阪上安太郎衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○阪上安太郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました三法案中、地方税法等の一部改正及び地方交付税法の一部改正の政府原案並びに委員会修正案に対しまして反対の意見を展開しつつ、政府与党の反省を求め、この法案が反対議決せられることを地方住民の名において強く要望するものであります。(拍手) 最初に、今次の地方税減税案の基本的な性格については、まず、ものの順序といたしましてしばらく自民党の選挙公約と減税問題の推移の跡をたどることにいたしたいと存じます。 昨年春の総選挙目当てに、自民党は、いわゆる七百億円の減税公約をうたったのであります。しかるに、ようやく作業にかかってみまする……
○阪上安太郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま説明を受けました国会の審議権の確保のための秩序保持に関する法律案について、提案者並びに岸総理及び関係各大臣に質問をいたします。 まず、民主主義とか議会主義とかいうものは、どれは、機構だけが整っても、その運営というものはきわめてむずかしいのであります。戦後新たに独立した国で独裁国に堕落した国が少なくないのも、この一点にあると、われわれは考えております。わが国においても、最近、議会主義に対する疑惑がだんだんと深まりつつあるのでありましてその直接の動機は、ベトナム問題であるとか、あるいはロッキード問題であるとか、ことに、安保問題に対する与……
○阪上安太郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま説明のありました低開発地域工業開発促進法案について質問をいたすものでございます。 ただいま伺ったところによりますと、どうも、政府の地域開発の構想は、はなはだしく幼稚であることに気がつくのであります。申し上げるまでもなく、地域開発の構想というものは、特に第二次世界戦争以来、先進国、後進国の別なく、また、単に国内政治としてだけでなく、国際機関といたしましても非常な関心事となっておるのでございます。国民経済の均衡のとれた発展を確立するために国内の後進地域の開発を行なうことは、もはや不可避であると同時に、きわめて急を要することでもございます……
○阪上安太郎君 私は、社会党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました地方行政連絡会議法案について質問をいたします。 戦後、わが国の地方自治は、憲法の保障するところとなりまして、一応、自治のていさいというものを整えておるようでございます。が、しかし、財政的にはむしろ中央集権の度合いが強くなり、そのことのため、自治体は地方自治の本旨に基づく固有の事務をわずかに三割程度しか実施できないような状態で、地域住民と結びつくところの独自の仕事ができないため、自治行政の特色と妙味を発揮することはできないのであります。そして七割を占める国からの委任事務に追い回されているというような実情でございます。こ……
○阪上安太郎君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員高碕達之助先生は、去る二月二十四日逝去せられました。ここに、諸君のお許しを得て、議員一同を代表し、つつしんで哀悼のことばを申し述べたいと存じます。(拍手) 先生が生前のはなばなしい活躍ぶりを知る私どもは、あなたの急逝が全く信じられない夢のような気がいたすのでございます。この重大なときにあたり、かけがえのない人材を失ったことは、まことに痛恨きわまりないものがございます。(拍手)ことに、高碕先生は、私の母校の大阪府立茨木中学の大先輩でございまして、日ごろ御懇意に願い、先生のお人柄に限りない敬愛の念を寄せていたのでありまして、ひとし……
○阪上安太郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま説明のありました都道府県合併特例法案について、順次質問を行ないます。 率直に申し上げまして、われわれ社会党は、現在の自治行政、特に都道府県行政が必ずしも十分な成功をおさめているとは考えていないのであります。しかしながら、その原因は、制度にあるのではなく、その運営にあると指摘するものであります。 都道府県制度については、在来より二つの異なる見解の対立がございます。すなわち、その一つは、現行の府県制度を廃止して、それにかわるに官治的な道州制か、または国家機関的な性格の強い府県制度へ再編成しようとする主張であります。そして、いま一つは、……
○阪上安太郎君 ただいま議題となりました災害弔慰金の支給及び災害援護資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案につきまして、災害対策特別委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、最近における社会的、経済的諸事情にかんがみ、災害弔慰金を増額するとともに、災害援護資金の貸し付けの限度額を引き上げる改正を行なおうとするもので、その内容は次のとおりであります。 まず第一は、災害弔慰金の引き上げについてであります。 災害により死亡した住民の遺族に対し五十万円以内の災害弔慰金を支給いたしておりますが、これを百万円をこえない範囲内で、死亡者のその世帯における生計維持の状況を勘……
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