渉は第五回目でありまして、ただいまも大臣お話しのように、ソ連の代表団の渡日の日程等の関係から、従来の本会議から科学技術小委員会の審議に入るという過程でなく、いわゆる小委員会先行方式で今回の会合が開かれることになりましたけれども、日ソ漁業交渉の正式会談の前に、私ども新聞・ラジオ等の報道を通じて承知をしております通り、一月の二十一日に周東農林大臣とイシコフ漁業相との会談もありましたし、また、一月二十五日には小坂外務大臣とイシコフ漁業相との会談もあり、同日また池田総理大臣とイシコフ……

第38回国会 農林水産委員会 第30号(1961/04/14、29期、日本社会党)

○角屋議員 ただいま議題となりました沿岸漁業振興法案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  戦後のわが国漁業の著しい発展にもかかわらず、沿岸漁業の衰退と関係漁民の窮乏には目をおおわしめるものがあります。昭和三十三年の沿岸漁業臨時調査によれば、経営体総数の八六・一%を占める沿岸漁家の漁獲はわずか全体の一七・九%を占めるにすぎず、漁家一経営当たりの平均漁獲高は十九万二千円、しかも、これは、やや能率的な三トン未満の動力船によるものを含んでいるので、無動力船階層では一段と低くなっております。昭和三十三年における階層別の漁業生産所得調査によると、三トン未満動力船階層の一経営当たり漁業生産所……

第38回国会 農林水産委員会 第31号(1961/04/18、29期、日本社会党)

○角屋委員 この際、野原委員の質問に関連をいたしまして、今後の審議についての動議を提案をいたしたいと思います。  ただいま、野原委員の方から、農業基本法の質問に関連をいたしまして、農林漁業基本問題調査会の農業の基本問題と基本対策の答申との関連について御質疑がなされたわけでありますが、私どもも、かねてから、農林漁業基本問題調査会の農業の基本問題と基本対策の答申、これが農業基本法との関連については、いずれすみやかなる機会に小倉事務局長等責任者の出席を求めて、基本問題調査会の答申の中身の報告を聞き、これに基づいての質疑を尽くして、これが農業基本法との関連について十分精査をすることが適切である、こうい……

第38回国会 農林水産委員会 第33号(1961/04/25、29期、日本社会党)

○角屋委員 農業基本法案に関する第二班の福岡及び大阪における調査の結果について、坂田班長にかわり御報告申し上げます。  福岡市における会議は、二十二日午前十時から福岡県農協会館で、また、大阪市における会議は、二十四日午前九時から大阪府立体育館別館で開催されましたが、派遣委員は、私のほか、坂田委員長、寺島隆太郎君、舘林三喜男君、金子岩三君、亀岡高夫君、芳賀貢君、片島港君、西村関一君、玉置一徳君の十名、意見陳述者としては、福岡市では、福岡県農協中央会副会長鬼木文雄君、長崎県農業会議会長横山貞雄君、九州大学教授田中定君、熊本県精農家工藤誠一君、福岡県南筑酪農組合長小宮市太郎君、鹿児島県農業会議副会長……

第38回国会 農林水産委員会 第36号(1961/05/11、29期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま、漁業制度調査会の答申並びに農林漁業基本問題調査会の「漁業の基本問題と基本対策」に関し、井出さん、浅野さんのそれぞれの御報告があったわけでございますが、ただいま浅野さんの方からも、農林漁業基本問題調査会の漁業関係と、その前にすでに発足をしておりました漁業制度調査会の両者の関係についてお話がございましたわけですけれども、大体、一般的に言うならば、農林漁業基本問題調査会の方は長期展望の問題、それから漁業制度調査会の方は漁業制度に焦点を合わせた当面の問題こういうふうなことで、農林漁業基本問題調査会の発足したときに意思統一がなされて両者緊密に連携をされながら運営をされたものと理解し……

第38回国会 農林水産委員会 第37号(1961/05/16、29期、日本社会党)

○角屋委員 愛知用水公団法の一部を改正する法律案の審議につきましては、連休前にも、一応この法案は時期的な関係もあって審議を爼上に乗せるべきであるということがいろいろ相談をされたわけですけれども、諸般の情勢から今日まで延期されまして、きょうから本格的な審議に入るわけであります。もともと、愛知用水公団の発足以来今日までの愛知用水の事業の問題については、本委員会といたしましても、しばしば現地調査等を行ない、また、その過程でいろいろ問題点等のある場合は委員会の審議を通じて事業促進の観点からいろいろ審議をして参ったことは御承知の通りでありまして、その間、公団、県側、土地改良区、それぞれの参考人等も呼んだ……

第38回国会 農林水産委員会 第38号(1961/05/17、29期、日本社会党)

○角屋委員 本日、愛知用水公団法の一部を改正する法律案の審議にあたりまして、現地側から、愛知用水公団あるいは県あるいは土地改良区の理事長、それぞれ責任者の方々にお集まりをいただきまして、主として愛知用水事業終了に伴う諸般の問題について御意見を承り、またいろいろ御質疑も申し上げたい、こういうことで参考人の招致をいたしたわけであります。ただ、本日の参考人招致の意味からいたしまして、公団の場合も県側の場合も土地改良区の場合も、せっかく世紀の大事業を終了するにあたっての最終的な参考人招致でありますから、県側においても万障繰り合わせて知事の出席を仰ぎたいということを強く私は委員部を通じて申し上げておった……

第38回国会 農林水産委員会 第39号(1961/05/18、29期、日本社会党)

○角屋委員 愛知用水公団法の一部を改正する法律案については、一昨日以来本委員会における本格的な審議に入りまして、きのうは、それぞれ、愛知用水公団、県土地改良区の代表者等の参考人を招致し、現地のいろいろな実情についてもお伺いするとともに、商工関係の連合審査等も行なって本日の段階になったわけでありますが、ただ、法案の審議過程で、おそらく大臣は参議院の関係その他予算委員会の関係もありまして御出席が願えない事情等もありましたので、本日は特に大臣の出席を求めて数点にわたってお伺いをいたしたいと思うのであります。  まず第一は、きのうでありましたか、長らく難航いたしておりました水資源開発公団法案が提案をさ……

第38回国会 農林水産委員会 第40号(1961/05/23、29期、日本社会党)

○角屋議員 ただいま議題となりました水産物価格の安定等に関する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  わが国の水産業は、戦後他の産業と同様に著しい復興の過程をたどり、昭和二十七年に漁獲高は戦前水準を越え、その後においても引き続き年率三%の割合で伸び、昭和三十四年の総漁獲量五百八十八万トン、その金額は三千億円に達したのでありますが、ここに見落としてならないことは、かような漁業生産力の発展の債杆となりましたものは、イカ釣漁業、揚繰きんちゃく網漁業、サンマ棒受網漁業等中小漁業者によって営まれる漁業であって、そのおもなる魚種は、イワシ、イカ、サンマ、アジ、サバ等一般家庭の食膳をにぎわ……

第38回国会 農林水産委員会 第41号(1961/05/25、29期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま、それぞれ、意見を求めております政府提案の二法案並びに社会党提案の三法案について貴重な御意見の開陳があったわけですが、本日は午後本会議も定例に始まるということでありまして、せっかくの機会でありまするから漁業政策等の問題にまで触れていろいろ貴重な御意見を承りたい、こういうふうに存じておりましたが、今申しましたような事情でありますので、簡単に数点参考人の皆さんにお伺いをいたしたいと思います。  まず片柳参考人にお伺いしたいのでありますが、先ほどもお話しのように、今次国会では、農業関係の諸問題については農業基本法初め関連法案等がそれぞれ与野党から出されて参りまして、今日の非常に困……

第38回国会 農林水産委員会 第43号(1961/05/30、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は、自由民主党、日本社会党並びに民主社会党の三派共同提案による韓国産のりの取扱に関する件について決議の動議を提出いたしたいと思います。  まず、案文の朗読をいたします。    韓国産のりの取扱に関する件(案)   最近の国内産のりの生産状況(三五増殖年度は前年度より十三億枚増の三十六億枚程度の生産が見込まれる。)及び今後の沿岸漁業振興対策事業のうちに占めるのり養殖業の重要性にかんがみ、政府は、流通の改善等によつてのりの消費を拡大する措置を講ずることとし、其の効果のあがる迄の間は、韓国産のりの取扱については、年間一億枚を限度とするよう措置すること。   右決議する。   ……

第38回国会 農林水産委員会 第46号(1961/06/02、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は、この際、自由民主党、日本社会党並びに民主社会党の三派共同提案にかかる農業近代化資金助成法案及び農業信用基金協会法案に対する附帯決議を付すべしの動議を提出いたしたいと思います。  まず、案文を朗読いたします。     農業近代化資金助成法案及び農業信用基金協会法案に対する附帯決議(案)   農業における資本装備の高度化、経営の合理化等その近代化を推進するためには、長期低利資金を確保することが極めて肝要である。   よつて政府は、農業金融制度一般を拡充改善することは勿論であるが、特に農業協同組合系統資金の積極的活用を図るため、本制度金融についても速かに左の各項に関し所要の措置を講……

第39回国会 災害対策特別委員会 第3号(1961/10/10、29期、日本社会党)

○角屋委員 それでは、第一班について御報告いたします。  私どもは、十月二日より四日間、京都府、奈良県、大阪府及び和歌山県下における災害の状況をつぶさに視察して参りました。その概要を御報告いたします。  今回の第二室戸台風は、九月十六日十時に室戸岬に達し、その後、昭和九年の室戸台風と同じく、大阪、京都を通る最悪のコースをたどり、十三時ごろに阪神間に上陸し、十四時に京都市西部を通り、十六時ごろ若狭湾へ通り抜けたのでありますが、今回の災害の特徴は、超A級の台風のため、暴風雨の範囲の広いこと、風力が非常に大きかったこと、これがため高潮は各地の防潮堤を越え、または破堤して浸水したことなどにより、住宅、……

第39回国会 災害対策特別委員会 第4号(1961/10/11、29期、日本社会党)

○角屋委員 官房長官が御出席でありますので、全般的な問題の点だけを数点お伺いをしておきたいと思います。  今度の臨時国会は、先ほど永田さんからもお触れになりましたように、一つの重要な問題として、本年度の災害に対する万全の対策をとるということが、その重要な任務に相なっておるわけであります。私どもそういう観点から、六月の集中豪雨の際においても、閉会中災害対策協議会が設けられて、真剣に論議をして参りましたし、また、今度の臨時国会にあたりましても、特に特別委員会が設置をされまして、それ以降の災害対策も含めて、万全の態勢をとろうという責任を感じておるわけであります。ところが、率直に申しまして、今度の政府……

第39回国会 災害対策特別委員会 第7号(1961/10/16、29期、日本社会党)

○角屋委員 建設大臣が参議院の予算委員会の終了後お見えになるそうでございますので、その間、河川局長及び住宅局長を中心にお伺いをいたしたいと思います。  過般衆議院を通過いたしました昭和三十六年度一般会計予算補正第一号、これは補正総額千九百五十二億余でありますが、その中で、災害関係につきましては、明確に数字的に表わされておるものが百四十九億、さらに、第二室戸台風等、今後の問題もあわせ考えて予備費として百二十億、こういうことに相なっておるわけでありますが、私どもは、こういう補正予算ないしは既定経費の予備費等を含めて、はたして本年度の六月以降の集中豪雨ないしはその後における第二室戸台風等も含めた災害……

第39回国会 災害対策特別委員会 第8号(1961/10/17、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は池田総理大臣出席の機会に、時間的な制約もありますが、補正予算との関連の問題、今後の防災態勢整備の問題、治山治水十カ年計画との関連における海岸保全計画の問題、特に海岸保全の中で、今次災害から特徴的に出てくる高潮対策事業の問題、特例法の場合における激甚地指定の問題、あるいは中小企業、農林水産その他の災害実態に即応する災害対策の問題等、重点的な問題に触れながら池田総理大臣の所信をお伺いをいたしたいと思います。  今次臨時国会は、申し上げるまでもなく、災害国会ということで、六月の集中豪雨以来あるいは第二室戸台風、その後における二十四号台風等も含む本年度の累次にわたる全国的な大災害に対し……

第39回国会 災害対策特別委員会 第9号(1961/10/18、29期、日本社会党)

○角屋委員 きのう池田総理の出席を得て、災害全般の基本的な問題を取り上げてお聞きをするというおぜん立てでございましたけれども、御案内の通り、時間がきわめて短時間でありましたし、ことに、私も質問に立ちましたけれども、辻原委員、私の質問に対する総理の答弁というのは、従来建設大臣その他から答えておる答弁とも、食い違いが出て参っておる点もあって、きわめて不満であります。本日は、農林を中心にして審議を行なうということに相なっておったわけですが、農林大臣は午前は少し見えられたけれども、午後は参議院の予算委員会ということでお見えになりません。もちろん、農林大臣も、衆議院あるいは参議院の農林水産関係、予算委員……

第39回国会 災害対策特別委員会 第10号(1961/10/19、29期、日本社会党)

○角屋委員 荒木文部大臣に数点お伺いをいたしたいと思います。  先ほど来辻原委員、古川委員から、それぞれ本年度の災害復旧に関連をいたしまして、公立、私立を問わず、あるいは社会教育施設等も含めて、災害復旧問題についての基本的な大臣の御見解を承ったわけですが、大臣の御答弁を承っておりますと、従来以上に前進した気がまえで、しかも、なるべく早い機会に恒久立法化するという御方針で、災害対策の万金を期するようにしたいというそのお考えは、私どもも了とするところであります。ただ、私は、この際、教育の基本的な問題の立場から、今後の大臣の御抱負あるいは方針というようなものについて、まずお伺いしたいと思うのでありま……

第39回国会 災害対策特別委員会 第12号(1961/10/23、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は、この際、自由民主党、日本社会党並びに民主社会党の三派共同提案による附帯決議を提案いたしたいと思います。  まず最初に、昭和三十六年六月、七月及び八月の水害又は同年九月の風水害を受けた中小企業者に対する資金の融通に関する特別措置法案に対する附帯決議の案文を朗読いたします。   政府は今次災害における中小企業者の被害の甚大なる実情に鑑み、特に次の点に留意し、中小企業被災者の立上りに万全を期すべきである。  一、災害融資枠については中小企業被災者の要請にこたえ得るよう所要の額を充分確保すること。  二、災害救助法発動地域以外の中小企業被災者についても本法に準じ充分なる救済措置を講ず……

第39回国会 災害対策特別委員会 第13号(1961/10/24、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は、この際、自由民主党、日本社会党並びに民主社会党の三派共同提案にかかる附帯決議を提案いたしたいと思います。  まず、案文を朗読いたします。   政府は今次災害における農林漁業者の被害の激甚な実情に鑑み、現行法に所要の改正を加えた特例法を提案しているが、被害農林漁業者の早期立上りのために特に左の点に留意すべきである。  一、連年災害を受けた被害農林漁業者で今次災害で再び融資を必要とする者に対する償還条件緩和等について格別の配慮をなすこと。  二、果樹等の被害が極めて大きいので資金量を充分確保すること。  三、政令で定める水産動植物の養殖には、にじます、ふぐ、はまち、こい等を含める……

第39回国会 災害対策特別委員会 第14号(1961/10/25、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党の三派共同提案にかかる附帯決議を提案いたしたいと思います。  まず、案文を朗読いたします。    昭和三十六年六月及び十月の水害、同年七月、八月及び九月の水害若しくは風水害又は同年八月の北美濃地震による災害を受けた公共土木施設等の災害復旧等に関する特別措置法案に対する附帯決議案   政府は本年六月以降十月にわたる累次の風水害等による公共土木施設等の災害の激甚なる実情に鑑み、再度災害防止のため積極的に改良復旧を以て早期完成を図ると共に、特に左の点に留意して公共土木施設等の災害復旧に万遺憾なきを期すべきである。  一 高潮対策事業については伊勢……

第39回国会 災害対策特別委員会 第16号(1961/10/30、29期、日本社会党)

○角屋委員 きょうは、官房長官に御出席を願って、特に今回の集中豪雨による九州、四国、さらに近畿、東海等に起こった全国的な被害に対して、全国知事会等からももちろん要望が出ておりますし、私、ちょうど出身県の方に相当の被害が出ておるので日曜日に急遽帰って現実に重点的な被害地区を回りましたが、すでに衆議院を通過しておる特例法については、当然、先ほど御報告の被害状況から見ましても、特例法を適用しなければならぬというふうに考えておるわけであります。ただ、御承知の通り、今明日中に国会の方は閉会をする段取りになっておりまして、しかも、法案関係は衆議院をそれぞれ通過して参議院の段階に行っておるということでござい……

第39回国会 災害対策特別委員会 第17号(1961/10/31、29期、日本社会党)

○角屋委員 官房長官御出席の機会に、一点だけにしぼってお尋ねをいたしたいと思います。  今次臨時国会も、いよいよ本日をもって終了するわけですが、私ども災害対策特別委員会は、臨時国会召集以来、本年度の累次にわたる災害の問題について、災害対策の万全を期するために、与野党一致して今日まで真剣な努力をしてきたことは、官房長官も御承知の通りであります。ただ、本日臨時国会を終了するにあたって私どもの心残りになりますことは、すでに今次災害に対する特例法等は、それぞれ所要の附帯決議等も付して参議院に送付したわけでありますけれども、その後におきまして、御承知の通り、十月の下旬に低気圧による集中豪雨、さらに台風二……

第39回国会 災害対策特別委員会 第18号(1961/12/05、29期、日本社会党)

○角屋委員 本日は、近く開催される通常国会において、先ほど来御報告になりました十月下旬の集中豪雨等による災害の法的な取り扱いをどうするかということについて、特に官房長官の御出席を求めましてその御見解を承るつもりでおりましたが、閣議その他の関係で後ほど来られるようでありますので、この点は官房長官出席の際に譲りたいと思います。  ただいまそれぞれ三班に分かれた調査団の派遣報告がありましたが、私も京都、三重方面の災害の実態調査に参加をいたしまして、それぞれ十月下旬の集中豪雨等による災害の実態をつぶさに見て参ったわけであります。その視察の状況等に基礎を置きまして、それぞれ関係各省の取り扱いの御見解等に……

第39回国会 内閣委員会 第12号(1961/10/27、29期、日本社会党)

○角屋議員 ただいま議題となりました農林省設置法の一部を改正する法律案について、農林大臣出席の機会に、基本的な問題についてお伺いをいたしたいと思います。  本案については、御承知の通り去る第三十八通常国会で、衆議院を通過し、参議院で継続になった案件でありますが、再び本案が衆議院に回付されて参ったわけでありますけれども、私どもこの農林省設置法の一部を改正する法律案と関連をして、今後の農林省全体の機構改革というものを一体どういうふうにするのかという点に、非常な関心と注目を寄せているわけであります。申し上げるまでもなくこの問題は、今日の激動する農林水産関係の情勢の中で、去る三十八通常国会では、農業基……

第39回国会 農林水産委員会 第15号(1961/10/27、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は、この際、自由民主党、日本社会党及び民主社会党の三派共同提案にかかる附帯決議を付すべしとの動議を提出いたしたいと思います。  まず案文を朗読いたしたいと思います。   大豆なたね交付金暫定措置法案に対する附帯決議 一、交付金に要する経費は、標準販売価格及び交付対象数量の決定如何によって変動するので、交付金予算が不足することのないよう十分な措置を講ずること。 二、交付対象数量の大豆及びなたねは、農産物検査法の検査を受けるよう適切な指導を行なうこと。 三、交付金が生産者団体等を通じて確実に生産者に交付されるよう指導監督の万全を期すること。 四、大豆及びなたねの生産改善対策については……

第39回国会 農林水産委員会 第16号(1961/10/30、29期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま議題となりました沿岸漁業振興法案、水産業改良助長法案、水産物の価格の安定等に関する法律案のそれぞれ提案理由を御説明申し上げたいと思います。  まず第一に、沿岸漁業振興法案について提案理由の説明を申し上げます。  この法案は、第三十八通常国会に提出いたしましたものでありますが、同国会において審議未了となりましたので、今回あらためて提出することといたしたものであります。  戦後のわが国漁業の著しい発展にもかかわらず、沿岸漁業の衰退と関係漁民の窮乏には目をおおわしめるものがあります。昭和三十三年の沿岸漁業臨時調査によれば、経営体総数の八六・一%を占める沿岸漁家の漁獲はわずか全体の……

第40回国会 災害対策特別委員会 第2号(1961/12/21、29期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま大卒官房長官の方から、本災害特別委員会で臨時国会中に対象とした災害以降の災害について、通常国会において処置すべき今後の方針についてお話がございました。  御承知の通り、過般の臨時国会の際において、私どもは、十月下旬の集中豪雨等についても、できれば臨時国会中に措置をして、なるべく早く災害県、災害地の要請にこたえたいという気持でありましたが、時間的に間に合わない状況もありましたので、衆参両院とも、この問題については次期国会において早期に処理するという附帯決議を付したことは、御承知の通りでありますし、その後、閉会中におきまして、それぞれの災害県の実態の精査の結果、すみやかに災害復……

第40回国会 災害対策特別委員会 第3号(1962/01/24、29期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま農林並びに建設両政務次官から、さきの災害の法的措置を講じた以降の災害に対する所要の法的措置の提案理由の説明がございましたが、この点について、かねて、さきの臨時国会並びに今度の通常国会の開会の冒頭の本特別委員会において、法的措置を講じた以降の災害に対する所要の立法措置については、やはり三月末までに災害地に金が届くように、なるべくすみやかに本特別委員会において所要の処理をいたしたい、こういうことを申し上げて参りましたが、政府におかれましても、過般の官房長官の言明通り、再開国会の冒頭にそれぞれ所要の法律案の提出をすることに努力しておられることには、敬意を表します。ただ、御承知の臨……

第40回国会 災害対策特別委員会 第4号(1962/01/31、29期、日本社会党)

○角屋委員 きょうは建設、農林両政務次官もおいででありますので、まずそれぞれから冒頭にお伺いをいたしたいと思いますのは、御承知の昨年の法的措置を講じた以降の災害の問題については、さきの臨時国会あるいは今度の通常国会の開会の当初に、われわれといたしましては、年度内に所要の財政的裏づけが末端までおりるようにという配慮から、なるべく今度の再開国会の冒頭に所要の法律案を提案してもらい、われわれとしても、災害の問題でありますから、できるだけ所要の内容を織り込んで、衆参両院の法案成立については協力をいたしたい、こういうことで参ったわけであります。そこで現実の問題として、今公共土木関係あるいは農林水産関係、……

第40回国会 災害対策特別委員会 第7号(1962/07/07、29期、日本社会党)

○角屋委員 三十七年の梅雨前線豪雨に関する各種災害の問題について、関係委員からいろいろお尋ねがありましたが、私は数点についてお伺いいたしたいと思います。  きょうは気象庁の長官もおいででありますが、私ども必ずしもこういう点については専門ではございませんけれども、本年度の梅雨前線豪雨の形態あるいは本年度の気象の長期見通し、これは従来からの累年的な分析検討の上に立って、今後のいわゆる気象の長期見通しについては気象庁としても判断を立てられておると思うのですが、これからの心づもりとして、本年度の気象の長期見通しをどういうふうに立てておられるか、まずこの点についてお伺いいたしたいと思います。

第40回国会 農林水産委員会 第10号(1962/02/22、29期、日本社会党)

○角屋委員 本日は農林大臣に水産政策の問題に焦点を合わしてお伺いをしたいと思います。きょうは午睡中から十分時間があると判断をしておりましたが、しかし大臣は五時から用事があるということでありますので、その点私協力いたしまして五時には終了いたすように質問をいたしたいと思います。従ってこまかい数字的なことは大臣もあまり強くないと思いますので省略をいたしまして、なるべく基本的な考え方の問題としてお伺いいたしたいと思います。  最初に、日ソ漁業交渉の問題から入りたいと思います。日ソ漁業交渉の問題は、今月の二十六日からいよいよ話し合いが始まるというふうに承っておりますし、すでに政府代表にきまりました高碕さ……

第40回国会 農林水産委員会 第12号(1962/03/01、29期、日本社会党)

○角屋委員 農林漁業金融公庫法の一部を一改正する法律案について審議が行なわれているわけですが、まず委員長にちょっとお伺いをいたしますが、政府側から、大臣の都合が悪ければ政務次官が通常法案の審議においでになるわけです。同時に、農林漁業金融公庫法の一部改正ですから、こういう法律案を審議する際には公庫の総裁も通常おられて審議するわけですが、そういう点がどうなっているか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 田口さんの力で漁業関係の問題を取り上げられておりましたから、その辺のところから最初やりたいと思います。水産庁の長官に、日ソ漁業交渉、漁業法の改正、水協法の改正その他でおそらくいろいろ関係があ……

第40回国会 農林水産委員会 第13号(1962/03/02、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は、自由民主党、日本社会党、並びに民主社会党を代表いたしまして、ただいま可決されました農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案に附帯決議を付するの動議を提出いたしたいと思います。  まず、案文を朗読いたします。    農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  一、農林漁業の近代化を強力に推進する上において、金融の果たす役割はきわめて重要である。しかして、最近制度金融及び系統金融を中心とする各種金融制度はようやく充実してきたが、真に農林漁業の近代化を図るためには、現状をもってしては未だ十分とはいいがたい。    よって、政府は、すみやかに農林漁業金融全般にわ……

第40回国会 農林水産委員会 第14号(1962/03/06、29期、日本社会党)

○角屋委員 森林法の一部を改正する法律案を中心にいたしまして、これが提案されて参りまするに至りました経緯等も含め、今後の林業政策の基本的な指導方針をどうするかということで重点的にお伺いをいたしたいと思います。  御承知の通り、農林漁業基本問題調査会ができましてから、第一次産業である農業、林業、漁業等についてそれぞれ基本問題と基本対策が答申をされまして、林業の点につきましても一昨年の十月に、基本問題調査会から、林業の基本問題と基本対策という答申が出たわけであります。この林業関係の問題というのは、これは戦後の変遷の中でいろいろ論議の問題を持っておったわけでありまして、これが総括的に、基本問題調査会……

第40回国会 農林水産委員会 第16号(1962/03/08、29期、日本社会党)

○角屋委員 委員会のお許しを得まして、千葉県のノリの被害等の問題について、まず関係方面の従来の経過なり今後とるべき態度等についてお伺いいたしたいと思います。  御承知の通り本問題は、昭和三十七年の二月十四日に横須賀港を出港いたしました米国の油送船イーグル・コーリアー号が、千葉県君津郡富津町の第二海堡西側に衝突座礁しまして、多数の重油を流出したため、君津郡富津町青堀漁業協同組合から、同郡大佐和町の大貫漁業協同組合にわたる、五組合、組合員大体千三百九十五名を含んでおりますが、この関係者の二万五千百二十さくのノリ養殖場をこの重油のために壊滅状態にした。さらにノリのみならず貝及び海草類まで壊滅状態の影……

第40回国会 農林水産委員会 第20号(1962/03/16、29期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 過般、千葉県下における米国の油送船イーグル・クリーエ号の座礁に伴う多量の油の流出によって被害を生じた面につきましては、本委員会においても、皆様方の御理解を得てこれを取り上げたわけであります。それから若干時日も経過しておりますし、同時にこの問題は、被害額においても一沿岸漁民の関係者の数においても、きわめて深刻な問題でありまして、たしか、きょう参議院の農林水産委員会においては現地調査を行なうという運びになっておるように承っております。本委員会においても、もちろん現地調査等を行なうべきでありますが、国会の審議その他の関係でいまだその時期に至っておりませんけれども、この機会に、過般私が本……

第40回国会 農林水産委員会 第22号(1962/03/22、29期、日本社会党)

○角屋委員 畜産物の価格安定等に関する法律の一部を改正する法律案の審議が数日来行なわれておりまして、特に大臣の出席を求めて午前来足鹿委員の質問が行なわれておったわけですが、きょうは大臣の御用で大体手持ち時間三十分ということでありますので、十分なことを本日終わるわけにいかないと思いますが、時間の範固内においてお聞きいたしたいと思います。  申し上げるまでもなく、畜産の振興の問題は、今後の日本農業の発展の上で非常に大きな比重を持つ問題でありまするし、また現実に今そういう成長財といわれる畜産関係において内外ともに多くの問題をかかえておる現状にあります。農林大臣は畜産関係についてはきわめて造詣が深いわ……

第40回国会 農林水産委員会 第23号(1962/03/23、29期、日本社会党)

○角屋委員 先ほど来、同僚安井、岡田両委員から日ソ漁業交渉にからむ自主規制問題についてお話が出ておりまして、大臣から相当はっきりした御答弁を承っておるわけですが、この日ソ漁業交渉の問題は、過般本委員会においても、大臣ちょうど参議院の関係もありましたので、長官に御出席を願って、私からもいろいろ承りました。同時に二月二十二日の一般質問の際に、大臣御出席の際に、水産政策の問題を取り上げて私からお伺いしたときに、冒頭に日ソ漁業交渉の問題について承りました。その際に私は、今回の漁業交渉の場合には、従来の経緯から見て、あるいはことしは偶数年で不漁年であるという状態から見て、自主規制の問題については減船措置……

第40回国会 農林水産委員会 第26号(1962/03/29、29期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま農業機械化問題につきまして、それぞれ参考人の方々から貴重な意見を拝聴いたしましたが、この機会に数点について御質問申し上げたい。  御承知の通り、今度農業機械化研究所を政府出資並びに民間出資も仰いで、試験研究についての一本化体制を作ろうということになったわけですが、この中でたとえば資金関係の問題を考えて参りますと、御承知の通り、昭和三十七年から三十九年を目途にした大体二、三年の間に十六億五千万、そのうちで民間出資として五億円を期待し、政府出資としては十一億五千万、こういうことに予定されておるわけであります。そこで問題は、政府出資の問題はいずれ政府委員に御質問申し上げるのですか……

第40回国会 農林水産委員会 第28号(1962/04/10、29期、日本社会党)

○角屋委員 せっかく大臣御出席になりましたので、農業機械化促進法の一部改正について、重要な点をお尋ねいたしたいと思います。ちょうど私、いつも質問するときは、大臣他の業務で行かれる関係で、御協力申し上げなければならぬ時間があともう大してない。そういう点で、本日数点についての質問を終了するという段階になかなかいかないだろうと思います。いずれ時間がありますれば、別途の機会に、またあすでも時間を設けていただければと思いますが、先ほど来楢崎君その他からお話もあり、また今日まで審議をして参ったわけですが、これからの日本農業発展のための農業機械化の問題というのは、非常に重要であります。過般参考人を招致してい……

第40回国会 農林水産委員会 第29号(1962/04/11、29期、日本社会党)

○角屋議員 ただいま委員長の御指名によりまして、日本社会党の議員立法にかかる漁業基本法案の提案理由及びその概要について御説明申し上げたいと思います。  戦後、わが国の漁業は急速な発展を遂げましたが、その発展は一様でなく、遠洋・沖合漁業の急速な発展に比べて沿岸漁業の停滞が目立っております。しかも、漁業における格差の増大と競争の激化によって、総体的な漁業生産高の増加にもかかわらず、巨大資本漁業及び一部の上層漁業者を除き、一般に漁業の経営は、かえって不安定の度を加え、零細漁民や漁業労働者の所得及び生活水準は他産業に比して著しく劣悪となっております。  これは、上述のように漁業における階層間の格差が拡……

第40回国会 農林水産委員会 第32号(1962/04/17、29期、日本社会党)

○角屋議員 この際皆さんのお許しを得て、私どもの党の提案によりまする漁業法の一部を改正する法律案並びに水産業協同組合法の一部を改正する法律案の提案理由の説明を申し上げたいと思います。  まず、漁業法の一部を改正する法律案の提案理由の御説明を申し上げたいと思います。  わが国の水産業は、一方で資本制漁業の目ざましい伸長が見られるにもかかわらず、他方では沿岸の膨大な零細漁民の極度の窮乏が見られるなど、幾多の不健全な姿を露呈しております。  このようなわが国水産業のあり方を改め、これを確固たる基礎に据えるため、日本社会党は今次国会に漁業基本法を提案いたしましたが、この法律案の中に集大成いたしておりま……

第40回国会 農林水産委員会 第33号(1962/04/18、29期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま東畑参考人以下三人の参考人の方々から、当面の審議の対象になっております農地法、農協法のそれぞれ一部改正についての貴重な御意見を承ったわけであります。われわれ本法案の審議に参加をしておるそれぞれの立場から、今の参考意見というのは率直に育って私どもの党の立場から見解を異にする部面もいろいろあるわけでありますが、この際参考人でありますので礼を尽くしまして、若干御質問を申し上げたいと思います。  問題は、今日の日本農業をめぐる諸情勢をどう把握するか、また今後の日本農業の発展の方向をどういうふうに持っていくか、そういう意味において土地制度の根幹である農地法というものをどういうふうに改……

第40回国会 農林水産委員会 第34号(1962/04/19、29期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま議題となりました政府提出の農地法、農協法のそれぞれ一部改正の問題につきましては、昨日参考人を招致いたしまして、参考人からもそれぞれ御意見を承って審議を続けて参ったわけですが、本日は大臣出席でありますので、重点的にこれら二法案の問題に関連をしてお伺いをいたしたいと思います。  御質問の前に大臣にお伺いをいたしたいのでございますが、今日農業基本法関連法案、つまり農地法、農協法のそれぞれ一部改正の問題を審議しておるわけでありますが、最近の国会の情勢から参りますと、これら二法案の問題については十分論議を尽くし、農業基本法との関連の問題等も含めて慎重審議をしなければならぬと私ども思い……

第40回国会 農林水産委員会 第37号(1962/04/26、29期、日本社会党)

○角屋委員 実はきょうは、当面の二法案に対して参考人を招致するということでございますけれども、実際これは重要法案でありまするから、本来参考人を招致すれば、お三方だけでなしに、やはり私どもの関係からいけば、市町村公営をやっておる現実の関係地区からの代表の意見も聞かなければならない、あるいは解散問題等が生じておる地区からの代表意見も当然聞かなければならぬ、各般の関係の団体等もいろいろ利害対立する面がありますけれども、この時点ではそういう関係の意見も聞く必要があるだろう、こういうふうに思うわけであります。きょうは大谷さんがお休みになって、清井さんと山内さんということになりますと、清井さんの協議会のお……

第40回国会 農林水産委員会 第38号(1962/04/27、29期、日本社会党)

○角屋委員 大臣には五月一日に訪ソをされるということで、過般の閣議で正式に決定を見て、非常にあわただしい時期におられるわけですけれども、御承知の通り、高碕さんが三月の二十八日に訪ソされまして、数次にわたりまして、高碕・イシコフ会談を通じて日ソ漁業交渉の当面の問題についての妥結のために大へん御努力を願っておるわけですが、規制区域の拡大問題その他をめぐって大へん難航の事態になりまして、過般私が本委員会でもお尋ねしましたときにも、大臣は、率直に、向こうから求めがあれば訪ソをしたいという意思の表明がございました。その後正式に閣議で決定を見て、五月早早訪ソされるわけですが、この機会に、訪ソされるにあたっ……

第40回国会 農林水産委員会 第42号(1962/06/01、29期、日本社会党)

○角屋委員 日ソ漁業交渉の今回の妥結の問題につきまして、ただいま農林大臣から委員会を通じて御報告があったわけでございますが、本問題については、かねて本委員会においてもそのつど質疑が展開されまして、特に大臣が訪ソされる直前にこの問題を取り上げて、私どもからも会議に臨む基本的な見解についてお尋ねをしたわけでございます。私ども国内にありまして交渉の経緯を注視しておった一員といたしまして、大臣がみずからソ連に渡られ、この難航しておる規制区域拡大を中心としたソ連側の主張の問題について、直接衝に当たるというお考えについては敬意を表するわけでございますが、しかし交渉の結果については、こちら側の譲歩に終わった……

第41回国会 災害対策特別委員会 第4号(1962/08/28、29期、日本社会党)

○角屋議員 ただいま議題になりました農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案及び天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。  本年七月の集中豪雨によりまして、二十八年の大水害、三十二年の諌早大水害で原形復旧を施しました中小河川堤防、農地及び農業用施設は、一カ所も残さないほどに再度決壊の災害を受け、関係者が深刻な打撃を受けたことはもちろん、国費のこの上もないむだ使いとなっておりますので、このような被害の愚を繰り返さないよう、この際、多年の懸案であります改良復……

第41回国会 災害対策特別委員会 第5号(1962/09/01、29期、日本社会党)

○角屋委員 冒頭に警察庁並びに各省の関係から、台風十三号あるいは十四号、あるいは三宅島の噴火及び地震等の被害あるいはその後の対策状況についてのお話があったわけですが、まず冒頭に、三宅島の噴火並びに地震に対する被害の対策の問題について、数点お伺いをいたしたいと思います。きょうはその関係では黒金官房長官の出席を求めたわけでありますけれども、各委員会の出席の関係その他の行事で御出席がないようでありますが、ちょうど関係の深い厚生大臣も出席しておられますので、数点についてお伺いをいたしたいと思います。  先ほど警察庁の方から状況報告があった中にもありましたように、きょう、学童を中心にいたしまして、千葉の……

第41回国会 災害対策特別委員会 第6号(1962/09/14、29期、日本社会党)

○角屋委員 去る八月二十四日午後十時二十分ごろより二十六日午前一時四十分ごろにわたって噴火した三宅島における被害状況調査のため、田中正巳君、玉置一徳君と私が派遣され、つぶさに現地の実情を調査いたしました結果を私から御報告いたします。  私たち一行は、海上自衛隊のヘリコプターに搭乗して東京を立ち、まず機上から、三宅島の緑の山腹より海岸線に向かって帯状に数個の火口より無気味な噴煙を残して濃紺の海面まで流出している茶褐色の溶岩の異様な惨状を視察して、三宅中学校校庭に着陸、東京都三宅島支庁において、支庁長、三宅村長及び三宅警察署長等より、噴火並びに地震による被害状況及び警備救難態勢についてそれぞれ実情……

第41回国会 災害対策特別委員会 第7号(1962/10/04、29期、日本社会党)

○角屋委員 本日は、先ほど来綱島委員以下それぞれ地元の関係の議員によりまして、福江市の大火に対する災害対策の問題についていろいろお尋ねがございました。しかも、災害対策特別委員会の開会前に、地元の市長あるいは市会議長等からも、それぞれ切々として現地の要請を訴えられました。実は私は、私事にわたりますけれども、ちょうど日本の敗戦の直前、召集で長崎の原爆を受けたあと、福江で敗戦を迎えたという、そういう経緯もございまして、今回の福江市の大火については、直接地元でありませんけれども、心から御同情を申し上げておる一人であるわけであります。各般の具体的な問題につきましては、それぞれ同僚委員からいろいろお尋ねが……

第41回国会 内閣委員会 第9号(1962/08/31、29期、日本社会党)

○角屋委員 一昨日来、農林省設置法の一部改正案についての審議が、同僚議員によって続けられてきたわけですが、大臣も御承知のように、通常国会の際においてこの法案が提案をされましたときに、もちろん地方自治団体あるいは関係の農業諸団体等の強い反対の意見もありましたけれども、同一時に、今回の農林省の本省、地方を通じての改正というものについて、野党はもちろんでありますが、与党の諸君の中にもやはり相当に批判、反対の意見があって、今日に持ち越してきたわけでございまして、私ども、新しい農林大臣が就任の機会に、農林省設置法のの問題については、今後の農林行政の将来の展望に十分見合わして再検討すべき問題だというふうに……

第41回国会 農林水産委員会 第3号(1962/08/22、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は、今臨時国会にあたりまして重政農林大臣から農林水産委員会において表明されました農林水産政策の所信表明につきまして、主として水産政策の問題についてお伺いをいたしたいと思います。  大体本日取り上げる問題は、国際的な問題といたしましては、過般伊東水産庁長官以下ハワイのホノルルで開催をされました日米加漁業条約の中間会議の状況を中心にして、日米加漁業条約の今後の改定問題、さらに過般来委員会でも取り上げておりますが、北海道の貝殻島におけるコンブ操業の関係の問題、また昨日から日韓の予備交渉に入っておることは御承知の通りでございますが、党としては日韓の交渉問題については基本的な態度を持ってお……

第41回国会 農林水産委員会 第5号(1962/08/24、29期、日本社会党)

○角屋委員 本日は漁業法、水協法に関連する参考人の方々に御参集いただきまして、それぞれ貴重な御意見を拝聴することができました。まことに感謝にたえないわけでございます。御承知の通り、漁業制度の改革の問題につきましては、漁業制度調査会で数年来検討が行なわれ、その答申が出され、さらにまた、その後において農林漁業基本問題調査会の漁業関係の検討がなされまして、漁業の基本問題と基本対策、こういうものの答申等もなされまして、相並行して漁業制度の改革問題が今次漁業法の一部改正あるいは水産業協同組合法の一部改正、さらに政策的な問題については、政府から沿岸漁業等振興法案、われわれの方からは漁業基本法あるいは沿岸漁……

第43回国会 災害対策特別委員会 第2号(1963/01/29、29期、日本社会党)

○角屋委員 徳安さんは、予算の関係等もあり、先ほどお話のような準備の関係もあって、午後は出席がむずかしいということでありますので、この機会に伺っておきますが、先ほど徳安さんの方から、災害対策基本法に基づく二十四条の発動によって非常災害対策本部をつくる、こういうおぜん立てがきまったということでありますが、事態は、御承知のように、先ほど来各省の報告等もあって、緊急を要する問題が多いわけです。たとえば輸送力の確保の問題にいたしましても、あるいは食糧、緊急物資等の確保の問題にいたしましても、あるいは物価騰貴に対する対策の問題等もあります。さらに災害救助、あるいはこれから布にかけての雪解けに伴うところの……

第43回国会 災害対策特別委員会 第23号(1963/06/27、29期、日本社会党)

○角屋委員 いま政府のほうから天災融資法の特例法を提案されたのですが、先ほど与党の加藤委員からも御指摘のとおり、今回の長雨等による農家の被害というものはまさに歴史的でありまして、これは過般の本委員会における小山さん以下災害視察団の報告に徴しても明らかであり、またお互い選挙区の実態をつまびらにする者としても、その惨状が非常に深刻であるということについては認識をひとしくするところでありまして、先ほども長雨等の小委員会で、これらの対策についてのいろいろ具体的な法制的、財政的、行政的措置について検討を進めたわけでありますが、本特別委員会としては、与野党の別なく、被災民の要請にこたえるように今後前進をは……

第43回国会 災害対策特別委員会 第28号(1963/07/06、29期、日本社会党)

○角屋委員 六月末から七月の一日にかけての福岡、佐賀あるいは熊本を中心にした集中豪雨の被告の実態につきましては、先ほど倉成団長から詳細に御報告申し上げたわけでございますが、私はこの報告に基づいて、重点的な事項について若干お尋ねをいたしたいと思います。  まず第一に、災害地の惨状あるいはそれに基づくいろいろな対策という現地側の強い要請からいたしましても、きょうは農林大臣、さらに建設大臣、大蔵大臣等の御出席を願って、措置すべきものについては迅速に措置する御方針を伺いたい、こういうのが私どもの基本的な気持ちでありますけれども、きょうは会期末の最終日でありますので、これはある程度やむを得ません。  た……

第43回国会 農林水産委員会 第5号(1963/02/07、29期、日本社会党)

○角屋議員 漁業基本法案の提案理由並びに法案の概要について御説明申し上げます。  戦後、わが国の漁業は急速な発展を遂げましたが、その発展は一様でなく、遠洋、沖合漁業の急速な発展に比べて沿岸漁業の停滞が目立っております。しかも、漁業における格差の増大と競争の激化によって、総体的な漁業生産高の増加にもかかわらず、巨大資本漁業及び一部の上層漁業者を除き、一般に漁業の経営はかえって不安定の度を加え、零細漁民や漁業労働者の所得及び生活水準は他産業に比して著しく劣悪となっております。  これは、上述のように漁業における階層間の格差が拡大し、生産及び流通の場において中小漁業者が巨大資本によって圧迫、支配また……

第43回国会 農林水産委員会 第11号(1963/02/26、29期、日本社会党)

○角屋委員 きょうは水産関係の一般的な問題について、特に農林大臣、さらに大卒外務大臣の出席を求めて、今日問題になっております日米加の漁業条約の関係、あるいはオットセイの四国会議の今後の問題さらに日ソ漁業交渉、日韓の李ライン問題等、当面の国際漁業の関係の問題に重点を注いでお伺いしたい、こういうふうに考えまして、委員長にもそのように要望して参りましたが、御承知の通り予算の最終段階でありまして、農林大臣も外務大臣もその方にどうしても出席しなければならぬという事情にあるわけであります。私もその間の事情は十分了承ができますので、これらの問題については大へん重要でありまするから、両大臣の基本的なこういう問……

第43回国会 農林水産委員会 第12号(1963/02/27、29期、日本社会党)

○角屋委員 大臣が御出席でありますので、水産政策に関する問題のうちで、特に本日は楢崎委員とともに国際漁業関係の問題に重点をしぼって数点お尋ねをいたしたいと思います。  大臣御承知の通りことしは日本の国際漁業の関係では大へん重要な年に相なっておるわけでありまして、たとえば日米加の漁業条約は今年の六月に十年間の期限が満了する時期になっております。さらに現在東京で開かれておりますオットセイの四国会議の問題につきましても、今年の十月に六年間の期限が満了するという時期にきておるわけであります。さらに来月の四日からは日ソの第七回の漁業交渉が開始されることに相なっておりますし、また当面、従来から楢崎委員が予……

第43回国会 農林水産委員会 第14号(1963/03/05、29期、日本社会党)

○角屋委員 過般来、ただいま御提示になりました漁港法の一部改正法案並びに第三次漁港整備計画の国会承認の件について同僚委員からいろいろ質疑がなされてきたわけですが、この際海岸法の関係からいけば、農林省以外に建設省関係、さらに運輸省関係、こういうものもそれぞれ関連が深いのでありますので、きょうはそれらの方々の御出席も求めて、総合的な立場から数点御質問を申し上げたいと思います。  最初に、経済企画庁からおいでになっておると思うのでありますが、池田内閣できめられました所得倍増の計画におきまして、漁港、港湾あるいは海岸保全施設、こういうものの公共投資において当初見込んだ予算総額は、各費目別にどういうふう……

第43回国会 農林水産委員会 第16号(1963/03/07、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は、この際、自由民主党、日本社会党並びに民主社会党を代表いたしまして、ただいま可決されました漁港法の一部を改正する法律案に対し、附帯決議を付すべしとの動議を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。   漁港法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   水産業の近代化を図り、漁業者の所得を増大するうえにおいて、漁業生産の基盤たる漁港の果す役割は益益加重されてきているが、漁港の制度及び運営の面において改善を要すべき点が少なからず生じていると認められるので、政府は、この際左記事項に留意しつつ漁港法を改正するため根本的再検討を行なうべきである。  1 昭和三十八年度から新た……

第43回国会 農林水産委員会 第30号(1963/05/21、29期、日本社会党)

○角屋委員 農業災害補償法の一部改正の審議が始まりまして、すでに同僚の足鹿、安井、芳賀委員のそれぞれから、主として大臣に対して今後の問題を含めた質疑がなされ、さらにただいま東海林委員から御報告の現地調査等もなされまして、この問題の今後の前進のために審議が続けられておるわけであります。農業災害補償法の一部改正の問題は、御承知のとおり第三十八国会に法案が出されましてから数次にわたりましてあるいは審議未了となり、あるいは衆議院段階で修正が行なわれましたが、参議院段階で審議未了となる等、いろいろ変遷がございました。今回の改正案を提案するまでの過去のそういう経過にかんがみまして、農林省といたしまして一つ……

第43回国会 農林水産委員会 第31号(1963/05/22、29期、日本社会党)

○角屋委員 時間の関係もありますので、各参考人の方々からそれぞれ御意見を数点お伺いいたしたいと思いましたが、問題を数点にしぼってお伺いをするにとどめます。ただこの農業災害補償制度の一部改正の問題の受けとめ方という点では先ほど足鹿委員から質問がありましたけれども、これはやはり私どもの党内でもいろいろ取り扱い、あるいは当面の段階としてどうするかという点では議論のあるところでありまして、それらの点について別の角度からいろいろお伺いをするということを考えておりましたが、この経緯はそれは避けたいと思います。いずれにいたしましても農業災害補償制度の問題についてきょう四人の参考人の意見を求めたわけであります……

第43回国会 農林水産委員会 第34号(1963/05/29、29期、日本社会党)

○角屋委員 昨日の理事会の申し合わせによりまして、明日から水産関係の法案の審議に入ることになったことは御承知のとおりでございますが、水産関係の法案の審議といたしましては、御承知のとおり政府から沿岸漁業等振興法案が出されておりますし、私ども社会党からは、漁業基本法案、沿岸漁業振興法案、さらに水産物の価格の安定等に関する法律案と、水産業改良助長法案が出ておるわけでございまして、これらを対比しながら、今後水産問題全般について審議をすることに相なっておるわけであります。ただ、国会の後半の会期の関係もありまして、当初、水産を担当しておる私どもの気持ちからいえば、十分時間をかけて水産全般の問題を議論する、……

第43回国会 農林水産委員会 第35号(1963/05/30、29期、日本社会党)

○角屋委員 かねての御相談に基づきまして、本日からいよいよ水産関係法案の審議に入ることになりまして、大臣の出席を要請しておるわけですが、ただいま閣僚懇談会を終わってさらに日米加の漁業条約の本格的な交渉の問題について総理と農林大臣との間で懇談をしておられるという話でありますので、大臣がお見えになりましたならばそれらの問題も含めて御質問を申し上げたいと思いますが、せっかく貴重な時間でございますので、主として水産庁の長官に予備的な質問から始めたいと思います。  御承知のとおり、水産関係の法案の問題については、農林漁業基本問題調査会から、水産の基本問題と基本対策、こういうものが出されまして、政府といた……

第43回国会 農林水産委員会 第36号(1963/06/04、29期、日本社会党)

○角屋議員 今回私どもが提案をしております漁業基本法案並びに沿岸漁業振興法案、こういうものを提案いたしました考え方を若干述べながら、ただいまの御質問にお答えいたしたいと思います。  冒頭に、水産関係に非常に御経験の深い仮谷委員から、わが党提案の法案について御質問くださいますことについて、心から敬意を表したいと思います。  きょうも、私は、本会議の質問でも、日米加問題の際に、特に国際漁業等を含めた基本方針の問題について総理にお尋ねしたのでありますが、口には水産日本、あるいは漁獲高においては世界第一位ということを誇っておるわけでありますけれども、漁業内部を見ますと、仮谷委員も御承知のとおり、沿岸、……

第43回国会 農林水産委員会 第38号(1963/06/06、29期、日本社会党)

○角屋委員 きょうは午前来、政府から出されました沿岸漁業等振興法案並びに私どもの党から私の提出責任で議員立法として出しております漁業基本法案、沿岸漁業振興法案、この三案についてそれぞれ学識経験者の立場から浅野さん、宮城さん、業界代表の立場から高橋さん、片柳さん、増田さん、さらに第一線で沿岸漁業に主として指導的な役割りを果たしておられます小磯さん、鈴大さんからそれぞれ貴重な御意見を承ったわけでございます。参考人各位には、昼を過ぎてたいへん恐縮でございますが、これは国会審議の関係で、午後砂糖関係の法案をやるというふうな段取りもございまして、たいへん重要なこの種法案について、一たん休憩をして私どもも……

第43回国会 農林水産委員会 第40号(1963/06/12、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は日本社会党を代表し、ただいま田口委員より御提案のありました修正案を含む政府原案に対し、賛成の討論を簡単にいたしたいと存じます。  そもそも政府の沿岸漁業等振興法案は、昭和三十五年十月、農林漁業基本問題調査会より答申された漁業の基本問題と基本対策に基づき立案されたものであって、昭和三十七年三月第四十回国会に提出されて以来第四十一、第四十二回国会とも実質的な審議が行なわれるに至らず、第四十三回国会たる今次国会において、わが党の漁業基本法案、沿岸漁業振興法案と対置して審議が行なわれたのであります。審議日数は必ずしも十分とはいえませんでしたが、政府案に対しても、わが党案に対してもきわめ……

第43回国会 農林水産委員会 第45号(1963/06/27、29期、日本社会党)

○角屋委員 開拓者資金融通法の一部を改正する法律案について、大臣に数点御質問を申し上げたいと思います。  本来この法案は、参議院で与野党の話が、われわれの主張どおり三分六厘五毛ということでまとまっておればもっと早く本委員会にかかったはずでありますけれども、途中非常に長期にわたる空白がございまして、国会のこういうあわただしい時期にこちらへまいったわけでありまして、その点たいへん残念だと思います。  申し上げるまでもなく戦後の緊急開拓政策以降今日十七年を経過しておりますが、その間開拓農家として今日農業に従事しておる諸君というのは十五万に近い農家対象を持っておるわけです。しかも既入植者の安定対策の問……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 内閣委員会 第38号(1964/05/28、30期、日本社会党)

○角屋委員 西村、川俣両委員に続きまして、農林省設置法の一部改正の問題を中心に、簡潔にお伺いをしてまいりたいと思います。  すでに本法案の問題につきましては、同僚のほうでも、田口、村山、山内の各内閣委員の方々からも質問が展開をされておるわけでございます。さらに、令後集約的な質問が展開されるわけであります。私は、やはり各省そうでありますが、農林省設置法の一部改正というものを考える場合に、農政の基本的なかまえというものを現在及び将来にわたってどういうふうに持つのかということが、判断の大前提にならなければならぬと思うのです。もちろん、短時間の間にそういう諸問題について詳細に大臣から御所見を承る時間的……

第46回国会 農林水産委員会 第26号(1964/03/26、30期、日本社会党)

○角屋委員 私は、午前の同僚委員の質問に引き続きまして、ただいま審議中の保安林整備臨時措置法の一部改正並びに林業信用基金法の一部改正の法律案に対し、質問いたしたいと思いますが、最初に、保安林整備臨時措置法の一部改正に関連をして、基本的な問題からお尋ねをいたしたいと思います。  申し上げるまでもなく、保安林整備脇時措置法が生まれましたのは、昭和二十八年の大災害のあと、災害防止の意味と、もちろん保安林の体制的な整備、こういう重要な目的から、急遽保安林の整備臨時措置法が制定されたものと判断をいたしておりますが、しかし、保安林の整備の中で一番力点になっております水源涵養保安林という問題を考えてまいりま……

第46回国会 農林水産委員会 第27号(1964/03/27、30期、日本社会党)

○角屋委員 私は、この際、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案されております林業信用基金法の一部を改正する法律案に対する修正案を提案を申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。    林業信用基金法の一部を改正する法律案に対する修正案   林業信用基金法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   第六条の改正規定を削る。   第七条の改正規定を次のように改める。   第七条第一項中「三億五千万円」を「七億円」に改める。  修正案は以上であります。  修正案の趣旨は、これは、今国会に御承知のように、政府が、この種法案につきまして、今回の修正案でも、第七条の第二項のところで、……

第46回国会 農林水産委員会 第33号(1964/04/08、30期、日本社会党)

○角屋委員 私は、この際、自由民主党、日本社会党並びに民主社会党の三党を代表いたしまして、ただいま可決されました中小漁業融資保証法の一部を改正する法律案につきまして、附帯決議を付すべしとの動議を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。    中小漁業融資保証法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、この法律の施行にあたっては、次の各項の実現に遺憾なきを期すべきである。     記  一、この制度の狙いの中核をなすものは、中小漁業者のうち、特に信用力が薄弱で、いわゆる金融ベースにのらない多数の小漁業者(沿岸漁業者)の信用力を補完し、これら漁業者の融資の円滑化を図ることに……

第46回国会 農林水産委員会 第35号(1964/04/10、30期、日本社会党)

○角屋議員 ただいま議題に供されました漁業災害補償法案について、その提案理由を御説明申し上げます。  漁業は農業と同じく、自然に左右されることの大きい産業であり、不可抗力である自然災害によって事業が壊滅し、あるいは再起不能の損失を受ける危険に常にさらされているのであります。  しかもわが国の漁業においては、経営規模が小さく、これらの災害に対する抵抗力の弱いものがきわめて多いのであります。このため、災害によって漁業者がこうむる損失を補てんし、漁業の再生産を持続することのできる画期的な漁業災害補償制度を確立することは、漁業者の久しく切望し来たつたところであります。こうした漁民の要望にこたえ、充実し……

第46回国会 農林水産委員会 第36号(1964/04/14、30期、日本社会党)

○角屋委員 先週の金曜日、土地改良法の一部改正で農地局長のほうに、今度新設されることになりました土地改良長期計画、第四条の二、これらを中心にお尋ねをいたしたわけでありますが、大臣が少し時間よりおくれるということでありますので、審議の都合上、局長に、まず前段として、若干のことをお尋ねいたしたいと思います。農地局のほうから土地改良事業等に関する参考資料が配付されておりまして、ここに戦後の土地改良事業に対する国家投資額というものが出ておるわけであります。これは土地改良事業、それから開拓事業、干拓事業、外資導入事業、さらに災害復旧関係事業、こういうふうな五つに分けまして、昭和二十一年以来三十九年まで、……

第46回国会 農林水産委員会 第37号(1964/04/15、30期、日本社会党)

○角屋委員 時間が相当に経過をしておりまして、さらに同僚の東海林委員からも大臣に対する質問を予定されておりますので、ただすべきことはたくさんありますが、要点を数点にしぼって大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  その前に、いまの韓国ノリの輸入問題に関連いたしましては、私は昭和三十六年の本委員会における決議の提案者の立場からも、強く冒頭に希望を申し上げておきたいと思います。昭和三十六年の決議の段階におきましても、当時韓国に野田団長以下の自民党の議員団が派遣された経緯もありまして、決議する段階にはいろいろ内面的に一部の与党の諸君の強い意見等もありました。それを説得をし、了解を得て、決議をやった経過……

第46回国会 農林水産委員会 第39号(1964/04/21、30期、日本社会党)

○角屋委員 いまの東海林委員の質問は、これから土地改良事業を進める場合には、非常に重要な問題の一つでありまして、これは過般私がお尋ねしたときにも、新しく設けることになりました第九十条の二の特別徴収金、この問題と、いまの四十二条の権利義務の承継及び決済、それと第六十六条の地区変更、第六十六条では条文が簡単になっておりますが、「地区内にある土地が、その土地改良区の事業により利益を受けないことが明らかになった場合において、その土地についての組合員の申出があるときは、その土地改良区は、その土地をその地区から除かなければならない。」こういう第六十六条の規定があるのですが、これは今日までの土地改良事業の中……

第46回国会 農林水産委員会 第40号(1964/04/22、30期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま黒河内参考人はじめ安部、河津それぞれ参考人から、貴重な御意見が述べられたのでありますが、時間の関係もありますので、以上お述べになった御意見に関連しまして、数点簡潔にお伺いをいたしたい。  まず第一点は、今度新しく設けられることになりました土地改良の長期計画に関する問題でございます。これはもう今日までの審議の中でも政府のほうにいろいろお尋ねをいたしております。   〔委員長退席、長谷川(四)委員長   代理着席〕 この機会に、特に安部参考人は土地改良については、直接団体側の役員として今日まで事業の中枢的な役割りを果たしてこられた立場でもありますので――大体この土地改良長期計画……

第46回国会 農林水産委員会 第41号(1964/04/23、30期、日本社会党)

○角屋委員 土地改良法の一部改正の法案については、審議が始まりましてから本日まで、同僚委員それぞれ改正点を中心にいろいろ熱心な御質問がございまして、きょうは最終的に、さらに大臣の御出席を得て重要な点を重点的にお尋ねをしたい、こういうふうに考えておるわけでございますが、大臣健康の都合で御出席できないということでありますので、質問の点もしたがって簡潔に終わりたいと思います。  過般私が大臣に対する質問をいたしましたときに、何といっても、今度の法改正の重要な点になります土地改良長期計画、この内容が具体的にどういう事業内容、またどういう予算規模のものになるか、これがやはり今後の土地改良の実際の年度別の……

第46回国会 農林水産委員会 第42号(1964/04/24、30期、日本社会党)

○角屋委員 いよいよ水産関係の重要法案であります漁業災害補償法案の本格的な質疑に入る段階がきたわけでありますが、政府の漁業災害補償法案に対しまして、わが党のほうからも対案として漁業災害補償法案がすでに出ておりまして、重要な法案でありますので、過般来衆議院、参議院において、それぞれ本会議の提案並びにそれに対する代表質問等が行なわれてまいりましたことは、御承知のとおりでございます。私は、社会党案の提案の立場にもございまして、いずれ社会党案について質疑があれば、これに対してわが党の考え方を述べたいと思いますが、きょうは時間の関係もありまして、約一時間という予定でありますので、重点的に法案の骨組みにな……

第46回国会 農林水産委員会 第51号(1964/05/22、30期、日本社会党)

○角屋委員 多年漁業団体並びに関係漁業者の待望しておりました漁業災害補償法案が国会の議題になりまして、特にこれは非常に重要法案ということを与党もわれわれも認識をいたしまして、衆参両院での代表質問を行ない、本委員会にかかりましてからも、大臣の出席を得て代表質問等を行ない、以来、私ども片柳会長からも言われましたように、社会党と自民党との漁業災害補償法の将来目標とするところは帰一をするという、そういう認識の上に立って、いろいろ政府原案をもとにした修正の話し合い等を鋭意今日まで進めてきておる段階であるわけであります。  今度の本格実施という政府が踏み切る段階は、私は率直に言って、政府案を見ました場合に……

第46回国会 農林水産委員会 第52号(1964/05/26、30期、日本社会党)

○角屋委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表いたしまして、ただいま修正議決されました漁業災害補償法案につきまして、附帯決議を付すべきであるとの動議を提出いたしたいと存じます。  まず、案文を朗読いたします。    漁業災害補償法案(内閣提出第一二三号)に対する附帯決議(案)   政府は、左記事項について、検討を加え、すみやかにこれが実現を図るよう努めなければならない。     記  一 両三年中に政府の保険事業を実現すること。  二 本法施行前において、政府の委託に基づき実施された漁業共済事業の清算の結果、赤字が生じた場合には、国がその補てんを行ない、漁業共済団体にこの赤字を転……

第46回国会 農林水産委員会 第56号(1964/06/09、30期、日本社会党)

○角屋委員 あとで同僚委員からたくさん質問があるようでありますし、時間の関係もありますので、数点にしぼって簡単にお伺いをいたしたいと思います。  まず第一に、倉沢先生にお伺いいたしたいのでありますが、御承知の農林漁業基本問題調査会で、林業の基本問題と基本対策というのがいろいろ議論されて、答申をされました。先生もその経過については十分御承知かと思いますが、そこで林業のにない手という問題について、家族的林業というものの評価というものを相当認めて、そういう家族的林業の評価の上に立った答申がなされたというふうに見ていいんじゃないか。ところが、林業のにない手として、やはり企業的林業というものが林業のにな……

第46回国会 農林水産委員会 第58号(1964/06/11、30期、日本社会党)

○角屋委員 林業政策の基本をなすべき林業基本法案が内閣から提案され、さらにわが党から数年来の慎重な検討に基づく森林基本法案が提示され、さらに民社党からも森業基本法案が提示されまして、わが国の国土の約七割を占める林業の問題について、基本的にどういう方策を進めるべきか、こういう重要な法案が議論されておるわけでありますが、すでに地方公聴会あるいは中央公聴会も開催をいたしまして、関係者の意見を聞き、同僚委員によるところの審議も進められてきておる段階でありますが、とにかく重要な法案であるだけに、慎重審議を尽くして今後の施策の全きを期さなければならぬ、かように考えておるところでございます。すでに同僚委員か……

第46回国会 農林水産委員会 第68号(1964/08/10、30期、日本社会党)

○角屋委員 私は、この際、三重県の熊野灘に原子力発電所を設置するという問題が本年早々から爼上にのぼっておりまして、しかもこの問題は、最近非常に現地側では重大な、いわば政治問題化してきておる。こういう事態にありますので、この際、この問題を取り上げて、政府並びに関係各省のこの問題に対する御見解を端的にお伺いをしておきたいというふうに考えます。  三重県の熊野灘に原子力発電所を誘致をしようという問題は、これはもちろん科学技術特別委員会の参考人招致の議事録等によりますと、東京電力あるいは関西電力、中部電力、それぞれ社長、副社長クラスの参考人を呼んだ中で、中部電力の副社長の三田さんが、三重県の熊野灘に原……

第46回国会 農林水産委員会 第70号(1964/10/09、30期、日本社会党)

○角屋委員 本日は、過般九月九日からカナダのオタワで行なわれました第三回日米加漁業交渉の問題について、経過の報告がただいま代表でありました松岡さんからありましたが、その報告の経緯と今後の方針問題、さらに実は倉成委員の質問に引き続きまして、日韓の当面の問題についてお尋ねをいたしたいというふうに考えておったわけでございますが、それぞれ両大臣所用がありますのと同時に、外務政務次官のほうは、先ほどの倉成委員の質問に対する答弁で非常に問題点があったわけでありますが、四時半からフィリピンの経済審議庁長官とどうしても会わなければならぬ日程になっておるということで、了解を求めてまいりまして、いずれ機会を改めて……

第46回国会 予算委員会 第14号(1964/02/15、30期、日本社会党)

○角屋委員 私は、午前中の質問に引き続きまして、主として農林水産関係の問題に焦点を合わせながらお伺いいたしたいと思いますが、その前に、当面の問題であります春闘、あるいは三月をもって一応終了いたす予定になっております臨時、行政調査会等の問題をまずお尋ねをいたしまして、それから本論に入ってまいりたいというふうに考えております。  労働大臣がまだおいでにならぬようでありますので、最初に行政機構改革の問題について、臨時行政調査会並びに行政管理庁の長官から今後の方針について承りたいと思います。  御承知のとおり、臨時行政調査会が発足をいたしましてから今日まで、七人委員会が中心になりまして、行政機構の根本……

第48回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1965/03/11、30期、日本社会党)

○角屋委員 本日は黒川さんをはじめお三方おいでになりまして、たいへん貴重な御意見を承りまして、ありがとうございました。  時間の関係もありますので、簡単に二、三の点だけお尋ねをしておきたいと思います。  まず、黒川さんにお伺いしたいのであります。工業技術院の協議会の関係で公害対策の技術問題のいろいろなことを議論してこられましたので、先ほどお述べになりました話のうちで、一つ問題として、公害の防除技術の開発問題、これは最終的にやはり独立の試験研究機関を確立する必要がある、こういうふうなお話をなさいました。当然のことだろうと思います。  そこで、工業技術協議会等で議論が出たと思いますが、大体国でやる……

第48回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1965/03/17、30期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま進藤さんはじめお三方からそれぞれの立場より貴重な参考人としての御意見を承りまして、今後の審議のためにたいへんありがとうございました。  お述べになりました意見の内容については、特に最後に述べられました清浦先生の意見については、内容的に少し異論があるところもございますが、後ほどまた簡単に御質問申し上げます。  きょうで予定しました参考人からの意見聴取を終わりまして、これから具体的な議論に入っていくわけでありますが、まず進藤さんは、産業構造審議会の産業公害部会長としていろいろ議論をされてきたわけでありますが、今後の審議の参考として、わが国の国家行政機構における産業公害の問題を進……

第48回国会 産業公害対策特別委員会 第7号(1965/03/31、30期、日本社会党)

○角屋委員 公害防止事業団法案が本日は提案になりまして、本特別委員会の審議もこれからいよいよ本格的に展開をしなければならぬ段階に来ておるわけであります。しかし最近のこの特別委員会の出席状況を見ますと、必ずしも良好とはいえません。本特別委員会の設置は、非常に関係者の待望久しき問題が実現された姿でございまして、しかもそれにこたえて、政府としても、必ずしも十分とは言えないけれども、公害防止事業団法案を出して、一歩前向きに進めようということでございますから、次会からの審議は公害の基本的問題、さらに法案審議ということで、われわれのほうからも質問が展開されるわけでございますが、その点で与野党ともに今後の委……

第48回国会 内閣委員会 第5号(1965/02/16、30期、日本社会党)

○角屋委員 今後の行政改革の進め方については、先週同僚の村山君あるいは田口君のほうからいろいろ大臣にお尋ねがあったわけですが、引き続きまして、私のほうからも重要な点についてさらに質問をいたしたいと思います。  御承知の臨時行政調査会が昭和三十七年の二月に発足をいたしまして、そして昨年の九月まで二年七カ月近くの議論を経て、十六に及ぶ中央・地方を通じての行政改革あるいは運営問題あるいは公務員の制度の問題等について答申がなされております。問題は、臨時行政調査会から出された答申の受けとめ方の問題でありますが、私は、臨時行政調査会が発足以来二年七カ月近くの問、行政改革の問題について真剣な議論をされて、そ……

第48回国会 内閣委員会 第7号(1965/02/19、30期、日本社会党)

○角屋委員 今回の法務省設置法の一部改正につきましては、内容的には少年院関係の増員十八名、法務局及び地方法務局関係の人員八十名の計九十八名の人員増加と、少年院につきまして、場所移転と新設の関係、こういうものが改正の要点でありますが、法務大臣が大臣に就任されてからすでに半年近くを経過しておるわけでありますけれども、この機会に、半年間の経過を顧みて、今後法務行政をどういうふうにやられようとしていくか。その点まず簡単に冒頭にお伺いしたい。
【次の発言】 法務行政全般の問題につきましては、これは法務委員会もあることでありますし、本委員会では機構に関連した諸問題という視点から、具体的な数項目の問題に入っ……

第48回国会 内閣委員会 第17号(1965/03/16、30期、日本社会党)

○角屋委員 通商産業省設置法の一部改正につきましては、すでに同僚稻村委員あうるいは村山委員から、それぞれ質問が展開されてまいっておるわけでありますが、私も、引き続きまして重要な数点について御質問を展開いたしたいと思います。政策的な問題につきましては大臣から、技術的な、専門的な部面については各局長、長官からでけっこうでございます。  ただ、質問に入ります前に委員に一言お願いをしたいわけでありますが、今回私内閣のほうに席を置くことになりまして、各行設置法の関係等の議論に参加をしておるわけでありますが、従来私がおりました委員会の経験からいたしますというと、各省設置法の一部改正の問題について、各省から……

第48回国会 内閣委員会 第22号(1965/03/26、30期、日本社会党)

○角屋委員 農林省設置法の一部改正の今回の改正点は、これは御承知のように、研修所の新設、さらにサトウキビの原原種農場の設置、それと種畜牧場の大宮から白河への移転問題、この三つでありますが、臨時行政調査会の答申が昨年九月に出まして、そして行政管理庁の長官の言によりますれば、本年の八月末までに各省の協力を得て行革本部を中心に行政機構――国家行政機構、地方行政機構を含めた改革のいわゆる取りまとめをいたしたい、こういう段階でございますので、したがって、農林省においても、臨時行政調査会の答申を受けとめて鋭意検討をしておるという段階だと判断をするわけであります。しかし、私は、過般増原行政管理庁長官との間で……

第48回国会 農林水産委員会 第11号(1965/03/09、30期、日本社会党)

○角屋委員 漁港法の一部改正について、同僚の松井君のほうから質疑がすでに展開されておりまして、以下私の触れるような問題についても、事務当局のほうにはそれぞれ質問があったろうと思いますが、若干それらの点にも触れながらお尋ねいたしたいと思います。  御承知の漁港法の一部改正の問題のとき、昭和三十八年に、第三次漁港整備計画の問題を国会承認で議論し、さらに当時の漁港法の一部改正の問題を議論した、その結果を受けとめて、今度の法改正は、それを忠実に実行していっておるかどうかという点が、一つの問題点だと思います。当時、私は、この点については、直接与野党満場一致の決議案の提案者でもあった関係で、これらの問題に……

第49回国会 議院運営委員会 第7号(1965/08/10、30期、日本社会党)

○角屋委員 私は冒頭に、わが党から提案しておるベトナム問題の平和的解決に関する決議案の取り扱いについて、明日まで会期のある今日この時点で、単に数だけでこれを処理するというのには、問題はきわめて重大な内容を含んでおります。したがって、やはり与党は与党、野党は野党としての議論は十分尽くす必要がある。これは、単に簡単に採決で処理するという内容のものとは性格的に違うと思います。その点については、委員長としても十分この取り扱いについてお考えを願いたい。  同時に、先ほど来中嶋君と伊能さんとの間でいろいろやりとりがありましたが、私は、わが党が書いている決議案の内容については、わが党の立場からの見解というも……

第49回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1965/10/04、30期、日本社会党)

○角屋委員 過般の三重、大阪府、兵庫関係の公害の現地調査につきましては、先ほど小笠先生のほうから調査団の報告がなされたわけでございまして、私どもも参加をいたしまして、本公害対策特別委員会が設立されてから初めて大がかりな調査検討をやったということに相なるわけでありますが、現地を回ってまいりまして、新しい課題である公害問題についてずいぶんこれからやらなければならぬ課題が多いことをいまさらのように痛感をさせられたわけでございます。きょうは閉会中の審査でもあり、また明日以降臨時国会も新たに召集される段階で、いずれ関係大臣の出席を得て、今後の基本的な公害対策の問題については、さらに真剣に検討を進めなけれ……

第50回国会 議院運営委員会 第9号(1965/10/19、30期、日本社会党)

○角屋委員 議運委員長に一言注文しておきたい。それは一つは、きのうも例の漁船の遭難問題で焼津その他から関係者が見えられて、農林水産委員長以下関係者の方々と一緒に、現地の非常に悲惨な状況をお伺いしたのですが、これは、きょうも委員会を開会して、この問題を取り上げるというふうなことをわれわれのほうからも要請をし、委員長もその方向で努力するということだったのですが、公報掲載にもならなかったし、また、開会にもならなかった。やはり災害対策特別委員会を先行して認めたというようなことがあるわけですけれども、これは与野党それぞれの判断の問題は別問題として、何か介在をしておるのかもしれませんが、当然やらなければな……

第51回国会 内閣委員会 第2号(1965/12/23、30期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま委員長より読み上げられました関係の法律案の問題について、安井総務長官並びに佐藤人事院総裁を中心にお尋ねをいたしたいと思います。きのうは、内閣委員会のたっての要請によって佐藤総理にも御出席を願い、わが党の田口君あるいは大出君のほうからそれぞれ質問戦が展開されたのでありますが、引き続きまして、基本的な問題を含めてお尋ねをいたしたい。  今日、公務員関係の給与問題については、マッカーサーの政令二百一号発動以来、人事院の設置に伴って、いわゆる人事院勧告との関連においてこの問題が論議されてまいったわけであります。そこで、この人事院勧告というものが今日まで、五月実施という時期を数年来明……

第51回国会 内閣委員会 第38号(1966/05/26、30期、日本社会党)

○角屋委員 農林省設置法の一部改正の問題について、重点的にお尋ねをいたしたいと思いますが、午後に入りますので、与党の方もたいへん御迷惑でございますが、しばらく御清聴を願いたいと思います。  一昨日、同僚の大出君から質問がありました点で、米価問題でありますが、これは連日今日新聞紙上をにぎわしておるわけでありまして、大臣の御答弁としては、これから計算に入るので、いまの段階ではある程度上がるとは思うけれども、しかし、詳細についてはこれからの問題だという御答弁があったわけでございます。この際米価問題について、次の点についてひとつ大臣の御見解を承りたいと思います。  まず最初は、米価審議会とそれから最終……

第51回国会 内閣委員会 第39号(1966/05/27、30期、日本社会党)

○角屋委員 大臣が参議院の本会議の関係でまだ御出席でないようでありますので、きのうの質問に続きまして、あとまた同僚委員がたくさんおいででありますから、私自身の質問については同僚委員にさらに深めてもらうということにいたしまして、事務的なことから最初に質問いたしたいと思います。  農地局長にお伺いしたいのですが、今後のためにも、きのう私の質疑応答の中で、県議会から出た意見書については、先生手持ちの内容とあるいは違うかもしらぬ、こういう意味のことをきのう答弁で言われておるわけであります。違うかどうかよくわかりませんが、この際、意見書の本文の内容だけ農地局長から朗読を願いたいと思います。

第51回国会 予算委員会 第10号(1966/02/10、30期、日本社会党)

○角屋委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、主として第一次産業である農林水産関係の諸問題について、基本的な立場から総理並びに私が名ざしした場合における関係大臣から、所信を明らかにしてもらいたいと思います。きょうは、たまたま加藤わが党の先輩並びに川崎同県の先輩と、東海勢の日でありまして、私は予算委員会は今回抜てきされて初めてでありますけれども、先輩に負けずに、きわめて重大な問題である農林水産の諸問題について、政府はこれから当面の困難な農政をどう打開をして第一線の農山漁民の要請にこたえるか、こういう立場から率直にお伺いをいたしたいと思うのでございます。外務大臣は所用が後半期あられるということで……

第51回国会 予算委員会 第22号(1966/03/05、30期、日本社会党)

○角屋委員 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題とされております政府提出昭和四十一年度総予算に反対し、わが党提出の昭和四十一年総予算につき撤回のうえ経済財政政策を転換し編成替えすることを求めるの動議について、賛成の討論を行ないたいと存じます。  今回、政府が提出した昭和四十一年度予算は、前年度補正予算に引き続き七千三百億円にのぼる事実上の赤字公債を発行することにより、一般会計の規模は四兆三千百四十二億円余で、対前年度比一七・九%増加、金額で約六千五百億円の増加であります。また、財政投融資計画の総額は二兆二百七十三億円で、対前年度比二五・一%増という、いずれも超大型のものでありますが、これは戦……

第51回国会 予算委員会 第24号(1966/06/25、30期、日本社会党)

○角屋委員 時間の関係もありますから、簡潔に総理並びに関係大臣に数点お尋ねをいたします。  実は、食糧問題についての非常な国民の世論の高まりの中で、過般米価審議会で、今月の二十二、二十三、二十四日の未明まで麦価の問題で議論を行なったわけであります。私も、国会承認人事としてことしから米価審議会に加わって、各委員の真剣な議論の一員として参加したわけでありますけれども、そこで、近く一番主食の根幹である米価問題について、二十九、三十、来月の一日、おそらく三日間で終わらぬでしょう、真剣な議論でさらに日程が延びるかと思いますけれども、これは十分議論をするに値する重要な問題だというふうに思います。そこで、総……

第52回国会 予算委員会 第2号(1966/07/19、30期、日本社会党)

○角屋委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、農政問題、特に米価の問題に焦点をしぼって、佐藤総理はじめ関係大臣に率直にお伺いをいたしたいと存じます。  ことしほど早くから米価問題がマスコミの爼上にのぼったことも珍しいと思いますが、同時に、ことしほど生産農民が米価で全国的に激しい立ち上がりを見せたこともかつてなかったと存じます。しかも、米価問題が一応決定をしたといわれる今日の時点においても、その火はいまなお燃え上がっておる状態であります。  われわれは、この際この問題について正しく解明し、全国民の前に国民食糧の現状と米価のあり方を明らかにする責任があると考えるわけであります。その意味におきまし……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第8号(1967/06/07、31期、日本社会党)

○角屋議員 二法案ございますが、まず冒頭に公害対策基本法案について御説明申し上げます。  私はただいま議題となりました公害対策基本法案につきまして、日本社会党を代表して、提案の理由並びにその趣旨を御説明申し上げたいと存じます。  およそ公害は、今日、洋の東西を問わず、産業、経済の目ざましい発展、人口の都市集中化、交通機関の高度の発達等に伴い、逐年増大の傾向を示し、大きな社会問題政治問題になっております。したがいまして、いづれの国においても、国民を公害から守るために、公害の予防、排除、救済について、思い切った措置を講ずべきことは、まさに現代政治に課せられた重大な責務と申さなければなりません。  ……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第13号(1967/07/05、31期、日本社会党)

○角屋議員 先ほど来、島本委員と坊厚生大臣との間で公害対策基本法案の中で重要な問題点の一つである公害行政のあり方について質疑がかわされておりました。この点について、社会党の提案者として簡潔に提案の趣旨をお話し申し上げておきたいと思います。  御承知のように、われわれの法律案におきましては、公害行政の一元化、こういう立場に立ちまして、中央に中央公害対策委員会、地方には都道府県及び指定都市に地方公害対策委員会を置くことができる、こういうことで国家行政組織法第三条の趣旨に基づく独立の一元的な機構を持つことを提案をいたしておるわけでございます。これは今日まで公害基本法が制定される以前に、たとえばばい煙……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第15号(1967/07/17、31期、日本社会党)

○角屋議員 政府のほうには答弁の時間がございまして、議員立法の提案者の私に時間がないと言われるのは、かえって恐縮でございますが、しかし、御要望でもございますので、簡潔にお答えをいたしたいと思います。  政府の公害対策基本法案が提案をされ、社会党、民社党、公明党からそれぞれ議員立法として野党の提案もなされまして、今日まで四案を中心に公害対策基本法案の論議がなされてまいりました。さらに、きょうは総理の出席を求めて、野党それぞれの代表からの論議が展開されたわけでございます。それらの審議並びにきょうの総理の出席を求めての質疑を通じてでも明らかなように、政府案と社会党案との基本的な差のまず第一は、政府案……

第55回国会 農林水産委員会 第18号(1967/06/07、31期、日本社会党)

○角屋委員 私は、ただいま審議しております外国人漁業の規制に関する法律案並びに中小漁業振興特別措置法案、この二法案に関連をして、簡潔に数点御質問を申し上げたいと思います。  この二法案につきましては、本委員会に上程されましてから、与野党各委員から非常に広範な立場から、しかも法律案の条文の内容につきましても綿密に審議がなされてまいりましたので、あらためて私からさらに質問をするという内容については、条項的にはきわめて少ないかと思うのであります。したがいまして、そういう慎重審議の経過もございますので、簡潔に御質問を申し上げてまいりたいと思います。  まず最初に、大臣にお伺いをいたしたいのでありますが……

第55回国会 農林水産委員会 第25号(1967/06/22、31期、日本社会党)

○角屋委員 本会議終了後というたいへんおそくなってからでありますので、今日までいろいろ当委員会で真摯な御審議を続けられてまいりました漁業災害補償法の一部を改正する法律案と、新たに漁業協同組合合併助成法案の二法案について、最終的な締めくくりの質問を簡潔にいたしたいと思います。大体漁業災害補償法の一部改正に重点をしぼってお尋ねをいたします。  この漁業災害補償法の問題は、お隣においでの長谷川さんが三十九年に審査小委員長で、最初与党の仮谷さんと私の間で修正の話し合いをいたしまして、最後に長谷川さんにも入っていただいて、約二十日間以上かかったかと思いますが、そういう経過の中で最終的に政府のほうもある程……

第55回国会 農林水産委員会 第26号(1967/06/27、31期、日本社会党)

○角屋委員 私は、皆さんのお許しを得まして、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党の四派を代表いたしまして、漁業災害補償法の一部を改正する法律案に対し、附帯決議を付する動機を提出いたします。  まず、決議案文を朗読いたします。     漁業災害補償法の一部を改正する法律案(内閣提出第六八号)に対する附帯決議(案)   政府は、本制度が真に中小漁業者の漁業経営の安定を図り、漁業生産力の発展に資するためさらに左記事項について、すみやかに検討を加え、これが実現を図るよう努めるべきである。       記  一 政府の漁業共済保険事業については、今回の改正による方式のほか異常災害、通常災害の区分……

第55回国会 予算委員会 第9号(1967/03/29、31期、日本社会党)

○角屋委員 私は日本社会党を代表いたしまして、昭和四十二年度の暫定予算並びに将来の審議される本格予算に関連をいたしまして、最終的な締めくくりの質問をいたしたいと思います。  問題が、すでに御連絡を申し上げて、広範にわたっておりますので、総理はじめ関係大臣の御答弁はなるべく簡潔にお願いをいたしたい、かように希望を申し上げておきたいと思います。  最初に、外務大臣が、きょう豪州の外務大臣が来ておられて、どうしてもそれに会う緊急の用務があるというお話でございましたので、私もそれを了承いたしまして、順序はあとのほうでございましたが、まず冒頭に、外務大臣を含めたアジア外交を中心にした問題について数点御質……

第57回国会 農林水産委員会 第3号(1967/12/21、31期、日本社会党)

○角屋委員 私は、ことしは予算委員会に席を置いておりますので、農林委員会のほうはそれぞれ担当の方でやられるのが本筋でございますが、当面、国際漁業の問題で二、三緊急の問題がございますので、それを取り上げてやるということでお願いをしたわけでございます。一つは、インドネシア、フィリピン海域におけるところの安全操業の問題でありますし、さらにまた、きのう北京放送でもって、日中の民間漁業協定が二十二日をもって終わる段階で、どうなるかということで、関係者はもちろんでありますけれど、われわれも非常に憂慮しておりましたが、とりあえず一年間暫定延長という報道が平塚会長あてに参る、そういうこともありまして、この問題……

第57回国会 予算委員会 第5号(1967/12/14、31期、日本社会党)

○角屋委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、非常にじみな問題でありますが、きわめて国民の立場から見て重要な災害、公害、交通安全問題、こういう問題を中心にそれぞれ関係大臣から御見解を承りたいと思うわけございます。  しかしながら、まず冒頭に、簡潔に一点だけお伺いをいたしたいと思いますのは、本予算委員会が開かれましてから、いわゆるLPガス法案の問題について、わが党では畑委員あるいはまた公明党の浅井委員等から、この問題の従来の全貌について、かなりはっきり問題の究明が行なわれてまいっておるわけでございます。本問題については、きょうあたりの新聞には、關谷代議士の逮捕に対するところの許諾請求というもの……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1968/04/01、31期、日本社会党)

○角屋委員 数日来、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案の審議がなされておりまして、きょうも午後ずっと同僚委員の質問がなされたわけですが、先週、この法案をどうするかということでわれわれのほうで議論しました際に、法律の改正条項そのものとしては、特にこういう点が重大な問題であるということがかりにないにしても、やはりこの機会に、これに関連した全般的な問題をもう少し議論ずべきではないかという注文をつけると同時に、御承知の、原子力の平和利用という原子力基本法のたてまえと、今度の国会の場合には、非核三原則問題あるいはエンタープライズの寄港問題だとか、あるいは原子力潜水艦……

第58回国会 農林水産委員会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○角屋委員 午前の森委員の質問に続きまして、議題となっております森林法の一部改正について若干質問をいたしたいと思います。  午前中、ちょうど大臣御都合がありまして、森君の非常に適切な質問の途中でおられなかったわけですけれども、大臣お留守になってから、主として労働者の雇用安定問題あるいは社会保障問題という点について、非常に適切な論議がございました。そのことも念頭に置いて以下の質問をお聞き願いたいと思うのでございます。  本法案は、御承知の去年の特別国会の段階で、与野党それぞれ関係委員の方々から相当緻密なる論議がなされておりました。  私も、論議の経過について、十分承知をしておるつもりでございます……

第58回国会 農林水産委員会 第7号(1968/03/28、31期、日本社会党)

○角屋委員 安井、戸谷両参考人には、お忙しいところを非常に御苦労さんでございましたが、私どもの質問の終わったあと参考人お二方、忙しいと思いますけれども、午前中政府のほうとの質疑のやりとりの中でも、また参考人の御意見と御希望がございますので、午前中は御出席をされるように、まだ冒頭に希望申し上げておきたいと思います。  いま御両人からお話がございましたが、これは会計年度の開始前に、御承知のように価格をきめなければならないという時期にきておるわけでございまして、従来でありますと、この審議会の中には国会からも参画をいたしておりまして、これが取りやめになった関係もありまして、審議会の実態については後ほど……

第58回国会 農林水産委員会 第10号(1968/04/04、31期、日本社会党)

○角屋委員 私は、本日は、日ソ漁業交渉の現在の交渉経過がどういう時点に来ているか、そういう点について政府の経過報告を承りたいと思うわけでございます。御承知のように、三月一日からモスクワにおきまして第十二回目の日ソの漁業交渉が開かれておりまして、すでに一カ月有余経過いたしておるわけでございますが、ことしは不漁年ということもございますが、同時に交渉の中では、いろいろ報道を通じて日本側の主張、あるいはソ連側の主張、あるいは最近の情勢のいろいろな変化に伴います新しい提案等が伝えられておるわけでございますが、まず冒頭に、日ソ漁業交渉の経過について、簡単に政府側から御答弁を願いたいと思います。

第58回国会 農林水産委員会 第11号(1968/04/09、31期、日本社会党)

○角屋委員 西宮委員の質疑の途中でございますが、けさの理事会で私、少しくお話を申し上げておいたのでありますが、この機会に、農林漁業金融公庫法の一部改正の審議に重要な関係がありますので、資料要求をいたしておきたいと思います。  それは、農林漁業金融公庫の制度金融、それから農林中金の系統金融、二つの問題を含めてでございますが、御承知の共和製糖グループの問題が発生いたしました際に、農林漁業金融公庫あるいは農林中金の双方にまたがって、不正融資問題というものが大きな政治問題になったことは御承知のとおりでございます。したがって、やはりこういう制度金融あるいは系統金融の問題を含めて議論をしなければならぬ本委……

第58回国会 農林水産委員会 第12号(1968/04/10、31期、日本社会党)

○角屋委員 あと十五分のうちに片柳参考人に、私はもちろんですけれども、後ほどの人もしなければならぬわけですから、多くのことをお伺いするわけにいかない。まあ時間を節約する立場から、数点一括申し上げて、それに対してお答えをいただく、こういう形式をとりたいと思います。  今度出されました農林漁業金融公庫法の一部改正の三参考人の御意見では、市場関係の融資の新設問題については、いずれもお話が特になかったかと思う。しかし、これは総合資金制度の問題と同時に一つの柱であります市場問題ですけれども、これについてここであらためてお伺いしようとは思いません。これは委員会の質疑を通じてやるということにいたします。後ほ……

第58回国会 農林水産委員会 第13号(1968/04/16、31期、日本社会党)

○角屋委員 先々週から爼上にのぼっております農林漁業金融公庫法及び農業信用保証保険法の一部を改正する法律案については、本委員会においてそれぞれ関係委員の諸君から非常に綿密な論議がなされてまいりましたが、私もこれに関連をいたしまして、いずれ大臣がお見えになると思いますが、総括的な若干の質問をいたしたいと思います。  最初に、農林漁業金融公庫の総裁がいまお見えになっておりますので、大澤さんのほうに少しお伺いしたいと思います。  農林漁業金融公庫を通じての制度金融、この制度金融という場合は、広く解釈すれば、いますでにできております農業近代化資金、これは系統の金を利子補給をして、広くいえば制度金融とし……

第58回国会 農林水産委員会 第15号(1968/04/23、31期、日本社会党)

○角屋委員 きょうはお三方の参考人に来ていただきまして、貴重な御意見を賜わりました機会に、二、三参考人の方々にお尋ねをいたしたいと思うのでございます。  魚価安定基金の廃止に関する法案の審議にあたりましての考えは、私、伊藤さんの考えと同じような気持ちを実は持っておるわけであります。と申ますのは、三十六年の例のこの法案審議の段階で、私の名前で社会党から、水産物の価格の安定等に関する法律案というのを並行審議で出しておりまして、当時、政府案とわが党案についてたくさんの参考人をお呼びしました。その中に全漁連から片柳さんに来ていただいたり、きょうお見えになっております宮城先生に来ていただいたりして、参考……

第58回国会 農林水産委員会 第16号(1968/04/24、31期、日本社会党)

○角屋委員 大臣が後ほどおいでの予定だそうでありますが、それまでに政務次官あるいは水産庁の長官に若干お伺いをしてまいりたいと思います。  これはむしろ大臣にお聞きするほうがいいのかもしれませんが、参考人招致のときにも私、触れたのでありますけれども、御承知の行政管理庁から、「中小漁業に関する行政監察結果に基づく勧告」というのがつい最近出されまして、これは単に農林省ばかりでなしに、それぞれ関係各省があるわけですけれども、この中では、中小漁業の振興問題を含めて漁業政策全般にわたるような重点項目について、かなり示唆に富んだ勧告が出されております。私はその内容についていろいろ検討してみましたが、これは各……

第58回国会 農林水産委員会 第24号(1968/07/12、31期、日本社会党)

○角屋委員 あと本日は、農業団体の関係者が農林大臣に会われるというお話を承っております。またけさの理事会で、米価問題はきわめて重要だから、ひとつ国会でも十分目をかけて議論をしよう、この点は、与野党ともに異議なく決定をいたしました。そうして米価問題について十九日、二十日、私どもが反対をしておる御用米審が開かれる二十二日は抜いて二十三日、その審議の状況によってさらに議論をする、そういう気持ちでございますので、きょうは、その機会に詳細の点は譲りたいと思います。  先ほど来、与野党のそれぞれの委員諸君から熱心な御発言がございましたので、この機会に一、二点だけお尋ねをして、私は持ち時間三十分を用いること……

第58回国会 農林水産委員会 第25号(1968/07/19、31期、日本社会党)

○角屋委員 大蔵大臣、経済企画庁の長官の出席を得まして、重大な米価をきめなければならぬ本年度の時期において、先日来大蔵大臣見解であるとかあるいは経済企画庁見解であるとかいう形において、いろいろ食管、米価問題で報道がされてきた。さらにまた、大蔵大臣の諮問機関かもしれませんけれども、財政制度審議会、ここでも米価、食管問題を議論しておるのだが、本委員会で財政制度審議会から参考人として呼ぼうと思ったら、だれ一人出てこない。部会長は入院中ということはございますけれども、会長代理どうだと言ったら、米価のことはようわからぬということです。いま会長あるいは会長代理のところへ、ぜひ出席せよと折衝中なんだけれども……

第58回国会 農林水産委員会 第26号(1968/07/20、31期、日本社会党)

○角屋委員 ちょっと委員長にお伺いかたがた、私どもの考えておることを述べたいと思います。  御承知の、重大な今年度の生産者米価、消費者米価問題について、きのうから国会の衆議院の農林水産委員会として、この問題の審議に真剣に取り組んでおるわけでございます。  ことしは、米審の場合、御承知のように、私どもの意見に反して国会議員除外、生産者代表除外、消費者代表除外という異例な事態が出てまいりました。私どもは、米審の構成は、民主的な立場からいっても再編成する必要があるということを、いまでも堅持しながら主張しておるわけでございますが、しかし今日、二十二日から、私どもから言わせれば御用米審が開催されようとす……

第58回国会 農林水産委員会 第27号(1968/07/23、31期、日本社会党)

○角屋委員 私の資料要求に対する説明ですが、私、去年の米審の際に、委員各位から要求があった各種前提条件に基づく米価算定の資料が十二項目出たわけですけれども、これの資料要求をしたところが、午前の段階に間に合わぬというのですね。間に合わぬのじゃなくて、やはり政府の試算との関連で、これが早期に出たらぐあいが悪い。間に合わぬでなしになるべくおそく出そうという、そういう気持ちがあるのじゃないですか。今日電子計算機時代ですし、私は前提条件はぴしゃっと与えてある。これは過去の米審の経験からいったって、前日に資料要求が委員各位から大量にあっても、それを翌日までに全部こなしているのですね。私の資料要求は土曜日で……

第58回国会 予算委員会 第12号(1968/03/04、31期、日本社会党)

○角屋委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、当面の重大な政治問題になっております米価、米審問題を中心にしながら、農政全般にわたっての質問を展開をいたしたいと思うわけでございます。  御承知のとおり本日は、本来ならば午前から予算委員会が開催される筋合いでございますけれども、一昨日、政府自民党の、三党申し入れに対する回答、これが出てまいったわけでありますが、われわれ党としてこの問題を検討した結果、米価の国会決定の問題についても、さらには米価審議会の構成について生産者、消費者代表を重点としてやり直すという問題についても、何ら誠意ある回答をいただけない。これでは予算審議にそのまま入るわけにはまいら……

第59回国会 農林水産委員会 第1号(1968/08/08、31期、日本社会党)

○角屋委員 工藤、西宮両委員に引き続きまして、私からも若干の点について御質問申し上げたいと思います。与党からも一人質問がありまして、このほうは十分ほしい。そうしますと、私の時間は三十分予定しておりましたが、実際問題としてそう多くとれない。これは全体の運営もありますので、そういう点を念頭に置きながら私もお尋ねしますが、大臣、食糧庁長官のほうもそういう点を顧慮して、答弁は簡潔にお願いをいたしたいと思います。  まず第一。例年から見てことしの生産者米価の決定が非常に遷延をした理由について、西宮委員から米審の構成という問題が一つの要因であるという問題指摘がございました。私は、それが一つのやはり農民の大……

第59回国会 農林水産委員会 第2号(1968/08/10、31期、日本社会党)

○角屋委員 一時からの本会議の関係もあり、簡潔に真珠問題にしぼって数点、政府の考え方についてお伺いをいたしたいと思います。  御承知のとおり、昨年の春以来真珠産業の不況は時とともに深刻化してまいりまして、特に本年の秋の浜揚げを前にして、買い手の見通しもなかなかむずかしい。あるいは価格がどうなるかという点についても、非常に見通しは暗い。金融問題についても、なかなか引き締め基調でたいへんである。従来、真珠産業の中でも、戦後二十数年の間に中堅企業の倒産等がありましたけれども、去年からことしにかけては、名前をあげるというのはどうかと思いまするけれども、いわゆる大手といわれるもの、あるいは中堅企業といわ……

第59回国会 農林水産委員会 第4号(1968/11/12、31期、日本社会党)

○角屋委員 私は、まず冒頭に、先ほど第二班の石田調査団長から御報告がありましたように、本委員会として昭和四十一年以来深刻な不況に見舞われております真珠の実態を調査し、委員会としてこの問題に真剣に取り組むということの計画を運ばれたことにつきまして、関係県の一人として心からお礼を申し上げたいと思います。  きょうは、多数の質問者がおられますので、前段の質問といたしましては、ごく大綱的にとどめまして、午後、大臣出席の際に締めくくりの質問をいたしたいと思います。  いま、石田団長のほうからも、長崎県、三重県の真珠の実態調査の御報告がありましたし、また、関係各方面からの御要望の点についても触れられました……

第60回国会 農林水産委員会 第3号(1968/12/19、31期、日本社会党)

○角屋委員 たいへん時間もたっておりますし、私は三十分というふうにいわれておりますので、その範囲内で御質問を申し上げたいと思います。  実は、いま柴田委員が取り上げた出光の姫路への進出問題ですが、過般、私、出光のほうにも調査団長で参りましたが、静岡の浜岡町の原子力発電所問題も、調査団長でつい最近行ってまいりました。それらの問題もありますし、さらに予算編成を前にして、戦後二十三年を経過しておる開拓政策の諸問題というふうなものについても、実は予定をしておったわけでありますが、きょはむしろ出光問題と、最近非常に大きく国民の関心を呼んでおります沖繩の問題の中で、農林水産に関連する一、二点について特に御……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1969/04/02、31期、日本社会党)

○角屋議員 私は、提案者を代表いたしまして、ただいま議題となりました日本社会党提出、公害に係る被害の救済に関する特別措置法案並びに公害紛争処理法案につき、提案の理由とその内容の概要を御説明申し上げます。  戦後わが国の経済は、敗戦の廃墟の中から再出発し、今日世界第三位の生産力を誇るまでに成長いたしましたが、庶民の生活実感からすれば、生活は決して楽になったとはいえず、むしろ物価の上昇、公害の激増、交通事故の多発等による生活と生命の脅威に絶えず不安を感じ、はなやかな見せかけの数字より、もっと中身のある経済成長を待ち望んでおります。特に公害の激増は、近年大きな社会問題であり、政府の相も変わらぬ企業擁……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第9号(1969/04/16、31期、日本社会党)

○角屋議員 いまの島本さんの御質問にお答えをする前に、委員長はじめ委員の各位に、簡単に提出者として希望を申し上げておきたいのでありますが、社会党からも議員立法は出ておりますし、さらに参議院関係から公明党からの議員立法が出ておりますが、やはり国会としては、議員立法尊重の精神というものが必要だと思いますので、議員立法に対する質問の機会というのは、そうしばしば委員各位からあるとは思いませんが、理事会で御相談になって、政府案と相当基本的に違った点について、提出者の意見を求めるというふうな委員長のさばきが適宜できますならば、審議を深める上で非常にいいのじゃないか、こういうふうに思いますので、これは委員会……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第11号(1969/04/23、31期、日本社会党)

○角屋議員 今回の公害にかかわる紛争処理法案について、三条機関をとるか、あるいは国家行政組織法の八条機関をとるかということは、これは議論としては議論の存するところだと思いますが、島本委員御承知のように、公害対策基本法の議論をする前に、各方面からの意見がそれぞれ出されましたが、その際にも、公害の今日の現状の中で、いろいろ取り扱う機関が相当数の省にまたがっておる、したがって公害の問題については強力な国家行政組織法の三条機関で、中央、地方を通じての機構をつくるべきだというふうなことが相当多くの意見として出ておりました。私どもも公害基本法をつくるときに、その意見を受けて立法した経緯がございます。  今……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第12号(1969/05/07、31期、日本社会党)

○角屋議員 先ほど来加藤委員の御質疑を通じて、第五十条の政府案に関連する基地公害の問題を、公害紛争処理法案として、この法案の中に含めるか別途措置するかというようなことが、御承知のように議論になっておるわけですが、これは私ども想起いたしますと、一昨年の公害対策基本法の議論をいたしました際に、いわゆる公害の対象になる大気汚染あるいは水質汚濁、騒音その他の公害基本法できめたそういう公害による人的被害、物的被害というふうなものの紛争処理制度については、これは野党の要請によって、特に基本法の中でも修正をして新しい制度を設ける、この議論をした際には、今日第五十条で除外するような考え方というものは、政府から……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第14号(1969/05/14、31期、日本社会党)

○角屋議員 いま若手のリーダーであります橋本委員のほうから、公害紛争処理法案の基本的な問題についてお尋ねがございました。これに、時間もございますから答弁としては簡単に答弁をして、さらにお尋ねをいただきたいと思うのであります。  司法権と行政権の接点を紛争処理法案においてどう考えたかという問額であります。これはいずれわが党の案と政府案との後ほどの対比で、御質疑の中でもさらに議論が出るかと思いますが、私ども、議員立法として公害紛争処理法案をまとめる、あるいは救済の立法を取りまとめるという段階において、ずいぶんいろいろな議論をいたしまして、最終的に紛争処理法案としてはこういう形にまとまったわけでござ……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第17号(1969/06/06、31期、日本社会党)

○角屋議員 先ほど来議論の点について、私のほうの党の救済立法の関係等からも、簡潔に御答弁を申し上げておきたいと思います。  ただいまの質問の前に、政府案では大気汚染、水質汚濁の二つに限定しておる問題に島本委員触れられたわけでありますが、これは本特別委員会でもいままで質疑が行なわれてまいりました。その際にも私からも御答弁申し上げたのでございますが、島本委員御承知のように、現行の公害対策基本法の第二条については、この法律における公害の点について、大気汚染、水質汚濁、騒音、振動、地盤の沈下及び悪臭、こういう六つの問題によって、「人の健康又は生活環境に係る被害が生ずることをいう。」、こういうふうになっ……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第20号(1969/06/25、31期、日本社会党)

○角屋議員 本日、佐藤総理の出席を委員会として求められまして、先ほど来、島本、本島、岡本三委員から、最後の締めくくり的な質疑が展開されました。島本委員、本島委員のほうから、私に質問の予定があったようでございますが、総理に対する質問の時間の関係上、御質問が直接ございませんでしたので、本日は政府の三法案、私ども社会党の二法案、公明党の三法案を通じての最後の締めくくりの機会でございますので、委員長のお許しを得て、一言発言を申し上げたいと思います。  衆議院産業公害特別委員会におかれましては、今回の公害紛争処理の立法並ぜに公害にかかわる被害の救済に関する立法関係の問題について、それぞれ政府案、社会、公……

第61回国会 内閣委員会 第12号(1969/04/04、31期、日本社会党)

○角屋委員 私は、同僚の浜田、山中両委員の質疑に次いで、総定員法の問題について質問をいたしたいと思います。  いま委員長が言われましたように、長谷川農林大臣からも、日ソ漁業交渉の関係で、二時間の予定の質問の半ばで行かなければならぬという話を承りました。大体話からいくと、荒木さんや床次さんにやってから農林大臣と、こういかぬと回転のしにくい点があるのですが、これは外交の問題でもありますので、了承いたしまして、順序が逆転いたしますが、農林大臣から少しくお伺いしたいと思います。  いずれ農林省設置法の一部改正が出た際に、農林省関係の機構が関連した問題について詳細に質問をいたしたいと思いますが、最初に日……

第61回国会 内閣委員会 第23号(1969/05/09、31期、日本社会党)

○角屋委員 農林省設置法の一部を改正する法律案につきまして、本日は大臣の御出席を得て、所要の点について御質問申し上げたいと思います。  大臣、少しおくれるようでありますが、それを了解の上で少しく大臣御出席の前にお伺いをいたしたい。  今度の農林省設置法の一部改正法案は、過去幾たびか出して法案としてはつぶれた内容のものをおおむね今回も出してきたというふうに理解をしておりますが、その中で、最初に淡谷委員も御質問になったかと思いますが、農業者大学校について、少しく冒頭にお伺いをいたしたいと思います。  行政管理庁からもおいででございましょうか。――農林省のほうから、農業者大学校を設けることにした趣旨……

第61回国会 農林水産委員会 第44号(1969/07/02、31期、日本社会党)

○角屋委員 今回、真珠養殖等調整暫定措置法案が提案されまして、先ほど来同僚議員の質問が展開されてまいりましたが、私もこれに引き続きまして、重要な点について御質問申し上げたいと思いますが、せっかく長谷川農林大臣も御出席でありますので、大方針については、ときに答弁に立たれまして、ひとつ基本的な問題は御答弁を願いたいというふうに思います。  私はまず、この真珠養殖等調整暫定措置法案というこの法案の作成過程を考えるのでありますが、御承知の、昨年秋に本委員会が、特に真珠不況打開のために、主産地県である長崎と三重の現地を、真珠プロパーのために訪れるという異例の措置をとっていただきまして、真剣な論議が展開さ……

第61回国会 農林水産委員会 第47号(1969/07/09、31期、日本社会党)

○角屋委員 私は、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党の四党を代表いたしまして、ただいま議決されました真珠養殖等調整暫定措置法案に対しまして、附帯決議を付すべしとの動議を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。     真珠養殖等調整暫定措置法案に対する附帯決議(案)   昭和四十一年以降における真珠不況の経過と現状にかんがみ、真珠養殖業者および真珠母貝養殖業者の経営の安定と合理化を図り、真珠の正常な輸出を確保するため、政府は、本法の施行に当たっては、生産対策のみならず、加工、輸出対策を含めた対策を総合的に推進するとともに、当面特に左記事項の実現に努めるべきである。      ……

第61回国会 予算委員会 第4号(1969/02/05、31期、日本社会党)

○角屋委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、当面の農政上の重要課題であります食管問題を中心に、政府の農政の基本的な姿勢、取り組み、こういうものを具体的にただしながら、あわせて今日社会的にも非常に大きな問題であります公害対策、あるいはこれからの国際的に重要な問題であります海洋開発、こういう問題にも言及をいたしまして、率直に政府の所信をお伺いいたしたいと思うのでございます。  冒頭に申し上げたいのでありますが、予算委員会の総括質問開始以来、外交、防衛、沖繩問題、これは非常に重要な問題でありまして、本委員会を通じて大きく論議を呼んでおるわけであります。しかし、静かに考えてまいりますと、やはり日本……

第61回国会 予算委員会 第18号(1969/03/04、31期、日本社会党)

○角屋委員 私は、日本社会党を代表して、中澤茂一君外十二名より提出されております昭和四十四年度予算三案につき撤回の与え編成替えを求める動議の趣旨説明を行なうものであります。  動議の内容につきましては、すでに委員各位に配付されておりますので、その要旨だけを説明いたします。  われわれがここに動議を提出いたしました基本的な考え方は、何より長い間保守政権のもとでの経済の成長が、そのまま人間のしあわせにはつながらず、かえって人間疎外、人間性破壊を生み出しているため、国民は、いまやその根本的な改造を求めており、現状に対して大きな政治不信となってきていることに基づくものであります。われわれは、こうした国……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1970/03/20、32期、日本社会党)

○角屋議員 私は、提案者を代表いたしまして、日本社会党提出の公害紛争処理法案につき、提案の理由とその内容の概要を御説明申し上げます。  戦後わが国の経済は、敗戦の廃墟の中から再出発し、今日世界第三位の生産力を誇るまでに成長いたしましたが、庶民の生活実感からすれば、生活は決して楽になったとはいえず、むしろ物価の上昇、公害の激増、交通事故の多発等による生活と生命の脅威に絶えず不安を感じ、はなやかな見せかけの数字より、もっと中身のある経済成長を持ち望んでおります。特に公害の激増は、近年大きな社会問題であり、政府の相も変わらぬ企業擁護の姿勢に鋭い批判の目が向けられ、また企業の社会的責任を無視した経営方……

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1970/04/01、32期、日本社会党)

○角屋議員 いまの三条機関、八条機関の点については直接お尋ねがなかったと思うのですけれども、これは政府案と社会党案では、われわれのほうは御承知のように三条機関をとっておるわけでございまして、昨年来の国会の議論の中でも、前任者の総務長官床次さんは、裁定制度をとるとすれば、これは三条機関にしたほうがいいだろうという答弁をされておるわけでございます。それは別にして、公害対策基本法の論議以来、公害対策基本法に基づく委員会を三条機関で置くべきだという考え方を受けて、しかも裁定制度等もとるということの関係もこれあり、三条機関のあれをとったというのが、お尋ねはなかったのですけれども、われわれの考え方の中にご……

第63回国会 農林水産委員会 第10号(1970/03/31、32期、日本社会党)

○角屋委員 私は、ただいま議題になっております農地、農協法の一部改正の中で、特に農地法の一部改正を中心にしながら若干事務当局にお尋ねをいたしたいと思います。  きょうは倉石農林大臣の出席を要請しておりましたが、御承知のように参議院の予算委員会の関係で御出席がないようでありますので、大臣に対する質問の点については後刻に譲りまして、大臣質問の前提となる法律案の内容の諸点について事務当局から見解をお伺いしておきたいと思います。  農地法の一部改正の問題に入ります前に、前々から本委員会でもずいぶん論議されております農地転用の問題について若干まず冒頭にお伺いをしておきたいと思います。  この点については……

第63回国会 農林水産委員会 第13号(1970/04/07、32期、日本社会党)

○角屋委員 農地法の一部改正並びに農協法の一部改正の法案を中心にした議論も大詰めに議論としては近づいておるわけですけれども、この法案に対する私ども党の対処の考え方についても、率直に言って、新しく解散総選挙後の国会もつくられた機会であるので、新しい観点からいろいろ論議を詰めておる段階でございまして、それらの問題については後ほどそういう論議の過程と関連してお伺いをいたしたいと思うわけでありますが、何といっても本年度の農政の一つの焦点になっておりますのは、言うまでもなく米を中心にした生産調整の問題であります。この問題については、政府として百万トンの生産調整と五十万トンに見合う十一万八千ヘクタールの農……

第63回国会 農林水産委員会 第17号(1970/04/15、32期、日本社会党)

○角屋委員 私は、ただいま渡辺政務次官の提案理由の説明、さらに森本食糧庁長官から補足説明のありました外国政府等に対する米穀の売り渡しに関する暫定措置法案について御質問を申し上げたいと思います。基本的な問題については、あす倉石農林大臣が御出席なされますので、その機会に若干御質問の機会を得たいと考えております。そこで、きょうは法律案の内容に関連する問題について若干お伺いをいたしたいと思います。  まず最近のわが国の米の需給の関係、あるいは在庫の実態ということから、今回ただいま御提案になったような暫定措置法案をされてまいったわけでございますが、われわれ社会党も、この法案の手法を通じて当面の需給のバラ……

第63回国会 農林水産委員会 第18号(1970/04/16、32期、日本社会党)

○角屋委員 倉石農林大臣が十二時過ぎにおいでになるそうでありまして、本日は二法案の採決の関係で、大臣に対する御質問はそれぞれ十分ずつということでありますので、きのうに引き続きまして少しく御質問を申し上げたいと思います。  数日来議論しておりますように、本年の十月に八百万トン近い米の持ち越しが起こる、この過剰在庫を処理しなければならぬ、そういう当面の非常に頭の痛い問題がございますが、同時にその問題と関連して、議論をしております本法も提案されておるわけでありますが、この輸出の問題と同時に、国内のいわば生産調整あるいは積極的な面では消費拡大というようなこと、いろいろ考えていかなければならぬわけであり……

第63回国会 農林水産委員会 第20号(1970/04/24、32期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま倉石農林大臣から三点についての御報告がございましたうち、私は日ソ漁業交渉の経過に関連をして数点お尋ねをいたしておきたいと思います。  最初に大臣にお伺いをいたしたいのでありますが、ことしの日ソ漁業交渉の経過について、いま御報告がございましたけれども、このカニ交渉の経過を見ましても、いま大詰めに来ておりますサケ・マス・ニシン等の交渉の大詰めの段階を見ましても、従来私ども日ソ漁業交渉については本委員会でも毎年論議を進めてまいりましたが、私の判断では、従来以上にソ連側の日ソ漁業交渉に臨む姿勢がきびしかったかのような感が率直に言ってするわけであります。これはソ連側の主張としていわば……

第63回国会 農林水産委員会 第23号(1970/05/06、32期、日本社会党)

○角屋委員 私は、ただいま提案されております農業者年金基金法案と、私どもの党のほうから対案として出しております農民年金法案に質問の中心を置きまして若干お尋ねをいたしたいと思います。実はきょうは、農業者年金の問題は新法でもございますし、また社会保障制度審議会、さらには国民年金審議会等でも数年にわたっていろいろ審議検討をされてきた問題でありますので、前々から社会保障制度審議会の会長、さらには国民年金審議会の会長の御出席も要請をいたしておったのでありますが、両会長とも御都合によって出席されないということで、たいへんその点は残念に存じます。同時に、後ほど厚生大臣がお見えになるそうでございますが、審議も……

第63回国会 農林水産委員会 第25号(1970/05/08、32期、日本社会党)

○角屋委員 私は、ただいま議題となりました農林物資規格法の一部を改正する法律案について、数点大臣に御質問申し上げたいと存じます。  本法案は、御承知の第六十一国会に提案をされまして廃案になり、今次国会に再提案されたものであります。  まず第一点として大臣にお伺いをいたしたいのは、御承知の食品規制の問題につきましては、国際的にもFAOなり、あるいはWHOの食品規格委員会で検討中の問題でありまして、食品規制の問題については、国際的に表示の統一方向というものが真剣に検討されているというふうに承知をいたしております。同時に日本の食品規制の現状は、提案理由その他でも述べられておりますように、国際的に見れ……

第63回国会 農林水産委員会 第27号(1970/05/12、32期、日本社会党)

○角屋委員 私は、ただいま提案になりました肥料価格安定等臨時措置法の一部を改正する法律案並びに林業種苗法案の二法案につきまして一括御質問を申し上げたいと思います。  まず最初に、肥料価格安定等臨時措置法の一部を改正する法律案から質問を申し上げます。  御承知のとおり、肥料というのはわが国の農政上、特に農業経営上非常に重大な要素を持つものでありまして、関係法律としては、御承知の昭和二十九年に肥料二法が制定をされましたが、これが昭和三十九年の七月末で失効いたしまして、そのあとを受けて、三十九年から現行の肥料価格安定等臨時措置法が生まれたわけであります。これが第六十一国会で、四十四年七月末に廃止さる……

第63回国会 農林水産委員会 第29号(1970/06/04、32期、日本社会党)

○角屋委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、当面の重要な政治的課題である昭和四十五年産米価の問題を中心に大臣の所信を率直にお伺いをいたしたいと思います。  御承知のとおり、昨日米価審議会が開催をされまして、政府は本年度の生産者米価につきまして、諮問といたしましては「昭和四十五年産の米穀の政府買入価格については、生産費および所得補償方式を基本とし米穀の需給事情を考慮して決定することにつき、米価審議会の意見を求める。」こういう諮問の主文と同時に政府の事実上据え置きの試算米価を出しまして、米価審議会の意見を求めておる段階でございます。昨年度の生産者米価におきまして、政府が十数年ぶりに不当にも生産……

第63回国会 農林水産委員会 第34号(1970/10/09、32期、日本社会党)

○角屋委員 大臣がおっつけお見えになると思いますが、熊谷先生の御質問が終わりましたので、私、引き続き、きょうはとりあえず水産庁長官が見えておるようでありまして、あと各長官、局長そろわぬようでありますから、水産の若干の問題から少しく質問をいたしたいと思います。  きょうは沖繩の農林水産関係の諸問題、それから真珠の不況打開の問題あるいはきのう共立講堂で行なわれました公害絶滅全国漁民総決起大会に関連する海の公害対策関係の問題大体こういう問題にしぼってお尋ねをいたしてまいりたいというふうに考えております。  最初に海の公害関係の問題でありますが、御承知のとおり、最近陸地といわずあるいは河川、海の関係と……

第64回国会 運輸委員会 第4号(1970/12/09、32期、日本社会党)

○角屋委員 私は、議題になっております海洋汚染防止法案につきまして、大臣をはじめ政府委員の方々に質問をいたしたいと思います。  本来ならば、海洋汚染防止法案の関係は、私が直接所属しております農林水産委員会に非常に関係のある問題でありまして、時間が許せば連合審査という形が望ましいわけでありますが、必ずしもそういう事態にまいりません点もございまして、委員の差しかえをお願いして、持ち時間三十分ということでありますが、その範囲内で所要の質問を申し上げたいと思います。  最初に、これは大臣もしくは外務省関係でもいいわけですが、わが党の斉藤さんの質問に対して、過日、本委員会で、海洋汚染防止法案を今回提案い……

第64回国会 農林水産委員会 第2号(1970/12/07、32期、日本社会党)

○角屋委員 農薬取締法の一部を改正する法律案につきまして、同僚の田中君の質問に引き続いて若干質問をいたしたいと思います。質問は重複する点もあると思いますが、重要な問題については重複いたしましてもさらにお答えを願いたいと思います。  今度の農薬取締法の一部改正は、言うまでもなく最近の公害の爆発的な続発状況というふうなものの中で、今度の臨時国会が公害国会として国民からも非常に注目された中で、いわば公害関係法案という性格も帯びて、農薬取締法の一部改正案が出てまいったわけであります。  そこで、農業サイドの問題それから公害対策サイドの問題というものの基本的な姿勢をどう受けとめていったらいいのかというふ……

第65回国会 大蔵委員会 第28号(1971/04/28、32期、日本社会党)

○角屋委員 午前来、同僚の諸君が福田大蔵大臣並びに倉石農林大臣に出席要求をいたしておりました。午後福田大蔵大臣が出席されましたので、きょうは委員各位のお許しを得て、当委員会で食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案に関連をいたしまして、若干御質問を申し上げたいと思うわけでございます。倉石農林大臣おいでになりませんので、農政に関連する部分もございますけれども、国務大臣の立場で総括的に大蔵大臣からもお答え願いたい、こういうふうに思います。  ことしは、御承知の米価の問題について、例年は七月がシーズンでありますけれども、四月の下旬、二十六日から米価審議会が開催をされ、そして政府としても早目にことしの……

第65回国会 農林水産委員会 第6号(1971/03/03、32期、日本社会党)

○角屋委員 それでは、本委員会で議題になっております卸売市場法案の問題につきまして若干御質問を申し上げて、基本的な問題についてはいずれ大臣御出席の際にお伺いをいたしたいと存じます。  御承知のとおり、本法案は継続審議の案件でありまして、本来ならば、流通機構の大宗をなしておる非常な重要法案でありますところの卸売市場法案は、機会さえあれば速急に処理しておいてしかるべき法案だったわけですが、諸般の情勢上今日までおくれておるわけであります。しかし、考えてみますと、最近の生鮮食料品その他の問題を契機にいたしまして、いわゆる卸売市場のあり方という問題が非常に世論の喚起も呼び、また国会議員といたしましても政……

第65回国会 農林水産委員会 第7号(1971/03/04、32期、日本社会党)

○角屋委員 大臣が予算委員会を終わられてこちらへおいでになるので、非常に時間的には制限をされた形で締めくくりの質問をということに相なっております。大臣も御承知のように、当初、継続案件であります卸売市場法案につきまして大臣御出席のもとに審議を始め、さらに予算委員会その他で大臣御出席にならぬ間、渡辺政務次官が出席されてずいぶん議論をしてまいりました。いよいよ大詰めにきたわけでございます。  そこできょう一応締めくくり総括ということになっておりますけれども、私どもも野党各党ともに当卸売市場法案につきましては、生産者の立場も考え、消費者の立場も考え、また正常かつ円滑な卸売市場の今後の運営と発展というこ……

第65回国会 農林水産委員会 第14号(1971/03/25、32期、日本社会党)

○角屋委員 一昨日来の同僚議員の質問に引き続きまして御質問申し上げたいと思います。  きょうは、理事会でもお話が出ておりましたが、農林大臣は参議院の卸売市場法案の審議に出席のために、午前中衆議院のほうには出席されないようでありまして、本来私は、農林大臣の出席を求めて、林業の基本的な問題あるいは当面の議題になっております国有林野の活用に関する法律案の内容について質問いたしたい、こう考えておったのでありますが、せっかくの機会でありますので、主として政府委員に若干の質問を午前中に申し上げたい、こういうふうに考えております。  私も、本院に席を持ってから十数年になりますけれども、議題になっております国……

第65回国会 農林水産委員会 第16号(1971/04/13、32期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま林野庁長官から、過般わが党の長谷部委員のこの問題に対する政府の統一見解要求に対して御答弁がございました。  ただいまの答弁によりますと、国有林の基幹的な作業員の雇用及び勤務の態様が、長期の継続勤務であり、常勤の職員と同様の状態にあることを認めながら、制度的に常勤の職員とすることは国家公務員の体系にかかわることだから困難である。しかしながら、この問題は数年来の非常に重大な懸案問題でもあるので、前向きに慎重に検討いたしたい。こういうことを言っておるわけでありますが、本日の段階では、具体的な解決策については明示されておらないわけであります。問題はいかにして制度的な矛盾を解決するか……

第65回国会 農林水産委員会 第17号(1971/04/14、32期、日本社会党)

○角屋委員 私は、ただいま議題となりました漁港法の一部改正、水産業協同組合法の一部改正、並びに新しく新法として出されました海洋水産資源開発促進法案、この三法案を中心にいたしまして、水産関係の諸問題について少しくお伺いをいたしたいと思います。  過般、政府のほうから第六十五回国会、今次国会に対しまして、「昭和四十五年度漁業の動向に関する年次報告」並びに「昭和四十六年度において沿岸漁業等について講じようとする施策」この二つが提出されたわけでありますが、申し上げるまでもなく、わが国の漁業は、この漁業白書の中でも触れられておりますように、漁獲高においてはペリーに次ぎまして日本が第二位、そのあとソ連、中……

第65回国会 農林水産委員会 第18号(1971/04/21、32期、日本社会党)

○角屋委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党の四党を代表して、ただいま議決されました水産業協同組合法の一部を改正する法律案に対し、附帯決議を付すべしとの動議を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。    水産業協同組合法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   日本漁業をめぐる内外の諸情勢が年とともに厳しさを加えるなかで、わが国水産業の振興と漁業者及び水産加工業者の経済的社会的地位の向上を図るためには、今後水産業協同組合の果すべき役割は極めて重要である。   よって、政府は、水産業の発展に即応しうるよう、漁業協同組合の合併の促進等による整備、水産加工業者に対する……

第65回国会 農林水産委員会 第24号(1971/05/11、32期、日本社会党)

○角屋委員 農林年金法の一部改正の問題につきましては、すでに私どもの党におきましても、同僚の田中、芳賀両委員から、それぞれ問題点については今日まで追及が行なわれてまいりましたが、実は、私きょう十一時から四党の国有農地の担当者会談がありまして、さらにまた一時から記者会見をやらなきゃならぬということもございまして、若干の点についてポイント的にお尋ねをして質問のほうは終わらしていただきたいというふうに思います。  もちろん、ただいま芳賀先生が質問されてきた中にも、当然私がこれから触れる問題等についてはすでに追及が行なわれておると思いますし、重複する点があると思いますけれども、その点については、あらか……

第65回国会 農林水産委員会 第26号(1971/05/13、32期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま議題となっております農業災害補償法及び農業共済基金法の一部を改正する法律案につきまして、昨日の同僚委員の質問に引き続いてお尋ねをいたしたいと思います。  最初に、農業災害補償法の現在対象になっております農作物共済あるいは蚕繭共済、畜産共済、こういうものの現状と将来の指導方針をどう考えるかという問題をやはり前提に踏まえて、以下内容の問題に入っていくのが筋ではなかろうかと思いますが、この点は明日、たとえば米の問題については一般質問で同僚委員が米価、生産調整その他の問題を取り上げる予定にしておりますし、また近く本法に繰り込まれる予定の果樹共済の問題に関連して、グレープフルーツの自……

第65回国会 農林水産委員会 第29号(1971/05/19、32期、日本社会党)

○角屋委員 本日は当面議題になっております農村地域工業導入促進法案の審議の重要な参考として飯島さん、菊池さん、吉田さんのおいでを願いまして、それぞれ貴重な御意見を拝聴いたしましてまことにありがとうございました。それぞれの参考人に数点お尋ねをいたしたいと思います。  まず、飯島参考人でありますが、私ども承知しておるところでは、飯島参考人は産業構造審議会産業立地部会農村工業化委員会の専門委員として今回の法案の問題について産業構造審議会の中で専門的に十分論議をされてきた経過があるというふうに判断をいたしております。その審議の結果につきましては「農村地域工業開発の考え方と施策についての中間答申」という……

第66回国会 災害対策特別委員会 第6号(1971/10/01、32期、日本社会党)

○角屋委員 私は、先ほど来同僚の田村委員、水野委員に引き続きまして、今般の全国的な災害、特に私の出身県である地元の災害問題について、政府の所信をお尋ねいたしたいというふうに考えております。  その前に、田村委員から先ほどお話がございましたように、本特別委員会といたしましては、三重県下の台風二十三号以来の災害につきまして、いち早く災害対策特別委員長をはじめ自民、社会、公明、民社、共産の各党それぞれの本委員会の委員各位が現地においでになりまして、つまびらかに災害の御調査をされ、先ほど瀬野委員から適切な災害対策に対する御報告を承ったことにつきまして、地元の国会議員の一人として、本委員会に衷心から御礼……

第66回国会 農林水産委員会 第5号(1971/10/04、32期、日本社会党)

○角屋委員 私は、赤城農林大臣が本委員会出席の機会に、近く十一日から赤城農林大臣が訪ソされるということを報道を通じて承知しておるわけでございます。現職大臣として赤城農林大臣が訪ソされるのは、当然、難航いたしましたことしの日ソ漁業交渉の最終段階において、赤城さんが当時佐藤総理の要請を受けて特使として日ソ漁業交渉の打開に当たられたという経緯から見まして、今回は現職大臣として日ソ漁業交渉問題の大局的な話し合いをソ連の責任者といたしたい、こういうことが主目的であろうというふうに判断をいたしておるわけであります。しかし、赤城農林大臣はソ連側にも非常に信頼のある大臣でありますし、同時に、日ソ間の問題という……

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第10号(1972/05/11、32期、日本社会党)

○角屋委員 数年来非常に問題になっておりました海上交通安全法案が本特別委員会に付託をされまして、審議もいよいよ大詰めにきておるわけでございます。  私は、この特別委員会に付託されてから、委員各位の非常に熱心な御努力によって、あるいは東京湾であるとか、あるいは瀬戸内海であるとか、そういう今回の法案の適用海域あるいは適用航路の該当地区に直接参られまして現地のなまの声を承って、それを審議の中で生かして熱心な議論を展開されておる経過については、十分承知しておるつもりであります。ただ、この法案は、昭和四十二年以来非常に問題になってきた経緯等もありまして、その後の委員会の審議でも行政当局から明らかにされて……

第68回国会 農林水産委員会 第8号(1972/04/11、32期、日本社会党)

○角屋委員 きょうは土地改良法の一部改正の最終段階にあたりまして、東京農業大学農学部助教授の佐藤先生、東京大学の農学部教授の八幡先生並びに土地改良事業団体連合会の前理事であり新潟県土地改良事業団体連合会の会長であられる鷲尾さんの三氏から、審議の過程におきまして非常に貴重な御意見の開陳を受けてありがとうございました。  八幡先生は、かつて母校で教鞭をとっておられた関係がございますので、ちょっと質問をやりにくいわけですが、数点について御質問を申し上げたいと思います。  最初に佐藤先生、八幡先生のお二人方から、いわゆる農業水利権という問題について、これは今度の法改正でも都市用水との関連とか他用水への……

第68回国会 農林水産委員会 第13号(1972/04/25、32期、日本社会党)

○角屋委員 私は、ただいま議決されました漁港法の一部を改正する法律案、中小漁業振興特別措置法の一部を改正する法律案及び漁業協同組合整備促進法を廃止する等の法律案に対する附帯決議案につき、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。    漁港法の一部を改正する法律案、中小漁業振興特別措置法の一部を改正する法律案及び漁業協同組合整備促進法を廃止する等の法律案に対する附帯決議(案)   わが国漁業をとりまく環境は、内外ともに一段と厳しさの度を加えている反面、国民の水産物に対する需要は、高度化、多様化しつつ増大する等最近における諸……

第68回国会 農林水産委員会 第18号(1972/05/18、32期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま議題となりました農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案に対し、日本社会党、公明党及び民社党三党共同にかかわる修正案について、提案者を代表し、趣旨説明をいたすものであります。  修正案については、お配りしてありますので、案文の朗読は省略させていただきます。  次に、修正の理由と内容につき、その概要を申し上げます。  第一は、任意継続組合員制度の存続を必要と認め、これを廃止せんとする第一条中、第十七条第一項の改正規定を削ることといたしたのであります。  第二は、遺族年金の受給期間の短縮をはかるため、現行の「十年以上」を二年以上」に、また「十年未満」を「一年未満」に、……

第68回国会 農林水産委員会 第24号(1972/06/08、32期、日本社会党)

○角屋委員 私はこの際、林業問題について若干重要な点を御質問申し上げたいと存じます。  これは先月の十九日に当委員会におきまして農林大臣の御出席を仰いで林業問題の議論をやりました際に、実は私も質問を予定しておったのでございますが、やはり大臣の時間の御都合等もございまして、質問を持ち越したわけでございます。きょうは、参議院の法案の審議の関係等もございまして、大臣は当初本委員会におられて、参議院の法案審議に移られるという経緯のように承知しておりますので、この際、大臣には重要な一、二点の質問を申し上げ、あと林野庁長官等に引き続き質問を展開いたしたい、こう考えております。  御承知のとおり、いまストッ……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 農林水産委員会 第16号(1973/04/17、33期、日本社会党)

○角屋委員 きょうは大臣御出席でございますが、前々から当委員会においても非常に真剣な論議の行なわれてまいりましたえさの問題に関連をいたしまして、理事会等でも、緊急の手を打たなければならぬ、古々米の払い下げの安価供給の問題あるいは政府の操作飼料の安価供給の問題、そういう手を打つことによって、四月以降に当初予定をされておりました本年に入ってから三回目の大幅値上げはどうしても押えなければならぬということで、寄り寄り協議されてまいりました。きょうの質問のあとでもそういう協議になろうかと思うのでありますけれども、この機会に、その問題に関連をして、数点大臣にお伺いをしておきたいと思います。  申し上げるま……

第71回国会 農林水産委員会 第23号(1973/05/09、33期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま議題になっております農林中央金庫法の一部改正並びに農業協同組合法の一部改正に関しまして、農林大臣に質疑をいたしたいと思います。  まず冒頭に、過般、この両法案等を含めましてきょうお見えになっております中金の片柳理事長をはじめ参考人の招致がすでに行なわれておったわけでございますが、委員長並びに理事の特別の取り計らいによって、本日再び片柳理事長の御出席の了承を得たことにつきまして、お礼を申し上げておきたいと思います。  この両法案につきましては、当初ここに御出席の与党の湊委員の示唆に富んだ質問を口火にいたしまして、それぞれ野党ほとんど全員の質問が今日まで展開されてまいりました。……

第71回国会 農林水産委員会 第29号(1973/06/07、33期、日本社会党)

○角屋委員 愛知、三重の県の担当の責任の参考人並びに両県の漁連の会長の参考人の皆さんには、たいへんお忙しいところを本委員会の要請に基づきましてわざわざおいでをいただき、参考人としての御要請をいただきましてまことにありがとうございました。  御承知の、五月三日の伊良湖水道におけるタンカー日聖丸の沈没の今回の事故につきましては、本委員会においてもいち早く現地の調査に行かなければならぬという話し合いになりまして、去る五月十五日に現地に出かけるということを決定いたしておったわけでございますが、当時の国会情勢も若干ありましたが、前日の夕刻まで、災害問題は別であるということで、私ども関係者の者といたしまし……

第71回国会 農林水産委員会 第31号(1973/06/13、33期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま議題になりました水産業協同組合法の一部を改正する法律案、漁船損害補償法の一部を改正する法律案、漁船積荷保険臨時措置法案、いわゆる水産三法が本委員会に提出され、去る六日から議論が展開をされてまいっておるわけでございますが、各委員御承知のとおり、本委員会といたしまして、先週の土曜日から日曜、今週月曜日にかけまして、私も本委員会に十数年籍を置いておりますけれども、公害に関連する水産被害の問題で現地調査をやるというのは、本委員会としては初めてであります。事ほどさように、第三水俣病の問題をはじめ、最近のPCB汚染問題等を含めまして、漁業者あるいは漁業関連者としては深刻な事態に追い込ま……

第71回国会 農林水産委員会 第33号(1973/06/19、33期、日本社会党)

○角屋委員 今月の六日に本委員会で水産業協同組合法の一部改正、漁船損害補償法の一部改正、さらに新法として漁船積荷保険臨時措置法案、いわゆる水産三法が俎上にのぼりましてから、いよいよ私が締めくくりの質問ということになりまして、その間御承知のような第三水俣病の現地派遣等もありましたし、また水産庁が八水域のPCB問題の発表を契機にしたいわゆる漁業被害あるいは社会問題というふうな問題等もございまして、それぞれ関係委員からは提案されております水産三法以外の当面の水産上の重大な問題についても質疑が展開されてまいりました。私は、持ち時間締めくくり三十五分ということでございますので、そのことを頭に踏まえながら……

第71回国会 農林水産委員会 第43号(1973/07/11、33期、日本社会党)

○角屋議員 ただいま議題となりました芳賀貢君他十名提出にかかわる国が行なう民有林野の分収造林に関する特別措置法案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を説明申し上げます。  わが国の森林面積は、二千五百万ヘクタールで国土のおよそ六八%を占めているとはいえ、国民一人当りでは〇・二ヘクタールと世界平均の一・二ヘクタールの六分の一にすぎません。  すなわち、森林の果たす役割りは、国土の保全、水資源の涵養、自然環境の保持形成、国民の保健休養などの公益的機能を確保し、木材その他の林産物を持続的に供給する等、国民生活の安定と福祉の向上をはかる上できわめて重要なものがあります。  また、木材需給の動向に……

第71回国会 農林水産委員会 第52号(1973/09/12、33期、日本社会党)

○角屋委員 私は、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党の五党を代表して、水銀等の汚染による被害漁業者等に対する基本対策等に関する決議案について、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     水銀等の汚染による被害漁業者等に対する基本対策等に関する件(案)   最近における水銀、PCB等による一部魚介類の汚染問題は、水産食品の安全性に対する国民の不安、不信を引き起し、その結果関係漁業者等は、漁業の操業の停止、水産物の販売の不振、魚価の低落等により甚大な損害を被り、その経営はもとより生活さえ危機に陥る等大きな社会問題となつたことは周知のところであ……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第1号(1973/12/01、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が委員長の重責をになうことになりました。  申し上げるまでもなく、公害対策と環境保全の問題は人類の生存をささえる基本的な問題でありますが、わが国におきましては急速な経済の成長に伴い、自然の浄化能力を越えた汚染物質の流出や無秩序な開発等によって幾多の公害の発生と環境の破壊を増大させ、重大な政治、社会問題となってきた経過は御承知のところであります。以来、本問題の対策樹立のため逐次関係法の制定等により、その施策が実施されてきたところでありますが、国際的な視点から見ても、いまだこれをもって万全とは必ずしも言……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第2号(1973/12/14、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  まず、理事辞任の件についておはかりいたします。  理事小林信一君から理事を辞任いたしたいとの申し出があります。これを許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、よって、さよう決しました。  引き続き、理事の補欠選任の件についておはかりいたします。  ただいまの小林信一君の辞任のほか、理事でありました木部佳昭君が去る三日委員を辞任されましたので、現在理事が二名欠員となっております。この際、その補欠選任を行ないたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1974/02/12、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  理事補欠選任の件についておはかりいたします。  理事中島武敏君が去る一月二十一日委員を辞任され、理事が一名欠員となっております。この際、その補欠選任を行ないたいと存じますが、先例により委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、よって、さよう決しました。  それでは、木下元二君を理事に指名いたします。
【次の発言】 公害対策並びに環境保全に関する件について調査を進めます。  まず、環境庁長官から所信を伺うことといたします。三木環境庁長官。
【次の発言】 以上で、三木環境庁長官の所信表明は終わりました。  次回は、来た……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号(1974/02/19、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  公害対策並びに環境保全に関する件について調査を進めます。  まず、昭和四十九年度環境庁関係予算の説明を求めます。信澤官房長。
【次の発言】 次に、昭和四十九年度環境保全関係各省庁予算について、便宜環境庁から説明を求めます。城戸企画調整局長。
【次の発言】 以上で予算の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、公害等調整委員会の公害紛争の処理に関する事務概況について説明を聴取いたします。小澤公害等調整委員会委員長。
【次の発言】 以上で、公害等調整委員会の公害紛争の処理に関する事務概況説明は終わりました。

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号(1974/02/20、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  公害対策並びに環境保全に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。米原昶君。
【次の発言】 岡本富夫君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。     午後零時一分休憩
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後三時散会

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号(1974/02/28、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の公害健康被害補償法の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を求めます。三木環境庁長官。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。  本案の質疑は、後日に譲ることといたします。  この際、暫時休憩いたします。     午前十時五十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、三木環境庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。三木環境庁長官。
【次の発言】 公害対策並びに環境保全に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。島本虎三君。

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第7号(1974/03/05、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  第七十一回国会より継続審査となっております内閣提出、富士地域環境保全整備特別措置法案を議題といたします。
【次の発言】 本案につきましては、第七十一回国会におきましてすでに趣旨説明を聴取しておりますので、これを省略したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 本案について審査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。渡部恒三君。
【次の発言】 次に、内閣提出の公害健康被害補償法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第8号(1974/03/08、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  委員派遣承認申請に関する件についておはかりいたします。  公害対策並びに環境保全に関する件、特に新幹線騒音問題の実情調査のため、議長に対し、委員派遣の承認を申請したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  なお、委員派遣の人選、日時、派遣地等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
【次の発言】 内閣提出の公害健康被害補償法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の申し出がありますので順次これを許します……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第9号(1974/03/12、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  この際、去る三月九日、新幹線騒音問題の実情調査のため委員を派遣いたしましたので、派遣委員の報告を聴取いたします。島本虎三君。
【次の発言】 以上で派遣委員からの報告聴取は終わりました。
【次の発言】 おはかりいたします。  ただいまの島本虎三君の御提案のとおり、調査報告書は、本日の会議録に参照掲載することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、よって、さよう決しました。
【次の発言】 公害対策並びに環境保全に関する件、特にカドミウム汚染と環境保全の問題について調査を進めます。  本日は、参考人として東邦亜鉛株式会社社長小西康孝君、東邦亜……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第10号(1974/03/15、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  公害対策並びに環境保全に関する件、特に新幹線騒音問題について調査を進めます。  本日は、参考人として、名古屋新幹線公害対策同盟連合会会長干草恒男君及び名古屋市公害対策局長山田_一君が御出席になっております。  この際、委員会を代表いたしまして、両参考人に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用中のところ、また遠路にもかかわらず、本委員会に御出席していただきまして、まことにありがとうございました。厚くお礼を申し上げます。  本委員会といたしましては、公害に関する苦情の中で、最も件数の多い騒音、振動対策樹立のため鋭意努力を重ねておるところであります……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第11号(1974/03/19、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の富士地域環境保全整備特別措置法案を議題とし、審査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。林義郎君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。     午前十一時五十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。林義郎君。
【次の発言】 次に、内閣提出の公害健康被害補償法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。木下元二君。
【次の発言】 坂口力君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いた……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第12号(1974/03/22、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  公害対策並びに環境保全に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。林義郎君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。     午後一時五十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。島本虎三君。
【次の発言】 土井たか子君。
【次の発言】 山原健二郎君。
【次の発言】 石野君、もうちょっと声を大きくせぬと速記がとりにくいから……。
【次の発言】 坂口力君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後七時四十一分散……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第13号(1974/03/26、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。内閣提出の公害健康被害補償法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。米原昶君。
【次の発言】 岡本富夫君。
【次の発言】 木下元二君。
【次の発言】 次回は、来たる三月二十八日木曜日、午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後五時九分散会

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第14号(1974/03/28、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の公害健康被害補償法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。土井たか子君。
【次の発言】 土井君に申し上げます。  質問の予定の点は、かねての申し合わせの線もありますので、残余の質問については、それを踏まえてお願いしたいと思います。
【次の発言】 島本虎三君。
【次の発言】 これにて内閣提出の公害健康被害補償法の一部を改正する法律案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 本案に対し、木下元二君から修正案が提出されております。

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第15号(1974/04/02、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の富士地域環境保全整備特別措置法案を議題とし、審査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。土井たか子君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。米原昶君。
【次の発言】 先ほど米原委員から委員長に要請の問題については、環境庁、ひとつ、できるだけの資料を整備していただきたいと思います。
【次の発言】 坂口力君。
【次の発言】 次回は、明後四月四日木曜日、午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後三時三十九分散会

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第16号(1974/04/04、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  公害対策並びに環境保全に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。近藤鉄雄君。
【次の発言】 ただいまの林委員の申し出の点については、本件について第六十八国会の際に、昭和四十七年五月二十五日の委員会において金沢大学武内教授以下八人の参考人を呼んで意見聴取をしたことがございます。今日の時点で、さらにお申し出のとおり参考人を呼ぶかどうかについては、理事会で御相談をいたしたいと思います。  木下元二君。
【次の発言】 坂口力君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。     午前十一時五十九分休憩

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第19号(1974/04/24、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の富士地域環境保全整備特別措置法案を議題として、審査を進めます。  本日は、参考人として、山梨県知事田辺国男君、富士宮市長植松義忠君、忍草入会組合組合長天野重知君、国立公園協会理事長千家哲君、山梨大学教授中村司君、京都大学名誉教授西山夘三君、千葉大学教授池ノ上容君、以上七名の方々をお招きしております。  なお、議事の整理上、前半は田辺参考人、植松参考人、天野参考人及び千家参考人からまず御意見を承り、続いて以上の参考人に対し、質疑を行なうことといたします。  また、午後二時から中村参考人、西山参考人、池ノ上参考人から御意見を承り、続いて質疑を行な……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第20号(1974/04/26、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。内閣提出の公害紛争処理法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。米原昶君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記を始めて。  環境庁城戸企画調整局長。
【次の発言】 岡本富夫君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。     午後零時十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。島本虎三君。
【次の発言】 島本先生の質問の前に。答弁の声がときどき小さくなるので、速記の関係もございますので、どうぞよろしくお願いします。

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第21号(1974/05/07、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の富士地域環境保全整備特別措置法案を議題とし、審査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。岩垂寿喜男君。
【次の発言】 質問者と答弁者以外の方は、なるべく発言を慎んでいただきます。
【次の発言】 金丸徳重君。
【次の発言】 委員の各位に申し上げます。  本会議が、委員部を通じてお聞きしたところでは、予定どおり二時というように委員長はお伺いしておりますが、本会議後の審議の関係も考慮いたしまして、引き続き坂口力君の質疑が約二十分程度とお聞きしておりますが、その後に休憩をいたすというふうにいたしたいと存じております。  坂口力……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第22号(1974/05/09、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  公害対策並びに環境保全に関する件、特に多摩ニュータウンの環境保全問題について、本日、参考人として日本住宅公団理事秀島敏彦君及び東貞三君の出席を求め、意見を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、よって、さよう決しました。
【次の発言】 公害対策並びに環境保全に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。林義郎君。
【次の発言】 島本虎三君。
【次の発言】 福岡義登君。

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第23号(1974/05/14、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の富士地域環境保全整備特別措置法案を議題とし、審査を進めます  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。岡本富夫君。
【次の発言】 小林信一君。  小林君に申し上げます。  官房庁官の御要請がございましたが、官房長官、日程等のこともございまして、大村官房副長官に代理を願うことにいたしましたので、御了承願いたいと思います。
【次の発言】 いや……。
【次の発言】 木下元二君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。     午後零時四十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。  島本虎三君。

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第24号(1974/05/17、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  公害対策並びに環境保全に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。岩垂寿喜男君。
【次の発言】 岩垂君に申し上げます。  答弁の前に、参議院の本会議が少しおくれておりまして、そういう関係で、理事会で御相談を申し上げました状況のうちで、岩垂委員の質問に次いで米原委員の質問を引き続き行なう、いずれ米原委員が参ると思いますから、それまでの間、質疑を続行していただいてけっこうです。
【次の発言】 米原昶君。
【次の発言】 島本虎三君。
【次の発言】 島本さんに申し上げますが、きょうの理事会でもおはかりしましたように、大……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第25号(1974/05/21、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、参議院送付、大気汚染防止法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。土井たか子君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 土井君に申し上げますが、理事会の申し合わせもありますので、それを踏まえて集約していただきたいと思います。
【次の発言】 米原昶君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。     午後零時五十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。田中覚君。

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第26号(1974/05/22、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、参議院送付、大気汚染防止法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  本日は、参考人として、大阪府公害監視センター次長大塩敏樹君、横浜市公害局長助川信彦君、工業技術院公害資源研究所公害第一部第一課長横山長之君、電気事業連合会環境対策特別委員長伊藤俊夫君、以上四名の方々が御出席になっております。  この際、委員会を代表いたしまして、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用中のところ、また遠路にもかかわらず、本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。厚くお礼を申し上げます。  本委員会といたし……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第27号(1974/05/24、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、参議院送付、大気汚染防止法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。島本虎三君。
【次の発言】 木下元二君。
【次の発言】 木下君に申し上げます。理事会の申し合わせの線もありますので、それを踏まえてひとつ……。
【次の発言】 折小野良一君。
【次の発言】 これにて内閣提出、参議院送付、大気汚染防止法の一部を改正する法律案に対する質疑は終局いたしました。
【次の発言】 本案に対し、木下元二君から修正案が提出されております。
【次の発言】 まず、修正案について、提出者から趣旨の説明を求め……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第28号(1974/06/03、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  これより請願の審査に入ります。  本委員会に付託されました請願は五十七件であります。  本日の請願日程全部を議題とし、審査を進めます。  まず、審査の方法についておはかりいたします。  本請願の内容につきましては、先刻の理事会において御検討いただきましたので、紹介議員よりの説明等は省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、よって、さよう決しました。  採決いたします。  本日の請願日程中、第二及び第三、第一九ないし第二九、第三四ないし第四〇及び第四二ないし第五七の各請願は、いずれも採択の上内閣に送付……

第72回国会 農林水産委員会 第14号(1974/02/27、33期、日本社会党)

○角屋委員 森林法の一部改正の議論が、本委員会におきまして、同僚議員によってずいぶん緻密な点まで論議が展開されて今日に至っておるわけでございます。同時に、この森林法は昨年の国会からの継続でもございますし、今日まで所要の現地調査等も行なわれて、真摯な議論がなされてまいりました。したがって、私は、別の委員会であります公害対策並びに環境保全特別委員会の委員長を仰せつかるというふうな立場もございまして、きょうは特に森林法と関連をして質問したいのですが、いわゆる森林の公益的機能あるいは経済的機能、さらにはこれからの経済の発展との見合いにおいて、水資源問題というふうな問題が非常に重要な緊急の課題だというふ……

第72回国会 農林水産委員会 第24号(1974/03/26、33期、日本社会党)

○角屋委員 本日は、漁業災害補償法の一部を改正する法律案、漁業近代化資金助成法及び中小漁業融資保証法の一部を改正する法律案、並びに沿岸漁場整備開発法案の、提出法案としては三案でありますが、実体法案とすれば四法案の改正並びに新法がすでに本委員会で真剣に御論議が行なわれておりまして、きょうは、全国漁業協同組合連合会専務理事の池尻さん、漁業信用基金中央会副会長の高橋さん、全国漁業共済組合連合会専務理事の中里さんのお三方の参考人をお呼びいたしまして、ただいまたいへん貴重な御意見をいただきまして、まことにありがとうございました。  若干時間をおかりいたしまして、お三方の参考人にそれぞれ重点的な点について……

第72回国会 農林水産委員会 第28号(1974/04/03、33期、日本社会党)

○角屋委員 本委員会におきましていわゆる水産三法、新しく法律として政府から提案されております沿岸漁場整備開発法案をはじめ漁業災害補償法の一部を改正する法律案、並びに漁業近代化資金助成法及び中小漁業融資保証法の一部を改正する法律案、この三件は三月六日に倉石農林大臣から提案理由の説明があり、十二日に補足説明がなされまして、三月十九日を皮切りにして今日まで六回の審議が同僚議員によって真剣に続けられてまいりました。その間三月二十六日には三法に関連する団体の責任者を参考人として呼びまして、団体側の意見についても聴取したところでございます。  この三法につきまして、私は日本社会党を代表いたしまして、最終的……

第73回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第1号(1974/07/31、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が引き続き委員長の重責をになうことになりました。  委員会の運営に当たりましては、皆さまの御支援をいただきまして万全を期していきたいと存じます。  どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。  理事の員数及び互選の方法についておはかりいたします。
【次の発言】 ただいまの渡部恒三君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  委員長は、理事に       坂本三十次君    登坂重次郎君       林  義郎君    森  ……

第73回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第2号(1974/08/21、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  この際、毛利環境庁長官から発言を求められております。これを許します。毛利環境庁長官。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  公害対策並びに環境保全に関する件、特に昭和五十一年度自動車排出ガス規制問題について、参考人の出頭を求め、意見を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、よって、さよう決しました。  なお、参考人の人選及び出頭日時等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、よって、さよう決しました。

第73回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1974/09/11、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  公害対策並びに環境保全に関する件、特に昭和五十一年度自動車排出ガス規制問題について調査を進めます。  本日は、参考人として、いす父自動車株式会社社長荒牧寅雄君、鈴木自動車工業株式会社専務取締役鈴木修君、ダイハツ自動車工業株式会社社長伊瀬芳吉君、東洋工業株式会社社長松田耕平君、トヨタ自動車工業株式会社社長豊田英二君、日産自動車株式会社社長岩越忠恕君、富士重工業株式会社社長大原榮一君、本田技研工業株式会社社長河島喜好君及び三菱自動車工業株式会社社長久保富夫君、以上の方々が御出席になっております。  この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。  本日……

第73回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号(1974/10/23、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  この際、去る九月十七日より五日間、公害対策並びに環境保全状況の実情調査のため委員を派遣いたしましたので、派遣委員の報告を聴取いたします。島本虎三君。
【次の発言】 以上で派遣委員からの報告聴取は終わりました。
【次の発言】 おはかりいたします。  ただいまの島本虎三君の御提案のとおり、調査報告書は本日の会議録に参照掲載することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 公害対策並びに環境保全に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次、これを許します。土井たか子君。

第73回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号(1974/11/22、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  この際、橋本環境政務次官から発言を求められております。これを許します。橋本環境政務次官。
【次の発言】 理事補欠選任の件についておはかりいたします。  理事渡部恒三君が去る十五日委員を辞任され、理事が一名欠員となっております。この際、その補欠選任を行ないたいと存じますが、先例により委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、よって、さよう決しました。  それでは、藤本孝雄君を理事に指名いたします。
【次の発言】 公害対策並び二環境保全に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します……

第74回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第1号(1974/12/09、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 この際、一言ごあさいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が引き続き委員長の重責をになうことになりました。  委員会の運営にあたりましては、皆さまの御支援をいただきまして、万全を期してまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。  理事の員数及び互選の方法についておはかりいたします。
【次の発言】 ただいまの藤本孝雄君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  委員長は、理事に       坂本三十次君    登坂重次郎君       林  義郎君    藤本 ……

第74回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第2号(1974/12/18、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  公害対策並びに環境保全に関する件について調査を進めます。  この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  公害対策並びに環境保全に関する件、特に昭和五十一年度自動車排出ガス規制問題について、本日、参考人として、中央公害対策審議会自動車公害専門委員長八田桂三君、中央公害対策審議会大気部会長伊東彊自君・七大都市自動車排出が規制問題調査団長柴田徳衛君、及び日本自動車工業会会長豊田英二君、以上の方々の御出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

第74回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1974/12/24、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 これより会議を開きます。  この際、小沢環境庁長官から発言を求められております。これを許します。小沢環境庁長官。
【次の発言】 これより請願の審査に入ります。  本委員会に付託されました請願は十五件であります。  本日の請願日程全部を議題とし、審査を進めます。  まず、審査の方法についておはかりいたします。  本請願の内容につきましては、先刻の理事会において御検討いただきましたので、紹介議員よりの説明等は省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、よって、さよう決しました。  採決いたします。  本日の請願日程中第一、第二、第六……

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1975/02/14、33期、日本社会党)

○角屋委員 先ほど来参考人に対する意見が展開されてまいりましたが、引き続きまして、私からも三参考人に対して数点お伺いをいたしてまいりたいと思います。  昨年中、私は本委員会の特別委員長として、重要なこの問題に直接タッチをしてきたわけでありますが、いまは一メンバーに返りまして、ひとつお伺いをいたします。  最初に和達、八田両参考人にお伺いしたいのでございますけれども家本さんの意図が何であれ、御承知のような、家本メモをめぐって非常に大きな問題を提起しておるわけであります。しかも、国民の健康と生命に重大な関係のある自動車の五十一年度排出規制の問題について、答申の段階の経緯は別として、和達会長から答申……

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号(1975/03/04、33期、日本社会党)

○角屋委員 本日は、参考人の皆さまには御苦労さまでした。  生越先生にお伺いをいたします。  先ほど来、地質学的な見地から埋立地の諸問題について、いろいろ御意見の開陳がございましたが、いわゆる埋め立ての場合の良質な骨材を入手することが非常に困難になっております。あるいは均質な砂を入手するにも、資源的にも少なくなってきておる。昭和四十七年十一月二十八日の科学技術庁の資料等を前提にしながら、いろいろお話がございました。  そこで、そうだとするならば、最近タンク等の不等沈下問題等が大きな問題になってきておるわけでありますが、いわゆる埋め立ての場合のこういった良質な骨材あるいは均質な砂等の資源が非常に……

第75回国会 農林水産委員会 第8号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○角屋委員 本日から畜産物の価格安定等に関する法律の一部を改正する法律案が審議に入るわけでございますが、私は、日本社会党を代表いたしまして、まず、総括的な御質問を農林大臣を中心に展開いたしたいと考えております。  御承知のとおり、畜産物の価格安定等に関する法律は、昭和三十六年の例の農業基本法を議論しました際に出されてまいりました重要な法案でありました。社会党としてはこれに対して対案を出していろいろな真剣な議論をし、政府提案を一部修正をし、附帯決議を付してこれを処理した経過がございます。今回牛肉を新しく指定食肉の中に加える、牛肉の全体的な安定を図っていくということは、私どもとしても、安倍農林大臣……

第75回国会 農林水産委員会 第23号(1975/05/29、33期、日本社会党)

○角屋委員 きょうは農林大臣は参議院の法案審議のために御出席にならないのは非常に残念でございますが、御承知の外国人漁業の規制に関する法律の一部改正の問題を中心にいたしまして、かねてから本委員会理事会でも寄り寄り協議が続けられておる段階でございますが、その問題にも直接関連することでございますけれども、その法案の一部改正を必要とするバックグラウンドといいますか、そういった意味で水産全体の問題、特にカツオ・マグロ等の現状、あるいはそれに対する対応策というふうな問題を中心にしながら、水産庁等に御質問を申し上げたいと思うわけでございます。  最初にお伺いをしたいのでございますが、これはことし第七十五回国……

第75回国会 農林水産委員会 第30号(1975/06/24、33期、日本社会党)

○角屋委員 明日から麦価問題についての米価審議会が開催される。引き続き日程を置いて生産者米価問題の米価審議会も七月十日前後には開かれるということが予想されておるわけでございますが、まず、明日から開催をされる麦価問題の米価審議会を控えて一、二点お伺いをいたしたいと思うわけでございます。  安倍農林大臣が就任をして初めての大きな政治課題であることしの米麦価の問題をどうさばくかという時期を迎えておるわけでありまして、まさに安倍農政にとっては重大な試金石であると、その経過について私どもも重大な関心を持って注目をしておるわけでございます。  そこで、いま島田委員も御質問の中で麦価問題にも触れられたわけで……

第76回国会 農林水産委員会 第5号(1975/11/19、33期、日本社会党)

○角屋議員 ただいま議題となりました飼料の需給及び価格の安定に関する法律案、飼料作物生産振興特別措置法案につきまして提案者を代表いたしましてその提案理由並びに主な内容について御説明申し上げます。  御承知のように、わが国の飼料需要は、畜産の生産拡大に伴い年々増加し、昭和四十九年には濃厚飼料の場合二千百十四万トンにも上っており、約七〇%以上がアメリカを初めとする海外からの輸入によって賄われているのが現状であります。一方、国内産自給飼料の生産は増大する飼料需要に即応する積極的な対策がほとんどないまま今日を迎えております。  特に濃厚飼料につきましては、国内での自給対策に力を入れず、いたずらに海外依……

第77回国会 農林水産委員会 第5号(1976/03/29、33期、日本社会党)

○角屋委員 私は、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党の五党を代表して、ただいま可決されました土地改良法の一部を改正する法律案に対し、附帯決議を付すべしとの動議を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。    土地改良法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   近年、国民食糧の安定的供給の確保と農業の健全な発展を図るため、農業基盤整備事業の積極的な推進が強く要請されているが、ここ数年来、国営土地改良事業をはじめとして各種事業の進展が著しく低下している。   よつて、政府は、この際土地改良長期計画の計画期間内の達成及び工期遅延の回復等のため、土地改良……

第77回国会 農林水産委員会 第6号(1976/04/28、33期、日本社会党)

○角屋委員 本日は参考人の皆さん御苦労さまでございます。  本来ならば水産三法の法律に関連をして参考人に三団体の代表以外の方も含めてお呼びすることを考えておりましたが、御承知のような国会情勢もございまして、こういう形に相なったことは御了承いただきたいと思います。  すでに午前中法律案も大臣から提案されましたので、若干そういうことにも関連をして簡潔に御意見を承っておきたいと思います。  今度水産三法が提案をされておるわけですが、そのうちの一つである漁業再建整備特別措置法案は、再建計画あるいは構造改善計画あるいは整備計画と、それぞれの業態に応じて三つの手法で漁業の再建整備を図ろうという考え方でござ……

第77回国会 農林水産委員会 第7号(1976/05/06、33期、日本社会党)

○角屋委員 本日は、水産三法を中心にして安倍農林大臣に質問をいたしたいと思います。  実は、各党の申し合わせもございまして、社会党の山も含めた四法の質疑時間が四時間ということで六時まで、私の持ち時間は一時間のところ少し食い込んでおるようでありますので、そういうことを頭に入れながら質問を展開したい。  最初、水産三法に入る前に、若干国際、国内の漁業情勢の問題について簡潔にお尋ねをいたしたいと思います。  御案内のとおり、第三次国連海洋法会議の第四会期がニューヨークで開かれまして、これが五月七日に終わるという段階を迎えておるわけです。これは、前のジュネーブ会議のときに、非公式単一交渉草案というのが……

第77回国会 農林水産委員会 第9号(1976/05/12、33期、日本社会党)

○角屋委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党の四党を代表して、ただいま議決されました農業者年金基金法の一部を改正する法律案に対し、附帯決議を付すべしとの動議を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。    農業者年金基金法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本年金制度が国民食糧の生産の担い手としての使命を有する農業者の老後保障と後継者の確保等に果す役割の重要性にかんがみ、本制度の一層の整備充実を図り、かつ、加入の促進に格段の努力をするとともに、本法の施行に当たつては、左記事項に留意し、その速やかな実現に努めるべきである。         記 ……

第77回国会 農林水産委員会 第10号(1976/05/13、33期、日本社会党)

○角屋委員 私は、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党の五党を代表して、ただいま議決されました農業災害補償法及び農業共済基金法の一部を改正する法律案に対し、附帯決議を付すべしとの動議を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。    農業災害補償法及び農業共済基金法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、最近における農業事情の変化等にかんがみ、長期的視野に立つて、制度の一層の拡充整備を図り、農業経営の安定と農業生産力の発展に資するよう左記事項の実現に努めるべきである。       記  一、農作物共済については、補償の経営安定効果を一層高めるた……

第78回国会 農林水産委員会 第6号(1976/10/26、33期、日本社会党)

○角屋委員 本日は、全漁連の及川会長さん、大日本水産会の高橋副会長さん、全日本海員組合組織局次長の麻生さん、大変お忙しいところわざわざ本委員会に御出席をいただきまして、先ほど来貴重な御意見を賜っておりますことに、日本社会党を代表してまずお礼を申し上げたいと思います。  本日、皆さん方をお呼びすることに相なりましたのは、先週の水曜日の朝の理事会の段階で私の方から各党の理事さんの方にお諮りをいたしまして、それをぜひ来週やろうじゃないかということでお集まりを願ったという経過がございます。  と申しますのは、先ほど来お三方の参考人から非常に厳しい現在の情勢についてその対策の強い要請等もございましたが、……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 農林水産委員会 第19号(1977/04/20、34期、日本社会党)

○角屋委員 私は、今回提案されております領海法案を中心にして、若干の質問をいたしたいというふうに思います。  まず、質問に先立ちまして、福田内閣の誕生に伴いまして鈴木農林大臣が農政を担当することになったわけでございますが、当面多年の懸案でありました領海法担当の国務大臣といたしまして、また日ソ漁業交渉打開のための政府間折衝の代表として、連日寝食を忘れて大変な御努力をされておることについて、私自身心から敬意を表したいというふうに思います。  私自身も十数年来党の水産政策委員長ということで水産関係の責任を担当してまいりましたし、また本委員会に長年席を置きまして、わが国の水産業の振興のためには専門的な……

第84回国会 農林水産委員会 第6号(1978/03/29、34期、日本社会党)

○角屋委員 連日、新年度の加工原料乳の保証価格あるいは豚肉、牛肉の安定価格等を中心にして、畜産政策全般にわたる質疑が熱心に展開されておるわけですが、すでに畜産振興審議会においてえさの関係については答申がなされる、さらに牛肉、豚肉についてもきのう夜答申がなされるということで、きょうは加工原料乳の保証価格を中心にした畜産振興審議会の酪農部会が展開をされておるという時期に来ておるわけでございます。きょうは政務次官が出席をしておられますので、若干私の考えも含めて、基本的な問題で一、二お尋ねをいたしたいと思うのであります。  かつて私自身、米価審議会の委員に籍を置いたことがございますし、また、芳賀委員は……

第84回国会 農林水産委員会 第9号(1978/04/05、34期、日本社会党)

○角屋委員 かねて森林組合法の単独立法の制定については、強い附帯決議もしくは四十九年の森林法審議の際には附則二条ということで、国会でも注文をつけてまいりました森林組合法案が単独立法として提案されてきたわけでありますし、同時に、林興決議の第一項に基づいてわが党から、国が行う民有林野の分収造林に関する特別措置法案を、芳賀さんを提案者として、われわれも提案者の一員として提出をしておるわけでありまして、本日から相並行して審議がなされる、こういうことになっておるわけでございます。ただ、わが党提出の法案については、私自身も提案者でありますので、きょうは政府提出の森林組合法案、これを中心に大綱的な立場から、……

第84回国会 農林水産委員会 第13号(1978/04/12、34期、日本社会党)

○角屋委員 農業災害補償法及び農業共済基金法の一部を改正する法律案について本日から当委員会の審議が開始されたわけでございますが、同僚委員諸君の質問に引き続きまして、私からも、総括的な検討等も含めて、時間が一時間というふうに制約されておりますので、その範囲内で質問を展開いたしたいというふうに思っております。  たまたま中川農林大臣が大変むずかしい日ソ漁業交渉の問題で訪ソ中でありまして、古巣に帰って非常に手なれた立場で臨時大臣の安倍さんの方で答弁されておりますが、官房長官が本職で、答弁中もおられたりおられなかったりいたすのは、これはやむを得ないと思いますけれども、そういうことも了承の上で質問をいた……

第84回国会 農林水産委員会 第16号(1978/04/19、34期、日本社会党)

○角屋委員 本日から漁船積荷保険臨時措置法の一部を改正する法律案について、本委員会における審議が始まるわけでございますが、きょうは、本委員会の理事会並びに委員会の了承を得まして、この法律の改正案の審議に参考人として矢野さんと中里さんをお呼びしたのでございますが、後ほど参考人にはそれぞれお伺いをいたしたいと思います。  いわゆる漁船積荷保険の試験実施、それから五カ年間の延長が要請されておりますけれども、それが認められた場合における引き続きの試験実施から本格実施への問題、あるいは保険、共済の三団体、三制度の統合一元化問題、こういったことについて法案の審議上必要であると考えましたのでお呼びをいただい……

第84回国会 農林水産委員会 第18号(1978/04/25、34期、日本社会党)

○角屋委員 同僚の野坂君に引き続いて、今回、非常に厳しい情勢の中で、日ソ漁業交渉の最後の詰めを、中川農林大臣みずから訪ソされて、日ソ漁業協力協定を初め漁獲高その他の取り決めをやってこられたわけでありますが、結果については、それぞれ政党の立場なりあるいは政治判断として意見のあることは当然だと思いますが、御苦労だったと思います。  そこで、日ソ漁業交渉の中身に入る前に、四月二十一日に正式調印が行われた日、中川農林大臣、コスイギン首相にお会いになったわけですね。これは報道で出ておるわけですけれども、報道によりますと、中川農林大臣は北方領土問題あるいは日中平和友好条約の締結の情勢というものをお話しにな……

第84回国会 農林水産委員会 第23号(1978/05/11、34期、日本社会党)

○角屋委員 私はこれから、政府から提出されております国有林野事業改善特別措置法について質問をいたしたいと思います。  いま芳賀委員が答弁台に立ちましたように、わが党の関係からは対案として国有林野事業再建整備特別措置法案が提案をされておるわけでありますが、私も提出者の一人でございますので、この点に対する質問はやめまして、主として政府案に対する御質問を申し上げたいというふうに思います。  ただいま与党の堀之内委員からわが党案に対する質問をいただきましたが、これはお互い議会人として、議員立法というものを政党がそれぞれ準備する場合には、政府提案もちろんでありますけれども、やはり議員立法を大切にするとい……

第85回国会 農林水産委員会 第5号(1978/11/21、34期、日本社会党)

○角屋委員 きょうは久方ぶりに委員会が開かれました機会に、中川農林水産大臣に、当面非常に国民の注目を引きました東京都の池之端文化センターのいわゆるコレラ問題、さらに国際的には、日ソ漁業交渉が始まっておりますし、日米の漁業交渉の問題もありますし、十二月になれば日中の漁業交渉その他いろいろ国際漁業の交渉が始まっていくという中で、日ソの漁業交渉問題について若干お尋ねしたいというのと、今村経済局長お帰りでございますが、東京ラウンド、これが大詰めに来ておりまして、日米の農産物交渉というものの決着がどうつくのかといったような問題もございますし、さらに最近伊勢湾の地元の関係で、四日市で原油の流出事故というこ……

第85回国会 農林水産委員会 第6号(1978/11/22、34期、日本社会党)

○角屋委員 昨日、中川農林水産大臣御出席のもとで委員会審議が行われたわけでございます。いまの小川君の質問を含めて、米の問題というのが相当に論議をされておりますけれども、農林水産全般の中で、きのうは東京ラウンド、特に日米農産物の最終的な政治決着問題、あるいはいま始まっております日ソの漁業交渉、あるいは日米漁業交渉等も行われておるわけでありますが、そういった問題に関連して特に日ソ漁業交渉の問題さらに政務次官も御承知のような池之端文化センターのコレラ騒ぎということで、それをめぐる水産サイド等からの問題、それに地元の四日市で油流出事故が起こりまして、ノリに大きな打撃を与えるあるいは二次公害等で漁船漁業……

第87回国会 大蔵委員会 第10号(1979/03/07、34期、日本社会党)

○角屋委員 きょうは大蔵委員会に出席をさせていただきまして、食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案について御質問をいたしたいと思います。  たまたま大蔵政務次官の林さん、農林水産委員会にも理事として席を占めておられまして、公害でも大変御協力をいただいたわけでございますが、きょうは、非常に重要な食糧問題、そして法律改正を通じて五十年から五十三年の間に生産された過剰米の処理をどうしていくのかといった問題について、少しくお尋ねをいたしたいと思うわけでございます。  同僚の松沢君の質問を受けて、少し角度を変えて、若干総論的なところをまずお尋ねをいたしたいというふうに考えております。  申し上げるまで……

第87回国会 農林水産委員会 第5号(1979/03/20、34期、日本社会党)

○角屋委員 きょうは午前来同僚の新盛君、馬場君の方から質疑が展開をされておりまして、それを受け継いで私の方から引き続き国際関係の問題あるいは国内のこの法案に関連する重要問題、そして法案の内容といったようなことでお聞きいたしたいと思います。きょうは二時から本会議ということもございまして、しかも大臣は昼食なしというわけにいきませんので、私のしかるべき適当なところでお食事をいただくということを了承しておりますので、そういうことも考えながら、まず国際的な問題からお尋ねをいたしたいと思います。  国際的な問題につきましては、あらかじめ水産庁の方から、本年度の一月から十二月までの漁業関係国際会議と漁業交渉……

第87回国会 農林水産委員会 第8号(1979/04/24、34期、日本社会党)

○角屋委員 本日の委員会に、かねて懸案でありました林業等振興資金融通暫定措置法案が提案され、審議される運びになったわけでございまして、同僚議員の質問に引き続きまして、わが国森林・林業をめぐる国際的、国内的諸問題、それに引き続いて法案の中身についても若干基本的な問題を質問をいたしますので、答弁については簡潔にポイントを大臣並びに政府委員の方から御答弁を願いたいと思います。  まず、冒頭に国際的な問題から入りたいと思うのでありますけれども、やはりこれからの政治、経済の重要な問題として、原油等エネルギーの問題、食糧問題あるいは森林・林業問題といったような資源問題というのは、国際的にもこれから非常に重……

第87回国会 農林水産委員会 第12号(1979/05/09、34期、日本社会党)

○角屋委員 ぜひ、制度改正問題については、五十六年の財政再計算の問題の前に処理できるものについては、法改正を通じて実現を図るという方向で、農林水産省としても積極的に努力をしてもらいたいというふうに要望をしておきます。  そこで、農業者年金の問題に入る前提として、きょうは総理府の統計局長あるいは厚生省関係からもおいでを願っておりますので、若干の点をお聞きしたいと思います。  総理府の統計局から昭和五十年の国勢調査に基づきまして「我が国の人口」という印刷物が天下に公表されておるわけでございますが、農林水産省で言えば統計情報部、あるいは内閣全体で言えば総理府統計局といったようなところの出してまいりま……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 農林水産委員会 第5号(1980/02/28、35期、日本社会党)

○角屋委員 本日は、農協並びに漁協の合併助成法の来週以降の処理に関連をいたしまして、四人の農協、漁協の最一局の指導者の方々に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。持ち時間が二十九分ということでございますので、そういった中で若干の御質問を申し上げたいと思います。  先ほども参考人からお話がございましたように、農協の場合は、これからの八〇年代の農協としてどうやっていくかということについて、「一九八〇年代日本農業の課題と農協の対策」、サブタイトルとして「地域からの農業再編を目指して」、こういうものを大会決定に基づいてこれからの十年間の基本方針にしようということを決めておられるわけであ……

第91回国会 農林水産委員会 第6号(1980/03/04、35期、日本社会党)

○角屋委員 きょうから農業者年金基金法の一部改正の法案の審議に入るわけでありますが、まず、社会党を代表して冒頭私から、主として重要な問題については武藤農林水産大臣にお伺いをいたしたいと思います。  御案内のとおり、農業者年金基金法は、いまから十年前の昭和四十五年、第六十三国会に法案が提出をされまして、その当時社会党からは、ここにおられる芳賀さんの方から、党の対案として農民年金法案を出しながら真剣な議論が展開されたわけでございまして、これはかねて国民年金が生まれた以降におきましても、農林漁業者の社会保障問題ということについては、わが党のサイドでも、また他の党の場合もそうでありましょうが、その労苦……

第91回国会 農林水産委員会 第11号(1980/03/25、35期、日本社会党)

○角屋委員 農業災害補償法の一部改正につきまして、党の同僚委員からそれぞれ先週質問がなされ、さらに他の党の同僚委員からも熱心な議論が行われてまいりましたが、いよいよきょうは取りまとめの段階に参っておりますので、重要な項目について率直に大臣にお伺いをいたしてまいりたいと存じております。  きょうは、農林水産大臣自身、内閣委員会の提案理由の説明も私の質問の途中であるようでありますが、これは必要なことでありますし、その間、直接党内の農災関係の改正の衝に当たられた近藤政務次官もおいででありますから、了承いたすことにいたします。  そこで、まず第一は、今回の改正に関連する問題でございまするけれども、御案……

第91回国会 農林水産委員会 第17号(1980/04/09、35期、日本社会党)

○角屋委員 いよいよ本日から、当委員会としてはすでに三法律案を処理してまいりましたが、これから審議に入ります農地法の一部改正法案、農用地利用増進法案、農業委員会等に関する法律等の一部を改正する法律案、これは農地法制上きわめて重要な法案でございまして、もともとわれわれとしては、本会議の提案、質疑を経て本委員会の審議を開始するという方針であったわけでございますけれども、諸般の経緯がございまして、ダイレクトに委員会審議に入ることに相なりました。  これを受けて、まず私から、日本社会党を代表いたしまして、総論的な問題あるいは若干の各論的な問題について御質問を申し上げたいと思うわけでございます。  わが……

第91回国会 農林水産委員会 第22号(1980/04/22、35期、日本社会党)

○角屋議員 ただいま議題となりました飼料の需給及び価格の安定に関する法律案、飼料作物生産振興特別措置法案につきまして、提案者を代表いたしまして、その提案理由並びに主な内容について御説明申し上げます。  御承知のように、わが国の飼料需要は、畜産の生産拡大に伴い年々増加し、昭和五十三年には濃厚飼料の場合二千四百七十万トンにも上っており、そのうち、約七〇%以上がアメリカを初めとする海外からの輸入によって賄われているのが現状であります。一方、国内産自給飼料の生産は増大する飼料需要に即応する積極的な対策がほとんどないまま今日を迎えております。  特に濃厚飼料につきましては、国内での自給対策に力を入れず、……


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 内閣委員会 第4号(1980/10/23、36期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま委員長から御提案になりました議題につきまして、中曽根行政管理庁長官初め御出席のそれぞれの各省の関係の皆様に御質問を申し上げたいと思うわけでございます。  私は、これまで二十二年の間、委員会関係を考えてみますと、内閣にもかつて若い時分におったことがございますけれども、佐藤内閣当時、私、数年予算委員会におる当時に中曽根さんと論戦を闘わしたこともございますが、主として、ごらんのとおりの顔で、きわめてじみな農政関係の党の責任なんかを持っておりまして、久方ぶりに行政全般という立場から当面の重要な問題である行革の質問を申し上げる。しかも、これは一時間の範囲内であるということで、同僚の委……

第93回国会 内閣委員会 第6号(1980/10/30、36期、日本社会党)

○角屋委員 本委員会に提案をされております防衛三法に関連をいたしまして、若干の質問をいたしたいと思うわけでございます。  きょうは、総合安全保障といったような立場も含めて、防衛庁長官以外に内閣官房長官、外務大臣、通産大臣の御出席を要請しておったわけでございますが、それぞれ、通産大臣の場合は外国に出られるというふうなことがあったり、外務大臣は大切なお客さんがおいでになっておるというふうな日程の関係等もありましたので、閣僚としては直接防衛の責任の衝に当たられる大村防衛庁長官、いま申しました各省の関係はそれぞれ問題を少し狭めまして、出席者の対応に応じた形で御質問をさせていただきながら問題の中心に入っ……

第93回国会 内閣委員会 第10号(1980/11/13、36期、日本社会党)

○角屋委員 私は、同僚議員の質問に引き続きまして、当面の重要な行政改革に対する法案として提示されてまいりました臨時行政調査会設置法案について、持ち時間二時間ということになっておりますが、若干の質問をいたしたいと思います。  今回、行政管理庁長官になられました中曽根さんが、最近の衆参両院の国会審議を通じて、五十五年行革の宇野さんが残された法案関係の一つ、地方支分部局のブロック関係の法案が賛否は別としてとにかく処理されたということで、まあ内心長官自身も行政管理庁としてもやれやれと思っておられるんじゃないかというふうに思います。これは各党の賛否は別として、一つは中曽根長官自身の、ほめて言うわけじゃあ……

第94回国会 内閣委員会 第3号(1981/03/31、36期、日本社会党)

○角屋委員 恩給法等の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におきましても同僚議員から真摯な討議が続けられてまいりまして、いよいよ大詰めを迎えたわけでございます。私からも持ち時間の範囲内において総務長官並びに政府委員に若干の質問をいたしたいと思います。  まず、わが国における恩給制度というのは、明治の初期から数えてまいりますと百年余を経過しておるわけであります。明治八年、九年に陸海軍関係の、海軍で言えば海軍退隠令、あるいは陸軍で言えば陸軍恩給令、こういうふうなものができ、明治十七年に官吏恩給令が公布され、さらに国会開設とともに明治三十三年六月に軍人恩給法、官吏恩給法という形でスタートする……

第94回国会 内閣委員会 第5号(1981/04/09、36期、日本社会党)

○角屋委員 午前来同僚委員の熱心な質疑が続けられてまいりましたが、同僚委員渡部、上原両委員の質問に続きまして、私からも在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、この法律案の内容にかかわる問題、それと関連をして、若干の外交的な諸問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  きょうは外務省関係以外に、水産庁と厚生省関係からお願いをしておるわけですが、厚生省の方が五時以降というふうに聞いておりますので、若干質問が前後することがあろうかと思いますが、そういう点はあらかじめ御了解を得ておきたいというふうに思います。  伊東外務大臣に質問をいたすに当……

第94回国会 内閣委員会 第7号(1981/04/16、36期、日本社会党)

○角屋委員 同僚議員の質問に引き続きまして私からも、今回政府から提案されております農林水産省設置法の一部改正の問題に関連をいたしまして御質問を申し上げたいと思います。  きょうは、農林水産大臣初め農林水産省関係の政府委員以外に、臨時行政調査会の関係、科学技術庁関係あるいは人事院関係、それぞれ政府委員の御出席をお願いしておるわけでございます。これから相当時間やることにいたしております。大臣初め政府委員の方々はもちろんでありますが、委員長初め委員の各位にも御協力を願うわけでありますので、なるべくスムーズに議論を展開してまいりたい、こういうふうに考えております。  亀岡農林大臣も御案内のとおり、こと……

第94回国会 内閣委員会 第11号(1981/05/07、36期、日本社会党)

○角屋委員 同僚の矢山、大出両委員の質問に引き続きまして、国家公務員法の一部改正を中心にその周辺の諸問題についてお尋ねをいたしたいというふうに思います。  まず、八月に予定をされております人事院勧告の問題について少しくお尋ねをいたしたいというふうに思います。  御案内のとおり、給与の勧告については人事院が独立の権限を持っておるわけでございまして、給与勧告については国会並びに政府にこれを勧告することが認められておるわけであります。そこで、ことしの八月に向けていま人事院では、春闘もおおむね収束の過程にあるわけですが、五月六日から民間の職種別の給与実態調査に入って、大体私どもの承知しておるところでは……

第94回国会 内閣委員会 第13号(1981/05/14、36期、日本社会党)

○角屋委員 午前来、同僚議員の熱心な質問が続けられてまいりまして、いよいよ私がこれから質問をいたしていくわけでありますが、同僚議員の御協力をお願いしたいということをまず申し上げておきます。  今回議論になっております議題は、申し上げるまでもなく国家公務員等退職手当法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案が中心でありますけれども、私は過般の定年制法案のときにも、国際的な立場あるいは高齢化社会の今後の動向、そういった立場から六十歳定年には基本的に反対であるということで各般の議論の展開をしてまいりました。  世に公務員二法というふうに言われておりまして、政府・自民党の方は、今回は是が非でもという……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 内閣委員会 第9号(1984/04/19、37期、日本社会党・護憲共同)

○角屋委員 私は、ただいま中西総務長官から提案理由の説明がございました恩給法等の一部を改正する法律案、この改正問題、あるいはそれに関係する諸問題について政府にお尋ねをいたしたいと思います。  きょうは藤波内閣官房長官にも御出席を要請しておりまして、私の承知しておるところでは、十一時十三分から若干時間御出席というふうに承っております。そういうことを前提に置きながら、理事会で認められた所定の時間の範囲内でお尋ねをいたしたいと思います。  各位も御承知のように、恩給法の改善にいたしましても、あるいはこれに関連する国家公務員の共済あるいは地方公務員の共済、その他の関係する年金等の問題にいたしましても、……

第101回国会 内閣委員会 第14号(1984/06/19、37期、日本社会党・護憲共同)

○角屋委員 中曽根総理、ロンドン・サミット、大変御苦労さまでございました。サミットからお帰りになりましたちょうどその時期に、無謀な国会の会期延長問題について与野党の話し合いがついて、国会が再開をされたわけでございます。  総理が、行政改革、財政改革、それに引き続く第三の改革として教育改革、これを本年度当初の総理大臣の施政方針でもその考え方を明らかにされて、具体的には、その第三の教育改革をやるという入れ物として、従来の中教審にかわって新しく、本日から本格的に当内閣委員会で議論を始めようとする臨時教育審議会設置法案を提案されておるわけであります。  私は本日、私と同じように戦前教育を受けられた中曽……

第101回国会 内閣委員会 第15号(1984/06/21、37期、日本社会党・護憲共同)

○角屋委員 一昨日、中曽根総理の出席を求め、私を初め各党から、常任委員会としては異例の総理出席のもとでの審議が開始されたわけでございます。私、二日間にわたって質問するというのは初めての経験でございまして、第一日目に総括的に何をやるか、きょうの第二日目にそれを受けて何をやるか、分断審議という実は非常にやりにくい経験をしたわけでございますが、しかし、教育は非常に重要な問題でございまして、党の御相談の結果、引き続き私が質問いたすことになったわけでございます。  きょうは、第六期以降中央教育審議会の委員を務められ、最近では中央教育審議会の会長として、約二十年にわたっていわゆる中教審の審議、答申を通じて……


各種会議発言一覧

28期(1958/05/22〜)

第33回国会 災害地対策特別委員会農林水産等小委員会 第2号(1959/11/17、28期、日本社会党)

○角屋小委員 今回の台風十五号を中心にいたしました六、七号以来の災害対策につきましては、すでに政府からも関係法案が全部提案され、さらに、わが党からもそれぞれ独立立法が提案をされまして、熱心な審議が行なわれておるわけであります。同時に、私も、過般来農林水産関係の問題について、あるいは農林大臣、さらにそれに関連して建設大臣、大蔵大臣等にもいろいろ質疑を続けてきたわけでございまして、昨日は、わが党の足鹿委員からも農林水産関係の問題について具体的な点を掘り下げて質問があったわけでございます。私は、この機会に、政府から提案されました法案と私どもから提案をしました法案との対比の中において、いろいろ重要な点……

第33回国会 災害地対策特別委員会農林水産等小委員会 第3号(1959/11/18、28期、日本社会党)

○角屋小委員 農業協同組合の再建整備の問題ですが、これはわれわれの方からは、再建整備が本年の三月三十一日で指定の終わっておるものを、二カ年間延長いたしまして、この二カ年というのは、今坂村局長からお話しのように、まだ湛水しておる組合等も相当あるわけです。従いまして、来年の三月三十一日の指定期限では、やはり十分な態勢がとれないだろう、そういうこと等も考えまして、指定の期間を二カ年延長して、今度の台風十五号を中心にして壊滅的な打撃を受けた農協等の再建整備というものを促進していく、こういう趣旨で御承知のように提案をしておるわけであります。さらに先ほど丹羽委員の御指摘になりました、すでに再建整備の指定を……

第34回国会 建設委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1960/03/17、28期、日本社会党)

○角屋委員 本日は、ただいま建設大臣から御提案になりました治山治水緊急措置法案を中心といたしまして、治山治水の抜本的な問題について総括的な問題をお伺いしたいと思います。  御承知のように、本問題は、昨年の累次にわたる災害、特に伊勢湾台風等の大災害にかんがみまして、政府あるいは与党におきましても、国土の保全あるいは国民生活の安定の見地から真剣な検討が加えられて、ここに抜本的に治山治水の本格的な推進に乗り出そうと、こういうことで本計画案が出されて参っておるわけでございます。御承知のように本計画案が具体化する前に、すでに昭和二十八年度の十三号台風のあとにおきましても、政府は緒方副総理を中心にいたしま……

第34回国会 内閣委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1960/04/01、28期、日本社会党)

○角屋委員 農地被買収者問題調査会の件につきまして、福田農林大臣初め関係の方々に御質問申し上げたいと思います。本問題については、すでに内閣委員会におきましてそれぞれ関係委員から詳細にいろいろな点から質問がなされておりますし、同時に本法案はすでに三度目の法案でございますから、前々から本件に対するいろいろな問題が討議されてきておる経緯等もございまして、この際、重要な点についてはすでに質問済みの点が多いのでございますが、簡単にお伺いしたいと思います。  たまたま今度の国会における農地被買収者問題調査会の関係者というものは、偶然の一致か知りませんけれども、農林大臣も福田さんであれば、総務長官も福田さん……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 災害対策協議会 第4号(1961/07/20、29期、日本社会党)

○角屋協議委員 官房長官は午前中だけのようでありますから、ただいまそれぞれ関係各協議委員からお話のあった臨時国会開催の問題であります。御承知のように、今度の梅雨前線の災害は、これから来る本格的な災害の前に起こった非常な大災害、しかも、これは早急に特別立法の問題なり、あるいは予算措置なりの問題を片づけて災害復旧を急がなければならぬ、こういう事態にあるわけなんであります。私どもは、従って、そういういろいろな観点から見て、すでに内閣改造も終わりましたし、しかも、今度の改造の場合は、比較的手なれた方々がなられたので、いろいろ勉強して臨時国会に備えなければならぬという方々はほとんどないわけです。しかも、……

第38回国会 災害対策協議会 第8号(1961/07/27、29期、日本社会党)

○角屋協議委員 今の質問に関連いたしまして、ちょうど河川局長がおいでの機会でありますので、すでに建設省に対する総括的な質問は一昨日行なわれまして、私ども視察をいたしました静岡、愛知、三重のうち、特に建設関係では、狩野川の放水路問題、あるいは天竜川を中心にしたダムとの関連の恒久的な治水対策等の問題については、同僚委員からいろいろな具体的な質問があったわけでありますので、その際質問として落ちておりました三重県関係の揖斐川の問題につきまして、少しくお伺いいたしたいと思います。  河川局長も御承知かと思いますが、三重県の多度町に関係する問題でありますけれども、多度町には七号輪中というのがございまして、……

第38回国会 災害対策協議会 第11号(1961/09/20、29期、日本社会党)

○角屋協議委員 今回、第二室戸台風等の災害が発生をいたしまして、本対策協議会としても、大体、臨時国会を前にして、本日をもって今年度の今日まで起こった災害対策の総括的な締めくくりをやらなければならぬという段階に当面しておるわけでありますが、午後それぞれ同僚委員の方々から各般の問題について、現地の実情に即してお触れになったわけでありまして、私は、それらのすでに出た問題に関連をいたしまして、数点関係各省の見解をお伺いしておきたいと思います。  まず第一に、予算の補正の立て方の問題でありますけれども、この点については、同僚の下平委員から大卒官房長官に対してお尋ねがありまして、今回の第二室戸台風等の災害……

第38回国会 災害対策協議会建設小委員会 第4号(1961/08/09、29期、日本社会党)

○角屋協議委員 今の湛水排除の問題ですが、この前の伊勢湾台風のときの七日以上、三十ヘクタールという政令基準については、その条件緩和を検討する。いずれ相談になるわけですけれども、農林水産の小委員会には直接関連の深い問題で、従来から小委員会の論議の中でも論じた点でありますが、面積の三十ヘクタールそのものについても、もう少し緩和をしたらどうか。それから、今五日という一応の日取りの点もありましたけれども、ちょうど稲の状態から見て、なるべく早期に排水をすれば被害を最小限に食いとめることができるというふうなことから、湛水排除を、非常に緊急にポンプ等を手配してやるというふうな実態等も各県ともにあるわけですか……

第38回国会 災害対策協議会農林水産小委員会 第1号(1961/08/02、29期、日本社会党)

○角屋小委員 今、官房長の方から、今回の梅雨前線災害に対する政府としての現在検討しつつある対策について概略の御説明があったわけですが、明日以降、特別立法等の相談をする参考に資するためにも若干お聞きしておきたいと思うのであります。  農林水産関係の災害対策としては、現行法律として農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律がありますし、さらに、連年災害に対する一部改正等が通常国会でなされたことは御承知の通りでありますが、今度の梅雨前線災害対策の場合に、農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律そのものについての法改正ということについてお考えになっておるかどうか。いわ……

第38回国会 災害対策協議会農林水産小委員会 第2号(1961/08/03、29期、日本社会党)

○角屋小委員 ただいまの説明で、きのうの質問に対する答弁はわかったわけですけれども、大体今度の集中豪雨の災害関係では、災害の実態から見て、長野営林局管内で今の内容の問題が中心になっておると思うのですけれども、その他、関係県としては、長野営林局管内あるいは前橋営林局管内、大阪の営林局管内等の第一線の営林署等の実態を調査すれば、こういう国有林の払い下げの需要実態というものが出てくるのではないか。ですから、この点は、第一線の営林署等まで含めての実態がどうなっておるかという点については、適当な機会に一つ協議会の方に資料を提示願いたい、こういうふうに思います。

第38回国会 大蔵委員会地方行政委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1961/02/27、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は、今般、六委員会合同で行なわれました雪害調査につきまして、これら調査の概要につき御報告いたします。  一、調査団の構成  北陸地方雪害調査団には、私のほかに、運輸委員会からは壽原正一君、地方行政委員会からは宇野宗佑君、大蔵委員会からは米山恒治君、文教委員会からは井伊誠一君、建設委員会からは岡本隆一君、及び民社党代表として内海清君が参加せられ、福井県、石川県及び富山県の三県下を二月十三日から同月十八日までの六日間にわたり調査して参ったのであります。   二、雪害の原因  三県下における雪害の原因につきましては、委員各位はすでに十分御存じの通り、昨年の十二月二十五日夜からの西高東低……

第38回国会 農林水産委員会公聴会 第1号(1961/04/19、29期、日本社会党)

○角屋委員 自民党の方から推薦をされました大坪公述人と、もう一人、田中公述人でしたかの御意見を聞いておりますと、同じ自民党の推薦でございまするけれども、いろいろな面で対照的な点が出ておるかと思うのであります。たとえば、価格政策の面、あるいはまた、農業政策基本に関する面、あるいは食管制度等の面、いろいろな面で、基盤がだいぶ違った見解が述べられておるというように私は受け取っておるわけであります。そこで、数点についてお伺いをいたしたいと思うのですが、これは食管制度の問題であります。過般池田総理に緊急の出席を求めて、私の方から、所得倍増計画の中にある、米の直接統制を廃止をして間接統制に切りかえる、こう……

第38回国会 農林水産委員会公聴会 第2号(1961/04/20、29期、日本社会党)

○角屋委員 午前中四人の公述人の御意見があったわけですが、主として自民党の推薦である田中公述人、村谷公述人にお伺いいたしたいと思います。  昨日の公聴会における公述人の供述の場合もそうでありますが、各党それぞれから出されておる方々がいずれも党に直接関係のない方々が多いわけでありまして、従って、推薦の形式としては社会党あるいは自民党から出されておりますけれども、いずれも農民のためのりっぱな農業基本法というものを十分に慎重審議をしてこれを作り上げてもらいたい、こういうことが超党派的な希望であったわけであります。たまたま、本日、田中公述人並びに村谷公述人から、特に時限を切って、今度の国会でこれを通す……

第38回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1961/03/02、29期、日本社会党)

○角屋分科員 私は農林水産関係の問題を中心に数点農林大臣にお伺いをいたしたいと思うわけでありますが、もともと農林水産委員会のホーム・グランドもございますので、詳細な問題についてはその委員会でさらにいろいろな問題についてただして参りたいと考えておるわけであります。  御承知の通り、今度の国会は農業基本法を初め三十数件に上る関係法案等も出て参りまして、一般にもある意味では農政国会としての性格を持っておる、こういうふうに非常に注目をされておることは御承知の通りであります。すでに一昨年から農林漁業基本問題等でも農政上の各般の問題について検討がなされて、それぞれ農業関係あるいは林業関係あるいは水産関係等……

第40回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1962/02/20、29期、日本社会党)

○角屋分科員 今日の農林分科会では、実は大臣の御出席を得て農政上の問題についてそれぞれお伺いをする予定でございましたが、大臣の御都合が他にあるようでございますので、これを了承いたしまして、問題をもう少し小型にいたしまして、それぞれ事務当局関係からお考えを承りたい、こういうふうに存じます。  最初農地局関係からお伺いをいたしたいと思うのでありますが、過般、たしか予算委員会の一般質問だったかと思いますが、ここにおられる加藤委員が水資源開発公団と愛知用水公団の関係についてお尋ねがございました。この点について農林大臣の方からもたしか御見解が発表されたかと思うのであります。私ども、この問題を取り扱う段階……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1962/02/22、29期、日本社会党)

○角屋分科員 時間もだいぶたっておるようでありますから、簡潔に御質問申し上げたいと思います。  最初、気象関係の問題でありますが、実は私国会に出て参りましてから、伊勢湾台風、あるいは昨年あたりでも、第二室戸台風というふうに、歴年災害が発生をいたしておりまして、そのつど、最近では、国会では災害対策の特別委員会がもたれて、災害問題に対する措置についてお互いに真剣に対処するというようなことをやって参りました。過般の国会の場合にも、私は、池田総理の出席を求めて災害問題を論じたときに、気象関係の問題の充実というものをやはりお互いに真剣に考えていかなければならぬじゃないか、日本のような災害国の場合には、近……

第40回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1962/02/21、29期、日本社会党)

○角屋分科員 私は、本日は私の地元の関係で、昨年全国紙等にも報道されまして、非常に国民の関心を集めました第五拓新丸の乗組員であります久保隆さんの問題について、厚生省の関係の今後の取り扱いの方針等についてお伺いをしたいと思うわけであります。連日大臣以下大へん御苦労さんでありますが、厚生関係の各般の問題についてもいろいろお尋ねしたい点もあるわけでありますが、特に焦点をこの一点にしぼって、なるべく簡潔にお尋ねをいたしたいと思います。  先ほど中村君の方から、広島、長崎の原爆の被害者等に対する問題が出ておりまして、別に事前に打ち合わせをしたわけではないのですが、たまたま同種類のような関係の問題を取り扱……

第43回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○角屋分科員 私は、佐々木委員に引き続きまして、ほぼ同じ行政機構改革の問題、あるいは今審議を進められておる臨時行政調査会の今後の問題等、当初予定しておりました点では、相当前者と重なる点もありますので、それらの点はできるだけ省略をいたしまして、お尋ねをいたしたいと思いますが、その前に、せっかく川島長官がおいででありますので、オリンピック担当大臣として一つだけお伺いいたしたいと思います。  けさの新聞によりますと、御承知の通りアラブ連盟のノファル事務次長が、二十日の日に、加盟十二カ国に対して書簡を送りまして、もしIOCの方からインドネシアの除名を取り消さない場合においては、来年の東京オリンピックを……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1963/02/19、29期、日本社会党)

○角屋分科員 私は農林水産政策全般について重点的にお伺いするつもりでございましたが、大体二時間くらいはもらえると思っていましたけれども、本会議まで大臣もお食事抜きで引き続きということでありますので、予定をした質問のうち、農林水産委員会に席も占めておりますから、そちらの方にある程度譲ります。なお本会議終了後は、農林水産委員会の方に大臣出席の要求があるというふうな話も聞いておりますので、それやこれやでできないかもしれませんから、重点的にしぼってお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 過般、二月の五日に、私は本会議で昭和三十七年度の農業の動向に関する年次報告と、昭和三十八年度において講じようと……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 農林水産委員会漁業災害補償法案審査小委員会 第1号(1964/05/22、30期、日本社会党)

○角屋小委員 きょうはたいへん重要な法案の審議でございますが、大臣の時間の御都合がありまして、約三十分ということでありますので、重点的にお尋ねをいたしたいと思います。  大臣も御承知のとおり、漁業災害補償法案につきましては、政府からも法案が出ておりますし、同時に社会党からも独自の法案を出しておるわけでありますが、衆参両院の本会議並びに衆議院の農林水産委員会の代表質問の経過を経て小委員会が設置をされ、さらに小委員会におきましては小委員長以下の了承を得て、政府原案と社会党案とを対比しながら、政府原案をより充実をさせるという方向で、私と漁業関係のベテランであります仮谷さんを窓口として、過去ずっと話し……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第8号(1964/02/26、30期、日本社会党)

○角屋分科員 私は、きわめて短時間でありますので、水産の問題を中心にいたしまして、主としてお尋ねをいたしたいと思いますが、大臣並びに具体的な問題については関係局長から、簡潔に御答弁を賜わりたいと思います。  まず、御承知のとおり、農政関係では、数日前に全中の会長の荷見さんがなくなられて、さらに、政界の重鎮であられます高碕さんが、これは水産関係では非常に大きな功績を今日まで果たしてこられたわけですが、高碕さんも急逝される。時をたまたま同じゅうして農政、水産関係の大御所がなくなられるという事態がございました。まことに哀悼にたえないわけですけれども、特に高碕さんの場合は、単に大日本水産会会長として国……

第46回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1964/02/20、30期、日本社会党)

○角屋分科員 本日は、文部大臣に、文教政策上の基本的な考え方の問題から出発をいたしまして、若干現地における具体的な問題に対する文部省のお考え等もただしたいというふうに思っております。  まず第一にお伺いをいたしたいのでありますが、灘尾文部大臣はこれで文部大臣に就任されますのはたしか三度目だというふうに承知をいたしております。それだけ文教政策については、党内のベテランとして今日非常に重要な教育政策の刷新問題に取り組もうということで熱意をもってやっておられると思うのでありますが、この機会に、文教政策の基本をどこに置いて進めていかれるのか、これは私は文教政策の基本は当然憲法に基本を置きながら教育基本……

第51回国会 予算委員会公聴会 第1号(1966/02/21、30期、日本社会党)

○角屋委員 綿野さんでございますか、私は今日まで、専門的には農林水産関係の諸問題に国会では中心的に関係をしてきたわけですけれども、さっきの綿野さんのこの方面に関するお話を少しく承ったのでございますが、過般私、予算委員会の総括質問の中でも、農林水産関係の諸問題についての政府のお考えを聞いた中で、日本の今日の農村の状態、あるいは漁村の状態、あるいは山間部における状態、第一次産業の農林水産関係の国際的な視野に立っての現状というものをいろいろ考えて、一体これからどういうふうにすべきかということについては、今日の日本経済の均衡ある発展の立場から見てもやはり重大な政治問題だと思うのです。  で、先ほどお話……

第51回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1966/02/25、30期、日本社会党)

○角屋分科員 本会議がありまして、たいへん時間をとりましたけれども、きょうから農林省関係の分科会に入るわけでありますが、きょうは私も問題をしぼりまして、一つは漁災関係の問題、一つは農林年金関係の改正の問題主として林業政策上の問題、これは後ほど永井、芳賀両先輩も、林業問題についてはさらに深く触れられますので、それらの諸点に大体焦点をしぼりながら、農林大臣にお伺いしたいと思います。  先般、予算委員会の総括質問で、農林水産全般の問題に触れたわけでありますが、私の気持ちとしては、これは農業、林業、漁業全体を通じて、経済の高度成長の中で第一次産業はたいへん重大なところに来ておる。これを農林水産関係に熱……

第51回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1966/02/28、30期、日本社会党)

○角屋分科員 私はまず最初に国際貿易関係の問題からお伺いをいたしたいと思います。  過般、二十五日だったと思いますが、最高輸出会議が開催をされまして、大体本年度の貿易の収支状況、あるいは運輸関係から貿易外収支についても触れられて、ことしの貿易関係についての概略の話をされたわけでございます。その概況をまず担当の者からお話を願いたいと思います。
【次の発言】 引き続いて、これも事務当局からでけっこうでございますが、四十一年度の大体のプラン、これを……。
【次の発言】 大臣にお伺いいたしたいのでありますが、経済の中期計画を破棄いたしまして、これから長期計画を練り直してつくる。大体、今日までの貿易の状……

第51回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1966/03/01、30期、日本社会党)【議会役職】

○角屋主査代理 以上で栗原俊夫君の質疑は終了いたしました。  午後は本会議がございますので、本会議の状況を見て再開し、農林省所管についての質疑を続行することといたします。  暫時休憩いたします。    午後一時十五分休憩

第51回国会 予算委員会第四分科会 第6号(1966/03/02、30期、日本社会党)

○角屋分科員 きょうは藤山経済企画庁長官に、主として国土総合開発の観点から、地域開発の進められてまいりました経過と、これから具体的にはどういうふうにするかという点に大体力点を置きながら、御質問を申し上げたいと思います。  その前に、長官にお伺いいたしたいのでありますが、昨日、藤山さんも、また福田さんも、閣議後の新聞記者会見で、今後の景気の見通しについて触れられておるのであります。同時に、きょうの各紙は一斉に経済企画庁の経済月例報告あるいは日銀の経済の見通しというふうなものをあわせ大きく報道いたしております。  これらを通じてちょっと感じますことは、今度の国会で、予算の総括あるいは一般質問を通じ……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 予算委員会公聴会 第2号(1967/04/18、31期、日本社会党)

○角屋委員 最初に、芦原公述人にお伺いをいたします。  政府のほうで経済社会発展計画、昭和四十二年から五カ年間の計画を発表されたわけですが、こういう計画を推進するにあたって一つ大きく考えなければならぬことは、四つの島に一億近い人口がおりまして、さらにこれから人口が増加をしていく。しかも、そういう中で国土の総合開発というものが、従来から新産都市の問題にしろ、あるいは工業特別振興地域の問題にしろ、あるいは低特の問題にしましても、山村振興の問題にいたしましても、その発生の年次はいろいろ違いますし、こういう経済の非常な発展過程においては、根本的に再検討して、もう一回同じ時点で足並みをそろえて総合的に推……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1967/04/19、31期、日本社会党)

○角屋分科員 秋は約一時間にわたりまして、重点的に農林水産の諸問題について、若干大臣にお伺いをいたしたいと思います。  倉石さんが、農林大臣に就任をされたというのは、私どもから見ますと異色の人事でありまして、いままで労働行政のベテランという倉石さんが農政に取り組む。これから、率直にいってなかなかむずかしいところに参っておりますし、しかも、ある意味では停滞傾向を払拭しなければならぬ、やはり農村、農民に対する新しいビジョンを与えていかなければならぬ、また、それに対する裏づけもしていかなければならぬという、きわめて重要な段階において農林大臣を引き受けられたわけですが、ことしの予算、五千億を少しこえる……

第55回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1967/04/20、31期、日本社会党)

○角屋分科員 外交の当面の諸問題について、重点的に外務大臣にお伺いいたしたいと思います。  過般、エカフエの総会がございましたし、また、今月二十六日からマニラで東宿アジア開発閣僚会議を開催する。さらに今後外務大臣の外交折衝の舞台というのはきわめて多い。九月にはアメリカで日米経済合同委員会の会合も開かれるし、非常に繁忙でございますが、とりあえず、外務大臣の本年のおもなスケジュールを、事務当局からでけっこうですからお知らせ願いたい。
【次の発言】 過般の予算委員会の代表質問のときにも、総理並びに外務大臣の外遊問題について少しお伺いしたのですが、統一地方選挙の影響というものが、総理の外遊に何か影響が……

第58回国会 外務委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1968/05/06、31期、日本社会党)

○角屋委員 今回議題にのぼっております原子力の非軍事的利用に関する協力のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定、並びに原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とグレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国政府との間の協定、この二協定の問題に関連をいたしまして、同僚の石川君に引き続いて、数点にわたって御質問申し上げたいと思います。最初に、私、きょうは議事録を持ってきませんでしたけれども、三木大臣にお伺いしたいのであります。今度の国会で、私、総理の施政方針、それから三木外務大臣の施政方針を聞いておりまして、総理は二十一世紀に向けて核時代を迎えるというようなことでいろいろお話しに……

第61回国会 予算委員会公聴会 第1号(1969/02/21、31期、日本社会党)

○角屋委員 湊さんにお伺いをいたしたいと思います。  湊さん、財政、経済全般にお触れになったんですけれども、お話の中で、総合予算主義の立場から、食管会計問題あるいは生産者米価、消費者米価の据え置き問題等々にも触れられたわけでございます。私は、過般予算委員会の総括質問の中で、農政問題にしぼって総理以下いろいろ論議をやったわけでございますけれども、湊さんは経済審議会等々にも参画しておられるようでありますが、私はまあ湊さんのような経済界の人たちにもぜひひとつ考えてもらいたいというふうな立場から、若干お述べしたいと思うのです。  私、昨年ヨーロッパを農業事情調査ということで回ってまいりました。湊さんも……

第61回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○角屋分科員 私は、きょうは海洋開発に関連する問題と、三十分でありますから、さらに時間を得ますれば原子力の平和利用に関連する問題、大体この二点にしぼって簡潔にお尋ねをいたしてまいりたいというふうに思います。  海洋開発の問題は、近時国際的にも宇宙開発、原子力の平和利用、さらに海洋開発というふうなことが大きくいわれておるわけでございます。国際的に見ましても、アメリカあるいはソ連、フランス等々、積極的に取り組んでおる国々もございますし、日本もこれからこの問題には本格的に取り組もうという姿勢にあるわけでございます。  冒頭にお伺いをしたいのは、海洋開発のこれからの問題を考えるにあたって、いわゆる一九……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1969/02/28、31期、日本社会党)

○角屋分科員 大臣、連日御苦労さんです。  今度大臣が建設大臣として御就任になったわけですが、同時に私どもの地域では、関係の深い中部圏開発整備の直接の責任者ということで非常に期待もしておるわけであります。また、これは別におじょうずを言うわけじゃありませんが、大臣就任以来てきぱきとさばいてきておられるように判断をいたしております。  私は、予算委員会の総括質問のときにも、いま経済企画庁を中心に大詰めに来ております全国総合開発計画の問題を取り上げて質問いたしました。大臣も御承知の昭和三十七年に出て以降、経済の高度成長の過程でもう一回読み直さなければならぬという事態にまいりました全国総合開発計画が、……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1969/02/24、31期、日本社会党)

○角屋分科員 本日は、当分科会におきまして、公害問題にしぼって数点お尋ねをいたしたいと思います。  このたび同県の斎藤さんが、国民の生命、健康あるいは福祉、こういうものを重要な責務といたしております厚生大臣に御就任になったわけですけれども、公害の問題については、四日市の現地の実態、あるいは全国を回られて――公害対策に厚生省は、特に先ほど申しましたような立場から真剣に取り組んでもらわなければならない、こういうふうに思っているわけでございます。私も党の公害対策特別委員長をやっておりまして、基本法以来公害問題に取り組んでおるわけですけれども、公害総点検という立場から、近くそれぞれ重要な各県にも回りた……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1969/02/24、31期、日本社会党)

○角屋分科員 北山先生に引き続きまして、農林水産関係の諸問題について、約一時間、簡潔に御質問を申し上げていきたいと思います。  最初は国際漁業関係の問題からお伺いをいたします。  御承知の、いまソ連との間におきまして、二月の六日からカニ漁業交渉が行なわれております。現在進行中でありますが、さらに最近の報道では、日ソの第十三回の漁業交渉が、三月五日から東京で開催予定である、こういうことが伝えられております。  まず、三月五日から開催予定の日ソ漁業交渉の問題から入りたいと思いますが、ことしはサケ・マスが豊漁年の関係もありまして、まあ交渉の推移はこれからでございますけれども、私どもの判断としては、昨……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○角屋分科員 私は、通産行政全般の問題について、主として基本的な大平通産大臣のお考えをただしてまいりたいと思います。  最初に、本年度の世界経済の動向、その中における世界貿易の推移が、どういうようになるか、こういう全体的な判断の上に立って日本の経済の政府として見込んでおります成長率、名目一四・四%、実質九・八%、国際収支の関係では若干の黒字、さらに民間設備投資の伸びとして昨年よりも少しく小幅で大体一六%程度、こういう見込みのもとに本年度経済の成長を考える、あるいはそういう中においての日本の貿易問題を考えていくということに相なるわけでありますけれども、最初に、大平通産大臣から新年度の世界経済の動……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1969/02/28、31期、日本社会党)

○角屋分科員 経済企画庁の関係の本分科会における質問は、一日で終わるわけでございます。本分科会の農林、通産は、いずれも二日あるいは二日をオーバーするという状態で熱心に審議しておるわけですが、通例の本会議の所信表明を見ますと、総理以下大蔵大臣、外務大臣、経済企画庁長官と非常に偉いのでありますけれども、しかし、権限は相当持っておりましても、ややもいたしますと実行官庁にやはり中心がいくと思います。経済企画庁というのは、権限からいっても相当大きなものを持っておるというので、読み直さなければならぬと思って、目的設置、任務等、経済企画庁設置法を見てまいりましたら、第三条任務のところに、「長期経済計画の策定……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1970/03/12、32期、日本社会党)

○角屋分科員 分科会における質問は三十分ということでありますので、あまり多くのことは聞けませんが、いずれまた関係委員会でも十分お尋ねの機会があるわけですけれども、若干当面聞いておきたい数点の問題についてお伺いいたしたいと思います。  それは、一つは同和対策の関係であります。それからその他二、三の問題についてお伺いしておきたいと思います。  まず冒頭に、過般、大臣御承知の行政監理委員会の安西委員長代理をはじめ数人の諸君から、各省にまたがっておりますけれども、農林省関係の問題についても、たとえば糖価安定事業団あるいは日本蚕糸事業団、こういうものを即時やめたらどうだという意見が出たり、あるいは出先に……

第68回国会 建設委員会地方行政委員会農林水産委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1972/05/17、32期、日本社会党)

○角屋委員 本日は、関係委員会との連合審査が持たれまして、議題になっております琵琶湖総合開発特別措置法案の審議が展開されることになりました。ただ、私の持ち時間は約二十五分ということになっておりますので、総括的な問題全体について触れることはできません。あとわが党の同僚の関係では、阪上君、山口君あるいは島本君等の質問も展開されますので、主として農林水産関係の問題に焦点を合わせながらお伺いをいたしたいと考えております。したがって、大臣あるいは政府委員の答弁はなるべく質問に対して簡潔にお答えを願いたいと思います。  本法案は、数年来各省の次官あるいはまた大臣等も加わりました関係県との話し合いに基づいて……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 農林水産委員会水産業被害対策小委員会 第2号(1973/07/13、33期、日本社会党)

○角屋小委員 ただいま小委員長から御提案をなされました点については賛成でございます。衆議院の農林水産委員会として、特に当面の水銀、PCB等による汚染の問題については、過般第三水俣病の現地調査等も行ない、さらに本委員会においても真剣な議論が進められてまいりましたし、また関係漁民の全国大会あるいは魚屋さんの全国大会等々深刻な政治問題になっておるわけでございますので、各党それぞれ立法的な問題、行政的に緊急に打つべき問題について協議を行ない、合意のできるものについてはそれぞれ小委員長報告をもって本委員会に報告する、そして処理すべきものについては本委員会の責任において処理をするというために、各党協議され……

第71回国会 農林水産委員会水産業被害対策小委員会 第5号(1973/09/11、33期、日本社会党)

○角屋小委員 ただいま水銀等による水産動植物の汚染に係る被害漁業者等に対する資金の融通に関する特別措置法案の小委員会の取りまとめについておはかりがございましたが、この点について社会党としての見解を申し述べさせていただきたいと思います。  この点については御承知のとおり、衆議院の農林水産委員会に水産業被害対策小委員会が設置された当初の段階におきまして、本年の五月二十二日以降の非常な漁場汚染による水産被害漁業者等の深刻な実態にかんがみて、融資の問題についても、基本対策の問題についても、所要の立法措置を急がなければならぬという情勢を判断いたしまして、たしか七月十三日の時点で、私のほうから水銀等による……

第72回国会 運輸委員会地方行政委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1974/02/22、33期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 土井たか子君。
【次の発言】 ただいまの点については、本連合審査で土井委員のほうから御要請が出たということを運輸委員会にお伝えしまして、運輸委員会で御相談を願うようにお願いしておきます。
【次の発言】 井岡大治君。   〔角屋公害対策並びに環境保全特別委員長退   席、伊能地方行政委員長着席〕

第75回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1975/02/25、33期、日本社会党)

○角屋分科員 それでは、外務省関係の分科会におきまして、私は、来月の十七日からジュネーブで開かれます第三次国連海洋法会議の第三会期の問題、あるいは三月早々から開始されます日ソ漁業交渉、さらには日中の漁業協定の取り決めの話し合い、さらには六月に予定されております国際捕鯨委員会におきます鯨関係の問題等々を含めて、大臣の見解をお伺いをいたしたいと思うわけでございます。  私は、党の水産政策委員長という立場にございまして、第三次国連海洋法会議の議題の内容については、大臣御承知のように、第一、第二、第三委員会それぞれ広範な問題を取り上げておるわけでございますが、主として漁業サイドにウエートを置きながら大……


34期(1976/12/05〜)

第84回国会 農林水産委員会農産物の価格等に関する小委員会 第1号(1978/03/27、34期、日本社会党)

○角屋小委員 三月末までに加工原料乳の保証価格を初め、牛肉、豚肉の安定価格等を含めて、いよいよ新年度に対する価格決定が大詰めに来ておるわけでございますが、これまで本委員会においても、きょうは参考人を招致いたしましていろいろ真剣な議論が行われてまいりました。  私は、ことしの場合、価格決定に当たっては、特に昭和四十七、八年ごろからの例の国際的なえさの異常な高騰の波動を受けて、畜産農家が大変な苦労をいたしてまいりまして、最近の国際的な飼料価格の安定化傾向の中で、畜産農家としては上昇体制をとろうとするやさきにおいて新年度の価格を決定をするという重要な段階に来ておると思うのであります。結局こういう価格……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

角屋堅次郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。