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宇野宗佑 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

宇野宗佑[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
276位
委員会発言歴代TOP500(衆)
256位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
667位
委員会出席(無役)歴代TOP500
172位
委員会発言(政府)歴代TOP100
53位
各種会議発言(政府)歴代TOP250
155位

29期委員会出席TOP10
7位
29期委員会出席(無役)TOP10
4位
30期委員会出席TOP100
80位
30期委員会出席(無役)TOP100
73位
31期委員会出席(幹部)TOP50
33位
32期委員会出席(幹部)TOP100
70位
34期委員会発言TOP50
21位
34期委員会発言(政府)TOP10
7位
35期委員会発言TOP50
19位
35期委員会発言(政府)TOP10
9位
38期委員会発言TOP10
4位
38期委員会発言(政府)TOP10
3位
38期各種会議発言(政府)TOP5
5位

このページでは宇野宗佑衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。宇野宗佑衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

委員会発言一覧

29期(1960/11/20〜)

第38回国会 建設委員会 第37号(1961/05/26、29期、自由民主党)

○宇野委員 長官にお尋ねします。  水資源開発促進法の第一条の問題でありますけれども、一昨日の木村委員の質問に対しまして、すなおに第一条の字句を読んでくれ、こういうふうなことでございましたので、私もすなおに読みたいと思うのでございますが、すなおに読みますと、やはりこの水資源開発促進法の目的は、いわゆる人口集中をきたして、結局水の需要の著しい特定地域、これを何とかしなくちゃならないということが主眼になって、今日池田内閣の基本路線とも申すべき所得倍増による地方格差の縮小、将来そこに建設されるであろうところの新しい土地であるとか、あるいは開発されるであろうところの新しい地域であるとか、そういうことに……

第38回国会 建設委員会 第38号(1961/05/30、29期、自由民主党)

○宇野委員 企画庁長官にお尋ねいたします。  過般も全般について御質問申し上げまして、その御答弁によって大体概要は承ったのでございますが、なお数点に関し、もう少しくはっきりした御答弁を賜わりたい、こういうふうに思いますので、ごく要点をしぼりまして簡潔に質問いたしたいと思いますので、御答弁もでき得べくんば明瞭にして簡潔なる御答弁を賜わりたい、かように存ずる次第でございます。  まず第一番目は、この促進法でございますが、こうした促進法の目的あるいはまた基本計画、こうしたことをながめさしていただきますと、これから水資源を大いに開発して促進しよう、それについては公団を設立して、その業務を運営さしていこ……

第38回国会 地方行政委員会 第6号(1961/02/23、29期、自由民主党)

○宇野委員 私は、今般六委員会合同で行われました雪害調査につきまして、当委員会を代表して参加いたしましたので、これら調査の概要につきまして、御報告いたします。  北陸地方雪害調査団には、私の外に運輸委員会からは壽原正一君、大蔵委員会からは米山恒治君、文教委員会からは井伊誠一君、建設委員会からは岡本隆一君、農林水産委員会からは角屋堅次郎君、及び民社党代表として内海清君が参加せられ、福井県、石川県及び富山県の三県下を三月十三日から同月十八日までの六日間にわたり調査して参ったのであります。  三県下における雪害の原因につきましては、委員各位はすでに十分御存知の通り、昨年の十二月二十五日夜からの寒波が……

第38回国会 地方行政委員会 第7号(1961/02/24、29期、自由民主党)

○宇野委員 今回の嶋中事件につきましては、すでに過般の本会議あるいは連合審査会において、およそその概要をわれわれも知り、警察当局並びに関係御当局の所信のほどを承ったのでございまするが、一応先般問題になっておりました右翼団体の総裁も教唆扇動の疑いによって逮捕され、あるいはこれまた一応その進退が注視されておりました小倉警視総監もここに辞任されることになったというので、この事件に関しましては大体一段落したような格好を見せておるのではございまするけれども、しかしやはりこうして右翼テロが非常に世の中を騒がせたということにつきましては、今なお世間の関心が深いものがあろうかと存じます。  そこで私は、こうし……

第38回国会 地方行政委員会 第29号(1961/05/12、29期、自由民主党)

○宇野委員 長官にお尋ねいたします。  この法案については一応あとから質問申しますけれども、少しく関連があるように考えられますのでお尋ねいたしておきたいのですが、二、三日前の新聞を拝見いたしますと、江田書記長を殺そうと思ったという七十一才の老人のことが出ていまするし、また神奈川県の少年が首相を刺すと口ばしって送検された。こうした記事があったのでございますが、一応これについて簡単でけっこうでございますから経過を承りたいと思います。
【次の発言】 それでは少年については精神鑑定をしなければならぬ。老人については多少売名の気配があると報ぜられておるのでございますが、もちろん今調査中ではございましょう……

第38回国会 地方行政委員会 第31号(1961/05/18、29期、自由民主党)

○宇野委員 ただいま小澤先生より詳細にわたる御質問がございましたので、時間もございませんから重複を避けまして、主として提案者の婦人の先生方にお尋ねいたしたいと思います。  まずこうした法律に対して婦人の先生方が非常なる努力を傾けられてここに上程されて、すでに参議院を通ったということに対しましては、われわれといたしましても大いに敬意を表したいと思うものでございます。  そこで先ほど警察庁長官の方から、この法案についての目的と申しましょうか、あるいはその精神と申しましょうか、そうしたものが世の中に警告を発し、あるいはまた啓蒙するのに役立つであろう、かかるがゆえにこの法案が出たものと思量するというお……

第38回国会 地方行政委員会 第36号(1961/05/29、29期、自由民主党)

○宇野委員 大体川村委員からの御質問で了承したわけでありまするが、少し角度を変えましてもう一度念を押しておきたい点が二、三ございますので、時間の関係もございますので、私も要点だけを申し上げまするから、答弁の方もしごく要点だけの御答弁を賜わりたい、こう思う次第であります。  第一番には、警職法の改正案との関連性ということでいろいろ御議論があったわけでございまするけれども、私自身といたしましては、二、三年前の警職法の改正案をながめてみますると、「凶器その他人の生命又は身体に危害を加えることのできる物件」というふうに、いわば非常に抽象的であった。ところが今回は刃物、しかもそれを所持あるいは携帯の区分……

第40回国会 外務委員会 第18号(1962/03/28、29期、自由民主党)

○宇野委員 松岡さんに御質問いたします。  先ほど、正示君の御質問に対しまして、大体松岡参考人の御意見は、このガリオア・エロアに関しては払う必要はないというふうな御意見であったと承るのでございますが、もう一度だけ念を押しておきたいと思います。  それは、先ほど福島参考人の方から、この二重払いであるとかなんとかいうふうな国民の疑惑に関しましては、二つの観点より分析されて自分の御見解を申し述べられました。すなわち、その一つは、米国が二重払いを要求するはずのものでもない、この点に関しては松岡さんも御同意であろうと思います。ただし、国民が二重負担をするんではなかろうかという疑念に対しては、福島参考人も……

第40回国会 地方行政委員会 第2号(1961/12/15、29期、自由民主党)

○宇野委員 またしても非常に不愉快な事件が起こりまして、われわれはこれを遺憾とするものでございます。しかし今回の事件を、いろいろと今日まで報道されておった面を考えてみますと、嶋中事件あるいは浅沼事件のごとき、右翼とは申しながらも未成年者がやったということではなくして、一応成年でもあり、また妻子もあり、またそれ相応の経歴も持っていらっしゃるという、いうならば良識ある社会人とさえも思われていた人がこの中に含まれて、不穏な計画をたくらんでおったということは、われわれといたしましても黙視するわけには参りません。また、一部の論評等を伺いますと、こうした事件は今後あるいはあとを断たないかもしれない、右翼の……

第40回国会 地方行政委員会 第23号(1962/03/22、29期、自由民主党)

○宇野委員 ただいま議決せられました辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律案に対しまして、この際、自由民主党、日本社会党及び民主社会党の三党共同提案による附帯決議を付したいと思いますので、便宜私から、その案文と提案の趣旨を申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。  一、政府はすみやかに辺地の振興をはかるため、本法の実施と併せて、更に強力にその総合的計画的な振興措置を講ずるよう努めるべきである。  二、辺地に関する現行諸法令の内容について検討を加え、更にその充実改善をはかるべきである。 右決議する。  次に、決議案の趣旨について簡単に御説明いたします……

第40回国会 地方行政委員会 第25号(1962/03/27、29期、自由民主党)

○宇野委員 私は自由民主党を代表いたしまして、本法案に賛成の意見を申し述べたいと存じます。  御承知のように、最近の日本の社会状況を見ますと、遺憾ながら殺人、傷害等の暴力事犯が増加の一途をたどっておりまして、もはや放置することを許されない段階に来ておるのであります。なかんずく青少年の暴力の犯罪に至っては、昨年度と昭和二十三年度とを比較いたしますれば、約八倍という激増ぶりでありまして、これまたまことに憂慮にたえないところであります。しかもこのような暴力犯罪の手段として、銃砲刀剣類または危険な刃物が利用されており、これに対する特段の措置を今や講ぜざるを得ない時期に達しておると思うのであります。この……

第41回国会 地方行政委員会 第10号(1962/11/10、29期、自由民主党)

○宇野委員 先ほどから、憲法問題からいろいろと論議されておりましたが、私はもう一つ憲法第八章地方自治、この第九十五条に関する見解と知事三選とを一つ比べてみたいと思います。知事の三選を、一概に国が全国的な問題として取り締まる方法も、また一つかもしれませんし、あるいはまた地方自治という精神を尊重するならば、名府県においてその住民が、三選はいけないとおきめになったときは、おのずからその地方、府県あるいは町村においては三選をしなくてもいい、こういうふうにも考えるのですが、その点第九十五条には特別法ということが書いてあります。特定の地方自治体における特別法というものを制定するその場合に、地方住民の過半数……

第41回国会 農林水産委員会 第6号(1962/08/28、29期、自由民主党)

○宇野委員 関連して。私は滋賀県ですが、今、稲富先生の質問に対する御当局の答弁は、必ずしもPCPの被害ではないということは、これは有明海についてはあるいは塩水が雨季であったために薄められたからそういうことがあり得るだろうということが言えるかもしれませんけれども、しかし一応滋賀県ということになりますと、琵琶湖は御承知の通り真水でございます。真水であってPCPがあって、そしてあれだけの魚介類が死んだということになれば、有明海と御比較なされた場合に農林当局の御所見は必ずしもPCPが原因としないということは言えないだろうと私は思う。その点に対して水産庁あるいは政務次官の御答弁を伺っておきたいと思います……

第43回国会 建設委員会 第23号(1963/06/14、29期、自由民主党)

○宇野委員 近畿圏整備法案に対し若干質疑をいたしたいと思います。  かねて近畿は一つであるということが近畿地方では盛んに叫ばれておりましたが、それを具体化するものがなかったがために、私たちといたしましても、まことに無聊を感じておった次第であります。しかし、いまやわが国の経済は広域化しつつある、したがって、行政も当然それに見合うべく広域化の方向をたどらなければならぬ、これはもうわかりきった話であります。さような意味合いにおいて、われわれといたしましても、先般与野党共同で近畿圏整備法案の促進方を国会で議決いたしましたところ、当局におかれましてもその趣旨を了とせられて、今日ここにこの法案を提出された……

第43回国会 地方行政委員会 第11号(1963/02/28、29期、自由民主党)

○宇野委員 地方税に関しまして若干御所見をお伺いいたします。  地方税は国税と同様に常に地方住民の負担の軽減、合理化をはかっていかなければならない。これは今さら申し上げるまでもございません。しかしながら合理化の面はいざ知らず、軽減ということに重点を置きますと、やはりその財源をいかに今後補てんするか、あるいは確保していくか、あるいはいかにしてその財源を培養すべきであるかというふうな問題がおのずと起こってくるわけでございます。従いまして、地方税の改正云々、合理化云々と絶えず問題にされながらも、一つの制約があるということは、私たちもこれをいなむわけに参りません。しかしながら、やはり常に住民負担の軽減……

第43回国会 地方行政委員会 第15号(1963/03/14、29期、自由民主党)

○宇野委員 チ第三七号事件といわれるいわゆる千円札の偽造事件に関しまして、当局の御所見をお伺いいたしたいと思います。  このことに関しましては、すでに昨年の夏大蔵委員会で一応質問がなされておりまするけれども、しかし今日までの経緯を考えてみますると、私は大体次の三段階にこれが分かたれるのではないかと思うのであります。すなわち一昨年の暮れにこの新にせ札が出ましてより、昨年その特徴を明らかにせられまして一般に公表せられた、それまでが第一段階、その特徴の掲示によって、民間の支援を得られて捜査を進められた、そうして本年、先般静岡県におきまして新たなるにせ札が出た、それまでが第二段階、従って静岡の事件を契……

第43回国会 地方行政委員会 第20号(1963/05/07、29期、自由民主党)

○宇野委員 阪上委員から相当詳しく質問がございましたが、私も二、三の点に関しまして、まず、警察のミスに対して追及をいたしたい。あわせて、今後かかる事件が二度とないことを祈らんがために、いかなる措置を具体的にされるかということに関しましても、御所見のほどを伺っておきたい、かように存ずるものであります。  第一点は、先ほどの阪上さんの質問に対しまして、今日の段階において、はたして吉展ちゃん事件の犯人が目星がついたのかどうか、それもむずかしいし、また善枝さん事件の犯人があがるかあがらないかということについても、まだ目星がついておらないというふうな御意見であったと思いますが、きょうの新聞報道によります……

第43回国会 地方行政委員会 第30号(1963/06/04、29期、自由民主党)

○宇野委員 いずれ木曜日に質問いたそうと思います。したがいまして、きょうは簡単に、小澤さんの御質問に関連して申し上げておきますから、自治省のはっきりした見解は当日承ることにいたします。  いま小澤さんは、一応河川法の例を用いられまして、もしも地方連絡会議がこれよりも先に生まれておったのならば、あるいはああいうふうな問題はなかっただろうというようなことを言われた。それと同様に、私自身の考えといたしましても、いまや広域行政という立場に追い込まれつつあるというのが、今日の日本の経済からながめた地方自治体の姿だと思うのです。これまでの日本の経済というものは、非常にスピードが早かったために、言うなれば政……

第43回国会 地方行政委員会 第31号(1963/06/06、29期、自由民主党)

○宇野委員 地方行政連絡会議法案に関しまして質疑をいたします。  一昨日、大臣はお見えにならなかったのですが、私は政務次官、官房長、また行政局長にそれぞれ宿題を出しておきました。したがいまして、本日はその宿題に基づきまして個々の問題について自治省の御所見を承りたいと思うのであります。  この地方行政連絡会議法案に基づきますと、第一条においても明らかなとおり、将来「地方自治の広域的運営の確保に資することを目的とする。」、この趣旨に関しましては私も賛意を表するものであります。確かに、今日の日本の経済がいまや広域化しつつあるとき、当然それを裏打ちするものとして、地方住民の福祉をより一そう向上せしめる……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 建設委員会 第21号(1964/04/14、30期、自由民主党)

○宇野委員 私は、いままでの参考人並びに建設当局に対する各委員の質疑を通じまして、建設省並びに公団の総裁にお伺いいたしておきたいと思うのであります。  パイプ送水案のことは、いま知事からの説明もありました。またそれに対する質疑が重ねられ、その結果最終的に、岡本委員より局長に対して、このパイプ送水案は、是とするならば公団にまかしてもいいかという御質問があり、それに対し、局長のほうは、まかしてもいいと言われた。そこで総裁にお尋ねいたしますが、この送水案によれば、秒トン二十トン、したがって一日約百七十万トン、年間にいたしますと六億トン、大体全国の相場でいたしますと、トン五円として、三十億円の水を一応……

第46回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1964/04/08、30期、自由民主党)

○宇野委員 今回提案されております公職選挙法の一部改正法案に関しましては、先般も同僚畑委員からいろいろ御質問がありました。私はなるべく重複を避けて、ひとつこの際、簡単に一、二の点に関し大臣の御所見を承りたいと存ずるのであります。  先般も畑さんのほうから、この法案に関係して、いわゆるある政治団体の選挙目当ての人口移動というものに関して、将来の取り締まりと申しますか、善後策について自治省に要望されておったと思うのですが、それを中心といたしまして、この法案にからんで御質問をいたしたいと思います。  この法案の目的は、いわゆる定員増を目的としたものでありまして、そこにも書かれておりますがごとくに「当……

第46回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1964/04/10、30期、自由民主党)【議会役職】

○宇野委員長代理 この際、資料要求の発言を求められておりますので、これを許します。畑和君。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。    午後二時二十二分散会

第48回国会 農林水産委員会 第28号(1965/04/21、30期、自由民主党)

○宇野委員 農地管理事業団法案に関して、若干質問をいたします。  先般、吉川先生から広範かつ詳細にわたって質問がありましたから、なるべく重複を避けたいと思いますが、要は、所得倍増計画の推進に伴って、農村にひずみがきたということは事実であります。私の記憶するところでは、所得倍増計画が立案され、実施に移されようとしたとき、はたして農業でいかなる方法をとれば所得倍増が達成されるかということが、大いに議論されました。  簡単に言えば、最もシンプルな方法としては三つあったわけであります。その一つは、農産物の価格が倍増される、ただし、物価は据え置きという条件がつくでしょう。第二点といたしましては、収穫が倍……

第49回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1965/07/30、30期、自由民主党)

○宇野委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、中村庸一郎君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。

第50回国会 日本国と大韓民国との間の条約及び協定等に関する特別委員会 第7号(1965/10/30、30期、自由民主党)

○宇野委員 私は、請求権並びに経済協力に重点を置きまして、政府の見解をただしたいと思うのであります。ただし、本日は時間の制約もあるらしゅうございまするから、一応主として請求権問題をお尋ねいたしまして、あとの質問は保留いたしておきたいと思います。  まずその前に、私は、過般の質問におきまして、政府の見解がまだただされておらなかった問題がございますので、そのことについて一点お尋ねをいたしたいと思うのでございます。それは、韓国の国籍を持った人には徴兵令がかかるというようなやや意見に近いお話がございまして、それに対する政府の答弁がなかったわけであります。私の聞き及ぶところでは、日米領事条約があるがため……

第51回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1966/01/28、30期、自由民主党)

○宇野委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、志賀健次郎君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。

第51回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1966/04/14、30期、自由民主党)【議会役職】

○宇野委員長代理 これより会議を開きます。  本日は、委員長所用のため出席されませんので、私が委員長の指名により委員長の職務を行ないます。  この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  公職選挙法改正に関する件について、参考人として選挙制度審議会会長高橋雄豺君、第一委員会委員長高田元三郎君、第二委員会委員長小島憲君、以上三名の出頭を求め、意見を聴取することといたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。  なお、日時等につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

第52回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1966/07/13、30期、自由民主党)

○宇野委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、志賀健次郎君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。

第52回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1966/07/21、30期、自由民主党)【議会役職】

○宇野委員長代理 これより会議を開きます。  委員長所用のため、委員長の指名により私が委員長の職務を行ないます。  閉会中審査申し出の件についておはかりいたします。  公職選挙法改正に関する件につきまして、閉会中もなお調査を行なうことができますように、議長に対し閉会中審査の申し出をいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。  次に、閉会中の委員派遣に関しおはかりいたします。  ただいまの閉会中審査申し出案件が付託され、現地調査の必要が生じました際には、委員を派遣し調査をいたしたいと存じます。  つきましては、派遣委員の人選、期間、派……

第52回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1966/10/11、30期、自由民主党)【政府役職】

○宇野説明員 通産省が本委員会の決議に基づきまして、今日までとってまいりました施策に関して御報告をいたしたいと思います。  一番最初の海水汚濁でございますが、これはわが省にも関係はございますが、ただいま直接関係省の運輸省におきまして国内法を制定すべく準備中でございます。いずれ通産省にもその話し合いがあるだろうと思いますので、そのとき決議の御趣旨に沿いまして、十二分に検討いたしたいと存ずる次第でございます。  第二番目の自動車の排気ガスでございますが、これに関しましては、すでに本年九月に運輸省が規制をいたしましたので、通産省といたしましても、運輸省の規制に従いまして、今後は型式等の承認においてそ……

第52回国会 商工委員会 第4号(1966/10/18、30期、自由民主党)【政府役職】

○宇野説明員 先般通産政務次官に就任いたしました宇野宗佑でございます。  どうぞ今後ともよろしく御指導、御鞭撻のほどをお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 企業局長がおります。
【次の発言】 資本自由化が外圧によって行なわれるということはあくまでも避けなくてはなりません。またそのような気持ちで資本自由化をわれわれもやるべきでない、こういうふうに考えております。しかしながら、先ほども大臣がおっしゃいましたとおり、現状の日本の産業の実態というものをやはり勘案いたしまして、十二分にそれを分析いたしまして、万が一のことがないような体制をしいておくことだけはこれは当然のことでございます。先ほどもお話……

第52回国会 商工委員会 第5号(1966/11/10、30期、自由民主党)【政府役職】

○宇野説明員 先生のおっしゃっていることはもっともだと存じますから、法律改正につきましては、いずれ法制局とも打ち合わせたいと思います。また定款等につきましては、これは通産省の所管事項でございますから、十分に調査いたしまして御趣旨に沿いたいと思います。
【次の発言】 指示しております。
【次の発言】 過般来、先般の委員会におきましてもこの問題は問題になっております。したがいまして、公取のほうからも、いま委員長が申されましたとおり、適切な勧告が行なわれたようでございますから、通産省といたしましても、ただいま鋭意その間の調整につとめておることだと存じております。  なお、本日局長が参っておりますと、……

第52回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1966/08/11、30期、自由民主党)【政府役職】

○宇野説明員 一言ごあいさつ申し上げます。  このたび通産政務次官を拝命いたしました宇野であります。浅学ではございますが、どうぞ今後よろしく皆さん方の御指導、御鞭撻にあずかりますよう衷心よりお願い申し上げまして、簡単ではございますが、ごあいさつにかえさしていただきます。(拍手)

第52回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1966/11/08、30期、自由民主党)【政府役職】

○字野説明員 去る一日起こりました奔別炭礦災害の概況を調査団長といたしまして御報告申し上げます。  災害発生日時は、昭和四十一年十一月一日二時三十分ごろであります。発生個所は奔別坑マイナス六百二十五レベルで、第一東九番層坑道引き立て付近であります。罹災者は、死亡十六名、重傷三名、軽傷二名、計二十一名であります。ただし軽傷二名中一名は救出作業中に災いしたものであります。なお、一日調査団が参りましたときの死亡者は七名でございまして、九名の方が当時は行くえ不明でありました。  当鉱は幾春別來炭層を稼行し、坑内は奔別区域及び弥生区域に大別され、奔別区域は立て坑によりマイナス五百五十レベルに至り、さらに……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 外務委員会 第9号(1967/06/02、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野政府委員 お答えいたします。  数字の面は参事官のほうからより詳しく御報告いたしたいと思います。したがいまして、いま、財政的な問題で今回の条約が改正されるということを外務省のほうからお話があったわけでございますが、その以外にも、たとえば最近の交通事情が非常に発達いたしまして、世界の地域というものが時間的に狭くなったという意味合いからも、六年という問題が出されたと承っております。だから、日本といたしましては、一九七〇年に開催するわけで、一九七六年までにはいずれの地域においても一種一般の博覧会は開催できないことになりますので、わが国といたしましては、従来までも各博覧会に出品をいたしてまいりま……

第55回国会 交通安全対策特別委員会 第15号(1967/07/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野政府委員 自重計に関しましては、現在某社と電機メーカーが共同いたしまして研究中でございます。したがいまして、はたして九カ月に間に合うか間に合わないかということに関しましては、率直に申し上げますと、非常にむずかしいのではないかと思いますが、重工業局の次長が参っておりますから、具体的にその状況を説明させます。
【次の発言】 産業構造審議会の骨材小委員会におきまして、いま先生御指摘のとおり、昭和四十五年には砕石の比率を五一%まで持っていきたいというような考え方をいたしておりますので、この見当をつけますと、約一億トンの砕石を新しく早急に開発をいたしていかなくてはなりません。当然その業者は、ほとん……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1967/05/17、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野政府委員 基本法が制定される以上は、幾つかの条項が新しく設けられなくちゃなりませんし、また、既存の法律におきましても、よりその趣旨に沿うように改定されなくちゃならないと思うのであります。したがいまして、先ほど建設省が申されました河川法に基づくところの政令制定という問題に関しましても、建設省のお考え方は私たちも了とするところでありまするが、しかし、法律体系から考えますと、やはりそうした汚濁防止という問題はできるだけばらばらなのじゃなくして、法体系が一本化することが正しいのではないか、こういうふうに考えております。したがいまして、今日ただいまの通産省の考え方といたしましては、ただいまあります……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1967/05/24、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野政府委員 公害がやかましく言われておるときでもありますから、この条約並びに法律がすみやかに成立することをわれわれといたしましても願っておるわけであります。したがいまして、その内容において通産行政上重大な影響があるとか、あるいはまた支障を来たすというような面はないと私は存じております。
【次の発言】 本件に関しましては、いわゆる重油並びに原油、これにサルファが相当入っておりますので、海水汚濁の問題あるいは水質保全法に基づく河川汚濁の問題等々ございます。したがいまして、公害基本法における一おそらく島本委員のほうは経済との調和ということを頭においての御質問ではないかと思いますが、それはそれとし……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第13号(1967/07/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野政府委員 わが国の企業の中におきましても、特殊な企業におきましては、五%程度の設備投資に対する公害防止施設をしているところもございます。しかし、一般的には島本委員がおっしゃったような程度だろうと思いますが、将来におきましては、やはり公害問題が非常にやかましいおりからでもありますし、当然人の健康を守らなくてはなりませんので、やはり企業に対しましてもある程度のめどにつけて行政指導をすることが必要ではないか、こういうふうに考えております。  ただ、その場合に、特殊な事態ではございますが、一応設備投資額に対する何%というきめ方はどうだろうかという面もあるわけでございます。なぜかならば、よく問題に……

第55回国会 商工委員会 第2号(1967/03/22、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野政府委員 先般の改造にあたりまして政務次官に任命されました。どうかよろしくお願いいたします。(拍手)

第55回国会 商工委員会 第4号(1967/03/28、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野政府委員 ただいまの田中委員の御意見、御指摘の点を伺いますと、全くそのとおりだと思います。特に先ほどからの参考人等の御意見もあわせ考えまして、今後御指摘の面におきましては十分に通産大臣の指令が行き渡るように検討いたしたいと思います。
【次の発言】 先ほど申し上げましたとおり、田中委員の御意見はごもっともな点が多いと思います。したがいまして、今回の事件そのものの責任自体に関しましては、調査がただいま進められておるわけでありますから、その後に検討いたすといたしましても、確かに人命尊重並びに保安の確保という面から考えましたならば、今後十二分に検討してよい問題ではないか、かように私は考えます。

第55回国会 商工委員会 第9号(1967/05/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野政府委員 実は、これは重工業局の担当になっておりまして、こちらは企業局でございます。重工業局長は、いま参りますので、しばらくお待ち願いたいと思います。  いまのいわゆる品質の格差はどうであるかという点は、国内で販売されておるのは木製キャビネットでございますが、輸出のやつは、あまり木製のようなぎらぎらした装飾の多いものはアメリカ人は好みませんので、これはメタルでつくられております。その辺の格差が相当あるのでございます。その具体的なことについては、いま局長が来ましたので、局長に説明をいたさせます。

第55回国会 商工委員会 第12号(1967/05/26、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野政府委員 先ほどからの中村先生の御意見、私もそのとおりに考えております。いやしくも中小企業の近代化を促進しなければならないというたてまえにおいてこの法律というものが成立しておるわけでありますし、さらに、その範囲を拡大したいというので今回改正案を提出いたしました。したがいまして、環衛公庫との比較でございますが、近代化業種指定に関しましては、先ほど長官が申しましたとおりに、輸出増進であるとかあるいは輸入防遏であるとか等々幾つかのものを基準といたしている次第でございますので、環衛公庫と他の業種は、同じ中小企業とは言いながら、やや趣を異にするのではないかというふうな考え方をいたすのであります。し……

第55回国会 商工委員会 第14号(1967/05/31、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野政府委員 バナナの関税は、向こう二カ年間に先生のおっしゃったとおり五%ずつ一〇%引き下げまして六〇%にしようという意味合いでございます。これは御承知のとおり、わが国からも台湾に対しまして、わが国の農産物であるリンゴであるとか薬用ニンジンであるとか、そういう輸出増大をもかね合わせて、向こうとのかね合い上はかった措置でございまして、もちろん通産省といたしましては、そうしたことが消費者価格に直接はね返って、バナナの値段が少しでも安くなることを望んでおるわけでございます。現在の機構上、そういうような指導はいたしたいと思いますが、はたしてストレートにそのまま小売り価格にはね返るかどうか、今後の推移……

第55回国会 商工委員会 第16号(1967/06/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野政府委員 流通機構の整備改善の問題につきましては、いま坂本君が言われましたお説のとおりでありますが、特に繊維関係におきましては、その流通機構が現在といたしましても非常に複雑多岐にわたっております。したがいまして、構造改善推進と同様に、さながら車の両輪のごとく推し進めていくということが必要であります。繊維に関する需給等の見通しに関しましては、先ほど局長がお答えいたしましたとおりでありますが、特に流通機構ということを念頭に置きました場合には、やはり需要の見通しというものを政府といたしましても把握しておかなくてはなりません。と同時に、国民がどのような形態の繊維、生糸を選んでおるかということも、……

第55回国会 商工委員会 第17号(1967/06/07、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野政府委員 長官は行政官でございますから、非常に慎重なお答えをしておられたように私は考えるのであります。私が中谷委員と同じ席にすわっておったら、同じような質問をするだろうと思います。したがいまして、さような意味合いにおいても、やはり政府としては中小企業問題に関しては少なくとも可能な限りのビジョンを立てるべきである。それは各業種、業態によってそれぞれ異なりましょうけれども、やはりそうした計画を立てて指導し、なおかつ中小企業者がその指導に自発的に――この両面がむずかしいと思いますし、非常にデリケートな問題でありましょうけれども、やはり指導によって中小企業者の自覚が高まっていく、そして今度は業者……

第55回国会 商工委員会 第18号(1967/06/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野政府委員 貿易上の問題といたしましては、やはり通商航海上の問題が一つあるだろうと思うのであります。このことは、幸いにいたしまして戦争が長引かずに済んだわけでございますが、スエズ運河がもし封鎖されあるいは危険にさらされた場合に、当然そこに船賃なりあるいは保険料率の引き上げ――いま多少高騰いたしておりますが、そういう問題があります。したがいまして、それは直ちに中東貿易のみならず、長期にながめました場合には、欧州貿易にも重大な影響を与えるのではないか。だから、こうした面におきましては、通産行政のみならず、いわゆる船腹の問題もございますので、今後こういう非常事態に対してはいかなる措置を講じ得るか……

第55回国会 商工委員会 第19号(1967/06/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野政府委員 先ほど大臣もお答えになられたところでございますから、早急にそういう御趣旨に沿った省令改正をいたしたいと思います。
【次の発言】 先ほどから御質問の御趣旨、私も聞いておりまして、なるほどと思っておりますから、長期安定資金に関しましては早急に検討いたしたいと存じます。
【次の発言】 いまの御質問でございますが、通産省といたしましても、特に中小企業庁担当でありますから、自治省に対しましては相当強力な折衝を今回重ねたわけでございます。したがいまして、基準財政需要額の費目も、いままでは代位弁済の助成金であったのをはっきりと出捐金といたしました。今回は八百万円が限度になっておりますが、さら……

第55回国会 商工委員会 第27号(1967/07/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野政府委員 前々からそのことに関しましては大臣よりも再三お答えになっておりますが、私も申し上げますと、現在天下り人事に対して世論の痛烈な批判がございます。さようなことのないように十二分にただいま人選中でございますので、いずれおはかりいたしたいと思います。
【次の発言】 国防会議そのものには通産大臣がまだお出ましになったこともございませんし、また出席の資格もございません。したがいまして各事務局等におきましても、備蓄の問題をいま先生仰せのような趣旨から検討したことはないということであります。
【次の発言】 どうも間違いまして申しわけございません。いままで出ておりますが、その席においてはまだ話が……

第55回国会 商工委員会 第29号(1967/07/12、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野政府委員 旧法、新法並びに今回の構造改善法と申しますか、それを通じましての私たちの意図というものは、あくまでも国際競争力基盤の強化にあるということをひとつお考えいただきたいと思うのであります。並びに、新法におきましては、企業みずからの努力によるところの体質改善でございましたが、これでは国際競争力には間に合わないので、今回の法律提案に基づきまして、政府の強力なる助長政策なり、あるいはまた、そのほか財政投融資あるいは税制面の優遇措置、それらを含めまして、国家がてこ入れをしていこうということでございまして、これによって将来における国際競争力の基本を必ずつちかってみせるという強い決意を表明をいた……

第55回国会 商工委員会 第30号(1967/07/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野政府委員 新法に関しましては御指摘のとおりだと思います。したがいまして、過般もお答えいたしましたとおり、今回の構造改善を主軸といたしました法律案は、新法の精神を継承しつつ、それを補完して、より一そう国際競争力の基盤強化、これをはかりたいと思いますので、新法におきまする見通しの甘さというものは率直に私たちも反省をいたしておるような次第でございます。だからわが国といたしましても、資本の自由化であるとか、後進国の追い上げ等々国際情勢を考えてみますると、この期に及んで、はっきりした態度をもって、これで一発勝負をするというぐらいの決意でなかったならば、とうてい所期の目的を達することはできないと思い……

第55回国会 商工委員会 第32号(1967/07/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野政府委員 今回の災害に関しましては、われわれといたしましても、その罹災者に対して衷心よりお悔やみを申し上げる次第でございます。  いま先生仰せの、特に激甚地指定に関しましては、新方式と旧方式とがございますが、通産省といたしましては、いわゆる新方式、公務員等の所得を除外いたしますると完全に今回は激甚地指定ができるという指数を持っておりますので、これを強く内閣に訴えまして、ぜひともその実現をはかりたいと思うのでございます。  なおかつ、緊急査定の面に関しましても、私は大臣に申し上げまして、事務的な能率を一〇〇%発揮して、すみやかに罹災者の方々に、不満足ではございましょうが緊急の措置をとりたい……

第55回国会 商工委員会 第33号(1967/07/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野政府委員 校名に関しましては、過般来いろいろと論議があったところでございます。特に中谷委員がいま申されました学校の性格なりそうした点より判断いたしますと、いま仰せのようなことも十二分に考えてよいのではないか、かように存じております。
【次の発言】 仰せのとおりでございますので、発起人の中には中小企業者の代表を加えたいと存じております。
【次の発言】 御指摘のとおり、入学につきましては企業規模、学閥、性別等による差別をすべきでないと考えております。そこで、入学希望者の選定にあたりましては、公平を期するために、特に中小企業在籍者につきましては、実質的に入学が困難となることのないような措置をい……

第55回国会 商工委員会 第34号(1967/07/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野政府委員 いまおっしゃいましたとおり、この国会に提出をいたしました消費者行政に関する唯一の法案である、かように感じております。また他にも、通産省といたしましては、割賦販売に関する法律、これもまた消費者保護、そういう感じで出したわけでございますが、一口に消費者行政と申し上げましても、私は、保護と教育という二つがあわせて行なわれなくてはならないといりような感じがするわけでございます。特に今日の行政をながめてみますと、消費者行政が非常におくれております。たとえばこのプロパンに関しましても、また他の商品企業に関しましても、今後は消費者行政というものを推進しようとしますと、御承知のとおり、消費者に……

第55回国会 商工委員会 第35号(1967/07/21、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野政府委員 仰せのとおり、政府全体の問題といたしまして、次官会議に対しましても、この趣旨を発言し、各省と連絡いたしたいと思います。

第55回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1967/03/22、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野政府委員 先般の改造にあたりまして、通産政務次官に再任されました宇野でございます。どうかよろしくひとつお願いします。(拍手)

第55回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1967/05/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野政府委員 同様でございます。

第55回国会 石炭対策特別委員会 第23号(1967/07/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野政府委員 いまの白書の内容、先生から詳しく数字を伺いまして、非常に深刻なことに内心驚いておる次第でございます。十二分にそういうことを念頭に置きまして、今後の産炭地振興に対する特殊な考慮を払っていきたいと存じます。

第55回国会 大蔵委員会 第6号(1967/03/29、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野政府委員 非関税障壁の問題に関しましてお答えいたします。これは先生御承知のとおり、一つは米国、一つは欧州における対日差別の二つに分けて考えていただきたいと思うのであります。  米国におきましては特にASP制度というものがございます。これは御承知のとおり、アメリカン・セリング・プライスでございまして、向こうの価格によってこちらから輸出したものに関税を賦課するという形でございます。これに対しましては、現在極力非関税障壁を取るべくケネディラウンドのワク内におきまして交渉を進めておるわけでございますが、現段階では、アメリカといたしましても、これが非常に自分に都合がよ過ぎるというので、何か改善をし……

第55回国会 大蔵委員会 第24号(1967/06/22、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野政府委員 いまおっしゃったようなことで御理解願えばけっこうだと思います。
【次の発言】 資本自由化に関しましては、メリット、デメリット、両論ございますが、ただいまおっしゃったような賃金という問題一つを考えますと、やはりそれに対応するような施策が必要かと存じております。特に、賃金のみならず、週給制の採用であるとか、あるいはまた一週四十時間労働であるとか、そういうようなものがやはり派生してくることを覚悟しておかなければならぬと心得ております。
【次の発言】 資料としてお出しすることはかまわないと思いますが、別に法律事項でも何でもございませんので、その点は、もし御必要なら出してもよろしいという……

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第14号(1967/07/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野政府委員 よく物価問題に関しまして、通産省はメーカーサイドで消費者のことを思っておらないというようなお考えが一般的でございますが、決してさようではございません。したがいまして、今回の再販価格維持行為の規制強化に関しましては、通産省は異存がなかったわけでございます。このことは、大臣も再三予算委員会等におきまして言明いたしております。だから、今回の法案の提出に関しましても、通産省が公取委員会に反対を申し入れたという事実はございません。  ただ、そうしたことにおきましていろいろな御計画があったやに仄聞いたしましたので、もとより複雑多岐な商取引のことでございますので、その実態をどのような姿で把握……

第56回国会 決算委員会 第6号(1967/11/21、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野説明員 ただいま議題となっております昭和四十年度通商産業省所管の経費の決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計歳出決算につきまして御説明いたします。  昭和四十年度歳出予算現額は六百四十二億一千万円でありまして、これを歳出予算額六百二億六千万円と比較いたしますと三十九億五千万円の増加となっておりますが、これは総理府所管から移しかえを受けた額四億四千二百万円、大蔵省所管から移しかえを受けた額八千六百万円、前年度よりの繰り越し額二十六億三千六百万円、予備費使用額七億八千四百万円による増加であります。  歳出予算現額に対しまして、支出済み歳出額は五百六十億二千三百万円……

第56回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1967/11/10、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野説明員 安全性に関しましては、いま工業技術院の院長がお答えしたとおりでございますが、私どもも、技術的にはそのことを信頼いたしまして、そのような万一ということはないと考えておりますが、しかしいまお尋ねのとおり、万一ということがありました場合には、これは全額国庫負担でその研究を委託した事業でございますので、その責任は第一義的には政府の負うべきものである、かように考えております。
【次の発言】 仰せのとおりでございます。十分今後配慮してやってまいりたいと思います。
【次の発言】 いま建設省からお話がありましたとおり、砂利採取法はわれわれ通産省が所管しておる法律でございます。したがいまして、河川……

第56回国会 商工委員会 第3号(1967/11/10、31期、自由民主党)【政府役職】

○宇野説明員 先ほどから仰せのとおり、プロパンのガスの消費人口もふえたことでございますし、特にそういうようなトラブルがあちらこちらに起こることも私たちは承知をいたしております。したがいまして、当然新法をここにつくったゆえんもそこにあるわけでございますが、やはり通産省というものがその総元締めとしてしっかりした態度で臨まなくてはならない、それによって消費者にも不要な不安を取り除き、なおかつ保安の確保と同時に、消費者保護をあわせて行ない得るような体制を今後とも強力に進めていきたい、かように存じております。
【次の発言】 この法案はあくまで保安確保であります。大きく言うならば消費者保護でございます。か……

第57回国会 商工委員会 第3号(1967/12/14、31期、自由民主党)【議会役職】

○宇野委員長代理 次に、内閣提出、液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。中村重光君。

第57回国会 商工委員会 第6号(1967/12/20、31期、自由民主党)【議会役職】

○宇野委員長代理 中谷鉄也君。

第57回国会 商工委員会 第7号(1967/12/22、31期、自由民主党)【議会役職】

○宇野委員長代理 おはかりいたします。  ただいまの決議の各関係方面への参考送付等の取り扱いにつきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 本日の請願日程全部を議題とし、審査を進めます。  各請願につきましては、委員各位におかれましても、すでに文書表等により内容等は御承知のことと存じます。また、さきの理事会におきましても十分内容を検討いたしましたので、ここに紹介議員の説明等を省略して、採決いたします。  本日の請願日程中、第一、第一五、第二〇の各請願は、いずれもこれを採択の上内閣に送付すべき……

第58回国会 商工委員会 第14号(1968/04/01、31期、自由民主党)【議会役職】

○宇野委員長代理 堀昌雄君。

第58回国会 商工委員会 第20号(1968/04/17、31期、自由民主党)【議会役職】

○宇野委員長代理 堀昌雄君。

第59回国会 商工委員会 第1号(1968/08/06、31期、自由民主党)【議会役職】

○宇野委員長代理 岡本富夫君。

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第22号(1969/07/22、31期、自由民主党)

○宇野委員 沖繩において突発いたしましたVX神経ガス事件に関しまして、外務大臣にお尋ねをいたしたいと思います。時間が十五分しかございませんので、私もきわめて簡単に要点要点だけをお尋ねいたしますから、ひとつ大臣もさような意味合いで御答弁を賜わりたいと思うのであります。  第一点は、アメリカは、沖繩にいま私が申し上げましたVX神経ガスがあることを確認いたしましたか、認められましたか。
【次の発言】 いまの大臣のお話でございますと、アメリカは問題の物質と言っておるのであって、一般に伝えられるがごとくにVX神経ガスということばは使っておりませんですか。しかしながら、大臣自身としては、日本政府自身として……

第61回国会 商工委員会 第7号(1969/03/07、31期、自由民主党)【議会役職】

○宇野委員長代理 中村重光君。
【次の発言】 塚木三郎君。
【次の発言】 本日の議事はこの程度にとどめます。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後六時十九分散会

第61回国会 商工委員会 第13号(1969/04/01、31期、自由民主党)【議会役職】

○宇野委員長代理 玉置一徳君。

第61回国会 商工委員会 第16号(1969/04/11、31期、自由民主党)【議会役職】

○宇野委員長代理 堀昌雄君。
【次の発言】 本会議散会後再開することとし、この際休憩いたします。    午後一時五十九分休憩

第61回国会 商工委員会 第25号(1969/05/09、31期、自由民主党)【議会役職】

○宇野委員長代理 中村重光君。

第61回国会 商工委員会 第30号(1969/06/06、31期、自由民主党)

○宇野委員 時間の関係もございますので、ごく素朴な質問をきわめて簡単に次々とやっていきたいと思いますので、大臣並びに委員長の明確なる御答弁をお願いする次第であります。  わが国の経済が、今日、非常に重大な危機を迎えておるということは、われわれがひとしく認識しておるところでありますが、それだけに日本の経済を取り巻く環境に順応し得る政策を次々ととらなくては世界の大勢におくれるということも、またひとしくみなが考えておることでございましょう。そこで、産業界におきましても、そうした事態に対処するために、構造改善であるとかあるいは産業再編成であるとか、いろいろな問題が今日大きく論議されておるわけであります……

第61回国会 商工委員会 第35号(1969/06/24、31期、自由民主党)【議会役職】

○宇野委員長代理 佐野進君。

第61回国会 商工委員会 第42号(1969/07/22、31期、自由民主党)【議会役職】

○宇野委員長代理 吉田泰造君。

第61回国会 商工委員会 第48号(1969/09/09、31期、自由民主党)【議会役職】

○宇野委員長代理 関連質問を許します。加藤清二君。
【次の発言】 まことにけっこうな御提案でございますので、当委員会といたしましても、十二分に検討をいたしたいと存じます。
【次の発言】 午後二時から再開することとし、この際休憩いたします。    午後零時四十分休憩
【次の発言】 岡本富夫君。
【次の発言】 次回は、来たる十月八日、午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後四時四十九分散会

第61回国会 商工委員会 第49号(1969/10/08、31期、自由民主党)【議会役職】

○宇野委員長代理 これより会議を開きます。  本日は、委員長所用のため、指名により私が委員長の職務を行ないます。  通商産業の基本施策に関する件及び経済総合計画に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。武藤山治君。
【次の発言】 午後一時三十分から再開することとし、この際休憩いたします。    午後零時三十三分休憩
【次の発言】 繊維に関しまして、二、三大臣の所見を伺っておきたいと思います。  午前中、武藤委員に対しまして非常にはっきりと大臣は言明なさいましたので、われわれといたしましても力強く思っておるような次第であります。すなわち、二国間であろう……

第61回国会 商工委員会 第50号(1969/10/09、31期、自由民主党)【議会役職】

○宇野委員長代理 これより会議を開きます。  本日は、委員長所用のため、指名により私が委員長の職務を行ないます。  通商産業の基本施策に関する件及び経済総合計画に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。塚本三郎君。
【次の発言】 堀昌雄君。
【次の発言】 近江巳記夫君。
【次の発言】 石川次夫君。
【次の発言】 大蔵省は吉田審議官です。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。     午後一時五十四分散会

第62回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1969/11/29、31期、自由民主党)

○宇野委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、中村寅太君を委員長に選任せられるよう推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。


32期(1969/12/27〜)

第64回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1970/11/24、32期、自由民主党)

○宇野委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、池田清志君を委員長に選任されるよう推薦します。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。


33期(1972/12/10〜)

第73回国会 内閣委員会 第4号(1974/12/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 先般防衛庁長官を拝命いたしました宇野宗佑でございます。内閣委員会の皆さん方には格段の御指導を仰がなければなりませんので、何とぞ今後ともよろしく御鞭撻のほどをお願い申し上げます。  はなはだ簡単でございますが、一言ごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 山中訪米はあくまでも、日米安保体制下にある日米の防衛の第一線の責任者の話し合いが必要だということで行かれました。私が正式に事務引き継ぎのときに承ったのは、いわゆる沖繩の在日米軍の基地、これを整理統合する、そういう問題に関して山中メモというものを出しておいたから、君もひとつ検討してほしいよということでございました。したがいま……


34期(1976/12/05〜)

第79回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1976/12/28、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 このたび科学技術庁長官に就任をいたしました宇野宗佑でございます。  非常に重大なポストでございますので、その責任を痛感いたしておる次第でございます。もとより微力でございまするが、誠心誠意その職を尽くしたいと存じます。  どうか委員長初め委員各位の先生方の御鞭撻をちょうだいできますよう衷心よりお願い申し上げまして、はなはだ簡単でございますが、就任のごあいさつといたします。(拍手)

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1977/02/24、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 第八十回国会に当たり、科学技術庁長官としての所信を述べさせていただきます。  御高承のとおり、わが国は、今日、安定成長経済の時代を迎えておりますが、資源の乏しいわが国において、今後、国民生活の安定、向上を期するためには、国民の英知を結集して、科学技術の振興を図ることが、最も必要であります。  私は、昨年末科学技術庁長官に就任いたしましたが、自来、当庁の施策はもちろん広く科学技術振興のための施策の推進の重要性につき、改めて、強く認識いたしますとともに、原子力の開発利用の円滑な推進、宇宙・海洋等の新技術分野の開拓、あるいは防災科学技術等国民生活に密着した科学技術の推進等多くの課題が……

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1977/03/03、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 御承知のとおり、青森県から「むつ」を撤去し、新母港に入れるということに関しましては、四者協定というものがございます。残念ながら、その四者協定の中で新母港に関しましては、まだ政府といたしましては決定することができません。  第二番目のお約束といたしまして、四月十四日までにひとつ「むつ」は出ていきなさい、いわゆる母港撤去である、こういうふうな約束がございます。これに関しましては、受け入れ先が長崎県でございますから、やはり長崎県の知事さん並びに佐世保の市長さんにお願いをしているところですが、この方々の御同意を得ないことにはなかなか出港できないという実情でございます。特に原子力船でござ……

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1977/03/10、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 わが国の例をとりますと、今日まで高度成長を遂げてこのような発展をいたしましたその裏には、やはり科学技術が大いに貢献をしておると思います。しかしながら、その反面、公害を生み出したりいろいろと高度成長の鬼子を落としたということもわれわれは忘れてはなりません。したがいまして、そうした鬼子を今後どういうふうに規制するかということも将来の科学技術にあずかるところが非常に大きいのではないかと思います。  特に、科学の最たる大発見であった核分裂のごときは、今日はエネルギー問題として取り上げられておりますが、しかし、わが国が唯一の被爆国であったという苦々しい体験を顧みますると、非常に恐ろしい存……

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1977/03/16、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 この間からお話しいたしておりますとおり、知事並びに市長が決断をされると思いますから、それを尊重してまいりたいと思っております。
【次の発言】 現在のところも、昨年お願いして、ぜひとも「むつ」の改修並びに修繕をしたい、総点検をしたい、こう言っておりますから、政府といたしましては、ただこの線だけを今日も期待をいたしておるわけでございます。したがいまして、断られるということに対しましては、私たちは毛頭考えておりませんし、いままで努力をしてまいりましたから、多分「むつ」の修理港を受け入れられるものであるということで、今日、いろいろとその対策を練っておるところでございます。

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1977/03/23、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 非常に大切な御指摘で、過般の予算委員会におきましても石野委員あるいは楢崎両委員から同様の御見解がございました。われわれといたしましても、これは大切なことでございますから、この国会に出しております予算の中には、御承知のとおり、中央においてそうした被曝状況を完全に管理をして、そしてその逓減化に努めなくちゃならないというふうな意味でセンターを設けるようにいたしたわけでございます。それも遅きに失したというふうな御叱正がございましたが、しかし、こうした問題は大切な問題でございますから、今後も前向きに取り組んでいきたいと存じております。  特に、下請の従事者の方々は被曝手帳がないという問題……

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1977/04/06、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 この問題に関しましては、われわれとしてひとしく憂慮いたしております。御指摘のとおりに第二石油パニックは一九八〇年の中ごろを待たずして来るのではなかろうかという一般的な憶測もございますし、現に産油国自体におきましてもさような意味でいろいろと石油に対する認識を改めてきておるということも、わが国はシビアに受けとめなくちゃならないと思うのでございます。特に私たち国家がただいま急激な成長を遂げまして、これに反省を加えながらしかし安定成長は今後も続けたいということで、山もなく谷もないようなたんたんたる道ではあろうけれども、安定成長を続けようと思えばどういたしましてもやはりこれは六%台という……

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1977/04/07、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 すべからく外交は、やはり大きな国論というものをバックとして進めなければならない、かように存じております。特に今回のアメリカとの間におきましては、わが国の将来のエネルギー、言うならばこれの死活がかかっておると私たちはそう判断いたしておりますので、こいねがわくはこうした問題に関しましても党派を超越いたしました外交が展開できることを政府といたしましては望んでおるということでございます。
【次の発言】 同じところは、核は非常にこわい存在だからこれをみだりと拡散すべからずということがフォード財団レポートの精神であり、また同時にNPTの精神だと思いますが、違うところは、NPTにおきましては……

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1977/04/14、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 大統領の国内原子力新政策は、大体七項目から成っております。これはもう先生御承知のところだろうと存じます。それを発表なさいました直後の記者会見において、いろいろ記者から質問がございました。その中で、日本に関する重要な点が二点ございます。  その一点は、アメリカは自分の国の政策を外国に押しつけようとするものではない。これはわが国にとりましても非常に重大なことだろうと思います。二番目は、日独両国はすでに再処理工場を持っており、今後も推進するであろうし、そのことは両国の完全なる権利である、こういうふうに言っております。  これを見る限りにおきましては、この委員会において先生方の御質問に……

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1977/04/20、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 もともと通産の定検の一環としてこうした問題が行われておりますから、本来ならばわれわれの規制法の適用除外になっております。しかし、いまおっしゃるとおりな経路でありとすれば、やはりわれわれといたしましても安全には常に意を用いなくてはなりませんから、この間どういう経緯があったか、私といたしましてももう一度通産省にもその経緯を尋ね、そして原子力委員会といたしまして、いずれ報告があるだろうと吹田委員からも先ほどあったわけでございますが、そうした報告を待ちながら十二分に安全は期していきたいと思います。いままで聞いておりますと、うちの局長の方からも、いろいろ安全性に関しましては十分措置をした……

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1977/04/27、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 ちょっと声をからしておりますから失礼します。  過般来何度もお答えいたしておりますが、現在私たちの資源賦存の状況というそうした資料によりますと、日本全土に石油換算約四百五十億キロリットルに相当する太陽エネルギーが放射されておりますが、このうちの一%を利用して電力にこれを振り向けるといたしまして、五千万キロワットであります。したがいまして、今日われわれが、電力は一億キロワットでございますし、十年先には二億キロワット、そうしたものを必要とする。さらに石油換算では一九八五年には七億キロリットルぐらいを予定しなくちゃならぬというのでありますから、夢の夢だろうと思います。

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1977/05/11、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 まず、原子力基本法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明いたします。  資源の乏しいわが国において、将来にわたってエネルギーの安定的確保を図っていくためには、原子力発電を中心とする原子力の開発利用を強力に推進していくことが不可欠であります。  このため、政府といたしましては、安全研究の推進、原子力安全局の設置など安全の確保に十分配慮しつつ、鋭意、原子力開発利用の推進に努めてきたところでありますが、必ずしも期待どおりの進展を見せていない状況にあります。  このような状況を打開し、今後とも原子力開発利用を円滑に推進していくためには、原子力に対する国民の信……

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1977/05/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 去る三十日の県議会におきまして、いま小宮先生おっしゃったような決定がなされました。一応核燃料棒は抜いてこいという条件がついてございます。しかしながら、佐世保にいたしましてもまた長崎県にいたしましても、これで入り口の方はとにかく解決をした。県並びに市に対しまして私は感謝いたしておる次第でございます。  ただ、新しい条件として核燃料棒を抜けという問題でございます。これは非常にいろいろな問題があろうと思います。現在どこで抜くかということはもちろんまだ考えておりませんが、その前に、まず核燃料棒を抜くということについての安全性、これに関しましてやはりその安全性を確立をしておきたい、こうい……

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1977/05/18、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 御指摘の面は非常に大切なところでございます。従来から、そうした施設に投下されたエネルギーは二年くらいで回収されておるのではないかという説もございますが、いま御指摘のとおり、われわれも確たる数字を持ってお答えしておるというわけではございません。民間でそういうふうな話もあるということでもあり、学界でそういうふうな話もあるという程度でございます。  これは非常に貴重な問題でございますから、海外依存度を低め、同時に国産エネルギーを開発するという意味においては、そのバランスシートをつくっておかなくちゃなりませんので、仰せのとおり、内閣といたしましても、この問題は重要な問題として検討を急ぎ……

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1977/05/19、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明いたします。  昨年六月、わが国は、核兵器の不拡散に関する条約を批准いたしました。これにより、国際原子力機関との間に保障措置協定を締結し、同協定に基づき、保障措置を受け入れることとなっておりますが、このため、同協定につきまして、御承認をいただくべく今国会に提出しているところであります。  本協定では、現在、わが国が受け入れております米国等五カ国との問の二国間原子力協力協定に基づく保障措置に比し、種々の合理化が図られており、わが国の原子力開発利用の促進に大きな寄与が期……

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第16号(1977/05/25、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 現在といたしましては、御承知のとおり、軽水炉の体制がしかれておりますが、ウランそのものの有限性を考えますと、さらにその有効性を高めるためには、どういたしましても高速増殖炉といういわゆる夢の原子炉の実用化を図ることが肝要かと存じます。もちろん、これとても一九九五年実用化というのが私たちの目標でございますから、したがいまして、それまでにおきましては、新型転換炉を用いるなり、さらには軽水炉によって発電をするなり、そうしたことは無視できません。さようなことも含めましてのことをそこに述べたものでございます。
【次の発言】 ごく最近のそうした指数というものは、御承知のとおり、五十年の十二月……

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1977/05/26、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 仰せのとおり、今回出しました一連の法案、それを流れるものはやはり核の平和利用ということでございまして、なかんずく核不拡散条約に参加いたしておりますわれわれといたしましては、速やかにその義務といたしましてもNPT条約に基づく保障措置協定を批准し、同時に、それに伴う国内法の整備を図らなくてはなりません。それが私は、やはり核不拡散条約をまさに仏をつくって魂を入れた姿になると存ずる次第でございます。特に日本は、非核三原則をつとに掲げておる国家であり、被爆国でありますから、日本が、どのようなことになろうとも、核を軍事上の利用の対象にするというふうなことはだれも考えておらないところでありま……

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第18号(1977/07/13、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 日米合同調査団による調査は、六月の二十七日から七月の十一日まで約二週間行われたわけであります。これは第二次の交渉の結果、ひとつ両国政府で東海村再処理施設そのものに関しまして、既存の運転方法並びにそれにかわるべき代替運転方法、そうしたものについて白紙の立場で一度調査しよう、そうして核不拡散というカーター大統領が従来から主張し、わが国もそのことについては賛意を表しておる問題等々に関しまして、その施設を今後どういうふうに運転していくのであろうか、ついてはその期間はどれだけかかるか、また改造するとすれば資金はどれだけかかるか、あるいはまた技術的にそのことが可能かどうか、そうしたようなこ……

第80回国会 決算委員会 第9号(1977/03/22、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 科学技術庁の昭和四十九年度決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、昭和四十九年度の当初歳出予算額は、一千三百三十三億四千十三万円余でありましたが、これに予算補正追加額六十五億六千三百三十三万円余、予算補正修正減少額四億二千百七十一万円余、予算移しかえ増加額四千六百六十六万円、予算移しかえ減少額三十億五千三百四十五万円余、前年度からの繰越額十一億三千三百九十四万円余、予備費使用額三億七千七百四十一万円を増減いたしますと、昭和四十九年度歳出予算現額は、一千三百七十九億八千六百三十一万円余となります。この予算現額に対し、支出済歳出額一千三百五十五億二千百八十九万円余……

第80回国会 決算委員会 第24号(1977/05/19、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 ただいま御決議のありました地震予知につきましては、地震災害を軽減するため、きわめて重要な問題であると認識いたしております。このため政府は、昨年十月、内閣に地震予知推進本部を設置し、地震予知の総合的、かつ、計画的な推進に努めているところであります。  地震予知推進本部は、昨年来、大地震発生の可能性が指摘された東海地域について、地震学者の協力を得て本年四月、東海地域判定会を設置いたしました。東海地域判定会の判定結果として出される地震情報につきましては、報道機関を通じての関係住民への通報並びに防災機関等への通知について万全を期しているところであります。  わが国においては、東海地域の……

第80回国会 予算委員会 第4号(1977/02/09、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 科学技術関係予算は、三段階に分けてお考え賜るとよく御了解賜ると思うのですが、まず、科学技術庁プロパーの予算が二千三百億、そして他の省庁の関係予算を合わせますと約四千億、そこへ大学関係の科学技術振興予算を合わせますと八千七百億、これが昭和五十二年度における科学技術関係予算でございます。これは伸び率から申しますと一一%でございますから、平均伸び率よりはるかに低いということが言い得るのではないかと存じます。  しかしながら、内容的に考えますと、たとえばエネルギー等の問題は本当に焦眉の急を告げております。御指摘のとおりに、資源有限時代、しかも資源小国のわが国としてどこに何を求めるかとい……

第80回国会 予算委員会 第5号(1977/02/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 石野委員御承知のとおり、規制法は商業炉に関しまして適用除外にはなっております。したがいまして、われわれといたしましてもちょうど通産省の定検の最中の事故でございまして、昨年の八月の委員会における御指摘によって初めて知ったわけでございますから、正式には実は十二月の三日に科学技術庁としてはその旨を通産省から報告を受けたわけでございます。だから規制法に従いまして十二月の十日に直ちに立ち入り調査をいたしまして、いま石野委員がお示しになられましたようなことを原研において確認いたしております。ただ、三月に最終的な答えを出すべくその調査を急がしておりまするし、私も過般原研に参りました。そしてそ……

第80回国会 予算委員会 第8号(1977/02/16、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 代替エネルギーの開発はわが国の産業、経済のためにも欠くべからざるところでございます。したがいまして、わが国といたしましては今後原子力発電等々、原子力の開発に全力を挙げていかなくちゃならない、かように存じておりまするが、御指摘のとおり、資源有限時代で、そのウラン自体も有限である。特に、わが国におきましてはおおよそ一万トンばかりしかございません。だから、どういたしましてもその核燃料は海外に仰がなければならないわけでございます。現在は、主としてカナダから輸入いたしまして、これをアメリカにおいて処理をしていただいて、そうして処理をされました濃縮ウランを輸入して、それを核燃料として使って……

第80回国会 予算委員会 第11号(1977/02/19、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 STOL機に関しまして、大体の見通しを申し上げたいと思います。  仰せのとおり、科学技術庁長官の諮問機関である航空技術審議会から、先生が先ほど御指摘なさいましたような建議を受けております。したがいまして、ただいま航空研究所において鋭意開発中でありまして、本年度初めてその開発に関する予算がつきました。  この見通しを申し上げますと、昭和五十六年度までに試験機、実験機をつくり上げたい。そして、五十七年度から五十九年度までの間に実験飛行をやりたい。そして六十年度を迎えますが、あと三年ばかり整備にかかると思いますから、したがいまして、実現化、実用化は昭和六十三年ごろではなかろうかという……

第80回国会 予算委員会 第12号(1977/02/23、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 この間、石野委員の御質問に関連いたしまして、楢崎委員から科学技術庁に対しまして調査要求がございましたが、その調査に関しましてはただいま鋭意続行中でございますから、いましばらく御猶予のほどをお願いいたします。
【次の発言】 私どもの試算といたしましては、一九八五年すなわち昭和六十年を対象として、ただいま次のような数字を持っております。その年には、御承知のとおり原子力発電は四千九百万キロワット、これを対象とした場合に累積四千百トン、これだけの再処理をしなくちゃならない。それに対しまして、いま大内委員御指摘のとおり、現在動いております再処理工場では年間二百十トンでございます。したがい……

第80回国会 予算委員会 第18号(1977/03/03、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 仰せのとおり規制法は電気事業に関しましては適用除外になっておりますので、本件に関しましては本当に先生御指摘のような結果であったことはわれわれといたしましてもまことに残念に思っております。しかし、法のたてまえ上、私たちといたしましても定検の最中に立入検査はできないということでございましたので、通産省の立入検査後にわれわれも初めて立入検査をし、過般のごとき政府の統一見解を出したという経緯でございます。
【次の発言】 この間この場所でその経緯に関しましては御答弁申し上げたとおりでございますが、再度申し上げるとすれば、この間ここで御答弁申し上げた時点におきましては、いわゆる報告義務違反……

第80回国会 予算委員会 第19号(1977/03/04、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 井上原子力委員長代理を団長といたしましたミッションを先月派遣いたしまして、次の三点について米国といろいろと話を進めました。まだ交渉ではなくして、米国の新核政策の全貌をつかむこと、またわが国における核政策のポジションを説明しようということで派遣をしたことは、先般この予算委員会におきましても申し述べたとおりでございます。  三点の第一点は、今回の米国がとらんとしている核の平和利用を徹底しよう、分散を防止しよう、この趣旨には賛成でございます。しかしながら、わが国が昨年批准をいたしました核拡散防止条約の第四条の中には、核非保有国にしてその国内で平和利用に用うるときには支障を来してはなら……

第80回国会 予算委員会 第20号(1977/03/05、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 四月十四日がちょうど約束の日でございます。そこで、津川さん御承知のとおりに、原子力船は六十日前に入港届を出さなければなりませんから、逆算いたしますと、二月十四日に果たして政府は入港届を出すのか、こういう問題でございましたが、一応その時点におきましては、まだ長崎の態度が決まっておりませんので出せないということをこの場でも申し上げたものでございます。その後、回航におおむね十日ぐらいかかるからせめてもう十日足した時点はどうであろうかと考えましたが、 その時点におきましても、御承知のとおりまだ長崎県の受け入れオーケーという体制ができておりませんし、また知事はただいま研究委員会に諮問中で……

第80回国会 予算委員会 第23号(1977/03/16、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 過般来申し上げておりますとおり、非常に重要なことだと思います。科技庁といたしましては、立入検査後直ちにこの問題をいろいろ検討いたしております。現に、現物に関しましてはただいま原研で調査中で、三月末に大体その調査の結果が出ると思います。その調査結果を待ちまして、さらに専門家に詳しく審査をさせたい、かように存じております。それと、会社からも、過般われわれが厳重注意を喚起いたしましたときにいろいろと指示をいたしておきましたが、その回答も昨日いただきましたから、そうした今後の改善内容を破損個所の審査と相まって並行して、さらに緻密な調査をいたしたい、かように存じております。

第80回国会 予算委員会 第24号(1977/03/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 本年度の予算でお願いをいたしておりますが、中央で管理センターを設けたいと存じます。したがいまして、これは科学技術庁でございます。公益法人としてそういうセンターを設けたいと思います。
【次の発言】 各原子力施設で働いている方々の被曝状況は、被曝手帳あるいはその事業所においてきちっと管理されておりますが、特にそうした原子力施設、なかんずく発電施設には定検がございます。その定検の際には、下請会社がございまして、その下請会社の従事者の方々は、言うならば転々とあちらこちらの原発で働かれるものでございますから、一カ所におきましてその被曝状況が把握されておらないといううらみがございます。これ……

第80回国会 予算委員会 第26号(1977/03/30、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 現在は、わが国でその施設がございませんから、英仏にお願いをいたしまして、そして処理をいたしております。
【次の発言】 わが国においては、この夏から使用済み核燃料を用いましてプルトニウムの製造をしようか、それがホット試験でございます。したがいまして、現在ただいまはそうしたプルトニウムは製造いたしておりません。ただ、プルトニウムは実験用として所有いたしておることは所有いたしております。製造はいたしておりません。
【次の発言】 御承知のとおりに、いまのウランはカナダから輸入いたしまして、アメリカで濃縮をして、それを使っておりますから、それを再処理に委託をいたしまして、その再処理に委託……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1977/10/25、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 この間も予算委員会で同様の御質問を受けた次第でございますが、安全審査並びに許可に際しましては、われわれといたしましては十分慎重を期して、そして最終結論を得たものでございます。しかしながら、異議申し立てが現在来ております。もちろん、これに対しましては慎重に対処していきたい、かように存じております。
【次の発言】 詳細は、安全局長がおりますから、局長から説明をさせますが、原子力委員会の使命より考えまして、あくまでも私たちは、原子力の平和利用、発電に関しましては、厳正中立な立場で終始いたしております。  したがいまして、過般も申しましたとおり、いろいろと地元の御意見等々に関しましても……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1977/10/26、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 私もいま御指摘の点に関しましては、まだ詳細承っておりません。しかし、検討されておるということは聞いておるような次第でございます。現在、政府といたしましては、もちろん原子力の安全性確立を図りまして、いわゆる安全行政に対する国民の信頼を得なければならぬ、そういう信頼関係を確立しなければならぬ、これが言うならば原子力開発の大きなキーポイントであろう、これはしばしば申し上げておりますので、したがいまして、いろいろな方々の御意見に対しましては耳を傾けて、そしてより一層安全体制をいろいろと具体化し得るものは具体化していけばよい、こういう考え方でございます。

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1977/10/27、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 今回の日米交渉におきまして一番問題になりましたのが、御承知の再処理施設でありまするが、その出発点といたしまして、私は、NPT体制というものの強化、このことを相手国にも強く主張いたした次第でございます。そして、アメリカが、NPTへ極力多くの国々が参加することを勧めておきながら、今日、もしそれをおろそかにして、今日のままの姿で、ただアメリカの考えに基づく核政策を推し進めるならば、それはNPTの空洞化にあるいはつながるかもしれぬ、この点を日本は非常に恐れる、だから私たちは、NPTに対しても、これは国会もすでに批准を終えて参加をし、なおかつすでに国会には規制法を提案して、国内体制も整え……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1977/11/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 仰せのとおり、日米原子力交渉におきましては、向こう二年間に九十九トンの使用済み核燃料の再処理をする、こうしたことで合意をしたわけでございます。ちょうど九月二十二日に再処理施設が動きましたから、それから勘定して二年目、こういうふうにお考え賜りたいと思います。また、九十九トンという数字を明らかにいたしておりますから、この分だけは処理をしたいと思います。あるいは何らかのことで二年よりちょっとずれるということがあるかもしれませんが、やはり約二年と九十九トンということで日米間の合意を得ておりますから、その間に、いま御指摘のとおり、日本といたしましても混合抽出、これが確立される技術があるか……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1977/11/24、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 交渉の経緯から申しますと、アメリカは核不拡散という大テーマのもとに、極力できたならば混合抽出もしくは混合貯蔵を要求したわけでございます。これはアメリカといたしましても非常にかたい決意でした。特にこの後にいわゆるINFCEがあったわけでございますから、そのINFCEの世界会議を提唱しておきながら日本だけに何かそういう面を与えたのでは恐らくアメリカも大義名分が立たない、かように存じたような点が十分にございました。もちろん、私たちもINFCEを十二分に認識いたしまして、核不拡散は非常に大切な問題である、かような感じもございました。しかしながら、私たちの計画を大きく変更することは許され……

第82回国会 予算委員会 第4号(1977/10/13、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 原産会議とソ連国家原子力委員会との間の原子力協定、これはいま外務大臣が答弁なさったとおりでございます。現在、ソ連との間におきましては、そのほかに科学技術協力協定というのがございますが、実のところは、四十八年に締結いたしまして、その後具体的な動きというものを示しておりません。近く向こうの大使館からも私に会いたいというふうなアプローチもございますから、そうしたときにそのような話もなそうかと考えております。  御指摘のとおり、わが国は天然ウランは全くありません。同時にまた濃縮技術、いよいよ本年度から人形峠でそのパイロットプラントをつくったばかりでございますので、この二つに関しましては……

第82回国会 予算委員会 第5号(1977/10/14、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 原研は仰せのとおりでありますが、実質は五十六歳ということになっております。しかし、現在改善策を原研当局において講じておる最中で、具体的には、年度内にこのことを労働組合に示しましょうという話し合いもなされております。私といたしましては、こうした原研当局のさらに努力されることを望みながら、今後定年制の進むべき方向に即しまして考えていきたいと、かように存じております。

第82回国会 予算委員会 第6号(1977/10/15、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 われわれといたしましては、仰せのとおり、プルトニウムサイクルの確立を目指して今日まで来、そのことをアメリカに十分説明いたしましたから、INFCEPに臨む場合におきましても、それを中心として日本は主張を展開して、要はプルトニウムの拡散ができないような方法、これを徹底的にわれわれとしては提案をし、またそのデータも出していきたいと考える次第でございます。したがいまして、その他の方法ということになりますと、INFCEPにはトリウムによるところのサイクルということもございますが、これにも参加すればいいとわれわれは考えております。ただ、アメリカのような資源の豊かな国と資源の小国、なおかつ、……


35期(1979/10/07〜)

第89回国会 内閣委員会 第1号(1979/11/16、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○宇野国務大臣 このたびの新内閣発足に当たりまして、行政管理庁長官を拝命いたしました宇野宗佑でございます。  綱紀の粛正と行政改革は現下の最重要課題でございます。誠心誠意職務の遂行に当たりたいと存じます。委員長初め委員の皆さん方の格段の御鞭撻をちょうだいいたしますよう衷心よりお願いを申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)

第90回国会 内閣委員会 第2号(1979/12/06、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○宇野国務大臣 ただいま議題となりました附属機関、地方支分部局等に関する規定の整理等に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  先般、政府は、行政の簡素、効率化の一層の推進を図るため、新たな行政簡素化方針を決定いたしました。その一環として、行政組織に関する規制の形式を整序し、あわせて、行政需要の変化に即応した機構の合理的再編成の基盤を整備する等のため、各省庁設置法等における附属機関、地方支分部局等の設置等に関する規制の内容を改める等の措置を講ずることとし、ここにこの法律案を提出した次第であります。  次に、法律案の内容について御説明申し上げます。  第一に、地方……

第90回国会 予算委員会 第1号(1979/12/03、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○宇野国務大臣 明昭和五十五年度より第五次定員削減計画を推進していきたいと存じておりますが、その削減計画に従えば、おおむね三万七千六百人でございます。
【次の発言】 今回の行革の柱は四つばかりございますが、そのうちの最重要課題といたしまして、特殊法人の整理統合を図りたい。特殊法人は百十一ございます。各省それぞれ持ち分がございましょうが、十以下のところは一つ以上、十一以上の法人を持っておるところは二つ以上、これをひとつ主務大臣の手元において十二分に検討して、来る十日までに出していただきたい。もちろん行管庁は十二分に資料を持っております。持っておりますが、やはり今回の組閣に際しましては、総理からじ……

第91回国会 決算委員会 第5号(1980/02/20、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○宇野国務大臣 昭和五十二年度における行政管理庁関係の歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  行政管理庁の歳出予算現額は、百六十五億二千九百九十八万円余でありまして、支出済み歳出額は、百六十三億二千百十八万円余、不用額は、二億八百七十九万円余であります。  支出済み歳出額の内訳は、人件費六十七億五千七百五十万円余、事務費等十五億五千八百四十八万円余、統計調査事務地方公共団体委託費八十億五百十九万円余であります。  不用額を生じました主な理由は、退職者が少なかったので、退職手当を要することが少なかったためであります。  以上をもちまして、行政管理庁関係歳出決算の概要説明を終わりま……

第91回国会 内閣委員会 第2号(1980/02/19、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○宇野国務大臣 この間は第一回の会合でございましたから、私といたしましては、決して週休二日制を無視するものでもなく、ましてや四週五休制でございますから、その程度のことを無視するものでもございません。ただ、将来週休二日制に持っていこうという肝心な入り口である。だから、この入り口においてはやはり世論の動向も十分に考えながら慎重に対処されてはいかがであろうか、こういう発言をいたしております。
【次の発言】 私の立場から申し上げれば、行革促進中に、もしそれを実施するために大変な定員を必要とするとか、あるいはそれに伴う予算を必要とするとかという主張が余りにも大きいときには、やはり私といたしましては慎重に……

第91回国会 内閣委員会 第6号(1980/03/26、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○宇野国務大臣 ただいま議題となりました行政管理庁設置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  昨今の内外の厳しい諸情勢の中にありまして、行政の簡素効率化及び行政の公正確保についての国民的要請が、非常な高まりを見せております。  国の行政機関の業務の実施状況を監察し必要な勧告を行うことをその任務の一つとしております行政管理庁としましては、国の業務と密接なかかわりを持ついわゆる特殊法人につきましてもその業務を調査する必要があります。しかし、現在、監察の調査対象となっている特殊法人は、公社、公庫、公団及び事業団に限られており、その他の特殊法人は、調査対象……

第91回国会 内閣委員会 第13号(1980/04/22、35期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 今回法案を出すに至りましたことは、国民の御支援もございましたが、国会の与野党を超越しての御支援がございまして、このことが果たせたと思います。  今日までは非常にむずかしかったのでございます。特殊法人は千差万別、中には財団法人もあり、あるいはまた株式会社もある、いろいろな形のものがございましたから、したがいまして、勢い公社、公団、事業団、そうしたものに限られておったわけでございますが、やはり特殊法人問題というものも、今日国民の間におきましては非常に大きな課題となっております。  だから、常に第三セクターとしての職務を全うしてもらうためには、それ相応の簡素化あるいは効率化、これがな……

第91回国会 内閣委員会 第14号(1980/04/24、35期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 いま大蔵省からお答えしたと思いますが、今回の行革に関しましては、大蔵大臣、私、官房長官三人が常に連絡会議を持っております。そこでもこの四年間に少なくとも四分の一整理するということで、初年度といたしましてもかなりの整理ができて、金額的にもその効果があったと思いますから、やはり大きな部面を占めますから、今後もその整理には精力的に取り組んでいかなければならない、こういうふうに考えております。
【次の発言】 直接私の所管ではございませんが、関係大臣として私たちの議論も、いかなこと、国家予算の三分の一を占めているということは余りにも大き過ぎるじゃないか、こうしたことは、言うならば硬直化の……

第91回国会 予算委員会 第2号(1980/01/31、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○宇野国務大臣 非常に結構な御提案を賜りましてありがとうございます。  食管制度、これは農林大臣の所管でございますから農林大臣からお答え願うことにいたしまして、いま御指摘の定員関係、これは私、今後も着実に、そして確実にやっていかなくてはならないと思っております。仰せのとおり、確かに人減らしを伴わない行革は金目の物にならないということは、きょうも何かの新聞の社説でも書いておりましたが、ややもいたしますと、特殊法人の整理だけでうんと新しい節減ができるのではないかというお話でございますが、これはなかなかむずかしいものでございます。しかし、やはり財政危急のときでございますから、私どもといたしましては、……

第91回国会 予算委員会 第3号(1980/02/01、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○宇野国務大臣 今回の行革では、総理みずから四本の柱を立て、さらにはその前に定員管理、それに伴う定員削減、こういう柱がございますから、五本あります。恐らくいま書記長がおっしゃったのは、特殊法人百十一あるが、去年の暮れにおまえは各省庁に任したじゃないか、こういうふうな仰せだろうと思いますが、いろいろ方法はあったと思いますが、私はその方法をあえてとりました。なぜかならば、今日まで臨調を初めあらゆる機関、あらゆる政党、あるいは各内閣におきまして特殊法人の統廃合は常に話題になっておりましたが、残念でございますが、シュプレヒコールのようにやろうやろうということだけで、実は手形は発行したが日付が書いておら……

第91回国会 予算委員会 第5号(1980/02/04、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○宇野国務大臣 行政はあくまで国民に対するサービスを第一と心得なければなりません。したがいまして、そのためには機敏に動き得るように常に政府は簡素にして効率的でなければなりません。そして、民間に対しましては過剰介入を避け、同時に官民格差という問題もやかましく言われているときでありますから、おのずと綱紀粛正に対しましては常にそれを第一目標に挙げなくてはならない、かように存じております。
【次の発言】 当然行政は常に清潔でなければならないと考えております。
【次の発言】 この段に関しましては、行革をお任せ賜りました総理ともいろいろ御相談を申し上げましたが、従来の経緯から考えますと、行革はあれもやりた……

第91回国会 予算委員会 第6号(1980/02/05、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○宇野国務大臣 いま大蔵大臣お答えのとおり、財政審に関しまして、そのスタッフをながめましても、決して財界に偏っておるというわけではございません。マスコミも中央紙のそれぞれの方が代表して出ておられまするし、また有名大学のプロフェッサーも参画をしておられて、工藤さんお読みのとおり、財界とおぼしき人は四名程度でございます。もちろん審議会の人選に関しましてはやはり厳正公平でなくてはなりませんから、すでに昭和三十八年の閣議口頭了解におきまして、極力それに関する分野から広く人材を挙げること、並びに長期の留任は禁止すること、あるいは兼務も四回以上はこれを認めないこと、いろいろとそうした厳しい人選の制限がござ……

第91回国会 予算委員会 第7号(1980/02/06、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○宇野国務大臣 いま御指摘の国鉄の監察は、実は昭和二十八年以来十次にわたってやりまして、そして第十次が一昨年、昭和五十三年の秋でございます。そこに切符の印刷に関する勧告を具体的に出しまして、これを全面部外委託するのならば、恐らく半値で済むであろうということを勧告いたしました。その結果、運輸大臣から行管庁長官に勧告に対する答えが返ってくるわけですが、それが昨年の一月で、その後その経緯はどうなったかということに関しましては、すでに運輸大臣が答えられましたとおり、昨年の十二月二十九日閣議了解事項となったわけで、ことしになりましてから、仕事の順序上、役人間で、勧告に従いましてやっていきます、三十五万人……

第91回国会 予算委員会 第9号(1980/02/09、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○宇野国務大臣 ただいま公取委員長が申しましたことで尽きておる次第でありますが、政府といたしましては、昭和五十五年行革の計画の中に許可認可あるいは報告、法令と並びまして、規制行政の見直しということを掲げております。これは三月ごろに、行管庁にありますところの、私が委員長をいたしておりますが、行政監理委員会におきまして審議を煩わしたい。それと同様に、並行いたしまして公取と行管庁で合同会議を行ってしぼっていきたい、かように考えておるところであります。

第91回国会 予算委員会 第14号(1980/02/19、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○宇野国務大臣 ただいまお話しの一連のことは、私、承りまする限り最も悪い例の一つである、かように存じます。したがいまして、省庁と公益法人との間に関しましては、草川さん御発言のとおり、四十六年に監察をいたしておりまするが、やはりその線におきましても、いま戒められたことを私たちは強く省庁に勧告をいたしております。その趣旨で今後も特殊法人と公益法人あるいはまた特殊法人の子会社、孫会社等々の関連におきましても厳しく監督をしていきたいと考えております。
【次の発言】 老人医療に関しましては、いわゆる公費負担医療、二十数種でございますが、この全般に関しまして昨年監察をいたしました。その結果、本年一月でござ……

第91回国会 予算委員会 第17号(1980/02/22、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○宇野国務大臣 いま、行革の根本精神には効率性、適合性、そして合理性、これがなくちゃならないと言われたことは、私も同感であると存じます。特にむずかしい一九八〇年代を迎えるわけで、高齢化社会が来る、あるいは省エネルギー時代で、資源が小国の日本としては大変だ、いろいろなことがあらかじめ見られるわけであります、予見し得るわけでありますから、それに対応するだけの機敏な行政でなくちゃならない、かように存じます。したがいまして、御指摘のとおり、中央官庁におきましても各官庁間の整合性というものは大切であり、また中央政治と地方自治体におきましても、ダブるときはなきや、あるいはまた民間に過剰介入はなきや、そうし……

第91回国会 予算委員会 第18号(1980/03/03、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○宇野国務大臣 いま御指摘の点は、行政改革三人閣僚会議におきましてもしばしば話題になっております。それで民間からもさようなことを指摘されまして、やはり五十一歳、働き盛りそこそこで一人次官が出るとほかがやめるということはおかしいじゃないかということに関しまして、われわれといたしましても一つの議論であるというので行っておりますが、これに対しましても、新陳代謝が早くなるのだとかあるいは若返りがあっていいのだとかいろいろございまして、まだそうした問題に関する結論は得ておりませんが、しかし役人そのものはどうすればよいか、いわゆる役人としてのライフサイクルはいかがあるべきかということに関しましては、今後も……

第91回国会 予算委員会 第19号(1980/03/07、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○宇野国務大臣 あのとき矢野委員にもお答え申し上げましたが、報告書としてまとめたものではないので、鋭意整理して当委員会に提出しますとお約束いたしまして、本日事務当局に問い合わせましたところ、あと二週間でお出しいたしますということでございます。


36期(1980/06/22〜)

第98回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1983/07/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 このたび通産大臣に就任いたしました宇野宗佑でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。  御承知のように石炭情勢もきわめて厳しい中でございますが、私といたしましては石炭行政に最善の努力を払いまして取り組んでいく所存でございます。どうか委員長初め委員の皆様方のよろしき御指導、御鞭撻を仰ぎまして、簡単でございますがごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 前任者の述べておられます線は私も同感でございます。特に私も先年、科学技術庁長官を務めまして、わが国のエネルギー情勢のきわめて厳しい状況も知っております。したがいまして、国内におきましてもそうしたエネルギー情勢に対処するた……

第99回国会 商工委員会 第1号(1983/07/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 このたび通産大臣に就任いたしました宇野でございます。  内外ともに多事多難なときでございますので、全力を傾注いたしまして任務を遂行いたしたいと思います。  委員長初め委員各位の御指導、御鞭撻を衷心よりお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)

第99回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1983/08/04、36期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 当委員会におきましていろいろ皆さんの御意見を承り、なおかつ石炭協会に対しましてはもう一度いろいろ私から考え方をただしました。そして、あらゆる面の御意見を私といたしましても総合的に判断いたしまして、先月の十一日に、まことに遺憾な措置ではあるけれども万やむを得ざることである、こう思いましたので、私の責任と判断におきまして御承知のとおり再開発断念という声明を出した次第でございます。  その主たる理由といたしましては、やはりこれからの石炭炭鉱等、あの地域におきます経営そのものについての保安確保に自信を得られなかったということが第一点であります。  そしてもう一つは、これという経営主体が……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第8号(1983/10/04、36期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 むつ小川原に関しましては、いま両大臣からいろいろと大切なプロジェクトである旨が表明されました。それは私も重複を避けますが、備蓄という観点から申し上げますと、やはり資源小国日本といたしましてはエネルギーの供給は常に安定的でなくてはならない、かように存じております。特に中東の情勢等々を勘案いたしますと、今日ただいま需給が緩和されたから大丈夫だというようなわけにはまいらないのではないかと思いますし、また、わが国の為替レート等を考えますと、まだまだ不安な要素もあります。私たちは極力、円高になって、そして輸入品が安くなって国民の生活が楽になるように望んでおるわけでございますが、しかし世間……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第9号(1983/10/06、36期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 通産省といたしましては、設備に関しましては投資減税ということも一つの方法だろうというので、いまやかましくそれを言っておりますし、また、耐用年数の短縮ということも必要ではないか、こういうお問いでございますが、確かにそういう面も検討に値する問題であるかもしれません。ただ、われわれといたしましては、やはり財政等々をにらみ、また現在の景気回復をもにらみ、あるいは投資が将来における種をまくことであるというふうに考えてまいりますと、あらゆる観点から、どれに重点を置くべきかということを選択しなければならない問題ではないかと思うのであります。  同時にまた、いま鉄鋼という一つの例がございました……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第10号(1983/10/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 通産省といたしまして、物資の輸送にはいろいろ影響があるのではないかというお問いでございまして、たとえば化学製品でございますが、これは大体どのような輸送方法があるか、この点に関しましては影響少なくないものがあるだろうと思いますが、現在のところでは、個個のケースをそれぞれ運輸省、国鉄と相談をいたしまして、国鉄も善処をしてくれるというのが今日までのことでございました。今後どうするか、これは十二分に検討いたしたいと考えております。  また、赤字ローカル線でございますが、これは炭鉱あるいはまた足尾銅山、炭鉱は特に幌内、歌志内等々がございます。これは昨日も衆議院並びに参議院の石特並びにエネ……

第100回国会 商工委員会 第1号(1983/10/04、36期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 いままで商品取引に関しましてはいろいろとトラブルがあることは私も何回か知っております。いまおっしゃったように、通産、農林両省に分かれておる。それには一つの経緯、いろいろないきさつがあったことと思いますが、しかし、そうした意味で、今後もそうしたトラブルが続くということは決してよいことじゃありません。したがいまして、私といたしましては、今後それにどういうふうに対処するか、いまいろいろ御意見を拝聴いたしておりましたが、なるほどとうなずいておるところも多々あるわけでございます。したがいまして、検討させてもらいます。
【次の発言】 もちろん私も自民党でございますから、前大臣と大筋におきま……

第100回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1983/10/05、36期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 七次答申に関しましては、もちろんこれを尊重いたしまして、そして千八百万トンから二千万トン、そうしたことを目標として石炭鉱業界の現状を維持し、なおかつその発展を祈るということは、私たちが常に考えておるところでございます。しかし、何分にもやはりわが国は資源小国でございますから、したがいまして、今日ただいまでは、あるいは国内の需要の伸びからいろいろ問題はございましょうが、私は、当然石炭が代替エネルギーの中におきましても一番豊富な資源でございますので、そういう観点に立ちまして、今後わが国といたしましてはそれを広く求めるという大きな枠組みも必要であろう、かように考えております。

第100回国会 予算委員会 第1号(1983/09/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 九月になりましてから、小売と元売りの間で値決めがなされたということを承っております。これは、従来から値決めをすることが後回しにされておりまして、小売が過当競争で安く売って、そのツケを元売りに回すというふうな傾向があったものですからなされたというふうなことでございますが、もちろん政府といたしましては、ガソリンの値段はあくまでも市場原理に基づいて売買されるものでございますから、介入はいたしません。  なお、詳しいことは事務当局から御説明させたいと思いますが、十分注視をして考えてみます。  なお、灯油は現在は需要期ではございませんが、やがて需要期がやってきます。したがいまして、風生物……

第100回国会 予算委員会 第2号(1983/09/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 景気浮揚のためには内需が活力に乏しい、私もそう思うのです。だから、この間の経済閣僚会議におきましても、そのことになお一層内閣は力を尽くそう、こういうふうに申し上げておりますが、なかんずく、民間活力の活用という新しいパターンをつくりたいというのが通産省でございます。  もう御承知のとおりに、本邦資本の流出が最近円安の引き金になっておる。あらゆる景気等々を考えました場合に、われわれはやはり着実な円高を志向すべきである、こう思いますと、本邦資本をやはり国内において投資をしてもらう、そういうふうな体制をとることも必要である。そういう体制をとれば当然中小企業も参画していただく機会が多い。……


各種会議発言一覧

29期(1960/11/20〜)

第40回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号(1961/12/19、29期、自由民主党)

○宇野委員 国の諸機関の刊行物は、現在合わせて大体何部ほどありますか。

第40回国会 商工委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1962/04/05、29期、自由民主党)

○宇野委員 ただいま久保田委員から相当広範囲にわたって御質問がございました。で、補足的な質問になるかもしれませんが、大体要点をしぼりまして、二、三お伺いいたしたいと思います。  初めに、この新産業都市建設法、この法律自体につきましては、まことに時宜にかなったものでありまして、敬意をささげる次第でございます。この区域の指定の申請についてでございますが、第二条にはその申請の手続方法が書かれております。言うならば、都道府県知事が申請してきた場合に、それをそれぞれ要請大臣において協議するということでございますが、それ以外の場合においては、第四条で、たといそのような申請がなかった場合においても、必要だと……

第40回国会 商工委員会地方行政委員会連合審査会 第2号(1962/04/12、29期、自由民主党)

○宇野委員 きょうは主として社会党の提案者に御質問をいたしたいと思います。この委員会が始まりましてから相当長時間にわたりまして、すでに質疑が尽くされておりますが、ただ単に政府の新産業都市法案に対しましての質問でしたのですが、私はまず阪上先生を中心として野党の方がこういうふうな法律案をお出しになったことに対しましては、その御努力に対しては敬意を表するものであります。そこでまずお尋ねをいたしておきたいと思いますが、政府案と比較いたしますに、およそ性格も違うでございましょう。また雇用の適正配置というふうな文言もここに付せられておりますので、その趣旨も違うと私は思います。しかし、大拠点、中拠点、小拠点……

第40回国会 地方行政委員会道路交通対策小委員会 第2号(1962/02/08、29期、自由民主党)

○宇野小委員 交通事故は、やはり時間的に言うとあるのですか。ひく方もひかれる方も、夕刻だとか、夜だとか、昼間だとか、朝だとか。
【次の発言】 これに対する対策というものは要りますね。
【次の発言】 議事進行について…阪上先生のお話はごもっともと思うが、小委員会として焦点をしぼっていかなければなりませんから、せっかくきょうは富永参事官と保安局長が見えて、今これだけ資料をお出しになったんだから、この中で、今後交通行政について、どういう面で新しい法律を必要とするか、あるいは現行法の改正はどういう点において必要とするか、あるいは、これらの二つの問題について、行政上の措置としてこういうことをしなければな……

第40回国会 地方行政委員会道路交通対策小委員会 第3号(1962/02/13、29期、自由民主党)

○宇野小委員 文部省にちょっとお尋ねします。先ほどから御説明を聞いたのですが、何か精神訓話的な面が多くて、具体的な面が非常に少ない。そこでまず交通事故防止対策要綱というものを、一番最初お出しになったのは、先ほどの御説明によれば三十年八月ですが、そこでお尋ねしたいのは、学童の交通安全の保護のために、各都市には緑のおばさんという人々がおって、非常に活躍されておるのですが、これは東京都においては失対事業だとか、横浜においては道路安全協会から出しておられるとか、いろいろ都市によって違います。そういう緑のおばさんということについては、この交通事故防止対策要綱というものの中で、各地方団体に対して、文部省は……

第40回国会 地方行政委員会道路交通対策小委員会 第5号(1962/02/16、29期、自由民主党)

○宇野小委員 まず、いわゆる緑のおばさんといわれます杉村さんにお尋ねいたしたいと思います。  最初に私は、学童を交通禍より守るという、その第一線で日夜御奮闘なさっておられます杉村さんを初め皆さん方に、深甚なる敬意を捧げたいと思うものであります。いずれ後ほども同僚の諸君からいろいろと御質疑があろうと思われますから、私はしごく要点だけをしぼりまして、ごく簡単に御質問申し上げますので、一つそのような点で、簡単でけっこうでございますから御答弁を賜わりたいと思います。  一番最初には、もう一度お伺いしたいのでございますが、杉村さんが、いわゆる都の日雇いとして所属しておられるのは、労働局の失業対策課なんで……

第43回国会 建設委員会地方行政委員会農林水産委員会連合審査会 第3号(1963/06/24、29期、自由民主党)

○宇野委員 本日は非常にたくさんな質問通告がございますから、ごく簡単に一、二点事務的な問題に関しまして政府の御所信を明らかにしていただきたいと思います。  過般私は地方行政委員会におきまして、いまや日本の経済自体が広域性を持つに至ったがために、当然それを裏打ちするものとして、行政自体もまた広域化しなければならないということを力説申し上げたのであります。そうした意味合いにおきましては、今日ここに河川法案の大改正が提案されましたことに対して、私は賛意を表するものであります。  そこで、ひとつ大きな問題ではございましょうが、一点だけ大臣にお尋ねいたしておきたいと思います。すなわち、ただいまも申し上げ……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 予算委員会第二分科会 第7号(1964/02/25、30期、自由民主党)

○宇野分科員 私は、今回の予算に計上されております海外協力奉仕隊の問題につきまして、外務大臣の御所見をこの際伺っておきたいと思うのであります。  さきの施政方針において、総理大臣も、わが国の青少年を、技術を身につけた人を海外に派遣して、大いに新興国家の交流のために役立たしめたいという方針をお述べになりました。全く御同感しごくと思うものであります。特に最近、低開発の国々は、資本的な援助あるいは技術的な援助を先進国に求めていることは明らかであり、このことに対しては、自由主義国家群といえ、あるいはまた共産主義国家群といえ、いずれを問わず、何らかの方法において相当な援助をなしておるのが現状であります。……


31期(1967/01/29〜)

第61回国会 商工委員会日本万国博覧会に関する小委員会 第1号(1969/06/05、31期、自由民主党)【議会役職】

○宇野小委員長 これより会議を開きます。  私が、本小委員会の小委員長に選任されました。各位の格別の御協力をお願い申し上げます。  御承知のように、日本万国博覧会は明年三月十五日開催の運びとなります。目下、その運営準備のため各界あげて御協力を願っておりますが、アジアにおける初めての万国博覧会であります。ぜひとも輝かしい成功を期さなければなりません。その意味において、本小委員会の使命もまことに重大であると痛感いたします。  本小委員会は、去る二日、現地の建設状況、関連事業等を視察してまいりました。また関係者の説明を求め、親しく懇談の機会を得たのでありますが、適時本委員会の調査を進めて、その目的を……


32期(1969/12/27〜)

第65回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1971/02/22、32期、自由民主党)

○宇野分科員 上林山先生から貴重な時間を拝借いたしまして、関連質問をいたしたいと思います。  質問は、従来より非常に御関心を持っていただいておりました琵琶湖総合開発についてでございます。この問題に対しましては、本年度十億の予算が計上されまして、なおかつ、建設大臣が近畿圏整備本部長という御資格でこの問題を担当していただき、われわれといたしましても非常に力強く存じておるような次第でございます。特に、この問題は滋賀県におきましても、与野党という分野を超越いたしました共通の課題として、議会もまた国会議員も関心を抱いておる問題であること、第二番目は、従来まではややもいたしますと、上流、下流が対立するとい……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1977/03/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○宇野国務大臣 来週、私は総理にお目にかかりまして、具体的に今日までの経緯を御報告申し上げ、そして福田・カーター会談の参考の資にしていただく、こういう所存でございます。  今日までの経緯は、先生も御承知のとおり、井上ミッションを派遣いたしました。このときわが国は三つのことをアメリカに説明をいたしております。これは、まだ相手の案が決まっておりません、したがいまして交渉という段階ではございませんが、強くわが国の立場を相手方に理解をしてもらうべく説明をしたということでございますが、次の三点でございます。  第一点は、日本としてはもちろんすでにNPTにも参加をいたしておりますし、唯一の被爆国として非核……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1980/03/05、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○宇野国務大臣 行管庁は、常に各省庁が行います調査、それは極力国民のプライバシーに触れないように指導いたし、事前にその審査もいたしておる次第でございますが、特に統計法におきまして、次の三点のことが規定されております。  第一点は秘密の保護、第二点は調査票の統計目的以外の使用の禁止、第三点は秘密保護に違反したものに対する罰則、こうした規定が整備されておりまして、この規定の適正な運用によってプライバシーの保護の徹底を図っておりますが、いま御指摘の国勢調査、ことしは十年に一回の大規模――五年に一回でございますが、ことしは大規模でございますので、よけいやはりプライバシー問題に関しましては配意をしなけれ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/17
データ入手日:2024/10/20

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