このページでは佐々木義武衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。佐々木義武衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○佐々木(義)委員 動議を提出いたします。 委員長の互選は、投票を用いないで、寺島隆太郎君を委員長に推薦したいと思います。お諮り願います。
○佐々木(義)委員 動議を提出いたします。 理事はその数を八名といたしまして、委員長において指名せられんことを望みます。
○佐々木(義)委員 先日、新長官から科学技術行政全般に対します所信表明がございましたので、私からその所信表明の内容に盛られました諸事項に関しまして、一般的な質問を申し上げたいと思います。 まず、全般的な私の感想から申し述べまして、逐次内容に入りたいと思います。 この一月の前長官である三木先生の所信表明、あるいはその前の所信表明等も参照に比較して見たのでありますが、今回の長官の所信表明は、前文、後文をよく読んでみますと、わが国の現在におきます科学技術振興の重要件に対しまして非常に集約的によく表現ができているように考えられます。また、前文の最後にも、長官の責任感と申しますか、あるいは諸問題の解……
○佐々木(義)委員長代理 齋藤憲三君。
【次の発言】 次会は明二十八日午前十時理事会、十時半より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時八分散会
○佐々木(義)委員 ただいまの法解釈の問題でございますが、この解釈権を最終的に持っておられます法制局といたしまして、これが統一された最終的な見解と解釈してよろしゅうございますか。
【次の発言】 関連質問……。(「関連では困る、議事進行にしてくれ」と呼ぶ者あり)
先ほどの私の質問の用語でございますが、提案者といたしまして最終的な見解かという質問でございますので、そういう意味でお答えいただきたいと思います。
○佐々木(義)委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党共同提案にかかる公害防止の促進に関する決議案を提出いたしまして、その趣旨の説明をいたしたいと存じます。 まず、案文を朗読いたします。公害防止の促進に関する決議(案) 最近工場、事業場等の施設の拡大、作業その他各種の人為的原因にもとづく公害激増の傾向が著しい。また、スモッグ等新たに発生しつつある現状については未だ明確な対策が講じられていない。 よつて政府はこれらの公害増加の傾向にかんがみ、左記事項の速やかなる実現を期すべきである。 記 一、公害防止に関する諸法令並びにその運用につき、実情に即して機動的に検討を加え、公害……
○佐々木(義)委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、前田正男君を委員長に推薦いたしたいと思います。おはかり願います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○佐々木(義)委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、前田正男君を委員長に推薦いたしたいと思います。おはかり願います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名といたしまして、委員長において指名されんことを望みます。
○佐々木(義)委員 動議を提出いたします。 理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。
○佐々木(義)委員 関連。ただいま歴史的な結論というお話でございましたが、ちょっとお伺いしたいのです。創立以来いままで原研ではストは何回やっておりますか。
【次の発言】 組合の委員長に聞きたいのですが、そういう歴史的な結論の結果を尊重すべきだ、こうおっしゃるのですか。
○佐々木(義)委員 前田小委員長の御依頼によりまして、私がかわって科学技術の基本問題に関する小委員会の調査の経過並びに小委員長の本委員会に対する報告要旨について申し上げます。 本小委員会は去る一月二十四日設置されまして、以来六回にわたり、科学技術振興に関する長期計画に関する問題、あるいは科学技術に関する基本法制定に関する問題、あるいは研究者の処遇に関する問題等々科学技術の基本問題全般について調査を進めてまいったのでありますが、去る六月十日の小委員会におきまして、いままでの調査の結果に基づき科学技術の基本問題に関する対策の要旨がまとまり、その要旨を本委員会に対し小委員長より報告することに決定い……
○佐々木(義)委員 私は服部さんにお伺いいたします。
さっき冒頭の御説明では、加圧水型というものの冷却系統に弱点がありまして、他の原子炉に比較して危険性が多いというお話、それは常識的なことだろうと思います。
ただ、その後にスレッシャ一号の沈没の原因に触れられまして、たしか原子炉の事故で沈没したのではなかろうかと断定を下したようにお聞きしましたが、そうでございましょうか。
【次の発言】 私あまり勉強していないのですが、たしか米国の海軍の査問委員会の調査によりますと、沈没した周辺には放射能はちっとも見えないというような報告になっておりますけれども、その点も参照の上での発言でしょうか。沈没した際……
○佐々木(義)委員 先ほど来、団長並びに保科先生からいろいろお話がございましたし、また駒形先生からもジュネーブの会議に関しまして御報告がございまして、別につけ加えることはございませんが、もう少し私から内容的な面でお話ししてみたいと思います。 一つは、今度のジュネーブの会議で感じましたことは、将来の世界のエネルギーのあり方というものに対して、非常にはっきりした考えを各国とも一様に打ち出したのじゃなかろうかという感じでございます。それの意味は、単に量の問題ばかりでなくて、質の問題を論じておりました。一九七〇年、もうすぐですけれども、そのころには最低二千万キロワット、引き続いてそれから十年後の一九……
○佐々木(義)委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、岡良一君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。
○佐々木説明員 私、今般厚生政務次官に任命されました佐々木義武でございます。厚生行政を担当いたしますのは全く初めてでございます。また生来不敏な者でありまして、何かと皆さまの御指導、御援助を仰ぎますことが多いと存じますが、どうぞよろしくお導きのほどをお願い申し上げる次第であります。(拍手)
○佐々木(義)委員長代理 次会は、明二十五日午前十時より理事会、十時三十分より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたしまします。 午後零時三十七分散会
○佐々木(義)委員 科学技術庁設置法の一部を改正する法律案の内容は、航空宇宙技術研究所の支所を設けるという点と定員の増加の二点でございますが、この二点にしぼりまして御質問をしたいと思います。どうぞ簡略にお答えいただけば幸いでございます。
まず、航空宇宙技術研究所におきまして、現在どういうふうな研究をしておるのか、また今後どういう方針で研究を進めていくのか、その辺から御質問したいと思います。
【次の発言】 概略わかりましたが、この支所というものを設ける必要性、並びにその支所で何をなさるのか。
【次の発言】 現在直ちに垂直及び短距離離着陸機の研究を行なわなければならぬという理由は、どういう理由で……
○佐々木(義)委員 ただいま議題となりました通商産業省設置法の一部を改正する法律案に対する自民、社会、民社の三党共同提案にかかる附帯決議案につき、提案者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 通商産業省設置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の実施にあたって次の諸点に配慮すべきである。 一 貿易振興局の新設にともない、輸出行政と輸入行政との所管局が異なることになるので、新設局と通商局との緊密な連絡体制の確立等、行政運堂上特段の配慮を払い、もって通商行政の一体的かつ総合的な遂行に遺憾なきを期すること。 二 工業所……
○佐々木(義)委員 今度の農林省の設置法一部改正法律案の提案理由を勉強してみますと、問題は非常に簡略な改正でありまして、そのもの自体も別に大きい問題はないように考えられますが、二、三質問してみたいと思います。
私、サトウキビの問題はあまり詳しく知りませんのでわかりませんが、原々種圃をつくるのはたしか種子島だったと聞いておりますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 原々種圃の主たるねらいというのは、優秀な種苗採取というのが主たる目的なのか、あるいは病虫害駆除と申しますか、矮化病、これに対する対策等を考慮しましての農場になるのでしょうか。
○佐々木(義)委員 ただいま議題となりました自民、社会、民社三派共同提案にかかる農林省設置法の一部を改正する法律案につきまして、提案者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 案文はお手元に配付してありますので、朗読は省略さしていただきます。 その要旨を申し上げますと、本改正案中、農林研修所の設置及び定員の改正につきましては、昭和四十年四月一日から施行することになっておるのでありますが、すでにその日が到来しておりますので、これを「公布の日」に改めようとするものであります。ただし、定員に関する改正につきましては、本年四月一日から適用しようとするものであります。 よろしく御賛成をお……
○佐々木(義)委員 ただいま議題となりました自民、民社両党共同提案にかかる外務省設置法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、提案者を代表してその趣旨を御説明申し上げます。 案文はお手元に配付してありますので、朗読を省略させていただき、その要旨を申し上げますと、本案は昭和四十年四月一日から施行することになっておるのでありますが、すでにその日が経過しておりますので、これを公布の日に改めようとするものであります。 よろしく御賛成をお願いいたします。
○佐々木(義)委員 ただいま議題となりました運輸省設置法の一部を改正する法律案に対します修正案につきまして、提案者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文はお手元に配付してありますので、朗読を省略させていただき、その要旨を申し上げますと、本改正案は、昭和四十年四月一日から施行することといたしておりますが、その日はすでに経過しておりますので、これを公布の日に改め、定員に関する改正規定は、本年四月一日から適用しようとするものであります。 よろしく御賛成くださいますようお願い申し上げます。
○佐々木(義)委員 ただいま議題となっております経済企画庁設置法の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨の説明をいたします。
案文はお手元に配付いたしておりますので、朗読は省略さしていただきまして、要旨を申し上げますと、原案中昭和四十年四月一日となっております施行期日につきましては、すでにその日を経過しておりますので、これを公布の日に改め、定員に関する改正規定は、今年四月一日より適用しようとするものであります。
何とぞ御賛同あらんことをお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいま議題となっております大蔵省設置法の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨を御説明いたします。
案文はお手元……
○佐々木(義)委員 総理府設置法の一部を改正する法律案の内容は、三点にしぼられておりまして、一つは家庭生活問題審議会、もう一つは港湾調整審議会、もう一つは近畿圏整備本部の人員増加の問題、この三つの問題でございますが、私は、家庭生活問題審議会の審議内容といいますか、諮問内容、趣旨のようなもの、並びに港湾調整審議会の諮問内容等を御質問申し上げまして、若干希望をいたしておきたいと思います。
そこで、まず家庭生活問題審議会でございますが、この設置の必要性を伺いたい。
【次の発言】 趣旨ははなはだけっこうだと私は思いますが、いまのお話でございますと、新技術の進歩に伴いまして、それが家庭生活における影響……
○佐々木(義)委員 ただいま議題となりました厚生省設置法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、提出者を代表してその趣旨を御説明申し上げます。 本案は自民、社会、両党の共同提案にかかるもので、案文はすでにお手元に配布してありますので、朗読は省略し、その要旨を御説明申し上げますと、原案では「昭和四十年四月一日」となっております施行期日は、すでにその日も経過しておりますので、これを「公布の日」に改めようとするものであります。 何とぞ御賛成くださいますようお願いいたします。
○佐々木説明員 お答えいたします。
御承知のように、公害に対する審議会をつくっておりまして、この審議会で一番おもな審議の内容といたしまして、ただいまお話のございました基本法をつくりまして、各省に分散しております諸問題を整理統合いたしまして、統一的な総合的な施策を進めたいということでせっかく準備中でございます。
【次の発言】 基本法の制定問題に関しましては、先ほど御説明したとおりでございますが、その一環といたしまして、お話のございました行政機構をどう整備あるいは統合するかという問題と、それからもう一つ重要な、これに関する試験研究機関の配置あるいは統合の問題をどうするかという二つの問題の御質問で……
○佐々木(義)政府委員 保健所の充実問題でございますけれども、政府のほうもせっかく努力中でございますが、必ずしも現状は満足すべき状況ではございませんので、今後とも一生懸命充実に努力申し上げたいと存じておる次第でございます。
【次の発言】 現状ではお説の両面でございまして、国の予算の関係もございまするし、同時にまたなかなか適材の人も得られない、こういう状況でございます。
【次の発言】 前段の、この法案の精神はまことにけっこうですが、その内容はもっともっと充実の要があるのじゃなかろうかという御趣旨は、全くそのとおりと思いますので、今後さらに事態が進展するに伴いまして充実いたしたいと存じます。
最……
○佐々木(義)政府委員 一番初めの婦人労働者の労働強化並びに民主的な権利が侵害されるという問題でございますが、母子保健法は、読んでおわかりのように、いわば基本法みたいなものでございまして、一般的な母子保健に対する保護あるいは育成と申しますか、そういうものを規定したものでございまして、労働基準法等、具体的な実際の婦人労働者そのものに対する問題は基準法等で規定しておりますので、本法案と両々相まって母性の保護に当たりたいというのが法の趣旨でございますので、そういうふうに御理解いただければたいへんけっこうではないかと思います。 二番目の三歳児検診のお話でございますが、お話のとおりでございまして、今後……
○佐々木(義)政府委員 ただいま御質問がございましたが、いろいろ調査しますと、実際米に入っている水銀が、有機水銀か無機水銀か、分析方法が実ははっきりしておりません。ただいま課長からお話ししましたように、したがって米の中に入っている残留分が、もし有機のフェニル水銀全部だとすれば、WHOの許容量から見まして、まさしくその許容量を越すということになります。しかし実際は無機水銀が多いのではないか、と申しますのは、無機水銀は水に分解いたしますので、米に入っている水銀の主たるものは無機水銀ではないかというように考えますので、無機水銀であれば安全度は高いものでございますので、現在の状況で必ずしもすぐ人体に影……
○佐々木(義)政府委員 先ほど局長からも御答弁がありましたように、まさしくそういう事態だと考えますので、検討してみたいと思います。
【次の発言】 お説のとおりでありまして、やはりこの問題は、国民的な全部の好意あるいは奉仕と申しますか、こういうことになりませんと、発展してまいらないのでございますが、先ほど局長からもお話ございましたように、その際におきましても、工場、あるいはたとえば成人式に参加する人たちとか、あるいは学校の若い人たちとかいう人たちが、むしろ率先してこういうものに参加するようにいたしますれば、国民一般の覚せいと申しますか、そういう点にも非常に裨益することが大だと思いますので、まずそ……
○佐々木(義)政府委員 大臣が予算委員会へ出席しておりますから、かわりまして所信表明をいたしたいと思います。 第五十一回国会における産業公害対策特別委員会の御審議に先立ち、公害防止対策に関し、所信の一端を申し述べたいと思います。 近年における諸産業の発展に伴い、人口の都市集中、交通機関の発達は顕著なものがありますが、その反面、これに伴って大気汚染、水質汚濁、騒音、振動、悪臭等の公害も日を追って顕著となり、一部には深刻な社会問題を惹起するに至っております。政府といたしましても、これら公害の防止に対しては格段の努力を払う必要を認め、数年来その施策の充実をはかってまいったところであります。 厚……
○佐々木(義)政府委員 お話のように公害対策の問題は、公害を発生する原因も多種多様でありますし、また被害を受けた被害者と申しますか、その側にも態様あるいは範囲、量等いろいろ問題がございまして、一カ所でこれを処理するというにはあまりに複雑多岐でありますので、ただいま各省それぞれ自分の所管事項に関して推し進めておりますけれども、段階といたしましては、総理府に公害対策推進連絡会議というものを設けまして、総理府でこういう問題の総合調整並びに施策の推進にただいま当たっておる段階でございますが、参議院のほうでも、公害対策委員会でこの責任官庁の問題がたいへん問題になりまして、それぞれ総理府長官あるいは通産大……
○佐々木(義)政府委員 ただいま政府のほうでは総理府が中心になりまして、各省集めましてこの問題を検討中でございますことは御承知のとおりであると思います。まだその結論等はついておりませんけれども、しかしお話のように、公害問題は新しい産業革命と申しますか、こういうものに付帯したもので、その壁を突き破りませんと、今後の科学の進歩と申しますか、それができかねる状況にもなっておりますし、また一般の住民その他から考えましてたいへんな問題でございますし、また範囲が広うございますから、何とかしてこれをまとめました基本法のようなものをつくりたいということで、厚生省といたしましてはいろいろ研究はいたしておりますけ……
○佐々木(義)政府委員 産業公害防止というものから少し逸脱するかもしれませんが、ただいま中井先生からのお話をちょうだいしておりまして私ども考えておりますのは、最近の産業革命と申しますか、第二次、第三次というものを迎えておりますけれども、人類のいまだ経験しなかったようないろんな新しい科学が進歩いたしまして、石油工学をやりますと亜硫酸ガス、自動車が発達しますと一酸化炭素、農薬が発達しますと水銀剤、ジェット機が発達しますと騒音の問題が起こる、あるいは原子力産業を興そうとすると放射線がございますというふうに、プラスの面が非常に多いのでございますが、反面マイナスの面も出てまいりまして、そのマイナスの面は……
○佐々木(義)政府委員 はなはだどうも粗漏を申し上げまして、申しわけございません。以後こういうことのないようにしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの無給医局員の問題でございますが、医学の振興という立場から見ますと、現在のように無給の医局員が責任ある診療をするというような行き方は、私は正しいものだとは思いません。ただ、発生過程等から考え、あるいは現状をいろいろ調べてみますと、その大学病院に専属に配置されておる方もいますし、あるいはまた籍だけ置きましてという方もあるようでございまして、必ずしも条件が均一であるとは言えないような状況であるようであります。そうなりますと、給与の支給に関しましても……
○佐々木(義)政府委員 御説のとおりでありまして、国民の何人も生活その他に不安の生じないように、安心した生活を送れるようにというふうにしていくのが厚生行政の根本かと思います。
【次の発言】 人材と申しますとたいへん範囲が広くなりますが、今年度の予算を編成するにあたりまして、私どもといたしましては、厚生行政の制度等は非常に進んでおるように考えますけれども、それを運用すると申しますか、実際の内容になりますとまだまだ不十分のように見受けられます。したがいまして、何とかして、特にこの厚生行政に携わっているもろもろの人たちの待遇改善等を、できるだけひとつ推し進めまして、行政の執行にあたって、不幸な人たち……
○佐々木(義)政府委員 この問題は、先ほど来説明がございましたように、やはり公務に基づく相当因果関係ありゃなしやという認定の問題でございまして、原則といたしましては、お話しのようにハノセノ氏病の潜伏期間か長いということからいきますれば、これは公務に基づくものでありますれば対象になると思います。しかし、医師のケース ハイ ケースの認定によりまして、それは違うという認定か下った場合には、なかなか判定かむずかしいのじゃなかろうか、こういうふうに考えます。
○佐々木(義)政府委員 私もこの問題に関しまして、元海軍だった方たちがグループをつくりまして、たいへん熱心にこの問題の運動をなすっている方がたくさんございまして、政務次官に就任以来幾たびか相談を受けました。まことにあなたのおっしゃるとおり何とかしなければいかぬという非常な衝動にかられたのでありますけれども、先ほど大蔵省からの話もありましたように、やはり財政的な問題でなかなかむずかしい問題もあるようでございますが、しかしたてまえとしてはおっしゃるとおりだと思いますので、できるだけそういう趣旨に沿うように努力していきたいと思います。
○佐々木(義)政府委員 ただいま自治大臣から御答弁のありましたとおりでございまして、厚生省といたしましても、その趣旨に沿いましてできるだけの努力を申し上げたいと思います。
○佐々木(義)政府委員 お説のとおりだと思います。そのものに対する寄付行為に対しましては、それぞれ特典を与えるような税制をしいておりますけれども、必ずしも十分とは申されませんので、今後努力を申し上げたいと思います。
○佐々木(義)政府委員 この前この委員会でも答弁申し上げましたが、私考えますのに、基本対策と申しますか、根本対策の問題と、当面いま起きておる事項をどういうふうに処置するかという当面の対策の二つに分かれると私は思います。根本対策のほうの問題は、先生たちからも御指摘がございましたように、最近の公害問題というのは、どちらかと申しますと、いままで気がつかなかったと申しますか、そこまで配慮が及ばなかった。しかし、新しい産業革命には、プラスの面はたくさんありますけれども、それに付帯して出てくるこういうふうなマイナスの面がございまして、ただいま問題になっておる石油工業の亜硫酸ガスの問題とか、あるいは自動車の……
○佐々木(義)政府委員 四日市市の公害患者に対しまして、その患者等に対する政府の見解がどうかというかねがねの御質問でございましたが、厚生省といたしましては、この前にも御答弁申し上げましたが、根本的な問題と当面の問題と両面に考えておりまして、根本的には、公害審議会がございますので、その基本施策の答申を待って方針をきめたいというふうに考えております。さればといいまして、いま当面問題になっておるのをそのまま放置しておくという意味ではございませんので、当面の問題といたしましては、四日市市長の要請をもとといたしまして、国、特に厚生、通産両省でございますが、県、市、企業の四者で話し合いの場を設けまして、関……
○佐々木(義)委員長代理 吉村君。
○佐々木(義)委員長代理 島本虎三君。
○佐々木(義)委員長代理 内閣提出の駐留軍関係離職者等臨時措置法の一部を改正する法律案を議題とし、審議を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。枝村要作君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
○佐々木(義)委員長代理 河野正君。
○佐々木(義)委員 私は、ただいま議題となりました原子力の平和利用に関する米国並びに英国との二つのガバメンタルアグリーメントに関しまして、若干の質問をいたしまして、早期にこの条約が批准されんことを希望しつつ質問に入りたいと思います。 まず、核エネルギーの平和利用の重要性に対して、わが国がどういうふうな体制になっているかという点でございますが、私の考えるところでは、特に最近になりまして、今年度の総理大臣の演説に対する各党の質問におきまして、この核エネルギーの問題が中心問題になっておるように記憶しております。その際、総理の主張はもちろんでありますが、それに対する各党の代表質問におきまして、社会党……
○佐々木(義)委員長代理 お静かに願います。
○佐々木(義)委員 本件につきましては、自由民主党、日本社会党、民主社会党、公明党、四党委員の協議に基づく試案を、各委員のお手元に配付してありますが、四党を代表して私からその趣旨を御説明申し上げます。 今日、社会経済の進展に伴い、労働社会保険関係の法規はその重要度を増すとともに、その内容も次第に複雑かつ専門的なものとなりつつあります。一方、今後の経済成長と労働力不足傾向を考えますと、労務問題の重要性は将来ますます高まり、特に中少企業における労務管理の近代化が切実な問題となってくると思われます。 このため、これら労働社会保険関係の法規に通暁し、適切な労務指導を行ない得るような専門家が多く生ま……
○佐々木(義)委員 私は、自由民主党を代表して、最低賃金法の一部を改正する法律案に対する修正案を提案いたしたいと存じます。 その要旨は次のとおりであります。 その一は、審議会方式による最低賃金の決定改廃の手続について関係労使の申し出の道を開くこととすること。その二は、中央最低賃金審議会の最低賃金制の基本的あり方についての答申がなされたときは、これを尊重してすみやかに必要な措置をとるものとすることの二点であります。 何とぞ慎重御審議の上、御賛同あらんことをお願いいたします。
○佐々木(義)委員長代理 八木一男君。
【次の発言】 次に、内閣提出の社会福祉事業振興会法の一部を改正する法律案を議題とし、審議を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。浅井美幸君。
○佐々木(義)委員 どうもさっきから話を聞いていると、あまり意外なんで驚いているのですが、いま聞くと、科学技術庁はそういう程度ですか。たとえばアメリカではNASAと同じような組織をつくるとか、十カ年八十億ドルとか――八十億ドルといったら大体三兆ですよ。膨大な組織でこれからやろうというときに、わがほうはたった二人か三人で、これは一体何とするのですか。来年の予算などに対する抱負を聞かせてもらいたいのですが、どうでしょうか。
【次の発言】 たとえば宇宙開発局とか、局をふやすのがたいへんむずかしいのであれば宇宙海洋開発局とか、やっぱり独立のもので、そして真剣に取っ組んでいくような、そういう体制に中心部……
○佐々木(義)委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、北側義一君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。
○佐々木(義)委員長代理 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午後一時五十六分散会
○佐々木(義)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党を代表いたしまして、本動議について御説明を申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 心身障害者福祉協会法案に対する附帯決議 政府は、本法の実施にあたっては、特に次の事項について配慮すべきである。 一、心身障害者福祉協会の設立の趣旨にかんがみ、その福祉施設の業務については、関係各層の意見を取り入れ、運営協議会を設ける等、その適正を期すること。 一、福祉施設の開設にあたっては、さらに今後の整備拡充に関する計画を早急に策定すること。 一、福祉施設関係職員の定員の確保を図るとともに、給与その他の勤……
○佐々木(義)委員長代理 大橋敏雄君。
【次の発言】 寒川君。
○佐々木(義)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続行いたします。川俣健二郎君。
○佐々木(義)委員長代理 本会議散会後直ちに再開することとし、この際、休憩いたします。 午後三時五十九分休憩
○佐々木(義)委員長代理 質疑を許します。川俣健二郎君。
○佐々木(義)委員長代理 島本虎三君。
【次の発言】 山田太郎君。
【次の発言】 古寺君。
【次の発言】 相良参考人及び甲野参考人には、御多用中御出席いただき、まことにありがとうございました。厚く御礼申し上げます。
【次の発言】 質疑を続けます。山田太郎君。
○佐々木(義)委員長代理 西田八郎君。
【次の発言】 ただいま議題となっております日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案に対する自由民主党提案にかかる修正案について、その提案の理由を御説明申し上げます。
政府提案の日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案は、医療給付等の給付内容の改善をはかるとともに、賃金実態に即した保険料の改定を行ない、異常な財政状況に対処しようとするもので、その趣旨は了とするところでありますが、改正案において、現在の日雇労働者健康保険の運営の実態に照らし、現下の諸情勢のもとにおいては必ずしも適当でないと思われる点等が見受けられますので、これを修正することといたしたの……
○佐々木(義)委員長代理 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
それでは正式の理事会にはかりまして、趣旨に沿うよう努力いたしたいと思います。山本君。
○佐々木(義)委員長代理 田畑君。
○佐々木(義)委員長代理 古寺宏君。
○佐々木(義)委員長代理 川俣健二郎君。
○佐々木(義)委員長代理 次に、小林進君。
【次の発言】 私は、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。
案文を朗読して説明にかえさせていただきます。
中高年齢者等の雇用の促進に関する特別措置法案に対する附帯決議
労働力不足基調のもとにおいても中高年齢者等の就業は必ずしも容易でないという状況の急速な改善は、困難であり、かつ、労働力の高齢化は、今後一層進行することにかんがみ、政府は、本法施行にあたり、特に次の諸点について適切な措置を講じ、中高年齢者等の就職促進に万全を期すべきである。
一、中高年齢者等の年齢の範囲については、雇用……
○佐々木(義)委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております昭和四十六年度一般会計補正予算、特別会計補正予算、政府関係機関補正予算について賛成の討論を行ないます。 今次補正予算の背景となりましたわが国経済は、昨年末からの不況を徐々に克服し、六、七月と景気も上昇に向かいつつあるとき、ニクソン声明による金・ドル交換停止と一〇%の輸入課徴金という、まさに青天のへきれきともいえるショックを受けたのであります。もちろんその最も大きな原因は、世界の経済大国アメリカの国際収支の悪化によるものであり、アメリカの一方的な非常措置によるものでありますが、他面、このことはアメリカ一国の一時……
○佐々木(義)委員 動議を提出いたします。 委員長の互選は、投票によらないで、近江巳記夫君を委員長に推薦いたしたいと思います。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 このたびはからずも私が農林水産委員長の重責をになうことになりました。本委員会の使命にかんがみまして、その職責はまことに重かつ大でございます。 委員会の運営につきましては、何ぶんにもふなれでございますが、幸い本委員会には練達たんのうなる委員各位がおられますので、皆さま方の格別な御協力を賜わりまして、委員会の円滑なる運営をはかり、その職責を果たしてまいりたいと存じます。何とぞよろしくお願い申し上げます。 簡単でございますが、委員長就任のあいさつといたします。(拍手)
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
この際、農林水産業の基本施策について、機内農林大臣から説明を聴取いたします。櫻内農林大臣。
【次の発言】 以上で機内農林大臣の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、昭和四十八年度農林省関係予算について説明を聴取いたします。中尾農林政務次官。
【次の発言】 以上で中尾農林政務次官の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、さきに理事会において協議決定されました当面の緊急を要する問題について質疑の申し出がありますので、これを許します。馬場昇君。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。竹内猛君。
【次の発言】 次回は明二十八日、水曜日、午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時四十七分散会
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。美濃政市君。
【次の発言】 関連しまして馬場昇君。
【次の発言】 承知しました。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後一時十六分散会
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。井上泉君。
【次の発言】 福田君、よろしゅうございますね。
【次の発言】 瀬野栄次郎君。
【次の発言】 本会議散会後再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時三十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。諫山博君。
【次の発言】 林孝矩君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後六時散会
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中川利三郎君。
【次の発言】 瀬野栄次郎君。
【次の発言】 稲富稜人君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後四時二十四分散会
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
この際、理事補欠選任の件についておはかりいたします。
理事津川武一君が去る七日委員を辞任されましたので、理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、委員長は、理事に津川武一君を指名いたします。
暫時休憩いたします。
午前十時四十五分休憩
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
漁港法第十七条第三項の規定に基づき、漁港整備計画の変更について承認を求めるの件を議題とし、趣旨の説明を聴取いたします。櫻内農林大臣。
【次の発言】 以上で趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。熊谷義雄君。
【次の発言】 午後二時三十分再開することとし、暫時休憩いたします。
午後一時十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。柴田健治君。
【次の発言】 諫山博君。
【次の発言】 瀬野栄次郎君。
【次の発言】 湯山勇君。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
漁港法第十七条第三項の規定に基づき、漁港整備計画の変更について承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出があるので、これを許します。諫山博君。
【次の発言】 中川利三郎君。
【次の発言】 本件に対する質疑はこれにて終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。
本件は承認すべきものと決するに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本件は承認すべきものと決しました。
暫時休憩いたします。
午前十一時八分休憩
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
昨日に引き続き、乳価及び豚肉価格安定に関する問題等について質疑の申し出がありますので、順次これを許します。島田琢郎君。
【次の発言】 中川利三郎君。
【次の発言】 林孝矩君。
【次の発言】 瀬野栄次郎君。
【次の発言】 神田大作君。
【次の発言】 稲富稜人君。
【次の発言】 本問題に関する残余の質疑は後刻行なうことといたし、この際暫時休憩いたします。
午後三時三十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
日本てん菜振興会の解散に関する法律案を議題とし、趣旨の説明を聴取いたし……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
林業問題等について質疑の申し出がありますので、順次これを許します。湯山勇君。
【次の発言】 森下元晴君。
【次の発言】 この際、参考人出席要求に関する件についておはかりいたします。
農林水産業の振興に関する件、すなわち飼料問題等について、今日、畜産振興事業団理事長岡田豊夫君を参考人として出席を求め、その意見を聴取したいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 参考人には御多用中のところ御出席いただきまして、まことにありがと……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
農業近代化資金助成法及び農業信用保証保険法の一部を改正する法律案を議題とし、趣旨の説明を聴取いたします。櫻内農林大臣。
【次の発言】 以上で趣旨の説明は終わりました。
引き続き本案についての補足説明を聴取いたします。内村農林経済局長。
【次の発言】 以上で補足説明は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
この際、政府より加工原料乳の保証価格等の決定の経過について説明を聴取いたします。櫻内農林大臣。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
農水産業協同組合貯金保険法案及び農林中央金庫法の一部を改正する法律案の両案を一括議題とし、順次趣旨の説明を聴取いたします。櫻内農林大臣。
【次の発言】 以上で両案の趣旨説明は終わりました。
次に、両案について補足説明を聴取いたします。内村農林経済局長。
【次の発言】 以上で両案の補足説明は終わりました。
【次の発言】 ただいま議題となっております両案の外、農業近代化資金助成法及び農業信用保証保険法の一部を改正する法律案を議題とし、三案を一括して質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。湊徹郎君。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。竹内猛君。
【次の発言】 米内山義一郎君。
【次の発言】 中川利三郎君。
【次の発言】 稲富稜人君。
【次の発言】 この際、参考人出席要求に関する件についておはかりいたします。
農林水産業の振興に関する件、すなわち、てん菜の最低生産者価格問題等について、本日、糖価安定事業団理事長横尾正之君を参考人として出席を求め、その意見を聴取いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
この際、暫……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。柴田健治君。
【次の発言】 島田琢郎君。
【次の発言】 諫山博君。
【次の発言】 この際、本会議散会後再開することとし、暫時休憩いたします。
午後一時三十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
農業協同組合法の一部を改正する法律案を議題とし、趣旨の説明を聴取いたします。櫻内農林大臣。
【次の発言】 以上で趣旨の説明は終わりました。
引き続き、本案について補足説明を聴取いたします。内村農林経済局長。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
農業近代化資金助成法及び農業信用保証保険法の一部を改正する法律案、農水産業協同組合貯金保険法案、農林中央金庫法の一部を改正する法律案、及び農業協同組合法の一部を改正する法律案の各案を一括議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中川利三郎君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。瀬野栄次郎君。
【次の発言】 島田琢郎君。
【次の発言】 竹内猛君。
【次の発言】 この際、連合審査会開会申し入れに関する件についておはかりいたします。
すなわち、物価問題等に関する特別委員会において審……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。美濃政市君。
【次の発言】 馬場昇君。
【次の発言】 瀬野栄次郎君。
【次の発言】 諫山博君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
農業近代化資金助成法及び農業信用保証保険法の一部を改正する法律案、農水産業協同組合貯金保険法案、農林中央金庫法の一部を改正する法律案及び農業協同組合法の一部を改正する法律案の各案を一括議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。米内山義一郎君。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
農業近代化資金助成法及び農業信用保証保険法の一部を改正する法律案、農水産業協同組合貯金保険法案、農林中央金庫法の一部を改正する法律案、及び農業協同組合法の一部を改正する法律案の各案を一括議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。馬場昇君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。神田大作君。
【次の発言】 諫山博君。
【次の発言】 次回は明二十五日、水曜日、午前十時より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後五時四十六分散会
○佐々木委員長 これより会議を開きます。 農業近代化資金助成法及び農業信用保証保険法の一部を改正する法律案、農水産業協同組合貯金保険法案、農林中央金庫法の一部を改正する法律案、及び農業協同組合法の一部を改正する法律案の各案を一括議題とし、審査を進めます。 本日は、まず各案について参考人から意見を聴取することといたします。 今日御出席の参考人は、農林中央金庫理事長片柳真吉君、全国農業協同組合中央会常務理事松村正治君、全国農業協同組合連合会常務理事織井斉君、以上三名の方々でございます。 参考人の各位に申し上げます。 参考人各位には、御多用中にもかかわらず、本委員会に御出席をいただきまして……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。竹内猛君。
【次の発言】 柴田健治君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後零時二十分休憩
【次の発言】 諫山博君。
【次の発言】 小宮武喜君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後二時五十八分散会
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
農林中央金庫法の一部を改正する法律案及び農業協同組合法の一部を改正する法律案の両案を一括議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。柴田健治君。
【次の発言】 この際、本会議散会後再開することとし、暫時休憩いたします。
午後一時二十七分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。津川武一君。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
農林中央金庫法の一部を改正する法律案及び農業協同組合法の一部を改正する法律案の両案を一括議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。井上泉君。
【次の発言】 この際、連合審査会開会の申し入れに関する件についておはかりいたします。
すなわち、運輸委員会においてただいま審査中の国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案について連合審査会開会の申し入れを行ないたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、連合審査会開会の日時……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。美濃政市君。
【次の発言】 美濃政市君、質疑をちょっとお控えください。
【次の発言】 この際、御紹介を申し上げます。
ただいまユーゴスラビア連邦議会議長ミヤルコ・トドロヴィチ氏外議員団各位がお見えになりましたので、ここに諸君とともに心からなる歓迎の意を表します。
【次の発言】 質疑を続けます。美濃政市君。
【次の発言】 美濃政市君、質疑をちょっとお控えください。
【次の発言】 ただいまミヤルコ・トドロヴィチ議長外議員団各位がお帰りになりますから、ど……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、開拓融資保証法の廃止に関する法律案を議題とし、趣旨の説明を聴取いたします。櫻内農林大臣。
【次の発言】 以上で本案の趣旨説明は終わりました。
次に、本案について補足説明を聴取いたします。小沼構造改善局長。
【次の発言】 以上で本案の補足説明は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。島田琢郎君。
【次の発言】 この際、午後一時四十五分より再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時四十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。竹内猛君。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
この際、鈴木農林政務次官より発言を求められておりますので、これを許します。鈴木農林政務次官。
【次の発言】 農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。柴田健治君。
【次の発言】 島田琢郎君。
【次の発言】 いまの総理大臣問題に関しましては、理事会でいろいろ御審議いただくことにいたしまして、質疑を進めます。竹内猛君。
【次の発言】 竹内君に申し上げますが、先ほどお話ししたように、理事会でこの問題に対する処理方法を協議することにいたしまして、審議を進めてください。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。 開拓融資保証法の廃止に関する法律案を議題とし、審査を進めます。 本日は、まず本案について参考人から意見を聴取することといたします。 本日御出席の参考人は、全日本開拓者連盟委員長菅野仁一君、農業信用保険協会理事長齋藤誠君、以上二名の方でございます。 両参考人に申し上げます。 両参考人には、御多用中にもかかわらず、本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとう存じます。 ただいま本委員会におきましては、開拓融資保証法の廃止に関する法律案について審査をいたしておりますが、本案につきましては、両参考人のそれぞれの立場から忌憚のない御意見をお聞……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
漁船損害補償法の一部を改正する法律案、漁船積荷保険臨時措置法案及び水産業協同組合法の一部を改正する法律案の各案を一括議題とし、順次趣旨の説明を聴取いたします。櫻内農林大臣。
【次の発言】 以上で各案の趣旨説明は終わりました。
次に、各案について補足説明を聴取いたします。荒勝水産庁長官。
【次の発言】 以上で各案の補足説明は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。馬場昇君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、参考人出席要求に関する件についておはかりいたします。
すなわち、本日審査中の各案……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。 農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。 本日はまず、伊良湖水道における西独の貨物船メリアン号とタンカー日聖丸との衝突事故により生じた油の流出による漁業被害状況問題について、参考人から意見を聴取することといたします。 本日御出席の参考人は、愛知県農林部長蟹江良嗣君、愛知県漁業協同組合連合会会長理事水越幸雄君、三重県副知事後藤土男君、三重県漁業協同組合連合会会長理事宮原九一君、以上四名の方々でございます。 参考人各位に申し上げます。参考人各位には御多用中にもかかわらず、本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとう存じます。 本……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
漁船損害補償法の一部を改正する法律案、漁船積荷保険臨時措置法案及び水産業協同組合法の一部を改正する法律案の各案を一括議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。神田大作君。
【次の発言】 稲富稜人君。
【次の発言】 この際、本会議散会後再開する
こととし、暫時休憩いたします。
午後零時三十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。井上泉君。
【次の発言】 次回は明十三日、水曜日、午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
先般、有明海等における水銀等による環境汚染に伴う漁業被害調査のため、九州地方に委員を派遣いたしたのでありますが、この際、派遣委員より報告を聴取いたします。森下元晴君。
【次の発言】 以上で報告は終了いたしました。
派遣委員各位の御労苦に対し、心より感謝申し上げます。
【次の発言】 この際、小委員会設置に関する件についておはかりいたします。
すなわち、先ほどの理事会で協議いたしましたとおり、小委員十三名よりなる水産業被害対策小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
麦価問題について質疑の申し出がありますので、順次これを許します。安田貴六君。
【次の発言】 竹内猛君。
【次の発言】 美濃政市君。
【次の発言】 島田琢郎君。
【次の発言】 瀬野栄次郎君。
【次の発言】 神田大作君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後二時散会
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
漁船損害補償法の一部を改正する法律案、漁船積荷保険臨時措置法案及び水産業協同組合法の一部を改正する法律案の各案を一括議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。竹内猛君。
【次の発言】 米内山義一郎君。
【次の発言】 この際、午後三時再開することとし、暫時休憩いたします。
午後一時一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。津川武一君。
【次の発言】 島田琢郎君。
【次の発言】 角屋堅次郎君。
【次の発言】 これにて、各案に対する質疑は終了いたしました。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
畑作物共済及び園芸施設共済に関する臨時措置法案を議題とし、趣旨の説明を聴取いたします。櫻内農林大臣。
【次の発言】 以上で本案の趣旨説明は終わりました。
次に、本案について補足説明を聴取いたします。内村農林経済局長。
【次の発言】 以上で本案の補足説明は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。鳥田琢郎君。
【次の発言】 次回は明二十一日、木曜日、午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後三時三十五分散会
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
この際、連合審査会開会の申し入れに関する件についておはかりいたします。
すなわち、建設委員会においてただいま審査中の公有水面埋立法の一部を改正する法律案について、連合審査会開会の申し入れを行ないたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、連合審査会開会の日時等は、建設委員長と協議の上、追って公報をもってお知らせすることといたします。
【次の発言】 農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。湯山勇君。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。 畑作物共済及び園芸施設共済に関する臨時措置法案を議題とし、審査を進めます。 本日は、まず本案について参考人から意見を聴取することといたします。 本日御出席の参考人は、元畑作物共済制度調査検討会座長橘武夫君、北海道農業共済組合連合会会長長畑博君、沖繩県農林水産部長比嘉行雄君、以上三名の方々でございます。 参考人の各位に申し上げます。 参考人各位には、御多用中にもかかわらず、本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとう存じます。 ただいま本委員会におきましては、畑作物共済及び園芸施設共済に関する臨時措置法案について審査をいたしております……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
畑作物共済及び園芸施設共済に関する臨時措置法案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。瀬野栄次郎君。
【次の発言】 稲富稜人君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。芳賀貢君。
【次の発言】 津川武一君。
【次の発言】 諫山博君。
【次の発言】 竹内猛君。
【次の発言】 美濃政市君。
【次の発言】 次回は明二十八日木曜日、午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後五時五十六分散会
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
畑作物共済及び園芸施設共済に関する臨時措置法案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。林孝矩君。
【次の発言】 柴田健治君。
【次の発言】 この際、本会議散会後再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時十三分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。津川武一君。
【次の発言】 井上泉君。
【次の発言】 農林大臣はただいま参議院の委員会に出席しておりまして、こちらの採決の直前に見えることになっております。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。島田琢郎君。
【次の発言】 神田大作君。
【次の発言】 諫山博君。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案及び湯山勇君外十七名提出、農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。
【次の発言】 内閣提出、農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案について趣旨の説明を聴取いたします。櫻内農林大臣。
【次の発言】 以上で本案の趣旨説明は終わりました。
引き続き、本案について補足説明を聴取いたします。内村農林経済局長。
【次の発言】 以上で本案の補足説明は終わりました。
次に、湯山勇君外十七名提出、農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案について趣旨……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。竹内猛君。
【次の発言】 美濃政市君。
【次の発言】 柴田健治君。
【次の発言】 瀬野栄次郎君。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。米内山義一郎君。
【次の発言】 竹内猛君。
【次の発言】 関連して島田琢郎君。
【次の発言】 この際、午後三時再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時五十六分休憩
【次の発言】 次回は明十一日、水曜日、午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後五時二十六分散会
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。竹内猛君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
内閣提出、森林法及び森林組合合併助成法の一部を改正する法律案及び芳賀貢君外十名提出、国が行なう民有林野の分収造林に関する特別措置法案の両案を議題といたします。
【次の発言】 内閣提出、森林法及び森林組合合併助成法の一部を改正する法律案について趣旨の説明を聴取いたします。核内農林大臣。
【次の発言】 以上で本案の趣旨説明は終わりました。
引き続き、本案……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。神田大作君。
【次の発言】 竹内猛君。
【次の発言】 関連して、野坂君。
【次の発言】 この際、午後一時再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時十三分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。湯山勇君。
【次の発言】 本案に対する質疑はこれにて終了いたしました。
【次の発言】 この際、山崎平八郎君から本案に対し修正案が提出されております。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
この際、参考人出席要求に関する件についておはかりいたします。
すなわち、農林水産業の振興に関する件について、来たる十九日、木曜日、午前十時、全国農業協同組合中央会会長宮協朝男君、全国農業会議所専務理事池田斉君の両君を参考人として出席を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 内閣提出、森林法及び森林組合合併助成法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。渡辺美智雄君。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、森林法及び森林組合合併助成法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中川利三郎君。
【次の発言】 稲富稜人君。
【次の発言】 次回は明十九日、木曜日、午前十時委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後五時四十九分散会
○佐々木委員長 これより会議を開きます。 農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。 本日は、まず本件について参考人から意見を聴取することといたします。 本日御出席の参考人は、全国農業協同組合中央会会長宮脇朝男君、全国農業会議所専務理事池田斉君、以上二名の方でございます。 両参考人に申し上げます。 両参考人には、御多用中にもかかわらず、本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとう存じます。 当面の農政問題につきまして、両参考人のそれぞれの立場から忌憚のない御意見をお聞かせいただきたいと存じます。 なお、議事の都合上、まず御意見をお一人二十分程度で順次お述べいただき……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、森林法及び森林組合合併助成法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
この際、参考人出席要求に関する件についておはかりいたします。
森林法及び森林組合合併助成法の一部を改正する法律案について、本日、全国森林組合連合会専務理事喜多正治君、東北自然保護連絡協議会理事田村茂広君、岩手大学農学部教授船越昭治君、宇都宮大学農学部教授、日光自然を守る会会長森谷憲君を参考人として出席を求め、その意見を聴取したいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。美濃政市君。
【次の発言】 島田琢郎君。
【次の発言】 津川武一君。
【次の発言】 次回は明三十日、木曜日、午前十時理事会、午後一時委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後五時五十九分散会
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
森林法及び森林組合合併助成法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。島田琢郎君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後五時十分散会
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、森林法及び森林組合合併助成法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。野坂浩賢君。
【次の発言】 津川武一君。
【次の発言】 この際、小委員会設置に関する件についておはかりいたします。
すなわち、小委員十三名よりなる、いも、でん粉等価格対策に関する小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、小委員及び小委員長の選任につきましては、委員長より指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
この際、水銀等による水産動植物の汚染に係る被害漁業者等に対する資金の融通対策について、水産業被害対策小委員長から小委員会の調査の経過並びに結果につきまして報告したい旨の申し出があります。これを許します。水産業被害対策小委員長仮谷忠男君。
【次の発言】 これにて小委員長からの報告は終わりました。
【次の発言】 次に、水銀等による水産動植物の汚染に係る被害漁業者等に対する資金の融通に関する特別措置法案起草の件について議事を進めます。
【次の発言】 本草案の趣旨、内容につきましては、ただいま小委員長の報……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。柴田健治君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。竹内猛君。
【次の発言】 諫山博君。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。 農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。 本日は、飼料価格及び畜産経営問題等について、まず参考人から意見を聴取することといたします。 本日御出席の参考人は、全国農業協同組合連合会常務理事井田豊秋君、全国酪農業協同組合連合会副会長根岸孝君、全国養鶏経営者会議名誉会長彦坂茂一君、全国農業協同組合中央会常務理事松村正治君、以上四名の方々でございます。 参考人各位に申し上げます。 参考人各位には、御多用中にもかかわらず、本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとう存じます。 飼料価格及び畜産経営問題等につきまして、参考人各位のそれ……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、森林法及び森林組合合併助成法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小沢貞孝君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。美濃政市君。
【次の発言】 次に、多賀谷真稔君。
【次の発言】 次回は明二十日、木曜日、午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後四時十六分散会
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
請願の審査に入ります。
今国会において本委員会に付託になりました請願は全部で九百六十一件であります。
本日の請願日程第一から第九六一までの請願を一括して議題といたします。
各請願の内容につきましては、請願文書表等によりまして、すでに御承知のことと存じます。また、さきに各党理事間におきましても慎重に検討いたしましたので、この際、各請願についての紹介議員からの説明等は省略し、直ちに採決したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
これより採決いたします。
先日来の理事会において決定いた……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
先般、農林水産業に関する実情調査のため沖繩地方に委員を派遣したのでありますが、この際、派遣委員より報告を聴取いたします。吉川久衛君。
【次の発言】 以上で報告は終了いたしました。
派遣香貝各位にはたいへん御苦労さまでございました。
【次の発言】 この際、米穀の政府売り渡し価格及び麦の標準売り渡し価格の改定に関する諮問について、政府から説明を聴取いたします。中尾農林政務次官。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。
國場幸昌君。
○佐々木国務大臣 このたび、科学技術庁長官を拝命いたしました佐々木義武でございます。 今日、科学技術行政をめぐる内外の情勢はきわめてきびしいものがありますが、この重大な時期に科学技術庁長官の職をになうこととなり、その責任の重大さを痛感いたしている次第であります。科学技術行政につきましては、これまでも、皆さまの驥尾に付してその振興に参画してまいったところでございますが、このたびの就任にあたり、初心に立ち返り全力を尽くして、その職責の遂行につとめる所存でございますので、委員各位の格別の御鞭撻、御協力を賜わりますようお願い申し上げる次第であります。 申すまでもなく、今日までの科学技術の発展はわが……
○佐々木国務大臣 ただいま御決議のありました放射線障害の防止に関する国の指導監督体制の強化につきましては、放射線障害防止対策要綱を策定して諸対策を進めているところでありますが、さらに御決議の御趣旨を尊重し善処してまいりたいと存じます。
○佐々木国務大臣 初め簡単に申し上げまして、深い御質問があれば、続いてお答えいたします。 六十年まで、大体いまから十一年間くらいでございますが、その原子力発電に所要する濃縮ウラン、または濃縮ウランをつくる原料である天然ウラン、この両方に関しまして、完全に手当て済みでございます。十年以降、十カ年たった後の問題に関しましては、ほぼ見通しがついておりますけれども完全とは申せませんので、その解決のためにいろいろな手段を講じまして、ただいま努力中でございます。
○佐々木国務大臣 第七十五回国会に当たり、科学技術庁長官としての所信を述べさせていただきます。 一昨年の石油危機に端を発した世界的インフレと景気の停滞は、わが国の経済及び国民生活にもきわめて大きな影響を与え、この問題解決のため、政府を挙げて努力を傾注していることは御存じのとおりであります。最近、インフレの克服についてようやくその徴候が見られ、また、その元凶ともいうべき石油エネルギーの需給についても小康を得た状況でありますが、決して楽観は許されません。この国民的課題を長期的視点に立って解決するためには、基本的にはエネルギーの多様化と資源・エネルギーの有効利用、さらには省資源、省エネルギーを積極……
○佐々木国務大臣 きのうの参議院の予算委員会でも同じような質問がございまして、経済企画庁長官、すなわち副総理と私から答弁したわけでございますけれども、本格的には、先ほど企画庁の担当官から御説明ございましたように、国民経済の規模が決まってまいりませんと一国のエネルギーの総需要というものが決まってこないわけでございますから、日本のいまの行政体制では、経済企画庁のその作業が進んで正確な需要が出、したがって、その需要に見合うエネルギー源を何々に頼るかという、そういうのが結論になって出てくるわけでございますけれども、その作業は、先ほど御説明のようにまだこれからでございます。 従来と非常に違うと思われま……
○佐々木国務大臣 ただいまの役所としての進行状況は、先週御報告したとおりでございまして、第二定係港を選択するための作業を煮詰めているところでございます。お約束の四月の中旬までに決めるということでございますので、それまでにぜひとも決めたいと思いまして、ただいま努力中でございます。 しかるところ、ちょうどお休みだったので私もくにへ帰っておったのですが、新聞にいろいろ載っておるということですけれども、役所としては、別に発表したものでも公表したものでもございません。ただ、プレスの皆さんが大変努力なすって、それぞれのところからだと思いますが、いろいろ取材いたしまして書いたものじゃないかと思います。
○佐々木国務大臣 皆様に御心配いただいて、まことにどうもありがとうございます。少し経過を正確に御報告申し上げたいと思います。 この前にもお話し申し上げましたように、去年の秋、青森県陸奥湾で「むつ」問題が起こりまして、その決着を四者会談でつけまして、それをもちまして政府としても、それを了承するということになりましたことは御承知のとおりであります。 その内容は、詳しい話は、もちろん本題でございませんから申し上げませんが、一つは、財政面等でお約束の分を果たす。第二点は、「むつ」を凍結するというその措置も完了いたしました。三番目には、第二母港を四月の十五日、正確に言いますと十四日でございますが、ち……
○佐々木国務大臣 この問題の経過は、詳しくお話しするまでもなしに御承知だと思いますので、去年の十月以来の経過は、詳しい話は省略いたしたいと思います。 ただ、一言で言えますのは、青森県との協定の、いま申されました半年後までに新定係港を決める、それから二年半を目途として「むつ」本体は必ず移転しますということになっておるわけでございますが、その二年半後までをめどにして「むつ」を移転するという原則は、これは全然変えておりませんし、必ず実行いたします。 ただ、前者の半年後までに新定係港を決めるということでございますが、これに関しましては、私どもといたしましては、その第二母港の候補地等の選定に対しては……
○佐々木国務大臣 ただいまのような点は、原子力委員会といたしまして慎重にただいま検討中でございますので、その結論が出ましてから、委員会としての技術的な見解と申しますか、態度をはっきりいたしたいと思います。
【次の発言】 先ほど原子力委員会で検討しておりますことは申し上げましたが、事業団の方も、肝心なところでございますので、また、ただいま人事の交代等もこれあり、新陣容をそろえて、なるべく早くその指摘した事態に対して、対処方法を講ずるなりあるいは真相をさらに究明するなり、そういうことになっておるのじゃなかろうかというふうに考えております。
○佐々木国務大臣 裁判上のことでございますので、ただいま次長の答弁どおり、裁判上の問題として処置をしたわけでございます。
【次の発言】 近江さんのお問いでございますけれども、事柄は実は裁判上の問題でありまして、文書の提出命令が来たのでございますが、その提出命令そのものの根拠自体がおかしい、そこから問題が始まっているわけですから、それをまず解明してから、挙証責任があるものは何だということが明確になってくれば、それは出すべきものは出す必要が当然出てくるでしょうから、出します。ですけれども、その裁判の前提条件になっている文書提出命令そのものが、民事訴訟法上の解釈としておかしい、こういうことでございま……
○佐々木国務大臣 去年、「むつ」の問題を最終的におさめるときには、新定係港を建設して、そこに「むつ」を移して、しかる後に修理というふうなお話と私は記憶しておりますが、もし間違いであれば後で原子力局長から、立ち会っておりますから、当時の状況をはっきり御説明いただきたいのですけれども、しかし、現状をもってしますと、「むつ」そのものの船体等の定期検査でありますか、あるいは補修も急がなければいけないんじゃないかというふうな感じもいたしまして、せっかくただいま事業団で改修計画を関係者が集まりまして検討中でございますので、その結論によって、修理の程度等おのずから決まってくるかと思います。それを見た上で、い……
○佐々木国務大臣 先ほど来通産あるいは原子力局長からお話がございましたとおり、一定の連絡ルートと申しますか、そういうものを常時やはり整備しておいて、こういうことがありましたときには、遅滞なく通報すべき個所には通報をして、万全の措置をとるのは当然のことでございまして、今後ともそういう面に注意を払うようにいたしたいと存じます。
先生の御質問はその点が主でございますので、事故そのものの評価といたしましてはあとでお話をいたします。
【次の発言】 第一点のN代議士云々の話は、新聞でN代議士とありますので、恐らく私もそうじゃないか、Nと言えば恐らく名字でしょうから、見当はつくのでありますが、私自体は実は……
○佐々木国務大臣 「むつ」の本質は、実験船であることは御承知のとおりでございまして、その実験の途上でああいう問題が起きたんですけれども、これを修理、総点検いたしまして、安全であるという立証がつき次第、また本来の使命である実験船としての運航をするわけでございますが、二年ほど大体運航をしてみまして、実験の目的もほぼ達したという場合には、現在までのところでは、特殊な貨物船のような使用がいいのではないかという御議論もございまして、大体それに沿うように船体等はつくってあります。しかし、場合によっては、あるいは訓練船、あるいは青年の船のような考え方等も考えられるのじゃないかというふうな御議論もいろいろござ……
○佐々木国務大臣 「むつ」は、御承知のように、大変技術的にも広範囲にわたって、しかも、総合的にこれをまとめねばならぬ、いわばシステム産業でございますけれども、システムであればあるほど、各部分部分のファンクションを機能的に、総合的にまとめなければいかぬわけでありますから、どうしても最終的に責任を持つ指導者がおって、そうして、オーケストラのコンダクターのようにやっていくというのが当然のことでございますけれども、それがどうも従来、いろいろかわったり何かしてまずかったのじゃないかという御指摘のようでございまして、今度人事の入れかえに際しまして、この点に特に留意いたしまして、そういうことのないように、実……
○佐々木国務大臣 「むつ」の母港の問題は、御承知のように対馬の件は知事からの申し入れがございまして、白紙還元ということで、その後経過を見守っていたわけでございまして、ただ修理、総点検あるいはその結果をさらにレビューするといった原子力船「むつ」そのものを健康にする作業がございますので、事業団に命じまして、その方の作業を一生懸命実はやらしております。そのできたのをさらに点検する意味で、運輸省と科学技術庁が中心になりまして委員会をつくりまして、その委員会でその修理、点検等を再検討いたしまして、ただいまその検討に入ってございます。 そういう問題が整備いたしましてから修理、総点検の地点、どこでやるか、……
○佐々木国務大臣 私は、原子力開発の平和利用の面から御賛同の意を表したいと存じますけれども、お説のように、今後日本のエネルギー状況を考えていきますと、ここ三十年くらいの間は核分裂による発電がぜひとも必要であることは、お説のとおりでございます。ところが、この原子炉の燃料になりますウラニウムあるいは濃縮ウランがわが国にはほとんどございません。したがいまして、これをいかに確保するかということが今後のわが国のエネルギー問題としては一番大きい問題になるわけでございますが、これを確保するという意味合いからおきましても、また同時に、先ほど来お話しございましたように平和利用に徹してはおりますけれども、しかし各……
○佐々木国務大臣 そのとおりでございます。
【次の発言】 そのとおりでございます。
【次の発言】 そのとおりでございます。
【次の発言】 去年の何月でございますか、田島委員がおやめになりましたときの経過等は私の前のことでございまして、いまお話しのような事情があったようにも聞いておりますけれども、はっきりしておりません。
後段の方の従来の慣習に従って新しい委員等を任命する際には、現在の委員によく相談をし談合して決めるのかという点に関しましては、もちろんそういうふうにいたしたいと存じます。田島先生の後任の方の任命に際しましても、全部の委員にお諮りいたしまして、その人であれば結構だということで任命……
○佐々木国務大臣 ただいまの私どもの考えでは、核爆発を平和目的かあるいは軍事目的かいずれに使用するかというその分界点が非常に不明確でございまして、まだ平和目的にのみ使うというような核爆発体系というものはできておらぬように考えますので、平和目的にのみ限るという基本法の精神にかんがみまして、その概念あるいは実態がはっきりする時点までその研究はしないということに委員会で決めまして、その方針どおりにしております。
【次の発言】 水爆等によりまして運河の開削とかいろいろ計画されておるのはございますけれども、実用面としてこれを実際に使っておるところはまだないように承知してございます。したがいまして、いまの……
○佐々木国務大臣 日本は世界で唯一の核兵器による被爆国でございますので、本能的にと申しますか、核に対して嫌悪感を持っておることは国民感情として事実かと存じます。しかし核爆発というものに対する嫌悪、いわゆる戦時利用に対する嫌悪のみならず平時利用、平和利用に対しての安全感に対する不信、不安と申しますか、平和利用の面の不信感、不安感もまた日本には他国以上に実は強いのでございまして、前者の方は、この核防条約等で明確に日本は国内の三原則のみならず、核の軍事利用はやらぬのだという声明を宇内にするわけですから、これを批准することによって、私は大変その面では効果が上がってくるのだろうと思います。 後者の平和……
○佐々木国務大臣 科学技術庁の昭和四十七年度決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、昭和四十七年度の当初歳出予算額は八百八十九億四千八百九十一万円でありましたが、これに予算補正追加額六億六千八百二十三万円余、予算補正修正減少額九億一千五百十一万円余、予算移しかえ増加額七千六百十一万円余、予算移しかえ減少額十七億五千七百七十万円余、前年度からの繰越額六億三百三十二万円余、予備費使用額一億五百八十六万円余を増減いたしますと、昭和四十七年度歳出予算現額は八百七十七億二千九百六十三万円余となります。この予算現額に対し、支出済歳出額八百七十二億一千百六十四万円余、翌年度への繰越額二億一……
○佐々木国務大臣 主として軽水炉に対する安全研究が日本は大変手薄じゃないかという御質問が焦点かと存じますが、それでよろしゅうございましょうか。――御承知のように油のみに日本は頼れませんから、といって、いまお話のございました核融合とかファストブリーダーというのは相当先でございますので、その間どうしても現在のところでは、軽水炉に頼る以外に方法がないわけでございまして、ただ、軽水炉が、お話のようにドイツ等では、アメリカから輸入した技術にもかかわらず、安全問題に対して非常な研究の積み重ねをして独自の技術を築き上げているじゃないか、日本はいまなおもってアメリカから輸入した技術の改善に対して、特に安全問題……
○佐々木国務大臣 科学技術庁設置法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 原子力の開発利用は、現下のエネルギー問題に対処してわが国エネルギーの安定供給を確保するため、大きな役割りを果たすものであり、政府としては、その推進に努めてきたところであります。 しかしながら、その安全性については、必ずしも国民から万全の信頼を得ているとは言いがたい状況にあります。政府は、原子力平和利用の推進に当たっては、まず第一に、その安全性確保のために万全を期し、国民の理解と協力を得なければならないと考えております。このため研究、開発と安全規制とを同一の局で行っている現行の原子力……
○佐々木国務大臣 いまから十六年前くらいだと存じます、やめましたのは。十七年になるかもしれません。
【次の発言】 私どもが初代でございますから、その当時から考えまして、こういう事件が発生したことはまことに残念でもあり、遺憾のきわみだと、国民に対しまして申しわけない次第だと深く反省しておるわけでございます。
その後、いろいろ御指摘のように、庁内の刷新を図らなきゃならぬことは当然でございますので、人事の刷新はもとより、綱紀粛正のための規律問題委員会というものをつくりまして、梅澤さんの後の事務次官を委員長として、そしていかにして綱紀を粛正するかという勉強もさせ、また実行に移せるものは即時実行に移し……
○佐々木国務大臣 行政懇談会の方は私も出ておりましたが、国会の関係等ございまして、主として原子力局長が出席しておりましたので、原子力局長から詳細御説明を申し上げます。
【次の発言】 直接の原因は「むつ」の問題でございまして、あの問題が発生して「むつ」自体の技術的な原因が那辺にあるかという一種の検討会というものでございますか、これをひとつ内閣に設けまして厳正に判断しようという意味で、原子力委員会そのものを含めて検討しようということで、それからもう一つは、原子力行政そのものがこの際再検討の要があるのではないか、特に安全問題を中心にして再検討する必要があるのじゃないか、その際、本来であれば原子力委員……
○佐々木国務大臣 お答え申し上げます。 技術者を――その前に、運用をどうするかという問題でございましたので、運用の面から申し上げたいのですが、今度つくります安全局は、主として安全そのものの研究体制、あるいは充実をどうするかという問題あるいはただいまもお話しございました設計の審査、あるいはできたものの検査等の体制をどうするか、充実をどうするかといったような問題、あるいは国民の理解を得るためにどうしたらよろしいか、そういう問題が特に主になると存じます。 そこで、アメリカのAECは、お話しのように、ことしの一月十九日でございますか、やめまして、お話のような安全サイドの規制委員会に衣がえいたしまし……
○佐々木国務大臣 お答え申し上げます。 予備交渉には、おととい本隊が出発いたしました。 それから、ユーラトムとの間に平等性が確保できるかという問題に関しましては、条件がございまして、わが国内の査察に対する自己査察の体制、方法等が、ユーラトム並みに主体的にできるならば、その平等性は確保できるんじゃないか、こういうお話で、御承知のように、今度の予算で原子力の安全局もできまして、わが国の自己査察体制が整備されつつございますので、それを踏んまえまして、ただいま、ユーラトムとの間に平等を保つためにはどういう条件を満足させたらいいかということで、十分研究いたしまして、ウィーンに出発した次第でございます……
○佐々木国務大臣 これは大変多岐にわたる問題でございまして、各省間にわたっておりますから、また基礎的には、何といっても海洋に対する科学技術の進展がなければ進まぬわけでございますので、国のプロジェクトといたしまして、海洋科学技術開発推進連絡会議というものを関係省の間でつくりまして、もう四年くらいになりますが、ただいま私どもの方が中心になりまして進めておりますし、特に、基礎的な、また総合的な科学を研究するために、海洋科学技術センターというものを横須賀近くに設けまして、潜水夫の訓練とかあるいは海底居住、海底作業の研究のためにシートピアなんという、特殊な船をつくりましてただいまやっておる最中であります……
○佐々木国務大臣 簡単にお答え申し上げます。 現状は、御存じのように、内閣に海洋開発審議会を設けまして、非常に各省にわたる広範な問題でございますから、この審議会で今後の進め方等を研究しております。一昨年十月に答申が出まして、大変いい答申でございまして、この線に沿うて今後の行政を進めるべきでなかろうかと考えております。 と同時に、お話のように、海洋科学技術問題が何といっても海洋開発の根底になることは、御承知のとおりでありまして、十メーター一気圧というので、御承知のように、もう気圧問題が海洋開発のこれからの一番中心問題になってまいりますので、そういう点を中心にいたしまして、今後の技術的な開発、……
○佐々木国務大臣 自治大臣からお答えしたとおりでございまして、私から付加することもございませんが、御承知のように、第三者あるいは環境に汚染を及ぼすような事故というものは起こり得ないというふうに炉ができております。しかし、お話のような点があればと思いまして、原子炉設置者に対する準備をどうさすべきか、それから自治体等に対してどういう措置をとらすべきか、問題は二つあると思います。 そこで、原子炉設置者に対しましては、保安規定をつくらせまして、そして非常時の要員を確保しろ。それから放射線の防護機材だとかあるいは測定機材等の各種機材を準備しなさい、あるいはそういう場合にはどこそこにどういうふうに連絡す……
○佐々木国務大臣 原子力事業に従事しております従事者に対する賠償問題でございますけれども、お話のように、原子力賠償法は第三者に対する賠償が主でございまして、従事員に対する賠償の問題は、あの法律からは対象外とされておったのでございますけれども、それはおかしいじゃないかという議論がございまして、ただいまお話しのような専門部会で、実は検討しております。たいへんむずかしい問題でございまして、特に亡くなりました我妻先生が首班になりまして、非常に丹念に勉強したのでありますけれども、結論が出ますとまたその反駁材料が出てきたり、二転、三転をいたしまして、まだ最終的な結論の段階には行っておりませんけれども、何と……
○佐々木国務大臣 医療用の原子炉設置の問題でございますが、楢崎先生も御承知のように、国会で問題になりまして、原子力委員会でも、それを受けまして真剣に検討したことは御承知のとおりであります。その結果、とりあえずは放射線医学総合研究所にサイクロトロンの優秀なものを置いて、これは用途が広いわけでございますから、それで研究した方がいいのじゃないかという結論になりまして、世界でも最優秀のサイクロトロンをただいまつくり上げて、ことしからその実験に入るということになっておるのは、御承知のとおりと存じます。それに先立って、東京大学の医科学研究所でも、小さいサイクロトロンでありますが、これで研究を進めていること……
○佐々木国務大臣 ただいま新技術開発財団の名前を挙げてのお示しでございますので、私からお答え申し上げたいと存じます。 この財団は、リコーの社長であります市村清氏が最期の息を引き取る寸前に、遺言のようにして残した財団でございまして、同郷である某議員といいますか、私も某議員ということにしておきますが、その人に、たっての希望で会長に就任してもらいたいということで、実はその議員が会長になりまして、自後毎回理事会にも出席し、その財団の上に非常に主になって尽力している由でございます。 したがいまして、この財団の寄付行為によりますと、役員には報酬はないという規定になっておりますけれども、先ほどお話のよう……
○佐々木国務大臣 まだ東京電力から原子炉設置の許可申請か出ておりません。それが出たのを待ちまして、お話のように、この二月二十一日に新潟県知事から私あてに地盤の審査について要望がございますので、その要望を尊重いたしまして、慎重に審議いたしたいと存じます。
○佐々木国務大臣 いま生田局長から御説明ございましたように、政府としては修理総点検、その計画自体が技術的にどういうふうになるのか、それがまた計画に従って修理総点検をした場合、特に修理そのものが安全であるかどうかという問題を、念を入れて事業団のつくりました計画をさらに政府としてレビューしている段階でございます。これができてから、自信を持って修理をする個所の、皆様にかくかくの根拠でこれは安全なものでございますから、どうぞ修理総点検をやらしてくださいと、こういうようにお願いするのが一番筋だと思っております。したがって、それができるまでは政府としては別に活動いたしておりません。その間、いまのお話は長崎……
○佐々木国務大臣 この問題は、実験の性質上、施設のふぐあい等がありやなしやという問題とか、あるいは従業員の訓練とかを兼ねて高度の方向へ進んでおるわけでございますが、再処理工場の安全確保上大変重要な実験過程でございますので、不注意の点等がありますれば今後十分注意をすることにいたしまして、私といたしましては、遺憾の点は遺憾の点でございますけれども、今後とも研究は続行させていきたいというふうに考えております。
【次の発言】 いま局長から経過並びにおくれました原因等御説明したとおりでございまして、ただ私は、やむを得ぬ事情もさることながら、今度の九月のN1号の打ち上げ成功を現地に参って見ておりまして、ヨ……
○佐々木国務大臣 ただいま局長からお話ししたとおりであります。ただ、いまのアンノーンファクターと申しますか、まだ確定していない要素というのは、ただいまお話がございましたように、英国との話し合いがまだ交渉中であるということ。それが交渉中であっても、私も大変びっくりしたと申しますか、英国のこの種の工場に携わっている労働組合の皆さんが、むしろ日本の注文は受くべきだという陳情を政府なり経営者側にしているという情報を見まして、英国はやはりいままで経験を積んだ国だけあるなという感じがいたします。 第二番目の、日本でその後につくる非常に大きい再処理工場といいますか、ただいま電力会社等でいろいろ計画しておる……
○佐々木国務大臣 科学技術庁設置法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 原子力の開発利用は、現下のエネルギー問題に対処してわが国エネルギーの安定供給を確保するため、大きな役割りを果たすものであり、政府としては、その推進に努めてきたところであります。 しかしながら、その安全性については、必ずしも国民から万全の信頼を得ているとは言いがたい状況にあります。政府は、原子力平和利用の推進に当たっては、まず第一に、その安全性確保のために万全を期し、国民の理解と協力を得なければならないと考えております。このため、研究開発と安全規制とを同一の局で行っている現行の原子力……
○佐々木国務大臣 全くお説のとおりでございまして、この春に皆様に御審議いただきましたときと情勢は一つも変わっておりません。その中で特に原子力開発には安全問題が一番重要で、その安全を確保するためには、一つは、ハードウエアそのものが安全であればこれは一番いいわけでございまして、したがって、安全な原子炉をいかにしてつくるかということが根本にあるのでございます。第二点は、そのできたものが果たして安全であるかどうか、またつくるための設計等が必要な十分な要件を満たしたかどうかという審査あるいはできたものの検査等が、これまた必要なことは申すまでもございません。そしてそのできたものが実際発動する場合に、地域住……
○佐々木国務大臣 去年の青森側との申し合わせによりますと、ことしの四月中旬ぐらいまでに第二母港を決めて、二年半を目途として本体の船を移転するという話になっておりまして、その期日に間に合うようにということで一生懸命第二母港の選択にかかったのでありますが、ちょうどその当時は地方選のさなかでもあり、活動のいかんによっては選挙妨害にもなりかねない情勢でございましたので、これを青森側との了承を得まして延期いたしまして、地方選後にということで、選挙後にいろいろ地方との折衝を始めようと思っておりましたところ、当時できておりました大山委員会の結論もほぼ出そろってきました。大山委員会というのは「むつ」の原因調査……
○佐々木国務大臣 原子力の平和利用に関しまして安全性を考える場合、お説のように、原子炉自体の安全性の問題と、原子力に特有であります燃料サイクルの安全性と、両方を慎重に考慮しなければいかぬというふうに考えております。ただ、質問の事前にこういうお答えをするのはいかがかと思われますけれども、燃料サイクルの面の安全が即原子炉そのものの安全と混淆されるということは大変おかしなことでございますので、原子炉の安全という範疇と、燃料サイクルの面における再処理なりあるいは放射性廃棄物の処理なりの範疇と、一応分けて考えていくべきではないかというふうに考慮しております。
○佐々木国務大臣 第七十七回国会に当たり、科学技術庁長官としての所信を述べさせていただきます。 申し上げるまでもなく、今日のわが国の社会、経済は、経済成長の鈍化の中にあって、エネルギー、食糧等の資源問題が顕在化するとともに、環境安全問題はなお深刻かつ複雑化しつつある等大きな転換期を迎えております。そしてこれらの諸問題の解決は、今後わが国が安定した福祉社会を建設していく上における最大の課題であるとともに、人類の将来にかかわる全世界的な課題としても認識されるものであります。 科学技術は、これまでさまざまな課題を解決し、社会の発展の原動力となってまいりましたが、現在、当面するこれら諸問題を解決し……
○佐々木国務大臣 一番最後の御質問の原発の長期計画を通産省とつくっておられるようなお話でございますが、私、まだ全然承知しておりませんし、また、それを通産省だけで決められる問題でもなし、そういう問題になりますと当然原子力委員会の方へ回ってまいりますので、そのときにじっくり検討してみたいと思います。 それから、基礎研究と開発研究との関係いかんという問題でございますが、これは石野さんも御承知のように、原子力問題がわが国に導入されて以来、大変基礎的な重要な問題として議論された問題で、特に、当時の原子力委員の皆さんと原子力委員長の正力さんとの間には、大変こういう問題に対して活発な議論がございました。も……
○佐々木国務大臣 周到な注意で作業を今後とも進めるようによく申し渡しておきます。
【次の発言】 ちょっと補足しますが、この法律は「三月三十一日まで」云々とございまして、それまでに廃止するのであれば廃止の法律を出しなさい、存続するのであれば存続の法律を出しなさい。そのときの判断が十年前ではわからぬので、そのときになったらそういうはっきりした措置をとりなさい、こういうことでございますので、私ども、遅滞なくこの法律を存続しますという別法を出してあるわけでございますから、別法を出してあるというその事実を全然ネグって、その客観的な事実ば別にしておいて、この法律だけで議論するのはちょっといかがかと思います……
○佐々木国務大臣 日本原子力船開発事業団法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明いたします。 わが国における原子力船開発に関しましては、原子力第一船の建造、運航により、原子力船に関する技術の確立を図るため、その開発を担当する機関として日本原子力船開発事業団を設立することとして、昭和三十八年に日本原子力船開発事業団法を制定いたしました。 日本原子力船開発事業団は、原子力委員会が決定した原子力第一船開発基本計画に従いまして、原子力船「むつ」の開発に努めてまいりましたが、昭和四十九年九月、出力上昇試験の際に発生した放射線漏れのため、現在、母港の岸壁に係留の状況にあり、原……
○佐々木国務大臣 宇宙開発の必要性に関しましては、私から申し上げるまでもなしに、前田先生はこの初期からの草分けの方でございますから、よく御承知のとおりだと存じます。したがいまして、私から詳しいことは申しませんけれども、しかし、有人衛星なんていうものはわが国では別に計画もなし、考える要もないと思いますが、しかし、もう無人衛星の実用化の時代に入っておりますし、この実用面は非常に幅広い、奥深いものになりつつございますので、わが国のような資源のない国では、こういう面を活用いたしまして、今後のあらゆる面の発展に寄与したいというのが大変重要なことじゃなかろうかと感じますし、また日本の技術そのものを全般的に……
○佐々木国務大臣 この修理点検問題に関しましては、石野さんも御存じのように、去年日本のこの道では一番詳しいと思う海事の達人の皆さんに御参集いただきまして、十分技術的に検討を加えた結果できたものでございますので、その内容に関しましては局長の方から具体的に説明申し上げさせます。
【次の発言】 私、今度ドイツへ参りまして、「オットー・ハーン」をよく見せてもらいましたが、向こうでは日本の「むつ」の問題もよく知っておりまして、技術の問題というよりはむしろ政治的な問題だというふうに見ておったようでございます。したがって、いまいみじくも石野さん同じような発言でございますが、しかし、私どもは何といってもその根……
○佐々木国務大臣 米国のNRCでございますかの設置許可の一時延期ということは、私の承知する限りでは原子炉そのものの問題じゃなくて、廃棄物とかあるいは再処理に関する措置が問題になって、そういう問題のはっきりした見透かし、対策等が整備してからというのが趣旨のように聞いておりますけれども、詳細はただいま米国から資料等取り寄せまして解析をしておる最中でございます。そういう状況でございますので、すぐそのこと自体が日本の行政処分にダイレクトに影響するかどうかといったような問題は、これは国柄も違うと思いますし、ただいま検討中でございます。
【次の発言】 御承知のように、有沢行政懇談会の答申が出まして、その中……
○佐々木国務大臣 御承知のように「むつ」の修理、点検問題に関しまして、去年一年間かかりまして、これにまつわる万般の対策を政府としてはいたしましたので、今度は現地の方にこれを持ち込みましていろいろ御検討いただいて、そして理解を深めていただいて、できますれば佐世保に修理、点検のために受け入れていただきたいということで、先般私も長崎に参りまして知事、佐世保市長にもお会いし、また引き続きまして総理大臣に私と官房長官と運輸大臣が立ち会いましてこの検討方を要請いたしました。その際、主として長崎県知事から、政府で安全性等に関連していろいろ受け入れについての検討を私どもにお願いするからには、まず検討のための資……
○佐々木国務大臣 私どもの方も的確な情報を持っておりませんから、調べてみたいと思っております。
【次の発言】 一昨年夏でございますが、青森のむつ湾で原子力船「むつ」がお話しのように放射線漏れの故障が起きまして、その後その対策をどうするかということで、その放射線漏れの原因究明、技術的な原因のみならず、行政のあり方あるいは責任の所在等、広範に検討の要があるということで、内閣に原子力委員会とは別途にいろいろな機関を設けまして検討に入りました。
その結果、一つは原子力船「むつ」の放射線漏れの技術的原因が明確になったと同時に、それを取り巻く総合的な諸原因も指摘されまして、その大きい一つが、いまお話がご……
○佐々木国務大臣 科学技術庁の昭和四十八年度決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、昭和四十八年度の当初歳出予算額は一千八十二億七千三百二十七万円余でありましたが、これに予算補正追加額十一億五千九百九十七万円余、予算補正修正減少額十三億三千百二十四万円余、予算移しかえ増加額五千七百五十八万円余、予算移しかえ減少額十六億五千二百六十四万円余、前年度からの繰越額二億一千七百二十九万円余、予備費使用額八億八千六百八十八万円余を増減いたしますと、昭和四十八年度歳出予算現額は一千七十六億一千百十二万円余となります。この予算現額に対し、支出済歳出額一千五十六億三千七百三十七万円余、翌年度……
○佐々木国務大臣 具体的な数字でございますので、かわって御説明いたさせます。
【次の発言】 お説のように、基本設計と詳細設計あるいは工事の実際の監視、監督等に対するやり方は、基本設計は原子力委員会が担当し、詳細設計並びに実施の部面は通産省がこれを担当しております。しかし、その間に何ら連絡がないというのは私は少し事実と違うのじゃないかと思います。何となれば、通産省の方で詳細設計をやるのに、基本設計を理解せずして詳細設計を吟味できません。したがいまして、原子力委員会の専門部会の皆様が大体同じ陣容で兼務いたしまして、そして基本設計も通産省の顧問会というところで検討いたしまして、そして詳細設計へと進ん……
○佐々木国務大臣 科学技術庁では、御承知のように研究経費の見積もり方針の調整といって、予算の前に、各省の研究費の中で今年度何を重要な問題として取り上げるかといったような方針を各省に示しまして、そして、その方針に従いまして、各省ではその重点事項に対してこういうものを要求したいというので大蔵省と折衝いたしまして、予算を取るわけでございますが、その中にはいまのお話の食品添加物とか飼料添加物あるいは農薬の安全性の問題等、特に重要な事項として方針を示しまして、それによりまして、各省がそれぞれ経費を要求するというふうな手順をとってございます。 それからもう一つは、特別研究促進調整費という、予見しがたい、……
○佐々木国務大臣 四千九百万キロワットの可能性の問題ですけれども、総理から御答弁がございましたように、大変困難な要素があるということは事実でございますが、しかし、必ずしもこれが不可能だと断定するのも少しいかがかと存じます。 ただいま建設、計画中のものを合わせますと約二千万キロでございまして、今後さらに二千九百万キロを九ヵ年で建設あるいは着工を計画していくわけでございますけれども、一番の問題点は石野さんもおっしゃったように立地難、言いかえれば私のもとである安全性の問題でございますが、軽水炉の安全性に対しましては、大分日本の皆様の御理解も深まってき、海外同様とまでいかぬにいたしましても、海外と同……
○佐々木国務大臣 ただいまのお話のように、日本の科学技術の過去を振り返ってみますと、どちらかと申しますと、自分で基礎研究からずっと積み上げまして応用、企業というところまで自力でやったという経歴よりは、むしろ海外から完成したものを輸入してというケースの方が多かったのじゃなかろうか。その形態が戦後是正されたかといいますと、物によってはずいぶん日本独自で進めつつはございましたが、必ずしも全部が自力でというかっこうにはもちろんなってないことは御承知のとおりでございます。 そういう一般的な日本の科学技術の傾向、体系と申しますか、そういう点を基礎にして、バックにして考えますと、いまの国立研究機関のあり方……
○佐々木国務大臣 電調審で基本計画が決まりまして、それに基づきまして、いまの九州の例で言いますと、九州電力が私の方に原子炉の設置許可というものを出してまいります。その設置許可をする際には、何と言っても安全の問題が一番中心でございまして、安全の審査をするのには、原子炉そのものの工学的な安全性ばかりではなしに、同時に建設許可もやるわけでございますから、そのサイトにおける炉の建設が安全がどうかという点は非常に詳細に検討いたします。したがいまして、この地点がどうだという漠然たる話ではなくて、具体的に詳細にあらゆる点を吟味してその上で建設許可を出すわけでございますから、いまの仕組みで私は審査のやり方はい……
○佐々木(義)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されますまで、私がその職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいま宮崎茂一君より提出されました動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、中村重光君が委員長に御当選になりました。
委員長中村重光君に本席を譲ります。
○佐々木(義)委員 原子力船開発事業団法の一部を改正する法律案に関しまして御質問申し上げるわけでございますが、持ち時間も余りございませんし、また、他派の方々の質問の希望が大変多いようでございますので、私は詳細にわたる質問は後日に譲りまして、きょうは特に法案に関連する事項を中心に御質問申し上げたいと存じます。 ただ、それに先立ちまして一般的な事項を若干伺いますが、主として私自体の見解を交えて申しますから、そのとおりであるということであれば、どうぞ、そのとおりでございますとお答えくだされば、大変時間の節約ができてよろしいのじゃないかと思います。 まず、原子力船研究開発の意義あるいは必要性といっ……
○佐々木(義)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されますまで、私がその職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいま宮崎茂一君より提出されました動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、山田太郎君が委員長に御当選になりました。
委員長山田太郎君に本席を譲ります。
○佐々木(義)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されますまで、私がその職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいま中村弘海君より提出されました動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、岡本富夫君が委員長に御当選になりました。
委員長岡本富夫君に本席を譲ります。
○佐々木(義)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されますまで、私がその職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいま中村弘海君より提出されました動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、岡本富夫君が委員長に御当選になりました。
委員長岡本富夫君に本席を譲ります。
○佐々木(義)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されますまで、私がその職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいま中村弘海君より提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、岡本富夫君が委員長に御当選になりました。
委員長岡本富夫君に本席を譲ります。
○佐々木(義)委員長代理 小宮武喜君。
【次の発言】 牧村原子力安全局長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。
【次の発言】 瀬崎博義君。
○佐々木(義)委員長代理 次回は、来る三十一日水曜日午前九時五十分理事会、十時より委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午後六時十六分散会
○佐々木(義)委員長代理 ありがとうございました。 次に、中島参考人。
○佐々木(義)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私がその職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいま大石千八君より提出されました動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、岡本富夫君が委員長に御当選になりました。
委員長岡本富夫君に本席を護ります。
○佐々木(義)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私がその職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいま小宮山重四郎君から提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、岡本富夫君が委員長に御当選になりました。
委員長岡本富夫君に本席を譲ります。
○佐々木(義)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私がその職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいま木野晴夫君から提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、大橋敏雄君が委員長に御当選になりました。
この際、委員長大橋敏雄君に本席を譲ります。
○佐々木国務大臣 私、このたび通商産業大臣を拝命いたしました佐々木義武でございます。 わが国の経済は、現在大変困難な問題をたくさん抱えておりまして、たとえますれば、石油の安定供給あるいは代替エネルギーの開発等のエネルギー問題、あるいは物価、景気等の国内経済の諸問題、あるいは活力ある中小企業の育成等中小企業の諸種の問題、あるいは世界経済発展に対する貢献をどうするか、あるいは八〇年代あるいは二十一世紀を迎えまして、技術開発の推進をどうするか等たくさんの問題がございます。 従来とも委員の皆様には心温まる御指導、御援助をいただきまして通産行政もいままで進んできたのでございますけれども、どうぞ今後と……
○佐々木国務大臣 私、このたび通商産業大臣を拝命いたしました佐々木義武でございます。 皆様も御無知のように、昨今の日本のエネルギー情勢は、イランの問題等踏まえまして大変厳しい状況下にございます。こうした状況下におきまして、当面の問題といたしましては、石油の安定供給のために最大限の努力を払いますとともに、長中期的な対策といたしましては、何と申しましても石油代替エネルギーの開発が大変重要なことだと思っております。 こういう認識下におきまして、通産省といたしましては、来年度から代替エネルギー対策といたしまして、必要な所要財源あるいは実施主体の確立等諸般の準備をただいま進めつつございます。 とり……
○佐々木国務大臣 御承知のように、上期、下期に分けて計画を立てておりますけれども、上期の分に関しましては大体予定を若干上回る程度の実績でございます。下期の第三・四半期、すなわち現在、十月から十二月まででございますけれども、ほぼ七千万キロリットルは確保できるものと見ております。そこで、残された第四・四半期、来年の一月から三月まででございますけれども、産油国の生産水準あるいはスポットに対するシェアと申しますか、ふえてくるというふうな状況、言うなれば流通ルートの変革がいろいろだだいまございますので、そういうアンノーンファクターが相当ございまして、第四・四半期に対しましては確実にこのくらいであろうとい……
○佐々木国務大臣 これは、私どもは一応輸入の最上限というふうにみなして守らなければいけませんし、また守り得る数字だと思っております。
【次の発言】 先ほど来お話がございましたように、備蓄はなるべく手をつけないで、多ければ多いほどいいわけでございますけれども、御承知のように、やっと去年石油新税をつくりまして、それが国家備蓄のもとになっていま備蓄がふえておるわけでございますので、大事にこれを使いたいというふうに考えております。
【次の発言】 先ほど来御説明しているように、ただいまの段階で標準価格等つくりまして価格統制等に一歩踏み出すということは、その時期でもございませんし、またその必要もなかろうと……
○佐々木国務大臣 御承知のように、メジャーがわが国の非系列企業に対して大幅なカットをしてくることは事実でございます。しかし、本年度の下期では、十―十二月、第三・四半期、現在でございますけれども、大体七千万キロリッター程度の輸入は確保し得る見込みでございます。ただ五十五年度の一―三月、すなわち第四・四半期は、御承知のように産油国の生産水準がまだ不確定でございまして、はっきりした見通しは立ててございませんので、確実な輸入数量というものはまだ立ててございません。 それから、OPECの会議は御承知のように十七日にカラカスでやりますけれども、その前にパリでIEAの閣僚会議がございまして、私もお許しをい……
○佐々木国務大臣 昭和五十二年度通商産業省所管の歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計歳入歳出決算につきまして、御説明いたします。 通商産業省主管の歳入につきましては、当初予算額は七十九億二千五百六十二万円余でありますが、予算補正追加額二十六億五千四百六十万円余の増加がありましたので、歳入予算額は百五億八千二十三万円となっております。 これに対しまして、収納済み歳入額は百十六億九千三百四十六万円余でありまして、これを歳入予算額と比較いたしますと、十一億一千三百二十三万円余の増加となっております。 これは、アルコール専売事業特別会計から一般会計への納付金……
○佐々木国務大臣 第九十一回国会における商工委員会の御審議に先立ちまして、通商産業行政に対する所信を申し述べたいと存じます。 わが国経済は、七〇年代のドルショックと石油危機の試練を乗り越え、世界の総生産の約一割を占める経済大国となりました。しかしながら、七八年のイラン政変に端を発した国際的な石油不安により新たな試練を迎えております。 八〇年代を展望しますと国際情勢はきわめて流動的なものがあります。このため、わが国経済の安定的成長のための基盤整備が重要性を増してきております。 私は、このような状況の中で、八〇年代の通商産業行政の課題は次の三つであると考えております。 第一は、資源小国の制……
○佐々木国務大臣 石油オンリーの問題もございますけれども、お話の前段にありましたように、エネルギー全般としてどういう対策で将来取り組むつもりか、その間において油の地位というものをどう考えているのだという御質問だと承りましたが、いまお話のございましたとおり、長期エネルギー需給暫定見通しという通産省で持っております計画は、十年後に現在の七五%という油の依存度を五〇%まで下げたい、その下げた分を脱石油ということで、石油にかわるほかのエネルギーでこれを埋め合わせていきたいというのが根本でございます。 その間、いまお話のございましたように、もちろん七%節約し、順次これはふえてまいりますけれども、あるい……
○佐々木国務大臣 大分細部にわたる問題でございますので、政府委員から御説明申し上げます。
【次の発言】 査定に当たりましては、お話のように厳正な態度で、前提条件といたしましてはあくまでも経営努力をどの程度したかという合理化の点をよく吟味いたしまして、そうして原価主義に基づきまして厳正にやるべきだ、これはお話のとおりだと存じます。
【次の発言】 このたびの値上げの申請の主たるものは、お話のように燃料費の値上がりが主でございまして、これに円安を加えますと、寄与率として大体八十数%でございます。あるいは、お話のございました資本費と申しますか、これなどを合わせますとほとんどそれで埋まっているような状況……
○佐々木国務大臣 一つは、中小企業の、言うなればソフトウエアと申しますか、そういう点の充実を図りたいと思いまして、中小企業大学を設置することにいたしまして、大学校でございますけれども、ただいま予算もつきましたので、準備中でございます。
その他、特に科学技術の充実が一番重要な課題に八〇年代はなるに違いないと思いまして、今後各種試験機関あるいは基礎研究、応用研究等万般にわたりましてこの充実を進めたいということで、ただいま省内こぞってその方向で努力中でございます。
【次の発言】 具体的に申し上げますと、資源エネルギー関係でございますけれども、これはよく石野委員御存じのように、わが国は大変貧弱なもので……
○佐々木国務大臣 前段は省エネルギーの対策いかんという御質問でございます。 御承知のように去年までは五%節約をした、ことしから七%にこれを上げましていま実行しておるのでございますけれども、五%台の話はもう御承知のとおりだと思いますし省きまして、上げました二%は何で補ったかという点をお話申し上げたいと存じます。 一つは暖房の温度を十九度から十八度に下げまして、これが相当大きいものになっております。それから二番目は、省エネ法を御承知のように皆さんで御承認いただきましたので、省エネ法に基づまして各工場等でエネルギーを節約するためにいろんな機材あるいは合理化等の、法に従った方法に従いまして進めるの……
○佐々木国務大臣 お話のようにせっかく日本で皆様の御支援を得ましてこのようにJISの輸入品に対する開放をやるわけでございますから、自由貿易の趣旨に沿った積極的な態度でございますので、こういう日本の精神というものをよく理解してもらうように、外交あるいはその他を通じまして保護的な空気を持ち得る危険な可能性のあるところに対しましてはよく理解していただくというのが大変大切なことだと思います。
【次の発言】 御指摘のとおりでございまして、せっかく善意を持ってやりますこの制度も、いたずらに手続等の煩瑣の関係でその趣旨が生きないということになりますと意味がございませんので、そういう貿易障害として機能すること……
○佐々木国務大臣 公定歩合の問題は、本来金融当局の判断にゆだねる問題でございまして、私どもから申し上げるのはいかがかと存じますけれども、あえて御質問でございますので、通商産業政策を担当している立場から所見を申し上げてみたいと思います。 きのう決定を見ました公定歩合の引き上げ措置と、きょう午後から行われるであろう総合的な物価対策によりまして、物価安定のいわば総合的な体制は整うものだと考えております。したがいまして、この諸措置によりまして十分物価安定の実を上げ得るものと期待し、確信しておるところでございます。今後の金融政策につきましては、景気の問題が大変重要になってくると思いまして、いずれ微妙な……
○佐々木国務大臣 お説のとおりだと考えます。公定歩合の引き上げあるいは諸物価の上昇等を踏まえまして中小企業は大変苦しい環境に追い込まれていることは事実と思いますので、お話しのような苦難を、日本では大変重要な産業部門でございますので、どうしたらよいか大変むずかしい問題だと思いますけれども、一生懸命あらゆる手段を講じまして切り抜けるように努力したいと考えております。
【次の発言】 お話のように一番緊要な施策は、何と申しましても金融の引き締めで苦しむウエートが大きいと思いますので、これに対処するのが最大の道かと存じます。
そこで五十五年度におきましては、御承知のように政府系の金融三機関の貸付規模を……
○佐々木国務大臣 ただいま御指摘ございましたように、事業団ができます過程におきましては、なるほど新エネルギー総合開発機構を新設するための一つの道行きとして統合の問題が起きたことは事実でございますけれども、しかし、いま振り返ってみますと、かえってそれが今後の中小企業の施策を強化するために、この両機関を一本にするということが今後の推進上好運だったんじゃないかというふうに、逆に災いを転じて福となすと言っちゃ少し言い過ぎかもしれませんけれども、そういう感じがいたします。でございますから、せっかく政府の施策の中心的な実施機関でございますから、この機会を利用しましてさらに一層中小企業施策を充実して、またそ……
○佐々木国務大臣 原発の推進に関しましては、石野委員もよく御承知のように、かねがね安全性を十分確かめた上安全委員会等に図り、最近はダブルチェックをやっておるわけですけれども、その了承を得た上で慎重に進めることにしております。
【次の発言】 これは何新聞ですか知りませんけれども、全紙にわたる新聞じゃもちろんなかろうと思います。ですから、新聞社がどういう意図で書いたか知りませんけれども、少なくとも安全性を無視してこの問題を進めるなんということはあり得ようがございませんので、私からもよく申しておきますけれども、その点は誤解のないように、御安心いただきたいと思います。
○佐々木国務大臣 御承知のように、去年の十二月に五十五年度を初年度とする行政改革計画というものを閣議で決定をいたしました。その趣旨は、要するに行政の各般にわたりまして徹底した簡素化、効率化対策を進めたいということでございます。そういうことでございますから、通産省といたしましてもその線に沿いまして今後とも簡素化、効率化計画を進めてまいりたいというふうに考えております。 具体的に申し上げますと、通産省に対しては中小企業問題とかエネルギーあるいは通商問題等国民的なニーズが大変強いのでございますけれども、さればと言っていまの行政改革に対する国民的な要望にこたえなければなりませんので、両方踏まえまして……
○佐々木国務大臣 繰り返して申すようで恐縮でございますけれども、この両機関が合併することによりまして、いわば二つの機能がいままでばらばらだったわけですけれども、それを有機的に結びつけ、一体化することによりそれだけメリットが出てくるのじゃないか。たとえば情報の交換なり従来持っていた知識を相互融通するとかいったこともできてきましょうし、何と申しましても中心機関としての強いものになり得るわけでございます。そういう意味から言いましても、従来二つあるものが一つになって内容を充実することは、中小企業の今後の振興のためにより一層従来以上に役立つのじゃなかろうか。それから特にいままでのような、言うなれば金融と……
○佐々木国務大臣 いまお話しのように、電力料金の一番大きいファクターは原油の値段、CIF値段がいまどうなるかというところにポイントがあるわけでございまして、それはいまお話しのように三十二ドル据え置きということで大変きつい査定をいたしました。また、為替も二百四十二円ということで、現状からすれば相当低目に抑えておりますし、春闘の賃金等も五・五%でございますか、これは現実にどう今後推移するか、これからでございますけれども、相当思い切った削減をして査定をしたことは事実でございます。それがいまのイラン等の情勢でそういうふうに抑え得るか、そういうふうに推移をするかという御質問でございますけれども、イランの……
○佐々木国務大臣 イランからの原油の輸入は、わが国の石油事情から見ましてきわめて重要な問題でございます。しかし当面は米国とイランとの関係の推移等、事態の進展を注意深く見守りつつ今後の方針を慎重に決めてまいりたいというきわめて慎重な態度をただいまとってございます。
【次の発言】 御承知のように脱石油ということは日本の将来のエネルギー政策を考える上に最も根本的な問題だと存じます。その脱石油ということになりますと、どうしても代替エネルギーの開発ということが反面要請されるわけでございまして、これなしには脱石油というのはあり得ないわけでございます。
そこで、代替エネルギーを研究開発するという場合従来ど……
○佐々木国務大臣 お説のとおりに考えております。なるべく石油を使わぬように、脱石油時代と申しますか、そういう時代に持っていくために石油にかわる新しいエネルギー源を開発していくという方向はお説のとおりでございまして、何をどういうふうにかえていくかというのが一番重要な問題になりつつあると思っております。
【次の発言】 十年後、おっしゃるように石油の占めるシェアと申しますか、七〇%から五〇%くらいまでに下げたい。さらにそれを四三%まで下げたいというので、その後二十一世紀の初めまではまだ二十年ございますので、さらにその後の五年間にはできればもっと下げるというふうに、石油の依存率をだんだん減じていくとい……
○佐々木国務大臣 いま長官の申し上げたとおりだと思います。 私も、当時日発を解体して九電力に分割するその際に、ほとんど同時に電源開発促進法を通していまの電発をつくった一人でございます。当時の状況を思い起こしますと、九電力に分割した場合、大水力発電は数県にまたがる河川でございますから、恐らくこれを開発するのに非常に無理が出てくるのではないか、あるいは水利権の処理あるいは費用の配分等に関しても九電力会社相互にいろいろ大変な問題が起きてくるだろう、果たせるかな只見川の開発なんというときには東京電力と東北電力で大騒ぎしたことは御承知のとおりでございまして、そういう点を考えまして、いま言ったようなそう……
○佐々木国務大臣 この法律をつくりましたのは、御承知のように脱石油時代に備えまして、わが方としては石油にかわるエネルギーを開発しなければいけないので、その開発するための中心的な機構あるいは開発の目標、そのためのスケジュール等を公的に規定いたしまして、そして力強くエネルギー政策を進めたいというのがこの制定の趣旨でございます。
【次の発言】 そのとおりでございます。
【次の発言】 長官の説明のとおりでございます。
【次の発言】 毎年の通産政策の柱といいますか、皆様に大臣の所信として申し上げるわけでございますけれども、その中で、特にエネルギー問題が中心でございますから、いまお話しのようにいままでの計……
○佐々木国務大臣 北京に参りまして、それぞれ要路の皆様にお会いいたしまして討論を重ねたわけでございますけれども、華国鋒総理に対しましてはむしろ表敬訪問と言った方が適切かもしれません。それ以外は、余秋里副総理それから康世恩副総理、李強対外貿易部長、唐克冶金工業部長、高揚文石炭工業部長、これら二人の副総理と三大臣にお会いいたしまして、約四日にわたりまして午前、午後と非常にハードスケジュールでいろいろお話し申し上げました。 基本的にはほとんど合意に達した事項ばかりでございますけれども、合意に達しない事項に関しましても今後とも検討を約することにいたしまして北京から引き揚げたわけでございますが、上海で……
○佐々木国務大臣 ただいま御決議をいただきました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重いたしまして、中小企業対策の実施に遺憾なきことを期してまいる所存でございます。
○佐々木国務大臣 貿管令の発動は別に決めたわけでも何でもございません。いろいろ法的な解釈の問題とか、勉強はしておりますけれども、別にいつから発動するといったことを決めてはおりません。十七日までの期限で御承知のように人質問題の見通しがつくかどうか、それを踏まえましてECの外相会議が開かれるわけでございますので、その結果を見た上でなければ、こちらの方はまだ態度を決めているわけでも何でもないのでございまして、どの新聞か知りませんけれども、通産省としましてはまだ態度を決定した問題でも何でもないことを、繰り返すようでございますけれども申し上げておきます。
○佐々木国務大臣 通商産業行政を担当しております佐々木でございます。 第九十一国会における衆議院石炭対策特別委員会の御審議に先立ち、石炭政策につきまして私の所信の一端を申し述べさせていただきます。 御承知のように、政府は、昭和五十年七月の石炭鉱業審議会の答申を受け、目下、第六次石炭政策を推進しているところであります。この間、国際エネルギー情勢は、OPECの相次ぐ原油価格引き上げ、米、イラン関係の緊張など、緊迫化の様相を呈してきております。 こうした状況の中で、昨年六月の東京サミットにおいて、石炭の利用等の拡大について、合意が行われるなど、世界的に石炭の見直しがいよいよ本格的になってまいり……
○佐々木国務大臣 田中さんも御承知のように、私、戦後経済安定本部時代、配炭課長、石炭生産課長、合わせまして三年か四年くらいやっておりますので、この問題にかかわり合いの深い一人かと存じております。したがいまして、この諸法案に関する期限が来た後どういう措置をするかという問題でございますけれども、現在検討中でございますが、産炭地の実態あるいは鉱害復旧の現状あるいは石炭鉱業の実情等勘案して、冒頭申し上げましたように、私自体も過去の責任者の一人ででもございましたので、そういう点もかみ合わせて十分考慮の上、最善の道を選びたいと思っています。
【次の発言】 御承知のように、イランの問題以来、第二次の石油危機……
○佐々木国務大臣 いわゆる資源有限時代というものを唱えましたのはローマ・クラブからだったと思いますけれども、その当時から資源問題が大変識者の注目を引くようになりまして、通産省といたしましても資源エネルギーの担当省でございますので、将来等も考えて真剣に対策をせなければいかぬということで、第一次ショック以前からも研究を進めておったところでございます。
【次の発言】 おっしゃるように、従来は中心になってこれを推進する機関というものはなかったわけでございまして、官、民、学ともそれぞれそれぞれの分野で進めておったわけでございますが、これを大々的に大きく育てようとしますと、どうしても財源の問題あるいは機構……
○佐々木国務大臣 北海道電力及び沖繩電力の料金改定問題につきまして御報告申し上げたいと存じます。 北海道電力及び沖繩電力は、昨年十一月十六日、電気料金の改定を申請いたしました。北海道電力及び沖繩電力によりますと、OPEC等による原油価格の大幅値上げ、最近における円安傾向等による燃料費の高騰に加えまして、設備投資の拡大に伴う資本費の増加等により、経営内容が著しく悪化したため料金改定を申請するに至ったとしております。 通産省といたしましては、両社の申請を受理した後、直ちに、申請の内容について詳細なヒヤリングを行いましたと同時に、特別監査を実施いたしました。また、北海道電力につきましては十二月十……
○佐々木国務大臣 便乗値上げ問題に関しまして私どもの方は、各物資別に重要な物資を選びまして、省内に主要物資需給価格動向連絡会議というものをつくりまして、業種別、品目別に需給関係あるいは価格動向等調査、監視いたしまして便乗値上げがないように、あるいは急激にある物資が上昇するというような場合にはそれに対する対策を講ずるといったようなことで進めてございます。電力、ガスあるいは油の問題等に関しましては、まあ電力の方は別ですけれども、油の問題に関しましては各通産局あるいは府県あるいは市町村等を中心にいたしまして調査、監視と申しますか、あるいはモニター制度等を通じまして、異常な値上がりを見た場合にはそれに……
○佐々木国務大臣 サマータイムがなかなか実施に移せない原因をお話し申し上げます。 それはいろいろありますけれども、一番主なものは国際飛行場の問題でございまして、御承知のように、深夜の何時までしか飛行機はおりてはいかぬという取り決めが地元の皆さんとの間にできておったり、あるいは伊丹のように高裁で最終的な時間を決めておったり、そういう事情がございますので、それを変えるのに大変問題があるということが一つと、もしそうでなければ、こちらを変えないとすれば、逆に外国から飛んでくる飛行機の出発する時間を早めなければいかぬわけでございますから、早めるための交渉を相手国、特に国際航空運送協会といったようなもの……
○佐々木国務大臣 元売り会社が仕切り、まあ卸売価格でございますけれども、引き上げをする場合には、そこの段階で不当な値上げがありますればこれは困りますので、その防止の観点から、事前に値上げをするときには事情を聴取いたしまして、そして不当な値上げをしないようにしてございます。その卸からいよいよ小売に入って、小売価格につきましてどうしているかと申しますと、地方の通産局あるいは都道府県等におきまして、ただいまも御説明がございましたように小売価格調査、それから消費者モニター調査等によりまして監視をしておるところでございます。
【次の発言】 ただいまは二十一基運行しておりまして、たしか千四百九十万キロワッ……
○佐々木国務大臣 私の方は、アセスメントの実施の項目に応じての調査あるいは予測の技術的な手法あるいは評価基準などに対しましてはまだ十分練れておらないのじゃないか。 ついでに申し上げますけれども、私の方自体がアセスメントの実施をしていないかと申しますと、そうではないのでありまして、電源開発立地の問題、これは非常に重要な問題ですから、五十二年の七月に省議で決定いたしまして、昨年六月、環境庁とも十分相談の上、アセスメント実施の要綱というものを作成しまして、その実施を実は指導しているところでございます。 そういう実施の上、実際の資料等が整備されてまいりまして、先ほど申し上げましたような技術的な手法……
○佐々木国務大臣 新規補助金は、通産省は二十三件で、金額は二十六億でございます。
【次の発言】 不正経理返納に関しましてただいま検討中でございますけれども、考えといたしましては、支出面から見まして本来会議費等として公費で負担できないようなものが入っているとすれば、当然返納すべきものだと考えております。
【次の発言】 五十一年のOECDの統計しかないのでありますけれども、米国は四八・九%、西ドイツは六三%、英国は六四%、フランスは資源がございませんので、二二・七%、イタリアも同様でございまして六・七%、こういうふうになっております。
【次の発言】 石炭火力に関しましては、いまお話のあったのに付加……
○佐々木国務大臣 その中にいろいろ前提はもちろんございますけれども、しかし、私どもといたしましてはそのような考えであります。代替エネルギーをぜひとも予定どおり確保したいものだということで、原子力に関しましては、岡本先生は科学技術特別委員会の委員長をやっておられましたからよく御承知のはずで、私から申しませんけれども、それ以外の特に新エネルギー等の開発に関しましては、今年度から思い切った躍進を遂げようというので、財源もつくり、あるいは開発機構もつくりまして、そして近く法案等は御審議いただきますけれども、新しい体制でぜひとも所定の目的どおり進みたいということで、せっかく努力中でございます。
○佐々木国務大臣 一九八〇年、ことしの上限は、いまお話しございましたように五百四十万バレルという日本の目標が決まっておりまして、お話しのIEAの去年十二月十日から開かれましたパリの会議に私も参りましたが、そのときに、それは国家としてのいわば最上限で義務であるということでございまして、それ以上は輸入しないようにということでございました。 お話しのように、それでは五百四十万バレルを確保できるのか、見込みあるかという御質問でございますけれども、IEAの八〇年における世界全体の見通しでは、需給は若干供給の方が上回るように見ておりますので、全体的には問題ないと思いますけれども、実際にそれを確保する場合……
○佐々木国務大臣 私の方といたしましては、国内の通信機器メーカー等にどういう影響を及ぼすだろうかという点が一番関心を持つところでございまして、まだ、先ほど来お話ございましたように具体的な調達の範囲等がいま折衝中でございますので、その影響等につきましてはつまびらかではございませんけれども、しかし、基本的には、いまの四大メーカーと申しますかの技術水準からいたしますと十分競争にはたえ得るのじゃないかと思いますが、中堅産業あるいは中小メーカー等に関しましては必ずしもそうもいかないというむずかしい問題がございますので、今後ともその影響等に十分配慮していきたい、こういうように考えております。
○佐々木国務大臣 私どもといたしましては、集中豪雨的な輸出というものは絶対いけませんぞ、秩序ある輸出にするようにかねがね業界を指導してございます。また、米国から全米自動車組合の会長のフレーザー氏が現在見えて、十五日に私お会いする予定になっておりますけれども、よく事情をお聞きいたしまして、善処申し上げたいと思っております。
○佐々木国務大臣 いまの御質問に対して的確な答弁をする前に、この前に正木先生からも御要望がございましたので、その後の状況を若干お話しいたしまして、いまの御質問にお答えしたいと思います。 通産省といたしましては、環境アセスメントの必要性は十分認めているところでございまして、これはよく御存じのことと存じます。でございますから、電源立地に関しまして、環境庁ともよく相談の上、アセスメント実施要綱をつくりまして、ただいまその実行を指導し、実施しているところでございます。私どもといたしましては、法律をつくるよりはむしろ行政運営の積み重ねをいたしまして、その定着化を図っていった方が最も実態に即した行き方で……
○佐々木国務大臣 第二次産業では特に省エネルギー関係を中心としたものがこれから伸びてくると思います。中でも知識集約産業が中心で、また機械工業等組み立て的な工業が伸びてくると思います。そういう面ではまだまだ雇用を増大する余地があるのじゃないかというふうに考えております。
【次の発言】 御指摘のように心して監督したいと思います。
【次の発言】 私も大体そう心得ておりますが、局長から補足させていただきます。
【次の発言】 工業立地の企業誘致の現状でございますけれども、五十二年が大体景気の底でございまして、そのまま徐々に傾向的には上向いてきております。
そこで、お話の東北地方でございますけれども、東……
○佐々木国務大臣 御承知のとおり、私の方でも従来から工業用水の運営などによりまして地盤沈下の防止に努めてきたのでございますけれども、さらにこれを一歩進めまして、お話しのような地盤沈下地域における工業用水の使用合理化等を図るため、ただいま工業用水法の一部を改正することを検討しております。おりますけれども、関係各省大変多い問題でございますので、そういう各省とも十分相談いたしまして、できれば進めたいと存じております。
【次の発言】 私はやはりこう各省にまたがっている問題は、私も長い間経済企画庁とか総合官庁におったのでございますけれども、そういうどこか総合官庁のようなところでこれはまとめていただく方が……
○佐々木国務大臣 昨年の十二月十日だと思いましたが、パリでIEAの会議が開かれまして、私も出席いたしました。その会議の開かれる前にお話のような提案が米国からなされたやに伺っておりますけれども、その会議ではそういう議題はございませんでした。いま新聞等でまたそういう提案があるやにも出ておりますけれども、確報はございません。いま三月下旬ごろに予定されておりますIEAの閣僚理事会そのものも三月中に開かれるかどうか、これも実は危ぶまれるような状況でございまして、ただいまはむしろ削減される場合の方程式と申しますか、調整方式をどうするかといったような検討を常任理事会で進めておるように承知してございます。
○佐々木国務大臣 第二次の国家備蓄の四ヵ地点を決めましたところには、志布志湾はお話しのように入っていません。 今後の三千万キロリットルに拡大する、五十五年度の分でございますけれども、五十五年度予算には調査費は盛ってあります。盛ってありますが、今後の調査の進め方といたしましては、全国の各地の候補地点から都道府県の知事の推薦をまず得まして、その推薦を得た地点に対していろいろ概査を行いまして、そしてさらにフィージビリティースタディー等を行って決定していくわけでございます。したがいまして、まだ予算も別に決まっておりませんし、第三次と申しますか、三千万キロリットルの候補地点が内定しておるという事実は私……
○佐々木国務大臣 あれはたしか物特委員会の記事だったと思いますけれども、御承知のように朝日新聞だけしか載っていません。私はああいう発言をしたんじゃないのでありまして、去年――おととしでございますか、暮れでありましたから。おととし、北海道電力が当時は高い石炭を買わされておるわけでございますから経営が成り立たぬ、そこで国から補助金をもらえぬだろうかという大問題が起きまして、私は当時自民党の資源エネルギー調査会長をしておりまして、担当者だったものですから、三月くらいこの問題でかかっておりました。ですから、北海道電力の実情をようわかっておったものですから、これは容易でない経営状態だな、補助金は若干もら……
○佐々木国務大臣 通産省は、五十四年八月現在で二千百六十七件ございます。非常に許認可の対象と申しますか、たくさんございます。保安とか計量とか特許、あるいは中小企業対策とか、各種の事業法、それから外国貿易関係といったようにたくさんございまして、それぞれの法律に基づいて許認可をやっておるわけですけれども、いままでの整理の状況をお話ししますと、五十二年の十二月に閣議決定がございまして、この決定に基づきまして、五十三年度末までには二百十二件の整理合理化を行いました。五十四年の十二月二十八日、閣議決定がございまして、五十四年と五十五年度におきまして六十一件の報告等の整理を行っております。
○佐々木国務大臣 先般、ここにおられる社会党の松浦先生が大将になりまして皆さんお見えになりました。いまお話しの三三・五六%の値上げ案に関しまして詳細に承りました。原価の諸要素に関しまして種々の前提条件を置きまして、一つの試算として出たものと了解してございます。
わが方といたしましては、この電気料金の値上げのいま査定に入っておるわけでございますので、大変貴重な資料といたしまして、これを参考にしつつ、あくまでも原価主義の原則にのっとりまして、厳正かつ慎重に対処したいというふうに考えてございます。
【次の発言】 慎重の上にも慎重に査定するのは、お説のとおりだと思います。
○佐々木国務大臣 石油の備蓄問題でございますけれども、ほとんど全量を海外に依存し、輸入に仰ぎ、また備蓄水準も欧米等に比較いたしましてまだまだ低水準でございます。ですから、わが国といたしましては、緊急時に備えまして石油の備蓄の増強を図ることは大変急務なことと心得ております。このたびのイラン問題発生以来の日本の状況を考えましても、日本が備蓄を百日余り持っておったということがどれほど経済の安定、民生の向上に役立ったかわからぬと考えております。今後も備蓄の増強はしなければいかぬと思っておりますけれども、反面いま御指摘ございましたように、国際の石油情勢に悪影響を及ぼすようなことがあればこれまた容易ならぬ……
○佐々木小委員長 これより運輸委員会踏切道整備に関する小委員会を開会いたします。
踏切道の改良促進及び踏切保安員の配置等に関する法律案を議題として審査を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。細田吉藏君。
【次の発言】 関連いたしまして、關谷勝利君。
【次の発言】 勝澤芳雄君。
【次の発言】 内海清君。
【次の発言】 本日の会議はこの程度にとどめ、本日はこれにて散会いたします。
午後三時五十分散会
○佐々木(義)小委員 この際、本問題につきまして、本小委員会において案文を作成しまして、商工委員会において決議していただくよう取り計らわんことを提案するものであります。 まず、案文を朗読いたします。 秋田県における天然ガス不足解消に関する件 秋田県の天然ガスは、最近八橋油田の産出量が急速に激減したため大巾に減少し、天然ガスに依存している関係工場は、危機にさらされ、更に家庭燃料についても一ガスの確保が困難となり、大きな社会不安を惹起しつつある。 よって政府は、最悪の事態を回避するため、速やかに有望地区を試掘する等適切な措置をとり天燃ガスの不足解消に万遺憾なきを期すべきである。 右決議す……
○佐々木(義)小委員 先ほど来いろいろ貴重なお話をちょうだいいたしまして、ありがとうございました。 学術会議のほうでただいままで進んでおられる研究基本法の行き方、と申しますか、これは基本法というのですから、法律という面の配慮から考えてみますと、いわば実体法という性格のものではなく、もう少し理念法あるいは概念法みたいな、概念的な、内容をみますと訓示規定のような内容になるような感じがいたします。 一方、政府の科学技術会議のほうで考えておりますのは、まだ成案は得ておらぬようですけれども、もう少し具体的な問題で、訓示規定的なものではなくて、実体をつかんで、実体的な計画を持ったものと考えられます。 ……
○佐々木(義)小委員 私はごく簡単な質問を申し上げたいと思います。 きょうはたいへん貴重なお話を承りまして、どうもありがとうございました。特に山田講師のお話にはたいへん感銘を受けました。 科学技術の問題ですが、これは先ほどお話がありましたように、確かに量と質の両面があるように私も考えます。量の問題につきましては、一つの疑問を持つのです。国内を見ましても、私の県を例にとっては狭いかもしれませんが、農業部面におきましても、農機具、農薬その他たいへん科学的な、技術的な面が普及しております。また中小企業におきましても、だんだん近代化、高度化というようなことで、これも科学技術を取り入れるという面が非……
○佐々木(義)小委員 私簡単にと思いましたが、少し長くなりますのでお許しいただきたいと思います。 少し観点を変えまして、岡さんなどしょっちゅう言っています安全の問題を少し聞きたいと思います。 まず、原子力委員会で出されました原子力研究に関するレポートで「使命感の徹底」という項目がございます。これに関して原子力委員会は相当ベトンネンしております。その内容を読みますと、安全の問題に関しては何ら触れておらないのです。私答弁を求めておりますと長くなりますので、むしろ私見を述べまして、質問の時間をなるべく短くいたしたいと思います。 私は、原研の使命は、研究開発というだけでなくて、反面原子力というも……
○佐々木国務大臣 問題は二つあると思いますが、一つは、国内で核爆発の平和利用に関する権利を放棄するかと申しますと、わが国の原子力委員会といたしましては、ただいまの段階では、平和利用か軍事利用かがつまびらかでないので、それをおもんばかりまして、核爆発に対する平和利用というものに対しては禁止的にして、研究もしておらぬというふうにしておりますけれども、しかし、いつかの日に備えまして、平和利用の面に対する権利だけは留保してございまして、客観情勢が平和利用に核爆発が通常使われるようになった場合には、いつでもわが国でも使いますよという権利は保留してあります。 それから、国際法的な面からいたしましても、こ……
○佐々木国務大臣 前々から、日本の原子力行政におきます安全性に対する姿勢と申しますか、あるいは体制そのもの、権限あるいは責任の所在等、いろいろ批判を受けておりましたが、特に去年の「むつ」問題の発生以来、深刻な反省あるいは再検討の要に迫られまして、その結果、抜本的な改正と、当面処置する、また処置しなければならぬ問題等、いろいろ検討いたしまして、その結果生じた一つの現象がこの安全局の設置の問題だと承知しております。
【次の発言】 御承知のように「むつ」の問題が起きまして、内閣では「むつ」事件の技術的なと申しますか、直接の原因を調査、究明するためにいわゆる大山機関ができまして、その結論が出ました。ま……
○佐々木国務大臣 御指摘のように、多摩川下流地域の地盤隆起現象につきましては、その対策並びに人心の今後の帰趨等を考えますと、非常に重大な問題でございますので、政府といたしましても慎重な構えでこれに臨んでおりましたところ、お話しのように、地震予知連絡会会長の萩原先生から、私の方で主宰しております地震予知研究推進連絡会議議長である武安事務次官あてに、十二月二十七日に書簡が参りました。 ただいまお話しの件はこの書簡についてかと存じますが、この書簡にございますように、いままでの観測では、もちろん結論ではございませんけれども、しかし、今後大いに研究をする必要がありますが、現在の段階でそれほど事前に心配……
○佐々木国務大臣 私はこの前の予算委員会で、ここにおられます石野先生の御質問にもお答えしたのでございますが、いわゆる事故というものと故障というものをある程度分けて考えていく必要がありはせぬか。広義の事故と言いますと故障ももちろん入るわけですけれども、しかし狭い意味に解釈しますと、いわゆる第三者あるいは乗組員に被害を与える、あるいは海を汚染するといったような、そういう意味の大きい事故は、これは狭義の本当の事故だと思います。したがって、パイプに何か故障が起きたとか、穴があいたとか、あるいは放射線漏れだとかいったような、こういう言わば故障という問題とやっぱり分けて考えるべきではないか。 というのは……
○佐々木国務大臣 御承知のように、去年の四月ごろまででございましたか、青森県むつ港から、ほかの第二のと申しますか、母港を選定しろ、決めろというお話でございまして、青森側との取り決めでございまして、そのとおり実行しようというので、いろいろ第二母港の選定にかかっておったのでございますけれども、その間、むしろ修理点検を十分にして、そしてその船が安全であり、健全であり、完全なものだという、そういう姿にして、その上で第二の母港を決める場合には第一母港として受け取る側も大変安心できるのじゃないかという話が出ましたし、実際また各所でもそういう希望が多うございました。したがって、まず第二母港を選択する前に、「……
○佐々木国務大臣 お話しのように、脱石油時代は必ず訪れるわけでございますので、それに対処することが日本のエネルギー政策として一番肝心なことだと思います。当面すぐの問題といたしましては節約とかあるいは備蓄とかあるいは油の安定供給とかいったようなもので、当面はしのいでいかなければいかぬわけでございますけれども、それのみで将来の事態に備え得るかというと、そうはまいりません。ただいま考えておるところでは、十年後には石油の依存度が七〇%あるいは七五%ぐらいなのを欧米並みの五〇%ぐらいまで下げよう、また十五年、二十年先にはさらにその五〇%の率を低下させようということで、油の依存率を順次低めまして、それにか……
○佐々木国務大臣 エネルギーの日本における重要性、対策を急がなければならぬという、その必要性に関しましてはただいまお話しのとおりでございまして、それを進める上の一番の心がけというのは、何と申しましても政治の、各党の御協力であることは根本でございますが、言うなれば行政府あるいは学界、それから実業界、特に技術を中心にした実業界等が総力を挙げて進めるのが一番肝心だと思いますし、同時に立地問題とか省エネルギーとかいったような問題になりますと、国民の御理解が大変重要でございますから、この問題の重要性をあらゆるときあらゆる場所を通じまして国民に御理解いただくように努めるという、この二つの根本的な考え方が大……
○佐々木国務大臣 昭和五十五年度通商産業省関係予算案等の予算委員会分科会における御審議に先立ちまして、その概要を御説明申し上げます。 最近のわが国経済を見ますと、堅調な設備投資の増大に加え、個人消費、輸出の増加などから総じて着実な拡大が続いております。しかし、卸売物価が大幅に上昇し、物価の安定を図ることが強く要請されております。 また、不安定な国際石油情勢の中で、石油に過度に依存しているわが国経済は新たな試練を迎えております。このため、短期的には石油の安定供給の確保、中長期的には石油代替エネルギーの開発、導入を推進することが必要であります。 このような状況にあって、物価の安定とエネルギー……
○佐々木国務大臣 御承知のように代替エネルギーをこれから進めていかなければ、油の将来の需給関係から見まして、日本の経済情勢に大変危険な状況を招くのは申すまでもないと思いますけれども、その際、代替エネルギーの主なものとしては、ただいま原子力とかあるいはLNGとか石炭とか考えておりますが、それだけでよろしいかといいますと、お話しのようないろいろなローカルエナジーと申しますか、あるいは太陽熱とか地熱とか、自然エナジーのようなものをあわして、それを補完的な意味で加味していかなければならぬことは大変必要なことだと心得ておりまして、その中でもいまお話のございました廃棄物の焼却によって、本来そのまま捨て去る……
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