このページでは田口誠治衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。田口誠治衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○田口(誠)委員 踏み切り事故防止の対策でございますが、これについては踏み切りの保安設備を五カ年計画で三千五百以上の件数の計画を発表されたわけでございますが、そこでお伺いをいたしたいのは、いまだに設備をされておらない踏み切りがどのくらいあるのか。
【次の発言】 そこで、今までに質問者から指摘もありましたし、答弁もあったのですが、自治省と国鉄との予算の関係でわれわれが答弁を聞いておりますると、こういう計画を立てても実際的に実施に入れるか、設備が建設に入れるかという点について危惧をいたすわけなんですが、この点についてはどうですか。両方の省とも話し合いをまとめて、次の通常国会には必ず計画に基づいた予……
○田口(誠)委員 質問の第一点は、現在現地で紛争中であり、問題になっております岐阜市の日野射撃場問題をめぐる諸問題について、射撃場が今日射撃場の周辺の地形、環境からいって、きわめて悪条件な位置にあって、もはや射撃場としてあそこに存置することが困難であるという点から、廃止をしてもらいたいという点を中心に質問を申し上げ、これにつきましては防衛庁長官、厚生省、自治庁、林野庁、国有財産審議会等々に御質問を申し上げて、第二点の質問に移りたいと思います。 そこで質問の要点に入ります前に、この射撃場をめぐる今日までの経緯というものと、それから射撃場の周辺の地理的な環境の実態を十分お話し申し上げて、そのつど……
○田口(誠)委員 大まかに二点にわたって御質問を申し上げたいと思います。
質問の第一点は、前々回の質問の継続になるわけでございます。これは飛行場の防音装置に関係することでございまするが、この前にも申し上げましたように、昨年は一億九千万円という防音工事費の予算を取っておられたのが、三十六年度には四倍というような額の予算を予定されておるわけてございます。従って私がここでお聞きいたしたいことは、防音装置をすれば室内でどの程度の音響になるのか、何フォンくらいまでに防音を行なうのか、この点をまずもってお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そこでなおこの問題に関連をいたしまするが、先般の御回答をいただ……
○田口(誠)委員 今度御提案になりました原子力委員会設置法の一部を改正する法律案の中で、原子炉安全審査専門部会を法制化するということなんですが、この間説明を受けたときもそういう感じを受けましたし、またこの説明書を見ましてもそういう感じを受けるのですが、説明書にもありますように、従来は原子力委員会において各界の権威者を集めて、原子炉の安全審査専門部会というのを設け、原子炉の安全性の確保に遺憾なきを期してきた、こういうように明確にうたわれておるのです。ところが今度それを法制化するということになりますると、これはちょっと考えますと原子炉の安全性を確保するというきわめて重要な問題を奥深く研究をして、そ……
○田口(誠)委員 ただいま前質問者が質問しておられました海技専門学院の名称の変更に関係して、諸学校との関連を明確にしていきたいと思うわけです。名前からいきますると海技大学校といって、しろうとがちょっと聞くだけでは、普通の大学を卒業した資格を得る人物を養成するというように聞えるわけなんですが、この内容をずっと見ますると、やはり運輸省の場合には運輸省の付属機関である一つの職場講習所であって、こういうものに対して名称は大学にしようが学校に名前をつけようがこれはよいと思いまするけれども、これを出た場合の資格が問題になると思うのです。それで現在新しく採用される人たちの大学出の方、高等学校出の方、こういう……
○田口(誠)委員 私は産業構造調査会を新設する件について若干質問を申し上げたいと思うわけでございます。先日提案の説明を受けました提案説明書の内容を見ますと、どうもふに落ちない点もございますので、そういう点を明確にして、徐々に質問をしていきたいと思うわけでございます。 この産業構造調査会の新設の理由といたしまして特に強調せられましたことは、日本の経済の高度な成長の現状と、そうして今後の見通しというようなことから考えてみますと、国民の福祉の向上をはかるにはやはり現在の状態のままではいけない、将来のことを考えて、将来の雇用事情や、あるいは内外の需要動向等に即応した産業構造の改変をいたしたいというこ……
○田口(誠)委員 時間が迫っておりますので、端的に申し上げていきます。日本の環境衛生についての貧困さということはお認めになっておると思う。それでこういう点について大きくここで働きかけをしていただき、また広げてもらおうということについては、私は希望するところであるわけです。ところが今度の環境衛生部を廃止して環境衛生局に昇格させるというこの案でございまするが、先ほどの質問者に対する御答弁からいきますると、現在のところでは課が十二ある、早い話でいきますると、十二も課を持っておるところがない。これをまず二つに分けて、それぞれの職務を充実していきたいというお考えのようでございまするが、今度お分けになる環……
○田口(誠)委員 私は防衛庁設置法の一部を改正する法律案並びに自衛隊法の一部を改正する法律案の内容についての説明を承りたいと思うわけでございます。 具体的な内容に入ります前に、ここで振り返ってみなくてはならないと思いますることは、昭和二十五年の八月に警察予備隊という名前で陸上七万五千名で発足をした。すなわち当時戦力のない防衛力、こういう表現をいたしておりましたけれども、これは日本の憲法九条に違反をしておるというきびしい国民の批判の中において、昭和二十七年の十月には保安隊に改称されて、陸海軍合わせて十一万三百二十三名というように増強されましたし、なお二十九年に至りましては自衛隊に昇格をいたしま……
○田口(誠)委員 受田委員の質問に関連した事項がございますので、簡単に質問申し上げたいと思うのであります。日本の賃金の実態というものは、終戦後生活給というものからはじき出されておるわけでございまして、現在におきましても勤務地手当とかあるいは暫定手当とか、いろいろな諸手当があるわけでございます。そこでお聞きをいたしたいと思いますことは、総理府では物価指数の調査をおやりになっておられるわけですが、おそらくここ十年ぐらいのうちには相当に格差が縮まっておると思います。それでお手元にあるかないかわかりませんけれども、格差の縮まった姿を一つお示しを願いたいと思う。
○田口(誠)委員 総理のおいでになっておる時間が短いのと、質問者の数が多い関係上、十分にお聞きをいたしたいことが聞けないと思いますので、今まで審議をした経過からいって、ぜひ池田総理にお聞きをしなければならないという点を一、二御質問申し上げたいと思うわけでございます。 今審議をいたしておりますこの防衛二法案は、新安保条約による日米共同体制を強化するという一環のものでございまして、第二次防衛計画の一つの柱になり、土台の一つになるものであるわけでございます。従ってこういうものでありますために、審議の過程におきましても、私どもは十分に納得のいく御回答を得たいというので、それぞれ同僚が質問を申し上げた……
○田口(誠)委員 建設省設置法の一部を改正する法律案の中で、建政局を設置いたしたいという議案でございますが、ずっと説明書の内容から改正される内容を見ますと、よほどお聞きをしなくては納得のできない面がありますので、そういう点について御説明をいただきたいと思うわけです。 まず第一に、建政局を設置するということについては、その理由については総合計画を立てたい、それから長期計画の策定をいたしたい、公共用地の取得対策を樹立いたしたい、建設業の振興等に関する行政を推進いたしたいという表現になっておるのですけれども、こういうところからこうした改正をされることについては、何ら反対をするものではありませんけれ……
○田口(誠)委員 時間がございませんので簡単に御質問申し上げたいと思います。先日の質問に引き続いての質問でございますが、先日機構の面について御質問を申し上げましたら、即座に御回答がないようでございましたので、資料の要求をいたしまして資料をいただきましたので、大かた建政局の機構の内容については把握できましたので、この点については若干聞きたい点はありますけれども、時間の関係上省略いたしたいと思います。 そこで一つお聞きいたしたいと思いますのは、改正の十四条の中で、用地部を関東地方の建設局と近畿地方の建設局のみに置くということでございまするが、これに対する必要性をお聞きしたいと思うわけです。
○田口(誠)委員 私は大蔵省設置法の一部を改正する法律案の内容について、御質問を申し上げたいと思うわけでございます。 説明書にもございますように、最近における日本の貿易の急激な進展に伴ったということと、それにつけ加えて事務量が非常に増加したこと、加えて為替・貿易の自由化という点からいっても、関税政策の重要性が今日高まってきたということから、現在あるところの主税局の税関部を昇格させて関税局にするというのが第一点でございます。そこでこれに関連をして御質問を申し上げたいと思いますことは、関税局に昇格をいたしますと、必然的にその中には課ができるわけでございます。説明書の内容から見ますと関税局の中に総……
○田口(誠)委員 まだ大臣がお見えになっておりませんので、後ほど大臣がお見えになってから質問をいたしたいことがございますので、その間大臣にかわって答弁のできる範囲内のものは、総務長官なり人事院総裁なりにお答えを願いたいと思います。 御承知の通り今人事院の勧告をめぐって、国会では審議中であるわけなんです。それで審議中であるにもかかわらず、国家公務員としては、また地方公務員も同様でございますが、共闘会議を結成して、五千円一律、四月から実施ということを要求して強力に戦いを進めておりまするし、主要な行動に入っております。先日も公務員共闘に今後の行動のスケジュールをちょっと見せてもらったのですが、われ……
○田口(誠)委員 きょうは理事会でいろいろ御相談をなさって、時間的な面もありまするので、具体的な面に入って質問をしたいと思いましたけれども、ちょっと相談しまして、差し控えたいと思います。 これは建設大臣も御存じだと思いまするが、とかく災害の場合でも、その他道路の改良工事の場合でも、見積もり通りの請負が見積もり通りになされておらない。これを検査をされる場合に大目に見られておる。この大目に見られておる事実が、各方面で災害に大きな影響を及ぼしておるということは事実であるわけです。これは場合によりますると、どこの県にこういう不正があるからといえば、建設省の方からそういうことなら調査をしてその結果見積……
○田口(誠)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました一般職職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案外二件の政府案に対し、反対の討論を行なわんとするものであります。 反対理由の第一点は、去る八月八日人事院より勧告のありました内容は金額についても上下の格差是正についても、切なる公務員諸君の要求ときわめて大きな相違があるからであります。言葉をかえて申しますなれば、人事院の勧告の内容は、資本家の低賃金政策と意を通じ賃金統制の思想の上に立って勧告された内容であり、きわめて政治的で。作為的で、かつ欺瞞的なものであることが、委員会の審議を通じて実証することができたのであります。……
○田口(誠)委員 時間の面もあるようでございますので、一点だけにしぼって疑問の点と、それから地元からいろいろと要請のある面について御質問をいたしたいと思います。 その内容は、昨年の十一月から十混を通じて、岐阜県の郡上郡高鷲村地域に射撃場を新設する作業を開始されておられるのでございまするが、その内容がやはりそれぞれ人によっては違った解釈といいまするか、表現をいたしている。またいろいろなうわさも流れておりまするので、この際そういう点も明確にしていきたいと思います。そこで、あそこの射撃場を設置しようとするのは、まずどういう射撃場なんですか。
○田口(誠)委員 要望も中に入ると思いますけれども、簡単に質問を申し上げたいと思います。これは河川局長さんにお願いしたいのですが、今までに地元から陳情もきておると思いますし、大方のことについては御了承いただいておると思うわけでございますが、この際あえて御質問を申し上げて御回答をお願いしたいと思います。 私の質問いたそうとすることは、河川の管理の関係ですが、砂利の採取権というようなものについては都道府県の知事が認可権を持っておりますので、知事の認可権によって権利をとってそれぞれ業者が事業を行なっておるようなわけです。それで、その中には、非常に深掘りを多くし過ぎて、堤防を弱くするというような個所……
○田口(誠)委員 防衛庁長官がお見えになりませんので、お答えが明確にされるかどうかということは懸念されますけれども、しかし内容からいきまして多分お答えいただけると思いますので、端的に御質問を申し上げて端的にお答えを願いたいと思うわけです。 問題は、ことしの二月の二十八日の内閣委員会で、戦前六十八連隊が射撃訓練に使っておりました岐阜市の日野射撃場の問題でございます。この問題につきましては、当時射撃を実施するということから、周囲にある病院の患者その他市民の人たちが押しかけて、非常に憂慮すべき事態までいきまして、まあ難なく問題は話し合いがついたのでございますが、そのときにその問題を取り上げて、当時……
○田口(誠)委員 緒方委員の質問に関連をして、若干お聞きをいたしたいと思いますが、何分にもしろうとでございますので、愚問的な面もあろうと思いますが、その点は御容赦をいただいて、御回答願いたいと思います。
今の質疑応答を聞いておりまして、今後に処する問題として頭に浮かびましたことは、地上五十メートルの飛行の場合には、脱出作業というものがまず困難だというような工合に受け取ったのですが、そういうものですか。
【次の発言】 左のプロペラを取りかえたということ、そして事故寸前に右旋回をしたということでありますと、それは、取りかえた方のエンジンは別状なくして、右の方の、プロペラを取りかえない方のエンジン……
○田口(誠)委員 私の準備しておったこと以外に、緒方さんの質問に関連して、先にお聞きをしたいと思います。 日韓会談の関係は、時期がくれば結論が出る。そうなると、やはり経済援助ということはあり得ると思いますが、そこで、先ほど次官の方から緒方委員の方に御回答があった中で、韓国のような、どちらかといえば、投資をしても自信の持てないような国に、民間の投資をするような場合が万が一にもあった場合には、保険制度をとりたいというようなお考えも披瀝されたのですが、こういうようなことは、やはり省内で話し合いがなされているのか、あなたがふっと頭に浮かんだのか、どちらですか。
○田口(誠)委員 少しの時間ですから、答弁の方も簡単にお願いをいたしたいと思います。 ただいまの石山委員との質疑応答を聞いておりまして、私が不安に感じておりますることは、この七人委員会が発足いたしまするときの、あの附帯決議に対する長官の誠意ある答弁の内容は、私どもは信じておるわけです。ところが、その後、各省の設置法の改正が乱発に提案されておる。こういうところから一まつの不安を感じておるわけなのですが、ことに今問題になっておりますのは、防衛庁設置法等の一部を改正する法律案です。この問題につきましては、しばしば、現在の防衛庁を防衛省に昇格するのだ、それで昇格する裏面には、新安保条約が結ばれて、日……
○田口(誠)委員 私は、建設省設置法の一部を改正する法律案の内容にのみとどめて、わからない点を御質問いたしたいと思います。そういうことでございますので、なるべくはみ出る質問はいたしませんので、気楽に一つお答えをいただきたいと思います。 提案理由の説明書によって説明を受けたのでございますが、第一の改正点としては、河川局に砂防部を設ける、そして、この砂防部の仕事といたしましては、砂防法の施行に関する事務とか、あるいは地すべり防止事業に関する事業、こういう仕事を効果的に成果を上げるべくやりたいというお考えから出されておるわけなんですが、そうしますと、今日までの機構ではどういうような点が支障があった……
○田口(誠)委員 きょうは大臣がおいでになりませんので、改正案の内容にとどめて質問を申し上げたいと思います。きわめて事務的なことにもなろうと思いますが、質問に対しては、一つ具体的にお答えを願いたいと思います。 常勤的賃金職員の十三人の定員化を行なうということでございますが、これはいわゆる臨時職員の本採用化であるわけですけれども、これに伴ってお聞きをいたしたいと思いますことは、昨年、国、地方を通じて相当数の本採用化がなされたわけで、はっきり数字は覚えておりませんけれども、四万七千六百九十三名でしたかの数字になっておると思います。それで、今年も自治省においては十三名の定員化を行なうという提案をし……
○田口(誠)委員 通産省は、日本のみならず、内外の経済発展に寄与せられておるわけでございますが、そこで、大臣のお見えになりますときにお聞きしておきたいことは、今問題になっております。自動車の生産の制限を行なうことが、交通事情を緩和する、すなわち、交通麻痺状態を緩和する一つの方法として、そういうような世論が高まりつつあるわけです。従って、今日まで、当面大都市の交通緩和対策として、車種別に規制を行なうというので、路線トラックが夜間でないと乗り入れができないということに相なっておるのですが、これは、総数からいきましてもわずか六百台くらいでございまして、七十三万台も動いておる中で、わずか六百台ぐらいを……
○田口(誠)委員 重複せる分は省きまして、私から御質問を申し上げたいと思いますことは、今度の総理府設置法の一部を改正する法律案の提案の中には、幾つかの審議会、調査会を新設または延長をする改正があるわけでございますので、まず、この法案をお出しになった経緯と基本的なお考え方をお聞きして、そのあとで、港湾労働等対策審議会と交通基本問題調査会の関係はぜひ質問をしたいと思っておりますので、時間の関係上、なるべく私の方からも簡明に質問をいたしたいと思いまするので、お答えの方も一つそのようにお願いをいたしたいと思います。 まず第一に、この幾つかの審議会なり調査会の新設または延長の法案が出されておるのですが……
○田口(誠)委員 昨日、審議会のあり方、内容等、既往の実態について、いろいろ御質問を申し上げたのですが、質問の内容からいって、おそらく長官の方でも、既往のものについて相当審議会としての遺憾の点が感ぜられ、また、そういう点も昨日来いろいろと助言されて把握されておられると思うのです。従って、私どもは、こういう審議会を作る場合には、名実ともに完全なものにして効果を上げるようにしなくてはならないという考え方から、昨日からお聞きいたしておるわけです。従って、きのうの質問過程においていろいろ御質問申し上げ、また、答弁のできなかった面もありますが、そうい点について、その後把握されております面がございますれば……
○田口(誠)委員 設置法の改正の内容を御質問申し上げます前に、総括的なことで長官にお聞きをいたしたいと思いますが、古いスクラップを整理しておりましたら、昭和三十三年四月二日に、当時自民党の大物幹事長として手腕をふるっておられた川島長官の選挙後の一つの声明が出ておったのです。その中には、行政整理を含む機構の縮小をやるという、こういうような公約の第一声があげられておったのですが、この当時の新聞をずっと見てみますと、これにはやはり好意的な論文も載っておったのです。それと申しますのは、従来まで、行政整理というような名前のもとに機構の改革を行なおうとする場合には、一時的の人員の整理というようなことに終わ……
○田口(誠)委員 関連。民主的に編集されるというならば、これは編集会議か何か作ってやっておられるのですか。
【次の発言】 今の問題になっております、行管の指摘しておるこの項に対して、編集会議としては、今はこういう記事を出すが、この次にはこういう記事を出して、そしてこういうようなPRをしていくのだという、一つの構想の上に出されたと思うのですが、その編集会議の経緯を話してもらいたいと思う。
【次の発言】 私のお聞きしておるのは、今度の行管の問題に対して、強い反対の意見を掲載されておるわけです。従って、この広報活動の趣旨、目的というものは、あなたの方から先ほど説明なさったのですが、この目的を達成する……
○田口(誠)委員 大臣がお見えになったので、わが党の石山委員から暫定手当の問題等で質問を申し上げることになっておりますが、今所用でちょっと出ておりますので、それまで私がその他の問題も含めて御質問をいたしたいと思います。 そこで、せっかく大臣がお見えになったので、ここで大臣に一つだけお伺いをしたいと思います。年間の予算の編成というようなものについては、大蔵省としては一つの権限も力も持っておられるわけなんですが、実際的には、予算がきまったあとで各省が実施に移す場合も、干渉されておるという面があるわけなんです。それで、僕らが考えてみますに、各省の行政にまで大蔵省がタッチをするということは、これは権……
○田口(誠)委員 恩給法等の一部を改正する法律案について、改正の内容について御質問をいたしたいと思います。 今度の改正は、大まかに申し上げまして、従来は公務員の一万五千円ベースの俸給額を基準として算定されておったのでございまするが、それが二万四千円ベースの俸給を基準額として算定をし、しかも、これの増額分については、三カ年の計画で全額増給するということになっておるわけでございます。 そこで、御質問を申し上げたいと思いますることは、賃金のベース・アップにいたしましても、物価の上昇率にいたしましても、生活、家計の状況にいたしましても、三カ年たちますると相当ギャップができるわけでございます。それを……
○田口(誠)委員 厚生省設置法の一部を改正する法律案の内容を見ますと、第一の大きな問題といたしましては、年金事業、保険事業が非常に拡大されてきましたので、この際、厚生省の外局として社会保険庁を設置する、こういう問題が一番大きな改正の内容であるわけでございます。この庁を新設するということにつきましては、必要がありますればそういう場合もありますが、今日は、全体的な行政機関の簡索化あるいは能率化をはかるために、行政管理庁がせっかく検討をいたしておるのでございますが、この段階において厚生省の外局に社会保険庁を設置するという、こういう提案をされた経緯について、御説明を願いたいと思うのです。特に行政管理庁……
○田口委員 時間の面を勘案して、なるべく簡単に質問いたしたいと思います。 それは昨日の質問の継続でございますが、私の質問の継続は、今度の保険庁設置の問題については、昨日大筋を質問さしていただきまして、厚生年金の関係に入って今日になったわけですが、そこで、ただいま滝井先生の方から詳細にわたって質問をしていただいたわけなんですが、その中で、この年金と健康保険の関係で国と県と市町村が行なっておるところの実務、それから責任、こういうようなものを明らかにしてもらいたいというので、局長の方からそれぞれ明らかにされたわけでございますが、その中で一つ落ちておるものがあるわけなんです。そして、その落ちておるも……
○田口(誠)委員 防衛庁設置法等の一部を改正する法律案の内容を個々にお聞きする前に、お尋ねをいたしたいと思いますることは、昨年の三十八国会で通過を見ました防衛二法による部隊の編成状況、進捗状況、それに防衛二法によるところの計画内容と進捗状況、こういう質問をしていく過程において、時間を見合わせて、今地元で問題になっておりまする日野の射撃場の問題をきょう主として御質問をいたしたいと思うのです。総理に対して御質問申し上げることやら、また、おそらくきょう与えられた時間には質問を終わることができないと思いますので、残りの分は後日に保留をしていくという考え方で進めていきたいと思いますから、なるべく答弁の方……
○田口(誠)委員 郵政省設置法の一部を改正する法律案の質問をいたしたいと思うわけですが、時間の関係もございますので、私は、この法案の説明によってわかりにくい点、十分に説明しておらない点をあげて御質問を申し上げ、なお、明日には受田先生からそれぞれ疑問点についての質問をしていただくことになっておりますので、大筋だけを説明を伺いたいと思います。 まず、改正の第一点といたしましては、最近における人事、労務、給与その他の事務が、質的にも非常に膨大になって参りましたので、従来とって参りました官房の人事部を人事局といたしたいということでございます。 私ども考えてみますと、人事局を設置する必要はいつごろか……
○田口(誠)委員 それでは、日本社会党を代表いたしまして、本案に対して反対の討論をいたしたいと思います。 本案につきましては、十一項目にわたっておりまするが、すべてこの内容を見ますると、第二次防衛力整備計画の強化推進であるわけでございます。従って、この内容をつぶさに見まして、また、今日までの自衛隊が、二十五年六月の警察予備隊から保安隊になり、自衛隊になった経過、あるいは部隊の編成、兵器の保有状況を見ますると、憲法違反という点がますます濃くなってきておるという点で、まず反対をいたしたいと思います。 なお、防衛計画の年次予算を見ますると、百九十五億円から二百十五億円の範囲内での超過額の予算を見……
○田口(誠)委員 行政不服審査法案の内容については、いろいろ地方において起きておる諸問題を取り上げて御質問申し上げると、ずいぶん多岐にわたるわけなのでありますが、私は質問の第一陣でもありまする関係上、一応この法案を御提出になった理由、その基本的な概括的な点について、不明の点をお聞きいたしたいと思うのです。従って、質問の言葉数は短いかもしれませんけれども、内容に至ってはわかる限り御親切に一つ御説明をしていただいて、次の質問がその回答でなるべく消化されるような形をとっていただきたいと思います。 第一に、提案理由の説明にも書いてありますように、この訴願制度は、行政庁の違法な、または不法な処分に関し……
○田口(誠)委員 先般の質問に引き続いて、若干質問を申し上げたいと思うわけです。 私どもしろうとがこの法案を拝見いたしましたときには、明治二十三年十月十日に制定された訴願法が今日まで改正されておらず、大きく進歩したところの行政不服審査法案であるという、おおまかなこの法案に対する考え方で、この内容をしろうとなりに検討してみたわけなんです。いろいろ検討してみますと、問題点がずいぶんあるわけなんです。 そこで、これは一番最後に申し上げる質問かもわかりませんけれども、この法案に関係する訴願の手続、また異議の申し立て、こういう脈につきましては、特に多く問題が出てくるというのは、社会保障に関係する法案……
○田口(誠)委員 関連して。受田委員の方から質問されておる、官房長の人事の取り扱う権限と、局長の取り扱う権限とを私検討してみますと、こういう人事管理方式はどこかにあるのかどうかということをまず聞きたいし、私はないと思う。例を申し上げますると、地方の局におられる職員が省の方へ昇格されるような場合には、当然地方の局の人事担当の方と局長が相談されて、そうして本省の担当者と連携をとりつつ、人事の昇格というものはやるわけです。ところが、本省において官房長が高級人事だけつかんでおりて、その他の職員の人事は局長がつかんでおる。こういうことになりますと、省内におけるところの抜擢の場合のようなときを考えてみます……
○田口(誠)委員 すべて行政機構を改編する場合には、適正な行政運営が常に円滑に行なわれ、しかも能率的にもろもろの作業が処理できる組織に改善、整備しなければならないということは、これは私が申し上げるまでもないことでございまするが、その観点に立ってこの改正案を見ますると、相当多岐にわたっておりまするし、内容的にも複雑化がうかがわれるわけなんです。それで、具体的な内容の質問に入ります前に、この改正案は簡素化が目的であるのか、それとも農業行政に関連をする地方自治体あるいは関連諸団体へのサービスが目的であるのか、また、その他何か隠れたものがあるのか、こういう点を明確にしていただきたいと思います。
○田口(誠)委員 きょうは長官がお見えになりませんので、次官が大臣のつもりくらいではない、その責任で一つ御答弁をお願いしたいと思います。 日野の射撃場の問題についての質問でございまするが、この点につきましては、教育局長その他といろいろお打ち合わせになって把握されておられると思いまするので、端的にお伺いをいたしたいと思うのでありますが、何分にもこの問題が問題化しましてから、大臣が三人おかわりになりましたし、相当日にち的にもズレがありまするので、若干の把握を次官にもしておいていただかなくては、問題に対する回答の焦点がぼやけてくるのではないか、かように考えておりますので、簡単に日野射撃場をめぐる紛……
○田口(誠)委員 簡単にお伺いをいたしたいと思います。 今度の豪雪に対して、現時点においては、政府が非常なおカを入れていただいておりますし、また自衛隊の非常な御協力をいただいていることに対しては敬意を表しているわけでありまするが、そこで苦情がましい御質問になるわけですが、ふだん自衛隊の内容を強化される場合でも、民生安定ということを大きく打ち出して国民にもアッピールし、愛される自衛隊というようなPRがなされているわけです。従って、一昨々年の水害等には一般の大衆から自衛隊が相当見直されたというようなこともあり得るのでございます。そこで、私は昨年の予算分科会で強く要望を申し上げておいたわけですが、……
○田口(誠)委員 ただいま提案説明のありました一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案外二件に対して、御質問を申し上げたいと思うわけでございます。
人事院の総裁も新しくおいでになりましたので、ここ数年間の人事院の勧告を、世間は評して、きわめて政治的であり、また日本の労働省の賃金の統制の場でないか、従って、このことは反動的な行為である、こういうように称せられておるのでございますので、私は、まず人事院総裁に、賃金というものに対する考え方をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 総裁は、賃金は労働の対価であるという御回答でございますが、それはそれでよろしいでしょう。ところが、労働……
○田口(誠)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案外二件に対して、社会党の立場を明確にいたしたいと思うわけでございます。 八月十日人事院から勧告のありましたその勧告内容が、そのまま政府提案となって参りましても、公務員労働者は非常に不満を抱いておるということは、御存じの通りでございます。それにもかかわらず、人事院勧告を大きく下回った政府案に対しましては、全面的に賛成はでき得ない内容のものであるわけでございます。この点を明確にいたしておきたいと思います。そのことは賃金体系が非常に上厚下薄であるということ、初任給が低いということ、それから第……
○田口(誠)委員 今提案されておりまする労働省設置法の一部を改正する法律案の内容は、定員を二百二十九名ふやすという内容であるわけです。きわめて簡単な内容でございまするが、しかし、定員増ということから考えてみますると、非常に数字が不満でございまするので、そうした関連の方面からいろいろとお聞きをいたしたいと思います。
まず第一に、お聞きをいたしたいと思いますことは、労働省の三十八年度の総予算で、特に労働者を保護してくれるところの基準行政関係に対しては、どの程度の数字になっておるか、お示しいただきたい。
【次の発言】 それは書いてありますが、そうでなしに、三十八年度の労働者の総予算のうち、基準行政……
○田口(誠)委員 時間の関係もありますので、一、二だけお聞きをいたしたいと思います。 ただいま山内委員の方から、十七名の増員の点については、むしろ少な過ぎるのじゃないかという言葉もはさんでの質問でございましたが、ここに羅列してありまする内容からいきますると、相当人員の増加も必要であるように考えられますので、観念的な面からは、十七名の増員とは少な過ぎるのじゃないかという議論も出て参りますけれども、私は、むしろここで疑義をはさんでおりますものは、この地方公務員の給与に関する事務、その他地方公務員制度の運営に必要な職員を九名増員するというこの項、事実この項が、九名の増員が必要であるかどうかというこ……
○田口(誠)委員 まだ大臣がお見えになりませんので、一応提案の内容の範囲内で、次官に御質問を申し上げたいと思います。
まず第一点に、御質問申し上げたいと思いますることは、今度の改正の第一の要点としておりますところの石炭対策の大綱についての点でございます。これにつきましては、本省の付属機関として臨時石炭対策本部及び石炭対策連絡協議会を新設するということでございまするが、この文面だけでは内容的にわかりませんので、その構想の外郭を御説明いただいて、そうして次の質問に移りたいと思います。
【次の発言】 それで、この臨時石炭対策本部というのは、先般来問題になっておりまして解決をいたしました、おもに九州……
○田口(誠)委員 昨日石橋委員から相当突っ込んだ御質問を申し上げまして、なおお聞きしたい点が残っておりましたけれども、きょうは、まあ時間的な区切りも考えて、その点については触れずに、他の方面の、特に放射能の安全性を確保するという点から、具体的な質問を申し上げたいと思うわけです。 まず最初に、お聞きをいたしたいと思いますることは、放射能源の一ミリキュリーをカウントに直しますと、どのくらいのエネルギーを持っておるのであるか、まず、これを承りたいと思います。この点については、別段長官でなくとも、スムーズに答弁していただける方ならどの局長でもよろしゅうございます。こちらはちょっと急いでおりますから、……
○田口(誠)委員 昼食時間の関係もありますので、まず午前中は、今の石山委員の質問に関連した内容について、大臣の率直な御意見を承りたいと思います。 日韓会談の問題につきましては、これは予算委員会なり外務委員会でしつこく野党の方から質問も申し上げ、また政府から毛答弁がされておるわけですが、そのとき一番私どもの印象を受けておりますことは、クーデターで獲得したところの政権であるがために、こういうような不安定な政権と日韓会談を行なうことは好ましくないという主張に対して、政府の方では、近いうちにこの問題については民政移管になるのだ、こういう希望を持って進められておったわけなんです。ところが、突然、十六日……
○田口(誠)委員 提案されておりまする文部省設置法の一部を改正する法律案の内容につきましては、あまり反対をする面はございませんし、そんなに多く質問を申し上げる内容もないわけでございますが、幸い大臣もお見えになりまするので、最近民主教育を進めていく上において非常に支障を来たしておる面があちらこちらで出ておりますので、そういう点を憂慮しております関係から、一応大臣に御質問を申し上げておきます。 大臣は、党内では非常に御人望も厚く、大臣も継続されておられるのでありますから、私は、個人的なその人格に対しては敬意を表しておりますけれど、文部行政に対してどうも私どもは納得のいかない面をあちらこちらで耳に……
○田口(誠)委員 厚生大臣が社労の方へ出向かなければならぬ用件があるようでございますので、厚生大臣に対する質問を先に行ないたいと思いまするが、しかし、厚生大臣が私の質問申し上げます内容の御認識が十分でないと、どうも名答が出ないと思いますので、失礼ではございますけれども、若干今までの経過を申し上げまして、そして大臣の答弁をいただき、あと具体的な面については、局長さんにいろいろと御質問をいたしたいと思います。 それで、私は時間的な面も考えて、きょうは直接提案されておりまする法案の内容と離れまして、厚生年金の関係を御質問申し上げたいと思うのです。御承知の通り、厚生年金は、昭和十六年に社会保障制度の……
○田口(誠)委員 運輸省の設置法の一部を改正する法律案の改正内容につきましては、先般、同僚山内委員から相当突っ込んだ御質問を申し上げましたので、私はあまり法案の改正点については触れることを省略したいと思います。ただ、ここでお聞きをしておきたいと思いますることは、やはり運輸省といたしましても、交通運輸関係の総合計画をお立てになっておるわけでございまするので、そういう面から、私は、今特に隘路とされておる面を二、三点にしぼって御質問を申し上げたいと思うわけでございます。 きのう発行になりました週刊朝日をごらんになりますると、第一ページに、マンモス「日通」という見出しで、相当悪口が書いてあります。あ……
○田口(誠)委員 きのうに引き続いて、若干の時間をお借りしてただしておきたいと思います。
きのう資料をお願いしておいたわけなんですが、全国的にとれなければ、東京都だけでもよろしいのですが、自家用車、営業車、それから大型トラックと仕分けて、何台運行されておるか、東京都内でけっこうです。なるべく近い資料を出していただきたいと思います。
【次の発言】 いわゆる規制をされている路面トラック、大型トラックですね、これは何台くらいあるのですか。
【次の発言】 三千両という数は、どこの調査ですか。それはだいぶ違いますよ。
【次の発言】 そうしますと、都外から昼間出入りを禁止されておるトラックは、どの程度の……
○田口(誠)委員 総務長官がまだおいでになりませんので、宮内庁に関係の内容について質問いたしたいと思います。それで、この法律案の内容自体そのものにつきましては、妥当な方法で、臨時皇居造営部を設置するということについては何ら反対はありませんが、ただ、幸い宮内庁からおいでになっておりますし、ここでお伺いいたしたいと思いますことは、人事の内容でちょっとお聞きいたしたいと思います。 それは四月一日の官報に出ておったわけですが、このたび東宮時従の四名というのを五名にし、東宮女官の四名を三名にされたわけなのですが、一方ではふやし、一方では減らしということですが、何かこれには理由があったのですか。
○田口(誠)委員 それでは一昨日長官がおいでにならなかったので、お聞きのできなかった点について伺いたいと思います。 今度出されております総理府設置法等の一部を改正する法律案の内容について、時間的な面とにらみ合わせて御質問を申し上げたいと思います。 この三条の点ですが、「内閣官房長官及び総理府総務長官の地位と職責の重要性にかんがみ、これらの者をいわゆる認証官とするため、内閣法及び総理府設置法に所要の改正を行なうものであります。」云々と書いてあります。そこで、私は、この認証ということについてあとから詳しくお聞きをいたしたいと思いますが、その前にお聞きをいたしたいと思いますことは、この提案理由に……
○田口(誠)委員 いま議題になっております特別職の給与の引き上げに関する法律案の改正の内容を見ますと、国務大臣と会計検査院長、人事院総裁、それから公正取引委員会の委員長の待遇を改善するという内容なんです。それで、あとから文部省からもおいでになればお聞きをいたしたいと思いますが、いま国会に提案をされておりまする大学総長の給与の関係と、それから公正取引委員会の委員長の今度の増額と比較してみますると、やはり納得のできない面がありますので、そういう点について、若干最初に御説明を願いたい。 大学総長の場合には、東京、京都の場合には十八万円、それからその他のいわゆる旧国立大学の総長の場合には十六万円とい……
○田口(誠)委員 四十三国会に提案されておる恩給法の改正を審議する過程において、附帯決議として恩給のスライド制が出されるようでございますので、私は、そういう点からも、少しく基本的な面についてお聞きをいたして、具体的な内容に入りたいと思います。 一時停止になっておりました旧軍人等の恩給が二十八年に復活をいたしました。その当時の考え方としては、終戦処理という考え方が大きく作用されておるように考えております。旧軍人等に論功行賞というような式のものではなくして、終戦処理という形で、戦争のために負傷し、また戦死をしたために、その家族が困っているという面から、生活を保障してやるという、すなわち社会保障制……
○田口(誠)委員 あと受田先生も関連質問があるようでございますし、理事会できょうのおよそのめどもついておるようでございますから、そういう点を考え合わせまして、なるべく簡単にお聞きをいたしたいところだけお聞きをいたしますので、御答弁の方もひとつ端的にお答えをいただきたいと思います。 順序が不同になりますが、先日の委員会のときに受田委員が質問されました、八月十五日に厚生省が主催して行なうところの戦歿者の追悼式の関係でございます。受田先生の御質問に対して、援護局長の方からはきわめて明快な答弁がありまして、大かた政府のお考えになっておる点は読みとれたわけでございますが、なお、この問題について明確にし……
○田口(誠)委員 法務省設置法の改正に関連して法務省当局に対して一言ただして、内容的なものに入っていきたいと思います。 それで、さきの地方統一選挙において、東京都、千葉というところにおいて非常に悪質な違反が出ておるということについては、もういまごろお尋ねするまでもないことで、今日まで多くの委員が国会の審議の中でこれを大きく取り上げ、明確にされておるところであります。そこで、その内容を見ますると、特に東京都の知事選の場合には、従来選挙のときにありました違反行為の供応、買収というようなものでなくて、それもありまするが、新しくにせ証紙を偽造して、法定外に選挙ポスターに貼付をし、これを都内に張りめぐ……
○田口(誠)委員 公務員の給与の問題に対しては、政府はしばしば本会議等で人事院の勧告を尊重して云々という、こういう表現で趣旨弁明をされておりますが、実際に入ってみますると、一昨日提案された内容を見ましても、そのとおりでございますが、ここ四カ年間引き続いて、人事院の勧告を尊重すると言いながらも、尊重していない提案をされておるというのが実態でございます。したがって、私は、きょうは具体的なことについてはあまり質問に入らずにおきたいと思いまするが、基本的な問題について、給与大臣に相当突っ込んだ説明を求めたいと思うわけでございます。 まず第一に、人事院の勧告の問題からいきたいと思いまするが、人事院の勧……
○田口(誠)委員 私は、いま審議いたしました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案外二件に対して、反対の態度を表明いたしたいと思います。本会議で申し上げまするので、ごく簡単に申し上げてみたいと思います。 まず、私は、反対理由を申し上げる前に、人事院の職務、性格、なお勧告をされた場合に、国会、内閣がこれをいかに尊重すべきであるかという点について、最初に触れてみたいと思います。 人事院の公務員の給与に対する取り組み方というものは、国家公務員法の二十八条に示されておりますように、五%以上の格差の生じたような場合に、特に勧告をするという内容の精神になっておりまするので、そういうような……
○田口(誠)委員 国際労働条約八十七号等の特別委員会が設置されたのは、去る四月の二十三日でありました。早くも四十六日を経過しております。したがって、きょうまでにたしか十三名の委員が、相当長い時間をとって質問をされましたし、去る六月の二日には六名の参考人の出席を求めて、各参考人より意見の開陳を聴取いたしました結果、自民党から推薦のあった参考人を含めて、全員がILO八十七号条約を本四十六国会で批准すべきであるという国際情勢から、あらゆる観点より意見が述べられたことは御存じのとおりであります。私どもが改悪案であるときめつけました国内法の改正については、政府原案に賛成する意見の参考人は一人も見えなかっ……
○田口(誠)委員 昨日に引き続いて質疑を続行いたしたいと思います。 昨日は、主として人事局の設置と人事局の設置に伴う団体交渉権の必要性を申し上げ、いろいろと回答をいただいたわけでございまするが、きょうは、あとから文部大臣、自治大臣がおいでになりますので、中央交渉の関係にも入りたいと思いますが、その間、昨日に引き続いて不明な点を若干お聞きいたしたいと思うのです。 そこで、お聞きする前に一応整理をいたしたいと思いますることは、昨日私の質問に答えられまして、人事局を設潰した理由は、人事院では団体交渉の窓口になることが好ましくない、したがって、人事局を設置して、この局に、現在の人事院が持っている権……
○田口(誠)委員 本日、森山委員が質疑に立たれますと同時に、私の全く納得のいかない発言がありましたので、その点を指摘し、私の考え方を申し述べたいと思います。 森山委員の発言の中に、次のような発言をいたしております。「一昨日の田口委員と灘尾文相の質疑応答を通じまして、地方公務員の職員団体が国の機関に対して不満を表明し、意見を述べる等の行為をすることは、労使間の団体交渉あるいは交渉という性格のものではなく、陳情、請願であるということが明確になりました。」これが一つであります。それからもう一点は、「昨日は社会党の田口委員がその誤解を解消し、初めて正しい認識に到着した日であろうと思います。こういう発……
○田口(誠)委員 私の質問申し上げたい点は、教科書の無償給与の拡充に伴う教科書給与課の設置の問題に関連することと、それから国立の文教施設に対する工事事務所の関係、それから国立青年の家の新設の関係、こういう点にしぼってやりたいと思いまするが、そこでもう一つありまするのは、この間、文部省関係の予算の委員会で、時間がなくて十分質疑が尽くされなかったので、そういう残った面を時間を見て質問をしまして、そして適当なときに昼食ということにしていただきたいと思います。 そこで、これは官房の方、それからもちろん管理局長さんにお尋ねする内容ですが、先般質問を申し上げました岐阜、兵庫、山口の三県の医学部を国立に移……
○田口(誠)委員 いま言われておるように、定員がなかなかこのごろやかましくなりまして、正常な運営をするということで、非常にそういう点を社会党としても重要視して、理事がオーケーと言っても、今度だれか回って見にきて、そうして自民党さんのほうの委員の少ない場合には、理事がつるし上げを食うということになります。そういうことから開会するということになりましたので、ひとつ委員の方は、開会したからいいからといって出ていかないように、また出ておいでにならない方も出ていただくように、委員長のほうからも催促をお願いをいたします。 そこで、私は主としてこの設置法の改正で、課、事務所の新設の関係についての関連した問……
○田口(誠)委員 今度の設置法の改正の定員増の内容は、主として電波関係に従事する公務員を定員増にするわけでございますので、そういうような点から、私若干疑問の点をお伺いをいたしたいと思うわけです。
そこで最初にお伺いいたしたいと思いますことは、電波監理の関係は、全部郵政省は監理するのか、それともどれだけかは例外があるのかどうか、これをまず承りたいと思います。
【次の発言】 特にあなたにお伺いいたしたいと思いますことは、去る二月の二十五日の予算の分科会で、電波法の改正の必要ありと考えまして、郵政省に対して、昭和三十七年十一月十三日に日米赤外線、遠赤外線技術交換協定を結んでいるが、いまだに国会にお……
○田口(誠)委員 それでは、皇室経済関係についてお尋ねをいたしたいと思います。 今度の法案の内容を見ますると、また今年の皇室関係の予算の内容からいきましても、内廷費、宮廷費、皇族費、それに新しく建築されるところの宮殿の予算等が入っておるわけでございます。そこで私は、予算の関係ですから、特に皇室関係の予算を審議するということは、なかなかいい悪いという点がむずかしいので、気のついたところだけお伺いをして、率直にお答えを願いたいと思うのです。 まず、いま石橋委員からも、宮内庁の民主化というか、新憲法下における宮内庁の考え方、行為というようなものについて、ことばはあまり出しておりませんけれども、強……
○田口(誠)委員 まだあとに質問者もあるようでございますし、理事会できまった内容もございますので、私はきわめて短く質問をいたしたいと思います。私が用意してまいりました皇室経済の関係については、省略いたします。 そこで、一昨日石橋委員が質問をされ、そうして特に天皇の国事行為とそれから閣議決定、政令の出し方、それから国会審議の関係、こういう点について時間をかけて質疑がなされ、しかもその内容が討論に及ぶほどきびしくなされたわけです。私聞いておりまして、一つだけこれは確認をしておかなければならないということがありますので、その点をお聞きいたしたいと思います。と申しますのは、あの質疑応答の中で、一つの……
○田口(誠)委員 今度の通商産業省設置法の一部を改正する法律案の内容は、六つに分けられております。そこで私は一つ一つお聞きをいたしたいと思いますが、時間がはんぱになりますので、特許庁の定員の増員関係をお聞きをいたしたいと思います。
この提案説明の内容だけではあまりわかりませんので、この定員増の理由をもう少し詳細に御答弁の中で説明をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 お聞きをいたしますると、非常に出願数が増加しておりまして、ちょっと聞いてびっくりいたしましたのですが、四十六万件も滞貨をしておる、これは何とかしなくてはならぬということは当然でございまするが、一方には機械化を考えられ、一方……
○田口(誠)委員 昨日に引き続いて質問を申し上げたいと思います。 昨日、国際経済部の新設に関する質問の途中、時間がございませんのでやめたわけですが、この問題の中には、OECDの関係がございまして、これは外務委員会のほうで、社会党として反対の立場をとっておるというようなデリケートな面もございますので、この点は、やはりなお直接向こうと連携をとりつつ質問もいたしたいということにいたしましたので、この分はあとから村山委員が質問を申し上げるということで、私は、国際経済部新設に関する問題については、昨日の質問で終わりたいと思います。 そこで次に、企業局に産業立地部を設置するという問題に入りたいと思いま……
○田口(誠)委員 大臣が一時から参議院に出なければならぬということでありますし、あと受田先生も質問するということですから、端的にお伺いをいたしたいと思います。それで私は質問をする前に、いままで各委員から質問をして政府から答弁のありましたその内容を確認をして、それから質問に移りたいと思います。 それで、この臨時行政調査会を設置するときの質疑応答から私は考えてみたわけでございますが、そのときには、いずれにいたしましても、現在の官庁は、膨張していくけれども能率があがらない、こういうことから、十分に総合調整ということも含めて、やはり官庁のあり方というものを検討をして、そうして能率的に国民の奉仕者とし……
○田口(誠)委員 大臣が十二時までしかおいでにならないようですから、ぜひとも大臣のおいでになるときにお聞きしたいことについて、御質問いたしたいと思います。 一昨日もきょうも、わが党の委員のほうから、地方公営企業の関係について非常に心配をして質問をいたしておるわけですが、私、その点についてもう少し具体的に政府の見解を表明していただきたいと思います。それと申しますのは、御承知のとおり、現在全国的に、大都市といわず、各市町村とも、この地方公営企業法によるところの公営事業を行なっておる事業所は、非常な赤字をかかえております。先般来の答弁からいきますと、東京都の場合には、赤字の額も多いけれども、何とい……
○田口(誠)委員 本国会に提案されました労働省設置法の一部を改正する法律案の内容は、従来、労働基準監督官の職務訓練をするために、労働基準監督官研修所という名前のもとに、必要時間を要して訓練をしておりましたのですが、それをもう少し幅を広めて行なうということから、本省に労働研修所というのを設置するというのが、一つの提案の内容でございまして、それに従って定員を増加して、そうして労働災害補償なり、失業保険事業関係の業務をスムーズに行なうというのが、提案理由の内容になっております。 そこで私は、この研修所の問題について、従来やってこられた監督官の研修所のあり方、また講義された内容、そういうものも一通り……
○田口(誠)委員 時間がありませんので、重要な点だけ確認をして、質問を終わりたいと思います。 それは、昨日来私は質問を申し上げたわけですが、あの質問を申し上げた私の気持ちというものは、今度設置法の改正で出されておる労働研修所を設置いたした場合のこれの運営の場合に、ややもすると労働組合の弱体化をねらうような講習が中に入るという憂いがあるわけなんです。これはいままででもそういうような例がございますので、そういう点を非常に心配をいたして、現在の労働行政の実態から憂えておるわけであります。 そこで、昨日来質問をいたしました内容についての、堂島安定所の鍬田、辻の解雇の問題について、解雇の理由について……
○田口(誠)委員 大体村山委員が法案の内容について総ざらい式に質問をされましたので、私は、それに関連をして、漏れておる面をお伺いをいたしたいと思うわけです。 それでいずれにいたしましても、日本の国としては、経済協力という面から、後進国に経済援助を行なって、そうして大きく貿易の面を期待をいたしておるわけでございますが、そういうことから考えてみますと、この低開発諸国に対する援助というものについては、大きな政治的、経済的、社会的な面があるわけなんです。そこで、私ここでお伺いをしておきたいと思いますことは、いまの後進国と言われる低開発国は、先進国の経済援助がなければ、これは私どもの希望しておるような……
○田口(誠)委員 今度の設置法の改正の内容を見ますと、問題の河川法の改正と不離密接な関係を持っておるわけなんですが、そこで私、具体的な質問に入る前に大臣にお聞きをいたしたいと思いますことは、河川法の改正にいたしましても、これに関連をする今度の設置法の改正にいたしましても、自民党内部においても、相当総務会等では反対の意見もあり、党内がこぞってこうした法案を提出するということでなしに、相当河野建設大臣の強引さが出ておるようでございます。必要によっては強引さを出すのは私はけっこうだと思いますが、それにはやはりこうあるべきだという一つの展望がなければならないと思うのです。一つの自信がなければならないと……
○田口(誠)委員 いままでの委員から質問も若干されてはおりますけれども、この法案を賛否に持ち込むまでに、まだ若干お聞きをしておかなくてはならないことと、私の感じとして希望を申し上げておかなくてはならないこともございますので、若干質問を申し上げたいと思うわけです。 まず提案の第一としては、国立公園局を新設するという点でございます。これは従来大臣官房国立公園部というところで取り扱いをしておりましたけれども、国立公園の個所も相当多くなり、また利用者も多くなって、局を新設して、そして大規模なところからいろいろな必要事項を処理していかなければならないという点があるようでございますので、一応ここでお聞き……
○田口(誠)委員 与党の永山先生が大へん政府の施策を追及して質問をされたわけですが、その中で、総理大臣あるいは通産大臣または経済企画庁長官を呼んでほしいという要請もございましたが、この法案にあります流通関係、それからただいま質問のありましたレモンその他の自由化の問題について、私もただしたい点がございますので、もしその機会に答弁の不足の面があり、質問の足りない面がありますれば、関連してさせていただきたいことをお願いしておきます。ただし、これは永山先生がお呼びになったときにやります。 そこで、大臣がお見えになりましたので、まず第一にお聞きいたしたいと思いますが、御案内のとおり、臨時行政調査会の機……
○田口(誠)委員 法務省設置法の一部を改正する法律案について、提案順序に従って順次御質問を申し上げたいと思います。 そこで、まず第一にお伺いをいたしたいと思いますことは、この法案の内容を見ますると、公安調査庁においては、二百名の定員増を提案いたしております。現在公務員の定員の不足を来たしておるということは、どこの省へ行きましても、どの局部を見ましても、不足をしておるということは実態でございまするけれども、一気に二百名の増加をしようとする法案の提案というのは、非常にまれであるわけなんです。したがって、私は、公安調査庁に実際に二百名という増員をする必要があるかどうかというような点を、十分にお聞き……
○田口(誠)委員 恩給法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案について、若干質問を申し上げたいと思います。 本案については、村山委員から法案の内容について相当突っ込んだ質問もございましたので、私は、なるべく簡単に御質問を申し上げ、また要望を申し上げておきたいと思います。いずれ本案の採決のときには、修正する附帯決議もあるようでございますので、私は、その附帯決議案中に盛られていない部分を、やはり質問の中で消化していきたい、かように考えております。 そこで、先ほど来給与の問題につきましてもいろいろと質問がありましたように、日本の労働者の賃金にいたしましても、あるいは恩給の扶助料にいたしまし……
○田口(誠)委員 今度の総理府設置法等の一部を改正する法律案の内容を見ますと、非常にたくさんの議案が入っているわけでございますが、私はきわめて常識的に、抽象的に数点質問を申し上げて、次の質問者に送りたいと思います。 そこで、この法案の内容を見ますと、これは社会党の各委員は相当突っ込んだ質問をしたい点もありますけれども、この内容には在外財産問題等の審議会を設置する問題もございまして、今国会においてぜひとも通過をさせなければならないというような関係から、逆算的な審議をいたしておりまして、十分に質問がなされておりませんので、そういう点を逐次掘って質問するのが本旨でございますけれども、いま申しました……
○田口(誠)委員 先ほど山内委員の質問に答えられた答弁が不十分でありましたので、なお再確認をいたしたいと思いますが、山内委員は、アメリカでは、原子力潜水艦ノーテラスにも全部核武装をするという発表をいたしておるし、このことは、この国会の科学技術特別委員会でも発表されたことである。こういう点を指摘をいたしまして、この原子力潜水艦の寄港は、こういう状態になっておるのだが認めるかどうかということについて、池田総理は、まだそういうことは聞いておらないからという、非常にぼやけた答弁をされておったわけです。ところが私は、今日の段階では、そういう答弁では了解はできないと思うのです。実際にノーテラス潜水艦でも核……
○田口(誠)委員 ただいまの東富士における勝又ゆきさんが米兵から射殺された件について、関連して質問をいたしたいと思います。 ただいまの答弁を聞きますと、公務であったにしろ、人命を奪った者が無罪になるというようなことは、私は、非常に人道上の問題として今後考えなくてはいけないと思います。そういう点から特にお聞きをいたしたいと思いますが、この問題は双方が共同捜査という形をとっております。ところが、この共同捜査ということは、ことばだけの共同捜査であって、米軍、また日本の警察官が、それぞれ一つの事件に対して並行して調査をしたということであって、一緒に終始調査をして、結論を出したというものではないわけな……
○田口(誠)委員 きょうは大臣が出入りをしたため各委員が十分詰めた質問ができなかったので、また日をあらためて質問されると思いますが、一つの問題を詰めてやられなかった関係上、あとからの質問者はちょっとやりにくい面がございますけれども、今度の問題について端的に申し上げますならば、愛知さんは先ほど言いのがれをしておられましたけれども、日本が安保条約を結んでおる以上は、アメリカが日本へ原子力潜水艦の寄港を求めてきた場合にはゆえなくして拒否することはできないのだ、ただできることは、核装備をしておる場合には、核の持ち込みはできないので、これはお断わりができるし、それから実際に日本の国民に対しての安全性が確……
○田口(誠)委員 それでは山中先生の質問に関連して伺います。 きょうは地元の議員が三人文教委員会に出ております。私どもは地元だけに内容を具体的に知っておりますから、そういう内容をここに報告を申し上げ、そして善処していただきたいと思うわけです。特に私は先ほどの質疑応答を聞いておりまして、朝日新聞が四段抜き、岐阜日日新聞が六段抜きというような相当大きな問題として取り上げており、しかも取材者が、この記事の内容には責任を持つのだ、こういうように言っておるものを、ただ教育委員会なり教育委員長が来て、そういう事実はありませんということで、その報告を聞いただけで調査する必要はないという御答弁があったわけで……
○田口(誠)委員 伊藤教育長にお伺いをいたす前に、私、小川先生にお伺いいたしたいと思いますが、けさほどいろいろ私どもに実態を報告していただきました中で、聞き捨てにならない人権問題があると私は思いましたので、この一点をまず明確にしておきたいと思います。 それというのは、とにかく校長先生が村当局なり市教委なりからいろいろ圧力をかけられて、そうしてとにかく長い時間をかけて脱退をしてくれという交渉をされたけれども、なお脱退の意思表示をしなかった人たちを夜便所のきわの暗い所へ一人ずつ呼んで脱退を強要したという内容の公述があったわけです。そこで私がお伺いいたしたいと思いますことは、これは郡上郡の関係でご……
○田口(誠)委員 いま公務員労働者は、本給一律七千円の引き上げを要求して戦いを進めております。そこで人事院は、本年の四月現在で職種別給与の実態調査を行なった結果、民間給与との格差で八・五%民間が上回っているということを数字の上に明らかにいたしております。そこで、その上に立って格差是正という考え方から、八月の十二日に国会、内閣に対して勧告をした俸給表の引き上げは、本俸七・九%、金額にして二千五百九十八円であり、これを五月から実施をせよということに相なっております。 そこで政府はこの問題に取り組んで、関係閣僚六人がいわゆる六人委員会を設けて検討をいたしました結果、七・九%の引き上げを九月より実施……
○田口(誠)委員 先ほど村山委員から質問と相当苦言を申されました過日統幕議長が小牧において新聞記者に発表した内容の問題でございます。これにつきましては、防衛庁長官は、きわめて妥当な考え方を披瀝され、そして誠意ある回答をされたのでございますが、ただ問題として残っておりますことは、あのときに新聞が一斉に出したことについて、日本国民は非常に不安な感じを持ったわけです。したがって、現在統幕議長の権限といいますと、これは非常に大きな権限を持っており、こうした統幕議長が、現在の憲法上の自衛権の制限とかあるいは自衛隊の任務、こういうようなものは知り切っておって、その上ああした発言をしたということは、私は非常……
○田口(誠)委員 行政改革の問題については、歴代の内閣がいわゆる行政改革、事務の簡素化、それから能率の向上、国民に対するサービスの向上、こういうような点についてそれぞれ改正の重要な柱として取り組んでこられたわけでございますけれども、一つも成功をしておらなかったのです。したがって、池田内閣のときに臨時行政調査会をつくって、そしてこの調査会が真剣にこの問題について取り組みました。この臨時行政調査会の審議の状況を見ましても、審議会、委員会、調査会ではいまだかつてない努力をしてもらったわけです。その結果として、答申が意見書として九月九日に出ておりますが、その答申に基づいて、おそらく今国会におきましては……
○田口(誠)委員 いまの伊能先生からの御質問に関連をして、次の委員会までにお調べをいただいて、もう少し具体的な考え方を御答弁いただきたいと思いますが、新聞等で指摘をしておりますのは、登記官吏の不正、汚職、こういうものがからんでおるというように出しておる新聞があるわけです。したがって、そういうことも頭に入れて、あの新聞をよく見て、それに関連したような事件がございますれば、それもよく検討されて、それの対策をどうしたらいいかということを、ひとつ次の機会までに御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 いまの伊能先生のあげられた事件が登記官吏の不正問題と直接には結びついておるわけではございませんけ……
○田口(誠)委員 通産大臣が席に着かれるまでに要望を申し上げておきます。 これは法務省の関係です。いまメーデー事件が公判がなされておりまするが、聞くところによりますると、七月くらいまでかかるようでございます。そこで、これは本委員会、または本委員会で全体的な法案の審議ができないということになれば、法務委員会でやらなければなりませんが、準備をしておいていただかなければなりませんことは、論告文の中には相当膨大なものがある。二時間も三時間もある。それで聞いておってもなかなかわからない。最後の結論だけわかるということである。結論というのはその人の人権に関連のあるものでございまするので、こういうものはプ……
○田口(誠)委員 政治的な問題もございましたので、大臣のおいでになるのを待っておりましたわけです。
そこで、第一問としては、学校警備員制度の法制化に関する問題ですが、この問題につきましては、四十七回通常国会で法律案が上程されて今日に至っておるのでございますが、今日まで非常にいろいろと問題が出ておりまするので、文部省のほうでは、どの程度にこの問題を把握されて、それで熱意があるかという点をまずもってお伺いをいたしたい。
【次の発言】 抽象的な同等では困るわけなのですが、最近広島県に日直の婦人教師に暴行した事件がありました。それからちょうど予算委員会を衆議院でやっておりますさなかに、岐阜県におきま……
○田口(誠)委員 特許庁の関係について、まず最初にお聞きをいたしたいと思います。 先日同僚の村山委員のほうから、現在の特許出願件数が非常に停滞しておる、この事務処理の問題についていろいろとお聞きをいたしたわけなのですが、なおその点について明確に将来の見通しも確約をしてもらわなければならないという点が考えられますので、関連をして質問を申し上げたいと思います。 村山委員の質問によって明確になりましたことは、現在出願積滞件数というのが五十万件ということと、それからこの停滞しておる事務処理を解消するために、定員増をしたりあるいは機械化をしたりして推進しておるのであるが、年々能率はあがっておって、昨……
○田口(誠)委員 労働省設置法の改正案の内容を見まして、私どもがいつも強く要請をいたしておりまする定員の不足の点については、不十分ではあるけれども、今年も定員が増加されております。その中でも、特に労働災害を防止する対策を充実するために労働基準監督官を増員してもらいたいということは、毎国会で強い要望をいたしておるところでございますが、今年の増員数を見ますると、私どもの考えておりました数字と比較いたしますると、少な過ぎるので、非常に遺憾に思っております。したがって、そうではあるけれども、この定員増の内訳が、本省としての分が、ここにプリントで配られておりまして、その内容を見ますると、やはり重要な点に……
○田口(誠)委員 恩給法等の一部を改正する法律案について、若干質問を申し上げたいと思います。 内容に入る前にお聞きをいたしたいことは、昭和三十七年に改正を行ないましたときに、提案説明の中にも、また質疑応答の中でも、仮定俸給年金額が二万四千円べース、こういう表現を行なっておる。ところが、今度の改正案を見ますると、いわゆる二万円ベースという金額の打ち出し方になっておって、これに二割相当額を増額するのだ、こういう改正になっておる。だから、二万四千円ベースだといって審議をしたその内容が、いつの間にか二万円ベースになっておるということがちょっとわかりにくいので、まず具体的に入る前にその点の説明を願いた……
○田口(誠)委員 時間がございませんので、端的に三点質問を申し上げて終わりたいと思います。 第一問といたしましては、御承知のとおり、本年の六月一日をもって参議院議員の任期満了ということになりまして、通常選挙を行なわなくてはならないわけであります。したがって、そうしたことも勘案されて、今年度選挙対策費、ことにこれは公明選挙、棄権防止という点が重点になっておると思うのですが、そこで本年は四十二億四千万円ということになっておりますが、参議院選挙という大きい選挙を行なう場合に、普通の場合と違いまして、公明選挙を各有権者に徹底をし、また棄権防止もしなくてはなりませんので、この予算で十分であるかどうかと……
○田口(誠)委員 きょうまでだいぶん各先生方からこの恩給法等の一部を改正する法律案の内容について質問をされ、また要望もされてきておるわけであります。そこで、これは当局と私どもの考え方とどうしてもずれがあると思いますが、せんだっても私の質問で申し上げましたように、いずれにいたしましても、この恩給の給付金を引き上げなければならないという思想は、生活給的なものが重点に置かれるべきである、こういう考え方を各先生方も持っての質問であったと思います。そこで、繰り返すようでございまするが、先日受田先生からの質問におきましても、三年というこの年限は非常に長いのではないかということと、それから当局のほうでは、平……
○田口(誠)委員 まだ要請をしておりまする大蔵省から来ておりませんので、若干外務大臣に御意見を率直に述べていただきたいと思います。午前中に外務委員会でベトナムを中心とする国際情勢について相当質問があり、それに種々答えられておるようでございまするが、内閣委員会といたしましても、直接日本の防衛にも関連をいたしておりまするので、大蔵省から政府委員が来るまで、ベトナム問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 これは私が聞くまでもないことと思いまするが、今日のベトナムの戦線状況を見ますると、非常に拡大の方向にきておると思うのですが、この点については政府も同じようにお考えになっておられると思います。ま……
○田口(誠)委員 運輸省設置法の改正について、相当多く質問があるのですけれども、いろいろ考えました結果、能率的に質問をし、答弁をいただきたいと思いますから、そういう考え方でひとつ臨んでいただきたいと思います。 それで、まず第一の質問については、自動車行政の関係について質問を申し上げたいと思うのです。それで、この問題につきましては、自動車行政関係の要員が非常に不足をしておるということと、特に大都市の県の陸運事務所の要員が不足で、労働過重になっておる。したがって、行政のサービスができない、質的に低下をしておる、こういう憂いがございまするので、その点について御質問を申し上げたいと思います。 自動……
○田口(誠)委員 きょう理事会で時間の打ち合わせをしておりますので、その範囲内で質疑を終わりたいと思いますから、ひとつ答弁のほうも要領よくお願いしたいと思います。政府委員のおいでになっておる順序から質問を申し上げたいと思います。それでは海上保安庁関係について御質問申し上げたいと思います。海上保安庁関係と申しましても、これは昨年の夏、国政調査を行ないましたときに要望のありました点、私どもが気づきました点について質問を申し上げるわけでございますので、限定をしておりますから、そういう点をまずお含みをいただいて御答弁をいただきたいと思います。 佐世保の保安部の管理範囲の関係についてまず第一にお聞きを……
○田口(誠)委員 経済企画庁役員法の一部を改正する法律案の内容を見ますると、特に問題として多くお聞きをいたしたい内容のものは、国民生活局を設置いたしたときに、国民生活局がどういう仕事を具体的に取り組んでいくかということでございます。この点については、提案説明の内容にもるる述べられておりまするが、何ぶんにも多岐にわたっておりますので、こういう点が完全に消化できるかどうかということ、それから、他の省との関連もございまするので、そういう点をどう操作されるかという点が、私どもとして疑問が残るわけでございますので、そういう点にしぼって御質問を申し上げたいと思うわけでございます。 そこで、まず第一にお聞……
○田口(誠)委員 昨日、村山委員のほうから内閣の助言によるところの天皇の国事行為についていろいろと質問をしたわけでございますが、その中になおちょっと疑問になる点がございまするので、お聞きをいたしたいと思います。
お聞きをする場合に、整理としてわかりやすいと思いますので、いろはのいの字からお伺いをいたしたいと思いますが、いわゆる内閣の助言というこの表現は、どういう範囲のものであり、どういう性質のものであるかという点からお聞きをしたいと思うのです。
【次の発言】 あとの質問者が来ましたので、私はこれだけでしぼって急いで質問をいたしたいと思いまするが、ただいま答弁のありました内容につきましては、村……
○田口(誠)委員 建設省設置法の一部を改正する法律案の質疑に入りたいと思います。 この法案は、四十三国会、四十六国会、四十七国会、引き続いてこの四十八国会に、同じ内容のものが提案されておるわけでございます。したがって、過去の三国会におきましては、廃案または継続審議という形で葬られてきておるわけでございますが、その理由といたしましては、この法案の内容に与野党とも相当疑義があり、また反対があったということが、裏づけとして出ておるわけでございます。特に四十六国会のときには、全国の知事会が反対をし、強力な反対闘争を進めてまいったわけでございますが、そのときの法案と同じ法案が、今日出されております。特……
○田口(誠)委員 本来なら、与党の議員さんがおいでになりませんので、質問を始めるべきでないのですけれども、いろいろあとの行事その他も考えて、時間的な制約もございまするので、厚生省設置法の一部を改正する法律案の法案内容に関連のある部分を御質問申し上げたいと思います。 その前に、私一番最初にお聞きをいたしたいと思いますることは、いま国立病院へ行きましても、公立病院へ行っても、個人開業医へ行きましても、看護婦の不足が非常に訴えられておるわけなんです。したがって、これは何といっても解消をしなくてはならないわけなんですが、厚生省としては、こういう実態をどの程度把握され、この看護婦の不足をどうして充足さ……
○田口(誠)委員 ただいま理事会でも長時間いろいろと話し合いをされて、きょうはいろいろと先生方にも計画がございますので、なるべく簡単に、農地被買収者等に対する給付金の支給に関する法律案に対して質問を申し上げたいと思います。
まず第一問といたしましは、昭和二十二年当時の、これは半年くらいは違っておりましてもよろしいですけれども、小作地面積が耕作面積に占める割合がどれだけあったか、この点からひとつお伺いをいたしたい。
【次の発言】 ただいまの答弁を聞いておりますと、私の質問に対して若干聞き間違えがあったと思うのです。私がお聞きいたしましたのは、小作地面積が耕地面積に占める割合がどの程度あったかと……
○田口(誠)委員 三十日の質問に引き続いて、質問を申し上げたいと思います。 三十日の質問の過程におきまして、二つの問題を提起いたしましたけれども、数字的に調査ができておらぬということから答弁ができず、したがって計数的な問題を主として質問したいという考え方でございましたので、遺憾ながら質問を打ち切ったようなわけでございますが、その後四、五日の余裕がございましたので、政府としても資料を収集され、一つの資料要求に対して資料も出ておるようなわけでございますが、私の先日お伺いをいたしました内容は、昭和二十三年の、月はどの月にとられてあってもよろしいけれども、小作地が総耕作面積の何%に当たっていたのか、……
○田口(誠)委員 行政監理委員会を設置する法案が審議されることになっておりますので、重要な点についてのみお伺いをいたしたいと思います。 そこで、この行政監理委員会を設置するということは、御案内のとおり、臨時行政調査会が非常に真剣な取り組み方で結論を出された。したがって、この結論を最大限に尊重をして、行政全般にわたっての参考にしたい、またこれを実施に移したいということでございますが、従来の例から申しますると、せっかく調査会等で結論が出ましても、それが大きく曲げられるという点が相当に多かったので、これは与野党ともに、せっかく七人委員会で真剣な取り組み方でりっぱな結論を出しておられるのだから、この……
○田口(誠)委員 新防衛庁長官と政務次官は、所用のため答弁に立つことができない。したがって、局長にそれぞれ委任をしておくからという前もっての断わりがございましたので、局長の答弁は即防衛庁長官の答弁とも解して、これから質問を申し上げたいと思います。 質問の内容は、航空自衛隊岐阜基地の滑走路の延長の問題にからむもろもろの問題について、お伺いをいたしたいと思います。 御存じのとおり、今年の予算におきましては、岐阜基地の滑走路を五百五十メートル延長をして二千七百メートルにし、F104Jの離着のできるような態勢をつくるということが予算化されておるわけでございます。したがって、地元である各務原市民は、……
○田口(誠)委員 ただいま、二十三号、二十四号、二十五号の台風並びにその他関連する災害については、一連のものとして激甚災害としての指定をするという決議を行ないました。したがって、大臣はこれを尊重し、できれば明日の閣議でも決定をするということでございますので、大きな期待をいたしております。このことは、どこへ視察に行ってみましても、激甚地の指定をまず受けたいという強い要望があるので、明日閣議決定がなされれば、現地のほうではさぞかし一安心をするであろうと思います。その点を大きく期待いたしてお願いをいたしておきます。 そこで、いまの決議もなされましたし、それから今度の災害の実態を見ますると、従来のも……
○田口(誠)委員 人事院の勧告が出される直前でございますので、それにしぼって御質問を申し上げたいと思います。きょうは給与担当大臣が参議院の本会議に行っておりますので、それは次官のほうで御答弁をいただきたいと思います。 従来、人事院の勧告は八月の八日、それが十日になり、また十一日になり、昨年は十二日になる、こういうように勧告の日にちも毎年延びてきておるような実態がある。延びたことが内容的にいいかということを検討してみると、必ずしもそうではない。こういうことから、私は次のような考え方で御質問を申し上げたいと思います。 御承知のとおり、いま臨時国会が開かれておりまして、十一日をもって会期が終了い……
○田口(誠)委員 建設省設置法の一部を改正する法律案について質問申し上げたいと思いまするが、ただいまも理事会でいろいろと検討いたしてみましたが、本国会では審議する時間も少ないので、私のほうもまとめて質問を申し上げたいと思いますので、答弁のほうも要領よくお願いいたしたいと思います。 本設置法の改正案については、廃案または継続審議というような経過をたどって、五度目の提案だと思います。従来の改正案は、与野党ともに非常に無理な面がございまして反対をしてまいったのでございますが、今国会に提案をされた改正案は、われわれが最も反対をしてきた重要な点についでは削除をされておりますので、私どもも、その他の改正……
○田口(誠)委員 ただいま村山委員のほうから総体的に、抽象的ではございましたけれども、御質問を申し上げたのですが、具体的な面については本格的な審議のときに譲るといたしまして、現在政府のやっていただかなくてはならない点について質問をいたしたいと思います。 その前に、私は整理をして質問に入りたいと思いまするが、御存じのとおり、民間企業の労働者はストライキ権という、こういう有利な武器を持って団体交渉をし、団体交渉で賃金の引き上げを決定をする。そこで決定をされたものは、非常に困難性があっても経営者はそれを完全に実施をする。実施をする過程においてなお困難な点があった場合には、労働者もでき得る限りの協力……
○田口(誠)委員 昨日に引き続いて質問をいたしたいと思います。 きのう大蔵省関係の答弁者の方が途中からいなくなりましたので、質問を続行することができなかったので、非常に時間的にはもったいないと思いましたけれども、十二時三十分で質問を打ち切ったようなわけであります。きょう、昨日聞けなかった分だけ私が質問申し上げて、あとの質問者とかわりたいと思います。 そこで、大蔵省に対してお聞きをいたしたいと思いますることは、これはまだ法規関係の課長さんは来ておいでになりませんね。それはおいでになったらすぐ確認させていただくといたしまして、その前にお聞きをいたしたいと思いますことは、これはもう、ことしの人事……
○田口(誠)委員 それでは、大臣のおいでになるうちにお尋ねします。 いま山口理事のほうから質問を申し上げた内容に関連をするのですが、それは、あそこの岐阜県揖斐郡藤橋村東杉原の被害状況を見て、防災諸法規の改正をする意思なきやどうかという質問がございましたし、あるとしても、当面手をつけなければならない問題があるが、どうだという質問に対して、あまり具体的なお答えがなかった。それで私は、まず藤橋村のあの状況を早急に政府の補助として手をつけていただかなければならないことを、伊勢湾台風当時の災害対策と比較をして申し上げて、大臣からお答えをしていただきたいと思います。 藤橋の場合は、家の中へ天井まで土砂……
○田口(誠)委員 いま山本さん、岡本さんから質問を申し上げ、建設省のほうでも誠意を持った回答がありましたので、あまり念を押す必要はないと思いますが、大臣は厳重な調査をするということでございますので、これは県が第一回目に調査をしたときの経過は先ほど話されたが、ボーリングをやったボーリングの個所は、県がこことここにボーリングして、ここを破壊調査をしようといって指定したところを請負師が検査をしたわけなんです。だから当然そこはボーリングをしても、破壊検査をしても、これは不正工事ではないという、こういうところに検査をさして指定をしておるのですから、そういうところを十分に建設省のほうでは知っていただいて、……
○田口(誠)委員 いま具体的な今度の給与改定についての問題にまで入ってきましたが、私は、具体的な問題についてはそれぞれの担当大臣にお聞きするといたしまして、総理大臣にのみお聞きする基本的な点をここで明確にしていきたいと思います。 いまも大出君が言っておりましたように、総理は常に人間尊重、それから責任ある政治、こういうことを強調されておりますが、これはまことにけっこうなことです。だから、私はここでどうしても確認をして、次の問題に入っていきたいと思いますのは、法治国家というものは、これはすべてのものが法律によって律せられ、政治が具体化されていっておりますし、憲法を守ることはもちろんこれは第一義と……
○田口(誠)委員 政治活動の関係でいま質疑応答がされたのです。そこで確認をしておきたいと思いますが、政治活動の規制に対しての問題は、これは単なる規則をそのまま強く徹底をさして自由を縛るというようなことは困ると思いますので、この点については従来の慣行もありますので、相当研究していただかなくてはならないと思います。そこで、一つ確認をしたいことは、推薦はよろしいですね。特定人の推薦はよろしい。それは答弁できませんか。
【次の発言】 選挙のときの推薦ですよ。政治活動の関係でいま質問しておるのですからね。政治活動の禁止をされておるけれども、禁止されておるという御答弁がいまいろいろございましたが、特定の人……
○田口(誠)委員 要望になるとも思いますが、安井長官に一言。 三十六年だったか、公務員の退職金の改定のときに、三年以内に公務員になった場合には取り上げるということになっておりますので、先ほど一番の問題を堀田さんが説明されたのと、ちょうど同じ考え方です。だから、今度新しく出してこられるということになると、やはり全般のものを検討してもらわないと、年限的な面からやってみても、そういうことになる。だから、今後ともこの問題をよく検討していただかなければならぬ、こう思いますので、あらためて答弁は要らないと思いますが……。(「答弁させたらいい、大事なことだ」と呼ぶ者あり)それでは、答弁していただいてもいい……
○田口(誠)委員 ちょっと関連して。これは長官にお聞きしたいのですが、いまお聞きしていると、十四億四千万の予算をとっているけれども、その使途についてはまだ計画はなされておらぬという。予算編成のときは、予算のぶんどり合いをやっておるのに、これだけの予算を確保しておって、そうして計画が、使途が明確になっておらぬというようなことは、こういう予算のとり方ということはどうもおかしいと私は思うのだが、総合的な計画の上に立って、藤山さんはどういうようにお考えですか。
【次の発言】 答弁は答弁で、そういう答弁よりできないと思うけれども、少なくとも青写真というものはあるわけだ。全く具体的なものの入っておらぬ青写……
○田口(誠)委員 質問に入る前に委員長に強く要請をいたしておきたいと思います。従来委員会の質問に入るときには、与党の委員の方が七名ないし八名くらいはそろっていただいてからの開会をしてもらい、それからいろいろと御用事のあった場合には順次少なくなるということはあり得ましたけれども、このように少ない開会は少のうございますから、これはきょうだけでなしに、この前の委員会も同様でございましたので、委員長はその点をひとつ御配慮をいただきたい。
【次の発言】 それでは質問に移りたいと思います。
今度の法案の内容につきましては、前回の委員会で山内委員のほうから相当詳しく質問をしていただいたので、私どもの質問の……
○田口(誠)委員 総理府設置法及び青少年問題協議会設置法の一部を改正する法律案について、順次お尋ねをいたしたいと思います。 青少年問題については、この間一時間ほど質疑をさせてもらいまして、少しはきょうははずせる面があると思いますが、そこでこの青少年局を設置するということについて、提案理由の説明の中にも書いてありますように、国の次代をになう青少年の心身ともに健全な育成をはかることがきわめて必要であるし、しかも、この青少年対策というものは広範囲にわたっておるので、関係省庁との連係をよくし、相互調整の上に立って効果をあらしめたいというので青少年局を設置する、こういうことになっております。なお、青少……
○田口(誠)委員 いま稻村先生が国士館大学の内容について披露され、それに対していろいろ説明されたわけでありますが、いま質疑応答を聞いておりまして法務省のほうへお伺いをいたしたいと思いますことは、事件の内容を提訴されてきた場合の最後の取扱いとして注意を与えた、こういうことでございますが、人権擁護委員会としては、この問題を正式の人権擁護委員会にはかって勧告とか注意とかいろいろありますが、そういう手続をとられたのかどうかということをお聞きいたしたいし、それから注意ということでは私はもの足らないと思います。これは最高の勧告をしてもらわなくてはならない問題ではないか、こういうように考えておるわけでありま……
○田口(誠)委員 関連して一つだけ。いまの海外派兵とそれから派遣の関係ですが、いままでの答弁からいきますると、派兵ということになりますると、憲法に禁止されておることだからこれはできないのだ。それ以外のものは派遣をすることになるのだという大まかな答弁です。 そこで私は、実例をあげて答弁をいただきたいと思うのでありますが、いまベトナム、韓国へ――韓国は計画中ですが、自衛隊がいわゆる派遣をされて調査をしておるわけなんです。特にベトナムの調査は戦況の調査が含まっておるのです。したがって、こういうものは、員数は少なくとも派兵というようにぼくらは受け取れるのですが この辺のところは派兵になるのか、派遣に……
○田口(誠)委員 前回の委員会で、自衛官の派遣の問題についていろいろとお尋ねいたしましたが、関連質問でございましたので、中途で質問を打ち切って、きょうに持ち越しておるわけであります。そこで、その問題からまず片づけていきたいと思いますが、現在外務省の職員として海外へ派遣をしておるものは、自衛官だけでなしに、農林省、労働省等にもあるわけです。したがって、まず私はその身分関係をお伺いをしたしたいと思うのですが、各省から外務省に出向をして、外務省の職員に身分がえされて、それから海外へ派遣をされておるわけです。そこでこの身分関係ですが、たとえば自衛官の場合を例にとって説明をしていただきたいと思いますが、……
○田口(誠)委員 厚生省設置法の一部を改正する法律案の中で、国立病院に衛生検査技師養成所を設置することができることとするというものが新設されるわけですが、これの内容について若干お聞きをいたしたいと思うのですが、まず、規模はどういう規模で、目的はどういう目的か、これは官房長でいいのでしょう。
【次の発言】 現在は衛生検査技師というのは、どのくらい全国でおるのですか。
【次の発言】 資格でございまするが、現在御答弁の中にありました厚生省の持っておる養成所、それから文部省の持っておる学校、それから今度国立病院に設置をする養成所の年限というのは同じであるのか、それから資格は同一に取り扱われるものか…………
○田口(誠)委員 時間をお急ぎのようでありますので、天下り人事の問題と、それから化繊を含む繊維業界の不況の問題について、若干お聞きしたいと思います。 第一にお聞きをいたしたいのは、いわゆる天下り人事の関係でございます。この点につきましては、公務員法の百三条の一項、二項に明記してあるわけでございますが、いままでここ二、三年の官僚の幹部の方々が民間企業へ就職をされた内容の一覧表を見ますると、非常に疑問な点もございまするので、お聞きをして明確にしておきたいと思うのです。 そこで、まず第一にお聞きをいたしたいと思いまするのは、固有名詞をあげてまことに悪いと思いまするけれども、そうでないと、どうも質……
○田口(誠)委員 きょうは、運輸省設置法の一部を改正する法律案を審議する過程で、関連をして主として空の交通に対して御質問を申し上げたいと思います。 御承知のとおり、航空機の利用が非常に多くなりまして、大型化、スピード化がなされております。そういうようなことから、空の交通ということが大きくクローズアップされてきておりまするが、先般不幸を見た三機体の事故によって、ますます国民が行政上の適切な強い要請を行なっておるような次第でございます。そういうようなことから順次お聞きをいたしたいと思いまするが、臨時新東京国際空港関係閣僚協議会は、運輸省が取りまとめをいたしました航空事故の防止対策の報告を聞いて、……
○田口(誠)委員 岩動先生のほうからも、昨年の四十八回国会の恩給法の改正の審議の採決のときに附帯決議をつけたわけですが、その附帯決議がどういうように生かされているかということについて質問があったわけです。私もまず第一にこの点でお伺いをしておきたいと思いますことは、審議会ができた、しかし、この審議会の二年間は恩給法の内容がいかに不備な点があっても改正をしないということではなしに、それと並行して、いままでの審議の過程においていろいろ各委員から出された問題等を整理して、改正をしていくということでございます。そうなりますと、四十八回国会で一番問題になりましたことは、改正案が出されて給付金が引き上げられ……
○田口(誠)委員 関連。現在やっておるのは、七十ホン以上のものを防音装置をしておる。そうすると、この法案ができると、これを下げるのですか。
【次の発言】 それは全額国庫ですか。
○田口(誠)委員 先日保留いたしておりました点についてのみ質問を申し上げ、あとで村山委員のほうから質問をしていただくことにいたしたいと思います。 そこで、先日保留をいたしておきましたことは、四十八回国会の恩給法の改正のときに、三項目の附帯決議をつけた。これは与野党が完全に一致をして強く要望をする附帯決議であるわけです。したがって、今度の恩給法の改正のときには、それが相当金額的にも具体化されて出てくるのではないかという期待をいたしておりましたけれども、そのことがなくて、非常に遺憾に思っております。そこで、私が保留をしておる一つの問題は、附帯決議の中の第二項に「生活水準の向上、物価の上昇並びに現……
○田口(誠)委員 労働省設置法の一部を改正する法律案の内容についてつぶさに質問を申し上げたいと思いましたが、あすまでのスケジュールの中でこの質問は時間的な規制を受けましたので、思っていたことを百八十度の変更をして質問をいたしたいと思います。 そこで、単刀直入に申し上げたいと思いまするが、労働省の労働行政というのは、労働者の保護立法である基準法なり、それから職安関係、その他全般の労働者に関連する問題を取り扱っておるのですけれども、期待をするような方向に行政が向いていっておらぬというところに注目をしなければならないと思うのです。 したがって、ここでお聞きをいたしたいと思いますが、現在労働基準法……
○田口(誠)委員 国家公務員災害補償法の改正に関する問題点で、昨日大出委員のほうから相当詳細な質問をいたしましたけれども、なお昨日の質問になかった点で確認を要する重要な点がありまするので、その点を質問申し上げたいと思います。 お聞きをいたしたいと思いまするのは、昨日の質問では、特にこの法案が通ってから後の処理の問題についての質問が重点になったわけでございますが、ここで同時に確認をしておきたいと思いますることは、今日まで年金受給の対象者が、相当物価の上昇が伴っているにもかかわらず、年金額が低いわけであります。したがって、既往の公務員の方々と最近年金の受給を受けられる方々との金額の差というものは……
○田口(誠)委員 ただいま議題になりました内閣法の一部を改正する法律案について、順次質問を申し上げたいと思います。 具体的な質問に入る前に一言申し上げたいと思いますことは、この法律案の内容を見ますと、内閣官房長官は国務大臣をもって充てることとして、大臣の定数を一名増員すること、それに内閣調整官、内閣報道官の二名の特別職、ことにこの特別職は、内閣副官房長官と全く同格の特別職を増員することでございます。そこで考えまするに、わが国の行政機構については幾つかの問題がありまするし、そしてこの問題につきましては、長年の間懸案になって、いろいろと検討されておったのでございまするが、今日までその日の目を見ず……
○田口(誠)委員 関連。ただいま数字をお示しいただいたのですが、二カ月更新の労務者というのはどれに該当するのですか。
【次の発言】 何名のところですか。
【次の発言】 それから八カ月更新の職員はどこに該当するのですか。
【次の発言】 八カ月になったら一時仕事を停止させるでしょう。
【次の発言】 これは完全な常勤職員で八カ月であとの四カ月は休業させるということですか。
【次の発言】 そうしますると、二カ月ごとに更新をして八カ月たったら一時仕事を休業させるというこの職員は、ただいまありました三百六名云々というところに該当するのですか。
【次の発言】 そうしますると、楢崎委員の質問には、身分は国家公……
○田口(誠)委員 では、行政相談委員法案に対しての質問に入りたいと思います。 そこで、今度の法律案の内容を見ますると、非常にわかってわからないような内容であるわけです。と申しまするのは、任命された行政相談委員の位置づけというものがきわめて明確でない。単なる名誉職というようなかっこうになっておる。したがって、この法律案を出された趣旨を私どもが考えますると、今日までの行政相談に対する件数等がどういうような内容になっておるのか。 年々増加をしておるのか、それとも減少をしておるのか、そういう点について、これは総務課長さんのほうから――総務課長でなくても、どなたでもよろしいですが……。
○田口(誠)委員 きょう理事懇談会で問題になりました先般の二法案についての取り扱いは、防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案の審議の過程で検討していただくということになっておりまするので、その間防衛庁の設置法並びに自衛隊法の一部を改正する法律案に対して質問を申し上げたいと思います。 そこで、まず第一問としてお聞きをいたしたいと思いますることは、けさの朝刊にも明確に出ておりまするので、おそらく防衛庁のほうでは明確な結論が出ておると思いまするが、問題の水戸の射爆場の廃止の問題でございます。この問題につきましては、東海村のある関係上、県をあげて反対闘争がなされておったのでございまするが、け……
○田口(誠)委員 いままで国会で質疑がなされておることでございますけれども、ここで総理と思想統一をして、それから質問に入りたい。その内容は、防衛力の増強と違憲の問題でございます。
そこで、私のほうから申し上げることは、憲法違反になるかならないかということをまずお答えをいただきたい。海外派兵、それから核装備、それから徴兵制度。これをまずお答え願います。
【次の発言】 ただいまの総理の答弁は、憲法第九条には、海外派兵をしても、核装備をしても、徴兵制度をしいても、違反にはならないけれども、総理の胸三寸、いわゆる政治的配慮からやらないという考え方を持っておる、こういう答弁であったのだが、そういう答弁……
○田口(誠)委員 行政相談委員のほうは山内委員から御質問申し上げることになっておりますので、私は一言だけ審議会等の整理の問題について御質問をいたしたいと思います。 そもそもこの法案が提出されましたことは、臨調の答申に基づきまして、各行政機関の能率的な運営とそれから整理ということが主になって出されておるわけでございます。今日出されておるものは、ここにも明確に出ておりまするように、各行政機関を通じまして廃止されるものが十、統合の結果整理されるものが十九、試験委員制に改めることによりまして廃止されるものが五、計三十四を整理することになっておるわけでございます。したがって、私この内容をずっと検討させ……
○田口(誠)委員 今年も公務員の給与の引き上げについて人事院のほうでたいへん作業を急いでいただいておって、御苦労をかけておりますことに対して、心から敬意を表します。そこで、お聞きをいたしたいと思いますことは、先日衆衆議院の予算委員会で、勧告の出される時期を大体八月の十日を目途にという、こういう答弁があったようでございますが、そのように承知しておいてよろしいですか。あらためて答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 総務長官がお見えにならないとちょっとぐあいが悪いのですけれども、まあ人事院のほうにお尋ねをしておきたいと思いますが、今年も勧告を出されますると一番問題になるのは実施時期であろうと……
○田口(誠)委員 ちょっと関連して確認しておきたいと思いますが、先ほど岩動委員に対する官房長の答弁、それからただいまの答弁、こういうところからいきますると、運輸省のほうのオーケーをとったという、こういうことばが入っておるわけです。これは過日の決算委員会でもそういう答弁をなされておりまするが、このことは間違っておるのではないか。そのことは私が申し上げるまでもなく、自衛隊法の百七条に航空法の適用除外があるから、オーケーをとる、とらないということについては、これは必要がないと思うのです。ただし、どこへおりるかということについては、これは目的とそれから着陸するところがやはり問題になろうと思うのです。し……
○田口(誠)分科員 一点だけ端的にお伺いをいたしたいと思いますが、国有財産の台帳価額の問題についてでございます。これは御承知の通り、自衛隊等の使用する軍事基地にある土地とか建物あるいは工作物、こういうものに対するところの交付金の額が、地方税法に基づく固定資産評価額率より率も低いし、額も安い。地方自治体ではこの点について非常に不満を持っておるわけです。考え方によりましては、地方の軍事基地なり、いろいろなそうした施設のあった場合には、地方自治にも迷惑をかけておるし、住民にも迷惑をかけておるわけです。それにもかかわらず、交付金というものが大体において三分の一くらいの金額にもなっておらないということは……
○田口(誠)分科員 昔から国鉄の輸送につきましては、鉄道行政につきましては日本の動脈といわれておりまするし、それだけに日本経済の発展に大きな役割を果たしてもおりまするし、また果たさせるように行政をしなければならないと思うわけであります。従って新しく新線を作るような場合には、その地方の経済圏を無視して新線を作るということは、よほど慎重を期さなければならないと思います。前の質問者が名前をあげて言われましたが、私は名前をあげては申しませんけれども、今決定されておりまするところの東海道の新幹線の関係で、岐阜県に関する問題でございます。これは当時岐阜県の羽島駅がほんとうの岐阜県の端っこのたんぼのまん中に……
○田口(誠)分科員 時間の関係もございますし、私今晩お尋ねをいたしたいことは、ちょうど今年は厚生年金ができてから二十年目になりまして、支給対象の人たちもでき、給付の年にもなっておりまするので、内容を改正するという考え方の上に立っての質問をしたいと思いまするし、それからもう一つは、簡単でございまするけれども、保育所の国庫負担の交付金の点について、ちょっとわからない面がありまするので、それをお聞きして、厚生年金の関係についてお尋ねをいたしたいと思うわけです。ざっくばらんなところ、ただいま厚生省の方からも、あまり数字的なことを尋ねられてもはっきりしたことを答えられぬと工合悪いので、能率的な質問をとい……
○田口(誠)分科員 二点にわたってお尋ねいたしたいと思います。 そのうちの第一点は、憲法十四条と労組法五条二項四号との関連でございます。御承知の通り憲法の十四条には、「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」という点が明確にされておりまして、平等の原則というものが打ち立てられておるわけでございます。ところが労働組合法の五条は、これは労働組合を運営する憲法であるところの、すなわち規約を決定する場合に、法内組合である労働組合であればこれこれの条件を満たさなければならないという条項が羅列してあるわけでござ……
○田口(誠)分科員 私は滝井先生と違って、きめの荒いところで質問を申し上げたいと思います。 まず第一に御質問申し上げたいと思いますことは、昨年、国家公務員に対する人事院の勧告のありましたときに出された給与に対して、いろいろと私どもが質問を申し上げたときに、大蔵大臣は、人事院から四月実施というような勧告を六月や七月に出してもらったとて、技術的には絶対にできないことである、こういうように言い放たれたのですが、このことは、今年の人事院の勧告の時期とか金額、また指数を調査する時期、こういう面にも大きな影響があろうと思いまするので、その点を再確認いたしたいと思うわけです。特に国の予算につきましては、定……
○田口(誠)分科員 午後からは、淡谷先生や横路先生が全般にわたって予算の面の御質問がございますので、打ち合わせの結果、私はきわめて署務的なものにしぼってお伺いをいたしたいと思います。 まず第一にお伺いをいたしたいと思いますことは、昨年の七月十八日に国防会議で決定をされました第二次防衛力の整備計画の防衛力の整備方針の中に、国土、国民に密着した防衛力とするための災害救援、公共事業への協力等協力面の施策、及び騒音防止対策を重視するものとするという考え方の上に立って、愛される自衛隊という面と民生安定方面へ大きく踏み出すということが、国防会議の決定事項として盛られているわけです。その考え方が今年の予算……
○田口(誠)分科員 私は一点だけお伺いをいたしたいと思います。それは農業共済団体に関連をした問題であります。 予算書で参りますと、農業共済関係については、今年は六億円ほど予算をよけいにとっていただいてあるわけなんですが、それにつきましては、の秋以来各地方から陳情がなされており、また請願の手続も成規になされているわけでございます。従って、そういう面からこの予算雷に基づいて確認をいたして参りたいと思う次第でございます。 まず第一にお伺いをいたしたいと思いますることは、この予算書の中にも明記してありますように、事務費は全額国庫負担とする、それからそこに勤めておる従業員の賃金の引き上げも行なう、こ……
○田口(誠)分科員 私は時間もございませんので、公務員の待遇の関係を主としてお伺いをいたしたいと思います。
端的に申しますると、人事院の勧告があって、公務員の給与が決定をいたしますると、地方公務員はそれに準じて改定がなされるということに相なっておりますが、国家公務員と地方公務員の、私がお聞きしようとすることは主として賃金の関係ですが、この賃金のアンバランスが非常に多いということから、こういう点について自治省はどういうようなお考えを持っておられるか、まずこれをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 せっかく待遇改善の関係を質問しかけましたけれども、局長さんの健康のかげんで、ちょっと選挙に関係し……
○田口(誠)分科員 私の御質問を申し上げたいと思いますることは、踏切道改良促進法に基づいての立体化の今後の進め方、予算化についてと、それから大都市の交通緩和の問題、それに新幹線の問題、この三つについて御質問をしたいと思う次第でございます。 まず、遠いところから先にやっていきまして、新幹線の問題でございまするが、新幹線の問題につきましては、特に岐阜県、愛知県という地域については、この線路の位置について昨年来、大きな反対運動がありまして、また誘致運動がありまして、国鉄の方でも相当頭を悩ましていただいたわけでございまするが、特に岐阜県といたしましては、何といってもこの鉄道というものは、鉄道輸送その……
○田口(誠)分科員 私はきわめて事務的な面について二、三お伺いをして終わりたいと思います。 その前にちょっと大臣にお伺いをいたしたいと思いますることは、踏切道の改良促進法に基づいて踏切道の立体化を今後積極的に推進していくといううたい文句は予算書の中にも入っておりまするが、二十二日に、今問題になっておりまする東京都内の交通量の実態調査に警視庁に案内をしてもらって行ってきたのですが、これはわが党の兒玉委員からおそらく質問申し上げておると思うので私は具体的な面については申し上げませんが、まあ大臣も東京のことは地元であるだけに十分僕らよりも内容的に知ってみえますし、この促進法に基づいて立体交差を今後……
○田口(誠)分科員 私は時間の関係でどこまで質問ができますかわかりませんが、保育所の予算の関係と厚生年金の関係について質問をいたしたいと思う次第でございます。 最初に、これは予算とは直接にあまり関係はございませんけれども、昨年のこの厚生省の分科会におきましても強くその実態を披瀝をし、厚生省としても十分に考慮をして改正をするような方向の作業を進めたいという気持の御答弁をいただいたわけでございますが、厚生年金につきましては今年は何ら改正の作業が進められておらないようでございますので、なお引き続きこの点について御質問を申し上げ、要求をいたしたいと思う次第でございます。 御承知の通り厚生年金につき……
○田口(誠)分科員 今、日本の労働者は労働基準法の完全実施、特に中小企業の労働者はこの点を強くこいねがっておるわけです。ところが現在の基準行政の実態を見ますと、いかにも貧弱であるということなんです。これは職業安定所の方もそうでございまするが、非常に貧弱である。そしてこの原因は、現場におる公務員の諸君は非常にまじめにやっておりまするけれども、とにかく仕事過剰で定員不足ということから、せっかく労働基準法がありましてもこれがものになっておらないということで、その点を非常に強く要望しておるわけでございます。 そこで私は数字的にもお伺いをして、いかに現在の労働行政が停滞しておるのか、無理であるかという……
○田口(誠)分科員 私がきょう御資問申し上げたいと準備をしておりましたのは、高校住の急増対策についてでありましたけれども、けさほど委員部の方にきのう一日の先生方の質問の内容をお聞きしましたら、こういう点については辻原先生が具体的に時間をかけておやりになったようでありますので、そういう点につきましては私は省略をしていきたいと思います。なお、私の質問は、滝井先年のように具体的ではございませんので、抽象的でありまするから、数字を御請求申し上げたときは、一つしっかり出していただきたいと思います。 それで、私は先生の定員の問題についてお伺いをしたいと思います。そこで、その前に、一つ大綱的な面で文部大臣……
○田口(誠)分科員 具体的な質問の内容に入ります前に、長官にお伺いをいたしたいと思いますことは、大臣に就任されまして、さっそくアメリカの方へ旅行されて、日本の第二次防衛計画の推進状況を話し合いをされ、アメリカからも相当強い拡充強化の要望がされたというようなことが報道されておったわけなんですが、それで昨年末からことしの初めにかけての新聞を見ますると、第二次防衛計画がようやく二年目に入ったにもかかわらず、早くも第三次の防衛計画を指示しておるということが、長官の談話として報道されておるわけなんですが、そういうようなお考えがあるのかどうか、この点をこの際確認しておきたいと思います。
○田口(誠)分科員 時間の関係もございまするので、簡単なところから御質問を申し上げたいと思います。 それでは最初に、国民金融公庫の職員を増員してもらいたいという考え方の上に立っての質問でございます。御承知の通り、国民金融公庫は、昭和二十四年に発足をいたしまして、中小企業への貢献をいたしておるわけでございまするが、何分にも定員が不足ということから、中小企業からも、十分にやはりサービスをしてもらうことができないというので、不満な声が出ておるわけでございます。そうしてなお、職員の人たちも、ほんとうに、時間内には仕事がしきれずに、時間外を店でやっておりましても時間外手当もあまりもらえませんし、体裁も……
○田口(誠)分科員 昨日国民金融公庫の職員の増員問題について質問を申し上げた途中、定員の積算基礎を示していただきたいということでお願いをいたしましたところ、資料が間に合わなかったので、けさお答えをいただくようになっておりますので、まずそのお答えをいただいて、内容に入っていきたいと思います。
【次の発言】 ただいま御回答をいただきましたが、私のお聞き申し上げた積算基礎を示せということは、ただいま御回答のありましたような内容のものではなくして、科学的な面から事務量対人間がどれだけ要るのかというようなことが、いろいろな要素を取り入れた基礎の上に立っての積算基礎ができておるであろうというように期待をし……
○田口(誠)分科員 時間を制約されましたので、ちょっと質問の内容を変えまして、ごく軽いものをお聞きいたしたいと思います。 その前に、新産業都市の指定基準を経済企画庁の場でやるときに、当然農林省からも来ていただいていろいろ御説明を伺わなければならぬ面もございますが、そのときには大臣はおそらくおいでにならないと思いますので、若干ここで大臣の抱負だけお聞きをしておきたいと思います。と申しますのは、いずれにいたしましても、農村問題に対して、政府にしても、与党にしても、野党にしても、いろいろ問題を提起しておりますけれども、日本の農村を開発するということは非常に困難性があるわけなんです。従って、政府とい……
○田口(誠)分科員 時間の関係もございますので、私は新産業都市建設促進法並びに低開発地域工業開発促進法をめぐる諸問題についてお伺いをいたしたいと思い思います。 池田内閣は経済成長計画をいたしまして、新産業都市あるいは低開発地域を指定して、日本の経済発展をいたそうという考え方の上に立って法案を出したわけでございます。そこでまず第一にお伺いをいたしたいことは、新産業都市建設促進法に基づく脂定はいまだになされておりませんけれども、聞くところによりますと、当初から全国に十カ所ぐらい指定をして、日本の基幹産業を発展させる、こういう考え方でこの法案が出されたようでございます。ところが審議の過程におきまし……
○田口(誠)分科員 実は昼から新産業都心の問題について建設省の方からもおいでをいただいていろいろと御質問を申し上げたいと思っておりましたが、こららに委員会が開かれておって不可能であるということでございましたので、まあその他のあれもありますけれども、そういう面も含めて御質問を申し上げますので、一つ御回答をお願いいたしたいと思います。 御承知の通り新産業都市の指定をするまでの準備調査というようなことについては、もちろん経済企画庁が窓口になって七省に関係をしており、それぞれの省でそれぞれの担務の調査をお願いをして、それを集約して指定されるというような経緯をたどることになっておりまするが、私はやはり……
○田口(誠)分科員 時間の関係から、簡単なものを二、三点御質問を申し上げたいと思います。 第一に御質問を申し上げたいと思いますることは、国の交付税やら補助金の基準単価が非常に低いがために、税外負担が各市町村民にかかってきておる実態であるわけであります。従って、私は、もう少しこの基準単価を引き上げる必要があるという考え方からの質問でございますので、そういう考え方の上に立っての御回答をお願いいたしたいと思います。 そこで、まず、年々基準単価というのは引き上げていただいてはおりまするが、一つの例だけの数字を発表していただきたいと思います。学校建築等の場合に、木造と鉄筋コンクリートとございますが、……
○田口(誠)分科員 二、三点にわたって御質問を申し上げたいと思います。 私が申し上げるまでもなく、国有鉄道が日本経済の動脈であって、日本経済の発展に大きな寄与をいたしておるばかりでなく、国民の公共福祉にも非常な大きな役割をいたしておる、また期待をかけられておることは、事実であるわけです。ところが、実際的にその運営あるいは予算内容を見て参りますると、国鉄があまりにも独立採算制にとらわれ過ぎて、必要なところの現代的な機械、器具の設備に要する予算が少ないような感がするわけであります。従って、私はその点についてまずお伺いをいたしたいと思いまするが、ごく最近、私どもが、小さなことでございますけれども、……
○田口(誠)分科員 私は第一問として、精神薄弱児の対策について質問を申し上げ、また要望も申し上げたいと思います。 それでかた苦しい言葉になりまするが、新憲法ができましてから、国民の基本的人権というものは非常に高まって参りましたし、そしてすべての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利も片一方において与えられておりまするし、国はまたすべての生活面について、生活の保障あるいは社会福祉、公衆衛生の向上、これが大きく増進するような諸施策を講じなければならない、こういうことに相なっております。そこでながめてみまするに、精神薄弱児の対策というものは、非常に冷飯扱いをされておるという感があるわけなんで……
○田口(誠)分科員 十五分と限られておりますので、答弁の方もそのようにお願いいたします。用意してきた質問内容を変えて、簡単なものを御質問申し上げたいと思います。
現在小中学校の統合の場合の建築費は半額補助金が助成されておるわけですが、火災等で災害を受けた場合には起債だけというように把握しておるわけです。私の申し上げたいことは、統合の場合と同じように、やはり国から補助金を助成してもらうように改正をしてもらいたい、こういう考え方なんですが、その点いかがなものですか。
【次の発言】 大火の解釈ですが、町ぐるみ焼けたというのを大火というのか、学校がまる焼けになったのを大火というのか。
○田口(誠)分科員 大橋労働大臣は法律家としても専門的な知識を持っておられまするので、私は労働組合法でいつも納得のいかない、またおかしいと思う点がございまするので、その点をお伺いいたしたいと思うわけです。 御承知の通り憲法の第十四条には「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」という、すなわち差別を絶対にしないという条項が、憲法の中に示されておるわけなんです。これは御存じの通りでございます。 そこで、終戦後いろいろと日本の政治機構も変わって参りまして、労働組合法ができ、労働組合を組成いたしておるわ……
○田口(誠)分科員 時間がありませんので、単刀直入に質問申し上げますから、答弁のほうもあまり雄弁をふるわぬように、わかればいいですから回答を願いたいと思います。
いま、大蔵省のほうでは二重課税を防止するということで、中南米諸国と租税条約締結の準備作業を進めているということを聞いておるわけなんですが、それは事実ですか。
【次の発言】 そこでいずれにいたしましても準備をしておるということになれば、いつかの時期には条約締結ということに相なるわけでございますが、そこでお聞きをいたしておきたいと思いますことは、現在日本政府が締結した国は、どことどこの国であるか、ちょっとお聞かせをいただきたいと思います……
○田口(誠)分科員 人事院の関係についてお願いをいたしたいと思います。まだ人事院の総裁が正式にきまっておりませんので、私が質問しようとすることについて省略しなければならないことがございますけれども、時期的な問題がございますから、その点を申し上げておきたいと思いますることは、ここ数年間公務員の人事院勧告の問題については、五月実施を十月実施というように、毎年毎年、四カ年も続いてやられておるということから、この勧告の時期とか、あるいは調査の指数を出す時期、こういうようなものについては検討する必要がある云々というようなことも、私どもが審議する過程において言われておりましたので、そういう点を新しく人事院……
○田口(誠)分科員 なるべく議事進行に協力したいと思います。 そこで予算書を見まして、私は、兵器その他のいろいろ問題になる点は、これは一般質問でやるべき問題であろうと思いますので、こまかい問題についてお伺いをいたしたいと思いますが、今年の予算書を見ますと、陸上自衛隊の定員が十七万一千五百人、こういう予算計上がなされております。ところが昨年末の実人員を見ますと、十四万二千七百十八名という数字になっておりまして、したがって、今年の予算要求の面の定員の十七万一千五百人に対して十四万二千七百十八名ということになりますと、二万八千七百八十二名、自衛官を陸上だけで募集しなければならないということに相なる……
○田口(誠)分科員 それでは時間がありませんので単刀直入にお伺いいたしますので、そのようにお答えをいただきたいと思います。
食糧事務所の関係をお伺いしたいと思うのですが、今度食糧事務所を統廃合するという合理化案が出されておりまして、昭和四十年までに完全に実行したいというお考え方なんですが、それはそのとおりやられるのですか。
【次の発言】 私はここにある全農林通信で内容を見せてもらっておるのですが、これは年次計画ははっきりしておるようですし、それから各県とも事務所数がどれだけあるのをどれだけに減らすのだということもはっきりしておるのですが、おそらくここに書かれておるのは、あなたのほうで計画され……
○田口(誠)分科員 まだ大臣がお見えになりませんので、その間、局長でお答えいただく面を最初に御質問申し上げたいと思います。 いま各市町村で問題になっておりまする清掃問題でございます。これにはごみの処理とし尿処理の問題があるわけでございまするが、この点について、各市町村ともまちまちな行政がとられておりまするので、自治省としてはどのように把握されて、今後どう指導をされていくかという点についてお伺いをいたしたいと思います。 ごみの処理につきましてもし尿処理につきましても、これは直轄事業と民営と両方あるわけでありまするが、自治省の把握されておるところでは、その分布状態がどういう分布状態にあるかとい……
○田口(誠)分科員 私は航空事故を防止するということから、航空法の改正と、それから航空局に事故の調査権限を付与するということを考えて、当面、昨日ございました日東機の事故の問題についてお聞きをして次へ移りたいと思います。
報道によりますと、昨日、日東機が伊丹の境口で農業用水の土手に衝突をして、そうして胴体がまっ二つに割れ、多数の死傷者を出したわけでございますが、この事故原因について、ひとつ最初に承りたいと思います。
【次の発言】 報道によりますと、相当の吹雪の中で離陸した、したがって目測を誤まったというようなことが書いてあるのですが、現在のところでは調査中ということで、そういうようなことは一切……
○田口(誠)分科員 いま熱心に住宅問題を質問されておりましたが、時間がないようでしたので、十分でなかったと思います。私もそれに関連をして、住宅問題について若干お聞きをいたしたいと思います。 いま、日本の高度な経済成長計画に基づいて、新産業都市とか低開発地域を指定をして、そうしてそこへ産業を持ってくるというようなことから、また御案内のとおり、農村というのはあまり農民所得が十分でないということから、どんどんとそうした地域に出てくるということで、みずから生まれた家を捨てて、町へ都へ出てくる。こういうことになりまして、特に住宅の問題は政治の重要な課題になってきておるわけでございます。最近特に国民の生……
○田口(誠)分科員 郵政事業は国鉄の事業と同様に公共性の度合いが一番高いと思いまするし、国民も日常生活上非常にこれに対しては期待をかけておるわけです。こういうような点から、いま山口先生からもことこまかに質問されておるわけでございますが、私もそれに関連をして若干お聞きをして次へ移っていきたいと思います。 いまの電話の架設状況でございまするが、これが非常に申し込みと実際に架設される数との開きがありまして、毎年相当数の残りができてきておるというのが実態であるわけです。したがって私はここでお聞きをいたしたいのは、今度全電通としても計画を立てられて、これを解消するためにいろいろ努力されることになってお……
○田口(誠)分科員 それでは時間もございませんので、単刀直入にお聞きして、またお答えのほうもそのようにお願いをいたしたいと思います。 厚生年金が昭和十六年に法律化されて、十七年から実施されて、今日まで何回か改正がされてまいりましたが、現在の状態では給付率というものが、各種年金に比較してきわめて低い。この点は昨年、一昨年、これは社会労働委員会においても、また予算委員会においても指摘をして、厚生省に善処方をお願いしてあったところでございますが、幸い今年が五年目ごとにたなおろしをするという年金制度でございますこの当たり年になっておりまするので、今年は改正案が出るはずでございます。したがって大体厚生……
○田口(誠)分科員 それでは議事進行に協力する意味で、端的に申し上げて、端的にお答えを願いたいと思います。 いま辻原先生からも僻地振興教育の問題について若干触れられましたが、初中局長さんが昼から参議院のほうへお出かけになるようでございますので、そのためにも先にやりたいと思います。今年は予算の内容を見ますと、僻地学校の寄宿舎運営費補助として五千五百五十五万九千円という予算を組んでいただいてあり、特に通年制に対して一人当たり一年に四万四千二百十二円という年額の予算が組まれて、そしてこれに二分の一の補助をするというようになっておるわけです。 そこで、私は若干ここで御質問申し上げたいと思いますのは……
○田口(誠)分科員 なるべく協力いたします。 大橋労働大臣に宿題がございまするので、まずその宿題を解いてもらいたいと思います。それと申しまするのは、御承知のとおり憲法第十四条には、「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」という点が明確にされておりまして、国民の平等の原則が打ち立てられておるわけであります。ところが、労働組合の規範的部分であるいわゆる労働組合の憲法ともいわれる規約の中には、現在の労働組合法の五条四条の中には、「何人も、いかなる場合においても、人種、宗教、性別、門地又は身分によって組合……
○田口(誠)分科員 時計をにらみつつ順次質問をしていきたいと思います。 第一の質問としてお聞きいたしたいと思いますことは、養護教育の関係でございます。 御承知のとおり、新制中学、いわゆる義務教育に該当する年齢層で、軽微な精薄児が八十万人くらいおると思うのです。したがって、その人たちがほんとうにそれぞれの学校で養護学級をつくり、その施設へ入って勉強いたしておる者は、これは何十分の一なんです。だから、そういうことからまず数学的にひとつお示しをいただいて、こうした問題をどう解決していくかということについて、順次お聞きをいたしたいと思います。 まず、義務教育に該当する年齢の精薄関係の児童が、軽微……
○田口(誠)分科員 時間が制限をされておりますが、私のほうは質問するだけですから、長たらしい話になるかもしれませんが、大体質問の内容は通告してありますから、要領ようひとつ御答弁をいただきたいと思います。 まず第一にお聞きいたしたいと思いますことは、昨年河川法の改正が成立をいたしました。そこで、この河川法の改正を行なうときに、全国の知事会等は非常に強力な反対をいたしておったわけでございますけれども、いずれにいたしましても、国会を通過して成立をいたしておる。そこで、全国の知事会が反対をいたしておりました理由の一つには、現地の実情を十分に把握せずに、中央集権的な行政で、相当実情に合わない指導、指示……
○田口(誠)分科員 それでは大臣のおいでになるうちに聞かなければならない点をお聞きをして、順次進めていきたいと思います。 昨年の九月の二十九日に臨時行政調査会から運輸行政全般にわたるところの意見書というものが出されておりますが、その中には小型貨物運送事業に対しては免許制を撤廃してもいいのではないか、こういう意見が出されておりまして、そして省のほうにおいてもやはりこの線に沿っていろいろと検討をされておるようでございます。私は今日までの貨物運送の歴史的な経過から見まして、これは軽率にそうした免許制廃止をとるということはきわめて危険である、こういうように考えておりまして、それには一応反対という考え……
○田口(誠)分科員 時間の関係もございまするので、電波関係、特にテレビジョンの関係と、それからできれば電話の積滞数が非常にありまするので、それを解消する問題をお尋ねいたしたいと思います。 まず最初にお聞きいたしたいと思いますることは、テレビの問題でございまするが、日本のテレビの運営につきましては、大体アメリカの方式をとっておるわけなんです。それで、この間も、私そうした面には知識が足りないので、いろいろと書物等で見ましたが、最も新しい資料としては、昭和三十八年度末の資料よりなかったんですが、大体アメリカと同様の走査線数でやっておりまして、周波数帯が六メガサイクル、この方式でやっておるわけなんで……
○田口(誠)分科員 大臣がちょっとおりませんけれども、数字の関係だから局長さんではっきりしておると思いますので、ずばり申し上げますが、三十八年度の国民健康保険の赤字が全国で百三十二億円、これは私の把握した数字ですが、三十八年度は大体この程度ですか。
【次の発言】 そこで三十九年度になりますると、三十八年度に赤字が非常に多かったので、三十九年度は保険料の吸い上げが各市町村とも非常に多くなっておるのだが、その内容をどの程度把握しておりますか。
【次の発言】 三十八年度は先ほどあなたがお答えになったが、三十九年度のはまだ集計できておらない、こういうことですか。
○田口(誠)分科員 時間がありませんので、明確にひとつ御答弁を願いたいと思います。私は総合職業訓練所の問題についてお聞きをいたしたいと思うわけですが、その前に、いまの只松分科員の質問に関連をして、ちょっと確認を大臣にしておきたいと思います。 定年制の問題につきましては、現在民間事業場におきましては、男子と女子と年齢に差がある。男子は五十五なり六十歳の定年であるのに、女子は三十歳、はなはだしいのは二十五歳、こういうような定年制をしいておるところがあるわけです。戦後、新憲法下において、同一賃金同一労働、職業選択の自由、それに男女平等の原則、こういうものが打ち立てられておるのですが、女であるがゆえ……
○田口(誠)分科員 時間の制約もございますので、私のほうからも簡潔に質問申し上げて御回答いただきたいと思います。
まず第一に、私は精神病院の内容の拡充強化ということについて、若干質問を申し上げたいと思います。
まず最初に、現在精神病院というのは公立、私立含めましてどれだけあるか、それぞれ別に数字をお示し願いたい。
【次の発言】 これは私の把握しておる数字よりものすごく多いのですが、それに間違いないでしょうね。
【次の発言】 そうしますると現在、ただいま回答のありました数の精神病院があるわけなんですが、ただいまの数というのは、一般の病院の中に精神科を設けておる病院を含めて数に入っておるのか、……
○田口(誠)分科員 経済成長によって非常に物価が上昇いたしておりまして、農林省の関係をしておるいろいろな食物も非常に値上がりをいたして、市民は困っておるわけです。そこで私、時間もございませんので、ずばりと申し上げて、ずばりと御答弁をいただきたいと思いますが、去年北海道の冷害の発表がございましたら、いわゆる赤いダイヤ、アズキですね。アズキの値段が一飛びに上昇いたしております。したがって、このアズキの不足の面については、おそらく農林省としても輸入等で補強されるような手配はされておると思いまするが、一応、私、質問に入る前にお聞きをいたしたいことは、従来、このアズキというのはどの程度一年間に消化をして……
○田口(誠)分科員 長官が早くお帰りになるような予定になっておるものですから、十分にお聞きしたい点がありますけれども、まあ演説はやめて、率直にお聞きをしたいと思うのです。 あなたのほうでお立てになった中期経済計画は、福祉国家を実現するのにこれは非常に重要な経済政策として注目を浴びております。そこで、池田さんのとりました所得倍増計画並びに高度経済成長計画の中には、物価対策というものがほとんど入っていなかった。したがって、そのために物価が非常に上昇をして、日本の経済が発展をし生産性が伸びても国民生活が安定をしておらなかったということで、昨年は公共料金の一年間ストップ、こういうことになったわけであ……
○田口(誠)分科員 具体的な質問に入る前に、まず最初にお伺いいたしたいと思いますることは、第二次防衛計画にのっとっていろいろ今年度の予算編成がなされておりまするが、この予算の内容と計画の内容を年次ごとに比較をいたしてみますると、あまり計画性がなくて、そのときの勢いで予算をよけい獲得をしたり、あるいは獲得をしなかったりというような印象を受けるわけなんですが、一応ここで第二次防衛計画にのっとっての予算獲得、それから今後の見通しを年次ごとにどういうようにされるつもりであるか、一応承りたいと思います。
【次の発言】 ぼくらは、第二次防衛計画が順調に進行されることを望んでおるわけではございませんが、予算……
○田口(誠)分科員 最初に青少年対策についてお伺いをいたしたいと思います。
御承知のとおり、前国会から佐藤総理は施政演説の中で青少年対策は重要な施策の一環として取り上げておりまするし、特にそうでなくても青少年の非行化防止については取り上げなくてはなりませんし、これは大きな社会問題、政治問題になっておりますので、そういう点から以下質問を申し上げたいと思います。
そこで、まず第一にお聞きをいたしたいと思いますることは、青少年問題の特別地区協議会の費用ですが、これは今年はついておるのかおらないのか、ちょっとその点を伺いたい。
【次の発言】 どこについておるのですか。
○田口(誠)分科員 時間の制限があるようですから、質問のほうはへたで長引きますが、答弁のほうはじょうずにお願いします。 そこで、最初にお聞きいたしたいと思いますことは、御承知のとおり先般の早稲田大学の問題以来、私学の問題についていろいろと各方面今後のあり方等についてそれぞれの意見が出されておるわけです。したがって、私も今後の私学の取り扱いについてお聞きをし、要望しておきたい点がありますので、まず最初にそれを伺いたいと思います。 きょう現在のところでは、私立の学校に対しましての文部省の管理、監督、指導というようなものはどの程度なされておるか、まずこれを伺いたいと思います。
○田口(誠)分科員 最初に、前に楯委員のほうからも、高速道路の問題についていろいろ質問があったと思いますし、一つの結論が出たと思います。ただ私、ちょっと数字的にお聞きして質問を進めたいと思いますることは、あのりっぱな名神高速道路ができておりまするけれども、非常に料金等が高いために利用度が少ない。こういうことから、計画どおりの採算になっておらないと思うのです。それで、計画と実態とどの程度違うものか、ということをまずお示しをいただきたい。
【次の発言】 利用度の少ないという分析を――一つは料金の高いというところにもあったと思いまするが、そのほかに何か、どうして利用度が少ないんだという分析をされてお……
○田口(誠)分科員 私は、国内の関係と国外への進出の関係をまず最初にお聞きして、順次質問をさせていただきたいと思います。
いま郵政省は海底ケーブル工事を契約しておるようでございまするが、これは香港へ通ずるのか、それとも東南アジアへ通ずるのかということと、それからこれは日本の電電公社独自でやられるのか、それともアメリカの業者と共同で行なわれるのか、まずこれからお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 昭和三十四年からそうした話が持ち上がっておるということですが、最近になりまして、その問題が積極的に工事に移るという段階に話が縮まってきておるように考えておるわけなんです。したがって、いま御答……
○田口(誠)分科員 まず、国鉄の総裁がおいでになりますので、一口だけふしぎに思っておることをお聞きしたい。その一つは、ずっと以前には、国鉄の機構が局制になっておった。ところが今日では支社制度になっておるわけです。私はいまちょっとあわててきて、表を持ってこなかったけれども、局制のときの機構と、支社制になったときの機構とを比較してみますると、ものすごく機構がふえて、そうしてしかも機構の中には、いわゆる重役級という人、一人重役というそういう人たちも多くなっておるのですが、いろいろと企業の合理化をしておられるのに、この辺のところが、どうも私どもとしては割り切れないと思う。悪口を言う人は、それは人のため……
○田口(誠)分科員 時間の関係も頭に浮かばせなら質問をさせていただきたいと思いますが、私はきょうは最賃法の問題と社内貯金の問題、それに職業訓練所の問題、こういう三点について、時間があれば全部お聞きをいたしたいと思います。 そこで、最賃の関係に入る前に、私は婦人少年局長にお伺いをいたしたいと思いまするが、御存じのとおり、憲法におきましても、また労働基準法の三条、四条においても、婦人なるがゆえに格別不利な取り扱いをしないことが明確に規定されておるわけでございますけれども、実態を見ますると、そうでなしに、婦人なるがゆえに非常に冷やめし扱いを各職場でしているという実例が非常に多いわけなんですが、こう……
○田口(誠)分科員 従来の選挙人名簿の整備は非常に不十分であって、相当国民から批判が出てきておるわけであります。ところが、今年度の予算を見ますると、永久選挙人名簿の調製に必要な経費として四億九千万円余を予算化しておられるわけです。したがって、この四億九千万円の金で具体的にどういうことをされようとするのか、まずこれをお聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、現在までは補充選挙人名簿を毎年つくって、そしてそのときに選挙があれば閲覧期間もつくって、そして閲覧をさせる、こういうことをやっておるのだけれども、今度はそうでなしに現在ある補充選挙人名簿を基礎にして抹消したり書き添えたり……
○田口(誠)分科員 きょうは、私は、最も日の当たらない日陰の谷間におるところの心身障害者の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 その前に、一つだけお伺いをいたしたいと思いますことは、進行性筋萎縮症の関係でございます。御承知のとおり、この病気は、百年ほど前から、病名はつけられておりますけれども、まだ今日になりましても完全に治療ができるということにはなっておらないようでございまして、この病気に一たんかかりますと、その病気で死ななければならないというのが現在の実態でございます。御案内のとおり、この筋萎縮症という病気は、手や足がやわらかく、くにゃくにゃになって、ほんとうに身体障害者としては気の……
○田口(誠)分科員 時間もございませんので端的にお伺いをし、答弁をいただきたいと思います。
最初に中小企業の輸出振興についてお伺いをいたしたいと思いますが、これは中小企業対策の一環として政府のほうでもいろいろと考えておられると思いますが、まず最初にどういうような考え方を持っておられるか、それをお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 この相談室なんかの場合の利用とかまた成果というようなものは、幾つか聞きたいのですけれども、それをひとつ伺いたいと思います。
【次の発言】 いま答弁のありました中で、相談室の成果。
【次の発言】 中小企業の輸出振興関係についての具体策の中に、準備積み立て金の制度が考……
○田口(誠)分科員 私は、小さな問題で質問いたしたいと思います。
農業共済組合の関係で、まず最初に職員の待遇改善を、全体的な観点からまず報告を願って、それから私のほうも順次質問していきたいと思います。
【次の発言】 国家公務員の給与改定は、現在の制度では人事院の勧告に基づいて、人事院の勧告を最大限に尊重してという形で決定されておるわけです。したがって地方公務員の場合には、それに準じておる。共済組合の職員の場合には地方公務員に完全に準じなければならなかったのですが、最近は大体それに準ずる方向になってきておりますけれども、まだまだ全国的には完全なものではないわけです。したがって、共済組合の職員も……
○田口(誠)分科員 一問だけお伺いをいたしたいと思います。 それは、中小企業に対する金融をやっておる主として信用金庫の運営の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 御承知のとおり、現在大企業は設備資金の融資を受けて機械の近代化をするとともに、事業の拡大強化をはかっておりまするし、この中で、中小企業は何だかひとり取り残されたような形になっておるというのが実態であるわけであります。したがって、中小企業も何とか機械の近代化を行なって生産性を上げ、この経済発展に伴う態勢をつくらなければならない、またそうした設備をつくらなければならないということになっておりまするが、しかし、この機械の近代化一つ……
○田口(誠)分科員 先ほど高田委員のほうから質問がございまして、質疑応答を聞いておりましたが、重要な点の確認が明確になっておりませんので、再度御答弁をいただきたいと思います。 高田委員の指摘をされましたことは、四十一年二月二十三日の東京新聞で、自衛隊を海外派兵させるということから、外務省が法案作成の準備をしておる、こういう発表に基づいてなされたわけです。それについて、防衛庁長官が二十五日の記者発表では、それを否定されておる。そこで、その点でいろいろとことばのやりとりがありましたが、外務大臣のほうは、憲法解釈のほうには問題はないが国内法である自衛隊法の改正が問題であるから、まずこれをやらなけれ……
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