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緒方孝男 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

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29期委員会発言(非役職)TOP100
88位

このページでは緒方孝男衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。緒方孝男衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

29期(1960/11/20〜)

第37回国会 内閣委員会 第5号(1960/12/22、29期、日本社会党)

○緒方委員 関連。石山委員の御質問に関連して、ちょっと加藤局長にお伺いしておきたいことがあります。千歳に動かない機動隊がおるという話の中で、防衛庁自体が、背伸びをした、能力の限界を越えたことをしておるところに原因がありはしないかということが指摘されておりましたが、北九州の芦屋の基地は、今月一ぱいでもうすでに米軍が沖繩の方に転退した。その跡に防衛庁が空軍基地を持っていくということになっておるそうなんですが、その行きがかりの話を聞いてみますと、何もあそこが国防上必要な基地というよりも、むしろ防衛庁があの基地を失うことが困るから、基地を防衛庁の手に置いておくだけにでも、何らかの自衛隊を置いておかなけ……

第38回国会 内閣委員会 第4号(1961/02/16、29期、日本社会党)

○緒方委員 瓜生次長さんに御質問申し上げます。皇室経済法の一部を改正する法律案の上程がなされまして、内容を見ますと内廷費及び宮廷費の増額が申し出られておるわけでありますが、その理由として出されておりますものは、内外御交際の経費の増大ということが、一つの条件にもなっております。それからまた経済情勢の変化に伴いということもその内容の一つになっておりますが、内外御交際の経費というものは、内廷費の中で支弁すべき範囲はどの程度のものであるかということを、一つ御説明をお願い申し上げたいと思います。
【次の発言】 してみますと、各国の元首などが来日された場合、公式な晩餐会とか歓迎会とかいわれるような部面につ……

第38回国会 内閣委員会 第5号(1961/02/21、29期、日本社会党)

○緒方委員 関連してお尋ねしたいと思いますが、自治省は地方自治体の健全な育成のために努力していただかなければならないと思うのですが、私この前水道組合の問題で、厚生省並びに自治省の方にお伺いいたしました。問題の焦点は、水道組合が水源地確保その他のために多額な起債を受けて、年間十億円の水揚げがある中で、四億も五億も、多いときには六億円もを起債償還費に充て込まなければならない。それが償還できるまでというものは、少々水道料金を上げてもまかない得ないという事態に立ち至ったので、何とかその起債の償還年限を延長してもらいたいという陳情があったのです。厚生省の方へお話を申し上げたら、厚生省の方としてはできるだ……

第38回国会 内閣委員会 第10号(1961/03/09、29期、日本社会党)

○緒方委員 関連して。今の質問の中から、今の規定ではその運用の中でもって一千万以上の資本金、三百人以上の従業員を持つものを対象にする条件がついておる。これはやはり金融した場合の返済能力というものを重要視して、そういう基準を作っているのだろうと思いますが、その基準を出している目的は一体何か、御説明願いたい。
【次の発言】 そうしますと。開発銀行法の方を改正しない限りは、それをどうすることはできないというわけですか。開発銀行ということになると、北海道だけの特別な公団に対象をしてやっておるのであるならば、その東北、北海道関係の開発条項の適用を別に考えてもいいのじゃないか。その点を……。

第38回国会 内閣委員会 第15号(1961/03/23、29期、日本社会党)

○緒方委員 大臣に御忠告になるかもしれませんが、今までの言葉で常に英本国英本国という言葉をお使いなされた。これは旧本国とかまたは英国とのつながりとか言われるならばいいが、こういう議事録なり討議の内容が、それぞれ今独立しておる国家に聞かれたときにはあまりよろしくなかろうと思いまするので、英本国という言葉をお取り消しを願いたい。

第38回国会 内閣委員会 第16号(1961/03/24、29期、日本社会党)

○緒方委員 専門的なことはまたほかの方で論議されると思いますが、今度の通産省設置法の一部を改正する法律案の中で、産炭地域振興審議会というものが作られることになっておる。私にしてみれば、今国会に産炭地域振興計画なるものが出されてしかるべきではなかろうか、こう考えるくらいです。御承知のように数年来における産炭地域の疲弊は想像にあまるものがあり、離職や給与の引き下げ等による生活の困窮は激増しておる。その地域におけるところの商工業もこれまた疲弊の一路をたどっておる。これは今日始まったことではなく、すでに石炭の合理化が始められる当時から予想されたものでございますから、これに対する対策として産炭地域の振興……

第38回国会 内閣委員会 第17号(1961/03/28、29期、日本社会党)

○緒方委員 法務省より提案されております法務省設置法の一部を改正する法律案の中で、犯罪の防止及び犯罪者の処遇に関するアジア及び極東研修所を日本に設置するという、国連の機構を日本に誘致するということにいたされておりますが、これについて少しお伺いしたいと思います。この研修所は、当初はパキスタンが候補地にあげられておったのが、御説明によりますと、パキスタンにおいての国内事情によってこれができなくなったということがしるされておりますが、その事情がおわかりでありましたら、簡単でもけっこうでありますから御説明を願いたい。
【次の発言】 そのことは事情だけでかまいませんが、これには経済的な負担が必要であると……

第38回国会 内閣委員会 第19号(1961/03/31、29期、日本社会党)

○緒方委員 ちょっと関連して。環境衛生部長に、今の山内委員の質問に関連してお伺いいたします。糞尿処理の下水道の設置を促進する。そのために三分の一の国庫負担、三分の二の起債でもっていろいろ援助を与えていく、こういうことは事実やっておるようでございますが、この起債を許す前提に、必ず使用料を取らなければならないという強い御指示をなさっておるそうでございますが、それは間違いございませんか。
【次の発言】 地方に参りますと、言葉の表現はどうなされておるか存じませんが、使用料を取らなければ国庫負担も許さないし、起債も許さない、それが条件だということで地方の方は受け取って、それに全力を傾注しておるような状態……

第38回国会 内閣委員会 第22号(1961/04/07、29期、日本社会党)

○緒方委員 私は今議題となっておりまする防衛二法案について、防衛庁長官並びに調達庁長官に質疑を申し上げたいと思いますが、その質疑に先立ちまして、本日の朝刊に報道されており、昨日もラジオその他でもって国民全体に知らされて非常に心配をし、かつ悲しんでおります北海道における航空自衛隊のジェット機四機が一時に墜落して多数の犠牲者を出し、このことはまことに今後の防衛の上におきまして、航空技術の上におきまして、またこれを指導する面におきまして非常に大きな問題をはらんでおることではなかろうかというふうに考えられますが、御当局の方でもってこれについての詳細なる御報告をお求め申し上げたいと思います。私たちもその……

第38回国会 内閣委員会 第30号(1961/04/25、29期、日本社会党)

○緒方委員 本日は総理もお見えになっておりますし、私は第二次防衛計画を進める上における総理の基本的な態度に対しまして、御質問を申し上げたいと思いますが、前回総理が本委員会に参りまして、わが党の石山委員の質問に対して御答弁がありましたが、その御答弁を要約してみますと、第二次防衛計画は今防衛庁で策定中であり、これが私の渡米前までに間に合うかどうかはわからない、また第二次防衛計画にあたって、アメリカの防衛援助がどの程度になるのかということについては今検討中であるが、今のところどれくらいにしてくれということは私の方から言い出さないつもりである、こういう御答弁をなさっておると思います。これは一つの言葉の……

第38回国会 内閣委員会 第32号(1961/05/10、29期、日本社会党)

○緒方委員 関連して。先般私が資料をお願いしておったものが今出されておりますが、それにつきまして矯正局長にお伺いいたしたい。刑務所における便所の問題についていろいろ資料が出されておる。まず基本的に私が聞いておきたいことは、この資料の中にも書かれておりますように、便所の問題は衛生上必要なことであるから、こういうふうに理由づけられておるわけです。私は衛生的に見て必要だという前に、人道的にどうかということが基本になっていなければならないのじゃないかと思う。先般も申し上げましたように、便所の中に遮蔽物もないような状態、他人のおる前で便をしなければならないような状態、それから臭気がふんぷんとしてまるで便……

第38回国会 内閣委員会 第33号(1961/05/11、29期、日本社会党)

○緒方委員 ちょっと関連して。私も新聞で知った範囲のことなんですけれども、東京都にしてみると朝霞地区の返還ということを一切の前提にしておる。そうしますとそれに伴うところの道路計画として都は考慮しておるということなんですね。もし返還でなくして一時使用こういう場合に落ちついたときには、先ほど石山君の言ったように、単に選手を競技場まで運んでくるだけの役目しかない。しかし都としてはこれが返還されるものという前提の上に立って、将来の構想を織り込んで道路計画というものを立てておったのだが、もしそうなると道路計画は再考慮しなければならないというふうに都は声明をしておるように出ておりますが、その点は一体どうな……

第38回国会 内閣委員会 第42号(1961/06/01、29期、日本社会党)

○緒方委員 関連して。本案に関係するわけなんですが、ちょっとお話をしたい。  新聞で拝見しただけなんですが、上野のアメ屋横丁に税関の出張所を作っている。密輸入をしたものに対して、税関はいわゆる関税をかけて、収入の増をはかるために協力している。相当な実績も上げている。しかし一方取り締まり当局の面からすれば、それは非常に困った現象になっておる。警察当局と大蔵省の方において、これに対して相当見解の相違も出てきておって、世間をいろいろ騒がせておりますが、この実情を御説明願いたい、こういうふうに思います。
【次の発言】 ではその御徒町に入ってくる物品、その中には貴金属もありましょうし、あるいは宝石類もあ……

第39回国会 内閣委員会 第6号(1961/10/17、29期、日本社会党)

○緒方委員 すでにだいぶ論議をし尽くした内容のものでありますので、内容につきました私も幾多の不満もありますけれども、この際もう内容に入っての質問はやめておきたいと思いますが、ただこれの解釈の問題で一言だけお伺いしておきたい。  第一条に「この法律は、連合国占領軍等の行為等により負傷し、」「等」がこう二つもありますから、相当な幅があるものと解釈をするわけですが、具体的に申しますならば、福岡県の田川郡二又トンネルに起った爆破事件、これに基づく被害者の救済も当然この中に含まれるものと私は解釈いたしますが、林長官の言明を承っておきたいと思います。

第39回国会 内閣委員会 第13号(1961/10/30、29期、日本社会党)

○緒方委員 私、きょうは防衛庁長官もお見えになっておりますから、この第二次防衛計画の内容や、今日置かれておる日本の防衛の諸問題についてお伺いしたいと思いましたけれども、時間が非常に、三十分程度の御許可しかいただいておりませんので、具体的な一つの問題だけについて、まず調達庁長官からお伺いいたしたいと思います。  実は、芦屋の基地から米軍が撤退を完了したのはことしの五月だった、こう思いますが、これは順次撤退を始めたわけですが、米軍が芦屋の基地の撤退を申し出たのは一体いつごろであるか、あなたの方でおわかりになっておれば、一つ御説明を願いたい。

第39回国会 内閣委員会 第16号(1961/12/01、29期、日本社会党)

○緒方委員 また地元の問題で長官にちょっとお伺いしたいと思います。実は防衛庁長官にもこの問題についてお伺いしたいことがありましたが、後刻おいでになるそうでございますから、その前にちょっとお伺いしておきます。  私は長官に一つ再検討願いたいことは、演習場や基地のあり方についての問題であります。  第一に指摘したいことが、板付の基地でありますが、これについて政府当局も調達庁自身もずいぶん心痛をされておることは私たちもよく知っておる。都市のどまん中にああいう膨大な飛行場を抱えておるということが自然な姿ではないということは、あなた方も認めておられますが、自然な姿でないからというて、自然な姿に返すべくど……

第40回国会 内閣委員会 第1号(1961/12/15、29期、日本社会党)

○緒方委員 私は調達庁長官に対しまして、また従来と同様の質問を続けなければならないことを非常に残念に思います。  何はおきましても、最近非常に飛行機事故が続出しております。先月の二十日には水戸の演習場において誤射事件が起こり、同日また長野県においても米軍飛行機が墜落し、今月になりまして板付飛行場においても御承知のような大きな事故を引き起こしております。これらの事故は、その直後において、米軍当局としては直ちにこれに対して十分な調査を行なう、調査の期間中は演習は一時中止するというような大体の回答が行なわれておりますが、相当な期日を要したのでございますが、その調査の結果について御報告がなされておるも……

第40回国会 内閣委員会 第5号(1962/02/08、29期、日本社会党)

○緒方委員 私は、昨日の新聞で知ったわけですが、二月六日、一昨日の四時十五分または二十五分、時間はそれぞれ違いますが、青森県八戸の海上自衛隊航空隊において事故があり、同日また鹿屋航空隊の練習機が宮崎県に落下した。同じ日に二つの海上自衛隊の所属の航空事故が起こった。たどってみれば、昨年の十二月九日にも、鹿屋の海上自衛隊所属の航空機が、これも落下事故を起こしている。ここ一、二カ月の間に、海上自衛隊所属の航空機の中に非常に事故が多いわけです。いろいろな事故の原因や条件があろうとは思いますが、同一部隊の中における事故件数がこのように多いということに対して、このまま等閑視しておくわけにはいかない重大な問……

第40回国会 内閣委員会 第7号(1962/02/15、29期、日本社会党)

○緒方委員 私は、本日は、外務省設置法の中の重点問題にあげられておる経済協力局設置の問題についてお伺いいたしたい。  その前に、ちょっと事務的な問題ですが、外務省設置法の第四条の権限の中に、たしか二十六号だと思いますが、この二十六号の存在は今日まだ必要なのでございましょうか。「朝鮮、台湾、樺太、関東州、南洋群島その他の地域における日本の公私の財産及び負債並びに企業その他」という文章がありますが、この条項は今日なお必要であるかどうかということを、一つお伺いいたします。
【次の発言】 残務整理のためにあがっている問題だろうと思いますが、すでに終戦後相当な期間がたってしまいました。まして、その文章の……

第40回国会 内閣委員会 第8号(1962/02/19、29期、日本社会党)

○緒方委員 私は、川島長官に、一、二の基本的な問題について、ちょっとお伺いしておきたい。  昨年、行政調査会を設置したいという御説明の中には、長官の意気込みに非常に感ずるところがあったわけです。歴代の内閣において、この官僚機構、行政機構の抜本的な改造をはからなければならぬ、今までの人は、大へんたび重なってやりたいけれどもやれなかった、やりかかっては失敗した、今度こそは私はどうしてもやり遂げなければならぬ、こういう意気込みを披瀝していただいて、非常に感ずるところがあった。そのために、今度の行政調査会というものが設置されるようになったわけですが、まだ設置されて日がないのですから、その実績を私は聞こ……

第40回国会 内閣委員会 第10号(1962/02/27、29期、日本社会党)

○緒方委員 外務大臣はお忙しい中を出られたということでございますから、あまり長い時間をとろうと思いません。前回の委員会でもって、経済協力局の設置について、その経済協力という問題についてお伺いしましたが、そのときには、川村政務次官の御出席がありました。いろいろ御説明を聞きましたが、その根本問題については、どうしても大臣の御説明もお願いしなければならないということで、大臣の御出席を願っておるわけです。  今の日本の外務省においても、東南アジアはもとよりのこと、中南米など、至るところに経済協力体制を作ろうとしている。もちろん、その目的は、経済問題を通じて友好親善をはかっていこうという一つの問題もあり……

第40回国会 内閣委員会 第11号(1962/03/01、29期、日本社会党)

○緒方委員 前回、この問題をめぐっての審議の過程から、現地住民の方々の十分な了解を得て進めていきたいということは、当委員会で再三再四にわたって、あなた方の方から表明された意思だと思います。それが今度の問題に限って、これはすでに福岡の市会議員の方々やその他の人たちが、新聞でもってはっきりと表明されておりますが、二十八日にぜひともと言われてきておるし、三月一日にはこれをはっきりと米軍側に通告をしなければならないという状態に立たされておる、こういうことになりますと、審議どころか、即日即決みたいな形にせざるを得なかったということが、当地の人々から表明されておる。あなたの今の御説明を聞くと、市議会で十分……

第40回国会 内閣委員会 第15号(1962/03/09、29期、日本社会党)

○緒方委員 ちょっと、林長官から釈明みたような経過報告がありましたが、現地の局長に聞けば、局長は、私が本庁の実態を強調し過ぎたがためにこういう事態になりました、不動産部長に聞けば、私の責任であります、林長官に聞けば、私がなにしました、非常に責任のかぶり合いをやって、うるわしい姿を出しておるようであります。そういううるわしいお話自体では、私は解決にならないと思う。あなた方が御相談して集約したところが、きょう報告された。私がぜひとも二月中にこの議決をしてもらいたいという強い要請をいたしました、「私が」という言葉を使って、自分の責任であります、こういうふうな表現で言われましたが、この前の答弁から考え……

第40回国会 内閣委員会 第23号(1962/04/04、29期、日本社会党)

○緒方委員 私も、関連して、長官に一言だけこの際お伺いしておきたいのですが、実はこの委員会で、調達庁長官に対しましてずいぶん警告も発し、注意も喚起したけれども、東海村の原子炉の問題ですが、さほど危険を感じておられない。御承知のように、その周辺はアメリカの演習地で、あそこの演習場は再々事故を起こしておる場所でもあります。まして、最近アメリカ軍の飛行機といえども、日本の自衛隊といえども、堕落事故も頻発しておる。調達庁の言い分からしますと、原子炉の上は飛ばないことになっているから大丈夫だ、こうおっしゃる。しかし、原子炉の上を飛ばないことになっているのは、健全な飛行をしているときのことである。もし飛行……

第40回国会 内閣委員会 第28号(1962/04/18、29期、日本社会党)

○緒方委員 ちょっと関連して、質問させてもらいたいと思うのです。一言だけでいいのですが、これはすみを突っつくような小さななにになりますけれども、この前、政務次官に質問したときに、外務省設置法の第四条の二十六号の関東州とか南洋群島という文字がいまだに入っているのは不自然じゃないかということに対して、政務次官の方からは、早急に検討して訂正しましょうということでしたから、すぐ訂正のお申し出があるだろうと思っていたのです。ところが、もう法案の採決直前にきておりますけれども、何の意思表示もございませんが、このまままだ据え置く方が適当とお考えになっておるのかどうか、その点、一つお伺いしておきたいと思うので……

第40回国会 内閣委員会 第32号(1962/04/25、29期、日本社会党)

○緒方委員 私は、大あらましなことを聞いていきたいのです。  実は三代の防衛庁長官にわたって練りに練り上げた第二次防衛計画というものが、半紙の半分くらいで切るくらいな結論になっておる。その内容の中には、いろいろ問題とすべきなにがありますが、私は全く期待にはずれた面がある。 防衛庁のあなた方と私たちと、国防という問題についての見解の違いはあろうけれども、その違った見解の中においても、もう少し現実の実態をよく検討した上での防衛計画というものが練られて出さるべきが当然ではなかろうか。国土、国民の安全を保障するための防衛であるとするならば、今日本がどちらの方向に危険があるとか、どういう方向からの侵略が……

第41回国会 内閣委員会 第10号(1962/09/01、29期、日本社会党)

○緒方委員 この際、提案者の方にお伺い申し上げたい。  ただいま御提案の御趣旨を承りましたところ、先般の通常国会において政府当局から提案された防衛庁設置法等の一部を改正する法律案を白紙に返すことが適当であるという御趣旨の御提案のように見受けられます。私たちも、これが衆議院の本委員会にかかりました際には、この法案の通過によって、現調達庁の職員の身分上に大きな変更が生じるおそれがあるために、法案の撤回を要求いたしましたが、当時の政府当局の説明からいたしますと、作業の性質上どうしても統合しなければいけないという御趣旨かと承りました。われわれは、作業の性質上はもとよりのこと、働く人たちの身分の変更の重……

第41回国会 内閣委員会 第14号(1962/11/10、29期、日本社会党)

○緒方委員 今の問題に関連してお伺いいたしますが、これはちまたの単なる風評であるか、またはうがった見方であるならばけっこうなんですが、日韓会談を進める上において、今年中には防衛庁としては日韓会談が締結されるであろう、その締結の上に立って日韓の軍事協調を強めていかなければならない、その一環として、防衛庁としては、韓国に日本自衛隊の何名を出すかは別として、駐留武官を派遣するような方向に動いておるし、そのために、韓国の兵舎の一部を借り受けて、それを修築するための予算をあなた方は今要求しておるというふうな話が、何かの形で私は聞いておるが、そういうことは全然なくて、単なる外交官の資格でもって一、二名の人……

第43回国会 外務委員会 第14号(1963/05/10、29期、日本社会党)

○緒方委員 私は、いままでの質問や答弁を聞いておって、二、三どうしても納得のいかぬ点だけをお伺いいたします。もちろん、防衛庁関係は後日また内閣委員会でもう少しつまびらかに御説明を承りたい。しかし、外務省のほうにお伺いをするにあたって、一つだけ防衛庁の見解をもう少し聞いておきたい。  核装備というのは、核弾頭並びに核弾頭を運搬する専用の兵器をさして核装備というということで、いわゆる核弾頭と、ICBM、IRBMというものは、いわゆる核装備とみなす、こう申しますと、大型爆撃機で水爆・原爆を常時積んでパトロールしておるようなものは核装備の一翼でなくて、これはいいのかということにもなる。こういう問題は、……

第43回国会 内閣委員会 第16号(1963/05/14、29期、日本社会党)

○緒方委員 ちょうど宮内庁の方がお見えになっておりますので、お伺いしておきたいが、昨年、東久邇家のほうから国に対する土地の問題についての裁判が行なわれているそうであります。皇族関係の中から国に対する裁判が行なわれているということは、世間一般のこととは多少違うと思う。その面について、ひとつこの国会の中で、経緯なり経過並びにその問題点を詳細に報告しておいていただきたい。
【次の発言】 皇室の財産は国の財産でありますが、この国の財産の土地の中に東久邇さんは二十戸からおられるわけであります。その間、地代か何かとっておりますか。
【次の発言】 とらなかったのは不都合だとかなんとか言いませんが、その点が非……

第43回国会 内閣委員会 第20号(1963/05/24、29期、日本社会党)

○緒方委員 最近になって、いまも問題になっておりました原子力潜水艦の符港の問題、板付におけるF105の飛来の問題、それらの問題をめぐって、当委員会におきましても外務委員会におきましても、同僚委員から主として外務省相手にいろんな論議が行なわれておりますが、どうもその論議を見ましても、われわれには理解のいかない面がたくさん出てきておる。そこで、私は、ひとつ防衛の立場から防衛庁としての考え方を少し聞いておきたいと思うわけなんです。  先般の外務委員会におきましても、長官も出席しておられたが、F105が来たのは、F100にかわって来たのであって、単なる機種の交代である、装備の変更ではなくて、単に機種の……

第43回国会 内閣委員会 第26号(1963/06/13、29期、日本社会党)

○緒方委員 法務省にお飼いいたします。法務大臣がおいでになっておりますので、直接法案との関係はないのですが、この際、法務大臣のお考えをお聞きしたいと思います。  法務委員会などにおいては、過去において論議をされ、いろいろ御検討なさっておるかも存じませんが、最近、いろいろな裁判の間違いで、無罪判決というのが過去にさかのぼって行なわれておる。裁判が正しく行なわれて無罪が出てくるのはいいが、無罪になったからそのままで済むということでは済まされない問題がある。長い間犯罪人として、社会の悪事を働いた者として刑罰を受けながら、今度はそれが間違っておって無罪である、これは間違いが解けたからいいじゃないかとい……


各種会議発言一覧

29期(1960/11/20〜)

第40回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1962/02/22、29期、日本社会党)

○緒方分科員 私は、皇室経済費の中の宮廷費の内容について、少し御説明をわずらわしたい。もちろん今までの会議の中なり、また今国会での説明の中にも触れられたかも存じませんが、私は不幸にしてまだその御説明を聞いてないわけなんですが、この宮廷費の中の項目の中にあげられておる庁費というものは、一体どういう性格のものか。宮内庁には、宮内庁の予算の中に厳然として庁費がある。この宮廷費の中の庁費というのは、新たな事務庁を持っておられるのか、おられないのか。庁費というものの性格がどうしても私には納得がいかない。しかも実際の庁を持って運営しておる宮内庁の庁費という項目の中には、二千数百万の予算しか含まれておりませ……


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