田口誠治衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○田口誠治君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案理由の説明のありました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案外四件について、その内容とそれに関連をする諸事項について、池田総理大臣、大蔵大臣、労働大臣に御質問をいたしたいと思う次第でございます。(拍手) すべて、法治国家は、法によってすべてのものが律しられ、政治が具体化されることは当然のことで、中でも憲法を守ることを第一義としなければならないと思うのであります。この法則は、普遍的なものであって、何人も守らなければならないのであります。去る八月八日人事院より勧告のありました国家公務員の給与改定の審議に重要な関連がありま……
○田口誠治君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案外二件の政府案に対して、反対の討論を行なわんとするものであります。(拍手) 反対理由の第一点は、去る八月八日に人事院より勧告のありました内容は、金額についても、上下の格差是正についても、切なる公務員の要求ときわめて大きな相違があるからであります。言葉をかえて申しますなれば、人事院の勧告の内容は、資本家の低賃金政策と意を通じ、賃金統制の思想の上に立って勧告された内容であり、きわめて政治的で、作為的で、かつ欺瞞的なものであることが、委員会の審議を通じて実証することができた……
○田口誠治君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました防衛庁設置法等の一部を改正する法律案に反対の討論をするものであります。(拍手) 本案の改正は、従来防衛庁の外局として設置されてありました調達庁と本庁にある建設本部とを統合する防衛施設庁の新設を含めて十一項目にわたっておりますが、その目的とするものは、駐留軍関係を含めて防衛庁の一元的行政の運営を行なおうとするものであり、第二次防衛力整備計画強化の推進策であることは論を待たないのであります。 日本社会党が本案に反対をする第一の理由は、昨年の七月十八日、国防会議で正式に決定を見た第二次防衛力整備計画が、世界に誇る戦争放棄と……
○田口誠治君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました農林省設置法の一部を改正する法律案に絶対反対の態度を表明するものであります。(拍手) 本案の改正の範囲は、戦後最大の大幅な機構の改革でありまして、一方的な主義主張にとらわれることなく、慎重に十分に審議を尽くし、最良の結論を出すことが最も肝要であると存ずるのであります。しかるにもかかわらず、短期間である臨時国会の会期末に強引に成立せしめんとするこの段階に追い込まれましたことは、健全な農業の発展とすべての農民の所得の増大をこいねがう全国の農民の名において、遺憾の意を表するとともに、限りない怒りを禁じ得ないものでございます。……
○田口誠治君 私は、提案者一同を代表いたしまして、内閣委員長永山忠則君の解任決議案の趣旨弁明をいたさんとするものでございます。(拍手) まず最初に、決議案文の朗読をいたします。 決 議 本院は、内閣委員長永山忠則君を解任する。 右決議する。 これより弾劾せんとする内閣委員長永山忠則君は、温厚実直な人柄で、だれしも尊敬をいたしておるところでございます。永山委員長は、今日まで数え切れぬほど多くの要職につかれ、りっぱにその職責を果たしてこられた過去の実績が、永山君の人格を称賛し、これを証明しておるといわれておるのでございます。これほどのりっぱな人格者永山委員長も、悲しいかな、現在……
○田口誠治君 私は、ただいま議題となりました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案外二件に対して、日本社会党を代表いたしまして反対の態度を明確に表明いたさんとするものであります。(拍手) まず、反対理由を述べまする前に、人事院設置の歴史的な経過と、人事院の職務、性格、機能及び人事院の勧告に対する国会、内閣の道義的責任を明確にいたしたいと思うのでございます。 戦後制定されました労働三法は、日本憲法が保障する二十五条の健康にして文化的な最低限度の生活を営む権利、三十八条の勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利など、八カ条の条文を十分に体得をし、これを基調として……
○田口誠治君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員三田村武夫先生は、去る十一月二十四日、病のため東京慈恵会医科大学附属病院において逝去されました。まことに痛惜の念にたえません。 ここに、私は、皆さまの御同意を得て、議員一同を代表し、つつしんで哀悼のことばを申し述べたいと存じます。(拍手) 三田村先生は、明治三十二年六月、岐阜県揖斐郡大野町にお生まれになりました。幼いときから明敏をうたわれた先生は、独学力行し、大正十五年、若くして岐阜県警察訓練所教官となられました。さらに、内務省警察講習所に入って研さんを積み、卒業の後懇望されて内務省、拓務省に約七年の間勤務されましたが、昭和十……
○田口誠治君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に反対の討論をいたさんとするものであります。(拍手) 本案の改正内容は十項目に及んでおりまするが、そのおもなるものの一つは、防衛庁の定員を二千九百三十二人増員して二十七万六千五百八十人に改めるものであります。なお、相互防衛援助協定第七条二項の規定に基づくアメリカに対する円資金提供に関する事務を大蔵省より防衛施設庁に移すこと、第八航空団を新しく編成し、航空団に飛行群を新設すること、予備自衛官の員数を五千人増員して二万四千人に改め、さらに、予備自衛官の呼称及び制服の着用について……
○田口誠治君 私は、ただいま議題となりました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に対し、日本社会党を代表して反対の討論を行なわんとするものであります。(拍手) 反対理由の説明に入ります前に、一言国民の前に明らかにしなければならない問題がございます。本法律案は、理事会において話し合いのつかないまま、一方的に審議が強行されて、委員会が非常に混乱におちいったこともあり、また、昨日は、円満な審議が進められておったのでございますが、大出委員の質疑中、なお三名の質疑通告者を残しておるにもかかわらず、午後七時二十分ごろ、突然自民党から質疑打ち切りの動議が出、社会党からこれに抗議をする混乱の中で強……
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