このページでは小沢辰男衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小沢辰男衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○小沢(辰)委員 私は自由民主党、日本社会党、民主社会党三党を代表いたしまして、ただいま議決されました日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案に次の附帯決議を付すべきことを提案いたしたいと存じます。すなわち、 政府は、日雇労働者健康保険の被保険者が療養中において、新たなる疾病が発生したとき、その疾病につき又はその間における家族の疾病については、同保険において療養の給付を受けられるよう考究すべきである。 右提案をいたしますから、何とぞ可決あらんことをお願いいたします。
○小沢(辰)委員 関連して伺いたいと思いますが、ただいま井堀先生が非常に強調されておりました議論の中に、五年後には少なくとも生活を保障するだけの年金額をやれといって社会党を激励したり、あるいはそれについて今の政府原案では足らぬぞというようなお話でございましたが、実はその前に井堀先生大事なところを落しておられたようでございます。というのは、給付も大事でありますが、財政計画がしっかりしていなければいかぬのだということを言われました。そこで非常に興味を持っておったんですけれども、その話がいつの間にか消えてしまいましたものですから、私関連して特に八木先生に御質問いたしたいと思います。 実は年金という……
○小沢(辰)委員 御承知のごとく、わが党は昨年の総選挙におきまして新政策を公表し、その中で、社会保障制度の拡充、発展を一つの大きな柱といたしたのでございます。しかも、その社会保障制度の拡充、発展政策の中で、国民年金制度の改善を国民に約束して戦って参ったのであります。ところが、一方、社会党におきましては、この国民年金制度を批判し、攻撃し、実施を延期せしめるまでの、現実を国民に訴えて参ったのであります。従いまして、国民年金制度とその改善の政策につきましては、今次の総選挙の際のわが党並びに社会党両党の大きな争いの一つであったのであります。しかるに、御承知の通りわが党におきましては三百名に近い当選とい……
○小沢(辰)委員 関連。ただいま厚生年金の住宅のための還元融資について御質問がありまして長官からお答えになりましたが、実は社会労働委員会の政府提案の法案では、従来通りの起債方式によるということで、厚生年金福祉事業団が直接中小企業を相手にした住宅融資は、一応従来通りの転貸方式によることとしてある。従って厚生年金福祉事業団法案ではこれがいかないようになっておる。従ってただいま中小企業庁長官の御答弁はそういう希望を表明されたと思うのですけれども、本委員会としても中小企業の住宅事情その他の福利厚生事業を考えますと、この点は特に厚生年金福祉事業団の取り扱いになるように、ぜひ中小企業庁長官の方でも、それぞ……
○小沢(辰)委員 ただいま天然ガス開発につきまして立法並びに予算措置を強力にとっていただくための本委員会の三党共同の決議案が可決されたわけでございますが、これに関連しまして、先ほども社会党の岡田委員からも話がありましたように、この大事な地下資源を開発するということに伴って若干の悲劇が起こっておるわけでございまして、この典型的な例が、新潟地区におけるいわゆる地盤沈下の問題でございます。私はこの問題につきまして、この機会に、時間もございませんから簡潔に二、三通産大臣にお尋ねをいたしたしたいと思います。 まず昨年の四月十九日には、当衆議院におきまして三党の共同決議案といたしまして、地盤沈下に対する……
○小沢(辰)委員 私は、ただいま議題となりました四つの法案にそれぞれ附帯決議を付すべしとの動議につきまして、自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表いたしまして、その趣旨の御説明を申し上げたいと思いますが、その内容につきましては、すでにお配りをしてありますので、この案を御高覧いただきまして、すみやかに皆様方の御賛同をお願いいたしたいと思います。
○小沢(辰)議員 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました国民年金法の一部を改正する法律案について、その提案の理由を御説明申し上げます。 国民年金のうち、無拠出制の福祉年金につきましては、御案内のごとく、恩給法による公務扶助料など他の公的年金を受けておりますと、その支給が停止されることとなっています。わが党といたしましては、低所得階層の生活保障をその理念とする福祉年金の実情等にかんがみ、この制限を緩和する改正法案を第三十八国会に提出いたしましたが、審議未了となりましたので、今回、再び本国会に提出する次第であります。改正法案の概略について申し上げますと、まず第一に、公的年金の……
○小沢(辰)議員 河野委員の御趣旨は、人命を扱う大事な医師であるから慎重を期さなければいかぬが、同時にまた残る八十名の方々についてこういう道を開く以上は、やはりこれらの人が十分医師としての将来が立ち得るような何か考慮を払う必要があるというようなお尋ねだと思うのでございますが、本提案の趣旨も全くその通りでございまして、私どもといたしましては、この法律が成立しました上は、政府においてそれらをよく勘案されまして、八十名の方々がその試験までの期間に十分訓練あるいは勉強の機会を得さしていただいて、この立法の趣旨が十分生きますように努力されますことを心から念願しているものでございます。
○小沢(辰)議員 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました国民年金法の一部を改正する法律案について、その提案の理由をさらにもう一度、今国会冒頭の委員会で御説明を申し上げたいと思います。 国民年金のうち、無拠出制の福祉年金につきましては、御案内のごとく、恩給法による公務扶助料など他の公的年金を受けておりますと、その支給が停止されることとなっておるのでございます。わが党といたしましては、低所得階層の生活保障をその理念とする福祉年金の実情等にかんがみまして、この制限を緩和する改正法案を去る三十九国会に提出し、継続審査となっておるものであります。 改正法案の概略について申し上げま……
○小沢(辰)委員 関連。ちょっと答弁、質問者の食い違いがあると思いますが、これは単価といいましても、坪当り単価なのが一平米なのか、それをはっきり言わないと非常な間違いが起こってきます。次長の答弁で、ただ二万円とかあるいは二万九千円とか言われて、これは平米の場合は坪当たりになると三倍近くになるのだから、そのあたりのところをよく説明をして、その上で一つ質問をするようにしたいと思いますが、どうですか。
【次の発言】 関連して。質問にちょっと漏れている点がありますので、この機会に新しいことを一つ大臣からはっきり表明していただきたいのですが、融資の対象についてでございますけれども、私立学校の医療機関を医……
○小沢(辰)委員 私は、三党を代表いたしまして、船員保険法の一部を改正する法律案に対しまして、次のごとき附帯決議をつけたいという動議を提出するものでございます。 まず、附帯決議の内容を朗読いたします。 船員保険法の一部を改正する法律案に対する附帯決議 政府は、船員保険について左の事項に努力すべきである。 一、療養給付における一部負担制度は、船員法との関係、船賃労働の特殊性にかんがみ、早急にその改善をはかること。 二、今次改正にかかる標準報酬最高額五万二千円は、いまだ不十分と認められるので、可及的すみやかに大幅引き上げをはかること。 三、年金部門の改善については、厚生年金制度……
○小沢(辰)委員長代理 八木一男君。
○小沢(辰)委員長代理 本会議散会まで休憩いたします。 午後一時五十一分休憩
○小沢(辰)委員 私は、八木委員外社会党の諸君が提案されました生活保護法の一部改正につきまして、社会党を代表される八木委員に御質問を若干いたしてみたいと思います。 まず第一点は、この法律の名称を生活保障法に改めたい、そうして生活保障審議会というものを設けられて、最低生活の水準というものを客観的なものにして、しかもそれが、憲法二十五条にいう、いわゆる健康で文化的な最低生活の保障という線に持っていこうという御趣旨のように見受けられるわけでありますが、その考えられるところは、確かに同感をすべきものがあると思います。しかし、生活保護法本来の目的は、御承知のように、ほんとうにぎりぎりの最低生活を国の方……
○小沢(辰)委員 私は、自由民主党、社会党、民主社会党、三党を代表いたしまして、ただいま委員長に提出をし、同時に各位に配付いたしましたような修正案を提案いたしたいと考えます。 まず修正案の内容を申し上げますが、第一点は、第二条第一項第一号の中の改正でございまして、これは開拓者の方々につきましては、在外期間六カ月の要件を緩和いたしてあるのでございますが、これら開拓者の方々と同様な、いわば工業移民といわれるような方々につきましても、特にその方々が日本政府の命令あるいはまた強い要請によって外地に生活の本拠を有するに至ったような場合に、個々に厚生大臣が認定をされまして、これを引揚者給付金の支給対象に……
○小沢(辰)委員長代理 島本君、もう放送が済みまして、委員長が着席して一時半から質疑に入るから、すぐ大臣をと言っておられます。大臣も食事をしなければ気の毒だし、これで一つ……。
○小沢(辰)議員 ただいま議題となりました医療法の一部を改正する法律案の提案の理由を説明いたします。(「、資料がないぞ」と呼ぶ者あり)恐縮でございますが、印刷は後ほどお届けしますので、ゆっくり御説明をいたしますから、御聴取をいた、たきたいと一思います。
【次の発言】 国民皆保険の達成を目睫の間に控えて、これがための基礎的条件の整備の一環として、医療機関の適正配置が緊急の施策として要望せられておることは御承知の通りであります。医療機関の適正配置の施策は、一方において、無医地区その他医療機関の不足する地域においてこれが新増設をはかることを要請するとともに、他方、医療機関に対する需要がすでに十二分に……
○小沢(辰)委員 私はほんの一、二分ちょうだいいたしまして、二、三点要望をかねて御質問をしたいと思います。 まず第一点は、私ども大気の汚染による生活環境の保全ということにつきましては、重大な関心を持っております。またこの法案の趣旨については、全く賛成でございます。ただこの法律が出ますと、厚生省、通産省でいろいろ御研究になりまして、排出基準というのを定めるということになっておるわけでございますが、しかしながら一方この基準々決定いたしました場合には、当然技術的に見てこれが防止が可能だと考えられるようなものでないと、私は実際の行政上のいろいろな問題の起こる可能性を考えてみまして、どうしても排出基準……
○小沢(辰)議員 ただいま議題となりました環境衛生関係営業の運営の適正化に関する法律の一部を改正する法律の提案理由を御説明申し上げます。 この法律の対象となっている環境衛生関係の営業は、その多くが零細企業の範疇に属し、しかもその営業施設の数は、需要に比して著しく過大となっているため、過半の営業者は常に脆弱な経済的基盤のもとに、顧客の誘引を目途とした過度競争に起因する不安定な経営を続けているのであります。このような不安定な経営は、おのずから、当該施設における衛生状態の低下を結果いたしかねないのでありまして、国民の保健衛生を守って参りますためにも、また公共の福祉増進の一環といたしまして、このよう……
○小沢(辰)委員 私、菅原先生に対策について一言お伺いしたいのですが、ヒロポン対策、ヒロポン撲滅運動のときは、地域ぐるみ、町ぐるみ運動というものを非常に盛んにいたしまして、一方警察と厚生省が協力をしまして、この一年間という非常にわずかな期間内に、ほとんどこれを撲滅し得たというほどの実績を示した実例があるわけでございます。麻薬の問題については特殊なものだ、あるいは特殊の人たちの常習だ、地域的に見ても非常に繁華街に集中しているというような特殊性もあろうかと思いますけれども、ただいま参考人にいろいろ対策をお伺いしましたが、そのほかに地域ぐるみ、町ぐるみのもっと徹底したPR運動をやって、地域的な組織を……
○小沢(辰)委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表いたしまして、環境衛生関係営業の運営の適正化に関する法律の一部を改正する法律案の起草の件について、御説明を申し上げたいと思います。 しかしながら、詳細につきましては、すでにお手元に配付いたしました試案がございますので、その内容の説明は省略をさせていただきまして、この試案をごらんいただくことにより本試案を成案とし、これを本委員会提出の法律案とせられんことを望みたいと思います。 以上、動議を提出いたします。
○小沢(辰)委員長代理 運輸大臣は、御承知の通り米国の連邦会議委員長が来ておられまして出席できませんので、御了解願いたいと思います。
○小沢(辰)委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表いたしまして、医療法の一部を改正する法律案の起草の件について御説明を申し上げたいと思います。 すでにお手元に配付いたしました試案がございますので、その内容の説明は省略させていただきまして、この試案をごらんいただくことにより本試案を成案とし、これを本委員会の委員会提出の法律案とせられんことを望みます。 右、動議として提出をいたします。
○小沢(辰)委員長代理 五島君にちょっと申し上げますが、島本君の質問の時間の関係がありますから……。
【次の発言】 島本虎三君。
○小沢(辰)委員長代理 答弁の前に河野君に申し上げますが、最初から一時半という約束で、まだ残っておられる方もありますので、一つ結論に入って下さい。
○小沢(辰)委員長代理 これより会議を開きます。
厚生関係及び労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。小林進君。
【次の発言】 小林君に申し上げますが、大臣はちょっと急用でおりませんので、政務次官をもって代行をお許し願いたいと思います。
【次の発言】 間もなく来ますから……。
○小沢(辰)委員 時間もありませんし、また他の質疑者もありますので、私は、当委員会の申し合わせに従いまして厚生省関係のことにつきまして、今回の豪雪災害対策をお伺いいたしたいと思います。 まず能率よく質問をいたしますために、当委員会と政府側との間に数次にわたりいろいろ懇談会が持たれまして打ち合わせをしたわけでございます。従って厚生省関係の今回の豪雪についての対策の項目はすでにお手元にあるはずでございますから、その各項目に従いまして、簡明に一つ厚生省側がとった措置、並びに今後とる措置あるいは関係府県に対して指示をした、あるいはまた今後する方針である内容を、一わたりざっと説明をしていただきまして、……
○小沢(辰)委員 二点だけお伺いしたいのですが、大体堂森先生の質疑で尽きておると思いますけれども、ただ先ほど聞いておりますと、銀行局長と中小企業庁の長官との連名通牒で、できるだけ便宜をはかる、手続も簡素化してやれ、資金ワクについても、特に雪害の問題が起こってから二十億のワクの追加もやった、いろいろお話でございますが、実は私どもが実際に現地に行きますと、なかなか容易に解決をされていない。これはこの前当委員会と政府側との懇談会のときにも私からお願いをしたわけでございますが、実際になぜ末端でスムーズにいかないかということを考えてみます場合に、一番大きなものは、大体代理貸しをしている地方の銀行あるいは……
○小沢(辰)委員 私は、理事会の決定に基づきまして、雪害関係の研究機関についてだけ御質問を申し上げたいと思います。 まず、御承知の通り、三十五年から六年にかけまして大豪雪がございました。その際、本院におきましては、各委員会において、あるいはまた各委員会の合同会議におきまして、強く総合雪害研究機関の設置ということを要望したわけであります。なおその後、そのときの通常国会におきまして、たしか大野議員だと思いますが、三党共同の雪害に対する決議案を本院に上程いたしまして、その際にも強くこの総合対策研究所の設置を要望したわけであります。また御承知の通り、昨年両院において可決をされました豪雪地帯対策特別措……
○小沢(辰)委員長代理 田邊誠君。
【次の発言】 関連を許します。大原享君。
○小沢(辰)委員長代理 午前中の質疑をこれで終わりまして、午後からまた再開をいたします。 一時まで休憩をいたします。 午後零時十、五分休憩
○小沢(辰)委員 ちょっと私、この機会に一言お尋ねしたいのですが、たしか去年か一昨年か、医療の金融公庫の取り扱いの中に、助産施設について、従って助産婦さんのために貸し出しをするという方針をおきめになったと思うのですが、それ以後どの程度の申し込みがあり、どういう利用状況になっておるか、ちょっとお知らせ願いたい。
【次の発言】 実は厚生大臣に、この点に関心を持っていただきたいと思って質問したわけでございますが、助産婦さんの現在置かれている立場というものは、御存じのように、三十八年度の予算編成におきましても相当政治的にも問題になりまして、現在は異常分べんのみならず、平常分べんにつきましても大病院に妊……
○小沢(辰)委員長代理 静粛に願います。ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 それでは厚生関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。八木一男君。
○小沢(辰)委員長代理 外務省は、要求がありませんので来ておりません。
○小沢(辰)委員長代理 八木君に申し上げます。初めての方はびっくりされますので、静かに質問をしてください。
【次の発言】 午後二時まで休憩いたします。
午後一時十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続けます。八木一男君。
【次の発言】 田邊誠君。
○小沢(辰)委員 麻薬取締法等の一部を改正する法律案につきまして、その施行期日が今年四月一日と規定してございますが、これは当然、公布の日から起算して二十一を経過した日に改める必要がございます。 以上が本修正案を提案する理由でございますが、何とぞ御賛同を得たいと思います。
○小沢(辰)委員 私は、岩井さん時間もおありにならぬようでございますので、一、二点だけお伺いをしたいと思います。 この法案に、あなたもお触れになりましたように、私どもは就職促進措置を裏づける手当の支給というものを実はつくっておるわけでございます。これは炭鉱離職者に対する就職促進手当とともに、一種の私は失業手当制度のはしりだと思う。将来における本格的な失業手当制度への前進のための萌芽だ、私はこういうふうに理解をすることもできるのじゃないかと思う。このような画期的な意味を持つ改正、これに対して反対であるようでございますが、総評は失対事業の規模の拡大ということを主張されておる。しかるに一方において……
○小沢(辰)委員 私は、自由民主党及び日本社会党、民主社会党を代表いたしまして、船員保険法の一部を改正する法律案に関する修正案を提出いたします。
お手元に御配付いたしましたような内容でございますので、朗読は省略いたしますが、施行日を「昭和三十八年四月一日」とありますのを「公布の日」に改めるという内容でございます。
【次の発言】 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表いたしまして、戦傷病者特別援護法案の起草の件について御説明を申し上げます。しかしながら、詳細につきましては、すでに各委員のお手元に配付いたしてございます試案がございますので、その内容の説明は省略させていただきたいと存じま……
○小沢(辰)委員 速記に残ることでもありますから、いまの林さんの言われることを少しはっきりしておかなければならぬ点があると思うのです。 社会労働委員会には谷口先生は共産党を代表して入っておられる。しかるに、委員会の放送をしても出てこられない。きのうの委員会にも全然欠席して、出ておいでになりません。いままでは、いろいろなことがあれば、反対討論なり、その他いろいろ法案の処置については連絡はとってありますが、今度の問題は、昨日の委員会で、三時の委員会招集後ようやく話し合ってきめたことでございますので、何べん放送してもおいでにならぬものを、われわれのほうから一々連絡をとれませんので、もしそういう希望……
○小沢(辰)委員 時間もないようでございますので、重複を避けまして若干質問をいたしたいと思いますが、こちらも急ぎますので、答弁もはっきり簡単にやっていただければけっこうだと思います。 まず、先ほど松井先生からもお尋ねがありましたが、罹災市町村、その中の罹災のそれぞれの態様に応じまして、一体今後の復旧に特別な国の援助があるのかないのかという点を非常に地方では心配をいたしております。総理をはじめとして、関係大臣が逐次御視察を願いまして、この点、地元の者として非常に感謝をいたしておりますが、その際でも、各町村から、あるいはいろいろな被害の団体から、激甚法の適用をやってくれというようなことで陳情があ……
○小沢(辰)委員 私、前回の災害対策特別委員会で質問を申し上げました総論的な部面について、まず一、二確かめておきたい点がございます。 それは、第二章関係は、これは一応中央防災会議で決定をされたようでございましたが、そのときには、第三章、すなわち第五条以下の条文の適用について目下検討中であり、できるだけ早目に適用したい、こういうお話がございましたのですが、きょうそれを確認してまいりたいと思いますけれども、まず、第五条、第六条は、すでに農林省からいただいております資料によりますと、七月三日に閣議決定、七月六日に政令の公布、こういうことになっております。それからさらに私は、第七条、第八条、十条、十……
○小沢(辰)委員 当委員会の決定によりまして、山陰、北陸における集中豪雨による被害状況調査のために、社会党の岡本委員、民社党の栗山委員、自民党の私が派遣されました。また、現地においては細田吉藏理事が参加をしていただきまして、四人で鳥取県、島根県の両県下をつぶさに視察してまいりましたので、調査の概要について私から御報告を申し上げたいと思います。 しかしながら、実は私どもこの調査の報告書は、気象状況から始まりまして、被害状況、それから対策、陳情の内容、また私どもの所見というものを非常に詳しく報告書としてまとめ上げたのでございますが、本日の委員会では各委員の具体的な質疑応答が中心でございますので、……
○小沢(辰)委員 建設省の関係の質疑は、各委員で大臣の御出席される時間中おやりになるというので、大臣がお見えになりますまでの間、文部、厚生についてひとつお尋ねをいたします。 その前に、全般的に申し上げておきますが、当災害委員会は、与野党を通じまして一致して、災害地の復旧のために、あるいはまた羅災者各位のために、閉会中にもかかわらず非常に熱心に質疑をやっているわけで、きょう開会するにあたりましても、実は各省大臣あるいは責任者の方々の御都合で十八日の予定を本日まで延ばしまして、特に知事会議等がありますからなかなか出席ができないというような意味で本日にわざわざ延ばしまして、しかも本日開会の通知は、……
○小沢(辰)委員 お忙しいところを河川局長さんお見えになっていますから、先に河川関係の問題についてお尋ねをいたしますが、それは過般八月の委員会におきまして、たまたま建設大臣みずから御出席を願いまして、大臣並びに局長に私から御質問を申し上げました関屋分水問題でございます。これは関屋分水の成否というものが新潟の信濃川両岸並びに港湾地帯全体の復旧計画というものに非常に関連を持ってくると思いますので、しっかりした方針をひとつきめていただかなければいけないし、すでに過般来相当いろいろ地元からも要望を出し、陳情、請願もいたしておると思われますが、御承知のとおり、刈谷田川、五十嵐川の両河川の治水問題を根本的……
○小沢(辰)委員長代理 滝井義高君。
○小沢(辰)委員長代理 滝井義高君。
○小沢(辰)委員長代理 暫時休憩をいたします。 午後零時二十二分休憩
○小沢(辰)委員長代理 午後二時まで暫時休憩いたします。 午後零時四十三分休憩
○小沢(辰)委員長代理 吉村君に申し上げますが、関連ですからもう八木委員に渡してください。――じゃ、簡単に願います。
【次の発言】 八木君に申し上げますが、約束の時間がだいぶ過ぎておりますから、そろそろ結論をひとり……。
【次の発言】 八木委員に申し上げますが、だいぶ約束の時間が超過しておりますから、ひとつ結論に入っていただきたいと思います。
【次の発言】 関連を許します。吉川兼光君。関連質問ですから、時間もありませんから、ひとつ簡単にお願いをいたします。
○小沢(辰)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続けます。吉村吉雄君。
○小沢(辰)委員長代理 本日はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。 午後三時五十五分散会
○小沢(辰)委員長代理 本日はこの程度にとどめ、次会は、明七日午前十時より委員会を開催いたします。 本日は、これにて散会をいたします。 午前十一時五十五分散会
○小沢(辰)委員長代理 これより会議を開きます。
内閣提出の厚生年金保険法の一部を改正する法律案及び船員保険法の一部を改正する法律案の両案を議題とし、審査を進めます。
【次の発言】 提案理由の説明を聴取いたします。小林厚生大臣。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
暫時休憩いたします。
午後零時二十六分休憩
○小沢(辰)委員 本件につきましては、自由民主党、日本社会党、民主社会党三党委員の協議に基づく試案がございます。三党を代表いたしまして、私から御説明申し上げますが、試案は各委員のお手元に配付いたしてあるとおりでございます。以下、簡単にその趣旨を申し上げたいと存じます。 まず、環境衛生法でございますが、御承知のとおり、昨年の通常国会におきまして、やはり三党委員の協議に基づく試案としてお配りをいたしてございますので、前通常国会以来の問題でございますが、そのうち今回の試案で変更といいますか、つけ加わった点がございますので、この点だけを申し上げまして、他は配付の試案、要綱を御参照いただきたいと思いま……
○小沢(辰)委員 政務次官、私、この祭粢料問題というのは前からありますから、この点でいまの橋本先生の質問に関連して申し上げたいのです。関連がないようですけれども、先ほど事務当局が答弁したことに関連して少し進めていきたいのですが、公務性の立証が困難な死亡した軍人軍属の遺族に対して一時金十万をやる、こういう政正があるわけです。一時金十万円については、これはどういう根拠で計算をされたかわかりませんが、大蔵省もいろいろ検討の上で十万円とされたんだろうと思います。ところが、三人きょだいのうち二人が男で、一人が女、女の人がもちろん戦争に行きませんから残っておって、弟二人が戦死したという例もある。この人たち……
○小沢(辰)委員長代理 堀昌雄君。
【次の発言】 午後一時十分まで休憩いたします。
午後零時四十五分休憩
○小沢(辰)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続けます。伊藤よし子君。
【次の発言】 関連質問を許します。竹内君。
○小沢(辰)委員長代理 関連の申し出がありますけれども、すでに前にお申し出の方がいらっしゃいますので、先にやっていいですか。――小林さんからの関連の申し出については許しますが、先に小宮山さんから関連の申し出がありますから、それを許します。小宮山重四郎君。
【次の発言】 関連を許します。橋本龍太郎君。
【次の発言】 引き続き関連質問を許します。小林進君。関連でございますから簡単に願います。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 ただいまの西岡武夫君の質問に関連いたしまして、申し出がございますので、これを許します。本島百合子君。
【次の発言】 先ほどの西岡武夫君の発言中、社会党云々の点につ……
○小沢(辰)委員長代理 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
○小沢(辰)委員 時間もありませんので、新潟県の佐渡の姫津の大火につきまして若干御質問申し上げたいと思います。 ちょうど政務次官がおられますので、農林関係のことを一つだけお願いしたいのですが、この姫津部落は、御承知のとおり純漁村でございまして、しかも非常に零細な漁民でございます。ところが、漁港が生命でございますので、漁港の整備をやってもらいました。おそらくこの五月ごろに完成するのではなかろうかと思います。ところが、公共事業ではございますが、どこでもある例なんですけれども、やはり地元の負担金というものがございまして、これが約三百万くらいになっております。なおそのほかに、この地元では水道がない。……
○小沢(辰)委員長代理 まず、先般の近畿地方における降雪及び森林火災による被害状況調査のため現地に派遣されました委員諸君から報告を聴取することにいたします。楯兼次郎君。
【次の発言】 これにて派遣委員の報告聴取は終わりました。
派遣委員各位にはまことに御苦労さまでございました。
【次の発言】 次に、近畿地方等における降雪による災害対策及び和歌山県下における森林火災による災害対策について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。八木一男君。
【次の発言】 私は、自由民主党、日本社会党、民主社会党三党を代表いたしまして、昭和四十年三月の豪雪及び森林火災に関する件について……
○小沢(辰)委員 本日の社会労働委員会開催の契機から見まして、現在非常に大きな政治問題と見られます中央医療協の問題、当然医療費の緊急是正の問題が本日の主要な議題だと思いますので、この点につきまして、年末年始の関係もありまして、国会においては国民のいろいろな疑惑なりあるいは国民の知りたいと思うことをひとつ委員会で取り上げまして、明らかにしていくわれわれとしての義務もあろうか、こういうことで委員会を急遽与野党いろいろ御相談の上でお開きになったとと思うのでございますが、私は与党を代表しまして、今日までに至る経過につきましていろいろ明瞭にいたしたい点がございますので、若干大臣に御質問を申し上げたいと思……
○小沢(辰)委員長代理 午後零時三十分まで休憩いたします。 午前十一時五十五分休憩
○小沢(辰)委員 ちょっと関連して一言お伺いしたいのですが、私は、昭和三十四年の十二月に第一船を出しましてから、昭和三十五年の六月まで朝鮮人の帰還問題を担当しておりましたときに、朝鮮の引き取りにおいでになる代表に、日赤の社長、副社長と一緒に、北朝鮮における生死不明の人名簿、推定名簿を出しまして、早急に調査をしてもらいたいという要望をしたところが、できるだけひとつ努力をいたしましょうということでしたが、その後寡聞にして回答があったということを聞かないのですが、そういうような、先ほど橋本先生が質問をしておられましたが、在外の生死不明あるいはその他の調査について、北朝鮮関係はたしか相当の数があったと……
○小沢(辰)委員長代理 厚生関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。大原亨君。
【次の発言】 吉村君に申し上げますが、予算の総括的な問題については、会計課長と企画室長がいま向かっておりますから、おそらく児童局長では児童局所管以外のことはわからぬと思いますので、すぐ官房を呼びますからちょっとお待ち願いたいと思います。
○小沢(辰)委員 ただいま竹内委員が言われたことは、いまこういう不幸な事態なんだから、何とか事態を収拾しなければいかぬ。厚生大臣が言われるように、インターン生の、いまるる説明があったように法律改正をやるにしても、当面の実地修練に間に合わないんだから、そういう方向で政府も、また国会のほうでもいろいろ研究をしているんだから、出さなければいかぬということは、ひとつ政府のほうでも強力に指導していただきたい。われわれもそういうような機会があれば協力するのにやぶさかじゃないんです。ただ問題は、いま竹内委員の言われるように、たとえば一カ月延ばす、そうすると法律上は一年以上実地修練を経たものでなければ国家試験……
○小沢(辰)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。 大原亨君。
○小沢(辰)委員長代理 午後一時三十分まで休憩いたします。 午前十一時四十八分休憩
○小沢(辰)委員長代理 資金課長が来ております。
【次の発言】 ただいま参りましたから……。
○小沢(辰)委員長代理 十二時半に休憩に入りますから、そのつもりで御質問願います。
【次の発言】 八木委員に申し上げますが、十二時半ということでひと……。
【次の発言】 午後一時まで休憩いたします。
午後零時二十九分休憩
○小沢(辰)委員長代理 関連質問を許します。滝井義高君。
○小沢(辰)委員長代理 他に御発言もありませんので、直ちに採決いたします。
お手元に配付してあります寄生虫病予防法の一部を改正する法律案の草案を成案と決定し、これを本委員会の法律案といたしたいと存じますが、これに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、そのように決しました。
なお、本法律案の提出手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。
【次の発言】 内閣提出の国民年金法等の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。八木一男……
○小沢(辰)委員長代理 本会議散会後再開することとし、この際、暫時休憩いたします。 午後零時十六分休憩
○小沢(辰)委員長代理 滝井君に申し上げますが、保険局長の代理で企画課長が来ておりますから……。
【次の発言】 滝井義高君。
【次の発言】 本島百合子君。
○小沢(辰)委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党の三派を代表し、精神衛生法の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨を御説明申し上げます。 その内容は、精神衛生に関する事項を調査審議させるため、都道府県に地方精神衛生審議会を置くこととすることであります。 何とぞ委員各員の御賛成をお願い申し上げます。
○小沢(辰)委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表して、清掃法の一部を改正する法律案に対する附帯決議の趣旨について御説明申し上げます。
清掃法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)
政府は、清掃事業が地方公共団体の責任において実施せられるよう最善の努力を行なうべきである。
以上でございます。
何とぞ委員各位の御賛成をお願いいたします。
【次の発言】 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党の三派を代表して、理学療法士及び作業療法士法案に対する附帯決議の趣旨について御説明申し上げます。
理学療法士及び作業療法士法案に対する附帯決議(案)
政府は理学療……
○小沢(辰)委員長代理 滝井義衛君。
○小沢(辰)委員長代理 関連を許します。吉村吉雄君。
【次の発言】 次に、同和問題に対する質疑に移ります。八木一男君。
【次の発言】 この際、田中織之進君から委員外の発言を求められております。これを許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、発言を許します。田中織之進君。
○小沢(辰)委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、楯兼次郎君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○小沢(辰)委員長代理 この際、本問題に関し、楯兼次郎君から発言を求められておりますので、これを許します。楯兼次郎君。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので順次これを許します。大村邦夫君。
【次の発言】 本年六月及び七月の豪雨による災害対策につきまして、自由民主党、日本社会党及び民主社会党の三派共同提案にかかる決議案を提出いたします。
まず、決議案文を朗読いたします。
豪雨による災害対策に関する件(案)
本年六月及び七月の梅雨前線による豪雨は、九州中部及び中国地方を中心に全国的に極めて激甚なる災害をもたらし、産業、経済、民生に大きな打撃を与えた。
よって、政府は次の諸点に……
○小沢(辰)委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表いたしまして、母子保健法案に対する修正案の趣旨を御説明申し上げます。 お手元にすでに配付いたしてありますので、要約をいたすにとどめさせていただきますが、母子保健事業の実施主体が、政府原案では市町村ということに原則としてなっておりますけれども、今日の現実のいろいろな条件から勘案いたしまして、都道府県知事がその実施に当たるというふうに修正をすることを妥当と考えたわけでございます。したがいまして、都道府県知事は母子保健事業を行なうものとすること、市町村長は都道府県知事の行なう母子保健事業について必要な協力をするものとすること、都道府……
○小沢(辰)委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、委員長に楯兼次郎君を推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事はその数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○小沢(辰)委員長代理 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
○小沢(辰)委員長代理 関連質問を許します。長谷川保君。
○小沢(辰)委員 本件につきましては、自由民主党、日本社会党、民主社会党三党委員の協議に基づく試案がございます。 三党を代表して、私からその趣旨を御説明申し上げますが、試案はただいま各委員のお手元に配付いたしたいと思います。――すでに配付されたと思いますが、お手元に配付いたしました試案のとおりでございます。 まず第一に、製菓衛生師とは、都道府県知事が行なう製菓衛生師試験に合格し免許を受け、製菓衛生師の名称を用いて菓子製造業に従事する者をいうことであります。 第二に、製菓衛生師試験は、中学卒業者であって、厚生大臣の指定する製菓衛生師養成施設において一年以上製菓衛生師としての必要な知識及び技……
○小沢説明員 先生のお尋ねにつきまして、概括的な点だけ私からお答えさせていただきます。 開発銀行と農林公庫の資金が、それぞれ共和製糖並びに共和製糖の関係の果糖部門に融資をされているわけでございますが、この二つの開発銀行並びに公庫の資金につきましては、もしこれが融資をされ、それが焦げつきあるいは因収不能という場合には、当然国損につながる問題になりますので、私ども監督官庁としては、この前からいろいろと国会で問題になりました点も十分頭に置きまして、目下政府の責任において調査を進めている段階でございます。でき得れば来月の上旬までには一切を明確いたしたいと考えておるわけでございますが、第一段階としては……
○小沢(辰)委員 ただいま稻葉先生から最後に触れられた点、すなわち、激甚災の財政援助の特例法、これがこの災害として適用になるかならぬか、この点が罹災地では非常に問題になっておるわけでございます。御承知と思いますけれども、新潟県の今回の水害の被害だけで二百二十八億円。新潟県の全収入が、あらゆる税を含めまして、約百二十億から三十億の間でございます。そういたしますと、県民二百四十万といわれておりますから、一人負担額大体年間五千円、そういうようなところで、公共土木あるいは農地、農林関係の被害、商工関係、全部含めて二百二十八億円の被害だといいますと、一般の国民の常識では激甚なる災害ということになる。とこ……
○小沢説明員 大蔵省のほうでも、ただいま建設大臣がおっしゃったように、応急工事につきましてはどんどんひとつやっていただきたいと思いますし、同時に、それの必要な資金につきましては、各地方財務局を通じまして財務部のほうへ緊急融資分の措置は十分とってあるのでございます。したがいまして、地方の末端にこれがよく伝達されて円滑に実施するようにという御注意でございますので、私どもも建設省に協力を申し上げて御趣旨に沿うように末端によくその趣旨が伝わるようにいたしたいと思います。
【次の発言】 率直に申し上げまして、壽原先生のお尋ねは、八月の北海道における豪雨、これを激甚災害として取り扱うかどうか、ずばり言えば……
○小沢説明員 このたび、はからずも大蔵政務次官を拝命いたしました小沢でございます。 御承知のように浅学非才の者でございますが、政務次官の職責は、皆さん方当委員会の各位と役所との十分連絡をいたすことがその第一だと思いますので、今後とも御指導願いまして、私も一生懸命つとめたいと思います。よろしくひとつお願いいたします。(拍手)
○小沢説明員 私は、昨夜友人の新聞記者の人から、十時半ころでしたか、電話をいただきまして、きょうこの問題が出ると聞きまして、私自身、一体印刷なり製造がどこでやられたのか、その点わかりませんが、ただ、私の選挙区ではありませんけれども、私の同窓の一人で、近藤さんという人がおられます。これは新潟県の三条というところで商売をやっておりますが、この方がよく自分の店の宣伝その他でいろいろなものをおつくりになっておられるようでございまして、その人が同窓会の席上でこの現物をみんなに配ったということを、私あとで聞きました。実は、かつて同じ人が何か別の人の写真を入れまして、三年前か、つくったことがあるそうでござい……
○小沢説明員 地方公務員の今度の勧告を九月から実施をするといたしますと総計三百四十三億が交付団体の関係の必要な所要額でございますが、総体で四百六十一億と九月実施で考えておるわけでございます。地方の給与財源につきましては、今後の地方の税収見込み等を十分検討いたしまして、自治省とよく協議をいたしまして適切な措置を講ずる考えでございますけれども、先生おっしゃるように、若干地方の財政事情が好転をしているようにも承っておりますが、私どもは、九月決算の様子というものが十月、十一月の上旬ないし中旬までのうちに見当がつくと思いますので、その状況等も十分勘案をいたしまして、なお今後自治省と十分協議をしてまいる所……
○小沢説明員 先生も御承知のように、やはり理屈は、人口のほうがいいのじゃないか。ただ、地方財政の充実ということについて非常に御熱心な先生方は、いま配分の基準をたばこの点に置いておけば、将来ひとつ消費税のほうへすりかえて回そうというようなお考えがあることはよく承知しておりますけれども、それをいまここで勝負するには、補正予算という場はどうもそぐわないのではないか。したがって、これは一番理屈どおり人口というものを基準に置いてやらしていただきたい。 なお、そういう御意見のあることは十分承知いたしておりますので、引き続き大蔵省と自治省側で、これは大臣同士お話があったと私は思っておりますけれども、検討さ……
○小沢説明員 いま昭和三十五年から五年間の自然増収の内訳のお尋ねでございますが、私ただいま資料を持ってまいりませんので、いずれすぐ事務当局に連絡させましてお答えいたします。
【次の発言】 ただいま至急調べまして、御質問の最中にお答えしたいと思います。
【次の発言】 おっしゃるように、自然増収が七年間でどれくらいになったかということは、簡単な問題でございますので、いま資料を持っておりませんので、直ちに調べてお答えいたします。
【次の発言】 私どもは、九月決算の詳細の結果がまだ出ておりませんので、はっきりした見通しをつけるわけにはいきませんけれども、おおよそ八百億から九百億前後じゃなかろうか、かよ……
○小沢説明員 御承知のとおり、国家公務員につきましては、その給与財源というものをもっぱら税収に依存をいたしておるわけでございます。したがいまして、公共企業体等の職員の三公社五現業等の場合と違いまして、これはやはり人事院の勧告が出ました場合に、政府としてはその勧告を尊重しながら、同時に、他の財政需要といいますか、要因といいますか、そういうものをいろいろ勘案をいたしまして、その上でできるだけ勧告を尊重する方向で給与というものを決定していくものだと考えております。今年につきましては、御承知のように、食管会計の繰り入れなり、あるいはまた他に千数百億にものぼる財政需要というものがあるわけでございます。私……
○小沢政府委員 ただいま議題となりました農業共済画保険特別会計の歳入不足をうめるための一般会計からの繰入金に関する法律案につきまして、その提案の理由及び概要を御説明申し上げます。 昭和四十一年度におきましては、北海道を中心とする異常低温及び全国名地における集中豪雨、台風等により水陸稲及び麦の被害が異常に発生し、これに伴い農業共済再保険特別会計の農業勘定における再保険金の支払いが増加したこと等のため、同勘定の支払い財源に六十五億五千六百万円の不足が生ずる見込みでありますので、一般会計からこの金額を隣り、同勘定に繰り入れることができることとしようとするものであります。 なお、この繰り入れ金につ……
○小沢説明員 ただいま議題となりました、昭和四十年度一般会計予備費使用総調書(その2)外三件、及び昭和四十一年度一般会計予備費使用総調書(その1)外二件の事後承諾を求める件につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、昭和四十年度一般会計予備費につきましては、その予算額は四百五十億円であり、このうち、財政法第三十五条(予備費の管理及び使用)の規定により、昭和四十年四月六日から同年十二月二十一日までの間において使用を決定いたしました金額は、三百六十七億五千三百万円余であり、これにつきましては、すでに第五十一回国会にその事後承諾を求める件として提出いたしまして、御承諾を得たところであります……
○小沢政府委員 行事がありましておそくなりましたものですから、いままで先生がおやりになりました議論の経過を詳細に知りませんで、たいへん恐縮でございます。 確かに、中尾局長の言いましたように、財投の全体のものは、予算編成の過程においてはむしろ主計局の予算編成というものに焦点があり、また中心がありまして、それとの関連で、いろいろ計画が行なわれておるということで、相当金額は大きいにもかかわらず、何かこれが財投として独自の、表画に出て機能を果たすというようなあれがないように思われますけれども、しかし財投そのものは、それぞれ、たとえば住宅公庫あるいは公団あるいは他の重要な各省にまたがりますそれぞれの政……
○小沢政府委員 昭和四十年度大蔵省主管一般会計歳入決算並びに大蔵省所管の一般会計歳出決算、各特別会計歳入歳出決算及び政府関係機関収入支出決算につきまして、その概要を御説明いたします。 まず、一般会計の歳入決算について申し述べます。 昭和四十年度の歳入決算額は、三兆六千百七十三億九千五百万円余でありまして、歳入予算額に比較いたしますと、二百十二億四千九百万円余の増加となっております。 以下、各部について簡単に申し述べます。 第一に、租税及び印紙収入でありますが、その決算額は、二兆九千七百四十六億一千五百万円余で、予算額に比し、百七十二億二千七百万円余の増加となっております。これは、所得税……
○小沢委員長 これより会議を開きます。
政治資金規正法及び公職選挙法の一部を改正する法律案を議題といたしまして、審査を進めます。
前会に引き続きまして質疑を行ないます。藤尾正行君。
【次の発言】 ただいまの藤尾正行君の問題は、理事会にはかりまして適当に処置いたします。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後四時十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。藤尾正行君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後五時四十一分散会
○小沢説明員 私、先般の改造にあたりまして大蔵政務次官に再任をされました。 浅学非才でございますが、できるだけ皆さまの御指導、御鞭撻のもとにつとめたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。(拍手)
○小沢政府委員 先生のおっしゃることは私もよくわかるのでございますが、相続財産につきまして、その財産形成に妻が長い間非常に大きく寄与しているという面を特に重要視いたしまして私どもは相続税の配偶者に対する措置というものをきめていったわけでございます。いまおっしゃいましたように、日常の生活、それに必要な収入、並びにそれについての税というものを考えます場合には、確かに先生おっしゃるように、内職までして働いている人、それが十万円以上になると税金がかかるというようなことについては、将来とも大いに検討していかなければならぬ、したがいまして、そういう考えもありましたから、今回、いままでの最低限をうんと引き上……
○小沢政府委員 ただいま議題となりました期限の定めのある国税に関する法律につき当該期限を変更するための法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 内国税及び関税について設けられている特別措置は、それぞれ租税特別措置法及び関税暫定措置法に規定されているところでありまして、これらの措置のうち適用期限が到来するものについての今後の存続、内容の改正等につきましては、別途これらの法律の改正案を提出して御審議を願うことといたしておりますが、とりあえず、その間に期限の到来するものにつきまして、期限を延長することが適当と考え、この法律案を提出いたしました次第であります。 この法律案に……
○小沢政府委員 来年から完全給与制を法人以外のものについても考えてまいりたいという私どもの考えは、まさに先生のおっしゃるような配慮等を十分考慮してのことでございますが、なおそれだけではなくて、おっしゃるような点について十分検討を加えろという御意見でございますが、十分拝聴いたしまして、今後さらに検討を続けてまいりたいと思います。
【次の発言】 先生の御意見、よくわかりましたが、今後ひとつ十分研究検討さしていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま主税局長がお答えを申し上げましたように、税だけの立場からいいますと、こうした利子、配当課税の特例措置ということにつきましては、できるだけ早い機会に……
○小沢政府委員 ただいま議題となりました関税定率法等の一部を改正する法律案並びに交付税及び譲与税配付金特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 まず、関税定率法等の一部を改正する法律案につきまして御説明いたします。 最近における経済情勢の変化に対応するため、関税率及び関税の減免税制度等について所要の調整を行ない、また、旅客の通関の迅速化をはかるためその携帯貨物について適用する簡易税率の制度を設け、さらに万国博覧会の開催に備えて保税展示場制度を新設するほか、開港の追加、関税罰則の合理化をはかる等のため、関税定率法、関税法、関税暫定措置法につい……
○小沢政府委員 ただいま議題となりました日本専売公社法の一部を改正する法律案外三法律案につきまして、その提案の理由及び概要を御説明申し上げます。 最初に、日本専売公社法の一部を改正する法律案について申し上げます。 第一は、たなおろし資産に対する資金手当の円滑化をはかることであります。 日本専売公社のたなおろし資産は、たばこ事業の業務量の拡大に伴い、近年著しく増加しております。このたなおろし資産の増加に対する資金手当は、現行法のもとにおいては、政府からの借り入れ金によらざるを得ないのでありますが、これはたなおろし資産の増加の著しい現在のような事態に適しているとは申し上げかねるわけであります……
○小沢政府委員 平林委員るるお述べになりましたことを私どももよく理解をいたすわけでございますが、御承知のとおり、昭和三十九年の予算、三年前の果樹関係の予算プロパーのものを拾い上げてみましても、大体当時は一億一千万円ぐらいでございました。それが二億六千万円、確かにまだ御不満だとは思いますけれども、三年間に倍増いたしておるわけでございまして、これでは不十分だとは思いますけれども、私どもとしては、できるだけ農林省のほうと御連絡をいたしまして、今後とも大いにひとつ果樹振興――大事な成長産業でもございますので、努力をいたすようにいたしたい、こういうふうに思います。
○小沢政府委員 ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案及び相続税法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 政府は、本年二月税制調査会から提出された昭和四十二年度の税制改正に関する答申を中心にさらに検討を重ねた結果、昭和四十二年度におきましては、最近における国民負担の状況及び経済情勢の推移を勘案し、国民生活の安定と企業の体質の強化等をはかることを目的として、所得税の減税を中心とし、これに加えて相続税の減税、企業減税、印紙税、登録税の全面改正、税制の簡素化その他当面要請される諸施策に対応する税制改正を行なう……
○小沢政府委員 ただいまの国鉄当局、あるいは前に私どもの理財局のほうから御説明を申し上げましたように、特別債というものと利用債というものの金利は確かに違いますが、これは御承知のとおり、先ほども申し上げましたように、特別債は地元にこちらがお願いをする立場で、利用債のほうは願いを受けるような立場でございますので、そこで、端的にいいまして、片一方は若干金利が安く、片一方は若干高い、こういうことになり、ただいま国鉄当局の説明のように、新線建設のほうは赤字が多いと思いますけれども、赤字のほうは出資金でまかない、黒字の側の工事につきましては特別債でまかなうというので、それだけの金利を負担しても一応採算がと……
○小沢政府委員 ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案外二法律案について、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 初めに、租税特別措置法の一部を改正する法律案について申し上げます。 政府は、昭和四十二年度税制改正の一環として、さきに提出いたしました所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案等の諸法案に引き続き、企業の体質改善の促進、輸出の振興、社会開発の促進等に資する特別の措置を講ずるため、ここにこの法律案を提出した次第であります。 以下、この法律案について、その大要を御説明申し上げます。 この法律案の内容は、当面の政策上の要請にこたえて……
○小沢政府委員 私は、先生の御所見の中で、過去一千億円もの国費を石炭産業をめぐるいろいろな問題につぎ込んできた、また、将来エネルギー資源としてそう見込みのないものに今後相当の国費を投入するということについての御議論は、一つの見解としてよくわかります。 ただ、今回の点については、これで御承知いただきますように、昭和四十五年というものをめどにいたしまして、四十五年には、今度はもう離職者対策とか、あるいはその他のものは一切、まあ閉山もなくなるというような姿になれば、終わってしまって、そしてまた企業自体のこの五年間における合理化なり、あるいは生産の、いろいろ経理の合理化なり技術の合理化というようなも……
○小沢政府委員 ただいま議題となりました登録免許税法案外一法律案について、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 初めに、登録免許税法案について申し上げます。 政府は、今次の税制改正の一環として、登録税の税負担が最近における所得及び物価水準に適合するものとなるよう定額税率について所要の調整を行ない、あわせて課税範囲の整備合理化等制度全般にわたっての合理化をはかるため、登録税法の全文を改正し、その名称を登録免許税法に改めることとして、この法律案を提出した次第であります。 以下、この法律案の内容についてその大要を申し上げます。 第一は、税負担の調整をはかることであります。すなわち、現……
○小沢政府委員 ただいま議題となりました、地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、税務署の設置に関し承認を求めるの件について、その提案の理由と内容の概略を御説明いたします。 最近における経済の発展に伴い、都会地の税務署では、管内の納税者及び課税物件等が年々増加しておりますが、一部の税務署におきましては、事務量が過大となり、税務指導等、納税者に対するサービスや事務管理の面で支障が生じようとしております。 このような事情に対処いたしまして、東京国税局において、世田谷税務署の管轄区域を分割して、世田谷区の北部の地域を管轄する北沢税務署を、大阪国税局において、淀川税務署及び北税務署の管轄区域を……
○小沢政府委員 私学振興会の借りかえ資金をもう少し増額するような方向を考えておるかということは、きょうは、私、大臣にかわりまして申し上げられることは、今年度の予算編成にあたりまして、御承知のように、私どもは、私学振興については非常に大きな重点事項の一つとして臨んだわけでございまして、従来に見ない画期的な振興策、あるいは振興会に対する出資金なり財投なり、あるいは税制の措置もその一環としてとったわけでございまして、あるいは一般会計におきましても、いろいろ文部省の要求に応じまして、大学の急増対策に応ずるような措置をとりました。もちろんこの方針は来年度も続けてとってまいるつもりでございますので、その中……
○小沢政府委員 総額の推定になりますと、これはなかなか困難だと思いますし、こういう席であまり答弁をして、それが実態に合えばいいですけれども、私は、正式な答弁としてはちょっと不適当じゃないかと思います。 交際費につきまして、おっしゃるように、私はやはり会社の経営者の心がまえじゃないかというふうに思います。何でもかんでも会社の費用でやれというのが、戦後の風潮としてどうも強くなり過ぎているんじゃないか。昔なら、私もおやじが会社経営を二、三やったときの例を見ておりましても、ある程度のことは自分の給与の範囲内で相当やっておったように思います。それが自動車から、あるいは、いろいろな公私を問わざる交際のも……
○小沢政府委員 おっしゃることはよくわかるのですが、労働組合の委任状のみならず、たとえば、私どもそれぞれ政党が県連で選挙対策委員会を開くとかあるいは役員会を開くとか、そういう場合に、やれ慣例として委任状を正式に出してくれというようなこともございますし、いろいろな意味での千差万別な委任状というものがあると思うのです。あれはいい、これはいいということをこまかく全部規定をしていくわけにいきませんので、どうしても印紙税の性格として画一的なものにしておかなければいかぬものですから、この点は、御趣旨はわかりますけれども、法律上の規定のしかたとして、画一的にやはり委任状はいただく、はらなければいかぬのだとい……
○小沢政府委員 私、先生のおっしゃることは、もうそのとおりだと思いますし、また政治家として考えますと、筋を通してそうした御指導を願ったことに心から感謝を申し上げます。
事後の処置といたしましては、当然先生のおっしゃるように、十分私ども住民に不便のかからないような措置を関係町村並びに納税者の方々と相談をしまして善処するように指導をいたしてまいります。
【次の発言】 堀先生の前回の措置法のときの御質疑もよく拝聴いたしておりましたし、ただいま国税庁長官がお答えいたしましたように、銀行側の協力、税の徴収という面から見まして必ずしも完全だとも思いませんので、私、省の幹部にもよく御趣旨を伝えまして、善処……
○小沢政府委員 保険会社につきまして、いままで役員変更につきましても、あるいはまた、本店、支店その他の設置につきましても課税をしていない、今度新規に登録税の対象にしながら、しかも一挙に最高のということでございまして、確かに先生の御意見もよくわかるのでございますが、実は従来業務規模等から考えまして、銀行と差別をするというのも、むしろ従来のほうが少しおかしかったのではないか、今度初めてそれを調整し、同じような取り扱いをするほうがむしろ妥当じゃないか、こういう考え方に立ちまして課税することにいたしたわけであります。するとすれば、その規模なり、社会的な果たす機能なり、他の類似のことから考えまして、これ……
○小沢政府委員 ただいま議題となりました石油ガス税法の一部を改正する法律案外一法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 初めに、石油ガス税法の一部を改正する法律案について申し上げます。 石油ガス税の税率は、一キログラムにつき十七円五十銭でありますが、暫定的な措置として、本年末まで一キログラムにつき十円ということにしております。この暫定的な軽減税率の適用に関して種々検討いたしました結果、なお二年間延長することが必要であると認めましたので、この法律案を提出した次第であります。 次に昭和四十二年度における旧令による共済組合等からの年金受給者のための特別措置法等の規定によ……
○小沢政府委員 せっかくの御希望なりお問い合わせでございますが、それはやはり厚年のほうの問題でございますので、この共済のほうの問題で解決をされるということは少し無理だと思います。 なお、先ほど来、私どもの大蔵省の所管ではありませんけれども、やはり厚年というものの性格から見まして、資格通算のときにもいろいろ問題があったのですけれども、資格だけは一応通算をしても、給付のときの金額の計算については、これは厚年の立場から見ますと全然別個な制度の対象者の問題でございますので、いま百三十人というおことばがございますが、これをやりますと、今度他の通算の関係の方々にも全部響く問題でございますので、厚年がそれ……
○小沢政府委員 ただいま議題となりました証券投資信託法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。 現在、証券投資信託は、広く一般大衆の間に普及し、その信託財産の証券市場全体に占める割合も相当大きなものとなっておりまして、その健全な運営は、社会的にも、また、国民経済的にもきわめて重要な課題であります。 このような状況にかんがみまして、証券投資信託における受益者の保護を一そう徹底するとともに、証券市場の健全な発展に資するため、ここに、証券投資信託法の一部を改正する法律案を提出した次第であります。 以下、この法律案につきまして、その概要を御説明申し上げます……
○小沢政府委員 ただいま議題となりました国債整理基金特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。 公債償還の基本的考え方及び減債制度のあり方につきましては、昨年の財政制度審議会において慎重な審議を願い、昨年十二月に報告をいただいたのでありますが、これによりますと、公債政策に関する政府の節度ある姿勢を示すためには、より充実した減債制度を確立すべきであるとされ、さらに、今後の償還財源繰り入れ方式としては、(1)国債残高に対する定率繰り入れを基本とし、(2)財政法第六条による一般会計剰余金の二分の一以上の繰り入れをもってこれを補完し、(3)さらに、必要に応じて……
○小沢政府委員 私どものほうからも、値上げをやるようなイニシアチブをとった覚えはございません。
【次の発言】 私どもは、来年上げるか上げないか、また、そういうことについても一切議論したことはございませんので、いま、来年上げないかと言われましても、そのとおりであるとも言えませんし、しからば、上げることを考えているのかと言われても、それは私どもが、いや、そういう考えはございませんと申し上げるので、いまのところは、値上げの問題については全く白紙でございます。
【次の発言】 財政のほうから申し上げますと、できるだけ販売実績をあげてもらって、納付金が多いほうが望ましいわけでございますが、どこまでをめどに……
○小沢政府委員 ただいま議題となりました通関業法案外一法律案について、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。 初めに、通関業法案について申し上げます。 現行の税関貨物取扱人法は、貨物の輸出及び輸入に際し、荷主にかわって通関手続を専門的に行なう業者に関する法律でありますが、その制定が明治三十四年に行なわれ、その後実質的な改正がなかったため、その内容において現状に即さなくなっている点が少なくありません。 このような事情に顧みて、最近における貿易量の増大等に対処して、貨物の通関手続の適正かつ迅速な実施を確保するとともに、これら業者に通関手続等を依頼する者の利益の保護をはかるため通関業務従……
○小沢政府委員 ただいま議題となりました所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とブラジル合衆国との間の条約の実施に伴う所得税法及び法人税法の特例等に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 政府は、さきにわが国とブラジル合衆国との間の租税条約に署名いたしました。この条約については、別途、今国会において御審議を願っているのでありますが、この条約を国内において実施するためには、法律により特別の定めを必要とするものがありますので、これにつき所要の立法措置を講ずるため、ここにこの法律案を提出することとした次第であります。 以下、この法律案の内容についてそ……
○小沢政府委員 たしか、先生の御質問は、長期、短期の共済掛け金の個人負担の限度は、一年間について俸給の一カ月分程度が限度だと思うが、おまえの考えはどうだ、こういうお尋ねだったと思います。 私どもは、必ずしもそうは思わないのでございまして、組合の年間における掛け金の負担総額が俸給の一カ月分に相当することとなるような例を生じていますことは、確かに御指摘のとおりだと思います。しかし、他のいろいろの社会保険関係の負担の均衡等を考えてみますと、必ずしも一カ月が限度だと言い切るわけにはいかない。また、諸外国の例といいますか、そういうものを見ましても、先生のお説のように、私どものほうから、一カ月を限度だと……
○小沢政府委員 ただいまの附帯決議につきましては、政府といたしまして、誠意を持って検討してまいります。
【次の発言】 新しい法律をつくります場合には、近代化を進め、合理化を進め、また、新しい、近代的な輸出入の体制に合わすために必要な措置であるといいながら、やはりそうした既存の業界の問題も十分考えてまいらなければいかぬことは、おっしゃるとおりでございます。運送業のほうでもどんどん集約が行なわれ、近代化が行なわれていっておるわけでございますが、いまおっしゃるように、これを利用する貿易関係の業者が大小非常に多く、七千社というような数字につきましては、私、いまはっきりした資料を持ちませんけれども、とに……
○小沢政府委員 その面においては、私は同感でございます。
【次の発言】 おっしゃるように、地下鉄につきましては、その建設費が非常に多額を要するために、最近における地下鉄の建設の進捗、そういうようなものによりまして、営団とかあるいは各公営企業の収支が非常に悪化しつつありますことは、私どももそのまま率直に認めております。ですから、四十二年度の予算において御審議願ったように、相当大幅な地下鉄建設の補助金を増額をしたわけでございまして、そういうような意味で、公営企業の財政の安定に資するように、私どもも逐年この点については配慮しているつもりでございます。
○小沢政府委員 私、御質問の経過をよく拝聴していないものですから的確な答弁になるかどうかわかりませんが、御趣旨はおそらく、年金額計算の基礎となります俸給月額の最高限度が十一万円で三十四年以来引き上げていない、これはおかしいじゃないか、その後物価あるいは経済指数のいろいろの変動があるのにというお尋ねでないかと思うのでございます。 確かにおっしゃるように、昭和三十四年の十月以降据え置かれておることは事実でございます。これは俸給月額の最高限度額を十一万円に押えていますのは、共済年金が公約年金制度の一環であるということから見ますと、他の公的年金のいろいろな制度、たとえば厚年とか、そういうものとの均衡……
○小沢政府委員 ただいま議題となりました大蔵省設置法の一部を改正する法律案の提案の理由及び内容を御説明申し上げます。 この法律案は、大蔵省の国際金融局に次長一人を置くこと、税関の業務部及び鑑査部を廃止し、輸出部及び輸入部を設けること、東京国税局に調査第三部を設けること、並びに理財局及び国有財産局の所掌事務の一部を国際金融局に移管すること等について、所要の改正を行なおうとするものであります。 第一に、国際金融局に次長を置くことについて御説明申し上げます。 最近、国際協調の緊密化に伴い、国際通貨基金、経済協力開発機構等により開催される国際会議の頻度が高まり、また、経済協力の進展等に伴い、諸外……
○小沢説明員 先般来とってまいりました景気調整のためのいろいろな措置について申し上げたいと思います。 まず、経済情勢でございますが、わが国の経済は、昨年以来根強い上昇基調にありまして、昭和四十二年度に入ってからは、特に設備投資の増加傾向と消費需要の堅調を中心に拡大を続けてまいりました。卸売り物価は、年初にやや波乱模様を見せましたが、その後落ちつきを取り戻しまして、最近は強含みの横ばいというような状態で推移しております。 しかし、この間、国際収支は、輸出の伸び悩みと輸入の増大傾向を主因といたしまして、次第に均衡を失いつつありまして、本年に入ってその赤字基調は明らかであります一季節差修正済みの……
○小沢政府委員 たしかこの前の委員会で同じような御質問が出まして、私から、そういう勧告が出た場合、またその勧告に応じまして政府がどういう態度をとるかということについては、まだ決定をいたしておりませんけれども、もし決定をした場合には、従来税金がかかってないものが、上がった分だけかかるというかっこうになれば、これは事実上意味が非常になくなりますので、その点について御質問があり、十分検討したいというふうにお答えをしておったと思うのでございます。今回の勧告案につきまして、まだ政府部内でそれぞれの内容につきまして、これを政府としていつから実施し、また内容をどうするか、先ほど来御議論がありますように内容の……
○小沢説明員 そういうお考えもっともかもしれませんが、当初予算の編成時に、翌年度中における給与改定の率というものを当然予測しなければいけないわけでございます。しかも予測をして予算に、給与総額に計上しておくというようなことになりますと、給与は御承知のように法律に基づいてやらなければいけません。給与法定主義というものがはっきりしているわけでございます。予算と法律の不一致が当然そこであらわれるわけでございます。予算制度のあり方から見て、やはりこれは適当ではないんじゃないか。それから、それでは予備費に適当な額を一つ置いといて、きまったら予備費から出せるようにしたらどうだ、こういうことになりますが、予備……
○小沢(辰)委員長代理 永末君。
【次の発言】 次回は来たる二十二日金曜日、午前十時十五分理事会、十時三十分委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後三時五十八分散会
○小沢(辰)委員長代理 伏木和雄君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終局いたしました。
【次の発言】 次に討論に入るのでありますが、別に申し出もございませんので、直ちに採決いたします。
内閣提出の清掃施設整備緊急措置法案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
【次の発言】 この際、渡辺肇君、山本政弘君、本島百合子君及び伏木和雄君から本案に対し附帯決議を付すべしとの動議が提出されております。
その趣旨の説明を求めます。山本政弘君。
○小沢(辰)委員長代理 次回は来たる十四日午前十時委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。 午後一時四十八分散会
○小沢(辰)委員長代理 山口君。
【次の発言】 ちょっと速記をやめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
委員長からおはかりいたします。
ただいまの山口君と総務長官との質疑応答に関連いたしまして、後刻理事会において相談をさせていただきますから、それまで暫時休憩をいたします。
午後零時三十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、総理府総務長官から発言を求められておりますので、これを許します。田中総務長官。
【次の発言】 質疑を続けます。平等文成君。
○小沢(辰)議員 ただいま議題となりました柔道整復師法案の提案の理由を御説明申し上げます。 柔道整復技術は、日本において長い伝統のもとに発達してきた非観血的徒手整復療法として、医療の分野をにない、西洋医学の導入研究と相まち、現代においても必要欠くべからざる治療技術として国民大衆の支持を受けているものであります。特に、政府管掌健康保険等については、施行者団体と各種保険者等との間に施術協定が締結され、社会保険等と給付として広範に行なわれるようになってきているのであります。 かように、柔道整復師の場合は、その沿革等において、あん摩マッサージ指圧師、ばり師、きゆう師等とは異なる独自の存在を有してお……
○小沢(辰)委員長代理 これより会議を開きます。 本日は、委員長が所用により不在のため、委員長の指名により私が委員長の職務を行ないます。 国政調査承認要求に関する件についておはかりいたします。 厚生関係及び労働関係の基本施策に関する事項 社会保障制度、医療、公衆衛生、社会福祉及び 人口問題に関する事項 労使関係、労働基準及び雇用・失業対策に関す る事項 以上の各事項について、その実情を調査し、対策を樹立するため、小委員会の設置、関係各方面からの説明聴取及び資料の要求等の方法により、本会期中調査を進めたいと存じます。 つきましては、衆議院規則第九十四条により議長の承認を求めたいと……
○小沢(辰)委員長代理 これより会議を開きます。
本日は、委員長が所用のため、指名により私が委員長の職務を行ないます。
厚生関係及び労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、河野委員より発言を求められておりますので、これを許します。河野正君。
【次の発言】 ただいまの河野正君の発言に関しましては、理事会におきましても、各党それぞれの立場でいろいろ御意見がありましたが、全員、厚生大臣並びに厚生事務当局の今回の措置といいますか、態度につきましては、非常に遺憾であるという結論に達しまして、厳重に警告を発することになったわけでございます。河野正君の発言の趣旨に沿いまして、委員……
○小沢(辰)委員長代理 これより会議を開きます。
本日は、委員長が所用のため、指名により私が委員長の職務を行ないます。
厚生関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますのでこれを許します。河野正君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 河野君に申し上げます。
こういうことにさせていただきたいと思います。十二時半から一時半まで休憩でございますから、刑事局の課長が、質問者の御了解を得てきょうは代理でいま出席しておりますが、答弁がはなはだ不十分でありますから、直ちに帰られまして、ひとつ再開劈頭までに警察庁としての正式な見解を持……
○小沢(辰)政府委員 中共貿易につきまして、できるだけ正常化していく、そして前向きにこれを進めていくのだという態度を、これはもう私ども農林省としても協力を申し上げていかなければならないと思います。そういう考え方でございまして、口蹄疫に関連するいろいろな要望を、いま局長が現状を申し上げ、この五つの項目についての不安、科学的なデータ、こういうものをお願いしたいということを申し上げたのも、決して政治的な背景なりあるいは考慮があって言っているわけじゃありませんで、全く純粋に家畜衛生の技術的、科学的な見地から検討をしていることでございます。この点は誤解しないでいただきたいと思うわけであります。 わが国……
○小沢(辰)政府委員 今回、政務次官を拝命しました小沢でございます。 私の職責は、大臣並びに事務当局と、本委員会あるいは本委員会の諸先生方との連絡調整に当たることが主たる任務でございますので、一生懸命やりますが、先生方から何ぶんの御支援、御協力をいただきたいと思います。 よろしくお願いいたします。(拍手)
○小沢(辰)政府委員 お答えいたします。 ただいま先生がおっしゃるとおり、日本の農業の今日の環境はまことにきびしいものがあるわけでございます。その中にありまして一番大事なことは、われわれが農林業を振興しようという場合に、まず経営規模の拡大だということは、もうおっしゃるとおりだと思います。そのほかに、農業構造改善をさらに進めていかなければならない、あるいは農山村地域の振興をはかるための諸施策を大いにやっていかなければならない、こういう要請が、このきびしい環境のもとにおける農業発展のために強くあるわけでございます。 したがって、この要請にこたえるためには、どうしてもいま先生のおっしゃいましたよ……
○小沢(辰)政府委員 ただいま池田先生の御質問の中に、湛水防除につきましての配慮がどうも足らぬじゃないかということがございました。私どものほうの、右岸でございましたか左岸でございましたか、湛水防除施設が完備いたしましたところは非常に被害がなくてよかったようで、おほめをいただいて恐縮でございましたが、いま九州農政局に命じまして、できるだけ管内のポンプを集めまして応急措置をとるように指令を出してございます。できるだけ善処をいたしたい、かように思います。
【次の発言】 御承知のとおり、天災融資法を発動いたします場合の被害総額の限度というものが約三十億であったと思います。そこで、最近まで各県の農産物に……
○小沢説明員 農林省関係の概要について御報告を申し上げます。 八月六日以降の集中豪雨は山形、新潟、富山、長野、福島というような各地に非常な被害を発生さしたわけでございますが、八月十四日正午現在、都道府県からの報告によりますと九県に及んでおりまして、内訳は、農作物等が水稲、果樹、野菜を中心に約三十五億六千万円、農地が約二千二百カ所の被害でありまして、約二十億四千万円、農業用施設が約四千百カ所、四十八億円、林野関係が国有林を含めまして約四十六億二千万円、その他の施設が合計二千万円でございまして、この被害総額約百五十億四千万円という状況でございます。これはあくまでも都道府県の報告をもとにいたしまし……
○小沢説明員 私のほうはどうも、今回でも激甚の適用になるような基準になっておりまして、たいへん答えやすいわけでございますが、しかしこれはやはり政府全般としていろいろ問題がありましたので、いま渡辺君から答えましたように、局地激甚という制度を去年新たに設けて、そういう矛盾をなるべく解消していく方向でやろう、そういう考えであればできたものと思います。しかしなおかつ、いま湊先生おっしゃるように、どうも平仄合わぬじゃないか。一般の受ける側のほうでは農林省であろうと建設省であろうと、そんなことは全然関係がないわけで、要するに自分たちの地元のそういうものが高率の補助によって復旧をしてもらえるかどうかの問題で……
○小沢説明員 桜井君のことにつきましてそういう御評価をいただくのはまことに心外なのでございます。これは農地局から、特に最も優秀な一人として、私どもはやむなく割愛をいたしたような人物でございます。しかも、行きましてから農務部長にも知事のたっての要請がありまして、私どももそれはけっこうだろうという返事を申し上げたような次第で、桜井君が北海道の冷害について不熱心だなんということは絶対にないと思います。まあ、先生がいろいろおやりになっている間に、何かそういう点で、あるいはお気に沿わぬこともあるかもしれませんが、そういう点では私どもも責任をもって御推薦を申し上げた人でございますので、一応それはそれとして……
○小沢(辰)政府委員 私ども、農業者年金をぜひ実現をいたしたいと考えておりますのは、まずもちろん農民の老後保障の充実という観点からでございます。しかしながら、この農業者年金の問題は、それと同時に、農業経営の近代化ないしは、倉石元大臣が答弁をされておりますように、農業構造改善の観点、これをあわせて、ひとつ農業政策の今後の一環として実施をしたい、こういう考えでおるわけでございます。
【次の発言】 御承知のとおり、農業経営の近代化、これはいまの農業者の老齢化ということを考えていきますと、やはり経営者の若返りというものも考えなければならない。これもやはり農業を近代化するための場合の一つの要請だろうと思……
○小沢(辰)政府委員 この二百二十五億円は、私どもとして稲作の特別対策事業費ということで、一般会計からいただいて支出をするという考え方でございます。したがって、あくまでも稲作特別対策事業費である。しかし、これが市町村を通じて個々の農家の方々の肥料、農薬、あるいは機械等の購入、整備等についての補助になるように、個々の農家に渡るような配慮をしたい。しかもその基準は、いま三カ年間の実績と言われましたが、この三カ年間の実績を一つの基準にいたしまして、算定の場合に、大体一俵なりあるいは六十キロ当たりなり、百五十キロ当たりなり、一体どういう基準になるかということを算定した上で、算定の基準として、過去三カ年……
○小沢(辰)政府委員 私どもとしては、昨年の末に公表をいたしました農業生産物の需要と供給に関する長期的な見通しというもの、この長期的な見通しに基づきまして、総合的にそれぞれ安定した農産物の政策というものを、一定の自給度の足らないものを高めながら予算、法制両面において総合的に農業の安定的な成長をはかっていこう、こういう考え方でございますが、特にいま国会で御審議をいただいてまいりました農業振興地域の整備に関する法律、ただいま衆議院でこれから審議を願おうといたしております農地法の改正、また審議が委員会ではほとんど終わりましたが、農協法の改正、この三木の法律を成立をさせていただいた暁におきましては、全……
○小沢(辰)政府委員 いろいろ内部で検討していることはございますけれども、いまさしあたって局に改組するようなつもりはございません。ただ試験研究、技術開発の問題は非常に大事な面でございますので、今後一そうその内容を充実することにつきましては、大臣も非常な熱意を持って取り組んでおりますので、今後とも一そう予算その他の面で充実を期してまいりたい、かように考えております。
【次の発言】 私から申し上げれば、先生のおっしゃった後段でございます。
【次の発言】 先生は前段においては、大いにこういう資本家の進出を望ましいと思うかどうか、後段においてはそうじゃなくて、そういう点については法律上あるいはいままで……
○小沢(辰)政府委員 受田先生の御意見まことにごもっともではございますが、農林省と命名した経緯は必ずしも明らかではございませんけれども、今日、農林省が水産関係を所管をし、そのお世話をしているということは広く国民に行き渡っておりますので、私どもとしては、実はこの水産ということばを入れることについての必要性をあまり感じないで今日までにきておるわけでございます。先生の、水産もやっているのに農業と林業だけではおかしいじゃないかという御意見は、私もごもっともな御意見とは思いますけれども、まあひとつ名前の問題でございますので、特に水産については力を入れてやるつもりでございますが、現状今日、農林省が水産のめ……
○小沢(辰)政府委員 非常に長くなりますので、大臣にかわりまして私から説明をさせていただきたいと思います。 昭和四十四年度農林関係予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、昭和四十四年度の一般会計における農林関係予算の総体につきましては、農林省所管合計は七千百二億円でございまして、これに総理府、文部省、労働省及び建設省の各省所管の農林関係予算を加えた農林関係予算の総額は七千六百八十八億円となり、これを昭和四十三年度予算と比較いたしますと千百四十六億円の増加となっております。 この予算編成にあたりましては、国民食糧の安定的な供給を確保し、農林漁業の生産性と農林漁業従事者の所得……
○小沢(辰)政府委員 農地法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 戦後の農地改革により広範に自作農が創設され、これによってわが国の農業生産力は画期的な発展を遂げ、農業者の経済的、社会的地位の向上をもたらしたのみならず、戦後における日本経済の復興と繁栄に大きく寄与したことは、あらためて申し上げるまでもありません。現行農地法は、このような農地改革の成果を維持するという大きな使命をになっているものであります。 ひるがえってわが国の農業の現状を見ますと、国民経済の高度成長が農業就業人口の急速な減少と兼業化をもたらし、その過程を通じて農業生産の選択的……
○小沢(辰)政府委員 柴田先生が、この資料をめぐる問題につきましてるるおっしゃいましたことを、私もよく理解できます。ただ、この資料の提出につきましては、私ども実は先生方を、何かいいか、げんなものを出しておいてはぐらかすという気持ちは毛頭ありません。従来でございますと、制度が新しく出てきたときに、その制度の必要な資料については、実施要綱というものを資料としてお出しをいたす、さらに、行政上のそれぞれの下部機関あるいは県市町村等に、その実施要綱をこまかく流すような、そういう資料はそれぞれ実はあるわけでございます。 いまお話を承っておりますと、どうもお前たちのものは大綱ではない、大綱なら、この話が出……
○小沢(辰)政府委員 柴田先生、私、最後に一言申し上げておきます。 いま私どもが、各種委員会あるいはまた本会議等におきまして、皆さん方のほうから、農林省なりあるいは日本政府は、中共肉の輸入問題について非常に政治的な配慮を加えて、これを妨げているんじゃないかというようなおしかりばかり実はあったわけでございます。それに対して私どもは、そういう考えはない、政治的な配慮でないのだ、むしろ純粋に家畜衛生的な技術上の観点から心配があるから、慎重にやっているんだというお答えをしてきたわけでございます。さすが農林委員会でございまして、家畜衛生と畜産振興の立場から、いろいろ心強い御意見を私ども賜わりまして、実……
○小沢(辰)政府委員 おっしゃるとおりでございまして、この振興法は、農地の領土区分を宣言するんだというようなお話もございましたが、新都市計画法が先に施行されるといいましても、私どものこの法律がおくれるから、だんだんおまえのほうの取り分がなくなってくるんじゃないか、市街化区域なり調整区域にみんなひっくるめて、都市計画区域にどんどんなってしまうのじゃないか、都市近郊についても、生鮮食料品の供給基地としての大事な農業の振興というものを考えるべきじゃないかというお話は、私ども同感でございます。六月から施行されますけれども、その意味においてはできるだけ先生方にお願いして、早くこの農振法を一緒にスタートさ……
○小沢(辰)政府委員 繭糸価格安定法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。 生糸の需要は、今後長期的に見て、国民所得の上昇に伴い国内及び海外において増加する見通しであり、こうした需要の長期的見通しに即応して養蚕の振興をはかってまいることが、ますます緊要と考えられるところであります。 これがため、繭及び生糸の価格を安定させることにより、蚕糸業の経営の安定と生糸の輸出の増進をはかることが強く要請されるのであります。 繭及び生糸の価格の安定につきましては、これまで、その価格の異常変動防止に関しては、昭和二十六年度以降国が繭糸価格安定法に基づき、糸価安定特別会計を……
○小沢(辰)政府委員 一局削減によりまして、蚕糸園芸局というふうになりましたことにつきましての御指摘がございましたが、私どもは、決して蚕糸業を軽視してこれをいたしたというようなつもりはございません。畑作関係のものを一括して一つの局で所管をしていこう、こういうことで、蚕糸園芸一本の行政機構で責任者を置いてやろう、こういう考え方でございますので、御了承をいただきたいわけでございます。 御承知のとおり、生糸の長期的需要の見通しにつきましては、国民所得の増大に伴いまして、国内的にも海外におきましても、相当今後伸びていくだろうと期待されるわけでございます。したがいまして、この法案を中心にしてさらに私ど……
○小沢(辰)政府委員 おことばでありますが、先ほど課長が答弁しましたように、全国的な限度数量の一応提示というものは、なるべく早く一年分の生産のめどをつけるために、昨年の三月にやったわけでございます。それを各県別の限度数量に分けて内示をするといいますか、そういう示すものは、先ほど言いましたように、四月から十月までの実勢というものをよく見た上でやらなければ、むしろかえって実態に合わなくなるだろうというような配慮をいたしまして十二月にいたした。十二月にしても、当然その場合にも、限度数量をオーバーするような生産の非常に伸びているところも出てまいりますから、その辺のところは、確かにおっしゃるように現実に……
○小沢(辰)政府委員 確かに、一般論から言いまして、国がいろいろな法案を考え、国全体のいろいろな面から方針をきめていきます場合に、新しい制度あるいは新しい事業計画というものがどんどん毎年つくられていく。それについて地方庁が、これを受け入れるだけの人的構成あるいは事務費その他の面で、十分体制が整っておるかどうかという点では、基本的には先生が御心配のような点も、いろんな面に出てくるかと思います。しかし、これは御承知のとおり、前通常国会からの問題で、昨年から私どもこの法案についても、また今後の農業問題を考える際に、どうしても農業を振興すべき地域を確定し、整備計画をつくらして、安定した農業の関発発展と……
○小沢(辰)政府委員 御趣旨に沿うように、委員長ともまた御相談いたしまして整えたいと思いますが、私も出ておりましたけれども、いままでの資料等といろいろ重複している面もありますので、整理をいたしまして御要望に沿うように努力いたします。
【次の発言】 私どもも、各界各層からいろいろの意見が出ることについて、一応参考にはいたしますが、特に経団連の農政に対する考え方について、これを私どもが受け入れて、その方針をもって進めるようなことは全くございません。
御承知のとおり、ただいま先生がおっしゃいますように、確かに現実の農業生産を取り巻く国内のいろいろな諸情勢、あるいは国際的な諸情勢は非常に変化が急速で……
○小沢(辰)政府委員 おっしゃるような点も確かに考えられますが、この法律を見ていただきますとわかりますように、きのうも議論があったんですけれども、私どもは、市町村のほうから、下のほうから盛り上がった自主的な整備計画というものを、一方において農林省から、農業全体のいろいろな指針を与える意味の指導はいたしますけれども、自主的な計画というものをできるだけ尊重しようという態度をとっているわけでございます。しかもそれについて、いま先生が言われるように、制限をするとこう言われますけれども、これは勧告なりの程度のものにとどめて、きのうもなまぬるいという議論のほうがかえって強かったように私ども拝聴したのですが……
○小沢(辰)政府委員 自主流通米につきましても、みだりに放漫に流れないように、政府が十分これを整然とした秩序のもとに考えていくべきじゃないかという御意見でございます。私どももそのつもりでおります。
○小沢(辰)政府委員 当初五〇、五〇で許可したものが、その後資本構成率が、増資その他いろいろな問題で変わってくるという事例があることは、私も聞いております。ただ資本自由化の問題は、現在個別審査をやって、あるいは基本的にこういうものは五〇、五〇なら直ちに許すとか、いろいろ品目別にやりますけれども、方向として政府の方針が、あと二年後には大体資本自由化を完全に許すというような方向になっておりますので、私、具体的な個々の企業についてのいろいろ許可条件というものをよく見てみませんと、その条件に違反しているのかどうか、そういう点を具体的に見てみませんと、そして条件違反の措置を行政的に放任してあるのかどうか……
○小沢(辰)政府委員 たいへん不祥事を起こしました東京中央市場の問題については、遺憾と存じますが、主管の市場課長が間もなく参りますので、その際詳しく説明をさせたいと思います。
【次の発言】 関係者の処分につきましては、今明日中にきちんとした処断をいたす所存でございます。
【次の発言】 先ほどちょっと部長が申し上げましたが、現品の受け渡しにつきまして明確、確実化を期することが第一だと思っております。第二番目には、卸売り人の社内の点検、管理体制というものをもっと適確に整備をさしていかなければならないと考えております。三番目に、卸売り人に対する監査、これをもっと強化いたしたい。それから、先ほども一例……
○小沢(辰)政府委員 今度の農協法の改正点のそれぞれが、総合農政とどういうような関係にあるかという点につきましては、私どもは総合して、農協というものが農業の近代化と農業の今後の規模拡大、あるいは生産、流通面におけるいろいろな問題を解決していく際の重要なにない手であるという観点から、農協法の中でいろいろ改正すべき点をとらえまして、総合的にこの農協法の改正というものを総合農政の推進に役立たせたい、こういう意味で御提案を申し上げておるのでございますので、総代会の問題だけで、実はそれが総合農政との関連でどうかということにつきましての事務的な説明は――いま言った総合的に私どもは農協法自体を改正することに……
○小沢(辰)政府委員 菅波先生おっしゃるとおりだと思いますが、先ほど大臣からもお話がありましたように、私どもは、現在非常な危機にあるそうした漁民、漁業経営者の方々のことを考え、今回の交渉に期待を持っておられることも十分承知をいたしておりますので、最善の努力を払う決意でございます。
○小沢(辰)政府委員 直ちに具体的な案を、どうもお示しできないのでございますが、先生おっしゃるように、これはいろいろの点を考えますと、何らかの方策を検討しなければいかぬというふうに、ただいまお聞きしまして痛感をいたしました。十分によく検討いたします。
【次の発言】 昨年の事件の際といい、今度の事態、私どもは公海上の自由の問題とはいいながら、わが国の漁船に与える影響というものが非常に大きいものでございますので、海上保安庁やあるいは私どもの農林省、水産関係のそれぞれの機関とほんとうに慎重に、しかも連絡を密にいたしまして、何とか事故の発生を防止するように努力をいたしまして、できるだけの措置をとってい……
○小沢(辰)政府委員 承りますと、知事会の所用で明日知事が出てくるというふうに聞いておりますし、またメモだけで、こちらの手違いがありましてちょっとおくれたものですから、もしメモの理解等が十分でない場合は困りますので、知事上京の際に私のほうから文書で回答を差し上げまして、それについてなお疑念があれば補足説明をしながら回答いたしたい、かように考えております。
【次の発言】 文書をもちまして問い合わせの項目についてはお答えをし、知事からもし質問があれば、内容についてさらに説明をしてやるつもりでございます。
【次の発言】 地域地域におけるそれぞれの特性に合った米づくりをやるということは、これはやはり当……
○小沢(辰)政府委員 土地改良の長期計画につきまして来年改定を実施したいという目標で、目下鋭意調査を進めておりますが、この改定の際にはは、農道の整備というものをほんとうに最重点に取り上げまして、おっしゃるように、私どもとしては強力にこれを進めてまいりたい、こういう決意でございますことを申し上げておきます。
○小沢(辰)政府委員 たいへん恐縮ですが、私、寡聞にしてまだ存じ上げません。
【次の発言】 実は、自主流通米の実施要綱を近くきめたいと思っておりますのですが、政治的な御配慮あるいは御要望等が、いま先生のおっしゃいました手数料の問題と、予約をいたしまして自主流通米に回す場合の予約解除の場合、概算金返還をする金利の問題、この二点にいまいろいろ政治論がございまして、実は実施要綱をまだきめ得ないという実情でございます。
ただいまおっしゃいました手数料の免除の問題につきましては、高度の政治判断を要する問題だと思いまして、いろいろ関係方面とも鋭意協議をいたしておるところでございますので、先生の御意見も御……
○小沢(辰)政府委員 午前中の御質問でも、農地の移動を困難にしているものは、土地の価格の問題が非常に大きいのじゃないかというようなお話があったのでございまして、したがいまして、この法律改正をやっても、そう簡単には流動化が進まないだろうというような御意見もございました。私どもは、農地の移動につきましては、売買による移動のみならず、やはり借地による規模拡大というものも考えつつ、自営農家の規模の拡大をより一そうはかってまいりたいと考えておるので、今回の改正も御理解をいただきたいわけでございます。 なるほど、おっしゃるようになかなか一挙にはまいらぬと思います。しかしながら、本改正によりましてその促進……
○小沢(辰)政府委員 ただいまの御決議の趣旨を尊重いたしまして、努力をいたします。
【次の発言】 当委員会におきまして、「其ノ他ノ経済事情」の中に米穀の需給事情というものが入るか入らぬか、それを考慮して決定することにつき御意見を問うというあの諮問が、違法であるかどうかという御議論がございました。私どもは、「其ノ他ノ経済事情」の中には、需給事情が入るんだという一貫した解釈を従来からとっているというお答えを申し上げました。
いま先生がおっしゃいましたように、しからば、この国会の議論を米価審議会に、大臣からそういう議論があったことをよく補足説明をしたらどうだというお問いにつきまして、大臣が、それは……
○小沢(辰)政府委員 実は、電力会社の鉄塔の用地は、全く任意なところというよりも、もうきまっているところでございますので、通産省が希望することも私ども理解できるわけでございます。しかしながら、従来の方針の変更でございますので、慎重にいま検討しているところでございます。
【次の発言】 御承知と思いますけれども、この鉄塔の建設の事業といいますか、これにつきましては、土地収用の関係がやはり道路と同じようにできるようになっているわけでございます。たとえ許可を要する事項になっておりましても、むしろ土地収用法のほうが強いわけでございます。しかし、私どもはやはりこの農地法のたてまえから、農地の保護といいます……
○小沢(辰)政府委員 先生の所見ではございますが、少しどうもめがねに強い色がつき過ぎておるのじゃないかというふうに私は感じます。 先生のおっしゃることは、いまずっと私も、大臣のおられる間ほかの席で聞いておりまして、ごもっともな点ももちろんございます。そういうようにいま苦しい農業事情でありますから、私どもも実は農林省で、いかに農村を守り、農民を守り、農業生産力を上げていくかということに苦心をいたしておるわけでございまして、農地法の改正にいたしましても、あるいはまた、この前御審議いただきました農振法の問題にいたしましても、その他万般、少しでも農業の生産性を向上させ、従来の価格政策から脱却して自立……
○小沢(辰)政府委員 畜産関係の予算については、ことし相当伸ばしたつもりでございますが、ただいまおっしゃるような家畜保健衛生所の予算につきましては、すでに今年度予算が成立をいたしまして、国会の御承認を得て、その細目等についてもきまっておりますので、何とか検討はしてみますけれども、おそらく今年度は無理じゃないか。来年度は、ひとつ御意見を十分承りまして、大いに伸ばしていきたいと考えております。御了承いただきたいと思います。
【次の発言】 農薬の災害補償につきましては、事務的に検討いたしますとめんどうな点がたくさんあることは、先生も御承知のとおりでございます。何とかひとつ取り入れる方向で検討しろ、こ……
○小沢(辰)政府委員 昭和四十四年度における農林漁業団体職員共済組合法の規定による年金の額の改定に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 農林漁業団体職員共済組合制度は、農林漁業団体職員の福利厚生の向上と農林漁業団体の事業の円滑な運営に資するために、昭和三十四年から実施されたものでありますが、その給付内容につきましては、過去数次にわたる改正により、逐次改善を見てまいったのであります。 しかしながら、現行の本制度を国家公務員共済組合等他の共済組合制度と比較いたしますと、既裁定年金については、これらの共済組合制度では、恩給の引き上げ措置等との関連でこれまでそ……
○小沢(辰)政府委員 国会のこういうような場で、いろいろ農政全般について質疑応答等がございますので、私どもは常時本委員会における論議の内容なりその経過なりについては、農林省としてこれを十分頭に入れながら、すべての対策をとっているつもりでございます。 したがいまして、今回の麦価あるいは過般の米価につきましても、そういうような点を十分考慮しながら政府としては諮問案を決定し、また、その答申を得た上で米価、麦価を決定さしていただいているわけでございます。 ただ、諮問案を一応案としてつくり上げまして、それを審議会に諮問する前に、国会の当委員会でこれについて御論議を願うということは、行政権の問題と立法……
○小沢(辰)政府委員 ただいまおあげになりました熊本の例につきましては、さっそく調査をいたしますが、おそらく町村合併促進法による、その後のいろいろな経過からそういう事態が起こったものと思われます。 私ども、この法案を御提出申し上げるときにいろいろ検討いたしましたのは、国有林の活用というものを、行政措置によってある程度やってまいりました。これは地元の要望にこたえて、できるだけ農業関係の振興のために、あるいはまた地元の福祉のためにということでやってまいったのでございます。したがって、そういうような行政措置である程度できるのじゃないか、だから法律まではという議論があったのでございます。しかし、先生……
○小沢(辰)政府委員 今般の梅雨前線豪雨につきまして、その被害の概況と当面とりました対策等につきまして、若干現在までの状況を御説明申し上げます。 被害の概況は、都道府県並びに営林局からの報告によりますと、去る二十四日から二十六日までの被害は三十都府県に及び、内訳は、農作物等が果樹、野菜を中心に約十二億四千万、農地が約二千百カ所、約二億八千万、農業用施設が約二千五百カ所、約十億八千万、林野関係が、国有林を含め約十四億一千万、水産関係が約二千万で、被害額の合計は約四十億三千万円であります。 さらに、二十八日以降の被害は現在進行中でありますが、二十一府県に及び、被害の内訳は、農作物等が水稲を中心……
○小沢(辰)政府委員 第四条の規定は、私ども農林大臣が、活用の方針あるいは基本的な考え方をきめろということでございまして、活用につきましての実際の計画等については、これはもうあくまでも地元の活用に対する要望というものをわれわれは踏まえて、そしてそれをさらに適地であるかどうか、その他万般の事情等を検討の上で活用のいろいろ具体的な計画を立てていく、こういうことでございますから、大体先生の趣旨に沿っているのじゃないかと思うわけでございます。
【次の発言】 本法案審議の当初におきまして瀬戸山委員からも、国有林の予算で、活用されない民有地、民有林等をどんどん買い上げて造林をしたり、あるいは国有林野をもっ……
○小沢説明員 私から答弁をいたします。
ただいま法務当局から答弁がありましたように、警察の調べが終わりまして書類送検の手続がとられ、検察庁においてなお厳正に取り調べを続行中でございますので、その結論を待って、もちろん権限は知事ということになっておりますが、やはり新潟県のみならず他のいろいろな業界とも関連することでもありますから、これは農林省から一つの指導をしてやるのがほんとうだろうと思いますので、そういう面で、時期的には取り調べ全体の完了を待ちまして、私のほうでも十分検討をして善処いたすつもりでございます。
【次の発言】 私どもは、決して本件がやむを得ないものとも、ちっとも考えておりませんで……
○小沢説明員 当委員会の決議の趣旨に沿いまして努力をいたします。
【次の発言】 先生から前々そういうお話を聞いて、また被害の家族の方々とも、一回先生と向こうの漁連の会長ともお会いしたことがございます。私は非常に心から御同情申し上げておるわけでございますが、御要旨は、ソ連に対する損害の請求をするなら、それをひとつ一部内金としてでももっと増額してやったらいいじゃないか、しかも七万五千円についてはそういうようなソ連側からの損害賠償があれば返すのだというようなことを言っているとすれば、当然そういうことを前提あるいは予想しているんじゃないかというお考えだと思います。したがって、もし損害賠償の請求というも……
○小沢(辰)政府委員 お答えいたします。 ただいまの御意見でございますが、後段で御引例になりましたような事例も考えまして、今回の改正ではJAS規格の問題につきましてもあるいは工場認定の問題につきましても、あるいはまた輸入品を含めるような範囲の改正等もはかりましたり、一そうひとつ内容を充実しようというのが第一点でございます。 第二点は、表示の適正化をはかろう。すなわち第三章を撤回する意思がないかというお尋ねでございますけれども、むしろこれこそ消費者保護基本法の制定のときに皆さま方国会のほうでその意思をはっきりと附帯決議の(2)項に示されまして、表示制度の充実をはかれ、こういう国会の御意思があ……
○小沢(辰)政府委員 ただいま議題となりました昭和四十四年度における農林漁業団体職員共済組合法の規定による年金の額の改定に関する法律案、真珠養殖等調整暫定措置法案及び開拓者資金に係る政府の貸付金債権の償還条件の緩和及び農林漁業金融公庫への移管等に関する特別措置法案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。 各法案の内容につきましては、第六十一国会に提出いたしました各法律案とほとんど同様でありますので、お手元に配付いたしました提案理由の説明書をごらんいただきまして、御省略さしていただきたいと思います。 ただ農林年令法案につきましては、最低保障額の引き上げについては十月一日から、その他は……
○小沢(辰)委員長代理 長谷部君に申し上げますが、質問ですか、要望ですか、答弁のあれがありません。
○小沢(辰)委員長代理 いまの質問の趣旨わかりますか。
○小沢(辰)委員長代理 津川武一君。
【次の発言】 津川君に申し上げますが、大臣はよろしゅうございますね。
【次の発言】 津川君、十分間という約束ですから、切りがないから……。
【次の発言】 次回は、五月六日開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後七時三分散会
○小沢(辰)委員長代理 これより会議を開きます。
本日は委員長所用のため、指名により私が委員長の職務を行ないます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
この際、米価審議会の答申について政府から説明を聴取いたします。森本食糧庁長官。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。この際暫時休憩いたします。
午前十一時二十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
先ほどの米価審議会の答申の説明について、社会、公明、民社三党より質疑を行なうべしとの申し出があり、理事会の申し合わせの結果、この際委員長より次の……
○小沢(辰)委員長代理 松沢君。
【次の発言】 ちょっと松沢君に申し上げますが、あと平林君が前からのあれですから……。
【次の発言】 平林君。
【次の発言】 平林君に申し上げますが、理事会の申し合わせの時間がだいぶ超過しましたから、最後の結論を急いでください。
【次の発言】 鶴岡君。
【次の発言】 合沢君。
○小沢(辰)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑の申し出がありますので、これを許します。山口鶴男君。
○小沢(辰)委員 私は時間もありませんから、いろいろ申し上げたいこともあるのですが、現在提案されております健保法の改正問題につきまして、具体的な点をいろいろと国民にわかっていただくために少し御質問をいたしたいと思うのであります。 国民から見ますと、健康保険というものはどうも三十七年、いまから約十年前以来一度も黒字になったことがない、赤字の連続であります。その累積赤字が千九百億、約二千億になるというたいへんな事態になったということは、これは知っているわけであります。しかし、なぜ一体赤字がそんなに出るのだろうかということについては、なかなか理解をしていないように思うのであります。といいますのは、……
○小沢(辰)委員 私は、時間がありませんのでやらないつもりでいたんですが、ただいま寺前君の質問に対しまして田村参考人は、医療費を二割国庫負担をすれば何にもすることはないじゃないか、したがって一部負担やその他改正は要らないのだとおっしゃいました。そこで、ちょっと聞いておりまして私は奇妙な計算をしたので、その私の計算に対して一言答えていただきたいと思いまして立ったわけであります。 先ほど総辞退の理由の一つに、医療費を五割一月にさかのぼって上げてもらいたい。四十六年度の政府管掌の医療費の見込みは六千億であります。そうしますと五割上げますと三千億必要なわけであります。そういうことで二割の国庫負担では……
○小沢(辰)委員長代理 津川君、割り当ての時間がもうじきですから、最後ひとつ……。
【次の発言】 次回は明二十五日委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後七時一分散会
○小沢(辰)委員長代理 午後一時三十分より再開することとし、これにて休憩いたします。 午後零時三十分休憩
○小沢(辰)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。 午前の会議に引き続き質疑を続行いたします。角屋堅次郎君。
○小沢(辰)委員長代理 次回は来たる二十一日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。 午後四時十九分散会
○小沢(辰)委員長代理 これより会議を開きます。
本日は、委員長所用のため、その指名によりまして私が委員長の職務を行ないます。
この際、連合審査会開会の件についておはかりいたします。
本委員会において審査中の農村地域工業導入促進法案について、商工委員会から連合審査会を開会したい旨の申し入れがあります。この際、同委員会と連合審査会を開会することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、連合審査会の開会日時につきましては、商工委員長と協議の上決定いたしますが、五月十八日を予定いたしておりますので、御了承いただきたいと思います。
○小沢(辰)委員長代理 寺前巖君。
○小沢(辰)委員長代理 田邊誠君。
【次の発言】 大橋敏雄君。
【次の発言】 古寺君。
【次の発言】 寺前君。
○小沢(辰)委員長代理 後藤君に申し上げますが、約束の時間が来ておりますから最後の質問にしてください。次にまだきょうはだいぶありますから、よろしく。
【次の発言】 久保三郎君。
【次の発言】 時間ですから。それなら久保さんに申し上げますが、久保さんの時間割りのうちでひとつ御了解願って、やってください。それでないと、きょうはもう八時までびっしりなんですから、一人が時間を守りませんと……。久保さん了解しますか。
【次の発言】 古川君に申し上げますが、だんだん時間も切迫していますから、結論に入ってください。
【次の発言】 古寺君。
○小沢(辰)委員長代理 次に、川俣健二郎君。
【次の発言】 川俣君に申し上げますが、予定の時間があと五、六分ですから、大臣もおいででございますので、ひとつお願いをいたします。
【次の発言】 この際、午後一時三十分まで休憩いたします。
午後零時五十分休憩
【次の発言】 次に、西田八郎君。
○小沢(辰)委員長代理 次に、西田八郎君。
【次の発言】 静粛に願います。
○小沢(辰)委員長代理 ちょっと速記をとめて……。
【次の発言】 それでは、速記を始めてください。
島本虎三君。
○小沢(辰)委員長代理 次に、古寺宏君。
【次の発言】 古寺君に申し上げますが、自治政務次官が来ましたので、そろそろひとつ問題を変えていただきたいと思います。
○小沢(辰)委員長代理 保険課長がいますから、説明員をして説明いたさせます。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。古川雅司君。
○小沢(辰)委員長代理 山本政弘君。
○小沢(辰)委員長代理 静粛に願います。
○小沢(辰)委員 ただいま議題となりました健康保険法及び厚生保険特別会計法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、自由民主党を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 政府提案の改正法案は、政府管掌健康保険の財政の健全化と、その長期的安定をはかろうとするものでありまして、その趣旨は了とするところでありますが、種々の事情を考慮し、若干これを修正することといたしたのであります。 修正の要旨は、 一、政府原案では、国庫補助の割合を百分の五としておりますが、これを百分の十に引き上げることとし、昭和四十七年度に限り百分の七とすること。 二、特別保険料については、報酬月額五万円未……
○小沢(辰)委員長代理 次に、寺前巖君。
○小沢(辰)委員長代理 次に、島本虎三君。
○小沢(辰)委員長代理 これより会議を開きます。 委員長が所用のため、指名により私がその職務を行ないます。 廃棄物処理施設整備緊急措置法案を議題といたします。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。田畑金光君。
○小沢(辰)委員長代理 平井局長が来ております。
【次の発言】 よく相談して答えなさい。
【次の発言】 局長に申し上げますが、至急予算の資料をとって、正確に説明しなさい。山本さん、次の質問を願います。
【次の発言】 次に、労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出があります。これを許します。八木昇君。
〔小沢(辰)委員長代理退席、山下(徳)委員長代
理着席〕
○小沢委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび当委員会の委員長に就任をいたしました。 御承知のごとく、本委員会は国民各層に大きな関心が持たれているところでありまして、その任務の重要性と職責の重大なことを痛感いたしておる次第であります。 もとより浅学非才な私でございますが、委員各位の御協力により円満なる委員会運営につとめ、その職務を遂行いたしたい所存でございます。 幸いにも、過去一年、皆さま方とともに当委員会の運営に苦労を重ねてまいったところでありますが、今後は一そうの御指導、御支援をお願いいたさなければなりません。 ここにあらためて衷心より……
○小沢委員長 これより会議を開きます。
労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出があります。順次これを許します。山本政弘君。
【次の発言】 まず石黒労政局長から答弁して、それから大臣に答えていただきます。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。次に、後藤俊男君。
【次の発言】 後藤君、時間です。
【次の発言】 次に、田邊誠君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後七時十分散会
○小沢委員長 これより会議を開きます。
この際、派遣委員の報告を聴取いたします。橋本龍太郎君。
【次の発言】 おはかりいたします。
ただいまの橋本君の御提案のとおり、調査報告書を本日の会議録に参照掲載するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
【次の発言】 厚生関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出があります。順次これを許します。後藤俊男君。
【次の発言】 次に、大原亨君。
【次の発言】 次に、古寺宏君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めてください。
○小沢委員長 これより会議を開きます。 国政調査承認要求に関する件についておはかりいたします。 厚生関係の基本施策に関する事項 労働関係の基本施策に関する事項 社会保障制度、医療、公衆衛生、社会福祉及び人口問題に関する事項 労使関係、労働基準及び雇用・失業対策に関する事項 以上の各事項について、その実情を調査し、対策を樹立するため、小委員会の設置、関係各方面からの説明の聴取及び資料の要求等の方法により、本会期中調査を進めたいと存じます。 つきましては、衆議院規則第九十四条により議長の承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
○小沢国務大臣 さきの内閣改造で建設大臣を命ぜられました小沢辰男でございます。 国民生活にとりましてたいへん大事な建設省の行政でございますので、一生懸命やりたいと思いますが、練達たんのうな皆さま方の御叱正、御教示を切にお願いをいたしたいと存じます。 なお、さきの決算委員会に私、病院で検査を受けたために出席いたしませんで、まことに申しわけございませんでした。 さて、昭和四十七年度の建設省所管決算概要の御説明を申し上げたいと思います。 歳入につきましては、一般会計の収納済歳入額は百十六億六百五十九万円余となっており、道路整備特別会計の収納済歳入額は一兆一千百四十五億三千九百九十五万円余、治……
○小沢国務大臣 今回の内閣改造にあたりまして建設大臣を命ぜられました小沢辰男でございます。 現在のきびしい経済社会情勢の中で、社会資本をどのように重点的かつ効率的に整備して、真に豊かな国民生活を実現し、住みよい国土を建設するかが当面の建設行政に課せられた課題と存じます。及ばずながら誠心誠意国民のための建設行政の推進に当たってまいる所存であります。 練達たんのうな皆さま方の御叱正を、また御指導を切にお願いをいたしまして、私のごあいさつにさせていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○小沢国務大臣 住宅公団は、良好で低廉な宅地を国民のために供給する大事な団体でございますから、今後は、いやしくも先生方あるいは国民全体の中でいろいろな疑惑が生ずるようなことのないように、十分指導、監督をしていくつもりでございます。
【次の発言】 私を後援する政治団体で沢竜会というのがございまして、この沢竜会が支出をしたことにつきまして、私も、サンデー毎日でございましたか、を拝見しまして、驚いたわけでございます。そこで、政治団体のほうは、私を後援するという限りにおいて関係があるのでございますが、私自身は関与をいたしておりませんので、この団体の者に聞きましたら、小林先生は、御承知のように、私ども新……
○小沢国務大臣 先般、環境庁長官を拝命いたしました小沢辰男でございます。一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。 今日、国民は公害のない快適な生活環境、美しい国土を強く求めておりまして、環境問題は政治の重要な課題の一つでございます。また、環境行政は国民の健康の保護と生活環境の保全を第一義として、清浄な大気や水やあるいは美しい自然など、豊かで恵まれた環境を確保し、これを後世の国民に伝えていくことをその最大の任務とするものでなければなりません。 私は、このような認識に立って環境行政を推進してまいる決意でありますが、具体的に施策を進めるにあたっては、第一に国民の皆さまのいろいろな要望に率直に耳を……
○小沢国務大臣 昭和四十七年度における環境庁の歳出決算につきまして、その概要を御説明いたします。 環境庁の歳出予算現額は六十三億八千三百六十四万円余でありまして、支出済歳出額は五十七億一千二百四十万円余、翌年度へ繰り越しました額は三億四千六百五十五万円余であり、差し引き不用額は三億二千四百六十八万円余となっております。 歳出予算額につきましては、当初予算額八十億一千五百五十五万円余、予算補正追加額一億七千四百八万円余、予算補正修正減少額千九百五十四万円余、予算移替増加額一億四千八百二十八万円余、予算移替減少額二十一億三千三百三十三万円余、前年度繰越額一億四千六百八十六万円余、予備費使用額五……
○小沢国務大臣 今回の事故は私どもにとって大変遺憾なことでございます。程度はともかくとして、たびたびそういうような事故が起こっておりますことも事実でございましたので、この点については、今回のこの事故を契機にいたしまして、徹底的な安全対策に対する検討とその結果に基づきますそれぞれの防災体制の警備という点について、関係各省それぞれの立場から十分な対策をとる、こういうことになって、先生御承知のようにそれぞれ逐次手を打っておるわけでございます。 四項目につきましては、私どもも承知いたしておりまして、特に対策本部を早急に設置をしなければならないという御要望が国会を通じてございましたので、その日のうちに……
○小沢国務大臣 第七十五回国会再開後の初の衆議院公害対策並びに環境保全特別委員会の御審議に先立ち、私の所信の一端を申し述べたいと存じます。 申すまでもなく、わが国における環境問題は深刻かつ多様なものとなっており、その解決は緊急な政治課題の一つであります。 環境行政は、人の生命及び健康の保護を図ることを第一義とすべきことは言うまでもないところであります。また、発生した公害や自然破壊について、その対策を講ずることが必要であることはもとよりでございますが、公害や自然破壊がもたらす結果の重大性、回復の困難性を考えると、このような事態を未然に防止するための方策を徹底することがより重要であると考えてお……
○小沢国務大臣 この前の予算委員会でお答えをいたしたわけでありますが、私どもは当然アセスメントの制度化、これを法律の手段によっていたしたいという考え方のもとに、いろいろな準備、研究を進めているわけでございます。大変おくれておって、その点は恐縮でございますが、昨年ようやく中公審の防止計画部会の中に専門委員会を発足をいたさせまして、審議を進めていただいております。これを五十年度は部会に昇格をいたしまして、ここで開発の手法あるいはいろいろ結論が出ましたものを住民に公表するやり方等につきまして十分御検討を願って、その結果、法制化の努力をいたしたい、かように考えているわけでございます。 いま専門家で鋭……
○小沢国務大臣 今度の告示が非常に後退だというような、いろいろ批判というものがあることは私も承知をいたしております。ただ、その場合に、このよって立つ根拠というものを考えますと、四十七年の十月に中公審の中間答申を得まして、長期目標の設定ということで告示をいたしました私ども環境庁の姿勢というものは、いわば理想的な目標として、五十一年排ガス規制について〇・二五、簡単に言って失礼でございますが、〇・二五というものを告示をした、それを基準にして後退だということを言われているんじゃないかと思うわけでございます。 もちろん私どもは中間答申のあの趣旨を体しまして、行政庁の掲げるリードラインとしては〇・二五を……
○小沢国務大臣 原子力の問題につきましては、これはただいま御承知のように政府で私の所管ではありませんけれども、便宜お答えするとすれば、政府内に原子力政策の根本的な検討をいたすための懇談会を設けております。その懇談会の結論を待って、原子力の安全性の問題も含め、原子力行政全体をいかにすべきかということを決定していくことになるだろうと思うわけでございまして、それ以上いま申し上げる段階ではないわけでございます。 それから私どもの方の中公審の自動車排ガスの専門委員会の委員長の八田先生が、学校並びに御本人のいろいろな御都合によりまして、四十七年以来、例の長期目標設定、それから二回にわたります規制のいろい……
○小沢国務大臣 自衛隊等が使用する飛行場につきましても、公共用の飛行場の区分に準じまして、環境基準の維持、達成に努めること、こうなっております。
【次の発言】 表現の違いで、実際上同じようにやるべきだと考えております。
【次の発言】 まず、いまお話を聞いておりまして、生活保護法の収入の認定問題、これはいろいろな機会にいろいろな角度から問題になる点であります。しかし、先生方に御理解をいただきたいのは、生活保護法の対象の方々以外に、やはりいわゆるボーダーライン層というものが相当あるわけでございます。したがって、それらの方々との関係をやはり考えていかなければならない。しかも、国が最低の生活を保障して……
○小沢国務大臣 私の方の諮問内容を申し上げますと、特殊騒音に係る環境基準の設定に当たっての基本原則、基準値、測定方法、その他環境基準の一環として定める事項及び環境保全上緊急を要する航空機騒音対策についての当面の措置を講ずる場合における、よるべき指針はいかにあるべきか。こういうことにつきまして実は中公審の意見を問う、こういう形になっておるわけでございます。それを受けまして中公審では、騒音振動部会で特殊騒音専門委員会を設けて、御検討をいただいておる、こういうことでございます。
【次の発言】 私、着任前の従来のことはよくわかりませんが、どうもいろいろな形の諮問があるようでございます。ただ今度の場合は……
○小沢国務大臣 江田先生の御指摘の点は、まさに私どもの気持ちとしても理解をいたしますけれども、何分どうも補償という概念には、権利、義務の関係から見ましてなかなかずばり当てはまってこない。しかし一方において、おっしゃるように当然広範にわたって、そういう海水浴ができなくなるとか、大事な海岸、砂浜がなくなるとかということに間接的に影響を受ける、住民のいわば潜在的な権利といいますか、そういうことに対して全く考慮しないということは、確かにおっしゃるようにどうも何らかの不満感といいますか、そういうものが残ることは事実でございますので、非常にめんどうな問題でございますが、なおそういう気持ちを一緒にしながら、……
○小沢国務大臣 御承知のように厚生省見解が出ましたのは、当時得られました医学的、科学的な知見をもとにいたしまして、腎から骨軟化に至る過程に何らかカドミが関与しているという考え方のもとに、また一方、患者の保護というものを急いでやらなければならない、患者の保護という面を特に重視した決断であったというふうに私は見ているわけでございます。その当時与えられた医学的、科学的な知見というものが完全であるかどうかということについては、なお、いろいろ疑念を持つ医学者等もおりますので、引き続き厚生省においても、また、厚生省から環境庁に引き継がれても、相当の調査費を計上して検討を進めてまいっている事実があるわけでご……
○小沢国務大臣 私がいままでいろいろ聞いておりまして、ちょっと先生と自治省、あるいは北海道庁、林野庁あるいは私の方の自然保護局長との質疑応答で、事実関係の認識について、中央官庁はどうもまだ不十分な点がたくさんありますから、したがって適確なお答えができないわけでございます。自然環境を守ることは、中央では私どもの仕事でございますので、十分よく調査をしてから、先生のいろいろな疑念のある点については、道庁の意見も聞き、実際の状況がどうなっておるか調査の上で、後刻ひとつ質疑をしていただければ、明確になるのではないかと思います。どうも事実関係の認識が十分でないのに、いろいろお尋ねになっても、なかなか各省庁……
○小沢国務大臣 ただいま御審議中、また昨日、連合審査をおやりになりましたコンビナートの防災関係の特別立法、これにつきましては当然協議を受け、また、こちらから進んで内容について、いろいろ注文を申し上げました。その具体的な内容については、もし、どういう点を申し入れ、どういう点について特に環境庁から意見を具申したかという内容について御質問があれば、担当局長からお答えいたします。
【次の発言】 災害が起こりまして、災害が起こった結果起こる公害というものは、当然、われわれも十分注意していかなくてはいかぬわけでありますが、環境影響評価につきましては、やはりそうした突然起こる災害という場合のことについては、……
○小沢国務大臣 中公審の問題でございますので、私がここで、いつごろかということをはっきり申し上げる立場でないわけでございます。責任者でもありませんし、中公審の部会長なり、あるいは中公審の会長がそれを決めるわけでございます。ただ私ども、答申を早くいただきたい側でございますから、そういう点から見ますと、部会の結論は今月中にはいただけるのではないか。それからその後、総合部会なり総会なり、どういうような手順になりますか、普通は部会の答申を会長が答申としてお出しくださるわけでございますので、期待はいたしておりますが、いまのところ、その程度しか私はお答えできません。
○小沢国務大臣 赤潮問題については、まだいろいろな未分明、解明されていない点がありますので、先生のいままでの御質問でも多々ありましたが、きょうの御質問で、赤潮の有毒性、それが人体にどういう影響を及ぼすかということは初めての御質問であると思います。いま承って、これはなかなか等閑視できないなという感じを受けましたので、いろいろな角度から取り上げて、よく試験研究機関に検討してもらいたい。私も早速、厚生省でやるべきか、私どもの方でやるべきか、あるいは水産庁なのか、人体に対する影響、食品ということになれば厚生省かもしれませんので、それぞれ検討してみまして、ひとつ安心のいくような調査研究を徹底したいと思い……
○小沢国務大臣 山本委員の御要請並びに熱心な御意見がございましても私も道路と環境問題ということにつきまして関心を当然、持っておりましたので、問題点をぜひ実地に拝見いたしたいというので、御案内をいただいて、短時間ではございましたが、現地を視察させていただいたわけでございます。 私の感想を求められましたので、率直に申し上げますと、まず第一にあのシェルター、二百メートルちょっとでございますか、これは大変な工事であったなあと、道路公団が、住民の方々、また住民を代表する国会の方々、またそれを受けました建設大臣のも話し合いによる円満な道路行政の遂行という考え方から、決断をされてつくられたシェルターだとお……
○小沢国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を体しまして、努力をいたしたいと存じます。
【次の発言】 ございません。
【次の発言】 私どもが基準を決めまして、それに必要な達成期間というものを告示をいたしておりまして、大阪空港は第一種空港及び福岡空港のこの欄に入ると思います。それによれば、達成期間は十年を超える期間で可急的速やかにと、こういうことになっておりまして、改善目標値としては五年目標で、たとえば屋外でこうとか屋内でこうとか、こう決めているわけでございます。また十年目標では屋外で七十五以下または屋外七十五以上の地域において屋内で六十以下、こういうふうにお答えするのが先生の御質問……
○小沢国務大臣 私も新聞で拝見をいたしまして、この件は承知をいたしておりました。しかし、人の健康を守り、生活環境を保全するというのが私どもの使命でございますので、あらゆる議論には耳を傾けなければいかぬと思いますが、ただ、政府のやり方あるいは公共団体のやり方等について、それぞれ民間団体がいろいろと自分たちの立場から見て、自由にこれを批判したり、あるいは肯定したり、あるいはまた自分たちの考えを述べるということは、これは言論の自由が保障された社会においては当然のことでございます。ただ、そのために一体、国民全体に環境行政の推進の面からどのような悪影響があるか、こういう点を私どもがやはり重視をして、それ……
○小沢国務大臣 まず第一点の、一体どの省が全般的に責任を持つかというお尋ねでございますが、産業廃棄物につきましては、これははっきりしているわけで、あくまでも厚生省がその法律を所管をいたしておるわけでございます。ただ、四十六年の法律制定でございましたので、それ以前の問題ということになりますと、これは当然それぞれの問題によりまして、主管の官庁が処理をしなければならぬわけでございまして、一つは工場内における労働者の健康被害、災害の問題、これは当然、労働大臣。それから、それが外部に影響するような場合には、環境汚染の問題としてこれは私どもが所管をする、こういうことになるわけでございます。しかし、産業廃棄……
○小沢国務大臣 御承知のとおり、中央公害対策審議会で、国民的な立場で熱心に御討議をいただいたわけでございます。昨年の十二月二十七日にその答申をいただいたわけでございますが、公害対策審議会ではいろいろ御検討になりまして、現在の技術開発の状況から見て、理想値の〇・二五を達成するということは当面なかなか困難であるから、したがって、五十三年までの暫定値として、御承知のような〇・六と〇・八五の暫定値を決定いたしまして、その審議会の総会のときに、主婦の代表、あるいはまた労働組合の代表等の方方から、そういうような技術開発をいつまでも待っておらないで、やはり厳しい規制をやって、その目標を示してそこへ追い込んで……
○小沢国務大臣 御指摘でございますが、専門委員会というのは、大気部会の中に専門委員会をつくったわけでございまして、名の示すとおり専門委員会でございますから、一般の消費者代表等は入っていないことは、これはやむを得ないわけでございます。エンジン関係の専門家とか、あるいは衛生関係の専門家とか、気象関係の専門家とか、交通関係の専門家を入れて専門委員会をつくることは、これは御了承いただかなければいかぬと思うのでございます。 ただ、先ほど総理が言われましたように、大気部会で一応結論は出しましたけれども、住民代表や、あるいは労働組合の代表や、一般のいわば公害を受ける側の代表の意見も十分聞かなければいかぬと……
○小沢国務大臣 海洋における水質及び底質の状況のお話がいまございましたが、まだ総合的な調査を実施したことがございませんので、ことし新規に八千二百万ばかり予算を計上いたしまして、日本近海の汚染実態調査をいたすことにいたしました。日本近海の五つの測線をつくりまして、そこで徹底的な調査を、底質の状況等も含めまして、いたしたいと考えております。この調査の結果を待ちまして、いま先生お話しのような徹底的な清掃に取りかかりたい、かように考えます。
○小沢国務大臣 お答えいたします。 海洋博開催あるいはその他沖繩の万般の開発に伴いまして、自然環境が若干いろいろ影響を受けることはもう当然でございますが、できるだけ最小限度に食いとめなければいけないと考えて、私ども、海洋博の各省連絡会議に強く申し入れをいたしましたり、あるいは沖繩県にその観点から強くいろいろと指導をいたしましたりして、この環境保全についてできるだけ配慮をしてまいっております。また、開発の途中につきましては、やはりそうした御指摘のような事例が起こりますが、これはできるだけ後で自然度を回復するような措置を、たとえば植林をやる等の配慮をいたしまして、もとの環境の姿に返すような努力を……
○小沢国務大臣 私の方で県との連絡をいたしまして判明いたしました点は、一番関心を持ちましたのは、水島事故による汚染の魚と関連をするかどうかという点でございますので、これらを究明するために、疫学的調査を実施することといたしました。
とりあえず、食べ残しの魚について行いました分析では、鉱油は検出をされておりません。中和剤についてのお話がございましたが、これはただいま分析調査中でございまして、この結論は、まだ私どものところへ正確には届いておりません。
【次の発言】 瀬戸内海の今度の問題のときに中和剤の使用問題が出ましたとき、私現地に参りまして、このような閉鎖性の水域については、やはり本当にもう安全……
○小沢国務大臣 瀬戸内海のCOD、汚濁負荷量につきまして、三年間で二分の一にするということで各県別にその基準を割り当てまして、それぞれまた企業別に排出基準を定めまして、大体、三年間で二分の一にするということは目標を達成できるようにしておったわけでございますが、今回の水島事故によりまして、非常に瀬戸内海の汚染は――せっかくそういう措置をとっておりました最中に起きた事故で、私どもは大変残念に思っているわけでございますが、早急に、この汚濁の後遺症、すなわち水質の汚染状況、これを徹底的に調査をする。これは底質も含めまして、さらに水産生物、魚貝類等についての油臭の程度や、あるいは油による生物のいろいろな……
○小沢国務大臣 マスコミ等の記事で高く評価しているという記事を拝見いたしたことはございません。私どもは、非常に高く考えていただきたいと思っておりますけれども――。
【次の発言】 私はそれらの問題点について、もし湯山先生が本委員会において解明をされるならば、御理解をいただき得るだけの用意を持っております。ただし、従来までこの問題に対する政府の考え方や、今日の技術開発の状況やら、先ほど総理が言われましたように、世界でどこも行っていない非常に厳しい内容であるということに対する政府の国民に対するPRについては確かに欠けるところがあった、その反省をいたしております。
○小沢国務大臣 環境庁の昭和四十八年度歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、昭和四十八年度の当初歳出予算額は百十億四千九百三十一万円余でありましたが、これに予算補正追加額九千二百九万円余、予算補正修正減少額二億三百九十四万円余、予算移替増加額九千三百二十万円余、予算移替減少額二十二億六百八十七万円余、前年度からの繰越額三億四千六百五十五万円余、予備費使用額二億六千六十一万円余を増減いたしますと、昭和四十八年度歳出予算現額は、九十四億三千九十五万円余となります。この予算現額に対し、支出済歳出額七十八億三千五十八万円余、翌年度への繰越額十億三千六百二十六万円余、不用額五億六……
○小沢国務大臣 興人は、先生、一番御存じのように倒産はいたしましたが、目下、会社更生法の適用申請によって、早川さんがこの再建の中心になりまして、再建をやろう、更生をいたしたいということでやっておられるわけでございますから、残した公害の処理につきましては二つありまして、一つは、もう会社が倒産してなくなってしまえば、これはその会社の負担というような問題が出てこないわけでありますが、更生法の適用によりまして、会社がまた更生をしてまいりますと、その状況、実態に応じまして、いろいろ同じように事業者負担の考え方を適用していけるわけでございます。しかし、そう急にちゃんとした能力を持った会社になるとは考えられ……
○小沢国務大臣 いま御指摘のとおり、この問題は騒音対策にはいままでより、より有効であろうと思いますが、大気の点から見ますと、窒素酸化物の点が非常に心配であるわけでございます。ただ、いろいろたくさんの測定局を設けましたり、大気の方からする問題点を解明する努力をいまいたしておりますが、拡散の状況等について、なかなかまだ正確なデータを得ておりません。 詳しいことは後で局長から答弁いたしますけれども、私どもとしては、問題は総合的な環境対策から見て、より現状よりは改善されるかどうか、また、総合的に判断しまして環境の悪化に、よりつながるかどうかという点を中心にしまして、判断をしてまいりたいと思っておるわけ……
○小沢国務大臣 先生おっしゃるように、一般的に人格権という概念が法的な権利として確立し得るかどうかということについては、いろいろな御意見がございまして、しかも学説、判例等について、まだ確立をしていないことは事実でございます。しかし、人格権の侵害というものが、法的な一つの統一した見解というものが確定をするしないにかかわらず、一般的に人間の生活あるいは精神的、肉体的ないろいろな侵害があった場合に、この侵害が一定の受忍限度を越えるというような事態に対しては、この侵害についての救済を求めるということは、これやはり一つの行き方として是認していかなければいかぬのではないだろうか。いわゆる法的な概念として、……
○小沢国務大臣 安全性の確認、それから限界点を国の機関できちっと決めていかなければならない。先ほど林先生も同じように言われたわけでございますが、これは当然しなければならないと思います。ただ、衛生上、保健上の安全問題については、WHO等、その中に参加しましていろいろな研究をやっておるわけでございますから、必ずしも、わかっているものについて、さらに国がやらなければいけないわけではないと思います。先ほど来、申し上げておるように、労働省では一応いろいろな研究をやった結果から、ある一定の線を決め、それから食品の関係の容器では、さらに一ppmという最も厳しい安全の基準を決めて、そして健康を守ろうということ……
○小沢国務大臣 非常に必要なことだと思いますし、私どもは、エアバス導入に関しましては、どうしても、その点の詰めを十分やりまして、そうして、その結果を住民の皆さんにもよく説明を申し上げていきたい、かように考えます。
【次の発言】 鼻出血問題は近く結論を出します。私は、そんなに鼻出血問題が飛行機による直接的な原因になろうとは、実は最近までのいろいろな調査その他のあれを聞きまして、思ってはおりませんが、その結果が近く出ますから、それによって十分おっしゃるような点の注意をやりまして、その上で、おっしゃるように大気汚染の問題については重大な関心を持ちつつ対処していく予定でございます。
○小沢国務大臣 岡本先生、瀬戸内海対策室は現在あるわけでございまして、私どもとしては課にして、室の上にもう一つあれをしたいという予算要求をしているわけで、行政機構簡素化の時代でございますので、なかなか困難だとは思いますが、この線で努力をいたしております。 それから、瀬戸内海の臨時でなくて根本的な対策法にすべきだ、これはもう同感でございます。ただ、私が一番悩んでおりますのは、これは委員長及び皆さん方、野党の先生方の意見を十分、承って、内容をどうするかということが一番、大事でございますし、その前に、法律によります基本計画を三年以内に立てることになっておりますので、この基本計画が出ないのに、その内……
○小沢国務大臣 先生のおっしゃるように、まず、いろいろな全体的なムードで事を処理するということは、私ども環境庁としては、やるべきじゃないと思います。これはあくまでも冷静に、合理的に、科学的に判断をしていかなければならないと思うのです。ただ、世の中が進めば進むほど、重金属なり、あるいは化学物質なりのいろいろな問題の中で、消費生活あるいは日常の生活あるいは生産活動をやっていかなければならないわけでございますから、したがって、それらのいろいろ危険性を包含した全体の環境の中に、国民生活が安心して遂行できるようなことは、どうしても私どもの健康を守る立場から言って基本に考えてやっていかなければならない。し……
○小沢国務大臣 御承知のように、昭和四十八年規制、五十年規制、五十一年規制と、NOxにしましてもSOxにしましても、非常な低減の規制を強化してまいったわけでございます。さらに五十三年を目途にして完全実施を図りたいというので、総理の御指示によりまして、私の手元に四人の先生方で常時各メーカーの技術開発の状況をチェックする機関を設けまして、この先生方は夏休みも返上して勉強していただいておりまして、私どもとしては当初の目的を達成するように、いろいろな技術指導をやると同時に、この開発状況についても常にチェックをして、厳重な指導を続けているわけでございます。
○小沢国務大臣 二十三日にお尋ねがありまして、私から説諭をするというお約束を申し上げました。二十四日通告をいたしまして、二十五日午前十時半責任者を招致いたしまして、新聞でごらんになっているように厳重に注意をいたしました結果、昨日には、パンフレット、マニュアルにつきまして速やかに回収をする。また、規制適合車の生産体制を一日も早く整備するようにということに関しましては、ただいま通産から申し上げたように、姿勢を改めて規制適合車の生産に大いに努力する、こういうことになったわけでございます。
【次の発言】 経過は、まず、ことしの通常国会の予算委員会の分科会におきまして、阿部助哉先生が、海外に進出する企業……
○小沢国務大臣 先生御承知のように、昭和四十九年の四月十六日に化学物質の審査及び製造に関する規制法律が施行になったわけでございまして、新しく輸入または製造する物質は全部事前にチェックすることになっておるわけでございます。ところが、先生御指摘のものは、これ以前のものの化学物質の有害の問題だと思います。実は通産省では、その物質の分解性、蓄積性を検査いたしまして、それに基づいて今度は怪しいというものは、その毒性検査を厚生省がやります。私どもの方は環境の調査をやるわけでございます。この既存の化学物質が数が非常に多いわけでございまして、そのうちにどうもやはりよく調べる必要があるなと思うものが四百くらいあ……
○小沢国務大臣 第七十七回国会における衆議院公害対策並びに環境保全特別委員会の御審議に先立ち、環境行政に関する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力を得たいと存じます。 健康で快適な生活環境を確保するとともに、すぐれた自然環境の保全整備を図ることは、いまや、人類共通の課題となっております。 とりわけ、狭い国土の中に高度工業化社会を築き、一億一千万人余の国民が生活するわが国においては、このことが特に切実な課題となっておりますことは、申すまでもありません。 このため、政府はもとより、地方公共団体、民間等を通じて、公害のない快適な生活環境の回復と豊かな自然環境を求めての真剣な努力が続けら……
○小沢国務大臣 橋本先生が非常に具体的な事例を挙げての、この制度どうもいろいろな点で矛盾があるじゃないか、疑問点が少なくとも相当あるじゃないか、さりとて、いま具体案、こういうようにしたらいいという理想的な案こついて自分はいま・ここで提示する存のものはないけれども、どう考えても、いろいろな点で納得がいかない、疑問を感ずるような諸点が多い。したがって、あと二年間に根本的にひとつ検討してみる必要があるのじゃないかというお話でございました。 私も、実はこの予算時期に、いろいろ折衝を、重量税から一般会計を通じて二割もらうということについて予算折衝をいたしましたり、また各省との了解を得たりいたしましたと……
○小沢国務大臣 公害健康被害補償の必要な負担、これは当然、原因者負担として考えていかなければならないわけでございます。その原因者の中に移動発生源、ことに自動車というものがあるのは間違いがないわけでございます。その比率がどの程度であるべきかということでございますが、地域の指定をやっておりまして、しかも患者の分布状況等も見ますと、やはり現実には東京、大阪周辺が多いわけでございますが、それだけの車に負担をさすというわけには、車は、これは移動発生源でございますから、北海道の車も新潟の車も、あるいは兵庫の車も大阪へ出入りしますし東京にも出入りする、こういうことでございます。そういうようなことから、いろい……
○小沢国務大臣 政治家はすべて、もちろん身辺を清潔に、また法を守り、憲法の条章のもとに活動しなければいけないことは、あに環境庁長官のみならずだと思います。しかし、政治の環境浄化等につきましては、実は環境庁長官である私の事務範囲でございませんで、設置法にも、そういう規定がございませんので、私から、それについてお答えする限りでありません。 ただ、私個人の問題として、この朝日新聞の記事を当日、私も見まして驚いたわけでございますが、「要請けり無効」というような見出しとともに「干渉」と断定した見出しをつけております。はなはだ私は遺憾でございます。これは参議院の予算委員会の理事会においても申し上げたわけ……
○小沢国務大臣 ただいま議題となりました振動規制法案について、その提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。 戦後わが国の産業経済の発展の成果として、国民生活は目覚ましい向上を見ることとなったのでありますが、その反面、各種の公害が発生し、国民の生活環境等にさまざまな影響を及ぼしているところであります。 これらの公害問題については、政府といたしましても、各種の公害規制法等を中心に対策を進めてきたところでありますが、振動公害につきましては、公害対策基本法において規定する七公害の一つとされているものの、法律上の規制措置が講じられないまま、今日に至ったこともあって、住民からの苦情、被害の訴え等……
○小沢国務大臣 おっしゃるように、諸外国のいろいろな事情の違い等もあろうかと思いますが、振動規制につきましては法律をもって一律に国として規制をしている国はございません。その意味においては、わが国が初めてでございますので、その意義は大変、大きいものがあると考えております。 この法案の内容につきまして、いろいろ御批判もあろうかとは思いますが、中公審におきまして二年有余にわたりまして、いろいろ御検討願った結果でございます。また、やはり自治体等の意見等もいろいろ聴取しまして、私どもの方としては十分、慎重に検討してまいったつもりでございます。必ずしも全般的に御満足をいただける内容であるとは思いませんが……
○小沢国務大臣 一年半ばかり当委員会で瀬戸内海の問題をめぐりまして、いろいろ御議論がございましたので、本当は、もう少し実のある跡継ぎ法を何とか考えたい。しかし、いろいろ研究をしてみますと、要は結局、生活排水の問題をいかに規制というよりは、下水の普及等によって、これを推進していくかということが一番、大きな問題でございますので、そういう点から考えますと、いまの現状で、たとえば下水道は、いわゆる道路公団のような組織になっておらない。地方から委託を受けて下水道事業団はやっておりますけれども、あれをもう少し根本的に大きな実施ができるような公団等の方法で考える裏打ちがありませんと、特別に、たとえば瀬戸内海……
○小沢国務大臣 地域指定についての指導方針いかんという御質問でございます。
私は、本法の施行に伴い都道府県知事が地域指定を行うに当たっては、当該都道府県において、すでに条例による規制が行われている場合は、その地域の実情を十分尊重し、適切な指導を行ってまいりたいと思います。なお、期限を切って、いつまでという指導はいたさないつもりでございます。
【次の発言】 この法律は、生活環境を保全し、国民の健康の保護に資することを目的として、公害振動について、その大きさに係る見地からの規制を行うこととしております。条例で定め得る「別の見地」としては、これ以外の見地で規制を行う場合、すなわち、たとえば文化財保……
○小沢国務大臣 いま技術的な詳しい説明のできる者はおりませんが、この前から、いろいろ議論がありましたように、赤潮の発生原因の解明が、なかなか正確に科学的に、これがというのが、まだ、つかまれておらないわけでございます。しかし、水温の状況なり、あるいはまた日光との関係なり、それに窒素、燐の要素が作用をして発生をするという、おおよその見当がついて、現在のところは、そういうような考え方になっておると思います。 そこで、われわれとしては、どうしても窒素、燐の対策を一日も早く強化をするということと、それから予知技術の開発を急ぎまして、早急に対策がとれるように持っていきたいということで、瀬戸内海につきまし……
○小沢国務大臣 私は先生のおっしゃるとおりだと思うのでございまして、まず今後、出さないように、患者さんが増加しないように、あらゆる大気の保全についての懸命な努力を続けていかなければいけない。同時に、一たん罹患された方々については、できるだけ回復をするように、あるいはまた病状が進行しないように努力をすることは、政府として当然だと思います。そのために御要望がいろいろあると思いますが、これは誠意を持って検討するということは当然のことだと考えております。
【次の発言】 そのとおりでございます。
【次の発言】 目下のところは、そのとおりでございます。
○小沢国務大臣 別に取りやめたという決定をしたわけではございません。ただ、先生方は、御承知のように全部大学教授なものですから、入学試験その他のいろいろなあれがありまして、それを少し延期している、こういうだけのことでございます。
【次の発言】 すでにごらんいただいているかどうかわかりませんが、私どもの検討委員会の四人の先生方は二十六回も昨年検討会をやりました。メーカーの研究所等にも実際に参りまして、いろいろ検討をいたしていただきました。その検討の中間報告を昨年十二月にいただいております。その中に詳しく各社の開発状況がございますが、なお、五月ごろにはまたさらに第二次の検討委員会の報告をまとめ、こと……
○小沢国務大臣 先生もお行きになりましたからあるいは御存じだと思いますが、糸魚川市で富山大学に委託調査をいたしまして、工場周辺の環境中の濃度調査というものを行ったわけでございます。その結果によりますと、環境濃度は最高〇・〇三七ppmということになっておりますので、この数値は環境濃度としては実はほとんど問題になる数字ではないわけであります。たとえば、日本産業衛生学会許容濃度等に関する委員会の勧告による抑制濃度、これが二五ppmでありますから、これと比較しますと約六百分の一という程度でございます。そうではございますが、クロロプレンの吸入の毒性あるいは刺激による目の痛み、皮膚その他いろいろな問題があ……
○小沢国務大臣 すでに、環境庁に国立公園の仕事が移管になる前に、この問題は全体的に承認をされておったわけでございますが、瀬戸内海の多島式、特徴のある国立公園の景観から言いますと大変な問題をもたらすわけでございますし、また国立公園のみならず、これに橋がかかるということになりますと大気汚染の問題やら騒音の問題やら、その他いろいろ起こってまいりますので、われわれとしてはこれはもう慎重に十分環境影響評価をやって、その上で結論を出さなければならぬなあと、こうなりまして、大三島橋につきましても十分アセスメントをやり、しかも自然公園の関係の小委員会までつくりまして先生方に集まって議論していただいて、何回かや……
○小沢国務大臣 おっしゃるように、原子力発電に伴う温排水問題に関しては、全体的に環境保全、水域、水生生物、すべての影響をまだはっきりとつかむだけの結論が出てないわけでございます。審議会で非常にいろいろな調査をまだ積み上げていかなければいかぬので、したがって、中間的には、個々の計画についてやはりよく調べた上で支障ないかどうかを決定する以外にはないだろう。それで今後私ども、さらにこの専門部会でずっと継続して、この問題の究明だけはきちんとできるようにしておきたいと考えておるわけでございます。
○小沢国務大臣 実は環境庁でこの両君を比較した調査という正確のものはございませんで、アメリカの連邦航空局の資料を見る以外にはないわけでございます。それを見ますと、どうも両者排気ガスあるいは騒音ともほとんど大差がないと私どもはその資料によって判定をいたしております。
【次の発言】 お答えいたします。
アセスメントに関する制度、これがどうも法制的に確立されておりませんので、いろいろな面で住民の急患の反映なり意見の聴取なり、あるいはまた事前の環境影響評価についてのいろいろ具体的な手続、内容等がまちまちでございますものですから、どうしても制度化したい、でき得れば手続法としての事前評価法というものを何……
○小沢国務大臣 社会労働委員会の御審議に先立ちまして、一言、就任のごあいさつを申し上げます。 わが国は今日、内外にわたり多くの課題に直面しておりますが、国民のすべてが健康で豊かな生活を送れる政治を行うことは、一層重要な国政の課題になっており、国民の健康と福祉を守る厚生行政は、重大な責任を担うべきものであると考えます。 現在、厚生行政は多くの課題を抱えております。が、特に医療保険制度については、最近の経済情勢、医療費の増加傾向等にかんがみるとき、制度全般にわたって基本的な見直しが必要な時期に来ていると考えます。 しかしながら、政府管掌健康保険を初めとする医療保険の財政は、現在すでにきわめて……
○小沢国務大臣 昭和五十年度厚生省所管一般会計及び特別会計の決算につきまして御説明申し上げます。 まず、一般会計の歳出決算額につきましては、歳出予算現額四兆八百三十七億八千五百九十六万円余に対して、支出済歳出額四兆三百六億四千八十一万円余、翌年度繰越額二面七十一億三千九百三十八万円余、不用額二百六十億五百七十六万円余で決算を結了いたしました。 以上が、一般会計歳出決算の大要であります。 次に、特別会計の大要について申し上げます。 第一に、厚生保険特別会計につきましては、健康、日雇健康、年金、児童手当及び業務の五勘定を合わせ、一般会計から四千七百六十一億七千四百十七万円余を繰り入れました……
○小沢国務大臣 ただいま御決議のありました廃棄物処理行政に関しましては、御指摘の点に留意し、さらにその推進に努力してまいります。 すなわち、廃棄物の実態把握につきましては、五十三年度は、産業廃棄物の処分状況に重点を置いた調査を行うこととしており、減量化、再資源化につきましては、地方自治体が適切に行えるよう指導の強化を行うこととしております。 また、広域最終処分場につきましては、とりあえず条件の悪い首都圏、近畿圏について確保が図れるよう努力をいたしてまいりたいと存じます。
○小沢国務大臣 昭和五十一年度厚生省所管一般会計及び特別会計の決算につきまして御説明申し上げます。 まず、一般会計の歳出決算額につきましては、歳出予算現額四兆八千八百九億七千百七十八万円余に対して、支出済歳出額四兆八千三百九十二億一千五百八十七万円余、翌年度繰越額二百四十三億三千八百六十五万円余、不用額百七十四億一千七百二十五万円余で決算を結了いたしました。 以上が、一般会計歳出決算の大要であります。 次に、特別会計の大要について申し上げます。 第一に、厚生保険特別会計につきましては、健康、日雇健康、年金、児童手当及び業務の五勘定を合わせ、一般会計から六千百二十二億一千七百七十五万円を……
○小沢国務大臣 社会労働委員会の御審議に先立ち、厚生行政について所信の一端を申し述べたいと存じます。 現在、景気の問題を中心に、わが国を取り巻く内外の経済環境は、きわめて厳しいものがあります。 わが国の社会保障は、これまで経済の高度成長のもと大きく飛躍を続けてまいりましたが、今日、厳しい経済情勢の中で、高齢化社会の到来に備えるという困難な課題に直面しているのであります。 人口構造の老齢化に対処し、いかにして活力ある社会を維持発展させていくか、安定成長下において増加の一途をたどる年金、医療等の費用をいかに賄うかなど、われわれの前には、多くの問題が横たわっているのであります。 このような局……
○小沢国務大臣 羽生田先生の御意見のとおりだと私は思います。厚生省のいまの行政機構のいろいろな分担から申しまして、厚生省だけで国民の健康づくり運動というものはできないだろうと思います。特に、文部省の学校教育における協力がなければ成果は上がらないことはおっしゃるとおりだと思いますので、いま言われましたような、国民健康づくりというのが福田内閣の厚生行政の中での最も大きな目玉であるわけでございますから、各省とも十分協議をいたしまして、また総理の御了解も得て、先生のおっしゃるような方向で各省協力し合うような体制を検討していきたいと考えます。
【次の発言】 おっしゃるとおりでございまして、この保健センタ……
○小沢国務大臣 国にとりまして、その責任を追及する非常に厳しい判決だと受けとめております。御承知のとおり、私どもの従来までの態度は、行政上の法的な責任はないという立場に立っておったわけでございます。しかし一方、患者救済ということを特に重視いたしまして、和解によって患者の救済を図るという態度を続けてきておったわけでございますが、いま御指摘のように今回の判決は、国の医薬品の有用性に関する予見と、それの製造承認、また自後の安全性の確認、そういうことに対して最後は違法行為ときめつけておるわけでございます。これらにつきましては、いま慎重に判決を検討いたしまして、私どもの、これに対する所見を近く決めたい、……
○小沢国務大臣 先生のお気持ちはもう十分わかるのでございますが、一時帰国者というのは大体、墓参とか親戚の訪問とか、生活の本拠は中国にあるが一度なつかしい故国に行ってみたいとか、そういう方々でございますので、いま局長から申し上げたように、往復の旅費を支給し、しかも生活に困る人には生活保護をやるという程度しか国としてはできないわけです。 そこで、村の方で生活保障みたいな形で見舞い金を何十万かやっておる、それを一部でも国が負担したらどうだとおっしゃるのですけれども、これはなかなかめんどうな問題です。ただ、言葉が不自由だから行動にいろいろ不自由するとか、あるいは生活保護を受けておっても、日本における……
○小沢国務大臣 一般戦災者に対する国家補償の御要求ということは、すでに廃案にはなりましたけれども、各党の立案による提案も承知いたしております。またその後、附帯決議等についても熱心な御決議をいただいておることも承知いたしております。また過般来、本社労において先生方から、いろいろ同様趣旨の御質問等をいただいておりますが、従来まで国が考えました観点は、戦争というものに対する国家総力戦、国民挙げて国家目的にみんな協力し合ったということは、戦地にあると内地にあるとを問わず同じ趣旨ではないかという立論についてもよくわかりますし、また、いろいろ法律上の観点から分析されな大原委員の御見解等もいろいろ承ったわけ……
○小沢国務大臣 もう先生のおっしゃるような老後所得の保障という面から考えまして、経済のいまの停滞、今後いかに努力をいたしましても、そう大きな配分を期待できない状況でもございますし、一方、人口の老齢化は非常に急速に進んでまいりますので、年金財政を含めて、しかも年金制度の国民の不公平感というものも、ある程度、解消する方向のもとに根本改正をやらなければならないと考えておるわけでございますが、いつ国会に法律の提案をするかということになりますと、私はこの前も申し上げましたように今年度いっぱいぐらい、かしていただきまして、あらゆる角度から検討をして制度の改正に取り組みたいと考えておりますものですから、果た……
○小沢国務大臣 老齢化社会の入口に立って、私どもは、いろいろな厚生行政全般にわたる問題について感慨を新たにしていかなければならぬということは厚生白書で指摘をしておるわけでございます。そういうような観点から、一番問題になる年金制度というものについて、いろいろ、われわれも、われわれとして研究をして進めていきますけれども、やはり学識経験者の意見もあらゆる角度からいただきたいというので基本構想懇談会というものを持ったわけでございますが、いま先生がおっしゃるように、確かに一体、年金制度はどうあるべきか、それから出てくる、いろいろな問題点を整理していく必要があるのじゃないか。問題点だけ指摘をして、ただそれ……
○小沢国務大臣 私どもは従来、国会等の場におきまして、この原爆二法に関して社会保障立法だということを申し上げてきておるわけでございますが、私は今度の判決をいただきまして、さすが専門家でといいますか、こうした判決を拝見いたしますと、法律論的にいろいろ、われわれが気がついていない面を御指摘いただいたような気がするわけでございます。しかも、現在の二法というものは確かに、この判決で言われておりますように、たとえば所得制限というものを考えておりません。もし社会保障立法だけで純粋に考えますと、所得制限というものは当然出てこなければいかぬわけでございますが、所得制限がない。したがって、判決のお示しになったよ……
○小沢国務大臣 私は今日の薬事法の製造承認というのは、一般的に禁止をされている医薬品の製造というものを、一定の基準に該当する医薬品の場合には、これを解除する行為であると思っておりまして、したがって、いわば警察許可的な行為であるというふうに、現在の法解釈としては、それが適当ではないかと思っております。したがって国は、ある製造業者から出した証明が一般的禁止を解除するに足るだけのものであれば、これはやはり製造承認をしなければいけないし、同時にまた製造承認をする義務があるものだというふうに思います。したがって私は、いまおっしゃるように法的には、今後の事件についても私どもは金沢判決について控訴をいたして……
○小沢国務大臣 おっしゃることも私は一つの見解といいますか、理解ができるわけでございますが、やはり戦争という行為を決定した国の責任という点から、問題をずばりとらえるか、ただ、そういう行為というものによって、いろいろ行われました事態、あるいはその結果生じた国民の被害というものについて、これをどういうふうに国内の政治、行政の場で救済なり、あるいは手当てをしていくかという問題になりますと、私は、そうした戦争責任という面からする配慮も加えなければいけないけれども、ずばり、それが即国家補償という、すべての面で、そういう法律上の考え方を適用していくかということになりますと、これはやはり、それぞれの事例によ……
○小沢国務大臣 私が着任をいたしましてから、一年間かかりまして御審議をいただいておりました健康保険法の改正、いわば当面の財政対策法案でございますが、その審議の過程におきまして、当委員会におきましても、あるいは参議院におきましても、前大臣から十四項目の根本改正に関する問題点を提示をいたしました。また理事会においても、その十四項目については、それぞれ各党の御意見もありまして、やらなければいかぬ項目だとおっしゃって小委員会等も設置されたわけでございますが、その際、私が引き継ぎましてから何回か御質疑がございまして、この十四項目それぞれの実施あるいは検討の時期等も書いてあるように踏襲をしていくかどうかと……
○小沢国務大臣 一月十一日、仙台市で行われました党主催の演説会に出席をいたしました。なお、発言内容につきましては、その表現で、いまいろいろ反省をいたしますと、若干穏当を欠いたものがあったと思っておりまして、深く反省をいたしております。
【次の発言】 私も、実はこちらへ帰りまして、ただいまのテープを念のため全部聞きました。それで、ただ、いまお話しになりました中で、一番最後の話は、私はどうもこのとおりの発言ではなかったという記憶でございます。それから、最初の点も若干違うような感じを持っておりますが、大体、趣旨としてはこういうような内容でなかったかと思っております。
○小沢国務大臣 私どもの所管の社会福祉施設その他の生活関連の施設につきましては、五十三年度も大幅に増加をさしていただいております。
なお、五カ年計画を作成すべきではないかということがございますが、保育所等についてはそういう考え方のもとに逐年整備をいたしておるところでございます。
【次の発言】 荒木委員、夜間の人工透析ができなくなったようなお尋ねでございますが、今度の点数改正によりまして、むしろ午後五時以降の夜間透析の点数の加算を認めたわけでございまして、したがって、昼間は社会復帰がなかなかできないから夜間に人工透析を行いたいという患者のいろいろ御要望にこたえた点数改定をむしろやったわけでござ……
○小沢国務大臣 福祉年金を二万円に引き上げるということにつきまして、将来の基本的な年金の見直しの際に支障がないではないかというお説については、それは、たとえば私の方の年金問題懇談会とか、あるいは総理府の社会保障制度審議会等の御意見等を見ましても、私はそう支障があるとは思わないのです。ただ、今日現在では、やはり相当支障があるのじゃないかと思うのです。 これはなぜかと言いますと、専門家でいらっしゃいますから御承知のように、福祉年金を二万円に上げますと、当然五年年金に響いてまいります。五年年金に響いてまいりますと、これがやはり十年年金に響いてくるわけでございますので、そういたしますと、これはもう拠……
○小沢国務大臣 福祉を預かる厚生大臣が先生の御意見に反論をするというのは、大変奇異に感ぜられるかもしれませんけれども、私どもは、福祉年金及び五年年金等の経過年金については、いずれ再検討をしなければいかぬだろうと思うのです。しかし、その場合に、この福祉年金の性格自体をどういうふうに持っていくべきか、やはりこれをきちっとした上で思い切った増額を図るべきであって、また同時に、その財源調達方式を、私は遺憾ながら昭和生まれでありませんで大正でございますが、もしわれわれ若い者が、いま現に働いている者が年とった方々に何か報いるとすれば、一般の税金から全部考えるべきなのか、あるいはまた、われわれ働いている者が……
○小沢国務大臣 大事な脂肪、たん白につきまして硬いま数字をお挙げになりましたが、大体私どもも現状においてやや不足程度であろう、こう考えております。 それから、米の消費について、国民の栄養の観点から考えて奨励をすべきであるかどうか、これは結局、米がいいとかパンがいいとかという議論ではなくて、総合的な栄養価というものをそれぞれ副食を含めた上で考慮しなければいけない問題でございますので、米だけがいいとかあるいはパンだけがいいとかという議論ではなくて、やはり、米の場合に、いま農林大臣が言われました米そのものの栄養価というものは、これはもう私どもも当然是認といいますか同感でございますので、問題は、副食……
○小沢国務大臣 先生も専門家でいらっしゃいますから御承知のように、日本の社会は急速に老齢化社会に移行するわけでございまして、諸外国に比べますとその速度はまさに非常な勢いでございます。したがいまして、この積立金というのは、少なくともそうした老齢社会を想定した場合には当然給付の非常な増高ということを考えなければなりませんから、この積立金は軽々に取り崩したりいろいろな方面に使ったりするようなことなく、最も効率的に運用していかなければならない。そうでないと世代間の負担の不均衡という問題が出てまいりますから、そういう意味で慎重を期さなければならないと思うわけでございます。 いま厚生省がやっているのだか……
○小沢国務大臣 そう間違った表現ではないと思うのですよ。これは現在、国民所得に対する社会保障の給付費の比較を先生も専門家でいらっしゃいますから御存じだと思うのですが、確かにこの点から見ますと、日本の方は大体五十三年の見込みでまあ一二ぐらいになるだろうと思うのですね。そうしますと、たとえばイギリスが一六、あるいはもう統計がちょっと古いですから、最近あたりは一七ぐらいになっているかもしれませんが、あるいはアメリカが一四ぐらいである。それから進んでいるところはスウェーデンの三〇とか西独が二五とかございますが、しかしこの数字の違いというのは、老齢化社会のその進度を見ますとうんと違うわけでございますから……
○小沢国務大臣 こういう方々には、もし御希望があれば、病状等を判断いたしまして特別養護老人ホームに収容する方法が一つ。それから、いまお伺いしますと、めいごさんがたまにおいでになるということでありますが、当該市町村でホームヘルパー制度等もございますので、あるいはまた介護人制度等もございますから、これらをひとつ活用いたしましてお世話を申し上げる。この二つの方法があろうかと思います。
【次の発言】 特養の現在の施設数は、たしか六百二十七カ所でございまして、約五万人の収容能力を持っているわけでございます。
待機といいますか、もうぜひ入りたいがまだあかないからという待機の方々がどれぐらいあるかというこ……
○小沢国務大臣 先生よく御承知のように、船員保険の、一定期間、毎年離職をする人を保険に取り込むかという制度上の問題と、それから二十三万七千人しかない、したがって保険の担保能力が非常に少ない船員保険でございますので、その一定期間の離職者まで失保に取り入れるということになりますと、相当の保険料の、他の人々の増加を見なければなりません。そういたしますと、なかなかこれは問題が多いわけでございまして、審議会でも、御承知のように、どうしても結論をまだ得るに至ってないわけでございます。そうすると、御提案のように、これをひとつ船員保険から外してしまったらどうだという御提案でございますが、なかなかこれは、総合保……
○小沢国務大臣 来年の四月から養護学校の義務制がしかれるわけでございますので、おっしゃるように、学校外の身体障害児の福祉対策については一段と充実するように私ども努力をしていかなければいかぬわけでございます。同時に、施設に収容をされている児童であっても、この養護学校にできるだけ通学できるような措置をとっていかなければならぬ。御承知のように、肢体不自由児施設の収容者あるいは盲聾唖施設の収容者のほとんどすべて、九八、九%は、現在何らかの意味で養護学校なりあるいは特殊学級に通学をしているわけでございますが、問題は、重症心身児の収容施設に入所をしている方々に対して非常におくれておりまして、いま就学の状況……
○小沢国務大臣 診療報酬の特例というのが、税だけの面から他と比較してみて、これが非常に特殊な特例措置であるということは、これは何人も否定できないと思うのです。私も否定いたしません。 なぜこういう特例措置が与野党一致の立法化によってできたのかということを考えてみますと、お医者さんの診療報酬というものは、御承知のように、大学を出まして何十年たち、相当の大学において研修も積み、場合によったら多数の医師も養成する責任者にもなったような偉い教授上がりの方も、医師免許を取ってすぐ開業される、あるいは診療に従事される方も、たとえば初診料千円といいますと、全く同じ評価をしているわけでございます。 それとも……
○小沢国務大臣 年金制度の長期的な見込みをほぼ現行の五十一年度価格といいますか、そういうものでその後の物価や賃金の上昇等一定の想定をいたしまして考えてみますと、ちょうど二十一世紀、すなわち昭和七十五年、あるいは二十一世紀の初頭に当たります昭和八十五年等を考えてみますと、国民年金、厚生年金あるいは船員保険、共済組合等々いろいろ考えてみまして、国民所得に対する給付費の割合が一三%を超えることに年金だけでなる。その際には国民の負担も、現在の名目約二千七百円と考えますものが、名目で大体七万八千円ちょっとの負担をいたしませんと成り立たない計算をいたしておるわけでございまして、もちろん、そのときの給付水準……
○小沢国務大臣 現在、養護老人ホーム、普通の老人ホームでございますが、これには千七百カ所で約十三万人収容されておるわけでございますけれども、まだまだ不足のことはおっしゃるとおりでございます。今後できるだけ私どもも力を注いでいきたい、かように考えます。
○小沢国務大臣 スモン研究班の先生方の見解でも、なぜ日本がこのような数字を、非常に多量に発生するようになったかということについては、科学的な明確な答えは出ておりません。ただ一部には、外国の例と比較してみまして、日本人の体質的な問題あるいは投与の量並びに期間の問題等の影響ということを言われておりますが、的確な科学的な原因というものは、日本だけなぜこのように多発したかということについての正式な見解は、まだなかなか的確に把握できないわけでございます。
【次の発言】 私、体質によると断定してここで答弁したわけじゃありません。そういうふうに言われる向きもあったり、あるいは投与が多量であったり、あるいは期……
○小沢国務大臣 大蔵省の予算説明資料として予算委員会等に出しました社会保障の充実内容、それと国民負担の現状等につきましてお出しいたしましたのは、厚生省と大蔵省が事務的にいろいろ相談をした結果、ほぼ先進国並みの水準に到達しているのではないかということをいろいろな角度から、もちろん財政を主眼にした見方ではありますけれども、両省事務的にはそれぞれよく相談をして出したものと私は聞いております。
【次の発言】 社会保障給付費の国民所得に対する割合は、大蔵省の資料のとり方とちょっと違うんですが、ほぼ同じ見当になっておりまして、一九七六年は医療関係が日本では四・九九、年金、恩給を含みました年金関係すべてで三……
○小沢国務大臣 ただいま議題となりました環境衛生関係営業の運営の適正化に関する法律の一部を改正する法律案については、政府としては特に御異存はございません。
【次の発言】 基本的には、私はちょっと事務当局と違いまして、同感なんです。むしろ、せっかく土地を買収して、被保険者の大事な保険料ではありますが、これを寝かしておくことは、利子もつかないし、しかも地元に非常な御迷惑をかけて全部買収をしたわけでございますから、これはやはり基本的には早くやるべきだと思っております。
ただ、年金の金でございますから、事業団としてはいろいろな事業をやります場合に御意見を承らなければいかぬというので、被保険者団体それ……
○小沢国務大臣 五十三年度でいきますと、私どもが五十三年度で法律改正によって引き上げました国民の負担分は、国民年金の保険料の引き上げ千五百億、月額にいたしますと、国民年金の被保険者の保険料が月五百三十円上がるわけでございます。 いまおっしゃいましたように、今年度それだけの増にとどまるかといいますと、五十二年度で健保法の改正あるいは医療費の引き上げ等がありましたので、その影響が今年度に出てくる分が全部で千六百二十三億円と考えておりまして、これを合計いたしますと、三千百二十三億円ということでございます。国民一人月額にしまして二百二十六円である、かように計算をいたしております。
○小沢国務大臣 おっしゃるように今後の年金制度の成熟化、急速な老齢化社会に突入する日本の現状から言いますと、いま御指摘のような保険料にいたしましてもあるいは国庫負担にいたしましても非常に大きな負担になってくるわけでございます。五十一年価額での計算で見ましても、保険料の厚年の負担は現在千分の九・一%でございますけれども、これが一六・七ぐらいに国民の負担がなる、あるいは国民年金の保険料が五十一年価額で七千百五十円になりますから、五十一年価額で今年の年金保険料を計算いたしますと二千五百円でございますので約三倍近くになる、国庫負担もちょうど倍ぐらいになる、こういうような状況でございます。 したがいま……
○小沢国務大臣 御承知のように、東京地裁の判決は、昭和四十二年に薬事法に基づく医薬品の承認審査に必要な資料要求の範囲についての行政方針を通達で出したわけでございますが、この通達によって、そのときから実定法規としての薬事法が実質的に修正されたという見解をとられたわけでございます。私どもは、これはちょっといただけない。もしそういうことになりますと、他の行政一般にも非常に大きな影響を来しますし、これは四十二年、御承知のとおりキノホルム事件等で医薬品の安全性が緊急課題になりましたから、医薬品承認審査に必要な資料、その資料の提出範囲等についての通知を出したわけでございますから、これをもって実定法上薬事法……
○小沢(辰)委員 すでに四人の先生方からいろいろと質疑がございましたので、時間もありませんから、重複を避けまして、最初に雪害に関する必要な立法措置につきまして、官房副長官おいででございますので、お尋ねをいたしたいのでございますが、その前に、先ほど、気象庁の長官が、暖冬異変というようなものがずっと続いてきたようだけれども、そろそろ寒くなると考えなければいかぬぞという警告を発した学者がおられた、そういうお話がございましたが、この点については石田委員からもいろいろお話がございました。私は、重複することを避けまして端的に伺いますが、将来の見通しにつきましてはなかなか困難な問題でございますから、科学者で……
○小沢(辰)委員長代理 板川正吾君。
○小沢(辰)小委員長代理 他に質疑の申し出がありませんので、本日はこれにて散会をいたします。 午後四時二十七分散会
○小沢(辰)委員長代理 芳賀君に申し上げますが、農林大臣は一時まででございますし、あともう一人農林大臣に質問がありますから、急いでいただきたいと思います。
○小沢(辰)主査代理 次に、折小野良一君。
【次の発言】 この際、午後の分科会は本会議散会後直ちに再開することとし、暫時休憩いたします。
午後二時四分休憩
【次の発言】 伊藤君。
【次の発言】 穗積七郎君。――穗積君に申し上げます。一人平均三十分でございますからよろしくお願いします。
【次の発言】 議事進行について。
ただいまの点は、主査のおっしゃるようでいいと思いますが、もう時間ですから、最後に、外務政務次官がおられるわけですから、政務次官から帰国の問題についてのいまの主査のようなお話の結論をおっしゃっていただいて、それで時間がきたんですから、外務委員会なり何かの問題に移していただい……
○小沢(辰)主査代理 楢崎君、時間でございますから……。
【次の発言】 だから、最後にしていただきたい。もう四十八分を過ぎております。
【次の発言】 森本靖君。
【次の発言】 森本先生、調べておる間に別の質問を……。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度にとどめ、午後一時より再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時三十三分休憩
【次の発言】 次に金丸君。
【次の発言】 以上をもちまして、昭和四十三年度一般会計予算中、防衛庁所管に対する質疑は終了いたしました。
明十四日は、午前十時より開会し、大蔵省所管について審査を行なうことといたしまして、本日は、これにて散会いたします。
……
○小沢(辰)主査代理 次に、中村重光君。
【次の発言】 折小野良一君。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分より再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時五十九分休憩
【次の発言】 次は、帆足計君。
【次の発言】 あとわずかですから、ひとり……。
【次の発言】 時間もありませんから、簡単に答弁願います。
【次の発言】 それでは、時間がありませんから簡単に願います。
【次の発言】 堀昌雄君。
【次の発言】 時間ですから、もう一問に
して……。
【次の発言】 八木一男君。
○小沢(辰)政府委員 事前に私どもと調整をするというようなことは、収用法についてはございませんが、ただ私どもとして、いま先生がおっしゃいましたように、農民の立場から見ますと、その生活の基盤に急激な変動を与えるようなことになりますので、できるだけ円満な話し合いでやっていただくように、また収用する場合におきましては、特にその法律で要請しておりますような生活再建のための措置という条項に基づきまして、できるだけ代替地その他農民の生活再建のために十分なる配慮をお願いいたしておる次第でございます。
○小沢(辰)委員長代理 島本虎三君。
【次の発言】 島本君に申し上げますが、だいぶ時間もたっております。そろそろ結論にひとつ入ってください。
○小沢(辰)委員長代理 次に、大熊公述人にお願いいたします。
【次の発言】 次に、大橋公述人にお願いいたします。
【次の発言】 次に、水野公述人にお願いいたします。水野公述人。
【次の発言】 次に、武田公述人にお願いいたします。武田公述人。
【次の発言】 次に、田畑金光君。
【次の発言】 ちょっと私、関連で、総評の廻神さんにお伺いいたしたいのですが、日本の医療費の改定という問題は、私は前に実は担当しておった経験があるのでありますけれども、前は厚生省が一つ責任においていろいろ検討いたしまして案をまとめまして、それを中央医療協議会に諮問をしまして、そしてその答申、意見を聞いた上で厚生大臣が告示をし……
○小沢国務大臣 いかなる場合でも、現在でも、この法律がなくとも、御承知の苫小牧にいたしましても、あるいはその他知多半島に火力を増設するにしましても、全部アセスメントを要求し、そのアセスメントの結果を適切に指導し、必要があれば補足をさせ変更をさせながら、環境対策上これで支障のないという場合に許可の応諾を私どもは関係官庁にしているわけでございますから、このコンビナート法の中にそれがありませんでも、当然環境保全上必要な事前環境影響評価については行っていかなければならぬわけでございますし、また、行っておりますし、今後も行います。 ただ、この前も申し上げたように、いま私どもはアセスメントの、ちょうど公……
○小沢国務大臣 海外進出の企業の公害問題は、ずばり環境庁でもなければ、非常に関係するところが多いわけでございます。元来が相手国の国内問題でございます。国内の諸法規、諸取り締まりあるいは行政基準にのっとって、その企業がいろいろ具体的な仕事をやらなければいかぬわけでございますから、相手国の国内問題だと思います。ただ、おっしゃる内容によっては、それぞれいろいろな、たとえば相手国の公害技術について協力をするのは、どういうようなことになるか、外務省も絡んでくると思いますし、いろいろ関係がありまして、まだ一概にそのものずばりで、これを主管する官庁というものは決まってないと私は思います。
○小沢国務大臣 昭和五十年度の環境庁関係予算案について、その概要を御説明申し上げます。 昭和五十年度総理府所管一般会計歳出予算要求額のうち、環境庁予算要求額は二百二十六億九千七百六十三万九千円であり、これを前年度の当初予算額百五十四億七千六百九十六万円と比較すると、増加額は七十二億二千六十七万九千円であり、その増加率は四六・七%であります。 次に、予算要求額の主要な項目について御説明いたします。 第一に、公害対策について申し上げます。 まず、大気汚染等防止対策及び水質汚濁防止対策については、環境基準の設定及び各種規制基準の強化を引き続き計画的に推進するほか、新たに日本近海における海洋汚……
○小沢国務大臣 私、新聞記事よく読まなかったのですが、ちょっといまここへ入る前に見ましたのですけれども、私、昨日洗い直しなんという表現を使ったことはないのです。ただ、厚生省見解が出ましたのは、あれを考えてみますと昭和四十三年五月でございましたが、当時の厚生省見解というものは、十数年来のいろいろな研究の結果を総合的にまとめた判断を基礎にして、それにプラス患者の救済、それからカドミの公害防止という観点の、この二つの目的を行政上加味して決断をした、こういうものだ、私は率直にそうだろうと思っておるわけでございまして、患者の救済ということと公害防止ということを行政上の観点から考えまして、しかも当時、その……
○小沢国務大臣 渡辺委員おっしゃるように、環境行政はあくまでも科学的、技術的な知見をもとにして判断をしていかなければいけない、これはもう私、就任以来の基本的な強い考え方でございます。ただ、この科学的知見というものが、公害問題のいろいろな現象を考えますと、相当まだわからない分野がたくさんございますし、そうかといって、人の健康に関係するようなものが、もし結果的にこの対応の仕方を誤りますと、後で非常に大きな後悔を残すことにもなりますので、したがってその辺、あるいはおっしゃるようないろんないままで過去の事例があったんではないかと思うのでございますが、公害研究所も四十九年に発足いたしまして、逐次内容も整……
○小沢国務大臣 昭和五十三年度厚生省所管一般会計及び特別会計予算案の概要について御説明申し上げます。 昭和五十三年度厚生省所管一般会計予算の総額は六兆七千七十六億円余でありまして、これを昭和五十二年度当初予算額五兆六千二百五十七億円余と比較いたしますと、一兆八百十九億円余の増額、一九・二%の増加となっており、国の一般会計予算総額に対し一九・六%の割合を占めております。 最近におけるわが国の経済情勢及び財政事情はまことに厳しいものがあり、そのため明年度予算は景気回復をねらいとした臨時異例の財政措置として公共事業等の投資的経費について、大幅な規模の拡大が図られたところでありますが、厚生省予算は……
○小沢国務大臣 その規則の存在について私は知りませんで大変恐縮なんでございますが、いまお話を承りますと、介護者がつかなければ乗せないということについては、航空会社の方である程度サービスをして、その人の症状にもよるだろうと思いますが、できるものはできるだけサービスをして、ひとりで車いすでおいでになってもできるような体制をとるべきだと私は考えますので、どういう理由でそういう規則になっているのか早速よく運輸当局とも相談をしてみまして、できるだけ御趣旨に沿うように善処してみたいと思います。
【次の発言】 御趣旨に沿うように、私自身身体障害者の福祉向上の責任者でございますので、労働大臣やあるいは通産その……
○小沢国務大臣 私の本当の理想的なあり方に対する考えは、これは本当の理想論でございますが、全国民がどこに勤めておりましょうとも、あるいはどういう職業でありましょうとも、全国民一億一千万全体が平等の立場に立ち、また能力に応じて負担をしていくというような保険制度であるべきだという理想を持っておりますけれども、直ちにそこまではなかなかいかぬだろう。そこで、できるだけ現状にも即しつつ制度の改正をやっていきたいというようなことで、いろいろ考えておるわけでございます。 十割給付全部にすべきだとは思うのでございますけれども、保険の負担という面から考えていきますと、いまの国保についてはとうていそれが実現でき……
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