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阪上安太郎 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

阪上安太郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP1000(衆)
765位
委員会発言歴代TOP500(衆)
339位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
329位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
239位
各種会議出席歴代TOP250
226位
各種会議発言歴代TOP250
139位
各種会議出席(無役)歴代TOP250
196位
各種会議発言(非役職)歴代TOP250
126位

28期委員会出席TOP100
100位
28期委員会発言TOP50
47位
28期委員会出席(幹部)TOP100
65位
28期委員会発言(非役職)TOP50
35位
29期委員会出席TOP50
29位
29期委員会発言TOP50
47位
29期委員会出席(幹部)TOP50
11位
29期委員会発言(非役職)TOP50
37位
30期委員会発言TOP100
89位
30期委員会発言(非役職)TOP100
72位
31期各種会議出席TOP25
21位
31期各種会議出席(無役)TOP25
18位

このページでは阪上安太郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。阪上安太郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

28期(1958/05/22〜)

第29回国会 地方行政委員会 第11号(1958/09/05、28期、日本社会党)

○阪上委員 先ほどから勤評問題をめぐる和歌山の闘争事件あるいはまた小林日教組委員長の逮捕、こういった問題につきましていろいろと質疑応答がなされたのであります。私は現地和歌山等にも参りまして、あの乱闘事件の実態を実地検証してきたのでございます。その結果、どうも当然中立を守らなければならない警察権が、その中立性を逸脱して、そして一つの政党、この場合与党の政策に加担しておるという考え方が十分に持たれるのであります。そういった点から、さらに貴重な時間でありますが、和歌山事件について、先ほど警察庁長官が答弁せられた経過報告、時と場所、デモ隊の人員、警察官の動員の人数、こういったものにつきましてはほぼ同様……

第29回国会 地方行政委員会 第12号(1958/09/09、28期、日本社会党)

○阪上委員 私は、この機会に一、二点簡単に御質問申し上げたいと思います。  今当面問題になっておりますのは新市町村建設促進法の二十九条第八項の県界にわたる市町村の合併の問題であります。これにつきましては先ほどから御討議がなされておりまして、特に中央審議会で総理大臣あての答申もあり、その中で合併を可とするものについての当局の態度はよくわかります。従って、これはもう期限内に一つ促進してもらいたい。ところで、合併を現段階において不可とするものが二件ある。なお調停に付されておるものが三件ございます。申請中のものが二件、おそらくこれらのものについては期限内では不可能だと私は思う。そこで、それとともに先ほ……

第30回国会 地方行政委員会 第2号(1958/10/07、28期、日本社会党)

○阪上委員 大体中井委員から突っ込んだ御質問があったのでありますが、私も、特平の三十三年度の配分につきまして、前に御案内のように未開発後進県に対して、作為的ではなかったけれども不合理な配分が出てきておる。その結果、自治庁の方でもこれに対して対策を立てられて、どうやらその対策が激変緩和の事由によって特平の中から誘導していくという方途をとるように考えておる。さようになりますと、今回の災害と関連いたしまして、特平がそういった方向へどれだけの額が出ておるのか。残余の特平で、この災害が大きく発生して、さらに相当の手当をしなければならぬ、こうなってきておるのです。この場合、一般交付税で補足できないところの……

第30回国会 地方行政委員会 第5号(1958/10/21、28期、日本社会党)

○阪上委員 私は最初に、この法案が提出されましたときの政府当局の趣旨について、いささか納得できない点がありますので質問いたしたいと思います。政府の提案理由によりますと、昭和二十八年九月から三十三年の十月一日までの間に概略二千四百の市町村が合併された。それは結局合併計画の一○三%に達しておる。また都道府県の合併計画を見ても、その九三%くらいになっておる。そこで政府の方では、その数字によりまして、大体合併の第一目的は達成された、こう言っておられる。私は、この点については、数字的にはその通りだと思います。しかしながら、この提案の趣旨の中に、さらに明確に実態を把握しておられる言葉があります。それはこの……

第30回国会 地方行政委員会 第11号(1958/10/30、28期、日本社会党)

○阪上委員 私はきょうは次の三つに大別いたしまして質問をいたしたい、かように考えております。一つは一般的なものでありまするが、どうも今までの質疑のやりとりを聞いておりましても、なお私としては納得できない点があるので、この点特に御質問申し上げたい。二番目には、警察行政全般の問題について総括的に質問を申し上げたい。警察行政権の権限の範囲であるとか、あるいは作用であるとか任務であるとか、こういった点について質問いたします。第三点といたしましては、まだわれわれの方では逐条審議の段階でないと考えておりますので、詳しくその内容には入りませんが、特に私といたしましては改正要項の中で、青少年の保護に関する問題……

第31回国会 地方行政委員会 第6号(1959/01/30、28期、日本社会党)

○阪上委員 両参考人にちょっとお伺いいたします。  先ほどから問題になっております時間の問題でございますが、大体お二人とも政府原案の十一時が深夜という概念だというふうに把握されているように思うのであります。しかし、いかがでございましょうか。お二人とも民間にあっていろいろ青少年保護のために御努力をなさっておられます。皆さん方の手で愛の鐘だとか、あるいはみおつくしの鐘だとかいろいろ御努力をなさっております。大体十時を限度とされていると私は思うのでありますが、この点について十一時という深夜の概念でいいのか、この法律の目的がやはり青少年保護に重点をかけられているという観点から考えて、思い切って十時とい……

第31回国会 地方行政委員会 第7号(1959/02/03、28期、日本社会党)

○阪上委員 附帯決議の案を朗読いたします。   政府は、風俗営業の営業所における照度が善良な風俗に至大の影響を及ぼすものであることにかんがみ、少くとも五ルクス程度以上とするよう充分指導するとともに、一般飲食店営業にあつても、深夜営業を営むものについては、その照度を二十ルクス程度以上の明るさとするよう指導し、なお、深夜の時間についても、善良の風俗保持上通切な考慮を払い、所期の目的達成に遺憾なきを期すべきである。   右決議する。  御案内のように、この法案が審議に上りましてから、いろいろと事の重大性にかんがみまして慎重審議が続けられてきたのでありますが、特にその間問題となりましたのは、結局しぼり……

第31回国会 地方行政委員会 第9号(1959/02/13、28期、日本社会党)

○阪上委員 ただいま上程になっております警察法の一部改正につきまして、警察庁長官に簡単に質問いたします。  過般、委員会において科学捜査研究所観察いたしました。率直に申し上げまして、われわれの考えといたしまして、きわめてお粗末に過ぎる、こういう感じがいたしました。幸い今回これをさらに強化しよう、こういうことでございますが、われわれといたしましては、きわめてこの点につきましては賛成でございますけれども、なお過般の内部機構等の説明によりましても、疑問の点を一つ持っております。それは電波捜査関係の問題でありますけれども、これに対するところの部門ができていない、こういうことなんであります。警察庁では、……

第31回国会 地方行政委員会 第11号(1959/02/18、28期、日本社会党)

○阪上委員 私は消防組織法の今回の改正につきまして、特に十九条の全面改正、これを中心として質問をいたしたいと思います。  そこでまず第一番に真意を問うてみたいと思うのですが、大臣おいでになりませんので、本部長からお答え願いたい。この改正案にきわめて簡単に一部改正案というような形で、事もなげに出されておりますけれども、いろいろとその内容を検討して参りますと、消防大学の設置などというようなことについてはむしろ必要かもしれませんが、十九条の改正というのは恐るべき改正だ、私はかように考えるのであります。考え方によると、過般の例の警職法の改正と同じような経緯をたどっていくという印象を私は受けておる。全国……

第31回国会 地方行政委員会 第12号(1959/02/19、28期、日本社会党)

○阪上委員 国有提供施設等所在市町村助成法規に関しまして簡単に一つ御質問を申し上げたいと思います。  今回財政措置をせられましたところの、これに対する総額が約十億円ということでございまするけれども、この内容等につきましては、趣旨の説明のときに了知いたしておりますが、将来あるいは現在において自衛隊の全施設に対してこれを適用することがないかどうか、これを一つ伺っておきたいと思います。
【次の発言】 接収解除に伴うところの遊休状態にあるいろいろな施設、あるいは基地に関するドル勘定により設置されたいろいろな施設、こういったものについてはやはり同様な考え方でございますか。

第31回国会 地方行政委員会 第13号(1959/02/25、28期、日本社会党)

○阪上委員 前回の委員会におきまして、今問題になっております屎尿処理施設の方式について自治庁側の御意見を伺ったのでありますが、その場合の御答弁によりますと、結局現段階においては、単独事業として起債をつけることは自治庁としてやぶさかではないが、しかし補助事業としてこれに起債をつけるということについては、厚生省の方で化学処理方式については技術的な安全性というものがなお確認できないので、そういうわけにはいかないという意味の答弁を私は承わったのであります。きょうは一つ厚生省側のこの点についての御意見を承わりたいと思います。  率直に言って、一体なぜ化学処理方式を補助事業として認めることができないのかと……

第31回国会 地方行政委員会 第15号(1959/02/27、28期、日本社会党)

○阪上委員 先ほどからだんだんと質問がございまして、大体私の質問することはないのでありますが、なお若干御質問申し上げたいと思います。  最近国政におきましても汚職の跡が絶えないのですが、そのために国民は大へん政治に対して熱意を失っておりますが、たった一つわれわれ楽しみにしておりました地方自治団体が次々とこういった汚職が出てくる。大へんな問題だと私は考えている。そこできょうの新聞を見ますと、自治庁が今度とられた粛正の次官通牒、非常にけっこうなことでございまして、私は心から敬意を表します。しかしながら、こういった通牒だけで果してこれは解決できる問題であろうかと私は思うのであります。先日大臣からお話……

第31回国会 地方行政委員会 第17号(1959/03/04、28期、日本社会党)

○阪上委員 私は、地方税と国税との関係について御質問いたしたいと思います。  あなたの方からいただいております資料によりますと、国税と地方税の割合は、ここ数年前までは国税が六、地方税が四というような割合が大体ずっと続けられてきております。それが昭和三十一年度あたりからだんだんと比率が変ってきております。それと同時に、租税における地方と国の実際使用しておる割合というものは、これまた今のものとは逆に変ってきておる。こういうようにこの表で見受けられるのです。昭和三十三年度の例をとりましても、御案内のように、実際に使用しておる地方の使用分というものは六三%になっておる。こういうような割合を考えて参りま……

第31回国会 地方行政委員会 第20号(1959/03/09、28期、日本社会党)

○阪上委員 大へんお急ぎのようですから、簡単に一つ御答弁を願いたいと思います。先ほどガソリン税について、増加分は建前としては当然これは欲しいのだ、これはごもっともだと思うのです。ところか自民党さんの方では、今度のガソリン税の増加分と臨特と取引をして、そうしてガソリン税の増加分を譲与するということになると、臨特の延長がのまれないということでもって、いろいろ考えた結果、やはり今のような行き方をした、こういうことなんですが、一体どうなんですか。こういったものがそういうものとの関係においてやられたということなんですけれども、知事さんとしてはどういうふうにお考えになりますか。

第31回国会 地方行政委員会 第21号(1959/03/11、28期、日本社会党)

○阪上委員 大蔵大臣に御質問申し上げます。  過般来、地方行政におきましては地方の三十四年度の財政計画なり、あるいは地方税制三法の問題なりを取り上げて審議いたしました。その間また公述人等を呼びまして公述を受けて、いろいろ審議を進めてきておりますが、これらの問題についての自治庁の考え方というものは、われわれとしてはほぼ承わったのであります。ただその場合、いろいろと不合理が出てきておりますが、その不合理の原因等について追及いたしますと、結局大蔵省がそれらの点についてなかなか言うことを聞かない。これは昔からあったことでありますけれども、そういうことのために、合理的な地方の財政計画というものがなかなか……

第31回国会 地方行政委員会 第24号(1959/03/16、28期、日本社会党)

○阪上安太郎君 私は、ただいま議題となりました地方財政の再建等のための公共事業に係る国庫負担の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、日本社会党を代表いたしまして趣旨の弁明をいたしたいと思います。  この法律の改正は、この法律の附則第三項中「昭和三十四年三月三十一日」とあるものを、「昭和三十七年三月三十一日」まで、つまり有効期限をさらに三年間延長しよう、こういう趣旨のものでございます。同時に「昭和三十三年度分」を「昭和三十六年度分」に改めまして、繰り越しの場合における有効を規定しよう、こういうものでございます。  御案内のように、臨特法の廃止がこの三月三十一日でございますので、……

第31回国会 地方行政委員会 第25号(1959/03/18、28期、日本社会党)

○阪上安太郎君 ただいま議題となりました地方交付税法の一部を改正する法律案につきまして、日本社会党を代表いたしまして、提案の趣旨弁明をいたします。  地方交付税法の一部を次のように改正したいと考えております。すなわち、第六条中「百分の二十七・五」、これを「百分の三十」に改めるものであります。  理由といたしましては、現在提案中の地方交付税率の一%引き上げ、これは国税並びに入場税減税に伴う減収補てんに対するきわめて機械的なものでございます。しかるに、地方財政の見地よりいたしますならば、地方交付税の増額のもととなっております国税制度に改正が加えられ、あわせて国の方針によって地方税の減税が行われてお……

第31回国会 地方行政委員会 第26号(1959/03/19、28期、日本社会党)

○阪上委員 ただいま議題となりました消防組織法の一部を改正する法律案に対する修正案でございますが、私から両党を代表いたしましてその趣旨の弁明をいたします。  まず最初に修正案を読み上げます。    消防組織法の一部を改正する法    律案に対する修正案   消防組織法の一部を改正する法律  案の一部を次のように修正する。第  十九条、第二十条及び第二十条の二  の改正に関する部分を削る。  以上でございますが、趣旨は、ここにございます政府提案の第十九条でございますが、これは民主主義に基く根本的な市町村消防に対するところの規定でございまして、昭和二十三年この法律が制定されまして以来、各市町村とも……

第32回国会 地方行政委員会 第3号(1959/07/04、28期、日本社会党)

○阪上委員 委員長から御注意がありましたので、きわめて簡単に質問いたします。  まず警視総監にお伺いしたいのですが、あなたは、メトロの事件に関しまして会社側が各方面に配布しております「組合の争議行為と会社の対策」こういうパンフレットをごらんになりましたですか。
【次の発言】 それじゃ私から言いますが、この各界に出されたパンフレットの中で、先ほどあなたが門司さんその他からの質問にお答えになりまして、このいわゆる乱闘問題は単に偶発的なものである、こういうことを言われておりますが、このパンフレットによって会社が自白しているのを見ますと、これはもうはっきりと暴力行為を行わなければならなぬということを前……

第32回国会 地方行政委員会 第4号(1959/08/10、28期、日本社会党)

○阪上委員 先ほどから大臣が三十五年度の地方財政の見通し、千二百五十億になんなんとする歳入減、それから支出増、それだけの欠陥が出てくると言われたのですが、こんなことはわれわれは前々国会のときから十二分に承知しておることであります。そのときにわれわれはほんとうに検討して、この委員会の全会一致をもって附帯決議をして、その附帯決議の中に、減税に伴うところの減収補てんの問題であるとか、あるいは臨特法の打ち切りによって生ずるところの欠陥であるとか、あるいはその他のいろいろな問題についてつぶさに附帯決議でもって政府の善処方を要望しておったわけです。ところが、今になって突如として新聞発表で、いきなりああいう……

第32回国会 地方行政委員会 第5号(1959/09/10、28期、日本社会党)

○阪上委員 さきに奄美群島の復興状況等を調査するため委員会から派遣されました私たち一行は、予定通り調査を終了いたしまして、八月の上旬に帰院いたしました。その結果につきまして便宜私から御報告申し上げます。  この調査班の一行は、津島文治委員、高田富與委員と私との三名に曽根調査員を伴いまして、七月二十七日鹿児島県庁、二十八日名瀬に着き、そうして大島支庁を訪問いたしました。それぞれ同群島の公共施設、産業、民生等の実情及び復興事業の進行状況等について詳細な説明を聴取いたしました。引続いて大島本島内の名瀬市、住用村、瀬戸内町を歴訪いたしました。住用川水力電気発電所の建設工事、水害の被害状況、瀬戸内町古仁……

第32回国会 地方行政委員会 第6号(1959/10/06、28期、日本社会党)

○阪上委員 もうだいぶ長い間質疑がなされておりますので、二、三わずかな時間質問したいと思います。  先ほど纐纈委員から質問があった問題でありますが、治山治水の費用、それから災害復旧の費用、これを昭和二十六年以降からずっとながめてみると、大体災害の多かった年には治山治水費が少い、そして災害が少いときには治山治水費が若干上回るというような比率でもってずっと今日まできておる。そこでこういう数字からながめてみましても、何か財政的な見地から、一定のワク内において災害復旧費と治山治水費とがお互いに共食いしておる。タコ足配当のようなふうにして、タコの持っておる足を食いつつお互いが取り合っておるという情勢が出……

第33回国会 議院運営委員会 第18号(1959/12/23、28期、日本社会党)

○阪上委員 先ほどからいかなる委員会に付託さるべきかという論議がされておりますが、この段階におきまして、法案の性質というものを考えなければ、いかなる委員会に付託するかということは考えられないわけです。そこで、その性質から見て、先ほど滝井さんからもお話がありましたけれども、なるほど目的は議員の登院と審議権の確保にありますが、これを規制する行為を行なうものが警察であることは、はっきりしておる。しかも、先ほど警察権に拘束を与えるわけではないというお説がありましたけれども、四条から五条の関係を見ると「都公安委員会は、自らその職権を行使するほか、前条第一項の規定による要請を受けたときは、これに対し必要な……

第33回国会 地方行政委員会 第3号(1959/11/10、28期、日本社会党)

○阪上委員 災害関係につきまして、渡海委員から今までいろいろと質問がありましたが、私の質問しようと思っておりました点について相当な質疑が行われましたので、重複を避けまして簡単に一、二質問してみたいと思います。  最初に政務次官にお伺いしたいのですが、先ほどちょっと触れられました災害救助の欠陥というような問題でございますが、いろいろな問題点があろうかと思います。私ども実際に過去において何回か経験したその経験によりますと、災害救助法が適確にそれ自体適用されていないということが一つの問題点ではなかろうかと思うのであります。そうしてその原因はどこにあるかということを探っていきますと、一つは災害救助法の……

第33回国会 地方行政委員会 第5号(1959/11/17、28期、日本社会党)

○阪上委員 僕は簡単に一つだけ聞いておきたいと思いますが、路面でもって交通取り締まりをやっている巡査の相互間の連絡はどういう方法でおやりになっておるのですか。単独にそれぞれの場所で独自の立場から取り締まりをやっておるのか、路面に点々と配置されているところの交通取り締まりの警察官は瞬間的に直ちに連絡がとれるという装置ができておるのか。西ドイツあたりのアウトバーンその他を見ても、きわめて的確にこのことが行なわれているのですが、わが国の、市内ばかりでなく国道なんかを見ても、どうもそういう点で非常に欠けておるような気がする。そんなことをやって、はたして取り締まりができるのかどうか、こういうふうに考える……

第33回国会 地方行政委員会 第6号(1959/12/01、28期、日本社会党)

○阪上委員 私は、二十七日の国会議事堂構内への乱入事件につきまして、いろいろと国家公安委員長、警察当局が、本会議あるいはまた各委員会等で答弁なさっておる。少々見解を異にする点はございますけれども、最近めずらしく当局は良心的であると、私はこういうように考えております。しかしながら一部――本委員会にはそういう質問が出なかったと思いますが、自民党の諸君の質問の中には、非常に誘導尋問的な傾向が見られる。事実を非常に曲げて解釈しておられる。質問だからいいというようなものだと思うのでありますけれども、ことにまた社会党を不利に導いて、当面の問題になっておるいろいろな外交問題等にすりかえていこうというようなふ……

第33回国会 地方行政委員会 第9号(1959/12/11、28期、日本社会党)

○阪上委員 私がただいまから質問申し上げるのは、大阪府下の衛星都市の給与に関する事件の問題であります。これは自治庁関係等ではすでに御案内のことと存じますが、本年の夏季手当支給の場合に、大阪府下の衛星都市、たしか二十二あると思うのでありますが、これが衛星都市の職員と団体交渉いたしまして、その結果国家公務員の基準を越えて支給をしているという事実に端を発した問題でございます。一例をあげますと、茨木市という市があるのでございますが、この市におきましても、やはり国家公務員の基準を越えて支給しておる。枚方市もやはり同様のやり方をやっておる。そのほかに泉佐野、これが千七百円越えて支給しておる。貝塚市が千八百……

第33回国会 地方行政委員会 第10号(1959/12/15、28期、日本社会党)

○阪上委員 関連して……。この問題については製造加工上の過程においても問題があったし、貯蔵の点においてもいろいろ問題点があると思うんですが、当面この問題が起こった原因は、やはり輸送上の問題だと思うんです。そこで、先ほどの警察庁長官の安井君に対する答弁の中で、こういった輸送業者ないし製造業者等の心がまえの問題、そういったことが喚起されなければならぬということがあったのであります。同時に考えなければならぬことは、やはり当面この輸送上の問題点にしぼって、この問題をすぐ解決していく手段が私はなきにしもあらずだと思う。先ほどちょっと警察庁長官も言っておられたけれども、まだ言葉があいまいであって、はっきり……

第33回国会 地方行政委員会 第11号(1959/12/22、28期、日本社会党)

○阪上委員 関連して。ただいまの御説明によると、災害救助法の目的がいかにも瞬間的なものであるというふうな答弁をあなたはなさっておるのですが、災害救助法の第二十二条にどう書いてありますか。決して瞬間的なものばかりじゃないでしょう。応急仮設住宅の建設とか、あるいは被災住宅の応急修理とかは瞬間的な問題じゃないと思う。あなたがそういう考えを持っておられるのはおかしいと思う。そういう考えであるから、知事なんかにもそういうふうに解釈されておって、そうしてこういった問題について、私なんかの考えでは、知事あたりが一区域についても当然災害救助法を適用すべきだと思うが、やらないように指導されておるんじゃないかと思……

第34回国会 議院運営委員会 第18号(1960/03/29、28期、日本社会党)

○阪上委員 ですから、あす趣旨説明が行なわれる以前に、付託がえについて、われわれの方から、一つ御相談してほしいというのです。
【次の発言】 趣旨説明の先に、付託がえの問題を論議していただきたい。

第34回国会 議院運営委員会 第22号(1960/04/07、28期、日本社会党)

○阪上委員 この法案でありますけれども、御承知のように、これは前国会のときに、自民党の単独提案、単独審議、単独採決、こういうような格好で暴走された法案だと思っております。その際、こういった審議に社会党が応ぜられなかったところの一つの理由といたしましては、すでに御承知の通り、この法案は、当然、院内法規でなく、治安立法であるから、従ってこれは地方行政委員会に付託すべきが適当である、こういうことであったわけであります。ところが、今回これが送付になって参りまして、再び本院でこれを審議することになったのでありますけれども、参議院の審議の経過から見ましても、公聴会等のこの問題に対する意見等を考えてみまして……

第34回国会 議院運営委員会 第28号(1960/04/27、28期、日本社会党)

○阪上委員 今の問題に関連して提案者と法制局にお聞きしたいと思います。端的に申し上げますと、先ほどの答弁によりましても、そういう連絡の義務等については法は要請していない、法が要請していないのに、そういった連絡を義務づけるような行政協定をやる、こういうことをおっしゃっておるのですが、これは不当じゃないですか、それをお伺いしたい。
【次の発言】 私はこの際資料を要求したいと思うのです。その資料の一つは、国会周辺デモによりまして国会の公正な審議権が阻害されたという事例がありましたならば、出していただきたい。それから、国会議員の登院の確保及び議事堂周辺の静穏保持等に関する要綱試案、これはA案とB案が出……

第34回国会 地方行政委員会 第5号(1960/02/24、28期、日本社会党)

○阪上委員 今の加賀田君の質問で、長官は国際条約の慣例として云々というようなことを言っておられますけれども、それはそれでいいと私は思う。ただ地方財政に影響を与えている部門についてどうするかということを、今加賀田君は質問したのじゃないか、こう思うのであります。従って、国の施策に基づいて、あるいは外交上の問題に基づいて、地方自治体に財政的な減収を大きく与えているという問題について、国としてどう考えるかということでありまして、これは当然補てんされるべきものだとわれわれは考えるわけであります。  そこでこの問題について、こまかくお伺いしておきたいと思いますが、六条に基づく五条の二項の道路使用料その他の……

第34回国会 地方行政委員会 第7号(1960/03/01、28期、日本社会党)

○阪上委員 地方行財政につきまして、すでに相当の質疑がかわされておるのでございます。質問の傾向といたしましても、すでに細部の問題に入っているように見受けられますが、私はなおこの場合一つ、行政問題を取り上げるにあたりまして、行政面における若干の質問を行ないたいと思うのであります。  その一つは青少年、婦人対策でございます。総理の本会議におきます施政演説におきまして、青少年対策、婦人対策につきまして重点的な施策として述べられております。そこで私、きょう大臣にお伺いいたしたいのは、本委員会におきましても、青少年対策といたしまして小委員会を持って検討を続けられてきたのでありますが、これを一体財政計画の……

第34回国会 地方行政委員会 第9号(1960/03/04、28期、日本社会党)

○阪上委員 一昨日横浜で起こりましたこの事件、最近こういった事件がしばらく遠ざかっておったように思うのでありますが、再びこういった事件が起こりまして私ども新聞それからテレビ等でこの事件を報道されまして、実にがく然としたわけであります。桃の節句を前にして、しかもその節句を祝うような年配の少女たちが、節句を待たずして踏み殺された、圧死したというようなきわめて悲惨な事件であります。  そこで私、この事件につきましていろいろと原因を考えてみたのでありますが、なるほど一つは警備技術、整理技術の点につきまして多少欠けたところがあったのじゃないか。それから二つの理由といたしましては、こういった催しものをいた……

第34回国会 地方行政委員会 第10号(1960/03/08、28期、日本社会党)

○阪上委員 関連して。私、地元を見てきたのですが、地元の島民が非常に不満としておる点は今の点なんですが、その国際捕鯨条約に加入しておるために、その期間内日本では沿岸の現地の人はとれないということになっておるのですね。ところがアメリカの旗を立てて日本の林兼とか日魯漁業とかがどんどんどんどんとっておる事実があるのです。これをどういうふうに見ておられるか。条約の範囲内ではどうにもならないのですか。問題はそこにあると思うのです。
【次の発言】 そこがおかしいのですよ。その辺の条約の関係はよくわかるのですが、あの海峡の間にもう鯨がごろごろ入ってきておる。とろうと思えば幾らでもとれるのです。隻数もくそもな……

第34回国会 地方行政委員会 第13号(1960/03/15、28期、日本社会党)

○阪上委員 今の行政水準の問題ですが、この前も私は質問しておったのですが、相対的なものであることはよくわかります。しかし、相対的なものであるからわからないという理屈はないだろう。そういうことを考えておったら、いつまでたったってできてこない。相対的なものであってもわかるはずだと思う。経済の成長率だとか、そういうものをいろいろ勘案していけば、あるべき行政水準というものが当然出てくるだろうと思います。なるほど、国の方で道路整備五カ年計画だとかいろんなものができておりますけれども、しかしそれは国道その他の関係においてあるのであって、先ほどから問題になっているような市町村道などというものについては整備計……

第34回国会 地方行政委員会 第18号(1960/03/30、28期、日本社会党)

○阪上委員 二十八日それから昨日の三池炭鉱における労働争議、これに発生いたした騒擾事件、この乱闘事件につきまして今から質問いたしたいと思いますが、本論に入りますまでに、一つ警察当局に私は注意を喚起しておきたい。  この委員会を開くことにつきましては、すでにあなた方御了承の通りなんです。昨日からこのことにつきましては通告が委員会からされておるはずなんです。きょうあなた方が出てくるのがおそいために、一時間近くもわれわれは委員会を開会することができずに待っている。今回の福岡のこの事件ばかりでなく、どうも警察の出動は非常におそい。全く委員会を軽視しておると私は思うのです。何がためにこういうふうに委員会……

第34回国会 地方行政委員会 第20号(1960/04/05、28期、日本社会党)

○阪上委員 先ほどからのやりとりでもってようやく本論が出てきたように私は思うのであります。本年度三十五年度の予算編成に際して、地方財政の問題が一番最後に残されており、そしてある程度の結論を見たということであります。その場合問題になったのは、減税による減収補てんの問題であるとか、あるいはまた交付公債制度の改廃の問題、あるいは公共事業の国庫負担率の引き上げの問題、地方債の増額の問題、そして今大臣が御答弁になりました、また要望すると逆におっしゃっております地方団体間の財源の調整の問題――ここ数年来、私もこういった予算編成に際して常に問題になる問題点を考えておるのでありますけれども、その中の底流にあり……

第34回国会 地方行政委員会 第28号(1960/05/06、28期、日本社会党)

○阪上委員 一つ今野先生にお伺いいたしたいと思います。先ほどきわめて端的にこの法案に対する問題点をあげていただき、また御意見としては、ただ単にこれが取り締まり法規というだけでは十分に目的を達成できないのじゃないかというような御意見であったように思います。従って社会的、経済的に、特に国民経済との関係も考慮して、そして総合的な対策が立てられなくちゃならない。こういうような御意見だったと思うのですが、私どもも、やはり先生の御意見に対しては全く同感なのであります。そこで、その中で特に教習所の問題を取り上げられたように私は思うのであります。先生のお考えになっておる根底には、やはり交通教育というようなもの……

第34回国会 地方行政委員会 第29号(1960/05/11、28期、日本社会党)

○阪上委員 今の交通安全協会の問題なのですが、これは実態をよく見ると、今補助金説等が出ておりますけれども、実際これができ上がっていった原因を調べてみると、安全協会自体が交通安全の運動を展開するとかいうことは二の次であって、本来のねらいは、やはり寄付金を取って、交通警察が金がないためにどうにもならぬので、こういう名称のもとにこれを作ったというのが、私は歴史的なこれができたときの理由じゃないかと思う。そこで今われわれの同僚議員から、逆にこれに対して補助金をぶつけていこうという一つの話も出ているのですが、今の段階における交通安全協会というのは、別に法的に規定されたものでも何でもありません。従って地方……

第34回国会 地方行政委員会 第31号(1960/05/17、28期、日本社会党)

○阪上委員 私は六十三条に関係いたしまして、車両の検査についてこの際伺っておきたいと思います。  私ども地方におって、今まで自治体行政等を担当してやってきたのですが、車両検査につきまして非常に疑わしい、納得のできないような面が非常に多かったのであります。私は、そういった実例を相当数持っているわけなんですが、はからずもきょうの新聞でもって、この修理工場とからみましたところの陸運汚職が発表されております。私は別にそれ見たことかという気持にはなっておりませんが、当然こういった問題が明るみに出てくる段階ではなかろうかというふうに考えておるわけなんです。  そこで一つ警察庁にまずお伺いしておきたいと思い……

第35回国会 地方行政委員会 第2号(1960/08/10、28期、日本社会党)

○阪上委員 きょう私が御質問申し上げようと思いますのは、一つは新政府の治安対策について、これが第一点でございます。それから二番目には例の六、一五事件について、三番目には暴力団について、この三点について御質問申し上げたいと存じております。  そこで最初に国家公安委員長であられる山崎大臣に御質問申し上げたいと存じますが、新政府の治安対策、これは岸内閣が総辞職いたしまして池田内閣にかわり、池田内閣が出発いたしますと同時に、正式には首相としての見解はまだ述べておられないようでありますけれども、報道その他の関係から総合いたしまして、あるいは総裁就任のときの御発言等を考えまして、治安対策について相当な関心……


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 地方行政委員会 第1号(1960/12/13、29期、日本社会党)

○阪上委員 関連。非常にむずかしい問題だと思うのですが、通説として、固有事務といいますのは、一つはその自治体自体の存続に関する事務が一つある。それから団体を構成しているところの構成員に対する福利増進というような事務がある。この二つが大体地方自治体の固有事務だ、こういうふうに考えるわけです。そこでそういった固有事務というものは常に変化のないものであって、これとこれとは都道府県、市町村の固有事務である、こういうふうな言い方は端的にはできない。国家、社会の進歩発展に伴うて、国の固有事務とそれから都道府県、市町村の固有事務というものは相対的なものであって、どこかで重なる場も出てくる。だから、そういう論……

第37回国会 地方行政委員会 第2号(1960/12/15、29期、日本社会党)

○阪上委員 今の問題に関連して二、三質問してみたいと思います。  地方財政平衡交付金時代から交付税制度に変わってきた、従って算定の方法等もそれに伴って変わってきております。要するに在来の交付金制度のときは、明らかに積み上げ方式でされてきたのです。しかし、それにはそれなりに欠陥があるということで、今では国税三法の一定割合方式と言いますか、そういった方式をとってきている。私はこの精神を失ってしまってはいけないのじゃないかと思う。何がためにそういうふうに変えられたかということを忘れてしまって、先ほどの奥野財政局長が言われた中には、私たちなんかも先を見通していろいろなことを想像することができる。政府の……

第37回国会 地方行政委員会 第3号(1960/12/16、29期、日本社会党)

○阪上委員 ただいまの問題と関連して、私、率直に一つこの際だめ押しをしておきたいと思うのです。  この百十七億円の繰り越しの問題ですけれども、私は日ごろ交付税というものを考えつつ、最近の交付税の動向を考えてみて非常におそれておるのは、国の重点政策、たとえば減税政策であるとか、あるいはその他公共事業関係の問題であるとか、こういった国の重点政策を遂行するための手段として、どうも交付税が使われている向きが最近だんだんと著しくなってきておる。これは大へんな問題ではなかろうか、こういうふうに私は考えておるわけなんです。そこで私は、この百十七億にいたしましても非常に疑義を持っておるのですが、本年度における……

第37回国会 地方行政委員会 第6号(1960/12/23、29期、日本社会党)

○阪上委員 先ほどからの安井委員と大蔵省とのやりとりを聞いておりますと、何か基礎的にしっかりしたものを持っておられないように思う。ことに行政水準を高めるということについては自治省と同じ考えである。こうおっしゃるけれども、あるべき行政水準の姿というものを大蔵省はどう握っておられるか、そのことによって私は今の問題は結論が出てくるのじゃないか、こういうように思うのです。地方税の税の伸びがあるからというだけの考え方によって、交付税率を上げるということについては急に考えられない、こういうようなものの言い方の中には、あるべき行政水準というものに対するしっかりしたものを握っておられないのじゃないか、私はこう……

第38回国会 議院運営委員会 第24号(1961/04/11、29期、日本社会党)

○阪上委員 さっき前段と後段に分けて問題点が二つ出ているのですが、私は、後段の点については問題はないと思う。民社の方からも話が出ております。これはやはり憲法がきめているところの条約承認の原則からいっても、条件付承認などということはもちろんあり得ない。われわれは過去に審議を尽くしておる。従って、審議のやり方が、いかにも不可欠のような関係において他の法案と関係して条件付審議のような形をとってくるということ自体が、私は間違っているのではないかと思う。そんなもやもやしたようなやり方というものは、この際、議運としては、国会正常化の建前からはっきりと打ち切ってもらいたい。そういうことをやるべきじゃないとい……

第38回国会 議院運営委員会 第25号(1961/04/12、29期、日本社会党)

○阪上委員 きのうから、佐々木さんから、自民党を代表して、特別委員会を作るという理由を何べんも述べられ、昨日の段階では、迅速にあげたい、それから、各方面に関連を持っておるきわめて重要な問題だ、この二つの理由が表面的には出ておるけれども、きょうは、先ほどからまたこの問題を論議しておる過程において、党内事情の話を、忍びないかもしれぬけれども、おっしゃった。そうして、ILOの批准は党内にも反対の向きもあったけれども、結局、特別委員会を作るということでもって了承されたのだ、こういうような話が出てきて、それから民社の佐々木さんの質問による、条約と現在出ておる法律改正案というものは密接不可分の関係にあるか……

第38回国会 議院運営委員会 第27号(1961/04/14、29期、日本社会党)

○阪上委員 今、細部に入ろうという話し合いが進められておるのですが、私は、それ以前に、先ほど佐々木さんがおっしゃった国会法四十五条、そういうもので作ることができるということはわかる。その理由の二つ目として、関連性があるという問題が出されております。関連性があるから、国会承認の議事手続として特別委員会を作らなければならぬということには、直ちにはそこまで導けないでしょう。条約と国内法と関連がないというようなことは、一般的に言えるわけがありません。そんなことはわかる。しかしながら、関連があるからという理由だけで条約の承認手続と一般国内法律の承認手続とをごっちゃにして考えていくという考え方が納得できな……

第38回国会 議院運営委員会 第30号(1961/04/21、29期、日本社会党)

○阪上委員 先ほどから官房長官は、ILO条約と、今出されておる関係法案は密接不可分だということをしきりに主張されておりますが、よく伺ってみると、全く法的根拠というものはない。そうして密接不可分の考え方がいい悪いは別として・条約を通すためにどうしても密接不可分だという言い方なんでしょう。言葉をかえて言えば、あるいは党内事情なんかもそれにからまるのじゃないかと私は考えるのですが……。一つだけ伺ってみたいと思うのです。私自身としては重要なポイントだと思っておるのですが、そういう考え方で、この関係法案というものは同時に上がっていかなければ、どうしても条約は通してほしくないのだという結果になろうと思うの……

第38回国会 議院運営委員会 第39号(1961/05/23、29期、日本社会党)

○阪上委員 質問だか討論だかわからないので遠慮しておったのですが、私は会期延長の歴史をながめてみると、これは言い切ってしまうと、与党の多数横暴の手段に使われておった。毎回とも、多数を持つ与党が賛成、野党が反対、こういう現象のままで今日まできておる。私はここに問題があるのではないかと思います。そこで、そういうような形で行なわれないような会期延長が私は好ましいのですが、遺憾ながら、現状は今言ったように多数横暴――と言うとお気にさわるかもしれませんが、多数が力でもって押し切ろうという格好において会期延長が行なわれておったことは、どうしても納得いかない、こういう考え方を持っておるわけです。  そこで問……

第38回国会 議院運営委員会 第41号(1961/05/30、29期、日本社会党)

○阪上委員 佐々木さんに伺ってみたいのですが、先ほど下中理事等とのディスカッションの中で、今回この動議を出したのは、いわゆる話し合いの原則に従って、今まで、特別委員会を設置してはならぬという社会党と、設置しようという自民党との間で話し合いがつかなかったので、一歩譲歩した形においてこの動議を提出したというお話でした。ところが、この内容をながめてみますと、依然として問題の焦点、争いの点等がまだ解決されていない、私はこういうふうに見るわけです。結論から言うと、結局自民党さんが在来主張されておる一括審議の特別委員会、これは時間的に将来に延期して、そうして将来においてこれを成立せしめるという予想の上に立……

第38回国会 地方行政委員会 第4号(1961/02/16、29期、日本社会党)

○阪上委員 最近御承知のように、院の内外を通じまして、今予算審議の建前からも、大へん地方財政計画の提出がおくれておることについて論議がかもされております、私、この際お伺いいたしたいのは、第一番に地方財政計画の作成とか、あるいは国会への提出、こういったことについての法的根拠はどこにあるか、私が承知しております範囲では、自治省設置法の四条一項二十五号、あるいは地方交付税法の七条、こういったものに一応根拠が見出されるのではないかと思うのでありますけれども、はたしてそれが地方財政計画そのものをさしておるのかどうか、そういうことについて非常に疑問を持っております。そういった法的根拠が非常にあいまいである……

第38回国会 地方行政委員会 第7号(1961/02/24、29期、日本社会党)

○阪上委員 大臣がお見えになりましたので簡単に一つだけ質問をいたしたいと思います。小倉警視総監が昨日やめました。これはやめたのですか、やらさせたのですか。
【次の発言】 警察法の四十九条に、この任免については、総理大臣の承認を得て任免するということになっております。そこでその手続が、国家公安委員と都の公安委員、それから本人と、どういうような手続でああいう結果になったのですか。
【次の発言】 公安委員会へ申し出があったというその公安委員会は、都の公安委員会ですか。
【次の発言】 その場合、都の公安委員会からは、何らそれに対する意見等は付しておらなかったのですか。

第38回国会 地方行政委員会 第8号(1961/02/28、29期、日本社会党)

○阪上委員 関連して。今の山口君の質問で、昨日も分科会で質問いたしたのでありますが、税外負担の問題、今局長の答弁によりますると、特に三十六年度の財政計画等に配慮しなかった理由として、三十五年度の実績等もさらに見きわめられて、こういう答弁なんであります。私承るところによりますと、先ほどあった法令外のいろんな負担の問題の中に、さらに新しい要素も加わってきた。たとえば学校図書館の職員など、やはり一般のPTAその他の負担においてまかなっておる、こういうような面までもさらに増加してきている。こういうことでありますので、三十六年の経過を見たい、本年実施の経過を見たいということでありますので、どうも減税に先……

第38回国会 地方行政委員会 第11号(1961/03/10、29期、日本社会党)

○阪上委員 ちょっと関連してお伺いしたいのですが、社会政策的な配慮というようなものはこの際別としまして、純粋な財政上の見地から公営企業債についての充当率の問題が出ておるわけでありますけれども、先ほどあなたが答弁なさった中で、地方自治体においても一般財源の中で充当すべき性質のものである、これは私もっともだと思うのです。そこでちょっと伺ってみたいのですが、そういう指導をしておられるかどうか。何でもかんでも地方債でもって企業を起こしていく、この考え方は非常に危険だと私は思います。最近都市交通その他につきましても、公営企業が赤字でどうにもならぬというような面が多分に出てきておる。その他の公営企業につい……

第38回国会 地方行政委員会 第12号(1961/03/14、29期、日本社会党)

○阪上委員 きょうは主として青少年対策について各省の意見を一つ伺いたいと思います。過般の嶋中事件、これの結論は率直に言ってまだ出ていない。それは事件の責任問題というようなものもありますが、同時にその対策、こういう問題もあると思いますが、いずれもまだ結論が出ていないように私は考えておるわけであります。そこで、きょうは一つ責任問題はいずれ後刻また問題とすることにいたしまして、特に青少年対策について各省の意見を伺ってみたい、かように考えるわけであります。  嶋中事件等に現われて参ります非行青少年の共通の病根、こういったものをわれわれはひしひしとつかむことができるのでありますが、しかし、この非行青少年……

第38回国会 地方行政委員会 第13号(1961/03/16、29期、日本社会党)

○阪上委員 地方行政委員会の審議と関連いたしまして若干質問をいたしたいと思います。  本国会はもう開会されましてから相当な日数を経ております。われわれとしましてはできるだけ審議を進めていきたいという考え方を持っていますが、どうも政府の非協力的な態度によってこの審議が著しく阻害をされておる、こういうことであります。このことについてはわれわれも非常に遺憾に存じておるわけであります。一つは、われわれはできる限り嶋中事件の解決を急ぎたいと考えております。これについてわれわれは理事会等において国家公安委員の喚問を要求いたしておりますが、なかなか政府当局の意向によりまして実現されないわけでありまして、この……

第38回国会 地方行政委員会 第14号(1961/03/17、29期、日本社会党)

○阪上委員 私も川村さんに続きましてちょっと発信してみたいと思います。御承知のようにこの法案は委員長提案であります。そこでわれわれがこの法律を作りまして、これを実施するのは警察庁であります。そこで問題になってくるのは政令の問題なんです。これを確かめておきたいのですが、ただいまのところでは、昭和三十四年の政令第八十九号、これが生きておるものだとわれわれは考えるわけなんです。そこでこの法律案の第二条の給付の対象にならない者が政令できめられておりますが、この在来からの政令を見ますと、どうも憲法違反の疑いのあるような政令になっておるのじゃないか、私はこういうふうに思うのです。それは政令第二条の第三号、……

第38回国会 地方行政委員会 第16号(1961/03/28、29期、日本社会党)

○阪上委員 ただいまの問題、一つ関連してお伺いしたいと思うのです。  先ほど大臣は財源調整理論をるる述べられたのであります。それによりますと、われわれの察するところでは、最初は高いところを削って低いところへ回すというような考え方もあったが、それは間違いであるというふうに反省されておるのであります。一体法律的な解釈として、地方の財源を高いところを削って低いところへ回すというような勝手な考え方自体を持つことが私はおかしいと思うのであります。そのことと、これと関連いたしまして、あなたのお考えになっておる財源調整ということ、そういったことがある程度かまわないと考えておるその根拠に立って考えたならば、地……

第38回国会 地方行政委員会 第17号(1961/03/31、29期、日本社会党)

○阪上委員 関連して。この際ちょっと伺っておきたいと思うのですが、消防団の運営に要する一切の経費は、当然公費でもって見るべきものであると思うわけです。この点について、消防庁の長官の考え方を一つ伺いたいと思います。
【次の発言】 原則という言葉を非常によく使うのですが、これはおかしいと思うのです。消防組織法では、はっきりと消防団を認めておるのです。従ってこれに要する一切の経費というものは公費で見る。国で見るとかあるいは市町村で見るとかいうことは別といたしまして、この点についての見解をはっきりさせていただきたいと思います。税外負担との関係がある。この点どうですか。

第38回国会 地方行政委員会 第18号(1961/04/04、29期、日本社会党)

○阪上委員 私はきょうは例の毒入りブドウ酒事件について若干御質問いたしてみたいと思います。  御案内のように、この事件は三月二十八日の夜三重県の名張市でありますか、薦原地区の公民館において発生したようであります。集会は例の生活改善クラブの三奈の会、その役員改選総会の宴席において、ブドウ酒に混入された農薬によって十九名の女子会員が被害をこうむっております。しかもそのうち五名が死亡しておる、十名が重態である、こういうような事件であります。  もちろんきょうは私も警察の専門でもありませんし、同時にまたそういった事件の推理探偵小説家でもありませんので、そういう専門的な捜査の問題について私は伺おうとは思……

第38回国会 地方行政委員会 第21号(1961/04/11、29期、日本社会党)

○阪上委員 今の後進地域の開発について、関連して二つ、三つお伺いしたいと思います。  今もちょうど川村さんから発言があって問題になっておりますが、大臣は今総合的にやらなければいけないということでありますが、もっともだと思います。しかし総合的であると同時に、この種の開発は合理的に行なわれなければならない、こういうことだと思います。そこでこの際大臣にお伺いいたしておきたいと思いますのは、低開発地域工業開発促進法案でうたわれている低開発地域というのと、この法案で出て参っております後進地域というものと、どういう相違があるのですか、あるいは同じものですか。この点一つ伺っておきます。

第38回国会 地方行政委員会 第23号(1961/04/14、29期、日本社会党)

○阪上委員 関連。先ほどから地域開発の財政措置の問題が議論になっておりますが、どうも大蔵大臣のお説を伺っておりますと、何か一つ二つ欠けておるのではないかという感じがするのであります。今盛んに工場誘致という言葉を使われますが、私は言葉じりをつかまえて申し上げるのではないのでありますが、どうも工場誘致という考え方で今回の低開発地域工業開発促進法あるいはそれに伴って予想されるところの各般の地域開発関係法が出てくるという、そのこと自体に、私は何か大きな誤謬を犯しておるのではないかと思うのです。なるほど地方自治体の側からいわせれば、工場誘致のものの考え方があるかもしれません。しかしそれは勝手に誘致するの……

第38回国会 地方行政委員会 第25号(1961/04/20、29期、日本社会党)

○阪上委員 関連して山本さんに伺います。ただいまの問題ですけれども、血も涙もないという言葉で大へん激高しておられるようですが、太田さんの御質問になった趣旨はここにあるわけなんです。地方財政の一切を税でまかなっていくという考え方、所得格差のひどい農村がそのことだけでまかなわれるという考え方に立っておられるのでは、少し幅が狭いのじゃないかという意味のことを申されたのじゃないかと私は思うのであります。所得格差の是正ということは、今農村にとっては大へん重要な問題だと思うのであります。それはそれなりに、税以外に打つべき手があるのじゃなかろうか。そこでこの際、財政事情が逼迫しておって、義務的な支出が非常に……

第38回国会 地方行政委員会 第32号(1961/05/19、29期、日本社会党)

○阪上委員 酒に酔って公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律、この法律の目的を検討いたしまするに、私は在来の警察官職務執行法等の目的と非常に異なって、この法律がきわめて進歩的な法律であるということを認めまして、私は提案者の皆さん方にこういった法案を出されたことについて心から敬意を表するものであります。そこでこの法律の目的に、最後に「公共の福祉に寄与する」、こういうことをうたわれておるのでございますが、在来の警察官職務執行法等によりますると、こういった言葉よりはむしろ公安の維持というような考え方に立っておるわけであります。公安の維持ということは、申し上げるまでもなく公共の安全と秩序の維持、こ……

第38回国会 地方行政委員会 第34号(1961/05/25、29期、日本社会党)

○阪上委員 本法は、御案内のように治安立法であります。現在議会の中における与野党の勢力分野というものははっきりいたしておりまして、自民党が過半数を占めておられるのであります。そこですべての法案は無理をすればこれは多数で押し切ってどれでも通る、こういう一応格好になっているわけであります。そういうわけでありますので、問題はやはりどの法案にいたしましても、その法案が通るということよりも、むしろそういった状態にいくまでの間における審議の過程というものがきわめて重要だということは巷間一般の意見の一致するところであります。従って、私どもといたしましても、特に本法案が御案内のごとく治安立法でありまするので、……

第39回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第6号(1961/12/08、29期、日本社会党)

○阪上委員 どうも政府側がだれもいないので質問のしようがないのですが、とりあえず政府以外の方に一つ質問いたしてみたいと思います。  ただいまも報告にありましたように、われわれ地方を回ってみますと、どうもオリンピック大会の開催地である東京だけが大会をやるのだというような考え方が非常に横溢いたしておりまして、挙国一致の形においてオリンピックをやっていくんだという気魄が見られない。私たちその点につきまして非常に憂慮いたしたわけであります。東京オリンピックの最大の懸案でありましたところの選手村あるいは屋内競技場の設置場所につきましては、ワシントン・ハイツにすでに決定されまして、最大の懸案が終わったわけ……

第39回国会 地方行政委員会 第3号(1961/10/05、29期、日本社会党)

○阪上委員 この際、資料を一つ提出していただきたいと思います。一つは、釜崎事件の概要、原因、結果、現況等について、もう一つは公安条例の制定の現況、これについて二つ資料を要求いたします。委員長によろしくお願いいたします。

第39回国会 地方行政委員会 第6号(1961/10/12、29期、日本社会党)

○阪上委員 きょうは警察関係につきまして二つ質問いたしたい、かように考えております。その一つは釜ケ崎事件であります。それからいま一つは最近広島、岐阜、愛知、静岡、こういったところで公安条例の改正をめぐりまして相当混乱を起こしておるのでありますが、このことにつきまして、二つ伺ってみたい、かように考えております。  そこで最初に公安条例について質問いたします。まず第一番に、現在各地でもって公安条例の改正が行なわれておるのでありますが、どうもこの改正の方向というものを考えてみますと、政防法の成立をわれわれ社会党によって阻止されたために、何かそれにかわるべき手段として警察当局があるいは公安委員会が、政……

第39回国会 地方行政委員会 第7号(1961/10/13、29期、日本社会党)

○阪上委員 私はきのうこの警察関係でもって二つの質問をいたしたいと存じまして、公安条例については、ほぼ質問は終了した格好になっている。それからいま一つは釜ケ崎事件、スラム街対策、これについて御質問を申し上げたいと思っておりますが、大へん時間がおくれておりますので、スラム街対策については来週に保留いたしたいと思っております。時間が迫っておりますので、ごく簡単なことで一つだけ私の意見を申し上げておきたいと思う問題があるのであります。  それは、昨日の公安条例の質問の際に、資料の提出をお願いいたしたのであります。それは国の法律の先占領域、法律が先に占めておりますところの先占領域を侵して、なおかつ競合……

第39回国会 地方行政委員会 第8号(1961/10/17、29期、日本社会党)

○阪上委員 先般来から警察問題が審査の対象になっておるのです。そして前会までに、御承知のように、公安条例の問題が一応質疑が終わったわけでございますが、私はきょうは釜ケ崎事件を中心といたしまして、スラム街対策、これにつきまして若干の質問をいたしてみたい、かように考えております。  御案内のように、釜ケ崎事件は、例の交通事故の取り扱いをめぐりまして、これが導火線となりまして、八月一日の夜半には交番の焼き打ち、それから一般通行中の自動車に対する放火、さらに西成署本署の襲撃、こういうふうにだんだんと事件が発展いたしまして、三日から四日にかけまして、さらに国電、市電、南海電鉄、こういった無関係なものに対……

第39回国会 地方行政委員会 第14号(1961/10/27、29期、日本社会党)

○阪上委員 ただいま議題となりました災害対策基本法案に対する附帯決議、これを私は自由民主党、日本社会党、民主社会党を代表いたしまして、その趣旨を説明いたしたいと思います。  まず最初に、冗長でありますが案文を朗読いたします。    災害対策基本法案に対する付帯決議(案)  一 従来の災害対策の根本的欠陥は、災害の未然防止のための恒久的諸施策が整備確立されていないことである。政府は、治山、治水、地すべり、地盤沈下、海岸浸蝕及び高潮対策その他の国土の保全に関する諸施策に抜本的な検討を加え、長期的、効果的な計画の樹立と推進に努め、災害の原因を根絶するよう万全の措置を講ずること。  二 政府は、激甚災……

第39回国会 地方行政委員会 第16号(1961/11/01、29期、日本社会党)

○阪上委員 近年地方財政は非常に好転している。こういうふうにいわれております。しかしながら、地方財政は依然としてやはりいろいろな問題をかかえておるのであります。それできょうはいろいろな関係からきわめて簡単に二点ばかり御質問を申し上げたい、かように考えております。  まず初めに、税外負担についてお伺いいたしたい。そこで当局から、最近の税外負担の状況、これを一つ簡単に要点だけお伺いいたしたい。
【次の発言】 そういたしますと、当然公費をもってまかなうべき税外負担が、三十二年にわれわれも報告を受けておりますが、概略二百五十三億程度というところであった。それから財政措置としては、予算を通さないでそのま……

第39回国会 地方行政委員会 第17号(1961/12/08、29期、日本社会党)

○阪上委員 もう先ほどから報告について質問をやったと思いますので、きわめて簡単にお伺いいたしますが、答弁も簡単に願いたいと思います。  最初に北九州五市合併問題でございますけれども、これについて自治省の態度を伺いたい。いいと思っているか、悪いと思っているか、いいと思っているならばその理由、これを一つ端的にお伺いいたしたい。
【次の発言】 そうしますと、こういったケースはすべて合併が適当だ、こういうことになるわけですね。
【次の発言】 そういう議論になってきますと、いろいろとお伺いしなければならぬと思います。しからばなぜ北九州はそういった潜在性を持っており一ということになれば、またいろいろ経済的……

第40回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第2号(1962/03/06、29期、日本社会党)

○阪上委員 先ほどから三者の御報告を承りまして、大へん御苦心のほどがよくわかります。心からお礼を申し上げたいと思います。  そこで、お話の模様によりますと、競技施設の整備であるとか、あるいはまた、選手村の整備、こういったものについては、問題点はありますけれども、ほぼ見通しはついている。ところが、補足説明等を含めまして選手の強化対策については、計画は立てておるが、率直に言って金がない、そういうようなお話になってきておるように思います。それと関連いたしまして、資金調達につきましても、計画はあるけれども、なかなか見通しについてはまだ確定しない、こういう報告であります。それからまた、東京都関係の受け入……

第40回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第4号(1962/04/10、29期、日本社会党)

○阪上委員 関連して。この前の当委員会のときにも私は申し上げておったのですが、今伺っておりますと、青少年の家というものについて、厳密には、ユース・ホステルという一つの組織だけを頭に置いた意味でわれわれは言っておるのじゃなくて、青少年の家という広い範囲のものを考えて私は皆さんに要求しているわけです。指導理念の中で、文部省が持っておられる考え方の中でちょっと疑問に思うことは、昔のいわゆる鍛練場とか、そういう考え方で指導してもらっては困る。そのことは、今長谷川さんがおっしゃった通り、窮屈なものでない。ここで不可欠なものとしてわれわれが考えなければいけないのは、スポーツ施設の関係、今日本にありますユー……

第40回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第5号(1962/04/26、29期、日本社会党)

○阪上委員 本日の参考人の皆さんは、それぞれ水泳あるいは体操、馬術、陸上、レスリング、こういった道における日本最高の権威の方々であります。先ほどから選手強化に関する皆さん方のいろいろな経験を通じてのお話を承ったわけでありますが、私ども大へん参考になりまして、まことにありがたく思っております。同時に、皆さん方の御苦心が大へんなものであるということも実はしみじみ悟らされたわけでありまして、皆さんが考えておられるように、どうしてもやはり東京大会で金メダルをとらせなければならない、また、金メダルをとってもらわなくちゃならない、こういう決意を今さらながら新たにいたしたわけであります。そこで、先刻からいろ……

第40回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第6号(1962/07/31、29期、日本社会党)

○阪上委員 去る五月三十日から六月一日までの三日間にわたりまして、オリンピック東京大会開催に伴う地方公共団体等の協力態勢及びスポーツ施設の整備等についての実情調査のため、愛知県及び岐阜県に派遣されました委員を代表いたしまして、私から調査の結果について御報告申し上げます。  なお、その詳細につきましては、委員長のお手元に文書をもって提出いたしてございますので、参考のためこれを会議録に掲載されるよう、委員長においてお取り計らいをお願いいたしたいと存じます。この際はその要旨についてのみ報告を申し上げることにいたします。  今回両県に調査に参りまして、まず第一に痛感いたしましたことは、オリンピック東京……

第40回国会 議院運営委員会 第29号(1962/04/05、29期、日本社会党)

○阪上委員 私、実は今問題になっておりますガリオア・エロア、それからタイ特別円の両協定について、外務委員会における委員長の質疑終局の手続、これについて非常に不法なものがある、こういうふうに考えておるわけです。ところが、去る二十九日に行なわれたところの質疑打ち切りにつきましては、これはわれわれ社会党と自民党さんとの間で意見が違っておりまして、この件につきましては、打ち切りの動議を出したのだ、それは成立しておるのだ、そこで委員長は打ち切ったんだ、こういう言い方になっておる。それはわれわれは認めておりません。ところが、これは四者会談が行なわれて、そこで何となくうやむやのうちに済んでしまって、結論とし……

第40回国会 地方行政委員会 第1号(1961/12/14、29期、日本社会党)

○阪上委員 川島大臣が十一時までに帰られるそうでありますので、少し関連して質問をいたしたいと思います。  先ほどからの論議を承っておりますと、すでに問題点というものは出ておると思う。その問題点といたしましては、まず道路が悪いということ、それから産業の分布が悪いということ、それから労働条件が悪いということ、そのほかに交通行政が不統一であること、いま一つは交通教育というものがやはり不徹底である、こういう点に問題点を見出すわけであります。それで先ほど大臣の御答弁で、緊急対策と基本対策とに分けて御答弁があったわけであります。その中で緊急対策として、広い意味の交通行政の調整をやる、いま一つは取り締まりの……

第40回国会 地方行政委員会 第2号(1961/12/15、29期、日本社会党)

○阪上委員 今回発生しましたこの事件、これは世間では全くこれはばかげたことだ、こういう言い方をする向きもありますし、ばかげたことであるにしても、これは早く芽ばえの段階においてつんでしまわなければ大へんなことになる、こういうような批判も出てきております。また、この事件がクーデターであるとかあるいは、先ほど長官のお話にありましたような、いわゆる不穏な事件あるいは集団テロ事件というような考え方のものであるかというような点につきましては、いろいろ議論のあることと思います。しかしながら、世間ではやはりこういった問題については、特にその背後関係について非常に危惧しておる向きがあるのじゃなかろうかと思うので……

第40回国会 地方行政委員会 第4号(1962/01/30、29期、日本社会党)

○阪上委員 今の交付税に繰り入れる金額なんですが、この中に高校生急増対策の分は含まれておりますか。

第40回国会 地方行政委員会 第6号(1962/02/02、29期、日本社会党)

○阪上委員 昨日の新聞によりましても、すでにこの一月中に交通事故による死亡者が九百九十五名、この調子でいきますと昨年の統計をはるかに上回るような悲惨な状態になってくると思うのであります。交通緩和の対策はこの際もう緊急に打ち出さなければならぬことであるのは御案内の通りであります。  そこで私お伺いいたしたいのは、先ほども渡海君が触れられましたように、交通行政の一元化の問題であります。昭和三十五年の五月の十七日に新道交法が通過いたしまして、そのときの附帯決議でやはり道路交通行政の一元化の問題を強く要望し、それからまた昨年の暮れの十二月十四日に長官等においでいただいて、ここでまたわれわれ質問いたしま……

第40回国会 地方行政委員会 第10号(1962/02/15、29期、日本社会党)

○阪上委員 料理飲食等消費税につきまして、一つだけ大臣に伺っておきたいと思います。  それは、今問題になっております、外人に対するところの料理飲食等消費税の非課税問題なんです。この件につきましては、わが党の太田一夫君が先般本会議において質問いたしまして、この点につきまして大臣からしごくわけのわからぬ答弁があったようであります。仰せのようにいたしておりますという答弁です。なるほど、現在の税法改正法を見ますると、仰せのようにしているということになるのです。実は承るところによりますと、自民党の方では、何か外客誘致臨時措置法とかいうものを準備いたして、それで外人に対するところの非課税を、さらに実質上講……

第40回国会 地方行政委員会 第11号(1962/02/16、29期、日本社会党)

○阪上委員 国家公安委員長に伺います。  実は二月十三日付の新聞で一斉に報ぜられております都内の交通規制、この問題でございます。大臣も御承知のように、この委員会は今もこらして小委員会を開いて、鋭意交通応急対策につきまして審議を続けているわけであります。その間に、突如として都内の交通規制が、新聞の報道によりますと本ぎまりになったということです。実はわれわれも驚いているわけなんです。なるほどこの委員会の中で交通問題を今まで審議を続けて参ったのでありますけれども、その際にも、車種別あるいは時間別規制というようなことについての必要性があるのではないかということは、われわれも認めております。そこで問題は……

第40回国会 地方行政委員会 第14号(1962/03/01、29期、日本社会党)

○阪上委員 昭和三十六年度分として交付すべき地方交付税の総額の特例に関する法律案、この中で、本年度の地方交付税計画によりますと九十八億五千二万五千円、これだけを繰り越しする、こういうことになっております。そこで、ここにこう書いてありますが、非常にこれは読みづらい書き方になっておりますので、こういった結果九十八億五千二万五千円になるという、その説明を一つ詳細にお願いしたいと思います。
【次の発言】 そこで奥野財政局長にお伺いいたしますが、この相当額五百億以上の交付税を本年度内に使い切らずに、これを翌年に繰り越す、こういう措置をとられたその理由を一つ承りたいと思います。

第40回国会 地方行政委員会 第19号(1962/03/13、29期、日本社会党)

○阪上委員 今、山口君から消防自動車の事故について、いろいろと御質問があったわけでございますが、この際一つ委員長にお願いいたしたいと思いますのは、資料を一つ提出させていただきたいということであります。  ここ数年来、大へん消防団の自動車事故というものが多いのであります。そしてこれがまた花見ごろになりますと、ますます多くなってくる、従って、正式な消防担当以外に、自動車に乗って団員が慰安等に出ていき、相当な事故を毎年繰り返しております。従ってこれに対してここ数年来の事故の統計表を一つ出していただきたい、これを一つお願いいたします。

第40回国会 地方行政委員会 第25号(1962/03/27、29期、日本社会党)

○阪上委員 私は日本社会党を代表いたしまして、銃砲刀剣類等所持取締法の一部を改正する法律案につきまして反対の討論をなさんとするものであります。  今回の改正は、およそ八点であります。そしてそのうち、第五条並びに二十四条の二を除きましては、われわれ社会党といたしましてもおおむね了承するところであります。しかしながら、特に二十四条の二につきましては、われわれは強く反対をいたさなければならぬと考えております。すなわち審議の経過からいたしましても、二十四条の二につきましては、いわゆる提示させ、開示させ、そうして調べることができる、提出させて一時保管することができる、こういうようなふうになっておりますが……

第40回国会 地方行政委員会 第29号(1962/04/13、29期、日本社会党)

○阪上委員 私は官房長官にお伺いいたしたいと思います。長官も御案内のように、この災害対策基本法等の一部改正、これが前国会におきましてああいった削除、修正の形をとってきたのでありますが、それが今国会で改正案を出すことにつきましては条件がついておったわけであります。そしてこの条件につきましては去る三月二十四日における六者会談におきまして、自由民主党並びに日本社会党の間で話し合いがついたわけなんであります。そのときの申し合わせ事項によりますと、本法案に対する衆参両院の附帯決議事項については可及的すみやかに立法化する。特に激甚災害にかかる統一的恒久立法については今国会において、それから個人災害に伴う援……

第40回国会 地方行政委員会 第32号(1962/04/20、29期、日本社会党)

○阪上委員 すでにこの法律案につきまして、かなり質問が出ております。私、できるだけ簡単に五、六点について質問してみたいと思います。  この市の合併の特例に関する法律案が本委員会の審議に上りまして、それ以来合併しようとするところの関係市町村が、いろいろとこの法案審議に対して関心を持っているわけなんであります。その中のいろいろな動きを考えてみますると、どうも二、三の場所におきましては合併の目的というものをはき違えた傾向が出てきておるのじゃないかということを、私は非常におそれておるわけなんであります。そしてこの法案の第一条の目的等を見ましても、明確な目的というものは明示されていない。たとえばこの法律……

第40回国会 地方行政委員会 第33号(1962/04/24、29期、日本社会党)

○阪上委員 川島さん、かぜ引いて大へん弱っておられるようでありますので、きわめて簡単に、一点だけ御質問申し上げておきたいと思います。  御承知のように交通対策につきましては、これは川島さんも常日ごろおっしゃっておるように、恒久対策と緊急対策に大別し得るものと思います。それで私、恒久対策は本日は別といたしまして、特に緊急対策としてわれわれ小委員会を作りまして審議して参りました経過から考えましても、道路交通の安全施設の整備促進ということが喫緊の問題だ、こういうことに結論が出てきたわけなんであります。そこで、先ほどからも小澤委員、安宅委員からの御質問がありましたので省略いたしますが、要は、こういった……

第40回国会 地方行政委員会 第34号(1962/04/26、29期、日本社会党)

○阪上委員 先ほどからのやりとりを聞いておりますと、全く政府の態度というのはでたらあだ。こんなことじゃ審議できませんから、一つ委員長でよろしくお取り計らいを願いたい。

第40回国会 地方行政委員会 第35号(1962/04/27、29期、日本社会党)

○阪上委員 関連して。政務次官にちょっとお伺いしておきます。先ほど来、これは公経済だからこういう方針をとって差しつかえないのだ、こういうようにあなたは答弁されているのです。しかも公経済だから国から出そうと地方自治体から出そうとこれはかまわない、そこで地方自治体から出さなければならぬという方向に持っていきたいという理由は一体何ですか。この点をはっきりしておいていただきたい。
【次の発言】 それならお伺いいたしますが、地方交付税制度というものは一体どういう制度なんですか。これは財源調整の制度じゃないですか。それを混同してしまって、当然国が負担すべきものをこの中に織り込んでしまったという考え方ですね……

第40回国会 地方行政委員会 第36号(1962/04/28、29期、日本社会党)

○阪上委員 大へん時間をとっておりますので、きわめて簡単に一問だけ質問しておきたいと思います。  自治労の丸山さんに質問いたします。  わが国において、こういった職種の立法が次々と出てくるわけなんでありますが、私の考えとしては、これはすべて違憲立法だ、こういうふうにまで考えておるわけです。少なくとも憲法二十九条等にあるところの財産権、こういうものを侵害する立法だと日ごろ考えておるわけです。これはただ単にこの共済組合法案ばかりではなく、すでに施行されておるこの種の法律はすべてそうだ、たとえば国民健康保険法にしても同じだ、こういう考え方を私は持っております。もしこれが任意組合として出発されるならば……

第40回国会 地方行政委員会 第40号(1962/06/01、29期、日本社会党)

○阪上委員 今小澤委員から責任者をここへ呼んでこいということなんですが、私の質問中に一つ呼んでもらいたい、これをお願いいたしたいと思います。  そこで最初に伺っておきたいと思いますが、先ほどから答弁を聞いておりますと、何を言っているのかちっともわからないので、もう少し頭を整理して明確に一つ御答弁を願いたいと思います。  東京都の給水計画につきまして、現在第一次制限、第二次制限を経まして、第三次制限に入っている。これは事実ですね。そこで先ほどからの答弁によると、第四次制限は避け得る、こういうようにあなたはおっしゃっておられますね。そこで避け得る根拠をもう少し明確に一つ示して下さい。先ほどからも伺……

第40回国会 予算委員会 第15号(1962/02/17、29期、日本社会党)

○阪上委員 私は、ただいまから地方自治の若干の問題について質問いたしたいと存じております。  そこで、質問に入ります前に、委員長に一つお願いがあるのであります。それは、本日の私の質問の大部分は通産大臣との関係があるわけであります。残念ながら、通産大臣かぜを引いて休んでおられるそうであります。やむを得ないと存じます。そういう部分につきましては、二十八日に一つさらに再質問をいたしたい、かように考えますので、本日は三分の一程度、若干の問題をお聞きいたしたい、かように存じますので、よろしくお願いいたします。  そこで、地方自治の若干の問題でございますが、まず最初に、地方自治の本旨につきましてお伺いいた……

第40回国会 予算委員会 第16号(1962/02/28、29期、日本社会党)

○阪上委員 私は、この際、二つの問題について御質問申し上げたいと思います。その一つは、交通問題であります。それからいま一つは、東京都の特別区における区長の公選問題、この二つについて質問申し上げます。  最初に、区長の公選問題についてお伺いいたしたいと思います。御案内のごとく、去る三十二年の八月、東京都の渋谷区議会で行なわれました区長選挙をめぐった増収賄事件であります。このことに関しまして、私は贈収賄の問題を取り上げようとするのではなくして、東京地裁の判決が、この問題をめぐりまして、区長公選に対するところの地方自治法のきめ方が、違憲であるという判決が下されておるわけであります。地方自治法は、御承……

第41回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第2号(1962/08/20、29期、日本社会党)

○阪上委員 川島担当大臣は大へん忙しいそうですので、簡単に質問いたします。  去る八月七日の閣議で、川島さんから、オリンピック組織委員会など関係諸団体の責任体制を確立しなければならぬ、あるいはまた、資金対策、ことに資金の練り直しを行なう必要があるというような報告をされたように、新聞で私知っております。そして大体おもなる点は、まずオリンピック資金計画について、これまでの計画が長期的見通しに欠けている、しかも便乗的な要求がかなり含まれておるという点を指摘されておったようであります。次に、関係諸団体の責任体制については、現在のままでは計画の推進にきわめて支障をきたすおそれがあることを強調された、こう……

第41回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第3号(1962/08/30、29期、日本社会党)

○阪上委員 私は主として今度の第四回アジア大会の紛争問題について、東知事さんに、アジア競技連盟の名誉会長、あるいはまた、IOCの委員であるというようなお立場においてお答えを願いたい、かように存じます。  第一点といたしまして、第四回のアジア大会というものは、これは明らかにAGFの憲章違反である、こういうふうに私は考えるわけなんであります。しかし、こういった問題の結論を出すということについては、よほど慎重でなければいけない、かように考えます。先ほど福永委員の御質問にお答えになりまして、東さんは、それは確かに憲章違反だ、こういうふうにおっしゃっておられます。そこで、私、少しくどいようですが、どの条……

第41回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第4号(1962/09/12、29期、日本社会党)

○阪上委員 私はアジア大会問題にしぼりまして質問いたしたいと思います。先ほどからいろいろと津島会長の方からも説明があり、川島担当大臣からもいろいろと見解が発表されました。しかし、この第四回アジア大会が反則大会であるということは、いろいろお話の中から十二分に確認されていることであります。それにもかかわらず、選手と加盟国とを日本が指導的立場に立って誘導して無理無体にこの参加を強行してしまった。しかも最近では、現地にいらしておった方々が帰って参りまして、いろいろと帰朝談を発表されておるのでありますけれども、その内容を見ますると、そういった失態をやっておるにもかかわらず、その責任の所在を全く他に転嫁し……

第41回国会 地方行政委員会 第2号(1962/08/21、29期、日本社会党)

○阪上委員 私は、三党を代表いたしまして、地方公務員共済組合法案及び地方公務員共済組合法の長期給付に関する施行法案に対する附帯決議案の趣旨説明を行ないたいと思います。  まず、決議の案文を朗読いたします。    地方公務員共済組合法案及び地公務員共済組合法の長期給付関する施行法案に対する附帯議(案)   政府は、地方公務員共済組合法及地方公務員共済組合法の長期給付関する施行が地方公務員の生活と祉とに深い関係を有することにかがみ、両法律の実施に当っては、の諸点につき、とくに配意すべきある。  一 地方職員共済組合等の理事に組員を代表する者を加える等組合民主的な運営を図ること。  一 掛金等の標準……

第41回国会 地方行政委員会 第8号(1962/09/03、29期、日本社会党)

○阪上委員 ただいま議題となりました三宅島の緊急対策について、総務長官に一つお伺いいたしたいと思います。  実は、昨日自衛隊のヘリコプターでもって国会から急遽三宅島を訪れたわけです。大体現地の状況を見てみますと、大ざっぱにいって、八月二十五日の爆発から今日までの間に、二十八回も相当大きな地震が、はなはだしきに至っては一日十回訪れてきている、こういうことであります。そういうことのために、爆発の被害もさることながら、現地の住民は大へん不安な状態に置かれている。一つの例をとっていうならば、全く仕事も何も手につかぬで、ふろしき包みを持って路傍をうろうろしているというな姿も見受けられる、こういうような状……

第41回国会 地方行政委員会 第9号(1962/10/10、29期、日本社会党)

○阪上委員 私は、今各所で問題になっております地方議員の定数を減少しようとする問題につきまして、質問いたしたいと思います。  御案内のように、今大阪等を中心といたしまして、各都市において全国的に議員の定数条例を制定しようとする運動が展開されております。もちろん地方自治法によりまして、地方公共団体の議員の定数をふやすことができるようになっております。従ってこういった運動が直接請求の形において行なわれるということにつきましては、法的には問題はないのでありますけれども、しかしながら、これはよく考えてみますと、考え方によりますと、地方自治の根底をくつがえすような大きな問題をはらんでおると私は思うのであ……

第41回国会 地方行政委員会 第10号(1962/11/10、29期、日本社会党)

○阪上委員 関連して。今政府の答弁は別といたしまして、調査団に一つ質問いたしたいと思うのです。  調査団の御報告を伺いますと、非常に詳細なる御検討をなさって、まことにわれわれとしてけっこうだと思っておりますが、ただ一つ筋が通らぬ点があったのではないかと思います。すなわち阪神地域におけるところの共同処理方式については、やはり地方自治の本旨に基づいて、地域が広くなればなるほど住民の意思が政治に反映しにくいという点をとらまえて、相なるべくは連合方式等の形をとるべきである、こういうことをおっしゃっておりながら、後半岡山県の県南の地域開発と関連したそれを遂行していくための共同処理方代としての地方の制度に……

第41回国会 地方行政委員会 第11号(1962/12/07、29期、日本社会党)

○阪上委員 きょうは理事会の申し合わせで十二時までということになっておりますから、二点だけ質問いたしたいと思います。一つは、ただいま質問がありました新産業都市、いま一つは高校生急増対策について、この二つについて御質問申し上げます。時間がありませんので、一つ簡単に要点たけお答え願いたいと思います。  新産業都市についていろいろな問題がありますが、きょうお伺いしたいのは、一体政府はこの地域指定についてどういう考えを持っておるか、速度の問題です。一つは、何か全国で十カ所くらい調査をやって、そして同時に指定をやっていこうという考え方を持っておるという向きがある。いま一つは、立地条件の整った、いわゆる新……

第43回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第3号(1963/02/07、29期、日本社会党)

○阪上委員 私は、きょうはNHKのテレビ・センター問題につきまして質問いたしたいと思います。  御案内のように、最近国民や東京都民の間で、あるいはまた、都議会であるとか組織委員会等、各方面で大きな話題になっておりますNHKのテレビ・センター、ところが、これが大きな話題になっておるにもかかわりませず、関係当局は故意に真相を明らかにしていない。これでは、オリンピックに対する都民ないし国民の熱意というものに大きな影響を来たすのではないか、かように考えます。そこで、この際真相を明らかにいたしまして、オリンピックヘの情熱というものを再び取り戻す、こういうことがきわめて必要じゃなかろうかと思うのであります……

第43回国会 建設委員会 第23号(1963/06/14、29期、日本社会党)

○阪上委員 午前中からだいぶこまかい点に質問がなされまして、大体問題点が明らかになってきております。したがって、できるだけ重複を避けまして簡単に御質問いたします。主として、法は運営にありますから、法案自体に多少の不備がありましても、運営さえうまくいけばいい、したがって、運営上問題になるような点について若干御質問いたします。できるだけ簡単に答えてください。  そこで、くどいようですが、まず第一番に、近畿圏整備法につきましては、近畿圏とは一体何かということをはっきりつかんでおく必要があるんじゃないか、こういう考え方を持つのであります。一々一問一答をやりますと時間がかかりますから、こちらのほうで大体……

第43回国会 地方行政委員会 第6号(1963/02/14、29期、日本社会党)

○阪上委員 大臣お急ぎのようなので、差し繰るために簡単に質問をいたします。  警察庁長官、今度交通警察の取り締まりのために交通警察官を五千名ですか増員される、そこでこのことによって、例の緑のおばさん、黄色いおばさんを解消することができますか。
【次の発言】 緑のおばさん、黄色いおばさん、非常に御苦労願っておるのですけれども、御承知のようにあれは警察権を持っていない。警察権を持っていない人をああいうきわめて危険な立場に置く、この前緑のおばさんに来ていただいていろいろ伺って、権限を持たずしてあなたあの旗を振って一体どういう気持だと聞いてみると、あの人たちは、私は権限がございませんが、かわいい子供が……

第43回国会 地方行政委員会 第7号(1963/02/15、29期、日本社会党)

○阪上委員 今の問題ですが。鹿児島県の農協ですか、連合会ですか、これが分蜜糖か何かをやっているという事実、これはどこでやっているのですか。
【次の発言】 沖永良部でそういう計画があるということを僕は初めて聞いたのですが、これはまだ動いてないのでしょう。
【次の発言】 地元の農業協同組合は非常に悪い状態であって、おそらくつぶれているのではないかと思うのですが、今どういう状態にありますか。
【次の発言】 そこで前から農協が持っておった、あるいは農民が個人で持っておったような製糖工場、簡単な三十トンというやつ、あれは今どうなっていますか。
【次の発言】 そこで地元の農民が協同組合等の形で黒糖の製造を……

第43回国会 地方行政委員会 第9号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○阪上委員 ただいま議題となりました昭和三十七年度分として交付すべき地方交付税の総額の特例に関する法律案、これにつきまして若干の質問をいたしたいと思います。  この法律案の内容によりますると、三十七年度分として交付すべき地方交付税の総額のうち、百億円を三十八年度に繰り越す、こういうことになっておるのでございますが、昭和三十七年度分の地方交付税の総額は第一次補正、第二次補正を入れまして四千九百七十二億円、そのうち普通交付税として九四%でございますか、これが四千五百五十九億、特別交付税でもって六%の二百九十一億、合計四千八百五十億、これが配分されることになるわけです。そういたしますと、百二十二億が……

第43回国会 地方行政委員会 第10号(1963/02/26、29期、日本社会党)

○阪上委員 関連して。今奧野さんは、思い切って高校急増対策をやろうという団体、その場合は地方単独事業のワクに切りかえてやる、こういうようなことを言われた。しかしながら、ことしの計画によると、地方単独事業というものは伸びてないのじゃないですか。昨年三十七年度においては、たしか五百九十五億くらいの額だったと思うのですけれども、それがことしは五百二十一億円の増加の程度にとどまっておる。伸びが非常に少ない。しかしこの五百二十一億円計上された苦心というものは非常によくわかっておりまして、公共事業に比べると相対的にも非常に単独事業としては落ちているし、三十七年度に比べても落ちている。そういった切り詰めた単……

第43回国会 地方行政委員会 第11号(1963/02/28、29期、日本社会党)

○阪上委員 私は、自由民主、社会、民社の三党を代表いたしまして、昭和三十七年度分として交付すべき地方交付税の総額の特例に関する法律案に対する附帯決議案の趣旨説明を行ないたいと思います。  まず、決議の案文を朗読いたします。    昭和三十七年度分として交付すべき地方交付税の総額の特例に関する法律案に対する附帯決議   地方交付税制度の運営の状況をみるに、ここ三年間、毎年度百億円程度を翌年度に繰越す措置を講じているが、現下の地方財政の動向と地方行政水準の現況にかんがみ、政府は、今後次の点について検討すべきである。  一、本制度が、地方交付税の交付の基準の設定を通じて地方行政の計画的な運営を保……

第43回国会 地方行政委員会 第14号(1963/03/12、29期、日本社会党)

○阪上委員 関連して自治省に問いますが、標準のままで計算されて参りますと、結局ある県によっては二百名くらい超過するというような場所が随所に出てくるだろうと思います。その場合の財政は非常に激変することは事実であります。そこでこれがもらえないということになれば、どうしても先生の教を現実に減らしていかなければならぬという問題が出てきたということになったときには、今おっしゃったように特別交付税等で措置される、そういうことは確かなんですか。
【次の発言】 そういう局長のお考えはわかりますが、そうすればやはり何か暫定措置をしがなければならぬような現実にあるということだけはいえるのじゃないですか。

第43回国会 地方行政委員会 第15号(1963/03/14、29期、日本社会党)

○阪上委員 きょうは私は租税負担についてお伺いいたしたいと思います。  今回の税制改正等による国民の租税負担について、どういうふうな見込みになっておるか、これを一つお聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 この地方税の六・五%を所得階層別に、たとえば住民税のごとく、十三段階なら十三段階に分けて、どういうパーセンテージになっておるか。
【次の発言】 実は私が今お尋ねしたいと思っていることは、高額所得者と低額所得者と比較して、国税はもとより、地方税の中においても、相対的な負担が低額所得者にかなり高いという懸念を持つものですから、お伺いしておるわけであります。従ってこれは非常に貴重な資料だと思いま……

第43回国会 地方行政委員会 第16号(1963/03/15、29期、日本社会党)

○阪上委員 この機会に一つ、二つお伺いしておきます。  高速自動も国道の交通警察の問題ですが、国道の構造からいって、中央にグリーンベルトがあって、しかもそのグリーンベルトが、単なる芝生ではなくて植え込みになっている、こういうことなんですが、これは全部一貫して植え込みにするのですか、あるいはカーブだけを植え込みにするのですか、その点、どうなんです。
【次の発言】 植え込みになっている関係は、要するにヘッドライトの反射を考慮したものだと思うのです。しかし、諸外国のハイウエー等を見ますと、ことに西ドイツあたりのアウトバーンなんかにおきましては、植え込みは全部採用していない。どちらが進歩的であるか、私……

第43回国会 地方行政委員会 第17号(1963/03/19、29期、日本社会党)

○阪上委員 だいぶ時間がたってきましたので、この機会に二つばかり質問しておきたいと思います。  警察の方にお伺いいたしますが、大都市の交通規制につきまして、一つ伺っておきたいと思います。  かつて大都市における規制問題が起こった当時に、大体規制の方向としては、第一次規制がきわめて強く、そして安全交通施設等が完備し、道路が逐次完備されて参りますに伴って、逐次規制は第二次規制、第三次規制と緩和の方に持っていく、こういうことを申し上げておったのでありますが、最近の大都市の規制の状態を見ると、第一次から第二次、第三次から第三次へと逐次規制が強まっておるように見える。これは高度経済成長政策から見ても、決……

第43回国会 地方行政委員会 第20号(1963/05/07、29期、日本社会党)

○阪上委員 ただいま宮地さんから御報告をいただいのでありますが、その最後のことばに、非常に捜査の不手ぎわがあって遺憾である、こういうようなことを言っておられます。  そこでお尋ねいたしたいのは、今回のこの二つの事件につきまして、非常に捜査上の欠陥が暴露された、こういうふうに言われておるのでありますが、そのよってきたる原因は一体どこにあるのか、こういうことだと思うのであります。そこで最初に、こういった誘拐事件に対する捜査方針といったものは確立されておるのかどうか、当局のほうにそういう捜査方針というものがあるならば、それをひとつ示してもらいたい。

第43回国会 地方行政委員会 第27号(1963/05/28、29期、日本社会党)

○阪上委員 いまの問題で、最高と最低をきめるでしょう。そうすると、談合の余地が少なくなる。幅が少なくなる。へたな談合をやっておったって、最高を突破したら契約は締結はできないで、失格になる。また最低を下回った場合も失格になる。そこで最高と最低をだれが握っているかということです。あなた方の構想はどうなんですか。最高と最低はだれが知っているのですか。理事者ですか。
【次の発言】 だから、政令できめるのですが、その内容は何もないということでは意味がない。一番ポイントになるのはそこなんです。私は長い間市長をやっておったから、そんなことはよく知っておる。一番問題はそこなんです。市長だけが知るといっても、市……

第43回国会 地方行政委員会 第28号(1963/05/30、29期、日本社会党)

○阪上委員 地方自治法の改正、これは地方自治法自体が地方自治の基本法であるというような観点から、きわめて重大な問題であります。御案内のように、地方自治法が制定されましたのは、在来の県政であるとかあるいは市町村政、こういった法律を集大成したというだけの意義ではないのでありまして、これはやはり新憲法の精神に基づいて、わが国の民主的な民主化のための基盤をこれでもって果たしていこうというような考え方が強く出ておったことは御承知のとおりであります。   〔委員長退席、高田(富與)委員長   代理着席〕 ところが、今回の自治法改正で、この間からいろいろと論議が行なわれておるのでありますけれども、これを大局……

第43回国会 地方行政委員会 第29号(1963/05/31、29期、日本社会党)

○阪上委員 ただいま議題となりました地方自治法の一部を改正する法律案に対する附帯決議につきまして、私は、自由民主党、日本社会党、民主社会党を代表いたしまして、その趣旨を御説明いたします。  まず最初に案文を朗読いたします。    地方自治法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   本法の施行にあたり、政府は地方自治の本旨をそこなわないよう、次諸点について適切な措置を講ずべきである。  一、分担金徴収条例の制定、改正に関する機会の審議にあたっては、つとめて公聴会制度を活用し、真に利害関係を有する者及び学識経験を有する者の意見を反映させるよう指導を行うこと。  一、地方開発事業団制度新……

第43回国会 地方行政委員会 第32号(1963/06/07、29期、日本社会党)

○阪上委員 いまの事件に関連して。先ほど鎌田人権擁護管理官がこの憲法三十五条の人権保障がもっぱら刑事手続に関するものだ、直接行政手続には適用されないと一般に解釈されておる、こういうように答えておる。  そこで私伺いたいのは、それはそれでいいでしょう。しからばその行政手続によって、基本的人権があるいはその他の人権が優等されていいという理由にはならない。そうすると、この行政手続によって基本的人権が侵害される場合のそれに対するところの救済手続、そういったものは刑事訴訟法か憲法か、どこに規定されておるのですか。それがなければあなたのところは基本的な人権擁護ができやしないじゃないですか。刑事手続だけの問……

第43回国会 地方行政委員会 第38号(1963/07/06、29期、日本社会党)

○阪上委員 天下を震駭させたにせ証紙事件、それから千葉県知事の選挙にからんでの例のにせ検印事件、こういったものの捜査が、新聞等によりまするとほぼ打ち切りの段階にきておるということでございます。  われわれが新聞等で承知いたしております範囲では、どうやらまたぞろこの種の選挙違反事件というものは、大ものを再び逃がしてしまうというような印象を実は受けますので、きょうはひとつ大ものを逃がすなという観点からいろいろと質問をしてみたい。いま一つは、その方法として考えられることは、検察行政を国会としてはあくまでも保護していかなければならぬということだと思うのでありまして、さような見地から、問題のこまかい点は……


30期(1963/11/21〜)

第45回国会 議院運営委員会 第2号(1963/12/09、30期、日本社会党)

○阪上委員 この際、ひとつ新宿舎、新会館建設促進に関する動議のようなものを出したいと思います。  一つは、宿舎でありまするけれども、これはひとつ絶対数をこの際至急確保すること、同じ議員でありながら、宿舎に入れる者と入れぬ者とある。こんなことをじんぜん日を延ばしていつまでも処理されないということは、私は非常に遺憾に思います。ぜひひとつこれは絶対数を確保すること、同時に、絶対数だけでは私はいけないと思います。そこで、格差是正をひとつやってもらいたい。地域間の格差是正、所得格差是正ばかりでなくて、議員の待遇上の格差を是正してもらいたい。そのためには、もう理由は抜きにしますけれども、新宿舎、新会館の建……

第45回国会 地方行政委員会 第2号(1963/12/12、30期、日本社会党)

○阪上委員 ただいま大臣から、地方行政に対する大臣の所信を伺ったわけであります。こういう例はいままでかつて私の記憶ではなかったと思っております。日ごろ本会議等において自治大臣の所信表明があってしかるべきだとわれわれは考えておるのでありますが、そういう機会がなかったのでありますけれども、今回この委員会においてこのやり方が持たれたということにつきまして、私非常に敬意を表します。したがって、この所信の中には、いろいろとまたわれわれとしてはさらに大臣の所信をただしたい面があるのでありますが、ひとつ後日に譲りたいと思いますので、そのように委員長、お取り計らいをお願いいたします。

第45回国会 地方行政委員会 第3号(1963/12/13、30期、日本社会党)

○阪上委員 ちょっと関連して。今回のこの法律案を見ますと、不交付団体に対する配慮がどういうふうに出てきておるか、こういうことなんです。その点大臣でなくて、財政局長にひとつお答えいただきたい。
【次の発言】 これは毎年のことですが、たいへん無理があると思うのですね。年度途中でもって、そういう心がまえでこれから少しく配慮しておかなければいけない、蓄積しておけというようなことでは、地方自治体の不交付団体におけるところの財政計画というものはくずれていくおそれが十二分に出てくる。場合によっては、その財源がなければ、給与財源を優先的に出していこうということになりますれば、結局事業等について大きな削減をしな……

第46回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第2号(1964/01/27、30期、日本社会党)

○阪上委員 先刻来、東京大会準備対策の主要な項目について説明を受けたのであります。きょうは大体ヒヤリングの程度ということでありますが、私これから一点だけ質問したいと思っております。それは、あまりこのままで時期をおくらせますと役に立たないようなことになるんじゃないかとおそれている問題が一つございますので、お聞きしたいと思います。  先刻来、観光事業の問題とか、あるいは優良みやげものの供与というようなことについてお話を承っておりますが、やはり私は、その根本になるのは、オリンピック憲章に規定された例のオリンピック・マークないしオリンピックの標語、これの規制に関する問題が一つあるんじゃないか、こういう……

第46回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第3号(1964/02/28、30期、日本社会党)

○阪上委員 私は規制しようという考え方を持っておるのでございます。したがって、前会においてああいった質問を申し上げ、ただいま総務長官から政府の方針というものを伺ったのであります。大体考えておられる方向というものはわかってきたのでありますが、結局法的規制はしない、こういう態度でありますか。
【次の発言】 その理由を伺いますと、第一、オリンピック憲章ではそういった乱用は禁じられておるけれども、これは国際法でも何でもないのだ、こういうような考え方、それから、いろいろなオリンピック・マークの使用の現実から見て、どうもそれに対して法的規制を加えるということはなじみがたい点がある。それから、すでに使用され……

第46回国会 建設委員会 第32号(1964/05/27、30期、日本社会党)

○阪上委員 ただいま議題になりました近畿圏整備法に関連する一法案について、御質問いたしたいと思います。  すでに御案内のように、政府におかれては、近畿圏整備法に基づいて、この二法案を提出されたわけでありますが、まことに手回しのいい措置じゃなかろうかというふうに私は考えております。ただしかし、過去におきまして、新産都市法の施行に際しましても同様のことがあったのでありますが、さて新産都市の場合におきまして、現在逢着しております状況は何かというと、非常に入れものはりっぱでありましたけれども、内容がこれに伴っていないというようなことでもって、いろいろな問題が出ております。公害の問題にいたしましても、あ……

第46回国会 地方行政委員会 第3号(1964/01/31、30期、日本社会党)

○阪上委員 藤田さんから相田微に入り細にわたる質問がありましたので、私はできるだけ重複しないように質問申し上げます。  そこで、大臣の所信の第一として、広域行政の推進についてということが申されております。広域行政に関する考え方としては、一つは広域行政事務、こういうものが考えられなければならない。いま一つは、それに対処する広域行政の制度の問題がある。この間の所信によりますと、広域的処理を必要とする行政事務、こういうふうにいっておられますが、私は、必要とするという考え方よりも、一歩前進して、広域的処理をすべき行政事務とは何であるか、やはりこういうものの考え方を明確にしておかなければならぬ。こういう……

第46回国会 地方行政委員会 第5号(1964/02/06、30期、日本社会党)

○阪上委員 いまの問題に関連して一つお伺いしますが、地方公営企業における交通事業の赤字の問題は、前回の公営企業法の一部改正のときにも問題になった。そうしてあの場合特に交通業の赤字については、これは現在のやり方で進めていく場合はやむを得ない赤字が出てくるという見通しがついておる、そういった関係から正当な赤字については、これに対する何らかの国の財源措置をすべきであるという意味の附帯決議がつけられておるわけです。それについて何らの対策も出てこないうちに、またこの問題がいま論議されておる、こういうことなんです。  そこで、ひとつ次官に伺いたいのですが、財政局長でもけっこうですが、この開帳決定の公共料金……

第46回国会 地方行政委員会 第12号(1964/02/21、30期、日本社会党)

○阪上委員 この特例に関する会津案と関連いたしまして、いろいろと交付税制度そのものについての根本的な問題が過般の審議の中で出てきておるようでありますが、きょうはそういった点には触れないで、いずれまた後刻出される交付税の改正案について、そのときに質問したい、かように思っております。  それから、産炭地、豪雪等に対する対策としての交付税の配分という問題が、やはり過般来から十分に審議をなされたわけであります。したがって、これらの面についてもできるだけ重複を避けておきたいと思います。ただ、この際われわれ少しくおさらいをしておきたいと思いますことは、どうも最近大蔵省あたりがとかく交付税財源をもって国の施……

第46回国会 地方行政委員会 第14号(1964/02/27、30期、日本社会党)

○阪上委員 ここ二、三年来重要な刑事犯について、非常に焦げつきが多いのであります。にせ札事件につきましても、あるいはまた吉展ちゃんの誘拐事件についても、それから帝国ホテルの殺人事件についても、その他いろいろな悪質な刑事犯が出ておりますけれども、これについて捜査が非常に後手ばかり打っておって、ちっとも的確な効果をあげていない、こういうことなのであります。そこで私は、きょうは、それと関連いたしまして、警察庁がさきに刑事警察強化要綱というものをつくって、刑事警察に対して体制を整えて、こういった焦げつき捜査の解決をはかっていこう、こういうふうな態度に出られたことは非常にけっこうだと思うのでございますけ……

第46回国会 地方行政委員会 第24号(1964/03/19、30期、日本社会党)

○阪上委員 関連して、途中で入ったのでちょっと様子がわかりませんが、私はこの問題については非常に疑問を持っております。この地方自治法の九十六条一項の五号に「その種類及び金額について政令で定める基準に従い条例で定める契約を締結すること。」こういう議会の権限がある。そこで法制局、あなたのほうに伺いますが、この「政令で定める基準に従い」の「従い」という意味は、どの程度のものなんですか。
【次の発言】 私はそのとおりだと思う。そうすると、特例で逃げようとしたって、法律はそこまで委任はしていないと私は思う。委任していないのをかってにあなたのほうで特例さえ設ければそれでいいんだという、そんな委任をしていな……

第46回国会 地方行政委員会 第25号(1964/03/24、30期、日本社会党)

○阪上委員 ただいま議題となりました府県条例に関する問題につきまして質問いたします。  私が本日質問申し上げたいのは、山梨県の恩賜県有財産管理条例の一部を改正する条例案、これがいま山梨県会で提出されましてたいへん物議をかもしておるのであります。これは恩賜の山林を山梨県がもらい受けまして、それに対する管理等について条例を設けておるものでありますが、最近地方自治法の改正に伴いまして財産区分が変わってまいりましたので、それに対処しておそらく条例改正に出たのであると思うのであります。ところが、この条例改正の内容が問題になってくるわけなのであります。在来普通財産的な扱い方をしておる、あるいは基本財産であ……

第46回国会 地方行政委員会 第26号(1964/03/26、30期、日本社会党)

○阪上委員 御案内のように、最近地方自治体におきまして地方議会議員の報酬の値上げに関しまして、地方住民の世論が沸騰している、こういう状態でございます。したがって、この機会に、こういった世論の動向、たとえば地方議会議員の報酬値上げがお手盛りでやられておる、お手盛り増額に反対だ、こういう声が出ております。それから地方財政の非常に窮迫している現況下において、こういった報酬の値上げは適当でない、こういう世論がある。それからなおそういったものに対して不服を持っておっても、現在の自治法のたてまえからいって、そういった住民の不服というものが受け入れられるような有効な手段というものがない、こういうことから、議……

第46回国会 地方行政委員会 第27号(1964/03/27、30期、日本社会党)

○阪上委員 ただいま国家公安委員長から、ライシャワー傷害事件についてのかなり詳細な報告がございましたが、私は、ここで警察当局にまず最初に伺っておきたいと思いまするのは、諸外国のこの事件に対する世論の動向を考えてみますと、かなり大きな反響が伝えられておるわけであります。現職の大使が刺されたという事件は、まことにこれはまれな事件である、したがって、その背後関係に重大な関心を米国民としては持っておるというようなワシントン筋あたりの報道が伝わっております。また、大使を刺すほどの日米間の大きな問題があったとは考えていない、これは全く寝耳に水の事件だ、こういうような考え方も出ておるようであります。たとえ今……

第46回国会 地方行政委員会 第34号(1964/04/14、30期、日本社会党)

○阪上委員 いまから地方公務員の権利擁護について質問いたしたいと思います。  申し上げるまでもなく、今回の給与改定をめぐりまして、いま春闘が行なわれておるのでありますけれども、これに対する政府の態度につきまして非常に私は熱意が欠けておるように思うのであります。政権を担当しておる自民党政府が、ただ単に違法であるからというだけの理由によって、直ちにストを回避する手段、これを制裁によって回避していこうというような単純な考え方に導かれ、そうしてそれ以上の政治責任を全然感じていない、こういうことであります。過般の本会議の質疑の状況等を承っておりましても、この四・一七ストが強行された場合において、国民はこ……

第46回国会 地方行政委員会 第35号(1964/04/16、30期、日本社会党)

○阪上委員 私は、ただいまから地方自治法等の一部改正につきまして、数日にわたって質問をいたしたい、かように考えます。  最初に、この法律案の提案理由の説明を伺いますると、一つは、人口と産業の大都市への過度集中、そのことによりまして、大都市としての、ことばをかえて言うならば、都が都としての機能を十分に果たし得ない段階に逢着している、こういうことであります。いま一つの理由を伺いますると、地方制度調査会の、去る三十七年の十月の首都制度当面の改革に関する答申、その答申に基づいて――基づいてとはうたっていない。趣旨に沿って、都と特別区との間において事務及び税源の配分、それから都と特別区並びに特別区相互間……

第46回国会 地方行政委員会 第36号(1964/04/21、30期、日本社会党)

○阪上委員 前回に引き続きまして質問いたします。  最初に、前回にも申し上げましたように、大都市として、あるいは首都として、東京都制というものが、たいへん機能を発揮することができないような状態にある、こういうことなんでありますが、御案内のように、東京都制というのは昭和十八年に、ちょうど満州事変のときに、これが新たに改革になって都制が行なわれ、そしてそのときの首長は、東京都長官というような形でもって運営されておった、こういうことであります。この歴史的な経過を考えてみましても、東京都制というものが、きわめて官治行政主義を取り入れておるということは明らかであります。その東京都制が、いま各般の事情によ……

第46回国会 地方行政委員会 第39号(1964/04/27、30期、日本社会党)

○阪上委員 参考人の皆さん、きょうはたいへん御苦労さんでございます。二、三私お教えを願いたい、かように存じまして、若干質問いたします。  最初に桑沢参考人にお伺いいたしますが、先ほどあなたの御意見を伺いましたところ、絶対に深夜喫茶はやめてもらいたい、ただし、それにかわるべく青少年には何らかの健全な娯楽を与えなくてはいけないというような観点から、特に国営の健全な青少年向きの娯楽場等をつくってほしい、そういう御意見でございました。そこでお伺いしたいのですが、きわめて幼稚な質問になりますけれども、私まだ深夜喫茶に行ったことがない、それからボーリングもやったことありません。トルコぶろへも行ったことがな……

第46回国会 地方行政委員会 第44号(1964/05/14、30期、日本社会党)

○阪上委員 きょう私が質問いたしたいと思っておりますのは、ただいま行なわれております福島県知事選に関しまして、選挙管理委員会の行き過ぎだと考えられるような事例が二、三出ております。そこで昨日急速現地に調査に参ったわけでありますが、選挙の自由という観点から考えるならば、明らかにこれは適当でないという印象を受けて帰ってきたわけであります。なお現地では、いろいろな関係から六五%以下の投票率であるならば社会党に有利である、それから七五%までアップするということになると、これは自民党の候補者に非常に有利である、そういうことがまことしやかに住民の間に宣伝をされておったという状態であります。そういった選挙の……

第46回国会 地方行政委員会 第45号(1964/05/15、30期、日本社会党)

○阪上委員 大臣は何か十二時半にぜひ退席したいということでありますので、簡単に質問いたしたいと思います。  昨日来新聞等で発表されておりますように、すでに政府としては特別職の職員の報酬に関して、ことに地方議員の報酬について、最近非常な勢いでもって平均三〇%ないし三七%近くの報酬の引き上げが行なわれておる。はなはだしいところに至っては六〇%に近い報酬の引き上げが行なわれておる、こういうことで、過般私が御質問申し上げた際にも自治大臣は、何とかこれに対しては措置を講じなければならぬという気持ちだというお話がありました。その後、新聞等の発表で見ますと、政府としても腹をきめられて、この際法的に規制すると……

第46回国会 地方行政委員会 第46号(1964/05/19、30期、日本社会党)

○阪上委員 一、二点お伺いいたしたいと思います。  先ほど質疑応答の中で、キープレフトについて、何かこれは原則だ、したがって、道路の条件によってこれは守らなくてもいいんだというように解釈のできるような答弁があったのでありますが、一体キープレフトというものは、そういう扱い方をしていいものかどうか。いかなる狭い道路であろうと、キープレフトの原則は守らるべきだと私は考えるのですが、それを何か、道路が狭ければ守らなくてもいいんだ、あるいは手心を加えていってしかるべきだというような考え方を持っておる。そして狭い道路といえども追い越しは許されるのでありますから、したがって、その場合は中央線を突破してもある……

第46回国会 地方行政委員会 第62号(1964/07/28、30期、日本社会党)

○阪上委員 ただいま政府から説明がございました株式会社宝組の勝島倉庫の爆発事件について、若干質問いたしたいと思います。  質問に入ります前に、十九名の殉職者を出しましたことにつきまして、私、心から弔意を表したいと思うものでございます。  さて、この事件はいま報告がありましたように、ほぼ七月十四日の午後九時五十五分ないし十時ごろに爆発が起こったわけであります。しかもいまの報告によりますると、爆発の原因が野積みされておった硝化綿、ニトロセルローズでございますが、これの爆発によることがほぼ明白になっておるそうであります。この種の事件はすでに御案内のように、最近の例をとりましても、昭和電工の爆発事件で……

第46回国会 地方行政委員会 第64号(1964/09/01、30期、日本社会党)

○阪上委員 先ほど奥野委員から、新産都市について財政援助に関する質問があったわけであります。私、これと関連いたしまして、少しく新産都市並びに前国会でもって成立いたしました工業整備特別地域整備促進法、これらの二つの法律関係について質問したいと思います。  最近一年の地域開発、これにはいろいろな障害となる問題が発生いたしております。一つは先ほど指摘がありましたような地方自治体に対する財政のしわ寄せの問題があります。これにつきましては、すでに基本的な問題について奥野委員からも質問がありました。他の同僚が待っておられますので、省略いたしたいと思います。いま一つは公害問題、たいへんな公害問題が各所に発生……

第46回国会 予算委員会 第15号(1964/02/27、30期、日本社会党)

○阪上委員 私は、きょうは地域開発の問題について質問をいたしたい、かように考えております。  御案内のように、最近地域開発は非常な問題点を発生いたしておるのであります。たとえば、最近のわが国の地域開発というものが非常に工業開発に偏向しておる、こういうことが如実にあらわれてきております。しかもその内容を見ますると、大拠点主義が重んじられて、そうして中拠点ないし小拠点、こういったものについての配慮が全然欠けておる、こういうような問題が一つ出てきております。それからまたそれと表裏一体のものでありますけれども、したがって住民福祉というものが非常に侵害されておる、こういう問題が出てきております。それから……

第48回国会 地方行政委員会 第13号(1965/03/05、30期、日本社会党)

○阪上委員 この際、資料を要求しておきたいと思います。  一つは、地方公共団体に対する国の補助、負担、これらにつきまして、件別、単価、補助率、こういったものについての内訳、それから総額、この表を、かなり大部なものになると思いますが、ぜひひとつ出していただきたい。できれば、委任事務等にもこまかく分けていただきたい。団体委任事務、あるいは機関委任事務並びにその他の行政委員会等に対する委任事務の内訳、これを細別してひとつ出していただきたい。  いま一点は、ことしはだいぶふえていますので、税収入と使用料、手数料、これに対する内訳、これをひとつ細大漏らさず出していただきたい。  この二つを委員長ひとつよ……

第48回国会 予算委員会 第16号(1965/03/01、30期、日本社会党)

○阪上委員 私はきょうは物価と地方公営企業、特に水道料金についてお伺いいたしたいと思います。  予算審議も、かなり時日を費してきたのでありますが、私どもがこの予算審議の中から、政府の具体的な物価対策、これが出てくることを非常に期待しておったわけであります。ところが、現実は全然そういった具体的な政策というものをわれわれは知ることができなかったわけであります。むしろ結果的に見ますと、政府のこの物価対策の無策ぶり、これが暴露されました結果かえって値上がりムードを助長しておる、こういうことでありまして、非常に残念に思います。マクロであるとかミクロであるとか、そういった経済論議を重ねており、そして、一方……

第51回国会 地方行政委員会 第22号(1966/04/01、30期、日本社会党)

○阪上委員 最初に自治大臣に御質問いたしたいと思います。  もうすでに御案内かとも存じますけれども、最近、わが国の地方政治の姿勢が非常に乱れております。そのために住民の地方政治に対する信頼がたいへん薄れてきております。申し上げるまでもなく、地方自治はわが国の民主化の基盤であります。その基盤がまさにくずれようといたしておる、これはたいへんなことだと私は考えておるわけであります。まあここで事例を一々あげるのも、時間的に無理かと存じますけれども、たとえばこの一年ほどの間に表面に出たこういった種類の問題だけでも十数件を上回っている、このように考えるわけであります。古い例としては、昭和三十九年の十一月に……

第51回国会 地方行政委員会 第33号(1966/05/13、30期、日本社会党)

○阪上委員 私はきょうは古川さんと今岡さん、このお二人に御質問を申し上げたいと思います。たいへんきょうは御苦労さまでございます。  地方公営企業が抜本的な改正を期待いたしまして、そして地方公営企業制度調査会、この答申に対しては大きな期待も持っておったわけであります。同時に、それが法案としてどの程度政府が取り入れていくかということについても大きな期待を持ったのでありますが、出てまいりました政府の法律案というのは、これは全く審議に値しないという程度の法案でありまして、ことばはきたないのですが、全くへのような法案である、われわれはかように考えておるわけであります。ところが社会党のほうからみごとな対案……

第52回国会 地方行政委員会 第3号(1966/10/11、30期、日本社会党)

○阪上委員 私は、きょうは交通事故防止対策について質問いたしたいと思います。  御案内のように、きょうから交通安全週間に入るわけでありますが、交通戦争はことしに入ってから戦後最高の記録を示しているようであります。この交通戦争は長期戦の様相を呈しておる、こういうふうにいわれております。自動車の台数が、現在は八百万台、十年前に比べて約五倍となっておるわけであります。そして交通事故は、自動車一千台当たり死亡者の数は、米国では〇・五%、それからフランスでは一%、西ドイツでは一・七%、わが国では何と三・三%というおそるべき死亡率を示しているわけであります。この九月の二十五日の結果によりますると、すでに一……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 予算委員会 第3号(1967/03/22、31期、日本社会党)

○阪上委員 高田君に引き続きまして質問いたしたいと思います。私は、きょうは大別いたしまして大体二つの質問をいたします。一つは、地方政治の姿勢について、これはひとつとくと伺っておきたい、このように考えております。いま一つは、政府の重点施策であります住宅、それから交通、公害、これと地方政治の関係につきまして伺いたいと思っております。質問の柱は二点でありますけれども、内容はかなり豊富にわたりますので、できるだけ端的に御答弁をお願いいたします。  そこで、まず最初に、地方政治の姿勢でございます。最近わが国の政治は、中央といわず地方といわず、その姿勢がたいへんくずれておる、われわれかように考えております……

第55回国会 予算委員会 第14号(1967/04/26、31期、日本社会党)

○阪上委員 私は、公害対策の基本的な問題について質問いたしたいと思っております。  そこで最初にお伺いいたしますが、公害対策審議会の答申があってからずいぶん日がたっております。ようやく三月の二十二日に、御案内のように公害対策推進連絡会議、ここでもって公害対策基本法の試案要綱、これがやっとできたわけであります。 一体なぜこのように法案作成といいますか、作業がおくれているか、その理由をひとつ承りたいと思います。これは主管は厚生大臣だと思いますから、厚生大臣からお答えを願いましよう。
【次の発言】 各省との調整で非常に手間どった、こういうように言っておられますが、公害審議会の報告によりますると、審議……

第57回国会 予算委員会 第6号(1967/12/15、31期、日本社会党)

○阪上委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和四十二年度補正予算に対し、反対の態度を明らかにすると同時に、佐藤総理及び政府閣僚に対し、その政治の姿勢と政治の硬直化傾向について深く反省を求めたいと存ずるものであります。  今日わが国の政治は重大な曲がり角に立っておる、あるいは危機にさらされているともいわれておるのであります。このことは、わが国の社会、経済の諸情勢がきわめてきびしい上に、国際的にもポンド切り下げあるいは国際通貨不安の局面を迎え、日本の進路の決定が迫られているということであります。さらには今日、国民の中に高まりつつある政治不信を断ち切って、わが国の政治が……

第58回国会 予算委員会 第7号(1968/02/27、31期、日本社会党)

○阪上委員 私は、きょうは主として国民生活問題、これを都市問題並びに地方行財政のサイドから質問申し上げたい、このように考えておりますが、いままでの調子から、若干憲法問題に触れませんとどうも入りにくいので、この際きわめて簡単に総理にお伺いいたしたいと思います。  過般のこの委員会における質疑の中からいろいろと考えておったのでありますが、倉石発言、それから引き続いての福田発言、これに対する総理の御答弁を伺っておりますと、総裁と総理の分離論と申しますか、そういう観点から御答弁をいただいておるようでありますが、どうも私には納得できない。申し上げるまでもなく議会制民主政治というものは、その実際の運営は政……

第58回国会 予算委員会 第18号(1968/03/17、31期、会派情報なし)

○阪上委員 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となっております政府提出の昭和四十三年度総予算二案に対しまして反対、加藤清二君外十三名提出の昭和四十三年度予算を撤回のうえ編成替えを求めるの動議に対し賛成の討論を行なうものであります。  なお、この際、民主社会党及び公明党よりそれぞれ提出されております政府予算に対する編成替え要求動議につきましては、にわかに賛成しがたい点もありますので、やむを得ず反対の表明をいたします。  さて、政府の昭和四十三年度予算の致命的な欠陥は、何よりもみずからの失政によって招いた国際収支の赤字と財政の行き詰まりを国民生活の犠牲により打開しようとする態度であります。そし……

第61回国会 予算委員会 第6号(1969/02/07、31期、日本社会党)

○阪上委員 きょう私は、社会党を代表いたしまして、主として国内問題に焦点をしぼって御質問申し上げます。  総理の過般の施政方針演説で、次のようなことを総理は言っておられます。  その一つは、「すでにわれわれは、都市問題、農村の人口流出、大学問題など、急激な社会の変化に直面しています。」それからまた、「所得税を中心に、国税、地方税を通じ平年度約二千六百億円の減税を行なうとともに、住宅及び土地関係税制の改善合理化をはかることといたしました。」さらに、「交通事故による死傷者の増加、住宅問題などは、急速な経済発展と都市化の進行の過程で生じた人間疎外の要因であります。」それからさらに、「過密、過疎問題は……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 地方行政委員会 第4号(1970/03/05、32期、日本社会党)

○阪上委員 きょう私、自治大臣の過日行なわれました所信の表明、これに関連して若干の質問をいたすつもりで来たわけであります。ところが、いま同僚議員と自治大臣の東京都のベースアップをめぐる問題についてのやりとりを聞いておりますと、何か非常に不安なものを感じる。  そこで一つだけ前段でお伺いしておきたいのは、一九七〇年代の政治、これは世界的にもどういう方向をたどればいいのか、古い社会主義あるいは古い自由主義、このままではどうもいけないんじゃないか、新しいものを求めておる傾向にあると私は見ている。そこで、その新しい方向というものは何だろうか。いろいろ考えてみるのでありますが、言えることは、一九二〇年代……

第63回国会 地方行政委員会 第9号(1970/03/24、32期、日本社会党)

○阪上委員 関連、いまのあるべき税制改正の基本的な問題で山本委員が質問しておったのでありますが、これに関連して私二点だけ伺っておきたいと思います。  なるほどシャウプ勧告以来国、地方を通ずる租税の再配分ということがずっと問題になって今日に至っておるわけでありますけれども、これが一向に、先ほど大石政務次官もおっしゃっていたとおりに、うまくいっていないわけであります。何か魚をとるのに池のまわりをぐるぐる回っているような感じがするわけであります。私はその点で、なるほど事務の再配分が先行しなければならぬということはわかるが、それ以前にもっと大切なことは、事務の再配分をやるための何らかの基準というものを……

第63回国会 地方行政委員会 第13号(1970/04/02、32期、日本社会党)

○阪上委員 公営競技の均てん化に関連して若干質問したいと思います。  まず最初に、公営競技の開催といいますか、指定基準といいますか、これが自治省から出ている資料によりましても、また法律によりましても、きわめてばらばらになっておる。そして、公営競技について指定基準あるいは指定団体をこういうふうにきめたという理由について、逐一見解を伺いたいと思います。 これは他省にまたがることもありますけれども、自治省でありますから、そのくらいのことは全部承知しておられると思いますので、なぜこういうふうなばらばらな指定基準を設けたのか。何らの統一性もない。このことについてひとつ伺いたいと思います。

第63回国会 地方行政委員会 第26号(1970/05/16、32期、日本社会党)

○阪上委員 私は瀬戸内海の客船乗っ取り事件について質問いたしたいと思います。すでに多くの質問がなされましたので、私は特に狙撃を命じた須藤博忠君でありますか、これは広島県警本部長、それからライフル銃で犯人あるいは被疑者川藤展久といいますか、これを銃撃した大阪府警射撃班の加川巌巡査部長の警察官職務権限の行使が適法であったかどうか、こういったことについて、しぼって御質問申し上げたいと思います。それから同時に、犯人の川藤の逮捕について、進展していく犯罪、これに対する予防措置が十分であったかどうかというようなことについてお伺いしたいと思うのでありますが、あとの部分は時間の関係上、山口君にお願いすることに……

第63回国会 地方行政委員会 第29号(1970/08/11、32期、日本社会党)

○阪上委員 私は、きょうは、第三次防に基づくミサイル・ナイキの基地の設置について、若干質問してみたいと思います。  たしか六月の二十五日ごろであったと思うのでありますけれども、突如として、新聞の報道によって、大阪府の能勢町の天王、深山、こういった地区にナイキの基地が設置される、こういう報道があって、当該町村はもちろんのこと、周辺の地方公共団体も、全く寝耳に水であった。事前に何らの連絡等もなく、全く新聞辞令でもってこのことを知った。そこで、地元では、たいへん大騒ぎをしている。こういうことであります。  そこで、防衛庁にお伺いしたいのでありますけれども、このナイキの基地設置について、いままでやって……

第63回国会 法務委員会 第12号(1970/03/31、32期、日本社会党)

○阪上委員 きわめて簡単に質問いたしますが、警察ではわかるかどうか、あるいは的を得た質問にもならぬかもしれないけれども、こういった場合に、もしこれが飛行中であるならばおそらく機長の判断にまかせらるべき性質のものだと思う。いま飛行場におりているという段階で、しかも外へ出ることができないような状態のもとで、依然として航行その他については機長が一切の責任を持つということになるのであろうかどうか、こういうことはわかりますか。
【次の発言】 これはラジオの報ずるばかりでありますけれども、機長は給油してほしいという要求をしたということ、いま一つは、北鮮への航路のマップを持っていないので、その地図を渡せとい……

第65回国会 予算委員会 第5号(1971/02/02、32期、日本社会党)

○阪上委員 私は、きょうはきわめてじみな質問をいたします。一つは、開発行政といいますか、開発政策、これはいよいよいままでのいき方ではなくして、この際ひとつ思い切って転換すべきではないか、こういった点が一つであります。それからいま一つは、都市再開発の目標、これがもう明確になっていないのであります。それからことに開発の最小単位、こういったものをやはり設定する必要があるであろう、こういうところから入っていきたいと思います。それから三番目には、審議の過程で出てまいりますが、ナショナルミニマムあるいはコミュニティー、こういったものを達成するためには、それぞれ基本的な政策が必要であろう、こういうふうに思い……

第65回国会 予算委員会 第18号(1971/03/01、32期、日本社会党)

○阪上委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま、議題となっております昭和四十六年度一般会計予算、特別会計予算、政府関係機関予算の三案に反対、日本社会党、公明党及び民社党による三党共同提案の編成替え動議に賛成の意を表するものであります。  さて、この委員会の審議を通じて明らかにされましたように、佐藤内閣は、一応、人間尊重の政治を唱えてはおりますが、その実態は相変わらず国民の生活や福祉を阻害する政策となっていることをまず指摘しなければならないのであります。  ここ数年来の高度経済成長の中で、都市化をはじめとする急激な社会、経済の変貌に対応するため、財政に課せられた役割りはきわめて重大であ……

第67回国会 予算委員会 第4号(1971/10/28、32期、日本社会党)

○阪上委員 一昨日、御案内のように、中国が祝福されまして国連に迎えられました。実質上その一阻止につとめた日米などいわゆる国府擁護派が惨敗したわけでありますが、そこで、この間の本会議以来、佐藤総理の責任追及の論議が戦わされる、こういうわけなんであります。しかし私は、負けたから責任をとるというような単純なものでなかろう。私もいろいろスポーツをやっておりますが、勝ったり負けたりするわけであります。問題は、やはり佐藤内閣が最近のこの歴史の流れにさからって、実質的に中国阻止というようなものに狂奔したが、もっと大事なことは、そういった中でわれわれが感じられるのは、うしろ向きの対中国政策であったということで……

第68回国会 予算委員会 第11号(1972/03/07、32期、日本社会党)

○阪上委員 きょう私は、公共投資の拡大、これは非常に今度は大きくなっておりますが、それと土地、住宅あるいは環境政策、こういったものの転換の時期が来ているんじゃないか、このように私自身考えますので、毎予算委員会ごとに土地問題等取り上げておりますけれども、これが一向に解決いたしません。そこでまあ、古くて新しい問題、こういうような観点から一ぺん質問をしていきたいと思います。  そこで最初に、わが国の土地問題、これについて少しく政府の見解を伺っておきたいと思うのであります。  よく土地問題、土地問題とこういうふうにいいますけれども、土地問題という場合の土地、これは一体どういうふうに政府は考えておるか、……

第70回国会 予算委員会 第5号(1972/11/08、32期、日本社会党)

○阪上委員 私は、現在における土地問題、まあ地価の上昇は諸悪のもとだといわれておりますが、たとえば住宅問題、これは直ちに土地問題であると言っても過言ではありません。また生産用地費の上昇、これはやはり物価高の原因になります。それから公共用地の入手難、これは公共施設の拡充が困難となります。それから土地利用の混乱と生活環境の悪化、これはやはり都市問題であり、同時にこれは土地問題であります。
【次の発言】 それから、信用膨張とインフレ、これはやはり有効需要面からのインフレ圧力となります。こういうようにいたしまして、現代における土地問題、これはきわめて重大な問題だと思います。私は、これらの土地問題につい……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 予算委員会 第11号(1973/02/12、33期、日本社会党)

○阪上委員 私は、きょうは最初に、いま国際通貨問題でもって世界は荒れ狂うている、そういう状態であります。このことは、日本においても東京の為替市場が閉鎖されておる。またヨーロッパ、特に西独あたりでは、これがたいへんな問題となっている、苦慮しておる、こういうような状態であります。そしてこれらの諸国、主要国におきましても、御案内のように、それぞれ為替市場は閉鎖いたしております。  そこで私、お聞きしたいのでありますけれども、こういった事態に立ち至るであろうというようなことにつきましては、わが社会党は前々から再三再四警告を発しておったのであります。これに対して総理は、これはきわめて重大な問題であり、そ……

第71回国会 予算委員会 第23号(1973/03/13、33期、日本社会党)

○阪上委員 ただいま運輸大臣から、今朝発生いたしました国鉄の混乱した事件につきまして、中間報告を受けたわけであります。どうぞひとつ、その事後対策について万全を期していただきたい。特に輸送の回復、確保、それから治安対策等につきまして、国鉄当局とともに最大の努力をしていただきたい、このように思います。  さて私は、土地問題について締めくくりをいたしたい、このように考えております。  御案内のように、土地の保有は非常に偏在いたしております。それから地価は依然として高騰を続ける情勢にあります。このことは、この予算委員会を通じまして、相当突っ込んだ論議が行なわれたわけであります。こういった状況は依然とし……

第72回国会 災害対策特別委員会 第1号(1973/12/01、33期、日本社会党)【議会役職】

○阪上委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が委員長の重責をになうことになりました。まことに光栄に存じます。  最近の災害の態様はまことに複雑をきわめ、早急に対策を必要とする問題が山積いたしております。本委員会に課せられました任務はまことに重大であります。誠心誠意、私はこの職務を遂行する所存でございます。  また、委員会の運営につきましては、まことにふなれでございますので、練達な委員各位の格別な御協力によりまして、円満なる運営を行なってまいりたいと存じておる次第でございます。  何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)

第72回国会 災害対策特別委員会 第2号(1973/12/18、33期、日本社会党)【議会役職】

○阪上委員長 これより会議を開きます。  まず、理事の補欠選任についておはかりいたします。  去る十二月十日、理事村山喜一君が委員を辞任されましたので、理事が一名欠員になっております。この際、その補欠選任を行ないたいと思いますが、先例によりまして、委員長において指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは、御異議なしと認め、委員長は、理事に米田東吾君を指名いたします。
【次の発言】 次に、災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、小委員会設置の件についておはかりいたします。  理事の協議に基づきまして、本委員会に小委員十名よりなる災害対策の基本問題に関する小委員会を……

第72回国会 災害対策特別委員会 第3号(1974/01/24、33期、日本社会党)【議会役職】

○阪上委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、おはかりいたします。  先ほどの理事会で協議いたしましたとおり、豪雪地帯における雪害対策の実情調査のため、現地に委員を派遣することとし、議長に対し、委員派遣承認の申請をいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定をいたしました。  つきましては、派遣地、派遣の期間、期日、派遣委員の員数及びその人選並びに議長に対する承認手続等に関しましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

第72回国会 災害対策特別委員会 第4号(1974/02/22、33期、日本社会党)【議会役職】

○阪上委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  まず、昭和四十九年度防災計画及び災害復旧計画等につきまして、関係当局から説明を聴取いたします。総理府総務長官小坂徳三郎君。
【次の発言】 農林政務次官渡辺美智雄君。
【次の発言】 運輸政務次官増岡博之君。
【次の発言】 自治政務次官古屋亨君。
【次の発言】 以上で政府当局からの説明は終わりました。
【次の発言】 次に、豪雪地帯における雪害対策の実情調査のため、去る二月六日から九日まで四日問、新潟県、福島県、秋田県及び青森県に委員派遣を行ないましたので、現地に派遣された委員から報告を聴取いたしたいと存じます。……

第72回国会 災害対策特別委員会 第5号(1974/02/28、33期、日本社会党)【議会役職】

○阪上委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件(昭和四十九年度防災計画及び災害復旧計画等)について調査を進めます。  この際、内海建設政務次官より発言を求められておりますので、これを許します。建設政務次官内海英男君。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。金丸徳重君。
【次の発言】 次に、諫山博君。

第72回国会 災害対策特別委員会 第6号(1974/03/14、33期、日本社会党)【議会役職】

○阪上委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。高鳥修君。
【次の発言】 川俣健二郎君。
【次の発言】 この問題につきましては、過般の調査をいたしました際にも地元と約束をいたしております。したがいまして、理事会にはかり、善処いたしたいと存じます。
【次の発言】 この際、午後一時三十分まで休憩いたします。    午前十一時五十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。柴田健治君。
【次の発言】 柴田睦夫君。
【次の発言】 有島君に申し上げます。  理事会で協議いたしまし……

第72回国会 災害対策特別委員会 第12号(1974/05/13、33期、日本社会党)【議会役職】

○阪上委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  まず、一九七四年伊豆半島沖地震の被害状況等について、政府当局から報告を聴取いたします。内閣総理大臣官房参事官杉岡浩君。
【次の発言】 この際、おはかりいたします。  先刻理事会で協議いたしましたとおり、一九七四年伊豆半島沖地震による被害状況調査のため、明十四日静岡県に委員を派遣することとし、議長に対し、委員派遣承認の申請をいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんが。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  つきましては、派遣委員の人数及びその人選並びに議長に対する承認手……

第72回国会 災害対策特別委員会 第13号(1974/05/16、33期、日本社会党)【議会役職】

○阪上委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  一九七四年伊豆半島沖地震による被害状況調査のため、去る十四日静岡県に委員派遣を行ないましたので、現地に派遣された委員から報告を聴取いたしたいと存じます。高鳥修吾。
【次の発言】 これにて派遣委員からの報告は終わりました。  派遣委員各位におかれましては、まことに御苦労さまでございました。
【次の発言】 なお、ただいま報告にございました、静岡県の詳細な要望事項につきましては、これを会議録の末尾に参照として掲載いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。

第72回国会 災害対策特別委員会 第15号(1974/06/03、33期、日本社会党)【議会役職】

○阪上委員長 これより会議を開きます。

第73回国会 災害対策特別委員会 第1号(1974/07/31、33期、日本社会党)【議会役職】

○阪上委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が委員長の重責を再びになうことになりました。まことに光栄に存じます。何とぞ委員各位の格別なる御協力、御支援をお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 小沢一郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  よって、委員長は、       天野 光晴君    宇田 國榮君       小沢 一郎君    高鳥  修君       安田 貴六君    金丸 徳重君       米田 東吾君    諫山  博君 以上八名の方を理事に……

第73回国会 災害対策特別委員会 第2号(1974/08/01、33期、日本社会党)【議会役職】

○阪上委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、小委員会設置の件についておはかりいたします。  本委員会に小委員十名よりなる災害対策の基本問題に関する小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  次に、小委員及び小委員長選任の件についておはかりいたします。  小委員の各会派割り当ては、自由民主党六名、日本社会党二名、日本共産党・革新共同一名、公明党一名とし、小委員及び小委員長は委員長において指名いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。

第73回国会 災害対策特別委員会 第3号(1974/09/11、33期、日本社会党)【議会役職】

○阪上委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、台風第十六号及び第十八号による被害状況等について政府当局より説明を聴取いたします。国土庁長官官房審議官横手正君。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。岩垂寿喜男君。
【次の発言】 柴田健治君。
【次の発言】 阿部未喜男君。
【次の発言】 阿部君に申し上げますが、西村長官に対する質問はよろしゅうございますか。
【次の発言】 この際、午後一時まで休憩いたします。    午後零時二十六分休憩

第73回国会 災害対策特別委員会 第4号(1974/11/26、33期、日本社会党)【議会役職】

○阪上委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  災害対策に関する件、特に火山噴火対策及び地震対策について、本日、参考人として、京都大学教授加茂幸介君、東京大学教授下鶴大輔君、東京大学教授浅田敏君、名古屋大学教授宇津徳治君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。  この際、参考人各位に一言申し上げます。  参考人各位には、御多用中のところ、当委員会に御出席いただきまして、まことにありがとうご……

第74回国会 災害対策特別委員会 第1号(1974/12/09、33期、日本社会党)【議会役職】

○阪上委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、三たび私が委員長の重責をになうことになりました。まことに光栄に存じます。  何とぞ委員各位の格別なる御協力、御支援をお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 天野光晴君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  よって、委員長は、理事に       天野 光晴君    宇田 國榮君       小沢 一郎君    越智 伊平君       田澤 吉郎君    金丸 徳重君       米田 東吾君    諫山  博君 以上八名……

第74回国会 災害対策特別委員会 第2号(1974/12/24、33期、日本社会党)【議会役職】

○阪上委員長 これより会議を開きます。  すでに委員各位には御承知のとおり、本委員会の委員として御活躍をされました神門至馬夫君が、去る十二月十一日逝去されました。まことに痛惜の念にたえません。  この際、委員各位とともに、故神門至馬夫君の御冥福を祈り、哀悼の意を表したいと存じます。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についておはかりいたします。  去る十二月十四日、理事田澤吉郎君が委員を辞任されましたので、理事が一名欠員になっております。この際、その補欠選任を行ないたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名することに御異議ございませんか。


各種会議発言一覧

28期(1958/05/22〜)

第30回国会 地方行政委員会公聴会 第1号(1958/11/03、28期、日本社会党)

○阪上委員 先ほどから御婦人方お二人、大へん母親の立場からいろいろと警職法について御意見を述べられておったようでございますけれども、主としてお二人に私は御質問申し上げたいと思うのです。御婦人でありますので、きわめてやわらかに申し上げます。(笑声)  最初に中河さんでございますけれども、私はあなたのお説をいろいろ伺っておりまして、一つ疑問を持ちました。この点お伺いしたいと思います。あなたは歌人でいらっしゃいますが、あなたの先ほどからの陳述の思想なんでございますけれども、一体あなたは性善説に立脚しておられるのか、性悪説に立脚しておられるのか、一つ伺いたいと思います。

第30回国会 地方行政委員会法務委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1958/10/31、28期、日本社会党)

○阪上委員 関連。私は、今問題になっている点は一昨日質問した点なんです。その場合において警察庁長官並びに大臣その他から、この乱用防止の方法について私が質問したときに、あなたがお答えになった内容なんです。そのとき私は特に申し上げた。警察法に基いて下級の警察官というものは現場で処理していくのでありますけれども、その判断が、乱用した場合に、たとい行政措置であろうとしても、国民はこれを非常に危惧しているのだということを申し上げた。ところが警察法に基いて警察官は、極端にいうならば機械的に動いているのです。これはあなた方自身の、上司の命令によって動くのですよ。世間では、現場の警察官が勝手な判断をするという……

第31回国会 地方行政委員会青少年補導に関する小委員会 第2号(1959/05/02、28期、日本社会党)

○阪上小委員 先ほど警察庁長官が、原因はどこにあるかという質問で答えられておりますが、決してあげ足を取る意味ではございませんが、あなたの御答弁によると、まず戦後権威が失墜したという概念というか、考え方を持っておられます。事青少年対策でございますので、私としては何か少し納得できないものがある。私は、むしろ権威の失墜ではなくして、権威の転移ではないか、移り変りではないかと思う。そこからくる混乱というふうに考えるのが妥当じゃないかという考え方を持つわけであります。先ほど加藤さんから、警職法とからんだ御質問がありましたが、何か符牒が合っているような答弁で、どうも私その点で不安を感ずるのです。この前の警……

第32回国会 地方行政委員会青少年補導に関する小委員会 第2号(1959/09/11、28期、日本社会党)

○阪上小委員 これは質問になるかどうかわからないので、あるいは希望意見が非常に多い、こういうように考えていただきたいと思います。特にきょうは、自治庁の行政関係の人が来ておれば非常にいいと思いましたが、見えておりません。  青少年保護対策というものは、警察関係の法に基く保護対策というのが一つの対策であり、さらにそれ以外の、青少年を対象とした保護対策というものも考えられなければならぬ、私はかように考えております。ところが、現在の青少年対策の中央におけるいろいろな機関をながめてみますと、厚生省なり、文部省なり、総理府、あるいは労働省もこれに関係しておると思いますが、そういったところが大体青少年対策を……

第34回国会 地方行政委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1960/05/10、28期、日本社会党)

○阪上委員 ちょっと今の問題に関連いたしまして伺っておきたいと思いますが、現在いわゆる交通巡査と称する方々で、大型運転免許を持っている方は何人いますか。全部持っておるのですか。この点を伺っておきたい。
【次の発言】 そこでさらに伺っておきたいのですが、バーとかあるいはそこらの飲み屋でもって酒を飲んで、しかもそれがオーナー・ドライバー、自分ではとても車を運転して帰ることができないという酔っぱらい、それが警察等に連絡があって、私は酔っぱらってどうにも車が運転できませんけれども、車を持って帰らなければいけないので、警察の方で一つ運転して車を持って帰ってくれ、こういうような連絡があったような過去の実例……

第36回国会 地方行政委員会法務委員会連合審査会 第1号(1960/10/24、28期、日本社会党)

○阪上委員 午前中から今回のテロ事件につきまして、相当長時間にわたって質疑応答がなされて、解散も迫っておるようでありますので、できるだけ簡単に短い時間で質問いたしたいと思いますが、本論に入ります前に、一つだけ池田総裁に伺っておきたいと思うことがあるのでございます。  それはきょうの午後一時半ごろ院内へ、山口二矢後援会、これの有力なメンバーと目されておる五名の人々が社会党に見えまして、そして大したことではありませんけれども、いろいろとわれわれの書記長に対し、あるいは成田政策審議会長に対しまして抗議を申し込んできたのであります。これらの人々は、新聞等でも報ぜられておりますように、山口二矢のあの行為……


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号(1960/12/13、29期、日本社会党)

○阪上小委員 定数化を要するのは二方六千、本年政府から出てくるのは、大体七千ぐらいでしょう。これは消化できないでしょうね。
【次の発言】 見通しはどうなんですか。折衝が始まっているのですか。
【次の発言】 あなたは人事院で担当しておられてよく御存じなんですが、何か特異の点を強調しなければ、八十六名というものは、古い方からという基準になってしまうと、置き去りにされるおそれがある。私は、この際知恵を貸しておいていただければ、機会があった際にそういう点を強調するということで、これは与党の方々とも一致して努力いたしたいと思います。
【次の発言】 国会図書館としての特異性というものは出てこないのですね。

第38回国会 建設委員会地方行政委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第2号(1961/05/31、29期、日本社会党)

○阪上委員 今、委員長から御注意がありまして、ごもっともだと思いますので、きわめて簡単に御質問申し上げますから、端的にお答え願いたいと思います。  本日私は主として水資源開発公団の設置に関して問題点を御質問申し上げたいと思うのです。昨日からいろいろと論議されておりますが、なお納得できない点もありますので、多少重複するかもしれませんけれども、御了承願いたいと思います。  端的に伺いますが、水資源開発公団の予算というものができておるのかどうか、この予算を一つ説明していただきたいと思います。水資源開発に関する予算というものはわかっておりますが、公団それ自体の予算というものがあるかどうか、これを一つお……

第38回国会 地方行政委員会法務委員会連合審査会 第2号(1961/02/08、29期、日本社会党)

○阪上委員 私、質問に際して、最初に今委員長から持ち時間を明示されたわけでありますが、先ほどの猪俣氏の質問に対する答弁を伺っておりますると、答弁の技術のまずさから、時間が相当食い込まれている。だからそういうふうにおっしゃらずに、その点については委員長においてもう少し同情ある態度をとってもらいたい、こういうように思います。  ここ数日来にわたりまして、衆参両議院本会議を通じ、または連合審査会を通じまして、この事件の解明が行なわれておるのでありますけれども、どうも質疑の状態をながめておりますと、平行線をたどっておる。この問題の本質的な解明をすることができないような状態のままに、いよいよ連合審査会も……

第38回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1961/02/27、29期、日本社会党)

○阪上分科員 私はここは予算の分科会でありますので、地方財政計画について、国の予算との関連について、若干基本的な問題をお教え願いたい、かように思うわけであります。  三十六年度の地方財政計画の提出が非常におくれまして、やっと三日ほど前に出てきたのでありますが、このおくれた原因につきましては、すでに予算委員会の一般質問、地方行政委員会等で明らかにされたわけであります。私はその問題を今触れようとは思いませんが、一体地方財政計画というものは、国の予算の提出よりもおくれて提出されてしかるべきものであるかどうか、この点について一つ大臣の見解を伺いたいと思います。

第40回国会 運輸委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1962/04/25、29期、日本社会党)

○阪上委員 二、三点関連質問いたしたいと思いますが、まず最初に、この自動車の保有者は、当該自動車の保管場所を確保しなければならない、この考え方は、憲法二十九条との関係はどういうことになるのでございますか。この点を一つ、運輸大臣から伺いたいと思います。
【次の発言】 御説のように、憲法第二十九条では、私有財産は、これを侵してはならない、こういうふうに規定をされております。それはいろいろ学説はありましようけれども、直接的に、間接的にやはり侵しちゃいかぬ、こういう意味だと、われわれは解釈する。この場合、保管場所というものを確保しなければ、自動車を保有している者がこれを使うことができぬということになっ……

第40回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号(1961/12/19、29期、日本社会党)

○阪上小委員 この刊行物の納入の数というのは、五百部以下は……
【次の発言】 五百部以下もですか。

第40回国会 商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1962/03/09、29期、日本社会党)

○阪上議員 ただいま議題となりました産業と雇用の適正配置に関する法律案について、提案の理由と、その概要を御説明申し上げます。  東京にわが国人口の一割以上も集まり、南九州の所得が全国平均の半ばにすぎないということは異常の事態といわなければなりません。数年前から対策を迫られておりました過大都市と地域格差の問題は、高度成長政策によってさらに大都市とその周辺に産業、人口が集中し、その生産面、生活面の隘路を開く公共投資は総額の七割近くに達するという悪循環を招き、交通地獄に代表される多くの弊害を引き起こしておるのであります。一方それ以外の地域における公共施設はますます立ちおくれ、人口は減り、地域格差はい……

第40回国会 商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第2号(1962/03/15、29期、日本社会党)

○阪上議員 もう少し詳しく問題の異なっておるところを申し上げたいと思います。  私はまず第一番に、政府の新産業都市とわが党の法案との相違点としては、地域開発に対する方法論におきまして、基本的な考え方の相違があるのではないか、こういうふうに考えております。  御承知のように、地域開発に関する類型は大体大別して二つあると思っております。その一つは、非常に広範な大地域における地域開発というのが一つあります。それから、比較的に、拠点々々を開発していこうとする開発の方式がある、こういうことであります。たとえばシベリアのコンビナート開発であるとか、南イタリアの南部の開発であるとか、こういうようなものにつき……

第40回国会 商工委員会社会労働委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1962/03/16、29期、日本社会党)

○阪上議員 お説の通り最近の地域開発ということにつきましては、少なくとも英国あたりの例を見ましても、地域における雇用の安定ということを無視した地域開発の方式というものはないわけなんであります。従って、私ども産業と雇用の再配置法とうたったのも、実はその点を強く意思表示しているわけでございます。  そこで、地域の開発をやる、手段といたしましては、これは御承知のごとく、産業の、工業の立地ということが大きな手段となっておるわけでありますが、しからば、工業の立地条件といたしまして、立地の因子といたしまして考えられることは、これは当然雇用を無視した産業立地、工業立地というものはないわけなんであります。従っ……

第40回国会 商工委員会地方行政委員会連合審査会 第2号(1962/04/12、29期、日本社会党)

○阪上議員 わが党案の産業と雇用の適正配置によりますと、主として大拠点におけるところの基幹産業を中心とした開発計画、この部分につきましては、全額国費でもってやるべきだという考え方に立っております。その他の中小拠点につきましては、これまた地方開発公団を作りまして、地方自治体の投資によってやる、こういう考え方に立っております。  そこで、問題になりますのは、先ほどもお話がございましたように、政府原案によりますると、二十一条等で、地方自治体が工場等を誘致いたしました場合に、条例を作りまして、税の減免をやります。この場合に、地方交付税でもって減収補てんをやるという形をとっております。これは先に通りまし……

第40回国会 地方行政委員会道路交通対策小委員会 第2号(1962/02/08、29期、日本社会党)

○阪上小委員 木村さん、交通警察官、取り締まりに従事している警察官はどのくらいいますか。
【次の発言】 東京はなんぼですか。
【次の発言】 これは何交代ですか。
【次の発言】 日勤で二千二百人まるまる出ているのですか。
【次の発言】 実際に常時従事しているのはどのくらいですか。
【次の発言】 内勤、外勤に分けて、コントロール、ああいうところに入っているのは別として……。
【次の発言】 そこで、よく見てみると、交通というのは腕に青い腕章を巻いておりますけれども、外勤の、あれ以外の者は、交通事故、交通違反等については全然無関心ですね。あれは任務上無関心であれと教えているのですか。

第40回国会 地方行政委員会道路交通対策小委員会 第3号(1962/02/13、29期、日本社会党)

○阪上小委員 ちょっと私、退席しますので、運輸省に一つ聞きたいと思います。  先ほど太田さんからもいろいろいい意見が出ておりますし、私は全くその通りだと思うのですが、運輸省として当然考えなければならぬのは、大量輸送計画というものを持たなければいかぬということです。交通安全の建前からいえば、制限の問題もありますが、同時に運輸省としては、まず何をさしおいても大量輸送計画を持たなければいけない。先ほどから話を聞いておりましても、どうも大量輸送計画あるいは大量輸送対策というものをしっかりと握っていないように私は思う。たとえば交通機関は現状のままにしておいてなんというようなことをあなたは言っておられるの……

第40回国会 地方行政委員会道路交通対策小委員会 第4号(1962/02/15、29期、日本社会党)

○阪上小委員 私からも今の問題に関連して申し上げたいと思います。  今聞くところによると、公安委員会の決定を見ていないということですね。この点、間違いありませんか。
【次の発言】 それで閣僚懇談会に持ち出したというのは、だれが持ち出したのですか。警視庁ですか、警察庁ですか、どっちですか。
【次の発言】 これはあなたに聞いてわかるかどうかわからぬが、警察行政は、これはもう厳正中立でなければならぬことはあなた方も知っているわけです。交通行政といえども、警察に関する限り厳正中立でなければならない。公安委員会の決定を見ずして、そしてそれが閣僚懇談会という得体の知れないとは僕は言わぬけれども、そういうも……

第40回国会 地方行政委員会道路交通対策小委員会 第5号(1962/02/16、29期、日本社会党)

○阪上小委員 あまり時間もございませんので、簡単に三、四点お伺いしたいと思います。  最初に緑のおばさんですか、杉村さんにお伺いいたしますが、あなたは、先ほどおっしゃった中で、おとなが協力してくれない、こういうふうにおっしゃっておりました。もう少し具体的に言いますと、何かあなた方が横断歩道で旗を振っていただいている、それにまでおとなが協力しない、こういう状態なんですか。
【次の発言】 そこで、先ほど稲葉さんでしたかお話がありまして、もっと旗をはっきり振ってくれ、こうおっしゃっているのですね。このことは大阪あたりでもやはり運転者側からは、そういう声があるのです。そこで私はお伺いしたいのですが、な……

第40回国会 地方行政委員会道路交通対策小委員会 第6号(1962/03/02、29期、日本社会党)

○阪上小委員 この間うちから警視庁と陸運局が交通規制をめぐってえらくやり合っている。私はこれは非常にいいけんかをやったのじゃないか、その中からおそらくいい交通規制が出てくるのじゃないかというように思っております。しかし交通規制をやるためには、先ほどいろいろな原則が出ておりますけれども、何はさておいても、一番効果的な規制でなければならぬものじゃないか。そのためには、最小限度の規制だとか、公平な規制だとか、公共優先の規制だとか、いろいろありますけれども、そのこと全体をとらまえて考えたときに、やはり効果的な規制でなければならぬ。そういうことについてはもっともっと秋は検討してもらいたい、けんかも大いに……

第40回国会 地方行政委員会道路交通対策小委員会 第8号(1962/03/15、29期、日本社会党)

○阪上小委員 ようやらぬよ。一週間も二週間もかかってやっているのじゃ、できやしないよ。
【次の発言】 先ほどあなたから言った、運輸省は七トンだというし、それから自民の特別委員会はこれは八トンだ、こう言っている、これはもう今のところ観光バスとかそれから路線トラックという線をいろいろ持っているということですね。時間の問題にしても、運輸省はラッシュ時二時間ぐらい、こう言うし、それから自民の特別委員会の方では警察の考え方とまた違う、二時間というのは少し厳格じゃないか、十一時半から何時までと、三時半から何時までだ。これは一体まとまる見通しがあるか、さっきあなたはまとまると言ったけれども。

第42回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号(1962/12/10、29期、日本社会党)

○阪上小委員 職員の待遇改善ですが、一千三百八十一万四千円と出ております。聞くところによると、われわれもまたそういうふうに見ているのですが、国会図書館職員の待遇というものは、一般の衆参の職員に比べて悪い、こんなものをいつまでもこのままにほっておいてはいかぬと思うのです。そういう点について、もう少しこの内訳を説明してもらえば非常にいいと思うのです。
【次の発言】 年末一時金はどうなっておるのですか。
【次の発言】 そこで、開会中の超勤は四十四時間、二十九時間、十五時間、こういうふうになっておるのですね。そして閉会中は十五時間以内、この閉会中の場合、一般の衆参の職員はどうなっておるのですか。


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 地方行政委員会建設委員会連合審査会 第1号(1964/08/11、30期、日本社会党)

○阪上委員 東京都の水飢饉は、たいへん急迫してまいりました。多摩川水系の三貯水池は、八月三日でついに八百万トンを割ってしまった、最近では五百万トンを割る状態になっておる、こういうことでございます。そのため東京都民の水に対する不安というものは非常に高まってまいりました。各地でいろいろな水問題が発生いたしているような状態であります。  私ども社会党におきましては、去る八月三日に、事の重大性にかんがみまして、百名からの調査団を編成いたしまして、直ちに東京都の水飢饉調査を行なったわけであります。その結果、大体今日のこのような事態を引き起こした原因というものは、全くこれは自民党政府の所得倍増計画、この政……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1964/02/17、30期、日本社会党)

○阪上分科員 私は、きょうは三つの問題点について質問いたしたいと思います。  その一つは、府県自治体において行なわれております公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例が出ておりますので、この問題について一点。それから最近東京都等におきまして、タクシー料金を値上げしたにもかかわらず乗車拒否が依然としてあとを断たない、こういう状態でありますので、この乗車拒否対策問題。それからこれは前々国会から持ち越しになっておりますが、刑事警察の強化の問題。この三点にしぼって質問いたします。  そこで最初に小暴力防止条例の問題でございますけれども、私は率直に言って、この条例というものは、条例を制……

第47回国会 地方行政委員会地方公営企業に関する調査小委員会 第1号(1964/12/04、30期、日本社会党)

○阪上委員 またいずれあす開かれます委員会でこまかく質問を申し上げますので、きょうは簡単に一、二点伺っておきたいと思います。  北野参考人にお伺いをいたします。料金の適正化をうたっておられますが、何が適正料金であるかという点については、これはたいへん、いろいろ問題が出てくると思います。この場合ひとつ伺っておきたいのは、これは料金、こう言っておられますが、この中には運賃も含まれておると私は思うのであります。運賃と料金とは明確に区別してお考えになっておるのでありますか、そういった点はどうですか。
【次の発言】 そこで、適正料金なんですが、これは基本的な問題に入っていかなければなかなか結論は出てこな……

第51回国会 法務委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1966/04/27、30期、日本社会党)

○阪上委員 私は、この事件に関しまして、大きく分けて二つの大きな責任問題が発生しておる、このように考えておるわけであります。その一つは、政治上の責任であります。いま一つは、行政上の責任、これは司法に密接する部門の処分の問題であろうと思うのであります。  そこで、時間がありませんので、総理に三点だけ伺っておきたい、このように考えるわけであります。  政治上の責任問題として、もうすでに総理も御案内のことと存じますけれども、近年わが国の地方政治の姿勢がたいへん乱れております。新潟事件をはじめといたしまして、たとえば過般の東京都議会におけるあのいまわしい事件であるとか、あるいは兵庫県会の中で、やはり参……

第52回国会 地方行政委員会交通安全対策に関する小委員会 第1号(1966/10/18、30期、日本社会党)

○阪上小委員 きょうから小委員会でありますので、したがって微に入り細にわたりお互いに研究をしなければならぬ、 このように考えております。きょうは一応説明を聞いた程度でありますけれども、なおその中で若干質問をいたしておきたい、このように考えております。  緊急対策を特に私が取り上げたいと考えておるのでありますが、その中で取り締まり行政に偏向するわけではないのであります。それだけではとても事故防止はできないと考えております。遺憾ながら当面緊急対策ということになれば取り締まり行政ということが先に出てくる問題であろう、このように私は理解しております。  そこでいま御説明を受けました中で、警察庁の本日出……

第52回国会 地方行政委員会交通安全対策に関する小委員会 第3号(1966/11/10、30期、日本社会党)

○阪上小委員 きょうは労務関係の検討のようですが、三百六十キロですか、この走行制限は長過ぎるという声がある。運転手によく聞いてみると、とてもそんなに走れっこない。しかしながら、走らないとうるさいということで、逆にあれが労務者に対して非常に過労をしいていると異口同音に言っておる。都会と地方都市その他ではいろいろ違うでしょうけれども、これは一ぺん再検討する必要があるのではないかということが一つ。それからいま一つは、労務者に非常な過労をしいるという問題ばかりでもないのですけれども、大体日本ほどタクシーがいわゆる流しタクシーでもってうろうろそこらを走り回っておる国は諸外国にはない。ロンドンなりどこへ行……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1967/04/25、31期、日本社会党)

○阪上分科員 私、きょうは万博について質問いたしたいと思います。  新聞その他の報ずるところによりますと、万博  準備の進捗度が非常におくれておる、こういうことになっておりますので、これはぜひ促進しなければならぬ重大な問題だ、かように思います。  そこで、まず最初にお伺いをいたしますが、会場建設、これは基本計画に基づいてプログラムが組まれておるはずでありますが、いまそのプログラムはどの辺のところへいっているか。これは大臣じゃなくて企業局長。
【次の発言】 プログラムによると、一九六六年、これは済んだのですが、測量、地質・地盤調査、基本設計、実施設計、それから工事用道路建設、これだけ見ても、いま……

第55回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1967/04/20、31期、日本社会党)

○阪上分科員 いまの問題に関連して伺いたいと思いますが、建設省はいろいろな公共事業をやる場合に、公共事業から逃避して、当然やらなければならぬ公共事業から逃げて、独立採算の公益事業というようなものにえらく依存しておる。たとえば先ほど問題になりました道路問題にいたしましても やはり日本道路公団というようなものに一切をやらしておる、主要なものをやらしておる。今回のこの住宅につきましてもやはり、政府みずからが庶民住宅を提供していこうという、そういう積極的な考え方が非常に足りない。いま問題になっております公営住宅、私はもっと建設省は公営住宅主役に徹すべきだろう、このように考えるわけなんです。今回の四十二……

第55回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1967/04/21、31期、日本社会党)

○阪上分科員 関連。いまの藤枝さんの最後の答弁で大体よかったわけなんですが、あなたは先ほどからの五カ年の問題で、これはなかなか条文化できないのだ、その理由としては、答申が期待しているものは政党の自粛を大きく期待しているのだ、したがって、それができることを期待している、できれば問題はないのだ、こういうような解釈をしておられますが、今日的な意味において、審議会が、政党に期待はしたいけれども、その実現は非常に困難であるという逆の考え方から五カ年という条項をやはり入れてほしいという、私は大きな期待を持っているのじゃないかと思う。あなたは政党が自粛すればそれでいいのだという審議会の考え方だ、こうおっしゃ……

第58回国会 予算委員会公聴会 第1号(1968/03/06、31期、日本社会党)

○阪上委員 時間がないようでございますので簡単にお伺いいたしたいと思います。このことはあとで公述なさる両先生からも伺いたいと思っておりますが、お立ちになりますので先に伺っておきたいと思います。  その一点は、景気対策として、計量経済理論に基づいて予算にフィスカルポリシーを導入する。このことについての基本的ないろいろな議論があると思うのでありますが、それは別といたしまして、実はきょう午前中に大来公述人からも話が出たのでありますが、日本ははなはだしく統計に不足をしておる。ことに計量といいますか推計といいますか、こういった推計経済学、そういったものの確定が不十分である、こういう話があったのですが、日……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1968/03/15、31期、会派情報なし)

○阪上分科員 私はきょうは公営競技につきまして質問いたしたいと思います。  地方財政法では収益事業ということになっております宝くじを除いたあとの部門について質問いたします。  最初に、公営競技の開催の状況についてお伺いいたしたいと思いますが、必要かつ最小限度の質問をいたしますから、こちらから少し解釈を加えていきたいと思います。  現在開催団体の数、それから区分、こういうことにつきまして簡単にひとつ局長から御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そこでさらにお伺いをいたしますが、そういたしますと、都道府県それから全国の市町村、最近の数は非常につかみにくいのでありますが、非開催団体は市町村でどの……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○阪上分科員 明三月十五日は、大阪でもって盛大な立柱式が万博協会の主催で行なわれるわけであります。聞くところによると、シンボルゾーンの予定地の中へ内外の名士を三千人集めて行なわれる。同時に、万博記念の夕べ、これが東京、大阪、名古屋の三大都市で行なわれるわけであります。また全国の主要な都市におきましては、やはり万博の記念行事が行なわれる、こういうようなことで万博の準備、PRが進められていくわけであります。私は昨年の五十五通常国会で、ちょうど四十二年の四月二十五日でありました。分科会で万博の質問をいたしております。そのときの主要なテーマというのは、当時ああいった速度でもってはたして万博は間に合うか……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1969/02/28、31期、日本社会党)

○阪上分科員 私は、きょうはいよいよ迫ってまいりました万国博覧会、これについて、最近いろいろな説が流布されております、いろいろな反論が出てきておるわけであります。この期に及んでこういう反論が出るということはたいへんなことだ、こういうように考えておるわけであります。そこできょうは、はたして万博に対して国民的な合意というものが得られておるのかどうか、こういったテーマでひとつただしていきたい、こう思うわけであります。  すでに皆さんも御案内だと思うのでありますけれども、迫ってまいりましたこの万博に対して、一部に、この万博は一九七〇年の万博である。この七〇年という年は、外交、防衛について非常に問題にな……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1970/03/17、32期、日本社会党)

○阪上分科員 私はきょうはゴルフ企業の最近の悪徳化、それとそれに対する対策、こういったことについてお尋ねいたしたいと思います。  そこで、最初に大臣にお伺いいたしますが、ゴルフ企業の指導官庁、監督官庁はどこですか、これをお伺いいたしたいと思います。でないと質問が進みませんので。
【次の発言】 おそらくこれは最近そういうふうに大体確定してきたんじゃないかと思います。そこで企業としての問題、これにつきましては通産省だということになるわけでありますが、その局はおそらく企業局でしょう、どうですか。
【次の発言】 最近そういうふうになったのでありまするから、なかなか指導、監督が十分にいかないだろうという……

第65回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1971/02/20、32期、日本社会党)

○阪上分科員 一九六〇年代の開発、それから七〇年代、まあとかく六〇年代におきましては一般にいわれておりますように産業優先だ。それが最近では生活優先、そういった都市開発あるいは農村の開発というようなことがやかましくいわれてまいります。そこで、そこから出てまいったのが新しいコミュニティーの形成である、こういうことになってきたわけであります。同時に、それと関連いたしましてナショナルミニマムというものをこの際確定する必要があるのではないかというような論も、実は出てきておるわけであります。自治省におかれては、この点につきましていち早く新しいコミュニティーの形成、近隣社会の形成ということに着目されてその頭……

第65回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1971/02/24、32期、日本社会党)

○阪上分科員 きょう私は、通産省に二点について質問いたしたいと思っております。第一点はゴルフ場の適正化、これであります。それからいま一つは、公害対策とからんで、現地で、重油の精製化はもちろんでありますが、脱硫できない問題、こういった問題をひとつただしてみたいと思います。  まず、ゴルフ場の適正化でありますが、このことについて、私、昨年の分科会におきまして質問をいたしたわけであります。特にその中で、悪徳ゴルフ業に対する規制の問題を中心として質問したわけであります。その後、どうやら、ある程度自主規制が行なわれてきたようでありますけれども、依然として悪徳業者はあとを断たないというような状態であります……

第65回国会 予算委員会第二分科会 第6号(1971/02/25、32期、日本社会党)

○阪上分科員 きょうは私、一つは万博のあと利用の問題、それからいま一つは地価の信用膨張、地価上昇、こういった関係について簡単に質問いたしたいと思います。  最初に万博のあと利用でありますが、これはまあ古くて新しい問題じゃないかと思うのですが、もともと万博を始めるときに、あと利用を先にきめてそれからやるべきであるというようなことを再三主張してきたのでありますけれども、とうとうそれができなくて今日に至った、こういうことなんであります。  そこで最初に伺っておきたいのは、あと利用とあと処理の問題があるわけなんであります。いま申し上げましたような関係からいって、少なくともいまの時点で同時に処理していか……

第68回国会 建設委員会地方行政委員会農林水産委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1972/05/17、32期、日本社会党)

○阪上委員 最初に私、近畿圏整備本部長にお尋ねいたしたいと思います。  ここ十数年来、開発整備関係の法律についていろいろなものが出てきたわけでございます。たとえば新産都市であるとか、国土総合開発法もそうでありますし、低開発地域工業開発促進法であるとかあるいは工業整備地域特別措置法であるとか、いろいろな法律が出てき、それに伴っていろいろな計画が出てきておったわけであります。しかし、たいへんにがい経験を実はなめてきておるわけであります。私ども社会党などにいたしましても、中には反対したものもありますが、大部分は賛成してやってきたわけであります。そこで、いまここでこういった整備開発法関係につきましては……

第68回国会 予算委員会公聴会 第2号(1972/03/11、32期、日本社会党)

○阪上委員 きょうはお二人の公述人、土曜日でございますが、たいへん御苦労さまでございます。  そこで最初に鈴木公述人にお伺いいたします。  先ほど、生活環境施設整備というものは、下水にしても何にしても、ごみ処理その他、諸外国に比べてたいへん劣っている、私はそのとおりだと思うのであります。そこで、あなたが先ほど公述の中で御心配になっているのは、ことしは幾らかその面で予算の中で頭を出してきた、しかしながら、これらの公共事業については、一方において景気浮揚対策と非常に関係を持ったような予算である、したがって、四十八年度以降にこういった好ましい姿が継続されていくかどうかということについてたいへん心配だ……

第68回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1972/03/18、32期、日本社会党)

○阪上分科員 きょう私は、最初に琵琶湖総合開発それから日照権の問題、さらに公営住宅の払い下げ問題、時間がありますれば、公団住宅の家賃の問題、こういったものに触れてみたいと思います。  そこで最初に琵琶湖総合開発についてお伺いいたします。  これはあるいは分科会としてはこの会が適当であるかどうか問題があろうと思いますが、近畿圏整備本部長西村建設大臣がおやりになっておりますので、まずお伺いいたしたいと思います。  申し上げるまでもなく、昭和四十七年度予算に琵琶湖総合開発関係予算として四十億計上されておるわけであります。したがって、これを執行していくためにはやはりどうしても法案が必要であろうと思いま……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 予算委員会公聴会 第2号(1973/02/23、33期、日本社会党)

○阪上委員 まず私は最初に、先ほどお話しいただきました公述人は、今回の予算が福祉予算であるというような前提のもとに喧伝されておる、なるほどそれについて、前年度に比し福祉行政が額として伸びておる、けれども、そういうようなものであっては十分じゃないのであって、やはり前年度比というような考え方じゃなくして、根本的にひとつ予算を組みほぐして、ゼロ編成から進んでいき、その中に福祉行政というものの位置づけをしていかなければいけないのだ、こういうふうにおっしゃったと私は思うのであります。そして、そういった拡大されていくわが国の前年度比的福祉行政の拡充、そういったものを考えたときに、実際の問題として、それを実……

第71回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1973/03/05、33期、日本社会党)

○阪上分科員 きょうはたいへん分科会の時間がおくれているようでありますので、時間的に協力いたしたい、このように思っております。  そこで、最近において、特にこの国会で、土地問題と関連して、あるいはまた過剰流動性資金という面からたいへん問題になりましたゴルフ場の問題についてお伺いいたしたいと思います。  そこで、最初に大臣に伺いたいのでありますが、大臣はゴルフをおやりですか。
【次の発言】 相当なキャリアだと私は思うわけでありますが、そうなりますと話が非常にかみ合うだろうと私は思っております。  そこで、最初に企業局長から伺いたいと思いますが、ゴルフ企業の現況について、特に、ゴルフ場の施設数、あ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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