このページでは亀岡高夫衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。亀岡高夫衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○亀岡委員 この際自治大臣に、地方財政計画についてお尋ねしたいと思います。今まで数回にわたりまして、各委員からそれぞれ地方財政を豊かにしなければならないというような見地から、いろいろな点の質疑があったわけでございますが、私は一つ角度を変えまして、農業行政という立場から質問をしてみたいと思います。 御承知のように、与党と政府が一緒になりまして、数年前から曲がり角にきた農政を何とかしなければいけない、農村の所得と都市勤労者の所得を均衡させねばいかぬ、そうして生活水準を都市も農村も大体同じものにしていこうというわけで、ここに農業基本法というものが国会に提案されまして、目下審議中でございますが、この……
○亀岡委員 大蔵大臣にお伺いしたいのでありますが、まず質問に入る前に、池田総理がしょっちゅうきめのこまかい政治ということを言っておられますが、きめのこまかい政治というものに対する大蔵大臣の考え方をお伺いいたしたい。
【次の発言】 大蔵大臣のきめのこまかい政治に対するお気持をお伺いしたわけでありますが、政治は結局政治家のものでもなく、役人のものでもなく、国民のための政治だということは、これはもう今さら申し上げるまでもないことだと思いますが、ただいまこまかい複雑な社会情勢に応じて、それに適した施策を行なうのだという御答弁でございましたから、そういうお気持で一つ御回答を願いたいと思います。
池田内……
○亀岡委員 開拓融資保証法の一部を改正する法律案に関連をいたしましてお尋ねをいたしたいと思います。 まず、きょうわれわれの方に資料が配付をされまして、開拓可能地の調査あるいは草地造成目標、開拓融資条件一覧、開拓者の借入金残高、開拓地大規模機械化実験農場設置予定地区の概況、こういうふうなことで資料を配付されたわけですか、御承知の通り、今日、政府の開拓政策は、当面既入者の安定対策というところに重点を置いて、積極的な農地造成あるいは積極的な開拓政策という点については最近はきわめて慎重な態度をとっておるわけであります。最近数年間年々新規入植を千戸程度予定をしておるという現況からいたしましても、その間……
○亀岡委員 ただいま提案になっております災害基本法案について、総括的な立場から若干の質問を試みてみたいと思います。 大災害のあるたびごとに、災害基本法はどうしても作らなければならぬという声が数年前からあったわけでありますが、災害対策のいろいろな事業が、その本質上各省間にわたり、またその性質の複雑多岐というような、非常にむずかしい問題等もあって、なかなかまとまらないできたわけでありますが、このたび完全ではないけれども、一応のまとまった内容を持った基本法が、大臣初め自治省当局の非常な努力によって、各省間の調整をはかって今国会に提案の運びにまでこぎつけたという点に対しては、一応の敬意を表するもので……
○亀岡委員 関連して。新井刑事局長お急ぎのようでございますので、一点だけお伺いをしておきたいと思います。 十四才以上、十八才以下も、現行法では空気銃、あるいは散弾銃を持つことを許可されているわけですが、その事故の状況ですね、最近の総数と事故の年次別の、どういうふうに起こっておるかということを、一つ御説明願いたいと思います。もし手元になければ、あとで資料として出していただきたいと思います。
○亀岡委員 私は農業機械化促進法の一部改正案について若干政府の考え方をただしたいと思います。 農業基本法が制定されまして、経営の合理化、生産性の向上という点に非常に大事な点があるわけでありますけれども、従来この農業機械化という問題につきましては、農林省も非常に数をふやすことには一生懸命やってきたようでありますが、その結果、機械は非常に普及をし、数は多くなっておるようですけれども、その機械がはたして非常に合理的に、効率的に使用されておるかどうかという問題になりますと、その点は農村を回ってみましてもこれでいいのかと思う点がたくさんあるわけであります。そこで農林省も今回機械化研究所を設置して、そこ……
○亀岡委員 時間がありませんので要点だけを質問いたしますので、政府の考え方をはっきりと一つ示していただきたいと思います。 実は五月の初めだったと思うのですが、農林省の一担当官の心ない新聞発表といいますか、もう少し配慮をした発表をしなければいけなかったのではないかと思うようなことから、中小企業者、特に銃砲等の関連業者、小売商から御売商、メーカー、あるいは関連産業に至るまで非常な打撃を受けて、現在その対策に苦慮しておる。空気銃を使っちゃいかぬというような新聞発表があったわけですが、そのことのために非常な混乱を起こし、融資も中止をされ、新しい契約も取り消され、それから契約しておったものまでも契約破……
○亀岡委員 関連して。この際自治省の意向をはっきりしておいていただきたいのですが、それは本新制度ができまして、新しい共済組合が生れるわけですが、従来町村は恩給組合あるいは共済組合というようなことで、特別会計で常に積み立てをしておるわけです。ところが市はその積み立てたやつを一般会計に繰り入れて使ってきておるわけです。従って本制度がスタートする場合に、組合ができるという場合に、町村はその積立金をもって参加する、ところが市の場合には一銭も積み立てておらない。市と町村の間に非常なアンバランスがある。ところが市がそれだけの負担をしようと思えば、相当一般的な財源を要しなければならぬ。さなきだに苦しい市当局……
○亀岡委員 ただいま議題となりました警察法の一部改正法案を中心にして、いろいろな点についてただしたいと思います。 まず初めに警察庁の定員は現在七千七百七十六人で、その中に警察官が千二十三人というふうになっておるわけなんです。この警察官は長官以下みんな警察官になっているわけですが、そういう幹部を除いて、事務官でできるような仕事を、いわゆる巡査あるいは巡査部長の第一線で勤務するような警察官を事務に使っているような割合はどのようになっておるか。また管区警察局の関係の定員は五千五百七十五名、その中に警察官というふうになっておる一般事務職員を除いた者が六百六十九人含まれておるわけですが、こういう方々、……
○亀岡委員 関連して一つお聞きしたいのですが、麻薬犯罪の検挙した件数の中で、いわゆる一般市民から投書なりあるいは通報なりあって検挙したという件数はどのくらいありますか。
【次の発言】 にせ札犯人探しにはずいぶん報奨金なんか出しておりますね。これも日本の経済を乱すということで、どうしても一刻も早くあげたいということでああいう対策を講じておられると思うのですが、麻薬はにせ札以上に民族を虫ばむということさえ言われておるのですから、もっと一般の国民の麻薬禍に対する常識というものを深めるような方策が一番大事なことじゃないかと思うのです。その意味において、今野田さんもお話になったように、一般市民の協力が非……
○亀岡委員 関連してちょっとお伺いしておきたいのですが、七十五条の十一ですね、高速道路で、大きな荷物を積んで故障を起こしたというような場合に、この法文でいきますと「当該自動車を高速通行路以外の場所に移動するため必要な措置を講じなければならない。」こういうふうになっているのですが、だれが講じなければならないのですか。大きな車だと、運転手一人ではとても動かせないと思うのですね。そういう場合に、講じなければならないという義務規定になっているわけですが、これには罰則がついているのですか、いないのですか。
○亀岡委員 私は、去る六月十三日から十五日までの三日間にわたり、長野県下における凍霜等による農作物の減収状況の調査をするために派遣されました委員を代表いたしまして、調査の概要を御報告申し上げます。 本調査は、災害対策特別委員会と合同して調査をいたしたのでありまして、本委員会から派遣されました委員は、足鹿委員、稲富委員と私の三人でありますが、地元選出議員の吉川委員及び中澤委員が全日程に参加されたほか、地元衆参両院議員多数が関係地で参加をいただいたのであります。 今回長野県下に大被害をもたらした異常気象は、去る四月二十八日朝大陸に発生した高気圧が日本海南部から東北地方を通過した際に起きたもので……
○亀岡委員 地方財政を非常に圧迫しておるこの超過負担の問題の中の、職員に対する補助の問題で関連して質問したいと思います。 結局いままで華山委員から国の政策として――補助職員の場合はほとんど国の政策として、あるいは法律に基づいて、あるいは行政措置によって国庫補助職員というものが置かれておるわけですが、この職員に対する補助の実態が非常に現実離れをしておるというところに超過負担の問題が出てくるわけなんです。それで自治省の財政局長にお尋ねしたいのですが、国庫補助職員の各省別の種類、法律に基づいているもの、それから行政措置で、政令でやっているもの、その実態を調査したものがあるかどうか。
○亀岡委員 ただいま議題となりました銃砲刀剣類等所持取締法の一部を改正する法律案に対する附帯決議につきまして、私は自由主党、日本社会党、民主社会党の三党を代表して、その趣旨を御説明したいと思います。 まず最切に、案文を朗読いたします。 銃砲刀剣類等所持取締法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行にあたり銃砲刀剣類の取締りをさらに徹底強化するとともに左記事項について遺憾なきを期すべきである。 一、暴力団等についてとくに取締りを強化するとともに、その不法資金源を絶つなど暴力犯罪絶滅のための対策を継続徹底すること。 二、銃砲、火薬類による危害を防止し、公共の安……
○亀岡委員 関連して。実はこのバナナ問題については、自由化以来、業界の過当競争ということで国内果実に非常に大きな影響を与えてきたことは、いままでの質問でもはっきりしておるわけなんです。われわれは、国内産果実に対して悪影響を及ぼすということで、最後まで自由化に反対したわけでありますが、涙をのんで自由化に踏み切ったというゆえんのものは、安いバナナを、しかも質のいいものをたくさん消費者に食べてもらいたいということで、自由化に踏み切ったわけであります。ところが結果は、われわれが警告したとおり、まずいバナナ、高いバナナ、質の悪いバナナを消費者に供給するようなかっこうになり、しかもこれを扱っておる輸入業者……
○亀岡委員 関連。
政務次官にこの際二、三伺っておきたいと思います。今回の異常気象による農作物の被害等に対して、政府は対策本部を設けられたわけでありますが、対策本部が設けられてから、だいぶ日にちもたっておりますが、今次冷害に対する政府の災害対策の基本的な構想と申しますか、考え方というものは、どういうふうに持っておられるのか、これをひとつ承っておきたいと思います。
【次の発言】 ことしのような、去年に続いての非常な異常天候に基づく災害対策は、被害を受けた農家に対する施策というもののほかに、これは十二分に考えていかなければならないことでありますけれども、一方国民食糧をいかにして確保するかという大……
○亀岡政府委員 去る六月八日付をもって、はからずも郵政政務次官を拝命いたすことに相なりました。 もとより、浅学非才、その任にたえるかどうかを危惧する次第でございますが、国会並びに当委員会の御意思を体しまして大臣を補佐申し上げ、国民のための郵政行政、逓信行政の進展のために全力を尽くす決意でございますので、先輩各位の御指導をお願い申し上げまして、就任のごあいさつにかえる次第でございます。何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○亀岡政府委員 ただいま上林山委員のお話によりますと、お話しのとおりでございますれば郵政省の設置基準にも合致いたしておるわけでありますから、熊本の郵政局にも実際の状況をなおよく調査いたさせまして、御趣旨の線に沿って善処いたしたいと思います。
【次の発言】 森本委員のお話のとおり、私もだいぶこれで政務次官になる前にも苦労した経験を持っております。したがいまして、特定局長は郵政事業にできるだけ精通をして、そして郵政行政の成果をあげ得る能力と資格を持ったものが当然任命されるように郵政当局としても配慮いたしてあるわけでございますので、ただいま私と大臣にアドバイスされました件につきましては、よく大臣にも……
○亀岡政府委員 松代地震につきましては、お話のとおり、第一次被害につきましては、政府も各省を督励いたしまして、全力をあげて対策を進めてまいってきておるところでございます。直接私の所管ではございませんけれども、第二次被害、特に観光方面において非常な大きな打撃を受けておるということも承知をいたしておるわけでございまして、この問題につきましても、地震対策の重点問題として今後緊急に対策を講じなければならないと考えておりますので、私、郵政政務次官ではございますが、政務次官会議あるいは直接安井総務長官、瀬戸山連絡協議会長等にもよく当委員会の御意向を申し上げまして、速急に対策の実施をはかりたいと考えておる次……
○亀岡政府委員 ただいま議題となりました昭和四十年度における公共企業体職員等共済組合法に規定する共済組合が支給する年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び概要を御説明申し上げます。 この法律案は、昭和四十年度における公共企業体職員等共済組合法に規定する共済組合が支給する年金の額の改定に関する法律及び公共企業体職員等共済組合法の一部を改正し、別途、本国会に提案御審議を願っております恩給法等の一部を改正する法律案により行なおうとしている給付の改善と同様の措置をこれらの法律の適用者に対して行なおうとするものであります。 次に、この法律案の概要を御説明申し……
○亀岡政府委員 電電公社が全部持っておるわけでございます。
【次の発言】 郵政事業に特にたんのうな森本委員、百も承知で御質問のことと思いますが、御承知のように、郵便事業あるいは保険事業、それぞれ性格を異にいたしておるわけでございます。そして各事業それぞれ収支の均衡がとれるということを主眼にして行なわれておるわけでございます。したがいまして、郵便料金の改定の際には、あるいは森本委員仰せのとおり、通信事務ということで、実際的には料金も取らずにやっておるわけでありますから、理屈の上からいけば森本委員のお説も原価計算等については考慮しなければならないのかもしれませんけれども、郵政当局としては、現在そう……
○亀岡政府委員 いままで局長からお答え申し上げましたとおり、まず現状をよく把握するということで詳細な調査を行ないまして、そしてその調査の現実のデータの上にのっとったいわゆる科学的、合理的な手数料ということにぜひ持っていきたい。またそういう資料を整えることによって、財政当局にも十二分に理解してもらえるという感じを私も今回持ちましたので、ぜひともそういうふうにしてまいりたいと思っております。
【次の発言】 相当長い歴史を持ちます郵便振替制度がなかなか大衆から利用されておらないというために、改善をしたいという気持ちは十二分にございましても、なかなか所期の目的が達成されないで、今回やっとこのような改正……
○亀岡政府委員 NHKのほかに二つ以上ということでございます。
【次の発言】 中井委員も御承知のとおり、電波は国民のものであるということでございますので、東京では民間放送四つが見えるわけでございますが、地方に行くと一つのところもあるわけでございます。したがいまして、少なくとも二つの波を見られるようにしてやりたいという気持ちからそういうふうにいたした次第でございます。
【次の発言】 そういうただいま中井委員の仰せられたような意図は毛頭考えておらないわけでございまして、国民の電波である以上、できるだけ東京に準じたような波を出し得るならば理想的でございますけれども、これもいろいろな社会、経済情勢から……
○亀岡政府委員 特に御指名でございますのでお答え申し上げます。 私も実はたくさん手紙を出しまして、あそこに確かにいるはずなのに戻ってきたという経験は何回かございます。やはり小包を出す場合にもそういう経験を私自身も味わっておるわけでございまして、たまたま昨年政務次官を拝命して郵政省に参りまして以来、何といっても確実に早く届けるというのが郵便業務に携わっておる者の責務であることは、もう申し上げるまでもないところでございますので、その責務を果たすだけの対策をわれわれが考えなければいけないという気持ちで今日まで指導してまいっておりますし、またそういう対策を立てるためにも、ぜひともこの際料金を改定して……
○亀岡政府委員 ただいま政府委員の仰せのとおりでございます。間違いございません。
【次の発言】 畑委員も御承知のとおり、昨年当初から上半期にかけましてすでに日本の経済情勢が御承知のような非常にどん底といわれる情勢にあったわけでございます。したがいましてそういう影響が物数にも響いてまいりまして、そういう資料を基本にして見通しを立てましたために、郵政審議会に提案したときの資料と、その後の政府の景気回復の努力並びに物価安定対策等の強力な推進によりまして、さらに画期的な公債政策等を採用いたしました等の、経済上から見まして非常に激動期といわれる段階でございまして、半年の期間という――平常の年でございます……
○亀岡政府委員 郵便番号制度の実施につきましては、森本委員御指摘のとおり、今後検討を要すべき数々の点があろうかと思いますので、郵政省といたしましては、スタートする以上、かつて局区内というような制度で失敗したような二の舞いをふまないように、慎重な態度でこれを取り入れていきたいというふうに考えております。
○亀岡政府委員 中央との国交回復ができておりません現在、政府といたしましては、先ほども監理官から申し上げますように、この東南アジアケーブルの計画の中には取り入れてございません。森本委員の御意見は御意見として拝聴しておく次第でございます。
【次の発言】 森本委員の仰せの気持ち、よく理解できるわけでございます。電電公社並びに国際電電の監督の立場にあります郵政省といたしましては、常にそれぞれの機関の実態をよく把握いたしまして、そうして国民の立場に立って適切な監督指導ができるようにあらねばならないことに相なっておるわけでございますが、一部現実におきましては、私どもの微力のいたすところ、十二分な監督指導……
○亀岡政府委員 大臣から申し上げた線で、ぜひとも二年間にあるべき姿というものをどうしてもつくっていかなければならぬと思う次第でございます。それにつきまして電気通信監理官のほうと公社のほうとでどういう方法をつくり上げれば大臣の申し上げたような線にマッチできるかということ。また有線電気通信、有線放送電話の問題につきましては、結局その発達の過程、沿革を見ましても、十年足らずの間に二百七十万戸の加入者を見たということは、農村の地域社会がいかに通信機関に対して要望が強いかという一つのあらわれだろうと思います。そういう強いあらわれをできるだけ早く見てやるという心がまえが必要で、また一方、電気通信政策の一元……
○亀岡委員 だいぶ時間も過ぎましたので、ごく簡単に要点だけお聞きしますので、答弁のほうも要点をひとつお願いいたします。重複を避けまして御質問いたしますので、ごく簡単に、イエスかノーかというような答弁をお願いしたいと思います。 実はことしの春から非常に異常天候で一般に稲作は非常におくれておったところへ、八月、九月の初めと天候が回復して、これならもうだいじょうぶと思っておったところへ、二十六号台風がやってまいったわけです。ちょうど時期別格差適用期間の第一期ということで農家も張り込んでいたところへ、九月二十五日の台風ということで冠水したりあるいは流されたりで、非常に売り渡しがおくれておるわけです。……
○亀岡政府委員 調整の立場にあります内閣といたしまして、現在判断をする諸資料等の整備をしておるという報告を聞いておる段階でございまして、そういう面について、ただいま法務大臣からお答え申し上げましたとおり、目下担当省であります法務省でそういう、大臣がただいま申されましたあらゆるデータを検討していただいているもの、近くそういう結論が出次第、内閣として調整をとる段階に至るものと考えておる次第でございます。
【次の発言】 内閣調査室から特に今回の件について資料を法務省に送ったかどうか、私まだ確認をいたしておりません。私自身のところにはいまだそういう報告が来ておりませんので、御了承いただきたいと思います……
○亀岡政府委員 二十三日付で官房副長官を拝命いたしました。従前以上の御指導、御援助をお願いいたします。(拍手)
○亀岡委員 第三分科会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本分科会の対象は、昭和四十二年度総予算中、経済企画庁、農林省及び通商産業省所管であります。 本分科会は、四月十九日、各省庁当局より所管予算の説明を聴取し、その後質疑を行ない、二十五日まで日曜日を除く六日間にわたり、連日熱心かつ慎重に審査いたしました。 質疑応答の内容はきわめて広範多岐にわたりますので、時間の関係上、その詳細につきましては会議録をごらん願うことといたしまして、若干のものにつきまして概要を御報告申し上げます。 まず、経済企画庁所管について申し上げます。 物価対策についてでありますが、政府は牛乳……
○亀岡説明員 政府関係機関三十九というものの根拠を私承知いたしておりませんが、もうちょっと多いような感じを持っております。六十八くらいあるんじゃないかと思いますが、大蔵省から…。
【次の発言】 大体人事院勧告の線において勧告されました七・七%は含ましてあるわけでございます。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 大出委員御承知のように、それぞれの政府関係機関が設置されますについての各関係法律の中で、政府が予算の編成にあたっていろいろの権限を持っておる場合、また予算上いろいろ制約を加えておる場合とあるわけであります。一方においてそういう当事者側と申しますか理事者側に制約が加えられている反面、労……
○亀岡政府委員 第五十七回国会提出予定法案について御説明申し上げます。 給与関係について六件でございます。まず、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案、二、特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案、三、防衛庁の職員給与法等の一部を改正する法律案、四、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案、五、検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案、六、昭和四十二年度における地方交付税の単位費用の特例等に関する法律案、以上の六件でございます。 予算関係につきましては、昭和四十二年度一般会計補正予算(第1号)、昭和四十二年度特別会計補正予算(特第1号)、昭和四……
○亀岡政府委員 ただいま大蔵政務次官から申し上げましたとおりでございますので、改善事項につきましてはもちろん異存がございません。この改善事項の目的を達するために善処してまいりたいと思います。
○亀岡政府委員 田邊委員仰せのとおり、副長官は各省の取りまとめ役でございます。特別の権限があるわけでございません。しかしながら、昨年の人事院勧告に伴う公務員のベース、公務員の給与の問題に対しまして、私は私なりに取り組んだ経緯を持っております。したがいまして、三公社五現業の問題につきましては、いままでいろいろ御論議のありましたとおり、理想としては自主的にきめられる体制が望ましいわけでございますけれども、現在の制度の上においてはそこまでまだ改善されておらないという現実があるわけでございます。したがいまして、当面今年度の給与問題等につきましては、政府としては現在の制度の中で、最大限に弾力的に前向きで……
○亀岡政府委員 お答え申し上げます。専任大臣の件につきましては、椎名通産大臣がきわめて卓抜な指導力を持たれておる大臣でございますので、ただいまの時点においては専任大臣を置く必要を感じておりません。時期につきましても、政府といたしましては、いつごろというところまで目下のところ考えておりません。 また、ちょうど安保改定の年と万博の年と一緒になるが、それに対処して政府はどのような考えで指導してまいるかというようなお尋ねかと思いますが、一九七〇年は日米安保条約の改定の年でもあるわけでございますけれども、万博はアジアで初めて開かれるわけでございまして、しかも人類の進歩と調和というテーマのもとに、全人類……
○亀岡説明員 まず私なり官房長官なりが目を通しましてその要旨を総理に申し上げることにいたしております。
【次の発言】 大体御承知のように一日数十通から数百通のこの種陳情書が参ってきておりますので、それを整理いたしまして、その要旨を申し上げておるということでございます。
【次の発言】 その場で総理の感触から総理がはっきりと申される場合もありますし、さらに予算を伴うものあるいは国会で法律的に処置をしていただかなければならぬもの等々もございますので、よく検討しろ、こういうふうにおっしゃる場合もございまして、そのケースケースによってニュアンスは違うことはおわかりいただけることと思います。
○亀岡説明員 お答え申し上げます。 ただいま給与担当大臣の田中大臣からお答えのとおりでございまして、国政全般から八月実施ということが適切であるという閣議決定をしていただきました以上、今年度の人事院勧告に対する政府といたしましての措置は、再検討をする考えはいまのところ持っておりません。ただし、田中大臣からお答えのございましたとおり、やはり真剣に働いておられる公務員の諸君の基本的労働権というものを考えました場合に、現在のままでは不十分であるという点は政府としても十分考えているところでございますので、八月三十日に閣議決定をいたしたあとにおいても閣僚協議会を開催いたしまして、改善の措置をとりたいとい……
○亀岡説明員 私、副長官に就任いたしましてから、この政府関係機関の給与の問題について前の副長官の木村さんから引き継ぎをいたしまして、非常に各個ばらばらに各省間にわたっておりますこの政府関係機関、それぞれの法律に基づいて給与の決定がなされておるわけでありますが、窓口を一本にして政府関係内部の連絡を緊密にして、そうしてできるだけ早く労使間の話し合いがきめていけるようにすべきであるという考えのもとに、実は官房副長官の私のところを窓口にして、いろいろ連絡の役をつとめさしていただいてきたというのが現況でございます。 そこで、ことしは御承知のように総合予算主義で、国家公務員の給与関係の分も予備費に一応確……
○亀岡委員長代理 小沢貞孝君。
【次の発言】 中野君。
【次の発言】 森本君。
○亀岡委員長代理 武部文君。
【次の発言】 中井徳次郎君。
【次の発言】 田代文久君。
○亀岡委員 昭和四十五年度の国立国会図書館予定経費要求につきまして、図書館運営小委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、昭和四十五年度予定経費要求の総額は、十八億六千七百六十二万五千円でございまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、三億三千七百二十二万五千円の増加となっております。 次に、要求額のおもなものについて、その概略を御説明申し上げます。 第一は、国立国会図書館の維持管理及び業務を運営するために必要な経費でありますが、その総額は、十七億七千五百三十六万二千円でございまして、これは前年度予算額と比較いたしますと、二億五千二百四十四万七千円の増加と……
○亀岡委員 浜田君、いいじゃないですか。
○亀岡委員 昭和四十六年度の国立国会図書館予定経費要求につきまして、図書館運営小委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、昭和四十六年度予定経費要求の総額は二十一億七千二百三十三万三千円でございまして、これを前年度当初予算額と比較いたしますと、三億四百七十万八千円の増額となっております。 次に、要求額のおもなものについて、その概略を御説明申し上げます。 第一は、国立国会図書館の維持管理及び業務を運営するために必要な経費でありますが、その総額は二十一億六千四百八十四万八千円でございまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、三億八千九百四十八万六千円の増加とな……
○亀岡委員 結論から申し上げます。 わが党としては、すでに国連において、わが党の決断によって、現実に逆重要事項指定方式の提案国として、またもう一つの決議案の提案国として、国際舞台においてわが国の立場をすでに推進しておるさなかであります。こういうときに、この外交問題について与野党の間にこういう一致を見得ないということは、まことに残念であります。外交問題については、どこの国を見ても、国論が統一されておるということが最も望ましいことは申すまでもありませんが、わが国においては、その点が与野党の一致を外交問題について見得ないということは、民族の悲劇といっても私は言い過ぎではない。こういうことからいって……
○亀岡国務大臣 建設省所管の昭和四十六年度歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 歳入につきましては、一般会計の収納済歳入額は六十九億一千七百四十六万円余となっており、道路整備特別会計の収納済歳入額は八千五百七十八億三千二百四十六万円余、治水特別会計の治水勘定の収納済歳入額は二千七百六十三億四千五百五十三万円余、同特別会計の特定多目的ダム建設工事勘定の収納済歳入額は三百三億八千二百二十五万円余、また、都市開発資金融通特別会計の収納済歳入額は百十一億九千八百五十六万円余となっております。 次に、歳出でありますが、一般会計の支出済歳出額は一兆二千三百五十三億七千六百五十三万円……
○亀岡国務大臣 お答えいたします。 昨年春から秋にかけての物価抑制ということでいろいろ措置を講じ、単価是正等も行なったわけでありますが、それに加えるに石油の問題、御指摘のとおりのような情勢を踏んで、暮れには、もうほんとうに建設業界としてはどうして年を越すかという、まことにきびしい事態に当面したことは、綿貫委員の御指摘のとおりでございます。 そこで、私も、就任いたしますと早々、技監を中心にいたしまして建設資材対策委員会というものを省内につくりました。と同時に、各地区の地域によっても非常に資材の足りない部面、地建ごとに資材の需給の実態、それから資材の価格の現実というものを調査報告させる措置をと……
○亀岡国務大臣 今回はからずも建設大臣を拝命いたした次第でございます。 石油危機と資源の制約化等まことにきびしい諸情勢の中で、社会資本をどのように重点的かつ効率的に整備して真に豊かな国民生活を実現し住みよい国土を建設するかが、当面の建設行政に課せられた課題と存じますが、及ばずながら、不敏ではございますが、誠心誠意、国民のための建設行政の推進に当たってまいりたいと思っておる次第であります。 練達たんのうな皆さま方の御叱正、御指導を切にお願いいたしまして、私のごあいさつにかえさせていただきます。よろしくお願いをいたします。(拍手)
○亀岡国務大臣 建設行政の基本的な方針について、私の所信を申し述べたいと存じます。 建設行政の使命は、長期的な展望のもとに、住宅、都市施設、道路、河川その他の社会資本の整備並びに宅地対策その他の施策を通じて、国土全体の均衡ある発展をはかりつつ豊かな住みよい国土を建設することにあります。 御承知のとおり、現在わが国経済社会は、物価の上昇と資源の制約等、大きな試練に直面しております。このような情勢の中で、立ちおくれた社会資本をいかに整備し、高福祉社会の実現をはかるかが当面の重要な課題であると存じますが、私は、この際新たな視野のもとに、そのより重点的かつ効率的な整備をはかることが必要であると考え……
○亀岡国務大臣 お答えいたします。 御承知のように、昨年の一月、地価対策閣僚協議会においていろいろ決定された次第でございます。また一昨年の地価閣僚協できめられたこと、それらをもとにいたしまして国総法並びに諸般の土地に関する税制度等の施行をきめられたことは、御承知のとおりでございます。その閣僚協できめられた線に従いまして、一応政府といたしましては、これを具体化するために国総法の中に、土地の問題も含めて私権制限という、画期的なと私ども当時考えたわけでありますが、取り上げたわけでございまして、それをもとにいたしまして国総法を国会に提案いたしてあったわけでございます。諸般の情勢で国会で審議がなされな……
○亀岡国務大臣 もう御指摘のとおりでございます。住宅難という、住宅を求める国民の要請というものは、まことに大きいものがあるわけでございます。そういう中で、予算の上で戸数を減らさざるを得ないというような事態に当面しているということにつきましては、私たいへん責任を感ずるわけでございます。 ところが、御承知のように公営住宅は、三大都市圏と申しますか、東京、大阪、名古屋を除くほかの地域においては、予算の戸数どおり消化をしていただいておるわけでありますが、この大都市圏において、建設省が希望したと申しますか、むしろ東京都、大阪府のほうから要請のありました戸数等によって予算を計上いたしましても、それが全部……
○亀岡国務大臣 弱き者、零細な者のための制度が、御指摘のように納得のいかない運営によって、しかも弱き者、零細な者が、口に出せば何か上から圧力を受けるんじゃないかということで、言いたいことも言わずに黙って仕事をしておるという面を感ずるわけであります。私も大臣就任以来、そういう点をできるだけ納得のいくような制度にしなければいけないということで、やかましく事務当局を督励をしてきておるわけでございます。 御指摘の保証会社の問題につきましても、御指摘のとおりの面、これはもういかに説明をしても納得のいかぬ面があるように私も実はいま感じたわけでございますので、これは、零細業者の諸君が、一たん緩急のときにと……
○亀岡国務大臣 ただいま議題となりました生産緑地法案につきまして、提案理由及びその要旨を御説明申し上げます。 都市化の進展に伴う緑地の急速な減少により、都市地域における生活環境は悪化する傾向にあります。このような事態に対処するため、都市公園等の公共空地の整備を促進するとともに、広く民有緑地についても積極的に活用することがとりわけ市街化区域内においては必要不可欠となっております。他方、市街化区域を今後計画的かつ段階的に整備していくためには、将来必要となる公共施設等の用に供する土地をあらかじめ確保しておくことも重要な課題となっております。 このような状況において、良好な都市環境の形成をはかるた……
○亀岡国務大臣 先ほど来の質疑応答の中でも明らかなように、私どもといたしましては、都市計画法等を中心にいたしまして、全国的に都市と調整区域と、それから優良農地というふうに、土地の利用区分と申しますか、大まかなそういうのをきちんとして、そして都市づくり、農村づくりというものを進めていく大方針のもとに一応線引きをいたした次第でございます。自来、日本の都市というものは、先ほど来の御指摘もありますように、公園でありますとか、あるいは公共用地でありますとか、そういう施設が比較的少なかったというような面もございまして、そういういわゆる公園でありますとか緑地でありますとかいうものを、これから都市づくりをしよ……
○亀岡国務大臣 都市化が進むに従いまして、やはり良好なる住宅街区並びに都市街区というものが造成されてまいらなければならぬことは、申し上げるまでもないところでございます。そういう意味におきまして、東京、大阪、名古屋と三大都市圏を見てまいりますときに、建設省は市街化づくりに懸命になる、農林省もどういうふうにして農村の意向を維持して農業経営を安定的なものにしていくかという、この二つの行政要求が出てきたことは当然でございます。それが税問題やらいろいろないわゆる行政の盲点とでも申しますか、農林行政と建設行政のちょうど接際部に起きた問題であると私自身は認識をいたしておるわけであります。 そこで、これをど……
○亀岡国務大臣 私もそのように思います。
【次の発言】 井上委員も御承知のとおり、この生産緑地法案というものは、実は国会におきまして、昨年宅地並み課税という問題を解決する際に附帯決議を付せられた次第でございます。その国会の御意思によって、私ども一年間いろいろ検討をした上において、国会の御意思に沿って提案を申し上げたということであるわけでございますので、その点ひとつ御理解をいただきたいと思う次第であります。
【次の発言】 国会の御意思を尊重した結果おしかりを受けるということになりまして、私ももう立つ瀬がないということのような気がいたすわけでございます。やはり国会の最高機関の意思が行政府に示された……
○亀岡国務大臣 本法案の御審議をお願いして以来、本委員会におかれては熱心なる御審議をいただき、ただいま議決されましたことを深く感謝申し上げます。 審議中における委員各位の御高見については、今後その趣旨を生かすようにつとめるとともに、ただいま決議された附帯決議につきましても、その趣旨を十分尊重し、今後の運用に万全を期して、各位の御期待に沿うようにする所存でございます。 ここに、本法案の審議を終わるに際し、委員長はじめ委員各位の御指導、御協力に対し深く感謝の意を表し、ごあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手)
○亀岡国務大臣 ただいま議題となりました日本道路公団法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明し上げます。 日本道路公団の発足以来、同公団の管理いたします高速自動車国道の供用区間は逐年増大しつつありますが、このような供用区間の延伸に伴い、通行車両の長距離化、大型化、トレーラー化の傾向が顕著に見られるようになりました。 一方、都市内におきましては、交通混雑の激化により、高速自動車国道を利用する大型車の都市内流入がきわめて困難となっており、高速自動車国道を利用する新しい輸送形態に対処するために、トラックターミナル等の物的流通施設の設置が強く要請されております。 この……
○亀岡国務大臣 ただいま議題となりました大都市地域における住宅地等の供給の促進に関する特別措置法案につきまして、提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 近年、大都市地域におきましては、住宅需要が著しいにもかかわらず、住宅の供給が円滑に行なわれていないために、住宅問題は一段と深刻化にしております。このような事態を根本的に解決するためには、大都市地域への人口集中を抑制し、極力地方への分散をはかるべきことは当然でありますが、同時に緊急な課題として、大都市地域において大量の住宅地の供給をはかり住宅の建設を促進する必要があります。 このためには、国及び関係地方公共団体の緊密な連絡協調をはかるとともに……
○亀岡国務大臣 村田委員は建築関係、都市関係の専門家でありまして、ただいまの御所論、全く同感でございます。特に私、就任早々、熊本の大洋デパートをまだくすぶり続けておる中を行って見てきたわけでございます。一部においてスプリンクラーの取りつけ工事が行なわれておった。したがって、スプリンクラーの機能は、工事完成の部門においても、水が行っていないために働く作用をしなかったということで、あのようなまことに痛ましい惨状を呈するに至ったわけでございます。私はそのときつくづく感じたわけでありますが、もし、防災施設なり、あるいは防火施設なり待避施設なりが完備しておれば、人命は一名も損傷せずに済んだのではないかと……
○亀岡国務大臣 今国会において御審議をお願いいたしまして以来、長期間にわたり熱心な御討議をいただきましたことを深く感謝申し上げます。 委員長はじめ委員各位の御指導、御協力に対し、心から敬意を表し、ごあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手)
○亀岡国務大臣 交通安全対策の諸施策について、御審議をお願いするにあたりまして、建設大臣として、建設行政の面から、交通安全対策についての所信を申し述べたいと存じます。 御承知のとおり、わが国の経済、社会の発展に伴う自動車輸送需要の増加と多様化は、道路整備の必要性を高めており、このため、政府としては、昭和四十八年度を初年度とする第七次道路整備五カ年計画を策定し、道路事業の推進をはかっておる次第でございます。 しかしながら、このような自動車輸送の発達は、反面、交通事故の多発をもたらしております。これに対しましては、関係者の懸命の努力により昭和四十六年以降死傷者は漸次減少しておりますが、昨年一年……
○亀岡国務大臣 非常に大事な問題を含んでおるわけであります。私も、もし歩道があったら死なないで済んだという幾人かの人を知っておるわけであります。特に、現道舗装ということで地元の要望等が強くて、舗装を急いだというようなところにおいては、非常に狭い国道が、御指摘のように、全国に相当延長量あるわけであります。こういう点につきましては、やはり速急に改修をはかる努力をしなければならないということは、もう当然でございますので、そういう考え方も、現在の道路五カ年計画の中に取り入れられておることは、井上先生御承知のとおりでございますが、そういう点、さらに実行面におきましても、意を用いて、改修の速度を早めたい。……
○亀岡国務大臣 お答いたします。 この日本の国土、これは一度傷つけたら永遠にもとに返らないということで、そういうところは大事に残して子々孫々にまで伝えていこうということで自然公園法ができておるわけでございます。またこの自然公園法に基づいて、国立公園関係の審議会がございますことは島本委員御承知のとおりでございます。 そこで、私も建設大臣に就任いたしますと直ちに、実はこの本四架橋の問題を記者団からどうするんだということを聞かれたわけでございます。それで、まつ先に事務当局に審議会の審議の状況はどうだったのだということを実はただしたわけでございます。ところが、一応の建設省の案で、路線でありますとか……
○亀岡国務大臣 手に余るというようなことは、全く考えてはおりません。ただ建設省設置法に、木原委員も御承知のとおり示してあるとおり、建設省としては実施省、実施官庁という色彩が非常に強いわけでございます。そういう意味におきまして、実は一昨年来、土地が非常に急上昇してくる気配を見せた、土地政策を進めたい、こう申しましても、建設省としては、所管事項じゃない面が実は法律的にあったわけでございます。それと同時に、いろいろ道路の計画あるいは河川の改修の計画、都市計画、もろもろの国土整備の計画を進めるにあたりまして、国土の状態がつまびらかじゃない。国土調査法という法律がございますけれども、この法律が一向に、国……
○亀岡国務大臣 実は、宅地部を移すわけじゃございません。これは、土地・水資源局というより大きな土地問題を所掌する局ができますので、建設省としては宅地部というものを廃止いたします。しかし、宅地供給の企画、新住宅市街地開発事業等の宅地開発事業そのものは、建設省で実は従来どおり担当することに相なっておるわけでございます。しかも、今国会に御審議をいただいております宅地開発公団法という法案もございます。国土利用計画法案が、いままさに国会で成立を見ようといたしておるわけでございますが、この土地に関する大きな権限を持った母法というものが生まれて、私どもといたしましてはこの母法によって、良質な宅地を、しかも比……
○亀岡国務大臣 東京湾の横断道路については、かねて基礎的な調査を継続してきておるわけであります。
東京湾岸道路は、地域住民の非常な支持を受けておるわけでございます。したがいまして、東京湾のこの横断道路につきましても、将来は建設をしていきたいという考えでおるわけでございますが、御承知のような情勢でございますし、経費も相当食うことでありますので、この横断道路そのものをどうするかということにつきましては、私としてはこれから慎重に考慮をしていきたい、こういう考えでおる次第でございます。
【次の発言】 半分認知をいただきましたので、今度は大きな声で答弁いたします。
これは東京湾横断道路研究会というもの……
○亀岡国務大臣 お答え申し上げます。 補助事業等、大蔵大臣から単価の引き上げ等ございました……(阿部(昭)委員「地方団体」と呼ぶ)地方団体関係で、これもやはり国から一応補助が出た分で、既契約でもうどうにもならぬ、契約もできないという分が大部分を占めておるわけでございます。そういうものにつきまして、実は一月の十四日に、労務賃金等の高騰に伴う工事請負契約書第二十条第六項等の適用、スライド制、これを一応網の目をこまかくしまして、条件を緩和しまして、とりあえず、とにかく契約ができないというようなことのないように、また契約したものでどうにもならぬということのないように、工事が促進できるようにということ……
○亀岡国務大臣 御指摘のとおりでございます。
【次の発言】 正木委員御承知のとおり、昨年の九月、大手不動産業界に、速急に宅地として活用できる分を、持ち惜しみしないで放出するように要請したことは、御承知のとおりでございます。その際、高い値段で放出されたのでは、これは、われわれの行政指導が何にもならぬわけでありますので、その際、ただいま仰せのあったような線で、価格をしぼって、時価よりも安くということで要請を出したことは、御指摘のとおりでございます。
また、ただいま言われましたいろいろな利息でありますとか、経費でありますとかのパーセンテージは、そのとおりでございます。
○亀岡国務大臣 実は私も建設大臣に就任いたしまして、この土地問題、特に土地問題の中でも地価問題、この問題が政治問題としてたいへん重要であるというところから、何としてもこの地価問題の解決をはからなければならないという感じを強く持ったわけであります。 特に、ただいま御指摘になりましたように、何らの付加価値をその土地に付する努力もせずに、ただ買ってそのまま右から左へ転売しただけによって、極端な利益を独占をする、こういうことはもう許されないという国民の世論が、実は高まってきておることも承知をいたしておるわけであります。 そこで、実は田中内閣におきましても、昨年の一月、そういう事態を抑制して、そして……
○亀岡国務大臣 住宅難が非常に激しい、きびしいおりでございます。移転就職者用宿舎一割はあけておくと申しながらも、一面においては一〇〇%入居しておる宿舎も多いわけでございます。 そこで、建設省としましては、住宅政策の立場から、毎年予算編成の際に、労働省と打ち合わせをいたしまして、絶対的な戸数の面において打ち合わせをする、それから住宅五カ年計画をつくりますときにも、労働省のほうと緊密な連携のもとに五カ年計画を立てておるわけでございまして、宿舎とは申しながら、やはり住宅五カ年計画の中に戸数としては入っておるわけでございます。 そういう意味合いにおきまして、やはりつくられた以上は、これがほんとうに……
○亀岡国務大臣 御指摘のとおり、日本の再建の段階あるいは今日の建設の段階におきまして、建設関係に出かせぎ農家の方々の尽くされた功績というのは、非常に大きいわけでございます。現在でも六大都市で、大体六割の方々が建設関係に働いておられるわけでございます。やはり、職がなくて出てきて、こちらで働かざるを得ないという現実、この現実を是正するために、農林関係におきましても、御承知のようにいろいろと苦心をいたしておるわけでありますが、また、こちらには労力が不足であるという面がございまして、そういう関係で建設業関係に働いていただいておる方々、この方々に対して、やはりできるだけ厚く、広く法律の恩典に浴させてやる……
○亀岡国務大臣 御指摘のとおりでございまして、総需要抑制、金融の強力なる引き締めということで物価対策を打ち出しました際に、住宅ローン等につきましては引き締めをしないというような立場でやってまいったわけでございます。ところが、やはり実施いたしてみますとどうしても窓口で実は締められておるわけでございます。大体ことしの春ごろまではずっと五千億台で月々ローンがあったわけでございますが、最近になりまして月四千億台にぺースがダウンいたしてきておる一わけでございます。そのために、住宅金融公庫が五月に貸し出しの募集を始めましたところ、そこに予想もつかないほど非常に申し込みが殺到いたした次第でございます。詳しい……
○亀岡国務大臣 政府として総需要抑制政策は当分これを継続してやってまいるという方針をきめておるわけでございます。この政府の決定に沿いまして、本四橋の着工をストップいたしておるわけでございます。したがいまして、物価鎮静の情勢を見届けた上で着工に踏み切りたいと大体考えておるわけでございまして、大体十月の一応の動向、御承知のように消費者米価の値上げ、国鉄運賃の値上げ等がどのように消費者価格にはね返ってくるか、物価がどのような方向に落ちついてくるかということを一応見届けた上で決定を下していきたい、こう考えておる次第でございまして、しかも、いろいろいわれておるわけでございますけれども、私としては、国会で……
○亀岡国務大臣 御指摘をちょうだいした問題でございますが、実は私も、新聞を見まして、仕事の運び方という問題について、直ちに住宅局長から事情を聴取した次第でございます。私も就任以来、かねがね住宅公団あるいは道路公団等、仕事の配り、順序、そういう問題について、常に住民サイドという立場から総合的な判断を下して、それぞれの仕事を進めなければならぬ、こういうふうに主張して指導してきたつもりでございますが、たまたまあのような報道がなされまして、実は私も、こういうことではいかぬということで、住宅局長を通じまして公団のほうにも事情聴取を命じた次第でございます。 したがいまして、具体的にあのような事態にあるとい……
○亀岡委員長代理 はい、言ってください。
○亀岡委員長代理 鈴切康雄君。
○亀岡委員 昭和五十二年度における衆議院歳出予算の要求について御説明申し上げます。 昭和五十二年度の本院予定経費要求額は、三百十二億三千五百八十六万七千円でありまして、これを前年度予算額二百七十億四千三百四十五万二千円に比較いたしますと、四十一億九千二百四十一万五千円の増加となっております。 次に、その概略を御説明申し上げますと、 第一は、国会の運営に必要な経費でありまして、二百八十七億二百八万六千円を計上いたしております。この経費は、議員及び委員会関係の諸経費、職員の人件費並びに事務局及び法制局の所掌事務を処理するために必要な経費でありまして、前年度に比し三十四億二千八百三十七万六千円……
○亀岡委員 この発言順序というのは、議会制度始まって以来発言順位表によって行われてきたという長い慣例があります。政党政治というからには、その政党の立場を重んずるという考え方も理解できるわけでありますけれども、よって来るところは、やはり何といっても議院の運営というものは、議席の数、主権者の代表であるところの議員の数というものが基本になって国会運営が進めらるべきであるというのがわれわれの考え方の基本であります。 したがいまして、発言の順位はいままでどおりの線で決めていただきたいというのが自由民主党の考え方でございます。
○亀岡委員長代理 これより会議を開きます。
委員長にお差し支えがありますので、委員長の指定により、私が委員長の職務を行います。
本日の本会議は、開会後直ちにこれを延会し、明日午前零時十分から本会議を開会することとするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
それでは、本日の本会議は午後十一時四十五分予鈴、午後十一時五十五分から開会いたします。
本日は、これにて散会いたします。
午後十一時四十二分散会
○亀岡委員 重要議案を議了するため、十二日間の会期延長に賛成の答申をお願いいたします。
○亀岡委員 自由民主党といたしましては、会期は本日から八月三日まで八日間にお願いいたしたいと思います。
○亀岡委員 理事会でもずっとお話し申し上げてきましたとおり、諸般の事情を勘案いたしまして、わが党は四十日間の会期にお願いしたいということでございます。
○亀岡委員 本会期も本日をもって終了いたしますが、議案の審議状況を見てまいりますと、本院においては、深刻な不況克服にぜひ成立を期したい中小企業倒産防止共済法案の審議を初めといたしまして、皆様方各党の御協力をいただいて十分審議を尽くして本院で可決をいたしました防衛、国鉄、健保等重要議案を議了、成立を期するために、会期を十一月八日より十一月二十五日まで延長する件については、賛成をいたします。
○亀岡委員長代理 これより会議を開きます。
去る十一月二十八日、金丸委員長が辞任されましたので、後任の委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行うことになりましたので、御了承を願います。
【次の発言】 第八十三回臨時国会は本日召集されました。
これより、お手元に配付いたしてあります協議事項について、順次御協議を願うことといたします。
まず、理事の辞任並びに補欠選任についてでありますが、去る十一月二十八日、理事森喜朗君が、また、去る十一月三十日、理事三塚博君がいずれも委員を辞任されました。また、去る三日、理事江藤隆美君及び理事山下徳夫君がいずれも理事を辞任されました。よって、委員長は、去……
○亀岡委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 本日の本会議におきまして、不肖私がはからずも議院運営委員長に選任され、その重責を担うことになりました。まことに光栄に存じます。 過般、総選挙が行われ、本院は新しい構成となりました。国民生活と直接関連する国会運営のあり方はきわめて重要であり、今日、われわれに課せられた責務の大きさを痛感する次第であります。 私は、まことに不敏不才でありますが、今後、議長、副議長の特段の御鞭撻と、議事運営に経験豊かな皆様方の御指導と御協力によりまして、当委員会の話し合いによる円満な運営を図ってまいりたいと存じておる次第であります……
○亀岡委員長 これより会議を開きます。 まず、各委員会の理事の員数及び各会派割当基準の件についてでありますが、先日の理事会で合意のとおり、理事の員数は、委員二十人の委員会については六人、委員二十五人以上の委員会については九人、ただし、当委員会及び予算委員会については、特に理事の員数を十人とし、その各会派割り当ては、六人の場合は、自由民主党・自由国民会議三人、日本社会党一人、公明党・国民会議一人、日本共産党・革新共同一人とし、九人の場合は、自由民主党・自由国民会議四人、日本社会党二人、公明党・国民会議一人、日本共産党・革新共同一人、民社党・国民連合一人とし、十人の場合は、自由民主党・自由国民会……
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
まず、本日の議事日程第一及び第二は、これを延期することとするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 なお、決選投票になりました場合には、理事会の申し合わせにより、三十分間の休憩をいたすことになりますので、御了承願います。
それでは、本日の本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会いたします。
【次の発言】 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議の件は、後刻理事会において協議いたしま……
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
まず、常任委員の選任の件についてでありますが、内閣委員外十四常任委員の選任は、本日の本会議において、議長より、各会派から申し出のとおり指名いたします。
【次の発言】 次に、常任委員長の選挙の件についてでありますが、本日の本会議において、内閣委員長外十四常任委員長の選挙を行うこととし、この選挙は、その手続を省略して、議長において指名することとするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、常任委員長の各会派割り当ては、すでに理事会におきまして合意しておりますとおり、自由民主党 自由国民会議は議院運……
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
まず、元議員受田新吉君逝去につき弔詞贈呈報告の件についてでありますが、永年在職議員として表彰された元議員受田新吉君が、去る九月二十一日逝去されました。
ここに謹んで哀悼の意を表します。
弔詞につきましては、お手元の印刷物のとおりの特別弔詞を、各派協議会で御了承を得まして、葬儀当日贈呈いたしましたので、御了承願います。
【次の発言】 なお、受田君に対する弔詞は、本日の本会議において議長からその贈呈を報告し、弔詞を朗読されることになります。
なお、本日の本会議において、議長が弔詞を朗読される際は、議員の方及び議場におられる方は御起立願うことになってお……
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
第九十回臨時国会は本日召集されました。
これより、お手元に配付いたしてあります協議事項について、順次御協議を願うことといたします。
まず、議席の件についてでありますが、議席は、従前どおりとするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、会期の件についてでありますが、今臨時会の会期につきましては、先般来の理事会において種々御協議を願い、本日から十二月十一日までの十六日間とすべきものと一応決定した次第であります。
また、本件につきましては、先ほど常任委員長会議が開かれ、議長から各常……
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
まず、本日の本会議における国務大臣の演説は、内閣総理大臣が所信についての演説を行います。
【次の発言】 次に、国務大臣の演説に対する質疑についてでありますが、国務大臣の演説に対する質疑は、来る二十九日及び三十日の両日行うこととし、質疑者の数は、自由民主党・自由国民会議一人、日本社会党二人、公明党・国民会議一人、日本共産党・革新共同一人、民社党・国民連合一人とし、発言時間は、一人おのおの三十分以内とし、発言順位は、来る二十九日は、まず日本社会党の第一順位者、次に自由民主党・自由国民会議、次いで公明党・国民会議の順序で行い、来る三十日は、まず日本社会党の第……
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
まず、国務大臣の演説に対する質疑についてでありますが、本日の本会議においては、まず日本社会党の飛鳥田一雄君、次に自由民主党・自由国民会議の加藤六月君、次いで公明党・国民会議の竹入義勝君の順序で行います。
なお、質疑者の要求大臣は、お手元の印刷物のとおりであります。
【次の発言】 次に、立法事務費の交付を受ける会派の認定に関する件についてでありますが、これについて、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、ただいま事務総長から説明のありましたとおり、政経調査研究会を立法事務費の交付を受ける会派と認定するに御異議ありませんか。
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
本日の本会議における国務大臣の演説に対する質疑は、まず日本社会党の湯山勇君、次に日本共産党・革新共同の金子満広君、次いで民社党・国民連合の佐々木良作君の順序で行い、本日をもって国務大臣の演説に対する質疑は終了することとなっております。
なお、質疑者の要求大臣は、お手元の印刷物のとおりであります。
【次の発言】 次に、議員請暇の件についてでありますが、加藤万吉君より、十二月三日から十一日まで九日間、海外旅行のため、請暇の申し出があります。
本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
○亀岡委員長 これより会議を開きます。 まず、本日内閣委員会の審査を終了する予定の外務省設置法の一部を改正する法律案、在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、地方行政委員会の審査を終了した消防施設強化促進法の一部を改正する法律案、社会労働委員会の審査を終了した国際協定の締結等に伴う漁業離職者に関する臨時措置法及び特定不況業種離職者臨時措置法の一部を改正する法律案について、それぞれ委員長から緊急上程の申し出があります。 右各案は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
この際、伊東内閣総理大臣臨時代理及び倉石法務大臣が御出席になっております。
去る十一月九日の記者会見における倉石法務大臣の発言に関し質疑の申し出があります。順次これを許します。広瀬秀吉君。
【次の発言】 山田太郎君。
【次の発言】 東中光雄君。
【次の発言】 西田八郎君。
【次の発言】 山口鶴男君。
【次の発言】 これは法務省から提出してください。
【次の発言】 これにて伊東内閣総理大臣臨時代理及び倉石法務大臣に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、倉石法務大臣から、十一月九日の記者会見における発言中ロッキード事件に関する部分について発……
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
まず、法務委員会の審査を終了した民法及び民法施行法の一部を改正する法律案、土地家屋調査士法の一部を改正する法律案、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案、検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案の各案について、委員長から緊急上程の申し出があります。
右各案は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、国家公務員等任命につき事後の承認又は同意を求めるの件についてでありますが、お手元の印刷物にありますとおり、内閣から、原子力委員会委員……
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
まず、永年在職議員の表彰の件についてでありますが、議員石野久男君は、今月で在職二十五年に達せられましたので、慣例により、院議をもって表彰することになります。
同君の表彰文は、前例に従って作成したお手元に配付の案文のとおりとし、表彰決議は、本日の本会議の冒頭において行うこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 なお、本会議における表彰次第につきましては、まず議長発議をもって同君の表彰決議を行い、次に議長が表彰文を朗読されます。次いで、表彰を受けられた石野君に登壇願った後、同君か……
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
大平内閣総理大臣から、倉石法務大臣の十一月九日の記者会見における発言中ロッキード事件に関する部分について発言の通告が参っております。
右の発言は、本日の本会議の冒頭において行うこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、元陸海軍従軍看護婦の処遇に関する請願外二十四件が各委員会において採択すべきものと決定しております。
右各請願は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
第九十一回通常国会は本日召集されました。
これより、お手元に配付いたしてあります協議事項について、順次御協議を願うことといたします。
まず、議席の件についてでありますが、議席は、従前どおりとするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、特別委員会設置の件についてでありますが、今国会におきましても、前国会どおり、お手元の印刷物にありますとおりの九特別委員会を設置することとし、本日の本会議においてその設置を議決するに御異議ありませんか。
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
まず、国務大臣の演説に関する件についてでありますが、国務大臣の演説は、本日の本会議において、内閣総理大臣の施政方針に関する演説、外務大臣の外交に関する演説、大蔵大臣の財政に関する演説、経済企画庁長官の経済に関する演説をそれぞれ行うこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、国務大臣の演説に対する質疑の件は、後刻理事会において協議いたします。
【次の発言】 次に、立法事務費の交付を受ける会派の認定に関する件についてでありますが、これにつきまして、事務総長の説明を求めます。
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
まず、永年在職議員の表彰の件についてでありますが、議員白浜波仁吉君は、今月で在職二十五年に達せられましたので、慣例により院議をもって表彰することになります。
同君の表彰文は、前例に従って作成したお手元に配付の案文のとおりとし、表彰決議は、本日の本会議の冒頭において行うこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 なお、本会議における表彰次第につきましては、まず議長発議をもって同君の表彰決議を行い、次に議長が表彰文を朗読されます。次いで、表彰を受けられた白波君に登壇願った後、同君か……
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
本日の本会議における国務大臣の演説に対する質疑は、まず日本社会党の井岡大治君、次に日本共産党・革新共同の村上弘君、次いで民社党・国民連合の春日一幸君の順序で行い、本日をもって国務大臣の演説に対する質疑は終了することとなっております。
なお、質疑者の要求大臣は、お手元の印刷物のとおりであります。
【次の発言】 次に、元議長星島二郎君逝去につき弔詞贈呈報告の件についてでありますが、去る三日、元議長星島二郎君が逝去されました。
ここに謹んで哀悼の意を表します。
弔詞につきましては、お手元の印刷物のとおりの特別弔詞を、理事各位の御了承を得まして、葬儀当日……
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
本日の議事日程第一に対し、自由民主党・自由国民会議の綿貫民輔君外三名から修正案が提出されております。修正案の趣旨弁明は、提出者の愛知和男君が行うことになっております。
【次の発言】 次に、本日の議事日程第一に対し、日本共産党・革新共同の正森成二君から質疑、同党の多田光雄君から討論の通告があります。
また、日程第二に対し、同党の渡辺貢君から討論の通告があります。
これにつきましては、前回の理事会以来、御協議を願ってきたのでありますが、意見が一致いたしておりません。
本日の本会議の時間が限られております関係上、質疑は、とれを行わないことといたしたいと……
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
まず、国家公務員任命につき同意を求めるの件についてでありますが、中央社会保険医療協議会委員、航空事故調査委員会委員長及び同委員、労働保険審査会委員に、お手元の印刷物にあります諸君を任命するについて、内閣から本院の同意を求めてまいっております。
【次の発言】 本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日予算委員会の審査を終了する予定の昭和五十四年度一般会計補正予算、昭和五十四年度特別会計補正予算及び昭和五十四年度政府関係機関補正予算について、委……
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
まず、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出に係る昭和五十五年度の公債の発行の特例に関する法律案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行うこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、右案の趣旨説明は、竹下大蔵大臣が行います。
右の趣旨説明に対し、日本社会党の伊藤茂君及び公明党・国民会議の古川雅司君から、それぞれ質疑の通告があります。
質疑時間は、おのおの十五分以内とするに御異議ありませんか。
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
まず、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出に係る地方税法等の一部を改正する法律案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行うこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、右案の趣旨説明は、後藤田自治大臣が行います。
右の趣旨説明に対し、日本社会党の神沢浄君及び公明党・国民会議の吉井光照君から、それぞれ質疑の通告があります。
質疑時間は、おのおの十五分以内とするに御異議ありませんか。
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
まず、委員派遣承認申請の件についてでありますが、建設委員長から、委員派遣承認申請書が提出されてまいりました。
派遣の目的、派遣委員の氏名等は、お手元の印刷物のとおりであります。
【次の発言】 本件は、これを承認すべきものと議長に答申するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日予算委員会の審査を終了する予定の昭和五十五年度一般会計予算、昭和五十五年度特別会計予算及び昭和五十五年度政府関係機関予算について、委員長から緊急上程の申し出があります。
右各案は、本日の本会議において……
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
まず、元議員床次徳二君逝去につき弔詞贈呈報告の件についてでありますが、永年在職議員として表彰された元議員床次徳二君が、去る二月二十二日逝去されました。
ここに謹んで哀悼の意を表します。
弔詞につきましては、お手元の印刷物のとおりの特別弔詞を、葬儀当日、議長から贈呈していただきましたので、御了承願います。
【次の発言】 なお、床次君に対する弔詞は、本日の本会議において、議長からその贈呈を報告し、弔詞を朗読されることになります。
なお、本日の本会議において、議長が弔詞を朗読される際は、議員の方及び議場におられる方は御起立願うことになっておりますので、……
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
まず、議員請暇の件についてでありますが、沢田広君より、三月二十五日から四月六日まで十三日間、海外旅行のため、請暇の申し出があります。
本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、国会法の一部改正の件についてでありますが、国会法改正等に関する小委員会の小委員長であります私から御報告いたしたいと思います。
かねてより、国会法の改正について、議会制度に関する協議会、国会法改正等に関する小委員会などにおきまして検討を重ねてまいりましたが、慎重審議の結……
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
まず、議員請暇の件についてでありますが、愛知和男君より、三月二十六日から四月二日まで八日間、海外旅行のため、請暇の申し出があります。
本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、国家公務員等任命につき同意を求めるの件についてでありますが、人事官、原子力委員会委員、原子力安全委員会委員、中央更生保護審査会委員長及び同委員、日本銀行政策委員会委員、公共企業体等労働委員会委員に、お手元の印刷物にあります諸君を任命するについて、内閣から本院の同意を求め……
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本日の本会議は、午後零時三十分予鈴、午後零時四十分から開会いたします。
【次の発言】 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、明二十八日金曜日正午から開会することといたします。
また、同日午前十一時理事会、午前十一時三十分から委員会を開会いたします。
本日は、これにて散会いたします。
午前十一時五十一分散会
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
まず、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出に係る石油代替エネルギーの開発及び導入の促進に関する法律案及び電源開発促進税法の一部を改正する法律案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行うこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、石油代替エネルギーの開発及び導入の促進に関する法律案の趣旨説明は、佐々木通商産業大臣が行い、また、電源開発促進税法の一部を改正する法律案の趣旨説明は、竹下大蔵大臣が行います。
なお、右両案の趣旨説明に対し、日本社会党……
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
まず、特別委員会設置の件についてでありますが、安全保障特別委員会設置に関しまして、従来から議院運営委員会理事会等におきまして、各党とも鋭意御協議を願って今日に至ったのでありますが、残念ながら、なお最終的に意見の一致を見るに至っておりません。
この際、本件につきまして御協議を願います。山口鶴男君。
【次の発言】 山田太郎君。
【次の発言】 東中光雄君。
【次の発言】 西田八郎君。
【次の発言】 それでは、各党から御意見を承りましたが、一致いたしておりませんので、やむを得ず採決いたします。
日米安全保障条約及び自衛隊等国の安全保障に関する諸問題を調査し……
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
まず、回付案の取扱いに関する件についてでありますが、税理士法の一部を改正する法律案が、参議院において修正され、本院に回付されてまいっております。
回付案の内容について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、右回付案は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
次に、右回付案に対し、日本共産党・革新共同の正森成二君から討論の通告があります。
これにつきましては、先ほどの理事会において御協議を願ったのでありますが、大多数の意見により、御遠慮願うことといたし……
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
まず、議員辞職の件についてでありますが、昨十日、議員浜田幸一君から辞表が提出されました。
本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、議員辞職の件は、まず参事をして辞表を朗読させた後、議長からお諮りすることになっております。
【次の発言】 次に、本日の議事日程第一ないし第四は、これを延期することとするに賛成の諸君の挙手を求めます。
【次の発言】 挙手多数。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 それでは、本日の本会議は、午後一時五十分予鈴、午後二時……
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
まず、日本放送協会経営委員会委員任命につき同意を求めるの件についてでありますが、同委員に、お手元の印刷物にあります諸君をそれぞれ任命するについて、内閣から本院の同意を求めてまいっております。
【次の発言】 本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の議事日程第三、昭和五十五年度の公債の発行の特例に関する法律案に対し、日本社会党の島田琢郎君から、討論の通告があります。
討論時間は、十分以内とするに御異議ありませんか。
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
まず、本日内閣委員会の審査を終了する予定の農林水産省設置法の一部を改正する法律案、建設委員会の審査を終了した明日香村における歴史的風土の保存及び生活環境の整備等に関する特別措置法案の両案について、委員長から緊急上程の申し出があります。
右両案は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出に係る日本国有鉄道経営再建促進特別措置法案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行う……
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
まず、議員請暇の件についてでありますが、近藤豊君より、四月二十五日から五月十人目まで二十四日間、金子一平君より、四月二十八日から五月五日まで八日間、それぞれ海外旅行のため、請暇の申し出があります。
本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、地崎運輸大臣から、去る十八日の本会議における答弁に関し発言の通告が参っております。
右の発言は、本日の本会議において行うこととするに御異議ありませんか。
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
まず、回付案の取扱いに関する件についてでありますが、オリンピック記念青少年総合センターの解散に関する法律案が、参議院において修正され、本院に回付されてまいっております。
回付案の内容について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、右回付案は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出に係る放送法の一部を改正する法律案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行う……
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
まず、本日法務委員会の審査を終了した国際捜査共助法案、外務委員会の審査を終了する予定の千九百七十四年の海上における人命の安全のための国際条約の締結について承認を求めるの件、千九百七十四年の海上における人命の安全のための国際条約に関する千九百七十八年の議定書の締結について承認を求めるの件、建設委員会の審査を終了した都市再開発法の一部を改正する法律案の各案件について、それぞれ委員長から緊急上程の申し出があります。
右各案件は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
まず、回付案の取扱いに関する件についてでありますが、電源開発促進税法の一部を改正する法律案及び電源開発促進対策特別会計法及び石炭及び石油対策特別会計法の一部を改正する法律案が、参議院において修正され、本院に回付されてまいっております。
回付案の内容について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、右両回付案は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日地方行政委員会の審査を終了する予定の昭和四十二年度以後における地方公務員等共済組合法……
○亀岡委員長 これより会議を開きます。 まず、会期延長の件についてでありますが、今国会の会期は来る十八日で終了することになっております。 先般来の理事会におきまして協議の結果、諸般の情勢を考慮して、会期を来る十九日から二十七日まで九日間延長することを議長に申し出いたしました。 本件につきまして、先ほど常任委員長会議が開かれ、議長から各常任委員長の意見を徴されたところ、常任委員長会議におきましては、会期を来る十九日から二十七日まで九日間延長すべきものと答申するに決した次第であります。 当委員会といたしましても、今国会の会期を来る十九日から二十七日まで九日間延長すべきものと議長に答申するに……
○亀岡委員長 これより会議を開きます。
まず、決議案の取扱いに関する件についてでありますが、本日、日本社会党の飛鳥田一雄君外五名から、大平内閣不信任決議案が提出されました。
本決議案は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、本決議案の趣旨弁明は、日本社会党の飛鳥田一雄君が行います。
討論につきましては、自由民主党の大野明君から反対、日本社会党の広瀬秀吉君、公明党・国民会議の近江巳記夫君、日本共産党・革新共同の中島武敏君及び民社党・国民連合の渡辺武三君から賛成討論の通告があります。
討論時間は、……
○亀岡前議院運営委員長 一言ごあいさつを申し上げます。 私、昨年の第八十九回特別国会で議院運営委員長に選任されましてから、去る五月十九日の解散までの在職中並びに各派協議会の座長を務めさせていただきました間、皆様方に御理解ある御協力をいただき、大過なく職責を果たすことができました。 この機会に心から感謝の意を表し、厚くお礼を申し上げます。 議運委員長といたしましてはわずか七カ月足らずの在職でございましたが、私の政治生活の中でも思い出の多い、印象の深い期間でございました。 今後とも皆様方のお世話になることが多々あると思いますが、よろしく御鞭撻のほどをお願い申し上げ、お礼のごあいさつといたし……
○亀岡国務大臣 このたび農林水産大臣に就任いたしました亀岡高夫でございます。 農林水産行政がまことに重要な時期を迎えております折から、その責任はきわめて重大であり、身の引き締まる思いがいたす次第でございます。 御承知のように、農林水産業は、米の過剰、経営規模拡大のおくれ、林業生産活動の停滞、二百海里時代の本格的到来と、まことに厳しい局面に当面しておりまして、新たな政策の展開が課題となっておる次第でございます。 練達の皆様方の御支援を得まして、農林水産行政の責任者として専心努力する決意でありますので、よろしくお願いを申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)
○亀岡国務大臣 そういう意識は持っておりません。おいしい米、需要の伸びる米はやはり優先して考えていくということが基本でございます。 それから、先ほど来の御指摘でございますが、戦後最悪の米をめぐる諸情勢であるということも十分御理解をいただいておる上に立っての御質問ということはわかりますが、責任ある大臣といたしましては、そういう事情も考慮するということが食糧管理法に記載してございますので、そういう事情も考慮し、なおかつ、先般の国会で決議をされました趣旨も十分頭に入れながら、また最悪の状態の中で来年も水田利用再編対策というものを強力に進めていただかなければならない、そのためには農家の、今日まで協力……
○亀岡国務大臣 本年の冷害等による農作物の被害については、私自身も、被害の最も厳しいと言われております青森県を含め、二度にわたりまして現地も見てまいりました。予想を上回る惨状の中で荘然としております農家の諸君からも、いろいろ動揺しておる心境、途方に暮れておる状況等を承知してまいりました。 私といたしましては、この被害の深刻な事態にかんがみまして、被災農家の窮状を打破をいたしまして来年の再生産に取り組む意欲を持ってもらい、また現実にその再生産の仕事が完全にできるということを目標にいたしまして、国会で定めていただいております法律に従いまして、その法的事項につきましては万全の措置を講じまして、しか……
○亀岡国務大臣 厚生大臣からお答え申し上げたとおり、農林省といたしましても御指摘の獣医師法、家畜改良増殖法等に適切でない字句があるので、これを改善をするという方向で取りまとめていきたい、こう考えております。
【次の発言】 ただいま御決議のありました農林水産省所管関係の事項のうち、日本中央競馬会にかかわるものにつきましては、御指摘の点に十分留意をし、調査検討の上、同競馬会の適正な業務及び経理に遺憾のないよう努力してまいる所存であります。
また、直轄の灌漑排水事業及び干拓事業につきましては、御決議の趣旨を体しまして、今後一層その適切な、実施に努力してまいる所存であります。
○亀岡国務大臣 昭和五十三年度の農林水産省の決算につきまして、大要を御説明申し上げます。 まず、一般会計の歳入につきましては、収納済み歳入額は一千八百四十二億一千二百七十六万円余でありまして、その主なものは日本中央競馬会法に基づく納付金であります。 次に、一般会計の歳出につきましては、支出済み歳出額は三兆二千百二十二億四千四百四十九万円余でありまして、この経費の主なものは、国民の食糧需要動向の変化に対応した食糧自給力の向上のための農業生産の再編成といたしまして一兆一千九百三十六億二千三百六十七万円余、農業構造の改善と地域農業の振興といたしまして九百五十七億二千八百九十七万円余、農産物の価格……
○亀岡国務大臣 天野委員にお答えいたします。 八月中旬ごろから異常気象であるということでございましたので、まず八月の末に異常気象対策本部というものを設置をいたしまして、技術的な指導、それと、冷夏でございますために肥料等を余り多くやり過ぎますと青立ちになるというようなことで、そういう面のいわゆる冷夏対策というものを指導するようにということで、これは全国の農政局を通じて各府県の協力を得て通達を出したところでございます。 天野委員も現状をごらんになってお感じになったと思うのでありますが、私も参りまして、あれだけのりっぱな稲が青立ちになっておるということは、とにかく農家が最後まで収穫を信じて肥培管……
○亀岡国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を尊重し、十分検討の上、適切に対処してまいる所存であります。 ありがとうございました。(拍手)
○亀岡国務大臣 御議論の中にもありましたとおり、今後の日本の自給力向上をかち取っていくためには、どうしても畑作の振興という問題を真っ正面から取り上げてこれに取り組まなければならないということは、先ほど来御指摘のあったとおりでございます。したがいまして、これを実現してまいりますためには、従来日本の農政そのものが、どちらかと言いますと研究体制の中から、また、農政に関係する技術者の中においても、米麦中心というような傾向が非常に強かったということは否定し得ない事実であるわけでございます。したがいまして、畑作振興等について、大豆の問題、小豆の問題、さらにはなたねの問題等々、戦後相当日本の農業の中に実在し……
○亀岡国務大臣 農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 この法律案は、厚生年金保険における年金額の引き上げに伴い、国家公務員共済組合制度その他の共済組合制度に準じて、年金の算定の基礎となる定額部分の額の引き上げ等を行うことにより、給付水準の引き上げを行おうとするものであり、さきの通常国会に提出し審議未了となった法律案と同一の内容でありまして、法律案の附則につきまして若干の条文の修正を行っております。 次に、この法律案の主要な内容につきまして御説明申し上げます。 第一は、年金の算定の基礎となる定額部分の額の引き上げで……
○亀岡国務大臣 わが国の水産業の果たしておる役割りというものは、一千万トンを超す漁獲高によって国民のたん白資源を供給をいたしておるきわめて重要な産業であるわけでございますけれども、先ほど来から御指摘のとおり、日本の水産業を取り巻く諸情勢は、どれ一つとってみてももう本当にむずかしい問題ばかりである、こういうふうに認識をいたしております。 特に燃油の高騰といういわゆる外部からくる問題と、それから二百海里という制度上からくる国際関係、これらをめぐりまして非常な悪条件にぶつかっておるわけでございますけれども、しかしやはりこの悪条件を一つ一つ克服をして、そうしてこの天から与えられておりますところのたん……
○亀岡国務大臣 営林局の件につきましては、現在、地方部局の行政改革の法案が審議中でございますが、その中にあるじゃないかという御指摘でございますが、武藤前大臣の仰せられたのは、現時点においては考えておらない、こういうことであったと思うのでありますが、私どもといたしましても、御指摘のとおり、中川大臣のときに林野庁関係の組織と機構というものはもうこれ以上のものはないという合意のもとにとり進められておる、それが、まだ二年もたたないうちにそういう問題を再提起するということは妥当ではない、こういうことで、私なんかも実は行政管理庁の考え方に対しまして強く反発いたした記憶を持っておるわけであります。 したが……
○亀岡国務大臣 お答え申し上げます。 農業並びに食糧をめぐって国民の間にはかなりの意見の対立が見られておるわけであります。たとえば国内農産物の割り高という問題だけをとらえて農産物輸入の一層の自由化を主張する意見がある一方、食糧の安定確保のためにコスト高になっても自給率を上げろ、こういう意見等もあるわけでございます。そういう中で先般の答申は、国民各界を代表する委員、専門委員が一年半にわたって論議を積み重ねた貴重な成果である、こういうふうに私は受け取っておるわけでございます。大きく分かれておりました論議の幅をかなり狭めたということでありまして、今後の農政の進め方についての合意づくりに寄与するもの……
○亀岡国務大臣 昨日も申し上げてありますとおり、この第二期水田利用再編対策は、避けて通れない日本の農政の現時点における宿命であるというふうにも考えて、九月中に割り当てを済ませてという考えも当初持ったわけでありますが、このような厳しい凶作というような事態に逢着いたしまして、この考えを一時たな上げをしまして冷害対策に取り組まさしていただいたわけであります。しかるところ、一応の天災融資法の閣議決定、政令公布という手続等も終了をし、逐次被災農家の手元に対策がしみ渡りつつあることを確認をいたしましたので、いよいよ第二期再編対策に取り組んで、今月末あたりまでにその結論を出したい。結論を出すに当たりましては……
○亀岡国務大臣 農林水産委員会の御審議に当たり、水田利用再編第二期対策につきまして、農林水産省が現在取りまとめつつある案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、第二期対策の説明に先立ち、本年の冷害等による全国的な農作物被害に対する対策について御報告申し上げます。 すなわち、農林水産省といたしましては、省を挙げて災害対策に取り組み、天災融資法及び激甚災害法の早期発動、自作農維持資金の災害枠の設定、農業共済金の早期支払い、被災地での公共事業の重点施行、規格外米の買い入れ等各般の措置をとり、被災農家の救済に万全を期することといたしております。 また、昨年六月以来農政審議会で御審議願っていた農政見直……
○亀岡国務大臣 川俣委員にお答えいたします。 天災融資法、激甚災法の発動はいつごろになるかという御質問でございますが、五十一年災のときには十一月二十九日に閣議決定をいたしておりますが、今回は十一月十日から十五日、少しでも早く、そのころに閣議決定に持ち込めるように諸般の準備を進めろと、こう指示を与えております。 自作農維持資金等につきましては、仰せのとおり五十一年に準じて、五十一年災で借り受けておる分もまだ残っておりますので、その分等も考慮して枠の積み上げ等も十分考慮して折衝しております。 さらに、共済金の仮払いでございますが、これは何といっても農家に一番先にキャッシュで届く災害対策の中心……
○亀岡国務大臣 日本の水産業をめぐる情勢認識につきましては、ただいま岡田委員御指摘のとおり私も認識をいたしておるわけでございます。だからといって、すぐ漁業法を改正する必要があるかどうかということについては、農林水産省といたしましても昨年の五月から水産問題研究会というものを設置をいたしまして、そこを中心にいたしましてあらゆる角度かちの検討を進めておる次第でございます。この研究会の結論が出、しかもどうしても実施した方がいいという合意ができれば、これはもうぜひとも改正という考え方を持たなければいかぬな、こう思っておりまするが、現在のところは水産問題研究会の検討を待っておる、こういうところでございます……
○亀岡国務大臣 水産庁長官からお話し申し上げたとおり、日本の財政再建の面、財政当局の実態というものはよくわかるわけでありまするし、また、年々このコンペが金額を増してきておるわけでありまするから、もうこの辺が限度だということで、今回も今村長官がえらい努力をされたわけでありますけれども御承知のような結果、こういうことでございます。したがいまして、漁業界全般のこと等もこれあり、やはり業界で負担していただきたいというのが農林水産省当局の気持ちでございます。
【次の発言】 もうおっしゃるとおりでございまして、やはり伝統ある北洋のサケ・マス漁業でありまするから、あらゆる努力をしてその実績を継続してまいる。……
○亀岡国務大臣 この法律の提案されました趣旨にもありますとおり、国家財政の非常に厳しい折から、あらゆる努力をして、増税さえもしなければならないのだ、こういうときでありますので、政府関係機関としては協力できるものなら協力するということが私は筋道であろう、こう考えまして、競馬会当局ともいろいろ話し合いをし、打ち合わせをいたしたわけでありますが、五十六年度の一年限りということであれば、競馬開催にも、またファンの方々にも、馬主の方々にも、また競馬関係の調教師やあるいは騎手、そういう方々の了解も得られることであれば、これは国の困ったときに協力をするという立場で御協力いただけないだろうか、こう話しましたと……
○亀岡国務大臣 そのとおりでございます。
【次の発言】 やはり競馬を監督している責任にある私といたしましては、御指摘のようなのみ行為というものが一番頭の痛い問題でございます。これを防止をいたしまして、そして快適な明るい競馬、ファンの期待にこたえていくという方法はどうかということを農林水産省としても今日までいろいろ検討し、考慮をいたしておるわけでありますが、やはり何というても、大衆、国民から受け入れられる処置ということが前提でございます。
やはりあちこちで場外馬券の売り場を設置してもらえれば、のみ行為がそれだけ防止できる、こういう声も一方にあるわけでありますけれども、私どもとしてはその期待にこ……
○亀岡国務大臣 鈴木内閣として、今回の行政整理、行政改革は徹底的にやろうということで、閣議においても、総理が先頭に立ってやろう、こういうことを決めたわけでございますので、私といたしましても、農林水産大臣としてこの内閣の話には協力していこう、こう思っております。 そこで、どういう手法によって、全国の農民諸君の信頼を落とさず、しかも、自然的な、社会的な、経済的な不利な条件のもとにどろまみれになって、そうして食べ物というものを一年に一遍しかつくれない、こういうものに本当に生産意欲を燃やしてやっていけるような農業を推し進めていくために、必要なことを実行しながら、しかもなおかつ行政改革というものをやり……
○亀岡国務大臣 ただいま議題となりました農林水産省設置法の一部を改正する法律案の提案の理由と改正の内容を御説明申し上げます。 農林水産省の農業関係試験研究機関につきましては、昭和三十六年の農業基本法の制定を背景に、専門別技術開発を強力に推進する体制として再編されて以来、その整備が進められてまいりました。このような体制のもとで、畜産、園芸等の作目別技術開発が著しく進展し、わが国農業の発展に多大の貢献をしてきたところであります。 また、昭和五十年代に入って、筑波研究学園都市に十に及ぶ農業関係専門試験研究機関が移転し、世界的水準の研究施設を備えた農業研究団地が概成したことにより、広範な分野の研究……
○亀岡国務大臣 研究所、試験場、これは一カ所にできるだけ集めてやっていこうということ、それぞれ一つ一つの専門別の試験研究所としてはそれでよかろうと思います。その試験研究の結果を総合的により農民的な立場にどうして結びつけていくかというような研究、そういうものをやるためには、施設ができ上がった後でも差し支えないのではないかな、私はそういう感じを持ちます。もちろん御指摘のように、国権の最高機関で立法化して、その法律に基づいて、その法律の目的を達成するような施設をつくるというのがあるいは道筋かもしれませんけれども、しかし、試験研究に関しては、そういう点は先ほど申し上げたような線で、総合性を生かしていく……
○亀岡国務大臣 農林水産委員会の開催に当たりまして、私の所信の一端を申し上げたいと存じます。 私は、昨年七月農林水産大臣に就任いたしましたが、昨年は全国的に激甚な冷害に見舞われ、農作物被害は史上まれに見るものとなりました。このため、全省を挙げて各般の冷害対策を速やかに講じ、被害農家の救済に万全を期した次第であります。 また、今冬は、昨年十二月中旬以降、東北、北陸地方を中心として豪雪に見舞われ、農林水産関係についても、森林被害を初め大きな被害の発生を見ております。今回被害を受けられた農林漁家の方々の御苦労はいかばかりかと深く思いをいたすとともに、衷心よりお見舞い申し上げる次第であります。先日……
○亀岡国務大臣 青刈り飼料に泣く泣く回さざるを得ない、生産調整は年々厳しくせざるを得ない、そういうことが自信を持って遂行できるのかどうかということと、そういうふうになったのは、とにかく小麦が米にだんだんとってかわってきておるのではないか、本来であれば、日本は水田文明なんだから米を中心にしていかなければならぬのに、粉食になったというのはその辺に間違いがあるのじゃないかという御指摘を通じての御質問と承りました。 私の考えも大体同じでございまして、日本はモンスーン地帯でありまして、米が一番気候、風土に合ってよくとれる穀物である、こういうことは歴史が示しておるわけであります。その米を中心にした食生活……
○亀岡国務大臣 田中委員のお気持ち、理解できるわけでございます。しかし一面、行政というものは予算を伴ってこれを執行していかなければならないわけでございます。昨年の七月から積み上げ積み上げ積み上げて、そしてその予算編成に至るまでの間、私は私なりに努力をいたしたつもりでございます。 今日の日本農業に対しておまえはどういう認識を持っておるかということでございますが、一口で申し上げれば、このままの状態でいったのではこれは大変であるな、そういうことで、農政審の答申、「農産物の需要と生産の長期見通し」という閣議決定をいたしまして、そして国会で御決議をいただいた食糧自給力の強化という御決議並びにこの決議を……
○亀岡国務大臣 漁船損害補償法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 漁船損害補償制度につきましては、漁業の生産手段たる漁船の不慮の事故による損害の復旧と適期における更新を容易にすることにより、漁業経営の安定に多大の寄与をしてまいったことは御承知のとおりであります。 しかしながら、近年における漁船の大型化、沿岸海域の利用の高度化等に伴って、他船との衝突その他の偶発的な事故により、漁船の所有者等が、第三者に与えた損害を賠償し、または放置することができない沈没漁船の撤去費用等の不測の費用を負担することによりこうむる損失が漁業経営に重大な影響を及ぼ……
○亀岡国務大臣 いよいよ本実施ということで、今度法案の御審議をいただくことにいたしたわけでございます。 漁業に関する政策的な保険、共済制度は、とりわけ中小漁業者の相互扶助の精神に基づいて、不慮の事故または異常の事象による損害をお互いに補てんをし、漁業再生産の阻害の防止と経営の安定に資するということを目的としたものでありまして、経営安定対策あるいは水産資源の維持、増大、沿岸漁業などの生産性向上、そういう対策と相まって水産物の安定的な供給を図っていく、それによって水産の振興を図り、漁業家の生活の安定を期していくという上にきわめて重要な役割りを果たしているものと考えております。 また、今回のこの……
○亀岡国務大臣 蚕糸砂糖類価格安定事業団法案につきまして、その提案理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 わが国蚕糸業は、伝統的産業として国民生活に深く根差しており、また、養蚕業は、農山村、畑作地帯における基幹作目として定着し、農業経営上重要な複合部門の一つとして農家経済及び地域社会に大きく寄与しているところであります。 しかしながら、繭及び生糸は景気の変動等経済事情による価格の変動が激しく、蚕糸業の経営の安定を図るためには、繭糸価格の安定が欠くことのできない課題であります。 このため、日本蚕糸事業団が、昭和四十一年に設立され、これまで生糸の買い入れ、売り渡し等の業務を実施してきたとこ……
○亀岡国務大臣 昨日漁業白書で発表いたしましたように、まず、日本人の食生活の中から、魚に対するウエートと申しますかシェアと申しますか、それがぐんとダウンしてきておるということでございます。これは、反面肉類の方の比重が上がってきておる、こういう実情が統計上にあらわれてきておる、これが水産物の価格の低迷というようなことに影響をしてきておる、こういうふうに見ておるわけでございます。したがいまして、その面からは、やはり米と魚といったようなことで、米と同時に魚の需要喚起ということも今後の大きな政策目標の一つとして、農林水産省としては努力をいたしておるところでございます。 漁業をめぐる環境は、二百海里の……
○亀岡国務大臣 行政改革を推進することは国民のいたく希望いたしておるところであるわけでございまして、政府としても、特に鈴木内閣は徹底した行政改革をやろうという決定をいたしておるわけでございます。私も全面的に協力をしたいと考えておるわけでございます。 私も機会あるごとに申し上げてきておるところでありますが、とにかく農業というものは無から有を生ずるという産業であり、自然的、社会的、経済的な不利な条件を克服をして食糧という大事なものを生産する産業である。これに従事しておる農家の諸君が生産意欲を持ってもらわなければ農作物、食糧というものは生産できないわけでありますから、その辺のいまいみじくも松沢委員……
○亀岡国務大臣 一括削減という考え方も一つの考え方かと存じますが、しかしいろいろ知恵を出さなくてはいかぬなということもあろうかと思います。その点、内閣として厳正に行政改革をやってまいる、こういう方針をきちんといたした以上は、農林水産省といたしましても全面的にこれに協力をして、先ほど行管長官の申されたような活力のある軽量な政府機構で最大の効果を上げてまいるという目的を達するようにしなければならぬ、こういうことで、わが省といたしましても事務的にいろいろと検討に入っておるところでございます。
【次の発言】 第二臨調の七月までの答申がどういうふうな姿になって出てまいりますか、ここで推測するわけにはまい……
○亀岡国務大臣 農業基本法を制定いたしましたその趣旨からして、農業従事者と他産業従事者との所得の均衡を図ってまいるというのが農政の大きな眼目であることはお示しのとおりでございます。私もそのように考え、そしてそれを達成すべく日夜努力をいたしておる次第でございます。あらゆる努力をいたしまして生産性の向上を図り、所得格差をなくそうという努力をいたしてきておりますけれども、他産業従事者の方の所得も年々伸びてきておるというようなことから、一世帯当たりで見た農業所得と勤労者世帯所得との間には、まだ格差が厳然としてあるということを認めざるを得ません。 したがって、今後においても構造政策、さらに生産政策を積……
○亀岡国務大臣 いま農村地域社会における農民にとっての農民年金制度、さらには農林漁業団体職員に対する農林年金制度、いずれにいたしましても、これは農業基本法で言うておりますところの農業の特質というもの、自然的、社会的、経済的な不利な条件を克服をしながら生産を上げなければならないという第一次産業としての農業の特質、これはやはりいかなる世になっても変わることはない基本原則であろうと私は思うのです。したがいまして、俗に言えば他産業に比べて非常に分の悪いこの農業に従事してもらわなければならない、こういう向きがあろうかと思います。したがいまして、やはりその農村地域社会、農業というものの特色、特性、そういう……
○亀岡国務大臣 安井委員の御批判の点、実はわからないわけではないわけであります。かたかな書きをひらがなの法律にしたいという気持ちは私自身も実はあったわけでございますが、いざこれをやりますとあらゆる面に影響してまいる、こういうことでございまして、とても、そういうことになりまするとそれぞれの合意を得ていくということが非常にむずかしいという事態も、それぞれ団体等とも接触をしておる間にわかってまいりましたので、もう本当に、現状追認というようなお言葉があったわけでありますが、そのような事態に結果的にはなったということは私も認めざるを得ない、こう考えております。 しかし、私が就任したときには、まだ第二臨……
○亀岡国務大臣 不正規流通は、これを防止していきたいという切なる願いを持っておるわけであります。 御指摘のように、今回の守られる食管法という考え方のもとに、何といってもやみ米等で不当な利得を上げるというようなことはできるだけ防止していきたいということで、政府といたしましても需要に見合った米の計画的な供給を行うということをいたしますとともに、販売業者の制度も法律にきちんと載せまして、集荷、販売、許可、認可の制度にしてまいるというようにいたしまして、その辺もいままでよりも法律的にきちんと処置をすることのできるような体制をつくろうということにいたしておるわけであります。そのほかに、今度は法律的な権……
○亀岡国務大臣 食管制度のいわゆる根幹とは、国民の基本的な食糧である米の必要量を確保いたしまして、国民経済の安定を図るため政府が米の需給並びに価格を調整をいたしまして、米の流通について必要な規制を行うことというふうに考えておりまして、今後ともこれを維持してまいるということについては本会議で答弁申し上げたとおりでございます。 しかしながら、現行の食管制度は食糧不足の時代にできた法律でございますために、食糧不足ということを前提として、特に配給制度による量的な公平配分というものに理念を置いておるように見受けられまするし、このままでは昨今の需給事情等に即応し切れないという問題も出てきておるわけでござ……
○亀岡国務大臣 政府といたしましては、はえなわ、あるいは流し網等に被害を受けた漁民の皆さん方に対して、それによって直接漁具の被害、並びに被害を受けなければとれるであったろう、そういう漁獲の被害等があるわけでございます。そういう問題に対しまして、やはりいままでの慣例による手続を講じてやっておったのでは相当の時間がかかることもいままでの例で理解できるわけですから、先生御指摘のように、今回はとにかく国の方針に従う訓練というような問題を契機として起こった事故である、こういうことにかんがみまして、いま外務省、防衛庁それから私のところとで、漁民の皆さん方の気持ちにぴたっとしたどういう具体的な対策があるかど……
○亀岡国務大臣 災害をこうむった農家の皆さん方に対しましては、やはりできるだけの手当てをせにゃならぬわけでありまして、その意味におきまして、速やかに被害実態の調査をして被害状況を把握をして、それに伴う、法律でいろいろ講じられております対策を具体的に講ずるようにということを指示をいたしたところでございます。天災融資法の適用なんかもできることならやれるようなふうにはならぬか、こういうふうに指示をいたしているところでございます。
【次の発言】 振動病につきましては、国有林関係の方においては大分患者の動向も落ちついて少なくなってきておるということで、難題は民有林関係だろうと思うのです。これがまた、潜在……
○亀岡国務大臣 第二臨調の答申が出たわけでありますけれども、私が当初考えておった、またいろいろ喧伝されておった農業いじめとかあるいは農業をねらい撃ちにしているのじゃないかとか厳しい情勢判断があったわけでありますけれども、出てまいりました答申を見ますと、私どもが戦後、自由民主党が中心になりまして進めてまいりました総合農政というものの基本路線と申しますか、基本の筋というものを一応認めておるということについては、私どもも実はほっといたしておるところでございます。 その具体的な一つ一つの問題の中には、改善を図りつつある問題、また改善を図らなければならないと思っていたような問題についての指摘はありまし……
○亀岡国務大臣 豪雪災害に対しましては、天災融資法の発動の方針を決定いたしております。ただ、災害も継続中で被害も終息しておりませんので、災害の実態がわかりました時点において天災融資法の発動ということになりますので、その間のつなぎ融資につきましては、ただいま大蔵大臣から御答弁がありましたとおり、農林省といたしましても各金融機関にもうすでに指示をいたしておるところでございます。 今回の豪雪の特徴は、十年ないし二十年生あるいは場所によっては三十年生のりっぱな杉の林が非常に大きな災害を受けた、こういうことで折損木の被害がまことに激甚である。現在調査中でございまして、山の中は調査できませんので、まだ被……
○亀岡国務大臣 お答えいたします。 まず、韓国に米がありませんと言ったことはございませんので、その点だけは先生の勘違いでございますので御理解いただきたいと思います。 それから、古米でございますけれども、古米といえども一トン当たり二十九万円で、汗水流してつくった農家から買っている国民の財産でございます。したがいまして、これをできるだけ財政負担のかからないように処理をするということで、計画的に処理をすることにいたしております。これを一遍にやりますと、たとえば、それじゃえさに全部やっちゃえということになりますと、えさですと、トン当たり三万円ぐらいでございますから二十六万円の赤字でございます。これ……
○亀岡国務大臣 御質問にだけお答えいたします。 五年間で六百五十万トンを処理するということで、五十四年で百二十万トン、五十五年で百十四万トン、五十六年度においては約百二十万トンといまのところ見込んでおりますが、このように五十四年度においては工業用に二十七万トン、輸出用においては九十三万トン、五十五年度は工業用に二十八万トン、輸出用に七十一万トン、飼料用に十五万トン、五十六年度では工業用に三十万トン、輸出用に四十万トン、飼料用に五十万トンで百二十万トンの処理をしたい、そうして五十七、五十八で残りの二百九十万トンの古米を処理してまいりたい、こういう計画で進めております。
○亀岡国務大臣 昨年の冷害に対する最も農家の期待しておりました農業共済金の査定につきまして、いま青森県の事例を示されて御質問があったわけでありますが、被災地全般におきましては、実は東北の農業共済連合会の会長さん方がそろってお見えになりまして、非常にスムーズに農家の方も納得をして再生産に励む方向でおるので、大臣、安心してほしいということもあったわけでございます。 もちろん、農業共済制度は今日まで三十数年間、制度ができましてから、野間君のいま指摘されたように、自分は七の被害があると思っておったところが五の被害しか認めてもらえなかった、そこに二という差がどうしても農家の頭に残って、この制度はよろし……
○亀岡国務大臣 ただいまの問題は、岡田委員御承知のとおり、昭和二十一年のGHQ覚書によって北方四島に施政権が及ばなくなった結果、この地域に対してわが国の旧漁業法が適用されない状態となった、これに基づく免許によって設定されていた旧漁業権はその時点で消滅したと考えておりまして、昭和三十五年当時からそのような方向での御答弁を申し上げてきておることは承知いたしておるわけでございます。政府として、これに対して新たな法律による漁業権というものを設定いたしたわけでありますが、その時点においてはすでに歯舞、色丹、国後、択捉の四島についてはもう適用がないということになって、したがって補償をせずともよろしい、こう……
○亀岡国務大臣 川俣委員の御質問中のいろいろな御意見、御主張、分析の仕方、私どもとほぼ一致いたしておるわけでございます。私といたしましても、この生産調整ということは、特に日本の農民にとってつらい、できることならばやらなくて済めば一番いいわけでありますけれども、いままでるる申し上げてきたような事情で転作、減反の道は避けて通れない、こういうことで、実は五十六年度からの三カ年はどうするかということは、私も就任早々非常に苦心をいたした点でございます。そこへもってきての冷害、大凶作ということが加わりましたために、いろいろと苦労をいたしたわけでございます。 私は、この転作は避けて通れないということを農業……
○亀岡国務大臣 ASEAN五カ国のうちシンガポールを除いた四カ国は、いずれも農業を中心にして国づくりを進めておる国々でございます。今回訪問いたしまして感じましたことは、御指摘のとおり、やはり各国とも、まず食糧はどうしても自給したい、天候も恵まれておるのだし、土地もあるのだし、インドネシア、フィリピン、マレーシア、タイを除いては外国からの輸入に依存しなければならぬ状態を早く脱却したい、これが首脳部並びに農業関係者の切なる願望であるようでございました。ところが、特に御指摘のとおり、水田を主にしておる農業でございまして、米作技術というものをぜひ日本から吸収したい、こういうことで今日までもいろいろ技術……
○亀岡国務大臣 御指摘のように今回の豪雪の森林、立木に対する被害は、百年この方ない、こう言われておる、本当に異常災害とでも申しますか異常降雪とでも申しますか、そういう災害でございます。したがいまして、戦後の災害に対する法律的施策というものは、冷害にいたしましても台風災害にいたしましても、本当にかゆいところへ手の届くほどの施策が講ぜられておるわけでありますが、やはり例がなかっただけに、この折損木というはなはだしい、厳しい災害の施策が現行法だけで十分かとこう言われますと、私ども責任者として、もう少し何かあってもいいんじゃないかという感じが、実は施策を進めている間において感じ取っておるところでござい……
○亀岡国務大臣 昨年農政審議会からの答申に基づきまして食糧の需要と供給の長期見通しというものを提示をされ、これを閣議決定したところでございます。 平石先生御承知のとおり、高度所得国家とでも申しますか工業国家とでも申しますか、そういうところで、第一次産業である、おてんとうさまを相手にしておる産業である農業、これは労働生産性も土地生産性も非常に低いわけでございます。したがいまして、ほっておけばだんだんと農業者は農業を去る、こういうことでございますけれども、そういうことでは、これは生命から二番目に大事な食糧を生産する人がいなくなっては大変でございますから、やはり思い切った農業基本法というものを制定……
○亀岡国務大臣 農政審の答申、これに伴う長期見通しというものを閣議決定いたしたわけでございます。これは同時に審議をいたしてもらい、同時に農政審からの結論として政府がちょうだいしたものでございます。したがいまして、この長期見通しを閣議決定したということは、これのうらはらになっておりますところの基本構想というものを十分踏まえて尊重をして、これからの農政の上にこれらの農政審の答申を具体的に実現をしていくことが日本の農民諸君に光を与え、日本農政の進展を図るゆえんである、こう私は考えてやってまいりたいと考えております。
【次の発言】 昨年は地球の上で、アメリカでも中国でもあるいはソビエトでもあるいは豪州……
○亀岡国務大臣 農林水産省といたしましては、改良助長法という法律によりまして生活改良普及員というものが全国農村に配置されまして、その普及員を中心にいたしまして、婦人の地位の向上また農業経営における婦人の健康の問題等々、あるいは食生活の指導等を行ってきておるわけでございまして、農業経営あるいは農業生産には重大な役割りを果たしておりまするし、また農村の地域活動の面においても、あるいは教育の面あるいは文化の面あるいは社会化の面においても相当の役割りを果たしておるわけでございます。 ただ、農業協同組合の組合長でありますとか、あるいは農業委員会の会長でありますとかという地位はまだまだいっておりませんけ……
○亀岡国務大臣 大出君御承知のように、受取も企業の経営内容の一部でございますので、普通は出しておらないわけであります。しかし、当委員会からの提出を示唆されますればお出しいたします。
【次の発言】 先ほど申し上げましたとおり、やはり企業の秘密に属することでございますので、いままでは出しておりませんけれども、委員会からの御意思で出すように言われれば差し出してまいります。
大出君、先ほどからいろいろ御説明ありましたが、私も実はこの問題について新聞に見えましたときに、まあ大出君と同じような気持ちで実は水産庁から事情を聴取をいたしました。そして、ほかの方はどうなんだということで、ほかの融資先等につきま……
○亀岡国務大臣 農林省関係で今回の提出法案に基づく削減は、農林年金の給付に係る国庫負担(安井委員「総額でいいです」と呼ぶ)これと、それから地域特例の分と合わせて八十五億円、さらに八月二十五日の閣議決定に基づくものとして、総額四千三百三十億円の一般補助金などを一割削減することに伴って四百三十四億円。以上のほか、事柄の性格上、具体的な削減額を示すことは困難でありますが、ゼロシーリングの原町のもとで一般行政経費、公共事業関係費などの抑制を図って概算要求を出したところでございます。
【次の発言】 そのように要求しております。
○亀岡国務大臣 開拓審議会につきましては、実は東京だけは農地が大島とか三多摩とかに限られておるものですから、やるべき仕事はまだ残っておるわけであります。ただ、実際に審議会が開かれておらないということでございまして、ほかの都道府県につきましてはそれぞれ農地法に基づく農地業務の仕事を処理いたしておるわけでございます。 したがいまして、東京都だけ仕事がないからといってこの審議会をなくしてしまうということはできないわけでございまして、やはりこれはそれぞれの運営の仕方によって、案件が起きたときにその審議会を招集していただくということにしていただければ経費もかからないということでございますので、その点に……
○亀岡国務大臣 競馬会は御承知のように、五百億、五十六年度限りということで納付いたしておるわけでございます。これは立法されておるわけであります。
続けてということになりますと、競馬会の運営費なりあるいは改善経費なり、そういうものに食い込むこととなりますので、適正な運用を期待することができなくなるということでございまして、五十六年度限りという線を尊重していきたい、こう考えております。
【次の発言】 総理並びに厚生大臣並びに関係閣僚から申し上げたとおり、私も全く賛成でございます。
ただ、非常に困難であるからということで、なかなか実現の方向にすら向かうことができないようなことで何年も何年も同じよ……
○亀岡国務大臣 不急不要の要らなくなったような補助金というものはわが省に限ってございません。いままで毎年、行政改革、補助金の近代化、合理化というものをやってきておるわけでありますから、そういうものはいままでの間においてカットをし、統合をし、メニュー化をいたしております。今回も千二百件ほどある補助金も、もっと合理化し、もっと近代化して効率的に使おうということで、総合的にこれをまとめまして六百件にいたして概算要求をしてあるところであります。
【次の発言】 ゼロシーリングの閣議決定直後に指示をいたしまして思い切った補助金の整理統合・メニュー化をやろう、こういうふうにいたしまして、公共事業では前年度百……
○亀岡国務大臣 御指摘の保安林内における違反行為ということになるわけでありますけれども、これに対する監督処分の権限につきましては都道府県知事が持っておりますので、適切な処置が行われるように行政指導をしていきたい、こう考えております。
詳しいことにつきましては、事務当局の方から説明を申し上げます。
【次の発言】 違法行為でございますので、森林法違反に該当することは明らかでありますので、そのような点いろいろ調査いたしまして、その実態を明らかにして、法に定めるところに従って厳重に処置するように林野庁長官に命じてございます。
【次の発言】 保安林というのは、国土を守り、民生安定のためにどうしても必要……
○亀岡国務大臣 御承知のように、中央競馬会は昭和五十六年に約二千億ほどの国庫納付金をするわけでございます。そのためには競馬を円滑に、しかも競馬を楽しむ大衆の皆さん方の納得のいく線で競馬を開催していかなければならない。いろいろレースを愉快におもしろくということでやっていくことが、やはり競馬の責任者として指導しなければならない方向であろうと思います。 したがいまして、常に、世界における競馬の実施の状況でありまするとか、あるいは事故防止のための競馬場の施設のあり方でありまするとか、あるいは馬主と調教師、それから騎手とか、あるいは馬のお世話をする方々とか、そういう方々の一致団結した体制ができておりま……
○亀岡国務大臣 竹内君も御承知のとおり、一億一千万の国民の食糧を供給するという重大な責務があるわけでございます。これを供給してまいりますためには、生産と、足りない分は外国から安定的に輸入をしてまいる、こういうことが大事なわけでございまして、これを遂行していきますためには、生産の面においては、現在やっております各種の諸対策並びに流通の機構整備、さらには技術関係の体制、さらには統計調査の体制等々、これらの施策を総合的に効率的に行って、その任務を果たしてまいる。また、外国食糧の安定供給につきましては、これは外務省と緊密なる連絡をとり、そうしてどうしても国内で生産できない面についてはこれを外国から確保……
○亀岡国務大臣 消費者米価につきましては、具体的にはまだ何も決めてございません。ただ、現在も御指摘のように相当な売買逆ざやが存在をしておりまして、食管の大幅な財政負担の要因になっておることは現実でございます。臨調から御指摘を受けておることも十分承知をいたしておりますので、今後、米の需給やあるいは物価及び家計の動向その他、その改定が生産、流通、消費など各般の面に及ぼす影響等を十分配慮いたしまして、総合的に判断して決めていきたい。したがって、現在のところまだ何も決めておりません。
【次の発言】 現在のところそういう考えを持って作業をしていくというようなことはございません。
○亀岡国務大臣 御承知のようにきょう二時からアメリカの農務長官ブロック氏が私のところに表敬に実は参るわけでございます。大平・カーター会談の共同声明の中で、日米食糧会合を定期的に開くということにいたしておるわけでございます。その会合のためにブロック長官と一緒に農務省の諸君もやってくるわけでございまして、まあ目的というのは、日米食糧会合ということでやってまいるわけでございます。そのときにたまたま農務長官が日本に来る、こういうことに相なったわけでございます。 そこで、農務長官が参りまして、もう少し農産物を買ってほしいという意思表示、柑橘類あるいは牛肉等についての来年、再来年までの約束をしてあるわけ……
○亀岡国務大臣 今回の会合におきましては、主として穀物等について意見や情報の交換が行われたという報告を受けております。 穀物につきましては、米国側から、明年も日本の輸入需要を満たすことを確保すべく緊密に協力するという表明があったわけでございます。なお、米国側から、備蓄積み増しも含めて穀物の輸出増大を要請してきたわけでありますけれども、私の方から、日本側からは、現在の穀物の需給状況及び厳しい財政状況のもとではせっかくのアメリカ側の要請ではあるけれども、応ずることは非常に困難であるという旨を説明しておきました。 また牛肉、柑橘の問題は議題ではありませんでしたけれども、会合の終わりに米側から、一……
○亀岡国務大臣 北海道を初め東北が二年にわたって大変な災害を受けて、農家の諸君が非常に苦労をしておられるということは津島委員御指摘のとおりで、私も十分承知をいたしているところでございます。第二期対策につきましては、津島委員の見解のとおり、私も全くそう思う次第でございます。しかるところ、三年計画に基づいてスタートしましたこの第二期生産調整対策につきましては、やはりこの計画を緩めるわけにはいかないという基本的な認識を持ちつつ、冷害による対策も考えなければならないと思っておりますので、御指摘のとおり、第二期水田利用再編対策の来年度の件につきましては、緩和の方向で前向きで対策を検討しなければならぬ、こ……
○亀岡国務大臣 林野庁の場合も、計算上はどうしても七十億ほど不足することになります。したがいまして、いい方だけやっちゃえというようなことをされますと、これはもう大変指導がしにくいなという気持ちは持っておりましたが、先ほど理解ある労働大臣のお話しのとおり、あのような筋道で御指導いただいておりますので、私も実は心情的にはほっとして、藤尾労働大臣がんばれということで職員の説得に努めておるわけであります。 それで、御承知のように、木は伐採計画がありまして、四十年ないし五十年過ぎませんと切れません。会計が苦しいからといって切ってしまったのでは、山は全部荒れてしまうわけであります。やはりその木を植え、育……
○亀岡小委員 運輸省に、今の自家用車の制限に関連してなんですが、たしかあれは、タクシーとかバスとかいうものを会社自体が営業しようという場合には、公安委員長の承認を求めるようになっておりますね。一般の営業車、自家用車、小型三輪車、トラックですか、ああいうものは営業車として届け出さえすれば何らあれなしで使えるわけですね。どうなっておるのですか。
【次の発言】 そうすると、タクシー会社なんかはやはり公安委員会の意見を聞いているわけですね。聞いていませんか。
【次の発言】 そうすると、結局その地方々々の陸運局長の判断によって、ああいうものはみんな許可するということになっているわけですか。
○亀岡小委員 運輸省にちょっとお伺いしたいのですが、今規制の問題で警察当局の手続上の間違いといいますか、足りなかった点等についていろいろ論議があったわけなんです。結局この規制問題の対象になっておる車種、業種といいますか、こういうやつはいろいろと法によって定められたものをみんなパスして営業しているわけですね。そういう車を規制の対象にして、届け出さえすれば、あるいは届出しなくても自由に走れるという自家用乗用車等に対しては、何らの規制の方法がないというのが実態じゃないかと思うのです。そこで運輸省当局として、自家用乗用車それから自家用貨物自動車というものの増加の実態といいますか、そういうものをはっきり……
○亀岡小委員 時間もないようでありますので、簡単に数点だけお尋ねしたいと思います。
緑のおばさんの杉村さんにお伺いしたいのですが、先ほどのお話で、単車、小型車、こういうものを運転しておられる方が非常に粗暴な運転が多いということを言われたのですが、もう少し詳しく……。
【次の発言】 稲葉参考人、それから松岡参考人のお話にも、ミゼットとかスバルとか、ああいう小型車を運転しておる者が非常に年が若いので、無謀な運転をするというお話が期せずしてありましたのですが、その通り間違いありませんか。
【次の発言】 校長先生にちょっと伺いたいのですが、先ほど同僚議員からも質問ございましたのですが、今の特別課外教……
○亀岡主査代理 斎藤実君。
【次の発言】 ですから、その答弁の要求者の名前をはっきり言うてください。
【次の発言】 岡田利春君。
【次の発言】 岡田君、持ち時間が経過しておりますので、結論をお願いします。
【次の発言】 松浦周太郎君より関連質疑の申し出がありますので、これを許します。松浦周太郎君。
【次の発言】 以上をもちまして午前の質疑は終了いたしました。
午後二時から再開することとし、これにて休憩いたします。
午後一時二分休憩
【次の発言】 金丸徳重君。
【次の発言】 華山親義君。
○亀岡主査代理 芳賀貢君。
【次の発言】 以上をもちまして午前の質疑を終了いたしました。
午後一時半から再開することとし、これにて休憩いたします。
午後零時三十八分休憩
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は明二十二日午前十時から開会し、経済企画庁所管について質疑を行なうことといたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後四時三分散会
○亀岡主査代理 岡本君に申し上げます。申し合わせによる持ち時間を過ぎておりますので、結論をお急ぎ願います。
【次の発言】 以上をもちまして、昭和四十二年度一般会計予算中、経済企画庁所管に対する質疑は一応終了いたしました。
次会は明後二十四日午前十時より開会し、農林省所管について質疑を行なうことといたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時三十九分散会
○亀岡主査代理 兒玉末男君。
【次の発言】 以上をもちまして午前中の質疑を終了し、午後二時から再開することとし、これにて休憩いたします。
午後零時四十五分休憩
○亀岡主査代理 以上をもちまして午前中の質疑を終了し、午後一時五十分から再開することとし、これにて休憩いたします。 午後零時四十六分休憩
○亀岡小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
本日は、昭和四十五年度国立国会図書館予定経費要求の件について審査をお願いいたします。昭和四十五年度国立国会図書館予定経費要求書
【次の発言】 まず、河野図書館長の説明を求めます。
【次の発言】 ただいまの図書館長の説明に対し、御質疑はありませんか。
【次の発言】 ほかにございませんか。
【次の発言】 それでは、昭和四十五年度国立国会図書館予定経費要求につきましては、お手元の印刷物のとおり決定し、議院運営委員会においては、勧告を付さないで議長に送付すべきものとするに御異議ありませんか。
○亀岡小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
本日は、図書館の運営に関する件について御協議願うことといたします。
まず、久保田図書館長から説明を求めます。
【次の発言】 ただいまの図書館長の説明に対し、御質疑はございませんか。
【次の発言】 ほかにございませんか。――それでは、本日はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。
午前十時三十九分散会
○亀岡小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
本日は、昭和四十六年度国立国会図書館予定経費要求の件について審査をお願いいたします。
【次の発言】 まず、久保田図書館長の説明を求めます。
【次の発言】 御質疑ございませんか。――それでは、昭和四十六年度国立国会図書館予定経費要求につきましては、お手元の印刷物のとおり決定し、議院運営委員会においては、勧告を付さないで議長に送付すべきものとするに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決定いたしました。
なお、本日の議院運営委員会において、以上の審査の経過並びに結果を私から報告いたしますので、御……
○亀岡国務大臣 私ども提案者側の立場からいたしますと、国会での決議、並びにその決議に基づいて、都市計画中央審議会において一年間にわたりあらゆる点から検討いたした結果、生産緑地法ということで新しい都市計画の中に生産緑地という制度を認めていこうという大勇断をふるわしていただいたわけでございます。そういう意味におきまして、国会の趣旨につきましては、もう十分過ぎるほど建設省側としては取り入れたつもりでございます。したがいまして、この生産緑地法の指定になったあとにおける都市農業というものに対する点を具体的にこの生産緑地法に示してないというのが後退の印象を与えているのではないか、こう思うわけでございますけ……
○亀岡国務大臣 お答えいたします。 いまお話のありました建築抑制措置につきましては、九月七日の閣議決定に従って現在行政措置として実施いたしておるものでありまして、その概要を申し上げますと、学校、住宅、病院または社会福祉施設以外の建築物で延べ面積五千平方米以上のものについて、関係各省で構成いたしております建築投資調整協議会というものが現在ありますが、その協議会において、緊急性のないと認められた建築物の建築主に対しましで、工事施行の延期または規模の縮小を実は勧告いたしておることは、御承知のとおりでございます。この行政指導により、九月から今日まで四百六十九件の報告を受けております。そして二百九十二……
○亀岡国務大臣 建設省関係の昭和四十九年度歳入歳出予算について、その概要を御説明いたします。 まず、建設省所管の一般会計歳入歳出予算は、歳入に五十七億八千五百余万円、歳出に一兆七千五百七十八億四千九百余万円をそれぞれ予定いたしております。 このほか、歳出について、総理府の所管予算として計上されているもので、建設省に移しかえを予定される経費がありますので、これを合わせると、昭和四十九年度の建設省関係歳出予算は、二兆百五十四億三千九百余万円となり、前年度補正後の予算に比べ二十六億一千百余万円の減少となっております。 なお、このほか、国庫債務負担行為として、公営住宅建設事業費補助その他に、一千……
○亀岡国務大臣 もう仰せの御意見に対しては私も全面的に賛成でございます。特に、ある意味においては無限ともいえるかもしれません、雨の続く限り。そういう意味においては、エネルギーとして使ってまいる、また水として使ってまいる意味においては無限性を持つかもしれませんけれども、しかし、降雨量というものは有限、一年間に降る降雨量というものはある一定以上に期待できないという統計上のあれもあるわけでありますから、日本の国土に降った雨、地下水、こういうものを考えました場合には、ある意味においてはやはり有限性として取り扱っていかなければいかぬということだろうと思います。そういう意味におきましては、できるだけこの国……
○亀岡小委員長 これより国会法改正等に関する小委員会を開会いたします。
国会法の一部改正の件についてでありますが、本件につきましては、小委員各位の長い間の御苦労と熱心な努力の結果として、ここに成案を得るに至ったわけでありますが、この機会に、私より各位に感謝の意を表する次第であります。
また、お手元に配付いたしました案につきましては、小委員各位が本小委員会懇談会において慎重に検討を重ねた結果できたものでありまして、その趣旨、内容につきましては十分に御承知のことと存じますので、その説明を省略させていただきます。
【次の発言】 それでは、お手元に配付の案を小委員会の案と決定するに御異議ありません……
○亀岡国務大臣 松沢委員の考え方もあり得るわけでしょうけれども、人類の歴史を見ますと、やはり都市というものは大体都市機構が中心になりまして、そうして一たん事があったときの避難場所であるとかあるいは憩いの場所であるとかということで、都市の中に緑地帯をつくり上げて、そうして人類が都市というものをやってきておるというのが、これは国際的な歴史上の事実であろうと私は思うのです。したがいまして、都市計画法を制定いたしました当時は、農村は優良なる環境のもと優良なる農地のもとにおいて農業をやっていく、いわゆるそこで農振法という法律が制定されて、優良農地を守るという立法措置が講ぜられたものと考えております。 ……
○亀岡国務大臣 竹内委員の御高説よく拝聴いたしました。私どもの言いたいことを言っていただいたような気がするわけでございます。しかしただいま大蔵大臣からありましたとおり、財政再建という至上命令、何としてでもという御相談がありましたので、私どもといたしましては、競馬も御指摘のとおり本当に大衆化された一つの大衆の健全娯楽という地位を築いてきておるわけでありますから、円滑にしかも快適に競馬ができるということのためには、競馬会を中心にいたしまして生産者、馬主、さらには調教師並びに騎手、厩舎関係の皆さん、これらの方々の渾然一体とした協力関係がございませんと、円滑な競馬ができません。したがいまして、第一次納……
○亀岡国務大臣 昭和五十六年度農林水産関係予算について、その概要を御説明申し上げます。 各位の御協力を得て御審議いただくに当たりまして、予算の基礎となっております農林水産施策の基本方針について御説明申し上げます。 言うまでもなく、農林水産業は、国民生活にとって量も基礎的な物資である食料を安定的に供給するという重要な使命を担っております。同時に、農林水産業は、多くの人々に就業の場を提供し、国土や自然環境を保全するなど多様な役割りを担っております。 翻って、今日のわが国農林水産業の現状を見ますと、農業は米の過剰を初めとする農産物需給の不均衡、経営規模拡大の停滞等の問題に直面しております。また……
○亀岡国務大臣 いろいろ適切な指摘をしていただきながらの御質問でありますが、農林水産省といたしましても、野菜の価格の安定ということ紀ついては全力を挙げておるわけでございます。相当な経費も使っておるわけでございます。ところが、御指摘のように天候に左右されやすいということで、その点非常な苦労をいたしておるわけであります。 それともう一つは、周年性の、食生活というものが向上してまいりまして、もう時季物というような感覚がなくなってきておるというふうなところでございまして、たとえば葉物、レタスとかあるいはホウレンソウでありますとか冬季間になかなか生産の困難なものの需要が非常に高い。そういうものが価格面……
○亀岡国務大臣 田口委員御承知のとおり、農林年金につきましては成熟率が低いわけでありまして、単年度収支におきましても収入が支出を相当上回っておるということでございまして、特例期間中の減額分、約百六十億になりますが、これを立てかえるという形をとりましても積立金の増加額に影響をするということでございまして、年金財政上特に支障はございません。
【次の発言】 国庫負担を一時、三年間だけカットするという問題でございますが、これにつきましては、三年後に利子も含めて返すということを検討するということを、財政当局ときちっと話し合いをいたしまして、そしてこの法案を提案をしておるわけでございます。
御承知のよう……
○亀岡国務大臣 御指摘の補助金についてでありますけれども、これは、土地条件、営農条件その他種々の条件によって、その地域地域、また土地土地のいろいろな事業単価というものが違ってくるわけでございます。それらを十分考慮いたしまして、できるだけ農家の負担が軽減されるように、しかも効率的に土地基盤が整備されるようにという配慮をもって補助金の単価等を決定いたしているところでございます。 したがいまして、やはり農家がみずからの融資によって事業をやるということは望ましいことではありますけれども、現実の問題として、融資で、しかも積極的に基盤整備をしていこう、圃場整備をしようあるいは用排水の施設をつくろう、さら……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。